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熊本県 水俣市

平成29年3月第1回定例会(第1号 2月22日)




平成29年3月第1回定例会(第1号 2月22日)





 



       平成29年3月第1回水俣市議会定例会会議録(第1号)





1、平成29年2月22日水俣市長第1回水俣市議会定例会を招集する。


1、平成29年2月22日午前10時0分水俣市議会議長第1回水俣市議会定例会の開会を宣告する。


1、平成29年3月16日午前10時58分水俣市議会議長第1回水俣市議会定例会の閉会を宣告する。


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平成29年2月22日(水曜日)


                 午前10時0分 開会


                 午後6時9分 散会


 (出席議員) 16人


福 田   斉 君       小 路 貴 紀 君       桑 原 一 知 君


塩 ? 達 朗 君       田 口 憲 雄 君       藤 本 壽 子 君


? 岡 朱 美 君       田 中   睦 君       谷 口 明 弘 君


? 岡 利 治 君       牧 下 恭 之 君       松 本 和 幸 君


中 村 幸 治 君       岩 阪 雅 文 君       谷 口 眞 次 君


野 中 重 男 君


 (欠席議員) なし


 (職務のため出席した事務局職員) 5人


事 務 局 長 (岩 下 一 弘 君)   次     長 (岡 本 広 志 君)


主     幹 (深 水 初 代 君)   参     事 (前 垣 由 紀 君)


書     記 (上 田   純 君)


 (説明のため出席した者) 16人


市     長 (西 田 弘 志 君)   副  市  長 (本 山 祐 二 君)


総合政策部長  (緒 方 克 治 君)   総 務 部 長 (本 田 真 一 君)


福祉環境部長  (川 野 恵 治 君)   産業建設部長  (関   洋 一 君)


総合医療センター事務部長


        (久木田 美和子 君)   総合政策部次長 (水 田 利 博 君)


福祉環境部次長 (高 沢 克 代 君)   産業建設部次長 (城 山 浩 和 君)


水 道 局 長 (山 田 雅 浩 君)   教  育  長 (吉 本 哲 裕 君)


教 育 次 長 (黒 木 博 寿 君)   総合政策部政策推進課長


                              (梅 下 俊 克 君)


総務部総務課長 (緒 方 卓 也 君)   総務部財政課長 (設 楽   聡 君)


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〇議事日程 第1号


      平成29年2月22日 午前10時開議


第1 議席の指定について


第2 会議録署名議員の指名について


第3 会期の決定について


                                     (付託委員会)


第4 議第1号 水俣市個人情報保護条例等の一部を改正する条例の制定について


第5 議第2号 水俣市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例の制定について


第6 議第3号 水俣市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について


第7 議第4号 水俣市税条例等の一部を改正する条例の制定について


第8 議第5号 水俣市介護保険条例の一部を改正する条例の制定について


第9 議第6号 水俣市営住宅条例の一部を改正する条例の制定について


第10 議第7号 平成29年度水俣市一般会計予算


第11 議第8号 平成29年度水俣市国民健康保険事業特別会計予算


第12 議第9号 平成29年度水俣市後期高齢者医療特別会計予算


第13 議第10号 平成29年度水俣市介護保険特別会計予算


第14 議第11号 平成29年度水俣市公共下水道事業特別会計予算


第15 議第12号 平成29年度水俣市病院事業会計予算


第16 議第13号 平成29年度水俣市水道事業会計予算


第17 議第14号 平成28年度水俣市一般会計補正予算(第10号)           (各委)


第18 議第15号 平成28年度水俣市国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号) (厚生文教)


第19 議第16号 平成28年度水俣市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)  (厚生文教)


第20 議第17号 平成28年度水俣市介護保険特別会計補正予算(第4号)     (厚生文教)


第21 議第18号 平成28年度水俣市公共下水道事業特別会計補正予算(第3号)  (総務産業)


第22 議第19号 平成28年度水俣市水道事業会計補正予算(第4号)       (総務産業)


第23 議第20号 第5次水俣市総合計画における基本構想及び基本計画の変更について


第24 議第21号 工事請負契約の変更について


第25 議第22号 指定管理者の指定について(みなまた環境テクノセンター)


第26 議第23号 指定管理者の指定について(水俣市湯の鶴温泉保健センター)


第27 議第24号 指定管理者の指定について(みなまた観光物産館まつぼっくり)


第28 議第25号 指定管理者の指定について(水俣市立総合体育館等)


第29 議案の撤回について(議第83号 水俣市人権擁護に関する条例の制定について)


第30 陳情の取り下げについて(陳第8号 原子力災害に関する専門部会の設置を求める陳情につ


   いて)


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〇本日の会議に付した事件


 議事日程のとおり


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◎開会                            午前10時0分 開会





○議長(福田 斉君) ただいまから平成29年第1回水俣市議会定例会を開会します。


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○議長(福田 斉君) これから本日の会議を開きます。


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○議長(福田 斉君) 日程に先立ちまして諸般の報告をします。


 本日まで受理した陳情1件は、議席に配付の陳情文書表記載のとおり総務産業委員会に付託します。


 次に、平成28年12月5日付で受理し、現在、総務産業委員会で審査中であります陳第8号原子力災害に関する専門部会の設置を求める陳情については、陳情者から2月13日付で陳情の取り下げ願いが提出されましたので、議席に配付しておきました。


 次に、去る12月定例会で可決された地方議会議員の厚生年金への加入を求める意見書については、関係大臣等へ提出しておきましたから、御了承願います。


 次に、平成28年の定例会において採択し、市長に送付しておきました陳情1件の処理の経過及び結果についての報告がありましたので、議席に配付しておきました。


 次に、監査委員から、平成28年11月分、12月分の一般会計、特別会計等及び10月分、11月分の公営企業会計の例月現金出納検査の結果報告があり、事務局に備えつけてありますから御閲覧願います。


 次に、今期定例会に地方自治法第121条の規定により、西田市長、本山副市長、緒方総合政策部長、本田総務部長、川野福祉環境部長、関産業建設部長、久木田総合医療センター事務部長、水田総合政策部次長、高沢福祉環境部次長、城山産業建設部次長、山田水道局長、梅下政策推進課長、緒方総務課長、設楽財政課長、吉本教育長、黒木教育次長、以上の出席を要求しました。


 次に、本日の議事は、議席に配付の議事日程第1号をもって進めます。


 以上で報告を終わります。


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◎日程第1 議席の指定について





○議長(福田 斉君) 日程第1、議席の指定を行います。


 昨年の平成28年熊本地震により議場を当もやいホールに移転したことに伴い、議席の指定を行います。


 議席は、会議規則第4条第3項の規定により、議長において指定します。


 私、福田斉の議席番号を1番に、小路貴紀議員の議席番号を2番に、桑原一知議員の議席番号を3番に、塩?達朗議員の議席番号を4番に、田口憲雄議員の議席番号を5番に、藤本壽子議員の議席番号を6番に、?岡朱美議員の議席番号を7番に、田中睦議員の議席番号を8番に、谷口明弘議員の議席番号を9番に、?岡利治議員の議席番号を10番に、牧下恭之議員の議席番号を11番に、松本和幸議員の議席番号を12番に、中村幸治議員の議席番号を13番に、岩阪雅文議員の議席番号を14番に、谷口眞次議員の議席番号を15番に、野中重男議員の議席番号を16番に、以上のとおり指定します。


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◎日程第2 会議録署名議員の指名について





○議長(福田 斉君) 日程第2、会議録署名議員の指名を行います。


 会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、議長において塩?達朗議員、谷口眞次議員を指名します。


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◎日程第3 会期の決定について





○議長(福田 斉君) 日程第3、会期の決定を議題とします。


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         平成29年3月第1回定例会(2月22日招集)会期日程表


                       (会期 2月22日から3月16日まで23日間)


┌──┬────┬─┬──────┬───┬─────────────────────────┐


│日次│ 月日 │曜│ 開議時刻 │会 議│議     事     内     容      │


├──┼────┼─┼──────┼───┼─────────────────────────┤


│1 │2月22日│水│ 午前10時 │本会議│開会 会議録署名議員の指名 会期の決定 議案上程 │


│  │    │ │      │   │提案理由説明並びに所信表明 平成28年度各会計補正予│


│  │    │ │      │   │算等に対する質疑 委員会付託・審査        │


│  │    │ │      │   │委員長報告 委員長報告に対する質疑 討論 採決  │


├──┼────┼─┼──────┼───┼─────────────────────────┤


│2 │  23日│木│      │休会 │議案調査(予算説明)               │


├──┼────┼─┤      │   ├─────────────────────────┤


│3 │  24日│金│      │   │議案調査(予算説明)               │


├──┼────┼─┤      │   ├─────────────────────────┤


│4 │  25日│土│      │   │市の休日(土曜日)                │


├──┼────┼─┤      │   ├─────────────────────────┤


│5 │  26日│日│      │   │市の休日(日曜日)                │


├──┼────┼─┤      │   ├─────────────────────────┤


│6 │  27日│月│      │   │議案調査                     │


├──┼────┼─┤      │   ├─────────────────────────┤


│7 │  28日│火│      │   │議案調査(一般質問通告正午まで)         │


├──┼────┼─┤      │   ├─────────────────────────┤


│8 │3月1日│水│      │   │議案調査(高校卒業式)              │


├──┼────┼─┤      │   ├─────────────────────────┤


│9 │  2日│木│      │   │議案調査                     │


├──┼────┼─┤      │   ├─────────────────────────┤


│10 │  3日│金│      │   │議案調査                     │


├──┼────┼─┤      │   ├─────────────────────────┤


│11 │  4日│土│      │   │市の休日(土曜日)                │


├──┼────┼─┤      │   ├─────────────────────────┤


│12 │  5日│日│      │   │市の休日(日曜日)                │


├──┼────┼─┤      │   ├─────────────────────────┤


│13 │  6日│月│      │   │議案調査                     │


├──┼────┼─┼──────┼───┼─────────────────────────┤


│14 │  7日│火│午前9時30分│本会議│一般質問(質疑通告正午まで)           │


├──┼────┼─┼──────┼───┼─────────────────────────┤


│15 │  8日│水│午前9時30分│本会議│一般質問                     │


├──┼────┼─┼──────┼───┼─────────────────────────┤


│16 │  9日│木│午前9時30分│本会議│一般質問                     │


│  │    │ │      │   │議案質疑 委員会付託               │


├──┼────┼─┼──────┼───┼─────────────────────────┤


│17 │  10日│金│ ───  │委員会│委員会                      │


├──┼────┼─┼──────┼───┼─────────────────────────┤


│18 │  11日│土│      │休会 │市の休日(土曜日)                │


├──┼────┼─┤      │   ├─────────────────────────┤


│19 │  12日│日│      │   │市の休日(日曜日)(中学校卒業式)        │


├──┼────┼─┼──────┼───┼─────────────────────────┤


│20 │  13日│月│ ───  │委員会│委員会                      │


├──┼────┼─┼──────┼───┼─────────────────────────┤


│21 │  14日│火│      │休会 │議事整理日                    │


├──┼────┼─┤      │   ├─────────────────────────┤


│22 │  15日│水│      │   │議事整理日                    │


├──┼────┼─┼──────┼───┼─────────────────────────┤


│23 │  16日│木│ 午前10時 │本会議│委員長報告 委員長報告に対する質疑        │


│  │    │ │      │   │討論 採決 閉会                 │


└──┴────┴─┴──────┴───┴─────────────────────────┘


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○議長(福田 斉君) お諮りします。


 今期定例会の会期は、本日から3月16日までの23日間としたいと思います。


 これに御異議ありませんか。


  (「異議なし」と言う者あり)


○議長(福田 斉君) 異議なしと認めます。


 したがって会期は、23日間と決定しました。


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◎日程第4 議第1号 水俣市個人情報保護条例等の一部を改正する条例の制定について


 日程第5 議第2号 水俣市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例の制定について


 日程第6 議第3号 水俣市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について


 日程第7 議第4号 水俣市税条例等の一部を改正する条例の制定について


 日程第8 議第5号 水俣市介護保険条例の一部を改正する条例の制定について


 日程第9 議第6号 水俣市営住宅条例の一部を改正する条例の制定について


 日程第10 議第7号 平成29年度水俣市一般会計予算


 日程第11 議第8号 平成29年度水俣市国民健康保険事業特別会計予算


 日程第12 議第9号 平成29年度水俣市後期高齢者医療特別会計予算


 日程第13 議第10号 平成29年度水俣市介護保険特別会計予算


 日程第14 議第11号 平成29年度水俣市公共下水道事業特別会計予算


 日程第15 議第12号 平成29年度水俣市病院事業会計予算


 日程第16 議第13号 平成29年度水俣市水道事業会計予算


 日程第17 議第14号 平成28年度水俣市一般会計補正予算(第10号)


 日程第18 議第15号 平成28年度水俣市国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号)


 日程第19 議第16号 平成28年度水俣市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)


 日程第20 議第17号 平成28年度水俣市介護保険特別会計補正予算(第4号)


 日程第21 議第18号 平成28年度水俣市公共下水道事業特別会計補正予算(第3号)


 日程第22 議第19号 平成28年度水俣市水道事業会計補正予算(第4号)


 日程第23 議第20号 第5次水俣市総合計画における基本構想及び基本計画の変更について


 日程第24 議第21号 工事請負契約の変更について


 日程第25 議第22号 指定管理者の指定について(みなまた環境テクノセンター)


 日程第26 議第23号 指定管理者の指定について(水俣市湯の鶴温泉保健センター)


 日程第27 議第24号 指定管理者の指定について(みなまた観光物産館まつぼっくり)


 日程第28 議第25号 指定管理者の指定について(水俣市立総合体育館等)





○議長(福田 斉君) 日程第4、議第1号水俣市個人情報保護条例等の一部を改正する条例の制定についてから、日程第28、議第25号指定管理者の指定についてまで、25件を一括して議題とします。


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○議長(福田 斉君) 提案理由の説明を求めます。


 西田市長。


  (市長 西田弘志君登壇)


○市長(西田弘志君) 平成29年第1回水俣市議会定例会の開会に当たり、当初予算案、その他の議案の提案理由の説明に先立ち、平成29年度の市政運営に関する基本方針等について、所信の一端を申し述べさせていただきます。


 市民の皆様の付託を受け、市政の舵取りという重責を担うこととなって、早いもので3年が過ぎました。この間、市民の皆様、市議会議員各位、そして水俣市に思いを寄せてくださる多くの皆様の温かい御支援に支えられて、一所懸命に市政運営に取り組んでまいりました。


 誇れる水俣、輝く水俣を次の世代へ。私が水俣市長を志した原点となったのは、私が生まれ育った大好きなこのまちを、次の世代の子どもたちにも、もっともっと好きになってもらいたいというこの思いからであります。


 新年度に向け、改めてこれまでの取り組みの成果を振り返るとともに、未来に向けたさらなる取り組みの確かな足がかりを築くために、引き続き全力で取り組んでまいりますので、皆様の御理解と御協力をよろしくお願いを申し上げます。


 水俣市には、かつて全国有数の新興工業都市として知られた歴史があります。


 しかし一方では、地域の混乱と疲弊に翻弄された苦い過去もあり、その中から環境という新たな物差しで地域を見詰め直し、市民の力を結集して、環境首都水俣を築き上げてきた経験があります。


 私は、市民の皆様と行政が、ともに知恵を出し合い築き上げてきた環境モデル都市づくりの取り組みの歴史と経験をしっかりと踏まえながら、改めて地域の活力と誇りを取り戻し、人が集い、豊かに暮らせる地域づくりに向けて、新しい水俣のイメージづくりに取り組み、これを発信していきたいと考えております。


 人口減少や少子高齢化など、地方都市を取り巻く社会環境はますます厳しさを増し、日本全体の人口が減少に向かう中、国は、地方の活性化の取り組みを支援することによって、都市から地方への新しい人の流れをつくり出し、地方の人口減少と首都圏への一極集中を打破し、時代に即した活力ある地方社会をつくり出すことによって、将来にわたって、日本の活力を維持していくための取り組みとして、地方創生、まち・ひと・しごと創生を推進しています。


 本市においても、平成27年度に策定した水俣市まち・ひと・しごと創生総合戦略において、観光・物産・農林水産業などを含めた産業振興、雇用創出、移住定住の促進、結婚・出産・子育て環境の整備、人口減少対策、地域活性化に向けた地域プロモーション事業などを掲げて、国の交付金などを活用した事業に取り組んでおります。


 これらの取り組みから、水俣で学ぶ、水俣で楽しむ、水俣でふれあう、水俣で味わうといった、水俣の新しい価値をつくり出し、それを発信して、交流人口の拡大、地域経済の拡大へとつなげていくことを目指しています。


 そのために、知恵を絞り、汗をかいて、ともに水俣を盛り上げようという機運を高めていきたいと思います。


 きのうよりきょう、きょうよりあすと、常に前を向いて物事にチャレンジすることから、夢のある水俣、希望ある水俣の実現を目指して努力してまいります。


 それでは、以下、総合計画や私のマニフェストの項目等に沿って、平成29年度の取り組みや事業について、順次申し上げます。


 初めに、喫緊の課題である市庁舎建替事業について申し上げます。


 御承知のとおり、平成28年4月14日夜の前震、そして16日未明の本震の二度にわたって、県中央部を震源とする最大震度7の地震が県下を襲い、県内外の広い範囲で甚大な被害をもたらしました。


 幸い、水俣市内では若干の建物被害のほか、人的被害等もなく、まずは胸をなでおろしたところでしたが、余震の続く中、職員は、避難所の開設等、災害対応に追われる一方、大きな被害を受けた他市町村への支援にも力を尽くしました。


 このような中、市民の安心安全を守る拠点である市役所の庁舎が、柱や梁のひび割れなど、大きな被害を受けており、もし再び大きな地震が来れば崩壊の危険すらある状態であることが判明をいたしました。


 来庁者や職員の安全を第一に考えると、継続使用は困難であり、やむなく、早急に庁舎機能の移転を図ることを決断し、9月には、文化会館駐車場において仮庁舎の建設に着手し、年末には市役所の各部署の引っ越しを終え、年明けから本格的に仮庁舎での業務を開始しております。


 新庁舎の建設は、水俣市においても数十年に一度、総事業費は数十億円に上る一大事業であり、市民生活、行政運営、防災対策の拠点を定める重要な事業であります。


 今後、新庁舎の建設に向けて検討を進めてまいりますが、各方面の御意見をお聞きしながら、速やかに検討作業を進め、5年以内の移転を目途として、まずは基本構想の策定に向けて準備を進めてまいります。


 次に、活力あるまちづくりについて、いくつかの項目に分けて申し上げます。


 御承知のとおり、いよいよ平成30年度には、南九州西回り自動車道・水俣インターチェンジが開通することとなります。


 この好機を観光客の呼び込み、産業の立地、そして市民生活の質の向上に最大限に生かし、地域の活力を高めるよう、さまざまな施策に取り組んでまいります。


 まず、地方創生の推進について申し上げます。


 本市では、平成27年度に水俣市まち・ひと・しごと創生総合戦略を策定し、国の地方創生交付金などを活用しながら、初恋のまちづくり事業など、地域の活力づくりに向けたさまざまな事業を実施してまいりました。


 平成28年度には、地方創生交付金を活用して、水俣高校の生徒や市内の各種事業者からなる実行委員会が中心となって、さまざまなまちづくりイベントやエコパーク水俣でのイルミネーション設置などを実施し、街のにぎわいづくりに向けた取り組みを進めました。


 また、ポッドキャストを活用した、水俣を舞台とするラジオドラマの配信、みなまた和紅茶、恋路ガキを初めとしたブランド化事業、観光地としての水俣の新たなイメージづくりに向けたプロモーション活動、体験型の観光資源の開発、さらに産業振興、雇用創出に関連して、ソーシャルビジネスセミナー、ローカルビジネスサミットなどを開催し、地域での新規起業や新たなビジネスチャンス開拓の支援、地域人材の活用促進などを実施しております。


 平成29年度においても、これらの事業に引き続き取り組み、地域の活力向上につなげてまいります。


 次に、地方創生支援税制、いわゆるふるさと納税について申し上げます。


 水俣市では、ふるさと納税の拡大に向けて、平成28年度からインターネット上のふるさと納税サイトと契約して、返礼品の充実を図り、寄附の増大、地元産品の販売拡大に向けた取り組みを行いました。


 その結果、平成28年度の寄附金額は、これまでに約2,300万円と、昨年度の13倍の実績を上げており、デコポンやサラたま、地元産の豚肉など、水俣市の特産物の販売促進にもつながってきたものと考えております。


 平成29年度も引き続き寄附の拡大に努めるとともに、魅力的な返礼品の開拓などを通じて、地元産品の販売拡大、情報発信に努めてまいります。


 また、新たに企業版ふるさと納税の制度を活用して、水俣高校、水俣環境アカデミア、企業が連携して、地域人材育成事業を実施することとしております。


 これは、スポンサーとなる企業と市が連携しながら、水俣高校の生徒を対象に、地域環境課題に関する研究指導、企業インターンシップ体験、海外からの留学生との交流体験などの機会を提供することで、地域を支える人材の育成、そして、ほかではできない体験を通じて、地域唯一の高等学校である水俣高校の魅力アップを図るものであります。


 この取り組みについては、すでに御寄附のお申し出もいただいており、今後、実施に向けて協議を重ねてまいります。


 次に、環境首都みなまた創造事業の推進について申し上げます。


 昨年4月、高等教育・研究活動及び産学官民連携の拠点として、旧水俣高校・商業科実習棟を改装して、水俣環境アカデミアを開設いたしました。


 開設以来これまでに、国内外から86団体、2,000人余りの大学生や研究者等を受け入れ、教育、研究、交流活動の舞台として活用いただいているほか、地元の高校生と大学との交流事業などにも利用され、水俣をフィールドとした知の交流拠点として、交流人口の拡大や地域を支える人材育成にもつながっています。


 平成29年度においては、市民公開講座や水俣高校支援事業などの人材育成事業のほか、環境首都みなまた創造事業補助金を活用して、研究者招聘による新事業創出事業、国際会議の誘致、科学技術交流事業などを実施し、地域内外をつなぐネットワークの拡大に取り組んでまいります。


 このほか、環境首都みなまた創造事業補助金を活用して、水俣川河口臨海部から水俣産業団地、丸島漁港への道路アクセスを向上させることで、周辺の産業振興を図る水俣川河口臨海部振興構想事業、さらに、湯の鶴地区における地域交流拠点整備事業のほか、新しい水俣の地域イメージを発信していくための情報発信ムービーの制作などのプロモーション事業を実施することとしております。


 次に、交流人口の拡大・UIJターン・移住定住促進の取り組みについて申し上げます。


 国のまち・ひと・しごと創生戦略の大きな柱の1つとして、都市から地方への新たな人の流れをつくるということがうたわれています。


 人口減少が続く状況にあって、一足飛びに人口の増加を実現することは難しいと言わざるを得ませんが、さまざまな人と人との交流を通して地域の魅力を発信し、水俣を訪れる人、水俣を応援してくれる人、水俣を思ってくれる人をふやすことによって、交流人口の拡大を図ってまいります。


 そして、交流人口の拡大が地域経済の活性化につながるよう、観光振興、産業振興、研究・教育・交流活動の拡大などとの政策連携を図ってまいります。


 また、平成28年度には地域おこし協力隊員2名を採用して、すでに地域に入って生活しながら、地域での活動に取り組んでいただいております。


 地域の外からの新たな視点で、さまざまな活動に新風を吹き込んでいただき、地域への定着を目指していくこととしております。


 次に、地域経済の活性化について、いくつかの項目に分けて、順次申し上げます。


 まず、産業振興の推進について申し上げます。


 市長への手紙やランチミーティングなど、市民の皆様との対話においてよく話題となるのは、人口減少のこと、若者の働く場の確保、そして若者が定着するよう、街ににぎわいをということであります。


 統計調査などで水俣市の就業者数を見ると、製造業、医療・福祉業の就業者数の比率が、ともに全国平均を大きく上回ることがわかり、JNC株式会社を核とする企業の集積、水俣市立総合医療センターを初めとする医療機関の充実が、水俣市の産業構造の大きな特徴となっています。


 産業振興というと、企業誘致がまずは頭に浮かびますが、それとあわせて、地域の経済と雇用を支える地場企業の支援を進めることも重要であると考えます。


 今後も引き続き、水俣市産業振興戦略に沿って、地方創生の交付金なども活用しながら、地場企業の企業力を高める支援、事業拡大や新事業展開をサポートする体制を整え、地域の特性を生かした産業と雇用の創出に取り組んでまいります。


 なお、平成27年度に地方創生交付金を活用して実施した住宅リフォーム助成事業については、建設業等に係わる事業者の仕事の創出、雇用機会の拡大を目的として、平成28年度に引き続き、規模を拡大して実施することとしています。


 次に、観光振興について申し上げます。


 近年、湯の児温泉、湯の鶴温泉、エコパーク水俣バラ園などで基盤整備が進み、環境首都みなまた創造事業や地方創生交付金などを活用したプロモーション事業の充実により、観光入込客数も増加の傾向にあり、今後もこの勢いを持続していくために、関係機関とも連携して、継続的な情報発信に取り組んでまいります。


 また、水俣インターチェンジが開通する平成31年春までに、エコパーク水俣の道の駅に、海の駅を加えた、新たな観光・物産販売施設を整備することとしており、その実施設計に係る経費を当初予算に計上しております。


 さらに、環境首都みなまた創造事業を活用して、湯の鶴地区の空間整備のほか、観光アクティビティ・プロモーションのための映像配信によるPRを予定しております。このほか、八代港に寄港するクルーズ船の乗客の誘致など、近畿臨時遅滞との連携を図りながら、交流人口の増加へつなげてまいります。


 次に、農林水産業の振興について申し上げます。


 農林水産業は、本市の産業施策の大きな柱の1つです。


 ふるさと納税の推進に当たっても、デコポンやサラたまなどの特産物の果たす役割は大きく、商品を通じて、水俣を発信する強力な武器でもあります。


 農業につきましては、基幹作物のかんきつ類やサラダたまねぎ、お茶を初め、太秋柿、和紅茶などの産地確立を図るため、生産振興や品質向上等の取り組みを引き続き積極的に支援してまいります。


 なお、ことしの秋には、水俣市で全国地紅茶サミットが開催される予定です。


 この機会に、市内外の地元農林水産物の販売促進活動を支援することで、安心安全な水俣ブランドづくりと、農家の所得向上につなげてまいります。


 水産業につきましては、安心安全な水産業ブランドの確立と、稼げる水産業づくりにつなげていくため、漁業者等が取り組む水俣漁師市やカキ小屋の取り組みを推進いくとともに、平成28年度に整備される直売加工所の有効利用を図り、新たな水産加工品の開発、市内外への販売促進活動など、水産業の第6次産業化に向けた取り組みを積極的に支援してまいります。


 林業につきましては、水俣芦北森林組合等の間伐、除伐等の事業や森林施業促進のための活動を推進していくとともに、市内林業事業体の高性能林業機械の導入支援及び新たな林道開設に向けた測量設計業務にも着手しながら、林業・木材産業の活性化につなげてまいります。


 次に、水俣病問題解決への取り組みについて申し上げます。


 水俣病被害者の救済支援につきましては、これまでに行われたさまざまな取り組みによって、前進してきたものと認識しております。


 一方で、公害健康被害の補償等に関する法律による認定申請や救済を求める訴訟も継続しており、地元自治体として幅広い対応が求められております。


 市といたしましては、被害を受けられた方々はもちろん、多くの市民の皆様の声をしっかりと受け止め、国や県、さらに原因企業にもしっかりと伝えていくことが重要であると考えています。


 なお、高齢化が進む被害者の方々や御家族の方々に対しましては、今後も安心、安全な生活が確保できるよう、きめ細やかな対応に努めてまいります。


 また、水俣病に係る資料を大切に保存し、その歴史を正しく伝え、その教訓を未来の人々に継承していくことは、水俣市の大切な責務であると考えております。


 水俣病資料館では、引き続き、資料の収集整理と適切な保存に努め、関係機関との連携を図りながら、未来に役立つ情報の発信を進めてまいります。


 次に、環境モデル都市づくりの取り組みについて申し上げます。


 環境モデル都市づくりの推進につきましては、これまで多くの市民の皆様との協働により、ゼロ・ウェイストのまちづくり、省エネ・省資源に係る普及啓発、再生可能エネルギーの導入促進、地域丸ごとISO活動の推進などに取り組んでいます。


 今後も、取り組みの内容の見直しをしながら、より多くの市民、事業者に御参加いただける活動に発展するよう努めてまいります。


 地球温暖化対策につきましては、これまでも続けてまいりました施策をさらに強化し、家庭部門の低炭素化を推進するため、従来の太陽光発電システムと太陽熱利用システムの設置支援、地元産木材の利用促進に加え、平成28年度からは、導入支援の対象となる設備を大きく拡大しております。


 今後は、家庭でのさらなる温室効果ガスの排出削減を進めるため、総合的な支援事業を展開し、対応してまいります。


 地域丸ごと環境ISOの推進につきましては、学校版や保育園・幼稚園版、家庭版、エコショップなど、教育現場や家庭、事業所での取り組みを進めていただいており、環境に配慮したライフスタイルの実践につながっております。


 今後も、地域全体で、簡単に、楽しくISOに取り組めるような手法を積極的に取り入れ、より多くの市民、事業者の皆様に環境活動に取り組んでいただけよう研究してまいります。


 次に、やさしいまちづくりについて、順次申し上げます。


 まず、健康づくりの推進について申し上げます。


 健康づくりの推進には、住民への健康意識の啓発、健診後の健康管理の強化などを通じて生活習慣病の予防に努めてまいります。


 特に、本市では血圧の高い方が多いことから、食生活改善推進員などによる、塩分測定器を活用した減塩活動の推進を図ってまいりますとともに、今年度は、先進地を参考にして健康増進計画及び食育推進計画の策定を行うこととしており、これらの取り組みの充実を図ることにより、住民の健康寿命の延伸に努めてまいります。


 次に、高齢者福祉、障がい者福祉について申し上げます。


 今後、さらに急速に進行していくことが予想される超高齢社会に対応して、全ての高齢者が元気に老い、可能な限り、住み慣れた地域でいつまでも元気で安心して暮らしていける地域社会の構築に向けて、介護サービス事業者はもとより、元気高齢者を初めとする地域住民やNPO等の多様な担い手による、介護予防・日常生活支援総合事業などの新しい総合事業を平成29年度から実施します。


 また、生活支援コーディネーターの配置等により、地域の資源開発、ネットワーク構築、ニーズとサービスとのマッチングなど、生活支援・介護予防のさらなる体制整備を図ります。


 さらに、高齢者のいきがいづくり・社会参加の促進、医療と介護の連携強化、多職種連携等による地域包括ケアシステムの機能強化及び認知症の早期発見、早期予防等に向けた、みなまたモデルの認知症対策の推進に向けて、実施体制の整備を引き続き行い、第6期・水俣市高齢者福祉計画及び介護保険事業計画(ひまわりプラン)に基づく各種施策の着実な推進を図ります。


 障がい者福祉の推進につきましては、水俣市障がい者計画等に基づき、障がいの有無によって分け隔てなくされることなく、誰もが互いに人格と個性を尊重し合い、もやいを実感できる共生社会の実現を目指して、各種の支援制度の適正な実施を図ってまいります。


 次に、誰もが安心して子どもを生み育てられるまちづくりについて申し上げます。


 少子化、核家族化の進行や共働き夫婦の増加、地域コミュニティの希薄化などにより、子育ての環境は厳しさを増しているものと思われ、子育て環境支援の整備は重要な課題であると考えています。


 本市では、水俣市子ども・子育て支援事業計画等に基づき、保育所・認定こども園、学童クラブ、ファミリーサポートセンターなどのサービスを実施してきました。さらに、平成28年度から、子ども・子育て支援金として、子どもの出生時に3万円の支援金を支給することとしたほか、10月から、これまで要望の多かった病児保育事業を開始いたしました。


 また、平成28年度の国の地方創生拠点整備交付金を活用して、こどもセンターの改修を行うこととしており、子どもの遊び場、保護者同士の交流の場、育児等の相談及び情報提供の場に加え、青少年から高齢者の多世代が交流できる、地域の新たな拠点とすることとしています。


 次に、市民が安心してくらしていける地域の基盤づくりについて、順次申し上げます。


 昨年4月の熊本地震の発生に際しては、改めて、緊急時の情報伝達手段の重要性が認識されたほか、避難所の開設や運営体制、他自治体への支援など、さまざまな問題を浮き彫りにするものでした。


 まず、防災行政無線のデジタル化整備工事につきましては、平成25年度に設計に着手し、順次事業を進めてまいりました。


 現在、中尾山に設置した中継局や、屋外拡声子局の更新にあわせて、設置を希望される全ての世帯を対象に、順次、戸別受信機の設置を進めているところであり、これにより、暴風雨の際の放送の聴き取りにくさを解消することができます。


 平成29年度のシステムの本格運用開始に向け、市民の生命を守る情報源として、全世帯への配置を目指して、今後もさらに周知啓発に努めてまいります。


 また、災害発生時に人的被害を防止するためには、速やかに安全な場所へ避難することが重要となります。


 過去の災害発生時にも、障がい者や高齢者など、自ら避難することが困難で、支援を必要とする方の避難をどうするかということが課題となっております。


 そこで、このような方の存在、必要な支援の内容などについての情報を掲載した避難行動要支援者名簿を作成することとし、地域の自主防災組織や民生委員・児童委員等の協力を得ながら、避難支援の体制整備を推進することとしております。


 次に、地域医療の充実について申し上げます。


 医療体制の確保は、住民生活を支える重要な社会基盤の1つです。


 水俣市立総合医療センターは、水俣市だけでなく、芦北、天草地域などの県南医療圏、出水市や伊佐市などの北薩医療圏における二次救急医療病院、災害拠点病院として、重要な役割を担っています。


 現在、熊本県が策定している地域医療構想(案)が、パブリックコメントにかけられているところでございますが、この地域医療構想が策定されれば、熊本県全体で、この構想に沿って、将来の目指すべき医療提供体制の実現に向けた取り組みを行っていくこととなります。


 水俣市立総合医療センターにおいても、この構想を踏まえて、地域の中核病院としての役割を明確化し、地域を支える医療機関としての役割を果たせるよう、地域と連携をとりながら、病床機能の分化などを推進してまいります。


 なお、医療機器に関しましては、的確な診断・医療が提供できるよう適宜新設、更新を図り整備してまいります。


 今後も、医師、看護師などの医療スタッフの充実に努め、市民の皆様が安心して生活できるよう、経営効率化を進めながら、地域医療の充実に努めてまいります。


 次に、道路などの社会基盤の整備について申し上げます。


 南九州西回り自動車道の水俣インターチェンジが、平成30年度に供用開始の予定となっておりますが、その次に開設される袋インターチェンジの整備に関し、そのアクセス道路となる市道袋インター線並びに野川・袋線の整備のため、平成29年度から用地の取得を進めることとしております。


 また、市内の道路整備につきましては、主要路線である牧ノ内・大迫線の整備を初め、通学路でもある堤防2号線の歩道整備工事を進め、児童・生徒の安全な通行の確保に努めてまいります。


 さらに、近年、道路や橋梁の老朽化による事故が多発する中、事故を未然に防止するために、橋梁や法面、構造物の現状調査を実施し、調査結果に基づいて策定した維持管理計画に基づいて計画的に改良を行っていくこととしております。


 なお、平成29年度においては、道路の維持補修に係る工事費について、例年の2倍の予算を確保したところであり、安全で快適な道路環境の保全を図ってまいります。


 公営住宅に関しては、誰もが安心して住める快適な住環境を提供するため、水俣市公営住宅等長寿命化計画に基づいて整備を進めております。


 平成29年度は、老朽化した牧ノ内団地の建てかえを進めるとともに、初野団地では、建物の延命化を図るための外壁改修等を進めてまいります。


 公共下水道事業につきましては、適切な汚水処理により、健全な水環境の保全を図るとともに、大雨などによる浸水を防ぐため、排水施設等の改築・更新を引き続き進めてまいります。


 また、下水道施設の適切な維持管理を実施することで、施設の長寿命化を図りつつ、維持補修費の平準化を図るため、国が推奨するストックマネジメント計画を策定し、必要な投資を行いながら健全な財務運営を確保できるよう努めてまいります。


 次に、心豊かなまちづくりの推進について申し上げます。


 地域の明日を担う人材を育むために、水俣市教育大綱の基本理念である、郷土の明日をつくる心豊かな人づくり、教育委員会の基本目標である、心豊かな人づくりを具現化していくため、教育施策の推進に取り組みます。


 まず、学校教育について申し上げます。


 学校教育では、学びの心をもつ子ども、育ての心をもつ教師、はずむ心のある学校の3つの努力目標を掲げ、ふるさと水俣を愛し、人や自然を大切にするとともに、社会の一員として主体的にかかわろうとする子どもたちの育成を目指します。


 地域人材を活用して、ふるさと教育、水俣科の充実を図り、地域とともにある学校づくりを推進するとともに、本市における小中一貫教育導入に向けて課題等を検討していきます。


 また、児童会・生徒会を中心としたリーダー研修を行い、児童・生徒が自ら考え、楽しい学校づくりを目指します。


 学力向上については、水俣市学力向上宣言に基づき、授業の工夫改善を行い、子どもたちの確かな学力の育成を目指します。


 特別支援教育については、特別支援教育支援員の増員により、特別支援教育のさらなる充実を図ってまいります。


 学校施設整備については、児童・生徒が安心、安全に過ごすことができることと、避難所としての安全性等も考慮し、校舎の外壁改修、老朽化したトイレの改修を進めてまいります。


 次に、社会教育について申し上げます。


 社会教育の推進につきましては、子どもたちの生きる力、豊かな心を育むため、学校・家庭・地域が連携して子どもを育てる体制のさらなる充実を図ります。


 また、まちづくり団体の育成・支援、家庭教育の推進、青少年の健全育成など、地域活動や社会教育活動の活性化を図るとともに、地域住民の人権問題に対する理解を深めるための事業を実施します。


 文化会館では、老朽化した空調設備の改修に向けて、設計を行うこととしています。


 自主文化事業につきましては、文化会館開館40周年記念事業として、NHKの民謡魂ふるさとの唄の公開番組を開催します。


 次に、日本一の読書のまちづくりについて申し上げます。


 市民の皆様が読書に親しめるよう、市立図書館を核として、乳幼児期に2回の絵本贈呈を行う、ぐるりんぱブックスタートや動く絵本館みなよむ号の派遣、図書館まつり・古本市などの事業を実施してまいります。


 また、今年度は5回目のみなまた環境絵本大賞募集の年となりますので、大賞作品等の選考・決定を行うとともに、創作童話・絵本ワークショップも継続して実施し、読書活動がさらに推進されるよう努めてまいります。


 スポーツの振興につきましては、本市のスポーツ振興の中心的役割を担う、各競技団体及びこれらを統括する市体育協会はもとより、自治組織内のスポーツ組織、学校の部活動、職場スポーツ、総合型スポーツクラブなど、住民等が自主的に組織した団体等の活動を積極的に支援します。


 また、今後さらに進展することが予測される過疎化、少子高齢化に対応するため、市民協働によるスポーツ振興体制の充実を図り、市民のニーズに合ったスポーツイベントの開催や、ライフステージに応じたスポーツ活動の推進を図りながら、スポーツを通じた交流及び事前合宿等の誘致を積極的に推進し、流入人口の増加等による市の活性化を図ります。


 なお、今年で42回目を迎え、水俣市の夏の風物詩となっている競り舟大会について、現在保有している12艇の木造船の老朽化により、競技の安全性の確保が困難となってきているため、今回、水俣芦北地域振興財団からの助成金を受けて、新たにFRP製の競り舟12艇を購入することとしております。


 以上、平成29年度の取り組みについて述べてまいりました。


 近年、地方都市を取り巻く環境は、一層厳しさを増しております。


 地方創生の取り組みなどにおいて、地域の魅力づくり、元気づくりに自治体間の競争が始まっているこの時代において、公務員にも、そして市長の私にも、チャンスをつかむ肌感覚と、意思決定のスピード感が求められていると思います。


 市民の皆様、市議会の皆様との対話を大切にしながら、わくわくするみなまた・輝くみなまたの実現、そして新しい水俣の創造に向けて、全力を尽くしてまいります。


 今後とも皆様の御支援、御協力を心からお願い申し上げます。


○議長(福田 斉君) この際10分間休憩します。


                               休憩 午前10時51分


                               ─────────


                               開議 午前10時59分


○議長(福田 斉君) 休憩前に引き続き会議を開きます。


 西田市長。


  (市長 西田弘志君登壇)


○市長(西田弘志君) 本定例市議会に提案いたしました議案につきまして、順次提案理由を御説明申し上げます。


 まず、議第1号水俣市個人情報保護条例等の一部を改正する条例の制定について申し上げます。


 個人情報の保護に関する法律及び行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律の一部を改正する法律の一部の規定が平成29年5月30日から施行されることに伴い、本案のように制定しようとするものであります。


 次に、議第2号水俣市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例の制定について申し上げます。


 地方公務員の育児休業等に関する法律の一部改正等に伴い、職員の育児休業について必要な事項を定めるため、本案のように制定しようとするものであります。


 次に、議第3号水俣市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について申し上げます。


 職員の扶養手当について、国家公務員の給与改定等に準じ、本案のように制定しようとするものであります。


 次に、議第4号水俣市税条例等の一部を改正する条例の制定について申し上げます。


 消費税の税率引き上げ延期に伴う地方税法の改正等により、水俣市税条例の一部を改正する必要があるため、本案のように制定しようとするものであります。


 次に、議第5号水俣市介護保険条例の一部を改正する条例の制定について申し上げます。


 消費税率の引き上げが延期されたことに伴い、現行の第1段階の第1号保険料の軽減措置を継続する必要があるため、本案のように制定しようとするものであります。


 次に、議第6号水俣市営住宅条例の一部を改正する条例の制定について申し上げます。


 牧ノ内団地の一部住宅の廃止に伴う除却により、本案のように制定しようとするものであります。


 次に、議第7号平成29年度水俣市一般会計予算について申し上げます。


 予算総額は、歳入歳出それぞれ146億521万6,000円で、平成28年度の当初予算額と比較いたしますと、8億1,883万9,000円、約5.3%の減少となっております。


 以下、歳出の主なものについて申し上げます。


 第2款総務費に、地方バス路線維持対策事業、水俣環境アカデミア管理運営経費、「環境首都」水俣・芦北地域創造事業、初恋のまちづくり事業、企業版ふるさと納税活用事業、さくらサイエンスプラン研修事業、地域おこし協力隊支援事業、電算システム新規開発事業、市庁舎建替事業、第3款民生費に、自立支援給付費、子どものための教育・保育給付負担金、明水園施設整備事業、生活保護費、児童手当、子ども・子育て世帯応援事業、国民健康保険・介護保険・後期高齢者医療制度等に係る経費、第4款衛生費に、市立総合医療センターへの繰出金、ごみ処理等に係る水俣芦北広域行政事務組合負担金、子ども医療費助成事業、合併処理浄化槽設置整備事業、家庭部門低炭素総合事業、第5款農林水産業費に、農業人材力強化総合支援事業、中山間地域等直接支払事業、中山間地域総合整備事業、農業競争力強化基盤整備事業、緑の産業再生プロジェクト促進事業、市町村営林道開設事業、恋路ブランド推進事業、第6款商工費に、「環境首都」水俣・芦北地域創造事業、水俣堂々推進事業、道の駅・海の駅整備事業、商工業資金貸付・出資事業、戸建住宅リフォーム事業、みなまた環境テクノセンターや新水俣駅交流センターなどの施設管理運営費、第7款土木費に、公共下水道事業特別会計繰出金、市営牧ノ内団地整備事業、牧ノ内・大迫線道路改良事業、市内一円市道改良及び維持補修費、道路ストック総点検事業、水俣花の名所再生事業、第8款消防費に、消防費に係る水俣芦北広域行政事務組合負担金、消防団関係経費、消防防災施設整備事業、防災関係経費、第9款教育費に、小中学校・給食センター・総合体育館・文化会館・図書館などの管理運営経費、集中学校施設耐震化推進事業、埋蔵文化財発掘調査事業、文化会館整備事業、みなまた環境絵本大賞事業、各種文化・スポーツ振興事業費などを計上いたしております。


 これらの財源といたしましては、第1款市税から第20款市債までの歳入をもって充当いたしております。


 このほか、繰越明許費といたしまして、子ども・子育て世帯応援事業を計上いたしております。


 債務負担行為といたしましては、牧ノ内団地5号棟建設事業外5件を計上いたしております。


 また、地方債といたしまして、過疎対策事業債外6件を計上いたしております。


 次に、議第8号平成29年度水俣市国民健康保険事業特別会計予算について申し上げます。


 予算の総額は、歳入歳出それぞれ47億7,450万円を計上いたしております。


 歳出につきましては、第1款総務費、第2款保険給付費、第3款後期高齢者支援金等、第6款介護納付金、第7款共同事業拠出金、第8款保健事業費などを計上いたしております。


 これらの財源といたしましては、第1款国民健康保険税、第3款国庫支出金、第4款県支出金、第5款療養給付費等交付金、第6款前期高齢者交付金、第7款共同事業交付金、第9款繰入金などをもって充当いたしております。


 また、債務負担行為といたしまして、特定保健指導業務委託料を計上いたしております。


 次に、議第9号平成29年度水俣市後期高齢者医療特別会計予算について申し上げます。


 予算総額は、歳入歳出それぞれ3億8,887万9,000円を計上いたしております。


 歳出につきましては、第1款総務費、第2款諸支出金を計上いたしております。


 これらの財源といたしましては、第1款保険料、第3款繰入金などをもって充当いたしております。


 次に、議第10号平成29年度水俣市介護保険特別会計予算について申し上げます。


 予算の総額は、歳入歳出それぞれ32億5,236万9,000円を計上いたしております。


 歳出につきましては、第1款総務費、第2款保険給付費、第3款地域支援事業等を計上いたしております。


 これらの財源といたしましては、第1款保険料、第3款国庫支出金、第4款支払基金交付金、第5款県支出金、第6款繰入金等をもって充当いたしております。


 次に、議第11号平成29年度水俣市公共下水道事業特別会計予算について申し上げます。


 予算総額は、歳入歳出それぞれ12億950万5,000円を計上いたしております。


 歳出におきましては、第1款公共下水道事業費、第2款公債費、第3款予備費を計上いたしております。


 第1款公共下水道事業費の主な事業といたしまして、浄化センター運転管理業務委託料、白浜雨水ポンプ場改築更新工事委託料等を計上いたしております。


 これらの財源といたしましては、第1款分担金及び負担金から第7款市債までの歳入をもって充当いたしております。


 このほか、債務負担行為といたしまして、公共下水道事業法適化支援業務委託料外2件を計上いたしております。


 また、地方債といたしまして、公共下水道事業及び過疎対策事業を計上いたしております。


 次に、議第12号平成29年度水俣市病院事業会計予算について申し上げます。


 収益的収入に71億9,710万円、収益的支出に71億6,846万5,000円、資本的収入に3億860万4,000円、資本的支出に8億2,177万円を計上いたしております。


 収益的収入の主な内容につきましては、入院収益、外来収益等の医業収益、他会計補助金、負担金等の医業外収益等を計上いたしております。


 収益的支出の主な内容につきましては、職員等の給与費、薬品費等の材料費、委託料、賃借料、光熱水費等の経費や企業債利息等を計上いたしております。


 次に、資本的支出の主な内容につきましては、西館前駐車場ゲート式駐車場機器の更新等の建設工事費や超音波診断装置等の器械備品購入費、企業債償還金等を計上いたしております。


 このほか、企業債につきましては、病院施設整備事業及び医療機械器具等整備事業それぞれの病院事業債及び過疎対策事業債を計上いたしております。


 資本的収入が資本的支出に対して不足する額は、損益勘定留保資金等で補填をいたしております。


 次に、議第13号平成29年度水俣市水道事業会計予算について申し上げます。


 収益的収入に5億2,289万6,000円、収益的支出に4億1,380万1,000円、資本的収入に231万1,000円、資本的支出に2億1,783万4,000円を計上いたしております。


 資本的支出の主な内容は、施設整備事業、管路整備事業等の建設改良費及び企業債償還金であります。


 資本的収入が資本的支出に対して不足する額は、損益勘定留保資金等で補填をいたしております。


 次に、議第14号平成28年度水俣市一般会計補正予算第10号について申し上げます。


 今回の補正は、歳入歳出それぞれ2億938万1,000円を減額し、補正後の予算総額を、歳入歳出それぞれ159億501万2,000円とするものであります。


 補正の主な内容といたしましては、第2款総務費に、臨時福祉給付金給付事業、第3款民生費に、自立支援給付費、多世代交流拠点整備事業、第4款衛生費に、海岸漂着物地域対策推進事業、第9款教育費に、学校林基金積立金などを増額したほか、各款において、事業確定等に伴う事業費の減額調整及び職員の退職・異動等に伴う人件費の調整などを計上いたしております。


 これらの財源といたしましては、第1款市税、第9款地方交付税、第11款分担金及び負担金、第13款国庫支出金、第14款県支出金、第15款財産収入、第16款寄附金、第17款繰入金、第19款諸収入、第20款市債をもって調整いたしております。


 このほか、繰越明許費の補正といたしまして、防災行政無線整備事業外28件の追加、明水園施設整備事業の変更を計上いたしております。


 債務負担行為の補正といたしまして、水俣市産業団地用地取得造成及び附帯事業に係る債務保証外6件の追加、仮庁舎プレハブリース料外3件の変更を計上いたしております。


 地方債の補正といたしまして、一般補助施設整備等事業の追加、過疎対策事業外5件の限度額の変更を計上いたしております。


 次に、議第15号平成28年度水俣市国民健康保険事業特別会計補正予算第4号について申し上げます。


 今回の補正は、歳入歳出それぞれ2,722万5,000円を増額し、補正後の予算総額を、歳入歳出それぞれ49億4,672万6,000円とするものであります。


 補正の内容といたしましては、第1款総務費に人事異動等による人件費の増額、第11款諸支出金に国県支出金等返還金を計上いたしております。


 これらの財源といたしましては、第3款国庫支出金、第9款繰入金及び第10款繰越金をもって調整いたしております。


 次に、議第16号平成28年度水俣市後期高齢者医療特別会計補正予算第2号について申し上げます。


 今回の補正は、歳入歳出それぞれ453万8,000円を減額し、補正後の予算総額を、歳入歳出それぞれ3億7,823万9,000円とするものであります。


 補正の内容といたしましては、第1款総務費に、給与改定等に伴う人件費の調整及び保険基盤安定分担金の確定に伴う後期高齢者医療広域連合納付金の減額等を計上いたしております。


 これらの財源といたしましては、第3款繰入金をもって調整いたしております。


 次に、議第17号平成28年度水俣市介護保険特別会計補正予算第4号について申し上げます。


 今回の補正は、歳入歳出それぞれ8,486万2,000円を減額し、補正後の予算総額を、歳入歳出それぞれ33億2,167万4,000円とするものであります。


 補正の内容といたしましては、第1款総務費、第2款保険給付費の減額を計上いたしております。


 これらの財源といたしましては、第1款保険料、第4款国庫支出金、第5款支払基金交付金、第6款県支出金、第7款繰入金をもって調整いたしております。


 次に、議第18号平成28年度水俣市公共下水道事業特別会計補正予算第3号について申し上げます。


 今回の補正は、歳入歳出それぞれ1,838万5,000円を減額し、補正後の予算総額を、歳入歳出それぞれ12億2,396万6,000円とするものであります。


 補正の主な内容といたしましては、第1款公共下水道事業費において、職員の異動等に伴う人件費の増額のほか、委託料及び工事請負費等を減額いたしております。また、第2款公債費において、長期債利子を減額いたしております。


 これらの財源といたしましては、第1款分担金及び負担金、第2款使用料及び手数料、第3款国庫支出金、第4款繰入金、第6款諸収入、第7款市債をもって調整いたしております。


 また、繰越明許費の補正といたしまして、水俣市白浜雨水ポンプ場の建設工事委託等に係る下水道建設事業の金額を変更いたしております。


 このほか、債務負担行為の補正といたしまして、水俣市白浜雨水ポンプ場の建設工事委託の変更を計上いたしており、地方債の補正といたしまして、公共下水道事業、過疎対策事業及び災害復旧事業の限度額の変更を計上いたしております。


 次に、議第19号平成28年度水俣市水道事業会計補正予算第4号について申し上げます。


 今回の補正は、平成28年度水俣市水道事業会計予算第3条に定める収益的支出の額を760万円増額して、補正後の収益的支出の額を3億6,842万9,000円に、第4条に定める資本的収入の額を281万5,000円減額して、補正後の資本的収入の額を7,170万6,000円に、資本的支出の額を1,210万4,000円減額して、補正後の資本的支出の額を4億739万5,000円とするものであります。


 補正の内容といたしましては、収益的支出には減価償却費等の増減を、資本的収入には国庫補助金の増減を、資本的支出には工事請負費の減額を計上いたしております。


 次に、議第20号第5次水俣市総合計画における基本構想及び基本計画の変更について申し上げます。


 第5次水俣市総合計画における基本構想及び基本計画の変更を行うため、水俣市議会基本条例第7条の規定に基づき、本案のように提案するものであります。


 次に、議第21号工事請負契約の変更について申し上げます。


 水俣市防災行政無線整備工事請負契約について、防災行政無線設備の親局、中継局、再送信局、屋外拡声子局、戸別受信機の数量等に変更が生じたため、本案のように提案するものであります。


 次に、議第22号から議第25号まで、指定管理者の指定について申し上げます。


 みなまた環境テクノセンター、水俣市湯の鶴温泉保健センター、みなまた観光物産館まつぼっくり、水俣市立総合体育館(本館)、石坂川体育館、深川体育館、旧第三中学校体育館、浜公園児童プール、浜公園運動場、旧第三中学校運動場、城山公園庭球場及び競り舟艇庫会議室の指定管理者の指定について、地方自治法第244条の2第6項の規定により、本案のように提案するものであります。


 以上、本定例市議会に提案いたしました議第1号から議第25号までについて、順次提案理由を御説明申し上げましたが、慎重審議を賜り、速やかに御可決くださいますようよろしくお願いを申し上げます。


○議長(福田 斉君) 以上で提案理由の説明は終わりました。


 提出議案のうち、議第14号から議第19号までの平成28年度各会計補正予算は、本日審議をお願いします。


 これから質疑に入ります。


 議第14号平成28年度水俣市一般会計補正予算第10号について質疑はありませんか。


  (「なし」と言う者あり)


○議長(福田 斉君) 質疑なしと認めます。


        ──────────────────────────


○議長(福田 斉君) 議第15号平成28年度水俣市国民健康保険事業特別会計補正予算第4号について質疑はありませんか。


  (「なし」と言う者あり)


○議長(福田 斉君) 質疑なしと認めます。


        ──────────────────────────


○議長(福田 斉君) 議第16号平成28年度水俣市後期高齢者医療特別会計補正予算第2号について質疑はありませんか。


  (「なし」と言う者あり)


○議長(福田 斉君) 質疑なしと認めます。


        ──────────────────────────


○議長(福田 斉君) 議第17号平成28年度水俣市介護保険特別会計補正予算第4号について質疑はありませんか。


  (「なし」と言う者あり)


○議長(福田 斉君) 質疑なしと認めます。


        ──────────────────────────


○議長(福田 斉君) 議第18号平成28年度水俣市公共下水道事業特別会計補正予算第3号について質疑はありませんか。


  (「なし」と言う者あり)


○議長(福田 斉君) 質疑なしと認めます。


        ──────────────────────────


○議長(福田 斉君) 議第19号平成28年度水俣市水道事業会計補正予算第4号について質疑はありませんか。


  (「なし」と言う者あり)


○議長(福田 斉君) 質疑なしと認め、これで質疑を終わります。


 ただいま質疑を終わりました議第14号から議第19号まで議案6件は、議事日程記載のとおり、それぞれ所管の常任委員会に付託します。


 この際、委員会審査のためしばらく休憩します。


                               午前11時28分 休憩


                               ─────────


                               午後5時48分 開議


○議長(福田 斉君) 休憩前に引き続き会議を開きます。


 先ほど委員会に付託しておりました議案6件について、各委員会から委員会審査報告書が提出されましたので、議席に配付しておきました。


 これから順次委員長の報告を求めます。


 初めに、総務産業委員長岩阪雅文議員。


  (総務産業委員長 岩阪雅文君登壇)


○総務産業委員長(岩阪雅文君) 総務産業委員会に付託されました議案について、委員会における審査の経過並びに結果について御報告いたします。


 まず、議第14号平成28年度水俣市一般会計補正予算第10号中付託分について申し上げます。


 補正の主な内容としては、第2款総務費に、臨時福祉給付金給付事業を増額したほか、各款において、事業確定等に伴う事業費の減額調整及び職員の退職・異動等に伴う人件費の調整などを計上している。


 これらの財源としては、第1款市税、第9款地方交付税、第11款分担金及び負担金、第13款国庫支出金、第14款県支出金、第15款財産収入、第16款寄附金、第17款繰入金、第19款諸収入、第20款市債をもって調整している。


 このほか、繰越明許費の補正として、防災行政無線整備事業外18件の追加を計上している。


 また、債務負担行為の補正として、水俣市産業団地用地取得造成及び附帯事業に係る債務保証外6件の追加、仮庁舎プレハブリース料外2件の変更を計上している。


 また、地方債の補正として、一般補助施設整備等事業の追加、過疎対策事業外5件の限度額の変更を計上しているとの説明があり、質疑を行いました。


 質疑の中で、熊本地震により市外から本市へ避難して来られた方の人数と現状、災害見舞金の支給実績についてただしたのに対し、避難して来られた方の総数は把握できていないが、16名の児童が市内の学校に転校して来られ、現在は、もともとお住まいの市町村に戻られている。災害見舞金は、生活支援金と小・中学校の就学支援金があり、5世帯9人に対し、61万2,740円を支給したとの答弁がありました。


 また、ふるさと納税制度について、ふるさと納税サイトふるさとチョイスを利用した寄附、直接の寄附の内訳をただしたのに対し、12月末までにふるさとチョイスが765件1,332万5,550円、直接寄附が42件895万5,000円であるとの答弁がありました。


 また、5款農林水産業費について、中山間地域等直接支払交付金、青年就農給付金、機構集積協力金の減額の内容についてただしたのに対し、中山間地域等直接支払交付金については、昨年度から追加して見込んでいた集落が事業に取り組むことができなかったことや農地を維持することが難しくなった集落も出てきたことによる減額である。青年就農給付金については、1名の方が就職により離農され、2名の新規就農を見込んでいたが就農されなかったことにより、合わせた3名の減額である。機構集積協力金は、農地中間管理機構を通じて貸し借りが行われた場合に交付されるものであるが、平成28年度中に国の交付要件の改正が行われ、認定農業者や農業生産法人に限定されたことが1つの大きな要因であり、もう一つは南袋と中小場工区の圃場整備による貸し借りを予定していたが、圃場整備の進捗が遅れたことも要因であるとの答弁がありました。


 特に討論もなく、採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定しました。


 次に、議第18号平成28年度水俣市公共下水道事業特別会計補正予算第3号について申し上げます。


 今回の補正は、歳入歳出それぞれ1,838万5,000円を減額し、補正後の予算総額を、歳入歳出それぞれ12億2,396万6,000円とするものである。


 補正の主な内容としては、第1款公共下水道事業費において、職員の異動等に伴う人件費の増額のほか、委託料及び工事請負費等を減額している。また、第2款公債費において、長期債利子を減額している。


 これらの財源としては、第1款分担金及び負担金、第2款使用料及び手数料、第3款国庫支出金、第4款繰入金、第6款諸収入、第7款市債をもって調整している。


 また、繰越明許費の補正として、水俣市白浜雨水ポンプ場の建設工事委託等に係る下水道建設事業の金額を変更している。


 このほか、債務負担行為の補正としては、水俣市白浜雨水ポンプ場の建設工事委託の変更を計上しており、地方債の補正として、公共下水道事業、過疎対策事業及び災害復旧事業の限度額の変更を計上しているとの説明がありました。


 特に質疑、討論もなく、採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定しました。


 最後に、議第19号平成28年度水俣市水道事業会計補正予算第4号について申し上げます。


 今回の補正は、平成28年度水俣市水道事業会計予算第3条に定める収益的支出の額を760万円増額して、補正後の収益的支出の額を3億6,842万9,000円に、第4条に定める資本的収入の額を281万5,000円減額して、補正後の資本的収入の額を7,170万6,000円に、資本的支出の額を1,210万4,000円減額して、補正後の資本的支出の額を4億739万5,000円とするものである。


 補正の内容としては、収益的支出には減価償却費等の増減を、資本的収入には国庫補助金の増減を、資本的支出には工事請負費の減額を計上しているとの説明があり、質疑を行いました。


 質疑の中で、資本的収入の二酸化炭素排出抑制対策事業等補助金による事業は、どのような事業かとただしたのに対し、電力量削減による二酸化炭素排出量を減少させる目的でポンプ交換を実施した事業であるとの答弁がありました。


 特に討論もなく、採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定しました。


 以上で総務産業委員会の審査報告を終わります。


○議長(福田 斉君) 次に、厚生文教委員長田口憲雄議員。


  (厚生文教委員長 田口憲雄君登壇)


○厚生文教委員長(田口憲雄君) ただいま厚生文教委員会に付託されました議案について、委員会における審査の経過並びに結果について御報告いたします。


 まず、議第14号平成28年度水俣市一般会計補正予算第10号中付託分について申し上げます。


 補正の主な内容は、第3款民生費に、自立支援給付費、多世代交流拠点整備事業、第4款衛生費に、海岸漂着物地域対策推進事業、第9款教育費に、学校林基金積立金などを増額したほか、各款において、事業確定等に伴う事業費の減額調整及び職員の退職・異動等に伴う人件費の調整などを計上している。


 これらの財源としては、第13款国庫支出金、第14款県支出金、第15款財産収入、第16款寄附金、第19款諸収入、第20款市債をもって調整している。


 このほか、繰越明許費の補正として、住民基本台帳事務経費外9件の追加、明水園施設整備事業の変更を計上している。


 債務負担行為の補正として、松本眞一同朋奨学金の変更を計上しているとの説明を受け、質疑を行いました。


 質疑の中で、南九州西回り自動車道の発掘調査測量等業務委託料が減額されている理由についてただしたのに対し、当該調査を進めている遺跡は、ほかに事例のない遺跡だったため、当初は調査範囲を広く設定していたが、平成27年度の調査の進行に伴い、この遺跡が広がりのない狭い範囲でしか存在しない遺跡であることが判明したため、調査範囲を狭めたものである。具体的には、当初5,850平方メートルの調査を予定していたが、実際は2,910平方メートルに縮小したものであるとの答弁がありました。


 また、水俣市こどもセンター改修工事の具体的内容についてただしたのに対し、現在、こどもセンターは地域の子育て拠点施設として、育児相談の場、情報交換の拠点の場となっているが、今後、こどもセンターを改修して、世代間を超えた子育て世代から高齢者まで、さまざまな方が集う多世代交流の場とする。具体的には、地元の食材、農産品を使った調理場を整備して料理ができるコーナーをつくり、母親同士の交流や子どもの食育の検討を行う場として、仮称地のもんカフェの農産物の販売、地元の木で加工した木のプールのコーナーを設けるなど、小さい子どもから高齢者までが集う場所づくりとしたいとの答弁がありました。


 また、こどもセンター改修工事の面積はどのくらいなのかとただしたのに対し、こどもセンターの施設の半分の約160平方メートルとあわせ、ベランダ部分を含めた改修工事の予定である。そのほか、附帯工事として駐車場の整備を行い、6台分の追加分の工事と既設駐車場舗装の路面の工事を行う予定であるとの答弁がありました。


 そのほか、委員から、改修費として4,500万円という多額の予算が計上されているので、改修ありきではなく、今後のこどもセンターの事業運営のあり方や内容については、今後十分重視されたいとの意見がありました。


 特に討論もなく、採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定しました。


 次に、議第15号平成28年度水俣市国民健康保険事業特別会計補正予算第4号について申し上げます。


 今回の補正は、歳入歳出それぞれ2,722万5,000円を増額し、補正後の予算総額を、歳入歳出それぞれ49億4,672万6,000円とするものである。


 補正の内容としては、第1款総務費に、人事異動等による人件費の増額、第11款諸支出金に、国県支出金等返還金を計上している。


 これらの財源としては、第3款国庫支出金、第9款繰入金及び第10款繰越金をもって調整しているとの説明を受けました。


 特に質疑、討論もなく、採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定しました。


 次に、議第16号平成28年度水俣市後期高齢者医療特別会計補正予算第2号について申し上げます。


 今回の補正は、歳入歳出それぞれ453万8,000円を減額し、補正後の予算総額を、歳入歳出それぞれ3億7,823万9,000円とするものである。


 補正の内容としては、第1款総務費に、給与改定等に伴う人件費の調整及び保険基盤安定分担金の確定に伴う後期高齢者医療広域連合納付金の減額等を計上している。


 これらの財源としては、第3款繰入金をもって調整しているとの説明を受けました。


 特に質疑、討論もなく、採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定しました。


 最後に、議第17号平成28年度水俣市介護保険特別会計補正予算第4号について申し上げます。


 今回の補正は、歳入歳出それぞれ8,486万2,000円を減額し、補正後の予算総額を、歳入歳出それぞれ33億2,167万4,000円とするものである。


 補正の内容としては、第1款総務費、第2款保険給付費の減額を計上している。


 これらの財源としては、第1款保険料、第4款国庫支出金、第5款支払基金交付金、第6款県支出金、第7款繰入金をもって調整しているとの説明を受けました。


 特に質疑、討論もなく、採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定しました。


 以上で厚生文教委員会の審査報告を終わります。


        ──────────────────────────


○議長(福田 斉君) 以上で委員長の審査報告は終わりました。


 これから委員長の審査報告に対する質疑に入ります。


 ただいまの委員長の審査報告について質疑はありませんか。


  (「なし」と言う者あり)


○議長(福田 斉君) 質疑なしと認め、これで委員長の審査報告に対する質疑を終わります。


 これから討論に入ります。


 ただいままで討論の通告はありません。


 したがって討論なしと認めます。


 これから採決します。


 議第14号平成28年度水俣市一般会計補正予算第10号から議第19号平成28年度水俣市水道事業会計補正予算第4号まで、以上6件を一括して採決します。


 本6件に対する委員長の報告はいずれも可決であります。


 本6件は、委員長報告のとおり決定することに御異議ありませんか。


  (「異議なし」と言う者あり)


○議長(福田 斉君) 異議なしと認めます。


 したがって本6件は、いずれも委員長報告のとおり可決しました。


        ──────────────────────────





◎日程第29 議案の撤回について(議第83号 水俣市人権擁護に関する条例の制定について)





○議長(福田 斉君) 日程第29、議案の撤回についてを議題とします。


        ──────────────────────────


○議長(福田 斉君) 市長から、平成28年第4回定例会で提出され、現在、総務産業委員会で審査中であります議第83号水俣市人権擁護に関する条例の制定について撤回請求がありますので、撤回理由の説明を求めます。


 西田市長。


  (市長 西田弘志君登壇)


○市長(西田弘志君) 平成28年11月25日に提出させていただいた議案で、現在、継続審査とされております議第83号水俣市人権擁護に関する条例の制定についてを、条例案中の文言を再検討する必要があるため、議案の撤回をさせていただきたく、議会の承認をお願いしようとするものでございます。


 議案の撤回により、議会運営に御迷惑をおかけいたしますが、何とぞよろしくお願いを申し上げます。


○議長(福田 斉君) お諮りします。


 ただいま議題となっております議第83号の撤回については、これを承認することに御異議ありませんか。


  (「異議なし」と言う者あり)


○議長(福田 斉君) 異議なしと認めます。


 したがって議第83号の撤回については、これを承認することに決定しました。


        ──────────────────────────





◎日程第30 陳情の取り下げについて(陳第8号 原子力災害に関する専門部会の設置を求める陳情について)





○議長(福田 斉君) 日程第30、陳情の取り下げについてを議題とします。


        ──────────────────────────


○議長(福田 斉君) お諮りします。


 ただいま議題となっております陳第8号原子力災害に関する専門部会の設置を求める陳情の取り下げについては、これを承認することに御異議ありませんか。


  (「異議なし」と言う者あり)


○議長(福田 斉君) 異議なしと認めます。


 したがって陳第8号の取り下げについては、これを承認することに決定しました。


        ──────────────────────────


○議長(福田 斉君) 以上で本日の日程は全部終了しました。


 明23日から3月6日までは議案調査のため休会であります。


 次の本会議は、3月7日に開き、一般質問を行います。


 なお、議事の都合により3月7日の会議は午前9時30分に繰り上げて開きます。


 一般質問の通告は2月28日正午まで、議案質疑の通告は3月7日正午まで、それぞれ御通告願います。


 本日はこれで散会します。


                               午後6時9分 散会