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熊本県 宇城市

平成18年 9月 定例会(第3回) 09月11日−01号




平成18年 9月 定例会(第3回) − 09月11日−01号







平成18年 9月 定例会(第3回)



                    
          平成18年第3回宇城市議会定例会(第1号)

                           平成18年9月11日(月)
                           午前10時00分 開議
1 議事日程
 日程第1  会議録署名議員の指名
 日程第2  会期の決定
 日程第3  諸報告
 日程第4  常任委員会報告(総務常任委員会、建設経済常任委員会、民生常任委員
       会)
 日程第5  承認第 8号 専決処分の報告及び承認を求めることについて(平成1
              8年度宇城市一般会計補正予算 専決第1号)
 日程第6  承認第 9号 専決処分の報告及び承認を求めることについて(平成1
              8年度宇城市一般会計補正予算 専決第2号)
 日程第7  認定第 1号 平成17年度宇城市一般会計歳入歳出決算の認定につい
              て
 日程第8  認定第 2号 平成17年度宇城市国民健康保険特別会計歳入歳出決算
              の認定について
 日程第9  認定第 3号 平成17年度字城市老人保健特別会計歳入歳出決算の認
              定について
 日程第10 認定第 4号 平成17年度宇城市介護保険特別会計歳入歳出決算の認
              定について
 日程第11 認定第 5号 平成17年度宇城市奨学金特別会計歳入歳出決算の認定
              について
 日程第12 認定第 6号 平成17年度宇城市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算
              の認定について
 日程第13 認定第 7号 平成17年度宇城市農業集落排水事業特別会計歳入歳出
              決算の認定について
 日程第14 認定第 8号 平成17年度宇城市公共下水道事業特別会計歳入歳出決
              算の認定について
 日程第15 認定第 9号 平成17年度宇城市水道事業会計決算の認定について
 日程第16 認定第10号 平成17年度国民健康保険宇城市民病院事業会計決算の
              認定について
 日程第17 議案第76号 宇城市国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定に
              ついて
 日程第18 議案第77号 宇城市重度心身障害者医療費の助成に関する条例の一部
              を改正する条例の制定について
 日程第19 議案第78号 宇城市特別職の非常勤職員の報酬及び費用弁償に関する
              条例の一部を改正する条例の制定について
 日程第20 議案第79号 宇城市不知火温泉ふるさと交流センター条例の一部を改
              正する条例の制定について
 日程第21 議案第80号 宇城市営住宅管理条例の一部を改正する条例の制定につ
              いて
 日程第22 議案第81号 市営住宅使用料滞納者への法的措置について
 日程第23 議案第82号 宇城市市道路線の認定について
 日程第24 議案第83号 上天草・宇城水道企業団の規約の一部変更について
 日程第25 議案第84号 平成18年度宇城市一般会計補正予算(第3号)
 日程第26 議案第85号 平成18年度宇城市国民健康保険特別会計補正予算
              (第2号)
 日程第27 議案第86号 平成18年度宇城市老人保健特別会計補正予算
              (第1号)
 日程第28 議案第87号 平成18年度宇城市介護保険特別会計補正予算
              (第1号)
 日程第29 議案第88号 平成18年度宇城市奨学金特別会計補正予算(第1号)
 日程第30 議案第89号 平成18年度宇城市簡易水道事業特別会計補正予算
              (第1号)
 日程第31 議案第90号 平成18年度宇城市農業集落排水事業特別会計補正予算
              (第1号)
 日程第32 議案第91号 平成18年度宇城市公共下水道事業特別会計補正予算
              (第2号)
 日程第33 議案第92号 平成18年度宇城市水道事業会計補正予算(第1号)
 日程第34 議案第93号 平成18年度国民健康保険宇城市民病院事業会計補正予
              算(第1号)
 日程第35 諮問第 4号 人権擁護委員候補者の推薦について
 日程第36 休会の件

2 本日の会議に付した事件
 議事日程のとおり

3 出席議員は次のとおりである。(30名)
  1番 福 田 良 二 君           2番 河 野 正 明 君
  3番 橋 田   章 君           4番 ? 永 雄 一 君
  5番 ? 田 幸 夫 君           6番 大 嶋 秀 敏 君
  7番 尾 ? 治 彦 君           8番 藤 木   保 君
  9番 椎 野 和 代 君          10番 橋 田 和 征 君
 11番 河 野 一 郎 君          12番 坂 本 順 三 君
 13番 中 村 友 博 君          14番 山 岡 ? 二 君
 15番 野 田   寛 君          16番 松 下 倫 三 君
 17番 西 村   智 君          18番 栗 ? 秀 人 君
 19番 長 谷 誠 一 君          20番 松 野 孝 敏 君
 21番 永 木 伸 一 君          22番 入 江   學 君
 23番 堀 川 三 郎 君          24番 末 松 立 身 君
 25番 米 村 和 雄 君          26番 中 山 弘 幸 君
 27番 古 川 紀 満 君          28番 石 川 洋 一 君
 29番 岡 本 泰 章 君          30番 楠 田   浩 君

4 欠席議員はなし

5 職務のため議場に出席した事務局職員の職氏名
 議会事務局長  吉 田 耕 治 君
 書    記  河 村 孝 義 君   書    記  小 川 康 明 君

6 説明のため出席した者の職氏名
 市長       阿曽田   清 君   助役       飯 田 精 也 君
 収入役      坂 梨 博 幸 君   教育長      長 田 政 敏 君
 教育委員長    吉 ?   潔 君   総務部長     鉄 石 憲 一 君
 市民部長     林 田 清 春 君   福祉部長     村 本 憲 昭 君
 経済部長     上 野 和 範 君   土木部長     土 村 千佳雄 君
 教育部長     米 村   諭 君   総務部次長    長 谷   隆 君
 企画部次長    河 田 信 之 君   市民部次長    川 上 輝 幸 君
 福祉部次長    城 本 剛 至 君   教育部次長    斉 藤 久 男 君
 三角支所長    吉 田 俊 伸 君   不知火支所長   坂 ? 秀 直 君
 松橋市民  
          松 田 節 子 君   小川支所長    宮 ? 一 誠 君
 センター長 
 豊野支所長    宮 村 成 信 君   市民病院事務長  岡 本 啓 子 君
 農業委員会               
          尾 ? 基 雄 君   監査委員事務局長 村 上 民 雄 君
 事務局長                





               開議 午前10時00分

             −−−−−−−○−−−−−−−



○議長(末松立身君) ただいまから、平成18年第3回宇城市議会定例会を開会します。

 これから、本日の会議を開きます。

             −−−−−−−○−−−−−−−



△日程第1 会議録署名議員の指名



○議長(末松立身君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。本定例会の会議録署名議員は、会議規則第80条の規定によって、5番、?田幸夫君、6番、大嶋秀敏君の2名を指名します。

             −−−−−−−○−−−−−−−



△日程第2 会期の決定



○議長(末松立身君) 次に、日程第2、会期の決定を議題とします。お諮りします。本定例会の会期は、本日9月11日から27日までの17日間にしたいと思います。ご異議ありませんか。

             [「異議なし」と呼ぶ者あり]



○議長(末松立身君) 異議なしと認めます。したがって、会期は本日から9月27日までの17日間に決定しました。

             −−−−−−−○−−−−−−−



△日程第3 諸報告



○議長(末松立身君) 次に、日程第3、諸報告を行います。

 まず、諸般の報告を行います。議長の諸般の報告として、まず主な公式行事については、お手元に配付の1ページのとおりであります。中でも8月29日の一般国道266号三角・嘉島間整備促進について、熊本県知事へ要望活動として1−2から1−4までのとおり要望書を提出したところであります。

 次に、2ページでございます。全国シルバー人材センター事業協会及び宇城市シルバー人材センターの連名にて決議文の送付がなされております。内容につきましては、来年にはいよいよ団塊の世代が高齢期に入る。今日では、全国で80万人のシルバー人材センター会員が地球環境の美化や介護、育児支援、学童の通学時の安全の見守りなど、市民生活をサポートする事業を推進している。ついては、このような事業推進への協力とシルバー人材センター発展に向けての支援と協力を願う決議文であります。

 次に、3ページから8ページのとおり、監査委員から宇城市の例月現金出納検査の結果に関する報告書について、平成18年5月分から7月分が提出されておりますことを報告します。

 以上で議長の諸般の報告を終わります。

 次に、市長から行政報告の申し出がありますので、これを許します。阿曽田市長。



◎市長(阿曽田清君) 行政報告をいたします。

 まず、全国市長会議が開催され、平成18年度までの三位一体改革の名の下に地方交付税が大幅に削減され、自治体は極めて厳しい財政運営を余儀なくされており、加えて平成19年度からは第2期の改革が実施されようとしております。こうした中、全国市長会議において地方交付税は地域社会の存立基盤を維持し、国が定めた一定水準の行政サービスを国民が全国どこでも享受できるようにするための資源の再配分を行う地方自治体の共有財源であります。国の歳出削減のために地方にそのしわ寄せを押しつけようとする削減ありきの交付税見直しには、断固反対する旨等の決議をしたところであります。また、要望事項として17項目を採択し、取りまとめをしております。その中で、特に宇城市に関する要望事項として、アスベストによる健康被害について、アスベストの吸引から発症までの因果関係の早期究明を図るとともに、新たな被害の発生の防止に向けた必要な対策を講じることや公共施設や民間建築物等のアスベスト調査、除去等に対して財政措置等の支援策を講じること等の重点要望を行ったところであります。

 次に、理事・評議員合同会議におきましては、地方自治法の一部を改正する法律の概要、道州制のあり方に関する答申の骨子等について説明がありました。また報告事項として、役員市長及び委員会の構成が報告され、私が全国市長会の評議員として、また委員会は地方自治制度、選挙制度、都市振興方策及び地方公務員制度に関する事項等を所管する行政委員会委員として選任されたところであります。

 次に、熊本県市長会秋季定例会についてご報告いたします。今定例会は、提出議案として行財政関係、社会教育関係等21議案が審議され、すべて原案どおり可決されました。中でも本市をはじめ宇土市、上天草市、天草市、阿蘇市が合同で要望しておりました九州新幹線待避駅としての新駅設置につきましては、今回新たに山陽新幹線との相互乗り入れの要望が出ており、これを実現した場合、乗客の利便性や列車のスピードの向上により乗客増が見込め、結果、列車の本数が増加することが予想されるため、運行上も待避駅の必要性が増すことが見込まれます。一方、今回の要望を提出している各市が、それぞれ地域における拠点としての機能を果たすことが、熊本県のみならず九州全体の発展に寄与するとの項目が盛り込まれて承認いただいたので、宇城市が要望している新駅設置への意を強くしたところであります。

 最後に、9月5日に開催いたしました宇城市地域審議会合同会議についてご報告いたします。この地域審議会は、合併後の施策全般にきめ細かく住民の意見を反映させるため、旧町単位ごとに設置する審議会でございます。条例施行後、早急に開催すべきでございましたが、諸般の事情により開催が遅れましたことにつきましては、この場を借りてお詫び申し上げます。地域審議会は、平成27年3月31日までの期間限定で設置されるものでありますが、これから6万4千人に見合った都市づくりを行っていく上で、地域の問題を取りまとめ、行政に反映させていくために設置するものであります。

 以上、行政報告を終わります。



○議長(末松立身君) 以上で、行政報告は終わりました。

 これで、諸報告は終わります。

             −−−−−−−○−−−−−−−



△日程第4 常任委員会報告(総務常任委員会、建設経済常任委員会、民生常任委員会)



○議長(末松立身君) 次に、日程第4、常任委員会報告を行います。

 まず、総務常任委員会から閉会中の調査報告がありますので、委員長の報告を許します。総務常任委員長、野田寛君。



◎総務常任委員長(野田寛君) 総務常任委員会調査報告を行います。

 総務常任委員会で閉会中継続調査を行いました所管事項に関する件について、調査の報告を申し上げます。当委員会におきまして、第3回の委員会を8月10日、全委員が出席し、第3委員会室において開催しました。また説明委員として総務部及び企画部の部長、次長並びに関係課長、並びに三角支所及び豊野支所の支所長の出席を求め調査を行いました。

 まず現地調査におもむき、三角の九州海技学院、場外船券売り場、三角支所建設現場、松橋の道の駅の建設予定地、豊野支所建設現場、小川竜北インター候補地並びに企業誘致候補地の踏査を行いました。調査の過程でなされました質疑及び意見の中の主なものと、それに対する答弁について報告します。

 道の駅建設予定地について、委員から「現況は国道及び県道と約2mの高低差があり、造成費がかさむと思うがどのように対応するのか」との質疑に対し、「予定地を含むこの地域一帯は、将来的に一体的な開発を検討すべき条件を備えた地域と考えており、この一帯を開発するにあたっては造成等の投資額を最小限に抑える必要がある。したがって、物産館等を含む道の駅建設計画においては、計画地の南端を東西に走る市道高を50?以内での嵩上げを基準とし、県道へ向かって1%の勾配で取り付けたいと考えているので、県道との境部分には1m程度の段差が生じると見ている」との答弁でございました。また、委員から「農業振興地域の見直しが必要となるが、周辺の予定地以外はどのように考えているのか」との質疑に対し、執行部から「国道、県道に沿った地理的にも好条件を備えた地域であり、周りの予定地以外が農業振興地域から外れると民間によるミニ開発が予想され、虫食い状態に至ることが懸念される。今回の見直し対象地域は、予定地のみとすべきと考えている」との答弁でございました。

 次に、三角島原フェリーが去る8月29日をもって廃止されました。それまでの経緯を執行部から説明を受けましたので、その報告をいたします。三角島原フェリーは、九州商船が昭和39年に航路を就航以来、九州国際観光ルートの重要な海上航路として大きな役割を果たしてきました。しかし、平成6年の熊本新港の開港の後、三角島原間の乗客数は減少の一途をたどり、平成11年3月に九州商船は撤退をした。その後、三角島原フェリーが後を引き継いだが、長引く不況や燃料の高騰など経営環境の悪化が続き、8月29日をもって廃止に至った。それにはいくつかの問題点として、長崎高速自動車道等の陸上交通網の整備や熊本港の整備充実、運賃の価格競争及び燃料価格の高騰などの環境悪化が挙げられる。市としては、県への支援要望という形で港湾使用料の減免、財政的支援など、陳情等を行いながら協議を進めてきました。しかしながら、港湾使用料については海運事業振興の観点から低額に設定しており、条例改正等は困難である。また財政的支援についても、国・県に法的な支援措置制度はなく、一民間企業への支援はできないとの判断であった。さらに、先例の苓北町フェリー方式についても検討し、これを宇城市に置き換えた場合を想定し協議を行ったが、現状の乗船率が減少している状況下での将来においての赤字経営のリスクを背負い込むのは問題との判断をした。その後、市長も上天草市及び島原市の両市長との協議を重ね、特にフェリーの利用促進について申し合わせを行ってきたが、今回の廃止に至った。これまで40年余りにわたって経済の活性化、人的、物的交流を担ってきた航路が終結に至った。今後は、再開に向けての後継人等を含め早急な検討が必要であるとの説明がありました。現実に38%という極めて低い乗船率にあったこと、また九州エリアの業者の中で黒字経営者は皆無であるとの情報もあります。このように非常に厳しい状況下での再開には困難を期するところもありますが、常任委員会として喫緊の課題として捉え、最善策を模索することで意思を確認した次第でございます。

 以上、総務委員会における所管事項に関する件についての調査報告を終わります。



○議長(末松立身君) 総務常任委員長の報告が終わりました。

 これから質疑に入ります。質疑はありませんか。

              [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(末松立身君) 質疑なしと認めます。

 これで、総務常任委員長の報告を終わります。

 次に、建設経済常任委員会から閉会中の調査報告がありますので、委員長の報告を許します。建設経済常任委員長、中山弘幸君。



◎建設経済常任委員長(中山弘幸君) 建設経済常任委員会調査報告をいたします。

 建設経済常任委員会では、閉会中継続調査をしました道路及び河川の整備、特に市中心部交通網の整備に関する件及び農産物直売所における販売体制の強化と物産館建設計画に関する件について、委員会における調査の経過と当委員会の意見についてご報告申し上げます。

 当委員会におきまして、委員会を7月12日、全員協議会室において開催しました。委員会には全委員が出席。また説明委員として経済部及び土木部の部長及び関係課長並びに企画課長の出席を求め、調査を行いました。調査にあたっては、まず現在整備が計画されている、あるいは整備が進められている主要道路、市有の物産館及び道の駅物産館予定地等の現地視察を行い、その後質疑を行いました。調査の過程でなされました質疑及び意見の中の主なものと、それに対する答弁について報告します。

 まず、道路及び河川の整備、特に市中心部交通網の整備に関する件について、委員から「長崎久具線の出口は自動車試験場跡地付近になると聞いているが、途中の地域住民は、果たしてどこを通るのか不安と期待感を持っている。従来、生活道路として利便性のある市道があるので、これに関連した新市道を選択していただきたいという要望があるので、そういう方向の中で交渉をしていただきたい」との意見に対し、「概略設計では自動車試験場跡地のところに出るようにしているが、交通渋滞の悪化と交差点の危険性が高まる恐れがあることから、国土交通省は許可しない考えである。国道3号あるいは市道との取り付け部分が問題となってくるので、これからまた計画を詰めて、地元区長あたりと協議をしながら進めてまいりたい」との答弁でした。また、戸馳大橋について、委員から「重量制限が開始されれば、バスや大型車は通れず、戸馳島内の運送業者なども困ることになる。早急に結果を出して、架け替えになるなら急々にお願いしたい」との意見に対し、答弁は「今、耐力度調査に入っており、重量制限の開始は若干延びる可能性がある。今後、地元区長及び関係業者への説明会を開催するようにしているが、これを受けて、恐らく地元から整備の要望が上がると思われるので、今、県と補助採択に向けて下調べをしているところである。補助事業が付くように、19年度に道路整備事業の5ヵ年計画に盛り込みたいと考えている。市長も架け替えの方向でいこうということだが、決定まではもうしばらく時間がかかる」というものでした。さらに塩屋大田尾線ついて、委員から「6月の大雨による山崩れで57号線が通行止めになり、大田尾、小田良の子どもは学校に行けない日もあった。だから、大きな車も安全に通れるように、急々に塩屋大田尾線をあと500m完成させて、ふるさと農道に接続させていただきたい」との意見に対し、「年々補助金が減らされている状況なので、補助金の増額に向けて組織的な要望活動を展開していきたいと考えている」との答弁でした。

 次に、農産物直売所における販売体制の強化と物産館建設計画に関する件については、まず委員から「アグリパーク豊野の加工室がほとんど利用されていないと聞いたが、干し柿などの地元の特産品を活かした、よそにない特産品の開発は急務ではないか」との質疑に対し、「有限会社アグリパーク豊野の総会でも、収益増を図る上で加工になんとか力を入れたいという意見があった。しかし指導者の確保が課題になっている。それと、市の加工グループ等については、今、市から補助金を出して育成を図っている。今年度団体等への補助金見直しに着手しているが、今後も育成のための補助金は確保していきたいという方向で検討している」との答弁でした。また、アグリパーク豊野青空市場の建替え経費について、委員から「有限会社アグリパーク豊野の運営資金約1,700万円を充てる計画がなされているが、運営資金を全部つぎ込めば、仮に道の駅物産館が完成し、その影響で売り上げが落ちたときに職員の給料が払えなくなる可能性がある。安定した経営ができる運営資金の確保が必要になるので、行政からもう少し助成はできないのか」との質疑に対し、「ほかの施設との兼ね合いは心配しているところだが、不知火温泉センターは、今までの補修、修繕費等については自治体に負担を求めてきていない。今後は、契約の中で、市でやるべきところ、運営会社で負担するところについて、整理する必要があると感じている。ご指摘の件については、もう一度財政と協議をしてみたい」との答弁でした。さらに建設が計画されている道の駅物産館について、「物産館が増えることによって周りの商業者がどれだけの影響を受けるのか。あの予定地を埋め立ててどれだけの投資をするのか。投資とその経済効果は計算しながらやっているのか」との質疑に対して、「できるだけ市の懐を痛めないように道の駅を誘致して、その中に物産館を建設する計画である。場所の選定については、7ヵ所の候補地の長所、短所等を比較し、現地も見て検討した結果が今の松橋町久具の交差点南側である。投資効果等については、コンサルタントを入れたところで、規模、商品の品揃え、消費者動向等も調査しながら決めていきたい」というものでした。これに対して委員から、「全般的に見て、昨今、物産館の売り上げは年々減少の傾向にある。少ない予算で大きな効果を上げるのが行政の基本であり、そうした中で数億円もかけて物産館をつくるのであれば、検討期間をおいて施設の採算性を十分考慮し、きちんと対応していただきたい」との意見が出されました。

 以上、建設経済常任委員会における調査の報告を終わります。



○議長(末松立身君) 建設経済常任委員長の報告が終わりました。

 これから質疑に入ります。質疑はありませんか。

              [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(末松立身君) 質疑なしと認めます。

 これで、建設経済常任委員長の報告を終わります。

 次に、民生常任委員会から閉会中の調査報告がありますので、委員長の報告を許します。民生常任委員長、西村智君。



◎民生常任委員長(西村智君) 民生常任委員会調査報告を行います。

 民生常任委員会で閉会中継続調査をしました、保育所及び児童館の今後の運営に関する件、宇城市民病院の経営に関する件及び環境保全対策に関する件について、委員会における調査の経過と当委員会の意見についてご報告を申し上げます。

 当委員会におきましては、委員会を8月11日、全員協議会室において開催しました。委員会には全委員が出席。また、説明委員として市民部及び福祉部の部長、次長及び関係課長の出席を求め、調査を行いました。

 調査にあたっては、まず児童館4館、宇城クリーンセンター、宇城市民病院等の現地視察を行い、その後質疑を行いました。

 調査の過程でなされました質疑及び意見の中の主なものと、それに対する答弁について報告をいたします。

 まず、保育所及び児童館の今後の運営に関する件について、委員から「児童館のあり方については、先般から指摘されているように、民生常任委員会としても正していく必要があるのではないか。いずれの施設も老朽化しているし、法律の問題もある。どういう形で児童館問題の対応を進めていくのかを含めて取り組む必要があるのではないか」との質疑に対し、「児童館については現在の方法は的確なやり方ではないと認識しているし、それに代わる方法を構築しなければならないと思っている。児童館での保育というものは、児童福祉の行政の責任から見たときに、適当ではないと認識している。児童館の保育の部分は見直しが必要であるが、児童館そのものを廃止していいのかということも検討する必要がある」との答弁でした。

 次に、市民病院の経営に関する件について、委員から「市民病院の駐車場の問題について、政府管掌健診センターが完成し、健診事業がスタートしたことに伴い、駐車場が慢性的に不足するようになったため、旧官舎を解体して駐車場にするという説明があったが、現在の駐車場の下、豊福郵便局の前の土地についても、購入して確保しておいた方が、今後の市民病院の運営をするにあたり有利ではないか」との質疑に対し、「土地については、売りたいという話があったことは聞いている。これまでは、病院の経営が赤字であったため、購入に踏み切れなかったが、土地購入のための予算が付けば、購入の話を進めたいと思う」との答弁がありました。

 次に、環境保全対策に関する件について、委員から「クリーンセンターへのごみの直接搬入について、何か問題があると聞いているがどうか」との質疑に対し、「宇城市では、12業者に委託して、ごみの収集を行っているが、何らかの都合で収集場所に出されなかった場合には、搬入許可証を発行して、直接クリーンセンターにごみを持ち込んでもらっている。直接の持ち込みについて、宇城市の場合は料金は無料であるが、宇土富合清掃組合の場合は有料となっている」との答弁がありました。さらに委員から「ごみの搬入の有料化については、宇城市だけの問題ではないので、清掃施設組合の議会において、有料化に向かって取り組んでもらうようにしてもらいたい」との意見がありました。

 以上、民生常任委員会における調査の報告を終わります。



○議長(末松立身君) 民生常任委員長の報告が終わりました。

 これから質疑に入ります。質疑はありませんか。

              [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(末松立身君) 質疑なしと認めます。

 これで、常任委員会報告を終わります。

             −−−−−−−○−−−−−−−



△日程第5  承認第 8号 専決処分の報告及び承認を求めることについて(平成18年度宇城市一般会計補正予算専決第1号)



△日程第6  承認第 9号 専決処分の報告及び承認を求めることについて(平成18年度宇城市一般会計補正予算専決第2号)



△日程第7  認定第 1号 平成17年度宇城市一般会計歳入歳出決算の認定について



△日程第8  認定第 2号 平成17年度宇城市国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について



△日程第9  認定第 3号 平成17年度字城市老人保健特別会計歳入歳出決算の認定について



△日程第10 認定第 4号 平成17年度宇城市介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について



△日程第11 認定第 5号 平成17年度宇城市奨学金特別会計歳入歳出決算の認定について



△日程第12 認定第 6号 平成17年度宇城市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について



△日程第13 認定第 7号 平成17年度宇城市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算の認定について



△日程第14 認定第 8号 平成17年度宇城市公共下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について



△日程第15 認定第 9号 平成17年度宇城市水道事業会計決算の認定について



△日程第16 認定第10号 平成17年度国民健康保険宇城市民病院事業会計決算の認定について



△日程第17 議案第76号 宇城市国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定について



△日程第18 議案第77号 宇城市重度心身障害者医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例の制定について



△日程第19 議案第78号 宇城市特別職の非常勤職員の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例の制定について



△日程第20 議案第79号 宇城市不知火温泉ふるさと交流センター条例の一部を改正する条例の制定について



△日程第21 議案第80号 宇城市営住宅管理条例の一部を改正する条例の制定について



△日程第22 議案第81号 市営住宅使用料滞納者への法的措置について



△日程第23 議案第82号 宇城市市道路線の認定について



△日程第24 議案第83号 上天草・宇城水道企業団の規約の一部変更について



△日程第25 議案第84号 平成18年度宇城市一般会計補正予算(第3号)



△日程第26 議案第85号 平成18年度宇城市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)



△日程第27 議案第86号 平成18年度宇城市老人保健特別会計補正予算(第1号)



△日程第28 議案第87号 平成18年度宇城市介護保険特別会計補正予算(第1号)



△日程第29 議案第88号 平成18年度宇城市奨学金特別会計補正予算(第1号)



△日程第30 議案第89号 平成18年度宇城市簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)



△日程第31 議案第90号 平成18年度宇城市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)



△日程第32 議案第91号 平成18年度宇城市公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)



△日程第33 議案第92号 平成18年度宇城市水道事業会計補正予算(第1号)



△日程第34 議案第93号 平成18年度国民健康保険宇城市民病院事業会計補正予算(第1号)



△日程第35 諮問第 4号 人権擁護委員候補者の推薦について



○議長(末松立身君) 日程第5、承認第8号専決処分の報告及び承認を求めることについてから、日程第35、諮問第4号人権擁護委員候補者の推薦についてまでを一括議題とします。

 提案理由の説明を求めます。阿曽田市長。



◎市長(阿曽田清君) 今回の定例市議会に提出しております議案の説明に先立ち、最近の市政の情勢についていくつかご報告申し上げます。

 まず、6月、7月の梅雨前線による集中豪雨は、全国各地に大きな傷跡を残しました。熊本県でも死者2名、負傷者9名が出たほか、住家の全半壊、一部破損、床上、床下浸水等の甚大な被害が発生しております。被災地域の皆様には、心よりお見舞いを申し上げる次第であります。当市におきましても、今回の豪雨によって、豊野町において、崩壊してきた土砂に通行中の車両が埋まり、乗車中の2名の方が軽傷を負われております。また、住家の被害は床下浸水22件、その他山腹崩壊等が27ヵ所、市道の路肩欠損等29ヵ所がありました。そのような状況の中、消防団等の迅速な対応や住民皆様の自主的な避難等により、当市におきましては、尊い人命が損なわれるような事態に至らなかったことは幸いでありました。なお、今回の災害による緊急での復旧を要した箇所につきましては、専決により予算化し、対応を行ったところでございます。

 次に、三角島原フェリーの運航廃止についてご報告いたします。長年にわたり住民や観光客の交通手段として、また三角町の振興に貢献してまいりました三角島原フェリーが、8月29日の就航を最後に廃止されました。同航路は、昭和39年から続いた歴史ある航路でありましたが、今日では陸上交通網の整備や他の航路との競合などにより利用者が激減し、また近年燃料費の大幅な高騰などにより、経営環境が悪化し、42年の歴史に幕を下ろすことになりました。これまで市といたしましても積極的に利用促進を図るとともに、支援策を検討してまいりましたが、法的な制約などにより具体的な支援策を打ち出せなかった状況であります。今後は運航再開に向け、情報の提供や収集を行い、運航再開への道を探っていきたいと考えております。

 次に、JFAアカデミー誘致についてご報告いたします。日本サッカー協会が宇城市にサッカーのエリート選手育成校を新設することを検討していることが、4月27日熊日新聞紙上に掲載されました。これは日本サッカー協会が、将来の日本サッカーを背負って立つ選手を輩出することを目的に、サッカー選手のみならず、社会をリードしていける新の国際人の育成を目指したエリート育成校を宇城市に設置しようとするものであります。アカデミー生につきましては、寄宿舎による集団生活をしながら中学校に通い、義務教育課程の3年間に限り、日本サッカー協会によるエリート教育が実施されます。現時点では、本年4月に福島県にJFAアカデミー福島が開校したばかりであり、宇城市に設置されれば西日本唯一の施設となります。6月のサッカーワールドカップにおきましては、宇城市出身の巻誠一郎選手の活躍により、宇城市の知名度が大幅に上がったことはご承知のとおりであります。地方分権化時代において、地域が生き残りをかけた魅力あるまちづくりをするためには、他にないことを先駆けて行い、多くの方々に夢と感動を与えることも大切なことと考えております。ただ、現在九州では長崎県と南さつま市が手を挙げております。宇城市としては検討を始めたばかりであり、高いハードルではありますので、議会並びにサッカー協会関係者の盛り上がりが必要かと存じます。

 次に、宇城市誘致企業第3号となります、敷島印刷株式会社との立地協定調印式を9月8日に行いました。同社は現在、熊本市近見に本社及び工場、東京に営業所があり、従業員21人、年間売上高、本年7月期で2億8,000万円の事業所であります。今回、事業拡張により、松橋町豊崎の旧サンワールド跡地に進出することになり、12月上旬から営業開始の予定であります。

 以上が最近の市政の情勢であります。

 次に、本定例会には、宇城市として初めて予算審議した17年度の執行に伴う一般会計及び特別会計の決算承認と、一般会計補正予算として5億8,929万9千円を提案いたしております。補正の主なものは、6月、7月の豪雨による農業施設災害復旧費、公共土木施設災害復旧費で、総額4億9,236万1千円。このほか豊野、難視聴地区テレビ共同受信施設設置工事費1,156万2千円、児童手当法改正に伴う児童手当費8,043万円、豊福保育園、病後児保育整備のための次世代育成支援対策整備事業補助金1,886万8千円、交付税算定に伴う水道会計へ上水道高料金対策補助金3,293万9千円、宇城広域清掃施設組合交付税算入分負担金3,800万円、アグリパーク豊野改築工事費4,592万円を増額し、三角統合小学校建設事業については、国庫負担金の年割額の変更に伴いまして2億564万3千円の事業費を減額いたしております。そのほかに、疑胸膜肥厚経年観察のための精密検査委託料拡充153万9千円、新規事業として環境基本計画策定のための業務委託費798万円、農業機械共同利用促進のための水田営農組織化緊急支援等、農業振興補助金464万7千円、商店街活性化のためのまちなかづくり推進事業費補助金1,482万円の事業費を提案いたしております。

 以上が補正予算の主な内容であります。この補正の結果、平成18年度現計予算は270億973万8千円と相成るわけでございます。これら予算案のほか、各種条例案件5件、各会計の決算認定10件、諮問が1件、市長専決処分の報告2件、その他案件3件も併せご提案申し上げておりますので、これら議案につき、よろしくご審議の上、ご議決賜りますようお願い申し上げ、私の説明を終わらせていただきます。



○議長(末松立身君) 提案理由の説明が終わりました。

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△日程第36 休会の件



○議長(末松立身君) 次に、日程第36、休会の件を議題とします。

 お諮りします。明日12日から15日までは議事整理のため休会にしたいと思います。これに異議ありませんか。

             [「異議なし」と呼ぶ者あり]



○議長(末松立身君) 異議なしと認めます。したがって、12日から15日までは休会することに決定しました。なお、16日及び17日は市の休日のため、18日は敬老の日の祝日のため休会であります。

 以上で本日の日程は全部終了しました。これで散会をします。

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               散会 午前10時41分