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熊本県 水俣市

平成25年12月第4回定例会(第4号12月12日)




平成25年12月第4回定例会(第4号12月12日)





 



       平成25年12月第4回水俣市議会定例会会議録(第4号)





平成25年12月12日(木曜日)


                 午前9時30分 開議


                 午前11時55分 散会


 (出席議員) 16人


大 川 末 長 君       谷 口 明 弘 君       江 口 隆 一 君


田 口 憲 雄 君       ? 岡 利 治 君       塩 ? 信 介 君


西 田 弘 志 君       中 村 幸 治 君       川 上 紗智子 君


福 田   斉 君       牧 下 恭 之 君       渕 上 道 昭 君


真 野 頼 隆 君       谷 口 眞 次 君       緒 方 誠 也 君


野 中 重 男 君


 (欠席議員) なし


 (職務のため出席した事務局職員) 5人


事 務 局 長 (田 畑 純 一 君)   次     長 (榮 永 尚 子 君)


主     幹 (岡 本 広 志 君)   主     幹 (深 水 初 代 君)


書     記 (山 口 礼 浩 君)


 (説明のため出席した者) 13人


市     長 (宮 本 勝 彬 君)   総務企画部長  (本 山 祐 二 君)


福祉環境部長  (宮 森 守 男 君)   産業建設部長  (門 ? 博 幸 君)


総合医療センター事務部長


        (渕 上 茂 樹 君)   福祉環境部次長 (松 本 幹 雄 君)


産業建設部次長 (遠 山 俊 寛 君)   水 道 局 長 (前 田   仁 君)


教  育  長 (葦 浦 博 行 君)   教 育 次 長 (福 島 恵 次 君)


総務企画部総務課長             総務企画部企画課長


        (本 田 真 一 君)           (川 野 恵 治 君)


総務企画部財政課長


        (坂 本 禎 一 君)


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〇議事日程 第4号


      平成25年12月12日 午前9時30分開議


第1 一般質問


1 西 田 弘 志 君  1 宮本市長の8年間の自己評価について


             2 雇用対策について


             3 肥薩おれんじ鉄道水俣駅改修について


             4 木質系バイオマス発電について


2 川 上 紗智子 君  1 新幹線の騒音・振動被害問題について


             2 肥薩おれんじ鉄道の騒音問題について


             3 介護予防について


             4 認知症介護予防について


                                 (付託委員会)


第2 議第88号 水俣エコハウスの設置等に関する条例の制定について  (総務産業)


第3 議第89号 水俣市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償条例の一部を改


        正する条例の制定について              (総務産業)


第4 議第90号 水俣市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定に


        ついて                       (総務産業)


第5 議第91号 水俣市営住宅条例の一部を改正する条例の制定について (総務産業)


第6 議第92号 平成25年度水俣市一般会計補正予算(第5号)       (各委)


第7 議第93号 平成25年度水俣市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)


                                  (厚生文教)


第8 議第94号 平成25年度水俣市後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)


                                  (厚生文教)


第9 議第95号 平成25年度水俣市介護保険特別会計補正予算(第3号) (厚生文教)


第10 議第96号 平成25年度水俣市公共下水道事業特別会計補正予算(第3号)


                                  (総務産業)


第11 議第97号 平成25年度水俣市病院事業会計補正予算(第3号)   (厚生文教)


第12 議第98号 平成25年度水俣市水道事業会計補正予算(第2号)   (総務産業)


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〇本日の会議に付した事件


 議事日程のとおり


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                               午前9時30分 開議


○議長(大川末長君) ただいまから本日の会議を開きます。


         ──────────────────────────


○議長(大川末長君) 日程に先立ちまして諸般の報告をします。


 本日まで受理した陳情2件は、議席に配付の陳情文書表記載のとおり、総務産業委員会に付託します。


 次に、本日、市長から、地方自治法第180条第2項の規定による専決処分の報告1件が提出されましたので議席に配付しておきました。


 次に、監査委員から、平成25年10月分の一般会計、特別会計等公営企業会計の例月現金出納検査の結果報告並びに平成25年度財政援助団体の監査結果の提出があり、事務局に備えつけてありますから御閲覧願います。


 次に、本日の議事は、議席に配付の議事日程第4号をもって進めます。


 以上で報告を終わります。


         ──────────────────────────





◎日程第1 一般質問





○議長(大川末長君) 日程第1、昨日に引き続き一般質問を行います。


 順次質問を許します。


 なお、質問時間は、答弁を含め1人70分となっておりますので、そのように御承知願います。


 初めに、西田弘志議員に許します。


  (西田弘志君登壇)


○(西田弘志君) 皆さん、おはようございます。


 未来みなまた、西田でございます。


 先日から市報、新聞、ラジオ、今度テレビも入りますけど、初恋通りというのをいろんなところで発信をしているところでございます。


 村下孝蔵さん、水俣出身ということにスポットを当てまして、初恋通り、初恋歌碑をつくりました。初恋ポストというのは、全国からラブレターを水俣で受け付けて、スタンプを、村上保さんという方の切り絵なんですけどね、「初恋」のジャケットをつくられた方のスタンプをつくって、日本中に水俣を通して、そういったものを発信するという企画。それと、スウィーツをつくらせていただきました、初恋のスウィーツ。これから初恋チャンポンとか、初恋ラーメン、何でもいいと思うんですけど、そういうのをつくっていければなというふうな企画なんです。


 最近、市民の方からは、市内で流れるチャイムに「初恋」を流せんとだろうかとか、駅に列車が入ったときに、「初恋」の曲を流したらどうかなという、いろんな提言を私いただいております。


 「好きだと言えずに初恋は、振り子細工の心」、私はあんまりカラオケに行きませんので、うまく歌えませんですが、三中時代に、私も好きな女の子の家の前を行ったり来たりする思い出がありますけど、そういった初恋の揺れる心を振り子細工にたとえての詞だと思いますけど、有名なフレーズですけど、こういったフレーズが出てくる村下さん、きっと心のきれいな方じゃないかなというふうに思っております。


 なぜ、私、村下さんを応援したいかなと思うのは、2つありまして、1つは、若くして、46歳で亡くなられたということが1つですね、私は5つ上に兄が、ちょうど村下さんと1個違いぐらいだと思うんですけど、36歳で亡くなって、そこにオーバーラップする部分が1つ。それと、水俣出身だということと、「初恋」は水俣で生まれましたということをいろんなところで公言されていた。そういうのを見まして、応援したいなというふうに思いました。


 最近は、これはユーチューブで映るようになってますけど、ユーチューブでは、昔のテレビ見ることができます。村下さんが出ているのをたまたま見まして、関口宏さんが司会されていました。初恋の一中時代の思い出のエピソードをずっと言われていまして、最後に、水俣駅に彼女が転校するときに行ったけど、クラスメートがいっぱいいて、恥ずかしくて声がかけられんかったと。そのときに列車が走り出したので、ちょうど10段式の自転車を買っていただいてたもんですから、1個目の踏切まで一生懸命こいでいった。1個目の踏切ですから、多分、新地の踏切だと思うんですが、そこで一生懸命手を振ったということを話されていました。


 20年前に水俣出身というふうに、そういうふうに言われていることに私はびっくりしました。


 今なら、水俣出身ということをいろんなところで言われる方もいらっしゃいますけど、まだもやい直しが始まる前、20年ぐらい前に、そのときから水俣市出身だ、「初恋」は水俣で生まれたということを言われているのを見まして、私は一遍にファンになりまして、応援したいなというふうに思いました。


 私、55年生きてまいりまして、2人だけ、応援したいなという方がいらっしゃいます。1人は、この村下孝蔵さん、もう1人は、8年前に、通るのか通らないのかわからない市長選に出られました宮本市長でございます。これ、よいしょしているわけではございません。


 何が言いたいかといいますと、きのう、真野議員も、徳富蘇峰・蘆花、そういった方にスポットを当てるみたいな話がございましたですけど、水俣も資源は決まっているわけでございますので、いろんなところを掘り起こして、磨いて、ブラッシュアップして、そして新しく発信して、新しいイメージをつくっていく、それがやっぱり必要だと思ってます。水俣、昭和31年、水俣病公式発見から57年たっても、いまだに、なかなか対立軸があったり、水俣市民は翻弄されて、今のイメージができております。ぜひ、こういった新しいものにスポットを当てて、新しいイメージをつくっていくのが行政の仕事の大きな1つだと思いまして、そういった思いを伝えながら、今回一般質問をしていきたいというふうに思っております。


 1、宮本市長の8年間の自己評価について。


 ?、水銀条約会議、全国豊かな海づくり大会を終えて、市長の感じたことは何か。


 ?、市長として市政を預かり、2期8年が過ぎようとしている。自己評価はどのようなものか。


 ?、今後の市政のあり方についてどう考えるか。


 2、雇用対策について。


 ?、10月の国の有効求人倍率は0.98と5年10カ月ぶりに改善したが、本市は0.79と苦戦をしている。現在の本市の雇用状況をどう捉えているか。


 ?、景気対策で行われる公共工事、緊急雇用など、一過性のものでは抜本対策にならない。新規の企業誘致が難しい昨今、恒久的な雇用が生まれる地場企業の育成支援をどうやっていくつもりか。


 ?、先日、肥薩4市の研修会で出水市の修学旅行の受け入れの民泊の講演がございました。出水市は民泊という新しい事業、雇用が生まれているわけでございます。本市の取り組みはどうなっているか。


 ?、本市の障がい者雇用の現状はどうなっているか。


 ?、障がい者雇用のネックになっているものは何か。


 3、肥薩おれんじ鉄道水俣駅改修について。


 ?、肥薩おれんじ鉄道水俣駅の改修の予定、構想はどういったものか。


 ?、改修するとき、著名な水俣出身を紹介するブース、徳富蘇峰・蘆花、江口寿史、村下孝蔵など、そういったものをつくれないか。


 4、木質系バイオマス発電について。


 木質系バイオマス発電の新たな予算が組まれました。本事業の市の方向性は変わったのか。


 本壇から、以上でございます。


○議長(大川末長君) 答弁を求めます。


 宮本市長。


  (市長 宮本勝彬君登壇)


○市長(宮本勝彬君) 西田議員の御質問に順次お答えします。


 まず、市長としての8年間の自己評価については私から、雇用対策については産業建設部長から、肥薩おれんじ鉄道水俣駅改修については総務企画部長から、木質系バイオマス発電については産業建設部長から、それぞれお答えします。


 初めに、私の8年間の自己評価について、順次お答えします。


 まず、水俣条約外交会議と全国豊かな海づくり大会を終えての感想ですが、どちらの行事も市民の皆様への感謝の気持ちでいっぱいです。水俣条約外交会議では、世界140カ国、約800名もの皆様を、おもてなしの心で温かく対応していただきました。全国豊かな海づくり大会では、天皇・皇后両陛下をたくさんの方々が沿道でお迎えし、最高の奉迎となりました。この市民の皆様方のすばらしい歓迎があったからこそ、無事に、そして有意義に終えることができたと思っています。


 2つの行事を終えて、水俣市は、国内外からさらに注目をされることになりました。水俣条約外交会議では、国連環境計画(UNEP)のアキム・シュタイナー事務局長から、「水俣は悲劇の起きた場所としてだけでなく、未来に向けた物語としても記憶に残る」というコメントをいただき、環境に配慮したまちとして国際的にも認知されることとなりました。水俣条約という条約名で採択署名されて、心からよかったと思っております。


 全国豊かな海づくり大会でも、天皇・皇后両陛下に御放流いただき、美しい水俣の海を日本全国に発信することができました。また、両陛下から、水俣病被害者を初め、多くの市民が勇気と希望をいただき、水俣の元気につながったと思っております。


 次に、2期8年間の自己評価でございますが、1日目の野中議員にもお答えしましたが、1期目に私に課せられた最大の使命は、最終処分場の建設阻止でした。これにつきましては、市民の皆様の力の結束によって阻止し、命の水源を守ることができてよかったと思っております。


 2期目の取り組みは、経済が低迷する中での雇用創出であったと思います。


 私は水俣の個性である環境を軸に、産業につなげようと総合経済対策課を新設して取り組んでまいりました。その結果、太陽光発電やエコハウス、地場企業新産業・雇用創出促進制度など、少しずつではありますが、雇用も生まれてきております。


 また、議会の皆様にも御支援いただいた海と夕やけの企業誘致は歴史ある湯の児温泉街の存続に、鶴の屋は、湯の鶴の温泉街の振興につながり、エコパークのバラ園など、あわせて交流人口の増加につながっていると思っています。


 その他、環境大学の立地につきましては、連携大学院構想として進めておりますし、日本一の読書のまちづくりとして、環境絵本を製作しておりますが、応募件数が1回目109件、2回目126件、3回目224件と伸びてきております。とてもありがたいことだと思っております。このような取り組みが、環境モデル都市の認定や環境首都の称号につながったものと思います。


 2期8年間、振り返ればいろいろなことがありましたが、一生懸命努めてまいりました。しかしながら、人口減少に歯どめをかけることは難しく、水俣病問題も継続しております。ほかにも課題があることも承知しております。その部分は、力不足であったと素直に反省をしなければならないと、そのように思っております。


 次に、今後の市政のあり方についてどう考えるかについてですが、厳しい公害を経験した水俣のまちづくりを考える上で、やはり命の尊厳と豊かな環境は何よりも優先して守っていくべきだと思います。また水俣条約外交会議を契機に、水俣の地名は、公害病としてだけではなく、世界の水銀公害を防止するスタートのまちとして認識されました。このことからも、今後はさらに環境に磨きをかけることが、市政の発展に大きくつながることだと考えております。


 以上です。


○議長(大川末長君) 西田弘志議員。


○(西田弘志君) 水銀条約、全国豊かな海づくり大会につきましては、水銀条約、今、ネットでウィキペディアという百科事典がございますが、それを検索しますと、水銀に関する水俣条約、水銀及び水銀を使用した製品の製造と輸出入を規制する国際条約、正式名称は水銀に関する水俣条約、水銀条約、また水俣条約とも呼ばれる、地球規模の水銀及び水銀加工物による汚染や、それによって引き起こされる健康及び環境被害を防ぐため、国際的に水銀を管理することを目的とするものであるというふうに明記をされております。


 当初、心配しておりました水俣イコール水銀、公害というイメージがまた植えつけられるのではないかという、本当に心配した、私も心配したところでございましたが、こういったところは、今のところ見当たりませんし、新しい水俣のイメージ、またこれもできていっているんじゃないかなというふうに思います。


 今、答弁ありました水俣イコール水銀、公害を防止する、スタートするようなまち、そういったクリーンなイメージが植えつけられればなというふうに思っております。


 海づくり大会に関しましては、私も、天皇・皇后両陛下をお招きをしての、たくさんの方があんなに沿道にいらっしゃるというのを、自分もびっくりしました。奉迎されている市民の方を見られて、本当によかったなというふうに思った次第でございます。


 水俣にとっては、また大きな節目になった事業だなとも思いますし、水俣市民、また子どもたちにですね、こういった大きな事業があったということは、きっと誇りに思えるんじゃないかなというふうに思っております。


 これで、1つ、質問をさせていただきたいんですが、天皇・皇后両陛下、何かお言葉を交わされたりしたと思いますけど、両陛下等の声を聞かれて、水俣市民への思いというものは、何か市長、伝わったものがございましたら、聞かせていただきたいというふうに思っております。


 自己評価につきましては、初日もございました。今ありましたように、1期目は産廃阻止ということで、なし遂げた。今も、湯の鶴は自然豊かな場所でございますし、私たちの水道水、安心して飲めるのを私も喜んでおります。


 2期目の経済対策につきましては、太陽光、エコハウス等で雇用も少しずつ出てきた、また湯の児・湯の鶴温泉、確かにもう火が消えかけていたところもあったと思うんですけど、海と夕やけの誘致、また鶴の屋、新しくできました。そういうもので何か違う形になってきたなというふうに私も思っております。


 ハード整備しましたエコパーク、中尾山公園、お金を入れた分、いろんな形で流動人口ふえてきていますし、こういったところも成果としてあらわれているのかなと思います。


 また、今後、環境大学、昨日も話がありましたが、今度こういったものが少しずつ展開できるのに期待しているところでもありますし、また木質系のバイオマス、これも今話が出ております。今後、もしこれがうまくいくようでしたら、大きな雇用につながるんじゃないか。2期8年で一定の成果を出され、また次につながる種もまかれているのかなというふうに感じているところでございます。


 今後の市政のあり方につきましては、今申されたように、公害を防止するスタートをするようなまちですかね、やっぱり水俣病の教訓を伝えることは、やっぱり水俣の使命だというふうに思います。長崎・広島は世界で唯一原爆の被害を受け、核廃絶を訴えていくこと、これは当然、長崎・広島の使命でございます。先日、ケネディ駐日大使も長崎を訪れ、核軍縮に向けてさらなる努力をすべきだというふうなコメントを出されておりました。長崎は、やはりそういった人の心に訴える場所だというふうに思います。水俣も、水俣病のような公害が二度と起こらないような、そういったことを訴える場所、そういった役割が水俣の役割だというふうに思っております。


 質問といたしましては、こういった、今から水俣市、先を考えたときに、やっぱり発展するには人材が一番だというふうに私は思っております。欠かせない人材育成というものを、水俣市の今後の人材育成、また同じように、市民を引っ張っていただく行政の職員、そういった方の育成について、市長、どういったことを望まれるか、その2点を質問させていただきます。


○議長(大川末長君) 宮本市長。


○市長(宮本勝彬君) まず、天皇・皇后両陛下が水俣においでになって、そして水俣への思い、そういったものはどういうものだっただろうかというようなことでございますが、市報のほうにも少し書かせていただきましたけれども、レセプションのときに、衆議院の議長さん、あるいは各大臣あたりと奉迎をさせていただきましたんですが、そのときに近寄っていただきまして、水俣の市民の皆さん元気ですかというようなお言葉をおかけいただきました。


 そして、翌日、昼食会議がございました。これは大川議長とも一緒でございましたけれども、天皇陛下が寄ってこられまして、そして水俣病の被害についてお尋ねになりました。それから、最後に、新水俣駅でお送りをするときでございましたけれども、やはり水俣市民に非常に熱い、あるいは温かいお心遣いをいただきながら、そういう言葉も発せられながら水俣を後にされました。そういった流れの中で、私が感じましたことは、やはり本当に水俣のことを心から温かく思っていらっしゃるんだなということをつくづく感じましたし、そのときの余韻が今でもまだ残っているわけですけれども、この余韻は恐らく消えることはないであろうと、そういうふうに思っております。


 それから、第2点でございますけれども、まちの発展のためには人材が非常に大切になってくるであろうと、同時に、どういう職員を期待するのかというような御質問だったと思います。


 私も西田議員がおっしゃるように、まちづくりにおいて、非常に人材というのは、やっぱり欠かせない要素でありますし、その人材によって組織はいろいろ変わっていきましょうし、まちの発展にも即つながっていくのではないかと、そのように思っております。これも先日申し上げましたけれども、今はインターネット等で一瞬に世界との交流もできますし、一瞬に世の中の出来事がわかる、そういう状況になってきておりまして、非常に進みが急激でありますし、かつ複雑になってきているんではなかろうかと思います。そんな世の中だからこそ、お互いにやっぱりしっかり1対1で心を通わせながらの対話が必要になってくるんではないか。そういう意味では、市の職員も市民の皆さん方に対する対話力というのか、そういったのが非常に要求されてくるし、それをつけていかなければならないんではないかなと思っております。これは、私自身にもいつも言い聞かせている言葉でございますけれども、やはり表通りを歩く人より裏通りを歩く人の心のひだが読める、そんな職員を目指していかなければならないんではないかと、そういうことがまちの発展にもつながりますし、やはり、要は市民の皆さん方と一緒に職員がまちづくりに向かっていかなければならないのではないかなと、そのように捉えております。


○議長(大川末長君) 西田弘志議員。


○(西田弘志君) 人材育成につきましては、職員の対話力といいますか、市民と、やはり近く、いろんな意見を聞くような行政職員であっていただきたいなというふうに思います。もう耳の痛いことを言われるけん、市民の人とあんまり話したくないではなく、耳の痛いことも聞いていただけるような行政職員、そういったものを今後育てていただきたいなというふうに思っております。


 市長、11月17日に記者会見、不出馬ということでされたわけですけど、撤回して出るということは、またないんでしょうが、市長は、学校というフィールドで長年勤務されておりました。そして、ここ8年間は市民の代表として政治というフィールドで活躍をされたわけです。教師の格言で、1つ私気に入っているのがありまして、「平凡な教師は言って聞かせる、よい教師は説明する、優秀な教師はやってみせる。しかし、最高の教師は子どもの心に火をつける」という格言でございますけど、市長の最大の功績は8年前、産廃阻止ということ、そしてその後、環境に軸足を置いて生きていくということを水俣市民、そういった市民の心の火をつけたことじゃないかなというふうに思っております。


 水俣市民の心の火が消えないことを確信しているところでございますが、市長と8年間、ここでやりとりをずっとさせていただきました。大体もう20回以上市長とはやりとりをしたわけですけど、もうこれで最後になると思いますと、ちょっと寂しい気もしますが、最後に、市長の水俣市、水俣市民へ向けて、未来に向けて思いというものを最後聞かせていただければというふうに思っております。


 8年間、本当に御苦労さまでした。


○議長(大川末長君) 宮本市長。


○市長(宮本勝彬君) 今回の議会で?岡議員を初め、多くの方々から過分な評価をいただきましたことに対して、まずもってお礼を申し上げたいと思います。


 今、心境といたしまして、やはり私としては何といっても、心からやっぱり市民の皆様方への感謝の気持ちでいっぱいでございます。あらゆる場面で力をかしていただきましたし、環境のまちづくりということに、環境を主軸にしたまちづくりを展開してきたところですが、多少の不満もあったということは、しっかり受けとめておりますし、常にその中でも御協力をいただいたことに対して、改めて感謝を申し上げたいと思っております。


 今後への期待ですが、どんなに時代が変わろうとも、あるいは社会が変化していこうとも、やはりその中で時間がかかっても誠実な生き方というものは、必ず結果がついてくるんではないかなと、そういう意味で、いずれにしろ誠実な生き方をしていかなければならないと思いますし、その上に安心・安全なまちづくりを展開するということは、やはり命を守ることであるし、環境を守ることだろうと、そういう意味で、繰り返しになりますが、今後とも、やはり命と環境を基盤に据えた、温かい心の通う、真の豊かな水俣のまちづくりをしていっていただければなと思います。


 まだまだ残りの期間がありますが、とりあえず、改めてお礼は申し上げますけれども、感謝を申し上げたいと思います。


 ありがとうございました。


○議長(大川末長君) 次に、雇用対策について答弁を求めます。


 門?産業建設部長。


  (産業建設部長 門?博幸君登壇)


○産業建設部長(門?博幸君) 次に、雇用対策について、順次お答えをいたします。


 まず、10月の国の有効求人倍率は0.98と5年10カ月ぶりに改善をしたが、本市は0.79と苦戦をしている。現在の本市の雇用状況をどう捉えているかとの御質問にお答えします。


 有効求人倍率は、有効求人数と有効求職者数のバランスをあらわしたもので、雇用状況を判断する上での1つの目安であります。御質問にありましたように、水俣・芦北地域をエリアとするハローワーク水俣管内の10月の数値は、0.79倍と全国値よりも低い値となっており、厳しい雇用状況であると認識をしております。


 しかしながら、ハローワーク水俣管内においては、ことし8月から9月にかけて、新たなコンビニエンスストアのオープンや工場増設に伴い新規の求人募集があったため、有効求人倍率はそれぞれ、8月が0.96倍、9月が0.90倍と10月の全国値に近い数値となっております。また、有効求人倍率が低下した10月においても、前年同月と比較をいたしますと0.16ポイント上回っており、緩やかではありますが、回復傾向にあると考えているところです。


 次に、地場企業の育成支援をどうやっていくつもりかとの御質問にお答えします。


 本市の事業所構成について、国の平成21年度経済センサス基礎調査によれば、市内には民営の事業所が1,416件存在し、そのうちの約99%が従業員100人以下の中小企業、特に従業員20人以下の小規模事業所につきましては、約94%、1,317件に上っております。また、市内に単独もしくは本社として存在する事業者は、全体の約81%、1,143件となっております。


 一方、雇用の面におきましても、同様に、75%以上の従業員が中小企業の従業員であるとの結果が示されております。


 これらの調査からわかりますように、本市の経済・雇用の根幹を支えているものは、地域で頑張る地場の中小企業であり、本市といたしましても、この点を強く認識をしながら、厳しさを増す本市経済の浮揚や、生活の安定につながる雇用機会の創出を図るため、各種補助制度を拡充させるなど、地場中小企業の事業拡大、新事業展開の後押しを行っているところでございます。


 また、平成24年度には、地場中小企業の総合相談や企業間連携・産学連携の窓口として、みなまた環境テクノセンター施設内に、水俣市企業支援センターを創設いたしました。ここでは常駐の企業支援員を中心に、市内企業からの相談対応や新事業展開に向けた教育・研究機関、他企業とのマッチング支援等により、企業の経営力・技術力の強化に努めているところでございます。


 今後の本市における地場企業支援につきましては、先ほど申し上げましたように、地場中小企業の重要性を常に念頭に置きつつ、既存制度や国・県の制度の活用に加え、企業支援センターを中心とした専門家、関係機関等との連携による支援体制の構築を図ることで、個々の企業の潜在力や強みを十分に引き出せるような取り組みを積極的に進めてまいりたいと考えております。


 次に、出水市は民泊という新しい事業が生まれているが、本市の取り組みはどうなっているかとの御質問にお答えをいたします。


 平成22年ごろから修学旅行の傾向が変化をし、田舎暮らしを体験する民泊の需要が高まっております。平成24年の出水市の民泊受け入れ数は約2,000名とお聞きをしており、また熊本県の平成24年の民泊受け入れ数は約6,000名となっています。


 民泊を行うためには、受け入れ先の衛生面における法的環境整備を行わなければならず、受け入れ家庭の負担が大きいなどの問題があることから、本市での受け入れ実績はございません。本市への修学旅行については、一般社団法人環不知火プランニングを中心に、水俣病に関する人権教育や環境学習、村まるごと生活博物館での田舎暮らし体験などさまざまなプログラムを策定し、既存の旅館・ホテル等への宿泊を組み合わせて、受け入れを実施しているところです。


 今後も、修学旅行等の受け入れを積極的に推進し、地域経済の活性化につなげてまいります。


 次に、本市の障がい者雇用の現状はどうなっているのかについてお答えをいたします。


 障がい者の雇用につきましては、障害者の雇用の促進等に関する法律第37条に、全て事業主は、身体障害者または知的障害者の雇用に関し、社会連帯の理念に基づき、適当な雇用の場を与える共同の責務を有するものであって、進んで身体障害者または知的障害者の雇い入れに努めなければならないと規定をされており、法定雇用率が定められております。


 地方公共機関の法定雇用率は、平成25年3月までは2.1%でしたが、同年4月からは2.3%に改正をされております。本市では、障がい者である職員の退職により法定雇用率未達成の状態になり、その対策として平成19年度から20年度にかけて身体障がい者お二人を非常勤職員として任用し、平成20年度に法定雇用率を達成いたしました。


 しかしながら、平成23年度に、再び障がい者である職員が退職したことにより、平成24年度以降は、法定雇用率未達成となっており、平成25年度の雇用率は1.04%となっております。


 法定雇用率達成に向けた取り組みとしましては、平成23年度から障がい者採用試験を行っておりますが、受験者が少なく、障がいの程度が市職員として勤務することが困難と判断せざるを得なかったため、現在まで採用に至っておりません。また、非常勤職員としての障がい者の雇用に努めてもおりますが、担当業務の選定や庁舎のバリアフリー化等の課題があることから、なかなか進んでいないのが現状です。


 次に、障がい者雇用のネックになっているものは何かについてお答えいたします。


 まず、障がいの内容により勤務可能な職場や職務が限られることが挙げられます。また、受け入れ可能な職務があったとしても、職場環境から勤務が非常に困難であることも考えられます。


 例えば、執務スペースが狭く、障がい者用のトイレが少ないなどです。いずれにしましても、障がい者の雇用促進は事業主の責務とされておりますので、法定雇用率達成に向けて、正規職員及び非常勤職員の両方の面から、障がい者雇用に努めてまいりたいと考えております。


 以上でございます。


○議長(大川末長君) 西田弘志議員。


○(西田弘志君) 雇用対策につきましては、今答弁ありましたように、8、9月はコンビニの出店とか工場の増設、コンビニ、ぱっと考えますと、芦北・水俣で、最近セブンイレブンが3店舗ぐらいできたので、そういったものも寄与しているのかな。大体、コンビニが1店舗できますと、15人から20人ぐらい、パートの方を募集するということなので、それで大分違うのかなというふうに思いますし、工場というのは、河村電器さん等が増設して、雇用の募集があったのかなというふうに思います。


 10月になって、ちょっと上がってきたんですね。8月、9月、0.88、0.96、0.90で、今度は0.79と、上がって、またちょっと下がって、10月はちょっと一服感したような感じがありますけど、有効求人倍率も、ここにありますけど、2008年度は0.32、2009年度は0.27、2010年度が0.35、年間通してですけど、かなり厳しいときがありました。リーマンショックが2008年の9月だったですかね、それ以降、大変厳しかったんですけど、少しずつ改善して、ことしは0.6、7、8、9、その辺、ずっと推移してるので、雇用という部分では、少し改善しているのかなというふうには思います。しかし、よく中身見ますと、介護施設等ができて、そういった介護系の仕事は出ていて、行っても介護の仕事ばっかりやもんなとかいう話も聞くのも事実です。そういったところで、女性の方はパートさんという形では、そういった雇用は生まれているのかもしれませんけど、やはり男性の雇用という部分が、実際はやっぱりもっとふえていけば、水俣は大分変わるんじゃないかなというふうに思っております。


 企業誘致等、なかなか難しい中で、今、ありました企業支援センターですか、企業支援センターで相談、新規事業等の内容を聞いて支援しているというのはよくわかります。そういうところは頑張っていただきたいんですけど、いかんせん、市の補助金は2,500万円、5,000万円と、かなり大きいところの補助で支援がいってるわけですけど、実際、今言われたように、中小零細の企業が水俣市90%以上、もうちっちゃいところばっかりなんですね。ですから、そういったところをもっと少し後押しするような施策が必要かなというふうに思います。需細企業、もう企業と言わずに、もうほんと個人事業主、そういった方がもっと起業できるような形の支援、そういったものが必要じゃないかなというふうに思います。商店街でも1店舗ふえれば、やっぱり雇用がふえていくわけですから、そういったものも少し考えていただきたい。


 質問としましては、個人、需細企業、そういったものの新しい創業、起業支援、そういったものの補助金というか、支援体制というものを何か考えられないかを1つ質問したいと思います。


○議長(大川末長君) 門?産業建設部長。


○産業建設部長(門?博幸君) 第2質問の中で、地場企業、あるいは零細、個人企業向けに創業支援についての具体的な補助金、あるいはその支援策等はないのかというような御趣旨だったかと思っております。


 いろんな経営のパターンもありますし、創業支援と申しましても、例えばその支援の内容につきましても、資金面の支援なのか、技術的な支援なのかと、それぞれ、さまざまなニーズがあろうと思っております。そのニーズに即した適切な支援を行っていくのが、市で行っていくべきだと考えておりますので、先ほど答弁の中でも申し上げましたように、企業支援センターを軸に、各関係機関とも今連携をしながら、連携体制、相談体制を構築させていただいておりますので、まずは企業支援センターに御相談をいただきまして、その中で企業支援員が一緒になって、そのニーズに即した適切な支援を行ってまいりたいということで考えております。


○議長(大川末長君) 西田弘志議員。


○(西田弘志君) ちっちゃい個人事業主、若い人が何か積極的に起業できるような、そういった支援をしていただければなというふうに思っております。


 それともう1つは、前も言いましたですけど、こういうインターネットの時代で、水俣の物産品、農産物、そういったものが消費者に直接ダイレクトにやりとりするようなものが日本中ふえております。そういったものを水俣でも何か後押しできるようなものをしていただきたいと思いますけど、地方でそういったものを立ち上げたときに、やっぱり一番ネックになるのは送料の問題です。やっぱり関西、関東で物が消費できるような、水俣で競争力あるものが、そういったところで消費できる、それにはやっぱり送料の問題が一番だと思います。そういったものを今まつぼっくりはサラたま等で、かなり全国に出されていると思いますけど、そういったまつぼっくりを窓口にするとか、そういったところで送料等の補助金をそういったところにつけて、ネット等でやられる個人事業主を育てるというのも1つ考えていただきたいというふうに思ってます。


 質問としては、そういった送料等の補助金というものは、実際できるのかどうかというのを1つ。


 それと、市や県の補助金、その都度、年度によって変わると思うんですよね。今、行政のほうでも、市のホームページ等で、その都度出されているとは思うんですけど、実際、起業したい、何かやりたいという人が、市のホームページ見たらこういったものがあるというのを、何かわかりやすいような窓口をつくっていただけると、何か、若い人が考えるときに、そういったところをまず見て、こういった補助金があるなというふうに利用できるようなものができないか、この2点を質問させていただきます。


○議長(大川末長君) 門?産業建設部長。


○産業建設部長(門?博幸君) 2点御質問をいただきました。


 まず、市内、まつぼっくりあたりから、今全国に向けて通信販売のようなものをやっているけれども、そういったところを窓口にして、送料の負担等ができないかというような御趣旨だったかと思っております。


 昨今、特にインターネット、あるいはスマホあたりの普及によりまして、通信販売というのがかなり市場として拡大をしておるんだろうと私どもも認識をしているところでございます。


 ここの送料の負担という問題につきましては、通信販売の具体的な内容が市の施策と合致をしているのかでありますとか、その対象範囲や効果、あるいは事業の妥当性、あるいはほかのいろんな事業との平等性等々もございますので、そこら辺を総合的にちょっと勘案して検討させていただければと思っております。


 それと、2点目が、いろんな補助金等の制度情報あたりが市のホームページにも載せてはいるんだけれども、よりわかりやすいような方策でできないだろうかというようなところでの御趣旨だったかと思っております。


 今、いろんな情報につきましては、その都度、国・県とかから入ってきた情報につきましては、我々が把握している範囲の中でメーリングリストみたいな形で、その都度事業主さんのほうには発信をさせていただいているような取り組みもさせていただいております。そういったリストをさらに拡大するというところとあわせて、また商工会議所さんあたりとも連携をさせていただきながら、誰もがわかりやすい、議員御指摘のような、ここを見れば、ワンストップである程度、そこら辺の役割自体は企業支援センターが担っているんですけれども、そういったところのホームページあたりも、ちょっと充実をさせていただきながら、窓口対応というところも含めて考えさせていただければと思っております。


○議長(大川末長君) 次に、肥薩おれんじ鉄道水俣駅改修について答弁を求めます。


 本山総務企画部長。


  (総務企画部長 本山祐二君登壇)


○総務企画部長(本山祐二君) 次に、肥薩おれんじ鉄道水俣駅改修について、順次お答えいたします。


 まず、肥薩おれんじ鉄道水俣駅の改修の予定、構想はどういったものかについてお答えいたします。


 改修につきましては、肥薩おれんじ鉄道株式会社が、市からの補助を受けて実施されますが、今年度は、主にデザインを含む基本設計及び実施設計を作成し、来年度、駅舎の外装・内装・トイレ及び外構工事などの改修工事に着手する予定で進められております。


 また、構想の内容としましては、駅舎を環境首都水俣の玄関口と位置づけ、誰もが安心して利用でき、交流人口の増加やまちのにぎわいの創出を図っていけるような駅舎とすることを考えております。


 具体的なイメージとしましては、水俣の玄関口にふさわしい清潔で美しく温かみのある駅舎として、従来の待合室やトイレを大幅に改修するとともに、市民が気軽に使用できる多目的なスペースや観光客だけではなく、市民も楽しめるレストランの設置など、バリアフリー化の視点や環境面にも考慮しながら、居心地のよい公共空間の提供を考えております。


 今後、事業を実施される肥薩おれんじ鉄道と十分に協議をさせていただきたいと考えております。


 次に、改修するとき、有名な水俣出身者を紹介するブースなどをつくれないかについてお答えいたします。


 駅舎は鉄道の利用のみならず、観光などさまざまな情報発信の機能も必要と考えておりますので、議員御提案の著名な水俣の出身者を紹介するコーナーを設けることは、有意義なことであり、交流人口の増加や、まちのにぎわいの創出にもつなげることができるものと思われます。


 スペースなどの問題もありますが、今後、肥薩おれんじ鉄道株式会社が設計・施工される中で、ぜひ反映してもらえるように市としても提案していきたいと考えております。


 以上です。


○議長(大川末長君) 西田弘志議員。


○(西田弘志君) 肥薩おれんじ鉄道についてです、済みません、私ちょっと先ほどの分で、民泊と雇用対策の分、ちょっと言うのを忘れていたもんですから、少しちょっとここで言わせていただきます。済みません。


 民泊については、出水市で私たち勉強会させていただいたときに、いろんな形で……。


○議長(大川末長君) 西田議員、ちょっと待って。


○(西田弘志君)(続) ちょっといかんですね。じゃいいです。わかりました。じゃこれもう、このまま進めさせていただきます。


 じゃ、肥薩おれんじ鉄道につきましてですが、冒頭言いましたように、列車の着メロですね、こういったものを「初恋」を流せないかというふうなものが、私の耳にも聞こえております。その中で、やはり「初恋」という曲を流していただきたいなというのは、私は思いますし、いろんな方も思っていらっしゃると思いますけど、有名なところでは、岡山県の「瀬戸の花嫁」、草津線では「いい湯だな」とか、茨城県の友部市では、地元にゆかりのある坂本九さんの「上を向いて歩こう」、そういったものを流していらっしゃるところもございます。


 水俣の駅を改修のときに、ブースとして村下孝蔵さん、こういったものを紹介するブースもぜひつくっていただきたいというふうに思っております。きのう、真野議員、歴史民俗資料館等の話もございましたが、やはり水俣の偉人、著名な方を紹介していただきたいなというふうに思っております。


 質問といたしましては、今言いました、着メロでそういった「初恋」が流せないのか、それが1つ。


 駅の改修につきまして、今、普通に考えますと、水俣市、水戸岡鋭治さんがいろんな形で携わっています湯の鶴の鶴の屋、デザインやられました。今、話題の人ですよね。ななつ星ですか、これで、今、時の人でございますので、水俣市と水戸岡鋭治さんはつながりができているというふうに思っております。そういった中で、ぜひ、ぜひというか、そういったものを依頼がこちらからできないのか、そういったものを1つ質問させていただきたいというふうに思います。


 この2つです。


○議長(大川末長君) 本山総務企画部長。


○総務企画部長(本山祐二君) 西田議員の第2の御質問にお答えいたします。


 まず、列車の着メロ、これはできないかということでございますけれども、先ほども申し上げましたように、有名人のブースということで、市のほうも、できないかなというのもちょっと考えておりましたし、今後の設計の中で話をしていきますので、その時点でこの話もさせていただいて、検討させていただければと思います。


 次に、駅舎のデザインについて、水戸岡先生のほうにという形でございましたけれども、阿久根駅が、今改修を進めていらっしゃいます。阿久根駅も今、水戸岡先生もされていらっしゃると。あと、おれんじ鉄道でいいますと、おれんじ食堂とかいう列車のデザインとかされているんですけど、その一体ということではございませんけれども、非常に好評ということもございますので、肥薩おれんじ鉄道におきましては、今回のこの改修につきましても水戸岡先生のほうにという形での話で、今進められているということでお聞きしております。


○議長(大川末長君) 西田弘志議員。


○(西田弘志君) 肥薩おれんじ鉄道が最終的には決めることかもしれませんですけど、今の流れでいきますと、おれんじ鉄道も水戸岡鋭治さんがやられているということで、関連性を持って駅舎を、先にやっぱり、こっちのイメージとかコンセプトを伝えたほうがいいものができるというふうに思っております。その、「初恋」でいくんだったら「初恋」のイメージの昭和のレトロな駅舎にするとか、そういったものを全体的に考えていただきたいなというふうに思っております。


 水俣全体を考えたときに、やっぱりいろんなイメージ戦略でもうやっていくしかないというふうに思っております。将来的には、どこかと合併という話も出てくるのかもわかりません。そういうときには、水俣市がもしなくなるんでしたら、「初恋」の名前を入れるとか、初恋市にするとか、ここの駅も、庁舎もどこかで改修するわけですから、そういったときに、このイメージもきちっとした、そういった昭和のレトロっぽい庁舎にするとか、何か全体的にやっぱり考えていっていただきたいなというふうに思っております。


 駅に関して、関連でちょっと聞きたいのが、私は商店街で2カ月に1回ぐらい、商工会議所から駅まで、鍵かけのキャンペーンといって、警察署と一緒に鍵がかかってない自転車をずっと見て、紙を張っていくのをやっているんですけど、最終的に駅のところへ来ますと、やっぱり駅の目の前の玄関口が放置自転車というか、非常に汚いというか、何か整然としていないですね。何か、ごちゃごちゃした感じだと思います。これ、いろいろ放置自転車を勝手に捨てるのもできないかというふうには思いますけど、もう少しやり方を考えていただきたいな、駅のやりかえをするときに、一緒にそういった駅前の部分も自転車どめがありますが、あれがいいのかどうかも含めて、きれいに整理できるようなものができないかというのを質問をさせていただきます。


○議長(大川末長君) 本山総務企画部長。


○総務企画部長(本山祐二君) 水俣駅前の駐輪場の件、第3の御質問です。昨日、私も見に行ってきたところなんですけれども、御存じだと思いますが、台数的には十分とめられるスペースはございます。ただ、2カ所に分かれておりまして、どうしても1カ所のほうに偏ってとめるもんですから、それにとめられないときにその周辺にとめてらっしゃるというのが現状じゃないかなというふうに理解しております。


 ただ、大部分が高校生ということでございますので、高校のほうにも、いろいろ御指導いただくようにお願いしておりますし、特に、まず春、4月に生徒がかわりますと、また同じような繰り返しというのもございますので、その辺がまず徹底することが1番かなと。それと、改修の段階で、その辺あたり、当然スペースは十分あるとは思いますけれども、何らかもう少し工夫ができないのか、その辺は検討してまいりたいというふうに思っております。


○議長(大川末長君) 次に、木質系バイオマス発電について答弁を求めます。


 門?産業建設部長。


  (産業建設部長 門?博幸君登壇)


○産業建設部長(門?博幸君) 次に、木質系バイオマス発電について、新たな予算が組まれたが、市の方向性は変わったのかとの御質問にお答えします。


 まず、市の方向性はこれまでとは変更ございません。9月議会でお答えしましたとおり、事業主体を誘致すべく、複数の企業に事業の提案を行っているところですが、その後も企業との協議を続けてまいりました。その成果もあり、現在出資を検討していただいている企業同士で事業の諸条件を詰めていく段階までまいりました。


 今回新たに予算計上させていただきましたのは、その諸条件の整理など、協議の過程で必要となる設計や計算、調整を行うための費用として要求させていただいたものでございます。


 以上です。


○議長(大川末長君) 西田弘志議員。


○(西田弘志君) この木質系バイオマスにつきましては、谷口議員のほうの質問でも大体わかりました。企業誘致として何社かと、今協議中であるということで聞いております。実際、そういったもので、企業誘致、なかなかない、できていないときに、企業誘致として、このバイオマス発電、できれば非常にいいかなと思います。この事業をやるとしたら、投資ということで、何十億円という投資が実際に生まれるわけでありますし、木材の収集、プラントの運営、雇用が必ず発生する事業だというふうに思われます。やっぱり水俣で今一番望まれるのは雇用、雇用問題が一番大きな問題かなというふうに思っておりますので、ぜひ、今後予算をつけて、部分でいろんな精査しながら進めていただきたいというふうに思います。


 私の質問はこれで終わります。


○議長(大川末長君) 以上で西田弘志議員の質問は終わりました。


 この際、10分間休憩します。


                               午前10時28分 休憩


                               ─────────


                               午前10時39分 開議


○議長(大川末長君) 休憩前に引き続き会議を開きます。


 次に、川上紗智子議員に許します。


  (川上紗智子君登壇)


○(川上紗智子君) こんにちは。


 日本共産党の川上紗智子でございます。


 宮本市長がこの本会議場で答弁をされる最後の質問をさせていただきます。8年間、まだ任期満了ではありませんが、きょうのところまで、本当にお疲れさまでございました。


 任期満了まで残りわずかですけれども、ぜひこれまで市長がそうしてくださったように、最後まで市民の声に耳を傾け、寄り添っていただきますようお願い申し上げまして、質問に入ります。


 まず、1、九州新幹線騒音・振動被害問題についてです。


 これは、振り返ってみますと、去年の12月から毎回私は質問しています。またかと思って聞いていらっしゃる方もいるかもしれませんけれども、この間、市当局も鉄道整備支援機構やJR九州への申し入れ、そして市独自の騒音などの調査ということで、水俣市としても取り組んでいただいていますが、今なお、夜は、睡眠薬を飲まないと眠れないなどの毎日のつらさ、修理してもらっても、次から次にたてつけが悪くなる。この家は大丈夫なんだろうかなど、将来の不安を抱えながら生活をしている人がいます。打つ手があるのであれば、継続してぜひ取り組んでいただきたい、その思いで今回も質問をさせていただきます。


 ?、ことし9月2日に、市長がJR九州に申し入れた内容とその回答はどういうものだったか。改めてお聞かせください。


 ?、それ以後の市としての取り組みはどうか。


 ?、ほかの自治体との連携はどうなっているのか。


 次に、2、肥薩おれんじ鉄道の騒音問題についてお尋ねをいたします。


 ?、長野町において市独自の騒音・振動調査を実施したのか。


 ?、昨年の12月議会において水俣川にかかる鉄橋のレールを音が出にくいものにかえることをおれんじ鉄道に要望したらどうかと求めましたが、どうなっているか。


 3、介護予防について。


 ?、水俣市の高齢化率、介護認定率及び介護度別の人数はどうなっているか。


 ?、現在国が検討している要支援者を介護給付から切り離すとされた場合どうなるのか。


 4、認知症介護予防についてお尋ねいたしますが、前のテーマであります介護予防についても含めまして、今回どうしてこれらのテーマを取り上げたのか。私は厚生文教常任委員会で鳥取県の琴浦町に視察に行ってまいりました。その前に、ことしの春でしたか、テレビで「認知症は予防できる」という番組を見ました。私は心のどこかで、いや、確実に、認知症になったら、もうどうしようもないというふうに思っていた人間の一人だったということに、そのとき気づきました。


 予防ができる、早期発見すれば、治療も可能だと、このことを聞いて、もしそういうことができるんだったら、本格的にやったらいいじゃないかと、喜び勇んで健康高齢課に行きましたら、健康高齢課はもう既にそのことは知っており、取り組みを既に行っておりました。テレビに出ていた鳥取大学医学部教授、日本認知症予防学会理事長を務めていらっしゃる認知症の診断・予防の第一人者、浦上克哉教授がテレビに出ていらっしゃいましたが、その方が水俣で講演されたことも私は知りませんでした。けれども、とにかく私は気づきました。


 それで、今ほど介護予防、認知症介護予防についてそんなに深くはないかもしれませんが、自分なりに深まっているというふうに思って、今回は質問テーマにいたしました。


 そこで、認知症介護予防について。


 ?、水俣市で行っている認知症予防教室とはどういうものか。


 ?、認知症早期発見、早期治療のための取り組みにおいて、課題になっていることは何か。


 以上で本壇からの質問を終わります。


○議長(大川末長君) 答弁を求めます。


 宮本市長。


  (市長 宮本勝彬君登壇)


○市長(宮本勝彬君) 川上議員の御質問に順次お答えします。


 まず、新幹線の騒音・振動被害問題については私から、肥薩おれんじ鉄道の騒音問題については総務企画部長から、介護予防について及び認知症介護予防については福祉環境部長から、それぞれお答えします。


 初めに、新幹線の騒音・振動被害問題についての御質問に順次お答えします。


 まず、9月2日に、水俣市がJR九州に申し入れた内容とその回答はどういうものだったかとの御質問にお答えします。


 本年9月2日に、私が直接JR九州本社に出向き、申し入れを行いました。申し入れ書の内容は、通過列車に関しては、騒音・振動等に対する沿線住民の不安や不満を解消するために必要な対策を講じていただきたい。特に、早朝及び21時以降は配慮していただきたいであります。


 本市からの申し入れに対して、JR九州からは、通過列車の速度を下げることはできないが、新幹線の新しい車両は、軽量化が進み、以前より騒音・振動レベルは下がっている。いずれにしても再度、運輸機構に実態を調べてもらうように話をしたいとの回答でありました。


 次に、その後の市の取り組みはどうかとの御質問にお答えします。


 現在、水俣市として、9月以降、特に取り組みは行っておりません。


 次に、他の自治体との連携はどのようになっているかとの質問にお答えします。


 現在、県内における新幹線の騒音問題について、どのような状況であるか、県や八代市等との情報交換を行っているところでございます。今後、情報交換する中で、必要に応じて他自治体との連携も考えていきたいと思っております。


 以上です。


○議長(大川末長君) 川上紗智子議員。


○(川上紗智子君) 答弁ありがとうございました。


 直接、市長がJR九州には申し入れに行かれたということですので、今、答弁があった中身について、もう少し詳しく、もしわかれば答えていただきたいということで、2回目の質問のまず最初は、通過列車の減速はできないという回答だったということでしたけれども、これは早朝及び21時以降についても、減速できないというものだったのかというのが1つです。


 それから、車両の軽量化が進んで、以前より騒音・振動レベルは下がっているというふうに回答されていますが、これはいつと比べて下がっているというふうにおっしゃったのか、わかれば教えてください。


 それから、2回目の質問の3番目です。


 前回、9月議会の質問で、私はぜひ市長にも現地に出向いていただき、住民の家屋の状況や、住民から直接話を聞いてみていただきたいということで、そのことを求めましたけれども、どうだったでしょうか。


 それから、2回目の質問の4つ目です。


 他自治体との連携の問題なんですけれども、必要に応じて連携していきたいということで答弁をいただきましたが、11月でしたでしょうか、聞くところによりますと、九州新幹線鹿児島ルートのさらなる利便性の向上について、JR九州に申し入れに行かれておりますが、これは熊本県や熊本市、八代市、玉名市と一緒に要望活動をされていると聞いています。確かに、水俣市民としても、水俣起点の割引切符などですね、もっと利用しやすい運賃という利便性の向上についての要望ももちろん、あるのはあると思うんですが、そして必要な要望活動だと思います。でも、同時に、困っている沿線住民の声も八代などと一緒に共同で要望していただくということはできないものなのでしょうか。これが2回目の最後の質問です。


 以上、お答えよろしくお願いします。


○議長(大川末長君) 宮本市長。


○市長(宮本勝彬君) まず、第1点ですけれども、早朝、それから21時以降の減速はできないかというような御質問だったと思います。


 このスピードダウンにつきましては、JRのほうでは新幹線の速達性を確保するために、これは無理であるというような御意見をいただいております。また、これをやりますと、ダイヤの改正を前提としてやらなきゃならないし、それぞれの駅によって、いろんな何回とまるとか、そういったところまで関連してくるので、非常に難しいというようなお答えでございました。


 それから、いつと比べて下がっているのかということでございますので、これは全線開通前と比べてということでございます。


 それから、3番目ですが、市長は現地に行かれたのかと、そしてそれについてどのように感じたのかというような御質問だったと思います。


 先日行ってまいりました。そして、現地に行かせていただいて、新幹線が通過する状況もいろいろ直接聞きました。また、近所の方に、被害をこうむっていらっしゃる方のところに御意見を聞くつもりで行きましたけれども、残念ながら御不在でございましたので、その前、その家の周りでありますとか、どのような状況が出ているのかというようなことも、担当も一緒に、これまで検査をしておりましたので、そういうのも含めまして見させていただきました。


 その結果でございますけれども、新幹線が通過するときには、正直申し上げまして、一気にばっと行ってしまいますし、ちょっと離れた、25メートルぐらいの距離ですかね、ちょっと離れておりましたので、もう、さっと行ったという感じでしたので、余り、そう強くは感じなかったんですが、これまでのことをいろいろ考えますと、そこにずっと住んでいらっしゃる方のことを考えますと、本当にやっぱりいろんな思いで、あるいはいろんな不安を抱えていらっしゃるんだなということはしっかり受けとめてきたところでございます。


 家の周りあたりも見ますと、亀裂が入ったりとか、そういった状況もございまして、これはやっぱり引き続きお願いをしていかなければならないなという思いで帰ってきたところでございました。


 それから、他の自治体との連携をとりながらということでございます。他の自治体というのは、いろんな状況がございまして、状況の違いもありますので、なかなかそろって同じような要求ということは難しいかもしれませんけれども、今おっしゃるように、非常にそういう結果的に不安な方がいらっしゃるというようなことを考えますと、やっぱり一緒になって要望に行くべきなのかなと、そのように思いますし、実際、要望書も出して、平成25年11月21日でございますが、このように要望書も出して一緒に行っておりますので、お知らせしたいと思います。


 以上です。


○議長(大川末長君) 川上紗智子議員。


○(川上紗智子君) JR九州におかれましては、速さを確保することは大事なことだから、減速はできないということだというふうに思うんですが、実際、前回の質問でも明らかだったんですが、環境基準は超えてないということがありますよね。ですから、その1点でいえば、対応を親身にやってやることにはならないとなっていると思うんですが、私、6月議会の一般質問のときに、私たち日本共産党が国土交通省に直接交渉に行ったときに、国土交通省の担当の方と話す中で、住民からの被害の訴えがある場合、そして被害が実際に発生している場合、それに対しては鉄道建設・運輸施設整備支援機構とJR九州の両方に対応の責任があるというふうに答えているんですね。ただ、JR九州は一度も現地を見に来ていないと私は思うんですけれど、被害の実態も恐らく見ていらっしゃらないと思うんですね。であれば、私たちが通過列車の減速を求めた、減速できない、やることはやってますよということで、済ませていいのかな。何も解決しないなというふうに思うんですね。


 鉄道運輸施設整備支援機構は、防音壁とか、各住宅への対応などを一応講じていると。JR九州はレールの研磨や車両の開発、軽量化でしょうね、などでできる対策は行ってきたと。だけども、実際には騒音とか振動の問題はあるわけですね。そうなれば、じゃあ、減速しかないではないかと思うのが普通考えていくと、そこに結論がいくわけです。それで、八代のほうは、この前も申し上げましたが、水俣は騒音の環境基準は75デシベルですけど、新八代駅周辺は70デシベルなので、環境基準を超えているところが何カ所かあります。超えていないところも振動の被害とかあるということで、八代の住民の皆さん方からの要望の第1は通過列車の減速、特に、21時以降、夜については回送列車も含めて減速してくれないかという要望を出されています。ほかに手だてがなければ、ここしかもう手をつけるところがないんですね。先ほど、ダイヤ改正が伴う問題だということでおっしゃいましたけれども、確かにそうです。毎年3月には新しい、ダイヤ改正されたものが公表されますが、来年3月に向けてダイヤ改正をしているところだと私は思います。だからこそ、減速を考慮した、全て減速が無理なら、せめてという、夜とか、早朝とかだけでもというような話し合いの中で、少しでもましな環境にしていくために、減速を考慮したダイヤ改正を行うよう、改めてJR九州に要望していただきたいと思うんです。


 私たち、日本共産党議員団としても、八代の議員などと一緒に党として来年3月のダイヤ改正の際、減速を考慮したダイヤ改正を行ってほしいということを、JR九州に、12月20日に申し入れに行く予定です。同時に、その監督官庁である国土交通省の九州運輸局にも減速を考慮したダイヤ改正をするよう、ぜひ指導してほしいということで申し入れに行く予定です。


 申し入れしたからといって、実現しないかもしれません。でも、ここにしか望みがないのであれば、ここでちょっと頑張るしかないんじゃないかというふうに私たちは思っています。ぜひ、水俣市としてもその立場でJR九州、また関係各機関に対して申し入れ活動を行っていただけないかと思いますが、いかがでしょうか。


○議長(大川末長君) 宮本市長。


○市長(宮本勝彬君) 先ほど御答弁いたしましたけれども、スピードダウンということにつきましては、やはりさっき言いましたように、非常に厳しい状況があるんだということでございます。しかしながら、やっぱりそのことによっていろんな厳しい条件で、いろんな被害を受けていらっしゃるという方々もあるということでございますので、今、御提案ありましたように、せめて21時以降はというような御意見もございましたので、その辺も含めまして、我々も要望できるところは要望を進めていきたい、そのように思います。


○議長(大川末長君) 次に、肥薩おれんじ鉄道の騒音問題について答弁を求めます。


 本山総務企画部長。


  (総務企画部長 本山祐二君登壇)


○総務企画部長(本山祐二君) 肥薩おれんじ鉄道の騒音問題について、順次お答えします。


 長野町において、市独自の騒音・振動調査を実施したかとの御質問にお答えいたします。


 調査については、水俣市長野地区において、本年8月1日、2日の両日に騒音測定のみを実施いたしております。今回の騒音調査は、車輌通過時の騒音のみの測定とする予定でしたが、下り線がトンネル出口部となり、正確に車両通過を確認するために前後の時間帯を長く測定しており、環境省が定めた在来線騒音マニュアルによる、等価騒音レベルによる評価方法、これは計測した時間帯内のデータの全ての平均とは少し異なっており、現在測定データの精査を行っております。


 なお、在来線鉄道の騒音については、環境省が定めた環境基準及び騒音規制法の対象外となるため、その結果は、あくまで参考のためのデータではありますが、公表の要望があった場合は、データの提供は可能であると考えております。


 次に、昨年の12月議会において、水俣川にかかる鉄橋のレールを音が出にくいものにかえることをおれんじ鉄道に要望したらどうかと求めたが、どうなっているかとの御質問にお答えいたします。


 早速、昨年12月に肥薩おれんじ鉄道に対し、水俣川にかかる川の鉄橋を列車が通過する際に音がうるさいとの住民の声があるので、改善できないかと口頭で担当課からお願いしたところであります。肥薩おれんじ鉄道株式会社としても、レールが老朽化により、でこぼこしており、それにより音がうるさくなっていることは承知されており、昨年12月26日の深夜から27日の早朝にかけてレールの交換を行ったとのことでした。通常のレール交換ではありますが、交換したことで、列車とレールとの摩擦が減り、以前よりは騒音・振動は軽減されているのではないかとのことでした。その後、市としてことし8月に周辺住民に聞き取り調査を行ったところ、以前よりも騒音・振動が減ったとお聞きいたしております。


 以上です。


○議長(大川末長君) 川上紗智子議員。


○(川上紗智子君) 騒音の調査のみ、測定のみ行ったということですけれども、環境省が示した計算式等々でいくと、それにきっちり当てはまらないから、今精査しているということというふうに受けとめていいんでしょうか。


 であれば、測定をされた中で、騒音の最大値は幾らぐらいだったのか教えてください。


 それから、おれんじ鉄道に口頭で改善できないかということで、担当課のほうからお願いをされたということですけれども、その際に、私が提案をした新幹線方式のレールにかえたらどうかという提案は、要望はされたのか、この2点でお願いします。


○議長(大川末長君) 本山総務企画部長。


○総務企画部長(本山祐二君) 川上議員の第2の御質問にお答えさせていただきます。


 今回の調査の騒音の最高値ということでございますけれども、これは今現在、先ほど申し上げましたように、精査中でございますので、確定値ではございませんが、今回の調査しました通過車両の最大騒音レベルの平均値は81デシベル程度でした。


 次に、おれんじ鉄道のレールの交換で新幹線方式で要望したかということでございますけれども、これについては、結論からいいますと、新幹線方式での要望というのはいたしておりません。通常は、25メートルのスパンのレールをつなぎ合わせているということで、新幹線方式とは継ぎ目をなくしてロングレールにするということがその方法だろうと思いますけれども、ただ、25メートルが50メートルに長くなりますと、いろいろ金額的な面とか、あと夏場の、温度が高くなったときのゆがみの対策の問題とか、それと直線がそれだけのところは確保できるのかとか、いろいろ問題があるというようなことは、後でお聞きいたしております。


 以上です。


○議長(大川末長君) 川上紗智子議員。


○(川上紗智子君) 先ほど、騒音の測定値の問題でいえば、平均値ということで出すようにという計算式があるというふうにおっしゃってましたけれども、もし間違っていたら、後から言ってください。ですけれども、騒音というのは、例えば、寝ているときに急にどっと音がして、ぱっと目が覚めて、それから寝れないとか、何か、そういうもんだと思うんです。最大値をできるだけ低くするということが、暮らしている人にとっては大事なのではないかなと。しかも、在来線については、環境基準がないというふうに言われてますよね。だから、実際に困っている住民は何に頼って改善を求めたらいいのかというところでは、非常に心もとないなというふうに思うんですが、実際に、今最大値の平均を聞きましたけれど、大体81デシベル、新幹線でも70デシベルを超したぐらい、75デシベルまでいっていないんですよね。だから、担当課の、市の方も調査に入られたときに、長野地区においては新幹線は問題ないと、おれんじ鉄道が大変なんだというのを、本当に口々におっしゃった、その証拠となるような値だというふうに私は思って受けとめました。やっぱりそうなんだなというふうに思いました。


 実は、私も最近、長野地区周辺の方に話を聞きました。確かに、レール交換をした後は、以前よりましになったという方もいらっしゃいました。でも、同時に、そんなことあったのか、全然変わらないよという人もいました。ですから、この点では、レールを新しく新品にかえただけで少し変化があるわけですから、もっと継ぎ目のない、がたごと音がしないレールにかえたら、もっと軽減するんじゃないかなというふうに、お話を聞いて思いました。


 先ほど、新幹線方式のレールのことをおっしゃいましたが、25メートルのレールを溶接してつないでいって、長いレールをつくるということなんですね。その長いレールだけだと、おっしゃったようにたわみが出るので、どうするかというと、一定の長さまでいったら、今度は斜めで継ぎ目をつくるというんですね。そうすると、音がしなくなる、がたごとの音がしなくなる。


 新幹線でそういうことがやられ始めて、その後、在来線、人口密集地、東京都内などでは山手線などにそういうものが採用されているようですけれども、その継ぎ目の近くに住んでいる人が音がしなくなったというようなことを言っているように、斜めに継ぎ目がなっただけで、ロングレールで継ぎ目が斜めになっただけで音がしなくなったという、実際にそういうことが人口密集地で行われているわけです。


 地方では、余りそういう例がないと聞いていますが、ぜひ、今度レール交換をされるときには、早目にぜひしてもらって、そのときにはそういう新幹線方式のレール交換をしてもらえないかということを、ぜひ一言言っていただけないかなと私は思うんです。


 担当課の方も、お聞きだと思うんですけれども、私も何回か周辺の方の話を聞いて思うんですが、おれんじ鉄道というか、鹿児島本線はずっと前から走っていたわけですね。それなのに、突然といったらあれかもしれませんが、長野地区の人たちがうるさい、うるさいと言い始めたのは、新幹線ができてからなんですよ。新幹線ができてからというのは、どういうことかというと、高架ができた、そして何軒かのお家が立ち退きでなくなった。だから、新幹線ができる前とできた後では、あの辺の様子は一変していると思います。条件が変わった中での音の聞こえ方だと私は思うんですよ。それで、これからも音のことで、周辺住民の皆さんから、いろんな不安や不満や要望等がありましたら、ぜひ、よく聞いていただいて受けとめていただき、できることはやっていただけないかなというふうに思いますが、いかがでしょうか。


○議長(大川末長君) 本山総務企画部長。


○総務企画部長(本山祐二君) レールの交換、次回のときにはですね、ぜひ継ぎ目がないような、長いレールに交換してもらえないかというふうに要望していただきたいというふうな御質問だったかと思います。


 音を減らすために、長いレールというのはどれだけの効果があるのかとか、また、どれだけの工法とか、金額とか、全然私ども専門家じゃありませんので、詳しくありませんけれども、もしそのようなことが可能であるならば、どうなるかというのを、もう少しちょっと勉強させていただかないと、まずはこの辺の要望というのも難しいんじゃなかろうかと思います。ただ、もしそれが可能で、次回のときに、これは次回いつされるのか、ちょっとわかりませんけれども、その時点までには、そういうのを勉強させていただきたいと思っております。


○議長(大川末長君) 次に、介護予防について答弁を求めます。


 宮森福祉環境部長。


  (福祉環境部長 宮森守男君登壇)


○福祉環境部長(宮森守男君) 介護予防について、順次お答えします。


 まず、水俣市の高齢化率、介護認定率及び介護度別の人数はどうなっているのかとの御質問にお答えします。


 平成25年10月末現在で65歳以上の高齢者数8,900人、高齢化率33.4%、65歳以上の認定者数1,980人、要介護認定率は22.2%となっております。また、40歳から64歳までの第2号を含む要介護度別人数は要支援1、277人、要支援2、324人、要介護1、448人、要介護2、280人、要介護3、234人、要介護4、245人、要介護5、221人となっております。


 次に、現在、国が検討している要支援者を介護給付から切り離すとされた場合どうなるのかの御質問にお答えします。


 国としては、当初案として要支援者への予防給付を全面的に地域支援事業に移行させる方針を示しておりましたが、市町村事務の増加などを懸念して慎重な意見が示されましたことから、要支援者の移行は訪問・通所介護に限定する見直し案が再提案されております。


 厚生労働省は、11月27日に社会保障審議会介護保険部会の素案を提示し、12月20日の取りまとめを目指すとしております。現時点の情報では、介護予防事業対象者を含めた新しい総合事業を平成29年4月までに全保険者が開始、29年度中に予防給付のうち訪問介護と通所介護が新総合事業へ移行、その他のサービスは従来どおり予防給付で行うとしております。新たな計画を実施するのは平成30年度、第7期介護保険事業計画との案が示されているところでございます。


 このようなことからも、要支援者へのサービスが直ちに大きく変わることはないと考えております。


 国の情報も随時更新されていくため、市としましては次期第6期介護保険事業計画策定の中で、サービス内容、それに伴う基準等検討してまいりますが、利用者にとって不利益や、市町村格差が生じないように、また地域に根差した事業となるよう、本市における要支援者のサービス利用の状況を勘案し、介護サービス事業者やその他関係機関との協議を図ってまいりたいと思っております。


○議長(大川末長君) 川上紗智子議員。


○(川上紗智子君) 水俣市の高齢化率は33.4%、介護認定率は22.2%ということでした。先日、私たちが委員会で視察に行った琴浦町は1万8,000人程度の人口の町でしたが、高齢化率は32%、水俣のほうが多いですけれども、介護認定率を比べてみますと、介護認定率は水俣が22.2%、琴浦町は18.1%でした。琴浦町は認知症予防対策をやっているところですけれども、その対策の結果が介護認定率に出ているのではないかなというふうに思って聞きました。


 いずれにせよ、水俣市の高齢化率33.4%は、高いものですよね。私も何回か水俣市の高齢化率ということで、多分聞いてると思うんですが、しっかり受けとめていなかったなという気がしています。65歳以上の人が10人のうち3人ちょっといるということですから、その人たちが5年、10年としていけば、後期高齢者、75歳以上、85歳以上となっていくわけですね。そうなると、認知症の発症率もうんと高くなるというふうに聞いています。そうなったときに、その高齢者の皆さん方の尊厳を大事にしつつ、サポートしていける、そういう体制が水俣市にできているのか。


 全ての施策において、高齢者がこれだけいるんだということを前提にして考えていかなければならない、今のうちから考えていかなければならないところに来ているのではないかと思います。


 きょうは、私は介護、認知症、介護予防について質問をいたしますが、この問題は、私自身ももっと勉強していかなきゃいけない問題だというふうに思っています。


 それで、要支援1、2の人たちを介護保険給付から外す、外さないの話ですが、どうも先延ばしになっているということなのでしょうか。いずれにせよ、要支援1の人たちを介護保険から、給付から外すということが果たして妥当なのか。できるだけ、介護保険の基本的な考え方は、高齢者が要介護状態になることをできる限り防ぐ、健康の保持・増進をしていく、また要介護状態になっても、状態がそれ以上に悪化しないようにする、維持・改善を図るというところに基本的な考え方があったのではないかと思います。要支援1のときに、適切な介護ができなければ、重度化するのではないかという懸念が、今国で議論をされております介護保険部会の中でも、専門家の方々から意見が出ているようですけれども、そのことをしっかりと押さえて、要支援1、2を外したら大変なことになるということが、この水俣市でも明らかであれば、ぜひ国に意見を上げていただきたいというふうに思います。


 例えば、要支援1、2で認知症の初期の症状がある人がいるとします。実際にいらっしゃるそうですが、そういう方々に適切な、専門的知識を持ったヘルパーが行ってお世話をするということが、いかに大事かということが介護保険部会の中でも語られています。今、政府は市町村に通所介護、訪問介護を、いずれは市町村に投げようというふうにしているようですけれども、そうなった場合、市町村の財政的な状態によっては、全国的に一律のものにはならない。財政的に大変な市町村では、人件費を削って何とかしようということで、例えば、ヘルパーさんを正規のを雇わないで、ボランティアの人に頼むと、ボランティアの人たちが悪いとは、私は思いませんけれども、やはり科学的に、専門的にきちんと勉強した人、ちゃんと専門的な力量を持った人が対応することが大事だと思います。


 それで、国が今考えているようなことが起こらないように、ぜひしっかりと市としても見きわめながら、言うべきことは言っていっていただきたいなというふうに思います。


 この介護保険の改革で忘れてはならないのは、この改革の目的が、介護給付費を抑制するということがまず第1の目的になっていることだと思います。


 琴浦町の話になりますが、平成15年度から認知症予防対策をやっていこうという取り組みが始まっています。それは、国から言われてやられたことではありません。私たちが訪問したときに説明をしてくださった福祉課長、地域包括センターのセンター長を兼務されている保健師の方が、自分が在宅介護支援センターに赴任したときに、1人のお嫁さんから電話があって、自分は認知症のひどいおばあちゃんの世話をしてるけれども、どうにもこうにもならない、もう泣いてばかりで、何言ってるかわからなかったけど、どれだけ大変かがよくわかった。そのときに、その保健師さん、聞くだけではなくて、何とか専門家の知恵をかりたいということで、鳥取大学の浦上先生に行き当たったという話をされていました。


 それから、私たちより10年以上早い認知症予防対策の取り組みが始まっています。こういうふうに、介護の問題を考えるときには、何が必要なのかというところから改革をしていけば、何もこんなにふらふら、今国がやっているように、ころころ変わったりすることはないと私は思うんですね。今一番求められているものについて改革をしていくことが、国にも求められていると思いますが、それがなかなか今ない現状のもと、せめて水俣市では、国のいろんな、ころころ変わることに対しては、ちゃんと見て、制度に対応していかなければならないと思いますけれども、一番は、水俣市民のところで一体何が求められているのか、水俣市として何が必要なのかというのをしっかりと担当課を中心に考えていただき、対応していただきたいというふうに思います。


 これは要望にして終わります。


○議長(大川末長君) 次に、認知症介護予防について答弁を求めます。


 宮森福祉環境部長。


  (福祉環境部長 宮森守男君登壇)


○福祉環境部長(宮森守男君) 認知症介護予防について、順次お答えします。


 まず、水俣市で行っている認知症予防教室とはどういうものかとの御質問にお答えいたします。


 平成24年5月から認知症予防教室、冴ざえ塾を事業所委託で1カ所実施しております。1利用者当たり毎週1回2時間、半年間の教室で、現在定員は10名で通年実施し、随時入校可能としております。


 この教室の参加要件としましては、まずは要介護認定を受けていない方で、本市が所有する認知症簡易スケール、物忘れ相談プログラムですが、認知症の疑いがある方を選定して個別に参加勧奨しています。検査の結果及び教室参加に関しては、主治医に情報提供を行っているところでございます。


 教室の内容でございますが、健康チェックや歩数計による1週間の歩数確認、ストレッチ運動、ウオーキング、スクエアステップ、脳トレーニングメニュー等、身体と脳を効果的に刺激するようなメニューを実施しております。


 教室の効果でございますが、定期的に外出する機会ができたこともあり、当初は日時の感覚がなく、準備にも支援を必要としていた人が、自身でできるようになったこと、教室で行ったウオーキングや考えることが生活習慣に結びついたこと、半年間の事業終了後は一次予防事業のまちかど健康塾利用につながった方もおります。


 また、この教室は介護予防教室ではありますが、半年間の様子から、より専門的に介護サービスが必要と思われる方には、重症化予防の意味からも要介護認定申請を勧めることもあります。


 今後は定員を10名から15名にふやす予定です。


 次に、認知症早期発見、早期治療のための取り組みにおいて、課題となっていることは何かについてお答えします。


 本市の高齢者数は、先ほど述べましたように、平成25年10月末現在8,900人で、その内訳を見ますと、65歳から74歳の前期高齢者が3,846人、75歳以上の後期高齢者が5,054人となっています。


 認知症の有病率は後期高齢者になると急激に増加することがわかっておりますので、後期高齢者の多い本市にとりましては、認知症対策は急務となっております。


 本市では、平成22年から認知症のスクリーニング検査のため認知症簡易スケールを整備し、まちかど健康塾等の介護予防教室やイベント等でスクリーニングを実施し、認知症に対する予防意識を高めていただいております。検査の結果、認知症が疑われる人に対しては、さきに申しました認知症予防教室、冴ざえ塾への参加を促しています。あわせて、スクリーニング結果は、主治医に情報提供を行い、日ごろの診療に役立てていただくこと、当課への提案事項もお願いしているところでございます。


 また、ことし10月には、認知症医療支援診療所地域連携モデル事業を国から受託しております。


 この事業は、認知症専門医であるサポート医がいる地元の診療所において、認知症の早期発見、早期対応、鑑別診断ができることの実証、またかかりつけ医と認知症専門医がスムーズに連携をとることにより、本人に適した治療や支援が提供できるような仕組みづくりを行うものです。


 そのために、郡市医師会や県医師会、精神科医等の医療関係者や認知症疾患医療センター、また、介護サービス事業者とともに実施委員会を立ち上げたところでございます。


 今後、この実施委員会で認知症医療支援診療所を核としました、認知症の早期発見、早期対応の体制づくりを構築してまいりたいと考えております。


 課題としましては、本市の介護予防事業に参加している方や物忘れについて相談があった方に対しては、必要に応じた支援を行っておりますが、今後の認知症の増加を踏まえますと、認知症支援に関して、一般市民へのさらなる周知が必要ではないかと考えております。また、市内の各医療機関においても、その役割に応じた認知症医療支援を行っていただける連携体制の整備に御協力をいただき、認知症相談等に市民が利用しやすい環境を整える必要があると考えております。


○議長(大川末長君) 川上紗智子議員。


○(川上紗智子君) この認知症の問題について、私が認知症の関係で健康高齢課の皆さんがお仕事されている中で、「忘れてよかよ みんながおるたい」とか、「認知症になっても 住みやすいまちづくり」とかいうキャッチフレーズを聞いたときに、いいよねと実は思いました。


 でも、これはこれとしてやりながらも、認知症を予防できるまちづくりにやっぱりしなきゃいけない、担当課の人たちが、いろんな仕事をする中で、そこに達したと、そういう境地に達したという答弁が前回、前々回でしたか、野中議員の答弁の中にありましたけど、おくればせながら、私もそういうふうに思うようになりました。予防できるものは予防したほうがいい。そして、介護保険のサービスのかかるお金も減らせる。そして、御本人さんも楽しく暮らせるということで、やれることをやったほうがいいというふうに、心から思います。


 認知症は、治療可能な病気なんだと、治療効果をよりよくするためには、早期発見なんだと、そういう点では、65歳以上になったら、みんな物忘れ相談の、タッチパネルの、あの診断をしようじゃないか、わいわいがやがやと、みんながするようになったら、とてもいいと私は思います。


 でも、なかなかそううまくはいかないかもしれません。先ほど、認知症は予防できるということを市民に認知、周知啓発していくことが必要だというようなことを答弁の中で言われたと思いますが、琴浦町では、毎年町内を巡回して、ビラを配って、集まってもらって、しかもビラを配るときには、自治会長、民生委員、児童委員、全部集まってもらって説明をして、そしてビラを持ってもらって、1軒1軒回って、ひらめきはつらつ教室という教室に来てもらうように誘うと、そこに来てもらったら、お医者さんが認知症について、認知症というのはこんなんですよとしゃべって、その後、脳のトレーニングとか、何か診断もして帰ってもらうと。そのときに、物忘れ相談の検査もするというふうになっているそうです。


 これは、検査をすることが目的ではなくて、認知症について正しい理解を持ってもらうということで、毎年毎年、何カ所もやっているということを聞きました。


 水俣では、タッチパネル、物忘れ相談の検査を受ける人というのが、まちかど健康塾とか、あと、イベントのときとか、そういうときにやってもらうというふうになっていますが、それをさらに広げていくということが必要かなというふうに感じています。


 2回目の質問のまず1番目です。先ほど言いましたが、認知症は予防できるということを市民に周知、啓発していきたいということですけれども、具体的にはどのようなことを水俣では考えていらっしゃるのか。


 2番目には、物忘れ相談プログラムを受ける人をどんどんふやしていく必要があると思うんですけれども、水俣ではどんな手だてを考えていらっしゃるのか。


 3つ目は、認知症予防教室の定員を10名から15名に今度はふやしたいということで、積極的な方針を持っていらっしゃると思います。けど、どんどん物忘れ相談プログラムを受ける人をふやせば、それだけ認知症予防教室に通う対象になる人もふえてくるんじゃないかと思います。同時に、6カ月で卒業ということだったと思いますけれども、それで、琴浦町の場合は、希望者は引き続きもう1回受講できるというふうになっているんですね。ちなみに、私たちが行ったときにお話をしてくださった元町長の方は、79歳で15点満点の検査で13点以下は予防教室に行ったほうがいいよと言われる点数なんですけれども、元町長さんは13点だったと。それから、いろいろ考えた末に行くことにして、それ以来、私たちが会いましたときには89歳ですけれども、ずっと行ってるとおっしゃっていました。おかげで、私は進んでいないと。認知機能は維持されているということをおっしゃっていました。


 ですから、認知症予防教室に通い始めるというのは、人がふえていくというのはまず大事ですし、できれば継続して受け入れられるようにならないものか、そのためには予防教室の教室数というか、実施会場数をふやしていく必要があるのではないかと思いますが、どのように考えていらっしゃるでしょうか。


 以上で2回目の質問を終わります。


○議長(大川末長君) 宮森福祉環境部長。


○福祉環境部長(宮森守男君) まず、認知症は予防できるということを市民に周知を図っていくべきではないかという御質問かと思いますが、今、私どもでは、認知症サポーター養成講座というのを実施しております。今までの延べ人員で5,572名の方が受講していただきました。この方たちが育つことは、すなわち、それが間接的にいわゆる周知を図っていくのではないかという期待もございます。


 また、市内34カ所で実施しております、まちかど健康塾においては、年間を通じまして各種講話等を実施しているところでございますし、ここで物忘れプログラムを用いた認知症簡易スケールによるスクリーニングを実施して、参加者にも定着はしてきていると思っております。


 ただ近年、周知が少し不足しているところもあったのかなと思われるところがございます。このことから、今後、できましたら、65歳到達者につきましては、介護保険被保険者証が交付されますので、その折に何らかの方法で周知を図るような方法をとって、なるべく多くの方に周知を図っていきたいというふうに考えております。


 次に、物忘れ相談プログラムを受ける人をふやすための手だてでございますけれども、基本的には、まちかど健康塾参加者に年に1回ほど実施をしているところでございます。受ける方をふやすということとしましては、今、地域リビング等のところだけでなくて、今後は集団健診の場所など、そういうところも勘案していく必要はあるのかと考えております。ただ、これにつきましては、人員等の配備も必要としますことから、今後もう少し勉強してみたいと考えております。


 冴ざえ塾の教室をふやせ、定員をふやせというところでございますが、この事業は、基本的にはまちかど健康塾に行きまして、スクリーニングを受けて、少し認知が入りつつあるんじゃないか、危険性があるんじゃないかというところを、ここに来ていただいて、指導等を行って、先ほど言ったようなことを行って、基本的には、また健康塾に帰っていただくと、そして一般の方とそこでまた一緒に過ごしていただくという、一時的なことを目的としてつくったところでございます。


 当然、ここに来ますと、先ほども言いましたように、介護認定のほうに進まれる方もありますけれども、ここでいろんなことを行うことによって、まちかど健康塾に帰っていただく方を、少し危なくなった人を、何かをすることによって、さっきからおっしゃるように予防できるんだという形で、もとの生活に戻すということですので、ここは長期間において行っていただく場所としての考えは基本的には持っておりません。


 この冴ざえ塾が開催しまして、今1年半になります。この卒塾者、卒業者ですかね、そういう方のアフターのほうも少し検証を行いまして、事業評価を行いながら、今後については、またいろいろと考えていく必要はあるかと考えております。


○議長(大川末長君) 川上紗智子議員。


○(川上紗智子君) ありがとうございます。


 やはり、広げれば、それだけマンパワーが必要になるということは、よくわかります。認知症予防教室の問題ですけれども、定員はあんまりふやしても、予防教室の中身からいって、定員はふやせないと思うんですけど、教室そのものをふやすことにしかならないとは思うんですが、認知症予防教室というのは、目標を持って、科学的にいろんな角度から脳への刺激、体への刺激をするプログラム、ちゃんとカリキュラムがあるというふうに聞いていますが、基づいてやる。まちかど健康塾で、それと同じことがやられていないと思うんですけどね、やられていないだろう、同じことではないですね。それで、私が言いたいのは、せっかく予防教室で一定、維持したのに、フォローがうまくいかなくて、また認知機能が落ちていくのは、すごくもったいないなというふうに思うんです。


 琴浦町の保健師さんがおっしゃっていたんですけど、以前は、認知症予防教室と町直営のミニデイサービスというのと、それから予防教室のOBの集まりですね、3つあったそうなんです。


 それで、認知症予防教室に行く人は、あの人はぼけとんな人って、私たちはぼけとらんと、だからデイサービスに行ってるといって、何か高齢者の間で、そういう会話が盛り上がり始めて、これではいけないということで、合体させたそうなんです、1つに、一本化したと、認知症予防教室としてですね。そしたら、集まってきた人を見たら、認知症予防教室に通っている人は認知機能が結構高くて、ミニデイサービスに通っていた人たちの中に、認知症が進んでいる人が何人もいたというわけですよ。だから、やはり集まって、楽しくわいわいがやがやというのも、もちろん必要だと思いますけど、これについては、やっぱり科学的に、ちゃんと目標を持った教室なのかどうかというのは、大きな分かれ目になると思いますので、すぐすぐ予防教室を1つ、2つ、3つとふやせるとは私もなかなか大変だとは思いますけど、その点をぜひ押さえていただいて、実施をこれから引き続き頑張っていただきたいなというふうに思います。


 それで、3回目の質問を2つさせていただきます。


 水俣の高齢化のピークというのは、全国の平均より早いと聞いています。市として、そういうまちを支えていくための仕組みづくりをやっていかなきゃいけないというふうに思うんですが、それは早く来るということなので、やっぱり一点集中して対策をとる必要があると考えます。


 琴浦町では、全部まねするというわけではありませんけど、少ない人数で地域包括支援センターを直営にして、福祉課で高齢も障害も全部同じフロアにあって、みんなで力を合わせてやってらっしゃるということをお聞きしました。


 年をとればとるほど、いろんな問題があって、1つの課だけでは対応できないところも多々あるかと思います。高齢化のピークに向けて、向けてというか、市として集中して対策をとるために、この分野での人的な充実や連携しやすい環境づくり、専門職のさらなる配置などについて取り組んでいっていただきたいと思いますが、この点についてはどのようにお考えでしょうか。


 それから、最後の質問ですが、認知症予防というのを、これだけ高齢者が多いまちなわけですから、これを水俣市の市政の重要施策の1つとして位置づけていく必要があるのではないかと思いますけれども、御認識はいかがでしょうか。


 以上で質問を終わります。


○議長(大川末長君) 宮森福祉環境部長。


○福祉環境部長(宮森守男君) 全国的な高齢化のピークは2025年、水俣では21年と言われております。その中で、高齢者のうちに、先ほど、どっちがぼけてるというお話も言われましたけれども、7人に1人は認知症になるような状況というのが数字的には出ております。


 このような中で、認知症問題というのは、非常に大きい問題であると我々も捉えておりますので、今後、この辺のところにつきましては、先ほど事業と、いろいろ県・国の補助事業等も受けながら、いろんな事業に積極的に取り組んでいるところでございます。


 今後とも、それについては取り組んでいく必要がございますので、当然、それについては人員的な面も今後検討する必要は生じてくるのかと思っております。


 それから、今後の重点施策ではないかということでございますけども、先ほどから申しておりますように、人口の33.4%が65歳以上の高齢者であるとすれば、その大多数が占める、この高齢者の事業というものも、当然市にとりましては、大変に重要な事業であると認識しております。


 以上です。


○議長(大川末長君) 以上で川上紗智子議員の質問は終わりました。


 これで本日の一般質問の日程を終わり、今期定例会の一般質問を終結します。


 この際、5分間休憩をしまして、提出議案の質疑を済ませたいというふうに思いますので、よろしくお願いします。


                               午前11時46分 休憩


                               ─────────


                               午前11時50分 開議


○議長(大川末長君) 休憩前に引き続き会議を開きます。


 これから提出議案の質疑に入ります。





◎日程第2 議第88号 水俣エコハウスの設置等に関する条例の制定について





○議長(大川末長君) 日程第2、議第88号水俣エコハウスの設置等に関する条例の制定についてを議題とします。


 本件について質疑はありませんか。


  (「なし」と言う者あり)


○議長(大川末長君) 質疑なしと認めます。


         ──────────────────────────





◎日程第3 議第89号 水俣市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償条例の一部を改正する条例の制定について





○議長(大川末長君) 日程第3、議第89号水俣市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とします。


 本件について質疑はありませんか。


  (「なし」と言う者あり)


○議長(大川末長君) 質疑なしと認めます。


         ──────────────────────────





◎日程第4 議第90号 水俣市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について





○議長(大川末長君) 日程第4、議第90号水俣市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とします。


 本件について質疑はありませんか。


  (「なし」と言う者あり)


○議長(大川末長君) 質疑なしと認めます。


         ──────────────────────────





◎日程第5 議第91号 水俣市営住宅条例の一部を改正する条例の制定について





○議長(大川末長君) 日程第5、議第91号水俣市営住宅条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とします。


 本件について質疑はありませんか。


  (「なし」と言う者あり)


○議長(大川末長君) 質疑なしと認めます。


         ──────────────────────────





◎日程第6 議第92号 平成25年度水俣市一般会計補正予算(第5号)





○議長(大川末長君) 日程第6、議第92号平成25年度水俣市一般会計補正予算第5号を議題とします。


 本件について質疑はありませんか。


  (「なし」と言う者あり)


○議長(大川末長君) 質疑なしと認めます。


         ──────────────────────────





◎日程第7 議第93号 平成25年度水俣市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)





○議長(大川末長君) 日程第7、議第93号平成25年度水俣市国民健康保険事業特別会計補正予算第3号を議題とします。


 本件について質疑はありませんか。


  (「なし」と言う者あり)


○議長(大川末長君) 質疑なしと認めます。


         ──────────────────────────





◎日程第8 議第94号 平成25年度水俣市後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)





○議長(大川末長君) 日程第8、議第94号平成25年度水俣市後期高齢者医療特別会計補正予算第3号を議題とします。


 本件について質疑はありませんか。


  (「なし」と言う者あり)


○議長(大川末長君) 質疑なしと認めます。


         ──────────────────────────





◎日程第9 議第95号 平成25年度水俣市介護保険特別会計補正予算(第3号)





○議長(大川末長君) 日程第9、議第95号平成25年度水俣市介護保険特別会計補正予算第3号を議題とします。


 本件について質疑はありませんか。


  (「なし」と言う者あり)


○議長(大川末長君) 質疑なしと認めます。


         ──────────────────────────





◎日程第10 議第96号 平成25年度水俣市公共下水道事業特別会計補正予算(第3号)





○議長(大川末長君) 日程第10、議第96号平成25年度水俣市公共下水道事業特別会計補正予算第3号を議題とします。


 本件について質疑はありませんか。


  (「なし」と言う者あり)


○議長(大川末長君) 質疑なしと認めます。


         ──────────────────────────





◎日程第11 議第97号 平成25年度水俣市病院事業会計補正予算(第3号)





○議長(大川末長君) 日程第11、議第97号平成25年度水俣市病院事業会計補正予算第3号を議題とします。


 本件について質疑はありませんか。


  (「なし」と言う者あり)


○議長(大川末長君) 質疑なしと認めます。


         ──────────────────────────





◎日程第12 議第98号 平成25年度水俣市水道事業会計補正予算(第2号)





○議長(大川末長君) 日程第12、議第98号平成25年度水俣市水道事業会計補正予算第2号を議題とします。


 本件について質疑はありませんか。


  (「なし」と言う者あり)


○議長(大川末長君) 質疑なしと認め、これで質疑を終わります。


 ただいま質疑を終わりました議第88号から議第98号まで議案11件は、議席に配付の議事日程記載のとおり、それぞれ所管の常任委員会に付託します。


 以上で本日の日程は全部終了しました。


 次の本会議は、18日午前10時から開き、議案の採決を行います。


 討論の通告は、17日正午までに通告願います。


 本日はこれで散会します。


                               午後11時55分 散会