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大分県 大分市

平成17年第1回定例会(第1号 3月10日)




平成17年第1回定例会(第1号 3月10日)





 
第1回大分市議会定例会会議録 (第1号)


―――――――――――――――――――――


平成17年3月10日


   午前10時1分開会


―――――――――――――――――――――


出席議員


  1番    二 宮 純 一


  2番    挾 間   正


  3番    小手川   恵


  4番    廣 次 忠 彦


  5番    福 間 健 治


  6番    大久保 八 太


  7番    宮 邉 和 弘


  8番    井 上 香 龍


  9番    安 東 房 吉


 10番    篠 田 良 行


 11番    日小田 良 二


 12番    指 原 健 一


 13番    桐 井 寿 郎


 14番    田 ?   潤


 15番    首 藤 ? 憲


 16番    矢 野   久


 17番    下 村 淳 一


 18番    二 宮   博


 19番    藤 田 敬 治


 20番    工 藤 哲 弘


 21番    安 部 剛 祐


 22番    野 尻 哲 雄


 23番    永 松 弘 基


 24番    板 倉 永 紀


 25番    足 立 義 弘


 26番    仲 道 俊 寿


 27番    三 浦 由 紀


 28番    河 越 康 秀


 29番    長 田 教 雄


 30番    秦 野 恭 義


 31番    阿 部 剛四郎


 32番    田 島 八 日


 33番    福 崎 智 幸


 34番    衛 藤 良 憲


 35番    小 嶋 秀 行


 36番    井手口 良 一


 37番    荻 本 正 直


 38番    徳 丸   修


 39番    河 内 正 直


 40番    後 藤 淳 夫


 41番    高 橋 弘 巳


 42番    藤 沢 達 夫


 43番    今 山 裕 之


 44番    吉 岡 美智子


 45番    衞 藤 三 男


 46番    渡 部 義 美


 47番    油 布   忠


 48番    後 藤 一 裕


―――――――――――――――――――――


欠席議員


 な し


―――――――――――――――――――――


出席した事務局職員


 局   長  野 尻 政 文


 次   長  伊 藤 清 彦


 次長兼総務課長 宮 脇 邦 文


 議事課長   田 原 精 一


 議事課参事  大 野 茂 喜


 議事課長補佐兼議事記録係長 筒 井 昌 一


 調査係長   国 広   治


 主   査  明 石 文 雄


 嘱   託  木 村 辰 雄


―――――――――――――――――――――


説明のため出席した者の職氏名


 市   長  釘 宮   磐


 副 市 長  磯 ? 賢 治


 収 入 役  久 渡   晃


 教 育 長  秦   政 博


 水道事業管理者 渕 野 善 之


 消防局長   太 田   薫


 総務部長   大 戸 愼一郎


 企画部長   衛 藤 嘉 幸


 財務部長   藤 田 茂 利


 市民部長   高 野 雅 之


 福祉保健部長  三 股   彬


 福祉保健部参事兼大分市保健所長  井 原    誠


 福祉保健部参事兼福祉事務所長  坪 根 玄  三


 環境部長   関   貞 征


 商工部長   川 野 登志之


 農政部長   首 藤 哲 也


 土木建築部長  大 山 晴 久


 都市計画部長  田 邊 信二郎


 下水道部長  首 藤 憲 治


 教育委員会教育総務部長  秦   忠 士


 教育委員会学校教育部長  稙 田 幹 男


 水道局管理部長  林   光 典


 総務部次長  安 部 信 孝


 財務部次長  三 浦 能 成


 財務部次長兼財政課長  城 内   健


 市長室長   小 出 祐 二


―――――――――――――――――――――


  議  事  日  程  第1号


    平成17年3月10日午前10時開会


第1 議長の選挙


第2 議席の指定


第3 会期の決定


第4 副議長の選挙


第5 議員提出議案第1号上程、審議(委員会付託省略)


第6 常任委員会委員及び議会運営委員会委員の選任


第7 特別委員会の設置並びに委員の選任


第8 大分郡環境衛生組合議会議員の選挙


第9 農業委員会委員の推薦


第10 議第1号から議第49号まで及び報第1号、報第2号一括上程


   (市長の提案理由説明)


―――――――――――――――――――――


  本日の会議に付した事件


日程第1 議長の選挙


日程第2 議席の指定


日程第3 会期の決定


日程第4 副議長の選挙


日程第5 議員提出議案第1号上程、審議(委員会付託省略)


日程第6 常任委員会委員及び議会運営委員会委員の選任


日程第7 特別委員会の設置並びに委員の選任


日程第8 大分郡環境衛生組合議会議員の選挙


日程第9 農業委員会委員の推薦


日程第10 議第1号から議第49号まで及び報第1号、報第2号一括上程(市長の提案理由


     説明)


 ◇―――――――――――――――――◇


○事務局長(野尻政文) おはようございます。


 臨時議長を紹介いたします。


 本日は、一般選挙後最初の議会でありますので、議長が選任されるまでの間、地方自治法第107条の規定に基づき、年長の議員が臨時にその職を行うことになっております。


 出席されている議員さんのうち、桐井寿郎議員が年長の議員でありますので、御紹介いたします。


     〔臨時議長議長席に着く〕(拍手)


○臨時議長(桐井寿郎) おはようございます。


 ただいま御紹介いただきました桐井寿郎です。


 地方自治法第107条の規定に基づき、臨時議長の職務を行います。何とぞよろしくお願いいたします。


 ◇―――――――――――――――――◇


○臨時議長(桐井寿郎) ただいまから平成17年第1回定例会を開会いたします。


          午前10時1分開会


○臨時議長(桐井寿郎) 直ちに本日の会議を開きます。


          午前10時1分開議


○臨時議長(桐井寿郎) この際、議事の進行上、仮議席の指定を行います。


 仮議席は、ただいま着席の議席を指定いたします。


 ◇―――――――――――――――――◇








◎日程第1 議長の選挙





○臨時議長(桐井寿郎) 日程第1、これより議長の選挙を行います。


 議場の閉鎖を命じます。


     〔議場閉鎖〕


○臨時議長(桐井寿郎) ただいまの出席議員は、48名であります。


 投票用紙を配布させます。


     〔投票用紙配布〕


○臨時議長(桐井寿郎) 投票用紙の配布漏れはありませんか。


     〔「なし」と呼ぶ者あり〕


○臨時議長(桐井寿郎) 配布漏れなしと認めます。


 投票箱を改めさせます。


     〔投票箱点検〕


○臨時議長(桐井寿郎) 異状なしと認めます。


 念のため申し上げます。投票は、単記無記名であります。投票用紙の裏面に被選挙人の氏名を記載の上、議席順に投票をお願いいたします。


 なお、衛藤良憲議員から点字投票の申し出がありましたので、点字判読者に待機をお願いしております。


 それでは、議席順に投票をお願いいたします。


     〔各員投票〕


○臨時議長(桐井寿郎) 投票漏れはありませんか。


     〔「なし」と呼ぶ者あり〕


○臨時議長(桐井寿郎) 投票漏れなしと認めます。


 投票を終了いたします。


 議場の閉鎖を解きます。


     〔議場開鎖〕


○臨時議長(桐井寿郎) これより開票を行います。


 会議規則第32条第2項の規定により、開票立会人に4番、廣次忠彦議員、9番、安東房吉議員、44番、吉岡美智子議員、以上3名を指名いたします。


 よって、3名の方は、立ち会いをお願いいたします。


     〔投票点検〕


○臨時議長(桐井寿郎) 選挙の結果を報告いたします。


  投票総数  48票


 これは、先ほどの出席議員数に符合いたします。


 そのうち、


   有効投票  47票


   無効投票  1票


  有効投票中


   長 田 教 雄 議員  41票


   大久保 八 太 議員  4票


   阿 部 剛四郎 議員  2票


 以上のとおりであります。


 この選挙の法定得票数は、12票であります。


 よって、長田教雄議員が議長に当選いたしました。(拍手)


 ただいま議長に当選された長田教雄議員が議場におられますので、本席から会議規則第33条第2項の規定により告知いたします。


 この際、議長に就任のごあいさつをお願いをいたします。


○議長(長田教雄)(登壇) おはようございます。


 ただいま議員の皆様方から温かい御推挙をいただきまして、大分市議会議長に就任させていただきました自由民主党の長田教雄でございます。


 改めまして、光栄に思いますとともに、その使命と責任の重大さを改めて感じているところでございます。


 大分市も、合併して新大分市となり、野津原、佐賀関を含めた新大分市の均衡ある発展のための議会運営に邁進していきたい、そう思っております。


 議員皆様方の今後ますますの御指導と御鞭撻をお願い申し上げまして、議長就任のあいさつにかえます。


 本日は、ありがとうございました。(拍手)


○臨時議長(桐井寿郎) それでは、議長と交代いたします。議長席にお着き願います。


 御協力どうもありがとうございました。(拍手)


     〔臨時議長退席、議長議長席に着く〕


 ◇―――――――――――――――――◇


○議長(長田教雄) 本日の議事は、お手元に配布の議事日程第1号により行います。


 ◇―――――――――――――――――◇








◎日程第2 議席の指定





○議長(長田教雄) 日程第2、議席の指定を行います。


 議席は、会議規則第4条第1項の規定により、議長においてただいまの仮議席のとおり指定いたします。


―――――――――――――――――――――


   1番  二 宮 純 一


   2番  挾 間   正


   3番  小手川   恵


   4番  廣 次 忠 彦


   5番  福 間 健 治


   6番  大久保 八 太


   7番  宮 邉 和 弘


   8番  井 上 香 龍


   9番  安 東 房 吉


   10番  篠 田 良 行


   11番  日小田 良 二


   12番  指 原 健 一


   13番  桐 井 寿 郎


   14番  田 ?   潤


   15番  首 藤 ? 憲


   16番  矢 野   久


   17番  下 村 淳 一


   18番  二 宮   博


   19番  藤 田 敬 治


   20番  工 藤 哲 弘


   21番  安 部 剛 祐


   22番  野 尻 哲 雄


   23番  永 松 弘 基


   24番  板 倉 永 紀


   25番  足 立 義 弘


   26番  仲 道 俊 寿


   27番  三 浦 由 紀


   28番  河 越 康 秀


   29番  長 田 教 雄


   30番  秦 野 恭 義


   31番  阿 部 剛四郎


   32番  田 島 八 日


   33番  福 崎 智 幸


   34番  衛 藤 良 憲


   35番  小 嶋 秀 行


   36番  井手口 良 一


   37番  荻 本 正 直


   38番  徳 丸   修


   39番  河 内 正 直


   40番  後 藤 淳 夫


   41番  高 橋 弘 巳


   42番  藤 沢 達 夫


   43番  今 山 裕 之


   44番  吉 岡 美智子


   45番  衞 藤 三 男


   46番  渡 部 義 美


   47番  油 布   忠


   48番  後 藤 一 裕


―――――――――――――――――――――


 ◇―――――――――――――――――◇








◎日程第3 会期の決定





○議長(長田教雄) 次に参ります。


 日程第3、会期の決定の件を議題といたします。


 お諮りいたします。


 今期定例会の会期は、本日から29日までの20日間といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。


     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(長田教雄) 御異議なしと認めます。


 よって、会期は、本日から29日までの20日間と決定いたしました。


 ◇―――――――――――――――――◇








◎日程第4 副議長の選挙





○議長(長田教雄) 次に参ります。


 日程第4、これより副議長の選挙を行います。


 議場の閉鎖を命じます。


     〔議場閉鎖〕


○議長(長田教雄) ただいまの出席議員は、48名であります。


 投票用紙を配布させます。


     〔投票用紙配布〕


○議長(長田教雄) 投票用紙の配布漏れはありませんか。


     〔「なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(長田教雄) 配布漏れなしと認めます。


 投票箱を改めさせます。


     〔投票箱点検〕


○議長(長田教雄) 異状なしと認めます。


 念のため申し上げます。投票は、単記無記名であります。投票用紙の裏面に被選挙人の氏名を記載の上、議席順に投票を願います。


 なお、衛藤良憲議員から点字投票の申し出がありました。


 それでは、議席順に投票をお願いいたします。


     〔各員投票〕


○議長(長田教雄) 投票漏れはありませんか。


     〔「なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(長田教雄) 投票漏れなしと認めます。


 投票を終了いたします。


 議場の閉鎖を解きます。


     〔議場開鎖〕


○議長(長田教雄) これより開票を行います。


 会議規則第32条第2項の規定により、開票立会人に19番、藤田敬治議員、33番、福崎智幸議員、41番、高橋弘巳議員、以上3名を指名いたします。


 よって、3名の方は、立ち会いをお願いいたします。


     〔投票点検〕


○議長(長田教雄) 選挙の結果を報告いたします。


  投票総数  48票


 これは、先ほどの出席議員数に符合いたします。


 そのうち、


   有効投票  48票


  有効投票中


   渡 部 義 美 議員  24票


   桐 井 寿 郎 議員  18票


   藤 沢 達 夫 議員  6票


 以上のとおりであります。


 この選挙の法定得票数は、12票であります。


 よって、渡部義美議員が副議長に当選いたしました。(拍手)


 ただいま副議長に当選されました渡部義美議員が議場におられますので、本席から会議規則第33条第2項の規定により告知いたします。


 この際、副議長に就任のごあいさつをお願いいたします。


○副議長(渡部義美)(登壇) おはようございます。


 渡部義美でございます。


 ただいま副議長の選任を受けまして、身の引き締まる思いをしております。


 これからしっかり議長を補佐し、議会の円滑な推進と新大分市の発展のために一生懸命努力してまいりたいと決意をしております。


 先輩、同僚の議員の皆様方の御指導、御協力をよろしくお願いいたします。


 ありがとうございました。(拍手)


 ◇―――――――――――――――――◇








◎日程第5 議員提出議案第1号上程、審議





      (委員会付託省略)


○議長(長田教雄) 次に参ります。


 日程第5、議員提出議案第1号、大分市議会委員会条例の一部改正についてを上程いたします。


―――――――――――――――――――――





  議   案


番   号      件   名


議員提出議案第1号  大分市議会委員会条例の一部改正について





―――――――――――――――――――――


○議長(長田教雄) お諮りいたします。


 本案は、会議規則第38条第2項の規定により、提案説明及び委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。


     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(長田教雄) 御異議なしと認めます。


 よって、本案は、提案説明及び委員会付託を省略することに決定いたしました。


 これより質疑に入ります。


 本案に対する質疑はありませんか。


     〔「なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(長田教雄) 質疑なしと認めます。


 これより討論に入ります。


 討論はありませんか。


     〔「なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(長田教雄) 討論なしと認めます。


 これより採決いたします。


 本案は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。


     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(長田教雄) 御異議なしと認めます。


 よって、本案は、原案のとおり可決いたしました。


―――――――――――――――――――――





  議   案


番 号    件 名    結 果


議員提出議案第1号  大分市議会委員会条例の一部改正について    原案可決





―――――――――――――――――――――


○議長(長田教雄) この際、資料配布のため、自席にてしばらく休憩いたします。


          午前10時39分休憩


 ◇―――――――――――――――――◇


○議長(長田教雄) 休憩前に続いて会議を開きます。


          午前10時40分再開


 ◇―――――――――――――――――◇








◎日程第6 常任委員会委員及び議会運営委員会委員の選任





○議長(長田教雄) 次に参ります。


 日程第6、これより常任委員会委員及び議会運営委員会委員の選任を行います。


 お諮りいたします。


 常任委員会委員及び議会運営委員会委員の選任については、委員会条例第8条第1項の規定により、お手元に配布の委員氏名表のとおり指名いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。


     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(長田教雄) 御異議なしと認めます。


 よって、ただいま指名のとおり委員に選任することに決定いたしました。


―――――――――――――――――――――


    総務常任委員会


      二 宮 純 一


      井 上 香 龍


      安 東 房 吉


      下 村 淳 一


      野 尻 哲 雄


      仲 道 俊 寿


      阿 部 剛四郎


      福 崎 智 幸


      高 橋 弘 巳


      吉 岡 美智子


    厚生常任委員会


      小手川   恵


      宮 邉 和 弘


      二 宮   博


      永 松 弘 基


      長 田 教 雄


      秦 野 恭 義


      衛 藤 良 憲


      荻 本 正 直


      藤 沢 達 夫


      油 布   忠


    文教常任委員会


      福 間 健 治


      篠 田 良 行


      桐 井 寿 郎


      矢 野   久


      安 部 剛 祐


      河 越 康 秀


      小 嶋 秀 行


      徳 丸   修


      衞 藤 三 男


    建設常任委員会


      挾 間   正


      廣 次 忠 彦


      日小田 良 二


      指 原 健 一


      工 藤 哲 弘


      板 倉 永 紀


      田 島 八 日


      井手口 良 一


      後 藤 淳 夫


      後 藤 一 裕


    経済常任委員会


      大久保 八 太


      田 ?   潤


      首 藤 ? 憲


      藤 田 敬 治


      足 立 義 弘


      三 浦 由 紀


      河 内 正 直


      今 山 裕 之


      渡 部 義 美


    議会運営委員会


      大久保 八 太


      指 原 健 一


      首 藤 ? 憲


      河 越 康 秀


      秦 野 恭 義


      阿 部 剛四郎


      田 島 八 日


      井手口 良 一


      藤 沢 達 夫


      後 藤 一 裕


―――――――――――――――――――――


 ◇―――――――――――――――――◇








◎日程第7 特別委員会の設置並びに委員の選任





○議長(長田教雄) 次に参ります。


 日程第7、特別委員会の設置並びに委員の選任についてを議題といたします。


 まず、地方分権等調査特別委員会、都市環境・交通対策特別委員会及び大分駅高架・都市整備特別委員会の設置についてであります。


 地方分権等調査特別委員会は、委員12名で構成し、地方分権及び行政改革を推進するための調査の件を付託、都市環境・交通対策特別委員会は、委員13名で構成し、生活環境保全に関する調査及び交通安全対策に関する調査の件を付託、大分駅高架・都市整備特別委員会は、委員14名で構成し、大分駅高架の進捗状況調査及び総合都市整備基本計画に関する調査の件を付託し、期限は、それぞれ議員の任期中とする、以上のとおり各特別委員会を設置いたしたいと思います。


 お諮りいたします。


 まず、以上の3特別委員会を設置することに御異議ありませんか。


     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(長田教雄) 御異議なしと認めます。


 よって、以上の3特別委員会を設置することに決定いたしました。


 次に、お諮りいたします。


 ただいま設置されました各特別委員会の委員の選任については、委員会条例第8条第1項の規定により、お手元に配布の委員氏名表のとおり指名いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。


     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(長田教雄) 御異議なしと認めます。


 よって、ただいま指名のとおり各特別委員会の委員に選任することに決定いたしました。


―――――――――――――――――――――


    地方分権等調査特別委員会


      小手川   恵


      井 上 香 龍


      日小田 良 二


      首 藤 ? 憲


      二 宮   博


      長 田 教 雄


      秦 野 恭 義


      田 島 八 日


      小 嶋 秀 行


      藤 沢 達 夫


      渡 部 義 美


      後 藤 一 裕


    都市環境・交通対策特別委員会


      大久保 八 太


      安 東 房 吉


      指 原 健 一


      桐 井 寿 郎


      下 村 淳 一


      藤 田 敬 治


      野 尻 哲 雄


      永 松 弘 基


      衛 藤 良 憲


      徳 丸   修


      高 橋 弘 巳


      衞 藤 三 男


      油 布   忠


    大分駅高架・都市整備特別委員会


      福 間 健 治


      宮 邉 和 弘


      田 ?   潤


      矢 野   久


      工 藤 哲 弘


      安 部 剛 祐


      長 田 教 雄


      阿 部 剛四郎


      福 崎 智 幸


      河 内 正 直


      後 藤 淳 夫


      吉 岡 美智子


      渡 部 義 美


―――――――――――――――――――――


 ◇―――――――――――――――――◇








◎日程第8 大分郡環境衛生組合議会議員の選挙





○議長(長田教雄) 次に参ります。


 日程第8、大分郡環境衛生組合議会議員の選挙を行います。


 お諮りいたします。


 市議会議員の中から3名の選挙を行います。


 本選挙の方法は、地方自治法第118条第2項の規定により、指名推選により行いたいと思います。これに御異議ありませんか。


     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(長田教雄) 御異議なしと認めます。


 よって、選挙の方法は、指名推選によることに決定いたしました。


 次に、お諮りいたします。


 議長において指名することにいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。


     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(長田教雄) 御異議なしと認めます。


 よって、議長において指名することに決定いたしました。


 それでは、大分郡環境衛生組合議会議員に


  10番 篠 田 良 行 議員


  17番 下 村 淳 一 議員


  36番 井手口 良 一 議員


 以上3名を指名いたします。


 お諮りいたします。


 ただいま議長において指名いたしました3名の方々を大分郡環境衛生組合議会議員の当選人とすることに御異議ありませんか。


     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(長田教雄) 御異議なしと認めます。


 よって、ただいま指名の方々が大分郡環境衛生組合議会議員に当選されました。


 ただいま当選されました方々が議場におられますので、本席から会議規則第33条第2項の規定により告知いたします。


 ◇―――――――――――――――――◇








◎日程第9 農業委員会委員の推薦





○議長(長田教雄) 次に参ります。


 日程第9、農業委員会委員の推薦の件を議題といたします。


 この際、12番、指原健一議員、23番、永松弘基議員、36番、井手口良一議員の退席を求めます。


     〔12番、指原健一議員、23番、永松


      弘基議員、36番、井手口良一議員


      退場〕


○議長(長田教雄) お諮りいたします。


 農業委員会等に関する法律第12条第1項第2号の規定により、


  12番 指 原 健 一 議員


  23番 永 松 弘 基 議員


  36番 井手口 良 一 議員


 以上3名を農業委員会委員に推薦いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。


     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(長田教雄) 御異議なしと認めます。


 よって、ただいま指名の3名の方を農業委員会委員に推薦することに決定いたしました。


     〔12番、指原健一議員、23番、永松


      弘基議員、36番、井手口良一議員


      入場〕


○議長(長田教雄) この際、資料配布等のため、ただいまから10分間休憩をいたします。


          午前10時46分休憩


 ◇―――――――――――――――――◇


○議長(長田教雄) 休憩前に続いて会議を開きます。


          午前10時56分再開


○議長(長田教雄) 地方自治法第121条の規定により、市長ほか関係者の出席を求めております。


 なお、出席通知のありました説明員の職氏名は、お手元に配布しております執行部席表のとおりでありますので、これにより御了承願います。


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◎日程第10 議第1号から議第49号まで及び報第1号、報第2号一括上程(市長の提案理由説明)





○議長(長田教雄) 次に参ります。


 日程第10、本日提出されました議第1号から議第49号まで及び報第1号、報第2号を一括上程いたします。


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     議   案


番 号   件 名


議第 1号 平成17年度大分市一般会計予算


議第 2号 平成17年度大分市国民健康保険特別会計予算


議第 3号 平成17年度大分市老人保健特別会計予算


議第 4号 平成17年度大分市国立公園高崎山自然動物園事業特別会計予算


議第 5号 平成17年度大分市財産区特別会計予算


議第 6号 平成17年度大分市交通災害共済事業特別会計予算


議第 7号 平成17年度大分市公共下水道事業特別会計予算


議第 8号 平成17年度大分市土地取得特別会計予算


議第 9号 平成17年度大分市中央卸売市場事業特別会計予算


議第10号 平成17年度大分市住宅新築資金等貸付事業特別会計予算


議第11号 平成17年度大分市農業集落排水事業特別会計予算


議第12号 平成17年度大分市母子寡婦福祉資金貸付事業特別会計予算


議第13号 平成17年度大分市介護保険特別会計予算


議第14号 平成17年度大分市下郡土地区画整理清算事業特別会計予算


議第15号 平成17年度大分市三佐土地区画整理清算事業特別会計予算


議第16号 平成17年度大分市水道事業会計予算


議第17号 平成16年度大分市一般会計補正予算(第5号)


議第18号 平成16年度大分市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)


議第19号 平成16年度大分市公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)


議第20号 平成16年度大分市水道事業会計補正予算(第2号)


議第21号 大分市人事行政の運営等の状況の公表に関する条例の制定について


議第22号 大分市地域振興基金条例の制定について


議第23号 証人等の実費弁償に関する条例の一部改正について


議第24号 大分市手数料条例の一部改正について


議第25号 大分市心身障害者並びに母子家庭等の医療費の助成に関する条例の一部改正について


議第26号 大分市結核診査協議会条例及び大分市予防接種事故調査会条例の一部改正について


議第27号 大分市田ノ浦海水浴場条例の一部改正について


議第28号 大分市中央卸売市場業務条例の一部改正について


議第29号 大分市屋外広告物条例の一部改正について


議第30号 大分市水道事業の設置等に関する条例の一部改正について


議第31号 大分市水道事業給水条例の一部改正について


議第32号 大分市文化財保護条例等の一部改正について


議第33号 大分市スポーツ施設条例の一部改正について


議第34号 大分市ホルト園条例の廃止について


議第35号 大分市過疎地域自立促進計画の制定について


議第36号 公の施設に係る指定管理者の指定について


議第37号 大分地域介護認定審査会共同設置規約の変更に関する協議について


議第38号 新たに生じた土地の確認について


議第39号 字の区域の変更について


議第40号 ごみ収集車の購入について


議第41号 土地買収について


議第42号 土地買収について


議第43号 工事請負契約の変更について(市道片島松岡バイパス線道路改良(9工区)工事)


議第44号 工事請負契約の変更について(大分市関門雨水排水ポンプ場建設(機械設備)工事)


議第45号 工事請負契約の変更について(大分市関門雨水排水ポンプ場建設(電気設備)工事)


議第46号 包括外部監査契約の締結について


議第47号 市道路線の認定及び廃止について


議第48号 損害賠償の額の決定並びに示談について


議第49号 損害賠償の額の決定並びに示談について





     報


番 号   件 名


報第 1号 専決処分した事件の承認について(事務の受託の協議について)


報第 2号 専決処分した事件の承認について(平成16年度大分市一般会計補正予算(第4号))


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○議長(長田教雄) この際、提案理由の説明を求めます。


 釘宮市長。


○市長(釘宮磐)(登壇) 本日ここに、新大分市発足後最初の議会となります平成17年第1回大分市議会定例会が開会されるに当たりまして、新年度の市政執行に対する私の基本的な考え方を申し上げますとともに、提出いたしました諸議案の概要を御説明申し上げ、議員の皆様を初め、市民の皆様の御理解と御協力を賜りたいと存じます。


 まず、その前に、議員各位におかれましては、去る2月20日に執行されました市議会議員選挙において、厳しい選挙戦を見事に勝ち抜かれ、めでたく御当選の栄誉を得られましたことを心からお喜びを申し上げます。


 このたびの栄誉は、皆様方のたゆまぬ御精進のたまものであると同時に、その豊かな人格や卓越した見識に寄せられました市民の期待の大きさのあらわれであり、ここに深く敬意を表する次第であります。


 今後とも、御健勝でますます御活躍されますよう祈念申し上げますとともに、本市のさらなる発展のため、格別の御尽力と御協力を賜りますようお願い申し上げます。


 ことしは、大分市、佐賀関町、野津原町が合併し新大分市が誕生した記念すべき年であり、私にとりましても、平成15年4月に市長という重責を与えられて以来、約2年が経過し、任期の折り返しを迎える重要な節目の年でございます。


 私は、就任以来、市政オープン宣言のもと、「公平公正」「情報公開」「説明責任」「市民参加」を基本方針に、市民一人一人が心豊かに、そして幸せと生きる喜びを実感できる大分市の建設を目指し、市民に親しまれる市役所の実現や職員の意識改革、行政改革の推進など、市政の刷新と財政の健全化に全力で取り組んでまいりました。


 今後も、こうした私の政治姿勢を堅持し、これまで進めてまいりました諸施策の充実はもとより、時代のニーズにマッチした新たな施策にも積極的に取り組み、市民福祉の向上と大分市のさらなる発展を目指してまいります。


 さて、時代は、大きな変革の流れの中で激しく揺れ動いています。


 少子・高齢化の進行、情報化や国際化の進展、地球規模で進む環境問題、児童や高齢者への虐待問題、青少年の健全育成など、社会全体で取り組まなければならない大きな課題が顕在化しております。


 また、構造改革という流れの中で、国と地方、行政と民間の関係や役割分担が大きく見直され、三位一体改革の影響などにより、地方自治体は、一層厳しい行財政環境に置かれ、今まさにみずからを変革し新しい時代に対応していく力量が試されております。


 地方分権時代にふさわしいより自立性と創造性の高い自治体を築いていくためには、職員の意識改革のもとに、行政の経営能力を高めることはもちろんのこと、自治体の構成員である住民との連携、協力が不可欠であり、住民の果たす役割も重要となってまいります。市民一人一人がお互いの役割と責任を自覚しながら自立に向けた力量を高め、みずからの個性や能力を十分に発揮することが大切であります。


 本市は、豊かな自然環境や歴史文化、産業にも恵まれており、私は、これらの魅力ある資源と全市民の英知や活力を、いわば「大分力」として最大限に活用し、子供から若者やお年寄りまであらゆる世代が安心して生き生きと希望を持って暮らすことのできる元気な大分を創造したいと考えております。


 新大分市の市政運営に当たり、今、改めてその責任の重大さを痛感し、身の引き締まる思いをいたしているところでありますが、新市の将来あるべき姿をしっかりと見きわめ、時代の変化に迅速かつ的確に対応しながら、未来に期待の持てる光り輝く都市として力強く発展するよう先導的役割を担うことが私に与えられた使命であると確信し、市政改革と市民参加による開かれた市政の実現を目指してまいります。


 大分市、佐賀関町、野津原町の合併により、人口約47万人を擁し、市域面積も約500平方キロメートルに及ぶ新大分市が誕生いたしました。


 県都、中核市として、都市機能が集積し国内有数の企業が立地する元気な都市として注目される大分市に、今や全国ブランドとなった関アジ、関サバなどの水産資源や美しい海岸線を持つ佐賀関地域と、新たな観光スポットとなる大分川ダムや今市の石畳に代表される歴史遺産、農林資源を持つ野津原地域の2つの新たな個性が加わり、大分市の魅力は一段とグレードアップいたしました。


 今後は、新市の速やかな一体化を促進するとともに、これまで両町がはぐくんできた歴史や伝統文化、豊かな自然を貴重な財産として引き継ぎ、魅力と活力に満ちたまちづくりをさらに推進し、この合併に寄せられた市民の皆様の期待にこたえてまいりたいと考えております。


 去る1月18日には、大分文化会館で合併記念式典を盛大に挙行いたしましたが、引き続き開催するさまざまな合併記念事業を通じて新市の魅力を全国にアピールするとともに、合併建設計画に掲げる諸事業を着実に推進し、中心市街地と周辺地域の均衡ある発展を図ってまいります。


 特に、県都の新しいまちづくりの核となる大分駅周辺総合整備事業を着実に推進してまいります。


 本事業は、現在、駅南地区シンボルゾーンの形成、交通アクセス、中心市街地の活性化など、大分駅南北地区の一体的な整備のあり方について検討を重ねているところであり、「おおいた都心まちづくり会議」などを通じて市民の皆様の御意見をいただきながら、魅力と活力を創造する高次都市機能の集積を図り、21世紀の県都にふさわしい顔づくりを目指してまいります。


 また、長年の課題となっておりました保健所の建設につきましては、これまで、場所の選定を慎重に進めてまいりましたが、現在、市役所の北駐車場として使用しております市有地が最適であるとの判断をいたしたところであり、早急に事業手法など具体的な建設方針を固め、早期建設を目指すことといたしております。


 なお、懸案となっております総合社会福祉保健センターにつきましては、外部委員から成る懇話会を立ち上げ建設場所や施設機能、規模等について具体的な検討に入りたいと考えております。


 また、新年度は、「安心・安全のまちづくり」に一層積極的に取り組んでまいります。


 今、世界各地では、大洪水、大干ばつ、大地震などの異常気象や災害が続いており、我が国におきましても、昨年は、たび重なる大型台風の襲来や新潟県中越地震の発生などにより、多数の犠牲者と甚大な被害がもたらされました。


 本市におきましても、近い将来には東南海・南海地震の発生が懸念される中、昨年施行された国民保護法に基づくさまざまな対策を講じる必要もあり、市民の安心と安全を確保するための防災危機管理体制の整備が急務となっております。


 このため、新年度は、防災・危機管理室を設置して体制強化を図ることとし、大分市地域防災計画の早急な見直しを行うとともに、市民の防災意識高揚と自主防災組織の結成促進に取り組み、あわせて大地震の発生を想定した全市一斉防災訓練を実施するなど、市民と行政、関係機関が一体となった防災危機管理体制の確立を目指してまいります。


 また、市政運営の基本方針となります大分市総合計画の見直しに着手したいと考えております。


 本計画は、平成8年10月に策定され、その後、平成15年1月に基本計画の見直しが行われたところであります。


 地方分権の進展、三位一体改革の推進、市町村合併など、本市を取り巻く環境は、近年、目まぐるしく変化し、市民ニーズもますます高度化、多様化しており、2010大分市総合計画第2次基本計画の目標年次である平成19年も間近に迫ってまいりました。このため、基本構想の改定を視野に入れた全面的な見直しを行いたいと考えており、市民満足度調査等を実施する中で合併後の新しいまちづくりの指針となる新たな総合計画の策定に取り組み、新市にふさわしい一体的かつ総合的なまちづくりを推進してまいりたいと存じます。


 厳しい社会、経済情勢のもと、地方分権時代にふさわしい行政主体として、質の高い行政サービスを提供するためには、持続可能な安定的財政基盤を確立し、限られた財源をより効率的に運用していくことが求められており、行政改革は、避けて通ることのできない市政の最重要課題であります。


 昨年1月に行政改革アクションプランを策定して以来、私は、職員に対し徹底したコスト意識を促しながら、一般行政経費の削減、事務事業の整理合理化、入札制度の改革、さらには将来的な財源確保にもつながる企業誘致を図るなど、行財政運営の効率化と財政の健全化に努めてまいりました。その結果、平成15年度と16年度の2年間の改善効果額は、約62億5,000万円となり、計画目標を大きく上回る成果を見込んでいるところでございます。


 しかしながら、依然として厳しい状況が続いており、今後も三位一体改革による本市行財政運営への影響は避けられないものとなっておりますことから、さらなる取り組み強化を図る必要が生じてまいりました。


 このため、去る2月14日、行政改革アクションプラン推進委員会を設置したところであり、今後とも、行政改革の進捗状況や具体的な取り組み等について、市民の代表の皆様から幅広い御意見をいただきながら行政改革アクションプランの適切な進行管理に一層努めてまいりたいと考えております。


 その上で、新年度は、さまざまな業務執行方式を見直すこととし、学校給食調理、配送業務のうち、共同調理場給食配送業務の民間委託、支所車運転業務の廃止、スクールバス運転業務への嘱託職員の活用等を行うとともに、ごみ収集業務の一部についても、平成18年度から民間委託を実施するための検討を進めるなど、適切なサービス水準を保ちながら、民間の創意工夫を生かせるような民間活力の導入を図ってまいります。


 また、退職者不補充や、嘱託、臨時職員の活用等により適正な定員管理を進めるととともに、退職時特別昇給の廃止や55歳昇給停止など、給与制度の見直しを図る中で人件費の総額抑制に取り組んでまいります。


 さらに、国と地方の役割分担が見直される中、市民ニーズを的確に把握し、さまざまな行政課題に柔軟かつ機動的に対応し得る組織機構の整備を行うとともに、平成16年度から本格実施しております行政評価におきましても、外部評価委員会の客観的な意見を踏まえ事務事業の徹底した整理合理化に取り組むなど、行政の効率化を一層進めてまいります。


 行政改革は、どのような困難があろうとも、必ずなし遂げなければならない市政の最重要課題であります。行政改革を着実に実行し、具体的な成果を上げることが市民サービスの安定的、継続的な提供を可能にし、市民の皆様から信頼される市役所の評価へとつながるものと確信しており、今後とも、あらゆる分野で聖域を設けることなく全職員一丸となって不退転の決意で取り組んでまいる所存でございます。


 本格的な地方分権時代を迎え、今こそ、地方自治体は、中央依存からの脱却を図り、自主自立の自治体経営を目指していかなければなりません。


 今後、ますます激化する自治体間競争に打ち勝ち、個性的で主体性のあるまちづくりを進めていくためには、職員の政策形成能力を高めることはもちろんでありますが、自覚と責任ある市民の積極的な市政への参画を求め、その時々の政策課題についての考えや意思を最大限市政に反映させていく必要があり、行政主導のまちづくりから市民と行政との協働によるまちづくりへとシフトし、住民自身がみずからの地域を治めていくという地方自治の基本に立った市民参加型市政の実現が不可欠であります。


 このため、私は、市民と行政とが共通認識を持ち、ともによきパートナーとして一体感を持てるオープンな市政運営を展開する必要があると考え、市長就任以来、「おでかけ市長室」やティー・トークを通して市政の現状と課題について積極的に情報の共有化を図るとともに、それを乗り越えるための市民と職員の意識改革を強く求めてまいっているところでございます。


 「おでかけ市長室」とティー・トークは、私の市政執行における原点ともなるものであり、合併後の佐賀関、野津原両地域を含め、今月中に全校区、全職場を一巡いたしますので、これまでのあり方を検証し、新年度の早い時期に改めてスタートしたいと考えております。


 また、新年度は、市民生活課に新たに市民協働推進担当を配置し、市民と行政の役割分担や連携、協力のあり方等についての基本的な考え方を示す「市民参加と協働に関する基本指針」の策定に着手するなど、市民参加の機会を拡大し、「市民と行政との協働によるまちづくり」を一層推進するための仕組みを充実、強化してまいりたいと考えております。


 私は、今、「日本一きれいなまちづくり運動」を提唱していますが、職員による早朝の清掃活動から始めたこの運動が多くの市民の間に広がり、定着していけば、必ずや大分市は全国に誇れるきれいなまちになるものと確信をしております。また、その活動を通して市民と行政との一体感が醸成されることにもつながり、ひいては、大分を愛する心、みずからのまちに誇りを持つ心が市民の間に芽生え、失われつつある地域コミュニティーの再生にも寄与できますことから、「市民参加と協働によるまちづくり」の大きな推進力になっていくものと期待いたしております。


 私は、この「日本一きれいなまちづくり運動」を市民総参加の運動と位置づけ、これからの特色ある大分の顔づくりのためにも、市政の重点施策として強力に推進してまいりたいと考えております。


 以上、市政運営の基本的な考え方を述べてまいりましたが、私は、今日の厳しい時代だからこそ市民の皆様と一緒になって新生大分市の明るい未来を展望し、本市の持つ特質と魅力を活用しつつ、個性的で主体性のある活力に満ちた都市として着実に前進するよう渾身の努力を傾注してまいる所存でありますので、議員の皆様を初め、市民の皆様の御理解と御協力を賜りますようお願い申し上げます。


 我が国の景気動向につきましては、円高や原油高などにより輸出や一部の生産に鈍化が見られ、個人消費も伸び悩むなど、このところ足踏み状態にあり、県内の景気動向につきましても、製造業に支えられ持ち直してきてはおりますが、業種間や地域間で回復にばらつきがあり、今後の動向は、依然として楽観できない状況となっております。


 このような経済状況のもと、国債残高は、平成17年度末見込みでは538兆円となり、名目国内総生産をついに上回り、国、地方を合わせた長期債務残高は、700兆円を大きく超え、過去最高となる見込みであり、国と地方の財政状況が一層厳しさを増す中、国は、引き続き財政構造改革に取り組み、三位一体改革を推進することといたしております。


 新年度における本市への三位一体改革の影響は、地方交付税の平成16年度並みの確保と税源移譲が約16億円見込まれますものの、国庫補助負担金が約11億円、臨時財政対策債が約12億円の減額となりますことから、結果として、約7億円の減収となり、平成16年度の影響額と合わせますと、2カ年で約41億円の減収となったところであります。


 本市におきましては、幸いにも製造業を中心とする企業の業績の改善や活発な設備投資等により、平成13年度以来4年ぶりの市税収入の増が見込まれますものの、今後とも、三位一体改革の影響などを考えますと、財源の確保については、予断を許さない状況が続くものと思われます。


 このような厳しい財政状況のもと、合併後初めての当初予算編成となったわけでありますが、編成に当たりましては、行政改革アクションプランの着実な推進と昨年本格的に導入いたしました行政評価システムに基づき、義務的経費も含めた事務事業全般にわたって思い切った見直しを進め、徹底したコスト意識のもと、事業の厳正な選択を行いより効率的、重点的な予算の配分に努めたところであります。


 市域の均衡ある発展を目指し、特に佐賀関、野津原両地域の皆様にも合併効果を感じてもらえるよう配慮しながら、合併建設計画に掲げる各種事業や福祉、環境、教育など市民生活に密着した分野への財源配分を初め、市民の安心と安全を確保するための諸施策の推進を図ったところであります。


 また、今回、予算編成に当たっての新たな取り組みとして、重点施策の推進を図るための政策重点化枠の創設や経費節減額を再配分し予算の効率的な執行を促すインセンティブ予算制度を導入したほか、従来の一般行政事務経費の枠配分と、投資的経費のうち、単独事業について部局の裁量枠を設け弾力的な予算編成を可能とするなど、限られた財源の中でめり張りのある予算となるよう創意工夫を図ったところであります。


 このような取り組みのもと編成いたしました平成17年度の当初予算の規模といたしましては、一般会計で1,464億7,000万円、特別会計で1,172億1,300万円、水道事業会計で187億7,700万円、総予算額で2,824億6,000万円となり、これは、平成16年度当初予算との比較で申し上げますと、合併の影響もあり、一般会計で0.3%の増、特別会計で10.4%の増、水道事業会計で8.2%の増、総予算額では4.8%の増となっております。


 それでは、主な施策について順次御説明申し上げます。


 初めに、環境の保全について申し上げます。


 豊かな緑の保全と創造、豊かな水環境の保全、快適な生活環境の確立に向け、人と自然が共生できるまちづくりを目指してまいります。


 まず、豊かな緑の保全と創造についてでありますが、大分市緑の保全及び創造に関する条例に基づいて、郷土の緑保全地区の指定に引き続き取り組むとともに、合併記念事業として、平和市民公園で「おおいた人とみどりふれあいいち」を開催するほか、野津原地域におきまして植樹祭を行い緑化意識の高揚と緑化推進に努めてまいります。


 次に、豊かな水環境の保全についてでありますが、公共用水域の水質の向上を図るため、引き続き浄化槽の普及や農業集落排水事業、公共下水道事業を推進してまいります。


 次に、快適な生活環境の確立についてでありますが、資源循環型社会を目指し、ごみの減量化とリサイクルの推進を図るため、家庭用電動式生ごみ処理機購入に対し助成するとともに、有価物集団回収運動の促進や分別回収に取り組んでまいります。


 現在、リサイクルの一層の推進と資源化率の向上を図るため、リサイクルプラザの建設に取り組んでおりますが、新年度には、敷地造成工事を完成させるとともに、一部プラント工事にも着工することといたしており、平成18年度末の完成を目指してまいります。


 次に、市民福祉の向上について申し上げます。


 すべての市民が快適で希望と生きがいのある生活を営むことができる「安心・健康モデル都市」の実現を目指し、人と命の大切さを基本とした施策の展開に努めてまいります。


 まず、高齢者福祉についてでありますが、高齢者が心身ともに健康で将来にわたって安心して暮らすことができ、生きがいの持てる社会の実現を図るため、在宅を中心とした福祉サービスの充実に努めるなど、長寿社会にふさわしい総合的で効果的な高齢者保健福祉施策を積極的に推進してまいります。


 介護保険制度が始まって既に5年が経過しようとしておりますが、この間、保険給付費が増加の一途をたどっており、介護予防対策は、市政の重要な課題となっております。


 そこで、本制度が適用されない高齢者に対する取り組みとして、生活支援ホームヘルプサービス事業、食の自立支援事業、生活支援デイサービス事業などの在宅老人支援事業を実施するとともに、介護予防の観点から、元気老人対策として、生きがい対応デイサービス事業や「地域ふれあいサロン事業」に取り組むほか、作業療法等により日常生活動作の維持回復を図る地域参加型機能訓練事業などを実施してまいります。


 また、高齢者の社会参加と生きがいづくりを目的とした高齢者ワンコインバス事業につきましては、これまで、市民の代表や学識経験者、バス事業者から成る検討委員会の御意見をいただく中で今後の事業のあり方について検討してまいりましたが、このほどバス事業者との協議が調いましたことから、新年度におきましては、乗車区間によって100円から300円までの段階別運賃制を導入し、新大分市の全域を対象として実施することといたしております。


 なお、新制度導入の準備のため、年度当初の一定期間につきましては、従来どおりの制度で旧大分市地域を対象として実施いたしたいと考えております。


 また、高齢者福祉施設の整備につきましては、特別養護老人ホームや老人保健施設等の整備に対し助成することといたしております。


 次に、障害者福祉についてでありますが、ホームヘルプサービスやデイサービス、短期入所などの支援費事業に取り組むほか、身体障害者福祉ホームや知的障害者通所更生施設の整備に対しても助成することといたしております。


 また、身体障害者や知的障害者の就業の機会を確保するため、小規模作業所や福祉工場の運営に対し引き続き助成するとともに、国庫補助の対象とならない定員20名未満の福祉工場に対しても、市の単独事業として新たに助成することといたしております。


 なお、障害者雇用のさらなる拡大を図る観点から、障害者の法定雇用率を充足している事業者については、本市の発注する物品や工事等の入札参加において優先的な配慮をしてまいりたいと考えております。


 また、精神障害者の日常生活を支援し社会的自立を促進するため、引き続きホームヘルプサービスやショートステイの利用並びにグループホーム、小規模作業所の運営や通所授産施設等の施設整備に対して助成するとともに、これまで高齢者世帯等を対象に行ってまいりました食の自立支援事業を精神障害者世帯にも拡充することといたしております。


 次に、児童福祉についてでありますが、新たに策定した次世代育成支援行動計画に基づき、健やかに子供の育つ大分市を目指して、子供の人権を尊重することを基本に、家庭と地域における子育て支援や母子の健康の確保、子供の健やかな成長のための教育環境の整備などに取り組んでまいります。


 このため、「地域コミュニティ応援事業」として、ボランティア団体等が地域で実践している子育て事業に引き続き助成するとともに、現在、市内4カ所に設置しております「こどもルーム」を仮称鶴崎、稙田総合市民行政センター内にそれぞれ開設して6カ所体制とし、地域における子育て支援を一層充実させてまいりたいと考えております。


 また、本年度より、就職を希望する母子家庭の母親の就業、自立を支援するため、教育訓練講座を受講する経費や就業に結びつきやすい資格取得を目的とした養成訓練を受講する際の生活費の一部を助成することといたしております。


 また、児童養護施設わかば園につきましては、平成17年度中の移転統合に向けて、受け入れ施設の整備に対し助成するほか、移転先の子供たちや職員との交流を深めることといたしております。


 また、社会問題化している児童虐待につきましては、何よりも迅速な対応が大切であり、虐待を受けた子供とその親に対する心のケアの専門職員として、臨床心理士を採用することとしたほか、児童虐待防止マニュアルを全戸に配布し虐待防止のネットワークを構築してまいりたいと考えております。


 次に、心と体の健康づくりについてでありますが、すべての市民が生涯を通じて快適な生活を送れるよう、健康の保持増進、疾病の予防などに取り組んでまいります。


 このため、引き続き健康診断の受診率アップを目指すとともに、新年度には、仮称鶴崎、稙田総合市民行政センター内にそれぞれ地域保健福祉センターを開設することといたしており、健康相談や検診後の事後教育、家庭訪問による健康指導など、専門職員による身近なサービスを提供することにより地域保健の一層の充実を図ってまいりたいと考えております。


 また、不妊治療への助成事業につきましては、昨年来、大きな成果も上がっており、希望者が多いことから、増額措置をいたしたところであります。


 次に、同和対策についてでありますが、同和問題は、基本的人権にかかわる重大な社会問題であり、その解決は、市政の重要課題であります。


 今後とも、大分市同和対策協議会の意見を尊重しながらその課題解決に向けて主体性を持って取り組むとともに、市民一人一人に憲法で保障された人権を重んじることのとうとさが徹底されるよう、平成16年度策定しました「大分市人権教育・啓発基本計画」に沿って人権意識の普及、高揚に努めてまいりたいと考えております。


 次に、消費者保護についてでありますが、近年、インターネットの普及などにより、消費者の利便性が向上した反面、ネット上での契約をめぐるトラブルも多発しております。


 このため、市民活動・消費生活センター「ライフパル」を拠点として、情報の収集、提供に努めるとともに、消費者からの苦情や相談に的確に対応し消費生活の安定と向上を図ってまいります。


 次に、男女共同参画社会の実現に向けた取り組みにつきましては、男女共同参画社会の形成という時代のニーズにこたえていくため、男女共同参画推進懇話会の御意見を踏まえながら、男女がその人格を尊重しつつ、責任も分かち合い、ともにその個性と能力を発揮できるよう引き続き市民の意識啓発に努めてまいります。


 次に、教育文化の向上について申し上げます。


 次代を担う子供たちの健やかな成長を願い、家庭、学校、地域はもとより、ボランティア団体やNPO法人とも連携しながらよりよい教育環境の充実を図るとともに、芸術、文化、スポーツの振興にも努めてまいります。


 まず、学校教育についてでありますが、みずから学びみずから考えよりよく問題を解決する力、豊かな人間性などの生きる力を育成することがこれからを生きる子供たちにとって大切であり、そのもととなる基礎的、基本的学力を身につけることが肝要であると考えております。


 子供たちの学力低下が懸念される中、学力の向上を重視した学習指導要領の見直しが検討されておりますが、この見直しの趣旨を踏まえ、今後とも学習指導の一層の充実を図ってまいります。


 また、子供たちの生きる力をはぐくむため、それぞれの学校や地域の特性を生かし体験学習なども取り入れた「特色ある学校づくり推進事業」を新たに展開してまいります。


 また、これまで、国の緊急地域雇用創出特別基金事業を活用し学級運営が困難な学校や障害児や外国人子女などが在籍する学校に補助教員を配置してまいりましたが、平成16年度でこの事業が終了いたしますことから、新年度は、市の単独事業として配置し、適切な指導のもと、学級運営へのよりきめ細かな対応等に努めてまいります。


 さらに、昨年から実施しております小学校における30人学級を幼稚園に拡大し幼児教育の一層の充実を図るほか、今後の国際社会を担う豊かな国際感覚を持った青少年の人材育成を図るため、中学2年生を対象とする「中学生海外体験研修事業」に新たに取り組むことといたしております。


 次に、学校施設の整備についてでありますが、明治小学校のプールや王子中学校の屋内運動場の増改築を行うとともに、上野ケ丘中学校や佐賀関地域の神崎中学校校舎改築のための設計に取り組むほか、小中学校の校舎等の耐震化対策を行うことといたしております。


 また、小学校の給食食器を平成16年度に引き続きアルマイト食器から強化磁器食器へと順次更新するとともに、生活様式の変化に伴い要望の多くなっております小中学校のトイレの洋式化に計画的に取り組むことといたしております。


 また、全国的に学校現場において凶悪な犯罪が発生しており、犯罪の未然防止などの危機管理体制の強化が問われておりますことから、小学校、幼稚園への不審者の侵入等から児童、園児の安全を確保するため、各教室等に緊急警報システムを設置することといたしたところであります。


 次に、社会教育についてでありますが、核家族化の進行や近所づき合いの希薄化などによって、地域ぐるみでの子育てや人と人との連帯感など、かつて地域社会が果たしてきた役割が失われつつあります。今まさに、その役割の再生が求められており、市民が生きがいを持ち心豊かな地域社会をはぐくんでいくため、地域活動の拠点となる地区公民館などでの学習機会、情報の提供に努める一方、校区や自治区の公民館の新築、改築及び運営費に対しましても引き続き助成してまいります。


 また、青少年の健全育成につきましては、青少年健全育成プランに基づき、青少年みずからの力による成長と青少年の成長を支える大人の体制づくりを2本の柱として、家庭、学校、地域はもとより、ボランティア団体やNPO法人とも連携を図りながら心身ともに健やかな青少年の育成に取り組んでまいります。


 次に、芸術、文化の振興についてでありますが、本市の個性を生かした文化を創造し発信していくため、美術品の展覧会や音楽コンサート、演劇など、すぐれた文化に触れる機会を提供していくほか、市民音楽祭や美術展覧会など、市民みずからが企画する文化活動を支援してまいります。


 本年秋には、合併を記念して本市が所蔵する美術品や磯崎建築の模型等の展覧会を佐賀関、野津原の両地域で開催することといたしております。


 次に、文化財保護についてでありますが、市内各所には、貴重な史跡が点在しており、いずれの史跡も本市の長い歴史を考える上で重要でありますことから、その保護、保存に努めてまいります。


 大友氏館跡につきましては、引き続き確認調査に取り組み、国史跡として指定を受けた土地について、地権者の御理解、御協力をいただきながら順次取得してまいるとともに、横尾遺跡につきましても、引き続き確認調査に取り組み遺構全体の把握に努めてまいります。


 また、このほど国史跡の追加指定を受けました旧万寿寺地区について、平成16年度に引き続き用地を取得するよう措置したところであり、これで全区域の取得を終えることとなります。


 なお、用地の一部につきましては、当面、多目的広場として利用する予定にいたしております。


 次に、スポーツ振興についてでありますが、市民のだれもがいつでもどこでも楽しむことのできる身近なスポーツ、レクリエーションの場を提供することは、生きがいづくりや健康の増進につながる重要な施策であります。


 新年度は、舞鶴球場を天然芝の球場としてリニューアルするとともに、現在、夏季のみの利用となっている南大分スポーツパークの移動屋根式プールを温水プールとして改修し、使用期間や利用時間の延長などの見直しを行うことといたしております。


 また、総合型スポーツクラブの展開を図るため、野津原地域のNスポーツクラブへの活動支援や新たなクラブの創設支援に取り組み、地域住民主導による生涯スポーツ社会を構築してまいりたいと考えております。


 次に、産業基盤の確立について申し上げます。


 本市は、新産都企業群が産業の牽引役として国内でも有数の工業都市として発展を遂げてまいりましたが、国際化、高度情報化社会の進展とともに、産業構造に著しい変化が見られるようになり、これらに対応した活力ある新たな産業基盤の形成、さらに競争力、成長力ある新たな産業を生み出していく必要があります。


 まず、商工業の振興についてでありますが、現在、全国各地では、企業誘致に関する都市間競争が激しさを増しております。


 本市におきましても、昨年、大分市企業立地促進条例を制定するなど、企業誘致策の強化に取り組んでいるところでありますが、幸いにも、昨年から企業進出や大型設備投資が相次ぎ、地域経済への波及効果が期待されているところであります。


 新年度は、本条例に基づく初めての助成金を交付することといたしており、今後とも、関係機関との連携を図る中で企業立地に関する情報収集に努めながら、本市の恵まれた立地条件等を最大限活用し、私自身が先頭に立って企業誘致に積極的に取り組んでまいりたいと考えております。


 中小企業者向け融資制度につきましては、信用保証料を全額市が負担するなど、市独自の取り組みをいたしておりますが、新年度は、協調倍率の見直しにより融資枠を拡大し、中小企業の円滑な資金調達が可能となるよう体制を整えたところであります。


 また、新たな取り組みとして、すぐれた技術研究開発のノウハウを持つ大学の研究成果を企業活動に生かすため、「産学交流サロン」を開催し、市内の企業や大学等関係者に幅広く参加を呼びかけ相互の交流を支援してまいります。


 また、市内の中小企業の競争力の強化を図るため、「中小企業パワーアップ事業」に取り組むことといたしており、NPO法人と連携して、企業の作業効率の向上と在庫整理につながる整理整とん等の5S運動の導入を働きかけてまいります。


 なお、若者の就労意識を喚起するため、「就労意識ウェイクアップ事業」に取り組み、フリーターやニートと言われる若年未就労者を対象とした就労を支援するハンドブックの作成や就労相談を行ってまいります。


 次に、農業の振興についてであります。


 農業を取り巻く環境には、極めて厳しいものがありますが、農業には、市民生活に必要な食料を安定的に供給するという役割とともに、良好な景観の形成、水田のもたらす保水力など、多面的な機能も有しています。


 このようなことから、農業生産基盤の整備充実や優良農地の確保に引き続き努めるとともに、佐賀関、野津原地域における中山間地域等直接支払制度に取り組むほか、農業経営の近代化、生産施設等の整備充実を図り銘柄産地づくりを引き続き推進してまいります。


 また、都市住民に対し空き農家や遊休農地、遊休農業施設などの遊休資源の再利用をあっせんする「農のある暮らし支援事業」を行うほか、消費者に安全で安心な農産物を提供するため、化学肥料や化学農薬の低減に取り組む農家を支援する「エコ・アグリ推進支援事業」を実施することといたしております。


 次に、林業の振興についてでありますが、森林資源の保全を図るため、計画的な造林、育林事業、林道の開設や改良事業を推進してまいります。


 また、森林の持つ水源の涵養などの多面的機能を維持し健全に保全していくため、農林業に携わる環境農家の支援、育成に引き続き取り組むことといたしており、新年度は、環境農家への支援者に対して伐採等森林管理のための研修を実施し、リーダーとして育成してまいりたいと考えております。


 次に、水産業の振興につきましては、つくり育てる漁業の定着を目指し、沿岸海域や大分川、大野川での稚魚放流事業、一尺屋沖、大野川河口での人工魚礁の設置事業、さらには県漁業協同組合が佐賀関漁港において実施する生けす設置に対し助成するほか、海底の堆積物除去等を県や関係自治体と共同して行う別府湾地区大規模漁場保全事業に取り組むなど、水産資源の確保と安定的な漁業生産基盤の整備を図ってまいります。


 また、佐賀関、福水、下浦の各漁港の整備に取り組むことといたしております。


 次に、都市基盤の整備について申し上げます。


 計画的な市街地の整備、市民の活動を支える道路や総合交通体系の整備、安定した生活基盤の整備など、市民が暮らしやすいまちづくりを進めてまいります。


 まず、計画的な市街地の整備についてでありますが、大分駅南土地区画整理事業を含む大分駅周辺総合整備事業は、県都の顔づくりとなる重要な事業であり、今後とも積極的に推進してまいります。


 また、坂ノ市、横尾土地区画整理事業でありますが、坂ノ市につきましては、平成18年度の事業終了を目指して整備を行うことといたしており、横尾につきましては、事業の進捗と仮設住宅入居者の移転促進を図るため、事業計画の見直しを行い、公園や緑地等の用地取得について所要の措置をいたしております。


 三佐北地区住環境整備事業につきましては、建物の移転補償費等を措置し、新年度から本格的に事業に着手してまいりたいと考えております。


 また、賀来西、明野中心部第1、稙田新都心中央の組合施行による土地区画整理事業に助成するとともに、滝尾中部地区の住環境整備や浜町、芦崎、新川地区密集市街地の整備につきましても、事業実施に向けた必要な調査等を行うことといたしております。


 次に、道路整備についてでありますが、金池桜ケ丘線など7路線の都市計画道路の整備を進め、一般市道につきましては、賀来横瀬線や佐賀関港連絡道路、野津原地域のダム関連道路のほか、合併後の市内一円の道路改良、道路舗装、橋梁整備などを計画的に進めてまいります。


 次に、総合交通体系の整備についてでありますが、大分自動車道大分光吉インターチェンジのフルインター化につきまして、県、日本道路公団と協力しながら早期に建設を目指してまいります。


 また、公共交通の不便地域における移動手段を確保するため、「ふれあいタクシー運行事業」を継続するとともに、本年4月以降、路線バスの廃止が予定されておりました河原内線につきまして、地元が負担するバス運行経費の一部を助成し市民の利便性を確保することといたしております。


 また、職員の政策立案によるアントレプレナーシップ事業である「バイシクルフレンドリータウン創造事業」の具現化に取り組むことといたしております。


 自転車の利用促進は、交通渋滞の緩和、環境の保全、健康増進といったさまざまな効果が期待できますことから、新年度には、自転車を活用したまちづくりを進めるための基本計画を策定し、自転車利用促進のための社会実験や啓発活動を行うとともに、懸案でありました鶴崎駅、坂ノ市駅の駐輪場を整備することといたしております。


 次に、安定した生活基盤の整備についてでありますが、公共下水道は、市民の衛生的で快適な生活環境を確保するとともに、市街地の浸水対策や公共用水域の水質保全など、重要な役割を担っておりますことから、引き続き汚水雨水管渠、終末処理場の計画的な整備に努めてまいります。


 公営住宅につきましても、市民に良好で快適な居住環境と需要に応じた良質な住宅を供給するため、中の瀬住宅C?棟66戸の建設を推進するとともに、駐車場の整備などにつきましても計画的に取り組んでまいります。


 また、公園や緑地は、潤いのある快適な都市空間として欠かすことのできないものであり、公園整備につきましては、三佐地区の近隣公園の実施設計費を計上したほか、大在地区の久保公園と稙田地区の鉾手公園の整備に取り組んでまいります。


 次に、防災安全の確保について申し上げます。


 地震、風水害、火災などの災害から市民の生命、身体及び財産を守るため、災害の未然防止と被害の軽減に努め、広報活動を通じて市民の防災意識の向上を図るとともに、市民生活の安全を優先し、救急体制の確立、防犯、交通安全対策の充実に努めてまいります。


 まず、防災対策についてでありますが、市民の防災意識の普及啓発に努めるとともに、庁内の組織、機構を見直し、緊急時の危機管理システムが円滑に機能できるよう市民と行政、関係機関が一体となった総合的な防災体制の確立を目指してまいります。


 土石流、急傾斜地等の危険箇所や河川の浸水実績、さらには地震による津波発生時の浸水想定区域や避難場所等を示すハザードマップを県と連携して作成するほか、自主防災組織の活動に対する支援や放送塔の整備への助成などに積極的に取り組んでまいります。


 次に、消防、救急救助体制の整備についてでありますが、都市化に伴う建物の密集化、高層化や交通事情の変化、さらには合併に伴う市域の拡大等に対応するため、消防力や救急救助体制の強化に取り組んでまいります。


 このため、消防車両と救急車について引き続き計画的な更新を行い、東消防署佐賀関分署には、高規格救急車を配備することといたしております。


 また、南部地域の防災拠点となる南消防署庁舎の新築移転工事に着手するとともに、佐賀関、野津原地域の消防団車庫につきましても計画的な整備を図ってまいります。


 また、電気ショックにより心機能の蘇生を図る自動体外式除細動器の早期使用は、救命率を大幅に高めるとされていることから、市役所本庁舎やコンパルホールに配備し、職員はもとより、市民も操作できるよう講習会を実施することといたしており、あわせて高規格救急車が常駐していない消防局出張所にも配備することといたしております。


 次に、交通安全対策についてでありますが、関係機関の連携のもと、交通安全意識の高揚を図る一方、交差点や歩道の改良を初め、ガードレールやカーブミラーなどの交通安全施設の整備を引き続き進め、交通事故の未然防止に努めてまいります。


 次に、防犯対策についてでありますが、犯罪のない明るい社会の実現には、市民一人一人の防犯意識が何より大切でありますことから、関係機関や市民団体との連携のもと、防犯意識の高揚や暴力絶滅運動の推進に努めるとともに、自治会による防犯灯の設置、維持に係る経費についても助成してまいります。


 次に、魅力風格の創造について申し上げます。


 国際化、情報化の急速な進展に伴い、国際交流や都市間交流が拡大する中、県都として、九州の中核都市として、にぎわいのある魅力と活力にあふれた風格のあるまちづくりを推進してまいります。


 観光振興につきましては、本市を代表する観光拠点であります高崎山一帯の広報宣伝活動はもとより、合併により佐賀関地域の関アジ、関サバなどの水産資源や美しい海岸線並びに野津原地域の豊かな農林資源や将来のダム湖周辺なども観光資源として加わりましたことから、魅力を増した新大分市にふさわしい観光キャッチフレーズを作成し、大分の新しい魅力を積極的に情報発信してまいりたいと考えております。


 また、本市に残る貴重な歴史的まち並みとして整備を図る「戸次本町街づくり推進事業」を計画的に進めるため、地元住民による修景施設の整備に対し助成し新たな観光スポットにしてまいりたいと考えております。


 次に、元気とにぎわいの創出についてでありますが、多くの人々が集い、市民のだれもが気軽に参加し楽しむことができる「大分七夕まつり」や「本場鶴崎踊大会」「ななせの火群まつり」、さらには、佐賀関地域の「鯛つりおどり大会」や野津原地域の「ななせの里まつり」など、地域に根づいた祭りについて、市民の主体性を基本に置きながら、本市を代表する祭りとして積極的に支援してまいりたいと考えております。


 また、本市は、「日本一きれいなまちづくり運動」を推進しておりますが、この運動をさらに全市的な取り組みとして展開させていくため、河川敷の一斉清掃を行う河川クリーンアップキャンペーン事業やギネスに挑戦する「全市いっせいごみ拾い大作戦」などを実施するとともに、「さわやかトイレ事業」として、公園のトイレの改修に取り組んでまいります。


 また、合併記念事業として、ビッグアイで行われる大分トリニータの試合へ市民3,000人を無料招待するとともに、NHK厚生文化事業団のチャリティー事業「芸能人の多才な美術展」を本市で開催し、合併により新大分市となった市民の相互交流の促進を図ってまいりたいと考えております。


 なお、大分トリニータの活躍が元気な大分を全国に情報発信することにもつながりますことから、県と一体となって全面的にバックアップしていくこととし、後援会に加入することといたしております。


 岡地区の丹生温泉施設につきましては、本定例会に提案をしております指定管理者の指定についての議決をいただいた上で、新年度早々にはオープンしたいと考えており、地元の方々を初め、広く市民の皆様に御利用いただきたいと思っております。


 次に、国際交流についてでありますが、今日、世界は、政治、経済、スポーツなどあらゆる分野において1つの圏域となり、地域社会と国際社会との結びつきがさらに強まっていく傾向にあります。


 このような中、今後とも、市民一人一人が国際社会の一員であることを認識し、外国の諸都市との相互理解を深め、友好親善の輪がさらに広がり、ビジネスチャンスにもつながっていくことを期待いたしております。


 特に、新年度におきましては、オースチン市との姉妹都市締結15周年を迎える節目の年となりますことから、市民やさまざまな分野の市民活動団体の皆様から成る訪問団を派遣し、市民レベルの交流を通じた友好親善を図ってまいりたいと考えております。


 次に、効率的な行政運営について申し上げます。


 市政全般の諸施策の展開に当たりましては、総合的かつ効率的な観点に立った市政の運営に心がけ、より質の高い市民サービスの提供に努めてまいります。


 多様化する市民ニーズに迅速に対応していくためには、これまでの組織、事務処理のあり方を見直し、弾力性に富んだ執行システムへシフトさせることが必要であり、新年度は、防災危機管理体制の強化や国体の準備等のための機構改革を実施し新たな体制で臨むことといたしております。


 仮称鶴崎、稙田総合市民行政センターにつきましては、鋭意現在工事を進めておりますが、いずれも本年11月にはオープンできる見込みであり、新市における東西の行政拠点として、また、地域の交流拠点として多くの皆様に愛され、活用されるセンターにいたしたいと考えております。


 また、市民サービス向上の観点から、アントレプレナーシップ事業として、窓口業務のワンストップサービスなどを目指す住民総合サービス事業に取り組むほか、市民へのサービス提供時間の延長と交通渋滞の緩和を目的とする時差通勤を早急に試行したいと考えております。


 また、職員の意識改革と資質の向上を図ることを目的として、平成16年度から中央省庁へ職員2名を派遣いたしておりますが、新年度は、さらに1名増員することにいたしております。


 また、市民からの問い合わせ等の電話に迅速な対応が可能なコールセンター開設に向けた調査に入るほか、建設工事の設計の際に工事の質の確保とコスト縮減について技術的提案を受けるコンストラクションマネジメント業務委託に取り組むなど、民間活力の一層の導入を図ってまいります。


 情報化の推進につきましては、戸籍事務の迅速化と管理の適正化を図るため、戸籍の電算化に取り組むとともに、佐賀関、野津原両地域の地形図を新たにGISにより作成するほか、地理情報の多面的な活用を図るため、統合型GIS構築を視野に入れたデータ整備を行うことといたしております。


 次に、特別会計の主なものについて御説明申し上げます。


 まず、国民健康保険特別会計には、357億500万円を計上いたしております。


 その主なものは、被保険者に係る療養給付費、高額療養費、老人保健医療費拠出金及び介護納付金であります。


 なお、加入者の利便性を図るため、現在、世帯単位で交付している国民健康保険証をカード化し、加入者1人ずつに交付するためのシステム開発に取り組むことといたしております。


 老人保健特別会計には、397億100万円を計上いたしております。


 その主なものは、医療給付費であります。


 介護保険特別会計には、200億2,400万円を計上いたしております。


 その主なものは、施設介護サービス給付費及び居宅介護サービス給付費の計上であります。


 公共下水道事業特別会計には、181億7,000万円を計上いたしております。


 その主なものは、管渠につきましては、汚水雨水幹線の整備や面的整備に引き続き取り組み普及率の向上を目指すとともに、終末処理場やポンプ場について計画的な整備を行うことといたしております。


 水道事業会計には、187億7,700万円を計上いたしております。


 その主なものは、浄水場や給配水施設等の維持管理費のほか、第4次拡張事業費や佐賀関地区上水道整備事業費、野津原東部簡易水道統合事業費等の計上であります。


 次に、平成16年度一般会計補正予算について御説明申し上げます。


 今回の補正額は、17億8,840万8,000円で、これを既決予算と合わせますと、1,593億5,602万5,000円となったところであります。


 その主なものは、NTT債を繰り上げ償還するための公債費や市有財産整備基金積立金の計上であります。


 なお、特別会計につきましては、公共下水道事業特別会計にNTT債を繰り上げ償還するための公債費や事務費等を2億2,730万1,000円計上したほか、国民健康保険特別会計に高額療養費7,571万5,000円の追加計上をいたしたところであります。


 水道事業会計につきましては、1億2,560万2,000円を計上いたしております。これは、NTT債を繰り上げ償還するための償還金の計上であります。


 次に、一般議案の主なものについて御説明申し上げます。


 まず、議第21号、大分市人事行政の運営等の状況の公表に関する条例の制定についてでありますが、これは、地方公務員法第58条の2の規定により、本市における職員の任免や職員数及び給与の状況など、人事行政の運営等についてその状況を公表するため、公表の内容、時期、方法などを定めようとするものであります。


 議第22号は、大分市地域振興基金条例の制定についてでありますが、合併後の新市における市民の一体感の醸成及び地域振興を図るため、合併特例債を活用し40億円の基金を設置しようとするものであります。


 議第33号は、大分市スポーツ施設条例の一部改正についてでありますが、平成15年度から整備を進めておりました国分多目的運動広場をスポーツ施設として設置しようとするものであります。


 議第34号は、大分市ホルト園条例の廃止についてでありますが、本施設は、昭和52年に知的障害者の通所訓練所として設立いたしましたが、設立当時に比べ、社会福祉法人による各種施設が充実されてきたことにより、本施設の役割も終えたとの判断のもと、平成16年度をもって大分市ホルト園を廃止しようとするものであります。


 議第35号は、大分市過疎地域自立促進計画の制定についてでありますが、過疎地域自立促進特別措置法第6条の規定により、佐賀関地域及び野津原地域における過疎地域の自立促進を図るため、平成17年4月1日から平成22年3月31日までの5年間を計画期間とする過疎地域自立促進計画を制定しようとするものであります。


 その他の議案につきましては、その都度担当者より説明いたさせます。


 何とぞ慎重御審議の上、御決定賜りますようお願い申し上げます。


 ◇―――――――――――――――――◇


○議長(長田教雄) 以上で本日の日程を終了いたしました。


 お諮りいたします。


 あすから15日までの5日間は、議案考案等のため、本会議を休会いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。


     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(長田教雄) 御異議なしと認めます。


 よって、あすから15日までの5日間は、本会議を休会することに決定いたしました。


 次の本会議は、16日午前10時に開きます。


 なお、本日構成されました各委員会の正副委員長互選のための委員会招集は、議長が行うことになっております。


 よって、午後1時から各委員会をお手元に配布の委員会招集通知のとおり招集いたします。


 本日は、これにて散会いたします。


          午後0時6分散会





地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する





平成17年3月10日














      臨時議長  桐 井 寿 郎














大分市議会 議  長  長 田 教 雄














      署名議員  二 宮 純 一














      署名議員  藤 沢 達 夫