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大分県 大分市

平成19年第2回定例会(第1号 6月25日)




平成19年第2回定例会(第1号 6月25日)





 
第2回大分市議会定例会会議録 (第1号)


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平成19年6月25日


   午前10時22分開会


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出席議員


  1番    二宮純一


  2番    挾間正


  3番    小手川恵


  4番    廣次忠彦


  5番    福間健治


  6番    大久保八太


  7番    宮邉和弘


  8番    井上香龍


  9番    ?野博幸


 10番    安東房吉


 11番    篠田良行


 12番    日小田良二


 13番    指原健一


 14番    桐井寿郎


 15番    田?潤


 16番    矢野久


 17番    下村淳一


 18番    二宮博


 19番    藤田敬治


 20番    工藤哲弘


 21番    安部剛祐


 22番    野尻哲雄


 23番    永松弘基


 24番    板倉永紀


 25番    足立義弘


 26番    仲道俊寿


 27番    三浦由紀


 28番    河越康秀


 29番    長田教雄


 30番    秦野恭義


 31番    阿部剛四郎


 32番    田島八日


 33番    福崎智幸


 34番    衛藤良憲


 35番    小嶋秀行


 36番    井手口良一


 37番    荻本正直


 38番    徳丸修


 39番    河内正直


 40番    後藤淳夫


 41番    高橋弘巳


 42番    藤沢達夫


 43番    今山裕之


 44番    吉岡美智子


 45番    衞藤三男


 46番    渡部義美


 47番    油布忠


 48番    後藤一裕


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欠席議員


 なし


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出席した事務局職員


 局長      宮脇邦文


 次長      安東泰延


 次長兼総務課長 久長修治


 次長兼議事課長 指原正廣


 議事課長補佐  後藤陸夫


 政策調査室長  房前賢


 議事記録係長  中村義成


 主査      明石文雄


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説明のため出席した者の職氏名


 市長  釘宮磐


 副市長  磯?賢治


 副市長  久渡晃


 教育長  足立一馬


 水道事業管理者 渕野善之


 消防局長   関貞征


 総務部長   衛藤嘉幸


 総務部参事兼総務課長  井上英明


 総務部参事兼契約監理課長  安東清


 企画部長   秦忠士


 国体推進部長  田仲均


 財務部長   城内健


 市民部長   安部信孝


 市民部参事兼鶴崎支所長  三浦能成


 市民部参事兼稙田支所長  小林知典


 福祉保健部長  阿部俊作


 福祉保健部参事兼福祉事務所所長  神矢壽久


 福祉保健部参事兼大分市保健所所長  井原誠


 環境部長   児玉一展


 商工部長   吉田元


 農政部長   佐藤日出美


 土木建築部長  田邊信二郎


 都市計画部長  中尾啓治


 都市計画部参事兼駅周辺総合整備課長  木崎康雄


 下水道部長  大山晴久


 会計管理者  藤田茂利


 教育委員会教育総務部長  三股彬


 教育委員会学校教育部長  豊田正孝


 水道局管理部長  林光典


 市長室長  日小田順一


 財政課長  佐藤耕三


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  議事日程第1号


    平成19年6月25日午前10時開会


第1 会期の決定


第2 議第50号から議第69号まで及び報第1号から報第17号まで一括上程(市長の提案理


   由説明)


第3 議第53号審議(委員会付託省略)


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  本日の会議に付した事件


永年在職議員の表彰状伝達の件


日程第1 会期の決定


日程第2 議第50号から議第69号まで及び報第1号から報第17号まで一括上程(市長の提


     案理由説明)


日程第3 議第53号審議(委員会付託省略)


 ◇―――――――――――――――――◇


          午前10時5分


 永年在職議員の表彰状伝達の件


○事務局長(宮脇邦文) 去る6月19日の第83回全国市議会議長会の定期総会におきまして永年在職議員表彰を受けられました9名の議員さん方に対する表彰状の伝達式を行います。


 議長さん、市長さんは、議場中央のほうへお進み願います。


 それでは、受彰者のお名前を申し上げます。


 お名前を呼ばれました議員さんは、順次議場中央へお進み願います。30年表彰、田島八日議員、20年表彰、田?潤議員、10年表彰、安東房吉議員、篠田良行議員、仲道俊寿議員、福崎智幸議員、小嶋秀行議員、井手口良一議員、藤沢達夫議員。


   〔受彰者議場中央に並ぶ〕


○事務局長(宮脇邦文) それでは、三浦議長から表彰状の伝達並びに記念品料の贈呈を行います。


 最初に、田島八日議員さん、どうぞ。


   〔議長朗読〕


     表彰状


        大分市


          田島八日殿


 あなたは市議会議員として三十年の長きにわたって市政の発展に尽くされその功績は特に著しいものがありますので第八十三回定期総会にあたり本会表彰規程によって特別表彰をいたします


    平成十九年六月十九日


      全国市議会議長会


        会長  藤田博之


   〔議長表彰状伝達及び記念品料贈呈〕


   〔拍手〕


○事務局長(宮脇邦文) 次に、田?潤議員さん、どうぞ。


     表彰状


        大分市


          田?潤殿


 あなたは市議会議員として二十年の長きにわたって市政の発展に尽くされその功績は特に著しいものがありますので第八十三回定期総会にあたり本会表彰規程によって特別表彰をいたします


    平成十九年六月十九日


      全国市議会議長会


        会長  藤田博之


   〔議長表彰状伝達及び記念品料贈呈〕


   〔拍手〕


○事務局長(宮脇邦文) 次に、安東房吉議員さん、どうぞ。


   〔議長朗読〕


     表彰状


        大分市


          安東房吉殿


 あなたは市議会議員として十年市政の振興に努められその功績は著しいものがありますので第八十三回定期総会にあたり本会表彰規程により表彰いたします


    平成十九年六月十九日


      全国市議会議長会


        会長  藤田博之


   〔議長表彰状伝達及び記念品料贈呈〕


   〔拍手〕


○事務局長(宮脇邦文) 次に、篠田良行議員さん、どうぞ。


   〔議長朗読〕


     表彰状


        大分市


          篠田良行殿


 あなたは市議会議員として十年市政の振興に努められその功績は著しいものがありますので第八十三回定期総会にあたり本会表彰規程により表彰いたします


    平成十九年六月十九日


      全国市議会議長会


        会長  藤田博之


   〔議長表彰状伝達及び記念品料贈呈〕


   〔拍手〕


○事務局長(宮脇邦文) 次に、仲道俊寿議員さん、どうぞ。


   〔議長朗読〕


     表彰状


        大分市


          仲道俊寿殿


 あなたは市議会議員として十年市政の振興に努められその功績は著しいものがありますので第八十三回定期総会にあたり本会表彰規程により表彰いたします


    平成十九年六月十九日


      全国市議会議長会


        会長  藤田博之


   〔議長表彰状伝達及び記念品料贈呈〕


   〔拍手〕


○事務局長(宮脇邦文) 次に、福崎智幸議員さん、どうぞ。


   〔議長朗読〕


     表彰状


        大分市


          福崎智幸殿


 あなたは市議会議員として十年市政の振興に努められその功績は著しいものがありますので第八十三回定期総会にあたり本会表彰規程により表彰いたします


    平成十九年六月十九日


      全国市議会議長会


        会長  藤田博之


   〔議長表彰状伝達及び記念品料贈呈〕


   〔拍手〕


○事務局長(宮脇邦文) 次に、小嶋秀行議員さん、どうぞ。


   〔議長朗読〕


     表彰状


        大分市


          小嶋秀行殿


 あなたは市議会議員として十年市政の振興に努められその功績は著しいものがありますので第八十三回定期総会にあたり本会表彰規程により表彰いたします


    平成十九年六月十九日


      全国市議会議長会


        会長  藤田博之


   〔議長表彰状伝達及び記念品料贈呈〕


   〔拍手〕


○事務局長(宮脇邦文) 次に、井手口良一議員さん、どうぞ。


   〔議長朗読〕


     表彰状


        大分市


          井手口良一殿


 あなたは市議会議員として十年市政の振興に努められその功績は著しいものがありますので第八十三回定期総会にあたり本会表彰規程により表彰いたします


    平成十九年六月十九日


      全国市議会議長会


        会長  藤田博之


   〔議長表彰状伝達及び記念品料贈呈〕


   〔拍手〕


○事務局長(宮脇邦文) 次に、藤沢達夫議員さん、どうぞ。


   〔議長朗読〕


     表彰状


        大分市


          藤沢達夫殿


 あなたは市議会議員として十年市政の振興に努められその功績は著しいものがありますので第八十三回定期総会にあたり本会表彰規程により表彰いたします


    平成十九年六月十九日


      全国市議会議長会


        会長  藤田博之


   〔議長表彰状伝達及び記念品料贈呈〕


   〔拍手〕


○事務局長(宮脇邦文) ここで、議会を代表して三浦議長がお祝いのごあいさつを申し上げます。三浦議長、どうぞ。


○議長(三浦由紀) 皆さん、おはようございます。


 議会を代表いたしまして、本日表彰を受けられました9名の皆さん方に一言ごあいさつを申し上げさせていただきたいと思います。


 まずは、第83回の総会におきまして30年、20年、10年の特別表彰、それから一般表彰を受けられました9名の議員の皆さん方、まことにおめでとうございます。心よりお喜び申し上げる次第でございます。


 皆さん方は、それぞれ30年、20年、10年と長きにわたりまして、市勢の発展のため、そして市民生活の向上のために御尽力いただいてきたわけでございます。


 特に田島議員さんにおかれましては、30年間という長きにわたりまして、議長、そして議会運営委員会の委員長を初め、数々の要職を歴任する中で議会の牽引役として御尽力いただいてきたところでございます。


 また、田?議員さんにおかれましては、20年という長きにわたりまして、建設常任委員長を初め、さまざまな議会の役職を歴任されてきており、持ち前の味を生かした活躍をしているわけでございます。


 また、安東房吉議員さんにおきましては、文教常任委員会の委員長を初め、さまざまな役職を歴任され、また、篠田議員におかれましても、文教常任委員長を初め、さまざまな役職を歴任されております。


 そして、仲道議員におかれましては、総務常任委員長、建設常任委員長を初め、やはりさまざまな要職を歴任されております。福崎議員さんにおきましては文教常任委員会の副委員長、そして、小嶋議員さんにおきましても文教常任委員会の副委員長、そして、井手口議員さんにおきましては、おおいた市政クラブの団長を初め、さまざまな要職を歴任されており、藤沢議員におきましては、厚生常任委員長を初め、やはりさまざまな役職を歴任する中で、本当に市民のために長きにわたって活動してきたわけでございまして、心より敬意を表する次第でございます。


 こうして、皆さん方、本日表彰を受けられたわけでございますが、これも、皆さん方の頑張りはもちろんのことでございますが、それ以上に、家族や支持者のお力添えもあったと思いますし、選挙に立候補し得る、そしてその後、議会活動をし得るだけの健康を保っていたということがあったわけでございますので、どうか今後とも、健康に十分注意する中で、また、市勢発展のために御尽力いただければと思うところでございます。


 今後も、皆様方のますますの御健勝、御活躍をお祈りいたしまして、議会を代表してのごあいさつにかえさせていただきたいと思います。きょうは、まことにおめでとうございます。(拍手)


○事務局長(宮脇邦文) ありがとうございました。


 次に、釘宮市長さんからお祝いのお言葉をいただきたいと存じます。釘宮市長さん、どうぞ。


○市長(釘宮磐) このたび、全国市議会議長会の会長の表彰をお受けになりました、田島議員さんを初め9名の皆さん方に、まずは心からお喜びを申し上げたいと思います。


 皆さん方には、市民の代表として長年にわたって大分市勢発展、市民福祉の向上に御尽力をいただきました。改めて、皆さん方のお力添えに対しまして47万市民を代表いたしまして心からお喜びを申し上げたいと思います。


 皆さん方のおかげをもちまして、大分市も、県都として、また、中核市として限りない発展を遂げてまいっております。しかしながら、昨今は、地方分権の流れが私どもこの大分市にも大きくのしかかってきておりまして、大変厳しい時代が続いてくることも予測をされておるところであります。そういう意味からは、皆さん方のこれまでの長年の識見と、そして豊富な議会の経験がこれから大変大きな役割を果たすものと、私ども、大いに期待をいたしておるところであります。


 どうぞ今回の表彰を契機に、さらに皆さん方それぞれのお立場で切磋琢磨をいたしまして、お互いにこれからの大分市をさらに希望あふれる元気な都市に仕上げていくためにお力添えを賜りますように、心からお願いを申し上げたいと思います。


 終わりになりましたが、どうぞ御健康に十分留意されまして、さらなる御活躍をお祈りを申し上げます。本日は、本当におめでとうございました。(拍手)


○事務局長(宮脇邦文) ありがとうございました。


 ここで、受彰者を代表して、田島八日議員さんから謝辞がございます。田島議員さん、どうぞ。


○32番(田島八日) 定例会の貴重な時間の前に大変恐縮でございますけれども、伝達式を挙行していただきまして、心から厚くお礼を申し上げたいと思っております。


 ただいまお話がございましたように、全国市議会議長会の会長より永年勤続として30年、20年、10年ということで、我々、表彰をいただいたわけであります。「光陰矢のごとし」と申しますか、30年というのは本当にあっという間だったなというふうに思います。


 そしてさらには、ただいまは、三浦議長さん、そして釘宮市長さんから本当に温かいお言葉をいただきました。心から厚くお礼を申し上げたいというふうに思っております。


 私どもは、先ほどお話がございましたけれども、大分市民生活の向上等々につきまして地方自治一筋に頑張ってまいったところでもございます。しかしながら、まだ今は通過点というふうな感じもいたしております。これからさらに、大分市発展のために、微力でございますけれども、これまでの経験を生かしながら頑張っていきたいなというふうに思うわけでございます。皆さん方の御支援、御協力がなければこれからの議会活動というのはできませんので、これを契機に、どうか今後ともさらに御支援、御協力を賜れば、幸いに存じます。


 意は尽くせませんけれども、きょうの受彰に対して、甚だ簡単でございますけれども、お礼のごあいさつにさせていただきます。本日は、まことにありがとうございました。(拍手)


○事務局長(宮脇邦文) ありがとうございました。


 以上をもちまして表彰状の伝達式を終わります。御協力ありがとうございました。(拍手)


 皆様、どうぞお席のほうへお戻り願います。


 ◇―――――――――――――――――◇


○議長(三浦由紀) ただいまから平成19年第2回定例会を開会いたします。


          午前10時22分開会


○議長(三浦由紀) これより本日の会議を開きます。


          午前10時22分開議


○議長(三浦由紀) 日程に先立ちまして、諸般の報告を行います。


 諸般の報告は、お手元に報告書を配布してありますので、これにより御了承をお願いいたします。


 次に、去る5月8日付人事異動等に伴う説明員につきましては、お手元に配布の執行部席表のとおりでありますので、御了承をお願いします。


 本日の議事は、お手元に配布の議事日程第1号により行います。


 ◇―――――――――――――――――◇








◎日程第1 会期の決定





○議長(三浦由紀) 日程第1、会期の決定の件を議題といたします。


 お諮りいたします。


 今期定例会の会期は、本日6月25日から7月13日までの19日間といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。


     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(三浦由紀) 御異議なしと認めます。


 よって、会期は、本日から7月13日までの19日間と決定いたしました。


 ◇―――――――――――――――――◇








◎日程第2 議第50号から議第69号まで及び報第1号から報第17号まで一括上程(市長の提案理由説明)





○議長(三浦由紀) 次に参ります。


 日程第2、本日提出されました議第50号から議第69号まで及び報第1号から報第17号までを一括上程いたします。


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  議案


 番号      件名


 議第50号 平成19年度大分市一般会計補正予算(第1号)


 議第51号 平成19年度大分市公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)


 議第52号 平成19年度大分市水道事業会計補正予算(第1号)


 議第53号 各種委員会の委員の報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正について


 議第54号 大分市常勤特別職及び大分市教育委員会教育長の給料月額の臨時特例措置に関する条例の制定について


 議第55号 大分市支所及び出張所設置条例の一部改正について


 議第56号 大分市情報公開条例の一部改正について


 議第57号 政治倫理の確立のための大分市長の資産等の公開に関する条例の一部改正について


 議第58号 大分市税条例の一部改正について


 議第59号 大分市手数料条例の一部改正について


 議第60号 大分市障害者医療費の助成に関する条例の一部改正について


 議第61号 大分市乳幼児医療費の助成に関する条例の一部改正について


 議第62号 大分市都市公園条例の一部改正について


 議第63号 大分市基本構想の改定について


 議第64号 大分市基本計画の策定について


 議第65号 市長、副市長、収入役、水道事業管理者及び常勤の監査委員の退職手当の額について


 議第66号 大分市教育委員会教育長の退職手当の額について


 議第67号 工事請負契約の締結について(大分市公共下水道中央処理区賀来古国府汚水幹線施設(6工区)工事)


 議第68号 工事請負契約の締結について(大分市公共下水道南部処理区戸次本町汚水幹線施設(3工区)工事)


 議第69号 市道路線の認定及び廃止について





  報


 番号     件名


 報第 1号 専決処分した事件の承認について(平成18年度大分市一般会計補正予算(第4号))


 報第 2号 専決処分した事件の承認について(平成18年度大分市国民健康保険特別会計補正予算(第5号))


 報第 3号 専決処分した事件の承認について(平成18年度大分市老人保健特別会計補正予算(第2号))


 報第 4号 専決処分した事件の承認について(平成18年度大分市国立公園高崎山自然動物園事業特別会計補正予算(第3号))


 報第 5号 専決処分した事件の承認について(平成18年度大分市公共下水道事業特別会計補正予算(第3号))


 報第 6号 専決処分した事件の承認について(平成18年度大分市土地取得特別会計補正予算(第1号))


 報第 7号 専決処分した事件の承認について(平成18年度大分市公設地方卸売市場事業特別会計補正予算(第1号))


 報第 8号 専決処分した事件の承認について(平成18年度大分市住宅新築資金等貸付事業特別会計補正予算(第1号))


 報第 9号 専決処分した事件の承認について(平成18年度大分市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号))


 報第10号 専決処分した事件の承認について(平成18年度大分市介護保険特別会計補正予算(第3号))


 報第11号 専決処分した事件の承認について(平成18年度大分市下郡土地区画整理清算事業特別会計補正予算(第1号))


 報第12号 専決処分した事件の承認について(平成18年度大分市三佐土地区画整理清算事業特別会計補正予算(第1号))


 報第13号 専決処分した事件の承認について(大分市税条例の一部改正について)


 報第14号 専決処分した事件の承認について(大分市国民健康保険税条例の一部改正について)


 報第15号 専決処分した事件の承認について(平成19年度大分市国民健康保険特別会計補正予算(第1号))


 報第16号 専決処分した事件の承認について(平成19年度大分市老人保健特別会計補正予算(第1号))


 報第17号 専決処分した事件の承認について(平成19年度大分市国立公園高崎山自然動物園事業特別会計補正予算(第1号))


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○議長(三浦由紀) この際、提案理由の説明を求めます。


 釘宮市長。


○市長(釘宮磐)(登壇) 本日ここに、平成19年第2回大分市議会定例会が開会されるに当たり、提出いたしました諸議案の概要を御説明申し上げます。


 今議会は、私にとりまして再選後初めての定例会でありますので、2期目の市政に対する基本的な考え方を明らかにし、議員の皆様を初め、市民の皆様の御理解、御協力をお願い申し上げたいと存じます。


 まずその前に、このたび、全国市議会議長会から30年勤続議員として表彰を受けられました田島八日議員、20年勤続議員として表彰を受けられました田?潤議員、10年勤続議員として表彰を受けられました安東房吉議員、篠田良行議員、仲道俊寿議員、福崎智幸議員、小嶋秀行議員、井手口良一議員、藤沢達夫議員に対し、市民を代表してお喜びを申し上げますとともに、市勢発展のために賜りました御尽力とその御功績に対し心から敬意と感謝の意を表し、あわせて、今後ともますます御壮健で御活躍されますよう祈念申し上げます。


 次に、職員の不祥事について御報告申し上げます。


 このたび、国保年金課の職員が痴漢行為を行うという不祥事を引き起こしたことにつきましては、まことに遺憾であり、議員各位を初め、市民の皆様に対し、衷心よりおわび申し上げます。


 当該職員に対しましては速やかに懲戒処分を行ったところでございますが、懲戒処分の基準等に基づき、違反行為の種類では最も重い6カ月の停職処分とし、あわせて、関係部署の管理監督責任者に対しても厳正な処分を行ったところであります。


 市長として職員の意識改革に取り組みながら、市民の皆様と職員とが力を合わせて、懸命に協働のまちづくりに取り組んでいる中でかかる事態が生じましたことは、市民の皆様に対し大変申しわけない思いでいっぱいでございます。


 今後は、再びこのような事件を引き起こすことのないよう、綱紀の粛正及び服務規律厳守の徹底を図り、全職員を挙げて、これまで以上に全体の奉仕者たる公務員として自律自戒に心がけ、市民の信頼回復に努めてまいる決意であります。重ねて心からおわび申し上げます。


 さて、我が国の社会、経済の仕組みは、戦後60年余りの時を経て制度疲労を起こしており、あらゆる角度からの見直しが求められておりますが、地方自治制度もまた例外ではなく、国が補助金や地方交付税によって地方をコントロールし、全国一律の制度を押しつけるという中央集権型行政システムは、国、地方を通じた厳しい財政状況が続く中で、もはや維持できなくなってきており、多様な価値観や地域の個性に根差した豊かさを実現する分権型行政システムへの転換が急務となっております。


 私は、1期目の市長就任後初の定例会におきまして「これからの自治体は、分権と分財を前提としながら、中央依存からの脱却を図り、自立への道を歩むことが強く求められる時代である」と申し上げましたが、あれから4年を経たこの4月には、地方自治体がみずからの判断と責任において行政運営を行うことを促進し、個性豊かで活力に満ちた地域社会の実現を図ることを基本理念とする地方分権改革推進法が施行されました。そして、去る5月30日には、国の地方分権改革推進委員会から第2期分権改革の議論を方向づける「基本的な考え方」が明らかにされましたが、その前文には、基礎自治体である市町村を「地方政府」と表現し、自治行政権のみならず、自治財政権、自治立法権を有する完全自治体を目指すことが明記されております。


 まさに、私が目指した「地方分権から地方主権へ」という方向に国を挙げて進もうとしているということを改めて強く感じるのでありますが、国の第2期分権改革の詳細は今後3年以内に制定される新しい分権一括法にゆだねられることから、三位一体改革のような中途半端で国に都合のいい改革にならぬよう、地方から声を上げていかなければなりません。幸い私は、このたび全国市長会の副会長に就任したところであり、今後、あらゆる機会をとらえて国に対し強力に働きかけてまいりたいと考えております。


 私は、1期目の4年間、時代の変化を受けとめながら、あるいはそれを先取りしながら、独自の行政改革を推進してまいりましたが、その結果、平成19年度末までの5年間の改善効果額として累計で270億円が見込まれ、財政破綻の回避にめどがつくなど、財政健全化に向けた足がかりを得たところであります。


 しかしながら、社会保障関係費の増加や地方交付税の総額抑制などもあり、今後数年間は依然として厳しい財政運営を余儀なくされることは間違いなく、また、今後激化する自治体間の競争に勝ち残るためにも、行政コストのより一層の縮減に努め、それを市民サービスの向上や新たな魅力の創出に振り向けることが求められております。


 こうしたことを踏まえ、2期目においてもさらなる行政改革を断行すべく新行政改革アクションプランを策定することにいたしており、既に年度内の策定を目指して検討を始めたところでございます。


 これまでも業務執行方式の見直しや職員給与の適正化、事務事業の整理合理化等を行うとともに、指定管理者制度など民間活力の導入も積極的に進めてきており、この上さらに改善効果額を大幅に積み上げることには厳しいものがありますが、今後とも新たな発想や視点に立って見直しを進め、改革の手を緩めることなく、不退転の決意を持って行政改革に取り組む覚悟でございます。


 私が行政改革と並んで市政運営の柱に掲げているのが「市民協働のまちづくり」であります。


 これまでも「おでかけ市長室」などでいただいた御意見、御提言を直接市政に生かすとともに、市民の市政参画の機会と範囲を広げ、市政運営の責任の一端を担っていただくという協働の仕組みをつくり上げ、市民と行政とがともによきパートナーとして一体感を持てるオープンな市政運営を展開してまいりました。


 「日本一きれいなまちづくり」運動では、ギネス記録の更新が市民の誇りと自信になり、まちは着実にきれいになってきております。


 今後は、ごみのポイ捨て等の防止に関する条例や自転車等の放置の防止等に関する条例を広く市民に浸透させるとともに、来年の国体開催時には、全国から訪れる皆さんに「日本一きれいなまち」を実感していただけるよう、広範な市民運動を展開してまいりたいと考えております。


 また、「地域コミュニティーの再生」「市民の健康づくり」「安心・安全のまちづくり」につきましても、それぞれ着実な成果を上げてきたところであります。


 「地域コミュニティーの再生」では、地域まちづくり活性化事業、ご近所の底力再生事業、地域力向上推進事業等を引き続き実施していくとともに、大分地区においても新たに地区公民館などにまちづくり活動の拠点としての機能を持たせるなど、コミュニティー機能を高める取り組みを進めてまいります。


 「市民の健康づくり」では、引き続き基本健康診査受診率の向上に取り組むとともに、新たに仮称健康推進委員制度を導入し、ヘルスボランティアや健康運動指導者などと連携しながら、地域に根差した健康づくりを推進してまいりたいと考えております。また、8月5日には、NHKの夏期巡回ラジオ体操を1万人の市民に御参加いただいて大分川河川敷で開催し、「健康づくり日本一」を目指す大分市を全国にアピールしたいと考えております。


 「安心・安全のまちづくり」では、自主防災組織の結成とそのリーダーとなる防災士の養成を進めて地域における自主防災力を強化するなど、みずからの地域はみずからの手で守るための仕組みをしっかりと築き上げてまいります。あわせて、既存公園の防災公園化などハード面の整備を進め、東南海・南海地震など、大規模災害への備えを強化してまいりたいと考えております。


 深刻化する地球温暖化の防止など、地球環境の問題もまた、国レベルでの取り組みもさることながら、市民一人一人が自分でできることは何かを考え、行動に移さなければならない問題であり、その意味でも、協働のまちづくりの大きなテーマとしてとらえております。


 大分市が今年度スタートさせたごみの12分別を市民の協力と理解を得て徹底するとともに、温室効果ガス削減に向けて市民会議を新たに立ち上げるなど、市民、行政、企業が一体となって地球環境を守る取り組みを進めてまいります。


 このように、市民協働のまちづくりは、「日本一きれいなまちづくり」「地域コミュニティーの再生」「市民の健康づくり」「安心・安全のまちづくり」、そして「地球環境保全の取り組み」を5本柱に、市民力を結集して進めてまいりたいと考えております。


 なお、いよいよ来年に迫りました国民体育大会につきましても、市民との協働が大会成功のかぎであり、できるだけ多くの市民の皆様に御協力をいただきながら、万全の準備を整えてまいります。


 個性豊かな地域社会の実現が求められる中、国の第2期分権改革において、市町村を名実ともに「地方政府」とすることが明確に打ち出されるなど、地方が望む方向で新しい地方自治の姿が示されようとしております。


 しかし、地方を取り巻く環境は、少子・高齢化の進行や人口減少社会の到来、地域間格差の拡大などによって、むしろ厳しさを増してきております。


 本市では、こうした時代の変化や新たな課題を踏まえ、新しい総合計画の策定に取り組んでまいりましたが、市議会の全面的な御協力をいただく中、検討委員会における長期にわたる熱心な御審議を経て、去る3月1日に大分市総合計画の策定に関する御提言をいただきました。この提言をもとに、「未来への希望に満ち、人もまちも元気な大分市を、市民とともに築いていきたい」との思いを込めて「ともに築く 希望あふれる 元気都市」を新たな都市像とする総合計画案を作成し、今定例会に御提案申し上げたところでございます。


 新しい総合計画案では、社会、経済情勢の変化に的確に対応しつつ、合併効果を最大限引き出すとともに、地方主権時代の受け皿づくりと、10年先を見据えた「大分新時代のまちづくり」を目指し、基本的な政策を掲げ、本市の進むべき道筋を明らかにしたところであります。


 また、地方主権時代にふさわしい、市民意思を結集した自主、自立の自治体運営を確立するため、新たに自治基本条例の制定を視野に入れた取り組みを開始いたしたいと考えております。この自治基本条例は、自治の基本理念と自治体を支える市民、議会、行政それぞれの役割と責務を定めた、自治体の最高規範として位置づけられているものであります。


 今年度は、まず庁内組織を立ち上げて検討に着手し、シンポジウムの開催などを通じて議員の皆様、市民の皆様と議論を深めてまいりたいと考えております。


 さて、「大分新時代のまちづくり」に向けての市政の課題は多岐にわたります。都市の活力を高めていくためには、何と言っても地域産業全体の活性化が必要であり、地場産業の育成と新規創業の支援に積極的に取り組むとともに、県との連携のもと引き続き企業誘致に力を注ぎ、若者の雇用の場の確保を図ってまいりたいと考えております。


 また、都市の顔である中心市街地を活性化することも大きな要素であり、産、学、官、NPOなどの連携はもちろん、いわゆる市民力を結集して取り組まなければならない喫緊の課題だととらえています。


 今年度は中心市街地活性化基本計画を策定することにいたしておりますが、商店街や商工会議所を初め、各界各層の市民の皆様と知恵を絞り、大分にしかない、より具体的で特色ある、そして何よりも実効性のある計画にしなければならないと考えております。


 次は、農林水産業の振興であります。


 過疎化や後継者不足、生産物価格の低迷といった問題は、一朝一夕に解決できるものではありませんが、例えば「援農かっせ隊」の取り組みでは当初見込みを上回る成果を生むことができ、アイデアを凝らすことによって施策の充実が図れるということを改めて実感いたしました。


 地産地消を初め、スローフード、安心、安全の食の実現等に積極的に取り組むとともに、都市住民との交流を促進することなどにより周辺地域の活力を高め、あすへの希望の持てる農林水産業を目指してまいります。


 大分市の発展を支える役割は、やがて子供たちに引き継がれてまいります。未来を担う子供たちが健やかに成長できるよう、子育て支援策をより一層充実させる必要があります。今や子育て支援は、行政のみならず地域や職場を挙げて取り組まなければならない極めて重要なテーマであり、今後とも、福祉、医療はもとより、教育、家庭や地域、雇用など、あらゆる分野で総合的な支援策を講じながら、子供を産み、育てやすい環境づくりを積極的に進めてまいりたいと考えております。


 ところで、私は、こうした市政のさまざまな課題を解決していく上で欠かせない存在が、退職期に差しかかった団塊世代の皆さんであると考えます。これからの大分市のまちづくりは、この世代を抜きにしては到底考えられないと思っています。彼らには豊富な経験と知識があります。そして何よりも、競争社会の中で生き抜いてきた活力があります。


 そこで、このエネルギーを大分のまちづくりに存分に生かしていただくため、彼らが夢を持ちつつ第2の人生に踏み出せるよう、再就職や起業、あるいは地域デビューを応援する取り組みを、今後積極的に進めてまいります。


 また、彼らの心と体をいやし、あすへの活力を生み出す場となる仮称「かぐや姫の里」プロジェクトも構想いたしており、市民からアイデアや協力をいただきながら実現してまいりたいと考えております。


 私は、今回の市長選挙に臨むに当たり、今後4年間の市政運営のベースとなる「ネクスト大分構想」と題したマニフェストを作成し、公表いたしました。このマニフェストは、「おでかけ市長室」等で市民の皆様からいただいた御意見等を反映しながら作成しており、「数値目標」「期限」「財源」などを明記した88項目の施策を掲げておりますが、いずれの項目も、今回御提案申し上げた総合計画案の内容に沿ったものであります。


 また、マニフェストは私が市民の皆様と結んだ契約でありますから、各項目を着実に実現していくとともに、その進捗状況等を公表し、契約が履行されているかどうか、判断していただくことにいたしております。


 以上、2期目の市政執行の基本方針につきまして述べてまいりましたが、大分市が地方主権時代にふさわしい、個性的で活力に満ちた都市として着実な発展を遂げることができますよう全身全霊を賭して取り組む覚悟でございますので、議員各位、市民の皆様の御理解と御協力を賜りますようお願い申し上げます。


 我が国の経済は、個人消費において持ち直しの動きが見られるなど、景気は回復を続けており、今後も、企業部門の好調さが雇用情勢、所得環境の改善を通じて家計部門へ波及し、民間需要中心の回復が続くと見られ、県内の景気動向につきましても、企業の設備投資や雇用改善を背景に、引き続き緩やかな回復をたどると見込まれております。


 本市におきましては、景気の回復を反映し、製造業などを中心に高水準の生産が続いており、また三位一体改革による税源移譲や定率減税の廃止に伴い、市税の増収が見込まれますものの、地方交付税の大幅な減額に加え、扶助費などの社会保障関係費や公債費が増加傾向にあるなど、依然厳しい状況にあります。


 このような中での肉づけ予算となりましたが、事業の優先度や費用対効果等を勘案しながら、福祉、環境、教育など市民生活に密着した分野について効率的、重点的な予算の配分に努めるとともに、社会資本の整備についても積極的に取り組んだところであります。


 その結果、一般会計の補正額は119億2,700万円で、補正後の予算額は1,520億6,700万円となり、前年度当初予算と比較いたしますと、1.8%の増となっております。


 また、公共下水道事業特別会計では31億6,600万円、水道事業会計では900万円の補正を行い、一般会計、特別会計、水道事業会計を合わせました補正後の予算総額は3,015億7,400万円で、前年度当初予算と比較いたしまして3.1%の増となったところであります。


 それでは、主な施策について順次御説明申し上げます。


 初めに、市民福祉の向上について申し上げます。


 市民一人一人が、住みなれたまちで健やかに生き生きと暮らしていける地域社会を目指してまいります。


 まず、高齢者福祉の充実についてでありますが、高齢者が心身ともに健康で、明るく安心して生きがいのある生活を送れる社会の実現を目指してまいります。


 今年度、新たに高齢者を対象としたファミリーサポート事業を実施し、軽度の生活援助など地域で安心して暮らせる環境づくりに取り組むことといたしております。


 また、特別養護老人ホームの施設整備に対し助成することといたしております。


 次に、障害者福祉の充実についてでありますが、障害のある人が安心して自立した生活を送ることができるよう、個々の障害に応じた適切な施策を推進してまいります。本市では、障害者自立支援法の施行に伴う利用者負担の軽減策を全国に先駆けて実施いたしましたが、この本市の取り組みが他の多くの自治体にも波及し、本年4月から国においても改善策が講じられたところであります。


 今回、自立支援対策臨時特例交付金を活用し、事業運営円滑化事業、通所サービス利用促進事業など、施設サービスの充実にも取り組むことといたしております。


 次に、児童、母子福祉の充実についてでありますが、すべての子供が生き生きと健やかに育つよう、子育て環境の整備に向け総合的な取り組みを行ってまいります。このため、本市独自の子育て支援の総合計画となります仮称「おおいた子育て夢プラン」の策定に着手し、年々深刻化しております少子化問題の抜本的対策に取り組んでまいります。


 また、乳幼児医療費助成については、新たな制度を導入し、10月から3歳未満児の医療費を無料化し、保護者の負担軽減を図ってまいります。


 また、子育て環境の充実に向け、私立認可保育所の施設整備に対して助成を行うほか、児童育成クラブにつきましては、新たに3クラブ室の整備を図ってまいります。


 次に、健康づくりの推進についてでありますが、すべての市民が生涯を通じて健康で快適な生活を送れるよう、保健、医療、福祉、教育の連携を深めながら一貫した保健サービスを総合的に展開するとともに、「自分の健康は自分で守る」という市民の心と体の健康づくりへの意識の高揚を図ってまいります。そのため、引き続き健康に関する相談や指導に努めるほか、大分市民健康ネットワーク協議会との協働により健康づくりを進めるとともに、大分川河川敷に市民が手軽に運動を楽しめるよう、ストレッチ器具を備えた健康づくり広場を整備いたします。


 さらに、青少年、成人の心の問題である社会的引きこもり対策事業として、保健、医療、福祉、NPOなど関係機関と連携を図りながら、支援のあり方について検討してまいります。


 次に、人権、同和対策の推進についてでありますが、同和問題は基本的人権にかかわる重大な社会問題であり、その解決は、市政の重要課題であります。


 今後とも、大分市同和対策協議会の意見を尊重しながら、その課題解決に向けて主体性を持って取り組むとともに、市民一人一人に憲法で保障された人権を重んじることのとうとさが徹底されるよう、大分市人権教育・啓発基本計画に沿って人権意識の普及、高揚に努めてまいりたいと考えております。


 次に、男女共同参画社会の実現につきましては、男女がお互いに一人の人間として認め合い、ともにその個性と能力を発揮できるよう講演会などを通じ市民の意識啓発に努めるほか、DV被害への対策につきましても相談体制を拡充する中、今後も積極的に取り組んでまいります。


 次に、「地域コミュニティーの再生」についてでありますが、市民総参加と協働のもと、市民と行政との信頼関係をより高めながら、地域づくりの役割をそれぞれが分担して進め、安心して誇りを持って暮らせる地域社会の構築を目指してまいります。


 このような中、昨年に引き続き、地域まちづくり活性化事業、ご近所の底力再生事業、地域力向上推進事業などに取り組むとともに、NPO法人支援事業については、NPO法人の自由な発想と機動性を生かせるよう企画提案制度を創設するなど、見直しを行ったところであります。また、教育、農業、産業、環境保全、スポーツ、地域活動等の市政全般にわたり、それぞれの専門分野で活躍する市民等の人材情報をバンク登録し、市民の力を生かせるシステムを構築してまいります。


 さらに、支所、出張所については、地域コミュニティー活動や地域内分権を進めていく上での拠点ともなりますことから、老朽化が進んでおります大南、大在、坂ノ市の各支所の建てかえに向け、整備手法を検討するため、所要の措置をいたしたところであります。


 また、仮称佐賀関市民センターにつきましては建設事業の進捗を図るとともに、野津原支所につきましては、旧議場等の改修を行い、広く市民に開放してまいりたいと考えております。


 次に、健全な消費生活の実現についてでありますが、消費生活の安定と向上を図るため、消費者問題に関する市民意識の高揚に努めるとともに、消費者団体の自主的活動を促進してまいります。


 とりわけ、近年、多重債務問題など消費者をめぐるトラブルが複雑かつ多様化しておりますことから、市民活動・消費生活センター「ライフパル」の相談体制の充実を図るとともに、開設時間の延長を行うなど、消費者の苦情や相談に的確に対応してまいりたいと考えております。


 次に、教育文化の振興について申し上げます。


 未来を担う子供たちの、新しい時代を切り開く力と人を思いやる心や感動する心などの豊かな人間性をはぐくんでまいります。また、すべての市民が生涯にわたって自然と触れ合い、郷土の歴史、文化を学び、すぐれた芸術に触れ、スポーツに親しむなど、みずからを高め、生き生きと充実した人生を送ることができるまちづくりを進めてまいります。


 今年度は、本市教育の一層の振興を図るため、国際化、情報化、価値観の多様化など社会の変化を的確に見据えながら、新しい時代にふさわしい教育の方向性やあり方、その実現に向けた施策の体系を明確に示す大分市の教育基本計画を策定いたします。


 次に、学校教育の充実についてでありますが、「確かな学力の向上」「心の教育の充実」「健やかな体の育成」をバランスよく推進し、生きる力をはぐくむ教育の創造に努めてまいります。また、家庭、地域社会及び関係機関との連携強化を図りながら、教育環境の整備充実に努めてまいります。


 今年度は、小中学校に学校図書館支援員を配置し、子供たちの読書活動を一層推進してまいります。


 また近年、子供たちの生活習慣の乱れによる学習意欲の低下や体力、気力の低下が問題となっておりますことから、家庭における「早寝早起き朝ごはん」運動を推進し、生活習慣の改善を図ってまいります。


 また、幼稚園就園奨励費につきましては制度の拡充を行い、私立幼稚園に通園する園児の保護者に対し、負担軽減を図ってまいります。


 学校施設の整備につきましては、上野ケ丘中学校、神崎中学校の校舎建設に引き続き取り組むほか、野津原中部小学校の屋内運動場の耐震補強工事を行うことといたしております。


 また、仮称東部共同調理場建設事業の進捗を図るとともに、老朽化した稙田、明野、野津原共同調理場等を統廃合し、新たに、仮称西部共同調理場建設に取り組むことといたしております。


 次に、社会教育の推進と生涯学習の振興についてでありますが、市民一人一人が社会の変化に主体的に対応し、みずからの課題をみずからの手で解決することによって充実した人生を創造することができるよう、生涯学習支援体制を整備するとともに、地域に根差した学習活動を通じて、心の触れ合う家庭、地域づくりを目指してまいります。


 このため、地域コミュニティーの再生や地域活動の拠点となる地区公民館などでの学習機会、情報の提供に努めるとともに、校区や自治区の公民館の新築、改築及び運営費に対しましても引き続き助成するほか、これまでの市民図書館と地区公民館、行政センター図書室との図書館ネットワークを拡充し、各校区公民館でも図書利用できるよう所要の措置をいたしたところであります。


 次に、青少年の健全育成につきましては、豊かな人間性や社会性を身につけ、新しい時代を積極的に切り開く青少年を育成するための支援体制と環境の整備を目指してまいります。


 また、家庭、学校、地域、関係機関の教育力の向上を図り、いじめ、不登校などの問題に的確に対応できる相談支援体制の充実強化に取り組んでまいります。特に、青少年の問題行動は、多様化、低年齢化の傾向にあり、早期に発見し対応するため、研究実験校として小学校4校に相談員を配置し、既に中学校に配置されておりますスクールカウンセラーと連携して具体的な支援策を研究してまいります。


 次に、個性豊かな文化の創造と発信についてでありますが、美術館の展覧会を初めとして、音楽コンサート、演劇などすぐれた文化に触れる機会を提供していくほか、市民音楽祭や美術展覧会を開催し、市民みずからが参画する文化活動を支援してまいります。


 また、文化財保護につきましては、市内各所には貴重な史跡が点在しており、いずれの史跡も本市の長い歴史を考える上で重要でありますことから、その保護、保存に努めてまいります。特に、大友氏遺跡につきましては、引き続き確認調査に取り組み、地権者の御理解、御協力をいただきながら国史跡として指定を受け、順次用地を取得してまいるとともに、今回、旧万寿寺跡地に大友氏遺跡体験学習施設を建設し、発掘体験や貴重な遺跡の展示を通じ大友氏遺跡について広く市民に理解をしていただくこととしております。


 次に、スポーツ、レクリエーションの振興についてでありますが、市民のだれもが身近なところでスポーツ、レクリエーションに親しみ、生涯にわたって健康で活力に満ちた生活を送ることができるよう努めてまいります。


 今回、駄原、舞鶴テニスコートを改修するほか、第1種公認検定を受けます陸上競技場を一部改修することといたしております。また、宇曽山荘のテニスコートを、現在の4面コートから8面に拡張するため、整備してまいります。


 また、地域住民主導による総合型地域スポーツクラブの活動支援や創設支援にも引き続き取り組んでまいります。


 次に、国際化の推進についてでありますが、広く市民がグローバル化のメリットを享受できるよう、多様な文化とあらゆる国籍の市民との交流を通じて、国際化を担う人づくりに努めるとともに、外国諸都市との相互理解を深め、友好親善の輪をさらに広げてまいります。特に、昨年設置しました大分市武漢事務所につきましては、本市の情報発信や市民の文化芸術、商工業、農業等の交流サポート、さらには武漢市からの観光客誘致の拠点として、今後とも積極的な活用を図ってまいりたいと考えております。


 次に、防災安全の確保について申し上げます。


 地震、台風などの自然災害を初め、近年世界中で頻発するテロや武力行為などの新たな脅威、また、日常生活に潜むあらゆる危険性からも市民の生命と財産を守るため、市民、地域、行政及び関係機関が協働し、安心、安全に暮らせるまちづくりを進めてまいります。


 まず、防災・危機管理体制の確立についてでありますが、市民意識の高揚を図るとともに、地域の防災力を高め、市民と行政、防災機関が一体となった総合的な体制の構築に取り組んでまいります。このため、自主防災組織について全地域での結成を目指すとともに、活動に対する支援や緊急放送設備の整備への助成、防災士の養成を行い、その充実強化に取り組んでまいります。


 また、津波は、発生の時期、場所、規模などを予知することが困難なことから、注意を促す津波標識を市内20カ所に設置するほか、水防法改正に伴い、市内17の河川浸水想定区域について、避難場所、避難経路、洪水予報の伝達方法などを記載したハザードマップを作成することといたしております。


 また、在宅で寝たきりの高齢者や重度の障害者が、災害時に避難所として民間の福祉施設を利用できるよう体制を整備してまいります。


 次に、治山治水対策としましては、台風、集中豪雨などの自然災害にも強いまちづくりを目指し、河川改修事業や砂防事業を推進するとともに、水源涵養林などの保全を図ってまいります。


 また、雨水排水施設を効果的に配置し、浸水対策を進めてまいります。今年度、新たに皆春雨水排水ポンプ場建設に着手するとともに、光吉谷川流量調整施設の整備に取り組むほか、佐賀関、野津原地区での浸水対策にも引き続き取り組んでまいります。


 次に、消防救急体制の強化についてでありますが、市民生活の安全を確保するため、火災予防の推進、消防力の強化、救急救助体制の充実を図ってまいります。


 今回、佐賀関地域の防災拠点であります東消防署佐賀関分署につきましては、老朽化に伴う移転建設に取り組むこととし、また、自動体外式除細動器――AEDを中学校全校に配備することにいたしております。


 次に、交通安全対策の推進についてでありますが、人と車の調和のとれた安全で円滑かつ快適な交通社会の実現を目指し、交通安全思想の普及徹底を図るとともに、交通事故防止のため、交差点や歩道の改良を初め、ガードレールやカーブミラーなどの交通安全施設の整備を引き続き進めてまいります。


 次に、防犯体制の強化についてでありますが、安全で住みよい地域社会を実現するため、地域、関係機関が一体となって防犯意識の高揚や暴力絶滅運動の推進に努めるとともに、自治会による防犯灯の設置、維持に係る経費について引き続き助成してまいります。


 また、長崎市長が選挙中凶弾に倒れるというショッキングな事件を契機に、暴力団等の行政対象暴力への対応ということが大きな課題となっております。こうした不当な圧力や要求には、これまでと同様、毅然とした姿勢で対応するとともに、研修やマニュアル配布を行い、職員の意識啓発に努めるとともに、警察当局との連携を密にしながら万全の危機管理体制を築いてまいります。


 次に、環境の保全について申し上げます。


 豊かな自然を守りながら市街地の緑をふやすことで、自然と調和した魅力ある環境づくりを推進してまいります。また、清潔で安全に暮らせる快適な生活環境を構築するため、市民、事業者、行政が連携して環境に優しい資源循環型社会を形成するとともに、地球規模の環境問題に取り組むことで、人と自然が共生するまちづくりを進めてまいります。


 まず、豊かな緑の保全と創造についてでありますが、緑は本市の貴重な財産であるとの認識に立ち、合併記念の森で市民協働による植樹を継続するほか、子供たちになじみのあるドングリなどを活用し苗木を育て、失われつつある自然の森を官民協働で育てる「みんなの森づくり事業」を実施してまいります。


 次に、快適な生活環境の確立についてでありますが、持続可能な資源循環型社会を目指し、ごみの減量化とリサイクルの推進を図るため引き続き家庭用生ごみ処理器購入に対し助成するとともに、ごみ減量の効果をわかりやすく数字で示したごみ減量預金制度を活用し、環境保護事業を実施する団体等を支援することといたしております。


 また、本年4月から稼動しましたリサイクルプラザにつきましては、先般火災発生により市民の方々に大変御心配をおかけしましたが、既に一部は復旧し、現在、全面復旧に向け鋭意努力をしているところであります。火災の原因は、不燃物に混入されていたスプレー缶による発火と見られておりますが、こうしたごみ出しの際の不注意から本市の貴重な財産が損失をこうむること、また、危険を伴う大事故へつながりかねないことを、市民の皆様には改めて御認識いただきたいと思います。


 次に、地球環境問題への取り組みについてでありますが、地球規模で環境をとらえ、市民一人一人が環境への負荷の少ない生活や行動を心がけるよう、地球環境保全のための取り組みを推進してまいります。このため、市民、企業、行政が一体となって市民会議を設立し、二酸化炭素を初めとする温室効果ガス削減に向けて市民一人一人が自分にできることを着実に実践する行動指針を策定いたします。


 また、産学共同で開発された電気自動車を公用車に導入し、地球温暖化への関心を高めるとともに、地球環境保全の取り組みを全国に発信してまいります。


 さらに、散水や防火用水として雨水を活用するための家庭用雨水貯留施設を設置する費用の一部を助成することといたしております。


 次に、産業の振興について申し上げます。


 経済を活性化し雇用機会を創出するなど、まちや人々に潤いをもたらし地域の発展を支える各種産業の振興を図ってまいります。また、地域に住む人や訪れる人たちにとって魅力ある地域づくりを推進し、それらを観光資源へと結びつけることなどにより、にぎわいと活力に満ちた豊かなまちづくりを進めてまいります。


 まず、工業の振興と地域産業の活性化についてでありますが、既存産業の振興を基軸としながら企業誘致にも積極的に取り組んでおりますが、今後とも、関係機関との連携を図る中で、本市の恵まれた立地条件等を最大限活用し、さらなる企業誘致、立地促進に取り組んでまいりたいと考えております。また、大分市産業活性化プラザを活用し、ベンチャー企業を含めた新たな産業の起業支援、産学交流、技術支援など、人材の育成を図ってまいります。


 さらに、中小企業者に対して、経営指導や専門的診断、助言を行う中小企業診断士の養成に取り組んでまいります。


 次に、農業の振興についてでありますが、多様化する消費者ニーズや流通の変化に対応した魅力あふれる農畜産物の生産を推進するとともに、都市と農村が調和し、「農」の有する多面的機能が日常生活の中で最大限に発揮できるよう、都市型農業の創造に努めてまいります。このため、農業生産基盤の整備充実や優良農地の確保に引き続き努めるとともに、農業経営の近代化、生産施設等の整備充実を図り、銘柄産品の産地づくりを強化する中で、地産地消と食育を総合的に推進してまいります。


 また、地域が一体となり、農地や水路の保全を行う共同活動や化学肥料、農薬の使用を大幅に減らす取り組みを支援する「農地・水・環境保全向上対策事業」を実施いたします。


 次に、林業の振興についてでありますが、森林が有する資源や公益的機能が維持、発揮できるよう、森林の利用と保全のバランスをとりながら、計画的な造林育林事業、林道の開設や改良事業を推進してまいります。


 また、里山の荒廃を防ぐため、市民との協働により竹林の伐採など環境保全に取り組む農家に対して、引き続き支援を行ってまいります。


 次に、水産業の振興につきましては、豊かな水産資源を守り育てるとともに、良好な漁業環境を確保し生産性を高めるため、漁港、漁場の基盤整備に取り組んでまいります。そのため、つくり育てる漁業の定着を目指し、沿岸海域や大分川、大野川での稚魚放流事業、西大分地区での人工魚礁の設置事業に引き続き取り組んでまいります。


 また、多様化する消費者ニーズに即した供給体制の充実を図り、全国ブランドである関アジ、関サバを初めとした水産資源の販路拡大に努めてまいります。


 次に、商業の振興についてでありますが、多様化、高度化する消費者ニーズに対応した商業機能の向上や魅力づくりを産学官の連携により促進するほか、人材育成や融資制度の充実を図るなど、商業振興を担う中小企業経営の基盤強化に努めてまいります。


 今年度は、中心市街地活性化基本計画を策定し、国への認定申請を行うとともに、中央通りでの歩行者天国を拡大実施し、集客力の強化や回遊性の向上など市内中心部での魅力あるまちづくりを進めてまいります。


 次に、魅力ある観光の振興についてでありますが、市民、事業者、関係機関等との連携協働を図る中で、本市の多彩な観光資源の魅力向上に努めてまいります。また、県内には本市から比較的近い場所に多くの観光地がありますことから、本市を拠点として県内の観光地をめぐるといった観光モデルを全国に情報発信するなど、県都としての広域観光拠点都市の形成を目指してまいります。


 今年度は、本市を代表する観光拠点であります高崎山一帯の広報宣伝活動に取り組むとともに、関アジ、関サバや今市の石畳など、観光資源の活用と新たな魅力の開発を盛り込んだ観光振興計画を策定いたします。


 次に、安定した雇用の確保と勤労者福祉の充実についてでありますが、すべての勤労者が健康で豊かな生活を送ることができ、安心して働くことができる労働環境の整備を推進するほか、ニートやフリーターと呼ばれる若者への就労支援を行ってまいります。


 また、団塊の世代の再就職や起業、地域デビューなどを後押しする「団塊世代のやりたいこと応援事業」に取り組むことといたしております。


 次に、都市基盤の整備について申し上げます。


 各地域の現況や特性に配慮し、魅力ある地区拠点の形成や広域都心としての機能の充実を図るなど、総合的かつ計画的な市街地の整備を進めてまいります。また、交通体系の確立や住環境の質的向上、情報通信基盤の整備などにより日常生活での快適さを追求するとともに、ライフラインの安定的確保など市民を守る都市を形成することにより、人に優しい快適な生活を支えるまちづくりを進めてまいります。


 まず、計画的な市街地の整備についてでありますが、大分駅付近連続立体交差事業や大分駅南土地区画整理事業など大分駅周辺総合整備事業は、県都の顔づくりともなる重要な事業であり、今後とも積極的に推進してまいります。


 また、複合文化交流施設につきましては、本年3月に基本構想策定委員会から基本方針、機能構成などの報告をいただいたところであり、本年度は、民間活力導入可能性調査など、建設に向けた取り組みを進めてまいります。


 坂ノ市、横尾の土地区画整理事業でありますが、昭和54年から事業に取り組んでまいりました坂ノ市につきましては、今月15日の換地処分公告をもちまして事業は完了し、去る17日に竣工記念式典をとり行ったところでございます。横尾につきましても、今後も引き続き事業の進捗を図ってまいります。


 住環境整備事業についてでありますが、浜町・芦崎・新川地区、三佐北地区につきましては引き続き建物等の移転補償を行うとともに、滝尾中部地区につきましても本年度より用地取得を開始するなど、本格的な事業に着手いたします。また、細地区につきましては、事業実施に向けた取り組みを行うことといたしております。


 次に、道路整備についてでありますが、引き続き大分駅周辺総合整備事業関連街路の進捗を図るとともに、新たに、都市計画道路であります岡臨海線、中島錦町線に着手することといたしております。一般市道につきましては、賀来横瀬線や野津原地域のダム関連道路の整備を行うほか、市内一円の道路改良、道路舗装、橋梁整備などを計画的に進めてまいります。


 次に、交通体系の確立についてでありますが、大分自動車道大分光吉インターチェンジのフルインター化につきましては、県並びに西日本高速道路株式会社と協力をしながら、国体開催前の完成を目指して取り組みを進めてまいります。


 また、自転車の利用促進につきましては、交通渋滞の緩和、環境の保全、健康増進といったさまざまな効果が期待できますことから、「バイシクルフレンドリータウン創造事業」にも引き続き取り組むとともに、自転車利用者のマナーアップに努めてまいります。また、大分市自転車等の放置の防止等に関する条例に基づき、公共の場所における自転車の放置や違反駐輪の防止に努めるほか、新たに、牧駅に駐輪場を整備することといたしております。


 次に、下水道の整備についてでありますが、公共下水道は、市民の快適な生活環境を確保するとともに、市街地の浸水対策や公共用水域の水質保全など重要な役割を担っておりますことから、引き続き、汚水、雨水管渠、終末処理場の計画的な整備に努めてまいります。


 また、公共下水道等の処理区域外においては、浄化槽の普及を促進してまいるほか、計画人口や区域等の見直し、施設の統廃合の検討など下水道事業全般の再構築を行うとともに、より効率的な事業運営を図るため、企業会計方式の導入に向け取り組むことといたしております。


 次に、河川の整備についてでありますが、市内一円の河川改修事業を計画的に推進し、災害から市民の生命と財産を守り、安全で快適な都市生活を創出するとともに、水質の保全とあわせ、人と自然に優しい川づくりを進め、河川空間の多目的な活用を推進してまいります。


 今年度は、馬入川、中島川などの河川改修を進めるほか、子供たちが水に親しみ、自然を体験できる「水辺の楽校プロジェクト事業」の一環として、乙津川に潜水橋を整備することといたしております。


 次に、住宅の整備についてでありますが、安全で快適な住みよい居住環境の整備を進めるとともに、各地域の特性に応じた良質な居住空間の形成を図る住宅施策を計画的に推進してまいります。


 今年度は、引き続き敷戸北住宅の整備を行うほか、過疎化の進む竹中地区に、豊かな自然に恵まれゆとりある子育てを支援する竹中第2住宅の建設に取り組んでまいります。


 次に、公園、緑地の保全と活用についてでありますが、市民の健康維持やコミュニティー活動、スポーツ、レクリエーション等に活用できる良好な都市空間を確保するため、幅広いニーズに対応した利用しやすい公園、緑地の整備や維持管理に努めてまいります。


 今年度は、寺ノ前公園、坂ノ市公園、久原公園などの整備に取り組むほか、遊歩公園など、市内に点在しております多くの彫刻の魅力を再度見直し、景観と調和のとれた場所に再配置することにより「彫刻のにあうまちづくり」を進めてまいります。


 次に、都市を支える機能の充実についてでありますが、ITを活用して、安全で快適な市民生活の実現と、活力ある地域経済、産業の育成を図ってまいります。


 高度情報化が進展する中で、情報の地域間格差の解消が求められており、河原内、端登地区においてブロードバンド環境の整備を行うことといたしております。


 次に、報第1号、平成18年度一般会計補正予算第4号についてでありますが、これは、利子割交付金、国県支出金、市債等の決定並びに事業費の確定に伴い既決予算の調整を行う必要があり、3月30日付で専決処分をしたものであります。その結果、補正額は、28億1,500万円の減額となり、補正後の予算総額は、1,508億6,200万円となったところであります。


 また、報第2号から報第12号までは、平成18年度の各特別会計ごとに、事業の確定等に伴う予算の調整を行う必要があり、3月30日付で専決処分したものであります。


 次に、報第15号から報第17号につきましては、平成18年度国民健康保険、老人保健、国立公園高崎山自然動物園事業の各特別会計においてそれぞれ歳入不足を生じたため、平成19年度予算をもって繰上充用を行う必要があり、5月31日付で専決処分をしたものであります。


 次に、一般議案の主なものについて御説明申し上げます。


 まず、議第54号は、大分市常勤特別職及び大分市教育委員会教育長の給料月額の臨時特例措置に関する条例の制定についてであります。


 これは、本市の行政改革の一環として、市長等の給料月額について、本年8月1日から平成23年3月31日までの間、市長及び副市長は10%を、水道事業管理者、常勤の監査委員及び教育長は5%をそれぞれ給料月額から減額する措置を講じようとするものであります。


 議第61号は、大分市乳幼児医療費の助成に関する条例の一部改正についてでありますが、子育て支援を推進するため、3歳未満の乳幼児の医療費について、一部自己負担金を廃止し、無料化しようとするものであります。


 議第63号、大分市基本構想の改定について、並びに議第64号、大分市基本計画の策定についてでありますが、これは、現行の2010大分市総合計画を見直し、新しい時代にふさわしい本市のまちづくりの基本的な方針を定めようとするものであります。


 見直しに当たっては、市民の声を反映した計画とすること、わかりやすく実効性のある計画とすることを心がけたところであります。そのため、大分市総合計画検討委員会からの御提言を初め、パブリックコメントやテレビシンポジウムによりいただきました市民の声をもとに、さらに市民満足度調査の結果を踏まえ、今回の計画案を作成いたしたところであります。


 まず、基本構想は、平成28年を目標年次とし、目指すまちの姿、都市像といたしまして「ともに築く 希望あふれる 元気都市」を掲げ、その実現のための6つの基本的な政策を示しております。


 次に、基本計画は、平成23年を目標年次とし、基本構想の実現のための46の具体的な各種施策を体系的に位置づけております。策定に当たっては、個別の施策項目の内容を明らかにするとともに、各施策にそれぞれ数値による努力目標を設定し、施策の進捗状況をわかりやすく示すことができるよう工夫をいたしたところであります。


 議第65号は、市長、副市長、収入役、水道事業管理者及び常勤の監査委員の退職手当の額についてでありますが、大分市常勤特別職の退職手当支給条例第3条並びに大分市助役定数条例等の一部を改正する条例附則第4項及び第5項の規定に基づき、任期が満了した市長等の退職手当の額について、本市の行政改革の一環として、任期中に適用しました給料月額の減額措置に準じ支給割合を調整した上で算出した額を定めようとするものであります。


 議第66号は、大分市教育委員会教育長の退職手当の額についてでありますが、大分市教育委員会教育長の給与、旅費及び勤務時間その他の勤務条件に関する条例第6条の規定に基づき、退任しました教育長の退職手当の額について、議第65号の市長等の退職手当の額と同様の方法により算出した額を定めようとするものであります。


 その他の議案につきましては、その都度担当者より説明いたさせます。


 何とぞ慎重御審議の上、御決定賜りますようお願い申し上げます。


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◎日程第3 議第53号審議(委員会付託省略)





○議長(三浦由紀) 次に参ります。


 日程第3、ただいま上程いたしました議案のうち、議第53号については、先議を要しますので、会議規則第38条第3項の規定により委員会付託を省略し、直ちに審議いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。


     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(三浦由紀) 御異議なしと認めます。


 よって、本案は、委員会付託を省略し、直ちに審議することに決定いたしました。


 本案に対する質疑はありませんか。


     〔「なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(三浦由紀) 質疑なしと認めます。


 これより討論に入ります。


 討論はありませんか。


     〔「なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(三浦由紀) 討論なしと認めます。


 これより採決いたします。


 本案は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。


     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(三浦由紀) 御異議なしと認めます。


 よって、本案は、原案のとおり可決いたしました。


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  議案


 番号    件名    結果


 議第53号 各種委員会の委員の報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正について 原案可決


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○議長(三浦由紀) 以上で本日の日程を終了いたしました。


 お諮りいたします。


 あす6月26日から7月1日までの6日間は、議案考案等のため本会議を休会いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。


     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(三浦由紀) 御異議なしと認めます。


 よって、あすから7月1日までの6日間は、本会議を休会することに決定いたしました。


 次の本会議は、7月2日午前10時に開きます。


 本日は、これにて散会いたします。


          午前11時32分散会











地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する


 平成19年6月25日





大分市議会 議  長  三 浦 由 紀











      署名議員  福 間 健 治











      署名議員  河 越 康 秀