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大分県 大分県

平成 3年 第1回臨時会(5月) 05月17日−02号




平成 3年 第1回臨時会(5月) − 05月17日−02号







平成 3年 第1回臨時会(5月)



       平成三年

           大分県議会臨時会会議録(第二号)

       第一回

平成三年五月十七日(金曜日)

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 議事日程第二号

       平成三年五月十七日

第一 議長の選挙

第二 副議長の選挙

第三 常任委員の選任

第四 議会運営委員の委嘱

第五 中津競馬組合議会議員の選挙

第六 第六五号議案から第六七号議案まで並びに第一号報告及び第二号報告

   (議題、提出者の説明、質疑、委員会付託)

第七 第六五号議案及び第六六号議案並びに第一号報告及び第二号報告

   (議題、委員長の報告、質疑、討論、採決)

第八 閉会中の継続調査の件

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 本日の会議に付した案件

日程第一 議長の選挙

日程第二 副議長の選挙

日程第三 常任委員の選任

日程第四 議会運営委員の委嘱

日程第五 中津競馬組合議会議員の選挙

日程第六 第六五号議案から第六七号議案まで並びに第一号報告及び第二号報告

     (議題、提出者の説明、質疑、委員会付託)

日程第七 第六五号議案及び第六六号議案並びに第一号報告及び第二号報告

     (議題、委員長の報告、質疑、討論、採決)

日程第八 閉会中の継続調査の件

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 出席議員 四十七名

  議長  池田秀人

  副議長 長田助勝

      後藤国利

      後藤利夫

      安部省祐

      佐藤 錬

      阿部英仁

      堀田庫士

      中島和靖

      盛田智英

      諌山秀夫

      和田至誠

      釘宮 磐

      佐々木敏夫

      麻生一三

      岩尾憲雄

      日野立明

      古田き一郎

      長尾庸夫

      牧野浩朗

      三浦良隆

      佐藤佑一

      安部紀昭

      仲道俊哉

      古手川茂樹

      友岡春夫

      壁村史郎

      相良補三郎

      阿南結城

      本多睦治

      永吉 凱

      首藤健次

      堤 隆一

      麻植敏秀

      山田軍才

      宮本憲一

      川添由紀子

      荒金信生

      椛田博隆

      緒方喜代美

      内田淳一

      相良勝彦

      浜田 博

      木許 晃

      古屋虔郎

      柴田 明

      重野安正

 欠席議員 なし

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 出席した県側関係者

  知事     平松守彦

  副知事    芳山達郎

  出納長    安藤木六

  教育委員長  清水喜徳郎

  公安委員長  赤松重明

  総務部長   帯刀将人

  企画総室長  吉田 哲

  企業局長   千手章夫

  教育長    宮本高志

  警察本部長  岡部宏秦

  福祉生活部長 首藤 忍

  保健環境部長 内田賢一

  商工労働

         飯田益彦

  観光部長

  農政部長   池辺藤之

  林業水産部長 小野和秀

  土木建築部長 松浦たかし

  人事委員会

         臼杵仲蔵

  事務局長

  監査事務局長 大嶋 稔

  地方労働委員

         上鶴聡明

  会事務局長

  総務部次長  魚返敬之

  財政課長   青木信之

  秘書課長   外山邦夫

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     午前零時三十四分 開議



○麻植敏秀臨時議長 これより本日の会議を開きます。

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△日程第一 議長の選挙



○麻植敏秀臨時議長 日程第一、議長の選挙を行います。

 議場の閉鎖を命じます。

  〔議場閉鎖〕



○麻植敏秀臨時議長 ただいまの出席議員数は四十七名であります。

 お諮りいたします。会議規則第三十一条第二項の規定により、立会人に和田至誠君、長尾庸夫君及び相良勝彦君を指名いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。

  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○麻植敏秀臨時議長 ご異議なしと認めます。

 よって、立会人に和田至誠君、長尾庸夫君及び相良勝彦君を指名いたします。

 投票用紙を配付いたさせます。

  〔投票用紙配付〕



○麻植敏秀臨時議長 投票用紙の配付漏れはありませんか。

  〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○麻植敏秀臨時議長 配付漏れなしと認めます。

 投票箱を改めさせます。

  〔投票箱点検〕



○麻植敏秀臨時議長 異状なしと認めます。

 念のため申し上げます。投票は単記無記名であります。投票用紙に被選挙人の氏名を記載の上、議席順に順次投票を願います。

  〔各員投票〕



○麻植敏秀臨時議長 投票漏れはありませんか。

  〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○麻植敏秀臨時議長 投票漏れなしと認めます。

 投票を終了いたします。

 開票を行います。

 和田至誠君、長尾庸夫君及び相良勝彦君、立ち会いを願います。

 投票箱を開き、投票の点検をいたさせます。

  〔投票点検〕



○麻植敏秀臨時議長 選挙の結果を報告いたします。

 投票総数    四十七票

  有効投票   四十七票

  無効投票     零票

 有効投票中

  池田秀人君  四十七票

 以上のとおりであります。

 この選挙の法定得票数は十一・七五票であります。

 よって、池田秀人君が議長に当選されました。

 議場の閉鎖を解きます。

  〔議場開鎖〕



○麻植敏秀臨時議長 ただいま議長に当選されました池田秀人君が議場におられますので、本席から会議規則第三十二条第二項の規定による告知をいたします。



○麻植敏秀臨時議長 議長に当選されました池田秀人君から当選承諾及び就任のごあいさつがあります。

 池田秀人君。

  〔池田議長登壇〕(拍手)



○池田秀人議長 本日は、深夜まで大変長い時間、皆さん方にご迷惑をおかけいたしました。議員各位はもちろんのこと、知事を初め執行部の皆さん方にもこうやってご足労をかけたことを心から恐縮をいたしておる次第でございますが、ただいま議長の選挙に当たりまして満場一致のご支援をいただき、不肖私が議長の職責を汚すことになりました。まことに光栄でありますし、感激をいたしておるところでございます。

 議長になりました以上、私も、今日まで先輩各位が築きましたところの大分県議会の権威を傷つけることなく、議会の円満な運営はもちろんのこと、執行部と車の両輪と相なって機能するように十分、誠心誠意努力をする決意でございます。それにつきましても、議員各位の今後のご叱正、ご指導、ご協力を心からお願いをする次第でございます。よろしくお願いをいたしまして、お礼の言葉と決意の表明にさせていただきたいと思います。ありがとうございました。(拍手)



○麻植敏秀臨時議長 これで私の職務は終わりました。議長と交代いたします。ありがとうございました。(拍手)

  〔麻植臨時議長退席、池田議長、議長席に着く〕

     −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



△日程第二 副議長の選挙



○池田秀人議長 日程第二、副議長の選挙を行います。

 議場の閉鎖を命じます。

  〔議場閉鎖〕



○池田秀人議長 ただいまの出席議員数は四十七名であります。

 お諮りいたします。会議規則第三十一条第二項の規定により、立会人に和田至誠君、長尾庸夫君及び相良勝彦君を指名いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。

  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○池田秀人議長 ご異議なしと認めます。

 よって、立会人に和田至誠君、長尾庸夫君及び相良勝彦君を指名いたします。

 投票用紙を配付いたさせます。

  〔投票用紙配付〕



○池田秀人議長 投票用紙の配付漏れはありませんか。

  〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○池田秀人議長 配付漏れなしと認めます。

 投票箱を改めさせます。

  〔投票箱点検〕



○池田秀人議長 異状なしと認めます。

 念のため申し上げます。投票は単記無記名であります。投票用紙に被選挙人の氏名を記載の上、議席順に順次投票を願います。

  〔各員投票〕



○池田秀人議長 投票漏れはありませんか。

  〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○池田秀人議長 投票漏れなしと認めます。

 投票を終了いたします。

 開票を行います。

 和田至誠君、長尾庸夫君及び相良勝彦君、立ち会いを願います。

 投票箱を開き、投票の点検をいたさせます。

  〔投票点検〕



○池田秀人議長 選挙の結果を報告いたします。

 投票総数    四十七票

  有効投票   四十七票

  熊効投票     零票

 有効投票中

  長田助勝君  三十九票

  柴田 明君    八票

 以上のとおりであります。

 この選挙の法定得票数は十一・七五票であります。

 よって、長田助勝君が副議長に当選されました。

 議場の閉鎖を解きます。

  〔議場開鎖〕



○池田秀人議長 ただいま副議長に当選されました長田助勝君が議場におられますので、本席から会議規則第三十二条第二項の規定による告知をいたします。



○池田秀人議長 副議長に当選されました長田助勝君から当選承諾及び就任のごあいさつがあります。

 長田助勝君。

  〔長田副議長登壇〕(拍手)



◆長田助勝副議長 ただいま副議長という大役を仰せつかりまして、本当に光栄に存じておるわけでございます。

 副議長の職務として議長を補佐しながら、これからも議会の運営に尽くす所存でございます。どうか皆さん方、これからもご支援を賜りますようお願い申し上げまして、就任のごあいさつといたします。本当にどうもありがとうございました。(拍手)

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△日程第三 常任委員の選任



○池田秀人議長 日程第三、常任委員の選任を行います。

 お諮りいたします。常任委員の選任については、委員会条例第五条第一項の規定により、お手元に配付の委員氏名表のとおり指名いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。

  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○池田秀人議長 ご異議なしと認めます。

 よって、ただいま指名いたしました諸君をそれぞれの常任委員に選任することに決定いたしました。

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総務警察委員

        阿部英仁

        岩尾憲雄

        佐藤佑一

        壁村史郎

        堤 隆一

        宮本憲一

        重野安正

福祉生活保健環境委員

        堀田庫士

        諌山秀夫

        安部紀昭

        古手川茂樹

        永吉 凱

        首藤健次

        川添出紀子

        浜田 博

商工労働観光企業委員

        安部省祐

        佐藤 錬

        牧野浩朗

        阿南結城

        本多睦治

        荒金信生

        緒方喜代美

        木許 晃

農林水産委員

        中島和靖

        釘宮 磐

        麻生一三

        古田き一郎

        相良補三郎

        麻植敏秀

        椛田博隆

        古屋虔郎

土木建築委員

        後藤国利

        和田至誠

        日野立明

        三浦良隆

        長田助勝

        池田秀人

        山田軍才

        柴田 明

文教委員

        後藤利夫

        盛田智英

        佐々木敏夫

        長尾庸夫

        仲道俊哉

        友岡春夫

        内田淳一

        相良勝彦

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△日程第四 議会運営委員の委嘱



○池田秀人議長 日程第四、議会運営委員の委嘱を行います。

 議会運営委員の委嘱については、議会運営委員会規程第三条第一項の規定により、お手元に配付の委員氏名表のとおり十三人の諸君を議会運営委員に委嘱いたします。

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議会運営委員

        後藤国利

        後藤利夫

        和田至誠

        釘宮 磐

        古田き一郎

        佐藤佑一

        仲道俊哉

        相良補三郎

        永吉 凱

        首藤健次

        堤 隆一

        古屋虔郎

        柴田 明

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○池田秀人議長 この際、各常任委員会及び議会運営委員会は、委員長及び副委員長互選のため、お手元に配付の委員会招集通知書のとおり直ちに委員会をお開き願います。

 暫時休憩いたします。

     午前一時七分 休憩

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     午前一時二十一分 再開



○池田秀人議長 休憩前に引き続き会議を開きます。

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△諸般の報告



○池田秀人議長 この際、諸般の報告をいたします。

 各常任委員会及び議会運営委員会の委員長及び副委員長が互選されましたので、ご報告いたします。

総務警察委員長 佐藤佑一君

同副委員長   岩尾憲雄君

福祉生活保健環境委員長

        古手川茂樹君

同副委員長   安部紀昭君

商工労働観光企業委員長

        木許 晃君

同副委員長   牧野浩朗君

農林水産委員長 古田き一郎君

同副委員長   古屋虔郎君

土木建築委員長 三浦良隆君

同副委員長   日野立明君

文教委員長   長尾庸夫君

同副委員長   佐々木敏夫君

議会運営委員長 後藤利夫君

同副委員長   後藤国利君

 以上、報告を終わります。

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△日程第五 中津競馬組合議会議員の選挙



○池田秀人議長 日程第五、中津競馬組合議会議員の選挙を行います。

 中津競馬組合規約第六条の規定により、同組合議会議員四人を県議会議員の中から選挙することになっております。

 お諮りいたします。選挙の方法につきましては、地方自治法第百十八条第二項の規定により、指名推選によりたいと思います。これにご異議ありませんか。

  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○池田秀人議長 ご異議なしと認めます。

 よって、選挙の方法は指名推選によることに決定いたしました。

 お諮りいたします。指名の方法につきましては、議長において指名することにいたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。

  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○池田秀人議長 ご異議なしと認めます。

 よって、議長において指名することに決定いたしました。

 中津競馬組合議会議員に佐藤錬君、相良補三郎君、本多睦治君及び永吉凱君を指名いたします。

 お諮りいたします。ただいま指名いたしました四人の諸君を中津競馬組合議会議員の当選人と定めることにご異議ありませんか。

  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○池田秀人議長 ご異議なしと認めます。

 よって、ただいま指名いたしました四人の諸君が中津競馬組合議会議員に当選されました。

 ただいま当選されました四人の諸君が議場におられますので、木席から会議規則第三十二条第二項の規定による告知をいたします。

 暫時休憩いたします。

     午前一時二十四分 休憩

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     午後二時十七分 再開



○池田秀人議長 休憩前に引き続き会議を開きます。

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△諸般の報告



○池田秀人議長 この際、諸般の報告をいたします。

 監査委員より、地方自治法第百九十九条第八項の規定により、平成二年度の大分県東京事務所ほか百三十三カ所の定期監査及び大分県林業公社ほか二十一カ所の財政援助団体などの監査の結果について、また、同法第二百三十五条の二第三項の規定により、三月及び四月の例月出納検査の結果について、それぞれ文書をもって報告がありました。

 なお、調書は朗読を省略いたします。

 次に、知事より、地方自治法第百八十条の規定に基づき、損害賠償の額の決定について専決処分二件の報告がありました。

 なお、報告書はお手元に配付の議案書の末尾に添付してあります。

 以上、報告を終わります。

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△故今永親前議員に対する浜田議員の追悼演説



○池田秀人議長 謹んで申し上げます。

 前議員今水親君は去る四月六日、逝去せられました。まことに哀悼、痛惜の念にたえません。

 この際、同君に対し弔意を表するため、浜田博君から発言を求められておりますので、これを許します。

 浜田博君。

  〔浜田議員登壇〕



◆浜田博議員 ただいま議長からご報告のありましたとおり、故今永親先生は去る四月六日午後零時十八分、入院先の山香町立国保総合病院においてご逝去されました。まことに痛惜の念にたえません。ここに私は、議員一同を代表して、先生のご遺徳をしのび、謹んで哀悼の言葉を申し述べさせていただきます。

 思えば、あの日、県議会議員として五期目を目指して激しい選挙を戦っておられた先生が市民の皆さんの絶大なご支援をいただく投票の日を待たずに、その前日、余りにも突然、思いがけないご急逝の報に接し、ただ茫然としたのは私だけではなかったろうと存じます。

 今ここに立って、ありし日の今永先生の議長席でのお姿をまざまざと思い浮かべ、人の世の無常を思い、まことに感慨無量のものを覚えるのであります。

 私どもの先輩として、と申し上げるよりは、政界におけるよき教師として後輩の指導に誠心誠意尽くされ、多くの方々から「今さん、今さん」という敬愛に満ちた愛称で親しまれておられた先生は、激しい選挙戦の最中、去る四月四日朝、突然病に倒れ、最新最高の医術を尽くしての医師団の不眠不休の努力、ご家族の手厚い看護、治ってほしい、そして県政のためにさらに一段と頑張ってほしいという関係者の祈りもむなしく、翌々四月六日、ついに帰らぬ人となられたのであります。

 私どもは、三月定例会の最終日、三月八日の日に互いに激励し合ってお別れし、きっと今日、議場で再会できることを信じておりましたのに、こんな形でお会いしようとは何とも痛恨のきわみいっぱいであります。

 今水先生は、政治家としての円熟の境にあり、これから県政あるいは国政を担っていく人として期待されていたやさきのこと、志半ばでのご他界はさぞご無念でございましょう。ご令室を初めご遺族の方々のご心中もいかばかりかとお察し申し上げ、お慰めの言葉もありません。

 今、県内外を取り巻く経済社会情勢は、東京一極集中、過疎化の進行、さらに二十一世紀に向けて国際化、高齢化、農産物の自由化等が一層進展するなど大きく変化し、厳しさを増しておりますが、このような潮流の変化や、本県が直面している諸課題に的確に対応するためには、今永先生はがけがえのない、すぐれた政治家であったと存じます。

 先生は、昭和十一年九月、宇佐市柳ケ浦で生を受けられ、昭和三十四年三月、法政大学をご卒業と同時に教職につがれましたが、生来、円満重厚、頭脳明晰、進取の気風にあふれ、若くして私学の経営に携わり、私学の特性を生かしたユニークな教育で地域社会に貢献する人材の輩出に努める傍ら、宇佐市教育委員、大分県私立学校審議会会長等を歴任、持ち前の強い責任感と実行力、慈愛あふれるお人柄から、広く地域住民の信望を集めておられたのであります。そして、昭和五十年四月には、地元の方々多数の支持を得られ県議会議員に当選、自来四期連続して当選し、十六年間にわたり県議会議員を務め、大分県の振興発展に多大のご貢献をいただき、地方自治の進展に大きく寄与してこられたのであります。

 私は、昭和六十二年四月、県議会議員に籍を置くところとなりましたが、先生には、同じ教職の道を歩いた者として気心の相通ずるところが多く、かつ野球にかける情熱が人一倍大きい、同じ熱血漢として格別にご懇意をいただき、議会活動の手ほどきはだれよりも親身になってご指導を受けたものでありました。

 特に議会活動では、昭和六十二年度、六十三年度は交通及び観光振興対策特別委員会にともに籍を置きましたが、北大道路等高速自動車道の建設促進やリゾート法の制定に際し、別府くじゅう地域の地域指定について互いに論戦を交え、あるいは先進地での調査研究、また国や公団への陳情で、先生の鋭い質問やすぐれた説得力には目をみはるものがあったことがよみがえってまいります。

 また、平成元年度には、商工労働観光企業委員会でご一緒いたしましたが、議長としてのお忙しい用務を持ちながら、とりわけ深い関心を示し、地場企業の育成、なかんずく中小企業の体質強化のため積極的な支援措置を講ずるべきだと繰り返し繰り返し主張されていた光景が、昨日のことのように思い出されます。

 先生の県議会でのお仕事は、特に道路交通体系の整備に取り組まれておられたと存じます。宇佐地域発展のかぎを握る宇佐道路を初めとする北大道路の早期完成はもちろんでありますが、特に高速道時代に対応したアクセス道路や産業・生活道路の整備が急務であると、うんちくを積んだ論陣を張っておられました。

 先生はまた、国際派を自負する深い学識をお持ちで、それだけに農産物の輸入自由化と穀倉宇佐平野の農業振興にとりわけ強い関心を示し、生産者、消費者双方のニーズを見きわめた施策の必要性を痛感されておられました。

 また、次代を担う青少年の育成、教育環境の整備拡充は、先生年来の持論であられたと存じます。

 先生は、こうして議会において幅広い識見と豊富な経験から生まれた政治信念と実行力をいかんなく発揮され、平成元年三月には推されて議長に就任されました。議長に就任されるや先生は、県民に、より身近な県議会を目指し、地域懇談会などの議会活動を展開する中で住民の声を県政に反映することに努め、また、当時のリクルート事件に端を発した県民の政治不信を心から憂慮され、いち早く政治倫理の確立に意欲的に取り組まれ、全国に先駆けて虚礼廃止に関する決議と申し合わせを行い、クリーンな政治を全県下にまで浸透させるよう指揮をとられたのでありますが、清廉潔白なお人柄、面目躍如たるものでございました。

 また、進取の気風旺盛な先生は、国際化への対応、ローカル外交の振興に積極的に取り組まれ、平松知事とともにロサンゼルスに渡り一村一品アンテナショップをオープンさせるなど、世界に聞かれた豊の国づくりの推進にも大きく寄与されました。

 また、議員としての多忙な中にあって、みずから野球を実践され、県下のスポーツ振興に輝かしい範を示されました。議員野球では、エース、監督として活躍、かつて八年連続全国制覇の立て役者として、また平成元年度議長就任の年に、みずからの頭脳的投法と勝利への執念で七年ぶりの全国制覇を北海道でなし遂げるなどの大活躍をなさっておられました。

 また、みずからがバッティングピッチャーやノックをやられて育てられた柳ケ浦高校野球部は、今や甲子園の名門校として全国的にその名をとどろかせ、ことしも夏の甲子園へ向けてばく進の勢いであると伺っております。

 私が今さら申し上げるまでもなく、先生が郷土の振興と地方自治の発展に尽くされた長年にわたる卓越したご功績はあまねく知るところであり、地方自治功労者として全国都道府県議会議長会表彰あるいは知事表彰など数多くの表彰を受けられ、このたびは勲四等瑞宝章受章の光栄に浴されたのであります。これも先生の人徳によるところでありますが、また、ご令室を初めご親族の皆様の支えがあったことを忘れてはならないところであります。

 今、幽明境を異にし、本日ご遺族をお迎えし、先生の遺影が議場に臨んでおられますが、もう、先生のあのにこやかな温顔を拝見すること、人情味あふれたお話を耳にすることができないことを思うとき、万感胸に迫るものを覚え、目頭に熱いものを禁じ得ません。

 私どもは、ここに改めて先生のありし日のご遺徳をしのびつつ、先生の県政に対する限りなき愛情と献身的な政治理念を受け継ぎ、郷土大分県の発展のため一体となってばく進することをお誓い申し上げますとともに、衷心より先生のご冥福をお祈り申し上げまして、追悼の言葉といたします。



○池田秀人議長 この際、故今永親君の生前のご功績をしのび、あわせてそのご冥福をお祈りするため、黙祷を行います。

 全員ご起立を願います。

 黙祷。

  〔黙祷〕



○池田秀人議長 黙祷を終わります。

 ご着席願います。

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△日程第六 第六五号議案から第六七号議案まで並びに第一号報告及び第二号報告(議題、提出者の説明、質疑、委員会付託)



○池田秀人議長 日程第六、第六五号議案から第六七号議案まで並びに第一号報告及び第二号報告を一括議題といたします。

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第六五号議案 大分県監査委員条例の一部改正について

第六六号議案 大分県税条例の一部改正について

第六七号議案 監査委員の選任について

第一号報告 平成二年度大分県一般会計補正予算(第五号)について

第二号報告 大分県税条例の一部改正について

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〔参照〕

報第一号 損害賠償の額の決定について

報第二号 損害賠償の額の決定について

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○池田秀人議長 提出者の説明を求めます。

 平松知事。

  〔平松知事登壇〕



◎平松守彦知事 提案理由の説明に先立ち、去る四月六日、急逝されました故今永親議員の生前のご功績をたたえ、深く敬意と感謝の意を表しますとともに、心からご冥福をお祈り申し上げます。

 さて、ただいま上程されました諸議案の主なものについて、その内容をご説明申し上げます。

 第六六号議案大分県税条例の一部改正につきましては、地方税法の一部改正等に伴い特別地方消費税の免税点の引き上げ等を行う必要があるため、所要の改正をするものであります。

 第六七号議案監査委員の選任につきましては、藤沢清氏の任期が五月十五日で満了したため、その後任者として大戸邦夫氏を、また、県議会議員のうちから選任する監査委員に仲道俊哉氏及び相良勝彦氏をそれぞれ選任することについて議会の同意をお願いするものであります。

 次に、報告の主なものについて申し上げます。

 第一号報告平成二年度大分県一般会計補正予算についての専決報告であります。

 補正額は十九億一千二百六十一万円の増額でありまして、その内容といたしましては、平成三年三月末における県職員の退職手当の額の確定に伴う所要の補正及び県有施設整備基金等への積み立てが主なものであります。

 歳出予算に対する財源の主なものといたしましては、県税十億七千五百万円、地方交付税七億七千六百余万円、そのほかであります。

 この結果、既決予算にこれを加えた平成二年度一般会計予算の総額は五千五百九十七億五千四百五十二万円となります。

 以上をもちまして、提出いたしました諸議案及び報告の説明を終わります。

 何とぞ、慎重ご審議の上、ご協賛陽りますようお願い申し上げる次第であります。



○池田秀人議長 以上で提出者の説明は終わりました。

 これより質疑にはいります。−−別にご質疑もないようでありますので、質疑を終結いたします。

 お諮りいたします。ただいま議題となっております各案件のうち、第六七号議案については委員会付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。

  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○池田秀人議長 ご異議なしと認めます。

 よって、本案は委員会付託を省略することに決定いたしました。

 これより討論にはいりますが、ただいまのところ通告がありませんので、討論なしと認めます。

 これをもって討論を終結し、これより採決にはいります。

 第六七号議案について採決いたします。

 まず、大戸邦夫君について採決いたします。

 大戸邦夫君の監査委員選任に同意することにご異議ありませんか。

  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○池田秀人議長 ご異議なしと認めます。

 よって、大戸邦夫君を監査委員に選任することについては同意することに決定いたしました。

  〔仲道議員退場〕



○池田秀人議長 次に、仲道俊哉君について採決いたします。

 仲道俊哉君の監査委員選任に同意することにご異議ありませんか。

  〔「異議なしこと呼ぶ者あり〕



○池田秀人議長 ご異議なしと認めます。

 よって、仲道俊哉君を監査委員に選任することについては同意することに決定いたしました。

  〔仲道議員入場、相良(勝)議員退場〕



○池田秀人議長 次に、相良勝彦君について採決いたします。

 相良勝彦君の監査委員選任に同意することにご異議ありませんか。

  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○池田秀人議長 ご異議なしと認めます。

 よって、相良勝彦君を監査委員に選任することについては同意することに決定いたしました。

  〔相良(勝)議員入場〕



○池田秀人議長 次に、第六五号議案及び第六六号議案並びに第一号報告及び第二号報告については、お手元に配付の付託表のとおり所管の常任委員会に付託いたします。

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付託表
件名付託委員会

第六五号議案 大分県監査委員条例の一部改正について

総務警察


第六六号議案 大分県税条例の一部改正について

 〃


第一号報告 平成二年度大分県一般会計補正予算(第五号)について

関係委員会


第二号報告 大分県税条例の一部改正について

総務警察



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○池田秀人議長 この際、各常任委員会は、付託案件審査のため、直ちに委員会をお開き願います。

 暫時休憩いたします。

     午後二時三十六分 休憩

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     午後四時三十分 再開



○池田秀人議長 休憩前に引き続き会議を開きます。

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△日程第七 第六五号議案及び第六六号議案並びに第一号報告及び第二号報告(議題、委員長の報告、質疑、討論、採決)



○池田秀人議長 日程第七、日程第七の各案件を一括議題とし、これより委員長の報告を求めます。

 農林水産委員長古田き一郎君。

  〔古田議員登壇〕



◎古田き一郎農林水産委員長 農林水産委員会の審査の経過と結果についてご報告申し上げます。

 本委員会で審査いたしました案件は、今回付託を受けました第一号報告中本委員会関係部分の報告一件であります。

 委員会は本日開催し、部長ほか関係者の出席説明を求め慎重に審査いたしました結果、第一号報告平成二年度大分県一般会計補正予算(第五号)中本委員会関係部分については、承認すべきものと全会一致をもって決定いたしました。

 なお、閉会中の所管事務調査を行うため、お手元に配付の一覧表のとおり別途議長あて継続調査の申し出をいたしました。

 以上をもって、農林水産委員会の報告といたします。



○池田秀人議長 土木建築委員長三浦良隆君。

  〔三浦議員登壇〕



◎三浦良隆土木建築委員長 土木建築委員会の審査の経過と結果についてご報告申し上げます。

 本委員会で審査いたしました案件は、今回付託を受けました第一号報告中本委員会関係部分であります。

 委員会は本日開催し、部長ほか関係者の出席説明を求め慎重に審査いたしました結果、第一号報告平成二年度大分県一般会計補正予算(第五号)中本委員会関係部分については、承認すべきものと全会一致をもって決定いたしました。

 なお、閉会中の所管事務調査を行うため、お手元に配付の一覧表のとおり別途議長あて継続調査の申し出をいたしました。

 以上をもって、土木建築委員会の報告といたします。



○池田秀人議長 文教委員長長尾庸夫君。

  〔長尾議員登壇〕



◎長尾庸夫文教委員長 文教委員会の審査の経過と結果についてご報告申し上げます。

 本委員会で審査いたしました案件は、今回付託を受けました第一号報告中本委員会関係部分であります。

 委員会は本日開催し、教育長ほか関係者の出席説明を求め慎重に審査いたしました結果、第一号報告平成二年度大分県一般会計補正予算(第五号)中本委員会関係部分については、承認すべきものと全会一致をもって決定いたしました。

 なお、閉会中の所管事務調査を行うため、お手元に配付の一覧表のとおり別途議長あて継続調査の申し出をいたしました。

 以上をもって、文教委員会の報告といたします。



○池田秀人議長 総務警察委員長佐藤佑一君。

  〔佐藤(佑)議員登壇〕



◎佐藤佑一総務警察委員長 総務警察委員会の審査の経過と結果についてご報告申し上げます。

 本委員会で審査いたしました案件は、今回付託を受けました議案二件及び第一号報告中本委員会関係部分のほか、報告一件であります。

 委員会は本日開催し、部局長ほか関係者の出席説明を求め慎重に審査いたしました結果、第六五号議案大分県監査委員条例の一部改正について、第六六号議案大分県税条例の一部改正について、第一号報告平成二年度大分県一般会計補正予算(第五号)中本委員会関係部分について及び第二号報告大分県税条例の一部改正については、それぞれ可決または承認すべきものと全会一致をもって決定いたしました。

 なお、閉会中の所管事務調査を行うため、お手元に配付の一覧表のとおり別途議長あて継続調査の申し出をいたしました。

 以上をもって、総務警察委員会の報告といたします。



○池田秀人議長 以上で委員長の報告は終わりました。

 これより委員長の報告に対する質疑にはいります。−−別にご質疑もないようでありますので、質疑を終結いたします。

 これより討論にはいりますが、ただいまのところ通告がありませんので、討論なしと認めます。

 これをもって討論を終結し、これより採決にはいります。

 各案件は、委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。

  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○池田秀人議長 ご異議なしと認めます。

 よって、各案件は委員長の報告のとおり決定いたしました。

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△日程第八 閉会中の継続調査の件



○池田秀人議長 日程第八、閉会中の継続調査の件を議題といたします。

 閉会中における常任委員会の調査事件

総務警察委員会

 一、県政の総合企画について

 二、県の歳入歳出予算、税、その他財務について

 三、職員の定数及び勤務条件について

 四、県立大学及び私学振興について

 五、市町村の行政指導について

 六、消防防災について

 七、出納及び財産の取得管理について

 八、治安及び交通安全について

 九、他の委員会に属さない事項について

福祉生活保健環境委員会

 一、社会福祉対策について

 二、消費者保護及び物資物価対策について

 三、青少年の健全育成並びに女性の地位及び福祉の向上について

 四、同和対策について

 五、保健衛生及び医療対策について

 六、環境保全及び公害対策について

商工労働観光企業委員会

 一、商工業の振興対策について

 二、企業誘致対策について

 三、観光及び貿易の振興対策について

 四、労働福祉対策について

 五、職業訓練及び雇用対策について

 六、不況対策について

 七、倒産防止対策について

 八、電気事業及び工業用水道事業について

農林水産委員会

 一、農業振興対策について

 二、農業生産の向上及び流通対策の促進について

 三、園芸、畜産及び特産物の振興対策について

 四、水田再編の促進と定着化について

 五、土地改良事業の計画及び実施について

 六、農協の管理運営について

 七、農業金融について

 八、林業振興対策について

 九、林道の開発について

 十、造林及び治山対策について

 十一、県営林造成事業について

 十二、水産振興対策について

 十三、漁場改良、造成及び養殖事業について

 十四、漁港整備事業について

土木建築委員会

 一、道路橋梁の新設、改良及び維持管理について

 二、河川及び港湾の維持管理並びに海岸保全について

 三、空港整備について

 四、都市計画、公園及び砂防関係事業の実施並びに管理について

 五、災害対策について

 六、県所属建物の営繕について

 七、住宅の建設及び管理並びに宅地造成について

 八、新産業都市開発事業について

文教委員会

 一、市町村教委の指導について

 二、県立学校の施設及び設備の充実について

 三、教職員の定数及び勤務条件について

 四、義務教育及び高校教育について

 五、へき地及び特殊教育の振興について

 六、社会教育及び体育の振興について

 七、文化振興及び文化財の保護について

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○池田秀人議長 各常任委員長から、会議規則第七十三条の規定により、お手元に配付の表のとおり閉会中継続調査いたしたい旨の申し出がありました。

 お諮りいたします。これを急施事件と認め、各常任委員長から申し出のとおり閉会中の継続調査に付することにご異議ありませんか。

  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○池田秀人議長 ご異議なしと認めます。

 よって、これを急施事件と認め、各常任委員長から申し出のとおり閉会中の継続調査に付することに決定いたしました。

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○池田秀人議長 以上をもって、今期臨時会に付議されました諸案件は全部議了いたしました。

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○池田秀人議長 これをもって、平成三年第一回臨時会を閉会いたします。

     午後四時三十九分 閉会