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熊本県 宇城市

平成28年 3月 定例会(第1回) 03月09日−06号




平成28年 3月 定例会(第1回) − 03月09日−06号







平成28年 3月 定例会(第1回)



         平成28年第1回宇城市議会定例会(第6号)

                          平成28年3月9日(水)
                          午前10時00分 開議
1 議事日程
 日程第1 一般質問

2 本日の会議に付した事件
 議事日程のとおり

3 出席議員は次のとおりである。(22人)
  1番 高 橋 佳 大 君          2番 ? 本 敬 義 君
  3番 大 村   悟 君          4番 星 田 正 弘 君
  5番 福 永 貴 充 君          6番 溝 見 友 一 君
  7番 園 田 幸 雄 君          8番 五 嶋 映 司 君
  9番 福 田 良 二 君         10番 河 野 正 明 君
 11番 渡 邊 裕 生 君         12番 大 嶋 秀 敏 君
 13番 尾 ? 治 彦 君         14番 河 野 一 郎 君
 15番 長 谷 誠 一 君         16番 永 木 伸 一 君
 17番 入 江   学 君         18番 豊 田 紀代美 君
 19番 堀 川 三 郎 君         20番 中 山 弘 幸 君
 21番 石 川 洋 一 君         22番 岡 本 泰 章 君

4 欠席議員はなし

5 職務のため議場に出席した事務局職員の職氏名
 議会事務局長   藤 本 勇 治 君   書    記   木 村 和 弘 君

6 説明のため出席した者の職氏名
 市長       守 田 憲 史 君   副市長      浅 井 正 文 君
 教育長      大 槻   英 君   総務部長     猿 渡 伸 之 君
 企画部長     野 田   眞 君   市民環境部長   渡 邊 満 夫 君
 健康福祉部長   本 間 健 郎 君   経済部長     ? 島 孝 二 君
 土木部長     小 畑   稔 君   教育部長     小田原 弘 則 君
 会計管理者    中 川 義 輝 君   総務部次長    成 田 正 博 君
 企画部次長    岩清水 伸 二 君   市民環境部次長  松 本 秀 幸 君
 健康福祉部次長  那 須 聡 英 君   経済部次長    清 成 晃 正 君
 土木部次長    成 松 英 隆 君   教育部次長    緒 方 昭 二 君
 三角支所長    谷 口   亨 君   不知火支所長   辛 川 広 倫 君
 小川支所長    緒 方 昭 弘 君   豊野支所長    木 村 隆 之 君
                      農業委員会
 市民病院事務長  吉 澤 和 弘 君            野 田 知 宏 君
                      事務局長
 監査委員事務局長 戸 田 博 俊 君   財政課長     天 川 竜 治 君





               開議 午前10時00分

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○議長(河野一郎君) これから、本日の会議を開きます。

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△日程第1 一般質問



○議長(河野一郎君) 日程第1、一般質問を行います。順番に発言を許します。

 まず、13番、尾?治彦君の発言を許します。



◆13番(尾?治彦君) 13番、うき未来21の尾?治彦でございます。三寒四温、昨日のあの温かさがまるでうそのような今日の寒さ、外は雨と風が吹き荒れています。そんな中で、今日3月9日、早いもので明後日、5回目の3.11がやってきます。犠牲者の方々に対し、改めて御冥福を申し上げます。また、いまだに多くの行方不明者の早い時期の発見をお祈りいたします。依然として仮設住宅の生活、あるいはふるさとを離れての生活、大変なことであると同時に、お見舞いを申し上げます。

 3.11、私たちにもいろんな教訓を与えてくれたと感じています。その一つに、数日前に消防が記録した映像のテレビ放送がありました。住民の生命と財産を守るという精神の下に、消防団員、消防署員が自分の命の心配より先にとった行動、涙なしには見てられませんでした。多くの消防関係者が犠牲になっておられます。住民の生命と財産を守るために命がけで活動する消防団員、また消防署員、犠牲者とすることはできません。思い出せば、あの普賢岳の噴火の時もそうでありました。我々の市民の生命と財産を守るために命を懸ける、彼らを守る役目は自治体にあると考えます。災害時のマニュアルをきちんと作り、日頃からそのために教育することは重要であります。今、改めて防災の大切さを考えさせられております。

 そんな中で、今朝の熊日新聞に交通死亡事故の記事が出ておりました。昨日、不知火の高良で国道266号交差点、82歳の女性の方が横断歩道を渡っていて大型トラックにはねられてお亡くなりになられております。宇城市民の方だと思います。御冥福をお祈りいたします。そして、こういうことが起こらないように、そのためにも交通安全、また思いを強くするところでございます。

 それでは、通告に従い一般質問に入ります。大きく三角地域振興計画について。言い換えれば今議会提案の議案第18号宇城市三角地域過疎地域自立促進計画についてと重なることだと思います。議案の質疑で出しておけば良かったかとは思いましたけれども、やはり地元としては一般質問の中で質問をしたいという思いで質問に入ります。

 まずは、一つ目の人口の推移と動向についてであります。



◎企画部長(野田眞君) 三角地域過疎地域自立促進計画に記載しておりますが、昭和35年の国勢調査による三角町の人口は1万7,349人で、平成22年の調査では8,589人と8,760人が減少しており、その減少率も約50%と大幅な人口減少となっております。この傾向は、現在においてもとどまる気配が見られず、平成17年から平成22年の直近5年間でも1,108人、11.4%が減少しております。今後もこの減少傾向は続くものと予想されています。



◆13番(尾?治彦君) 一般質問の中でもほかにも、また代表質問の中でもこの人口減少問題については皆さんがやはり心配をしておられるところだと思います。以前、一般質問した中でもこういう答え、答弁いただいております。

 私はそこからもう一歩踏み込んで、小さくはなりますけれども、戸馳地区の人口の減少を皆さんに御報告をしたいと思います。平成17年の人口は1,597人でありました。直近の平成28年2月の人口は1,297人であります。小さい島が11年間で300人減少している。300人といえば、戸馳では一つの行政区、それが無くなった気がしています。さらに近年、平成26年が1,398人でありました。この2年間で101人減少しております。私が地元で考えていますと、高齢化が進んでいます。亡くなる方が多くございます。そして、高齢のお年寄りの方が子どもさんのところへ転出をする。また、老人ホームや介護施設への入所、宇城市合併から10年が経過し、7万人都市を目指す合併だったはずが、逆に人口が減少し、さらに三角地区また戸馳地区あたりは人口の減少に加速度を付けて進んでいる。せめて人口減少に歯止めを掛けることができないものか、その対策があれば再質問をいたします。



◎企画部長(野田眞君) 今議会で三角地域の過疎自立促進計画を提案しておりますが、この過疎計画に記載されました事業の中には、有利な過疎対策事業債が活用できるというメリットがございます。このため、この有利な過疎債の活用を考慮し、広く可能性を捉えて事業計画を立てております。今後の社会情勢や市の財政事情により、全ての事業が計画期間内に実施できるとは断言できませんが、三角町の人口減少対策としましては、この過疎計画で掲げた事業を総合的かつ計画的に進めていくことが最も重要ではないかと考えております。

 人口減少対策につきましては、企画部では本年1月に策定した地方創生総合戦略の一つとして、空き家対策に取り組んでおりますが、この空き家対策が市の人口減少を抑える大きなポイントになると考えております。現在、国の地方創生事業による空き家実態調査を実施しており、まだ詳細な数値は確定しておりませんが、空き家の数が宇城市全体で約1,500軒、このうち三角町が一番多く500軒、次に松橋町、小川町でそれぞれ300軒という空き家の数が見込まれています。中でも特に空き家の多い三角町においては、この空き家の活用策が人口減少を抑える大きなカギを握ると考えております。三角町は海があり山があるという豊かな自然環境やミカンをはじめとする豊富な農水産物、加えて世界遺産三角西港という歴史と文化、観光資源を併せ持っております。このようなことから、他の地域にはない素晴らしい居住環境が整っており、三角町の強みでもあると言えます。こうした三角町の強みを広くPRし、U・I・Jターンにつなげていければと考えておりますが、まずは移住希望者のニーズに応えられるよう、受け入れ態勢を整備することが急務であり、空き家バンクへの登録拡大が必要不可欠です。

 先ほど述べました空き家実態調査では、所有者に対するアンケート調査も併せて実施しており、今後の空き家管理の意向を確認するとともに、空き家バンクへの登録も強くお願いしているところでございます。



◆13番(尾?治彦君) 大変素晴らしい考え方だとは思います。それにまた付け加えますと、戸馳あたりは前も申し上げましたけれども、自給自足ができる、そんな条件も整っていると思います。空き家は当然どんどん増えています。うちの近くも目立ってきています。そういうところにやはり力強く対応をしていただきたいと思います。

 人口を増加させることはかなり難しいことだと考えております。この前の代表質問の市長の御答弁にもございましたけれども、海上自衛隊佐世保基地への表敬訪問、大変素晴らしいことであると思います。私たちも防衛議員連盟というのを立ち上げて、合併当初から三角に行政港として自衛官の一部でも寄港できるような、そんな考え方を基に取り組んできておりました。残念だったのは、その防衛議員連盟にも声を掛けていただいて、以前のように市長共々、佐世保の海上自衛隊の基地で表敬訪問ができればと思いました。それが少し残念ではございましたけれども、三角にとって人口が増えるという方法は、それも一つだと思います。現に、海上保安部の職員の方が三角にはいらっしゃいます。その家族の方が三角小学校、三角中学校には通っておられます。海上自衛隊の自衛官の一部でも、三角港が使っていただければ最初のもくろみのとおり人口増加につながっていくものだと考えています。よければ市長、そこら辺のお気持ちはお伺いできたらと思いますけれども、一言お願いします。



◎市長(守田憲史君) 防衛議員連盟でも皆さんと共に佐世保にも行ったかと思います。あの時、行けたら良かったと思いますが、今後とも自衛隊の誘致については頑張ってまいりたいと思います。



◆13番(尾?治彦君) 防衛議員連盟で佐世保の方に行ったのはもう数年前でございますので、次回に市長の日程と調整が合えば、防衛議員連盟も一緒に行けたら実り多きものがあると思います。ハードルは高いかもしれませんけれども、粘り強く活動を続けていけば、当然三角の港祭りにも自衛官の寄港が毎回大きな皆さんの楽しみの一つでございますから、その辺もつなげていっていただきたいと思います。

 それでは、2番目の産業の振興について質問いたします。御答弁をお願いします。



◎経済部長(?島孝二君) 産業の振興についてということで、御質問でございます。三角町の産業振興と一言に申しましても、農業、水産業、商工業、観光、その他、大変幅広い分野でありますので、短い時間で全てをお答えすることはできません。現在、取り組んでおりますものを中心にお答えしたいと思います。

 三角町戸馳地区での地域経済の振興を目指すために、来年度、平成28年度戸馳島観光推進事業を実施したいと考えております。国の地域おこし協力隊制度を活用し、地域外の優れた人材を誘致、その定住により観光商品開発と集客促進を図ります。

 戸馳花の学校は、現在合同会社花のがっこうが指定管理者として運営しておりますが、その戸馳花の学校を花の観光交流の大切な施設と考えて、近くにあります若宮海水浴場やキャンプ場、また周辺の利用可能な施設と一緒になって活用促進に努めてまいります。

 ポートセールスにつきましては、昨日河野議員にお答えいたしましたとおり、本年9月、旅客定員620人の日本列島一周クルーズ船「ぱしふぃっくびいなす号」の誘致に成功いたしました。当日は、オプショナルツアーで三角西港や戸馳花の学校を提案しており、停泊時のおもてなしにも宇城市の特徴あるものをと詰めているところであります。今後も積極的に取り組んでまいります。

 また、近隣市町との連携を図りながら、JR九州や旅行会社と協議を重ね、観光列車と船を組み合わせた新たな観光ルートの開拓も進めていきたいと考えております。

 三角町の恵まれた自然や歴史的文化遺産、地域の食文化など市の財産である地域資源を最大限にいかすために、市民と関係企業と各種団体が一体となって問題を一つ一つ解決しながら三角地区の活性化を進めていきたいと思っております。



◆13番(尾?治彦君) 地元戸馳のことも考えていただいて、地域おこし協力隊、戸馳を盛り上げていくような考え方で取り組んでいただくことは大変ありがたいことだと思います。戸馳も橋が架かると同時に、地元の人たちも皆さんで応援できるような体制を地元にも声を掛けていきたいと思います。

 それと、クルーズ船、昨日、河野議員の質問でお答えはお聞きいたしました。その中で一つ思うことがございましたので、クルーズ船が今度東港の岸壁じゃない海の方に停泊をすると。そこから小型船で東港、多分ピラミッドの横の桟橋で下りて来られるのかなと思いますけれども、その辺を少し詳しくお答えいただければと思います。



◎経済部長(?島孝二君) 御承知のとおり、大型船の岸壁への停泊は大変難しいものがあります。三角沖に停泊をいたしまして、お客様をピストン輸送という形で陸の方にお招きするという形になりますけども、実際、どこにどのくらいでというのがまだ正式に決まったものではありません。東港にするのか、直接西港に浮桟橋に持っていくのか、まだ協議の段階でございますので決まっておりませんが、いずれにしましても、どちらに上陸されましても、その部分でおもてなし事業を頑張ってやりたいと思っております。



◆13番(尾?治彦君) まだそこまでは決まってないということでございますけれども、もう今年9月のことでございます。具体的に話も進めていかないと間に合わないこともございますので、ひとつよろしくお願いしたいと思います。

 それと、この前の副市長の代表質問の答弁に、残念なことがございました。堂々と「駐車場のない世界遺産三角西港」というお言葉でございました。それをおっしゃるのは当然かもしれません。じゃあ、その先でじゃどうしようという考え方をしていかなければならないと思います。今の経済部長の話の中にも、これを機会に盛り上げていきたいという思いが通じてきます。地元として大変残念なことは、今の話にもありましたクルーズ船が西港に泊まると、停泊をすると。それをピストン輸送で、今は県が進めた浮桟橋に渡すと。じゃあ浮桟橋から西港まではどうして移動するんですか。県の用地買収は済んでいるんじゃないですか。そこはよく分かりませんけれども、済んでおるのであれば早めに移転をしていただいて、早めに県も対応もしていただくと。浮桟橋から三角西港までのあの距離を、お客様が安全に通るために、あそこしかないんですよ。国道を渡らせて反対側の山手を歩道があるからそこを歩けなんかできません。海側には歩道はありません。そういう努力をして、残念ですけれども駐車場の問題はこれで解決をしますぐらいの答えをしていただきたいと、私は思いました。例えば、私たちが議会運営委員会で視察に行きました富岡の製糸場跡、世界遺産、あそこも街中にございますので、バスの駐車場がありません。私たちも大型バスで行きましたけれども、バスは駐車場は無くて乗降所、乗り降りする場所だけで、私たちをバスで降ろされたらバスは違うところの駐車場に移動しておりました。そういう考え方をしていくのであれば、三角西港も大型バスがじゃ西港までお客さんを連れてくると、今の方法で降ろすと、お客さんはそこで降りていただく。そしてバスは東港の駐車場に止めていただくと。そして西港の世界遺産を見学した後に、今の浮桟橋から東港まで船で運んで海からも眺めていただくと。近々、今度は天草の新しい1号橋も橋が架かります。そこも下からでも眺めていただくと。そのためにはやはり、あそこの部分が一番重要なんです。地元の宇城市から世界遺産になって盛り上げるためにネックがありますということで、県の方にも強く要請をしていただきたいんですよ。船で帰って東港の方にバスが止まっているわけでございますから、ピラミッドの横に船が着きます。ピラミッドも見ていただけます。良ければ物産館にも足を運んでいただけます。今度県が東港、三角駅前広場も公園化していただきますので一石二鳥、どんどん夢は広がっていくと思います。今現在、県の公園の工事はどんどん進んでいて、この屋根が今度は見えるようになりました。それをいかすためには、副市長、この前の答弁では私は納得できません。県の用地買収が済んでいるか済んでいないか分かりません。そういうことを力を込めてやっていくという言葉を頂けたら幸いでございます。



◎副市長(浅井正文君) 先般、駐車場の少ない世界遺産だということで言いました。申し訳ございません、気持ちのまま申し上げました。ただ、私どもが今考えるのは、国道57号より海べた、海べたには駐車場が今いいますように限られた分があります。ただ北側か、こっちに家側に木原さんとか木綿さんがおられる所のあの地区内に空いてる場所があるんですね。空いてる場所がありますから、日に3台でも、すみません、具体的に話しますよ。すみません、時間もちょっとありますけど、「日に3台でも止まるなら、500円取るなら1,500円で晩御飯代は出るじゃないですか、だからこんなに空いてる草ぼうぼうの金にならない土地をどうにかいかそうじゃないか」ということでずっと話をしてきています。ただ、脈がありません。ですから、どうにかしようじゃないかというのが今の悩みです。ですから、今駐車場が無いということで発言をさせてもらいました。

 それと、西港の浮桟橋から西港まで行く間の用地買収は完全にはまだ済んでおりません。これはすみません、個人情報入りますので、済んでおりません。ですから、今浮桟橋から東港まで動かすというのがちょっと手段が今おっしゃるようにちょっと見受けられないというのがあります。

 それと、先ほど駐車場の話がありました、大型バスの話から。去年、国道57号大丸の横に駐車場つくりましたね。それと266号の県の用地につくりました。看板が少ないとか、看板とか何とかも出してるつもりですけど、やはり人というのはその目的地まで行って、そして車はどこに止めるんだという話のようです。ですから、大丸の横、それと266号の三角のふ頭、あそこについては今駐車場は大きなイベントのときに使う。普段しても、あそこに止まらないんですよ。だから止まらないから、あそこに人を置いていてもこれが無駄になるというようなことですので、そこは今考えています。決してあきらめているわけじゃありませんので、そこはもう御理解くださいというところで、ちょっと長くなりました。



◆13番(尾?治彦君) 今の副市長の諦め加減の言葉だと思って私は聞きましたので、私なりに考えさせていただきました。そういう事情があるのも聞こえてきましたので、一石二鳥考えたら、やはり船で東港に運ぶと、物産館も、ピラミッドにも上っていただくと、県が開発している公園にも足を運んでいただくという方法も必要ではないかと思います。それと、A列車で来られたお客さんも、直接あそこの公園を歩いて船に乗って天草に行く間にでも西港に寄ってもらうという方法があることも、宇城市としては進めていただきたいという思いでございます。三角にとって大変良い材料も、大変素晴らしい時期だと思いますので、これを指をくわえて見ているだけでは我々住民ももったいないような気がしますので、市の取組ももうひと踏ん張りしていただきたいと思います。県の方の用地買収もまだ済んでいないと。多分、2軒まだ見えておりますので、自宅の方が、あの辺だと思います。そこも早めにしていただくようにお願いをして、次の質問に入ります。

 交通体系の整備について、土木部長、お願いします。



◎土木部長(小畑稔君) 交通体系の整備についてというお尋ねでございます。交通推進体制の整備のうち、土木部所管の道路整備の事業計画についてお答えいたします。

 まず、塩屋大田尾線道路改良工事は、三角町の国道266号側の塩屋区と国道57号側大田尾区を結ぶ宇土半島を横断する路線の改良でございます。

 次に、上本庄八柳線道路改良工事は、同じく国道266号側の上本庄区と八柳開拓地区を通り、県道郡浦網田線に至る路線の改良工事でございます。大田尾周廻路線の道路改良工事は、国道57号から大田尾集落内を周回する主要道路の改良工事でございます。

 次に、石打ダム線道路改良工事は、大雨時に波多川沿いの道路冠水により通行不能となる国道266号から三角中学校までの通学路の道路改良でございます。

 古氷2号線舗装改良工事は、古氷地区までの主要な路線でありますが、路面損傷が進んでおりまして、改善のための舗装工事を予定しているところでございます。

 次に、矢崎山田線は、国道266号側の矢崎地区から郡浦地区の山田区に至る路線の道路改良でございます。

 次の首入線道路改良工事は、三角駅の北側の駅裏に位置する路線でございますが、将来の三角駅周辺整備と併せて市道を整備し、JR利用者、地域住民等の通行の安全確保のために行う道路改良でございます。

 小学校登校道路改良工事は、現在国道57号から小学校までの区間が終日車両一方通行となっているため道路を改良し、通行規制を解除したいという思いで考えております。

 次の底江大口線は、旧県道の手場トンネルを補修補強が必要であることから取り組むものでございます。

 次の、国道266号道路改良事業負担金は、県が施工しております高規格道路大矢野バイパス整備の一環である三角ランプ工事に合わせ、先ほど説明しました小学校登校道路改良工事を県に委託した場合の負担金でございますが、これにつきましてはまだ方針が決まっておりませんので、計画としては重複して計上をしております。

 次が、黒崎内潟線橋りょう工事は、現在進行中の戸馳大橋架け替え工事でございます。塩屋橋改良工事は、県管理の2級河川波多川に架かる市道東港金桁線の塩屋橋の拡幅工事を計画しております。橋りょう定期点検事業は、平成26年度から橋りょうなどの構造物は5年の一度、近接目視による点検が法で定められております。ということで、それに対応するための点検事業でございます。

 以上が市道の道路、橋りょうに関する事業計画の内容であります。道路の整備については、平成28年度に作成します上位計画の第2次総合計画の中で、宇城市全体の道路網を見据えつつ取り組んでまいります。



◆13番(尾?治彦君) 一般質問の前の部長との打合せ、すり合わせが不十分な状態でこういう答弁になってしまい大変申し訳ございません。今のは完全に自立促進計画書の中のページ数も書いてありましたとおり、事業内容の事業計画の説明だと思います。私も今日渡ってきました戸馳大橋架け替え、戸馳側の橋台が完成を迎えております。数日前から三角側の橋台の工事が始まったばかりのところでございます。そういう状況でございます。

 それで、再質問として、大変残念なことがこの前ございました。代表質問の中の土木部長の答弁で、戸馳大橋の工事が上部工に入るその時点で事業費の再試算を行い、設計工事費が約7億円増加をする。合計で11億円の増加。当初の28億円の計画が11億円増えて約39億円になると。あそこの場で申し上げるのであれば、私は思います。私たち建設経済常任委員会は何なんですか。議会軽視、いや、議会を無視していると思います。数日前に、2月25、26日に建設経済常任委員会があってるわけですよ。もちろん、私は抗議を委員長から部長の方にも差し上げておりますけれども、そういうやり方はおかしいんじゃないですか。もうちょっと慎重に行わないと、ただ単に7億円増えます。総事業費が10億円増えます。申し訳なく思います。最初の計画の28億円で戸馳の新しい橋を架けると、それだけでも私は申し訳なく思っておりました。その中で、前回聞いておりました4億円は増えると、仕方がないのかなと思いました。我々にさえ説明が無いに、ああいう場で簡単にああいう報告をしていただいたと。我慢ができません。部長でも市長でもよろしいです。答弁、お願いします。



◎市長(守田憲史君) 今、ああいう場でという表現でございますが、宇城市の最高意思決定機関は、この宇城市議会でございまして、その本会議で説明をしたところでございます。



◆13番(尾?治彦君) じゃあ、代表質問の質問要項の中に盛り込んでありますか。大まかに過疎計画部分でおっしゃられたことだと思います。だから、言うように住民の感情を変な方向に向いていったら、戸馳の橋に39億円も掛けてどうするんだっていわれたらどうするんですか。私はそういう心配もありますので慎重に進めていただきたいと。以前ありました特別委員会の中でも申し上げております。最初は立派な吊り橋みたいな橋を架けていただきたい。それは35億円掛かるからそれは無理ですと。今、計画のあの橋だったら28億円で済みますから、じゃあお願いしますと納得をした思いがあります。なのに、建設経済常任委員会では一言もそれが無いんですよ。正式な場所かもしれません、じゃあ順番が違うんじゃないですか、市長。



◎市長(守田憲史君) 委員会は私出席しておりませんので、尾?議員がどのような委員会での質問があったのかどうかは存じ上げませんが、本会議で問題点はないかという石川議員の質問に対して、その問題点を答弁したところでございます。



◆13番(尾?治彦君) 質問をしたから、それに答えたからということでは委員会はないと思います。特別委員会まで立ち上げて議会が進めてきた内容が、じゃあそれがバトンタッチして建設経済常任委員会に託されているわけですから、説明責任というのはその委員会の中ですべきだと思います。それよりも先に本会議で皆さん聞いてる中で説明をされたら、我々じゃあ委員、もう立場がないですよ。そういう進め方を今後は改めていただきたいと思います。そういうお願いをしておきます。ほかの進め方もおかしいと、私も思うようなところがございます。それも併せて進める準備、執行部側の進め方、幾つか疑問がありますので、今後もまた質問でさせていただきたいと思います。

 次に、4番目の生活環境の整備について質問いたします。答弁をお願いします。



◎市民環境部長(渡邊満夫君) 生活環境の整備、戸馳地区にございます農業廃棄物処理施設の解体についてのお尋ねでございますので、御答弁を申し上げます。

 尾?議員御承知のとおり、この施設は建設から35年が経過し、煙突部分の劣化が進んでいることは十分認識をさせていただいております。本施設は昭和55年、農林水産省所管の農業総合整備事業で国庫補助を受け建設されたものでございます。30年の耐用年数期間内は取り崩しができない状況にございました。また、施設解体に対する国の補助事業創設等の動きがあったため、国の動向を注視しながら解体の時期を検討してきたところでございますが、煙突部分の一部崩壊がございましたので、平成25年度には崩壊防止の補修工事を実施したところでございます。

 解体工事につきましては、ダイオキシン等の汚染防止対策が必要でございますので、多額の経費を要することになります。このため、財源確保に頭を痛めておりましたが、活用できる国庫補助の創設がなかったことから、平成28年度から平成32年度までの過疎地域自立促進計画に本解体事業を計画することといたしました。解体時期につきましては、本計画では平成29年度としているところでございます。ただ、国の地方財政計画により起債枠等の変更もありうるため、過疎債を活用する事業の取扱いにつきましては、本市の財政計画との調整を図りながら慎重に判断をしていきたいと考えております。



◆13番(尾?治彦君) 一般質問の打合せも、このように実りがある内容で答弁もしていただきたいと思うんですよ。以前から私も何回か一般質問しておりましたけれども、やはりこれもネックになってました。何回か質問しております。でも、今のような事情があるからできなかったと。今回、過疎債、過疎法が変更になって5年延長になって、やっとこれができるようになったと。今回の一般質問で一番うれしいことはここなんですよ。ほかの議員の皆さんも御存じかは分かりませんけれども、うちからは煙突の部分だけが見えるんですよ、そういうところでございますので、ほかの人は知らなくても三角町の負の遺産、それが戸馳に残っていた。それを今度解体ができると、安心をしました。

 以前からネックになっておりました解体後の撤去、橋が何とかかんとかというとここら辺がございましたけれども、そこら辺はどう考えてあるのかお願いします。



◎市民環境部長(渡邊満夫君) 解体事業ということで、先ほど一言で申しましたが、解体事業につきましては、解体をし、撤去をし、そして埋戻しをし、整地をするという一連の作業が出てきます。今、尾?議員の方がお尋ねされましたのは、その撤去の際の、いわば戸馳島からの島外への搬出のことだろうと存じます。

 今、先ほど来、戸馳大橋の建て替えの件もございますが、その橋を通りながらダンプで搬出をするという形になるわけでございますので、私どもといたしましては、その現場の搬入道路の関係とか、現地への搬入道路の関係とかそこの動きとか、そしてその橋を渡る具合とか、そこらあたりを様々な視点で検討を重ねてまして、その結果としては4?ダンプで若干の拡幅をしながら4?ダンプを想定をしておりますので、そういう意味では現在の戸馳の橋を活用して島外排出が可能であるということで判断をしておりますので、そういう意味で平成29年度ということを含め、この5年間の期間内の時期設定をさせていただいてる。そういうことをさせていただくことで、この解体工事を無事に進め搬出もして、戸馳地区の安全安心な暮らしをもう1回確保していくと、そういう事業になろうかと思いますので、平成28年度からの事業の中で元に戻していく。今まで2回、3回ということで御質問をいただいていたと思いますが、そういう意味では事業年度、進め方についてはなかなか答弁ができていなかったと思いますので、これは一定程度、戸馳地区の皆様に御安心していただけるような道筋が少しできている。そのような認識でおりますので、どうぞ御理解の方よろしくお願いいたします。



◆13番(尾?治彦君) 昔のごみ焼却場の解体撤去、今まで心配しておりました部分の解決ができるようなところだと思います。ネックになっていた戸馳の橋、あれは重量規制が掛けてあります。しかし、工事車両が許可証をとって橋台の工事のときも大型の生コン車が許可証を持ったら通ってきております。現実で、うちのトラックも積んで帰るときには許可証を持って通っておりますので、許可証も取れば4?ダンプと限らずに大型車両でも、何十?ということはできないかもしれませんけれども、それも可能ではないかと、地元からのアドバイスは送っておきます。なるだけ早めの解体撤去、よろしくお願いいたします。

 それで、次の教育の振興について質問いたします。



◎教育長(大槻英君) 三角地域振興計画の教育の振興という中に学校教育について書かれていますとおり、三角地域では平成17年4月に戸馳小学校と三角小学校を統合して1中学校、2小学校体制が確立いたしました。また、統廃合に伴い、必要な校舎、体育館、グラウンドなどの建設及び施設の改築等も推進してきましたが、少子化の歯止めというのは掛かっていないのが現状でございます。市内13校の全小学校の児童数の推移から見ますと、合併当時の平成17年度の全児童数が3,642人、平成27年5月1日現在の3,235人とを比較しますと407人の減少となっております。また、5年後の平成32年度には3,105人と予測しており、今年度に比べますと、更に130人の減少が見込まれております。

 児童数が100人以下の小学校を見てみますと、5年後の減少数が大きい学校は小野部田小14人と、海東小21人と予測しております。また、青海小と松合小におきましてはほぼ変動がないと予測いたしておるところでございます。

 小規模校での取組としましては、教職員が保護者、地域の理解や協力を得ながら、安心安全な登下校の見守りや放課後子ども教室などを実施しているところです。小規模校のデメリットといわれる集団での学び合いや切磋琢磨という経験をできるだけ補うことができるように、例えばぐんぐんタイムにおける地域ボランティアの支援、ミニティーチャー制度などで互いに教え合うなど様々な工夫を行っているところです。小規模校だけではありませんが、学校、家庭、地域が一体となって取り組むことによってハンデを感じさせない成長を子どもたちから感じ取っています。これも地域の子どもは地域で育てるという理想が学校の先生方の努力によって結実した結果だと考えております。しかしながら、小規模校のハンデが完全に払しょくしきれない部分もあることも事実でございますので、更に年々児童生徒数の減少が心配されておる折、教育委員会としましては将来を見据えて学校の在り方をしっかり検討してまいりたいと考えているところでございます。



◆13番(尾?治彦君) 状況は分かりました。先ほどの人口減少問題の中でも、大まかな数字は出されておりますので、また小さく私は調べましたので、再質問したいと思います。

 平成17年に三角小学校は統合になりました。私もその時の当事者、関係者でございましたので、当時は350人近くの350人を超える児童数だったかと思います。この過疎計画の中にも書いてありますように、現在は190人減っていると。びっくりしました。さらに、三角中学校平成16年に300人生徒、現在は150人を割っていると。お話をお聞きしますと、新入生は2クラスが維持できなくて、1クラスの状況であると。これもびっくりしましたね。人口減少、高齢化、少子化、その波が先ほどのとおりどんどんどんどん三角地区には広がっていると、また痛感をしました。5年先の児童数も必要ではありますけれども、今後の対策、更なる統合も考える時期ではないかと思います。

 先日の一般質問の中にもありましたけれども、じゃあ小中一貫校にしたらどうだろうと。今、中学校は一つ、小学校は二つ、そのまま残してじゃあ分離校で残すんだったら残していけるんじゃないかという考え方も今回、早い時期で検討をしていくべきじゃないかと思います。先ほどの答弁の中で、新たな学校編成も視野に入れ、将来を見据えた学校の在り方を議論していかなければならないという時期でございますので、そこら辺も考えながら、統合もした、経験したところもございます。先ほどの海東小、小野部田小、児童数減少の事情も分かります。教育委員会から申し上げにくいことでございましたら、我々議員が地元でそういうことも説明しながら、方向的にはそっちの方に向かっていくという時期ではないかと思います。特に、三角の中ではそういう方向ではないかと、時期ではないかと思います。再度質問しますので、答弁お願いします。



◎教育長(大槻英君) 今、宇城市では小中一貫教育の豊野小中学校をモデルとして、今小中一貫校を取り組んでいるというところでございます。豊野小中学校の成果につきましては、非常にあってると、成果が上がっていると認識しております。そういうものをできるだけ宇城市全体に広げていきたいと考えております。それで、今宇城市内全域を小中一貫の実施校として、とれる方法をとりながらやっているところでございます。徐々に、例えば三角中学校だったら、三角中と青海小、三角小、この3校でどういうことが一緒にできるかという具体的なところを詰めながら、あるいは事業を見せあいながら検討を続けているところでございます。そして、子どもに少しでも良い影響を与えたいという思いがあります。ICTとかエアコンとか非常に機器が入ってきてとてもうれしく思いますけれども、それはそれで大事にしていきたいと思いますが、私、教育長としては、一番基礎になるのは学級だと思っています、学級経営だと。これが一番大事な部分で、これをきちっと押さえて、そして機器を使っていきたいという思いが強うございます。そういう意味で、そういう子どもたちをまず育てると。そして、親御さんに、子どもを宇城市で育てれば、立派な子どもが育つというふうにしていきたいなと思っております。

 先ほど、統合はということでございますが、教育委員会からはなかなか申し上げにくいんですが、先ほど何なら自分たちが地域で声上げるよということでございますので、私たちも今から検討して、必要なときには是非一緒に取り組んでまいりたいと思います。



◆13番(尾?治彦君) 統合はしたくないんですよね、実は。でもしないといけないような状況に追い込まれるんですよね。やっぱり、最終的には子どもたちのことを考えて親も行動をとるわけでございますので、子どもたちの目線に立って我々議員も考えなければならない、教育委員会も考えてほしい、市の方も取り組んでほしいというところから進めていって、5年後、10年後、統合する所も出てくるかもしれません。その方向で考え方は進めていっていただきたいと思います。

 それと、学級を維持するために、やはり児童数、生徒数は必要だと思います。松合小学校のように複式学級の時には学級が維持できないから複式になってるわけでございますので、そこら辺も考えたら選択肢の中にはやはり統合という文言も入ってくることではないかと思います。最終的には、子どもたちの目線に立って進めていきただきたいと思います。お願いを申し上げます。

 全般的に、この過疎計画、5年延長された部分で本議会に提案されておりますこの内容について、前回5年分の計画と見合わせてみました。事業内容の、先ほどの土木部長の答弁の中にあったように、事業内容は変わっております。しかし、中の文書、考え方、それはほとんど変わっておりませんという見方をしました。一番残念だったのは、じゃあ9月にクルーズ船が入るんですよ。この中には何と書いてあると思いますか。以前と同様、クルーズ船に対しては、集客効果の高いクルーズ船においては、三角港への入港回数が年々減少しているため、今後積極的にポートセールスを行っていく。これはそのまま、前回のままなんですよね。こういうところが残念なんですよ。そのためには、こういう計画ももう少し早めに私たちの考え方とか意見も取り入れられていけば、また素晴らしいことになるんではないかと思います。せっかく過疎、伸びたわけですから、過疎地域に対する特別措置が平成33年まで5年間延長されて、過疎自立促進計画を基に、少子化、高齢化、過疎化に歯止めを掛けていただき、過疎からの脱却ができるような施策をとっていただきたいものでございます。こういう考えの下に、これから先の三角地区の保育園の統廃合、保育園の在り方、また今老人センターの在り方も関係してくると思います。過疎債をうまく使いながら、そういう方法で解決をしていける部分が多く出てくるのではないかと私は思いますので、執行部におかれましては、宇城市発展のためにますます全力で取り組んでいただきたいと思います。

 最後になりますが、一般質問は終了します。この度定年退職、また早期退職をされる皆様に対しまして、大変御苦労様でございました。またお世話になりました。これで一般質問を終わります。ありがとうございました。



○議長(河野一郎君) これで、尾?治彦君の一般質問を終わります。

 ここでしばらく休憩します。

             −−−−−−−○−−−−−−−

               休憩 午前10時58分

               再開 午前11時15分

             −−−−−−−○−−−−−−−



○議長(河野一郎君) 休憩前に引き続き、会議を再開します。

 次に、20番、中山弘幸君の発言を許します。



◆20番(中山弘幸君) 20番、うき未来21の中山でございます。安倍政権が発足して3年と3か月が過ぎました。アベノミクスと称した金融緩和が功を奏し、一時期は株価が2万円を超えた時期もありましたが、今年に入り2万5,000円も近いといわれておりましたが、ここにきて株価は低迷し、日銀が最後の切り札としてマイナス金利の導入に踏み切りました。直後は効果があったかのように見えましたが、やはり市場の反応は冷ややかでした。見事に日銀のもくろみは外れ、それとともにアベノミクスの終えんも見えてきました。さらには、消費増税の先送り論もささやかれ、衆議院の解散も現実味を帯びてきました。安倍政権はどこまで国民を愚ろうすれば気が済むのでしょうか。

 そこで、今回のマイナス金利政策が宇城市の国債による資金運用に与える影響についてお尋ねをいたします。あらかじめお断りさせていただきますが、質問の順序を1.日銀のマイナス金利導入について、2.土地の無償貸与について、3.学校給食センターの統合について、4.三角町における施設の統廃合について、5.窓口対応について、6.基礎学力の向上について、7.TPP交渉についてに変更させていただきます。



◎会計管理者(中川義輝君) 今年1月29日に日本銀行がマイナス金利導入を発表し、2月16日から日本銀行による初めてのマイナス金利政策が始まりました。マイナス金利といっても、日本銀行が貸出金利や国債金利を直接操作するものではなく、金融機関が日本銀行に預ける当座預金の一部に年0.1%の手数料をとるマイナス金利を課すものです。金融機関から見ると、マイナス0.1%以下であればマイナス金利でほかの銀行に貸したり、マイナス利回り国債を持っていた方が良いと考えます。その影響で、国際市場では利回りが下がり、2月9日には10年物国債が初めてマイナス金利となりました。本市でも公金管理方針に基づき、平成25年度から財政調整基金等を活用し、国債、地方債等の債券運用を行っております。国債等の運用は本市だけではなく、熊本県をはじめ熊本市、玉名市、天草市、山鹿市、合志市、人吉市でも実施しております。

 現在、宇城市では基金のうち12億4,000万円を年利1.6%から1.38%の20年債で運用を行っており、半期ごとに利息収入があります。この債券はマイナス金利の影響はございません。幸いにして、昨年12月に購入いたしました第155回の20年国債につきましては、マイナス金利導入に伴う価格急騰のおかげで2月には売却し、短期間で高い売却益を得ることができ、補正予算(第7号)で1,867万8千円の歳入を計上しているところでございます。

 今後は、定期預金よりも利息が高く安全性に優れた国債に人気が集中しているため、国債の価格が急騰しており、額面金額以下での国債購入が困難な状況となっており、国債購入の機会が減少しております。また、国債購入が難しいため利息収入があまり増加しないものと思われます。国際市場の動向を見極めながら、本市にとって安全かつ有利な債券運用を心掛けてまいりたいと思います。



◆20番(中山弘幸君) 現在保有している国債の運用には影響がないということで理解できました。ありがとうございました。

 次に、土地の無償貸付けについて質問をいたします。この問題は過去2回質問しましたが、随分月日も流れましたので、改めて質問いたします。合併前の小川町役場と社会福祉法人日岳会との間で、半永久的な無償貸与の契約が結ばれております。当時の経緯は理解しておりまして、私は最初から法的な問題は問わないと言ってまいりました。ただ、社会福祉事業を取り巻く環境も変化しておりますし、また市長の政治姿勢の観点から質問すべきと思っております。契約が交わされた当時は、市長は理事長でもなく政治家でもありませんでした。その後、理事長に就任なされ、また県会議員にもなられました。そして、3年前に宇城市長に就任され、その後理事長を退任され、代わりに市長の奥様が理事長になられました。もし仮に、奥様でなく第三者が理事長に就任されていれば私が質問することはなかったと思います。市長はこれまで問題はないと答弁されてきましたが、以前の質問で、市長は確か相手と交渉はしてみたいと答弁されたと記憶しておりますが、その後、契約内容の変更についての交渉はされたのかどうか、お尋ねいたします。



◎副市長(浅井正文君) 中山議員、今の質問の経緯のところについては知ってるということでしたけども、経緯をおさらいという意味でお話をさせていただいて、少しおさらいですのでようございますか、はい。そして、話合いの結果については市長の答弁ということでお願いします。

 日岳会との無償貸与の件につきまして、経緯ということで申し上げます。

 本市が社会福祉法人日岳会に無償で貸付けをしております土地につきましては、平成10年2月に旧小川町と土地使用貸借等の契約が結ばれて、老人ホームが存続する間は無償で貸し付けるという契約になっております。合併の際の合併協定書です。旧町の財産、契約等はそのまま宇城市に引き継ぐと明記されておりますということで表現をさせていただきましたが、合併の記録ということで約3?ぐらいの書物があります。そこに190ページだったと思います。公有財産は現行のまま引き継ぐとされております。現在でも契約は有効に継続されております。

 この特別養護老人ホームの設置につきましては、当時の旧小川町の高齢者対策として、旧小川町が社会福祉法人の設立当初から関与をしながら実現した事業であります。当初、日岳会は旧小川町の中心市街地への立地を希望されておりましたが、同様の施設がなかった旧豊野町、旧中央町、泉村などとの地理的なものや海東地区の雇用の確保、地域の活性化といった面も併せて海東地区への設置の協力を旧小川町が政策的に日岳会にお願いしたという当時の経緯があります。

 そのため、土地の無償貸与につきましても、旧小川町の意向に沿ったことによる地理的な不利益の代償という面と設立後は日岳会が旧小川町の高齢者福祉の推進役を担っていただくということも考慮して、当時の旧小川町議会、特別委員会等の答申を得て正式決定及び契約がなされたものであります。

 その頃の話ですけども、平成6年には旧不知火町が特別養護老人ホームを設置するために、それを運営する社会福祉法人に対して、町有地を無償で譲渡するなどの協力、支援措置を講じています。また、平成13年には旧中央町でも特別養護老人ホームを運営する予定の社会福祉法人に町有地の30年間の無償貸付が行われております。当時、特別養護老人ホームの設置は、地域の高齢者福祉政策の重要課題であったこともあり、行政として最大限の支援、協力を図って設置を推進してきたという時代的な背景もありました。また、旧三角町では平成12年に専門学校誘致を目的に、学校法人に対して町有地の無償譲渡がなされております。

 以上、経緯については申し上げました。あと、話合いについては市長の方ということです。



◎市長(守田憲史君) 日岳会との無償貸付の件に関しまして、日岳会の理事会に対して貸付条件等の変更についての検討を依頼しました。理事会の意見としては、これまでの経緯を踏まえると、合併時、そのまま宇城市に引き継がれており、変更は困難との回答でした。日岳会の弁護士の意見も聞いた上での判断だと聞いております。



◆20番(中山弘幸君) それは残念です。経緯は、今副市長から詳しくありましたけれども、それは何回も聞いておりますし、それは承知の上で質問をしているわけでございます。しかし、もう開業から17年ほど過ぎておりますし、社会福祉事業を取り巻く環境も変わり、現状ではあまりにも競争条件としては不公平な部分が大きいと思います。また、市長は常日頃、宇城市には金がないと言っておられます。ここは是非、契約条件の変更を粘り強く交渉をしていただきたいと思いますが、市長、再度答弁をお願いします。



◎市長(守田憲史君) いろいろ法律順守義務もありますが、引き続き働き掛けをしてまいります。



◆20番(中山弘幸君) よろしくお願いします。

 次に、政治倫理について質問いたします。近年、社会福祉事業の制度が変わり、例えば法人の監査を行政が行ったり、社会福祉事業に対する行政の許認可が増すなど行政の社会福祉事業者に対する影響力が増してきていると思います。

 そういう意味において、宇城市においては市長の配偶者が社会福祉法人の理事長であることは政治倫理からしましても疑念が若干残ると理解しますが、市長の見解はいかがですか。



◎市長(守田憲史君) 平成25年2月の市長選挙当選後、それまで就任していた社会福祉法人日岳会の理事長及び理事を辞任しております。法的にも辞任する必要はありませんでしたが、辞任しました。これが私の政治家としてのけじめでございます。また、市長として、一社会福祉法人の役員人事について言及することはできません。



◆20番(中山弘幸君) 社会福祉法人の人事ではなく、宇城市として市長の配偶者が社会福祉法人の理事長であれば無言の圧力になりはしないかということを心配しています。もし、市長でなく議員であれば、このような質問もしません。宇城市の監査委員も職員も優秀ですからそういうことはないとは思いますが、絶対ないとは言い切れないと思いますが、市長、いかがですか。



◎市長(守田憲史君) この場で仮定の話をなさるのはいかがなものかと思います。



◆20番(中山弘幸君) 仮定ではありません。市長は法的にも、それはまあ今日は控えておきますが、分かりました。じゃあこれ以上はもう申しませんが、政治家は公私関係なく様々なことを質問されますので、今後ともよろしくお願い申し上げます。

 次に、学校給食センターについてお尋ねいたします。

 まず、統合の必要性について。今、三つの給食センターと自校式をとっている小川地区と三角地区全てを対象とした統合計画が進んでいますが、なぜ統合するのか。統合の必要性と統合が子どもたちや地域にとってどんなメリットがあるのかをお尋ねいたします。



◎教育部長(小田原弘則君) 現在宇城市では、センター方式3施設と自校式、これ給食室ということですが、自校式の調理場8施設、合わせて11施設で市内の全小中学校と松橋西支援学校の給食約5,600食を調理し提供しています。その中で、提供食数の約半数の2,800食を調理する松橋学校給食センターは、建設から37年が経過し老朽化が著しく、間もなく耐用年数を迎えますが、現在の敷地内に建設するスペースはなく、移転新築することといたしました。また、不知火センターは平成4年、豊野センターは平成5年の建設で、松橋センターより10年遅く建設された施設ですが、学校給食衛生管理基準を満たしておらず、食器保管庫やコンテナスペースがなかったり、冷蔵庫や冷凍庫を置くスペースがなかったりと不便をきたしております。そこで、松橋センターの建設に併せ3センターを統合し、施設の安全性を高めるものです。

 統合の必要性と子どもたちにどんなメリットがあるのかという御質問ですが、今回、松橋センターのみを建て替えるとすれば、不知火センター、豊野センターの安全性向上は先送りになりますし、約10年後に予想される二つのセンターの建て替えの際には、それぞれの新たな用地が必要となります。現施設を取り壊して建て替えることは敷地が狭く困難ですが、無理を承知で建て替えるとしても建設期間中の給食中断が予想されます。どうぞ御理解いただきたいと思います。



◆20番(中山弘幸君) 私は、前も松橋給食センターの改修は理解はします。ただ、不知火、豊野は本当に改修できないのか。その試算をして比較検討はされたのかということを私は申してきました。今、メリットは何かほとんどないように思いました。それと、衛生基準はこれは別の問題で、これは行政の責任として私はやるべきだと思っております。

 それから、統合した場合、食育の観点から地元の食材を、地域の食材を使うことは可能か、また地域の納入業者の取扱いはどうなるのか、とても心配しております。大量に仕入れますので、恐らく三角の食材とか小川や豊野、不知火といったそういった地域の食材を使うことは難しくなるんじゃないかと思います。また、地域の納入業者は恐らく排除されるのではないかと推測をいたします。さらには、搬送時間等の問題もあります。

 先日、渡邊議員の質問で、小川の給食がおいしかったという話がありました。私も、以前先生から間違いなく自校式の給食がおいしかったという話を聞いたことがあります。そういったことを関係者を交えて議論されたのかどうかということを再度お尋ねします。

 それと、本年、平成27年度予算に計上されておりました基本構想策定委託料、この納期はいつですか。恐らくもうできていると思いますので、提出していただきたいと思いますが、いかがですか。



◎教育部長(小田原弘則君) まず、1点目ですが、衛生基準は別問題ということですけれども、衛生基準に沿って安全・安心な給食を提供するということが第一ですので、現在、その基準が守られていないということで、是非早く改善をしたいと思っております。現施設で改善というのは、なかなか厳しくなっております。O157が出てまいりましたけれども、平成21年の改正から、例えば野菜を洗うときには温めて調理するものとそのまま調理するものは洗い場を分けなさいとか、あるいは段ボールのまま給食の調理場に持ち込んじゃだめだとか、いろいろトイレの前には別の部屋を設けて、そしてトイレに行くようにしなさいとか、手でひねる水道はだめだとか、いろんな基準がございます。そういったものをクリアするためにはなかなか簡単にはいかないということです。それで今度の松橋センターに併せて二つのセンターを統合したセンターを建てるということですので、それを御理解いただきたいと思います。

 それから、統合した場合、地元食材を使うことは可能かということでございますが、これは地産地消については今後も推進していきたいと思っておりますので、現状と変わることはありません。地元産の食材もできるだけ使用していきたいと思っております。

 また、地域の納入業者の取扱いについてですが、現状のとおり納入業者契約会を実施して、契約していきたいと思っております。毎年、年度末に翌年度の契約会を実施しておりまして、平成28年度は60の業者、ほとんどが市内業者で市外は学校給食会など4社です。野菜が26社、肉が13社ということで、それぞれ複数の業者を契約しております。現在もセンターに納入いただくところは、例えば肉だったら肉を1社というんじゃなくて複数の業者から納入していただいております。今後も是非そういう形で継続していきたいと思っております。

 それから、合意はとったのかという御質問だったと思いますが、これについては嘱託員会議にも説明をいたしましたし、先般お答えしたとおりです。議会の方にも現地も見ていただきました。これは候補地ということで見ていただきました。それから、中山議員も入っておられますが、総務文教常任委員会の中でも説明をしたと思います。現在、基本構想を委託しておりますが、納期がちょうど3月10日ということになってる、4日で検査が10日ということになっているということです。今回、議会もちょっと早まっておりまして、ちょっと今日のこれには間に合っておりません。

 搬送時間については、学校給食の衛生管理基準では、調理終了から食べるまでおおむね2時間という規定がございまして、それに応じた場所を選定できたらと思っております。

 それから、全調理施設を対象にしたということでございますが、今回は3センターの統合ということです。それで、衛生基準を満たしていない古い給食センターについては、できるだけ早く統合したいという気持ちを持っております。



◆20番(中山弘幸君) 地域の合意はまた後で質問しますので、それと地元食材、地域の納入業者、これは例えば小川とか三角を統合した場合、もともとそういう説明だったでしょう。それもあります、それはそれでいいですけども。あとは、搬送時間、2時間と話されますけども、実際、今三角や小川は自校方式をとっているわけですね。将来その辺を統合しようと思うなら、じゃあその辺の食べ比べ、されましたか。同じメニューで自校方式のやつと、2時間ぐらい経ったやつを、そういうところですね。またそれと、地域の方も子どもたちもそういうことをさせるとか、そういったこともやっていくべきだと思っておりますが、その点はどうですか。



◎教育部長(小田原弘則君) 給食の目的というのは、まず安全・安心ということでございます。今、中山議員からお褒めの言葉と受け取っておきますが、自校方式がおいしいとおっしゃいましたけども、給食センターの給食もおいしいと評判です。これは、全部、先日の答弁も申しましたが、子どもたちからおいしい給食ありがとうというのがセンターの方にもたくさんのお便りも届いております。食べ比べというのは、なぜそういう必要があるのかなと思います。これ、料理屋を選ぶとか、そういったことならばそういう必要かもしれませんけれども、子どもたちは安全で安心な、そしておいしい給食を食べられたらそれでいいんじゃないかと。ただ、今思っておりますのは、衛生基準をクリアできない施設ですので、どんなに調理員とか栄養士が頑張ってもできない部分がございます。そういったことで、是非学校給食の衛生管理基準をクリアした施設に持っていきたいと、そういう思いでございます。



◆20番(中山弘幸君) それは分かります。でも、例えば三角からすれば大きく環境が変わるわけです。だから、その辺のことをちゃんと説明、まだ議論してないでしょう、その辺はですね。それはおいしいおいしくないは主観の問題ですよ。でもやっぱり同じメニューを恐らく自校でつくったのとセンターから運ばれてくるのはやっぱり多分全く同じということはないと思うんですね。その辺の議論を十分すべきだということを言っております。ちょっとまたこれは後でしますから。

 これは、要するにそういったいろんな議論というのは、いろんなメリット、デメリット、いろんな比較対象の条件を示してから、やっぱりオープンな意見交換を私すべきと思うんです。でも多分それが今の現状ではなされていないと私は理解しております。で、やっぱり基本構想ができてからやっぱり地域や関係者の意見を聞いて基本設計、実施設計へと進んでいくべきと私は思います。よって、今回の学校給食センターの建設関連予算は私は1回取り下げてもうちょっと、でなければ地域や関係者の意見は私は無視することになると思います。このまま地域の意見を聞かずに事業を進めていっても、本当に良いと思ってらっしゃいますか。



○議長(河野一郎君) 中山議員、地域住民の合意形成についてですか、それは。



◆20番(中山弘幸君) いや、それは後でまた。



○議長(河野一郎君) 4問目なりますけども、答弁の必要性は。どこに当たるんですかね。



◆20番(中山弘幸君) 今から合意形成に入ります。すみません、間違いました。では、これまで関係者に対してどのような説明がされたのか。また、それで十分な議論ができていると思っておられるのかというのが1点ですね。

 2点目は、基本構想もできていない、基本設計、実施設計もできていない、本来は基本構想ができて、それを基に地域や関係者の意見を聞きながら基本設計、実施設計へと進んでいくのではないかと理解しますが、基本構想もできていないのに、どうして計画に着手できるのか、私は理解に苦しみます。そのことに対する考え方が1点ですね。

 3点目は、昨年の第1回の定例会の総務文教常任委員会で、小川と三角はまだ流動的という説明を受けております。また、学校給食運営委員会に出席されたPTAの会長からも、小川は流動的で三角は当分は現状のままでいくと説明があったと聞いております。今日の部長は、先日市長も3センターの統合ということで、三角、小川には触れておりませんが、その点は一体どうなったのかですね。そこをはっきりと聞かせてください。

 4点目は、先日私は三角小学校2校と中学校のPTAの現会長と来年度の会長たちと意見交換をしました。三角では全く説明も受けてないし、三角の統合については反対だという意見がほとんどでした。主な意見は、効率化だけで進めていいのかと、それときちんと説明をしてほしいと、そしてまた統合となれば今でさえも少ない地域の雇用の場が失われると。そういった意味から、地方創生の観点からも逆行すると、いろんな意見がありますし、そういった意見をどうされるのか。その4点を答弁お願いします。



◎教育部長(小田原弘則君) まず1点目、十分な議論がされたのかということですが、これは先ほどから申しておりますとおり、まず説明というところでは嘱託員とか地域の代表ですから、それは合同嘱託員会議でも説明をいたしております。それから、議会の方には現地まで見ていただいて、また常任委員会でも議論をしていると思っております。

 それから、学校給食運営委員会についても、これについても説明をしてきているところでございます。ただ、統合するのがまだ、統合といいますか、3センターを建設しますのがまだ先の平成30年ぐらいになりますので、3年、4年先ということになります。説明した時もあまり意見が無いのは、そういった影響かなというのは感じておりますが、そういったことで説明をしております。今後、基本構想がまとまりましたら、その構想を基にまた説明をし、基本計画に移っていきたいと思っております。

 2番目に、基本構想はまだできていないのに計画を進めていいのかということでございますが、もう最初からこの構想を発注する段階から松橋のセンターの建て替えとか移転新築というのは避けて通れないだろうというところでございますので、その辺を考慮して進めているところでございます。構想がまとまりましたら、議員の皆さんももちろんですけれども、関係学校、あるいは保護者等には説明をして理解を求めていくと思います。御理解いただけるものと確信をしております。

 3番目に、小川と三角の小中学校の統合についてはどうかということでございますが、これもまず3センターの統合でございます。ただ、この前の委員会でも申しましたが、まだ新しい三角中とか三角小、あるいは具体的に学校名も出しましたが、小野部田小とか海東小とか、まだ施設が新しい所もありますが、衛生基準を満たしていない古い施設がありますので、そういった所については統合を、これから説明を進める中で統合していけたらという思いでございます。

 教育委員会としては、危機管理の観点からも施設の数が多くて調理員とか従事する人が少ない所というのは、どうしても危機管理の面で不安がありますので、そういったところについては是非話をして、いやいや統合しないということであれば先延ばしになりますし、是非加えてほしいということであれば加える方も考えていかなければと考えているところでございます。

 それから、4番目に、三角の保護者の方が統合には反対だということでございましたが、これについては、まだどういった点でクリアしていないんですよと、統合の目的等をこれからまだ時間がありますので、そういったところは十分説明をしていきたいと思っております。



◆20番(中山弘幸君) 一番問題なのは、先に結論言いますけども、要は小川はどうするのかということと三角をどうするのか、これをはっきり決めないと、建物の規模、土地の規模も私は決まらないと思うわけですよ。これは最初から全部を統合する計画で施設、土地を購入したら、もうそれで計画が進むわけですから、地域の人の意見は通らなくなるわけですよ。だからそこはどうするかと。結局小川は小川中学校で親子方式でもという選択もあるだろうし、三角においても最終的には三角中学校による親子方式とかいろんな選択肢はあるわけですよ。でも、やっぱり自校で残してくれという意見もあるわけですから、その辺をちゃんと話合わないと、私は実施計画というか実施設計もできないと思いますよ。それら来年度の予算に盛り込まれているから、私はおかしいんじゃないかと言ってるわけですよ。学校給食運営委員会の議事録は見せてもらいましたけども、それはああいう説明では、それは意見は出ませんよ。やっぱりもうちょっと議論する場をつくらないといけないと私は思います。あれは単なる説明で終わっていると思いますよ。その学校給食運営委員会の説明で、例えば地域の納得が得られたら、これは大間違いと思いますよ。それでは委員も迷惑ですよ。あなたたちが賛成したんだろうとなりますからね、もうちょっときちんと地域に下すことが大事だと思っております。

 それで、何回も言いますように、小川と三角をどうするか、それを決めないと、私は事業は進まないと思うんですよ。これは最初は三つを統合しますと言われた。あとは入るなら入っていいですよと、そういうことは私はいけないと思いますが、その点の見解をお尋ねします。



◎市長(守田憲史君) 三角、小川の統合は現在考えておりません。それで、規模の問題ですが、宇城市内の小中学校、その他教職員の方々の給食も含めて5,600食。その中で、大体僕もまだ感覚的には4,500食を相当と考えて建設を進めてまいりたい。そして、文科省にもその補助金を申請したいと考えておりますが、ただ今後子どもたちの児童数の減少、その他の中で、そして例えばその厨房の面積というのはそこまで厳格ではないそうで、例えば世田谷でも同じ面積とあったら多少やっぱり田舎ですから広めに造りますし、それが働く人たちにとっても便利ですし、そこまで厨房の面積が厳格ではないそうでございます。機械器具その他については、やはり最初から決まってますが、ただその都度増やすことができるので、将来は、ずっと将来は三角も小川の方々にも頼んだ方がいいんじゃないかなと思うんですが、ここでちょっと給食センターを平成32年4月供用開始を相当と考えております。

 合併特例債が使える範囲内で早めに造った方が良い。平成32年ですのでまだまだ時間があります。何で急いでいるかと言いますと、もし田んぼだったならばある程度造成に土地を寝かせた方がいいだろう、より2年間ですね。できたら今年のこの6月の梅雨までにできないかもしれないですけど、少し泥でも入れてたら、それだけ地盤が安定するんじゃないかという考え方での、ちょっとこの土地に急いでいるわけでございます。そして、その正確なことに関しては私の任期じゃなく次の任期になるわけでございますので、その時に議会の方々とお話を進めさせていただけたら。そして、平成32年4月の供用を三つの、豊野、松橋、不知火のセンターを統合する形でさせていただけたらと。三角、小川については、そこからまた1、2年、3年掛けて皆さんと、そして地元の方々とお話合いをしながら進めていきたい。ずっとずっと先の話でございますので、またそれの次の次の市長で、議会でお考えになったらというところで、今三つの統合を豊野、松橋、不知火の統合を考えていて、その中でなるべく土地の確保を急ぎたい。そのような中での今回の予算の上程でございます。



◆20番(中山弘幸君) 市長がそういうふうに丁寧に説明していただければ理解するわけですよ。ただ、これまでの説明では、もう全部をしますという話であって、それとこの前の打合せの中では5,500食を予定しているということを聞いたもんですから、今市長は4,500食を予定しているとおっしゃいました。その辺のことをもうちょっときちっと説明してほしいと思います。ただ、それを造っておいて将来はって、それは子どもたちの数の推移もありますので、それは市長が言われたようにある程度臨機応変な対応ができると、私も思っています、そこは。だから、土地の問題はまた後でやりますので、それはまだちょっと待ってくださいね。だから、そういうことなんですよ。私、今市長の答弁で、まずこの計画は松橋、豊野、不知火の計画なんだということで理解を今しました。まだ聞きたいこと一杯ありますけども、時間もありませんので、先に進みたいと思います。

 次に、統合する場合の試算、これは先ほども言いましたが、やっぱり本来、やっぱり議会としてはいや金が掛かりますだけじゃ納得はいかないわけですよ。きちっとやっぱりもうちょっと議論できる資料を、ある程度の資料を試算したやつを出してほしいという要望を、再度指摘をしておきます。

 次に移ります。先ほど、次に危機管理の面から質問しますけども、先ほど部長は危機管理の面からも幾つもあるよりも一つが良いと言われましたが、私は逆だと思います。12月に松橋センターのネジの混入の事件もありましたけども、やはり私は危機管理からいえば分散の方がベストじゃありませんけどもベターだと思います。その点は市長はどうお考えですか、危機管理の面から。



◎市長(守田憲史君) 危機管理の面からですが、安全・安心な給食を提供する。そこには、今どんどんどんどんこの前も海東小学校も小野部田小学校も新しくなりましたが、その安全基準も満たしていない、O157の問題いろいろあって。厨房の調理師の職員の方がトイレに行くときにも、そのトイレと手を洗う前の部屋をつくってうんぬんだ、ウエット式をドライ式に、気温は28度以下をうんぬんするか、かなり厳しいところがあるわけでございまして、その中で我々はその安全基準をまず満たすことが最優先であると。そういう面で、基本的に1か所に集中した方がよろしいのではなかろうかと思いますが、すみません、まだ3統合でありまして、三角、小川を一緒に議論してもらっては困ります。

 それと、先ほどの執行部側が5,500、その他に関しましては、やはり執行部としては事務的にもきちんとしなければなりませんもんで、将来、ずっと将来、6年後、10年後にある一定の統合ができたときに、それにももしかしたらそれに対応できることも考えながら、今進めないといけないという一つの管理能力かと思いますので、その辺のところで統合というのが独り歩きしたという認識が私にはございます。



◆20番(中山弘幸君) その衛生基準は分かります。衛生基準は、この前も委員会の説明では海東と小野部田と三角中と三角小に関しては足りないのは空調だけだということを聞いております。そのくらいなら多分私は対応できるんじゃないかと、そう思っております。それは危機管理はいろいろ考えありますから、これで終わりたいと思います。

 次に、場所の選定について質問をいたします。先ほど市長からもちょっと答弁がありましたけども、以前議会に候補地を2か所ほど見せていただきました。今回、予定されてる土地がどこなのか。もし別の場所になったとしたら、なぜ前の候補地が外れたのか、その点をお尋ねいたします。



◎教育部長(小田原弘則君) 新学校給食センター建設地を選定するに当たっては、市議会議員の皆さんの勉強会で、市が所有する土地で敷地面積を確保できる場所を御視察いただきました。しかし、視察した土地の1か所は高潮の心配や隣接地が下水処理施設であること。それから、もう1か所は敷地面積が十分でなく、隣接地の買収が必要なことに加え道路幅員が狭いことなどの意見を頂いたところです。そういったことから、ほかのグラウンドなんかも見ていただきましたけれども、適当ではないということで、やむなく断念するに至ったところでございます。

 この学校給食センターは、市役所庁舎や学校、病院、文化ホール、体育館、そういった施設と異なりまして、市民の皆さんが足を運ぶ施設ではありません。給食センターは給食を調理して学校の子どもたちへ提供する施設です。

 そこで、その目的を達成するためにアクセス性、利便性、そして経済性の面から検討をしたところでございます。先ほど申しました学校までのアクセス時間等も3センター、十分納得するような場所ということで検討したところでございます。

 ただ、この給食調理施設というのは工場に分類されるということで、都市計画区域内の用途地域では工場、あるいは準工業地帯でなければだめですし、それ以外でしたら白地の所とか区域外を選定するということも考慮したところでございます。

 それから、経済性についてですが、用地取得に係る取得額、それから建設前に必要となる造成や整地費用、こういった費用も必要になってまいります。市が持っている土地でしたらそういうことはありませんでしたけれども、新たにとなると、そういう費用負担も大きくならないようにということで、様々な条件でクリアするような所を検討したところです。土地については、現在目星を付けているのは市道長崎久具線延線の消防署近くを選定したいと考えております。建設用地が決定次第、議会の方には報告をさせていただきたいと思います。



◆20番(中山弘幸君) 最初に、2か所ほど見せていただいて、それが浄化槽の浄水地のそばであるという意見があったとは聞いております。しかし、絶対だめな所ではなかったと思います。まして新たな候補地が出てきたら、前の候補地と新しい候補地を同じテーブルに上げてそこで議論、私はする必要があると思いますよ。なぜそっちを勝手にだめと判断して、新しい土地に決めたのかということが1点ですね。

 やはり先ほど市長から埋立てに時間が掛かると言われましたけれども、下水道の施設の横はもう埋めてかなり時間も経ってますし、やはり地盤も安定してると思いますので、そういう意味ではそっちが良いと思いますよ。ただ、高潮関係でいえば、私はどちらも0?地帯だから、あまり変わらないと私は思います。立地の場所もほとんど変わらない。私はそこはもうちょっと二つの候補地をいろんな市民の意見とか聞いて、私は検討しても良かったんじゃないかと思いますが、その点はいかがですかね。



◎市長(守田憲史君) 下水道処理場の北側に宇城市の土地があり、今グラウンドでございます。ここはいかがかという意見が出ました。私も何とも適切だという、そこまで判断はできませんでした。その中で、まず議会の方々の御意見をお聞きしたいということで皆さんにお声を掛け、そして事前の説明会をし、あの現場を見ていただいたところでございます。その中で、議会の方々の大変な反対でございました。それを私は判断したところでございまして、ほかの市有地も見ていただきましたが、なかなかやっぱり常に運搬を考えないといけない、トラックの出入りを考えないといけない中、各小中学校へのアクセス、利便性を考えた場合、なかなか難しいと。その中で、今の長崎久具線の中で、あそこは水田でございまして、こちら宇城市が買い求めるに当たっては公共施設であることもあり、結構宅地ではなく水田の値段で買えるところもあり、今その土地のお話を進めているところでございます。まず、議会の方々の御意見を聞いて、かなりの方々が反対であったと認識しております。その時に欠席をなさったのは、中山議員、あなた一人です。



◆20番(中山弘幸君) それもあったので、今日朝からちゃんと見てきました、場所。雨の中見てきましたよ。だから、私が聞くところによると絶対反対というわけじゃなかったと思いますよ。ただ雰囲気的にどうかなという意見があったぐらいで、絶対だめということじゃなかったと思いますよ。だから、もうちょっと新しい候補地が出たなら、ちゃんとテーブルに上げてもうちょっとオープンな議論をやっぱりすべきと私は思うんですよ。だから、もうちょっとそこは私はちゃんと議論すべきと思います。でなければ、何かやっぱり疑われても仕方ありませんので、よろしくお願いいたします。ちょっと時間がありませんので、次に移ります。

 次に、三角における施設の統廃合について質問をいたします。三角老人福祉センターにつきましては、今後どのように対応されるのか。また、宇城市三角地区過疎自立促進計画に盛り込まれております地域交流温泉施設整備事業についても併せて答弁をお願いします。



◎健康福祉部長(本間健郎君) 三角の老人福祉センターの統廃合の方針ですけれども、三角の老人福祉センターにつきましては、集会施設機能を三角の保健センターへ機能移転いたしまして、入浴施設もございますので、それにつきましては過疎地域自立支援計画の地域交流温泉施設事業構想で対応し、現施設については解体の方針というところにしている状況です。



◎副市長(浅井正文君) 続いて、施設のことで申し上げます。三角の老人福祉センターです。この件に関しましては、今議会に提案しております宇城市の三角地域過疎地域自立促進計画の中で平成31年度までに三角老人福祉センターを解体するという計画をまず入れております。この跡地の利活用ということで、平成32年までに名前が地域交流温泉施設整備事業ということで、金桁です。金桁をチャレンジするというふうなところをうたっています。

 この温泉の整備事業は、金桁温泉を重要な地域資源の一つとして捉えて、そしてこの温泉を活用した施設整備を行うことで地域住民はもとより、西港を訪れる観光客をこの施設へ誘導し、地域活性化へつなげていこうというふうなところでおります。

 御承知のように、金桁温泉は歴史も古うございます、明治12年です。西港が明治20年ですので、それよりも前ということであります。そして、効能というのがちゃんとあります。ですから、三角の人だけに限らず、宇城市の人々が自由に入れる鉱泉といいますか、温泉だということで再出発をしたらどうかということで考えています。当然、今おっしゃるようにいろいろ話をしなきゃなりませんので、無料か有料かはまだ分かりません。それと、宇城市の隠れ湯というふうなところで、「金桁でひとっ風呂」とか、これはキャッチコピーですけども。足湯とか家族湯とかいろいろ話が出ると思います。ですからまだ分かりません。地元の産物を販売してもいいんじゃないかとか、いろいろ出てくるかもしれません。ですから、まずはこの前郡浦の市民館だったですかね、タウンミーティングお会いしましたですね。あの時にお話したようなことを今考えています。当然、過疎債も使ってということで予定をしておりますので、今から話をしていきます。



◆20番(中山弘幸君) 私は、この計画そのものは大賛成でございます。ただ、観光施設として整備するということですから、よほど腰を据えてかからなければならないと思っています。施設の規模や内容は具体的にはこれからだということで、それはそうだと思います。しかし、事業規模は解体費を含めて1億円と明記されておりますが、この事業規模は確定なのかというのが1点。また、いつから検討に入るのか、まだどういう方法で地域の意見を集約し、どのようなメンバーで議論を進めていこうと考えておられるのか、答弁をお願いします。

 また、市長に1点お尋ねしますけども、観光施設として整備しようと本気で考えておられるならば、平成32年といわずにもっと早く計画を進めるべきと思いますが、いかがでしょうか。



◎副市長(浅井正文君) 今、金額は一応1億円ということでしております、数字はですね。ですから、その根拠といいますか、解体をしなければなりませんので、その5畝、500平方?ぐらいが大体20万円で1,000万円。それと、500平方?ぐらい今ありますので、傾いた施設がありますので、あれを半分、例えば2畝半とか、そのくらいの規模ではどうかという気持ちを持ってます。ただ、数字上は挙げなければなりませんので、その数字を今挙げています。多少そこの変更は当然あっても仕方がないとは思ってます。

 それと、観光施設と結び付けるようなお話をちょっとしました、お話も出ました。当然、今三角駅の前がああいうふうに変わってきてます。三角駅前、東港もようやく完成が間近になってきました。ピラミッドも有効利用を転じないといけないということも考えています。よく見てください。三角駅前の東側も、ですから西港、三角岳、天翔台、高野山、そういう所に行かれた方が帰りに、先ほど言いましたように「ひとっ風呂」という感覚で、そういうつながりを持たせた計画を考えています。

 あと、時期はいつからかということですけれども、まずはここの宇城市が過疎計画をつくって、そして県も過疎計画の確か県議会に通らないといけないという話を聞いておりますので、それが通ってからということで今考えています。まだ具体的な時期までは、いつとかは今予定はしておりません。その流れに従っていきます。



◎市長(守田憲史君) まずお断りしておきますが、三角町老人福祉センターについては、これは移転でございます。よその町もありますし、ここで例外はつくることはできないと考えております。ただ、せっかくの炭酸泉でございますので、ここは有効に、できたら観光施設としてでも有効に活用できたらと考えておるところでございます。早くにということでございますが、もちろん早くしたいです。ただ、三角地域振興基金の活用を前提としておりますので、そこには三角町の方々のある程度のコンセンサスをとる必要があるのに、そこに時間がやはり必要だと考えるところでございます。



◆20番(中山弘幸君) 今後ともこれは質問していきたいと思っております。

 最後になりますけれども、本年3月をもって退職される皆さん方のこれからの未来にエールを送りまして、私の質問を終わります。どうもありがとうございました。



○議長(河野一郎君) これで、中山弘幸君の一般質問を終わります。

 以上で一般質問は全部終了しました。

 これで一般質問を終わります。

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△日程第2 休会の件



○議長(河野一郎君) 日程第2、休会の件を議題とします。

 お諮りします。明日10日及び11日は、議事整理のため休会にしたいと思います。これに御異議ありませんか。

             [「異議なし」と呼ぶ者あり]



○議長(河野一郎君) 異議なしと認めます。したがって、明日10日及び11日は休会とすることに決定しました。なお、12日及び13日は市の休日のため休会であります。

 以上で本日の日程は全部終了しました。

 本日はこれで散会します。

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                散会 午後0時16分