議事ロックス -地方議会議事録検索-


熊本県 天草市

平成22年12月 定例会(第5回) 12月09日−04号




平成22年12月 定例会(第5回) − 12月09日−04号







平成22年12月 定例会(第5回)



          平成22年第5回天草市議会定例会会議録

1.議事日程(第4号)
                  平成22年12月9日(木曜日)午前10時開議
 第1 一般質問
    1.? ? 昭 臣 君
      (1)天草海上保安署の今後について
      (2)今後の支所機能の再検討について
      (3)観光振興について
         ?蔵之元〜出水駅間シャトルバスについて
         ?バス停名称変更について
         ?牛深ハイヤ祭り宿泊について
    2.鎗 光 秀 孝 君
      (1)こころの悩み相談窓口設置について
         ?児童、生徒のこころの悩み相談対策について
         ?市民の自殺防止対策について
    3.田 中   茂 君
      (1)天草市行政改革について
         ?第1次行政改革大綱の進行状況
          ・実施項目ごとの進行状況
          ・その評価
          ・今後に向けての課題点、取組方針
         ?第2次行政改革大綱について
          ・いつまでに作成予定か
          ・基本的な考え方等、その概要
          ・審議会答申はどのように生かされるのか(具体的に)
    4.池 田 裕 之 君
      (1)支所の見直しについて
         ?職員への周知と反応は
         ?相談窓口変更等の市民への周知は
         ?職員の支所見直しに伴う、市民への対応は統一されているか
      (2)?津地区重要文化的景観選定の意義と地域の役割
         ?選定はどのような効果をもたらすのか
         ?選定により制限されることは何か
         ?指定地区の地域計画検討について、支所や担当課との統一協議会
          が必要ではないか
         ?支所見直しによる担当部署は
      (3)財政計画について
         ?財政健全化計画と乖離しているが
         ?抜本的な改革への取り組みは
         ?事業・補助金見直し委員会を設置しては
−−−−−−−−−−−−−−−−−− ◯ −−−−−−−−−−−−−−−−−−
2.本日の会議に付したる事件
   議事日程のとおりである。
−−−−−−−−−−−−−−−−−− ◯ −−−−−−−−−−−−−−−−−−
3.出席議員は次のとおりである。(30名)
  1番 本 田 武 志 君             2番 松 江 雅 輝 君
  3番 鶴 戸 継 啓 君             4番 濱 洲 大 心 君
  5番 福 嶋 啓 子 君             6番 奈良? 利 幸 君
  7番 黒 田 忠 広 君             8番 浜 崎 義 昭 君
  9番 古 賀 源一郎 君             10番 中 尾 友 二 君
  11番 宮 下 幸一郎 君             12番 勝 木 幸 生 君
  13番 若 山 敬 介 君             14番 蓮 池 良 正 君
  15番 船 辺   修 君             16番 中 村 三千人 君
  17番 鎗 光 秀 孝 君             18番 赤 木 武 男 君
  19番 田 中   茂 君             20番 池 田 裕 之 君
  21番 脇 島 義 純 君             22番 平 山 泰 司 君
  23番 中 村 五 木 君             24番 楠 本 千 秋 君
  25番 大 塚 基 生 君             26番 吉 川 ? 澄 君
  27番 江 浦 政 巳 君             28番 ? ? 昭 臣 君
  29番 北 野 鋼 一 君             30番 池 田 次 人 君
−−−−−−−−−−−−−−−−−− ◯ −−−−−−−−−−−−−−−−−−
4.欠席議員は次のとおりである。(なし)
−−−−−−−−−−−−−−−−−− ◯ −−−−−−−−−−−−−−−−−−
5.説明のため出席した者の職氏名
  市長      安 田 公 寛 君   副市長     古 田 勝 人 君
  教育長     岡 部 紀 夫 君   総務部長    鶴 田 謹 一 君
  財務部長    酒 井 秀 則 君   企画部長    金 子 邦 彦 君
  健康福祉部長  田 代 隆 一 君   市民環境部長  田 口 修 司 君
  経済部長    野 嶋 義 澄 君   建設部長    久保山 義 教 君
  水道局長    山 上 良 一 君   教育部長    坂 本 安 敏 君
  病院事業部長  森 田 勝 善 君   会計管理者   嶺     力 君
  牛深支所長   中 原 誠 也 君   有明支所長   堀 口   仁 君
  御所浦支所長  長 塚 信 弘 君   倉岳支所長   木 本   光 君
  栖本支所長   倉 田   徹 君   新和支所長   浦 田   亨 君
  五和支所長   池 ? 一 彦 君   天草支所長   山 口 義 久 君
  河浦支所長   大 平 健 次 君   総務課長    金 子 正 秀 君
  財政課長    平 嶋 弘 一 君
−−−−−−−−−−−−−−−−−− ◯ −−−−−−−−−−−−−−−−−−
6.職務のため出席した事務局職員の職氏名
  首席審議員
          濱   仙 明 君   議事調査係長  森 下 洋 一 君
  議会事務局長
  庶務係長    平 山 高 広 君   主任      佐 尾 秀 和 君
  主査      石 田 健 作 君




              午前10時00分 開議

−−−−−−−−−−−−−−−−−− ◯ −−−−−−−−−−−−−−−−−−



○議長(本田武志君) おはようございます。

 定足数以上の御出席でありますので、再開いたします。

 これより、本日の会議を開きます。

 議事日程は、お手元に印刷配付してあるとおりであります。

−−−−−−−−−−−−−−−−−− ◯ −−−−−−−−−−−−−−−−−−

 諸般の報告



○議長(本田武志君) 諸般の報告。

 議事に入ります前に御報告申し上げます。

 本日、秘書課広報広聴係から議場内の撮影の申し出があり、許可いたしましたので御報告いたします。

 また、平成22年度10月分の「例月出納検査結果報告書」が提出されましたので、議会事務局に保管をいたしておりますので、必要な方は御閲覧ください。

−−−−−−−−−−−−−−−−−− ◯ −−−−−−−−−−−−−−−−−−



△日程第1 一般質問



○議長(本田武志君) 日程第1、一般質問を行います。順次質問を許します。

 28番??昭臣君の質問を許します。

          [28番 ??昭臣君 登壇]



◆28番(??昭臣君) おはようございます。ことし一番の寒さかなと思っておりましたら、きょう、「みのもんたの朝ズバ」で阿蘇の雪化粧がいきなり映りました。本当に寒い中、早朝よりおいでをいただきまして、本当にありがとうございます。ただいま議長より発言のお許しをいただきましたので、通告に従いまして一般質問を行います。28番、政友会の??昭臣でございます。

 1、天草海上保安署の今後について。2、今後の支所機能の再検討について。3、観光振興について、以上大きくは3点でございます。よろしくお願いを申し上げます。

 1点目、海上保安庁天草海上保安署の件についてお尋ねいたします。我が国は四方を海で囲まれた海洋国家であることは皆様御承知のとおりでございます。ところが、その海上においては、多くの一般市民が直接は知り得ないさまざまな海上犯罪事案が発生しております。我が国の沿岸海域における安全の確保、犯罪の取り締まりを初めとする治安維持のために海上保安庁があると認識いたしております。御承知のこととは思いますが、海上保安庁は東京に本庁があり、全国に11の管区海上保安本部を置き、我が国周辺海域での海上保安業務を行っております。

 各管区本部には、下部組織として全国沿岸地域に海上保安部、海上保安署のほか航空基地、水路観測所、海上交通センターなどを置いております。熊本県内には、第10管区海上保安本部の下部組織として、海上保安部と海上保安署がそれぞれ1カ所ずつ所在しております。

 我が天草市牛深には、海上保安庁のほぼ草創期に設置され、60年の歴史を持つ天草海上保安署がありますが、少し気がかりなことがございます。その気がかりとは、天草海上保安署との直接のつながりはありませんが、八代港の重要港湾指定でございます。国が直轄整備する重要港湾指定が本年8月3日、当時の前原国土交通大臣から全国の重要港湾103港のうちから、43港に絞って指定・発表されました。八代港が重点港湾指定となったことにより、熊本海上保安部の八代分室が近年中に海上保安署へ昇格との未確認情報があります。この八代分室が海上保安署に昇格した場合、現在の天草海上保安署が組織的な格下げ、規模の縮小にならないのか真剣に危惧しているわけであります。八代分室につきましては、数年前から規模の大きな八代港域に所在し、周辺地域条件等からも海上保安署への昇格は間違いないとの話を関係者及び近隣行政関係者等から、何度も漏れ聞いているところでございます。国土交通省海上保安庁内部には、スクラップ・アンド・ビルドの原則があるようですが、もしこの原則が適用された場合、八代分室の昇格問題は唯一、天草市牛深に存在する国の出先機関、天草海上保安署に全く影響は出ないのか、現状維持ができるのかと大変不安に感じているところでございます。万一、この原則が実行に移され、降格となった場合、直ちに事務所規模の縮小、測候所の撤退、所属巡視船艇の規模縮小等に直結することは明らかで、地元牛深地区はもとより、天草市にとって経済的な効果など大きな影響が出ることも考えられます。全くの無用の心配なのか。

 また、天草沿岸海域における治安維持等を考慮すれば、天草海上保安署の現状維持が天草市全体としても必須の条件だと考えますが、今後の見通し、あるいは本件関連情報収集体制などについてお尋ねをいたします。

 2点目、支所機能の再検討についてお尋ねいたします。今後の支所、出張所の見直しについては、今回、具体案として平成23年4月から25年4月まで毎年度段階的に実施予定、22年4月支所職員数298名が25年4月のそれはおおむね180名ぐらいになるのではないかと聞いております。牛深・御所浦両支所の25年4月の職員数は22年4月の8割程度、他の支所は4割程度の案が出ています。職員数については、今後さらに削減が進み、当面、平成27年までに普通会計職員850人以内、32年までに650人以内に向け、削減が進んでいくものと思われます。各支所とも課、係が本庁にどんどん集約され、支所については、平成32年4月に牛深、御所浦2カ所体制とすることを見直しの最終とし、段階的に組織の改変が図られていくことを勝手に予測するとき、やむを得ないと思う気持ちと、どうしても納得がいかない、むなしい、さらにやるせない気持ちとが交錯いたしております。少なくとも表面上だけかもしれませんが、対等合併とは何だったのか。いつの時代も弱者と地方に陽が当たることはないのでしょうか。市役所や役場は、地方活性化の拠点でございました。福祉、教育、商店街の活性化、住民のよりどころでもあったはずでございます。その核の部分が消えようといたしております。再編計画に市民はどう反応するのか。地域の過疎化が深刻化し、職員の数の激減で支所職員も住民もあきらめムードがいよいよ充満するのではないでしょうか。熊本県一広い面積を持つ我が天草市、すべて本渡だけでよいのか疑問です。効率化、スリム化のため一極集中はやむを得ないという方針だとすれば、金も人も1カ所になり、地方は寂れます。近い将来の非常に怖い現象が即予測できるような気がします。支所に権限委譲すべき点は何もないのでしょうか。例えば、次のようなことは全く考えられないことなのか、見解をお伺いいたします。

 1、すべて本庁集約でなく、産業振興課の水産振興係の業務に関しては、牛深支所が本庁にかわり決裁権を持つ。同様に、農林振興係は河浦支所か新和支所に決裁権を与える。さらに、商工観光係は南の玄関口である牛深支所にも本庁と対等の決裁権を与える。牛深は物産あり、資源あり、いやしくも元市であります。南北の元漁師が切磋琢磨することで、天草市全体の活性化、レベルアップに絶対直結すると信じますが、分庁方式は絶対不可能なことかお尋ねをいたします。

 2番目、合併してまだ丸5年にもならないのに、地方の凋落ぶりは顕著でございます。もともと2市8町の対等合併であるならば、各支所長にも現実的な権限を与えるべきではないでしょうか。説明資料で今年度における今後の検討についての中で、支所長が管内状況を的確に把握し、重要案件に係る意思決定の過程の中で、支所長としての考え方を反映できるようなシステムづくりについて検討する、とございます。それであればなおのこと、ある程度までの予算額に対して決済権を与えることが最善の方策ではないかと思います。案として、各支所に500万円の均等割プラス住民1人当たり1,000円の予算を与える。牛深であれば約1万5,500人なので1,550万円をプラスして2,050万円、1人当たりの金額は今後の検討課題として、こういうシステムがあれば地方おこしになり、何より住民の心に希望の灯がともり、活性化になると思いますが、一考の余地もないものでしょうか、お尋ねをいたします。

 3点目、観光振興についてお尋ねをいたします。3点お尋ねします。

 まず、鹿児島県蔵之元〜出水駅のシャトルバスについてお尋ねいたします。来年3月12日の九州新幹線鹿児島ルート全線開業に備えて、九州新幹線出水駅と長島町の蔵之元港を結ぶシャトルバスが10月20日運行を開始しました。20日は蔵之元港で出発式があり、安田市長、出水市長、長島町長らが出席、テープカットし、出発を祝いました。シャトルバスは南国交通が天草市の助成を受けて運行。1日3往復し、途中で長島町の道の駅「だんだん市場」と阿久根市の筒田前バス停に停車、来年3月末日まで運行。天草市は実証運行の結果、新幹線ダイヤなどを受け、来年4月以降の運行時間や便数を検討するとございます。運行を開始して約1カ月半、乗客の予定数と実数をまずお尋ねをいたします。運行に関しての利用客からの要望等は何もないのか。問題点、改善点があれば来年3月末日までの実証運行期間でも、随時対応していくものかもお尋ねをいたします。

 先月11月18日、天草宝島観光協会牛深支部主催の観光宣伝隊、総勢16名の一人としてこのシャトルバスを利用し、出水駅から新幹線を利用し、鹿児島に行ってまいりました。実際に体験しての感想として、本当に近くて便利というのが実感です。気づいたことですが、出水駅を出てシャトルバスへの案内板が欲しい。もう1点、65分の車内が余りにも策がない。何らかの工夫が必要。例えば、天草の観光案内をビデオテープで見せることはできないものかと考えましたが、即御検討いただけないものでしょうか。また、長島町の要望等を要約しますと、一般の路線バスと一線を画するため、さらに陸運局の関係もあろうが、停留所を長島町役場指江庁舎、旧長島町役場前と言ったほうがわかるかと思います。1カ所増やし、すべて乗降できるようにするのは絶対不可能なことかということですが、お尋ねをいたします。

 2番目、次に、バス停名称変更についてお尋ねいたします。熊本市は、来年3月の九州新幹線鹿児島ルートの全線開業を見据えた対応として、観光客にわかりやすい電停を目指し、電停名を変更する案を公表をいたしました。市役所前を熊本城市役所前、熊本城を花畑町等6カ所、8月4日から8月24日まで市民意見の公募、9月に電停名などを決め、10月から案内表示の変更作業に入る予定とあったので、先日、熊本市交通局電車課に問い合わせましたところ、来年3月1日より実施ということでございました。そこで、我が天草市も産交バス株式会社に一部バス停変更のお願いはできないものかと考えるものでございます。熊本市に習い、案を公表して、市民意見を電子メールなどで受け付け、庁内組織と産交バス株式会社で検討し、バス停名称を変更が実現すれば、観光客も名所・旧跡がわかりやすいと思います。船之尾を天草キリシタン館入り口、南天を日本の夕陽百選黒石海岸、教会入り口を?津教会入り口、天主堂入り口を大江天主堂入り口、茂串を茂串海水浴場付近等々、アイデアは限りなくあると思いますが、見解をお尋ねいたします。

 3番目、次に、牛深ハイヤ祭り宿泊についてお尋ねをいたします。来年4月はいよいよ牛深ハイヤ祭り40周年記念大会でございます。牛深の最大のネックは宿泊施設が足りないことです。不足分は下田温泉、本渡あるいは対岸の長島町を利用すればこと足りるかもしれませんが、地元からの強い要望なので改めてお尋ねいたします。4月第3土曜日のみ不足なんですが、何か方法はないものでしょうか。多目的集会施設、研修集会施設、交流促進センターなどの行政財産が利用できないのか。農林整備課、施設管理係と検討の場を設けましたが、施設の目的外使用の問題で現実不可能、民泊も農業振興課と話し合いましたが、どうしてもハードルが高い、テント村、フェリー等での宿泊ほか何らかの方策がないものかお尋ねをいたします。

 以上、お尋ねをして1回目の質問を終わります。



○議長(本田武志君) 総務部長。

          [総務部長 鶴田謹一君 登壇]



◎総務部長(鶴田謹一君) 最初に、天草海上保安署の今後につきましてお答えをいたします。

 牛深地区に設置されております天草海上保安署につきましては、熊本海上保安部が管轄する区域が、牛深地域の南西の海域に広いことに基づく位置的な観点と、また海難救助、海上における犯罪の予防・鎮圧、海上船舶交通の安全確保等を図ることを主な機能とする機関であることなど、大変重要な国の機関であると認識をいたしております。

 天草海上保安署の組織改正等の状況につきまして、熊本海上保安部にお尋ねをいたしましたのでお答えをいたします。国においては、国の出先機関の見直しが検討なされている中、将来的なことについては、熊本海上保安部でも不明であるとの前置きのもと、現在、天草海上保安署の分室等のいわゆる降格について協議はなされていないとのことでございました。

 本市といたしましては、熊本県海上保安部の管轄区域はもとより、第10管区海上保安本部の管轄区域から見ましても、牛深地区に設置されております天草海上保安署は重要な位置でもあり、海難救助、海上交通の安全確保を図るための重要性につきまして、さまざまな機会を通じて申し上げてまいりたいと考えておりますし、今後とも国の動向等にも注視してまいりたいと思います。

 次に、今後の支所機能につきましてお答えをいたします。

 まず、お尋ねの第一点目でございますが、本庁の機能の一部を支所に移すか、または支所に本庁と同様の決裁権を持たせることができないか、との御質問でございます。支所の権限強化等に関しましては、これまで調査・検討も行ってきたところでございますが、今後も本庁・支所の区別なく、職員数全体を削減していかなければならない中にあっては、支所業務を可能な限り集約し、業務の効率化を図るとともに、これまで支所単位で取り組んでまいりました業務につきましても、本庁の枠を広げ、天草市全体として取り組んでいくべきではないかとの考え方にたち、今回の組織見直し案を検討してきたところでございます。そのような中にあっても、議員からもございましたように、農林、水産、商工観光など各地域の主要となる産業の振興につきましては、確実な推進を図ることができますよう、本庁・支所間の連携を強化するとともに、平成32年の時点で支所機能が残るところにつきましては、その権限及び管轄区域等につきまして関係部署を中心に検討してまいりたいと考えております。

 2点目の支所独自予算の創設についてでございますが、これにつきましては、市全体として考えたときの事業優先順位の調整や、支所での事務執行に係る人員配置の面で非常に困難であると考えております。今回、お示しいたしました支所等の見直し案につきましては、より少ない職員数で住民サービスを維持していくためには、どのような組織にすべきかということを念頭に置き、検討してきたものでございます。今後、地域住民の方々にも十分御理解いただけるよう、説明会等も実施してまいりたいと考えておりますので、御理解・御協力を賜りますよう、何とぞよろしくお願い申し上げます。



○議長(本田武志君) 経済部長。

          [経済部長 野嶋義澄君 登壇]



◎経済部長(野嶋義澄君) 私のほうから観光振興についてということで、まず、蔵之元〜出水駅間のシャトルバスについてお答えを申し上げます。

 シャトルバスの乗客の計画数といいますか、予定数と現在までの実績、実数についてでございますが、シャトルバスの年間利用の予定者数としましては、以前の水俣航路の利用者を潜在的な利用者というふうなとらえ方をしまして、その3分の1程度がシャトルバスを利用するのではないかということで想定して、3,500人、年間ですね、を予定、見込んでいるところでございます。1カ月にしますと、平均では大体290人程度というふうになります。シャトルバスは、先ほど議員おっしゃいましたように、10月の20日から運行を開始しております。乗客の実績としてましては、10月は12日間で37名、11月は1カ月間で210名となっているような状況であります。

 次に、利用者からの要望等について、現在、意見等を把握するためのアンケート調査を行っているというような状況であります。なお問題点・改善点があった場合には、運輸業者であります南国交通と協議を行った上で、早急に対応していって、そして運送業の許可に係る事項につきましては、関係機関、運輸省、鹿児島の運輸支局等との必要な手続について検討をしていきたいというふうに考えております。

 次に、出水駅を出てからシャトルバスの案内板というふうなところでございますが、これは南国交通の出水営業所では、シャトルバスのバス停所に案内板が掲示されておりますが、議員が御指摘のように、さらにインパクトのあるような案内板の設置についてということにつきましては、JRの出水駅の管理になるということから、そこにお願いを今しているというふうなところでございます。

 また、車内での65分間の天草の観光案内をビデオを見せるというふうな点でございますが、現在、天草の観光PR用の映像用DVDを作成中でありまして、来年の1月末に完成の予定でございます。完成の暁には、そのシャトルバスでの移動時間中に車内で楽しんでいけるようにその南国交通さんと協議を行っていきたいというふうに考えております。

 そして、バス停の件でございますが、長島町の指江庁舎前に停留所を1カ所増やし、すべての停留所で乗降ができないかというふうなことでございますが、このバスの運行につきましては、鹿児島運輸支局の認可を受け、出水駅と蔵之元港を1日3往復の実証運行としております。途中、先ほどもありましたように、長島町の黒之瀬戸のところの「だんだん市場」と阿久根の筒田前の2カ所に停留所を設置しておりまして、蔵之元から出水に行く場合には、降りるだけと。出水から蔵之元に来るときには乗り込むだけというふうな運行を今しております。停留所の増設やすべての停留所で乗降できるようにするためには、運輸計画の変更の認可が必要な事項であるということが考えられます。既存の定期路線バスとの影響も関係することから、実態の状況を南国交通と協議した上で、南国交通さんから鹿児島の運輸支局へ運行計画の変更の申請を行って、認可を受ければ可能であろうというふうには考えております。

 続きまして、バス停の名称変更についてお答えします。

 このバス停の名称変更、変更といいますか、バス停の名称につきましては、路線バスを運行されております産交バスさんにお尋ねしたところ、大きく二つの基準を設けて名称を設定されているというふうなところでございます。まず、基本的には、地域の字名を使用しているということでございます。そして、それを基本としておりますが、公共施設や橋、港など頻繁に名称の変更が生じない施設が隣接する場合には、その名称を使う場合もあるということでございました。路線バスは、生活交通路線であり、高齢者の方が多く利用されることから、覚えやすく、わかりやすい名称を使用しているというふうな御説明もございました。バス停が地方の方にも、観光客にもわかりやすい名称であれば乗り降りのほか、目的地を探すときの案内板としての、活用にしても便利になることだろうというふうに考えておりますので、私どもも産交バスのほうに検討していただくようお願いをしていきたいというふうに考えております。なお、仮に名称変更ができることになった場合は、その名称や名称の選定の方法としては、まずは産交さんと協議をしながら進めることになろうというふうに考えております。

 最後に、宿泊の件につきましてですが、現在、先ほどの質問の施設、牛深管内で農林整備課が管理している施設が4施設、水産課で管理している施設が1施設の5施設あります。ただ、当初建設した設置目的とは、その宿泊ということでいきますと、施設の目的外使用というふうなことになります。また、教育委員会の所管の施設も牛深にはありますが、あわせて検討を行いましたが、これまでそういう施設についてもですね、青少年団体や清掃ボランティア事業でですね、認めたケースはありますが、それ以外はないというふうな状況でもございます。民宿の件につきましてはですね、保健所に旅館業法の申請を行い、許可を得なければなりませんし、ただこれを許可を得たとしてもですね、既存の牛深市内の旅館、ホテルの運営といいますか、に競合というふうなこともありますんで、そういうことあたりを十分考慮しながらですね、対応するべきではないかというふうに考えております。

 以上です。



○議長(本田武志君) 28番??昭臣君。

          [28番 ??昭臣君 登壇]



◆28番(??昭臣君) 2回目でございます。

 まず、天草海上保安署ですが、ただいまの答弁の中で大変重要な部分があったと思うんですね。「将来的なことについては、熊本海上保安部でも不明であるとの前置きのもと」との答弁でございました。熊本海上保安部は出先機関なんですよ。で、やはり事務方では無理ですし、熊本で回答できる問題ではないというふうに聞いております。こんなに簡単だったら私も一般質問はしないんですけども、全く当たりさわりのない教科書どおりの答えだと思うんですが、これは別に執行部が悪いんじゃなくて、熊本海上保安部のほうとしてそう答えられたんですから、それはもう当然今のようにお答えになると思うんですが、聞いた範囲ではですね、とにかく管区の本部長、管区本部長の考えが非常に左右すると。そこによって大きくかわるということで、まあ簡単に言いますと、表敬訪問、市長に対しての表敬訪問なんかのときにある程度その少し念を押すとか、打診をするとか、そういうのが一番有効ではないかというふうなことを聞いております。天草海上保安署もですね、以前は「とおみ」という巡視船だったんですよ。で、いつの間にか古くもないのに「あそぎり」という巡視艇にかわっているんですね。ですから、どうも現場でわからなくて、上のほうからきたらもう仕方がないというふうなムードがあるようでございますので、これで答弁で終わりていうんじゃなくてですよ、ここでこれを議論するということも思いませんし、ただ執行部におかれては、今後をですね、とにかく心して取り組んでいただきますように強く要望いたして、この分は終わります。

 それから、次、支所機能の再検討についてでございますが、支所機能が残ることについては、「権限及び管轄区域等について各関係部署を中心に検討する」という御答弁に一縷の望みを託します。何とぞよろしくお願いをいたしたいと思います。

 それから、もう一点のほうですけども、支所独自の予算ですけども、市長にもう一度お尋ねしたいんですが、支所にそのある程度の予算に決裁権を与えることがなぜだめなのか、私にはどうしてもわからんとですよね。人員配置の面で非常に困難というようなことでございますけど、私があんまり簡単に考えすぎなのか、あるいは、その支所長たちの熱が足らんのか、あるいは、本庁が聞く耳が全くないのか。支所に何の権限もないのであれば、これは机上の空論と思って聞いて、たわいもないこと言いますけども、支所によりますと、職員の平均年俸が622万円、非常勤が10万円ちょっとでございますので、計算上、5人雇えます。牛深があと3年したら六十四、五名になるそうですけども、30名を本庁に残して、どうせ権限が何もないわけですから、もう失礼な言い方だけど、なかったら、受け付けだけだったら非常勤をあと35人の5、五五、二十五、175名、200人おったらにぎあうでしょうね。そして、臨時の方にはネームプレートを太々つけさしてですよ、「はい、いらっしゃいませ」って言わんでしょうけど、5人ぐらいは準職員にして、登竜門だというふうにして、非常にサービスがいい方は、てするなら、一生懸命頑張っでしょうね。5人ぐらいが準職員になるなら、「はい、わかりました。調べてからちゃんとお答えします」とか、あっちもこっちもいきいきして活気ん出てから、元気ん出はせんどかと思てですね、そういうばかごとを考えました。

 それともう一つですけど、市役所、本庁が本渡ていうのは決めんでもいいのかなと。旧牛深市役所から知十橋の手前まで65キロございます。真ん中が下田の有料道路の入り口ぐらいになるんですが、あの辺に市役所、本庁をつくったら、みんな御所浦以外は、御所浦以外は30分で行けるとですが、そういうのも無理なんでしょうね。まあ平戸が、役所は上ですけど、市民病院とか平戸高校は島の真ん中にあるんですけども、まあそういうので、もしその辺はたわいもないことの場合は答えていただかなくても結構ですし、そのもう一度予算に関して市長のほうからぜひお話を聞きたいというふうに思います。

 次、観光振興ですけども、まずシャトルバス、いよいよ93日になりました。熊日、熊日これは、一番トップに載っておりますが、93日だと思います。私は蔵之元港から出水駅間のシャトルバスは、もう画期的なことだと思うんですね。どなたが考えられたか、私は非常にもう感謝をします。答弁の中で、早急に対応できるものは対応する。案内板の設置もお願いする。DVDも製作中で1月にはできるというようなことで安心をしておるんですが、先ほどの中で、停留所を増設、あるいは乗降に関しては、許可申請をしたら可能であろうと思われるというんですが、部長、もう一度ここら辺に対してですね、ぜひこう突っ込んだところでお話を聞きたいと思います。私は、型どおりならですね、天草のバスだから乗せんでもいいんです。じゃあ天草のバスだけん乗せんでよかていうのがいいのか、今からちょっと新聞いろいろお見せしますが、鹿児島が非常に好意的です。できるもんなら乗せてもいいんじゃないでしょうか。型どおりじゃなくて。乗せて採算があって、存続することが一番だと思うんですよ。ただ走らせることがパフォーマンスならですね、僕は意味はないんじゃないかなと思うんですね。

 試験運行だから必要だと思いますが、あまりしゃべり過ぎて時間も足らんごてなりましたので、なるだけ簡単にしゃべるようにしますが、私も行政とか、あるいは新聞社におんぶに抱っこじゃないんです。小さくて見えにくいと思いますが、旅行商品をつくりました。伊勢えびを食べに来ませんかということで、1万1,000円です。シャトルバスが往復2,000円です。1,000円を旅館が出しましょうと。それから、幸い周遊バスが無料ですから、土・日、祝日、ことしいっぱい。あのうこれ宝島の渡辺さんがつくってくれたんですけども、即つくってくれて、非常にセンスがいいですし、ああすごいと僕は思います。二、三日でつくっていただいて、そしてこのグラスボートもですね、オプションで、説明したいんですが、非常に、そしてまた説明も来ていただいて、僕は一人か二人が来てくれたらなと、まず1回目だからと思ったんですが、お聞きしましたら十何人今来とるということで、それについても、その渡辺さんがすみませんちゅうもんだから、すみませんじゃないんですよね、こっちが悪かっですけど。そういう姿勢というのは非常にやっぱり好感が持てますし、やっぱり明けたらすぐ今度まだ16日会議を、旅館組合予定しとるんですけども、早速また次の旅行商品をつくろうと思っとるんですが、こういうふうなことで、私たちも努力はしていきますので、温度差があると思うんですけども、実は、今から新聞をお見せします。じゃあ??は何ばその熊日に文句言うとじゃなかろかいて、まあ言うとじゃなかっですけど。11月の24日の新聞が出なかったら、恐らく出しておらんと思うんですけども、僕は11月の、10月の21日、新聞を見ました。見つけきらんだった、太う載っとるだろうと思ってですね、またしたらやっと見つけたっですよ。これが熊日新聞の記事です。翌日の、これです。そして聞いて、僕のこっだけん、ちょっと聞きました、「何でがん細かと」「19日載せました」て。19日の分もここに持ってきました。これだけです。19日の持ってきました。これとこれが7センチ×10なんですけども、これとこれと足してですね、ギョウザの半分しかなかっですよ。上島の。私は、この岡本コウジかユキハルさんに会いたかっですね。新聞さえ見とけば二日に一遍会わるっけんですね、こん人は。しかも見てみると、来年中、来年中に商品化したかそうですよ。だけん僕は個人的に思うわけですよ。ギョウザの来年よりも5分の1かいて、ここ「ぎょっと驚く」て書いてあるけん、僕のことば書いてあっとやろかと思て、ぎょっと驚くて書いてあるもんだけん。私のことも書いてあっとかと思うくらいに、驚くですもん、僕ははっきり言うて。

 そしたら長島の新聞です。同じ記事の新聞です。非常に好意的に書いてあります。天草がバスを出して一生懸命やると。これはこれで仕方なかっですよ。これから先なんです、僕は。これがなかったら多分一般質問しとらんとですけど。11月24日にこんなに大きく熊日新聞が載せてくれました。もちろん皆さん見られたと思いますし、私はですね、これに関して非常にはっきり言って憤りを感じます。これを見てですね、そうですね、どっか新聞のコピーも置いとったですけども。これにこんなことが書いてあっとですよ。要するにですね、評論家、批判家のことばっかりなんですよ。1カ月で0.5人とかですよ。だったら10月は0.51か知らんばってんが、今のから言うと。むしろ200人乗っとっじゃなかですか。10月は非常にいいんですよとか、何でもうちょっと次につながる希望の持てることが載らんとでしょうか。「天草市は、さらに利便性を高めるため、増便も検討したいが、乗客が確実に増えるという見通しが立たず悩ましい」と、乗らんもんが悪かっですかね。周知・宣伝、今から支局長がんハテナいりませんから、周知不足ですけん。ハテナも仕方なししてくれらす。周知不足ですよ。だから、やっぱりそういう試験運転をしたんだと、乗らんもんが悪かっじゃなかっですよ。もうちょっと希望を持つようなですよ、皆がですよ、ああこれはやっぱり今からどうなるんだ、あるいはDVDもできてよくなる。やはりそこをもうちょっと売り込めばいいのに。評論家、批判家のことばっかり書いてあるもんですから、じゃあ投資しました、はい、乗る人がいませんでした、やめましょう、なんでしょうか。こういう画期的なことを、部長、何が悪かっですか。部長が悪かっでしょうもんね、やっぱり。よか人ばっかだけんですね、宝島もどこもですね。やっぱりこれは部長、もう一遍ここに対してはちょっと意見ば言うてくれんですか。こがんときはもう新聞に載せんでくれと。載るんならもっと考えなっせ。やっぱり皆で考えてやろうという気がなかっだろうと僕は思うとですよ。

 それから、バス停変更ですが、「産交バス株式会社に検討していただくようにお願いしたいと考えております」とありました。本心はですね、再答弁を求めたいです。必ずや前向きに検討していただけるものだと信じますけども、正直なところ、僕はガクッときます。質問して終わり、答えて終わり、はい、次の方どうぞ。私も3月1日から熊本もやっとるということも言うとりますし、私も産交にもかけております。だったら、そのお願いするんじゃなくて、もうちょっと即検討しますとかという前向きな答え出らんとだろうかと思うとです。だってですよ、教会入り口、我がばっかりわかっとるばってん、?津ばつけてやったら?津の教会ここかなと思うじゃなかですか。天主堂入り口て、大江をつけてやったら大江天主堂入り口ですよ。僕はキリシタン信者じゃなかばってん、船之尾というよりも天草キリシタン館入り口としてあることがよかとこもあると思いますよ。だから検討したいというような答えを私はぜひ、もうこれは部長、お願いします。

 それから、



○議長(本田武志君) 制限時間5分前です。



◆28番(??昭臣君) はい、わかりました。

 牛深ハイヤ祭りの宿泊ですけども、いろいろ多方面にわたって調べていただきありがとうございます。ハイヤ祭りの会議のたびにですね、どうしても懸案事項で、もういろんな意味で私も調べたんですけども、県庁の薬務衛生課とかいろんなところで調べたんですが、一度皆様の智恵を借りてしないと、もう間に合わんもんですから、今月中でないと、来年に。正式にできないということが決まりましたので、また実行委員会のほうでもですね、対応を考えていくと思います。これはお礼を申し上げます。

 これで2回目の質問を終わります。



○議長(本田武志君) 安田市長。

          [市長 安田公寛君 登壇]



◎市長(安田公寛君) 支所機能について及び九州新幹線の全線開業に向けた天草市の取り組みについて、この2点につきましては、まず私のほうからお答えをさせていただきます。

 支所機能についてでございますが、地元からの要望に対する対応が遅い、あるいはどういう検討がなされているのかわからないということのために、地域住民の方々に御不満が募っているということであれば、その解消を図っていかなければならないというふうに考えております。

 支所ごとに自由に使える独自予算というのは、市全体として考えたときの事業優先順位の調整、支所での事業執行に係る人員配置の面で大きな困難を伴いますので、支所長が中心となっていただきまして、地域の御意見や御要望を的確に把握し、本庁との意思疎通及び連携を十分に図るとともに、その対応についても随時お知らせしていくということに努めてまいりたいというふうに考えておるところでございます。

 臨時・非常勤職員の雇用増加ということについてもお答えをさせていただきます。今後の財政運営から考えて、支所・本庁の区別なく、職員を削減していくことは避けて通れない状況でございます。しかし、この広い天草市の現状を考えれば、マンパワーによる対応がどうしても必要になるかという部分もあろうかと思いますので、いずれはワークシェアといった考え方も取り入れながら検討していくべきではないかと考えております。

 それから、本庁舎の建設についてでございますが、場所や規模及び建設の必要性も含めて、今後、本格的に議論を重ねていかなければならないと考えております。特に、議員から御提案のありました建設の場所につきましては、さまざまな考え方がございますが、行政サービスの効率性や財政面など、いろんな角度から総合的に検討していかなければならないと考えております。

 九州新幹線全線開業へ向けての御質問もございました。天草市にとりまして、平成23年春の九州新幹線全線開業は、観光振興のビッグチャンスであるととらえておりまして、さらに全力を傾注いたしまして、各施策の展開に取り組んでまいりたいというふうに考えております。今後とも御指導いただきますようよろしくお願いを申し上げます。



○議長(本田武志君) 経済部長。

          [経済部長 野嶋義澄君 登壇]



◎経済部長(野嶋義澄君) 私のほうはですね、マスコミも観光にすればですね、応援団というふうにとらえております。そこで、なかなか記事の小さかったことはですね、本当に寂しいかなとも思ってますし、この11月24日の記事につきましても、10月の20日に走り始めてですね、1カ月程度の中でですね、されている、まあ時期的に尚早な評論的な記事かなというふうには思ってます。ただですね、その中で、この一番後ろにですね、「バス路線の整備を動かすためにも行政や観光、交通業者、地元住民など地域が一体となった取り組みが求められます」というふうなところで記事がですね、提言というふうなことでですね、はい、記事が締めてありますので、私どももこれから頑張れということで、応援メッセージということでですね、受け止めているところでございます。

 そして、先ほどもう少し具体的にというふうなことですので、お答えしますが、今回の実証運行につきましては、先ほどから説明しておりますように、九州新幹線の全線開業というふうな時期をとらえて交流人口の増加を図ると、そういうふうな絶好のチャンスということでですね、南の玄関口である牛深に人を引き込むというふうなところで取り組んだ事業でもございます。既存のバス路線ではそれが対応できないというふうなところでございましたんで、蔵之元間から出水駅間をより早く結ぶという運行設定でですね、既存の路線を持ってらっしゃった南国交通さん、最終的にはですね、に運行をお願いして行っているというふうなところでございます。そのような状況からですね、運行当初におきましては、南国交通さんにおかれましても、既存の路線を持っていらっしゃいました。そこでその路線に支障が少ないような運行設定をされて計画されたというところもございます。ただ運行を開始してみますと、地元の自治体、特にやっぱり長島町あたりのほうからもですね、要望等もあっているような状況にもございます。実証実験とはいいましても、この実証実験をするに至ってはですね、長島町、そして阿久根市、出水市にですね、協力をお願いしているところでもございますし、その自治体の御理解と協力がなかったらできないというふうなことでもございます。そして、運行の継続も保たなければならないというふうには考えております。そういうことでもございますので、まずはこのシャトルバスがスピーディーでなければならないというふうなことは基本としておりますので、それはスピーディーさは保ちつつもですね、地元の要望等についても検討を加えながら、南国交通と路線運行の変更について、その最終的な鹿児島の運輸支局の協議になりますので、ともに協議をしていきたいというふうに考えております。

 先ほど新聞記事等で周知がというようなところですが、これは反省はしております。これもこの新幹線対策ということで、平成21年度にですね、運行の可能性を調査する天草・出水駅間交通アクセス手段導入調査検討事業というふうな事業を手始めとしてですね、開始して、今年度に実証運行を実施したというふうなところでございます。今年度の本予算が6月でしたもんですから、その本予算が承認をいただいてからですね、鹿児島の運輸支局と運行について協議を行いましたし、それが済んでからですね、運行事業者の選定方法、選定等を行って、そして9月の中旬にですね、南国交通さんを運行事業者の候補者として運輸支局と協議に臨んでいただいたというような経緯もございまして、最終的に運輸支局から許可を得たのが10月の中旬でございました。そして運行開始というような、時間的な制約もありましたんで、なかなかそのため周知活動、そして関係機関とのですね、連携不足というのは否めないことであったかなというふうに思ってますが、何といいましても、来年3月が本番でございますので、これからですね、その取り組みの充実さをですね、増していくというふうに考えてますので、御理解いただければと思います。



○議長(本田武志君) 28番??昭臣君。

          [28番 ??昭臣君 登壇]



◆28番(??昭臣君) 3回目です。

 先ほどの24日の新聞で一つ御報告ちゅうか、忘れてたんですが、あの中で、やっぱり江崎汽船の社長が数十年に一度のチャンスだと、そういうふうなとらえ方で頑張るという、あそこだけがやっぱりよかったですね。あとの後半のとは記者がわざわざつけてくれたっですから、と思っております。

 支所機能についてですけども、御答弁を聞いてですね、私たちはお願いするしかないんでしょうけども、支所長がとにかくさっきも言いましたけど、地方の現状ば命がけで訴えとっとかなていうような気がもうどうもします。議会は議論をすべきところですし、まあ庁内もですね、議論をしていただいて、とにかく本庁と各支所長とのコミュニケーションをもっともっとこうとるべきじゃないかな、率直な意見として、ちょっと不足じゃないのかなというような気が私はします。とにかくくどいようですけども、支所の独自の予算ばですね、今一度強く要望してこの分は終わります。

 それから、次、シャトルバスです。部長が今反省て言いましたけども、反省だけなら何とかもって言いますので、反省だけで終わらんでですね、部長、ぜひお願いします。一つですね、もろもろはもうすべてお任せするしか、お願いするしかないんですが、シャトルバスの帰り、観光宣伝隊の帰りに3名の方が乗っておられたもんですから、聞きに行きました、「どちらからですか」て、牛深の加世浦でした。「どこに行かれましたか」て、「博多」。「こんなに便利はなかっですよ、もう2回目です」とおっしゃいました。「今度は弟たちも大阪におるけども、これを使って来るように言うんだ」と。ただですね、「時間がですな」っておっしゃるのが、「朝向こうを来るのに、出水が8時50分、次はもう夕方16時くらいですから、もう牛深に着くのが6時半になって、真ん中が」っておっしゃたもんですから、「いや、実は5便の予定だったんですが、とりあえず3便です」と。「ぜひ乗っていただいて、頑張っていただけば、後々ありますから」ということ言うたんですが、ここでですね、部長、やっぱり部長、部長すいませんばってんな、部長。やっぱり何が足らんかて、命がけじゃなかっですよね、他人事ですよね。私はいい例が思い浮かびませんけども、「おぼれる者わらをもつかむ」と言います。もう牛深は沈みかけとっとです。もう見えらっさんかしれんですけど、やがて沈むんじゃなかろうかていうときにわらを投げて、わらじゃなくて丸太を投げてもらった。その丸太にすがって岸に着いたら、今度は小さな船ができるんだと。その船はもっと大きくなる可能性があるんだという中に、丸太泳いどっと見てですね、周りからヘリコプターで行ってから、あれは丸太につかまっとっどかいて。やっぱり降りてきて、船に来て、頑張ろう、やろうと、一緒にやって岸に泳ぎついて必ずやろうというふうな気持ちでですね、やっていただいて、盛り上げて、とにかく僕は団結が足らんと思うとですよ。

 たわいもないというか、合併しなくて元気な町を三つ紹介します。福島県矢祭町、12月4日の新聞に載っておりました。熊日新聞です。公債比率が11.8%てですよ。将来負担率が0.9%、これは35%が黄色だそうでございますから、「合併しない宣言は、平成の大合併を推進していた国には不要だった。当時の根元良一町長は、今では地方自治体の優等生になっている、扱いになっていると苦笑いするが、国政に翻弄されがちな地方自治体の手本の一つであるのは間違いない。」、ここは職員がトイレも掃除しますし、出張役場もできます。ここは明るいんですよね、基本条例が元気な子どもの声が聞こえるまちづくりということです。それからもう一つ、垂水市、1万7,000人しかおりません。おととい電話してみました。灰ばですよ、お土産にしとっじゃなかですか。缶詰にして。1,000個限定だったけども、御案内と思いますけど、もう3,000個かけたらですね、また今とにかく追いつかなくて、民間を探すそうです。それからもう一つ、これは11月24日の熊日に載っておりましたが、鳥取県智頭町、これは合併また反対した鳥取県のところですが、キャッチフレーズがですね、町長の、「お待たせしました、いよいよ田舎の出番です。」私もですね、とにかく思うんですが、合併しない小さな町が頑張っておるんです。10の自治体が合併して



○議長(本田武志君) ??昭臣君に申し上げます。制限時間がまいりましたので速やかな質問の終結を命じます。



◆28番(??昭臣君) すみません。それを生かしていけば、お互い議論を重ねてですね、安田市長を中心に力いっぱい頑張れば、必ずすばらしい天草市になると信じます。私もほかの議員さん同様、今後も全力で一生懸命頑張ることをお誓い申し上げまして、私の一般質問を終わります。

 御清聴ありがとうございました。

          (拍手)



○議長(本田武志君) 以上で、28番??昭臣君の質問を終わります。

 ここで、10分間休憩をいたします。

              午前10時53分 休憩

−−−−−−−−−−−−−−−−−− ◯ −−−−−−−−−−−−−−−−−−

              午前11時04分 再開



○議長(本田武志君) 再開いたします。

 休憩前に引き続き、一般質問を行います。

 17番鎗光秀孝君の質問を許します。

          [17番 鎗光秀孝君 登壇]



◆17番(鎗光秀孝君) おはようございます。17番、創和会、鎗光秀孝です。通告に従い、質問を行いたいと思います。

 質問事項は、こころの悩み相談窓口設置についてであります。その中の1項目は、児童、生徒のこころの悩み相談対策について、各小・中学校における取り組みをお尋ねをいたします。

 社会が全体として貧しかった時代は、子どもたちは自然を相手に、また年齢関係なく年の違う上級生や下級生が一緒になり、暗くなるまで遊び、その中で友だちとのつき合い方、小さい子どもに対する思いやりだけでなく、命の大切さ、我慢をすること、社会の決まりなど、挙げれば切りがないほど多くのことを常に遊びなどを通して体験をしていたと思います。しかし、現在では、生活環境も異なり、外で遊ぶ子どもの姿があまり多く見受けられません。コンピューターのゲームの中には、暴力的なものもあり、むしろそのような遊びが子どもたちの心を荒廃させている現実を我々大人が深刻に受け止め、命の大切さを学ばせるためにも、体験活動等をどのように実施されているのかお伺いをいたします。

 次に、中一ギャップについてお伺いをいたします。中一ギャップとは、小学生から中学一年生になったとき、なった途端、学習や生活の変化になじめずに不登校となったり、いじめが急増するという現象とあります。新潟県教育委員会が名づけられ、ギャップの典型例はコミュニケーションが苦手な生徒が、小学校時の友人や教師の支えを失うなどや、小学校でリーダーとして活躍していた生徒が中学校で居場所を失うなどがあるとあります。小学校から中学校への進学に伴って、変わる環境の中で子どもの心の中に生じる違和感のことであり、なぜ違和感が生じるかというと、算数が数学にかわり、教科ごとの担任の交代、つまり教科担任制、それから定期テストによる成績順位の序列化、さらに部活動におけるスポーツにかかわる環境の変化、上級生とのかかわり等があります。小・中学校では、このような環境の変化に対応できるよう、どのような取り組みがなされているのかをお伺いをいたします。

 次に、いじめ問題についてお伺いをいたします。いじめは、一般的には表向きの授業やクラブ活動の中においては、いじめが見えないことが多くあると思います。あるいは、親また先生がいじめを発見したとして、どのように対処をしていけばよいかの問題があります。対応を間違えると先生に知らせたとか、子どものけんかに親が出るということになって、かえって事態を悪化させることになりかねない場合もあります。被害に遭っている子どものほうも本能的にそれを察して、親にも、先生にも言わないことがあります。こうしてますますいじめは深く陰湿になってまいります。いじめは、何も特別な理由・原因から始まるとは限りません。体つき、髪の毛、話し方、服装、持ち物、性格、成績、家族、友人など、そのすべてがいじめのきっかけになると思います。私たち大人から見れば大したことではないと見えるようなことでも、子どもの目線に立てば、全く違ってくるものであります。思いもよらぬようなことでも子どもは自殺を考えるほどに傷つき、苦悩することがあります。ある資料の中にすばらしい文章がありました。「人為的に手を入れ、手を入れ続けなければ育つことのできない人工林と、食物連鎖の中で生き続ける人工林との話の中に、一本だけを効率的に育てるために先回りをして、余計なものを取り除き、肥料を与え、人間が手を入れ、手を入れ続けることは、結果として、その木の命を育てることにはならない。子どもを育てることも同じである。年齢も、性別も、立場も違う多くの人たちとのかかわり合いの中で、子どもたちの命はいきいきと育っていきます。泣いたり、笑ったり、心を震わせる体験こそが子どもたちの命を育つ土壌を豊かにします。木を育てるのではなく、森を育てよう。子どもの枝ぶりや花の色ばかりに気をとられずに、子どもたちを育てる森が豊かに育つことに心を砕き、森全体を見るように肩の力を抜いて、少し遠くから森の中で育つ子どもを眺めてみよう。子どもたちはきっとその森の中で、その子はその子らしく、安心して大きく育つことでしょう。」というものでした。確かに、今の子どもたちを取り巻く環境は大きく変わってしまいました。人々が利便性を追求し過ぎた余り、倫理観や情緒性などの多くのものが失われた森になっているように思えてなりません。私たち大人がしなければならないことは、子どもを育てる森が豊かに育つように、心を砕くことだと信じております。そのためにも、自分たちにできることから取り組もうという気持ちで、いじめや不登校を少しでも減らせるように真摯に取り組むことが必要であります。

 そこでお伺いをいたします。各小・中学校におけるいじめ問題の状況等対策はどのようになっているのかお尋ねをいたします。

 次に、市民の自殺防止対策についてをお伺いをいたします。

 警察庁は、本年12月6日、11月の自殺者数を公表しました。前年同月日に9.6%増の2,765人で、1月から11月までの合計は2万9,105人に上ったとあります。1カ月間の自殺者は2,400から2,900人台で推移しており、平成10年度以降、13年連続で年3万人を超すことが確実とあります。政府は、昨年、自殺対策緊急戦略チームを発足し、今年2月には、相談体制の充実などを盛り込んだ、命を守る自殺対策緊急プランを策定するなど、自殺防止策を強化をしました。自殺の要因は、失業や長時間労働、多重債務、病気などが複雑に関係して、心理的に追い込まれた末、最悪の場合に至ります。自殺は、本人にとってこの上ない悲劇であるだけでなく、家族や周囲の人たちにははかり知れない悲しみ、苦しみをもたらします。社会全体にとって最も大きな損失であります。

 一方、自殺未遂の方、自殺未遂のほうはどうかというと、自殺者の10倍以上と言われております。これらのことからも、自殺予防に対する早急かつ広角的な対策が求められております。自殺対策基本法では、自殺は個人の問題だけにとどまらず、その背景には、過労や倒産、いじめなどの社会的要因があることを踏まえ、自殺対策を社会的に取り組んでいかなければならないとして、国と自治体の責務を明記しております。本市としての自殺対策防止、自殺防止対策について現状と対策、市の取り組み状況についてをお伺いいたします。

 以上が1回目の質問となります。



○議長(本田武志君) 教育部長。

          [教育部長 坂本安敏君 登壇]



◎教育部長(坂本安敏君) 児童、生徒のこころの悩み相談対策について、各小・中学校における取り組みについてお答えをいたします。

 まず1点目、学校における命の大切さを学ばせる体験活動についてでございます。各小・中学校におきましては、さまざまな自然体験、あるいは社会奉仕体験等を学校教育活動に適切に位置づけをして、道徳あるいは特別活動、総合的な学習の時間、各教科と関連づけて取り組みを進めているところでございます。例えば、小・中学校におきましては、植物を計画的に栽培をしたり、うさぎ等の小動物の飼育を通して命の大切さを実感をしております。

 また、海岸でありますとか、磯付近での自然観察体験活動におきましては、美しい海岸にすることで、小さな命を守ることができるというふうに考え、ボランティアの清掃にも取り組んでいるところでございます。

 それから、また、サツマイモでありますとか、稲の栽培に取り組み、植物の成長には常に細かな作業と心配りが必要なことを学んでおります。さらにまた、近隣の保育園でありますとか、幼稚園との交流におきましては、幼い子どもの世話することで自分の成長過程と重ね合わせながら命の大切さを実感できたという取り組みもなされております。

 次に、中一ギャップについてお答えをさせていただきます。

 議員御案内のとおり、中一ギャップといいますのは、小学生から中学1年生になった途端に学習や生活の変化になじめずに不登校になったり、いじめが急増するという現象でございます。この中一ギャップを生まない取り組みといたしまして、小・中学校間の緊密な連携体制が必要であると考えております。そのために、各中学校区におきましては、幼稚園、保育園、小学校、中学校が連携をしまして、一人一人の子どもたちについて小学校での様子及び指導や対応を把握した上で、中学校での指導や対応を検討すること、あるいは、定期的に中学校区単位で情報交換の場を設定しているところでございます。

 次に、天草市内の小・中学校におけるいじめの状況でございます。本年6月の調査におきましては、4月から6月までいじめを受けたと答えた小学生が244人、中学生が56人、合計300人になっております。この中で、6月の時点でいじめが解決せずに、まだ続いていると回答した子どもは、小学生が55人、中学生が18人という状況になっております。学校におきましては、その後の取り組みをいたしまして、現時点では、ほぼそのいじめは解決をしているという報告を受けております。なお、このいじめの認知数が非常に多いわけでありますけれども、この調査では、子どもがいじめられたと思ったものはすべて統計として出していただいております。子どもたちの声を早期にきちんと聞いて解決に進めていくと、すなわち、解決、解消事例を増やしていくということが大事だろうと認識をしているところです。各学校の対応としましては、児童・生徒のこころの悩みやいじめ問題に対しまして、未然防止、早期発見、早期対応の取り組みや教育相談の充実等を中心として取り組んでいるところでございます。具体的には、児童・生徒の学校生活上の様子に関する情報交換の場としまして、生徒指導対策委員会を毎週定期的に実施をしておりますし、児童・生徒から直接相談や悩みを聞く場として、教育相談を年間計画に位置づけている学校もございます。日常的な取り組みとしましては、教師と子どもの心の触れ合いを大切にして、定期的な心のアンケートの実施を行い、速やかに教職員等へ相談できる体制をとっているところでございます。

 以上です。



○議長(本田武志君) 健康福祉部長。

          [健康福祉部長 田代隆一君 登壇]



◎健康福祉部長(田代隆一君) 市民の自殺防止対策についてお答えいたします。

 まず、自殺の現状につきましては、全国で毎年3万人を超える方が亡くなられ、熊本県でも400名を超える方が亡くなられております。本市におきましても、毎年20名から30名の方が自殺により亡くなられており、このような状況を深刻な社会問題と認識しているところでございます。自殺の主な理由につきましては、健康問題、経済・生活問題、家庭問題、勤務問題、男女問題などさまざまですが、そのうち5割近くを身体の病気やうつ病などの健康問題が占め、次いで負債や生活苦などの経済・生活問題が2割強と、この二つで全体の7割を占めております。

 このような状況から、本市におきましては、平成21年度に国が創設した地域自殺対策緊急強化基金を活用し、本年度と23年度の2カ年にわたり、地域自殺対策緊急強化事業に取り組み、市民一人一人が自殺予防のために気づき、つなぎ、見守りの行動ができるようにするための取り組みを展開しております。具体的な取り組みといたしましては、地域住民に対しまして、市政だより掲載や関係機関へのパンフレット配付などを行い、広く周知を図っているのを初め、健康増進課の特定検診結果説明時やその他の健康教育開催時にこころの健康づくりミニ健康教室をあわせて実施いたしております。また、区長さんや公民館長さん、民生・児童委員さんなどにつきましては、地域福祉ネットワーク事業とタイアップをして、各公民館などを回り、保健師による自殺予防講話を行っております。さらに消費生活相談を活用されている方で、精神的に支援が必要な方、いわゆる自殺のリスクが高い方につきましては、市が設置する消費生活センターの消費生活相談員と連携し、相談時の同席や同行訪問を行うなどの支援を実施いたしております。

 また、天草市内の図書館では、「いろはにホッとスペース」コーナーを設置し、就職、健康、暮らし、学校生活等において抱える悩みなど、市民の皆さんが抱えるさまざまな問題を図書や情報でサポートしていく、「図書館海援隊」プロジェクトを始動させております。

 また、これらの相談窓口といたしましては、身体の病気やうつ病など、健康問題に関することにつきましては、市の社会福祉課や天草保健所、負債などの消費生活問題に関することについては、ポルト内にございます市消費生活センターで対応をいたしております。また、市社会福祉協議会でも心配ごと相談所を設置し、市民の悩み、困りごと等に対応しております。その他、国の相談窓口や電話相談等も設置されております。

 以上でございます。



○議長(本田武志君) 17番鎗光秀孝君。

          [17番 鎗光秀孝君 登壇]



◆17番(鎗光秀孝君) 2回目ですので、いじめの問題から入りたいと思っております。

 児童、生徒のこころの悩み相談対策についてでございますが、命の大切さや中一ギャップの問題、小・中学校におけるいじめの問題の状況と対策をお伺いいたしました。特にいじめについては、本年6月時点では小学生が55人、中学生が18人解決せずとありましたが、現時点ではほぼ解決しているという報告であります。このほぼというところが重要なところだと思っております。それは親や学校の先生方が子どもたちとの生活の中で相談相手として足り得る存在になっているのか、よく考え、足り得ない場合には、どう取り組むべきなのか。いかにして子どもたちの消え入りそうな悲鳴を聞きだし、解決に向かい、一緒になって取り組んでいくことができるのか。また、その受け皿、仕組みをどのようにつくっていくのかという問題もあります。私は、親にしても、学校の先生方にしても、子どもたちのためにという意識はあると信じております。そのような中で、学校ばかりでなく、市の教育委員会の取り組み、教育相談カウンセラーの具体的な活動状況、相談内容はどのようになっているのかお尋ねをいたします。

 熊本県のNHKの放送だったと思いますが、熊本県ではいじめとして三十数パーセントのいじめがあると報道されておりました。その中で、他の県は五、六パーセントでいじめを掌握しているということがテレビに出ておりました。そういう行動の中で、熊本県がいかにいじめに対して真摯に取り組んでいるのか、明確にわかると思っております。これからもそういう問題に関しては、子どもたちの状況を的確に把握しながら続けていってもらいたいと思っております。

 次に、自殺予防対策についてでございますが、市の現状、対策、取り組みをただいまお伺いをいたしました。いろんなそれぞれの経済的な理由、健康面の理由等で仕方なくというふうにして、仕方なくではなくて、どうすることもできなくて自分の手によって、生きるすべをなくしてしまうということをお聞きいたしました。それについて、本市においては20名から30名の方が亡くなられておられます。この現状を踏まえ、市長はどのような認識があるのかお伺いをいたします。

 以上で2回目を終わります。



○議長(本田武志君) 安田市長。

          [市長 安田公寛君 登壇]



◎市長(安田公寛君) 市民の自殺防止対策について、私のほうから御答弁申し上げます。

 ただいま部長のほうからも答弁がなされましたとおり、市内では20名から30名、未遂まで入れるともっとたくさんの報告がなされておりまして、私も大変心を痛めておるところでございます。その自殺対策の強化につきましては、もう本当にこれ喫緊の課題としてとらえておりまして、今後も熊本県など関係機関との連携を図るとともに、真剣に市を挙げましてあらゆる対策に取り組んでまいりたいというふうに考えておるところでございます。



○議長(本田武志君) 教育部長。

          [教育部長 坂本安敏君 登壇]



◎教育部長(坂本安敏君) 児童、生徒のこころの悩み相談対策の市の教育委員会としての取り組みについてお答えをいたします。

 教育委員会の対策としましては、まず、専門的な立場から子どもや保護者の相談に応じる教育相談事業を行っております。教育相談カウンセラーは、臨床心理士が2名、言語聴覚士が1名、作業療法士を1名となっております。これにつきましては、毎週木曜日を相談日としておりますけれども、これまでも多くの学校が活用してカウンセリングを行っているところでございます。それとあわせまして、こころの教室相談員というのを配置をいたしておりまして、これは子どもたちが自分の悩みを気軽に相談できる体制づくりを目的といたしております。学校には、登校できるけれども教室にまでは入れないといった生徒への対応も保健室でありますとか、相談室を利用して行っているという状況でございます。今年度は、この相談員は天草市内の6つの中学校に配置をしているという状況でございます。また、児童・生徒あるいは保護者のこころの悩みにこたえるために教育委員会教育指導課内に相談電話、ホットスペースを位置づけているところでございます。

 次に、教育相談カウンセラーについてでございますけれども、相談者の悩み、不安、ストレス等の問題につきまして、訴えや思いを聞き、問題点を整理して助言・指導及び情報を提供したり、教育相談関係機関の紹介でありますとか、相互の連携を行いまして、就学前幼児の保護者、児童、生徒やその保護者、教職員に対するカウンセリングでありますとか、相談、助言、指導等を行っております。

 次に、その具体的な相談内容というようなことでございますけれども、子育てでありますとか、子どもの心身の発達、不登校に関する相談が中心となっております。相談することによりまして、相談者の不安でありますとか、ストレスを和らげたり、必要に応じて専門機関の情報を伝えたり、相談を継続していくことで不登校の改善につながった事例もございます。

 それから、また、教職員の教育現場での悩みについての相談の実施でありますとか、特別支援教育関係学習会、あるいは研修会の講師を務めていただいて、教職員の専門性の向上にもつながっているところでございます。

 以上です。



○議長(本田武志君) 17番鎗光秀孝君。

          [17番 鎗光秀孝君 登壇]



◆17番(鎗光秀孝君) 3回目ですので、よろしくお願いをいたします。

 児童・生徒については、学校、教育委員会の取り組み状況をただいまお伺いをしたところでございます。私は、子どもたちにかかわる、私は子どもたちにかかわるときの条件として、一人一人がカウンセラーになることは至難のわざだと思います。だが、一人一人がカウンセリングの心を持つことはできると思っております。いじめの問題が相変わらず起きております。それだけに保護者が、先生が、地域社会がカウンセリングの心を持って子育てをしていくべきであります。そうすればいじめの問題も見えてくるし、また、起きないはずだと思います。よくいじめはなくならないという論議があります。とにかく命だけは大事にしてもらいたいというのが私たち大人の共通した認識、意識と思います。私は、身近なところでの保護者、学校、教育委員会がそれぞれのところで地道な努力によって少なくともいじめはなくなると信じていきたいと思います。

 次に、自殺防止対策についてでございますが、ただいま市長のお考えを伺いました。自殺対策は喫緊の課題であると言われました。熊日の読者の広場に「自殺の主な原因として景気の悪化と並んで人と人とのつながりが希薄となり、孤立化があることは確かに間違いないところで、私もこの人間関係に問題があることを感じていた」とあります。ある本山の方丈様の法話の中に、人間とは何かという話です。「人間とは、じんかん、じんかん、人の間ですね、人間(じんかん)とも読むように、人間(じんかん)なのです。人と人との間をできるだけ近づけることで人は人として生き、人間となる。そのためには正しく生きること、正しいという字は正しいという字ですね。一にとまると書いて正しいであり、つまり一時立ちどまって考えることで正しく生きることができ、慈愛に満ちた生活ができ、相手を思いやる心で人と接することが大切であると説かれました」とあります。私たちが生活していく上で、人と人とのつながりがいかに大切かという投稿でありました。

 そこで、私は自殺予防対策としてですね、提案をしたいと思います。私は、天草市のホームページのトップ欄に相談窓口一覧表の設置を要望をいたします。熊本県においては、既に取り組まれております。一覧表の中には、これが相談窓口一覧表、これは熊本県の相談窓口のものでございます。この中に、一覧表の中には、子育て、児童虐待、いじめ、家庭内暴力、ひきこもり等、死にたい気持ち、残された方など、相談窓口の名前が列記してあり、電話番号と開設時間、定休日等なども書いてあります。一目でわかります。各種相談窓口という項目を設置していただきたいものであります。

 もう一つ、これは小城市のホームページでトップページにありますけれども、ちょっと小さくて見えにくいと思いますが、各種相談窓口という欄がここのところにあります。こういうところがあります。これをクリックしてみますと、−−次のクリックしてみますと、悩み事、心配事の相談という画面が出てきます。その中に内容として、行政相談、税務相談、年金相談、心配事相談として、また問い合わせ先がずらっと列記してあります。これを一目で見るとどこに相談したらいいのかというのがはっきりわかると思います。そういうことができますので、どうかぜひともホームページのトップページにはこういう具合にして載せていただければと、よろしくお願いしたいと思うところであります。

 また、本日の熊日の新聞欄に上天草市の取り組みとして、自殺予防対策を探る庁内連絡会を立ち上げるとありました。天草市においても、早急に庁内連絡会を立ち上げていただき、横の連携を密に持ち、自殺予防対策を推し進めていただきたいと要望いたします。

 私がこのこころの悩み相談窓口設置について質問いたしましたのは、私の知人がみずからの手によって死を選びました。一報を聞いたときはまさかと思いました。今でも信じられません。相談相手として、なれなかった今でも自責の念でいっぱいであります。亡くなった本人もさることながら、残された家族、親戚、知人、友人も悲しみます。どうか市の相談窓口の充実を心から心からお願いをするものであります。

 以上で私の質問を終わります。

          (拍手)



○議長(本田武志君) 以上で、17番鎗光秀孝君の質問を終わります。

 ここで、昼食のため休憩いたします。午後は1時から再開をいたします。

              午前11時43分 休憩

−−−−−−−−−−−−−−−−−− ◯ −−−−−−−−−−−−−−−−−−

              午後1時00分 再開



○副議長(松江雅輝君) 再開いたします。

 午前に引き続き、一般質問を行います。

 19番田中 茂君の質問を許します。

          [19番 田中 茂君 登壇]



◆19番(田中茂君) 19番、創和会の田中茂です。議長のお許しをいただきましたので、午後一番の質問ということで、皆さん睡魔との闘いになろうかと思いますが、御清聴よろしくお願いいたします。

 通告書に従い、行政改革について質問をいたします。折衷式方式で行いますので、2回目以降は質問席から質問させていただきます。今回の質問内容は、昨年の12月において、やはり第1次行政改革大綱について質問をしております。今回は、そのときの要望等についての御答弁を含め、その後の進捗状況をお伺いしたいと思います。

 行政改革の必要性は、合併当初の予測をはるかに上回るスピードで進む総人口の減少、少子高齢化、過疎化の現状から見て、先行き予測される税収や普通交付税の減少、また28年度から5年間の合併算定替の段階的効果の減少、その後の一本算定と歳入面での大幅な減少予測から見て、さらには、今後歳出面で予測される大型公共施設の建設に係る事業費の増大から見て、当然のことであると言えます。改革の達成度いかんが、天草市が将来にわたって持続できるかどうかのかぎを握っていると言っても過言ではないと思っております。この22年度が第1次行政改革大綱の最終年度になっており、進行状況、検証等もかなり進んでいるものと思われますし、今後に向けての課題点、取り組み方針も見える段階にきていると思います。これらを踏まえて、来年度からは第2次行政改革大綱へ移行することになると思いますが、まず1回目の質問として、第1次行政改革大綱の進行状況、その実施項目ごとの進行状況、その評価、今後に向けての問題点、取り組み方針、第2次行政改革大綱について、いつまでに作成予定か、基本的な考え方とその概要、審議会答申があっておりますが、それは大綱の中にどのように生かされるのか。少し具体的に質問をさせていただきたいと思います。

 これで1回目の質問を終わります。



○副議長(松江雅輝君) 安田市長。

          [市長 安田公寛君 登壇]



◎市長(安田公寛君) 天草市行政改革大綱についてお答えをいたします。

 また、第1次行政改革の実施項目ごとの進行状況等につきましては、後ほど企画部長のほうから答弁をいたさせます。

 まず、第1次天草市行政改革大綱の進行状況についてお答えいたします。本年9月に広報にも掲載し、公表させていただきました平成21年度までの進捗状況とその評価では、行政改革審議会の御意見といたしまして、31項目中、3項目がおおむね目標を達成したもの、13項目が事業に着手し、成果を得られているもの、15項目が計画を策定し、事業に着手しているが、成果が得られていないものとの評価でございました。財政面の取り組みなど、半数近くの項目について成果が得られていないというかなり厳しい評価をいただいたところでございます。現在、これまでの取り組みに対し、検証を加え、第1次の最終年度として目標達成に取り組んでいるところでございます。また、財政面や職員数の問題など、行政評価の活用など課題も出てきておりますので、これらの項目については、今後の方向性も含め、検討を行っているところでございます。

 次に、第2次行政改革につきましては、10月27日に行政改革審議会から答申をいただき、現在策定作業を進めているところでございます。議員の皆様や今後予定いたしておりますパブリックコメントでの市民の皆様からの御意見をいただきながら、最終的には来年2月までに作成したいと考えております。第2次行政改革の基本的な考え方につきましては、市民との協働による行政運営の推進、経営感覚を取り入れた行政運営の確立及び質の高い職員による行政運営の確立という、第1次の基本方針を引き継ぎ、その中でも、1次で達成できていない行政運営システムの改革及び財政健全化に向けた取り組みを重点課題として取り組んでいきたいと考えております。具体的には、第1次の進行状況を踏まえ、継続して行う項目もございますが、地方税や地方交付税の減少、大型事業の実施など、今後大きな課題もありますので、行政改革審議会の答申を重く受けとめ、第2次行政改革につなげていきたいと考えておるところでございます。



○副議長(松江雅輝君) 企画部長。

          [企画部長 金子邦彦君 登壇]



◎企画部長(金子邦彦君) 私のほうから第1次行政改革における個別の進行状況についてお答えをいたします。

 まず、市民との協働による行政運営の推進の基本方針では、市民と行政の協働指針を策定し、市民活動への支援や市民参加の機会拡大等に取り組みました。その結果、NPO法人数の増加、51地区振興会の設立及び区の統合により自主活動が促進されているところでございます。また、民間活力を行政運営に生かすということから、アウトソーシング推進計画及び実施計画を作成し、毎年関係課と進捗状況を把握するとともに、実施に向けた課題や解決策の整理を行っております。本年度は、これらの結果を踏まえ、計画そのものの見直しを現在行っているところでございます。

 次に、経営感覚を取り入れた行政運営の確立の基本方針では、財政健全化計画を策定し、自主財源の確保策として、市税や各種使用料などの徴収率向上対策や利活用のない市有財産の売却及び事務事業の見直しなどに取り組んでまいりました。

 財政健全化計画については、経済対策への対応もあり、当初の計画とは乖離が見られております。

 また、人口減少や景気の低迷が続き、特別会計や第三セクターの経営も厳しい状況にあります。現在は、これらの状況も踏まえ、財政健全化計画の見直しを行っているところでございます。

 また、職員の定員適正化につきましては、勧奨退職を実施するとともに、定員適正化計画に基づいた採用を行っております。その結果、平成22年4月1日の職員数は、全職員数で目標値を達成いたしましたけれども、普通会計職員は53人多くなっているところでございます。将来的な行政体制も視野に入れながら、第2次の計画策定に現在取り組んでいるところでございます。

 また、組織機構につきましては、平成25年4月までを第一段階とした見直しを現在行っております。

 次に、質の高い職員による行政運営の確立の基本項目では、人材育成の基本方針を定め、職員研修実施計画に基づき、市独自の研修メニューを実施するほか、国や県などへの派遣研修や市町村アカデミー、自治大学校研修などを行い、職員の専門的な知識の習得、職員の意識改革に取り組んでまいったところでございます。



○副議長(松江雅輝君) 19番田中茂君。



◆19番(田中茂君) では、2回目以降の質問に移らさせていただきます。

 まず、本部長である市長にお尋ねいたしたいと思いますが、先ほど市長御答弁のように、審議会評価では31項目中3項目がおおむね目標達成した。それから、13項目が事業に着手し、成果を得られている。残り15項目が計画を策定し、事業に着手したが成果が得られていないという評価で、昨年の同じ12月のときにはですね、やはり成果が得られているというのは同じ3項目、それからある程度の成果が得られているというのが7項目、そのほか21項目が成果が得られてないという評価でございました。成果が得られてない21項目の中から6項目がやや成果があらわれたというふうなことでの評価でございますが、ただ審議会の答申の中にはですね、まだまだ不十分であると。特にその政策資源を生かすことに責任のあった市長及び局部課長という、いわゆる経営に携わるリーダーあるいはマネージャーの能力が不足していたか、あるいはその能力が十分活用されなかった組織体制になっていなかったかという、そういったことで、その第1次行政改革が失敗に終わったというふうな文言も入っておりますけれども、この点について、本部長としての市長のコメントをいただきたいと思います。



○副議長(松江雅輝君) 安田市長。



◎市長(安田公寛君) 審議会の答申は大変こう厳しいものでございまして、そのこと自体、私は重く受け止め、私どものリーダーシップの足らなかった部分につきましては、反省をしたいというふうにも思います。ただ合併して、当初4年の改革の推進ということについて言わせていただきますならば、合併当初、10自治体の合併という大がかりな状況等々を考えますとですね、職員の努力、これは私は大したものであったというふうに思いますし、その努力によってそれなりの成果は得られたものというふうに思っております。しかしながら、審議会での御意見にもございますとおり、職員適正化計画あるいはさまざまな達成できなかった部分あるわけでございますので、事実としてですね、数字上の事実としてあるわけでございますので、その辺につきましては、継続して努力をしてまいりたいというふうに思っておりまして、第2次改革の中では、見直すべきところはしっかりと見直しながら将来を見据えて進めさせていただこうというふうに思っておるところでございます。



○副議長(松江雅輝君) 19番田中茂君。



◆19番(田中茂君) すみません、これからの質問は第1次、2次と内容がちょっと入り組んでいくかもしれませんが、その点はつながりということで御了承をいただきたいというふうに思います。

 先ほど企画部長のほうから、失礼しました、第2次の大綱については、来年の2月までというふうなことで、市長のほうから御答弁いただきましたけども、企画部長のほうにお尋ねしますが、この後いわゆる議会であるとか、あるいはパブリックコメントを設けたりということで、その期間的に間に合うのかどうかというふうなことをちょっと気にかかるんですけど、その点について、企画部長、御答弁をお願いします。



○副議長(松江雅輝君) 企画部長。



◎企画部長(金子邦彦君) 審議会あたりで第1次の検証等も行っていただきましたけれども、それらの結果を踏まえながら、現在、第2次の行革の大きな考え方について原課と調整をしておりますので、このあと1月にはパブリックコメントをかけまして、2月には計画をつくりたいと思っています。そうしないと来年、23年度以降の計画でございますので、それまでには必ずつくり上げたいというふうに考えております。



○副議長(松江雅輝君) 19番田中茂君。



◆19番(田中茂君) はい、わかりました。それでは、一応今度企画部長にまた引き続きお答えをお願いしたいと思うんですけど、第1次行政改革の31の実施項目について、一応目標は達成したもの、それからおおむね達成したもの、あまり達成できなかったものということに分かれるわけですが、これらの31の項目については、第2次の行政改革大綱ではどういう形でまあ継続されるのか、そこら辺についてお聞きしたいと思います。



○副議長(松江雅輝君) 企画部長。



◎企画部長(金子邦彦君) お答えいたします。

 第1次行政改革のときには、合併当初でもございましたので、いろんな事業を進めていく上での計画でありますとか、指針等もつくっております。それらのことにつきましては、今後ともその指針・計画に沿って、目標管理を進めながら、着実な運営を行っていきたいと思いますけれども、特に第2次行革の中では、重点的な項目といたしまして、行財政運営システムの改革、その中で行政評価システム等の確立、さらには財政健全化に向けた改革といった、こういった大きな柱を組んでですね、着実な行政改革を進めていきたいというふうに考えております。



○副議長(松江雅輝君) 19番田中茂君。



◆19番(田中茂君) ちょっとお聞きしたいのが、通常その効果があらわれた実施項目については、そのまま次の改革では盛り込まれないということになるかと思うんですけども、効果があらわれた実施項目については、通常、その以降においてもその進捗管理であるとか、そういったことをきちんとやっていくことが大事なことじゃないかなというふうには思いますが、その点についてはいかがでしょうか。



○副議長(松江雅輝君) 企画部長。



◎企画部長(金子邦彦君) お答えいたします。

 これらの中で、31項目の中には、例えば、市税の徴収率の向上でありますとか、そういったことにつきましても取り組んでおりますけれども、このことについては、あらかたのその目標達成には第1次でも目標達成を行っておりますけれども、こういった問題につきましては、引き続き、第2次行革の中でもですね、当然市としてすべき課題として整理をして取り組んでまいりたいと思います。



○副議長(松江雅輝君) 19番田中茂君。



◆19番(田中茂君) その点、ぜひよろしくお願いいたします。

 次の質問に移ります。

 地域づくり、自立した地域づくりの促進の項目ですが、先ほど51の地区振興会が設立され、成果があったということでございましたけども、この場合、いわゆる振興会の設立が目標ではなく、設立後の活動がどのような成果を上げているのかどうかだというふうに思っておりますが、現在、その地区ごとに3カ年計画あたりを作成されて、実行に移されている状況にあるかと思うんですけれども、その点について、市のほうではどのような評価をされておるのでしょうか。



○副議長(松江雅輝君) 企画部長。



◎企画部長(金子邦彦君) みずからの手で活力ある地域づくりや地域課題の解決を目指されて、私たちと一緒に地区振興計画というのを策定をしていただきました。その中には、課題としては、高齢化でありますとか、人口減少が非常に進んでいるという中で、これからは子どもの育成でありますとか、環境対策、そういったものを計画の中で上げていただきまして、そのことにつきましても、着実に進行をされておりますので、私たちもこう大変評価をしてありがたいというふうに感じております。しかしながら、地区振興会によっては、地域づくりに対する取り組みに少し温度差が出ているところもございますので、その点につきましては、地区振興会の皆様方と一緒に協議を進めながら改善をしていきたいというふうに考えております。

 また、本年度から宝島づくりチャレンジ支援交付金事業というのを立ち上げて地区振興計画の実現を財政的に支援しておりますけれども、本年度は既に16件が交付決定されており、地域では計画実現に向けて今着実な取り組みが進められております。財政支援を受けてない地区振興会でも、地域課題の解決に向けた検討や協議が進められておりますので、市といたしましても一緒にこれらの解決に取り組みたいというふうに考えております。



○副議長(松江雅輝君) 19番田中茂君。



◆19番(田中茂君) はい、わかりました。進捗の差は仕方ない部分もあるかなというふうに思いますが、やはりその振興会の中身の事業の中にですね、いろんな公民館事業とか何とか混在しているというふうなことも聞いておりまして、少し混乱のもとになっている部分もあろうかなというふうに思っております。ぜひここら辺、第2次の大綱の中ではですね、地区振興会とその行政との位置づけや今後の方向性についてですね、そういった不明確な部分については、はっきり、その点はっきり明示した形でですね、ぜひ大綱に盛り込んでいただければというふうに思っておりますので、要望いたしたいと思います。

 それから、同じ振興会の件で、前回の質問で振興会の事務職員を正職員ではなく、採用は各振興会に任せて、嘱託職員化し、財源措置だけにしたらどうかというふうな御提案を申し上げました。全体でのアウトソーシングにもつながりますし、地域に根ざした職員の育成にもなると思って提案したわけですけど、その後の検討いただいたと思うんですが、その点について、その後の結果をお答え願いたいと思います。



○副議長(松江雅輝君) 企画部長。



◎企画部長(金子邦彦君) 地区振興会そのものが市民の皆様方の自主的な組織でもございますので、理想といたしましては、地区振興会の事務局をアウトソーシングを実現いたしまして、その中で対応していただくのが一番いいというふうに、基本的には考えておりますが、先ほど申し上げましたように、なかなかまだ地区振興会でも温度差等もございますので、現在、庁内において、アウトソーシングの時期、そして方法等について議論をしているところでございます。



○副議長(松江雅輝君) 19番田中茂君。



◆19番(田中茂君) 振興会ごとにですね、お答えになったように、そのニーズの差はあろうかと思いますが、実現されるというふうなことの方向性であれば、要望が強い地区についてはですね、ぜひ早期に実現できるようにしていただければというふうに思います。

 よろしくお願いいたします。

 続きまして、前回、財務部長にお答えをお願いします。前回、市民参加の機会拡大の観点から予算編成過程での市民参加をという趣旨で、編成過程の公開等を提案しておりましたが、どのような検討結果になっているのでしょうか。答弁をお願いします。



○副議長(松江雅輝君) 財務部長。



◎財務部長(酒井秀則君) これまでの予算編成においてはですね、予算編成後にですね、公開しておりましたけれども、ことし、平成23年度当初予算からはですね、予算の要求段階についても新たに公開したいということで、現在、その集計作業を進めておりまして、具体的には、物件費であるとか、投資的経費、性質別ごとのですね、状況、それから各部局ごとのですね、要求等をですね、公開したいということで予定しております。



○副議長(松江雅輝君) 19番田中茂君。



◆19番(田中茂君) きょう、予算要求段階での公開という御答弁でしたが、最終段階決定に至るまでの途中の査定内容とか、そういったものについての公開というのはないんですか。



○副議長(松江雅輝君) 財務部長。



◎財務部長(酒井秀則君) 今のところはですね、まずは、今回初めてですので、どういった、作業具合によってはですね、公開できるものは公開していきたいということです。今、平成23年度もですね、非常にこう膨大な量でございまして、ヒアリングも含め、作業しておりますので、その間をくぐってですね、できるものはやっていきたいというふうに思っております。



○副議長(松江雅輝君) 19番田中茂君。



◆19番(田中茂君) 一応その最終的な編成になるまでの結果、途中の過程を公開するということは、やはり市民の方から見ればですね、どういう形で予算がつくられていくのかというふうなことでの、やはり市政に対する関心も高まっていくものというふうに思いますので、すぐにというのはなかなか難しい点もあろうかと思いますが、特に中身に問題がないものであればですね、積極的にそういったこともやっていただければというふうに思います。

 それから、次に、企画部長のほうにお尋ねします。

 インターネットの技術を活用した情報提供についてですね、前回の質問で、天草Webの駅で構成する主なシステムで、行政でやるよりも民間で対応したほうがより効果的な部分もあるので検討したい、というふうな御答弁でございましたが、私のほうでも、早く民間委託をしたほうがよいのではというふうに発言しておりますが、その後は、会員数などどのような進捗を見ているのでしょうか。それと管理運営費等を前回の御答弁からしてどのような変化になっているのかお答えをいただきたいと思います。



○副議長(松江雅輝君) 企画部長。



◎企画部長(金子邦彦君) お答えをしたいと思います。

 このWebの駅のシステムの中には、基盤システム、そして観光ガイドシステム、それと商店街活性化システム、そして子育て支援システム等々のシステムが組まれておりますけれども、私たちも当初考えましたのは、これらのガイドシステム、あるいは商店街活性化システム等々で収益を上げていただきまして、そのそれらの手数料収入等で、このシステムそのものの運営ができるというふうなことで、総務省あたりの補助金で対応してまいりましたけれども、これまで天草市地域ICT利活用推進協議会、その中でこれらの問題についても検討してまいりましたが、残念ながら今のところ収入源を見込むのが非常に厳しいといったふうなことで、当面は現行のシステムの管理運営を市のほうで今行っております。現在は、会員獲得のための研修会やシステムを利活用した、経営のアドバイス等について取り組みを進めておりますので、もうしばらくは行政のほうでこの管理をいたしますけれども、最終的には、もう民間のほうに委託をしていきたいというふうに考えております。現在の団体の数でございますけれども、個人会員、そして団体会員と合わせますと、まあ個人会員が737名、団体会員が228団体となっております。アクセスの件数につきましては、年間77万8,000件、1日平均2,100件のアクセスがあっておりますので、これらのアクセス、これを活用いたしまして、天草あたりの物産等が外にこう販売できるようなことになるように最善の努力をしてまいりたいと思います。



○副議長(松江雅輝君) 19番田中茂君。



◆19番(田中茂君) そうですね、会員数あたりはまだまだ当初目標とされたところまではいってなくて、ちょっとはるかにまだ低迷しているというふうな状況であろうかと思いますけども、管理運営の費用というのは、前回と変わってなくて620万円ぐらいということで、そういった形で民営化に委託するにしても、そこら辺の費用をある程度ペイできるような状況にならないと、引き受け手がないというふうなことであろうかというふうに思いますけれどもですね。これはそういった目標達成できればいいんでしょうけど、仮にそこまで行かなかったと、いわゆる引き受け手がなかったといった場合に、ずっとじゃあ行政のほうで続けられるおつもりなのか。あるいは2年間やってみてだめだったらそのときにまたいろんな方法を考えられるということなのか。そこら辺お答え願います。



○副議長(松江雅輝君) 企画部長。



◎企画部長(金子邦彦君) 現在、先ほど申し上げました、商店街活性化システム、あるいは観光ガイドシステム、そしてホテル等の予約システムを事業者の方を入れて今現在やっておりまして、来年の1月ぐらいには、そのシステムが本稼動になるかというふうに思います。しかし、まだまだその加入しておられる企業の方も少うございますので、これを民間のほうにすべてお願いするということでは、なかなかその620万円の手数料収入は難しいというふうに考えてます。この中でも、天草の子育て支援システムでありますとか、田舎暮らし応援システム、都市住民に対して、市の空き家等をあっせんするようなシステム組んでおりますので、どちらかというと、こういった部分は公共的色合いも少し強いのかなというふうに思っておりますので、そういった部分のその事業費の民でやる部分と公でやる部分の仕分けとか、そういった部分も検討に加えながら、できるだけ民間のほうでこの管理をお願いできればというふうには考えております。



○副議長(松江雅輝君) 19番田中茂君。



◆19番(田中茂君) その方向に向けてのさらなる御努力をお願いしたいと思います。

 次に、また企画部長のほうにお尋ねします。

 公の施設の管理運営についてなんですが、審議会答申の中では、施設においては、すべて廃止、売却を基本として対応を考えてほしいということで、意見が付されておりますが、今後、まあ学校統合等により、廃校となる施設あたりも当然出てくるかというふうに思うんですが、そこら辺についての市としての今後の対応についてお答えをいただきたいと思います。



○副議長(松江雅輝君) 企画部長。



◎企画部長(金子邦彦君) 現在、アウトソーシング推進計画の見直しを行っておりますけれども、その中で公の施設についても、今後4年間で非常にこの利用が少ないところについては、廃止でありますとか、民間譲渡を基本に検討していきたいというふうに考えてます。ただ廃校となる学校施設につきましては、地域の方々の利活用、そういったものとの調整も必要であろうかというふうに考えておりますので、まずは地域とともに、原則は廃止された学校ですので、売却が原則であろうかというふうに考えておりますけれども、地域の方々とともに利用計画を策定し、適正な管理運営ができるのであればそのように進めていきたいというふうに考えてます。



○副議長(松江雅輝君) 19番田中茂君。



◆19番(田中茂君) 今後発生する、いわゆる小中学校の跡、廃校についてはですね、廃校施設については、できるだけ地域の要望等をですね、聞き入れていただきたいというふうに思っておるんですけども、ただ地域で利活用する場合に、その後の維持管理であるとか、そういった費用負担の問題がかなり地域で利活用できるかどうかというふうのは、一つの決め手にもなる部分があろうかというふうに思いますが、この辺については、事前に大体のそのマニュアル的なものを用意しておく必要があろうかというふうに思うんですが、そこら辺については、どのような対応をお考えですか。



○副議長(松江雅輝君) 企画部長。



◎企画部長(金子邦彦君) 学校の施設そのものの大小でありますとか、建築の形態そのものについても活用方策が違うというふうに思います。今のところ、そういったその廃校の利活用のマニュアルというのは策定はいたしておりませんけれども、今議員御指摘のようなことも視野に入れながら、少し検討させていただければと思います。



○副議長(松江雅輝君) 19番田中茂君。



◆19番(田中茂君) この公の施設の管理運営については、かなりの件数が全体としてあっておりまして、なかなか今後の利活用を考えるには大変なことだろうというふうには思っておりますけれども、ただそのまま放置しておくというわけにもいかないような施設ばかりのようでございますし、ただ答申にもございました、いわゆる廃止するのか、もう売却できないから思い切ってその場で処分するのかとか、そこら辺の早めの決断というのもある意味必要なところではないかなというふうに思いますので、その点、ぜひ検討課題としていただければというふうに思います。

 それから、次に、総務部長にお尋ねします。

 効率的、機能的な組織機構の見直しということで、午前中も御質問あっておりましたが、今回、全員協議会あたりを通してですね、23年度以降の組織見直しの件について、一たん御説明があって、その後、定例会では変更の条例案等出ておりませんので、そのまま見送りの形になったのかなというふうに思っておるんですが、その点について若干補足の御答弁をお願いしたいと思います。



○副議長(松江雅輝君) 総務部長。



◎総務部長(鶴田謹一君) 組織の見直しの考え方等につきましては、今まで御説明をしてきたとおりでございますけれども、今回、提案をしてない部分は、私どものほうでも十分いろいろ内部検討をさせてもらってきております中で、例えば、市長の市政懇談会等あたりでもいろいろその地域の方からの御不安というような点も聞いておりますので、さらなる、そういう住民の方への御説明等々も加えていく必要があろうかと思って、まあ今回提案は見送っているような状況でございます。



○副議長(松江雅輝君) 19番田中茂君。



◆19番(田中茂君) 今、お答えになりましたように、その地域への十分な説明であるとか、そういうものがあらかじめ準備として不足しておったということの理由というふうに理解してよろしいんでしょうか。(「はい」と呼ぶ者あり)

 それでは、結果として、23年度以降あらかじめ予定しておった時期が、そういった今後地域へ対しての説明が終われば、若干年ずれを起こしてでも実行にそのまま移すというふうな理解をしてよろしいのかどうかお伺いします。



○副議長(松江雅輝君) 総務部長。



◎総務部長(鶴田謹一君) 基本的には、今お話のとおりで、私どもも最初に申し上げましたように、今回の組織見直しの考え方につきましては、御説明のとおりでありますけれども、ただそのとき申し上げておりますように、まず平成25年4月までを第1段階としたその見直しを図ってまいりませんと、どうしてもその職員の適正化ということで、職員への対応等も出てまいりますものですから、この部分については、今後その住民説明会を加えながら、それからまた、必要に応じて議会の議員の皆様方との意見交換させていただきながら、できましたら、当初の予定どおりな形で、幾分か内容的に精査を加えることは必要になってこようかと思っておりますけれども、基本的な考え方としては、25年4月までを第1段階として見直しは図っていきたいというふうに考えております。



○副議長(松江雅輝君) 19番田中茂君。



◆19番(田中茂君) 最終的に、32年度で650人体制ということでございますけども、どうもそれに向けて、ある各年度ごとにいろんな組織の改革をやっていきたいということだろうと思うんですが、私たちは説明を受け取りまして、やはり最終的な姿がどういうふうになるのかというのが見えないと。だから、それをするためにこの年はこういう形で改革していきますとか、そういった形の御説明をいただかないとなかなか理解しにくい面があろうかというふうに思います。特にその地域差があるというふうなことあたりもですね、一つの課題に、実行する上での課題になってこようかなというふうに思っておるんですけど、その点についてはいかがでしょうか。



○副議長(松江雅輝君) 総務部長。



◎総務部長(鶴田謹一君) 確かに、平成32年に650人という計画が立てられておりますけれども、ここらも含めて、基本的にはその形を踏襲していくということになろうかと思いますけれども、ただ、やはりこの天草市の現状を考えてみましたときに、非常に広い土地で、集落が点在しているというような状況も出ておりますし、それから、どうしてもその市民の方への対応は、職員がやっぱり直接出向くようなケース、直接お話をさせていただくことも必要になってこようかというふうに思っております。その中で、具体的な形を本来は行政としてもこういう形でやりますということは、当然その明示すべきものというふうに考えてはおりますけれども、住民の方の行政に対する要望事項等々、要請・需要というのも年々変わってまいりますし、また、いろんな制度の変更あたりも出てまいりますので、それらも含めた中での対応をしていかなければならないというふうに考えております。ただいま御指摘がありましたように、なるべく姿が見える形を御提示しながら説明をさせていただきたいというふうに考えております。



○副議長(松江雅輝君) 19番田中 茂君。



◆19番(田中茂君) その点、よろしくお願いいたします。

 それと、その天草市はですね、行政と市民が互いの役割分担のもとで新しい天草市をつくって、今後の厳しい状況下を乗り切っていこうということでございますので、改革には、何らかの痛みはどうしても伴わざるを得ない部分もあろうかと思います。ただ、その痛みの負担、負担といいますか、どこかに一方的にですね、その痛みが偏るような改革というのは当然できないと思いますが、双方いろんな形でのその痛みの分かち合いというのはですね、いたし方ない部分もあろうかというふうに思いますので、ある程度の段階では、その思い切ったやっぱり決断というものが必要になってくると思いますし、それに向けての市民の方にも納得いただけるような説明というか、そういったものについてもやっぱり十分な今後配慮をしていただかなければいけないというふうに思っておりますので、その点もあわせてお願いをいたしたいと思います。

 それから、続きまして、財務部長にお答えをお願いしたいんですけども、財政運営の健全化という項目でですね、今後、大型建設事業の事業費がかなりの額に上るというふうに聞いておるんですけども、その事業内容とですね、その財源の内訳、これについて簡単に御説明をお願いいたしたいと思いますし、またその財源の確保に当たって、どのようなことを考えておられるのかお聞きしたいと思います。



○副議長(松江雅輝君) 財務部長。



◎財務部長(酒井秀則君) 今年度、過疎地域自立促進計画においてですね、先般、議員の皆様にもおあげしておりますけれども、平成22年度から27年度までの事業費計上しておりますけれども、庁舎建設であるとか、消防庁舎の建設に係る負担金を初めまして、小・中学校の統廃合による学校建設、耐震補強事業など、もう大きなやつで10事業ございますけれども、総額約200億円ほどございます。ただ、この事業規模につきましてはですね、今後実施段階でですね、当然精査、規模についても精査していくことになろうかと思いますけれども、その財源につきまして、もう国・県ございます。現時点ではまだまだ未定な部分ございますけれども、国・県を初めですね、あと残った部分につきましては、過疎債、あるいは平成27年度までの合併特例債、これについては、交付税で70%算入されますので、有利な起債をですね、充当してまいりたいというふうに考えております。



○副議長(松江雅輝君) 19番田中茂君。



◆19番(田中茂君) 一応、今御答弁にありましたように、200億円という巨額の事業資金でございます。当然のことながら、有利な財源確保もお願いしたいわけですが、その優先順位等についてはですね、いわゆる内部だけのことで決めていかれるのか。あるいは、第三者機関等を設けて、いろんな優先順位等のことについても検討をされる予定があられるのかどうかお聞きしたいと思います。



○副議長(松江雅輝君) 財務部長。



◎財務部長(酒井秀則君) 大型の建設事業のこう優先順位ということでございますけれども、今やっております耐震化ですね、学校の耐震化、あるいは統廃合の部分については、もう選択の余地はないというふうには思いますので、これは優先的にやっていこうかと思ってます。ただほかの部分につきましては、特に外部にどうのこうのという考えはございませんけれども、当然議会のほうにお諮りしますけども、緊急性あるいは必要性などをですね、総合的に勘案して、真にやむを得もないものをですね、その適正な規模とかですね、実施時期をですね、決定していきたいというふうには思っております。



○副議長(松江雅輝君) 19番田中茂君。



◆19番(田中茂君) その点よろしくお願いいたします。

 それから、ここのところ国の景気対策あたりですね、いわゆる当初市でつくられた健全、財政の健全化計画とは、かなり乖離してきている部分もあろうかというふうに思います。ただ基本的に、そういった特別の景気対策等があったということで、基本的なその健全化の部分については、ちゃんと守られているのかどうかということで、よくわからない部分もあるんですが、その点について、若干財務部長のほうより補足説明をお願いしたいというふうに思います。



○副議長(松江雅輝君) 財務部長。



◎財務部長(酒井秀則君) 財政健全化計画、平成19年ですね、作成をいたしておりまして、実績をちょっと比べますとですね、平成19年、20年度については、そう大きな乖離ございませんけれども、平成21年度、決算前回出ておりますけれども、これを見ますとですね、約100億円ほど乖離が出ております。では、この原因なんですけれども、これは昨年定額給付金等ございました。これが15億円ございましたけども、これを初めましてですね、約60億円程度が経済対策入っております。この100億円の乖離の中に。そのほかにですね、本渡中学校の建設とか、小・中学校の耐震も入ってまいりました。こういったやつが約25億円ございます。それから、ほかにですね、牛深のし尿処理の改修費用などございましてですね。その辺が乖離の原因かなというふうには考えております。



○副議長(松江雅輝君) 19番田中 茂君。



◆19番(田中茂君) 乖離の原因というのはわかったんですけど、当然いろんな起債等もやっておられると思いますので、その分については、今後、後年度の公債費負担という形ではね返ってくるのではないかなというふうに思うんですが、そこら辺考慮した上でも今後のその健全化というのは守られていけるような状況にあるんでしょうか。



○副議長(松江雅輝君) 財務部長。



◎財務部長(酒井秀則君) 今回の経済対策の裏には、今いう合併特例債、過疎債も借ってまいります。そういうことで、今、再度ですね、財政健全化の見直しを行っております。そういった将来的な借金ですね、公債費も含めてどうなるのかということでしております。また改めてですね、御説明の機会があろうかと思いますので、今その作業中ということでよろしくお願いいたします。



○副議長(松江雅輝君) 19番田中茂君。



◆19番(田中茂君) 次に、これはもう市長のほうにちょっと御答弁をお願いしたいんですけど、職員の適正化というところでですね、22年度当初の普通会計の職員数が目標1,000人に対して、1,053人と、まあ53人超過しておると、ただその部分については、特別会計のほうで減少しているので、トータルとしては、目標を達成しておるというふうな状況で御説明いただいていると思うんですけども、ただその普通会計の職員数がいずれにしても53人オーバーしたという原因の中に、勧奨退職者数が伸び悩んだというふうなことが挙げられておりますし、また、32年度の650人体制にもっていくために、現在、その退職者数よりも少ない新卒の採用というふうなことを続けられておりますけれども、じゃあその650人体制になったときにですね、職員数の年齢構造等がかなりそのいびつな形になるのではないかなというふうに思うんですけれども、そういったことにならないためには、ある程度早めの勧奨退職制度、これに伴う退職金の上乗せ制度あたり、前回も同じようなことでの質問をいたしておりますけど、今後やはりそういったことも考えていく必要があろうかというふうに思うんですけど、その辺市長のほうどのようなお考えでしょうか。



○副議長(松江雅輝君) 安田市長。



◎市長(安田公寛君) ただいま議員御指摘のとおり、現在の退職者数、それから採用数等々を続けてまいりますと、将来的にですね、非常にいびつな職員構成に、まあ年齢的にいびつな職員構成になっていくということ等々を考えますとですね、議員御提案のような、勧奨退職に係るさまざまな制度面の改正等々を行いましてですね、対応する必要があるだろうというふうに考えております。いずれにいたしましても、中・長期的な視点で考える時期にきているというふうに思いますので、貴重な御提案として承っておきたいというふうに思います。



○副議長(松江雅輝君) 19番田中茂君。



◆19番(田中茂君) ぜひ、早期の段階での決断をされたほうがいいのではないかなというふうに思います。というのは、現状もそういったもういびつのもとを毎年毎年つくっているというふうな現状でございますのでですね、これは後からやり直すというわけにはいかないものだというふうに思いますから、ぜひそこら辺、将来予測的なことはもうあらかじめわかられるというふうに思っておりますのでですね、早急な判断をされたほうがいいのではないかなというふうに思います。

 それから、総務部長にお答え願いたいんですが、行革の中で住居手当、職員手当の中の住居手当についても見直しをするというふうなことで、実施項目で挙がったと思うんですが、見直しがどうも遅れているようですが、今後どのように進めていかれるのか、御答弁をお願いします。



○副議長(松江雅輝君) 総務部長。



◎総務部長(鶴田謹一君) 持ち家に係る住居手当の見直しにつきましては、国の制度に準じるというのが基本的な考え方でありますので、これまでも職員の代表であります職員労働組合と協議を行ってきたところでございますけれども、今後も引き続き協議を行いながら、早急に見直しに向け取り組んでまいりたいというふうに考えております。



○副議長(松江雅輝君) 19番田中茂君。



◆19番(田中茂君) はい、わかりました。

 次、市長にお尋ねします。行革審議会の答申の意見書の中で、総人件費の抑制ということで、次の5項目が具体的に意見として述べられております。

 まず1番目に、職員給を3%ないし5%カットする。2、昇給停止を原則55歳とする。3、諸手当の支給のあり方を検証し、早急に是正する。4、組織のフラット化などにより過大な上位給職員をつくらない。5、人事評価と給与制度を連動される。今までいろいろと検討されてきた項目であると思いますが、当然、その職員組合等もあって、なかなか実行については難しい面もあろうかと思いますが、この御意見に対して、市長のほう、今どういうふうにお考えでしょうか。



○副議長(松江雅輝君) 安田市長。



◎市長(安田公寛君) 総人件費等の抑制ということにつきまして、今日まで職員定数を削減するということで対応してきたところでございます。それではどうもおぼつかないということで、今回の御提案だというふうに思っておりますが、できますところは対応させていただきますが、基本的には、あくまでも職員定数を適正化に向けて削減するということで総人件費を抑えるということを基本にですね、対応させていただきたいというふうに思っております。



○副議長(松江雅輝君) 19番田中茂君。



◆19番(田中茂君) 一応、午前中の御答弁の中でも、今後そのワークシェアリングあたりもですね、考えていくと、考えていかざるを得ないというふうなことで御発言がございました。先ほどの意見の4番目の組織のフラット化などにより過大な上位給職員をつくらないとか、あるいは、人事評価と給与制度を連動させるということについてはですね、やはり総枠の中でやってやれない部分ではないというふうに思います。今後、そのいろんな形で職員間でも厳しい状況が予測されるわけですけれども、そういった中でも、やはり組織を活性化させるためには、特に人事評価と給与制度を連動させるというようなことはですね、



○副議長(松江雅輝君) 制限時間5分前です。



◆19番(田中茂君) 非常に大事なことではないかなというふうに思うんですけども、そこら辺について再度市長のコメントをいただきたいと思います。



○副議長(松江雅輝君) 安田市長。



◎市長(安田公寛君) 議員御指摘のとおりでございます。天草市の地理的な特殊性、自治体としての成り立ちの特殊性といたしまして、大変広い面積の中に数多くの集落を有するということでございまして、それにどう対応しながら行政サービスを進めていくかということになってまいりますと、ある程度のやっぱりマンパワーに頼らなければいけない部分、これはもう高齢化に伴ってますます大きくなってきているというふうにも認識をいたしております。そういう部分でワークシェアリング等々考えていかなければならないとは思いますが、先ほどのように、議員御指摘されましたように、人事評価と給与制度の連動だとか、あるいは組織のフラット化によって過大な上位職員をつくらないんだとか、そういう面ではですね、でき得る話でございますし、そのことによって組織全体が活力を生み出すならば、私どもは積極的に取り入れていかなければならないというふうに考えております。



○副議長(松江雅輝君) 19番田中 茂君。



◆19番(田中茂君) ぜひ前向きの検討、御検討をお願いしたいと思いますし、職員の皆さんにとってもすごくやる気の出る職場になるんじゃなかろうかなというふうに思いますので、よろしくお願いいたしたいと思います。

 それから、次、企画部長のほうにお尋ねしたいんですけども、補助金負担金の見直しについてですね、第三者機関を設置して見直しをやるようになっておったと思うんですけども、ほとんどこの部分については、改革が進んでないというか、むしろ増えてきているような状況になってきてると思うんですけど、これについて今後どのようにされていくのか御答弁をお願いしたいと思います。



○副議長(松江雅輝君) 企画部長。



◎企画部長(金子邦彦君) 第1次の行政改革の中でも、行政改革の審議会の中の小委員会の中で補助金についての議論を一度やっていただきました。検証していただきました。その折には、市が行っている補助事業すべてを検証いただいたわけですけれども、事業の一つ一つについては、なかなか審議会としての意見を言えないと、その中で、大きくはその補助団体の決算状況でありますとか、負担能力、そういったものに応じて少しこう補助を見直してはどうかといったふうなことにとどまっております。そのような結果を受けまして、内部ではございますけれども、行政評価のシステムというのをつくっておりましたので、その中でも補助金について市民ニーズがあるのか、そしてこの補助事業が適正に執行されているのか、そういったことにつきまして内部検証を現在は進めているところです。



○副議長(松江雅輝君) 19番田中茂君。



◆19番(田中茂君) その点については、ぜひ第三者機関、なかなか内部的にはですね、やりにくい面もあろうかなというふうに思いますので、あまりかかわりのない第三者機関あたりにある程度評価を任せて、事業仕分け的なものもですね、取り入れたほうがいいのではないかなというふうに思いますので、その辺ぜひ今後慎重な検討をお願いしたいというふうに思います。

 それから、あと企画部長に行政評価システムについてですね、前回も質問しております。内部評価のみならず、その外部評価まで早期につなげてほしい旨の要望をいたしておりましたけれども、その後の御検討、あるいは今後についてどのようにお考えかをお聞きしたいと思います。



○副議長(松江雅輝君) 企画部長。



◎企画部長(金子邦彦君) 行政評価につきましては、今、市で行っております事業すべて、大体1,400項目ぐらいございますけれども、その項目一つ一つずつについて、先ほど申し上げました、これは市が直接関与すべきであるか、事業を縮小すべきことではないかとか、市民ニーズがあるかとか、そういったもろもろについてシートをつくってヒアリングを今実施をしているところでございます。これが3年なりまして。昨年、本年度か、本年度からは本格的な稼働になっておりますけれども、ややもすれば、こう期間が経過しますと、内部事務処理的な形になることも考えられますので、このやり方そのものについて外部の意見を聞く、そして改善していく、そういったことが今後必要ではないかなというふうに考えております。



○副議長(松江雅輝君) 19番田中茂君。



◆19番(田中茂君) これについても、ぜひ積極的な外部評価システムあたりもですね、取り入れた形でのいわゆる計画、実施、評価、改善というPDCAのサイクルをですね、常時回していただいて、いろんな改革にもつなげていただきたいというふうに思います。

 それから、質問時間が迫ってきましたので、市長にお尋ねいたします。

 第一次の行政改革の中での審議会答申として、いろいろ推進体制に問題があったんじゃないかというふうなことでの指摘があっております。その点、第2次行政改革大綱の推進に当たっては、命令権をもった市長、副市長直轄で責任ある指示を出し、市全体の企画予算、人的資源、組織体制、成果を上げるために、効果的に調整していく権限を持たせた推進室を早急に設置すべきであるというふうな意見を述べられておりますが、この点について市長のお考えをお聞きしたいと思います。



○副議長(松江雅輝君) 安田市長。



◎市長(安田公寛君) 第1次の行革推進体制は、それぞれの部局を支部として、私が本部長として行政改革推進本部の中で進めてまいったところでございますが、ただいま御指摘のように、審議会からの答申も、意見もいただきましたので、第2次行革の中で、そのような形で取り組ませていただこうと。そして、強力に推進してまいりたいというふうに考えておるところでございます。



○副議長(松江雅輝君) 19番田中茂君。



◆19番(田中茂君) 第2次の行政改革に期待を寄せる気持ちというのは非常に大きいわけです。というのは、先ほど言いましたように、先行きの状況としては非常に厳しいことばっかりが予測されるような状況でございますし、臨時的な経済対策とか何とかあったにしても、それは決して将来につながるような形にはならないというふうに思います。

 やはり基本的な行革というのは常にやっておかなければいけませんし、それで出てきた財源を天草市の発展のための市民サービスも含めて経済対策にもどんどん選択と集中という資源配分をやっていかなければならないというふうに思いますので、ぜひ市長をトップとして2次の行政改革を進めていただきたいと思うんですが、それに向かっていくに当たっての、市長の決意あるいはお考えを最後にお聞きしたいと思います。



○副議長(松江雅輝君) 安田市長。



◎市長(安田公寛君) 第1次行政改革につきましては、先ほど来申し上げてきたとおり、推進本部の中でやってきたわけでございますが、第2次行革に当たりまして、先月、先々月答申をいただきました。この答申を重く受けとめまして、取り組みをさらに強力に推し進めたいというふうに考えております。特に御意見としていただきました中に、行革のこの推進のスピードアップ、これを図りなさいと、ちょっとスピードが遅いんではないかという御指摘でございます。そしてもう一つ御指摘をいただいたのは、議員も先ほど御指摘いただきましたとおり、想定される人口の減少、あるいは想定される交付税等の算定替による財源の不足、この辺にどう的確に対応した改革にするのかといったことに特に気をつけなさいというような御意見、答申でございましたので、この辺を十分に踏まえまして、自治力の高い組織としての強化、あるいは行政に対する市民の満足度が向上できますような、そのようなものにつながるような改革になればというふうに思っております。そのためには、私も一身を賭して職員の先頭に立ちまして推し進めて、強力に行革を推し進めていく覚悟でございますので、皆さん方の御協力も一つよろしくお願いを申し上げたいというふうに思います。



○副議長(松江雅輝君) 19番田中茂君。



◆19番(田中茂君) ぜひ市長をトップとして頑張っていただきたいと思うんですが、やはりいろんな意見の中にですね、私個人もちょっと感じるところあるんですが、それぞれ職員間の中でもですね、この行革に対する意識に温度差があるように思われます。ぜひその点も市長をトップとして、まず組織内の意思の疎通をですね、十分図っていただいて、全体の組織力として力を発揮していただき、第2次の行革を成功に終わらせていただきたいというふうに思います。

 これで私の一般質問を終わらせていただきます。御清聴ありがとうございました。

          (拍手)



○副議長(松江雅輝君) 以上で、19番田中茂君の質問を終わります。

 ここで、10分間休憩いたします。

              午後2時04分 休憩

−−−−−−−−−−−−−−−−−− ◯ −−−−−−−−−−−−−−−−−−

              午後2時14分 再開



○副議長(松江雅輝君) 再開いたします。

 休憩前に引き続き、一般質問を行います。

 20番池田裕之君の質問を許します。

          [20番 池田裕之君 登壇]



◆20番(池田裕之君) こんにちは。20番、天政会、池田裕之です。もうしばらくでございますので、最後までおつき合いをいただきたいと思います。通告に従い、3点質問をいたします。一つ目は、支所の見直しについて、二つ目は、?津地区重要文化的景観選定の意義と役割について、三つ目は、財政計画についてであります。

 まず、支所の見直しについてお伺いをいたしますが、9月議会の折に説明を受けました。将来的には避けて通れないと思いますが、市民を初め職員の皆さん方の意識の中に、支所見直しについて、気持ちが一つになっていないんではなかろうかなというふうに感じています。支所管内の市民からすれば、支所で手続や業務の相談をしても、本庁でという答えが多く、ためにならない支所ならばいらないというような意見があるのも事実であります。だからといって、支所を縮小していいとは言えないと思います。もっと市民にとってワンストップサービスができ、相談しやすい支所へ変わることが求められているというふうに思います。そこで、今まで市民や職員の意見をどのように反映させた支所見直しなのかお伺いをいたします。

 まず、職員からの意見集約と支所再編は合意されたのでしょうか。

 2番目に、職員の支所見直しに伴う仕事の割り振りは大まかできているのでしょうか。そして、今後行われるであろう市民への周知、説明などはどのように進める予定だったのかお伺いをいたします。

 二つ目は、?津地区重要文化的景観選定の意義と地域の役割についてお伺いをいたします。重要文化的景観の選定については、市を挙げて努力をいただいたことに感謝をいたしますが、地元としては、何をどう喜んでいいのかわかりません。そこで、何がどう変わるのかお伺いをいたします。

 一つは、選定はどのような効果をもたらすのでしょうか。

 二つ目は、選定により制限されることは何があるのでしょうか。

 三つ目は、選定によっていろんな手続が生じてきます。その相談はどこにいけばいいのでしょうか。さらにまた、担当課として、制度や事業は文化課、あるいは都市計画と重なっております。事業の推進には、各部門を越えた協議が必要と思いますが、そのような合同協議の場というのは設けてあるのでしょうか。質問をいたします。

 三つ目の財政計画についてお伺いをしますが、6月議会で1回質問をしております。2回目の質問というような形になりますけれども、取り組むべき姿勢というものを中心にお伺いをいたします。

 合併の目的は、財源が窮屈になる見通しの中で、合併を通じて、市民サービスを低下させないようにすることも一つでありました。そこで新市は、財政健全化計画を立てて、将来に向かって安定的な経営を目指すことを市民に明示してこられたと思います。しかし、その実態は景気対策とはいえ、30%を超えた600億円近い事業予算が組まれております。このことについて危機感はないのでしょうか。私は、市政だよりを読みまして、市政だよりの財政状況には本市の経常収支比率は掲載がありませんでした。自主財源のない本市の本当の姿をどうとらえておられるのかお伺いをいたします。

 以上、3点よろしくお願いを申し上げます。なお、折衷方式を選択いたしますので、今後は質問者席から質問させていただきます。



○副議長(松江雅輝君) 総務部長。



◎総務部長(鶴田謹一君) 私のほうからは支所の見直し関係につきましてお答えをいたします。

 支所の見直しにつきましては、平成20年度から見直しのたたき台等を作成し、地域事情に精通している各支所長や課長等と協議をしながら検討をしてまいりました。

 また、それに先立ち、平成19年度には本庁と支所の事務権限の見直しに係る調査等を行い、支所の権限強化についても検討してまいったところでございます。その結果、職員数を削減していかなければならない中にあって、多様な行政事務を適切に執行していくためには、民間の活力を生かして、行政サービスを提供するアウトソーシングはもとより、できるだけ業務の集約化を図り、本庁の管轄区域を広げるという視点による見直しが必要ではないかと考えたところでございます。

 また、今回の見直し案の基本的な考え方につきましては、部局長、支所長会を通じた周知はもとより、庁内イントラによりまして全職員に周知を図ったところでもございます。

 次に、支所見直しに伴う仕事の割り振りについてでございますが、現在、関係部局及び支所の担当課により、細かい調整を行っているところでございます。

 また、住民の方々への周知ということについてでございますが、まだまだ不足していると感じております。支所の職員が少なくなることや、産業建設業務の本庁集約に対する地域住民の方々の御不安におこたえしていく必要があると考えております。

 なぜ、今支所の見直しが必要であるのか、市全体としての組織のあり方を含め、今後説明会等の場を設けまして、住民の皆様の御理解に向け、努めてまいりますので、御理解、御協力を賜りますよう何とぞよろしく願いを申し上げます。



○副議長(松江雅輝君) 教育部長。



◎教育部長(坂本安敏君) ?津地区重要文化的景観選定の意義と地域の役割というようなことでお答えをさせていただきたいと思います。

 まず、選定はどのような効果をもたらすかといったことでございます。重要文化的景観は、地域における人々の生活または生業及び地域の風土により形成された景観地で、我が国民の生活または生業の理解のため欠くことのできないものとされております。日々の生活に根ざした身近な景観は、その価値について気づきにくいものでございます。今回、天草市?津の漁村景観が国の重要文化的景観として選定をされますと、地域の誇りとして皆様に認識をいただけるものと思っております。

 それから、地域理解や景観の保全、景観を生かした地域づくりが期待をされるといったところでございます。例えば、佐賀県唐津市の「蕨野の棚田」では、棚田米がブランドとして確立し、通常の2番の値段で販売されています。また、愛媛県宇和島市の「遊子水荷浦の段畑」では、特産のジャガイモがブランドとなりまして、焼酎も製造されているという事例がございます。今後、?津地区におきましても、景観を保護する活動が推進をされ、活性化や交流人口の増加など選定を契機とした地域振興へつながるものと考えております。

 2点目の選定による制限についてでございます。選定を受けます天草市?津の漁村景観の区域内は、天草市景観計画の景観形成地域に指定をされておりますので、修景を変更する場合、景観形成基準に基づき、都市計画課への届け出が必要となります。さらに、今回の申し出におきまして、重要な景観構成要素として、同意をいただきました物件の所有者は、その現状が滅失または棄損した場合、あるいは現状を変更しようとする場合、文化財保護法により文化庁長官に対し届け出が必要となります。こういった手続等については、当然市のほうで対応をするということにいたしております。

 それから、3点目でございますが、いろんな手続や相談はどこに行けばいいのかといったことでございます。区域内におきましては、文化課でありますとか、景観担当課等の各課にまたがる場合が多いと考えております。届け出の事務につきましては、都市計画課や支所、富津出張所と連携を図りながら進めてまいりますが、まずは支所、出張所、分室へ連絡をいただき、担当課であります文化課で対応をさせていただくことになろうかと思っております。

 それから、4点目でございます。事業の推進に当たって庁内の協議が必要ではないかといったことでございますが、議員御指摘のとおり、重要文化的景観の保全と区域内での公共事業の調整等につきましては、関係各課の協議が不可欠であります。現在、関係各課と支所を含めた連絡調整会議、あるいは文化的景観整備管理委員会等を設置をしまして協議を進めているという現状でございます。

 以上です。



○副議長(松江雅輝君) 財務部長。



◎財務部長(酒井秀則君) 財政計画についてで、地方交付税を初めとする収入の見通し等についてお答えをいたします。

 合併後、本市の財政規模はおおむね500億円で推移しておりましたけれども、平成21年度の決算では、議員御指摘のとおり、国の経済対策の影響もあって、歳入では約600億円、歳出では約580億円となっております。このため、平成19年9月に作成しました財政健全化計画とはかなり乖離している状況にございます。そのような中で、歳入面では、市税及び地方交付税については、今後、現在のような水準での歳入は見込めないものと考えております。特に、多くの財源を依存しております地方交付税につきましては、本年度国勢調査で人口が9万人前後に落ち込むことが想定されております。また、合併算定替の効果も平成28年度から、段階的に低減していくことから、今後大幅に減少していくのは明らかなことでございます。

 一方、歳出面でございますが、庁舎の建設、小・中学校の統廃合に伴う新たな学校の建設など、大規模な建設事業の計画もあることから、建設時期や規模、費用等について十分精査をしながら、できるかぎり有利な財源を充てることで、実質的な財政負担の軽減に努めてまいりたいと考えております。いずれにいたしましても、現在の財政規模を含め、将来の予算編成につきましてもかなりの危機感を持っているところでございます。このため、本年度中には、現行の財政健全化計画の見直しを行い、中長期にわたって健全な財政運営が維持できますよう努めてまいりたいと考えております。

 以上でございます。



○副議長(松江雅輝君) 20番池田裕之君。



◆20番(池田裕之君) それでは、支所の見直しについて、少し詳しくお伺いをしたいというふうに思っておりますが、まず、細かい調整が必要だと。まだまだそれぞれに職員の仕事の割り振りというものをどうされるのかなと、支所のほうが逆に心配をしておられるような面が多いと思いますので、その辺の割り振りをどう考えておられるか、具体的に少しお伺いをしたいと思いますが。例えば、災害調査、あるいは転作を確認するというような場面が想定をされます。今度、産業建設課もなくなるというような形の中で、そのようなときにはどちらが主体的になってやるのか。そういうことも当然考えた上で、支所の見直しも取り組まれるかと思いますが、まずその辺はどうなんですか。



○副議長(松江雅輝君) 総務部長。



◎総務部長(鶴田謹一君) まず、今お尋ねのありました、その例えば、産業建設課業務を本庁に集約する支所にありましては、基本的には、業務にその精通した職員を複数名配置するというようなことを御説明をしてきておりますけれども、当然のことながら、支所職員が一丸となって協力をしていかなければならないというふうに考えております。今、具体的に出てまいりました、例えば、その災害の調査あたりにつきましては、いわゆる、その緊急対応分ということになってこようかと思っております。ここらにつきましては、本庁の職員も含めた上で、現在の支所の人員体制と同じ体制がとれるような調整を進めております。

 以上でございます。



○副議長(松江雅輝君) 20番池田裕之君。



◆20番(池田裕之君) それから、もう一つは、支所に個々の問題としてですね、例えば、土地改良区の事務、あるいは管理というようなものもあるわけですよね。で、こういう特殊な管理事務等についてはどのように調整されておりますか。



○副議長(松江雅輝君) 総務部長。



◎総務部長(鶴田謹一君) 確かに御指摘がありましたように、土地改良区など特別な、あるいは特殊なその業務がそれぞれの支所管内でお持ちでございます。それぞれでの業務量とか、内容に違いがありますので、皆さん同じというような形でなくて、これにつきましても、状況に応じた対応を現在調整を各課でしていただいております。

 以上でございます。



○副議長(松江雅輝君) 20番池田裕之君。



◆20番(池田裕之君) それとどこの地区もそうですけれども、水道施設の維持管理というものを持っておるわけですね。こういうものについて、本所のほうで、例えば、土・日の漏水把握、あるいは現実的な問題として、やっぱりこの辺のところは支所に担当者がいて、きちっと管理をしなければ問題があるんではなかろうかなというふうに思いますけれども、こういう漏水対策等については、どのように考えておられましたか。



○副議長(松江雅輝君) 総務部長。



◎総務部長(鶴田謹一君) 水道施設の維持管理等の件でございますけれども、まず平成19年度から最初に本庁近隣の支所の一部については、業務委託等も行ってきておりますけれども、今お話がありましたように、その水道というのは特殊な部分が確かにございますので、細かい配慮は必要になってこようかと思っております。それと漏水等その緊急時の対応等も含めまして、現在、水道局と支所のほうで調整を進めているところでございます。



○副議長(松江雅輝君) 20番池田裕之君。



◆20番(池田裕之君) 実はですね、そういう今調整をされているということそのものがですね、来年の4月から取り組まれることについては少し無理があったんではなかろうかなというふうな感じがしております。特に水道等については、水道管理職員が漏水等の工事については立ち会って指示をするというようなこともありますので、ぜひですね、やっぱりこの辺のところはもう少しその深くですね、考えた上で、あるいはちゃんと調整をされた上で支所再編、見直しというものをですね、明確にしてもらわなければ、今、調整中だということが職員の皆さんにとってはどうなるんだろうかなという不安のもとになっておるというふうに私は思います。

 そこでですね、今ある考え方だけがベストなのかなと、逆に言えば、本所集中型の支所配置以外に道はないのかなということを一つは考えるわけですね。当然、今の計画では、御所浦と牛深支所には残るというような形になりますけれども、本庁に職員の70%を集中して、70%の仕事をされるということなのかどうかですよね。逆に言えば、面積や人口割をもう少し考えてみると、例えば、宮地岳地区、河浦、あるいは天草町ということで一つのブロックができるんではなかろうかなと。そういうふうな組み合わせもあるんではないだろうかと。いろんな方法が展開されると思いますが、現状の支所見直しの方向性をあくまで突き進むというようなことに考えておられますかどうか、お伺いをします。



○副議長(松江雅輝君) 総務部長。



◎総務部長(鶴田謹一君) いわゆる、その本庁集中型になってくるんじゃないだろうかというようなこう御懸念かと思っておりますけれども、まずその前に、その普通会計職員でこれからさらに約4割のその職員数の削減を図っていかなければならない中にございます。予算とか、あるいはその権限というのを各支所に配分をする方法というのも従来やってきておりますけれども、職員も九つの支所にそれぞれ配置していくということは、先ほど来申し上げました、検討結果から申し上げまして、非常に厳しい状況にあろうかというふうに考えております。また、その本庁につきましても、当然のごとく、その業務を集約するとともに、効率化でありますとか、アウトソーシングというものを図りながら、職員数の削減と組織の見直しを進めていかなければならないものというふうに考えております。ただまあ議員がおっしゃいますとおり、業務の集約化に伴いまして、いろんなその例えば住民の方の、あるいは職員のその往来の時間とか、労力という部分でマイナスといいますか、時間がかかってしまうような部分も出てこようかというふうに思ってはおります。ですから、業務内容によりましては、例えば、その私どももローテーションを組みながら、本庁から各支所を回るなど、さまざまな工夫を加えながら住民サービスの低下を招かないような最大限の努力をしていきたいというふうに考えております。



○副議長(松江雅輝君) 20番池田裕之君。



◆20番(池田裕之君) 本庁集中型ではないと、あるいは、私はですね、逆に言えば、天草型の配置というのも考えていいんではなかろうかなと。例えば、菊池市はそれぞれの旧町の出張所まで、あるいは支所まで15分で行けると。それはそういうところで本庁に集約をされてもいいかもしれない。だから、考えてみれば、例えば本渡を中心として15分ぐらいの範囲で行けるところについては本所でしますよと。しかし、それよりも遠いところについては、一つのブロック化をし、あるいは住民の皆さんにとって直接かかわりのあることについてはですね、やはり担当を置くなり、いろんなものの考え方、第二段的なですね、ものも必要ではなかろうかなというふうに思っております。当然おっしゃるように、正職員の数を減らさなければならないということはわかりますけれども、時間的なロス、あるいはいろんな費用の面についてもですね、やはり遠く離れたところまで本庁で一括して管理することについてはですね、非常に不経済なところがあるんではなかろうかなというふうに思っております。

 きょうは、基本どおりやるんだということでございますので、我々はその辺のところは少し考えられたほうがいいんではないかという要望でお答えをしたいと思いますが、そこでですね、一番大切なことが私は抜けていると、それは職員さんの意識改革。皆さんが本庁集約して、それは本庁ですよ、支所ですよという、やはり譲り合いをしたら、これは何にもならんわけですよね。そういう面において、職員の意識改革をまずやる。このことが一番大切だと思いますけれども、ここに強力な力を持って、あるいは熱意を持ってあたらなければならないと思いますけれども、その辺はどういうふうに取り組もうと思っておられますか、お伺いをします。



○副議長(松江雅輝君) 総務部長。



◎総務部長(鶴田謹一君) 確かに、業務を本庁へ集約する以上、どうしてもその支所だけで対応できる範囲というのは、今後ますますその限定されてくることも想定をいたしております。特に、地域の方々はこれまで同様、支所へ御相談等にお見えになると考えられますので、これにより少ないその職員数で対応することが求められてまいりますので、今議員御指摘のような点について、どのように私どもが考えておるかということでございますけれども、今後、その地域の方々の御意見や御要望への対応といたしまして、本庁・支所間の連携を深めていくことはもとより、議員御指摘のとおり、その職員一人一人の窓口での対応能力の向上は欠かせないものでありますので、今後とも職員の資質向上には力を入れてまいりたいというふうに考えております。



○副議長(松江雅輝君) 20番池田裕之君。



◆20番(池田裕之君) そこでですね、私は一つその考え方の提案をしたいというふうに思いますけれども、例えば、このままでいけばですね、縦割りの考え方で完結するんではなかろうかなというふうに思います。本庁と支所の係、私はそれでは支所はやっていけないだろうなというふうに思っております。わかりやすく言えば、支所は、例えば海兵隊のような組織。何があろうがすべて支所全員で取り組むというようなことにならないと、例えば、このことは産業建設課ですよ、このことは市民税ですよということでやってしまいますと、全くもって支所では仕事が完結しないわけですよね。だから、そういう面におけば、支所の中で全員が取り組む、あるいは全員がすべての仕事をやれるというところまで醸成しなければ、この支所見直しについて、支所はいい結果をもたらさないだろうなというふうに思っております。だからこのまま縦の姿での仕事の割り振りをしていくのか。あるいは、支所はチーム河浦、あるいはチーム新和としての支所の姿として全員でやるんだと。その責任者が支所長なんだというような仕事をしていただければですね、若干はとらえ方が違いますが、そういう意識というものはございますかどうか。



○副議長(松江雅輝君) 総務部長。



◎総務部長(鶴田謹一君) ただいまの御質問そのとおりだというふうにとらえております。その中で、私どもも将来的に職員数が減ってくる中で、組織のあり方の一つといたしまして、現在、例えば、本庁の場合ですと、本庁、支所これはどこでも同じですけれども、一般職の職員は、現在各課への辞令交付をやっております。係長はどこどこ係長、課長はどこどこ課課長というふうになっておりますけれども、職員は、例えば総務課でありましたら、総務課勤務を命ずるということで、一丸総務課の仕事については、一般職全員が当たられるような体制を平成20年度からとっております。今お話のあった点で、将来的に支所につきましても、◯◯支所勤務を命ずるというような形で職員の配置も、辞令も考えていかなければならないと思っております。どちらにいたしましても、一人一人の職員の意識改革が十分大事なことであることは認識をいたしておりますので、先ほど御提言がありましたようなことも踏まえまして、今後十分参考にしていきたいと思っております。



○副議長(松江雅輝君) 20番池田裕之君。



◆20番(池田裕之君) ぜひですね、その辺のところしっかりやっていただきたいと思いますが、私は、市民との協働という言葉の中にですね、例えば、先ほど先輩議員がおっしゃられましたように、矢祭町のように、職員の皆さんが精一杯やってできないものを市民との協働だったら誰もやりますよ。でも、今どうでしょうか。職員の皆さんが精一杯頑張っていただいて、それを補完する部分、あるいはその部分を市民との協働でやろうとしている印象ですかね。私は、そうではないんではなかろかなと。だから、きょうここに支所長さん方お見えですけれども、支所のことはすべて支所長さんの責任ですよ。いろんなものを含めて、情報から、やっぱりそういう意識というものを持たなければ、支所見直し、これはなかなか難しいんではなかろうかなというふうに思っています。

 そこでですね、行革審の答申を私ちょっと読んでみました。これは10月27日に出されていますね。「合併による期待したスケールメリット等による行財政への効率化では、議員定数の削減を初め、三役数の削減がまた地方交付税や地方債の特例措置による財政運営上の初期効果はあったものの、国内外の経済的影響を受けたことや想定外の予算支出、効果的な人材の配置など十分にできず、天草地域の活性化を実現するため、メリハリのある事業執行ができなかった。」、また、下の欄、ほかの欄では、「危機的状況への対応の必要性が示されていても、組織として将来の厳しい財政予測等を共有できなかった、個々の職員の危機意識や行政改革に対する認識が希薄なまま5年間をたった。」というふうに書いてあります。私は6月議会のときに質問をしました。総務部長、こういうふうに答えられている。「部長・課長を中心に管理職において、この財政状況が厳しいということについてはいろんな形で職員にも周知しておりますので、目に見えて出ていないが、職員一人一人はこのことを十分認識をしている。」ということで、財政の問題を含めてですね、やっぱりそういう認識はあるんだというふうに感じておられますが、職員のほうはそういうふうには感じておられないんではなかろうかなというふうに思っております。その辺どうですか、昔と変わりませんか。



○副議長(松江雅輝君) 総務部長。



◎総務部長(鶴田謹一君) 私の答弁の内容は、6月のときと変わらないと思いますけれども、十分その本市の現状を認識して、それぞれの業務に対して最大限の努力をしていくこと、それを職員一人一人が自覚することはもちろん、組織としても動いていかなければならないというふうに思っております。その業務に対する職員の意識・姿勢という点で、本市の人事評価制度の中でも職員一人一人がそれぞれの業務について、毎年度の目標を掲げ、取り組むことといたしておりますので、意識改革は十分しているものと信じております。



○副議長(松江雅輝君) 20番池田裕之君。



◆20番(池田裕之君) ぜひですね、意識改革をきちんともう少し強力に、皆さんがわかるようにですね、していただきたいと思います。我々が漏れ聞くように、これは私の仕事じゃありません。これは本所の仕事です。あるいは、いろんな形でそういうチームワークという面についてですね、少し気になる情報も聞き及びますので、ぜひですね、もう少し職員の一つのチームとしてのですね、仕事のあり方というものを私は力を合わせてしなければよくならないのではなかろうかな、というふうに思っておりますので、職員教育についてはですね、ぜひリーダーシップをとっていただいて、総力戦で当たっていただきたいと。そしてまた、支所見直しについては、先ほど申し上げましたように、支所に行って「わからない、本庁です。」という言葉、このことは絶対言わないようにですね、それを誓っていただければ、支所の見直し等についてはですね、我々もやぶさかでないというふうに思いますので、ぜひそのことは肝に銘じていただきたいというふうに思います。

 それから、?津の景観について少しお伺いをいたします。

 非常にこう選定についてはよろしいんですが、地域としてはですね、非常にこう高齢化が進んでくるわけですね。高齢化が進むとそれぞれ地域指定を受けた中で、家屋の維持・管理というのも非常にこう難しくなるわけですね。ところが、それは届け出が必要ですよ、何が必要ですよということになると、生活そのものが脅かされるという場面が出てくると思いますが、そういうときの柔軟な対応というものは全くないんですかね。どうですか、その辺は。



○副議長(松江雅輝君) 教育部長。



◎教育部長(坂本安敏君) お答えをいたします。

 先ほどもちょっと申し上げましたけれども、いわゆるそのいろんな修景とか、家屋のいろんな大規模な改築とかする場合には、いわゆるその景観形成基準といったことでですね、その項目がある程度、高さが十メーター以上であるとか、何かそこちょっと今私詳しくあれしませんけれども、そういった規制がございます。そういったときに届け出をしていただくというようなことで、それについては、もうそれが絶対だめだとか、そういう場合ではなくてですね、それについてはもう逐次そういった申し出についてどういう方法があるのか、その修景を普通にその今と形状とほとんど変わらないところでのどういった方法があるのかと、そういった相談にも応じながらですね、守っていきたいというふうに思っております。



○副議長(松江雅輝君) 20番池田裕之君。



◆20番(池田裕之君) そこでですね、市の窓口というものをですね、やっぱりきちんとしなければならない。で、特に高齢化をされて、本所に行って、手続をしてということはまず無理だと思うんですよ。そうすると、例えば、出張所の中で言われたならば、そこできちんと対応をして、書類を書いて、そういうお手伝いをしていくという姿がなければならないというふうに思いますが、そういう配置をされるというような気持ちはありませんかどうか。



○副議長(松江雅輝君) 教育部長。



◎教育部長(坂本安敏君) お答えをします。

 今現在、この文化的景観の事業につきましては、御存じのとおり、教育委員会の文化課で対応をしております。その中で、こういった文化的景観で、その本庁とすれば都市計画課のほうでもそういった届け出とかのをですね、またがってやっているという現状がございます。そういった中で、支所におきましては、今、産業建設課さんあたりと連携をして、また、支所、出張所、富津出張所あたりについてもこう連携をしているわけですけれども、今、議員がおっしゃったようなその事務の手続関係でですね、いろんな補助とか、手続とか、そういったものについては、私どもも今後その分室とかの見直しをする中で、十分その手続面をどうするのかといったところについては、今、事務分掌のいろんなそのすり合わせも教育分室の中ではしておりますけれども、他課にまたがる分もございますので、そこら辺は十分そういった事務手続等についても支所、出張所でできるようなところでですね、進めてまいりたいと思います。



○副議長(松江雅輝君) 20番池田裕之君。



◆20番(池田裕之君) そのことがですね、一番心配なわけですよね。今おっしゃったように、いや、これは都市計画ですよ、これは文化課ですよ、多分窓口で言われるんですよ。だから、それだから逆に出張所なら出張所に、もうそこの担当はこの人ですよ、だから、そこですべてを賄うような形をしなければ、みんなわからないわけですから、皆さんわかってても。だからそういうものを必要としますので、ぜひですね、その辺の配備はして欲しいと思いますが、どうですかね。



○副議長(松江雅輝君) 教育部長。



◎教育部長(坂本安敏君) 御提言のとおりですね、今そういう手続関係につきましても、いわゆる出張所あたりでもきちっとできるようなところで進めていきたいと思います。



○副議長(松江雅輝君) 20番池田裕之君。



◆20番(池田裕之君) そういうふうに答えると、今度は支所再編の絡みがありますからですね、フライングして答える場合もありますから。それとですね、もう一つは、先ほどおっしゃいましたように、都市計画と文化課との調整会議というの、今立ち上げているんですかね。何回会議されました。



○副議長(松江雅輝君) 教育部長。



◎教育部長(坂本安敏君) この文化的景観の整備につきましては、それぞれいろんな文化庁でありますとか、いろんな視察等もあっております。これは当初からその都度そういった産業建設課課長さんも入れたところでですね、文化課含めて、ちょっと回数的に何回かて言われるとちょっとお答えできませんが、そういった連絡、連携はずっととっておるといったところでございます。



○副議長(松江雅輝君) 20番池田裕之君。



◆20番(池田裕之君) このことはとっても大事なことでですね、あそこは高潮地帯なんですよね。そうすると、片一方のほうじゃ、防災関係で仕事しなければならない。と、部長さんのほうじゃ景観でしなければならない。それはもう絶対マッチングしてもらわないと、防災のほうで計画しても、おたくでストップかかるわけですからね。ぜひその辺のその調整はですね、調整会議ということで、支所も含めてですね、ぜひやっていただきたいというふうに思いますので、よろしくお願いを申し上げます。

 それでは、三つ目の財政計画について少しお伺いをしたいというふうに思っておりますが、実は、その10月の29日も酒井部長と一緒でしたけれども、事業仕分け第三弾ということで見に行きました。ちょうどそのときには、地方交付税の仕分けがあっておりました。何が論議されておって、何だったかと言いますと、地方交付税も削減しようという話ですよね、全体的に。ところが、事業として、地方で事業を組まれれば、それに当然裏予算とか、7割補助とかついてきますから、地方が事業すればするだけ地方交付税は膨らんでいくんですよね。そのことにどっかである程度ふたをしなければならないというような感じの論議が、やりとりがありました。ということは、今から先、今のような交付税の体系で来るとは限らないんですよね。そうすると、今のような計画の中で、例えば、過疎債であるとか、合併特例債であるとか、後から金は来るんだということで計画をしていくとですね、私は将来的には、先ほど酒井部長おっしゃいませんでしたけども、経常収支比率というものがものすごく硬直化して、自分たちがやりたい仕事はほとんどできなくなるような状況になるんではなかろうかなというふうに思っています。

 そこでですね、まず、支所としてやれることがあるんではなかろうかなと、あるいは、天草市としてできることがあるんではなかろうかなというふうに思います。で、以前ですね、合併前については、お互いに財政については危機感がありました。特に私どもはいろんな状況がありましたので、残業初め、職員みずからが危機感を持って仕事をしてきたというふうに思っております。今そういう危機感は少し希薄になっておるんじゃなかろうかなと。漏れ聞きますと、予算つけたら使いきらんばつまらんと、3月末に使ってしまおう。あるいは、ある予算については、残らんごと使おうというような、もし、ことがあるとすればですね、それは大きな間違いではなかろうかなというふうに思っています。今、その辺のところはですね、皆さん方が一番御存じですから、必要でないものについては、やっぱりきちっとストップをかける。そこが大切なことだというふうに思いますが、日ごろの仕事の中でそういう意識で仕事をされておりますかどうか、どうですかね。



○副議長(松江雅輝君) 財務部長。



◎財務部長(酒井秀則君) 職員の意識改革についてですが、先ほど総務部長のほうもございましたけれども、合併から4年を経過しておりまして、平成20年度までの決算規模において、財政健全化とほとんど変わらないところで推移しておりましたけれども、平成21年度、経済対策等もあって、かなりこう予算規模は膨らんでおります。そのところで、もうその予算の執行に関してはですね、若干の気の緩みといいますか、少しそういったところがあるのかなという感じはあります。そのため、本年10月には全職員を対象にですね、今後の財政状況等について8回にわたり研修会を行いました。今後とも今、市の状況をですね、非常に厳しいんだと、今後も交付税等も削減した中で、危機感があるんだということをですね、ぜひ職員の皆様にもですね、共有していただきたいということで研修も行いました。今後もですね、引き続きやっていきたいというふうには思っております。



○副議長(松江雅輝君) 20番池田裕之君。



◆20番(池田裕之君) 我々はですね、百数十名いた議員を削減してここに来とるわけですよね。逆に言えば、私は20人ぐらいの議員さんのかわりに一人で頑張っとるわけです。頑張っとるという言い方がどうかわかりませんが、皆さん方の話を聞くとですね、職員が一人減ると臨時入れてもらおう、パート入れてもらおう、嘱託入れよう、まずそれはだめだと。やっぱり少なくなったならば一人で二人分仕事してもらえばいいんですよね。やっぱりそういう気概というのはないんじゃないんですか。私はその辺のところがですね、非常に気になりますね。やっぱりお互いがお互いを厳しくしていかなければ、先ほどの話に戻りますけれども、市民との協働なんかありませんよ。皆さんが厳しくやることで市民との協働が発生していくんです。私は、基本的にはそういうふうに思っております。そこでですね、事業仕分けをせろというふうに私は思っておりません。パフォーマンスでないですね、事業や補助金の見直し委員会、あるいは内部でそういう見直しをする、あるいは無駄について洗い出すとか、そういうふうなその委員会や何か会議、あるいは組織というのをつくられておりますかどうか、お伺いをいたします。



○副議長(松江雅輝君) 企画部長。



◎企画部長(金子邦彦君) そういった特に見直しの委員会ということは開いておりませんけれども、先ほど議員の質問にもお答えいたしましたけれども、行政改革の第二弾、来年度以降しますけど、その中で所管課から無駄な事業がないか、そういったものについては、今現在洗い出しをしているところです。事業仕分け等々についての考え方でございますけれども、今、私たちのほうでは事業、そして補助、それぞれについて内部での行政評価シートというのをつくって企画あるいは財政も入れて内容等を調査しておりますけれども、なかなかこれが事務的処理に終わりがちでございますので、そういった場面に外からの意見等を取り入れることは必要ではないかと思っています。県内でも事業仕分け的なことをやっている団体もございますけれども、そういった団体でも事業をある程度内部評価をした後で、そして事業を絞って、例えば廃止すべきもの、民間でできるもの、そして事業縮小するものといったふうなですね、仕分けをやっているような状況でございます。今後ともそういった行政改革のヒアリング等々の場合におきましても、所管課と厳しくそういったやりとりはやっていきたいというふうに考えてます。



○副議長(松江雅輝君) 20番池田裕之君。



◆20番(池田裕之君) 厳しい状況でございますのでですね、ぜひやっぱりお互いがこのことを認識してですね、いかなければならないと思います。特に、私はですね、最近思いますのは、学校建築がメジロ押しであります。では、私は河浦でございますが、当然中学校は1クラスしかありませんよね。教室三つしかいらんとですよね。今からつくられる学校も、例えば本渡や牛深地域除けば、ほとんどがそういう形になってくると思うんですよ。教室三つしかいらんとですよ、1年生、2年生、3年生、そういう中で、きのうも話がありましたように、鉄筋コンクリートで規定どおりつくっていくという必要があるのかどうかというのは、やっぱりそういうものをですね、やっぱり内部で検討すべきなんです。そして、いかに費用を少なく、将来の負担を少なくしていくかということをやっぱり考えてほしいと思っています。特に、今後、バイオマス構想や、あるいはいろんな庁舎の問題もあると思うんですよね。そういう中で、本当にその施設が、その形の施設が必要なのかどうかというのは、基本的なことでですね、私は検討していっていただきたいなというふうに思っております。

 最後にですが、お願いでございますが、私どもはこうやって一般質問をします。一般質問をするときには、皆さん方は非常に熱心に何を質問されますかという勉強をされます。で、勉強の後、質問が終わった後ですね、皆さん方は出てきた意見に対して答えられて、その多分調整をされておると。こういう質問に対してはこういう対応をするんだということを調整されていると思いますが、そういうものされておりますかね、どうですかね。



○副議長(松江雅輝君) 総務部長。



◎総務部長(鶴田謹一君) 今、御質問がありました点でございますけれども、議会の中で一般質問であったり、質疑、あるいは委員会の中で出てまいりました要望であったり、それから私どもが検討してまいりますと言ったことにつきましては、議会終了後に総務のほうで各課に提出をさせております。それをまとめまして、しかるべき時期がきましたときに、ある程度そのまとめませんと、まとめた中で、まず部長の中でその検討会をしまして、特に複数の部にまたがるようなケースも出てまいりますから、そこらについては会議を持って進めております。



○副議長(松江雅輝君) 20番池田裕之君。



◆20番(池田裕之君) そこでお願いですが、ぜひそのまとめたのをですね、我々にフィードバックしていただきたい。そうすればですね、この前のはどうでしたかという質問なくなるわけですから、ぜひですね、こういうふうにまとめましたということで、我々にそのフィードバックを開示していただきたい。そうすればですね、そのことについて、次の段階ではまた違う方向に進めるというふうに思っております。私も今回質問を書くに当たってですね、ああこれは1回質問したなと



○副議長(松江雅輝君) 制限時間5分前です。



◆20番(池田裕之君) いうふうに思っておりましたので、前のを見て、こういうふうに話をした。6月議会で出したことはこういうお答えをいただいとったというのをわかるわけですので、ぜひですね、質問に対しての答えは出していただきたいと。これはぜひお願いをしたいというふうに思っております。

 そして、支所再編についてもですね、最初申し上げましたように、まず職員の意識改革です。そして、ここにおられる支所長の皆さん方は、支所にあることすべての責任は支所長さんです。私は、市民の皆さんはそういうふうに思っていると思います。「あらわしがとこっじゃなかですもんな」ということは言えないというふうに思っておりますので、ぜひですね、そういう熱い意識で支所の見直しについては取り組んでいただきたいというふうに思っております。

 これで一般質問を終わります。ありがとうございました。

          (拍手)



○副議長(松江雅輝君) これで、20番池田裕之君の質問を終わります。

−−−−−−−−−−−−−−−−−− ◯ −−−−−−−−−−−−−−−−−−



○副議長(松江雅輝君) 以上で、本日の議事日程は終了いたしました。

 明日も午前10時から一般質問を行います。

 本日は、これにて散会いたします。

−−−−−−−−−−−−−−−−−− ◯ −−−−−−−−−−−−−−−−−−

              午後3時04分 散会