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熊本県 水俣市

平成29年3月第1回定例会(第5号 3月16日)




平成29年3月第1回定例会(第5号 3月16日)





 



       平成29年3月第1回水俣市議会定例会会議録(第5号)





平成29年3月16日(木曜日)


                 午前9時59分 開議


                 午前10時58分 閉会


 (出席議員) 16人


福 田   斉 君       小 路 貴 紀 君       桑 原 一 知 君


塩 ? 達 朗 君       田 口 憲 雄 君       藤 本 壽 子 君


? 岡 朱 美 君       田 中   睦 君       谷 口 明 弘 君


? 岡 利 治 君       牧 下 恭 之 君       松 本 和 幸 君


中 村 幸 治 君       岩 阪 雅 文 君       谷 口 眞 次 君


野 中 重 男 君


 (欠席議員) なし


 (職務のため出席した事務局職員) 5人


事 務 局 長 (岩 下 一 弘 君)   次     長 (岡 本 広 志 君)


主     幹 (深 水 初 代 君)   参     事 (前 垣 由 紀 君)


書     記 (上 田   純 君)


 (説明のため出席した者) 16人


市     長 (西 田 弘 志 君)   副  市  長 (本 山 祐 二 君)


総合政策部長  (緒 方 克 治 君)   総 務 部 長 (本 田 真 一 君)


福祉環境部長  (川 野 恵 治 君)   産業建設部長  (関   洋 一 君)


総合医療センター事務部長


        (久木田 美和子 君)   総合政策部次長 (水 田 利 博 君)


福祉環境部次長 (高 沢 克 代 君)   産業建設部次長 (城 山 浩 和 君)


水 道 局 長 (山 田 雅 浩 君)   教  育  長 (吉 本 哲 裕 君)


教 育 次 長 (黒 木 博 寿 君)   総合政策部政策推進課長


                              (梅 下 俊 克 君)


総務部総務課長 (緒 方 卓 也 君)   総務部財政課長 (設 楽   聡 君)


        ──────────────────────────





〇議事日程 第5号


      平成29年3月16日 午前10時開議


第1 議第1号 水俣市個人情報保護条例等の一部を改正する条例の制定について


第2 議第2号 水俣市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例の制定について


第3 議第3号 水俣市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について


第4 議第4号 水俣市税条例等の一部を改正する条例の制定について


第5 議第5号 水俣市介護保険条例の一部を改正する条例の制定について


第6 議第6号 水俣市営住宅条例の一部を改正する条例の制定について


第7 議第7号 平成29年度水俣市一般会計予算


第8 議第8号 平成29年度水俣市国民健康保険事業特別会計予算


第9 議第9号 平成29年度水俣市後期高齢者医療特別会計予算


第10 議第10号 平成29年度水俣市介護保険特別会計予算


第11 議第11号 平成29年度水俣市公共下水道事業特別会計予算


第12 議第12号 平成29年度水俣市病院事業会計予算


第13 議第13号 平成29年度水俣市水道事業会計予算


第14 議第20号 第5次水俣市総合計画における基本構想及び基本計画の変更について


第15 議第21号 工事請負契約の変更について


第16 議第22号 指定管理者の指定について(みなまた環境テクノセンター)


第17 議第23号 指定管理者の指定について(水俣市湯の鶴温泉保健センター)


第18 議第24号 指定管理者の指定について(みなまた観光物産館まつぼっくり)


第19 議第25号 指定管理者の指定について(水俣市立総合体育館等)


第20 議第26号 水俣市人権擁護に関する条例の制定について


第21 陳第1号 「水俣川河口臨海部振興構想事業」の早期実現と水産業振興促進事業の支援の陳


        情について


第22 陳第2号 水俣市防災会議において、原子力災害対策に係る議論の開始を求める陳情につい


        て


第23 委員会の閉会中の継続審査並びに調査について


    総務産業委員会


     1 一般行財政並びに経済観光、農林水産、都市計画、上下水道等に関する諸問題の調


       査について


    厚生文教委員会


     1 陳第3号 若者も高齢者も安心できる年金制度の実現を求める陳情について(平成


            28年6月)


     1 環境、福祉、総合医療センター並びに教育等に関する諸問題の調査について


    議会運営委員会


     1 議会運営等に関する諸問題の調査について


     1 議会の情報公開に関する調査について


        ──────────────────────────


〇本日の会議に付した事件


 議事日程のとおり


        ──────────────────────────


                               午前9時59分 開議


○議長(福田 斉君) ただいまから本日の会議を開きます。


        ──────────────────────────


○議長(福田 斉君) 日程に先立ちまして諸般の報告をします。


 本日、各常任委員会及び議会運営委員会から、委員会審査報告書、閉会中継続審査・調査申出書の提出がありましたので、議席に配付しておきました。


 次に、本日の議事は、議席に配付の議事日程第5号をもって進めます。


 以上で報告を終わります。


        ──────────────────────────





◎日程第1 議第1号 水俣市個人情報保護条例等の一部を改正する条例の制定について


 日程第2 議第2号 水俣市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例の制定について


 日程第3 議第3号 水俣市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について


 日程第4 議第4号 水俣市税条例等の一部を改正する条例の制定について


 日程第5 議第5号 水俣市介護保険条例の一部を改正する条例の制定について


 日程第6 議第6号 水俣市営住宅条例の一部を改正する条例の制定について


 日程第7 議第7号 平成29年度水俣市一般会計予算


 日程第8 議第8号 平成29年度水俣市国民健康保険事業特別会計予算


 日程第9 議第9号 平成29年度水俣市後期高齢者医療特別会計予算


 日程第10 議第10号 平成29年度水俣市介護保険特別会計予算


 日程第11 議第11号 平成29年度水俣市公共下水道事業特別会計予算


 日程第12 議第12号 平成29年度水俣市病院事業会計予算


 日程第13 議第13号 平成29年度水俣市水道事業会計予算


 日程第14 議第20号 第5次水俣市総合計画における基本構想及び基本計画の変更について


 日程第15 議第21号 工事請負契約の変更について


 日程第16 議第22号 指定管理者の指定について(みなまた環境テクノセンター)


 日程第17 議第23号 指定管理者の指定について(水俣市湯の鶴温泉保健センター)


 日程第18 議第24号 指定管理者の指定について(みなまた観光物産館まつぼっくり)


 日程第19 議第25号 指定管理者の指定について(水俣市立総合体育館等)


 日程第20 議第26号 水俣市人権擁護に関する条例の制定について


 日程第21 陳第1号 「水俣川河口臨海部振興構想事業」の早期実現と水産業振興促進事業の支援の陳情について


 日程第22 陳第2号 水俣市防災会議において、原子力災害対策に係る議論の開始を求める陳情について





○議長(福田 斉君) 日程第1、議第1号水俣市個人情報条例等の一部を改正する条例の制定についてから、日程第22、陳第2号水俣市防災会議において、原子力災害対策に係る議論の開始を求める陳情についてまで、22件を一括して議題とします。


 順次委員長の報告を求めます。


 初めに、総務産業委員長岩阪雅文議員。


  (総務産業委員長 岩阪雅文君登壇)


○総務産業委員長(岩阪雅文君) ただいま議題となりました案件のうち、総務産業委員会に付託されました案件について、委員会における審査の経過並びに結果について御報告いたします。


 まず、議第1号水俣市個人情報保護条例等の一部を改正する条例の制定について申し上げます。


 本案は、個人情報の保護に関する法律及び行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律の一部を改正する法律の一部規定が平成29年5月30日から施行されることに伴い、本案のように制定しようとするものであるとの説明があり、質疑を行いました。


 質疑の中で、特定個人情報の利用により連携が可能となる法定事務と独自事務とはどういったものかとただしたのに対し、法定事務は福祉、税、災害対策の3分野に限られた法で定められた事務であり、生活保護の事務や保育所事務などである。独自事務は、法に規定はないが、法定事務に準じる事務であり、子ども医療費助成事業や重度心身障がい者の医療など、これらの事務についても条例で定めれば独自で使用することができるとされているとの答弁がありました。


 特に討論もなく、採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定しました。


 次に、議第2号水俣市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例の制定について申し上げます。


 本案は、地方公務員の育児休業等に関する法律の一部改正等に伴い、職員の育児休業について必要な事項を定めるため、本案のように制定しようとするものであるとの説明がありました。


 特に質疑、討論もなく、採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定しました。


 次に、議第3号水俣市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について申し上げます。


 本案は、職員の扶養手当について、国家公務員の給与改定に準じ、本案のように制定しようとするものであるとの説明があり、質疑を行いました。


 質疑の中で、扶養手当の対象となっている配偶者や父母について、配偶者であれば受給できるのか、また父母等は年金額が関係するのかとただしたのに対し、いずれも収入要件があり、年額130万円以下が対象となるとの答弁がありました。


 特に討論もなく、採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定しました。


 次に、議第4号水俣市税条例等の一部を改正する条例の制定について申し上げます。


 本案は、消費税の税率引き上げ延期に伴う地方税法の改正等により、水俣市税条例の一部を改正する必要があるため、本案のように制定しようとするものであるとの説明があり、質疑を行いました。


 質疑の中で、法人市民税の税率が改正後に8.4%となるが、今回の改正により、課税は平成31年10月1日以後に適用されるのかとただしたのに対し、改正後の税率8.4%が適用されるのは平成32年11月申告分からになるとの答弁がありました。


 特に討論もなく、採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定しました。


 次に、議第6号水俣市営住宅条例の一部を改正する条例の制定について申し上げます。


 本案は、牧ノ内団地の一部住宅の廃止に伴う除却により、本案のように制定しようとするものであるとの説明がありました。


 特に質疑、討論もなく、採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定しました。


 次に、議第7号平成29年度水俣市一般会計予算中付託分について申し上げます。


 歳出の主なものとして、第2款総務費に、地方バス路線維持対策事業、水俣環境アカデミア管理運営経費、「環境首都」水俣・芦北地域創造事業、初恋のまちづくり事業、企業版ふるさと納税活用事業、さくらサイエンスプラン研修事業、地域おこし協力隊支援事業、電算システム新規開発事業、市庁舎建替事業、第4款衛生費に、合併処理浄化槽設置整備事業、第5款農林水産業費に、農業人材力強化総合支援事業、中山間地域等直接支払事業、中山間地域総合整備事業、農業競争力強化基盤整備事業、緑の産業再生プロジェクト促進事業、市町村営林道開設事業、恋路ブランド推進事業、第6款商工費に、「環境首都」水俣・芦北地域創造事業、水俣堂々推進事業、道の駅・海の駅整備事業、商工業資金貸付・出資事業、戸建住宅リフォーム事業、みなまた環境テクノセンターや新水俣駅交流センターなどの施設管理運営費、第7款土木費に、公共下水道事業特別会計繰出金、市営牧ノ内団地整備事業、牧ノ内・大迫線道路改良事業、市内一円市道改良及び維持補修費、道路ストック総点検事業、水俣花の名所再生事業、第8款消防費に、消防費に係る水俣芦北広域行政事務組合負担金、消防団関係経費、消防防災施設整備事業、防災関係経費などを計上している。


 これらの財源としては、第1款市税から第20款市債までの歳入をもって充当している。


 債務負担行為として、牧ノ内団地5号棟建設事業外4件を計上している。


 また、地方債として、過疎対策事業債外5件を計上しているとの説明があり、質疑を行いました。


 質疑の中で、水俣環境アカデミアにおける研究者招聘事業委託料はどういったものかとただしたのに対し、水俣環境アカデミアを活用し、教育普及、新事業創出等により地域振興につなげるため、ベンチャーの誘致及び各種分野への研究者招聘あるいは中高生等の次世代育成の支援等を行うものであるとの答弁がありました。


 また、初恋イルミネーション設置委託料について、今年度エコパーク水俣に設置されたが、ライトアップされていることが国道3号からわかりにくかった。来年度の設置も同じ場所で考えているのか、また、その場合の国道からわかりやすいような対策があるのかとただしたのに対し、来年度も同じ場所で考えている。国道を通る方から見えるような工夫をするなど検討していきたいとの答弁がありました。


 また、移住定住推進事業の実施による本市の状況はどうかとただしたのに対し、県が主催して東京圏内で移住定住相談会に2回参加したが、毎回市のブースを訪れるのは10件から20件ほどである。過去のマイナスのイメージにとらわれず、現在の水俣市の状況を理解していただくために、今後も積極的な宣伝が必要であるとの答弁がありました。


 また、現在、各部署において、それぞれ市のPR等が行われているが、市として1つの大きな予算で東京や大阪等にポスター掲示やテレビCM等を活用するなど、水俣の新しいイメージを発信するために、庁内で連携するべきではないかとただしたのに対し、今後庁内で検討したいとの答弁がありました。


 また、災害時の備蓄用品はどこに保管しており、どういった災害時に利用するのか。道路の寸断に対応できるよう保管場所の分散が必要であると考えるがどうかとただしたのに対し、保管場所は旧深川小学校であり、大災害時だけでなく、台風等でも避難指示を行った際などには利用することもある。保管場所の分散については、保管スペースの問題もあるが、必要と考えており、今後検討してまいりたいとの答弁がありました。


 また、和紅茶ブランド推進事業について、和紅茶の生産者が何名おられるのか。テレビ番組で紹介され、すでに生産量が不足していると聞くが、今後全国地紅茶サミットが水俣市で開催されることで、ますます不足が予想されるが、今後の生産者の拡大について考えているのかとただしたのに対し、お茶の生産者は19名おられ、そのうち4名の方が和紅茶の販売を行っている。テレビ放送後は、市担当課への問い合わせも多く、反響が大きかった。市としては、今後さらに生産拡大ができるよう推進していきたいとの答弁がありました。


 また、牧ノ内・大迫線道路改良事業について、工事の完了予定はいつごろになるかとただしたのに対し、平成30年度に開通予定の高速道路の工事が、牧ノ内・大迫線と工事箇所が重なっており、工事ができない箇所がある。平成30年度の開通後から本格的に整備に入るため、その後3年ほどかかると思われるとの答弁がありました。


 特に討論もなく、採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定しました。


 次に、議第11号平成29年度水俣市公共下水道事業特別会計予算について申し上げます。


 予算総額は、歳入歳出それぞれ12億950万5,000円を計上している。


 歳出においては、第1款公共下水道事業、第2款公債費、第3款予備費を計上している。


 第1款公共下水道事業費の主な事業として、浄化センター運転管理業務委託料、白浜雨水ポンプ場改築更新工事委託料等を計上している。


 これらの財源としては、第1款分担金及び負担金から第7款市債までの歳入をもって充当している。


 このほか、債務負担行為として、公共下水道事業法適化支援業務委託料外2件を計上している。


 また、地方債として、公共下水道事業及び過疎対策事業を計上しているとの説明があり、質疑を行いました。


 質疑の中で、今後機器の更新についての投資がどれくらいかかるのかとただしたのに対し、機器設置後35年経過している雨水ポンプ場もあり、浄化センターとあわせて年間約2億円から3億円機器更新にかかる。今後想定される費用について40年先まで見越した上で長期的な維持管理計画を作成し、事業費の平準化を図っていきたいとの答弁がありました。


 特に討論もなく、採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定しました。


 次に、議第13号平成29年度水俣市水道事業会計予算について申し上げます。


 収益的収入に5億2,289万6,000円、収益的支出に4億1,380万1,000円、資本的収入に231万1,000円、資本的支出に2億1,783万4,000円を計上している。


 資本的支出の主な内容は、施設整備事業、管路整備事業等の建設改良費及び企業債償還金である。


 資本的収入が資本的支出に対して不足する額は、損益勘定留保資金等で補填をしているとの説明があり、質疑を行いました。


 質疑の中で、管路整備工事が行われるわらび野地区は消火栓が未設置であるが、来年度予定されている消火栓の設置と関連性があるかとただしたのに対し、管路整備にあわせて、わらび野地区へも消火栓の設置を行うものである。当地区への管路整備については、水圧を確保するため、初野地区から水を配水することとした。それに伴い、わらび野地区まで管路を国道3号に埋設する必要があることや、高速道路の整備工事にあわせて管路の埋設工事ができるよう、これまで長い期間をかけて国土交通省と協議してきた。その結果、今年度から事業を実施し、消火栓については、今年度すでに1基設置し、来年度2基を設置する予定であるとの答弁がありました。


 また、水圧不足の解消を目的とした管路整備工事が予定されている江添・浦上町地区について、地区で水をくみ上げている家庭と、市の上水道を利用している家庭があるが、水をくみ上げている家庭が、上水道へ変更することに伴う工事ではないのかとただしたのに対し、あくまでも市の上水道の水圧の確保のための工事であり、もし、新たに上水道の利用を希望される家庭は、個人負担が発生するが、水道局に申請いただき、協議が可能であるとの答弁がありました。


 特に討論もなく、採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定しました。


 次に、議第20号第5次水俣市総合計画における基本構想及び基本計画の変更について申し上げます。


 本案は、第5次水俣市総合計画における基本構想及び基本計画の変更を行うため、水俣市議会基本条例第7条の規定に基づき、本案のように提案するものであるとの説明がありました。


 特に質疑、討論もなく、採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定しました。


 次に、議第21号工事請負契約の変更について申し上げます。


 本案は、水俣市防災行政無線整備工事請負契約について、防災行政無線設備の親局、中継局、再送信局、屋外拡声子局、戸別受信機の数量等に変更が生じたため、本案のように提案するものであるとの説明がありました。


 特に質疑、討論もなく、採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定しました。


 次に、議第22号から議第24号まで指定管理者の指定について申し上げます。


 本案は、みなまた環境テクノセンター、水俣市湯の鶴温泉保健センター、みなまた観光物産館まつぼっくりの指定管理者の指定について、地方自治法第244条の2第6項の規定により、本案のように提案するものであるとの説明がありました。


 いずれも特に質疑、討論もなく、採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定しました。


 次に、議第26号水俣市人権擁護に関する条例の制定について申し上げます。


 本案は、市民の人権擁護意識の高揚を図り、差別のない平和で明るい地域社会を実現するため、本案のように制定しようとするものであるとの説明があり、質疑を行いました。


 質疑の中で、市は、本条例を制定することで、人権擁護に関する活動に対して団体等から支援を求められた場合に応えなければいけないということも想定しているのかとただしたのに対し、現在取り組んでいるため、今よりさらにということは現在のところ考えておらず、市としての基本姿勢を示すための制定であるとの答弁がありました。


 特に討論もなく、採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定しました。


 次に、陳第1号「水俣川河口臨海部振興構想事業」の早期実現と水産業振興促進事業の支援の陳情について申し上げます。


 水産業の振興のため、水俣市漁業協同組合が漁師市やカキ小屋などで独自に頑張っておられる中で、今回の事業に対し、前向きに考えていただいており、地場企業を応援することは当然であるとの意見や、市の漁業が厳しい現状であることは理解できるが、環境影響評価が終わっていない段階であり、埋め立てることによる環境負荷が全国でも発生しているため、もう少し考えたいとの意見がありました。


 本件は討論があり、水俣市漁業協同組合のお気持ちもわかるが、環境影響評価を確認した上で判断したいと思っており反対という意見がありました。一方、水俣市漁業協同組合が漁場、藻場を育成してほしいと強く望んでおられ賛成であるとの意見が出され、採決の結果、賛成多数で採択すべきものと決定しました。


 最後に、陳第2号水俣市防災会議において、原子力災害対策に係る議論の開始を求める陳情について申し上げます。


 防災会議に本議会から2名を委員として選出しており採択する必要はないとの意見や、市は原子力災害対策について足踏み状態であり、議会として投げかけることで行政に一歩踏み出してもらいたいなどの意見が出されました。


 本件は討論があり、川内原子力発電所が再稼働しており、原子力対策について意思を一致させたいと思うので賛成であるとの意見がありました。一方、あくまでも市長が自ら判断することであるため反対であるという意見があり、採決の結果、賛成多数で採択すべきものと決定しました。


 以上で総務産業委員会の審査報告を終わります。


○議長(福田 斉君) 次に、厚生文教委員長田口憲雄議員。


  (厚生文教委員長 田口憲雄君登壇)


○厚生文教委員長(田口憲雄君) ただいま議題となりました案件のうち、厚生文教委員会に付託されました議案について、委員会における審査の経過並びに結果について御報告いたします。


 まず、議第5号水俣市介護保険条例の一部を改正する条例の制定について申し上げます。


 本案は、消費税率の引き上げが延期されたことに伴い、現行の第1段階の第1号保険料の軽減措置を継続する必要があるため、本案のように制定しようとするものであるとの説明を受け、質疑を行いました。


 質疑の中で、第2条第2項中、平成28年度を平成29年度に改めるということだが、今後は、その都度、条例を改正していくことになるのかとただしたのに対し、今回の主な改正理由は、消費税率の引き上げが延期されたことに伴うものであるが、平成29年度に介護保険料の計画を策定し、平成30年度から実施する予定であるため、今後はそれにあわせて調整を行っていきたいとの答弁がありました。


 特に討論もなく、採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定しました。


 次に、議第7号平成29年度水俣市一般会計予算中付託分について申し上げます。


 主な内容として、第3款民生費に、自立支援給付費、子どものための教育・保育給付負担金、明水園施設整備事業、生活保護費、児童手当、子ども・子育て世帯応援事業、国民健康保険・介護保険・後期高齢者医療制度等に係る経費、第4款衛生費に、市立総合医療センターへの繰出金、ごみ処理等に係る水俣芦北広域行政事務組合負担金、子ども医療費助成事業、家庭部門低炭素総合事業、第9款教育費に、小・中学校・給食センター・総合体育館・文化会館・図書館などの施設管理運営経費、小・中学校施設耐震化推進事業、埋蔵文化財発掘調査事業、文化会館整備事業、みなまた環境絵本大賞事業、各種文化・スポーツ振興事業費などを計上している。


 財源としては、第1款市税から第20款市債までの歳入をもって充当している。


 このほか、繰越明許費として、子ども・子育て世帯応援事業を計上している。


 債務負担行為として、松本眞一同朋奨学金を計上している。


 また、地方債として、過疎対策事業債等を計上しているとの説明を受け、質疑を行いました。


 質疑の中で、教育費の発掘調査業務委託料の中で、発掘整理の作業内容についてただしたのに対し、平成28年度までに発掘された約5,000点の出土品を1点ずつ洗浄、分類して、復元や分析等の整理を行うものである。主な作業内容としては、現場でとった測量図面、実測図面等のデジタル化も含み、出土品の科学的分析や土壌や遺物等に含まれる成分も調べ、産地や種類を特定する作業等も行う予定であるが、調査は市外の文化財調査の請負業者へ委託予定であるとの答弁がありました。


 また、災害時避難行動要支援者管理システムの整備事業に関し、情報提供の範囲についてただしたのに対し、要支援者の支援については、行政だけでは手が届かない部分もあり、今後は民生委員、自治会、地区消防団、自主防災組織等との情報の共有化を進め、地域ぐるみの支援を行っていきたいとの答弁がありました。


 また、水俣病資料館の事業のうち、水俣病に関する資料の調査・業務委託料の中で、委託先である相思社の資料のデジタル化の内容及び予算についてただしたのに対し、具体的には、相思社が保存する水俣病に関する蓄積された有意義な資料を1枚ずつPDF形式で電子データ化し、資料のリストの納品を受け、最終的にはCDとして保存を行う。また、事業は、平成27年度からの3カ年計画で行っている継続事業であるが、平成29年度においても、電子データ1点当たり1,000円の4,000点分の400万円の委託料の予算を計上しているとの答弁がありました。


 特に討論もなく、採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定しました。


 次に、議第8号平成29年度水俣市国民健康保険事業特別会計予算について申し上げます。


 予算の総額は、歳入歳出それぞれ47億7,450万円を計上している。


 歳出については、第1款総務費、第2款保険給付費、第3款後期高齢者支援金等、第6款介護納付金、第7款共同事業拠出金、第8款保健事業費などを計上している。


 財源としては、第1款国民健康保険税、第3款国庫支出金、第4款県支出金、第5款療養給付費等交付金、第6款前期高齢者交付金、第7款共同事業交付金、第9款繰入金などをもって充当している。


 また、債務負担行為として、特定保健指導業務委託料を計上しているとの説明を受け、質疑を行いました。


 質疑の中で、一般被保険者療養給付費について、前年度に比べて、今年度が大きく減額になっている理由についてただしたのに対し、平成27年度はC型肝炎の新型治療薬であるハーボニーが医療給付の対象になり、水俣市においても使用件数が急激にふえ、年度途中に補正予算等で対応したため、前年度の予算は大きく伸びた。しかし、その後に薬価が減額改定されたため、今年度は大きく減額した予算となっているとの答弁がありました。


 特に討論もなく、採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定しました。


 次に、議第9号平成29年度水俣市後期高齢者医療特別会計予算について申し上げます。


 予算総額は、歳入歳出それぞれ3億8,887万9,000円を計上している。


 歳出については、第1款総務費、第2款諸支出金を計上している。


 財源としては、第1款保険料、第3款繰入金などをもって充当しているとの説明を受けました。


 特に質疑、討論もなく、採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定しました。


 次に、議第10号平成29年度水俣市介護保険特別会計予算について申し上げます。


 予算の総額は、歳入歳出それぞれ32億5,236万9,000円を計上している。


 歳出については、第1款総務費、第2款保険給付費、第3款地域支援事業等を計上している。


 財源としては、第1款保険料、第3款国庫支出金、第4款支払基金交付金、第5款県支出金、第6款繰入金等をもって充当しているとの説明を受け、質疑を行いました。


 質疑の中で、新しく始まる介護予防・生活支援サービス事業の中で、訪問型サービスと通所型サービスの事業所の受け手があるのかとただしたのに対し、予防給付のうちの通所と訪問については、今までどおりのサービスが利用できるようにしているが、事業所によっては、通所は大丈夫であるが、訪問については、ケアマネージャーとの調整が必要な現状もある。今後、訪問型サービスについては、シルバーサポート等を活用しながら、運用していきたいとの答弁がありました。


 特に討論もなく、採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定しました。


 次に、議第12号平成29年度水俣市病院事業会計予算について申し上げます。


 収益的収入に71億9,710万円、収益的支出に71億6,846万5,000円、資本的収入に3億860万4,000円、資本的支出に8億2,177万円を計上している。


 収益的収入の主な内容については、入院収益、外来収益等の医業収益、他会計補助金、負担金等の医業外収益等を計上している。


 収益的支出の主な内容については、職員等の給与費、薬品費等の材料費、委託料、賃借料、光熱水費等の経費や企業債利息等を計上している。


 次に、資本的支出の主な内容については、西館前駐車場ゲート式駐車場機器の更新等の建設工事費や超音波診断装置等の器械備品購入費、企業債償還金等を計上している。


 このほか、企業債については、病院施設整備事業及び医療機械器具等整備事業それぞれの病院事業債及び過疎対策事業債を計上している。


 資本的収入が資本的支出に対して不足する額は、損益勘定留保資金等で補填しているとの説明を受け、質疑を行いました。


 質疑の中で、看護学生奨学金貸付金について、何名分の予算であるかただしたのに対し、18名分の予算であると答弁がありました。


 また、奨学金受給者の現在までの市立総合医療センターへの採用数についてただしたのに対し、平成29年4月までの採用者は11名であるとの答弁がありました。


 特に討論もなく、採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定しました。


 最後に、議第25号指定管理者の指定について申し上げます。


 本案は、水俣市立総合体育館(本館)、石坂川体育館、深川体育館、旧第三中学校体育館、浜公園児童プール、浜公園運動場、旧第三中学校運動場、城山公園庭球場及び競り舟艇庫会議室の指定管理者の指定について、地方自治法第244条の2第6項の規定により、本案のように提案するものであるとの説明がありました。


 特に質疑、討論もなく、採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定しました。


 以上で厚生文教委員会の審査報告を終わります。


        ──────────────────────────


○議長(福田 斉君) 以上で委員長の審査報告は終わりました。


 これから委員長の審査報告に対する質疑に入ります。


 ただいまの委員長の審査報告について質疑はありませんか。


  (「なし」と言う者あり)


○議長(福田 斉君) 質疑なしと認め、これで委員長報告に対する質疑を終わります。


 これから討論に入ります。


 小路貴紀議員、藤本壽子議員から陳第1号について、藤本壽子議員、?岡利治議員から陳第2号について、それぞれ討論の通告があります。


 これから順次発言を許します。


 初めに、藤本壽子議員。


○(藤本壽子君) 陳第1号「水俣川河口臨海部振興構想事業」の早期実現と水産業促進事業の支援の陳情について、反対の立場で討論いたします。


 提出された陳情の中身については、この半世紀にわたる漁業者の苦しい思いが伝わってきて、理解することができます。水俣病の発生とともに、汚染魚の漁獲自粛、魚類販売自粛など本当に苦しい思いをされてきたこと、また、魚をとっても水俣の魚は敬遠されてきたことも苦しい事実であると思っています。そのため、陳情の趣旨については、概ね賛成です。


 ただ、趣旨の1番にある水俣川河口臨海部振興構想事業の早期着手については、異論があります。どのように着手し、水産業に本当に影響がないのかについては、まだ環境影響評価の結果も出ていない中であり、多くの懸念が残っています。


 2003年から水俣の海に潜り、海岸の状況を見てこられた海藻研究所の新井章吾さんという方がおられます。前の水俣市漁業協働組合長さんとも知己であったと聞いております。この方は、この八幡プール沖にも潜り、海底の様子を見てこられています。


 新井章吾さんによると、この埋め立ての予定地には、幾つか湧水があり、干潟、砂地の自然海岸が残る数少ない水俣の海岸である。もし、仮に沖まで埋め立てられるとすると、海底湧水が面上に湧き出し、滞留する場所がなくなり、ヒジキや魚介類の生育・生息に影響します。瀬戸内海では、このような地下水脈の破壊と海底湧水の滞留する場所が失われたため、養殖ノリやカキの餌の植物プランクトンが育ちにくい環境になり、水産業の衰退を招いている。何もないように見える遠浅の砂浜や干潟が、水産業にとって重要な機能を果たしていることを認識すべきだと思います。海は、生物のゆりかごなのです。できれば埋め立てないほうがいい。このように述べられています。


 今、水俣では、ヒジキ、アオサノリなどが復活してきており、水俣川の河口周辺の水環境というのは、これらにも大きな影響を与えると思います。


 拙速な埋め立ての計画が、水俣の漁業関係者にとって、真の発展になるのか、私は、今の段階では懸念が残ると思っています。


 現在、環境影響評価の調査段階であり、これをもとにした漁業関係者、市民への説明も行われていない段階であり、この陳情については、趣旨の1番において拙速であり、了承することはできないと考えます。


 以上、陳第1号についての反対討論を終わります。


○議長(福田 斉君) 次に、小路貴紀議員。


○(小路貴紀君) 水進会の小路貴紀です。


 陳第1号「水俣川河口臨海部振興構想事業」の早期実現と水産業振興促進事業の支援の陳情について、賛成の立場から討論します。


 水俣川河口臨海部振興構想事業について、市の見解は、丸島漁港を中心とした水産業振興と産業団地周辺の産業振興及び地域経済の活性化を目的に、南九州西回り自動車道建設で排出される残土による埋め立てにより、護岸の補強及びアクセス道路の整備をあわせて行う旨、これまでの一般質問で答弁されております。


 自然に手をかけることが、自然を壊すとか、環境の破壊につながるという意見に対しては、安易に賛同できません。私たちの先人は、山々を含む自然を開墾して田畑をつくり、木を切って家をつくり、山や海の恵みを得て生活をしてきました。そして、技術の開発や進歩によって今の生活があるわけですが、例えば、高潮等の被害を防ぐために築かれた堤防等は環境破壊でしょうか。私たちが命をつないでいくためには、環境と共存・共生していくという捉え方が大事であると考えます。


 水俣市漁業協同組合からの陳情内容を見ますと、漁場・藻場の再生及び栽培漁業振興に寄与するよう本事業の早期実現を求められております。通常、大規模な公共事業においては、利害関係者等との調整に時間と労力を要することもありますが、水俣市漁業協同組合においては、共同漁業権の補償を求めることもなく、漁業従事者にとって何が大切かを思慮深く判断されたことと推察する次第です。本事業の工期は数年に及ぶものと思われる中で、漁場・藻場の育成が重要と判断される背景には、後世に水俣の漁業と水産資源を残すことが、いかに大切であるかという強い思いを感じます。


 護岸道路の早急な整備は、丸島新港を中心とした活性化につながるよう来客者往来の利便性を高めるだけでなく、日奈久断層帯の活動による地震発生の懸念に対しても対策が講じられることになります。また、丸島地区の火災等の発生に際しては、消防車等の進入路が新たに確保されるなど、被害を最小限に抑えられる意味でも住民の安全・安心につながることも大いに期待されます。


 風評被害に対しては、水俣市漁業協同組合を中心とした不断の努力や取り組み、継続的な行政の支援が行われているにもかかわらず、いまだ払拭できていない実態があることは周知の事実です。先の総務産業常任委員会の場で、定住・移住の実績が上がらない理由として、海が汚れている、水が汚いといった、現状とはあまりにもかけ離れたイメージを、いまだ持たれているという担当課からの説明も受けました。市民・行政・議会等の関係者が連携して風評被害への払拭に努めることで、未来ある子どもたちに誇りある町を残してあげなければならないことを改めて痛感しました。


 以上、漁業従事者の生活の安定及び本市の水産業振興に尽力いただく方々への支援は、積極的になされるべきであり、風評被害を払拭するためには、現状の理解と関係者の連携が重要であるとの理由によりまして、本陳情に関する賛成討論とさせていただきます。


 議員皆様方の御賛同をお願いいたします。


○議長(福田 斉君) 次に、?岡利治議員。


○(?岡利治君) 真志会の?岡利治です。


 私は、陳第2号水俣市防災会議において、原子力災害対策に係る議論の開始を求める陳情について、反対の立場で討論をします。


 この陳情につきましては、過去2回にわたり同趣旨の陳情が提出されてきました。1回目の陳情は、平成28年9月5日「原発避難計画策定委員会の設置」を求める陳情として提出され、9月市議会定例会の総務産業委員会において議論がなされましたが、継続審査となり、この陳情については、11月25日に陳情者から撤回の申し出がありました。


 その後2回目の陳情は、平成28年12月5日に原子力災害に関する専門部会の設置を求める陳情として提出がなされて、12月市議会定例会において総務産業委員会での議論を経て、そのときも継続審査となっております。


 そして、年が明けた平成29年2月22日に再び陳情者から、陳情撤回の申し出があり、今回3回目の陳情として平成29年3月6日に提出がなされております。


 過去2回の陳情について、総務産業委員会で議論がなされたときも、避難計画の策定委員会の設置や専門部会の設置といったことに賛同する意見と、独自にそれだけを特化した組織をつくるのではなく、市の防災会議という組織があるのだから、そこで議論すべきという意見等が出されました。


 今回の陳情についても、水俣市防災会議において、原子力災害対策を実効性のあるものにするための早急な議論の開始を求めるという趣旨のものです。原発災害対策における議論の必要性は、総務産業委員会の中でも共通した意見であると認識しております。


 しかしながら、水俣市防災会議において、早急な議論を求めるという陳情であるならば、水俣市防災会議の会長である市長に対して陳情すべきものであり、我々議会からは議長と総務産業委員長を議会の代表として、水俣市防災会議10団体42名のメンバーの中に名前を連ねております。


 議会の総意として出席をお願いしている2名の議員に、水俣市防災会議の中で意見を出してもらうことが、議会の代表として2人を信頼し、選んだ我々議員の本来の姿勢であり、そこに改めて議会で陳情を採択することは、我々議員が選んだ議会の代表である2名の議員に対する信頼も損ないかねず、水俣市防災会議における議論の必要性は十分認めており、陳情採択までの必要性は感じられないことから、この陳情に対しては反対であります。


 議員各位の良識ある御判断をよろしくお願いいたします。


○議長(福田 斉君) 次に、藤本壽子議員。


○(藤本壽子君) 無限21の藤本壽子です。


 陳第2号水俣市防災会議において、原子力災害対策に係る議論の開始を求める陳情について、賛成の立場から討論します。


 川内原子力発電所に事故があった場合どうなるか、薩摩川内市の山林の地権者に頼まれ、東京の環境総合研究所というところが行った川内原発事故時シミュレーションによると、鹿児島県出水市、水俣市では、福島県の飯舘村、浪江町などより、さらに高い値で放射能に汚染されると発表しています。


 最も心配されているのは地震です。陳情者が述べられているように、昨年4月の熊本地震から、既に1年になりますが、この地震により家屋の崩壊や交通網の寸断等、私たちは避難の困難さを目の当たりにしています。川内原子力発電所は、基準値震動620ガルで審査を通っていますが、益城町では1,580ガルでした。想像したくないのですが、事故が起こらないと言い切れるでしょうか。しかも、地震という災害に加え、放射能汚染が加わった場合、どのような事態になるか、その困難さを身をもって経験したのが、福島県の人々でした。


 市民には何より、市民が自らの被爆を最小限にするためには、放射能防護のための知識や対策を知る。また、地域での協力体制をつくっておくことが必要であります。


 水俣市は、御存知のとおり、水俣市地域防災計画の中に、原子力災害対策計画を持っております。総則に、放射性物質の異常放出が起こった場合又はそのおそれがある場合等を想定し、市民の生命・財産を原子力災害から保護することを目的とするとあります。


 防災会議の中で話し合う指針は、細かく述べられていると思います。川内原子力発電所が再稼働した今、一刻も早く、防災会議の中での議論を始めてもらいたいと思います。


 陳情者の切なる思いを受けとめ、そしてまた、水俣の子どもたちの命を守るために、全会一致での採択をお願いしたいと思います。


 以上です。


○議長(福田 斉君) 以上で通告による討論は終わりました。


 ほかに討論はありませんか。


  (「なし」と言う者あり)


○議長(福田 斉君) 討論なしと認め、これで討論を終わります。


 これから採決します。


 議第1号水俣市個人情報保護条例等の一部を改正する条例の制定についてから、議第26号水俣市人権擁護に関する条例の制定についてまで、20件を一括して採決します。


 本20件に対する委員長の報告はいずれも可決であります。


 本20件は、委員長報告のとおり決定することに御異議ありませんか。


  (「異議なし」と言う者あり)


○議長(福田 斉君) 異議なしと認めます。


 したがって本20件は、いずれも委員長報告のとおり可決しました。


        ──────────────────────────


○議長(福田 斉君) 次に、陳第1号「水俣川河口臨海部振興構想事業」の早期実現と水産業振興促進事業の支援の陳情についてを採決します。


 本件に対しては、先ほど討論がありましたように御異議がありますので、起立により採決します。


 本件に対する委員長の報告は採択であります。


 本件は、委員長報告のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。


  (賛成者起立)


○議長(福田 斉君) 起立多数であります。


 したがって本件は、委員長報告のとおり採択することに決定しました。


        ──────────────────────────


○議長(福田 斉君) 次に、陳第2号水俣市防災会議において、原子力災害対策に係る議論の開始を求める陳情についてを採決します。


 本件に対しては、先ほど討論がありましたように御異議がありますので、起立により採決します。


 本件に対する委員長の報告は採択であります。


 本件は、委員長報告のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。


  (賛成者起立)


○議長(福田 斉君) 起立多数であります。


 したがって本件は、委員長報告のとおり採択することに決定しました。


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◎日程第23 委員会の閉会中の継続審査並びに調査について


      総務産業委員会


       1 一般行財政並びに経済観光、農林水産、都市計画、上下水道等に関する諸問題の調査について


      厚生文教委員会


       1 陳第3号 若者も高齢者も安心できる年金制度の実現を求める陳情について(平成28年6月)


       1 環境、福祉、総合医療センター並びに教育等に関する諸問題の調査について


      議会運営委員会


       1 議会運営等に関する諸問題の調査について


       1 議会の情報公開に関する調査について





○議長(福田 斉君) 日程第23、委員会の閉会中の継続審査並びに調査についてを議題とします。


 各常任委員会及び議会運営委員会から、目下委員会において審査中の事件並びに所管事務の調査について、閉会中の継続審査・調査の申し出があります。


 お諮りします。


 各常任委員会及び議会運営委員会から申し出のとおり、閉会中の継続審査並びに調査に付することに御異議ありませんか。


  (「異議なし」と言う者あり)


○議長(福田 斉君) 異議なしと認めます。


 したがってそのように決定しました。


        ──────────────────────────


○議長(福田 斉君) 以上で本日の日程は全部終わり、今期定例会の全日程を終了しました。


 これで平成29年第1回水俣市議会定例会を閉会します。


                               午前10時58分 閉会











   地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。











                     水俣市議会 議  長  福 田   斉





                           署名議員  塩 ? 達 朗





                           署名議員  谷 口 眞 次