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熊本県 水俣市

平成29年9月第4回定例会(第5号 9月14日)




平成29年9月第4回定例会(第5号 9月14日)





 



       平成29年9月第4回水俣市議会定例会会議録(第5号)





平成29年9月14日(木曜日)


                 午前10時32分 開議


                 午後3時46分 閉会


 (出席議員) 16人


福 田   斉 君  小 路 貴 紀 君  桑 原 一 知 君


塩 ? 達 朗 君  田 口 憲 雄 君  藤 本 壽 子 君


? 岡 朱 美 君  田 中   睦 君  谷 口 明 弘 君


? 岡 利 治 君  牧 下 恭 之 君  松 本 和 幸 君


中 村 幸 治 君  岩 阪 雅 文 君  谷 口 眞 次 君


野 中 重 男 君


 (欠席議員) なし


 (職務のため出席した事務局職員) 5人


事 務 局 長 (岩 下 一 弘 君)  次     長 (岡 本 広 志 君)


次     長 (鎌 田 みゆき 君)  参     事 (前 垣 由 紀 君)


参     事 (上 田   純 君)


 (説明のため出席した者) 16人


市     長 (西 田 弘 志 君)  副  市  長 (本 山 祐 二 君)


総合政策部長  (帆 足 朋 和 君)  総 務 部 長 (本 田 真 一 君)


福祉環境部長  (川 野 恵 治 君)  産業建設部長  (関   洋 一 君)


総合医療センター事務部長


        (久木田 美和子 君)  総合政策部次長 (深 江 浩一郎 君)


福祉環境部次長 (? 沢 克 代 君)  産業建設部次長 (城 山 浩 和 君)


水 道 局 長 (山 田 雅 浩 君)  教  育  長 (吉 本 哲 裕 君)


教 育 次 長 (藪   隆 司 君)  総合政策部政策推進課長


                             (梅 下 俊 克 君)


総務部総務課長 (緒 方 卓 也 君)  総務部財政課長 (設 楽   聡 君)


        ──────────────────────────





〇議事日程 第5号


      平成29年9月14日 午前10時開議


第1 議第54号 水俣市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める


        条例の一部を改正する条例の制定について


第2 議第55号 水俣市営住宅条例の一部を改正する条例の制定について


第3 議第56号 水俣市県営急傾斜地崩壊防止工事分担金徴収条例の一部を改正する条例の制定に


        ついて


第4 議第57号 水俣市学校林基金の設置、管理及び処分に関する条例の一部を改正する条例の制


        定について


第5 議第58号 平成29年度水俣市一般会計補正予算(第3号)


第6 議第59号 平成29年度水俣市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)


第7 議第60号 平成29年度水俣市介護保険特別会計補正予算(第1号)


第8 議第61号 平成29年度水俣市公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)


第9 議第62号 あらたに生じた土地の確認について


第10 議第63号 字区域の変更について


第11 議第66号 平成29年度水俣市一般会計補正予算(第4号)


第12 議第67号 水俣市過疎地域自立促進計画の変更について


第13 陳第5号 水俣市の光回線(インターネット回線)全面開通に向けた陳情について


第14 陳第6号 日本政府に核兵器禁止条約の調印を求める意見書提出を求める陳情について


第15 陳第3号 若者も高齢者も安心できる年金制度の実現を求める陳情について(平成28年6月)


第16 委員会の閉会中の継続審査並びに調査について


    総務産業委員会


     1 議第65号 平成28年度水俣市水道事業会計決算認定及び剰余金処分について


     1 議第72号 平成28年度水俣市公共下水道事業特別会計決算認定について


     1 陳第4号 所得税法第56条の廃止を求める意見書提出を求める陳情について


     1 一般行財政並びに経済観光、農林水産、都市計画、上下水道等に関する諸問題の調


       査について


    厚生文教委員会


     1 議第64号 平成28年度水俣市病院事業会計決算認定及び剰余金処分について


     1 議第69号 平成28年度水俣市国民健康保険事業特別会計決算認定について


     1 議第70号 平成28年度水俣市後期高齢者医療特別会計決算認定について


     1 議第71号 平成28年度水俣市介護保険特別会計決算認定について


     1 環境、福祉、総合医療センター並びに教育等に関する諸問題の調査について


    議会運営委員会


     1 議会運営等に関する諸問題の調査について


     1 議会の情報公開に関する調査について


第17 議第73号 固定資産評価審査委員会委員の選任について


第18 議第74号 固定資産評価審査委員会委員の選任について


第19 議第75号 固定資産評価審査委員会委員の選任について


                                     (付託委員会)


第20 議第76号 水俣市新庁舎の建設位置に関する住民投票条例の制定について


                                   (庁舎建替等対策)


第21 議員派遣について


        ──────────────────────────


〇本日の会議に付した事件


 議事日程のとおり


        ──────────────────────────


                               午前10時32分 開議


○議長(福田 斉君) ただいまから本日の会議を開きます。


        ──────────────────────────


○議長(福田 斉君) 日程に先立ちまして諸般の報告をします。


 各常任委員会及び議会運営委員会から委員会審査報告書、閉会中継続審査・調査申出書の提出がありましたので、議席に配付しておきました。


 次に、本日、市長から人事案3件の提出がありましたので、議席に配付しておきました。


 次に、本日、谷口明弘議員外6人で発議の条例案1件の提出がありましたので、議席に配付しておきました。


 次に、監査委員から平成29年7月分の一般会計、特別会計等の例月現金出納検査の結果報告があり、事務局に備えつけてありますから御閲覧願います。


 次に、議員派遣について提出がありましたので、議席に配付しておきました。


 次に、小路貴紀議員から発言取消申出書が提出されましたので、議席に配付しておきました。


 次に、本日の議事は、議席に配付の議事日程第5号をもって進めます。


 以上で報告を終わります。


        ──────────────────────────


○議長(福田 斉君) この際、お諮りします。


 小路貴紀議員から、去る9月6日の本会議における発言の中で、不適当な発言があったので、水俣市議会会議規則第65条の規定により、発言取消申出書に記載した部分を取り消したい旨の申し出がありました。


 この取り消し申し出を許可することに御異議ありませんか。


  (「異議なし」と言う者あり)


○議長(福田 斉君) 異議なしと認めます。


 したがって、小路貴紀議員からの発言の取り消し申し出を許可することに決定しました。


        ──────────────────────────





◎日程第1 議第54号 水俣市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定について


 日程第2 議第55号 水俣市営住宅条例の一部を改正する条例の制定について


 日程第3 議第56号 水俣市県営急傾斜地崩壊防止工事分担金徴収条例の一部を改正する条例の制定について


 日程第4 議第57号 水俣市学校林基金の設置、管理及び処分に関する条例の一部を改正する条例の制定について


 日程第5 議第58号 平成29年度水俣市一般会計補正予算(第3号)


 日程第6 議第59号 平成29年度水俣市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)


 日程第7 議第60号 平成29年度水俣市介護保険特別会計補正予算(第1号)


 日程第8 議第61号 平成29年度水俣市公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)


 日程第9 議第62号 あらたに生じた土地の確認について


 日程第10 議第63号 字区域の変更について


 日程第11 議第66号 平成29年度水俣市一般会計補正予算(第4号)


 日程第12 議第67号 水俣市過疎地域自立促進計画の変更について


 日程第13 陳第5号 水俣市の光回線(インターネット回線)全面開通に向けた陳情について


 日程第14 陳第6号 日本政府に核兵器禁止条約の調印を求める意見書提出を求める陳情について


 日程第15 陳第3号 若者も高齢者も安心できる年金制度の実現を求める陳情について(平成28年6月)





○議長(福田 斉君) 日程第1、議第54号水俣市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定についてから、日程第15、陳第3号若者も高齢者も安心できる年金制度の実現を求める陳情についてまで、15件を一括して議題とします。


 順次委員長の報告を求めます。


 初めに、総務産業委員長田口憲雄議員。


  (総務産業委員長 田口憲雄君登壇)


○総務産業委員長(田口憲雄君) ただいま議題となりました案件のうち、総務産業委員会に付託されました案件について、委員会での審査の経過並びに結果についてご報告いたします。


 まず、議第55号水俣市営住宅条例の一部を改正する条例の制定について申し上げます。


 本案は、牧ノ内団地1号棟の建設による住宅の供用開始に伴い、本案のように制定しようとするものであるとの説明を受けました。


 特に質疑、討論もなく、採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定しました。


 次に、議第56号水俣市県営急傾斜地崩壊防止工事分担金徴収条例の一部を改正する条例の制定について申し上げます。


 本案は、本市における急傾斜地崩壊防止工事の普及促進のため、本案のように制定しようとするものであるとの説明を受け、質疑を行いました。


 質疑の中で、県営急傾斜地とはどのようなものか、また納入義務者とは急傾斜地のある山の所有者のことかとただしたのに対し、県営急傾斜地とは、県が実施する急傾斜地の崩壊防止事業である。納入義務者とは、急傾斜地の下に住む工事の受益を受ける住民のことであるとの答弁がありました。また、未整備の地区における今後の整備計画についてただしたのに対し、現在、県が対策を必要と認めているところは109カ所あり、そのうち16カ所は整備済みである。未整備は93カ所であり、本事業は受益者からの申請に基づき行う事業であるため、申請がなければ整備は進まないとの答弁がありました。


 特に討論もなく、採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定しました。


 次に、議第58号平成29年度水俣市一般会計補正予算第3号中付託分について申し上げます。


 補正の主な内容としては、第5款農林水産業費にくまもと土地利用型農業競争力強化支援事業、第7款土木費に被災宅地復旧支援事業、第8款消防費に水俣芦北広域行政事務組合負担金、第10款災害復旧費に現年発生補助災害復旧事業などを計上している。


 なお、財源としては、第13款国庫支出金、第14款県支出金、第17款繰入金、第18款繰越金、第19款諸収入、第20款市債をもって調整している。


 このほか、繰越明許費補正として水俣芦北広域行政事務組合負担金を追加している。


 また、地方債補正として、過疎対策事業ほか1件の限度額の変更を計上しているとの説明を受け、質疑を行いました。


 質疑の中で、被災地宅地復旧補助金について、今後の地震や大雨などの災害で被災した場合の対象ケースについてただしたのに対し、本事業は熊本地震による被害に対する補助事業であり、熊本復興基金を財源として新たに始められた事業であるとの答弁がありました。


 また、農業委員会制度が新たにスタートしたが、取り組むうえでの課題や現状についてただしたのに対し、今回の制度改正は農地利用の最適化が一番の大きな仕事であるが、その推進方法をどのように進めていくか、他市の事例を調べながら検討している。農業委員会の定例会に推進委員も出席いただいており、連携して取り組んでいきたいとの答弁がありました。


 特に討論もなく、採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定しました。


 次に、議第61号平成29年度水俣市公共下水道事業特別会計補正予算第1号について申し上げます。


 今回の補正は、歳入歳出それぞれ277万9,000円を増額し、補正後の予算総額を、歳入歳出それぞれ12億1,228万4,000円とするものである。


 補正の主な内容としては、第1款公共下水道事業費において、修繕料及び工事請負費の増額を計上している。


 これらの財源としては、第4款繰入金をもって調整しているとの説明を受け、質疑を行いました。


 質疑の中で、下水道の接続対象地域における接続率と接続の推進に向けた取り組みについてただしたのに対し、接続対象地域のうち9割は接続済みである。未接続のところには、戸別訪問により説明しており、少しずつ接続率が上がっているとの答弁がありました。


 特に討論もなく、採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定しました。


 次に、議第62号あらたに生じた土地の確認について申し上げます。


 本案は、公有水面の埋立てにより、新たに11万527.81平方メートルの土地が生じたので、地方自治法第9条の5第1項の規定により、議会の議決を経る必要があるため、本案のように提案するものであるとの説明を受け、質疑を行いました。


 質疑の中で、これまで八幡プールは土地ではなかったが、今回の埋立てにより土地になったと理解してよいかとただしたのに対し、これまでの公有水面の埋め立て工事が完全に終了したことで、土地ができたということであるとの答弁がありました。


 特に討論もなく、採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定しました。


 次に、議第63号字区域の変更について申し上げます。


 本案は、議第62号で提案している公有水面の埋め立てにより生じた土地を、水俣市浜松町に編入しようとするものである。


 字区域の変更については、地方自治法第260条第1項の規定により、議会の議決を経る必要があるため、本案のように提案するものであるとの説明を受けました。


 特に討論もなく、採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定しました。


 次に、議第66号平成29年度水俣市一般会計補正予算第4号について申し上げます。


 今回の補正は、歳入歳出それぞれ4,271万5,000円を増額し、補正後の予算総額を、歳入歳出それぞれ148億105万7,000円とするものである。


 補正の内容としては、第2款総務費に市庁舎建替事業、第10款災害復旧費に現年発生補助災害復旧事業などを計上している。


 なお、財源としては、第13款国庫支出金、第17款繰入金、第20款市債をもって調整している。


 このほか、債務負担行為補正として、新庁舎建設基本・実施設計業務委託料を追加している。


 また、地方債補正として、災害復旧事業の限度額の変更を計上しているとの説明を受け、質疑を行いました。


 質疑の中で、新庁舎建設基本設計・実施設計費は市の一般財源でまかなう必要があるのかただしたのに対し、今年度から平成31年度までの基本設計・実施設計費として約1億2,000万円を見込んでいるが、そのうちの約7割が実施設計にかかる費用であり、その分は起債対象になる。よって、今年度計上している3,614万4,000円は契約後の前払い金であるが、2,530万円は起債が充当されるとの答弁がありました。


 また、新庁舎建設場所が旧庁舎周辺になった場合に、庁舎のかさ上げにかかる工事費の起債の適用の可否についてただしたのに対し、浸水対策は必要と考えており、かさ上げを一部行うか、全体的に行うか、または人工地盤で行うかなど、今後基本設計の中で方法を検討するが、工法によってかさ上げの工事費が大きく変動するため、個別の起債協議をしなければわからないとの答弁がありました。


 また、新庁舎の建物の延べ床面積を7,000平方メートルとしているが、その根拠についてただしたのに対し、旧庁舎の本館、旧館、新館、秋葉会館の合計が約6,500平方メートルである。これにユニバーサルデザインの対応やエレベーターの設置などの様々な要素を考慮しているとの答弁がありました。


 なお、本案に対しては、委員から第2款総務費、第1項総務管理費に計上されている新庁舎建設基本・実施設計業務委託料ほか関係予算を削減する修正案が出されましたので、まず修正案について審議を行いました。


 本修正案については自由討議を行い、市長が新庁舎の建設場所を旧庁舎周辺と決定した判断の材料のひとつであるパブリックコメントにおける意見の応募者数はわずかであり、市民の民意の全てとするには強引であるとの意見や、過去に他の自治体で市長選の結果によって大きく方針が変わった事例もあるため、住民投票で民意を踏まえて決定するべきであるとの意見、またパブリックコメントは思いのある方が行っており、応募者数が少数であっても客観的に受け取るべきであるとの意見がありました。


 その後討論があり、一般単独災害復旧事業債を使用し早期に建て替えて、大きな借金を作らないようにするというのは大きな責任であり、市長の判断は正しいと思うため、修正案に反対であるとの意見がありました。採決の結果、賛成少数となり、修正案を否決すべきものと決定しました。


 次に、修正案が否決されたことに伴い、原案について、採決の結果、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決定しました。


 次に、議第67号水俣市過疎地域自立促進計画の変更について申し上げます。


 過疎地域自立促進市町村計画の変更については、過疎地域自立促進特別措置法第6条第7項において準用する同条第1項の規定により議会の議決を経る必要があるので、本案のように提案するものであるとの説明があり、質疑を行いました。


 質疑の中で、今回変更となった事業の内容についてただしたのに対し、林業の市町村営林道開設事業については、林道を開設することで、これまで行き届かなかった森林整備の促進や、森林の公益機能の維持向上、地域林業の活性化を図る事業。緑の産業再生プロジェクト促進事業は、市内の林業事業体に高性能林業機械の導入支援。公民館の管理運営費については、市の公民館のトイレを和式から洋式に変更するものであるとの答弁がありました。


 特に討論もなく、採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定しました。


 次に陳第5号水俣市の光回線(インターネット回線)全面開通に向けた陳情について申し上げます。


 本陳情は、市の一部の地域のネット環境の改善を願うという内容で、ネット環境の整備により色々な面での費用対効果や公共性もあるとの意見や、今から先の生活を考えるとネットは必要になってくる。整備が進むことで防災面も強化できるとの意見があり、採決の結果、全員異議なく採択すべきものと決定しました。


 最後に、陳第6号日本政府に核兵器禁止条約の調印を求める意見書提出を求める陳情について申し上げます。


 本陳情は、安全保障の関係を損なうという考え方からすれば、日本政府の判断は間違っていないと考えるため反対であるとの意見や、北朝鮮の問題に対しては、お互いに核兵器を無くしましょうという交渉をすることが必要であり、それは核兵器の被害を受けた日本だからこそ言えると考えられるため賛成であるなどの意見が出され、採決の結果、賛成少数で不採択とすべきものと決定しました。


 以上で総務産業委員会の審査報告を終わります。


○議長(福田 斉君) 次に、厚生文教委員長牧下恭之議員。


  (厚生文教委員長 牧下恭之君登壇)


○厚生文教委員長(牧下恭之君) ただいま議題となりました案件のうち、厚生文教委員会に付託されました案件について、委員会における審査の経過並びに結果について御報告いたします。


 まず、議第54号水俣市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定について申し上げます。


 本案は、就学前の子どもに関する教育、保育等の総合的な提供の推進に関する法律の一部改正に伴い、本案のように制定しようとするものであるとの説明を受けました。


 特に、質疑、討論もなく、採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定をしました。


 次に、議第57号水俣市学校林基金の設置、管理及び処分に関する条例の一部を改正する条例の制定について申し上げます。


 本案は、久木野小学校学校林を廃止し、その他の学校林の所在地等を現在の表示とするため、本案のように制定しようとするものであるとの説明を受けました。


 特に、質疑、討論もなく、採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定をしました。


 次に、議第58号平成29年度水俣市一般会計補正予算第3号中付託分について申し上げます。


 補正の主な内容としては、第4款衛生費に簡易水道事業、第9款教育費に中学校施設耐震化推進事業などを計上している。


 なお、財源としては、第13款国庫支出金、第17款繰入金、第19款諸収入、第20款市債をもって調整している。


 このほか、繰越明許費補正として中学校施設耐震化推進事業を追加している。


 債務負担行為補正として、徳富蘇峰・蘆花施設管理委託料ほか1件を追加している。


 また、地方債補正として、過疎対策事業の限度額の変更を計上しているとの説明を受け、質疑を行いました。


 質疑の中で、今回、新たに蘇峰記念館に自動火災報知設備を設置するのかとただしたのに対し、これまで、蘇峰記念館については、消防法施行令別表第一の8項、図書館、博物館、美術館その他にこれらに類似するものとしての取扱をしており、自動火災報知設備の取り付け義務はなかったが、今年度消防署が立ち入り検査を行った際に8項の規定ではなく17項の文化財保護法の規定により、重要美術品として認定された建物としての取扱を行い、自動火災報知設備を設置するように指摘があったため、今回、新たに設置するものであるとの答弁がありました。


 また、総合体育館監視カメラ更新工事が計上されているが、その内容についてただしたのに対し、現在、大アリーナ、小アリーナ及び駐車場の3箇所において各2台、計6台の監視カメラを設置して、双方からの利用状況等を事務所のモニターにより確認している。しかし、総合体育館の開設から約20年以上が経ち、現在、小アリーナの設置カメラは2台とも壊れ、大アリーナ及び駐車場においてもそれぞれ1台ずつが壊れている状況であり、防犯上、早急に現状復帰を行う必要があるため、今回、工事を行うものであるとの答弁がありました。


 また、簡易水道等統合整備事業に伴う給水管修繕費等に関して、東部地区において、簡易水道から市の水道への移行に伴うものであるとの説明であったが、今回の工事については、新たに受益者の負担は発生しないのかとただしたのに対し、負担については発生しないとの答弁がありました。


 特に、討論もなく、採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定をしました。


 次に、議第59号平成29年度水俣市国民健康保険事業特別会計補正予算第2号について申し上げます。


 今回の補正は、歳入歳出それぞれ11万6,000円を増額し、補正後の予算総額を歳入歳出それぞれ47億8,224万円とするものである。


 補正の内容としては、第1款総務費に医療費適正化特別対策事業費の増額を計上している。


 これらの財源としては、第4款県支出金をもって調整しているとの説明を受けました。


 特に、質疑、討論もなく、採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定をしました。


 次に、議第60号平成29年度水俣市介護保険特別会計補正予算第1号について申し上げます。


 今回の補正は、歳入歳出それぞれ3,130万7,000円を増額し、補正後の予算総額を、歳入歳出それぞれ32億8,367万6,000円とするものである。


 補正の主な内容としては、人事異動に伴う人件費の調整のほか、第6款諸支出金において、介護給付費等の確定に伴う国県支出金等返還金などを計上している。


 これらの財源としては、第4款支払基金交付金、第6款繰入金、第7款繰越金をもって調整しているとの説明を受けました。


 特に、質疑、討論もなく、採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定をしました。


 最後に、平成28年6月に提出され継続審査となっておりました陳第3号若者も高齢者も安心できる年金制度の実現を求める陳情について申し上げます。


 本陳情については、現在の国の財政事情を考えると、年金の隔月支給を国際水準並みに毎月支給に改めるという点は問題があると思われるため、賛成しがたいとの意見や、年金生活者の実態を考えると、陳情の趣旨を了とし、賛成であるとの意見があり、採決の結果、賛成少数で不採択とすべきものと決定をしました。


 以上で、厚生文教委員会の審査報告を終わります。


        ──────────────────────────


○議長(福田 斉君) 以上で委員長の審査報告は終わりました。


 これから、委員長の審査報告に対する質疑に入ります。


 ただいまの委員長の審査報告について、質疑はありませんか。


  (「なし」と言う者あり)


○議長(福田 斉君) 質疑なしと認め、これで委員長報告に対する質疑を終わります。


  (「議長」と言う者あり)


○議長(福田 斉君) 谷口明弘議員。


○(谷口明弘君) 動議がございます。議第66号平成29年度水俣市一般会計補正予算第4号に対する修正案を提出させていただきます。


  (「賛成」と言う者あり)


○議長(福田 斉君) ただいま谷口明弘議員から議第66号平成29年度水俣市一般会計補正予算第4号に対して修正の動議が提出され、所定の賛成者がありますので、動議は成立しました。


 暫時休憩します。


                                  午前10時56分


                                  ──────


                                  午前10時57分


○議長(福田 斉君) 休憩前に引き続き会議を開きます。


 議第66号平成29年度水俣市一般会計補正予算第4号に対して、谷口明弘議員外6名から修正の動議が提出されました。


        ──────────────────────────


○議長(福田 斉君) 提出者の説明を求めます。


 提出者代表谷口明弘議員。


  (谷口明弘君登壇)


○(谷口明弘君) 議第66号平成29年度水俣市一般会計補正予算第4号に対する修正案の提案理由の説明を行います。


 本日、私、住民投票条例案も提出しておりまして、その案件とこの案件を認めることとは矛盾が生じます。それが第一点。第二点目に新庁舎建設基本設計・実施設計業務委託料他関係予算について、新庁舎の建設予定地についての審議が尽くされたとは認めがたく、当該事業に係る予算を削除するため、修正案を提出するものです。慎重審議を賜り、議員の皆様のご賛同をよろしくお願いいたします。


○議長(福田 斉君) 以上で提出者の説明は終わりました。


 これから修正案に対する質疑に入ります。


 修正案について、質疑はありませんか。


 (「なし」と言う者あり)


○議長(福田 斉君) 質疑なしと認め、これで質疑を終わります。


 これから討論に入ります。


 ?岡朱美議員から陳第6号について、野中重男議員から陳第3号について、それぞれ討論の通告があります。


 これから順次発言を許します。


 初めに、?岡朱美議員。


○(?岡朱美君) 日本共産党の?岡朱美です。


 私は陳第6号日本政府に核兵器禁止条約の調印を求める意見書提出を求める陳情について、に賛成の立場から討論を行います。


 2016年4月、日本原水爆被害者団体協議会は、世界から一つ残らず核兵器をなくそうと被爆者署名を始めました。その署名はこう呼びかけています。


 「1945年8月6日と9日、米軍が投下した2発の原子爆弾は、一瞬に広島、長崎を壊滅させ、数十万の人々を無差別に殺傷しました。真っ黒に焦げ、炭になった屍、ずるむけのからだ、無言で歩き続ける人々の列。生き地獄そのものでした。生きのびた人も、次から次へと倒れていきました。70年が過ぎた今も後障害にさいなまれ、子や孫への不安の中、私たちは生き抜いてきました。もうこんなことはたくさんです。


 しかし、地球上では今なお戦乱や紛争が絶えず、罪のない人々が命を奪われています。核兵器を脅迫に使ったり、新たな核兵器を開発する動きもあります。現存する1万数千発の核兵器の破壊力は、広島、長崎の2発の原爆の数万倍にも及びます。核兵器は、人類はもとより地球上に存在するすべての生命を断ち切り、環境を破壊し、地球を死の星にする悪魔の兵器です。人類は、生物兵器・化学兵器について、使用・開発・生産・保有を条約、議定書などで禁じてきました。それらをはるかに上回る破壊力をもつ核兵器を禁じることに何のためらいが必要でしょうか。」


 今年7月7日、核兵器禁止条約が国連加盟193カ国のうち122カ国の国と地域の賛成を得て成立しました。平均年齢80歳を超えた被爆者が、後世の人々が生き地獄を体験しないようにと、生きている間に何としても核兵器のない世界を実現したいと、残りの人生をかけて訴え続けてきた努力が実ったのです。


 核攻撃による被害国は、世界で唯一日本だけです。その被害の実態を最もよく知る立場にあり、またその被害者の訴えが条約成立の原動力であったにも関わらず、日本政府は条約に賛成しないばかりか、交渉を始めること自体にも反対をしました。


 日本政府のこの姿勢は、多くの国を驚かせ、何よりも被爆者を落胆させています。


 核使用が地球にとって破滅的な結果をもたらす以上、莫大な費用をかけて開発にしのぎを削ったとしても使用することはできません。使用することもできない、保持するだけで国費を費やすものに、なぜこれだけ固執するのでしょうか。


 すべての国が核兵器禁止条約に調印をすることは、このようなリスクと負担から世界を開放することにつながります。


 核保有国の主張に理解を示せば、世界はいつまでたっても核兵器が潜在的にもつリスクから逃れることはできません。


 被爆者は言います。「核保有国や核の傘の下にいる国をどのように参加させ、全ての核兵器を廃棄へと導くか、困難な作業が待っている。その主要な役割を担うべきは、身をもって核兵器の残虐さを体験してきた日本だ。」


 まずもって日本政府が核兵器禁止条約に調印し、この役割を担うことで、日本国憲法前文にある「平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めてゐる国際社会において、名誉ある地位を占め」て欲しいと切に願い、本陳情に賛成をいたします。


○議長(福田 斉君) 次に、野中重男議員。


○(野中重男君) 日本共産党の野中重男です。


 私は、陳第3号若者も高齢者も安心できる年金制度の実現を求める陳情について、賛成討論をいたします。


 政府厚生労働省は、年金制度にマクロ経済スライド制を導入し、物価が上がっても年金を引き下げようとしています。


 年金はそのほとんどが消費にまわり、地域経済と地方財政にも多くの貢献をしています。それと影響を与えます。年金が維持されてこそ地域経済は好循環を作り出すことができます。


 この陳情は年金を引き下げるマクロ経済スライド制の廃止などを陳情するもので、市民の願いに適っています。よってこの陳情には賛成であります。


○議長(福田 斉君) 以上で、通告による討論は終わりました。


 ほかに討論はありませんか。


 小路貴紀議員。


○(小路貴紀君) 水進会の小路貴紀です。議第66号平成29年度水俣市一般会計補正予算(第4号)に対する修正案について、賛成の立場から討論します。


 新庁舎建設の候補地に関しては、7月28日に水俣市本庁舎建設検討委員会より旧庁舎周辺と六ツ角周辺の2カ所に絞った答申が出されました。その後、8月18日に開催された市議会庁舎建替等対策特別委員会での現状説明からわずか1週間後の同25日に、候補地を旧庁舎周辺に決定する旨、市長より発表されました。この決定に至る経緯が不明瞭なことを背景に、各議員から一般質問がなされましたが、多くの議員並びに市民が納得しうる明快な答弁が得られたとは言えない中で、候補地決定を既成事実化するような予算執行は、現状避けるべきと考えます。


 また、旧庁舎周辺における浸水対策の工法等については、一般単独災害復旧事業債の適用可否が国、県などとの協議次第である状況下で、市長が言われる次世代に負担を残さないとする根拠に対しても不明な点が多く残されたままです。


 さらには、本件がのちの住民投票条例制定の賛否に関連することから、極めて慎重な判断が求められると考えます。


 以上の理由によりまして、議第66号平成29年度水俣市一般会計補正予算(第4号)中の新庁舎基本設計・実施設計業務委託料他関係予算について、当該事業に係る予算を削減する修正案に対する賛成討論とさせていただきます。


 議員皆様方の御賛同をお願いいたします。


○議長(福田 斉君) 他に討論はありませんか。


 ?岡朱美議員。


○(?岡朱美君) 先ほど真志会の谷口明弘議員から提案がありました平成29年度水俣市一般会計補正予算(第4号)に対する修正案に、反対の立場から討論します。


 本修正案は、新庁舎建設に関わる事業費全てを削除するものであり、事実上、被災した庁舎の復旧作業を遅らせるものです。


 熊本地震で明らかになったように、市庁舎は防災対策、発災時の被災者支援の司令塔となるもので、極めて重要な施設です。地殻変動が活発な中、いつ何時また大きな揺れに襲われるかわかりません。可及的速やかに耐震構造を持つ庁舎を建設することは、非常に緊急性の高い課題です。作業を遅らせることは、それだけ市民に対し、長期間の潜在的不安を与えることになります。


 本事業が緊急性を求められているのに加え、最大の難門が財源をどのように確保するかです。平成28年度決算ベースにおいて、当市の公共施設整備基金は8億9,000万円しかなく、今、求められている優れた防災拠点機能を持つ庁舎を建設するには、新たに大変大きな財政負担を強いられることになります。現行では市庁舎建設に対する補助制度はありません。単独で実施するとなれば莫大な借金を背負うしかなく、毎年の返済のために他の事業が圧迫されることになります。東日本大震災などの例にならい、国、県に対し特別な支援を要望したのは、まさにこのような事情があったからです。


 国、県に対する要望活動は、5月18日、九州市長会において同会決議案に国からの支援を盛り込んでもらうように西田市長が席上要望したのを皮切りに、5月26日、6月7日、7月19日、7月25日、8月22日、9月16日と5カ月間に7回に及んでいます。要望先は担当各大臣、県知事、県議会議長、熊本県選出国会議員、副知事、県幹部職員、地域振興局長とあらゆる関係者です。さらに、前出の関係者には、外出先等で会うたびに繰り返し要望を伝えていたと聞いています。要望の内容はいずれも被災自治体の財政基盤の弱さを訴え、特段の財政措置を強く求めるものです。


 さらには、われわれ議会としても昨年6月議会で国に対し意見書を提出したということをゆめゆめ忘れてはなりません。意見書は特に本市のように小規模自治体では財政基盤が弱く、災害に強い復旧、復興を進める上で大きな障壁となっていることを訴え、よって、躊躇なく災害復旧と防災機能の強化に取り組めるよう行政庁舎再建において、仮設庁舎の建設等も含めた国庫補助制度を創設するよう、特段の措置を強く要望するという内容のものです。そして、これは間違いなく議会の総意として国に提出されたものです。


 本市に対する一般単独災害復旧事業債の適用が認められたのは、このように、われわれ議会も含め、度重なる熱心な要望活動があってのことです。あえて、既に国との協議を経て同事業債の適用が認められた事業計画を止め、より建設コストのかかる事業に拘泥する姿勢は、時間的にも財政的にも余裕があるものと解釈されかねず、起債を認めた国、県の信義に反するものです。


 そして、何より私たちには、市民生活を守るという責務があり、一刻も早く防災拠点を確保し、必要なところに必要な財源が確保されるよう知恵と力を尽くすことが求められているのではないでしょうか。


 以上の理由から、本修正案には反対であります。


○議長(福田 斉君) 藤本壽子議員。


○(藤本壽子君) 無限21の藤本壽子です。議第66号平成29年度水俣市一般会計補正予算(第4号)修正案について、反対の立場で討論します。


 ご存知のとおり、これまで水俣市本庁舎検討委員会において議論が重ねられ、旧庁舎、六ツ角周辺が候補となったわけですが、市民の評価としては総合的にみて、安全性、防災拠点性、経済性など旧庁舎周辺に建設というほうが評価が高かった。また、パブリックコメント、市長と語る会でも旧庁舎周辺を望む声が多かった。


 これを受け、市として判断され、候補地を決められたということに対して、私は妥当であると評価いたします。何より、新庁舎が何のために急を要し、建て替えなければならなくなったかを考えるとき、私たちはまず防災の拠点を作ることを優先させる必要があります。建設地については早急な決断が必要であったと理解いたします。


 また、経済面においても、困難な用地交渉等も必要なく、働く人々の雇用を奪うこともなく、進めることができると思います。私は一日も早く、安心、安全、温もりのある新庁舎を建設するために、この予算案を否決することに賛成したいと思います。


 よって今回の修正案に対しては反対いたします。以上です。


○議長(福田 斉君) ほかに討論はありませんか。


  (「なし」と言う者あり)


○議長(福田 斉君) 討論なしと認め、これで討論を終わります。


 これから採決します。


 議第54号水俣市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定についてから、議第63号字区域の変更についてまで、10件を一括して採決します。


 本10件に対する委員長の報告はいずれも可決であります。


 本10件は、委員長報告のとおり決定することに御異議ありませんか。


  (「異議なし」と言う者あり)


○議長(福田 斉君) 異議なしと認めます。


 したがって本10件は、いずれも委員長報告のとおり可決しました。


        ──────────────────────────


○議長(福田 斉君) 次に、議第66号平成29年度水俣市一般会計補正予算第4号に対する谷口明弘議員外6人から提出された修正案について採決します。


 本修正案については、先ほど討論がありましたように、御異議がありますので、起立により採決します。


 本修正案に賛成の議員の起立を求めます。


  (賛成者起立)


○議長(福田 斉君) 起立少数であります。


 したがって修正案は、否決されました。


        ──────────────────────────


○議長(福田 斉君) 次に、議第66号原案について起立により採決します。


 議第66号原案に賛成の議員の起立を求めます。


  (賛成者起立)


○議長(福田 斉君) 起立多数であります。


 したがって本件は、原案のとおり可決しました。


        ──────────────────────────


○議長(福田 斉君) 次に、議第67号水俣市過疎地域自立促進計画の変更について採決します。


 本件に対する委員長の報告は可決であります。


 本件は、委員長報告のとおり決定することに御異議ありませんか。


  (「異議なし」と言う者あり)


○議長(福田 斉君) 異議なしと認めます。


 したがって本件は、委員長報告のとおり可決しました。


        ──────────────────────────


○議長(福田 斉君) 次に、陳第5号水俣市の光回線(インターネット回線)全面開通に向けた陳情についてを採決します。


 本件に対する委員長の報告は採択であります。


○議長(福田 斉君) 本件は、委員長報告のとおり決定することに御異議ありませんか。


  (「異議なし」と言う者あり)


○議長(福田 斉君) 異議なしと認めます。


 したがって本件は、委員長報告のとおり採択することに決定しました。


        ──────────────────────────


○議長(福田 斉君) 次に、陳第6号日本政府に核兵器禁止条約の調印を求める意見書提出を求める陳情についてを採決します。


 本件に対する委員長の報告は不採択であります。


 したがって陳情本件についてお諮りします。


 本件は、採択することに賛成の議員の起立を求めます。


  (賛成者起立)


○議長(福田 斉君) 起立少数であります。


 したがって本件は、不採択とすることに決定しました。


        ──────────────────────────


○議長(福田 斉君) 次に、陳第3号若者も高齢者も安心できる年金制度の実現を求める陳情についてを採決します。


 本件に対する委員長の報告は不採択であります。


 したがって陳情本件についてお諮りします。


 本件は、採択することに賛成の議員の起立を求めます。


  (賛成者起立)


○議長(福田 斉君) 起立少数であります。


 したがって本件は、不採択とすることに決定しました。


        ──────────────────────────





◎日程第16 委員会の閉会中の継続審査並びに調査について


       総務産業委員会


        1 議第65号 平成28年度水俣市水道事業会計決算認定及び剰余金処分について


        1 議第72号 平成28年度水俣市公共下水道事業特別会計決算認定について


        1 陳第4号 所得税法第56条の廃止を求める意見書提出を求める陳情について


        1 一般行財政並びに経済観光、農林水産、都市計画、上下水道等に関する諸問題の調査について


       厚生文教委員会


        1 議第64号 平成28年度水俣市病院事業会計決算認定及び剰余金処分について


        1 議第69号 平成28年度水俣市国民健康保険事業特別会計決算認定について


        1 議第70号 平成28年度水俣市後期高齢者医療特別会計決算認定について


        1 議第71号 平成28年度水俣市介護保険特別会計決算認定について


        1 環境、福祉、総合医療センター並びに教育等に関する諸問題の調査について


       議会運営委員会


        1 議会運営等に関する諸問題の調査について


        1 議会の情報公開に関する調査について





○議長(福田 斉君) 日程第16、委員会の閉会中の継続審査並びに調査についてを議題とします。


 各常任委員会及び議会運営委員会から、目下委員会において審査中の事件並びに所管事務の調査について、閉会中の継続審査・調査の申し出があります。


 お諮りします。


 各常任委員会及び議会運営委員会から申し出のとおり、閉会中の継続審査並びに調査に付することに御異議ありませんか。


  (「異議なし」と言う者あり)


○議長(福田 斉君) 異議なしと認めます。


 したがってそのように決定しました。


        ──────────────────────────





◎日程第17 議第73号 固定資産税評価審査委員会委員の任命について


 日程第18 議第74号 固定資産税評価審査委員会委員の任命について


 日程第19 議第75号 固定資産税評価審査委員会委員の任命について





○議長(福田 斉君) 日程第17、議第73号固定資産評価審査委員会委員の選任についてから日程第19、議第75号固定資産評価審査委員会委員の選任についてまで、3件を一括して議題とします。


        ──────────────────────────


○議長(福田 斉君) 提案理由の説明を求めます。


 西田市長。


  (市長 西田弘志君登壇)


○市長(西田弘志君) 本定例市議会に追加提案いたしました議案につきまして、提案理由を御説明申し上げます。


 議第73号、議第74号及び議第75号固定資産評価審査委員会委員の選任について申し上げます。


 この度、田中孝典委員、梅下正孝委員、遠山正行委員の任期が9月30日をもって満了となりますので、引き続き三氏を選任したく、御提案申し上げる次第であります。


 三氏につきましては、人格、識見ともに優れた方で、固定資産評価審査委員会の委員としてまことに適任であると存じます。


 以上、本定例市議会に追加提案いたしました議第73号から議第75号について、順次提案理由を御説明申し上げましたが、慎重審議を賜り、速やかに御同意くださいますようよろしくお願い申し上げます。


○議長(福田 斉君) 以上で提案理由の説明は終わりました。


 これから質疑に入ります。


 ただいま市長から提案理由の説明がありました本3件について、質疑はありませんか。


  (「なし」と言う者あり)


○議長(福田 斉君) 質疑なしと認め、これで質疑を終わります。


 お諮りします。


 ただいま質疑を終わりました本3件は、委員会の付託を省略したいと思います。


 これに御異議ありませんか。


  (「異議なし」と言う者あり)


○議長(福田 斉君) 異議なしと認めます。


 したがって本3件は、委員会の付託を省略することに決定しました。


 これから討論に入ります。


 本3件について討論はありませんか。


  (「なし」と言う者あり)


○議長(福田 斉君) 討論なしと認め、これで討論を終わります。


 これから採決します。


 議第73号固定資産評価審査委員会委員の選任についてを採決します。


 本件は、これに同意することに御異議ありませんか。


  (「異議なし」と言う者あり)


○議長(福田 斉君) 異議なしと認めます。


 したがって本件は、同意することに決定しました。


        ──────────────────────────


○議長(福田 斉君) 次に、議第74号固定資産評価審査委員会委員の選任についてを採決します。


 本件は、これに同意することに御異議ありませんか。


  (「異議なし」と言う者あり)


○議長(福田 斉君) 異議なしと認めます。


 したがって本件は、同意することに決定しました。


        ──────────────────────────


○議長(福田 斉君) 次に、議第75号固定資産評価審査委員会委員の選任についてを採決します。


 本件は、これに同意することに御異議ありませんか。


  (「異議なし」と言う者あり)


○議長(福田 斉君) 異議なしと認めます。


 したがって本件は、同意することに決定しました。


        ──────────────────────────





◎日程第20 議第76号 水俣市新庁舎の建設位置に関する住民投票条例の制定について





○議長(福田 斉君) 日程第20、議第76号水俣市新庁舎の建設位置に関する住民投票条例の制定についてを議題とします。


        ──────────────────────────


○議長(福田 斉君) 提案理由の説明を求めます。


  (「議長」と言う者あり)


○議長(福田 斉君) 谷口明弘議員。


  (谷口明弘君登壇)


○(谷口明弘君) ただいま、議題となりました議第76号水俣市新庁舎の建設位置に関する住民投票条例の制定について、提案理由の説明を申し上げます。水俣市民の安心安全な生活及び市勢発展を図るうえで重要な事項である市庁舎の建設場所決定に市民の意向を反映させるため、本案のように制定しようとするものであります。議員各位の御賛同を、どうぞよろしくお願いいたします。


○議長(福田 斉君) 提案理由の説明は終わりました。


 この際、議案調査のためしばらく休憩します。


                                  午前11時24分


                                  ──────


                                  午前11時24分


○議長(福田 斉君) 休憩前に引き続き会議を開きます。


 これから質疑に入ります。


 ただいま提出者代表から提案理由の説明がありました本件について、質疑はありませんか。


  (「なし」と言う者あり)


○議長(福田 斉君) 質疑なしと認め、これで質疑を終わります。


 お諮りします。


 ただいま質疑を終わりました議第76号は、議席に配付の議事日程記載のとおり庁舎建替等対策特別委員会に付託します。


 この際、委員会審査のためしばらく休憩します。


                                  午前11時25分


                                  ──────


                                  午後3時18分


○議長(福田 斉君) 休憩前に引き続き会議を開きます。


 先ほど委員会に付託しておりました議案について、庁舎建替等対策特別委員会から委員会審査報告書が提出されましたので、議席に配付しておきました。


 これから委員長の報告を求めます。


 庁舎建替等対策特別委員長?岡利治議員。


  (庁舎建替等対策特別委員長 ?岡利治君登壇)


○庁舎建替等対策特別委員長(?岡利治君) 先ほど庁舎建替等対策特別委員会に付託されました議第76号水俣市新庁舎の建設位置に関する住民投票条例の制定について、委員会における審査の経過並びに結果について御報告いたします。


 本案は、水俣市民の安心安全な生活及び市勢発展を図る上で重要な事項である市庁舎の建設場所決定に市民の意向を反映させるため、制定しようとするものであるとの説明を受け、質疑を行いました。


 質疑の中で、第4条に住民投票の期日を条例施行の日から180日を経過する日までと規定されているが、他市等の条例をみると60日以内と規定するものも見受けられる。180日以内とされたのはなぜかとただしたのに対し、確かに他市等では60日以内や90日以内との規定がなされている。今回、180日までとしたのは、その期間内であれば、市長が必要と判断する時期に住民投票を実施することもできる。あえてこうしたのは、場合によっては来年実施される市長選挙と併せて実施すれば経費を抑えることもできると想定しているとの答弁がありました。


 また、住民投票条例を提案されるにあたり、市民の反応をどのように聞いているかとただしたのに対し、以前から六ツ角周辺を望む声も聞かれていたし、一般質問の後ではインターネットでも住民投票が必要だという声もあるとの答弁がありました。


 また、この条例案を作る際に参考にされた石垣市は自治基本条例を作っているかとただしたのに対し、石垣市では自治基本条例があり、さらにこのような住民投票条例をもっているとの答弁がありました。


 本件については、自由討議を行い、市が建設場所を旧庁舎周辺に決定した際に、諮問機関の答申にあった六ツ角周辺について、具体的な移転補償費等の経費の試算や工期短縮の再検討もないまま、起債対象のハードルが高いと判断したことが問題であるという意見や、ハードルが高いというのは国・県にある程度の協議をした上での回答であると思うとの意見、また、諮問機関の答申の後、市が旧庁舎周辺に決定した経緯が不透明であり、十分な検討がされたのかが示されていないという意見などがありました。


 本件に対しては討論が行われ、この住民投票に関しては、陳情など住民の要望が形となって出てきていないため必要でなく反対であるという意見や、六ツ角周辺への建設に対し行政内部だけの見積りで費用がかさむと判断され、具体的な事業費の検討が何ら行われず、経過が不明瞭なため、住民投票を行うべきで賛成であるとの意見があり、採決の結果、賛成少数で否決すべきものと決定しました。


 以上で、庁舎建替等対策特別委員会の審査報告を終わります。


○議長(福田 斉君) 以上で委員長の審査報告は終わりました。


 これから委員長の審査報告に対する質疑に入ります。


 ただいまの委員長の審査報告について質疑はありませんか。


  (「なし」と言う者あり)


○議長(福田 斉君) 質疑なしと認め、これで委員長報告に対する質疑を終わります。


 これから討論に入ります。


 議第76号について、討論される議員は、挙手をお願いしますが、初めに反対の討論をされる議員の方の挙手を求めます。


  (反対の討論をする者の挙手あり)


○議長(福田 斉君) 次に賛成の討論をされる議員の方の挙手を求めます。


  (賛成の討論をする者の挙手あり)


○議長(福田 斉君) それでは討論を行います。


 初めに、谷口眞次議員。


○(谷口眞次君) 無限21の谷口眞次です。


 私は議第76号水俣市新庁舎の建設位置に関する住民投票条例の制定について、反対の立場で討論いたします。


 今回提案された住民投票条例案は、市が市庁舎建設場所を旧庁舎周辺に最終決定したことを受けて、候補地だった2か所について市民の民意を問うための住民投票をすべきだとして提案されたものだと認識いたしております。


 このことは、9月議会にも明らかになったとおり、これまで6回に渡る市庁舎建替え検討委員会により慎重な議論がなされ、市民へのパブリックコメントを行ったのち、去る7月28日に検討委員会から旧庁舎周辺と六ツ角周辺の2カ所とする答申を受けたものであります。市としては検討委員会での評価が高かったこと、さらにパブリックコメントや市長と語る地域懇談会でも旧庁舎周辺を望む声があったことから最終的に旧庁舎周辺に決定したことは安全性、防災拠点性、経済性、実現性、まちづくりや利便性を総合的に判断した結果であり、当然の決定であるということは言うまでもありません。この判断は様々な観点から妥当であると評価をいたします。


 また、一方で市の財政負担を最も抑えられる一般単独災害復旧事業債の確保に向けて、国、県と協議を重ねてきた結果、旧庁舎周辺での同起債の適用が正式に承認をされました。


 なお、六ツ角周辺については、民間の所有地であり取得費用が発生し、さらに移転補償費、営業補償費などに付随する経費は起債の対象外であること、また地権者との交渉等により、期限内での完成が不透明であることなどで、国、県の回答のとおり非常にハードルが高いことは誰が考えても明らかであります。


 市民の中からは、今までの場所でよかった、早く決まってよかったと喜ぶ声が多く聞こえています。異論もありますが、ごくわずかであります。


 以上のようなことからして、住民投票の必要性は全く見つかりません。


 住民投票は結果に対して、地域内での争いや混乱にもつながりかねません。


 また、多額の税金の無駄遣いになることも考慮しなければなりません。もし、住民投票が実施され、どちらの結果がでたとしても、かかった経費、約1千万円といわれていますが、誰が補償するんですか。


 また、ここまできて万が一、起債が承認されなければ誰が責任をとるのですか。それらの不利益はすべて市民がかぶることになります。


 今回は熊本地震による被災ということで、議員はもちろんのこと、市長をはじめ執行部、職員、議長や当時の県議会議長、市議会特別委員会の正副委員長など関係各方面へ、まずはなんとしてもこの一般単独災害復旧事業債85.5%の補助対象の承認を願って、国、県、国会議員等への陳情を重ねてきたことで、このようなありがたい結果となりました。ここにきて二の足を踏むことになれば、承認いただいた国、県に対しても失礼な話であります。何よりもこのことを感謝しながら、これまでの努力が水の泡とならないよう、後戻りすることなく、スピード感を持って市、議会、市民が一丸となって、次世代に負担をかけないよう知恵を出し合い、庁舎機能の充実、そしてできる限り地元事業者が参入できるよう努力をしながら、平成33年12月の完成を目指して粛々とこの事業を進めていくべきだと考えます。


 よってこの条例案には反対であります。


 以上で私の反対討論を終わります。


○議長(福田 斉君) 次に、小路貴紀議員。


○(小路貴紀君) 水進会の小路貴紀です。


 議第76号水俣市新庁舎の建設位置に関する住民投票条例の制定について、賛成の立場から討論します。


 新庁舎建設の候補地が旧庁舎周辺と六ツ角周辺の2カ所から旧庁舎周辺に決定する過程において、六ツ角周辺で大型商業施設を所有する民間業者と具体的な協議による比較検討が示されていないのが現状です。また、市は、今後も民間業者と具体的な協議をする姿勢は全く考えていないことを表明しています。


 先ほどの特別委員会においてもですが、土地購入に関して費用がかさむ、であったり、またテナントの営業補償費などについても、本来行政がその情報について確度が高いものにすべく、精査が必要であるにもかかわらず、特別委員会においてもそれぞれそういうふうに想定されるといった想像論でしか議論できていないのも現状であります。


 パブリックコメントや地域懇談会での市民の意見は否定されるものではありません。市長は基本構想に市民の意見は反映されているといわれますが、その比率は対人口比でおよそ1%にも満たないものであり、残念ながら広く市民の意見が反映されているとは言えません。


 また、パブリックコメントで旧庁舎周辺を望む方々から付随して出された浸水被害を懸念する割合は80%を超えているものの、浸水対策の具体的な工法や事業費は基本構想に盛り込まれておりません。


 市民にとって最も憂慮すべき点は、候補地決定の判断を証明すべく議事録が存在していないことを行政が認めており、行政執行の責任所在すらも置き去りになってしまいかねないことです。


 市長は一般質問の場において、市民の意見が最も尊重されるにふさわしい住民投票を、実施する必要はないと否定的な答弁を繰り返されております。


 先ほどの議第66号平成29年度水俣市一般会計補正予算に対する修正案に関しても、今議会での賛否は拮抗していることから、意見が二分していることは明白です。市民不在の決定といわれないためにも、災害復興を契機とした40年、50年のまちづくりを含めた新庁舎のあり方について、その候補地を決定する材料を、多くの市民の思いが反映できる住民投票に委ねることは理に適っていると考えます。


 以上の理由によりまして、本条例の制定に対する賛成討論とします。


○議長(福田 斉君) 次に、野中重男議員。


○(野中重男君) 日本共産党の野中重男です。


 私は、議第76号水俣市新庁舎建設位置に関する住民投票条例の制定について、反対討論を行います。


 私も、以前、議会の一般質問で住民投票の提案をしたことがありました。その時期は、市長の諮問機関である水俣市本庁舎建替検討委員会が二つに絞り込む前であり、当然、国の一般単独災害復旧事業債の適用が承認される前の話です。


 しかし、今は情勢が違います。国の事業債適用で、総費用の85.5%が交付税で措置されることが決まり、水俣市の負担は5億8千万円で新庁舎ができることがはっきりしてきました。そして、この負担も水俣市、水俣市民が積み上げてきた公共施設整備基金の9億円を使えば、新たな負担を市民に求めなくても新庁舎ができるところまで、市長、議長、議会、熊本県及び関係者の皆さんの努力で、ここまできたんだろうと思います。


 そして、これは主権者である市民にとっては幾重にも喜ばしいことではないでしょうか。


 一方、六ツ角周辺を推薦する議論もあります。しかし、この場所について国は、旧庁舎と比べて安全性が高いなど合理的な理由がある場合である。また、用地購入費など多くの費用がかかり、ハードルは高いと回答してきています。この提起は正解だと私は思います。これが今の到達です。


 さて、特別委員会の審議の中で、六ツ角のことは充分調査がされないまま比較されているという議論もありました。六ツ角の商業施設の所有者と協議すれば、六ツ角周辺の全ての費用がわかるのでしょうか。特別委員会の議論の中で、費用については正確なことはわからないという議論が提案者の一部からもあったと思います。そのようなことが不可能なことは、一般質問でも私は証明してきました。入居しているテナントは、それぞれが独立した経営体であるからです。そこの移転費用や営業補償は、商業施設の所有者でも決められませんし、多くの時間がかかることは自明です。そのようなことは周辺の土地についても同じです。これが民法です。


 このようなことを考えて、国は六ツ角周辺はハードルが高いと言ってきたのではないでしょうか。


 また、市長の決定に至る経過が不明という議論、あるいは将来負担は不明であるという議論もありました。市長の決定にあたっては、起債が承認になり、六ツ角についてハードルが高いという回答が国、県から届いたことを受けて、市長は決断したと一般質問の答弁で言っています。今回の起債が使えるか、使えないか、それは市政にとって決定的な判断材料であると私は思います。


 もう一つの視点は、期間です。今、私たちが入居している仮庁舎は、5年間の使用として許可が出ています。そして、もっとも重要なことは、地震で壊れ、再建費用も国が大半を出すのですから、一日も早く建設して市民サービスをするのが、被災した行政の姿勢ではないでしょうか。


 また、今、討論の中で、旧庁舎の浸水対策についての検討がされてないというのがありました。これは、これからの基本設計の中で詰めていくと執行部の答弁があっていますけれど、六ツ角周辺の商業施設についても、例えばある建設会社はこのように言ってます。解体するにしても、あそこは地下があり、かつ川があったところで水が出る。水が出れば、3号線やその周辺の土地との間に土羽を作らなければならない。さらに時間がかかり、多くの費用と労力が必要になるだろうということを言っています。つまり、何を言いたいかといいますと、工事について議論をし始めると、今、想定できないことがいっぱい出てくるということであります。大枠で今、考えられる中で、何が一番市民にとってベストなのかということを判断するのが、政治責任、政治判断ではないでしょうか。


 以上、いくつかの視点から述べましたけれども、市庁舎を旧庁舎周辺に再建することは、財政的、あるいは期間のことからも圧倒的多数の市民に理解が得られることであり、住民投票は必要ないと私は思います。


 よって、この案には反対であります。


 以上、討論を終わります。


○議長(福田 斉君) 次に、桑原一知議員。


○(桑原一知君) 真志会の桑原一知です。


 議第76号水俣市新庁舎建設位置に関する住民投票条例の制定について、賛成の立場から討論します。


 新庁舎建設候補地については、基本的な考え方は早期建設が可能で、財政負担の少ないことが重要であること、また、防災拠点としての役割や市民の利便性、まちづくりとしての役割を果たす位置であることが求められています。


 このような条件のもとに、水俣市本庁舎建替検討委員会で議論の上、旧庁舎周辺と六ツ角周辺を候補地として答申されましたが、検討委員会で議論するには両候補地の一般単独災害復旧事業債の適用、総事業費や建設スケジュールの不確定な情報の中、一カ所に絞り込むことが難しかったのではないかと考えます。どちらの候補地が選ばれても、起債適用の承諾に向け早急に作業を行い、その結果、承諾のハードルが高ければ低くなるよう努力されたのか、六ツ角周辺が候補地に残った際に、所有者とテナントの営業補償や用地取得費用など早急に協議を行ったのかなど、両候補地が明確な比較のもと、同じテーブルで議論されていないと私は考えます。


 一般質問で市長は、住民投票は必要ないと言われておりますが、私は、確実な情報で両候補地の比較を示し、主権者である市民の方々の同意や理解を得ることが重要と考え、水俣市新庁舎建設位置に関する住民投票条例の制定について賛成いたします。議員皆さまの御賛同をよろしくお願いします。


○議長(福田 斉君) 次に、塩?達朗議員。


○(塩?達朗君) 真志会の塩?達朗です。


 議第76号水俣市新庁舎建設位置に関する住民投票条例の制定について、賛成の立場で討論します。


 市長は8月25日に市議会特別委員会において、熊本地震で被災した市庁舎の建替地について、旧庁舎周辺に決定したと発表されました。財源は国から最大85.5%の交付税措置を受ける一般単独災害復旧事業債を活用する。決定理由として安全性や経済性、利便性など総合的評価が高い。市の財政負担が少ない同事業債の適用が承認された。平成33年12月中の移転が見込める、と説明されました。


 一方、有識者や市民で作る検討委員会が2つ目の候補地として答申した市内中心部の六ツ角周辺については、用地買収が必要となり、平成33年中に移転できるか不透明として、建設地から除外されました。六ツ角周辺は用地買収が必要となり、平成33年中に移転できるか不透明とのことですが、相手方に対し、新市庁舎の候補地になっています、と説明には行かれたようですが、正式な協議をしておられないとのこと。これでは用地買収にいくらの金額が必要で、どれくらいの時間がかかるかを必要とするのか、平成33年中の移転ができるかできないか、わからないのではないでしょうか。もっと両候補地を比較検討するための情報が必要ではなかったでしょうか。


 また、市長はパブリックコメントや市長と語る地域懇談会で旧庁舎周辺が良いと言われる市民の方が多かったと言われたが、市民の総数を考えると果たしてそれはどうでしょうか。


 それと、現在と後世の世代に負担をかけないと言われているが、本当に負担をかけずに事業ができるのか、市長が言われる決定理由は全く説得力がなく、納得することができません。安全性や経済性、利便性等、総合評価が高いということに対して、安全性では平成15年の水俣豪雨災害において市庁舎が床上浸水の被害を受けています。水俣川のすぐそばで道路より低い地形にあり、川の氾濫等にも見舞われる危険性があります。災害時の防災拠点としての役割や、避難所としても非常に疑問が残ります。市長も平成15年の豪雨災害で、陣内2丁目の市職員駐車場の浸水現場を覚えておられると思います。川のすぐそばはいかに危険性が高いか。


 これからの水俣市を思うと、人口減少、少子高齢化が進み、まち全体の活気がなくなっていくと思います。人々が集いやすい場所で安全性、経済性、利便性を考えて、両候補地を比較検討ができる資料、市民にもっとわかりやすい資料を示したうえで、市民の皆様に問うてみる意義はあると思いますので、私は住民投票を実施することに賛成です。


○議長(福田 斉君) ほかに討論はありませんか。


  (「なし」と言う者あり)


○議長(福田 斉君) 討論なしと認め、これで討論を終わります。


 これから採決します。


 議第76号水俣市新庁舎の建設位置に関する住民投票条例の制定についてを採決します。


 本件については、先ほど討論がありましたように、御異議がありますので、起立により採決します。


 本件に対する委員長の報告は否決であります。


 したがって、住民投票条例の制定を求める原案についてお諮りします。


 本件は原案のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。


  (賛成者起立)


○議長(福田 斉君) 起立少数であります。


 したがって本件は、否決されました。


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◎日程第21 議員派遣について





○議長(福田 斉君) 日程第21、議員派遣についてを議題とします。


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                 議員派遣について


 地方自治法第100条第13項及び水俣市議会会議規則第167条の規定により下記のとおり議員を派遣する。


                     記


 1 第265回熊本県市議会議長会出席


  派遣目的  熊本県市議会議長会に出席し、地方自治の確立と都市の興隆発展を図る。


  派遣場所  荒尾市


  派遣期間  平成29年10月12日(木)〜13日(金) 2日間


  派遣議員  谷口眞次議員


  経  費  既決予算の中から支出





 2 肥薩四市議会議員研修会


  派遣目的  今後の議会活動に資するため


  派遣場所  出水市


  派遣期間  平成29年11月10日(金) 1日間


  派遣議員  15人以内


  経  費  既決予算の中から支出


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○議長(福田 斉君) お諮りします。


 議席に配付のとおり、議員を派遣したいと思います。


 これに御異議ありませんか。


  (「異議なし」と言う者あり)


○議長(福田 斉君) 異議なしと認めます。


 したがって議席に配付のとおり、議員を派遣することに決定しました。


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○議長(福田 斉君) 以上で本日の日程は全部終わり、今期定例会の全日程を終了しました。


 これで平成29年第4回水俣市議会定例会を閉会します。


                               午後3時46分 閉会