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熊本県 八代市

平成20年12月定例会−12月11日-05号




平成20年12月定例会

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                  主  要  目  次
        1.市長提出案件30件に対する質疑・一般質問(第4日)
        (1)古 嶋 津 義 君…………………………………………………5
        (2)大 倉 裕 一 君………………………………………………14
        (3)藤 井 次 男 君………………………………………………26
        1.市長追加提出案件3件………………………………………………36
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            平成20年12月八代市議会定例会会議録(第5号)

・平成20年12月11日(木曜日)
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・議事日程(第5号)
                       平成20年12月11日(木曜日)午前10時開議
 第 1 議案第131号・平成20年度八代市一般会計補正予算・第5号(質疑)
 第 2 議案第132号・平成20年度八代市国民健康保険特別会計補正予算・第1号(質疑)
 第 3 議案第133号・平成20年度八代市後期高齢者医療特別会計補正予算・第1号(質疑)
 第 4 議案第134号・平成20年度八代市介護保険特別会計補正予算・第2号(質疑)
 第 5 議案第135号・平成20年度八代市公共下水道事業特別会計補正予算・第2号(質疑)
 第 6 議案第136号・平成20年度八代市簡易水道事業特別会計補正予算・第1号(質疑)
 第 7 議案第137号・平成20年度八代市農業集落排水処理施設事業特別会計補正予算・第1号(質疑)
 第 8 議案第138号・平成20年度八代市水道事業会計補正予算・第1号(質疑)
 第 9 議案第139号・平成20年度八代市病院事業会計補正予算・第1号(質疑)
 第10 議案第140号・市道路線の廃上について(質疑)
 第11 議案第141号・市道路線の認定について(質疑)
 第12 議案第142号・財産の処分について(質疑)
 第13 議案第143号・財産の処分について(質疑)
 第14 議案第144号・財産の処分について(質疑)
 第15 議案第145号・指定管理者の指定について(質疑)
 第16 議案第146号・指定管理者の指定について(質疑)
 第17 議案第147号・指定管理者の指定について(質疑)
 第18 議案第148号・指定管理者の指定について(質疑)
 第19 議案第149号・指定管理者の指定について(質疑)
 第20 議案第150号・指定管理者の指定について(質疑)
 第21 議案第151号・指定管理者の指定について(質疑)
 第22 議案第152号・指定管理者の指定について(質疑)
 第23 議案第153号・指定管理者の指定について(質疑)
 第24 議案第154号・八代市消防団員等公務災害補償条例の一部改正について(質疑)
 第25 議案第155号・八代市認可地縁団体印鑑条例の一部改正について(質疑)
 第26 議案第156号・八代市公共施設の暴力団排除に関する条例の一部改正について(質疑)
 第27 議案第157号・八代市立救護施設千草寮及び八代市立氷川寮の廃止に伴う関係条例の整理に関する条例の制定について(質疑)
 第28 議案第158号・八代市立小学校設置条例の一部改正について(質疑)
 第29 議案第159号・八代市学校給食センター設置条例の一部改正について(質疑)
 第30 議案第160号・八代市農村公園条例の一部改正について(質疑)
 第31 一般質問
 第32 議案第161号・裁判上の和解について
 第33 議案第162号・平成20年度八代市一般会計補正予算・第6号
 第34 議案第163号・八代市国民健康保険条例の一部改正について
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・会議に付した事件
 1.日程第 1
 1.日程第 2
 1.日程第 3
 1.日程第 4
 1.日程第 5
 1.日程第 6
 1.日程第 7
 1.日程第 8
 1.日程第 9
 1.日程第10
 1.日程第11
 1.日程第12
 1.日程第13
 1.日程第14
 1.日程第15
 1.日程第16
 1.日程第17
 1.日程第18
 1.日程第19
 1.日程第20
 1.日程第21
 1.日程第22
 1.日程第23
 1.日程第24
 1.日程第25
 1.日程第26
 1.日程第27
 1.日程第28
 1.日程第29
 1.日程第30
 1.日程第31 一般質問 (1)古嶋津義君  (2)大倉裕一君
              (3)藤井次男君
 1.日程第32
 1.日程第33
 1.日程第34
 1.休会の件(12月12日、及び同15日から同18日まで)
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・出席議員及び欠席議員の氏名
 (1)出席議員(33人)
      1番 渡 辺 俊 雄 君        2番 村 上 光 則 君
      3番 上 村 哲 三 君        4番 成 松 由紀夫 君
      5番 鈴木田 幸 一 君        6番 橋 本 幸 一 君
      7番 田 方 芳 信 君        8番 松 浦 輝 幸 君
      9番 福 嶋 安 徳 君       10番 中 村 和 美 君
     11番 増 田 一 喜 君       12番 友 枝 和 明 君
     13番 古 嶋 津 義 君       15番 田 中   安 君
     16番 島 田 正 道 君       17番 前 田   慧 君
     18番 片 山   篤 君       19番 太江田   茂 君
     20番 藤 井 次 男 君       21番 笹 本 サエ子 君
     22番 百 田   隆 君       23番 清 水   弘 君
     24番 小 薗 純 一 君       25番 太 田 広 則 君
     26番 飛 石 順 子 君       27番 亀 田 英 雄 君
     28番 木 田 哲 次 君       29番 幸 村 香代子 君
     30番 堀 口   晃 君       31番 矢 本 善 彦 君
     32番 大 倉 裕 一 君       33番 田 中   茂 君
     34番 竹 田 誠 也 君
 (2)欠席議員(1人)
     14番 山 本 幸 廣 君
           ─────────────────────────
・説明のために出席した者の職氏名
 (1) 長                  (2) 教育委員会
   市長        坂 田 孝 志 君      委員        蓑 田 淳 美 君
    副市長       佐 藤 克 英 君       教育長       増 田 國 夫 君
    副市長       畑 坂 純 夫 君       首席教育審議員  松 永 松 喜 君
    総務部長     江 崎 眞 通 君    (3) 農業委員会
     秘書課長    北 岡   博 君      会長        宮 崎 建 也 君
     財政課長    山 田   忍 君    (4) 選挙管理委員会
    企画振興部長   永 原 辰 秋 君      委員長       高 見   治 君
    市民環境部長   上 野 美 麿 君    (5) 公平委員会
    健康福祉部長兼福祉事務所長         委員        米 村 恒 夫 君
             松 永 純 一 君    (6) 監査委員
    商工観光部長   村 田   達 君      委員        福 嶋 達 期 君
    農林水産部長   岡 田 敏 夫 君
    建設部長     増 田   厚 君
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・職務のために議場に出席した事務局職員の職氏名
   事務局長      松 山 俊 哉 君      次長        有 田 俊 二 君
   副主幹兼総務係長  丸 山 尊 司 君      議事調査係長    松 川 由 美 君
   主任        竹 岡 雅 治 君      主任        増 田 智 郁 君
   主事        山 本 敏 博 君      主事        村 川 知嘉子君
           ─────────────────────────
                (午前10時00分 開議)
○議長(渡辺俊雄君) これより本日の会議を開きます。
           ─────────────────────────
△日程第1〜31
○議長(渡辺俊雄君) 日程第1から日程第30まで、すなわち議案第131号から同第160号までの議案30件を一括議題とし、これより本30件に対する質疑、並びに日程第31・一般質問を行います。
 それでは、通告に従い発言を許します。
 古嶋津義君。(「頑張れ」と呼ぶ者あり)
                 (古嶋津義君 登壇)
◆古嶋津義君 おはようございます。(「おはようございます」と呼ぶ者あり)
 自由民主党の古嶋津義でございます。(「いいぞ」と呼ぶ者あり)
 いよいよ師走も残りあとわずかとなってまいりました。振り返ってみますと、ことしもいろんな出来事がありました。私の印象に残っているのは、やはり北京オリンピックのことであります。女子ソフトボールの上野投手の気迫あふれる投球、本県出身の柔道の内柴選手のウズベキスタン選手との4回戦、あと残り40秒しかない絶体絶命のピンチからの逆転勝ちなど、私たち見る者に大きな感動と勇気を与えてくれました。改めてスポーツのすばらしさを再認識をいたしたところであります。
 本市においても、今スポーツ王国八代を目指し、ことしも大きなスポーツイベントが開催をされました。6月30日から7月5日まで全日本男子柔道合宿が、7月9日から7月13日には第58回全日本実業団バドミントン選手権大会が男子150チーム、女子39チーム、もちろん、北京オリンピックに出場しますオグシオや末前、八代東高校出身の大束選手を含め、約2000名の国内トッププレーヤーが熱戦を繰り広げました。8月の15日から8月の20日までは、次の時代を担う子供たちの全国小学生ABCバドミントン大会も開催をされました。
 また、今回、本市出身のソフトバンクホークスの松中信彦選手より、自分を育ててくれたふるさと八代市に恩返しをしたいとの思いから、スポーツミュージアムの寄贈がありました。御承知のとおり、松中選手は2004年のプロ野球の公式戦において、見事三冠王を獲得され、2006年のワールド・ベースボール・クラシック、WBCでは、日本代表の4番バッターとして全試合に出場をされ、4割3分3厘の高打率で世界一に貢献をされました。
 このような中で、松中選手御本人より、生まれ育ったふるさと八代の子供たちのために学童野球大会を開催したいとの思いで、2005年より松中信彦三冠王記念旗学童野球大会が開催をされております。もちろん、大会運営費120万円は松中選手のポケットマネーであります。ことしも第5回大会が11月22日、県営八代野球場で行われ、松中選手御本人より子供たちに、自分の夢に向かってチャレンジをしてほしいとあいさつがありました。
 11月30日には、ソフトバンクホークスの野球教室・ベースボールキッズ2008in九州が、八代野球場で小学生140名が参加をして、松中選手を初め、ソフトバンク球団の5名の選手が野球を通じて子供たちに体を動かす楽しさを指導してくださいました。
 また、松中選手は、野球だけでなく、毎年、年末にはナザレ園の子供たちへクリスマスプレゼントを渡されクリスマスを過ごすなど、福祉活動にも尽力をされています。スポーツを通じての元気なまちづくり、地域活性化や本市のPRにつながるものと考えます。
 スポーツミュージアムについても、松中選手のふるさと八代市への思いや待ち望む子供たちへの思いを結実させ、多くの人が訪れ、スポーツ振興や青少年育成の核施設になることを期待をいたしております。(「そのとおり」と呼ぶ者あり)
 さて、質問の1項目め、行財政改革についてお伺いをいたします。
 21世紀は地方の時代と言われており、そのために、国と地方の役割が大幅に見直されています。地方分権の推進や国と地方の三位一体改革に伴う税源の移譲により、地方の自主性及び自立性が高まる半面、地方交付税や国庫補助金の見直しなど、財政的には厳しい状況となっています。その結果、地方自治体においては、これまでの行政のあり方の見直しが迫られています。
 このようなことから、本市でも広域的な視点からの行財政改革を行うことが不可欠との認識から、本市では、八代市行政改革大綱に基づき、効率的な行政経験と市民協働の視点からの行財政改革を推進、実現を図ることを大綱で目指しています。
 そこで、1点目、市立保育所民営化への進捗状況についてお伺いをいたします。
 本市においても、行財政改革の一つとして、市立の養護老人ホーム氷川寮や救護施設千草寮の民間移譲を今議会に提案をされています。市立保育所についても、平成16年度から公立保育所の運営費が一般財源化され、財政負担が重くのしかかっています。
 そういう状況の中、市立保育園の民営化に向けてのこれまでの取り組みと今後の予定について、また、市町村合併前の旧鏡町での2園の民営化は、土地や建物は無償貸与だったと記憶をしていますが、建物や土地の取り扱いはどのように考えられているのでしょうか。
 なお、保育所職員の身分の確保や民間移譲に伴う園児のスムーズな引き継ぎ保育など、どのように考えていられるのかお伺いをいたします。
 次に、2点目、特別会計における一般会計繰入金に対する見解をお伺いをいたします。
 平成19年度の決算で、繰入金の総額は63億6922万1000円で、これは特別会計歳入総額の12%を占めています。金額の大きい1億円以上のものを申し上げると、公共下水道事業19億1161万8000円、介護保険15億3655万7000円、国民健康保険13億7238万円、老人保健医療12億4745万5000円、ケーブルテレビ事業1億3171万2000円となっています。
 一般会計から特別会計への繰出金のうち、経費の全部または一部が普通交付税に算入されるものがあるため、ひっくるめて一言では言えないものの、現状としては、地方交付税や補助金などの削減により厳しい財政運営の中から繰り入れが行われ、市の財政を圧迫しているものと思われます。この一般会計繰入金に対する見解を所管の各部にお伺いをいたします。
 次に、2項目め、農業振興についての野崎地区の農産物水害対策についてお尋ねをいたします。
 6月11日からのゲリラ的豪雨時に、野崎排水機場はフル稼働したにもかかわらず河川の水位が下がらず、田畑は言うまでもなく、地区全部が冠水する状態となりました。農業に多大に貢献をしている用水路も、このときばかりは上流地区の排水路と化して、上流地区の大量の水が一気に野崎地区に押し寄せ、極めて短時間に河川がはんらんするようになっているのも原因の一つであります。
 排水ポンプは連日全力稼働しましたが、3日間もそのままの状態が続きました。干拓地の宿命でありましょうが、水稲やイグサ、キャベツなどの冠水は言うまでもなく、収穫期を迎えたトマトやメロン、葉たばこ、露地野菜などの作物に甚大な被害をこうむりました。今後も、地球温暖化の影響で、今回のような記録的な集中豪雨が数多く発生することが危惧されます。また、干拓後150年を過ぎ、土砂の堆積が進み、樋門の直前まで泥土が押し寄せており、干潟の海水路もかなり変化を見せており、このままではいずれ樋門の機能が損なわれることになると思われます。
 このことを踏まえて、河川のはんらんを防ぎ、農産物を水害から守り、野崎地区の暮らしと経済を守るべき排水機場、樋門など排水施設の機能改善、能力向上、また、樋門前からの土砂の撤去、しゅんせつなど、冠水防止対策についてお伺いをいたします。
 再質問につきましては質問者席にて行います。
           (健康福祉部長兼福祉事務所長松永純一君 登壇)
◎健康福祉部長兼福祉事務所長(松永純一君) おはようございます。(「おはようございます」と呼ぶ者あり)
 議員御質問の、行財政改革についての1点目、市立保育所民営化等への進捗状況についてお答えいたします。
 議員御案内のとおり、三位一体の改革などにより、県を初め、市町村の財政状況は年々厳しくなってきており、児童福祉の分野でも、公立保育所の運営費における国の負担金が平成16年度から一般財源化され減少するなど、市の財政負担が増大しております。
 市におきましては、先般策定しました八代市行財政改革大綱及び実施計画、いわゆるアクションプランに基づき、現在、公立保育所の民営化などの検討を進めているところでございます。
 これまでの取り組みですが、まず、今年2月に民間委員10名で構成する八代市立保育所民営化等検討委員会を設置し、公立保育所の現状や課題、民営化などの必要性、民間意向調査のあり方などについて御審議いただいております。また、10月から12月にかけて、公立保育所の保護者を対象とした説明会を開催し、意見や要望を集約しているところでございます。あわせて、公立保育所職員との意見交換も行っております。
 今後の予定ですが、年明け以降、市内の社会福祉法人などを対象に、参入意向などを事前に調査する民間意向調査を実施いたします。その結果や保護者などの意見も踏まえて、民営化等検討委員会で審議を重ねていただき、公立保育所の民営化等に向けた提言書を市長へ提出していただく予定でございます。その提言に基づいて、八代市立保育所民営化等の基本計画及び実施計画を策定いたします。その後、民営化の対象となった保育所について公募を行い、移譲候補者選定委員会により移譲候補者を決定していただくことになります。
 民営化に伴う土地や建物の取り扱いについてでございますが、本市では、行財政改革の視点から、また、市民の貴重な財産を民間にお譲りするものでございますので、有償譲渡を基本に進めてまいりたいと考えております。
 また、民営化する保育所におきましては、一定期間、移譲先の保育士と合同で保育を行う引き継ぎ保育を実施するなど、スムーズな移行ができるように入所児童や保護者へ十分な配慮を行いたいと考えております。
 また、保育所職員につきましては、現在、正職員の割合が6割、臨時職員が4割でございますので、民間へ移譲する保育所の正職員は、他の公立保育所に異動の上、勤務を確保できるものと考えております。
 いずれにしましても、公立保育所の民営化等につきましては、一気に進めるというやり方ではなく、段階的に行うことを前提とし、保護者の方々に十分説明を行い、御意見などを伺いながら、何よりも児童のことを第一に考え、引き継ぎ保育に取り組むなど円滑な移行に十分留意しながら、慎重に進めてまいる所存でございます。
 以上、お答えといたします。
◆古嶋津義君 今部長のほうから御答弁をいただきましたけれども、まさにそのとおりだと思います。私どもも、2園民営化をいたした経験から申しますと、まず、民営化への課題として、保護者の方々にしっかりと説明をして御理解をいただくことが大事だろうというふうに思っております。特に、平成16年度からの公立保育所に対する運営費の一般財源化等で補助金の削減がなされておりますので、そのことについてもしっかり理解をしていただくように説明をしていただきたいと存じます。
 また、子供たちへの次の保育所との引き継ぎ保育、これも大変子供たちに大事なことであります。次の保育に対し子供たちが不安を持たないように、その解消に全力を尽くして努めていただきたいというふうに思っております。
 次の時代を担う大事な子供たちのためでありますので、スムーズな移行ができるように、担当部におきましてはなお一層の御努力をされんことを期待をいたしておきます。
 この項については終わります。
 次、お願いします。
                (建設部長増田厚君 登壇)
◎建設部長(増田厚君) おはようございます。(「おはようございます」と呼ぶ者あり)
 議員御質問の、行財政改革についての2点目、特別会計における一般会計繰入金に対する見解のうち、公共下水道事業特別会計についてお答えします。
 平成19年度決算において、約19億円を一般会計より繰り入れています。この繰入金には、公費で賄うべき基準内繰入金と自主財源が不足するため、それを補う基準外繰入金があります。19年度決算の内訳としましては、基準内で15億円、基準外で4億円を繰り入れています。この基準外は、公共下水道事業が先行投資型の事業であるため、整備途上の現段階において不採算な部分であります。この先行投資部分を一般会計より繰り入れしていただいているところであります。
 しかしながら、本市の財政も一段と厳しい状況となり、一般会計繰入金の負担も大きなものとなっていますので、当会計では、経営健全化計画に基づき、経営の改善を図ってきました。
 内容としましては、経費節減や水洗化の促進、建設事業費の抑制などを行うとともに、平成19年度には、使用料の改定による収入の確保に努めています。さらに、経費節減の最も大きな取り組みとして、平成19年度より21年度までに、既に借り入れている高利な借入分を低利な借り入れに借りかえることにより、約8億円の利子の軽減を図っているところです。結果として、一般会計からの繰入金は、平成16年度の約20億円をピークとして減少に転じてきているところです。
 今後も計画的に事業を推進し、水洗化の促進や使用料の見直しなど事業収入の確保・増大を図る一方、経費の節減に努め、一般会計からの基準外繰入金をできるだけ抑制することにより、本市財政の健全化に資するよう努めてまいりたいと思います。
 以上、お答えとします。
           (健康福祉部長兼福祉事務所長松永純一君 登壇)
◎健康福祉部長兼福祉事務所長(松永純一君) 特別会計における一般会計繰入金に対する見解についての、健康福祉部が所管をしております介護保険、国民健康保険、老人保健医療についてお答えいたします。
 この3つの特別会計は、特定の事業を特定の歳入をもって経理する必要があるため、条例にてこれらを設置いたしております。
 議員御指摘のとおり、この会計には、平成19年度決算におきましても合計で41億5600万円を一般会計から繰り入れております。しかし、この繰入金は法令により義務化された繰り入れであり、それぞれルール分として予算計上され、各特別会計の決算に応じ定められた額を繰り入れられたものであります。
 詳細でございますが、まず、介護保険特別会計への繰り入れは、介護給付及び予防給付並びに地域支援事業のうち、介護予防事業に要する費用は100分の12.5に相当する額を繰り入れ、地域支援事業のうち、包括的支援事業及び任意事業に要する費用には100分の20.25に相当する額を繰り入れております。また、職員の人件費や事務経費につきましては、その全額を繰り入れております。
 以上が介護保険特別会計における一般会計繰入金の概要でございます。
 次に、国民健康保険特別会計では、毎年国のほうから示されます一般会計からの繰り出し基準に基づいて繰り入れを行っているものが3点と国民健康保険法に基づく繰入金が2点でございます。
 まず、一般会計からの繰り出し基準に基づく繰入金について申し上げます。
 1点目は、職員の人件費や事務経費の繰り入れでございまして、その全額を繰り入れております。
 2点目は、出産育児一時金に係る費用の3分の2を繰り入れております。
 3点目は、財政安定化支援事業分でございます。これは、国保財政の健全化と他の地域との保険税負担を乖離しないよう平準化を行うためのものでございます。具体的には、被保険者の所得状況や病院の病床数が特に多いこと、また、被保険者の年齢構成が高齢者に偏っていることなど、各保険者の特別事情に応じて繰り入れるものでございます。
 次に、国民健康保険法に基づく繰入金でございます。
 1点目は、保険基盤安定繰入金と申しますが、これは保険税軽減分が主なものでございます。国保制度では、世帯の所得の状況に応じて、保険税を7割、5割、2割と軽減をいたします。軽減をすることによって不足する財源を県と市で負担をいたします。県の負担割合は4分の3、市が4分の1でございます。
 2点目は、運営安定化基準超過費用額共同負担金事業分でございます。これは、高医療地域の指定を受けた場合、国の基準を超えた医療費の2分の1を国・県・市でそれぞれ3分の1ずつ負担するものでございます。
 以上が国民健康保険特別会計における一般会計繰入金の概要でございます。
 続きまして、老人保健医療特別会計の一般会計繰入金について御説明いたします。
 老人保健医療特別会計の一般会計繰入金は、老人保健法に基づいて繰り入れを行っております。
 その内容でございますが、医療費負担分、医療費適正化推進事業分、事務費分と大きく3つに区分されます。
 まず、医療費負担分でございますが、一定以上の所得者以外の方、簡単に申しますと、医療機関の窓口でお支払いいただく費用が1割負担の方の医療費については、国・県・市の公費負担があり、市の負担分は12分の1でございます。また、医療費適正化推進事業は、診療報酬明細書の点検を実施し、医療費抑制を図る事業でございます。これには国庫補助金が2分の1ございますので、その残り分を繰り入れするものでございます。
 今申し上げましたもの以外に、共同電算処理委託料や医療費通知費用などの老人保健医療に係る事務費経費分全額を一般会計から繰り入れを行っております。
 以上が老人保健医療特別会計における一般会計繰入金の概要でございます。
 ただいま申しましたように、この3つの特別会計の繰入金は、介護給付費や医療費といった事業費の増減がそのまま一般会計からの繰入金の増減につながりますことから、今後は、給付費や医療費の適正化に努めてまいりたいと思っております。
 以上、お答えといたします。
               (総務部長江崎眞通君 登壇)
◎総務部長(江崎眞通君) おはようございます。(「おはようございます」と呼ぶ者あり)
 ケーブルテレビ事業特別会計における一般会計繰入金に対する見解についてお答えをいたします。
 ケーブルテレビ事業は、旧坂本村、旧東陽村、旧泉村において策定されました過疎地域自立促進計画に基づいて、難視聴地域の解消及び都市部と中山間地域の情報格差の是正を図ることを目的に、総務省所管の新世代地域ケーブルテレビ施設整備事業として実施された事業でございます。また、自主制作番組を通じた地域コミュニケーションの促進や行政情報の提供、防災情報の伝達など、過疎地域の振興を目指して公共的な役割を担っております。
 ケーブルテレビ事業特別会計につきましては、収入は主に加入者からの使用料のほか、市からの繰入金を財源として、自主番組制作やCS番組の経費、施設や機器などの維持管理費及び公債費などを支出いたしております。
 一般会計からの繰入金につきましては、平成19年度決算で約1億3000万円でございますが、その内訳は、当初の施設整備に要した経費の財源として発行いたしました市債の元利償還金であります公債費が約1億円、3名の職員人件費が約1800万円、平成19年7月の豪雨災害による災害復旧費が約580万円であり、残りの約670万円は維持管理費に充当をいたしております。
 ちなみに、施設整備費に充てました市債の大部分は過疎債を活用いたしておりますので、その元利償還金の7割は地方交付税の算定基準として算入されております。
 八代ケーブルテレビの運営に当たりましては、平成17年8月の市町村合併以来、これまでも維持管理費の節減や事務経費の見直し、また、CS番組購入費の削減などに取り組んでまいりましたが、今後もさらに、3センターの統合といった抜本的な運営形態の見直しを含め、運営面での経費節減を図ってまいります。
 また、公平・公正の原則のもと、料金滞納者に対しましてはテレビ回線を外すなど厳しく対応し、財源の確保を図るとともに、受益者負担の原則に基づきまして料金の適正化への検討を進め、なお一層、経営の健全化に取り組んでまいりたいと考えております。
 以上、お答えといたします。
◆古嶋津義君 ただいまそれぞれの所管の部長さんから御答弁をいただきましたが、下水道については、平成16年度の20億円の繰り入れ、基準内が10億だったと思いますが、基準外が10億、これが、平成19年度には、19億の繰り入れの中で基準外が4億と改善をされております。
 また、国保につきましては、いつも言われる法定内繰り入れといいますか、ルール分とよく申されますが、その中で──ルール分はルール分としてわかるわけでありますけれども、例えば、出産育児金、出産育児一時金だったですかね、これが30万、お一人にですが、その中に、これは法律だからいたし方ないかもしれませんけれども、滞納された方にもこの30万円を払うような、こういう矛盾もありますし、また、よく今、病院や医院等で見てみますと、多重診療といいますか、1日に何軒も回られる患者さんもいらっしゃいます。このようなところも少し改善をしていただきたいというふうに思っているところであります。
 特にこの多重診療といいますか、その部分につきましては、低所得者につきましては、保険料の軽減分があるわけであります。これは公費で賄うということになっとりますが、この部分が市町村が4分の1の負担でありますので、この部分についても、財政部分からは少し問題ではなかろうかなというふうに思っとります。それはそれとして、病気になったら、これは医療は受けなくてはいけませんので、現状として、できる限りの改善策を考えていただければ幸いであります。
 総括的に申し上げますならば、この特別会計というのは、その設置の目的というのは、あくまでも独立採算制であります。冒頭に述べましたように、繰出金の中で交付税に算入されるものがありますけれども、使用料や税の滞納など、この解消にひとつ努めていただき、今後も繰入金の減少につなげていただきたいと思います。
 各事業とも、今後とも財源の確保と経費の節減等に、適正化に努められ、健全なる財政運営を強く要望をして、この項を終わりたいと思います。
 次、お願いをいたします。
              (農林水産部長岡田敏夫君 登壇)
◎農林水産部長(岡田敏夫君) おはようございます。(「おはようございます」と呼ぶ者あり)
 議員御質問の2項目、農業振興についての野崎地区の農産物水害対策についてお答えをいたします。
 野崎地区は、昭和60年度に湛水防除事業により野崎排水機場が完成し、当時は、水稲やイグサなどの農作物が盛んに生産されてきた地域であります。現在は、トマトやメロンなどの施設園芸や露地野菜への転換が図られ、生産性の高い複合的な農業が営まれています。しかしながら、近年の地球温暖化の影響とも思われるゲリラ豪雨等により、農作物の冠水被害が発生しており、今後も異常気象などにより被害の常襲化が危惧されているところでもございます。
 市としましても、干拓地の冠水問題は重要な課題であり、樋門周辺のしゅんせつも含めて、県と協力をしながら湛水被害発生の原因究明、排水解析等を行い、その調査結果を踏まえて適切な事業による湛水防止策を図っていく必要があると考えております。
 以上、お答えといたします。
◆古嶋津義君 ここに被害状況の写真もあるわけでありますけれども、(実物を示す)先ほど部長のほうから御答弁がありましたように、今後は原因の究明、そして湛水防止策を図っていく必要があると考えているというような御答弁をいただいたわけであります。
 本市の基幹産業であります農業、この農業を振興を図るということは、ほかの産業への波及効果も大変大きいものと私は考えております。郡築や昭和、そして野崎地区など、本市にとりまして大変優良な農産物の生産地帯であります。河川のはんらんを防ぎ、農産物を被害から守るためにも、排水機場や樋門などの排水施設の機能改善、能力アップに取り組まれんことを強く要望をいたしておきます。
○議長(渡辺俊雄君) 古嶋津義君。
◆古嶋津義君 これからいよいよ厳しい寒さに向かってまいります。景気も米国発の金融危機で冷え込んでまいるというふうに予測をいたしております。
 少し締めくくりになりますけれども、お話をさせていただきますと、先ほど現役を引退をされましたシドニーオリンピックの女子マラソンの金メダリスト、高橋尚子さんのお話でありますけれども、彼女は、アテネ、そして北京、この大会に代表入りを逃したわけであります。努力しても、どんなに努力しても結果が出ない。それでも前向きに明るく、地道に彼女は、Qちゃんは頑張っておられたわけであります。そんなとき、講演の中でこんなお話を聞かせていただきました。何も咲かない寒い日は、下へ下へと根を伸ばせ。やがて大きな花が咲く。何も咲かない寒い日は、下へ下へと根を伸ばせ。やがて大きな花が咲くと。
 私自身もこの言葉を心の糧として、強い信念を持って活動をしてまいりたいと思います。
 来る年、2009年がふるさと八代にも大きな花が咲くように、そして、もっといい年になることをこいねがいながら、私の一般質問を終わります。
           ─────────────────────────
○議長(渡辺俊雄君) 大倉裕一君。
                 (大倉裕一君 登壇)
◆大倉裕一君 おはようございます。(「おはようございます」と呼ぶ者あり)
 市民クラブの大倉裕一です。
 今回、4点通告しております。通告に従い質問を行います。
 まず、農業委員会職員の不祥事についてお尋ねします。
 農業委員会事務局に配置されている市の職員が、農業者年金業務を怠り、農業者年金支給に遅延を引き起こすという不祥事が発生しております。特に本年6月にも、教育委員会の職員が公金に手を出すという不祥事を起こし、懲戒免職という最も重い処分から半年もたっておらず、再発防止に取り組まれているこの時期に、再び不祥事が発生したことは非常に残念なことであります。
 そこで、農業委員会委員長にお尋ねをいたします。
 今回の不祥事の経緯と内容、並びに事務局職員の処分内容についてお答えください。また、二度とこのような不祥事を起こさせないためにも、今回の要因と背景をしっかりと押さえ、再発防止を検討されたと考えますが、この不祥事の要因とその対策についてお尋ねをいたします。
 また、6月と今回の職員不祥事を受け、市長部局としてどのような対応をなされたのか、総務部長にお尋ねいたします。
 次に、社会福祉協議会についてお尋ねします。
 社会福祉協議会は、社会福祉法第109条に規定されており、地域福祉の推進を図ることを目的とする団体のようですが、社会福祉協議会の役割をどう認識すればよいのでしょうか。また、行政は社会福祉協議会に対しどのようなかかわりを持ってこられたのかお尋ねをいたします。あわせまして、社会福祉協議会の本年度の事業概要を健康福祉部長にお尋ねいたします。
 3項目め、広域交流地域振興施設八代よかとこ物産館についてお尋ねします。
 新八代駅の東側に建設された広域交流地域振興施設につきましては、平成20年度当初予算で合併補助金が3000万円、合併特例債が1億7100万円、一般財源が900万円を財源とする観光施設建設費として2億1000万円で整備されたものです。9月にはこの施設を管理していただく指定管理者も決定し、よかとこ物産館のオープンがいよいよ今月の26日となりました。
 そこで、お尋ねをいたします。
 出荷協議会を立ち上げられたと聞き及んでおりますが、どのような状況になっておりますでしょうか、現在の進捗をお尋ねいたします。
 また、本市にも、指定管理者によってよかとこ物産館と同様な施設が運営されております。新たな物産施設と既存の物産施設が互いに共存できるように協議中であるというふうにお聞きしていましたが、この共存共栄を図るためにどのような連携をとられるのかお尋ねをいたします。
 4項目め、松中信彦スポーツミュージアムについてお尋ねいたします。
 この件につきましては、一般質問初日、堀口議員がお尋ねになっております。重複する点があるかもしれませんが、私の観点でお尋ねしますので、御理解をお願いいたします。
 まず、少しさかのぼってお尋ねをいたします。
 今回の寄附は建築物であるため、寄附の申し出があったときに、寄附を受ける際の判断基準の一つになるランニングコストを含めた収支の検討が必要であったと考えますが、検討されたのでしょうか。
 また、ことしの9月議会に設置条例が提案されました。このとき初めてこのミュージアムの収支予測が示されました。比較対象とされたものが教育文化施設である博物館でありました。特に管理運営について指定管理者を選択する場合は、9月議会に設置条例を諮り、指定管理者の公募・選定を行い、議会に指定管理者の指定の承認を諮る必要があります。順調にいった場合でも、指定管理者の準備期間なども含めますと通常4カ月程度必要とされます。今回のように、管理運営について指定管理者を選択して12月26日にオープンしたい場合、条例の提案は、通常、さかのぼって4カ月前の議会に諮る必要があります。6月議会に提案すべきであったと思いますが、オープンに間に合わせるため今回は臨時議会の開催も検討されていたようでありますが、非常に窮屈なスケジュールになってしまっております。この窮屈になってしまったことをどのように執行部として考えておられるのかお尋ねをいたします。
 以上で壇上からの質問を終わり、再質問は発言席から行います。
              (農業委員会会長宮崎建也君 登壇)
◎農業委員会会長(宮崎建也君) おはようございます。(「おはようございます」と呼ぶ者あり)
 お答えをいたします前に、このたびの農業委員会事務職員の不祥事によりまして、多くの市民の皆様、関係者の皆さん方はもちろんのこと、ここにおられます議員の皆様方にも多大な御迷惑をおかけしましたことを深くおわびを申し上げます。
 議員御質問の、農業委員会職員の不祥事について、今回の発生の要因は何か、また、そのチェック体制の強化を農業委員会では今後どのように図っていくのかという質問につきましてお答えをいたします。
 今回の事案は、農業者年金受給予定者から農業者年金の受給の遅滞についての問い合わせにより発覚したものでございます。
 その要因といたしましては、担当職員が事務を担っている農業者年金の裁定請求書並びに提出書類の農業者年金基金への提出など、一連の処理を半年以上の長期間にわたり怠ったこと、また、当該職員の業務執行意識の欠如はもとより、ひとりで業務を抱え込んだ職員に対し、上司の職員間のチェック機能が働かなかったことが要因の一つと考えております。
 このため、農業委員会業務すべてを主査・副査制とし、職員相互の確認体制を確立するとともに、上司による定期的な業務管理を徹底し、業務のチェック体制強化を図ることといたしました。
 特に、今回問題となりました農業者年金業務につきましては、提出件数の把握をするため、JAの年金担当者と連絡を密にし、また、双方から確認を行うとともに、スケジュール管理票を作成し、チェック体制の強化を図り、再発防止に努めることといたしました。
 これまでも、職員には業務については適切に執行するよう指導をしてきたところでありますが、このたびの事態を重く受けとめ、迅速な事務処理を図っていくよう指導徹底に努め、さきに述べました再発防止策を徹底し、今後このような事件が二度と発生しないよう努めてまいりたいと思います。
 以上、お答えといたします。
               (総務部長江崎眞通君 登壇)
◎総務部長(江崎眞通君) 議員お尋ねの、チェック体制の強化を市全体でどのように図ったのかについてお答えをいたします。
 6月の不祥事を受けて、再発防止策として、各種団体の会計管理や現金収納に関する改善方策、公金取り扱いに係る職場の執行体制といった業務のチェック体制の強化を図り、全職員が市民の信頼回復に向けて全力で取り組んでいたさなかに、このような事案が発生し、まことに申しわけなく、大変残念に思っております。
 今回の事案は、先ほど農業委員会会長が申されましたように、当該職員の業務遂行意識の欠如はもとより、ひとりで業務を抱え込んだ職員に対し、上司及び職員間のチェック機能が働かなかったことなどが要因と考えられることから、改めて主査・副査体制の確認を行い、上司による定期的な業務管理の把握といった業務のチェック体制のさらなる強化を図るなど、再発防止を徹底したところでございます。
 さらに、全課かいを対象に、所管するすべての事務事業について、遅延などがないか総点検を行っているところでございます。
 今後、職員一人一人が公務員としての自覚に立ち、なお一層、全体の奉仕者として引き続き服務規律の確保に努め、市民の信頼回復が図られるよう努めてまいりたいと思っております。
 以上、お答えといたします。
◆大倉裕一君 私なりに今回の不祥事の要因も考えてみました。
 実に初歩的な要因ではなかったのかなというふうに、2点に大きく分類をさせていただきました。
 1点は、組織としての業務管理の甘さがあったのではないかということです。ひとりで抱え込んでしまったことに対して、上司や職員間でチェック機能が機能しなかったとしっかり要因もつかんでおられましたが、そこに大きな要因があったのではないかというふうに考えております。
 そういった意味では、非常に、管理職までですね、責任がとられておりまして、処分が出ております。当事者が戒告、そして事務局長が文書訓告、事務局次長、それから副主幹兼農地係長が厳重注意という、上司のほうまでですね、処分が下されているようであります。
 もう一点は、職員の公務員としての業務遂行意識の欠如だというふうにも考えます。6月の一般質問の際にも、職員研修を行いながらこういった再発防止に努めていく。そして、個々の職員の意識改革によるものが大きいため、公務員倫理に関する研修の重要性を再認識した。今後も公務員としての自覚と使命を喚起し、市民の信頼と期待に十分こたえる職員の養成に努め、さらなる研修の充実を図っていきたい、という総務部長からの答弁をいただいておりますが、この職員研修の方法においてもですね、いかに効果的な研修を行い、そして倫理観、職員の皆さんに対しての意識づけを植えつけていくか、一工夫必要な時代になってきたのではないかなというふうに考えています。再発防止策として強化を図られた対策がきちんと実施されるよう、管理をお願いしておきたいというふうに思います。
 それから、もう一点、職員の皆さんには異動というものが数年置きにあるというふうに思います。この異動の目的の一つに、職場が変更になったことでの気づきによる業務の改善・改革も含まれているのではないかというふうに考えております。異動の際に限らず、日々、職員の皆さんそれぞれが、業務の改善・改革意識を持たれて業務に取り組んでいただきたいというふうに考えます。
 私も、平成20年6月の一般質問で職員の不祥事について取り上げ、再度、職員の不祥事について一般質問を行うことになったことは非常に残念でなりません。
 前回の、本年6月の不祥事のときも、今回の不祥事も、賞罰などの審議会、こちらのほうを開催し、処分の案を検討してあるようでございます。処分の検討に当たっては、これまでは、人事院が示す処分の基準や他市の状況と照らし合わせて処分内容が決定されているようにお聞きをしております。
 そこで、不祥事における職員に対する処分の基準をつくることで職員さんの戒めになり、本市独自の懲罰基準を設ける時期に来ているのではないかというふうに考えるわけですが、執行部の考えとその状況についてお尋ねをいたします。
◎総務部長(江崎眞通君) 自席よりお答えをいたします。
 本市では、これまでも、不祥事の発生に当たりましては、ただいま議員が申されましたように、人事院が示します懲戒処分の指針を基準として厳正に対処をしてきているところでございます。
 現在、人事院の指針を基本としながら、本市の業務内容に即した懲戒処分等に関する基準の作成に取り組んでおるところでございまして、できるだけ早く制定をしたいというふうに考えております。
 以上、お答えといたします。
◆大倉裕一君 本市独自の懲罰基準を定めたから不祥事がすべてなくなるというものではないとは考えますが、職員への戒めにはなると考えます。早目の時期の導入ということでありましたけれども、新年度には導入されるようなですね、対応をお願いしておきたいというふうに思います。
 今後、市役所全体で信頼回復に取り組んでいかれると考えますが、さらに、公僕としての日々の業務に取り組んでいただいて市民サービスの向上に努めていただくことを祈念し、この項を終わります。
 次、お願いします。
           (健康福祉部長兼福祉事務所長松永純一君 登壇)
◎健康福祉部長兼福祉事務所長(松永純一君) 議員御質問の2点目、社会福祉協議会についてお答えいたします。
 御案内のように、社会福祉協議会は、社会福祉法において、地域福祉の推進を図ることを目的とする団体として位置づけられております。社会福祉法人ではございますが、行政と民間福祉事業者との橋渡しや既存の福祉サービスのはざまにあるさまざまなニーズヘの対応など、福祉分野における行政の補完的機能を有する公共性の高い団体でございます。
 このため、市では、社会福祉協議会の運営及びボランティアセンター事業などに対する助成を行っております。また、いきいきサロン、あんしん相談センター、さらには福祉バスの管理運営などの業務委託、そのほか各地域福祉センター等の指定管理業務をお願いしているところでございます。
 次に、社会福祉協議会の今年度の事業概要でございますが、だれもが安心して暮らすことのできる地域社会の創造を基本方針に、各種の事業展開がなされております。具体的事業の主なものを申し上げますと、先ほどの補助事業、委託業務のほかに、ふれあい委員の活動を中心とする小地域ネットワーク活動、ボランティア活動育成事業、共同募金配分金による地域福祉事業及び各種団体助成事業、介護保険事業などを行っております。特に、昨年度末までに市内の全校区に福祉推進協議会の組織化が完了したのを契機として、校区福祉推進協議会に対する活動支援体制をさらに強化し、地域における福祉のまちづくりを推進することとされております。
 以上、お答えといたします。
◆大倉裕一君 社協の活動に議会のほうから過剰に関与することが好ましいことだとは思っておりませんけれども、現在の地域の状況をお話をさせていただきたいというふうに思います。
 本年度から1世帯当たり年間200円の世帯会費が導入されております。
 合併前は、旧町村は世帯会費制、旧八代市は寄附や香典返しを活用していたというふうに聞いております。旧八代市の場合、香典返しの金額が年々減ってきておりまして、合併と同時に、世帯会費の不均衡といいますか、市民間の不均衡は望ましくないという見解で、合併時、一たん白紙となって、合併後の調整事項となっていたようです。
 そこで、平成19年度から市政協力員さんなどに説明を行い、本年度から世帯会費が導入され、社協から必須活動として、高齢者対策事業として次の5つの協力依頼があったというふうに聞き及んでおります。
 1つは、ふれあい委員による見回り活動の充実。2点目に、いきいきサロンの充実──全自治会に設立という意味だそうです。3点目が、広報紙の充実。広報紙を年間二、三回、全世帯へ配布してほしいと。4点目が、男性の料理教室の実施。5点目が、校区に見合った独自の事業ということで協力依頼があっているようです。
 今回からその世帯会費をいただきながら、また、お金を出すかわりに、この活動に対して指導もしていきますよというような方針だというふうに聞いております。この世帯会費の導入と社協からの協力依頼に対し、校区福祉会や町内会で少なからず混乱を招いているところもあるとお聞きしています。
 この概要は、校区福祉会で集めた全額を、全額校区福祉会に返すのであれば徴収の必要性があるのだろうかという疑問やこの世帯会費200円の根拠、そして、社会福祉協議会が目指している活動が住民の皆さんに理解してもらえるのかなという不安や疑問が大きく1点。
 そして2点目として、さらには、現在の校区福祉会の役員は町内会長、民生・児童委員、老人会、婦人会などの関係団体で組織されておりますが、現在のスタッフで本当に社協の目指されている活動が果たしてできていくのかなというような御心配があるようです。
 今回、この住民の皆さんの声をですね、社会福祉協議会の会長であられる市長や理事会に入っておられる健康福祉部長と事実関係を共有したいと思い、あえて発言をさせていただきました。御理解をいただきたいと思います。
 さて、本市において、地域がもっと自治力を高め、最終的には、地域の事柄は地域で決め、地域で運営していく地域の自立に向けて、現在、住民自治によるまちづくりが進められているというふうに認識をしています。そこで、この住民自治の現在の進捗状況についてお尋ねをいたします。
◎企画振興部長(永原辰秋君) 自席よりお答えをさせていただきます。
 議員御承知のとおり、本市では、住民と行政が協働しながら、安心・安全な地域を築いていく住民自治によるまちづくりを実現していくため、昨年9月に住民自治によるまちづくり基本指針を策定いたしましたところでございます。現在は、基本指針をもとに、新たな住民自治組織の設立など、より具体的な施策を示す行動計画の策定に取り組んでいるところでございます。
 行動計画の策定に当たりましては、やはり市民の皆さんから広く意見を求める必要がありますので、まずは行動計画のたたき台となる素案を6月に行政でつくりまして、各地域審議会のほか、各校区長、各種団体の代表による住民自治推進団体連絡会議を設け、意見の交換を行ったところでございます。さらには、7月末から、各校区及び各種団体への説明を行っているところでございます。
 また、住民自治によるまちづくりを推進することが市民の皆さんへの押しつけであってはなりませんし、理解と協力がなければうまく進まないと思っております。そのためにも、多くの皆さん方から御意見をいただきながら、市民みずからが行動し、活動できる仕組みを考える必要があると考えております。
 今後は、住民自治推進団体連絡会議など市民の皆様が中心となり、行動計画を成案にしていく作業を進めるなどにより、住民自治によるまちづくりの実現に向け取り組んでまいりたいと考えているところでございます。
 以上、お答えとさせていただきます。(市長坂田孝志君「議長、ちょっと私にも」と呼ぶ)
○議長(渡辺俊雄君) 市長坂田孝志君。
                (市長坂田孝志君 登壇)
◎市長(坂田孝志君) 社会福祉協議会の会長として、少しだけ先ほどの発言に対しまして説明をさせていただきたいと思いますが。
 利用料のこと聞いておりますと、あたかもその徴収がですね、非常に強制的で、社会福祉協議会の福祉の推進に寄与しているのかどうか疑問に思うようなことでございましたが、これにつきましては、八代地域──合併前ですね、八代地域市町村社会福祉協議会会長、中島会長のときに、利用料に関することということで取り決めがございます。18年度以降は、市内全域を対象とした住民会費制を導入し、会費制と収納方法については、合併後、17年度中に検討するということに基づいて行ったものでございまして、これまで、旧郡部では、泉村が1200円、東陽村が1200円、千丁町が1200円、坂本村、鏡町は500円ずつでございました。旧八代市は会費はございませんでした。
 そういう中に、これをどうやってですね、金額を調整するのか、非常に苦労いたしました。自治会でも何度となく協議をいたしましてですね、市政協力員の代表で来ておられます市の代表の方からはですね、これを求めるのはなかなか難しいんじゃないかということでもございましたが、いろんな話を進めていく上で御理解をいただきましてですね、旧町村の金額は500円以上のですね、金額でございましたが、やはりみんなが御理解をいただくためには、なるべく低額の会費でですね、納めていただけるように話し合いの結果、これくらいが適当じゃなかろうかということでそのことを決めたわけでございます。
 そして、各市政協力員さん、町内長さんに丁寧に説明を申し上げながら──それは、中にはですね、そんなのを住民負担を求めるのかという意見もあったわけでございますが、大方御理解いただきまして、今すべての校区から納めさせていただきましたので、それを今、すべての校区に対しまして交付をさせていただいて、社会福祉の推進、それぞれの校区の地域活動に御利用いただいておるものであろうと、このように思っておりますので、御理解を賜りたいと思っております。
◆大倉裕一君 丁寧な説明を市長のほうから、社協の活動に対してですね、いただきました。
 非常に御苦労された点が多かったというふうにもお聞きしとります。その後に地域で発生しましたといいますか、お聞きいたしましたお声をもとにお尋ねといいますか、ここで発言をさせていただきましたので、こういった声があるという事実関係をですね、ぜひ御理解いただきまして、今後さらなる説明をですね、お願いしていきたいというふうに思っております。
 次、お願いします。
               (商工観光部長村田達君 登壇)
◎商工観光部長(村田達君) おはようございます。(「おはようございます」と呼ぶ者あり)
 八代市広域交流地域振興施設八代よかとこ物産館についての議員の御質問の1点目、出荷協議会の組織及び仕組みについてお答えをいたします。
 八代よかとこ物産館出荷協議会は、指定管理者である九州綜合サービス株式会社が中心となりまして準備を進め、八代市の特色を生かした農産品の生産指導や農産加工品の技術の向上により出荷品の安定供給に努め、八代よかとこブランドの確立を目指し、物産館の円滑運営を図ることなどを目的に、本年12月1日に出荷協議会設立総会が開催されたところでございます。
 出荷協議会の会員は、個人で登録いたします個人会員と、八代地域農業協同組合の組合員及び八代よかとこ宣伝隊の会員になっておられる方が登録されます団体会員で構成をされております。
 この出荷協議会には野菜部会、果樹部会、工芸品部会、加工部会、花卉部会の5つの部会を設けておりまして、具体的な出荷の計画や調整を行うことといたしております。
 出荷品につきましては、事前に登録しております商品名などを印刷したバーコードに消費期限や賞味期限などを記入して、商品にラベルを張って、各個人で納品をすることとなっております。また追加の補充につきましても、各個人で行うこととなっております。
 販売代金につきましては、1カ月分を取りまとめて精算され、その際に指定管理者は手数料を徴収することになっております。
 次に、御質問の2点日、既存の物産館との連携についてお答えをいたします。
 市内にあります既存物産館との連携につきましては、指定管理者より市内の物産館が統一したPR活動の実施やそれぞれの特徴をアピールした合同イベントの開催などの提案を受けているところでございます。市といたしましても、合同イベント開催等により相乗効果が生まれ、よかとこ物産館と既存の物産館との共存共栄が図れるよう、指定管理者の取り組みを支援してまいりたいと考えております。
 また、市内物産館のアンテナショップとして、各物産館の商品の展示販売やよかとこ物産館に設けてございます情報コーナーを活用して、各物産館の商品情報を提供してまいりたいと考えております。
 さらに、既存の近隣物産館で組織されております八代地域物産館連絡協議会というのがございまして、これに参加し、各施設間の情報交換を行いますとともに、この組織で行っております熊本市での共同物産展に出展し、地元農産物や特産物の販路拡大及び売れ筋等のニーズ把握に努める予定でございます。
 以上、お答えといたします。
◆大倉裕一君 既存の物産館等とのですね、連携、共存共栄策、こういったものを確認をさせていただきました。
 この物産館が検討される時期に、私もいろんな物産館から情報を取り寄せた経緯があります。そのときに、各物産館共通しておっしゃったのが、やはり質、量ともに安定した商品の供給が一番肝要ですというような共通した言葉をお聞きしたこともございます。そういった意味で、今回は、JAさんのほうやよかとこ宣伝隊ですかね、そちらのほうとの連携も図られたのではないかというふうに考えているところでもございます。
 この量、それから質、こういったものを安定的に供給していくということでは、この出荷協議会ですか、こちらのほうに加盟をされる数でも評価ができるんではないかなというふうにも考えているんですけれども、そこで、現在出荷協議会に加入されている、何というんですかね、会員さんの数ですね、数がどれだけあるのかということと、今後の行政の支援をしていくスタンス、そして、現在のこの出荷協議会の手数料についてですね、これまでの物産館と、既存の物産館と比較して、手数料や出荷者が受けられる割合、こういったものがどういうふうになっているのかお尋ねをいたします。
◎商工観光部長(村田達君) 自席よりお答えをさせていただきます。
 まず、出荷協議会の会員数でございますが、会員数につきましては、現在118名と指定管理者のほうから報告を受けているところでございます。近隣の物産館の出荷協議会の会員数が100名から160名程度でございますので、よかとこ物産館のオープン時の農産物等の出荷には十分な会員の確保ができたというふうに考えているところでございます。
 さらに、よかとこ物産館に多くの方が訪れ、お買い物をしていただきますためには、より多くの皆様に出荷協議会の会員として参加していただき、年間を通じて農産品などの安定供給、また、多様化します消費者のニーズにこたえる必要があると考えおります。
 市といたしましては、まだ参加いただいていない方々について指定管理者に紹介を行いますなど、会員の確保に必要な支援を行ってまいりたいと考えているところでございます。
 次に、他の物産館との手数料の割合についてお答えをいたします。
 既存の物産館及び八代よかとこ物産館の指定管理者の手数料につきましては、売り上げの15%に設定をされております。既存の物産館の場合、出荷者は、振り込み手数料、バーコード代など必要経費を差し引かれた残りを受け取るような仕組みになっている状況でございます。また、入会金や年会費も出荷者の負担となっているところでございます。
 八代よかとこ物産館につきましては、個人会員は他の物産館と同様でございますが、団体会員につきましては、当該団体が売り上げの5%を手数料としていただき、その中から入会金や年会費、また振り込み手数料、バーコード代など必要経費を支払うこととなっております。
 以上、お答えといたします。
◆大倉裕一君 会員さんの数につきましては、118会員さんが集まったということで、当面、この12月26日からオープンをされる数はですね、どうにか確保されましたよというようなことだったというふうに思います。また、年間を通していくと、この118名の会員ということだけではちょっと少ない点もあるかもしれないというような報告をいただいたというふうに把握をいたします。
 現在の経済状況が非常に厳しい関係で、これからの売り上げというのが非常に厳しい部分があるかもしれませんけれども、ぜひ今後の展開に期待したいというふうに思いますし、相乗効果を生み出すことでですね、各地域の特産品のPRや八代ブランドの確立が図られることを期待して、この項を終わります。
 次、お願いします。
              (企画振興部長永原辰秋君 登壇)
◎企画振興部長(永原辰秋君) 議員御質問の、松中信彦スポーツミュージアムについての1点目、寄附の話があったときに、維持管理経費を含めた収支の検討を行ってきたのかということについてお答えをいたします。
 平成18年4月ごろ、松中選手より、スポーツミュージアムを建設し、寄附したいとの申し入れがありました。その後、1年ほどかけて慎重に協議を行い、新幹線新八代駅東側に物産館とスポーツミュージアムを同一敷地内に併設し、連携をすることにより相乗効果を活用することの方向性をまとめ、平成19年3月、松中選手との覚書の締結に至ったところでございます。
 その当時は、御寄附いただくミュージアムの設計図などの詳細についてはまだ決まっておらず、維持管理費の見込み等も作成できませんでした。その後、本年5月、松中信彦選手が御家族を通して寄附採納承認申請書を市に提出されたころに建物の設計図が完成し、松中選手から詳細な資料の提供を受けたところでございます。これを受け、直ちに維持管理費の計算や入場見込み等の検討を行い、本年9月議会に設置条例を御提案した際、経済企業委員会において指定管理に必要な予算の見込みについて御説明させていただいたところでございます。
 次に、2点目、本年9月議会で収支の説明と条例の制定を行い、12月26日にオープンという手順は正しかったのかというようなことについてお答えをいたします。
 本年5月に、松中信彦選手から寄附採納承認申請書を市に提出されました。その時点では建築確認がおりておらず、建築工事の着工もされていなかったことから、条例設置の根拠となるものがなく、6月議会への提案を見送ったところでございます。その後、6月17日に建築確認がおり、建築工事を着工されたことから、本年9月議会に設置条例を御提案し、議決をいただいたところでございます。その後指定管理者の公募を行い、関連予算の準備等も含めて、12月26日のオープンを目指し作業を進めたところでございます。
 建物を建設いただいて、寄附採納を受けるという本件寄附の性格上、制約はありますが、適切な手順であったというふうに考えております。
 以上、お答えといたします。
◆大倉裕一君 建築物には必ずランニングコストというものが必要になってきます。市民の税金を注入していくということが必要になってきますし、現在の財政状況の硬直化から見ても、私は必要であったかなというふうに思えています。
 ただ、今回は情報がなかったためにできなかったということでもございました。平成19年3月の定例会で寄附があることが明らかになってから、本年の9月定例会、すなわち設置条例が議会に諮られるまで、一般質問の答弁においても、執行部の積極的な説明、情報というものはあっておりませんでした。説明をする資料がなかったということで答弁でも伺ったところです。
 しかし、執行部は、事務を進める上ではプロであるというふうに私は考えています。市民に対して説明していく責任もあるということからすると、オープンを12月26日にお互いの合意の上で決定されているということであれば、行政上の手続を説明し、資料をですね、請求していく必要もあったのかというふうに考えています。非常にオープンまでタイトなスケジュールを招いてしまっているような気がしてなりません。
 そのような中で、この12月定例会に松中信彦スポーツミュージアムのオープンが延期になったことによる補正予算が計上をされております。これまで最大の効果をもたらすと想定された12月26日にオープンができないということでございますが、オープンがおくれた理由とその責任はだれにあるのでしょうか、お尋ねをいたします。
◎商工観光部長(村田達君) 自席よりお答えをさせていただきます。
 議員御質問の、オープンの延期についてお答えをいたします。
 ミュージアムのオープンにつきましては、12月26日を目指して準備を進めてまいりましたが、先方の展示工事のおくれにより寄附採納がおくれることとなったため、オープンを延期せざるを得ない状況となったところでございます。オープンを心待ちにしておられた市民の皆様には、まことに申しわけなく思っております。
 そのようなことから、オープンを待ち望んでおられる市民の皆様や将来を担う子供たちのためにも、一日も早くオープンにこぎつけることが何よりも大切であり、市の責務であると考えております。
 以上、お答えといたします。(「頑張れ」と呼ぶ者あり)
◆大倉裕一君 また、結果論でありますけれども、指定管理者の件について述べさせていただきます。
 指定管理者の契約がもし完了していたとするならば、今回、オープンが遅くなることによって指定管理者が損害をこうむった場合、補償というケースも出てきたかもしれないというふうに感じております。そういう意味では、非常に執行部のわきの甘さを感じるところでもございます。あらゆる検討を積んで説明をいただきたいというふうに思います。
 また、管理の方法についても、6月議会の一般質問では公募はそぐわない、そして、10月には指定管理者を公募で実施、12月議会では指定管理者の応募がいなくなったので直営と、説明もなく管理方法に対する方針が二転三転していることに疑問を感じます。ぜひともぶれない執行部であってほしいというふうに思います。方針をなぜ変更するのか、委員会できちんと説明をしていただきたいというふうにも考えます。
 最少の経費で最大の効果があるのか、私たち議会にもチェックをする責任がございます。直営で運営した場合と指定管理者で運営した場合の税金を年間どの程度注入していく必要があるのか、比較書を初め、議会として判断できる十分な検討資料を委員会、議会に提出されることを要望し、私の一般質問を終わります。(「よし」と呼ぶ者あり)
           ─────────────────────────
○議長(渡辺俊雄君) 以上で午前中の議事を終わり、午後1時まで休憩いたします。
                (午前11時33分 休憩)

                 (午後1時00分 開議)
○議長(渡辺俊雄君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
           ─────────────────────────
△日程第1〜31(続き)
○議長(渡辺俊雄君) 日程第1から日程第31までの議事を継続いたします。
 藤井次男君。(「しまいぞ、頑張れよ」「頑張れ」「せっかくだいけん」「最後ぞ」と呼ぶ者あり)
                 (藤井次男君 登壇)
◆藤井次男君 同志会の藤井でございます。
 1項目め、八千把地区土地区画整理事業のこれまでの進捗状況と今後の取り組みについてお伺いをいたします。
 平成19年度12月議会ももう最後の質問となりました。皆さん方にはお疲れのことと思いますが、しばらくの時間、よろしくお願いをいたします。
 私も、市民の皆様方の温かい御支援をいただき、平成3年度当選以来、市民の多くの皆さん方の意見を市政に反映する、お届けをすることを願ってまいりました。そして、今回も一般質問の機会を与えていただきましたことに対しまして、心から感謝を申し上げ、通告どおり質問をいたしてまいります。
 時間が足りないこともあろうかと思いますが、その点は次回の質問に回すこともお願い申し上げ、第1点目、八千把地区土地区画整理事業についてお尋ねをいたします。
 この事業は、旧市の沖田市長、中島市長の任期中も市の重要事業と定め、積極的に取り組まれてこられた事業であります。そして、現在、坂田市長の手によってさらに積極的に取り組まれ、目に見えるところまで事業が進んでまいりました。私も、地元の議員として大変に喜んでおるところでございます。
 過去においても、この事業に対しまして何回か質問いたしてきたところでありますが、今回さらに、この事業のこれまでの進捗状況と今後の取り組みについてお尋ねをいたします。
 再質問は質問席から行います。
 3点目の市長の基本的な考え方については、再度登壇して行いたいと思います。
                (建設部長増田厚君 登壇)
◎建設部長(増田厚君) 議員御質問の1点目、八千把地区土地区画整理事業のこれまでの進捗状況と今後の取り組みについてお答えいたします。
 八千把地区土地区画整理事業は、平成9年8月より事業着手に必要な手続を進め、平成12年9月に事業計画の公告を行いました。その後、土地区画整理事業に必要な関係機関との協議や地権者の権利の調整など事務手続に時間を要しましたが、平成16年2月に現地工事に着手することができました。また、平成18年4月には、現地での業務執行や課題処理が迅速にできるよう事業地内に事務所を設置し、事業を進めているところです。
 現在の事業計画としては、施行期間が平成12年度から平成24年度、施行面積が約44ヘクタール、総事業費が約50億円となっています。本年度末までの予定として、進捗率が事業費ベースで37.4%、仮換地指定率が36%と見込んでいます。
 今後の事業の取り組みとしては、現地の事務所を活用し、地域の皆様とのコミュニケーションが深まり事業が順調に進んでいることから、事業費の確保を図り、一日も早い事業の完了に努めていきます。
 以上、お答えとします。
◆藤井次男君 今回の事業の中で、都市計画道路北部幹線というのが入っているかと思います。つまり、厚生会館から古閑浜町の5差路に至る道路であります。この完成について、何年になるのかお聞かせをください。
 また、千丁二の丸から古閑浜町5差路までの工事については県の施行と聞いておりますが、この事業の進捗状況についてもお聞かせください。
 さらに、市民球場も区画整理内の公園として計画をされています。市民球場は、北部においては憩いの場として、ゲートボール、グラウンドゴルフの場として数多くの皆さん方が利用されています。そのグラウンドに通じる道がわかりにくいのと、駐車場からサブグラウンドに行くのが非常に遠いところにあります。そこで、区画整理事業で整備する中央線を含めたサブグラウンドの連絡道についてお尋ねいたします。
 その前に、項目の説明をしておきませんでしたので、ここで、繰り返し項目の説明をさせていただきます。1項目めの1と2に対しましては一括で質問をいたしましたので、よろしくお願いいたします。
◎建設部長(増田厚君) 自席から答弁させていただきます。
 道路整備について、2つの質問をいただきました。
 まず1つ目、北部幹線の完成見通しと県の負担分についてお答えします。
 都市計画道路北部幹線は、厚生会館前を起点とし古閑浜5差路を終点とする全長2840メートルの道路で、起点から田中北町地先までの1940メートルについては整備が完了し、残る900メートルが未整備区間となっています。また、県の事業区間である千丁二の丸から古閑浜5差路までの県道八代鏡線の整備については、新大正橋前後の整備が完了し、古閑浜5差路から八千把小学校浜分校までの約700メートルの区間が未整備の状況です。
 これらの道路は、市北西部から中心市街地ヘアクセスする主要幹線の一つであり、北部幹線のうち本土地区画整理事業区域内については、平成19年度に着工し、平成23年度の完成を目指して現在整備中であります。また、県事業区間の約700メートルは、平成19年度から23年度の5カ年計画の予定で事業に着手され、現在、用地買収が進められています。
 今後とも、県と市で連携をとりながら、円滑な工事の実施に努めていきたいと考えています。
 次に、御質問の2つ目、中央線の延長計画についてお答えします。
 お尋ねの駐車場からサブグラウンドまでの連絡道路については、中央線の整備とともに、市民球場を含めた公園整備計画の中で検討していきたいと考えています。
 以上、お答えとします。
◆藤井次男君 中央線の延長については、この道路を完成することによりまして、もちろんスポーツの振興にもかかわりますけれども、千丁からこの市役所に入る道路としては、非常に千丁の方々は利用ができるということになりはしないかと思います。
 また、北部幹線については、今途切れておる道路を完成させますと、千丁、昭和、あるいは鏡、あの一体的な道路が完成をしてくるということになります。
 本来なら、私の考えとすれば、今度、新幹線から千丁まで来る道路、それから、八代新地まで抜けた、そして、今言いました北部幹線の完成によってその地区の都市計画の見直しをしてみたらどうかという考えも持っておりますけれども、一応、要望とさせていただきます。
 2点目、八千把地区土地区画整理事業地区内の排水対策についてお伺いをいたします。
 最近、地球の温暖化の影響もあろうかと思いますが、テレビ、新聞等の報道によりますと、最近の雨はゲリラ的であると呼ばれております。本市におきましても、平成20年6月11日に、田中西町の区画整理地区内において冠水をしたということを聞いております。
 八千把地区土地区画整理内の排水路を考えますとき、高小原沖町線、それから高小原井揚線、それから児玉板金から井揚町に通じる排水路、3本しかないわけで、大きな排水はないわけですが、この八千把の区画整理が完成をしますと、家を建てるために土地を高く持ちます。高く持ちますと、今私の考えを言いますと、田中町の区画整理が少し低くなりゃせぬかと感じとるわけです。そっで、その低くなるのをどういうふうに解消するのかということをお聞きしたいと思います。それで、田中西町の区画整理内の排水路も含めてですな、八千把地区土地区画整理事業地区内の排水路のことについてお伺いをいたします。
                (建設部長増田厚君 登壇)
◎建設部長(増田厚君) 議員御質問の2点目、八千把地区土地区画整理事業地区内の排水対策についてお答えします。
 事業区域内に降った、あるいは上流域から流入した雨水は、関係機関と協議の上、議員御案内の3本の排水路へ排出することとしています。
 なお、八千把地区と田中西町の間には松高準幹線用水が通っており、これにより流域が分断されておりますので、八千把地区からの流入による隣接市街地への影響はないものと考えています。
 また、議員御指摘の隣接市街地である田中西町周辺の雨水排除は、平成19年度より公共下水道事業として整備改善を図っているところです。
 以上、お答えとします。
◆藤井次男君 皆さん通られてわかると思いますけれども、八千把地区の区画整理がいよいよ姿が見えてまいりました。これまでの区画整理課の職員におかれましては、土地の交渉、家の交渉、そして土地の買いかえ等の──昼間は地主のいないために夜の交渉となるわけでありますが、交渉が進まないこともあるかと思います。さらにそれを乗り越えて、いよいよ工事が進んできたことは、市長を初めとして、これまでの区画整理課に勤務されたすべての職員の皆さん方のおかげであり、心から感謝を申し上げます。これからも完成を目指してしっかり頑張っていただきたいと思います。
 次に、市長の基本的な考え方についてお伺いします。
 1点目の、小項目の松中信彦スポーツミュージアムの1億円寄附についてお尋ねをいたします。
 福岡ソフトバンクホークスの松中選手の活躍は、日本プロ野球界においても群を抜いての活躍ぶりであります。八代市の誇りでもあり、名誉でもあります。平成16年度には、プロ野球選手としてはえある三冠王に輝き、八代市を大きく盛り上げていただき、本市のPRにも大きく貢献をしていただいたところでもあります。
 松中選手の郷土を思う心は非常に強く、郷土八代市のために何かお役に立ちたい、野球選手として青少年育成と郷土八代市に恩返しをしたいとの気持ちが強く、郷土八代市に、仮称ではありますけれども、松中記念館的な施設を自己資金で建設し、2008年秋ごろに完成させ、寄附をしたいと申し出があっております。施設建設費として約1億円程度であると平成19年3月8日には新聞に報道がなされているが、市民の皆様方におかれましては、新聞報道により1億円と思っておられると思うが、寄附は1億円程度かお聞かせください。
                (市長坂田孝志君 登壇)
◎市長(坂田孝志君) 建物の金額についてこちらからお尋ねしたことではございませんが、先方から、建物については建築費は1億円ぐらいになるということをお聞きいたしましたので、その程度になるかと認識をいたしておるところでございます。
◆藤井次男君 私がなぜ、市長さん、この質問をしたかといいますと、これが発表されておったわけで、1億円程度という報道でありますので、議員の中でもですな、1億円かいて、主どま1億円ばどっかい聞っきたっかいという話も出てきたわけです。それで、いや、それは新聞紙上に載っとるけん1億円たいと言うけれども、実際の金額は幾らかということを確認をするために、きょうは聞いてみました。了解のほど、よろしくお願いをいたします。
 1項目めの2番目、松中信彦スポーツミュージアムにおけるこれまでの行政の説明と指定管理者について、私の意見として要望をさせていただきます。
 この問題につきましては、さきに堀口議員、幸村議員、大倉議員の方から詳しく説明があっております。したがいまして、二重には質問はしません。そこで、この会館の運営について、これまでの発言、答弁を聞きながら、自分なりに要望として発言をしてみたいと思います。
 今までの執行部の説明を聞いていますと、運営に一貫性がなく、まだまだ説明責任が足りないように思います。9月議会では、開館日は12月26日と定め、運営方法は指定管理者の制度でいきますとはっきり言っておきながら、なぜ開館日が1月下旬になったのか、なぜ運営は市直営になったのか、ころころと政策が変わる理由がわかりません。
 職員の皆様方は行政のプロであります。行政のプロがころころ政策を変えるようでは、信用をなくすような気持ちもいたします。
 1億円も寄附していただくことでありますから、市長を初めとして副市長、部長クラスが、大きい問題に対しては1つのプロジェクト的なチームをつくり、会議を幾度となく開催していただいて、ミュージアムの運営については協議を重ねていただいて、部長クラス全員が情報を共有して、どの部長からも説明できるような体制はとれないのかと思います。今の体制を見ますと、市長さんだけが詳しく知っていて、担当課は余り詳しく説明できていないような気持ちもいたします。
 11月14日、同志会で、担当課に来ていただきまして、勉強会を開きました。その中で、先ほど言いましたように、開館日は1月下旬になりましたと説明があり、なぜ開館日は1月下旬になったかと聞いても、その理由については余り詳しく説明がありません。担当課は、行政マンのプロとして、1月下旬でなくて1月何日と言えないのか、また延期になる可能性も含んでいるのか、非常に不安であります。
 また、運営については、市の直営でいきますとの説明があり、ではなぜ直営になったかという理由については何の返事もありません。それどころか、話をしようとしない感じがあります。
 そこで、私は私なりに指定管理者制度と市直営について比較をしてみました。
 9月議会で条例が可決され、指定管理者制度を取り入れたとしますと、これにかかわる業務委託料として279万円を予算として計上すれば、松中信彦スポーツミュージアムは運営はできるわけです。市直営で運営しますと、莫大な費用がかかると思います。
 市長は、さきの答弁の中で、できる限り金のかからないように、予算の範囲内で運営をしますと。300万円の経費で20年続けても6000万円と。(「300万」と呼ぶ者あり)……あ。(「300万」と呼ぶ者、笑声あり)300万円の経費で20年続けても6000万円と言われました。
 市長さん、300万円で足りますか。300万円で会館が運営できますかというと、私はそうは思いません。
 そのとき担当課の説明を聞いてみますと、年間の経費としては1739万円の経費がかかるとはっきり説明をされております。それにイベントを開催すれば、さらに予算が大きくなるとのことであります。
 市長の言われるとおりにいたしますと、10年間で1億7390万円の予算を計上しなければなりません。仮にそのうち入場料、グッズ販売、物品の販売の利益が半分あったとしても、10年間では8000万円程度の経費が必要になります。これを30年間続けますと、2億4000万円の経費が必要になります。幾ら寄附と言われましても、公費を投入しなければ維持できない施設は、長期に維持できるか大変心配もします。せっかくの善意で寄附していただいたものがあだにならないようにしなければなりません。市民の皆様方は、この松中信彦スポーツミュージアムについては大変関心を持っておられます。判断を間違うと大変な話題になりかねません。
 畑坂副市長さんは、私に説明の中で、業者が入札しても、最初からはノウハウがわからないと。2年間は市が運営して、2年後は指定管理者制度に移行すると説明をされております。この説明を聞いてみますと、説明会には6社が参加されたと聞いております。説明会に出席された6名の人たちは、この説明会に希望と夢を持って参加されたことと思います。どうしても自分の会社で記念すべき松中信彦スポーツミュージアムを運営してみたいと思われたと思います。しかし、説明を聞いているうち、その入札の難しさ、入札がしにくい状態で入札しても、経営が難しいと思われたことと思います。
 そこで、この人たちも含め、さらに条件を見直して、6名の方以外にも入札できるようにできないものか、市の税金の持ち出しが少しで済む指定管理者制度が実現するようにさらに広く公募していただくことはできないものか、再考を要望します。
 さらに、気づいた点について要望します。
 この施設がスポーツの振興と青少年の育成を目的としている施設であれば、商工観光課じゃなくて、教育委員会で対応したほうが先々はよかったのではないかと思います。例えば、松中記念大会として市内の小中学校少年野球大会を開催しても、教育費として予算が組めますし、予算の出し方も順調に組めると思いますが、私だけの考えでしょうか。
 4番目に、副市長2人制についてお伺いをいたします。
 八代市は、平成17年8月1日に1市2町3村による合併が行われ、人口14万の県下第2の都市として発足を見たところであります。市の条例を見ますと、副市長は2名以内とするとなっています。
 そこで、坂田市長さんにおかれましては、平成17年9月26日に、本市の出身で県職員であった片岡楯夫氏を副市長として迎えられ、議会も承認し、発足を見たところであります。また、平成18年4月1日には佐藤克英氏が副市長として就任され、若い副市長で、国土交通省出身であると聞き及んでいます。単身赴任で、生活の環境になれるまでには本当に大変だったことと思います。
 本市におかれましては、片岡氏、佐藤氏による初めての2人制の副市長が発足をしたところであります。
 しかし、平成19年7月31日をもって片岡副市長が都合により副市長を辞退されたために、平成20年4月1日に(「平成」と呼ぶ者あり)、平成20年4月1日に畑坂純夫氏が副市長として承認され、佐藤・畑坂両氏による2人制の副市長体制となったところであります。
 両副市長におかれましては、現在、本市の発展のために全身全霊をささげて頑張っておられる姿を見るとき、心より感謝を申し上げ、さらなる努力をお願いする次第であります。私も、副市長誕生には大いに賛同いたしました一人であります。
 人口14万人の副市長としての責任は重く、大変な役職だと思っております。副市長は市長を補佐し、市長に事故あるときは職務を代行する者です。2人の副市長で同一議題に取り組まれるのも大変だと思います。2人の活躍ぶりを見ますとき、本市においては副市長としての役割分担がよくわかりません。
 そこで、もし本市の副市長職務としての役割分担があるとするならば、その役割分担についてお聞かせをください。
 また、その役割分担の中で、今日までの勤務の中で一番印象に残った事業、また、本市発展にかける思いがありましたならお聞かせをください。(市長坂田孝志君「議長」と呼ぶ)
○議長(渡辺俊雄君) 市長坂田孝志君。
                (市長坂田孝志君 登壇)
◎市長(坂田孝志君) ただいま議長のお許しいただきましたので、発言させていただきたいと思いますが、先ほどの松中信彦スポーツミュージアムのことにつきまして、藤井議員の御発言の中で、私が堀口議員にお答えした、その中身についてお触れがございました。その数字を300万ということで申し上げました。そのことについて、300万ではできないでしょうと。1200万ですか、1300万かとおっしゃったと思いますが、もちろんそうでございます。私が300万と申し上げておりますのは、市の持ち出し分を申し上げたんです。総予算は1300万、その他の分を物品販売、あるいは収入のことで賄うということでございますので、300万ですべての収支が整うということじゃございませんので、御理解を賜りたいと思います。
 そしてまた、私が何でも知っておって、市の職員が知らないのではないかというような御発言もあったろうかと思っておりますが、私は、市の職員は、そのことについてはですね、担当課は私よりもよく内容は熟知しておると思います。その説明が不足だったとするならば、それは遺憾なことでございまして、もっと十分御理解いただくように説明をしていかなきゃならないと、このように思っております。
 今回の松中信彦スポーツミュージアムのことにつきましては、恐らく全国では初めてのケースではなかろうかと、このように思っております。したがいまして、私どもも、本当に指定管理の非公募、公募、あるいは直営というようなことで、くるくる変わって一貫性がないじゃないかという御指摘もあっておるわけでございますが、それにつきましては、まことに申しわけない気持ちであるわけでございまして、指定管理じゃなく直営に至ったのは、さまざまな御事情で応募ができなかったことによることでございますので、御理解いただきたいと思いますが、総じて申し上げるとするならば、申し上げましたように、初めてのことでございまして、これを進めるのに暗中模索の中にですね、いろいろと試行錯誤を繰り返しながら進めてきたことでございますので、そこにですね、いろんな御指摘があっておりますようにですね、行政の一貫性がないとか、くるくるくるくる変わってるんじゃないかと、そういうですね、指摘もありますことは、甘んじて受けたいと思っております。
 要は、このようなとうとい志をですね、市として受けとめまして、それが市民のため、将来を担う子供たちの夢と希望をかなえるためにもですね、なるように、しっかりと運営していくことが大事なことではなかろうかなと、このように思っておりますので、これまでのいろんなことでの御心配、御迷惑をおかけしておることにつきましてはですね、非常に申しわけない気持ちでございますが、何とぞこれがオープンできますようにお力添えを賜りたいと、このように思っておりますので、どうぞ御理解をいただきたいと、このように思うわけでございます。
                (副市長佐藤克英君 登壇)
◎副市長(佐藤克英君) 皆さんこんにちは。(「こんにちは」と呼ぶ者あり)
 ただいま藤井議員のほうから御質問がございました副市長2人制についてお答えいたします。
 まず、2人の副市長の事務分担につきましては、業務の指揮命令系統を明らかにするため、規則を定め、部局単位に分担して監督に当たっているとこでございます。
 現在の分担状況を具体的に申しますと、私が企画振興部、市民環境部、商工観光部、建設部の4つの部が所管いたします事務と水道局並びに選挙管理委員会等行政委員会の一部について担当しているとこでございます。
 ただし、市行政の基本構想、基本計画、実施計画などや市議会にお諮りいたします議案等重要事項に関しましてはそれぞれ合議することとなっておりますので、協力して対応しているとこでございます。
 また、私は、副市長に就任いたしまして以来、市長の命を受けまして、本市経済・産業の活性化に資する施策を重点的に取り組んできたとこでございます。その中でも、合併後初めての市の総合計画の策定、中心市街地活性化基本計画の内閣総理大臣認定、八代港5.5万トン岸壁の直轄事業新規着工の実現や日本のたたみ復活プロジェクトの地方の元気再生事業の認定などに携わってまいりました。
 これからも、市長の補佐役として、本市の活性化に関する施策など市政の推進に全力を投入してまいる所存でございますので、どうぞよろしくお願いいたします。
 以上、答弁といたします。
                (副市長畑坂純夫君 登壇)
◎副市長(畑坂純夫君) 皆さんこんにちは。(「こんにちは」と呼ぶ者あり)
 引き続き、副市長2人制についてお答えいたします。
 私の事務分担としましては、総務部、健康福祉部及び農林水産部の3つの部が所管いたします事務と市立病院、教育委員会等について担当をいたしておるところでございます。
 私は、4月に就任して以来、市の大きな課題であります行財政改革の推進等に取り組んでいるところでございます。主なものとしましては、総合評価方式の導入を含めた入札制度の改革や本市では初めてとなる福祉施設の民間への譲渡などを進めてまいったところでございます。また、市政が直面します重要な課題につきましても、県との連携が必要な事業にあっては県との密接なパイプ役になるなど、私の職責に即して精いっぱいできるだけのことをしてきた思いはございます。
 現在、本市は県下第2の都市でございますが、熊本市が政令指定都市へ移行した場合には、一般市としては県下第一の都市となり、おのずと各市のリーダー的役割が求められると考えております。今はその素地づくりを行い、来るべき時期に備える重要な時期でありますので、私も、微力ではございますが、職員と一丸となって、部局の縦割りを超えた風通しのよい議論をしながら、本市発展のために全力を尽くしてまいる所存でございます。
◆藤井次男君 市長さんを初め、副市長さん、しっかり頑張ってください。
 5項目の、社会福祉協議会の役割と改革についてお伺いをいたします。
 社会福祉協議会は、平成18年8月に市町村合併が行われ、旧市では八代市に事務所があったところであります。現在は、千丁町の庁舎に本所を移転され、旧市町村を支所として広域的に事業を展開されております。運営に対しましては、一般会計から補助金として支出をされています。市民の皆様方には社協という名前で親しまれていますが、そこで、社会福祉協議会の本市における役割についてお聞かせをください。
 次に、社会福祉協議会法人にかかわる人件費の推移を見てみますとき、役員報酬の額を見ますと、平成18年度、63万7200円が決済されております。平成19年度役員報酬として472万4350円が決済をされております。また、平成20年度においては、528万8000円が予算として計上されているところであります。平成18年度と平成19年度を比較をしてみますと、410万円の増額となっております。その理由についてお聞かせをください。
 また、職員の給料表を見ますとき、平成18年度は1億2690万888円と決済をされております。これを、平成19年度を見ますとき、1億7832万9711円の決済がなされているところであります。平成20年度は1億8255万9000円の予算が計上されていますが、職員の給料が減額されています。その理由についてお聞かせをください。
           (健康福祉部長兼福祉事務所長松永純一君 登壇)
◎健康福祉部長兼福祉事務所長(松永純一君) 議員御質問の5点目、社会福祉協議会の役割と改革についてお答えいたします。
 先ほど大倉議員にお答えしたことと重なる部分もあるかと思いますので、御了承いただきたいと思います。
 まず、社会福祉協議会の役割でございますが、社会福祉協議会は、社会福祉法において、地域福祉の推進を図ることを目的とする団体として位置づけられ、行政区分ごとに組織されており、地域住民や行政も含めた関係機関と連携して地域福祉活動を展開する団体でございます。
 また、社会福祉法人ではございますが、行政と民間福祉事業者との橋渡しや既存の福祉サービスのはざまにあるさまざまなニーズへの対応など、福祉分野における行政の補完的機能を担っている公共性の高い団体であると認識し、市として必要な協力支援を行ってきているところでございます。
 次に、人件費の増減理由でございますが、1点目の、役員報酬の増加につきましては、これまで本市から次長級職員を常務理事兼事務局長として派遣しておりましたが、合併後、職員数削減などの行財政改革に伴い、平成18年度をもって外郭団体に対する市職員の派遣出向を見送ることといたしました。
 そのため、社会福祉協議会におかれましては、常務理事は、定款上必ず設置しなければならないよう規定されており、さらには法人運営機能を最大限に発揮し、体制強化を図るという観点から、副会長が兼務することとされました。その際の人件費を市の補助金に頼ることなく社会福祉協議会の運営努力の中から捻出し、支出費目を役員報酬で支出することとなり、その分が増額となったという報告をいただいております。
 また、2点目の、職員給与が減額になった理由は、介護関連職員数の減少によるものということでございました。
 社会福祉協議会におかれましても、市の行財政改革の方針を尊重され、適切な職員配置と事務処理の効率化によるコスト削減に努めながら、なお一層の経営努力をされているところでございます。
 以上、お答えといたします。
◆藤井次男君 ありがとうございました。
 これで一般質問を終わらせていただきます。(「よし」と呼ぶ者あり)
○議長(渡辺俊雄君) 以上で、議案第131号から同第160号までの議案30件に対する質疑並びに一般質問を終わります。
           ─────────────────────────
○議長(渡辺俊雄君) 委員会審査付託表を配付いたさせます。
              (書記、委員会審査付託表を配付)
○議長(渡辺俊雄君) 議案第131号から同第160号までの議案30件については、ただいまお手元に配付いたしました付託表のとおり、その審査を所管の各常任委員会に付託いたします。
           ─────────────────────────
○議長(渡辺俊雄君) 報告いたします。
 本日、市長から議案3件が送付され、受理いたしました。
           ─────────────────────────
△日程第32〜34
○議長(渡辺俊雄君) 日程第32から日程第34まで、すなわち議案第161号から同第163号までの議案3件を一括議題とし、これより提出者の説明を求めます。
 市長坂田孝志君。
                (市長坂田孝志君 登壇)
◎市長(坂田孝志君) ただいま上程されました事件議案1件、予算議案1件、条例議案1件の計3件につきまして、提案理由の御説明を申し上げます。
 議案第161号及び議案第162号は、現在係争中となっております八代市共同処理加工施設用地の賃貸借契約及び返還問題に係る損害賠償請求事件について、熊本地方裁判所から提示されました和解案の受諾に関するものでございます。
 議案第161号の裁判上の和解については、地方自治法第96条第1項第12号の規定により、議会の議決を経て和解しようというものでございます。
 議案第162号の平成20年度八代市一般会計補正予算・第6号では、和解案で提示された和解金1000万円を歳入歳出予算に追加し、補正後の総額をそれぞれ509億9390万円としております。
 次に、条例議案でございますが、議案第163号の八代市国民健康保険条例の一部改正については、健康保険法施行令の改正が12月5日に公布され、現行の出産育児一時金35万円に3万円を上限として支給額を加算できるよう改められたことから、条例改正をいたすものでございます。何とぞ適切かつ円満な御賛同を賜りますようお願いを申し上げまして、提案理由の説明といたします。
○議長(渡辺俊雄君) 以上で提出者の説明を終わり、これより本3件に対する質疑を行います。質疑はありませんか。
                (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(渡辺俊雄君) 以上で質疑を終わります。
○議長(渡辺俊雄君) ただいま質疑を終わりました議案第161号から同第163号までの議案3件については、配付いたしました付託表のとおり、その審査を所管の各常任委員会に付託いたします。
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○議長(渡辺俊雄君) 次に、ただいま配付いたしました請願・陳情文書表のとおり、請願・陳情8件を受理いたしましたので、付託表のとおり、その審査を所管の各常任委員会に付託いたします。
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△休会の件
○議長(渡辺俊雄君) この際、休会の件についてお諮りいたします。
 明12日及び同15日から18日までは休会といたしたいが、これに御異議ありませんか。
               (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(渡辺俊雄君) 御異議なしと認め、そのように決しました。
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○議長(渡辺俊雄君) 以上で、本日の日程は全部終了いたしました。
 なお、明12日から18日までは休会とし、その間委員会を開き、次の会議は19日午前10時に開きます。
 本日はこれにて散会いたします。
                (午後1時53分 散会)