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熊本県 天草市

平成23年 3月 定例会(第1回) 03月10日−04号




平成23年 3月 定例会(第1回) − 03月10日−04号







平成23年 3月 定例会(第1回)



        平成23年第1回天草市議会定例会会議録

1.議事日程(第4号)
                平成23年3月10日(木曜日)午前10時開議
 第1 一般質問
    1.福 嶋 啓 子 君
      (1)新市庁舎建設について
      (2)高齢者支援について
      (3)総合的な学習のあり方について
    2.濱 洲 大 心 君
      (1)介護予防事業の現状について
         ?健康運動教室の運営のあり方について
      (2)本市における消防団の位置づけについて
         ?消防団員を抱える企業への行政からの対応は
      (3)支所の再編について
         ?今後の支所、空スペースの有効活用法は
         ?上島にある町への緊急対策は
    3.? ? 昭 臣 君
      (1)観光面における新年度の施政方針と予算について
         ?九州新幹線鹿児島ルート全線開業後の取り組みについて
         ?天草宝島観光協会との役割分担について
      (2)地域資源「夕陽」について
         ?新年度予算と今後の計画について
         ?天草夕陽八景の選定について
      (3)「日本一清潔な観光トイレのまち」の取り組みについて
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2.本日の会議に付したる事件
   議事日程のとおりである。
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3.出席議員は次のとおりである。(28名)
  1番 本 田 武 志 君             2番 松 江 雅 輝 君
  3番 鶴 戸 継 啓 君             4番 濱 洲 大 心 君
  5番 福 嶋 啓 子 君             6番 奈良? 利 幸 君
  7番 黒 田 忠 広 君             8番 浜 崎 義 昭 君
  9番 古 賀 源一郎 君             10番 中 尾 友 二 君
  11番 宮 下 幸一郎 君             12番 勝 木 幸 生 君
  13番 若 山 敬 介 君             14番 蓮 池 良 正 君
  15番 船 辺   修 君             16番 中 村 三千人 君
  17番 鎗 光 秀 孝 君             18番 赤 木 武 男 君
  19番 田 中   茂 君             21番 脇 島 義 純 君
  22番 平 山 泰 司 君             23番 中 村 五 木 君
  24番 楠 本 千 秋 君             25番 大 塚 基 生 君
  27番 江 浦 政 巳 君             28番 ? ? 昭 臣 君
  29番 北 野 鋼 一 君             30番 池 田 次 人 君
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4.欠席議員は次のとおりである。(2名)
  20番 池 田 裕 之 君             26番 吉 川 ? 澄 君
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5.説明のため出席した者の職氏名
  市長      安 田 公 寛 君   副市長     古 田 勝 人 君
  教育長     岡 部 紀 夫 君   総務部長    鶴 田 謹 一 君
  財務部長    酒 井 秀 則 君   企画部長    金 子 邦 彦 君
  健康福祉部長  田 代 隆 一 君   市民環境部長  田 口 修 司 君
  経済部長    野 嶋 義 澄 君   建設部長    久保山 義 教 君
  水道局長    山 上 良 一 君   教育部長    坂 本 安 敏 君
  病院事業部長  森 田 勝 善 君   牛深支所長   中 原 誠 也 君
  有明支所長   堀 口   仁 君   御所浦支所長  長 塚 信 弘 君
  倉岳支所長   木 本   光 君   栖本支所長   倉 田   徹 君
  新和支所長   浦 田   亨 君   五和支所長   池 ? 一 彦 君
  天草支所長   山 口 義 久 君   河浦支所長   大 平 健 次 君
  総務課長    金 子 正 秀 君   財政課長    平 嶋 弘 一 君
  秘書課長    宮 ? 哲 彦 君
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6.職務のため出席した事務局職員の職氏名
  首席審議員
          濱   仙 明 君   議事調査係長  森 下 洋 一 君
  議会事務局長
  庶務係長    平 山 高 広 君   主任      佐 尾 秀 和 君
  主査      石 田 健 作 君




             午前10時00分 開議

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○議長(本田武志君) おはようございます。

 定足数以上の御出席でありますので、再開をいたします。

 これより、本日の会議を開きます。

 議事日程は、お手元に印刷配付してあるとおりでございます。

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△日程第1 一般質問



○議長(本田武志君) 日程第1、一般質問を行います。順次質問を許します。

 5番福嶋啓子君の質問を許します。

          [5番 福嶋啓子君 登壇]



◆5番(福嶋啓子君) おはようございます。5番福嶋啓子でございます。通告に従いまして、新庁舎の建設について、高齢者支援について、総合的な学習のあり方についての3点の質問と提案をさせていただきます。

 最初はですね、天草の未来についてという質問を考えておりました。なかなか皆さんのお話を聞くことができませんので、執行部の方全員にお答えをというふうに思っていましたが、時間の都合もあり、天草の未来についてという3点の質問に変えました。2月に入り「天草独立戦記」という天草の30年後のSF小説と天草地域振興についての意見交換会、天草の未来という会合に参加し、天草の未来はどうなるのだろうかと考えたからです。

 まず、一つ目の新庁舎建設についてお伺いいたします。

 現在、使用している本庁舎1階のトイレは、私の場合ですから女性用ですが、洗面所の上にお花が飾られていて職員さんの心遣いが感じられます。しかし、個室は狭く、荷物を置く場所、かけるところもありません。あったとしても利用するにはすごく不便です。また、すべて和式のため、足元が濡れやすく気を使います。2階、3階に向かう階段は段差がかなりあり、高齢者の方や小さな子どもさんたちにはきついのではないでしょうか。また合併したために、本庁舎別館があり、1カ所で用事が済まないこともあります。古いために使いづらいところも多くあります。車社会の時代に駐車場が狭いことも不便さの一つです。

 そこで、平成23年度の当初予算に市庁舎建設事業費として1,075万円が上げられています。23年度に基本計画を策定するとありますが、予定として何年度から着工して、何年度に完成するとお考えでしょうか。まだ住民との合意ができていない中で答弁するのもしづらいかもしれませんが、案としてお答えください。

 また、仮に建設費が100億円かかるとしたら、市で負担しなければならない金額は幾らになるのでしょうか。

 2点目の高齢者支援について。

 高齢者福祉では、健康で安心して在宅生活を過ごしていただくため、高齢者支援センターの利活用を推進するとあります。また、7月27日の新聞にお年寄り見回り活動を天草市内、新聞販売店やガス会社など23事業者が市や社会協議会と結んだとありました。地域一丸となって取り組まれているのはすばらしいことだと思います。自分が高齢者と呼ばれる年齢になったときに、どのようなサービスがあったらよいとお考えでしょうか。福祉部長よろしくお願いいたします。

 3番目に、総合的な学習のあり方について。

 現在、学校で行われている総合的な学習の取り組み方をお教えください。

 以上、3点の質問をいたします。2回目以降は折衷方式にての質問のため、質問席から質問をさせていただきます。



○議長(本田武志君) 安田市長。

          [市長 安田公寛君 登壇]



◎市長(安田公寛君) 新庁舎建設事業につきましては、私からお答えをいたします。

 新庁舎建設事業につきましては、市民の皆様に広く御意見を伺うことと、平成27年度までの合併特例債の期限などを考慮し、新年度において建設検討委員会を設置して検討していただくことになっております。その中で建設という方向になれば、場所、規模、レイアウトなどなど、さまざまな御意見をお聞きしながら検討を深めていくということになろうかと思っております。



○議長(本田武志君) 健康福祉部長。

          [健康福祉部長 田代隆一君 登壇]



◎健康福祉部長(田代隆一君) 御質問の自分が高齢者になったときに、どのようなサービスがあったらよいかと考えるかについてお答えをいたします。

 大多数の人々は、いつまでも自分が住みなれた地域や家庭で、健康で安心した生活を送りたいと望んでおられるのではないかと思いますし、また私もそのように思っております。そのためには、家族や友人とのつながりを持ち、生きがいを持って暮らすことが重要ではないかと思います。生きがいのとらえ方はそれぞれ個人ごとに異なり、仕事、地域活動、趣味、ボランティア、健康づくりや家族や友人との触れ合いなどさまざまであろうかと思います。また、高齢期になりますと職場から離れ、社会とのかかわりも少なくなりますので、家族や地域とのかかわりを積極的に持つ必要があると思います。そのためには、まず自分が参加できる各種の活動の場や病気や介護が必要になったときの相談の場について、知っておくことが安心であると思います。

 本市では、高齢者の就業支援や社会参加、生きがいづくりのための団体の支援や在宅生活の支援、いつまでもお元気でいただくための介護予防事業、介護が必要になったときの介護保険による支援を実施いたしております。また、高齢者を見守る地域福祉ネットワーク事業も実施をいたしているところでございます。情報を得るための身近な相談者としての民生委員や相談機関である社会福祉協議会、地域包括支援センター、市役所の高齢者支援課などがありますので、お気軽に御相談をいただきたいと思います。

 以上でございます。



○議長(本田武志君) 教育長。

          [教育長 岡部紀夫君 登壇]



◎教育長(岡部紀夫君) それでは、小・中学校で行われております総合的な学習の時間の取り組みについてお答えをしたいと思います。

 この時間は、前回の学習指導要領の改訂から導入されたものでございまして、今回改訂された新しい学習指導要領におきましても、小学校3年生から中学校3年生まで、各学年年間70時間程度、各学校が学校や地域、子どもたちの実態に応じて、教科などの枠を越えて横断的、探求的な活動を行うことになっております。学習活動といたしましては、地域の人々の暮らしや伝統と文化の学習を初めといたしまして、環境や福祉、国際理解、進路に関する学習など地域の特色を生かしながら学校の実態に即して行っております。

 学習の過程といたしましては、基本的には総合的な学習の時間の特質であります体験的な活動などを通しての課題の設定、それから情報の収集、整理・分析、さらにはまとめ、表現といういわゆる探求的な学習の過程をとっております。具体例では、郷土芸能でありますハイヤ踊りの由来や人々のかかわり、願いなどについて課題を持って調べまとめ表現する活動。また地域の自然や人、文化財などに視点を当てて、体験活動や地域の方々との交流活動を通して地域の歴史文化を知る学習などが進められております。このように学校におきましては、地域の中に教材を求めながら、地域をテーマとして学習活動を展開することによりまして、地域への誇り、あるいはふるさと感の醸成に努めております。今後ともさらに充実を図っていきたいと考えております。



○議長(本田武志君) 財務部長。

          [財務部長 酒井秀則君 登壇]



◎財務部長(酒井秀則君) 当初に新庁舎に関連して100億円、仮に100億円の話がございました。その財源の話でございましたので、私のほうから御答弁をいたします。

 庁舎建設につきましては、財源としては補助がございませんで、頼りは地方債が頼りでございまして、仮に100億円で建てた場合の財源でございますが、平成27年度までに天草市で使える合併特例債というのがございます。これを活用しますと充当率が95%でございます。100億円でありますならば95億円、建設時に5%の5億円をもって建設できるというようなことです。起債の95%につきましては、後年度において交付税の措置がなされます。一般的には20年程度の償還かなというふうに思っておりますので、95億円を20年間で返済し、その70%が交付税に算入される。いわゆる30%について一般財源を持っていれば大丈夫だというふうに考えております。

 一方、この合併特例債、平成27年度を逃しますと、一般単独事業債という起債しかございません。この場合には今、充当率の見直しがなされて、恐らく75%程度になろうかなというふうに考えております。100億円であれば75億円の起債を借りて、建設時に25億円の一般財源を用意しなければならないということです。将来的にはこの75億円の返済については、すべて一般財源の持ち出しということで、トータル100億円ですね。これはアバウトな数字になりますが、それほど差が出てくる。いわゆる合併特例債は全体的には7割近くの補助を受けてできる。逃すとこれが全く一般財源で賄うというような、大体そういう感覚で持っていただければなというふうに思います。

 以上です。



○議長(本田武志君) 5番福嶋啓子君。



◆5番(福嶋啓子君) では、新庁舎建設について。

 そこでずっと私最近ではないんですけども、随分前にですね、天草市の市庁舎としてこういうのがあったらいいなというふうのを考えておりましたので、ちょっとそのお話をさせていただきたいと思います。

 新庁舎を建設するのであれば、未来の人々が感謝してくれるような建物にしていただきたいと考えています。天草に行ったら、市庁舎には必ず立ち寄りたくなるような夢のある建物に。市長の23年度施政方針に「林業では、昨年7月に森林認証の取得を受け、産地優良材としての普及並びに市場価格の向上を図ってまいります」とあります。ぜひ新庁舎の内装には、天草の木材、竹材、石材などを活用して、天草の材料を使えばこのような建物ができますというような見本をつくっていただきたいと思います。新庁舎が天草の見本市となり、市庁舎が商談できる場所になったらすばらしいと思います。ユニバーサルデザイン、バリアフリーはもちろん、外観はお城のような姿で、中央は吹き抜け、太陽がさんさんと降り注ぎ、屋根はソーラーパネル、外周はジョギング、ウォーキングができ、四季折々の木々草花が植えられた公園と一体化され、中央バス停からは無料のシャトルバスが出ていて、いつでも市民の方々が遊びに来られるようなもの。それに近くには総合型スポーツセンター、図書館などもあるといいと思います。一つの場所に多くの施設をまとめると駐車場も広くとれますから。市長は新庁舎建設については、どういうふうなアイデアがあるんでしょうか。少しお伺いしたいと思います。



○議長(本田武志君) 安田市長。



◎市長(安田公寛君) 今から建設検討委員会を立ち上げさせていただき、その中でさまざまな御意見をお伺いするということでございます。ただいま財務部長からも申し上げましたとおり、財源的にも非常に限られた中での建設ということになってまいりますが、議員おっしゃいましたとおり、やはりできますれば市民の皆様方から効率、機能的にも、そしてまた景観的にも非常にこう、そしてまた市民の皆様の居場所としてもですね、非常にこう心地よい、そういう市民に愛されるような、やっぱり役所につくっていくべきだろうというふうに今考えております。

 いずれにしましても、今議員のおっしゃいましたようなこと、市民の皆様方から多く御意見をいただき、それを反映できればそれが一番いいことだろうというふうに思っております。



○議長(本田武志君) 5番福嶋啓子君。



◆5番(福嶋啓子君) 私がこういうふうな発想をするに至ったのは、以前私が住んでいたドイツの市庁舎は海外からの観光ツアーのコースにも入っていました。すばらしい建物であれば20年後、50年後でも観光施設としても活用できます。今、この不景気の状態で新庁舎の建設に反対の方々もいらっしゃるとは思います。ただし、市庁舎建設がお金のかかるという発想から、お金を稼げるものにという発想に変わったらいかがでしょうか。やはりすばらしい建物を建てると、そこにやはり人は集います。人が集ってくれば、まちにもいっぱい観光客もあふれますし、また住民の方々の移動も始まります。人が動くことによって、経済が活性化するのではないかなというふうに思います。いろんなものを考えたときに、すべて先にこういうふうになったらどうだろうという、先を見越したものの考え方で、だから現在は何をしたらいいかというふうに考えていけば、おのずとどういったものをつくったらいいかという発想が浮かんでくるのではないかなっていうふうに思います。本当にすばらしい天草にとって、すばらしい使いやすい、また「あっ、天草に行ったら、絶対あそこは行きたいよね」っていうような建物にしていただきたいなって。それが何十年後か経ったときに、子どもたちにとって誇れるような天草にあれができてよかったねって言われるようなもの、せっかくつくるのであれば、中途半端にお金をかけて、「ああまたあんなものつくってって、もっと考えてくれればよかった」、そういうふうに言われないために、ぜひにかけるところにはお金をたくさんかけて、抑えるところは抑えるという、そのメリハリのついたお金の使い方、そういったふうにしていただきたいなというふうに私は考えております。

 最近、熊日新聞で箱物を生かすという特集が組まれていました。何のためにどのように使うのか。公共施設の建設後の活用方法が問われるという始まりでした。市庁舎も箱物ですが、常に使い続けられるものです。常に使うものにお金をかけて使いやすくしていただきたいと思います。家を建てるとき、たまにしか使わない客間を立派にするよりも、毎日使う居間や台所に予算をたくさん使ったほうがいいように、やはり市庁舎建設にもそのようにお願いいたします。ぜひ、今あるものの続きのような発想ではなく、夢ある市庁舎ができあがるようなプロジェクトにぜひしていただきたいと思います。

 また、地元の企業が活躍できる力を発揮できるような取り扱いも含めてお願いいたします。市庁舎建設については、これで終わります。

 次に、高齢者支援についてお伺いいたします。

 先ほどの部長の答弁の中に、部長の本当の心がどのくらい入ってたのかちょっとわかりませんが、かなり内容が濃かったような気がいたします。先日、超高齢者を支えるのは私たちという講演会があり、講師の冨安兆子先生のお話を聞きました。その中で「天草はいいですね。農業も漁業もあり、好きな年まで働くことができるから」とおっしゃっていました。自分の人生の設計ができます。勤め人だと定年はあります。リストラもあります。本当に自然相手の仕事は苦労も多いですが、自分で定年を決める自由はあります。私の住んでいるところは天草の中では大都市です。高齢者の方が多く住まわれています。高齢者に対してのいろいろな催し物もあり、出かけて楽しんでいらっしゃる人も多いです。私もことし2月から地区の自治公民館が個人の方の寄附によって新しくでき上がりましたので、その自治公民館を活用して笑う、歌うの集いに参加いたしました。ボランティアで体操の先生も参加してくださっております。私が提案したこともあり、できることはお手伝いさせていただきます。でも月に2回の集まりです。ほかにもいろいろな催し物があり、参加されているのではありますが、それでも1人で住んでいたり、家族とは一緒に住んでいても昼間は1人だったりしていると、もっと多くの出会いの場を、人とのつながりを求めていらっしゃるように思います。これも昔から考えていたことなんですが、総合型スポーツセンター、総合型文化館などの中に、いつでも自由に遊びに行ける場所があればいいなと思っておりました。そこには子育て中の親子、学校帰りの子ども、高齢者の方など、いろいろな年齢層の人々が集まれるように、市民であればだれでも参加ができるように。子育て支援センター、高齢者支援センター、障がい者支援センターなど、同じような方々の集まりの場も必要ですが、ぜひ混合した場も必要だと考えます。お互いに足りないところを補うことができるように、助け合うことができるように。以前学校に勤めていたときに、ある生徒に言われたことがあります。「どうして問題を起こした生徒ばかりを構うのですか」ということです。よくできる生徒は認められます。違反をする生徒には罰を与えるために接する機会が多くなります。でも、中間の子どもたちは構ってもらえていないのです。世の中の多くがこのような流れになっているように感じます。だれでも、だれかに構ってほしいのだと思っているのだと思います。自分で何でもできる人は自分で行動を起こせます。また、いろいろな問題を抱えている方は、行政である程度は面倒を見ます。どちらにも入らない方はほうっておかれます。一番多くの人口がいるところがここの人たちです。ここの人たちが活躍できるシステムをつくると、元気な高齢者として将来的には公的支援が減るのではないでしょうか。また、人と人とのつながりが薄れ、現在はつながりを求めている人が増えてきています。自分がだれかのお役に立っていると思うと、生きがいになって元気になっていきます。将来的には医療費の削減にもなると思います。魚をとって与えるのではなく、自分でいつでもとれるように魚のとり方を教えてあげるという話を聞いたことがあります。何かをしてあげるのではなく、自分でできるようなシステムをつくることが大事ではないでしょうか。ぜひいつでも天草市民であれば、自由に通うことのできる施設の開設をお願いいたします。

 市長は高齢者支援についてはどのようにお考えでしょうか。お伺いいたします。



○議長(本田武志君) 安田市長。



◎市長(安田公寛君) 議員ただいま御指摘のように、社会の中で人と人とがきずなを深め、そして支え合うということは、最もこれから先の社会に大切なことだと思います。そういう支え合いの中の活力、支え合いの中に活力を見出す。そこに今、聞きなれない言葉ではございますが、俗にいう新しい公共という役割があるのであろうというふうに思っております。私どもも今後、ただいま御指摘をいただきましたような部分に光を当てながら、だれもが自由に通える施設、それを行政だけでつくっていくのではなくて社会の中でそのようなシステム、制度がですね、先ほどおっしゃいましたとおりでございまして、制度が皆さん方の知恵でできあがっていく。それを行政は、また支援をしていくという形になっていけば理想的な高齢化を迎えた新しい社会ができ上がっていくんだろうというふうに、今思っておるところでございます。御意見・御提言ありがとうございます。



○議長(本田武志君) 5番福嶋啓子君。



◆5番(福嶋啓子君) それでちょっと二つのお話をしたいと思います。行政に頼らない自主活動をされているところのお話です。このような活動がみんなができるのは理想でございますが、一つ目は3月12日からホームカミングという映画が全国7カ所で上映されます。東京都町田市成瀬台をモデルにした映画です。今から40年前に開発された町で、一時は小学校の教室が不足するほど子どもたちの多い町でした。開発から40年が過ぎた今、この町は高齢者の町になっています。ところが、この町には、ラジオ体操の会とエンジョイクラブという二つの住民の集まりがあります。ラジオ体操の会は自然発生的にできた自由な会で、会長も会費もなく、みんなが勝手に集まっては毎朝ラジオ体操をし、ウォーキングやゴルフ、旅行、映画会などを楽しんでいます。もう一方のエンジョイクラブはきっちりとした団体の形をとっていて、ほんの少しですが会費もあり、市の援助を受けています。いろいろなお稽古事やイベントの会員になって楽しもうという会です。どちらも老人の多い町の活性化と住民の懇親に大きな役割を果たしています。こうした会に参加して毎日の生活に張りが出た人、元気になった人、友だちができた人がいっぱいいますというお話です。

 もう一つは、天草の佐伊津町で自分で漬けたお漬物とお茶を提供して、お茶飲み会をしている84歳の女性です。家の中ではなく、屋根のついた庭先でたき火をしながら、近所の人々が集まって話をしていく。ただそれだけですが、そのことがすごいことだと思います。近くに自主的に活動してくださるところは幸せです。そうではないところは、行政の少しのお手伝いで町が元気になっていくのではないでしょうか。

 先ほど市長のほうのお話にもありましたように、市のほう行政のほうと、住民のほうと一体になって、皆さんが毎日どこかに行く場所があって、死ぬまで自分が楽しめる、そういったまちづくりができたらいいなと思っておりますので、市長のほうもよろしくお願いしたします。

 続きまして総合的な学習のあり方について。

 先ほど教育長のほうからお答えいただきました。すばらしい取り組みをされているなというふうに思います。そこでまた一つ、先日、日本の宝島天草づくりという講演会が栖本の福祉会館で開催されました。そこで、島根県隠岐島の海士町の青山課長と商品開発研修生のスリランカ出身のサミーラさんの話がありました。

 海士町のまちづくりのすばらしい取り組みを聞かせていただきました。その中で、サミーラさんがお母さんがしっかりと歴史を教えているところの子どもは、島に帰ってくるというお話をされていました。隠岐島には後鳥羽上皇が島流しの身になって、19年余り過ごされています。生涯をここで終わられたそうです。その後、隠岐神社に祭られ、島の島民の畏敬の念は今も深いそうです。天草にもすばらしい歴史や文化が数多くあると思います。残念ながら私もよく知りません。2市8町が合併してできた天草市です。各町で歴史や文化があると思います。ぜひ地域の偉人、歴史や文化が学べるようにお願いいたします。農業体験・漁業体験なども含めた昔から伝わる生活体験を通しての学習がよりわかりやすく理解できると思います。昔は近所のおじいさん、おばあさんなどからいろいろな話を聞く機会があったかもしれません。現在のおじいさん、おばあさんの年齢はよく歴史を知らない年齢になってきています。地域の歴史や文化を学べば、地域に誇りが持てます。外に一たん出ても天草のために役に立ちたいと思い、帰郷する人は増えてくると思います。子どもたちに歴史や文化が学べる機会をつくると同様に、勉強したい大人の人たちにも学べる機会があればもっといいです。昨年はセミナーがあったようにお聞きしています。天草にずっと住んでいる人ではなく、他地域から天草に来た人を対象にというふうにお聞きしています。昔から語り継がれているいろいろな知恵、私より年配の人と話しをしていて、その人が親から教わった知恵を聞くことがあります。地域には昔から語り継がれている知恵が多くあると思います。生活をする中から出ている知恵です。時代が変わっても真理は変わりません。子どもたちが勉強する目的は単に成績を上げて、学校での順番を競ったり、有名といわれる学校に入るためではないと思います。基本的な学習は必要ですが、後は自分で生きていくための知恵や工夫ができるように導いていくのが本筋ではないでしょうか。

 市長は、子どもの教育についてはいかがにお考えでしょうか。お伺いいたします。



○議長(本田武志君) 安田市長。



◎市長(安田公寛君) 私も教育の基本は、地域を愛することから始まるというふうにも思っております。地域を愛することができる、そのためには、まず地域のことを知らなければいけません。地域について体験を通して、あるいは学習を通してその地域のことをよく知ることができれば、そこには私は必ず愛情が生まれてくる。そういう地域愛が生まれたときに、人々は地域をどうしていこうか。今後どうして生きていこうかという知恵が生まれてくるものだというふうに思っております。そういう意味で今、多くの学校あるいは地域で伝統、文化そういったものを大切にしながら体験的な学習を積まれていることは、大変私は貴重なことだというふうに思っております。

 今後さらにもっと深くもっと多くですね、そういう体験を子どもたちに積んでいただきたいなというふうにも考えておるところでございます。



○議長(本田武志君) 5番福嶋啓子君。



◆5番(福嶋啓子君) その中で予算のほうを文化のほうに、今年度はもうできませんけども、来年度からは文化のほうに予算をちょっと多めにとっていただけたらうれしいなというふうに思います。

 これはちょっとまた新聞の記事なんですけども、五感の記憶はだんだん薄れるが心の記憶はずっと残る。郷土のことを観光客に話せる人材づくりも取り組んだほうがいいということで、新幹線全線開業目前、リーダーに聞くという新聞の中で、県観光連盟の矢田素史会長がお話をされていました。本当に郷土のことを勉強していって、観光客が来たときに、だれに聞いてもうちの町はこうですよっていうふうに、すぐに答えられるような町になれば、やはりそれは観光面でも大いに役には立っていくのではないでしょうか。そういった意味での文化面での教育、本当に教育には予算をたくさんとっていただきたいなというふうに思っております。

 ということで三つのお話は終わるんですけども、私がこのように考えたきっかけとして、冒頭にお話をしました「天草独立戦記」について少しお話をさせていただきます。

 ことしの2月に熊日出版から出版されています。著者は、天草在住の浜路一三氏です。天草の30年後という設定でSF小説です。天草四郎の生まれ変わりが出てきます。解説を映画の「黄泉がえり」の原作者、梶尾真治氏が書かれております。

 私は、以前から天草が出てくる本があればいいなというふうに思っておりました。テレビにドラマ化されたり映画化されると知名度が上がり、観光客が増えるからです。マスメディアに載るのはいっときかもしれませんが、天草を紹介できます。そのときにどれだけ心に残るおもてなしができるかで、次のリピーターが増えます。全国に広がる前に、ぜひ天草からこの本の応援ができればいいなと思います。日本の国政がしっかりしていない中でこの小説を読むとすかっとします。SFで夢を見るのもいいものです。特に天草のお話ですから、小説の中身は地方自治とは独立を目指すことというテーマが流れております。ドラマ化されたり映画化されるとは決まっておりませんが、内容としてはドラマ化されたり映画化されるのに十分な内容で、楽しんでいただけると思います。されると仮定をして、おもてなしの準備とかトイレ、宿泊施設などの構想ぐらいは描いてもいいのではないでしょうか。また、ドラマ化されたり、映画化されなかったとしても、住みよいまちには変わりますから、未来は思考から始まります。何も考えなければ何も変わりません。あってほしいようにはっきりと思い描くことができれば実現いたします。個人の場合は、自分一人の思いが強ければ実現します。団体の場合はみんなの思いが同じ方向に向かわなければ実現はいたしません。ぜひ夢ある天草の実現に向けて、市長の構想を住民が共有できるようなシステムの構築をお願いいたします。

 これで、私の一般質問を終えさせていただきます。御清聴まことにありがとうございました。

          (拍手)



○議長(本田武志君) 以上で、5番福嶋啓子君の質問を終わります。

 ここで、10分間休憩をいたします。

             午前10時36分 休憩

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             午前10時51分 再開



○議長(本田武志君) 再開いたします。

 休憩前に引き続き、一般質問を行います。

 4番濱洲大心君の質問を許します。

          [4番 濱洲大心君 登壇]



◆4番(濱洲大心君) 4番、新風天草、濱洲大心です。先週金曜日の質疑の際は、風邪を引いて発熱で少しふらふらしておりましたが、今週はばっちり復活をしてまいりました。持ち前の若さと情熱できょうも元気いっぱいやってまいりますので、今しばらくお付き合いのほどをよろしくお願いいたします。

 それでは、通告に沿って質問をさせていただきます。

 今回の質問事項は、介護予防事業の現状について。2点目、本市における消防団の位置づけについて。3点目、支所の再編計画についての3点でございます。

 最初に、介護予防事業の現状についてでございますが、近年我が国では、少子高齢化に伴い、人口減少、膨らみ続ける医療費が社会問題となっており、ジャパンシンドロームなどとも言われ、諸外国からもこの危機を日本がどのように切り抜けるか注目をされているわけでございます。

 我が天草市の平成21年度の決算を見ましても、収入で自主財源が116億2,000万円、うち市税が76億4,127万円。支出では、福祉全般に使用される民生費が138億9,013万円となっており、既に自主財源を超えているわけでございます。また、民生費のうちの医療費と高齢者福祉費が75億6,859万円となっており、市税の収入と変わらぬ額となっておりまして、非常に深刻な問題になっているわけでございます。この問題は、国ならず全国の自治体が抱える大きな問題でございます。

 そこで、この医療費、介護費をいかに抑制するか。そのために必要になってくるのが予防医学の推進であると思うわけです。天草市でも合併当初から中高年向けの健康運動教室を行っておられます。今現在の教室の数、参加者の人数、年齢層、そしてこの運動教室に従事しておられる職員の方の数をお教え願います。

 また、天草市の65歳以上の方でこの健康運動教室に参加されているのは全体の何%なのか。普及率は高いと思われるのか。また、個別プログラムの作成においては平成21年度の決算で、年間327万2,500円の金額で筑波大学の関連機関である「つくばウエルネスリサーチ」に委託をされているようですが、天草市となって丸5年、合併以前の平成15年から新和町が介護予防運動教室に取り組まれてから8年、過去のデータをもとにして、職員でもプログラムを作成することはできるのではないでしょうか。そして、この事業を行って18年からの、平成18年からの65歳以上の高齢者医療費の推移はどのように変化があったのかお教え願います。

 前回の市長マニフェストでは、各町へ健康運動教室を拡大するとなっており、健康増進課の目標参加人数も500人と挙げておられますが、達成できたのか御説明をお願いいたします。

 次に、本市における消防団の位置づけでございます。

 このことについては、今までにも何度か一般質問がなされておりますが、私としては、あまり改善の傾向が見られていないように感じておりますので、今回改めてもう一度お願いの意味を込めて、質問させていただきます。

 天草市も人口減少の傾向にありますので、消防署の再編、人員定数の見直し削減もやむを得ないかもしれません。しかし、いざ火災が発生し、消防車が到着し、職員が消防活動を開始するまでに20分もかかっていると、火の手はかなり広がっている可能性も高いわけです。そこで大切になってくるのが、地域の消防団による初期消火活動が重要になってくると私は考えております。現在、天草市には10隊の方面隊があるわけですが、各方面隊で昼間の火災に出動できる隊員の人数、割合、そして出動できない理由として何が主な原因になっているのか御説明をお願いいたします。

 また、消防団を抱える企業への行政からの呼びかけ、配慮、優遇措置などは現在どのようになっているのか、御説明をお願いいたします。

 そして行政側では、機能別団員制度なるものを検討されているようですが、これはどのような制度なのか、御説明をお願いいたします。

 3点目の支所の再編計画についてでございます。

 今回の第2次天草市定員適正化計画の中でもうたわれておられましたとおり、限られた財源や人員の有効活用を図り、簡素で効率的な行政運営を目指すという計画案を踏まえましての支所の簡素化、本庁への再編、人員の削減は避けて通れないことかもしれません。我々の会派、新風天草でも、実際の支所の現状はどうなのか、空きスペースの活用はどうされているのか、恥ずかしながら支所の場所すら知らない地域もございましたので、2月10日に各支所を視察させていただきました。その節は、支所長の皆さん方もお忙しいところを御協力いただきましてありがとうございました。本来ならば答弁をする機会の少ない支所長さん方に、この答弁台から一言ずつコメントをいただきたいのでございますが、時間の都合もございますので、所管の部長さんから総括して御答弁をお願いいたします。

 まず、再編後の支所の空きスペースについてでございますが、平成25年度の計画案でいきますと、ほとんどの支所は庁舎の半分以上が使用されない状況になるわけでございます。では、そうなった場合、今後どのような有効活用を計画されているのか御説明をお願いいたします。

 また、地域によっては、町の面積が広く、交通機関も少ない、そういうところの高齢者の方々は、支所が遠い、そう言われているわけです。各支所には光ファイバケーブルも通っているわけです。そのような地域では、支所をもっと簡素化して出張所を充実させ、市民課の窓口業務などを行うことなどは考えられないものでしょうか。お願いいたします。

 そして、これは出張所に関連しているので質問いたしますが、各地区の地区振興会の事務局は、出張所の職員の方々がやっておられる、そういう地域も多いと聞いておりますが、高齢化率の高い地域での地区振興会の組織のあり方というものを、行政側としては今後どのように進めていかれるのか、お答え願います。

 以上で、1回目の質問を終わります。今回も総括方式を選択しておりますので、2回目以降も登壇して質問させていただきます。



○議長(本田武志君) 健康福祉部長。

          [健康福祉部長 田代隆一君 登壇]



◎健康福祉部長(田代隆一君) 御質問の健康運動教室について、今回も心を込めまして本音でお答えいたします。

 現在の教室数と参加者数は、本渡地区5教室88人、五和地区7教室73人、新和地区6教室67人、牛深地区2教室34人、有明地区1教室12人、栖本地区1教室12人、天草地区1教室19人、河浦地区1教室15人の合計8地区24教室320人となっております。参加者の年齢層は40歳代7人、50歳代47人、60歳代190人、70歳代64人、80歳代12人となっております。ちなみに65歳以上の参加者は173人でございます。従事している職員数は、健康運動指導士が4人、一人は嘱託職員でございます。となっておりますが、ほかに保健師、管理栄養士、歯科衛生士による健康教育もあわせて実施いたしております。65歳以上の教室参加者数は173人で、本市の65歳以上の人口の0.58%となっております。介護保険認定者を除いて計算いたしましても0.71%となっておりますので、全体を見ますと普及率は低いと認識をいたしております。プログラム作成につきましては、株式会社「つくばウエルネスリサーチ」に委託しておりましたが、平成23年度からは天草Webの駅に本市独自のデータ管理システムを導入し、職員がプログラムを作成することにいたしております。

 この事業による医療費の推移とのことですが、合併前の17年度に旧新和町で取り組まれた健康増進事業に係る医療費分析報告書によりますと、1人当たり1年目で9万3,000円、2年目で12万8,000円、3年目で14万4,000円の削減効果があるとの推測が報告されております。前回の市長マニフェストでは、合併前の旧新和町や旧五和町で取り組んでいた健康運動教室を各町へ拡大することとなっておりました。現在、御所浦、倉岳を除く地区で実施中です。健康増進課のマニフェストの進捗管理では、平成22年度までの目標参加者数は500人で、現在320人の参加者であり、目標達成までは至っておりませんが、新規教室参加者の累計を見ますと469人で目標の94%となっておりますので、継続して参加してもらうことが課題であると考えております。

 以上でございます。



○議長(本田武志君) 総務部長。

          [総務部長 鶴田謹一君 登壇]



◎総務部長(鶴田謹一君) 私のほうからは、本市における消防団の位置づけについてお答えをいたします。

 まず、昼間の火災に出動できる方面隊ごとの団員数についてでございますが、平成21年10月に各方面隊の部ごとに調査を実施いたしております。昼間の火災に出動できる団員数とその割合は、本渡方面隊が246人で46%。牛深方面隊が402人で68%、有明方面隊が84人で34%、御所浦方面隊が111人で62%、倉岳方面隊が67人で44%、栖本方面隊が56人で46%、新和方面が82人で46%、五和方面隊が134人で41%、天草方面隊が106人で48%、河浦方面隊が175人で46%であり、全体で約50%の団員が出動できるという調査結果となっております。

 次に、昼間出動できない理由についてでございますが、勤務上出動できない、あるいは勤務地が方面隊管轄区域外であり、遠隔地であることなどが調査結果として上げられております。

 また、消防団員を抱える企業への呼びかけについてでございますが、団員の希望に基づき、勤務する事業主の方々へ消防活動への協力依頼文書の発送や、市政だよりで各事業者等への呼びかけを行っているところでございます。

 最後に、機能別団員制度でございますが、現在、本市消防団で検討中でございますので、現時点での大まかな方向性をお答えさせていただきます。消防団員歴、年齢、居住条件などの一定の条件を満たす消防団のOB団員を対象として、出動の内容を限定して出動することを職務とする形態を検討しているところでございます。

 以上でございます。



○議長(本田武志君) 財務部長。

          [財務部長 酒井秀則君 登壇]



◎財務部長(酒井秀則君) 私のほうからは、各支所の空きスペースの利活用等についてお答えをいたします。

 行政財産の貸し付けにつきましては、平成19年に地方自治法の改正がなされ、貸し付け基準等が少し緩和されております。これを受けまして、財産管理の担当者会議を開催いたしまして、庁舎の有効活用を推進することといたしております。これまでは商工観光課を主体として企業誘致や地場産業の振興に利活用できないか等についてを協議・検討を行ってきておりますけれども、今後はさらに図書館の移転等についても検討したいと考えております。

 ちなみに、現在の空きスペースの活用事例でございますが、五和支所に社会福祉協議会やアーカイブズが、牛深支所にはハローワークが入居しております。

 以上でございます。



○議長(本田武志君) 市民環境部長。

          [市民環境部長 田口修司君 登壇]



◎市民環境部長(田口修司君) 私のほうから支所を簡素化し、出張所の窓口業務を充実できないかという御質問にお答えをいたしたいと思います。

 現在、本市には25の出張所がございます。うち11の出張所につきましては、本年2月までに順次光ファイバを利用した基幹系端末を設置し、これまで支所とファックスでやりとりをいたし交付をしておりました住民票、税証明などが直接交付ができるようになり、既に運用を開始している出張所では、交付までの待ち時間の短縮や支所の事務軽減にもつながっているところでございます。今後支所の見直しを進める中で、残りの14の出張所へも順次設置する方向で進めてまいりたいと考えております。

 また、住民票や税等の証明書の業務ばかりではなく、直接出張所で対応したほうがいわゆる住民のサービスの向上につながるもの、例えば、国民健康保健被保険者証の再発行や針灸券の交付など、件数の多い少ないにかかわりなく対応できる業務等につきましては、現在関係部署で協議を行っているところでもあり、住民サービスの観点に立った業務の充実を図っていきたいというふうに考えておるところでございます。

 以上です。



○議長(本田武志君) 企画部長。

          [企画部長 金子邦彦君 登壇]



◎企画部長(金子邦彦君) 私のほうからは、高齢化率の高い地域での地区振興会の組織づくりについてお答えいたします。

 現在、高齢化率が高い地域でも地域課題の解決に向けた地域活動やまちづくりが行われるよう体制の整備を進めております。具体的には、地区振興会ごとに地区振興計画を作成していただいておりますが、特に高齢化率の高い地域については、計画策定に当たり、高齢化対策をどのように進めていくか、地域とコミュニティ主事が一緒になって検討させていただきました。結果といたしまして、一人世帯の高齢者を見守る活動や配食サービス、高齢者が集うレストランの整備や高齢者の方にかわりまして買い物をしていただく買い物代行制度の導入など、地域の主体的な取り組みによって高齢化対策が進められております。

 今後も地域の過疎化、高齢化を念頭に置きながら、地区振興会の地域活動を支援してまいりたいと考えております。



○議長(本田武志君) 4番濱洲大心君。

          [4番 濱洲大心君 登壇]



◆4番(濱洲大心君) それでは、2回目の質問に入らせていただきます。

 まず、介護予防運動教室についてでありますが、先ほどの答弁でもございましたが、65歳以上の参加者は65歳以上人口の0.58%ということで、約200人に一人という数字になります。そのほかに自分たちで別の健康づくりをやっておられるのかもしれませんが、一部の希望者のニーズにはこたえているとしても、残念ながら介護予防の考え方が一人一人の高齢者に広く行き渡っていないというのが現状のように思えます。高齢者の医療費負担が年々増える傾向にある今、私としては特定高齢者になる前の一般高齢者の方々に、健康運動教室を広く普及させていくことが大切ではないかと思うわけです。健康運動教室の参加者の数ですが、健康増進課が目標としていた500人には届かず、62%の320人でありますが、あくまでこれは目標でございます。しかし、目標に届かなかったのはどういう努力が足りなかったと思われるのか。そして今後はどういった形で取り組むお考えなのか。継続して参加してもらうにはどういうことが必要だと思われるのかお考えをお願いいたします。

 また、教室の数の割には担当職員の数が少なく思えるのですが、これは主に教室参加者が自分たちで自主活動としてなされているのか。そうした場合の事故の対応、リスクマネジメントはどのようになっているのか。自主活動の教室での参加者の継続率はどうなのか、御説明をお願いいたします。

 現在、行われている天草市の健康運動教室は、民間企業のサービス向上、雇用促進なども念頭に入れて、業務委託することはできないものなのでしょうか。また、そうすることで教室の場所が遠くて参加が困難な方も参加しやすい体制をつくり、各地区の自治公民館などに出向して、週に1回程度でも事業展開ができないものでしょうか。

 次に、平成18年度からの医療費推移でございますが、過去の新和町での数字ばかりで、医療費の削減効果があったと申されましても、データも裏づけもございませんので、信用性が薄いわけです。できることならば、医療費の抑制にどれだけつながったのか、教室に参加して体調や体質がどのように変わったのか、もっと市民の皆様にアピールすることが大事だと思うのですが、いかがでしょうか。

 次に、「つくばウエルネス」への事業委託でございますが、今年度からは市独自のデータ管理システムで職員がプログラムを作成するということなので、私は当然のことではないかと思います。少し厳しい言い方をするかもしれませんが、今までは健康運動教室に従事している職員の方々の努力が足りなかったのではないかと感じるわけでございます。これは、この企業に限らず、ほかの分野でも言えることですが、職員の方の努力で可能であるならば経費を抑えるためにもそうするべきだと私は考えております。

 次に、本市における消防団の位置づけであります。

 先ほどの答弁で、昼間の火災に出動可能な団員が全体の50%と申されましたが、私の持つ資料では本渡方面隊のことなんですけども、その中でも2つの部では、部員25名、部員15名のところ、その部員全員が出動ができないというアンケート結果も出ているわけです。これで本当に安全・安心と言えるのか。これからの地域の高齢化、人口減少という社会の変化に対応していくためにも、これまでのような現状では、近年各地で発生している地震などの災害があった場合、十分な対応ができるのか、不安の要素を多く感じるわけです。行政から企業への呼びかけに対しましても、なかなか厳しいところがあるかもしれませんが、少し努力が足りないところがあるのではないかと感じられます。現に、平成20年に同僚議員より提案のあった消防団協力事業所、今ちょっとステッカーが手元にございませんが、これの活用もいまだになされておりません。私の知る限りでは、熊本県内の市では、天草市と山鹿市では既に取り組んでおられます。天草市でも別に取り組むことに支障はないと思いますので、早めに取り組んでいただけるのでしょうか。

 また、天草市での企業への呼びかけ、新入団員の呼びかけは、市政だよりの小さなスペースに数行載せておられるだけですけども、全国の地域によっては、自治体別に消防団だよりなどを発行しておられる地域もございます。これは、新潟県魚沼市の消防団だよりの例でございますが、その中では、各方面隊や各部の紹介、新入団員の募集など、写真を多く掲載されて、消防団事業協力事務所などの紹介なども掲載されております。消防団員の活動を市民の皆さんに理解していただくように努めておられるようです。天草市でも防災係と消防団が協力して年に二、三回くらいは発行して、市民の皆さんや企業への御理解をお願いいただくということはできないものなのでしょうか。

 そして、消防団の位置づけについてでございますが、海外の消防活動を例に挙げてみますれば、アメリカという国では、消防団員も消防士と同じような訓練を受けるようです。ただ、消防士と消防団員の違いは、常勤として給料をもらっているのか、非常勤として出動時に日当をもらっているか、それだけの違いです。

 うちの消防署には消防士が40人いる。その内給料をもらっているのは10人、あとの30人は優良ボランティアの消防士であるというのが典型的なアメリカの消防署の運営法です。我が天草市でもこれをやろうではありませんとかは言いません。ただ、仕事も大事なので企業のために働くことも大事ですが、アメリカの組織を例に挙げたように、社会のために働くという大きな目的を持って消防団員の方々には、活躍をしていただきたいのです。

 そこで、行政側としても、消防団員を抱える企業にある程度の優遇措置をお願いできないかと思うわけです。例えば、昨年の12月議会で、同僚議員より質問のあった入札制度であっても「市独自のものはございません」との回答でありましたが、消防団を抱えている企業は市独自のプラスアルファとしてランク付けの得点に加えていただくことはできないのか。また入札制度にいたしましても、安ければいいという基準で一番安く札を入れた業者だけではなく、消防団員を数名抱えるなど、地域社会に貢献していることなども考慮してよいのではないかと考えるのですが、いかがでしょうか。

 そして、これは長野県がやっておられることですが、消防団員を抱えている企業には、県民税を減税するなどの優遇措置もございますので、天草市も同じような優遇措置として、法人市民税など消防団員を雇用している企業は減税していただくことはできないものか、お答え願います。

 また、支所も人員が削減されるわけです。支所の中には、消防自動車を廃止されているところもございます。市職員も緊急時には出動ができるように、現役消防団員の配置を検討できないか、お答え願います。

 そして、機能別団員制度でございますが、消防団OBへの協力体制の呼びかけと申されても、消防団は縦のつながりの組織であり、分団長の指揮、部長の指揮のもと団員が動くようになっており、個人の単独行動は、現場での連携ミスや第3次災害につながるような場合もあるわけです。果たしてOB団員の方が現役消防団員とうまく連携がとれるのか。また、OB団員の方が勝手に若手団員に指示を与えて、現場内で混乱を招いていただいては困るわけです。そうした場合、OB団員の方々にも年間の予算を組まれるわけでしょうか。訓練はどうされるおつもりでしょうか。お答え願います。

 次に、支所の再編についてですが、まず空きスペースの活用ですが、先日伺ったときには、現在のところ公共性がないと、営利目的ではいけないなどの制限があるというお話だったので、少し壁が厚いのかなと思っておりましたが、商工観光課を主体とした企業誘致や地場産業の振興を促進するために、空きスペースが有効活用できるように協議・検討を行うという回答でございましたので、ぜひ進めていただきたいと思います。また、五和支所や牛深支所では、社会福祉協議会やハローワークなども入って活用されているということですけども、先ほど言っておられましたように、地場産業の振興を図るためにも、JAさんとかと協力して、各支所のフロアなど広いスペースがございますので、とれたて市場などを開催できないものでしょうか。また、観光協会や郵便局なども支所内に入れて、できれば宅配、クリーニングなどの窓口なども設けて、支所に来れば行政の手続だけでなく、買い物やそのほかの用事も済ませることができる。そのような多目的活用をすることはできないものでしょうか。そして、天草観光に来られた方からは、天草の名産物やお土産をどこで買えばいいのかわからない。そういう話も耳に入ってくるのですが、支所によっては大型バスの駐車もできるところもございます。そういう支所を可能であるならば、道の駅に位置づけて天草の名産品やお土産を販売することなどはできないものでしょうか。また、これは地域おこしとしての一つの提案でございますが、各支所の駐車場は広く、十分有効利用できるスペースがございますので、そこを活用した近年話題に上がっております、軽トラックに品物を乗せて、個人や企業が募って行う軽トラ市などの開催も地区振興会などを中心としてできるのではないかと思うのですが、いかがでしょうか。

 出張所の窓口業務の充実におきましては、来客数も少ない出張所は不要ではないかとの声もございますが、過疎・高齢化が進む地域では歩いて行ける場所で、市役所の窓口業務ができれば大変ありがたいことだと思います。住民サービスの向上につながるように、ぜひ業務の充実を図っていただきたいと思います。

 高齢化の進む地域での地区振興会の組織づくりでございますが、地区振興会計画の中でも高齢化対策について検討を進めているとのことであり、インターネットの普及、新幹線の開通、便利になってもやはり基本は人であると思います。特に高齢化の進む地域では人と人との触れ合い、つながりを大切にせねばなりません。私たちも一緒になって取り組まなければならないことだと思いますので、よろしくお願いいたします。

 また、その地区振興会の取り組みの中で申されていた、高齢者が集うレストランや買い物代行制度は、2月から熊日新聞などで連載されております「買い物を支えて地域支える」にも載っておりました。天草市の有明町、須子ばあちゃんの台所、亀場町のまちの台所、新和町中田地区での地元商店街生き残りの取り組み、それと2月22日より実施されている御用聞きという買い物代行サービスのことだと思いますが、このような地区振興会が中心となった取り組みがもっともっと広がって、地域の活性化、人と人とのつながりが強化され、マスコミにも取り上げてもらうようになり、全国的に注目されて天草の魅力を伝えることができれば、観光の振興にも促進にもつながると思いますので、大いに期待しております。

 以上で、2回目の質問を終わります。



○議長(本田武志君) 健康福祉部長。

          [健康福祉部長 田代隆一君 登壇]



◎健康福祉部長(田代隆一君) 健康運動教室について2回目の質問に関し、お答えいたします。

 参加者が500人に届かなかったのはどういう努力が足りなかったのかと思うかとのことですが、合併前の旧新和町等で行っていた事業をそのまま全市へ広げることを推進してまいりましたが、事業の内容や参加しやすい体制づくり等の構築が少なかったのではないかと思っております。今年度はどういう形で取り組むかとのことですが、23年度から市独自の管理システムで事業を進め、従来のエアロバイクを使った新規教室、自主教室のほかに、忙しい就業層でも気軽に継続して取り組めるウォーキングや筋力トレーニングなどの、在宅型の新しいプログラムでの運動教室を計画いたしております。継続して参加してもらうにはどういったことが必要と思うかについてですが、参加費が手ごろなこと、参加者のニーズにあった運動メニューの提供などが必要かと考えております。23年度からは参加費も安く設定できますので、継続参加者も増えてくるものと期待しております。自主教室移行後のリスクマネージメントにつきましては、新規教室と同様に参加条件としてメディカルチェックを必ず受けていただいています。また月2回、運動指導士が訪問指導をし、血圧の数値等に異常がある場合は病院受診を勧奨しております。運動教室では新規、継続を問わず、毎回、運動前後に各種測定を行い、どれか一つでも基準値を超えていれば運動を中止いたしております。エアロバイクを使用する場合は、体力測定により個人の目標値を設定し、脈拍が異常なときは警告音が鳴り、運動を中止するようにいたしております。自主教室の参加者の継続率についてですが、平成18年度からの参加者は209人のうち108人、継続の52%、19年度からの参加者は13人のうち5人、継続の38%、20年度からの参加者は82人のうち43人継続の52%、平成21年度からの参加者は83人のうち66人継続の80%となっております。現在行っている運動教室を民間企業へ業務委託できないかとのことですが、平成23年度からは先ほども申し上げましたが、新システムを導入することにより、参加費を下げることで参加者の負担軽減を図り、参加者を増やしたいと考えておりますので、今後の推移を見ながら研究してまいりたいと考えております。参加しやすくするために週1回でも自治公民館等で実施できないかとのことですが、エアロバイクを使った教室につきましては週2回、現在でも公民館や支所を利用し実施いたしておりますので、現在の体制を考えております。

 市や個人が負担する医療費の額やそれを抑止するため、運動が必要であることをもっと市民へアピールが必要ではないかとの御指摘でございますが、おっしゃるとおり医療費の抑制を行うためには生活習慣病改善のため、食改善、運動、検診をリンクした一体の取り組みが重要なことと認識しておりますので、これまで以上に広報紙等を使い、市民への周知を図ってまいりたいと考えております。

 以上でございます。



○議長(本田武志君) 総務部長。

          [総務部長 鶴田謹一君 登壇]



◎総務部長(鶴田謹一君) まず、消防団協力事業所制度についてでございますけれども、この制度につきましては、継続的に調査・研究を行っておりますが、県内の14市では、八代市、山鹿市、宇城市、3市のみが導入をされている状況でございまして、現時点では大きな成果が見えていない状況であるとお聞きをいたしております。今後とも引き続き他自治体での制度導入状況やその成果等につきましても調査・研究を行いまして、成果が見込まれる場合は、本市での制度導入に向けまして、消防団とも協議を進めてまいりたいと考えております。

 次に、消防団だよりの発行についてでございますが、消防団独自でも地域内での積極的な取り組みや団員相互の一体感の醸成など、さまざまな取り組みを行っておりますが、市民の皆さんや企業の方々の御理解・御協力は大変重要なことであると認識をいたしておりますので、消防団幹部会議等へも諮ってまいりたいと考えております。

 次に、入札制度についてでございますが、企業の格付け、いわゆるランクにつきましては、昨年の12月議会でも申し上げましたように熊本県のランクを準用いたしております。この格付け基準には社会的貢献度といたしまして、障害者の雇用状況、男女共同参画の推進状況、ボランティア活動の状況、防災協定の締結状況を点数化し加点する仕組みとなっております。消防団員を抱える企業に対して直接的な評価ということではございませんが、災害全般にわたる防災協定を締結しておられる企業につきましては、ランク付けの際の一定の評価が行われているところでございます。

 また、消防団員を抱える企業への支援策としての減税施策でございますが、総務省消防庁の資料によりますと、減税施策の実施事例は、全国の都道府県市町村の中でも長野県のみでございます。このような独自税制等の施策につきましては、地方自治体の行政運営の根幹となる部分でもありますので、今後とも全国的な動向を注視してまいりたいと考えております。

 次に、消防団員である職員の支所配置でございますが、消防団員である職員を対象とする人事異動を行うことは、大変厳しい点が多いものと考えております。今後は、職員への消防団員入団募集をさらに積極的に行うとともに、消防団の充実強化対策にも取り組んでまいりたいと考えております。

 最後に、機能別団員制度に係る機能別団員の報酬等についてでございますが、機能別団員制度につきましては、伝統ある消防団組織に新しい制度の導入を検討するわけでございますので、地域の安心・安全を担う消防団の充実強化となり得る制度であるのか、あるいは充実強化を図る制度とするためには、どのような内容、方法とするのか、崇高な消防精神を尊重しながら、現状と将来的なあり方を踏まえて検討する必要があると考えております。具体的な取り扱いにつきましては、現在検討中で決定いたしておりませんけれども、決定された場合は、その報酬、出動手当、訓練手当は市から支給することになります。

 また、訓練についてでございますが、他自治体では、消防ポンプ等の機材取り扱い訓練のみを対象として、その他の訓練は免除する事例もございます。はっぴ、活動服、ヘルメット等の被服などにつきましても、機能別団員の職務等に応じた被服の貸与も検討いたしております。このような出動内容、訓練、被服など、さまざまな内容につきまして現在、消防団幹部会議に諮りながら検討を行っているところでございます。

 以上です。



○議長(本田武志君) 財務部長。

          [財務部長 酒井秀則君 登壇]



◎財務部長(酒井秀則君) 空きスペースの利活用につきまして、貴重な御意見いただきました。大変ありがとうございます。今後の参考にさせていただきたいなというふうに思っております。

 その中で、支所駐車場の利活用につきまして御提案がございましたけれども、地区振興会主催の軽トラ市等の開催につきましては、特段問題はないだろうというふうに考えております。支所庁舎の空きスペースの利活用に当たりましては、今後とも地域の意見等を伺いながら進めてまいりたいと考えております。



○議長(本田武志君) 4番濱洲大心君。

          [4番 濱洲大心君 登壇]



◆4番(濱洲大心君) それでは、3回目の登壇になりますので、後は私の感想と要望を述べさせていただきます。

 まず、介護予防運動についてでございますが、今年度からは新しい在宅型のプログラムを計画しているということなので、新たな取り組みに大いに期待をします。自主教室でのリスクマネジメントですが、健康状態のメディカルチェックばかりで、事故があったときの対応は御説明がありませんでしたので、これだけはやっていただきたいと思います。まず、各教室にAEDが設置してあるのかを確認していただきたい。そして、だれもが使えるように、半年に1回でも教室参加者は研修を受けていただくこと。無理な場合は、教室には必ず運動指導士がAEDを持参で参加すること。そして、緊急時の体制表を大きく一番見えるところに掲示すること。以上をお願いしたいと思います。

 次に、民間への委託は今後の推移を見ながら考えるということでありましたので、ぜひ前向きに検討をしていただきたいと思います。

 そして申し訳ございませんが、民間と行政サービスでは、運動指導士の取り組み方に差があるように思うわけです。自主教室型でもリーダーがいて、教室をまとめていただけるなら問題ありませんが、必ず派閥ができるのではないか。その仲間に入れずおもしろくないから続かなかった。そういう方々も少なくないと思います。だから私は、各教室には運動指導士が足を運び、皆さんと会話をして、悩みなどを聞き、よい教室の空気をつくることが大事だと私は思います。そして、継続性はお金の問題ばかりでなく、価値観の問題があるのではないでしょうか。道具をそろえて運動できる環境をつくれば参加者が集まるというのは、少し間違った考えのようにも思います。やはり人に魅力がなければ人は集まらないわけでありまして、参加費が高くてもそれだけの価値観があればいいわけです。運動のやり方を最初だけ指導して後は月に一、二度しか顔も合わせない、そういう指導者に魅力があるのでしょうか。教室にはいろんな知識を持った魅力ある指導者が必要であると思います。市長は常に申されておられます、民間でできることは民間でやる。こういうところにこそ民間の力が必要であると思いますので、どうか民間委託のことは検討してみてください。

 我が国の高齢化は猛スピードで進んでおります。天草市の高齢化率も熊本県平均より7%高い32.3%であり、深刻な問題でございます。国や自治体もあまりのんびりやっていては介護予防が普及する前に、介護や医療費関連の財政がパンクしてしまいます。医療費削減のためにも、市長が目指しておられる国保税削減のためにも、民間やマスメディアを巻き込んでの介護予防に係る普及、啓蒙体制の見直しについて早急に着手する必要があるのではないでしょう。そして市民の皆様にもお願いでございます。国や自治体に何かをしてもらおうでなく、国や自治体のために私たちには何ができるのか、この考えが大事ではないでしょうか。



○議長(本田武志君) 制限時間5分前です。



◆4番(濱洲大心君) はい。介護予防などは面倒くさい。病気になったら病院に行けばいい。そういうこれまでの考え方では、国や自治体はもちろんのこと、自分自身もみずからの体をもって最終的には大きなツケを払うことになってしまいます。介護不要の生活、何よりもまず自分自身の健康、そして尊厳のある生活を送ることは、一人一人が取り組むこともできる大きな社会貢献です。元気な高齢者の住む宝島天草のためにも、誇り高き天草島民として一緒に健康づくりに取り組んでみようではありませんか。どうかよろしくお願いいたします。

 次に、本市における消防団の位置づけでございますが、消防団協力事業所制度は、企業の社会貢献の一つだと思いますので、今後も調査・研究されて早めに活用されることを期待します。ちなみに先ほど忘れましたけど、こういう青いステッカーがありますけども、天草市ではちょっとまだ見かけておりません。消防団だよりにしても消防団の役割、地域貢献をアピールするよい機会なので、ぜひお願いいたしたいと思います。また、消防団員を抱える企業の優遇措置のほうも全国的な動向をみて注視して考えていくとのことでございましたので、ぜひとも検討をよろしくお願いいたします。

 次に、消防団員の職員を支所に配置するのは困難かもしれませんが、可能な限り配慮をお願いいたします。そして、機能別団員制度に関しましては、本当に必要な地域であればいたし方ないことだと思いますが、2市8町が合併し、消防団員の数が多いということで人員削減されているわけです。それをまたOB団員の方々に現場復帰をお願いいただくというのも少しおかしな話だと思っております。その分当然ながら予算も必要になってくるわけです。できるだけ現役団員の出動ができる体制をつくっていただきたいと思います。消防団活動だけが消防団の勤めではございません。昨年の6月、大雨で市内各地でも災害が発生しました。私の住んでいる地域でも地山が緩んで民家に土砂災害が発生し、消防団員の方々が雨の中、重機も入らない現場を人力で土砂の撤去を行っておられました。もちろん私も参加して作業を行いました。阪神淡路大震災や近年では、去年の宮崎口蹄疫被害でも連日地元の消防団員の方々が徹夜で処分に当たっていたことは記憶に新しいと思います。市長も施政方針の中で申されております。地域消防力の維持に努めるとともに地域における災害への備えを強化し、安心・安全なまちづくりを推進する。その一翼を担う消防団員にどうかいま一度行政面からも力を貸していただき、活動強化を図っていただきたいと思います。

 また、今回の質問に当たりましては、地元の現役消防団の方々と話をし、いろんな意見やアイデアを出していただきました。ですから、この質問は現役消防団員の声であるということを真摯に受け止めていただきたいと思います。

 最後に、支所の再編計画でございますが、支所の空きスペースも活用の仕方では、まちおこしにつながると思います。私の出したアイデアよりももっとよい活用法があると思いますので、各町で地区振興会を中心に皆さんで地域活性化のためにアクションを起こしてほしいと思います。

 一人暮らしの高齢者を見守る運動についても、市と社協が2008年度から取り組んでいた天草市地域福祉ネットワーク、今年度からは新聞販売店やガス会社などの23業者が協力して、さらに強化を図り役割を定め、より細かな体制整備をなされるということでありますので、大変すばらしい取り組みだと思います。これからも各地域、企業、天草市が協力しあって、人情の島天草をつくり上げていかなければならないと感じております。平成18年合併当初、市長は申されました。行政は地域の最大のサービス業でなければならない。まさにそのとおりだと思います。天草市の人口は減少しても、敷地面積は減少いたしません。職員数は減ってまいりますので、おのずと行動する範囲も広がり、職員の質の向上も求められてくるわけです。そうした中、市民の皆様のニーズにこたえ、迅速な行動で対応ができるような組織づくりを期待しております。

 以上で、私の一般質問を終わります。

 御清聴ありがとうございました。

          (拍手)



○議長(本田武志君) 以上で、4番濱洲大心君の質問を終わります。

 ここで、昼食のため休憩をいたします。午後は1時から再開いたします。

             午前11時45分 休憩

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             午後1時00分 再開



○議長(本田武志君) 再開いたします。

 午前に引き続き、一般質問を行います。

 28番??昭臣君の質問を許します。

          [28番 ??昭臣君 登壇]



◆28番(??昭臣君) 皆様、改めてこんにちは。昼食後で一番睡魔が襲う時間でございますけども、しばらくお付き合いのほどよろしくお願いを申し上げます。

 28番、政友会の??昭臣でございます。通告に従いまして一般質問を行います。

 私の質問は大きくは3点でございます。1、観光面における新年度の施政方針と予算について、2、地域資源「夕陽」について、3、「日本一清潔な観光トイレのまち」の取り組みについて、以上でございます。よろしくお願いを申し上げます。

 1点目、観光面における新年度の施政方針と新年度予算についてお尋ねいたします。本年はうさぎ年、ねずみは繁盛、うしはつまづき、とら千里を走り、うさぎは跳ねる、証券業界では株価が上がりやすいと言われているそうですが、過去の統計データを見ても、12支のうち3番目に日経平均の株価上昇率が高いとございます。飛躍の年になるのを期待し、質問をいたします。

 JTBは、本年の日本人の旅行人数が前年見込みと比べて1.3%増の3億1,930万人と、2年連続で前年を上回るとの予測を発表いたしました。本年は3連休が多く追い風と分析しているわけですが、何といっても我々の本年度の最大の期待は、九州新幹線鹿児島ルート全線開業であることにだれも異論はないと思います。この文言を連日新聞等で目にしない日はございません。地域浮揚へ期待が日に日に高まり、各地域において競い合って、この千載一遇のチャンスを生かすために、いろんな施設の建設やまた、いろんな企画がメジロ押しの状況にございます。九州の玄関口を自負する福岡では全線開業に合わせ、福岡市の新博多駅ビル、JR博多シティが今月開業しました。駅ビルとしては国内最大の商業施設と言われ、200を超す専門店街の同ビルの年間売上高予想は、約670から700億円。JR九州の社長は「東京にも負けない一流店がそろった」と強調していまして、西日本全域やアジアからの集客をねらうと言います。新幹線開業後を見据え、熊本はどんな特徴を打ち出していくのか。熊本駅周辺の遅れは何とも寂しい限りですが、熊本城に新たな観光拠点、「城彩苑」が今月5日オープンいたしました。大阪・熊本を最速2時間59分で結ぶ新幹線、大阪からの一番列車を和服の熟女1,000人が迎えるとか、楽しい企画も進んでいます。蒲島県知事もみずから「吉本新喜劇」にスザンヌ、くまモンとともに出演され、熊本PRに一役買っていらっしゃいます。県内各地で全線開業を契機に観光客を呼び込むため新商品を開発し、全国販売を目指す動きが活発化しています。「天草宝島ライン」も3月1日運航再開、JR九州はこれに合わせ福岡、熊本、天草を列車と船で乗り継ぐ割引切符を販売等々、全線開業を見据えた話題は枚挙にいとまがございません。ただし、開業効果が続くのは1年という専門家もいるようですし、結局は地域の魅力アップがかぎになります。新幹線はきっかけにすぎないし、線路のない我が天草は、現在あるものにさらなる磨きをかけ、相当な熱意をもって常に創意工夫をし、努力を続けていかなければなりません。そうしなければ、天草は地図から抹殺されたも同じ運命になる可能性だってあり得るのでございます。ただ、うれしいことには、現在、天草の観光に携わる人々の気運は、相当盛り上がっているように感じます。上天草市の「あまくさ四郎観光協会」は、新大阪・熊本を直通運転する「さくら」にちなみ、特産のマダイ料理、「さくら鯛フェア」を3月1日から5月末日まで開催いたします。2月3日には天草2市1町のホテルや旅館のおかみが九州新幹線全線開業に向け、「天草女将会」が結成されました。「やさしいおもてなしのできる島・天草」をキャッチフレーズに、会長に選ばれた天草プリンスホテルの國武裕子おかみの「天草には路線がないが、おかみの力で人を呼ぶ路線をつくりましょう」とすばらしいあいさつの後、できます宣言、1、トイレを利用することができます。1、観光案内ができます。1、お茶を飲むことができます、と観光案内に努めることを宣言をなさいました。

 さて、安田市長も施政方針の中で、新幹線全線開業のことにも触れておられます。「交流客を天草に引き込む絶好の機会ととらえ、新幹線開業対策事業に取り組み、その中心事業としてノンパビリオン型の博覧会、「天草海道博」を開催する」とございます。新年度予算で新幹線開業対策事業として7,590万円計上、その内訳は海道博4,640万円、牛深ハイヤ祭り補助金2,000万円、宝島観光協会800万円、祗園橋ライトアップ150万円、大いに期待しているところですが、果たしてこれで天草市をどれくらいアピールできるのでしょうか。今月1日の熊日新聞に、天草海道博のキャラクター「キャプテン海道くん」が掲載されていました。海道博頼りの感が否めませんが、その目玉である海道博がいまいちわからないという声も聞きます。新幹線元年とも言える本年度に対する市長の決意、御見解を今一度お尋ねをいたします。

 また、「観光商品の開発、天草型ツーリズムの実践、教育旅行の誘致を推進し、交流人口の増大を図っていく」ともございます。あわせて具体的内容、取り組みを教えていただければと思います。

 さらに、「本年度ハイヤイヤーに位置づけ、年間を通した記念事業を展開する」ともございますが、今後、官民一体となって取り組んでいくべきだと思いますので、安田市長のお考えをお尋ねをいたします。

 次に、天草宝島観光協会との役割分担についてでございますが、天草市からの派遣職員が引き揚げ、完全に一線を画することになりますが、同協会への補助金は同協会年度予算の90%以上占める1億3,121万2,000円が計上されています。天草市との役割分担、事業仕分けをどのようにお考えなのかもお尋ねをいたします。

 2点目、地域資源「夕陽」の新年度予算と今後の計画についてお尋ねをいたします。

 新年度の夕陽の予算計上額に目を疑い、愕然といたしました。執行部の真意を知りたく、急遽質問させていただきます。

 21年度当初予算では、宝の海・夕陽日本一づくり事業として351万円計上。夕陽の景観づくりに取り組むため計画づくりワークショップを開催し、事業全体の計画を作成するとありました。それは熊日新聞、21年3月3日の一面にカラー写真入りで掲載されましたことは、皆様御承知のことと思います。記事は次のように報じております。「天草市は、4カ所の海岸が「日本の夕陽百選」に選ばれている天草下島の西沿岸部をサンセットラインとして整備、観光客を誘致する。5カ年計画で数千万円から1億円程度の予算をかけ、展望所や駐車場などを整備する構想。計画初年度の平成21年度一般会計予算案に、事業計画の委託料などとして351万円を計上した。21年度には西海岸に面する牛深、河浦、天草の各支所と観光関係者などで協議会をつくるほか、プロジェクトチームを立ち上げて事業計画を練る予定」と掲載されております。22年度当初予算では600万円計上。天草市は、熊本県立大学と共同研究に係る契約を締結、天草市いきいき地域創造事業として、天草、河浦、牛深3支所合同の取り組みで基本計画が策定され、「天草夕陽八景」の決定、八景それぞれのネーミング、整備基本計画策定までが計画されていたはずでございます。天草夕陽八景が正式に決定し、23年度はいよいよハード面、環境づくりに移行するのが妥当だし、当然数千万円以上の予算と思いきや、夕陽に関する当初予算が何とわずか130万円しか計上されていません。まったく理解に苦しみます。新幹線元年で観光客をいかに我が天草に呼び込むか、いろんな手法の中でも、夕陽観光の確立は絶対不可欠のはずであります。補正予算は当然組まれると思いますけれども、今年度の取り組み、さらにそれ以降の計画をお尋ねをいたします。

 次に、前後しますが、22年度の宝の海・夕陽日本一づくり事業基本計画の進捗状況をお尋ねいたします。「天草・夕陽プロジェクト」の全体ワークショップが昨年12月11日、河浦町富津公民館で行われました。市内約20カ所の夕陽景勝地に投票し、八景の候補地が選ばれました。しかし、順位表はできたが、県立大、3支所とも相当気を使われていて、正式には八景が決まっていないのが現状ではなかろうかと推測します。この件に関しては、遅れに苦言を呈するより私個人としては、八景の決定にかなり気を使い慎重審議が継続していることとして理解できます。幸か不幸か決定していないのであれば、執行部の見解をお尋ねしたいことがございます。当初、私は日本の夕陽百選の認定地が天草夕陽八景に漏れるのはおかしいと考えていまして、日本の夕陽百選の4カ所を含む天草夕陽八景が妥当という意見でございました。しかし、その4カ所、日本の夕陽百選の認定地は横綱格として、別に8カ所選ぶ方法もあるのではないかと考えますが、いかがでございましょうか。

 3点目、「日本一清潔な観光トイレのまち」の取り組みについてお尋ねですが、シンガーソングライター植村花菜が亡き祖母との思い出を歌った「トイレの神様」が大ヒットしNHK紅白にも出場、さらにテレビでもドラマ化されましたが、トイレが若者にも身近なものとなり大変すばらしいことだと思います。我が天草市にもたくさんの観光トイレがございます。これを改修するのは相当の経費を要しますが、現状でも常に清掃の行き届いた清潔で美しいトイレは、心がけ次第で可能でございます。地域住民の方がお互いトイレを美しくすることで、連帯感と協調性も生まれてきます。また、観光客を迎えるおもてなしの心も培うことになるのではないでしょうか。トイレには美しい女神がいて宝があると言われますが、清潔なトイレ運動はすなわち宝を磨くことになります。宝島を掲げる我が市としては、まさに地域づくりの一環として、行政が先頭に立って、振興会とも連携して「日本一清潔なトイレのまち運動」はできないものでしょうか、お尋ねをします。

 これで1回目を終わります。よろしくお願いいたします。



○議長(本田武志君) 安田市長。

          [市長 安田公寛君 登壇]