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熊本県 八代市

平成19年 3月定例会−02月27日-01号




平成19年 3月定例会

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                  主   要  目  次
        1.市長提出案件49件・説明………………………………………………7
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            平成19年3月八代市議会定例会会議録(第1号)

・平成19年2月27日(火曜日)
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・議事日程(第1号)
                        平成19年2月27日(火曜日)午前10時開議
 議長の諸報告
 第 1 会期の決定
 第 2 議案第1号・平成18年度八代市一般会計補正予算・第7号
 第 3 議案第2号・平成18年度八代市国民健康保険特別会計補正予算・第2号
 第 4 議案第3号・平成18年度八代市介護保険特別会計補正予算・第2号
 第 5 議案第4号・平成18年度八代市公共下水道事業特別会計補正予算・第2号
 第 6 議案第5号・平成18年度八代市簡易水道事業特別会計補正予算・第2号
 第 7 議案第6号・平成18年度八代市診療所特別会計補正予算・第1号
 第 8 議案第7号・平成19年度八代市一般会計予算
 第 9 議案第8号・平成19年度八代市国民健康保険特別会計予算
 第10 議案第9号・平成19年度八代市老人保健医療特別会計予算
 第11 議案第10号・平成19年度八代市介護保険特別会計予算
 第12 議案第11号・平成19年度八代市八代圏域介護認定審査事業特別会計予算
 第13 議案第12号・平成19年度八代市公共下水道事業特別会計予算
 第14 議案第13号・平成19年度八代市簡易水道事業特別会計予算
 第15 議案第14号・平成19年度八代市交通災害共済事業特別会計予算
 第16 議案第15号・平成19年度八代市農業集落排水処理施設事業特別会計予算
 第17 議案第16号・平成19年度八代市浄化槽市町村整備推進事業特別会計予算
 第18 議案第17号・平成19年度八代市ケーブルテレビ事業特別会計予算
 第19 議案第18号・平成19年度八代市診療所特別会計予算
 第20 議案第19号・平成19年度八代市久連子財産区特別会計予算
 第21 議案第20号・平成19年度八代市椎原財産区特別会計予算
 第22 議案第21号・平成19年度八代市水道事業会計予算
 第23 議案第22号・平成19年度八代市病院事業会計予算
 第24 議案第23号・専決処分の報告及びその承認について
 第25 議案第24号・専決処分の報告及びその承認について
 第26 議案第25号・市道路線の認定について
 第27 議案第26号・区域外路線の認定に伴う承諾について
 第28 議案第27号・町区域の変更について
 第29 議案第28号・指定管理者の指定について
 第30 議案第29号・指定管理者の指定について
 第31 議案第30号・八代広域行政事務組合規約の一部変更について
 第32 議案第31号・八代生活環境事務組合規約の一部変更について
 第33 議案第32号・氷川町及び八代市中学校組合規約の一部変更について
 第34 議案第33号・地方自治法の一部改正に伴う関係条例の整備に関する条例の制定について
 第35 議案第34号・八代市特別会計条例の一部改正について
 第36 議案第35号・八代市移動通信用鉄塔条例の一部改正について
 第37 議案第36号・八代市消防賞じゅつ金及び殉職者特別賞じゅつ金条例の一部改正について
 第38 議案第37号・八代市長期継続契約を締結することができる契約を定める条例の制定について
 第39 議案第38号・八代市道路占用料に関する条例の一部改正について
 第40 議案第39号・八代市公共施設の暴力団排除に関する条例の一部改正について
 第41 議案第40号・八代市手数料条例の一部改正について
 第42 議案第41号・八代都市計画事業八千把地区土地区画整理事業基金条例の制定について
 第43 議案第42号・八代市乳幼児医療費の助成に関する条例の一部改正について
 第44 議案第43号・学校教育法の一部改正に伴う関係条例の整理に関する条例の制定について
 第45 議案第44号・八代市体育施設条例の一部改正について
 第46 議案第45号・八代市スポーツ振興審議会設置条例の制定について
 第47 議案第46号・八代市企業振興促進条例の一部改正について
 第48 議案第47号・八代市働く婦人の家条例の一部改正について
 第49 議案第48号・八代市勤労青少年ホーム条例の一部改正について
 第50 議案第49号・八代市における県水産事業分担金徴収条例の制定について
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・会議に付した事件
 1.日程第 1
 1.日程第 2
 1.日程第 3
 1.日程第 4
 1.日程第 5
 1.日程第 6
 1.日程第 7
 1.日程第 8
 1.日程第 9
 1.日程第10
 1.日程第11
 1.日程第12
 1.日程第13
 1.日程第14
 1.日程第15
 1.日程第16
 1.日程第17
 1.日程第18
 1.日程第19
 1.日程第20
 1.日程第21
 1.日程第22
 1.日程第23
 1.日程第24
 1.日程第25
 1.日程第26
 1.日程第27
 1.日程第28
 1.日程第29
 1.日程第30
 1.日程第31
 1.日程第32
 1.日程第33
 1.日程第34
 1.日程第35
 1.日程第36
 1.日程第37
 1.日程第38
 1.日程第39
 1.日程第40
 1.日程第41
 1.日程第42
 1.日程第43
 1.日程第44
 1.日程第45
 1.日程第46
 1.日程第47
 1.日程第48
 1.日程第49
 1.日程第50
 1.休会の件(2月28日から3月2日まで)
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・出席議員及び欠席議員の氏名
(1)出席議員(32人)
      1 番 山 本 幸 廣 君       2 番 清 水   弘 君
      3 番 島 田 正 道 君       4 番 成 松 由紀夫 君
      5 番 鈴木田 幸 一 君       6 番 村 上 光 則 君
      7 番 田 方 芳 信 君       8 番 増 田 一 喜 君
      9 番 福 嶋 安 徳 君      11 番 片 山   篤 君
     12 番 友 枝 和 明 君      13 番 太江田   茂 君
     14 番 古 嶋 津 義 君      15 番 百 田   隆 君
     16 番 上 村 哲 三 君      17 番 藤 井 次 男 君
     18 番 松 浦 輝 幸 君      19 番 橋 本 幸 一 君
     20 番 中 村 和 美 君      21 番 笹 本 サエ子 君
     22 番 田 中   安 君      23 番 小 薗 純 一 君
     25 番 太 田 広 則 君      26 番 飛 石 順 子 君
     27 番 亀 田 英 雄 君      28 番 木 田 哲 次 君
     29 番 幸 村 香代子 君      30 番 堀 口   晃 君
     31 番 矢 本 善 彦 君      32 番 大 倉 裕 一 君
     33 番 田 中   茂 君      34 番 竹 田 誠 也 君
(2)欠席議員(2人)
     10 番 渡 辺 俊 雄 君      24 番 前 田   慧 君
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・説明のために出席した者の職氏名
(1) 長                   (2) 収入役
   市長        坂田孝志君         収入役       高橋 一君
    副市長       片岡楯夫君      (3) 教育委員会
    副市長       佐藤克英君        委員長       馬淵睦揮君
    総務部長     江崎眞通君         教育長       増田國夫君
     秘書課長    北岡 博君          教育次長     高浪智之君
    企画振興部長   小笠原亨君      (4) 農業委員会
    市民環境部長   西村壽美雄君       会長        宮崎建也君
    健康福祉部長兼福祉事務所長       (5) 選挙管理委員会
             橋口邦憲君        委員長       上村正勝君
    商工観光部長   山中健二君      (6) 公平委員会
    建設部長     高木 繁君        委員長       田邊 太君
                        (7) 監査委員
                          委員        福嶋達期君
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・職務のために議場に出席した事務局職員の職氏名
    事務局長     坂田憲治君       次長         桑崎雅介君
    副主幹兼総務係長 永原博英君       議事調査係長     丸山尊司君
    主任       竹岡雅治君       主任         松川由美君
    主任       松永美由紀君      主事         豊田恵美子君
    主事       山本敏博君
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                (午前10時01分 開会)
○議長(山本幸廣君) これより平成19年3月定例会を開会いたします。
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△議長の諸報告
○議長(山本幸廣君) 諸般の報告をいたします。
 本日、市長より議案49件が送付され、受理いたしました。
 その余の報告は、朗読を省略いたします。
           ─────────────────────────
○議長(山本幸廣君) これより本日の会議を開きます。
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△日程第1
○議長(山本幸廣君) 日程第1・会期の決定を議題といたします。
○議長(山本幸廣君) お諮りいたします。
 本定例会の会期は、本日から3月19日までの21日間といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(山本幸廣君) 御異議なしと認め、そのように決しました。
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△日程第2〜50
○議長(山本幸廣君) 日程第2から日程第50まで、すなわち議案第1号から同第49号までの議案49件を一括議題とし、これより提出者の説明を求めます。
 市長坂田孝志君。
                 (市長坂田孝志君 登壇)
◎市長(坂田孝志君) 皆さんおはようございます。(「おはようございます」と呼ぶ者あり)
 本日ここに、平成19年度予算案など提案しております諸議案の説明に先立ちまして、まず、植柳小学校体育館火災について御報告を申し上げます。
 議員の皆様方には既に御承知のことと存じますが、去る2月24日午後10時30分ごろに発生いたしました火災によりまして、植柳小学校の体育館が全焼するという事態が発生いたしました。
 昭和47年に建設され、自来、これまで多くの児童をはぐくみ、校区の皆様にも親しまれてきた体育館が、このような事態になったことはまことに遺憾であります。
 出火原因につきましては現在調査中とのことでございますが、3月22日には卒業式も控えており、学校運営への影響も多大なものがございます。学校行事や授業、クラブ活動につきましては、周辺施設を使用するなどの対策をとり、できるだけ支障を来さないよう指示をいたしたところでございます。
 このような思わぬ事故に接し、動揺している児童の心のケアには万全の支援体制で当たるとともに、一刻も早く体育館を再建することが必要であると考えております。
 今後、早急に国・県と協議を進め、新しい体育館の建設に向け全力で取り組んでまいる所存でございますので、市議会並びに市民各位のなお一層の御理解、御協力をお願い申し上げたいと存じます。
 次に、八代総合病院の一部診療科目の再開について御報告申し上げます。
 当病院におきましては、医師不足の影響から診療科目の休診がありました小児科、皮膚科、耳鼻咽喉科、整形外科のうち、整形外科と耳鼻咽喉科の診療を、医師の確保に伴い4月に再開されることになり、市民の皆様にとっては大変喜ばしいことであると思います。
 八代市の地域医療の基幹病院の一つであり、八代総合病院の小児科を初めとする診療科目の閉鎖は市民の皆様の生活に大きな影響を及ぼすことから、私も、これまで関係機関に対しまして、再開につながるよう医師派遣について要望してきたところでございます。
 今後、市といたしましても、市民の皆様のニーズにこたえるべく、他の休診科目につきましても再開できるよう、関係機関に働きかけてまいりたいと考えております。
 それでは、市政運営に対する私の所信の一端を申し述べさせていただきます。
 我が国経済は、いざなぎ景気を超えて戦後最長になったと言われておりますが、景気拡大の水準はいざなぎ景気に及ばず、好調な企業部門に比べて、所得の伸びが鈍い家計部門は景気拡大を実感しにくい状況にあります。また、原油など素材価格の高どまりや金利引き上げによる企業収益や個人消費への影響など、懸念される不安材料も少なくありません。
 国の平成19年度の経済見通しと経済財政運営の基本的態度によりますと、創造と成長の実現を図るとの方針のもとで、成長力強化に向けた改革を加速・深化させるとともに、あわせて地域経済の活性化や再チャレンジ可能な社会を目指すための取り組みを強力に推進し、また、成長なくして財政再建なしとの理念のもと、成長力強化を図りつつ、車の両輪である行財政改革を断行することとしております。
 現在、我が国が直面している少子高齢化の問題や地球温暖化などの環境問題、さらには国、地方を通じた厳しい財政状況など、さまざまな課題の解決を図っていくためには、住民に身近な地方自治体が住民の意向を十分踏まえ、地域の特性を生かしながら、個性豊かな地域づくりを図るという真の地方自治の確立に向けた取り組みが必要となってきております。
 本市としましても、地方分権の時代にふさわしい簡素で効率的な行財政システムを確立するため、徹底した行財政改革を推進するとともに、歳出の徹底した見直しによる抑制と重点化を進め、また、歳入面でも自主財源について積極的な確保策を講じるなど、効率的で持続可能な財政への転換を図る必要があります。
 このような観点から、平成18年度におきましては、行政経営と市民協働を取り入れた市民のための行財政改革を進めるための行財政改革大綱の策定を初め、より効率的な組織運営を目指した組織機構の見直し、特別職等の報酬削減、全庁的な危機管理体制の確立、元気が出る産業活性化支援事業の実施、中心市街地活性化基本計画の見直し、新幹線新八代駅周辺の整備や企業誘致の受け皿となる内陸工業団地の整備促進、国際貿易港八代港の5万トンバースの早期完成を目指した要望活動、さらには「市長と語ろう!元気づくりトーク」の開催や“体いきいき、心はればれ、元気やつしろ”をスローガンとした健康都市宣言、全国小学生ABCバドミントン大会の誘致などに積極的に取り組んでまいりました。
 このように、私は市長に就任以来、元気と活力のある八代をつくることを市政の基本的な考え方といたしまして、私自身が先頭に立ち、市政の推進に全力を傾注してまいりました。その結果、平成18年度は、市民の皆様方にお約束しましたマニフェストにつきましても、市議会の皆様方初め市民の皆様方の御理解、御支援をいただきまして、おおむね順調に進めることができたのではないかと思っております。
 平成19年度におきましては、さらなる飛躍を目指して行財政改革を一層進めるとともに、これまでの取り組みをさらに強化していかなければならないと考えております。
 そこで、私は、これからの市政運営の基本政策としまして、次の7項目について重点的に取り組んでまいる所存であります。
 第1に、豊かで活力ある産業の振興についてでございます。
 平成18年度から新規施策として始めました元気が出る産業活性化支援事業につきましては、この事業に対する市民の皆様の理解も深まってきており、平成19年度も引き続き実施し、産業の成長、発展はもちろんのこと、地域の振興にも努めるとともに、これからも市民の皆様のやる気と元気を支援してまいります。
 次に、中心市街地の活性化につきましては、昨年末に、商工会議所や商店街、住民代表で構成されます八代市中心市街地活性化協議会が発足し、同協議会から今月13日に、本市で策定中の中心市街地活性化基本計画についての意見書が提出されたところであります。この意見書を十分尊重しながら、実のある計画を策定いたしまして、できる限り早い時期に国の認定を受け、暮らしやすくコンパクトでにぎわいのあるまちづくりを目指し、国・県の支援を受けながら中心市街地の活性化を図ってまいりたいと考えております。
 また、企業誘致につきましては、その受け皿となる内陸工業団地の整備の具体的な取り組みを全力で進めてまいりますとともに、自動車や半導体及びその製造関連産業などの事業者に対し、積極的にトップセールスを実施してまいりたいと考えております。
 第2に、都市基盤の整備についてでございます。
 まずは、新幹線新八代駅周辺の開発につきましては、九州新幹線鹿児島ルートの全線開通を間近に控え、駅の東側にはビジネスホテルが開業するのに続き、賃貸マンションの建設なども計画されており、変貌の兆しを見せ始めてきているところであります。
 そのような中、本市では、八代の新たな玄関口にふさわしい拠点性のある新駅周辺のまちづくりを目指し、平成17年度から道路、公園等の整備に着手し、平成21年度の完成を目標に、引き続き国・県の支援のもと着実に事業を推進していくとともに、土地利用計画等につきましては、官民協働によるまちづくり会議を開催し、良好な町並み形成のためのルールづくりに取り組んでいるところでございます。
 また、本市経済の発展のみならず、本県経済の浮揚に寄与する国際貿易港八代港の整備につきましては、平成17年度に港湾計画が改定され、地元の長年の悲願であります5万トン級船舶に対応する水深14メートル岸壁の整備が盛り込まれたところであり、早期の事業着工を目指し、今後とも国・県に対して働きかけてまいりますとともに、八代港の利用拡大に向けたポートセールスにつきましても積極的に取り組んでまいります。
 第3に、潤いと安らぎのある健康と福祉のまちづくりについてでございます。
 昨年8月に、“体いきいき、心はればれ、元気やつしろ”をスローガンに、健康都市宣言を行ったところであります。市民の皆様の心と体の健康づくりを推進し、健康で豊かな生活のできる、活力あふれる地域社会を構築するための各種施策を展開してまいります。
 また、少子化対策としまして、子育て支援の取り組みが重要であるとの認識から、平成19年度から市内保育園におきまして、入所児童数にかかわらず、第3子以降3歳未満児の保育料無料化を行い、今後も、どの自治体よりも子育てしやすいまちづくりを目指し、子供の健やかな成長を促すための施策を推進し、安心して子育てできる環境づくりを進めてまいります。
 第4に、観光の振興についてでございます。
 本市には、球磨川や八代海、五家荘、日奈久温泉などの、自然、歴史的な数多くの観光資源があります。これらの観光資源を評価し、有機的に結びつけ、県内外に情報を発信することにより、人を引きつける観光資源に仕立てる努力をすることによって、新たな魅力を創出していく取り組みを推進してまいります。
 特に、開湯600年を迎える日奈久温泉の再生のため、核施設となります日奈久温泉センターにつきましては、建てかえに向け、庁内プロジェクトチームを立ち上げ、その準備を進めているところであります。
 また、ウインズ日奈久の誘致につきましては、日奈久地域活性化の突破口としてとらえ、JRA、警察などの関係機関と連携、協力しながら、早期開設に向け、誠心誠意努力してまいりたいと考えております。
 次に、本市の豊富ですぐれた特産品のPR、販売促進を行うことは、本市の観光産業推進のためには必要不可欠なものであり、新幹線新八代駅周辺における物産館の建設に向けた取り組みを進めてまいります。
 第5に、安全で安心なまちづくりについてでございます。
 近年、全国各地で地震や集中豪雨による自然災害が多発しており、本市といたしましても、防災対策の一層の取り組みを推進する必要があります。市民の生命や財産を守り、安心して暮らすことができるよう、自然災害に強いまちづくりに努め、消防・防災・救急体制などの整備はもとより、さまざまなリスクから市民を守るため、総合的な危機管理体制の強化を図ってまいります。
 第6に、環境対策についてでございます。
 昨年末に八代市ごみ問題対策検討会から提言書が提出されたところであり、この提言書を十分尊重しながら、喫緊の課題であります新清掃センター、最終処分場の建設問題などにスピード感をもって取り組みますとともに、時代に即した廃棄物行政を進めてまいります。
 第7に、個性を生かし、個性を伸ばす教育の推進についてでございます。
 現在、家庭や地域の教育力が低下しているということが指摘されるとともに、いじめと子供の自殺の現象を学校教育の問題としてだけとらえる傾向にあります。子供たちの一人一人の個性を生かし、変化する時代の潮流にみずから対応できる生きる力をはぐくみ、学校、家庭、地域が一体となって連携、協力し、互いの教育力を高めるとともに、未来を担う世代の育成に努めてまいります。
 また、スポーツ王国八代の確立に向けて、平成19年度から開催いたします全国小学生ABCバドミントン大会では、スポーツによる青少年の健全育成はもとより、小学生バドミントンのメッカとして定着させることによる全国へのPR効果、大会開催に伴う交流人口の増加、経済効果などに大きく期待を寄せるものでございます。
 そのほか、市民の皆様方の意向を踏まえ、新市の将来にわたってのあるべき姿を展望した、まちづくりの長期ビジョンである新八代市総合計画の策定を行うことといたしております。
 以上、市政の各分野にわたって私の基本的な考え方を申し述べましたが、これらの施策を実効性のあるものとするため、財政の健全化を図ることはもちろんのこと、むだを排し、時代のニーズを的確に踏まえた行財政改革を進めてまいります。
 地方の活発な創意工夫が、新しい国づくりの原動力と言われております。力強く自信に満ちた地方自治の確立と、豊かで活力あふれる八代市の実現に向け、全力を傾注してまいる所存でありますので、市議会を初め市民の皆様方の御理解、御協力をお願い申し上げ、市政運営に当たりましての所信表明とさせていただきます。
 さて、本議会に提案いたしております議案は、予算議案22件、事件議案10件、条例議案17件の計49件でございます。
 まず、予算の規模でございますが、一般会計は501億9820万円で、前年度に比べ0.2%の減となっております。また、一般会計に特別会計及び企業会計を合わせました予算総額では1027億9621万9000円で、前年度予算比で1.8%の増となっております。
 次に、平成19年度の当初予算につきまして、基本的な考え方並びにその概要について御説明を申し上げます。
 国の平成19年度地方財政対策としましては、歳出では、給与関係経費の抑制や地方単独事業費が削減される一方、社会保障経費や団塊世代の大量退職に伴う退職手当の増額により、地方財政計画は昨年度と同程度の財政規模を見込んでおります。歳入では、三位一体の改革により、地方交付税が交付税改革に伴い4.4%減少するものの、税制改正による所得税から地方税への税源移譲や景気回復に伴う影響で、地方税収は15.7%増加する見込みとなっております。
 国の地方財政計画では、市税、地方交付税、臨時財政対策債などの一般財源の総額につきましては前年度に比較してふえるとの見込みになっておりますが、本市におきましては減少する見込みであります。
 また、歳出の徹底した見直しを図りましたものの、団塊世代の大量退職に伴う退職手当の大幅な増額などで多額の財源不足を生じ、年度間の財源調整機能であります基金を活用した財源の手当てを行っております。
 続きまして、主な施策について申し上げます。
 まず、豊かで活力ある産業の振興についてでございます。
 引き続き、元気が出る産業活性化支援事業を実施します。平成18年度には特に農業者の申請が多く、本市農業の活性化に大きくつながったものと確信しております。なお、これは平成19年度までとしておりますので、他業種の皆さんも積極的に取り組んでいただくことを期待しております。
 次に、中心市街地活性化対策でございます。現在、国の認定を目指し、中心市街地活性化基本計画書を策定し、国と協議を進めているところであります。本年度は活性化対策の中核を担う中心市街地活性化協議会の運営補助を実施するとともに、がらっぱ広場の整備を行います。そのほか、子育て世帯の入居を優先する賃貸住宅を建設する事業者に建設経費の一部を助成する街なか居住推進事業などを進めてまいります。
 また、企業誘致につきまして、内陸型工業団地の整備に向け基本計画策定を行い、企業誘致促進を目指した基盤整備を進めてまいります。
 そのほか、ハウスリース事業を引き続き実施しますとともに、畳表保管庫やイグサ色彩選別機の導入や、フォレスト・コミュニティ総合整備事業や道整備交付金事業など山村地域の基盤整備を、さらに、二見漁港の漁船基地機能を充実させるため、5カ年で漁村再生交付金事業として整備してまいります。
 次に、都市基盤の整備についてでございます。
 引き続き、新幹線新八代駅周辺整備の事業の促進を図るため、平成19年度は、道路については用地取得と整備工事を、公園については整備工事を予定しております。
 また、南部幹線や、最終整備年度を迎えます緑の回廊線などの街路事業につきましても整備を図ってまいります。
 また、鏡ヶ池公園、園田川及び鏡川水辺の散歩道、坂本カントリーパークなどの整備を図ってまいります。
 土地区画整理事業では、八千把地区及び大村橋周辺土地区画整理事業の進捗を図ってまいります。
 次に、潤いと安らぎのある健康と福祉のまちづくりについてでございます。
 昨年8月に健康都市宣言を行ったところでございますが、その具体的な取り組みとしまして、第3子以降3歳未満児の保育料無料化を実施し、保護者の負担軽減を図ります。また、健康遊具を会地公園やレインボー広場などに設置し、市民の健康づくりを推進してまいります。また、市内のウオーキングコースを紹介したマップを作成し、市内施設で配布することを予定しておりますとともに、食育推進のための基本計画書の作成や食育フェアも開催することといたしております。
 国民健康保険におきましては、人間ドック・脳ドックの対象年齢を、現在の30歳から69歳までを、新年度から74歳までに引き上げますとともに、運動や食生活の指導を行うヘルスアップ事業の実施、健康優良家庭表彰の充実を図ってまいります。
 また、2カ年の継続事業で、ひまわり苑とおおぞら授産所を一体化した新障害者施設の建設を行います。授産事業としまして、現在の印刷・公園作業などに加え、パン製造販売、買い物かご洗浄を行う予定であります。
 また、昨年の障害者自立支援法の施行に伴う利用者の自己負担増の激変緩和の措置を、2カ年実施いたします。内容といたしましては、障害者・障害児施設に対し報酬の補てんを行う事業運営円滑化事業、通所利用者の送迎に要する経費を助成する通所サービス利用促進事業などを予定いたしております。
 さらには、山間部におきまして、自宅から公共交通機関の駅・バス停まで2キロメートル以上の距離に住まれる、75歳以上の高齢者のみの市民税非課税世帯と65歳以上の障害者にタクシー利用券を交付する、高齢者外出支援事業を実施いたします。
 また、児童手当につきましては、法改正により3歳未満は支給額が一律1万円となることに伴う予算措置も行っております。
 また、母子家庭のみを対象としておりました母子家庭医療費が父子家庭も対象とするよう改められ、名称も、ひとり親家庭等医療費助成として予算措置を行っております。
 また、放課後の児童対策としまして、新たに3カ所の放課後児童クラブを設置いたします。
 そのほか、介護保険につきましては、市直営で運営しておりました地域包括支援センターを、6地域に分け、その運営を民間事業者に委託し、民間の活力を引き出してまいりたいと考えております。
 続きまして、観光の振興についてでございます。
 日奈久温泉開湯600年に向けて、日奈久地域活性化を図るため都市再生整備計画を策定しますとともに、日奈久温泉の中核施設であります日奈久温泉センターの改築に向けて、基本構想並びに基本・実施設計を進めてまいります。
 次に、安全で安心なまちづくりについてでございます。
 まず、防犯灯についてでありますが、本年度に引き続き、安全性の確立のため、危険箇所の建てかえを順次進めてまいります。
 また、災害時の避難場所の安全対策としまして、引き続き、公民館の窓ガラスを強化ガラスに張りかえるとともに、避難場所への備蓄資機材の配備を進めていくほか、児童生徒の安全対策としまして、引き続き、市内各地区の防犯パトロール隊に対し、パトロールの際に使用するベスト、帽子を配付いたします。
 また、現金を取り扱う出張所の防犯対策としまして、全出張所に警報ベルを設置いたします。
 さらには、耐震対策としまして、太田郷小学校、日奈久小学校、第四中学校の校舎や、坂本公民館、厚生会館別館の2次診断を実施するとともに、小学校、中学校の校舎補強に向けた実施設計を行うなど、公共施設の耐震補強を計画的に進めてまいります。
 また、非常時などの通信手段の確保対策としまして、泉町五家荘地区に移動通信用鉄塔施設の整備を進めてまいります。
 続きまして、環境対策についてでございます。
 本市の環境基本計画を2カ年で策定するとともに、地下水に関する基礎調査を、千丁町、鏡町において実施いたします。
 また、不法投棄監視を強化するため、新たに不法投棄監視指導員を配置いたします。
 さらには、年4日ありますハッピーマンデーにおける可燃物の収集を市、全域に拡大いたします。
 また、施設整備では、清掃センターの建屋、煙突の耐震調査などを実施し、安定的な廃棄物処理対策を進めてまいります。
 次に、個性を生かし、個性を伸ばす教育の推進についてでございます。
 松高小学校体育館を改築しますとともに、第八中学校校舎等改築のための実施設計などを行うことといたしております。
 また、引き続き、各小中学校及び幼稚園に、特別支援教育支援員、図書館指導員などを配置し、独自に教育の充実に努める一方、近年、小学校に入学したばかりの1年生が、教室で騒いだり歩き回ったりして授業が成立しない、いわゆる小一プロブレムに対応すべく、幼稚園・保育園・小学校の連携事業を、また、不登校の児童生徒の適応指導を進めるための教育相談員の設置など、きめ細やかな対応を行ってまいります。
 スポーツ面におきましては、本市のスポーツ振興の指針となるスポーツ振興計画を策定しますほか、全日本柔道男子強化合宿を開催いたしますとともに、財団法人地域活性化センターからスポーツの拠点づくり推進事業の認定を受け、平成19年度から10年間、全国小学生ABCバドミントン大会を開催し、バドミントン王国八代をつくり上げてまいります。
 文化面におきましては、本市の文化振興の指針となる文化振興計画の策定を行いますほか、八代神社祭礼、通称妙見さんの国文化財指定に向けて民俗調査を進めてまいります。
 以上が、平成19年度の予算編成の考え方と、主要な施策の概要でございます。
 続きまして、あわせて上程いたしております、平成18年度の一般会計及び特別会計の補正予算についてでございます。
 一般会計補正予算では13億9230万円を追加し、予算総額を524億4370万円といたしております。
 主な内容でございますが、国の補正予算成立による市町村合併推進体制整備費補助金の内示を受け、新幹線新八代駅前に、八代ブランドを消費者に対し情報発信・販売する拠点施設として整備いたします広域交流地域振興施設、社会福祉会館を改修して、長年の懸案でありました代陽公民館の整備、中心市街地へのアクセス道路であります塩屋町通町線の歩行空間バリアフリーの整備などを行うことといたしております。また、経営構造対策事業として国の補助内示を受け、JAやつしろが行いますハウスリース事業などの追加をいたしております。
 また、決算見込みによる事業費の過不足額については、それぞれ所要の調整をいたしますとともに、年度内の完了が困難と見込まれる事業につきましては、繰越明許費の設定などを行っております。
 このほか、国民健康保険特別会計では7752万3000円の追加を、介護保険特別会計では8987万5000円の追加を、簡易水道事業特別会計では3160万円の減額を、診療所特別会計では224万9000円の追加をいたしております。なお、公共下水道事業では、年度内の完了が困難と見込まれる事業につきまして、繰越明許費の設定をいたしております。
 以上、平成18年度の一般・特別・企業会計の予算総額は1046億4161万円となっております。
 以上が、予算関係についての説明でございます。
 次に、別冊となっております事件議案及び条例議案について説明いたします。
 事件議案のうち、専決処分の報告2件につきましては、いずれも熊本県市町村総合事務組合規約の一部改正について専決処分しましたもので、地方自治法第179条第3項の規定により議会に報告し、その承認を求めるものでございます。
 市道関係では、新たに整備した東陽町森下地区の人道橋の市道認定と、八代郡氷川町が八代市管内に町道を認定することへの承諾について、道路法第8条第2項または第4項の規定により提案しております。
 次に、町区域の変更につきましては、球磨川駅地区土地区画整理事業の実施後の現地に整合した町区域となるよう、地方自治法第260条第1項の規定により提案しております。
 次に、指定管理者の指定につきましては、八代市五家荘デイサービスセンターと八代市五家荘憩いの家に指定管理者を指定することについて、地方自治法第244条の2第6項の規定により提案しております。
 次に、八代広域行政事務組合、八代生活環境事務組合及び氷川町及び八代市中学校組合の規約の変更は、地方自治法の改正に伴うものであり、地方自治法第290条の規定により提案しております。
 続きまして、条例案件の説明をいたします。
 まず、地方自治法の一部改正に伴う関係条例の整備に関する条例の制定につきましては、地方自治法の改正により助役制度が見直され、並びに収入役制度及び吏員制度が廃止されることに伴い、所要の条例を制定するものでございます。
 次に、八代市特別会計条例の一部改正は、日奈久温泉施設特別会計の廃止に伴うもので、八代市移動通信用鉄塔条例の一部改正は、新たな移動通信用鉄塔施設の設置をすることに伴うものでございます。
 次に、八代市消防賞じゅつ金及び殉職者特別賞じゅつ金条例の一部改正、八代市長期継続契約を締結することができる契約を定める条例の制定、及び八代市乳幼児医療費の助成に関する条例の一部改正は、関係法令の一部改正または廃止に伴うものでございます。
 次に、八代市道路占用料に関する条例の一部改正は、平成19年度から旧八代市の占用料算定方式で統一するという合併協議の決定事項に従い、道路占用料を改定するものでございます。
 次に、八代市公共施設の暴力団排除に関する条例の一部改正は、暴力団及び暴力団員などの公共施設の利用について、使用を制限する施設を追加するものでございます。
 次に、八代市手数料条例の一部改正、八代市体育施設条例の一部改正、八代市働く婦人の家条例の一部改正、及び八代勤労青少年ホーム条例の一部改正、並びに八代市における県水産事業分担金徴収条例の制定は、受益者負担の公平性を確保するため、新たに使用料もしくは分担金を徴収し、または料金改定を行うものでございます。
 次に、八代都市計画事業八千把地区土地区画整理事業基金条例の制定は、当該土地区画整理事業を推進する財源に充てるための基金を、条例により設置するものでございます。
 次に、学校教育法の一部改正に伴う関係条例の整理に関する条例の制定は、学校教育法の一部改正により、盲学校、聾学校及び養護学校が特別支援学校となることに伴い、所要の条例を制定するものでございます。
 次に、八代市スポーツ振興審議会設置条例の制定は、スポーツ振興計画その他スポーツ振興に関する事項について審議する、八代市スポーツ振興審議会を設置することに伴うものでございます。
 次に、八代市企業振興促進条例の一部改正は、本市の企業誘致の方向性を示すため、企業誘致を促進するための奨励措置のうち、固定資産税の減免の特例措置を適用する範囲を、自動車関連の製造業及び半導体関連の製造業に広げることに伴う条例改正でございます。
 以上で、各議案の説明を終わります。
 今回提案しております議案につきまして、よろしく御審議の上、何とぞ速やかに御賛同くださるようお願い申し上げ、提案理由の説明といたします。
○議長(山本幸廣君) 以上で提出者の説明を終わります。
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○議長(山本幸廣君) 日程第2から日程第50までの49件の議事をしばらく中止いたします。
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△休会の件
○議長(山本幸廣君) この際、休会の件についてお諮りいたします。
 明2月28日から3月2日までは休会といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(山本幸廣君) 御異議なしと認め、そのように決しました。
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○議長(山本幸廣君) 日程第2から日程第50までの49件の議事を再開いたします。
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○議長(山本幸廣君) この際、お諮りいたします。
 本49件に対する本日の議事はこの程度にとどめ、延会といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(山本幸廣君) 御異議なしと認め、そのように決しました。
 なお、明2月28日から3月4日までは休会とし、次の会議は3月5日定刻に開き、質疑並びに一般質問を行います。
 質疑、質問を御希望の諸君は、明28日午前10時までに発言通告書を御提出ください。
○議長(山本幸廣君) 本日はこれにて延会いたします。
                (午前10時41分 延会)