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熊本県 八代市

平成17年 9月定例会−10月17日-02号




平成17年 9月定例会
        ─────────────────────────────────
                  主   要  目  次
         1.市長提出案件21件に対する質疑・一般質問(第1日)
          (1)中 村 和 美 君………………………………………………4
          (2)竹 田 誠 也 君……………………………………………15
          (3)太 田 広 則 君……………………………………………32
          (4)田 中   茂 君……………………………………………40
        ─────────────────────────────────
            平成17年9月八代市議会定例会会議録(第2号)
・平成17年10月17日(月曜日)
           ─────────────────────────
・議事日程(第2号)
                        平成17年10月17日(月曜日)午前10時開議
 第 1 議案第61号・平成16年度八代市水道事業会計決算(質疑)
 第 2 議案第62号・平成16年度八代市病院事業会計決算(質疑)
 第 3 議案第63号・平成17年度八代市水道事業会計決算(質疑)
 第 4 議案第64号・平成17年度八代市病院事業会計決算(質疑)
 第 5 議案第65号・平成17年度八代市一般会計予算(質疑)
 第 6 議案第66号・平成17年度八代市国民健康保険特別会計予算(質疑)
 第 7 議案第67号・平成17年度八代市老人保健医療特別会計予算(質疑)
 第 8 議案第68号・平成17年度八代市介護保険特別会計予算(質疑)
 第 9 議案第69号・平成17年度八代市八代圏域介護認定審査事業特別会計予算(質疑)
 第10 議案第70号・平成17年度八代市公共下水道事業特別会計予算(質疑)
 第11 議案第71号・平成17年度八代市簡易水道事業特別会計予算(質疑)
 第12 議案第72号・平成17年度八代市交通災害共済事業特別会計予算(質疑)
 第13 議案第73号・平成17年度八代市日奈久温泉施設特別会計予算(質疑)
 第14 議案第74号・平成17年度八代市農業集落排水処理施設事業特別会計予算(質疑)
 第15 議案第75号・平成17年度八代市浄化槽市町村整備推進事業特別会計予算(質疑)
 第16 議案第76号・平成17年度八代市ケーブルテレビ事業特別会計予算(質疑)
 第17 議案第77号・平成17年度八代市診療所特別会計予算(質疑)
 第18 議案第78号・平成17年度八代市久連子財産区特別会計予算(質疑)
 第19 議案第79号・平成17年度八代市椎原財産区特別会計予算(質疑)
 第20 議案第80号・平成17年度八代市水道事業会計予算(質疑)
 第21 議案第81号・平成17年度八代市病院事業会計予算(質疑)
 第22 一般質問
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・会議に付した事件
 1.日程第 1
 1.日程第 2
 1.日程第 3
 1.日程第 4
 1.日程第 5
 1.日程第 6
 1.日程第 7
 1.日程第 8
 1.日程第 9
 1.日程第10
 1.日程第11
 1.日程第12
 1.日程第13
 1.日程第14
 1.日程第15
 1.日程第16
 1.日程第17
 1.日程第18
 1.日程第19
 1.日程第20
 1.日程第21
 1.日程第22 一般質問 (1)中村和美君  (2)竹田誠也君
              (3)太田広則君  (4)田中 茂君
           ─────────────────────────
・出席議員及び欠席議員の氏名
(1)出席議員(34人)
     1 番 山 本 幸 廣 君       2 番 清 水   弘 君
     3 番 島 田 正 道 君       4 番 成 松 由紀夫 君
     5 番 鈴木田 幸 一 君       6 番 村 上 光 則 君
     7 番 田 方 芳 信 君       8 番 増 田 一 喜 君
     9 番 福 嶋 安 徳 君      10 番 渡 辺 俊 雄 君
    11 番 片 山   篤 君      12 番 友 枝 和 明 君
    13 番 太江田   茂 君      14 番 古 嶋 津 義 君
    15 番 百 田   隆 君      16 番 上 村 哲 三 君
    17 番 藤 井 次 男 君      18 番 松 浦 輝 幸 君
    19 番 橋 本 幸 一 君      20 番 中 村 和 美 君
    21 番 笹 本 サエ子 君      22 番 田 中   安 君
    23 番 小 薗 純 一 君      24 番 前 田   慧 君
    25 番 太 田 広 則 君      26 番 飛 石 順 子 君
    27 番 亀 田 英 雄 君      28 番 木 田 哲 次 君
    29 番 幸 村 香代子 君      30 番 堀 口   晃 君
    31 番 矢 本 善 彦 君      32 番 大 倉 裕 一 君
    33 番 田 中   茂 君      34 番 竹 田 誠 也 君
(2)欠席議員(なし)
           ─────────────────────────
・説明のために出席した者の職氏名
 (1) 長                 (3) 教育委員会
   市長        坂田孝志君       委員        澤村勝士君
    助役        片岡楯夫君        教育長       増田國夫君
    総合調整室長   小笠原亨君        教育次長     高浪智之君
    行政管理部長   西村壽美雄君        教育総務課長  丁畑ひで子君
     理事兼秘書課長  古閑憲一君     (4) 農業委員会
    企画財政部長   江崎眞通君       会長        川口健次郎君
     財政課長     山田 忍君     (5) 選挙管理委員会
    市民環境部長   坂田憲治君       委員長       福田 優君
    健康福祉部長兼福祉事務所長      (6) 公平委員会
             橋口邦憲君       委員        園田禎子君
    産業振興部長   山中健二君     (7) 監査委員
    建設部長     高木 繁君       委員        福嶋達期君
 (2) 収入役
   収入役       高橋 一君
           ─────────────────────────
・職務のために議場に出席した事務局職員の職氏名
   事務局長      松山俊哉君       次長        桑崎雅介君
   副主幹兼総務係長  永原博英君       議事調査係長    丸山尊司君
   主任        正山茂文君       主任        竹岡雅治君
   主任        松永美由紀君      主事        豊田恵美子君
           ─────────────────────────
                (午前10時00分 開議)
○議長(山本幸廣君) これより本日の会議を開きます。
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△日程第1〜22
○議長(山本幸廣君) 日程第1から日程第21まで、すなわち議案第61号から同第81号までの議案21件を一括議題とし、これより本21件に対する質疑、並びに日程第22・一般質問を行います。
 それでは、通告に従い順次発言を許します。
 中村和美君。
                  (中村和美君 登壇)
◆中村和美君 おはようございます。(「おはようございます」と呼ぶ者あり)
 自由民主党の中村和美でございます。
 まず、市町村合併まことにおめでとうございます。そして新市長坂田市長、御就任まことにおめでとうございます。高いところからでございますが、お祝い申し上げたいと思います。そして新執行部の皆さん方、そしてこの新八代市の船出に対して、心よりお祝い申し上げたいと思いますが、私、質問する私自体はもう古い議員でございまして、19年目を迎える議員が新しい新市長に何を物申すかというので初めは悩みましたが、今まで19年、18年ほど旧八代で頑張ってきましたので、その思いをぜひ市長にお伝えできればというふうに登壇を決心したわけでございます。
 私も自民党一本でまいりまして19年目、新しい議員になって3年間は与党でございましたが、それから15年間は野党でございまして、ずっと市長と闘ってきた男でございますので、新市長に対しては、与党でございますので応援しなければいけないかもしれませんけど、応援は応援として、いいところはいいで、悪いところは悪いで徹底的にやっていきたいというふうに思いますが、多分今度の市長は悪いところはないんじゃないかというふうに思いますので、安心して質問をさせていただきたいと、このように思います。
 まず、その中で、市長に、第1点としましては、市長の市政運営の中におきまして、構造改革特別区域法による取り組みについてということで質問をさせていただいております。
 構造改革特別区域とは何ぞやということになると思いますが、文献によりますと、経済の活性化のためには、規制改革を行うことによって民間活力を最大限に引き出し、民業を拡大することが重要であると。
 しかし、さまざまな事情で規制改革がおくれている分野があります。そこで、地方公共団体や民間事業者等の自発的な立案により、地域の特性に応じた規制の特例を導入する特定の地域を設け、当該地域での構造改革を進めることとなりました。これにより地域特性が顕著化し、その特性に応じた産業の集積や新規産業の創出等により地域経済の活性化を促すと同時に、特定地域における構造改革の成功事例を示すことにより全国的な規制改革へと波及し、国の経済の活性化を促進することを目的としておるというようなことでございますが、簡単に言いますと、経済活性化の中心はやはり民間活力であると。
 しかし、その民間活力でも補えないのを地方の公共団体、地方自治体と一緒になり、民間が頑張っていくことにより地域が活性化する。そして地域の活性化が行われれば国も潤うと。そして国の活性化になる。国の活性化になることは国も潤うというような目的のためのことであろうというふうに解釈するわけでございますが、ところが、なかなか、今景気が上向きだ、上向きだという話がありますが、果たしてそうなのかなというふうに私は思うわけでございます。なかなか求人もまだまだ低いし、企業も非常にそういう面では厳しい時代であるというふうに、私は日本の経済というのを危惧しております。
 また、その中において、八代も一緒ではないだろうかというふうに思います。企業の活力もまだ今のとこ、なかなかありませんし、企業が投資するといっても、これは人件費を差し引くための投資であって、ロボット化等による投資がたくさん出てきておるんじゃないかなというふうになると、やはり従業員を減らさなければいけない。そうすることによって活性化がマイナスになるというふうに私は心配もしておりますので、そういうことが絶対ないようにですね、やっぱりやらなければいけないというところで、八代の民間企業と行政が一体となって地域経済の活性化を図る、これがやはり大事ではないだろうかというふうに思っております。
 そして、子供たちが八代に残れる八代づくりを市長にはぜひしていただきたい、このように思うわけでございますが、まず、制度の概要を含めて、現状について市長にお伺い申し上げたいというふうに思います。
 そして、第2点、JRA誘致についてでございます。
 日奈久場外馬券場売り場、もう何年も滞っておるのが状況でございます。非常に私は残念でなりません。15町内ある中で1町内反対しておるだけで、JRAも様子見というですか、前市長も様子見というところがございました。それで果たして日奈久の活性化になるのかなというふうには私は思います。ここで思い切って市長にですね、どのように自分として思っておられるかお聞きをしたいと思います。
 第3点目、敷川内のビッグ3号線から建馬の城南鉄工所近くまで、南部幹線というのが計画されております。約7割は県の事業でございますが、3割は市の事業。その中に、南川というところに、もう橋、予算つきまして、前年つきまして、業者も入っておるわけでございますが、ここの南部幹線のですね、これはぜひ議員さんたちにも、八代の議員さんたち──旧八代の議員さんたちは御存じでございますが、新八代の議員さんたちというのは、八代市の議会の議員さんのほかの議員さんたちは、なかなか南部幹線とはどこだろうかというふうに思われると思いますが、非常にこれは八代の北と南を結ぶ大事な幹線でございます。
 それを、現在の進捗状況、そして本年度事業内容を部長へお伺いします。
 そして、再質問では市長へ、これからどう取り組んでいかれるかお伺いを申し上げたいと思います。
 第4点、県道破木二見線改良について。
 質問書には二見破木線と書いておきましたが、正式には破木二見線だそうでございますので、これを市長にお伺いしたいと思います。
 なぜ県道なのに市議会議員が質問するのかということになると思いますけど、私が市議会議員になった当時、すぐ坂本の村長さん、議員さんから、二見──破木二見線は生活道路である。子供たちの通学道路である。そのためには今危険なので、一緒になって坂本村と八代市と改良工事をしましょうということで、平成元年ぐらいに一緒に3県議さん、もう3人さんとも現役じゃございませんが、3県議と一緒に県事務所にごあいさつにお伺いした思い出があるわけでございますが、御存じだと──市長は特に県議さん、県議会経験者で御存じだと思いますが、非常に重要な道路でもありますが、道幅が狭くて危険であると。バスとか大型トラックとか、通るところによって、もう非常に離合場所まで下がらなければいけないとか、離合場所で待たなければいけないとかいうような、危ない道路でもございます。
 そのためにも、ぜひ地元民が安心して通れる県道整備をやっていただきたい。これ、一日も早くやっていただきたい。これは市民のために、あえて県道問題ではございますが、代表しましてお伺いを申し上げたい、このように思います。これは部長の方に答弁お願い申し上げたいと思います。
 再質問は質問席より行いますので、どうぞ簡単明瞭に執行部におかれては御答弁いただくことをお願い申し上げて、一般質問のまずごあいさつにかえさせていただきたいと思います。よろしくお願いします。
                 (市長坂田孝志君 登壇)
◎市長(坂田孝志君) 議員御質問の1点目、構造改革特別区域法、いわゆる特区による取り組みについてお答えいたします。
 まず、制度の概要でございますが、経済、教育、農業、社会福祉などの各分野において、地方公共団体や民間事業者などの自発的な立案により、地域の特性に応じた規制の特例を導入する特定の区域を設け、その地域での構造改革を進めていこうというもので、いわば、地域を限定して、地域の特性に応じて規制を撤廃・緩和し、特色のあるまちづくりや民間事業者のビジネスチャンスの拡大を進める制度であります。こうした特定の地域での成功事例が波及することで、全国的な構造改革につながることや、特定の地域において新たな産業の集積や新規産業の創出が促されたり、消費者等の利益が増進することによって地域の活性化につながることなどが期待されております。
 次に、現状でございますが、本市では、合併前の平成14年に、地方税滞納の特別徴収義務者の指定解除導入の特区を提案いたしましたが、残念ながら採用を見送られました。
 また、本年5月、宮原町──現氷川町と共同により、氷川中学校を対象とした市町村費負担教職員任用事業の認定申請を行い、ことし7月に認定をいただいたところでございます。
 以上、特区の制度の概要と本市における現状についてのお答えとさせていただきます。
◆中村和美君 今、市長答弁いただきましたが、確かにこれは利点というのも非常にあるんじゃないかなというふうに思います。
 で、これから、市長としては、この特区の制度を利用して何かぜひやっていただきたい、まちづくりをやっていただきたいというふうに考えるわけです。やはり、経済活性化、地域活性化の一つの手段としてもですね、この特区利用というのは私は非常に大事ではないだろうかというふうに思っておりますが、市長としてどういうお考えかをお聞き申し上げます。
                 (市長坂田孝志君 登壇)
◎市長(坂田孝志君) 先ほども申し上げましたように、この特区制度は、地域の特性に応じて規制の撤廃・緩和を行うことにより、特色あるまちづくりや地域の活性化につながる非常に有効な制度であると考えております。
 本市におきましては、今さまざまな分野で多くの課題を抱えております。今後、それらの課題を解決し、地域の活性化を図り、特色あるまちづくりを推進していかなければなりません。
 特区につきましては、これまで全国でいろいろな事例が認定されてはおりますが、実際のところ、すべてが有効に活用されている状況ではないとも伺っております。このような状況を踏まえ、本市にとって真に活用のできる特区の可能性を含めて研究していく必要があると考えております。
◆中村和美君 私もですね、私なりに考えてみたわけですが、この特区を何か利用できないかというふうに考えておる中で、産業、確かに一番大事なのは根幹産業であります。これもやはり特区というのを何か利用できないかなというふうに思いましたが、その前に、福祉の方の特区ができはしないかなというふうに、ほかの人からも聞いたことありますし、実際平成15年にですね、宇城、宇土、そして美里町、そして城南町というところが一緒になってですね、福祉特区というのを小泉内閣総理大臣へ、これは内閣総理府の許可権でありますので、出しておるのが資料がありましたので、これはいいことだなというふうに思いましたが、その実際、私わかりませんので、健康福祉部長へそこの内容をぜひお聞きしたいと思います。
           (健康福祉部長兼福祉事務所長橋口邦憲君 登壇)
◎健康福祉部長兼福祉事務所長(橋口邦憲君) お答えをいたします。
 議員御案内の、福祉コミュニティ特区の実施状況でございますが、県内では宇城地区が最初に指定をされておりまして、以後菊池市、玉名市が続いて指定をされております。
 この特区の内容といたしましては、1つ目に、高齢者・障害者の区別なくデイサービスが受けられるようになる、2つ目に、同じく、高齢者・障害者の移動がNPOや社会福祉法人の職員の自家用車でできるようになる、この2つがございます。
 なお、実施に際しましては、タクシー業者の営業を圧迫する可能性があるため、移動制約者の範囲を限定し、登録したものだけが利用できること、また、運送料金はおおむねタクシー代金の2分の1にすることなどで合意をされております。
 一方、実施後の問題点といたしましては、実際の利用者は少ない、時間帯によっては輸送する職員が足りない、この料金では経営が成り立たないなどが挙げられております。
 しかし、福祉コミュニティ特区の指定を受けての有償輸送は熊本県が初めてであり、その点では全国からも注目を集めている状況でございます。
 本市でも、各地域の実施状況を調査研究してまいりたいと考えているところでございます。
 以上でございます。
◆中村和美君 今答弁いただきましたが、なるほどなというふうに思います。やっぱり、八代第2の都市でございますので、タクシー業者もたくさんおいででございまして、何百台というタクシーがありますし、それをまた圧迫するというのも、これはひとつ考え物ではないかなというふうに思いますが、やっぱり各町村いろいろと特区というのを、頭をひねってやっぱり実施しておるところが多いというふうに思います。
 八代の資料も見せてもらいましたが、やはり阿蘇方面では小中一貫教育を打ち出しておるとか、水俣、これは県、八代、水俣でリサイクル産業特区というのを申請して、御存じのとおりで、水俣は、水俣病の関係からかリサイクル産業特区というのを水俣は取得しておりますが、残念ながら八代は外れて、八代はエコポート計画というのを打ち出しておりましたが、これもその特区に恐らく入れようという計画であったんじゃないかと思いますが、これが外れておるというのは非常に残念でございます。
 なぜ第2の都市の八代がこういうのに外れるかというのを、もうちょっとみんなで考えなければいけないというふうに思いますし、先ほど市長から答弁ございましたが、八代は地方税滞納の特別徴収義務者の指定解除導入という特区をお願い出したが、これも拒否されておるということで、2つも拒否されておるということは何なのかということを、根本的にやっぱり、特区というのは何なのかをやっぱりもっと勉強してやるべきではないだろうかというふうに思います。
 合併するときには、潮谷知事は一生懸命新八代市のために県も努力して御協力申し上げますというようなコメントが新聞には載っておりましたが、それから何か県は八代市に対してやったのかなというふうに不信感もあるわけでございますので、大いに県のしりをたたいてですね、ぜひこういう特区というのを、これは福祉特区でもいいし、経済特区でもいいし、八代市の経済活性化のためになるのならばですね、ぜひ頑張ってやっていただきたいというふうにお願いを申し上げておきたいと思います。
 次、ウインズ、JRAについてお願い申し上げます。
                 (市長坂田孝志君 登壇)
◎市長(坂田孝志君) 御質問の2点目、JRA誘致についてお答えさせていただきます。
 議員御承知のとおり、日奈久埋立地への場外馬券場、ウインズ日奈久の誘致につきましては、現在までのところ、日奈久校区15町内のうち、14町内から推進の同意をいただいている状況でございます。市の経済団体からも、ウインズ計画の推進について陳情をいただいておりますし、先日も、地域の皆さん方から6800名余りの署名を添えて要望書をいただきました。
 市といたしましても、本計画が、日奈久地域だけでなく市全体の発展のためにもぜひとも必要な計画であると考えているところでございます。
 今後も、誘致者である地元期成会や進出者であるJRAと協議し、さらには議会や市の経済団体などとも御相談をしながら対応していきたいと考えております。
 また、現時点で本計画に対して同意をいただいていない町内に対しましては、御意向などを十分伺いながら、御理解、御協力をいただけるよう努力してまいりたいと考えております。
◆中村和美君 先ほど答弁、6800名余りの署名を添えてですね、ぜひウインズ誘致を完成してくれという地域の皆さん方のお気持ちがあるということをお伺いしましたが、15町内のうちに14町内が賛成し、その1町内の中でも約3分の1ぐらいはぜひ誘致をしてくれという人たちがあります。3分の2、1町内の3分の2ぐらいが、その教育問題だ、治安問題だで反対ですよというような意思表明のようですが、まるっきりその1町内全部が反対しているわけじゃございませんので、そこをひとつ了解していただきたいというふうにも思いますし、治安、これは──その前に、議会でももうこれはぜひ誘致してくれということで可決も、旧八代市議会でも可決をしておりますし、ぜひ議会の立場というのは、旧市議会はそのような結果でございましたので、ぜひ市長にも頑張っていただきたいと思いますし、治安面、そして子供たちの教育面、これはですね、私はもうまずやってみなければわからないと思いますし、治安、そして教育も、やっぱり子供たちへの治安という意味に受け取るとすると、これは警察導入、そして警備員導入することによって私は解決するのであろうというふうに、私は思います。
 とにかく、今の日奈久ではもうだめ。何かをやらなければいけない。その何かの一番先端が今JRAの誘致問題でございますので、これをぜひ、そして12ヘクタールの埋立地の残地をJRAが面倒見るということですので、ぜひ買い上げていただければ、市も余分なお金を出さなくてもいいし、そして草刈りもしなくていいし、害虫も発生しなくていいていうような場所でございますし、そして温泉も利用できるんじゃないかというふうに思いますので、私はぜひ市長には頑張っていただきたい。前任の、前任の市長までは、なかなか自分で決めかねて決断が出なかったのが今の状況でございますので、ぜひ市長には頑張っていただきたいというふうに思います。
 そして、子供たちの影響に対してもですね、やはり地域住民、そしてその担当職員さんたちが十分配慮したらですね、私は子供たちへの悪影響というのも私はない、このように思います。とにかくやってみることが先決であろう、やらずに進むわけがないと思いますので、よろしくお願い申し上げたいと思います。
 今の日奈久の観光業、本当非常に寂しいものでございまして、きのう、おととい、全国花火大会がございまして、大盛況であったそうですが、私は特別帰りよりましたところが、このごろは西回り自動車道の側道を通ってよく帰ることがあるわけです。そういう日奈久の町を抜けずに側道を行くと、何か旅館よく見えます。普通はですね、旅館、ホテルなんか、1部屋2部屋が明かりがついているわけですが、おとといの晩はもう本当全室明かりがついておりました。
 これは、やはり花火を見に来る人たちが泊まるんだなというようなことで、本当、1室2室が全室ついておりましたので、その日は日奈久も相当にぎわったんじゃないかなというふうに思いますし、日奈久はそのスポット的なにぎわいじゃなくて、もう平均的にやはり6割7割ホテルが明かりがつく、部屋が明かりがつくような改革をやることがやはり八代市のためでもあろうし、八代日奈久の皆さん方の願いでもあると思いますので、市長にはぜひ御期待申し上げたい、このように思います。
 次、南部幹線お願い申し上げます。
                (建設部長高木繁君 登壇)
◎建設部長(高木繁君) 議員お尋ねの3番目、南部幹線の進捗状況についてお答えいたします。
 まず、都市計画道路は、市街地における主要な交通施設として、安全かつ快適な通行を確保するとともに、健全な市街地の形成に寄与し、あわせて防災上の役割を果たすなど、多面的な機能を有する都市の根幹的施設でございます。
 現在、本市の都市計画道路につきましては、八代都市計画道路の30路線79.3キロメートル、また鏡都市計画道路の2路線2.59キロメートル、合わせて81.89キロメートルが都市計画決定されております。また、その整備率は69.4%となっております。
 議員お尋ねの南部幹線は、本市の南部地域における計画的な市街地の形成に寄与するとともに、南九州西回り自動車道、八代南インターチェンジや八代港などの主要交通拠点を結び、経済、産業を支える重要な幹線道路として、建馬町交差点から敷川内町の国道3号までの延長5.63キロメートルを、平成9年4月に都市計画決定したものでございます。
 整備につきましては、前川を挟む中北町から葭牟田町までの1038メートルを市が取り組むこととして、その事業を進めているところでございます。
 平成16年度末の進率は、事業費ベースで約36%、用地の取得率で約90%となっております。本年度の市施行区間の取り組みといたしましては、昨年度に引き続き、事業用地の取得と道路改良工事や南川橋梁の建設工事を進めることといたしており、事業費4億5000万円を予定しております。
◆中村和美君 この南部幹線は、先ほども申しましたけどですね、八代市が南北一体となる一つの重要な路線だと私は思っております。皆さんに聞くと、北の方は発展して、南の方はあんまり発展しないなというようなことを言われてですね、私も非常に悲しい思いをするわけですけど、そういうのが、やはり本当、金剛、二見、日奈久というのが今まではなかなか発展できなかったというのも、私たちの責任もありますが、そういう要素が、一つはつくらなければいけないというふうに思っております。
 その中で、本当にこの南部幹線というのは、北と──八代の北と南、平等なる地域活性化の一つの路線だというふうに思っておりますので、ぜひお願い申し上げたいと思いますが、市長も前県議でございますので、これにはある程度のお考えがありはしないだろうかと思いますが、一言市長にお考えをお願いしたいと思います。
                 (市長坂田孝志君 登壇)
◎市長(坂田孝志君) 南部幹線の整備における今後の取り組みについてお答えさせていただきます。
 本会議の冒頭の所信表明でも述べたところでございますが、新市の市政運営における基本政策としての取り組みについて、第1に都市基盤の整備を上げ、その中でも、重要港湾である八代港の整備や南部幹線等の道路網の整備を計画的かつ持続的に推進し、物流拠点都市の形成に取り組むことといたしております。
 お尋ねの都市計画道路南部幹線は、八代港や南九州自動車道、八代南インターなどの主要交通拠点を結ぶ、経済、産業を支える動脈であり、本市の発展に欠かすことのできない重要な幹線道路として、その早急な整備は必要不可欠なものと認識をいたしております。
 現在、市施行区間につきましては、南川橋梁の建設に着手し、平成23年度完成を目途に進めているところでございます。
 今後は、全線の整備について県に要望を行う中で、特に事前調査がなされております、前川を挟む建馬町から中北町までの区間についての早期の本格着工を強く働きかけてまいる所存でございます。
◆中村和美君 こういう1級河川を持って、橋が少ないというのはなかなか珍しいところではないかと思います。
 私たちもよく、私も視察なんか行くわけですけど、岩国ですか、そこの錦帯橋、今度台風でちょっと被害がありましたようですが、あそこを山の上から見ると、あそこでさえも4つも5つもやっぱり橋があるわけですよね。八代だけが何で3号線、国道3号線まで通っていながら橋が少ないんだろうかという疑問もありますし、地元の人たちも遠回りしていかなければいけない。
 一つ催し物があるとですね、この前ゆめタウンオープンしましたが、あのときの八代大橋、果たしてスムーズに皆さん会社へ行かれたんだろうか、そして帰りはスムーズに帰ってこられたんだろうかという心配もですね、やっぱり橋が少ないから心配しなくちゃいけないし、渋滞を、また交通事故の危険性を冒すというのも考えられますので、やはり、1つでも2つでも八代は多くの橋をつくってほしいというふうに思います。その中で、南部幹線、南川、そして球磨川にもあと2つ橋がかかる予定ですか、これ本当、一日も早くやっぱり実現して、地域の人たちの安全、そして市民の皆さん方の安全、これを一日でも早く解決してほしいというふうに思います。
 特に建設部長、県からおいででございますので、そこはまず先頭を切って県との交渉をお願い申し上げて、まず南部幹線を早期全線開通させる。そして、あとほかにもやっぱり橋というのは必要でございますので、そういう面もぜひお願いをしておきたい、このように思います。
 それじゃ、次、破木二見線をお願いします。
                (建設部長高木繁君 登壇)
◎建設部長(高木繁君) 議員御質問の4点目、県道破木二見線改良についてお答えいたします。
 県道破木二見線は、二見下大野町の国道3号から坂本町百済来下で県道芦北坂本線と接続する、延長約5.2キロメートルの、地域の主要な幹線道路でございます。この道路は、県道芦北坂本線と連携して国道3号と国道219号を結ぶ道路でありますが、全体的に幅員が狭いことから、その整備の必要性を認識し、毎年県へ整備の促進を要望してきているところでございます。
 現在、この路線の中でも特に交通量が多い、二見下大野町の国道3号交差点から二見小学校までの区間を県施行で拡幅改良が進められており、計画延長約380メートルのうち、今年度施行分も含めて、国道方面から約240メートルの区間が完成したところでございます。今後につきましても、引き続き同区間の整備を進めるとともに、その進捗状況を踏まえながら、幅員が狭く、離合しづらい未改良区間の整備も検討していく旨聞いているところです。
 市といたしましても、市民の安全と利便性の向上はもとより、市南部地域の幹線道路整備として、今後とも整備促進を県に要望してまいりたいと考えております。
 以上、お答えといたします。
◆中村和美君 答弁ありましたとおりでございまして、君ケ渕から二見小学校前まで、これ、平成8年に地元の総社教で、ぜひここだけでもまずお願いしたいということでお願いしました。
 なぜかといいますと、通学道路でもございますし、あそこはまずですね、今はもう広くなりましたけど、本当昔は狭くて、バスでも1台通るとですね、雨の日なんかは、もう傘がバスにくっつくような状況の中、子供たちは通学をしておりまして、片方は山、そして田んぼ、片方は深さが2メーター、幅が1メーターぐらいの、山から流れる山水を流す川、川というですか排水というですか──いうふうになって、非常に危険な場所でございました。そして、地権者が三、四人おいででございましたが、おかげで御協力を得てですね、今大体9割というですか、大体終わったんじゃないかと思いますが、立派な道路をつくっていただいたことには感謝申し上げます。
 これからはですね、やはりまだまだ学校から破木までの中で、二見地区ではもう家屋がですね、道路、すぐ道路まで石垣というところがありますので、そういうところはわざわざ移転までしてやるというのは相当金がかかりますので、できればもう、田んぼは道路沿いに、県道沿いに沿っておりますので、こういうところを買収して、ぜひ拡幅をお願いしていくのがまず先決じゃないだろうかというふうに思います。
 ある県の職員さんお聞きしましたところ、予算はとってあるんですけどねということで、予算はあるが、その進む実際計画が、村の人たちの同意か、それとも了解かわかりませんけど、なくて、予算があっても流れておるという状況かもしれませんけど、せっかく坂本も八代市に加入したわけですから、八代市としてこれは絶対やらなければいけないことじゃないかと思いますし、それには坂本出身の議員さんもおいででございます、2人おいででございますし、私も二見におりますので、ぜひ一緒になってですね、まずやるということを肝に銘じておりますので、ぜひお願い申し上げたいと思います。
 ここは、そして久多良木の方からの高校生の通学生、芦北、水俣へ行く子供たちも必ずここを朝夕通るわけですから、一段と安全面というのを重視しなければいけないんじゃないかというふうに思いますので、そういうできるところから、ぜひ県と一緒になって考えていきたいというふうに私は思いますが、市長、いかがなもんでございましょうか、お聞きします。
                 (市長坂田孝志君 登壇)
◎市長(坂田孝志君) 国道や県道などの主要な幹線道路網の整備は、均衡ある市域の発展には欠かすことのできない重要な政策の一つと考えております。
 中村議員御指摘のとおり、この県道破木二見線につきましても、大変重要な路線であると認識いたしておりますので、議会の御支援をいただきながら、私も率先して県に対して強く要望していきたいと、このように考えております。
◆中村和美君 以前ですね、国道219の今泉地区だったですかね、土砂崩れがありまして不通になったことがあったんですけど、そのときがやはり破木から二見の方へ大型車とか、もう緊急的に来ておりまして、大混乱というかした記憶がたしかありますので、やはり、今泉地区等のやはり山肌を削っての国道ですので、やっぱり災害等がある場合はそういう緊急路線としても使われるよう、ぜひ県に要望して、一日でも早く予算をとっていただいて、そしてもう、できる限り早く拡幅していただきたい、このようにお願い申し上げたいと思います。
 そして、最後になりますが、さっきのまず特区の問題でございますが、私はその特区を、福祉の方を勉強しよる中でですね、教育長、これは質問じゃございません。要望でございますが、八代養護学校、ここも勉強する中で、特区で利用できるものがあるなというふうに思いました。多分、これはまた保護者の皆さん方からお願いがあるかと思いますので、教育次長も教育長と一緒になって考えていただきたい。これに特区を利用できるのもあると思います。きょうはもう、そういう保護者の人たちが頑張っておられますので何も言いませんけど、そういう特区で利用する方法もあるということでお願いを申し上げたいと思います。
 きょうはですね、町村合併になって1日目の一般質問、そして、その一番バッターにですね、本当、19年間の中で私は一番くじを引いたことは多分なかったと思いますが、きょう引かせていただいて、本当記念になる日でございますし、まして私のきょうは54回目の誕生日でございますので、(笑声あり)皆さん方にお祝いをしてもらおうとは思いませんけど、非常に本当いい思い出になります。
 それと、あと一つはですね、この前、市有施設の公共料金、私も町村合併におりましたので、あと市有施設の利用についてはお任せしようというふうに思とったんですが、ある人たちから、電話とか何かがあってですね、八代は高いばいと、市有施設を使うのにはちょっと高過ぎるばいというような話が、お年寄りの人たちからも何人か聞きまして、こらいかぬなというふうに思うとります。
 これは条例で決まっておることですので仕方ないと思いますが、市長は今度の施政方針の中で、やはり高齢者の健康づくり、こういうのを掲げておられますし、やっぱり健康あっての介護費用も少なくなろうし、そして福祉に対してもですね、やはり健康な老人の人たちがふえたら八代は助かるわけでございます。そのためにも、お年寄りの人たちが大いに市の市有施設を活用して、健康を維持していただく。このためには、やはりもう少し、これは本当新市が始まって出発したばかりでございますが、利用料金というのは、他の類似町村、類似都市等を研究してやるべきではないかなというふうに思いました。
 これで私の一般質問は終わりますが、とにかく自民党から出られた市長でございます。皆さん、15年ぶりの自民党本流の市長が出て、非常に期待をしております。ぜひこの期待を裏切らないようにですね、精いっぱい若さで、そして県、国とのパイプ、本当あるのは市長だと私は思いますので、これを利用して本当頑張って、14万人の八代市民の幸せを貫いてほしいというふうにお願いをしながら、一般質問を終わらせていただきたいと思います。
 以上です。
           ─────────────────────────
○議長(山本幸廣君) 竹田誠也君。
                  (竹田誠也君 登壇)
◆竹田誠也君 皆さんおはようございます。(「おはようございます」と呼ぶ者あり)
 市民クラブの竹田誠也でございます。
 私も、先般の市議会議員選挙によりまして、市民の皆様の負託をいただきまして、通期としましては3期目の当選の栄を授かりました。これから4年間、坂田市長初め執行部職員の皆様、先輩並びに同僚議員の皆様、そして市民の皆様にはいろいろと御指導、御鞭撻をいただきますよう、よろしくお願いを申し上げます。
 本日は、先輩議員の皆様に先立ちまして、2番目ということで登壇をさせていただきますことに、お許しをいただきたいというふうに思います。
 まずもって、先月6日に襲来しました台風14号は、泉町を中心に本市にも相当のつめ跡を残し、今なお孤立したままの部落が残されております。一刻も早い復旧と、被害者の皆様に心よりお見舞いを申し上げたいと存じます。
 市長におかれましては、当選後の余韻も味わうことなく、災害対策本部を立ち上げられ、現地を見舞われたということであり、深く敬意を表する次第でございます。
 今回の台風14号もしかりでありますが、昨今、世界中のあちこちで大きな自然災害が発生をいたしております。昨年末のインドネシア大地震──済いません、大津波ですね、アメリカのハリケーン・カトリーナ、つい先日のパキスタン大地震等々、これらの自然災害によります被害が想像を絶するような規模に上ってきております。地球温暖化ということが大きく影響しているものと思われますが、本市におきましても、いつどのような天災が襲ってくるかわかりません。いざというときのために準備だけは怠ることなく、万全の体制を構築されておきますようにお願いをしておきたいと思います。
 この件に関しましては、今回の一般質問の中でも何人かの議員さんが通告をされておりますので、関心を持って聞かせていただきたいと思っております。
 さて、先ほど中村議員さんからもありましたが、8月1日には夢と希望を持って新しい八代市が発足をいたしました。市民の皆さんの反応はいかがでしょうか。恐らく実感がわかないというのが本音のところかもしれません。また、市役所本庁及び支所の市職員の皆さんはいかがでしょうか。一部の人事交流が実施されておりますが、まだまだこれから本格的な人事交流が図られていくものと思っております。合併後の最初の課題は、何を差しおきましても人の融和ではないかというふうに思っております。そういう意味では、まず最初に市職員の皆さんの融和を図っていただくべく、顔合わせ、心合わせ、そして早い段階で力合わせができますように、御配慮をお願いしておきたいというふうに思います。
 また、今回の定例議会では、正式な予算が上程をされております。ただ、今回までは旧6市町村の当初予算を合算したような数字でございますから、特に細々した指摘をするつもりはごさいません。ただ、マクロ的な財政状況に関しましては、国の借金が795兆円、地方の借金が204兆円で、合計の1000兆円にも膨れ上がってきております。また、熊本県におきましても、先般の報道では、4基金が枯渇、来年度は収支見通しで346億円の財源不足が見込まれているとのことであります。
 特に、地方と国との借金1000兆円という数字は想像すらできませんが、いずれにしましても、地方自治体にも相当なしわ寄せが予想されます。実際に、三位一体改革に伴いまして、その兆しは徐々にあらわれ始めてきております。財政問題に関しましては、本当に真剣に考えなければならない時期に来ております。
 今回、市長をトップに行財政改革推進本部を立ち上げられますが、その中では、取り巻く環境を十分に把握をされまして、長期展望に立った財政計画を策定されますように強くお願いをしておきたいと思います。
 前置きが長くなりましたが、本題の方に入らせていただきます。
 今回は、大きな項目としまして、市長の諸施策に対する基本的考え方についてということでお尋ねをいたします。
 特に、本会議初日の市長の所信表明をお聞きしまして、その中でもう少し突っ込んで聞きたい部分、あるいは旧八代市におきまして、これまで継続して質問、要望してきました施策に対しまして、新しい市長はどのような考えをお持ちであるのかという観点で質問をさせていただきたいというふうに思っております。
 (1)です。まず、八代港につきまして、市長の基本的な考え方につきまして質問をさせていただきます。
 この件に関しましては、市長御自身も県議時代に建設委員会委員長等を歴任されておられましたので、我々以上に八代港の発展に向けまして精力的な取り組みを展開されてこられたものと思っております。そういう意味では、市長の得意分野の一つでもあると思っております。
 私は、この八代市は、八代港の発展なくして活性化はあり得ないと思っております。市長が述べておられますように、本市は高速道路、九州新幹線等の交流点としての交通のよりどころでもありまして、その最たるものが八代港ではないでしょうか。歴史もあります。規模も県内では断トツであります。貨物取扱量の実績もあります。しかし、今のままでは本市の活性化に結びつけるまでには至っておりません。
 新しい八代市のスタートを機に、八代港のなお一層の飛躍を図るべく、市長には先頭に立っていただき、御尽力をお願いしたいとの気持ちで、2点質問をさせていただきます。
 ?ですが、まず、平成15年5月に第1回委員会が開催され、以降約2年半にわたって協議をされてきました八代港港湾計画が、ようやく策定をされたようでございます。旧八代市の議会でも幾度となく質問を続けてまいりましたが、具体的な内容まで報告を受けない中で今回の改選となってしまい、大変気になっておりました。そこにもってきまして、先般の新聞報道の中で、10月7日に潮谷県知事が県地方港湾審議会に諮問をし、そこで諮問案どおりに答申するとのことでございました。
 ぜひ、この本会議で、その内容につきまして御説明をお願いしたいというふうに思います。
 なお、諮問内容につきましては産業振興部長の方より御説明をいただき、その後に市長より今回の計画に対します御所見をお聞かせ願いたいと存じます。
 ?でございます。市長は所信表明の中で、東アジアをにらんだ港とすると発言をされております。そのことに関しましては私も全く同感でごさいます。現在、御承知のように、韓国の釜山港との航路が開設をされておりまして、一定の貨物量は確保がされているようでございます。しかしながら、国際港としての位置づけには全くもってほど遠い状況にございます。
 そこで、以前より中国航路の開設に取り組んでこられ、いま一歩のところまで進んでまいりましたが、残念ながらいろんな問題が絡んできまして、現在は結局棚上げのような状況にあるのではないでしょうか。しかし、八代港の将来を見据えたときに、中国航路の開設は不可欠であると思っております。
 そこで、この件につきまして、市長のお考えと、今後の打開策につきまして何かお考えがあれば、あわせまして御答弁をお願いしたいというふうに思います。
 (2)でございます。スポーツ・健康福祉行政につきまして、同じく市長の方に質問をさせていただきます。
 所轄部署が2つにまたがってしまって申しわけございませんが、関連する項目でございますので、お許しをいただきたいと存じます。
 今回の予算の中で私が一番驚きましたのが、老人保健医療特別会計の医療給付費の115億円という金額でございました。こちらの特別会計には、一般会計からも9億円が繰入金として支出をされております。8カ月間です。年間の3分の2です。この老人保健の医療給付費を年間に換算しますと、単純計算ですが173億円です。
 この金額は、これからますます右肩上がりでふえていくことは間違いありません、高齢化がどんどんどんどん進んでいくわけでございますから。しかし、歳入は、先ほどの話ではありませんが、どんどんどんどん減っていく方向にございます。そうなったときに、老人保健医療は破綻をしてしまうんではないかと本当に心配をいたしております。
 そうならないためにも、いかに医療ではなくて、予防の方に目を向けることが大事ではないかということではないでしょうか。ある意味、医療技術の進歩により日本人の寿命は世界一となっておりますが、いかに元気で長生きをするかということではまだまだ後進国でございます。ぜひ長生きもしなければいけません。そしてなおかつ健康で、なるべく病院にかからないように人生を楽しんでもらいたい、そういった思いがございます。
 そのための大きな手段といたしまして、スポーツがございます。市長も所信表明の中で、スポーツ王国八代の擁立ということを力強く述べられました。もうちょっと突っ込めば、スポーツ王国八代の復活ということかもしれません。元来、この旧6市町村からは数々の名選手を輩出してまいりました。特にプロ野球の関係では、現役の松中選手を筆頭に、すばらしいプレーヤーが名を連ねてきております。ところが、最近を見てみますと、残念ながら、ちょっと停滞しているような気がしてなりません。これは中体連等の成績を見れば明らかでございます。
 ただ、先日は、相撲の全国大会で、小中学生の混成チーム、八千把クラブが見事優勝され、V2を果たされました。このチームは成松議員さんが指導をされておりますが、毎年すばらしい成績をおさめられております。このように、大変頑張っておられるところもございます。
 ぜひ市長には、八代の元気づくりのために、スポーツ行政にも力を注いでいただきたいとの思いで、先ほどの福祉行政とあわせまして、健康福祉行政とあわせまして、4点ほど質問をさせていただきたいと思います。
 ?でございますが、以前から要望をしておりました、町じゅうが運動場(ウオーキングコース)の設定でございます。
 これは本当に難しく考えてもらわずに、各町内単位とか、あるいは町内の中の組単位とか、本当に簡単で結構でございます。もちろん、本市には緑の回廊線や河川敷、前川堤防等々すばらしい散歩コースがございますし、それぞれ旧郡部の方にももっともっと立派な散策コースがございます。
 それはそれでもちろんいいわけでございますが、ここでは、時間や距離の簡単な目安となりますような地図、あるいは看板でも設置をいただきまして、市民の皆さんに、特に高齢者の皆様に歩く気になってもらう、あるいは歩く気にさせる、そういったお手伝いを行政の方でやっていただきたいというお願いであります。
 幸いにも、この八代には、もうすぐ開催がされますスリーデーマーチがございます。九州では唯一の開催であります。日ごろから歩くということを実践してもらい、そしてその成果をスリーデーマーチで発揮してもらうということで目標も持てますので、ぜひ実施願いたいと思っておりますが、市長はこの件に関しましてはいかがお考えでしょうか。
 ?でございます。これも私にとりましては懸案の課題と思っておりますが、少年スポーツの聖地づくりについてお尋ねをいたします。
 市長におかれましては、恐らく聞きなれない言葉かもしれません。中身はですね、高校野球でいいます甲子園、高校サッカーでは国立競技場、高校ラグビーでは花園競技場、ここが聖地として有名でございますが、こういった聖地を各競技ごとに全国各地に設置したいという国の考えでございます。
 このスポーツ聖地づくりをぜひ本市に持ってきてほしいという願いでずっと要望をし続けてまいりました。その結果、現在、小学生のバドミントン競技が2年後ぐらいをめどに開催の可能性があるように、以前より御答弁をいただいております。
 そこで、現在の状況とあわせまして、市長におかれましては、この件につきましてもどのように考えておられるか、御答弁をいただければというふうに思います。
 ?でございますが、本市にはすばらしい施設が幾つもございます。今回の合併によりまして、数的にはますますそろってきております。しかし、残念ながら各施設が、合併の関係もありますけれども、あちこちに点在しており、効率的に機能しているとはとても言えない状況にございます。
 そこで、スポーツ施設の集約ということで、県南運動公園を核としました施設整備をぜひ推し進めていくべきであると考えておりますが、市長はどのようにお考えでしょうか。
 現在は、県の施設ではございますが、野球場、陸上競技場、多目的競技場、そして市の施設としましてはテニスコート、ラグビー等の球技場が隣接をしております。これらの施設は県南では最大ではありますが、いま一つ物足りなさを感じるのも事実であります。
 ここに、武道場、そして現在改修中でございますプールも将来的には移設、将来的ということに関しましては体育館の移設も検討すべきかもしれません。また、多目的な雨天練習場、市民第2球場等々、もちろん一度というわけにはいきません。これらの施設を長い目で見据えて、将来的に一つのエリアに入れ込んでしまうということが必要ではないでしょうか。金もかかります。当然本市の財政だけでは太刀打ちできません。国や県から、どうにかして知恵を絞って支援をいただかなければなりません。これらの点も含めまして、市長の御所見をいただければと存じます。
 さらには、これらの施設整備を図りながら、プロ、アマ問わず、スポーツキャンプ誘致にも積極的に取り組むべきであると思っております。このことで大きな経済効果が発生してまいりますし、青少年育成の観点からも、子供たちに生の教育で指導していただくことも可能となってまいります。まだまだ条件整備は必要でありますが、真剣に取り組むことで十分誘致は可能であるというふうに思っております。このスポーツキャンプ誘致に関しましては、市長はどのようにお考えでしょうか。あわせまして御答弁をお願いしたいと存じます。
 ?、この項の最後でございます。今まで?〜?述べてきましたが、すべて合わせたような話でございますが、旧八代市の以前からの総合計画の中に、保健センター周辺を健康福祉ゾーンとしての位置づけがなされ、現にひまわり苑及びおおぞら授産所等の福祉施設を移設する方向で、測量調査等の予算が策定をされております。
 そして、ここには、御存じのようにヘルシーパル八代も隣接をしております。しかしながら、このヘルシーパルは、この秋から社会保険庁管轄から独立行政法人となりまして、存続が危ぶまれているようなお話もお聞きしております。
 そこで、先ほど来の健康づくりの一環、そして少子高齢化対策としての重要施策として、保健センターのさらなる充実とあわせまして、ヘルシーパルとの一体性を図っていくべきではないかと考える次第です。さらには、ヘルシーパルは宿泊施設も有しており、キャンプ誘致等にも活用できるのではないでしょうか。
 一方では、これから団塊の世代が定年を迎えられます。この年代の方たちは、特に健康に一番力を注がれるそうでございます。そして次に旅行ということだそうです。そういう意味では、健康づくりと観光旅行をミックスしたような形で集客を図ることも一つの手段ではないでしょうか。八代を拠点に長期宿泊をしていただき、ウオーキング等で体づくり、保健センターで健康診断、そして観光では日奈久温泉や五家荘、さらには九州各地を回ってもらう、こういったことがこれからのニーズになってくるのではないでしょうか。
 この健康福祉ゾーンの考え方と、保健センターの充実及びヘルシーパルとの一体性ということに関しまして、市長の御所見をお伺いしたいというふうに思います。
 (3)、最後になりますが、中小企業支援策と企業誘致策につきまして質問をさせていただきます。
 市長が所信表明の中で述べておられますように、景気がいいのは大都市と大企業ばかりでございます。地方におきましては景気回復の兆しすら見えず、ましてや中小企業におきましては疲弊し切っておられます。しかし一方では、知恵を振り絞りながら、何とか生き延びようと本当に一生懸命頑張っておられます。まさしく頭の下がる思いでございます。もちろん、一民間企業ですから、それぞれ独自で頑張ってもらわなければなりません。しかし、地場企業が元気をなくしては、町の活性化は考えられません。そういう意味では、行政としまして支援できる部分につきましては積極的に協力をお願いしたいと思いますし、そのための情報もどんどんどんどん流していただきたいと思います。
 そこで、?ですが、市長も選挙公約で申されておりますし、所信表明の中でも、やる気のある中小企業の支援ということで発言もされております。市長御自身は中小企業対策としましてどのような支援策を考えておられますでしょうか。御答弁をお願いしたいと存じます。
 ?でございますが、あわせまして、企業誘致につきましても決意を述べておられます。この件は、歴代の市長も、あるいはどこの自治体も、ほとんどと言っていいほど何らかの形で計画には取り上げられております。しかし、残念ながら、本市におきましては、さほど企業誘致ということでは成果が上がってきておりません。九州のへそに位置し、球磨川の豊富な水を有し、八代高専等の関係で大変優秀な人材も確保できます。決してほかの自治体に引けをとるようなことはないと思っておりますが、強いて挙げますと土地、これがございません。あるいは県の方の目がこちらに目を向いていないということもあるかもしれません。
 いずれにしましても、これまでの問題点を十分に整理、反省していただきまして、トップセールスで積極的に取り組んでいただきたいと思っております。
 そこで、市長におかれましては、企業誘致ということでは、どこの地域にどのような企業形態を考えておられますでしょうか。また、その進め方としましては、何かお考えがおありでしょうか。中小企業支援策とあわせまして御答弁をお願いしたいと思います。
 以上、長くなりましたが、壇上からの質問をさせていただきました。
 再質問につきましては、質問席より行わせていただきます。よろしくお願いいたします。
               (産業振興部長山中健二君 登壇)
◎産業振興部長(山中健二君) おはようございます。(「おはようございます」と呼ぶ者あり)
 竹田議員御質問の、市長の諸施策に対する基本的な考え方についての第1項目め、八代港の港湾計画改定の内容についてお答えいたします。
 八代港港湾計画改定につきましては、策定者であります熊本県において、策定作業に時間がかかっていたこともございまして、これまでも、竹田議員を初め多くの議員の皆様から御心配をいただいたところでございます。
 まず、改定作業についてでございますが、去る9月7日に開催されました第3回八代港長期整備構想策定委員会において最終的な検討が行われ、八代港の整備計画案がまとまったところでございます。この整備計画案をもとに港湾計画の改定案が策定され、10月7日に熊本県地方港湾審議会で審議され、諮問どおりに答申をされました。今後は、11月に国土交通省の交通政策審議会で審議される見込みでございます。
 今回の改定につきましては、本市といたしましては、地元要望として、1つ目に、5万トン岸壁──失礼いたしました、5万トン級船舶の入港に対応できるマイナス14メーター岸壁と、これに伴う航路、泊地の計画を、2つ目に、加賀島地区の埋立地面積78.9ヘクタールの土地利用計画について、3つ目に、大島石油配分基地の航路を現在の50メーターから87メーターへ広げることに、並びにマイナス6.5メーターへ深くすることを要望してきましたが、これらはすべて改定案の中に盛り込まれております。そのほかに、マイナス10メーター岸壁の1バース目を耐震強化するとともに、客船兼用バースとして利用する計画案がございます。
 一方、現行計画にございます大島北地区及び西地区のしゅんせつ土砂の埋立計画については削除され、大築島南地区の埋立計画につきましては縮小する方向で計画がなされたところでございます。
 以上、お答えといたします。
                 (市長坂田孝志君 登壇)
◎市長(坂田孝志君) 竹田議員御質問の、八代港の港湾計画改定の内容の市長所見についてお答えいたします。
 今回の港湾計画の改定につきましては、全体的には、現行の港湾計画に比べますと、5万トン級の船舶に対応するマイナス14メートル岸壁の整備や耐震強化岸壁の整備など、現実的な整備計画となっております。現在の厳しい社会経済状況の中で、このような整備計画となったのは、評価すべきではないかと感じている次第であります。
 今後、八代港背後圏の製造業や運輸関連企業にとって、さらに使いやすいものとするよう、国や県に対して、一刻も早く事業着手し、港湾施設の充実を図っていただきたいと考えているところでございます。そのため、地元市長といたしましても、国及び県に対し、地元経済界とも連携を図りながら、強く要望してまいる必要があると考えます。つきましては、市議会におかれましても、今後もなお一層、御理解と御協力をいただきますよう、よろしくお願いしたいと思います。(竹田誠也君「市長、中国航路もお願いします」と呼ぶ)
 八代港コンテナ国際定期航路における中国航路の開設につきましては、これまで、竹田議員を初め多くの議員の皆様方から御心配をいただいているところでございます。
 これまで進めておりました中国・上海と八代港との航路開設につきましては、そのメリットとして、輸送コストの低減や輸送時間、すなわちリードタイムの短縮を図ることにより、八代地域経済が他の地域に十分に打ち勝てる競争力を持ち得る、また八代市域はもとより、熊本県内の経済活性化の観点からも大きな効果が期待されるところでございます。
 議員御案内のとおり、現在の海運業界では、船のチャーター料の高騰や原油価格の上昇により、大変厳しい経営環境下にあり、船会社は新規の航路開設に消極的な状態でございます。また、加えて、ベースカーゴとなる荷物の確保の問題があり、今日に至っているわけでございます。
 しかしながら、一方では、市内事業所の現在の港湾の利用状況や農産物の輸出という観点からは、新高ナシの輸出の急増など、これからの貿易を考えるときに、経済発展の上でも、東アジア、特に中国との航路開設をしなければならないと考えているところでございます。
 したがいまして、中国の港との航路開設は、経済活性化に大変メリットがあるものでございますので、今後も引き続き、熊本県並びに八代港ポートセールス協議会や港湾業者との連携を図りながら、もろもろの課題をクリアし、航路開設を進めてまいりたいと、このように考えております。
◆竹田誠也君 ありがとうございました。
 まず、八代港の港湾計画につきましては、市長の御所見としましては、ほぼ評価できるということでございました。私もそのように思っております。これまで節目節目の報告では、かなり当初計画よりトーンダウンのような感じも受けておりましたもんですから、そういう意味では、若干ですが縮小の部分もありますけれども、全体としましては一定の評価ができるというふうに思っております。
 特に今後でございますが、5万トン岸壁につきましては事業着手が一日も早く実現できますように、市の方におかれましても、関係団体と一体となった取り組みを展開していかなければならないというふうに思っております。そのためには、早急に要望活動を進めていただきたいと思いますし、あわせまして、国への要望活動等につきましては、過去の反省も生かしていただきながら、県知事も帯同するような強い気持ちで臨んでいただきたいと思っておりますので、よろしくお願いをいたします。
 それから、この計画の中で、もう一つの大きな課題でございますニュー加賀島地区、こちらの土地利用でございますが、こちらの方もですね、八代港を発展させる意味からしましたら大変大きなウエートを占めてくると、このように思っております。後ほどの企業誘致とも関連してくると思っておりますけれども、このニュー加賀島地区につきましてですね、市長はどのような計画をお持ちかということで御答弁をいただければというふうに思います。よろしくお願いいたします。
                 (市長坂田孝志君 登壇)
◎市長(坂田孝志君) ニュー加賀島地区の土地利用計画についてでございますが、今回の港湾計画改定案の中では、加賀島地区には、1つ目に、人々が憩い、自然と触れ合う安らぎの空間としての公園整備や、イベントやスポーツを楽しむレクリエーションの空間としての緑地計画、2つ目に、産業の活性化のための工業用地計画がございます。
 議員御案内のように、外港地区の工業用地はほとんどが売却済みであり、企業誘致のできる用地が少ない状況にあります。このため、地元市といたしまして、新たに加賀島地区に形成された土地を工業用地として活用するよう要望してまいりました。また、同じように、市民の要望の高い、憩える、楽しめるレクリエーションの空間としての公園緑地の整備をお願いしてきた結果、今回の改定案の中に取り入れていただきました。
 今後は、早期に、一日でも早く計画が実現するよう、国や県に対し強く要望してまいりたいと考えておりますので、議会におかれましても、御協力のほどをよろしくお願い申し上げます。
◆竹田誠也君 企業誘致につきましても、緑地の関係につきましても、これはもう市民の皆さんが大変望んでいる事業でございますので、できるだけ早く事業認可等、着手ができますようにですね、さらに要望しておきたいというふうに思っております。
 それでは、もう一点ですね、中国航路の開設の件でございますが、こちらの方がですね、先ほど言いましたように、何か今棚上げ状態のような感じではないかなというふうに私自身は思っておりますが、市長はどのような現状認識であられるのかということで、これまでの継続という形で進めていかれるのか、それとも全くゼロ、これから新たに進んでいく、その辺をですね、市長の考えということで御答弁をいただければというふうに思います。
                 (市長坂田孝志君 登壇)
◎市長(坂田孝志君) これまで、中国・上海と八代港との直行航路につきましては、八代地域の経済活性化に非常に高い効果が期待できるものと考え、進めてまいりましたが、先ほど申し上げましたような、船のチャーター料や燃料となる原油価格の高騰などの海運業界の経営環境は、依然として厳しいものがございます。
 市といたしましても、好調な伸びを見せる中国経済に対して直行航路の開設を行うことは、既存韓国航路とともにとても大事なことであると認識をいたしているところでございます。したがいまして、今後も引き続き、県と八代港ポートセールス協議会と一体となって、積極的、継続的に取り組んでまいりたいと、このように考えております。
◆竹田誠也君 この前、金曜だったですかね、夕方たまたまテレビをつけておりましたら、市長がテレビに出てこられまして、ちょうど八代の港のところでヘルメットかぶって出てこられましてですね、いろいろ港に対する考え方等も述べておられました。そういう意味では、市長さんも、先ほど言いましたように、港に関しましては非常に得意分野であるというふうに思っておりますので、ぜひ積極的にですね、これまで以上のスピードで着手できますように御尽力をお願いしておきたいというふうに思います。
 次、お願いいたします。
 市長、まとめて結構です、(2)、はい。ちょっと長うなりますが、済いません。?までです。
                 (市長坂田孝志君 登壇)
◎市長(坂田孝志君) 議員御質問の、まず、町じゅうが運動場・ウオーキングコースの設定についてお答えいたします。
 最近、健康のためにウオーキングを楽しまれる方をよくお見かけしますが、ウオーキングは、健康づくりには最も効果のあるものであります。
 本市におきましても、いつでもどこでもだれにでも気軽に楽しむことのできる生涯スポーツの推進に努めているところでございますが、ウオーキングもその一つと考えております。また、ウオーキングがより効果的になるように健康運動教室等を開催し、正しい歩き方等の講習会を実施して、市民の健康増進、体力づくりの底辺を図っているところであります。
 議員御紹介のウオーキングコースにつきましては、緑の回廊線や河川敷、球磨川堤防等すばらしいコースがあります。今後、コースの調査を実施し、それぞれの校区の実態を把握し、議員から御提案をいただきました、簡単な時間や距離等の目安になるようなウオーキングマップ等の作成について、各校区の体育協会等の関係機関と連携して検討してまいりたいと思います。
 続きまして、少年スポーツの聖地づくりについてお答えいたします。
 この制度につきましては、議員御承知のとおり、総務省、文部科学省によるスポーツの拠点づくり推進事業として、平成17年度から実施されておるところでありますが、事業の趣旨につきましては、小中高校生の全国大会を特定の市町村で継続的に開催する取り組みを支援し、青少年があこがれ、目標とするスポーツの拠点を形成し、スポーツの振興と地域の再生に寄与することを目的とするものであります。
 本市といたしましても、スポーツの振興と青少年の健全育成のため取り組んでいきたい制度であると考え、体育協会初め関係団体に働きかけ、どの競技種目がよいか、施設運営等の諸条件について協議した結果、バドミントン競技を推薦し、平成17年度、18年度大会開催希望の申請をしたところでございます。
 しかしながら、平成17年度、18年度につきましては、千葉県初めほかの自治体での開催が既に決まっているということで、八代市のバドミントン協会の助言をいただきながら、小学生を対象としたバドミントン競技の開催について、日本バドミントン協会と日本小学生バドミントン連盟に、平成19年度からの八代市での開催を強くお願いしているところでございます。今後、大会開催実現に向け、関係団体にも働きかけを行ってまいりたいと思います。
 続きまして、県南運動公園を核とした施設整備とスポーツキャンプ誘致についてお答えいたします。
 市町村合併後の体育施設の設置状況を見てみますと、大きく分けまして、県営八代運動公園周辺、八代市総合体育館周辺、球磨川スポーツ公園、千丁体育館周辺、鏡総合グラウンド、東陽スポーツセンターなどのエリアに分けられます。その他の点在する施設を含め、これらの施設は、地域住民が日常的に体力や健康を維持増進し、あるいは競技力の向上を図る上では、ある程度満足のできる施設であると考えております。
 しかしながら、特に屋外の競技であります野球、サッカー、ラグビー、陸上、テニスなどの規模の大きな大会を開催するとなりますと、県営八代運動公園を中心とした周辺施設を利用しなければなりません。
 議員御指摘のとおり、このエリア内に多目的な屋内施設やグラウンドなどの整備充実を図ることにより、今まで以上に大規模な大会やスポーツキャンプ等が誘致できるものと考えております。つきましては、県営八代運動公園の整備充実という意味合いで、運動公園内あるいはその周辺に、これらの必要性の高い施設を整備できないか、県に対して働きかけをしていきたいと考えております。
 また、スポーツキャンプの誘致につきましては、経済活性化の観点からも効果が期待されるものと考えております。しかしながら、誘致するといたしましても、競技場もまだ不十分でありますし、サブグラウンド、雨天練習場、ウエートトレーニング場、合宿所など、附帯施設のハード的な整備が不可欠であります。また、宿舎となるホテル、旅館からの練習会場までに距離があり、競技によっては不便という声も聞いております。
 このように、スポーツキャンプ誘致のための条件整備が山積しておりますので、これらの課題あるいは諸条件の整備について努めるとともに、スポーツキャンプの誘致活動について、県と協力しながら、誘致に向けて積極的に取り組んでまいりたいと考えております。
 議員御質問4点目でございますが、健康福祉ゾーンとしての保健センター周辺の環境整備についてお答えさせていただきます。
 御案内のとおり、保健センター周辺の健康福祉ゾーン制定につきましては、平成3年建設の八代市保健センター、平成5年4月に開館の熊本県保健福祉センター・ヘルシーパル八代を中心に、平成8年に策定されました八代市新総合計画第三次基本計画の中で、健康福祉ゾーンと位置づけられました。
 その後、平成13年度策定の八代市第三次総合計画においては、全体的なゾーン計画は見直され、新たに健康増進拠点プロジェクトとして位置づけ、保健、医療、福祉を集約した地域としての機能が重要視されてきたところであります。このような状況を踏まえ、保健センター東側に、複合による障害者施設の整備を計画し、平成16年度に用地を確保、平成19年度の建設を目指しております。
 一方、ヘルシーパル八代等の類似施設については、新聞等の情報によりますと、全国的に厳しい状況であるとお聞きしておりますが、本市におきましては、健康増進拠点プロジェクトのほぼ中心に位置し、住民にも親しまれた施設でありますので、総合計画の重要政策の一つとして進めてまいりましたことから、保健センター周辺の活用は、本市の保健、医療、福祉行政を進める上で重要な役割を果たす地域であると認識をいたしております。
 このことから、今後保健センター周辺地域をどのように位置づけていくのか、ヘルシーパル八代の動向を踏まえながら、保健センターとの一体性や連携についても、市民の皆さんの健康づくりや予防対策など関係する部分もありますので、国の動きを注意深く見守ってまいりたいと、このように考えております。
◆竹田誠也君 市長、ありがとうございました、多岐にわたって御答弁いただきまして。
 まず、町じゅうが運動場・ウオーキングコースの設定、これとスポーツの聖地づくりでございますが、この件2つに関しましては、これはもう自分自身の中でも大きな懸案課題というふうに思っておりますもんですから、ぜひ実現できますように、市長のリーダーシップを期待しておきたいというふうに思います。
 それから、県南運動公園の施設整備でございますが、御答弁の中では、県に対して働きかけをしていきたいと、キャンプ誘致につきましても県と協力しながら取り組んでまいりたいということでございました。
 もちろん県の力は必要であるというふうに認識をしております。しかしながら、市の方が主体性を発揮しませんと、県の方が動くはずはないというふうに思っております。そういう意味では、市長はスポーツ王国八代の確立ということを強く訴えておられますもんですから、もうちょっと熱意を感じます御答弁ということで、これからもまた質問を出させていただきますので、市長独自の考えでも結構でございますので、もうちょっと突っ込んだ御答弁をいただきますようにお願いをしておきたいというふうに思っております。
 ただ、後、この後に村上議員さんの方の、同じような多分内容の質問もごさいますので、そちらの方の御答弁にも注目をさせていただきたいというふうに思っております。
 それから、この項で最後になりますが、保健センター周辺の環境整備の件でございますけども、御答弁にもありましたように、ヘルシーパルですね、こちらの動向というのが非常に私も気になっております。御答弁にありましたように、いろんな形で市民の皆さんに親しまれております施設でございまして、逆にですね、ここが、万が一ですけども、閉鎖にでもなった場合の影響ははかり知れないものがあるというふうに思っております。ぜひですね、そういった意味では、国の動きあたりの情報も早目に仕入れていただきまして、ヘルシーパルを含めました同エリアの環境整備をお願いしておきたいというふうに思っております。
 さらには、来年度には新しい八代市の総合計画を立案をしたいという御発言でございました。健康づくりといいますのは、生活をしていく上では最も重要な部分であるというふうに思っております。そういう観点で、ぜひ来年の総合計画の中には、この保健センター周辺のエリア、ここを健康福祉拠点プロジェクト、ゾーンという形がなくなったそうでございますので、プロジェクトでも何でも結構なんですが、何らかの形での位置づけをお願いしておきたいと思っておりますが、市長さん、いかがでしょうか。
                 (市長坂田孝志君 登壇)
◎市長(坂田孝志君) 竹田議員御指摘のとおり、新市の総合計画の策定の中でいろいろと検討させていただきたいと、このように思っております。
◆竹田誠也君 ぜひ、よろしくお願いをしておきたいというふうに思います。
 この健康づくりの件に関しましてはですね、7月だったと思いますが、お隣といいますか、土地を挟んでお隣、宇城市の方で健康立市ということで宣言をされまして、既に取り組みをされております。しもうた、先を越されたというふうに思ったんですが、決して二番せんじということにはなりませんので、ぜひこの先進地の例も参考にしていただきながら、八代独自の取り組みを展開していただきたい。先ほど中村議員さんから特区の話もございましたけども、ぜひこういったやつに生かせるというふうに思っておりますので、ぜひよろしくお願いいたします。
 じゃ、次、お願いいたします。市長で結構です。
                 (市長坂田孝志君 登壇)
◎市長(坂田孝志君) 中小企業支援策についてでございますが、本年8月合併して新たな八代市が発足いたしましたが、現在の市域全域の産業を見ますと、農林水産業、商工業、サービス業など、産業全般について大変厳しい経営状況であると認識しております。
 このような中、合併協議会等で新市の各産業の優遇制度を検討され、合併後引き続き産業支援策を実施しておりますが、その中で、中小企業支援策の主なものとしましては、工場等の新増設に対して企業振興促進条例で行っている固定資産税の減免、雇用奨励金等の優遇措置があります。また、企業、大学等との共同研究に対する産学連携支援補助金や、中小企業の従業員の派遣研修に対しての中小企業技術者研修助成、及び産業の後継者等を育成するための産業担い手助成などがございます。また、企業に対する融資制度も実施しており、運転資金、設備投資資金など、金融機関を通じて活用いただいております。
 竹田議員お尋ねの新しい施策といたしまして、私が所信表明でも申し上げました、やる気のある中小企業の支援を実施いたしたいと考えているところでございます。この事業の実施については、各担当部署にこの制度について検討するよう指示を行っており、現在、制度の支援内容、対象事業、審査基準等も含めて検討しているところでございます。この事業の実施は、事業所の成長、発展はもちろんのこと、地域の振興や雇用拡大に寄与し、景気の底上げにつながる施策と考えております。
 次に、企業誘致についてでございますが、現在、本市所有の工業用地はございませんが、現在の受け皿として、外港工業用地に民間所有の約10ヘクタールの遊休地を、地権者の了承を得て、進出希望の企業へ紹介しているところでございます。また、ニュー加賀島地区を工業用地として整備していただくよう、所管官庁である国、県に要望しているところでもございます。
 これまでの企業立地は、臨海地区の広大な工業用地を中心に、重厚長大型の企業が立地してまいり、発展を遂げてきましたが、現在の企業の動きからは、内陸部に企業進出が図られており、新市におきましても内陸型の工業用地の確保が必要かと考えており、今後は企業のニーズにこたえられる内陸型の工業用地の確保をしていかなければならないと考えているところでございます。
 また、今後の誘致企業については、地域の活性化に貢献が高い企業を中心に誘致活動を図ってまいりたいと考えておるところでございます。
◆竹田誠也君 ありがとうございました。
 まず、中小企業支援策ということでは、合併協議会等での検討を踏まえましての優遇制度とともに、これにつきましては、今までの八代の制度とほぼ似通った形でございますので、ある程度理解ができました。
 それとあわせまして、新しい施策ということで、市長の方で各担当部署に制度設置に向けての指示を行っているということでございましたが、この新しい施策はいま一つわかりづらいというような感じを持っておりますもんですから、せっかくの機会でございますので、どういう制度概要かということを、市長が考えておられる範囲で結構でございますので、もう少し具体的に説明いただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
                 (市長坂田孝志君 登壇)
◎市長(坂田孝志君) 中小企業支援策の制度概要についてということでございますが、先ほどお答えいたしましたとおり、各担当部署に制度内容の検討を含めて指示を出しているところでございまして、私が意図しているところは、中小企業支援だけではなく、農林水産業、商工業等、産業全体を視野に入れ、やる気のある経営者等を対象に支援する制度にしたいと考えているところでございます。
◆竹田誠也君 ありがとうございました。
 市長さんも就任されて1カ月半ぐらいで、その間には台風も来ましたんで、まだぐたぐた細やかなところまで進んでないのが実情ではないかというふうに思っておりますので、この点につきましては、また今後以降質問させていただきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。
 もう一点ですね、企業誘致の件でございますが、これにつきまして、最後に片岡助役さんの方にお尋ねをさせていただきたいというふうに思っております。助役さんにおかれましては、県の方にお勤めの時代に、商工観光労働部長という職を歴任をされておられまして、ある意味では県の方のお立場で企業誘致の方に積極的に取り組んでこられたんではないかというふうに思っております。
 そういう中にありまして、なぜですね、この八代市には企業誘致ができなかったかということをお考えでしょうかということと、あわせまして、そのときの反省を踏まえていただきまして、これからどのように進めていきますと企業誘致といった可能性が出てくるのかということをお伺いしたいというふうに思っております。非常に御答弁しづらい部分があるかもしれませんけれども、率直な御意見をお聞かせいただければというふうに思っております。よろしくお願いいたします。
                 (助役片岡楯夫君 登壇)
◎助役(片岡楯夫君) お答えいたします。
 近年、企業は、新規に投資をすると決めたら、すぐに工場建設ができるところに進出する傾向にございます。すなわち、工業用地あるいは用水・排水、あるいは電力、あるいは人材等の条件が整っているところに進出していくわけでございます。また、臨海部というより内陸部に進出する傾向があります。
 八代市には、近年、ヤマハを初めとして、臨海工業用地を中心に新規の工場立地や増設が8件ほどあっておりますが、これは八代市の企業誘致に対する努力の結果であるというふうに理解をいたしております。
 これからどのような活動をすれば企業誘致が進むかということでございますが、まず第1に、八代市が他にまさるよいところ、すなわち現状を知っていただく努力が必要であろうかというふうに思っております。八代市は、港湾、高速道路、新幹線などのインフラが整っております。また、八代高専や八代工業高校の卒業生などの優秀な人材が多く、企業の評価も高いというふうに理解をいたしております。さらに、豊富な工業用水など、まず、八代市の魅力的なところを、ホームページなどを通じて知っていただくということが必要であろうかと思います。
 次に、八代市に進出してきたいわゆる誘致企業さんから、八代市に来て本当によかったということで、いろいろな機会、あるいはいろいろな場所でお話をしていただけるように努力する必要があろうかと思います。当然来ていただいた誘致企業に対しては、来てよかったというような施策をする必要があるというふうに思います。
 3番目に、企業にアタックする場合には、進出の可能性がある企業に目標を絞って接触する必要があろうかと思います。現在は内陸工業団地を持っておりませんので、IT関連の企業誘致は非常に厳しいというふうに思っておりますが、ヤマハの下請、あるいは──下請企業、あるいは飼料工場、あるいは現在九州に生産拠点を集中させつつある自動車関連企業、こういうところに目標を絞る必要があろうかというふうに思っております。
 企業誘致は、先ほど議員からも御指摘があったように、全国のすべての企業で力を入れてる事業でございます。ですから、自治体間の競争になっておりますので、まず、優遇措置の見直し等も含めて、県と一体となって取り組む必要があろうかというふうに思っております。県はやはり情報の宝庫でございますので、県の力を使わない必要はないというふうに思っております。
 以上でございます。
◆竹田誠也君 助役さん、ありがとうございました。
 もう、一番当事者でおられたということで、非常に答弁の方に説得力を感じました。今、幾つかの条件述べていただきましたけど、まさしくこの中で、幾つかこの八代にはもうぴしゃり当てはまるやつがございますが、一方では、これはやっぱり八代にはまだまだ無理だなというやつを今わかることができました。一番今私が思ったのはですね、マンパワーといいますか、人間ですね、この企業に対して、ぜひこの八代に来てほしいという熱意、これが今までこの八代は足らなかったんじゃないかなということもですね、大きなこの要因の一つではないかなというふうに思っております。
 そういう意味ではですね、今回市長さんもかわられましたし、助役さんもかわられました。ぜひトップセールスで各企業の方に出向いていって、みずから営業を行っていただきたいと思っておりますし、本当に本気で企業誘致を進めるということであればですね、専従の職員といいますか、専門の職員もですね、これは1名でも2名でもやっぱ配置しませんと、3年ぐらいでころころかわりますとですね、せっかく企業と顔が合わさりまして、今から本音の話をしていくときに、またかわったっかいということに企業の方はなりますもんですから、そういう意味では、もう真剣に専従者の配置も考えていただきたいというふうに思っておりますので、これからいろんな行財政改革とかの中で御論議されますと思いますけども、その辺も含めて御検討いただきたいと思います。
 質問のいっぱい用意しとったんですが、坂田市長があんまりすらすら答えられますんでですね、予想以上に早く終わりました。
 最後にですね、これはちょっと前の新聞コラムになりますけれども、今の八代に参考になるような記事がございました。
 ちょっと簡単に紹介しますと、今の地方経済にとって参考になるのは江戸時代の日本と。当時は鎖国したことで新しい生産技術が育たず、農業生産も低迷、人口もふえなくなってきたと。藩の収入はふえず地方は疲弊した。そこで、当時の人々が絞ったのは知恵であると。各地の特産物のほとんどがこの時期に考案されました。富山の薬とか天童の将棋の駒ですね、こういったもの。そうしなければ生きていけなかったから。知恵を絞ってきた特産物が人の流れを活発にし、人々の消費意欲を刺激し、製品に磨きをかけ、地方経済に明るさをもたらしたと。で、地方に今必要なのは知恵と。駅前の複雑な利害関係を克服して町を新しくする知恵。インターネットを利用した新しい経済・販売のルートづくりの知恵。新しい自治体としての個性売り出しの知恵──これはまさしく八代に当てはまると思います。それから外からの旅行者を受け入れる知恵。今の地方にはまさしく知恵が必要であるという内容でございました。
 もうまさしく、すべてをとって今の八代市に当てはまるというふうに思っております。ぜひ、この八代もすべての市民の皆さんの知恵を結集いただきまして、本当に住みやすい町となりますように、そして自分自身もその一助となれますように頑張っていきたいというふうに思っております。
 これで、本日の一般質問終わらせていただきます。
 ありがとうございました。
           ─────────────────────────
○議長(山本幸廣君) 以上で午前中の議事を終わり、午後1時まで休憩いたします。
                 (午前11時44分 休憩)
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                 (午後1時01分 開議)
○議長(山本幸廣君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
           ─────────────────────────
△日程第1〜22(続き)
○議長(山本幸廣君) 日程第1から日程第22までの議事を継続いたします。
 太田広則君。
                  (太田広則君 登壇)
◆太田広則君 皆様こんにちは。(「こんにちは」と呼ぶ者あり)
 公明党の太田広則でございます。
 先般の八代市議会議員選挙におきまして、八代市民の皆様の御信任をいただき、はえある八代市議会の議員といたしまして、このように一般質問の機会を与えていただきました。改めまして、八代市民の皆様に心より感謝と御礼を申し上げます。
 また、これからの議員任期4年間におきましては、私はあくまでも市民の皆様の代表であるという自覚を決して忘れることなく、坂田市長を初め執行部の皆様、そして議員の諸先輩の皆様には大変お世話になるかと存じますが、新生八代市のため、八代市民の皆様のために全力を尽くしてまいります。どうぞよろしくお願いを申し上げます。
 ここで、簡単に私の自己紹介をさせていただきます。
 私は、八代の民間の中小企業で20年間、サラリーマンとして、電子部品の製造と販売をやっておりました。前半の10年間は、新規事業であったプラスチック成型による電子部品の量産体制をゼロから立ち上げ、後半の10年間は、物づくりの現場を見ながら、営業として、いいものをより安く、より早くをモットーに、九州管内はもちろん、関西、関東、東北方面の客先を回っておりました。つくっておりました電子部品は、すべての電化製品に組み込まれているために特に価格競争が激しく、ひどいところは年に4回のコストダウンの要求があり、その価格にこたえ切れなければ受注がゼロになる、非常に厳しい世界です。
 国内のライバル会社はもちろんのこと、最近では東南アジア諸国も技術が発達し、お客様からは、品質はどこも同じ、まさに価格だけの勝負の世界です。しかも、客先である家電メーカー自体が生き残っていくためには、人件費の安い国でしか価格対応ができない、そういう理由で生産拠点をどんどん海外に移し、日本の製造業の空洞化を招いている、典型的な悪循環の業界と言っても過言ではないでしょう。
 では、どうやってその競争社会を国内で生き延びてきたかと申しますと、現場におきましては、まず品質向上を重視、ISOの9001と環境の14001を取得し、徹底した無理やむだを省き、社内改善活動を積極的に実施し、問題が出たときはスピードをもって対応し、お客様に信頼される物づくりを徹してきました。
 さて、そんな私がなぜ市政にとお思いの方も多かろうと思います。
 私は、いい物をつくるということと、いい町、いい社会をつくるということは、基本的には同じではないかと考えました。いい物をつくるときは、先ほど述べましたように、徹底した無理やむだを省き、問題点を見つけては改善を行っていかなければなりません。いい町、いい社会をつくるときも、まずは現状の問題点を摘出できる能力、改善する能力があるかどうかだと思います。この辺は、現場の物づくりで十分培ってまいりました。この経験が、少しでも新生八代市のために生かせたらと思い、これが決意をした理由の一つでございます。とは申しましても、右も左もわからない全くの新米議員でございますので、各種、議会におきましては質問等で大変御迷惑をおかけする場合があるかと思いますが、あわせて御指導のほどよろしくお願いを申し上げます。
 前置きが長くなり、大変申しわけございません。
 さて、市長、いよいよ約14万市民を乗せた大きな船の坂田丸が船出をいたしました。その船出の喜びもつかの間、新市長にとりましても、新米議員の私にとりましても、まさに試練とも言うべき、いきなり台風14号という大きな荒波が襲いました。まさに今船は大揺れに揺れているところでありますが、しかし、この荒波は、後々必ずや私どものいい教訓となって、あの台風14号があったればこそと言えるときが必ず来ることを信じています。いや、必ずそう言えるときが来るよう、今は合い言葉で、頑張ろう泉町、頑張ろう八代でいこうではありませんか。
 この場をおかりして、台風14号によって被災されました方々に、心からお見舞いを申し上げます。幸いにも犠牲者が出なかったとはいえ、まだ孤立を余儀なく強いられておられます泉町の栗野地区の皆様の御心労を思うとき、胸が痛み、一日でも早い復興を願うものでございます。どうか孤立されておられる方々はもちろんのこと、現場復旧作業に全力で当たられておられます関係方々の御健康と絶対無事故をお祈り申し上げるものでございます。
 それでは、通告に従い一般質問をさせていただきます。
 まず、1点目は、緊急時における避難場所についてでございます。
 この緊急時における避難であるとか防災関係につきましては、今まで先輩議員の方々や歴代の市民環境部長殿の御尽力により、さまざまな角度から討議がなされて今日の防災計画があるものと推測しますが、今回の台風14号時に、私自身が初めて議員活動をした中で、ふと疑問に思ったものですから、質問項目に上げてみました。
 新市による地域防災計画は今後新しく策定されることは十分承知の上で、旧八代市の防災計画に基づいてお伺いをいたします。
 まず、旧八代市の避難所一覧表には、第1避難所として各校区の公民館を主体として、総合福祉センター、農事センター等を指定、第2避難所として小中学校を主体とした各公共施設、第3避難所として各公立・私立高校、短大、専門学校などが指定、記載されています。
 今回の台風14号のときは、皆さん自主避難という意識で、市の担当職員が詰めている第1避難場所に避難され、避難人数もしっかり管理されていたようです。しかし、中には第1避難場所が遠過ぎる理由から、近くて安全な場所といって第2避難場所に避難されていた方もおられました。
 そこで、私が思ったのは、自主避難の場合、わざわざこの第1とか第2とかに分ける必要があるのかということでございます。今まではそれでよかったかもしれません。高齢化社会を迎えている今、車に乗られない御老人たちがふえる状況の中で、例えば、雨風の強くなるころに、市の指定する第1避難場所にわざわざ自主避難しなければいけないのでしょうか。私は、避難する市民の皆様には、負担の少ない、近くて安全で安心できる場所を最優先とするべきではないかと考えます。地域性もあると思いますが、実情に合うのであれば、校区内に数カ所あってもいいのではないかと考えます。
 次に、2点目です。大型のごみの回収について質問をいたします。
 大型ごみについては、市民みずから清掃センターに持ち込み、それが定着しているように思いますが、これも先ほどの避難場所の問題とおんなじで、高齢者並びに車のない御家庭にとっては、大型ごみの処理にかなり苦労されているのが実情であります。この辺を、何とか行政で、年に2回くらいでもよいから回収機会を設けてあげてはどうでしょうか。随分と助かる市民が多いと思いますので、その辺のお考えをお聞かせください。
 最後の3点目は、現在八代市の指定有料ごみ袋の色について質問いたします。
 現在、色については、目に優しいという観点で緑色の半透明色になっているようですが、ちょうど昨日もテレビで放送しておりましたが、カラス対策として袋を黄色にしたことにより、カラスによるごみ散乱の被害がなくなったとのことでした。
 なぜ黄色かといいますと、これは宇都宮大学の杉田教授の実験結果によるもので、カラスは人間より色覚がすぐれているようで、特に黄色は強調して見えてしまうため、中のごみに気がつかないとのことです。
 ちなみに、私はごみ捨てによく行くのですが、公園のそばのせいか、必ずと言っていいほどカラスがおり、何度か散乱しているのを目の当たりにしたことがあります。まだ情報不足ですが、一部の市民にお伺いしたところ、いつもカラスにやられているごみ集積所があるようで、後片づけの掃除のときに頭をつつかれた御婦人もおられるようです。
 東京都あたりでは、プロジェクトを組んでカラス対策をとっているところもあり、八代はそこまでいかないまでも、今後、コスト面も含めて今後の取り組む課題の一つではないかと思いますが、いかがでしょう。
 以上、3点について担当部にお聞きしたいと思います。よろしくお願いいたします。
 再質問は質問席にて行います。
               (市民環境部長坂田憲治君 登壇)
◎市民環境部長(坂田憲治君) 太田議員お尋ねの、緊急時における避難場所についてお答えをいたします。
 新市におけます地域防災計画を現在策定しておりませんので、旧八代市の地域防災計画に基づきお答えさせていただきます。
 第1と第2と確定せず、市民が安心できる場所など実情に合った避難所の設定ができないかということでありますが、現在避難所といたしまして、第1避難所19カ所、第2避難所36カ所、第3避難所26カ所の、計81カ所を指定しているところでございます。
 その中で、第1避難所は主として校区公民館などでございまして、台風が九州に接近し、八代地方が暴風域に入るおそれがある場合や、大雨等により災害が発生し、またはおそれがある場合などにおきまして、職員で構成する現地班員を派遣、配置し、連絡通報及び警戒に備えるとともに、情報収集活動に当たる体制をとっておりますことから、自主避難先として最適と考えまして、住民の皆様方にここの使用につきまして周知徹底を図っているところでございます。
 また、避難勧告・避難指示や大規模災害等により多数の住民が避難しなければならない場合には、学校の体育館を中心とした、第2、第3の避難所を開設することになっております。
 自主避難時の避難先につきましては、身内の家や知人宅、あるいは病院、施設、ホテルなど、それぞれ個人の実情に合った避難先に自主的に避難されるのが自主避難の基本的な考えでありますが、このような場所がなかったために、便宜上、現地班を配置しています第1避難所を開設している状況でございます。
 ちなみに、近年の台風による第1避難所への避難者数は、平成11年の台風18号では避難者数54名、昨年の台風18号では避難者数366名、そして今回の台風14号では1093名、これは合併後ということでふえておりますが、このように年々増加しておりまして、住民の防災への関心が高くなってきているものと理解をいたしているところでございます。
 これまで、防災出前講座などの広報では、自主避難の際には、現地班員を配置する第1避難所への避難を勧めてまいりましたが、住民への周知徹底が不足していたかもしれませんので、今後自主避難の意味合い等につきましても、さらに広報活動を随時行ってまいりたいと思います。
 また、議員御提言の、第2、第3避難所への自主避難につきましては、職員の人員確保、あるいは無線機等の備品の充実など、財政面での課題もございますが、施設管理者や関係者と相談、協議いたしまして、前向きに対応できないか検討してまいりたいというふうに思います。
◆太田広則君 ありがとうございます。ぜひ前向きに検討していただきたいというふうに思います。
 当然、第1避難場所とか自主避難場所といいますが、この辺は、私個人とすればふやしていきたいのですけども、もしふえたとした場合、当然管理する人がふえてくる問題がございます。市の担当職員だけでは当然賄い切れない部分と思いますので、各校区におきましては、自主防災組織もしくは消防団等があるようです。この辺とうまく連携をとるというような手だてがあるように思います。
 また、現在公共施設だけが中心となって自主避難場所を想定されてるようでございますが、例えば麦島校区、私が住んでおりますのは麦島校区でございますが、麦島校区は、球磨川、前川、南川という形で四方を川に囲まれております。常に最悪の被害といった場合には、川のはんらんが想定されるわけでありまして、麦島校区の住民は、非常にその辺は過剰なくらいに意識が高いというふうに思います。
 今の第1避難所の農事センターではですね、例えば川がはんらんしたときに、浸水したときに、大丈夫かと。可能性があるわけですね、つかる可能性があるわけですね。この辺は安全な場所と、川がはんらんしたときに安全な場所と考えた場合には、高い建物、なおかつ押し流されない頑丈な場所が理想じゃないかなというふうに思います。そうなると、どうしても限定されてくるということで、民間施設にしか頼らざるを得ないところがあるような気がいたします。
 私は、災害の種類においては、民間施設の自主避難場所も、自主避難場所特定もやむなしというふうに思うんですが、さきの自主防災組織の件とあわせてお伺いいたします。
               (市民環境部長坂田憲治君 登壇)
◎市民環境部長(坂田憲治君) 自主防災組織や消防団、あるいは民間施設など、この災害時に活用できないかということでございます。お答えをいたします。
 八代市の第1避難場所には、先ほど申しましたとおり、現地班員を配置し、避難所の運営、管理を行っており、急患等にも対処するよういたしているところでございます。
 新八代市の自主防災会は、現在87組織、結成率は41.7%という状況でありまして、避難所の管理、運営をお願いできる地区とできない地区が出てきますが、八代市で指定しております避難所のほかに、地域によりましては町内の自治公民館を町内の避難場所として指定し、町内会や自主防災会により避難所の管理、運営をされている地域もございます。
 地域防災計画の防災体制の整備の中で位置づけられております自主防災会の結成や活動などにつきましても、今後地域性を含めてさらに検討し、避難時における活用を考えてまいりたいというふうに思います。
 次に、消防団でございますが、御承知のように、消防団は、緊急時や災害時には団員を消防団活動に従事するため、避難所の運営業務に当たることは難しいと考えられますが、今回の台風で、消防団員が第1避難所を詰所としたところでは、消防団員がいるだけで安心できるという避難者からの声もあっておりまして、避難所を消防団員の詰所とすることについて、今後消防団と協議してまいりたいというふうに思います。
 また、民間施設の避難所としての活用についてというふうに御提言ございましたが、大規模災害時の第3避難所として、現在既に指定している施設もございますが、おっしゃるように、水害時などには3階建て以上の頑丈な建築物は当然避難所として有効でございます。今後さらに所有者の理解と協力を求めながら、住民に身近で、安心・安全な避難所として活用できますよう検討してまいりたいと、そして、新市における地域防災計画に生かしてまいりたいというふうに考えております。
◆太田広則君 自主防災組織結成率41.7%ということなんでですね、ぜひ各校区、各地区におきましてはですね、この自主防災組織の活性化が一番町内に住んでる人とかが安心するんじゃないかなというふうに思いますので、ぜひ積極的に自主防災組織のパーセントアップ、結成率のアップをお願いしたいというふうに思います。
 この質問はですね、坂田市長の市政運営の基本政策の7番目に出てくる、重要な防災対策の全庁的な危機管理体制の整備というところ、それと消防団や自主防災組織の強化につながるという部分の内容でございます。ぜひとも、積極的に今後の新しい地域防災計画にはこの辺を織り込んでいただいて、山に住んでる方、川に住んでる方、新しい6市町村合併による八代市では、大変そういう市民が多うございますので、ぜひとも、あくまでも市民の側に立った備えあれば憂いなしの観点から、日ごろから我々の、我々市民の防災意識が高まるような宣伝活動を積極的に推し進めていただきたいというふうに思います。実情に即した、現場にマッチした安心できる防災体制をお願いしたいというふうに思います。
 この質問はこれで終わります。
 次に、お願いいたします。
               (市民環境部長坂田憲治君 登壇)
◎市民環境部長(坂田憲治君) 太田議員御質問の第2点目、大型ごみの回収についてお答えいたします。
 まず、本市におけます大型ごみ等の回収への対応でございますが、現在2トン積み車両1台当たり4500円の有料で、その特別収集制度を実施いたしているところでございます。
 この制度は、一般家庭から排出されるものであって、処理計画に従い分別されているものであり、高齢者等や運転する手段がないために、運搬する手段がないために清掃センターへ持ち込むことが困難な家庭からの依頼を受けまして、臨時的に職員が家庭まで出向きまして収集するものでございます。
 この制度の実績といたしまして、平成15年度は依頼件数46件、平成16年度は67件と、その依頼件数は年々増加傾向を呈しております。
 議員から御質問、御要望にもありますように、高齢化社会を迎え、ごみの排出困難世帯等の増加が予想されますことから、これら世帯の収集体制につきましては、現行のステーション方式から、将来的には世帯ごとの個別収集への移行や、地域のボランティア活動の促進等を勘案しながら、市民の負担が軽減するような施策及び大型ごみ等の収集を初めといたします特別収集制度のあり方につきまして、今後関係部署や関係機関との連携調整を図りながら、将来において企画しなければならない重要な課題ととらえ、ごみ収集体制全般につきましても、市民の皆様方の要望を踏まえまして、充実を図ってまいりたいというふうに考えております。
◆太田広則君 今ありましたように、各町内会、PTA、子供会、婦人会等でですね、助成対象になって回収されてるいい事例があるわけですね。
 ここに、大型ごみがどうかという問題があるかと思いますが、例えばシルバー人材の方を使うとかですね、清掃センターに新しい大型ごみの部門を設けるとか、確かに費用がかかるかと思いますが、市長の言われる、必要なところに必要なお金を使うというふうな形の中ではですね、私はぜひこの辺も関与して検討していただきたいというふうに思いますので、重ね重ねよろしくお願いを申し上げます。
 次に、お願いいたします。
               (市民環境部長坂田憲治君 登壇)
◎市民環境部長(坂田憲治君) 御質問の第3点目、八代市の指定袋の色につきましてお答えをいたします。
 まず、旧八代市がこの現在の指定袋の色を緑色に決定した理由について御説明させていただきます。
 有料指定袋の導入につきましては、平成8年度から9年度にかけて、八代市ごみ減量化検討委員会において審議され、ごみ収集の有料化の必要性があるとの答申を受けまして、ごみ処理費用の財源を含めたものとして、平成11年度から導入いたしてまいりました。
 この検討会におきまして、指定袋の色につきましてもあわせて審議され、ピンク、青色、あるいは黄色、緑色などの色見本の中から、?色が一般的に市販されているごみ袋と明らかに異なり、一目で有料指定袋であるということがわかること、?集積所において、八代市の指定袋として確認ができ、近隣の自治体が使用している指定袋の色と異なること、?色がけばけばしくなく、環境に優しいイメージがあるなどの理由によりまして、現在の緑色というふうに決定されたところでございます。
 合併の協議におきましても、新市の指定袋に切りかえる際に混乱を来さないよう、基本的なデザインを変更しないことで了承を得、市章を変更しただけのデザインとし、袋の色も現在の緑のままとなっているところでございます。
 議員お尋ねの、カラス対策として黄色の袋に変えることができないかということでございますが、黄色の袋がカラス対策に有効であるとの情報につきましては、私どもも、報道機関でも時折取り上げられておりますことから、十分承知をいたしているところでございます。
 臼杵市におきまして、ことし3月から2年間を試験期間として黄色の指定袋を導入しており、現在のところ、効果が出ているとのことでございます。また、東京都の杉並区におきましては、指定袋としてではなく、区の推奨品として黄色の袋を使用するよう住民にPRしており、販売数量を随時ふやしていく計画のようでございます。
 その一方で、次のようなカラス対策についてのレポートがございます。
 1、カラスの学習能力からすると、中身の見えない袋の中に食べ物があると学習したときの行動が確認されていない。2、以前に黒色の袋を使用していたときにもカラスの被害があった。3、黄色の袋と透明袋を同じ集積所に置き、黄色の袋に被害がなかったという短期的実験のみで、地域全体のすべての袋が黄色になった場合の長期的な結果が得られていない。4、中身の見えない紙袋でさえも被害に遭っているとの報告があっております。
 このカラス対策についての研究レポートでは、ごみの排出マナーの徹底、犬や猫による被害とあわせてカラス対策を行わないと、抜本的な効果は得られないと報告されております。
 このように、さまざまな情報から勘案いたしますと、現在のところ完全に有効である旨の確認がとれないこと、あるいは特殊な着色料を必要とすることから作成費が割高になると考えられますことなど、クリアしなければいけない問題点もございます。
 しかしながら、この課題として、カラスによる被害対策と経費的な問題を、先進地の事例を参考にしながら早急に検討していく必要があるというふうに認識いたしております。
◆太田広則君 たまたま昨日もですね、杉並区のカラス対策として黄色い袋の実験データがテレビで報道をされました。
 先ほど部長が言われたように、大分の臼杵市ではですね、ことしの2月から実は導入されておりまして、これを私どもの臼杵市の党の市会議員がおりますが、その方に依頼をしてですね、参考までに取り寄せてみました。
 実際、現実にさわってみるとわかるんですけども、非常に今の八代市のビニール袋よりもですね、(袋を示す)ちょっとかたくて強いタイプになっております。で、大きさは、一番大きいので八代市のと全くおんなじ種類で、大・中・小ございまして、これが実は30円というですね、今、八代市はこのサイズであれば50円ということで、これは詳しい話を聞きますと、ごみ焼却料が入ってるということで、八代市は大きいサイズで50円だということでですね。
 私は先ほどから言っておりますが、黄色にするということは、非常に先ほどのデータからいっても、すぐにというのは難しいと思います。今全国的にデータをとって報道するぐらいでございますから、まだまだいろんな研究の余地がありますし、データ不足であるというふうに思います。
 ただ、何でこの質問をしたかといいますと、平成11年に導入をされたということは、6年間、6年前に導入されとるわけですね。非常に私はですね、ビニール袋、物づくりの観点からいきますと、八代市のですね、破線、要は切れ線が入っていますから、非常に私はいいビニール袋だなというふうに思います。ただ、ああいう破線を入れるということは非常にコストがかかるというふうに思います。
 参考ですが、臼杵さんの場合はですね、臼杵市の場合はですね、そのままビニール袋に10袋入れてあるそうですけれども、いろいろな言い方があるかと思うんですが、ただ、やはり導入したからいいということで話が終わってはしないかと。市民からすれば10円でも安く、1円でも安く、市民の方々にごみ手数料と言っても、それは広報であんまり理解されてる方は少ないと思うんですね。やはりお金を出して買うときは、1円でも安い方をというふうに考えます。
 臼杵市で大きい袋で30円、八代市で50円。確かに色の違いはいえども、導入したからいいというところで、そこで停滞が始まってるんじゃないかなというふうに思います。先ほども言いましたように、私は、ISOで継続的改善ということをやってきて、国内で生き残りをかけてやってきました。
 新しい八代市がやはりこれでいいということは、市民にとっては私はタブーではないかなというふうに思います。黄色にしろと言ってるわけではなくて、いかにいい方法、いかに安く物が手に入らないかということを市民に分け与えてやるということが、私は大事であるというふうに思いましたので、今回の質問に上げさせていただきました。
 この件については、私も今から勉強しながら、常にマークしながらやっていきたいというふうに思います。
 最後になりましたけれども、坂田市長、私と年代が近いもんですから、先ほど竹田議員がおっしゃいましたが、若い市長ですから、どうぞリーダーシップを発揮していただいて、新しい八代、先ほど坂田市長に船の名前をつけて失礼をいたしましたが、私たちが目的とする港はどこなのか、それは6市町村合併してよかったね、坂田市長になってよかったねと言われるのが、それが目的だというふうに思います。どうぞいろんな御苦労があるかと思いますが、私も一生懸命頑張ってまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
 質問を終わります。(拍手する者あり)
           ─────────────────────────
○議長(山本幸廣君) 田中茂君。
                   (田中茂君 登壇)
◆田中茂君 皆様こんにちは。(「こんにちは」と呼ぶ者あり)
 市民クラブ、田中茂でございます。
 午後2番目の質問となりました。しばらくおつき合いのほど、どうぞよろしくお願いいたします。
 やっと秋本番を迎えたという感じでございます。けさは、すがすがしい朝を迎えました。そして、きょう若干早目に議員控え室に入り、外を眺めてみますと、城の石垣は、先日の清掃奉仕によりきれいになり、堀の水もかなり澄んできて、水鳥が泳ぎながらえさをとっている姿をほほ笑ましく思いました。
 さて、私も、今回合併に伴います市議会議員選挙におきまして市民の皆様の負託をいただき、通算2期目の市議会議員を務めさせていただくことになりました。市民の皆様を初め、市議会議員の皆様及び市長を初め市執行部職員の皆様の御支援、御協力をお願いするものでございます。
 おかげさまで、旧八代市議会に引き続きまして、定例会において連続10回目の一般質問をさせていただくことになりました。一般質問のたびごと緊張いたすものでございます。
 さて、若干情勢分析をさせていただきますと、私たち地球に住む人類がみずから引き起こした地球温暖化により、全世界的に異変が起きています。地球温暖化は海水の上昇を招き、毎年台風の襲来に見舞われ、本年は9月6日、本市泉町において台風14号による豪雨のため、大きな災害を受けました。災害を受けられました泉町を中心とされました皆様に、遅くなりましたがお見舞いを申し上げますとともに、今なお孤立状態となり、御不便をこうむっておられます栗野地区の皆様の復旧が一日も早からんことを祈念するものでございます。
 地球温暖化の影響によりまして気温が上昇し、観測地の熊本市では、本年の真夏日が何と106日となり、昨年の記録を更新いたしました。
 次に、財政問題に触れてみますと、国の債務は、地方も含め1000兆円と言われています。余りにも大きな額で、庶民には検討がつきませんが、国の債務利息は1分間に1億1000万円も増加していると聞くと、大変さがわかります。
 熊本県においては、10月に入り、平成18年度予算編成に着手しておられますが、国の三位一体改革に伴う財源不足により、4基金が底をつく可能性もあり、来年度予算は346億円の財源不足が予想され、徹底した歳出カットを打ち出しており、このため、財政──失礼しました、行政サービスの低下や県民への負担転嫁は避けられない見通しと言われております。
 このように、国、県とも財政状況極めて厳しい中ではありますが、市長には、14万市民の負託を受けられ就任されたわけでございまして、大変御苦労も多いことかと思いますが、持ち前の政治力により難関を切り開いていただきまして、御活躍を祈念するものでございます。(「そのとおり」と呼ぶ者あり)
 それでは、質問に移ります。
 市長におかれましては、11日、定例会の議案説明に先立ち、市政運営に対する所信の表明をされました。元気と活力ある都市づくりを目指して、市政運営の基本政策として大きく7項目を上げられました。いずれも重要項目と思われますが、その中で数点お尋ねしたいと思います。
 まず、大きな1番目、産業の振興についてでございます。
 ?農業について。
 八代農業については、イグサ価格の低迷、及びトマトについては黄化葉巻病の発生があり、さらに乾燥、暖房に使用の燃料が高どまりしているなど、厳しい状況は続いています。
 今回の所信表明の中で、産業の振興の項で、喫緊の課題として、八代最大の基幹産業であります農林水産業の再生と商工業の育成、支援を上げておられます。まことに適切な取り組みと、関係者の期待は大きいものがございます。
 そこで、具体的に質問をさせていただきます。
 まず、農業では、イ産業の振興と特産品の開発及び高付加価値作物への転換を上げておられますが、現状で考えられることと、今後の展望につきお尋ねいたします。
 次、大きな2番目、防災対策についてお尋ねいたします。
 9月6日、台風14号が襲来し、本市では泉町で大きな被害をもたらし、孤立地区が発生しましたが、多くの関係者の御努力により、孤立地区は栗野地区を1地区を残すのみとなりました。今回発生しました台風災害については、山間部で、地形確認も困難をきわめたと聞いております。防災対策として、災害に強く安全なまちづくり推進のため、今回の台風災害を機に、一層具体的な対策が必要と思われます。
 そこで、1項め、今回の台風災害の教訓を踏まえ、自然災害を含め、今後の防災対策につきお聞かせをお願いいたします。
 2項めは、防災備蓄倉庫の現状と今後の構想についてお尋ねをいたします。
 3番目、合併協議における職員削減と市長の考え方についてお尋ねをいたします。
 6市町村合併協議の財政問題に関連し、職員定数計画、管理計画で、合併後11年の間、200名の職員削減で財政計画が作成されております。さきの報道によりますと、市長の考え方として、同時期職員の削減を250名とする旨発表がありました。合併協議の職員200名削減と、今回市長が発表されました250名削減につき、どのように理解をしたらいいかお尋ねをいたします。
 以上で壇上からの質問はこの程度といたしまして、再質問及び大きな2番目以降の質問については発言席からとさせていただきます。
 どうぞよろしくお願いいたします。
                 (市長坂田孝志君 登壇)
◎市長(坂田孝志君) まず1番目の、農業のことについてお答えさせていただきます。
 本市の農業生産は、イグサ、畳表を初め、トマト、ショウガ、お茶など知名度が高く、面積、生産額ともに全国屈指の産地に成長し、本市経済の発展に大きく寄与してきたことは御承知のとおりでございます。
 しかしながら、イグサ、畳表におきましては安価な外国産イ製品の輸入によります価格の低迷、トマトにおきましてはシルバーリーフコナジラミによりますトマト黄化葉巻病対策や、原油価格の高騰によります生産コストの増加など、生産農家は依然として厳しい経営を強いられており、農業に対する意欲が薄れ、希望が持ちにくい状況にあります。
 このような厳しい状況の中、本市の農業を安定的かつ持続的に発展させるための具体的施策の展開が求められており、本市の経済を再興させるための重要な課題の一つであると強く認識しているところでございます。
 まず、イ産業の振興につきましては、最高級ブランドとして確立されているひのみどりの安定生産のための栽培技術と高品質畳表生産のための選別技術を確立し、生産面積の拡大による農家所得の向上を目指してまいります。
 次に、はちべえトマトの実績を踏まえ、既存の生鮮野菜類に安心・安全をプラスし、消費者からの信頼を確保できる八代ブランドの確立と、多様化する農産物や市場ニーズに柔軟に対応できるパックセンターなどの集出荷体制の整備、また、遊休農地の解消の一環として、キャベツやバレイショ、アスパラ、小物野菜などを組み合わせることによる安定した複合経営の確立、さらには消費生活動向に対応した食品産業向けの新たな農産加工品を開発するとともに、それらの受け皿となる企業を育成、支援することで、農産物の流通と地域雇用の確保を目指すものであります。
 また、現在、JAやつしろにおいて取り組まれております、ナシと晩白柚を初めとした八代農産物の海外輸出につきましても、販路拡大の一つとして推進してまいりたいと考えております。
 以上のことを具体的に実行するためには、JAなど生産者団体を初め、熊本県や国の理解と協力を得ながら、ハウスリース事業や各種補助事業を積極的に取り入れながら、あわせて八代の農産物のよさを、JAなどと協力して全国的にPRしてまいりたいと考えております。
◆田中茂君 ありがとうございました。
 市長の思いはよくわかりました。これからより具体的な取り組みが行われていくことと思っております。関係者は大変期待をいたしておりますので、具体的な取り組みの強化のほど、どうぞよろしくお願い申し上げます。
 それから、この項2番目の質問としまして、小さな質問としまして、中小企業支援と地場産業の振興についてお尋ねする予定でございましたけれども、中小企業支援策と企業誘致策については、午前中竹田議員の質問もございまして、そして答弁もございました。そういうこともございますので、重複の部分を避けさせていただきまして、質問はこれ以上しないということにさせていただきたいと思います。
 いずれにしましても重要な問題でございますので、中小企業対策なり、あるいは地場産業の振興についてもですね、より一層の取り組み方、どうぞよろしくお願い申し上げます。
 次、防災関係についてお願いいたします。
                 (市長坂田孝志君 登壇)
◎市長(坂田孝志君) 次に、防災対策についてお答えいたします。
 まず、今回の台風災害の教訓を踏まえ、今後の自然災害対策を含めた今後の防災対策でございますが、今回の台風14号は、泉町に過去に経験がない量の雨をもたらし、土砂崩れにより道路が寸断され、孤立地区を発生させました。
 また、停電により通信手段が絶たれたことは、今後の防災対策を構築する上では、大きな教訓を残しました。防災対策とは、災害を未然に防止し、被害の拡大を防ぎ、災害の復旧を図ることだと言われております。被害の拡大を防ぐには、まず、被災地の状況を的確に早期に把握する必要がありますが、今回の泉町においては、停電により通信手段が確保できず、また、現場へ行こうにも、道路が寸断されて行けない状況でございました。
 これから、新市の防災計画を策定していくことになりますが、計画策定に際しましては、非常時の通信手段の確保を初め、救助バイクによる情報収集、県や自衛隊など関係機関との連携強化などを盛り込んでいく所存でございます。
 次に、防災備蓄倉庫の現状と構想についてでありますが、旧市では、備蓄倉庫を全校区に計画しており、現在、八千把校区の会地公園、太田郷公民館、麦島小学校、日奈久小学校の4カ所に設置してあります。今後は、各支所の区域も含め計画的に整備していきたいと、このように考えております。
◆田中茂君 ありがとうございました。
 古くは、災害は忘れたころにやってくると言われておりましたが、最近はそうでありませんで、いつどこで何が起こるかわからないというのが災害ではなかろうかと思います。もちろん、災害はないにこしたことがない方が一番いいわけでございますが、それだけ備えも大変なことになるわけでございます。どうか、重点項目から整理をされまして、十分な備えができますよう、どうぞよろしくお願いいたします。
 次、合併協議に対する職員の考え方についてお願いします。
                 (市長坂田孝志君 登壇)
◎市長(坂田孝志君) 田中議員御質問の、職員削減に関する考え方についてお答えいたします。
 職員削減に関しましては、まず、合併協定項目として、職員数については、新市において定員適正化計画を策定し、適正化に努めると定められております。また、新市建設計画の財政計画の中で、健全財政の確保の項に、一般職員数については現行の職員数を大幅に削減する方向で取り組むことになると提示してあります。
 私といたしましては、これまでの合併協議の経緯や類似団体の状況等を踏まえた上で、今後見込まれる厳しい財政事情、また市民からの多様な行政需要にこたえるため、公共施設の民営化、統廃合及び指定管理者制度の導入や定員管理の見直しなどによって、新市建設計画期間である11年間に、職員の削減計画を、200人からさらに踏み込んで250人とすることにした次第であります。
 計画の実施方法といたしまして、新規採用の抑制や適材適所の人員の配置を考えております。今月の7日に、私が本部長を務めます八代市行財政改革推進本部を設置しましたが、その中で、定員管理の適正化や組織機構の改編に積極的に取り組み、本市の行財政基盤の強化を図り、行政サービスの維持向上を目指してまいりたいと、このように考えております。
◆田中茂君 ありがとうございました。
 市長のお話にございましたように、行政改革大綱の中でも今後十分検討していきたいということでございますので、今後の集中改革プラン並びに行財政改革大綱の中でですね、どうぞよろしく御検討をお願いしたいと思います。
 市の行政事務につきましては、国、県の業務移管等もございまして、その方で採用されやすい一面もございますので、無理な職員削減のみが先行しないようにいたしましてですね、適当、適正な仕事量に見合う職員配置の考慮をお願いし、この項を終わりたいと思います。
○議長(山本幸廣君) 田中茂君。
◆田中茂君 それでは、大きな2番目、アスベスト問題について質問させていただきます。
 現在、大きな社会問題の一つとして、アスベストの問題がございます。大手機械メーカー・クボタが、6月末に、アスベストが原因と見られる病気で従業員79人が死亡していた、いわゆるクボタショックから4カ月近くになります。その後、アスベストを使用していた企業からも公表があり、予想を超える被害実態となっています。
 アスベストは、空気中の飛散した細かい繊維を吸い込んだ場合、数十年の潜伏期間を経て、中皮腫や肺がんなどを発症すると言われています。アスベストは、すぐれた耐熱建材として大量に使用され、身近な場所に存在するため、対策をとらなければ、現在も未来も発生し続けるおそれがあります。
 7日発表されました厚生労働省の人口動態統計によりますと、中皮腫による2004年の死亡者数は953名で、統計をとり始めた1995年の500人に比べ、倍近いとの報道がありました。
 また、11日、環境省のまとめによりますと、アスベストが原因と見られる中皮腫を今後発症する人が最大で5万人、肺がんの患者は3万5000人と推定され、合わせて被害者は約8万5000人と推定をされております。
 国、県におきましては、調査が進み、逐次公表されていますが、政府においては最近、アスベスト対策で新規特別立法の骨格を公表し、来年立法化の準備中と聞いております。
 そこで、具体的に質問をさせていただきます。
 このような背景を受けまして、本市のアスベスト問題についての認識を市長にお伺いいたします。
 2点目は、市施設、市有施設の点検・調査状況につきまして、建設部長と教育次長にお願いいたします。教育委員会関係につきましては13日中間発表が行われておりますが、あわせてよろしくお願い申し上げます。
                 (市長坂田孝志君 登壇)
◎市長(坂田孝志君) アスベスト問題についての本市としての認識につきましてお答えいたします。
 アスベストによる健康障害は、社会的にも大きな関心を集めており、国や県では事業所などを対象としまして、過去のアスベストの使用状況及びこれを使用する作業に従事した者などのほか、事業所の周辺に居住していた住民についても必要な調査が行われております。これらの調査結果につきましては、随時マスコミを通じて国民に公表されており、私もその内容に注目し、常に脳裏に置いていたところであります。
 そこで、市長就任後早々に、児童生徒が使用する教育施設におけるアスベストの使用状況について報告を求め、使用している場所の把握に漏れがないよう、的確な調査の実施を指示したところであります。市が管理します施設は、市民がいつでもだれでも安心して使用できる状態に保つことが、施設管理者である市の責務と認識しておりますので、施設を管理しているそれぞれの担当部門におきまして、現在実施しております調査結果を踏まえ、適切な措置を講じ、利用される市民の皆様に安心を提供してまいりたいと、このように思っております。
                (建設部長高木繁君 登壇)
◎建設部長(高木繁君) 議員御質問の2点目、市有施設の点検状況についてお答えいたします。
 学校施設などの教育施設を除く調査対象施設は、本庁舎を初め263施設でございます。これらの施設の吹きつけアスベストなどの使用状況調査を、建設部建築住宅課で実施しております。
 調査方法でございますが、設計図書による調査、及び現地に行き目視による調査を実施しております。
 その結果を申し上げますと、263施設のうち、吹きつけアスベストあるいはアスベストを含有したロックウールを使用している可能性がある施設が20施設でございます。なお、設計図書及び目視による調査だけではアスベスト含有の判断ができないため、既に16施設につきましては、専門機関に吹きつけ材のサンプル分析を依頼いたしております。残り4施設につきましては、早急に分析調査を行う予定としております。分析結果は10月末に報告がなされる予定でございます。この分析結果を受け、市民、業務従事者の健康を守るため、各施設管理担当部局と連携して適切な処理方法を検討し、対処してまいりたいと考えております。
                (教育次長高浪智之君 登壇)
◎教育次長(高浪智之君) 教育施設におけるアスベスト使用の調査状況についてお答えをいたします。
 アスベストが全国的な問題となりました7月下旬より、教育委員会では、学校初め教育施設におけるアスベスト使用について調査を進めておりましたが、8月2日付で文部科学省より、学校施設等における吹きつけアスベスト等使用実態調査の依頼があり、改めて調査を行っております。
 本市の教育施設は、学校及び給食センターが67施設、社会教育・社会体育施設が56施設、合わせて123の施設がございます。
 調査方法は、設計事務所協会に委託をし、設計図や現場の目視による調査を行っております。現段階でアスベスト使用が明らかな施設は、学校で、文政小学校と東陽中学校の2校でございます。
 文政小学校につきましては、大規模改造の工事の際、音楽室の準備室にアスベストが確認されましたので、去る8月に撤去をいたしております。
 東陽中は、音楽室の天井にアスベストが使用されており、昭和62年度の国の調査に基づき、翌年の63年に封じ込め対策を施しております。そのため、飛散のおそれはない状態にはございますが、子供たちの安全に万全を期すために教室は使用禁止といたしており、教育委員会といたしましては、学校現場や保護者への理解も得ながら、授業に支障のないように対策を講じたところでございます。
 ただ、今回の国の調査項目は、アスベスト含有の可能性がある吹きつけ材であるロックウールとひる石使用の施設も調査対象となっており、その結果、学校及び給食センターで21施設、社会教育・社会体育施設で10の、合わせて31の施設において、飛散の可能性は低いものの、さらに詳しく調査をする必要があると考えております。
 次に、学校給食で使用しております調理機器の調査につきましては、6施設10の機器に、断熱材としてアスベスト及びロックウール使用が確認されました。これらの機器につきましては、現在使用中止の措置をとり、調理方法やメニューの変更を行うなどして、子供たちへの安全な給食の提供に努めておるところでございます。
 以上、教育施設におけるアスベスト使用の調査状況をお答えいたしましたが、この内容につきましては、先日、新聞等で中間報告として記事が掲載されましたことは、議員御承知のとおりでございます。
 なお、学校・幼稚園関係者及び保護者の皆様に、現状と今後の対応につきまして、教育委員会からお知らせと理解をお願いしたところでございます。
 子供たちの安全を確保することが教育委員会の使命と考えておりますので、現在調査中の結果が判明いたしました時点で、次なる対応等、関係部署・機関と連携を図りながら、今後もより安全な教育環境の整備に努めてまいりたいと考えております。
◆田中茂君 ありがとうございました。
 ただいまアスベスト問題につきまして、基本的な認識につきまして市長から詳しくお話をいただきまして、その後建設部長、教育次長に状況の、調査状況も含めて御説明をいただきました。やはり、市民の皆様には、相次ぐ報道によりまして、アスベスト問題の不安がないとは言えないと思います。行政の方で何とか市民の皆様の不安を解消するため、いろいろ大変な作業と思いますけれども、どうか適切な処置をとっていただきまして、不安がないように今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。
 なお、このアスベスト問題につきましては、質問第3日目、飛石議員の方からも質問がなされるようでございますので、この項はこの程度にさせていただきたいと思います。
○議長(山本幸廣君) 田中茂君。
◆田中茂君 最後の大きな3番目、八代シティ・プロモーションセンターについてお尋ねをいたします。
 平成16年8月末に八代シティ・プロモーションセンターが発足いたしまして、1年強を経過いたしました。発足後も諸準備が行われまして、各種行事の取り組みと並行し、八代市物産協会、八代観光協会、日奈久温泉観光協会の解散等によりまして、逐次八代シティ・プロモーションセンターに包含されまして、現在は物産、観光を中心に活動中と聞いております。
 そこで、この八代シティ・プロモーションセンターにつきましては、旧八代市時代の発足でもございますので、発足から現状までの活動状況につきまして御説明をお願いいたします。
 その後、市長には、理事長とされまして、今後の運営を含め、抱負を再質問の形で聞かせていただきたいと思います。
 よろしくお願い申し上げます。
               (産業振興部長山中健二君 登壇)
◎産業振興部長(山中健二君) 田中議員御質問の、八代シティ・プロモーションセンターの発足後の活動状況についてお答えいたします。
 八代シティ・プロモーションセンターは、八代市と民間9団体、八代商工会議所、八代経済開発同友会、八代青年会議所、八代地域農業協同組合、八代漁業協同組合、八代観光協会、日奈久温泉観光協会、八代市物産振興協会及び八代市体育協会を構成員といたしまして昨年8月31日に発足し、翌日付で、プロパー職員といたしまして、プロデューサー、ディレクター、アシスタントの3名を公募により採用し、スタートしたところでございます。
 昨年度の事業活動の実績といたしましては、市からの委託事業といたしまして、やつしろ全国花火競技大会におけるバスハイク事業、八代妙見祭の広報宣伝事業、日奈久温泉での散策ツアーなどを実施してまいりましたところでございます。
 また、八代シティ・プロモーションセンターの自主事業といたしましては、東京情報プラザにての観光PR及び物産展等を実施したところでございます。
 八代シティ・プロモーションセンター設立後、八代市物産振興協会が今年3月末で解散、また八代観光協会と日奈久温泉協会が4月末で解散されたところでございます。これらの観光団体の解散に伴い、新八代駅内にございます八代市観光物産案内所やJR八代駅内の八代観光案内所などの業務を引き継ぎ、受託することとなり、職員5名を八代シティ・プロモーションセンターの案内所職員として継続雇用したところでございます。
 解散後の新規入会状況といたしましては、団体会員といたしまして6会員が入会、個人会員として120会員が入会いただき、合計126会員が新たに加入いただいております。設立当初から7団体を加えますと、現在の八代シティ・プロモーションセンターの会員は、団体13会員、個人120会員を合わせますと、133会員となっているところでございます。
 従来の観光協会、物産振興協会などの趣旨を継承しつつ、八代シティ・プロモーションセンターの活動をより活発化させるために、会員の方々には、物産振興部会、観光振興部会、イベント部会及び広報宣伝部会の4部会に設置をすることといたしております。
 部会では、具体的な事業の企画立案から実施までの積極的に取り組んでいただくことで活性化を図ることとしておりますが、現在までのところ、4部会の中で、7月29日に物産振興部会を設置しております。今後、観光振興部会、イベント部会及び広報宣伝部会につきましては、部会の皆さんと早急に協議をいたし、設置したいと思っているところでございます。
 以上、発足から本日までの活動概要につきましてお答えといたします。
                 (市長坂田孝志君 登壇)
◎市長(坂田孝志君) 理事長としての今後の八代シティ・プロモーションセンターの運営を含めた抱負についての御質問にお答えいたします。
 そもそも、八代シティ・プロモーションセンターは昨年8月31日に発足され、13カ月が経過しましたものの、八代シティ・プロモーションセンターが設置されました効果やその実態が見えてきておりませんし、十分に機能しているとは言えない状況にあると思っております。
 ことし3月から4月にかけ、時代の潮流に即した観光振興を図るため、一元化、効率化を目指し、観光3団体が解散され、133名の会員が新しくシティ・プロに入会いただき、市民の方々からの大きな期待がありますこと、さらには8月1日合併後新たに豊かな観光資源が本市に加わったことなどから、私としましては、本市の観光振興を充実させていくためには、八代シティ・プロモーションセンターを活用していかなければならないと考えているところでございます。
 今後、八代シティ・プロモーションセンターが観光振興の牽引役となるために、陣容等を含み早急に検討するとともに、八代シティ・プロモーションセンターの理事の皆さん方の協力を得ながら、この八代シティ・プロモーションセンターが観光振興につながったと思っていただけるような機能を発揮できるよう働きかけてまいりたいと、このように考えております。
◆田中茂君 ありがとうございました。
 確かに、市長が前段に申されましたような、機能が十分にしていないんじゃないかということについてはですね、一部そういう声もあるかと思いますけれども、確かに、職員の交代等もあってですね、なかなか継続的なことができなかったんではないかと思っているわけでございますが、やはり関係の皆様、市民の皆様の期待は大きいものがございます。
 そういうこともございまして、市長の方で後段に申されました今後の運営抱負、これを十分に生かされまして、ぜひ八代の観光を中心に精いっぱい御活躍をいただきますよう御祈念を申し上げまして、これで今回の質問は終わらせていただきたいと思います。
 どうもありがとうございました。
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○議長(山本幸廣君) お諮りいたします。
 本日の議事はこの程度にとどめ、延会といたしたいが、これに御異議ありませんか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(山本幸廣君) 御異議なしと認め、そのように決しました。
 なお、次の会議は明18日定刻に開き、質疑並びに一般質問を続行いたします。
○議長(山本幸廣君) 本日はこれにて延会いたします。
                (午後2時24分 延会)