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熊本県 宇城市

平成27年 6月 定例会(第2回) 06月11日−02号




平成27年 6月 定例会(第2回) − 06月11日−02号







平成27年 6月 定例会(第2回)



         平成27年第2回宇城市議会定例会(第2号)

                          平成27年6月11日(木)
                          午前10時32分開議
1 議事日程
 日程第1         諸般の報告
 日程第2  議案第46号 宇城市立保育所条例の一部を改正する条例の制定につい
              て

2 本日の会議に付した事件
 議事日程のとおり

3 出席議員は次のとおりである。(22人)
  1番 高 橋 佳 大 君          2番 ? 本 敬 義 君
  3番 大 村   悟 君          4番 星 田 正 弘 君
  5番 福 永 貴 充 君          6番 溝 見 友 一 君
  7番 園 田 幸 雄 君          8番 五 嶋 映 司 君
  9番 福 田 良 二 君         10番 河 野 正 明 君
 11番 渡 邊 裕 生 君         12番 大 嶋 秀 敏 君
 13番 尾 ? 治 彦 君         14番 河 野 一 郎 君
 15番 長 谷 誠 一 君         16番 永 木 伸 一 君
 17番 入 江   学 君         18番 豊 田 紀代美 君
 19番 堀 川 三 郎 君         20番 中 山 弘 幸 君
 21番 石 川 洋 一 君         22番 岡 本 泰 章 君

4 欠席議員はなし

5 職務のため議場に出席した事務局職員の職氏名
 議会事務局長   藤 本 勇 治 君   書    記   木 村 和 弘 君

6 説明のため出席した者の職氏名
 市長       守 田 憲 史 君   副市長      浅 井 正 文 君
 教育長      大 槻   英 君   総務部長     猿 渡 伸 之 君
 企画部長     野 田   眞 君   市民環境部長   渡 邊 満 夫 君
 健康福祉部長   本 間 健 郎 君   経済部長     ? 島 孝 二 君
 土木部長     小 畑   稔 君   教育部長     小田原 弘 則 君
 会計管理者    中 川 義 輝 君   総務部次長    成 田 正 博 君
 企画部次長    岩清水 伸 二 君   市民環境部次長  松 本 秀 幸 君
 健康福祉部次長  那 須 聡 英 君   経済部次長    清 成 晃 正 君
 土木部次長    成 松 英 隆 君   教育部次長    緒 方 昭 二 君
 農業委員会
          野 田 知 宏 君   監査委員事務局長 戸 田 博 俊 君
 事務局長
 財政課長     天 川 竜 治 君





               開議 午前10時32分

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○議長(河野一郎君) これから本日の会議を開きます。

             −−−−−−−○−−−−−−−



△日程第1 諸般の報告



○議長(河野一郎君) 日程第1、諸般の報告を行います。

 去る6月4日付けで、私、議長宛てに会派うき未来21から会派の異動届並びに会派民主党及び愛市会から会派の解散届が提出されております。詳細については、お手元に配布してあります会派別名簿のとおりであります。

 次に、健康福祉部長より議案第52号平成27年度宇城市介護保険特別会計補正予算(第1号)詳細説明の発言の訂正申し出がありましたので、これを許可いたしました。詳細についてはお手元に配布してあります、訂正申出書のとおりであります。

 次に、去る6月4日に開催された九州市議会議長会におきまして、私、河野が理事に就任しました。

 以上で議長の諸般の報告を終わります。

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△日程第2 議案第46号宇城市立保育所条例の一部を改正する条例の制定について



○議長(河野一郎君) 日程第2、議案第46号宇城市立保育所条例の一部を改正する条例の制定について議題といたします。

 去る6月1日の会議において、審査を付託しました民生常任委員から審査結果の報告がありますので、ただいまから民生常任委員会における審査の経過並びに結果について、民生常任委員長の報告を求めます。渡邊裕生君。



◎民生常任委員長(渡邊裕生君) 民生常任委員会審査報告です。民生常任委員会に付託されました案件につきまして、委員会における審査の経過並びに結果について、御報告申し上げます。

 本委員会に付託されました案件は、議案第46号の1件であります。

 委員会を6月2日に第2委員会室において開催しました。委員会には全委員が出席。また、説明員として、健康福祉部長、健康福祉部次長(こども福祉課長兼務)の出席を求め、審査を行いました。

 議案の審査の過程で論議された主なものを要約して御報告申し上げます。

 議案第46号宇城市立保育所条例の一部を改正する条例の制定について、委員から「松橋保育園の建物に対しては、台帳価格で1億4,000万円の評価がなされており、法人の募集要項では備品と合わせると少なくとも残存価格プラスアルファの金額が無償で譲渡されるとなっている。市民の財産が無償で譲渡される場合でも議会へは報告案件になるのか」との質疑に対し、執行部から、「譲渡関係については、これから協議に入り、募集要項に記載してあることや宇城市の譲渡の方針にのっとって進めていく。慎重に精査しながら、議決案件であるならば議会に議決を求めるだろうし、条例で対応できるのであれば条例で対応する」との答弁がありました。これに対し、委員から「この譲渡関係は公有財産を処分するということを前提とした契約であるため議決案件になるのではないか」との質疑に対し、執行部から「地方自治法第237条第2項に『地方公共団体の財産は、条例又は議会の議決による場合でなければ、適正な対価なくしてこれを譲渡し、若しくは貸し付けてはならない』とうたってあるため、もし適正な価格でないならば議決案件になる。また、宇城市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例に該当するならば議決案件になる。今回出している応募要項条件のとおり協議を進めていって、その中で決まったことについては、協定する前に議会の方にお示ししたいと考えている」との答弁がありました。

 次に、委員から「そもそもなぜ民営化なのか。メリットとデメリットは何か」との質疑に対し、執行部から「以前までは、保育園の運営費と施設整備に関しての補助が公立保育園にも措置されていたが、三位一体改革によって、平成16年に運営費の補助分が一般財源化され、平成18年には施設整備に関する財政補助が無くなった。私立保育園には運営費、施設整備に関する補助があり、特に施設整備に関する補助の部分が大部分を占めている現状である。公立保育園全体が老朽化しているということを踏まえて、今後の管理を考えるとどうしても民営化の方向に進む方が有利であるという判断である。デメリットについては、公立私立とも公的保育に変わりはなく、現在宇城市に14の私立保育園があるが公立保育園とそん色ない保育がされている。一時的には保育士や管理者等が変わるため子どもたちの不安や保護者の方の不安はあるかと思うが、長期的なデメリットはないと考えている」との答弁がありました。これに対し、委員から「今の私立保育園と公立保育園の状況を比較すると、一番違うのは人件費である。民営化により安い人件費でいかに保育をやるかとなったときに、当然保育の質が落ちると思う。すぐには見えないにしても5年、10年と経つことにより、かなり大きなデメリットが出てくると考えるがどうか」との質疑に対し、執行部から「宇城市管内の私立保育園の中に保育の質に問題がある園は特になく、当然市及び県による監査等も行われる。人件費については大体運営費の70〜75%を充てるという給与の適正水準もあるため、水準を下回ると監査の指導対象となる。こういった支出の問題等もこれからの協定の中に盛り込むことは十分可能であると思うし、そういった部分で保護者の方々の不安が発生するようなことがあれば協定の中で確保するような協議を行ったり、移管後の指導の中で改善するよう求めたりすることはできると考えている」との答弁がありました。

 討論では「今回のこの条例改正の原因となる保育園の民営化の議論が今まで十分になされていない。事前に議会に提示して、移転の方向性を議論し、議決するというのが本来だろうと思う。また、公有財産を無償譲渡する、売買する場合は議決案件になるだろうと考える。そういうことからしても、議会軽視が甚だしい状況である。そして、保育園の保護者や住民の、この移転問題に対する十分な意見の集約がなされておらず、まだ住民の本意につながっていないように思う。これらを踏まえ、この条例改正案には反対する」との反対討論がありました。

 以上が質疑及び答弁等の主な点であります。

 これらの質疑を終結し、採決の結果、本委員会に付託されました議案第46号につきましては、原案可決すべきものと決定しました。

 以上で、民生常任委員会における審査の経過と結果の報告を終わります。



○議長(河野一郎君) 民生常任委員長の報告が終わりました。

 これから委員長報告に対する質疑を行います。質疑はありませんか。

             [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(河野一郎君) 質疑なしと認めます。

 次に、議案第46号宇城市立保育所条例の一部を改正する条例の制定についての討論に入ります。

 通告がありますので、順番に発言を許します。20番、中山弘幸君。



◆20番(中山弘幸君) 20番、中山でございます。ただいま議題になっております議案第46号につきまして、私は反対の立場で討論をいたします。

 この議案は条例廃止の議案でありますが、先般行われました松橋保育園の移管に関わるプロポーザルと関連しておりますので、そのことから申し上げます。

 一つ目はプロポーザルについて3月30日に説明会が行われ、4月8日から募集が行われたにもかかわらず、前回2月定例会で議会に対して何の報告もなく、民生常任委員会でも一切の議論がなされていないのは全くの議会軽視であります。

 二つ目は、今議会に保育園を移管するにあたっての関連予算が計上されておりますが、これは本来ならば平成27年度当初予算に計上すべき予算だったのではないかと思います。すなわち、今回のプロポーザルは予算の裏付けがない中で行われており、手続き上にも問題があると言わざるを得ません。

 三つ目は今回のプロポーザルの採点基準に客観性がなく、適切に行われたとは言い難いところがあります。さらには、この議案が先議にかけられること自体納得できません。

 以上の理由から、私はこの議案には反対をいたします。議員各位におかれましては御賛同頂きますようにお願い申し上げまして、私の討論を終わります。



◆2番(?本敬義君) 2番、?本敬義です。ただいま議題になっております議案第46号宇城市立保育所条例の一部を改正する条例の制定について、反対の立場で討論をいたします。

 先ほど委員長の報告の中にもありましたが、国はこの間、地方自治体の保育行政に対して公立保育所への財政的な締め付け、すなわち措置から交付税一般財源化へと移行しながら民営化を強く誘導してきました。しかし、公立保育所は地域に根差した社会福祉の施設として、また行政機関として地域住民の福祉の向上、子育て支援に大きく寄与してきましたし、これからも地域の子育てニーズに即した公共サービスを実践し、特に障がいや見守りなどの配慮を要する子どもたちの保育、また関係行政機関と連携をして、保育所の利用者だけでなく全ての子どもと、また子育て家族を対象とした支援をより一層充実してきましたし、これからもそういう取組をしていかなければなりません。先ほど、長期的デメリットはないという委員会での当局の答弁もありましたが、こういった地域に根差した施設、また行政機関としての地域を網羅した福祉行政への関わりが無くなることが、デメリットではないでしょうか。このことは、地域の公立、私立を問わず、広く課題を共有して取り組んでいかなければなりません。そのような趣旨で官民の共存を求めるもので、今回の保育所廃止条例に反対をいたします。

 また、一方、今回は保育所の廃止条例のみを提案してありますが、既に募集要項を設定し、募集作業を進めておられることは非常に問題があると思います。それは、募集要項には土地や建物などの財産の賃貸や無償譲渡など施設移管に係る細部にわたる規定が定められており、それを前提に募集し、プロポーザルの選定作業がなされてきたということであります。今後に課題を大きく残す、非常に危惧をするところです。委託業務の受託を特定するためのプロポーザル方式要綱によって、選定委員会で移管先を選定し、特定してこられたのは、この要綱の中によると最終的には随意契約でできると、随意契約でなるという規定がなされております。プロポーザル方式がいけないということではないかもしれませんが、その要綱に進めてきたことが問題だと思います。これによると、議会の関与も薄れてくるし、この方法が果たして妥当だったのかも議論の余地があると思います。元々、来年、平成28年4月の移管という結論ありきの進め方としか思えません。地方自治は市長である首長、それと私ども議員、共に選挙で市民の信任を受け、より良い地方自治の有り様を求めていく、そういう二元制といわれますが、今回の提案はそのことからいくと非常に議会を軽視したとしか言いようがありません。

 最後に官民の共存を求めて、反対討論といたします。



○議長(河野一郎君) これで、討論を終結します。

 これから、議案第46号宇城市立保育所条例の一部を改正する条例の制定についてを採決します。採決は、押しボタン式投票によって行います。本案に対する委員長報告は、原案可決です。議案第46号は、委員長報告のとおり決定することに賛成の方は賛成ボタンを、反対の方は反対ボタンを、それぞれ押してください。

               (ボタンを押す)



○議長(河野一郎君) ボタンの押し忘れはございませんか。

             [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(河野一郎君) 押し忘れなしと認め、確定いたします。

 賛成多数です。したがって、議案第46号は、原案のとおり可決しました。

 これで本日の日程は全部終了しました。本日はこれにて散会します。

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               散会 午前10時54分