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熊本県 水俣市

平成26年3月第1回定例会(第4号 3月13日)




平成26年3月第1回定例会(第4号 3月13日)





 



       平成26年3月第1回水俣市議会定例会会議録(第4号)





平成26年3月13日(木曜日)


                 午前9時39分 開議


                 午後3時9分 散会


 (出席議員) 16人


大 川 末 長 君       岩 村 龍 男 君       谷 口 明 弘 君


田 口 憲 雄 君       ? 岡 利 治 君       塩 ? 信 介 君


藤 本 壽 子 君       中 村 幸 治 君       川 上 紗智子 君


福 田   斉 君       牧 下 恭 之 君       渕 上 道 昭 君


真 野 頼 隆 君       谷 口 眞 次 君       緒 方 誠 也 君


野 中 重 男 君


 (欠席議員) なし


 (職務のため出席した事務局職員) 5人


事 務 局 長 (田 畑 純 一 君)   次     長 (榮 永 尚 子 君)


主     幹 (岡 本 広 志 君)   主     幹 (深 水 初 代 君)


書     記 (山 口 礼 浩 君)


 (説明のため出席した者) 14人


市     長 (西 田 弘 志 君)   総務企画部長  (本 山 祐 二 君)


福祉環境部長  (宮 森 守 男 君)   産業建設部長  (門 ? 博 幸 君)


総合医療センター事務部長


        (渕 上 茂 樹 君)   福祉環境部次長 (松 本 幹 雄 君)


産業建設部次長 (遠 山 俊 寛 君)   水 道 局 長 (前 田   仁 君)


教  育  長 (葦 浦 博 行 君)   教 育 次 長 (福 島 恵 次 君)


総務企画部総務課長             総務企画部企画課長


        (本 田 真 一 君)           (川 野 恵 治 君)


総務企画部財政課長             選挙管理委員会事務局長


        (坂 本 禎 一 君)           (水 田 利 博 君)


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〇議事日程 第4号


      平成26年3月13日 午前9時30分開議


第1 一般質問


1 真 野 頼 隆 君  1 西田市政について


             2 公共工事について


             3 メガソーラーと花見山公園構想について


             4 ゴルフ場の存続について


2 牧 下 恭 之 君  1 子ども医療費助成事業について


             2 臨時福祉給付金及び子育て世帯臨時給付金について


             3 教育問題について


             4 地域防災力の強化について


3 谷 口 明 弘 君  1 水俣市長選挙について


             (1)市長選の総括について


             (2)選挙におけるマニフェストの実現について


             (3)選挙管理委員会について


             2 防災と自衛隊について


             3 危険な空き家対策について


                                 (付託委員会)


第2 議第2号 水俣市子ども・子育て会議条例の制定について     (厚生文教)


第3 議第3号 公益的法人等への水俣市職員の派遣等に関する条例の一部を改正する条


        例の制定について                  (総務産業)


第4 議第4号 水俣市ひとり親家庭等医療費の助成に関する条例等の一部を改正する条


        例の制定について                  (厚生文教)


第5 議第5号 湯の鶴市有泉源条例等の一部を改正する条例の制定について


                                  (総務産業)


第6 議第6号 水俣市海洋牧場の設置等に関する条例の一部を改正する条例の制定につ


        いて                        (総務産業)


第7 議第7号 水俣市道路占用条例の一部を改正する条例の制定について(総務産業)


第8 議第8号 水俣市就学指導委員会条例の一部を改正する条例の制定について


                                  (厚生文教)


第9 議第9号 水俣市社会教育委員設置条例の一部を改正する条例の制定について


                                  (厚生文教)


第10 議第10号 水俣市病院事業使用料及び手数料条例の一部を改正する条例の制定につ


        いて                        (厚生文教)


第11 議第11号 平成26年度水俣市一般会計予算              (各委)


第12 議第12号 平成26年度水俣市国民健康保険事業特別会計予算    (厚生文教)


第13 議第13号 平成26年度水俣市後期高齢者医療特別会計予算     (厚生文教)


第14 議第14号 平成26年度水俣市介護保険特別会計予算        (厚生文教)


第15 議第15号 平成26年度水俣市公共下水道事業特別会計予算     (総務産業)


第16 議第16号 平成26年度水俣市病院事業会計予算          (厚生文教)


第17 議第17号 平成26年度水俣市水道事業会計予算          (総務産業)


第18 議第25号 指定管理者の指定について(水俣市ふれあいセンター) (総務産業)


第19 議第26号 指定管理者の指定について(水俣市ワークプラザ)   (厚生文教)


第20 議第27号 指定管理者の指定について(みなまた環境テクノセンター)


                                  (総務産業)


第21 議第28号 指定管理者の指定について(水俣市湯の鶴温泉保健センター)


                                  (総務産業)


第22 議第29号 指定管理者の指定について(みなまた観光物産館まつぼっくり)


                                  (総務産業)


第23 議第30号 指定管理者の指定について(湯の児フィッシングパーク)(総務産業)


第24 議第31号 指定管理者の指定について(水俣市立総合体育館本館等)(厚生文教)


第25 議第32号 水俣市非常勤消防団員に係る退職報償金の支給に関する条例の一部を改


        正する条例の制定について              (総務産業)


第26 議第33号 平成25年度水俣市一般会計補正予算(第8号)       (各委)


第27 議第34号 平成25年度水俣市介護保険特別会計補正予算(第5号) (厚生文教)


第28 議第35号 第5次水俣市総合計画第2期基本計画の策定について  (総務産業)


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〇本日の会議に付した事件


 議事日程のとおり


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                               午前9時39分 開議


○議長(大川末長君) ただいまから本日の会議を開きます。


         ──────────────────────────


○議長(大川末長君) 日程に先立ちまして諸般の報告をします。


 本日、市長から、条例案1件、補正予算2件、議決案1件の提出がありましたので、議席に配付しておきました。


 次に、市長から、水俣市新型インフルエンザ等対策行動計画について並びに監査委員から、平成26年1月分の一般会計、特別会計等及び公営企業会計の例月現金出納検査の結果報告があり、事務局に備えつけてありますから御閲覧願います。


 次に、本日の会議に地方自治法第121条の規定により、水田選挙管理委員会事務局長の出席を要求しました。


 次に、本日の議事は、議席に配付の議事日程第4号をもって進めます。


 以上で報告を終わります。


         ──────────────────────────





◎日程第1 一般質問





○議長(大川末長君) 日程第1、昨日に引き続き一般質問を行います。


 順次質問を許します。


 なお、質問時間は、答弁を含め1人70分となっておりますので、そのように御承知願います。


 初めに、真野頼隆議員に許します。


  (真野頼隆君登壇)


○(真野頼隆君) 皆さん、おはようございます。


 自民党創水会の真野です。


 さきの通告に従い、質問してまいりますので、執行部の明快なる答弁をよろしくお願いいたします。


 去る3月1日、96年の歴史を持つ水俣高校が閉校いたしました。少子化による県の学校再編整備計画で水俣高校と水俣工業高校が再編統合され、新生水俣高校が既に平成24年度からスタートしていますが、もうあの八の字坂を登ることはないのかと思うと、ちょっぴり寂しい気もします。もっと、働く場所があり、人口が維持できていれば、こうならずに済んだのかもしれません。そう思うと、一定の人口の維持の大切さ、そのための雇用の確保、少子化対策など、私たちに課せられた課題は大きいものと考えます。しっかりした政治をやっていかなければと、改めて思っているところであります。


 それでは、早速質問に入ります。


 1、西田市政について。


 西田市長は、選挙戦の中で、無投票にしてはいけない、相手が江口候補だったので出馬したと言っておられますが、本来、首長選は、水俣をどうするのか、そのビジョンを市民に明らかにして、市民の判断を仰ぐものと考えます。


 そこで、以下4点について質問します。


 ?、宮本市政の継続で、環境と経済が両立した市政運営をやっていくとのことだが、何をもってそう思うのか。


 ?、西田市政独自のセールスポイントは何か。


 ?、JNCとの共存共栄をどのように図るのか。


 ?、議会との関係をどのように考えるか。


 2、公共工事について。


 公共工事は財政力が弱い地方にとっては、市場経済を回す上で、なくてはならないものと思います。しかし、水俣でも公共工事の減少により、建設業の数が減っているのは明らかであります。


 一方で、高度成長期につくられた橋や建築物においては、建てかえの時期に来ており、需要が見込まれるところでもあります。


 そんな中、公共工事のあり方について、以下4点質問します。


 ?、水俣市における公共工事の推移をどのように見ているか。


 ?、土木工事及び建築工事の入札に関する予定価格は、どのようにして決まるのか。


 ?、建築工事を進める上での発注者と請負業者の関係はどうなっているのか。


 ?、土木課における会計検査院の検査は過去10年間に何件ぐらいあっているのか。また、どういう指摘を受けているのか。


 3、メガソーラーと花見山公園構想について。


 私は、木臼野の産廃処分場予定地だったところを、ユニオンネットがIWD東亜熊本から買われ、そこにメガソーラーと四季折々の草木を楽しめる花見山公園をつくりたいという構想を聞いたとき、何か一筋の光明が見えたような気がしました。


 議員を長くしていると、市民から企業誘致はできんとかい。あんたは議員ば何期しとっとや。


 企業の一丁でん、持って来きらんとかいとよく言われます。そんなとき、私は1人の力じゃ難しかですよ。ほかに立地条件がよかところがいっぱいありますもんねと、言いわけとも取れる返事になってしまいます。


 しかし、議長を経験して感じたことは、いい人脈を生かせば、企業誘致も決して無理ではないと思うようになりました。それと同時に、いかにして魅力ある水俣をつくり、流入人口をふやすかということも大事であると考えるようになりました。


 水俣には海の湯の児温泉、山の湯の鶴温泉、エコパークのバラ園、中尾山コスモス園、寒川水源と棚田、石飛・桜野上場の茶畑、袋地区のミカン畑とタマネギ畑など、たくさんの観光名所となるところがあります。そこに木臼野の花見山公園が加われば、宿泊につながる観光客の増加が見込めます。何とか、一歩前へ踏み出す決断が必要だと思います。


 そこで、以下2点について質問します。


 ?、メガソーラーの予定地内に市で遊歩道を設置する計画があるが、産廃阻止が実現した今、どのようにするのか。


 ?、木臼野地区にメガソーラーと花見山公園構想の話があるが、市としてどう対応するのか。


 4、ゴルフ場の存続について。


 生涯において2回しかゴルフの経験がない私がこの質問をすることに驚かれていると思いますが、娯楽の代表の1つであるゴルフが水俣でできなくなると従業員の失業、ゴルフ利用税、プレーの後の宴会、商品の購入など、市への影響は大きいものと考えます。


 そこで質問します。


 ?、ゴルフ場の存続に向けて、所有者に働きかけるつもりはないか。


 以上で、本壇からの質問を終わります。


○議長(大川末長君) 答弁を求めます。


 西田市長。


  (市長 西田弘志君登壇)


○市長(西田弘志君) 真野議員の御質問に順次お答えします。


 まず、市政については私から、公共工事について、メガソーラーと花見山公園構想について及びゴルフ場の存続については産業建設部長から、それぞれお答えをいたします。


 初めに、私の市政ついてお答えいたします。


 まず、宮本市政の継続で環境と経済が両立した市政運営をやっていくとのことだが、何をもってそう思うのかとの御質問にお答えいたします。


 宮本市政は、命と環境をまちづくりの基盤に据えた政策を進め、雇用創出や地域経済の活性化にも努めてこられました。


 地場企業への支援においては、企業支援センターの設立や地場企業新産業・雇用創出促進制度によって新しい展開が始まっております。また、湯の児・湯の鶴の観光振興を中心に、エコパークバラ園や中尾山コスモス、みなまたスウィーツやしらすDONフェアなどを求めて多くの方々が本市を訪れるようにもなっていると感じています。


 私もこれらの取り組みをより好転させて継続し、課題の残る部分は補い、環境と経済を車の両輪として、にぎわいのある輝く水俣を目指して市政運営を行っていきたいと思います。


 次に、私の市政独自のセールスポイントは何かについてでございますが、私と宮本市長との一番の違いは、私が民間出身であることだと思います。民間は結果を出さなければ経営が成り立ちません。常に時代を読むタイミングと、即対応するスピード感が求められています。民間の感覚を大切にして、これまでの青年会議所活動、商工会議所、PTA活動や商店街活動、もちろん市議の活動においての経験や人脈をフルに生かして、水俣のために頑張っていきたいと思います。


 次に、JNCとの共存共栄をどのように図るかとの質問にお答えいたします。


 先日の塩?議員の質問にもお答えいたしましたが、私の信条として、物事を進めていく上では対話が基本だと思います。先日、市長就任直後に水俣製造所の木庭本部長と意見交換する機会がございました。これまで市は、JNCと対話が少なかったのではないかとの声があるのも存じておりますので、これからも一層そのような機会を設け、水俣の将来をともに話し合っていけるよう取り組んでまいりたいと考えています。


 次に、議会との関係をどのように考えるかとのことでございますが、議会と執行部が車の両輪として同じ方向に進まなければ、水俣の発展はないと思いますので、議会の皆様の御理解を常に求めていきたいと思っております。市長就任間もなくで、議会に御迷惑をおかけしていることがございましたら、御指導と御鞭撻をよろしくお願いをいたしたいと存じます。


○議長(大川末長君) 真野頼隆議員。


○(真野頼隆君) それでは、2回目の質問をさせていただきます。


 まず、西田市長は宮本前市長のそういう市政を継続・継承していきたいと、環境、経済が両立したまちづくりを進めていきたいということですね。私が思うこの環境と経済が両立したまちというのは、やはり、例えば環境ビジネスなるものが水俣で、そういうビジネスができて、それがやはり雇用を生む、そしてそのことが結局、環境と経済が両立したまちにつながっていくのではないかなと思っております。


 私、15年ぐらい前に、ドイツの環境首都であるフライブルグというところがございます。ここ、人口20万人ぐらいの都市なんですけれども、そこは古い学園都市といいますか、そしてそこにはいろんな環境に特化した、そういう研究機関、あるいは環境ビジネス産業といいますか、そういった企業がそこに集積をされているわけです。だから、日本で言うならば、筑波学園都市みたいなところかなと思ってもらえばいいのかなと思いますが、ああいったところが本当に環境と経済が両立したまちの、1つの例ではないかなと思っております。水俣がそういった意味で環境と経済が両立したまちということであるならば、例えば、今のJNCのそういう環境産業部門というものをもっと強化をしていただいて、そこでまたそういう環境ビジネスが生まれるとか、そういったことにより、やっぱりそれが雇用に結びついてこそ、本当にこの環境と経済が両立したまちづくりが展開できるのではないかなというふうにも思っております。


 また、西田市長は、マニフェストの約束4だったと思いますけれども、その中で、環境大学院・大学の実現ということを挙げられてますよね。私も、その考え、構想は非常にいいと思うんですけれども、できましたら、本当に国で、そういう環境大学院・大学を水俣市につくってもらって、2年間なら2年間、そこでやっぱり勉強をしてもらう。通信教育みたいな感じで、どこかの教授が来てでなくて、もう定着化の大学ですね、そういうものを国へ求めていくべきじゃないかなと思うんですよ。


 今、環境問題、最近では中国からのPM2.5、いろいろこれ問題になってると思います。そういったもろもろのことを含めて、環境大学院・大学の2年間の中で、本当は、だから、その前の4年間、そしてプラス2年間という、そういうやっぱり本当は大学構想が必要ではないかと思いますけれども、これだけこの地球環境の、地球上でいろんなこういう環境問題というのが問題になっているわけですから、そういう意味においては、やっぱり国、環境省が中心になって、本当に日本全体で環境問題をどうするのかということであれば、そういった本当に専門の大学というものの必要性というのが出てくると思うんですね。それをぜひこの水俣につくってもらう、そして資格としては、国家資格で環境何々士、何になるかわかりませんが、そういう国家資格を与えて、そしてそのことにより、地方自治体あるいは従業員が何名、100人以上の企業は必ずそういう国家資格を持った人を雇わなければならないと、そういったことによって、やっぱり雇用につながっていくわけですから。そういう意味においては、ぜひ国に対して、そういう、国の責任において水俣に環境大学プラス大学院というような形の、そういった大学をつくってもらうように、ぜひ国に働きかけていただきたいと思いますが、いかがでしょうかということが、まず1点でございます。


 それと、2点目が、まだ市長になられて間もないわけなんですけれども、やはり西田カラーというものを、これから出されていくとは思います。その中で、いろいろほかの自治体のまねでもいいんですけれども、やはりほかの自治体から見て、あっと驚くような、何かやっぱりそういう政策といいますか、施策といいますか、そういったことも必要ではないかなと思うんですよ。日本一、日本一とか、そういうような感じで、今まで前市長も言われてますし、西田市長も何か日本一という、何かそういうのを目指したいということも、何かいろいろ答弁で聞いておりますので、ほかの自治体にない、そういう、あっと驚くような施策、政策が、もし何か今の時点でおありでしたら、ひとつお尋ねをしたいと思います。


 それと、3つ目ですが、JNCとの共存共栄と、そのあたりは、やっぱり信頼関係というのが一番大事だと思います。先ほど、対話を重視していきたいということでありますが、やはりいろんな西田市長の発言といいますか、いろいろやっぱり注意して発言をしていただきたいなということなんかも、1つ、いろいろ答弁を聞いていてあったんですよ。水俣病の解決をどうやって図るのかといったときに、患者団体あるいは原因企業と、そして一般市民の意見を聞きながらというような、そういう発言をされたかと思いますけれども、やはり原因企業じゃなくて、私はJNCとというような形で、そういう形の捉え方をして、そういう姿勢でJNCと対話をしていかないと、余り良好な関係というのは築けないのではないかなと思っております。その辺のところは、十分注意をして、やっぱりいろんなこれからの発言はしていきたいなと思ってます。このことには、今、これはちょっと要望にかえさせていただきます。


 次の、この議会との関係なんですけれども、たしか2月24日の市長就任式、秋葉の4階で行われましたが、その就任式の挨拶の中で、私、非常に残念だったことが1つあるんですね。それは、議会に対する、何か、挨拶が、言葉というか、文言が1つもなかった。もとは西田市長も議会人だったわけですから、やはり我々市議会議員は執行部と議会は車の両輪だということで、この水俣の発展を願って、議会人も頑張ってるわけですから、やっぱりその辺のところは、少し、配慮がちょっと足らなかったのかなということを、ここで1つ申し上げさせていただきたいと思います。


 ですから、今後、議会との良好な関係というのも、私は市政を進める上では、そういうことにもやっぱり配慮していただかないといけないと思いますので、もう一度、その点について、議会との関係、どう進められていくのか、一応、3点についてお尋ねをしたいと思います。


○議長(大川末長君) 西田市長。


○市長(西田弘志君) 御質問、3点あったかと思います。


 環境大学につきましては、真野議員言われるように、国で、本当なら4年制の大学をどかんとつくっていただいて、また大学院、そういうところにつなげるというのが、これ前から大学の話が宮本前市長のときから出とったときも、そういったお話はあったんですけど、やりとりもやってらっしゃったというのも少し聞いておりますが、今は少子化で大学は、だんだん大学生が集まらない状態でございます。その中で、国立でそういった大学ができれば、それは一番いいと私も思うんですけど、それは、今、難しいというふうに私もちょっと聞いておりましたし、今までの担当課あたりと話を聞いたとき、なかなか国がそこまでやっていただけるという雰囲気はないということを、私も認識しておりました。沖縄には大きい国際大学をたしかつくったと思いますけど、沖縄の対策というか、そういった部分で、経済振興でつくられた部分もあるかと思いますが、水俣には、今のところ、そういったお話はうまく進んでないというふうに思ってます。その中で、大学院・大学につきましては、私も聞かせていただいて、大分おぼろげながら見えてきていた部分がございます。後で、質問も、これはまた出てるかと思いますけど、できる形で進めていかないと、大きいものを5年、10年、20年先を延ばすよりは、まずできるものをやっていく、そういった政策を私は進めていきたいというふうに思っておりますので、まあ、将来的に真野議員が言われるような、そういった大学につながっていけばいいなというふうには、今のところ思っております。


 それと、2つ目の他の自治体にない、水俣らしい、よそからあっと驚くような施策ということでございますけど、今のところ、私も選挙をやるのが精いっぱいでございまして、マニフェストには自分なりに、議員11年やっている中で、こういったものが足りないというものは、書かせていただきました。その中で、今後、県・国、そういったものから情報収集しながら、水俣らしい、本当に水俣が注目されるような施策というものは、今からもう少し勉強させていただきたいというふうに思っております。


 それと、JNCの話ですけど、原因企業というのが適切かどうか、私も初めての答弁でそのような、JNCというのか、チッソというのか、原因企業というのか、済みませんけど、ちょっとそこは私も認識不足で、もう少し勉強させていただいて、そういった言葉は慎重に発言したいというふうに思っております。


 それと、就任式のときの挨拶の中に、議会に対してのというのを今聞きましたけど、実は初めての就任の挨拶で、実際には、ちょっと書いとったんですけど、テレビカメラ、取材等ありまして、私もちょっと緊張してしまい、そういった議会への配慮という部分が抜けていたというのは、私も後で少し気づいたんですけど、それにつきましては、この場をもちまして、ちょっとおわびも申し上げたいというふうに思っております。


 議会との関係につきましては、先ほども言いましたように、執行部、議会が同じような方向を向きながら、同じベクトルで進んでいくというのが一番水俣のためになるというふうに思っておりますので、その辺は、執行部と調整をしながら、一緒に進めていただければなというふうに思っております。


 以上でございます。


○議長(大川末長君) 真野頼隆議員。


○(真野頼隆君) それでは、3回目の質問になりますけれども、これだけ、2万7,000人を今割って、だんだんと人口がふえる、今、プラス要素というんですか、非常に見えにくいというか、厳しい状況だと思います。そういった中で、やっぱり私たちもですけれども、執行部も一歩前へ踏み出す勇気というのが、私は必要ではないかなと思っております。何か、いろいろ市政運営において、大きな決断、やっぱりそういったものをやっていかないと、なかなか好転に転ずるということは、非常に厳しいのかなと思っております。


 ですから、やっぱりこれからの市政運営に当たっては、民間活力といいますか、そういったものを生かしながら進めていかないと、今後のこの水俣の発展もあり得ないんじゃないかなと思っておりますので、最後に質問ですけれども、いろんな決断をすべきときに、やはり将来を見据えて、将来の10年後、50年後、あるいは100年後かもしれませんが、この水俣をどういった形で持っていくのかという、将来のビジョンというものを、今後やっぱり示していく必要があるだろうと思います。そのことによって、市民は水俣はこういうふうに将来、今の市長は持っていこうと思ってるんだなということで、いろいろそういう西田市政の評価というものを多分、どうなるかわかりませんけれども、そうされるんじゃないかなと思ってます。


 ですから、絶対私たちも、何か選挙戦中にも、8年前に後戻りさせてはいけないという、そういうことを言われたんですけれども、やっぱり前に進むべきだと思うんですね。後ろ向きじゃなくて前向き、やはりプラス思考でこの市政をぜひやっていただきたいなと、そういうふうに思いますので、いろんな決断をしなきゃいけないときには、市長がやっぱり一歩前へ出て、決断すべきだと私は逆に思うんですけれども、その辺のところの最後の決意といいますか、西田市長として、そういう大きな決断をしなければならないときに、どう対応していこうと思ってられるのか、その点についてお尋ねしたいと思います。


○議長(大川末長君) 西田市長。


○市長(西田弘志君) 4年間、任期中、きのうも言いましたけど、短期・中期・長期、きちっとした形で政策というものを1つずつやっていきたいというふうに思っております。


 大きなビジョンをやはり掲げるのは、重要だと思っております。その部分につきましては、環境と経済という部分を軸にしてというのは、大きく出していると思います。私は、この先5年、10年、20年、50年、100年と考えると、やはり人だというふうに自分は思っております。人づくりという部分がやはり大切で、水俣御出身の有能な方をどんどん輩出して、また水俣に帰ってきていただいて、そして水俣自体が活力あるものになる、そういったものを目指すには、やはりこの人材という部分が必要だなというふうに思っております。そういった部分も、今後政策の中で、何か本当に若い人が頑張れるような施策というのも考えていきたいですし、水俣の子どもたちがよそにどんどん出ていくようなものも、ぜひやっていきたいなというふうに思っております。


 それと、8年前に戻すなというのを、選挙中によく聞かれたということですけど、それは私は、もう前に進んだほうがいいという思いで言ったということでございますので、今後前に進んでいく姿勢は全然変わっておりませんということでございます。


 以上です。


○議長(大川末長君) 次に、公共工事について答弁を求めます。


 門?産業建設部長。


  (産業建設部長 門?博幸君登壇)


○産業建設部長(門?博幸君) 次に、公共工事について順次お答えいたします。


 まず、水俣市における公共工事の推移をどのように見ているかとの質問にお答えします。


 平成15年度から平成24年度までの普通会計の決算統計数値により、普通建設事業の事業費の推移を見てみますと、平成15年度の30億6,000万円がピークとなっております。この理由としましては、九州新幹線に係る道路や駐車場等の周辺施設の建設事業7億6,000万円、環境関係企業への建設補助7億円、白浜団地の建てかえ事業2億8,000万円等によるものです。平成16年度には三位一体の改革による地方交付税の総額削減から本市においても普通建設事業の抑制を余儀なくされ、13億2,000万円に減少し、平成17年度には8億円と一番の落ち込みとなりました。


 それから、平成18年度13億4,000万円、平成19年度12億1,000万円、平成20年度14億7,000万円、平成21年度11億5,000万円と推移し、平成22年度から国の経済対策とあわせて、小・中学校の耐震化を進めたことなどにより増加に転じ、平成22年度19億3,000万円、平成23年度21億8,000万円、平成24年度l5億5,000万円となっております。


 次に、土木工事及び建築工事の入札に関する予定価格はどのようにして決まるのかとの御質問についてお答えします。


 公共工事の予定価格は、熊本県などで定められた単価と数量により積算した設計金額をもとに設定していきます。その設計金額の積算は、道路、河川、公園、下水道等の公共土木や農林水産関係の土木工事につきましては、技術職員が設計図等から項目ごとの数量を算出し、積算基準書等を用いて、積算システムにより直接工事費を算出します。


 建築工事につきましては、公共建築工事積算基準など、建築工事用の基準書に基づき、建築工事、電気設備工事、機械設備工事などの工事種別ごとに積算しています。この場合、労務単価や標準的な製品及び工事方法については、県内の統一単価が使用され、現場管理費、一般管理費といった工事に係る間接的な経費につきましても県内統一された率で計上しているところです。


 土木工事及び建築工事において、特殊な製品やグレードアップした製品の単価及び積算基準書にない特殊な工事方法等につきましては、専門業者から見積もりを徴集し、資材等の実勢価格を把握した上で算出しています。


 このように積算された設計金額をもとに、工事期間、資材調達の状況等を勘案し、基準となる予定価格を設定しているところです。なお、この予定価格は入札指名業者への指名通知に記載するなど事前に公表しており、予定価格に対する指名業者の判断のもと入札が行われているところです。


 次に、建築工事を進める上での発注者と請負業者の関係はどうなっているのかについての御質問にお答えします。


 公共工事請負契約書に記載のとおり、発注者と受注者は、おのおのの対等な立場における合意に基づいて、水俣市公共工事請負契約約款の条項によって公正な請負契約を締結し、信義に従って誠実にこれを履行することとなっております。


 次に、土木課における会計検査院の検査は過去10年間に何件ぐらいあっているのか。また、どういう指摘を受けているのかとの御質問についてお答えします。


 土木課における会計検査院の検査は、国庫補助金を所管する国土交通省の局単位で実施され、道路局の道路改良事業や河川局の災害復旧事業の補助金が検査対象となっております。会計検査は各局、おおむね2年に1回の割合で、補助金の受け入れ先である熊本県庁へ入り、数名の調査官が分散して、各地域振興局や市町村等の事務所を1週間かけて回りながら、指定した事業の実施状況を検査するものであります。


 土木課における検査対象の工事件数は、平成16年度が155件、17年度が40件、18年度が67件、19年度が19件、20年度が14件、21年度が34件、22年度が14件、23年度が32件、24年度が11件、25年度が2件、合計で388件でありました。このうち、調査官による実地検査を受けたものは、16年度工事が5件と24年度工事が1件であります。また、どういう指摘を受けているかでございますが、平成16年度の1件について、カゴ護岸中詰め石材の品質が不良ではないかとの指摘を受けております。


 そのため、検査後、石材の品質検査を行い、会計検査院へ資料の提出を行った経緯がありますが、それ以外について指摘を受けた事例はございません。


 以上です。


○議長(大川末長君) 真野頼隆議員。


○(真野頼隆君) それでは、2回目の質問をさせていただきます。


 公共工事というのは、地域経済を回す上で、やっぱりなくてはならない事業だというふうに私は認識をいたしております。今の10年間の推移、だんだんやっぱり少なくなってきてるのかなと思います。国の緊急経済対策で特別に予算がついたとか、そういう例はありますけれども、平均してみると、だんだんやっぱり少なくなってきてるのかなと。今後、橋梁のかけかえとか、あるいはこの市役所も将来的にはやっぱり建てかえをしなきゃならない。そういう意味で、公共工事になるかなと思うんですけれども、年次計画を立てて、バランスよく平均して仕事が、公共工事があるということがやっぱりベストかなというふうに思います。そういう意味においては、年次計画を立てて、バランスよく発注をしていただきたいと思いますが、その点についてお尋ねをしたいと思います。


 それから、やはり年度末になると、どうしても工事が集中してしまうと、これは仕方のないことかなと思いますけれども、ある程度予測のできる公共工事に関しては、割と建設業が暇な時期に発注をしていただけないか、その点もお尋ねをしたいと思います。


 それと、工事次第では、大きな機械が使えず、結局手作業による、そういう工事になったりする場合もあるんですね。そういった場合に、機械作業によるということで積算されて、予定価格がなっているが、手作業になった場合に、何というか、赤字になってしまうというか、その辺の心配はやっぱり建設業者も持っていられるんですね。ですから、やっぱりそういうことも考慮して、そういう適正な予定価格というものを出していただきたいと思うんですが、いかがかということです。


 それと、建築工事を進める上での発注者と請負業者の関係なんですけれども、以前、水東小学校の壁の補修工事は、高圧洗浄でまず洗浄してくれ、そういう工法になってた。しかし、そこにクラック、ひびが入ってて、結局壁の内側まで水がしみ込んで、何か問題があったと。それなのに、今回、西ノ浦団地と、たしか初野団地も同じような壁の補修工事が行われてるんですけれども、やっぱり同じ工法をとられていると。そして、請負業者さんに言わせると、これは高圧洗浄でやると、やっぱり壁にクラックが入ってるから、また何か問題が起きるんじゃないかなと、そういう予測がされるにもかかわらず、市からそういう工法でやってくれと言われて、結局、漏電が発生したというような、そういう事実もあっておりますので、そういったときの責任問題というのは、どうなるのか、その点についてもお答えください。


 それと、会計検査院の検査です。過去10年間で、今、平成16年度に5件と、平成24年度に1件だったと思いますが、2年の割合で国の会計検査院が検査に入って、多分、どこを検査しますよということは言わないと思うんですけれども、ある程度、熊本県内、いろいろありますから、県内の45市町村を回って、国の補助対象になってるところの検査が対象になるかなと思うんです。


 今回、平成24年度の対象になった、多分、八ノ窪・湯出線の野川地区ののり面の、あの工事かなと思うんですけれども、私も1回見に行ったんです。やっぱりヘヤークラック、小さなひびがたくさん入っていて、そしてまた水抜き穴からは、セメントの何か、そういう成分だと思いますけれども、非常に流れ出てたと。地域住民の人から言わせると、何か問題があったから、そういう検査が行われたんじゃないかなと、何かそういう心配といいますか、やっぱりそういうことがあったもんですから、私は今回この質問に取り上げてるんですけれども、この検査の内容というのは、どういったものなのか。


 そして、ああいうクラックがたくさんあるとか、そういう現象というのは、ほかの箇所でも見られるのか。


 そしてまた、市が行った竣工検査に何ら問題はなかったのか、その点について、2回目の質問としたいと思います。


○議長(大川末長君) 門?産業建設部長。


○産業建設部長(門?博幸君) 真野議員の2次質問、大きくは5点だったかと思っております。


 まず、1点目が、今後いろんな改修等出てくる中で、長期的にバランスよく発注したほうがよろしいんではないかというふうなことだったかと思います。


 現在、長寿命化計画ということで、公営住宅、あるいは橋梁の部分については、既にそういった計画を策定しているところでございまして、今年度、漁港につきまして策定をしておると。来年度につきまして、道路につきましての長寿命化計画を策定してるというような予定にしておるところでございます。こういったところで、個別の計画というのは、それぞれの分野、分野で、既に策定をしておるところでございますが、それを総合的に統括するといいますか、市としての長期的な、総合的な計画というのは、いまだ策定はしていないというふうな状況でございますけれども、国のほうからも、財政負担の軽減でありますとか、平準化あたりを目的として、長期的視野に立つというふうなところで、計画を立てなさいというような指導もなされておりますので、来年度以降、こういった総合的な計画の策定に向けて検討を進めたいというところで考えております。


 それと、2点目が、年度末に工事が集中するということで、年内の中でもバランスよく発注ができないかということだろうと思います。これにつきましては、私も直接そういったお話もお聞きをしてるところでございますので、先般も、部課長会議の中で後期に集中するということでなくて、年間、バランスよく発注をするようなところで計画を立てていただきたいということで、今、意思統一を図らせていただいておりますので、できるだけその方向で対処をさせていただきたいと思っております。


 それと、3点目が、機械で設計をしたんだけれども、実際、現場では人力というようなところでのいろんな問題が出るので、そこは適正な予定価格で算定ができないかというような御質問であったかと思いますけれども、当然、人力で当初から施工しなければならないというような工事につきましては、人力というようなところでの設計をさせていただいております。


 当初、機械で設計をしたというところであっても、現場のその状況の中で、やはり人力のほうが適正であるというような状況であれば、そこは発注者と受注者がよく協議をした上で、必要に応じて、その設計の変更をするなりというようなところの対処を現在もさせていただいているところでございます。


 それと、4点目が、水東小学校で漏電が発生をしたということで、同じような工法で、西ノ浦団地でも設定をされておるということで、いかがかというようなところであるかと思います。その水東小学校の工事につきまして、ちょっと漏電の発生の原因のところまでは、私ども確認をしておりませんけれども、通常、その工事を発注するに当たりましては、工期でありますとか、その工事のしやすさ等々の施工性、あるいはその費用、周辺環境へ及ぼす影響等々、さまざまな条件を比較検討させていただきまして、実際の工事の現場、当該現場に最適であるというようなところを、その都度検討させていただいているというところでございます。


 それと、5点目が会計検査につきまして、実際どのような検査がなされているのか、それとそのクラックが、実際入るのはどうなのかというようなところかと思います。会計検査の内容につきましては、通常、芦北振興局の管内というのが、事業量がそもそも少ないというようなところもあって、件数的には、ほかの振興局と比べますと、少ないのかなと思っておりますが、実際、例えば何々局の何々事業で今回会計検査に入るということが県のほうに連絡が入ってまいります。それを受けまして、指定を、対象にされる工事のうち、設定された金額以上のものにつきましては、全市町村が調書をつくると。その設定金額以下のものについては、その他、何件で金額幾らというようなところで調書を、まず県のほうから、検査院のほうに提出をすると。それを検査員のほうが精査をした中で、実際、その1週間の中で、じゃどこの市町村のどの事業を回るのだというようなところが1週間程度前でしょうか、検査院のほうから情報が流れてくるというようなところでございます。


 実際、その検査につきましては、構造物の設計でありますとか、工事費の積算がいかになされているのか、事務手続が適正になされているのかというようなところを机上で調査をいたしまして、その中で、全件ではありませんが、実際、現場に赴いて目視で検査をすると。必要に応じて、例えばその検査物を破壊したりとか、そういった詳細な検査もされるということでございます。


 今回、その野川の工法がどうだったんだというふうなところかと思っておりますが、野川につきましては、モルタルの吹きつけ工事という工法を適用しておって、そこにクラックが入ったというようなところかと思っております。このモルタルの吹きつけ工法と申しますのは、のり面にモルタルを厚さ8センチ程度で吹きつけをいたしまして、のり面に雨水等が侵食するのを防ぐというような目的でございますので、非常に薄いモルタルということでありますので、天候によります乾燥収縮等々の影響を受けやすいと、あるいはのり面が急傾斜のところが多うございますので、そういった自重、みずからの重さによる垂れでありますとか、作業の振動の影響も受けやすいこともありまして、ヘヤークラックが生じやすい工法ではあろうかと思っております。そのため、大きなクラックは別にしまして、微細なクラックということに関しましては、品質上は影響はないということで判断をしております。


 以上でございます。


  (「市の竣工検査に何ら問題はなかったのか」という者あり)


○産業建設部長(門?博幸君)(続) ですので、今回、検査院と我々も同行いたしまして、そこは再度改めて竣工検査以降も確認をしておりますけれども、この野川の件についての竣工検査については問題がなかったということで判断をしております。


○議長(大川末長君) 真野頼隆議員。


○(真野頼隆君) 3回目の質問なんですけれども、労務単価が2月1日から国交省通達により、たしか上がってると思いますが、水俣の場合はどうなってるのか、その点をお尋ねをしたいと思ってます。


 それと、発注者と請負業者の関係なんですけれども、いろんな工事によっては、その間にコンサルタントが入ると、そして、いろいろ発注者と請負業者の間で何か問題が発生した場合には、やはりコンサルタントが間に入って、仲介役といいますか、私はそういう立場でいるのがコンサルではないかなというふうに思っております。そういった中で、このコンサルは、やはりどちらの側にも加担をしてはならないといいますか、市側についてもいけないし、また請負業者側に偏ってもいけないんじゃないかなと。中立の立場でこういう何か問題が発生した場合に、間にやっぱり入って、発注者と請負業者の間を取り持つというんですか、そういう役割をすべきだと思うんですけれども、市として、このコンサルの役割というものをどのように認識をされてるのか。それとまた、三者で、やっぱりいろんな、いい工事をとにかくしてもらうということが私は前提だろうと思いますので、三者の良好な関係を築いていくために、どういう努力をされてるのか、その点についてお尋ねをしたいと思います。


○議長(大川末長君) 門?産業建設部長。


○産業建設部長(門?博幸君) それでは、真野議員の3次質問、3点についてお答えをいたします。


 まず、労務単価が2月から上がっているんだけれども、ちゃんとそれは反映をされているのかというような御質問でございますが、当然、積算をするに当たっては、その都度、その都度、最新のデータをもとに算出をしておりますので、2月に改定されたのであれば、当然そこは反映したところで設計をさせていただいております。


 それと、2点目がコンサルタントの立場、中立なので、それについて市はどう考えるのかというようなことだろうかと思いますが、いわゆるそのコンサル会社と申しますのは、建築工事の場合につきましては、建築士法第2条に記載されておりまして、工事監理をするということで、その者の責任において工事を設計図書と照合し、それが設計図書のとおりに実施されているか、いないかを確認することをいいますということでございます。立場といたしましては、実際の工事の中では、約款9条のほうで、監督員を2名以上設定をするというような約款になっておりまして、その監督員としましては、発注者である市から委任を受けた権限を持って、当該工事の契約の履行についての受注者または受注者の現場代理人に対する指示、承諾または協議等を行うものですということで約款には規定をされております。ということでございますので、あくまで発注者の監督員の権限、市がすべきである監督員の権限を委任をさせているという立場でございますので、どちらかというと、中立ということではなくて、市の権限といいますか、を踏まえたところで工事に当たるということだろうと整理をしております。


 それと、3点目、そういった現場でいろんな問題が起こるので、そこが市として努力をいかに図っていくのかということでございますが、確かに、現場、現場でいろんな問題が生じているということは、私どももお聞きをしております。そこは、今申し上げました監督員なり、当然、市が間に入るということでございますので、できれば、その都度、その都度、いろんな協議はさせていただいておりますが、そういった、なかなか声が入ってこないというようなこともあろうかと思いますので、我々もアンテナを高くしまして、いろんなそういった情報等は今後も収集をさせていただきたいと思っております。


○議長(大川末長君) 次に、メガソーラーと花見山公園構想について、答弁を求めます。


 門?産業建設部長。


  (産業建設部長 門?博幸君登壇)


○産業建設部長(門?博幸君) 次に、メガソーラーと花見山公園構想についての御質問にお答えたします。


 まず、メガソーラー予定地内に、市で遊歩道を設置する計画があるが、産廃阻止が実現した今、どのようにするのかとの御質問にお答えします。


 本市では、平成22年3月に湯の鶴観光振興計画を策定し、これをもとに湯の鶴地区の観光振興を推進しております。この計画では、湯の鶴地域の活性化の基本目標の1つに、ふるさとの原風景を醸し出す雰囲気づくりを掲げており、町歩きを促進させるための拠点空間の形成や、周辺の里山環境と一体となった雰囲気づくり、来訪者の多様なニーズに対応する滞在メニューの創出等を目指しております。


 具体的には、里山の良質の温泉と食事の提供、観光案内、休憩所としての機能をあわせ持つ憩いの空間が求められており、それらを踏まえて湯の鶴観光物産館鶴の屋の整備や温泉街の町並み景観づくりに取り組んできたところであり、今後も湯の鶴温泉保健センターや湯出七滝を整備していくこととしております。


 これらの各種事業の実施に当たっては、湯の鶴地域関係者から成る湯の鶴観光振興計画実行委員会、第15区自治会等の御意見もいただきながら、地域説明会、アンケート等も実施した上で整備を行ってまいりました。


 森の遊歩道の整備につきましても、これまで同様、地域住民の皆様の御意見をいただきながら、取り組んでまいりたいと考えております。


 次に木臼野地区にメガソーラーと花見山公園構想の話があるが、どのように対応するかについてお答えします。


 一般的に、市外企業が本市へ新規立地する際に、市が対応していることとしては、水俣市企業立地条例に基づく固定資産税の課税免除や、雇用奨励金の交付及び水俣市誘致企業立地促進補助金交付要綱に基づく補助金の交付などがあります。したがいまして、本件につきましても通常どおり、条例や要綱に基づき、定められた様式による書類の提出などをお願いしながら進めていくこととなると思いますので、必要な書類の提出をいただき、各支援策の要件に照らし合わせて対応していきたいと考えております。


○議長(大川末長君) 真野頼隆議員。


○(真野頼隆君) 2回目の質問をいたします。


 市が進める遊歩道計画なんですけれども、私、こちらに地籍図を持っているんですが、この地籍図によると本当に何というか、周りからの接道がないんです。進入道路もないということで、平成21年の11月30日にこの農林水産省が、これ地籍の確定によって国が多分登記をしたんだと思いますけれども、平成21年11月30日に登記が行われております。その地籍図を見た限り、接道がないところに遊歩道計画が本当にできるのかというと、私は何かこれは不可能じゃないかなというふうに思うんですよね。ただ、この計画は、産廃処分場を阻止するための計画ではなかったのかなというふうに、私はそういうふうに思っているんですよ。だから、そういう意味においては非常に抑止力というのは働いたのは事実じゃないかなと思っております。


 そういったことで、もうあそこには産廃処分場はできないんだぞということで今ありますから、その産廃処分場から、迷惑施設からそういうところを買い取られ、あそこに、メガソーラーと花見山公園構想をやると、これは環境モデル都市として、市が進めるグリーンエネルギーである太陽光発電、メガソーラーの推進と、そしてまた湯の鶴地区の観光振興ということを考えると、この花見山公園が今後水俣市の観光振興に与える影響というのは、非常に大きいものがあるだろうと思っております。インターネットか何かで花見山公園のこういう情報を、これは福島市にある花見山公園、2010年度には32万人の方が花の季節、ワンシーズン3月下旬から4月下旬の1カ月間に32万人の人が訪れていると、しかし、大震災があって、その翌年の2012年はいろんな福島原発の影響で3分の1以下になって、それでも9万4,000人の方がそこを訪れられているわけですから、この花見山公園というのが本当に水俣に実現したら、非常に観光振興の目玉になるんではないかなというふうに思っております。それとまた、湯の鶴地域の振興にも非常につながるんではないかなと思っております。


 それで、今、ユニオンネットのほうから、あそこの林地開発申請が一応、県のほうに出されています。県のほうからいろいろ厳しい審査をすると思いますけれども、そういう許可が出されたら、市としてもやはりそういう里道をユニオンネットへ譲る、そういう決断も私は必要ではないかと思いますが、その点についてどう考えられるのかということをお尋ねをしたいと思います。


 それと、このメガソーラーと花見山公園構想を進める上で、やっぱりいろんな懸念される問題というのはあると思います。一昨日、藤本議員のほうも質問がありましたように、いろいろ水の問題とか土石流災害の問題とか、そういうもろもろの問題は、やっぱり市民は抱いていると思うんですよね。でも、やはりそういう問題というのは、例えば立地協定を結んで、その中で環境協定、こういう開発行為に当たっては、こういう形でお願いしますとか、やっぱりそういう一歩前へ踏み出した形で、私は問題解決を図っていくということも必要ではないかと思いますが、その点についていかがお考えでしょうか。この2点についてお尋ねをしたいと思います。


○議長(大川末長君) 門?産業建設部長。


○産業建設部長(門?博幸君) 真野議員の第2質問、2点についてお答えをさせていただきます。


 まず1点目が、新日本の林地開発の許可がおりれば、市としても遊歩道といいますか、開拓道路、国有地につきましては払い下げに同意すべきではないかというような御趣旨であったかと思っております。


 これにつきましては、昨日の藤本議員のほうにもお答えしましたとおり、地元の湯の鶴の地域の方々からいろんな御心配をする向きの声をいただいておるところでございます。


 大きくは水質、水源の問題等々であろうかと思っておりますので、お答えしましたとおり、森林法に基づく林地開発の中で、そういった災害、水害、水の確保、環境の保全等々につきましては、厳しい審査がなさるということでお聞きをしております。ですので、今回の計画につきましては、まずは林地開発の許可基準を満たすような、地域の皆様が安心できるような計画を策定していただくということが大前提であろうと思っております。その上で、湯の鶴の観光振興計画との整合性ということもございますので、改めて地域の方々の御意見を再度お聞かせいただく機会を設けさせていただいて、市として、じゃ、そこの国有地のところの判断をどうするのかというところは詳細に、また慎重に検討していきたいと思っております。


 それと2点目が、それとは別にその後の開発協定等々で、その対応はできないかというようなことでありますけれども、今も申し上げましたとおり、まずはその地域の皆様が安全で、安心して木臼野の地区に花見山公園のような大きな観光施設ができるというようなところの期待ができるというのが一番理想であろうかと思いますが、今申し上げましたようにいろいろ御心配されることがありますので、それはできれば進出決定する前段の中で、そこを整理させていただかないと、なかなか地域の皆様の安心もいただけないと思っておりますので、それもまた研究をしてまいりたいと思っております。


○議長(大川末長君) 真野頼隆議員。


○(真野頼隆君) 3回目ですけれども、この花見山公園が実現すれば非常に観光客の増になるということ、そして、西田市長は環境と経済という形で両立したまちづくりを進めていくということなんですが、もう一つですね、観光と経済ということも私はこの水俣市の進む方向としては、花見山公園をうまく生かせれば、本当にそういう観光と経済というのが成り立つ、このまちづくりができるんではないかなと思っています。そういう意味においても、やっぱり前向きに一歩前へ踏み出して検討をしていただくように要望しまして、この質問は終わりたいと思います。


○議長(大川末長君) 次に、ゴルフ場の存続について答弁を求めます。


 門?産業建設部長。


  (産業建設部長 門?博幸君登壇)


○産業建設部長(門?博幸君) 次に、ゴルフ場の存続に向けて、所有者に働きかけるつもりはないかとの御質問にお答えします。


 水俣市長崎のゴルフ場、水俣国際カントリークラブは、昭和53年に水俣・芦北地域で唯一18ホールを有するゴルフ場として開業し、市内外から多くの人が訪れ、最盛期には年間3万人を超える方の来場がありました。しかし、近年では利用者の減少により経営が厳しくなり、今年3月末をもって閉鎖されることになったとお聞きしております。


 当ゴルフ場がなくなると、市民の娯楽の場の1つがなくなるだけではなく、関連する飲食業や宿泊業など経済の面でもマイナスの大きな影響を及ぼすことになります。また、現在勤務している職員等の雇用の問題も発生し、さらには、市の貴重な財源である固定資産税やゴルフ場利用税も減収することになります。


 このため、市としましても、水俣商工会議所等と連携をしまして、現在の所有者に対して、今後も引き続きゴルフ場の経営を行っていただくなどの要望を行ってまいりたいと考えております。


○議長(大川末長君) 真野頼隆議員。


○(真野頼隆君) それでは2回目の質問なんですけれども、最初に聞けばよかったんですが、今の従業員の問題、ゴルフ場利用税、それからプレイの後の宴会とか、そういったものを含めて、市への影響というものをどのぐらい見込まれているのか、これを2回目の質問にしたいと思います。


○議長(大川末長君) 門?産業建設部長。


○産業建設部長(門?博幸君) その具体的な金額での話かと思いますが、現在、先般ちょっと確認をしたところでは、先ほど最盛期には3万人を超えるというようなところで申し上げましたけれども、最近では年間の利用者数が約1万2,000人と、そのうち7割の方が水俣市内に在住されておられる方ということでお聞きをしております。


 金額的なものについては、どう捉えるかということで、その算出の額も変わってきますので、一概には申し上げられませんけれども、利用者の方がお支払いになられるゴルフの使用料といいますか、施設の利用料の中から従業員に対する人件費でございますとか、ゴルフ場で扱ういろんな商品に関しましての各種の取引が地元の業者さんとあったかと思いますので、これらがなくなるということと、プレイの後に宴会であったりとか、そういったところもございますので、これらの機会がなくなるということで、具体的な金額ははじいておりませんが、そういった影響があるんだろうと考えております。


 それと、市に対してなんですけれども、24年度で申し上げますと約530万円固定資産税、ゴルフ場利用税、あるいは従業員の方々の市民税等々で530万円程度ということでお聞きをしておりますので、この税額がそのものではございませんが、そこが影響として出てくるということだろうと思っております。


○議長(大川末長君) 真野頼隆議員。


○(真野頼隆君) 3回目の質問なんですけれども、本当にこのゴルフというのは娯楽の代表の1つであると、健康ブームでもあるし、やはり何とかして残していただきたいと。非常に難しいのかもしれませんけれども、あそこを所有された方はメガソーラーを計画されているというような、そういう話も伺っているんですが、その隣の木臼野にもそういうメガソーラー計画があり、九電のほうに送電線の許可申請というのを出されている。また、すぐそのとなりにゴルフ場があって、そのゴルフ場もそういうメガソーラーということなんですけれども、果たして九電がそういう送電の許可をおろすのかなというような、そういう不確定な要素もまだまだあるわけなんですよね。ですから、まだそういう状況にあるもんですから。


 そしてまた、何といっても、この商工会議所、あるいは連合熊本ユニオンのほうからも、また議会に対してもそういう存続の要望が出ているわけなんですから、やはりこれは市として何かそういうアクションというのを見せる必要が、そういう責任があると思うんですよね。そういう意味においても、やはり市として所有者に対して、まずは行って、今の水俣市の現状を訴えて、強く存続をお願いをするという働きかけをする必要があると思いますが、いかがですか。その点について、これは西田市長にお願いをしたいと思います。


○議長(大川末長君) 西田市長。


○市長(西田弘志君) 商工会議所の会頭が以前いらっしゃって、日程的にも行く準備はしておりました。その後、いろいろ向こうのほうでやりとりがございまして、一応その日程はやめになりましたので、今後またその辺は検討していきたいというふうに思っています。


○議長(大川末長君) 以上で真野頼隆議員の質問は終わりました。


 この際、10分間休憩します。


                               午前10時53分 休憩


                               ─────────


                               午前11時03分 開議


○議長(大川末長君) 休憩前に引き続き会議を開きます。


 次に、牧下恭之議員に許します。


  (牧下恭之君登壇)


○(牧下恭之君) 皆様、こんにちは。


 公明党の牧下恭之でございます。


 通告に従い、順次質問に入りたいと思います。


 まず初めに、子ども医療費助成事業について。


 少子高齢化社会の改善に向けて、各自治体が取り組んでいます。水俣市が平成22年10月に小学校6年生まで拡大したときは、県下においては、45市町村のうち中学3年生まで20自治体、さらに高校3年生までが1自治体でありました。子ども医療費助成事業の拡大を進めるときに来ていると思います。以下3点質問します。


 現在の子ども医療費助成事業の県内の実施状況はどうなっているか。


 現在の水俣市の子ども医療費助成事業の総額と内訳はどのようになっているか。


 中学3年生まで拡大した場合の予想金額はどうなるのか。


 次に、臨時福祉給付金及び子育て臨時給付金について。


 消費税率の引き上げに際し、臨時福祉給付金は、低所得者ほど生活に必要不可欠な食料品の消費支出の割合が高いことを踏まえ、消費税率の引き上げによる1年半分の食料品の支出額の増加分を参考に1万円支給されます。老齢基礎年金の受給者等については、1人につき5,000円を加算されます。


 また、子育て世帯臨時特例給付金は、子育て世帯への影響を緩和することを目的に実施されます。熊本市においては、臨時福祉給付金対象者が17万人、子育て世帯臨時特例給付金対象者が10万人とのことであるが、水俣市の対象人数はどうなっているのか。一日も早い給付が望まれるが、給付までの準備体制はどうなっているのか。


 事務費補助金についても、コールセンターの経費なども含め10分の10の補助率で交付されるが、市民からの個別の相談に応じる専用コールセンターの設置はどうするのか。


 次に、教育問題について。


 近年、活字離れが指摘される中、市民に読書に親しんでもらう取り組みの1つとして、読書通帳を導入する動きが各地で見えはじめています。


 この取り組みは、借りた本の履歴を目に見える形で残すことによって、子どもを中心に市民の読書への意欲を高める効果が期待されています。


 そのような中、昨年9月に北陸で初めて読書通帳システムを導入した富山県館山町では、自動貸出機で借りた本のデータが併設する読書通帳機に送られ、通帳を入れると借りた本のタイトル、著者名、貸出日が記帳される仕組となっています。


 通帳は、町内の小中学生には無料で贈呈し、その他の利用者には1冊100円で販売しています。


 現在、各自治体において図書館利用の推進を図るため、地域の特色を生かしたさまざまな取り組みが行われていますが、読書通帳の導入は、財政負担を抑えた効果的な取り組みの一つとして推進できるものであると考えられます。


 読書通帳を導入できないか。


 雑誌スポンサー制度の先進地調査は実施されたのか。また、進捗状況はどうか。


 水俣市は、日本一の読書のまちづくりを宣言いたしました。平成24年度からの図書整備5カ年計画は、図書整備のために200億円、5年で1,000億円、新聞配備に15億円、5年で75億円、学校司書の配置に150億円を地方交付税として措置をしています。


 25年度の図書整備の学校予算の図書費は、残念ながら全国平均の半分ぐらいの予算です。


 新しい本、きれいな本をそろえてやり、図書館の環境を読みやすい、行きたいというような環境づくりは大変重要であります。財政措置はできています。日本一の読書のまちづくりを宣言している水俣市です。


 学校図書の購入金額を倍増できないのか質問します。


 次に、地域防災力の強化について。


 近年、局地的な豪雨や台風などの自然災害が頻発し、地域防災力の強化が喫緊の課題となる中、消防団の重要性が改めて注目を集めています。消防団は、消防署とともに火災や災害への対応などを行う消防組織法に基づいた組織であり、全ての自治体に設置されており、団員は非常勤特別職の地方公務員として、条例により年額報酬や出動手当などが支給されています。火災や災害の発生時には、いち早く自宅や職場から現場に駆けつけ、対応に当たる地域防災の要であります。特に、東日本大震災では、団員みずからが被災者であるにもかかわらず、救援活動に身を投じ、大きな役割を発揮しました。


 その一方で、住民の避難誘導や水門の閉鎖などで198人が殉職し、命がけの職務であることが全国的に知られました。また、水俣市においてもそうであります。しかし、その実態は厳しく、全国的に団員数の減少が顕著になっており、1965年に130万人以上いた団員は、2012年には約87万人に落ち込んでいます。その背景には高齢化に加え、サラリーマンが多くなり、緊急時や訓練の際に駆けつけにくい事情も団員減の要因とされています。震災被災地のある団員は、地元を守るという使命感と、ボランティア精神で何とかやっているが、現場の実情は本当に厳しいと胸のうちを明かしています。こうした事態を受け、昨年12月に消防団を支援する地域防災力充実強化法(消防団支援法)が成立、施行されました。


 同法は、消防団を将来にわたり地域防災力の中核として欠くことのできない代替性のない存在と定義し、消防団の抜本的な強化を国や自治体に求め、団員の処遇改善や、装備品、訓練の充実に向けた予算が確保されました。


 具体的には、階級や在籍年数に応じて設けられている退職報償金は、全階級で一律に5万円を上乗せするほか、報酬・出動手当の引き上げについて各自治体に条例改正を強く求めているのが特徴であります。


 さらに、自治体職員の入団は、これまで自治体の裁量に委ねられてきたが、職務に支障がない限り認めるよう義務づけられました。


 昨年12月に消防団を支援する地域防災力充実強化法が成立、施行された。処遇改善に向けた条例改正はどうなっているのか。


 以上で本壇からの質問を終わります。


○議長(大川末長君) 答弁を求めます。


 西田市長。


  (市長 西田弘志君登壇)


○市長(西田弘志君) 牧下議員の御質問に順次お答えします。


 まず、子ども医療費助成事業については福祉環境部長から、臨時福祉給付金及び子育て世帯臨時給付金については私から、教育問題については教育長から、地域防災力の強化については総務企画部長から、それぞれお答えいたします。


○議長(大川末長君) 子ども医療助成事業について答弁を求めます。


 宮森福祉環境部長。


  (福祉環境部長 宮森守男君登壇)


○福祉環境部長(宮森守男君) 子ども医療費助成事業について、順次お答えします。


 まず県内の実施状況はどうなっているかとの御質問にお答えします。


 昨年10月1日時点で、県内45市町村のうち、小学6年生よりも対象年齢を高く設定しているところが26市町村あります。14市では2市が中学3年生まで助成しており、それぞれ小学生以上及び中学生以上に外来月額1,000円、入院月額2,000円の自己負担額を課している状況です。


 次に、水俣市の子ども医療費助成事業の総額と内訳はどのようになっているかとの御質問にお答えします。


 平成24年度の子ども医療費の実績は約7,300万円で、そのうち県補助は約800万円となっております。


 次に、中学3年生まで助成を拡大した場合の予想金額はどれくらいになるのかとの御質問にお答えします。


 平成24年度の国保医療費データから試算しますと、約800万円の増額になると見込んでおります。


○議長(大川末長君) 牧下恭之議員。


○(牧下恭之君) 人吉市においては、就学前から中学3年生まで、子ども医療費助成対象拡大が今議会で提案されております。御船町はことしの7月より小学6年から中学3年まで拡大をします。


 球磨村も小学6年から中学3年まで拡大をします。津奈木町も小学6年から中学3年まで拡大をします。大津町も小学6年から中学3年まで拡大をします。


 私は、平成18年3月議会で、子ども医療費の無料化について質問をしております。そのときは、子ども医療費についてこの水俣芦北地域をリードしてきたが、芦北町に先行されるといった状況での質問でありました。負けず嫌いの西田市長、今回、西田市長はマニュフェストの中で、子育てしやすいまちづくりを掲げられております。早い段階での実施を期待したいと思います。


 山鹿市は来年1月より小学6年から高校まで拡大をします。山鹿市の試算では12歳まで1億6,800万円、中高で3,600万円を見込んでいます。中高で17.6%です。水俣市においては高校3年生まで助成枠を拡大した場合、どのくらい財源が必要になるのか、質問をします。


○議長(大川末長君) 宮森福祉環境部長。


○福祉環境部長(宮森守男君) ただいま中学3年生までに助成を広げた場合、800万円と答弁したところですが、これも高校までにしたときは、同じく大体800万円ぐらいがさらに必要かと考えております。ただし、このデータは、先ほども申し上げましたように国保によるデータですので、同年代の国保の加入率は、どちらも約20%程度となっております。なお、牧下議員は、先ほど18年度の議事録を見てみましたところ、18年度でもこういう要望をされまして、市としましては、このような一般質問におきまして平成22年の10月からは、それまで就学前だった医療費助成を小学校6年前ということで引き上げるという、そういう対応は一応とってきたということを申し添えておきたいと思います。


○議長(大川末長君) 牧下恭之議員。


○(牧下恭之君) それでは、西田市長にお尋ねをしたいと思いますが、これからの県内の拡大状況は、45市町村で就学前までが1自治体、小学3年までが5自治体、小学6年までが7自治体、中学3年までが29自治体、高校までが3自治体になる予定であります。


 水俣市の子ども医療費助成事業は、後追い政策になっております。命かがやく水俣を目指すなら、先陣を切って水俣市民に貢献するべきであると思います。


 水俣市においては、子ども医療費は、12歳まで7,300万円、中学・高校までが1,600万円の増になるということで、1,600万円で高校3年生まで、子ども医療費助成ができるようになります。


 子育て世代は大変な中で頑張っております。応援してみませんか。


 芦北町では、既に高校3年生までの無料化が実施をされております。津奈木町も中学校3年生までの無料化が始まろうとしております。


 今回、マニュフェストで市民に対して堂々と子育てしやすいまちづくりを約束された西田市長としては、ここで高校3年生までの無料化を英断すべきだと思いますが、いかがか質問いたします。


○議長(大川末長君) 西田市長。


○市長(西田弘志君) ありがとうございます。


 子育てしやすいまちづくり、私もマニフェストにうたわさせていただきました。きのうも答弁させていただいたように、若い人がやはり子育てするときに一番お金が要る。試算は、50歳以上の高齢者の方がほとんど8割を持っているということで、非常に厳しいというのは私もわかっております。その中で、まずは中学生までをやりたいというふうにマニフェストに載せました。高校につきましては、私もまだそこまで財政状況はよくわかっておりませんので、中学までを載せていただきましたですけど、今、いろんな形で議会からの要望もあるところでございます。財政的に800万円、800万円で1,600万円ですかね、その分、毎年出ていくものでございますので、高校までできるかどうか、今後いろんな要望等も勘案いたしまして、検討はしていきたいというふうに思っております。


○議長(大川末長君) 次に、臨時福祉給付金及び子育て世帯臨時給付金について答弁を求めます。


 西田市長。


  (市長 西田弘志君登壇)


○市長(西田弘志君) 次に、臨時福祉給付金及び子育て世帯臨時給付金について順次お答えします。


 まず、対象人数はどうなっているかとの御質問にお答えします。


 臨時福祉給付金の支給対象者は、主に平成26年1月1日において、本市の住民基本台帳に登録され、平成26年度分の地方税法の規定による市民税が課税されていない方、または条例で定めるところにより市民税を免除された方です。このうち、生活保護制度の被保護者の方は、制度内で保護基準の改定などにより、消費税率の引き上げによる負担増への対応が行われることから対象を外れております。支給対象人数は、平成26年度の課税状況をもとに算出されます。昨年度の課税状況等から勘案いたしますと、約8,400人程度いらっしゃるものと推察されます。一方、子育て世帯臨時特例給付金の支給対象者は、主に平成26年1月1日において本市の住民基本台帳に登録され、平成26年1月分の児童手当を受給されている方で、平成26年度分の地方税法の規定による市民税が課税され、かつ児童手当の所得制限額に満たない方です。支給対象人数は、本市の平成26年1月1日時点での児童手当受給児童数と臨時福祉給付金の対象となる非課税世帯や児童手当の所得限度額超過者等を考慮し、約3,000人程度と見込んでおります。


 次に、給付までの準備体制はどうなっているのかとの御質問にお答えします。


 給付までの準備としましては、まず、対象者への十分な制度の周知を行うことを予定しており、広報みなまたや市ホームページを通じて情報の提供を行い、臨時福祉給付金につきましては、広報チラシの全戸配布を年度当初に行います。両給付金とも具体的な日程等については、現在検討しているところですが、さきに申し上げましたとおり、その支給要件が平成25年所得での課税状況で判断されるため、申請受付の開始は、当初課税決定後の平成26年6月下旬以降を予定しております。


 次に、専用コールセンターの設置はどうするのかとの御質問にお答えします。


 現在、厚生労働省では、臨時福祉給付金ダイヤルと子育て世帯臨時特例給付金ダイヤルという2つのコールセンターを設けております。本市でも、チラシの全戸配布に合わせて問い合わせ窓口を設置し、市民からの問い合わせに対応できるよう専用の電話番号を設けることを予定しております。いずれの給付金におきましても、平成26年4月からの消費税率の引き上げに際し、全国的に実施される事業でありますので、申請受け付けから対象者の方へ給付するまで、滞りなく作業が行えるよう、計画的に準備を進めてまいります。


○議長(大川末長君) 牧下恭之議員。


○(牧下恭之君) 今回の制度は、消費税の逆進性を補完する制度であります。あくまで、低所得者への臨時的措置として行うものですが、申請しないと給付をされません。対象者への十分な制度の周知をお願いしたいと思うがいかがか。


 子育て世帯臨時給付金の基準日は平成26年1月1日となっているが、3月に卒業した中学生は対象となるのか、問い合わせ窓口はどこの課でするのか、また場所はどこを考えているのか、質問いたします。


○議長(大川末長君) 西田市長。


○市長(西田弘志君) 申請しないともらえないときがあるということでございます。周知に関しましては、先ほど申し述べさせていただきましたように、チラシの全戸配布、自治会長会議においての説明、そういったものの予定もしております。


 それと子育て世帯臨時給付金につきましては、児童手当受給世帯への6月の現況届通知時に、申請勧奨チラシ、そういったものも同封する予定にはなっているというふうに聞いております。


 なるべく漏れがなく、皆さん申請をしていただきたいということが大事だというふうに思っております。


 3年生につきましては、先ほども言いましたように、26年1月1日が基準日でございますので、そのときに給付対象になっていれば対象になるというふうに考えております。


 それと窓口の設置につきましては、秋葉4階ホールに申請受け付け窓口とそれとあわせて問い合わせの窓口、そういったものを設置するというふうに聞いております。


 以上です。


○議長(大川末長君) 牧下恭之議員。


○(牧下恭之君) 窓口においては、市民の説明に頭を悩ませるという場合もたくさんあると思います。また、期待してきたら対象外であったというケース、扶養の場合等いろんな問題が出てくると思います。全対象者に申請をしていただく取り組みを期待してこの質問を終わります。


○議長(大川末長君) 次に、教育問題について答弁を求めます。


 葦浦教育長。


  (教育長 葦浦博行君登壇)


○教育長(葦浦博行君) 次に、教育問題について順次お答えいたします。


 まず、読書通帳を導入できないかとの御質問にお答えいたします。


 読書通帳システムは、図書館で借りた本のデータを併設された読書通帳機により専用の通帳を挿入すると、本の題名や貸し出し日等が記帳されるもので、読書履歴を目に見える形にすることで、図書館利用者の読書意欲を促進することが期待されるものです。現在、本市においては、一部の小学校では、自分が1年間に読んだ本を記入する記録カードやお勧めの本を何冊読めたかの記録用紙などを活用し、子どもたちの読書活動が推進されております。今後、市立図書館における読書通帳の導入につきましては、通帳記入機、機器の保守点検料、通帳代等の予算が必要となることから、費用対効果等を考慮した上で検討してまいりたいと思います。


 次に、雑誌スポンサー制度の先進地調査は実施されたのかとの御質問にお答えいたします。


 雑誌スポンサー制度は、事業者に雑誌の購入代金を負担していただき、提供雑誌の最新号ブックカバーに事業者の広告を表示する制度であります。先進地調査については、雑誌スポンサー制度を実施している市町村の情報をインターネットにより調査いたしました。その結果、熊本県内においては導入されていなかったため、県外で実施している公立図書館の情報を入手し、参考といたしました。また進捗状況につきましては、市内事業所に大まかな制度内容をもとに意見を求めたところ、現状では、スポンサーとなるのは難しい、スポンサーとなることでの事業者側のメリットがブックカバ一への広告表示だけでは不足しているなどの意見がありました。


 次に、学校図書の購入金額を倍増できないかとの御質問にお答えいたします。


 平成25年度の学校図書館の図書購入予算は、小学校1校当たり約22万4,000円、中学校1校当たり約33万5,000円でした。国においては、学校図書館図書整備5カ年計画を定め、平成24年度から毎年度約200億円、5カ年合計約1,000億円の地方財政措置を行っております。この地方財政措置は、地方交付税交付金として使途を特定せず、一般財源として地方公共団体に交付されているため、全てを学校図書購入予算に充てることは、財政状況の厳しい本市としては難しく、図書購入予算を倍増することは厳しいものと思っております。


 しかしながら、平成24年度から、水俣第二小学校と緑東中学校を学校図書館活用教育研究推進校に指定し、毎年度各50万円を研究費用として助成し、図書購入等の学校図書館の整備・充実や学校図書館の利活用に関する研究等を行い、研究発表会等を通して、その成果を市内の小中学校にも普及させているところです。


 今後は、研究推進校の取り組みを他の学校にも広めるとともに、古い図書の整理や環境整備等も行い、子どもたちが進んで利用したくなるような親しみやすい学校図書館づくりを進めていきたいと思っております。


○議長(大川末長君) 牧下恭之議員。


○(牧下恭之君) 読書通帳ですが、立山町の取り組みの特徴としまして、平成26年1月末現在の読書通帳登録者数は600名を超えているそうであります。そのほとんどが町内の小学生となっており、子どもたちから好評な取り組みとして期待をされています。行政と学校が一体となって進めたことが挙げられております。町内の小・中学校の教員に読書通帳の取り組みを理解してもらい、読書通帳を利用して読書に挑戦する生徒を先生が励ますことで、より一層生徒の読書意欲をかきたけることになり、より高い効果が期待されております。


 また立山町の場合、取り組みに賛同してもらった地元銀行に通帳製作費を負担してもらったり、地元団体からの寄附を活用し読書通帳機を購入するなど、地元の理解と協力を得て取り組んでいることも大きな特徴です。地元団体に協力いただき、実施に向けて取り組みをするときだと思いますが、いかがか。


 雑誌スポンサー制度でありますが、平成22年9月議会から今回で4回目の質問となりました。


 これまでの答弁は、これまで以上に雑誌の購入が可能となり、図書館利用者にとっても有効な制度あるとの前向きの答弁でありました。しかし、今回、市内事業者に意見を聞いたとのことですが、どのくらいの規模の企業なのか、何社に聞かれたのか、お尋ねをいたします。


 雑誌スポンサー制度は、民間企業等との協働により、所蔵雑誌の充実を図ることを目的としたものであります。企業等から雑誌を提供していただくことにより、図書館の蔵書の充実と図書館サービスの向上を図り、自治体と民間企業等による新しい協働の形をつくり上げていくものであります。提供された雑誌のカバーに広告、さらに雑誌の置いてある棚に雑誌スポンサーの名前と広告を掲示します。あわせて雑誌スポンサーである企業・団体の名称、提供雑誌を図書館ホームページで公表もできます。メリットは幾らでもできます。広告を見た人からは企業イメージが拡大できます。年間1万円前後でできます。雑誌スポンサー制度をやめるのか実施するのか、質問いたします。


 学校図書費用ですが、平成25年度の小学校7校の合計で約157万円です。倍増しても約300万円です。中学校4校合計で約134万円、倍増しても268万円です。図書標準が示されていますが、達成しているのは袋中学校1校のみであります。学校にある図書は、古い、少ない、こんな中で、日本一の読書のまちづくりを宣言しているのが現状であります。


 水俣市で平成23年度で小学校の1人平均貸出数は40.3冊でありました。現在ふえてきているそうでありますが、山形県鶴岡市立朝陽第一小学校は2003年に学校図書館大賞を受賞しました。24学級656人であります。1995年に図書館活用教育を学校経営の中核としました。94年度は1人平均貸出数が51冊だったのが2003年度は127冊となりました。その中で、小学1年2年は80冊、3年4年は60冊、5年6年は50冊以下を不読傾向と定義づけしました。96年度は378人から7年後の2003年度は15人に不読傾向が減少しました。全校児童の約7割がほぼ毎日、新しい本を借りているそうであります。始業前、休み時間、放課後、いつも児童でいっぱい、学校図書館を児童・教師にとっての本のレストランになっているということであります。もちろん図書司書も配置してあります。子どもの読書環境を整えることが大事であります。環境整備にどう取り組むのか質問をいたします。


○議長(大川末長君) 葦浦教育長。


○教育長(葦浦博行君) 御質問いただきましたので、第2の質問、お答えしたいと思います。


 まず、読書通帳を地元の協力によって取り組むについてはどうかということでございまして、読書通帳の見本を議員に見せていただきましたけれども、本当に通帳そのものについては、非常に話題性もあって子どもの興味も引くものかなというふうに実は思いました。非常にいいなというふうに思いましたけれども、ただ、導入費用と保守点検、それから通帳そのものにかかる費用が結構思ったより高額でございまして、ちょっとその辺が気になるところでございます。


 実例を挙げていただきましたけれども、地元の団体とか、あるいは企業さんをうまく立山町は使ったということでございますが、水俣市の場合、これからでございますので、そういう企業さんによく説明するということがまず大事じゃないかなと、そういう努力が必要かなというふうに思っております。


 御提案は非常にユニークでおもしろいなと思っておりますので、今後研究させていただきたいなというふうに思っております。


 それから、雑誌スポンサーについては、何社に聞いたのか、あるいは実施するのかという問いだったというふうに思いますけれども、市内の2つの本屋さんにちょっとお尋ねをしたということで、実は意義をうまく説明できたのかどうかというようなことも担当に聞きましたが、その辺のところがうまくできなかったんじゃないかということで、共感をいただけなかったというのが今現状でございます。ですから、実施についてもそうなんですけれども、少し本気度というのを我々が持って取り組む必要があるなというふうには思っております。


 それから、学校図書の環境整備に御質問がありました。学校図書館の図書標準についてはずっと御質問いただいてまして、全国的には半分ぐらいで、非常に寂しい感じがしておりますけれども、ただ、子どもたち自身はずっと読書活動の拡大を我々取り組んできた成果かと思いますが、相当伸びてきております。小学校も中学校も伸びてきている状況です。


 ただ、今おっしゃいましたように、量を満たすというのはまず基本として必要かなというのは思ってますし、質も大事でございます。それから読書をする環境というものをきちんとやっぱり図書館あたりの整備をしてあげるとか、しやすい雰囲気をつくるとか、いろんなことをやる必要があるのかなというふうに思っております。今後、そういう予算についても増額していただけるように努力をしていきたいというふうに思っております。


○議長(大川末長君) 牧下恭之議員。


○(牧下恭之君) それでは、お金のことになりますので、西田市長にお尋ねします。


 子どもは宝です。水俣市を背負っていく人材であります。先ほども5年、10年、20年先のやはり人づくりが大事だというふうに答弁をされておりました。この言葉が真実かどうかはこれから質問しますので、それを踏まえて答弁をしていただきたいと思います。


 まず、環境を整えてやるのが西田市長の使命であると思います。読書が子どもに与える影響をどう考えるのか、学校図書標準にほとんど満たない状況をどう考えるか、現在の学校図書費用が全国平均の半分以下の状況を倍増したいと思うかどうか、お尋ねをいたします。


○議長(大川末長君) 西田市長。


○市長(西田弘志君) 図書のことにつきまして、よくこの議会でも議論をされているというふうに思っております。私も先週、読み聞かせに一小に行きました。市長になってから初めて行きましたけれども、ことしの4月でもう15年になります。15年前に最初に始めたのが、自分はPTA会長をやってまして、図書の整備をしたいということで、読み聞かせを始めたのは補助金が5万円か10万円かだったと思いますけれども、一緒に来ますよということで始めたのが15年前でございます。そのときに、かなりやっぱり昔は古い本がいっぱいありまして、みんなで入って、そういったのを片づけて、そして、たしかその予算で新しい本を買ったのを覚えております。


 やはり私も子どもは宝と言いますように、人材育成という部分を考えますと、読書というのは非常に重要だというふうには認識をしております。朝の読書をやっているところで学力が伸びたという話もよく聞きますし、いろんな形で子どもたちに本に親しんでいただきたいという思いは、もう議員も私も一緒でございます。


 先日行ったときに、最近どうですかというふうに聞きましたら、今はバーコードで全部読み取れるようになっております。本に全部バーコード入って、ピッとするだけ。昔はこういう図書カードで、小学校1・2年生も一生懸命書いて、もうくしゃくしゃになっているのを持っておりました。今はバーコードになって、簡単になって非常に貸出数が伸びたということを司書の知り合いの方が言っておられました。やはりそういった新しいものをやることによって読書に親しむ機会がふえるというのは、やっぱりああそうやなというふうに思っているところでございます。


 予算につきましては、今、小学校の予算157万円、倍にしても300万円、中学校でも300万円弱でできるということで今聞いておりますので、心情的には、もうすぐにでもしてやりたいというのは本当に思っております。私が財政のことを考えずに言うわけにもいきませんが、そこはもう前向きにぜひ検討していきたいというのが私のスタンスでございます。


 以上です。


○議長(大川末長君) 次に、地域防災力の強化について答弁を求めます。


 本山総務企画部長。


  (総務企画部長 本山祐二君登壇)


○総務企画部長(本山祐二君) 次に、地域防災力の強化についてお答えいたします。


 昨年12月に消防団を支援する消防団を中核とした地域防災力の充実強化に関する法律が成立、施行された。処遇改善に向けた条例改正はどうなっているかについてお答えいたします。


 同法は、住民の積極的な参加のもとに、消防団を中核とした地域防災力の充実強化を図り、もって住民の安全の確保に資することを目的としており、消防団員に関しては、消防団への加入促進、処遇改善や装備の充実による活動の充実強化などを主な施策としております。


 消防団員の処遇改善の施策の一環として、来年度から、消防団員退職報償金の一律5万円の増額が予定されており、本市においても、条例改正を本日追加提案する予定といたしております。


 なお、消防団員の報酬・出動手当につきましては、平成23年4月に引き上げを行っておりますので、当市の財政状況等を考慮しながら、今後検討を行っていきたいと考えております。


 今後も消防団員の処遇改善に向け、できる限り努めてまいりたいと考えております。


 以上です。


○議長(大川末長君) 牧下恭之議員。


○(牧下恭之君) 条例の改定の追加提案をきょうされるということでありました。今回、地域防災の中核として消防団が位置づけられたことで、改めて消防団を軸とした防災体制の整備に取り組む好機であります。公明党は、震災での現場対応を通して地域防災の重要性を痛感していたことから、消防団の処遇改善も含めた法律の成立へ、自民党と連携して与党として推進をしてまいりました。今後は、地方議会を舞台に議論を深め、地域の実情に即した処遇改善に向けた条例改正が必要であります。現場の声をもとに、さらなる充実に全力を挙げて取り組むときであります。


 水俣市の団員の報酬年額は、平成23年に1万5,000円から2万円に引き上げられました。しかしどうでしょうか、地方交付税算入額は3万6,500円です。年額1万6,500円少ない。お隣の出水市は4万7,000円になっております。水俣市とは2万7,000円も差があります。出水市は災害で多くの人が亡くなりました。水俣市もとうとい命を災害で多くの方を亡くしました。消防団の責任と使命感あふれる命がけの活動に差はないと思います。あるとしたら消防団に対する思いが足りないのではと思うばかりであります。


 さらに、出動手当は1回7,000円となっていますが、水俣市においては1,500円です。出水市は5,000円となっています。余りにも差があります。一歩進んだ処遇改善が必要であると思いますが、どうするのか、お尋ねをします。


○議長(大川末長君) 本山総務企画部長。


○総務企画部長(本山祐二君) 第2の御質問にお答えさせていただきたいと思います。


 消防団の報酬関係につきましては、退職のほうは、今回引き上げさせていただきます。報酬につきましては、なかなか3年前ぐらいになりますので、今後の検討になろうかと思うんですけれども、ただ、先ほど議員から御説明がございました、国の要するに基準との比較ということでございますが、これは地方交付税のほうに算出資料として基準がございます。ただ、確かに安いということでございましたけれども、これはクラスによって、例えば団長、副団長とかいろいろございますが、それによっては高いのもございますので、なかなか一概に全てが安いということではございません。この辺は他市との比較をしながら今後も検討していく必要があるのかなとは思っております。


○議長(大川末長君) 牧下恭之議員。


○(牧下恭之君) 団員の報酬が少ないということで言いました。出動手当もよそに比べて少ないんだということでありますので、これから消防団の処遇改善に取り組んでいただきたいことを切にお願いしまして質問を終わります。


○議長(大川末長君) 以上で牧下恭之議員の質問は終わりました。


 この際、昼食のため午後1時30分まで休憩します。


                               午前11時48分 休憩


                               ─────────


                               午後1時28分 開議


○議長(大川末長君) 休憩前に引き続き会議を開きます。


 次に、谷口明弘議員に許します。


  (谷口明弘君登壇)


○(谷口明弘君) 皆さん、こんにちは。


 自民党市議団、創水会の谷口明弘です。


 西田市長におかれましては、このたびの市長選挙、御当選おめでとうございます。きょうは何か似たような柄のネクタイになっておりますが、ストライプの向きまでは違ったようでございます。


 今回は市長として初の議会ということで緊張されたと思いますが、いよいよ一般質問も私で最後です。峠は越えたとお思いでしょうか。一般質問の千秋楽、結びの一番は新人議員と新人市長の顔合わせですが、聞いておられる市民の皆さんに納得していただけるよう実のある議論を目指したいと思います。


 さて、3月は卒業式シーズン、多くの別れが繰り広げられます。私も3月1日に長男が水俣高校を卒業しましたので、保護者として参列させていただきました。長男はこの春から医療系の専門学校に進学するため親元を離れます。これから4年間しっかりと知識と技術を習得して、世のため人のためにお役に立てる立派な社会人になってほしいと願っております。市長もことし水俣高校を卒業されるお子さんをお持ちで、卒業式当日は保護者としてではなく市長として出席されておりましたが、来賓席でどんなことを考えておられましたか。私はこの中の何人が水俣に残る、あるいは働けるのだろうかと、そういうことを考えておりました。


 水俣に残りたい、残ってもらいたいと願う親子の思いを一人でも多くかなえるために、私も含め水俣で政治をつかさどる我々議員やトップリーダーたる市長の責任は大変重いと感じた次第です。


 さて、課題山積の現市政を率いる覚悟を決められたからには、市議時代以上に市民の幸福を最大にするために頑張っていただきたいと思います。まずは、その市長選挙について、連日選挙についての質問が続いており、またかと思われるかもしれませんが、議員という立場で初めて市長選挙にかかわった新米議員の視点でお聞きしたい点がありますので、通告どおり質問させていただきます。


 まず、大項目1、水俣市長選挙について。


 (1)、市長選の総括について。


 ?、市長の目指す水俣の将来像についてどう考えているのか。


 ?、選挙戦の戦い方についてどのような認識をもっているのか。


 ?、選挙戦の勝因についてどのように分析されているのか。


 ?、7,204票の不支持票を投じた市民に対してどのような認識を持っているのか。


 (2)、選挙戦におけるマニフェストの実現について。


 ?、水俣病の全面解決とはどのような状況をいうのか。


 ?、中学校までの医療費無料化の財源はどのように考えるのか。


 ?、プレミアム付商品券について、効果と問題点はどのように考えているのか。


 ?、環境大学院とは具体的にどのような規模・形態か、また提携大学の予定はどこか。


 (3)、選挙管理委員会について。


 ?、期日前投票の投票数は幾らであったか。


 ?、投票用紙の記入台の設置方法についてどのような規定があるのか。


 ?、期日前投票箱の鍵の管理方法はどのようにしているのか。


 ?、投票率向上に向けてどのような取り組みを行っているのか。


 ?、選管の臨時職員の雇用について問題点はないか。


 2.防災と自衛隊について。


 東日本大震災から一昨日で丸3年がたちました。テレビでも盛んに特番を放送していましたが、改めて自然災害の恐ろしさを痛感し、また被災された方々の御冥福をお祈りするとともに、大切な御家族を失われた御遺族の悲しみを思うと胸が張り裂けそうになりました。私も日本人の一人として、一刻も早い復興を願うとともに、何らかの形で被災者に寄り添い続けなければならないとの決意を新たにしたところです。


 また本市におきましても、平成15年の宝川内土石流災害が発生し、私も消防団員として行方不明者の捜索に当たり、地元深川の河原でお一人の御遺体の第一発見者となりました。偶然にもその御遺体は私の同級生の御主人でした。彼は、消防団員として地元住民の避難誘導に当たっておられたときに土石流に巻き込まれ、とうとい命を落とされました。私と同じ年ごろのお子さんをお持ちで、保育園の行事では打ち上げで一緒に飲みながら子育て談義をしたこともあるほどの仲でした。さぞ無念であったろうと思います。


 さて、東日本大震災及び宝川内土石流災害の後の自衛隊の災害復旧活動や行方不明者の捜索活動は市長も御存じのことと思います。異常気象による自然災害が頻発するようになった今日、自分の住むまちで災害が発生したとき、いざとなったら自衛隊が助けにきてくれると、多くの国民が考えるようになったのではないかと思います。水俣市としてもふだんからの自衛隊とのかかわり方は極めて重要ではないかと考えます。


 そこで、以下質問します。


 ?、災害時の情報収集体制について、現状はどうなっているか。


 ?、災害時の自衛隊との協力体制についてどのようになっているのか。


 ?、掃海訓練が実施できなかったことについて何が原因で、来年以降どのようにしたいと考えているのか。


 3、危険な空き家対策について。


 全国的な問題となりつつある危険な空き家について、水俣市でも急速な人口減少が進む中で、市街地、山間地域を問わず、主を失った空き家が増加しております。近所に住む住人にとってはさまざまな不安や危険にさらされているわけですが、本市でも昨年7月1日から水俣市空き家等の適正管理に関する条例が施行されました。


 そこで、以下質問します。


 ?、条例制定後はどのような状況になっているのか。


 ?、危険な空き家を減らすための今後の具体的な取り組みについてどのように考えているのか。


 以上で登壇からの質問を終わります。市長及び執行部の具体的かつ明快な答弁をお願いいたします。


○議長(大川末長君) 答弁を求めます。


 西田市長。


  (市長 西田弘志君登壇)


○市長(西田弘志君) 谷口議員の御質問に順次お答えします。


 まず、水俣市長選挙についてのうち、市長選の総括について及び選挙におけるマニフェストの実現については私から、選挙管理委員会については選挙管理委員会事務局長から、防災と自衛・隊について及び危険な空き家対策については総務企画部長からそれぞれお答えします。


 まず、水俣市長選挙についての御質問にお答えします。


 市長選の総括について、私の目指す水俣の将来像についてお答えします。


 平成22年度から平成29年度を計画期間とする第5次水俣市総合計画では、本市の目指す将来像を、人が行きかい、ぬくもりと活力ある環境モデル都市みなまたとしております。これまで環境モデル都市の指定、環境首都の称号獲得、そして昨年の水銀に関する水俣条約外交会議、天皇皇后両陛下をお迎えしての全国豊かな海づくり大会などを通じて、本市のさまざまな取り組みは全国に広く認知され、評価されつつあります。一方で、過疎化・少子化対策、経済の浮揚、環境・福祉、教育問題など取り組むべき課題も多く残されています。


 輝くみなまた一歩前へ、今回の選挙で私が掲げた言葉です。これを実感あるものとするため、このたび、市政運営の重責を担うに当たっては、環境に軸足を置いたまちづくりという理念を継承しながら、さらに地場企業の支援や企業誘致、観光振興など、地域の元気づくりに全力で取り組んでまいりたいと考えております。


 また、マニフェストにおいてもさまざまな政策を掲げておりますが、これらは全て目的を達成するための手段であります。水俣に生まれた子どもたちが水俣に生まれてよかったと心から思い、どこへ行っても私は水俣出身ですと胸を張って言える、水俣をそんなまちにすることが私の目的であります。


 次に、選挙戦の戦い方についてどのような認識を持っているのかについてでございますが、議員も御承知のとおり、出馬表明が告示直前となりましたので、限られた短い期間の中において、一日一日を大事に精いっぱい取り組みました。


 次に、選挙戦の勝因についてどのように考えておられるかということですが、やはり環境を軸にしたまちづくりの継承が支持されるとともに、市民の声を聞き、市政に反映するという私の訴えが有権者に届いた結果だと思います。


 次に、7,204票の不支持票を投じた市民に対してどのような認識を持っているのかについてお答えします。


 不支持票を投じた市民の皆様の声を、私は大切にしていきたいと思っています。選挙公報に掲載された私の公約と相手の方との公約に大きな違いはなかったと思います。環境に配慮して経済を活性化させ、医療福祉や子育てを充実させることをお互い掲げていました。水俣のまちをよくしていこうという思いは皆一緒であると受けとめており、もうノーサイドだというふうに思っております。支持・不支持にかかわらず、御意見をお聞きし、前向きにまちづくりを進めてまいりたいと思います。


 次に、選挙におけるマニフェストの実現についてのうち、まず、水俣病の全面解決とはどのような状況を言うのかとの御質問にお答えします。


 全面解決は、全ての被害者が救済されたときだと思いますが、水俣病問題にはそのほかにも被害者の生活面の援助、地域振興など、さまざまな問題がございます。これらの問題を解決するため、関係者の方々との対話に努め、お知恵をおかりしながら進めてまいりたいと思いますので、議員の皆様の御協力をよろしくお願いを申し上げます。


 次に、中学生までの医療費無料化の財源はどのように考えるのかとの御質問にお答えをいたします。


 昨日の川上議員、さきの牧下議員の御質問でもお答えしましたとおり、平成24年度の国保医療費データに基づき中学生まで助成対象を引き上げた場合、約800万円の増額が見込まれます。今のところ、子ども医療費助成制度の県補助は4歳未満となっておりますので、増額分は市の一般財源からの持ち出しになります。子ども医療費助成については、これまでも市長会等を通じ、県の助成対象年齢を4歳未満から就学前までに拡充していただくようお願いしてまいりましたが、今後も引き続き要望してまいりたいと考えております。


 次に、プレミアム付商品券について効果と問題点はどう考えているのかとの御質問にお答えします。


 プレミアム付商品券の発行は、水俣市内の消費需要の拡大とともに、市内小売店の活性化振興を図るものです。この4月には消費税等が5%から8%に上がりますので、小売店の売り上げへの影響や市民の購買負担を考えると、プレミアム付商品券の発行は大いに効果があるものと考えています。


 本市では、これまで平成21年度及び平成22年度において実施しており、平成21年度はプレミアム分1,000万円を上乗せして予算額1億1,000万円で、平成22年度はプレミアム分3,000万円を上乗せして予算額2億3,000万円で実施しております。


 しかし、一方で、商品券の使用先が幾つかの店舗に集中したことや、1人当たりとしたことで、家族全員で購入する家庭もあり、多くの世帯に行き渡らなかったという反省点もありました。今後、プレミアム付商品券を発行する際には、これらの問題を踏まえ、不公平感を是正するような商品券の発行に努めてまいりたいと考えております。


 続きまして、環境大学院とは具体的にどのような規模・形態か。また、提携大学の予定はどこかとの御質問にお答えします。


 まず、環境大学院の規模・形態についてですが、複数の大学で共同講義等に取り組みながら、単位互換制度の実施を目指し、さらに将来的には体系的な共同講義などが実現できないか検討を進めているところです。そのために、まずは、既に水俣市で活動している大学や研究者の方がさらに活動を深め、地域と、あるいは大学間で連携できる場を整えることから始めたいと考えております。


 具体的には、現在も各地の大学や研究者が多数、本市に訪れ、教育・研究活動を行っておられますので、高等教育や研究活動を行うための拠点施設を整備いたします。その拠点で研究活動や、それぞれの大学院教育等を行っていただき、大学間の連携の場とするとともに、その教育・研究の成果等を大学のみならず、地域のために有効に活用できるよう地域と大学が連携し、地域課題の解決や地域づくり、産業支援などの地域振興につなげるというものです。このような活動を積み重ねていくことで、教育研究、地域貢献等の実践、成果、実績を重ね、発展・連携させることで、水俣の地域活性化に役立つ施設としていきたいと考えています。


 なお、提携大学の予定についてですが、今後、国立水俣病総合研究センターとの教育研究協定等を締結している県内の大学や、既に水俣で教育研究活動を展開している大学等を中心に連携・協議を進めてまいりたいと考えています。


○議長(大川末長君) 水田選挙管理委員会事務局長。


  (選挙管理委員会事務局長 水田利博君登壇)


○選挙管理委員会事務局長(水田利博君) 次に、選挙管理委員会についてお答えします。


 まず、期目前投票の投票数は幾らであったかについてお答えします。


 期目前投票制度については、平成15年12月1日から設けられた制度であり、本市では平成16年4月の県知事選挙から行い、当日の有権者2万4,276人のうち期日前投票者数は1,027人であり、約4%でありました。最近の選挙においては8%から17%の割合で推移しており、ことし2月に行われました市長選挙での期日前投票者数は3,605人であり、当目の有権者数2万2,145人の16.23%となっております。


 次に、投票用紙の記載台の設置方法についてどのような規定があるのかについてお答えします。


 投票記載の場所の設備については、公職選挙法施行令第32条により、市町村の選挙管理委員会は、投票所において選挙人が投票の記載する場所について、他人がその選挙人の投票の記載を見ること又は投票用紙の交換その他の不正の手段が用いられることがないようにするために、相当の設備をしなければならないと規定されています。


 本市においては、投票所の設営の仕方について、投票事務従事者のマニュアル投票事務の手引の中に図式化し、例示しており、選挙人の記載所での秘密の保持、投票がスムーズに流れるよう、各投票所に応じた設営をすることとしています。さらに、投票所内の各設備は、投票管理者、投票立会人席からよく見通せるように配置すること。また、車椅子用記載台は、目隠し板を置き、余裕がある場合は一般の記載台と間隔をあけることを事前に説明しております。


 市役所秋葉4階多目的ホールで行っております期日前投票所においても、投票事務の手引の例示を参考に、多目的ホール内の市役所側に記載台4台、車椅子用記載台2台を設置し、投票管理者及び投票立会人席からよく見通せるように配置しております。


 次に、期日前投票箱の鍵の管理方法はどうしているのかについてお答えします。


 期日前投票箱については、まず、期日前投票の初日に投票管理者による水俣市長選挙の期日前投票所の投票の開始宣言後、投票箱に何も入ってないことの確認のため、投票管理者が投票立会人の立ち会いのもと、最初に到着した選挙人に投票箱を開き、空であることを確認させます。次に、投票箱が空であることを確認したら、投票箱の内ぶたの施錠を行い、投票管理者は投票立会人に確実に施錠が行われているか確認させます。その後、一旦施錠したら投票箱を開くことができないよう、投票管理者が外ぶた用の鍵及び内ぶた用の鍵を別々の封筒に入れ封印し、投票管理者と投票立会人において割り印し、保管庫に保管し、そして施錠を行います。


 次に、午後8時になりましたら、投票管理者による期日前投票所の閉鎖宣言後、投票管理者により投票立会人のもと、投票箱の外ぶたを施錠し、投票立会人に確実に施錠が行われているか確認させます。その後、投票管理者が外ぶた用の鍵を封筒に入れ封印し、投票管理者と投票立会人の割り印をし、保管庫に保管し、施錠を行います。翌日からは投票立会人の立ち会いのもと、投票箱の施錠と外ぶた用の鍵の入った封筒の封印の状況を確認した後、外ぶた用鍵の入った封筒を開封し鍵を取り出し、前日施錠された投票箱の外ぶたを開錠し、投票を開始しております。


 投票箱の鍵の管理方法については、投票開始前に選挙管理委員会の事務局員が鍵の入った封印されている封筒を保管庫から取り出し、閉鎖後においても事務局員において、鍵の入った封印された封筒を保管庫に入れ確実に施錠し、保管・管理しております。


 次に、投票率向上に向けてどのような取り組みを行っているのかについてお答えします。


 主に広報活動が中心となっており、市報でのお知らせや選挙公報の配布、また、市ホームページでの選挙期日等のお知らせや選挙公報の掲載、広報車による広報、市防災行政無線を活用した広報などです。国政選挙等においては、選挙期間中に街頭での投票の呼びかけのグッズ等の配布を行っています。


 また、投票立会人の推薦を各自治会長に依頼するときに、立会人の人選に当たっては、幅広い参加を推進するため、女性及び若年層の推薦について御配慮いただくようお願いしております。


 しかしながら、若年層の推薦が進んでいないのが現状です。今後とも投票率向上に向け取り組んでまいりたいと考えています。


 次に、選管の臨時職員の雇用について問題点はないかについてお答えします。


 本市においての選挙管理委員会の職員は、昨年4月より事務局長1名、事務員1名、計2名で業務を行っております。選挙執行に向けては、選挙の告示前約1週間から告示後約1週間程度、臨時職員1名、パート職員3名の配置をお願いしています。臨時職員、パート職員の配置については、まず、総務課に配置について依頼する臨時職員等配置協議書の中に、配置予定及び希望人員、予定期間、配置に係る仕事内容、配慮すべき事項等を記載し、提出します。配置予定及び希望人員ついては、これまで選挙事務について経験のある臨時職員及びパ一ト職員を優先して雇用していただくようお願いしています。その後、臨時職員等配置協議書をもとに総務課において雇用の確保及び募集が行われ、選挙管理委員会に配置しているところです。


 今回、配置した臨時職員の方については、市職員の退職直前の3年間選挙管理委員会に従事され、その間4回の選挙を経験されております。選挙事務に対する経験及び実績もあり、さらに公職選挙法や選挙システム全般について精通されていることから、退職直後から今回の選挙を含め6回の選挙にお手伝いいただいております。


 選挙管理委員会の職員については、公職選挙法第136条特定公務員の選挙運動の禁止の規定により、選挙管理委員会の委員及び職員について、在職中、選挙運動ができないと規定されており、雇用され配置される職員についても、法令の規定を遵守し、選挙業務に携わっておりますので、今回の雇用についても問題はございません。


○議長(大川末長君) 谷口明弘議員。


○(谷口明弘君) 水田事務局長、ありがとうございました。とんでもないとこに引き出したかもしれません、済みません。


 さてですね、目指す将来像については、基本的には宮本前市長の市政を継承しつつ、第5次水俣市総合計画、第2期基本計画の案を4年間かけて実施していくおつもりであるというふうに理解しました。きのうの議会終了後に全員協議会にてこの計画案については、執行部から説明をいただきましたが、この件については、しっかり読み込んだ上で次の議会でさらに突っ込んで質問させていただきたいと思います。


 ところで、去る2月27日の西日本新聞に、2011年度1人当たり市町村民所得推計という興味深い記事が載っておりました。市長はごらんになりましたでしょうか。これによれば、水俣市の1人当たり市民所得は189万6,000円だそうです。これは県内45市町村のうち24番目、14市だけに限ると11番目という順位でした。1位の長洲町が352万5,000円ですから、実に162万9,000円少ないという結果であります。また特に特筆すべきは、対前年度増減率が水俣市は15.5%減少と大きく落ち込んでいる点です。ほかの45自治体のうち30の自治体はわずかながらプラス、残りの13の自治体もわずか0から2%程度のマイナスであるにもかかわらずであります。ちなみに水俣より落ち込んだのは五木村の25.4%のただ一つです。


 この原因に政治は無関係とは言えないのではないかと思いますが、市長は2月4日付の西日本新聞の取材に、宮本市政を80点と評価されましたが、ここで質問です。この新聞記事などの情報を目の当たりにして、宮本市政を現在でも80点と評価されますか。


 次です。選挙戦の戦い方及び勝因について答弁がありましたが、私なりに今回の選挙では水俣市のトップリーダーに求める資質または条件として、水俣の景気回復と雇用の確保ができる市長の誕生であると考えておりました。恐らく多くの市民の皆さんも、新市長に強力なリーダーシップで水俣の景気をよくして若者の働く場所をつくってほしい、水俣に新しい風を吹かせてほしいと願っていらっしゃったのではないでしょうか。ところが、西田市長は出馬表明から一貫して今回の争点は一つと、8年前の市政に戻すか戻さないかですと訴えてこられました。なぜ、そこが一番の争点になるんでしょうか。私は今でも納得がまいりません。


 市民の一番の願いは、働く場所の確保や景気をよくして人口減少に歯どめをかけてほしいということではなかったのではないでしょうか。確かにマニフェストで5つの約束は書かれておりますが、そのことがかすんでしまうほど、8年前という過去にこだわっておられました。日本人にとって8は末広がりの縁起のよい数字として捉えられてきましたが、私は今回の選挙を契機にそうは思えなくなりました。今、議場にいらっしゃる皆さんも一緒に考えてみてください。8年前の自分と今の自分とを比べて、8年前のままの自分で立ちどまっている人がいらっしゃいますでしょうか。


 私が申し上げたいのは、市民が本当に望んでいた市長選の争点は、どちらの候補が水俣の将来に夢を抱ける政策を打ち出しているかのただ一点であると思いますが、そこで質問です。私のこの意見を聞いた上でも市長は、今回の選挙の最大の争点は8年前に戻すかどうかだとお考えでしょうか。


 次に、投票率の件です。


 今回の選挙の結果を、過去からいろいろデータをいただいて眺めてみたんですが、実に興味深いデータが読み取れます。まず、今回の投票率は68.66%、過去17回の市長選挙で60%台の低い投票率だった選挙は3回あります。1回目が浮池市長4期目の昭和57年の選挙、1万票以上の大差で浮池市長が当選されております。次が吉井市長2期目の平成10年、6,000票以上の大差で当選されております。いずれも実績と抜群の知名度の現職に若手の新人あるいは元市会議員が挑むという、現職が圧倒的に有利な状況の選挙でした。


 別の見方では、過去17回、新市長が誕生した選挙は、これは新しい市長が誕生した選挙ですけども、平成6年の吉井候補、小松候補、原候補の三つどもえとなった選挙を除いては、全て当選者は1万票以上の得票数を獲得しております。


 一方、今回の選挙の結果は、西田市長7,811票、江口候補は7,204票、当選された西田市長の得票は1万票を大きく下回っており、しかもその差はわずか607票です。また有権者数から投票者数を引いた、つまり投票に行かなかった人は7,140名もいらしたというのが現実です。そこで、市長、この投票に行かれなかった7,140人という数字は、市民のどのような気持ちのあらわれだと考えられますか。


 大変長く多岐にわたっておりますので、しっかり質問のほう、ついてきていただきたいと思います。


 次に、マニフェストの件についてお聞きします。


 市長就任1カ月ということで、まだ具体的なお答えはできないでしょうから、私が気になるところ、あるいは私なりに考えるところを質疑の中で提案の意味も込めて質問しますので、今後政策を具体化される参考にしていただければ幸いです。


 まず、水俣病の全面解決とはどのような状況をいうのかという質問ですが、これはJNCとの共存共栄などいろんな質問を考えておりましたが、先日、?岡議員、野中議員、塩?議員の答弁をお聞きしましたので、この件についてはもう割愛いたします。


 中学校医療費無償化についても、既にお二人の議員がお尋ねになりましたので、理解いたしましたので割愛します。


 プレミアム付商品券についてですが、市長は以前商店街の会長でもあったので、この事業に積極的なことはわかります。この政策は一見、市役所が市民のために頑張っているという印象を与えますが、私はこの政策が税金の無駄遣いではないかと考えております。理由は2つあります。


 1つは、平成22年度に実施した本市の事例をもとに考えますが、2億円の商品券を発行して、1万円当たり1,500円の付加価値をつけるということは、2億3,000万円の消費行動が3カ月という短期間に行われるから市内の商業活動が活性化するという考え方ですが、まず、水俣市の人口が約2万6,000人として、1人が1カ月に生活費として消費する額が仮に少なく見積もって2万円としても、市民が1カ月に使う金額は5億2,000万円、さらにこれが3カ月分で15億6,000万円、そのうち2億3,000万円はわずか15%の割合です。つまり、わざわざ商品券をつくらなくても、それくらいの商業活動はふだんから市内で行われているということです。


 しかもそのうち3,000万円は税金から支出するわけです。いや、3,000万円ではとどまりません。


 この事業で、偽造防止の高価な印刷代や広報費用、さらには準備から最後の一番面倒な換金作業を市の職員さんが行うということですから、一体それに係る事務的経費は幾らかかるのか、そう考えれば大変な税金の無駄な支出と私は思います。


 2つ目の理由ですが、答弁でも問題点として挙げられましたが、使用先が特定の店舗に集中したとか多くの世帯に行き渡らなかったとあり、不公平感の是正を挙げられておりますが、さて、問題は私もそこだと思います。前回の販売データを見せていただきましたけれども、2億円のプレミアム付商品券はわずか4日間で完売し、発売初日には1,584人もの方が購入しています。しかも平均購入額は8万1,717円、購入できた人は全部で2,572人で、売り切れて買えなかった人もいるとのことでした。2万6,000人の市民の中で約1割の方だけが得をしております。しかも家族全員で購入した家庭もありと答弁されておりますが、仮に1世帯当たり平均2.5人で買いにいったとすれば、1,028世帯、これは水俣の世帯数は現在1万2,171世帯ですので、わずか8.4%の世帯しか恩恵にあずかれておりません。これを不公平と言わずして何というのでしょうか。


 これから質問です。公平性の観点から、大いに問題があると考えますが、この財源がもし見つかったならば、3,000万円から4,000万円ですね、まず中学生までの医療費助成や、先ほど牧下議員も言っておりましたが、学校図書の購入など、子育て支援や教育にさきにかけるべきだと思いますが、市長はどう思われますか。


 次に、環境大学院・大学、この答弁は少しわかりづらかったのですが、つまり常設の大学ができるのではないということですね。交流人口がふえること、水俣のことを一人でも多くの市民以外の学生に知ってもらうことは大事なことですが、市民の中には、町なかに学生街ができて、居酒屋には学生たちが酒を酌み交わす日常が来るのではないかと期待していらっしゃる市民も多くいらっしゃると思いますので、誤解のないように、そのような理解でよろしいかお答えください。


 さて、3番目の選挙管理委員会についてですが、期日前投票については、過去のデータから検証しますと、不可解なデータが見てとれます。今回の投票率は前回から4%も下がっているにもかかわらず、期日前投票は前回から6%も伸びて3,605人の方が投票に訪れております。普通、期日前投票にこれだけ関心が集まれば投票率は上がってしかるべきではないのでしょうか。何か組織的に期日前投票が行われたのではないかと勘ぐりたくなります。


 投票用紙の記載台の設置方法についてですが、これ質問です。なぜ、期日前投票は記名式で、投票当日はマーク式だったのかお尋ねします。


 選挙期間中も終盤の金曜日、ある方から、某政党の選挙分析情報として、西田市長への支持が34%、不支持4%、不明62%というデータがもたらされました。この数字は何を意味するのか、これは想像の域を出ませんが、投票所の記載台の前には、つい立てがあり、右側と左側に候補者の名前を一人ずつ張ってありました。記名式ということもあり、どうしても人間の習性として候補者の名前を確認してしまいます。市の職員や立会人は投票に訪れた方の首の動きを見れば、そういった数をカウントすることも可能だったと思いますが、これはあくまでも想像です。しかし、そういった疑念を抱かれないためにも、ここは質問です。今後は全ての候補者の名前を1枚の紙にして掲示すべきだと思うが、次回の選挙から改善できないかお尋ねします。


 次に、今回の市長選挙後に市民の方が選挙結果に異議申出書を提出され、それを選管は棄却するという決定を出されたそうですが、これが事実かどうかお答えください。


 最後に選管の臨時職員の雇用について、確かに選挙期間中は突発的に人手がかかるということと、公職選挙法に精通しているなどの特定の条件があるということは理解しますが、以前から選挙のたびに、あるOBの職員を雇用されておりますが、その方は現在、水俣市職員労働組合退職者会の副会長であり、退職者会は今回の選挙で、当時は西田候補を支持すると決めており、その会議にこのOBの方も同席されていたと御本人に確認いたしました。以下質問です。


 大川議長から本山総務企画部長に対して、選挙前、選挙管理委員会に、このOB職員を雇用するのは公平性の観点から問題があり、外すべきであるとの申し入れがあり、総務課は、県に確認した上で、問題ないとして雇用に至ったと聞いておりますが、県の回答では、公平性の観点についてどのような回答があったのか、これは本山総務企画部長にお答えいただきたいと思います。


 以上です。


○議長(大川末長君) 西田市長。


○市長(西田弘志君) 選挙って、見方によってもいろんな見方ができるんだなというふうに今聞かせていただきました。ありがとうございます。


 1番目の80点の宮本市政がどうかということだと思いますけど、足らなかった20点というのが、私はやはり経済政策の面だというふうに思っております。私が市政を継承していく中で、今後、その足らなかった分を埋めていきたい。それは初日にもお話をさせていただきましたが、そういったところを埋めていき、100点、120点にするのが私の4年間だというふうに思っております。


 2つ目の8年前に戻すなというのが争点だったのかということでございますけど、これ選挙でございますので、一番わかりすい形で私も訴えていきました。8年前の混乱した水俣市政に返さず、そしてその後、経済の発展というものを進めていく。そういった思いで選挙期間中は思いを伝えさせていただきました。環境と経済の両立を目指す、これも一緒のように選挙期間中は言わせていただきました。


 投票に行かなかった人についてどう思うかということですけど、これが一番私は残念です。選挙しまして、実際、公開討論会がなかったわけなんですけれども、私、14日に最終的に決めました。翌日の15日、JCの後輩に公開討論会をできんかというのをすぐ電話しました。電話しましたら、あのときは新聞報道でも公開討論会をしないということで載っておりました。それで、何とかそれをできないかということを、私は公開討論会を別に逃げたわけではありません。宮本市長が2回やったときには、私はその公開討論会のマニフェストをつくるのに一緒に私もお手伝いさせていただきましたし、文化会館であるときには、私は袖にいて、一緒に公開討論会を見せていただいた。その経緯で、公開討論会がどれだけ人が多いかというのは非常にわかっておりました。短い時間だったものですから、マニフェストを一生懸命つくりました。これを実際に公開討論会でやって、議論を相手の候補も出していただいて、公開討論会は一緒に出すのがルールでございますので、短期・中期・長期、それを4年間で財源まで含めた形で出すというのが公開討論会だったので、そういった形にしてもらいたかったんですけれども、それはできない、期間的なものがあって、いろいろ精査するところがあるのでできないということで、私はJCの後輩から聞きました。マニフェストはとりあえず私はつくりましたけれども、その後、本来なら一緒に出して見るもんですけど、相手候補者さんが少しいろいろあっておくれたのかもしれませんけど、後で見せていただいたということですね。


 ですから、そういったものがなかったのが非常にこの投票が少なかったというのはあるのじゃないかなというふうに思っております。実際に市長選、水俣のトップを決めるというか、首長を決めることなので、それは全員の方々が投票して決めていただきたいという思いがあったのを、私はそこは強く思っておりました。


 4つ目のプレミアム付商品券につきましては、財源がもったいないという感覚もあられると思います。これはプレミアム付商品券につきましては、いろんな御意見があるのも私も知っております。4月以降に5%から8%に上がるので、非常に今駆け込みで景気はよくなっております。


 しかし、4月以降落ち込むのは目に見えているのがわかってるわけです。私も今まで消費税が上るたびに、駆け込みで1回上がって、その後に落ちるというのを見ておりました。私も商売やっておりましたんで、よくわかっております。それを考えたときに、1回こういったものをこの時期に打ちたいというのがあって出させていただきました。


 谷口議員は、いろんな方のお話を聞いたでしょうけど、そう切迫した経営内容じゃないのかもしれませんけど、私はいろんな方のお話を聞きました。その中で、やはり経営が厳しいというので、私ももう小さい零細企業のところ、いっぱい知っておりますので、今厳しいというのを非常にわかっております。4月以降、また厳しくなる、もう消費税上げてもらうのも大変なんだよねというのは非常に聞いております。消費税は待ったなしで、預かり金ですので、3月になったらまた税金を取られますので、もう小さい店は大変なんですね。それが8%に上がって、大変なところも知っておりますので、ぜひそういったところを埋めていきたいという思いで書かせていただきました。これは3,000万円になるか4,000万円になるかは、それはもっと少ない金額でもプレミアムというのはできると思っておりますので、そこは精査をしていきたいと思っております。


 それと市の職員がやっているということですけど、最終的にはですね、今回は商工会議所とも少しお話をしながら、そういうところに少し補助金を出して、向こうのほうでどうにかできないかというのを今お話をさせていただいております。残念ながら、前回の2回につきましては、商工会議所等が2月だったので忙しいということもあったのかもしれませんけど、うまくお話ができてなかったもんですから、全部市役所でやったわけですけど、今回どうなるかわかりませんけど、私も直接頼んででもどうにかそちらのほうでやっていただけないかというのは頼んでいきたいと思います。最終的にどういう形になるかは、今からだというふうに思っております。


 環境大学につきましては、さきの答弁でも、大きい大学をつくるんじゃありませんよというのは、ここで今言いましたですけど、選挙期間中もずっとこの環境大学院・大学につきましては、大きい建物ができるんじゃありませんよ、4年生の大学ができるんじゃなくて、大学院生が短期で2週間、1カ月、そういった形で水俣に入ってきていただいて流入人口がふえる。建物は今既存のものを使っていきたい。今、候補に幾つか挙がっておりますけど、その中でも、商店街の中でも自分はいいんじゃないかとか、勤労少年ホームとか、三中の跡地もありました。水俣高校の跡地も多分出てくると思いますが、そういった既存のものを使ってやっていくというのを選挙期間中にも、間違いが、そこは変にとらわれないように、私が大学つくって、大学生が水俣中に来るなんていうことはないように、それはきちっと、短い選挙期間中であったですけど、そこはずっと説明をさせていただいたというふうな思いでありますので、そこはもし谷口議員が、ほかの市民の皆さん方にそういった大学の違う認識がございましたら、そこ伝えていただければなというふうに思っております。


 期日前投票については、私はじゃコメントは差し控えて、そちらでよろしいですか。


 以上です。


○議長(大川末長君) 水田選挙管理委員会事務局長。


○選挙管理委員会事務局長(水田利博君) 2回目の質問にお答えいたします。


 まず、期日前投票はなぜ自書式なのか、また当日の選挙についてはなぜ記名式なのかということでよろしかったかと思いますが、これにつきましては、まず記名式につきましては、月曜日から告示日、立候補受付日の翌日から期日前投票が始まります。このために、記名式の場合、事前に投票用紙を印刷して用意する必要がございます。それから当日の記号式につきましては、公職選挙法でもありますが、水俣市の市長選における記号式、投票用紙との条例等規則等もつくっておりますが、それに基づきまして、投票用紙を記号式としているところです。それで2種類の投票用紙が、期日前に関しては記名式で、当日につきましては記号式を採用しているところです。


 それから、次に記載台のところにある候補者の一覧ということでよろしいですかね。候補者一覧につきましては、これは1枚紙に候補者の一覧をつくりまして、それを各投票所に配布し、それを掲示しております。別々に掲示するというこうことはございません。


 基本、選挙管理委員会の事務局において、まず、候補者一覧を準備いたします。そこで、1枚紙に、A3紙にして投票所に配布して、それを掲示するという形でお願いしているところです。


 掲示につきましても、順番がありまして、順番が1、2という順番がありますが、これにつきましても、くじ引きによって、選挙管理委員会内のくじ、これもくじをして、それで順番を決めて、掲示順を決めて、それを印刷し、投票所にお願いしているところです。


 次に、異議申出書が出たときは、どういうふうな経緯でなってるかということ…


  (「事務局長、暫時休憩」と言う者あり)


○議長(大川末長君) 暫時休憩します。


                               午後2時19分 休憩


                               ─────────


                               午後2時21分 開議


○議長(大川末長君) 休憩前に引き続き会議を開きます。


 水田選挙管理委員会事務局長。


○選挙管理委員会事務局長(水田利博君)(続) 先ほどの記載台における候補者の一覧につきましては、先ほど申しましたように、1枚の紙に候補者を印刷して掲示しているところです。


 次に、異議申出書が出てて、事実かどうかというのは、これは事実でございます。


 以上です。


○議長(大川末長君) 本山総務企画部長。


○総務企画部長(本山祐二君) それでは、最後の臨時職員の件についてお答えさせていただきます。


 この件につきましては、議長のほうから総務課長を通じまして私のほうに話がございましたので、総務課長と私のほうで、まず議長といろいろお話をお聞きしました。その後、その会の会長、それから臨時職員の方、それから選管の水田局長のほうにもおいでいただいて事情をお聞きしたところです。


 その会が特定の候補者を支持するということを決められたという期日がもう大分ちょっと前、1週間ぐらい前でございまして、その後に私どもは雇用しておりますが、それにつきましては、そのような支持をしているというのは当然情報、私ども持っておりませんでした。それで、それについて、その雇用について問題はないかということで検討したわけでございます。選管の職員は公職選挙法等で選挙活動の制限等ございますので、それに違反するようでしたら、当然雇用はできませんけれども、それの任用前の行為については、法に反しないという形で、選挙運動には該当せずに任用して問題ないというふうに判断をしたところですが、念のために県のほうに、それの考え方で間違いないかどうかということで県のほうにお尋ねをしております。それが市のほうの考えである、その違反には当たらないということで、雇用は適当であるというふうな回答をいただいております。


○議長(大川末長君) 谷口明弘議員。


○(谷口明弘君) ちょっと欲張り過ぎたものですから、時間が足りないので、3次質問は、私のちょっと要望というか、そこだけ伝えときます。


 市長選挙の総括に関してですが、私が思うところは、今回の選挙に多くの市民は、夢や希望を抱けなかったということではないかと考えております。そうなった原因は何なのかということを私も含め議員一人一人がよく考えなければなりませんが、市民の皆さんもぜひとも冷静にさまざまな観点から考えていただきたいと思います。


 選挙管理委員会については、いつまでも特定のOB職員に頼るわけにはいかないわけですから、非常勤職員のスキルアップや他の職場からの応援体制などを検討され、公平性を疑われる余地のない体制の一刻も早い構築をお願いいたします。


 以上、要望とします。


○議長(大川末長君) 次に、防災と自衛隊について答弁を求めます。


 本山総務企画部長。


  (総務企画部長 本山祐二君登壇)


○総務企画部長(本山祐二君) 次に、防災と自衛隊についての御質問に順次お答えします。


 まず、災害時の情報収集体制について、現状はどうなっているのかとの御質問にお答えいたします。


 市としましては、防災対策でまず重要となるのは、正しい情報をより早く入手し、正確かつ適切に住民に伝達することであると考えております。特に起こり得る災害から生命・財産を守るには、災害が発生する前の情報収集が重要で、市では県の防災情報ネットワークシステムを初め、気象庁の防災情報提供システム、気象情報提供業務を委託しているウェザーニューズなどから気象等に関する情報を収集いたしております。大雨等が予想される場合には、配信されるメールなどにより早い段階で職員が待機し、情報収集に当たっており、状況に応じて配備体制を整え、災害に備えることとしております。また、有事関連情報等については、全国瞬時警報システム(Jアラート)から伝達されます。


 災害発生後も、二次災害等の防止のため引き続き気象関連の情報収集に努めるとともに、発生する被害状況の把握についてもその後の災害対応において重要となるため、市民や関係機関などから広く情報収集を行ってまいります。


 なお、災害が発生するおそれがある場合、また災害が発生した場合には、市役所内に災害対策本部が設置されますので、その中で情報班を中心に情報収集を行う体制としております。


 次に、災害時の自衛隊との協力体制についてどのようになっているかとの御質問にお答えします。


 災害対策基本法第68条により、市町村長は都道府県知事に対して自衛隊派遣を要請するよう求めることができます。市町村長が知事などと連絡がとれない場合には、直接防衛大臣等に通知することができ、防衛大臣等の判断により自衛隊を派遣してもらうことができます。本市においては、平成15年の土石流災害、平成18年の豪雨時において、行方不明者の捜索や堤防決壊の予防措置等に多くの自衛隊員を派遣いただいております。


 次に、掃海訓練が実施できなかったことについて、何が原因で来年以降どのようにしたいと考えているのかとの御質問にお答えいたします。


 ことし2月中旬に予定されていた掃海訓練につきましては、昨年と同様、地元の観光、飲食、小売業の方々を初め、市としましても昨年の12月補正予算で、冬のおもてなし事業で補助金を計上し、歓迎するための準備をしていたところでありますが、残念ながら中止となってしまいました。訓練は中止となってしまいましたが、急遽、2月21日から23日まで、艦艇広報のため、掃海母艦2隻と掃海艦1隻が水俣港に入港し、一般公開などしていただいております。入港期間中、約400名の隊員の方々が、市内にあるおもてなし店などを利用していただき、市内は一般公開とあわせて大変にぎわいました。


 掃海訓練が実施できなかったことにつきましては、鹿児島県側の漁協から同意が得られなかったとお聞きいたしております。


 次に、来年以降どのようにしたいと考えているのかにつきましては、昨年の訓練では、約600名の隊員が本市を訪れ、市内の飲食店や温泉などを利用していただきました。また、平成15年の土石流災害や恋龍祭みなまた港フェスティバルなどのイベントでも、海上自衛隊は市民にとって身近な存在でもあります。加えて、掃海訓練は爆発性の危険物の除去・処理を実施することや、通航船舶の安全を確保するための機雷の除去・処理を実施することなどの重要な役割を発揮するために必要な訓練であり、それを行う場所として八代海が大変適しているとお聞きいたしております。


 このようなことから、来年以降、掃海訓練が八代海で実施されることを望んでおりますし、鹿児島県側の漁協の同意が早期に得られることを期待いたしております。


 以上です。


○議長(大川末長君) 谷口明弘議員。


○(谷口明弘君) 市として防災対策でまず重要となるのは、正しい情報をより早く入手し、正確かつ適切に住民に伝達することとの答弁がございましたので、情報の重要性については認識されていると、同じ認識でございます。


 災害が起こる前の情報収集の手段としては、国や県、気象庁の情報システムを利用しているとの回答でございました。確かに公的機関の情報は重要な情報源ですが、宝川内土石流災害でも経験したとおり、災害の状況は時々刻々、局地的に変化いたします。発災後も市民や関係機関などから広く情報収集を行ってまいりますとの答弁でありますが、市民から情報収集を行うとはどのような手段をとるのか、電話なのか何なのか具体的にお答えください。


 次に、自衛隊の災害派遣の手順について、法律に定められた手順は確かに先ほど答弁のあったとおりです。しかし、近年の自然災害、地震や津波、豪雨災害など被害が広範囲に及ぶケースがふえています。そのような場合、どこの自治体も自衛隊に早く来てほしいわけで、そんなときにふだんからの親密なつき合い、特にトップリーダーたる市長と自衛隊とのパイプ、できれば、熊本では西部方面隊総監などと面識があるなしは大変重要ではないでしょうか。


 本市は平成15年の土石流災害や平成18年の豪雨時に多くの自衛隊員の派遣をいただき、大変お世話になりました。また、かつては港祭りと言っていましたが、今でも地元の祭りに海上自衛隊の艦船を受け入れたりと自衛隊との関係は以前から良好でありました。


 現在、自衛隊の艦船が水俣に入るとき、受け入れの窓口や歓迎式典の段取りには、自衛隊父兄会や商工会議所などが当たられているのが実情であります。特に自衛隊父兄会はボランティアで数々の行事に参加していただいております。しかし、私の耳には、市の対応、例えば宮本前市長の自衛隊行事への対応などに不満の声が聞こえてまいります。


 前宮本市政のときに、自衛隊の記念式典や諸行事に招待状を送っても、宮本前市長が欠席されるケースが多く、代理の職員の派遣もなかったと聞きました。ほかの自治体では、熊本の西部方面隊の記念式典などには必ず市長かまたは代理出席があるそうです。ある方がその件を宮本前市長に尋ねると、支持者との関係もあり察してほしいと小声で言われたそうですが、市民の生命と財産を守る義務のある市長が、自衛隊との関係において支持者への配慮から距離を置くとはどういうことでしょうか、宮本市政の継承を標榜されておりますので不安を抱きます。


 そこで質問ですが、西田市長は、自衛隊に否定的な考えを持つ団体、または支持者との近しい関係はありませんか。また、そもそも、御自身は自衛隊に対してどのような認識やお考えをお持ちですか、これは市長、お答えください。


 また、掃海隊の訓練が実施できなかった原因について答弁がございましたが、市長も商店街の会長まで務められたので、自衛隊の皆さんが水俣に落とす経済効果は当然理解されていると思います。私は私なりに出水市商工会議所や出水市の議員さんに働きかけを行いました。今後も保守系市議団としても、再度、出水市の市議団に働きかけを行う予定です。


 西田市長も来年は自衛隊の掃海訓練を実施できるように、たとえ隣町でも関係団体に働きかけを行っていただけないかお尋ねします。


 以上です。


○議長(大川末長君) 本山総務企画部長。


○総務企画部長(本山祐二君) 緊急時等の市民からの情報の収集方法でございますけれども、確かに一般の市民の方からは、主に電話になろうかと思います。それと、あと当然のことですけども、いろんな自主防災組織とか、それから消防団等ございます。消防団には無線がございますので、そちらのほうから、また情報をいただけるんじゃなかろうかなと思っております。


 以上です。


○議長(大川末長君) 西田市長。


○市長(西田弘志君) 自衛隊、近しい団体があるかどうかと、私、よくその意味がわかりませんけど、私は父兄会の方もよく知っておりますし、一緒に中尾山でも作業もやっておりますので、自衛隊の方と別に仲が悪いわけでもございませんし、この間の掃海艇いらっしゃったときに行きまして、何で水俣、今度されないのですかということは聞きましたら、出水の漁協ということが原因ということで聞いておりましたんで、掃海艇来られて、商工会議所で、それ以外も入りますけど、パンフレットつくって、夕食等は必ず船へ着いたら市内に行くんですよというお話をさせていただいたところでございました。また来られたときには、水俣で歓迎をしたいというふうには思っております。


 以上です。


○議長(大川末長君) 谷口明弘議員。


○(谷口明弘君) 本当に時間が足りませんので、かなりはしょりますね。


 ことしは日本各地で記録的な大雪がございましたが、長野県佐久市の柳田市長がツイッターによって、市民から被害の情報を集めて被害状況の把握をし、災害対応の適切な指示を行ったということが報道されております。市長もソーシャルメディアですとか、そういったことには精通しておられますので、情報収集の手段として、この双方向が最大の特徴であるこの利活用などを、災害に対して事前からもう準備をしていただけないかということ、これは時間がないので要望といたします。


 以上です。


○議長(大川末長君) 次に、危険な空き家対策について答弁を求めます。


 本山総務企画部長。


  (総務企画部長 本山祐二君登壇)


○総務企画部長(本山祐二君) 次に、危険な空き家対策について順次お答えします。


 まず、条例制定後はどのような状況になっているのかとの御質問にお答えします。


 水俣市空き家等の適正管理に関する条例は昨年の7月に施行されました。本市には、把握しているだけで市街地で約500件、山間部で約200件の空き家が存在します。その中で、市民からの情報提供により受け付けている空き家は、条例施行からことし2月末までに20件となっております。20件のうち、助言・指導の段階で解体撤去等により解決できたものが6件、解決予定のものが3件となっております。また、未解決の空き家のうち2件の所有者に対して、現在、勧告書を送付しているところでございます。このように、条例制定により一定の効果はあったものと考えております。


 次に、危険な空き家を減らすための今後の具体的な取り組みについてどのように考えているのかとの御質問にお答えします。


 今後の取り組みにつきましては、引き続き条例に基づく手続をまず進めてまいります。条例の適用に当たっては、所有者の意思を丁寧に確認することが重要であると思います。今は空き家でも、所有者にとっては思い出の詰まった家であったりすることもありますので、個別の事情を踏まえながら手続を進めていきたいと考えております。


 以上です。


○議長(大川末長君) 谷口明弘議員。


○(谷口明弘君) では、空き家問題について2回目の質問をします。


 条例施行後、市民からの情報提供が20件、そのうち6件が解体・撤去済みと、解決予定が3件ですかね。確かに一定の効果があったと見ることができるかもしれませんが、本市で把握しているだけで、約700件の空き家が存在すると答弁されました。現在申請があったのが20件と、全体のわずか3%未満です。今後も高齢化や過疎化で空き家はふえるものと容易に想像がつきます。


 現在の条例の運用状況は、市民からの情報提供による、いわゆる申請主義に基づいた運用が行われているようですが、まだまだ、市民に空き家等の適正な管理に関する条例が施行されたことが周知されているとは言いがたい状況と思いますが、そこで、3点質問いたします。


 まず1点目、今後、どのようにこの条例を周知されるおつもりか。


 2点目、周知が行き渡れば行き渡るほど、申請件数はふえると思われるが、現在の担当部署と人員体制、各部署の役割について教えてください。


 3点目、空き家の解体撤去を進める上で補助金や代執行などに対する本市の考え方はいかがか。


 以上です。


○議長(大川末長君) 本山総務企画部長。


○総務企画部長(本山祐二君) 第2の御質問にお答えさせていただきます。


 今後の周知についてでございますけれども、昨年条例施行しましてから、確かにおっしゃるように余り進んでないという面がございますが、なかなか1件の相談がございますと、それにつきましては、1人の職員で対応した場合に、場合によりましては2カ月ぐらいかかる、非常に大変な業務量もございます。そういうのも考えなきゃいけないんですけれども、特に危険性があるところ、ここにつきまして、やはりもう少し自治会長会とか、そういうところを通しながらやっていこうかなとは思っております。


 それから、今申し上げましたように、今後件数がふえた場合の体制につきましてですけれども、これにつきましては、総務課でやっておりますが、新たに生じた業務でございます。今申し上げましたように、大変な業務量ございますし、また、実際には環境モデル都市推進課のほうの環境衛生の係、それから都市政策推進課の住宅のほうの係の協力をいただく必要もございます。


 これにつきましては、26年度に、実は組織体制もちょっと見直しを検討しようかなとしておりますので、その中で検討していければなというふうに思っております。


 それから、補助金と代執行でございますけれども、今の段階では、まだなかなか代執行までいくのはちょっと厳しいのかなと、代執行になりましたら、やはり個人では解体できない方が市の税金を突っ込んで、それをじゃ取り戻せるのかなというのも問題ございます。それと補助金につきましては、これもやはり市民の理解が得られるのかなというのもございます。なかなか今の段階でそれを導入するのは難しいんじゃなかろうかなと。ただ、政府におかれまして、1つの優遇策として、建物を壊したら固定資産税が家屋の場合ですと、住宅の特例の適用はなくなるんですけれども、それをどうにかできないかということで検討されております。そのような国全体での施策を考えていただければ、より改善につながっていくんじゃなかろうかなと思っております。


 ただ、市独自では今のところはなかなか難しいのかなというふうに理解しております。


○議長(大川末長君) 谷口明弘議員。


○(谷口明弘君) 空き家がふえる真の原因は人口が減っていることです。若者の働く場所さえあれば、空き家の増加はある程度抑えられるはずです。この問題は市が本気になればなるほど、多くの人員や各部署との連携が重要になっていきます。以前、私がこの問題を取り上げたとき、解体・撤去が進まない理由に、先ほど部長の御説明にもありましたが、固定資産税の軽減措置の問題があると申し上げました。新潟県見附市では、既に解体・撤去に応じた持ち主に、期限つきの固定資産税の軽減措置などを実施する自治体もありますが、市長は、不動産業を営まれておりますが、住まいの専門家として、危険な空き家の解体・撤去を促すには、どういう方法が有効と思うか、お尋ねして私の質問を終わります。


○議長(大川末長君) 西田市長。


○市長(西田弘志君) どういったことが有効かというのは、やはりもう少し勉強したいですけど、相談があるのは実際多いですね。自分の家の隣が誰も住んでなくて危ないという、実際、まちを見てても、たくさんございますね。それはどういったことで、今、条例をつくったばっかりなので、これを運用しながら、もっと厳しくする。厳しくすればいいのかどうかもちょっとあれなんですけれども、まず、こういったものができたということを周知、言われたように周知をまずしていって、個人的に頼まれる方が結構いらっしゃるので、それはやっぱり地域でまとまっていただいて、自治会等を通して、そして皆さんの声として伝えていく。地域として対応していただきたいなというふうな思いがあります。


 個人的な意見でかなり言われる方も、実際こういった案件は多いので、まず、皆さんでお話をしていただいて、それがどんどん広がっていけばなというふうには思っております。


 以上です。


○議長(大川末長君) 以上で谷口明弘議員の質問は終わりました。


 これで本日の一般質問の日程を終わり、今期定例会の一般質問を終結します。


 この際、10分間休憩します。


                               午後2時43分 休憩


                               ─────────


                               午後2時53分 開議


○議長(大川末長君) 休憩前に引き続き会議を開きます。


 これから提出議案の質疑に入ります。





◎日程第2 議第2号 水俣市子ども・子育て会議条例の制定について





○議長(大川末長君) 日程第2、議第2号水俣市子ども・子育て会議条例の制定についてを議題とします。


 本件について質疑はありませんか。


  (「なし」と言う者あり)


○議長(大川末長君) 質疑なしと認めます。


         ──────────────────────────





◎日程第3 議第3号 公益的法人等への水俣市職員の派遣等に関する条例の一部を改正する条例の制定について





○議長(大川末長君) 日程第3、議第3号公益的法人等への水俣市職員の派遣等に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とします。


 本件について質疑はありませんか。


  (「なし」と言う者あり)


○議長(大川末長君) 質疑なしと認めます。


         ──────────────────────────





◎日程第4 議第4号 水俣市ひとり親家庭等医療費助成に関する条例等の一部を改正する条例の制定について





○議長(大川末長君) 日程第4、議第4号水俣市ひとり親家庭等医療費助成に関する条例等の一部を改正する条例の制定についてを議題とします。


 本件について質疑はありませんか。


  (「なし」と言う者あり)


○議長(大川末長君) 質疑なしと認めます。


         ──────────────────────────





◎日程第5 議第5号 湯の鶴市有泉源条例等の一部を改正する条例の制定について





○議長(大川末長君) 日程第5、議第5号湯の鶴市有泉源条例等の一部を改正する条例の制定についてを議題とします。


 本件について質疑はありませんか。


  (「なし」と言う者あり)


○議長(大川末長君) 質疑なしと認めます。


         ──────────────────────────





◎日程第6 議第6号 水俣市海洋牧場の設置等に関する条例の一部を改正する条例の制定について





○議長(大川末長君) 日程第6、議第6号水俣市海洋牧場の設置等に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とします。


 本件について質疑はありませんか。


  (「なし」と言う者あり)


○議長(大川末長君) 質疑なしと認めます。


         ──────────────────────────





◎日程第7 議第7号 水俣市道路占用条例の一部を改正する条例の制定について





○議長(大川末長君) 日程第7、議第7号水俣市道路占用条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とします。


 本件について質疑はありませんか。


  (「なし」と言う者あり)


○議長(大川末長君) 質疑なしと認めます。


         ──────────────────────────





◎日程第8 議第8号 水俣市就学指導委員会条例の一部を改正する条例の制定について





○議長(大川末長君) 日程第8、議第8号水俣市就学指導委員会条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とします。


 本件について質疑はありませんか。


  (「なし」と言う者あり)


○議長(大川末長君) 質疑なしと認めます。


         ──────────────────────────





◎日程第9 議第9号 水俣市社会教育委員設置条例の一部を改正する条例の制定について





○議長(大川末長君) 日程第9、議第9号水俣市社会教育委員設置条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とします。


 本件について質疑はありませんか。


  (「なし」と言う者あり)


○議長(大川末長君) 質疑なしと認めます。


         ──────────────────────────





◎日程第10 議第10号 水俣市病院事業使用料及び手数料条例の一部を改正する条例の制定について





○議長(大川末長君) 日程第10、議第10号水俣市病院事業使用料及び手数料条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とします。


 本件について質疑はありませんか。


  (「なし」と言う者あり)


○議長(大川末長君) 質疑なしと認めます。


         ──────────────────────────





◎日程第11 議第11号 平成26年度水俣市一般会計予算





○議長(大川末長君) 日程第11、議第11号平成26年度水俣市一般会計予算を議題とします。


 まず、歳出から款ごとに行いますので、質疑に当たっては予算説明書のページを明示し、具体的にお願いします。


 それでは予算書42ページから44ページ、第1款議会費について質疑はありませんか。


  (「なし」と言う者あり)


○議長(大川末長君) ないようですので、次に移ります。


 44ページから68ページまで、第2款総務費について質疑はありませんか。


  (「なし」と言う者あり)


○議長(大川末長君) ないようですので、次に移ります。


 68ページから83ページ、第3款民生費について質疑はありませんか。


  (「なし」と言う者あり)


○議長(大川末長君) ないようですので、次に移ります。


 83ページから99ページまで、第4款衛生費について質疑はありませんか。


  (「なし」と言う者あり)


○議長(大川末長君) ないようですので、次に移ります。


 100ページから109ページまで、第5款農林水産業費について質疑はありませんか。


  (「なし」と言う者あり)


○議長(大川末長君) ないようですので、次に移ります。


 109ページから115ページまで、第6款商工費について質疑はありませんか。


  (「なし」と言う者あり)


○議長(大川末長君) ないようですので、次に移ります。


 115ページから126ページまで、第7款土木費について質疑はありませんか。


  (「なし」と言う者あり)


○議長(大川末長君) ないようですので、次に移ります。


 126ページから130ページまで、第8款消防費について質疑はありませんか。


  (「なし」と言う者あり)


○議長(大川末長君) ないようですので、次に移ります。


 130ページから152ページまで、第9款教育費について質疑はありませんか。


  (「なし」と言う者あり)


○議長(大川末長君) ないようですので、次に移ります。


 152ページから154ページまで、第10款災害復旧費、第11款公債費、第12款予備費について質疑はありませんか。


  (「なし」と言う者あり)


○議長(大川末長君) ないようですので、以上で歳出に対する質疑を終わり、次に、歳入について質疑を行います。


 11ページから16ページまで、第1款市税、第2款地方譲与税、第3款利子割交付金、第4款配当割交付金、第5款株式等譲渡所得割交付金、第6款地方消費税交付金、第7款ゴルフ場利用税交付金、第8款自動車取得税交付金について質疑はありませんか。


  (「なし」と言う者あり)


○議長(大川末長君) ないようですので、次に移ります。


 17ページから22ページまで、第9款地方特例交付金、第10款地方交付税、第11款交通安全対策特別交付金、第12款分担金及び負担金、第13款使用料及び手数料について質疑はありませんか。


  (「なし」と言う者あり)


○議長(大川末長君) ないようですので、次に移ります。


 22ページから30ページまで、第14款国庫支出金、第15款県支出金について質疑はありませんか。


  (「なし」と言う者あり)


○議長(大川末長君) ないようですので、次に移ります。


 30ページから41ページまで、第16款財産収入、第17款寄附金、第18款繰入金、第19款繰越金、第20款諸収入、第21款市債について質疑はありませんか。


  (「なし」と言う者あり)


○議長(大川末長君) ないようですので、次に移ります。


 ただいま質疑を終わりました歳入歳出予算を除くその他の事項について質疑はありませんか。


  (「なし」と言う者あり)


○議長(大川末長君) 質疑なしと認めます。


 これで平成26年度水俣市一般会計予算の質疑を終わります。


         ──────────────────────────





◎日程第12 議第12号 平成26年度水俣市国民健康保険事業特別会計予算





○議長(大川末長君) 日程第12、議第12号平成26年度水俣市国民健康保険事業特別会計予算を議題とします。


 本件について質疑はありませんか。


  (「なし」と言う者あり)


○議長(大川末長君) 質疑なしと認めます。


         ──────────────────────────





◎日程第13 議第13号 平成26年度水俣市後期高齢者医療特別会計予算





○議長(大川末長君) 日程第13、議第13号平成26年度水俣市後期高齢者医療特別会計予算を議題とします。


 本件について質疑はありませんか。


  (「なし」と言う者あり)


○議長(大川末長君) 質疑なしと認めます。


         ──────────────────────────





◎日程第14 議第14号 平成26年度水俣市介護保険特別会計予算





○議長(大川末長君) 日程第14、議第14号平成26年度水俣市介護保険特別会計予算を議題とします。


 本件について質疑はありませんか。


  (「なし」と言う者あり)


○議長(大川末長君) 質疑なしと認めます。


         ──────────────────────────





◎日程第15 議第15号 平成26年度水俣市公共下水道事業特別会計予算





○議長(大川末長君) 日程第15、議第15号平成26年度水俣市公共下水道事業特別会計予算を議題とします。


 本件について質疑はありませんか。


  (「なし」と言う者あり)


○議長(大川末長君) 質疑なしと認めます。


         ──────────────────────────





◎日程第16 議第16号 平成26年度水俣市病院事業会計予算





○議長(大川末長君) 日程第16、議第16号平成26年度水俣市病院事業会計予算を議題とします。


 本件について質疑はありませんか。


  (「なし」と言う者あり)


○議長(大川末長君) 質疑なしと認めます。


         ──────────────────────────





◎日程第17 議第17号 平成26年度水俣市水道事業会計予算





○議長(大川末長君) 日程第17、議第17号平成26年度水俣市水道事業会計予算を議題とします。


 本件について質疑はありませんか。


  (「なし」と言う者あり)


○議長(大川末長君) 質疑なしと認めます。


         ──────────────────────────





◎日程第18 議第25号 指定管理者の指定について(水俣市ふれあいセンター)


 日程第19 議第26号 指定管理者の指定について(水俣市ワークプラザ)


 日程第20 議第27号 指定管理者の指定について(みなまた環境テクノセンター)


 日程第21 議第28号 指定管理者の指定について(水俣市湯の鶴温泉保健センター)


 日程第22 議第29号 指定管理者の指定について(みなまた観光物産館まつぼっくり)


 日程第23 議第30号 指定管理者の指定について(湯の児フィッシングパーク)


 日程第24 議第31号 指定管理者の指定について(水俣市立総合体育館本館等)





○議長(大川末長君) 日程第18、議第25号指定管理者の指定についてから、日程第24、議第31号指定管理者の指定についてまで、7件を一括して議題とします。


 本7件について質疑はありませんか。


  (「なし」と言う者あり)


○議長(大川末長君) 質疑なしと認めます。


         ──────────────────────────





◎日程第25 議第32号 水俣市非常勤消防団員に係る退職報償金の支給に関する条例の一部を改正する条例の制定について


 日程第26 議第33号 平成25年度水俣市一般会計補正予算(第8号)


 日程第27 議第34号 平成25年度水俣市介護保険特別会計補正予算(第5号)


 日程第28 議第35号 第5次水俣市総合計画第2期基本計画の策定について





○議長(大川末長君) 日程第25、議第32号水俣市非常勤消防団員に係る退職報償金の支給に関する条例の一部を改正する条例の制定についてから、日程第28、議第35号第5次水俣市総合計画第2期基本計画の策定についてまで、以上4件を一括して議題とします。


         ──────────────────────────





○議長(大川末長君) 提案理由の説明を求めます。


 西田市長。


  (市長 西田弘志君登壇)


○市長(西田弘志君) 本定例市議会に追加提案いたしました議案につきまして、順次提案理由の御説明をさせていただきます。


 まず、議第32号水俣市非常勤消防団員に係る退職報償金の支給に関する条例の一部を改正する条例の制定について申し上げます。


 消防団員等公務災害補償等責任共済等に関する法律施行令の改正に伴い、本案のように制定しようとするものであります。


 次に、議第33号平成25年度水俣市一般会計補正予算第8号について申し上げます。


 今回の補正は、歳入歳出それぞれ12億5,807万6,000円を増額し、補正後の予算総額を、歳入歳出それぞれ159億4,306万円とするものであります。


 補正の主な内容といたしましては、第2款総務費に、水俣駅改修事業、第4款衛生費に、水俣病資料館整備事業、第5款農林水産業費に、緑の産業再生プロジェクト促進事業、第6款商工費に、地域交流拠点整備事業を計上いたしております。


 なお、その財源といたしましては、第10款地方交付税、第15款県支出金、第21款市債をもって調整いたしております。


 このほか、繰越明許費補正として、水俣駅改修事業外4件を追加、水俣駅改修事業補助金の廃止を計上いたしております。


 地方債補正として、一般補助施設整備等事業を追加いたしております。


 次に、議第34号平成25年度水俣市介護保険特別会計補正予算第5号について申し上げます。


 今回の補正は、第1款総務費において、年度内に完了が困難となりました介護保険電算システム改修事業に係る繰越明許費を計上いたしております。


 次に、議第35号第5次水俣市総合計画第2期基本計画の策定について申し上げます。


 第5次水俣市総合計画第2期基本計画の策定を行うため、水俣市議会基本条例第7条の規定により、本案のように提案するものであります。


 以上、本定例市議会に追加提案いたしました議第32号から議第35号までについて、順次提案理由の御説明を申し上げましたが、慎重審議を賜り、速やかに御可決いただきますよう、よろしくお願いいたします。


○議長(大川末長君) 提案理由の説明は終わりました。


 この際、提出議案調査のためしばらく休憩します。


                               午後3時5分 休憩


                               ─────────


                               午後3時6分 開議


○議長(大川末長君) 休憩前に引き続き会議を開きます。


 これから、先ほど市長から提案理由の説明がありました議案の質疑に入ります。


 議第32号水俣市非常勤消防団員に係る退職報償金の支給に関する条例の一部を改正する条例の制定について質疑はありませんか。


  (「なし」と言う者あり)


○議長(大川末長君) 質疑なしと認めます。


 議第33号平成25年度水俣市一般会計補正予算第8号について質疑はありませんか。


  (「なし」「議長」と言う者あり)


○議長(大川末長君) 緒方議員。


○(緒方誠也君) 10ページの林業費で、林業振興費、緑の産業再生プロジェクト促進事業補助金が9億8,000万円出てますけれども、これについてどういうことなのか、ちょっと教えていただきたいと思います。


○議長(大川末長君) 門?産業建設部長。


○産業建設部長(門?博幸君) 緒方議員の御質問にお答えいたします。


 今回、林業振興費としまして9億8,289万5,000円の国からの支出金等々で計上させております。


 これは、国の今回の経済対策の中で、緑の産業再生プロジェクト促進事業補助金ということでついたものでございます。


 具体的に申し上げますと、新栄合板株式会社のボイラーを設置するということで、従前から要望をさせていただいたものが、ようやく今回、国の補正予算で計上させていただくことになったという予算でございます。


○議長(大川末長君) ほかに質疑ございませんか。


  (「なし」と言う者あり)


○議長(大川末長君) 質疑なしと認めます。


 議第34号平成25年度水俣市介護保険特別会計補正予算第5号について質疑はありませんか。


  (「なし」と言う者あり)


○議長(大川末長君) 質疑なしと認めます。


 議第35号第5次水俣市総合計画第2期基本計画の策定について質疑はありませんか。


  (「なし」と言う者あり)


○議長(大川末長君) 質疑なしと認め、これで質疑を終わります。


 ただいま質疑を終わりました議第2号から議第35号まで議案27件は、議席に配付の議事日程記載のとおり、それぞれ所管の常任委員会に付託します。


         ──────────────────────────


○議長(大川末長君) 以上で本日の日程は全部終了しました。


 次の本会議は、19日午前10時から開き、議案の採決を行います。


 討論の通告は、18日正午までに通告願います。


 本日はこれで散会します。


                               午後3時9分 散会