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大分県 大分市

平成20年文教常任委員会( 3月21日)




平成20年文教常任委員会( 3月21日)





 
                 文教常任委員会記録





1.開催日時


   平成20年3月21日(金)10時3分開議〜12時15分散会





2.場所


   第3委員会室





3.出席委員


   委員長 安東 房吉  副委員長 福崎 智幸


   委 員 挾間  正  委 員  廣次 忠彦


   委 員 田?  潤  委 員  工藤 哲弘


   委 員 永松 弘基  委 員  長田 教雄


   委 員 河内 正直  委 員  後藤 一裕





  欠席委員


   な し





4.説明員


   足立教育長


  (教育総務部)


   三股教育総務部長、佐藤教育総務部次長、田村大分市美術館館長、


   阿南次長兼生涯学習課長、入田教育総務課長、合原教育総務課主幹、


   澁谷教育総務課主幹、齊藤教育総務課主幹、三重野生涯学習課参事、


   藤田生涯学習課課長補佐兼庶務係長、岩本生涯学習課主幹、


   羽田野人権・同和教育課長、玉永文化財課長、渋谷文化財課参事、


   讃岐文化財課参事兼歴史資料館館長、菅美術振興課長、


   中野美術振興課主幹兼総務担当班、佐藤美術振興課主幹、甲斐美術振興課主幹


  (学校教育部)


   豊田学校教育部長、村田学校教育部次長、別木教育企画課長、加藤教育企画課主幹、


   三浦教育指導課長、大城教育指導課参事、神田教育指導課課長補佐兼庶務係長、


   安藤スポーツ・健康教育課長、衛藤スポーツ・健康教育課主幹、堀学校施設課長、


   牧学校施設課課長補佐兼管理係長、平松青少年課長、


   岩尾青少年課主幹兼健全育成係長





5.事務局出席者


   書記 内藤 靖宏





6.審査案件等


  予算議案


   議第1号 平成20年度大分市一般会計予算 (承認)


    第1条 歳入歳出予算


     歳出 第10款 教育費


    第2条 債務負担行為 第2表中


     情報学習センターパソコン教育システム機器借上料


     (仮称)東部共同調理場学校給食配送業務委託料


     大在中学校給食仮設コンテナ室借上料


     大友氏遺跡用地取得事業


     滝尾中学校仮設教室棟借上料


     大在中学校仮設教室棟借上料








                  会議の概要


                                平成20年3月21日


                                午前10時3分開会


○安東房吉委員長 


 ただいまから文教常任委員会を開きます。


 それでは、審査に入る前に、委員会運営につきましての確認をしておきたいことがあります。


 インターネットのホームページでの会議録の公開につきまして、従来行われていました本会議録に加えて、委員会の会議録を公開する方針が、さきの議会運営委員会で決定しました。新年度より作業に着手しますので、3カ月程度をめどに作業を終わりたいけれども、正確な公開開始時期は未定とのことですが、公開対象となる会議録は今定例会での委員会分からということになっています。公開に当たって、委員会が終了した際に取り消されるべきと思われる発言箇所が見つかった場合には、安東委員長、福崎副委員長、発言した委員、事務局等で協議の上、会議録を調整する際に措置する場合があります。また、委員会での発言の取り消しにつきましては、本会議に準じた扱いをきちんと行います。


 以上、本委員会の審査を開始するに当たって、委員の皆さんに念のために確認させてもらいました。よろしいでしょうか。


   〔「なし」の声〕


○安東房吉委員長 


 それでは審査に入ります。


 まず、審査日程につきましてお諮りします。お手元に配付している日程案のとおり、本日は予算議案の審査、あしたは議会運営委員会終了後、一般議案の審査及び報告事項、委員会最終日の25日は管内視察として市民図書館、複合文化交流施設建設予定地を視察したいと考えています。この審査日程によって行っていきたいと思いますが、異議ありませんか。


   〔「異議なし」の声〕


○安東房吉委員長 


 では、この日程に従って審査を行います。


 ここで執行部より発言の申し出がありますので、許可します。


○足立教育長 


 おはようございます。委員会審査に先立ち、貴重なお時間を賜り大変ありがとうございます。


 安東委員長さん、福崎副委員長さんを初め、文教常任委員の皆様方には平素から本市教育文化向上のために御指導賜り大変ありがとうございます。改めてお礼申し上げます。


 本題に入る前に、教育委員会元職員の不祥事につきまして御報告いたします。


 不祥事の概要につきましては、本会議開会前の議場で申し上げたとおりですが、今回の不祥事は、全体の奉仕者たるにふさわしくない非行並びに信用失墜行為に該当し、地方公務員法に抵触すると判断しましたので、2月28日付で当該職員を懲戒免職とし、同時に管理監督の立場にあった管理職員も処分をしたところです。


 今回の不祥事につきましては、本市教育行政は言うに及ばず、市政全般にわたって市民の皆様の信頼を著しく損ねるとともに、文教常任委員の皆様方には大変な御心配と御迷惑をおかけしました。改めて深くおわびを申し上げたいと思います。今後はこのようなことが二度と起きないよう、全力を傾注して本市教育行政の信頼回復に力を尽くしてまいる所存です。何とぞ御理解を賜りたいと存じます。大変申しわけありませんでした。


 改めまして、教育委員会を代表いたして一言ごあいさつをいたします。


 本年1月17日に、国の中央教育審議会におきまして、幼稚園、小学校、中学校、高等学校及び特別支援学校の学習指導要領等の改善についての答申が出され、これを受けて、文部科学省は現在新しい学習指導要領の改訂作業を進めています。予定では新年度からの移行期間を経て、小学校は平成23年度から、中学校は平成24年度から完全実施とされています。


 いわゆるゆとり教育の転換であるとか、識者を含めた賛否両論ありますが、本市としては学習指導要領改訂の趣旨を踏まえ、その実現に向けた取り組みを展開していくことが肝要であると考えており、今後は学校現場での周知、教員の研修、補助教材の作成など、完全実施までの移行期間を活用していきたいと考えています。


 また、昨年、地方教育行政の組織及び運営に関する法律の改正によりまして、教育委員会の責任体制の明確化や体制の充実、教育における地方分権の推進等が盛り込まれました。この法律は平成20年度4月1日からの施行となっていますことから、規則等関係する規定の整備を進めているところです。


 また、昨年から取り組んでいます大分市教育ビジョンについてですが、これまでも文教常任委員会で御説明し、多くの御意見をいただいてきました。いただいた御意見を教育ビジョン検討委員会で検討を重ねていただき、先月末、検討委員会の会長より私の方に報告をいただきました。


 現在、寄せられた多くの意見や要望をどういった形で教育ビジョンに反映させるべきか、教育委員会事務局で調整作業を行っているところです。今後は教育委員会において、なお慎重に審議をしていきたいと考えています。


 夢と希望を持ち、生きる力をはぐくむたくましい子供、生涯を通じて、みずから学び、生きがいをはぐくむ心豊かな大分市民を目指して、大人一人一人がかけがえのない子供たちのために、かけがえのない存在となるよう、本市教育行政の推進に努めていきますので、安東委員長さん、福崎副委員長さんを初め、文教常任委員の皆様方には、今後とも格別の御指導、御協力を賜りますようお願いいたします。


 それでは、今回提案している教育委員会に係る予算議案並びに一般議案の概要につきまして説明いたします。


 まず、議第1号 平成20年度大分市一般会計予算 第1条歳入歳出予算 歳出第10款教育費の総額は168億2,694万7,000円となっており、一般会計に占める割合は11.2%となっています。


 今回計上している予算の主なものは、経常的経費の人件費のほか、幼稚園や小中学校及び高等専修学校の管理運営費、地区公民館を初めとする社会教育施設や社会体育施設の維持管理運営費、大友氏遺跡事業などを計上し、新規事業としては、大分市幼児教育振興計画策定事業、生き生き学習サポート事業、学校問題解決支援事業などのソフト事業のほか、大道小学校校舎改築事業、神崎中学校屋内運動場改築事業、大在中学校施設整備事業などのハード事業費を計上しているところです。なお、債務負担行為として、情報学習センターパソコン教育システム機器借り上げ料を初はじめとする6件の事業費を計上しています。


 次に、一般議案ですが、議第35号 松岡小学校用地に係る土地買収についてを提案しています。


 また、第1号報告 車両事故に係る損害賠償の額の決定並びに示談についてを報告しています。


 なお、詳細につきましては担当課長から説明をさせます。


 以上、何とぞ御慎重に御審議の上、御決定賜りますようお願いします。


○安東房吉委員長 


 ありがとうございました。


 では、早速審査に入ります。本日は予算議案から審査します。


 まず、議第1号 平成20年度大分市一般会計予算 第1条歳入歳出予算 歳出第10款教育費につきまして審査します。


 執行部の説明を求めます。


○入田教育総務課長 


 (平成20年度一般会計予算に関する説明書?382ページから説明)


○安東房吉委員長 


 今の説明の中にありましたプールにつきまして、執行部から補足説明があります。


○安藤スポーツ・健康教育課長 


 平成20年度一般会計予算に関する10款教育費の説明のうち、6項保健体育費の4、体育施設管理費につきまして補足説明します。平成20年度一般会計予算に関する説明書?の460ページです。


 先ほど入田教育総務課長からその概要につきまして説明がありましたが、日吉原レジャープール運営費用につきまして、これまで7月1日から9月の第2日曜まで開場していました。しかし、夏休み前後で利用者数が大きく変わることから、利用者の多い夏休み期間を基本に開場したいと考えています。


 また、市民プール運営事業につきましても、これまで7月20日から8月30日の間、市内6カ所の市民プールを運営していましたが、このうち、三佐、向原、家島の3カ所のプールにつきましては不具合があることから、休止を含め対策を迫られているところです。


 3つのプールの状況ですが、昨年のシーズン終了後、業者に調査をさせたところ、三佐プールにつきましてはプール本体と配管からの漏水、プール内歩道橋の腐敗などで修理に数千万円かかるとの報告が、向原プールにつきましては、ろ過ポンプが機能しておらず取りかえに480万円が必要との見積もりも出ています。また、家島プールにつきましては、駐車場がないため、これまでも近隣住民からの苦情が多く寄せられています。


 市民プールにつきましては、いずれも老朽化が著しく、これまで補修等を繰り返しながら何とか開設に努めてきましたが、この3施設につきましては、市民の安全面から現状運営が極めて厳しく、さらに平成17年度の外部行政評価委員意見として、市民プールにつきましては廃止または統合が望ましいとの意見もあることから、来年度の休止を検討したものです。しかしながら、この3施設につきましては海の代償としてプールが設置された経緯もあることから、可能な限り開場できる方向を検討していきたいと考えています。


 なお、今後の市民プールの運営につきましては、平成21年度策定予定の大分市スポーツ振興基本計画の中で、大分市全体の施設整備のあり方につきまして検討していきたいと考えています。


○安東房吉委員長 


 以上、説明が終わりましたけれども、委員の皆さんの質疑はありませんか。


○廣次忠彦委員 


 一遍に聞きます。7つぐらいあるのですが、簡単に伺いたいと思います。


 1点目は奨学金についてですが、贈与の奨学金がなくなって貸与の奨学金だけになった経過につきまして、贈与の奨学金の復活ということも重要ではないかと思うのですが、その点をお聞きしたいと思います。


 2点目は、新たに導入された学校図書館の活性化事業で、昨年度の実績、図書の貸し出しが増えるとか、学校図書館の中でどういう変化が起こっているのかというのを伺いたいです。


 3点目は文化財についてですが、戦争遺品の収集につきまして、これまで何度か要求をしていますが、これにつきまして、今どういう考えを持たれているかということを伺いたいです。


 4点目に、社会研修費で、海外研修休止という一言で説明があったのですが、具体的にどういった経緯で休止しようとしているのか、そのことについて伺いたいです。


 5点目は、金ノ手の郵便局の利用の応分の負担ということなのですが、全体の経費と、それから大分市がどういう負担、あるいは利用者の負担があるのか、その点も含めて説明を伺いたいです。


 6点目は、先ほど説明がありました3つのプールについてですが、21年度の計画の中でどうするかというのは最終的に決めたいということですけれども、今の報告の中では、20年度はできれば開設したいというように聞こえました。しかし、難しい場合には開設できないという感じにも受け取れるのですが、この3つのプールにつきまして、地元の皆さんとの協議とかそういうことがされてきたのか、また、補修をしながらやってきたということですが、例えば三佐でいえば、陸橋の腐敗が激しいとか漏水があるとかいうのは1年や2年の問題ではなくて、一定のスパンの中でそういうことが起こっているわけですから、その間補修とかいうのがなぜされなかったか、されてきたのかどうなのかというのも含めて、その辺をお伺いしたいと思います。


 この6点です。


○安東房吉委員長 


 それでは、順次回答をお願いします。


○別木教育企画課長 


 まず6点の御質問のうちの1点目の奨学金につきまして、贈与、貸与の経過、復活についてのお尋ねですが、奨学金の目的としては、学業、人物とも優秀で、かつ経済的理由により就学困難な者に対し資金を貸与するという目的です。そして対象者としては、学校教育法に規定する高等学校及び大学に在学する生徒及び学生としています。


 まず、贈与から貸与に制度を変えた経緯についてですが、平成18年に、高等学校につきましては、それまでの月額9,000円を、国公立につきましては1万5,000円に、私立につきましては月額3万円に増額したことから、贈与を貸与に変えているところです。また、大学、短大につきましてはそれまでも貸与でしたが、月額3万4,000円を月額4万5,000円に増額したところです。


 このような条件変更の中で、定員につきましては、高等学校は平成18年には、それまでの40名から60名と変更し、大学につきましては、これまでどおり35人の定員としているところです。


 贈与から貸与へ変更した結果、高等学校につきましては、平成18年は48名、平成19年は47名と、いずれも募集定員を下回ってはいます。しかし、この原因につきましては、募集の周知方法、それから待遇条件、返済条件、また、他の奨学金等々の関係について検討していくことが必要であると認識しています。


○三浦教育指導課長 


 第2点目の学校図書館に関する御質問にお答えします。


 本年度から学校図書館活性化事業を起こして、各学校に学校図書館支援員を配置しました。44名を2日間、1人が2校を兼務するということで、すべての88校をカバーして学校図書館の活性化をねらったものです。


 これにともなう学校図書館の変化についてですが、正式には年度末に各学校からその成果を問うようにしていますが、3学期の最初に各校長の聞き取りを行いました。その結果、図書館支援員には図書館の環境整備、運営管理の補助、児童会、生徒会の委員会活動の補助、読み聞かせ等々を担当させていますが、子供の図書館利用率は明らかに上がっています。それから、子供が使用する学校図書館の環境整備は、従前に増して非常に子供が使いやすい配慮がされたというようなことを聞いています。


 具体的な貸出冊数につきましては、今現在、小学校では49冊ぐらいが上がっていますので、大分市は53冊を目標にしています。中学校は7冊を目標にしていますが、これに向けて、今後さらに指導を強めていきたいと考えています。


○玉永文化財課長 


 第3点目の戦争遺品につきましてお答えします。


 戦争時期のいろいろな資料ですとか遺品につきましては、現在、大分市の歴史資料館のほうで、戦争関係の資料を若干市民から寄贈いただいていますが、私たちが知らないようないろいろな資料を市民の方々が持っているのではないかと思っています。そういった資料につきまして、本年度、市報等を使って市民に照会していきたいと思っています。その中で、広く資料の収集などを行っていきたいと考えています。


○平松青少年課長 


 4点目の海外体験研修の休止のいきさつにつきまして説明します。


 中学生海外体験研修につきましては、平成17年度から始めた事業でありまして3年目となりました。その事業につきましては、将来大分市を担う青少年の健全育成ということを目的にして、生徒のリーダー性と国際性を養うためにということで実施が行われました。ほかの語学研修と違うということで、特に事前研修、本研修、事後研修という一連の研修プログラムを組みまして、その中に前年度参加した生徒をアドバイザーとして迎えて、循環型の人材育成プログラムを考えてきたところです。年々財政の厳しい折から、総係費もだんだん削減になりまして、市の負担金としては、平成17年に849万円ということです。平成19年度につきましては565万円ということで、だんだん縮小してきています。


 その中で、本課としてはやろうという方向で進めたところ、17、18年度は10万円だった参加者の負担金を本年度15万円ということで、同じことをやるのに増やさざるを得ない状況にあります。この15万円という数字が高いか低いかということもありますが、これ以上保護者の負担はかけられない、20万、30万になれば意味がないということで一応負担金を抑えてたままでやるにはどうしたらいいかと検討いたしました。場所を変えるとか、下見をなくす、旅行先での旅行業者の添乗員をなくす、出発時期を夏休みの最中ではなくて、少し安いときに前にずらすとか、そういうことで検討しました。それから参加人数を減らすというような検討をしましたが、やはり20名程度で、議員さん方にも報告会にもおいでいただいていますけれども、集団でお互いが協力して社会性を育てていくというようなプログラムを組んでいく場合、人数的には3名とか5名とかいうことにはならないと考えました。場所としては、安全性を考えると、オーストラリアが受け入れもできておりますし、英語圏でもあり、これまで2回の実績もありますのでオーストラリアを研修先としたいのですが、参加人数を減らせば研修の効果が得られない、個人の負担金をさらに上げるのも難しいだろうということで、20年度は中止ということではなく、やりたいという意思を持ちながらも残念ながら休止ということを選択いたしました。


○安藤スポーツ・健康教育課長 


 まず、第5点目の金ノ手体育館施設管理費負担金の応分の負担の内訳についてです。予算計上として500万上げていますが、この主な内容は警備費と光熱水費です。


 そのうち警備費につきましては、これまで郵政公社の折には負担はありませんでした。といいますのは、警備員が備わっていて、公社のほうで負担していました。しかし、昨年10月1日に郵便事業株式会社に民営化され、ゆうちょ銀行、かんぽ保険といった金融機関になりました。また、9.11以降のセキュリティーの状況で、金融庁から指摘を受けているということで、大分銀行とか豊和銀行の中に体育館があると思ってもらえればいいと思います。


 昨年10月1日以降の警備システムでは、従業員はIDカードを持って厳しく管理されており、そういう中では、警備員を置くという方向ではありませんでした。したがって、大分市がその警備員、これは1日14時間で1カ月30日の警備になりますが、応分の負担をする中で警備員を置くということになっています。


 その負担額ですが、今、本社と詰めていますが、大体280万円ほど大分市が負担するということで話をしています。


 次に光熱水費ですが、これは2点目の御質問でありました利用者の負担に関連してきますが、今回、市の使用料、体育館使用料に合わせました。全面が1時間当たり420円です。通常、片面で使う方が多いようですので、片面で1時間210円ということです。


 先月の2月21日に地元からなる利用者協議会を立ち上げました。利用者協議会が、公費ではなく私費として使用料を徴収して、それを光熱水費に充てたいと考えています。体育館には別に子メーターをつけて、その請求に基づいて、徴収した使用料によって払うことになります。


 ここに500万円と上げているのは、協定書で大分市の負担ということになっているものですから、大分市からとりあえずその部分の支払いをし、その市負担分について地元協議会が徴収した使用料を地元からの雑入ということで大分市に歳入として受け入れたいと考えています。


 この部分につきましては、まだ日本郵政公社と詰めがあります。また、地元と詰めが完全にできておりませんので、大分市としてはそういうふうに考えているところです。


 次に、第6点目の3つのプールの休止の問題です。難しい場合は、これはもう休止をするものではないかという御質問ですが、これにつきましては、昨年、プールシーズンが終わった後に、どれくらいの修理費になるのかということで業者に見積もってもらいました。この部分につきましては、以前から問題になっていたのですが、休止になかなか踏み込めなかったわけです。


 そうした中、昨年の調査の結果、昨年も三佐につきましてはかなり補修はしていますが、漏水が著しいという報告もありまた。向原につきましては、ろ過機能が機能しないということで、シーズン終わりごろになると若干水のほうが緑色になっているというような報告も聞いたところです。


 そうした状況を踏まえて今回休止を判断したところですが、事前の御説明の中で、このプールにつきましては海の代償としての意味合いがあるのではないかという強い指摘、御意見もありました。そうした中で、使える方法としてどういう方法があるのかということを真剣に検討しています。しかしながら、まだ不確定要素としてどれくらいの損傷を受けているのかというのが、専門家による詳しい調査、お金を出した調査をしているわけではありませんので、そのあたりがまだ不透明なところがあります。


 したがって、これをやりますと言う部分につきましては、安全面が保証されなければそういうことも言えないわけですから、4月に入って業者にどれほどの損傷があるのか、そういったものを詳しく調査をしてもらい、その中で利用できる方策を考えていきたいと思っています。


 今のところ考えているのは、向原は昨年もろ過装置が壊れておりまして、何とか薬剤、また水を補うことで衛生基準は確保したような状況もあります。そうした中で、再度検討していきたいということであり、これは休止が前提にあるのではなく、利用再開を前提として、再度そうした部分に知恵を出し検討していきたいと考えています。


 地元との協議はなされたのかということですが、今回休止の方向での御提案でありまして、事前にそうした意向調査ということはしていません。今回、予算審議の中で御意見を伺い、この予算が成立した後に地元のほうには詳しく説明をしていきたいと考えていました。したがって、この休止につきましては地元との協議はしていません。


 またこの間、補修を一定のスパンですべきではなかったのかということですが、大がかりな補修はしていませんが、簡易な補修につきましては行っていました。三佐につきましては先ほど申し上げたように、昨年も穴のあいたところにつきましては、穴を埋めるといった簡易の部分での補修等は行っており、当課としても、実施計画を含めて、こういった大がかりな補修についての御提案をしているところですが、こういう厳しい財政事情の中、外部評価委員さんの御意見、そういったものもあわせ、現在まで大がかりな修理には至っていないというのが現状です。


○廣次忠彦委員 


 簡単に要望だけ。奨学金についてなのですが、定員に対して利用者が少ないというのは、貸与の条件が大変だというのが実際だと思うんですね。贈与のときに借りるということができたわけですが、借りたいという人はやはりいるわけですから、貸与条件も含めて検討されるということなのですが、ぜひ贈与の復活も含めて、なかなか生活が大変な中で借りるわけですから、そうしたことは頭の中に置く必要はあるのではないかと思います。


 2点目の学校図書館の支援につきましては、また詳細な結果が出てから資料をいただければと思います。


 戦争遺品につきましては、市民の皆さんに遺品の照会をされているということですが、急がないと、時間がたてば個人の持っている分というのはどんどんなくなっていく可能性が高いわけですから、ぜひその点はよろしくお願いしたいと思います。


 海外体験につきましては、苦渋の選択という思いがするのですが、ぜひこの点につきましては、私どもも研究をしていきたいと思います。


 金ノ手の体育館につきましては、気がかりなのは、利用者から徴収するお金を雑入として市へ入れるということなのですが、利用者との関係ではその点は合意をされているということなのですが、具体的にだれがどうするか、管理していくのかということもあるかと思いますので、その点はきちんと対応していただきたいと思います。


 それから、3つのプールにつきましては、修理されてきたということなのですが、水漏れとか陸橋の腐敗とかいうのは、1年や2年ではなくて、もっと長い期間かかってしているわけで、ペンキの塗りかえとか、その時その時の維持補修がきちんとされていけばもつものが、全体として経費の節減の中で、やりたいけど補修もここは来年にしようとかいう形で延び延びになることが、結局大きな修理をしないと解決ができないということにもつながると思います。


 これはプールだけの問題ではなくて、市の施設、どこでも起こり得ることだと思うのです。そういう点では、財政が厳しいけれども、これはやはり絶対やらなければいけないという点は要求して、財政の部門に要求をしていくし、実施もしていかないと、結局市民の皆さんが、先ほども説明がありましたように、海のかわりにということで利用していたものが、もしこれが休止になれば、1万数千人の方が利用できなくなるということになるわけですから、そうすると、日吉原レジャープールに行かなければいけないとか、そこがまたごった返すとかいうことにもなるわけですから、本当に市民の皆さんが利用するために必要な対策もとっていただきたいということを、以上全部要望しておきます。


○安東房吉委員長 


 そのほかの質疑はありませんか。


○工藤哲弘委員 


 奨学金の件なんですけど、貸すのはいいんですけど、これはすべてちゃんと返ってきているんですか。そのあたりをお聞きしたいのですが。


○別木教育企画課長 


 滞納者の収納につきましては、現在のところ90%ぐらいの状況です。今後につきましても、きちんと滞納がないように督促等もしていきますし、さらに強めていきたいと考えています。


○工藤哲弘委員 


 90%が回収できている。10%が回収できていない。


○別木教育企画課長 


 現在の収納率はそのぐらいです。


○工藤哲弘委員 


 90%。


○別木教育企画課長 


 はい。


○工藤哲弘委員 


 しっかりと回収をしてください。貸したものを返してもらうのは当たり前のことなので、しっかりとお願いします。


○安東房吉委員長 


 いいですか。そのほかありませんか。


○長田教雄委員 


 関連でお聞きします。


 子供たちの海外研修の件ですけれど、15万が高くて10万が安いという基準がよくわからないのだけど、それでやめたという。結局、募集して応募者がなかったからやめたのではなくて、高いと思うのでやめたという。全体の予算が569万円。そういうことだったら、もっとほかに予算を削るべきものがあるのではないかなというのがたくさん上がってきている。その辺のやめた理由がもうちょっと明確でない。これはあくまでも教育費ですから、子供たちの教育に非常にいいと、循環型で非常にいいという評価を、みずからその評価をしていながら、親のほうの金の負担等を考えてどうのこうのという、言っていることが説明になっていない。これについては、再度予算要求、補正を組んだりして、やめるなということを言いたい。


○福崎智幸副委員長 


 要望でしょ。


○安東房吉委員長 


 長田委員、要望でよろしいでしょうか。


○長田教雄委員 


 要望です。


○安東房吉委員長 


 ほかに。


○田?潤委員 


 教育委員の交際費15万かな。383ページ。これは教育委員の交際費というのは何に使うのですか。


○入田教育総務課長 


 教育委員会交際費です。


○田?潤委員 


 委員会ですか。


○入田教育総務課長 


 はい。教育委員会交際費ということです。


○田?潤委員 


 委員会。


○入田教育総務課長 


 はい。教育委員会にある教育委員会交際費ということで上げています。もちろん教育委員さんの交際が生じた場合には支出すること等もありますが、組織として、教育委員会として交際する必要があるときにです。


○田?潤委員 


 組織としてですか。よくわかりません。


○入田教育総務課長 


 教育委員会として組織として交際するような場合が生じたときに、ここから出費するということで、今いただいています。昨年、教育長個人の交際は落としましたけれども、組織として教育委員会として交際するというような分があればここから支出するということで落としています。


○田?潤委員 


 どういう場合がありますか。


○入田教育総務課長 


 教育委員さん方が交際をする場合で、教育委員さんが葬儀等に出席する場合に、そういった場合に支出を想定している。


○田?潤委員 


 葬儀に行くの。


○入田教育総務課長 


 交際をする場合ですね。どれということはありませんが、通常葬儀等が考えられます。


○田?潤委員 


 葬儀というのは、どういう葬儀なのかな、組織としては。


○入田教育総務課長 


 明確な基準等はありませんが、社会通念上、交際する必要がある場合を想定して計上しています。


○田?潤委員 


 よく分かりませんね。それとですね、私、文教委員会に何回来ているか分かりませんが、4回ぐらい来てるかな。これを知らなかったら恥ずかしいのですが、日本体育振興何とかというのがありますね。どこでしたかね。


○河内正直委員 


 スポーツ振興。


○田?潤委員 


 スポーツ振興ですか。


○河内正直委員 


 スポーツ振興基金補助金。


○田?潤委員 


 それに出すお金が分担金とか、徴収費とか、負担金とかいう、いろいろ名前が入っているのですが、これはどういうことですか。第一、このスポーツ何とか振興会とかいうのは何をするところですか。


○安東房吉委員長 


 405ページ。


○田?潤委員 


 411ページにあります。日本スポーツ振興センター負担事務。その日本スポーツセンター徴収金。これは何するところですか。411ページ。


○安東房吉委員長 


 405ページもあるけど、411ページの下のほう。日本スポーツ振興センター徴収金。


○田?潤委員 


 405ページにもありますね。日本スポーツ振興センター、これは負担金になってますね。


○安藤スポーツ・健康教育課長 


 この制度につきましては、独立行政法人日本スポーツ振興センター法に基づいて実施されています。災害共済給付金として、医療費、障害見舞金及び死亡見舞金の給付に関する経費でありまして、国、学校の設置者及び保護者の3者が負担する互助共済制度です。大分市におきましては、金額にして全体が945円、そのうち保護者が460円の支出ということになります。そういった形で運営されています。


○田?潤委員 


 はい。


○安東房吉委員長 


 いいですか。それでは、そのほか。


○福崎智幸副委員長 


 移動図書館がなくなって図書の配送業務が始まりましたよね。どこに配送業務の委託料が入っているのか教えていただきたい。話が全然出てこなかった。


 それと、先ほど3つのプールの調査を20年度行うと言いましたが、調査費はどこに計上されているのか、教えていただきたい。


 それと471ページです。学校給食施設整備事業の借り上げ料に仮設ハウス等の借り上げとありますが、学校給食施設借り上げとはどういうものなのか。500万円近くあるんですよね。借り上げなかったから、先ほどの海外研修のお金の500万あたりにちょうど当てはまるんじゃないですか。そこをちょっと。


 その3つだけ教えてください。


○阿南生涯学習課長 


 移動図書館車配置に伴いまして、4月から校区公民館への図書の配送業務が開始されます。その費用につきましては、447ページの下のほうから6行目、業務委託料の中の運転業務等委託料で360万円ほど計上しています。これは地区公民館並びに校区公民館への図書の配送業務委託料ということです。


○福崎智幸副委員長 


 ちょっと待ってください。運転業務等の等というのは何が入っているのですか。


○阿南生涯学習課長 


 これは表現上で、予算の書き方として運転業務等委託料ですが、純粋に委託料です。


○福崎智幸副委員長 


 そうしたら、配送料と名前を変えなくてはいけないのではないですか。ここには給食等配送料と書いてある。運転業務でしょう。運転業務等委託料等の中に入っているのかなと思ったのですが。これでしたら運転業務を委託している。さっき話では配送業務を委託している。名前が違うから趣旨も違うのではないかというふうにとらえたのですが。多分、そうだろうとは思ったのですが。


○阿南生涯学習課長 


 純粋に配送業務の委託料です。


○福崎智幸副委員長 


 項目がおかしいのではないかなという気がするんですけどね。そういうところ、きちんとしていただくほうがわかりやすい。


○阿南生涯学習課長 


 そこにつきましては、ちょっとまた検討をというか。


○福崎智幸副委員長 


 検討ですか。


○阿南生涯学習課長 


 いえ、これでいかせてもらいたいのですが、来年度以降は。


○福崎智幸副委員長 


 適切な表現を。


○阿南生涯学習課長 


 はい、わかりました。


○福崎智幸副委員長 


 きちんと表現していただかないとわかりにくいと思います。


○安藤スポーツ・健康教育課長 


 3プールの調査費ですが、来年度の予算の中では休止という方向で考えていましたので、調査費につきましてはつけておりません。しかしながら、体育施設管理費の中の委託費の中で何とかやりくりできれば、そちらのほうで考えていきたいというふうに考えています。


 それと、2点目の仮設ハウスの借り上げですが、これにつきましては、大在中学校が改修工事に入りまして、共同調理場から配送されるうえでコンテナ室が必要となります。それの借り上げ料ということになります。


○福崎智幸副委員長 


 大在中学校のものですね。


○安東房吉委員長 


 よろしいですか。そのほか。


○長田教雄委員 


 先ほどの東部の件だけれども、地元のほう、まだ話も全くしていない。委員会を通してから説明をするということだけれども、これはもともとそこに臨海の工場地帯というか、そういうものをつくるから海がなくなるので、プールをということでつくったいきさつがあるのではないかなと思うのですが、それを施設がおかしくなったからやめるという話は、問題のすりかえで、ちょっと違うんじゃないかと思うんですよね。検査をするということではなくて、調査をしなければ、今回の問題を議会で上げるというなら話はわかる。趣旨が違うと思いますけれども。それだけ指摘はしておきます。


○安東房吉委員長 


 指摘ですね。そのほか質疑。


○田?潤委員 


 難しいことであるのですが、職員の不祥事があったということでありまして、教育長から陳謝の弁もありましたけれども、同じようなことで、いじめのことでもそうですけれども、この前、職員さんにも言ったんですけれども、この世の中に原因のない結果なんていうのはないわけであって、結果だけがいつも出てくるものでもない。何かの原因があってそうなる。原因がわからなければ対処のしようがない。例えば、肺がんであるのに胃がんであるということに診断して治療したからといって、治るわけでもないわけであって。


 そういう原因をきちっと、例えばいじめなんかのときには、被害者のほうはいつも大々的にマスコミを通じて報道されるのですが、いじめた側の心理状態、なぜそういうことになったのかということについては、専門家の皆さん方のところには調査結果は行くのかどうかわかりませんけれども、私たちは知るすべがありませんので。


 そういうのは今度の職員さんもそうですけれども、やはりきちっと原因がわからなければ対処のしようがない。今後こういうことがないようにといっても、何でそうなったかわからないで、なくそうと思っても仕方がわからないと思うのです。そこら辺のお考えは何かあるのでしょうか。


○安東房吉委員長 


 わかりますか。


○田?潤委員 


 質問がわかりませんか。


○安東房吉委員長 


 職員が何でそういう不祥事を起こしたかということがわかっているのか。その原因をなくすような取り組みはできないかと。


○入田教育総務課長 


 このたびの不祥事につきまして、1つは、職員個々の人格の問題が非常に大きいというふうに考えています。生活上の部分で、いわゆる公務にはかかわらない生活上の部分から発した不祥事です。ただ、そうは言いましても、先ほども教育長のほうから申し上げましたが、公務員として信用失墜行為に当たるということは、公務外においても厳に慎んでいかなくてはいけないということで考えています。


 そういったことで、生活部分におきましてもきちんとするように、依命通達なり、きちんと毎回出していっていますし、今回につきましても、即刻、各所属の課長さん以上の管理職を集めまして、教育長のほうからその旨を再度職員に徹底するように申し上げたところです。


 今回の例で申し上げますと、個人のそういう多重債務の部分まできちんと対応するようにということの御指摘も報道機関等からありましたけれども、この旨につきましては個人の部分のこともありまして、なかなか把握が難しいという部分がありますけれども、全体としてきちんとやるようにという指導等は市長部局と歩調を合わせてやっていきたいというふうに考えています。


○田?潤委員 


 難しい話ですからね。これ以上言いたくはないけれど、その程度の答えでしたら、また3年もたてば、また同じことが起こる。つまり、何もできないということでしょ。本人の自覚を待つしかないのでしょ。それしかないということだから、そしたら何年したら、また起こりますよ。何百人もいるのですから。


 逆に、いじめの問題はどうなのですか。皆さん方のところに、専門家の調査、何かこういう原因というものは回ってくるのですか。


○平松青少年課長 


 専門的に回ってくるかということ、文章的に見立てが回ってくるかということ、加害者のほうもということでしょうか。


○田?潤委員 


 いえ、加害者の。いじめというのは原因があって起こるわけでしょう。その原因がわからなかったら、対処のしようがないじゃないですか。足の骨を折っているのに、上に接ぎ木したからって治るわけないじゃないですか。この世の中に原因のない結果というのはない。あるいは地球上と言ってもいい。わからない部分があるとするならば、今の科学の力ではわからないというわけだ。


 これは昔から言われているように、こんなこと言ったら、釈迦に説法で怒られるけれども、有明海の不知火というのはわからなかった。しかし、科学の力でわかったわけです。それと同じようなことで、今わからないからといって原因がないわけでもないわけであって、と私は思います。


○平松青少年課長 


 一般的にこうだというのはわかりません。それぞれ個々のいじめにつきましては、被害者、加害者、そして学級の中でどういった原因かというのを聞いています。それから、臨床心理士さんに相談をして、その子の精神状態とか行動力とか、そういうことは上がってきますが、これが原因だというのはなかなかつかみにくい状況です。それがもしわかれば、お金と人員をつぎ込めば何か解決できるのではないかというような考えはありますけれども、やはり個人個人全員違っているというのが現状で、それに1つ1つ当たっていかなければいけない。同じことが二度ととは申しませんが、なかなか起こりにくい。どうしても人間関係の中で起こることですので、非常にその辺が私たちも苦慮しているところです。原因究明ということは、加害者、被害者についても、それが一般論としてなかなか通用しないというところもあると思っています。


○田?潤委員 


 マスコミがいつも大きく取り上げるけど、根絶はできないということですね。難しいな。


○安東房吉委員長 


 いいですか。


○田?潤委員 


 はい。


○安東房吉委員長 


 そのほかありませんか。


○長田教雄委員 


 それでは、新規事業2件についてお伺いします。


 「豊の都市ひとづくり委員会事業」「豊の都市まなび直し事業」。これを見ると、ただ行事をするだけですか。


○阿南生涯学習課長 


 20年度新規事業ということで「豊の都市ひとづくり委員会事業」並びに「豊の都市まなび直し事業」ということで上げています。これに書いていますように、現在、子供並びに家庭を取り巻く状況というのは、御案内のとおり非常に厳しいものがあります。社会全体で子供を支えていくということで、学校、保護者、企業、地域住民のネットワークを構築することによって、家庭の教育力並びに地域の教育力を深めたいという取り組みです。新年度早々に企画委員会を企業や団体、自治委員さん、行政、また、青少年の健全育成にかかわる団体の皆さん方に御参画いただく中で、企画委員会を設置して、先ほど田?委員さんもおっしゃっていましたが、どうして現在このような状況になっているかというような原因を究明する中で、どういう対処ができるかという、行政というか、社会全体でどういう取り組みができるかというのをやっていきたいと思います。そして、市全体でのそういう大会をして、全体で支えるような機運の醸成をしていきたいと思います。


 並びに、子供を支えていくために、自分たちが地域で、あるいは家庭でどういう行動をすればいいかというような行動指針もつくっていきたいと考えています。その推進大会の開催経費並びに企画委員会の皆さん方の参加費用等々で234万5,000円ほど上げています。


 2点目の「豊の都市まなび直し講座」です。現在、高齢化が進んでいます。また団塊の世代の皆さん方の退職というか、地域での活躍等も今後期待されています。そういう意味で、団塊の世代の方々は、本当に仕事が忙しくて、本来勉強したい、あるいは余暇を使って何かをしたいというような時期があったと思いますが、仕事でそういうことができなかった人たちへの学び直しというか、自分の人格並びにいろんな面での向上、そして、それを地域で生かせるような講座を開催したいと考えているところです。


 講座につきましては、学術、芸術コース、まちづくりコース、社会参加コース等々を計画しています。その中に、それぞれのコースの中で何講座かずつ企画をしたいと考えています。これにつきましても、市だけでなく、企業並びに大学、学校等と、あるいはNPO等と協力する中で、市民にとって魅力のある、そして学びがいのある講座を計画していきたいと考えているところです。


○長田教雄委員 


 最初の人づくり、その趣旨は大変すばらしいことだと思います。ぜひ成功させてください。ただ、これは市民大会ということなのですが、何で市民部ではなくて生涯学習課が実施するのかというのが1点。


 大分市全体で大会をやるということですが、こういう種類のものは、企業と団体と子供たちと学校とが一緒になってやらなければいけない。仮に生涯学習課、教育委員会が所管してやるというのであれば、その地域の子供たちが通うところに変質者が出てくる、いろんな問題が出てくる。だから、それに行くときに、その地域の会社がある。だから、その企業の代表者が行ってもだめなのです。そこの企業に働いている人、その学校の近くに、Aという学校の近くに会社があるところに勤めている従業員が出てその地域の大会をやらなければ、その意識は生まれない。だから、市民全体でやるのであれば、それはもう市長と教育長とみんな集まってやるのに1,000万円、2,000万円もかける必要はない。


 それから、これを市民部でやらない理由はどうしてかというのを聞きたいというのと、もう1つは「豊の都市まなび直し講座」。これについては、グリーンカルチャーセンターなどがいろんな講座を持ってやっていますよね。そういう中の講座でやらなくて、NPOがこういうことをやっているんだけれども、これは別にまたそういうものをどっかでやるわけですか。場所とか。


○廣次忠彦委員 


 ちょっといいですか。関連して。


 エスペランサ・コレジオがありますよね。そことの関係もあわせて。


○阿南生涯学習課長 


 2点の御質問にお答えをします。


 どうして市民部でやらないで教育委員会かということなのですが、これまでも教育委員会の中で、家庭の教育力の向上並びに地域の教育力の向上等につきまして全力で取り組んできています。そういう関係もあり、今回も、主には地域並びに家庭の教育力を向上する中で、地域全体で子供の健全育成をという考えですので、市民部ではなくて教育委員会でやっているのですが、取り組みとしては、市全体で取り組みをしていきたいと思っています。


 それと、20年度は市全体での取り組みを考えていますが、やはりそれぞれの地域での取り組みが非常に重要になってくることから、21年度以降には、それぞれ地域によってそういう関係団体、並びにそういう企業に勤めるという方々等々も含める中で、地域レベルでの取り組みもやっていきたいと考えています。


 そして、2点目の「豊の都市まなび直し講座」ですが、それぞれ現在も地区公民館、グリーンカルチャーセンター等々でいろんな教室講座等を開催していますが、今回の事業は、もう少しレベルが高いというのではないですけど、文化の香りがする、あるいは先ほど言いましたように、知性を磨き、香り高い教養を身につけるためにということで、できたらコンパルホール等々を視野に入れる中で、皆さんに、集まりやすくて魅力のあるものをやっていきたいと考えています。地区公民館なり、グリーンカルチャーセンターにつきましては、今までと同様な教室、講座はやっていくことにしています。


 それと、エスペランサ・コレジオにつきまして御質問がありました。文教常任委員さんの皆さん方には、エスペランサ・コレジオの卒業式に御出席いただきましてありがとうございました。卒業生は206名でしたが、入学時点では300名から400名ぐらい毎年来ていただいています。昼間仕事をしながら夜学ぶということで、本当すばらしい学生ばかりで頑張っています。エスペランサ・コレジオは現在の場所でずっとやっていますが、あそこの校舎も古くなっていますが、今後エスペランサ・コレジオでは、学びだけでなく相談業務とかいろんな業務につきましての拡大も今後検討していきたいと思います。


○長田教雄委員 


 時間が余りないので、簡単にお願いします。全然話が違って悪いのですけど、総合型スポーツとかいうのをどんどんやっています。市内で7カ所、地域の人が200万ずつお金を出してやっているのですけれども、この辺をちょっと簡単に報告してもらえるとありがたいです。


○安東房吉委員長 


 現状につきまして、いいですか。


○安藤スポーツ・健康教育課長 


 総合型地域スポーツクラブにつきましては、平成15年3月のスポーツ振興審議会の答申を受けて、大分市においては平成16年から19年度の間に5モデルクラブをつくるということになっています。本年3月末をもって5モデルクラブすべて設立の運びとなります。


○長田教雄委員 


 大道も入れてですか。


○安藤スポーツ・健康教育課長 


 はい、入れてです。スポーツクラブとしては、Nスポーツクラブが合併前に立ち上がっておりましたので、大分市の計画としては平成15年の審議会の答申を受けて5クラブ、これは体育指導員が5ブロックに分かれていますので、その5ブロックに1つずつつくるということで、5ブロックの立ち上げを今年度末までにすべて終わることになります。


 平成20年、21年がその総括ということになります。22年以降が全市展開ということになっていまして、平成20年度以降はその検証に努めていきますが、若干のいろんな課題、問題点も見えてきました。したがいまして、そういったものを整理しながら21年策定予定のスポーツ振興基本計画の中で、大分市総体として総合型地域スポーツクラブがどうあるべきなのか、その方向性を定めていきたいと考えています。


○長田教雄委員 


 ありがとうございました。基本的には、僕は次長の説明がわかりやすいのですが、総合型スポーツと言っているのですが、やっていることは全然スポーツじゃないですよね。問題点も浮かび上がってきたということはだんだんわかっているのでしょうけれども、生涯学習課から説明があったようなことを総合型地域スポーツでやろうというのは非常にいいことだということでインターネットでも紹介がされています。


 だから、もっと体系的にというか、もっと一緒に連携ができないのかなと。予算が2,000万、1,000万、2,300万、500万、800万と新規事業で上がっていて、教育委員会が一番多いんですけれども、余り連携がとれていない。そして、一番大事な子供たちの教育、海外語学研修は非常にいいという評価が上がっているし、報告書が上がっているのに、そういうのを中止していかなければならない。プールとかそういうのを直していかなければならない、そういうものもやめていく。それで、一方では、何かソフト、ソフト、ソフトでやっているけれども、やっていることはみんな同じことを言って、原因はといえばわからない。わからないのが今の世の中なのです。


 結論は何かと言えば、見えないものが見えないだけになっている。見えないものを見ようとしないから、見えない。だから、言っていることが自分でもわからない。


 ぜひ体系的な検討をお願いしたいと思います。


○河内正直委員 


 いいですか。最後に済みません。


 1点は、私、今、先生が言われたように、豊の国の人づくりという、この中身をちょっと見たのですが、金沢市に子ども条例というのがあるんですね。やはりこれは地域コミュニティーを土台として、それで子ども条例というのをつくっているんですよ。やはり青少年の育成協議会とか、大人が子供をどう見るかという普通の常識のようなお話を。


 ですから、子供の成長とか、教育、健全育成とか、こういうふうになれば、この文言は、子供をはぐくむ人づくりとか、子供という部分を表に出したほうが私は文言としてはいいのではないかと思います。


 それと1点、学童の健診、血液検査の取り扱いが今までと若干変わったと聞いたのですが。血液検査はしなくなった人が多いということで、若干制度といいますか、取り扱いそのものが変わったということで一応聞いたのですが、若干その辺の経緯を聞きたい。今まで無料で健診をしていたと。しかし、今からは500円かなんかかかるので血液検査をやらないというふうに変わったということで、少し聞いたのですが、その経緯として、今後どういうふうに取り組んでいくのかということをお聞きします。


○安藤スポーツ・健康教育課長 


 血液検査についてです。現在、学童の健康診断につきましては、大分市では12項目行っています。これにつきましては学校保健施行規則の中で12項を定められていまして、法による12項目にその他の項と上げられています。その中のその他の項で大分市が血液検査を行っていて、これは法律に定めはありません。


 血液検査のこれまでの経過ですが、昭和49年から53年までに、当時貧血が多かったということで、中学校1年生を対象にそうした検査を行い始めました。その後昭和54年に低年齢層の検査が大事だということで、小学校6年を対象に血液検査をするようになりました。これにつきましては、学校保健小委員会、これは地域保健委員会の中でそういった御指摘もあり始めたことです。その後、昭和57年から現在の小学校5年生を対象に、これはいろいろ血液検査に対する御意見もありまして、一応同意書をとりながら今のところ行っているところです。


 この血液検査は、大分市が1人当たり3,550円全額負担でこれまで行っていまして、今回1,000円の御負担をという方向で事前の勉強会で御説明をしたところです。これは委託事業で行っているのですが、今、成人病検診センターとなるべく負担額を少なくするということを前提に協議をしていまして、できるだけ負担が少ない方向で今まとめをしようとしています。これにつきましては方向性としては、負担ゼロということもあります。これは成人病検診センターのほうもここら辺の努力をしていただいているような状況もありますので、もう少し協議をさせてもらいたいと思います。


○安東房吉委員長 


 いいですか。そのほか質疑、意見は。


○福崎智幸副委員長 


 豊の都市ひとづくり委員会の事業ですが、よく子供たちの健全育成と言いながら、子供たちが全くかかわりを持っていなくて、大人ばかりが全てをつくっていって、子供に押しつけているというのが今の現状じゃないかと思うのです。この人づくりにつきまして、子供たちの健全育成、いわゆるこれからの次世代の人間をつくっていくという意味であるなら、子供たちの委員会なり、子供たちが参加して委員会の中で意見を述べられる機会をつくってほしいということです。


 それから、各地区によって地域柄いろいろあるので、できれば地区委員会みたいなものをつくって、各地区での人づくりを目指してもらいたいということです。


 それから「豊の都市まなび直し講座」事業につきましては、この人たちが学んだことが次に生かさせるようなきっかけを必ず先につくって、そのきっかけからこの人たちが地域の中で活躍していく場面を必ずつくってほしいです。いわゆる技術の習得だけで終わって、次に生かされないようなことがないようにお願いしたいと思います。


○安東房吉委員長 


 要望でいいですか。


○福崎智幸副委員長 


 はい、いいです。


○安東房吉委員長 


 そのほか、質疑はありませんか。


   〔「なし」の声〕


○安東房吉委員長 


 今までの午前中、いろんな委員さんの要望、意見が出ました。私なりにちょっと考えたことがあるのですが、1つは地域との連携で子育てをしていくという事業がいろいろあります。これを整理したら、予算的にもうちょっとどうにかならないかという部分があったかと思います。


 それから、いじめとか、いろんな原因というか、これは私も現場にいたのでわかりますが、いろんな格差社会とか競争のいろんなこととか、いろんなひずみの中で起こってきて、そう簡単にはわからない。だから、原因究明だけをやっていたのではできないし、これが原因だからこれをしろという短絡的な結果を出したのでも困る。やはり子供にとってどう解決するのがいいかということをしっかり議論しながら物を解決していってほしいという思いがあります。


 そういう委員さんのいろんな思いを受けて、今後改善をお願いしたいと思います。


 それでは、今の予算は第1条で終わっているのですが、どうしましょうか。午後に回しましょうか。続けていきますか。


   〔「異議なし」の声〕


○安東房吉委員長 


 それでは、続けていきましょう。12時過ぎますが、少し時間を延長させてください。


 それでは、質疑が終わりましたので、討論ありませんか。


○廣次忠彦委員 


 保健体育費に、東部共同調理場と施設共同調理場、どちらとも仮称ですが、建設事業が含まれています。これは私ども、この間も一貫してお聞きしてきましたけれど、こういう大型共同調理場で行うこと自体に、食育の問題、それから安全管理の問題や災害時のときの問題などを指摘してきましたが、今回も同じ理由で、この共同調理場の建設事業につきましては反対をします。


 それから、各目節に同和対策事業が含まれます。法が終わった同和対策に対して、法に基づかないで事業をするということも納得できません。


 以上の2点で反対します。


○安東房吉委員長 


 ほかに討論ありませんか。


   〔「なし」の声〕


○安東房吉委員長 


 それでは、本案は一部反対意見がありましたが、原案のとおり承認することに御異議ありませんか。


   〔「なし」の声〕


○安東房吉委員長 


 それでは、本案は一部反対意見がありましが、原案のとおり承認することに決定いたしました。


 それでは、続いて第2条。


○入田教育総務課長 


 それでは、債務負担行為のうち、教育委員会分について御説明いたします。


 492ページをごらんください。


 一番上の情報学習センターパソコン教育システム機器借り上げ料につきましては、再リース中の機器が20年度で6年を経過することから、新たな機器に更新するため、平成25年度までの債務負担を設定しようとするものです。


 次の(仮称)東部共同調理場学校給食配送業務委託料につきましては、東部共同調理場から小中学校17校への配送業務委託料の債務負担の設定です。


 次の、大在中学校学校給食仮設コンテナ室借り上げ料につきましては、大在中学校の改築に伴い給食調理室を撤去し、給食仮設コンテナを設置しようとするものです。


 次の大友氏遺跡用地取得事業につきましては、大友氏遺跡の用地を大分県土地開発公社により先行取得しようとするものです。


 次の滝尾中学校仮設教室棟借り上げ料及びその下の大在中学校仮設教室棟借り上げ料につきましては、中学校1学年の30人学級編成導入等によるクラス増に伴い、仮設教室棟の借り上げ料の債務負担設定です。


○安東房吉委員長 


 説明終わりましたが、質疑ありませんか。


○廣次忠彦委員 


 1点だけです。


 東部共同調理場の配送業務の委託料は、毎年入札するのですか。それともこの期間中だけですか。


○安藤スポーツ・健康教育課長 


 この期間中です。契約は4年間となります。


○廣次忠彦委員 


 4年間。


○安藤スポーツ・健康教育課長 


 はい。


○安東房吉委員長 


 いいですか。ほかに質疑ありませんか。


○福崎智幸副委員長 


 滝尾中学、大在中学の仮設教室の借り上げ料ですが、大東中学はないのですか。


○堀学校施設課長 


 大東中学につきましては、借り上げではなくて、買い取りにしています。


○福崎智幸副委員長 


 買い取りなんですね。


○長田教雄委員 


 城東中学は。


○堀学校施設課長 


 城東中学校につきましては、一時使用教室を設置しなくても現在の校舎で対応できますので、そのようになります。


○安東房吉委員長 


 よろしいですか。そのほかに質疑ありませんか。


   〔「なし」の声〕


○安東房吉委員長 


 それでは討論ありませんか。


○廣次忠彦委員 


 先ほどの第1条で反対した東部共同調理場のことにつきましては、第1条と同じ理由で反対します。


○安東房吉委員長 


 ほかにありませんか。


   〔「なし」の声〕


○安東房吉委員長 


 討論は、一部反対意見がありましが、原案のとおり承認することに御異議ありませんか。


   〔「異議なし」の声〕


○安東房吉委員長 


 それでは、本案は一部反対意見がありましたが、原案のとおり承認することに決定いたしました。


 以上で本日の予定の議案審議は終わりましたが、委員の皆さんでそのほか特にありませんか。


   〔「なし」の声〕


○安東房吉委員長 


 執行部、その他ありませんか。


○長田教雄委員 


 その他でいいのですか。


○安東房吉委員長 


 何か。


○長田教雄委員 


 よければ発言だけします。あとは安東委員長判断で。


○安東房吉委員長 


 どうぞ。


○長田教雄委員 


 例の市営住宅のたけなか。教育特区ではないけれど、子供がいるというのが条件で過疎対策でやったというのがあるのですが、市営住宅の入居者審査会とか何かそういうのが確か議員の充て職としてもあると思うのですが、これのときにどういう説明があって入居者の審査をされたのか。その辺ちょっとお聞きしたいので、教えてください。


○安東房吉委員長 


 それは建設委員会ですから、こちらで回答してもらえるか検討してみます。


○長田教雄委員 


 文教と大きく関係がありますのでね。


 入居者選考委員会の審議は建設ですから、その結果がどういうことだったのかという報告を文教できちっとしてもらわないといけないということです。


○安東房吉委員長 


 では、そのことにつきましては、私も建設と打ち合わせて話を聞きたいと思います。


○長田教雄委員 


 ここの委員会の中に出てきたことを、そういう意見があったことを。後でいいです。本来、その条件が入っているはずですよ、当然。条例を見たらわかります。


 ちょっと詳しく調べて。


○安東房吉委員長 


 そのことにつきましては、また後日当局と話をしたいと思います。


 それでは、特にないですね。執行部ないですね。


   〔「なし」の声〕


○安東房吉委員長 


 以上で本日の予定の審査は終了しました。


 あさって24日月曜日は、9時半から議会運営委員会が開催されますので、議会運営委員会終了後に当委員会を開催して、一般議案の審査及び報告の御説明を受けます。放送がありましたら、委員会室に御集合お願いします。


 本日はこれにて散会します。


                                午後0時15分散会