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熊本県 水俣市

平成28年3月第1回定例会(第4号 3月10日)




平成28年3月第1回定例会(第4号 3月10日)





 



       平成28年3月第1回水俣市議会定例会会議録(第4号)





平成28年3月10日(木曜日)


                 午前 9時29分 開議


                 午後 3時8分 散会





 (出席議員) 16人


福 田   斉 君       小 路 貴 紀 君       桑 原 一 知 君


塩 ? 達 朗 君       ? 岡 朱 美 君       田 中   睦 君


谷 口 明 弘 君       ? 岡 利 治 君       田 口 憲 雄 君


藤 本 壽 子 君       牧 下 恭 之 君       松 本 和 幸 君


中 村 幸 治 君       岩 阪 雅 文 君       谷 口 眞 次 君


野 中 重 男 君


 (欠席議員) なし


 (職務のため出席した事務局職員) 5人


事 務 局 長 (関   洋 一 君)   次     長 (岡 本 広 志 君)


主     幹 (深 水 初 代 君)   参     事 (前 垣 由 紀 君)


書     記 (山 口 礼 浩 君)


 (説明のため出席した者) 14人


市     長 (西 田 弘 志 君)   副  市  長 (本 山 祐 二 君)


総務企画部長  (緒 方 克 治 君)   福祉環境部長  (久木田 一 也 君)


産業建設部長  (緒 方 康 洋 君)   水 道 局 長 (松 尾 健 二 君)


総務企画部次長 (本 田 真 一 君)   福祉環境部次長 (川 野 恵 治 君)


産業建設部次長 (山 田 雅 浩 君)   総合医療センター事務部次長


                              (久木田 美和子 君)


教  育  長 (吉 本 哲 裕 君)   教 育 次 長 (黒 木 博 寿 君)


総務企画部企画課長             総務企画部財政課長


        (水 田 利 博 君)           (坂 本 禎 一 君)


        ──────────────────────────





〇議事日程 第4号


      平成28年3月10日 午前9時30分開議


第1 一般質問


1 谷 口 明 弘 君  1 自然災害にみるライフラインの維持確保について


             2 水俣高校の定員割れについて


             3 確かな学力を身に着けさせる学校教育の実現について


             4 ふるさと納税について


2 岩 阪 雅 文 君  1 地方創生における政府機関の地方移転について


             2 小中学校の一貫教育の具体的推進について


             3 競り舟の老朽化対策と今後の大会運営について


             4 自転車のまちづくりの具体的推進について


3 桑 原 一 知 君  1 平成28年度施政方針及び当初予算について


             2 鳥獣被害対策について


             3 消防団と防災対策について


第2 議案の訂正について(議第32号 水俣市過疎地域自立促進計画の策定について)


                                 (付託委員会)


第3 議第1号 専決処分の報告及び承認について


         専第8号 水俣市税条例等の一部を改正する条例の一部を改正する条


              例の制定について            (総務産業)


第4 議第2号 水俣市職員の退職管理に関する条例の制定について   (総務産業)


第5 議第3号 水俣市行政不服審査会条例の制定について       (総務産業)


第6 議第4号 行政不服審査法の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の制定につい


        て                         (総務産業)


第7 議第5号 水俣市消費生活センターの組織及び運営等に関する条例の制定について


                                  (総務産業)


第8 議第6号 水俣市空家等の適切な管理に関する条例の制定について (総務産業)


第9 議第7号 水俣市議会等に出頭した選挙人等に対する実費弁償条例の一部を改正す


        る条例の制定について                (総務産業)


第10 議第9号 水俣市職員退職手当支給条例の一部を改正する条例の制定について


                                  (総務産業)


第11 議第10号 水俣市議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の


        一部を改正する条例の制定について          (総務産業)


第12 議第11号 水俣市人事行政の運営等の状況の公表に関する条例等の一部を改正する


        条例の制定について                 (総務産業)


第13 議第12号 水俣市高等教育・研究活動拠点施設の設置等に関する条例の一部を改正


        する条例の制定について               (総務産業)


第14 議第13号 水俣市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例の制定につい


        て                         (総務産業)


第15 議第14号 水俣市税条例の一部を改正する条例の制定について   (総務産業)


第16 議第15号 水俣市障害者計画等策定審議会条例の一部を改正する条例の制定につい


        て                         (厚生文教)


第17 議第16号 水俣市母子家庭等日常生活支援事業の負担金に関する条例の一部を改正


        する条例の制定について               (厚生文教)


第18 議第17号 水俣市介護保険法に基づく指定地域密着型サービスの事業の人員、設備


        及び運営に係る基準に関する条例の一部を改正する条例の制定について


                                  (厚生文教)


第19 議第18号 水俣市介護保険法に基づく指定地域密着型介護予防サービスの事業の人


        員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予


        防のための効果的な支援の方法に係る基準に関する条例の一部を改正す


        る条例の制定について                (厚生文教)


第20 議第19号 平成28年度水俣市一般会計予算              (各委)


第21 議第20号 平成28年度水俣市国民健康保険事業特別会計予算    (厚生文教)


第22 議第21号 平成28年度水俣市後期高齢者医療特別会計予算     (厚生文教)


第23 議第22号 平成28年度水俣市介護保険特別会計予算        (厚生文教)


第24 議第23号 平成28年度水俣市公共下水道事業特別会計予算     (総務産業)


第25 議第24号 平成28年度水俣市病院事業会計予算          (厚生文教)


第26 議第25号 平成28年度水俣市水道事業会計予算          (総務産業)


第27 議第32号 水俣市過疎地域自立促進計画の策定について      (総務産業)


第28 議第33号 指定管理者の指定について(水俣市ふれあいセンター) (総務産業)


第29 議第34号 指定管理者の指定について(水俣市立明水園)     (厚生文教)


第30 議第35号 指定管理者の指定について(水俣市ワークプラザ)   (厚生文教)


第31 議第36号 指定管理者の指定について(みなまた環境テクノセンター)


                                  (総務産業)


第32 議第37号 指定管理者の指定について(水俣市湯の鶴温泉保健センター)


                                  (総務産業)


第33 議第38号 指定管理者の指定について(みなまた観光物産館まつぼっくり)


                                  (総務産業)


第34 議第39号 指定管理者の指定について(湯の鶴観光物産館)    (総務産業)


第35 議第40号 指定管理者の指定について(湯の児フィッシングパーク)(総務産業)


第36 議第41号 指定管理者の指定について(水俣市立総合体育館南部館)(厚生文教)


第37 議第42号 水俣市部設置条例の一部を改正する条例の制定について (総務産業)


第38 議第43号 平成27年度水俣市一般会計補正予算(第8号)       (各委)


第39 議第44号 和解について                    (総務産業)


        ──────────────────────────


〇本日の会議に付した事件


  議事日程のとおり


        ──────────────────────────


                               午前9時29分 開議


○議長(福田 斉君) ただいまから本日の会議を開きます。


        ──────────────────────────


○議長(福田 斉君) 日程に先立ちまして、諸般の報告をします。


 本日、市長から補正予算1件、議決案1件の提出がありましたので、議席に配付しておきました。


 次に、本日市長から議案の訂正についての申出書が提出されましたので、議席に配付しておきました。


 次に、本日まで受理した請願1件、陳情2件は、請願・陳情文書表記載のとおり、総務産業委員会に付託します。


 次に、本日の議事は議席に配付の議事日程第4号をもって進めます。


 以上で報告を終わります。


        ──────────────────────────





◎日程第1 一般質問





○議長(福田 斉君) 日程第1、昨日に引き続き一般質問を行います。


 順次質問を許します。


 なお、質問時間は、答弁を含め1人70分となっておりますので、そのように御承知願います。


 なお、昨日までの一般質問においてかみ合わない答弁があったので、市長、執行部におかれては配慮をお願いしたいというふうに思います。


 初めに、谷口明弘議員に許します。


   (谷口明弘君登壇)


○(谷口明弘君) おはようございます。


 真志会の谷口明弘です。


 売り言葉に買い言葉という言葉がございます。先日、?岡利治議員とのこの一般質問でのやりとりの中で、議会をオール野党ではないかという感覚でおりますと市長が聞かれてもいないのにお答えになりました。やっぱり市長選挙のときにから、市長を支えてこられた共産党の皆さん、無限21議員団の皆さんの心中をお察しします。失言にはくれぐれも用心されたほうがよろしいかと私のほうから御忠告をしておきます。


 そうはいいましても、答弁書を持って登壇していただいたり、質問に対しては正確にお答えいただきたいと思っております。


 あすは東日本大震災発災から丸5年となります。犠牲となられた方々の御冥福をお祈りするとともに、被災地の一日も早い復興をお祈りいたします。


 さて、平成27年度は、この水俣市も台風や大雨などの近年まれに見る自然災害に見舞われ、災害発生時の対応について、水俣市の災害対応力を問われる場面が多かったのではないでしょうか。恐らく多くの市民から道路復旧の要請や苦情の電話が入り、市の職員の方々も大変だったろうと想像します。


 直近では、1月の24日から25日にかけて、水俣市も記録的な大雪に見舞われました。私の家の近くの道路も30センチから40センチの積雪で、身動きのとれない状況となりました。そんな中、地域に住んでいらっしゃる前田組という建設業者さんが自主的に重機を持ち出して、道路の除雪してくださり、比較的早く、車の通行ができるようになりました。地域の住民は大変助かり、その業者さんに感謝したところです。


 私の住んでいる地区には幸運にもそのような業者が住んでいらっしゃいましたが、ほかの地域では大変だったのではないかと想像します。


 そこでまず、自然災害に見るライフラインの維持確保について以下質問します。


 ?、先日の大雪で、道路が通行可能となるような応急復旧作業に、どれくらい期間を要したのか。


 ?、道路の復旧作業は、どのような方法で行われているのか。


 ?、大雪による水道管の破裂などで断水が続いた地域があったが、被害状況はどうだったか。また、水道料金の減免措置の申請状況はどうなっているのか。


 以上、3点を伺います。


 次に、先日、水俣高校の後期選抜入試出願状況が新聞に掲載されておりました。募集人員が254人に対し、出願者数は135人、倍率では0.53。この記事を見て、私は地元にただ1校の水俣高校の将来に大きな不安を覚えました。前期選抜、いわゆる推薦入学の生徒を合わせても、280人の定員に対して161人が受験するという状況です。昨年も同じような状況でしたので、全員入学したとしましても、定員の半分程度しか生徒が集まらない状況が続いております。


 旧水俣高校と工業高校が統合して4年、このままでは市内唯一の高校である水俣高校の将来を不安視する市民の方も多いと思います。この状況は水俣に限ったことではなく、県立高校と言えども、地元の高校の支援に乗り出す自治体があらわれ始めました。今後、そのような自治体間の生徒獲得競争は、私立の高校も巻き込んで加熱していくことでしょう。水俣高校の定員割れの現状を憂い、ほかの自治体に先んじて支援策を打ち出すべきではないかとの問題提起の意味を込めまして、以下3点質問します。


 ?、水俣高校の定員割れについて、現状をどう分析しているか。


 ?、水俣市独自の支援策は検討できないか。


 ?、水俣高校支援策の一環として、高校生まで給食の提供はできないか。


 次に、大項目3、確かな学力を身につけさせる学校教育の実現についてお尋ねします。


 質問も含めてちょっと前語りをしますが、?、教育委員会が大分県豊後高田市を視察したと聞きました。豊後高田市といえば、人口2万3,000人ながら、2013年に、いなか暮らしの本という雑誌で、移住者歓迎度、移住支援制度の充実度、子育てのしやすさ、老後の医療介護体制の各部門において1位となり、住みたい田舎ベストランキングで全国1位に選ばれたまちです。


 私が所属する厚生文教委員会もことし1月に、学びの21世紀塾という取り組みを視察してきたところです。教育委員会の視察の目的は何かお尋ねします。


 ?、水俣市の子どもたちの学力向上について、どのように取り組んでいくのかお尋ねします。


 最後に、大項目4、ふるさと納税についてお尋ねします。


 先日、小路貴紀議員もこの件について質問しておりますので、できるだけかぶらないように、私なりの提言も交えて質問したいと思います。


 昨年6月の一般質問で、私はふるさと納税制度について、水俣市も先進自治体である平戸市への職員視察派遣や、ふるさとチョイスなどの活用に積極的に取り組んではどうかとお尋ねしました。しかし、そのときの市長の答弁は決して前向きとは言えませんでした。ところが昨年12月の小路貴紀議員の質問に対して、ふるさと納税に積極的に取り組む姿勢を示されました。自主財源の乏しいこの本市において、この制度を積極的に活用し、市民生活の向上に役立てられるのであれば、その方針転換は大歓迎です。


 ちょっと皮肉を言えば、私が質問した6月の時点で、ふるさとチョイスなどの利用を決断してもらえば、返礼品の品ぞろえなどに十分な準備期間をとれたのではないかと思い、悔やまれます。


 いずれにしても、返礼品についての事業者向け説明会が開催され、既に平成28年度ふるさと納税の増加に向けた取り組みが始まろうをしておりますので、まずは、その進捗状況についてお尋ねします。


 以上、本壇からの質問を終わります。


○議長(福田 斉君) 答弁を求めます。


 西田市長。


   (市長 西田弘志君登壇)


○市長(西田弘志君) 谷口明弘議員の御質問に順次お答えをいたします。


 まず、自然災害に見るライフラインの維持確保についてのうち、?、?の道路の復旧作業に要した期間及びその方法については産業建設部長から、?の水道の被害状況及び水道料金の減免措置については水道局長から、水俣高校の定員割れについて及び確かな学力を身につけさせる学校教育の実現については教育長から、ふるさと納税については私からそれぞれお答えをいたします。


○議長(福田 斉君) 自然災害に見るライフラインの維持確保について、答弁を求めます。


 緒方産業建設部長。


   (産業建設部長 緒方康洋君登壇)


○産業建設部長(緒方康洋君) 初めに、自然災害に見るライフラインの維持確保について、順次お答えします。


 まず、先日の大雪で、道路が通行可能となるような応急復旧作業に、どれくらい期間を要したのかとの御質問にお答えします。


 市が管理する道路は、総数427路線、実延長が約330キロメートルあり、1月24日の大雪では、ほぼ全区間で車の通行に影響があったと考えられます。


 このうち、交通量の多い路線や山間部の集落へ向かう生活道路など41路線を業者に委託して、除雪作業を行いましたが、多くの路線は2日間で復旧作業が完了しました。しかし、久木野の寺床権現地区の一部では、道幅が狭く、また、急勾配で機械が上がれず、車が通行できるまでに5日間要した区間もありました。


 次に、道路の復旧作業はどのような方法で行われているのかとの御質問にお答えします。


 災害が発生した場合の復旧作業につきましては、平成18年12月4日に水俣市建設業協会と締結された、災害時における応援に関する協定書に基づき実施しており、今回は、事前の気象情報により、かなりの大雪が予想されたため、水俣市建設業協会には事前に除雪の準備をお願いするなど、対応してきたところであります。


 今回の復旧作業につきましては、先ほど述べさせていただきましたとおり、交通量の多い路線や山間部の集落へ向かう生活道路は、早急の対応が必要と思われましたので、水俣市建設業協会とも連携をとりながら、現場近隣の業者や除雪可能な機械を所有している業者に委託して実施いたしました。


 また、除雪区域が市内全域であったことから、多くの路線で、地域住民の方々や地元消防団の御協力もあっているものと思われます。


○議長(福田 斉君) 松尾水道局長。


   (水道局長 松尾健二君登壇)


○水道局長(松尾健二君) 次に、大雪による水道管の破裂などで断水が続いた地域があったが、被害状況はどうだったか。また、水道料金の減免措置の申請状況はどうなっているのかとの御質問にお答えします。


 まず、被害状況につきましては、平成28年1月24日から25日にかけての大雪や観測史上最低を記録した低温の影響で、市内各所で家庭の水道管が凍結により破裂するなどの被害が多く発生いたしました。水道局が管理する施設につきましては、凍結による破損等の被害はありませんでした。


 このような中、1月26日の朝から、深川、市渡瀬、葛渡、石坂川、古里の各一部地域の約240戸で、配水池の水位の低下により、水が出にくくなったり、断水するなどの被害が発生しました。原因究明のため、職員により昼夜漏水調査を実施しましたが、主な原因といたしましては、空き家、留守宅の水道管破裂による漏水が長時間続き、流出水量が大幅にふえたことや、積雪凍結により水源の湧水量が低下したことなどにより、配水池の貯水量が不足したことによるものでした。


 このため、深川、市渡瀬、葛渡地区では、配水池の水位を回復させるため、26日午後10時から翌朝6時まで計画断水を実施し、昼間の給水量を確保することとしました。


 また、一部地域では、市内の施設から浄水を運搬して配水池に補給し、断水を回避するような措置を行いました。


 翌27日、地元住民の方々の御協力もあって、原因となる漏水箇所が徐々に発見され、次第に配水池の水位が回復し、同日夕方までには、全地域での給水が可能になりました。


 次に、水道料金の減免措置の申請状況につきましては、今回の寒波に伴い、水道管の破裂、破損による漏水が発生した利用者に対して、水俣市水道局漏水等による使用水量の認定及び水道料金減免に関する取り扱い規程に基づき、水道料金の減免申請を受け付けております。


 申請方法等につきましては、広報みなまたの3月1日号や、水俣市及び水道局のホームページでお知らせしているところであります。


 申請件数につきましては、3月9日現在で、68件となっております。


○議長(福田 斉君) 谷口明弘議員。


○(谷口明弘君) くしくも、この3月で定年を迎えられる緒方産業建設部長と、松尾水道局長のお二人に答弁してもらうことになったわけですが、長い間、大変お疲れさまでございました。久木田福祉環境部長には、今回質問項目を用意できませんでした。まことに申しわけございませんでした。


 ちょっと話が脱線しますが、先日、私たち深川地区の来年度の地区の役員を決めるために、私は評議員だったので、あちらこちらのお宅を訪問して、自治会長なり三役を引き受けていただけないだろうかと頭を下げて回ったところです。でも、ことごとく断ら続けまして、非常に役員を選ぶのに苦労したという思いがあります。中には、市役所のOBのところも回ったんですが、見事に断られました。ぜひ、お三方におかれましては、定年後も地区に戻られて、地区のリーダーとして活躍されて、役などは頼まれたら快く引き受けていただきたいと申し添えておきます。


 さて、話を戻します。初日の中村幸治議員の質問の中で、市道の維持管理の問題点が浮き彫りになったわけですけれども、水俣市内には多くの道路が存在します。国道は2路線、県道が7路線、ところが市道は427路線もあります。実延長が330キロメートルということは、鹿児島市内から北九州市まで行くぐらいの距離の道が存在するということです。


 先日の大雪はそのほとんどを雪で覆い尽くしたということですから、ふだんから雪に対する備えのないこのまちでは、道路の通行や水道に影響が出たのではないかというのもうなずけます。


 先ほどの答弁にもありましたように、道路の復旧作業には水俣市建設業協会と締結された災害時における応援に関する協定書に基づいて、市内の建設業者に重機を使って除雪や、または土砂の除去を委託しているわけですが、平成27年度は大雨や台風、大雪と大きな災害が立て続けに発生しました。災害発生時には、これらの事業所の協力なくして市民生活は維持できないわけです。そこで質問その1ですが、災害時の応急作業にどれぐらいの業者に協力してもらっているのかお尋ねします。


 次に、水俣市建設業協会に加盟している事業所が年々減ってきていると聞いていますが、近年の水俣市建設業協会の加盟事業者数の推移をお尋ねします。また、実際、減少しているのであれば、その要因をどのように分析しておられるか、お尋ねします。


 先日の大雪のときにはあちらこちらで、水道管が破裂しました。先ほど水道局長から御紹介していただいたとおりです。私の住む深川地区でも、断水が発生しましたが、自治会長が水道局にいろいろ通報して連絡したわけですけれども、水道局職員の方々が、懐中電灯片手に、雪の積もる暗い山道を水源地まで登って状況確認していただいたり、広報車を夜に回して断水の呼びかけを行ってくださる姿を見まして、頼もしくもあり、力強く感じたところでございます。


 せっかくですので、あの大雪で得た教訓といいますか、市民に向けてお願いしたいこと、特に空き家の所有者に向けて、水道の適切な管理の仕方について、局長のほうからメッセージなどあればお願いいたします。


○議長(福田 斉君) 答弁を求めます。


 緒方産業建設部長。


○産業建設部長(緒方康洋君) 2回目の御質問にお答えをいたします。


 まず、1つ目の災害時の応急作業にどれぐらいの業者に協力してもらっているのかということでございますけれども、平成27年の大雨関係のときには15社、台風15号のときには22社、それから本年1月の大雪のときには、14社の御協力をいただいております。


 それと、2点目の近年の水俣市建設業協会の加盟事業者数の推移につきましては、平成16年では32社、平成22年では21社、本年2月末現在では、18社と水俣市建設業協会のほうから伺っております。


 それと、3点目の建設業界への加盟数が減少していれば、その原因についてはということでございますけれども、水俣市建設業協会には未加入業者もいらっしゃいますので、そこら辺の内情というのは少しこちらのほうではわからないところもございます。ただ、水俣市の建設業の数が減少しているということでございますので、それはどういった分析かということでございますけれども、いろんな状況があるとは思いますが、主に景気の低迷から経営状況が厳しくなったということが挙げられると思います。それに加えまして、技術者、それと技能者といいますか、担い手が不足しているということで、後継者不足があるのではないかといったようなことが要因ではないかと考えております。


 以上でございます。


○議長(福田 斉君) 松尾水道局長。


○水道局長(松尾健二君) 今回の寒波による断水での教訓ということでありますが、議員御指摘のとおり、空き家などのふだん管理者が不在の箇所での漏水の発見がおくれたことが断水の大きな原因の1つとなっていることから、ふだんから検針などを通じまして、空き家等の情報収集に努め、初期段階での空き家等を重点的に調査したいと考えております。


 また、万が一の水道管破裂などによる漏水に備えて、長期間水道を使用しない利用者に対して、水道メーターボックス内の取水栓をあらかじめ締めておくなどの対策をお願いしていきたいと考えております。


 また、例年寒さが厳しくなる、凍結が予想される時期になりますと、広報みなまた及び水道局ホームページで水道管凍結に関する注意事項と対策について、特に凍結しやすい屋外の水道管の保温材による凍結防止方法の紹介や、凍結した場合の対処方法などをお知らせしているところでありますので、参考にしていただければと思っております。また、今回のような寒波の情報が入りましたときには、防災無線を通じまして、注意喚起などを行うなど、今後とも水道管の凍結被害の防止に努めていきたいと考えております。


○議長(福田 斉君) 谷口明弘議員。


○(谷口明弘君) これまでのやりとりで明らかなことは、建設業者は、災害発生時のライフラインの確保のために重要な役割を担っているということ。そして、近年水俣市の建設業界は、公共事業の受注数の減少や職人の高齢化、若手の人材不足など多くの問題を抱え、経営的に厳しくなっているということ、今後ますます事業所の廃業が続くのではないかと私は心配しております。


 かつてコンクリートから人へと声高に叫んでいた政党も今や、党名の変更検討するような状況になりました。あの政策で、公共事業イコール悪というようなレッテル張りが今の地方の建設業者の疲弊を生んだとも言えます。国道や県道に比べて圧倒的に多い市道の公共工事を定量的に発注することは、地域の経済対策にもつながる政策ではないかと考えます。


 そこで、市のほうは道路維持予算などをもっと要求していると思いますが、予算査定の段階で削られているという現実もあると、私は認識しております。そのどういった査定が行われているのかというのは、私はちょっとわからないところなんですけれども、水俣市が災害時における応急・復旧作業に必要な市内の建設業者がこれ以上減らないようにするためにも、また市道を利用する市民の利便性を向上するためにも、市道の維持管理に関する予算をもっと増額して、定量的に公共工事を発注していただきたいと思いますが、これは産業建設部長に聞きましても要求された側で、削られた側は決裁された市長ですので、市長のお考えをお聞きします。


○議長(福田 斉君) 1点ですね、西田市長。


○市長(西田弘志君) 建設業者、私も新年会、総会、御案内いただいたときに行っております。話をすると、昔はもっと多かったばってん、もう非常によく聞きます。今聞きますと、平成16年で32件、現在では18件、半分近く減っているということで、非常に憂慮しております。


 災害時における早急なライフラインの復旧等には、やはり非常に重要な業種であります。そういったものを考えますと、今予算のことですけれども、限られた予算でございますので、その中で配分ということになります。福祉環境、商工業、いろんな施策があります。商店を見ますと、もう商店も昔に比べたら大分減っております。そんな中で、できる限り国の交付金等、財源の確保をしながら予算化を図っていきたいというふうに思っております。


○議長(福田 斉君) 次に、水俣高校の定員割れについて答弁を求めます。


 吉本教育長。


   (教育長 吉本哲裕君登壇)


○教育長(吉本哲裕君) 次に、水俣高校の定員割れについて順次お答えします。


 まず、水俣高校の定員割れについて、現状をどう分析しているのかとの御質問にお答えします。


 水俣高校の募集定員数280名に対し、今年度、水俣市の4つの中学校を卒業する中学3年生の生徒数は208名であり、全員が入学したとしても74%にしか満たない状況であります。水俣市の中学3年生が、水俣高校へ進学する予定者の割合は54%であり、昨年度の進学者の割合53%とほぼ同じ状況であります。また、水俣高校以外へ進学する予定者の進学先別の割合は、芦北高校7%、芦北支援学校佐敷分教室などの特別支援学校5%、水俣高校以外の公立や私立の普通科20%、高等専門学校を含む実業系高校18%となっています。水俣高校以外の公立や私立の普通科へ進学する予定者は、大学への進学実績の高い高校やスポーツなどの実績の高い高校を重視したのではないかと思われます。水俣高校以外の実業系高校へ進学する予定者は、看護科や医療福祉科など、水俣高校に設置されていない学科へ進学するようです。水俣高校普通科の後期選抜の状況については、出願者数61名のうち52名が水俣市の中学生であり、水俣市外からの出願者が非常に少ない状況がうかがえます。


 次に、水俣市独自の支援策は検討できないかとの御質問にお答えします。


 本市におきましては、県立水俣高校の定員割れが何年も続いていることは認識しております。水俣高校は本市にある唯一の県立高校であり、水俣高校が本地域に果たす役割は非常に大きいものがあると考えております。水俣高校の生徒の皆さんには、恋龍祭を初め地域の祭りや行事に積極的に御参加いただき、地域の活性化に多大な貢献をいただいております。


 また、水俣高校はこれまでも優秀な人材を多数輩出しておりますが、将来にわたり地域の活力を維持するためには、今後も地域を担う優秀な人材を育てる、非常に重要な役割を担っておりますので、水俣高校への入学者の減少に危機感を抱いているところです。


 参考までに、高校への独自の支援策としましては、近隣の伊佐市におきまして、伊佐市大学進学奨励金交付要綱を制定し、昨年度から奨励金を交付しております。


 また、芦北町におきましては、平成28年度から芦北町出身者にかかわらず、芦北町外からの通学や県外等出身の下宿生徒を含めた県立芦北高校全生徒を対象として、被服費準備補助金、入学支援金補助金、海外研修支援補助金、大学受験料補助金等の13項目を予定しているとお聞きしております。本市としましても、水俣高校との連携に努め、水俣高校の魅力を伝えるとともに、近隣自治体の取り組みを参考に、市として何ができるのか検討していきたいと考えております。


 次に、水俣高校支援の一環として、高校生まで給食の提供はできないかについてお答えします。


 学校給食は学校給食法に基づき義務教育の学校において、その児童・生徒に対し実施されるものです。


 当市におきましては、11校の小中学校が学校給食法の対象になります。経費の負担につきましては、給食食材費を保護者から、学校給食の実施に必要な施設及び設備に要する経費等は市の負担となっております。


 現在の学校給食センターは平成20年に国の安心・安全な学校づくり交付金を利用し建設しており、義務教育以外に給食を提供した場合、補助金の返還や起債の繰り上げ償還等の問題が生じることは、平成25年6月議会の谷口明弘議員による御質問の答弁でも述べたところです。


 また、高校生に給食を提供することになると、新たな栄養管理や、新たな調理員の確保及び設備が必要になり、現在の学校給食センターの施設・設備・規模ではとても賄われるものではありません。これらのことから水俣高校に給食の提供をすることは困難であると考えております。


○議長(福田 斉君) 谷口明弘議員。


○(谷口明弘君) 今、水俣高校の定員割れの状況について詳しく分析していただきましたが、ついつい我々の時代と比較してしまって、少なくなったなというのが率直な感想です。しかし、よく数字を分析しますと、まず、水俣市の中学3年生が先ほど答弁にもありましたように208名であるのに、水俣高校の募集定員が280名。全員入学したとしても、74%にしか満たないこの募集定員が多過ぎるのではないかと私は思いました。毎年毎年、定員割れで倍率が0.3とか0.4とかいう数字を見るだけで、水俣市民としては寂しい気持ちになってしまいます。気になって、県内のほかの同規模の自治体の公立高校の普通科の定員を見てみましたが、80人から120人というところが多いので、やはり水俣高校の160人という定員は多過ぎるんじゃないかなと感じました。この募集定員の件は、今後、熊本県教育委員会ともよく相談していただきたいと思います。


 ところで、水俣高校への水俣市独自の支援策ですが、教育長も地元にある唯一の県立高校であり、その重要性について、あるいは入学者の減少に危機感を抱いているという認識は私と一致しました。また、伊佐市や芦北町の取り組みを例に、市として何ができるか検討したいと答弁いただきました。


 そこで、私なりに先進自治体の事例から水俣高校支援策の案を提案して、議論を深めたいと思います。


 まず、伊佐市が進める大学進学奨励金や芦北町が平成28年度から取り組む各種補助金制度ですが、確かにそういった補助金制度があれば、所得の低い世帯の多い水俣市では助かる家庭は多いと思います。しかし、単なるばらまきと批判される可能性も出てきます。


 そこで参考にしたいのが、鹿児島県の長島町の取り組みです。長島町にはもともと高校がありませんので、多くの高校生が進学に伴って島を離れ、寮生活を送るそうです。それがひいては若者の流出につながり、その間の仕送りも家計の大きな負担になっているとのことです。子どもが高校・大学に進学したときに進学に必要な費用を、これはネーミングがおもしろいんですが、ぶり奨学金として支給する制度を設けたそうです。


 このぶり奨学金とは、回遊魚でありますブリにちなみまして、高校・大学を卒業して、長島町に戻ってきた場合には、その期間の奨学金の返還を免除する制度だそうです。また、出世魚のブリにあやかって、地域のリーダーとして活躍することを期待して、そのような奨学金の制度を設けたとあります。


 単に奨学金や補助金を支給する従来の制度に比べまして、地元回帰を促す可能性がある点で非常に参考になる取り組みではないでしょうか。水俣市も水俣高校支援制度を検討するに当たっては、ぜひこのような自治体の例を参考に、できるだけ早く具体的に検討を始めていただきたいと思います。教育長のお考えをお聞きします。


 学校給食センターにつきましては、平成25年6月にも質問したんですけれども、これを実施できればお母さん方の負担が減らせて、地元食材の利用も拡大し、さらにほかの高校との差別化を図れて、大いにアピールできると考えておりましたが、先ほどの答弁にありましたように、学校給食センター建設にかかった交付金、これら義務教育以外に提供をした場合、補助金の返還や起債の繰り上げなどが生じるという問題があるとおっしゃいました。


 参考までに、国の交付金は幾らで、財産の処分制限期間は何年か。あと、同様に起債も幾ら借り入れて、返済の現在残高が幾らで、最終償還日はいつかお尋ねします。


○議長(福田 斉君) 答弁を求めます。


 吉本教育長。


○教育長(吉本哲裕君) 水俣高校への支援策として、1つの方法として、長島町の奨学金の制度を御紹介いただきましたけれども、昨年、給付型の奨学金制度を設けさせていただきました。水俣市出身の松本眞一様の御遺族から、5,000万円という非常に多額の寄附をいただきまして、それをもとに創設いたしました奨学金制度、これは大学生に向けに月額2万円、4年間で換算しますと96万円、約100万円でございます。先ほど、伊佐市の例もありましたが、伊佐市も同額程度、100万円程度の支給をするということでございます。ただ、現段階で水俣へのUターンという給付の条件、そういったことを入れることについては、考えていないという状況でございます。


 奨学金給付者に、自分の将来の夢というのを自己推薦書という形で提出いただいております。これを見ますと、今回申請のあった9名のうち、4名の生徒が卒業後は水俣市に就職したい、あるいは水俣の中小企業の技術を海外に紹介する仕事をしたい、そういった非常に水俣を愛するといいますか、水俣に根差した思いを書いておりまして、私たちも非常に心強く思ったところでございます。


 今回、奨学金制度が、水俣市出身者である松本眞一様のふるさとを思う気持ちでつくられたということを、生徒一人一人がしっかりと理解し、感謝し、自分も何か水俣のためにという思いが湧いてきていると、そういったことのあらわれだと強く感じております。特に大学卒業後、市外への就職を余儀なくされたとしても、この奨学金給付に対する感謝の気持ちを忘れずに、ふるさと水俣の応援団となり、それぞれの立場で水俣とのつながりを持ち続けてくれるものと期待をいたしております。


 先ほど御紹介いただきました長島町のぶり奨学金、生まれたまちに回帰すると、そういった内容であったかと思いますが、ぶり奨学金のように具体的にそういった方策について、今考えが及ばないところでございます。


 ただ、私、本来帰巣性のあるまちづくり、いわゆる自分の生まれ育ったまちに帰巣本能を持って帰ってくる、そういったまちづくりを進めたいということも考えておりまして、生まれ育った水俣が好きといった、郷土愛に満ちた教育の実現というのを、今後も引き続き取り組んでまいりたいと、そのように考えております。


 それから、学校給食センターについてですが、国の補助金につきましては、安全安心な学校づくり交付金として1億2,573万円歳入をいたしております。財産の処分制限期限は、鉄筋コンクリートつくりで31年でございます。平成20年度に建設していますので、これから平成51年まで適正な使用、管理が必要となってまいります。


 また、起債につきましては、総額3億5,670万円の借り入れを行っております。返済の残高が3月1日現在で、約1億7,311万円あります。その最終の償還日は平成41年3月25日となっております。


 以上でございます。


○議長(福田 斉君) 谷口明弘議員。


○(谷口明弘君) 水俣高校の学生への給食提供はさまざまな制約があり、難しいということは理解しました。


 ですが、もし実現すれば、水俣高校の学生の獲得に大きな強みになると私は考えておりましたので、非常に残念ですが、何か目新しい支援策を打ち出して、水俣高校の支援ができないかという思いは理解してもらいたいと思います。


 そもそも地元高校以外へ進学する子どもたちが一定割合いるのはなぜかと、さまざま理由はあると思いますが、主として、地元では得られない学びやスポーツなどの経験の機会を得ることができるという、積極的な動機からであろうと思いますが、言いかえれば、流出していった学生たちは、これまで地域にない能力や知見、あるいは発想を身につけた人材と見ることができます。


 彼らに将来地元に帰ってきてもらい、地元活性化の担い手になってもらう仕組みが必要です。長崎県松浦市では地元の県立高校と協力しまして、市の商工観光課の職員が、市内で起業するという選択肢を高校生に伝える授業を行っているそうです。それから先ほどの教育長の答弁に、水俣高校は優秀な人材を多数輩出してきた高校であるとありましたが、私もそう思います。


 日本であるいは世界を股にかけて活躍するOBやOGに、水俣高校の窮状を訴えて、地元の中高校生に、彼らの成功体験を話してもらう機会を設けたりするのも1つのアイデアではないかと思います。


 ほかにも、4月に本格的に取り組むふるさと納税の寄附金の使用目的に、水俣高校支援などもうたえば、卒業生を中心に水俣高校の窮状を知ってもらう機会にもなると考えます。単純に奨学金や補助金を支給するだけでなく、子どもたちが水俣に帰ってくる仕組みも踏まえた奨学金や補助金の制度設計や、市民や卒業生も巻き込んで、水俣高校を支援する機運の醸成する仕組みづくりに知恵を働かせてもらいたいというのが私の願いです。


 これらの私の提案を踏まえまして、市長にお聞きしたいんですが、市長は水俣高校の卒業生でもあります。母校に対する思い入れというのは人一倍強いと思いますが、水俣高校の支援策について市長のアイデアも交えて、どのようにお考えかお尋ねします。


○議長(福田 斉君) 西田市長。


○市長(西田弘志君) 水俣高校、私も卒業生の一人でありますし、定員割れ、新聞に毎年出るたびに、少なくなったなというのを非常に実感しております。自分たちのときには、七、八クラスあって、商業科が2クラス、当然、定員割れをしていませんでした。少なくなったというイメージはあります。


 これは全国的に少子化の問題もあると思いますけど、今、答弁でもありましたように、全部行っても定員割れ、そこは是正することが必要だと思いますが、新幹線に私、乗りますと、朝からよその高校に行かれる方、結構いらっしゃいます。やっぱり今、時代だなというふうな思いがあります。それは保護者の方が高校を選ばれるのは、もう自由だと思います。その中で、やっぱり水俣高校を選んでもらいたい、そういった高校をつくるのが、重要だと思いますし、それを私たちが、行政として支援できるものがあればというふうな思いがあります。


 今まで高校はもうほとんど市の行政とは離れた形で、余り交わることもありませんでした。今は、この間、水俣高校と水俣環境アカデミー機構の一環として、水俣環境アカデミア高大連携未来塾2016というのを開催をいたしました。これはNHKのテレビでも取り上げていただきましたし、新聞でも取り上げていただきました。


 こういったお金だけではない、いろんな高校の強み、特色というのをできればなと。水俣環境アカデミアは市でやっていることですけど、それとくっつけて、水俣高校とこういうふうにできた事業でございました。PM2.5を測定して、それをワークショップ形式でプレゼンをして、それで賞を出す、慶應義塾大学からも賞を出していただきました。そして、水俣市からも水俣市長賞というのを出しました。


 こういったことで、生徒さんの気持ちの部分を、当然一流の大学でございます。そういったところに近く感じていただいて、それを目指す人がふえていくのも重要だと思っております。


 それと、先ほどありました奨学金の話、松本眞一先生の気持ちで月2万円で1年で24万円で、4年で96万円でございます。これは、もし薬学部だと6年、これでも出せるようになっております。ことしは4人のうち2人が水俣高校でございました。やっぱりこういうことを宣伝するのが、水俣の場合は下手だというふうな思いがあります。これをもっと打ち出していって、水俣高校に来れば、地元の高校に来れば、こういった支援策があるというのを、もっといろんな形で情報発信していきたいと思っております。当然、フェイスブックもされているのを私も知っております。私もブログをやっております。そういったところで、いろんな形で、水俣のメリットというものを発信していくことが必要だというふうに思っております。


 今後、水俣環境アカデミアが始まりますと、遠隔授業もできます。その中で連携を結びました南栄科技大学、そういったところとも向こうの大学生にこっちから講義というのはまずできると思いますけど、行く行くは、そういった高校生と台湾とつなぐというのもできるんじゃないかなというふうな思いがありますので、いろんな形で水俣高校にメリットがあるような支援を、行政全体でできればというふうには思っております。


○議長(福田 斉君) 次に、確かな学力を身につけさせる学校教育の実現について、答弁を求めます。


 吉本教育長。


   (教育長 吉本哲裕君登壇)


○教育長(吉本哲裕君) 次に、確かな学力を身につけさせる学校教育の実現について、順次お答えします。


 まず、教育委員会が大分県豊後高田市を視察したと聞くが、目的は何かとの御質問にお答えします。


 去る2月19、20日の2日間、私は教育委員、教育総務課及び生涯学習課職員とともに豊後高田市の視察に行ってまいりました。厚生文教委員の皆様は1月に視察に行かれたと伺っておりますので、御存じかと思いますが、豊後高田市は2002年(平成14年度)に学校週5日制が実施されるに当たり、学びの21世紀塾事業を開始されました。


 この学びの21世紀塾は、子どもたちに豊かな心、確かな学力、健やかな体を培うことを目標に始められた事業で、当初は土曜日の子どもたちの居場所づくりと充実した活動の提供が目的と聞いております。


 具体的には、学校や公共施設で国語、算数、数学などを学ぶ寺子屋講座やパソコン講座を行ういきいき土曜日、各地区の公民館で太鼓や茶道などの文化活動やものづくり教室を行うわくわく体験活動、スポーツ少年団が放課後を利用して実施するのびのび放課後活動が行われました。


 その後、市民のニーズに合わせ、平日の放課後学習支援、夏・冬休み特別講座、宿泊体験、学びの21世紀塾市民講座など、幼児から、成人にまで対象を拡大し、事業を推進されております。


 これらの講師には、退職校長や教職員、市の職員のほか地域の人材が多く活用され、まさに、まちを挙げての教育のまちづくりに取り組んでおられます。


 今回の視察は、このような先進的事例をじかに目にすることにより、教育委員会の目指すべき方向性を改めて共有し、次年度からの水俣市教育振興計画策定につなげていくことが目的でありました。


 子どもの幸せを願い、未来を担う人づくりを行うという根幹は本市も同じであります。


 今後、教育委員会としましては、豊後高田市の取り組みを参考に、本市の教育施策について積極的に事業展開を図ってまいります。


 次に、子どもたちの学力向上について、どのように取り組んでいくのかとの御質問にお答えします。


 子どもたちの学力向上につきましては、これまで、水俣市学力向上宣言に基づき、子どもたち一人一人の確かな学力の育成を目指して取り組んでまいりました。


 学校教育改革プロジェクト会議の学力向上委員会においては、昨年度の県学力調査で定着率が低かった問題からゆうチャレンジ抜粋問題を作成し、各学校に配布するなど、学力向上のための施策を検討・実施し、みなまた教育フォーラムでその成果等を発表しました。


 教育セミナー、学力向上研究指定校推進事業の推進等も行っており、一定の成果を上げているところです。今後、さきの御質問で申し上げました水俣市教育振興計画を策定していく中で、学力向上も含めた諸施策について協議してまいりますが、まずは平成28年度からの新しい取り組みとして、これまで小学校のみで行っていた放課後補充教室を中学校でも実施し、生徒の基礎学力の向上を目指します。


○議長(福田 斉君) 谷口明弘議員。


○(谷口明弘君) 豊後高田市が先ほども御紹介したように、住みたい田舎ランキングで第1位というところなんですけれども、人口は2万3,000人弱、水俣市とほとんど変わらない自治体規模ですが、ほかにも昭和のまちというキャッチフレーズで昭和のまちを再現して、まちおこしをしたりという自治体でございます。


 教育長の答弁の中にはちょっとなかったと思うんですけれども、この豊後高田市が学びの21世紀塾を始めるに当たるきっかけがあります。それは、14年前、大分県内の学力テストの結果が県内で下から2番目という結果を重く見た、当時の市長及び関係者が、世の中はゆとり教育などと学力偏重主義を見直す動きに半ば逆行する形で、子どもたちに確かな学力の定着や、どのような家庭環境の生徒であろうとも学習の場を平等に保障して、あらゆる格差をなくしていくことを目標に、事業を開始したと聞きました。驚くべきはその効果です。


 ここ8年、学力調査の結果が8年連続県内トップであるということでした。それは自信を持って説明をされました。教育委員会の皆さんもそのことはお聞きになったと思います。


 先ほど、豊後高田市の取り組みを参考に本市の教育政策、積極的に事業展開を図ってまいりますとおっしゃいましたので、いろいろ書いていたんですが、はしょって、ずばりお聞きします。水俣版学びの21世紀塾を立ち上げていただきたいと思いますが、教育長の考えをお願いします。


○議長(福田 斉君) 吉本教育長。


○教育長(吉本哲裕君) 今回の視察で、豊後高田市が推進する教育のまちづくり、実際に目にし、もうお話も十分聞きまして、谷口明弘議員同様、強い刺激を受けたというのが本当に第一の感想でございます。


 特に、全ての子どもに学力格差があってはならない、そういった強い市長、教育長の思いというのがありまして、全くそれに対しては私も同感でございます。さきの答弁でも申し上げましたが、今後、水俣市教育振興計画を策定していきたい、そのように思っております。その中で水俣版の学びの21世紀塾事業についても十分検討をしていきたい、そのように思っております。


○議長(福田 斉君) 谷口明弘議員。


○(谷口明弘君) 教育長からも非常に前向きな答弁をいただいて、私もうれしい限りです。


 家庭の貧困による教育格差やその連鎖についてあってはならないことだと、今、教育長も先日、市長もそのような発言を壇上でされたと思います。そういった貧困による教育格差の解消にも大いに役立つ取り組みであると思います。ぜひ前向きに検討してもらいたいと思います。


 この豊後高田市が成功した一番の要因は、先ほど教育長の答弁にもありましたが、市長と教育長が本気になったということです。その部分もつけ加えておきたいと思います。


 これ最後にお願いベースになるんですけど、確かな学力を身につけさせる環境整備という観点からですが、受験生の子どもたち、うちの娘も受験生だったんですが、ちょっとある事実を聞きました。図書館の自習スペースが非常に狭いということで、土日や夏休み、冬休みに図書館に勉強したいといって行くんですが、あいていないと。大人の方が座っていたら、そこの横には2人がけなんでしょうが、そこに勉強の本とか広げられとったら、とてもそれをどかせて座らせてくださいとか言えないという状況もあるという話です。私たち、一昨年岩見沢市というところに視察に行ったんですが、そこは廃業したデパートを市が買い取って、そこに自治体の窓口機能を移転したりとかいうような取り組みをしていたと思うんですが、そこの4階フロアあたりに子どもたちが自由に学習できる自習スペースというのを設けている、そういった自治体もございます。


 そういったのをすぐすぐというのは難しいでしょうが、まずは図書館の上の公民館の会議室等々を冬休みや春休み、さらには土日祝日などに、学習スペースをあいている限り子どもたちに提供していただけないかと思いますが、いかがでしょうか。


○議長(福田 斉君) 吉本教育長。


○教育長(吉本哲裕君) 豊後高田市を視察いたしまして、教育委員会から直接話を聞いただけではなくて、実は残りの時間を使いまして豊後高田市の図書館にもお伺いいたしました。


 豊後高田市の図書館は、新しく建てられたところではございますけれども、民間に指定管理されて、そして平家でスペースも非常にゆったりととってございました。


 ソフトの施策だけではなくて、学習ルームというのでついたてがあったり、非常に集中できる環境というのがつくってある。あるいは、窓から入ってくる光、その辺も非常にやわらかい光が入ってくる。全体を見ても明るくて、落ちついた雰囲気で、非常にすばらしい環境にあったというのが印象として持っております。


 落ちついた学習環境を提供するというのは、学習効率が非常に上がる、学力の向上にもつながってくる、そういったことも十分理解をいたしております。教育委員会挙げての21世紀塾とともに、そういった施設整備、そういったものも十分今後は進めていかなければいけないというぐあいに考えております。


 水俣市の教育振興計画を策定する中で、学校以外の学習環境の整備についても、今ありましたような公共施設の利用状況等も勘案し、そして検討を進めてまいりたい、そのように考えております。


○議長(福田 斉君) 次に、ふるさと納税について答弁を求めます。


 西田市長。


   (市長 西田弘志君登壇)


○市長(西田弘志君) 次に、ふるさと納税について、進捗状況はどのようになっているかとの御質問にお答えをいたします。


 昨日の小路貴紀議員からの御質問でもお答えいたしましたとおり、平成28年4月からのふるさとチョイスの利用開始に先立ち、1月21日に事業者向けの説明会を開催をいたしました。当日、14の事業者が説明会に参加しており、2月末日現在、7事業者の出品手続が完了しております。具体的な出品内容につきましては、デコポン、サラダたまねぎ、水俣茶、久木野米、芦北牛などとなっております。これからも、随時、出品事業者を募るとともに、さらなる商品の充実に努めてまいりたいと思います。


○議長(福田 斉君) 谷口明弘議員。


○(谷口明弘君) 私は、以前からふるさと納税制度をもっと積極的に推進すべしという立場ですので、今回の取り組みは歓迎いたします。自主財源をふやして、水俣市の課題に充ててもらえればと期待しております。


 来年の今ごろは、ふるさと納税ランキングで水俣市が上位になったというぐらいのうれしい結果が出ることを想像しながら、2回目の質問をいたします。


 まず、ふるさと納税で成功をおさめるには、旗振り役の水俣市が、明確なビジョンを持つことが必要だと思います。


 国の方針によっては、ふるさと納税制度もいつまで続くかわかりません。この制度が存在するうちに、地元の特産品の認知度を上げ、地元の生産者や事業者を、全国的に通用する事業者に成長してもらいたいなどのビジョンを、しっかり持っていただきたいと思います。


 そこで1つ目の質問ですが、現時点で水俣市のビジョンがあれば、お尋ねします。


 それから何といっても、ふるさと納税制度で勝ち組の自治体になるには、魅力ある商品の品ぞろえが肝心です。答弁の中に、現在登録を終えた返礼品の内容がありましたが、その中に、デコポンやサラダたまねぎ、水俣茶など既に水俣ブランドとして確立された商品が上がっております。


 これらの商品がふるさと納税によって、日本全国にさらに認知度が上がれば、それはすばらしいことだと思います。ほかに、久木野米や芦北牛といった商品も答弁の中にありましたが、ふるさとチョイスで大きな結果を残しているところは、やはり、地元産の牛肉や海産物など、ちょっとしたぜいたくな気分を味わえる返礼品を提供している自治体が勝ち組となっております。芦北牛などは、どこに出してもはずかしくない魅力ある商品だと思いますが、問題は、十分な量の確保ではないかと思います。返礼品について、魅力ある商品を十分な量、そろえられるかが勝ち組と負け組の分かれ目となります。


 先日視察に行った宮崎県都城市は、昨年ふるさと納税で1位を獲得した自治体ですが、彼らは返礼品を肉と焼酎に絞るという戦略が当たって、いきなりランキングトップになりました。勝ち組になるためには、必ずしも、地元産だけに限定する必要はないと私は考えております。結果を残してこそ、意味があると思いますので、担当課は知恵を絞って、柔軟に返礼品の品ぞろえには当たってもらいたいと思います。


 そこで、2番目の質問ですが、返礼品の選定に当たっての市の考え方をお聞きします。


 それから、以前紹介した長崎県平戸市の場合は、企画財政課の黒瀬さんという担当者が、熱意を持って市内の各種団体や業者を巻き込んでいったと話を聞きます。私も電話で彼にいろいろ聞きましたが、答える声には電話先からでも、はっきりとした彼の自信がうかがえました。


 昨日の小路貴紀議員との質問のやりとりを聞いておりますと、ふるさとチョイスを運営する会社に丸投げしているような印象を受けましたので、市役所のやる気、本気度が見えるような取り組みを期待します。


 そこで、最後の3つ目の質問です。ふるさとチョイスに委託する以外に、水俣市独自でどのような取り組みをしているのかお尋ねします。


 以上3点。


○議長(福田 斉君) 西田市長。


○市長(西田弘志君) ふるさとチョイス、昨年議員から御提案もいただき、水俣市はかじを切りました。自主財源が本当に少ない中で、使い勝手のいいというか、そういった寄附金は非常に市にとっては助かると思っております。私も普通に考えたときに、誰も損をしないというふうな思いがあります。寄附する人も、納める人も、市も、本当三方よしだというふうな思いがあります。


 その中で、ビジョンとしては今どれでもいいよ、一応丸はつけるようになっていますけど、私の大きな考えとしては、まだ調整はしておりませんけど、今一番問題は、消滅可能性都市に挙がっている水俣をどう生き延びらせるかといったら、やっぱり移住定住の問題が非常に大きいと思います。それにはやっぱり子育てとか水俣市の魅力をアップする、そういったものにお金が使えればなというふうな思いがあります。これはまだ今から調整もしていきますけど、ぜひ水俣の魅力をアップできるようなものに、寄附金は使えればというふうな思いであります。


 それと、返礼品の基準ですが、地元を中心にするというのは、やっぱり地元の人たちも当然潤うことになりますので、当然、それは一番だと思います。


 それと、やはり還元率だけを見て、寄附金をされる方がいらっしゃいます。そういったものにどう対応するかは、今から少しまだ検討も必要かなというふうに思っております。まずは、やっぱり地元のものから積極的にやっていきたいというふうに思っております。


 3つ目の以外のものですね、それにつきましては、今、やっぱり水俣らしいもので人にスポットを当てて、そういった冊子をつくろうと準備をしております。ふるさとチョイスは御存じのように、物すごい量があります。あの中にうちの商品が入ったときに、どうアピールできるかというのが非常に不安があります。そこで勝ち残っていくには、還元率の問題等もあると思います。30%返すのか50%返すのか、中には80%返すのか、そういったものあると思いますけど、まずはそこの土俵に乗らないと、やっぱりうちの寄附金は、そこの土俵で、その空気感を感じることが大事だと思っておりますので、それは1つ。


 それと、それ以外には、やはり地元らしい、水俣らしいもので人にスポットを当てた、そういった冊子をつけて、つくる。それで、私たちもいろんなところに出かけまして、それでお願いをする。ぜひ議員もその中で、自分の人脈、自分の御親戚等に活用していただければ、そういったものは今準備をしているところでございます。


○議長(福田 斉君) 谷口明弘議員。


○(谷口明弘君) 何とか、このふるさと納税で自主財源をふやしたいという思いを込めて、別の視点から質問します。


 今までも、水俣市ではふるさと納税を市のホームページで募ってまいりました。そこに、納税者がふるさと納税の使途を選ぶ欄がございます。水俣市は現在5つのメニューを用意しております。1、水俣の元気づくりに関する事業、2、環境モデル都市づくりに関する事業、3、福祉モデル都市づくりに関する事業、4、読書のまちづくりに関する事業、5、文化振興・スポーツ振興に関する事業、以上の5つですが、内容が抽象的過ぎて、具体的に何に使われるのかというのは明確ではございません。水俣出身者が、ふるさと納税の使い道を見ただけで、ぜひそういうことなら寄附したいと思われるような、具体的な使い道を掲げたらどうかと思います。


 例えばですが、水俣の子どもたちのために、毎年、花火大会を開催したいとか、あとは2020年東京オリンピックに、カヌー競技の合宿地に立候補するための環境整備をしたいとか、あとは定員割れした水俣高校学生獲得のための支援をしたいとか、もしくは恋路島の観光資源開発をしたいとか、それなら投資したいなというような使途を掲載したらどうかと思います。


 そこで、ふるさと納税を活用するこの事業に対して、現在挙げております5つの事業を見直す考えがあるのか。あるとすれば、先ほど挙げたような私の提案についてどう思うか。


 そして最後に1点ですが、市長はみずから経営者の経験を生かして、民間の経営感覚を取り入れた市政運営に努めると言われておりました。売り上げ目標設定というのは、もちろん民間企業では常識でございます。目標額によって、職員の動きは当然変わってまいります。そこで、この市長のふるさと納税、来年の今ごろは、どういう数値が上がっているのかといった目標額をずばりお聞かせください。


○議長(福田 斉君) 西田市長。


○市長(西田弘志君) 5つの項目について、見直しはやっていきたいという思いはあります。抽象的と言われましたですね。今言われたように、花火大会、カヌー競技を誘致するのに使うと。先ほど言いました子育てを自分は今、そういったものを考えております。まだ調整が必要ですけど、子育てする分に使わせていただきたい。保育料が高いと言われる方もたくさんいらっしゃるわけです。そういったところで、いろんなものに使いたい。もう少し絞り込んだものはやりたいというふうには思っております。


 それと、目標については、金額について、まだ幾らというふうに出せるような品物もそろっておりませんので、現時点で数字を挙げることは、今のところ私は実際考えておりません。


 以上です。


○議長(福田 斉君) 以上で谷口明弘議員の質問は終わりました。


 この際、10分間休憩します。


                               午前10時43分 休憩


                               ─────────


                               午前10時53分 開議


○議長(福田 斉君) 休憩前に引き続き会議を開きます。


 次に、岩阪雅文議員に許します。


   (岩阪雅文君登壇)


○(岩阪雅文君) 政風クラブの岩阪です。


 早速質問に入ります。


 まず初めに、地方創生における政府機関の地方移転について。


 この政府機関の地方移転については、国による地方創生の一環として、国の機関を地方に移転し活性化の1つにしようとするものです。最終決定がこの3月末としています。熊本県も出先の6研究機関を挙げていました。水俣市も熊本県とともに環境省所管の環境調査研修所(埼玉県)を移転候補機関として要望、3月5日、一部機能移転として水俣市への移転が内定したようであります。もし移転が実現すれば、移転に伴う関連産業など波及効果や地域振興に大いに貢献するものと期待が高まりますが、まだ内定ということですので、どの程度まで公表できるかわかりませんが、次の点について質問をいたします。


 ?、熊本県と水俣市は、環境省所管の環境調査研修所を関係機関にお願いした経緯があるが、経過と見通しはいかがか。


 ?、誘致することで、水俣市にどのような効果をもたらすと考えられるか。


 ?、今後、想定される課題は何か。


 次に、2、小中学校の一貫教育の具体的推進について質問します。


 小・中学校の一貫教育については、従来の6・3制、中学校に進学した際、いじめや不登校がふえる中一ギャップや、子どもの発達の早期化等で、現状の学年の区切りで、対応できない点など課題が挙げられていました。


 今回、文部科学省は学校教育法を改正し、改正学校教育法と呼びますが、平成27年6月24日に改正しまして、2016年4月から施行をします。この改正学校教育法は、小学校と同じく同法第1条で学校に位置づけ、義務教育学校とするとしています。小学校と中学校9年間の義務教育を一貫して行う小・中学校を制度化するもので、地域の実情に応じ、学年の区切りを4・3・2、また、5・4など、柔軟に変更できるというものです。これは、学習指導要領で定めた学年の範囲を超えて、前倒しして授業をするには特例申請が必要ですが、省令を改正して、義務教育学校については申請を不要にし、弾力的なカリキュラムを可能とするものです。これらの課題解決や学力向上などのために、既に一部の自治体では、小中一貫教育を実施しており、政府も制度化の弾力的運用で一貫教育の浸透を図る狙いがあります。


 また、施行期日は、本年4月1日となっていますが、施行前でも義務教育学校設置のための準備行為は可能としています。


 以下、質問いたします。


 ?、水俣市の基本的な考えはいかがか。


 ?、水俣市はどのような視点に立って推進していく考えであるか。


 ?、取り組みに当たっての課題は何か。


 3番目に、競り舟の老朽化と今後の大会運営について。


 水俣市の夏の風物詩として、すっかり定着した水俣競り舟大会も、ことしで復活から41年目を迎えます。昨年は、男女47チームが参加をしました。競り舟は、明治時代の中期、長崎と商取引のあった水俣の関係者が、海のレクリエーションとして取り入れられたと伝えられています。昭和34年を最後に途絶えていましたが、昭和51年、水俣青年祭の一環として市内青年団を中心に、各種青年団体、地域づくり団体、各サークル等によって復活、市民総スポーツのはしりとして、またコミュニティーづくりとして、大きな役割を果たしてきました。


 第1回大会は津奈木町から舟を借り、第2回大会は募金等で水俣市独自の競り舟を建造、第3回大会以降、市当局の協力により、40年の長きにわたり今日に至っています。しかしながら40年の経過は、競り舟の維持、人口の減少、高齢化、生活様式の変化等一つの節目を迎えつつあります。近年では大会中にかじの破損や、船内への水の流入等、競り舟の老朽化は避けられないようです。加えて木造船の建造も困難になってきたと聞きます。


 今後も水俣市の伝統行事として、元気な水俣の御当地スポーツとして継続していきたいものです。


 以下について質問します。


 ?、競り舟が老朽化していると思うが、今後の木造船による建造、修理の見通しはいかがか。


 ?、競り舟大会を水俣市の御当地スポーツのイベントとして、内外にアピールする大会として取り組む考えはないか。


 ?、大会会場が民有地に接しているため、近年手狭になっている。駐車場やイベント会場の併設できる水俣湾で、開催できないか。


 最後に4番目、自転車のまちづくりの具体的推進について。


 自転車のまちづくりについては、平成7年12月定例会で質問し、提言した経緯があり、今回質問します。


 当時、第3次水俣市総合計画の策定に合わせ、自転車の持つ経済性、安全性、健全性あるいはシンプルなイメージは水俣の目指す環境、健康、福祉に配慮したまちづくりに最もふさわしい施策として取り入れられました。以来20年が経過しました。国においても、安全で快適な自転車利用環境創出ガイドライン等を示し、環境意識や健康志向の高まりなどの自転車利用ニーズを捉えた施策として、全国自治体に普及してきています。


 当時の答弁では、本格的な取り組みとして、サイクリングターミナルや日本一長い運動場のサイクリングロードとして整備等、総合的なインフラ整備に、今後、計画検討に入るとしています。


 第5次水俣市総合計画では、環境モデル都市を目指す本市として、CO2の削減やマイカー利用を抑制し、市街地における利便性の向上につなげる、自転車利用の促進を図るとしています。


 そこで次の4点について質問します。


 ?、平成21年3月議会の一般質問で、市長が自転車のまちづくりを推進するため組織を早急に立ち上げると答弁しているが、その後、どうなったのか。


 ?、平成21年9月の円卓会議で示された課題と対策はどのように改善されたのか。


 ?、環境モデル都市としてのメリットを生かし、国の補助を活用し、関連部署と連携をしながら、自転車が利用しやすい環境整備を図るとしているが、どう図られたか。


 以上、本壇からの質問を終わります。


○議長(福田 斉君) 答弁を求めます。


 西田市長。


   (市長 西田弘志君登壇)


○市長(西田弘志君) 岩阪議員の御質問に順次お答えをいたします。


 まず、地方創生における政府機関の地方移転については私から、小・中学校の一貫教育の具体的推進について及び競り舟の老朽化対策と今後の大会運営については教育長から、自転車のまちづくりの具体的推進については総務企画部長から、それぞれお答えをいたします。


 初めに、地方創生における政府機関の地方移転についての御質問に順次お答えをいたします。


 まず、熊本県と水俣市は環境省所管の環境調査研修所を関係機関にお願いした経緯があるが、経過と見通しはいかがかとの御質問にお答えをいたします。


 政府関係機関の地方移転に関しましては、平成27年3月に内閣官房から各都道府県に対し、地方創生に資すると考えられる政府関係機関の地方移転に係る提案について募集が開始されました。それを受け、熊本県での検討がなされ、平成27年8月に熊本県から県内市町村に対し、提案骨子に関する説明が行われたところでございます。


 なお、環境調査研修所の移転誘致に関しては、熊本県においては水俣市のみに特定した提案であり、これは、これまでの水俣市における取り組みにより環境教育や研究等の基盤があること、また、水俣環境アカデミアが平成28年春に供用開始することにより、研修効果がより一層高まるものと認められることなどによるものと考えております。


 熊本県の提案を受け、本市においても平成27年10月に、吉永熊本県議会議員、福田市議会議長ともども、熊本県関係の国会議員の先生方に移転に関する要望活動を行ったところでございます。また、同年10月、11月に二度実施された内閣官房まち・ひと・しごと創生本部事務局及び環境省によるヒアリングにも、私も出席をさせていただき、移転についての要望及び水俣市への移転の効果等を述べさせていただいたところであります。


 なお、今後の見通しといたしましては、3月5日付の熊本日日新聞において、内定という報道もありましたが、決定される可能性は非常に高いと考えており、3月内と聞いている国の最終決定を期待しているところでございます。


 次に、誘致することで本市にどのような効果をもたらすと考えるかとの御質問にお答えをいたします。


 環境調査研修所の誘致による効果としては、まず、水俣環境アカデミアの供用開始との相乗効果により、国内外からの研究者、研修生の来水による交流が促進されることが考えられます。そして、それらの研究者や研修生に、現在の水俣の姿や、取り組みを知っていただき、そのことを発信していただくことによる水俣のイメージアップ、さらなる交流人口の増加という効果が考えられます。また、これらに伴う経済効果も期待をされるところであります。


 次に、今後、想定される課題は何かとの御質問についてお答えをいたします。


 現在、考えられます課題といたしましては、水俣で実施される研修の充実であると考えます。そのためには、今後、地域における産学官民の連携を促進し、研修内容のさらなる充実や多彩な研修実施の可能性を探る必要があると考えております。また、研修を受け入れる基盤整備についても、ソフト、ハードともに、さらに検討を進める必要があると感じております。例えば、関連施設の資料や設備等の充実、人材の育成、また宿泊や交通機関に関して、整備・充実に向けた検討を行いたいと考えております。


 環境調査研修所の研修移転が決定した暁には、水俣によりよい効果を生むようにしていくために、地域の皆様及び国、熊本県と連携し、検討及び体制づくりを進めてまいりたいと考えております。


○議長(福田 斉君) 岩阪雅文議員。


○(岩阪雅文君) 私、新聞を持ってきたんですが、議会としての意見書や決議あたりも必要かなと思った時期もございましたし、これからもまた必要な時期が来れば動きが要るんではないかと思ったりもします。この新聞報道ですから、私も全体はわかりませんけれども、一部機関の移転ということで、本来の全部移転につながるかどうかというのは非常に危惧するところです。


 実は東京の産経新聞ニュースがございまして、ことしの1月31日なんですが、埼玉県が、移転をしないで、苦しい台所事情は同じと。政府機関の移転に首都圏の埼玉県などが反対陳情をしたというふうな記事がございます。私たちは非常に来てほしいんですけれども、一方に出ていくほうは打撃が大きいというふうな事情は察するところでございます。これを見ますと、環境調査研修所を構える所沢市も毎年2,000人近い研修生が一定期間市内に滞在をしている。経済的な損失は避けられないという危機感を示したと、こういうふうな記事が載っております。私たちとしましては、ぜひ来てほしいわけですが、水俣市の場合は特殊事情も抱えていますし、国立水俣病総合研究センターを調べましたところ、下部機関であるというふうなことが書いてあったんですが、そういうことを初め国立水俣病総合研究センターがあると。それから、ことし4月には水俣環境アカデミアが開設をすると、環境調査研修所が本市に移転した場合には、やはり先ほど言われましたように、関連の調査研究あるいは発信に大きな役割を果たすというのは、もうはっきりしたことでございます。


 また、第6次の水俣・芦北地域振興計画の中には、環境と経済の好循環を実現するというふうにうたってあるわけです。そうしますと、環境機関の水俣への集積というのは水俣・芦北地域にとっても私は非常に効果が大きいだろうと、もちろん経済的にもそうなんですけど、水俣としての知名度アップにつながるというふうに期待をしているわけです。


 そこで、今回の誘致内定が、例えば先ほどのように一部移転じゃなくて、共同研究や合宿の地方開催、あるいは一部のさっきも言いました機能移転というふうに終わらないかという心配がございます。


 ここで、じゃどうなのかということで、内定ですので、この段階で非常に質問しにくいんですが、ぜひそういう意味では、議会を初め、市執行部に頑張っていただきたい。そういうふうに思って、この要望で終わりたいと思います。これ以上のことは、他者もあることですので、この辺慎重に取り扱いながら、議会としての動きも今後考えていければなというふうに思って、要望としておきたいと思います。


 以上です。


○議長(福田 斉君) 次に、小中学校の一貫教育の具体的推進について、答弁を求めます。


 吉本教育長。


   (教育長 吉本哲裕君登壇)


○教育長(吉本哲裕君) 次に、小中学校の一貫教育の具体的推進について、順次お答えします。


 まず、水俣市の基本的な考えはいかがかとの御質問にお答えします。


 小中一貫教育が推進される背景としまして、議員が御紹介いただきました中一ギャップへの対応や、児童・生徒の発達の早期化等にかかわる現象への対応に加えまして、学習指導要領改訂による教育内容の量的・質的充実への対応などが挙げられております。


 小中一貫教育の推進により、積極的に小中学校間での連携が図られることは、中一ギャップの解消はもちろんですが、双方の教職員が9年間の系統性・連続性を意識した教育活動を行うことにより、さらなる学力の向上が期待できると考えております。


 また、より多くの教師が児童・生徒にかかわることは、社会性を育む重要な機会となり、学習面でのサポートや、きめ細かな生徒指導へもつながるものと考えております。


 次に、本市はどのような視点に立って推進していく考えであるかとの御質問にお答えします。


 先ほど申しましたとおり、小中一貫教育の推進は、児童・生徒の学力向上や、社会性育成機能の強化のための取り組みとしてのメリットが大きいと考えております。


 特に学力の向上につきましては、地域に開かれた学校、地域とのつながりの深い学校ほど、多くの方々のかかわりが相乗効果を生み出し、児童・生徒の学力向上につながっているという報告が多くあります。


 また、小中一貫教育に取り組まれている先進地の事例を見ますと、地域の方々の支援体制がしっかり整えられております。


 本市では、現在、水俣第一中学校及び水俣第二中学校におけるコミュニティ・スクール運営協議会や、緑東校区、袋校区における地域支援本部事業と連携を図り、地域に開かれた学校づくりに取り組んでいるところです。


 このように、地域ぐるみで9年間の学びを支え、児童生徒の学力向上や、心豊かな人づくりにつながる小中連携型の一貫教育を目指してまいります。


 次に、取り組みに当たっての課題は何かとの御質問にお答えします。


 小中一貫教育の推進に当たっては、9年間にわたる教育活動の総合的かつ効果的な取り組みが必要となり、そのためのマネジメント力が問われます。


 既に、各中学校区においては、関係する幼稚園、保育園、小学校、中学校での連絡会があり、新1年生に関する情報交換を行うとともに、小中合同の人権に関する学習会や、挨拶運動、避難訓練等を行ったり、教職員による小中相互の授業参観等を実施しております。


 今後は、コミュニティ・スクール及び地域支援本部の取り組みを中学校単位で推進し、小中学校間における相互理解を深めながら、専門のコーディネーターを配置して、地域の課題や特色を明確にしていきたいと考えております。


 また、小中一貫教育では、小学校での一部の教科、例えば算数や理科などのいわゆる専門性の高い教科の授業を、中学校の教員が行う乗り入れ授業の実施に大きな期待が寄せられています。


 この場合、まず9年間を通したカリキュラムの体系化が必要であり、実施段階においても、一部の教職員に過重な負担が行かないような支援体制が重要となります。


 このような取り組みについては、県が実施しておりますモデル事業等も参考にし、教職員の配置要望を行うなど、可能なところから対応を行っていきたいと考えています。


○議長(福田 斉君) 岩阪雅文議員。


○(岩阪雅文君) 全体的な基本的な考えは十分理解できました。


 この中一ギャップの解消、それから児童・生徒の少子化等にかかわる減少への対応、それから小・中学校間の連携が図られる。教職員、学年間の系統性、それから連続性を意識した教育活動が、より以上の学力向上が期待できる。それから、学習面でのサポート、生徒指導がきめ細かくできる。そういうことで、小中一貫教育についての効果といいますか、推進については、私は異論はないのではないかなというふうに受けとめております。


 そこで、全国にいっぱい例がございますけれども、県内の先進地を二、三、私調べてみたんですが、御承知のように一番進んでいるのが、産山村があります。ここは地域で連携教育をとりながら、平成16年度に2学期制に、それから平成19年度に小中一貫教育をもう既に実施して取り組んでおります。


 国際交流でヒゴタイという花があるんですが、タイとのヒゴタイ交流ということで、毎年生徒間の交流を実施しているところでもありますけれども、こういう特色のある教育課程の編成として、小学校1年から中学校3年までの9年間の教科として英会話科、それから小学校6年から中学校3年までを英語科をもう先取りして既に実施しております。


 それから、次に八代市は、小・中学校の統廃合を機に、泉小中学校がまず一貫教育に取り組んでおります。それから、私立学校規模適正化基本計画というのをまとめております。県内で初めて市内全域で小中一貫教育を図るとしまして、第一次として平成23年度から始まりまして、第二次として平成31年度以降の2つに分けて段階的に取り組んでおりますが、平成27年度からは市内全中学校に完全導入をしております。また、玉名市は平成29年度を予定をしております。


 このようにいろんな課題はあろうかとは思いますけれども、もう既に県内でも取り組んでいるという状況があるということを御紹介しておきたいなというふうに思います。


 私は平成13年12月議会では、総合的な学習、あるいは学校評議会の導入について質問をした経緯があります。その後このコミュニティ・スクール、学校運営協議会というそうですけれども、これは非常にある意味で権限を持った組織でもあるんですが、もう既に水俣市は取り入れられて動いているというふうなことでございます。このコミュニティ・スクールは、保護者や地域住民が直接学校の運営に参画できるというものですけれども、肝心な小中一貫教育に必要な相互乗り入れ、さっき言われました先生の行ったり来たりという連携ですね。それから、小中学校連携の教育のカリキュラム、それから各種教育系統の作成など、ある程度専門的な知識を要しますので、このコミュニティ・スクールでは、ちょっと抜けているというか、積み残された部分がある。コミュニティ・スクールの中の小中一貫教育であり、支援学校であるというふうになりますので、残念ながらコミュニティ・スクールでは、今言った小中学校一貫教育については、まだまだ専門的な部分が入りますので、取り組めない、入っていけないという部分がございます。


 しかし、水俣市ではもう先ほど答弁がありましたように、水俣第一中学校、水俣第二中学校のコミュニティ・スクールの運営協議会、それからほかに緑東校区、それから袋校区の地域支援本部事業、先ほど答弁でも言葉として出ましたけれども、コミュニティ・スクールとはまた別個なんですが、それに取り組んで、地域との連携を図っているということでございました。そういうことでは、小中一貫教育の前段階として、私はかなり取り組みとしては進んでいるのかなというふうな印象を受けます。


 ただ、課題として、導入までのマネジメント力の必要性、またはそれに向けた乗り入れ授業、それから9年間を通したカリキュラムの体系化、それから実施段階での先生方の支援体制というふうな専門的な部分も、まだ課題は残っているように受け取りました。


 そういうことで、今後はコミュニティ・スクール等を各中学校間に導入に向けていくということでございますので、非常に期待をするんですが、今まで学校が統合されはしたものの、やはり統合されて以降も生徒の減少というのはずっと続いていくと思うんですね。そうしますと、小中一貫教育というのは、小中学校が連携をしてやっていくわけですので、やっぱり小規模校なり、減少する中では、私は必要な教育の方策の1つであろうというふうに認識するわけです。


 そこで子どもが減少する中で、1点目ですが、先ほど八代市等の推進準備委員会等も紹介しましたけれども、水俣市の場合も推進するための準備委員会等の設置は考えられないか。


 第2点目に、県のモデル事業等を参考に、教職員の配置、要望等を行うなど、可能なところから対応したいというふうに答弁されたんですけれども、市内より小規模の袋校区、それから緑東校区では、地域支援体制本部を導入して、既にもう動いているわけですが、たまたま幸いにしてと言いましょうか、学校が同一地域内にございますね。それは御存じとおりなんですが、まだ学校にこの質問しますということはお話はしてないままの質問なんですが、できましたらこの葛渡校区、葛渡小学校、緑東中学校、それから袋小学校、袋中学校、この辺を、先ほど県のモデル事業に取り組むということもございましたけど、モデル校として積極的に英語なんかの乗り入れ授業なんかをまず実施できないのかなというふうには思います。産山村の例を考えますと。


 それから第3点目、昨年の4月1日から、これは市長にお聞きをしたいんですが、地方教育行政の組織及び運営に関する法律というのが一部改正をされました。


 これは教育委員会も御存じのように制度改正でございまして、市長が参加する総合教育会議を設置しまして、先ほどの答弁でも出ましたが、教育委員会の制度改正ができまして、総合教育会議を設置しなくちゃいけないと。いわば、市長、それから新教育長、それから教育委員会が三位一体になって進めていかなくちゃいけないんですが、そこで人が加わった会議ができたわけです。推進に向けての市長の考え方、あるいは教育委員会については、支援体制が必要なわけですけれども、それから予算等も市長になってきます。


 そこで、行政の長として、市長のリーダーシップをお伺いしたいわけですけれども、その辺の見解について、3点目お伺いをしたいと思います。


○議長(福田 斉君) 答弁を求めます。


 吉本教育長。


○教育長(吉本哲裕君) 小中一貫教育を推進するために、準備委員会等の設置は考えられないかという第1点目でございましたが、さきの谷口明弘議員への答弁でもお答えしましたとおり、新年度、平成28年度は豊後高田市に視察に参りましたので、その中で多くの課題を整理しながら、庁内に水俣市の教育振興計画策定のためのプロジェクトチームを設置したいと考えております。


 その中で、学校現場や各学校に設置されているコミュニティ・スクール運営協議会等の意見を伺いながら、小中一貫教育についても、他の教育施策とあわせて協議を進めてまいりたいと、そのように考えております。


 それから、2点目ですが、袋校区及び緑東校区、学校も隣接しているということもございまして、両校区をモデル校として、例えば英語等を積極的に教科乗り入れを実施してはいかがかということだったかと思いますけれども、貴重な御意見をありがとうございます。


 現段階では、モデル校の指定は考えておりませんが、先ほど申しました市の教育振興計画策定プロジェクトで児童・生徒の学力向上や、特色ある学校づくりを検討する際の参考にさせていただきたいと、そのように思っております。


 また、教科の乗り入れについては、教職員間における情報交換や児童・生徒の発達段階に応じたカリキュラムの検討が必要となり、かなりの時間を要すると思われます。


 したがいまして、平成26年度より取り組んでおります水俣科や環境学習、人権教育など、小・中学校で連携のとりやすいものから段階的に始める方法もあるかと、そのように思っております。


 いずれにしましても、学校や地域の声を伺い、御理解と御協力を得ながら進めていく必要があると考えております。


○議長(福田 斉君) 西田市長。


○市長(西田弘志君) 教育についての、私のリーダーシップ等の見解ということだというふうに思います。


 教育改革の中で、総合教育会議、全国で立ち上がるわけでございます。市としましては、昨年11月に水俣市教育大綱をつくっております。郷土の明日をつくる、心豊かな人づくり、これが基本理念でございます。そして、3つの決意ということをその中に入れております。


 1つ、水俣を担う熱意あふれる人材を育成します。2つ目が、知・徳・体を育む学校教育を推進します。そして3つ目が、水俣の力と誇りを育む社会教育を推進しますというふうに表明をしたところでございます。


 こういった会議を通して、水俣の現在差し迫った課題とは何か、また、今議論にあります小中一貫教育、導入をすることによっての課題、解決されることなど、具体的なことを総合教育会議の中で委員の皆様方と、そういった議論を進めるリードをしたいというふうに思っております。


 先ほどからございます環境調査研修所だったり、水俣環境アカデミアだったり、慶應義塾大学との取り組みだったり、水俣はいろんな環境学習というところで、特色が出ればというふうな思いがございます。


 水俣のイメージはどんなイメージかというお話がある中で、いろんな側面があると思います。環境首都のイメージもあれば、今やっております初恋のイメージもあると思います。その中でやっぱり環境学習のまちというイメージも今後水俣にできて、よそから見て、そういったイメージもあってもいいんじゃないかなというふうに思っております。その中で、小学校、中学校の水俣の地元の子どもたちが自信をつけていただきたい。それにそういった教育環境の整備というのもやっぱり必要だと思っております。


 教育は一、二年で結果が出るものではないというふうに思っております。これは10年、20年、50年かかるかもしれませんけど、そういったものを視野に入れながら、教育委員会の改革、新しくつくりました総合教育会議等を通しまして、私も積極的にかかわっていきたいというふうに思っております。


○議長(福田 斉君) 岩阪雅文議員。


○(岩阪雅文君) 市長にお伺いしたかったのは、小中一貫教育に向けての教育委員会の支援体制、あるいは導入に向けての理念というのも必要だと思います。


 そういうことを市長は認識されて、総合教育会議の中で議題としても挙げて、取り組んでいただければというふうに思います。


 もう既に取り組んでいる学校があるというふうなことのようです。コミュニティ・スクールは全体的な地域等、保護者等の交流の場、あるいは、そういう精神的な部分というのは、非常に向上の部分が多いわけですけど、どうしても小中一貫教育についての部分というのが積み残されておりますので、これらに早く取り組んでいただければと思います。


 もう一つ言えば、小・中学校が統廃合しましたので、それを機に小中一貫教育に取り組むチャンスもあったのではないかと。それから、あと3年後には、小学校のクラブ活動が民間へ移行します。これはもうあと3年しかないわけですが、それに向けて、同じこの小中一貫教育も向ける方法も1つの手法ではないかなというふうに私は思っているわけですけれども、今後積極的に取り組んでいただきたいというふうに思います。


 特に、コミュニティ・スクールもそうですが、産山村のような例を見ますと、やっぱり教育は、水俣はどの辺まで行っているんだろうかというふうなことを比較対象にしますので、どうしても教育の部分ではおくれをとっているというふうな印象はないんでしょうけれども、そういうふうに思ってしまいますので、積極的に取り組んでいただきたいと思います。


 以上です。要望で終わります。


○議長(福田 斉君) 次に、競り舟の老朽化対策と今後の大会運営について答弁を求めます。


 吉本教育長。


   (教育長 吉本哲裕君登壇)


○教育長(吉本哲裕君) 次に、競り舟の老朽化対策と今後の大会運営について順次お答えします。


 まず、競り舟が老朽化していると思うが、今後の競り舟の木造船による建造、補修等の見通しはいかがかとの御質問にお答えします。


 現在、市は12艇の競り舟を保有しています。最も古いものは昭和55年建造分で4艇、新しい艇でも平成11年建造分の3艇と、経年劣化による老朽化が進んできております。必要に応じて、随時、修理・補修等は行っていますが、艇によっては部分的な修理・補修等では難しくなってきている状況で、今後安全に大会を継続していくためには、艇の更新について検討する時期に来ていると考えているところです。なお、艇を更新する場合には、既存の木造船に限定せず、建造費や後々の維持管理等の問題も考慮し、FRP製の艇の導入についても検討する必要があると思っております。


 次に、競り舟大会を水俣市の御当地スポーツとして、内外にアピールする大会として取り組む考えはないかとの御質問にお答えします。


 競り舟大会は、昭和51年に復活して、平成28年度には41回目を迎える伝統行事で、水俣市の夏の風物詩として定着しており、例年50チーム程度が参加します。平成19年度には大会要綱を見直し、市のみならず市外チームの参加も可能としています。大会を広くPRすることで市外からの参加チームがふえれば、選手や応援の方など流入人口の増加が図られます。あわせて水俣市のイメージアップにもつながるものと考えます。


 現在、インターネットなどいろんな媒体を使って競り舟大会をPRしており、今後も引き続き同大会のPRに努めていきたいと思っております。また、近隣市町村関係部署等への大会要綱等の送付につきましても検討してまいりたいと考えております。


 次に、大会会場が民有地に接しているため近年手狭になっている。駐車場やイベント会場の併設できる水俣湾で開催できないかとの御質問にお答えします。


 議員御指摘のように、現在の大会会場につきましては、民有地に接しているため駐車場が少なく参加者等に御迷惑をおかけしている状況です。ただ、大会本部や参加チームのテントを設置している水俣川堤防上部の市浄化センターが管理する土地は、テントが配置しやすく、コース全体が見渡せ、大会運営には大変適した場所ではないかと思っております。また、一般の方が応援する場所も多く、交通事故等の心配も少ないこともよい点ではないかと思っております。議員御提案のように、水俣湾でほかのイベント等と一緒に行うことも集客につながり、市外から来られた方へのPRにもなると思います。


 昭和60年7月には九州競り舟大会が開催された実績があると伺っておりますが、30年以上前のことでもありますので、水俣湾での開催に当たっては、県の許可はもちろん、乗下船するための桟橋、コース、テントの配置場所など検討すべき課題も多くあるのではないかと考えております。水俣湾での開催が可能であるか県の担当者にお尋ねしたところ、県としては特に問題はないと思うが、荷揚げ等のために港を利用している企業や団体がおり、そちらの同意が必要である旨の回答でした。市としましては、もう少しはっきりした方向性が見えた段階で、改めて相談する必要があると思っています。


 競り舟大会は、参加者はもちろんですが、応援や見物の方など多くの市民が楽しみにしている大会でもありますので、大会会場を含めた大会運営方法等につきまして、大会関係者はもとより、広く意見を聞く必要があると考えております。


○議長(福田 斉君) 岩阪雅文議員。


○(岩阪雅文君) 1番についてですけれども、老朽化で、どうしても、こういった切りかえ時期に来てるというのは御承知のとおりだと思います。第1回大会は津奈木町の船を借用して実施したわけですけれども、そこで津奈木町にお伺いしましたところ、木造船でしたんでしたが、現在、FRP船で9艇をつくっていると。それで当時15人乗りだったと思うんですが、今は13人乗りで9艇ということで、もう既に平成3年と9年につくりかえられていらっしゃいます。


 理由は、やっぱり少子高齢化、それから乗り手の減少、あれは地区大会でやってますもんですから、それから船のもちろん老朽化ですね、それから船の重量差が出始めたと、だからレースに不公平が出てきたとか、それから高齢化で乗り手が少ない、そういったことで、管理とか修理に非常に困難を伴ってきたのでつくりかえたということでした。水俣市の場合も、御存じのように、大会のときに水漏れで中断をするという、あるいは船を変えるのに時間がかかったりする現状でもございます。


 ちなみに昭和51年に復活したときの人口からもう1万1,000人も減りました、この40年間で。高齢化が24%も上昇しております。当時11%台だったと思うんですが、今はもう30%を超してますので、高齢化も進展していると、加えて若い人がやっぱり生活の様式の変化で、なかなか乗りたがらないというようなことでございます。本市もそういう意味では、非常にチーム編成に困難を来している事情もございます。


 そこで、船も今のままでいいのかどうか、いや小型が必要なのか、事業等も必要になりますけども、これについては今後チームあたりでも関係者との検討を重ねていただいて、ぜひ、FRPの話も出ましたので、検討していただければと思います。これ要望にしておきます。


 それから2番目の大会運営についての形態についてですけれども、PRの件はわかりました。ただ、今のところ、教育委員会のスポーツ行事の一環として行事で紹介しているわけでもないんでしょうけど、そんなふうに印象を受けるわけですが、例えば大会を、近隣都市に行きますと、商工会議所あるいは商工経済界、市主催の場合ですね、も入ってます、教育委員会のほかに。それから観光協会、関係スポーツ団体で実行委員会をつくってます。そして先ほど言いましたようなイベント、前夜祭をしたり、当日の物産展をしたりして、外部に宣伝をして流入人口を図ってるということで、単なるスポーツイベントというよりも、水俣の伝統スポーツとして、そういった人口流入に生かせるための組織運営の方法、あり方を考えていただきたいと、そして組織形態ですね。そうすると、もっともっと外にアピールできる、人口流入に役立つんじゃないかなという意味での質問だったわけです。


 そういうことで、質問は後に回しますが、2番目については、そういうことの質問を行いました。ですから、この辺もぜひ実行委員会形式に進めていただくようにお願いをしたいと思います。


 3番目の大会会場についてです。駐車場や見物に都合がいいというふうなことを言われましたけれども、長年の伝統の場所は、もっと大橋から上だったんですが、今はもうあそこが40年間、定着はしてきております。ただ、御存じのように、水俣川河口が浅くなってきている。水の流れが不規則な面もございます。それから、水の流れによっては天候に左右されやすいというふうなこともございます。そういうことでございます。


 第6次の水俣・芦北地域振興計画にもありますように、エコパーク水俣の完成を機に、港湾周辺の新たな構想に着手して始めたというふうに私は思ってるんですが、スポーツのメッカとして、スポーツ観光の拠点として誘致活動をする、パンフレットなんかもつくっていらっしゃるのは御存じのとおりです。それから、今度は船だまり場に例の桟橋ができます。あの辺、マリンスポーツの1つの場所になっていくんじゃないかなというふうに、非常に期待をしてるんですけれども、私も水俣港管理事務所にお伺いしましてお尋ねをしましたら、県としては何も問題はないんだと、あそこを使ってる事業者に許可を早目に、半年前なり早目に言ってお願いすれば、それはもう使えるんじゃないでしょうかというふうな話もございました。ですから、非常に考えによっては、いかしようによっては、あそこはいつでも利用できるというふうな気がしております。


 そこで、2点だけ質問しておきます。


 第1点目が、もう少しはっきりした方向性が見えた段階で、改めて県のほうには相談するというふうな答弁でしたので、具体的にはどういうふう方向性なのかが1つ。


 それから2点目に、今年度予算に水俣川河口臨海部振興構想事業というのが新たに入っておりました。そこで、この工事が大会に今後影響はないのか、影響があるとすればいつごろか。その2点だけ質問をします。


○議長(福田 斉君) 答弁を求めます。


 吉本教育長。


○教育長(吉本哲裕君) 先ほど申しました、県として特に問題はないが、水俣湾を利用している企業や団体等との協議が必要ではないかとのことですけれども、市としては、水俣湾での開催については、やはり参加チームや関係団体を含めて、市民の意向というのか意見を十分に聞く必要があると、そのように考えています。今後、参加チーム等を対象としたアンケート調査などにより、水俣湾での開催について前向きな意見を確認できれば、具体的な計画の検討とあわせて改めて県や港湾を利用している企業あるいは団体等に御相談をさせていただきたいと、そのように思っています。


 それから、今年度の予算で水俣川河口臨海部振興構想事業が計画されているということでございますけれども、現状では、その具体的な事業内容というのは、私のほうでは把握をいたしておりません。今後、水俣川河口での実施にどのような影響があるか調査した上で検討したいと考えています。


○議長(福田 斉君) 本山副市長。


○副市長(本山祐二君) 補足ではございませんけれども、水俣川河口臨海部振興構想事業の件でございます。


 まず、本年度の実施設計等を行えればということで計画しておりますので、正確なことは言えませんけれども、今予定している事業内容からすれば、でき上がっても今の競り舟大会のやり方というものには影響ないものと思っております。


○(岩阪雅文君) 以上です。


○議長(福田 斉君) 次に、自転車のまちづくりの具体的推進について答弁を求めます。


 緒方総務企画部長。


   (総務企画部長 緒方克治君登壇)


○総務企画部長(緒方克治君) 時間も押しております。また少し早口になりますけれども、御了承ください。


 次に、自転車のまちづくりの具体的推進について、順次お答えします。


 まず、平成21年3月議会の一般質問で市長が、自転車のまちづくりを推進するための組織を早急に立ち上げると答弁しているが、その後どうなったのかとの御質問にお答えします。


 推進組織につきましては、平成21年に環境モデル都市円卓会議の中に、自転車・公共交通部会が設けられました。メンバーは、副市長を初め関係各課、自治会長会、自転車商組合、商店会連合会、婦人会、水俣警察署、産交バスなどでした。この中で、自転車市民共同利用システムの推進や自転車専用道の設置、放置自転車対策などが話し合われております。


 次に、平成21年9月の円卓会議で示された課題と対策はどのように改善されたかとの御質問についてお答えします。


 円卓会議で示された課題と対策については、自転車貸出ステーションの駅前設置、自転車専用道の設置、自転車マナーの教育、ノーマイカーデーの推進などが挙げられておりました。これを受け、JR新水俣駅、肥薩おれんじ鉄道水俣駅、エムズシティの3カ所に自転車貸出ステーションを増設し、利用者の利便性向上に努めています。また、借りた自転車を別の自転車を別の自転車貸出ステーションへ返却できる相互利用も開始しております。


 自転車専用道につきましては、自転車専用道ではありませんが、陣内・長野町線の一部について、自転車が安心して走行できる道路を整備しております。現在は、昭和・白浜町線の一部について整備中であり、今後、順次整備していく予定であります。


 自転車マナーの向上やノーマイカーデーの普及促進などの啓発活動につきましては、これからも推進してまいります。


 次に、環境モデル都市としてのメリットを生かし、国の補助事業を活用し、関連部署と連携を図りながら、自転車が利用しやすい環境整備を図るとしているが、どう図られたのかとの御質問にお答えします。


 環境省、国土交通省等の補助金を活用し、自転車貸出ステーションの設置、レンタサイクルの購入、自転車が安心して走行できるような整備等を行っております。これからも各課で連携をとりながら、自転車を利用しやすい環境整備を行ってまいりたいと考えております。


 以上であります。


○議長(福田 斉君) 岩阪雅文議員。


○(岩阪雅文君) 時間がありませんが、途中ではしょるかもしれませんけれども、私、平成21年3月の定例議会で谷口眞次議員が質問して以来7年ぶりの質問なんですが、実は私が最初に質問したのは平成7年12月の定例議会で提案をいたしました。その当時、関東水俣同郷会というのがございまして、10月に設置したんですけれども、その席に薄原出身の古川直司さんという方が、日本自転車普及協会に関係があられるということでおいででございました。そのときに、水俣市のちょうど第3次水俣市総合計画の策定の段階で、自転車にふさわしいまちづくりと合致するんじゃないかということでの始まりがあったという、そういういきさつもございます。


 ですから、この政策はやっぱり水俣市民の思い入れのある1つの政策であるということも、私はぜひ知っていただきたいなという思いがあって、まず御紹介をしておきます。


 その当時の議事録を読んでいただければ、無償で30台ないし50台提供されて始まったという経緯がございます。それから既に20年たっているわけですけれども、二十何年たって、どうなのかなというふうに私的には思うわけですが、ぜひですね、この取り組みを充実させてやっていきたいと思っております。


 まず、市民組織なんですが、平成9年に市民組織として自転車のまちづくり委員会が組織されて、平成14年度末まで続いております。それまでは、自転車のまちづくりというのは非常に活発にあったように思います。ここに実は自転車のまちづくりに関する提言書というのがございまして、これを2年間かけてつくられたわけですけれども、これらの提言書が全然生かされていないという経緯、これは谷口眞次議員もそういうふうに当時一般質問で平成21年、述べていらっしゃいます。その後、じゃどういう動きがあったんだろうかというふうなことで、市民組織が解散をしましたので、こういうのをもとに、どう動くのかなという1つの流れとして、この組織をどうだ、できたんですかというので質問したつもりなんです。


 円卓会議の中の交通部会というのは、検討委員会ですが、交通部会の検討委員会ですけれども、これは検討する組織であって、実働部隊ではないと思うんですよね。本来の組織、市民づくり、自転車まちづくり推進するための委員会というのは、本当実働部隊としてのいろんなイベントをしたり、あるいはアンケートでもいいんでしょうけれども、サイクリング大会とか講演会とか、そういうのをやっていくのが、実働部隊としての私は市民組織だと思うんです。これらが、まだ結局立ち上がっていないというふうなことで、検討だけで進んでいるというふうに私は思っております。ですから、こういうのをやっぱり推進していくためにも、ぜひ市民組織に向けて動いていただきたいなという思いがございます。


 先進地の例を見ますと、いっぱいございます。インターネットを見たら30都市、紹介されてございます。それを一々調べるわけにいきませんが、一番身近なところで、新幹線の鹿児島中央駅の東口の正面に自転車ステーションがございます。そこに行ったら電動自転車が置いてございます。携帯電話をかざすと、すぐもう乗れるんです。そして市内中の案内の看板もあるし、さすがに自転車のまちづくりだなというふうな印象はあるんですが、水俣市の場合、各ステーションを見ても、どこが自転車のまちなのかというのは全然アピールされてないし、わからないんですね。


 私、自転車屋さんにも行ってみました、今回。回ってみました、何件か。だというのが、提言書が担当課にないもんですから、自転車屋さんに行って聞いて、やっとたどり着きました、この提言書まで。物すごい立派なものです。これは谷口眞次議員も言ってらっしゃるとおりです。これらが全然生かされてないというのは残念だなという思いがございます。


 そこで、先ほど鹿児島市の例を出しましたけど、鹿児島市の例をちょっとだけ紹介して、時間がございませんので終わりたいと思うんですが、電動自転車を買うのに購入価格の3分の1で上限2万円の補助、電動自転車についてですね。ここ3年間で年間600台出てますから、3年間で三六、十八、1,800台出たと、市民の方にですね、いうふうなことがございました。


 それで、担当課も交通政策と環境政策に分かれております。だから交通政策のほうは道路所有権、それから公共交通の対応、環境政策については市民への対応、そういった部分で手分けをしてちゃんと対応しております。そういうことからしますと、水俣市はどうなるのか、20年たってもどうなのかなということを私は言いたいわけです。それと、ぜひ、この市民の思い入れのある自転車政策についても、もう1回出直すような形でも結構ですので、取り組んでいただきたいなというふうに思っています。


 前後しますが、自転車屋さんも、もう二代目にかわりまして、若い方がいらっしゃいました、経営者の方には。そういう方が恐らく市民自転車のまちづくり委員会でもできれば、積極的に参加して動いていただけるだろうというふうに期待をしますけれども、ぜひそういった意味では、もう1回出直す形でも結構ですので、動いていただきたいというふうに思っています。


 それから、もうこれは前置きになってしまいますけれども、担当課がやっぱりかわるんですよね、二、三年ごとに担当している職員の方が。だから、こういう提言書も行方不明になってしまうんじゃないかなと思うんですけれども、そういう意味で、担当課には引き継ぎ等について的確にやっていただきたいし、政策としての位置づけというのがやっぱりぼんやりしてきますので、明確にしていただきたいと思います。


 手短にじゃ3点だけ、自転車のまちづくりステーション、自転車のまちづくりをアピールする市内外からの案内看板や設置等、観光に配慮した施策をもう1回取り入れていただきたい。


 それから、自転車の普及を図るためにも、購入者に対して補助制度を設けていただいたらどうなのか。


 最後にこれなんですが、もう最後の3番目でも結構です。今後、基本計画、実施計画等を再確認し、活動母体の結成や組織の見直し、各課との連携等を含め、政策全般に見直しが必要ではないのかと思いますが、その点だけでも結構ですので、お答をいただければと思います。質問します。


 以上です。


○議長(福田 斉君) 緒方総務企画部長。


○総務企画部長(緒方克治君) 3点ございました。まず第1点目、例えば案内板の設置とか、あるいは観光に配慮した施策の導入も必要なんだが、それはいかがかということでありまして、自転車のまちづくり、これにつきましては、第5次水俣市総合計画第2期基本計画の記載のとおり、環境モデルを目指す本市としても、非常に有効な手段だと考えております。


 御提案の自転車の利用促進と観光との連携というのは、このような考え方の延長にあるものであり、今後進めていく必要はあると考えております。案内板の設置等、これ関係者との協議も必要なものですので、まずはガイドブックに自転車の活用を盛り込む等、観光との連携も努めていきたい、このように考えております。


 2点目です。補助制度を設けるべきだと思うが、いかがかということだったと思うんですが、平成23年度から24年度にかけて補助制度を実施しておりました。内容としましては、幼児2人、同乗自転車、シニア向け同乗自転車について上限1万円の補助、電動アシスト自転車については上限2万円の補助を行うものでした。申請件数、平成23年度には5件、平成24年度には2件しかなくて、申請が少なかったため廃止されたんじゃないかなという、そういうような経緯があります。今後、自転車のまちづくりを進めていく上で、この補助制度も含めて何が効果的か、このようなものを調査し、その上で判断していきたいと、このように考えております。


 第3点目です。今まで、例えば提言書がちょっと見つからないというような、あるいは引き継ぎがうまくいってないという、そういう組織的な問題があったと思ってるんですけれども、この点につきましては、議員から御提案がありました観光等へ連携の発展も考えますと、今後、関係課の連携、これは密にしていく必要があるし、実際引き継ぎもちゃんとしていく必要があると思います。またその提言書も入手しまして、また再確認しながら、今後、よりよい自転車のまちづくりを進めていきたいと、このように考えております。


 以上であります。


○議長(福田 斉君) 以上で岩阪雅文議員の質問は終わりました。


 この際、昼食のため午後1時30分まで休憩します。


                               午後0時03分 休憩


                               ─────────


                               午後1時29分 開議


○議長(福田 斉君) 休憩前に引き続き会議を開きます。


 次に、桑原一知議員に許します。


   (桑原一知君登壇)


○(桑原一知君) 皆さん、こんにちは。


 新緑会の桑原一知です。


 あすは東日本大震災の発生から5年になります。家族を亡くされた方、いまだ仮設住宅で生活されている方など、被災に遭われた方には心よりお見舞い申し上げます。


 さて、議員になり10カ月が過ぎました。今まで何を考え活動できたのか、自問自答するばかりですが、私の基本姿勢である市民の声を市政へを忘れることなく、前を向き、水俣市発展のため、また一般質問最終日のとりでもございます。ほかの議員さんの質問と重なる部分もありますが、より中味の濃い答弁を期待し、質問に移ります。


 大項目1、平成28年度施政方針及び当初予算について。


 今後の水俣市が進むべき方向性と西田市長が目指しておられる、輝く水俣づくりに必要とされる事業を行うため、限られた財源で展開されていくことだと認識しております。そして、この土台に市政運営の基本方針を4つ挙げられています。水俣を支える産業づくり、安定した雇用の確保、水俣で夢をかなえる人材を育てる、呼び込む。水俣で結婚・出産・子育ての希望をかなえる。誇れるふるさと・みなまたをつくる。この水俣市まち・ひと・しごと創生総合戦略の策定に伴い、平成27年度から31年度までの5年間で計画を前に進ませるために、PDCAサイクルは非常に重要で、西田市長も重要視されていると思います。


 そこで、平成27年度にも実施されている事業や、今後水俣市の方向性も含め以下4点お聞きします。


 ?、移住定住促進事業はどのように取り組むのか、また27年度の評価と改善点は何か。


 ?、新事業創出・事業化支援事業はどのように取り組むのか、また27年度の評価と改善点は何か。


 ?、子育て支援対策はどのように取り組むのか。


 ?、商店街の活性化対策はどのように取り組むのか。


 続いて大項目2、鳥獣被害対策について。


 鳥獣被害は全国では近年200億円前後で推移しています。水俣市では特にイノシシや鹿の被害が多く聞かれ、全国でも農作物被害額の半数以上はイノシシ・鹿です。被害の深刻化の原因は、生息域の拡大や狩猟者の減少・高齢化が1つの要因だとも言われております。対策が急がれる現状だと考え、以下3点お聞きします。


 ?、直近の農作物に対する被害状況はどのようになっているか。


 ?、今後の予防・捕獲対策の計画はどのようになっているか。


 ?、近隣市町村との協力も必要と考えるが、現状はどのようになっているか。


 大項目3、消防団と防災対策について。


 昨年の台風15号災害や、ことし1月24日からの大雪災害など、水俣市でも被害が相次ぎました。市民への確実な防災情報の伝達の構築や、地域に密着した消防団の確保、処遇改善も重要と考え、以下4点お聞きします。


 ?、消防団の現状はどのようになっているか。


 ?、消防団の報酬・費用弁償はどのようになっているか。


 ?、防災行政無線整備事業の進捗状況はどのようになっているか。


 ?、1月24日からの積雪・寒波による被害状況、また初動対応はどうだったか。


 以上、本檀からの質問を終わります。


○議長(福田 斉君) 答弁を求めます。


 西田市長。


   (市長 西田弘志君登壇)


○市長(西田弘志君) 桑原議員の御質問に順次お答えをいたします。


 まず、平成28年度施政方針及び当初予算については私から、鳥獣被害対策については産業建設部長から、消防団と防災対策については総務企画部長からそれぞれお答えをいたします。


 初めに、平成28年度施政方針及び当初予算について、順次お答えをいたします。


 まず、移住定住促進事業はどのように取り組むのか、また、平成27年度の評価と改善点は何かとの御質問にお答えをいたします。


 移住定住促進については、第5次水俣市総合計画の第2期基本計画から新たに重点事業として取り組んでおり、地域の特性や資源を生かして、本市に住み続けたい、住んでみたい、住んでよかったとと言われる住みよいまちづくりを目指して定住化を推進していきます。その受け入れ体制づくりとして、今年度、市内全域において空き家の実態調査を実施しており、その中から利活用が可能な空き家の所有者へ意見、要望を伺い、意思を確認した上で空き家バンクへの登録を行い、移住希望者等へ紹介していきたいと考えております。


 また、昨年度、県内の不動産団体、商工会、農業団体、自治体、地域団体などで構成されたくまもと移住定住促進戦略推進協議会が立ち上げられ、そこに本市も加わり、移住定住に係る戦略の推進、情報の共有化や発信、受け入れ体制の整備、施策の連携など、県内の団体と協力して取り組んでおります。その施策の一環として、今年度は、東京都のふるさと回帰支援センターで行われた移住相談会へも参加をいたしました。これからもこういう機会をふやし、本市の暮らしよさのアピール、情報発信、相談対応など、水俣への移住促進へつなげてまいりたいと思います。


 そのほか、先日、若者の定住を図るため、水俣高校において、市内事業者によるお仕事説明会を開催をいたしました。地元企業への就職の促進を図っており、今後も引き続き実施していきたいと考えております。


 それから、先日の塩?達朗議員の御質問で答弁いたしましたとおり、来年度から地域おこし協力隊を導入し、地域の担い手となる人材の確保や、新たな視点からの地域活動の取り組みに従事してもらい、定住・定着を図っていきたいと考えており、3名の隊員の採用を予定しております。


 今年度は、地域おこし協力隊制度を導入したい地域を自治会等へ募集し、その応募があった中から久木野地域を選定いたしました。そして、地域の受け入れ体制を整えるため、また地域課題の抽出やアドバイザー役を担ってもらうため、集落支援員を設置いたしました。導入後は、活動しやすいよう地域の相談役としてサポート、フォローを行ってただきます。


 現在、久木野地域において活動していただく地域おこし協力隊を1名募集中であります。地域資源を活用した観光・イベント等の企画運営、商品開発、地域福祉などさまざまな地域振興につながる活動を行っていく予定です。地域おこし協力隊には、地元住民が気づかない豊かな自然環境や魅力的な資源をうまく活用し、地域力の維持・向上、活性化を図っていただき、さらには地域への定住・定着も図ってまいりたいと考えております。


 次に、新事業創出・事業化支援事業はどのように取り組むのか、また、平成27年度の評価と改善点は何かとの御質問にお答えをいたします。


 この事業は、株式会社みなまた環境テクノセンターが、テクノセンターの指定管理業務とは別に行う事業で、新しい事業に取り組む市民等を対象とした創業・起業支援及び事業化コーディネート業務を実施するために必要な経費を補助するものであります。水俣商工会議所や市内金融機関等では難しい、事業化に向けた技術的な課題解決という視点から、関係機関とも連携して支援に取り組んでおります。


 平成27年度の実績として、4件の事業化の可能性がある案件を発掘したことは評価に値すると考えております。一方で、改善点といたしましては、現在のところ具体的な事業化に結びついていない点があります。発掘した案件の事業化には、関係者との合意形成や、実際の事業として動かす仕組みを構築することなど、単年度ではクリアできなかった課題が山積していますので、今後はそれらの課題を一つずつ解決する取り組みが必要であると考えます。そのことを踏まえ、平成28年度は、まずは各案件における関係者の合意形成や、実施に向けた体制及び支援体制の構築を行うことを中心に取り組んでいきたいと考えております。


 次に、子育て支援対策はどのように取り組むのかとの御質問にお答えをいたします。


 少子化が進む現在、子育てに関する環境整備は大変重要であると考えています。本市では、平成27年3月に策定しました水俣市子ども子育て支援事業計画止において、誰もが安心して生み育てられるまちみなまたを基本理念とし、本計画に基づいて子育て支援や環境づくりに取り組んでいるところあります。


 主な子育て支援対策といたしましては、保護者の費用負担軽減策として、保育所の保育料を国基準より低く設定するとともに、多子世帯、ひとり親家庭、在宅障害者のいる世帯についても軽減を行うなどの対策を行っているところであります。また、直接的な費用負担軽減以外に、就学前の児童を一時的に預かる一時保育、休日に預かる休日保育、保育時間を超えて預かる延長保育も実施しているところであります。


 このほか、妊婦健診料金の助成、未熟児等に対する適正な医療の給付、中学校3年生までの子どもを持つ保護者への子ども医療費助成事業、各種法定予防接種の無料化、さらに赤ちゃんの全戸訪問を実施し、育児相談に応じております。これらの事業以外にも、保護者の病気や冠婚葬祭等の理由で児童の養育が一時的に困難となった場合、短期間預けることができる子育て短期支援事業、相互援助活動により子どもを預かるファミリー・サポート・センター事業、放課後、保護者が仕事などで家庭にいない小学生に、適切な遊びや生活の場を提供する学童クラブなどの事業も継続して実施しているところであります。


 水俣市こどもセンターにおきましては、保護者同士の交流の場、育児等の相談及び情報提供を行う地域子育て支援拠点事業や、地域における健全な遊びの場として児童館事業を実施しており、多くの子どもたちが利用しているところであります。


 これらの事業のほか、平成28年度は、既設保育所及び幼稚園のうち2園が認定こども園として移行を予定しているほか、水二小ふれあい学童クラブの拡張工事や、新規事業として、保護者が就労している場合等に病気の児童を一時的に保育する病児保育事業、子育てにかかる経済的な支援を図るため、新生児に対し3万円を支給する子ども・子育て支援金及び出産、誕生を祝う出産祝い品として木製玩具を支給する事業の実施を予定しているところであります。


 子育て支援についての主な取り組みは以上のとおりですが、事業の実施に当たり、市関係各課及び関係機関と連携を図りながら推進していきたいと考えております。


 次に、商店街の活性化対策はどのように取り組むのかとの御質問についてお答えをいたします。


 商店街の活性化につきましては、これまでも水俣商工会議所及び水俣市商店会連合会代表者と定期的に会議を開催し、にぎわい創出のための取り組みや振興策について意見交換を行っており、今後も引き続き、商店街活動への直接的な支援や水俣商工会議所を通した事業費の支援を実施していきたいと考えております。具体的には、水俣商工会議所が実施する経営改善に関する事業や、毎年開催されております春まつり等のイベントへの補助に加え、空き店舗の活用に対する家賃補助を実施しており、家賃補助を行った32店舗の事業継続率については約70%となっており、本市の商店街の活性化に寄与しております。


 さらに、本市においては、スウィーツやちゃんぽん、商店主によるまちゼミ等の商店街の枠を越えた店舗・業種で構成された団体が実施する主体的な取り組みは、地域の経済活性化に大きく貢献されており、今後もそれらの団体への支援策を講じてまいります。また、商店街を含む商業の活性化については、平成26年度は市で1億1,000万円分、平成27年度は、国の交付金を活用し、水俣商工会議所において1億8,000万円分のプレミアム付商品券を発行いたしました。いずれも99.8%を超える換金率を達成しており、地元購買率の向上並びに地域内消費の喚起に寄与するとともに、各店舗の顧客確保に貢献したものと考えております。しかしながら、商店街の活性化を考えた場合、売り上げの向上だけでは、指標として不十分ではないかと、私が商店主であった経験から考えております。


 商店街の役割は、利用者にとって、まずは買い物ができる場所ということになりますが、より安くという価格競争が生じた場合、どうしても郊外型の大型店や通信販売に勝てない部分がございます。時代とともに、商店街の担う役割は変わってきており、商店街の人的資源や、場所・空間を活用した取り組みにより、地域の人たちが行き交うような場所となることで、そのにぎわい、活気が地域全体に影響を与えるものと考えております。


 引き続き、商工会議所や各商店会等の関係機関と連携し、知恵を出し合いながら、商店街を利用される方々や地域のニーズに応じた魅力ある商店街づくりを図ってまいります。


○議長(福田 斉君) 休憩します。


                               午後1時49分 休憩


                               ─────────


                               午後1時49分 開議


○議長(福田 斉君) 休憩前に引き続き会議を開きます。


 桑原一知議員。


○(桑原一知君) 2回目の質問に入ります。


 予算説明書で一つ一つ、どのような事業か、財源は何か、前年度と比較してどうか、また将来展望はなど、私もいろいろ考えながら予算説明書を見せていただきました。やはり事業を実行されたら評価をし、問題点や反省点を突き詰め、改善し、次に生かすというPDCAサイクルは非常に大切だと思っています。そのようなことを実感しながら、次の事業が気になりました。


 まず、移住定住促進事業ですが、本市人口も1955年の4万9,531人を境に、減少に歯どめがきかない状況です。2030年には2万人を下回るという試算も出ています。昨年度は、くまもと移住定住促進戦略推進協議会の加入、もしくは水俣高校でのお仕事説明会など開催されておりますけれども、今後もさまざま対策を積極的に仕掛ける必要があるのではないかと思います。


 その中でも空き家バンクと地域おこし協力隊は、一般質問でも何人かの方が取り上げられており、皆さんも気になる事業であるとともに期待するところでもあります。地域おこし協力隊については、今までの答弁でもありましたが、久木野地区の1名募集中ということでありました。予算書の中には3名の予算が上げられて、1名募集中ということで、残りの2名の募集もこれも早く募集をかけられると思いますけれども、ぜひスピード感を持って、久木野地区が成功のモデル地区になるようにお願いしたいと思います。


 そこで、1点目の質問なんですけれども、現在、空き家バンクの実態調査を実施されていると思いますが、現在の進捗状況と調査完了のめど、そして調査した結果をどのように生かしていくのかをお尋ねします。


 次に、新事業創出・事業化支援事業ですけれども、平成27年度の実績を見てみますと、答弁のとおり具体的な事業実績はまだないとのことでした。新たに起業するということは難しく、長い目で見ていく事業ではありますけれども、市の事業として予算をつけている以上、何らかの結果を出す必要があると考え、質問します。


 答弁では、関係機関とも連携して支援に取り組んでいるとのことでしたが、どのような機関と連携されているのか。また、4件の案件が事業化の可能性があると答弁されましたけれども、どのような分野の産業かお尋ねします。


 次に、子育て支援ですが、少子化が進む中、子育てに関する取り組みは、私も重要と考えています。予算説明書では子育て支援に関連するさまざまな事業があり、水俣市が子育て支援を重点課題として捉えられているのがよくわかります。その中で、新生児に対し3万円を支給し、出産祝い品として木製玩具の支給を予定されている新規事業について1点質問します。


 木製玩具を支給するウッドスタート事業、これの趣旨は何か。また、どのような玩具を予定しているのかお尋ねします。


 次に、商店街の活性化対策ですが、人口減少や市外の店舗に顧客が流れているという現状はもう皆さんもよく御存じだと思います。認識もされていると思います。商店街では生き残りをかけて、市の活性化を図るために商店街の人、皆さん、頑張っておられます。そこで、水俣市の商店街に活気をもたらすためにも、また今後も支援をされていくということでしたが、ちょっと評価と改善という観点から、平成27年度に初恋通り商店会ブロンズ像設置を実施されてます。


 そこで、昨年度の予算書の中に、期待、効果として、集客力のアップで各お店の売り上げ増加が期待ができるというふうに書いてありましたが、実績はどうだったのか、以上4点お尋ねします。


○議長(福田 斉君) 西田市長。


○市長(西田弘志君) 私から答える部分と、4件の内容につきましては担当部長から答弁を差し上げます。


 まず空き家については、昨年12月から現地調査に入っておりまして、一通り調査を終えて、今データを整理しているところでございます。調査は今年度いっぱいまでということでございます。それとこの利用については、成果品として、この調査結果をデータベース化をしたいというふうに思っております。空き家台帳、地図上に空き家の位置情報を示した空き家等地理情報システム、そういったものも活用したいというふうに思っているところでございます。


 最終的にこの空き家バンクも、うちだけでやるのではなく、民間の業者さんもいらっしゃるので、そういったところとも連携をとりながらやっていきたいというふうに思っております。


 ウッドスタート事業の趣旨でございますけど、基本的には子育ての支援でございますが、木製の玩具を選んだということは、水俣市自体が全体が70から75%ぐらい山に囲まれている。そういったものを考えますと、やはり小さいときから木に触れ合うということは、非常に大事だというふうに思っております。それと、木のよさというのは、プラスチックとか金属のものは熱伝導率が高いため、子どもがさわったときに体温を取られるんですね。木の場合はそういったものが、多分さわるとわかると思うんですが、温かみを感じるわけでございます。それを考えますと、やはり子どもにはいい影響を与える、普通のおもちゃをさわるより、やっぱり木のおもちゃのほうが、長時間さわったときに乳幼児、まず小さい子には非常にいいというふうに考えております。


 そして、積み木なんかも、いろいろさわることによりまして、組み立てたり崩したりということで集中力もアップする、そういった思いがございます。それと、簡単なおもちゃなので、親と、お母さん、まあお父さんでもいいでしょうけど、一緒になってさわることができますので、コミュニケーション、そういったものもとれるんじゃないかなというふうに思っています。それと金属のおもちゃは、ガチャッとか光ったり、そういったものは非常に子ども、乳幼児、敏感です。光だったり音だったり、それを考えますと、木にはそういった音もやわらかいものがありますし、感覚が敏感な子どもには、非常にやっぱりすぐれたものだというふうに思っております。


 それともう一つ、今回、ウッドスタート事業の1つで、木育キャラバンを水俣市情報センターでやったんです。約2,000人ぐらい、お子様を連れた方がいらっしゃいました。保育園にも声をかけておりまして、関心も高かったですし、やはり木のおもちゃには非常に関心があるお母様たちが多いんだなって、こういうふうにまた思ったところでございました。


 ブロンズ像につきましては、現在、今、数字は押さえておりません。しかし、商店街については、私も30年ぐらいずっといろんなかかわりをしております。ずっと右肩下がりで来てるのは、議員も商店街には行かれると思いますけど、感じられ、まあそれは述べていただけると思いますけど、思われると思います。そんな中で、何か起爆剤というのはやっぱり必要だと思っております。ブロンズ像、これは商店街のほうから、そういったまちづくりの一環としてということで、宝くじの助成等を使ってやったんですけれども、その前に歌碑をつくったときにも、村下孝蔵さんのファンの方、それを聞いてネットで見て来たという方が、やはり商店街には来られてます。今度ブロンズ像をつくったことによって、またそういった効果も出るんじゃないかなというふうに期待もしております。実際、来られてるという話も私も聞いております。ぜひ、商店街にも足を運んでいただいて、そういった情報も取っていただければというふうに思います。


 あと4件の分につきましては、担当部長のほうから。


○議長(福田 斉君) 緒方産業建設部長。


○産業建設部長(緒方康洋君) 4件の事業化の件でございますけれども、これにつきましては、詳細については、ここでは申し上げられないということは御理解いただきたいと思います。その概要につきましては、農産物につきまして、農産物そのものを販売するということ、それと加工をして今後やっていくという、そういったものが3件ございます。それともう1件は、再生可能エネルギーとして、現在、寒川地区で小水力発電やっておりますけれども、ここら辺をちょっと広げた形でできないかということで、4件が今上がってるところでございます。


 それと関係機関等々ということでございますけれども、それにつきましては、当然専門家さんが必要になってきますので、そこら辺から知恵をいただきながらやっていくということになろうかと思います。


 以上でございます。


○議長(福田 斉君) 西田市長。


○市長(西田弘志君) 答弁漏れで、デザインについて御質問があったというふうに思ってます。


 現在はまだ決まっておりません。今後、やはり木のぬくもりや心地よさを感じられる、親子で楽しめるような、安全性にも配慮したおもちゃにしたいというふうに考えているところでございます。


○議長(福田 斉君) 桑原一知議員。


○(桑原一知君) 3回目の質問に入ります。


 まず、空き家バンクですけれども、今、データベースを構築中ということでした。今年度、地理上のというと、多分、マップでどこに空き家があるかという情報が出てくるのだと思うんですけれども、早急に、今年度中と言われてますが、できるだけ早く、そのデータベースを構築して、また情報発信も行っていただくと。やっぱり所有者と入居者希望のマッチングというのも一番重要だと思いますので、そういうアドバイスなども行いながら、移住・定住に至るまで総合的なコーディネートをぜひお願いしたいと思います。


 次に、新事業創出・事業化支援事業ですけれども、話を聞く限りでは、非常に厳しい現状ということで、やはり何か漠然と時間だけが過ぎてるような感じがしてます。前年度の評価が出ているのであれば、改善することも必要だと感じていますし、先ほど農産物の販売・加工と再生可能エネルギーというような形で4件出ているのであれば、その案件、多い少ないとは別ですけれども、6次産業関係で案件が多いのであれば、分野を絞って、それに特化して事業計画を進めることというのを提案したいと思うんですが、考えをお尋ねします。それが1点目の質問です。


 次に、ウッドスタート事業ですけれども、今までの答弁でもありましたが、木製のおもちゃという特化したものだけでなく、市内の各店舗で交換できるおもちゃ券だったり紙おむつ券、粉ミルク券など、昨日からの答弁でもいろんな意見が出てたと思います。


 そんな中に、私も予算書をずっと見てて、水俣市には、ぐるりんぱブックスタート事業があると思います。これは4カ月検診児の全対象者に絵本を贈呈し、小学校入学前にもう1回絵本を贈呈されるというふうに書いてあります。水俣市も日本一の読書のまちづくりを推進されていますので、きのうの答弁、きょうでもありましたけれども、木のぬくもりで感性豊かにということでしたが、さっき市長も言われたように、水俣市の75%は森林原野であって、ふだんから自然のぬくもりというのは触れてるように私も感じてます。もっと大切なものというのが、やはり親子のぬくもりではないかなと私は思います。


 そういう点から考えると、ウッドスタート事業の必要性というよりも、ぐるりんぱブックスタート事業の拡充のほうが、私は子育て支援には重要だと感じていますが、どのようにお考えになりますかというのが2点目です。


 最後に、西田市長が重要視されているPDCAサイクルが、まだ機能してないように思います。私たち議員は、事業を確認し予算を承認したからには、市民の皆さんに説明する義務があり、また責任があります。今年度の予算審議のためには、昨年度の事業評価というものも必要で、その上で計画や改善点を審議するということも大切だと思ってます。水俣市にとって有益な事業なのか、将来展望があるのか、市民にとって最良な事業で幸福度がアップするのかなど、そうでない事業は断念することや予算を減額することも必要ですし、逆に最良な事業に対しては予算を増額したり、あるいは斬新な事業に対してはやるという決断することも重要だと思います。このPDCAサイクルがうまく機能していないので、木質バイオマス発電などの問題が出てくるのではないかと私は思います。


 先ほどのウッドスタート事業の木のおもちゃ、どういったおもちゃかというふうにお尋ねしたときに、予算は5,940円でついてるんですけれども、実際、民間から考えると、こういう計画でこういうおもちゃをつくって、子どもたちに上げたいというのがあれば、計画時点でこういったおもちゃというのがわかると思う、出てくると思うんですよ。けど、事業の前に予算だけついてるというのも、私もちょっと不思議な感じがします。


 ですから、どういったものをつくりたいというので金額が出てくるのではなくて、予算ありきの事業のような気がしてなりません。


 最後の質問ですけれども、事業の評価改善や進捗状況というのは、予算編成前にチェックすることも重要と思いますが、西田市長の考えを聞いて質問を終わりたいと思います。


○議長(福田 斉君) 緒方産業建設部長。


○産業建設部長(緒方康洋君) 事業化について、一定の特化したものにすることによって、早く事業化ができるのではないかというような御提案だったと思います。それにつきましては、まさにそういう意見もあろうかと思います。ただ、事業を創出して事業化するというのは、これはなかなか短期間では難しいというのも御理解いただきたいと思います。なるべくなら成功させたいと思っております。


 それと複数ある場合には、やはりそういった事業を起こしたいという皆さんの意向がありますので、我々水俣市としては、それについては全部といいますか、ある程度の可能性があるものにつきましては、支援をしていきたいというふうに考えておりますので、平成28年度には何らかの結果が出るんではないかと私も期待をしておりますので、そういう形で御理解をいただきたいと思います。


 以上でございます。


○議長(福田 斉君) 西田市長。


○市長(西田弘志君) ぐるりんぱブックスタートにつきましては、こういった本を非常に推進される議員もいらっしゃいます。今回違う形で、手で遊ぶ、手で感じるというものをプレゼントしたいということでございます。本の場合は、私もずっと読み聞かせ行ってますけれども、本を子どもに読んでやるというのは、非常に重要だというふうに思っております。


 それと別に小さい乳幼児、口に入れても安心な、そういった木製のものを一緒に親子で遊ぶ、手でさわって、小さいときから本物を感じるというのは、やっぱり必要だというふうな思いで、今回こういった予算を計上してるところでございます。


 それと予算前について、進捗自体は無理かもしれませんけれども、ある程度形になってから予算というのがいいと思うんです。何分予算をやりながら、予算がついてからきちっと、どういったものにするというのに担当課は、おぼろげには多分持ってるとは思うんですけれども、それを予算前に、じゃこういったものをと言ってできなかったら、また結局は批判につながりますので、何の事業でもやはりおぼろげに持ちながら予算を立てて、この議会で通ってから、きちっと進めていくというふうな思いでございます。


○議長(福田 斉君) 次に、鳥獣被害対策について答弁を求めます。


 緒方産業建設部長。


   (産業建設部長 緒方康洋君登壇)


○産業建設部長(緒方康洋君) 次に、鳥獣被害対策について順次お答えします。


 まず、直近の農作物に対する被害状況はどのようになっているかとの御質問にお答えします。


 本市の状況を見ますと、特にイノシシ、鹿による被害が大きく、主に水稲・森林が被害を受けております。過去3年間の農作物等に対する被害状況は、イノシシによる被害額が平成24年度41万9,000円、平成25年度39万5,000円、平成26年度37万5,000円となっておりますが、鹿による被害額は把握できておりません。


 次に、今後の予防・捕獲対策の計画はどのようになっているかとの御質問にお答えします。


 このことについては、さきの?岡朱美議員の御質問でお答えしましたとおり、平成26年度に策定しております水俣市鳥獣被害防止計画の中で、イノシシ、鹿などの有害鳥獣の捕獲や狩猟、電気柵等の防護柵設置及び耕作放棄地の解消や発生抑制対策等の実施を定めております。また、猟友会、農業委員会、警察署、JA、市で構成する水俣市有害鳥獣被害防止対策協議会を中心として計画を推進していくこととしております。


 なお、本年度は、桜野及び中小場地区において県補助事業を活用した鳥獣害対策に取り組んでおります。これは県内の美里町、山江村で有害鳥獣から守れる集落を実践し、効果があった事業であります。具体的には、まず、住民が集まって地域の課題について話し合います。そこではどの畑がどの程度被害を受けているとか、イノシシなどの有害鳥獣はいつごろ、どのあたりから出てくるのかなど、いろいろな話が出てきます。それを地域のマップに落とし込んでいき、地域住民全員で情報を共有していきます。


 次に、県が招聘した専門家を交えて地域のマップを再確認し、現地を調査していきます。そこでは専門家によるイノシシ、鹿などが入りやすい場所等を、どのように改善したら鳥獣害防止ができるかなどの、さまざまなアドバイスがなされます。また、専門家から住民みずから、金がかからず効果的に防止できる鳥獣害対策の講習を受け、その後、住民みずからの手で必要な資材等を購入し、防護柵等を設置していきます。最後に、再度、専門家を交えて現地を確認し、今後の対策について検討するという事業であります。


 本モデル事業が終了した後、事業効果を検証しながら、効果が高ければ、次の水俣市鳥獣被害防止計画に反映していきたいと考えております。


○議長(福田 斉君) 桑原一知議員。


○(桑原一知君) 2回目の質問に入ります。


 イノシシや鹿の被害は非常に深刻な状況になっていると思います。特に私も東部地区にいるので、よくそういう話を耳にします。営農意欲の減退の要因の1つになるんじゃないかなと私も思うところなんですけど、輪をかけて耕作放棄地の増加というふうな形で、悪循環でなるような気がします。また、今後、近隣市町村とも情報の共有というのも大事になってくると考えています。


 さて、鳥獣被害防止特措法に伴って、本市でも水俣市鳥獣被害防止計画の中で、水俣市有害鳥獣被害防止対策協議会というのを中心に、計画を実施されているということでした。地元猟友会も実施隊として、捕獲活動や防護柵の設置に係る費用の一部を市が単独で助成するなど、捕獲に関していろいろ計画をされてます。イノシシや鹿の被害というのは、人的な要素も発端にあるというふうに言われています。私もこれ初めて知ったんですけれども、田畑の残菜や耕作放棄地がふえたため隠れ場所がふえたと、そういった中で、今被害が広がってるんじゃないかなというふうにも言われてました。担当課の方々は、研修参加とか専門家のアドバイスで、今新たな方法を検証中ということで、今後期待するところでもあります。


 今までの答弁でも、きのうもありましたけれども、ジビエとかそういうのもありましたが、私はその前に、一番大事な問題というのが、この組織強化と継続ではないかと思います。結局捕まえてもらわないとどうにもまずならないので、まずは組織の強化というふうに考えたときに、今は猟友会の方が高齢化して、後継者が足りないという深刻な状況でありますけれども、人材確保のために今後どのような対策を考えておられるか、これを1つ質問します。


 次に、猟友会の方々はほかの仕事もされている方が多くて、農業をされている方、またサラリーマンとか、いろんな方がいらっしゃいます。その仕事の合間を調整されて捕獲に当たられるわけですけれども、大変御苦労をされていると思います。これも継続していくには、さまざまな経費等もかかると考えまして、質問なんですけれども、猟友会の捕獲奨励金等はどのようになっているか、2点質問します。


○議長(福田 斉君) 答弁を求めますけれども、一答弁抜けてるのがあるんですか。


 一次質問で?に対しての答弁が抜けてるということでございましたので、答弁を求めます。


 緒方産業建設部長。


   (産業建設部長 緒方康洋君登壇)


○産業建設部長(緒方康洋君) 済みません、?の答弁が私抜けて降壇しましたので、申しわけありませんけれども、再答弁をさせていただきます。


 次に、近隣市町村との協力も必要と考えるが、現状はどのようになっているかとの御質問にお答えします。


 一般の狩猟の場合は、熊本県が許可を出しており、11月から3月までの狩猟期間は、県内全域で狩猟ができることになっております。また、狩猟期間以外においては、生産者等の農作物被害の報告を受け、有害鳥獣駆除依頼書の提出があった場合に、各自治体の長が鳥獣被害対策実施隊に鳥獣捕獲許可証及び従事者証を交付し、実施隊である猟友会が銃またはわななどを使用した捕獲活動を実施しております。この実施隊は、国の法律に基づき、市町村が定める鳥獣被害防止計画の対象となっている鳥獣の捕獲を同一市町村内で行うため、他の市町村での捕獲活動は、原則できないこととなっています。


 このような駆除体制となっていることから、本市の近隣市町は芦北町・津奈木町・出水市・伊佐市でありますが、隣接した区域で出没した鹿、イノシシの被害発生等の情報交換等は行っていませんが、津奈木町、芦北町とは、捕獲頭数、駆除方法等の情報交換を行っているところであります。


 以上でございます。


○議長(福田 斉君) 一質問に対する漏れは以上でございますが、よろしいでしょうか。


 はい、引き続き、二次質問の答弁を求めます。


 緒方産業建設部長。


○産業建設部長(緒方康洋君) 済みません。2回目の御質問にお答えします。


 実施隊の人員確保対策についての御質問であったと思います。


 後継者不足につきましては、本市に限らず、ほかの自治体でも大変苦労されているというふうにお聞きをしております。特に若い方は、議員おっしゃいましたが、兼業等であるということで、相当抵抗感を感じてるということでございます。


 人材確保対策としましては、現在、銃、わなの免許を取得するための費用やハンター保険料を補助し、狩猟税の免税や出動、捕獲等に対して補助金を交付しているというところでございます。こういった今、市のほうで助成をしておりますけれども、今後も後継者確保のため、今後、猟友会等と協議を重ねていきたいというふうに思っております。


 それと2点目でございますけれども、実施隊にどのような報償金を支給しているかということでございます。水俣市から緊急出動命令を受けた水俣市猟友会が現地へ出動した場合に、報酬として1人1日当たり5,000円が支給されます。なお、この出動時にイノシシを捕獲した場合は、報酬ではなく、緊急捕獲対策補助金として成獣に対して1万円、幼獣に対しては5,000円を支給しているところです。また、鹿につきましては、特定鳥獣適正管理補助金として1万円を支給しております。それから、実施隊が数十人のグループをつくって捕獲するという場合もあります。こういった場合につきましても、同様の出動報償金、捕獲補助金も支給しているというところでございます。


○議長(福田 斉君) 桑原一知議員。


○(桑原一知君) 済みません、追加で答弁いただきまして、ありがとうございます。


 3回目の質問になります。魅力ある農林業、また競争力のある農林業をつくるためにも、鳥獣被害の減少は非常に重要だと思いますので、今後も有効な対策、また新たな捕獲の方法を今検討中ということで、それを期待したいと思います。


 最後に1点質問なんですけれども、本年度、桜野地区と中木場地区において県補助事業を活用し、有害鳥獣から守れる集落事業ですかね、これに取り組まれておりますが、今後、ほかの地区においても実施する考えはないか、お尋ねをして質問を終わります。


○議長(福田 斉君) 緒方産業建設部長。


○産業建設部長(緒方康洋君) 現在、今年度で県事業による獣害対策の来年度の取り組みについての御質問でございます。


 来年度も次年度と同様なことをするという要望を数件受けております。したがいまして、県のほうには事業の要望を行っているところでございます。県のほうからは、来年も継続して事業を進めていきたいというような回答を得てるところでございます。


 以上です。


○議長(福田 斉君) 次に、消防団と防災対策について答弁を求めます。


 緒方総務企画部長。


   (総務企画部長 緒方克治君登壇)


○総務企画部長(緒方克治君) 次に、消防団と防災対策について順次お答えします。


 まず、消防団の現状はどのようになっているかとの御質問にお答えします。


 消防団は、条例定数530名に対して現在476名が在籍しております。平均年齢は39.2歳、勤続年数は5年未満が110名、5年以上10年未満が89名、10年以上20年未満が172名、20年以上30年未満が96名、30年以上が9名となっております。また、団員数の推移につきましては、平成25年度は491名、平成26年度は478名であります。


 次に、消防団の報酬・費用弁償はどのようになっているかとの御質問にお答えします。


 消防団員の報酬につきましては、階級に応じて、年額2万円から8万7,000円を支給しております。また、5年以上勤続された消防団員が退職された際には、勤務年数及び階級に応じて退職報償金を支給しております。


 費用弁償につきましては、消防団員が水・火災、訓練等の職務に従事する場合において費用を支給しており、火災の場合は1回の出動につき1,500円、訓練や広報活動等につきましては1回の出動につき1,000円を支給しております。


 次に、防災行政無線整備事業の進捗状況はどのようになっているかとの御質問にお答えします。


 防災行政無線整備事業につきまして、昨年11月5日に日本無線・九電工・飯塚電機工業特定建設工事共同企業体と工事請負契約を行い、整備を進めているところであります。現在は、現場の立会調査や施工図の作成、機器の製作等を行っております。本格的な工事は本年4月以降に実施する予定で、市役所教育委員会庁舎無線室の改修、中尾山中継局及び屋外拡声子局の整備、また本庁舎3階の熊本県防災情報ネットワークシステムや県防災行政無線などの移設・増設などを順次行っていく予定であります。市内全世帯に配備を進めています戸別受信機につきましても、本年9月ごろから順次配備を進めていく予定であります。


 次に、1月24日からの積雪・寒波による被害状況、また初動対応はどうだったかとの御質問にお答えします


 まず、積雪等による被害状況は、公共施設を含む市内の各所で水道管凍結による破裂等の被害が発生しております。また、農業関係ではビニールハウス、畜産牛舎等の倒壊が発生しており、かんきつ関係などの被害報告も上がっております。スリップ等による車両の事故も8件発生しておりますが、人的な被害はありませんでした。


 次に、1月24日の初動対応についてですが、まず、積雪・寒波については、事前に情報を入手しておりましたので、2日前の22日に市内各所の市道計384カ所に401袋の融雪剤、凍結防止剤の配備を行ったほか、介護関係の事業所に対して、大雪になることや配慮が必要な方などへの対応について連絡を行っております。また、各地域の自主防災組織代表者へ大雪に関する情報、その対策等について電話で依頼しております。翌23日午前9時に、防災行政無線による放送や熊本県防災情報メールサービスを利用して大雪に関する注意喚起を行っております。


 同日、すなわち23日なんですが、23日の午後11時50分に大雪警報が発表されたため、24日午前0時15分に、総務班5名、調査対策班4名による待機を開始し、午前1時55分ごろから大橋、鶴田橋、江南橋の3カ所に融雪剤、凍結防止剤を散布しております。その後は、道路の通行どめやチェーン規制、バスの運行状況など情報を収集し、ホームページに掲載するなど市民へ周知を行うとともに、防災行政無線を利用して交通事故防止に係る情報などの提供を行っております。


 翌25日から28日にかけて、市道の除雪作業を実施しておりますが、除雪に当たっては、市内の建設業者の方々、地域の皆様に多大な御協力をいただき、本当に感謝申し上げます。


 なお、25日午前9時から、市長を初めとする庁議メンバーが集まり、被害状況の確認、今後の対応等について協議を行っております。


 以上であります。


○議長(福田 斉君) 桑原一知議員。


○(桑原一知君) 皆さんも御承知のとおり、消防団員は、ふだんはさまざまな業種で仕事をされていす。いざ、火災や災害が起きると、すぐに現場に駆けつけ、活動に当たります。そのほかにも月に数回決められた日に集まって、ポンプの点検だとか車両の点検、いつでも出動できるようにしています。さらに訓練警戒活動、行方不明者の捜索、火災予防の広報活動とさまざまです。消防団だからそんなの当たり前と思う方もいらっしゃるかもしれませんけれども、先ほど述べたように、団員は仕事もしながら、家族との時間も割きながら活動しています。


 報酬は答弁にあったように、階級に応じて、年額、団員が2万円、団長が8万7,000円で、費用弁償も支給されておりますが、地域の防災のためにボランティア精神で支えられているというのが現状だと思います。


 東日本大震災では、地域住民の避難誘導で198名の団員の方が殉職されました。水俣市でも平成15年の土石流災害では、団員の方3名が殉職されました。この団員の方々にも家族があり、また地域においても中心的な役割を担っておられた人材であるので、地域における損害もはかり知れません。


 また、団員数も年々減少し、また高齢化も進んでおります。本市は39.2歳ですが、全国平均よりも若干ちょっと下じゃないかなというふうに感じております。条例の定数でも530名に対して476名ということで、団員確保も重大な課題だと考えています。


 消防団員は、自分のふるさとは自分たちが守るという強い使命感があり、今後も地域防災力の中核として欠くことのできない存在であることを重視し、質問します。


 報酬ですけれども、他市の現状を見てみますと、隣の出水市は団員4万7,000円、団長16万円です。人口が余り変わらない、財政規模も余り変わらない阿蘇市においては、団員が3万1,000円、団長は14万円です。本市でも増額をされた経緯はありますが、明らかに差があり、今後報酬の見直しは考えておられないのか、1点お尋ねします。


 2点目の質問ですが、団員の確保に向けて、今後どのような対策を考えておられるかお尋ねします。


 次に、防災行政無線整備事業ですけれども、現在進められて、戸別受信機も本年9月ごろから順次配備ということでしたが、災害時に重要な情報を屋内で聞きやすく、素早く確実に聞くことができるということがメリットの1つだと思います。ですから、市内全世帯の配置が目標だと私は思ってるんですけれども、3点目の質問です。現在の戸別受信機申し込みの進捗状況をお尋ねします。


 また、1月24日の積雪・寒波で、本市も水道管の破裂や道路の通行どめ、車両のスリップ事故など被害が発生し、皆さんも御苦労されたと思います。市の対応としては、22日に市道に凍結防止剤の散布や、また介護関係、自主防災組織代表者への連絡というふうな形で実施をされています。23日には注意喚起を防災行政無線やメールを利用して実施され、大雪警報が出された日には待機されたと、対応としては素早く行動されたのではないかと思っております。また職員の方も大変御苦労されたんじゃないかなと思います。本当に感謝申し上げます。


 ただ、人員的に少し少ないような気がしておりますので、一回経験された上で、今後の改善点につなげていただければと思います。


 そこで、防災行政無線の広報も行われたということですが、水俣市地域防災災害応急対策計画の広報計画にもあるように、ライフラインの詳しい情報は、早目に広報する必要があるというふうに明記されています。ごみの収集の放送は私も聞いたんですけれども、国道3号線や268号線のチェーン規制とか通行どめ、もしくは鉄道が運休ですよ、新幹線は動いてますよと、そういうふうなライフラインの詳しい情報を早目に発信する必要があったのではないかなと思うんですが、なぜされなかったのかお尋ねします。


○議長(福田 斉君) 緒方総務企画部長。


○総務企画部長(緒方克治君) 4点ございました。順次お答えしたいと考えております。


 まず、消防団員の報酬引き上げ等につきまして、改善をどのように考えているかにつきましてなんですが、消防団員の報酬及び出動費につきましては、処遇改善のため、平成23年に条例改正を行い、班長の報酬金額を1万9,000円から2万5,000円に、団員を1万5,000円から2万円に、火災とか風水害、行方不明者探索出動の費用弁償を1回1,100円から1,500円と見直しを行っております。しかし、議員御指摘のとおり、ほかの市と比べますと報酬額が低い状況にあります。今後は、ほかの市の状況を参考に協議していきたいと考えております。


 また、現在、本市では地域防災力の向上のための消防設備整備等の充実を進めており、20年を目安に消防団の車両の更新を計画的に行っており、平成25年度は消防団員の活動服の更新、26年度は防火水槽の設置を行いました。そして平成28年度には、約20年が経過している消防団音楽隊制服の更新の予算をお願いしているというところであります。


 2点目です。市では団員確保としてどのような取り組みを行っているかなんですけれども、平成27年度、28年度、水俣市の工事入札参加資格審査における格付基準において、消防団員を雇用している事業所に対して、評価点が加算される基準などの取り組みを行っております。また、現在、市報などを活用して団員募集のお知らせを行うとともに、各事業所に対して火災時の消火活動、消防団活動への御理解や啓発を行っており、今後とも消防団員の方々が活動しやすい環境整備を行って、消防団員確保につなげていきたいと考えております。


 3番目です。個別受信機の進捗状況はということでした。


 現在の戸別受信機の市内全世帯における設置希望率は62.5%となっております。これまで申請書未提出世帯への郵送による提出依頼とか、あるいはJNC社宅、市営住宅への戸別受信機の全世帯配備のための協議あるいは市報、ホームページでの設置促進に係る周知、また不動産会社への設置に係る協力依頼を行ってきました。また、地域の自治会長さん方への設置の促進を再度お願いしております。


 今後、防災関係機関、防災関係団体の戸別受信機の設置推進についての協力依頼をまた行っていき、戸別受信機の設置促進に関するポスターの掲示や、設置を不要としている世帯に対しての働きかけ、このようなものも行っていきたいと考えております。


 4点目であります。大雪のときに防災行政無線で、例えば交通規制の情報とか、そのような情報等を行政無線でしなかったのはなぜかという御質問だったと思うんですが、議員御指摘のとおり、水俣市の地域防災災害応急対策計画の中に広報計画あります。災害時の市民への情報の周知に関して記載もされております。今回の大雪による通行どめやチェーン規制に関する情報を防災行政無線で行わなかった理由につきましては、交通規制を実施した数が非常に多かったんです。多かったため、屋外放送を中心とした防災無線では、かえって、ここです、ここですと言ってしまうと、内容の把握が難しいんではないかと考えまして、ホームページによる周知を行ったところであります。


 また、水道の断水につきましては、限られた地域の発生であったため、自治会長へその内容を伝え、住民には広報車による広報活動を行い、防災行政無線での周知は行っておりませんでした。


 以上であります。


○議長(福田 斉君) 桑原一知議員。


○(桑原一知君) 最後の質問です。先ほどの何で放送できなかったのかという点で、いろいろ反省点もあったかと思いますので、今後改善をしていくようにお願いしたいと思います。


 最後です。厳しい財政の問題もあるかと思いますけれども、消防団は災害時だけではなくて、地域の祭り、イベントごと、競り舟大会とか、体育大会など地域コミュニティーの維持・振興においても重要な役割を担っているのは皆さんも御存じだと思います。消防団のやりがいや張り合いを応援していく意味で、処遇改善や団員確保の対策もぜひ検討していただきたいと思います。


 最後の1点、質問なんですけれども、そういう消防団を応援していく意味で、全国で今導入が広まりつつある消防団を応援する事業というのがあります。市内の商店で、消防団員やその家族が割引などの各種サービスを受けることができる事業です。熊本県では玉名市とかやってるんですけれども、効果としては、消防団に入団していることの付加価値を高めることで、団員確保ができるんではないかと、なおかつ地域防災力の向上をし、お店側は新たな消防団員の顧客を集客する効果があると考えます。導入についてお考えをお尋ねし、終わります。


○議長(福田 斉君) 答弁を求めます。


 緒方総務企画部長。


○総務企画部長(緒方克治君) 議員御指摘のとおり、例えば玉名市あたりでは、消防団応援の店舗として、例えば居酒屋で割引等のサービスを行うというものがあったと思います。本市ではそのような取り組み、現在行われておりません。このような取り組み、消防団員確保について有効な手段だと私も思います。ただ、これに関しては、お店側あるいは商工会とかの御協力が要りますので、今後、それはそういう関係者団体と協議しながら、検討していく検討課題として捉えさせていただければと思います。


 以上であります。


○議長(福田 斉君) 以上で桑原一知議員の質問は終わりました。


 これで本日の一般質問の日程を終わり、今期定例会の一般質問を終結します。


 この際、10分間休憩します。


                               午後2時42分 休憩


                               ─────────


                               午後2時51分 開議


○議長(福田 斉君) 休憩前に引き続き会議を開きます。





◎日程第2 議案の訂正について(議第32号 水俣市過疎地域自立促進計画の策定について)





○議長(福田 斉君) 日程第2、議案の訂正についてを議題とします。


        ──────────────────────────





○議長(福田 斉君) 去る2月23日、市長から提案された議第32号水俣市過疎地域自立促進計画の策定についてを訂正したいとの申し出がありました。


 訂正理由の説明を求めます。


 緒方総務企画部長。


   (総務企画部長 緒方克治君登壇)


○総務企画部長(緒方克治君) 誠に申し訳ありません。


 先に提案しました議第32号水俣市過疎地域自立促進計画の策定についての中で、訂正すべき箇所がありましたので、お手元にお配りしております訂正表のとおり訂正してくださいますようお願い申し上げます。


 訂正の理由といたしましては、熊本県との調整などにより、記述内容について文言の追加や修正が生じたため訂正を行ったものです。


 具体的には、26ページの3事業計画の表中、梅戸・明神町道路改良事業について、本工事1,320メートルを300メートルに、37ページの第5章高齢者等の保健及び福祉の向上及び増進、2その対策、(4)障がい者福祉中のカ)重症心身障害児施設をカ)障害福祉サービス事業所に改め、39ページの第6章医療の確保、1現況と問題点の本文中に、「また、本市では現在、中学3年生までの子どもの医療費を助成していますが、助成を通じて安心して子どもが医療機関等を受診でき、子育て世帯の経済的負担軽減につながることから、今後も引き続き事業を実施していく必要があります。」を追加、同じく32ページ第6章医療の確保、2その対策に「カ)中学3年生までの子どもの医療費助成を行い、子どもの健全な育成と子育て支援を推進します。」を追加、43ページの第7章教育の振興、2その対策、(1)学校教育、ア)に認定こども園を追加、46ページ第8章地域文化の振興等、2その対策、(2)文化財に「カ)文化財の調査と文化財指定等を推進するために、文化財保護委員会の活動を支援するとともに、文化財保護の体制整備や専門知識を持つ人材の育成を図り、有形・無形の文化財の適切な保護に努めます。」を追加するものです。


 以上、御承認くださいますよう、よろしくお願い申し上げます。


○議長(福田 斉君) ただいま議題となっております議案の訂正については、これを承認することに御異議ありませんか。


   (「異議なし」と言う者あり)


○議長(福田 斉君) 異議なしと認めます。


 したがって、議案の訂正についてはこれを承認することに決定しました。


        ──────────────────────────


○議長(福田 斉君) これから提出議案の質疑に入ります。





◎日程第3 議第1号 専決処分の報告及び承認について


           専第8号 水俣市税条例等の一部を改正する条例の一部を改正する条例の制定について





○議長(福田 斉君) 日程第3、議第1号専決処分の報告及び承認についてを議題とします。


 本件について質疑はありませんか。


   (「なし」と言う者あり)


○議長(福田 斉君) 質疑なしと認めます。


        ──────────────────────────





◎日程第4 議第2号 水俣市職員の退職管理に関する条例の制定について





○議長(福田 斉君) 日程第4、議第2号水俣市職員の退職管理に関する条例の制定についてを議題とします。


 本件について質疑はありませんか。


   (「なし」と言う者あり)


○議長(福田 斉君) 質疑なしと認めます。


        ──────────────────────────





◎日程第5 議第3号 水俣市行政不服審査会条例の制定について





○議長(福田 斉君) 日程第5、議第3号水俣行政不服審査会条例の制定についてを議題とします。


 本件について質疑はありませんか。


   (「なし」と言う者あり)


○議長(福田 斉君) 質疑なしと認めます。


        ──────────────────────────





◎日程第6 議第4号 行政不服審査法の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の制定について





○議長(福田 斉君) 日程第6、議第4号行政不服審査法の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の制定についてを議題とします。


 本件について質疑はありませんか。


   (「なし」と言う者あり)


○議長(福田 斉君) 質疑なしと認めます。


        ──────────────────────────





◎日程第7 議第5号 水俣市消費生活センターの組織及び運営等に関する条例の制定について





○議長(福田 斉君) 日程第7、議第5号水俣市消費生活センターの組織及び運営等に関する条例の制定についてを議題とします。


 本件について質疑はありませんか。


   (「なし」と言う者あり)


○議長(福田 斉君) 質疑なしと認めます。


        ──────────────────────────





◎日程第8 議第6号 水俣市空家等の適切な管理に関する条例の制定について





○議長(福田 斉君) 日程第8、議第6号水俣市空家等の適切な管理に関する条例の制定についてを議題とします。


 本件について質疑はありませんか。


   (「なし」と言う者あり)


○議長(福田 斉君) 質疑なしと認めます。


        ──────────────────────────





◎日程第9 議第7号 水俣市議会等に出頭した選挙人等に対する実費弁償条例の一部を改正する条例の制定について





○議長(福田 斉君) 日程第9、議第7号水俣市議会等に出頭した選挙人等に対する実費弁償条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とします。


 本件について質疑はありませんか。


   (「なし」と言う者あり)


○議長(福田 斉君) 質疑なしと認めます。


        ──────────────────────────





◎日程第10 議第9号 水俣市職員退職手当支給条例の一部を改正する条例の制定について





○議長(福田 斉君) 日程第10、議第9号水俣市職員退職手当支給条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とします。


 本件について質疑はありませんか。


   (「なし」と言う者あり)


○議長(福田 斉君) 質疑なしと認めます。


        ──────────────────────────





◎日程第11 議第10号 水俣市議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部を改正する条例の制定について





○議長(福田 斉君) 日程第11、議第10号水俣市議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とします。


 本件について質疑はありませんか。


   (「なし」と言う者あり)


○議長(福田 斉君) 質疑なしと認めます。


        ──────────────────────────





◎日程第12 議第11号 水俣市人事行政の運営等の状況の公表に関する条例等の一部を改正する条例の制定について





○議長(福田 斉君) 日程第12、議第11号水俣市人事行政の運営等の状況の公表に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とします。


 本件について質疑はありませんか。


   (「なし」と言う者あり)


○議長(福田 斉君) 質疑なしと認めます。


        ──────────────────────────





◎日程第13 議第12号 水俣市高等教育・研究活動拠点施設の設置等に関する条例の一部を改正する条例の制定について





○議長(福田 斉君) 日程第13、議第12号水俣市高等教育・研究活動拠点施設の設置等に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とします。


 本件について質疑はありませんか。


   (「なし」と言う者あり)


○議長(福田 斉君) 質疑なしと認めます。


        ──────────────────────────





◎日程第14 議第13号 水俣市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例の制定について





○議長(福田 斉君) 日程第14、議第13号水俣市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とします。


 本件について質疑はありませんか。


   (「なし」と言う者あり)


○議長(福田 斉君) 質疑なしと認めます。


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◎日程第15 議第14号 水俣市税条例の一部を改正する条例の制定について





○議長(福田 斉君) 日程第15、議第14号水俣市税条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とします。


 本件について質疑はありませんか。


   (「なし」と言う者あり)


○議長(福田 斉君) 質疑なしと認めます。


        ──────────────────────────





◎日程第16 議第15号 水俣市障害者計画等策定審議会条例の一部を改正する条例の制定について





○議長(福田 斉君) 日程第16、議第15号水俣市障害者計画等策定審議会条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とします。


 本件について質疑はありませんか。


   (「なし」と言う者あり)


○議長(福田 斉君) 質疑なしと認めます。


        ──────────────────────────





◎日程第17 議第16号 水俣市母子家庭等日常生活支援事業の負担金に関する条例の一部を改正する条例の制定について





○議長(福田 斉君) 日程第17、議第16号水俣市母子家庭等日常生活支援事業の負担金に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とします。


 本件について質疑はありませんか。


   (「なし」と言う者あり)


○議長(福田 斉君) 質疑なしと認めます。


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◎日程第18 議第17号 水俣市介護保険法に基づく指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に係る基準に関する条例の一部を改正する条例の制定について





○議長(福田 斉君) 日程第18、議第17号水俣市介護保険法に基づく指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に係る基準に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とします。


 本件について質疑はありませんか。


   (「なし」と言う者あり)


○議長(福田 斉君) 質疑なしと認めます。


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◎日程第19 議第18号 水俣市介護保険法に基づく指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に係る基準に関する条例の一部を改正する条例の制定について





○議長(福田 斉君) 日程第19、議第18号水俣市介護保険法に基づく指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に係る基準に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とします。


 本件について質疑はありませんか。


   (「なし」と言う者あり)


○議長(福田 斉君) 質疑なしと認めます。


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◎日程第20 議第19号 平成28年度水俣市一般会計予算





○議長(福田 斉君) 日程第20、議第19号平成28年度水俣市一般会計予算を議題とします。


 まず、歳出から款ごとに行いますので、質疑に当たっては予算説明書のページを明示し、具体的にお願いします。


 それでは予算書45ページから47ページ、第1款議会費について質疑はありませんか。


   (「なし」と言う者あり)


○議長(福田 斉君) ないようですので、次に移ります。


 47ページから76ページまで、第2款総務費について質疑はありませんか。


   (「なし」と言う者あり)


○議長(福田 斉君) ないようですので、次に移ります。


 77ページから92ページ、第3款民生費について質疑はありませんか。


   (「なし」と言う者あり)


○議長(福田 斉君) ないようですので、次に移ります。


 93ページから110ページまで、第4款衛生費について質疑はありませんか。


   (「なし」と言う者あり)


○議長(福田 斉君) ないようですので、次に移ります。


 110ページから122ページまで、第5款農林水産業費について質疑はありませんか。


   (「なし」と言う者あり)


○議長(福田 斉君) ないようですので、次に移ります。


 122ページから129ページまで、第6款商工費について質疑はありませんか。


   (「なし」と言う者あり)


○議長(福田 斉君) ないようですので、次に移ります。


 129ページから143ページまで、第7款土木費について質疑はありませんか。


   (「なし」と言う者あり)


○議長(福田 斉君) ないようですので、次に移ります。


 143ページから147ページまで、第8款消防費について質疑はありませんか。


   (「なし」と言う者あり)


○議長(福田 斉君) ないようですので、次に移ります。


 147ページから171ページまで、第9款教育費について質疑はありませんか。


   (「なし」と言う者あり)


○議長(福田 斉君) ないようですので、次に移ります。


 171ページから172ページまで、第10款災害復旧費、第11款公債費、第12款予備費について質疑はありませんか。


   (「なし」と言う者あり)


○議長(福田 斉君) ないようですので、以上で歳出に対する質疑を終わり、次に、歳入について質疑を行います。


 12ページから17ページまで、第1款市税、第2款地方譲与税、第3款利子割交付金、第4款配当割交付金、第5款株式等譲渡所得割交付金、第6款地方消費税交付金、第7款自動車取得税交付金について質疑はありませんか。


   (「なし」と言う者あり)


○議長(福田 斉君) ないようですので、次に移ります。


 17ページから22ページまで、第8款地方特例交付金、第9款地方交付税、第10款交通安全対策特別交付金、第11款分担金及び負担金、第12款使用料及び手数料について質疑はありませんか。


   (「なし」と言う者あり)


○議長(福田 斉君) ないようですので、次に移ります。


 23ページから32ページまで、第13款国庫支出金、第14款県支出金について質疑はありませんか。


   (「なし」と言う者あり)


○議長(福田 斉君) ないようですので、次に移ります。


 32ページから44ページまで、第15款財産収入、第16款寄附金、第17款繰入金、第18款繰越金、第19款諸収入、第20款市債について質疑はありませんか。


   (「なし」と言う者あり)


○議長(福田 斉君) ないようですので、次に移ります。


 ただいま質疑を終わりました歳入歳出予算を除くその他の事項について質疑はありませんか。


   (「なし」と言う者あり)


○議長(福田 斉君) 質疑なしと認めます。


 これで議第19号平成28年度水俣市一般会計予算の質疑を終わります。


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◎日程第21 議第20号 平成28年度水俣市国民健康保険事業特別会計予算





○議長(福田 斉君) 日程第21、議第20号平成28年度水俣市国民健康保険事業特別会計予算を議題とします。


 本件について質疑はありませんか。


   (「なし」と言う者あり)


○議長(福田 斉君) 質疑なしと認めます。


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◎日程第22 議第21号 平成28年度水俣市後期高齢者医療特別会計予算





○議長(福田 斉君) 日程第22、議第21号平成28年度水俣市後期高齢者医療特別会計予算を議題とします。


 本件について質疑はありませんか。


   (「なし」と言う者あり)


○議長(福田 斉君) 質疑なしと認めます。


        ──────────────────────────





◎日程第23 議第22号 平成28年度水俣市介護保険特別会計予算





○議長(福田 斉君) 日程第23、議第22号平成28年度水俣市介護保険特別会計予算を議題とします。


 本件について質疑はありませんか。


   (「なし」と言う者あり)


○議長(福田 斉君) 質疑なしと認めます。


        ──────────────────────────





◎日程第24 議第23号 平成28年度水俣市公共下水道事業特別会計予算





○議長(福田 斉君) 日程第24、議第23号平成28年度水俣市公共下水道事業特別会計予算を議題とします。


 本件について質疑はありませんか。


   (「なし」と言う者あり)


○議長(福田 斉君) 質疑なしと認めます。


        ──────────────────────────





◎日程第25 議第24号 平成28年度水俣市病院事業会計予算





○議長(福田 斉君) 日程第25、議第24号平成28年度水俣市病院事業会計予算を議題とします。


 本件について質疑はありませんか。


   (「なし」と言う者あり)


○議長(福田 斉君) 質疑なしと認めます。


        ──────────────────────────





◎日程第26 議第25号 平成28年度水俣市水道事業会計予算





○議長(福田 斉君) 日程第26、議第25号平成28年度水俣市水道事業会計予算を議題とします。


 本件について質疑はありませんか。


   (「なし」と言う者あり)


○議長(福田 斉君) 質疑なしと認めます。


        ──────────────────────────





◎日程第27 議第32号 水俣市過疎地域自立促進計画の策定について





○議長(福田 斉君) 日程第27、議第32号水俣市過疎地域自立促進計画の策定についてを議題とします。


 本件について質疑はありませんか。


   (「なし」と言う者あり)


○議長(福田 斉君) 質疑なしと認めます。


        ──────────────────────────





◎日程第28 議第33号 指定管理者の指定について(水俣市ふれあいセンター)


 日程第29 議第34号 指定管理者の指定について(水俣市立明水園)


 日程第30 議第35号 指定管理者の指定について(水俣市ワークプラザ)


 日程第31 議第36号 指定管理者の指定について(みなまた環境テクノセンター)


 日程第32 議第37号 指定管理者の指定について(水俣市湯の鶴温泉保健センター)


 日程第33 議第38号 指定管理者の指定について(みなまた観光物産館まつぼっくり)


 日程第34 議第39号 指定管理者の指定について(湯の鶴観光物産館)


 日程第35 議第40号 指定管理者の指定について(湯の児フィッシングパーク)


 日程第36 議第41号 指定管理者の指定について(水俣市立総合体育館南部館)





○議長(福田 斉君) 日程第28、議第33号指定管理者の指定についてから、日程第36、議第41号指定管理者の指定についてまで、9件を一括して議題とします。


 本9件について質疑はありませんか。


   (「なし」と言う者あり)


○議長(福田 斉君) 質疑なしと認めます。


        ──────────────────────────





◎日程第37 議第42号 水俣市部設置条例の一部を改正する条例の制定について





○議長(福田 斉君) 日程第37、議第42号水俣市部設置条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とします。


 本件について質疑はありませんか。


   (「なし」と言う者あり)


○議長(福田 斉君) 質疑なしと認めます。


        ──────────────────────────





◎日程第38 議第43号 平成27年度水俣市一般会計補正予算(第8号)


 日程第39 議第44号 和解について





○議長(福田 斉君) 日程第38、議第43号平成27年度水俣市一般会計補正予算第8号及び日程第39、議第44号和解について、以上2件を一括して議題とします。


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○議長(福田 斉君) 提案理由の説明を求めます。


 西田市長。


   (市長 西田弘志君登壇)


○市長(西田弘志君) 本定例市議会に追加提案いたしました議案につきまして、順次提案理由を御説明申し上げます。


 まず、議第43号平成27年度水俣市一般会計補正予算第8号について申し上げます。


 今回の補正は、歳入歳出それぞれ8,096万円を増額し、補正後の予算総額を、歳入歳出それぞれ162億182万6,000円とするものであります。


 補正の主な内容といたしましては、第2款総務費に、初恋のまちづくり事業、第4款衛生費に、快適な生活環境づくり推進事業、第5款農林水産業費に、恋路ブランド推進事業、第6款商工費に、観光アクティビティプロモーション事業などを計上いたしております。


 なお、財源といたしましては、第13款国庫支出金、第19款諸収入をもって調整いたしております。


 このほか、繰越明許費として地方創生総合戦略推進事業外10件を追加いたしております。


 債務負担行為補正として、広報みなまた印刷業務を追加いたしております。


 次に、議第44号和解について申し上げます。


 地方自治法第96条第1項の規定により、議会の議決を経る必要があることから、本案のように提案するものであります。


 以上、本定例市議会に追加提案いたしました議第43号及び議第44号について、順次提案理由を御説明申し上げましたが、慎重審議を賜り、速やかに御可決いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。


○議長(福田 斉君) 提案理由の説明は終わりました。


 この際、提出議案調査のためしばらく休憩します。


                               午後3時6分 休憩


                               ─────────


                               午後3時7分 開議


○議長(福田 斉君) 休憩前に引き続き会議を開きます。


 これから、先ほど市長から提案理由の説明がありました議案の質疑に入ります。


 議第43号平成27年度水俣市一般会計補正予算第8号及び議第44号和解について、質疑はありませんか。


   (「なし」と言う者あり)


○議長(福田 斉君) 質疑なしと認め、これで質疑を終わります。


 ただいま質疑を終わりました議第1号から議第44号まで議案37件は、議席に配付の議事日程記載のとおり、それぞれ所管の常任委員会に付託します。


        ──────────────────────────


○議長(福田 斉君) 以上で本日の日程は全部終了しました。


 次の本会議は、17日午前10時から開き、議案の採決を行います。


 討論の通告は、16日正午までに通告願います。


 本日はこれで散会します。


                               午後3時8分 散会