議事ロックス -地方議会議事録検索-


熊本県 水俣市

平成28年9月第3回定例会(第4号 9月 8日)




平成28年9月第3回定例会(第4号 9月 8日)





 



       平成28年9月第3回水俣市議会定例会会議録(第4号)





平成28年9月8日(木曜日)


                 午前 9時29分 開議


                 午後 3時12分 散会


 (出席議員) 16人


福 田   斉 君       小 路 貴 紀 君       桑 原 一 知 君


塩 ? 達 朗 君       ? 岡 朱 美 君       田 中   睦 君


谷 口 明 弘 君       ? 岡 利 治 君       田 口 憲 雄 君


藤 本 壽 子 君       牧 下 恭 之 君       松 本 和 幸 君


中 村 幸 治 君       岩 阪 雅 文 君       谷 口 眞 次 君


野 中 重 男 君


 (欠席議員) なし


 (職務のため出席した事務局職員) 5人


事 務 局 長 (岩 下 一 弘 君)   次     長 (岡 本 広 志 君)


主     幹 (深 水 初 代 君)   参     事 (前 垣 由 紀 君)


書     記 (上 田   純 君)


 (説明のため出席した者) 16人


市     長 (西 田 弘 志 君)   副  市  長 (本 山 祐 二 君)


総合政策部長  (緒 方 克 治 君)   総 務 部 長 (本 田 真 一 君)


福祉環境部長  (川 野 恵 治 君)   産業建設部長  (関   洋 一 君)


総合医療センター事務部長


        (久木田 美和子 君)   総合政策部次長 (水 田 利 博 君)


福祉環境部次長 (高 沢 克 代 君)   産業建設部次長 (城 山 浩 和 君)


水 道 局 長 (山 田 雅 浩 君)   教  育  長 (吉 本 哲 裕 君)


教 育 次 長 (黒 木 博 寿 君)   総合政策部政策推進課長


                              (梅 下 俊 克 君)


総務部総務課長 (緒 方 卓 也 君)   総務部財政課長 (設 楽   聡 君)


        ──────────────────────────





〇議事日程 第4号


      平成28年9月8日 午前9時30分開議


第1 一般質問


1 野 中 重 男 君  1 水俣環境アカデミアのホームページ作成の遅れと補助金の不適正


               な支出を今後に生かす教訓について


             2 水俣川河口臨海部、八幡プール群について


2 田 中   睦 君  1 小学校の運動部活動の社会体育への移行について


             2 障がい児の高校進学について


             3 市の職員研修について


3 桑 原 一 知 君  1 コンプライアンスの徹底について


             2 エコパーク水俣と隣接施設の活用について


             3 未来を担う子ども達への支援について


                                      (付託委員会)


第2 議第65号 専決処分の報告及び承認について


         専第7号 水俣市公民館条例の一部を改正する条例の制定について


                                       (厚生文教)


第3 議第66号 水俣市個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の一部を改正する条


        例の制定について                       (総務産業)


第4 議第67号 平成28年度水俣市一般会計補正予算(第5号)            (各委)


第5 議第68号 平成28年度水俣市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)  (厚生文教)


第6 議第69号 平成28年度水俣市介護保険特別会計補正予算(第2号)      (厚生文教)


第7 議第70号 平成28年度水俣市水道事業会計補正予算(第2号)        (総務産業)


第8 議第71号 字区域の変更について                     (総務産業)


第9 議第72号 水俣市域における津奈木町道の認定承諾について         (総務産業)


第10 議第73号 平成27年度水俣市病院事業会計決算認定について         (厚生文教)


第11 議第74号 平成27年度水俣市水道事業会計決算認定及び剰余金処分について  (総務産業)


第12 議第75号 平成28年度水俣市一般会計補正予算(第6号)          (総務産業)


第13 議第76号 平成27年度水俣市一般会計決算認定について           (    )


第14 議第77号 平成27年度水俣市国民健康保険事業特別会計決算認定について   (厚生文教)


第15 議第78号 平成27年度水俣市後期高齢者医療特別会計決算認定について    (厚生文教)


第16 議第79号 平成27年度水俣市介護保険特別会計決算認定について       (厚生文教)


第17 議第80号 平成27年度水俣市公共下水道事業特別会計決算認定について    (総務産業)


第18 特別委員会の設置について


         ──────────────────────────


〇本日の会議に付した事件


  議事日程のとおり


         ──────────────────────────


                               午前9時29分 開議


○議長(福田 斉君) ただいまから本日の会議を開きます。


         ──────────────────────────


○議長(福田 斉君) 日程に先立ちまして、諸般の報告をします。


 本日、市長から補正予算1件、決算5件、健全判断化比率及び資金不足比率の報告1件の提出がありましたので、議席に配付しておきました。


 次に、本日まで受理した陳情1件は、議席に配付の陳情文書表記載のとおり、総務産業委員会に付託します。


 次に、本日の議事は議席に配付の議事日程第4号をもって進めます。


 以上で報告を終わります。


         ──────────────────────────





◎日程第1 一般質問





○議長(福田 斉君) 日程第1、昨日に引き続き一般質問を行います。


 順次質問を許します。


 なお、質問時間は、答弁を含め1人70分となっておりますので、そのように御承知願います。


 初めに、野中重男議員に許します。


   (野中重男君登壇)


○(野中重男君) おはようございます。


 日本共産党の野中重男です。


 市民生活の安定と利益向上を願う立場から質問いたします。


 まず初めに、東北・北海道では、台風と大雨による被害が出ております。お亡くなりになった方、被害を受けられた方たちに、お悔やみとお見舞いを申し上げたいと思います。


 さて、ことしの夏に心に残ることが幾つもありました。1つは、リオデジャネイロオリンピックでの出来事であります。体操の内村航平選手が、個人総合の最後の演技の鉄棒で大逆転し、優勝したことに対し、外国のテレビ局が、あなたは、たくさんの友人を持っているようですねと、あたかも審判団が内村航平選手にえこひいきしたかのように質問したのです。これに対し、内村航平選手と優勝を競い合っていたウクライナの選手が、内村の演技はすばらしかったと答えて、インタビュアーの質問を見事に反論しました。陸上女子5,000メートル競技では、転倒の不運に見舞われた米国とニュージーランドの選手が、オリンピックだから、走り切ろうと互いに励まし合い、立ち上がって足を引きずりながらも完走し、ゴールで2人は抱き合う出来事もありました。


 また、人種差別が根強く残る中で、水泳のメドレーリレーで黒人選手が米国女子チームのアンカーとして泳いでいました。隔世の感がありました。さらに、紛争地域の選手たちが、難民選手団として出場し、開会式ではブラジルの人々から大歓声が上がっていました。IOCのバッハ会長は、多様性の中でまとまったとき、私たちは強くなると演説しました。国籍も人種も違う者たちが、夢舞台で交流し、友情を深めた大会で、オリンピックの精神がまた一歩、世界で発展していることを感じました。


 オリンピックを離れ、国内でも感動したことがありました。


 堀尾輝久東京大学名誉教授が、憲法9条に関する新資料を発見したという新聞記事であります。これまで憲法9条については、連合国軍総司令部最高司令官マッカーサーが米国議会上院で、1945年10月から首相を務めていた幣原喜重郎首相の提案と証言していましたが、堀尾輝久名誉教授は日本の国会図書館でマッカーサーの書簡を発見。それには、この提案は幣原首相が行ったものですと書いてあるという記事であります。文書で残っていることが画期的な発見でした。内閣総理大臣が9条の提案をされていたことに驚きと感動を覚えました。


 今後も、事実に謙虚に向き合い、力を尽くしていきたいと思います。


 さて、では質問に入ります。


 1、水俣環境アカデミアのホームページ作成のおくれと補助金の不適正な支出を今後に生かす教訓について。


 ?、事実経過について。


 ?、ホームページ作成が進まなかったことで担当課内では議論され、課長を中心に方向は出されていたのか。


 ?、その上で作成がおくれたのはなぜか。


 ?、業者との関係で契約を昨年にさかのぼって結ぶことになったと聞くが、法令遵守の観点から課内ではどのような議論がされたのか。


 ?、業務は完成していないのに支払いに至った経過はどのようなことか。


 2、水俣川河口臨海部、八幡プール群について。


 ?、八幡プールの道路用地については、JNCの安定型産業廃棄物最終処分場ではないという回答が県からあったという答弁があり、そうであればその根拠を示せと再質問していました。これについては県に問い合わせしているが、回答がないという答弁で終わっています。根拠を示す回答は県から届いているんでしょうか。


 ?、また、安定型処分場の変遷についても質問していましたが、県から回答がないということでした。この回答は県から届いているんでしょうか。


 ?、平成14年にチッソ株式会社から水俣市に寄贈された土地の地番や分筆関連の資料を情報公開条例で取得しました。それに基づいて、塩浜町278番1から278番3がまず分筆され、その後278番3から278番9が分筆され、この部分が水俣市に寄贈されています。この278番1は八幡第2期プールと思いますが、いかがでしょうか。


 ?、塩浜町278番2から278番4が分筆されて、水俣市に寄贈されていると思いますが、それに間違いはありませんか。また、278番2も八幡第2期プールと思いますが、間違いありませんか。


 ?、水俣市に寄贈された浜松町73番2は、八幡第1期プールの周辺部の道路用地として登記されているものと思いますが、いかがですか。


 ?、平成14年に寄贈されたこれらの土地は、土木課が管理する市道になっていると思いますが、鍵がかかっていて車などは入れません。供用はされたのでしょうか。


 以上、本壇からの質問を終わります。


○議長(福田 斉君) 答弁を求めます。


 西田市長。


   (市長 西田弘志君登壇)


○市長(西田弘志君) 野中重男議員の御質問に順次お答えをいたします。


 まず、水俣環境アカデミアのホームページ作成のおくれと補助金の不適正な支出を今後に生かす教訓については私から、水俣川河口臨海部、八幡プール群については副市長からそれぞれお答えをいたします。


 初めに、水俣環境アカデミアのホームページ作成のおくれと補助金の不適正な支出を今後に生かす教訓について、順次お答えをいたします。


 まず、事実経過についてお答えをいたします。


 本市では、平成27年度において、熊本県から環境首都水俣・芦北地域創造補助金を受けて、水俣環境アカデミアの施設整備のほか、内外の研究者を対象としたシンポジウムの開催など、オープンに向けた事業を実施しました。この中で、水俣環境アカデミアの情報発信、産・学・官ネットワークのツールとして、ホームページを開設することとしておりました。平成27年10月ごろには、ホームページ作成業務委託契約の準備に着手し、庁内関係部署との協議、業者からの見積書の徴取などを行いましたが、関係課との協議が整わず、準備が整ったのは本年3月中旬でありました。


 本件委託業務では、ホームページ上の会員制掲示板のセキュリティに必要な認証システムの構築などに、少なくとも数カ月の期間を要するもので、この時点で、平成27年度中の事業完了は、事実上不可能となっておりました。にもかかわらず、3月末に契約書を事業者に送付して、契約を依頼しました。さらに、当該ホームページができていないのにもかかわらず、事業が完了したとの竣工認定を行い、本年5月19日、委託業務の対価として259万2,000円を業者に支払いました。また、熊本県に対しては、本件委託業務が3月11日までに完了したものとして実績報告を行い、補助金233万2,000円を受領いたしました。その後、7月14日、水俣環境アカデミアの職員から、ホームページができていない旨の報告がなされ、今回の事態が発覚いたしました。翌日、私にも報告がありましたので、関係者の事情聴取も含めて、事態の全容の把握を指示いたしました。


 これらの結果をもとに、8月1日に熊本県に第一報を入れ、8月9日には、詳細な報告と今後の対応について書面で提出しました。また、環境省には、熊本県の担当者にも同行いただいて、8月17日には報告を行い、8月22日には市議会の皆様へ御報告の上、記者会見を開いて公表をいたしました。


 次に、ホームページ作成が進まないことで担当課内では議論され、課長を中心に方向は出されていたのかとの御質問にお答えをいたします。


 担当者は、平成27年10月には委託契約の準備に着手しており、この時点では、委託先の候補選定、契約手法の検討などに当たって、担当課内で情報を共有し、検討が行われていたものと認められます。しかし、事業が停滞していた11月から2月までの間、年度末に向けて、水俣環境アカデミアのオープンに向けた多くの事業の期限が迫り、膨大な事務量に埋もれる中で、各事業の進捗管理は、担当者に委ねられた状態になっていたものと思われます。担当課内でどのような協議が行われたのかについては、現在、関係者のヒアリングを進めているところであります。


 次に、その上で作成がおくれたのはなぜかとの御質問にお答えをいたします。


 担当課内での協議の状況については、現在、ヒアリングを進めており、その結果が出なければ確定的なことは申し上げられません。


 しかし、11月の水俣環境アカデミアの改修工事着工、設計の手直しや材料の検分、工事立ち会いなど、請負業者との打ち合わせや工事監督に係る事務、水俣環境アカデミアの理念、運営体制、事業計画の検討や、大学・研究機関関係者のネットワーク形成などの事務が重なって、担当課は、膨大な事務量に追われていたようであります。これらのことが、今回の事業のおくれの原因の1つと考えられると思います。


 次に、業者との関係で契約を昨年にさかのぼって結ぶことになったと聞くが、法令遵守の観点から、課内ではどのような議論がされたのかとの御質問にお答えをいたします。


 本件について、担当課内では、契約書を交わす時点で既に契約期間が過ぎていること、まだホームページができていないことについての認識はあったと聞いております。しかし結果的には、出納閉鎖期間の5月末日までに、業務を完了できるであろうとの判断から、今回のような不適切な事務処理を行ったものと聞いております。


 次に、業務は完成していないのに支払いに至った経緯はどのようなことなのかとの御質問にお答えをいたします。


 契約書を交わした時点で、既に契約期間を経過しており、ホームページも完成していなかったことは、さきに述べたとおりであります。


 関係者からの聞き取りでは、目玉事業として取り組んできた水俣環境アカデミア関連事業において、何としても補助事業を完遂しなければならないとの強い思いがあったと聞いております。


 その強い思いから、事業が期限内に完了したとする書類を作成し、後ほど完成品を整えることとして、委託業者に請求書の発行を依頼し、代金を支出しました。


 しかし、不正な事務を行い、成果品もないまま公金を支出するという行為は、決してあってはならないことであります。また、事務処理の遅延についても、報告・連絡・相談を徹底し、早期に対応すれば十分に防げたことであり、このような結果となってしまったことを、まことに遺憾に思っております。


○議長(福田 斉君) 野中重男議員。


○(野中重男君) 答弁いただきましたので、2回目の質問をします。


 この件については、一昨日、谷口明弘議員が質問され、昨日、?岡利治議員も質問されました。きょうもきのう、おとといと重なる部分がありましたけれども、改めて整理して答弁いただきましたので、流れについては細部まではわかりませんが、大まか理解できるようになりました。


 議員の皆さんは、どなたもなぜこういうことが起きたのかということで、心を痛めておられると思います。私もそうでした。


 それで、細部については、これからヒアリングもして、実相が解明されていく、そして問題点が鮮明になってくるというふうに思っておりますので、これらが全部済んだ上で、これからの業務の教訓として何があるのか。これからどういう姿勢で市政運営に当たるのか。そういうことも市長を初めのところから出てくると思います。


 私たち議会は、それらが本当に総括となっているのか。教訓として生かされるのか、教訓がそれだけでいいのかなどなど、数々点検していかなければいけないことが出てくるというふうに思います。これからも私も議会の一員として、皆さんと一緒にこの事件を糧にして、どうするのかということで、点検活動も強めていきたい、そうなればいいなというふうに思っているところです。


 きょうの私の質問も、事案発生直後のことであって、細部がわかった上での質問ではありませんので、そういう意味では行き違いがあったり、誤解があったり、そういうふうなところもあると思いますけれども、今、わかっている範囲内で、質問をずっと続けたいというふうに思います。


 ところで、公務員には事実に基づいて、道理にかなって、法律や憲法に基づいて業務をするという、いわゆる法令遵守が民間よりも、より厳しく課せられているというのは、市長がきのうから言われたとおりであります。そういう観点からして、今答弁あったんですけれども、私は今回の件は、2つのポイントがあったというふうに思うんです。


 1つは、この業務を担当した、あるいは水俣環境アカデミアの立ち上げに動いた、企画課内での業務の分担、担当者、課内の動きがどうだったのかというのが1つのポイント。もう一つは、3月と5月に、もうとても期限内にはできないとかわかっていながら、契約を結び、お金を支払ったというコンプライアンスに反する、この2つからなっているように思います。


 いずれも、この2つの点から考えると、公金を着服しようだとかという点はないように、私には思えました。もう一つは、そうなんだけれども、納付期限までに間に合えば、何とか最後は帳じりが合うんではないかという、こういう安易な発想から、いろいろなことがされてきたようにも思えます。詳しい総括は、これから執行部のほうでもされると思いますけれども、そういう視点で私は思っています。


 公務員の不祥事では、刑法上の刑事罰に値するような事件も結構あるんですけれども、今回はそういうものではないということを、私は認識をしておりますが、その上で、さらに私が疑問に思っているところを2回目の質問にしたいと思います。


 1つは、関係課との協議が整わなかったというふうな答弁が、最初市長からあったと思うんですけれども、協議した中身は何だったんですか。何が整わなかったんですかというのが1点目であります。


 2点目は、担当者任せになっていたというのが、今の答弁でもあったように思います。膨大な事務量、作業量があって、結局みんなで点検できずに、担当者任せになっていたというような答弁だったと思うんですけれども、この辺の事実はどういう状況だったんでしょうか。この2点についてまず答弁いただきたいと思います。


○議長(福田 斉君) 西田市長。


○市長(西田弘志君) 昨日から、この水俣環境アカデミアの問題、非常に取り上げていただいて、答弁しているところでございます。内容につきまして、誠実にお答えをしたいというふうに思っております。


 今、2点ございました。1つは、内容・中身については、私のほうから、そして、担当者任せになっていた、なぜかということは総合政策部長のほうから答弁をさせていただきたいというふうに思います。


 中身・内容についてでございますけど、協議が整わなかった、伸びた協議の内容ですけど、契約に向けましては、担当課では委託業務の仕様書をまず作成をいたしまして、予定価格の検討を行う。そして競争入札、また随意契約など委託先の選定の手法について、いろいろ検討を行うわけでございます。ここで仕様書の内容、随意契約によることとした契約手法について、担当課といろいろ調整をやっていたわけでございますけど、そこがなかなか調整がつかず、この時点が延び延びになりまして、事務が停滞してしまったというふうに、現時点では考えております。


 2点目は、総合政策部長のほうから答弁させます。


○議長(福田 斉君) 緒方総合政策部長。


○総合政策部長(緒方克治君) 2点目の質問にお答えします。


 担当者任せになっていた、その事実はどうなっているのか、またその原因はどのようになっているのかという御質問だったと思うんですが、まず水俣環境アカデミアのオープンに向けて、平成27年4月1日付の機構改革で、知の拠点推進室を設置しました。そして専任の部署を設けて、準備の態勢を整えました。


 しかし、旧水俣高校、ここの商業科の実習棟の改修工事、オープンに向けたシンポジウムの開催、大学や研究機関関係者とのネットワークを形成する。そして、慶応義塾大学を初めとするフィールドワークの受け入れなど、事務量が予想以上に、非常に増大しておりました。


 担当課内、室内でも本当に職員は一生懸命やっていらっしゃいました。その中で、相互に応援し合う余裕が失われてしまった。これが大きな要因だと、このように考えております。


 以上であります。


○議長(福田 斉君) 野中重男議員。


○(野中重男君) 最初の平成27年10月から平成28年3月までのところの業務のおくれは、そこでほぼ絞られてきたんではないかなと思うんですね。あと、その中身なんです、やっぱり。もっと踏み込んで、結果的には担当者任せというふうになっているんだけれども、それを点検する体制はどうだったのか等々のところが、これからのヒアリングで解明されていかなきゃいかんというふうに思うんですね。


 あるいは今、ヒアリングは緒方総合政策部長のところは当事者ですから、違うところが多分されているんだと思うんですけれども、その部署は組織を運営する場合、課内でどういう合意と業務執行のラインが必要なのか、横と縦の関係あると思うんですが、その辺が理解している人たちがヒアリングしていかないと、漫然と聞く相手から話が出てきたのを聞いているということでは、事実を解明することにはならないと思います。その辺は、ヒアリングするほうも力が試されるというふうになると思いましたので、そこはしっかりやってほしいなというふうに思っているところです。


 それで、3回目の質問ですけれども、担当課で進まなかったとすれば、もっと上のレベルでの調整が必要になってくるというのが、通常の判断だというふうに思うんですけれども、担当部長には相談されなかったのか。これは、きのうも出ていましたけれども、改めて聞きたいと思います。


 2点目は、私も24歳ごろから医療現場でずっと働いてきました。数々の失敗をしてきましたけれども、今失敗したことが自分の糧になっていると思います。その間には失敗したことで、法人にも迷惑かけたし、患者さんにも迷惑かけたし、同僚にも迷惑かけたというのがありました。それはそのときで、しっかり自分で、どこが誤っていたのかということを総括して、今考えると、それらが生きているなというふうに思っています。


 それで、失敗は、私は次につながる力になるというふうに思っています。そのためには今さっき言いましたように、聞き取りをしっかりする。そして、客観的事実を検証するということが、必要なんではないかというふうに思っていますけれども、これについては私と同じように、市長なり、緒方総合政策部長なり、あるいはヒアリングされている部署のほうも思っておられるのかどうかということですね。これが2点目です。


 3点目は、担当者はなぜそうしたのか。さっき言いましたように、担当者自身がしっかり総括することが必要だというふうに思います。あるいは関係部署のところも、しっかりそれぞれが総括することが必要なんだろうというふうに思います。


 一方、今回当事者になった職員の方々は、何人おられるかわかりませんけれども、市役所の職員として、それこそ一生懸命、過重負担とも思える仕事もこなしてきたという自負もあるでしょうし、これからの思いもあるんだろうというふうに思います。この経験を生かしていただけるんであれば、これからの水俣市政の運営に、大いに力になるという可能性も秘めているというふうに思っています。


 組織ですから、組織を運営するには規律が必要です。その規律については、もう就業規則なり、業務執行規律なりあると思いますから、それに基づいて、けじめはけじめでつけてもらうと同時に、市長もきのうから答弁あっておりますように、自分でも処分はするというふうにおっしゃっていましたけれども、その意向でよろしいかどうか、市長の見解を聞きたいと思います。


 以上3点です。


○議長(福田 斉君) 西田市長。


○市長(西田弘志君) 3点ございました。


 そのうちの1つは、総合政策部長のことがございましたので、直接、総合政策部長の答弁をさせたいというふうに思っておりますので、あと2点につきましては、私のほうから答弁させていただきます。


○議長(福田 斉君) 緒方総合政策部長。


○総合政策部長(緒方克治君) 1点目の御質問にお答えします。


 担当部長に相談はなかったのかの点について、お答えします。


 担当課で水俣環境アカデミアのホームページの事務が進まないことについて、相談はございませんでした。ただ、相談がなかったからといって、それでいいのかと言われれば、そうではないと私も思っております。管理監督者として非常に反省をしております。どうも申しわけございませんでした。


 以上であります。


○議長(福田 斉君) 西田市長。


○市長(西田弘志君) 2点目、客観的な事実をつかむのが必要、ヒアリングが非常に大事だということでございます。


 現在、この関係者の聞き取りを実施しておりますが、これはもう正確に、公正を期して行う必要があるというふうに考えております。きのうも答弁させていただきましたが、誰かが得をするとか、誰かをかばうとか、そういったことのないように、きちっとヒアリングする者にも、その辺は伝えているところでございます。


 聞き取りの対象者が事業担当職員のほか、庁内の関係部署、いろいろなところで広範にわたり聞きたいというふうに思っておりますので、現在完了しておりませんが、今後引き続き、聞き取り調査は進めてまいりたいと思っております。


 時間が少しかかっているのは、やはり聞き取りして、もしかしたら弁明の機会もとるのが必要だというふうに思っております。そういったところも、きちっとやりたいというふうに思っております。


 そして、3点目の私のけじめについてでございますけど、当然昨日から答弁しておりますが、今後はこの公平・公正の観点からの関係者の聞き取り調査をまず実施し、しっかりと問題を総括する必要があると、まずこれが第1点、必要だというふうに考えております。そして、不適切な行為に至ったことについて、厳然たる事実として、これを処し、一方でこれを戒めとしまして、本市の行政運営をよりよいものとしていくことが、まず必要だというふうに思っております。そして、処分が決定した後、私のほうも自身については、きちっと責任をとり、けじめをつけさせていただきたいというふうに思っております。


○議長(福田 斉君) 次に、水俣川河口臨海部、八幡プール群について答弁を求めます。


 本山副市長。


   (副市長 本山祐二君登壇)


○副市長(本山祐二君) 水俣川河口臨海部、八幡プール群についての御質問に、順次お答えいたします。


 まず、八幡プールの道路用地については、JNCの安定型産業廃棄物最終処分場ではないという根拠に関する回答は、県から届いているのか。また、八幡プールの安定型処分場の変遷についての県からの回答は届いているのかという2つの御質問に合わせてお答えいたします。


 初めに、八幡プールの安定型最終処分場の変遷についてですが、県からの回答によりますと、第1期、第2期プールと呼ばれる八幡プール群の埋め立ては、昭和36年に公有水面埋立法による許可として始まっており、工場から発生した不要物で水面が埋め立てられて、土地が造成されてきました。


 そのような中、昭和45年に廃棄物の処理及び清掃に関する法律が成立し、一般廃棄物及び産業廃棄物という概念が登場し、当時チッソ株式会社及びその関連企業の生産工程で発生した不要物は産業廃棄物となりました。そこで、チッソ株式会社は、昭和48年に産業廃棄物処理業の許可を取得したとのことです。


 その後、昭和52年の廃棄物の処理及び清掃に関する法律の改正によって、廃棄物処理施設として一般廃棄物の最終処分場及び産業廃棄物の最終処分場として遮断型、管理型、安定型の3種類が規定されました。


 これにより、一般廃棄物及び産業廃棄物による埋め立ての場合、最終処分場として県知事への届け出が必要でしたが、安定型産業廃棄物の埋め立て処分の用に供される場所は、公有水面埋立の許可を除くとされているため、当該地については、産業廃棄物最終処分場の設置の届け出は不要であったとのことです。


 こうして、第1期、第2期プールと呼ばれる部分はさまざまな用途に使用され、現在のような形に変遷していきました。


 なお、八幡プールの公有水面の埋め立て完了部分については、最終処分場からの転用ではなく、公有水面埋立法に基づく県知事の許可による土地ということになります。


 次に、八幡プール道路部分についてですが、昭和60年12月にチッソ株式会社から、公有水面免許に係る竣工期間伸長申請が提出された際、それまでの埋立地を安定型処分場、沈殿池、堰堤部及び堰堤端から護岸に変更したいとの申請があり、昭和61年10月に県が許可しております。


 このことから、八幡プールの道路部分は、安定型処分場の堰堤部の外側にある堰堤端から護岸の部分に当たりますので、安定型最終処分場の一部ではないとの県からの回答・説明でございました。


 次に、平成14年にチッソ株式会社から水俣市に寄贈された土地について、塩浜町278番1から278番3がまず分筆され、その後に278番9が分筆され、この部分が水俣市に寄贈されているが、この278番1は八幡第2期プールと思うが、いかがかとの御質問にお答えいたします。


 塩浜町278番1は、もともと平成4年7月13日付で278番として表示登記が行われ、同日付で、278番1、278番2、278番3に分筆されております。さらに、278番3から278番9が分筆され、平成14年9月に水俣市が寄附で採納いたしております。議員御質問の278番1については、八幡第2期プールとして使用されていた土地だと思われます。


 次に、塩浜町278番2から278番4が分筆されて、水俣市に寄贈されていると思うが、それに間違いないか。また、278番2も八幡第2期プールと思うが間違いないかとの御質問にお答えいたします。


 平成9年9月29日付で、278番2から278番4が分筆され、平成17年に水俣市が寄附で採納いたしております。分筆した残り地である278番2については、八幡第2期プールとして使用されていたと思われます。


 次に、水俣市に寄贈された浜松町73番2は、八幡第1期プール周辺部の道路用地として登記されているものと思うが、いかがかとの御質問にお答えいたします。


 八幡第1期プールは、いまだ埋め立てが竣工しておりませんので、地番がなく、白地のままでありますが、周辺の浜松町73番2につきましては、道路として完成していたため、平成8年2月21日付で登記が行われております。


 次に、平成14年に寄贈されたこれらの土地は、土木課が管理する市道になっていると思うが、鍵がかかって車などは入れない。供用はされているのかとの御質問にお答えいたします。


 寄附採納した八幡沖プールに隣接する道路は、平成15年3月31日に、築地・丸島町線として市道認定しておりますが、ガードレール等の安全柵を設置しておらず、海岸への転落等が懸念されますので、現在まで供用を開始しておりません。


 以上です。


○議長(福田 斉君) 野中重男議員。


○(野中重男君) この問題は3月議会でも取り上げましたし、6月議会でも取り上げました。


 まず、情報公開条例に基づいて資料をもらいましたし、この番地のところだとか、埋立地の一定の施行された法律に基づく流れについては、この間、執行部との間で頭を突き合わせて議論してきたことを改めて、まとめて答弁していただいたというふうに思います。


 それで、結局6月議会から2カ月が過ぎているんですよね。2カ月過ぎてやっと県からの回答が来たのは9月議会始まってからですよ、最終的に。


 それで、県から回答があったのかということで、担当課にずっと問い合わせをして、まだ来ません、まだ来ませんという返事がずっと続いてて、来ましたということで、今の答弁になっているというふうに思います。


 それで、この八幡プール群の埋立地についての資料が、県庁にまとまって整理されていないんだなというふうに私は思いました。どう評価するのかということがあって、時間がかかったのかもしれませんけれども、整理されておれば、もっと迅速に資料が出てきて、水俣市役所でもその辺の資料は、市の地域内にある処分場ですから、当然、当該市町村の水俣市が必要な資料を保管しておくというのは、当たり前のことであります。それが市のほうでも県等からの情報がなくて、なかなか整理されていないというのが今回よくわかりました。市役所ほうでも、人的体制が弱くて、こういう資料が整理されてこなかったんだというのも、この間わかりました。


 それで結果的に、私は国と県の行政、あるいは市政についてもそうなんですけれども、こういう水銀汚染の拡大を防止するという政策が、きちっととられてこなかった。これが僕は、汚染を拡大した原因の1つになっているんではないか。僕は、作為ではないかなというふうに思っております。これは指摘だけしておきたいと思います。


 それで、質問も長かったし、ややこしい質問でした。それで、答弁も長かったし、ややこしい答弁でしたので、私なりにちょっと整理したいと思います。


 答弁いただいた中身の1番目は、八幡プール群については、戦前戦後あたり、終戦前後あたりから、もう埋め立てられたという話も聞きますし、資料もあるやに聞いているんですけれども、法律ができたのは昭和36年ですよね。だから、法律が後からできて、その前の事実を後追いしているということなんです。


 それで、水俣病の刑事訴訟判決で言われている昭和33年9月から昭和35年6月というのは、公有水面埋立法ができる前のことを実は言っている話なんです。だから、公有水面埋立法という法律ができたのが、いかにおそかったか。それまでいかに野放しになっていたかということを、僕は示しているというふうに思います。


 もう一つ紹介しますと、答弁にはありませんでしたけれども、判決は、海岸に道路をつくって護岸にしたとは書いていないんです。最高裁判決ですよ。護岸をつくって、その中に廃棄物を捨てたと書いてあるんです。


 それで、最後に答弁あったところで、昭和60年に第1期プール、第2期プールのところについては、チッソから申請があって、安定型処分場だとか、沈殿池だとか、あるいは堰堤部だとか、堰堤端から護岸だとか、呼び名を4つに分けたと言っているんですけれども、その前によく聞いていますとわかるんですけど、埋立地を4つに分けたというふうになっているんですよ。それは県は許可したとなっているんですよ。だけれども、埋立地の呼び名を変えたということなんだというふうに、僕は今の答弁を聞いて思いました。


 2つ目は、水俣市に寄贈された道路部分が、いずれも八幡第1期プール及び第2期プールから分筆されたものであるということは、278番から278番1とか2とか3に分けられたとかという、1つの土地を分筆するときの手法ですよね。そういうふうになっているということが明確になったと思います。


 3点目は、この寄贈された道路と称する用地は、現在は使われていないということでしたので、民間から行政への寄附は、寄附していただいたことで、市民や行政にとって、有益だから寄附をいただくというのが通常なんだろうと思うんです。例えばそこに市道を通す、あるいは県道を通す場合に、民間の方たちに寄附していただけませんかということもあるし、寄附してよかばいという場合もある。その場合は道路というものを通して、公衆の利益になるということが前提で、寄附してもらうのが通例だと思うんですけれども、ここについては、14年間危険だということで、閉鎖されて、そのままになっていたということが明確になった。だから3点がはっきりしたんだろうと思うんです。


 それで、2回目の質問をします。


 1つは、答弁にあったように、もともとは埋立地であったものが4つに分けられたんですね。通常、私どもが考えると、名前を変えても、埋立地は埋立地ではないのかというふうに思うんです。廃棄物の処理及び清掃に関する法律に抵触しないということの結論だったと思うんですけれども、あるいはコンプライアンスに触れないという解釈だったと思うんですが、それでいいのでしょうか。私は顧問弁護士だとか専門家に改めてちゃんと聞いて、その辺はクリアするべきだ。その方向を決める上でも、ちゃんと専門家の意見を聞かないかんというふうに思うんですけれども、いかがでしょうか。


 2点目は、私が6月議会で提案した、廃棄物の処理及び清掃に関する法律15条の4に抵触するんではないかと、私は指摘してきました。それで、いやそんなことができるのかと、できないんじゃないかというふうに市長を初め、思っていらっしゃるかもしれませんので、この点については、私は弁護士に意見を聞きました。こういう返事が返ってきています。


 第1点は、平成14年の寄附は、受贈者である水俣市の道路用地の管理、補修義務を負わせる負担付贈与といえることから贈与者チッソは、負担の限度において売り主と同様の担保責任を負う。民法551条2項です。


 2点目、今回の地震で、護岸が崩壊し、有機水銀化合物が海に漏出する危険が顕在化し、そのため通常の管理費用を大きく上回る調査費用、工事費用を負担すべき事態となり、今後永続的に必要な費用負担になる。もらった水俣市は贈与契約当時、こうした費用負担が発生することを知らなかったことから、隠された瑕疵に当たる。民法553条、557条です。


 第3に、よって、1回目の答弁にあったように、贈与を受けてから護岸が危険で供用していないわけですから、贈与契約での恩恵は受けていない。もらった水俣市は、多額の費用負担なしに道路として使用するという、贈与契約の目的を達することができず、本件贈与契約は解除できるというのが、弁護士の見解でありました。ただし、この解除権は、水俣市が費用負担の事実を知ってから1年以内に行使できるとなっています。これは、民法553条、566条の3項です。


 それで、返還することは法律的にも可能ということです。環境アセスメントに入っておりますので、これはこれでいいとして、廃棄物の処理及び清掃に関する法律15条の4は、安定型廃棄物処分場とは規定していません。産業廃棄物処理施設と言っています。埋立地であることははっきりしていますので、それは分筆経過からも明確ですので、もう一度踏みとどまって、腰を据えて、県や国、あるいは顧問弁護士とも相談してみたらどうでしょうか。これが2点目であります。


 3点目です。道路用地の贈与者のチッソに返還するだけでは、この八幡プール群の問題は解決しないというふうに私は思っています。それで、水俣では公害防止事業として、水俣湾の埋立地ができました。これも公害防止事業者負担法が根拠になっておりますけれども、その他、環境基本法37条なども使えると思います。このときの費用負担も、もう皆さん御承知のとおりであります。


 私は、国・県にも、この問題の責任はあると思っておりますので、そして、昭和47年の水俣市の調査でも、水俣川の水と泥土の水銀値は異常に高かったというのは、市の公害白書にも入っていますよね。また、最高裁判決でも、ここが原因になったということは明確になっています。


 それで、もう一度、これらの事実をもとに、原点に返ったらいいというふうに思っています。現在の計画では、水俣市が事業主体になって、国からの補助をもらっているという構図になっているようですけれども、それで1つ紹介しますと、先日、私ども日本共産党の田村衆議院議員がこの八幡プール群のことについて調査に来ました。水俣市役所にも立ち寄っていただいて、執行部の皆さんから意見も聞いていました。議員は東京に帰って、環境省や国土交通省の担当者を呼んで、水俣市が今考えておられる案に基づいて現在、環境省、国土交通省はどう考えているか聞いたそうです。それによると、こういうことです。この問題は、地震の前から検討してきた。国が関与するのは当然であると。チッソ、県がどのように費用負担するかが課題である。誰一人欠けてはいけないというふうに言っておられるそうであります。ここを何とかしなければならないという認識は、環境省も持っているというふうに私は判断しました。


 それで、全てのことについて、さらに環境省、国土交通省、熊本県、チッソなどとしっかり相談をするということを、行っていったらどうかと思うんですけれども、考え方はどのようにされているでしょうか。


 以上3点です。


○議長(福田 斉君) 本山副市長。


○副市長(本山祐二君) 野中重男議員の第2の御質問にお答えさせていただきます。


 3点ございましたけれども、まず最初の埋立地の件については、専門家を交えて検討したらどうかという御質問ではなかったかなと思っております。


 先ほどの答弁でも申し上げましたけれども、県からは公有水面埋め立てに関して、安定型産業廃棄物による埋め立ててであれば、最終処分場としての届け出は不要であり、昭和60年にチッソより申請された土地も公有水面埋立法による土地であり、廃棄物の処理及び清掃に関する法律は関与しないとの回答をいただいております。


 以上のことから、4つに分割された土地は、安定型処分場を分割して名称を変えたのではなく、公有水面埋め立てによる土地を安定型処分場、沈殿池、堰堤部、堰堤端から護岸に用途に応じて区画し、現在のJNCの安定型最終処分場は、このときにできたとの説明を受けております。しかしながら、このことにつきましては、先ほどの野中重男議員のようなお考え等もございますし、そのようなことを踏まえまして、専門家を交えて検討するかどうかにつきましては、県とかそういうところも含めまして、ちょっと検討させていただきたいなと思っているところでございます。


 それと、チッソからの寄贈をもとに戻すということについても、国・県や顧問弁護士さんと相談されたらどうかということでございますけれども、これにつきましては、当該道路を活用して臨海構想事業を計画しておりますので、現時点でチッソにお返しするということは考えておりませんが、本件について御指摘のとおり問題点があるのかどうかにつきましては、調べてみたいというふうに思っております。


 次に、工事や工法、費用負担等について、国・県やチッソ等と相談したらどうかということでございますけれども、臨海構想に伴う事業の実施につきましては、地場産業の振興、地域経済の活性化を図るための非常に重要な、かつ大規模な事業となります。そのため、事業実施におきましても多額の予算が伴うことから、ある程度、長期間、国や県と協議を進めてまいっております。


 当然ですけれども、今後とも国や県と相談しながら、できるだけ負担が少ないような方向にならないかということで、協議してまいりたいと思っております。


 以上です。


○議長(福田 斉君) 野中重男議員。


○(野中重男君) どういう結論になるかわかりませんけれども、法律家も入れて、水俣市のほうでもしっかり検討する、調べてみることが必要だと思いますので、そうしていただきたいと思います。


 それで、3番目の質問ですけれども、現在の水俣市で計画されている計画は、臨海部に高速道路建設の廃土を持ってきて埋立地をつくると。土地をつくるなどの計画があるということで答弁をされています。これは臨海部の護岸をきっちり確保して、地震等にも対応できるというようなものとは、分離して考えたほうがいいんじゃないかなというふうに思います。


 改めて埋め立てすることが、水俣市の環境を守る上で、それでベストなのかというのは、また別の議論です。


 もう一つは、護岸のところの費用については、私は、国と県とチッソで100%持ってやるべきだというふうに思っていますけれども、そこについても50年後、60年後には鋼矢板が腐食して、また同じような工事か何かせないかんわけですよね。そのときに、水俣湾と同じように、またそのときも今水俣市がお金を出せば、あのときも水俣市お金出したでしょということで、費用負担が発生するということなんですよ。だから、護岸の工事については、きっちり汚染者負担の原則に基づいて、ちゃんと整備してもらうと。埋め立ては埋め立てで、また別のところで考えるというふうにしたほうがいいんじゃないかと、私は思うんですけれども、これについてはいかがでしょうか。


 以上、1点です。


○議長(福田 斉君) 本山副市長。


○副市長(本山祐二君) 3回目の御質問にお答えさせていただきます。


 新たに埋立地の護岸をつくっても、将来的にはまた負担が生じる可能性があるので、国・県等の関与を残していくべきじゃないのかという、御質問じゃなかったかと思いますけれども、先日の谷口眞次議員の御質問にお答えしましたが、今回の事業では大きく3つの目的がございます。


 まず1つが、従来から懸念していた八幡沖プールの護岸補強でございます。2つ目は、水俣市内から排出される南九州西回り自動車道の建設廃土を有効利用して、市内に新たな土地を生み出すことでございます。3つ目は、丸島漁港及び産業団地へアクセスする産業道路を整備し、地域の活性化を図ることでございます。


 この3つの目的に向かって進める事業でありますので、完成後は引き続き施設を管理していくことは必要ではないかというふうに考えているところでございます。


○議長(福田 斉君) 以上で野中重男議員の質問は終わりました。


 この際、10分間休憩します。


                               午前10時27分 休憩


                               ─────────


                               午前10時39分 開議


○議長(福田 斉君) 休憩前に引き続き会議を開きます。


 次に、田中睦議員に許します。


   (田中睦君登壇)


○(田中 睦君) こんにちは。


 無限21の田中睦です。


 ことしは、水俣は大雪でスタートしました。その後、4月には熊本地震が起き、多くの命が奪われ、その後さらに東日本、東北、北海道などで大雨や台風による被害が続いています。被災された皆さんの生活と地域の復興を願ってやみません。


 最近、特に自然の力の恐ろしさというのを感じています。自然災害は、人間の力では完全に防ぐことはできないというふうに思います。しかし、被害を小さくする知恵というのは、持っているはずだと思っています。


 私の住む7区では、今月末に自主防災の会議があります。そこで、地域の中で人がどうつながっていくのか。それから、高齢の方、体が不自由な方のケアなど、それぞれ何ができるかを、まず身近なところから考えていきたいというふうに思っています。そう思っていたところ、朝テレビを見ると、ちょうどリオデジャネイロパラリンピックが開幕をしているということに気づきました。また、ここしばらくは、多くの感動を選手の皆さんが与えてくれるものというふうに思っています。


 私は、以前、視覚障がいをお持ちの方、もうほとんど目が見えないといわれる方を、学校にお招きしてお話を聞く機会がありました。校長室でお迎えをしたわけですけれども、そのときに、この学校は花がきれいですねということをおっしゃいました。私は大変失礼だと思いましたが、思い切って尋ねてみました。なぜわかるんですかと。そしたら、にっこり笑って、風を感じる、空気を感じるというようなことをおっしゃいました。それから、やはり嗅覚、皮膚全体で感じるようなことをおっしゃいました。身体的機能を失われた方は、それ以外の別の機能が失った機能をカバーするような力、そういうものも人間というのは、自分の努力もあるでしょうが、備えつけていくものだろうということを感じました。一応、健常者といわれる私のほうが、逆に見えていないこと、聞こえていないことが、たくさんあるのではないかということを、そのときに感じました。


 それと、まだ私の中には障がい者に対して、自分が構えてしまうというところがあります。それも1つの差別ではないかというふうに感じています。どうやって、その自分の中の差別性というのをなくしていくか、簡単にはできないとは思いますが、少しずつでも減らしていければということを感じています。


 では、通告に従って質問します。


 1、小学校の運動部活動が社会体育へ移行することについて。


 ?、県の教育委員会は平成30年度末までには、現在の部活動から社会体育への移行を打ち出していますが、その経緯とねらいについてお尋ねをします。


 ?、水俣市では以前、私が教員になったのが42年前、そのころ既に、社会体育で行われていたのではないかというふうに思っています。以前、社会体育で行った時期があります。ただ、余り長くは続かなかったようです。当時、どのような問題点があったのでしょうか。


 ?、現在は移行期間だと思いますが、本市では、学校現場や保護者、関係団体への説明やヒアリング、協議は進んでいるのでしょうか。


 2、障がい児の高校進学について。


 ?、水俣市の子どもたちの支援学校高等部への進学状況はどうなっているか。


 ?、芦北支援学校高等部佐敷分教室への通学に対する支援サービスにはどのようなものがあるか。


 ?、市内への支援学校分教室設置や佐敷分教室からのスクールバス運用を希望する保護者からの声がありますが、それに対しての市としての見解をお尋ねします。


 3、市の職員研修について。


 ?、研修を受ける対象者と、その研修の中身についてお尋ねします。


 ?、水俣病問題についての研修を行うべきだと思いますが、どうか。


 以上が本壇からの質問です。


○議長(福田 斉君) 答弁を求めます。


 西田市長。


   (市長 西田弘志君登壇)


○市長(西田弘志君) 田中睦議員の御質問に順次お答えをいたします。


 まず、小学校の運動部活動の社会体育への移行について及び障がい児の高校進学については教育長から、市の職員研修については、私から、それぞれお答えをいたします。


○議長(福田 斉君) 小学校の運動部活動の社会体育への移行について答弁を求めます。


 吉本教育長。


   (教育長 吉本哲裕君登壇)


○教育長(吉本哲裕君) 初めに、小学校の運動部活動の社会体育への移行について、順次お答えします。


 まず、熊本県が平成30年度末までには社会体育への移行を打ち出しているが、経緯とねらいは何かとの御質問にお答えします。


 これまで小学校においては、学校教育の一環として運動部活動が行われてきました。しかし、近年、少子化による部員数の減少、専門の指導者がいない、児童や保護者のニーズが多様化するなどさまざまな問題が指摘され、部活動が存続できない状況も出てきております。


 そこで、熊本県教育委員会では、平成25年度に外部有識者による検討委員会を設置し、今後の運動部活動のあり方について議論が交わされ、平成26年2月末には、同検討委員会から、運動部活動及びスポーツ活動のあり方についての提言書が提出されました。


 提言を受け、熊本県教育委員会では、市町村教育委員会やPTA代表及び校長等に説明するとともに、アンケートを実施し、さまざまな意見を集約されております。


 これらのことを踏まえ、これから大きく変化する社会の中で、地域の教育力を積極的に活用した社会体育への移行や社会体育との連携など、児童・生徒にとって安心・安定したスポーツ環境を確保するため、児童生徒のための運動部活動及びスポーツ活動の基本方針が策定されました。


 今後、各市町村及び各学校においては、本基本方針をもとに、地域や学校の実態を踏まえ、児童・生徒にとって適正な運動部活動及びスポーツ活動の推進を図っていく必要があります。


 次に、水俣市では以前、社会体育で行った時期がある。ただ、余り長くは続かなかったようだ。どのような問題点があったのかとの御質問にお答えします。


 昭和46年に社会体育へ移行し、昭和55年に再び部活動に戻った経緯等につきましては、当時の資料が残っていなかったため、当時の学校担当者や、県の教育事務所にお尋ねしてみました。当時、熊本市内の中学校で勤務時間外の部活動中に発生した事故の問題から、県教育委員会から部活動は勤務時間内とするという通知が出されました。


 しかし、現実問題として勤務時間内に部活動はできないため、必然的に県内の小・中学校の部活動は社会体育へ移行する形となりました。ところが、その後の学習指導要領の改訂に伴い、部活動が教育課程の一環として位置づけられたことなどから、昭和55年には、再度部活動に移行したとのことです。当時の学校担当者のお話でも、社会体育としての活動に特に問題はなく、県の指導により部活動に戻ったとのことでした。


 次に、現在は移行期間だが、本市では学校現場や保護者、関係団体への説明、ヒアリング、協議は進んでいるのかとの御質問にお答えします。


 水俣市では、平成28年2月に小学校運動部活動の社会体育移行検討委員会設置に向けた準備会議を開催し、先月末には第1回の検討委員会を開催したところです。これまで、学校現場や保護者、関係団体に対して正式な説明は行っていませんが、いろんな機会を利用して情報発信に努めております。10月には各学校及び保護者を対象にアンケート調査を予定しており、今月中には市校長会と市PTAの役員会において、現状説明とアンケートの協力をお願いしたいと考えております。また、各学校単位での保護者への説明会についても、検討委員会で協議していただき、検討してまいりたいと思っております。


○議長(福田 斉君) 田中睦議員。


○(田中 睦君) 昨年3月に熊本県の教育委員会が出した、児童生徒のための運動部活動及びスポーツ活動の基本方針というのを、私もネットで引っ張り出して読んでみました。今の説明にあったように、少子化に伴ってチーム編成が困難なこと、それから、保護者や児童のニーズの多様化、指導者不足といった問題が挙げられていました。それらに対応するために、社会体育に移行する旨が書かれています。


 私は、それ以前にといいますか、もう一つ要因があるというふうに思っています。というのは、現在の子どもたちのスポーツ環境が、学校に依存することで保たれている、そこに問題があるのではないかというふうに思っています。このことは、昨年、社会体育移行に係る情報収集のために、つまりこの熊本県が基本方針をまとめるに当たって、事前に県外に研修視察に行っておられますが、そのときの報告書にも出ています。次のような記述があります。


 他県の情報収集をする中で、小学校運動部活動の顧問・指導者の約8割が学校教員であることについて、全国的に見ても特異であるということがわかった。子どもたちのスポーツ環境における学校のウエートが大きかったと言えるというふうにあります。


 社会体育になると、学校ではなく地域社会で行う活動となるわけでしょうから、受け皿となるのは、水俣市の場合、すぐ思い浮かぶのが水俣市体育協会に相談がいって、各種目協会、種目団体、それからスポーツ少年団、そこらあたりを思い浮かべるわけですが、水俣市の場合、それで当たっているでしょうか。


 また、熊本県の基本方針にある、総合型地域スポーツクラブに該当するようなクラブというのは、水俣にどういうものがあるのでしょうか。これが1つ目の質問です。水俣市における受け皿ですね。


 私は、これまで教職員の勤務実態の改善について、この場で訴えてきました。先生方の超過勤務の要因の1つに部活動の指導があることは、教育委員会も認めておられます。部活動が社会体育に移行することで、教職員の負担感の軽減、放課後時間の活用等のメリットがあると思いますが、その点はどうでしょうか。


 3つ目は、10月に予定されているアンケートについてです。


 各学校及び保護者を対象とするというふうに言われました。学校向けのアンケートでは、全職員の声が反映されるよう、ぜひ配慮していただけるものと思いますが、その点どうでしょうか。


 4つ目は、今後のタイムスケジュールをお尋ねします。


 熊本県の基本方針では、平成27年度から移行に向けた検討を開始し、準備が整ったところから順次移行を進める。そして、平成30年度末には移行が達成というふうになっています。あと1年半から2年の間で移行を具体化しなければなりません。先月末に1回目の社会体育移行検討委員会が開かれたばかりで、詳しい日程等のことはこれからだとは思いますが、今後の大まかな全体的なタイムスケジュールを教えてください。


 最後に、社会体育移行に当たって、何か水俣独自の構想というのがあれば、お示しいただければというふうに思います。


○議長(福田 斉君) 答弁を求めます。


 吉本教育長。


○教育長(吉本哲裕君) 5点ほどあったかと思います。市としてのまず受け皿は、どのようなことを考えられるのかということだったと思いますけれども、現状で考えられる受け皿としては、やはり既存の社会体育クラブ、あるいはスポーツ少年団、その中には先ほどありましたが、総合型の地域スポーツクラブ、これは水俣市に今2つほどございます。NPO法人をとっておられる、主に少年サッカーなどをやっておられるところと、袋地区の総合型スポーツクラブでございますが、そういったものも考えられます。


 また、市の体育協会の各種種目協会にも、受け皿になっていただかなければいけないと思っています。今後、アンケート調査を実施いたしますけれども、その結果を踏まえて、受け皿についても、社会体育移行検討委員会で十分に検討していきたいと、そのように思います。


 第2点目が、今、部活動は、主に先生方に指導に当たっていただいておりますけれども、先生方の負担感の軽減が、そのメリットの要素の中に1つあるんじゃないかということでございましたが、社会体育に移行したときに、基本的には部活動の顧問である教職員というのは指導者から離れるのかなと思っております。そういった意味で、負担に思っておられる先生がいらっしゃれば、そういったものから解放されるのかなという感じはいたしております。


 3点目で、アンケートをされるときに、全職員の声を配慮してほしいということでございますが、アンケートに当たっては、当然、学校長を初め、部活動等に当たっておられる先生方の意見、あるいはそのほかの意見、もろもろあろうかと思います。そういったものも、十分に踏まえてまいりたいというぐあいに考えています。


 それから、現段階でのタイムスケジュールですが、先ほども答弁しましたように、8月末に第1回目の社会体育移行検討委員会を開催したところです。開催したばかりでありますので、具体的な計画については今後、社会体育移行検討委員会で話し合うことになると思います。


 現時点での事務局の計画としては、スケジュールといいますか、10月に実施予定のアンケート調査の結果をもとに、できれば月1回程度、社会体育移行検討委員会を開催できないかというぐあいに考えております。熊本県教育委員会が示しております平成30年度末までには、それを目標に社会体育移行を進めていきたいと、そのような計画でおります。


 それから、市独自の社会体育への構想というか、何かないかということでございますけれども、現状では独自の構想というのは、お答えするのは非常に難しい状況にはあります。アンケート調査などを踏まえて、その中である程度、独自のものというのは提案されてくるんじゃないかなと思います。


 議員が言われましたように各市町村、それぞれの状況が異なっていると思いますので、水俣独自の現状に合った社会体育へ移行することというのは、大変重要であるという認識は持っております。そういった意味で、先ほど申しましたアンケート調査で、しっかりと水俣市の実情、問題点を洗い出して、社会体育移行検討委員会のほうで検討をしてまいりたいと、そのように思います。


○議長(福田 斉君) 田中睦議員。


○(田中 睦君) 1回目の答弁で、以前、社会体育から現在の部活動に移行したのは、当時の社会体育に問題があったからではないという、御説明があったかというふうに思います。私が記憶するところでは、こういうことがありました。


 社会体育で行っていたときに、どうしても今の部活動と違って、学校外の社会人の方が、自分の仕事が終わってから指導に来られるということで、やはり早くても練習開始が5時半ごろからになると。そうなると、やはり平常日は、なかなか練習時間がとれないということで、土曜、日曜、多分お休みのときに、わざわざ子どもたちのために、指導に来られるということになるわけで、その土曜、日曜に集中して結構長い時間練習をすることになり、そのことで子どもたちの疲労が、月曜まで残ってしまうというようなことも、一部あったようです。


 社会体育移行までには、これから検討していくべき課題というのが、たくさんありそうな気がします。1つは、子どもたちの活動場所が、毎日通っている学校とは限らないわけで、そこまでどうやって行くのか。保護者の送迎等、時間的・経済な負担というのが生じないのかという点、それが1つあるかと思います。


 町なかの例えば、水俣第一小学校で練習をしている、今、部活動をやっている子どもたちが、そのまま水俣第一小学校の体育館を使って、何かやるということであれば、そんなには練習する場所という環境は、余り変わらないかと思いますが、ひょっとして山手の学校の子どもたちが、この市街地の、例えば市の体育館で練習する種目、そういうのに所属するということになってくると、やはり保護者の送迎等が必要となってくるのかなと思っています。


 2つ目、指導者の確保の問題です。


 これから、各種目協会に依頼をされて、種目協会が努力をされると思いますが、その指導者確保の問題というのが出てくるかと思っています。ただ、いい点というのは指導が専門的になる。そして継続性があると。恐らく教職員よりも人事異動というか、異動がなくなるので、指導の継続性、専門性というのが保たれるという、そういうメリットもあるのかなとは思います。


 3つは、先ほどもちょっと触れましたが、今の部活動では、子どもたちが授業が終われば、早いときには3時半には無理かもしれないですね。4時過ぎたら、部活に行ける。先生たちがその時間帯に参加できるというのは、また限られてくるかもしれませんが、4時半ぐらいからは部活動が開始できる。でも、さっき言ったように、今度は恐らく5時半ぐらいが開始時刻になるのではないかというふうに思われます。


 そうすると、放課後から活動開始までの時間を、どこでどう過ごしていくかという、そういう問題も出てくるのではないかというふうに思います。また、活動の時間帯が今の部活動よりも後ろにずれて、例えば4時半から6時までだったのが、5時半から7時とか、どうかすると、もうちょっと遅い時間帯にずれ込むという可能性も、生まれてくるのではないかというふうに思っています。


 それから、これは社会体育移行の大きな狙いの1つになるのかもしれません。地域が子どもたちを育てるという考え方につながっていけば、これは大変プラスになるというふうに思います。


 幾つか申し上げましたが、当然これから、社会体育移行検討委員会等で議論される問題だと思います。もし現時点で、答えられる点がありましたら、何かコメントをいただければというふうに思います。


○議長(福田 斉君) 吉本教育長。


○教育長(吉本哲裕君) まさにこれからの検討になっていくんだろうと思います。今、田中睦議員のほうから申されました、社会体育移行に伴いまして、さまざまな問題が浮かび上がってくると。その問題一つ一つに、適切に対処していかなければならないという気持ちでおりますけれども、例えば保護者負担の問題、当然ございますし、基本的には送迎であるとか、あるいは活動費であるとか、そういった問題も出てきますし、それをどうするのか。できるだけ負担感が伴わないような状態というのを、どういう形で見出せるのか。その辺は当然検討になっていくと思います。


 それから、指導者の確保についても、種目協会への理解であるとかを含めた、体育関係者全体の理解、そしてまた地域の中で、やっぱりそういうことをやりたいという意向があるのかどうか。そういった人たちの掘り起こしというのも、重要な課題になってくるのかなと思っています。


 それから、授業が終わって社会体育の部活動までのあき時間をどう過ごさせるのか、こうするのか。これは当然、具体的には、まだどうすれば、こうすればという話はございませんけれども、子どもたちを安全に、社会体育のほうまで導くというのは、重要な案件だろうというぐあいに考えております。


 社会体育に移行することによって、やはり学校体育のほうに、子どもたちのスポーツの環境というのを依存するばかりじゃなくて、地域の方々が子どもたちをしっかりと支え、育てていくんだという意識をまず持ってもらう、そういった意識の醸成といいますか、そのことが非常に重要になるのかなと思います。社会体育への移行という1つの画期的なことを背景に、もっともっと子どもたちの教育環境というか、体育面含めた教育環境というのを、地域でやはり考えていく。そういったきっかけにできればと、私のほうではそのように思っております。


○議長(福田 斉君) 次に、障がい児の高校進学について、答弁を求めます。


 吉本教育長。


   (教育長 吉本哲裕君登壇)


○教育長(吉本哲裕君) 次に、障がい児の高校進学について順次お答えします。


 まず、水俣市の子どもたちの特別支援学校高等部への進学状況はどうなっているかとの御質問にお答えします。


 中学校3年時に特別支援学級に在籍した生徒の進学状況を過去3カ年分について、平成25年度、平成26年度、平成27年度の順でお答えします。


 まず、平成25年度は5人在籍し、松橋支援学校へ2人、大津支援学校へ1人、芦北支援学校へ1人、芦北支援学校高等部佐敷分教室へ1人、計5人が進学をしています。次に、平成26年度は10人在籍し、松橋支援学校に1人、芦北支援学校高等部佐敷分教室に7人、水俣高等学校へ1人、くまもと清陵高等学校1人、計10人が進学しています。最後に平成27年度は、9人在籍し、松橋支援学校2人、球磨支援学校1人、芦北支援学校高等部佐敷分教室5人、水俣高等学校1人、計9人が進学しています。この3カ年の進学状況から、水俣市内の子どもたちは、全員が県内の特別支援学校高等部を初め、高等学校へ進学をしているところです。


 次に、芦北支援学校高等部佐敷分教室への通学への支援サービスにはどのようなものがあるかとの御質問にお答えします。


 通学への支援について、経済的な支援としては、学校教育法に基づき特別支援学級に在籍している生徒の保護者に対して、就学に必要な諸経費の一部を熊本県が支給する、特殊教育就学奨励費の制度において通学にかかる費用が認められており、利用者の通学用の定期代や保護者が送迎する場合のガソリン代などの助成金が支給されています。


 また、障害者総合支援法に基づく障害福祉サービスの中には、各地域の特性を生かし、市町村の裁量によりサービスを柔軟に提供できる地域生活支援事業があります。本市では、買い物や散歩、イベントなどの社会参加のための外出について支援する外出支援事業、通所サービスや病院の通院など車両を使った移送サービス事業の2種類の移動支援サービスを実施しております。


 また、道路運送法に基づいた高齢者や障がいのある方が、お一人で公共交通機関の利用が困難である方を対象とした有償のサービスである福祉有償運送制度もあります。


 しかし、本市では、芦北支援学校高等部佐敷分教室に通学する生徒への送迎といった支援については、現行の制度では対応できておりません。


 次に、市内への芦北支援学校分教室の設置や佐敷分教室からのスクールバス運用を希望する声があるが、市としての見解はどうかとの御質問にお答えします。


 佐敷分教室は、熊本県立芦北支援学校に、平成23年4月に開室された水俣芦北圏域内に1つしかない知的障がいを持つ生徒が通う支援学校です。水俣から遠く離れておりますが、肥薩おれんじ鉄道による通学や保護者による送迎など、水俣からも生徒が通っております。


 このような状況のもと、芦北支援学校への通学に係る送迎は毎日のことであり、保護者への負担もかなりのものであるため、その必要性は十分理解できるところです。


 今後は、市としましても、市内への芦北支援学校分教室の設置やスクールバス運用については、あらゆる機会を通して、県の教育委員会や芦北支援学校に対して、お願いをしてまいりたいと思います。


 今後、保護者からの相談や意見を伺い、各サービス事業所や関係施設とも連携を図りながら、障がいを持つ子どもたちが、住みなれた地域において、安心して学校教育を受けることができる環境整備に向けて努力してまいります。


○議長(福田 斉君) 田中睦議員。


○(田中 睦君) 最近の3年間は、芦北支援学校高等部佐敷分教室を初めとする、県内の特別支援学校高等部、あるいは水俣高校へと全員が進学しているということをお聞きして、それは大変喜ばしいことだというふうには思います。ただ、その陰にはといいますか、やはり保護者のいろんな御苦労もあっていることでしょうし、子どもさん本人の御苦労というのもあっているものと推察されます。


 通学支援については、特殊教育就学奨励費の制度があって、通学の定期代などが支給されるということでした。確認ですけれども、例えば芦北支援学校高等部佐敷分教室に通う際の肥薩おれんじ鉄道利用については、自己負担はないというふうに考えていいのでしょうか。それが1点です。


 次に、市で行う地域生活支援事業の中には、外出支援事業と移送サービス事業の移動支援があるということはわかりました。私も市のこの地域生活支援事業とか、いろいろ資料をいただいて、ずっと見てみたんです。似たようなというと失礼ですけれども、そういう事業名がいっぱいあって、どれがどれやらようわからんようになったわけですが、今言ったような形の移動支援というのがあるということはわかりました。


 でも、それが芦北支援学校高等部佐敷分教室通学に限って言います。芦北支援学校高等部佐敷分教室通学に使えるのか、使えないのか。もし使えないとすれば、なぜ使えないのか。どこが対象外なのか、それを教えていただきたいと思います。


 それから、福祉有償運送制度についても同じく使えるのか使えないのか、もし使えないとすればどこがどういう点で使えないのか。同じように説明をお願いしたいというふうに思います。


○議長(福田 斉君) 答弁を求めます。


 川野福祉環境部長。


○福祉環境部長(川野恵治君) 田中睦議員の2回目の御質問にお答えします。福祉サービス関係でございますので、私のほうから答弁させていただきます。


 まず、最初の特殊教育就学奨励費において、通学にかかる定期代が支給されているということであるけれども、自己負担はないのかということでございます。


 芦北支援学校へお尋ねをいたしました。保護者の世帯の収入によって、通学定期の全額支給、2分の1支給、支給なしと3段階に分けられているとのことでございます。


 2番目に移動支援サービスのうち、外出支援事業、移動サービス事業は通学には使えるのか。使えないなら、その理由はどういうことかということでございます。


 まず、外出支援事業においては、買い物や散歩、講演会やイベントへの参加など、一時的な外出の際にヘルパーが介助することで、自立生活や社会参加を促すものでございます。したがって、通学・通勤といった、長期にわたる継続的な外出は対象となっておりません。


 また、移動サービス事業につきましては、福祉施設や病院の利用、会議への参加などが対象となり、タクシー会社から、車いす専用車やストレッチャー専用車を派遣するサービスとなっております。これは身体障害者手帳2級以上で、歩行が著しく困難な方を対象としており、知的障がいを持つ方については、対象となっておりません。


 仮に、芦北支援学校高等部佐敷分教室への通学にそれぞれ利用した場合、年間を通し、多額のサービス費用が発生することとなり、財政的な面におきましても、対応が難しいことも挙げられます。また、現状において、これらの事業に対応できるサービス事業者がなく、毎日の通学時間にあわせた支援ができる、ヘルパーの確保が難しいという状況もあるというふうにお聞きをしております。


 3番目の福祉有償運送制度に、通学が使えるのか使えないのかについてお答えします。


 福祉有償運送制度は、道路運送法に基づいた制度であり、NPO法人など非営利法人が、自家用自動車を使用して行う、有償の移送サービスとなっております。


 水俣市で1事業者、芦北町で1事業者が登録をしておりますけれども、両事業者ともに保有する車両は1台のみとなっており、現状では、継続的な通学への利用は、困難であるというふうにお聞きをしております。


○議長(福田 斉君) 田中睦議員。


○(田中 睦君) なかなか制度はあるけれども、使いにくいというか、使えないというふうになっているようですが、私は多分こういう制度ができたときには、困っている人がいるので、それに合わせて、そういう制度ができてきているものというふうに思っています。


 ですから、だんだんそれが逆になってしまって、人に制度を合わせるんではなくて、制度に人を合わせてしまうというふうになってしまっているんではないか。ですから、ぜひ、できるだけ人に合う制度づくりというのを、考えていく必要があるのではないかというのを、基本的に持っておくべきではないかというふうに思っています。


 8月2日の熊本日日新聞に国の調査結果が出ていました。特別支援学校に通う子どもの保護者の66%、3分の2が、生活や仕事に影響があるというふうに答えていたと伝えています。子どもの登下校に付き添うことが、仕事に影響を与え、失職や転職を余儀なくされるケースもあると。つまり、親が仕事を休むか、子どもが学校を休むかと、そういう現状があるということを伝えています。水俣でも8月の末に、そのような悩みを持つ保護者の集まりがありました。私も初めて参加をさせていただきました。12か13世帯の方々がお集まりでした。その中でやはり多くの方が、次のような声を上げておられました。


 芦北支援学校高等部佐敷分教室に通いたいけれども、今は自力通学が決まりというふうに高校側から言われたので、列車による通学はちょっと今は無理だ。スクールバスを出してもらえれば助かる。それから、仕事その他で、やはり親の送迎というのがなかなかできない。水俣市内にそういう学校があれば、子どもが通えるところがあれば、何とかなると。そういうことで、水俣高校に芦北支援学校高等部佐敷分教室みたいな、そういう分教室をつくってもらえると、大変ありがたいがということを言われました。それからもうお一方、寮に入ることができればいいんじゃないのと言われたということもあるけれども、つい最近といいますか、相模原市の事件もあって、やはり親元から離すのは心配だと、そういうことも訴えられました。


 私自身、水俣第一小学校で特別支援学級の子どもたちとは、少し交流といいますか、つき合いがありました。というのは、補欠授業なんかで、よく出入りしておったもんですから、子どもたちの様子というのも少しは知っていたつもりです。


 しかし、今回、こうやって保護者の方々の声を直接聞いてみて、小学校で接していたときに、この子たちが中学校を出た後のことを、考えたことはありませんでした。8月にこういう保護者の声を聞いて、私にとっては、しょせん、それまでは人ごとだったんだということを、今回気づかされました。


 翌日、芦北支援学校高等部佐敷分教室に行って話をしてきました。そこでは、担当の職員の方がいらっしゃって、保護者の皆さんがまとまって、熊本県に声を上げられてはどうでしょうかというアドバイスをいただきました。数日後、水俣高校にも行って、話をしてきました。水俣高校では、ちょうど校長先生がいらっしゃって対応していただきました。機会を見つけて、そういう保護者の声を熊本県に伝えますという返事をいただきました。


 水俣市の第5次総合計画第2期基本計画の重点事業に、障がい者(児)の自立支援が挙げられています。そこには次のように書かれています。障がい児への対応としては、介護者へのニーズ調査を行うとともに市外にある施設や支援学校への通学、通園が誰でもできるような送迎等の検討、放課後等デイサービス事業所設置の推進が必要であると。


 どうか、きょう紹介した保護者の方の声を受けとめて、市としてできることを、基本計画重点事業を、言葉どおりに実行に移していただきたいというふうに思います。なかなか市としてできることというのは、限られていると思います。県に働きかけることしかできないと言ったら失礼ですが、そういう部分も多いかと思いますが、再度決意のほどをお聞かせいただければというふうに思います。


 最後に、保護者の声をもう一つ紹介して、この件についての質問を終わります。


 自分の子どもには、今回の取り組みについては間に合わないかもしれない。それでもこうやって声を上げることで、少しでも前進して、後に続く子どもたちが安心して通学し、学習できるようになればいいと思っています。


○議長(福田 斉君) 川野福祉環境部長。


○福祉環境部長(川野恵治君) 3回目の質問でございます。


 市の総合計画の中に市外にある施設や支援学校への通学、通園が誰でもできるような送迎等の検討とあるが、その点について決意のほどといいますか、進捗状況とか、そういったことについてのお尋ねであったかと思います。


 これまでも自力で通学するのが困難なため、毎日送迎している障がい児の保護者の方から相談があったこともございまして、放課後等デイサービスや日中一時支援といったその他のサービス、放課後の生活訓練や、一時預かりに利用するサービスと組み合わせる形で、送迎を行って、対応して、家族の方の負担軽減を図ってきたという、そういう事例もございます。ただし、この場合には、帰りだけお迎えをするという形になりますので、行きのサービスというのはできておりません。


 今後、先ほど教育長の御答弁の中にもありましたけれども、熊本県の教育委員会への要望等も含め、また市でできることにつきましては、市の教育委員会とも協議をしながら、まずはニーズ調査を実施して、現状をしっかり把握した上で、他市町村との状況も参考にしながら、何が対応できるのか。送迎等のサービスの可能性について、検討を進めてまいりたいというふうに考えております。


○議長(福田 斉君) 次に、市の職員研修について答弁を求めます。


 西田市長。


   (市長 西田弘志君登壇)


○市長(西田弘志君) 次に、市の職員研修について、順次お答えいたします。


 まず、研修を受ける対象者は誰で、研修内容はどのようなものかとの御質問にお答えをいたします。


 職員研修は、派遣研修と庁内研修を実施しています。


 派遣研修は、主に熊本県内の市町村で構成する熊本県市町村職員研修協議会に毎年100人程度の職員を派遣しています。内容は、新規採用職員、採用5年目、採用10年目、新任係長、新任課長等を対象とした階層別研修、税務担当、契約事務担当、法制事務担当を対象とした専門研修、希望する職員を対象としたパソコン技術等を学ぶIT研修などを実施しています。その他、市町村職員中央研修所、全国市町村国際文化研修所、全国建設研修センター等にも派遣を行っております。


 また、庁内研修としては、新規採用職員を対象とした新規採用職員研修、係長以上の職員を対象としたハラスメント防止研修、窓口職員を対象とした接遇研修等を実施しております。


 次に、水俣病問題についての研修を行うべきだと思うがどうかとの御質問にお答えをいたします。


 水俣病問題については、研修の必要性を十分受けとめておりますので、毎年4月に新規採用職員を対象とした研修の中で実施しております。


 内容といたしましては、水俣病資料館において、資料館見学、語り部講話の聴講等を行っております。また、水俣病犠牲者慰霊式や火のまつり等に、毎年多数の職員がスタッフとして携わる中で、水俣病問題に対して向き合っていく意識が醸成されているものと思っております。


○議長(福田 斉君) 田中睦議員。


○(田中 睦君) ことしの春、市内のあるところを見学に訪れた熊本県内の方から、次のような報告を受けました。


 その施設の責任ある立場の方が、水俣病のことを話されたそうです。その施設とは直接関係のない水俣病の話を、どういういきさつで始められたのかは知りませんが、話されたそうです。ここではちょっと具体的には申し上げられませんが、その内容に水俣病を誤った形で説明したり、患者差別につながる、そういう内容の発言もあったということです。それを聞かれた方はあきれるとともに、腹が立ったということを言っておられました。


 市外から、それから県外からも水俣を訪れる方は多いというふうに思います。水俣市の施設で、このようなことが繰り返されてはなりません。そこで、市の職員はもとより、市の施設の管理と責任を負う指定管理者にも、水俣病問題に対するきちんとした知識・認識を持ってもらわなくてはいけないというふうに思っています。


 以上の理由から、市の職員だけでなく、指定管理者まで広げたところで、水俣病に関する研修が必要だと思いますが、どうでしょうか。


 また、水俣病犠牲者慰霊式や火のまつり等にかかわる中で、水俣病に対する意識が高められるという意味合いの答弁があったと思いますが、毎年8月に水俣芦北地区人権教育研究大会というのが開かれています。全体講演と分科会があります。その案内は、市のほうにも来ているというふうに思いますが、その分科会の中に、水俣病問題を考える分科会というのが毎年設置されます。その分科会では、これまで水俣病資料館で話をされる、語り部以外の患者の声を聞く機会というのがつくられます。水俣市、津奈木町、芦北町が会場持ち回りで毎年開催をしています。こういう研究大会への参加というのも進められてはどうでしょうか。


○議長(福田 斉君) 西田市長。


○市長(西田弘志君) 2点、質問でございました。


 最初に、水俣病の発言について、そういった発言があったということは、もう本当に遺憾でございます。私も、修学旅行のガイドを、長年お手伝いをさせていただく中で、水俣病の説明をするときに、非常に言葉を選んでというか、間違ったように伝えないようにという、本当に敏感になったのを覚えております。


 この指定管理者についての研修でございますが、この研修につきましては、法人団体においてやっていただく、研修を実施すべきというふうに考えております。しかし、本市からも水俣病問題について誤った認識がないように、誤った情報等を発信しないように、指定管理者の方に研修等の実施をお願いしていきたいというふうに思っております。


 それと、今世紀、人権は本当に大きな問題だというふうに考えております。この水俣芦北地区人権教育研究大会については、職員の人権意識の向上を資するものと思っておりますので、職務専念義務を免除し、職員研修の一環として、毎年職員に参加を依頼しているところでございます。本年度も22名の職員が参加をしているというふうに聞いております。


○議長(福田 斉君) 田中睦議員。


○(田中 睦君) 今、お答えがあったように、指定管理者であろうとなかろうと、よそからおいでになった方からすると、やはり水俣の施設でという受け取りになりますので、その方も恐らくよそで言われるときは、水俣の人がという、あるいは市の職員がというふうに言われるかもしれません。どこが音頭をとってやるかについては、その法人なり団体なりが、きちんと研修をしてということでもいいかと思いますので、ぜひそういう働きかけをしていただきたいというふうに思います。要望です。


 それから、最後のこういう水俣芦北地区人権教育研究大会があっているのでということについては、参加しやすいような形をとっておられるし、ことしは参加者が多かったように私も聞いておりますので、ぜひ、市役所が空になったら困りますが、多くの方が交代で、毎年入れかわりで参加されるような形をつくっていただければというふうに思います。要望して終わります。


○議長(福田 斉君) 以上で田中睦議員の質問は終わりました。


 この際、昼食のため午後1時30分まで休憩します。


                               午前11時47分 休憩


                               ─────────


                               午後1時29分 開議


○議長(福田 斉君) 休憩前に引き続き会議を開きます。


 次に、桑原一知議員に許します。


   (桑原一知君登壇)


○(桑原一知君) 皆さん、こんにちは。


 真志会の桑原一知です。


 まず、台風10号による北海道・岩手県を初めとする、各地の豪雨災害により亡くなられた方々に心よりお悔やみ申し上げますとともに、被害を受けられた皆様には、謹んでお見舞い申し上げます。


 さて、リオデジャネイロオリンピックでは、金12個、銀8個、銅21個と、日本は史上最多の41個のメダルを獲得しました。また、リオデジャネイロパラリンピックも開幕し、日本選手の活躍に期待したいと思います。


 私はスポーツ観戦だけは、リアルタイムで見たいと考える一人です。世の中便利になり、録画ボタンを押せば、いつでも好きなときに番組を見ることができますが、リアルタイム観戦は、その瞬間を、選手とともに感動を味わえることが、だいご味です。選手たちが、苦しく辛い練習に耐えて栄冠を勝ち取り、センターポールに日の丸が上がり、国歌斉唱を歌う姿、または敗者として去っていく姿、そこには選手一人一人のドラマがあり、感動します。また、若い選手たちの思わぬ可能性の開花に、次の東京2020オリンピック・パラリンピックでの日本選手の活躍に期待をし、本市からのオリンピック選手の輩出も期待したいと思います。


 スポーツ競技は、体力増進、運動能力向上などのほかに、チャレンジ精神や団結力、規律、問題解決能力向上なども学ぶことができ、社会生活においても役に立ちます。また、これは議員にも求められているものだと思います。信頼され、頼りにされる議員を目指し、改めて襟を正し、質問に入ります。


 大項目1、コンプライアンスの徹底について。


 最近では、公務員のコンプライアンスについても、論じられることが多くなりました。そのさなかの、今回の不正予算処理の発覚です。自治体や公務員における不祥事は、行政全体に対する信用を失望させ、社会的に大きな影響を及ぼすものと考え、質問します。


 ?、水俣環境アカデミアのホームページ作成委託事業で、不正予算処理が発覚した原因は何か。


 ?、ホームページは3月中には完成している予定であったが、目玉事業にもかかわらず、庁内では誰も閲覧せず、指摘もなかったのか。


 ?、職員等へのコンプライアンス指導は、どのように取り組んでいるのか。


 大項目2、エコパーク水俣と隣接施設の活用について。


 私は、エコパーク水俣のような環境もよく、複合的な施設は県内には、なかなかないと思います。ほかの市町村との差別化を明確にし、水俣市にしかできない取り組みができると思い、以下質問します。


 ?、エコパーク水俣と隣接施設を活用した、観光振興はどのように進めるのか。


 ?、八代港に寄港したクルーズ船のバスツアーでエコパーク水俣にも立ち寄られたが、成果と完全点は何か。


 ?、エコパーク水俣のスポーツ施設を活用したスポーツ振興策は考えているか。


 大項目3、未来を担う子どもたちへの支援について。


 家庭で子どもを教育する責任があることは当然ですが、子どもは家庭の中だけで育つわけではありません。学校や地域などに見守られながら、成長してもいきます。また未来の日本、そして水俣を支える人材育成は必要であり、行政でのさまざまな支援も重要と考え、質問します。


 ?、小学校の部活動が社会体育へ移行が進んでいるが、現在の状況と今後の計画はどのようになっているか。


 ?、水俣市代表として出場する大会で、児童・生徒への派遣支援はどのようになっているか。


 ?、市立図書館の児童・生徒の利用状況はどのようになっているか。


 ?、小・中学校のエアコン設置の具体的な方針と実施計画はどのようになっているか。


 以上、本壇からの質問を終わります。


○議長(福田 斉君) 答弁を求めます。


 西田市長。


   (市長 西田弘志君登壇)


○市長(西田弘志君) 桑原一知議員の御質問に順次お答えをいたします。


 まず、コンプライアンスの徹底については私から、エコパーク水俣と隣接施設の活用については産業建設部長から、未来を担う子どもたちへの支援については教育長から、それぞれお答えをいたします。


 初めに、コンプライアンスの徹底について、順次お答えをいたします。


 まず、水俣環境アカデミアのホームページ作成委託事業で、不正予算処理が発覚したが、原因は何かとの御質問にお答えいたします。


 本市では、平成27年度において、熊本県から環境首都水俣・芦北地域創造補助金を受けて、水俣環境アカデミアの施設整備のほか、内外の研究者を対象としたシンポジウムの開催など、オープンに向けた事業を実施しました。この中で、水俣環境アカデミアの情報発信、産・学・官ネットワークのツールとして、ホームページを開設することとしておりました。平成27年10月ごろにホームページ作成業務委託契約の準備に着手し、庁内関係部署との協議、業者からの見積書の徴取などを行いましたが、その後、関係課との協議が整わず、準備が整ったのは本年3月中旬でした。


 本件委託業務では、ホームページ上の会員制掲示板のセキュリティに必要な認証システムの構築などに、少なくとも数カ月の期間を要するもので、この時点で、平成27年度中の事業完了は事実上不可能となっていました。にもかかわらず、3月末に契約書を事業者に送付して、契約を依頼しました。


 さらに、当該ホームページができていないにもかかわらず、事業が完了したとの竣工認定を行い、本年5月19日、委託業務の対価として259万2,000円を業者に支払いました。また、熊本県に対しては、本件委託業務が3月11日までに完了したものとして実績報告を行い、補助金233万2,000円を受領いたしました。


 その後、7月14日、水俣環境アカデミアの職員から、ホームページができていない旨の報告がなされ、今回の事態が発覚いたしました。翌日、私にも報告がありましたので、関係者の事情聴取も含めて、事態の全容の把握を指示をいたしました。


 これらの結果をもとに、8月1日に熊本県に第一報を入れ、8月9日には、詳細な報告と今後の対応について書面で提出いたしました。また、環境省には、熊本県の担当者にも同行いただいて、8月17日には報告を行い、8月22日には市議会の皆様へ御報告の上、記者会見を開いて公表をいたしました。


 不適切な事務が行われた原因については、複数の要因が考えられます。第1に、事業の進捗管理が徹底されていなかったこと。第2に、日常の事務量が多く、ともすれば、事務処理、会計処理の基本的なルールをおろそかにするなど、コンプライアンスに関する意識の低下があったこと。その他、本市の目玉事業である水俣環境アカデミア構想の実現に向け、事業をぜひとも完遂したいという強い思いがあったことも、原因の1つであると思います。これらが相まって、このような事態を招いたものと思っております。


 次に、ホームページは3月中には完成している予定であったが、目玉事業にもかかわらず、庁内では誰も閲覧せず、指摘もなかったのかとの御質問にお答えいたします。


 水俣環境アカデミアのホームページ作成業務は、本年3月に完了する予定でありました。ただし、水俣環境アカデミアの開校は、4月末日に予定されていましたので、担当課では、これに合わせてホームページを公開するスケジュールで進めていたものと聞いております。ところが、4月に熊本地震が発生してその対応に追われ、さらに庁舎移転など、立て続けに大きな出来事が重なっており、水俣環境アカデミアのオープニングセレモニーも、規模を縮小して一部を延期しております。そのため、職員においては、ホームページのことについて、気が回らなかったというのが正直なところであろうと思います。


 次に、職員等へのコンプライアンス指導は、どのように取り組んでいるのかとの御質問にお答えをいたします。


 職員へのコンプライアンス指導については、所属課長から所属職員への指導を基本とし、職員研修として、庁内でのハラスメント防止研修等の実施、また、熊本県市町村職員研修協議会で実施され、コンプライアンスの項目がある新任係長研修、新任課長研修、公務員倫理研修、指導者養成研修等への派遣を行っております。また、年末年始や選挙時等に、職員に服務規律の確保や綱紀の粛正について、文書通知等を行うことにより、コンプライアンスの徹底を行ってまいりました。さらに、全職員を対象として、コンプライアンス研修を実施する予定であります。


○議長(福田 斉君) 桑原一知議員。


○(桑原一知君) 多分、私を含めて4人今回、一般質問でこの不正に関する問題を取り上げられていると思うんですけれども、私もずっとほかの3人の方のを聞いていて、何で目玉事業なのに、ホームページが完成していないのを誰も気づいていないのかというところが、私が気になっているところというか、不思議なところです。


 そもそもホームページ作成を計画された段階で、完成までのスケジュール表だったり、進捗状況の把握はされていたのか。またチェック、きょうはここまでできましたとか、業者から途中までできたんで、1回見てくださいとか、そういう途中経過というのもあると思うんですけれども、そういうチェックは誰がされていたのか。これが1点目の質問です。


 次に、男性課長と職員の方2名が関与されていたと、全員協議会でも報告を受けております。ですけれども、実績報告書や支出関係書類などには確認欄、担当の印とか押されるところがあると思うんですが、そのお二人だけがそういった書類には印鑑をされて、確認をされて出されているのか。きのうの?岡利治議員への答弁では、市長は処分は公平にしないといけないということを言われています。もしかしたら、ほかの方も関与した可能性があるのではないんでしょうか。これが2点目です。


 前から、ヒアリングの件をずっと、ヒアリングをされているということでしたけれども、そのヒアリングは、誰が実施をされて、今何人ヒアリングをされているのか。これが3点目です。


 次に、作成依頼をされた業者というのは、日付に誤りがあると知りながら、契約を交わし、請求書も市に送付されたということで、私は理解をしています。その部分で入金も済まされていると思うんですけれども、しかし8月22日の全員協議会の説明では、その時点でもホームページ作成は、まだ着手もされていないというふうにお聞きをしました。5月に代金をいただいて、3カ月以上も何もされず放置されていたということですよね。


 私もこの業者さんのことをいろいろ調べたんです。法令や法務支援の書籍なども販売とかされて、自治体にも提供されていると思うんですけれども、また会社でもコンプライアンスに取り組んでおられて、会社自体よく精通されていると思うんですが、なぜ不正とわかりながら、契約を進められたのか。きのうは業者に処分は検討しないということでしたけれども、私は、この業者にもコンプライアンス違反があると思いますが、見解をお聞きします。これ4点目の質問です。


 企業では、コンプライアンスというのは、重要項目の1つであります。利益を優先する余り、違反行為や反社会的行為に手を染めて、消費者や取引先の信頼を失い、事業継続が不可能になるケースもあるというのは、皆さんもよくテレビで見ていらっしゃるので御存じだと思いますけれども、リスクマネジメント活動というふうに、ちゃんと取り組んでいらっしゃいます。そこで本市もコンプライアンス研修を実施されるということでしたけれども、コンプライアンス研修を受けられる対象者はどこまでされるのか。これが5点目の質問です。


 以上です。


○議長(福田 斉君) 答弁を求めます。


 西田市長。


○市長(西田弘志君) 5点、私から答える部分と、担当のほうで今確認しておりますので、その部分を答弁させていただきたいと思います。


 進捗管理につきましては、担当の課長のほうで進捗管理ということでされる。今回の進捗管理が不十分であったために、このようなことが起こったというふうに考えております。


 関与につきましては、お二人名前が挙がっておりまして、今ずっとヒアリング、事情聴取しております。そのほかに、判この部分と先ほど言われましたけれども、一応、課長決裁のものなので、そこも含めて今、ヒアリングをやっているところでございますので、今後、そこにつきましては、事情聴取が終わってから、はっきりできると思います。今の時点では、お二人が関与されているということでございます。


 それと、ヒアリングは誰がやっているのか。どこまでいったのかは担当部長から、4番の会社のほうにつきましては、会社のコンプライアンス、現時点では会社のほうに処分を考えていないという答弁をさせていただいております。今、事情聴取をずっとやっておりますので、今後、会社のほうからも事情聴取が必要ということになれば、会社のヒアリングも行ってまいります。


 5番の対象者も担当の部長のほうから説明させていただきます。


○議長(福田 斉君) 本田総務部長。


○総務部長(本田真一君) それでは、まず事情聴取、今回の件についての聞き取りはどこがやっているのかということですが、現在、総務課のほうでやっております。


 何人ぐらい聴取しているのかにつきましては、現在12名ぐらい事情聴取をしております。


 それと、業者のコンプライアンスにつきまして、これは業者のヒアリングをしてから、事実確認をしたいと思います。


 それと、コンプライアンスの研修でございますけれども、これは全職員を対象にやるということで予定をしております。


 以上です。


○議長(福田 斉君) 桑原一知議員。


○(桑原一知君) 要は、ヒアリングが終わらないと、何もわからないというところですよね、現在は。


 先ほど、スケジュール表を作成して、進捗状況も課長のほうがチェックをしたということですよね。課長のほうがチェックをされていたということですよね、つくられてて。つくってらっしゃったということですよね。このホームページの作成に当たって、ちゃんと工程表を組まれて、チェックをされていたということですよね。


○議長(福田 斉君) 確認ですよね。


○(桑原一知君) はい、追加で。


 根本的に、私が考えますに、まず仕事のあり方とかやり方とか、仕事に対する姿勢がまずどうなのかなという問題が、私はあると思います。


 3月議会でもお話ししましたけれども、PDCAサイクルというのを、市長も重要だというふうに言われておりますが、その前提として、スケジュール管理というのも入るわけですよね。そういうPDCAサイクルも機能していなければ、ビジネスマナー、きのうの?岡利治議員も言われましたけど、報告・連絡・相談ができていないと。本来なら計画段階でどのようなホームページをつくるのかとか、それが期限内にできるのかとか、先ほど10月からスタートして3月に整ったと。その間に見積もりを取られて、どういうホームページをつくるかというのでされたと思うんですけど、この期間中にもうできるのは難しいというふうに、わかっていらっしゃったということですよね。そうなると、そのわかった段階で計画自体、こういったホームページをつくりたいんだけれども、期限が間に合わないから、ちょっと縮小して簡単なというか、ちょっと開けたら見れるぐらいとか、そういうホームページにもできなかったのかというのも、1つ質問で追加してください。


 こういったPDCAサイクルとか、報・連・相が機能していないので、このような不正が出たんじゃないかなというふうに、私は考えますけれども、どのようにこのPDCAサイクル、もしくは報・連・相、ビジネスマナー、仕事のあり方、こういったものを今後はどのようにして徹底していくのかというのが質問です。


 最後は、理由はどうであれ、自分が行っている行為が、市民に信頼や信用を得られる行為なのか、この行動指針は重要と思います。自分が今行おうとしていることが、これはやっていいのか、いけないのか、これは市民に対して信頼を得られるような行動なのか、このような行動指針というのは非常に重要と思います。コンプライアンスの徹底は、結局は会社とか、団体、企業を守るというのも1つなんですけれども、本当は自分自身を守ることにもなりますので、先ほどの研修をされるということですし、この辺は徹底的に研修を行っていただきたいと思います。これは要望です。


 最後に、先ほどヒアリングの話をされていましたけれども、これは結局いつまでにヒアリングを完了させ、調査結果を報告を出されるのか。報告していただけるのか、これは書面で出していただけるのか。この質問で最後にしたいと思います。


○議長(福田 斉君) 5点ですね。答弁を求めます。


 西田市長。


○市長(西田弘志君) また答弁少し分けてさせていただきます。


 進捗管理の部分は部長のほうから、もう一回答弁させていただきます。


 簡易のホームページできなかったのかということを今言われました。実際、私も最初にそう思いました。簡易のものでもアップできるものをつくって、それから継ぎ足してというか、それができなかったのかと初めに私も思ったんですけど、現時点ではできてなかったので、そういったことができなかったというふうに思っております。まだ内容につきましては、今もう少しヒアリング等で出てくるのかなというふうに思います。


 それと、PDCA等の管理、職員のそういった意識とかそういったものは、やっぱり研修を通してもう一回全職員に対しまして、いろんな研修を行っていきたいというふうに思っております。


 ヒアリングにつきましては、きのうも答弁させていただきましたけど、私も今議会中に全部終わって、処分、私の責任等も出したいと、本当にそういった気持ちでございますけど、やはり公平、公正、そして、もしかしたら意見を言う時間もつくるのが、公平かなというふうに思っています。その中で、担当課のほうからは、やはり今月中をめどにという今報告を受けております。


 抜けていたら、もう一回お願いします。とりあえず部長にいきます。


○議長(福田 斉君) 西田市長、簡易のホームページができなかったのかと、市長もその必要性を感じたけれども、できなかったと。結果的にできなかったという、そこのちょっと理由をちょっともう一度重ねてお願いします。


○市長(西田弘志君) そのできなかった理由につきましては、済みません。私は当事者ではないのでわかりませんけど、結果としてできていなかったので、そういうスキルがなかったのか、そういった考えが浮かばなかったのかもしれません。それは担当者のほうじゃないと、ちょっと現時点ではわかりません。


○議長(福田 斉君) 緒方総合政策部長。


○総合政策部長(緒方克治君) 進捗管理について、第3の御質問の一番初めの追加なんですが、進捗管理の場合、通常の理想的な進捗管理はこうです。


 ガントチャートというふうに表をつくりまして、この作業はこの期間内にする、この作業はこの期間内にする、それをずっと積み上げて、お尻のところで完全に完了する。それを毎回例えば、月ごととか、あるいは節目節目の業務ごとにチェックを入れて、その業務がおくれているのか、ちゃんと順調に進んでいるのかをチェックして、もしおくれていた場合は、そこでどう補正をするのか。そのおくれが取り戻せないんだったらば、先ほど議員がおっしゃったように、修正、方向転換をするとか、そういうのが理想的な進捗管理であったと思います。


 それが完全になされていたかどうかにつきましては、現在、調査をしておりますが、結果からみると、それが理想的な形で機能していたか、これについてはやはり私も疑問が残ると思います。


 じゃ今後どうしていくかといったらば、今、私が述べました工程表を、まず事業の開始のときにつくる。そして節目、あるいは毎月ごとに、その工程表を担当課長なりでチェックする。あるいは、もしその事業が非常に大きなもの、目玉事業であったらば、課長のみならず、例えば市長、副市長、あるいは部長あたりに報告して、組織全体、市全体で進捗管理をしていく。このような修正を今後、先ほどおっしゃったPDCAサイクルといいますか、そんなものでかけていく必要があると思います。


 以上であります。


○議長(福田 斉君) 本田総務部長。


○総務部長(本田真一君) 現在、ヒアリングのほうは実施しているわけでございますけれども、関係する職員等の事情聴取は、これからさらに行っていきます。公正に事実を把握する必要がありますので、慎重にやっていきたいと思っておりますが、その上また、水俣市職員懲戒等審議会等の審議を何回かすることもありますので、現在のところ9月末をめどに、事務のほうを進めているところでございます。


 以上です。


○議長(福田 斉君) 次に、エコパーク水俣と隣接施設の活用について、答弁を求めます。


 関産業建設部長。


   (産業建設部長 関 洋一君登壇)


○産業建設部長(関 洋一君) 次に、エコパーク水俣と隣接施設の活用について、順次お答えします。


 まず、エコパーク水俣と隣接施設を活用した観光振興はどのように進めるのかとの御質問にお答えします。


 エコパーク水俣内には、道の駅に指定され、水俣の特産品等を販売する観光物産館まつぼっくり、水俣産の食材を使った食事を提供するレストランたけんこ、春と秋には6,500株の花が咲き誇るバラ園などがあり、そのほかにも、サッカー、テニス、ソフトボール、陸上競技、グラウンドゴルフなどの各種スポーツ施設や、竹をテーマにした日本庭園である竹林園、安心して子どもが楽しく遊べる遊具、水俣湾に面した親水護岸や恋人の聖地等が整備されております。


 また、隣接施設として、ことし4月にリニューアルオープンした水俣病資料館を初め、熊本県環境センターや、水俣病情報センターなど、水俣病を初めとする環境学習の拠点として、毎年、多くの方々が訪れています。


 今後も、エコパーク水俣と隣接する施設とを連携し、湯の児温泉、湯の鶴温泉など、本市の観光拠点としでも位置づけ、春と秋のローズフェスタ等のイベントの開催、スポーツ合宿の誘致等により、利用客の増加を図ることはもちろん、熊本県で行われている港湾整備や、平成30年度に予定されている水俣インターチェンジの供用開始なども視野に入れ、交流人口のさらなる拡大を図ってまいります。


 次に、八代港に寄港したクルーズ船のバスツアーで、エコパーク水俣にも立ち寄られたが、成果と改善点は何かとの御質問にお答えします。


 平成28年に、八代港に寄港するクルーズ船は、現在のところ11隻が予定されております。そのうち8月までに6隻が寄港し、またそのうちの2隻において、水俣市への観光バスツアーが実施されたところです。


 水俣市へは、7月16日に大型バス13台で初めて来られ、中国を中心とする外国の方々、約270名がエコパーク水俣や、湯の児・福田農場を訪れております。


 こちらも初めての対応ということもあり、外国人ツアー客のニーズ、事前の情報不足や、中国語でのコミュニケーションがとれないといった問題が生じました。


 2回目は、先週の8月29日でした。桑原一知議員もその様子を見にこられておりましたが、大型バス27台、約1,000名の中国からのツアー客の方々が前回と同じルートで、エコパーク水俣と福田農場を訪れました。


 2回目に際しては、初回の反省点を踏まえ、熊本県におかれまして、中国語の通訳を配置されるなど、コミュニケーションなどの改善が見られたこともあり、観光物産館まつぼっくりでは、通常の1日当たりの売り上げが3倍になるなど、総じて大きな成果が得られたのではないかと思っております。


 しかしながら、海外の生活文化や習慣の違いによるニーズの把握、観光バスツアーを企画する旅行会社からの情報がなかなか入ってこなかったこと、直前になって予定が変更されるなど、こちらの受け入れ側としての準備が、直前になるまでできなくて困ったといった幾つかの問題点も見えてきたところでございます。


 今後は、海外からの観光客に対応していくため、外部講師を招き、市内の観光関係者を対象にした勉強会を開催するなど、問題点の改善に向けて、受け入れ体制の強化に取り組んでまいります。


 さらに、今回の経験やノウハウを生かして、熊本県やみなまた観光物産協会、ツアーを企画する旅行会社、市内関係団体等と連携を図りながら、引き続きクルーズ船から多くの観光バスツアー客が、水俣に来ていただけるように努めてまいりたいと考えております。


 次に、エコパーク水俣のスポーツ施設を活用したスポーツ振興策は考えているのかとの御質問にお答えします。


 エコパーク水俣のスポーツ施設は、陸上競技、サッカー、テニス、ソフトボール、それに軟式野球など多目的に利用でき、また駐車場も十分確保できるため、屋外スポーツ大会の開催には最適の施設であると考えております。本市としましても、エコパーク水俣を屋外スポーツの拠点と位置づけており、市民体育祭や市民駅伝競走大会を開催し、市民スポーツの普及や市民の健康増進等に努めているところです。


 また、市体育協会及び各種スポーツ種目団体等においても、さまざまな大会等を開催していただき、市民の参加はもとより、市外からも多くの方々に参加いただいており、スポーツの振興だけでなく、観光経済面でも大いに貢献いただいております。


 今後も、スポーツ関係団体との連携はもちろんですが、他の関係部署とも連携を図りながら、エコパーク水俣を活用した大会等の開催、あるいは誘致により、市のスポーツ振興並びに観光振興を図ってまいります。


 以上でございます。


○議長(福田 斉君) 桑原一知議員。


○(桑原一知君) 私、数年ほど前なんですけれども、実家に帰省した際に、温泉施設に行ったんです。そのときに、御年配の方々が十数人ぐらい入っていらっしゃって、きょう水俣のエコパーク水俣というところで、グラウンドゴルフばしてきたって。非常に広々として、海の近くで気持ちよくて、設備等もいろいろあって、非常によかったという話をされていたんです。


 私も、今考えてみますと、わざわざ人吉市に帰ってきて温泉に行かなくても、水俣で大会があったんなら、湯の児温泉も湯の鶴温泉もあるわけですよね。そういうスポーツ大会とか、環境学習で水俣にも多くの方が来られると思うんですけれども、まず宿泊をしていただかなくても、温泉には入っていただくとか、そういう連携ができないかなというふうに思っています。


 先ほども答弁にあったんですけれども、エコパーク水俣と観光施設を利用しながらというふうに考えていらっしゃるようなので、利用客の増加を図るというのは、やっぱりアピールが一番大事だと思いますので、1点目の質問は、エコパーク水俣や隣接施設で、さまざまなイベントがあるかと思います。そういったスポーツ大会とかイベントなどで市外から来られた方、県外から来られた方に、宿泊や観光などの案内というのは、どのように取り組んでいらっしゃるのかが1点目の質問です。


 2点目は、先ほど合宿の誘致とかの話も、谷口明弘議員のときにも合宿誘致の話も出ていましたけれども、実際、本市で合宿誘致の実績というのがあるのか。あと合宿で、そういった補助制度みたいなものがあるのか、2点目の質問です。


 次に、クルーズ船のバスツアーなんですけれども、8月29日に私と塩?達朗議員と小路貴紀議員と3人で様子を見に行ってきました。エコパーク水俣と福田農場さんに伺ったんですけれども、着いたときにはもう大型バスが何台かとまっていまして、お客さんが各店舗で、出してあるところがあるんですけど、そういうところで、食事をされたりとか、バラ園を見られたりとか、あとはお土産を見られたりしていたんですが、私、一番気になったのが、インフォメーションセンターありますよね、駐車場の目の前に。あそこに、大きい片仮名でトイレと書いてあったんですよ。片仮名で書いているよりも、やっぱりそこは中国語で書かれたほうがいいんじゃないかなと、1つ要望です。


 福田農場さんにも行ったんですけれども、そのときはトイレはちゃんと中国語で表記されておりましたので、そういう企業の目から見た、お客さんのおもてなし方というのもあると思うので、そういったものもぜひ勉強していただきたいなと思います。


 あともう一つ思ったのが、歓迎ムードというものが余り感じられなくて、私と3人議員で行ったときにも、各店舗の方とお話をしたときに、いろいろ要望が、こういうのができないのかなと聞かれるんですけれども、そのときに担当課長さんも後ろにいらっしゃったんですが、私たちが近づくと、すっと消えていかれるんです、ずっと。だから、嫌われているのかなと思ったんですけど、そこはやはり私たち威張って行っているわけじゃないので、見られてどうですかねとか、そういう話もされてもいいんじゃないかなと思うんですよね。行政も一体で、一緒になって盛り上げていくという気構えというんですかね、そういったものがちょっと見えませんでしたので、もし行かれるのであれば、私たちを見かけられたら、どうですかの一言ぐらいおっしゃってください。


 そこで、3点目の質問なんですけれども、人吉市ではやはり一緒の日にツアー客の方が来られているんですが、市の方と県の職員、あと旅館の女将さんたちで中国語の横断幕を張って、歓迎を一緒にされたそうです。実際、エコパーク水俣に着いたときには、もうバスが来ていましたので、私たちは歓迎のあれを見ていないんですけど、ツアー客が到着した際に、どのような歓迎をされたのかを1つ質問いたします。


 以上、3点です。


○議長(福田 斉君) 答弁を求めます。


 関産業建設部長。


○産業建設部長(関 洋一君) 3点ですね。1点目が、人吉市から来られた飲み会の方、例えばの話ですけど、そういった方、よそから来られた方に、ただスポーツ大会だけに参加するのではなくて、水俣の観光地とか温泉とか、あるいはできたら宿泊までつなげていってほしいということだったんですけれども、団体で来られる方に関しては、水俣市では交流促進奨励金というのを設けておりまして、スポーツを初め、各種団体、それから旅行会社の団体ツアー客さんにも御利用いただいて、人数に応じて奨励金として交付するというので、少しでもまとまって来ていただきたいなというのをやっております。


 それと、あと温泉地とか観光地に関しましては、パンフレットを配ったり、あるいは温泉優待券とか、そういったものを御希望なら差し上げますということで、帰りに温泉につかってゆっくりして帰ってくださいというPRもしております。


 それから、2番目が合宿等の誘致なんですけど、先ほどの交流促進奨励金とかぶるんですけど、こちらのほうは結構、ことし熊本地震の影響で、予定していた予算がもう8月でオーバーしてしまいまして、実は今度の9月議会のほうで、さらに追加補正ということでお願いをしております。


 やはり水俣のエコパーク水俣というのが、あらゆる外で行うスポーツの施設で、きちっと整備をされているということと、宿泊施設があるということと、あと熊本地震の影響で県南は比較的安全だと思っていらっしゃる方が多くて、水俣に流れてきていらっしゃいます。こちらは補正予算でお願いしておりますので、どうかよろしくお願いいたします。


 3番目が、そういった雰囲気づくりなんですけど、確かに道の駅のインフォメーションあたりでは、中国語の表記がなかったんじゃないかなと思っています。福田農場あたりはつくってありましたけど、そういったのも早速、この前も反省会をいたしまして、そういった意見が出てきております。それはつけていきたいと思います。


 それから、職員とのコミュニケーション、こちらはせっかく議員さんたちも3名来ていらっしゃいますので、お話をしながら、よりよい方向で持っていきたいと思います。


 また、歓迎のものなんですけれども、なかなか途中でキャンセルして来られないとか、そういったものもありまして、でも少人数で、例えば50台のバスが半分の25台等になっても、来られる方は来られますので、そういった準備は、今から太鼓とか踊りとか、できればひょげ踊りとか、御協力していただいて、歓迎させていただきたいと思います。


 ちなみに合宿のほうなんですけど、6月の時点で12団体、2,000人が訪れられております。


 以上です。


○議長(福田 斉君) 桑原一知議員。


○(桑原一知君) いろいろされているようですけれども、私には余り見えないので、ぜひもう一ギア上げて頑張っていただきたいと思います。


 エコパーク水俣と隣接施設を利用していただき、湯の児・湯の鶴温泉を利用していただく、このサイクルで経済効果を引き出すためには、まず来ていただくことが必要ですので、現在の大会とか、そういった観光案内はもちろんですけれども、さまざまなスポーツ団体と協力していただき、先ほどの2020年のオリンピックの事前合宿の話もありましたが、合宿誘致にも全力で取り組んでいただきたいと思います。


 また、そういう世界で活躍するアスリートというのが、もし子どもたちに見せられたら、また一段と子どもたちも頑張れるだろうし、その宣伝効果というので、見学に来られた方の宿泊とか、そういった飲食などの経済効果も見込めると思いますので、ぜひよろしくお願いします。


 もう1点、クルーズ船なんですけれども、来年は70隻余りが寄港を希望しているとも聞いております。歓迎ムードで、その時間を楽しんでいただくことが一番だと思いますし、店舗の方とお話をした際も、先ほど出たような太鼓の演奏、ひょげ踊りはどうかわからないですけれども、場も盛り上がりますし、これはぜひ検討していただきたいと思います。これは要望です。


 阿蘇や熊本城などの復興、喜ばしいんですけれども、こういう熊本県での目玉のところが復興が進んできますと、ツアー客というのも減ってくるんじゃないかなというふうに思います。ですので、他市では、さまざまなアイデアを出しながら、ツアー客の獲得に試行錯誤されていると思いますので、本市も負けないように頑張っていただきたいと思います。


 また、平成30年度には水俣インターチェンジができます。私が心配しているのは、水俣インターチェンジができるので、ここまで来るのが便利になるなと思ったんですけど、その後に袋インターチェンジできますが、そういった場合、逆に今度は通過点になる可能性もあるんではないかと。そのまま出水市のほうに行く可能性もあります。鹿児島市のほうに行く可能性もあります。


 なので、袋インターチェンジができたとしても、通過点にならないように、逆にまた水俣に戻ってきてもらうような観光の振興策というのも必要ですので、これは質問なんですけど、エコパーク水俣周辺で、そのインターチェンジができた際に、観光振興策は何か考えていらっしゃるのか、これが1点目の質問です。


 もう1点は、済みません、何か人吉市の話ばっかりで。中国語を話せる通訳の方が福田農場にもエコパーク水俣にもいらっしゃったんですけれども、やはり人数が来られるので、すごく大人数なんです。通訳の方も店舗に1人いらっしゃるか、外にもいらっしゃったんですけど、数がちょっと少ないように感じました。人吉市では、中国語を話せる人吉球磨地方に住んでいらっしゃる男女7人の方が案内役をされたそうです。熊本県からも来られたのかもしれないですけれども、水俣でも中国語とか話せる方がいらっしゃれば、ぜひそういった方にお願いをして、雇用とかできれば、一番いいんですが、そういう考えはないかお尋ねします。2点です。


○議長(福田 斉君) 関産業建設部長。


○産業建設部長(関 洋一君) 桑原一知議員の3回目の質問の質問にお答えします。


 まず、インターチェンジの供用によりまして、道の駅などの観光客の減少が考えられると。その戦略はあるのかという御質問だったんですけど、エコパーク水俣の道の駅につきましては、ほかの道の駅と違いまして、ただの通過点ではなく、その道の駅の周囲に、バラ園とかあるいは竹林園とか、各種すばらしいスポーツ施設、それから環境学習拠点がありますし、多くの施設が隣接をしております。そこら辺が、ほかの道の駅と違うところじゃないのかなと思います。


 そのため、ほかの道の駅の立ち寄り型と比べまして、水俣の場合はそれと異なる強みを持っているんじゃないかと思います。また、平成30年度の水俣インターチェンジ開始まであと2年ちょっとなんですけど、そちらに向けまして、こういった強みにプラスして、いろんなアイデアを出してやっていきたいと思っております。


 それから、あと1つ、中国語の案内人を育てる考えはないかということです。この前、2回目につきまして、熊本県のほうから中国語の通訳の方にいらしていただいて、大分助かったみたいなんですけど、絶対数が足りなかったみたいで、こちらのほうも熊本県の国際課のほうに、もっとどうにかできないかというのと、うちのほうも水俣市国際交流協会というのがありまして、たしか何名か中国語ができる方もいらっしゃいますので、そういった国際交流協会にもお願いして、来られるときには、ぜひお手伝いをしていただいたということで、こちらの体制も整えておこうと思います。


 以上です。


○議長(福田 斉君) 次に、未来を担う子ども達への支援について答弁を求めます。


 吉本教育長。


   (教育長 吉本哲裕君登壇)


○教育長(吉本哲裕君) 次に、未来を担う子どもたちへの支援について、順次お答えをいたします。


 まず、小学校の部活動の社会体育への移行が進んでいるが、現在の状況と今後の計画はどのようになっているのかとの御質問にお答えします。


 午前中の田中睦議員の御質問でもお答えしましたように、熊本県教育委員会から、県内の小学校運動部活動を、平成30年度末までに社会体育に移行する旨の方針が示されました。その方針を受け、水俣市では平成28年2月に、小学校運動部活動の社会体育移行検討委員会設置に向けた準備会議を開催し、検討委員会の設置要綱、委員構成などを決定し、平成28年3月の定例教育委員会で承認されたところです。


 先月末に第1回の社会体育移行検討委員会を開催し、現状把握のためのアンケート調査について検討いただきました。


 今後の予定としましては、10月に各学校及び保護者を対象にアンケート調査を実施し、現状の把握と分析を行い、その結果をもとに、社会体育移行検討委員会で水俣市の実情に合った社会体育の形を検討していきたいと考えております。その後、平成30年度にはモデル事業を実施し、平成31年度から社会体育へ移行する計画としております。


 次に、水俣市代表として出場する大会で、児童・生徒への派遣支援はどのようになっているのかとの御質問にお答えします。


 水俣市代表として児童・生徒が全国大会等へ出場することは、明るい話題を提供し、市民に元気と勇気を与え、スポーツを通じた明るいまちづくりの推進につながるものと考えております。


 そこで、水俣市では、水俣市スポーツ振興基金を活用し、大会出場時の費用の負担軽減を図るため、出場に係る旅費等の一部を補助するとともに、市民への周知を図り、出場者のさらなる競技意欲の向上を図るため、看板設置費の一部についても補助を行っております。


 次に、市立図書館の児童・生徒の利用状況はどのようになっているかとの御質問にお答えします。


 平成25年度から平成27年度まで、過去3年間の実績から利用者数を申し上げます。


 平成25年度は小学生が7,140人、中学生が2,160人、高校生が2,780人であり、1日当たりの利用者数は、小学生が25人、中学生が7.6人、高校生が9.7人であります。平成26年度は小学生が7,004人、中学生が1,379人、高校生が2,218人となっており、1日当たりの利用者数は小学生が25.4人、中学生が5人、高校生が8人であります。平成27年度は、小学生が6,772人、中学生が1,478人、高校生が2,159人となっており、1日当たりの利用者数は、小学生が25.4人、中学生が5.5人、高校生が8.1人であります。


 年間の利用者数においては、この3年間減少を続けておりますが、これは平成26年度で公民館、図書館全体の空調設備の取りかえを、また平成27年度で耐震改修工事の実施に伴い、長期の休館を行ったため減少したものであり、1日当たりの利用者数はほとんど変わっていない状況となっております。


 次に、小・中学校のエアコン設置の具体的な方針と実施計画はどのようになっているかとの御質問にお答えします。


 市では、たくましい心と身体を育む教育活動の充実を、学校教育の重点指導項目の1つに掲げており、夏の暑さや冬の寒さにも負けない、たくましい身体づくりも児童・生徒には大事なことだと考えています。


 しかしながら、近年の夏の猛暑から、児童・生徒の体調管理を考慮すると、教室への空調設備の設置は必要であると考えています。


 そこで、エアコンにつきましては、全校において、保健室、職員室等への設置を完了し、現在は図書室への設置を進めております。今年度は水俣第二中学校と袋中学校で設置し、次年度以降、葛渡小学校と久木野小学校へ設置すると、図書室への設置が完了しますので、その後、普通教室等への設置を計画的に進めてまいります。


○議長(福田 斉君) 桑原一知議員。


○(桑原一知君) 2回目の質問に入ります。


 社会体育への移行が、これから本番で進んでいくと思うんですけれども、私見も入るんですが、子どもたちがやりたいスポーツに集中して、全力で取り組んでほしいということが重要と思っています。


 よく部活動では、勝敗にこだわり、練習日も多くて、土日は試合でなかなか休みが取れないとか、そういう厳しく指導というところもあるので、もめるところもあるのかもしれないんですけれども、私たちは子どもたちから見たら、練習は苦しいが、試合で負けるよりは勝つほうがうれしいですし、勝利したときのすがすがしい気持ちとか、達成感を味わうと、次も勝とうと思いますから、向上心や積極性も生まれてくると。厳しい練習にも耐え、メンタルも強くなると私は思っているので、ただし、技術中心の活動を求めていない子どもたちもいると思っています。


 ですから、子どものニーズの多様化に対して、どのように対応していかれるのかというところが1点目と、あと水俣市代表として出場する大会で、全国大会とかで児童・生徒への派遣支援は、旅費の一部を補助をされているということだったんですけれども、正確な金額がわかれば教えていただきたいと思います。


 あと、図書館の件ですけれども、本市は日本一の読書のまちづくりを推進されているので、学校図書関係の推進の事業だとか、読書の活動の推進の事業など、さまざまな事業を実施されていますので、1日当たりの利用客が横ばいということは、そういった事業が要因の1つだと私も今思ったところです。


 私も子どもを連れて図書館に行くんですけど、学習スペースに前は仕切りがなかったんですね。ですから、2人がけで仕切りがなくて、なかなかスペースを取り合いっこするとかあったんですけど、最近はスペースが仕切られているので、非常にいいことだと思います。


 ただ、本年の3月議会で谷口明弘議員からも、その学習スペースの件を取り上げられました。拡大を要望されたんですけれども、教育長からは、検討を進めてまいりたいという趣旨の答弁をされていますが、その後どのように検討されたのかお伺いします。


 4点目は、小・中学校のエアコン設置ですけれども、私たちが小・中学校のときには、もちろんエアコンとかなかったんですが、今の子どもたちは、生まれたときからエアコンの環境で育っています。ですから、今後、図書室への設置が完了次第、普通教室への設置を進めていくということでした。


 そこで人吉市は、平成22年度に市内全校に、国からの地域活性化・公共投資臨時交付金というのを活用して、エアコンを設置されております。ですので、このような交付金の活用で、市の持ち出し部分も低く抑えられると思いますので、ぜひこういうのに注視していただきたいと思います。これは要望です。


 以上です。


○議長(福田 斉君) 吉本教育長。


○教育長(吉本哲裕君) まず、小学校運動部活動の社会体育移行に伴って、第2質問がございましたけれども、先ほども申し上げましたように、10月には市内の小・中学校の全部の保護者を対象にアンケート調査を実施する予定にいたしております。その中で、当然、子どもたちの意見も反映されるんじゃないかと思いますけれども、社会体育に移行するに当たって、何を求めるかという設問も予定しています。その中で、保護者のニーズというのを十分に把握したいと思いますけれども、大会等での優勝を目指したい、競技力を向上したい、あるいはそれだけじゃなくて、仲間と楽しくスポーツをしたい。また、楽しく体を動かして、健康づくりや体力づくりなどをしたいと、そういったさまざまなニーズが、子どもたちの中からも出てくるんじゃないかなと思っております。そういったニーズや現状をしっかりと把握した上で、今後、社会体育移行検討委員会の中で協議を行い、体制づくりといいますか、どういうスタイルでいくのか、その辺の方針を出していきたいというふうに考えております。


 それから、水俣市スポーツ振興募金にかかりました実績、どういう旅費等の金額があるのかということだったんですけれども、件数と金額ベースで言いますと、平成25年度から申し上げますと、平成25年度に全国大会に行って振興補助を行った件数が7件でございます。西日本大会では1件です。あと看板等を設置した件数が5件で、トータルいたしますと32万5,000円を水俣市スポーツ振興基金から使途いたしております。平成26年度では、全国大会が8件、西日本大会がございませんで、看板の設置費に対する補助が9件、トータルしますと39万円と。それから平成27年度でございますが、全国大会8件、九州大会、沖縄に行っておりますが、これが1件。それから、看板設置に要した経費として9件で、合計37万7,500円を水俣市スポーツ振興基金のほうから補助を行っております。


 それから、図書館の学習スペースの件でございますが、桑原一知議員のお話にもありましたように、夏休み等の長期にわたる休暇中は、中学生と高校生の利用が大変多くなっております。このうち、学習スペースを利用するのは、中学生もいらっしゃいますけれども、大半が高校生で、夏休み期間中には満席にもなるといった、そういった時間帯もございます。家庭学習する際に、より集中できる図書館を利用している、そういったのが実態としてあるんじゃないかなと思います。


 3月議会でも答弁いたしましたように、市の教育振興計画を策定する中で、その学習スペースの確保についても十分検討していきたいと、そのように回答いたしておりますが、今のところまだそこまでは至ってございません。


 ただ、議員のほうからもありましたように、市立図書館としましても、少しでも多くの方に学習スペースを御利用いただきたいと考えております。夏休みに入る前に、かねてから課題となっていた席の独占、それを解消するために、各机上に、きちんともう2人がけをしていただいて、学習スペースを設け、そしてまた各席に、手荷物を入れておけるようなかごを設置したところです。これによって、これまでの机を1人で独占するというようなことは減ってきております。夏休み期間中においても、常時学習スペースが満席ということではありませんが、図書館としましては、今後の状況を確認しながら、また対応をしていきたい、考えていきたいと、そのように思っております。


 それから、学校へのエアコンの設置についてでございますが、これについては人吉市の事例を挙げながら御要望があったわけですけれども、そういった国の制度等も利用しながら、計画的に進めてまいりたいとそのように考えております。


○議長(福田 斉君) 桑原一知議員。


○(桑原一知君) 派遣支援の件ですけれども、金額的にちょっとお聞きしたかったところはあったんですが、聞いた話によると、なかなか余り負担というのが少ないんじゃなかろうかというのを、市民の方々からお聞きしました。


 実際、せっかく市を代表して全国大会、県大会も含めてですけれども、九州大会に行くわけなので、ぜひそういう子どもたちが行くときには、旅費の何十%とか、全額とは言いませんので、半分補助とか、そういった金額の見直し、もしくは区分、全国大会なのか西日本大会、九州大会なのか、そういった区分も含めて、増額ができないかというのを1点質問させていただきます。


 もう1点、最後にエアコン設置なんですけれども、先ほども人吉市のことをちょっと事例をお話ししたんですが、今後計画的に進めていくというお話でした。財政的に厳しいと思います。また、交付金とかそういったものを利用してというのもあるんですけれども、人吉市では、全小学校、中学校に入れられた経緯というのは、前の市長の先頭切っての行動だったんですよね。ですので、最後の1点の質問は、そういう子どもたちのために、エアコン設置のほうを早急に考えていただくと。そういったことも市長みずから先頭に立って、やっていただきたいと思いますので、お考えを市長のほうにお聞きして、質問を終わりたいと思います。


○議長(福田 斉君) 吉本教育長。


○教育長(吉本哲裕君) スポーツ振興補助について、額の増額等も検討していただけないかということでございますけれども、現在、一定の基準を設けて補助をしているわけですが、今後、近隣の市・町であるとか、類似の団体あたりでどういう状況なのか、その辺も勘案して、検討してまいりたいというぐあいに思います。


○議長(福田 斉君) 西田市長。


○市長(西田弘志君) エアコンにつきまして、多分PTAとかされていたと思うんですけど、私もPTAずっとやっておりまして、もう十七、八年前、水俣第一小学校の会長でした。大体そのぐらいから、エアコン、どぎゃんかならんだろうかという話はよく上がっておりました。そのころは、まだその中で、子どもはクーラーの中で勉強するんじゃなくて、ぬっかとこで勉強していくとがよかったいって、誰かが言うたら、大体それで収まりよりました。


 しかし、今あれからもう十七、八年たつと、この暑さを自分たちも感じると、教室の暑さってどんなんやろうと、今思うと多分保護者の中でもそういった意見は、もうなくなってきたのかなというふうに思います。大体2億円ぐらいかかるというふうにも聞いておりますけど、人吉市では一括してやられた、いい補助金があったと思うんですけど、うちもそういった補助金は、今はもう何かいいのがあったら探してくれとは言うておりますけど、もっと前からでもずっと探して、できるなら一遍にやったほうがいいかなと私もそういった思いです。


 あとはランニングコストの問題です。電気代は市で持つということになると思うんですけど、その辺もいろいろ勘案しながら、子どもの学習の環境というのは、ぜひ整えていきたいというふうな思いでございますので、いい補助金、計画的にやっていきますが、その辺は教育長と一緒になって、考えていきたいというふうに思っております。


○議長(福田 斉君) 以上で桑原一知議員の質問は終わりました。


 これで本日の一般質問の日程を終わり、今期定例会の一般質問を終結します。


 この際10分間休憩します。


                               午後2時44分 休憩


                               ─────────


                               午後2時52分 開議


○議長(福田 斉君) 休憩前に引き続き会議を開きます。


 これから提出議案の質疑に入ります。





◎日程第2 議第65号 専決処分の報告及び承認について


       専第7号 水俣市公民館条例の一部を改正する条例の制定について





○議長(福田 斉君) 日程第2、議第65号専決処分の報告及び承認についてを議題とします。


 本件について質疑はありませんか。


   (「なし」と言う者あり)


○議長(福田 斉君) 質疑なしと認めます。


         ──────────────────────────





◎日程第3 議第66号 水俣市個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の一部を改正する条例の制定について





○議長(福田 斉君) 日程第3、議第66号水俣市個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とします。


 本件について質疑はありませんか。


   (「なし」と言う者あり)


○議長(福田 斉君) 質疑なしと認めます。


         ──────────────────────────





◎日程第4 議第67号 平成28年度水俣市一般会計補正予算(第5号)





○議長(福田 斉君) 日程第4、議第67号平成28年度水俣市一般会計補正予算第5号を議題とします。


 本件について質疑はありませんか。


   (「なし」と言う者あり)


○議長(福田 斉君) 質疑なしと認めます。


         ──────────────────────────





◎日程第5 議第68号 平成28年度水俣市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)





○議長(福田 斉君) 日程第5、議第68号平成28年度水俣市国民健康保険事業特別会計補正予算第2号を議題とします。


 本件について質疑はありませんか。


   (「なし」と言う者あり)


○議長(福田 斉君) 質疑なしと認めます。


         ──────────────────────────





◎日程第6 議第69号 平成28年度水俣市介護保険特別会計補正予算(第2号)





○議長(福田 斉君) 日程第6、議第69号平成28年度水俣市介護保険特別会計補正予算第2号を議題とします。


 本件について質疑はありませんか。


   (「なし」と言う者あり)


○議長(福田 斉君) 質疑なしと認めます。


         ──────────────────────────





◎日程第7 議第70号 平成28年度水俣市水道事業会計補正予算(第2号)





○議長(福田 斉君) 日程第7、議第70号平成28年度水俣市水道事業会計補正予算第2号を議題とします。


 本件について質疑はありませんか。


   (「なし」と言う者あり)


○議長(福田 斉君) 質疑なしと認めます。


         ──────────────────────────





◎日程第8 議第71号 字区域の変更について





○議長(福田 斉君) 日程第8、議第71号字区域の変更についてを議題とします。


 本件について質疑はありませんか。


   (「なし」と言う者あり)


○議長(福田 斉君) 質疑なしと認めます。


         ──────────────────────────





◎日程第9 議第72号 水俣市域における津奈木町道の認定承諾について





○議長(福田 斉君) 日程第9、議第72号水俣市域における津奈木町道の認定承諾についてを議題とします。


 本件について質疑はありませんか。


   (「なし」と言う者あり)


○議長(福田 斉君) 質疑なしと認めます。


         ──────────────────────────





◎日程第10 議第73号 平成27年度水俣市病院事業会計決算認定について





○議長(福田 斉君) 日程第10、議第73号平成27年度水俣市病院事業会計決算認定についてを議題とします。


 本件について質疑はありませんか。


   (「なし」と言う者あり)


○議長(福田 斉君) 質疑なしと認めます。


         ──────────────────────────





◎日程第11 議第74号 平成27年度水俣市水道事業会計決算認定及び剰余金処分について





○議長(福田 斉君) 日程第11、議第74号平成27年度水俣市水道事業会計決算認定及び剰余金処分についてを議題とします。


 本件について質疑はありませんか。


   (「なし」と言う者あり)


○議長(福田 斉君) 質疑なしと認めます。


         ──────────────────────────





◎日程第12 議第75号 平成28年度水俣市一般会計補正予算(第6号)


 日程第13 議第76号 平成27年度水俣市一般会計決算認定について


 日程第14 議第77号 平成27年度水俣市国民健康保険事業特別会計決算認定について


 日程第15 議第78号 平成27年度水俣市後期高齢者医療特別会計決算認定について


 日程第16 議第79号 平成27年度水俣市介護保険特別会計決算認定について


 日程第17 議第80号 平成27年度水俣市公共下水道事業特別会計決算認定について





○議長(福田 斉君) 日程第12、議第75号平成28年度水俣市一般会計補正予算第6号から、日程第17、議第80号平成27年度水俣市公共下水道事業特別会計決算認定についてまで、6件を一括して議題とします。


         ──────────────────────────


○議長(福田 斉君) 提案理由の説明を求めます。


 西田市長。


   (市長 西田弘志君登壇)


○市長(西田弘志君) 本定例市議会に追加提案いたしました議案につきまして、順次提案理由を御説明申し上げます。


 まず、議第75号平成28年度水俣市一般会計補正予算第6号について申し上げます。


 今回の補正は、歳入歳出それぞれ323万6,000円を増額し、補正後の予算総額を、歳入歳出それぞれ158億8,813万3,000円とするものであります。


 補正の内容といたしましては、第2款総務費に、職員研修事業、みなまた環境まちづくり推進事業に係る国県支出金返還金を計上いたしております。


 これらの財源といたしましては、第18款繰越金、第19款諸収入、第20款市債をもって調整いたしております。


 また、地方債補正として、過疎対策事業の限度額の変更を計上いたしております。


 次に、平成27年度一般及び特別会計決算認定について、順次提案理由を申し上げます。なお、説明中の金額につきましては、万円単位で申し上げます。


 まず、議第76号平成27年度水俣市一般会計決算認定について申し上げます。


 本会計の決算額は、歳入総額156億8,782万円、歳出総額149億3,283万円、歳入歳出差し引き7億5,499万円となりますが、この残額から翌年度へ繰り越すべき事業の財源3億9,386万円を差し引き、さらに地方自治法第233条の2の規定に基づき、財政調整基金に1億9,000万円を積み立てた残額1億7,113万円を翌年度に繰り越しております。


 また、予算額に対する執行割合は、歳入93.8%、歳出89.3%となっております。


 次に、議第77号平成27年度水俣市国民健康保険事業特別会計決算認定について申し上げます。


 本会計は、歳入総額58億169万円、歳出総額47億8,909万円、歳入歳出差し引き10億1,260万円は全額翌年度に繰り越しております。


 また、予算額に対する執行割合は、歳入119.2%、歳出98.4%となっております。


 次に、議第78号平成27年度水俣市後期高齢者医療特別会計決算認定について申し上げます。


 本会計は、歳入総額3億6,676万円、歳出総額3億6,676万円となっております。


 また、予算額に対する執行割合は、歳入95.6%、歳出95.6%となっております。


 次に、議第79号平成27年度水俣市介護保険特別会計決算認定について申し上げます。


 本会計は、歳入総額33億9,760万円、歳出総額32億1,327万円、歳入歳出差し引き1億8,433万円となりますが、この残額から翌年度へ繰り越すべき事業の財源62万円を差し引いた1億8,371万円を翌年度へ繰り越しております。


 また、予算額に対する執行割合は、歳入102.9%、歳出97.4%となっております。


 次に、議第80号平成27年度水俣市公共下水道事業特別会計決算認定について申し上げます。


 本会計は、歳入総額12億9,261万円、歳出総額12億9,245万円、歳入歳出差し引き16万円は全額翌年度へ繰り越しております。


 また、予算額に対する執行割合は、歳入98.9%、歳出98.8%となっております。


 なお、議第76号から議第80号までの平成27年度の各会計決算につきましては、監査委員の審査意見書、歳入歳出決算事項別明細書、実質収支に関する調書、財産に関する調書及び主要な施策の成果に関する説明書をあわせて提出いたしております。


 以上、本定例市議会に追加提案いたしました議第75号から議第80号までについて、順次提案理由の御説明を申し上げましたが、慎重審議を賜り、速やかに御可決及び御認定くださいますようよろしくお願い申し上げます。


○議長(福田 斉君) 提案理由の説明は終わりました。


 この際、提出議案調査のためしばらく休憩します。


                               午後3時1分 休憩


                               ─────────


                               午後3時2分 開議


○議長(福田 斉君) 休憩前に引き続き会議を開きます。


 これから、先ほど市長から提案理由の説明がありました議案の質疑に入ります。


 議第75号平成28年度水俣市一般会計補正予算第6号から、議第80号平成27年度水俣市公共下水道事業特別会計決算認定についてまで、本6件について質疑はありませんか。


   (「議長」と言う者あり)


○議長(福田 斉君) 谷口明弘議員。


○(谷口明弘君) この平成28年度水俣市一般会計補正予算第6号、議第75号ですが、これはいわゆる水俣環境アカデミアのホームページの件に関する予算だと思われますが、歳入のところで、これはすでに業者から返還が完了したという理解でよろしいのかというのと、そうであるならば日付はいつか、いつ入金されたのかというのを1点。


 もう1点が、歳出の部分の金額が245万9,000円ですか。先日の一般質問での国、県からの補助金額が233万2,000円、この乖離というか、この差が、いわゆる、この間、議員の説明会であった利息というか、そういったものに当たるのかどうか、そこをもう一度確認、お願いいたします。


○議長(福田 斉君) 緒方総合政策部長。


○総合政策部長(緒方克治君) まず、業者からお金が返ってきているかの点につきましては、まだ返ってきておりません。今後、業者から返還していただく手続きを取る必要がございますので、これについては返ってきておりません。


 あと1つ、245万9,000円の内訳なんですが、議員おっしゃるとおり、返還金とそして加算金と申しますが、加算金の合計額になっております。


 以上であります。


○議長(福田 斉君) ほかに質疑はありませんか。


   (「なし」と言う者あり)


○議長(福田 斉君) 質疑なしと認め、これで質疑を終わります。


 ただいま質疑を終わりました議案のうち、議第76号を除くほかの議案は、議席に配付の議事日程記載のとおり、それぞれ所管の常任委員会に付託します。


         ──────────────────────────





◎日程第18 特別委員会の設置について





○議長(福田 斉君) 日程第18、特別委員会の設置についてを議題とします。


         ──────────────────────────


               特別委員会の設置について


 1 名  称  一般会計決算特別委員会


 2 構成人員  7人


 3 審査事項  平成27年度水俣市一般会計決算認定について


 4 審査権限  3に掲げる審査を行うため、地方自治法第98条第1項の権限を委任する。


 5 審査期間  12月定例会まで


         ──────────────────────────


○議長(福田 斉君) お諮りします。


 議第76号平成27年度水俣市一般会計決算認定につきましては、委員7人をもって構成する一般会計決算特別委員会を議席に配付のとおり設置し、これに付託の上、閉会中の継続審査とすることにしたいと思います。


 これに御異議ありませんか。


   (「異議なし」と言う者あり)


○議長(福田 斉君) 異議なしと認めます。


 したがって、一般会計決算特別委員会の設置については、そのように決定します。


 お諮りします。


 ただいま設置されました一般会計決算特別委員会の委員の選任については、委員会条例第8条第1項の規定により、田中睦議員、谷口明弘議員、田口憲雄議員、藤本壽子議員、松本和幸議員、岩阪雅文議員、野中重男議員、以上7人を指名したいと思います。


 これに御異議ありませんか。


   (「異議なし」と言う者あり)


○議長(福田 斉君) 異議なしと認めます。


 したがって、ただいま指名しました7人の議員を一般会計決算特別委員に選任することに決定しました。


 一般会計決算特別委員会におかれては、直ちに委員会を開催の上、正副委員長を互選し、議長まで御報告願います。


 委員会審査のためしばらく休憩します。


                               午後3時5分 休憩


                               ─────────


                               午後3時11分 開議


○議長(福田 斉君) 休憩前に引き続き会議を開きます。


 一般会計決算特別委員会の正副委員長の互選の結果を御報告します。


  委員長  谷口明弘議員


  副委員長 藤本壽子議員


 以上のとおりであります。


         ──────────────────────────


○議長(福田 斉君) 以上で本日の日程は全部終了しました。


 次の本会議は、15日午前10時から開き、議案の採決を行います。


 討論の通告は、14日正午までに通告願います。


 本日はこれで散会します。


                               午後3時12分 散会