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平成25年 第4回定例会(12月) 11月26日−01号




平成25年 第4回定例会(12月) − 11月26日−01号







平成25年 第4回定例会(12月)



平成二十五年十一月二十六日(火曜日)

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 議事日程第一号

     平成二十五年十一月二十六日

            午前十時開会

第一 会議録署名議員の指名

第二 会期決定の件

第三 第一一四号議案から第一三二号議案まで

   (議題、提出者の説明)

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 本日の会議に付した案件

日程第一 会議録署名議員の指名

日程第二 会期決定の件

日程第三 第一一四号議案から第一三二号議案まで

     (議題、提出者の説明)

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 出席議員 四十二名

  議長        近藤和義

  副議長       田中利明

            阿部英仁

            志村 学

            古手川正治

            後藤政義

            土居昌弘

            嶋 幸一

            毛利正徳

            油布勝秀

            衛藤明和

            濱田 洋

            三浦 公

            末宗秀雄

            御手洗吉生

            桜木 博

            麻生栄作

            三浦正臣

            守永信幸

            藤田正道

            原田孝司

            小嶋秀行

            馬場 林

            尾島保彦

            玉田輝義

            深津栄一

            酒井喜親

            首藤隆憲

            吉冨幸吉

            平岩純子

            江藤清志

            久原和弘

            小野弘利

            元吉俊博

            井上伸史

            荒金信生

            佐々木敏夫

            戸高賢史

            吉岡美智子

            河野成司

            堤 栄三

            竹内小代美

 欠席議員 なし

 欠員   二名

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 出席した県側関係者

  知事        広瀬勝貞

  副知事       二日市具正

  副知事       小風 茂

  教育委員長     岩崎哲朗

  公安委員長代行   高橋治人

  人事委員長     石井久子

  代表監査委員    米浜光郎

  労働委員会会長   麻生昭一

  総務部長      島田勝則

  企業局長      坂本美智雄

  病院局長      坂田久信

  教育長       野中信孝

  警察本部長     大沢裕之

  企画振興部長    塩川也寸志

  福祉保健部長    平原健史

  生活環境部長    冨高松雄

  商工労働部長    西山英将

  農林水産部長    工藤利明

  土木建築部長    畔津義彦

  会計管理者兼

            小野嘉久

  会計管理局長

  財政課長      長谷尾雅通

  知事室長      岡本天津男

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     午前十時二分 開会



○近藤和義議長 ただいまから平成二十五年第四回定例会を開会いたします。

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○近藤和義議長 これより本日の会議を開きます。

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△故渕健児議員に対する首藤議員の追悼演説



○近藤和義議長 謹んで申し上げます。議員渕健児君は、去る九月二十四日、ご逝去されました。まことに哀悼痛惜の念にたえません。

 この際、同君に対し弔意を表するため、首藤隆憲君から発言を求められておりますので、これを許します。首藤隆憲君。

  〔首藤議員登壇〕



◆首藤隆憲議員 渕健児議員に対する追悼演説。

 渕健児先生は、去る九月二十四日、ご逝去されました。まことに痛惜の念にたえません。私は、皆様のご同意を得て、ここに、議員一同を代表して、謹んで哀悼の言葉を申し上げます。

 渕先生は、昭和十五年五月三日、大分市高田にお生まれになり、学校卒業後、住友化学工業に入社されました。そして、昭和五十六年に大分市議会議員に初当選され、政治家としての第一歩を踏み出されたのであります。

 私は、四年後に大分市議会議員となり、自来、二十八年もの間、公私にわたっておつき合いをさせていただきましたが、先生は、少しはにかんだような人懐っこい笑顔とウイットに富んだ話しぶりで、だれからも愛され、慕われておりました。

 議員活動では、非常に勉強熱心で、福祉、教育、経済、地域活性化などあらゆる分野に精通したオールラウンダーでしたが、とりわけ行政改革では、民間企業出身ということもあってか、追及が殊のほか厳しく、市職労出身の私には受け入れがたい主張も少なからずありました。

 また、市議会では、平成五年から二年間にわたり副議長の要職を務められました。当時、私が所属していた会派の十三人に対し、渕先生の会派は九人でしたが、ぎりぎりの攻防の末、副議長ポストを持っていかれ、「してやられた」とじだんだを踏んだことを覚えております。

 このように議会人としては鋭く対立したこともありましたが、議会を離れれば「渕健ちゃん」「隆ちゃん」と呼び合う仲で、一緒によく飲んだものでした。

 渕先生の一番すごいところは、どんなことにも全力で取り組み、決して手を抜かないことですが、対住民の方ということでは、選挙前だけでなく、常日ごろから支援者、後援者の皆様方へのあいさつ回り等を続けられ、その声に真摯に耳を傾け、それを実現し、あるいは政策に反映されてこられました。その政治姿勢と行動力は議員のかがみと言っても過言ではありません。

 平成十一年には、大分市東部地区発展の担い手として、地元から懇願され、一段の飛躍を期して県議会議員選挙に挑戦し、見事、上位当選を果たされましたが、これも市議としての日ごろの政治姿勢と実績が、地元だけでなく、大分市全域から幅広い支持を得たことのあかしであります。

 そして、一期にして早くも委員長の要職につかれ、豊富な経験と卓越した識見を遺憾なく発揮されるなど目覚ましい活躍で、「大分県議会に渕健児あり」と人々に言わしめたのであります。

 二期目の平成十六年には、政治家としての功績が認められ、藍綬褒章を受章されました。

 トップ当選をされた三期目には、第九十三代の副議長に選任され、兼任となった広報委員長として、開かれた県議会の実現に取り組まれました。出前講座の実施や県民の皆さんと直接意見交換を行う出前議会の開催など実績を築かれたのであります。また、議会の活性化にもご尽力をされており、政策研究協議会の会長に就任されると、がん対策を県挙げて推進するための基本指針となる大分県がん対策推進条例案を取りまとめ、議員提出条例として、平成二十三年三月議会で議決をされ、四月に施行されました。

 その直後の県議選では、またしてもトップ当選を果たされ、日ごろの精進が結果に出ただけとは申せ、ぶっちぎりの得票数に、私ども同僚議員も、ただただ敬服するしかありませんでした。

 本年三月には議会運営委員長の要職につかれ、その人柄、あるいは指導力に期待をいたしておりました。政治家としての円熟期を迎え、今後のさらなるご活躍を、だれもが信じ、疑いませんでした。また、ゴルフがお上手で、「ドライバーは僕が一番飛ぶんだけど」と言っていたまさにそのとき、病魔が先生を襲うとは。

 それでも、渕先生は、常日ごろから健康には人一倍気を使われ、県外調査のとき、早朝の一時間を、いわゆるウオーキングに励まれたり、体も頑健そうでしたので、いずれ近いうちに復帰されるだろうと思っておりましたし、先生も、再びこの演壇に立ちたいと、気力を振り絞り、奥様初め、ご家族の懸命の看病に支えられながら療養に努めてきたのではないでしょうか。まことに残念であります。

 改めて、ここから見渡して、渕先生の席の名立てが伏せられたままになっていることに、言いようのない寂しさを感じる次第であります。

 本日は、奥様を初め、ご遺族の皆様とともに、先生のご遺影が二階の傍聴席から議場を臨んでおられますが、この演壇より拝見いたしますと、議場や控え室での先生の背筋を伸ばされた凛としたお姿、厳しさの中にも優しさ満ちあふれ、思いやりあふれる愛くるしい笑顔が思い起こされ、言い尽くせぬ思いと感謝の気持ちが胸に込み上げてくるのを感じております。

 しかしながら、いつまでも嘆いてばかりはいられません。私たち議員は、先生が郷土大分に注がれた限りない愛情と議会人としての崇高な政治理念、理想の実現に向けて信念を貫き通す政治信条を引き継ぐとともに、今後もふるさと大分発展のため、一丸となって邁進することをここにお誓い申し上げます。

 渕先生、大分県と大分県議会を天上よりお見守りくださいますよう心からお願い申し上げ、謹んで哀悼の誠をささげ、衷心よりご冥福をお祈り申し上げまして、追悼の言葉といたします。

 渕先生、心安らかにお眠りください。

 平成二十五年十一月二十六日

    大分議会議員代表 首藤隆憲



○近藤和義議長 この際、故渕健児君の生前のご功績をしのび、あわせてそのご冥福をお祈りするため、黙祷を行います。

 全員、ご起立願います。

 黙祷。

  〔黙祷〕



○近藤和義議長 黙祷を終わります。

 ご着席願います。

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△諸般の報告



○近藤和義議長 日程に入るに先立ち、諸般の報告をいたします。

 まず、監査委員から、地方自治法第二百三十五条の二第三項の規定により九月及び十月の例月出納検査の結果に関する報告がありました。

 なお、調書は朗読を省略いたします。

 次に、去る十月二日、人事委員会から、地方公務員法第八条第一項及び第二十六条の規定に基づき職員の給与等に関する報告がありました。

 なお、文書は、その写しを既に各員に配付しております。

 次に、知事から、地方自治法第百八十条第二項の規定に基づく訴え提起前の和解について報告がありました。

 なお、報告書は、お手元に配付の議案書の末尾に添付してあります。

 次に、会議規則第百二十五条第一項ただし書きの規定により、お手元に配付のとおり議員を派遣いたしました。

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△議員派遣報告

 その一

一 目的

   出前県議会「議員と語ろうイン西部地域」出席のため

二 場所

   玖珠町

三 期間

   平成二十五年十月二十九日

四 派遣議員

   土居昌弘、濱田洋、桜木博、田中利明、近藤和義、三浦正臣、藤田正道、深津栄一、酒井喜親、元吉俊博、井上伸史、吉岡美智子、堤栄三、竹内小代美

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 その二

一 目的

   地方議会活性化シンポジウム二〇一三出席のため

二 場所

   東京都

三 期間

   平成二十五年十一月十一日から十一月十二日まで

四 派遣議員

   後藤政義、小嶋秀行

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 その三

一 目的

   第十三回都道府県議会議員研究交流大会出席のため

二 場所

   東京都

三 期間

   平成二十五年十一月十二日から十一月十三日まで

四 派遣議員

   古手川正治、衛藤明和、濱田洋、三浦公、三浦正臣、小嶋秀行、尾島保彦、酒井喜親、吉岡美智子

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 その四

一 目的

   議員出前講座出席のため

二 場所

   日出町

三 期間

   平成二十五年十一月二十日

四 派遣議員

   三浦正臣、原田孝司

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 その五

一 目的

   議員出前講座出席のため

二 場所

   大分市

三 期間

   平成二十五年十一月二十一日

四 派遣議員

   平岩純子、堤栄三

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 その六

一 目的

   出前県議会「議員と語ろうイン北部地域」出席のため

二 場所

   中津市

三 期間

   平成二十五年十一月二十二日

四 派遣議員

   古手川正治、毛利正徳、三浦公、桜木博、田中利明、近藤和義、馬場林、尾島保彦、深津栄一、吉冨幸吉、吉岡美智子、堤栄三、竹内小代美

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○近藤和義議長 以上、報告を終わります。

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○近藤和義議長 本日の議事は、お手元に配付の議事日程第一号により行います。

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△日程第一 会議録署名議員の指名



○近藤和義議長 日程第一、会議録署名議員の指名を行います。

 会議録署名議員は、会議規則第百二十三条の規定により末宗秀雄君及び江藤清志君を指名いたします。

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△日程第二 会期決定の件



○近藤和義議長 日程第二、会期決定の件を議題といたします。

 お諮りいたします。今期定例会の会期は、本日から十二月十一日までの十六日間といたしたいと思います。これにご異議ありませんか。

  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○近藤和義議長 ご異議なしと認めます。

 よって、会期は十六日間と決定いたしました。

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△日程第三 第一一四号議案から第一三二号議案まで(議題、提出者の説明)



○近藤和義議長 日程第三、第一一四号議案から第一三二号議案までを一括議題といたします。

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第一一四号議案 地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法律の施行に伴う関係条例の整備について

第一一五号議案 大分県の事務処理の特例に関する条例の一部改正について

第一一六号議案 職員の給与に関する条例の一部改正について

第一一七号議案 災害派遣手当の支給に関する条例の一部改正について

第一一八号議案 大分県使用料及び手数料条例の一部改正について

第一一九号議案 当せん金付証票の発売について

第一二〇号議案 大分県議会議員及び大分県知事の選挙における選挙運動用自動車の使用及びポスターの作成並びに大分県知事の選挙におけるビラの作成の公営に関する条例の一部改正について

第一二一号議案 工事請負契約の変更について

第一二二号議案 公の施設の指定管理者の指定について

第一二三号議案 指定居宅介護支援の事業に係る申請者の要件並びに人員及び運営に関する基準等を定める条例の制定について

第一二四号議案 指定障害福祉サービスの事業に係る申請者の要件並びに人員、設備及び運営に関する基準等を定める条例等の一部改正について

第一二五号議案 大分県県民の森における公の施設の設置及び管理に関する条例の一部改正について

第一二六号議案 公の施設の指定管理者の指定について

第一二七号議案 公の施設の指定管理者の指定について

第一二八号議案 工事請負契約の締結について

第一二九号議案 工事請負契約の締結について

第一三〇号議案 大分県港湾施設管理条例等の一部改正について

第一三一号議案 大分県立学校の設置に関する条例の一部改正について

第一三二号議案 公の施設の指定管理者の指定について

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(参照)

報第四一号 訴え提起前の和解について

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○近藤和義議長 提出者の説明を求めます。広瀬知事。

  〔広瀬知事登壇〕



◎広瀬勝貞知事 初めに、この場をおかりいたしまして、去る九月二十四日ご逝去されました故渕健児議員の生前のご功績をたたえ、深く敬意を表しますとともに、謹んでご冥福をお祈り申し上げます。

 それでは、平成二十五年第四回定例県議会の開会に当たり、県政諸般の報告を申し上げ、あわせて今回提出しました諸議案の概要について説明申し上げます。

 初めに、県政諸般の報告を申し上げます。

 第一に、経済活性化についてですが、昨年の政権交代以降、国は、思い切った金融緩和や積極的な財政出動に加え、日本再生に向けた成長戦略を掲げ、取り組みを強化しております。これは、当面のデフレからの脱却、景気回復はもとより、成長分野への技術、資金、人材を投入し、新たな発展のサイクルをつくっていこうとするものであります。我々も、こうした変革の動きに柔軟かつ大胆に対応していかなければならないと思います。

 そのような中、県内の状況を見てみますと、景気対策による公共投資の増や立地企業の業績回復、それに観光客など交流人口の増などにより緩やかに持ち直しの動きが広がりつつあるものの、大部分の地元中小企業ではまだまだ厳しい情勢が続いております。

 まずは、景気回復への道筋を確固たるものにすることが肝要であり、また、来年四月の消費税率の引き上げによる景気の腰折れを回避し、持続的発展へとつなげていかなければならないと考えております。このため、国の経済対策も積極的に取り込みながら、全体として地域経済を下支えしていきます。

 このような思いを持って、今月十九日には九州・沖縄地方産業競争力協議会が立ち上げられたところであります。ここでは、中小企業等の生の声を反映した地域版成長戦略を今年度中に策定することとしており、これまで自動車産業などが牽引してきた地域の次の一手をどう描くか、まさに官民挙げて九州・沖縄の構造改革に向けた意気込みが問われることとなります。本県としましても、大いにリーダーシップを発揮していきたいと考えています。

 そこで、県政推進指針ですが、大分県といたしましては、来年度は、景気回復はもとより、「安心・活力・発展プラン」の実質的な仕上げの年として取り組みを強化するとともに、時代の潮目に柔軟に対応しながら、東九州自動車道開通や県立美術館開館など新しい大分県の発展に向けての基礎固めと新たな政策展開の芽出しにも積極的に取り組んでいきます。

 安心の分野では、待機児童ゼロや病児、病後児保育の充実、情緒障害児に対するケア体制の確立といった子育て満足度日本一の実現に向けて取り組むなど、だれもが安心して心豊かに暮らすことのできる大分県づくりを加速いたします。

 活力の分野では、農林水産業産出額二千百億円の達成に向けた産地拡大や農地中間管理機構を活用した担い手への農地集積など農林水産業の構造改革を推し進めます。また、商工業を担う中小企業では、産業の再構築が求められる中、売り上げや雇用の拡大といった成長意欲の高い企業を後押しして、県経済を牽引していく足腰の強い地場企業を育成するなど、将来をにらんだ布石を打ってまいります。

 ツーリズムの振興も重要な分野であります。おかげさまで、先般、「おんせん県おおいた」の名称とあわせてロゴマークについて、正式に商標登録が認められました。情報発信は、継続して行うことが大きな力であります。今後とも「おんせん県おおいた」で、県内外にパンチの効いたPRを行ってまいります。

 発展の分野では、いじめなどの課題に的確に対応しながら、九州トップレベルの学力を実現するため、芯の通った学校組織の取り組みはもとより、学びの教室の拡充など地域と連携した教育力向上に取り組みます。

 また、県立美術館と県立総合文化センターが連携した芸術文化ゾーンを核として、芸術文化の振興はもとより、産業、福祉、教育といったさまざまな分野への新たな展開を図ります。

 ここで、特にごみゼロおおいたの推進について申し上げます。

 多くの県民の皆さんにご協力をいただいております「ごみゼロおおいた作戦」は、ことしで十年の節目を迎えています。

 これまで、県民会議や地域のごみゼロ推進隊百五十八団体を中心に、地道な三R運動や大規模な百二十万県民一斉ごみゼロ大行動など、ごみ問題から地球温暖化対策まで幅広い取り組みを行ってまいりました。

 皆さんの熱心な取り組みのおかげで、県内外の方から「大分はきれいだ、きれいになった」とのお言葉を随分いただくようになりました。本当にうれしい限りであります。

 思えば、このような環境を大事にする県民意識が、自然を守り、農林水産業を守って、世界農業遺産や日本ジオパークの認定にもつながったものと思います。

 改めて、これまでの皆さん方の熱心な取り組みに心から感謝を申し上げるとともに、今後とも、大分の恵み豊かな自然環境を守り、次世代に継承できるよう取り組んでまいります。

 県政諸般の報告最後は、二十六年度予算編成についてであります。

 二十六年度予算の眼目は、「安心・活力・発展プラン」の仕上げと時代の潮目をにらんだ新たな政策展開の芽出しであります。これらに果敢に取り組むため、新たに「おおいた成長枠」として十五億円を設定したほか、地域経済の活性化等を図る三億円の「おおいた元気創出枠」を設けて、来年度予算の編成に着手しています。

 しかし、今心配されるのは国の予算の動向であります。国の中期財政計画では、地方財政に関しまして、一方で、地方の一般財源総額について、二十五年度地方財政計画の水準を下回らないと言いつつも、他方で、リーマンショック後に設けられました一兆五千億円の歳出特別枠等の見直しも示されておりまして、予断を許さない状況であります。このため、今月十四日には、九州地方知事会長として、一般財源の確保、歳出特別枠の維持について国に直接要望したところでありますけれども、この一カ月が山場でもあり、引き続き国に対して、あらゆる場面で主張してまいりたいと思います。

 次に、提出しました諸議案の主なものについて、その内容を説明申し上げます。

 第一一六号議案職員の給与に関する条例の一部改正については、人事委員会の勧告等を尊重し、国及び各県の給与改定等の事情を考慮して、五十五歳を超える職員の昇給制度等を改定するものであります。

 なお、今年度は、国家公務員の給与減額に準じまして、臨時、特例的な措置として職員の給与を減額しておりますけれども、先般、国家公務員給与については今年度末で終了することが閣議決定されました。本県といたしましては、職員の大きな痛みを伴うことになったこの職員給与の減額は、今年度末で終了したいと思います。

 第一二三号議案指定居宅介護支援の事業に係る申請者の要件並びに人員及び運営に関する基準等を定める条例の制定については、第三次一括法による介護保険法の一部改正に伴い、指定居宅介護支援の事業に係る申請者の要件等を条例で定めるものであります。

 第一三一号議案大分県立学校の設置に関する条例の一部改正については、高校改革推進計画に基づき、在校生が卒業する県立臼杵商業高等学校、県立野津高等学校及び県立津久見高等学校を廃止するものであります。

 以上をもちまして、提出しました諸議案の説明を終わります。

 何とぞ、慎重ご審議の上、ご賛同いただきますようお願い申し上げます。



○近藤和義議長 これをもって提出者の説明は終わりました。

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○近藤和義議長 以上をもって本日の議事日程は終わりました。

 お諮りいたします。明二十七日から二十九日まで及び十二月二日は、議案調査のため休会といたしたいと思います。これにご異議ありませんか。

  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○近藤和義議長 ご異議なしと認めます。

 よって、明二十七日から二十九日まで及び十二月二日は休会と決定いたしました。

 なお、三十日及び十二月一日は、県の休日のため休会といたします。

 次会は、十二月三日定刻より開きます。

 日程は、決定次第通知いたします。

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○近藤和義議長 本日は、これをもって散会いたします。

     午前十時二十八分 散会