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熊本県 天草市

平成22年 9月 定例会(第4回) 09月15日−03号




平成22年 9月 定例会(第4回) − 09月15日−03号







平成22年 9月 定例会(第4回)



          平成22年第4回天草市議会定例会会議録

1.議事日程(第3号)
                  平成22年9月15日(水曜日)午前10時開議
 第1 一般質問
    1.蓮 池 良 正 君
      (1)環境と市民の暮らし
         ?水俣病特別措置法への申請状況と課題
         ?対象地域への指定を市として求めるべき
         ?気候変動への認識と対策(例えば熱中症)
         ?自然エネルギーの探求・普及への努力
      (2)人口減少局面での本市のまちづくりの方向
         ?行政改革の到達度評価と今後の推進方向
          ・外部評価の論点と市民的な議論の必要性
          ・追われる行革でなく、目的のある行革に
         ?さまざまな市民(子どもや女性、青年・中高年者、老齢者、障が
          い者等)の切実な要求について、貧困化を直視した対応をすべき
         ?国保税は値上げすべきでない
         ?来年度予算案編成に向けた方針と手順
      (3)地域の人づくりの柱としての学校の在り方を考える
         ?小学校の広域化推進偏重(=複式学級解消目的化偏重)の見直し
          必要
         ?来年度からの新学習指導要領実施に関して留意すべきこと、学校
          現場が多忙過ぎないか
         ?食育や郷土学習の観点からも学校給食は自校方式をもっと普及す
          べき
      (4)農業の振興
         ?新しい生産・販売様式やルールの普及・啓発(GAP、トレーサ
          ビリティー、産直等)
         ?担い手を増やすには、何が必要か。ふさわしい対策になっている
          か
    2.福 嶋 啓 子 君
      (1)子ども議会の設置について
         ?熊本県下でも、いくつかの市で子ども議会が開催されています。
          本市においても、早急に開催を
      (2)農業・漁業振興について
         ?CASの導入について(一年を通して、天草の農産物・海産物の
          販売ができるように)
      (3)ハイヤ踊りの取り組みについて
         ?小学校・中学校の授業の一環として、天草のハイヤ踊りを
      (4)花いっぱい運動について
         ?天草全島で、花コンクールを開催する件について
    3.鎗 光 秀 孝 君
      (1)健康、保健、福祉政策について
         ?地域包括支援センターについて
         ?障がい者の相談支援事業について
         ?生活習慣病への取り組みについて
      (2)携帯電話等中継基地局設置について
         ?携帯電話中継局の設置基準について
      (3)鬼池港地方港湾改修事業について
         ?今後の整備方針について
         ?砂の処理問題について
    4.宮 下 幸一郎 君
      (1)組織見直しについて
         ?具体的な内容について
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2.本日の会議に付したる事件
   議事日程のとおりである。
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3.出席議員は次のとおりである。(29名)
  1番 本 田 武 志 君             2番 松 江 雅 輝 君
  3番 鶴 戸 継 啓 君             4番 濱 洲 大 心 君
  5番 福 嶋 啓 子 君             6番 奈良? 利 幸 君
  7番 黒 田 忠 広 君             8番 浜 崎 義 昭 君
  9番 古 賀 源一郎 君             10番 中 尾 友 二 君
  11番 宮 下 幸一郎 君             13番 若 山 敬 介 君
  14番 蓮 池 良 正 君             15番 船 辺   修 君
  16番 中 村 三千人 君             17番 鎗 光 秀 孝 君
  18番 赤 木 武 男 君             19番 田 中   茂 君
  20番 池 田 裕 之 君             21番 脇 島 義 純 君
  22番 平 山 泰 司 君             23番 中 村 五 木 君
  24番 楠 本 千 秋 君             25番 大 塚 基 生 君
  26番 吉 川 ? 澄 君             27番 江 浦 政 巳 君
  28番 ? ? 昭 臣 君             29番 北 野 鋼 一 君
  30番 池 田 次 人 君
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4.欠席議員は次のとおりである。(1名)
  12番 勝 木 幸 生 君
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5.説明のため出席した者の職氏名
  市長      安 田 公 寛 君   教育長     岡 部 紀 夫 君
  総務部長    鶴 田 謹 一 君   財務部長    酒 井 秀 則 君
  企画部長    金 子 邦 彦 君   健康福祉部長  田 代 隆 一 君
  市民環境部長  田 口 修 司 君   経済部長    野 嶋 義 澄 君
  建設部長    久保山 義 教 君   水道局長    山 上 良 一 君
  教育部長    坂 本 安 敏 君   病院事業部長  森 田 勝 善 君
  会計管理者   嶺     力 君   牛深支所長   中 原 誠 也 君
  有明支所長   堀 口   仁 君   御所浦支所長  長 塚 信 弘 君
  倉岳支所長   木 本   光 君   栖本支所長   倉 田   徹 君
  新和支所長   浦 田   亨 君   五和支所長   池 ? 一 彦 君
  天草支所長   山 口 義 久 君   河浦支所長   大 平 健 次 君
  総務課長    金 子 正 秀 君   財政課長    平 嶋 弘 一 君
  秘書課長    宮 ? 哲 彦 君
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6.職務のため出席した事務局職員の職氏名
  首席審議員
          濱   仙 明 君   議事調査係長  森 下 洋 一 君
  議会事務局長
  庶務係長    平 山 高 広 君   主任      佐 尾 秀 和 君
  主査      石 田 健 作 君




              午前10時00分 開議

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○議長(本田武志君) おはようございます。

 定足数以上の御出席でありますので、再開いたします。

 これより、本日の会議を開きます。

 議事日程は、お手元に印刷配付してあるとおりであります。

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△日程第1 一般質問



○議長(本田武志君) 日程第1、一般質問を行います。

 順次質問を許します。

 14番蓮池良正君の質問を許します。

          [14番 蓮池良正君 登壇]



◆14番(蓮池良正君) おはようございます。日本共産党の蓮池良正です。四つのテーマで通告していますので、よろしくお願いいたします。

 最初に、環境と市民の暮らしがテーマですが、その第1は、水俣病被害者救済特別措置法、略して水俣病特措法への申請状況と課題です。5月1日から水俣病特措法による申請が始まり、熊本県が保健手帳の発行を7月末で中止して、8月以降は被害者手帳に切りかえること。その申請を水俣病特措法に一本化する方向とされてきましたが、そのように理解してよいのでしょうか。また、7月末まで及びその後、直近までの水俣病特措法による申請の状況。そのうち天草市関係者はどのくらいいらっしゃるのか答弁を求めます。

 第2に、対象地域への指定を市として求めるべきです。昨年9月の不知火海一斉検診において、水俣病被害の対象地域以外の天草市区域にも水俣病に特有の症状を多数の住民が発症していることが確認されました。水俣病特措法によっても、対象地域外の住民も申請は可能ですが、その手続が煩雑です。みずから生活歴等で証明しなければならないのです。海は連続しており、救済のハードルをいたずらに高くすることは、行政の手法としても間違っています。地元の自治体として、救済を切り捨てる側に立つのか、それとも法を補う側に立つのか試されています。直接的には、熊本県が判断することだといって逃げないで、県にも、国にも、国会議員にも沿岸地域を対象地域に加えるように、天草市として要求すべきではないでしょうか。

 第3に、気候変動への認識と対策です。例えば、熱中症があります。今年の夏の異常な暑さは御承知のとおりです。熱中症の被害は救急搬送だけでも全国的に9月5日までの集計で5万件を超え、亡くなった方も多数います。本市地域においての状況はいかがですか。一般的に注意を呼びかけるだけでなく、具体的な避難場所等の整備をしている自治体もありますが、どのように考えていますか。また、猛暑に限らず、異常気象と呼ばざるを得ない災害等が各地で発生しています。本市も各種の災害に対処すべき防災計画は十分であると言えますか。もし、そうでなければ、どういう対策が必要でしょうか。

 第4に、自然エネルギーの探求・普及への努力であります。住宅用太陽光発電は、年次計画で普及・推進しています。ただ水俣市などいくつかの自治体が環境都市として各種自然エネルギーの開発でも積極的な動きをしていることが報道されました。太陽光だけなく、小水力や潮の満ち干、潮汐、あるいはバイオマス等は本市でも、もっと研究すべきであります。

 次に、人口減少局面での本市のまちづくりの方向に進みます。

 第1は、行政改革の到達度評価と今後の推進方向ですが、まず、外部評価、具体的には行革審の主な論点と市民的な議論の必要性をお尋ねします。市政だより、9月1日号に09年度までの行政改革の進捗状況について概要と評価が掲載してあります。発表に当たっては、市行革審と行革本部の討議が重ねられてきたはずです。到達点をどのように評価するのか。とりわけ外部評価の主な論点をどのように受けとめているのか答弁を求めます。行革審の中でも一辺倒の議論ではなく、口論や異論が出る場面もあっていますが、行政の状況が市民にどのように映っているのか。それは言いかえれば、市民生活にどのような影響が出ると認識されているのか。そして、天草市一体としての方向性が、どこに進もうとしているのか。大いに市民的な議論の場が必要ではありませんか。

 それから、追われる行革でなく、目的のある行政改革にすべきではないかという問題提起であります。行革審の中でも、結局、お金を減らす、人を減らすのが行革ということだけでは、いかがなものかという意見があるようです。財政が厳しいから削らなければいけないのか。ただ、歳入不足も将来不安でスリム化を目指しているのか。削った予算や人を何に重点化させていくのか不明です。私は市民と市役所、具体的には執行部及び職員が対立ではなく、情報の共有から発展させて、市民と地域が元気になる方向性をぜひとも探求すべきと考えます。

 第2に、さまざまな市民の切実な要求について、その背景に広がる貧困化を直視した対応をすべきということであります。児童育児放棄を含めた児童虐待、生活費を渡さない例を含めたDV、あるいは仕事がなくてその日の生活費に困る例などなど、深刻な市民の状況が広がっています。直接的に担当部署で対応できない場合もあり得ますが、市民が路頭に迷うことにならないような連携が求められているのではないでしょうか。この間の経験でも非常時の生活費、衣食住の確保など、具体的な場面での課題が未整備です。例えば、女性や子供や住居のない方を保護するシェルターや一時宿泊所がありません。駆け込み資金を市が直接貸し付ける制度もありません。障がい者や高齢者の住宅支援等々もありません。整備を図るべきであります。高齢者や体の不自由な方がエレベーターのない2階以上の建物に住んでおられるのは、日常的な困難を伴っています。ハード面での対応がすぐできなければ、ソフト面の対策を考えるなど、それらの方々の身になった対応が求められていると思います。

 第3に、国保税は値上げすべきでないということです。値上げを前提とした説明ばかりされていますが、私は値上げしない、イコール、今のような状況下で値上げできないと認識すれば、どういう努力方向になるのか。具体的には、国保会計の歳入の中に一般会計からの繰り入れがされていますが、法定繰入分を100%執行しているのか。法定外の繰り入れは実施していないのかお知らせください。

 また、天草市の医療費はもっと下げていくことが可能だと思いますが、保険者としてそういう意識性がありますか。もちろん受診抑制をしたらいけませんので、安心して医療サービスを受ける状況を整備しながら、医療費総額を節減していく方向の探求であります。キーワードは保険事業だと思います。国保税の改定で真っ先に考えるべきは、子供の均等割を軽減するとともに、将来的には廃止することだと考えます。ほかの健康保険では、扶養家族の保険料負担は上乗せされていません。国保の一番の大もとは、憲法25条に責任を持つ国がこの制度の維持・充実のために財政負担をすることです。国や県への要求を強めるべきであります。

 第4に、来年度予算編成に向けた方針と手順をお聞きします。

 通例10月ごろより財政課から予算編成の基本方針とスケジュールが示されます。中央政府の政権交代2年目で、昨年に続き不透明な面はありますが、大筋の考え方と流れを示してください。大事なことは、市民的な関心と要求が結集された予算編成になっていくことが必要と思います。

 第3テーマの地域の人づくりの柱として、学校のあり方を考えるに進みます。

 既に学校規模適正化計画は教育委員会で決定をされていますが、その実施については、さまざまな事情を勘案して進めていかれるものと理解します。また、最終計画でも実施年限に幅を持たせてあります。弾力的な実施が可能であることをまずもって確認させてください。

 また、7日の全員協議会のわずかな時間でも、地域の疲弊が語られました。学校を廃止することが地域の活性化につながるとは思えませんし、いくら子供たちの教育環境条件の整備を第一にと、理由づけても、一人一人の自助の発達・成長を伸ばす学習成果は、小規模学校でも上げることは可能ですし、既にそういう実践がされています。小学校の広域化統合は、得るものより失うもの、得る機会をそがれるもののほうが大きいのではないでしようか。合併前の旧町ごとに1町に1小学校構想が多くのところであまりにも子供の負担が大きいと私は思います。

 第2に、来年度からの新学習指導要領実施に関して留意すべきことであります。学校現場が今でも大変多忙だとお聞きします。教師間の連携さえも取りにくいようです。教師だけでなく、子供たちも決してゆとりのある学習教育環境にはないようです。現状認識をまずお聞きします。学習指導要領は、来年度からかなり変化するようですが、準備はされていますか。変化内容の特徴を示してください。

 第3に、食育や郷土学習の観点からも学校給食は自校方式をもっと採用すべきであります。有明町校区を除くと、本市の旧2市7町校区は、いずれも給食センター方式です。もちろんすべての学校給食関係者の日常的な御努力に感謝するところです。ただこれだけの仕掛けを持ちながら、食の教育や食農教育など、郷土のことを学ぶ題材としては、十分生かされているとは言えません。食材の地産地消などでも引き続き努力を求めますが、根本的には、給食室が学校に併設してあるかないかが大きなポイントであります。給食センターの改築が日程に上ってくるところもあり、この際、自校方式への移行を検討すべきではないかと提起する次第であります。

 第4テーマの農業の振興に進みます。

 第1は、新しい生産・販売様式やルールの普及・啓発です。(グッド アグリカルチュアル プラクティス)GAP、トレーサビリティ、生産直売等、新しい生産・販売様式について、市としてはどういう関心を持っていらっしゃるでしょうか。

 それから第2に、担い手を増やすには何が必要か。ふさわしい対策になっているかであります。2010年の農林業センサスの速報値が発表されました。ドラスチックに担い手の減少と高齢化が全国的な数値でも明確ですが、本市においてもさらに顕著です。6月議会でも耕作放棄地の実情をおおむね把握している旨の答弁でしたが、担い手の面からどのような認識でしょうか。デコポンなど一部の作物を除けば、担い手不足はますます広がっています。今回の補正予算も一つの手法でありましょうが、活路はあるでしょうか。

 以上で1回目の質問とさせていただきます。



○議長(本田武志君) 健康福祉部長。

          [健康福祉部長 田代隆一君 登壇]



◎健康福祉部長(田代隆一君) おはようございます。まず、水俣病対策についてお答えいたします。

 議員御指摘のとおり、水俣病総合対策医療事業による保健手帳の交付につきましては、本年7月末をもって終了し、8月以降につきましては、今回の水俣病被害者救済特別措置法による未認定患者救済策による申請に一本化され、水俣病被害者手帳への切りかえが行われるということでございます。7月末までの水俣病特別措置法による未認定患者救済策の申請状況は、県水俣病保険課に確認しましたところ、県内では2万4,589件の申請があっており、うち一時金等の給付申請が1万200件、医療費の自己負担分である療養費のみの申請が1万4,389件という状況であり、直近の8月末では2万5,545件の申請で、うち一時金等の給付申請1万803件、療養費のみの申請1万4,742件という状況とのことです。地域別の申請者数については、救済措置の方針において申請期限を平成23年末までの申請状況を十分に把握して時期を見きわめることとされていることから、他県及び他市町への影響を考慮し、途中段階での公表予定はないとのことでした。天草市においての申請書類の配付状況は、本年8月末で本庁・支所を合わせて102件、問い合わせは108件、また水俣病総合対策医療事業による保健手帳申請書類の配付が7月末で338件あっております。

 次に、水俣病患者を抱える自治体として地域指定を要請すべきではないかとのことですが、対象地域とは、そこに居住する方が通常起こり得る程度を超えるメチル水銀の暴露を受けた可能性があり、水俣病患者が多発した地域として県が定めた地域です。今般の救済策の対象者は、これまでの水俣病総合対策医療事業と同様に、昭和43年12月31日以前に対象地域に1年以上居住し、水俣湾、またはその周辺水域の汚染された魚介類を多食したと認められる方ですが、対象地域に1年以上居住していなくても、その魚介類を多食したと認めるのに相当な理由がある方は対象となっております。相当な理由とは、客観的に証明できる資料をもとに、個別的に判断されるようですが、先の6月議会の浜崎義昭議員の御質問にお答えしましたとおり、市としましては、関係者の不安に配慮しながら必要に応じて対象地域以外の申請者へも個別相談や助言等を県と連携して行ってまいりたいと考えております。

 今後とも水俣病被害者の方が一刻も早く救済されるよう、国や県と連携しながら対応してまいりますので、どうかよろしくお願いを申し上げます。

 次に、熱中症対策でございます。

 天草広域連合消防本部に状況を伺いましたところ、本年7月4日からの出動件数では、天草在住の方で56名を医療機関へ緊急搬送を行ったとのことでした。今回の異常な暑さは全国的なものであり、本市においては、避難場所等の整備は行っておりませんが、熱中症対策として啓発活動を行う必要があると考えております。

 各種の災害に対処すべき防災計画は十分であるか、またどういう対策が必要であるかとの御質問でございますが、天草市地域防災計画・水防計画書では、自然災害に対する計画になっており、今回のような事象への対応策はございません。健康管理は自分で行うことが基本と思っておりますが、先ほど申し上げましたように、市民への啓発を進めていくことが重要だと考えております。

 次に、さまざまな市民の切実な要求に対する貧困化を直視した対応についてお答えいたします。

 本市の福祉相談窓口においては、日々さまざまな問題を抱えておられる市民の皆様が相談に訪れます。例えば、傷病・障がい・精神疾患等による入院、ドメスティックバイオレンス、児童・高齢者虐待、ニート、多重債務、ホームレス等多様な問題を抱えているため、自立が容易でないことに加え、経済雇用情勢が厳しさを増す中での失業者が急増し、相談件数も増加しております。このような中で、相談者の個別のニーズに応じた的確で迅速な援助を行うことが重要であり、関係機関との連携を図りつつ、専門的な観点からの助言等を得ながら、社会福祉の各種施策・制度の活用を図っているところであります。また、公的扶助以外の法外援護につきましては、社会福祉協議会が行っております生活福祉資金貸付事業や福祉金庫貸付事業を御紹介しているところでございます。その他の法外援護につきましては、対象者の特定や基準設定が困難であると判断をしております。また、真に路頭に迷われた方に対しましては、最後のセーフティネットと言われる生活保護制度がございますし、生死にかかわる場合は、急迫保護という形で対応してまいりたいと考えております。

 次に、国民健康保険に関する質問にお答えいたします。

 1点目の国保税を値上げしない場合の努力方向についてですが、歳入面では、国保税の収納率の向上、歳出面では、医療費の増加を抑えるための適正化事業や保険事業の充実で歳出の抑制に取り組むことが考えられております。また、一般会計からの法定外繰入も行っております。

 2点目の子供の均等割の廃止・軽減についての御質問ですが、社会保険では、子供などの扶養親族の分も含めた保険料率で、被保険者の給与等から保険料を計算しますが、国民健康保険税は応能、応益の原則から平等割・均等割を含めて税率を定めております。そのため、子供の均等割を含めて保険税を計算していますので、制度上、子供の均等割の廃止・軽減は難しい状況でございます。

 3点目の憲法第25条に基づき、国民健康保険制度の維持・充実のため、財政面での支援を強く求めていくべきとの御質問につきましては、国保の安定的かつ持続的な運営ができるよう国庫負担金の割合の引き上げなど、国保財政基盤の拡充・強化についての提言・要望を今後も市長会、国民健康保険団体連合会等を通じて行ってまいります。

 以上でございます。



○議長(本田武志君) 市民環境部長。

          [市民環境部長 田口修司君 登壇]



◎市民環境部長(田口修司君) おはようございます。私のほうから自然エネルギーの探求・普及への努力についてお答えをいたします。

 まず、住宅太陽光発電システムの設置費補助の状況でございますが、平成18年度から平成21年度までの設置戸数は390件で、助成額は7,047万8,000円でございます。特に昨年、国・県の補助制度の創設や太陽光発電の新たな買取価格制度が始まったこと。さらには、市民の方々の地球温暖化に対する意識の高まりなどから、いわゆる平成21年度におきまして設置戸数は193件、助成額は3,664万4,000円となっております。

 次に、小水力、バイオマス、メガソーラーの取り組みについてでございますが、バイオマスにつきましては、建設を計画しておりますバイオマスセンターでのメタンガスによる発電、また小水力発電につきましては、河川、潮流、潮汐利用などの可能性を探求してまいりたいと考えております。メガソーラーにつきましては、どのような形で大規模太陽光発電を導入するかなど、施設の導入方法や発電した電気を観光、福祉、地域交通などの分野で活用できないかなど、効果的な利用方法など、あらゆる方面から調査・研究をしているところでございます。

 以上でございます。



○議長(本田武志君) 企画部長。

          [企画部長 金子邦彦君 登壇]



◎企画部長(金子邦彦君) 私のほうからは行政改革審議会での論点等についてお答えをしたいと思います。

 少子高齢化と人口減少が推移する中で、10年後の天草を見据えた持続可能な行政運営の確立ということを目指した計画が、実際に計画どおり進められているのか、もっとスピードアップが必要ではないのか等の意見が中心でございました。このことを受けまして、各部・各支所で構成する推進本部において、一つ一つの課題を整理し、その成果が出るように現在取り組んでいるところでございます。市民の議論の必要性につきましては、毎年審議結果等を9月に市政だよりでお知らせするとともに、市のホームページや本庁、支所、出張所で公表し、市民の皆様の御意見を受け付けるようにいたしております。

 次に、追われる行革ではなく、目的のある行革にとの御意見でございますけれども、お金を減らす、人を減らすだけではなくて、行政そのものの仕組みを変え、財政基盤を安定させながら市民サービスを維持させることが、行政改革の目的だろうというふうに考えております。今後とも市民の皆様と行政との協働に向けた取り組みや組織の見直しなどについても全庁的に取り組んでまいりたいというふうに考えております。行政改革の取り組みによって削減したものを市民サービス等の重点課題に振り向けていくというのは大事なことであるというふうに考えております。



○議長(本田武志君) 財務部長。

          [財務部長 酒井秀則君 登壇]



◎財務部長(酒井秀則君) 来年度の予算編成に向けた方針と手順についてお答えをいたします。

 手順につきましては、例年と同じく、まずは国や県の動向について情報を収集しながら、来年度以降の中期的な財政見通しを立て、歳入歳出の状況を見きわめた上で予算編成方針を作成する予定にしております。現在、その作業を進めておりますが、予算編成方針につきましては、職員への説明を十分周知を図った上で、予算編成を行いたいというふうに思っております。

 以上でございます。



○議長(本田武志君) 教育部長。

          [教育部長 坂本安敏君 登壇]



◎教育部長(坂本安敏君) 私のほうから地域の人づくりの柱としての学校のあり方について、3点のお尋ねでありますのでお答えをさせていただきます。

 まず、小学校の広域化推進偏重の見直しが必要ではないかということにつきまして、現在、本市の学校の状況につきましては、小学校は分校1校を含め42校、中学校は15校があり、このうち小学校では20校に複式学級がございます。議員御指摘のように、小規模学校にも長所がありますけれども、これからの社会の中で子供たちがたくましく生き抜いていくためには、生きる力としての確かな学力と豊かな人間性の育成が重要であり、一定の学校規模の確保を図りながら活力ある学校づくりに取り組むことが必要だと思っております。これらのことから、本年1月、天草市学校規模適正化推進計画を策定し、学校規模の適正化に取り組んでいるところでございます。御質問のとおり、この計画は、児童・生徒数、学校施設や地域の状況等を考慮し、統合の目標年次を定め、平成28年度までの計画といたしておりますけれども、必要に応じて、児童・生徒数の状況や国の制度の動向等により計画の見直しも行うことといたしております。また、統合の組み合わせごとに保護者や地域住民、学校関係者等で組織する学校統合推進協議会を設置をして、地区の学校教育のあり方、よりよい教育環境、地域づくり等について、協議・検討を行っているところでございます。教育委員会としましては、将来を担う子供たちによりよい教育環境を提供することを主眼において、学校統合を進めているところでございます。

 次に、2点目、来年度からの新学習指導要領実施に関してのお尋ねでございます。学校現場におけるゆとりある学習教育環境についての現状認識についてまずお答えをいたします。社会がますます複雑、多様化し、子供を取り巻く環境も大きく変化をする中で、学校はさまざまな課題、いじめとか、不登校問題等抱えております。このような状況の中で、学校においては心豊かで活力ある児童・生徒の育成を目指す教育を行っているところです。しかしながら、教師は日々の授業のため、教材研究に時間を費やし、さらに生徒指導面での対応、あるいは部活動、事務処理等に携わって多忙な現状があると認識をいたしております。

 次に、新学習指導要領について御説明を申し上げます。

 今回、学習指導要領の改訂によりまして、小学校では、平成23年度から、中学校では平成24年度から新学習指導要領完全実施となります。主な改善事項としましては、言語活動、理数教育、体験活動等の充実等が示されております。具体的な改善内容としましては、小学校では五、六年生で英語を中心とした外国語活動の導入や社会科におきましては、47都道府県の名称と位置など、学習や生活の基盤となる知識についての学習を充実することになっております。

 また、中学校体育におきましては、男女ともに武道、ダンスが必修となります。

 週当たりの授業時数につきましては、繰り返し学習や観察、実験の学習を充実するために、小学校一、二年で2時間、それから小学校3年から中学校3年生で週1時間増加をするということになっております。

 それから、3点目、学校給食の自校方式への移行をということでのお尋ねでございます。まず、食育につきましては、学校給食を中心に行っているところですが、その中で生きていく上で大切なものである食、それを支える農について、児童・生徒が関心を持つようにするため、食材の生産地などについての説明や学習を行っており、児童・生徒が野菜や果物などに興味や関心を抱くことができるような給食を目指しているところでございます。

 次に、学校給食において、センター方式から自校方式に移行すべきではないかという御提言でございますけれども、現在、市内には自校方式の学校とセンター方式の学校がございます。給食センターが老朽化し、また学校の統廃合に伴い、小・中学校の数が減少していく中にありまして、どのような給食の施設、あるいは給食の提供が望ましいのかにつきましては、センター方式と自校方式の持つ長所、あるいは短所などを踏まえてですね、今後検討を重ねてまいりたいというふうに考えております。

 以上です。



○議長(本田武志君) 経済部長。

          [経済部長 野嶋義澄君 登壇]



◎経済部長(野嶋義澄君) 私のほうから農業振興について回答をしたいと思います。

 まず、新しい生産・販売方式への取り組みや啓発についてでございますが、牛のBSEや中国産の冷凍餃子の問題にやっぱり端を発しまして、消費者の農産物といいますか、食に対する安全・安心というふうな関心が高まっております。そのためには、やっぱり生産者が見えるというふうな販売体制として直産とか、産直というふうな取り組みが行われておりますし、生産履歴を管理するトレーサビリティシステムや生産の工程や、環境に関する影響等を管理するGAPのような認証を今取り組んでいらっしゃいますが、そういうことは重要な問題ではないかというふうに認識をしております。そして、農産物の販売につきましては、いかにやっぱり付加価値を高めていくかということあたりも重要ですので、このシステムあたりを使うことによってですね、付加価値を付け加えていくということで、有利な販売方法ではないかというふうには考えているところでございます。JA等もですね、現在、トレーサビリティシステムを共販体制あたりの中ではとっていらっしゃいますし、業者の中でもとってらっしゃるところもございますので、今後も各関係団体ともですね、協議しながら普及を進めていくというふうに考えております。

 次に、担い手の確保でございますが、新規就農者につきましては、年平均8名程度の方が就農していらっしゃいますが、依然やっぱり高齢化、後継者不足は深刻なものだというふうに認識をしております。現在、新規就農支援のための研修事業や認定農家の育成支援、営農組合による農地の受託作業の推進、農作業の受託組織の育成などを実施しているところでございます。今後もこれらの新規就農研修事業等、そして農作業の受託等の推進を図りながらですね、集落機能や環境保全を含めたところでですね、包括的にですね、推進してまいりたいというふうに考えております。



○議長(本田武志君) 14番蓮池良正君。



◆14番(蓮池良正君) それでは、順次再質問を行います。

 まず、水俣病関係ですが、特措法での救済の具体化として、先ごろ臨時県議会でチッソへの国・県から一時金の資金の貸付予算が決定したようです。一方、チッソの分社化で今後、当面は23年度とお話しがありましたけども、それ以後の被害者救済の幕引きになるのではないかという懸念も広くされております。詳細な対象地域内外の申請実績は公表されていませんけれども、仮に申請が少ないから潜在的被害者が少ないとみるのはフェアではなくて、被害者が名乗り出にくい構造になっていることこそ問題ではないかと思います。被害者救済の権利を今後ともきちんと認める方向にすべきだと思うんですが、その点でも天草市の役割を自覚すべきではないかと思います。救済の道が具体的に確保されるかどうか、ここんところ答弁を求めます。



○議長(本田武志君) 健康福祉部長。



◎健康福祉部長(田代隆一君) お答えいたします。

 分社化は、補償財源を確保し、救済を実現するための手段として定められています。本年8月末までの申請件数も県全体で給付申請者1万803人のうち、1,627件の新規申請があっているとのことです。その数が多いか少ないかの判断は難しいところですが、新たに救済を求める方については、救済措置の方針、これは平成22年4月16日の閣議決定でございますが、平成23年末までの申請の状況を被害者団体とも意見交換の上で十分に把握し、申請受け付けの時期を見きわめることとするとなっております。



○議長(本田武志君) 14番蓮池良正君。



◆14番(蓮池良正君) 先のことですので、見きわめるといいますか、そのそれはいいとしてですね、それで終わりというふうにするのが問題だというのが、この間の経過だったと思いますので、やはり地元の自治体として、そこはまあいっとき様子見というふうに受け止めないでですね、基本的な枠組みをやはりつくってもらうようにですね、強く求めていくべきではないかなと思います。ないからいいということじゃないんですよね。今、世界的な関心が出ております。

 それから、水俣病の歴史においてはですね、その被害を隠そうとする対応というのが住民の側にもあったそうです。とりわけ漁業で生計を立てている地域では、そういう歴史を背負っています。また、天草市の不知火海沿岸地域では、御所浦町地域を除いて、水俣病被害の可能性があることそのもの、あるいは水俣病のそのものについての情報が正確に提供されてこなかったことから、長い年月、水俣病と類似の症状に苦しみながらも、あるいは突然その症状が重くなることもあると思いますが、そういう疑いを持つこともなく放置されてきました。症状の苦しみや不安が潜在的被害者個々人に集積をされ、孤立させられていました。よく聞くのはですね、劇症型だけを水俣病と思い込んでいる人が意外と多いということであります。有機水銀による身体への影響は、末梢神経への麻痺や耳鳴り、からす曲がりなど、外部からはわからない特徴的な症状があるそうです。09年9月の一斉検診の呼びかけが問題解決への初めての情報提供だったとも言えると思います。潜在的被害者としての可能性がある天草市民の救済に、いわゆる被害者の掘り起こしにも地元自治体として関心を持って支援していくべきではないかと思うんですが、安田市長はかつて最近の議会ですが、水俣市と歩調を合わせると答弁をされました。担当部署を配置すること、さまざまな相談に対応すること、福祉的な支援事業を実施すること、そして未知の領域である広大な対象外地域での一斉検診に、積極的に取り組んでいただくことが避けて通れないと思うんですけども、そういうこう自主的といいますか、もうちょっと能動的に取り組んでいく、お気持ちがあるのかないのか。私はすべきだと思うんですけども、所見を伺います。



○議長(本田武志君) 健康福祉部長。



◎健康福祉部長(田代隆一君) お答えいたします。

 市としましては、救済のしおりに記載してあります担当部署、これは健康増進課、環境課、御所浦支所の市民生活課、それから社会福祉協議会の御所浦支所において、国や県と連携しながら被害者救済を求められる住民の方への対応をしたいと考えております。福祉的な支援事業につきましては、現在、横浦島で、対象は被害者の方に限ったものではございませんが、65歳以上の住民の方を対象に、国の事業で介護予防のモデル事業を実施いたしております。また、検診につきましては、特別措置法に指定地域等の健康にかかわる調査・研究を国が行うことが規定されておりますので、国による調査手法の開発後、行われる調査・研究に、国や県に協力してまいりたいと考えております。



○議長(本田武志君) 安田市長。(「ちょっといいですか」と呼ぶ者あり)



○議長(本田武志君) はい。



◆14番(蓮池良正君) 今のはちょっと気になるわけですね。国がするときは協力するということで、ちょっと違うわけです。そういうのをやるべきだということを地元自治体としてはよく理解されてですね、せっかく法の枠組みあるんだったら、それを求めていくべきじゃないか。まあ実施主体が国・県ならば、それは協力するのは当たり前の話ですけど。それ以前の意識はあるんですかね、市長のほうでよかですけど。市長、お願いします。



○議長(本田武志君) 安田市長。



◎市長(安田公寛君) 先ほど部長が答弁いたしましたとおり、市といたしましては、やっぱり国や県との連携、これをまずしながら対応していくということしかできないというふうに思っております。もちろん、今後、今後の問題として、水俣市との連携、歩調を合わせるといったこと等も国・県との連携の中で考えていかなければならないというふうに、私は考えております。



○議長(本田武志君) 14番蓮池君。



◆14番(蓮池良正君) ちょっと奇妙なんですよね。ですから、そう国・県がさすときは協力するばってんていうのは、非常に他人事なんですよ。むしろ主体として考えてもらわなければ、解決が遠のくんですよね。全部少なくとも対象地域になっていればそういうことも考えられるでしょうけど、そうなっていないから何回も聞いているわけですので、ちょっとお考えを改めてもらわなければ、私は後からですね、なんしよったかと言われることになるんじゃないかなと思うんです。それから、御所浦には、社協の支所で県から委託された相談事業あってますけど、残念ながらほかの沿岸地域社協ありますけど、できないんですよね。ですから、ある意味では、役所の支所なり、そういうところがそういう役割も果たさなければいけないんだと思うんですが、今、さっき部長がおっしゃったのは書いてはあります。しかし、それだけ権限は何も与えられていないので、自分の頭で考えて何が良いか悪いかというふうにはなってないんですよ。その御存じのとおりなんです。だから担当部署をきちんと明確にすべきではないかということを言ってるんですが、県のほうであんまりするなというふうになっているんですか。



○議長(本田武志君) 健康福祉部長。



◎健康福祉部長(田代隆一君) お答えいたします。

 いや、県のほうからはそういう指示はあっておりません。



○議長(本田武志君) 14番蓮池君。



◆14番(蓮池良正君) ならもっとせっかく提起しているわけですから、救済の立場でですね、頑張っていただければと思うんです。

 それで、この項目の最後ですが、先月28日に倉岳町で水俣病の現地調査が実施されました。全国から若い法律や医療関係者、学生なども参加をして学びあいました。案内役を地元の漁師さんらが行って、海でつながっている不知火海沿岸地域の被害を確信したと聞いております。水俣病そのものについて執行部の皆さんも、職員や市民の皆さんにも、ともに学ぶ機会をつくっていただきたい。私もそうですけれども、やはり学ぶことから物事が始まると考えますので、この点でも努力を求めますが、一言お願いします。



○議長(本田武志君) 健康福祉部長。



◎健康福祉部長(田代隆一君) お答えいたします。

 貴重な御意見として、御提言としてとらえ、検討してまいりたいと思います。



○議長(本田武志君) 14番蓮池君。



◆14番(蓮池良正君) それならそういう現地調査などにはですね、まがりなりにも担当の職員は配置しておられるなら、率先して出ていただいて、公務としていいですので、学んでいただくべきではないかと、恐らくそうなっていないんではないかなと思いますので、求めるところであります。

 それから、気候変動の対策ですが、今年の夏の熱中症予防対策のほか、各種の災害発生の可能性については、気象情報の迅速な提供周知と避難誘導など、適切な危機管理対策方針が実践されることが求められていると思います。

 去年の10月1日でしたか、時間雨量では相当集中豪雨が降り、ゲリラ豪雨でした。全国ネットで放送もされております。そういう経験もありますので、それから、熱中症対策では、ちょうど学校における保健室のようないやしの空間が公的に確保されること。さっきの答弁ではないということでしたけれども、さまざまな災害時にも避難場所の確保・整備が、この点が大事だと思うんですが、必要性は多分認められると思うんですが、どういうふうにやっていこうというおつもりなのか。市長でもいいですけど、お願いしたいと思います。

 それから、猛暑の問題では、学校等の状況が大変気になります。ここ二、三日のうち聞いたんですけども、ある学校で、家庭で扇風機が使ってないのがないですかということで、そういうのを使いたいということだったようです。いわゆる学校の普通教室にはエアコンがありません。そういうことで大変御苦労なさってきたんだろうと思います。ちょっと涼しくなったからですね、来年のことも考えて言ってるわけでありますけれども。それから運動会の練習で熱中症の、その発生のニュースも報道もあっておりますので、学校生活の基本である普通教室へのエアコンの設置は、私は急ぐべきと思うんですが、今のところそういう計画はよく存じておりませんので、どういう見解か、基本のところだけでいいですので、ちょっと教えていただければと思います。



○議長(本田武志君) 健康福祉部長。



◎健康福祉部長(田代隆一君) お答えいたします。

 熱中症対策としましては、先ほどお答えしましたように、まずは啓発活動を行うこと。次に、早目に医療機関にかかっていただくことが重症化を防止することになるというふうに認識をいたしております。議員御指摘の避難場所の確保、整備については、先進地の事例を参考に研究をさせていただきたいというふうに考えております。



○議長(本田武志君) 教育長。



◎教育長(岡部紀夫君) 学校の熱中症対策といいますか、それについてお答えしたいと思います。

 長時間外に出さないとか、あるいは小まめに水分をとるとか、休養を十分とる、早目の対応をするなどの一般的な注意につきましては、通知文をたびたび発出をいたしまして、学校に注意を喚起し、さらに校長会議等でも説明を、注意をしているところでございます。

 施設面の対策でありますが、エアコンの設置につきましては、保健室とか、パソコン室とか、図書室などの特別教室を中心に今設置をいたしておって、普通教室にはエアコンは入れておりません。仮設校舎を使っている学校が今4校ほどございますが、そこにはエアコンを入れて今対応をしているところでございます。

 学校によっては、立地条件が違いますので、山間部の学校、あるいは平地の学校、海辺の学校、あるいは学校校舎の向きあたりも違いますので、それぞれ条件が違いますので、まあ学校が状況に応じて、例えば、低学年の部屋には扇風機を入れるとかいうような努力をされております。市として、一律に扇風機を入れているということではございません。今後でありますが、状況等十分調査しながら、やはり子供たちの健康面もありますので、普通教室へのエアコン等の設置が可能かどうか、あるいは扇風機の設置が可能かどうか、検討・研究をさせていただきたいと、そのように思っております。



○議長(本田武志君) 14番蓮池君。



◆14番(蓮池良正君) 健康福祉部長のほうですけど、先進地の事例で、それはそれでいいんですけど、例えば、こういう公共施設なんかもですね、エアコンがあるところありますので、気兼ねなく何て言いますか、涼みに来ていただくだけでも、ある意味いいのかもしれないです。そうやって支所に住民の人が来らすことは、私いいことだと。まあ途中がまた暑いからですね、簡単に言えないと思いますけど、そういろいろ工夫をしていただければと思うんです。

 それから、学校のほうが問題ですね。学校だけじゃなくて幼稚園もそうだと思いますし、保育園は結構あっているはずですけれども、細部はよく存じておりませんので、そういうところは改めてやっぱり問題意識を持ってですね、整備をしていくべきではないかなと。だめってはなってないはずですからですね。せっかく太陽光発電しているのにですたい、その使い道はむしろその九電に売ることばっかり考えずにですね、そういう活用を考えてもいいんじゃないですかね。ぜひお願いしたいと。まあ予算要求の時期になりますので、早ければそういうことも意識的にですね、考えていかれるべきではないかということでちょっと急遽つけ足したところであります。

 それから行革にいきますが、行革の進捗状況でですね、いろいろ載ってます。ABCとかですね、ありますが、よく行革審の中にもありますが、その予算の節約額が小さいとか、職員の削減が足りないとかですね、こういう話になるわけです。スピードアップせろということは、具体的に言えば。それでこれは指摘するほうも、されるほうもですね、何となくこの暗いといいますか、晴れ晴れしない状況を感じます。減らすこと自体が目標になっては、それは必要となっているのはわかりますが、その改革が進みにくいのではないかと。リストラでさえですね、本来は再構築することに重点があると思います。もと市長がですね、民間でできることは民間でとか、地方地域でできることはそういうふうにとおっしゃいました。一見するともっともなんですが、浮いた財源をどこに持っていくのか。先ほど企画部長がおっしゃったんですが、そういうところがもっと見えなければですね、私はやる気が生まれてこないんじゃないかなと思うんですよね。そこをいまいち、はっきりしていただければと、もちろん一遍にこう出ないと思うんですけど。こないだの全員協議会でもですね、天草市の組織機構の見直しが提示されまして、これはまあ、これ自体は合併自治体として合理的、効率的なんですね、運営方策として支所機能を本庁集約していこうという、そういう方向なんでしょうけれども、異論が噴出いたしました。職員を減らすにはこれしかないと出された組織機構の見直しなんでしょうけれども、とりわけ周辺地域の疲弊状況をどうやって打開していくのか。職員は減らすけど、地域は活性化しなさいという、難しいテーマに直面しております。これまでの職員数削減は、本庁と支所で、ほぼ同率の推移をたどってきたのかどうか。よく支所職員の削減に批判が集中しますが、果たして、地域住民の皆さんへの行政サービスを遂行する上で、どんな支障が生じているのか御紹介いただければと思います。また、その前提として、市職員は住民から何を期待されていると自覚していらっしゃるのか。行革には質の高い職員というのがあるんですけれども、これは到達度という、まあ評価がしにくい項目であります。担当窓口とか、出前講座に行ってですね、専門家として語るだけでなくて、市民や地域との直接的な接点をどの分野の職員も生かしていくべきではないかと思います。一人で二人分、三人分の仕事がこなせるようになるか、私もわかりませんけれども、従来のパターンの延長でいてはいけないはずであります。職員の政策提案が少ないのも遠慮なのか、物足りなさを感じますし、その採否にかかわらず、大変出さないのはもったいないと思うんですが、この点での答弁を求めます。



○議長(本田武志君) 総務部長。



◎総務部長(鶴田謹一君) じゃあ、私のほうからお答えをさせていただきますけれども、合併当時から現在までの職員数は、おおむね本庁に65%から70%、それから支所に30%から35%の割合で配置をしてきておりますし、本庁・支所の区別なく職員削減の対象としてきたところでございます。住民からの期待という点でございますけれども、これはその住民の方の年齢あるいは性別などによって異なる考え方が多かろうと思いますけれども、まずは地域を活性化させていくことが住民からの期待の一つではなかろうかというふうにとらえてはおります。それに向けての課題として、私どもとしましては、厳しさを増す財政状況、さらには職員数の削減などがありますけれども、今後の対応として、これまでのそれぞれの部署で事務事業の見直しを行い、少なくなる職員で住民サービスを維持する努力を重ねてまいりましたけれども、今後は、本庁・支所、あるいは部や課を越えまして、さらなる業務の効率化でありますとか、集約化を図りながら、市民の皆様の要望・期待にこたえていかなければならないというふうに考えております。



○議長(本田武志君) 14番蓮池君。



◆14番(蓮池良正君) どういう支障が生じているかについては、なかなか職員の皆さんからわからないのかもしれないんですが、そこのところは一番キーポイントですので、ぜひ、今、答弁は多分しにっかでしょうばってん、ぜひこれこそですね、よく入ってですね、つかまれるほうがいいんじゃないかと。我々自身もそういう努力をしないといけないと思います。

 それから、地域を活性化させていくと一言でおっしゃいましたけれども、これがまた非常に重いテーマなんですね。それをしなければいけないわけです。そこのところに向って何をやっているかがよく見えないんですが、その点で浮かした財源の活用ではどういう重点化を図っていくのかですね、これも一言では回答は無理と思うんですが、お願いするところであります。

 それから、借金を減らすということにも力点は多分置かれるんでしょうけど、そういう目標もありますので、そうすると、利率5%以上の繰上償還だけでなくてですね、年利4%以上のものも借りかえを推進するとか、このなかなか償還、認めてくれませんので、大変だと思うんですけども、そういうことは考えられないのか、お願いします。



○議長(本田武志君) 財務部長。



◎財務部長(酒井秀則君) 行革により節減した財源の使い方ということです。今、御提案のとおり、繰上償還の話ございました。利率5%以上につきましては、もうほとんど償還しておりますが、まあ考え方として、いろいろございますけれども、まあ市長のマニフェストに掲げております事業への重点的配分、今後、予定されております大型、大規模なですね、建設事業等もございますので、そういった財源にですね、活用していきたいというふうに考えております。



○議長(本田武志君) 14番蓮池君。



◆14番(蓮池良正君) 大型事業がぱっと出てきますので、そこに充てるという結果になってしまいがちなんですよね。ですから、何のためかというのは、市民的に見ればよくわからないというふうになってしまうんだと思うので、もうちょっとこう見えるようにしていただければと思うんです。そういう点で、第二次行革大綱案がですね、行革審に諮問されているそうですけども、基本的な柱は変わらないのかですね。例えば、職員を650人だったですかね、するとか。予算を400億円だったですかね、相当スリム、まあスリム化していくということは聞こえはいいんですけど、私も反論しにくいですが、どういうこう魅力をですね、そこに持たせるのかという点では、方向性をもうちょっと出していく必要があると思うんですが、今、諮問中ですので、あんまり言えないということかもしれませんが、さわりでもいいですから出してください。



○議長(本田武志君) 企画部長。



◎企画部長(金子邦彦君) お答えいたします。

 第二次行革でございますけれども、これは先ほど申し上げましたように、天草の人口が減少していって高齢化をしていくということになりますと、当然入ってくる部分のお金というのは削減されてきますし、高齢・福祉等の予算というのも規模が膨らんでくると。それと耐震化に伴う学校の整備、あるいは統合による学校建設といった、そういった行政で必ずやらなきゃならないような経費が出てくるわけでございますので、第一次の行革審のときに厳しい指摘を受けておりますけれども、職員数の削減、それと行政評価を行って、真に必要な事業を実施していくといったふうなことに着目を置いて、行革に取り組んでまいりたいというふうに考えております。



○議長(本田武志君) 14番蓮池君。



◆14番(蓮池良正君) もうちょっと見えるようにしていただきたいし、市民から意見は受け付けるとおっしゃいますけれども、黙ってても出てこないと思いますから、もっとフランクにこう話し合える場をですね、大きい場所だけじゃなくて、小さい場所でもつくっていただいて、そして血の通ったといいますか、行政にしていく必要があるんじゃないかなと思います。

 それから、さまざまな市民要求については、もうちょっと、はしょってしまいますけど、命の問題でお願いしてたんですけど、これも大事ですので、口に出して言いませんが、よろしく願いしたいと。

 それから、さまざまな相談があるので、これも提起ですが、市民生活相談課なり、相談室みたいにですね、そこで完結できるような形でやっぱり検討していただければと思います。

 国保税にいきますが、一般会計からの繰り入れについて、法定外についても私は努力すべきだと思います。今年度についてはちょっと臨時的ですね、結構入れているとおっしゃると思います。もうそれはよかです、言わっさんでもですね。

 それから、過年度分の国保税の収納状況なんですが、これは大変低いわけですので、やがて不納欠損になる、それできます。賦課した以上は公平性の観点から徴収したい、せんばいかんと思っとらすわけで、それはまあいいですけれども、しかし、結果的に納まらない。不納欠損になるわけですので、それで放置しないでですね、その分ぐらいはですね、後回しでいいですけれども、一般会計から国保会計全体の健全性を支援していく立場からのですね、やっぱり繰り入れをするべきじゃないですか。それは法定外繰り入れと言えると思いますけれども、やっていく必要があるんじゃないか。今全国平均では、大体1被保険者ですね、1万円ぐらい法定外で出してます。今年度はそれを多分超えていると思いますので、もっとされてもいいわけですね、この意義からすればですね。お願いします。



○議長(本田武志君) 健康福祉部長。



◎健康福祉部長(田代隆一君) お答えいたします。

 今、議員御指摘のとおり、一般会計からの法定繰り入れについてですが、議員より不納欠損処分の繰り入れなど法定外繰り入れとしてですね、したらどうかという御意見でございますけども、いろいろ国保加入者以外の住民が負担を、負担が生じることになりますので、この負担のバランス、あるいは税収入を補てんすることで、納税者のモラルの低下を引き起こさないように十分考慮しながら検討する必要があるというふうに考えております。



○議長(本田武志君) 14番蓮池君。



◆14番(蓮池良正君) 国保税のその徴収云々については、もう今回時間がありませんので、しませんけれども、今おっしゃったようなところも大変難しい課題がある、承知してます。納税課も頑張っていらっしゃいますので、むやみやたらとその取り立てるというと好かっさんばってんですね、それ行き過ぎると問題が生じているわけです。逆に。だからそこはルールはルールですけれども、結果としてそうなるので法定外繰り入れはやはり努力をしていくべきだと思います。

 それで医療費をその結果的に減らす方向として、保健事業の位置づけが大事だと思うんですが、これはいろんな実践例から学ぶことを抜きにはできないと思います。遠くは



○議長(本田武志君) 制限時間5分前です。



◆14番(蓮池良正君) 岩手県の沢内村とかですね、長野県の栄村等々、割と小規模の町村の実践が優れています。それは共通して言えることは、病院窓口患者負担無料対象の拡充、そして病院にかかりやすくして、早期発見・早期治療を徹底していると。それから予防健診、あるいは最近でいえば予防接種等々も大事だと思うんですが、そういう事業を推進して、思い切って健診事業に一般会計からの予算をつぎ込む、地域保健活動推進の実働部隊として保健師の配置を強化する。こういうことは、天草市としても見習ってですね、努力すべきではないかと思います。むしろ合併前の各町のほうがこういう点では実績があると思うんですね。思い出していただきたいと思うんです。

 また、大いに市民の力を発揮してもらって、健診に加え、運動とか食生活など地域の健康づくり推進活動を後押ししていくことも大事だと思うんですが、答弁を求めます。



○議長(本田武志君) 健康福祉部長。



◎健康福祉部長(田代隆一君) お答えいたします。

 平成20年度から特定健診・特定保健指導を通じて、生活習慣病などの早期発見、あるいは運動習慣の定着、食生活の改善を推進することにより、将来的には、医療費の状況を抑えるよう取り組んでいるところでございます。今後、健診データの活用や保健指導の充実による生活習慣病予防対策の強化が必要でございますので、天草市健康増進計画との連携、組織体制や必要な人員についても精査してまいりたいと考えております。



○議長(本田武志君) 14番蓮池君。



◆14番(蓮池良正君) これは結果が出るのに一定の時間がかかるわけですね。ほっとけばですね、国保の中の保健事業の予算をカットしてみたり、ちょっとあべこべの現象が起きるんですよ。ですから、これを頑張る間は保険料を上げないと。国保税を上げないと。思い切って部長のほうからあっちに言ってですね、されることが私は大事だと思うんです。ぜひお願いしたいと思います。

 それから、子供にもですね、国保税の均等割を課税するということは、他の健康保険制度と比較しても、私は問題が大きいと思います。その制度のそもそものところで反論されましたけど、それを聞いてるわけじゃありませんので、減少面では、赤ちゃんでもですね、3万円だったですかね。まあ法定軽減はありますけれども、課税されるんですよ。ですから、単純にこれ全部やめると税収が減りますので、軽減分、軽減する分をですね、一般会計から補てんする。あるいは制度としてですね、子育て、子ども手当も大事でしょうけれども、こういうところにこそですね、やっぱり国が支援をするとか、積極的に求めていくべきじゃないでしょうか。私は、国保税は値上げじゃなくて、子供の均等割はせめて3割程度の軽減を導入すべきだと思うんですが、率直な答弁を求めます。努力をするということでもいいです。



○議長(本田武志君) 健康福祉部長。



◎健康福祉部長(田代隆一君) お答えします。

 先ほど申し上げましたとおり、ほかの社会保険加入者との公平性を考慮しながら検討する必要があると考えております。



○議長(本田武志君) 14番蓮池君。



◆14番(蓮池良正君) 努力はしてください。既にそういうのを導入している市町村があるので私も言ってるわけですので、どこと言いませんが。

 それから、国保運営協議会が気になります。全員協議会ではですね、大幅な値上げはするなという意見だったということで、ちょっとほっとしましたけど、担当のほうはですね、値上げに向けて着々というふうにも聞こえますので、今後のその国保税改定のスケジュールはどういうふうに見通しているのか、上げないでくれという私のせっかく一般質問したんですから、これもかなり判断材料にするのか、しないのかですね、してほしいと思って、念を押して聞きます。



○議長(本田武志君) 健康福祉部長。



◎健康福祉部長(田代隆一君) 議員さんの質問につきましては、参考にさせていただきたいというふうに思います。

 それとスケジュールにつきましては、11月ごろに運営審議会を開き、答申をいただき、12月議会にできれば保険税率の改定について提案をいたし、審議をお願いしたいというふうに考えております。



○議長(本田武志君) 14番蓮池君。



◆14番(蓮池良正君) 詳しくはまた12月議会、あるいはその途中でしたいと思います。市民的な議論も大事だと思います。

 それから、予算編成についてですが、基本的な方針は財政健全化計画に沿った考え方になるんだろうと思うんですが、国のほうが10%シーリングをかけております。ですから、どうなるのかですね、非常にまあ心配がされるわけですけれども、いわゆる合併10年後、2016年度からの地方交付税の一本算定に向けた問題とか、あるいは等々ですね、ありますし、来月の国勢調査の影響で継承がされてきております。その場合に、人件費は縮小していくんでしょうけど、そのほかどこの予算を縮小するというふうにするのか。縮小した予算はどうなるのかですね、非常にここはよくわからないんです。全体の予算の歳出規模はスリム化を図ってですね、天草地域の均衡ある発展を進めるための配慮を予算編成面でも工夫をしていくのか。それとも歳入が減少する恐怖に帳じりを合わせるだけで、まあ精一杯というふうにどうしてもなってしまうような感じがするんです。例年ですね、歳出の規模が多かわけですね。足らんもんだけん、削るということで終わってしまうんですよ。そこのところをその行革の流れともあわせてですね、やっぱりどうしていくのか。その編成の基本方針としてどこに重心を置こうとしているのかをお尋ねするところなんです。まあ市長は、その点は何かお気持ちはないんですかね。もうお任せなんですかね。最終的にヒアリングはされますけど。



○議長(本田武志君) 安田市長。



◎市長(安田公寛君) 議員御指摘のとおり、大変こう厳しい状況を迎えてくるというふうに思っております。私は、一律にシーリングをかけていくということも視野に入れなければいけないだろうというふうにも思いますし、事業の中で、今後やはり現政権がおっしゃっておる、いわゆる新しい公共という考え方で事業を見直していくということもやっぱり必要ではないかと。市民のエネルギーをどれだけ利用できるのか。その分、いわゆる公共で、今までの公共で行わなければならない部分をどれぐらいやっていくのかといったところ、その辺をですね、真剣に考えていくときにきたというふうに思っております。日本の人口そのものが減少傾向に入っておるわけですから、今後の国勢調査の動向、人口の動態等を真剣に見ながら、そして景気の状況を踏まえながら、来年度の予算編成には真剣に取り組んでみたいというふうに考えております。



○議長(本田武志君) 14番蓮池君。



◆14番(蓮池良正君) きのう菅さんの続投となったわけですけれども、来年の税制改正で法人税の減税に踏み出す気配があるんですね。それから一括交付金等々で総額が減らされる心配もありますので、節減された予算がですね、結局、その財界大企業の、お金持ちの減税に、納税につながるようでは、国民も地方自治体も浮かばれないと思うんです。そういう点で、私は予算編成作業もですね、市民の声、市民の要求をより反映した編成過程にしておくべきだと思います。その点での対応をお尋ねします。



○議長(本田武志君) 財務部長。



◎財務部長(酒井秀則君) お答えをいたします。

 予算編成に当たりましては、まず予算を要求する各課が事業の企画・立案段階におきまして市民とか、市民の皆さんとか団体等のニーズを集約した上で事業の見直しを行いながら要求されるものというふうに考えております。財務のほうでは、提示された要求書をもとにですね、ヒアリングを通じて、限られた財源の中で事業の必要性、緊急性等を考慮し、編成作業を、予算編成作業を進めていきたいというふうに考えております。



○議長(本田武志君) 14番蓮池君。



◆14番(蓮池良正君) 学校問題ですが、ちょっと誤解があるといけませんので、その複式学級で非常にハンディがあるということがひとり歩きしているように思うんですよね。ある会場で市長のお話の中にも何となく学力が劣るような発言があったので、ちょっと違うのではないかと思うんですが、教育委員会としてはそういうメッセージは出していないと思うんですが、ちょっとまあどっちか、教育委員会のほうでいいですから、確認をしたいと思います。

 それから学校が忙しすぎるとありましたので、事務処理をうんと減らしてですね、もっとゆとりを



○議長(本田武志君) 制限時間がまいりましたので、速やかな質問の終結をお願いします。



◆14番(蓮池良正君) はい、速やかに終わります。

 今朝の新聞に、事務の統計があって、熊本県は最多なんだそうです。天草もそうだと思いますけれども、こういうところにつながっていますので、ぜひ学習指導要領は変わるでしょうけども、現場がですね、こう余裕が持てるように、そういう監督をするのは教育委員会だと思いますので、ぜひそこんところをお願いしたいと思います。最初のくだりは答弁を求めます。



○議長(本田武志君) 教育長。



◎教育長(岡部紀夫君) 複式学級が劣るのかという御質問だったというふうに思いますが、複式学級を見られておわかりのとおり、なかなか単式学級に比べて子供の数が少なく、しかも二学年が同時に、同じ教室で一人の先生から学ぶという体制でありますので、そういう意味で非常に単式学級に比べるならば学習のしにくさはあるというふうに思っております。

 また、学校教育の役割を考えたときに、大きく言うならば、生きる力を子供たちに育成するということと、それと将来、社会人になったとき、集団の一員としての基礎を培っていく。さらには、人間性を、心の面を伸長していく。そのような大きな目的があるわけですが、そうした場合、これを達成するためには、一定の集団を通して、なおかつ子供たちの発達段階に応じた指導が一番適正というふうに思っております。そういう意味で、子供たちがより成長しやすい、学びやすい条件は、複式学級よりも単式学級だということで、集団活動の中で将来の社会人としての資質を養っていきますし、お互いが競い合いながら、お互いが意見を出し合いながら伸びていく、そういう過程が単式学級ではあるということでございます。複式学級にも当然よさがありますし、単式学級にもよさがあります。そういう意味で、全体的には、やはり単式学級のほうが、私は指導しやすいというふうに思っております。(「誤解を与えないようにしていただかんと困るということを言ってるんです。一言お願い。財務のことがありましたけど、12月議会に続けますので、準備をされた職員の皆さんにはそういうことで御理解をいただきたいと思います。大変時間が足りずに失礼しました」と呼ぶ者あり)



○議長(本田武志君) 以上で、14番蓮池良正君の質問を終わります。

          (拍手)



○議長(本田武志君) ここで、10分間休憩します。

              午前11時10分 休憩

−−−−−−−−−−−−−−−−−− ○ −−−−−−−−−−−−−−−−−−

              午前11時20分 再開



○議長(本田武志君) 再開いたします。

 休憩前に引き続き、一般質問を行います。

 5番福嶋啓子君の質問を許します。

          [5番 福嶋啓子君 登壇]



◆5番(福嶋啓子君) おはようございます。5番福嶋啓子でございます。本日は多くの方に傍聴に来ていただきありがとうございます。

 一般質問通告書にしたがって、四つの質問と提案をさせていただきます。一つ目に、子ども議会の設置について、二つ目に、農業・漁業振興について、三つ目に、ハイヤ踊りの取り組みについて、四つ目が花いっぱい運動についてでございます。

 一つ目の子ども議会の設置について。熊本県下でもいくつかの市で子ども議会が開催されています。8月3日、上天草市、4日、熊本市、5日、宇土市、18日、山鹿市など、新聞に記事として出ていました。上天草市は、傍聴させていただいておりますので、後ほどお話をいたします。8月4日、熊本市、中学生を対象に50人、6班に分かれ、事前研修で考えた質問をぶつけた。8月5日、宇土市、宇土教育の日の記念事業として、地域の問題や将来のまちづくりについて、子供たちに関心を持ってもらおうと昨年から開催しています。本年度は、市内の7小学校、4中学校の22名の生徒が市の課題などについて質問や提言をした。8月18日、山鹿市、議会の仕組みを理解し、市政に関心を持ってもらおうと市が毎年開いており、今回で3回目、今年は市内6校の中学生、12名が1人1テーマずつ質問した。子供のころから意識を持って自分の住んでいる地域のことを考え、市民の皆様の前で発言できることは有意義な教育になると思いますが、天草市においても子ども議会を開催することはできますでしょうか。教育部長、よろしくお願いいたします。

 二つ目に、農業・漁業振興について。CASの導入について。1年を通して天草の農産物・海産物が販売できるように。CASとは、食材に含まれる水分子を磁場の力で振動させ、急速冷凍し、細胞を壊さないまま冷凍する仕組みで、解凍後も風味を損なわず、新鮮の高さを維持できます。つまり、細胞を生きたまま凍らせるので、解凍したときにほぼ採れたままの状態に戻すことができます。例えば、CAS機能を使い、マイナス35度の調和振動保存庫で1年間保存した花を解凍させたら見事に開花し、お客様が驚きの声を上げたそうです。また、ウニの冷凍は、卵巣が傷ついてしまい難しいとされていましたが、CAS機能付急速冷凍装置導入で生のウニと全く変わらない味を再現させることに成功したそうです。天草にもすばらしい食材がたくさんあります。検討されてはいかがでしょうか。経済部長はCAS冷凍装置は御存じでしょうか。

 三つ目に、ハイヤ踊りの取り組みについて。小学校・中学校の授業の一つに郷土のハイヤ踊りを。現在、天草市の小学校・中学校で授業の一環としてハイヤ踊りを取り入れているところはありますでしょうか。また、これから体育祭の季節ですが、体育祭の中でハイヤ踊りを取り入れている学校はあるのでしょうか。あったら数を把握されていたら数までお教えください。教育部長、よろしくお願いいたします。

 4番目に、花いっぱい運動について。天草島内で年に一度、花コンテストを開催する件について。平成22年度の施政方針にて、市長は、「家庭や職場など身近な花いっぱい運動を展開し、市民の環境に対する意識の高揚を図り、潤いのあるまちづくりを推進します。美しい景観は観光においても重要な要素がありますので、地域ごとに特色ある花を選定して植栽するなど、景観からの魅力ある島づくりに取り組みたいと考えております。今年度は、花の選定は事業推進に向けた計画を策定してまいります。」とありますが、具体的にはどのように考えていらっしゃるのか、市長にお伺いいたします。

 以上、四つの質問の1回目を終わらせていただきます。2回目以降は折衷方式にて質問させていただきますので、質問者席より質問させていただきます。よろしくお願いいたします。



○議長(本田武志君) 安田市長。

          [市長 安田公寛君 登壇]



◎市長(安田公寛君) 私のほうから花いっぱい運動につきましてお答えを申し上げ、ほかの御質問につきましては、担当部長からお答えをいたさせます。

 花いっぱい運動につきましては、現在、各地区の振興会を初め、老人会などで花づくりを通して地域の皆様がつながりを深めるとともに、地域の景観形成に取り組んでいただいておるところでございます。

 また、最近では、家庭や職場においても窓辺や庭を花で飾る家庭が増えており、花への関心の高まりを背景に、全国各地で花の名所づくりやフラワーフェスティバル等も盛んになってきております。

 本市におきましても、景観からの島づくりの一環として、花を通した潤いのあるまちづくりを実現するために次のようなことを考えております。一つは、各地域の特色ある花の選定や花の街道づくり。二つ目に、花づくり講演会や実演会の開催。三つ目に、花いっぱいコンクール等の開催、このようなことを現在計画中でございます。

 今後も市民の皆様の御理解と御協力をいただき、家庭や職場を初め、地域社会で花いっぱい運動を展開し、地域づくりに効果をもたらすよう支援をしてまいりたいと考えておるところでございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。



○議長(本田武志君) 教育部長。

          [教育部長 坂本安敏君 登壇]



◎教育部長(坂本安敏君) 子ども議会の設置及びハイヤ踊りの取り組みについてお答えをいたします。

 まず、子ども議会の設置につきまして、子ども議会は、議員おっしゃったとおり、児童・生徒にとりまして、市議会や行政の仕組みなどを学び、また市政に対する興味や関心を深め、社会制度などを学習する場としては非常に有意義なものと考えております。子ども議会の開催につきましては、今後、学校あるいは関係各課と協議を行って検討を進めてまいりたいというふうに思っております。

 それから、2点目のハイヤ踊りの取り組みについてでございます。現在、天草市の小・中学校で授業の一環として運動会の全校ダンス等でハイヤ踊りを取り入れている学校は14校ございます。そのうち、2校は総合的な学習として、また1校は選択教科のコースとして取り組んでいるという状況でございます。

 以上です。



○議長(本田武志君) 経済部長。

          [経済部長 野嶋義澄君 登壇]



◎経済部長(野嶋義澄君) CASについて知っているのかというような御質問でございますが、この冷凍システムについては、非常に興味あるものだというふうに考えております。私どもはいかに農産物・海産物を売るかということと、雇用の拡大ということで考えておりまして、注目したのは、海士町が離島からいかに新鮮なまま品物を届けるかということを取り組んでいらっしゃいますんで、そこあたりのことあたりをですね、注目して見ているところでございますし、あと1点、雇用というようなことあたりも踏まえたところですね、対馬あたりでですね、対馬のCASセンターという株式会社ございますが、そこあたりでやっぱり計画されているところを見てみますと、やっぱり二十五、六人の雇用を見出しているというふうなこともありますんで、そういうことがあるということでですね、私も認識して注目をしているというふうなところです。



○議長(本田武志君) 5番福嶋啓子君。



◆5番(福嶋啓子君) では、一番最初の子ども議会の設置についてから話を進めていきます。

 教育部長、ありがとうございます。本当に真剣に取り組んでいただきたいと思います。

 それで、私のほうが8月3日に上天草市の子ども議会のほうを見てまいりましたので、ちょっとそのときの話をさせていただきたいと思います。8月3日の上天草市の子ども議会の日程は事前に伺っていましたので傍聴させていただきました。

 6年前から市民としての自覚心の育成の目的で開催されております。本年度は、市内小・中学校12校の児童・生徒24名で、5月から「夢ある私たちのまちづくり」をテーマに四つの分野、教育に関する質問・提案「スマイルスクールプロジェクト」、市民生活に関する質問・提案「Good Lifeプロジェクト」、経済・観光に関する提案「生き生きよかとこプロジェクト」、福祉・医療に関する提案「ずっとホッとプロジェクト」に分かれ、小学生・中学生男女混合グループで一つのテーマについて全員が順番に質問・提言をしていました。質問当番でない児童・生徒たちは、模造紙に書いて作成していた資料を執行部に見せる役目をしておりました。

 私が感心したのは、教育に関する提案「スマイルスクールプロジェクト」、学校のユニバーサルデザイン化の推進の中で、手すりを子供でも使えるように低いものと、今までの高さのものと二段式にしてはどうかという提案でした。これなど大人では考えつかない発想だと思いました。これからを担っていく若い感覚での発想、ぜひ我が天草市でも開催して、まちを変えていく力として活用できるように、先ほどの返事でありましたので、真剣に検討していただけると思います。もう一度、今度は教育長、よろしくお願いしたします。



○議長(本田武志君) 教育長。



◎教育長(岡部紀夫君) 子ども議会の開催の件でありますが、子供たちにとりましては、地域を学ぶとか、あるいは行政や議会の仕組みを学ぶという意味で非常に意義がありますし、そして、市、私たち側にいたしましても、子供たちの素直なその発想なり、意見なり、提案、課題、これをもらうことができますから、非常に意義あるものというふうに思っております。事前準備を十分しまして、効果のあるその子ども議会になりますように、そしてまた実現に向けて努力していきたいと思っております。(「ありがとうございます」と呼ぶ者あり)



○議長(本田武志君) 5番福嶋啓子君。



◆5番(福嶋啓子君) 子供議員たちは、自分たちが提言したものが市政にどのように反映されているかを年度内に独自調査をする計画で、その結果を市長に報告することにしているそうです。言いっぱなしではなく、最後まで確認する、すばらしい教育ではないでしょうか。私も自分が提案したことがどのようになっているかを調査しながら質問を続けてまいりたいと思っております。

 最後に市長の感想もお聞かせください。



○議長(本田武志君) 安田市長。



◎市長(安田公寛君) 子ども議会を御提案いただいたところでございますが、大変ありがたい御提案だというふうに思っております。先ほど教育長も答弁をいたしましたけども、学校現場や、あるいは各課話し合いをしっかりといたしまして、実り多い議会になりますように、我々も努力をして計画をやってみたいというふうにも考えております。

 どうぞよろしくお願い申し上げます。(「ありがとうございます」と呼ぶ者あり)



○議長(本田武志君) 5番福嶋啓子君。



◆5番(福嶋啓子君) では、続いて、2番の農業・漁業振興についてお尋ねいたします。

 8月23日にアビーというCAS冷凍装置製造販売している会社を訪問して、社長、担当者の方にいろいろとお尋ねしてまいりました。事前にテレビ等でCASのことは知っておりました。

 天草の耕作放棄地対策として、サツマイモを原料とした商品、がねあげ、こっぱもち、芋焼酎を大々的に売り出してみたらどうかと考えてみました。がねあげを冷凍しても、食べるときにおいしく食べることができるかが気になっていましたので質問をしてまいりました。簡単にできるというお返事でした。千葉県流山市の流山おおたかの森駅近くに本社ビルが完成し、1階のショールームには海士町のカキ、沖縄のシークヮーサー、京都のタケノコ、いろいろな地域の特産物、ご飯、オレンジジュース、大ダコの足、おせち、ウニなどいろいろありました。オレンジジュースには、チュウ助という名前がついていました。かわいい名前です。ネーミングもすごく大事だと思います。ショールームを見ながら説明してくれた担当者の方に「天草は陶磁器も有名ですよ」と話をし、「その陶磁器にお刺身を盛ってCASで冷凍し、そのまま料亭やホテルなどにお届けすることもできますね」、などとお話をしました。あるいは、ヤマト運輸との冷凍便とも提携して事業を始めています。そういうことが実現できれば、天草のまちは大きく発展できるのではないでしょうか。市長はどのように思われますでしょうか。



○議長(本田武志君) 安田市長。



◎市長(安田公寛君) 7月だったと思いますが、有明町で市政懇談会を開きました。その折、漁業関係者の方から、ぜひCASを導入して、販路を、これを大きく広げていきたいという質問・提案をいただきました。その後、経済部を中心にいろいろと検討をしてまいりましたけども、本当にすばらしいものだというふうに認識をいたしております。漁協あるいはJAの皆さん方が真剣に取り組んでいただければ大変ありがたいと思いますし、その場合、補助事業あるいは融資という形も考えられるだろうといったところまでは考えておるところでございます。いずれにしましても、天草の特産品を全国各地に販路を広げていくという戦略の中において、大変有効なものだと、私は考えております。



○議長(本田武志君) 5番福嶋啓子君。



◆5番(福嶋啓子君) いろいろな種類の魚、エビ、タコ、イカ、ウニ、海産物、緑竹、野菜の加工品や果物、果物の加工品、天草にはすばらしい食材がたくさんあります。それが1年を通して販売できれば、作物が無駄になることもないのではないでしょうか。「日本の宝島天草の創造」、2008天草市市勢要覧の特産物を社長にお見せしました。ほとんどのものがCASで冷凍できるということでした。

 島根県の海士町の話、先ほども出てまいりましたが、私のほうもこちらのほうのテレビを見て、これを導入したらいかがかなというふうな発想が出ました。

 海士町の養殖カキは、1年を通して都会で食べられています。テレビで話題になり、天草からも視察に行かれた方がいらっしゃるようです。また、以前からCASのことを知っていて、導入を考えた人もいましたが、価格が個人では高すぎて断念したとのことでした。価格は、私が説明いただいた本社の2階にあるフリーザーで、トレー1枚3キロ、20枚で60キロタイプのバッチ式というものが3,870万円、ラック式で5,500万円、プラス調和振動保管庫10枚扉で830万円、4枚扉の場合が440万円、あとプラス工事費ということでした。製造販売の会社なので、要望に応じて製造されているようです。天草にどのくらいのものが必要かは、実際に利用される方々にお聞きしなければわかりません。もし、天草でCASの導入を考えていらっしゃる方がいらっしゃれば、国の補助金、県の補助金、市の補助金などはどのくらいあるのでしょうか。経済部長、よろしくお願いいたします。



○議長(本田武志君) 経済部長。



◎経済部長(野嶋義澄君) この施設整備の補助金等盛りだくさんといいますか、結構ございます。基本的には、国50%というのがありますんで、それに県が上乗せするか、しないかという差もありますし、それには私どもが10%とか15%、その施設次第でですね、上乗せするということがありますが、一概にどれくらいというのはありますが、基本的にはそういうふうな国50%に、上乗せを県・市でしていくというふうなところでなっていくかというふうに考えます。(「ありがとうございます」と呼ぶ者あり)



○議長(本田武志君) 5番福嶋啓子君。



◆5番(福嶋啓子君) それで、私が一番最初にしたかった、がねあげの件についてちょっとお話をしたいと思います。私がお勧めするサツマイモの加工食品について。昔からあるものを少しだけ変化をつけると、今はやりのものに変化するのではないかと思います。がねあげは、天草だけのように思います。

 13日に天草ブランド塾がありましたので、参加させていただきました。そのときの講師の先生お二人に、がねあげについて御存じかどうかお尋ねしたところ知らないとの御返事でした。ぜひ全国版で広がるように、天草の特産にしてはどうでしょうか。サツマイモは農業が初めての私にでも、つくることができました。B級グルメ大会を開催し、天草全市のいろいろなまちのがねあげを食べて、多くの人が認めた味を天草謹製として全島挙げてつくってみてはどうでしょうか。その前に、天草以外の人たちにも試食していただいた後の話ですが、きっと皆さんが好むのではないでしょうか。そのときは、イノシシ対策もあわせて検討をお願いいたします。イノシシも解体して、天草の特産のイノシシ肉として販売すれば、今まで厄介だったものが貴重な資源になります。

 先日、こっぱもちを製造販売している方に会ってまいりました。最近は天草産のサツマイモが手に入らなくって熊本県内のよその町に委託してつくってもらっているそうです。だから、原材料のところに天草産と書くことができず、熊本産と書いているそうです。天草でつくってもらえるのなら、もちろん使いたいとのことでした。いろいろ地元で活躍している製造業者の方にお聞きすれば、どんな作物をつくると購入していただけるかわかると思います。がねあげについて、経済部長はどのように思われますでしょうか。



○議長(本田武志君) 経済部長。



◎経済部長(野嶋義澄君) がねあげにつきましては、私どもは郷土の本当にいい食材というか、製品だというふうに思ってます。鹿児島のさつまあげにも劣らない代物だというふうに思ってます。ただ今、食べられるのが島内のイベントで食べれる程度ですので、今後、加工グループ等二十数カ所ございますし、天草謹製の取り組みあたりもしてますんで、そこらあたりの中でですね、販路拡大あたりも含めてできればというふうに考えます。(「ありがとうございます」と呼ぶ者あり)



○議長(本田武志君) 5番福嶋啓子君。



◆5番(福嶋啓子君) 次に、天草の晩柑も特産として。私の東京の友人が晩柑は高齢者向きの味だと言っておりました。これからますます増えていく層の方々です。また、東京・大阪などでは売っていないと聞いております。先日、神戸の知り合いが天草に帰って来たときの話ですが、天草で晩柑を送ってくれる業者をインターネットで探しましたが見つからず、愛媛県に注文したそうです。天草市のホームページを開いたら、晩柑を販売している生産者のページにつながるようには、なっているのでしょうか。これは担当部署の方お願いいたします。



○議長(本田武志君) 経済部長。



◎経済部長(野嶋義澄君) 晩柑は、日本で熊本県が一番生産は多いですし、その中でも天草というふうなところでは2,000トン弱ぐらい出しているというようなところですが、なかなかそのホームページに来てもらっても、そこまでまだやってないということが現状です。あと、昨年度からですね、農協等でですね、直産のホームページ等をですね、企てておりますので、そこあたりを踏まえたところでですね、リンクできればというふうに考えてます。



○議長(本田武志君) 5番福嶋啓子君。



◆5番(福嶋啓子君) では、市のほうのホームページと、その販売しているJAみたいなところに「果物」とかって、クリックしたら飛ぶようにはつくっていけないんでしょうか。



○議長(本田武志君) 経済部長。



◎経済部長(野嶋義澄君) 今言いましたように、今農協のほうでもそういうホームページつくってますから、そこをうまくリンクさせて、飛ぶようなことをですね、企てたいと思います。(「ありがとうございました」と呼ぶ者あり)



○議長(本田武志君) 5番福嶋啓子君。



◆5番(福嶋啓子君) 晩柑の食べ方としてですね、私からお勧めなものを一つ御紹介します。晩柑の食べ方できれいなものを果物として、見た目が悪いものは皮をむいて甘皮を取り、むき実にした実をフリーズフルーツとして500グラム、1キログラムなどにまとめて出荷できれば廃棄することもないと思います。1年を通して食べることができます。私の好みの食べ方としては、凍らせた晩柑にメープルシロップ、1番軽い味のものをかけて食べると、とてもおいしいです。お店のデザートとしても出せる商品になります。私の知り合いに試食させていただきましたが、全員すっきりとしておいしいと言ってくれました。何とか天草に働く場所をつくっていきたいと考えています。

 CAS機能付急速冷凍装置を利用して、1年中とりたての状態のもの、新鮮なものを加工したときのままのものの加工所があれば値崩れすることもなく、付加価値のついた商品で、天草の経済も変わっていくのではないでしょうか。

 また、財政が厳しい中で、これからも天草を発展するために、必要なものにはお金を投資していただきたいと思います。その分、市民の皆様に自分たちで何とかできるものについては、協力していただくことになるかもしれません。そこで財政は全国的にどこでも厳しくなっております。一人一人が天草の現状を把握するためにも、天草の財政状況についてお聞かせください。財務部長、お願いいたします。



○議長(本田武志君) 財務部長。



◎財務部長(酒井秀則君) 現在の財政状況についてお答えをいたします。

 合併後、4年が経過しまして、予算規模おおむね500億円で推移しておりますが、そのような中で、いわゆる借金なんですけども、その残高を示す地方債現在高が平成17年度末時点では約660億円ございました。平成21年度末では、約614億円となりまして、約46億円減少しております。また、貯金の残高を示します財政調整基金残高でございますが、平成17年度末時点では約64億円でございましたが、平成21年度末時点では、約90億円で、約26億円増加しております。現時点におきましては、健全な財政運営を行っているというふうに思います。しかしながら、歳入歳出の約半分を占めます地方交付税ですが、これにつきましては、本年度、国勢調査もございます。従来よりも減少することは確実でございまして、人口の減少、それから合併算定替期間の終了を控えまして、地方交付税が大きく減少していくということは明らかでございます。さらには、今後、大型建設事業の計画もございますので、引き続き、行財政改革大綱、定員適正化計画とも連動しながら、健全財政の維持に努めてまいりたいと考えております。



○議長(本田武志君) 5番福嶋啓子君。