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熊本県 宇城市

平成21年 6月 定例会(第2回) 06月10日−03号




平成21年 6月 定例会(第2回) − 06月10日−03号







平成21年 6月 定例会(第2回)




         平成21年第2回宇城市議会定例会(第3号)

                          平成21年6月10日(水)
                          午前10時00分 開議
1 議事日程
 日程第1 一般質問

2 本日の会議に付した事件
 議事日程のとおり

3 出席議員は次のとおりである。(30人)
  1番 福 田 良 二 君            2番 河 野 正 明 君
  3番 橋 田   章 君            4番 ? 永 雄 一 君
  5番 ? 田 幸 夫 君            6番 大 嶋 秀 敏 君
  7番 尾 ? 治 彦 君            8番 藤 木   保 君
  9番 椎 野 和 代 君           10番 橋 田 和 征 君
 11番 河 野 一 郎 君           12番 坂 本 順 三 君
 13番 中 村 友 博 君           14番 山 岡 ? 二 君
 15番 野 田   寛 君           16番 松 下 倫 三 君
 17番 西 村   智 君           18番 栗 ? 秀 人 君
 19番 長 谷 誠 一 君           20番 松 野 孝 敏 君
 21番 永 木 伸 一 君           22番 入 江   学 君
 23番 堀 川 三 郎 君           24番 末 松 立 身 君
 25番 米 村 和 雄 君           26番 中 山 弘 幸 君
 27番 古 川 紀 満 君           28番 石 川 洋 一 君
 29番 岡 本 泰 章 君           30番 楠 田   浩 君

4 欠席議員はなし

5 職務のため議場に出席した事務局職員の職氏名
 議会事務局長   村 田 一 朗 君
 書    記   河 村 孝 義 君   書    記   小 川 康 明 君

6 説明のため出席した者の職氏名
 市長       篠 ? 鐵 男 君   教育委員長    今 村   弘 君
 総務部長     佐 藤 守 男 君   企画部長     古 川 明 生 君
 市民環境部長   河 田 信 之 君   健康福祉部長   城 本 剛 至 君
 経済部長     中 野   透 君   土木部長     前 田 典 洋 君
 教育部長     川 ?   誠 君   会計管理者    千葉? 孝 穂 君
 総務部次長    松 田 立 秋 君   企画部次長    高 橋 正 博 君
 市民環境部次長  前 田 信 幸 君   健康福祉部次長  吉 村 和 廣 君
 経済部次長    佐 藤 増 雄 君   土木部次長    中 岡 秀 男 君
 三角支所長    木 下 敏 幸 君   不知火支所長   松 本 優 子 君
 小川支所長    藏 野 恭 敬 君   豊野支所長    大 杉   止 君
                      農業委員会
 市民病院事務長  平 中 孝 子 君            志 水   勉 君
                      事務局長
 監査委員事務局長 浦 ? 一 成 君





               開議 午前10時00分

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○議長(末松立身君) これから、本日の会議を開きます。

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△日程第1 一般質問



○議長(末松立身君) 日程第1、一般質問を行います。順番に発言を許します。

 まず、25番、米村和雄君の発言を許します。



◆25番(米村和雄君) 愛市同志会の米村でございます。

 今回、私は、篠?市長のマニフェストについて、戸馳大橋、スマートインターチェンジ、不正経理についてお伺いをいたしたいと思います。

 宇城市が誕生いたしまして、早4年が過ぎました。阿曽田初代市長は、6万4,000の市民の皆さん方の幸せを願い、子どもたちや孫たちの未来のため、みんなが住んで良かったと言われる宇城市のために、環境にやさしいフロンティアシティ宇城を願い、それこそ昼夜を問わず、旧5町の均衡ある発展を願い、合併協議会で決められた事業を最小限、少ない予算で最大の効果を上げるために、新市建設計画に基づき着実に進められてまいりました。私たち議会も議論を重ねながら、どうしても必要であると採択し決定した事業が、選挙期間中、ハコモノ批判され、総額70億円も80億円もの過大な報道がされ、財政悪化で夕張市みたいになると批判されました。先の3月議会で、同志の尾?議員がハコモノについて解釈をしてくれました。私も自分の手で辞書を引いてみました。そこに、ハコモノとは、行政が設置する公共施設のうち、住民の利用などが追いつかない状態。さらに公共の目的で施設を整備しながら、その運用上において、不都合から投入した公金分の利便性が発揮できない状態にある行政の状況を批判した言葉でありました。

 そこで、庁舎別棟につきましては、合併当初77人の議会の中で庁舎別棟調査特別委員会を設置し、本庁方式で市民の皆さん方にサービスの低下がないように、この場所でいいのか、南側の庁舎とウイングの駐車場でいいのか、そしてまた、規模にいたしましても、昨日中山議員の質問の中で、市長は規模が大きすぎた、坪単価当たりが高かったと言われましたけれども、私たちは必要不可欠であると決定した物件であります。

 次に、三角支所、豊野支所におきましては、旧町時代から、いつかは庁舎を造りたい、厳しい財政状況の中で町民の皆さん方が辛抱に辛抱しながら、3億円もの基金を持ち寄り、いつかは造ってください、新市建設計画に入れられた支所であります。

 三角小学校、不知火中学校、松橋小学校の増築におきましては、今少子高齢化の時代、子どもたちは宇城市の宝であり、これから宇城市を背負って立つ子どもたちであります。子どもたちに安心・安全な校舎で環境のすばらしい中で勉強できるように整備してやるのが行政の責任であり、我々議会の責務だと思います。

 豊野アグリパークにいたしましては、生産者の方々が100円、200円の生産物の販売の中で、少しずつ基金を積み立てられ、安全で安心な品物を消費者の方々に届けられるように努力して造られた物件であります。私も一議会人として、賛成した者の一人として納得いきません。

 そこで、篠?市長にお伺いいたしますが、どの物件が必要でなかったのか。そして、どの物件が利便性がなかったのか、順番を決めて詳しくお伺いをいたしたいと思います。

 あとの質問につきましては、質問席からお伺いをいたしますので、明快なご答弁をよろしくお願いいたします。



◎市長(篠?鐵男君) ご答弁申し上げます。

 建物建築につきまして、選挙対策本部で使いました総額70億8,500万円の建物建築総額の内訳につきましては、当時、執行部で公表されておりました53億円に、先の3月議会でもご答弁申し上げましたとおり、小川小学校の大規模改修事業費1億8,700万円、豊野響原市営住宅建設2億1,600万円、道の駅に建設される物産館建設費2億8,200万円及び平成20年度に設計に入りました豊野小学校建設費を加えた総額であります。

 建設予定の事業を加えておりますのは、すでに設計あるいは工事着手された事業実施が確実であり、建設費用や建設についての将来負担が生ずることになりますので、市民の皆様に現状を知っていただきたいとの思いから計上いたしました。

 なお、合併効果を最大限にいかすべく、補助事業と組み合わせて合併特例債事業として、後年度負担にも配慮しつつ実施されてきたことにつきましては、評価すべきではあろうかと考えます。しかし、昨今の経済情勢やこれからの財政状況を考えますとき、このような事業を矢継ぎ早に行うことが、将来の宇城市にとって果たして必要であったのか、検証し、慎重に進めるべきであろうと考えたものであります。

 どの物件が最優先かという質問でございますが、これに対しては、昨日中山議員にご答弁を申し上げたとおりでございます。



◆25番(米村和雄君) 今、市長から答弁をいただきましたけれども、まだ3月定例会にかける物産館あたりの事業費、あるいはいろんなこれから行うであろう事業を、まだ採択もできていないものまで合算して70億円も80億円も報道したということでございますが、そういう無責任な報道をして、市民の皆さん方を惑わすようなことをしていいものでしょうか。

 そしてまた、私が質問いたしましたとおり、どの物件がどのように不都合で、今造ったあと、もったいない物件なのか、どこの小学校か、豊野支所なのか、三角支所なのか、そこら辺からお伺いをいたしたいと思います。

 議長、ちょっと申し添えます。

 市長の答弁の中で、昨日中山議員に答弁したとおりと言われましたけれども、中山議員の質問に答弁されたのは、これは庁舎の坪単価が高かすぎたじゃないか、規模が大きすぎたんじゃなかろうかと、その1点だけの答弁だったと思います。ほかの三角小学校、豊野、三角支所あたりの、その返答は答弁はなかったと思います。そこら辺から答弁願います。



◎市長(篠?鐵男君) 職員数の変更によって、豊野、三角庁舎につきましては、ちゃんとお答えいたしております。

 それから、今言われた問題等につきましては、当然いろいろ精査をいたしまして、そのときの状況に判断をして計画をし、発表したわけでありますから、私はその時点では決して間違ってないと、そう信じております。



◆25番(米村和雄君) 市長がいろいろと精査した上で発表したと言われますけれども、そのいろいろと精査された項目をお聞かせ願います。

 そして、支所あたりの答弁で、昨日豊野支所あたりも人員削減いたしておりますので、庁舎が大きすぎる、昨日答弁があったと思いますけれども、豊野支所につきましては、今現在、建設課と経済課が一緒になっているという話を聞きました。これは、あくまでも今まで建設課、経済課があった以上、一つの課にするためには条例があると思いますが、そこら辺の条例違反だと思いますが、市長、そこら辺を認識されていらっしゃいますか。



◎市長(篠?鐵男君) 条例違反ということでございますが、これは規則にのっとって行いました。



◆25番(米村和雄君) その規則とは、行政には条例があります。条例というのは、宇城市の憲法でございますが、その条例のほかに規則は何がそこら辺に適応するのか。どういう規則で建設課も経済課も一緒に統一されたのか、そこら辺からお伺いいたします。



◎総務部長(佐藤守男君) 条例というご質問でございますけれども、課の設置については規則で対応するということで、4月1日人事異動に伴い配置をしたところでございます。

 なお、今回の4月1日の人事については、先に宇城市の組織機構につきましては、平成17、8年ぐらいだったと思いますけれども、そういうところで組織機構の見直しを行い、550人体制で進めるということを5年間で行う、670人から550人体制に、阿曽田市長の市政の中で550人体制に進めるというところで、その組織機構をずっと見直してきておりまして、今回の異動につきましては、その線上で人事配置をしたところでございます。



○議長(末松立身君) 米村和雄君、質問回数を守るよう、努めてください。



◆25番(米村和雄君) 議長、ご配慮を願いたいと思いますが、的確な答弁が出てこなくて途中で止めるわけにはいかないと思いますが、3回の質問事項は申合せ事項でございまして、議長の判断で今の状態で的確な答弁がなされていないという時には、議長の判断でお許しをいただきたいと思いますが。

 今総務部長が、機構編成の中で、4月1日前からそういう話があったということでございますが、機構編成・組織編成は、私たち議会も聞いておりました。豊野が建設課と経済課一緒にするということは、私たちは今日初めて聞いたところでございますが、そういう規則で自分勝手にできるものか疑問に思いますが。

 そしてまた、議長から指摘を受けましたので、的確な答弁が出てまいりませんけれども、次に進めたいと思いますが。併せて、その機構編成と庁舎別棟のどの物件が不都合なのか、その答弁も返ってきておりません。そして、3月議会で、宇城市は公債費比率16.5%であるので、財政悪化で夕張市みたいなるということはないという答弁があったと思います。そこで、もう一度市民の皆さん方の前で、市長、はっきり公債費比率16.5%は夕張市みたいになる心配はないと言っていただきたいと思いますとともに、市長、この宇城市の公債費比率を自分の力で何%まで下げられるおつもりなのか、お聞かせ願いたいと思います。

 的確なご答弁をいただけなければ、また質問しなければいけませんので、的確な答弁を、この1回で終わりますように、お願い申し上げます。



◎市長(篠?鐵男君) 宇城市は16.5%、18%以上になると大変厳しい情勢になると報告をしてあります。それを確認をして答弁いたしますが、今年度の予算は、実際16.5%以上、18%に極力近い状況になっております。ですから、私は今回の決算は、まだ最終的に報告ありませんけれども、そういう厳しい情勢にあると、それが現実であります。ですから、私はこの辺を十分配置を考えながら、今からの予算執行に対しては真剣に考えていかなきゃ大変な時代になってくるということは現実でございます。ですからもし、今回の、前年の決算状況については、次、あるいは年内に報告をきちっとさせていただきます。



◆25番(米村和雄君) 今、現在まで宇城市の公債費比率16.5%が、今年18%ぐらいになると、今市長答弁されましたけれども、今回の予算編成は篠?市長のもとで予算編成がなされたと思いますが、それだけ公債費比率を下げなければ宇城市は危ないと言いながら、18.5%ぐらいまで上げる予算編成をなぜされたのか。そこら辺が、言われることと実際の何は違うと思いますが、ご答弁願います。



◎市長(篠?鐵男君) 今、一般質問の中で、ちょっと理解されてない部分がありますが、16.5%から決算の、私の状態じゃないですよ、前の市政の中で決算をすると18%により近い数字になってくるというのが、私の見解であります。私の今回の予算についてのその問題とは、全く別の次元であります。



◆25番(米村和雄君) こういう0.何パーセントという議論の中で、18%に近くなるとか、17.何パーセントか、そこら辺もはっきり数字を示されなければ、市民の皆さん方もそこら辺わからんですよ。それで、今市長が言われたように、もし20年度も決算が18%になった時は、またそこら辺の議論を交わしていきたいと思います。

 そこで、市長に最後のお願いいたしますが、今回のこういう一般質問の議論の中で、毎月『広報うき』とか『議会だより』が発行されておりますけれども、その中ではっきり市民の皆さん方が安心されるように、宇城市はまだ夕張市みたいにならない、公債費比率が18%、今現在ではなっていないという、そこら辺の的確な報道をお願いをいたしたいと思います。

 時間がないようでございますので、次に入りたいと思いますが。今後の宇城市の取組でありますが、篠?市長が出されました、このチラシの中に、まだまだ続く宇城市の大型事業200億円超、大きな活字で提示してございますが、阿曽田市長は就任されて、3月議会はもちろん骨格予算でございました。6月は自分の施政方針に基づき、そしてまた選挙公約のマニフェストに基づいて、第1次宇城市総合計画を策定されました。10か年の基本構想、5か年の基本計画、3か年の実施計画、ローリング方式でございますが、この総合計画をつくられる時に、各部の職員の方々、大変苦労されたと聞いております。残業、残業で、土曜、日曜も返上して作成されたと聞いておりますが、その中は阿曽田市長のマニフェストに沿った計画、総合計画であります。この3か年のローリング方式の計画の中に、宇城市がこれから取り組んでいく大型事業が200億円超ありますけれども、この計画書の中に、そういう大型事業が合計200億円になる、ないように私は思いますが、議長にお断りいたしまして、今日は電卓を持ってまいりました。一つずつ詳しく、事業名と金額をお願いをいたしたいと。私の方で合計いたしますと、もし間違った場合がいけませんので、議会事務局の書記の方にお願いしたいと思います。



◎市長(篠?鐵男君) 選挙期間中に配布した資料の数字についてのご質問でございますが、選挙戦を展開する中では、選挙対策としてそれぞれ担当を決めてチームを組んであたってきたところであります。申し訳ありませんが、予め通告いたしておられれば詳しく説明申し上げることができたと思いますが、積み上げられた細かい数字をこの場で即座にお答えすることはできません。



◆25番(米村和雄君) 市長のマニフェストの中に、マニフェストと一緒にこれを全部配られたわけですが、じゃあお伺いいたしますが、このチラシは市長は全然知らなかったわけですか。話し合いの中でこういうチラシを出されたのか、そこからお伺いをしたいと思います。もし、選挙期間中にこういう公文書が出される。皆さん方もご承知のとおり、街頭演説あたりでいろんな中傷、批判もございましょう。しかし、こういう公文書を出すときには、私は言いますように、何年も残っていくわけでございますが、こういう間違った公文書を出した場合は、議長にお願いいたしますが、百条委員会を設置していただきまして、ここら辺から分析していかなければ、私は公職選挙法の偽証罪にかかると思います。皆さん方もご承知のとおり、今回森田知事が誕生いたしましたけれども、私は完全な無所属、選挙期間中申し上げて、当選いたしました。自民党から支援を受けておりました。公職選挙法で、今問題になっておりますが、そういう問題で、こういう文書を出すときには、責任持って出してもらわなければ、市民の皆さん方は、これをまともに受けますよ。総額200億円超、これからまだまだ続く大型事業。どこにそういう事業がありますか、詳しく。そして、市長は先ほど詳しくこれを言っておけば、詳しく調べるはずだったと言われましたけれども、市長のマニフェストについて私はお伺いしているのだから、市長が私は知らなかったというわけにはいけないと思いますが、そしたらこの文書は誰が出したのか、そこら辺からお伺いをいたします。



◎市長(篠?鐵男君) お答えいたします。私の考えといたしましては、計画されているものを発表させているようなもの、すべてやるとすれば、税収の伸びが期待できない中、あるいは減少するかもしれない中で、宇城市もこのまま続けていけば大変なことになるとの思いから、数字を挙げて訴えてきたところであります。



○議長(末松立身君) 米村和雄君、同一質問が重ならないように、配慮方の上、質問願います。



◆25番(米村和雄君) 議長に再三申し上げますけれども、的確な、まだわざわざ私は電卓まで持ってきましたけれども、その金額の提示がございません。そして、今市長の答弁の中に、これから続くであろう、そこら辺を予測しながら計上したという答弁のようでございますが、政治は、明日はどうなるかわからない、一寸先は闇というのが政治の世界ですよ。それに、これから続くであろうと予測しながら計上したって、そういう無責任なことは、私はできないと思いますが。そこら辺を是非、明快な答弁できますように。先ほど申し上げましたとおり、『広報うき』、あるいは『議会だより』で、言っとけば詳しく調べとくはずだったって、先ほど市長が言われましたので、今回、『広報うき』発行まで、そして『議会だより』発行まで相当期間があろうかと思いますので、市民の皆さん方が納得のいくような明快な答弁をお願いいたしたいと思いますが。

 そしてまた、今度配付されました、この実施計画3か年の中に、イベント広場購入、そしてまた戸馳大橋の改修工事あたりが載っておりますけれども、事業を変更するときには、私は地域審議会というのが、各旧町に設けてあります。基本構想、基本計画、こういう総合計画を作成された時には、地域審議会に諮って、これができております。それを勝手に市長は、予算の提案は市長に提案権はございます。しかし、それを勝手に今まで基本構想、基本計画に挙げられた以外に、自分で審議会にもかけずに、そういう予算編成ができるのか。ここに掲げてございますので、審議会をいつ開かれたのか、お伺いをしたいと思います。



◎市長(篠?鐵男君) 地域審議会は、新市建設計画の変更に関する事項、新市建設計画の執行状況に関する事項、新市の基本構想の作成及び変更、地域振興のための基金の活用等審議する組織であり、このイベント広場は個別案件であり、地域審議会に諮っておりません。



◆25番(米村和雄君) 今市長、地域審議会に諮っていないという答弁でございますが、そういう大事な総合計画、基本計画の中に審議会にも諮らずに、そういう勝手に予算編成ができるわけですか。そしてまた、イベント広場に今回6,400万円、税金、皆さん方の公金を投入する予算が計上されておりますけれども、昨日の企画部長の答弁の中に、合併特例債を利用してイベント広場にする、芝を張って皆さん方が自由に使えるようにイベント広場にするというような答弁がございましたが、あの土地の問題は、地権者の方々が7人と聞いております。あれは、ルートインホテルが、ルートインと地権者の方々の合意のもとに契約がなされ、ルートインが撤退をいたしましたので、1割の手付金は、その地権者の方々に渡したままで、地権者の方々は1割の手付金をもらっていらっしゃる。そこら辺に民と民の契約の中で、何で地権者の7人の方々に迷惑かけたから宇城市で購入して、とりあえずイベント広場とか何とかに購入するということは、もってのほかだと思います。私は、地権者の方々、7人の方々のために6万4,000人の市民が犠牲にならなければいけないわけですか。そしてまた、地権者の方々に迷惑かけたから、7月購入する話を聞きますと、もう約束ができておるから仕方ないという話も聞きましたけれども。そういう勝手に今まで宇城市の税金の無駄遣い何かを言いながら当選された篠?市長が、そういう7人のために6,400万円の土地を、何で市が購入しなければいけないのか。私たちは、昨日も私申し上げましたとおり、反対のための反対じゃないんですよ。あのホテルが撤退したから、あそこは皆さん方もご承知のとおり、これから宇城市の中心部に発展していく土地柄なんです。ここが庁舎です。庁舎から2kmも離れていないと思います。警察もございますし、県の出先機関もございます。この本庁が中心になって、宇城市の東の玄関口に発展していかなければいけない場所でもございますし、そこら辺も市長がトップセールスされて、ホテルが撤退したならば、ほかの企業でも誘致できるように努力するのが、私は当たり前だと思います。私も実際、今いろんな各方面に手を伸ばしております。ああいう中心部だから、市民の皆さん方がなるほどできて良かったなという施設を持ってこなければいけないので、病院とか、いろんなこれは、私の見解ですが、もし個人住宅は別といたしまして、賃貸マンションとか、マンションの売り上げをするならば、ああいう立派な土地だから必ず来るだろうと思います。私が今打診している病院は、はい、すぐ買いますよという、すぐ返事ができない、今役員会とか理事会に諮って、そこら辺の結果を待ちながらお答えを出しますという、そういうふうに私たちもそういう個人個人にセールスをしながら、あそこに何が一番適する建物なのか。それは市長以下、執行部、私たち議員もセールスマンになって、あの土地をこれからの宇城市の拠点の場所にしていかなければいけないと思いますが、市長のお考えをお聞かせいただきたいと思います。



◎市長(篠?鐵男君) お答えいたします。当該用地は、国土交通省、宇城市、ホテル用地として、それぞれ分筆して用地取得をすることになっており、現在は、ホテル部分のみ残し、用地取得が完了しております。また、ホテル用地契約や諸手続きの完了後、造成工事が終わっており、原形復旧のためにはかなりの費用が必要で、2年は待ってもらっている所でもあります。私は、迷惑料の云々はあるとはいえ、地権者には信義則上の宇城市の義務もあり、十分迷惑かけたと思っております。今の時期を逃したら、道の駅計画に新たな問題が生じると考えております。

 私は今、米村議員に対して、ここではっきり申し上げます。今回のこの問題は、私の時代でやってるわけじゃないんです。私は今、阿曽田市政の中でどうやったら今の状態、7人の方々に迷惑かけているか、その問題をきちっと整理して、やっぱり宇城市の発展、将来の市民に目線を向けて、真剣に論議をして、これがベストだという判断をいたしました。それは、もちろんあなた自身が信義に劣っているんじゃないですか、今の質問では。



◆25番(米村和雄君) 今、市長の答弁では、私の考えが間違っているという答弁でございましたけれど、私は決してそうじゃないと思います。あれは、市長が言われるように、道の駅、物産館、前阿曽田市長の時に開発をしよう、私は先ほど申し上げましたとおり、基本計画の中にのっとって進められた事業でございますが、ルートインは個人的に市長がお願いして、宇城市に進出しましょうと。ところが今、こういう経済状況でございますので撤退した。市長は地権者の方々に迷惑かけていると言われますけれども、先ほどから申し上げますとおり、地権者の方々は1割の手付金はもらっていらっしゃいます。農家にするならば、その分の賃貸料といいますか、得米といいますか、そこら辺の金は1割という金は膨大な金ですよ。それを地権者の方々は、これはもらいきりですよ。返さなくてもいい問題でございまして、1割ももらっていらっしゃいますので、私が言うように、この議会でその予算を通してすぐ、来月、地権者の方々に買います、そう慌てなくてもじっくり市長はじめ、私が先ほど申し上げましたとおり、私たちもそういう営業をしながら、一番ベストな事業をあそこに持ってきた方が、宇城市の将来のためになると思います。あまり市長の答弁が明快に返ってきませんので、いつまでも申しますと、先の時間がないようでございますので、先に進みます。

 今、世界的に百年に一度の不況と言われております。政府は、地域活性化・生活対策臨時交付金を各自治体に配付をいたしました。宇城市も7億4,500万円が交付され、また私たち一人一人が一番喜んだ定額給付金、65歳以上2万円、子どもも含めて2万円でございますが、64歳以下1万2千円、宇城市でなんと総額6億8,844万円の交付であります。この給付金をできるだけ地元の商店で使っていただくために、ほかの自治体はいろんな施策を講じております。せめて7割でも8割でも宇城市で消費していただくために、宇城市も何とかそこら辺の施策をするのが当然だろうと思いますし、篠?市長、商工業の振興に努めます、このマニフェストにもうたってありますとおり、こういう時に商工業の発展に努力をするのが行政の役目だと思いますが、いかがですか。



◎市長(篠?鐵男君) ご承知のとおり、地域の商工業の発展は、地域の活性化や財政、雇用面など地域経済に密着したものであり、その役割は大きなものであります。本市の小売業につきましては、いろいろな問題を抱えており、大型店の進出、売り上げ不振、後継者不足等問題が地域の商店街を取り巻いているのが現状となっております。

 このような中で、産業の振興に取り組むことが宇城市経済の全体の底上げに直接つながるものであると信じ、マニフェストにその一つを掲げたものであります。

 宇城市の産業構造を占める商工業のほとんどが中小企業であります。この地域に根ざした中小企業の商工業振興に取り組むことが、宇城市の産業振興・発展につながるものであります。

 宇城市商工会とは、近年の景気状況の悪化に伴い、宇城市の商工振興の方策について継続して協議をしてまいりました。宇城市といたしましても、国における景気刺激策と連動し、宇城市の商工業を潤し、商工業の振興のためになる方策をないのかと検討を進めてまいりました。今後も継続して、国の本年度補正予算で実施が予定されております、地域活性化・経済危機対策臨時交付金事業で実施可能な商工業のためになる方策はないのかと検討を進めているところであります。



◆25番(米村和雄君) 執行部が答弁書をつくったんだろうと思いますけれども、あまりにも答弁が、私は長すぎると思います。私は申し上げましたとおり、この問題をどうするんだと、私の考えはこうであります。そこら辺の的確な答弁でなければ、私も時間が足らないようでございますので、経済部長、せっかく経済部長になられたんだから、今私が言うように、商工業の発展のために、私ならどういう施策を持っている、そこら辺を2秒ばかりでまとめていただきたいと思います。



◎経済部長(中野透君) お答えいたします。

 私の考えといたしましては、商工業の発展は、やはり基幹産業である農業の振興を図り、その農業振興、元気が出ることによって、それを地元の商店街で消費していただく。そして、中小企業にもそれが潤うと、そういう循環サイクルというものが宇城市にとっては最も必要ではないかということを思っておりますし、今後その産業振興を図っていきたいと思っております。



◆25番(米村和雄君) そこら辺、的確な答弁でなければ時間がもったいないと思います。

 次に進みたいと思いますが、戸馳大橋につきましては、同志の尾?君が橋の架替えができるまでシリーズで行いたいと思っておりますし、架替えが終わるまで議員を辞めるわけにはいかないと一生懸命取り組んでおりますので、私も同志の一人として応援していかなければいけないと思います。

 昭和48年開通、築35年も経過しておりますし、いろんな今までの尾?君の質問の中で聞いておりますと、今回三角の中学校も統合いたしましたし、子どもたちの通学路になっているということでございます。そこに、篠?造船に鉄骨運搬する大型トレーラーが25t、30tを積んで通っている。非常に危険な状態であります。一刻も早く架替えするのか、補強するのか。今回のこの予算の中で、修繕費3,500万円、そして1億円の予算計上がしてございますが、土木部長に。市長に答弁させてもらいますと時間がかかりますので、土木部長、単刀直入に3,500万円と1億円の、この予算計上は何に使うのか。そして、この予算が計上、通りますと、すぐ取り掛かるのか、そこら辺を的確な答弁を願います。



◎土木部長(前田典洋君) ただいまの質問にお答え申し上げます。

 質問の趣旨でございますけれども、補修及び架替え案の事業計画スケジュールを設定しなければいけません。設計や関係機関との協議を進めていく中で発生する新たな検討事項や問題、あるいは調整に要する時間の長期化など、不確的な要素が多々含まれていると考える必要がございます。また、事業を推進するための予算確保の問題もございます。

 したがいまして、今回管理者として今後の規制解除の検討を行うため、2か年にわたって調査してきました結果を踏まえて、橋の耐力調査を行い、事故を未然に防ぐ措置をしていきたいと考えております。



◆25番(米村和雄君) 早急に予算が通過いたしますと、実施の方に取り掛かっていただきたいと思います。

 スマートインターチェンジにつきましては、昨日福田議員から質問がございましたけれども、私はスマートインターの委員長でもございますし、委員長の立場で言わせていただきますと、21年度、国交省の許認可を今申請中でございますが、恐らく本年度中に許認可がおりてくるものだと思いますが、今許認可の申請はできておりますけれども、手前のアクセス道路、そしてまた氷川との協議会あたりはほとんどなされておりません。去年、ただ特別委員会、たった1回開かれただけであります。この前、この打合せに竜北に行って、浜田町長とも会ってまいりました。浜田町長、議長いわく、宇城市のスマートインター、えらいトップダウンしたですねって言われました。それはなぜかと言いますと、担当部局が変わりますので、また新たになってしまう。

 最後に市長にお願いですが、こういう大型事業をするときには、担当部長の異動をあまりしないようにお願いしたいと思います。これは前、阿曽田市長の責任だろうと思いますけれども、ようやく軌道に乗りかけたところに担当部署が交代いたしまして、また停滞してしまう。氷川あたりも期待をしていたところでございますが、トーンダウンしてしまったと嘆いておられましたので、是非、宇城市は風格ある宇城市として、宇城市の職員の皆さん方は、氷川町あたりの職員を引っ張っていくような心構えで、是非、昨日福田議員が申し上げましたとおり、小川支所に特別班を設置して、そこら辺の対応ができますように、お願いをしていきたいと思います。

 次の、不正経理についてお伺いいたしますが、不正経理に、時間がございませんので、一つ先に行きたいと思いますが、不正経理の中で大きな問題が出てまいりました。未登記の不正状態であります。私の知人が、自分の土地を分譲して家を建てようと、分筆しようとしたら、7年ぐらい前に旧松橋時代に町道拡張に提供した土地が、そのまま未登記になっているとのことであります。道路は広くなったが、道路の半分までは自分の土地だということであります。土地を提供してもらって、こういうあってはならない事態が、松橋時代に起きております。土地を提供したならば、拡張工事をする時に土地代金を半分払い、拡張工事が終わり、登記ができてから全額支払うのが当然でありますが、このような不当行為は、全国どこに行ってもないと思います。当時の最高責任者、出納責任者、担当部署、あまりにも無責任だと言わざるを得ません。

 それを言わせてもらいますと、見逃してきた当時の議会も何をチェックしてきたのか。そこら辺、どうしても私は理解に苦しむわけでございますが、時間がございませんので、私がご紹介申し上げます。未登記が、これは当然道路拡張とか何とかするときには、どうしても相続ができない場合は、未登記が生じるのが当たり前です。旧町別に、皆さん方にご報告申し上げますが、三角町は今まで平成9年以前から5件、不知火町が2件、これは平成11年1件、12年1件、小川町が、平成9年以前に登記ができないものが7件残っております。それから10年以降は、全然ありません。豊野町が5件、11年にあります。15年に2件、16年に2件、松橋町は、平成13年10件、14年8件、15年6件、16年65件であります。これは、合併前の駆け込み事業であります。

 そしてまた、選挙期間中いろいろ言われましたけれども、これはあくまでも隠れ借金であります。これを処理するためには、1億円以上かかりますよ。私、調べてみました。登記するのに、また改めて測量しなければいけない。登記料から測量までいたしますと、松橋町の163件、これを処分するのに、人件費を合わせますと1億円かかります。

 そこで、市長にお伺いをいたします。平成13年、14年、15年、16年度、当時の町長さん、収入役さん、誰だったんですかね。そこら辺からお伺いいたしたいと思います。時間がありませんので、的確にお願いいたします。議長にお願いします。このロスタイムの時間をご了解いただきますように。



○議長(末松立身君) まず、答弁願います。



◎市長(篠?鐵男君) 松橋町は、松田町長だったと思います。

 私は今言われていることについて、真剣に悩んでおります。と申しますのは、今回2,000万円の予算を組んでおります。もっと、今言われましたように1億円もかかると。結局、私の時代じゃないわけなんです。そういうものが、たくさん問題がきておると。しかし、精査をずっとしていくと、そういう問題がたくさんあります。先ほど物産館、土地の問題だってそうなんです。そういう問題を解決していかなきゃなりませんので、どうか良識あるご指導をいただきますように、お願いをしておきます。



◆25番(米村和雄君) 市長が前の時代だから分からないと言われました。最高責任者になった以上、現在の責任はトップがとらなければいけないと思いますが、今回、これに2,000万円の予算が計上してございますが、たった2,000万円の予算計上では何もできません。私が言うように、1億円かかる問題を1年でも早く片付けなければ、だんだん登記ができなくなるばかりであります。そしてまた、私が申し上げましたとおり、土地を、自分の土地を分譲して家を建てたいと思っても建てられないんですよ。道の真ん中までまだ登記ができていない。そして、この支出をするときは必ず登記処理ができてしまったあと、そこら辺から公金を支出をするのが当たり前でございますし、是非、この問題は先ほど申し上げましたとおり、私はすぐ1億円の隠れ借金の、ここ1か月か2か月、今年いっぱいで済む話ではございません。

 そこで、市長にお願いですが、松田町長は篠?市長の選挙長を務められた片腕でもございます。そこら辺、松田町長とスクラムを組んで、この解決をお願いしたいと思いますし、議長にお願いですが、百条委員会を設置していただきまして、ここら辺の当時の松田町長、収入役、担当部署あたりを議会に参考人として呼んでいただいて真相を究明しなければ、今の職員の方々が前松田町長、先輩職員あたりを呼んで調査はできないと思います。早急に、是非ここら辺を約束していただきたいと思います。



◎市長(篠?鐵男君) お答えいたします。

 私は、今現在市長でございますので、今言われました問題点を十分把握をして、早急に解決するようにベストを尽くします。しかし、松田町長とは関係ありません。



◆25番(米村和雄君) 是非、市長にお願いいたしますが、私が申し上げましたとおり、松田町長あたりを班長に、この未登記の処理班を結成していただいて、早急に解決ができますように、よろしくお願い申し上げます。

 私は、政治は最高の道徳だと思います。私たちは、初代の宇城市の議会人として、後世に誇れる議会活動をしなければいけないと思います。私たちは、よく小学校・中学校、入学式・卒業式に行きますと、先輩たちが築いた伝統ある学校を受け継いでくださいと、よく言いますけれども、私たち議会も、後世に誇れる議会活動をお互いが切磋琢磨して取り組んでいかなければいけないと思いますし、執行部ともども議会が一体となって、宇城市の将来のために一生懸命取り組んでいかなければいけないと思いますので、執行部の皆さん方も一生懸命取り組んでいただきますようにお願い申し上げまして、私の一般質問を終わります。

 議長、最後の百条委員会の件、お願い申し上げます。



○議長(末松立身君) 米村議員が申されました百条委員会設置についてでありますが、これには法的な手順等があると思います。事務的等のこともありますし、時間がかかるかと思いますが、その辺を精査の上、適切に処置をしていかなければならないと思っております。



◆25番(米村和雄君) 是非、お願い申し上げます。



○議長(末松立身君) これで、米村和雄君の一般質問を終わります。

 ここでしばらく休憩をいたします。

             −−−−−−−○−−−−−−−

               休憩 午前11時03分

               再開 午前11時17分

             −−−−−−−○−−−−−−−



○議長(末松立身君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。

 次に、4番、?永雄一君の発言を許します。



◆4番(?永雄一君) 愛市同志会の?永雄一でございます。

 私は思っていないのでありますが、市長が言われる、色分けで言えば、現在の立ち位置は野党であります。私は、生まれつき強いものや権力者におもねったり、擦り寄ったりするのが大嫌いでありまして、むしろやんちゃな野党の方が向いているのかもしれません。しかし、断わっておきますが、何でも反対の野党ではありません。むしろ、篠?市長頑張れ、頑張れという応援団のつもりで質問をいたします。なぜならば、無用の混乱や対立は、市民のためにならないからであります。だからといって、無原則な妥協をするつもりも一切ございません。今までも、そしてこれからも誰が市長であろうと、良いことは良いだめなものはだめだと、きっぱりとはっきりと叫び続けます。

 以上、一般質問の冒頭にあたり、断わっておきます。

 本定例会初日の施政方針演説を聞いて思ったことは、市長のスタイルかもしれませんが、49ページにも及ぶ執行部が書いた原稿を伏し目がちに、丁寧に丁寧に読まれただけで、ただの棒読みにしか聞こえませんでした。市民に理解を求める言葉も足りなければ、共感を求めるための市長の肉声、強力なメッセージが今ひとつ伝わってきませんでした。今、篠?市長に求められているのは、市民や職員を鼓舞する自らの言葉を持ち、的確で迅速な決断、その上で明確に責任を取る姿勢であります。いくら選挙で世話になったからといって、支持者の理不尽な要求に対しては、き然とした態度できっぱりとできなことはできないと伝えることであります。具体的な施策、各部局の本年度の事業内容は、前阿曽田市政の継承と発展で、むしろ阿曽田市政の後継者のような錯覚すら感じました。誰が市長になったところで、政策の選択肢は極めて狭いのが現実であります。それならば、阿曽田市政を否定するのではなく、評価することから始められたらいかがと思います。しかし一方で、ほんの少しだけ危ぐしているのは、篠?市長になっても阿曽田市政と何ら変わるところがなければ、市長への期待が失望へと変わりはしないかと心配をいたしております。老婆心ながら、潮目の変わるときは何の前触れもなく、急激で早いということであります。

 市長のマニフェストとの整合性についてお伺いいたします。宇城市財政が破綻する、明日の夕張になるといって財政問題を最大の争点として勝ち上がってこられたにしては、聡明な篠?市長ともあろうお方が、声高に権利を主張し、市政に要求する大きな団体等への補助金のばらまき、民と民との契約でありながら、ホテルが撤退したからといって、あまりにも無目的で拙速な民有地の買い上げ提案、取って付けたイベント広場なんて説得力はございません。稚拙であります。何かすぐに買わなければならない裏取引でもあったのですか。悪しき前例は、断じてつくるべきではありません。7人の地権者のためだけにある宇城市ではないはずであります。もう少し時間をかけて、知恵を出していただきたいと思います。

 それからまた、頼みもしていないのに、お手盛りと言われても仕方がない議会専用車の購入提案、どうしても納得できないものであります。どうか、この二つの予算案は削除してください。百年に一度という未曾有の不況の中にあって、地域経済は疲弊しきっているではありませんか。議員だけ、役人だけの特権なんて住民の方々は許すはずありません。

 これら二つの提案は、不要不急なものはしないといった市長のマニフェストとの整合性がつかないかと思いますが、市長はどのように考えておられるのかをお尋ねをいたします。

 道の駅にしても、すると言ったりしないと言ったり、道しるべを示すべきリーダーがぶれては、市民は戸惑うばかりであります。



◎市長(篠?鐵男君) ただいまの質問にお答えいたします。

 物産館問題、自動車等の2件についてお答えいたします。この物産館問題は、私は先ほどもいろいろとお話がありましたけれども、私の認識と相当ずれております。と申しますのは、この物産館というのは前市長が計画をされ、議会で承認をされて執行しております。そして、7人の農家の方々の大変重要な土地を、結局登記もせずに宇城市はどんどんと仕事を進めております。このことについて、私は責任を十分感じております。なぜかと言いますと、先ほど米村議員さんが言われましたように、土地は登記をしてはじめて仕事にかかるというのが常識論です。それが、登記もせん、何もせん、その中でどんどんどんどん宇城市があれほどのすばらしい運動公園、物産館をつくってしまった。このことについては、私は責任を十分感じております。ですから、7人の人たちはなぜそうなったかと言いますと、宇城市に信頼を寄せたと、だからどうぞと言って、どんどんどんどん結局何も知らないうちに道路もでき、埋め立てもし、すべて完成をしているんです。ですから、私はもしこの人たちが本気で宇城市に槍を向けたときに、私はどうなるのか、真剣に考えました。もちろん、これは当然裁判のこともあるでしょう、宇城市、元の土地にしてくださいと言われたときにどうしますか、相当の金が要ります。そして、あの物産館全体の使用状況が変わってきます。そういうことを考えたときに、やっぱり初期の状況を真剣に考えて、やっぱりその時の状況、宇城市長、阿曽田さんが計画したことは立派なことですから、これをしっかりやり遂げるのが私の責任だと思っております。ですから私は、阿曽田市長に泥をかぶせる男でありません。私が責任をとって今やってますから、どうかご了解をいただきたいと思っております。

 次に、自動車の件です。これはもう確かに議会等に対しては、議会の皆さんに対しては各県からいろんな調査が来るでしょう。それは、あれだけのいろんな計画をしてこられた阿曽田市長に対して、やっぱり議会に対しての議論もあるし、現場を見せてくださいという要望もたくさんあるでしょう。ですから、自動車が要るという方向で、私は受けております。それだけの議員の皆さんが活動していかれるならば、私たちはそれは協力しようということで予算を組んだわけです。しかしながら、この前のお話の中で、それは要らんと言われますから、取り下げるように今体制をとっておりますから、私はあくまでも市民の目線に立って、そして議会の皆さん一人一人と話し合って、良い方向に向けて頑張っておきますので、どうかよろしくご指導いただきますように、お願いしておきます。



◎議会事務局長(村田一朗君) このワゴン車の予算計上につきましては、議会費で計上しておりますので、議会事務局長が答弁をいたしたいと思います。

 議員は住民の負託に応えるための広域的・専門的な知識が必要とされ、これらに対する普段の調査・研究活動が求められております。

 以上のようなことから、宇城市議会を含め、全国の市議会において常任委員会や会派によります行政視察が盛んに行われております。

 宇城市においても事務局を窓口とした視察の受け入れがなされておりまして、その状況を説明いたしますと、平成19年度には19の市議会から延べ122人、平成20年度は28の市議会から延べ167人の議員が本市に行政視察に訪れております。交通手段といたしましては、主にJRを利用されますので、松橋駅から市役所までの送迎、これがありますが、現在までは財政課所管のワゴン車を借用し対応してまいりましたが、1台しかないということもありまして、利用するにあたりましては、ほかの課あたりとの重複がたびたび見られました。そういうことで、必要性を感じたところでございます。また、本市議会でも常任委員会や会派によります行政視察を各種の市議会事務局を通じて行っておりますが、その際にはワゴン車による送迎等を受けていることもあります。

 財政状況は大変厳しい折ではありましたが、今回予算要求をしたという経過でございます。



◆4番(?永雄一君) 市長の思いも、事務局長の思いも分かりますけど、イベント広場の件でございますが、やっぱり私たちが言うのは、もう少し民と民の契約、大人の契約でありました。書面上から、はっきり言ってルートインと地主さんの売買契約でございます。それも合意の上で合意解約がなされております。総務部長も、当時の企画部長でございました。ルートインは、全国222か所のホテルを持っています。たぶん、そういう大きなホテルだから市場調査等もやっているはずでございます。しかし、連結決算というか、連結決算だから宇城市がホテル建てても当初赤字でもその辺のことを勘案して、やっぱり阿曽田市長との個人的コネクションで進出するということが決まったんだろうと思います。私も永山社長の本も読んだことがあります。大変立派な経済人でございます。そういうことだたったら、当時のその辺の事情も、総務部長は企画部長で重々ご承知のはずでありますから、こういう市長が代わったときも、そういうことがないように、もしルートインと市長選後、折衝とか何とかがあったのかを、一つだけお尋ねします。

 それから、自動車の件でございますけど、私たちも確かに視察地によってはそういう形で送り迎えしてもらっている自治体もございます。しかし、どうしても視察したいということであれば、私たちは自らのお金でタクシーで行ったこともございます。議員だけが、こういう経済状況の中でそういう特権意識を持つこと自体が住民感覚とかけ離れているのでございます。北海道のある自治体は、反対に視察料まで取って視察をさせている自治体もございます。その辺のことを重々お考えの上で、よろしくお願いします。市長もなるべく善処するということでございますので、心強い限りでございます。やっぱり、市税というのは市民の血の叫び、血税でございます。1円たりとも無駄に使ってはならないのであります。

 それから、2番目に、宇城市を良くするために市民生活と地域経済を守るために、私が市政運営の舵取り役として議員の皆さんと協議しながら一生懸命取り組みますと、非常に高揚した表現がございますが、その一方で、スクラムという会報の市長あいさつの中では、「少数与党で厳しい市政運営を迫られておりますが、11人の市会議員の皆さんと手を携え、市民のために行政を目指し、一歩も引かない覚悟であります」ということも言っておられます。一歩も引かないとは、どういうことですか。挑発的な言動や、ことさら対立をあおるようなことは止めたがいいと思います。本当にそういうおつもりなら、私たちも本気で戦わなければなりません。本気と本気の戦い、がちんこになりますよ。そういうことになれば、一番割を食うのは市民でございます。心で思っていても、言葉にしないでほしいと思います。今のように、始めから野党の意見を排除する手法や側近政治を続けていくとするならば、いつまで経っても混乱は収まらず、停滞が続くのは明白であります。与野党を問わず、虚心坦懐になって話し合うことが何より大切であると考えますが、いかがでありますか。どちらが市長のご本心であるか含め、具体的にご答弁願います。



◎総務部長(佐藤守男君) ただいまのご質問にお答えいたします。

 当時、ご指摘のとおり、ルートインホテルの誘致、あるいは契約等に携わっておりました。本当に、ルートインホテルの用地を地権者の皆さんにお願いする際は、昨年、20年度田植えの時期から交渉を始めまして、今年中にはといいますか、夏には契約をいただけるように、ルートインホテルとの話が進むようにやるということで、田植えを待っていただきました。お盆まではという話で、お盆までには何とか契約をしたい。それも、いろいろと先ほどおっしゃられますように、ホテルのそういう経営的な事情とか採算性とか、たぶん検討されている段階でなかなか契約というところまでいかなかったのだろうと思いますが、それが10月になり11月になり、何とか年内にはという要望も、地権者の方、道の駅、あるいは国・県・市が進めます物産館用地については既に契約も終わっておりましたんで、ホテル用地についても早急に契約いただきたいというきつい要請もございました。ところが、ところがといいますか、そういう経過の中で1月19日にやっと、やっと地権者と契約を交わすことができまして、ほっとしたところに、2月19日、その1月後に出店解除という、これは既にいろいろ経過は皆さんにお話をしているところでございますが、そういう経過をたどっていき、地権者の方には1月19日にホテルと地権者の方と契約する段階で2か月以内には登記をし、残金のお支払いもする。ですから、まあ造成工事については、もうほかの工事もその進行具合もありましたものですからお願いをし、ああいいですよ、要するに市を信頼していただいて、いいですよという返事をいただき、そういう中で解除ということで、非常に残念ですし、青天のへきれきといいますか、驚き、対応をいろいろ検討し、次のホテルがないかとか、あるいは民で買い上げていただけるところはないかとか、いろいろ模索をしましたが、なかなかいかんせん、こういう経済情勢でございますので成就しなかったということで、今回6月の補正予算でお願いをしているところでございます。

 そういうことで、道の駅の全体的な、総合的な計画を考えるならば、あの用地は市で取得し、道の駅計画に沿うような形で土地利用を進めていくべきであろうという考え方でしております。



◎市長(篠?鐵男君) お答えいたします。

 施政方針演説の内容とスクラム創刊号の私のあいさつが異なるのではないかとのご質問でありますが、私の基本理念として、昨日も申しておりますが、5つの理念があります。その中の一つに、施策に住民の声を反映させることを入れております。そのスクラム創刊号中、私のあいさつにそういう表現が入っていたということですが、ご指摘のとおりであります。なにぶん、今後いろいろな政策決定の過程では市民の皆さんの意見も幅広く求め、検討し、結論を出すという方法で進んでまいります。ただし、いったん決定したことについては、不退転の決意で物事を進めるというようなことで、あのような表現を使わせていただきました。



◆4番(?永雄一君) イベント広場の買い上げの件ですけど、私たちが言っているのは、買い上げるなということではございません。もうそういう事情だったら。しかし、原理原則、プリンシプル(principle)、原理原則を守って、買い上げることを前提じゃなくして、民と民の契約がなるような形、そして私が今ちらっと思ったんですけど、地元の5期も6期もなさっている県会議員がいらっしゃいます。私は、どうしても買い上げなければいけないのなら、ふと思ったんですけど、機動隊の、試験場の跡のところに交機センターがございます。あのあたりが移動してもらって、県議の力をもってすれば、丸くいくんじゃなかろうかなという思いがふとしたわけでございます。その辺の知恵も是非きかせて、もう少し地主さんの方に待っていただいて、結論を出した方がいいと思います。その辺のことをよろしくお願いしときます。

 全体の時間がございますので、それでは次に、ハコモノ行政はやめる、宇城市の財政を見直すといって選挙戦を戦ってこられた篠?市長でございます。市長の財政に対する基本的な考え方並びに4年後の各種の財政指数の目標を、どのあたりを目安に財政運営をなさるのか、具体的な数値目標をお聞かせ願います。



◎市長(篠?鐵男君) お答えいたします。

 実質赤字比率、連結実質赤字比率、実質公債費比率、将来負担比率等の4年後の具体的数値目標について、お答えいたします。

 現在公表されています平成19年度決算の地方公共団体の財政健全化に関する法律に基づく健全化判断比率では、単年度の公債費の財政圧迫状況を示す実質公債費比率が、早期健全化判断の基準となる25.0%に対し、宇城市は16.5%、地方債残高の将来負担を示す将来負担比率が、基準の350.0%に対し、宇城市は168.5%、赤字比率等においては、黒字決算であり、健全化法により許容範囲の財政運営がなされているという結果が出ています。将来的には、県内48市町村の20位から30位程度、19年度ベースでみると、実質公債費比率で13.9%から15.3%、将来負担比率で97.5%ないし121.2%程度を目指すべきだと考えております。

 4年後の数値目標ということですが、結論から申し上げますと、当面、現状を維持し、国が示す健全化判断比率の許容の範囲内を堅持することを目標と考えています。現状維持といいましても、下水道事業の公債費増や赤字補てん増、併せて平成21年度決算では、企業会計移行による資金不足が約4億円見込まれるなど数値の悪化は必至であり、すべての会計で事業の縮小を図り、基金残高の確保や起債残高の上昇を抑制していかなければなりません。

 現在の実質公債費比率16.5%につきましても、予測される事業を進めていく段階では、地方債の許可団体となる18.0%を超える状況に突入する可能性がありますが、18.0%未満を目標とし、また将来負担比率につきまして250.0%以内を同じく目標とすべく、財政運営の舵取りを行っていかなければならないと思っております。

 数値改善のポイントは、経常一般財源である税収の即効的な増収が見込めない本市では、歳出の抑制によります基金の増資、起債残高の減少を図ることが必要となります。数値の維持や改善を図る中にあっては、行政サービスが低下する事務事業も当然発生するという否めない事実に直面するやもしれませんが、市民の皆様への説明責任を果たしていかなければならないと思っております。

 また、現在一般会計をはじめ、各会計の平成20年度決算の調整中でございます。今後、各会計の決算統計の数値結果に基づき、これらの主要事業の着手年度、事業費、財源や公債費を綿密に試算し、「宇城市の財政見通し」を作成し、議会に説明を申し上げる次第でありますので、議会の皆様にもご理解とご協力を心からお願いいたします。



◆4番(?永雄一君) 私が聞きたかったことは、経常収支比率とか、宇城市が他の市町村に比べて将来負担比率が相当高うございます。それから、4年後の財政力指数をどの辺に持っていかれるかということを大体聞きたかったんですけど、将来の平成26年から、もう確実に交付税は減らされていきますから、その辺のことを頭に入れながら、なかなかその数値的目標を立てるのは難しいかと思いますけど、もしよければ、その辺のことも是非議会あたりに数値目標を教えてくださいませ。今日、ここで答えてくれということはいたしませんので、この辺の数値目標を文書で結構ですから、あとでお知らせください。

 それから、豊福南部集落排水事業についてお尋ねをいたします。PFI手法での取組及び契約変更の経緯についてお尋ねであります。

 この事業は、平成19年3月に事業採択がなされ、管路布設等の全体測量、地質調査も終わり、実施設計の入札残が出たので一部工事を前倒して、内田地区の一部で管路布設工事を始めますとの地元住民への説明でありました。いよいよ始まると期待をいたしておりましたところ、急きょPFI手法の検討がなされ、可能性調査といろいろな手続きを経たあと、平成20年6月議会で阿曽田市長のPFI方式の実施表明、9月議会において、全員賛成による17億8,000万円の債務負担行為の議決がなされたことは、議員の皆様ご承知のとおりであります。

 私も、実施地区地元議員として、平成20年3月議会の一般質問において、阿曽田市長に対し、PFI方式なんて聞いてないぞ。従来の方式でなぜだめなんですか。地元建設業者が、この事業に抱いていた期待権をどうするんだと色めきたって、声高に地元建設業の族議員的な質問をいたした覚えがありますが、安くて早くて品質が同等ということで、私はどうしてもそれを論破するだけの理論武装ができませんでしたので、渋々ながら承諾をいたしました。阿曽田市長も地元建設業者の保護育成、地元建設業者がこれまで果たしてこられた貢献度も十分に承知していながら、PFI方式を選択されたのは、やはり公共下水道・農集事業に対し、毎年毎年8億円から9億円の一般会計からの繰入れだっただろうと思います。この辺の財政的な事情及び工期が短縮できることが、一番だったのだろうと思っております。

 そして今回、再び従来方式に変更になったのは、優先交渉権者の構成グループ企業の1社に独禁法違反の事実が判明した結果、本事業募集要項に抵触するとのことで、宇城市の方から断わったとの市長の説明でありました。

 これに間違いないかどうか、グループ企業の方から辞退したとの情報もありましたので、どちらが本当であるか、お答え願います。

 それから、独禁法違反の事実を、いつの時点で知ったかも含めて、確認をいたします。

 そして、これまでにPFIの可能性調査等に費やした費用もお答え願いします。



◎市長(篠?鐵男君) ?永議員のご質問にお答えいたします。

 PFI手法による豊福南部地区農業集落排水事業の取組経緯につきましては、昨日の中山議員に対する答弁と若干重複するかもしれませんが、お答えいたします。

 合併後の厳しい財政状況の中、平成19年度から事業コスト削減と工事期間の短縮、施設の適切な維持管理をする、いわゆるPFI手法により事業推進が行われてきたところであります。

 優先交渉権者が決定公表され、次の段階であります基本協定及び事業契約の締結を目前にしていたわけでありますが、優先交渉権者のグループの一構成員に独占禁止法に反する事態が発生し、「契約を締結しない」旨の決定をしたところであります。決定にあたっては、市としてのいろいろなリスクやデメリットについて想定し、協議を重ねてきたわけでありますが、当時の宇城市と優先交渉権者とは事実に対する本格的な契約行為は行っておらず、双方とも相手に対する損害賠償請求等はできない状況でありました。

 過去の事業に対する補助金返還や地元住民への説明などの協議とあわせ、PFIによる再公募をするのか、それとも従来方式に変更して事業を行うのか、早急に決断をする必要がございました。

 その後、4月27日に本事業についてPFI手法に変わり、従来手法で事業推進することを決定した次第であります。どちらが先かというのは同一ですね、基本的には。だたし、私自身は選挙期間中でも自分の思いとして、どうしてもやっぱり地元業者を何とか育成したい。結局、農家も建設業も商工会の人たちが元気にならなければ、宇城市は良くならんという基本的な考え方も持っておりました。ですから、このことについては、いろんな目線からしっかりと検証をいたしております。最終的には、結果的には、一グループがそういう結果になったから良い方向に進んだんじゃないかと思っております。



◎土木部長(前田典洋君) PFI導入可能性調査でございますけれども、これは公共負担額の削減の可能性や住民サービス向上の実現性、民間事業者の事業参画の見込み、法制度及び事業制度上の課題等を調査し、検討し、PFI方式の導入の可能性を総合的に判断するということで、平成19年12月27日から20年3月25日にかけまして、契約金額597万8,700円で事業をいたしているところでございます。



◆4番(?永雄一君) わかりました。直接支出したのは597万円ということでございますが、それには大変な労力も、職員の人権費等を加算すれば大変な金額でございます。これは、私は三方一両損と思っております。まず、市役所も今言ったようにいろいろな費用をかけて損をしました。優先交渉権者のグループも、それに適合するような調査とか、いろんなお金を使っております。それから、地元供用地区住民も二転三転して翻ろうされたあげく供用開始が遅れるということで損をいたしておりますが、何とか三方一両損ということで丸く治めていただいて、地元建設業者が潤うようにお願いします。しかし、地元建設業者も3人が損しているのですから、やっぱり廉価で、なるべく廉価で早くできるような形でよろしくお願いします。

 地方自治法第2条には、最小の経費で最大の効果を上げることが行政の責務としてうたってあります。篠?市長には、常にそのことを第一に考えて、各種の施策をしていただきたいと思います。

 それから、従来方式による指名競争入札の方法及び改善方でございますが、市長の意向として、地元業者の育成、保護育成はもとより、緊急雇用対策として一日も早い着工をしたいということですが、どういう方法での発注、指名競争入札を考えておられるのか、具体的にご答弁をお願いします。



◎市長(篠?鐵男君) お答えいたします。

 どういう方法でということですが、私はまず、この決断をする時に宇城市の建設業の方々を全部呼びまして、いろいろ検討をいたしました。そして、今言われました、当初かけておりました予算、金ですね、それに対してそれをそのままやってしまえば、宇城市は赤字になる。だから、この辺は入札の時に引かせてくれと、そこまで私はっきり建設業者に言っております。そして、この工事は非常に大きな仕事です。18億円という大きな仕事です。ですから、例えば松橋だけでは仕事ができません。ですから、宇城市全体の建設業者が心を一つにして対応していかなければ、工期的には間に合わないという、私は考えを持っておりましたから、建設業の皆さんに寄っていただきまして、その趣旨をはっきり伝えております。ですから、必ず宇城市の良識ある建設業者の方々が精一杯努力をして、宇城市民に恩返しができると、そう信じております。



◆4番(?永雄一君) そこまで業者の方に言っていただいているのでありましたら、もう何も言うことはございません。

 それから、供用開始が1年程度遅れるが、市長は今回の件に対して、実施地区住民に対して十分な説明責任を果たしたと考えるのかについてお尋ねをいたします。

 5月23日、24日に地元説明会がありました。私は、市長の出席を密かに期待をいたしておりました。

 実は、議員をしておりますと、駆け込み寺みたいに市の内外を問わず、いろいろな方々から垂れ込みというか、チクリというか、誰と誰とがどこそこでどうたらこうたらしたとかしないとか、ガセネタも含め、いろいろな情報が寄せられます。私は、そういうことには原則として取り合わないことにいたしております。市長が市役所に遅く来ようが早く帰ろうが、大した問題ではないと思っております。そういうチクリに対しては、むしろ市長職というものは四六時中神経をすり減らし、緊張の連続で体力と気力が必要で、予定のないときには、むしろ早く帰ったりして、体力・気力を充実させたり、市政について考えることが大切であると、むしろ擁護をしてまいりました。これは本当の話でございます。

 住民の方々は、市長に対してあらゆる地域の行事への参加や団体等への出席を求めてまいります。もちろん、それはそれで大切かと思いますが、市長として何よりも大事なことは、こういう大きな政策変更の決定がなされたときには、市長自らが出かけていって、これこれしかじかでこういうふうになりますが、皆さんには一切ご迷惑はおかけしません。心配要りません。詳しいことは担当者から聞いてください。例え次の予定がなくとも、別に予定がありますので失礼します、これでいいんです。ほんのそこ10分程度で済む話であります。それが、私は市長の帝王学かと考えます。どうして出席されなかったかを、お尋ねをいたします。

 市長は、3月の議会においても、そういう機会をつくってください。出かけていて直接住民の声を聞きますと言ったじゃありませんか。あれは嘘だったんですか。



◎市長(篠?鐵男君) お答えいたします。

 4月15日、豊福南部地区区長から、住民に対し納得いく説明がほしいとの要望がなされたわけでありますが、これにつきましては、区長との日程調整を行い、事業の経緯を記載した説明会開催チラシの配付をお願いし、竹崎地区及び近隣の地区については5月23日に、内田地区については、翌24日にそれぞれの地区公民館で開催いたしております。

 本来なら、私が直接行くべきところでありましたけれども、その問題についてはまだ議会に対して報告もいたしておりませんでした。ですから、私の立場ではやっぱり市長という立場では、議会に報告しないのに何で行くのかと、また怒られますから、そこはきちっと止めました。これが現実であります。

 しかしながら、私はあくまでもこれだけの大きな仕事ですから、今後は当然住民の方々に説明をし、納得していただき良い方向に進めると。また、私はそういう方向に進んでいると、そう思っております。職員が必ずやり遂げるという、部長始め職員が頑張っておりますから、必ず期待に応える状況になってくると、そう思っております。



◆4番(?永雄一君) もう時間がありませんので、もうその件についてはこれ以上問い詰めませんが、平成25年1月の供用開始をするということでありますが、その担保についてお伺いをいたします。

 当初の予定どおりPFI方式でいったならば、平成23年6月までに処理対象家屋の30%以上の部分的な供用開始、24年4月までに全面供用開始ということで負担金を既に集めておられます。今回の供用開始予定は、平成25年1月ということでございます。当初の約束よりずいぶんと遅れます。信なくんば立たず、政治は信頼が何よりも大切であります。住民と約束したことは、何が何でも守らなければなりません。地元説明会に市長自らが出席して、平成25年1月の供用開始をいたします。安心してくださいと言えば、それが何よりの担保で、私は今回は一般質問しないつもりでありました。結果として、手法も二転三転し、供用開始が遅れに遅れ、今日まで翻ろうされ続けてきた地元住民としては、平成25年1月は予定ではなく、タイムリミットであります。その担保をどのように考えておられるのか。従来方式でやれば、実際の工事は1年のうち半年程度しかできず、6年はかかると聞いております。約束を守るためには、突貫工事が必要です。そのためには、予算も人員も必要です。職員の方々は夜なべをしても頑張ると言ってくれました。篠?市長は幸せだと思います。そういう職員が、宇城市にはいっぱいございます。しかし、事業は意気込みだけでできるものではありません。約束を守るためには、人も金も集中しなければなりません。長くかかるということは、その分コストがかかるということでございます。年度途中の人員増や異動は無理であれば、本年度は足りない人手は外注するなりしてください。来年度は予算も倍増してください。頑張れ、頑張れ、篠?市長。頑張れ、?永雄一も応援をしております。



◎市長(篠?鐵男君) お答えいたします。

 ただいまエールをいただきまして、本当にありがとうございます。またお互いに宇城市のためにしっかり?永議員とスクラムを組んで、頑張っていきたいと思っております。

 私はやっぱり、基本的には宇城市民のためにということです。ですから私は、正直申します。何で今過去のことに精査をして、こんなに苦しまなくちゃならないのかというのが現実です。ですから、私はやっぱり、しかしそれは市長になった責任ですから、決してこの線から逃げるわけには行きませんので、精一杯頑張っていきます。しかしそのためには、良識ある議員の一人一人の力を借りなければ、何もできません。ですから、そういう意味からいたしまして、議員の方々の力を是非お貸しいただきますようにお願いしておきます。お世話になります。



◆4番(?永雄一君) 市長から力強いお言葉、ありがとうございました。

 もう時間がありませんけど、全部が全部聞くのは無理かと思いますが、今回ひな壇にお座りの18人の幹部職員の方々は、異動及び昇進をなさいました。いわば、皆様は市役所の最上級職員として選ばれし方々であり、エリートであります。各一人当たり30秒でも1分でも結構ですから、新市長のもとでの新年度の抱負なり、市長よりの特命事項の有無、市長への提言、議会及び市民へのメッセージと、よろしくお願いします。

 全部は無理だから、市長の演壇に左側だけで結構です。この次は同僚議員がまた聞くと言っておりますから、はい、それじゃ総務部長からよろしくお願いします。



◎総務部長(佐藤守男君) 総務部長を拝命しまして2か月あまり、緊張の連続の仕事をしております。

 総務部では、行政・財政・危機管理・人権啓発・入札契約などに関する事務を所管いたしておりますが、市長の施政方針に基づき、均衡ある宇城市の発展を考え、的確に対応することはもちろん、行政事務が円滑に行われるよう努めてまいります。今まで約40年近く行政職員としていろいろな部署で務めてまいりました。ささやかな経験でありますが、最大限に活かし、政策実現に精一杯の努力を傾注してまいる所存であります。どうぞよろしくお願い申し上げます。



◎企画部長(古川明生君) 今回の4月1日付で企画部長を拝命いたしました古川でございます。どうぞよろしくお願いいたします。

 現在の企画部の所管事業につきましては、市政・企画及び調整に関する主な業務を行っておりますけれども、基本構想で規定しております10年先、20年先を見据えた事業計画及び取組が大切と考えております。

 まず、本市の最上位計画であります第1次総合計画の後期、平成22年から26年までの策定を、本年度審議会を立ち上げて鋭意取り組んでまいります。

 それから、懸案となっておりました松橋駅周辺の基本構想・基本計画につきましては、平成20年度で策定が完了しております。本年度は、この基本計画をベースに松橋駅を中心とした、核になる事業を段階的に取り組んでいきたいと考えております。

 次に、スマートインターチェンジ事業につきましては、平成21年度に実施要綱の改正、それによりまして自治体の負担が少なくて済むようになりました。そういうことで、関係町の氷川町と連携をしながら、国・県、それから議会の方とタイアップして、今後早期整備促進を図ってまいりたいと考えています。

 なお、道の駅事業をはじめとして、現在所管しております各種事業についても課題が山積をしておりますけれども、一つ一つ検証しながら、精一杯頑張っていきたいと思います。よろしくお願いします。



◎経済部長(中野透君) 経済部長の中野です。私は、経済部所管の農林業、水産業及び商工業の振興につきましては、経済部職員全員が市民のための行政を自分の足で現場を見て、聞いてよく話し合い、新しい発想を持って、安全で安心して住める宇城市を目指し、常に前向きに産業振興に努めたいと思っております。どうぞよろしくお願いいたします。



◎土木部長(前田典洋君) 4月1日に土木部長を拝命しました。2か月あまりが経過しておりますが、今新たに責任の重大さとプレッシャーを感じているところでございます。

 土木部には、本所4課、三角支所建設課、小川支所建設課、豊野支所産業建設課がございまして、私も含め73人の職員で構成いたしております。

 土木部には、市民生活に密着したインフラ整備が求められております。特に、生活に密着した道路網の整備、老朽化した耐用年数の超過した公営住宅の整備、上下水道の整備等は生活に欠かせない重大な事業と痛感いたしております。水道施設につきましては、平成19年度より整備しております小田良地区への安心で安全な水道水を供給するための拡張工事も、今年度で完了させたいと考えております。また、豊福南部農業集落排水事業につきましても、25年1月の供用開始の実現に向け、最大の努力をしていきたいと思っております。

 これからもチームワークを大事にしながら日々奮闘し、何にでも挑戦し、職務遂行に努めてまいりたいと思います。よろしくお願いいたします。



◎総務部次長(松田立秋君) 総務部次長の松田でございます。

 私は、合併時から土木部で業務を行ってまいりましたけれども、毎年市の中心部における床上・床下浸水の浸水被害が発生している状況をこの目で見ておりまして、内水対策の必要性を強く持っております。今回、総務部に在籍することになりまして、市長の公約でもあります安心・安全なまちづくりの一つとして、市中心部の内水対策事業の推進・実施に向けまして、頑張りたいと考えているところでございます。よろしくお願い申し上げます。



◆4番(?永雄一君) 時間がないみたいですから、企画部次長までお願いします。



◎企画部次長(高橋正博君) このたび、企画部次長を拝命致しました高橋でございます。

 ご承知のとおり、企画部におきましてはたくさんの課題がございます。将来、10年先を見越しました計画として心がけまして、業務を行ってまいりたいと思います。特命事項といたしましては、スマートインター建設、道の駅建設、サッカーアカデミーの充実、三角港振興、総合計画の基本計画の策定など、たくさんの課題を持っております。企画部の業務として、総合計画・基本計画策定の中で主要な事業の調整を進めていくことが重要な課題かと思っております。これまで30年の経験を駆使いたしまして、一生懸命宇城市の発展のために頑張る覚悟でございますので、どうぞご指導のほどよろしくお願いします。



◆4番(?永雄一君) ほかの職員の方々、せっかく考えてこられたんだろうと思いますけど、私は質問が下手で、こういう時間配分になってしまって、本当に申し訳ございませんでした。

 今、5人の幹部職員の方々から聞いて、本当に力強く思いました。優秀な職員の方々ばかりでございます。この辺が是非いいあんばいに機能するように、業務命令を発してください。それから、必要とあれば市長だろうが議員だろうが、激しく迫るぐらいの気概がなければ幹部職員は務まりません。どしどし斬新なアイディアや施策を市長に提案してください。そして、みんなとより良い明日の宇城市をつくろうではありませんか。ありがとうございました。



○議長(末松立身君) これで、?永雄一君の一般質問を終わります。

 ここでしばらく休憩します。

             −−−−−−−○−−−−−−−

               休憩 午後0時20分

               再開 午後1時20分

             −−−−−−−○−−−−−−−



○議長(末松立身君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。

 一般質問を続けます。

 次に、6番、大嶋秀敏君の発言を許します。



◆6番(大嶋秀敏君) こんにちは。愛市同志会の大嶋でございます。通告に従いまして、4点について質問をいたします。執行部におかれましては、簡潔で明快な答弁をよろしくお願いをいたします。

 1番のマニフェストについて、質問をいたします。健全な財政の確立と支所機能の充実について。合併して4年間、阿曽田市長は国からの交付金が毎年カットされ、いろんな事業において毎年10%ほどの減額をされてまいりました。それが、篠?市長に代わられると、20年度第2次補正におきまして、地域活性化・生活対策臨時交付金といたしまして5億2,500万円が、3月議会に計上されました。また、21年度の補正に地域活性化・経済危機対策臨時交付金として7億4,500万円が交付される予定となっております。そして、もう一つの地域活性化・公共投資臨時交付金が10億円見込まれています。経済危機対策臨時交付金と公共投資臨時交付金と合わせて17億円から18億円となりますが、この17億円ないし18億円の使い道、市長はどのような使い方を考えておられるのか質問をいたします。



◎市長(篠?鐵男君) 大嶋議員に対して、答弁をいたします。

 平成19年度決算の地方公共団体の財政健全化に関する法律に基づく健全化判断比率では、単年度の公債費の財政圧迫状況を示す実質公債費比率が、早期健全化比率の判断の基準となる25.0%に対し、宇城市は16.5%であります。

 先般の、国の20年度2次補正によります地域活性化・生活対策臨時交付金5億2,517万3千円の交付があり、全額平成21年度へ繰り越し、現在事務事業に取り掛かっているところでございます。

 その内容につきましては、各議員にお配りしております平成20年度宇城市一般会計繰越明許費繰越計算書に記載しているとおりでございます。

 さらに、今回の国の21年度1次補正によります地域活性化・経済危機対策臨時交付金につきましても、20年度の生活対策臨時交付金と同様の趣旨で交付される予定でありまして、配分額は7億4,525万8千円となっておりまして、国への実施計画の第1次提出期限、平成21年6月30日に向けて、庁内や各部局の要望を調整しているところでございます。言うまでもなく、この交付金が市民の皆様、地域住民の皆様の声、意見を十分反映させるべく、厳しい財政状況下だけに歳出の効果がより広く、最大限に発揮されるような工夫が必要であるとの認識で取りまとめを指示しているところでございます。

 また、本市のこの交付金に対する予算措置については、国よりこの経済危機対策の趣旨にかんがみ、速やかな対応をするよう指示がなされておりますので、臨時議会で予算計上をお願いしたいと思っております。

 今後も国の施策に敏感に即対応できるよう、ご指摘の健全な財政の確立に向けて努力してまいりますので、ご支援、ご協力をよろしくお願い申し上げます。



◆6番(大嶋秀敏君) 市長は、この補正を何か特別なものに使いたいという気持ちはございませんか。お聞きします。



◎市長(篠?鐵男君) お答えいたします。

 特別に今何だという結論はありません。しかし、皆様の意見を十分拝聴して、どれがベストかということを順番を付けて、対応していきたいと思っております。



◆6番(大嶋秀敏君) 地域の住民が、公平で公正になるように、そして健全な財政が確立しますように、どうぞよろしくお願いを申し上げます。

 続きまして、支所機能の充実について質問をいたします。これは、昨日の坂本議員の質問と重なるところがあるかと思いますが、よろしくお願いをいたします。

 豊野支所は4月の異動によりまして、昨年の22人から14人体制の8人減となっております。総合窓口課と健康福祉課で2人が減りました。3月までは産業課5人、建設課が4人で、今度は産業建設課になりました。そして、課長を合わせ、産業建設課で3人になっております。9人が3人になったということで、これは支所機能が充実するどころか、市民サービスはとてもできないと思いますが、産業課と建設課を一つにした根拠ですね。それと、9人を3人にした根拠はどこにありますか。説明をお願いいたします。



◎市長(篠?鐵男君) 根拠については、あとから総務部長に説明させます。

 支所機能の充実についてでございますが、合併時における豊野支所の組織については、6課36人の職員数でございましたが、平成21年4月1日現在では、3課14人で組織されている状況でございます。特に大嶋議員ご指摘の産業建設課につきましては、平成20年度と比較しますと、6人の減でございます。このことは、昨日の坂本議員に対する答弁のとおりでございまして、34人の職員退職に対し、職員採用ゼロであったことから、支所から本庁へ業務を移管することで精一杯の配置をしたところでございます。

 今後のことにつきましては、昨日の坂本議員に対する答弁のとおりでございまして、住民サービスの向上のため、組織機構の見直しを進めてまいります。



◎総務部長(佐藤守男君) ただいまの産業課と建設課9人、20年度、4月1日付けで産業建設課として3人の体制になったことについてのご質問でございますが、組織機構の見直しにつきましてはずっと取り組んでおりまして、そういう550人体制に整えるということで体制を図る中で、豊野支所の産業課、あるいは建設課につきましても、不知火支所では事業係ということで3人体制だったかと思いますが、そういう体制に移行するということで、ずっとその流れで組織機構を見直すということになっておりましたので、4月1日付けでのその人員の配置、先ほど退職者が30数名いた中で採用ゼロという中で、精一杯の配置をしたというところでございます。



◆6番(大嶋秀敏君) 今総務部長の答弁で、今までの流れからそういうことになったということでございますが、できれば二つ合わせて4、5人体制で持っていってもらわないと、これはやっぱり、住民サービスはとてもできないと思います。

 この前、ある地区におきまして、道路の陥没箇所を支所に連絡をされたところ、職員が現地に行かれまして状況を確認して、本所に連絡を取りました。そして、本庁から係が来て、いろいろ対策を検討されてから修復をされたと聞いておりますが、なかなか支所でするようにはまいりません。どうしても時間がかかるわけです。そういうことで、支所長決裁ができるよう、何百万円かの産業課と建設課で決裁が、支所長決裁でできますように、できるならご配慮をお願いしたいと思いますが、いかがでしょうか、市長。



◎市長(篠?鐵男君) 今ご指摘のとおり、いろんな問題があります。ですから、組織再編ということで検討委員会を立ち上げ、要望に応える状況ができればと思っております。今、しかしながら、支所長に対する権限を充実しろということでございますので、これは十分今検討を進めておりまして、支所長に権限を持てるような、そういう状況に今検討しております。



◆6番(大嶋秀敏君) 検討中ということで、大変ありがたく思います。昨日の答弁で、10月1日をもって機構改革をやりたいということで市長は申されました。できればそれよりも早く、できれば7月1日でも豊野支所としてはやってもらいたい、そういう気持ちでございます。どうかよろしくお願いを申し上げます。

 続きまして、「とりもどそう、ふれ愛、支え合う市政」について。今までにふれ愛、支え合いの市政がなかったかのように、市長の選挙のチラシにうたっておられます。阿曽田市長はバンコトークとか金曜日の早朝、朝8時30分までは市長室を開けて市民と語る時間を設けるなど、ふれ愛、支え合う市政について考えてこられました。

 篠?市長は、いつから、どのような形で行うのか、質問をいたします。



◎市長(篠?鐵男君) お答えいたします。

 「とりもどそう、ふれ愛、支え合う市政を」ということで、選挙の折、パンフレットの宣伝、うたい文句として使用いたしました。「とりもどそう、ふれ愛、支え合う市政を」との言葉は、私の市政運営に関し、基本的な考え方とし、皆さんの意見を聞いて、いろいろな側面から検討を加え、多くの選択肢の中から結論を導き出すという方法を昔から取っております。

 そのような取組方の表現として、「とりもどそう、ふれ愛、支え合う市政を」という表現で使用させていただいたことを記憶しております。

 前市政の中でふれあうこと、支え合うことがなかったとは申し上げているのではありません。評価すべきは評価し、継続もいたします。

 私も長年、政治に身を置くものとして、政治は住民のためにあると思っています。皆さん方の意見を聞くこと、皆さん方の意見を聞いて決断すべきところは決断するという政治が、私の目指すところでございます。そういうことを常に思っているということで、お答えといたします。



◆6番(大嶋秀敏君) 今市長の答弁では、いつごろからという答弁はなかったように思いますが、市民は、宇城市のトップリーダーでございます篠?市長と対話をするのを楽しみにしておられる方もたくさんおると思いますので、なるだけ早くそういう機会をつくっていただくように、お願いしたいと思いますが、どうですか、市長。



◎市長(篠?鐵男君) ただいまご指摘をいただきまして、私も正直言って、そこまでは考えておりませんでした。しかしながら、いつも皆さんとお会いするその中で、市長室にはいつもおりますから、顔を見せてくださいということはよく言っておりますが、そういう体制をとったことはありません。しかしながら今後、更に検討して良い方向にできればと思っております。今後検討いたします。



◆6番(大嶋秀敏君) 続きまして、豊野小学校の建設について質問をいたします。

 小中学校の宇城市の建物の中で、建設は、統合する三角小学校、また不知火中学校、これは豊野の小学校よりもあとに建築をされました。それだけ豊野の小学校は宇城市の中で一番早く建てられた学校です。そして、豊野小学校におきましては、日奈久断層からもう1kmちょっとしか離れておりません。耐震調査の方も豊野小学校はしてあるのではないかと思います。そういうことで、その耐震調査の豊野小学校の結果と、宇城市管内の建物がいつごろできたかということを、ちょっとお聞きしたいと思います。



◎教育部長(川?誠君) 宇城市の小中学校の建設経過と建設年度についてということで、お答えをいたしたいと思います。

 宇城市には、ご承知のように小学校13校と中学校5校、合わせまして18校がございます。棟数にしますと、86棟になります。これら学校の建設年度は、同一の学校であっても棟によって建設年次が異なり、最も古い物は豊野小学校管理・教室棟の昭和37年、そのあと、小野部田小学校管理・教室棟の昭和39年、青海小学校体育館棟の昭和40年、海東小学校教室棟の昭和41年と続いております。

 近年、日本国内のみならず、大規模な地震により甚大な被害が相次いだこともあり、耐震の問題が議論をされているところでございます。

 耐震設計につきましては、大正12年関東大震災を機に、翌年から法規上に採り入れられたものでありますが、昭和53年の宮城県沖地震の際、基準を満たしていた建物が大きな被害を受けたことから、それまでの耐震基準は根本から見直されました。そして、昭和56年の建築基準法改正の際に「新耐震設計法」が採り入れられたところでございます。

 この耐震基準は、数十年から百年に一度の確率で起こる比較的大規模な地震、震度6程度でございますが、それに対して、ひび割れ等の損傷を受けても建築物を崩壊させず、人命を保護することを基本的な考えとしております。

 先ほど申し上げましたように、宇城市の学校施設は86棟ございます。新耐震基準で建設されたものが39棟、旧基準で建設されたものが47棟でございます。



◆6番(大嶋秀敏君) 豊野小学校のほかにも、建築されて大変古い物がたくさんあります。旧の耐震で建設されている建物が半分以上あるということでございます。86棟のうち47棟ですね。学校の建物は、いろいろ財政面の問題もあるかと思いますが、計画的に建てていくものだと思います。昨年の中国四川省の大地震によりますと、学校が倒壊してたくさんの犠牲者が出ております。

 そういうことで、そのようなことにならないように、一刻も早く学校の建物は建てていってほしいと思います。2次の耐震調査が出してあると思いますが、その結果はどのようになっているのか、お伺いしたいと思います。



◎教育部長(川?誠君) 2次の耐震調査の結果ということで、ご答弁させていただきたいと思いますが、先ほど申し上げました旧耐震基準で建設された47棟のうち、20棟については耐震診断を行っております。残りの27棟につきましては、平成20年度において実施し、まもなくでありますが、8月中になるかと思いますが、評価委員会の結果が出ると思っております。

 その耐震診断を終えて、結果が出ているものの中では、豊野小学校管理・教室棟はIS値が0.24という数値が示されております。これは、倒壊の危険性が高い施設IS値が0.3以下という位置付けになりますので、補強を行う必要があります。豊野小学校以外にも安全と言われるIS値0.7をクリアしていない施設がありますが、これらについてもできるだけ早い段階で解消に努めてまいりたいと考えております。

 なお、評価委員会の正式な結果は、8月ごろに示されると申しましたが、今回診断した施設の中に基準を下回る施設があれば、それらについても併せて検討してまいりたいと思います。



◆6番(大嶋秀敏君) 耐震基準を下回るような施設があるようでございますので、一刻も速やかな対応をよろしくお願いを申し上げます。

 続きまして、小中一貫教育について、質問をいたします。豊野小中学校に一貫教育はなぜ必要なのか。豊野町には、小学校、中学校が1校ずつでありまして、すぐ近くにあります。一貫教育がしやすいという点もあるかと思います。現在は、保育園から中学校まで変化に乏しい環境にあります。子ども同士が切磋琢磨する機会が恵まれず、いろいろな面で序列化が見られる弊害も出ているようであります。

 小中学校で一貫教育を導入することによりまして、子どもたちに刺激と変化を与えて、小中学校の先生たちの相互交流によりまして、連携が取れ、学力向上につながると思っております。既に一貫教育を導入されている富合町の小中学校では、5年前ぐらいから一貫教育を導入されて、学力は宇城郡市の中でやっぱりトップでございます。そして、県内でもトップの方にいると聞いております。不登校も減少したと聞いております。

 こういうことで、教育委員会としては一貫教育について、どのように考えておられるのか質問いたします。



◎教育委員長(今村弘君) 大嶋議員のご質問にお答えいたします。

 豊野小中学校に一貫教育の必要性ということについてのお尋ねであったかと思いますが、今、富合小学校の例もご紹介がありましたが、まずは教育委員会といたしましては、二つの面での必要性を考えているわけでございますが、一つは豊野小中学校の学力の更なる充実ですね、更なる充実のために。それからあと一つは、生徒指導面で、特に不登校対策を充実させると。そして、不登校を減らすという意味で小中一貫教育が必要じゃないかと、教育委員会としてはとらえているわけでございます。

 具体的にご説明申し上げますと、宇城市には小学校13校、中学校5校、小学生の数が3,386人、それから中学生が1,884人、これはもうご承知のとおりでございますが、その中で豊野小学校では全校児童数が248人でございます。3年生と4年生が1クラス。それから、ほかの学年は2クラスで、特別支援学級一つを加えまして、11クラスでございます。また、豊野中学校は、1年生が1クラス、それから2年、3年生は2クラスで、全校生徒数は130人でございます。宇城市立の中学校の中では、生徒数は最も少ない中学校でございます。

 次に、両校の学力面についてでございますけれども、平成20年度の全国学力学習状況調査、これによりますと、これは小学6年生と中学3年生を対象としたもので、国語と算数の知識と活用力を問う問題が出題されました。これによりますと、小学校では国語はほぼ全国平均並、算数は平均を上回っております。中学校では、国語・算数ともに若干下回っておりまして、小中学校ともに、宇城市立のほかの学校と同様の傾向を示しておるわけでございます。

 小学校で培った力をいかにして中学校へつないでいくか。そして、さらにそれを向上させていくかというのが非常に大切なことであると考えております。そのためには、子どもへの関わり方、それから授業の方法など抜本的な解決策が求められているかと思います。

 そういう意味におきまして、小中一貫教育は、これらの課題解決の方策の一つとして、近年全国的にも導入が図られておりまして、非常に効果的であるという報告がなされておるわけでございます。

 次に、不登校の件でございますけれども、全国的に不登校が増加の傾向にあるということは、ご承知のとおりかと思いますが、宇城市も例外でございませんで、平成19年度においては小学校が7人、中学校が51人でございました。そのうちの豊野小学校が2人、豊野中学校が12人でございました。20年度は中学校はやはり12人と依然として多いのでございますが、小学生も5人と倍増いたしました。出現率で見ると、豊野の小中学校は全国平均の2ないし3倍の数値を示しております。宇城市の中でも突出しているわけでございます。不登校につきましては、学校生活に起因するものとか、遊び・非行型、それから無気力型などに分類されるかと思いますが、学校教育における大きな課題となっているわけでございます。

 このような状況を解決するために、豊野小中学校では「1日欠席したら、電話で家庭の様子をうかがう」とか、それから「2日欠席したら、家庭訪問する」など、不登校対策については学校でも学級担任を中心に、全校的な取組を行っているわけでございますが、なかなか減少に転じないというのが現状でございます。

 そういう面からいたしまして、今申し上げました二つの面から申し上げまして、豊野小中学校に一貫教育を導入し、推進することによって学力もさらに伸ばすことができるし、それから不登校児童数とも減らすことができるんじゃないかと、教育委員会としてはとらえて、導入を計画しているところでございます。



◆6番(大嶋秀敏君) 是非、教育委員会でも一貫教育ができますように、よろしくお願いをしたいと思います。

 一貫教育の推進について、豊野町で教育委員会とタイアップして、昨年12月に保護者やPTAの方を対象に、一貫教育についての説明をやっておられます。そして2月23日だったと思いますが、一貫校の先進校を研修をされております。これは、佐賀県の、この研修の結果、ちょっと説明をさせていただきたいと思います。

 佐賀市の北山校の一体型と、佐賀市立松梅小中学校の分離型を視察をされております。佐賀市の北山校の教頭先生の結論は、一貫教育を導入するならば、施設一体型しか考えられないと。この北山校の教頭先生は、分離型一貫校、また施設一体型一貫校、両方の経験者だそうでございます。教頭先生の結論からしますと、両方を経験されて、一体型のデメリットは全くないということでございます。分離型には限界があるそうでございます。これは、先生方の移動とか打合せに要する先生の負担が大変大きいということで、成果も一体型に比べれば弱いそうでございます。それと、この分離型といいましても、佐賀県の松梅小中学校というのは、分離型でも隣にひっついているのですよ。ひっついていても、やっぱり先生たち、教室が小中分かれているもんだから、どうしても一体になりきれないということでございます。やはり校長先生が一人になられても、教室が分かれとったら、なかなか一体になりきれないというのがあるそうでございます。

 この研修に豊野の嘱託員会長並びに副会長が同席されて、豊野の嘱託員全員12人の賛同を得まして、そしてこの前、議員、豊野の3人の方と区長で議長に一貫教育の方をよろしくお願いにまいったところでございます。研修会に行くまでは、PTAの関係から大変反対の声があっておりました。しかし、今になりましたところ、反対の声をあまり聞くことがございません。そういうことで、これから宇城市を担う子どもたちのために、豊野町の市民挙げて、施設一体型の一貫教育を導入していただきたいということで、是非市長の思いを聞かせていただきたいと思います。



◎市長(篠?鐵男君) お答えいたします。

 小中一貫教育については、豊野小学校の校長先生と直接お話をする機会があり、学校の課題や取組の様子をうかがう中で必要性を痛感いたしました。特に、不登校の子どもを解消、あるいは減少させるためには、効果的であろうと思います。この一貫教育を導入することで、不登校の子どもが一人でも少なくなればと思います。

 そこで、学力向上だけを考えれば、数名の先生方が学校に相互乗り入れをする「施設分離型」でもいいのですが、不登校対策など生活・生徒指導面を考え合わせると、「施設一体」で整備した方が効果を発揮すると思います。

 ただし、幼稚園を小学校の中に設置することについては、必要性は薄いと考えております。現在の豊野保育園は距離も近く、保育園児も歩いて行ける距離ですので、連携していくことは可能だと考えます。施設内に幼稚園を設け、その園児のみを特別視するのではなく、現豊野保育園との連携が、就学前教育と義務教育とのスムーズなつながりに結びつくと考えております。



◆6番(大嶋秀敏君) 幼稚園の方は、一体型に取り入れなくても結構だと思いますが、小中学校の一体型は是非お願いしたいと思います。よろしくお願いいたします。

 続きまして、アグリパークについて質問をいたします。今後のアグリパークの経営について。アグリパークは、平成4年度にふるさと創世資金によって建てられました。建てられた1年目は、11月に開店をしましたので、4か月あまりだったかと思いますが、2,000万円の立ち上げでスタートをしたわけでございます。そして、4年目に1億円を超えまして、7年目に2億円、これは平成10年です。それから平成12年から、毎年2億1,000万円から2億2,000万円の間で昨年まで推移しております。そういうことで、この開店からずっと黒字経営できております。

 それが、ここにきて松橋の道の駅の開店、来年開店ということで、大変心配をしております。開店すれば、どうしても売り上げが7割ぐらいで止まればいいのじゃないかということで、皆さんと話しているところでございます。そうなれば当然、赤字になってまいります。そういうことで、赤字になった場合はどう経営していくのか、大変心配しているところでございます。

 二つ目の心配は、今アグリパークにメロン生産者が自分で出荷できない状態でございます。これは、不知火町の温泉センターにデコポンを出荷できないのも一緒だろうと思います。デコポンが出荷できないとは、果実、農協の果樹部会の許可を得ないとデコポンとしては出荷ができないので、メロンも一緒でございます。園芸部会の許可が下りないと出荷ができません。出荷しようと思えば、農協の部会を脱退するほかはないのでございます。それが、松橋の道の駅が開店した場合、指定管理者として農協に委託をされるような話でございます。そういうことで、松橋の道の駅に農協が指定管理者としてなれば、当然農協の出荷もできますが、部会も恐らく農協がマージンを取りますので、出荷できるのじゃないかと思います。そういうことになりますと、アグリパークや不知火の温泉センターと松橋の道の駅とは格差が出て、大変心配しているわけでございます。

 一つ良い点は、松橋の道の駅は指定管理者で農協が入れば、手数料をどれくらい取られるのか分かりませんが、豊野は熊本県内で手数料はアグリパークが一番安いと思います。12%でございます。個人の店なんかは、小川の「マツオカ」あたりは20%ぐらい取っておられると思います。今後の道の駅が指定管理者として農協が何%取るかで、ほかの野菜あたりも出荷の体制、大分変わってくることが予想されます。

 そういうことで、格差があるのをどのような方法で格差がないようにするのか、質問したいと思いますが、よろしく答弁をお願いします。



◎市長(篠?鐵男君) 議員のご承知のとおり、アグリパーク豊野は平成4年4月に、地元農産物や加工品の販売・促進、地場産業の育成など、地域の活性化に寄与する交流施設としてオープンしました。青空市場の老朽化により、平成19年度に新築し、オープンしております。売り場面積の拡大により、農産物の品揃えが増加し、利用者も着実に増え、売り上げも伸び、2年連続で黒字決算と順調な経営を維持しているところでございます。

 しかしながら、新たな物産館のオープンで、売り上げの減少が予想されますため、先の株主総会で営業対策の強化が協議され、取組が始まっております。

 そのひとつが、現在経営コンサルタントによる職員の接遇、商品展示から販売方法、ポイントカードの活用などの経営・指導研修が実施されています。さらに、今後の戦略として、今までの出荷データを分析活用して、出荷販売体制の確立に向け、研究を進める計画であります。

 競合する施設でありますが、相互連携し、地域の特色を活かし、多彩なイベントなどを積極的に取り入れ、集客の拡大による相乗効果を見いだし、自らの組織も自助努力で経営感覚を磨き、経営の安定を模索していくことが急務だと考えております。市といたしましても、経営安定のためのできる限りの支援をしていく所存であります。

 これは、執行部の答弁でございますが、私の個人的な見解でよろしゅうございますかね、ちょっと話させて。と申しますのが、今ご指摘のとおり、あそこに物産館ができれば、豊野、不知火、三角というのは大変厳しい環境になるという、私は想像をしておりました。ですからまず、出荷組合の同意をもらってくれと。その組合、豊野、小川、不知火、三角の了解をいただいてくれというお願いをいたしました。そういう大変心配をいたしておりまして、危ぐしておりますが、しかし、その結果としては、各支所から大丈夫、逆に農家経営は良くなるんだという報告を受け、私はそれからスタートしておりますから、その辺では私は安心をいたしております。

 と申しますのは、豊野のアグリパークの職員、そして経営される方、会計をされる方、そういう方々と話をしますと、なかなかしっかりしておられまして、これならば私は豊野の方は大丈夫という思いであります。



◎経済部長(中野透君) ただいまの大嶋議員の質問に対して、農協の共販関係のことがありましたので、具体的に答弁したいと思います。

 宇城市では、「地産地消」「安全・安心な農産物」の推進ということからして、私も出荷者の農産物である農協の共販ものが、直売所で消費者に販売されていないことは残念に思っております。

 このようなことから、第三セクターのアグリパークなどに出資する農協の考え方をお聞きしました。農協としましては、各生産部会が全量共販を部員と契約を取り交わしており、違反者は罰則が科せられるため、生産部会の理解を得ることが必要であるとのことでありました。共販ものが、大消費地だけでなく、地元でも直販も重要と位置付けておりますし、直販所などから「共販ものを販売したい」との相談が多くあっているとのことでありました。農協は今後も、各生産部会と協議を重ね、共販体制が崩れない方向で共販ものを早い時期に物産館などで販売できる体制を取っていきたいとのことでありました。

 市といたしましても、生産部会のご理解の中でできるだけ早く販売できるよう、要望していきたいと思っております。



◆6番(大嶋秀敏君) 是非、農協とタイアップして、共販ものだけでなく、農協、アグリとか道の駅あたりに出荷できるように、対応をよろしくお願いを申し上げておきます。

 先ほど市長は、アグリパークは大丈夫と言われましたが、出荷協議会に賛成か反対かのあれを取っておられますが、アグリパークにいたしましても、出荷したいという人が全体に50人ぐらいおるわけです。今実際出荷者が280人ぐらいおられますが、50人ぐらいの方は、松橋の道の駅ができても出荷をしたいということでありますので、豊野のアグリパークの出荷協議会が反対するわけには、やっぱりいけないのですね。そういうことで、なかなか難しいところがあって、やっぱり反対の運動もしなかったというのが原因でございます。

 そういうことで、市長はしっかり人がおられるので大丈夫ということでございますが、やはり新しい施設ができれば、お客さんはそちらの方に一時期は必ず流れます。そういうことで、それが帰って来られるのがいつになるか、よほど頑張らないと無理ではないのだろうかと私は思っております。

 続きまして、支配人の選択について質問をいたします。先の取締役会議におきまして、篠?市長は取締役の会長といたしまして、私に支配人の件は任せてくれということを言われたそうでございます。

 そこで、支配人を公募されるのかされないのか、質問をいたします。



◎市長(篠?鐵男君) お答えいたします。

 その件については、今慎重に審議をしております。実際的に公募した場合、どう結果がでるのかということを、大変担当職員も心配しておられますので、その辺を精査をしながらやっていきたいと思っております。最終的には、私は、私自身は公募をしないで良い方にめぐり合えばいいなと思っております。



◆6番(大嶋秀敏君) 市長が公募しないということでありますが、私としてはできれば公募していただきたいと思うわけでございます。それはなぜかといいますと、今まで4年間、私はアグリパークのお世話をしてまいりました。その中におきまして、2人が支配人をされたわけでございますが、実際私も支配人の仕事がどれだけの範囲で、どこからどこまでというのは私も全然分かりません。また、支配人をされた方も、恐らく分かっておられなかったんじゃないかと思います。そういうことで、取締役会でもそこのところは、ここからここまでが支配人の仕事でございますよということは、恐らく言い切れないのじゃないかと思います。そういうことで、できれば支配人が決まり次第、先進地のどこかの道の駅あたりと連絡を取っていただきまして、3か月間ぐらい支配人研修をさせていただきたい。そうしない限り、なかなか難しいのではないかと思うわけでございます。

 それと、現在アグリパークの支配人の給与は23万円でございます。これは不知火温泉センターの、この前までの給料と比べましたら、約年間で200万円ぐらい安いわけです。大変な差があります。23万円といいますと、どこか会社を退職された方あたりが勤められるのは結構かと思いますが、40代、一番働き盛りの人が23万円では来るか来ないか、まず来ないと思います。そういうことで、支配人の給料のことも考えていただきたい、そう思うわけでございます。できれば、市長に給料のアップ等はどのように考えておられますか。よろしくお願いします。



◎市長(篠?鐵男君) 基本的に今言われたことは十分認識をいたしております。しかしながらやはり、良い方に恵まれるというのがその全体の、アグリパーク全体の浮揚につながるわけでありますから、その点は十分考えて頑張っていきたいと思います。そして、またその人自体の研修もよくしていただき、そしてその実績が上がっていけば、売り上げがどんどん伸びていけば、当然その売り上げに対して何%をプラスするということは、役員会としては検討していかなければならないのではないでしょうか。



◆6番(大嶋秀敏君) 給料の方は、できるだけ検討していただきたいと思います。若い支配人を雇用していってもらいたいというのが、今からはパソコンを使わないとまずもって運営は難しいのではないかと思います。パソコンを使ってホームページを開いたり、そしてインターネットを利用したりして販売をしていってもらいたい。それと、豊野の方でこの前講習会がありましたが、メール配信の方も進めてまいっております。ということで、いろいろな面で、この戦国時代の道の駅を乗り切るためには、やはり若手を起用しないと支配人はなかなか難しいと思いますので、その辺、市長が考えて支配人の選択を、よろしくお願いを申し上げまして、私の一般質問を終わります。



○議長(末松立身君) これで、大嶋秀敏君の一般質問を終わります。

 ここでお諮りします。一般質問の途中でありますが、本日の会議はこれで延会にしたいと思います。ご異議ありませんか。

            [「異議なし」と呼ぶ者あり]



○議長(末松立身君) 異議なしと認めます。したがって、本日はこれで延会することに決定しました。

 本日は、これで延会します。

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               延会 午後2時18分