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熊本県 八代市

平成21年 3月定例会−03月03日-01号




平成21年 3月定例会

        ─────────────────────────────────
                  主  要  目  次
        1.市長提出案件56件・説明……………………………………………7
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            平成21年3月八代市議会定例会会議録(第1号)

・平成21年3月3日(火曜日)
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・議事日程(第1号)
                         平成21年3月3日(火曜日)午前10時開議
 議長の諸報告
 第 1 会期の決定
 第 2 議案第1号・平成20年度八代市一般会計補正予算・第8号
 第 3 議案第2号・平成20年度八代市介護保険特別会計補正予算・第3号
 第 4 議案第3号・平成20年度八代市一般会計補正予算・第9号
 第 5 議案第4号・平成20年度八代市国民健康保険特別会計補正予算・第2号
 第 6 議案第5号・平成20年度八代市後期高齢者医療特別会計補正予算・第2号
 第 7 議案第6号・平成20年度八代市介護保険特別会計補正予算・第4号
 第 8 議案第7号・平成21年度八代市一般会計予算
 第 9 議案第8号・平成21年度八代市国民健康保険特別会計予算
 第10 議案第9号・平成21年度八代市老人保健医療特別会計予算
 第11 議案第10号・平成21年度八代市後期高齢者医療特別会計予算
 第12 議案第11号・平成21年度八代市介護保険特別会計予算
 第13 議案第12号・平成21年度八代市公共下水道事業特別会計予算
 第14 議案第13号・平成21年度八代市簡易水道事業特別会計予算
 第15 議案第14号・平成21年度八代市農業集落排水処理施設事業特別会計予算
 第16 議案第15号・平成21年度八代市浄化槽市町村整備推進事業特別会計予算
 第17 議案第16号・平成21年度八代市ケーブルテレビ事業特別会計予算
 第18 議案第17号・平成21年度八代市診療所特別会計予算
 第19 議案第18号・平成21年度八代市久連子財産区特別会計予算
 第20 議案第19号・平成21年度八代市椎原財産区特別会計予算
 第21 議案第20号・平成21年度八代市水道事業会計予算
 第22 議案第21号・平成21年度八代市病院事業会計予算
 第23 議案第22号・専決処分の報告及びその承認について
 第24 議案第23号・あらたに生じた土地の確認について
 第25 議案第24号・町区域の変更について
 第26 議案第25号・あらたに生じた土地の確認について
 第27 議案第26号・町区域の変更について
 第28 議案第27号・町及び字の区域の変更について
 第29 議案第28号・契約の締結について
 第30 議案第29号・市道路線の廃止について
 第31 議案第30号・市道路線の認定について
 第32 議案第31号・八代市介護従事者処遇改善臨時特例基金条例の制定について
 第33 議案第32号・八代市中小企業活性化利子補給事業基金条例の制定について
 第34 議案第33号・八代市中小企業信用保証料補給事業基金条例の制定について
 第35 議案第34号・八代市新増改築住宅等畳助成事業基金条例の制定について
 第36 議案第35号・八代産材利用促進事業基金条例の制定について
 第37 議案第36号・八代市議会議員及び八代市長の選挙における選挙運動の公費負担に関する条例の一部改正について
 第38 議案第37号・八代市個人情報保護条例の一部改正について
 第39 議案第38号・八代市一般職の職員の給与に関する条例の一部改正について
 第40 議案第39号・公益的法人等への八代市職員の派遣等に関する条例の制定について
 第41 議案第40号・八代市職員の自己啓発等休業に関する条例の制定について
 第42 議案第41号・八代市技能労務職員の給与の種類及び基準を定める条例の一部改正について
 第43 議案第42号・ふるさと八代元気づくり応援基金条例の制定について
 第44 議案第43号・八代市手数料条例の一部改正について
 第45 議案第44号・八代都市計画事業球磨川駅地区土地区画整理事業基金条例の廃止について
 第46 議案第45号・八代市社会福祉法人助成条例の制定について
 第47 議案第46号・八代市介護保険条例の一部改正について
 第48 議案第47号・八代市乳幼児医療費の助成に関する条例の一部改正について
 第49 議案第48号・谷口政夫次世代育成基金条例の制定について
 第50 議案第49号・八代市国民健康保険条例の一部改正について
 第51 議案第50号・八代市奨学資金貸付に関する条例の一部改正について
 第52 議案第51号・八代市学校給食センター設置条例の一部改正について
 第53 議案第52号・八代市公民館条例の一部改正について
 第54 議案第53号・八代市企業振興促進条例の一部改正について
 第55 議案第54号・八代市鏡農村環境改善センター条例の全部改正について
 第56 議案第55号・八代市農事研修センター条例の廃止について
 第57 議案第56号・八代市企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部改正について
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・会議に付した事件
 1.日程第 1
 1.日程第 2
 1.日程第 3
 1.日程第 4
 1.日程第 5
 1.日程第 6
 1.日程第 7
 1.日程第 8
 1.日程第 9
 1.日程第10
 1.日程第11
 1.日程第12
 1.日程第13
 1.日程第14
 1.日程第15
 1.日程第16
 1.日程第17
 1.日程第18
 1.日程第19
 1.日程第20
 1.日程第21
 1.日程第22
 1.日程第23
 1.日程第24
 1.日程第25
 1.日程第26
 1.日程第27
 1.日程第28
 1.日程第29
 1.日程第30
 1.日程第31
 1.日程第32
 1.日程第33
 1.日程第34
 1.日程第35
 1.日程第36
 1.日程第37
 1.日程第38
 1.日程第39
 1.日程第40
 1.日程第41
 1.日程第42
 1.日程第43
 1.日程第44
 1.日程第45
 1.日程第46
 1.日程第47
 1.日程第48
 1.日程第49
 1.日程第50
 1.日程第51
 1.日程第52
 1.日程第53
 1.日程第54
 1.日程第55
 1.日程第56
 1.日程第57
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・出席議員及び欠席議員の氏名
 (1)出席議員(34人)
      1番 渡 辺 俊 雄 君        2番 村 上 光 則 君
      3番 上 村 哲 三 君        4番 成 松 由紀夫 君
      5番 鈴木田 幸 一 君        6番 橋 本 幸 一 君
      7番 田 方 芳 信 君        8番 松 浦 輝 幸 君
      9番 福 嶋 安 徳 君       10番 中 村 和 美 君
     11番 増 田 一 喜 君       12番 友 枝 和 明 君
     13番 古 嶋 津 義 君       14番 山 本 幸 廣 君
     15番 田 中   安 君       16番 島 田 正 道 君
     17番 前 田   慧 君       18番 片 山   篤 君
     19番 太江田   茂 君       20番 藤 井 次 男 君
     21番 笹 本 サエ子 君       22番 百 田   隆 君
     23番 清 水   弘 君       24番 小 薗 純 一 君
     25番 太 田 広 則 君       26番 飛 石 順 子 君
     27番 亀 田 英 雄 君       28番 木 田 哲 次 君
     29番 幸 村 香代子 君       30番 堀 口   晃 君
     31番 矢 本 善 彦 君       32番 大 倉 裕 一 君
     33番 田 中   茂 君       34番 竹 田 誠 也 君
 (2)欠席議員(なし)
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・説明のために出席した者の職氏名
 (1) 長                  (2) 教育委員会
   市長         坂田孝志君       委員長        馬淵睦揮君
    副市長        佐藤克英君        教育長        増田國夫君
    副市長        畑坂純夫君        教育次長      吉田浩一君
    総務部長      江崎眞通君         首席教育審議員   松永松喜君
     秘書課長     北岡 博君     (3) 農業委員会
     財政課長     山田 忍君       会長         宮崎建也君
    企画振興部長    永原辰秋君     (4) 選挙管理委員会
    市民環境部長    上野美麿君       委員長        上村正勝君
    健康福祉部長兼福祉事務所長       (5) 公平委員会
              松永純一君       委員長        園田禎子君
    商工観光部長    村田 達君     (6) 監査委員
    農林水産部長    岡田敏夫君       委員         福嶋達期君
    建設部長      増田 厚君
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・職務のために議場に出席した事務局職員の職氏名
   事務局長       松山俊哉君       次長         有田俊二君
   副主幹兼総務係長   丸山尊司君       議事調査係長     松川由美君
   主任         竹岡雅治君       主任         増田智郁君
   主事         山本敏博君       主事         村川知嘉子君
           ─────────────────────────
                (午前10時00分 開会)
○議長(渡辺俊雄君) これより平成21年3月定例会を開会いたします。
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△議長の諸報告
○議長(渡辺俊雄君) 諸般の報告をいたします。
 去る2月11日から同14日までの4日間、台湾・宜蘭県、宜蘭県礁渓郷、花蓮市における台湾における農産物の市場開拓及び国際定期航路の延伸調査のため、議員派遣により本職及び福嶋議員を派遣し、その調査が終了した旨、報告がありました。
 本日、市長から議案56件が送付され、受理いたしました。
 その余の報告は、朗読を省略いたします。
           ─────────────────────────
○議長(渡辺俊雄君) これより本日の会議を開きます。
           ─────────────────────────
△日程第1
○議長(渡辺俊雄君) 日程第1・会期の決定を議題といたします。
○議長(渡辺俊雄君) お諮りいたします。
 本定例会の会期は、本日から3月23日までの21日間といたしたいが、これに御異議ありませんか。
               (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(渡辺俊雄君) 御異議なしと認め、そのように決しました。
           ─────────────────────────
△日程第2〜57
○議長(渡辺俊雄君) 日程第2から日程第57まで、すなわち議案第1号から同第56号までの議案56件を一括議題とし、これより提出者の説明を求めます。
 市長坂田孝志君。
                (市長坂田孝志君 登壇)
◎市長(坂田孝志君) 皆さんおはようございます。(「おはようございます」と呼ぶ者あり)
 本日ここに、平成21年度予算案及び条例、その他の案件の説明に先立ちまして、一言お祝いを申し上げます。
 去る1月7日、天皇陛下におかれましては、第125代天皇に御即位されまして満20年をお迎えになられ、さらに4月10日には、両陛下にとりまして大きな節目であります御成婚50年となる金婚式をお迎えになられますことを、市民の皆様とともに心からお祝い申し上げたいと存じます。
 それでは、市政運営に対する私の所信の一端を申し述べさせていただきます。
 私は、平成17年9月4日に市政の重責を担わせていただき、4年目を迎えるに至りました。これまで住民自治の原則に立ち、元気と活力ある八代をつくることを基本理念に、本市の限りない発展と市民福祉の向上のため、日々全力を傾注してまいりました。
 八代市政は、市議会を初め、市民の皆様方の各方面にわたる御尽力と御協力をいただき、おおむね順調に進展を続けておりますことに対しまして、心から感謝を申し上げますとともに、今後も引き続き、なお一層の御理解と御協力を賜りますようお願い申し上げる次第でございます。
 さて、我が国は、今まさに激動の時代にあります。急速な少子高齢化による人口の減少により、年金や医療などの社会保障制度の存続や労働力の低下が危惧されております。
 また、今回の世界的な金融危機は100年に一度のものと言われており、その影響は、比較的健全とされていた日本経済まで及び、内閣府が、去る2月16日に発表しました昨年10月から12月期の国内総生産では、年率換算で12.7%減となりました。これは、第1次オイルショックのとき以来、戦後2度目の2けたのマイナス成長となり、戦後最大の経済危機は、消費、雇用、生産などに波及し、より深刻化している状況でございます。
 さらに、地球温暖化などの環境問題は、人類の生存基盤にかかわる最も重要な課題であり、既に世界各地で異常気象や災害の発生など、それに起因する現象も見られ、地球環境に深刻な影響を及ぼすことが憂慮されておるところでございます。
 こうした多くの課題に直面する中、国、地方を挙げて抜本的な対策に取り組み、我が国が持続的に発展し得る社会・経済のシステムを構築することが最も重要なことであろうと考えております。
 このような状況下にあって、活力あふれるまちづくりを進めるためには、行政運営を支える財政力と自治能力を高めながら、みずからの判断と責任において、多様化、複雑化する課題に対し、確かな道筋をつけていく努力が必要であります。
 そのため、私は、行財政改革のさらなる推進と無駄を廃し、自主性・自立性の高い財政運営、さらには、成果重視及び市民重視の行政運営など、効率的・効果的な行財政運営を進めてきたところでございます。
 また、市民の皆様との確かな信頼関係を構築していくことが何より重要なことであると考え、「市長と語ろう!元気づくりトーク」を開催し、市民の皆様と真摯に向き合って意見を交換する機会を重ねながら、市民の皆様の要望や地域の実情に応じた取り組みを進めてまいりました。
 前途多難な時代でありますが、今、まさしくこの時期に市政のかじ取りを担っている職責を重く受けとめ、私が思い描いております元気と活力ある八代づくりに向け、持てる情熱とパワーのすべてを傾注し、やすらぎと活力にみちた魅力かがやく元気都市“やつしろ”を創造してまいる所存でございます。
 以上、市政運営に当たりましての所信を述べさせていただきました。
 さて、最近の国の経済見通しによりますと、世界的な景気後退が続く中で、内需、外需ともに厳しい状況が続きますものの、安心実現のための緊急総合対策、生活対策及び生活防衛のための緊急対策による効果が見込まれるとともに、年度後半には民間需要の持ち直しなどから低迷を脱していくことが期待をされているところであります。
 一方、地方財政におきましては、経済危機の中、景気後退等に伴い、地方税収入や地方交付税の原資となる国税収入が急激に落ち込み、また、社会保障関係経費の自然増や公債費が高い水準で推移することなどにより、財源不足が大幅に拡大するものと見込まれ、平成21年度の地方財政対策につきましては、歳出では、地方への新たな特別枠として地域雇用創出推進費を設けられましたが、投資的経費や給与関係経費が削減され、地方財政計画は前年度に比べ1.0ポイント減の財政規模の見込みとなっております。歳入では、前年度に引き続き地方交付税が増額確保され、2.7ポイントの増の見込みとなっておりますものの、地方税が大幅に減額となり、一般財源の総額が前年度に比較して1.3ポイント減との見込みとされております。
 このような厳しい財政状況ではございますが、昨今の経済危機に対処するため編成いたしました平成21年度当初予算の規模は、一般会計は502億1440万円で、前年度に比べ2.4ポイントの増といたしました。また、特別会計は371億4045万7000円で、前年度に比べ4.3ポイントの減、企業会計は17億3853万8000円で、前年度に比べ1.4ポイントの減となっております。すべての会計を合わせました予算総額は890億9339万5000円で、前年度に比べ0.6ポイントの減となっております。
 主な施策といたしまして、喫緊の課題であります景気・経済の浮揚に向けての対策のほか、八代市総合計画前期基本計画に掲げております次の5つの重点プロジェクトの推進を図るため、積極的な取り組みを進めてまいります。
 まず、景気・経済対策についてでございます。
 その中の雇用対策について申し上げます。
 一時的な雇用を確保いたします緊急雇用創出基金事業では、本市が道路維持や不法投棄の監視などに直接雇用いたしますほか、トマト新商品の開発などを行っている委託先で雇用をいただくこととし、さらに、継続的な雇用を確保いたしますふるさと雇用再生特別基金事業では、畳表の加工などを行っている委託先で雇用いただくこととなっております。
 次に、金融対策といたしまして、需要が多くなっております中小企業資金融資制度預託金や資金融資制度信用保証料補給金について拡充いたしますとともに、平成20年度から始めました産業活性化利子補給事業、通称八代産業元気アップ事業につきましては、今年度も継続して実施してまいります。
 次に、公共事業では、生活に密着しました道路などの維持改良や学校施設整備につきまして、平成20年度3月補正の地域活性化・生活対策臨時交付金事業における関連事業費を含め、継続的、積極的な予算編成を行っております。
 住宅関連の投資促進対策といたしまして、新増改築住宅建築時の八代産畳表の導入に対しまして経費の一部助成を行います新増改築住宅等畳助成事業を実施いたしますとともに、新増改築住宅建築時に八代産木材を使用した場合、新築の場合は20万円を限度に助成いたします八代産材利用促進事業に取り組んでまいります。
 次に、5つの重点プロジェクトについてであります。
 まず第1に、活力ある産業プロジェクトについてでございます。
 国際貿易港八代港の整備を促進するとともに、農業を初めとする本市の基幹産業の振興に努め、活力ある産業のまちづくりを進めてまいります。九州新幹線や高速道路、国際貿易港八代港などの交通利便性をアピールするとともに、これらのインフラや九州の中心に位置するという地理的優位性を生かした企業誘致を促進し、地域経済への相乗効果を図ってまいります。
 次に、八代産の農産物の販売促進と需要拡大を図るため、八代産農産物PR事業に新たに取り組んでまいります。関東方面におきまして、八代よかとこ大使の皆さんにも御協力いただきながら、JA、商工団体と一緒になって、八代産の日本一の農産物を全国に向け大きくPRしてまいりたいと、このように考えております。
 次に、経営構造対策事業といたしまして、バレイショ選別機の整備、トマト選果機の整備や複合経営促進施設ハウスリース事業の整備に対し、JAやつしろに補助を行うことといたしております。
 次に、道整備交付金事業やフォレスト・コミュニティ総合整備事業などで林道整備など山村の基盤整備を、漁村再生交付金事業や港整備交付金事業で、引き続き各漁港の整備を図ってまいります。
 次に、本市の重要な漁業資源でありますアサリ貝に多大な影響を与えておりますナルトビエイの駆除などを行う環境生態系保全事業に対し、補助を行うことといたしております。
 第2に、人が集まるまちプロジェクトについてでございます。
 中心市街地や新八代駅周辺の整備、日奈久地域の再生など、交流拠点の整備を進めるとともに、スポーツの拠点づくりなどに取り組み、交流人口の拡大を図り、人が集まるまちづくりを進めてまいります。
 まず、古い歴史を持ち、ことし開湯600年を迎える日奈久温泉の再生についてでございます。
 ことし7月の完成を目指し、日奈久観光のシンボルとなる日奈久温泉センターの改築と防災機能を兼ね備えた、仮称・日奈久臨海公園の整備を進めてまいります。また、同時に、観光客に優しい温泉を目指し案内板を設置いたしますとともに、日奈久温泉丑の湯祭りを開湯600年祭のメーンイベントとして位置づけ、1年を通じてさまざまなイベントを行い、開湯600年を大いに盛り上げ、以前のにぎわいのある日奈久温泉の復活を目指し取り組んでまいります。
 次に、万葉史跡の水島が八代海の不知火とともに、去る2月12日に正式に国名勝に指定されたところであります。全国に誇れる貴重な景観として、また、3月末には、万葉の里公園も開園を予定しており、観光客誘致や交流人口の増加に弾みがつくものと大いに期待を寄せているところでございます。
 次に、新幹線新八代駅周辺の開発につきましては、九州新幹線鹿児島ルートの全線開通を間近に控え、本市では、八代の新たな玄関口にふさわしい拠点性のある新駅周辺のまちづくりを目指し、平成17年度から着手しております道路、公園などの整備につきましては、平成21年度の完成を目標に、引き続き事業を推進してまいります。
 次に、中心市街地の活性化につきましては、町のにぎわいを取り戻し、居住人口の増加、都市福利施設の充実など、八代市中心市街地活性化基本計画の認定3年目として、計画に位置づけたハード・ソフトの各種事業を推進し、町の顔である中心市街地の復活を目指してまいります。
 また、スポーツ王国八代の確立に向けて、各種スポーツ大会の誘致に向けた取り組みを積極的に進めてまいりますとともに、ことし3回目の開催となります全国小学生ABCバドミントン大会では、スポーツによる青少年の健全育成はもとより、小学生バドミントンのメッカとして定着させることによる全国へのPR効果、大会開催に伴う交流人口の増加、経済効果などに大きく寄与する大会となるよう努めてまいります。
 次に、ことし9月に予定されております第64回熊本県民体育祭八代大会では、大会のスローガンであります「夢にときめき 明日に輝く 八代県体」を合い言葉に、八代市郡一体となって、大会の成功に向けて、鋭意準備を進めてまいります。
 次に、本市では、平成18年8月に“体いきいき、心はればれ、元気やつしろ”をスローガンに健康都市宣言を行い、その施策といたしまして、スポーツで創る元気やつしろを基本理念とし、八代市スポーツ振興計画を策定いたしました。この計画に基づき、すべての市民が主体的にスポーツに親しみ、継続してスポーツ活動を実践することで、市民の心身の健康づくりを推進し、活力ある地域づくりを図ってまいります。
 第3に、子どもが健やかに育つプロジェクトについてでございます。
 子育て世代が安心して子育てできる環境を整備し、未来を担う子供たちが健やかに育つまちづくりを進めてまいります。
 各学校で、子供たちが生き生きと学ぶことができるよう、新たに、いきいき学校づくり推進事業を始めます。これは、すべての小中特別支援学校での各学校独自の取り組みに対しまして補助金を交付するもので、その使い道は教育委員会が決定するものではなく、各学校において、児童、生徒、教職員、保護者など、さまざまな意見を取り入れて実施するものであります。それぞれの学校独自の、地域に根差した特色ある新しい学校づくりが進むものと期待をいたしておるところであります。
 次に、妊娠中の健康診査の未受診者をなくし、さらに母体や胎児の健康確保を図るため、妊婦健康診査事業の助成回数を5回から14回に拡大し、妊婦に係る経済的負担を軽減いたします。
 また、乳幼児医療費助成事業では、平成21年度から、4歳以上小学校就学前の一部自己負担をなくし完全無料化を図るとともに、乳幼児医療費等助成申請手続の簡素化や第3子以降3歳未満児の保育料無料化などの支援策につきましては、引き続き実施し、子育て家庭の負担の軽減を図ってまいります。
 次に、こどもプラザ・すくすくは、平成19年9月のオープン以来、先月で1万4000人以上の方が利用され、大変好評を得ているところでございます。平成21年度はさらに拡充を図り、今後ともこの施設を拠点として、地域子育て支援センターやつどいの広場など、親子の触れ合いの場や相談窓口を通して育児不安の解消を図るとともに、ファミリー・サポート・センターの運営により、必要なときに気軽に利用できる相互援助体制の推進をしてまいります。
 次に、今後4年間にわたり全国で展開されます子ども農山漁村交流プロジェクトに基づき、農山漁村における宿泊体験などを受け入れる都市農村交流対策事業を実施いたしますが、平成21年度はその受け入れ体制の準備を進めてまいります。
 第4に、良好な環境を未来へつなぐプロジェクトについてでございます。
 市民・事業者・行政のパートナーシップのもと、生活環境の保全を図るとともに、循環型社会の形成に努め、人・自然に優しく、地球にも優しいまちづくりを進めてまいります。
 まず、住宅用太陽光利用設備設置費補助制度を設け、地球温暖化防止に資する太陽光発電システムに対し、1キロワット当たり3万円、10万円を上限として助成いたします。国の補助制度とあわせて利用することができます。そのほか、つる性植物の苗をすべての保育園や希望世帯に配布する緑のカーテン効果実証試験も引き続き進めてまいります。
 次に、喫緊の課題であります新たなごみ処理施設の整備に向け、八代市環境センター・仮称・基本構想を策定したところであります。この基本構想に基づき、ごみ問題等対策検討会を立ち上げ、ごみ処理のあり方と場所の検討を行いますとともに、循環型社会形成を目指した施設整備に、地域の皆様方の声を真摯に受けとめ、懇切丁寧に説明し、御理解を得ながら、市がその責任と誠意を持って取り組んでまいりますとともに、時代に即した廃棄物行政を進めてまいります。
 次に、よりよい環境を次世代に継承していくため、このたび八代市環境基本計画を策定いたしました。この計画に基づき、将来にわたって持続的な発展が可能な地域社会を形成するために、市民・市民団体、事業者及び市が、本市の環境の現状や課題を改めて認識し、それぞれが担うべき責務と役割を自覚するとともに、日常生活におけるライフスタイルの転換や環境に優しい事業活動の展開のあり方を見直し、環境負荷の低減を基調とした取り組みを総合的な視点から計画的に進めてまいります。
 次に、廃棄物の処理及び清掃に関する法律により、市町村は一般廃棄物処理計画の策定が義務づけられておりますことから、本市でも総合計画が策定されたことを受けまして、生活排水処理基本計画の策定を行います。本計画は、し尿汚泥処理、公共下水道、合併浄化槽などの各事業の調整を図り、かつ長期的な計画で施設設備の重複投資を防ぎ、効率的な生活排水対策事業を推進することを目的とするものでございます。
 第5に、安全安心なまちプロジェクトについてでございます。
 市民の暮らし、生命、財産を守るため、国・県との連携を図り、治山治水事業などの災害の未然防止対策を進めるとともに、地域の防災力や防犯力を高め、安全で安心なまちづくりを進めてまいります。
 まず、防災行政無線が未整備でありました旧市内では、町内放送を利用して一斉放送体制の整備を図るとともに、本庁・支所間の無線の統合を行うことといたしております。
 次に、市民の皆様に水害や土砂災害に関する情報を提供し、災害時の避難行動や事前の備えに役立てていただくために、八代市民防災マップを作成いたしました。このマップには、球磨川や大鞘川、鏡川などの市内の主要な河川が大雨によりはんらんした場合の浸水する範囲や深さの予想、避難場所などを表示し、あわせて土砂災害の危険箇所も示しております。このマップを活用し、いざというときに備えていただきたいと思っております。
 次に、自分たちのまちは自分たちで守るという意識をはぐくむため、自主防災組織の設立を支援するとともに、地域の防災リーダーの育成に努めます。
 続きまして、安全安心まちづくり基金を活用した事業といたしまして、高齢者への反射バンドの配布、交通安全母の会へのジャンパー・帽子の支給、また、小中学生全員への夜間でも使用できるライトつき防犯ブザーの配布、防犯ボランティア団体のモデル事業に対する補助を行いますとともに、自転車の盗難が多発しておりますJR八代駅前駐輪場に防犯カメラを設置いたします。さらに、防犯パトロール用ベスト・帽子につきましても、防犯ボランティア団体に対し、引き続き支給をいたします。
 また、公共施設・学校施設の耐震化を図るとともに、住宅・建築物の耐震に関しましては、市民への意識啓発や民間の特定建築物の耐震化を促進してまいります。
 そのほかの事業といたしまして、市政への市民参加や行政との連帯感をはぐくむとともに、公共施設に一層愛着を持っていただくため、市民公募債の発行事務費を計上し、約2億円規模の市民公募債の発行を目指し、関係機関との協議を進めてまいります。
 続きまして、あわせて上程いたしております平成20年度の一般会計、特別会計の補正予算についてでございます。
 まず、国の追加経済対策に基づく第2次補正予算による一般会計及び介護保険特別会計の補正予算でございます。
 平成20年度八代市一般会計補正予算・第8号の主な内容について説明いたします。
 まず、定額給付金給付事業では、景気後退下での住民の不安に対処するため、住民への生活支援を行うとともに、住民に広く給付することにより、地域の経済対策に資することを目的といたしまして、全市民を対象に1万2000円、2月1日を基準日とする18歳以下と65歳以上の市民には2万円を支給するものであります。給付金支給総額は21億3400万円を予定いたしております。
 次に、子育て応援特別手当でございますが、緊急措置として、同じく2月1日を基準日とする4歳児から6歳児まで、第2子以降の子供を対象に3万6000円を支給するものであります。
 続きまして、地域活性化・生活対策臨時交付金事業でございます。これは、地方が地域活性化などに自由に使える交付金であり、本市には9億4866万5000円が交付される予定であります。その使途について検討を行い、数多くのソフト事業、ハード事業を選定いたしました。
 まず、定額給付金の給付時期に合わせて、地元経済の活性化につながるべく、地域活性化券事業を実施します。これは、1割のプレミアムつきの商品券、通称元気券を発行するもので、1枚の額面は500円で、11枚を1冊として、5000円で市民に販売し、それを市内の取扱事業所で使用できるというもので、5万冊の発行を予定いたしております。
 次に、子育て応援すくすく手当支給事業でございますが、国の子育て応援特別手当の対象とならない、2月1日を基準日とするゼロ歳児から3歳児まで、第2子以降の子供を対象に、市独自に1万2000円を支給いたします。
 次に、雇用促進対策事業では、求職者などに対する就職支援セミナーやパソコン講座、企業などに対する経営・雇用相談を開催する商工会議所及び商工会を支援してまいります。
 次に、地域活性化・生活対策臨時交付金を原資に、中小企業活性化利子補給事業基金、中小企業信用保証料補給事業基金、新増改築住宅等畳助成事業基金、八代産材利用促進事業基金の4基金を創設し、平成21年度事業実施の財源を確保いたします。
 また、厚生会館や清掃センターの煙突についての耐震補強工事を初め、学校施設の耐震診断などの防災強化対策や中小企業等の支援対策、衛生処理センター施設整備や学校施設の地上デジタル化、その他の地域活性化対策などを行ってまいりますほか、JR八代駅にエレベーター等を設置するバリアフリー化整備事業に対し、補助を行うことといたしております。
 そのほか、妊婦健診の公費負担が5回から14回に拡充されたことに伴い、平成21年2月、3月の健診に要した費用を償還払いすることといたしております。
 次に、平成20年度八代市介護保険特別会計補正予算・第3号では、介護従事者の確保、処遇改善を図るために、平成21年度から介護報酬が増額されますが、その保険料の増加の半分を補てんするために交付される介護従事者処遇改善臨時特例交付金を原資に介護従事者処遇改善臨時特例基金を創設いたしております。このように、介護報酬引き上げにより、介護保険料で負担すべき総額は大幅に増加いたしますものの、当該基金や市として積み立ててきた介護給付費準備基金などを活用することにより、平成21年度からの介護保険料につきましては3年間引き上げを行わないことといたしました。
 以上が国の第2次補正予算による一般会計及び介護保険特別会計補正予算の主な内容でございます。
 次に、国の第2次補正予算関連を除く一般会計及び特別会計の補正予算でございます。
 八代市一般会計補正予算・第9号では、ふるさとを応援したいという思いから寄せられました寄附金、通称ふるさと納税をもとに、新たにふるさと八代元気づくり応援基金を創設し、今後の子供の未来づくり、健康都市づくりなどの事業の財源といたします。
 また、谷口政夫氏からいただきました寄附金をもとに、谷口政夫次世代育成基金を創設し、今後の次世代を担う子供たちの育成に資する事業の財源といたします。
 そのほか、国の補助内示や決算見込みによる事業費の過不足額について、それぞれ所要の調整をいたしております。
 次に、八代市国民健康保険特別会計補正予算・第2号、後期高齢者医療特別会計補正予算・第2号及び介護保険特別会計補正予算・第4号では、決算見込みによる事業費の過不足などについて、それぞれ所要の調整をいたしております。
 以上が予算関係についての説明でございます。
 次に、別冊となっております事件議案及び条例議案のうち、主なものについて説明いたします。
 議案第28号の契約の締結については、坂本中学校体育館耐震改修工事の工事請負契約予定価格が1億5000万円以上となることから、八代市議会の議決に付すべき契約に関する条例の規定に基づき、議会にお諮りするものでございます。
 議案第32号から議案第35号までは、国より景気対策として交付される地域活性化・生活対策臨時交付金を原資に基金を設置し、中小企業活性化利子補給事業、中小企業保証料補給事業、新増改築住宅等畳助成事業及び八代産材利用促進事業に要する経費に充てるものでございます。
 議案第42号のふるさと八代元気づくり応援基金条例の制定については、ふるさと納税制度により寄せられた寄附金を財源に、元気なまちづくり事業を推進するため基金を設置するものでございます。
 議案第47号の八代市乳幼児医療費の助成に関する条例の一部改正については、4歳から小学校就学前の幼児について、医療費の一部負担金の全額を助成対象とするよう改めるものであり、これにより、ゼロ歳児から小学校就学前までの乳幼児医療については完全無料化となります。
 議案第48号の谷口政夫次世代育成基金条例の制定については、谷口政夫氏からいただいた寄附金を財源に基金を設置し、次世代を担う子供たちの健全育成に資する事業に充てるものでございます。
 議案第50号の八代市奨学資金貸付に関する条例の一部改正については、制度のより利用しやすい環境を整えるため、奨学金の額の増額、返済期間の延長等を行うものでございます。
 議案第53号の八代市企業振興促進条例の一部改正については、企業立地を促進する業種として、物流拠点型産業である卸売業、技術開発や供給源の多様化が進むエネルギー産業、広域的業務の処理機能を有する本社、支社、支店等の事務所、コールセンター等を加えるものでございます。
 議案第54号の八代市鏡農村環境改善センター条例の全部改正について及び議案第55号の八代市農事研修センター条例の廃止については、現在の八代市農事研修センターの建物を公民館に用途変更し、八代市農事研修センターの機能の一部を八代市鏡農村環境改善センターに移転させることに伴い、条例を整理するものでございます。
 以上、平成21年度当初予算など議案の概要と市政運営に当たりましての所信の一端を申し述べさせていただきました。
 今回提案しております議案につきまして、よろしく御審議の上、何とぞ速やかに御賛同くださるようお願い申し上げまして、提案理由の説明といたします。
○議長(渡辺俊雄君) 以上で提出者の説明を終わります。
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○議長(渡辺俊雄君) お諮りいたします。
 ただいま議題となっております案件のうち、議案第1号から同第2号まで、同第22号、同第31号から同第35号までの議案8件について、この際、先議いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
               (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(渡辺俊雄君) 御異議なしと認め、そのように決しました。
○議長(渡辺俊雄君) 議案第1号から同第2号まで、同第22号、同第31号から同第35号までの議案8件について質疑を行います。質疑ありませんか。
                (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(渡辺俊雄君) 以上で質疑を終わります。
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○議長(渡辺俊雄君) 委員会審査付託表を配付いたさせます。
              (書記、委員会審査付託表を配付)
○議長(渡辺俊雄君) ただいま質疑を終わりました議案8件については、お手元に配付いたしました委員会審査付託表のとおり、その審査を各常任委員会に付託いたします。
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○議長(渡辺俊雄君) お諮りいたします。
 本日の議事は、この程度にとどめ、延会といたしたいが、これに御異議ありませんか。
               (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(渡辺俊雄君) 御異議なしと認め、そのように決しました。
 明4日は、午後2時に会議を開き、先議案件の議事を続行いたします。
 なお、残る議案の質疑並びに一般質問に係る会議は、9日から開く予定でありますので、質疑、質問御希望の諸君は、明4日午前10時まで質問通告書を御提出ください。
○議長(渡辺俊雄君) 本日はこれにて延会いたします。
                (午前10時42分 延会)