議事ロックス -地方議会議事録検索-


熊本県 天草市

平成22年 6月 定例会(第3回) 06月16日−03号




平成22年 6月 定例会(第3回) − 06月16日−03号







平成22年 6月 定例会(第3回)



          平成22年第3回天草市議会定例会会議録

1.議事日程(第3号)
                  平成22年6月16日(水曜日)午前10時開議
 第1 一般質問
    1.? ? 昭 臣 君
      (1)社団法人天草宝島観光協会について
         ?約三年間の実績の検証について
         ?今後の予測について
         ?キャンペーンの具体的数字と費用対効果について
         ?各地域の観光イベントの取り組み方
         ?責任者の公募について
      (2)一村一祭運動について
         ?無形文化財登録推進について
         ?一村一祭運動を通した観光振興について
      (3)県道35号線について
         ?過去の一般質問に対する実態解明のお願い
         ?超危険箇所の改良について
         ?元二浦郵便局から早浦橋の県道再編入について
    2.赤 木 武 男 君
      (1)本渡南公民館建設、及び旧本渡中学校跡地利用、中央図書館改築・
         改修について
      (2)各支所の空きスペースの利活用について
      (3)緊急通報システムに関連して
      (4)住民サービスにつながる情報化の開示について
         ?市外局番の天草エリアの周知について
         ?条例や要綱等に関連する情報の周知及び申請書等のインターネッ
          トサービスについて
    3.若 山 敬 介 君
      (1)消防行政における天草市の方針について
         ?天草広域連合広域計画に対する市の考え方
         ?消防施設整備等に対する市の考え方
    4.中 村 三千人 君
      (1)子ども医療費助成事業について
         ?今まで乳幼児医療費の助成として満6歳まで無料であったものを、
          子ども医療費助成で満9歳まで延長する助成制度が今議会に提案
          されているが、その後の子どもに対する助成制度は考えられない
          か伺う
      (2)イノシシ捕獲撲滅対策について
         ?毎年、イノシシによる被害は増加する中で捕獲撲滅する対策につ
          いて伺う
      (3)スクールバス運行規定について
         ?小・中学校の統合により、スクールバスの通学が多くなっている
          がその中身について伺う
−−−−−−−−−−−−−−−−−− ○ −−−−−−−−−−−−−−−−−−
2.本日の会議に付したる事件
   議事日程のとおりである。
−−−−−−−−−−−−−−−−−− ○ −−−−−−−−−−−−−−−−−−
3.出席議員は次のとおりである。(30名)
  1番 本 田 武 志 君             2番 松 江 雅 輝 君
  3番 鶴 戸 継 啓 君             4番 濱 洲 大 心 君
  5番 福 嶋 啓 子 君             6番 奈良? 利 幸 君
  7番 黒 田 忠 広 君             8番 浜 崎 義 昭 君
  9番 古 賀 源一郎 君             10番 中 尾 友 二 君
  11番 宮 下 幸一郎 君             12番 勝 木 幸 生 君
  13番 若 山 敬 介 君             14番 蓮 池 良 正 君
  15番 船 辺   修 君             16番 中 村 三千人 君
  17番 鎗 光 秀 孝 君             18番 赤 木 武 男 君
  19番 田 中   茂 君             20番 池 田 裕 之 君
  21番 脇 島 義 純 君             22番 平 山 泰 司 君
  23番 中 村 五 木 君             24番 楠 本 千 秋 君
  25番 大 塚 基 生 君             26番 吉 川 ? 澄 君
  27番 江 浦 政 巳 君             28番 ? ? 昭 臣 君
  29番 北 野 鋼 一 君             30番 池 田 次 人 君
−−−−−−−−−−−−−−−−−− ○ −−−−−−−−−−−−−−−−−−
4.欠席議員は次のとおりである。(なし)
−−−−−−−−−−−−−−−−−− ○ −−−−−−−−−−−−−−−−−−
5.説明のため出席した者の職氏名
  市長      安 田 公 寛 君   副市長     古 田 勝 人 君
  総務部長    鶴 田 謹 一 君   財務部長    酒 井 秀 則 君
  企画部長    金 子 邦 彦 君   健康福祉部長  田 代 隆 一 君
  市民環境部長  田 口 修 司 君   経済部長    野 嶋 義 澄 君
  建設部長    久保山 義 教 君   水道局長    山 上 良 一 君
  教育部長    坂 本 安 敏 君   病院事業部長  森 田 勝 善 君
  会計管理者   嶺     力 君   牛深支所長   中 原 誠 也 君
  有明支所長   堀 口   仁 君   御所浦支所長  長 塚 信 弘 君
  倉岳支所長   木 本   光 君   栖本支所長   倉 田   徹 君
  新和支所長   浦 田   亨 君   五和支所長   池 ? 一 彦 君
  天草支所長   山 口 義 久 君   河浦支所長   大 平 健 次 君
  総務課長    金 子 正 秀 君   財政課長    平 嶋 弘 一 君
  秘書課長    宮 ? 哲 彦 君
−−−−−−−−−−−−−−−−−− ○ −−−−−−−−−−−−−−−−−−
6.職務のため出席した事務局職員の職氏名
  首席審議員
          濱   仙 明 君   議事調査係長  森 下 洋 一 君
  議会事務局長
  庶務係長    平 山 高 広 君   主任      佐 尾 秀 和 君
  主査      石 田 健 作 君




              午前10時00分 開議

−−−−−−−−−−−−−−−−−− ○ −−−−−−−−−−−−−−−−−−



○議長(本田武志君) おはようございます。

 定足数以上の御出席でありますので、再開いたします。

 これより、本日の会議を開きます。

 議事日程は、お手元に印刷配付してあるとおりであります。

−−−−−−−−−−−−−−−−−− ○ −−−−−−−−−−−−−−−−−−



△日程第1 一般質問



○議長(本田武志君) 日程第1、一般質問を行います。

 順次質問を許します。

 28番??昭臣君の質問を許します。

          [28番 ??昭臣君 登壇]



◆28番(??昭臣君) おはようございます。28番、政友会の??昭臣でございます。改選後、初の一般質問でトップバッターという幸運に恵まれました。このような機会を与えていただきました、関係各位の皆様方に心から感謝とお礼を申し上げます。また、安田市長とともに、市民の新たなる負託を受けたわけでございますけれども、市長も、私ども議員も天草の発展と市民の幸せを願う気持ちは同じだと思います。大いに建設的な議論を交わし、天草市の発展、活性化のためにお役に立てますように頑張ってまいりますので、何とぞよろしくお願いを申し上げます。

 それでは、通告に従いまして一般質問を行います。

 私の質問は、大きくは社団法人天草宝島観光協会について。2、一村一祭運動について。3、県道35号線について。以上、3点でございます。よろしくお願いを申し上げます。

 1点目、社団法人天草宝島観光協会についてお尋ねいたします。

 平成18年3月27日、天草市が誕生し、これに伴い、それぞれの観光協会が合併して、同年4月4日に天草市観光協会が設立されました。そして、平成19年7月1日、社団法人天草宝島観光協会が発足したわけですが−−以下、天草宝島と言わせていただきます。当時の観光協会の組織形態は、発足1年前の2006年の調査資料によりますと、任意団体77.1%、社団法人は11.2%、財団法人3.2%、NPO法人1.1%、中間法人0.4%、株式会社0.4%、その他6.7%で、社団法人化は大変少ない中で、観光業はもちろん、天草市の期待を一身に背負って画期的なスタートからほぼ3年になろうとしています。しかしながら、ここにきてあまりにも疑問・不信・不満等が数多く、いろんな声が噴出しております。

 観光協会を社団法人にしたのは、時期尚早ではなかったのか。また、手段であるはずなのに、目的になってしまっているのではないか。果たして、今の体制、状態で観光天草をリードできるのかといった意見を初め、次に述べるような多くの意見が出ております。それを順不同に申し上げてみますと、役所が二つになったのと同じでやりにくい。責任の所在が不明確でお互い隠れみのになっている。君のためにしてやっているという上から目線の対応が多い。パンフレットが良いのに越したことはないがパンフレットがやたらと多すぎる。倍増計画はどうなっているか見えない。天草宝島の組織自体を見直すべきではないか。理事会が機能してないのではないか。民間でつくった社団法人なのに各支所に事務委託はおかしいのではないか。あまりにも現場無視である。商品ありきである。各自治体の観光協会の時よりむしろ悪い等々色んな苦情が聞こえております。

 今、申し上げましたような批判ばかりでなく、当然評価すべき点もあるかと思います。天草宝島のこの3年間をどのように評価なさるか、費用対効果を含め、まずお尋ねいたします。入込数、宿泊数ほか具体的な数字をもって御答弁をお願いをいたします。

 次に、九州新幹線鹿児島ルート全線開業後1年で県内を訪れる観光客が宿泊、日帰り客でそれぞれ5%増えると予想。観光での県内経済波及効果が220億円に上るとの試算が5月14日の熊日新聞に掲載されていましたが、今後、天草への波及効果の予測と天草宝島の対応、とるべき方向性についてもお尋ねいたします。

 次に、キャンペーンの具体的数字と費用対効果についてもお尋ねいたします。例えば、「うんちくと安らぎの旅」ほかキャンペーンの連打でございますが、各キャンペーン別の報告を受けておられると思いますので、目標と実績について何点かだけでも御答弁をお願いいたします。

 次に、各地のイベントに対する天草宝島の取り組み方についてもお尋ねいたします。例えば、牛深ハイヤ祭りですが、牛深ハイヤ祭り実行委員会設置要綱で、会長は、社団法人天草宝島観光協会牛深支部長をもって充てるとございます。果たして、支部だけで取り組むイベントでございましょうか。現在、参加団体の数、参加人数を見ましても、全盛時の約6割しかありません。支部だけの力では限界があると思われます。今こそ合併効果を生かし、天草宝島本部で取り組むべきだと思いますが、安田市長の見解をお尋ねいたします。

 次に、天草宝島の責任者がだれなのか、いまひとつ見えないという声を聞きます。最高責任者はだれなのかも改めてお尋ねをいたします。さらにこの際、天草発展のために、責任者を公募なさるよう提言するお考えはないかもお尋ねをいたします。

 2点目、一村一祭運動についてでございます。一祭は祭りです。一つの村に一つの祭りでございます。一村一祭運動についてお尋ねいたします。

 天草は、祭りの宝庫だと言われております。各地域に古くから伝わる伝統の祭り、例えば、久玉町内の原、河浦、新和、本町、上津深江、高浜等に残っている「虫追い祭り」があります。その中の河浦町一町田八幡宮の「虫追い祭り」は、天草を代表する祭りの一つです。江戸時代の寛永年間、西暦では1630年ごろから続くと言われていますが、毎年7月下旬の日曜日に行われるこの祭りを絶賛している人がいます。奈良文化財研究所の都城発掘調査部の深澤部長さんです。3年連続で河浦に見学に来られております。昨年、朝日新聞に連載寄稿されたなかで、この祭りを紹介し、「一町田川に沿って進む色とりどりの旗は、私たちを一瞬のうちに、弥生時代、古墳時代の色彩時代に導いてくれることでしょう」と河浦を訪ねることを勧めていらっしゃいます。

 ほかにも、天草獅子舞の撮影を10年以上続けていらっしゃる方がおられます。福岡県久留米市、日本民俗音楽学会役員の友野晃一郎氏です。お会いしたことはございませんが、ある本で、「天草獅子舞の映像化に取り組んで」という記事を目にする機会を得ました。10年間に33の祭りを見たとございます。下浦、楠浦、瀬戸、本渡八坂各神社の獅子舞。崎津諏訪神社、福連木神社、大江八幡宮の祭り、栖本の祭り、御領の祭り等々、その内容が事細かに紹介してございます。

 地元では、第50回熊日写真展でグランプリの熊日賞に選ばれた小林健浩氏、各地方の祭りの写真、研究はもちろん、天草の宝を発掘し、磨くことに全ての情熱を注いでいらっしゃいます。私はこの小林氏こそ天草の宝だと尊敬をいたしておりますが、1.5キロメートル沖の無人島へ海を渡る祭礼として有名な「産島八幡宮例祭」を紹介していただきました。島には神功皇后が応神天皇を出産され、産湯を使われたという伝説の池があり、このため産島八幡宮は安産や海上安全、大漁の神様として広く崇拝されていて、毎年10月第4土曜、日曜日に執り行われるこの祭りは約200年続いているということです。船の関連では、みこしの船を先頭に約20艘が本郷港から眉島を一周する御所浦の菅原神社の秋祭りほか、たくさんの祭りを写真とともに紹介されましたが、時間の都合で割愛をいたします。

 そして、わが町、魚貫の秋祭りでございます。昭和38年5,968人いた人口は、先月5月末現在1,149人になってしまいましたが、県の無形文化財の「塩振り踊り」をはじめ、獅子舞、玉取り等主な役どころは世襲制になっていまして、伝統は脈々と受け継がれております。ただ人口が激減し、祭りの経費を町民の寄附だけで賄うのが非常に厳しく、250年と言われるこの伝統の祭りの継続が危惧されているのも事実であります。

 まず、こういった各地の宝である祭りを、市がもう一歩踏み込んで調査研究をして、国・県・市指定の無形文化財登録へ向け推進できないかお尋ねをいたします。

 さらに、観光資源として生かす方法もあるのではないでしょうか。中国の有名な思想家、孔子は、政治の目的を「近き者説び、遠き者来る」と喝破しました−−まあ述べましたと言った方がいいと思いますが。つまり、地域に住んでいる人々が誇りを持って生き生きと、生活している姿を遠くの人々が見に来るようなまちづくりをするのも政治であると私は認識します。過疎化の現象が止まらない地方でありますが、一連の祭りを行政が率先して一村一祭運動に取り組み、地域に生きる喜びを与え、観光振興を図ることはできないものかもお訪ねをいたします。

 3点目、県道35号線についてお尋ねいたします。牛深支所西側信号を起点に天草町福連木までの約38キロですが、この35号線に対し、特に、旧牛深市管内の危険箇所等野放しで、遅々として進捗率が伸びず、地元民として納得がいかないことが多いため、先月5月18日、熊本県天草地域振興局を尋ねました。応対してくれたのは、土木部副部長以下5人の職員の方々でございました。元二浦郵便局までの旧牛深市管轄を主体に、お尋ねをいたしたわけでございますが、私の質問に対する説明は信じられないことの連続で、唖然とし、愕然とすることばかりでございました。当局は、この件に関して全然把握しておらず、今までの私の一般質問に対する牛深市役所執行部の答弁との食い違いが明らかになりました。今後、真相を究明するためにも、私は正式な場で問いただす決意を伝え、振興局を後にしてまいりました。

 さて、この県道35号線については、天草市議会においては、初めての質問になるので、なるだけ順を追って経緯を述べます。当然、旧牛深市管内、約16キロメートルが中心でございます。私自身、平成10年牛深市議会当選後、最初に質問したのがこの問題でございました。幸い地元鶴田夏雄先輩議員が、昭和49年12月、52年3月、平成5年3月の3回質問、最後の平成5年3月議会では、「主要地方道に昇格して20年近くになるが、国道昇格は無理か」との強い問いに対し、答弁の方は、「昭和52年の国道昇格へ向け努力する」という答弁から「国道昇格はとても無理」という答弁へと後退していました。私もこの問題を平成10年12月、14年12月、16年12月、牛深市議会で一般質問いたしました。16年12月議会では、危険箇所を具体的に指摘し、今後の改良見通し計画についてお尋ね、重ねてお尋ねしたわけでございます。答弁では、整備促進については、再三にわたる議会からの指導、力添えを支えに県当局に強力に改良要望を重ねてきた平成14年には、天草地域振興局の土木部長、次長に直接危険箇所の現地視察をしてもらうなど、直接的な要望活動も行ってきたという答弁でしたが、これらの記録が振興局に何もないというのであります。全く信じられません。さらに、二浦小学校正門を挟んでの約1キロは超危険箇所であります。犠牲者が出ないうちに、ここ1カ所だけでも合併重点支援地域指定を生かして、市町合併前に早急の対策はできないものか強くお尋ねしたのに対し、答弁では、「危険箇所については熟知しているつもりです。さまざまな方向からアプローチをかけているが、用地の確保など事業採択に向けた環境整備が整わず、今日に至っているのは残念に思っている」という市長の答弁でございました。二浦小正門付近について、これまた振興局になんの記録もないと言うのであります。

 さらに信じられないことは続きます。

 元二浦郵便局から早浦橋間の県道編入のお尋ねに対し、平成8年2月国営農地開発事業の中止決定により、熊本県としても最終的に牛深・天草の区域変更という形で、市道早浦路木線を県道に再編入する意向のようだという答弁をいただいておるわけですが、これまた何の記録もないというのであります。何のための本会議での一般質問だったのか。これほど落胆したことはございません。当時の議事録をぜひ調べていただいて、まず、この事実関係を徹底的にですね、調査して御報告をお願いを申し上げます。

 ここで改めて天草市に質問いたします。

 先ほどからの二浦町、二浦小学校正門の約1キロ、牛深保養院から上り約800メートル、魚貫町上り魚貫トンネル出口から約200メートル先、天草振興局看板付近から魚貫町交流促進センター前までの約200メートル内のガードレールと二つのカーブ、さらに魚貫町浦越、元久貫炭鉱積み込み場付近に緊急に対策を講じていただけないかお尋ねいたします。

 5月18日に振興局を訪ねた際、天草振興局土木部工務一課長に危険区域の見解を尋ねました。市に15%の負担をかけるので、勝手に工事に着手できず、市の優先順位のとおり順番に工事に取り掛かるが、市の見解としては、低い順番でしょうという回答でございました。学校正門ゾーンで二浦小学校のような危険な道路は、私は日本でもほかに例がないのではないかと思うわけですが、優先順位一番でお願いできないかと、4カ所の改良見通しについてお尋ねいたします。

 次に、元二浦郵便局から早浦橋間の県道再編入の話は全くないという対応した5人の答えでしたが、県道再編入の可能性についてもお尋ねをいたします。

 以上、申し上げ、再登壇をいたします。



○議長(本田武志君) 経済部長。

          [経済部長 野嶋義澄君 登壇]



◎経済部長(野嶋義澄君) おはようございます。私の方から社団法人天草宝島観光協会についてということから、質問の項目に沿ってお答えをさせていただきます。

 まず、3年間の実績及び検証についてですが、天草宝島観光協会では、広報宣伝事業による集客のほか、これまでの観光協会にはなかった産業や生活文化等地域資源を生かした商品づくり、広域連携事業、体験指導者の育成など、主体的な事業が展開されてきました。法人化により、観光事業の幅が大きく広がったと評価しております。また、法人化により、雲仙天草観光圏の指定を受けることができたほか、御所浦の日本ジオパークの認定、そして大江・?津の両教会の世界遺産登録推進など、観光の可能性が広がった取り組みにもこの協会の観光基盤の整備が大きく貢献しているものというふうに思っております。

 さらに、地域やテーマを絞った各種のキャンペーンの実施やボランティアガイドの立ち上げ、修学旅行の誘致など交流人口の拡大に取り組み、地域経済の波及効果が見られたというふうに考えております。数字を挙げますと、入込客数は、平成18年が274万1,000人、19年が273万5,000人、20年が263万5,000人、21年が272万9,000人でございました。宿泊数で申しますと、18年が29万1,000人、19年が29万3,000人、20年が26万8,000人、21年が28万6,000人というふうな状況でございます。それに修学旅行の受け入れにつきましては、平成20年度がですね、14校の2,070名、21年度が20校の2,430名というふうな状況であります。入込客数をもとに県の観光統計試算法によりますと、観光消費額は、平成21年度は122億6,571億円というふうに試算をされとります。県全体の総入込客数が減少している中で、本市におきましては、ほぼ横ばいで推移しているというふうな状況でございます。

 続きまして、今後の予想というような中でですね、九州新幹線の全線開業についてでございますが、この波及効果としましては、平成21年度入込客数のですね、5%増、日帰り客では12万2,000人の増、宿泊では1万4,000人の増を目標に考えておりまして、観光消費額は6億1,000万円を見込んでいるというような状況でございます。同協会におかれましては、全線開業に向けた対策として、平成21年度にもう既にJR西日本とタイアップしまして、駅でのポスターの掲示や車内でのつり広告、そして車内映像のほかに、あとJR九州大都市圏へのPR活動なども実施をされておりまして、この秋には一部の旅行商品がもう決定しているというふうな状況だそうでございます。そのほか目的別、テーマ別、移動手段別に応じた観光コースの作成、観光ガイドの育成、そして観光情報の発信にも力を入れていただいているというふうな状況であります。

 本年度は、熊本県、そして上天草・苓北と連携しまして、天草海道博という名前のですね、博覧会を見立ててですね、実施するというようなことをこの観光協会を中心に、観光協会を中心にといいますか、それを実働母体としてですね、力を発揮していただきたいというふうに考えております。

 次に、各キャンペーンの具体的な推移と費用対効果というふうなことですが、これまで実施された事業のうち、3つ程度についてですね、実績を御報告をさせていただきます。

 まず1点は、五足の靴の来島100周年の記念キャンペーン事業ですが、これにつきましては、入込客数が宿泊で2,476名、日帰りで1万2,774人という状況です。あと西海岸関係といいますと、天草西エリアキャンペーンというようなキャンペーンもしましたが、それは入込客数が宿泊2,550人、日帰り客4万3,924人というような状況です。そして、議員おっしゃいました、「うんちくと安らぎの旅」というキャンペーンはですね、利用件数というふうなことで宿泊場所が134件に及んでますし、宿泊、飲食の施設が40件、そして体験施設が21件の利用があっていたというような報告を受けております。

 次に、イベントということで、牛深ハイヤの件でございますが、牛深ハイヤ祭りは、牛深地域の方がで組織されております、牛深ハイヤ祭り実行委員会で執り行われております。これまで地域の方々が長年にわたって培われてきたお祭りであると認識しております。運営主体の変更というのは、ハイヤ祭りの根幹にかかわる大きな問題でもございますので、実行委員会及び牛深地域の方々の御意見を尊重することが大事かというふうに考えております。

 最後に、同観光協会の最高責任者はだれだということですが、これは会長でございます。会長、それに役員もですが、会則によりまして、会員の中から選出されるというふうなことになっておりますので、現時点の規約といいますか、定款といいますか、それでは、公募による選出はできないというふうなことになっているというふうに考えております。

 あと1点、一村一祭運動というふうな御提言でございますが、これと一緒に一村一品運動というのが、以前、大分県の平松知事が提唱されまして行われていますが、この運動は、自立自助の精神で、人づくりと物づくりを連動させながら地域の誇りとなる物をつくって、地域の活性化を図ろうというようなものでございました。この物を先人から受け継いだ祭りに置きかえ、地域への愛着と誇りを育てて、町おこしの運動へと発展させるということは、非常に重要なことだというふうには考えております。暮らしに根ざした伝統文化や民族文化を後世に伝えていくことは、そこに住む住民の大きな使命でもあります。議員御提案の一村一祭運動につきましては、住民主体のまちづくりにつながることであろうというふうには考えております。ただ、政教分離等の課題も含めてございますので、いろいろありますが、祭りについては、人が訪れて交流が生まれるという魅力もございます。保存と継承、活用について、行政と住民が何ができるか、何をすべきかということあたりをそれぞれの立場で考え、今後実践していく必要があるのではないかというふうに考えております。

 以上であります。



○議長(本田武志君) 教育部長。

          [教育部長 坂本安敏君 登壇]



◎教育部長(坂本安敏君) 私の方から無形文化財登録推進についてお答えをいたします。

 文化財には、建造物、古文書など形のある有形文化財、歌、踊りなど形のない無形文化財がございます。このほか、天然記念物、民族文化財、文化的景観、伝統的建造物群に区分をされます。

 現在、天草市には、国指定6件、県指定23件、市指定164件と国の登録文化財が7件ございます。所有者、管理者の御努力によりまして、現在保護をされているというところでございます。なお、市指定文化財164件につきましては、指定基準を作成し、各物件の調査を進めることといたしております。

 御質問の祭りなどにつきましては、無形民族文化財に該当すると思われますけれども、現在、天草市におきましては、県指定1件、市指定17件が登録をされております。祭りとの主な役どころは世襲制になっておりまして、後継者不足により、今後の継承が危惧されるところでございます。地域の歴史と暮らしにより、はぐくまれた祭りや獅子舞、歌や踊りは、人々の誇りとなるものです。議員御指摘のとおり、無形民俗文化財は、地域の連携を促し、地域振興に寄与するものと私どもも認識をいたしておるところでございます。祭りの日程が集中、あるいは専門職員の不足など、いろいろ課題もございますけれども、今後、保存と活用につきまして提案や啓発を行いながら取り組みを進めていきたいというふうに考えております。

 なお、国・県の指定につきましては、おのおのの主管官庁でございます、文化庁でありますとか、熊本県の教育庁文化課から指導を受けまして、現在の県指定、市指定無形民族文化財の中で国指定、県指定と成り得るだけの価値を有すると考えられる候補があれば、市としても専門家による調査研究を実施をしまして、将来的により上位の指定に向けて取り組みを進めていきたいというふうに考えております。

 以上です。



○議長(本田武志君) 建設部長。

          [建設部長 久保山義教君 登壇]



◎建設部長(久保山義教君) 県道35号牛深天草線についてお答えをいたします。

 主要地方道牛深天草線は、牛深町から天草町福連木を結ぶ延長約37キロメートルの路線で、旧牛深市管内につきましては、延長約16.4キロメートルで、そのうち、改良済みの延長が約7.8キロメートル、改良率は47.7%となっております。

 過去の一般質問に対する経緯につきましては、牛深市議会で最初に質問された平成10年から現在までに牛深市街地から茂串小学校までの一部及び二浦小学校より牛深方面の合わせて約1.1キロメートルの整備が行われている状況でございます。今回、お尋ねがありました、二浦小学校正門前後の約1キロメートル、牛深保養院から亀浦川の約800メートル及び元久貫炭鉱積込場付近の3カ所につきましては、単県道路改良事業として、また、魚貫町交流促進センター付近につきましては、道路の拡幅と合わせた側溝整備事業として、それぞれ毎年度県事業の予算要求時にあわせて要望を行ってまいりました。この件につきましては、県に出向いて再度確認を行いましたところ、牛深市議会での答弁のとおり、要望書が提出をされておりました。

 次に、超危険箇所の改良についてでございますが、本路線の今後の改良計画については、天草地域振興局土木部も本路線の現況と改良の必要性については十分に認識をしており、現在、実施中の鬼塚地区の改良が本年度完成の予定であるので、引き続き本路線の危険箇所の解消に努めたいとのことでございました。

 本市といたしましても、重要な路線と認識をしておりますので、安全な交通機能の確保ができる整備計画と早期着手を行っていただきますよう引き続き県に要望してまいります。

 次に、元二浦郵便局から早浦橋の県道再編入についてでございますが、本線は、昭和43年に羊角湾地区国営農地開発事業が着手されたことを機に、昭和52年、元二浦郵便局から羊角湾締切堤へ通じる道路が主要地方道に認定されることで、かわって、元二浦郵便局から国道266号交差部の早浦橋までの区間が昭和50年に市道早浦路木線として認定し、供用をしております。現在、これらの元となった羊角湾地区国営農地開発事業につきましては、平成8年2月に中止が決定され、その後、事業の廃止の手続に向け、国・県・市で調整が行われていると伺っておりますので、これらの事務処理の状況を見ながら県道の再編入手続につきましては、地域の状況等含めて検討をしていきたいと思っているところでございます。



○議長(本田武志君) 28番??昭臣君。

          [28番 ??昭臣君 登壇]



◆28番(??昭臣君) 2回目です。細部にわたって御答弁ありがとうございます。順次、答弁に対する私の考え、そしてまた再質問を行っていきたいと思いますが、まず、社団法人天草宝島観光協会についてですが、そもそも社団法人のことを、この天草市に聞くのは筋違いかもしれません。しかし、市が丸抱えなんですよね。21年度の決算に対する市の補助金は約90%、22年度が1,369万3,000円、91.5%になります。野嶋部長、計算が違とったら言うてくださいね。よかですか。(「1億3,690万」と呼ぶ者あり)1億3,690万円、何て言うたですか。(「一千」と呼ぶ者あり)一千、時々間違いますので、奈良崎議員、近かかけん、そっからおめてくれてよかですか。こん前も間違とった、けた違いば。はい、1億3,690万3,000円ですね。近い将来、これが本当改善される見込みがあるのかどうか。市民の声を代弁しないわけにはいかないんですね。まあ時間もございますんで、まただんだん早口になりますけど、例えば、宝島観光について、今実績の報告がありました。皆さん聞かれたように、横ばい、ほかのところは下がっとるけども横ばい。この取り方はどうなんでしょうか。正確に言いましょうか。18年の受け継ぐ前より今が下がっとるんですよね。3年して下がっとるんですよ。どうなんでしょうか。これはもう重要な問題だと思うんですよね。設立前を下回ることをだれが考えるんですかね。まあいろいろあります。例えば、これはスザンヌのが載っとる、5月9日の何か帽子かぶってこうしてるやつですけど、「くまもと最高ザンス」、「去年の9月からことしの3月まで、鉄道を利用した観光客は約4万4,000人に上り、想定の3万人を大きく上回ったことが8日、JR九州のまとめでわかった。同社営業部は、熊本の観光利用者は前年を60%も上回っており」てあるんですよね。だから上回っとるところもあるわけですから、横ばいでいいなんていう考えだけはぜひ捨てていただきますように、私はお願いしたいと思います。

 それから、その、先ほどの今後の5%、これも5月14日に載った開業の試算で、5%ということが、試算が載ったんですが、それによって5%と今おっしゃいました。5%ずつ増えて、市長、1,000万人交流はいつになるですかね。あまりにも違いすぎなんですよね。その目標をどこに定めるかというか、小さい山の一歩と大きな山の一歩は覚悟が違うと思うんですが、そこら辺の覚悟をいろいろ聞きたかっですね。キャンペーン、これにしましても、今、天草西エリアキャンペーンの入り込みと宿泊がございました。計算してみますと、去年の4月17日から8月31日ですね、宿泊が2,550人、これが28万6,000人ですから、0.89%、1%なかっですよ。キャンペーンで。日帰り4万3,924人、21年が272万9,000ですから、1.6%、地元とこうもう少し連携をですね、足元から、私はもう少し何かが足らないと思うんですね。現場、地元の、地域の熱意と上が合わないと、これはもういろんなカタログいっぱいありますから、もうこれはもう天下一品ですよ、カタログはですね、皆さんわかってるように。内容もすごいですから。文章が詳しい人もいらっしゃいますし、それは素晴らしいんですが、私たちからみると、これをやろうと、じゃあやりましょうという一体感がなかっですよね。はい、大学の参考書をやりましたら、僕たちが小学校か中学校ぐらいしか能力なかもんですから、生かせないんですよ。一体感がないんですよね。温度差があり過ぎっと思うんですよ、僕は。これをぜひですね、何らかでやっていかないと難しいんではないかと、私は思います。

 それから、4番のハイヤ祭りですが、地域の方々が長年にわたって培われてきた祭りであるとおっしゃいますけども、牛深ハイヤを日本の祭りに育て上げたいとは、よく市長がおっしゃいます。今の組織で日本の祭りになりますかね。どうなんでしょうか。地域のことは地域で。40周年を契機にやっぱり組織の見直しをしてやっていかないと、一番多いとき、5,000人おりましたよ。牛深のまちで。今1万6,000人になりましたから、人口が。私は無理だと思うんですよね。地域のことは地域でしなさい。じゃあ何で合併したんでしょうか。やっぱり市で取り組むべきのものは何かあるんじゃないかと思うんですね。経済の活性、ハイヤ祭りを天草市の重要政策として位置づけてもらいたいんですが、経済の活性化策の一つに、行事誘導政策がございます。イベントによって一時的に需要を創造し、文化・創造・活動を刺激、長期には新しい産業・文化を発展させる政策のことだとございます。したがって、牛深のハイヤ祭りも行事誘導政策の一環ととらえまして、市のトップか宝島のトップの方がですね、実行委員長になって、先頭に立って開催すべきだと思いますが、これはまた市長に再度お尋ねをしますのでよろしくお願い申し上げます。

 それから、最高責任者はわかりました。まあ大体わかとったつもりですけども、一応改めて聞きました。私は、だれが最高責任者であれ、目標設定をもう少し明確にしてですよ、3年計画を立てるとか、それを達成できなかったときには、責任をとる。背水の陣をしいてやっぱやっていただかないと、そういう覚悟の人がトップにこないとどうなんでしょう、あすの天草はあるんでしょうか。

 それから、公募に関しては、ちょっと私の聞き方がまずかったようですが、これは最高責任者と言ったわけではございません、責任者と言ったんですね。例えばですね、平戸の社団法人がございます。ここが公募したら東京旅行会社から来て4年目、何とですね、360万円で来ていらっしゃるんですね。厳しいんですよ、ここは。給与審議委員会というのがあるそうで、理事が25人だそうですが、25人で3つの委員会に分かれ、そのうちの一つに給与審議委員会、そこでその事務局長の給料が決まるそうです。実績に応じて。一般会計が5,000万円で補助が2,414万円、とにかく天草みたいに補助だらけということはありませんから。丸抱えはここだけだと、僕の認識ではここしかありません。長崎国際コンベンション協会、これもJTBからですね、公募して、今2年目、大竹事務局長さんです。「自分の給料800万円だったかな、850万円だったかな」とおっしゃっとったですが。予算が太くて6億7,500万円なんですね。事業収入が3億9,000万円、だからけた違いなんですけども、そういうところでお話を聞くとですね、これはもちろん宝島の方からもっといろんな研究をして、何となくもらっていって少しずつ少なくしますだけでいったら、どうなっとでしょうかね、今の宝島観光協会は。大変失礼な言い方ですけど。出向社員は、平戸は派遣が一人です。事務次長です。事務局次長。それから、ちなみに平戸は会長1名、副会長3名、専務まで無給、そして事務局長が責任を持つということですね。長崎国際コンベンション協会は、会長が1名、副会長が3名、市文化観光部長が専務としていらっしゃる。プロパーは8名、アルバイトは83名ということで、非常に多いですけども、ここも6億7,000万円で補助はそうここみたいにとんでもない補助じゃないですよ。まあ屋久島も3,000万円の予算の中で、旧町から700万円ずつ、1,400万円ということですので、ここは非常に利益がよからしくてですね、バス事業を、町の方に事務委託したそうです。内部利用ができないということで。頑張っているようです。本当はずっと言いたかっですけど、あと6分になりました。ここにもせっかく送ってもらったんですが、要するに、本当は、ちょっと連携のまずさも悪かっです。これはまた直接いきます。余りにも年末にきて、正月の初めからとか、もう、もろもろもろもろ言いたいこといっぱいあったですけど、ここではやめてまたいきます。とにかく、責任者の公募も含め、市長、もう一度お尋ねをいたします。

 それから、天草宝島への職員の派遣ですね。3年間と言っておられたわけですけども、今後どのようになりますかね。



○議長(本田武志君) 制限時間5分前です。



◆28番(??昭臣君) はい。ますます早口で、まだいっちょしかしとらんとですよね。支部の仕事、市職員がしているというのは不適当ではないかと思いますので、そこも一つよろしくお願いします。

 それから、一村一祭運動にいきます。今、おっしゃったとおりですね、とにかく今の答弁の前向きに対して感謝をいたします。ぜひ上位の指定になるようにお願いいたします。カタログの中にですね、これなんか振興局というとのあったですけど、これは金子さんのところですか。このカタログです。(「はい」と呼ぶ者あり)立派な祭りの最後に載っておりまして、虫追いばっかり写真の4つ載っとっとですよ。僕にとって一番有名な祭りが載っとらんとですよ。魚貫の秋祭りというとがですね。だけん、やっぱりみんなこうぜひあっちに、2ページばっかりしてから載せてくれんですか。魚貫の祭りもですね、今の文化財ですけども、結局うちの祭りは「塩振り祭り」だけが指定なんですが、文化財なんですが、私は玉取りが主役と聞いておりまして、うちの父も玉取りしました。私もしましたし、子どもも4人しました。今、孫の代ですよ、男が生まれるとですね、喜びなんですが。そういう世襲制を持って何で一つだけが文化財の指定なのか。その辺もぜひ知っていただこうと思います。

 それから、祭りをですね、これいたらんことで時間、「天草を四郎祭」てどうですか。奈良?議員、ちょっと言うてください。しゃれは上手かじゃなかですか。「天草を四郎祭」てどうですか。天草を知ろうの祭り、こういうことでアマクサ、天草はカタカナ、「ア・マックスサ〜」、「天草は最高さ〜」、いろんなことで、自分だけいろんなことを考えておりますけども、いろんな意味でですね、やっていければと思います。

 県道35号線、これはもうしょんなかですね、いろいろ聞かんと。見とらすですよね、振興局の方は、テレビを。見とってもらうと助かりますね。これ一般質問の答弁はどがんなっとっとでしょうかね。聞いたのを書くんでしょうけんね。47.7%ですから、計算したら1年間に90メートルできております。12年間で。

 それから、もう一つです。こういうの見たことあられますか。これは何とですね、異常気象により通行止めと書いてあっとですよ。うちもあるのを最近知りました。恥ずかしながら。二浦に一つ。魚貫にも一つあるんですが。30ミリの場合には、通行止めと書いてあるんですが、23日の新聞に50ミリ降ります。260ミリ以上降ります。次の日に本当に降ったんですね。53ミリ降っとっとですよ。これはやっぱり責任なかっでしょね、こがんと書いとるけん。しかもですね、牛深もですね、天草になったっですよ。牛深は市なんですよ。なんもかんも田舎は道路も悪かが、看板もそのままでよかっかいて言うてよかでしょうね、やっぱり。振興局見とったら答えてくれ。振興局はどこに文句言うとよかっですかね。私たちが言うたって簡単にあしらうとですけど。久保山部長、今度連れて行ってください。文句じゃなかっですよね。誠実んために言うとですが、もっと言いたかっですが、あと2分になりました。もう1回答え聞いて乗ります。進まんときはそっでお願いします。



○議長(本田武志君) 市長。

          [市長 安田公寛君 登壇]



◎市長(安田公寛君) 牛深ハイヤ祭り、そして観光協会、各地域の祭り等について御質問があったところでございますが、それぞれにお答えをさせていただきたいと思います。

 牛深ハイヤ祭りにつきましては、天草市を代表する祭りとして、全国的にも認知される祭りに育てたいと考えております。来年40周年記念事業を契機といたしまして、さらに発展、拡充させるため、市としての支援のあり方を検証し、宝島観光協会にも実行委員会組織、あるいは運営体制、祭り及び関連事業の内容、踊り手の育成などの御検討をお願いしたいというふうに考えております。また、宝島観光協会事務局の責任者公募につきましては、ただいま御質問のとおり、専務理事、事務局長及びプロパー職員の人材等につきましては、公募していただくのも可能ではないかというふうに考えております。

 職員の件に関しましては、観光協会を立ち上げましたときに、確かに3年間で観光協会も軌道に乗るとして、職員の派遣はその期間までというふうに、私も説明をいたしました。3年が経過してみますと、ある程度の成果も収められるようになってきたと感じているところでございますが、立ち上げ時点では、想定しなかった雲仙天草観光圏の事業等が新たに加わっており、また、来年の九州新幹線の全線開業に伴う、天草地区の事務局も担わなければならなくなっております。一方、協会内部でも、組織改革にも取り組まれたところでございますが、事務局体制の整備も不十分な状況であるということから、協会の方より市職員の2名の派遣の継続を依頼されたところでございます。そのようなことから、本来ならば今月いっぱいで3年間期間満了として引き上げるところでございますが、今年度を限りとして、引き続き2名の職員を派遣させていただかなければならないと考えておるところでございます。観光は、天草にとって最も重要なことでもありますし、九州新幹線の全線開業を来年に控えていることなども考慮していただき、皆様にも御理解をいただきますようお願いをしたいと考えております。

 また、支部職員につきましては、確かに、合併前の事務運営をそのまま引き継いだため、法人化した協会の事務に支所の職員が携わっている状況にあります。観光行政に携わっている職員だからということで、そのようになっているのでございますが、今後は、協会の組織改革と連動させながら改善していくべきだと考えております。協会支部の会費徴収や会計事務の執行等事務的な分野から改善していくよう、協会とも協議を重ねてまいりたいというふうに考えておりますので、御理解をいただきますようお願いを申し上げます。



○議長(本田武志君) 建設部長。

          [建設部長 久保山義教君 登壇]



◎建設部長(久保山義教君) お答えをいたします。

 県は、県道35号線の危険性を認識しているのかということでございますが、天草地域振興局維持管理課に問い合わせたところ、県では、落石やのり面崩壊等の自然災害から道路利用者を守るため、異常気象時における道路通行規制要領を定め、集中豪雨等の異常気象により通行に危険が及ぶおそれのある場合は、事前に道路通行規制を実施することとしております。天草地域振興局管内には、平成22年度までに道路防災点検により対策工事が必要な要対策箇所や経過観測を行う箇所が存在し、危険度の高い箇所から対策工事を実施しておりますが、まだ未着工の箇所もあり、このような箇所については、道路パトロール等監視を行うとともに、台風や集中豪雨等異常気象の影響により、通行に危険が及ぶおそれがある場合、道路の通行を規制するなど道路利用者の安全に努めています。通行規制の看板は、この規制に係る区間を周知するため、区間の起終点に設置しておりますとのことでございました。

 また、5月23日の豪雨への対応等につきましても、看板が設置されている魚貫町から二浦町までの4.2キロメートルの区間については、大雨警報発令後、3回のパトロールにより、本区間の安全確認を行ったとのことでございました。本市といたしましても、道路利用者の安全確保に努めていただくよう、今後も強くお願いをしてまいりたいと思います。

 さらに、天草市管内に設置されている看板に書かれている旧牛深市の表示につきましても、早急に修正していただくよう要望をいたしました。



○議長(本田武志君) 28番??昭臣君。

          [28番 ??昭臣君 登壇]



◆28番(??昭臣君) 3回目です。牛深ハイヤ祭りですけど、要は、やっぱり安田市長がどういう御決断をなさるかにかかっていると思いますので、どうかよろしくお願いを申し上げます。

 それから、責任者の公募でございますけど、今の事務局長さんがいらっしゃるのに、まあ非常に失礼な点もあるかと思うんですが、やはりプロパーの事務局長、やはり今の立場では無理だと思うんですね、いろんなその置かれた立場からすると。私はそう認識します。プロパーの方をぜひですね、全国公募、とにかく全国には使命感に燃え、世のため、人のため、地方のため全力でお役に立ちたい、頑張りたいという人は、僕は数多くいると信じます。どうか一つ全国公募をよろしくお願い申し上げます。

 それから、祭りの件をもう一つ具体的に聞きたかったっですが、すみません、私がちょっと間違っておりました。

 それから、もう一つだけですけど、魚貫町から二浦町の4.2キロですよね、部長。看板から看板までが魚貫から二浦町になっとですよね、あれは。私もきょう測ってきました。4.2キロでした。看板がですね、魚貫の真ん中の二浦方面、二浦から魚貫方面にかかっとっとですよ。その4.2キロ、じゃあどうして魚貫町から二浦町てあるんでしょうかね。魚貫町はそこじゃなかっです。まだあっとです、先に。わかりませんね、私は。まあ看板の修正もよろしくお願いします。

 早口になり申し訳ございませんでした。質問事項が一つでもですね、早くに実現をしまして、天草市の発展と市民の幸せのため役立つことを念じながら、私



○議長(本田武志君) ??昭臣君に申し上げます。制限時間がまいりましたので、速やかに質問の終結を命じます。



◆28番(??昭臣君) はい、私、濱?昭臣の一般質問を終わらせていただきます。

 ありがとうございました。

          (拍手)



○議長(本田武志君) 以上で、28番??昭臣君の質問を終わります。

 ここで、10分間休憩いたします。

              午前10時53分 休憩

−−−−−−−−−−−−−−−−−− ○ −−−−−−−−−−−−−−−−−−

              午前11時04分 再開



○議長(本田武志君) 再開いたします。

 休憩前に引き続き、一般質問を行います。

 18番赤木武男君の質問を許します。

 18番赤木武男君。

          [18番 赤木武男君 登壇]



◆18番(赤木武男君) おはようございます。公明党の赤木武男でございます。

 最初に、宮崎県の口蹄疫対策でありますけれども、日夜、不眠不休で対策に当たられている畜産農家を初め、関係者の皆様に心より敬意とお見舞いを申し上げ、一日も早い終息をお祈りするものであります。今回の史上最悪の被害をもたらしている原因は、対策が後手後手になった政府の責任であると言わざるを得ません。そして、現場の悲痛な叫びを受け止め、迅速に行動しなかったことは、大変遺憾であり、認識の甘さが露呈したところであります。

 一方、天草地域でも同様に多くの畜産農家は感染拡大に大変心配しておられ、また関係者の方からも現行の対策では、まだまだ不安を払拭できないとの意見が寄せられました。関係者の方ともしっかり協議をしていただきながら、全力で感染予防対策に善処方をお願いするものであります。

 それでは、通告に従いまして一般質問をさせていただきます。

 通告の1番目、本渡南公民館及び旧本渡中学校跡地、市立中央図書館の改築移転等に関連してお伺いをさせていただきます。

 1点目は、本渡南公民館についてでありますが、中央図書館との併設で、昭和52年3月に落成し、既に33年が経過をいたしております。しかし、地区の人口、世帯数、そして各町の公民館と比べても施設の面積が狭いという事情から、本渡南公民館改築移転に関する請願や関連する要望書等の提出が、これまで市長や教育委員会に対して何度も提出された経緯があります。

 また、議会での議論も重ねられてまいりましたけれども、その方向性は依然として不明であります。

 当初は、市の財政的な問題、用地確保の問題などから早期の建設実現は困難な状況にあるということでありました。その間、市町合併という大きな歴史を乗り越えながらも、新市建設計画の中で十分考慮したいとの答弁もありましたが、いまだに建設計画の予測さえ見えてきません。教育委員会として、南公民館の建設についての率直な考えをお伺いをいたします。

 また、先の議会でも、旧本渡中学校の校舎の活用やその跡地に公民館を建設できないかなどの意見も出されましたけれども、旧本渡中学校は耐震化率の低さから危険校舎と認定され、現在、解体中でありますが、跡地利用について、これからの予測される今後の具体的な見通し、そして地域住民との協議や要望等に対する考えをお伺いをいたします。

 あわせて、現在、南公民館と中央図書館の併設は、敷地面積や規模から考えますと、どちらか一方の施設が移転していかなければ改築等のゆとりはないと受け止めております。そして、両施設とも老朽化が進み、改築等に当たっては、いずれも手狭であり、さまざまなイベントや行事、企画運営などを考慮すると、ゆとりある空間の確保に期待が寄せられるところであります。今後の中央図書館の改築計画等についてお伺いをいたします。

 次に、通告の2番目、各支所における空きスペースの利活用策についてお伺いをいたします。

 天草市も合併後、既に5年目を迎え、各支所においては、職員の定員適正化や業務の効率化、スリム化によって空きスペースが点在するところが多く見られます。

 しかし、一向に改善策を耳にすることがなく、そして利用されていない空きスペースは手つかずのまま使用されずに、いまだに利活用策が示されておりません。正直言って、旧市町の庁舎は大変立派な建築物であり、何といっても市民の大切な財産であります。その意味からも地域住民のためにも、住民サービスの向上につながるような利活用対策と今後のあり方等の方向性を示しながら、有効な利活用につなげるよう検討すべき課題の一つであると受け止めております。このまま何の方策もとらずに、ただ老朽化していくのを待っているというのでは納得ができません。

 私は、市有財産の処分や利活用策に関連いたしまして、平成18年6月議会、平成19年9月議会の今後の取り組み等についてお尋ねをしてきた経緯があります。19年9月の議会答弁では、「支所庁舎などの公共施設の空きスペースの有効活用に向けては、地方自治法の一部改正に伴い、庁舎等の床面積のうち事務所、事務または事業の遂行に関し、現に使用され、または使用されることが確実であると見込まれる部分以外の部分があるときは、貸し付けることができるとされております。今後、各支所とも連携を図り、民間を含めた積極的な利活用を図る必要があると考えている」という答弁でありました。そして、処分につきましては、「市有財産利活用推進計画に基づき、計画的に処分をしていきたいと考えております」との答弁もあります。そこで、これまでの経過と実績についてお伺いをいたします。

 また、市有財産利活用推進計画の現在の進捗状況についてと、支所等の空きスペースの現状について、どのような認識を持っておられるのか、お伺いをいたします。

 次に、通告の3番目、家庭と消防本部を結ぶ緊急通報システム事業に関連してお伺いいたします。

 緊急通報装置を設置する場合の利用対象者は、災害弱者緊急通報システム事業実施要綱の第5条の1号に、おおむね65歳以上の虚弱な高齢者のみの世帯。第2号に、重度心身障がい者等のみの世帯。3号には、前2号に掲げるもののほか、市長が必要であると認めるものと規定がされております。

 しかし、現状では、虚弱な高齢者、これはいわゆる介護認定を受けている方、あるいは、もしくは重度の身体障がい者で災害時に独自避難が困難な方が対象とされており、その一方で、高齢者の独居世帯や高齢者夫婦の2人暮らし、あるいは高齢者の方を介護されている世帯、いわゆる老老介護世帯などは、現状では対象外となっております。

 この基準は、各自治体でかなりの温度差があり、柔軟な対応で設置しているところもありますが、本市では、基本的にはかなり厳しい基準で対応されているように受け止めております。これまでにも、何とかようやく自立している老人世帯で、希望され、相談してもことごとく、いわゆる何度もお願いをされても認定されないと伺いました。1台の設置につきまして、機器等の費用は約6万円程度と伺っておりますけれども、多少乱暴な言い方になるかもしれませんが、尊き人命を6万円程度で設置基準に差別をつけるのはいかがなものか。確かに、財政上、課題はあると思いますけれども、設置対象者の現行基準の緩和策は必要不可欠だと受け止めております。事故が起こってからは遅すぎます。高齢者世帯の生死にかかわる緊急事態は、24時間、365日、いつでも対応できるシステムづくりが必要であります。率直な事例も現場でお伺いいたしました。

 一つは、年齢が90歳を超えたくらいの高齢者の独居世帯である方から、設置要望の声を伺い、担当課に届けました。しかし、要綱の定める基準をクリアできないということから認定がされませんでした。また、親子二人住まいの世帯で、子どもさんが出かけているときに、家の中で持病の発作が出て、子どもさんが自宅に帰られたとき、危険な状態であったともお聞きをいたしました。超高齢者の方や障がいを持つ方も同じ不安をお持ちであると思います。

 これらのことから、だれが見ても緊急通報システムの設置が必要と思われる、また希望されるおおむね65歳以上の高齢者及び障がい者全員を対象にできるよう、まずは、段階的な拡大を行うなど、最大限の努力と施策の充実を切に望むところでありますが、本市の御見解をお伺いいたします。

 また、配付設置されておりますリモコンペンダントは、防水型ではないとお聞きいたしております。現在、各メーカーにおきましても、防水型の製品が製造されております。この防水型のリモコンスイッチを提供することはできないのかお伺いをいたします。

 次に、通告の4番目、住民サービスにつながる情報化の開示と言いますが、情報の発信という視点からお伺いをさせていただきます。

 まず、市外通話の0969についてであります。私は、市外通話の0969につきましては、新市合併前の議会におきまして、市外電話の統一について質問をさせていただいた経緯があります。合併前の2市8町では、単位料金区域、いわゆるメッセージエリアが異なる状況にあり、同じ市内の中で本渡エリア、そして牛深エリアがありました。通話料金の差額はもとより、両エリア間では、ダイヤル時に0969を回さなければならないため、結果として、生活の中で最も身近にある電話利用については、住民の利便性を損なう結果にならないよう、両エリアを天草エリアとして早期実現を提案させていただきました。

 合併後、間もなく両メッセージエリアは統合され、今では本渡地区から河浦や牛深、あるいは逆もそうでありますけれども、電話する場合、0969を回さなくてよいようになりました。しかし、この情報を知らない市民の方が多いのには、正直言って驚きました。アンケートをとったわけではありませんけれども、1割あるいは2割の方は、いまだにこの0969の局番を回して電話されておりました。天草エリアに統合されたことを知っておられませんでした。こうした情報の発信も行政が率先して周知を図っていく事案ではなかろうかと思いますので、ぜひ検証していただきたいと思います。

 今後のこうした情報のサービス及び周知等についてどう取り組んでいかれる考えなのかお伺いをいたします。

 また、先日、里道の整備について材料支給申請書に関する問い合わせがありましたので、市のホームページを検索をしました。しかし、申請書の様式は掲載されておらず、結果的には、その申請様式を手に入れるために庁舎まで足を運ばなくてはなりませんでした。住民サービスの観点からは、条例や規則など制定事務を行っている場合の申請書様式は、パソコンからダウンロードできますが、一番身近な区長さんなどによる申請が必要な案件では、直接担当課に取りにいかなければならない申請書が数多くあると思われます。

 このことは、建設部に限ったことではなく、健康福祉部、教育委員会、経済部等も同等だと思います。こうした事案についての認識と制定事務以外の申請様式もホームページからダウンロードできるような仕組みをぜひ検討していただき、もっと利便性を高め、情報の発信に汗をかいていただきたいと思いますが、いかがでしょか。今後の取り組み等についてお伺いをし、1回目の質問にさせていただきます。



○議長(本田武志君) 教育部長。

          [教育部長 坂本安敏君 登壇]



◎教育部長(坂本安敏君) 本渡南公民館建設等の考え方についてお答えをいたします。

 本渡南公民館は、旧本渡市立図書館との併設により、昭和52年3月に建設をいたしております。御質問のように、南公民館は、建物面積が333平方メートルしかなく、ほかの公民館に比べ、狭小であることから、これまで何度か移転あるいは建てかえ等の要望あるいは陳情等があっております。

 市といたしましては、併設施設であることから、公民館・図書館、それぞれの観点から、また、さまざまな角度から検討してきたところでありますけれども、財政状況の課題でありますとか、駐車場の確保の問題などの課題がございまして、今現在、実現に至っておりません。しかしながら、議員おっしゃったように、本渡南地区の人口あるいは世帯数から考えますと、中央図書館と併設の現施設では手狭で、南地区の方々には大変御不便をおかけしているという認識を持っております。先般、旧本渡中学校跡地への移転等の要望も受けておりましたが、現在の財政状況では、公民館の新築あるいは移転については、非常に厳しい状況でございまして、近隣の他施設への代替の可能性など、再度検討を行いたいというふうに考えております。

 次に、旧本渡中学校跡地の活用につきましては、現在8月末を工期として校舎等の解体作業を進めておりますけれども、解体後は、行政財産から普通財産へと移管することになります。今のところ具体的な計画は立っておりませんけれども、今後、全市的な計画の中でどのような位置づけをしていくのか、さらに協議を進めていかなければならないというふうに考えております。

 次に、中央図書館につきましてですが、年々利用者も増加をしておりまして、蔵書数も平成21年度末で10万9,000冊を有しております。蔵書の管理につきましては、必要に応じて廃棄処分等によって入れかえをしながら内容の充実を図っておりますけれども、閉架図書の保管でありますとか、図書館事業の実施等におきましても、現施設のままでは手狭でありまして、南公民館の問題とあわせて対応する必要があると考えております。

 以上です。



○議長(本田武志君) 財務部長。

          [財務部長 酒井秀則君 登壇]



◎財務部長(酒井秀則君) 各支所におきます空きスペースの利活用に対するこれまでの経過と実績についてお答えをいたします。

 本市におきましても、平成19年の地方自治法の改正の趣旨を踏まえまして、平成20年度には財産管理の担当者会議を開催し、支所庁舎の有効活用を推進することを確認をいたしております。

 また、商工観光課を主体といたしました企業誘致や地場産業の振興を促進するなどの目的により、各支所の空きスペースの有効活用に関する協議、検討も行ってきております。現在の空きスペースの活用事例でございますが、五和支所におきましては、社会福祉協議会本部事務局、また牛深支所庁舎におきましては、ハローワークが入居いたしておるところでございます。

 次に、市有財産利活用推進計画の進行状況でございますが、その基礎となります市有財産の現状把握というのは、今少し不十分でございましたので、今年度中に市有財産台帳の整備を行いまして、より実効性のある計画にしたいと考えております。この管理システムという、管理システム台帳と言いますが、これは施設の一つ一つを写真をもとに、地理情報システムを利用して管理を行っておりまして、売却可能なのか、どのような利用方法があるかなど、いろんな情報を得ることができるように整備をしたいと考えております。庁舎も大切な市民の財産でございます。これまで利活用につきましては、地域住民からの御要望におこたえする形でそれぞれに対応してまいりましたが、今後は行政側からも利活用案について提案してまいりたいと考えております。

 以上でございます。



○議長(本田武志君) 健康福祉部長。

          [健康福祉部長 田代隆一君 登壇]



◎健康福祉部長(田代隆一君) まず、緊急通報システムの充実についてお答えいたします。

 現行の利用対象者の基準を緩和した場合、高齢者だけでも4月30日現在の住民基本台帳上の世帯数では、一人暮らしの高齢者が7,477人、高齢者のみの世帯が4,785世帯でございまして、在宅の高齢者世帯のすべてに該当しますとかなりの台数を確保しなければならなくなります。また、緊急通報装置一式を設置した場合の経費は、1件当たり7万円程度必要であり、莫大な費用が必要となります。熊本県内の14市の中では、65歳以上の一人暮らしの高齢者または高齢者のみの世帯を利用要件にしている市が10市ございますが、所得または課税状況において、利用者に負担を求めている市が8市ございます。本市の設置数は、3月30日−−まあ本年でございますが−−現在、1,195台で、県内2番目の設置数となっており、また、無償貸与といたしております。議員御指摘のように、急病や緊急時の対応が困難な虚弱高齢者に対しましては、迅速かつ適切に対応することが重要と認識をいたしておりますので、まずは65歳以上の虚弱な高齢者の範囲を要介護者、要支援認定者で必要と認められるもののほか、心疾患等の現病歴、既往歴がある人から、疾病等及びそれらの後遺症、あるいは老衰により、身体機能が低下した人などを対象とするなど、対象者の基準の拡大を行いたいと考えております。

 次の御質問の防水型のリモコンスイッチでございますが、現在使用している緊急通報システムは、国内主要メーカーの製品でございますが、ペンダント型送信機は防水型となってはおりません。

 また、ほかのメーカーの防水型ペンダントは、家庭に設置しております本体には対応できません。そのため、ほかのメーカーの防水型ペンダントに変えますと、世帯に設置している端末機、あるいは消防署の司令室、社会福祉協議会の相談センターに設置している通報システムすべてを変更する必要があり、多額の費用が発生をいたします。

 また、現在天草2市1町でこのシステムを運営しておりますので、他市町との関係もあり、すぐに対応できない状況でございますので、御理解いただきたいと存じます。

 以上です。



○議長(本田武志君) 総務部長。

          [総務部長 鶴田謹一君 登壇]



◎総務部長(鶴田謹一君) 私の方からは、住民サービスにつながる情報化の開示についての中で、まず、電話における市外局番の件につきましてお答えをいたします。

 NTT西日本などに御理解と御協力をいただき、平成19年5月1日からエリアが統合され、市内局番のダイヤルが不要になりました。そこで、市の対応でございますけれども、市政だよりにおきまして、平成19年の4月1日号、4月15日号、5月1日号の3回にわたり、事前にお知らせをいたしておりますが、さらなる周知も図る見地から、本年7月15日号の市政だよりにも再度掲載し、周知を図ってまいりたいと考えております。

 また、固定電話で市外局番をダイヤルし、市内通話をされた場合の通話料金の件でございますが、NTTに確認をいたしましたところ、この場合は、市内通話扱いとなり、市外局番をダイヤルしない場合の通話料金と何の違いもないとのことでございました。

 次に、各種申請書のインターネットサービスの件でございますが、市民の皆さんが市への各種申請書等で使用されます様式で、条例や規則で定めているものにつきましては、市のホームページからすべてダウンロードすることができます。お話がありましたホームページに掲載をされていない申請用紙につきましては、対象者が限られていたり、担当部署の説明や該当者との協議を踏まえて提出していただく方が、申請者の方に御面倒をおかけすることなく、事務が円滑に進めやすいということで、担当部署や支所の窓口において申請用紙を配付させていただいているケースが多いようでございます。しかしながら、ホームページに掲載した方が住民サービス向上につながるものと思われますので、今後、市のホームページに掲載をしてまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いをいたします。



○議長(本田武志君) 18番赤木武男君。



◆18番(赤木武男君) それでは、再度質問させていただきます。

 まず、南公民館についてでありますけれども、先ほどの答弁いただきました。南公民館を建設するということは、やっぱり財政的な観点から先の見えにくい話になろうかなというふうには思っております。こうした公民館建設に伴う請願書、要望書がこれまで行政の事務上、横のつながりも大事だと思いますけれども、これまで横のつながりといいますのは、教育委員会あるいはその関連する部署等の連携はとられて、協議されてきたのか、その辺の経緯についてお伺いをさせていただきます。



○議長(本田武志君) 教育部長。



◎教育部長(坂本安敏君) 公民館建設につきましては、そういったものの要望の取り扱いにつきましては、所管課である社会教育課が現在担当しておりまして、それぞれ関係課と連携をして現在までも協議を行ってきております。先に旧本渡中学校跡地の利活用等についてもですね、要望等があってきた折には、教育委員会等に上がってまいりますので、そういった場合には、全市的な計画の中で位置づけをしていくことが必要というようなことから、関係、関連する関係部署でそれぞれ協議を行ってきております。



○議長(本田武志君) 18番赤木武男君。



◆18番(赤木武男君) 今関連する部署で協議をしてきたという経過があるということでありましたので、それでは視点を変えてお伺いをさせていただきたいと思います。現在、港町にあります美来プラザ、これはスポーツやサークル活動を初めとして、大変多くの皆さん方に今御利用をしていただいております。さかのぼってみますと、この美来プラザは、本渡南公民館として位置づけができないかという要望も出された時期がありました。当時は、雇用能力開発機構が所有していたことからできなかった経緯がありますけれども、しかし、平成15年の3月31日に雇用能力開発機構と旧本渡市との間で財産売買契約書がかわされ、その後、天草市が引き継いで今管理運営がなされているところであります。現在、公民館としての機能も十分に備わっていることから、南公民館として移管できるのか、再検討するに値するように受け止めております。

 あわせて、この雇用能力開発機構の売買契約書の第5条には、平成31年9月までの用途制限がかけられております。その規定では、譲り受け後は、従来と同様に、体育、文化の向上のために広く市民団体に貸し出し、市民の福祉の増進を図るとされております。この事業の目的からしまして、私は相通ずるものは言うまでもないというふうに受け止めております。今、地域振興会の皆さんや住民の方からも美来プラザを南公民館としてできないのかという意見や要望も出ております。そこで、美来プラザを地域の活性化、振興策に向けてまちづくりの拠点と位置づけまして、さらには、地域における福祉活動の増進となり、つなげていけるように、本渡南公民館として位置づける考えはないのかお伺いをさせていただきます。



○議長(本田武志君) 教育部長。



◎教育部長(坂本安敏君) お答えをいたします。

 議員お話のとおり、美来プラザは、平成元年の11月にですね、財団法人本渡勤労者総合福祉センターとして開館をしております。その後、平成15年の3月に雇用能力開発機構から旧本渡市が買い受けをいたしまして、現在、経済部の所管で管理運営を行っているという状況でございます。

 施設の内容につきましては、利用された方も多いと思いますが、多目的ホール、それに会議室、視聴覚室、和室等を備えておりまして、公民館的な機能は十分に備えていると私どもも認識しております。しかしながら、その、すぐ公民館として利用するに当たりましてはですね、現在、美来プラザを利用されている方々もたくさんいらっしゃいます。そういった方々との調整も必要になってこようかと思っておりますし、また、美来プラザには、その運営審議会というのもございますので、そういった中での審議等もしていただく必要があろうかと思っております。そういったことも含めて早急に関係部課とですね、協議、調整を進めていきたいというふうに思っております。

 以上です。



○議長(本田武志君) 18番赤木武男君。



◆18番(赤木武男君) 今、答弁をいただきました中に、美来プラザ運営審議会というのが設置されております。もちろんこの方々の審議していただいて同意を得ることは必要であると受け止めております。いずれにしましても、各種団体を初めとして、校区の住民の方々は、この期待が高くなってきているのは間違いないことであります。担当所管としてですね、その移管できる可能性があるのであれば、早期に美来プラザの運営審議会を体制を図っていただくなり、またその道筋をつけていただきたいと思っております。審議会サイドの対応もあると思いますけれども、おおむねいつごろまでにその判断をいただけるようになる可能性があるのか、今後の見通しについてと、その結果次第では、開催されてみなければわかりませんが、次年度から公民館としての位置づけができる可能性があるのか、その辺も含めてお尋ねをいたします。



○議長(本田武志君) 経済部長。



◎経済部長(野嶋義澄君) 美来プラザの運営審議会のお尋ねですので、私の方から答えさせていただきますが、美来プラザには、その利用者を中心とした運営審議会を設置しておりまして、その事業計画・運営等について協議を行っていただいてます。今回、その御提言のとおり、その南公民館というような話をするならばですね、やっぱり利用者の方の御理解あたりも得なければいけませんので、その審議会の中でですね、十分検討をしていただかなければならないというふうに考えてます。近々ですね、審議会も開催するというふうなことを手続とっていたというふうに覚えておりますので、早急にですね、そっちの方の審議会でですね、そういう話があったということあたりをですね、協議していただくということになります。



○議長(本田武志君) 18番赤木武男君。



◆18番(赤木武男君) 今、近々審議会も開催をしていただくということでございましたので、よくよく地域住民の方々の思いを配慮していただきまして、ぜひそのような方向になるように努力をしていただきたいというふうに思います。この美来プラザにつきましては、ただ一つ難点がございます。駐車場の確保であります。以前に比べまして幾分かは駐車場をこれまで確保されてきておりますけれども、いずれにいたしましても、利用者からしますと、駐車場は大変不便な部分があります。そこで、美来プラザの横に港町児童公園ですか、ありますけれども、この公園のプラザ側の一部を−−道路側ですけども、昼間は公園として使える。夜は駐車場として使える。いわゆる、昼は子どもさんが遊ぶ可能性ありますけれども、夜はほとんど使用されていないということから、芝生を張るなり、いろんな工夫をすれば昼と夜の使い分けは可能ではないかというふうに思っておりますけれども、そして、あわせて、夜なんか特に体育館なんかの使用される方も多いもんですから、路上駐車ということも大変心配をいたしておりますので、ぜひとも、その駐車場、もし南公民館という位置づけができたとしたらですね、駐車場の検討もぜひお願いをして、駐車場の確保に向けて努力をしていただきたいというふうにも思っております。

 そして、次に、各支所の利活用策について再度お伺いをいたします。先ほど答弁では、五和支所と牛深支所が社協とハローワークに使っていただいているという話でありました。そして、今年度中に市有財産管理の整備を図っていくということもいただきました。この支所の空きスペースにつきましては、住民、地域住民の声を吸い上げながら、住民に最も最良な活用につながるように、早期に検討をしていただきたいと思いますけれども、この利活用に向けた検討委員会、あるいはそういった組織を今後立ち上げて、早期に取り組まれるという考えはないのか、お伺いをさせていただきます。



○議長(本田武志君) 財務部長。



◎財務部長(酒井秀則君) お答えをいたします。

 利活用に向けた組織の立ち上げについてでございますが、先ほどから教育部長の方からも答弁いたしておりますが、学校統廃合によりまして、廃校した施設におきます市有財産の利活用につきましては、もう既に関係部署において検討会というのを行っております。ただ、今後は引き続き各支所とも連携をですね、密にして、さらに検討・協議を進めてまいりたいというふうに思います。



○議長(本田武志君) 18番赤木武男君。



◆18番(赤木武男君) 今後の具体的なその、思案等があればお示しをしていただきたいと思うんですけれども、この空きスペースをですね、公民館的というのはちょっといかがなものか私も明確にはこう言えませんけれども、住民の方々が利用しやすい、安易に貸し出せる、そういうふうな方向もぜひ前向きに検討していただきたいというふうにも思いますし、そしてまた、今後のその空きスペースの利活用につきまして、消防法の基準や改修などいくつかこうクリアしなければならない点もあると思いますが、どういった課題が予測されるのか、その辺がわかりましたら答弁をお願いします。



○議長(本田武志君) 財務部長。



◎財務部長(酒井秀則君) 利活用につきましては、今、インターネット等を見ますとですね、各自治体ですね、いろんな検討をされておりますので、私どもも先進地の事例をですね、参考にしてですね、研究させていただきたいなと思います。

 それから、施設の、消防法のですね、基準、クリアしなければいけない部分どういったものが予測されるかという面ですが、これは施設の面積、用途に応じてさまざまな基準がございまして、例えば、消防法によりますと、消防施設の拡充、あるいは避難経路の確保等の課題がございます。用途を変更しますと、現在の建築基準法に適合するよう耐震補強しなければ使用できないなどの課題が予測できます。

 以上でございます。



○議長(本田武志君) 18番赤木武男君。



◆18番(赤木武男君) 私は、先日、牛深総合センターに併設されております、牛深図書館にお伺いをさせていただきました。現状からしますと、既に蔵書も限界のように、大変狭いスペースの1室に所狭しと本棚が並べてありました。耐震化対策によりまして、この書棚の間は幾分今回広くなっておりましたけれども、それにあわせて、人の行き来ができるという話もお聞きしました。しかしながら、全体的に狭く、特にこの入り口付近の読書スペースは、トレニアが2台しか置いてありませんでした。そして、乳幼児や子どもたちに配慮した空間もほとんどありませんし、読み聞かせや読書運動に関連したさまざまな企画等につきましても、新たな空間の確保が必要だと受け止めてきました。その一方で、牛深支所には、幾つもの余裕あるスペースがあると思います。この際、牛深図書館を牛深支所に移動して、支所と併設する考えはないのかお伺いをしたいと思います。と言いますのは、総合センターでは、貸し出す会議室はありますけれども、ときには、満室等でお断りする場合もあると伺いました。そしてまた、駐車場は大変狭く、利用者の方にも迷惑をかけている現状があります。総合センターから図書館を移設することで総合センター機能が十分に図られていく。そのようにも受け止めております。また、支所に移動した場合について、個人情報等の関連から、休日等の対応ができない旨の意見は、以前、職員の方からお聞きをいたしておりました。私は、その解消策として、エレベーターや階段まで、いわゆるその通路にデパートの表にまあ設置してあります、ブラインドシャッター、そういうものを設置することで、図書館はもとより、一般の民間団体や企業にもその支所の貸し出しが可能になると思いますけれども、教育委員会及び担当部長の御認識をお伺いさせていただきます。



○議長(本田武志君) 教育部長。



◎教育部長(坂本安敏君) お答えをいたします。

 牛深図書館につきましては、今お話のとおりですね、今現在、牛深総合センターの2階の1室を図書館として設置をいたしております。面積が124平方メートルしかございません。御指摘のように、読書あるいは学習をするスペースや、あるいは親子で読書に触れられるスペース等が少なくてですね、利用者の皆様に御迷惑をおかけしておる状況でございます。今後、支所の空きスペースの利活用の促進とあわせまして、それぞれ関係部課と十分連携を取りながら前向きに検討させていただきたいというふうに思っております。

 以上です。



○議長(本田武志君) 財務部長。



◎財務部長(酒井秀則君) 財務としての見解を申し上げますが、公の施設として配置転換につきましては、地域の実情やその施設を統括する所管課が作成しております適正化計画等により判断されるものと考えております。

 また、用途変更に伴います各種の法的整備が必要である場合は、その改修を行うだけの必要性があるかどうか。また、総合的に勘案しながら利活用について判断したいと考えております。



○議長(本田武志君) 18番赤木武男君。



◆18番(赤木武男君) 今の答弁、もう1回ちょっと確認したいと思うんですが、いわゆる教育委員会の答弁では、前向きに検討していきたいということでした。財務部長の話は、答弁は、総合的に検討していきたいということでしたけども、財務部長の見識では、前向きなのか、その研究課題というふうな受け止め方で今答弁されたのか。そこを確認させていただきたいと思います。



○議長(本田武志君) 財務部長。



◎財務部長(酒井秀則君) 基本的に所管部の考えでまず受け入れまして、特に問題なければ、私たちはそれに従いたいというふうに思います。



○議長(本田武志君) 18番赤木武男君。



◆18番(赤木武男君) よろしく御検討方お願いをいたしたいと思います。

 次に、栖本支所についてもお伺いをさせていただきます。

 合併後に教育委員会事務局栖本分室は、町の中心部からほど遠い旧河内小学校に設置され、そのことに伴いまして、栖本町の公民館図書室も同様に移設がされております。現在は、栖本分室は支所に移動してきましたけれども、図書室は旧河内小学校に残されたままになっております。子どもたちや住民にとって利用したくても、距離的な負担が大きな壁となりまして、利用率を下げているといっても言わざるを得ないと思います。また、特に問題なのは、町の中心部に当たる馬場と湯船原地区に小学校、中学校がありまして、河内までの距離は子どもたちにとりまして本に親しみ、読書の機会を失わせる結果にもつながっております。なぜこうも住民サービスが置き去りにしてこられたのか。その対応にも大変疑問が生じております。改善すべきは、早期に改善策を実行するのが行政の責務であると思います。先日、栖本支所を訪問し、2階を拝見させていただきました。ここも同様に、広い畳の部屋のほか、会議室らしき部屋が4カ所程度あったでしょうか。一部は住民の方々に会議室等として開放されておりましたけれども、そのほかの部屋はほとんど使用されているようには受け止められませんでした。栖本支所には外階段がありますので、土日、祝日でも2階は一般の方も解放できる可能性が高いと思います。そこで栖本支所に旧河内小学校にある図書室を移設できるのではないかと思っております。もちろん移設につきましては、先ほどもお尋ねをいたしましたけども、耐震強度の調査も必要になってくるかもしれませんけれども、合併前の運営形態を考えますと、遜色はないというふうに私は受け止めておりますが、栖本図書室の移設の可能性と耐震調査についての御認識をお伺いさせていただきます。



○議長(本田武志君) 教育部長。



◎教育部長(坂本安敏君) 栖本図書館につきましては、平成13年の4月に旧河内小学校に設置したものでございますけれども、おっしゃいましたとおり、町の中心部から遠方にあることから、現在の利用者は少ないという状況でございます。今後の支所の空きスペースの有効活用を図る観点におきましても、支所あるいは住民の方の意見をよく聞いてですね、支所への移設ができるかどうか、関係部課と十分検討・協議を進めてまいりたいと思います。



○議長(本田武志君) 財務部長。



◎財務部長(酒井秀則君) 耐震度調査につきましてでございますが、栖本支所は、旧庁舎と新庁舎がございまして、旧庁舎は昭和44年建設でございますので、耐震度調査が必要であろうかと思いますが、新庁舎は昭和57年に建設されておりますので、耐震強度はクリアしているものと予想されます。



○議長(本田武志君) 18番赤木武男君。



◆18番(赤木武男君) それでは、次に、



○議長(本田武志君) 制限時間5分前です。



◆18番(赤木武男君) はい。緊急通報システム事業に関連して再度お伺いをさせていただきます。

 先ほど部長の答弁では、1台7万円ほどかかり、莫大な費用が必要であるというふうな答弁がありました。私は、命、大事な命から考えますと視点が違うのかなという部分もありますけれども、できるだけ緩和策をですね、検討していただいて、柔軟な対応がしていただけますように、これはもうぜひお願いしたいという思いがいっぱいであります。

 そして、先ほど熊本県で2番目に設置率が高いと言われたんですかね。それはそうですよね、天草は高齢化率がもちろん高いわけですから、それはそうだと思います。しかしながら、その2番目というのは設置台数なんですかね、それとも人口比率なんですかね。その辺、もう1回ちょっと確認をさせていただきたいと思います。



○議長(本田武志君) 健康福祉部長。



◎健康福祉部長(田代隆一君) お答えします。

 設置台数でございます。



○議長(本田武志君) 18番赤木武男君。



◆18番(赤木武男君) そしてもう一つ、ペンダントの防水型の変更については、現在のメーカーということでした。ということは、これから天草市は、将来にわたってこのメーカーと随意契約をしていくということに、先ほどの答弁からするとなるんですね。永久にその今のメーカーが選定されていくというふうに理解していいんですかね。変えることが、ペンダントを変えれば機種が違うから受信ができない、送信ができないということになってきますので。



○議長(本田武志君) 健康福祉部長。



◎健康福祉部長(田代隆一君) 先ほど申し上げたのは、ペンダントだけ防水型に変えれば、ほかの部品が使えないという状況にあります。まあ単年度でずっと契約−−入札をしてやっておりますので、それとは話は別と考えております。



○議長(本田武志君) 18番赤木武男君。



◆18番(赤木武男君) それで、今、その、これ緊急通報システムがですね、撤去されている台数が200台を超えているというふうな話もお聞きをいたしました。先ほど、その財源が莫大になるというんであれば、なぜその200台今撤去してあるのを使われていないのかというのも大変疑問にも残りますけれども、今後のその利活用についての見解をお伺いさせていただきます。



○議長(本田武志君) 健康福祉部長。



◎健康福祉部長(田代隆一君) お答えします。

 現在、使用しております緊急通報装置端末本体の耐用年数は約7年となっております。古い機種は、部品やペンダント送信機が製造されていないため、修理等ができないために、故障した場合には、新機種に交換をさせていただいております。改修した機器の中で、使用可能な、新しい機器につきましては、点検・修理・清掃を行い、先ほどお答えしました、虚弱高齢者の対象者の拡大分に再利用したいというふうに考えております。



○議長(本田武志君) 18番赤木武男君。



◆18番(赤木武男君) 独居老人の孤独死がいまだに全国的な問題となっております。天草消防本部の09年の統計で、天草市域の独居老人の死亡が確認された人数は24人、そのうち、50歳以上が7人、65歳以上が16人、残りの一人は自宅外で亡くなられておられました。この結果は、警察署が取り扱わない事案もありますので、全部だとは思っておりません。いずれにしましても、何らかの手助けがあれば、このうちの何人かの方が助かった可能性もあるわけであります。緊急通報システムが作動しますと、消防署への通報と協力員に連絡が届きますけれども、一刻も早い通報が大事な命を救うことにつながってまいります。市長の施政方針でも、地域福祉の推進を図るため、身近な福祉課題、生活課題を地域全体で共有し、地域見守りネットワークを構築していきたいと述べられました。

 そこで、施政方針に対する具体的な御見解と緊急通報システム事業の住民ニーズに対する考えと、あわせて、独居老人の孤独死についての御見解をお伺いをいたします。



○議長(本田武志君) 健康福祉部長。



◎健康福祉部長(田代隆一君) お答えいたします。

 現在、市では、孤独化の予防のために、地域の人々や友だちなどの助け合いによる地域見守りネットワークの構築を図っているところでございます。地域見守りネットワークを構築することによって、現在薄れがちな親族とのきずなや、地域で支え、見守る支援を大切にし、地域の高齢者、災害弱者など、普段から見守り、支えることが在宅の高齢者の不安を軽減し、孤独死を防止するなど、生命を守ることにつながるというふうに考えております。

 緊急通報システムにつきましては、急病や緊急時の対応が困難な虚弱高齢者に限定して貸与し、緊急時に速やかに対応するとともに、定期的に安否確認を行っております。できる限り市民のニーズに応えてまいりたいと考えておりますが、限られた財源の中での事業でございますので、どうか御理解をいただきますようお願いをいたします。



○議長(本田武志君) 18番赤木武男君。



◆18番(赤木武男君) できれば、市長の答弁もいただきたかったんですが、よければお願いできますでしょうか。



○議長(本田武志君) 安田市長。



◎市長(安田公寛君) 御質問いただきましたとおり、高齢者の皆さんがいつまでもお元気で、明るく、活力ある社会をつくっていくためには、自助・共助・公助、このバランスが私は必要だというふうに思っております。自助・共助そして公助、公助にあたる部分は、当然行政で行っていく部分でございますが、だんだん行政が担わなければいけない役割は多くなってきているというふうに思っております。地域の実情をしっかりと見極めながら、できるかぎりの努力をしてまいりたいというふうに考えておるところでございます。その中の一つが、先ほど福祉部長からもお話がございましたとおり、地域見守りネットワークの構築、これを施政方針でも述べさせていただいたところでございまして、いずれにいたしましても、地域とのきずな、人と人とのきずな、このきずなを強くしていくためには、自助・共助・公助、それぞれにどのようなバランスで対応すればいいのかといったことを真剣に考え、そして実行してまいりたいというふうに思っておりますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。



○議長(本田武志君) 18番赤木武男君。



◆18番(赤木武男君) 今、答弁をいただきましたように、地域見守りネットワークの構築、これは先ほど言いましたように、孤独死というのは、天草市は少ない方ではないと私自身は受け止めております。しっかりとその辺も連携がとられていきますように、お願いをしたいと思います。

 最後になりますが、住民サービスにつながる情報化についてお伺いをさせていただきます。実際、市民の方が例規集というものを身近に感じることはほとんどないかもしれませんが、実際には、すべて行政とのかかわりは、例規集が根拠となって生活環境が守られていると言っても過言ではないと思います。これが、その例規集であります。[例規集を提示]この3巻によって役所と市民の方のつながりがあるわけであります。そして、この例規集は市民にとりましても多くのメリットが隠されている大切な財産だと受け止めております。そうした情報を市民の皆さんに発信していくことは、行政の責任でもあり、当たり前のことだと思います。市民の皆様にあっては、知らなかったということで、大きな負担を負われたことも少なくないとお伺いをいたしております。

 例えば、助成金や補助金など、事前に申請して認定を受けていれば、1割負担で済んだ工事が、結果的には100%の自己負担につながった事案も伺ったことがあります。もっともっとこの情報の発信に力を入れて、住民サービスの向上を図るべきだと思っております。



○議長(本田武志君) 赤木武男君に申し上げます。制限時間がまいりましたので、速やかな質問の終結を命じます。



◆18番(赤木武男君) はい。この例規集は、言いかえれば、市の法律に当たります。そこで、広報紙の一部コーナーあたりを設けて、住民にもっともっとこの例規集の内容をお知らせいていただきますことをお願いをしたいと思いますが、その考えについてお伺いをして、私の一般質問を終わらせていただきます。



○議長(本田武志君) 総務部長。



◎総務部長(鶴田謹一君) 住民サービスを初めといたします市の各種情報につきましては、市政だよりですとか、ホームページで市民の皆様に情報を提供をいたしております。とりわけ、各種補助金でありますとか、助成金制度等の情報につきましては、現在、市のホームページの「みんなが使える!補助金等事業一覧表」でいつでもご覧いただけるよう紹介をいたしております。

 また、市政だよりでの公表につきましては、紙面の都合もございますので、年間の広報計画の中で調整をし、効果的な時期に各種制度の紹介でありますとか、募集記事を掲載し、制度の変更等が生じました場合は、特集記事等で紹介する方法をもって市民の皆様へ周知を図っておりますので、御理解の方をよろしくお願いを申し上げます。



○議長(本田武志君) 以上で、18番赤木武男君の質問を終わります。

 ここで、昼食のため休憩いたします。午後は1時から再開いたします。

              午後0時00分 休憩

−−−−−−−−−−−−−−−−−− ○ −−−−−−−−−−−−−−−−−−

              午後1時00分 再開



○議長(本田武志君) 再開いたします。

 午前中に引き続き、一般質問を行います。

 13番若山敬介君の質問を許します。

          [13番 若山敬介君 登壇]



◆13番(若山敬介君) 13番若山敬介でございます。きょうはお手元の議事日程のとおり、通告に従いまして一般質問をさせていただきます。

 今回は、1点に絞りまして、消防行政における天草市の考え方について、方針についてお尋ねをいたします。その中の2点でございますけれども、天草広域連合広域計画に対する市の考え方ということで、まず質問させていただきます。

 現在、天草広域連合におきましては、消防業務を主とする消防関係、ごみ処理施設業務を主とする衛生関係、介護保険認定審査業務を主とする民生関係がとり行われ、このほかにも広域サインや関係市町村職員等の共同研修、広域にわたる事務の調査・研究も実施をされていることは周知のとおりでございます。また、広域連合の予算につきましての主要政策の決定につきましては、関係2市1町の議会を経て、連合議会の承認・議決が必要であるということになっております。いわゆる2市1町の3つの議会と連合の議会、合わせて4つの議会が承認・議決ということになっていきます。当然、最終決定は広域連合議会での承認・議決となりますけれども、いわゆる、負担を強いる天草市、それぞれ2市1町、それぞれの負担金を持ち寄ったところでの広域連合の予算というふうになりますけれども、いわゆる天草市の基本的な方針をどのように考えておられるのか、まずお尋ねをしたいと思います。

 特に、今回は、消防関係に絞ってお尋ねをいたします。

 まず、市長は、施政方針にも掲げておられますように、快適な生活環境づくりの中で、防災という点においても、地域消防力の維持に努めるとともに、地域における火災や救急出動を含む災害への備えを強化し、安心・安全なまちづくりを推進すると述べられております。このことにつきましては、4年前の施政方針においても述べられておりますので、その考え方にぶれはないものと確信をしております。

 広域計画の策定及び計画実施までの経緯を見てみますと、平成16年に広域計画会議が設置をされまして、消防部会プロジェクトチームが立ち上げられ、検討がなされたところであります。その後、平成18年8月に分署を分遣所へ移行しながら署所再編を行う広域計画が議決をされました。それ以降、平成20年6月から関係機関や関係地域に対して分遣所移行計画が説明をされ、平成21年4月に五和分署と新和分署が分遣所へ移行をしております。また、その後、平成21年5月には天草広域連合消防分署・分遣所移行計画諸問題検討会が発足し、10月に検討会の提言書が報告をされております。また、平成21年12月には、正副広域連合長会議において、平成22年度に分遣所となりました五和、新和、有明につきまして、小型動力ポンプ付積載車を配備に必要な予算というのを計上するとともに、平成22年度に広域計画等策定審議会を設置し、今後の方針及び施策について審議することが了承されております。平成22年1月には、その予算案と審議会条例の制定案が可決をされております。市長は、当然、連合長の立場でありますから、すべて了承された上での決定かと思っておりますけれども、広域連合の消防が果たす役割の中で、天草地域の中で、天草市が面積とすれば78%、世帯数においては71%という大きな占有面積を持つ天草市の役割というのをどのように認識をされているのか、お聞かせをください。

 天草市の基本的な方針は、一体だれのために、何のために方向性が示されるのか、明確にお答えください。

 そして、これまでの経緯で、天草市の住民の安心と安全が守られてきたのか。その評価をお聞かせください。

 また、分署から分遣所移行計画は、何を一番根拠に策定されたのか、改めてお聞かせください。

 次に、消防施設整備計画等についてお尋ねをいたします。

 平成22年度の主要施策において、南消防署の移転新築が決定をされております。南消防署庁舎につきましては、昭和40年に改修し、43年間経過をいたしました。その中で老朽化と耐震強度不足によって防災拠点としての機能が確保できないことを理由に挙げられております。このことについては、まず納得できることだというふうに思います。それでは、現在の消防本部、消防署の実態はどうなのでしょう。消防本部は、昭和57年3月に竣工しております。消防署につきましては、昭和41年12月竣工です。このことから、消防署は確実に建てかえの時期に来ていることは明白であります。建築物の耐震改修に関する法律が施行されてから耐震診断の結果、補修に係る庁舎の維持及び消防署としての利用状況を勘案しても、新築移転が適当であるとの話がされてきたのではないでしょうか。私がお尋ねしたいのは、市の庁舎と消防庁舎が建てかえをする時期を迎えたときに、総合的な予算や財政状況を勘案しても、負担金を支出する立場から、天草市の考え方はどうなのか。現在地から極端に離れた場所への移転は考えにくいと思われますので、消防庁舎の建てかえを天草市はどのような方向で考えていくのかをお尋ねをしたいというふうに思います。

 これで1回目の質問とさせていただきます。2回目につきましては自席の方で折衷方式で質問させていただきます。よろしくお願いします。



○議長(本田武志君) 安田市長。

          [市長 安田公寛君 登壇]



◎市長(安田公寛君) お答えをいたします。

 天草広域連合の消防業務に係る本市の役割についてでございますが、市民の皆さんが安心して安全に暮らしていただくために、連合の構成団体でございます上天草市・苓北町と十分に協議しながら運営していく必要があると認識をいたしております。

 また、これまでの実績といたしましては、消防署員の努力はもとより、消防団とのさらなる連携強化、また小型動力ポンプ付積載車の配備などによる消防機能の確保などにつきまして一定の評価はできるものと考えております。本年4月には、新しく天草広域連合広域計画等策定審議会が設置されております。現在、地域住民の意見を反映させ、効率的かつ効果的な行政運営に資するため、具体的には、消防署所の機能、あり方、職員数などさまざまな形態、方法を含めて協議をしていただいているところでございます。また、分署から分遣所への移行計画についてでございますが、先ほど議員御案内のとおり、現在の広域連合広域計画は、平成17年5月に広域計画等策定審議会から答申され、その内容は、将来の財政上の問題等から分署を統廃合する方針で検討がなされておりました。しかし、高齢化が急速に進行する中で、広範囲な天草地域において、ますます増加している救急業務を存続させるために、平成18年8月に現在の救急分遣所移行計画が新たに策定され、今日に至っておるというふうに理解をいたしております。

 次に、消防庁舎建てかえについての本市の考え方についてでございますが、議員御指摘のとおり、耐震問題等があり、喫緊の課題であると認識をいたしております。基本的には、消防防災拠点施設としての機能を効果的に発揮することができ、さらには、庁舎建てかえに伴う財政負担の軽減ができるように計画されることが望ましいものと考えております。



○議長(本田武志君) 若山敬介君。



◆13番(若山敬介君) 冒頭に天草市としてのですね、やっぱり構成2市1町がありますので、それぞれの立場で各市町長さんのお考えもあることだということで、広域連合長としてのですね、考えではなく、いわゆる天草市の市長としての基本的な考え方を一応お尋ねをしているつもりでございますので、その点でよろしくお願いをいたしたいと思います。

 1回目の答弁につきましてはですね、納得できるもんが非常に少なくて、納得できないものというのが大いにあります。

 それでは、個別に質問をさせていただきます。

 まず、先ほどお尋ねしました、分遣所移行計画につきましては、今後、移行する予定の天草市の管内の地区の方からですね、十分な検討を再度求められているというふうに、そういう状況にあるというふうにお聞きをしておりますけれども、各構成市町の中ではですね、やっぱり、まだばらばらな意見が出てきているということで、その整合性をですね、どういうふうに図っていくのかというのをお尋ねをしたいというふうに思います。



○議長(本田武志君) 安田市長。



◎市長(安田公寛君) ただいま議員御指摘のように、分遣所移行計画をしている地域からさまざまな御意見、御要望を、そういったものが広域連合にも寄せられておるところでございます。この点を含めまして、現在、本年4月に広域連合で設置されました広域計画等策定審議会に諮問して議論をいただいているところでございます。現在の広域計画を基本とした上で、天草管内でのさらなる消防業務の健全運営及び総合的な消防力の維持、強化と効率的な配備などを考慮した、新しい広域計画が策定されるものと考えております。従いまして、新しく策定された広域計画に沿って、今後の計画どおりに実施をされていくものというふうに考えております。



○議長(本田武志君) 13番若山敬介君。



◆13番(若山敬介君) 今、御答弁いただきました中にもですね、先ほどありましたとおり、消防業務の健全な運営ですね。それと総合的な消防力の維持・強化、そして効率的な配分などをですね、考慮すればということで計画がなされておりますけれども、今までのですね、消防と救急が同時に対応できていた状況からすれば、実際言えばですね、変更する必要が本当にあるのかなと。今までの状況でも良かったんじゃないかというふうに思えるわけですね。これまで消防業務が不健全であるとですね、指摘をされたことはまずないというふうに思いますし、日々訓練と実務を繰り返してきたことがですね、消防力を低下させているということはまずないだろうということ。それから、これまでの配備がですね、非効率的だったのかどうかということは、まずそういうことはないんじゃないかというふうに思ってます。ですから、分遣所移行計画というのに沿っていかれるということでありますけれども、どうも本末転倒でですね、今、救急移行を、救急分遣所に移行するという形で救急車をきちんと配備をして、その業務に当たるということではございますけれども、やっぱり当然消防防災につきましてはですね、確実に低下をすると。その単体を見ていけばですね、確実にそういうふうに見えてくるんだろうということに思ってます。先ほどありましたとおり、天草の高齢化が急速に進行するということでありますけれども、天草のですね、高齢化というのは、実際、今急激によそから高齢者の方が入ってきたということではございませんし、10年、20年前をですね、勘案しても、人口動態の経過からすればですね、当然高齢化になっていくというのは、もうだれが予想してもですね、数字的な上でもわかっていたことだというふうに思ってます。そうだとすればですね、当然、先ほどの前段のところでも同僚議員の方からありましたとおりですね、本当に自助・共助という形、公助という形を当然言われましたけれども、自助でできないですね、限界集落も大分増えてきてまいりましたので、共助もおぼつかない。とすれば、やっぱり公助に頼っていくのかということで、基本的なそういう流れを見ていくとですね、果たして、公助というその公がですね、どれだけの業務として住民の安心と安全を守るかということにつきましてはですね、やっぱりある程度、私は逆行した流れかなというふうに思っております。その辺をですね、もう一度市長の方から、リーダーとしてのお考えを、率直なお考えをお聞かせください。



○議長(本田武志君) 安田市長。



◎市長(安田公寛君) 私は、今の体制が全く不健全だということで申し上げたつもりはございません。先ほど言いましたように、各地域からさまざまな御意見・御要望等をいただいております。これに対してどのようにこたえていくのか。そして、社会情勢も大きく変わろうとしている現在、そのようなことを5年経過した広域計画でございますので、これを見直しをかけていくと。5年ごとに見直しをかけていくということで今回策定審議会を設置したということでございますので、誤解のないようにお願いを申し上げたいというふうに思っております。



○議長(本田武志君) 13番若山敬介君。



◆13番(若山敬介君) 今言われましたとおりですね、計画は当然見直されるもんだろうということで、それは当然理解はいたしておりますので、次に、職員数減についてお尋ねをしたいというふうに思います。平成22年度の最低勤務人員がですね、中央消防署が11名、南消防署が7名、大矢野分署が6名、その他の分署、分遣所が3名という形になっております。平成21年度の天草消防の災害出動は、21年中ですね、火災が70件、救急が5,237件、救助が52件というふうになっています。特に、救急業務の増加で、管内に16台の救急車がおりますけれども、毎日どこかでこうサイレンを鳴らしているのは、皆さんも耳にしていることだろうというふうに思っています。中央消防署には、救急車が2台おりますけれども、配備されておりますけれども、救急件数は、中央消防署は平成21年度に1,206件、非常に多い数字だというふうに思いますし、そのうち、同時に2台の救急車が出動事案が186件あるそうでございます。救急車の乗車定員につきましては3名というふうに規定をされておりますけれども、同時出勤時には6名が出動しているために、最低勤務人員の中央消防署の11人の中からですね、6名が出ていけば、当然5名が残るという形になります。防災を担っていく人員は5名ということになります。分署にあっては、勤務体制が3名でありますので、救急車で出られればですね、当然残る人はゼロという形になる。このような状況をですね、天草市として本当にこれでいいのかなということで常々ですね、総務企画常任の委員会の中でもですね、いろいろけんけんがくがくと議論をされたところでありますけれども、やはり刻々とですね、粛々と分遣所の方に移行をされているという形で、なかなか納得はできないままにですね、それが連合の議会の中では承認されて進められていくという形でありますので、この辺がですね、本当にいいのかなというのが常々、ずっと思っていることではありますけれども、そのような状況を見てのお考えもまたお尋ねをしたいと思います。



○議長(本田武志君) 安田市長。



◎市長(安田公寛君) 現在、消防本部では、火災救急現場により早く到着できますように、天草2市1町の管内を48管区に区分して出動することとされておるようでございます。

 また、救急火災の状況に応じて、より近い署所等から応援する体制となっておりますので、機能的で効率的な消防業務の運営を図る上では、十分であるとは言えませんが、現在の体制もやむを得ないというふうな認識を持っております。

 ただし、今後のあり方につきましては、市民の安心・安全を守るという大きな使命を含めまして、先ほど申し上げました策定審議会及び連合議会等で十分に議論をしていただき、結論を出してまいりたいというふうに考えております。



○議長(本田武志君) 13番若山敬介君。



◆13番(若山敬介君) 今の市長の御答弁の中でもですね、その、現在の体制をやむを得ないと、非常にひっかかる言葉なんですね。もし変えられるのであればですね、万全とした体制で臨んでいるんですと、やっぱりそういうことでなければですね、本当に住民の安心と安全は守れるのかということで、先ほども申されましたとおり、48の管区に分けてですね、確かにいろんなところをやっぱりカバーをするんだということになりますけれども、ただ日常、私たちも住んでてですね、自分のところ、地域に住んでて、およそ20分くらいでもし火災があれば届くだろうということで、そういう想定はしますけれども、もしそこが出てこないならば違うところからくるという体制でしょうから、そうなると、多分20分じゃ済まないだろうとですね。それだけ時間がかかれば、かかればかかるほど火災にしても、やっぱり人命救助もやっぱり遅れるというような形になりますから、こういう体制が本当にきちんとした体制でですね、頑張られるのかということは、多分住民の方もやっぱり不安になるだろうということで、今回の質問にさせていただいております。この辺もですね、十分またお考えをいただいて、先ほど申されましたとおり、計画は見直されるもんだということで思っておりますので、その辺の方向も、今後も見守っていきたいと思いますし、計画は必ず見直していただきたいというふうに思ってます。

 次に、平成22年度の天草消防の消防予算についてでございますけれども、常備消防費として、19億4,153万9,000円というふうになっております。各市町の負担額につきましては、天草市が13億4,000万円、上天草市が4億6,000万円、苓北町が1億3,000万円というふうになります。地方交付税が減少するという中でですね、各市町では、基準財政需要額の90%以内で算定をされたというふうに思います。基準財政需要額というふうに言いますと、いわゆる高齢福祉で言えば、人口の65歳以上の人にですね、単位費用をかけて、また係数をかけるというような形になりますけれども、こういう消防業務につきましては、総人口かける単位費用かける係数という形になるかというふうに思いますけれども、その分でですね、算定をされたというふうに思っております。90%以内ということでありますけれども、天草市が何パーセントでなっているのかというのを教えていただきたいというふうに思いますし、ちなみに、今年度のですね、天草市の当初予算は、まだ補正のですね、額をプラスしておりませんので、486億5,000万円弱ということになりますし、その天草市のですね、予算割合からすると、消防費はわずか2.75%ということになります。このことにつきましてはですね、基準財政需要額をもとに勘案されたもので、住民サイドに立ったですね、予算配分というのが本当になっているのかどうかというのは、非常に疑問なんですね。いろいろ財政、行財政計画の中でもですね、あらゆる分野、一帯分野をこう見ていく行政ですから、特段その消防費だけをがんとこう上げていけということではありませんし、こういう負担金に対するですね、基本的な考え方というのを、ひとまずまた教えていただきたいというふうに思います。

 また、平成22年の2月の9日に消防庁の消防救急課から平成22年度の消防防災に関する普通交付税措置案の概要が示されております。通知では、消防費の単位費用が、先ほど言いましたとおり、単位費用がですね、現況の1万1,000円から400円プラスになりまして、1万1,400円になるということになります。当然、先ほど申しました基準財政需要額が、確かにこうアップをするというような形になりますし、その中でですね、平成22年度の地方財政計画の給与関係経費における消防職員数の規模が是正され、常備消防費で2名の増員、救急業務で1名の増員措置案が出されております。このことは、地方公共団体が地域のニーズに適切に対応した行政サービスを提供できるように消防費等の関係項目の単位費用において、活性化推進特例費として増額を行なっているところでございます。つまり、消防職員数を減少させるのではなくて、増員して、地域住民に対するサービス向上と、ひいて言えば、若者に対する雇用対策を図るためにも重要なことだと考えておりますけれども、今後、このような施策がですね、どのように反映をされるのか、市のお考えをお聞かせください。



○議長(本田武志君) 安田市長。



◎市長(安田公寛君) 連合への平成21年度消防負担金につきましては、普通交付税での消防費の基準財政需要額の約87%というふうになっております。

 また、連合の消防負担金への財源として、交付税に市単独財源を加えることにつきましては、構成市町の考え方等を含めました協議も必要となろうかと考えております。本市といたしましても、限られた財源の活用について、行政運営の根幹をなすものでございますので、地域の実情、将来的な予測など、さまざまな観点から総合的な検討が必要だというふうに考えております。

 また、次に、御指摘ございました基準財政需要額の単位費用増額に伴う消防職員の増員等についてでございますが、将来的な地域状況の予測や、今後の国の動向を踏まえて、長期的な視点に基づく検討が必要であるというふうに考えております。



○議長(本田武志君) 13番若山敬介君。



◆13番(若山敬介君) ちょっと国のですね、国からのそういう普通交付税に対する地方交付税についてですけれども、国がどれだけのお金をおろしますからということで、それについて市町村がいろいろお考えになるということは、当然、私たちも認識をしておりますし、それで行政運営が図られるんだろうということは重々理解をしておりますけれども、確かに、国がですね、恒久的にそういう保障をしながらどんどん額も増額しますというようなことはですね、だれもやっぱり想像はできないわけですね。国は、もしかしたら単年度で打ち切るかもしれない。額もどんどん下げていくかもしれないということはですね、おおよそ予想はできますけれども、それであればですね、国がつくった基本、基準、基準線の中でですね、それでしか行政が動かないのかということはまずないと思うんですね。基本的な部分は地域住民をですね、守るための基準というのは、やっぱり、各行政の自治体がつくるもんだというふうに思ってます。国が面倒見なければですね、もう市町村は地域住民を面倒見ないのかと、見捨てるのかということになれば、絶対そういうことはあり得ないということで、一定基準からですね、絶対こう下げてはならない基準というのが多分あるはずだというふうに思いますけれども、市長の方はどういうふうにお考えでしょうか。



○議長(本田武志君) 安田市長。



◎市長(安田公寛君) 現在、政権交代も行われまして、地域主権という考え方で、その改革がいたるところでなされておるところでもございます。そういう中で、交付税についても一括交付金という形でより自由度の高いものへの、そういう方へ移行していこうという流れがこうできあがってきておるところでもございます。そういう考えで、今後、国の動向がですね、本当にそのように流れていけばですね、それぞれの地域にあった形の私は防災体制も十分に図っていけるものと考えておりますが、まだ緒についたばかりでございますので、そこのところを私は、十分に見極めを図ってやっぱり取り組んでいかなければならないというふうに考えております。



○議長(本田武志君) 13番若山敬介君。



◆13番(若山敬介君) 行政の長である市長がですね、やっぱりその一線をですね、絶対こう見誤らないということはですね、ぜひお願いをしたいというふうに思います。

 次に、小型動力消防ポンプ付の積載車の配備についてでございますけれども、先ほど述べましたように、救急分遣所へ移行したところに配備される積載車というのは、現場の消防職員にとって本当に有効に成り得るのかなと、先ほどから従来お話をしているとおりでございますけれども、去る6月6日に開催をされました消防団の操法大会を出席をさせていただいて、見させていただきました。本当に感激をいたしました。あれだけのですね、訓練に耐えながら、迅速な操法技術を身につけてですね、大会に臨まれて、本当に甲乙つけがたいようなですね、それぞれの代表の方がおられましたので、まあ、ああいう姿を見ればですね、地域住民の方は本当に安心して安全でというのがですね、やっぱり実感されるだろうというふうには思いますけれども、ただ本当に実態、例えば、昼間に火災があったときに、消防団の方がどれだけ駆けつけていただけるかどうかというのは、非常にやっぱりまあ確率的にも少なくもなりますし、実際言えば、消防団に今加入される人間もですね、だんだん少なくなってきているということで、消防団員を確保するのにもですね、非常に苦慮されている状況もあります。これだけのですね、消防団に期待を、連携を図るということでございますけれども、やっぱり常に主体的になるのはやっぱり常備の消防署の職員だということで認識をしておりますけれども、人命を尊重してですね、建物火災の消火に対するべき役割というのは、本当にやっぱり消防団も、消防職員もですね、変わらないというふうには思いますけれども、やっぱり常備消防の役割というのが本当に重要であるということでありますし、当然、常備の消防署の職員につきましても、日夜訓練をされて、非番のときでもですね、火災があればやっぱり現場に駆けつけるという意識と行動をもっておられるというふうに思ってますし、いわゆるマンパワーと呼ばれるですね、消防職員が削減されるというのがですね、本当にこれがまた住民の安心と安全につながるかというのが理解ができないところであります。このことについて、市長の考えをお聞かせをいただきたいと思います。



○議長(本田武志君) 安田市長。



◎市長(安田公寛君) 消防職員の数、この問題を財政状況を中心に考えていくということは、安心・安全な生活への対応といった面では、私は好ましくないというふうに思っております。しかしながら、御承知のとおり、その逆もございまして、行政運営を図っていくその財源は、市民の皆さん方からの税金に負うところが多いわけでございますので、そういったこと等も含めますと、より効率的なやっぱり運営を図って、適正な人員体制、それはどの程度かと。どこまでできるのかといったところで判断をすべきだというふうに考えております。



○議長(本田武志君) 13番若山敬介君。



◆13番(若山敬介君) 職員とですね、職員の退職者、それと新規採用者の職員につきましてでございますけれども、平成21年度には11名の方が退職をされて、22年の4月からはまた11名の方がですね、新規を採用されたということで、いわばプラマイゼロですよね。ところが、新規の職員につきましてはですね、9月の末までですよね、多分研修期間というのがありますから、当然その期間は11名が減ということになっておりますし、そこの中をですね、どういうふうに調整をされているのかなというふうにお尋ねをしますと、結局、業務を終わって次の2日間の休みを、1日をですね、やはり次の場所にまた補充的に回らなければならないということで、この辺のそういう職員をですね、ちょっと労働力的にも苦しめるような体制にも、非常に苦しい立場ですよね。11名を補うということになりますから、当然1カ所の、1カ所ずつの11名ではなくて、分散した中のですね、中にその11名分を補っていくという形ですから、この辺はですね、非常に苦しい立場の体制を強いられるんだろうということで、職員のですね、消防職員の警防戦術上ですかね、そういう形のですね、やっぱり欠落的な部分もやっぱり出てくるんじゃないかということで、職員のですね、当然メンタル的なもんもありますし、そのことがですね、ひいては、どこに一番影響があるかというと、やっぱり地域住民に返っていくんだろうということで思っております。また、その11人がですね、当然、新規で職員が研修をしている相中をですね、もしかしたら、その、退職された方のですね、再任用的にもですね、補える部分というのはあり得ないのかなということで、その辺の考え方もですね、市長の方にお伺いをしたいというふうに思います。



○議長(本田武志君) 制限時間5分前です。

 安田市長。



◎市長(安田公寛君) 本当に消防署の職員の皆さん方には、大変な努力をしていただいておるものというふうに思っております。11名が退職いたしますと、定数管理上、11名は補充をしていかなければいけないということで、11名の退職に対して11名というぎりぎりいっぱいの補充体制で今臨んでおるところでございます。このため、議員御指摘のとおり、例えば、退職職員の再任用制度を含む職員の任用形態、こういったことも考えていかなければならないと思いますが、消防署所の数、それから位置など、さまざまな内容、あるいは制度、形態につきまして、いろんな角度から効果的でより効率的な運営を目指すにはどうすればいいのかといったことを検討していかなければならないというふうに考えております。



○議長(本田武志君) 13番若山敬介君。



◆13番(若山敬介君) 十分なですね、御検討をお願いをいたしたいと思います。

 次に、庁舎の建てかえについてでございますけれども、合同庁舎の検討というのは考えられないのか。今の消防署、それから今度市役所が、庁舎がありますけれども、合同で庁舎を建てられるという検討はないのでしょうか。現在の火災救急出動は固定化をいたしまして、民家の少ない現在地は、非常に総合的な見地からするとですね、適所であるということで思っておりますし、これがまた別の場所になると、24時間、先ほどありましたとおり、救急車もどんどん出て、火災があれば当然サイレンが鳴りますから、騒音対策等もですね、やっぱり考慮しなければならないということであります。また、別の場所を選定したときには、当然ですね、建設費用とともに、土地の購入費用というのがかかってまいりますから、そういう予算も新たに生じるというようなことになります。そのほかにはですね、合同庁舎としたときにはですね、通常の市役所の窓口業務のですね、時間を若干8時ぐらいまででも延ばしてでもですね、その部分を事務のですね、委託をできるということもですね、合同庁舎であれば、ある程度考えられないこともないということで思っております。できればですね、私の独断的な考えではございますけれども、今の消防がですね、広域連合の中の消防体制というのがですね、できればもう市の方にですね、ちょっと消防局として存在をしていただいて、その中でですね、消防技術を身につけた消防署の職員はですね、その現場に対する頻度をですね、高めていただく。事務につきましては、一般の事務の職員で担っていただければですね、その分はやっぱり、本当に技術的なもんを持った人たちがですね、職員が現場に出ていって、地域住民を守るというようなことに専念をしていただけるんじゃないかということで思っておりますけれども、その辺の市長のお考えをお尋ねをしたいと思います。



○議長(本田武志君) 安田市長。



◎市長(安田公寛君) 市民サービスの拠点であり、防災拠点でもあります天草市役所庁舎の建設につきましては、今後協議を行う必要があると考えております。その中で、消防庁舎につきましても、機能的な、あるいは効果的で効率的な行政運営を図る観点から、当然必要で、そういう観点も当然必要でございますので、議員が御提案の内容につきましてですね、合同庁舎計画という、議員の御提案につきましても、一つ本市の考え方だけでもいけませんので、この件につきましても、構成団体でございます上天草市、あるいは苓北町とも検討を加えていかなければいけないというふうに思います。

 さらに、市に消防局を設置してはどうかということ等につきましても、議員の御提案として、貴重な御提案としていただいておきたいと思いますし、この件につきましても、将来にわたって上天草市、あるいは苓北町との協議をさせていただきたいというふうに考えております。



○議長(本田武志君) 13番若山敬介君。



◆13番(若山敬介君) 最後になりますけれども、現在、広域連合の広域計画というのは、長期と中期によって今後の見通しを図っていくようになされておりますけれども、この計画がですね、私すべてだめだということでは思っておりません。当然見直しをされるというのが前提でありますから、そういうことでですね、十分な検討をしていただきたいというのが本音ではあります。今、お答えいただきましたとおり、市長がですね、単独で広域連合長としての立場はありますけれども、今、天草市の市長として、今ここで「私はこうします」ということは多分言えないというのは、基本的には理解できますけれども、やはり天草市としての考えはですね、やはり市長の頭の中にきちんと置いといていただきまして、そのことが私たち議会でも、あるいは住民がですね、共通のやっぱり認識を持って、そのことが進められていくもんだというふうに期待をいたしたいというふうに思います。

 それから、1999年の7月にですね、当時、2市13町で広域連合というのが発足をいたしましたけれども、当然もう10年を経過をいたしております。先ほど私の方が消防局にということで申しましたけれども、基本的には、天草市のですね、広域連合そのもの自体がですね、もう1回やっぱり検討されるべき時期に来ているんじゃないかということで、まあ我々この天草市の議会をですね、代表して、連合議会に臨まれる議員さんがいらしゃいますから、その方々にですね、本当に連合議会の中でも真摯としたですね、意見、活発的な意見、建設的な意見をですね、お話をいただきまして、最終的には、本当に天草管内の2市1町のですね、すべての住民の方々が安心で安全なですね、暮らしができるように一応希望をいたしまして、私の一般質問というふうにさせていただきます。

 御清聴ありがとうございました。お世話になりました。

          (拍手)



○議長(本田武志君) 以上で、13番若山敬介君の質問を終わります。

 ここで、10分間休憩いたします。

              午後1時42分 休憩

−−−−−−−−−−−−−−−−−− ○ −−−−−−−−−−−−−−−−−−

              午後1時52分 再開



○議長(本田武志君) 再開いたします。

 休憩前に引き続き、一般質問を行います。

 16番中村三千人君の質問を許します。

          [16番 中村三千人君 登壇]



◆16番(中村三千人君) 皆さん、こんにちは。16番天政会、中村三千人でございます。

 先般の市会議員選挙におきまして、再度市民の皆さん方に負託を受け、議会へ送り込んでいただきました。この場をお借りいたしまして、お礼を申し上げるところでございます。今議会に議長のお許しをいただき、通告をしております3点の問題について質問を行いますが、市長、所管部長におかれましては、明確に、なおかつ簡潔に御答弁いただきますようよろしくお願い申し上げます。

 また、本日は折衷方式にて行いますので、よろしくお願いいたします。

 まず、第1点目、子ども医療費助成事業についてでございます。

 子ども医療助成事業について、隣接する苓北町・上天草市の状況についてまず伺いたいと思います。

 今までは本市においても、年齢が6歳まで医療費の助成だったものを今議会において、議第75号の議案として、乳幼児を子どもに改め、満6歳を満9歳まで−−小学3年生でございますが−−引き上げての医療費の助成を拡大する条例改正案でございます。私は、非常に市民の皆さん方が、また子どもを育てる親の立場になっても喜んでもらえる条例案と思い、大いに賛成する一人でございます。しかし、今現在、少子化の現状の原因の一つに、子育てに財政の負担がかかることも私は原因の一つではなかろうかと思っておるわけでございます。その小学4年生から中学生まで、この義務教育期間だけでも、何らかの助成の方法はないものか。伺いたいと思います。

 2点目の質問は、イノシシ捕獲撲滅対策についてでございます。

 毎年イノシシによる被害は後を絶ちません。本市においてもいろいろな援護策がなされておりますが、予算においても過大なる予算が毎年計上されております。本市の21年度における各町の捕獲量、被害額の数字をお知らせいただければと思うわけでございます。

 また、天草市のみならず、天草地域全体としての一斉捕獲の対策、協議会での話し合いがなされてないのか、あるのか、伺いたいと思います。

 3点目でございます。最後の質問でございますが、スクールバス運行規定についてお伺いをいたします。

 今現在、小・中学校の統廃合により、スクールバスの通学が多くなっておりますが、その中身について伺いたいと思います。安心・安全な運行に対して、飲酒運転の防止のための運転手の、特に朝の点検はどうなっておるのか。また、朝事業所での検査してからの出発をしなければならないわけでございますが、事業所に立ち寄っておられるのか。3年前、牛深のスクールバスの運転手の飲酒運転検挙事件の反省に立った対応がなされておるのか、伺いたいと思います。

 また、運行前のバスの始業点検は十分なされているのか。

 また、その確認はどうされているのか伺いたいと思います。

 以上、1回目の質問を終わらせていただきます。



○議長(本田武志君) 健康福祉部長。

          [健康福祉部長 田代隆一君 登壇]



◎健康福祉部長(田代隆一君) まず、隣接する苓北町と上天草市の子ども医療費助成事業の現在の状況をお答えいたします。

 苓北町は、対象者を中学3年までとし、小学4年までは自己負担がなく、小学5年から助成を3分の2、自己負担を3分の1としております。上天草市は、ことし4月から小学3年までを対象といたしております。

 次に、中学3年までの対象者の拡大についてですが、今回、小学3年まで拡大していますので、現在のところ予定はしておりません。

 以上でございます。



○議長(本田武志君) 経済部長。

          [経済部長 野嶋義澄君 登壇]



◎経済部長(野嶋義澄君) 私の方からイノシシ捕獲撲滅対策についてお答えします。

 捕獲数、被害額、それで協議会における一斉捕獲についての協議というようなことでしたので、お答えしますが、イノシシの農作物の被害状況はですね、20年度が3,300万円、21年度が3,800万円というふうに増えております。甚大な被害であるということで認識をしております。被害額につきましては、21年度の状況としまして、本渡地区で1,420万円、牛深地区で480万円、有明地区で40万円、御所浦地区70万円、倉岳地区240万円、栖本地区620万円、新和地区が320万円、五和地区が460万円、天草地区が30万円で、河浦地区が120万円というふうな状況でございます。捕獲状況につきましては、21年度実績で、全体で2,829頭でございますが、地域別で申しますと、本渡地区で627頭、牛深地区で560頭、有明地区で269頭、御所浦地区で313頭、倉岳地区で127頭、栖本で78頭、新和地区85頭、五和地区208頭、天草地区で181頭、河浦地区で381頭というふうな状況でございます。

 一斉捕獲について協議会、例えば有害鳥獣の捕獲協議会で協議しているかということでございますが、その有害鳥獣の捕獲協議会の中ではですね、一斉の駆除というのは、まだ検討はしていないというふうな状況であります。



○議長(本田武志君) 教育部長。

          [教育部長 坂本安敏君 登壇]



◎教育部長(坂本安敏君) スクールバス運行に関してお答えをいたします。

 スクールバスは、安心・安全な通学を第一の目的といたしております。スクールバスなどの安全確保に関しましては、国土交通省は「旅客自動車運送業者は、運転者に対して対面またはその他の方法により点呼を行い、運転者に病気、疲労、飲酒、その他の理由により安全な運転をすることができない恐れがないかどうかなどについて報告を求め、必要な指示を与えなえればならない」旨を定めております。

 また、本市におきましても、スクールバスの運行管理業務の委託契約書におきまして、受託業者は業務に従事する者の心身の健康維持管理、業務前後の健康状態の把握に努めなければならない旨、規定をいたしております。

 そのようなことから、受託業者におかれましては、運転手に対し、対面点呼を行い、アルコールチェックはもちろん、服装検査等も含めて点検を行い、スクールバスの安全運行に向けた対応をしていただいているところでございます。

 次に、運行前の車の始業点検についてでございますけど、毎朝点検表により点検を行うことを義務づけております。確認につきましては、スクールバス運行日誌に運転者の点呼、確認者の氏名、時間、場所等を記入するようになっておりますし、また、始業点検項目に異常がないかのチェックをするようになっております。日誌につきましては、各分室の担当係長及び分室長が確認をしているところでございます。また、市におきましては、運行契約をする時点で、運行管理体制調書、運行前点呼確認表を提出をしていただいており、運行管理者の氏名、それから業務前の点検の方法、運転手の研修、あるいは登校前、下校前の運転手の健康状態の点呼の方法などを確認しているところでございます。

 以上です。



○議長(本田武志君) 16番中村三千人君。



◆16番(中村三千人君) 子ども医療費の助成事業についてでございますが、今、答弁がなされたように、隣接する苓北町、対象者を中学3年生まで、4年生までは自己負担をゼロ−−本市は小学3年生まででございますが−−5年生からは3分の2を助成すると、中学3年生までと。このことについて、どうでしょう、本市の考え、こういう隣接する苓北町との足並みを合わせるという考えは、先ほど部長の答弁の中には、現在のところ、予定はしていないという答弁でございますが、再度お聞かせいただきたいと思います。



○議長(本田武志君) 健康福祉部長。



◎健康福祉部長(田代隆一君) 今後の対象者の拡大についての御質問でございますけども、今回、小学3年まで拡大しておりますので、現在のところは検討を、予定、拡大の予定はございません。しかしながら、本市におきましては、本年3月に天草市次世代育成支援行動計画という、5年間の計画でございますが、子育て支援を総合的に計画し、推進していこうという計画でございまして、市民のアンケートをとり、あるいは有識者の御意見を聞きながら策定をいたしました。その中で、医療費の拡大についても掲げてございますけども、いろんなほかにも子育て支援、たくさんの施策がございますので、総合的に勘案した中で、さらに必要とあれば、拡大の方向で考えていきたいというふうに考えております。



○議長(本田武志君) 16番中村三千人君。



◆16番(中村三千人君) 今回の条例改正案も負担の軽減を目的とした条例改正案だろうと思うわけですが、本市によって、今回予算も三千二、三百万円計上されております。ただ、私が対象者が天草市の場合と苓北町の場合が人数的に違うから予算が計上できない、予算的にできないという判断なのか。しかし、天草の中でですよ、子どもを育てるのは親の軽減の、負担を軽くするという意味でいうならば、やはり足並みを初めから終わりまで合わせるのが当然じゃないかという考えですが、今年間に合わなかったら来年はどうにかしますよと、足並みをそろえますよという結論は出ないもんでしょうかね、福祉部長。



○議長(本田武志君) 健康福祉部長。



◎健康福祉部長(田代隆一君) お答えいたします。

 議員さんの御指摘のとおり、天草内で助成対象者の統一ができていないんじゃないかと。保護者の負担の統一を図るべきじゃないかという御意見でございます。もっともだというふうに考えますが、本来なら天草圏域においては、統一されていくのが理想的だというふうに思います。このことにつきましては、現在、苓北町・上天草市と担当課において、今、年数回ですが、主管課長会議等を開催しておりますので、その中で医療費助成制度を含め、統一したサービスが提供できますように十分その中で協議をし、統一化に向けて努力してまいりたいというふうに思っています。



○議長(本田武志君) 16番中村三千人君。



◆16番(中村三千人君) ぜひ統一した角度でお願いしたいと。あのですね、これは私もある子どもを持つ親の意見としてちょっと聞いたわけですが、子どもを中学生までは苓北町に住ませて、部長、そうでしょう。そういうお考えの親もいるんですよ。だけんここはですね、やはりことしは間に合わなかった、来年からは足並みをそろえますよと、はっきりした答弁を期待したいんですが、もう部長でなければ、やっぱり部長は答えられないと思いますので、市長、どうでしょう。



○議長(本田武志君) 安田市長。



◎市長(安田公寛君) 私も同じ天草に住む者が、住む自治体によって医療費が、負担が違うということにつきましては、いかがなものかというふうに思っておりますし、また、一方では、医療費負担等々をめぐって地域間競争があってもいけないというふうにも思います。従いまして、先ほど福祉部長が言いましたとおり、各主管課長会議を持っておるということでございますので、そこで十分に検討していただき、足並みがそろえられるようであればそろえていくのが当然だろうというふうに思っております。既に先行してる自治体があるわけですから、低い方にそろえるということは言えませんので、当然のことながら中学校3年生までならば中学校3年生までという義務教育期間内はという統一の仕方しか残っていないというふうに思いますが、先立つものは財源でございますので、財源等々をしっかりと確保した上でその検討はされるべきだというふうに考えております。



○議長(本田武志君) 16番中村三千人君。



◆16番(中村三千人君) はい、わかりました。

 次の質問にいきます。

 2番目の質問でございますが、今、天草島内、イノシシ相当な、今答弁をいただきました。被害額にしても、年々増えております。20年度が3,300万円、21年度が3,800万円と、これは表れてきた被害額でございますが、イノシシの頭数にしても、びっくりするほどとれておるわけでございます。この答弁の中に、経済部長、協議会の会議が何回かなされておるわけですが、先ほどの答弁の中には、その一斉捕獲の話し合いがまだ検討されていないということですが、どうでしょう、今後、この進め方ですが、どう思われますか。



○議長(本田武志君) 経済部長。



◎経済部長(野嶋義澄君) 先ほど申し上げましたのは、有害鳥獣の捕獲対策協議会の検討というふうな議員の御質問だったので、それではですね、検討していないんですが、2市1町の行政分野のですね、担当職員の連絡会議はですね、年に二、三回行っています。その中ではですね、一斉捕獲の期間設定あたりをできないものかというふうな協議もですね、今しているところですので、できるならばですね、今後はそういう期間あたりを設定してですね、一緒にやっていければ一番効果的かなというふうに考えてますんで、その方向で天草市のその、捕獲対策の協議会あたりともですね、御相談しながら進めていかなければならないというふうには考えてます。



○議長(本田武志君) 16番中村三千人君。



◆16番(中村三千人君) このイノシシに対して、相当の額が予算を出しとるわけですよね。1匹に対しても5,000円の−−8,000円、計算しただけでもですね、莫大な数字ですね。被害額から計算すると、合わせると。どうでしょう、この前ですね、捕獲をなされる猟友会の人とちょっとお話を、お聞きをしましたけど、捕獲をするに当たって、この時期的なものが捕獲しやすい時期というのが、今の時期が一番とれやすいと、私は聞きましたが、その時期に合わせてですね、そのどうでしょう、経済部長、やってみる計画は持たれませんか。



○議長(本田武志君) 経済部長。



◎経済部長(野嶋義澄君) 捕獲の時期ですが、なかなか相手がイノシシですが、今の捕獲の手法としまして、以前は足くくりわなというようなわなでですね、してたもんですから、時期的にはですね、ばらつきがございました。ただ、今はですね、箱わなを使用してますんで、箱わなにおびき寄せて捕まえるというような方法をしてます。その場合だとですね、やっぱりうり坊の段階からですね、母親が連れて回っている今の時期がですね、一番効果的な時期かなと思ってますんで、春の時期、秋の時期、うり坊が母親について回っていると。そういうような時期にですね、1カ月程度期間設定をしてですね、実施すれば効果的かなというふうなことは考えておりますので、そこあたりを先ほど言いました、2市1町の事務局会議あたりでですね、まずは検討させていただけばというふうに思います。



○議長(本田武志君) 16番中村三千人君。



◆16番(中村三千人君) 私もこの項目に一斉捕獲、捕獲撲滅という言葉のとおりですね、天草市ばかりでなく、2市1町ですね、一斉に捕獲をやるんだと、そういう前にその協議会の中で合同の会議を持っていただき、捕獲の隊員となされる方にわかりやすく腕章とか帽子とか、何かそういうのをやっぱり一般の市民の方からでもあの人たちが捕獲をなされる方だというようなことがわかるような、また、捕獲をされて、後の処理方法、処理問題にも埋設場所あたりもですね、やっぱり協議会の中で十分話し合っていただければどうかというふうに思いますが、どうでしょう。



○議長(本田武志君) 経済部長。



◎経済部長(野嶋義澄君) 捕獲隊員の方がですね、全然知らないところあたりというふうなところに行けば、やっぱり不審がられるというようなこともあってですね、協議会の中でもですね、現在、腕章を配付して、それをつけて回っていただくというふうなことをしております。今後もですね、そのように、新たな隊員さんも出てきますので、把握しながらですね、その捕獲には臨んでいただきたいと思いますし、一斉捕獲をするというふうになった場合もですね、上天草・苓北を含めたところでですね、そういう協議をしながら、その腕章あたりはですね、手当てをしていかなければならないかなというふうに思ってます。そして、捕獲したあとの処理あたりもですね、やはり一番問題は山あたりに捨てられるというふうなことが一番困りますので、そういうことあたりはですね、埋設あたりを基本としてですね、許可を出してますんで、そこあたりは十分に注意をしながらですね、周知を図っていきたいというふうには考えてます。



○議長(本田武志君) 16番中村三千人君。



◆16番(中村三千人君) 捕獲隊員の方のですね、旧町単位の縄張りと言いましょうか、そういうものがあると、私はちょっとお聞きしましたけど、ここら辺も含めてですね、協議会の中で十分話し合っていただき、天草の島からイノシシの被害がゼロになった。イノシシも見かけなくなったというような日が、来年、捕獲、一斉捕獲をするんであれば、再来年からイノシシがいなくなったというような、やっぱり行政が間に入って、頑張っていただかないと、市民の方の協力もいただきながら、いろいろ周知を図りながらやっていただきたいというふうに思っておりますが、それも先ほど、福祉部長、田代部長と一緒ですが、やるという、どうでしょう、経済部長、一応お願いしたいんですが。



○議長(本田武志君) 経済部長。



◎経済部長(野嶋義澄君) 先ほども答弁しましたとおり、その2市1町でもですね、そういうような期間を設定してというような協議はもう既にしておりますんで、できるだけ早目にですね、そういうことになるように協議を進めていきたいというふうに思います。



○議長(本田武志君) 16番中村三千人君。



◆16番(中村三千人君) もう来年が楽しみでございます。

 以上2点目の質問を終わりますが、3点目でございます。

 スクールバスの運行規定についてでございますが、先ほど答弁をいただきました。今の、教育部長、昨年、ことしですね、ことし2月の、請願書が出たのは御存じですね。その中身にですね、2点請願をなされております。1点目は、利用者への安心・安全、子どもたちの安全を提供するに当たって、入札の段階で最低制限価格を設けて欲しいということと、もう1点は、事業所から目的地、学校までの所要時間を30分以内にならないでしょうかという請願の内容でございます。これは議会でも趣旨採択をしたわけですが、その後、入札がことしの分が行われております。それに向けて変わったところはありますか。教えていただきたい。



○議長(本田武志君) 教育部長。



◎教育部長(坂本安敏君) 2月議会で趣旨採択というようなことで請願されましたわけですけれども、請願の趣旨にございますように、旅客輸送の使命につきましては、利用者への安心・安全な輸送サービスの提供でありまして、その安心・安全なサービスを担保するのは、そこで働く労働者、いわゆる運転者であることは十分認識をしているところでございます。

 請願書の趣旨採択を受けまして、仕様書等の変更も含め、事業所の方へスクールバス運行業務委託の事前説明会を開催をいたしまして、いろいろと意見交換も行ったところでございます。その中で、最低制限価格、あるいは議員おっしゃいましたように、30分以内の、事業所から30分以内の始発までの距離をというようなこともございました。いろんなそういったことも含めて、いろんな意見をいただいたところでございます。その中で、仕様書の中でですね、その最低制限価格、あるいは30分以内というようなことにつきましては、現時点で事業所からスクールバスの始発までをその30分以内といったところで、限定をしますと、いわゆる事業者側も固定してくるというか、いわゆる公平な競争の原理がなくなってまいりますので、そういったことで、これは請願の総務企画委員会ですか、その中でもお話をしたとおりだと思っております。業者さんの中でも、そういったことでいろいろと御意見をお聞きしたところでございます。そういったことで、今後とも専門的な分野もありますので、業者さんとも今後いろいろ意見交換をさせてもらって、そしてスクールバスの安心・安全な運行についてですね、さらに検討してまいりたいというふうに思っております。

 以上です。



○議長(本田武志君) 16番中村三千人君。



◆16番(中村三千人君) 先ほど運行前の始業点検が十分なされているのかという質問に、しておるという答えでございます。その言葉を信じるしかないわけでございますが、あくまでも安心・安全のための質問でございます。と言いますのが、天草市のスクールバス運行管理業務委託の中にですね、仕様書の中に、こういう言葉が書いてあります。「車両の保管場所については、原則として事業所の車庫とするが、安全運行上、支障があると認める場合は、学校・教育委員会及び保護者との協議の上、安全な保管ができると認められる場所に保管できるものとする」と。現在、私が見ておる範囲でですね、登校時のバスから降りる子どもたちの場所がですね、道路上です。保管場所は学校敷地内でございます。これが安全であるのか。安全な場所なのかというのが私は疑問でなりません。どうでしょう、部長。



○議長(本田武志君) 教育部長。



◎教育部長(坂本安敏君) それぞれ各路線ですね、登校時、下校時の場所につきましては、学校統合によって新たにその運行する場合につきましては、その準備委員会、保護者、先生方を含めた準備委員会の中で、それぞれの一番便利がいいところでのバス停というのをそれぞれ決めていただいております。ただ、今おっしゃったように、その学校に着いたところでですね、路上でというようなことでございますればですね、そういった、当然危険と思われるのであれば、当然見直しをすべきではないかというふうに思っておりますし、一たん決めたからそこでずっと固定して停留所を設けるというようなことではございませんので、そういったものについては、見直しも含めてさせていただくというようなことで思っております。

 また、その保管場所の件につきましては、私たちもその基本的には事業所からというようなことでですね、お願いをしとるんですが、今回の仕様の中で、先ほど議員お話ありましたように、安全な保管ができると認められる場所に保管するものとしているというようなことでですね、仕様書の中にもうたって、今、いわゆる学校の敷地内でありますとか、そういったところに停車をしているケースがあるというふうなことでございます。



○議長(本田武志君) 16番中村三千人君。



◆16番(中村三千人君) これはつい最近始まったスクールバスじゃないわけです。もう3年間経過しております。私は、3年前じゃないけども、2年前から、2年以上前からこのことは言ってきております。仕様書にうたってあるがゆえにですね、この委託業務の条件になっとるわけですよ。この許可をしたのは、教育委員会ですよ。ですね。これが安全なのかと、私は尋ねたわけです。安全て言われるならばそれでいいです。委託業務の条件として、この仕様書にうたってあるわけですから、このとおりに安全な場所を保管するのが当然じゃないですかていう、私の質問です。だけん、教育委員会としてこれを許可されたわけですから、これが安全て思われるならば、安全だから許可をされたと私は思いますが、どうでしょう。



○議長(本田武志君) 教育部長。



◎教育部長(坂本安敏君) あくまでですね、条件ということではございません。基本的に仕様書におきましては、「車両の保管場所は原則として事業所の車庫とするが、安全運行上支障があると認められる場合は、学校・教育委員会及び保護者と協議の上、安全な保管ができると認められる場所に保管するものとしている」というようなことですので、その仕様書の中で、それを条件づけてというようなことで、基本的には、事業所の車庫から行ってくださいというようなことが基本でございます。



○議長(本田武志君) 16番中村三千人君。



◆16番(中村三千人君) 基本的には事業所から出発するということでしょう。基本的にはですね。なんでほんなら事業所から朝出て来ないわけですか。



○議長(本田武志君) 教育部長。



◎教育部長(坂本安敏君) この問題につきましては、その3年前にもいろいろあったと思っております。いわゆる安全運行上というようなことでですね、例えば、今からそれぞれ統合が出てきますけれども、始発地点というのは非常に山の中だったり、その事業所から遠く離れた場所がかなり出てきております。で、私が記憶しておりますのは、その安全運行上というのは、いわゆる上島・下島・瀬戸橋の問題があったかと思っております。その当時、いわゆる交通事故があったり、その、いろんな瀬戸橋が通行できないときの対策はどうなるのかといったような議論がなされたというふうにも思っておりますし、そういったことも含めて、より安全に、また運転手さんの条件等も含めてそういったこういう仕様書の中でですね、車両の保管場所については、今回定めたところでありまして、これにつきまして、また入札前にそれぞれの事業所さんを含めてですね、お集まりをいただいて説明をさせていただいたというようなところでございます。



○議長(本田武志君) 16番中村三千人君。



◆16番(中村三千人君) たしかこのスクールバスの業務委託契約は、3年だったと思います。そうですね。委託を、事業所に委託をする、したと。その3年間、学校の先生たちはですね、バスの中に朝同乗して子どもたちを送り迎えのときに乗っておられます。教育委員会はですね、1回も乗られたことがないんじゃないですか。スクールバスを、送り迎えの登下校のときに、スクールバスが動く前に見られた経緯はあるんですか。



○議長(本田武志君) 教育部長。



◎教育部長(坂本安敏君) それぞれ各複数の路線がありますので、確認をしましたところ、分室によってはですね、月とか、1学期、2学期の初めに乗る分室もございますけれども、いわゆるそれはほとんど乗ってないというのが現状でございます。



○議長(本田武志君) 16番中村三千人君。



◆16番(中村三千人君) あくまでもですね、今から適正規模学校と、適正規模に