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熊本県 宇土市

平成25年12月 定例会(第4回) 12月09日−02号




平成25年12月 定例会(第4回) − 12月09日−02号







平成25年12月 定例会(第4回)



         平成25年第4回宇土市議会定例会会議録 第2号

            12月9日(月)午前10時00分開議

1.議事日程
 日程第1 質疑・一般質問
  1.九谷新吾議員
   1 地蔵まつりについて
   2 運動公園駐車場確保について
   3 夜間保育の現状について
  2.野口修一議員
   1 地域活性化に向けた取組み(歴史・スポーツ,他)
   2 産交バスと市バス
   3 企業の地域貢献,東京オリンピック
  3.藤井慶峰議員
   1 子宮頸がんワクチンの接種状況について
   2 市政を担ってきて,この3年間はどうだったか
  4.中口俊宏議員
   1 女性職員の幹部登用について
   2 大坪川の改修について
   3 安全・安心なまちづくりについて

2.本日の会議に付した事件
 議事日程のとおり

3.出席議員(17人)
    1番 嶋 本 圭 人 君       2番 柴 田 正 樹 君
    3番 平 江 光 輝 君       4番 樫 崎 政 治 君
    5番 野 口 修 一 君       6番 中 口 俊 宏 君
    7番 藤 井 慶 峰 君       8番 芥 川 幸 子 さん
    9番 山 村 保 夫 君      10番 九 谷 新 吾 君
   12番 野 添 正 利 君      13番 杉 本 信 一 君
   14番 堀 内 千 秋 君      15番 村 田 宣 雄 君
   16番 浜 口 多美雄 君      17番 福 田 慧 一 君
   18番 岩 本 廣 海 君

4.欠席議員(なし)

5.説明のため出席した者の職・氏名
 市長       元 松 茂 樹 君   副市長       池 田 信 夫 君
 教育長      木 下 博 信 君   総務部長兼市民環境部長
                                益 田 輝 明 君
 企画部長     荒 木 繁 男 君   健康福祉部長    那 須 大 和 君
 経済部長     田 川 修 一 君   建設部長      新 樹 秀 一 君
 教育部長     山 本 桂 樹 君   会計管理者     林   留美子 さん
 農業委員会事務局長            上下水道課長    下 鶴 治 久 君
          前 田 保 幸 君
 総務課長     中 川 玲 子 さん  危機管理課長    瀧 口 卓 也 君
 財政課長     杉 本 裕 治 君   企画課長      石 本 尚 志 君
 まちづくり推進課長            環境交通課長    中 島 隆 一 君
          山 本 和 彦 君
 子育て支援課長  唯   勇 一 君   健康づくり課    島 浦 勝 美 君
 商工観光課長   坂 本 純 至 君   土木課長      野 添 秀 勝 君
 文化課長     木 下 洋 介 君   スポーツ振興課長
                                長 溝 常 義 君

7.議会事務局出席者の職・氏名
 事務局長     山 本 克 則 君   次長兼庶務係長   西 山 祐 一 君
 議事係長     渡 辺 勇 一 君   議事係参事     牧 本   誠 君





                午前10時00分開議

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○議長(杉本信一君) これから,本日の会議を開きます。

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△日程第1 質疑・一般質問



○議長(杉本信一君) 日程第1,質疑並びに一般質問を行います。発言通告があっておりますので,順次これを許可します。

 10番,九谷新吾君。



◆10番(九谷新吾君) おはようございます。ただ今から平成25年第4回宇土市議会定例会,質疑,一般質問,愛市同友会の九谷新吾です。どうぞよろしくお願いいたします。

 今回は1番目に,地蔵まつりについて,経済部長にお尋ねをいたします。そして2番目に,運動公園駐車場確保について,この件に関しては,企画部長にお尋ねをいたします。そして最後に3番目でございますが,夜間保育の現状についてということで,健康福祉部長並びに市長にお尋ねをいたします。これより質問席より質問させていただきます。よろしくお願いいたします。



○議長(杉本信一君) 九谷新吾君。



◆10番(九谷新吾君) それでは,通告に従って順次質問をさせていただきます。

 まず最初,経済部長と先ほど申し上げましたが,地蔵まつりについてと,毎年8月23,24日ですか,鐘の音が鳴り響き,「南無地蔵(なむじぞう)大仏さん,あげてください,お賽銭」という子どもたちの賑やかな声が2日間に渡って行われますけども,その中に多彩なイベントが行われ,毎年数万人を超える方々がこの宇土市においでいただいているというふうに聞いております。地蔵まつりの始まりについては,もう皆さん方が一番ご存じだと思いますが,366年超えるんだと思いますが,宇土藩の初代藩主だった細川行孝公より始まったと聞いております。小学生の物心のつくころの地蔵まつりがいまだに脳裏に焼きついているのは,私だけではないと思います。時代は世相の中で関係者の努力で営々と受け継がれ,今日まで地蔵まつりが継承されてきています。そこで今回は,祭りを通し,さらなる経済活性化へとの思いで近年の地蔵まつりについてそれぞれ質問させていただきます。

 まず最初,近年の地蔵まつりの現状について,経済部長,ご答弁お願いいたします。よろしくお願いします。



○議長(杉本信一君) 経済部長,田川修一君。



◎経済部長(田川修一君) おはようございます。九谷議員の質問にお答えをします。

 毎年8月23日と24日の2日間開催していますうと地蔵まつりは,肥後三大夏まつりの一つとして熊本県を代表する非常に伝統ある祭りだと思っております。今年は,夕刻に少雨もありましたが,計画していました催しは予定どおり開催できております。推計9万人の人出で賑わっておりました。主な催しは,両日にお地蔵さんの開帳をはじめ,造りものの展示,ステージイベント,23日の花火大会,24日の民謡パレード等数多く開催しています。その運営につきましては,うと地蔵まつり実行委員会が実施しています。この委員会の会員は,本市の商工会,商店会,嘱託会等の各種団体と市議会と宇土市でございます。また,近年では,民間団体等による独自イベントが開催されております。お地蔵さん製作講座で作成したお地蔵さんを船場橋界隈に飾ったお地蔵さん横丁,民間駐車場でのスーパーカーショーや郊外の大型店でのイベント等も開催されております。このように,非常に盛り上がった反面,課題も表れてきております。23日の花火の終了後,当日は少雨がありました。帰路を急ぐ車輌の大渋滞が発生し,それが解消するのに約1時間30分要しています。特に,通称うきうきロードとそれにアクセスする市道の負荷が非常にありました。今後,花火大会終了後,早めの交通渋滞解消を図ることも考慮する必要があると思っております。

 以上です。



○議長(杉本信一君) 九谷新吾君。



◆10番(九谷新吾君) ありがとうございました。

 ご答弁いただいた中で,交通渋滞,まさに私も3号線の路面におりますけれども,近年,特に渋滞が目立つようになってきているんではないかと。以前は私の記憶では,駐車場確保に相当苦労された経緯があったんですけれども,今では皆さんご存じのとおり,コメリ,あるいは以前からあります宇土シティですね,今回はクロス21ということで,新たな大型店舗ができて,そこの駐車場を利用する方々が増えてはいるようでございます。しかし,さらにこの駐車場対策については,研究・検討をするような必要があるかというふうに感じておりますので,ぜひこの件に関しては,今後所管のほうについてはご検討いただければというふうに思います。

 次の質問に移ります。地蔵まつりの検証についてでございます。この件について質問申し上げるのは,冒頭申し上げたように,この地蔵まつりをいかにまた経済効果,波及効果をもたらすのかというのを前提とした意味で今回の質問をいたしております。皆さん方手元にちょっと私の資料を出しておりますけれども,事業計画の5サイクルというのを基本にいろいろと資料を作成しております。第1段階では調査でございます。これは現状の把握ですね。それから,第2段階が分析です。問題の診断,特にプラスマイナスとかの要因の分析をするということです。それから,重要性や緊急性や可能性の検討ということで,この第2段階で分析,そして第3段階で企画です。対策立案になります。そして第4段階,行動ということで,第5段階が評価ということですね,活動の評価。こういうものを念頭に置きながらいろいろな事業計画を作成するんですけれども,先ほどお話したように,いかに流入人口を増やし,経済活性化に結び付けるかということで,過去の評価,あるいは検証が必要ではないかというふうに感じております。先ほど実行委員会のお話が出ましたが,地蔵まつり終了後,関係者の方々が一堂に会して反省会と称して様々な意見,協議が行われていると聞いております。そこで,所管課で把握している範囲内で結構でございますので,この地蔵まつりの検証について,まず1番目,参加町内及び出展についてです。これは,それぞれの町内では時代世相を表し,趣向を凝らした作品というか,造りものがつくられておりますが,近年の参加町内及び出展について,経済部長のご答弁をお願いいたします。



○議長(杉本信一君) 経済部長,田川修一君。



◎経済部長(田川修一君) 参加町内及び出展状況についてお答えします。

 新町1丁目から3作品,本町1丁目から6作品,本町2丁目から4作品,本町3丁目から3作品,本町4丁目から4作品,本町5丁目から1作品,本町6丁目から1作品,城之浦1区から6作品,城之浦2区から1作品の合計29作品の出展があっております。それとあわせまして,市内の保育園,学童クラブから子ども造りものとして8作品の出展があっております。ほぼ例年どおりの出展数が推移されております。



○議長(杉本信一君) 九谷新吾君。



◆10番(九谷新吾君) ありがとうございました。

 出展される町内においては,世代交代をしながら伝統文化の継承など,いろいろと気苦労が多いんではないかなというふうに感じております。特段,今経済部長の答弁の中にありましたが,まだ年数は浅いと思いますけど,本町6丁目の保育園,学童クラブの出展,これに関しては,園児の間接的な祭りの参加という意味からもですね,大いに歓迎すべきことではないかと。同時に,多くの方々があそこは福永薬局さんの前だったと思いますけれども,作品が展示してありまして,多くの人たちが見学に訪れているようでございます。

 そこで,出品数を,まあ出展数ですか,を増やすという意味もあります。で,提案なんですけれども,地元企業には多種多様なものづくりに取り組む企業が数多くあります。その企業の製造過程で出る素材,主には廃棄されるものを使った造りものもおもしろいんではないかなというふうに感じております。これについては,仕組みとしかけ,協力要請とスペース確保が伴えば可能性は高いのではないかなというふうに思っております。同時に,地元の企業,新たな話題と地元企業の紹介とアピールということで間接的な経済効果に結び付くのではないかというふうに感じております。ぜひご検討いただければと思います。

 現状説明ですね,これは次はもう1点ですね,現状説明で船場川界隈の話が先ほど出ておりましたけれども,この件に関して少しお話をさせていただきます。昭和50年代初期だったと,私の記憶ではと思いますが,宇土市役所の職員の有志の方々があそこの船場川で造りものをつくっていらっしゃった記憶があります。途中で辞められたと,これについては市民から昼間から造りものとは何ぞやと,何かお叱りを受けたというふうな話を聞いてますけれども,それから中止になっております。その後,本町5丁目,6丁目の方々が交互だったか,一緒だったかちょっと記憶にありませんけれども,数年間市役所のあとを継いで造りものをつくっておられます。数年間だったですけどね。そのあと昭和58年,地元のまちおこし団体が十数年間毎年続けてあちらのほうに造りものをつくっております。現在,朝7時から船場川クリーン作戦が行われておりますが,端を発したのは地蔵まつりでございます。私自身もその十数回作品づくりに手伝いで川の中に入ったり,橋脚を架けたりということで作業をやったわけですけども,悪臭のひどさに耐えかねてというか,そういうことで昭和61年4月だったと思いますが,第1回目の船場川クリーン作戦が行われております。翌5月に船場川10年後委員会が,要するに,この地蔵まつりを端にして現在でいうと27年間も続いているということで紹介させていただきたいと思います。

 次に,流入,流動の実態調査でございます。数年前,数年七,八年以上なるんですか,当時の商工観光課の名前申し上げます,平山課長さんに流入と流動について調査をすべきではないかなということを当時の課長に申し上げております。まあ提案と申しますか,その際,平山課長は,特にJRの宇土駅の乗降について確認をして返答いただきました。乗降数についてはですね,記憶は定かでありませんけども,相当な数の方々がまだ旧宇土駅舎ですね,の時代でありますので,宇土においでになっているという情報をいただいています。また,中心部においてもですね,催しの内容によって流動の変化は見られますが,その後,流入,流動の実態調査についてどのようにされているのか,経済部長にお尋ねいたします。よろしくお願いいたします。



○議長(杉本信一君) 経済部長,田川修一君。



◎経済部長(田川修一君) 来訪者の流入,流動の変化についてお答えします。

 具体的な実態調査は行っておりませんが,来訪者の主な交通手段はJRと車です。JR利用の場合は,宇土駅から城之浦を通り,本町通りへ,車利用の場合は,市役所駐車場や民間企業の駐車場から本町通りへと流れております。近年,混雑する箇所は本町通り3丁目から5丁目周辺と市役所通りの郵便局前からスーパーキッド周辺となっております。また,花火大会がある時間帯は,宇土シティ駐車場付近まで混雑しております。以前は本町通りが混雑の中心でありましたことを考えますと,流動形態が変化していると思っております。

 以上です。



○議長(杉本信一君) 九谷新吾君。



◆10番(九谷新吾君) ありがとうございました。

 まさに流動形態が変化をしていると,昔では考えられないような,もちろん人の多さを感じるのか,それとも流れが変わったからそのように感じるのかわかりませんけれども,花火の打ち上げ当日のこの市役所通り,今紹介があったようにキッド,あるいは市民会館前,あるいはその今セブンイレブンですか,できましたけれども,この界隈についてはもう歩くのが困難なぐらいに多くの方々で賑わっておりますけれども,先ほどJRの調査ということで質問の中に出ましたけれども,その後,直後なんですけれども,城之浦2区の区長さんのほうから,まあこの2日間,期間中ですけれども,駅から,駅からみたら西口になるんですか,西口からこの県道側,既存今までは57号線の下からが歩行者天国でございました。そこまで延長で駅の西口まで歩行者天国はできないかという打診を,地元の市議ということで相談を受けております。その後,すぐさま商工観光課のほうへ働き掛けと申しますか,相談に伺ったわけですけれども,当時,きょう今そこに危機管理課の課長で座っておられますけども,瀧口係長がそのときおられましてですね,実現に向け警察,あるいは振興局ですね,それから区管内に駐車場が幾つもあるもんですから,その経営者等ですね,それから町内含めて打診,協力要請ということで大変奔走してもらいました。すぐに実現し,確かその年からガードマンを設置して,歩行者天国になったと記憶しておりますが,それから五,六年が経過をいたしております。今では新駅となって,私も毎年7時前後ぐらいですね,1番流入が激しい時間帯だろうという見計らってあの界隈を少し歩きますけども,相当な方々が公共交通機関のJRを使って宇土駅に降りて来られて,そして歩行者天国で城之浦,そして本町へと流動が発生をいたしております。ぜひとも今後,商工のほうにはですね,JRを含め,公共交通機関をどう今後活用するかということも含めて,情報収集という形で統計を取りながらですね,JRと連携した企画あたりもおもしろいものができるんではないかなという思いがいたしております。そういったその歩行者天国ということで執行部の皆さん方には,これは愛市同友会からうとん地蔵まつりは“ゆかた”が似合うと。“ゆかた”で行こううとん地蔵まつりという愛市同友会の提案を出しております。これは平成24年ですけれども,6月に企画と提案ということで出させていきました。これについてもやはりいかに今の時代に,世相にマッチした中で,宇土のアピールができるんだろうということで,このゆかたということに着目して,提案をしたわけですけども,華やかな,色鮮やかなゆかた姿が街並みをこう闊歩するという場面を思い浮かべていただくと,また違ったうとの地蔵まつりのイメージというんですか,できあがるんではないかなというふうに感じております。ぜひこの点についてもご検討をいただきたいと思います。

 それでは,地域経済の効果について,次に質問をさせていただきます。先ほどの現状説明において,2日間で推計9万人と答弁がありましたけど,それはそれなりにですね,大きな経済効果に寄与しているものと思っております。近年は,もう皆さん方おわかりと思いますが,テキ屋の祭りかと思わせるような場面がこの本町界隈ですね,多くのテキ屋が出店をしておりますけれども,経済部として,この経済効果についてどのようにお考えなのか,部長,ご答弁をお願いいたします。



○議長(杉本信一君) 経済部長,田川修一君。



◎経済部長(田川修一君) 地域への経済効果についてお答えします。

 具体的な数字は把握しておりませんが,来訪者が約9万人であることや,そのほかの間接的な効果を考慮いたしますと,地域への経済効果は大きいと考えております。



○議長(杉本信一君) 九谷新吾君。



◆10番(九谷新吾君) ありがとうございました。

 資料が持ち合わせがなければですね,もう当然簡潔な答弁になると思います。よくイベントや大会,催し終了後ですね,もう皆さん方もごらんになったと思いますが,経済効果を現す数値がメディアを通じてよく発表されています。どのような形でそれが積算されるのか私はよくわかりませんけれども,皆さん方ご存じのとおり,過去宇土市で50周年だったんでしょうか,相撲巡業の宇土場所が宇土の体育館で開催されましたけれども,この折には,詳細な費用対効果ではありませんが,経済効果の数値が正確に私の手元に届いた記憶があります。ご存じでしょう。知っていらっしゃる方いますか。相撲巡業のときに幾らぐらいその経済効果があったかということ,ご存じない。そういう数字をですね,私は拝見したことがあります。莫大な金額と,そして余剰金が出たということも含めて紹介されておりましたけれども,仮に,今経済部の答弁の中では,9万人ですね。9万人。1人当たりの消費金額を仮に1,500円と設定をするとですね,1億3,500万円です。それに宿泊やそれから遠来の客を地蔵まつりだから遊びに来てくださいということで自宅で鉢盛を取ったり,料理をお取りになって,接待をされるという場面があると思いますが,そういった消費を加えると,優に2日間で1億5,000万円を超えるんではないかなというふうに思います。当然,周辺の先ほどお話したスーパーですね,大型スーパーについてもその経済効果は十二分に出ているんではないかなというふうに私は思っております。

 そこで次の質問に移りますが,地蔵まつり協賛イベントについてです。これは過去の一般質問でも私自身が行っておりますが,積極的な大会招致をということを質問で行っておりますが,いかにこの大会招致で経済効果が盛り上がるかというのは,もう皆さんがご存じのとおりでございます。そのあたりで,この地蔵まつり協賛イベントについて,経済部長に答弁をお願いいたします。



○議長(杉本信一君) 経済部長,田川修一君。



◎経済部長(田川修一君) 協賛イベントについてお答えします。

 市民会館で行われる文化協会の各種展示会や市内各体育施設で各種スポーツ大会が開催されております。その中でも各種スポーツ大会は,祭り期間の2日間だけではなく,8月から9月に長期間開催されており,競技種目によっては県外からも多くの選手が来訪し,市内に宿泊していることから,一定の経済効果につながっていると考えております。今後,今年の地蔵まつりの検証をしながら,より効果的で経済効果につながる取り組みを検討していきたいと考えております。

 以上です。



○議長(杉本信一君) 九谷新吾君。



◆10番(九谷新吾君) ありがとうございました。

 この答弁書,最後のほう,今年の地蔵まつりの検証をしながら,より効果的な経済効果につながる取組みを検討していきたいという答弁をいただきました。より効果的な調査・検証をぜひやっていただけたらなというふうに思っています。ちなみに,現在地蔵まつりの補助金は600万円ぐらいだったというふうに認識をしておりますが,先ほど申し上げた,単純計算ですけれども,2日間で1億5,000万円費用対効果を考えるならばですね,先ほどのJRも含めて,あるいは流動も含めて,流入ですね,含めてさらに地元の経済効果につながるように5年に1回ぐらいはこういった専門家,コンサルを使って地蔵まつりの検証をしてみるのもどんなものかなというふうに提案をしたいと思います。意外と新しい企画,新しい何か着眼点が見出せるのではないかなという思いを思っていますので,ぜひご検討いただければというふうに思います。

 それでは,次の質問にいきます。企画部のほうの質問になりますが,運動公園駐車場確保についてです。企業との連携で駐車場を確保できないかということでございますが,街中心部については,もうたびごと私何回かな,5年ぐらい前からですか,公共駐車場の不足を提起をいたしておりました。平成20年6月議会,これについては,新幹線高架橋下の駐車場確保に始まっております。そして23年6月議会,25年6月議会とたびごとに街中心部の駐車場不足解消に向けた施策について一般質問を行っております。今回,企業との連携だということで運動公園にほど近い宇土シティの駐車場が活用できないかということで,現場を何回となく歩きながら確認をしてまいりました。ちょうどシティさんの南側の裏口になりますけども,そちらから運動公園の外周まで大体3分ちょっとでまいります。その距離を考えるならば,十二分に近い距離で3分,体育館まで行けば5分ちょっとかかりますけども,この近接さを生かした公共駐車場ではなくて民間企業の駐車場確保という意味でも十二分にいいんではないかなということで企業との連携,改めて駐車場確保について,企画部長,ご答弁をお願いいたします。



○議長(杉本信一君) 企画部長,荒木繁男君。



◎企画部長(荒木繁男君) 運動公園の駐車場不足問題を解消し,引いては,経済効果を図るため,宇土シティと連携できないかという趣旨のご質問についてお答えをいたします。

 今年6月の市議会におきまして,九谷議員から官民連携による駐車場確保と経済活性化についてご質問があり,市としては,新たな駐車場整備には財政負担などの課題があるため,まずは民間との連携に取組みたいとの答弁をさせていただきました。そのあと,民間との連携という観点から,運動公園に近く,駐車台数も多く確保できる見込みのある宇土シティさんと運動公園における大会やイベントに際して駐車場協力の連携ができないかという事務レベルでの事前相談をしてまいりました。結果としましては,宇土シティさんからは,地域貢献としてできることは協力したいとのご回答をいただいております。ただ,大会やイベントに伴う警備員の確保や常設の駐車場として誤解されないような工夫といった,幾つかのご要望がありましたので,今後の協議の中で詰めていくことを確認しているところです。

 以上です。



○議長(杉本信一君) 九谷新吾君。



◆10番(九谷新吾君) ありがとうございました。

 隣接する宇土シティですが,先ほどちょっとクロス21の話もしましたけれども,花火の折に。この界隈,大型店同士の激戦区になっております。もちろん商店街についてはですね,疲弊とは申しませんけれども,そのあおりを食うのは間違いないことでございますが,大型店としては,1番目に進出をした宇土シティでございます。そういう中に,この駐車場をですね,こういう形で連携を取ることによって,引いては,少しは宇土シティさんにも売上につながるというふうな仕組み,仕掛けをつくるならばというふうな思いでこの提案をしたわけですけれども,特段この駐車場の確保を急務だという形で再三再四申し上げているのは,今回,体育館冷暖房完備しました。この間バスケットボール大会があっておりました。リーグですけれども。その折は,天候がよかったからいいんですけれども,運動公園のグラウンド内に車を停めて駐車場を確保するという場面を見させてもらいました。そういった中で,数百台とはきかず,相当な台数が宇土シティさんに停められるということ。あわせて,それを武器とした招致,先ほど申し上げた大会招致ですけれども,そういったのも多感にできるんではないかなというふうに思っております。そういった意味で,ぜひとも企画部のほうにおいては早急に企業との協議を行っていただいて,駐車場確保にご努力を願いたいというふうに思います。

 それでは,次の質問に移らさせていただきます。夜間保育の現状でございます。平成22年だったと記憶しておりますけれども,7月から認可申請準備が園当事者と進められておりました。途中,議会への私は正直言って説明責任を果たさず,何と驚くなかれ,12月議会の終わった27日に正副議長及び文教厚生委員会へその状況の説明が行われております。手元に時系列で書いた資料を持っているんですが,年明けの1月11日に保育連盟,いわゆる12園ですけれども,全てから認可反対の要望書が議長宛に提出されております。表現を変えれば,説明責任がなくですね,まさに不透明な認可申請と思える,そんな感じがいたしております。そして3月議会です。当初予算に審議では,私も自ら,そしてほかに2名,計3名が反対討論もいたしております。最終的には賛成多数で承認をされていますが,23年度から夜間保育がスタートしております。この夜間保育については,私,当時文教厚生委員会におりまして,本会議の反対の討論でも申し上げました。要は,今の社会現象,核家族化とかですね。あるいは,夜間就労人口の増大とか,特に私はその無認可というわけじゃないですけど,認可外保育園での夜間保育にこう現場に就労される方の環境改善とか,いろんな意味でその必要性というのは十二分に認識をしており,夜間保育そのものに反対はしていないというふうに,たびごと,委員会あるいは本会議でも申し上げてきました。そこで,ニーズを正確に精査し,議会や保育連盟と十分な協議を行い,説明責任をなし,理解を得てのスタートならば十二分に異議なくですね,やってくださいよというふうな思いがするんですけども,どうも何かそのあたりが不透明な部分があったということが強く印象に残っております。それから,認可から3年が経過いたしておりますが,健康福祉部長にお尋ねします。夜間保育,19時以降の利用状況に運営費,市の負担金,それから園の補助金,夜間保育事業の補助金についてご答弁をお願いいたします。



○議長(杉本信一君) 健康福祉部長,那須大和君。



◎健康福祉部長(那須大和君) まず,夜間保育の19時以降の利用状況についてお答えいたします。

 平成24年度の利用状況実績として延べ利用児童数は2,621名でありました。年間の日曜日や祭日などの休日を差し引いた保育実日数が288日になりますので,1日当たりの平均利用児童数は9.1名となっています。19時以降の利用につきましては,保護者が毎日夜の仕事に従事しているということは少なく,職場の就業形態で残業が多かったり,交代制での勤務,変則的な就業時間で夜間や長時間の労働がある等,様々なケースがございます。

 次に,保育所運営費についてですが,夜間保育所に寄与した保育所運営費は4,580万7,530円で,その内市の負担分は1,452万9,653円でございます。

 最後に,補助金についてですが,延長保育促進事業補助金として629万8千円,夜間保育事業補助金として129万円を支給しております。この2つの補助金については,熊本県から特別保育事業費補助金が補てんされております。負担割合を申しますと,県が3分の2で市が3分の1であります。

 以上でございます。



○議長(杉本信一君) 九谷新吾君。



◆10番(九谷新吾君) ありがとうございました。

 設立当初40名の定員,現在,9名と。先だって決算審査特別委員会で23年度について尋ねたんですが,3名でございました。40名の定員で現在9名と,ちょっと少し予想を外れたのかなというふうな感じをいたしておりますが,この件に関しては,あとでまた再度お話をさせていただきますが,今市の負担分の補助金も含め,促進事業補助金ですか,これを足すと2,211万7,653円でございます。実質的にこの公的資金が補助,私どもの税金でございます。こういう見方でちょっと私計算をしてみたんですが,この2,211万7,653円を先ほど健康福祉部長が言った288日になりますと,保育実数がですね。これで1日当たり割ると7万6,797円がこの288日間毎日支払われているという受け取り方もできると思います。それぞれの判断がいろいろあろうかと思います。そこで改めてこの認可時は40名と,しかし現在は,一昨年が3名で,今年が,24年度が9.1名というところでございます。このあたりについて,認可申請時において市はどのような定員設定と独自の利用者のシミュレーションといいますか,調査を行ったのか答弁をお願いいたします。健康福祉部長。



○議長(杉本信一君) 健康福祉部長,那須大和君。



◎健康福祉部長(那須大和君) お答えいたします。

 平成20年度に市が実施いたしました次世代育成支援行動計画の後期計画策定に係るニーズ調査の結果で,夜間保育を必要とする児童数の推計といたしまして,20時以降の希望者は,平成22年度で37人,平成26年度で33人,平成29年度で30人という推計でありました。児童数が減少していくという状況を加味しての算出されておりましたので,その後の夜間勤務の就労機会が増えているという状況を踏まえた分を加算いたしまして40人という定員数になっております。

 以上でございます。



○議長(杉本信一君) 九谷新吾君。



◆10番(九谷新吾君) この夜間保育のお話が出る前年度,これは平成21年度に制定されたこの資料がございます。宇土っ子すくすく応援プランと宇土市次世代育成支援行動計画というのが2010年から2014年の後期で出ておりますが,この中の3番目,夜間保育事業,事業の現状と課題という,これ子育て支援課のほうで作成されたと思いますが,市民のニーズ調査においては,夜間保育に対するニーズの割合は低く,目標事業量を設定するレベルにはない状況ですと,前年度にこれ出ているのに,なぜこの数字が出てくるのかなというふうな疑問が湧いてまいります。いかがなものでしょうか。前年度のこのプランに目標事業を設定するレベルではない状況ですと。そして,そこには今後の取組みというのが書いてあります。今後,ニーズの変化に応じて実施の必要性を検討します。それが翌年には具体的に,夜間保育事業に動き始めると。そんなに安易なものかなという私は感じます。先ほど健康福祉部長から答弁があったように,実質公的支援が2,100万円も出ているわけですから,あえてその9名の方々を僕は否定するわけではありません。冒頭言ったように,夜間保育の必要性は認識していますと。必要だと言ってるわけです。ただその状況の中で具体的な説明責任がなく12園の園の方々の了解もなく,なぜ進まれたのか,私には疑問でなりません。いかがなものでしょうか。何かどうも疑問に感じる,次のステップにいくなら,疑念を感じるという言葉が出てくるんではないでしょうか。ちなみに,熊本県下で認可の夜間保育を実施しているのが,今現在では宇土市とそれから熊本市と八代市の2園でございます。熊本市の人口はもうご存じ,元松市長,73万人を超えていますよね。それから,八代の人口は12万9,600人,ちなみに,今度は熊本市がこの人口で定員数が45名でございます。そして,この八代の人口が12万9,618人で,定員数が20名でございます。宇土市の人口は3万8千弱,そして40名の定員と,多少疑問が残ります。いろいろと申し上げたいことはまたのちほど少しお話をさせていただきます。

 次の質問にいきます。認可保育園等の減免措置についてでございます。社会福祉法人には,認可を受けた場合,税制優遇措置などのようなものがあると伺っておりますので,健康福祉部長,答弁をお願いいたします。



○議長(杉本信一君) 健康福祉部長,那須大和君。



◎健康福祉部長(那須大和君) お答えいたします。

 一般的に社会福祉法人の認可を受けて,社会福祉事業を行うことに対し,非課税の特例措置が受けられるものとして法人税,まあ国税でございますけども,法人市民税,市町村民税,固定資産税,事業税,不動産所得税等があります。そのほかに一部非課税となる印紙税や,原則非課税のものとして消費税,特別土地保有税などがあると把握いたしております。

 以上でございます。



○議長(杉本信一君) 九谷新吾君。



◆10番(九谷新吾君) ありがとうございました。

 厚生労働省でございますかね,支援・助成という項目の中にありました,社会福祉事業の公益性に鑑み,またその健全な発展を図るためと明記され,今説明があったとおり,手厚く優遇されているということで。

 それでは,次の質問に移らさせていただきます。

 保育園の利用実態調査と監督・指導についてであります。利用実態調査については,どのように実施しているのか。また,監督や指導についてどのようにしているのか,これを健康福祉部長,よろしくお願いいたします。



○議長(杉本信一君) 健康福祉部長,那須大和君。



◎健康福祉部長(那須大和君) お答えいたします。

 まず,市で行っております利用実態調査といたしましては,園児ごとに毎日の保育時間記録簿を聴取し,利用状況の確認を実施いたしております。

 次に,監督指導につきましては,児童福祉法第46条の規定に基づき,県が年1回,施設や運営基準を維持するための指導監査を行うこととなっております。

 具体的な監査項目といたしましては,施設の運営管理として基本方針,職員体制,職員処遇等について,施設設備,非常災害対策等で保育内容といたしましては,保育方針,保育課程,健康管理,安全管理,給食,家族との連携,秘密保持等であります。また,経理につきましては,規定整理,会計経理,予算,決算,運営費等の収支状況,運営費の運用,資産管理等となっております。監査では,事前に提出された書類と関係帳簿の確認をし,施設や保育現場を実際に目視,確認しながら行われております。監査の結果,問題ある事例については,口答または文書での指摘があり,改善結果を報告することとなっております。

 以上でございます。



○議長(杉本信一君) 九谷新吾君。



◆10番(九谷新吾君) ありがとうございました。

 監督,指導については,県のほうも関与しながら指導しているということであります。特に健康福祉部の所管,子育て支援課のほうですが,今答弁にもありましたけれども,利用実態調査としては園児ごとに毎日の保育時間記録を聴取し,利用状況の確認を実施しているということでございますので,適正に指導管理あるいは調査を要望し,次の質問に移らさせていただきます。

 皆様方の通告のほうには認可申請時40名定員と現状についてということで明記をいたしておりましたけども,前段,健康福祉部長のほうからも大まかに答弁をいただきましたので,改めて元松市長のほうに通告をしております,夜間保育の認可に至る市長の見解についてであります。先ほどお話を申し上げたように,平成22年4月に元松市長は誕生,就任をされました。そして3カ月後の7月に認可外保育園から認可申請を行いたいという意思表示の受け取りがあっております。手元に時系列で書いたものがございます。これについては,平成23年1月21日にいただいた分でありますが,議会運営委員会,それから全員協議会,多分私は文教厚生委員会に席を置いておいておりましたので,そちらのほうでもこの夜間保育所の認可に関する説明資料というのはいただいております。部分的には,今22年の4月の誕生からと,3カ月後と。先ほども少し話をしましたけれども,その7月から12月までの間ですね,本来ならば,私は議会にそれなりの状況で文教厚生委員長なり,議長なり,その経緯,経過なり,説明をしておく必要があるんではないかなというふうに,まあ常識的に考えても私はあると思います。なぜならば,翌年に,もし仮にこの想定でいくならば,翌年には当初予算で四千何百万確かおあげになっているわけですよね。それだけの巨額の公費を予算として計上するならば,議会に全然このプランに載ってなかった夜間保育をぜひ実施したいと。やりたいと。そういう要望があるという状況で説明した上で了解を取り付けていくということであればよかったんですけれども,保育連盟にしてもしかり,あるいは議会にしてもしかり,議会においては,先ほど申し上げたように,12月の議会の終わったあとの27日に議長と,正副議長と文教厚生の委員長にその概略の説明があっていると。翌年には,もう保育連盟から反対の要望書が12の園から議会あるいは市長宛には多分届いているんじゃないかなというふうに思いますが,先ほど申し上げたように,夜間保育に関するニーズは低いと,目標事業でも設定するレベルではない状況ということをお話しましたけれども,これだけ保育連盟からも認可に反対する要望が出ている状況の中で,なぜ急いで,この夜間保育の認可をされたのか。元松市長にお尋ねいたします。



○議長(杉本信一君) 市長,元松茂樹君。



◎市長(元松茂樹君) この保育園の認可からもう3年近くが経っておりますが,なぜ認可当時のことが今になって質問が出てくるのか理解に苦しみます。ただご質問ですのでお答えをしたいと思います。いろいろ最近ではいろんな噂も飛び交っておりまして,うわさが勝手に一人歩きしているような状況もあります。そういう意味では,いい説明機会をいただいたと思って感謝をしております。

 まず,次世代育成支援行動計画の夜間保育のニーズは低く,目標事業量を設定するレベルにないと記載されている件であります。この計画は,先ほどもありましたとおり,私が就任する前につくられた計画であります。これに関しましては,私が就任したのちに当時の担当課の説明では誤った解釈により,目標値をゼロとしてしまったとの説明を受けております。このことに関しましては,先ほど議員がおっしゃられました,平成23年1月21日の全員協議会で資料付で説明をさせていただいておりますし,保育連盟の皆さんにも説明をさせていただいたところでございます。ちなみに,平成21年1月に実施しました市民ニーズ調査におきましては,平成22年度のニーズ量は37人となっております。市として人口増加を進めていく中で必要な事業であると認識していながら計画書に載っていないからやらない,やれないという話ではなくて,現実を見てニーズがあるかどうか,必要かどうかを総合的に判断して,それでも推進する必要があるというのであるならば,市としては実施に踏み切る。これ当たり前のことだと私は思っております。そして,平均9人という話が先ほどございました。これ非常に間違った捉え方でございます。ここは今40人の定員に対して入園率は110%超えております。平均9人というのは,平常日に通常の夜,これ7時からですかね,7時以降に何人ぐらいの子どもがおるかという平均の数でございまして,9人しかないというような謝った解釈をされているわけじゃないと思いますが,そう捉えかねない説明はいかがなものかなと思います。言い換えますと,月25日保育日があったとして,その中で5日間だけ7時以降預けた。これはほかの保育園は7時以降預ってもらえませんのでここに入れるしかないわけですけども,そういう人を0.2人という換算をされた結果の合計数字が9人です。そこはぜひご理解をしていただきたいと思います。ちなみに,この保育園に関しましては,通常の保育時間は朝11時から22時までです。朝は5時半から受け入れをされておられまして,夜は23時まで受け入れられておりますが,この朝の5時半から11時まで,あるいは夜の22時以降も預けられる場合は,保護者は利用時間に応じて追加料金を支払われてこの園に預けておられる。ということは,通常の保育園では預けられる人ならばいいんです。ただ通常の保育園で受け入れてもらえない人だからこの保育園に預けている。それが四十数人いるというのが実態であります。今九谷議員のお話では,もう全ての人が毎日夜中まで預けるというのが当たり前というような言い方に私は取ってしまったんですけども,そうではなくて,先ほど部長も申しましたように,核家族化が進む中で就業の環境も相当変わってきております。月末だけ忙しくて1週間はどうしても夜9時まで預ける必要がある。こういう人も当然含まれておりますし,残業を抜け出せずに,抜け出したらなかなか雇用が続けてもらえない。そういう中で,遅いときは8時,9時まで預ってもらおうと,そういう人たちが追加料金を払ってまで預けているのがこの夜間保育園の実態でございます。こういった実態に関して,ぜひ現実に目を向けて解釈をしていただきたいと思います。

 以上でございます。



○議長(杉本信一君) 九谷新吾君。



◆10番(九谷新吾君) ありがとうございました。

 私も今議員3期目ですが,答弁書をもらわなかったのは初めてでございますので,そういう中で元松市長の答弁を聞かさせていただきまして,私はどうしてもこの気になる部分をですね,あと1点,2点,お話をさせてもらいます。

 この先ほどお話をした夜間保育所認可に関する説明資料ですね,その中の2ページにこういった掲載がなされています。今これは元松市長から答弁の中でニーズという言葉がありました。今ゼロという数字に関しても間違いであったというふうな,これこちらのほうに今おっしゃられたことがストレートに書いてあります。手元に持ってましたからよかったけれども,その中で,その末尾のほうに人口増加策を進めていく中で,計画に載っていなくても必要な施策であれば推進していかなければならないと,皆さん方はこういう宇土っ子すくすく応援プラン,あるいはこの間は教育行政の資料いただきましたけれども,まあそれなりの基本構想,基本計画という行動計画をおつくりになりますけれども,はたはたそれに掲載もされていない,じゃあ今必要だからといってすぐやれるんですか。私はそれなりに検証して,先ほどお話するように,理解と協力を得るための努力を払って,そして,改めて初めて,今必要だから何とかという話が出てくるんではないでしょうか。独善的に時の市長が,これは必要なんだと,じゃあ必要なんだったらば,その数箇月前に市長選挙のときになぜマニフェストにお書きにならないんですか。マニフェストには一切触れてありません。この夜間保育のニーズに関しても一切明記してございませんでした。じゃあなぜそれが蓋を開けたならば翌年の22年の早々からこれがスタートするんでしょうか。どうも何かそのあたりが私にとっては不可解といいますか,マニフェストに掲載をしていらっしゃれば今のような状況のことはおっしゃっても結構だと思います。私が言ったことがですね,必要施策であればと,私自身がマニフェストに出したんですと,ぜひ皆さん方協力してくださいということであれば,私は納得をいたしますけど,マニフェストにもない,あるいはこの中に書いてあるように,計画に載っていなくても必要な施策であれば推進していかなければならないという,何かどうも不可解というか,そういう感じがいたしております。

 それから,もう1点,いいですか。この間ガバナンスという本を見てましたらば,元松市長の大変かっこいい写真が出ておりまして,全部読まさせていただきました。その折にですね,今回の夜間保育について,町内においては関係所管,職員の方々ですよ。それなりに相当な協議をされたと思います。この中の時系列にも書いてあります,この中に。全くこの計画,企画計画に対して意見がなかったのか。あるいは,意見が却下されたのか。どうなんでしょうか。私はその中が見えないからよくわかりませんが,ただ私が今ガバナンスを出した中にはですね,こういうことが書いてある。これ読まさせていただきます。すみません,これはインタービュー形式だと思います。「就任当初も現在も課長級以上は全員年上,部課長によく言うことは組織の守備範囲を超えること。部下の意見を無視するな。自分の判断で部下の提案や意見を却下するな。部下には上に物を言ってとにかく提案しろ。人事係長時代も部課長とは対等に話をしていたという,ものを言う職員がトップに座り,組織の風通しも随分よくなったのではないだろうか」という記事がこちらのほうに書いてあります。はたはた今申し上げた全く意見が出なかったのか,あるいは意見が却下されたのか,私は予測つきません。ただ率直に言って,却下されるような場面がもしあるならば,言わず,泣かず,飛ばずの雰囲気,私はその雰囲気を今この庁内に感じております。皆さん方がやる気を持ってこれからの市をどうするのかという施策についても率直に自分の意見が言えないような環境の中で何がいいんですか。もしそれがあったとしたならばですね。ぜひそのあたりについては実直な気持ちとして皆さん方にお話をしたいと思います。

 最後です。はい,すみません,これを最後にいたします。先ほど23年の3月議会,当初予算でこの予算に関する議案審査が行われ,文教でしたけれども,賛成多数で可決いたしました。その折に,反対の討論をいたしております。その討論をこの場でもう1回読まさせていただきます。保育行政にこれまでも,これからも連携を図るべく連名に対し,なぜ調整協議が行われなかったのでしょうか。

 2番目に,認可保育所に対し,40名保育で,これ失礼しました,ちょっと順番間違えましたね。失礼しました。23年3月議会です。23年度当初予算で文教厚生委員会に付託を受けた市立保育事業経費の負担金補助及び交付金について,反対意見として討論を行わせていただきます。

 3月10日の文教厚生委員会において,熊日新聞読者の広場に野口議員の投稿で,夜間保育充実支援と改善をと題した投稿記事に,私も子育て支援のための夜間保育充実に同調・同感の意見を述べさせていただきました。この議場に同席の議員各位も子育ては支援施策として誰もが否定するものではないと思います。しかし,今回の意見書を添えて認可申請書に至るまでの経緯,経過について疑問を感じるのは私だけでしょうか。

 まず1番目に,8月陳情書の提出を受け,他の園への影響について状況把握と対応の協議を行うと認可に関する説明資料に明記されていましたが,7月の認可申請打診から12月17日の園長会において認可以降説明まで何ら打診,協議がなされておらず,説明の内容及び現状認識が不十分と議長宛に園から反対要望書が送られています。保育行政にこれまでも,これからも連携を図るべく連盟に対し,なぜ調整協議が行われなかったのでしょうか。

 2番目に,認可保育所に対し,40名保育で1年間4,800万円の公的助成と補助が積算されています。多額な財政措置を講じる重要な施策にもかかわらず,夜間保育の具体的な基本計画と実施計画書も所管委員会の提示,協議がなく,連盟の反対要望と文教厚生委員会の資料提示要求で初めてその実情を知るありさまです。公的助成と補助が伴う施策については,それぞれの立場で思惑と利害が絡んでまいります。拙速で認可ありきと思われるような行政手法は,立場によっては疑念という言葉に代わります。行政は公平,公正,責任という立場で多様化した保育ニーズに対し市民,保育連盟,議会への情報提供を行い,議論と協議の場を設け,計画に基づき段階を踏まえて総意の中に宇土ならではの夜間保育子育て支援策が講じられることを強く訴え,私の反対討論とさせていただきます。

 今回,本議会において1億7,000万円ですか,補正があがっていたようでありますけども,実質,補正後の予算は139億円を超えると思います。予算執行の最高責任者として公平,公正な,今後執行をお願いして,私の一般質問を終わります。



○議長(杉本信一君) 市長,元松茂樹君。



◎市長(元松茂樹君) もう最後というお話だったんですけども,質問が途中入っておりましたので,その点についてだけはお答えをさせていただきたいと思います。2点です。

 計画云々という話は先ほど私がお話したとおりですけれども,県の次世代育成支援行動計画では,夜間保育園について,当時2園でしたけれども,平成26年度までに7カ所という数値目標は掲げられております。宇土市は熊本市,先ほどありましたとおり,73万人の熊本市とは人口規模は違いますが,宇土市は熊本市のベッドタウン化,特に宇土花園方面はベッドタウン化をしております。そういう中で,市民のニーズがあったということは,私は絶対に間違ってないと思っておりますし,現在の追加料金まで払って預けられている方が定員を超えているという実態をみれば,その判断は絶対に間違ってなかったと改めてお話をさせていただきたいと思います。

 それとガバナンスの記事でおっしゃったことですけれども,やはり行政というのは組織であります。特に私いろんな部長会とかの中でも意見があったら特にかくその場で言おうというような話をしております。それは私に対しても,副市長に対してもいろいろあるみたいですけれども,強い指導を受けても,それでもそれは違いますよと言ってくる管理職,幹部たくさんいます。そういう中で,何か言われたらもう言っても仕方がないといってあきらめられたら,これは幹部としていかがなものかと思います。そういう意味で,私もどちらかというと上に対して黙ってきた人間ではございません。なかなかその上に対して物が言えない人の気持ちはわからない部分あるかもしれませんけれども,私たちはそれを最初からつぶそうなんていう気持ちはさらさら持っておりませんし,そうあってはならないと思っております。そういう意味でいろんな議論をしたいということで職員にも申しております。それはもう事実そのままでございます。

 以上です。



○議長(杉本信一君) それでは,議事の都合により,5分間休憩をいたします。

             −−−−−−−○−−−−−−−

                午前11時11分休憩

                午前11時18分再開

             −−−−−−−○−−−−−−−



○議長(杉本信一君) それでは,休憩前に引き続き,会議を開きます。

 質疑並びに一般質問を続行いたします。

 5番,野口修一君。



◆5番(野口修一君) 皆さん,こんにちは。野口でございます。12月議会で質問の機会をいただき感謝いたします。

 今回の質問は,地域活性化へ向けた取組みについて,市内のバス網について,企業の社会貢献と関東・関西とのネットワークについて質問をいたします。執行部におかれましたは簡潔,明瞭な回答をお願いいたします。

 これからあとは,質問席より質問をさせていただきます。



○議長(杉本信一君) 野口修一君。



◆5番(野口修一君) 今回は,多分野について質問しますので手短にやっていきたいと思います。

 はじめの質問は,地域活性化に向けた取組みについてです。先週末に県庁で開催された熊本地域づくり講演会に参加をしてきました。10月四国に2県,5市町の政務調査で訪問した徳島県神山町の地域活性化事業を展開するNPO法人グリーンバレーの大南信也理事長の講演を聞きました。印象に残った言葉は,そこに何があるかではなく,どんな人が集まるか。まちづくりの視点を変えるという言葉でした。最近流行りの地域の宝探しだけではイベントやまちづくりは継続しにくい,加えて行政だよりの事業もなかなか継続できない。住民主導が必要と感じたところです。

 早速の質問ですが,網田駅は仕分け事業で中止の意見が出ました。今回新たな取組みとして網田の地域活性化グループに委託する形で網田駅が運営されていると思いますが,どう変わったかについて報告をお願いします。企画部長,報告願います。



○議長(杉本信一君) 企画部長,荒木繁男君。



◎企画部長(荒木繁男君) 網田レトロ館の現在の取組み状況についてお答えします。

 網田レトロ館は,県内最古の木造駅舎であり,また九州の木造駅舎の中でも2番目に古い駅舎であります。市では,地域住民の交流及び活動拠点として整備を行うとともに,この施設の文化財としての価値を広くPRするため,市のホームページやフェイスブック等で情報発信を行っております。施設の管理,運営については,平成25年4月から網田地域のコミュニティの維持や住民のさらなる連帯意識の高揚を図ることを目的に,これまで網田駅を核としたまちづくりの取組みとして,菜の花プロジェクトの実施やJRと連携した桜の苗木の植栽などに取組まれている地元の地域活動団体であるNPO法人網田クラブに指定管理者として同施設の管理,運営を任せています。

 取組み状況につきましては,以前から実施しておりました駅舎及びトイレの管理,清掃や網田小児童の列車乗降時の安全確保,駅の切符販売に加えまして,現在は地元住民のためのコミュニティスペースとしての解放やJRで通学する網田小児童の自主学習の場,休日を利用しての駅カフェでのおもてなし事業を実施しています。特に駅カフェにつきましては,10月から土曜日,日曜日,祝日を中心にオープンしており,地元の産物を活用したフレッシュオレンジジュース等の飲み物やおいものショコラなどのスウィーツを提供しています。10月,11月の2カ月間で23日間オープンしましたが,来館者数は753人で,近所の子どもたちや高齢者のグループ,家族連れなどたくさんの方で賑わっています。また,市内外の常連のお客様の増加も見受けられるようになってきており,来館者の多くの方から気軽に立ち寄れる場所ができてよかった。スタッフの心のこもったおもてなしが印象に残ったなどの声が寄せられています。網田レトロ館では,今後も様々な交流事業を計画していますので,地域コミュニティの情勢や網田地域の活性につながっていくものであると考えております。

 以上です。



○議長(杉本信一君) 野口修一君。



◆5番(野口修一君) 詳しい報告ありがとうございます。

 報告を聞きながら網田駅が駅利用者だけの施設から地域コミュニティの中心的な場所になりつつあると感じます。私も駅カフェが開店して早々に出向きましたが,レトロな雰囲気とスウィーツとコーヒーはほっとするスペースになっているという感じを受けました。多くの方が利用するよう広報活動にも力を入れていくことが,さらに活性化の拠点として存在感を示していくと思います。大南理事長が講演会で最後に語られた言葉は,イベントのように物を中心とする仕組みは飽きが来るが,人を適度に巡回させておけば継続的に新しい何かを生み出せるとありました。やはり人が集う場を維持することが大事ではないかと思います。

 次の質問に移ります。私は熊本の幕末維新の偉人であります横井小楠の顕彰活動に20年近く係わってきました。その活動の中で,幕末前期の熊本の志士の一人である宮部鼎蔵の研究をする中で,御船町の山本町長と出会う機会があり,いろいろ語ったのですけれども,それが縁で今御船町の偉人顕彰の御船五人の哲人の顕彰の委員会に参加していろいろ意見を言わさせてもらっております。そこでいろいろ意見を交わす中で,御船の方からよく聞くのが,宇土は小西行長の顕彰活動はすばらしいと何度も意見をいただきました。委員会に参加していて私がふと思ったのは,宇土は古墳時代,あるいは戦国時代の歴史顕彰に関しては,人も金もつぎ込んできたが,身近な明治や江戸時代のことについて私自身あまり知らないというのが現実でございます。宇土市に関しては,最近読んだ本で日清戦争の功労者の1人,宗方小太郎については最近,中国の方が書いた本を読むことができました。

 そこで質問ですが,先ほどの神山町の大南信也理事長の言葉ではないですけれども,物や環境をアピールするよりも人を中心にした地域活性化が大事と思っております。そこで,この宇土市で江戸期から明治期に活躍した偉人で教育委員会が資料収集など集めている人物はどんな方がいるのか。市民は知ることは意味があるので報告をお願いしたいと思います。教育部長,お願いします。



○議長(杉本信一君) 教育部長,山本桂樹君。



◎教育部長(山本桂樹君) ご質問にお答えいたします。

 小西行長公につきましては,平成20年度から継続して講演会を実施し,平成21年度に小西行長を見直すシンポジウムを開催,平成23年度には小西行長公に関連したテレビドラマを制作放映するなど,広く一般の方へPRを行っております。おかげさまで定期的に開催しております小西行長公講演会には,市内外からリピーターを含む多くの方々で毎回満席に近い来場があっております。

 さて,ご指摘のように,宇土市出身あるいは宇土市を舞台に江戸,明治期に活躍した先人には小西行長公のほかにも多数います。平成20年度に完了した新宇土市史や宇土の紙芝居,宇土歴史かるたに取り上げられた主な偉人だけでも宇土細川藩初代藩主,細川行孝公,5代目藩主,細川興文公,最後の宇土藩主,細川行眞公,島原の乱の棟梁,天草四郎時貞,宮本武蔵の一番弟子,寺尾勝信,網田新地開拓者,嘉悦儀三郎,第8代横綱,不知火諾右衛門,宇土第135国立銀行創始者,浅井無牽,私立鶴城学館館長,上羽勝衛,私立鶴城学館教師,嘉悦孝子,宇土幼稚園開設者,宗方光,明治・大正期の俳人,篠原温亭,日清戦争時に活躍した宗方小太郎など,そうそうたる顔ぶれでございます。この中では,現在,市民団体が細川興文公の調査・研究などを行っていると伺っております。

 教育委員会では,こうした偉人たちについて一人一人の業績等を調査・研究し,新宇土市史や宇土学研究等を通して市民の皆様に紹介しているところです。今後は,さらに宇土市の江戸,明治時代にスポットをあて,その時代に活躍した宇土人の研究をさらに進め,市民の中から偉人に対する顕彰の声が高まるよう市立図書館などの施設を利用し,関係資料の展示や業績等を紹介することにより,多くの市民が関心を持つ機会を作り出していきたいというふうに思っております。

 以上でございます。



○議長(杉本信一君) 野口修一君。



◆5番(野口修一君) 報告ありがとうございます。

 宇土の偉人には多士済々,本当に素晴らしい方がおられるとわかりました。小楠にご縁のある嘉悦孝子は,東京の嘉悦学園の草創期に活躍された人物でもあります。現在の嘉悦学園はとても高い評価を受けている大学と聞いております。また,最近読んだ宗方小太郎は,明治期の日本の隆盛を世界に示した日清戦争で開戦前夜まで東奔西走し諜報活動をした人物で,東方通信,現在の共同通信の前進の一つの社長をしながら,実際は海軍のスパイとして活躍をしました。市史編纂で役割を果たされた大阪大学名誉教授の猪飼隆明先生も,当時東洋一のスパイは宗方小太郎と高い評価をされています。ほかにも草創期の肥後銀行,それと教育者の上羽勝衛など名だたる人物が並ぶので,ぜひ小中学校で宇土の偉人の副読本をつくり,人材教育に取組むことをお願いし,この質問を終わります。

 次の質問は,スポーツの話題ですけれども,土曜日,ブラジルで開催されるサッカーのワールドカップの抽選会があり,今大いに盛り上がっておりますが,意外と知られていないのが少年少女のスポーツ人口は,サッカーよりも,野球よりもバスケットボールが多い。熊本県は全国上位5位にあるバスケット人口の多い県だそうです。今年九州に誕生した唯一のバスケットボールチーム,熊本ヴォルターズは熊本が拠点です。今年秋からシーズンが始まり,宇土市民体育館でも公式戦が開催をされましたが,その状況について少しご報告をいただきたいと思います。教育部長,お願いします。



○議長(杉本信一君) 教育部長,山本桂樹君。



◎教育部長(山本桂樹君) ご質問にお答えいたします。

 10月12,13の両日,市民体育館のリニューアルオープン記念事業と銘打ってNBL,ナショナルバスケットボールリーグの熊本ヴォルターズ対,昨年度王者アイシンシーホース三河戦が開催されました。また,これに先立つ9月6日には,公式戦開幕前のプレシーズンゲームとして熊本ヴォルターズ対兵庫ストークス戦が開催されました。これらの試合を開催しまして,まずよかったと思われる点でございますが,1点目として,市内をはじめ広く県内,県外からもたくさんの方に来場いただきました。プレシーズンゲームが約1,500人,公式戦が2日間で約2,500人来場がありました。

 2点目は,鶴城中学校のバスケットボール部員の皆さんにボランティアとしてお手伝いをいただいております。これは大会運営にとって大変助かったところでございますが,部員の皆さんにとってもプロのトップレベルのプレーを間近にしたことで練習へのモチベーションもかなり高まったのではないかと思っております。

 3点目は,ハーフタイムで雨乞い大太鼓青年部による太鼓演奏やエンゼル保育園園児と行長しゃんによる体操が披露されました。本市のPRと歓迎の思いが観客の皆さんに伝わったのではないかと思っております。

 4点目は,体育館に空調設備を整備しましたが,十分に機能したのではないかと思っております。

 5点目は,運動公園グラウンドを駐車場にしましたが,十分な駐車スペースが確保でき,利用もスムーズに行われたと思います。

 次に,課題でございますが,1点目として,前座試合に市外の子どもチームが出場しましたが,今後は市内のチームにも参加していただくなど,試合を盛り上げる趣向をさらに工夫する必要があると思います。

 2点目は,市内の飲食業者の方の出店が1店ありましたが,より多くの出店をお願いするとともに,ほかにももっと本市をPRする仕掛けを行う必要があると思います。

 3点目は,ゴールと電光掲示板を借用いたしましたが,今後,備え付けることも考える必要があると思っております。

 以上でございます。



○議長(杉本信一君) 野口修一君。



◆5番(野口修一君) 詳しい報告ありがとうございます。

 今の回答に重なるところはありますけども,少し意見を述べさせていただきたいと思います。夏のプレシーズンマッチも含めて詳しい人数,あるいは観客の入りはなかなか入ると思いますけれども,Jリーグは確かに5千人,1万人といいますが,野外スポーツで天候に大きく左右されます。その点,バスケットは屋内スポーツでよほどの自然災害がない限り中止はありません。土曜日の夜と日曜日の午後に2試合開催されるので小中学生も観戦しやすい日程が組まれ,ハーフタイムショーで地域の個性を出したり,ボランティアに中学生が入り,日本最高のプレーを間近にできるのは大きな意味があると思います。あとで感想を関係者にお聞きしましたが,物販等が少なかったこと。先ほど九谷議員のご指摘もありましたけれども,駐車場の問題,器具等が古く,現在の基準にあってないとかいろいろ聞いております。まだまだ課題はありますけれども,そんな中ですね,今回の試合は1試合しか見れませんでしたが,チームは2泊3日で滞在を熊本でします。応援も2日間連続で試合があるので工夫をすれば相手チームの応援団が夜の繁華街に足を運ぶことにもなります。これはJリーグのサガン鳥栖のサポーターがやっている商店街のサービスについて少しご紹介をします。やけ酒割,あるいは祝勝会割等,試合の入場チケットを持参して居酒屋を利用すると負けたチームの応援団にはやけ酒割10%オフ,勝ったチームには祝勝会割10%オフのサービスをしていて,おおいに鳥栖の街が賑わっていると聞きます。また,ゲームの前節,いわゆる前の週の相手チームの会場に行き割引券や広報活動を鳥栖の商店会が出向きやっているそうです。Jリーグの他のチームもこれを参考にして活性化に努めていると聞きます。九州唯一のバスケットボールチームなので,やけ酒割,祝勝会割,対戦相手のチームのホームゲームに出向き宣伝するとか,様々な工夫ができると思います。バスケットボールの試合をただ消化するのではなく,鳥栖の活性化のような取組みに期待をしています。

 後談が長くなりますけれども,始めに話した神山町のNPO法人グリーンバレーや葉っぱビジネスの上勝の民間主導の地域興しが有名になってきましたけれども,きのう熊日の論壇に現代社会研修所の古田隆彦所長が官民の壁を越えて地域力向上をというテーマで行政マーケティングの手法について,地域ニーズの掘り起こしについて書かれておりました。今熊本は蒲島知事の県民総幸福量の増加を目指して様々な地域活性化策が打ち出されておりますが,主体は各自治体の官民問わないやる気のある団体を支援する取組みで,熊本地域づくり講演会の会場に各地区の取組みが紹介をされておりました。古田所長は意見の最後に,青森県県民行政マーケティングで県民の生活満足度を上げたいのテーマに対して,どこの地域も考えは同じと思いますが,行政の要求は保健,医療,サービスの充実と負担の合理性,生活道の整備,行政サービスのわかりやすさ,企業や組合にはワークライフバランスの向上,事業を起こす企業や就労機会の増加,女性,高齢者,障がい者の雇用拡大,給与水準の上昇など,また,NPOや地域コミュニティには災害緊急時の助け合い,高齢者,障がい者の生活支援,孤独者の減少などが求められるとありました。

 今回の3つの質問で網田駅の活用,偉人顕彰の活動,プロスポーツと商店街の活性化についてでしたけれども,どれだけ官民共同でニーズを掘り起こし,行動プランをつくっても,青森県の生活満足度向上の調査だけで実践がなければ何も始まらないと思います。仕分け作業で中止評価された駅管理が駅カフェで地域活性化につながったように,偉人顕彰も行政だけやっていては尻つぼみになると考えます。プロスポーツに集まる観衆をいかに商店街につなげるか,官民共同のプロジェクトを進めることが大事と思っております。

 次のテーマに移ります。市内を走る公共交通バスについて質問いたします。はじめに,今年の秋に市街地循環バスと郊外を回るミニバスのルート再編がありました。まだ二月ですけれども,状態は見えにくいと思いますが,現在の利用状況の報告をお願いします。企画部長。



○議長(杉本信一君) 企画部長,荒木繁男君。



◎企画部長(荒木繁男君) 今年10月にコミュニティバス行長しゃん号とミニバスのんなっせのダイヤ改正を行っております。そのダイヤ改正後の利用者数の推移についてお答えをいたします。

 まず,コミュニティバス行長しゃん号についてお答えします。10月1日から10月14日まではお試し乗車期間として無料でしたので,有料に戻りました10月15日から11月27日までの数字で申し上げます。運行日数38日,運行便数380便,輸送人員655人であり,1便当たりの平均乗車人数は1.7人となっております。比較のため,ダイヤ改正前の昨年10月運行開始から今年9月末までの有料期間の1便当たりの平均乗車人数を申し上げますと,1便当たり1.2人となっております。先ほどのダイヤ改正後の1便当たりの平均乗車人数が1.7人でしたので,0.5人増加しております。参考までに昨年度同時期,10月と11月,2カ月間の1便当たりの平均乗車人数を申し上げますと1.1人となっております。したがいまして,昨年の同時期と比較した場合は0.6人の増加ということになります。

 次に,ミニバスのんなっせについてお答えします。行長しゃん号同様,有料に戻りました10月15日から11月27日までの数字で申し上げます。のんなっせは,地域別に7路線ありますので,その合計を申し上げます。運行日数58日,運行便数232便,輸送人員421人で,1便当たりの平均乗車人数は1.8人となっております。のんなっせは,昨年10月の運行開始のあと今年4月に新規路線として3路線の追加を行い,続く10月に1路線の追加と既存路線のダイヤ改正を行っております。比較のため改正ごとの平均乗車人数を申し上げます。昨年10月から今年3月末までの初期の1便当たりの平均乗車人数は0.4人,今年4月から9月末までの第1次改正後は0.8人となっております。今回,第2次改正となる10月のダイヤ改正後の数字が1.8人でしたので,全体的には少ない状況でありますが,ご利用される方は順調に増えていることがわかると思います。

 以上です。



○議長(杉本信一君) 野口修一君。



◆5番(野口修一君) 報告ありがとうございます。

 まだ2カ月ですから不明だと思いますけども,ルート変更で利用者が微増しているのかなという感じを受けました。路線次第では大きく増加した,のんなっせのほうですけれども,曜日があるとも聞いております。これから車利用をやめる高齢者が増える時期ですので,よりよいルートになるよう常にニーズの掘り起こしも含めて検証作業をお願いしたいと思います。

 先月,総務市民委員会で石川県の野々市市へ研修に行ったのですけれども,大分地域環境が違いますが,10年をかけいろいろルート変更しながら利用者が増えてきたことを聞き,常に市民ニーズの調査が必要だということを確認できました。

 また,私は11月15日,宇土市議会と宇城市議会の合同研修に行く折,一度バスに乗ろうということで網引の公民館から宇土駅を経由して産交バスを使い,松橋バスターミナルまで行きましたけれども,1時間かからずに到着することができました。公共交通はやはり使い方だなという実感をしたところです。その同じ網引から出たミニバスに八代市にお住まいの網引出身の女性がJRとミニバスを使い1泊2日で実家に遊びに来たという方と一緒に宇土駅までご一緒しました。確かに,路線バスはタクシーの便利さからすれば不便と思いますが,民間のタクシーの活用も必要ですし,国の支援も利用した公共交通も活用すべきではないかというふうに感じております。

 次の質問に移ります。また調査の話ですけれども,総務市民委員会で聞いてもよかったのですが,産交バスの運行経費の助成は,県の助成の減少から右肩上がりに増えています。一般質問にすることで市民から市の調査作業のスピードアップを後押ししてもらうために,今回あえて今回の質問にあげました。確かに,まだ調査中か,また始まっているかちょっと確認できませんけれども,現在の調査状況を報告を願いたいと思います。企画部長。



○議長(杉本信一君) 企画部長,荒木繁男君。



◎企画部長(荒木繁男君) 路線バスの利用実態調査の状況についてお答えします。

 今年度,国の緊急雇用創出補助金を活用しまして,宇土駅三角産交間の路線バスを中心とした乗降実態調査を関係する宇城市と連携して行うこととしております。その進捗状況につきましては,10月1日にコンサルトの委託契約を行い,現在,乗降調査の準備を進めております。なお,今月,12月から調査をスタートしまして,調査結果につきましては今年度末に報告書ができるスケジュールで進めております。

 以上です。



○議長(杉本信一君) 野口修一君。



◆5番(野口修一君) わかりました。調査に移ったことを確認できたことはよかったと思います。大体調査しますで終わるのが公共交通の体系の継承だったような気がします。実は,現在進む熊本市の公共交通再編中ですけれども,幸山市政になり,2期目に市民団体と県,市,国土交通省の担当が集まり,前熊本学園大学学長の坂本正教授を座長とするバス網検討円卓会議で1年間議論し,幸山市長へバス再編の提言を出しました。が,ほぼ3年間は市役所内部に検討会もつくられませんでした。ところが,熊日がその提言に対する熊本市の対応の遅さを1週間,朝刊1面に特集記事を載せてから一転動き始めました。交通問題に関して,とかく行政のスピード感が足りないと考えております。しかし,前回の質問どおり調査が始まることはよいことですけれども,それでも民間感覚ではまだ遅い気がします。とにかく財政厳しい宇土市,公共交通の必要性と無駄の削減,できることからできることをやる姿勢が必要と思います。今月から実施するとのこと,3月議会前にわかった範囲で結構ですけれども,必ず議会への報告をお願いしたいと思います。

 次の質問に移ります。今年度予算に反対をした私ですけれども,その課題は産交バス,先ほどの質問とそうですが,特に三角駅宇土駅間の路線につぎ込まれる助成金はどんどんどんどん上昇してきました。これから10年の経費を考えると,JR三角線に並行して走るバス路線の存続に疑問を持ちます。昨年から始まった宇土市の市バス事業ですが,コミュニティバスとミニバスの地域ニーズに沿うように変更していけば,既存の民間バスの助成金の上昇から,特に三角駅宇土駅間の路線バスの存続について早急に検討すべきと考えます。利用状況を調査中とは思いますが,あえて質問に加えます。今後進める検討会議や宇土市との意見のすり合わせ等が準備されているのか,企画部長,報告をお願いします。



○議長(杉本信一君) 企画部長,荒木繁男君。



◎企画部長(荒木繁男君) コミュニティバスとミニバスを活用することで路線バスの補助を抑えることができるのではないかというご質問についてお答えをいたします。

 市全体の公共交通の方向性につきましては,今年度中に行います路線バスの利用実態調査を踏まえて今後公共交通会議に諮りながら検討することになります。その際は,路線バスの代替としてコミュニティバス行長しゃん号とミニバスのんなっせを活用するということも一つの有力な案になるものと考えております。なお,路線バスは,複数の沿線自治体にかかわってきますので,関係する自治体との調整が必要になります。したがいまして,宇土駅−三角産交間の路線バスの場合は,宇城市との調整が必要になります。

 以上です。



○議長(杉本信一君) 野口修一君。



◆5番(野口修一君) 現状報告ありがとうございます。

 今月から調査開始する前の質問で確認したかったのでお聞きしましたけれども,利用調査もそうですが,宇土市と宇城市の共同で行われていると思います。その調査段階から将来の宇土半島の公共交通について意見を交わす協議会等の設置を検討に加えて欲しいと考えます。宇土半島の北岸と南岸の市民のニーズは微妙に違いますけれども,ともに高齢化の進む地域でミニバス,乗合タクシー等も含め,2市が協力して進めることを要望して公共交通に関する質問を終わります。



○議長(杉本信一君) それでは,ただいまから昼食のため,暫時休憩をいたします。会議は午後1時から会議を開きます。

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                午前11時52分休憩

                午後1時00分再開

             −−−−−−−○−−−−−−−



○議長(杉本信一君) それでは,午前中に引き続き,会議を開きます。

 質疑並びに一般質問を続行いたします。

 野口修一君。



◆5番(野口修一君) 午前中に引き続き,質問を続けさせていただきます。

 3つ目のテーマとして,企業の責任と地域貢献,都市圏との企業連携について質問をいたします。

 まずはじめに,宇土市はこれまで様々な環境活動の取組みで自然環境,都市環境がとても改善し,高い評価を受けていると思います。そんな中で尋ねたいのが市の環境基本計画の中に企業への環境汚濁規制や報告義務等のことが取り上げてあるかお尋ねをします。益田市民環境部長,お願いします。



○議長(杉本信一君) 市民環境部長,益田輝明君。



◎市民環境部長(益田輝明君) 宇土市環境基本計画に企業の地域貢献に関する記載があるかというご質問にお答えをいたします。

 宇土市環境基本計画は,宇土市環境基本条例に基づき,豊かで快適な環境の保全及び創造に関する施策を総合的かつ計画的に推進するため,市の基本構想を踏まえ,環境行政の指針について定めるもので,平成16年3月に策定をしました。企業の環境保全活動について,この計画では,長期目標を協働参加と定め,施策の基本方針,環境保全活動への自主的な取組みの推進の中で企業の行動例として地域活動への参加,協力がうたわれています。地域貢献について何ら記載がないのが現状です。



○議長(杉本信一君) 野口修一君。



◆5番(野口修一君) 報告ありがとうございます。

 実は,私自身が宇土市環境基本計画の策定の懇話会に参加をし,自然環境保全に関して懇話会の中で多様な議論があったのは記憶にありますが,企業活動で発生する様々な環境汚染,汚濁,騒音等についての議論があまりなかったように記憶しております。環境を考えた企業活動は住環境や自然環境の保全,改善に寄与すると考えます。

 一つの活動を思い起こすと,子どもが通っていた網津小学校で小学校5年生だったと思うのですが,網津川に子どもが入り,川の汚染やごみの状況を何度も調べておりましたら,それまでにたくさんあった様々なごみが限りなく減っていきました。子どもたちの行動が市民の環境意識に影響を与えたと考えます。

 また,企業活動では,網津地区で例をあげれば,緑川護岸改修や高規格道路の土木工事にかかわるダンプカーの増加で住吉中学校は通学路を変更し,交差点には先生や保護者,あるいは交通安全パトロールのボランティアが立ち,誘導を行っています。それは交通量の多さもありますが,マナーの悪い運転手がいて危険を感じたのが発端です。これは企業活動の倫理の欠落と考えます。

 また,中国のPM2.5問題,かつて日本の都会のスモッグをほうふつさせる風景と思います。スモッグのせいで気管支炎,ひどくなれば日本では四日市喘息の公害等も起こりました。しかし,日本は公害訴訟や市民運動から企業倫理の意識が高まり,日本の都会にきれいな青空が戻りました。現在は,新幹線の騒音,空港の騒音にも様々な対策が施されております。宇土市の住環境をよりよきものにしていくには,市内で活動する企業も地域環境への配慮を望むところです。

 そこで,行政として企業活動に指導等の事例はあると思いますが,環境の保全を担当する市として,今後の社会環境維持に企業市民という意識が宇土市内の企業にどれだけ浸透しているかお尋ねします。市民環境部長,お願いします。



○議長(杉本信一君) 市民環境部長,益田輝明君。



◎市民環境部長(益田輝明君) 質問にお答えいたします。

 企業市民とは,企業が地域社会の一員として本来の利益追求型の企業活動とは別に地域社会をよりよいものとするため,その企業に相応しい貢献をするという考え方を表す言葉として使われていると理解しております。

 この企業市民という考え方は,市内の一部の企業については浸透していると思いますが,すべての企業に浸透しているかと問われれば,そうとは言えない状況です。



○議長(杉本信一君) 野口修一君。



◆5番(野口修一君) 報告ありがとうございます。

 実態調査をされたわけではないし,感想と受け止めますけれども,住みやすい宇土市を目指すなら,都市部だけでなく,過疎の地域も含め,熊本の一番住みやすい環境にする努力は,市民だけでなく,企業にも求めることが今後は必要ではないかと考えます。文書化するとそこまでしか企業はしませんので,はじめは市長を筆頭に市の幹部の皆様がいろんな会合で熊本一住みやすい住環境を目指している。企業活動もその意識を持って欲しいと,事あるごとに伝えていただければ企業市民という倫理観が広がっていくと考えます。時間はかかると思いますが,これをご理解いただき,われわれ市議も含め,広報活動に努めて欲しいと願います。

 最後の質問に移ります。表題に東京オリンピックとありますので,私が何を質問するか少し事前にお話をしたいと思います。12月27日,熊本市のベンチャー育成の講演会で東京熊本県人会の起業塾ヒゴモン塾を主催される岡本利明塾長とお話をしました。岡本氏は,元旭化成副会長で,元旭化成ホームズ会長を歴任され,東京熊本県人会の副会長,それと東京の熊本高校同窓会会長でもあります。岡本氏が東京熊本県人会の会員の多くが郷里熊本の活性化に関心があると,講演会の冒頭でお話をされました。そこで,その熊本県出身者の思いとオリンピック景気に宇土の企業がコラボレーションすることは地方からビジネスを展開させる可能性があると考えました。先月,総務市民委員会で尋ねた岐阜ですが,織田信長は,地方の岐阜で楽市楽座の政策に成功し,京都に向かいました。その目的は,新しい商業ネットワーク楽市楽座で都会の商品とつながることでした。また,熊本の味千ラーメンは,香港を皮切りに東アジア,特に中国では700店舗を越える店を展開し,北米,ヨーロッパにも店舗展開をする世界最大のラーメンチェーン店に成長しました。この成功は,いわゆる華人ネットワーク,華僑との連携がベースにあると重光産業の海外事業部担当する重光悦枝広報室長からお話を聞きました。2020年のオリンピックまで関東圏域に投資される様々な事業,サービスの連携を見据え,現在の宇土市出身者の都市圏でのつながりについて知りたいのでお尋ねをします。要は,都会の富をいかに宇土につなぐか。その仕掛けの一つが宇土出身者のネットワークと考えます。そこでお聞きします。今年50周年を迎えた東京熊本県人会は知っておりますが,東京天草会,大阪天草会のように,東京宇土会,大阪宇土会等の動きがあれば現状も含め報告をお願いします。企画部長,お願いします。



○議長(杉本信一君) 企画部長,荒木繁男君。



◎企画部長(荒木繁男君) お答えします。

 現在,宇土高校出身者で組織する東京鶴城会,大阪鶴城会のような高校の同窓生で組織する団体はありますが,議員ご質問の宇土市出身者すべてを網羅する組織であります東京宇土会,大阪宇土会といった組織はありません。

 以上です。



○議長(杉本信一君) 野口修一君。



◆5番(野口修一君) はい,わかりました。

 まだ宇土会というのは存在がないということは,以前から知っておりましたけれども,確認した思いをもちます。実はこの質問をしようと思ったのは,東京県人会の岡本利明副会長の講演を聞く前にですね,地元の活動で一つの気づきがありました。それは9月に熊日新聞にも記事にあげていただいたんですけれども,私の住む網引の地域の氏神である神社の拝殿の建て替えが記事になりました。そのとき,1年近い事業で100戸で目標300万円を集め,建て替えを計画をしましたが,やはり足りないのではないかと長老たちが考えて,網引出身者にも寄附をお願いしようと,住所がわかっている方々へ手紙を送りました。するとすぐ反応があり,寄附は県内外,遠くは関東,関西に住む多くの出身者から次々に寄附が来はじめました。現在まで網引の出身者の寄附金は100万円を越えています。これは大きな驚きでした。中には10万円の寄附者もおられます。郷土への思いがすごいなというふうな感じと,東京熊本県人会の岡本副会長の言葉が本当に思えるできごとで感動を地域はしています。また,私は,高規格道路のことで2度東京陳情に参加をさせていただきました。夜には,県選出の国会議員の先生方との交流も経験しましたが,これから始まる国の財政再建を考えると,国費だよりだけではなく,関東の民間企業と宇土の企業との連携が宇土の活性化に必要ではないか,もちろん国の経済対策の交付金はとても重要と思いますが,加えて,民間企業の産業育成を東京の企業と連携させることはもっと重要と思うようになりました。網引の神社の再建のように,企業連携がうまくいくとは思いません。しかし,都市圏の企業で宇土出身者がトップを務めるなら話は別と思います。まだ宇土会なるネットワークはないなら,あえてこの時代だからこそ関東圏域で活動する起業家が郷土宇土の活性化を支援したり,あるいは宇土に支社をつくるような仕掛けをすることは大事ではないかと考えます。時々市長や市幹部の皆さん,あるいは私も同行させていただきました陳情活動で県選出の国会議員の先生方と密な意見交換に加え,宇土市出身者の起業家とも交流を持つことは大きな意味があると考えます。また,東京陳情に宇土の起業家も同行し,東京熊本県人会の会員と交流したり,特に宇土出身の起業家と密な関係をつくることはこれから必要と考えます。先般,私が参加した熊本県と韓国忠清南道の友好都市30周年の訪問団にも多くの熊本の起業家が同行しております。地方経済厳しい折,新しい産業の連携をつくる意味でも,東京宇土会,あるいは大阪宇土会のネットワークづくりは新たな企業連携のベースづくりになると思います。今後検討することを要望し,この質問を終わります。

 全ての質問が終わりました。執行部におかれましては,簡潔で丁寧な回答に感謝し,これで私の一般質問を終わらせていただきます。



○議長(杉本信一君) 7番,藤井慶峰君。



◆7番(藤井慶峰君) 皆さん,こんにちは。無所属の藤井慶峰です。今回も一般質問の機会をいただきまして,誠にありがとうございます。

 今回は2点質問します。まず第1番目に,子宮頸がんワクチンの接種状況について,そして2番目に,元松市長が推進してこられた,これまでの政策等についてお伺いしたいと思います。よろしくお願いいたします。



○議長(杉本信一君) 藤井慶峰君。



◆7番(藤井慶峰君) まず第1点,子宮頸がんワクチンの接種状況についてお伺いしたいと思います。

 子宮頸がんワクチンの接種による副作用で重篤な後遺症が報告されています。厚生労働省が今年10月28日に発表したところによりますと,定期接種になった4月から7月までに重篤な副作用報告が医療機関と製薬会社から143件あったということ。そして,そのうち体の痛みを訴える報告が37件だったということが報告されております。このワクチンが販売されました2009年12月からの副作用は計501件にものぼっているということであります。海外では,このワクチンを接種した直後に,あるいはその後7日以内に死亡したという事例も発生しております。私は,このワクチン接種による副作用を非常に心配しておりまして,病気を予防するために行った予防接種によって回復困難な身体的な障がいを抱えることになるとすれば,これは大変な問題であります。こんな不幸はないわけであります。このような観点から質問いたします。

 本市における子宮頸がんワクチンの接種状況,全国で副作用による後遺症が報告されていますが,本市ではそのような事例はなかったか。また,国は全国的に発生した副作用による後遺症などの報告を受けて,この予防接種を積極的には勧めないというほうに方向転換をいたしました。本市ではどのように対応したかについてお伺いします。

 以上,3点についてまとめて健康福祉部長にお願いいたします。



○議長(杉本信一君) 健康福祉部長,那須大和君。



◎健康福祉部長(那須大和君) お答えいたします。

 本市における子宮頸がんワクチンの接種状況についてですが,厚生労働省から平成22年11月26日付けで子宮頸がん等ワクチン接種緊急促進事業の実施についての通知を受け,急遽平成23年3月に高校1年生を対象にスタートいたしました。ワクチンは3回接種することとなっていましたが,年度途中の事業開始で全国的にワクチンが不足し,接種が困難な状況になることなど,混乱は翌平成23年度まで続きました。過去3年間の接種実績を申し上げます。平成22年度は高校1年生214名のうち44名が接種いたしました。平成23年度は中学1年生から高校2年生までの1,029名中576名が接種を受けております。平成24年度は,副反応の報道などもあり,1,023名中70名でございました。平成25年度4月から10月までですけども,接種総数は28名になっております。

 次に,本市における子宮頸がんワクチン接種による副反応と後遺症の報告についてお答えいたします。平成23年12月6日に医療機関から副反応の報告を受けました。これは高校生でした。厚生労働省に即ファックスで報告をいたしております。同年の12月5日の接種は3回目でしたが,39度の発熱が半日以上続いたため,かかりつけ医に転院されました。その後,発熱まもなく血液検査の結果も改善し,4日後に退院になっておられます。発熱の原因は,アレルギー性反応の存在も否定できず,傷病にはワクチンによるアレルギー反応とありました。医療費は医療保険で処理されており,救済申請はありませんでした。

 次に,国の積極的勧奨の差し控えに伴う本市の対応についてお答えいたします。平成25年6月14日付けで厚生労働省から積極的勧奨の差し控えについて通知が出ました。市の対応といたしましては,翌日の6月15日,土曜ですけども,9時過ぎに委託先の6機関に対して,当日の予約状況について電話で確認を行いましたが,予約は入っておりませんでした。接種中止でないことと,積極的勧奨を差し控えることや,本日接種を希望される方が来院されたときは,ワクチンの有効性と安全性等について十分説明を行って接種をしていただきたいということを伝えております。その後,厚生労働省からの勧告通知とリーフレットを6医療機関に届け,勧告内容について再度説明を行っております。

 本市では,接種の機会は確保していますが,個別通知等の勧奨は行っておりません。差し控え以後の接種者は,6月2名,7月4名,8月1名,10月3名の計10名でございました。いずれも2回目と3回目の接種で,初回の接種はありませんでした。なお,副反応などの報告はあっておりません。

 以上でございます。



○議長(杉本信一君) 藤井慶峰君。



◆7番(藤井慶峰君) ありがとうございました。

 本市では,お一人だけ23年の12月6日に高校生がちょっと副反応があって,ただ熱が続いたけれど,4日後には退院されたということで,たいしたことはなかったのかなと思います。本市では重篤な副反応の事例が出てないということでほっとしております。もし重篤な副作用が発生してですね,若者の未来を閉ざすようなことがあってはならないわけで,今後ともこの子宮頸がんワクチンの予防接種については,慎重の上にも慎重に対応していただきたいということをお願いしておきます。

 それでは,2番目の質問に移らせていただきます。元松市長が就任されて3年半をもう過ぎました。そして,9月議会で2期目に向けて出馬表明をなさったわけでございます。そこでご本人,元松市長自身で元松市長が推進されてきた施策の進捗状況及び3年半の市政運営についてお伺いしたいと思います。

 まず,市長が推進されてこられた主な政策について,進捗状況をお伺いします。主な政策というのは,もう市長が特別な思いがある政策だけで結構でございますので,よろしくお願いいたします。



○議長(杉本信一君) 市長,元松茂樹君。



◎市長(元松茂樹君) お答えをいたします。

 私が市長就任以来,推進をしてまいりました施策の進捗状況についてお答えをいたします。

 平成22年4月の市長就任にあたり,人に元気を,まちに元気をモットーに,10のチェンジとしてマニフェストを掲げております。このマニフェストにつきましては,市民の皆様との対話を通してより効果が期待できる内容にアレンジしながらその実現に向けて取り組んでいるところでございます。

 また,市長就任後に策定しました第5次宇土市総合計画元気プランにおいては,みんなでつくろう元気な宇土市をスローガンに,5つのまちづくりの柱と地区別構想を掲げ,各施策の実現に取り組んでいます。具体的な施策としましては,市民との対話を大事にしたいという思いがありましたので,まず最初に,市長と気軽に話ができる場づくりとして,市民ふれあい座談会をはじめております。また,昼食を取りながら施政についてざっくばらんに語り合う場として,市長と気軽にランチトークをはじめるなど,市民の皆さんと直接対話ができる仕組みづくりに取組みました。

 このほか,市民によるまちづくりの観点から,各審議会,委員会に公募制を導入することにしております。例えば,監査委員に公募委員を任命するなど,公募枠の拡大に努めてまいりました。

 また,施政運営で大事なのは,地域の力を生かすことであり,地域が主体的に行うまちづくり活動を支援したいという思いから,まちづくり活動助成金制度を設けております。同時に,市民活動の総合窓口としてまちづくり推進課を新設し,文字どおりまちづくり活動支援やボランティア活動の窓口として市民に寄り添った事務を行っております。そして,地域に密着したまちづくり,交流の場づくりとして,今年2月にはうとん交流館船場蔵屋敷,10月には網田レトロ館がオープンしております。

 また,広報PR,企業誘致,農業経営,危機管理等の分野において,専門アドバイザーを配置しております。

 最近では,うとん行長しゃんをはじめ,創作お茶漬けやスウィーツ,うとんイカ祭りといった季節ごとのイベントなど,いろんな宇土市の情報がマスメディアに取り上げていただく機会も増えており,各方面から宇土市の情報がより多く取上げられているという声もいただいております。

 このように,専門分野のノウハウを持ったアドバイザーが職員をサポートすることで広報PRですとか,企業誘致,農業経営等に大きな成果につながっていると感じております。このほか安心・安全なまちづくりとしましては,本市は地形上水害に度々見舞われますので,国や県に対し,水害対策事業の要望を粘り強く行いまして,浜戸川左岸の護岸改修が現在急ピッチで行われておりますし,排水対策として,老朽化した排水機場の更新,あるいは更新準備を県や関係自治体と連携しながら進めております。また,今年4月には迅速な災害対応に備えるために危機管理課を総務部内に設置をしております。現在は各地域の要望に沿った避難道整備などを急いでいるところでございます。

 健康で安らぎのあるまちづくりとしましては,市民の健康づくりといった面では平成23年度に健康づくり課を新設,35歳節目人間ドッグの助成や国保被保険者の特定健診の無料化,がん検診の無料クーポン発行など,受診率の向上に努めてまいりました。ほかにも母子保健事業では,不妊治療助成なども始めております。また,子育て支援では,乳幼児子ども医療費助成制度の助成金の申請の簡素化を平成23年度に行い,そして,その対象者の拡大を今年10月に行っております。これまでは小学校3年生までだった対象者を6年生までに拡大し,子育て世代の負担軽減を行っております。

 豊かなまちづくりとしましては,市内事業者の経済対策という面では,住宅リフォーム補助金制度を新設しております。施工業者,リフォームされた方,地域のお店,多くの皆さんから大変な好評をいただいており,今後もできる限り継続したいと考えております。

 快適な生活を支えるまちづくりとしましては,国の経済対策を有効に活用しながら各地域の生活基盤となる道路の維持補修等を数多く行ってまいりました。

 教育文化面では,学校教育におきましては,走潟小学校運動場の芝生化や鶴城中学校第二グラウンドの整備といった環境面の整備を行っております。生涯学習の支援,地域活動の拠点づくりという点では,平成24年度に大変有利な補助金を活用して地区公民館のバリアフリー化や調理室改修なども行っております。

 以上,この3年間で行ってまいりました施策の一端を申し上げましたが,この間,大変多くの皆様に支えていただきました。この3年半の施政運営を振り返ってみますと,一言でいいますと無我夢中の3年半でございました。宇土市民のため,宇土市発展のために全力投球で施政運営に当たらせていただいたところです。この間,いろいろな課題,問題もございましたが,議員の皆様方の温かいご支援とご理解,そして多くの市民の皆様や市の職員に支ええていただき,市長としての重責を何とか果たすことができております。これからも進取敢為の精神を忘れずに,宇土市発展のために尽くしてまいりますので,これまで同様のご支援を賜りますようお願い申し上げまして答弁とさせていただきます。



○議長(杉本信一君) 藤井慶峰君。



◆7番(藤井慶峰君) ありがとうございました。

 私もはたから見ておりましてですね,元松市長,本当にこう頑張っておられるなと思います。特にうとん行長しゃん,テレビにしょっちゅう出てきましてですね,宇土の話題がしょっちゅうテレビや新聞に出ておりまして,最近ではどこ行っても宇土市というのを知っておられるということで,関東・関西に行っても宇土市を知ってられまして,くまモンと行長しゃんというのは有名でございます。本当にいいことだと思います。

 そこでですね,次にこの3年半の施政運営について,政治姿勢について,私は,元松市長はまさに公平・公正で何よりも市民の安心・安全を確保し,市民の最大幸福を考えて施政運営に当たっておられると思っておりますが,その点,ご自身ではどのように今思っておられるか。そこをお伺いしたいと思います。



○議長(杉本信一君) 市長,元松茂樹君。



◎市長(元松茂樹君) 先ほどお話した内容と少し重複しますけれども,市長の私だけの考えで動くのではなく,できる限り市民の皆様のご意見を聞き,あるいは,現在あるいは将来的な施政運営に活用させていただきたいとの思いを持っていろいろなところに顔を出させていただく,あるいは市民の皆さんとふれあう機会をつくらせていただいたつもりでございます。当然のことですけれども,公平・公正は言うまでもありません。自分が得しよう,あるいは特定の人に得をさせようという思いは一切ありませんし,何よりも宇土市がより発展するには何が必要なのか。また,市民の幸福のためにはどうしたらよいのかを尺度としていろいろな政策実施について判断をしてきたつもりでございます。

 以上です。



○議長(杉本信一君) 藤井慶峰君。



◆7番(藤井慶峰君) ありがとうございました。

 前回の市長選挙で私自身も元松市長を応援させていただきました。その理由は,市の職員時代から率先して就業時間以外に宇土市のため,市民のためには何を,どのようにしたらよいかと積極的に活動しておられたことと,そして,その若さとその私利私欲のないお人柄を思って応援したわけであります。実際に市長になられたあとも,その政治姿勢は常に謙虚で,市民,議員の意見に真摯に耳を傾けられてこられたと思っております。今年の10月10日付けと11月14日付けの宇城新聞に本市の職員がインタビューに答えて話したことが掲載されておりました。宇城新聞は,宇城地区内の3万5千世帯に配布されているそうでございますが,10月10日付けの新聞の記事によりますと,市の職員が出馬に向けて意欲という見出しで,現施政の運営方法に不満をもっており,是正されない限り宇土市の発展はないと出馬の意欲を隠さない。また,一部側近幹部の傲慢さ,その後ろにいる一部与党議員と協力な支援者の利益誘導型政治主導が行われていると書いてありました。これは当然その職員が語ったからこそ書いてあるわけであります。この発言については,本人と宇城新聞の上門さんに直接お伺いして確認したところでございます。私は,このような発言をした現職職員が行ったことを問題にするわけでありまして,宇城新聞さんを批判するものではありません。まずそのことを明確にお断りしておきます。本来,市長も議員も市民の直接選挙で選ばれるわけですから,議員内閣制の国会とは違って,地方自治体では,本来,与党,野党とかはないのが当然であると考えている私にも,このように一部の与党議員等と言われると非常に気分が悪いし,遺憾に思うものであります。今の宇土市議会議員の中には,利益誘導を図る人は1人もないと私は確信を持っております。したがって,こういう発言というのは,誠にもって許しがたい発言だと思うわけでございます。また,このような発言を現職の職員がしたという記事が出ると,本市に対する大きなイメージダウンにもなります。まして,市長や幹部職員の方々,そして私たち議員にも誹謗中傷されて不快極まりないわけであります。私のところには,美里町や宇城市の方から,この新聞を読まれた方から,元松市長や宇土市政を心配する電話やお言葉をいただいております。私は,この職員が語ったようなことは断じてないと答えておるわけでございます。当該職員がここにおられるなら,一部の議員とはだれなのか,また,何が利益誘導だったのかをお伺いしたいところですが,先月17日付けで辞職されたということでおられませんので,市長にこの記事を読んでの感想を聞かせていただきたいと思うわけでございます。よろしくお願いします。



○議長(杉本信一君) 市長,元松茂樹君。



◎市長(元松茂樹君) 記事を読んでの感想ということでございますけれども,記事自体にはもう驚いたというのが一番でございます。ただ発言されたのが現職の幹部職員であったということが一番残念でありました。いつも先ほどの朝の質問にもあったんですけども,やはり風通しはできるだけよくしたいということで思っているわけですけれども,もし仮にいろんな問題があったと感じておられたのであるならば,他の幹部職員のように堂々と意見を述べてもらいたかったというのが正直なところです。これは私たちの指導不足もあったかもしれません。ただ,傲慢という表現もあるようですけれども,強い者とは戦わない,あるいはどうせ言っても無駄であるというような感覚を持たれていたような気がします。幹部であるならば,その責任は組織の中でいかに組織をうまく動かしているかであり,物が言いにくいから言わない,あるいは言えないというものでは済まされないと思っております。そういう意味では,もちろん宇土市の幹部職員いろいろ私たちも議論をさせていただいております。そういう幹部職員がたくさんいるということを改めて話をさせていただきたいと思います。

 以上です。



○議長(杉本信一君) 藤井慶峰君。



◆7番(藤井慶峰君) どうもありがとうございました。

 今,元松市長から感想を聞きましたが,この新聞記事の中に「一部側近幹部の傲慢さ」という言葉が出ておりました。池田副市長は,この3年半,元松市長と元松市政を支えてこられたわけでありますが,この3年半のですね,元松市政の実績を副市長という立場からどのように評価しておられるかお伺いしたいと思います。



○議長(杉本信一君) 副市長,池田信夫君。



◎副市長(池田信夫君) 元松市長に仕えてきました,この3年半の思いについて述べさせていただきます。

 元松市長は,若さとやる気,行動力を持ったバイタリティのある人物であります。このことは議員各位もご承知のことと思います。こういった行動力のある市長のもとで,微力ながらも副市長として仕事をさせていただくことは大変ありがたく,感謝をしております。これまで3年半の間,元松市長が市長就任にあたり掲げられましたマニフェスト,それと市長就任後に策定をされた第5次宇土市総合計画を指針として,元松市長とともに元気な宇土市づくりを目指してまいりました。私も職員の経験がございますので,特に内部業務,あるいは渉外業務といったことについては,市民目線を大事にしながら一生懸命取り組んでまいりました。私が微力で力不足のため,元松市長を支えきれない面もあると反省をいたしております。今後は,より一層勉強し,精進を重ねまして,元松市長の施政方針にしたがい,市民の皆さんのために精いっぱい努力をしたいというふうに思っております。

 以上です。



○議長(杉本信一君) 藤井慶峰君。



◆7番(藤井慶峰君) ありがとうございました。

 副市長も女房役として市長を支えてこられて,市長の政策実現のために一生懸命やってこられたということを私もそのように感じております。私が思いますに,この副市長という立場は,市長に変わって行政の細部まで目配りをし,時には職員に対しても,あるいは市民に対しても厳しい態度で臨むことがあろうと思います。職員が失敗やいい加減な仕事をしていれば叱責もしなければならないでしょうし,市民が無謀な要求をしてくれば断固して拒否し,市長の代わりに憎まれ役になることもしばしばだと思うわけであります。そういう点では,非常にこの市長,副市長,よくやってこられたと思うのであります。

 ところがですね,残念なことにこの宇城新聞の中に,在職中の職員が新聞のインタビューを受けて,市長批判,議員批判,職員に対する批判をしているわけでございます。この点について,副市長にこの記事を多分読まれておると思います。この記事読んでどのように考えておられるか。また,現職の職員がこのような発言をマスコミに語ることについてどのように考えておられるのか。その点についてお伺いしたいと思います。



○議長(杉本信一君) 副市長,池田信夫君。



◎副市長(池田信夫君) ただ今藤井議員から宇城新聞の記事を読んだ感想について,また,現職の職員がこのような発言をマスコミにしたことをどう考えているのか,この2点についてご質問でございますので,お答えをさせていただきます。

 まず,宇城新聞の記事を読んだ感想につきましては,率直に言いまして,非常に残念という思いがいたしました。といいますのは,これまで共に宇土市の発展を願いながら,長い間難しい仕事も一緒に頑張ってきた職員でございましたし,市の幹部職員として信頼と期待をしておりましたので,なぜという思いと,残念という思いがいたしました。ちなみに,報道されていた内容の対象人物は私だという情報を得ております。私も性格上,こと仕事におきましては,激論を交わすこともあります。ときには上司の責務として厳しい指導,支持をすることもございます。ただそれはどういう方向が一番宇土市の発展につながるのか,宇土市民のためになるのか,そういった視点で物事を判断をいたしております。この考え方は,職員時代から一環しておりまして,決して一部の方のためや,特定の利益のため物事を判断していないということを議員各位はじめ,市民の皆さんには申し上げたいというふうに思います。ただ,先ほども申しましたが,皆様ご承知のとおり,私も仕事のことでは熱くなるタイプでございます。今後の宇土市を担っていく職員に対して,私のこれまでの経験から培ったものの見方,考え方といったことを教えたいという思いから,時には激しい口調になることもございます。そういった点では,厳しすぎるといいますか,悪い印象を与えたこともあるのではないかというふうに思っております。

 次に,現職の職員がこのような発言をマスコミにしたことをどう考えているかという質問にお答えをいたします。発言のタイミングとしてはよくないと思います。やはり物事にはルールがございます。現職であれば不安や疑問を感じている点については,まずは内部で議論をすべきだというふうに思います。現職時代はあくまでも組織として働いておりますので,上司,あるいは同僚がおります。そこに意見をぶつけるというのが筋だと思いますし,職場内でいろんな改善をするということについては,できること,できないこともありますが,私も胸襟を開いているつもりでございます。現職時代に対外的に発言すべきではなかったというふうに思います。現職の職員で,しかも部長という市の最高幹部でありますので,地方公務員法に抵触する恐れがあるような政治行為は慎むべきではなかったかというふうに思います。やはり一定のけじめをつけたあと,具体的には退職後であれば,それは個人の責任としての発言でございます。内容については理解はできませんが,一個人としての思いですので,私どもが関与する問題ではないというふうに思っております。ただし,固有名詞を名指しで誹謗中傷したり,事実と異なる間違った発言や情報については見逃すことができませんので,しかるべき対応を考える必要があるというふうに思っております。

 以上です。



○議長(杉本信一君) 藤井慶峰君。



◆7番(藤井慶峰君) ありがとうございました。

 私もですね,この当該職員が元職員なら言わないんです。やはり現職であったということですね。11月17日まで現職の職員であったと,それが10月10日と11月14日の新聞ということでありましたから,私これを問題にしました。さぞかし市長,副市長は腹が立ったことだろうと思います。それで,私が今思い出したのが3年半前,暮れでした。元松市長が立候補の表明されるときに,その前に辞表を出して,辞職されてから初めて発言されました。私はそのことは非常に評価しております。そこでですね,元松市長に再度お伺いしたいんです。この新聞記事の中に,「協力な支援者に対して利益誘導政治が行われている云々」というのがあるんです。このことをですね,現職の職員がマスコミに対して,私は恐らく根拠のないことだと思います。多分想像で言ったんだと思うんですよ。根拠のないことを語ったことをどのように考えておられるか,市長にお伺いしたいと思います。



○議長(杉本信一君) 市長,元松茂樹君。



◎市長(元松茂樹君) その発言された元職員から退職願が出されて,実際に退職されるまで半月以上あったわけですけれども,残念ながら話をしておりませんので,どのような意図で発言されたかというのは本人に確認ができておりません。何を持って利益誘導なのかわかりませんけれども,選挙になるといろいろなうわさが飛び交うことは仕方がないことだと,これは思っております。しかし,明らかに誇張され,偏った一方的な見解で,見方で批判されることは非常に残念です。これくらいならまだよろしいんですけども,最近私たちの耳に入ってきておりますのが,具体的には申し上げられませんけれども,ありもしないことに尾びれ背びれまでついて吹聴されていることがあります。これはご本人が言われていることか,周りの人が言われていることかわかりませんけども,それによって全く関係のない方で名誉を著しく傷つけられている方もいらっしゃるということをぜひ深く認識をしていただきたいと思います。ちなみに,退職をしましても議員ご存じのとおり,地方公務員法は適用をされます。現職時代の体制批判,他人の名誉を傷つける発言等は地方公務員法第33条,信用失意行為の禁止に抵触する恐れがあります。そういう意味では,それに沿った対応も可能かと思いますが,私はそこまでの泥試合をするつもりはございません。しかしながら,公務員であった当時の自分の発言がいかに重いのかをぜひ今一度思い起こして,深く考えて今後動いていただければありがたいなと思うだけです。

 以上です。



○議長(杉本信一君) 藤井慶峰君。



◆7番(藤井慶峰君) ありがとうございました。

 今市長,もう一つ確認したいんですが,当該職員が辞表を出して,市長と一度も面接してないんですか。その点をですね,普通だったらね,考えられないことだと思うんですよ。その点,ちょっともう一度確認したいと思います。お願いします。



○議長(杉本信一君) 藤井議員,一般質問からですね,ちょっと範囲を超えておられます。少し注意をして質問をお願いいたします。



◆7番(藤井慶峰君) はい,わかりました。じゃあですね,その今の質問は,ちょっとたまたまそういう話聞いたもんですから,事実関係がどうだったのかというのを確認したかったわけでございます。失礼しました。わかりました。今回のこの件でですね,私はやっぱりいろいろ心配しました。私この件はですね,どうかしたら刑法231条の侮辱罪,あるいは230条の名誉棄損の罪に該当するんじゃないかという思いもしております。そういったことを考えたわけですが,先ほど市長がそこまではやらないというようなことでございましたので,これで質問を終わらせていただきます。

 ありがとうございました。



○議長(杉本信一君) 6番,中口俊宏君。



◆6番(中口俊宏君) 皆さん,こんにちは。中口でございます。本定例会におきまして,質問の機会をいただき,感謝申し上げます。

 質問事項は,1つが女性職員の幹部登用について,2つ目が大坪川の改修について,3つ目が安全・安心なまちづくりについて,3つのことを質問いたします。

 質問席から質問いたします。



○議長(杉本信一君) 中口俊宏君。



◆6番(中口俊宏君) 質問に入る前に,私,本年第2回定例議会におきまして,公共施設にAEDの必要性等につきまして質問と要望をいたしました。執行部におかれましては,設置の必要性を理解され,早速予算措置を行い,網田支所,網津支所をはじめ,中央公民館等12カ所にAEDが設置されました。迅速な対応につきまして,元松市長,木下教育長をはじめ関係職員に感謝を申し上げまして,質問に入ります。

 質問の一つが女性職員の幹部登用についてであります。全国的には,女性の方が政治,経済等々の各分野で活躍されており,また,国や県の組織,機関におきましても,その優秀さが認められ,主要ポスト,あるいは上級ポストに登用されて活躍をされております。このことは皆さんご案内のとおりであります。そこで,本市における職員全体に占める女性職員の比率,課長級及び係長,課長補佐級の登用率,そして女性職員の持つ特徴等につきまして,総務部長に質問をいたします。



○議長(杉本信一君) 総務部長,益田輝明君。



◎総務部長(益田輝明君) 職員に占める女性職員の比率,係長級,課長級における女性職員の登用率についてお答えをいたします。女性職員数は平成25年4月1日現在,全職員数262人のうち103人です。全職員に占める女性職員の比率は約39%となっています。

 次に,課長職における女性職員の登用率につきましては,課長職職員数30人のうち女性職員数は3人で約10%となっています。

 次に,課長補佐を含めた係長職における女性職員の登用率につきましては,係長職職員数59人のうち女性職員数は19人で約32%となっています。管理監督職全体で申し上げますと,管理監督職職員数101人のうち女性職員は22人で,女性の登用率は約22%となっています。

 次に,女性職員の特徴につきましては,管理監督職への登用においては,男女の区別なく,その職員の知識,経験,能力等その職責に必要とされる知識,経験,能力等を総合的に判断して登用を行っておりますので,その職責に必要とされる知識,経験,能力等十分に兼ね備えていることと認識をしております。



○議長(杉本信一君) 中口俊宏君。



◆6番(中口俊宏君) 今,部長の答弁で女性職員は全体の39%,係長級以上では約22%であり,女性職員の職務に必要とされる知識,経験,能力は十二分に兼ね備えているとの認識であります。熊本県の資料によりますと,平成24年の熊本県内各市町村全体での女性職員の管理職,課長以上の在職状況,登用率は県下の平均が8.8%であります。本市は,これは24年ですので,5.1%で,現在は10%ということでありますけども,市で登用率が高いのが天草市の15.7%,宇城市が11.6%でありました。ところで,本市の女性職員の方と常任委員会等で意見を聞いたり,話をする機会がありますが,部長答弁のとおり,女性職員の方は,繊細であり,職務に対する知識,能力は十分であると認識をしております。そういった人は所属長の課長や部長,言うならば最高幹部としての仕事が十二分にできるかと思っております。そこで優秀な女性職員につきましても積極的にそういった幹部に登用すべきと思いますけども,本市としての女性職員の幹部登用の方針,市長の考えを伺います。



○議長(杉本信一君) 市長,元松茂樹君。



◎市長(元松茂樹君) 管理監督職への登用の方針等についてお答えをいたします。

 女性職員の管理監督職への登用については,第二次宇土市男女共同参画推進計画において,管理監督職登用に向けた能力開発のための職場環境づくり及び研修機会の充実等とあわせまして,平成21年度の登用率,これが15.6%でございましたが,これを平成26年度までに25%へ,最終目標の平成30年度までには25%以上の着実な向上を図るということを目標に掲げております。現時点でいきますと22%ということですから,あと一歩のところにきております。本市の管理監督職への登用の方針につきましては,男女の区別なく平等に職員の知識,これまでの職務経験,能力,勤務成績等を総合的に判断して登用する職責に応じた人材を登用しております。また,登用するにあたりましては,毎年10月に身上報告とあわせまして,昇任の希望調査を実施しており,原則,昇任を希望する職員の中から登用しております。現在,監督職,課長補佐,係長クラスになりますが,ここが32%でございますけれども,まずは監督職が増えないことには管理職は増えませんので,こういった中でやる気のある職員にぜひ希望していただきたいと思っているところでございます。今後も人事考課制度や研修制度等の充実を図りながら全職員の能力向上対策を実施し,幹部職員を目指す意欲ある職員の育成に努めてまいります。

 以上です。



○議長(杉本信一君) 中口俊宏君。



◆6番(中口俊宏君) 今市長の答弁がありましたけども,優秀な人材につきましては年功序列も必要な場合もありますけども,積極的に登用されることを期待をいたしまして,次の質問に入ります。

 質問の2つ目は,大坪川の改修につきまして質問をいたします。松原地区を南の方から北の方面へ流れて,そして船場川と合流します大坪川,ここは感潮河川の性質から大雨と満潮や大潮と重なりますと川の水が一気に増水し,松原地区の一帯の田畑や道路は冠水します。家屋では床下浸水等の状態ともなり,地域の方は大雨の時期につきましては,まあ恐怖と不安に陥れているのが現状であります。このことを解消して,大雨のときでも安心して暮らせますよう,大坪川の改修につきましては,地区から要望もあっておりますし,また,先日松原区で開催されました女性とのふれあい座談会,ここにおきましても第一に取り上げられたのがこの大坪川の改修の問題でした。大坪川の改修は,松原区の重要な課題の一つでもあります。この大坪川の改修事業につきましては,工事が始まってから20年近くにもなると思いますが,私ども地域から見まして,目に見えるような形で進んでいないのが現状ではないかと思っております。そこで,これまでの工事の進捗状況と今後の計画,できるならばいつ頃この工事が終わるのか,完了するのか等につきまして,建設部長にお尋ねをいたします。



○議長(杉本信一君) 建設部長,新樹秀一君。



◎建設部長(新樹秀一君) お答えいたします。

 まず,大坪川の改修計画についてでございますが,全体延長2,610メートルのうち馬之瀬町の船場川と合流地点から上流へ松原町の旧パチンコ大統領の裏でございますが,ここの大坪水門までの区間1,190メートルにつきまして,昭和50年に国の認可を受け事業に着手しているところでございます。これまでの進捗状況についてでございますが,護岸の整備延長で申し上げますと,両岸あわせまして計画延長が2,300メートルに対しまして,整備済み延長が1,670メートルでございますので,割合で申しますと72%の進捗となっているところでございます。大坪川の事業認可は河川長1,190メートル,護岸で申しますと両護岸での延長2,300メートルの完成時期につきましては,馬之瀬水門や橋梁の付け替え等大型の施設整備も含め,これまでの事業実施期間と工事進捗から勘案しますと,今後も相当な期間と事業費が必要になると思われます。このような中,大雨時には中流部での流下能力が原因で溢水が起こり,排水能力を高めるため,流下断面が不足している松原町の馬門石の水門がある部分のバイパス工事に着手したところでございます。平成22年度は,日本合成化学の工業用水の付け替え工事を行っております。また,平成23年度には,一部バイパス部分の護岸工事を実施しておりますが,この部分には既存の個人所有の橋がございます。また,バイパス化によりますところの通学路の分断,農作業用道路への対応等幾つかの問題を解決する必要がございます。本来,河川整備は,下流部から整備するのが基本でありますが,今後もネックとなっておりますこのような箇所を先行して整備できるよう,国・県と協議を行い,事業の進捗を図りたいと考えております。市としましては,今後も引き続きこの問題をできるだけ早期に解決し,溢水の減少を図り,安心・安全な住環境整備のため河川改修事業を進めてまいりたいと考えております。ご理解のほどよろしくお願いいたします。

 以上でございます。



○議長(杉本信一君) 中口俊宏君。



◆6番(中口俊宏君) 今建設部長の答弁がありましたけども,現在までの工事の進捗率約72%との答弁がありましたが,これまでの20年を単純に計算いたしますと,あと10年弱ぐらい,七,八年はかかるかなと思っておりますけれども,国・県との協議を進めていただいて,早目,早目の工事の完了をお願いをしておきます。

 また,事業を進める上での問題点が幾つか指摘されましたけども,その一つが馬門石でつくられました馬之瀬の堰の措置,取り扱いであります。馬之瀬の堰は川の流れが狭くなっております。その狭くなったところに馬之瀬の堰があります。大雨のとき等につきましては,流木やごみがその堰に引っかかります。そして,水の流れを遮断します。そういったことで水が一気に増水して,付近は冠水するわけです。この馬之瀬の堰につきましては,これを撤去すれば水がスムーズに流れていきます。地元としては,今この堰は全く機能していない。地元の方の意向は不要,要らないというような意見であります。このことは23年度に質問いたしまして,土木課,教育委員会から答弁をいただいておりますけども,本日はこの馬門石でつくられました馬之瀬の堰,これを今後どうするのか。教育委員会におかれましては,執行部と土木課等々の市長部局と協議を進めて,その結論を出していただきたいと思っておりますので,よろしくお願いいたします。

 2つ目がこの事業が進みますと大坪川に新たな橋の架け替えが必要となってまいります。現在は,馬之瀬方面からの通学路ですけども,このただ通学路の観点じゃなくして,定住促進化対策を含めた地域の活性化対策,それら宇土東小学校へは大型バスが行きません。東小学校の児童たちは,小学校まで大型バスが来ませんので,JAの宇土支所,あそこまで歩いて,そしてバスに乗って修学旅行や研修旅行に行っておりますので,こういった問題も解消するため,この新たに橋を新設する,架け替える際は10年,15年と長期的な視野を持って取組みをお願いをしたいと思います。そのことを強く要望いたしまして,次の質問に入ります。

 質問の3つ目が安全・安心な宇土づくりです。

 その一つが平成23年,24年度における横断歩道や歩行者用信号機この設置の規制の要望と,その結果,進捗状況につきまして質問をいたします。交通安全対策事業につきましては,その目的の一つとして,関係機関と協議をしながら信号機や横断歩道の設置及び交通規制を促進し,通学道路,生活道路等々の安全確保に努めるとあります。そこで23年,24年の2年間において本市から宇城警察署,熊本県公安委員会へ通学路や生活道路における横断歩道,歩行者用信号機等々の交通規制の要望件数,要望事項,その結果や進捗状況につきまして,市民環境部長に質問をいたします。



○議長(杉本信一君) 市民環境部長,益田輝明君。



◎市民環境部長(益田輝明君) 質問にお答えをいたします。

 平成23年,24年度に要望のありました交通規制に関しましては,横断歩道設置が3カ所と移設が1カ所,はみ出し禁止が2カ所,一時停止規制が3カ所,進入禁止が1カ所,大型車輌通行規制が1カ所,押しボタン式信号機設置が7カ所の要望があっております。

 進捗状況につきましては,横断歩道は下新開地区と境目地区の2カ所が実施済みで,残り1カ所の住吉地区につきましては,道路幅が狭く,設置できないとのことであり,代替措置としまして,カラー舗装の指導線を引き,通学時の安全が確保できるよう調整をしています。また,花園堰付近の移設につきましては,今年度中に施工できるよう調整をしております。はみ出し禁止につきましては,南段原線,これ入地地区になりますけど,今年度に実施することで調整をしておりますが,北部農面道は規制許可が取れない状況です。一時停止規制は,椿原地区,百合ヶ丘地区,鮟鱇地区の3カ所とも完了しております。走潟地区の進入禁止は,まだ許可が取れておりませんので,継続して要望してまいります。南段原交差点から本町3丁目交差点までの本町通り大型車輌通行規制は,今年度中には公安委員会からの承認が取れ,規制表示板等の設置完了後に規制が開始されると聞いております。この件につきましては,市議会交通問題対策議員連盟をはじめ,各種団体や地元住民の方々に多大なご支援,ご協力をいただきましたことに対しまして厚くお礼を申し上げます。

 最後に,信号機につきましては,県内全域で設置要望が多数あり,年間に11基程度しか設置できないため,宇城署管内で1基設置できればよいほうであると聞いております。設置要望箇所につきましては,宇城署で車輌通行状況等の現場確認を行い,危険性の高い箇所から優先順位を付けて公安委員会に要望をされております。そのような中,花園台付近の信号機につきましては,優先度が高いと聞いておりますが,国道57号線に付随する信号機につきましては,優先度が低いため,恐らく困難であるとのことであります。今後,各地区からの交通規制の要望につきましては,宇城警察署との協議を綿密に行い,可能,不可能の判断をできるだけ早く行うとともに,不可能の場合は地元の意見を聞きながら代替措置の実施について検討をしてまいります。



○議長(杉本信一君) 中口俊宏君。



◆6番(中口俊宏君) 部長から答弁がありましたけども,この交通規制の中で特に児童・生徒の通学路の安全確保対策の交通規制につきましては,その要望の結果や進捗状況等につきまして,学校と関係者のほうに連絡をしてもらいたいと思います。

 また,本町3丁目から一里木方面の大型車輌の通行規制,これにつきましては,執行部の皆さんの努力によりまして交通規制が実現される方向で進んでいるかと聞いておりますけども,この件につきましては,地元の長年の課題でありますので,結果が判明次第,時期を資することなく地元の方々へ説明,報告されることを要望して,次の質問に入ります。

 安全・安心なまちづくりの2つ目が,高齢者の交通事故防止を主眼としました,運転免許証返納者への優遇措置についてであります。先日,自宅のほうに,議会でもいただきましたけども,宇土市生活便利ブック,これをいただきました。いろんなものが掲載してありますし,本当にいいものができたものだというふうに感じております。この20ページには,免許返納者割引乗車証についてありますけども,これにつきまして質問をいたしますけども,この運転免許証を自主返納される方への優遇措置でありますが,この優遇措置の現状につきまして,企画部長にお伺いをいたします。



○議長(杉本信一君) 企画部長,荒木繁男君。



◎企画部長(荒木繁男君) コミュニティバス行長しゃん号とミニバスのんなっせの運転免許返納者に対する優遇措置の現状についてお答えをします。

 まず,運転免許返納者に対する割引制度について説明します。この割引制度は,熊本県内に在住の65歳以上の方が運転免許証を自主的に返納された場合,バス事業者で手続きをすれば返納証明証が交付されます。その返納証明証をバス利用の際に提示することでバス料金が半額になるというものです。これは県内の各バス事業者が提供をしているサービスでありまして,全国的に見ましても対象年齢の違いはありますが,広く普及している制度であります。すでに本市を走っている九州産交グループの路線バスと熊本バスの路線バス全て利用可能となっております。この運転免許返納者に対する割引制度のコミュニティバス行長しゃん号とミニバスのんなっせへの導入状況は,行長しゃん号につきましては,今年10月のダイヤ改正にあわせて導入しております。これは行長しゃん号の運行を産交バスに依頼している関係でスムーズにできております。しかし,のんなっせにつきましては,地元タクシー事業者の運行でありますので,まだノウハウがなく導入できておりません。今後,導入できるように調整したいと思っております。

 以上です。



○議長(杉本信一君) 中口俊宏君。



◆6番(中口俊宏君) 企画部長から答弁がありましたけども,私はこの記事を見まして,内容を見まして,バス事業者の施策そのままであり,これに本市独自の施策が取り入れられないかと思いました。また,詳しいことは産交バスにお問い合わせくださいというようなことがありますけども,これとあわせて,例えば,市の企画課,環境交通課,あるいは網田支所,網津支所へお問い合わせくださいとあったほうがより親切になるんじゃないかなというふうに感じた次第でした。

 今後のあり方につきまして質問をいたしますけども,まず,目的を高齢者の事故防止を主眼とした運転免許証を返納することであれば,運転免許証を返納すれば足代わりがなくなります。それを何かで補うことが必要です。足代わりとして行長しゃん号,のんなっせ,これが80円ということですけども,これを年齢,例えば75歳からとか無料にすると,無料のパス券で乗ってもらうと。あるいは,温泉施設等につきまして半額にするとか,そういった優遇措置も検討してもらいたいというふうに思っております。

 他の自治体の事例では,熊本市では,住民基本台帳カードの交付手数料500円を免除されているというふうに聞いております。また,いろんな県内の地区安全協会でこの免許証の返納につきまして優遇措置がありますけども,特に進んでおりますのが玉名地区安全協会です。運転経歴証明証の交付手数料1千円と写真代1千円を負担すると。あるいは,タクシー3社の運賃の1割引,あるいは温泉利用時の半額割引といったこともあるようですので,交通事故防止を主眼とした運転免許証の返納措置につきましては,企画課のみならず,交通行政担当の交通環境課,あるいは地区の安全協会等々との連携を密にして,よりよい施策を期待をいたします。よろしくお願いいたします。

 最後の質問に入ります。高齢者の転倒事故防止のための歩道の整備について質問をいたします。市内全域でほとんどの車道の舗装が進んでおります。舗装等の整備は目に見えて進んでおりますけども,一部の歩道につきましては,段差が生じまして,でこぼこの状態であります。歩行者,特に高齢者や車椅子利用の障がい者の方には転倒事故の危険性が生じております。早急な対策が必要です。これ場所は松原町の三和ビルがありますけども,あの付近。道路から施設に入る際のレンガ造りの歩道がありますけども,あの一部。それと国道57号線の城之浦交差点から市街地へ通ずる歩道の一部であります。これは同所を通行されます高齢者の方たちからの声でありますが,現地を確認のうえ,適切な対応を要望いたします。

 また,現在の歩道の整備状況等につきまして,及びその対応につきまして,建設部長にお伺いをいたします。



○議長(杉本信一君) 建設部長,新樹秀一君。



◎建設部長(新樹秀一君) 歩道の維持管理についてのご質問にお答えいたします。歩道部の舗装の状況が悪くなっている箇所やマンホール等との段差が大きい部分,またレンガの乱れが著しい箇所など,道路パトロールや市民の方からの通報により補修が必要な箇所については随時補修を行っているところであります。特にレンガ舗装も含めた歩道のでこぼこや段差は歩行者がつまずいたり,転倒したりする原因となります。早急に対応する必要があると認識しております。これからは,車道部に限らず,歩道部につきましても注視した道路パトロール等を行い,歩行者の危険性を除去し,安心して通れる歩道を構築していきたいと考えております。

 また,市民の方からの危険で改修を要する箇所の情報提供につきましても,広報紙等で呼掛けを行ってまいりたいと考えております。

 以上でございます。



○議長(杉本信一君) 中口俊宏君。



◆6番(中口俊宏君) 建設部長のほうから積極的で前向きな答弁がありました。早期な補修,改善を期待いたしまして,私の質問を終わります。



○議長(杉本信一君) 以上で,本日の質疑並びに一般質問を終わります。

 次の本会議は,明日10日火曜日10時に会議を開きます。

 本日は,これをもって散会をいたします。ありがとうございました。

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                午後2時25分散会