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熊本県 熊本市

平成21年第 1回経済委員会−03月03日-01号




平成21年第 1回経済委員会

               経済委員会会議録

開催年月日   平成21年3月3日(火)
開催場所    経済委員会室
出席委員    8名
        田 尻 将 博 委員長    三 島 良 之 副委員長
        くつき 信 哉 委員     田 中 敦 朗 委員
        日和田 よしこ 委員     中 松 健 児 委員
        下 川   寛 委員     竹 原 孝 昭 委員
欠席委員    1名
        嶋 田 幾 雄 委員

議題・協議事項
  (1)議案の審査(4件)
     議第21号「平成20年度熊本市一般会計補正予算」中経済委員会付託分
     議第27号「平成20年度熊本市食肉センター会計補正予算」
     議第28号「平成20年度熊本市食品工業団地用地会計補正予算」
     議第29号「平成20年度競輪事業会計補正予算」
  (2)所管事項の調査

                             午前10時00分 開会
○田尻将博 委員長  それでは、皆様おそろいですので、ただいまから経済委員会を開きます。
 なお、嶋田委員におかれましては欠席する旨の申し出があっております。
 それでは、議案審査に入ります。
 今回当委員会に付託を受け、審査いたします議案は補正予算4件であります。
 まず、審査の方法についてお諮りいたします。
 審査の方法については、各号議案並びに報告事項について順次執行部の説明を聴取した後、各号議案、所管事務の順で質疑を行いたいと思いますが、御異議ありませんか。
        (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○田尻将博 委員長  御異議なしと認め、そのようにとり行います。
 それでは、議案についての総括的な説明を谷口経済振興局長お願いいたします。
◎谷口博通 経済振興局長 
 (総括説明)
○田尻将博 委員長  次に、議第21号「平成20年度熊本市一般会計補正予算」中、当委員会付託分について、執行部の説明を求めます。
◎内田敏郎 産業政策課長 
◎前田安利 商業労政課長 
◎濱田祐介 経営支援課長 
◎平田義男 産業文化会館長 
◎平川一喜 観光政策課長 
◎中島博幸 熊本城総合事務所長 
◎村上英明 動植物園長 
◎下川安 農業政策課長 
◎馬場篤貞 首席農林水産審議員兼生産流通課長 
◎坂本俊朗 耕地課長 
◎中村勉 水産振興センター所長 
◎佐藤誠二 富合総合支所産業振興課 
◎本田正弘 農業委員会事務局次長兼首席農地審議員 
◎小原清人 富合町農業委員会事務局長 
 (平成21年第1回定例会常任委員会補正予算説明資料に基づき説明)
○田尻将博 委員長  次に、議第27号「平成20年度熊本市食肉センター会計補正予算」について執行部の説明を求めます。
◎光田敬一 食肉センター場長 
 (平成21年第1回定例会常任委員会補正予算説明資料に基づき説明)
○田尻将博 委員長  次に、議第28号「平成20年度熊本市食品工業団地用地会計補正予算」について執行部の説明を求めます。
◎内田敏郎 産業政策課長 
 (平成21年第1回定例会常任委員会補正予算説明資料に基づき説明)
○田尻将博 委員長  次に、議第29号「平成20年度熊本市競輪事業会計補正予算」について執行部の説明を求めます。
◎長松和典 競輪事務所長 
 (平成21年第1回定例会常任委員会補正予算説明資料に基づき説明)
○田尻将博 委員長  以上で補正予算の説明は終わりました。
 この際、執行部より特に、所管事務の報告の申し出があっておりますので、これを許可いたします。
◎渡部義賢 経済振興局次長兼商工振興部長 
 (平成21年第1回定例会常任委員会所管事務報告資料に基づき説明)
○田尻将博 委員長  以上で所管事務の報告は終わりました。
 これより議案について一括して質疑をお願いいたします。
◆下川寛 委員  ちょうど今も桜の馬場のスケジュールの御説明あっておりましたが、予算も今回組み替えるんですか、上げられておりますので。1社1グループの応募だったということなんですけれども、この選定及び、これから先はこの1社で進まれるということなんでしょうか。その辺、まず教えてください。
◎平川一喜 観光政策課長  今後のスケジュール、先ほど次長が申し上げましたように、現在のところ1グループの参加申し込みでございますけれども、今後のスケジュールとしましては、3月16、17日、企画提案書の受け付けを行いたいというふうに考えているところでございます。
◆下川寛 委員  はっきりお答えがなかったんです。進まれるというふうに聞こえたんですけれども、この1社で進まれるということについての適否といいますか、そういう意味での御見解はいかがでしょうか。
◎平川一喜 観光政策課長  本来でありますならば、複数の提案をいただく中で比較できることが非常に望ましいというふうに考えているところでございますけれども、当初からの募集要項の中でもうたっておりますけれども、23年4月1日の供用開始を目指したスケジュールで進めておりまして、そういうふうな中でやはり整備につきましては、歴史文化体験施設など整備の段階から、やはり民間の活力、ノウハウを活用することが最適であるというふうな考えのもとにPFI事業で進めてきたところでございますので、現在のところといいますか、このままスケジュールに基づきまして進めさせていただきたいというふうに考えているところでございます。
◆下川寛 委員  この23年4月1日の供用ですか、そのスケジュールをその時点に決められた根拠は何でしょうか。
◎平川一喜 観光政策課長  根拠といいますのは、やはり23年春に新幹線が開業するというふうな中で、今後の観光振興を図る上から、やはり4月の時点で桜の馬場の供用開始をやったほうが最大限効果があるといいますか、そこらあたりを踏まえて4月1日の供用開始を設定したところでございます。
◆下川寛 委員  23年4月1日という日にちが切りがいいように聞こえるんですけれども、例えばこれが4月1日が5月1日になったと、6月1日になったというところの一、二カ月のずれとかがあることについて、その事業効果に多大な影響があるとお考えかどうか、ちょっと教えてください。
◎平川一喜 観光政策課長  事業効果そのものについては、さほど影響がないといいますか、その辺は……
◎谷口博通 経済振興局長  今、新幹線開業を一月ずれた場合の事業効果についての御質問でございますが、私は、例えば、やはり県民運動として今新幹線開業に向けて全県挙げて運動をやっております。そういう中で、やはりお客さんが来たときにまだ工事中ということがいかがなものかという認識には立っております。そういう中で、委員が一月、まあ通常でしたら、一月間のずれに対して、効果が若干、今観光政策課長が言いますように、一部、その一月がそう左右するような問題ではないかと思いますけれども、やはり開業という一つの節目といいますか、そういうものを論議する場合に、どうしても開業にやはり間に合わせたいと。すべてそのプロジェクトとしてはやはり新幹線開業にできるだけ、いろいろな事情で現状は間に合わなかったというものはあるかもしれませんけれども、現時点では我々の努力目標としては聞こえがいいと委員おっしゃいましたけれども、我々としては、そういう一つの目標に向かってプロジェクトとしてやはり振興計画を進めていきたいという思いでございます。
◆下川寛 委員  何か大変嫌らしいような聞き方をして申しわけなかったなと思うんですけれども、そのスケジュールについての思いはわかります。思いはわかりますが、今回、この組み替えの予算、それと今度当初でも上がるんですけれども、桜の馬場を民間の知恵を入れてすばらしいものをつくるべきだろうと私も思いますし、そういう意味で考えると、これは熊本市の将来の経済を非常に左右するようなもの、そういう重大なものではないかというふうに認識もしているんですよ。
 そういう意味で予算自体には異論もないんですけれども、今あえてここでお尋ねしたのは、その手法について1社でいいのかなという思いもいたしております。その手法の段階で、例えばここで1社で進むということは、過去、熊本市は市民会館でも1社で工事をやりまして問題にもなりましたが、今、全国的にいうと、かんぽの宿もそうですよね。非常にこれ、似ているのではないかなと思うんですよ。市内でいろいろな事業者の方にあちこちでお話をしていると、やりたいんだと。この事業は多分もうからないということもわかっていらっしゃる。しかし、熊本の経済のために自分たちが知恵を使ってやりたいんだという声はあるけれども、結果的に1社しか出なかった。かんぽの宿もそうですよね。とりたいけれども、結果的に1社しか出なかった。行政がやる仕事として相手方が1でいいのかと。ゼロか100かの選択でいいのかというような手法に対する異論は非常にあります。それで、さっき、1社でやることについてという見解をお尋ねしたんですけれども、ただ単にスケジュールどおりやりたいと。
 そういう中で、ひとつ個人的に思うのは、本当に1社しか出なかった理由は何なのかということが検証されてないのではないかなという疑問があるんですよね。では、何で1社しか出なかったか、どういう事情があるのか。例えば自分たちの要求水準書、仕様書、そういうところに見えない瑕疵はなかったのかというような、例えば期間を一たん置いて、再度見直すべきところがもしあったとしたら見直して再募集するとか、ただ単に期間を延ばしただけではなくて、それだけの手を尽くして、それでも1社だったというのは、ある程度やむを得ないかもしれないなとも思うんですけれども、このまま1社で行くことについて、行政のあり方として局長どう思われますか。
◎谷口博通 経済振興局長  グループが1社の、提案が1社であったということについては、我々も大変厳しい状況であるという認識は持っております。当然、比較競争があって、いろいろな提案が受けられるということが非常に望ましい形だと思います。
 しかしながら、現下のこういう経済状況の中で、ひょっとしたら、もう提案がないかもしれないという懸念もあったわけでございますし、1社の場合どうしようかということで、いろいろ想定はしておりました。しかし、この制度そのものの議論に入るかと思いますが、やはり今回は公募型プロポーザル方式ということで広く市民の方、民間の方々に提案を募集したということで、この時点で一つは競争原理が働いているのではないかという認識でおります。広く皆さん方で、今、下川委員の御見解も、大変厳しい中で採算の問題も今御指摘いただきましたけれども、そういう中でやはり民間の皆さん方が一部その仕様書の中にもハードルが厳しい点もあったかもしれませんが、我々としては今までいろいろな皆さん方の御意見を踏まえて一つの仕様書的なものをつくって、それを民間に流して、その中で民間の方々が御検討いただいて、それをプロポーザル方式といいますか、御提案をいただいて、たまたまそれが1社であったということでございます。
 その後、私ども、その1社ということで、いかがなものかということで実は検討した結果、平成19年10月1日に入札のルールが改正されております。本来は、プロポーザル方式ですから、これはプロポーザルで競争した後にそこと、1社と随契をするという形になろうかと思いますが、入札公告をして、そして改正の内容は、旧来は入札に参加する者が2社に満たない場合は入札を執行しないというルールを19年10月にもう熊本市としては改正しております。その後は、原則的に、例外規定を設けて、市長が特に理由があると認めるときは、その入札者が1社であっても入札を執行するというふうに改正されておりますので、一応、随契でありながらも入札のルールを準用して、再度募集をかけて、そして今回の例外規定を活用して、最終的に1社しか出なかったという状況でございます。
 期間の問題はいろいろ御議論があるかと思いますが、冒頭委員がおっしゃいました桜の馬場の重要事項としての位置づけといいますのは、そもそもあそこのプールの跡地を購入した時点で、新幹線の開業までにあそこを活用していこうという当初の目標があったかと思います。そういうことで、やはり市の大きなプロジェクトとしては、もうあそこの用地を例の月星化成と交換した時点で、新幹線に向けての用地購入ということで議会にも御説明しながら進めてきた経緯もあるものですから、我々としても、その計画に基づいて事業計画を進めているということもございますので、そういうもろもろの点からプロポーザル方式を経て、そしてまた入札の一部ルールを準用して再度募集して、しかしながら最終的には、1社しかその後の応募がなかったというのが現状であるということでございます。
◆下川寛 委員  目標は、さっき言うように、よく理解をしています。原則的にPFIでやるというのも私は大賛成なんですよ。もう一つ誤解がないように言えば、要求水準とか仕様の今出しているやつを単純に下げろとか言っているのでもありません。やはり、これは発注者が、そのものの効果を最大限に発揮するために、いろいろな要求をつけるのは当然のことだと思います。
 ただ、今お話の中にありましたように、例外規定を適用して、数十億円のお金を動かすようなものなのかなという思いが強くあるんですよ。だから、私も、以前、1社でしたという報告を聞いたとき、何かあえて聞かないと、どこが出しているかも聞かないということも申し上げたんですけれども、本当に目標は目標でわかっても、例えばさっき言うように、仕様書の要求に隠れた経済常識との違いがなかったか、隠れた瑕疵がなかったかということを一遍検証する期間があってもよかったのかなというのを思うんですよ。
 それで、さっき、1カ月、2カ月おくれたときということをお伺いいしたんですけれども、目標からおくれても多大な影響がないというところであれば、提案受付までの間に、その時間をしっかりとって、考えられる手だてをすべてとって、どうしてもいかんときの例外なら、まだわかります。けれども、単純にスケジュールどおり4月1日でやりたい、例外を適用しましたというふうにしか聞こえないんですよ。だから、そういうことが先ほどからお伺いする行政のあり方として今いかがかということを申し上げているんですが。
◆竹原孝昭 委員  私は、はっきり言って、この桜の馬場がここに経済委員会に移ってきたのはいつだったか。半年ぐらいでしょう。その前は総務委員会でやってきたわけです。そして、ある程度骨子ができ上がった段階で、そして経済委員会に持ってこられた。では、我々はどこから出発したか。それまでのいろいろストーリーとか議論の内容はほとんど知ってないですよ。知っていますか、あなたたちは。しょせん、PFIというところの中身をよくわかっていない、みんな。なぜならば、PFIに参加して、今の経済状況の中でですよ、1社しか、なぜ参加しないかわかりますか。参加する企業がどれだけの経費とエネルギーを使っているか、試算したことありますか。
        (「1,000万円」と呼ぶ者あり)
◆竹原孝昭 委員  私は、1,000万円、2,000万円では絶対できないと思います。そうすると、一般的に、ちまたでは決まっていますよという話があちこち聞かれます。そしたら、参加しても、それだけの経費をかけて参加しても、今の経済状況の中で数千万円の無駄金使ったら企業はどうなりますか。話は後先になるけれども、昨年度トヨタが創業以来最大の利益を上げました、2兆円。1年もせんうちに数千億円の赤字に転落しましたよ。行政はね、長・中・短という一つの計画の中でこういう問題をどうとらえているかですよ。私ははっきり言って、この間つくった総合保健福祉センターを見て、みんなどう思うかということですよ、PFIが果たして……。しかし、それをPFIでやれということですから。しかし、そのPFIをやると非常にメリットがあるように見えるけれども、市民にとっては物すごくデメリットが多いと私は思うんですよ。
 では、完成図を見たことありますか。ないでしょう。ある程度のですよ、こういうものというのは、我々が予算を承認するとき、本当は提示せねばいかん問題ですよ、これは。大体はマクロな、これぐらいで、こうこうで。しかし、それがないから、全部自分たちでやりますよという。だから、彼が今言いよる瑕疵の問題が絶対出てくるはずですよ。
 だけれど、僕たちがどんなに議論をしても、はっきりここでやっても、これは決まっておるような形だもの、言うなら、もう。だから、こういうことは私はよくないと思う、私個人としては。非常に不透明ですよ。そして言うなら、参加できないもの。それは今の状況の中で数千万円、3者が仮に応募したとしますよ、そのうちの1者が当選します。あとの2者は、では、それだけの経費負担はだれが補償しますかということになるわけです。今までは、グランドデザインがありますよ、設計書がありますよ、これを見てどれぐらいでできますかというのが普通でしょう。PFIも非常にいいんですよ。だけども、果たして、それが今の時代に合うのかということも議論せねば本当はいかんのですよ。
 だから、私は、この件については、もっともっとみんながとことん議論しなければ、簡単に結論づけてはいけないと思いますよ。だから、さっきの話し方では、最後が決まっているというような、そういうのは絶対やらない、これは、理由にはならないです。
        (「新幹線はプラスになるだろうか」と呼ぶ者あり)
◆竹原孝昭 委員  いや、その新幹線云々の問題ではないと思う。経済状況がそのころと今とはまた違うし、そしてこれが本当にどこまで市民のためになるのか、熊本市のためになるのかということをもうちょっと真剣に議論せんとね。
 だから、経済もそうでしょう。企画でやってきたやつが、ここ半年ぐらいでちょこちょことみんな議論して、結論出せる話ではないでしょう。局長、どう思いますか。
◎谷口博通 経済振興局長  大変貴重な御意見でございます。まず、先ほどの下川委員の御質問から入りたいと思いますが、実はいろいろな企業の方々にまず説明会をした時点では二十数社お見えになりました。先ほど、一つのハードルといいますか、要求水準書といいますけれども、仕様書みたいなものをつくっておりまして、それを全部公表いたしまして、皆さん方に同じ条件で提示をして、それを一方的にやるのではなくて、企業の方々からいろいろ御質問が来ております。これはどう考えるのかとか、これはもう少しこういうふうにできないのかとか、それについて、質問のなかった企業も含めまして、すべての企業に、こういう考えですよという、こちらの思いというのは御説明をしたところでございますので、要求水準書の議論については、向こうのお考えと行政の考えが、100%飲み込めるという議論ではなくて、質問については丁寧にお答えをして、それについては御理解を得たものというふうな認識でおります。
 それで、もう一つは、今、竹原委員がおっしゃいました追加の計画が出るのかという件につきましては、数千万円のやはり事業費用が計画からかかるということでございますけれども、我々としては、できるだけそういう提案が欲しいというのが前提でございましたので、数社申し込みがあってほしかったんですけれども、最終的には1社しか来なかったというのは、やはり今委員おっしゃるように経済状況がこういう中で、やはりそれ一本が落ちますと、では、その経費をどこから捻出するかという、総合的に景気が非常によければ、一つ、二つの玉を打っても、その分をどこかの利益で還元できるとかというのがあるかと思いますが、そういう中で大変厳しい選択肢の1社ということで提案を……。
 ただ、これは今から提案を受けまして、今、パーツとか、その形が見えないではないかと。こちらからこういうものをつくりなさいというのは、あくまでも要求水準書であって、イメージを誘導するということが今回PFIというのはできませんので、やはり民間がこういう絵柄でこういうことをつくりたいというのは、今からその要求水準書に基づいて優先交渉権を持つわけですが、我々としては。そこが今度は提案を、絵をかいてきて、それを今度は審査をしてもらうというようなプロセスがまだ残っておりますので、今ここで最終案が決まっているということではございませんので、そこは御理解いただきますようにお願いいたします。
◆下川寛 委員  優先交渉権じゃないですね、今回は。単独交渉権です。1だけですね、1だけ。比較検討も次点も何もない。わからないですよ。1社だけ、その1社が物すごくだれが見たって100点のすばらしい提案するかもしれない。しかし、10点の提案かもしれないわけです。でも、そのときになれば、前、私言いましたよね。思い切って落とさないと。でも、さっき言われたように、費用を発生させてしまっているから、人間の心理として物すごく落としにくいという心理は働きますよね。そういう心理が働く中で、1で進むということについてはどうかなと思うんです。
 さらに言えば、さっき局長の方からお話しがあった要求水準書で公開にしてやり取りをしたから、十分というような発言がありましたけれども、そのやり取りをした上で、こういうふうになればできないと判断されて1だったかもしれないです。だけれども、私が言ったのは、そこの検証をされましたかって、するべきではなかでしょうかということなんです。それはもう市長の丁寧な説明という、意味のわからん答弁と一緒ですよ。要求水準書で思いをやり取りしたけん、十分理解が得られたか。もうあきらめて、そこから自然と引いていったかもしれない。そういうことを検証もせんで、スケジュールだけといって進むことについての異論があったことが一番です。だけん、その辺について、できれば思い切って英断をして、一たん休憩と、しっかり検証、議論をして、もう一回仕切り直すと。2カ月おくれたって、3カ月おくれたって、新幹線開業したときに来た人が工事中でもいいじゃなかですか。工事中なら、わあ、よかとん、できよるけん、もう一回来ようと思うかもしれない。一粒で二度おいしいです、2回熊本に来なはるから。そういうこともしっかり頭に入れて進まんと、何十億円という市民のお金を将来的に、トータルでですけれども、使いながら、熊本の経済を左右するようなものだけに、出だしで瑕疵をつくって進んではいかんと思うんですけれども、もう一遍その辺の見解を教えてください。
◎谷口博通 経済振興局長  大変厳しい御意見で、私も即答はしかねますが、やはり今全体的にこのプログラムを推進している中で、我々としては精いっぱいの中で進めているということでございますけれども、今、二、三カ月おくれてもいいのではないかということに対して、今ここでいいよということも、非常にですね……、はい。一応公告といいますか、期間決定しておりますので、そういう方向性で進ませていただいているわけでございますので、逆に御理解をいただきたいということを申し上げるしかないんですけれども、ただ、今、下川委員がおっしゃるような大変厳しい御指摘については、当然、私どももこのプロセスの中では、やはり1社しか出なかった場合の論議もしております。その中身の検証というところまでは至りませんでしたが、やはり1社の提案のときにはどうするのかと。その経済効果と、それから今後のこのプロセスの中での処理をどうしていくかということも内部ではかなり議論をしております。
 そういう中で最終的には、我々としてはこういう方法をとらせていただいたというのが現況でございますので、そこはもう御理解をいただくしかないと。まあ、委員は御理解しないというふうにおっしゃるかと思いますけれども、我々としてはそういう方向でお願いしたいというふうに思っております。
◆中松健児 委員  前回も私ちょっと言ったんですが、PFIがいかにもいいように進んでいくんですが、実質的にはまだ検証というのは余りなされていない部分が多いんですよね。だから、最悪のときの経営責任がどこにあるのか、リスクはどういう形で覆われていくのか、そこらあたりについてどのように展望を持っておられるのか、再度お聞きしたいと思います。
◎黒葛原潔 観光振興部長  私どもとしては、一つは保健センターの例がございますけれども、今回の桜の馬場のPFIに関しては、特に事業内容まで含めた運営全体をPFI方式でということで進めさせていただいております。そういう面では、建物をつくってということだけではなくて、特に観光関係の施設に関しては運営の内容が非常に重要であるという中で、私どもとしても、ある意味では初めての事業内容と全体の運営、建設を含めたPFIという形では初めてのケースではないかというふうに認識をしております。そういう中では今後、事業内容についてはぜひ民間のいろいろな力を活用した形で、いい形での運営を進めていきたいと。そういう部分について今後、要求水準もそういう形でやっておるつもりですし、今後の運営の中で、実際に選定作業の中でそういうこともいろいろ御検討いただきながら評価をしていくことになるのではないかというふうに考えております。
◆中松健児 委員  いい方向に持っていきたいと、そのようにこの契約段階でもさらに進めたいというようなことはわかるんですが、実質的にこう事業が進んで営業が開始されていく、そうなってくると、このPFIにかかわっての行政の関与の度合いですね、そこらあたりはどの程度まで、経営まで含めてなされていくのか。そのあたりのスケジュールをちょっとお聞かせいただきたいと思います。
◎黒葛原潔 観光振興部長  スケジュールといいますか、一応今回の事業提案、内容が提案として出てまいります。そういう中で私どもそれを検証しながら、評価も含めて、実質的にはそういう形の中で内容を当然契約して、今後の運営等を23年4月からお願いしていく形になるわけですけれども、当然細かい部分についての運営上の課題ですとか、当然出てくるだろうと思っております。そういうものについては当然いろいろな協議ですとか、そういうことを踏まえてやり取りをしながら、それぞれ出てくる課題の解決ですとか、そういうものについては、よりよい方向の中で協議をしながら運営をしていくというふうなことで対応してまいりたいと考えております。
◆中松健児 委員  指定管理者は3年ないし5年でそれなりの検証をする期間があるわけですけれども、PFIになってくると、本当に経営内容、それからその決算の金の動きを含めて、そういうのが実際に見えにくいのではなかろうかと。だから、行政がどの程度関与できるのかというのは、先を読んだ形が私たちにちょっと見えてこないですね。たくさんの物すごい額のリスクを負うような、決算が悪かったと、そのときはもう行政はそれでPFIでやったおたくの責任ですよということで終わるのか、そのリスクあたりはどのようになるのか、お聞かせ願いたいと思います。
◎黒葛原潔 観光振興部長  一応、中松委員おっしゃるように、期間としては20年間を設定しておりますし、その中でトータルの金額というのを、今回またお願いします債務負担行為として、47億円余の債務負担行為の中でお支払いをしていくという形になります。当然、その範囲の中で運営をやっていくという形になるわけですので。ただ、不測の事態が出てくるとか、そういう場合のいろいろな対応については、場合によっては、そのときそのときで協議をしながら進めていくというふうな形になるかと思っております。
 ですから、決算といいますか、トータルの事業内容の転換も含めて、トータルの20年間、47億円の範囲内で、実はその費用自体も、まだ実際の費用価格については提案がなされておりませんので、47億円の範囲内で提案があるものと思いますけれども、費用的にはそういう中で事業展開をお願いするという形が前提になるというふうに考えております。
◆中松健児 委員  締めますけれども、そういうことも考えて、私は、いろいろなことをしておかないと、もう1社だけしかないから、もう言いたいことも言えないと、事業を進めてもらわなければいかんと、行政が緩んでもらったんでは困るわけですからね。だから、そのために、2社あると競争があるわけですから、そこあたりは一番大事な要素になってくるということで、そのリスクの問題、経営責任の問題、行政の関与の問題について質問をいたしたわけです。私は一応これで。
◆下川寛 委員  先ほどから議論が続いていますけれども、どうもやはり平行線ですね、今この場では。ただ、さっき局長おっしゃるように、やはり期間決定が要ることが多々ありますので、この場で局長がイエス、ノーを答えるのも難しかろうということも理解できます。
 今回予算が上がっている部分の話で進んでいるんですけれども、今回の組み替え分とかで異論はないとさっき申し上げましたが、今後、当初予算また6月の事業契約の審議とかに、やはり私らもしっかりした情報とか論議が欲しいという思いもありますので、しっかりと検証を、その辺の手法をまたもう一度考えていただきながら、今議会でもまた委員会ありますし、そういう機会でも小まめに経過を報告していただきながら、今後のことをまた論議を進めたいというふうにも思いますので、そういう手法の検討、報告関係をよろしくお願いいたしたいと思います。
◆竹原孝昭 委員  だから、今、下川委員も言われましたように、PFIも前回のやつとは全く違うでしょう。前回のやつは、建物だけをつくって、いうならアパートと一緒なんですよ、行政が運営すると。今回は、すべてを事業者が責任を持ってやるということです。だから、いかに慎重にやらなければいけないかということですよ。その辺ですよ。だから、最後が決まっているから、これに合わせて云々かんぬんということは、そういう考え方ではだめ。やはり、それだけの47億円という予算を使うのであれば、市民にとって、そしてやはり熊本市にとって将来宝物になるようなものをつくっていくという熱いものがなければいかん。
 そして、もう一つだけ言っておきますけれども、これから先は衣食住足りて不服なしという時代が続くと、今までみたいに観光事業とかレジャー産業がそんな幅をきかせるような時代とは違う。それだけ、あなたたちに意識改革をしてほしいというのが経済委員会で僕が冒頭に言った言葉なんですよ。しっかり考えて取り組んでください。よろしくお願いします。
○田尻将博 委員長  それでは、桜の馬場、一たん切ります。
◆日和田よしこ 委員  今ちょっと熱いお話がありましたので、私の方から、本当に百年に一度というような不景気なときに、緊急経済対策ということで非常に取り組んでいただいて御努力していただいております。私も昨年からいろいろな相談を受けまして、非常に困ったことがたくさんございました。窓口も本当に一本化されてなくて、この経済委員会でも申し上げまして、この窓口をしっかりやってほしい、全庁挙げてやってほしいということで取り組んでいただきましたが、その中で一番、その資料の中にもございましたけれども、金融支援ということで、昨年からずっと相談があっておりました中小企業金融対策事業で、補正も上がってきておりますけれども、今までの数値的なものなんですけれども、状況をちょっと教えてください。
◎濱田祐介 経営支援課長  私ども、11月5日から融資相談あるいは経営相談を受け付けておりまして、これが2月27日までで全部で920件の御相談をいただいております。
◆日和田よしこ 委員  それは職員はもうほとんど前の状態で受けられたんですかね、相談には。
◎濱田祐介 経営支援課長  通常の職員の体制で臨んでおります。
◆日和田よしこ 委員  かなり大変な状況の中で受けられたと思うんですけれども、その中でいろいろな課題も出てきたかとは思います。金額的には相当な金額になってきておりますけれども、今回の補正予算も含めて、また当初予算にも入ってくると思いますけれども、今後どういうふうな体制でやっていきたいと思っていらっしゃいますか。
◎濱田祐介 経営支援課長  今お尋ねの件で申しますと、先ほどは相談件数について御報告申し上げたわけですが、今お尋ねは私どもが12月から始めました緊急経営対策資金融資というのがありまして、これが経済対策で補正予算あるいは当初予算でも出てくるわけでございますが、私ども当初12月に始めましたときは、3月まで4カ月間で約80件というもくろみを持っておりました。それが2月26日現在で240件、融資保証額でございますが、26億2,000万円という実績になっておりまして、今後もこのような状況が若干続くのかというふうに推察しております。
◆日和田よしこ 委員  非常に県の対応も遅いとかですね、本当に個々にいろいろな苦情が私どもの方にも寄せられました。窓口がわからないとか、もっと早く事務処理をしてほしいとか、いろいろな苦情も寄せられましたけれども、今後まだこれは継続してやっていかれるということで、しっかり連携して、窓口等もしっかり整備してやっていっていただきたいと思います。
 引き続き、定額給付金ですが、国会ではいろいろな討論がなされまして、予算が通りましたけれども、小規模のこういった各事業者、こういう方たちがやはりいろいろな知恵を出されて、今から何とか経済の呼び水になるようにということで取り組みをされておりますけれども、熊本市におきましては早速、2月26日付の熊日にも載っておりましたけれども、子飼商店街が独自にプレミアム商品券を発行するということで、ぜひ子飼のレトロ通りを活性化したいということで取り組みが始められておりますし、また市外では南関町とか、そういった町の商工会が力を合わせて、この給付金の呼び水で何とか経済効果を上げたいということで、地元のこういった商店街で何とか経済効果を上げたいということで取り組みがされておりますけれども、今、こういった商工会またいろいろなところでお話があっているかとは思いますけれども、こういった地元の商店街の地域活性化のために何かやりたいという手が挙がっているんでしょうか。状況をお聞かせください。
◎前田安利 商業労政課長  今のところ、地元の商店街から定額給付金に絡んで商品券をという情報を聞いているのは、健軍商店街で4月から20%のプレミアムをつけますので、総額120万円で商品券を出したいと。そのうち市では、ソフト事業で活性化の助成金というのを持っております。これは今年度3,000万円、来年度が若干減りますけれども、2,800万円程度の予算をお願いしていますので、プレミアムの20万円分の半分、最高5割は補助しますので、その対象にはなりますので、そういう御相談は受けているところでございます。
◆日和田よしこ 委員  いろいろなところに商店街もありますし、商工会もございますけれども、しっかりこういった啓発も、この活性化事業で市が率先して、こういった中小企業の活性化につながるような事業の対策事業として活用していただきたいと思いますので、まだまだ啓発が足りない部分があるかと思いますので、よろしくお願いします。
○田尻将博 委員長  ほかにありませんか。
◆中松健児 委員  11ページについて一つちょっとお聞きしたいと思うんですが、園芸新たな挑戦強化対策経費というのがマイナスになっておるわけですけれども、この具体的な施策の内容はどのように考えておられるのですか。
◎馬場篤貞 首席農林水産審議員兼生産流通課長  園芸新たな挑戦強化対策経費につきましては、単県事業でございまして、この事業はいずれも事業の入札による減額補正でございます。
◆中松健児 委員  そうすると、これは新たな挑戦対策経費というのは、もろもろの残ということになるわけですか。
◎馬場篤貞 首席農林水産審議員兼生産流通課長  そうです。
◆中松健児 委員  うちの中で出ましたのが、今このように農業が非常に厳しい、そして雇用対策が進んでいる。それならば、いろいろな形で農業振興をするために、これだけの残が出ておること自身はやはり問題があるのではないかと。ぜひ、せっかく対策だから、事業推進に使うべきだという意見が出たものですから、お聞きしたんですが、そこらあたりについてどのようにお考えですか。
◎馬場篤貞 首席農林水産審議員兼生産流通課長  ずっと以前は、補助事業で工事をやっても、残が出た場合は、またそれで事業ができていたんですけれども、現在は、補助事業で工事をやった残はすべてお返ししなければならないというふうになっておりますので、このような残が出ている次第でございます。
◆中松健児 委員  理解できました。結構な額の残だったものですから、せっかくならば、農家の人が喜ぶように、ぜひ使ってもらいたいと、その事業内容がちゃんと執行されてない場合のことがあったのではなかろうかということで質問いたしました。わかりました。いいです。
◆田中敦朗 委員  中心市街地活性化対策事業費で、くまもと城下まつりがことしも5月末に開催されるということで、5,350万円の大金を投入して実施をされるということですけれども、もう次の議会までは委員会ももうその間に行ってしまうものですから、現在の進捗状況と、どういった形でイベントを開催して、どういうふうな経済効果があると考えられているのか、お伺いしたいんですけど。
◎前田安利 商業労政課長  これは債務負担行為を今回補正でお願いしておりますけれども、これは3月中に民間、商工会議所、それから各商店街の関係者の方、それから自治会の方、それから今回も市電を無料で運行したいと考えておりますので、今度は沿線の商店街、例えば先ほど言いました健軍商店街なり上熊本なり、これは今から具体的な実行委員会で内容を詰めた上で募集することになると思いますけれども、そういう沿線の商店街、それから各商工会。基本的には、去年は本丸御殿の落成記念ということで市民の方々にお祝いしてもらうというのが視点でございましたが、今回は経済対策ということで、商店街の景気浮揚といいますか、この辺を含めて民間主導で御議論いただきたいと思っております。
 ですから、基本的には、今から実行委員会に向けて、関係の方々との打ち合わせは実施していきますけれども、基本的には3月末に実行委員会を開きまして、これは商工会議所、関係の商店街、それと市も、イベント関係は商業労政課でございますが、ほかに交通警備とか、当然、中心商店街でイベントやりますので、いろいろな部分、例えばバスなり、その辺の調整もしなければいけないものですから、都市建設局、こちらのほうともタイアップした実行委員会の中で最終的には決定してまいりたいと考えております。
◆田中敦朗 委員  新たなイベントを2年継続してやっていかれるということで、しかも市民主導でということですね。期待はしているんですけれども、何分これもまた形が見えてこないというところがあるものですから、そこら辺のどういった動きで、どういったものができ上がってくるのか、どういうふうにしていくというのをもっと定期的に教えていただきたいと思います。
◆下川寛 委員  今、田中委員の方からおっしゃったとおりなんですが、開催場所が漏れ伝わって聞くところによると、また通町であるというような風評も聞いておりますが、これから実行委員会で詳細が決まっていくという御答弁をいただきましたが、その中に実はこの委員会でも論議していましたけれども、中活の中で花畑、桜町の再開発の問題がありますね。その中で課題になるのは、人の流れをどうつくるか。これは桜の馬場も同じですよね。そういう部分を検証するためにも、通町も必要だと思いますけれども、交通センターと産文の間のあの道路、ああいったところでの人、車をとめて祭りの開催というのも、ぜひ俎上にはのせていただきたい。だから、そういうところも、その実行委員会とかに投げ込みながら、開催に向かって、場所も検討していくというような行動をお願いしたいと思います。これは要望です。
◆田中敦朗 委員  警察はどうですか。
◎前田安利 商業労政課長  今、3月の実行委員会でというふうにお答えしたのは、今、そういう部分も含めて内部で打ち合わせをしている段階でございます。ですから、今回が経済対策といいますか、その辺を念頭に置いたところで実施しますので、先ほど繰り越しの中でも御説明しましたが、下通のアーケードが大体5月の半ば、まあ、連休前には路面等大体きれいになるんですが、ですから市民の方々には連休前からは、大体きれいなところを通行できるようになるんですけれども、その辺のアーケードのオープニングといいますか、この辺も含めまして、沿線の商店街との連携もとりながら、景気対策を含めて実施したいと考えております。警備の方も、確かに通町筋、非常に交通量が多いところでございますので、この辺も昨年実施しました内容をいま一度検証しながら、今、協議をしているところでございます。
◆田中敦朗 委員  熊本県警の協力がなければ、絶対できないイベントになると思いますので、入念に打ち合わせをして、熊本県警が協力していただけるように頑張っていただきたいと思います。よろしくお願いします。
○田尻将博 委員長  ほかにございませんか。
◆日和田よしこ 委員  雇用のところでちょっとお尋ねしたいんですけれども、10ページにも農業後継者育成経費ということで上がってきております。それから、こちらの緊急対策の方にも新規就農支援緊急対策事業ということで、就農を希望される方、これは非常にマスコミ等でも報道されておりますけれども、この今の状況をちょっと教えてください。
◎下川安 農業政策課長  農業後継者についてですけれども、昨年、新規就農者という形で19名の方が就農という形になっていらっしゃいます。この数字につきましては、後継者クラブというのがございますので、そこに加入された人というのを把握している数字でございます。
 それから、雇用という話の中で就農相談という形がございますけれども、今年度、20年度ですけれども、私どもの方に14件ほど、そういう相談というのがあっています。昨年度は9件でしたので、若干ふえているというような状況でございます。
◆日和田よしこ 委員  その後相談があって、実際、農業者の方に移譲していかれるんでしょうけれども、その間にはどなたか入られるんですか。どこがやっていくんですか。
◎下川安 農業政策課長  その間につきましては、就農相談がございますと、いろいろな事業がございます。中央会がやったり、インターン事業であるとか、いろいろな、要するに就農するための資金の問題であるとか、農地の問題であるとか、そういうのがございますので、就農の相談の中では、専門がございますので、そちらの方に御相談いただくというような形で一応相談を受けているところでございます。
◆日和田よしこ 委員  この間、三重県からいろいろな講演会を聞いたんですけれども、JAとの関係はどうなんですか。
◎下川安 農業政策課長  JAとの関係につきましても、後継者問題は、後継者クラブとか、JAと市がタイアップしながら、その後継者の育成を図っている状況でございます。
 それから、JAにおかれましても、農業後継者というおのおのの育成というのは非常に重要というふうに考えていらっしゃいます。そういうことで、中央会の方ではインターン事業ということで、新規就農者をふやそうということで、そういう事業もなされているところでございます。
◆日和田よしこ 委員  熊本の農業を守るためにも、こういった後継者の方たちの育成はやはり大事だと思いますので、ここに緊急対策として上がってきておりますけれども、しっかり農業の今からの大事さ、特に、竹原委員は御存じだと思いますけれども、この間フォーラムを聞いて大変感激いたしました。熊本独自のそういったフォーラムが、ファーマーですかね、ファーマー経営。ああいったのがいつかはできるようになればと私も希望しておりますので、これが本当に呼び水になるように頑張っていただきたいと思います。
○田尻将博 委員長  ほかに質疑はありませんか。
        (「なし」と呼ぶ者あり)
○田尻将博 委員長  ないようであれば、次に、所管事務について質疑をお願いいたします。
◆中松健児 委員  ちょっと何点かお聞きしたいと思うんですが、熊本城にモニターテレビか何かがあって、今修理中というふうなことを聞いたんですけれども、ある方によると、私もよく見ていないんで、よくわからないんですけれども、モニターテレビを放映するところが、その機械が壊れているものだから、何年間というけれども、ずっとほったらかしになっておるということらしいんですが、中身はどうなっていますかね。
◎中島博幸 熊本城総合事務所長  委員、今おっしゃりましたモニターテレビ、天守閣の2階部分にその見るコーナーがございまして、確かに数年前から故障しているということでございましたので、今回、新年度当初予算でまたお願いをしまして、400年祭等の情報を流していこうかというふうに思っております。また、これは本丸御殿の方ではモニターテレビでごらんをいただいております。ということで、改善を図りたいというふうに思っております。
◆中松健児 委員  それでは、四、五年間ほったらかしになっておったということですので、もう新しくきちんとやられるというふうに理解していいわけですね。
◎中島博幸 熊本城総合事務所長  機械を新しい形に更新いたします。
◆中松健児 委員  それから、今度、馬具櫓の方の改築をいろいろやられていくんですが、ああいうところは閉めっぱなしになっておれば非常に悪くなると思うんですね。これはそこに働く人もあるんですけれども、ほとんど開閉が行われないものだから、中のところがほったらかしになっていくと。だから、ああいう南門のとか、こっち側とか、やぐらがたくさんあるわけですが、そこらあたりの日常管理はどうなさっていますか。
◎中島博幸 熊本城総合事務所長  委員からそういうお話を聞きましたので、私どもの清掃関係者に確認をいたしましたところ、1週間に1回、各復元やぐら、清掃しておりまして、その間、約半日ぐらい開放しているということで、換気の方はしているということで確認をいたしております。
◆中松健児 委員  それを聞いて安心いたしました。あそこあたりをあちこちシルバーの方が回りながら、「これはあなた、シロアリがでてくるばいと。当然、開放しとかんと。何ばしとるのだろうかと、ちゃんと言うてくれ」と、市へ、利用者等、そのときもお聞きしたんですが、その後の様子をお聞きしたかったということと、必ず定期点検をやらないと、もう家は使わなくなったら、一気にだめになっていきます。だから、これはきちんと風通しをよくして、中の物も腐らないように、ぜひしていっていただきたいというふうに思います。
 3点目なんですが、これはまた要望になるわけですけれども、確かに雇用対策を含めていろいろなされておられるわけで、それなりに評価をするところなんですが、雇用は雇用なりにやってもらいたいと思いますけれども、例えば資格を取るとか、フリーターの方たちとか、大学卒あたりが例えば訓練校に入ろうとしても全然入る仕組みがないわけですね。雇用保険の人しかあそこへ行けないとかというような形がある。だから、フリーターであるとか何か一定の職につかないような人に対しての支援というのは実質的には余りなされていない部分があるわけですね。
 だから、一つの支援策の中に、目的別に支援するようなものがあってもいいのではなかろうか。例えば免許を取得するという目的のために貸付制度を設けるとかですね。私は保護司をしておるものだから、つくづく思うんです。いざ出ていくと、免許は持たん、金はもとはなかですね。借りるところは一切ない。そういう人をどうやって支援していくかとなったら、ないわけですね。だから、どこかに借りたいといって、生活支援という制度、社協の中にあるということですけれども、そういう方たちには貸してくれないわけですね。だから、そういうフリーターであるとか、そういう今言いましたような、いろいろな形で定職についてなかった方たちに対しての支援策が、これは非常に盲点だろうというふうに思います。
 だから、それが市でできることなのか、ハローワークという力をかりなければいけないのかどうか、わかりませんが、一つの支援策として設けられることは考えたらできるのではなかろうかというふうに思いますね。これ、ぜひ、検討していただきたいという、これは要望にしておきます。
◆竹原孝昭 委員  今の委員おっしゃるのは市民生活局関係にもつながるわけですよ。だから、経済とか今のこの景気対策といったら、いろいろなところでリンクしていくんですよ。だから、もっと、やはり実情を掌握するために横のつながりをしっかり持ってもらうということが大事だから、その辺はしっかり皆さんに要望しておきますよ。自分のところのできるやつはやるけれども、隣のやつはやらんという感じではだめです。そこに、いつも言うように、はざま行政といって、ちょうどリンクした部分のつなぎの部分が非常に弱いんですよ。
 だから、雇用対策、景気対策というならば、やはり市民生活局あたりともいろいろな話をしながら進めていくと、自然と底上げができていくと、そのように私は思いますので、どうか、そういうことで皆さんたちも努力をしていただくように要望しておきます。
◆下川寛 委員  緊急経済対策の中で介護人材緊急養成経費ってありますよね。これ、国も悪いですよね。国も介護の現場をなめていますよ。今、熊本市内も見てまして、ホームヘルパーはいるんです、結構。ところが、本当に介護でどこが人材が足りないか、みんなどこが困っているかというと、施設なんです。ところが、施設に、実際介護の現場に就職しようという人がなかなかいない。その上に、国は施設の職員というのは資格で縛ってきています。例えば特別養護老人ホームだと介護福祉士、今度の4月からの加算も介護福祉士の数で加算がつくような報酬体系もつくってきている。一方では締めつけて、一方で介護の現場が足らないのでどんどん流しなさい。でも、そんな簡単に行ける現場ではないんですよね。
 だから、せっかくいいことをしようと思って一生懸命考えていただいているんで、なめている国のような制度に乗っからずに、例えば、では介護福祉士を養成しましょうとか、そういうしっかりした思いのある方を養成していただくことが本当のマッチングにつながるのではないかなと思います。
 そういう意味で、市の実情とかをしっかり考えた経済対策をとっていただければ、もっと有効なものになると思いますので、その辺のところの改良版というか、その辺のことも今後考えていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。要望です。
◆日和田よしこ 委員  介護が出てしまったので、今度質問しようかと思ったものですから、あれなんで言いますけれども、県の方に交付金で介護者を養成する研修をする計画を県が立てるように、この間ちょっとお聞きしたんですけれども、なっているそうです。それで、しっかり県はやってください、早くやってくださいということを言っておりますけれども、主婦の方もそういう養成を受けられるようになっておりますので、ここら辺はしっかり県と連携して、内容的なものもしっかり検討されて、市民の方にわかりやすいように、ぜひお願いしたいと思います。よろしくお願いします。
◆田中敦朗 委員  先日、DVDを送っていただきました。コマーシャルを制作されて、拝見させていただきましたけれども、残念ながら、私の家族に見せると、これを見て熊本に来ようと思うかというと、疑問があるというような、私自身も見て、これはどうなんだろうなと思わざるを得ないようなコマーシャルでした。実際、やること自体はすばらしいと思います。流すこともすばらしいと思います。ただ、中身が伴わないと、意味がなくなるんですね。でも、もちろん、いろいろ検証されて、梶尾真治さんが監督されたとか、考えられたと思うんですけれども……
        (「余りよくなかった」と呼ぶ者あり)
◆田中敦朗 委員  まあ、そういうところで、それを検証していただいて、どれぐらいの効果があって、それを見て、どれぐらいの人が来たのかとか、その先のところまで検証していただいて、できれば、あれを使ってどれぐらいのコマーシャルを打ったのか、制作費はどれぐらいだったのか、ちょっとお伺いしたいんですけど。
◎平川一喜 観光政策課長  コマーシャル放映につきましては初めての試みでさせていただいたところでございます。委員おっしゃるように、いろいろな御意見がございます。ネットの方にも、例えばシリーズ化して放映してはどうかとか、あるいはコマーシャルを見て、新たにその本丸御殿を見たくなったとか、あるいは委員がおっしゃったような、そういうふうな御意見もあるわけでございます。
 今回は、12社の企画コンペということで制作をさせていただいた中で、今回の梶尾さんのお作を採用させていただいたわけでございます。予算は9月補正でお願いしておりまして、制作と放映込みで約3,500万円というふうな中で、放映につきましては……
        (「放映込み」と呼ぶ者あり)
◎平川一喜 観光政策課長  はい。関東方面ということで。特に東京周辺の千葉県だとか栃木県だとか、山梨県だとか香川県だとか、静岡県も入っております。それと関西については近畿方面ということで大阪府、滋賀県、奈良県、和歌山県、兵庫県あるいは四国の香川県、徳島県、そこが一応放送エリアということで、関東につきましては81本、それと関西につきましては86本というふうなことで、時間帯につきましては、それぞれの朝、昼、夜、中にはゴールデンタイムの時間帯もございます。まだ詳しい検証につきましては、2月15日から2月いっぱい放映した状況でございますので、しておりませんけれども、そのような状況でございます。
◆田中敦朗 委員  タイムスリップ編ではないほう、これは何か見ていて、熊本城も名産も出てくるから、ああ、こっちはいいなあというような話もありました。まあ、価値観の違いですから、なかなかいい悪いというのはそれぞれあると思うんですけれども、12社のコンペでやってあれだったら、熊本の企画力というのはやはり低いのかなというようなのを今ちょっと感じました。とにかく、やっていることはすばらしいですし、その内容も、ああ、シリーズで見たいというような方がおられるということはいいと思いますので、継続して、もっともっとすばらしくて、もっともっと熊本に行きたくなるようなコマーシャルを制作していっていただきたいと思います。よろしくお願いします。
◆日和田よしこ 委員  それは感性の違いで、こっちがいい、悪い、いろいろあるかもしれませんけれども、やはり男性が見ても、また女性が見ても、感性に訴えるようなCMをつくって報道していただきたいと思います。放映して、お客さんが来たまではよかったが、熊本城に行ってみたらいろいろな細かいおもてなしができてなかったとか。この間、首里城に行ったときに、皆さん、何かを感じられたと思いますけれども、あの狭いところで非常にいろいろな真心を感じたんですよね。だから、そういう点をしっかりまた今後研究していただいて、よりいいほうにますます発展していけるように頑張っていただきたいと思います。よろしくお願いします。
○田尻将博 委員長  ほかに質疑はありませんか。
        (「なし」と呼ぶ者あり)
○田尻将博 委員長  ほかに質疑がなければ、これより採決をいたします。
 議第21号「平成20年度熊本市一般会計補正予算」中、当委員会付託分、議第27号「平成20年度熊本市食肉センター会計補正予算」、議第28号「平成20年度熊本市食品工業団地用地会計補正予算」、議第29号「平成20年度熊本市競輪事業会計補正予算」、以上4件について一括して採決いたします。
 以上4件を可決することに御異議ありませんか。
        (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○田尻将博 委員長  御異議なしと認め、以上4件はいずれも可決すべきものと決定いたしました。
 以上で当委員会に付託を受けました議案の審査はすべて終わりました。
 これをもちまして経済委員会を終わります。
                             午前11時44分 閉会



出席説明員
 〔経済振興局〕
   経済振興局長   谷 口 博 通    局次長兼商工振興部長
                                渡 部 義 賢
   観光振興部長   黒葛原   潔    農林水産振興部長 谷 崎   巧
   熊本城総合事務所長中 島 博 幸    動植物園長    村 上 英 明
   競輪事務所長   長 松 和 典    食肉センター場長 光 田 敬 一
   首席経済審議員  松 崎   忠    首席観光審議員兼副園長
                                大 藪 重 利
   首席農林水産審議員兼生産流通課長    産業政策課長   内 田 敏 郎
            馬 場 篤 貞
   商業労政課長   前 田 安 利    経営支援課長   濱 田 祐 介
   産業文化会館長  平 田 義 男    観光政策課長   平 川 一 喜
   競輪事務所次長  千 原   泉    農業政策課長   下 川   安
   耕地課長     坂 本 俊 朗    水産振興センター所長
                                中 村   勉
   観光審議員    津 曲 俊 博    農林水産審議員  大 山   悟
   観光事業室長   藤 本 和 弘    農業政策課担い手推進室長
                                三 嶋 敏 和
   生産流通課地産地消推進室長       北部出張所長   坂 田 幸 敏
            松 嶋 正 也
   河内出張所長   古 賀   徹    飽田出張所長   大田黒 祐 一
   天明出張所長   森 田 健 次    富合総合支所産業振興課
                                佐 藤 誠 二
 〔農業委員会事務局〕
   農業委員会事務局長福 嶋   昇    次長兼首席農地審議員
                                本 田 正 弘
   富合町農業委員会事務局長
            小 原 清 人

〔議案の審査結果〕
  議第21号 「平成20年度熊本市一般会計補正予算」中経済委員会付託分
        …………………………………………………………………(可  決)
  議第27号 「平成20年度熊本市食肉センター会計補正予算」…………(可  決)
  議第28号 「平成20年度熊本市食品工業団地用地会計補正予算」……(可  決)
  議第29号 「平成20年度熊本市競輪事業会計補正予算」………………(可  決)