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熊本県 天草市

平成21年 3月 定例会(第1回) 03月02日−01号




平成21年 3月 定例会(第1回) − 03月02日−01号







平成21年 3月 定例会(第1回)



          平成21年第1回天草市議会定例会会議録

1.議事日程(第1号)
                 平成21年3月2日(月曜日)午前10時開会
 第1 会議録署名議員の指名
 第2 会期の決定
 第3 総務企画委員長報告(所管事務調査について)
 第4 市民環境委員長報告(所管事務調査について)
 第5 建設経済委員長報告(所管事務調査について)
 第6 市長の施政方針説明
 第7 議第1号 天草市個人情報保護条例の一部を改正する条例の制定について
 第8 議第2号 天草市非常勤職員の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正す
         る条例の制定について
 第9 議第3号 天草市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定につい
         て
 第10 議第4号 天草市長及び副市長政治倫理条例の制定について
 第11 議第5号 天草市出張所設置条例の一部を改正する条例の制定について
 第12 議第6号 市立病院等の経営の在り方等に関する審議会条例を廃止する条例の
         制定について
 第13 議第7号 天草市市民憲章等審議会条例を廃止する条例の制定について
 第14 議第8号 天草市地区コミュニティセンター条例の一部を改正する条例の制定
         について
 第15 議第9号 天草市介護保険条例の一部を改正する条例の制定について
 第16 議第10号 天草市介護従事者処遇改善臨時特例基金条例の制定について
 第17 議第11号 天草市印鑑の登録及び証明に関する条例の一部を改正する条例の制
         定について
 第18 議第12号 天草市設置による倉岳町産業後継者等定住促進に関する条例の失効
         に伴う経過措置を定める条例を廃止する条例の制定について
 第19 議第13号 倉岳町産業後継者等定住促進対策事業基金条例を廃止する条例の制
         定について
 第20 議第14号 天草市大江シルバーコミュニティセンター条例の一部を改正する条
         例の制定について
 第21 議第15号 天草市水産研究センター条例の一部を改正する条例の制定について
 第22 議第16号 天草市漁村センター条例の一部を改正する条例の制定について
 第23 議第17号 天草市浄化槽市町村整備推進事業に関する条例の一部を改正する条
         例の制定について
 第24 議第18号 天草市公民館条例の一部を改正する条例の制定について
 第25 議第19号 天草市体育館条例の一部を改正する条例の制定について
 第26 議第20号 天草市運動広場条例の一部を改正する条例の制定について
 第27 議第21号 天草市社会体育夜間照明施設条例の一部を改正する条例の制定につ
         いて
 第28 議第22号 天草市水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例の制定
         について
 第29 議第23号 天草市水道事業給水条例の一部を改正する条例の制定について
 第30 議第24号 指定管理者の指定について
 第31 議第25号 公有水面埋立免許に関する意見を述べることについて
 第32 議第26号 公有水面埋立免許に関する意見を述べることについて
 第33 議第27号 公有水面埋立免許に関する意見を述べることについて
 第34 議第28号 市道路線の廃止及び認定について
 第35 議第29号 工事請負契約の変更について
 第36 議第30号 工事請負契約の変更について
 第37 議第31号 工事請負契約の変更について
 第38 議第32号 工事請負契約の変更について
 第39 議第33号 平成20年度天草市一般会計補正予算(第6号)
 第40 議第34号 平成20年度天草市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)
 第41 議第35号 平成20年度天草市介護保険特別会計補正予算(第4号)
 第42 議第36号 平成20年度天草市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)
 第43 議第37号 平成20年度天草市公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)
 第44 議第38号 平成20年度天草市特定環境保全公共下水道事業特別会計補正予算
         (第2号)
 第45 議第39号 平成20年度天草市漁業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)
 第46 議第40号 平成20年度天草市浄化槽市町村整備推進事業特別会計補正予算
         (第1号)
 第47 議第41号 平成20年度天草市簡易水道事業特別会計補正予算(第2号)
 第48 議第42号 平成20年度天草市国民健康保険診療施設特別会計補正予算
         (第2号)
 第49 議第43号 平成20年度天草市病院事業会計補正予算(第3号)
 第50 議第44号 平成21年度天草市一般会計予算
 第51 議第45号 平成21年度天草市国民健康保険特別会計予算
 第52 議第46号 平成21年度天草市老人保健医療特別会計予算
 第53 議第47号 平成21年度天草市介護保険特別会計予算
 第54 議第48号 平成21年度天草市後期高齢者医療特別会計予算
 第55 議第49号 平成21年度天草市公共下水道事業特別会計予算
 第56 議第50号 平成21年度天草市特定環境保全公共下水道事業特別会計予算
 第57 議第51号 平成21年度天草市農業集落排水事業特別会計予算
 第58 議第52号 平成21年度天草市漁業集落排水事業特別会計予算
 第59 議第53号 平成21年度天草市浄化槽市町村整備推進事業特別会計予算
 第60 議第54号 平成21年度天草市簡易水道事業特別会計予算
 第61 議第55号 平成21年度天草市国民健康保険診療施設特別会計予算
 第62 議第56号 平成21年度天草市歯科診療所特別会計予算
 第63 議第57号 平成21年度天草市埠頭事業特別会計予算
 第64 議第58号 平成21年度天草市斎場事業特別会計予算
 第65 議第59号 平成21年度天草市一町田財産区特別会計予算
 第66 議第60号 平成21年度天草市新合財産区特別会計予算
 第67 議第61号 平成21年度天草市富津財産区特別会計予算
 第68 議第62号 平成21年度天草市病院事業会計予算
 第69 議第63号 平成21年度天草市水道事業会計予算
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2.本日の会議に付したる事件
   議事日程のとおりである。
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3.出席議員は次のとおりである。(29名)
  1番 濱   廣 昭 君             2番 野 嶋 健 一 君
  3番 浜 崎 義 昭 君             4番 古 賀 源一郎 君
  5番 中 尾 友 二 君             6番 宮 下 幸一郎 君
  7番 勝 木 幸 生 君             8番 若 山 敬 介 君
  9番 蓮 池 良 正 君             10番 船 辺   修 君
  11番 中 村 三千人 君             12番 鎗 光 秀 孝 君
  13番 赤 木 武 男 君             14番 田 中   茂 君
  15番 松 江 雅 輝 君             16番 池 田 裕 之 君
  17番 脇 島 義 純 君             18番 平 山 泰 司 君
  19番 中 村 五 木 君             20番 楠 本 千 秋 君
  21番 宮 下 重 康 君             23番 大 塚 基 生 君
  24番 本 田 武 志 君             25番 吉 川 ? 澄 君
  26番 江 浦 政 巳 君             27番 ? ? 昭 臣 君
  28番 藤 ? 正 博 君             29番 北 野 鋼 一 君
  30番 池 田 次 人 君
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4.欠席議員は次のとおりである。(1名)
  22番 平 石 水 穂 君
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5.説明のため出席した者の職氏名
  市長      安 田 公 寛 君   副市長     古 田 勝 人 君
  教育長     岡 部 紀 夫 君   総務部長    鶴 田 謹 一 君
  財務部長    森     孝 君   企画部長    金 子 邦 彦 君
  健康福祉部長  矢 田 勝 行 君   市民環境部長  田 口 修 司 君
  経済部長    奈良崎 利 幸 君   建設部長    中 原 誠 也 君
  水道局長    黒 鶴 進 治 君   教育部長    嶺     力 君
  病院局次長   森 田 勝 善 君   会計管理者   宮 下 一 成 君
  牛深支所長   戸 谷 洋 典 君   有明支所長   岩 ? 幸 綱 君
  御所浦支所長  脇 島 榮 志 君   倉岳支所長   橋 詰 孝 一 君
  栖本支所長   原 田   茂 君   新和支所長   山 下 富 康 君
  五和支所長   池 ? 一 彦 君   天草支所長   西 岡 恒 幸 君
  河浦支所長   大 平 健 次 君   総務課長    梅 川 三 郎 君
  財政課長    酒 井 秀 則 君   秘書課長    金 子 正 秀 君
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6.職務のため出席した事務局職員の職氏名
  首席審議員
          田 代 隆 一 君   議事調査係長  森 下 洋 一 君
  議会事務局長
  庶務係長    林   泰 裕 君   主査      谷 口 哲 也 君
  書記      石 田 健 作 君




              午前10時00分 開会

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○議長(濱廣昭君) おはようございます。定足数以上の御出席でありますので、これより平成21年第1回天草市議会定例会を開会いたします。

 直ちに、本日の会議を開きます。

 議事日程は、お手元に印刷配付してあるとおりであります。

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 諸般の報告



○議長(濱廣昭君) 諸般の報告。

 議事に入ります前に御報告申し上げます。

 監査委員から平成20年度11月分から1月分までの「例月出納検査結果報告書」及び「財政援助団体監査報告書」が、並びに、教育委員会から、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第27条の規定に基づき、今年度から「教育に関する事務の管理及び執行の状況の点検及び評価報告書」が提出されましたので、議会事務局に保管しております。必要な方は、御閲覧願います。

 次に、去る2月17日、東京都千代田区において開催されました「広域行政圏市議会協議会第40回総会」に出席いたしましたので、その概要について御報告いたします。

 大会では、会長あいさつのあと、総務省大臣官房審議官による「地方分権と広域行政圏をめぐる最近の動向について」の講演があり、市町村合併の状況、地方分権改革、第29次地方制度調査会及び広域行政圏の最近の動向についての説明がありました。

 その後、協議に入りましたが、今回提出された議案は、平成19年度歳入歳出決算、平成20年度歳入歳出補正予算案、平成21年度運動方針案及び歳入歳出予算案についてであり、慎重審議の結果、いずれも広域行政圏に関する重要な案件であるため、原案のとおり認定及び決定されました。

 ここで、市長から発言の申し出があっておりますので、これを許します。

 安田市長。

          [市長 安田公寛君 登壇]



◎市長(安田公寛君) おはようございます。諸般の報告をいたします。

 まず、総合交流ターミナル施設ユメールにおきまして、昨年レジオネラ菌が検出されておりました件につきまして、御報告とお詫びを申し上げます。昨年1月30日の検査で、大浴場から基準値の500倍、小浴場から200倍、さらに7月23日に行った検査でも小浴場から11倍のレジオネラ菌が検出されておりましたが、施設を管理いたしております株式会社プラスファイブから、保健所及び市への報告はあっておらず、本年2月13日の天草保健所の立ち入り検査が行われた際、書類審査で判明し、市に対しても報告があったものでございます。健康被害につきまして確認を行いましたが、現在のところ被害があったとの報告は受けておりませんが、レジオネラ菌が検出された際に報告が行われなかったこと及び営業が続けられていたことにつきましては、利用者の安全確保と衛生管理面での認識の欠如というほかはございません。早速、他の温泉施設につきましても調査を行い、安全であることを確認いたしたところでございます。市民、利用者の皆様に御不安と御心配をおかけしましたことを深くお詫び申し上げますとともに、施設管理者に対して、安全管理及び定期報告等の徹底を指導したところでございます。誠に申し訳ございませんでした。

 次に、報道等で大きく取り上げられておりますとおり、映画「おくりびと」がアカデミー賞の最優秀外国映画賞を獲得するという日本初の快挙を成し遂げました。この映画は、本市出身の小山薫堂さんが初めて映画脚本を手がけたもので、小山さん自身も日本アカデミー賞の最優秀脚本賞を受賞されております。報道等のインタビューでは、随所に天草のことを述べていただき、大いに天草のPRにつながっていると大変感謝をいたしているところでございます。今回の栄えある受賞は、天草市民にとりましても大変明るく、誇りとなる出来事でございましたので、改めて御報告をさせていただきました。

 以上、諸般の報告を終わります。

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△日程第1 会議録署名議員の指名



○議長(濱廣昭君) 日程第1、会議録署名議員の指名。

 会議録署名議員に、8番若山敬介君、26番江浦政巳君を指名いたします。

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△日程第2 会期の決定



○議長(濱廣昭君) 日程第2、会期の決定を議題といたします。

 お諮りいたします。

 本定例会の会期を、お手元に配付の会期日程表のとおり、本日から23日までの22日間とすることに御異議ありませんか。

          [「異議なし」と呼ぶ者あり]



○議長(濱廣昭君) 御異議なしと認めます。

 よって、本定例会の会期は、22日間とすることに決定いたしました。

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△日程第3 総務企画委員長報告



○議長(濱廣昭君) 日程第3、総務企画委員長報告。

 閉会中の所管事務調査について、総務企画委員長から報告をいただきます。

 総務企画委員長、藤?正博君。

          [総務企画委員長 藤?正博君 登壇]



◆総務企画委員長(藤?正博君) おはようございます。総務企画常任委員会委員長報告をいたします。

 閉会中の継続審議となっておりました総務企画常任委員会所管の行政に関する諸問題につきまして、去る1月19日より21日に至る3日間の日程で、常任委員8名、執行部1名、事務局職員1名の計10名により広島県尾道市、愛媛県宇和島市を調査してきたところでございます。

 ここで、その内容につきまして御報告させていただきます。1月19日、第1日目の視察先、尾道市防災センターを訪問いたしました。

 尾道市は、古くから交通の要衝として発展してきた地で、平成の合併により、瀬戸内海島嶼部の市町を吸収合併したことで、現在、人口約15万人、面積は約285平方キロメートルとなっております。同市の視察調査事項「防災に対する取り組み」について、総務部危機管理室室長より詳細な説明を受けました。まず、尾道市は、これまで大きな災害の経験がなく、それゆえ、大きな災害に見舞われても恐慌に陥ることのないよう、官民一体の防災訓練や啓発活動を行い、常に防災意識の向上に努めているとのことでありました。同市は、危機管理室を市消防局と併設された防災センターに設置して、消防局との連携を密にし、災害時には、即時に災害対策本部として機能し得る体制がとられており、また、年3回実施する総合防災訓練は、市職員と住民、消防署、警察署も参加し、常に実践を想定したところで行っているとのことでありました。このほか、市民の防災意識を高めるために、センター内にFM放送の特設スタジオを設置し、週1回、ラジオ放送を行っているとのこと。全職員を対象とした図上演習では、現実を想定し休息時間なしで終日行っていることなど、センターをフル活用して、研修や啓発活動を行っている様が伺えました。説明を受けたあと、防災センターの細部を施設見学しましたが、屋上は災害時のヘリポートになっているなど、機能的、実用的に造られた施設であることがよく理解できました。

 翌20日、愛媛県宇和島市を訪問いたしました。現在の宇和島市は、平成17年8月に1市3町の対等合併により誕生しており、人口約8万9,000人、面積約470平方キロメートル、産業は、かんきつ類の栽培やタイ、ハマチの養殖が盛んであり、急激な人口減少や高齢化率の顕在化など、本市と類似点の多い自治体であります。視察依頼事項は、「行政改革の取り組みについて」、企画調整課行政改革係長より詳細な説明を受けました。

 宇和島市は、平成18年10月に行政改革大綱を策定、翌19年2月、集中改革プランを策定し、「持続可能な自治体」を目指して取り組んでいる状況にあります。まず、本庁・支所の位置づけについては、本庁に権限を集中する本庁方式をとり、支所には窓口業務だけを残す方向で職員削減を行い、これによって、職員数適正化は順調に推移しているとのことでありました。また、宇和島市には、合併後もそのまま存続している市立3病院があり、3病院の累積赤字がふくらむ中、20年度中には、審議会の答申結果を踏まえて、今後の運営方針を決定するとのことでした。最後に、全般的な行政改革を進める上での課題として、議会調整の難しさと、職員の意識改革の必要性が挙げられました。類似課題を抱えつつ、行政改革に取り組む宇和島市でありますが、本庁方式を進める中で、周辺地域とのバランスの問題、公立病院経営の今後等々、その動向も注目に値するものと思われました。

 以上、概略を御報告いたしましたが、今回、視察・調査して得た結果を参考に、本市の発展のため今後の議会活動に生かしてまいりたいと考えております。

 以上、総務企画委員長の報告を終わります。

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△日程第4 市民環境委員長報告



○議長(濱廣昭君) 日程第4、市民環境委員長報告。

 閉会中の所管事務調査について、市民環境委員長から報告をいただきます。

 市民環境委員長、脇島義純君。

          [市民環境委員長 脇島義純君 登壇]



◆市民環境委員長(脇島義純君) おはようございます。

 市民環境委員長報告をいたします。

 閉会中の継続審査となっておりました一般行政に関する諸問題について、去る1月21日から1月23日までの3日間、市民環境委員7名、執行部1名、議会事務局職員1名の計9名で、三重県伊勢市及び愛知県豊川市を調査してまいりましたので、その内容について御報告をいたします。

 1月21日、天草空港、中部国際空港、津駅を経由し、伊勢市に到着いたしました。同日午後、伊勢広域環境組合清掃工場を訪問し、中川クリーンセンター施設長のあいさつのあと、し尿処理施設の概要について説明を受けたところであります。クリーンセンター(し尿処理施設)は、敷地面積1万6,140平米、延べ床面積5,000平米で、平成元年に建設が始まり、平成4年に供用開始され、1日の処理能力は270キロリットルとのことであります。処理方法は、高負荷脱窒素プラス高度処理とのことで、小面積で済むことなどから、全国でも本方式による処理施設が多いのではないかとのことでありました。また、方流水の水質調査を毎月行っており、周辺住民等からの苦情等も特にないとのことでありました。現在では、下水道整備に伴い平成30年には搬入量が半減すると予測されており、今後の運営が課題であるとのことで、農業集落排水設備等の排水受入等を検討しているとのことでありました。また、供用開始から16年経過し耐用年数も超過していることがありまして、用地選定等が困難であるため、5カ年計画を立て維持・補修をしている状況とのことであり、新設・改修については、バイオマス活用も考慮したところで、伊勢市において現在検討しているとのことでありました。

 次に、1月22日午後、愛知県豊川市を訪問し、豊川宝飯衛生組合斎場会館「永遠の森」において、事務局長と職員から施設の概要について説明を受けたところであります。永遠の森は、敷地面積2万5,881平米、建築面積約2,616平米で、平成16年に着工し、平成18年に業務開始され、総事業費は約54億円で、内訳としましては、建設費約15億円、残りは管理運営費とのことで、補助金はないとのことであります。PFI事業として実施することにより、事業期間全体を通じた組合の財政負担額縮減が期待できるとのことでありました。業務開始当初は、落札した業者が葬祭業者ではなかったため、手続等に不慣れであったことから若干のトラブルはあったが、業務開始から3年目を迎えた現在は、特に問題等は起きていないとのことでありました。今後の課題としては、直営の職員が常駐していないために、細部にわたる業務の把握が困難であることなどから、監視体制の充実を図る必要があるとのことでありました。

 本事業にあたっての反省点として、入札への参加グループ数の予測・把握ができず、最終的には2グループしか参加しなかったとのことで、PFI事業を実施する場合には、事前調査を綿密に行った上で、事業者が入札に参加しやすい事業等を選択する必要があるとのことでありました。

 以上、概略を述べましたが、今回の研修を参考にし、今後の議会活動に生かしていきたいと思っているところであります。

 以上、簡単ではございますが、報告を終わらせていただきます。

−−−−−−−−−−−−−−−−−− ○ −−−−−−−−−−−−−−−−−−



△日程第5 建設経済委員長報告



○議長(濱廣昭君) 日程第5、建設経済委員長報告。

 閉会中の所管事務調査について、建設経済委員長から報告をいただきます。

 建設経済副委員長、楠本千秋君。

          [建設経済副委員長 楠本千秋君 登壇]



◆建設経済副委員長(楠本千秋君) おはようございます。建設経済委員会副委員長の楠本でございます。

 先の定例会において、閉会中の継続審査の議決をいただいておりました所管事務に関する諸問題について、去る1月20日から1月22日までの3日間、建設経済常任委員7名、執行部1名及び議会事務局職員2名の合計10名で、沖縄県糸満市並びに名護市に赴き調査をしてまいりましたが、都合により委員長が欠席されましたので、私の方からその内容について御報告いたします。

 まず、糸満市では、議会事務局長より歓迎のあいさつを受けたあと、市が取り組んでいる観光行政策、主に「糸満漁港ふれあい公園」整備事業について、観光政策室班長より説明を受けました。糸満市は、沖縄本島の最南端に位置する人口約5万6,000人の自然豊かな街ですが、近年は、宿泊客が少ないため、通過型の観光化が課題となっている都市であります。

 当公園整備事業は、空港及び那覇市に近い広大な埋立地に、県の海洋開発構想及び漁港漁村整備計画に基づき、14年の歳月をかけて、水産振興、海洋レジャー、観光拠点としてビーチ及びフィッシャリーナの整備が進められたものであります。竣工後の平成18年度からは糸満市が県からの委託を受けて施設の管理運営を行っており、休憩所の整備、ビーチバレー大会等様々なイベントの開催により、利用者は年々増加傾向にあるとのことでありました。

 また、今年の夏には、土地開発公社との契約により進出してきた大型リゾートホテルが隣地にオープンし、さらなる集客の向上及び滞在型観光客の増加が期待されるとのことでありました。今後は、施設利用者の増加による管理運営体制の見直し及び強化、並びに周辺環境及び隣接道路の整備について課題が残されているが、指定管理者制度の導入や県及び関係機関との調整、協力をさらに進めていきたいとのことでありました。

 次に、名護市では、議会事務局長より歓迎のあいさつを受けたあと、市が取り組んでいる産業支援策、主に「名護市産業支援センター」について、商工観光課長より説明を受けました。名護市は、人口約6万の沖縄本島北部に位置する中核都市として発展してきた街ですが、近年は、中心市街地の空洞化が課題となっている都市であります。

 当センターは、名護市が産業振興の拠点として、総事業費約22億円、国庫補助率90%ですが、平成17年度から3カ年をかけて中心市街地に建設した7階建ての施設であります。施設内には、商工会、観光協会、JA及びIT関連企業等複数の団体が入居し、約300名が就労し、その家賃収入を財源として管理運営されているとのことでしたが、指定管理者である商工会への委託料等の支出はあっても、一般会計からの繰り入れを行うことなく、運営されているとのことでありました。また、施設では、「新事業創出」「人材育成」及び「販路開拓」等の様々な事業が展開されているとのことでしたが、中でも、「起業家支援」に力点が置かれており、ワンフロアにベンチャービジネスを軌道に乗せるまで施設や資金などの援助を行うインキュベートルームが設けられ、3年間のスペース提供・財政支援、4年目からは空き店舗活用等の斡旋が行われるなど、各事業が連動するような展開を計画しているとのことでありました。

 今後は、他施設との連携について課題があるとのことでしたが、まずは、市場や漁港の直売所などへの道路網等、環境面の整備を推進していきたいとのことでありました。

 以上、概略を述べさせていただきましたが、今回、研修いたしました内容は、いずれも天草市における重要課題と密接なものであり、天草市の発展に欠くことのできない観光行政、産業支援のための手段・手法として大いに参考となるものでありました。今回の視察研修の成果を今後の議会活動に生かしていきたいと考えるところであります。

 以上、簡単ではございますが、報告を終わります。

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△日程第6 市長の施政方針説明



○議長(濱廣昭君) 日程第6、市長の施政方針説明。

 ここで市長から施政方針について説明がありますので、御清聴を願います。

 安田市長。

          [市長 安田公寛君 登壇]



◎市長(安田公寛君) ここに議長のお許しをいただき、平成21年第1回天草市議会定例会の開会にあたり、平成21年度の市政運営に対します私の所信の一端を申し述べ、議員の皆様、市民の皆様の御理解と御賛同を賜りたいと存じます。

 世界経済は100年に一度と言われる危機に陥っており、雇用情勢はかつてないほど急速に悪化しております。本市におきましても、昨年末から従業員の解雇等が行われ、そのような中、市といたしましては、臨時職員・非常勤職員の緊急雇用を実施したところでございますが、先行きが不透明な情勢の中で、さらに緊急雇用対策、経済対策を着実に実施していかなければなりません。国の経済対策である地域活性化・生活対策臨時交付金などに対応し、緊急雇用対策や定額給付金と併せて、商工会議所や商工会と連携し、2割増しの地域振興券を発行するなどの補正予算を計上し、また、平成21年度当初予算におきましても、緊急雇用創出等の予算化をいたしておりますが、今後さらに、国等の動向を見ながら、即効性のある対策を講じてまいる所存でございます。100年に一度の大変な危機ではありますが、私は、これを大きなチャンスとして捉え、雇用の創出と定着につながる施策を実施してまいりたいと考えております。

 さて、天草市が誕生しまして4年目を迎えます。平成21年度は、「第1次天草市総合計画」に掲げる6本の施策の柱と29の主要施策を、さらに推進してまいりますが、その中で、各施策がどのような効果をもたらすのか、成果といった視点でしっかり捉え、そのためには何をなすべきか、検証を加えながら、「日本の宝島 天草の創造」の実現に向け努力をしてまいります。

 また、地域別の整備構想につきましては、各支所におきまして、具体的な事業に取り組んでまいります。多くの市民の皆様の参画をいただきながら、各地域の特性を生かした、魅力的なまちづくりにつなげてまいりたいと考えております。

 さらに、総合計画に掲げました各種施策を実行していくためには、行政改革を推進し、財政基盤を強化することが必要でございます。「第1次天草市行政改革大綱」に基づき、職員定数の適正化をはじめ、組織機構の見直し、経費節減等に取り組むとともに、市民の皆様から信頼される質の高い職員の育成を目指し、職員研修の効果的な実施に努めてまいります。

 国の平成21年度の予算編成は、これまでの財政健全化に向けた基本的な考え方を維持しつつ、予算配分の重点化にあたっては、「生活者の暮らしの安心」「金融・経済の安定強化」及び「地方の底力の発揮」等に集中することとされております。この中で、地方財政対策につきましては、景気後退等に伴い地方税や国税の収入が急激に落ち込む中で安定的な財政運営に必要な税源を確保するため、国の歳出予算と歩調を合わせて、人件費、投資的経費及び一般行政経費の各分野にわたり、厳しく抑制を図る一方、極めて厳しい財政運営を強いられている地方に配慮した財政措置として、地方交付税の中に特別枠として「地域雇用創出推進費」が創設されております。

 この「地域雇用創出推進費」の創設と、前年度に引き続く「地方再生対策費」の配分によりまして、本市の平成21年度予算につきましては、地方交付税は4.9%増となっております。評価替えによる固定資産税の大幅な減少や法人市民税の景気後退による影響で、自主財源の確保が厳しい中ではありましたが、地域経済の活性化を図る予算編成といたしております。

 次に、平成21年度の主要施策について申し上げます。

 まず、「豊かな産業づくり」でございます。

 現在の厳しい経済状況の中で、新たな雇用を創出する大きな柱は、農林水産業であると考えております。将来に夢を持って働くことができる活力ある天草市を築いていくため、農林水産業をはじめ、各種産業の振興に努めるとともに、厳しい状況にはございますが、企業誘致等にも積極的に取り組んでまいります。

 農業につきましては、優れた農産品を天草ブランドとして全国展開を行い、生産・流通の拡大を図る一方、多品目の農産物は地産地消を推進し、消費拡大を進めることにより、農家経営の安定・所得の向上を図ることが極めて重要であります。既に全国的な流通が展開されておりますデコポンをはじめとした柑橘類に加え、天草緑竹、マンゴー等を、物産展等を通じてPRを行い、市場の開拓とブランド化を推進してまいります。

 地産地消につきましては、「あまくさ型地産地消推進事業」により、消費者、農家、農協等による協議会を設置し検討を進めるほか、市内小中学校の児童生徒を対象にした農業体験や料理体験などを通じて、地元農産品の安心・安全などの啓発活動を行う「あまくさ型地産地消体験活動推進事業」を新たに実施をいたします。

 農業生産の基礎となります基盤整備につきましては、圃場整備を計画的に実施するほか、施設園芸の推進、用排水路や農道等の維持管理を支援してまいります。

 また、農作物に甚大な被害を及ぼしておりますイノシシの対策につきましては、有害鳥獣捕獲報償金と防護柵設置補助金を引き上げ、これまで以上に被害防止と捕獲活動を積極的に支援してまいります。

 都市と農村の交流につきましては、交流人口の拡大による地域活性化を目指して取り組んでおり、短期・中期滞在型の体験ツアーを実施するほか、空き家バンクを充実させ、UJIターン希望者への情報提供を積極的に行ってまいります。

 林業につきましては、水資源のかん養や地球温暖化対策などの公益的機能の充実を図るとともに、林業経営者の生産や販売の安定に寄与するため、生産性の向上と天草産材の需要拡大を図ってまいります。

 水産業につきましては、水産資源の回復を図るため、県や漁協と連携し、マダイ、ヒラメなどの種苗放流を推進し、資源管理による持続可能な漁業の推進に努めるほか、魚類養殖業では、漁場環境の保全、赤潮対策や魚病対策を講じるとともに、本市の産業振興の起爆剤として期待が寄せられておりますマグロ養殖についても、支援を行ってまいります。

 水産基盤の整備につきましては、国の「漁港漁場整備長期計画」に基づき漁港整備を実施するとともに、高潮や老朽化等で機能低下が進行している漁港海岸の海岸保全施設の機能強化を図ってまいります。

 商工業につきましては、まず、雇用不安を抱えておられる市民の皆様に対して、緊急雇用対策事業等を積極的に実施するとともに、経済関係の機関・団体と連携した地場企業の支援、ターゲットを絞った企業誘致に、なお一層取り組み、雇用の場の創出に努めてまいります。

 また、平成23年春の九州新幹線全線開業を見据え、沿線主要都市での「天草観光物産展」や商談会を開催し、天草ブランドの確立と新たな顧客の確保、販路開拓を進めてまいります。

 次は、「魅力ある観光地づくり」でございます。

 地域経済の活性化や雇用の場の創出など、観光は裾野の広い総合産業であり、天草をさらに魅力ある観光地としていくことは、極めて重要であります。観光地が広域的に連携し、国内外の観光客が2泊3日以上滞在できるエリアの整備と形成を目指し、昨年7月、観光圏整備法が施行されましたが、天草市では、天草地域と雲仙・島原地域を観光圏とする「雲仙天草観光圏整備計画」を関係市町で策定し、取り組んでいくことといたしております。

 また、天草の魅力ある観光資源を広く紹介し、観光客の拡大を図るため、「社団法人 天草宝島観光協会」と連携を取り、戦略的に観光キャンペーンを展開してまいります。特に、現在建設中の「天草キリシタン館」は、文化施設としてだけではなく、観光面でも中核となる施設であり、平成22年4月の開館に向けてPRを行ってまいります。

 さらに、日本で最初に海中公園の指定を受けた「牛深海中公園」は、本市の重要な観光資源であります。運航休止となっております牛深海中公園のグラスボートにつきましては、運航再開への支援を行うとともに、平成23年春の九州新幹線全線開業に向けて、鹿児島から牛深地域への交通アクセス連携の調査を行ってまいります。

 次は、「快適な生活環境づくり」でございます。

 住みよい環境、健康で生きがいを持ち、ゆとりと潤いのある生活、私たちが心豊かに生活する上で基本となる快適な生活環境づくりを推進するため、次のような施策を展開してまいります。

 まず、公共交通対策につきましては、市民の皆様の生活、福祉の向上のため、利便性の高い公共交通機関の確保や整備が必要であります。中でも、路線バスは、年々利用者が減少し、市の負担も増加している状況から、平成20年度に天草市地域公共交通連携協議会を設置し、再編計画を策定いたしました。この計画に基づき、平成21年度から3年間で再編に取り組んでまいりますが、市民の交通手段として、利便性の高い公共交通の維持に努めてまいりたいと考えております。

 水道事業につきましては、窓口・徴収業務等を民間に委託し、市民サービスを維持しながら、水道事業の経営効率化を図ります。水道施設等の整備につきましては、安全で上質な水の安定的供給を図るため、計画的な施設の更新と、水道未普及地域の解消に向けた計画的な事業着手、早期完成に努めるとともに、牛深・河浦地域への水の安定供給のため、路木ダム建設をなお一層促進してまいります。

 また、平成21年10月を目途に水道料金体系の統一及び改定を行い、負担の公平性の確保と水道財政の健全化に取り組んでまいります。

 公営住宅につきましては、新和雇用促進住宅を購入し、市営住宅として、引き続き住宅ニーズに対応してまいります。また、地震による建築物の揺れやすさを紹介する地域地震防災マップを作成し、防災意識の普及・啓発に取り組みます。

 消費生活の支援につきましては、商品購入をめぐるトラブルや多重債務など、消費生活問題が増加しているため、消費生活センターを設置し、相談員を増員して相談業務を強化するとともに、各種啓発活動にも力を入れてまいります。

 人間の幸せの原点は健康にあります。健康に対する自己決定力を高め、個人の健康の保持・増進に取り組みやすい地域社会を形成していくという、ヘルスプロモーションの考え方に基づき策定いたしました「天草市健康増進計画」や「天草市食育推進計画」に基づき、保健事業を展開してまいります。

 平成20年度から実施しておりますメタボリックシンドロームに着目した「特定健診・特定保健指導」につきましては、受診者数の拡大に努め、生活習慣病の予防、ひいては医療費の節減につながるよう取り組んでまいります。

 母子保健につきましては、妊婦健康診査の健診費用の補助回数を5回から14回に増やし、妊娠・出産にかかる経済的負担の軽減と、母子の健康保持を図ってまいります。

 予防接種につきましては、新たに、乳幼児及び小中学生のインフルエンザ予防接種に補助を行い、保護者の経済的負担の軽減と重症化及び蔓延の防止に努めてまいります。

 また、新型インフルエンザの発生が世界的に危惧される中、平成20年度、「天草市健康危機管理対策本部」を設置し、「天草市新型インフルエンザ対策行動計画」を策定をいたしました。今後、この行動計画をもとに対応マニュアル等を作成し、市民の安全・安心を守るため、県や関係機関と十分に連携を図り、より効果的な対応が取れるよう体制を整備してまいります。

 医療体制につきましては、「市民が必要とする医療を提供し、市民に信頼される病院及び診療所を目指す」ことを基本理念とする「市立病院改革プラン」に基づき、病院事業の経営形態を地方公営企業法の全部適用へ移行するための体制づくりを行うとともに、医師の確保対策の強化、経営健全化のための収益の確保と経費節減に取り組んでまいります。

 福祉につきましては、「天草市地域福祉計画」や「天草市地域福祉活動計画」に基づき、市民・社会福祉協議会・行政の連携による「地域福祉ネットワーク事業」をさらに推進し、地域住民がお互いに地域で支えあう、地域における福祉活動の実践や基盤づくりを推進してまいります。

 障がい者福祉につきましては、「天草市障がい者福祉計画」の見直しを行い、障がいを持つ方が地域の中で安心して暮らせるよう、更なる福祉サービスの充実に努めてまいります。

 高齢者福祉につきましては、高齢者の方々が健康で安心して在宅生活をしていただくため、地域見守りネットワークの構築や高齢者支援センターの利活用を推進するとともに、介護予防事業や地域密着型サービスの充実を図ってまいります。また、外出の機会が少ない方を対象に、外出支援事業を初め生きがいデイサービス事業・配食サービス事業などを推進するほか、新たに、高齢者の方自らが介護保険施設などでボランティア活動を行う「介護支援ボランティア制度」を創設し、地域貢献活動を通じて、自身の介護予防と生きがいづくり、社会参加を推進してまいります。

 子育て支援につきましては、平成20年度に実施いたしました子育て支援のためのニーズ調査をもとに、「天草市次世代育成支援行動計画 後期計画」を策定し、子どもが心身ともに健やかに育つための環境整備を推進し、子どもたちの健全育成及び子育て家庭の支援等の充実を図ってまいります。

 防災につきましては、自主防災組織の育成支援や消防関係資機材の整備、防火水槽の設置を進め、地域消防力の維持に努めるとともに、地域における災害への備えの強化や災害時の避難など、自主的な行動を支援するため、市内各地域のハザードマップを作成・配布し、被害の軽減を図ってまいります。

 芸術や文化は、私たちの心を豊かにし、ゆとりと潤いを与えてくれます。「文化の薫るまちづくり」を推進する文化振興につきましては、「文化振興計画」や「全島博物館構想計画」に基づき、自主的で多様な文化活動が行われるよう環境整備を推進してまいります。また、世界遺産登録の推進につきましては、関係機関・団体と連携を取りながら、?津教会や大江教会及び周辺集落の重要文化的景観選定への申し出を行い、登録の実現に向け取り組んでまいります。

 次は、「地域を担う人づくり」でございます。地域づくりの基本は“人づくり”にあると考えております。市民一人一人が「地域の将来を見据え、自分たちの地域は自らがつくる」という郷土意識を持ち、主体的に地域づくり活動に取り組んでいただくことが、本市の振興発展につながってまいります。

 「まちづくり協議会」と「地区振興会」が各地域に設立されて4年目を迎えます。各地域におきましては、様々な取り組みが行われ、住民主体の地域づくり活動が全市的に浸透しつつあります。今後は、さらなる住民自治の組織強化を図るため、引き続き視察研修の実施や地域づくり講演会などを開催し、地域を担うリーダーの養成・確保に努めてまいります。

 また、地域づくり担当職員は、研修の実施等により、地域活動のサポート役としての資質向上に努め、地域づくり活動を支援してまいります。

 自治組織と行政とが手を携えて、地域の課題解決に当たるとともに、地域づくりに対する行政としての支援のあり方を模索しながら、これからも「市民と行政の協働によるまちづくり」を推進してまいります。

 男女共同参画社会の実現につきましては、「天草市男女共同参画計画」に基づき、女性リーダーの育成や市の審議会等における女性委員の登用などに努めるとともに、市民・事業所等の理解をより深めるため、各種啓発事業を展開し、すべての人が共に生きる社会づくりを進めてまいります。

 教育につきましては、事務の管理及び執行状況の点検評価を行い、教育委員会の責任体制の明確化と教育における地方分権の推進を図ってまいります。また、教育懇談会等を通して、保護者や地域住民の皆様の意向を、なお一層教育行政に反映させるよう努めてまいります。

 学校教育につきましては、信頼され、開かれた学校づくりに今後とも取り組むとともに、学校訪問指導の計画的な実施や研究指定校としての研究成果の全学校への普及などにより、学力の向上を図ってまいります。また、学習指導補助教員や学校司書を増員して配置することにより、きめ細やかな指導の充実、児童生徒の読書活動の推進をさらに図ってまいります。いじめや不登校問題に対しては、いじめ・不登校対策会議を中心とした取り組みの充実を図るとともに、スクールカウンセラーや教育相談員による適切な指導や支援を実施してまいります。

 学校規模適正化につきましては、「天草市学校規模適正化推進計画」を策定し、この計画に基づき、保護者や地域の理解を得ながら学校の適正配置を進めることで、教育効果の向上と教育環境の整備を図ってまいります。なお、有明地区の赤?小学校と浦和小学校を、この4月に統合するほか、本渡地区の3中学校を統合して新設する本渡中学校は、平成22年4月の開校に向けて整備を進めてまいります。

 学校施設につきましては、平成21年度で耐震診断を終え、耐震化対策や安全のための環境整備を計画的に実施してまいります。

 生涯学習につきましては、「生涯学習推進計画」に基づき、市民がいつでも、どこでも、自由に、多様な学習機会の中から選択して学べる環境づくりに努めてまいります。公民館事業につきましては、各種講演会等を開催するなど、学習機会の拡充を図ってまいります。

 スポーツ振興につきましては、「スポーツ振興計画」に基づき、市民が主体的にスポーツにかかわり、心身の健全な発達と生涯にわたりスポーツを楽しむ「総合型地域スポーツクラブ」の設立に取り組みます。また、第25回記念大会となる天草国際トライアスロン大会は、内容を充実し、市民の皆様にさらに親しんでいただけるよう取り組んでまいります。

 次は、「機能的な社会基盤づくり」でございます。

 九州西岸地域の交流拠点都市としての機能を発揮するためには、陸・海・空における交通体系の整備が不可欠であり、また、広大な市域を誇る本市の一体性を高めるためには、道路や情報通信網などの社会基盤の整備を図る必要があります。

 平成23年春に、九州新幹線が全線開業いたしますが、新たな人の流れを天草に呼び込むためにも、熊本天草幹線道路の重要性がますます高まってまいります。現在、熊本宇土道路や新天門橋を含む大矢野バイパスが事業を着手されており、本渡区間につきましても、第二天草瀬戸大橋を含むルートの検討や環境調査が実施されておりますので、早期事業着手に向けて、関係機関に引き続き強く要望をしてまいります。

 天草地域の振興・発展と、九州西岸地域の交流拠点都市としての機能を発揮するためには、島原・天草・長島連絡道路等の整備促進は、切り離せない課題であります。「島原・天草・長島架橋建設促進期成会」の事務局として、関係機関と連携し国等への要望活動等を積極的に行い、早期実現に向け取り組んでまいります。

 管内の道路整備につきましては、下田南バイパスや御所浦架橋など、国県道の整備促進を初め、日常生活を支援する生活関連道路の改良や橋梁・トンネルの維持補修に取り組み、住民生活の利便性の向上に努めてまいります。

 海上交通につきましては、「御所浦・水俣航路」の維持対策を引き続き支援するとともに、「倉岳〜御所浦間みなと振興交流事業」により、棚底港の浮桟橋の新設や駐車場、待合所、臨港道路などを整備・改修するなど、利便性の向上と港の賑わいを目指して取り組んでまいります。

 「本渡・熊本航路」は、この3月で高速船マリンビューが撤退されますが、「本渡・三角航路」が新たに運航されることとなっており、市といたしましても、多くの方に御利用していただけるようPR等に努めてまいります。

 天草エアラインにつきましては、天草地域の振興及び都市圏とをつなぐ架け橋として、なくてはならない公共交通機関であり、より安全で安心な運航を維持するため、平成19年度からプロペラ整備等の重整備費用を熊本県と地元市町で協調して支援を行っております。しかしながら、機体、機材の経年劣化等による整備費が年々増え続けていることから、重整備費用に加えて、通常整備費用に対しましても平成21年度から新たに支援等を行い、さらに、突発的な整備の発生や運営資金不足への対応をするため、本市独自で貸付金を創出したいと考えております。

 情報化の推進につきましては、公共施設を光ファイバで結ぶ高速通信網の整備が、御所浦までの海底光ケーブル敷設工事を除き本年3月末までに完成し、また、各種電算システムも、民間委託から天草市独自システムへの開発移行を行っております。これらを活用いたしまして、今後、住民サービスのなお一層の向上を初め、教育の充実・地域活動の活性化、行政事務の効率化などを図ってまります。

 また、「天草Webの駅・情報タワー」の構築が平成21年度に完成いたしますので、さらに会員を募集し、インターネットや携帯電話を活用した地域情報等の発信に取り組んでまいります。

 次は、「環境と共生のまちづくり」でございます。

 国においては、昨年7月「低炭素社会づくり行動計画」が策定されました。これは、多くの環境問題の中でも、地球規模の問題となっております地球温暖化対策について、温室効果ガスの一つである二酸化炭素の排出量が少ない産業・生活システムを構築しようとするもので、これを実現するために、国が取り組む事業、地方として取り組む事業などが行動計画として明記をされております。

 平成19年度に策定いたしました「天草市バイオマスタウン構想」は、まさに地球温暖化防止や資源循環型社会の構築を目指した行動計画であり、一般家庭の生ごみ分別収集のモデル事業、菜の花プロジェクトによるBDF燃料を民間企業に提供するモニタリング事業、さらに環境フェアの開催などに取り組んでまいりました。

 平成21年度は、バイオマスタウン構想の主要施策であります「バイオマスセンター」の建設に向け、建設費用と将来的な財政負担、環境負荷等を考慮し、施設規模、建設用地等の最終的な市の方針の確立に取り組んでまいります。そのためには、生ごみ回収の予測や生ごみ分別収集における各家庭における課題、収集体制での課題などを検証する必要がありますので、本市人口の約10分の1を抱える五和町全域で生ごみ分別収集のモデル事業を実施し、市民の皆様の御理解と意識啓発、今後、全市的に取り組むに当たっての様々な課題解決に生かしてまいりたいと考えております。

 また、太陽光発電システムの設置補助につきましても、国の普及促進と歩調を合わせ、引き続き取り組んでまいります。

 天草市新火葬場につきましては、関係地域住民の皆様方の御理解を得ながら建設に向け進めてまいります。

 下水道や浄化槽などの生活排水処理施設につきましては、快適な生活環境を確保し、あわせて海や河川の水質保全を図る上で欠くことのできない社会基盤であり、天草市生活排水処理施設整備構想の見直しを行い、地域の実情に応じた整備を推進してまいります。

 豊かな自然景観や歴史的・文化的な景観は、私たちの生活に潤いをもたらすだけでなく、多くの人々を引きつける魅力を有しております。本市は、昨年12月から景観法に基づく景観行政団体に移行し、あわせて「天草市景観条例」を施行いたしました。「日本の宝島“天草”景観からの島づくり」を景観形成のテーマに掲げ、市民の皆様とともに、豊かな自然景観を守り、誇りある文化的景観を育み、風格ある都市景観を築き上げていくことといたしております。

 以上、平成21年度の施政方針につきまして申し上げてまいりました。

 天草市が誕生して4年目を迎えます。私は、新市の舵取りを任せていただき、市民の皆様の生活と福祉の向上、地域の均衡ある発展に向け、取り組んでまいりました。これまでの3年間を振り返ってみますと、合併によって、事業の重点的な実施など前進できた面もあれば、周辺地域の活力がなくなっているといった御意見もいただいております。平成21年度は、私にとりまして区切りの年であります。今一度、合併の原点を見つめ、その基本理念を市民の皆様との共通認識のもと、強い意志を持って推進し、一人でも多くの市民の皆様に「合併してよかった」と言っていただけるよう、さらに努力してまいる覚悟でございます。

 私は、天草市にとって、最も大切なものは、「社会のきずな」であると思っております。社会のきずなの強いところは、様々な社会活動に多くの方が参加をされます。そこには、地域の力があり、活力ある地域づくりが進んでいくものと確信をいたしております。

 天草のすべての地域が、地域力を高め、市民の皆様が生き生きと光り輝く「宝の島 天草」をつくるため、全力を傾注することを改めて決意して、私の所信といたします。

 議員の皆様、市民の皆様の御理解と御協力を心からお願い申し上げます。

 御清聴ありがとうございました。

               (拍手)



○議長(濱廣昭君) ここで10分間休憩いたします。

              午前11時00分 休憩

−−−−−−−−−−−−−−−−−− ○ −−−−−−−−−−−−−−−−−−

              午前11時10分 再開



○議長(濱廣昭君) 再開いたします。

−−−−−−−−−−−−−−−−−− ○ −−−−−−−−−−−−−−−−−−



△日程第7 議第1号から日程第69 議第63号まで一括上程



○議長(濱廣昭君) 日程第7、議第1号天草市個人情報保護条例の一部を改正する条例の制定についてから日程第69、議第63号平成21年度天草市水道事業会計予算まで、以上63件を一括議題といたします。

 議第1号から順次提案理由の説明を求めます。

 安田市長。

          [市長 安田公寛君 登壇]



◎市長(安田公寛君) 平成21年第1回天草市議会定例会に御提案をいたします議案は、条例の制定改廃が23件、その他の議決事項が9件、予算関係は、平成20年度補正予算が11件、平成21年度予算が20件、合計で63件でございます。

 それでは、順次提案理由につきまして御説明を申し上げます。

 最初に、条例の制定及び改廃でございますが、一部改正につきましては、参考資料1として、条例新旧対照表を作成いたしております。また、施設の所在地の新設や移転等につきましては、所在地等を参考資料2に掲載をいたしておりますので、あわせて御参照いただければと存じます。

 議案書の1ページをお願いいたします。

 議第1号天草市個人情報保護条例の一部を改正する条例の制定についてでございますが、本件は、統計法の全部改正等に伴いまして、本条例が適用されない個人情報に関する規定につきまして、所要の改正を行うものでございます。

 次に、2ページの議第2号天草市非常勤職員の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例の制定についてでございますが、今回お願いいたしますのは、政治倫理条例の制定に伴う政治倫理審査会委員と、児童扶養手当障害認定医の報酬に関する規定を新たに設け、市立病院等の経営のあり方等に関する審議会条例の廃止に伴いまして、審議会委員の報酬に関する規定を削除するものでございます。

 次に、3ページの議第3号天草市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定についてでございますが、本件は、昨年の人事院勧告を踏まえ、専門的知識を必要とし、かつ、欠員補充が困難な医師の職に採用する職員の初任給調整手当の限度額を引き上げるものでございます。

 次に、4ページの議第4号天草市長及び副市長政治倫理条例の制定についてでございますが、本件は、市長及び副市長の政治倫理に関する規律の基本事項を政治倫理基準として定め、市民がこれらに違反する疑いがあるとし、有権者総数の50分の1以上の署名を添えて市長に調査の請求があった場合は、政治倫理審査会の審査に付し、その結果を公表するなどを規定いたしております。

 次に、8ページの議第5号天草市出張所設置条例の一部を改正する条例の制定についてでございますが、本件は、御所浦町の横浦島出張所と倉岳町の浦出張所及び宮田出張所につきまして、他の施設との併設により運営をいたしておりますが、それぞれ事務執行体制の充実や地域住民の皆様方の御要望等によりまして、出張所の場所を近隣の施設や閉校になった小学校へ移転し、出張所機能の充実等を図り、さらなる住民サービスに努めるものでございます。

 次に、9ページの議第6号市立病院等の経営の在り方等に関する審議会条例を廃止する条例の制定について及び10ページの議第7号天草市市民憲章等審議会条例を廃止する条例の制定についてでございますが、それぞれ市長の諮問に対する答申をいただき、審議会の設置目的が達せられましたので、条例を廃止するものでございます。

 次に、11ページの議第8号天草市地区コミュニティセンター条例の一部を改正する条例の制定についてでございますが、本件は、御所浦町及び倉岳町の住民の皆様から地区振興会活動のさらなる活性化を図るため、拠点施設となるコミュニティセンターの新設や移転の御要望がありましたので、コミュニティセンターの所在地を変更するものでございます。

 次に、13ページの議第9号天草市介護保険条例の一部を改正する条例の制定についてでございますが、本件は、平成21年度から23年度までの介護保険料の料率を基準額の現行年額5万400円を4万8,000円とし、あわせて、所得段階区分の細分化をし、保険料率の軽減化等を図るものでございます。

 次に、15ページの議第10号天草市介護従事者処遇改善臨時特例基金条例の制定についてでございますが、本件は、介護従事者の処遇改善を目的に平成21年度から介護報酬の改定が行われますが、介護報酬の上昇は、直接保険料率に影響を与えます。このことに対応するため、本年度、国から介護従事者処遇改善臨時特例交付金が交付されますが、この交付金を原資として基金を創設し、保険料率の上昇を抑制するため、条例を制定するものでございます。なお、この基金に積み立てる額は、介護保険特別会計補正予算に計上することといたしております。

 次に、17ページの議第11号天草市印鑑の登録及び証明に関する条例の一部を改正する条例の制定についてでございますが、本件は、市民の利便性の向上を図るため、印鑑登録及び登録事項の変更の際の手続の簡素化を図るため、所要の改正を行うものでございます。

 次に、18ページの議第12号天草市設置による倉岳町産業後継者等定住促進に関する条例の失効に伴う経過措置を定める条例を廃止する条例の制定について、及び19ページの議第13号倉岳町産業後継者等定住促進対策事業基金条例を廃止する条例の制定についてでございますが、旧倉岳町の事業で、合併に伴い本市が引き継いでおりましたが、本年3月末で完了することに伴い、2件の条例を廃止するものでございます。

 次に、20ページの議第14号天草市大江シルバーコミュニティセンター条例の一部を改正する条例の制定についてから、22ページの議第16号天草市漁村センター条例の一部を改正する条例の制定についてまでの3件でございますが、いずれも施設の管理の所管に関する規定の整備を行うものでございます。

 次に、23ページの議第17号天草市浄化槽市町村整備推進事業に関する条例の一部を改正する条例の制定についてでございますが、本件は、本事業の対象を現行の一般住宅限定から自治公民館も事業対象とし、あわせて条文の整備など、所要の改正を行うものでございます。

 次に、25ページの議第18号天草市公民館条例の一部を改正する条例の制定についてでございますが、本件は、生涯学習活動の拠点となる施設の充実を図るため、公民館の新設及び移転を行うことに伴い、所在地の変更などを行うものでございます。

 次に、28ページの議第19号天草市体育館条例の一部を改正する条例の制定についてから、30ページの議第21号天草市社会体育夜間照明施設条例の一部を改正する条例の制定についてまでの3件でございますが、有明町の赤?小学校及び浦和小学校の統合に伴いまして、現在の赤?小学校の体育館とグラウンドを社会体育施設とするとともに、利活用がない河浦町の富津第二体育館と有明町の大浦グラウンドテニスコート及び御所浦の嵐口漁民グラウンドを廃止するため、それぞれ所要の改正を行うものでございます。

 次に、31ページの議第22号天草市水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例の制定について及び32ページの議第23号天草市水道事業給水条例の一部を改正する条例の制定についてでございますが、2件は、いずれも本渡地区の本町及び下浦町の一部に給水区域を拡張することなどに伴いまして、所要の改正を行うものでございます。

 次に、その他の議決事項でございますが、まず、33ページ、議第24号指定管理者の指定についてでございますが、本件は、天草市栖本温泉センターの指定管理者を有限会社ケーエム企画天草支店に指定しておりますが、指定管理者から、経営不振等により今後の事業継続が困難である旨の申し出がありましたので、同社の指定を本年3月31日付で取り消し、新たな指定管理者を指定するものでございます。新たな指定管理者の候補団体は、栖本町にあります栖本温泉センター管理組合で、指定期間は、本年4月1日から1年間でございます。なお、指定管理者施設調書を参考資料2の4ページに掲載いたしておりますので、御参照いただければと存じます。

 次に、34ページの議第25号から38ページの議第27号までの3件の公有水面埋立免許に関する意見を述べることについてでございますが、3件とも、それぞれ道路改良工事に伴う道路用地の確保のため、公有水面を埋め立てるものでございます。議第25号と議第26号は、新和町大多尾の、議第27号では、有明町楠甫の公有水面をそれぞれ埋め立てることに対し、免許権者に何ら異議はない旨、意見を述べるものでございます。なお、この3件に係る位置図及び字図を参考資料2の5ページから13ページに掲載いたしておりますので、御参照いただければと存じます。

 次に、40ページの議第28号市道路線の廃止及び認定についてでございますが、今回、17路線を廃止し、20路線を認定するものでございますが、廃止する路線のうち、1路線及び認定する路線のうち3路線を除く33路線につきましては、合併前に、それぞれの団体におきまして廃止や認定の手続を行う必要があったものでございまして、これらは、今回、天草市管内道路網図を作成する過程におきまして、判明いたしたものでございます。なお、本件に係る位置図及び路線図を参考資料2の14ページから32ページに掲載いたしておりますので、御参照いただければと存じます。

 次に、43ページの議第29号から46ページの議第32号までの4件の工事請負契約の変更についてでございますが、これらは、いずれも昨年9月の第4回市議会定例会におきまして議決をいただきました本渡中学校の工事請負契約でございますが、基礎工事に着手いたしましたところ、校舎及び体育館、武道場等の4工区とも敷地の地盤の状態が非常に悪く、地盤改良工事等が必要となりましたので、工事請負契約の変更をお願いするものでございます。なお、議第29号につきましては、2月27日に、他の3件につきまして、いずれも2月6日に契約、相手方と仮契約を締結いたしております。

 最初に、議第29号は、校舎A工区の建築工事で、契約の相手方は、天草市東浜町大昌・苓州特定建設工事共同企業体、代表者、大昌建設株式会社、代表取締役川上英俊氏でございまして、契約の金額は460万4,898円増額し、6億100万4,898円とするものでございます。

 次に、議第30号は、校舎B工区の建築工事で、契約の相手方は、天草市今釜新町の昭和・木原特定建設工事共同企業体、代表者、昭和建設工業株式会社、代表取締役佐々木康人氏でございまして、契約の金額は243万9,192円増額し、4億6,233万9,192円とするものでございます。

 次に、議第31号は、校舎C工区の建築工事で、契約の相手方は、天草市志柿町の有江・野上特定建設工事共同企業体、代表者、株式会社有江建設、代表取締役大野直一氏でございまして、契約の金額は32万635円増額し、4億2,189万5,635円とするとともに、代表者氏名の変更を行うものでございます。なお、代表者は、本年2月1日に契約当時の濱泰明氏から大野直一氏に変更になっております。

 次に、議第32号は、体育館・武道場等の建築工事で、契約の相手方は、天草市南新町の吉永・金子特定建設工事共同企業体、代表者、株式会社吉永産業天草支店支店長吉永禮子氏でございまして、契約の金額は176万4,981円増額し、7億1,681万4,981円とするものでございます。

 次に、予算につきまして御説明を申し上げます。

 まず、47ページの議第33号平成20年度天草市一般会計補正予算(第6号)でございますが、今回の補正は、国の経済対策等に計上されております地域活性化・生活対策臨時交付金、定額給付金、子育て応援特別手当その他の国の2次補正対応分、事業費の確定に伴う増減や通常補正分を中心に補正予算を御提案するものでございます。既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれに38億9,593万9,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を555億4,730万7,000円とするものでございます。

 また、52ページの第2表では、繰越明許費の補正を、55ページの第3表では、地方債の補正をそれぞれ計上いたしております。なお、繰越明許費につきましては、別紙になりますが、繰越理由書を添付いたしておりますので、御参照いただければと存じます。

 次に、56ページの議第34号平成20年度天草市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)でございますが、国保税額の減収及び拠出金・交付金の額の決定等に伴いまして、既決予算から7,578万1,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を142億2,069万2,000円とするものでございます。

 次に、59ページ、議第35号平成20年度天草市介護保険特別会計補正予算(第4号)でございますが、議第10号で御説明を申し上げました介護従事者処遇改善臨時特例基金を創設するため、既決予算に6,158万円を追加し、歳入歳出予算の総額を93億2,861万8,000円とするものでございます。

 次に、61ページの議第36号平成20年度天草市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)から、67ページの議第39号天草市漁業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)までの4件でございますが、いずれも繰越明許費などを計上する必要が生じましたので、補正予算を御提案するものでございます。なお、繰り越しを行う理由につきましては、別紙に記載のとおりでございますので、御参照をいただければと存じます。

 次に、71ページの議第40号平成20年度天草市浄化槽市町村整備推進事業特別会計補正予算(第1号)でございますが、事業費を減額する必要があり、既決予算から2,912万6,000円を減額し、予算の総額を1億5,792万8,000円とするものでございます。

 次に、75ページの議第41号平成20年度天草市簡易水道事業特別会計補正予算(第2号)でございますが、別紙の繰越理由書に記載しておりますようなことから、繰越明許を計上する必要が生じましたので、補正をするものでございます。

 次に、77ページの議第42号平成20年度天草市国民健康保険診療施設特別会計補正予算(第2号)でございますが、今回の補正は、診療所医師の退職に伴い、医師確保に要するに経費等を中心に、既決予算に411万2,000円を追加し、予算総額を1億8,733万6,000円とするものでございます。

 次に、79ページの議第43号平成20年度天草市病院事業会計補正予算(第3号)でございますが、今回の補正は、新型インフルエンザ患者の入院担当医療機関になりました牛深市民病院における患者受け入れ態勢の整備費用等につきまして、既決の収益的収入・支出、予定額にそれぞれ117万1,000円を追加し、収益的収入及び支出の予定額を35億5,012万8,000円とするものでございます。

 なお、平成20年度の補正予算の内容につきまして、一般会計及び特別会計につきましては、別冊の天草市補正予算書及び補正予算の概要を、病院事業会計につきましては、天草市病院事業会計補正予算書(第3号)を御参照いただければと存じます。

 続きまして、平成21年度予算でございます。

 最初に、80ページの議第44号平成21年度天草市一般会計予算でございますが、予算編成の基本的な考え方並びにその概要につきまして御説明を申し上げます。

 まず、国の平成21年度の地方財政対策についてでございますが、景気後退等に伴い、地方税収入や地方交付税の原資となる国税収入が急激に落ち込む中、社会保障関係経費の自然増や公債費が高い水準で推移することなどによりまして、財源不足が大幅に拡大するものと見込まれるところでございます。このため安定的な財政運営に必要な地方交付税及び一般財源の総額を確保することを基本として、「基本方針2006」等に沿って、国の歳出予算と歩みを一にして、定員の純減、給与構造改革等による給与関係経費の抑制や地方単独事業費の抑制を図ることとする一方、極めて厳しい財政運営を強いられている地方の切実な声を踏まえた地方交付税の増額と、地方6団体の要望を踏まえた地方財政計画の歳入歳出の適切な積み上げに取り組むこととし、「生活防衛のための緊急対策」を踏まえ、雇用創出等のため地方交付税を1兆円増額するとともに、地方財政計画の歳出が増額されているところでございます。

 次に、本市の財政状況でございますが、歳出におきまして、依然として人件費や扶助費及び公債費の義務的経費の割合が高く、歳入では、市税等の自主財源比率が低く、地方交付税等に依存した財政運営となっております。そのような中、昨年公表させていただきました「地方公共団体の財政健全化に関する法律」に基づきます本市の「平成19年度決算に係る財政健全化判断比率」などでは、いずれも財政再生団体になるような深刻な状況ではなかったものの、自主財源に乏しく、財政基盤が脆弱な本市の財政構造を考慮いたしますと、決して楽観できるものではないと考えております。このため、定員適正化計画に基づく職員数の削減によります総人件費の抑制や、地方債発行額の抑制などにより、将来の義務的経費の削減に向けた行財政改革を強力に実行し、健全財政の運営に今後も努めてまいる所存でございます。

 次に、本市の平成21年度の一般会計の予算規模でございますが、494億6,044万5,000円と、ほぼ前年度の当初予算と同額でございます。歳入面では、地方公共団体が雇用創出等を図るための経費、「生活者の暮らしの安全」や「地方の底力の発揮」に向けた事業を実施するための経費として、地方財政計画上では、地方交付税が前年と比較して増額確保されたことに伴い、地方交付税は、前年度と比較いたしますと4.9%の増加となっておりますが、自主財源の基幹であります市税は、依然として地域経済の低迷等によりまして減少し、財源の確保が厳しい中ではありましたが、財政調整基金の取り崩しによる予算編成を行うことなく、地域経済の活性化を考慮した上で、予算編成を行ったところでございます。

 一方、歳出面では、義務的経費であります人件費が、退職者数の減少に伴う退職手当の減並びに職員数の減少によります職員給の減などによりまして、人件費総額は前年度と比較して5.7%の減少となっております。公債費は、公的資金補償金免除繰上償還が前年度と比較して減少していることなどによりまして4.1%の減少となっております。

 次に、投資的経費につきましては、総額では、前年度より4.2%の増額となっております。内訳といたしましては、補助事業がほぼ前年度並みの予算とし、単独事業では、御所浦支所の建設等に伴い増加したことにより、総額として増加しているものでございます。なお、投資的経費の予算計上にあたりましては、国県の補助金を積極的に活用し、地方債の発行におきましても、地方交付税措置のある有利な地方債を活用し、後年度負担をできる限り少なくするような予算措置をいたしております。

 その他の経費につきましては、補助費等におきまして、後期高齢者医療広域連合負担金の増額、また、貸付金では、天草エアライン機材整備費等緊急対策貸付金を新たに創設したことによりまして、増加いたしております。

 次に、債務負担行為でございます。議案書の87ページでございますが、御所浦支所庁舎建設事業ほか5件を計上いたしております。

 88ページの地方債でございますが、庁舎整備事業ほか19件を計上いたしております。

 以上、平成21年度の天草市一般会計予算の基本的な考え方等につきまして御説明を申し上げましたが、当初予算の詳細等につきましては、別冊になりますが、「平成21年度天草市一般会計予算書」及び「平成21年度当初予算の概要」を御参照いただければと存じます。

 次に、89ページの議第45号平成21年度天草市国民健康保険特別会計予算でございますが、国民健康保険事業に要する経費を総額で145億6,599万5,000円を計上いたしております。

 次に、95ページの議第46号平成21年度天草市老人保健医療特別会計予算でございますが、高齢者医療の制度改正により、老人保健医療制度が廃止され後期高齢者医療制度に移行したことに伴い、前年度より大幅な減額となり、総額1億7,932万7,000円を計上いたしております。

 次に、98ページの議第47号平成21年度天草市介護保険特別会計予算でございますが、介護保険事業に要する経費を総額で91億2,076万1,000円計上いたしております。

 次に、102ページの議第48号平成21年度天草市後期高齢者医療特別会計予算でございますが、後期高齢者医療事業に要する経費を総額で12億208万3,000円計上いたしております。

 次に、平成21年度の各下水道事業関係の予算でございますが、105ページの議第49号平成21年度天草市公共下水道事業特別会計予算は、総額を13億7,949万4,000円とし、109ページの議第50号平成21年度天草市特定環境保全公共下水道事業特別会計予算は、総額を7億8,870万6,000円とし、113ページの議第51号平成21年度天草市農業集落排水事業特別会計予算は、総額を5,562万8,000円とし、117ページの議第52号平成21年度天草市漁業集落排水事業特別会計予算は、総額を4億3,702万円とし、122ページの議第53号平成21年度天草市浄化槽市町村整備推進事業特別会計予算は、総額を1億6,668万3,000円とし、それぞれ環境整備のため施設管理や施設整備などに要する経費を計上いたしております。

 次に、126ページの議第54号平成21年度天草市簡易水道事業特別会計予算でございますが、市内各所の簡易水道の安全で安定した飲料水の供給に努めるための経費として、予算総額24億2,479万9,000円を計上いたしております。

 次に、130ページの議第55号平成21年度天草市国民健康保険診療施設特別会計予算では、予算総額を1億8,869万4,000円とし、134ページの議第56号平成21年度天草市歯科診療所特別会計予算では、予算総額を4,558万3,000円とし、御所浦地区の地域医療及び歯科診療の確保のため、それぞれ予算計上をいたしております。

 次に、137ページの議第57号平成21年度天草市埠頭事業特別会計予算では、倉岳町の棚底港及び新和町の大宮地港の埠頭用地の管理・運営などに要する経費として、予算総額1,452万円で、140ページの議第58号平成21年度天草市斎場事業特別会計予算では、斎場事業に要する経費として、予算総額1億2,680万3,000円をそれぞれ計上いたしております。

 次に、144ページの議第59号平成21年度天草市一町田財産区特別会計予算、147ページの議第60号平成21年度天草市新合財産区特別会計予算、150ページの議第61号平成21年度天草市富津財産区特別会計予算は、それぞれの財産区管理会の運営に必要な経費を計上いたしております。

 次に、153ページ、議第62号平成21年度天草市病院事業会計予算でございますが、収益的収入及び支出の予定額を、収入・支出それぞれ37億1,259万3,000円とし、資本的収入及び支出の予定額を収入で1億6,187万5,000円、支出で3億1,631万5,000円を予定し、不足額につきましては、過年度分損益勘定留保資金等で補てんすることといたしております。

 次に、156ページの議第63号平成21年度天草市水道事業会計予算でございますが、収益的収入及び支出の予定額を収入14億8,663万7,000円、支出を14億5,817万3,000円とし、資本的収入及び支出の予定額を収入7億3,629万4,000円、支出を14億9,761万6,000円とし、不足する分につきましては、過年度分損益勘定留保資金等で補てんすることといたしております。

 なお、平成21年度の一般会計、特別会計及び病院・水道の企業会計における予算の内容や説明などにつきましては、別冊の「一般会計予算書」、「特別会計予算書」、「病院事業会計予算書」、「水道事業会計予算書」並びに「平成21年度当初予算の概要」を御参照いただきたいと存じます。

 以上で、平成21年第1回天草市議会定例会に御提案いたします議案につきまして提案理由の御説明を終わりますが、どうぞよろしく御審議いただきますようお願い申し上げます。

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○議長(濱廣昭君) 以上で、本日の議事日程は終了いたしました。

 明3日から5日までは議案研究等のため休会し、次の本会議は6日午前10時から質疑の予定となっております。

 また、11日は一般質問となっておりますので、質問希望者は本日の会議終了後直ちに通告し、質問順位の抽選をされるようお願いいたします。

 なお、通告書の提出期限は明日の午後4時までとなっておりますので、よろしくお願いいたします。

 本日は、これにて散会いたします。

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              午前11時48分 散会