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長崎県 時津町

平成18年第3回定例会(第2日 9月 6日)




平成18年第3回定例会(第2日 9月 6日)





 



            平成18年第3回定例会 (平成18年9月6日)


出席及び欠席の状況


 出欠議員の氏名


  出席20名


  欠席 0名





  議席番号   氏   名  出欠 議席番号    氏   名   出欠





    1   山 脇   博  出   11   相 川 和 義   出


    2   中 原 裕 子  出   12   本 山 公 利   出


    3   新 井 政 博  出   13   岳 野   稔   出


    4   山 上 広 信  出   14   崎 田   忠   出


    5   辻   和 生  出   15   朝 長 清 実   出


    6   矢 嶋 喜久男  出   16   川 口 健 二   出


    7   浜 田 孝 則  出   17   上 野 博 之   出


    8   中 村 貞 美  出   18   川 尻 和 夫   出


    9   久 保 哲 也  出   19   水 口 直 喜   出


   10   永 尾 建 郎  出   20   川久保 勝 則   出





議会事務局


   事務局長   早瀬川   康   補助職員    北 川 由紀雄





地方自治法第121条により、説明のため出席した者の職氏名


  町長      平 瀬   研   建設部長      橋 本   悟


  助役      中 村   勉   都市計画課長    浜 中 芳 幸


  収入役     土井口 俊 哉   建設課長      扇   好 宏


  教育長     河 野 知 周   産業振興課長    岩 永   勉


  総務部長    梅 津   忍   農業委員会事務局長 浜 口 孝 道


  総務課長    浦 川 裕 水   水道局長      坂 本 敏 弘


  財政課長    内 濱 富美子   水道課長      小 森 康 博


  企画課長    田 口 房 吉   下水道課長     吉 岡 勝 彦


  税務課長    山 本 哲 雄   会計課長      本 山   学


  福祉部長    吉 田 義 徳   社会教育課長    田 崎 正 人


  住民環境課長  石 橋 修 治   学校教育課長    島 田 静 雄


  福祉課長    森   達 也


  保育所長    森   正 芳


  保険衛生課長  森   高 好





議  事  日  程





                   開  議





日程第1 一般質問(岳野議員、永尾議員、本山議員、水口議員)


      岳 野   稔 議員


        1 豪雨災害への対策は


        2 悲鳴を上げる街路樹


      永 尾 建 郎 議員


        1 時津町の学校教育について


      本 山 公 利 議員


        1 特別支援教育について


        2 学校2学期制について


      水 口 直 喜 議員


        1 中学生ペーロンについて


        2 障害児支援について





                   散  会





               (開議 午前9時30分)





○議長(川久保勝則君)


 ただいまから、本日の会議を開きます。


 本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付のとおりであります。





              〜日程第1 一般質問〜





○議長(川久保勝則君)


 日程第1、前日に引き続き一般質問を行います。


 質問の通告がありますので、順次、発言を許します。


 なお、通告外にわたっての発言はできないことを申し添えておきます。


 まず、13番、岳野 稔君。


○13番(岳野 稔君)


 おはようございます。


 通告しておりました2問について、質問します。


 1問目、「豪雨災害への対策は」ということであります。


 私は、今からちょうど5年前の平成13年第3回定例会において、「集中豪雨による災害対策について」のタイトルで質問した経緯があります。たび重なる質問で、またかと思われる節もあるかと思いますが、しかし災害危険箇所の多い時津町では、災害に強いまちづくりの体質改善を図る必要性が極めて高いと判断します。機会あるごとに住民の安全・安心を確保する立場から、強く訴えたいと弁明しておきます。


 さて、本論に入ります。


 平成8年改定のこの「時津町地域防災計画」を見ますと、地域防災計画の大幅な見直しがなされ、時津町の災害対策に関する総合的、計画的な意図や配慮がよく理解できます。時津町は、自然豊かな潤いのある生活環境が醸成されつつありますが、一方、自然災害の危険性の立場から考えると、山崩れ、がけ崩れ、河川の改修など、防災対策は大きな課題の一つだと言えます。こうした視点から、安全性・緊急性で極めて頻度の高いと思われる次の点を質問します。


 1点目は、急傾斜地域の安全対策はということで、次の3点を伺います。


 一つ目は、急傾斜地崩壊危険区域の未整備箇所の現状と、その区域の崩壊危険指定状況。二つ目は、崩壊によるがけ下居住者に被害が生ずるおそれのある箇所。三つ目は、本年7月21日から23日、梅雨末期の豪雨、8月18日の台風10号による被害の状況はどうだったのか、お尋ねします。


 次に、2点目は河川流域居住者の安全確保についてであります。


 まず、一つ目は、河川水位の巡視、監視体制はどうか。二つ目は、豪雨時の野田川流域居住民は安全か。三つ目は、自主防災組織の主体的活動の状況はどうかということでお尋ねします。


 2問目は、「悲鳴を上げる街路樹」ということで質問します。


 最初に弁明しておきますが、このタイトルでは、すべての街路樹が悲鳴を上げているような響きがあるやに聞こえるかと思い、反省をしているところであります。決して、そうではありません。


 それでは、本論に入ります。


 時津町では、道路や公園の整備とともに、街路樹の整備や町並みの緑地化に努められ、その景観は生き生きとしたまちづくりに大きな成果を上げていると判断します。また、こうした景観を形成する住民意識への啓発と積極的な美化活動への参加は、重要な問題であると考えます。そこで、次の点について質問します。


 1点目は、環境美化、緑化活動の推進はということで、コミュニティ緑化推進体制の確立や各地区での緑化アドバイザー育成の現状はということであります。


 2点目は、公園や街路など、樹木の適正な維持管理はどうかということでお尋ねします。特に、とぎつカナリーホールに通じる街路樹等の悲鳴をどう受けとめているか、住民の声を代弁するものであります。


 以上、よろしくお願いします。


○議長(川久保勝則君)


 町長。


○町長(平瀬 研君)


 皆さん、おはようございます。


 2日目、岳野議員の御質問に対しましてお答えを申し上げたいと思います。


 まず、急傾斜地崩壊危険箇所についてでありますが、この危険箇所と申しますのは、傾斜度30度以上で高さ5メートル以上、急傾斜地を、地図図、それから航空写真等を利用いたしまして箇所を抽出してございます。その後、現地踏査を行い、県により決定された箇所であります。


 本町には、人工のり面の7カ所を含めて、136カ所の危険箇所がございます。そのうち、被害想定区域内に人家のある危険箇所は、全部で132カ所となっております。そのうち、急傾斜地崩壊対策事業での採択基準に適合する被害想定区域内に5戸以上の人家のある危険箇所が、68カ所となっております。


 次に、この危険区域の指定についてでございますが、危険区域の指定は、制度上、崩壊対策事業に着手と同時に指定を行うということになりますので、危険区域の指定を受けると事業に着手をするということになります。


 本町におきましては、一部完成を入れまして28カ所の急傾斜地崩壊危険区域の指定を受けております。28カ所につきましては、急傾斜地崩壊対策事業での施工が完了、または事業に着手をした箇所ということになります。本年度は、2カ所の県営事業と1カ所の町事業を予定をいたしておりました。6月の梅雨の豪雨により崩壊した元村地区の急傾斜地につきましても、一部ではございますが、本年度より着手できる見込みになっております。


 町では、地区からの要望があった場合は、県と協議をまず行います。採択の可能性がある場合につきましては、説明会を開いて、必要書類がそろい次第、県の方に要望書を提出するという手順になります。現在、長崎県内には約8,800カ所を超える急傾斜地崩壊危険箇所がございます。このうち、公共事業の採択要件に合致する危険箇所だけでも、長崎土木事務所管内で1,300件ほどあるそうであります。こういう中での新規事業採択のお願いでございますので、順番がなかなか難しいということでございますので、御理解をいただきたいと思います。


 急傾斜地崩壊対策事業につきましては、このような状況がございますが、人の命を守る大切な事業ということになりますので、国も一番力を入れている事業でございますし、予算もこの分はあんまり削減されてないというふうに思っております。県と十分協議を行いながら、少しでも早く多くの事業が採択できますように努力をしているところでございますし、今後とも努力を重ねていきたい、そのように思っております。


 3点目でございますが、まず7月21日から23日の被害状況についてであります。


 この3日間は、連続して災害警報が出たわけではございません。一たん解除された後で、再度警報が出されたというケースがあります。それぞれにおきます降り始めから警報解除までの雨量につきましては、21日が106.5ミリ、22日が41.5ミリ、23日が40ミリということになります。自主避難者につきましては、21日と22日に、それぞれ1世帯2名の方になっております。被害は、あっておりません。


 また、8月18日から19日にかけましての台風10号につきましては、警報が18日の午後4時に発令をされました。19日の午前9時34分に解除をされております。このときの合計雨量は、91.5ミリとなっております。自主避難者につきましては、1世帯1名の避難者がございましたが、倒木等の報告はあったものの、大きな被害はあっておりません。


 なお、6月26・27日の雨につきましては、約53カ所、野田地区の道路が一番大きな被害だったと思うんですが、6月の方がちょっとひどかったということでございます。


 次に、河川流域居住者のお尋ねの件であります。


 まず1点目、河川水位の巡視、監視体制についてでありますが、まず警報が発令をされますと、災害警戒本部第1次配備を設置をいたします。防災行政無線による気象情報等の伝達、それから2次配備設置の準備、各パトロールグループ編成の準備、避難所開設の準備等を行っております。


 次に、気象情報、雨の降り方から判断をし、要員をふやしまして避難所の開設、それから町内警戒パトロールの必要があると考えられるときは、第2次配備を設置することにいたしております。パトロールは、5グループに分けております。危険箇所、それから河川、ため池、農地、公共施設の巡視を行うようにいたしております。


 2点目の野田川流域にお住まいの方の安全についてでありますが、前回、この地域におきまして床下浸水がございましたのは、平成13年の7月でございました。このときには、2時間で120ミリ降っておりましたので、時間当たり約60ミリ以上の雨が降ったということになります。こういう場合に、浸水のおそれがあるものというふうに判断をいたしております。


 災害後の時津川河川改修により、時津川と野田川の合流地点が改修をされましたので、当時とは幾分違っているんではないか、そのようには考えておりますが、50ミリ前後の雨が予想される場合には、パトロール等による河川の水位の変化につきましては十分注意をしているところであります。


 災害はいつ発生するかわからないということでございます。雨の降り方に十分注意をしながら、危険が予測されるようでございましたら、早目の避難を呼びかけするようにいたしております。この点につきましては、台風のときも、毎回、避難所の開設は早目の、来る前の設置と開設ということで心がけているところでございます。


 次に、3点目の自主防災組織の主体的行動の状況ということであります。


 現在、町内には8自治会で自主防災組織を結成をしていただいております。自主的には、さまざまな活動を行っていただいておりますが、主な活動といたしまして、防火講習会、それから初期消火訓練、非常食の炊き出しの訓練、避難訓練等がございます。また、最近では県の消防学校の地震体験車等をお借りして、地震体験訓練、それから住宅用の火災警報器設置等の講習会を実施をいただいた地区もございます。それぞれの地域にありまして、工夫をしながら活動、啓発活動をやっていただいているというふうに考えております。


 2点目の悲鳴を上げる街路樹ということでお尋ねをいただいたわけでございますが、特に野田地区の住民の皆様には、街路の環境美化にはお力を尽くしていただいております。標語等も募集をしていただいて、立っているのは、多分、野田地区だけなのかな、そのように感謝をいたしております。


 まず、環境美化浄化活動の推進についてでありますが、本町では、これまで街路事業等の道路整備にあわせまして街路樹を植栽をし、町並みの緑化に努めてきているわけでありますが、また、あわせて住民の皆様の御協力により、植樹ます、それから公共空き地等を利用して花を植えていただいております。大変潤いと安らぎのある美しいまちづくりが皆様の力によって進められている、心から感謝を申し上げます。コミュニティ緑化推進体制が、そういうことで、各地域徐々に確立をしてきているというふうに思っております。


 具体的には、現在、本町に緑化ボランティア団体としてお届けをいただき、積極的に活動をしていただいている団体が16団体ございます。会員数が、約280名登録をされております。本町におきましては、これら団体に対しまして、春と秋の2回、花の苗、それから肥料代等を助成をさせていただいております。また、これらの団体以外でも、7月に町内公共施設で一般住民の皆様にコスモスの花の種をお配りをさせていただいて、花いっぱいのまちづくりを進めさせていただいております。


 今年6月17日には、浦地区と浜田地区の住民の皆様の御協力により、地区内の国道・町道沿線に花を植栽をしていただきました。当日は、雨が降っておったわけでございますが、早朝から参加をしていただきまして、コミュニケーションを図りながら植栽をしていただきました。


 このような動きがますます広がりが出てきているわけでございますが、今後も花いっぱいの運動の積極的な啓発を行ってまいりまして、住民の方々の自主的な活動を支援をする、住民と行政の協働作業により、さらに美しい町並み創造をしてまいりたい。おかげさまで、大変、ポイ捨て等も従前と比べますと少なくなったように感じております。


 次に、緑化アドバイザーの育成でありますが、先ほど申しました花いっぱい運動に参加されておられる方々は、大変専門家が、それぞれに参りますとおられるようでございますし、知識、経験、ノウハウ等、既に持ってリーダーを務めていただいておるような感じがいたしております。現段階では、その育成について、とりたてて行っていない状況でございますが、緑化アドバイザーの育成につきましては、今後、そういう花いっぱい運動等が拡大してまいります。そういう中で、住民ニーズ等を把握をしながら看板を登録をさせてもらうということが非常に大事なことかもしれません。そういうことで、今後、対応してまいりたいと思っております。


 次に、公園、街路樹の樹木の適正な維持管理についてであります。


 公園や街路樹等の維持管理につきましては、安全性、快適性等、環境を保つ上で重要なことでございます。そのために、永続的な剪定、それから刈り込み、除草といった作業が必要であります。場合によっては、いわゆる病害虫ですか、の駆除、それから、かん水等が必要であります。


 まず、公園での樹木の管理についてでありますが、公園での作業項目は数多くあるわけでありますが、年間計画の中で実施をする作業と、それから緊急性・必要性の中で実施をする場合があります。主に、冬場から春先にかけましては、枝の込み過ぎによる病害虫の駆除、それから、枯れ枝の発生防止のために剪定をしております。病害虫による被害が発生した場合は、剪定や捕殺による防除を行うように努めております。やむを得ず薬剤を散布するときは、公園事業者、それから、住民の皆様に注意を払いながらやっているということであります。


 次に、街路樹の管理についてでありますが、本町内の町道には11種類、約750本が植えられております。また、国道には3種類の街路樹約700本であります。この街路樹の維持管理についてでありますが、国道の街路樹等につきましては、県より委託を受けております。年2回の剪定、駆除及び肥料をやるということで、維持管理を行っております。町内の街路樹につきましては、年1回の剪定、駆除及び肥料の、いわゆる施肥を行っております。


 次に、とぎつカナリーホールへ通じる街路樹についてでありますが、御指摘をいただきましたとおり、数年前から枝枯れが起きている。また、木全体が枯れた。そういうことで、撤去をしたというふうな状況がございます。


 この街路樹につきましては、北米原産のハナミズキでございます。春には、白・ピンクのきれいな花が咲くわけでございます。夏の暑さ、それから水不足が一番よくないということで、心がけながら散水も行っておったわけでございますが、このような状況になったということでございます。


 現在、植樹ますの美化、それから散水等を含めましての維持管理方法について検討をしていると。その一つが、現在、長崎県が実施をしております愛護団体の登録制度、それから道路・河川の里親事業の制度を本町でも採用したいということで考えております。この制度につきましては、地区の皆様の当然お力を借りるわけでございますが、道路や河川等の美化、それから、維持管理を行おうとするものであります。


 現在、県のこの制度に町内でも3団体に御登録をいただいております。県管理の河川、港湾等の美化活動、それから清掃活動に十分力を発揮していただいている状況があります。こういう中で、本町におきましても、もっと手軽にきめ細かな支援ができるような制度を採用をしてまいりたいということで検討をいたしておりますので、どうぞまたその節には御協力を賜りたいと思っております。


 以上であります。


○議長(川久保勝則君)


 13番、岳野君、再質問をどうぞ。


○13番(岳野 稔君)


 御答弁、ありがとうございました。


 順次、再質問をさせていただきます。


 まず2点目の、大きな1の2点目ですが、崩壊によるがけ下居住者に被害が生ずるおそれのある箇所ということで、先ほどから答弁の中にありましたが、かなりある、不安な生活をしておる方々がいらっしゃるんだなあということも感じます。


 そこで、下野田地区の急傾斜地崩壊危険地域の問題でありますが、崩壊対策事業の指定と、その経過についてお尋ねしたいわけです。ちょっと下野田地区の急傾斜地の現状を一部紹介しますと、がけ下に冨永トクさん親子が居住していますが、その家屋の裏にある急傾斜地は、もう10年以上も前から崩壊しつつあるわけであります。地質の状況ですが、下が岩盤で、その上に表土があります。したがって、保水能力がゼロに等しい。降った雨は、一気に流れ出す状態が繰り返されられているということであります。傾斜面には、大小幾つもの亀裂が走り、大量の雨水が流れ込み、表面の小石は降雨のたびに家の裏に転げ落ちる状態であります。いつ大量の土砂が一気に流れ出し、家屋に覆いかぶさるか、もう時間の問題ではなかろうかと思います。現在、県の方から見えられ、亀裂のひどいところに青いシートをかぶせて応急処置をとっていただいているという状態です。したがって、居住者親子の不安は、不安な生活は推しはかれるところであります。


 冨永さん親子は、今回の7月21日、この答弁の資料にもありましたように、7月の21日から23日の大雨、それから8月18日の台風で、いずれも役場からの指示により避難を繰り返している状況です。避難先は役場の庁舎内ですが、冨永さんの話によると、皆さんとても親切で、その配慮に感謝したいと喜んでおられました。


 さて問題は、この地区の崩壊対策事業の指定と対策の経過はどうなっているか、見通しを伺うものであります。先ほどの答弁の中で、本年度内に実施したいというようなお話もいただきましたが、もう少し具体的にお願いしたいと思います。いいでしょうか。


○議長(川久保勝則君)


 建設課長。


○建設課長(扇 好宏君)


 お答えいたします。


 下野田地区につきましては、今年度、町長の答弁でございましたように、野田地区、下野田地区につきましては今年度より事業として県の方が着手するという形になっております。


 ただ、部分的に工事についてのなかなか御了解がいただけない部分があるということで、着工自体について一部おくれているということで、県の方からお聞きをいたしております。


 以上でございます。


○議長(川久保勝則君)


 13番、岳野君。


○13番(岳野 稔君)


 まだ、承認をいただいていないところもあるわけですね。地域住民の方からの協力を得てないところもあるということですね。その地域に所属する方で、広い土地を持っておられる方じゃないかとは思うんだけれども、その辺の協力依頼は常々やっていただいておるわけでしょうか。


○議長(川久保勝則君)


 建設課長。


○建設課長(扇 好宏君)


 お答えいたします。


 急傾斜事業自体についての御同意はいただいておりまして、事業としては申請をし採択をされたという状況でございますが、工事着手につきまして、通行問題、搬出問題等々、工事についての問題で少し着手がおくれているという状況でございます。


 以上です。


○議長(川久保勝則君)


 13番、岳野君。


○13番(岳野 稔君)


 いずれにしろ、この下野田地域の急傾斜地の崩壊危険箇所の工事着工という見通しが立ったということについて、大変うれしく思います。その努力に感謝したいと思っております。ありがとうございます。


 こうした要望ですけれども、この10年というような、10年以上というような長い期間、長い時間がかかるということに対して、非常に疑問を持つわけなんです。こうした崩壊危険箇所に対する事前処置のあり方が、余りにも長期化することに激しい怒りさえ覚えるわけであります。災害対策本部も現状をしっかり認識され、災害の発生を未然に防止する立場から、さらにさらに敏速、的確な対応はできないか、強く要望しておきます。これは下野田地区だけではないかと思いますので、そのほかの面でも敏速な対応ということで要望しておきたいと思います。


 次に、本年7月21日から23日の梅雨末期の豪雨によってですね、先ほど答弁の中では、この被害箇所、被害の状況ということで各地域の状況等についてはありませんでしたけれども、野田地区の災害箇所というようなことでは、野田の原尾地区ということで墓地がありますが、あそこのところの道路に面した斜面が崩れ落ちて町道を覆い、閉鎖するというようなことがございました。


 それから、小野田さんのすぐ近くに、赤道、青線、そういう箇所があるわけでございますが、赤道ですかね、赤道が上を通って、そして今度下の方にも赤道があるわけですが、その上の赤道が地すべりを起こして、下の赤道へなだれ落ちているというような状況でございます。そういうふうな被害、野田地区にも被害があっているわけですが、災害後の復旧問題で、その進捗状況ということでございますが、その進捗状況と今後の見通しについてお伺いしたいわけであります。よろしいでしょうか。


○議長(川久保勝則君)


 建設課長。


○建設課長(扇 好宏君)


 お答えいたします。


 最初御質問になられましたお墓があるところの先の部分につきましては、今月末に、公共災害ということで国の査定を受けまして、災害復旧を行う準備をするという考え方でございます。


 続きまして、小野田さんのお宅のところにある赤道の部分ですけれども、青線、水路自体ございまして、流末等の水路自体が現在死んで、死んでいるというか、使われていない状況でございます。それを接続いたしますと、その分に今まで流れていなかった水等が流れていくと、逆に影響があるのではないかと。現在は、オーバーフローした水が、下の畑に水路をつくっていただいておりますので、そこに流れ込んで流れていってるという状況がございますので、今現在、その青線自体を流末まで接続をした方がいいのか、御了解をいただいて、そちらの今ある素掘りの方から水路の方に流していったらいいのかというのを現地調査を行っている状況でございます。


 以上です。


○議長(川久保勝則君)


 13番、岳野君。


○13番(岳野 稔君)


 どうも答弁の声がちょっと聞き取りにくくてですね、マイクを使って大きくいただければありがたいと思いますが。


 この小野田さんのところの赤道、青線の問題等は、これはもう町の単独事業で、あの災害は町の単独事業だと思うわけですね。今後、あの復旧については町が取り組んでいただくということになりますか。そして、取り組む予定はいつごろになるか、着工の予定と見通しについて伺います。


○議長(川久保勝則君)


 建設課長。


○建設課長(扇 好宏君)


 お答えいたします。


 水路自体につきましては、当然、これは町の方として対応すべきことでございますので、水路の接続等については町で行うと。赤道部分につきましては、議員御承知のとおり、赤道につきましては、現在、材料の支給制度という形をとっております。その部分につきまして、昨年より法定外公共物ということで、以前は国の所有で県の管理ということでございましたが、現在、すべて町の方に移管されていると。今後、この赤道等の維持管理についてどういうふうな方針をとるかというのは、申しわけございません、今の検討課題ということで、今、検討をしている状況でございます。


 以上です。


○議長(川久保勝則君)


 13番、岳野君。


○13番(岳野 稔君)


 御検討いただいて結構ですけれども、とにかくあの災害以降はですね、住民は大変生活に支障を来しているという状況であります。上の方にも畑等がありますし、全くその赤道を閉鎖されて通行ができないというような状況でもありますし、また、これをこのまま放置しておくと2次災害の危険性も考えられるというようなこともあるわけでございます。早急な対応をお願いしたいと思います。


 2点目でございます。河川流域居住者の安全確保というようなことでですね、答弁の中で、河川水位の巡視・監視体制というようなことで町長の方からるる説明がございましたが、災害本部の設置をされたわけでしょうか、その対応の状況について、再度、お願いしたいと思いますが。


○議長(川久保勝則君)


 総務課長。


○総務課長(浦川裕水君)


 それでは、災害対策本部関係につきましてお答えしたいと思いますが、災害対策本部につきましては、第1次配備を警報が出るたびに設置をしております。これは、総務課の防災担当、それから建設課の現場を担当するといいますか、町内でのそれぞれ危険箇所と思われるところのパトロール等が基礎になってまいりますので、そういったところを中心にして、警報が出されると同時に第1次配備を設置をするということにしております。その後、雨等の状況を見まして、さらに対応の必要性が生じると広く町内のパトロールをしなければならない、あるいは避難者の誘導等が必要になるというようなことが想定されるような雨量等が見込まれますと、第2次配備に切りかえをして、そういった協議をして対応していくというようなことで実施をしております。


○議長(川久保勝則君)


 13番、岳野君。


○13番(岳野 稔君)


 7月の21日から23日の豪雨、7月のとにかく豪雨で野田川の水位ですが、河川が満杯の状態で、はんらんとまではいかなかったわけでありますが、流域の居住民は緊張と不安で眠れなかったと聞いております。この間、状況を見て回ったら、まだ川の周りにも土のうが積まれたまましてありました。本当にいろいろな対策に当たっていただいたんだなというような状況がよく見えておりました。


 じゃ次の点についてですが、豪雨時の野田川流域居住民は安全かというようなことでございますが、現時点で豪雨時の野田川を技術的診断という、多面的で専門的な立場からどう評価しているかという問題であります。また、河川改修事業計画の見通しはどうかということでお尋ねします。


 平成13年の7月の12日の豪雨では、河川が、この野田川ははんらんし、多くの家屋で床上・床下浸水があり、その後の応急処置として河川のかさ上げを高さ40センチぐらい、そして長さを100メートルぐらいの工事をやっていただいております。前回、平成13年の第3回定例会でも、集中豪雨に対する野田川の対応能力をお伺いいたしましたが、そのときの担当部長の答弁では、1時間の降雨量が76ミリぐらいまでは対応できると判断しているというようなことでしたが、そのときの雨量が1時間に65ミリ、そして2時間継続降雨で耐えられなかったというような答弁でございました。これは、臨港道路での開発や宅地化で、保水能力の減少によるものではないかということで、今後、その能力について調査研究したいということでもありました。その後、この野田川の技術的診断という立場から、野田川をどう評価しているのか、また改修事業計画の見通し等について、よろしくお願いします。


○議長(川久保勝則君)


 都市計画課長。


○都市計画課長(浜中芳幸君)


 お答えいたします。


 13年の集中豪雨のときに、野田都市下水路がはんらんをいたしましたが、その後、調査を行いました。その結果につきましては、計画当時と比べまして、やはり雨水のですね、範囲、流れ込む範囲というのがやはり拡大しております。それは、先ほど言われましたような臨港道路の開発、そういうものが大きいものがございます。


 それから、それに伴いまして雨量等も、その流量等もふえております。その時点の結果で申しますと、10年確率、5年確率という、通常10年確率で計算をしていくわけですけども、工事を翌年14年度に行ったところが5年確率であったということで、そこを30センチ程度のですね、かさ上げを行ったということでございます。


 それから、部分的でありますが、南公園線から下る排水が1本ございます。それと、合流地点がですね、やはり構造的に問題があるんじゃないかと。というのは、本流の流れに対してやや角度が薄い、直角に近いような流れになっとると。そういうところでですね、流量、流れがそこでとまっとるんじゃないか、そういう懸念がございます。これは、まだ検討をしていかないといけないと思っております。問題があったのは、その2カ所でございます。


 それから、下流につきましては、時津河川をですね、改修によりまして角度を滑らかにいくような状況で、今、施工がされております。その影響も見ているところでございます。


 以上でございます。


○議長(川久保勝則君)


 13番、岳野君。


○13番(岳野 稔君)


 野田川の公園の下の暗渠等がですね、できてから、特にあのあたりの住民の方は非常に危険性を感じると。そして、先ほどの答弁にもありましたように、南公園から下ったあの水路が一つありますが、その合流地点でもですね、非常に大きな、大きなごみが濁流と一緒に流れて、詰まってあふれ出すというような状況も感じるというようなことでもありますので、その辺についてですね、特にあの公園の暗渠等のあたりの川幅とか深さなど、河川の構造的な問題で問題はないのかですね、大変気になるところであります。このあたりも、十分、今後検討をしていただければいいんじゃないかと思っております。


 時間がありませんので、もう先に進みます。


 次は、自主防災組織の主体的活動の状況というようなことで、これは時津町の災害対策本部長である町長へ質問したいと思います。


 9月1日は、防災の日であります。ことしも、県内各地で防災行事が行われております。本町の防災の集いは、どうなっているのか。平成13年第3回の定例会の私の質問で、町の防災の日の集いを開催してはどうかという質問に対し、町長の答弁は、「ただいま御指摘をいただきましたとおり、やはり一人一人の意識を上げていくためには、そういうものが必要であろうかと思います。県におきましては、総合防災訓練というのをやっておりますが、各分団長、ああいうものも見学しておりますので、そういうものを生かしながらできればと考えています」という答弁でした。私は、余り積極的な意欲が感じられない答弁だったなあと受けとめております。改めて、防災の日に対する見解を時津町災害対策本部長の立場からお伺いするものであります。


 よろしくお願いします。


○議長(川久保勝則君)


 町長。


○町長(平瀬 研君)


 お答えを申し上げたいと思います。


 今年度も、9月1日には、防災会議の方を開催をいたしました。あのときは、東京都、それから佐世保市の防災訓練がですね、ニュースで流れておりましたが、私ども時津町におきましては、自衛隊、それから県土木、警察、消防、その他の関係機関の皆様にお集まりをいただきまして、防災会議を開催をしております。


 先ほどから御指摘があっております危険箇所等の点検等については、そのときにやるわけでございますが、御指摘をいただきましたとおり、できれば私もそのような大がかりなですね、防災訓練というのができればいい、やりたいという気持ちは当然あるわけでございます。ただ、時期をいつにするかというのはいろいろあろうかと思いますが、その時期になりますと、ほとんどの自治体でやっております。私ども消防団はおりますが、消防署は、いわゆる北消防署、浜田出張所という形になりますので、非常にその組み立てが、計画はいたしましたが、難しい状況がございます。


 そういう中で、各消防分団長には県の総合防災訓練には必ず参加をさせていただけば、分団長も毎年何人か入れかわりますので、毎年見学をするわけでございますが、それを生かしてもらいながら、先ほど申しましたように、各地域の自主防災組織においてやっていただくという形を推奨をしているところでございます。まだ、今年度の自治会長さんの会議の中でも、今年度は特に全地域、自主防災組織につきましては設置をお願いするというか、ちょっと強い口調で命ずるみたいな形でですね、お願いをしたところでございます。


 また、各自治会長さんにおきましては、他地区でやります、いわゆる初期消火の訓練等々、それからまた、おにぎりをつくったりとかという、そういうものにつきましてもお互いに見学は来ていただいております。また、消防の関係もそういう格好で来ていただいております。その後、ちょっとした、一方、組織づくりがですね、なかなか自治会長さんだけでは自主防災組織の設立というのが難しいような感じがありますので、まずそこを各地域の中で確実に組織をつくっていただく、これをぜひ今年度中には、もう一度声をかけましてお願いをしたいと。その後に、ウオーターフロント等もきちんと整備をされましたので、ことしは特に消防の分団も力を入れて操法大会には臨んでくれましたし、そういうものをぜひ活用できるようなですね、体制づくりが希望としてございます。今後、努力してまいりたいと思いますので、御支援の方をお願いをしたいと思います。


○議長(川久保勝則君)


 13番、岳野君。


○13番(岳野 稔君)


 きょうは答弁、私は満足度、ややいいというところで受けとめておりますが、野田地区でも自主防災ということで取り組んでいるわけでありますが、少し自主防災の自主的、主体的活動という面では、いま一というようなところもございます。そういうような面で、自主防災意識の高揚とか、あるいは災害を未然に防止するなどの立場から、積極的に防災の集いを設け、そして災害危険地域の消防団、あるいは自治会、あるいは自主防災組織、あるいは老人会で防災訓練等を積極的に支援、指導をしていただきたいということで要望をしておきたいと思っております。


 じゃ、次に進みます。


 2問目の悲鳴を上げる街路樹ということでお願いをしておきましたが、この環境美化、緑化活動の推進ということでですね、緑化推進体制で企業に対する啓発の促進はどうなっているのかということであります。


 本町では、草花の配布等で、街路の至るところまで季節の花が咲き乱れ、ソフトな景観がつくり出され、良好な環境ではないかと評価します。緑化推進で、住民や自治会等、あるいは老人会への啓発の理解はするところでありますが、一般的に、企業、団体への啓発が不透明で、協力体制の理解がしにくいという点もございますので、わかりやすいように説明をしていただければありがたいと思います。


 よろしくお願いします。


○議長(川久保勝則君)


 産業振興課長。


○産業振興課長(岩永 勉君)


 お答えをいたします。


 議員御指摘のように、花いっぱい運動につきましては、広報紙、チラシ等を通じて今まで啓発を行ってまいっております。これは、特別に住民の方々だけということじゃなくして、事業所も含めた形でやっております。事業所の中には、全部じゃありませんけども、事業所内の敷地で花を植えて、花いっぱい運動に協力をしていただいている企業多々あると思っておりますので、今後、いろんな広報紙等を通じましてですね、事業所、住民の方々、もっともっと花いっぱい運動の輪に入っていただくように努力をしてまいりたいと思います。


 以上でございます。


○議長(川久保勝則君)


 13番、岳野君。


○13番(岳野 稔君)


 もっとお尋ねをしたいところですが、時間も迫っておりますので、次のカナリーホールのですね、屋上の緑化対策はどうなっているのかということで、教育長にお伺いします。


 これは、指定管理者制度と連携した指導等もあわせてお願いしたいと思っております。


 この公共施設が完成した当初、文化の森公園を背景に、自然環境を配慮した意欲的な施設だと高く評価をし、誇りに思っていたところであります。ところが、最近では赤茶けた地肌や金網のネットがむき出しになり、潤いのあるまちの創造にはほど遠い、哀れさえ感じられます。屋上の緑化対策に対する教育長の見解を伺いたいと思います。


○議長(川久保勝則君)


 教育長。


○教育長(河野知周君)


 お答えをいたします。


 先般、7月の中旬でございましたが、一応、私もそういったことを上の公園から見まして、大変赤茶けた様子を見ておりましたので、現場に行きまして踏みしめながら見たわけでございますが、当初植えましたツタ系のものが、つた系というよりも、芝生系のものが一応枯れているということで、一、二残っているところがございましたので、どういうところが残っているのかということを調べております。大体、スプリンクラーの箇所が一応残っておるようでございますけれども。その前に、今、御指摘をいただきましたように、表土がですね、一部長い雨で風雨にさらされたことで流れておりましたので、そういったものを補充しながら、どんなものがよいかということについては、先般来、設計者の久米建設やいろいろな業者の方々にも聞いて、今まで手がけてこられた諸施設のことを参考にしながら、今後、対策を練ろうかということで、この前は話を一応しておりますので、今後、気がけて、この緑化に、文化の森の公園に似合う景観を育てていきたいと思っております。


 以上でございます。


○議長(川久保勝則君)


 13番、岳野君。


○13番(岳野 稔君)


 カナリーホールは、公園内にある公共施設で、多くの方々が憩いと安らぎを求めて集う文化の殿堂であり、時津町を代表する重要な施設であります。美しい景観の保全と所期の目的に合った適正な維持管理が求められています。早急な対応が必要だと考えますので、行政部局と一体となって対応していただくよう要望しておきます。


 最後に、公園の街路樹の問題であります。


 時間もありませんので、とにかくカナリーホールに通じる街路樹は、どなたが見ても一目瞭然、余りにも悲壮感があって胸が痛むわけであります。多くは申しません、適正な維持管理をお願いしたいと思います。


 以上をもちまして、私の質問を終わらせていただきます。


 ありがとうございました。


○議長(川久保勝則君)


 以上で、13番、岳野 稔君の質問を終わります。


 暫時休憩します。


             (休憩 午前10時30分)


             (再開 午前10時46分)


○議長(川久保勝則君)


 休憩前に引き続き会議を開きます。


 次は、10番、永尾建郎君。


○10番(永尾建郎君)


 おはようございます。


 あらかじめ通告をしておりました「時津町の学校教育について」お尋ねをいたします。


 今、次世代を担うべき子供たちの教育を真剣に考えているとは思いますが、学校教育とはどのようなものか、また家庭におけるしつけとか教育とはどのようなものなのか、どのようにすればよいのか考えるべきではないかと思います。


 国は、教育基本法の改正とかで、いろいろと論議をされているようですが、現在、余りにも子供たちにかかわる痛ましい事件が、毎日、日本じゅうで起きているのはなぜなのでしょうか。私は、これは人の心がすさんでいるのではないかと思います。学校教育での学問は大切なものでありますが、学問のほかに子供たちへ、きちんとした心の教育が見直されるべきではないかと思います。「三つ子の魂百まで」と言いますが、頭のやわらかい子供のうちに、学問に偏ることなく心の教育、つまり情操教育をしっかりすることが大切ではないかと思います。現代社会は、学歴重視の傾向が強いがために、学問に重きを置いた教育になっているのではないでしょうか。


 日本には、昔からすばらしいことわざや言い伝えが数多くありますが、例えば「我が身をつねって人の痛さを知る」とか、「自慢高慢ばかのうち」など、いろんな言葉が数多くあります。核家族化が進み、家庭内に経験豊かな年寄りがいなくなり、以前は家庭内で自然に教えられたものが少なくなったのではないでしょうか。我が国は、急速な経済発展により、便利で豊かな暮らしが当たり前になり、テレビやゲームで家にこもり、外へ出て人々と接する機会が少なくなり、心が貧しい子供たちがふえ、自分勝手でわがままな子供が多いのではないでしょうか。心の貧しい精神が、精神的に弱い、自分さえよければ他人はどうでもよいみたいな、協調性に欠けた人間が育っている気がします。将来を担うべき子や孫のためといって、多用な施策がなされていますが、一番大切な心の教育がおろそかになっているのではないかと思います。我が時津町の学校教育について、町長並びに教育長はどのようなお考えなのか、お伺いをいたします。


 よろしくお願いします。


○議長(川久保勝則君)


 町長。


○町長(平瀬 研君)


 お答えを申し上げたいと思います。


 学校教育ということでございますので、本来、教育委員会での答弁になるわけでございますが。町長の考えということでお尋ねをいただきました。教育長の前に、私が答弁をさせていただきたいと思っております。


 教育の問題につきましては、御承知のとおりでございますが、教育の政治的中立性という原則から、教育委員会が独立の行政機関というような形になります。学校教育の管理運営につきましては、教育長に権限を預けているところでございますが、教育委員会と町長部局の報告、それから連携、それから協議につきましては、本町におきましては怠りなくやっているところでございます。同じような答えが出るのではないかというふうに考えます。


 御指摘のように、最近の子供たちが関係する事件・事故、また、けさも何かやっておりました。毎日毎日、まさにどうなっているんだろうと、そのように思います。子供たちのそのありようが以前と比較して大変な変化をしてきているということにつきましては、十分認識をしているつもりでございます。このような変化の原因が私たちの、自分たちの子供時代と比べるということは無理があるわけでございますが、社会環境の変化、また、大人も最近の子供たちからすれば、孫の世代に私もなるような感じがいたします。当然、価値観が大きく変化をしてきているということはあろうかと思います。


 その変化は、家庭を初め地域社会、それから学校、子供たちを取り巻くすべての環境にあります。その責任につきましては、家庭や保護者だけに当然求めるわけではなく、健全な子供たちの育成につきましては、学校教育だけのまた問題でもありません。これは、大人全体の責任であるということは十分認識をいたしております。これまでも、子供たちの健全育成につきましては、教育委員会を中心に学校教育については特に取り組んできたわけでございます。これまで以上に次代を担う子供たちの健全な育成のためには、全体が力を発揮しなければならないと思います。


 御指摘がありましたように、子供たちがということでございますが、少なくとも私も学校、その他を見学その他、また地域の活動の中で見る限りにおいて、出てくる子供たちは非常に素直です。元気なお子さんがいます。ほんの一部の子供たちが、ああいう追い込まれてしまっているという部分はあるんじゃないかというふうに考えます。


 先日、「長崎っ子をはぐくむ県民会議」というのが設立をされておりまして、その会議に出席をさせていただきました。行動指針というのが、今、つくられて県の行動指針というのが示されます。冊子ができてくるということでございますので、これをどう使いこなすかというのが一つ議題でございました。その中で、医療、福祉、教育、それから、すべての関係の方がお集まりをいただいてあったわけでございますが、まさにそのセンターとなるべき行政の役割は大きいなというふうに感じながら帰ってきたところでございます。それが、間もなく教育委員会等を通じて示されると思いますので、ぜひまたその件につきましても御協力を賜りたい。いずれにいたしましても、先ほど取りまとめは町行政だと、そのように自覚をして帰ってきたところでございます。


○議長(川久保勝則君)


 教育長。


○教育長(河野知周君)


 永尾議員の御質問にお答えをいたします。


 教育は、家庭教育、学校教育、社会教育の三つが考えられます。現在は、家庭教育、学校教育、社会教育を同じ円として、円の中心部分を家庭教育で、家庭教育を土台として家庭教育の外側の円が学校教育であり、そのまた外側を取り巻く円が社会教育と考えられ、この同心円が生涯教育、あるいは生涯学習と呼ばれているものであると考えております。


 特に、価値観の多様化や少子化、あるいは高齢化が進む現代社会の激動の中で、社会環境の混乱、ひずみ、情報のはんらんなどは、選択能力の乏しい子供たちの心を蝕み、もろもろの問題を生み出す要因になっていると思います。議員御指摘のとおり、親が子を、子が親をという痛ましい事件が多く、人の心がすさんで、想像を絶するような事柄が発生していることに心を痛めております。


 学校教育は、教科、道徳、特別活動の3領域をもとに、総合学習を通じて人間性を培うことが求められております。3領域の中でも、それぞれの人間性を培うことになっておりますが、特に中心になるのは道徳教育です。道徳教育は、教育基本法及び学校教育法に定められた教育の根本精神に基づき、人間尊重の精神と命に対する畏敬の念を、家庭、学校、社会における具体的な生活の中に生かして、豊かな心を持ち、個性豊かで文化の創造と民主的な社会及び国家の発展に努め、進んで平和的な国際社会に貢献をし、未来を開く主体性のある日本人を育成するため、その基盤としての道徳性を培うことを目標としております。


 このことを受けて、学校では、年間計画に基づき、1、自分自身に関すること、2、他人とのかかわりに関すること、3、自然や崇高なものとのかかわりに関すること、4、集団や社会とのかかわりに関することの四つを柱として、小学校低学年は15項目、中学年は18項目、高学年は22項目、中学校は23項目の徳目について指導するようになっております。


 次に、本町の教育方針は、憲法、教育基本法、学校教育法及び県の教育方針や本町の町民憲章を受け、本町の教育は人間尊重の精神を基調として、郷土及び国家の担い手としての責任を自覚し、常にみずから学び健全な心身と実践力に富み、かつ国際的視野に立つ調和のとれた人間性豊かな町民の育成を図るとしております。


 特に、本町の教育に携わる者は、その使命感に徹し、発展する郷土の将来を洞察し、みずからの見識を高め、深い教育愛と指導力を身につけ、相和して教育の充実発展に努めるとして、学校教育目標として、1、確かな学力の向上、2、心と体の教育の推進、3、開かれた学校づくりと、学校、家庭、地域等の連携、4、教育環境の整備充実の4点を挙げ、それぞれ2から3の重点事項を掲げて取り組んでいるところでございます。


 特に、努力目標の2の心と体の教育の推進では、児童・生徒の生きる力の重要な要素として、豊かな人間性をはぐくむことが重要であります。人間性の育成は、学校のみで行われるものでなく、家庭や地域が教育の場として十分機能を発揮することによりなし得るものと考えられます。家庭と地域が、学校とともに児童・生徒の体験活動の推進や場の充実を図ることにより、自分らを律しつつ、他人と協調し、他人を思いやる心の育成を目指し、「心に響く道徳教育の推進」を重点に掲げて努力をしているところでございます。


 モラルの育成は、学校はもちろんですが、家庭や地域との連携が必要であります。特に、児童・生徒の保護者へは、子供たちの心の教育の糧にしていただくため、「家庭教育ノート」を全家庭へ配布し、家庭教育のあり方の指針としていただくようにしています。


 本町の町民憲章に、「心をあわせきれいな町をつくります」や「心の豊かさをはぐくむ文化の町をつくります」とありますように、本町の教育方針にのっとり、学校運営や経営を行う校長を通じて指導しているところでございます。このことを受けて、各学校では、学校を公開し公開授業や研究会を開き、努力を重ねております。今後、一層の努力精進するように指導していきたいと思っております。


 以上で、答弁を終わります。


○議長(川久保勝則君)


 10番、永尾君、再質問をどうぞ。


○10番(永尾建郎君)


 順次、質問をしていきたいと思いますが、質問が後先になることもあろうかと思いますが、ほぼ教育長さんを中心にお尋ねをしていきたいと思いますので、ひとつよろしくお願いします。


 今、お答えをいただいたことが、そのまま受けとめられるような教育がなされていれば、別に何も問題はないと私は思います。ただ、言うはやすし行うは難しいで、実際、目標に掲げていろんな施策、いろんな御指導をなされているのは、今、御答弁にあったようなことがきちんととり行われていれば、世の中はこのようにならないと私は思います。


 じゃ何が欠けているのかっていうのは、やっぱり、今、教育長が言われたように、一番大事なのは私は家庭だと思ってるんです。その家庭の構造というですか、そういったものが、昔の話をしたらいけないのかもしれませんけど、全然家庭の形態というのが、核家族化ていうことで、非常に日本の世の中はちょっと形が崩れているような気がしてなりません。その家庭教育ていいますけど、現代の、いわゆるお子様をお持ちの、こんなことを言うと失礼になるかもしれないけど、親御さん、学校の先生、皆さん今の現代の教育に近いような教育を受けてこられた方たちだと思います。


 教育長は、経験も豊かで、戦前にお生まれになって戦前の教育の経験もされ、私は戦前が決していいって言ってるのではないんですが、たくさんの経験をなされた教育長さんだと思っております。そういうところを買って、私は町長が教育長を選任をされたんだというふうに思っております。私もこの場にいないとき、教育長さんも普通の一般の人であられるときに、文化協会のいろんな交流を通じて教育長さんとお話をする機会もありまして、ああ時津にもすばらしい感覚を持たれた方がいらっしゃるんだというふうに、私はそのように思っておりました。そして、教育長さんになられたときに、そういう経験を十分に生かしてもらうために、町長は教育長を選らばれたんだというふうに思っております。


 私がちょっと残念に思うは、ちょっと教育長さんがお優しいのかどうか知りませんけど、中身は違うんだとおっしゃられるかもしれないけど、外側から見ていると、非常にやわらかい、何といいますかね、今、言われた教育基本法だとか、学校教育法だとか、県の方針だとか、時津町の方針だとか、そういったものに沿ってやればいいんだというのではなくて、私は人が持たない教育長のいろんな経験を生かした指導をされてほしいというふうに思っている一人なんですが、そこら辺は教育長の、何ていいますかね、思う存分、教育長が考えられているような教育方針に沿ってやられているのかどうか、ちょっとわからない部分がありますので、時津町の教育長になられて、もうほぼ4年たたれるわけですが、どう言ったらいいですかね、もっと確固たる指導力でもって任務に当たられるように希望したいと思うんですが、そこら辺について教育長どのようにお考えでしょうか。


○議長(川久保勝則君)


 教育長。


○教育長(河野知周君)


 お答えをいたします。


 大変範囲が広いので、いろいろ落とすところもあろうかと思いますが、まず私は就任をしてから、学校と家庭というのは、これは私は私の教育信条からいたしまして、「校区即学校」だということは、地域は学校も一つだということの中で、学校だけで、教育課程については学校だけで一応進めておりますが、その中にも地域のいろいろな、あるいは地域社会、家庭を含めてとり行わなければならないいろいろなシステムがございますので、学校教育というのは学校だけでできるものではない。もちろん、その基盤としては、議員おっしゃるように、家庭教育がございますので、家庭のそうした学習習慣、あるいはしつけ、あるいは食育、健康観、そういうものを含めて総体的に学校の教育課程を進めていかなければいけないということで、これについては、私は大変厳しく自分でも今まで教育を受けてきましたし、時津町の子供たちもそういうふうに、一応、どうしても将来次代を担っていく青少年でございますので、成長発達段階においては徹底して学力の問題、あるいは態度の問題、あるいは忍耐力の問題、そういったこと、健康を中心に育てていこうとしておりますので、今、問われております「心の教育」については、特にいろいろな学校での生活を含め、あるいは読書、そういうふうなものも含め、心のノートなどを十分に活用しながら、1時間1時間の授業を確かにしながら、一人一人の子供に届くような、そして、また一人一人の子供に声をかける、取りこぼしのない教育を進めていただくということで取り組んでおります。これが、私は学校の方での基本姿勢でございます。


 家庭においては、やはり家庭のこの学習習慣、生活習慣の確立で、やはり学校とともに考えなければならない問題もありますけれども、家庭でのしつけ等については、徹底して家庭でやっていただくと。そして、お互い共通問題になった場合には、子供たちを通して、あるいはお父さん、お母さんと学校が連携をしながら、考えながら習慣形成に努めていく。特に、子供たちの、今、特に落ちております学びの習慣化といいましょうか、そういった問題等については、家庭にも一応冊子を出してお願いをしているところでございますので、まず学校でできることは学校で、確かに1時間1時間の授業を大事に、そして取りこぼしのないように、家庭では家庭で取り組むべきしつけ、食育の問題、あるいは健康管理の問題等を含めてですね、学習習慣までやっていただくということに努めるようにしておりますので、そういったことを私は私の教育に対する考えとして進めているところでございます。


○議長(川久保勝則君)


 10番、永尾君。


○10番(永尾建郎君)


 考えたり思ったりすることは、皆さん同じだと思うんですよね。ただ、それをどのようにして実践をしていくかというのに、いろいろ人間多種多様ですから、言い方によったり受けとめ方によったりして、それぞれ考えることも違ってくるとは思いますが、基礎的なものは、やはり若いときに教え込まれたこというのは、割合、私自身を振り返ってみても、子供のころにいろいろ教わったり、怒られたり、いろんなことがありましたけど、そういったのはもう年とった今になっても、思い返すと、ああそうだったんだ、こうだったんだということがたくさんあります。そういう経験は、この中では、年を言うと失礼になりますが、教育長が一番お年を召されているように思いますが、一番経験もいろんなことをされたんだと思います。


 それで、今、いろんなことが世の中で言われてますが、私はやっぱり子供たちには学校でするべき教育を受けて、そして、その中心にある家庭の中での教育というのが非常に何かおろそかになってるような気がしてなりません。学校教育は学校の先生方に、今、おっしゃられたような教育指針だとか、そういったものを中心に教えられて、それでいいのかもしれませんが、学校を離れて家に帰ったときに、昔はまずもう、私たちのころは大したかばんを持ってませんでしたけど、もう学校から帰ったらかばんを放り投げて、そして、まず周りで近所の同輩とか先輩、もちろん年下の子もおりましたけど、みんなで遊んだりして、その中で培っていくものというのがたくさんあったような気がします。今は、そういう光景というのは、幼児のときに、小さい子供を親御さんが連れて公園あたりで遊ばせている姿は見えますが、子供たち同士がいろんな球技だとか、遊びだとか、そういったもので外でわあわあ言ってる姿を見かけるというのは、非常に少なくなっております。それは、世の中が発展し過ぎて、いろんな機会やテレビゲーム、その他たくさんできて、自分一人で遊べるという環境が余りにも多過ぎて、それを子供が欲しがったら親が買い与えて、人がやってるから自分もというような、ちょっとやっぱり何かひずみみたいなのを非常に感じるんですが。よく考えてみたら、そのような親御さんたちの、何といいますかね、心の持ちようといいますかね、そういったものが非常に欠けているんじゃないかというふうな気がします。


 今、教育長が学校から、家庭に対してもそういう指導要綱みたいなお話し合いとか、そういったことも持たれてるようにお話しになりましたが、実際、それがどのように実践をされ、そして真剣に話し合いの場が持たれているのかどうか、私は非常に疑問を感じるんです。ずうっと突き詰めていけば、何が悪いんかというのはわかりませんけど、そういう基本方針を打ち立てている国がということになって、時津の住民でありながら、そのような大それたことを言うわけにはいきませんけど。


 何といいますかね、幸い時津ではまだ子供が起こすいろんな痛ましい事件とか、そういったものはありませんが、これはもうあちこちで、今、起こってますが、起こってからでは遅いと思うんですね。起こったことを踏まえて、反省の意味で、それに取り組むというのではなくて、やっぱりそういうふうにならないように、教育委員会とか、そういったことが中心になって時津町の教育というものに対してはやっていかれるべきだと思いますし、今、教育長のお話を伺ってると、大変すばらしい指針だと私はそのように受けとめますが。本当にその指針をきっちりと果たして各学校でやられているかどうかというのは、教育長自体はどのようにして把握をされているのか、そこらあたりをちょっとお伺いしたいと思いますが。


○議長(川久保勝則君)


 教育長。


○教育長(河野知周君)


 お答えをいたします。


 町の教育方針につきましては、年度当初に校長会を持ちますが、校長会だけでなく、6校の管理職であります教頭、校長を含めた中で、そして教育委員会は学校教育課、それから社会教育課を含めた中でのいろいろな指針について、私の方から申し上げます。そして、特に、今、家庭教育については県の方からもいろいろ冊子が出ておりますが、その冊子の基本的なことは、勉強の習慣化とか、あるいは、まず家庭でしつけなければならない朝食のとる習慣、あるいは睡眠の習慣、あるいはパソコン等を使う、そうした決まりを持ってするようなこと、遊びの問題、いろいろございますが、そういったことについては、県は県の指針が出ておりますが、先般来、申し上げておりますように、危機管理のマニュアルが各学校でできておりますけれども、それと同じように、やはり時津小学校だったら時津小学校のそうした家庭教育、あるいは学びの習慣化の冊子ができなければいけないということで、一応、全6校、そういったこと等については、生徒指導も含めて十分学校の方で、金曜日にそれぞれ各週行っておりますし、その集大成が15日に、1回、私の方に出てまいります。


 そして、特に今回それぞれの学校、小学校4校、中学校2校が、それぞれ研究会を持って発表をするようにしておりますけれども、その発表の中に、やはり資料がございますが、資料をつくるのにどういう資料をつくっているかということも私は確かめております。そして、特に時津小学校では立派な冊子ができたということで私は見せていただいておりますし、各学校もそういうふうなものを刺激をしながら、学校独自の学校日課はもちろんですし、家庭教育についての問題等についてもですね、それぞれ学級PTAや地域集会等においてやっていただいたことが私たちの方に上がってまいりますので、そしてまた、実際、私もこういった問題を地域から聞くが、それはどうかというようなことも逆質問をいたしまして、実態把握をするというようなことに努めておりますので、大体、私は時津の学校では、そういったことは教育委員会とは非常につながっているということで頼りにしておるところでございます。


 以上でございます。


○議長(川久保勝則君)


 10番、永尾君。


○10番(永尾建郎君)


 今、教育長が頼りにしてるというふうにおっしゃいましたけど、私が感じたところをもう率直に申し上げさせていただきますが、頼りにするというよりも、せっかく権限を与えられた教育長なんですから、あなたが過去経験をされたこととか、そういったことを踏まえて、自分ならこうしたい、ああしたいということをもっと強く述べていただいてですね、強力な指導力を発揮していただきたいというふうに思うんです。もう教育長は教育関係を、結局、町行政で、一応、教育長にゆだねられているわけですから、何も例えばこんなことをしたらちょっと金を使い過ぎて町の財政がどうとかという、そのような考え方になる必要はないと、私は思うんです。


 なぜこんなことを申し上げるかというと、きのう新井議員の国体誘致のことでの町長の答弁の中に、町の財政がとか、そういったことを言われたのは、僕は非常に、わあ悲しいなあていうふうに思ったんですよ。例えば、教育長が「よし、やりたい」と思うんであれば、逆に町の財政部門に強力にお願いをしてでも、そう思われるんだったら誘致をすべきではないかなと思います。ただ、教育長の答弁の中で、時津の現在の財政力だとか、そういったものを非常に御心配なさっているような御答弁があったのがちょっと残念に思ったんですね。その後、町長が補足をされましたからですけど、町の財政のこととか何とかは、教育長がいろいろ心配なされることはないと僕は思うんです。


 例えば、時津町の教育とか、そういったものに対して教育長がこのようにしたいとか、これにはこうすれば金がかかるんだけどて思われるんであれば、それは町の方に教育長から強力に意見を言われて、そして、どうしてもそうしたいと思うんだったら、そのお金を何としてでも町長に頼んででももぎ取ってやるんだぐらいの気概を持ってやってほしいと、私は思うんです。


 ただ、教育長のお気持ちがお優しいのかどうか、どうしてこのようなことになるのかなあて、今、頼りにしてるというふうにおっしゃったから、頼りにするんじゃなくて、もっとあなたの、何といんですかね、指導力、そういったものをいかんなく発揮をしてほしいと思うんですが、そこらあたりについてはどのようにお考えでしょうか。


○議長(川久保勝則君)


 教育長。


○教育長(河野知周君)


 お答えをいたします。


 指導するところは、私はきちっと指導をしております。ただ、学校教育の中で、学校を任せた校長には校長の権限がございますので、そういったところについては、基本、私の考えの基本を踏み外さないようにきちっとやるということについては、かねがね申しているところでございますが、そういうふうなことで、私はさっき頼りにしているということは、私の、あるいは町民の期待にこたえる学校でございますので、そういったことを含めて、十分、町の方針等については、時津町として考えていただきます。そしてまた、時津に赴任をした以上、時津町の町民に信頼されるような学校づくりに励んでもらうということについては、私は極力申しておりますし、4月の辞令交付式においても、一人一人の先生方、四十二、三人入ってまいりますけれども、そういったことについては遠慮なく私は申します。


 それから、学校経営については、あるところでは、やはり校長に責任を持たせておりますので、そういったところは校長の考えを十分聞いて、そして軌道修正は私はいたします。そういった考えでございます。


 それから、きのうの問題等も出ておりますが、私は教育財政等については、一応は目を通しておりますので、私のやりたいことはいっぱいございます。時津町はこういうことをということで、例えば学校改修についても、大規模改修等をやった学校でもトイレのところだけ手をつけておりませんでしたので、そういったところについては、なぜ手をつけなかったのかということについても、十分、当時の状況等もお考えを聞いておりますし、今後、この大規模改修の可能性のあります東小学校、あるいは時津中学校についてもですね、考えを持っておりますが、これもって、この町の財政を考えなければいけないというようなことは、私たちは出しておりますけれども、優先順位がずっとありますのでですね、まず何からやるかということで、施設設備の中でも、例えば1年待っていただきましたが、パソコンを2人1台を2人で扱っておったものを1人に1台ずつ使わせろということで、160台を入れていただいたと。そういう順序性がございますので、そういったことについては、私は、十分町の方のそうした財政も考えなければいけないんじゃないかと思っております。


 個人的には、やりたいことはいっぱいございます。ただ、教育方針については、まず学校には2,749名の子供が欠席なく登校するようにということが、一番私は、今、言っておるところでございます。ですから、学校に出向いたときには、すぐ在籍黒板を見まして、何人欠席してるかと。それで、欠席した人の中では家庭訪問をしたかとか、そういうふうなことをチェックをします。そして、1時間1時間の授業についても、私が受けてきました旧来の教育で、私は間違いがなかったという自信も持っておりますので、45分、小学校の時間、中学校の50分を十分に使ってですね、その時間で子供たちの、私たちが受けたころよりも少ない人数でございますので、行き届いた指導力を発揮する情熱のある先生、そして研究力のある先生方に十分支えていただいて、子供に満足をしていただくという教育を進めようと考えておりますので、それはもう実践をさせております。


 それで、ことしも、昨年から特に金を特別に文部科学省の方からいただいております。というのは、学力向上拠点事業というようなことで、研究をしていただく時津小学校の方にもいただいておりますが、教育委員会の方にも、ごくわずかでございますが、いただいておりますので、町内の150の先生方を100名近くは集めましてですね、一番、今、劣っているのは何かということで、私は、総体的に校長、教頭、あるいは教務主任の意見を聞きまして、授業改善における目のつけどころがちょっと違っているんじゃないかというようなことで、長崎大学教育学部の平岡教授、これは広島大学におられまして、以前から私も御存じでございましたので、一応、来ていただきまして、パートワンをやったところであります。また、ことしパートツーをやろうと考えておりますので、日にちの調整をしておりますので、そういったことで教育長としてやらなければならないことについては、もうたくさんございますし、その順序性を考えながら取り組んでいるところでございます。


 以上です。


○議長(川久保勝則君)


 10番、永尾君。


○10番(永尾建郎君)


 お伺いをして安心する部分もあるんですが、先ほどもちょっと申し上げましたが、時津町ではそういった子供たちが起こす事件といいますかね、痛ましいことは起こってませんので、これはもう非常に幸いなことだと思っています。そこら辺は、時津町が取り組んでいる教育方針といいますかね、そういったのが、ある程度行き届いているのかなと思いますが、悲しいことに、残念なことに、せんだって時津小学校の先生が飲酒運転だったですかね、事故を起こされたりとか、これはもうやっぱりちょっとした心の緩みで許されないものだと思うんです。


 それはなぜかというと、やっぱり指導的立場にある方が、やっぱり法を外すような、そういう行為を、それは全国で見ればたくさんそんな事例はありますが、まあいいだろうとか、そういう気持ちを持つこと自体が、もうゆゆしき問題だと思ってますので、そういうことの起こらないように、きちんとした御指導をなさっていただきたいと思います。


 去年だったんですかね、長崎の中学校で先生にしかられて子供が飛びおりて自殺をした。それは、その教育が間違っているからこういうことになったんだっていうような親御さんの判断、どうしてそういう判断になって裁判を起こしたりとか、そういうことになるのかというと、子供たちばっかりじゃなくて、やっぱり家庭を守っていらっしゃる親御さんたち、保護者の方たちの心の中にも、そういった、何ていいますかね、自分が悪いんじゃない相手が悪いんだというような、そういう感覚を持ち合わせた人が世の中にたくさんいらっしゃるんだなて思うと、非常に残念に思います。


 人間の評価というのは、自分がするものではなくて、私は人様がするものだと思っています。そのような感覚を、みんながみんなといったら難しいのかもしれませんが、やっぱりきちんとした教育が、学問には、しつけを含めてきちんとした教育がなされてれば、決してこのようなことは起こらないんだと思います。


 何といいますかね、この間、おとといでしたかね、岡山県の小学校で、本当ささいなことだと思うんですが、ナイフで傷をつけてしまうとか、どうしてそんなふうになるのか私には理解ができないんですが。人の痛みだとか、そういったものを感じない、ついやってしまって、やった後は涙を浮かべて非常に後悔の念があったようにうかがえたというふうに報道で聞きましたけど。何か、時津がよければいいということばかりじゃないんですが、日本全体が何かゆがんだ方向に進んでいるような気がしてしようがありません。


 私、これはここにちょっと藤原正彦さんというお茶の水女子大の教授をされている方が書かれた「国家の品格」という本が、再販でですが、6月に、私が常日ごろ日本語、日本語と言って何かちょっと日本語ぼけしたような言葉を発したりしますが、私はやっぱり日本人の原点は日本語だと思っているんですよ。日本の文化は、日本語だと思っています。この方がおっしゃられているのも、本の題名は「国家の品格」という本なんですが、やっぱり英語ではなくて日本語だ、国語だというふうにおっしゃられております。私は、まさしく日本は、今、本来の日本の姿というのをどっか忘れているような気がしてならないんです。ですから、私はやっぱり意思の伝達とか、そういったことは一番大事なのは言葉だと思っています。すべてが、やっぱり通じるような言葉を使うのが基本だと。それは、日本人としては日本語が一番基本なんだから日本語を大事にしてほしい。そういった教育を学校でもきちんとしてほしいと。世の中がそういう流れで、だれでもが口にするからといっても、大半の人が理解ができない言葉ちゅうのが、今の通常使われている言葉、そういった中にたくさんあると思います。そういったことも含めて、せめて時津はそういう原点に返った教育を心がけてほしいなと思っているんですが、教育長、いかがでしょうか。


○議長(川久保勝則君)


 教育長。


○教育長(河野知周君)


 お答えをいたします。


 議員おっしゃいましたように、先般来、本町に在職しておりました教諭が、ああいうふうな遵法、法律を守らないことによりまして現行犯逮捕。そして、御承知のような処置を受けたわけでございます。これにつきましては、教職員を預かる私、教育長が大変不行き届きだったと思っておりますし、皆様方におわびをしたいと思います。


 私は、そういったことから、今、議員おっしゃるように、子供たちのそうした教育については、まず教師が自分の教育に初心を大事にしながら、やはり教師としての使命感、あるいは非常に職責を自覚をしながらですね、地域の、あるいは保護者、地域の方々の期待にこたえなければいけない。ですから、教師自体のやはり私はこの信頼される教師を、私たちがまず本町の方で活躍をしてもらうということにつきましては、非常に質の高いということがよく言われますけれども、そういった一人一人の子供の指導に徹底をする情熱のある先生、あるいは確かな力を持っている先生、それから総合的なやはり人間的な、人間力でございましょうかね、そういった先生方がしっかりした中で児童・生徒を毎時間指導をしていただく。そして、一方的でなく、十分、児童・生徒の考えも聞いて、聞く姿勢、だから先生方の話すことも十分聞かせて、そして納得をさせるような姿勢、そういうふうな教育を培っていく。これが継続的に培われていきますと、私はある程度理解をし、そして自分の考えを持ち、そして自立できるというようなことに向かって挑戦をしていくだろうと思います。


 そして、やはりその中には、子供ですから称賛、激励があろうかと思います。褒めるため、褒めるだけじゃいけないと思います。褒める、あるいは認める、励ますというような、そういうことをしながら、児童・生徒を学校の中では、あるいは、これは地域社会においても、そういうふうなことで力を合わせて連携をしながら育てていかなければ、先ほどのようないろいろな問題等を醸し出してくるんじゃなかろうかと思っております。十分そういったことで、まず朝のこの健康観察、学校でいいますと学活、学級指導を十分に大事にする先生方を育ててくださいということですね。ですから、この体調だけじゃなくて、出勤や体調についても、これはゆとりを持ってと、こう言いますが、朝の出勤については子供より早く来て子供を待つという、教室で待つ、校門で待つ、そういうふうなこと。


 それから、もう一つは、先ほどから国語の問題が出ておりましたが、まず名前を、姓も名前もきちっと覚えて、だれだれ君、あるいは、きちっと名前が呼べるようにですね、することが私は学校教育の始まりだと言っておりますので、今、そういったことで、1日休んだら家庭訪問をするとか、あるいは電話をかけるとかということは普通になっとるようでございます。


 そういったことで、私も一人一人の児童・生徒に行き届いた教育をするためには、私は他の町村等幾らかちょっと聞いてみましたら、校長会が多いじゃないかとよく言われるんですけれども、そのくらい何かあったら事前にもう呼びます。そして、その学校の様子も聞きます。そういったことで、学校のいろいろなニュース等については、あるいは私が地域からも、あるいは早かったりしますので、そういったときのことで一人一人の子供に関係することでございますので、十分意を通しておりますし、また私の指導の一端を学校の方にもやっております。ですから、十分、私は教育委員会の意向として、話し合ったこと等も伝わっていると思っております。


 以上でございます。


○議長(川久保勝則君)


 10番、永尾君。


○10番(永尾建郎君)


 私は、今、教育長が言われたことは大変いいことだと思っています。ただ、今、言葉の中に、しかるとかたしなめるとか、そういった愛情を持って接するのに褒めたりいろいろ指導していく中で、しかったりたしなめたりするということが、何か今の教育の中に、それは程度のものがあるんですが、非常に学校の先生方が保護者に気を使い過ぎてと言ったらおかしいんですが、すぐ何かやると家に持ち帰って、それを抗議みたいにして学校に持ち込まれる。これは、やっぱり親側である保護者にも問題があると思うんですが、これは時間があんまりなくなりましたが、私は自分の子育てのときに、自分の子供をよくたたきました、中学校までは。そのかわり、必ずその後で、たたいた理由を言ってました。そのときは、やってるときは私も興奮してますから、つい度が過ぎたりしますが、2日、3日たってから、もう一回呼んで、どうしてそういうことになったかというのを教えて、そりゃひどいときは口の中がはれて御飯が食べられなくなるぐらいたたいたこともあります。それで、あるとき学校の先生から電話がかかってきて、昼御飯を食べないからどうしたかちゅうたら、おやじからくらされて、今はちょっと痛うして食い切らんて、だけど僕が悪かったからてうちの子供が言ったそうです。そのときに、学校の先生、私はほとんど学校には行ってなかったんですが、「顔を見たいから来ていいですか」と言われて、「どうぞ」と言って、来られた先生が年配の先生でしたけど。今は、そういう家庭を見受けない、むしろ学校で例えば私たちだって人間だから本当に悪いて思うときには、半分手が上がりかかったりしますけど、後のことを考えたら、それができない。私は、学校教育というのは、僕らは随分たたかれて育ちました、学校ででも。先生から何度もたたかれたり、別に年とったからそれを恨みに思ったりとか、そういうことは全くなかったんですが。これは、世の中のひずみがそういうふうになったのかなと思って、非常に悲しい現象だと、私はそのように思っています。


 ですから、先ほど教育長が言われた愛情を持って褒めたりして育てるんだ。それもそれで結構なんだけど、やっぱりしかるべきときはしかり、たしなめたり、そういうことも含めて、私は、例えば保護者から抗議があったときには、それなりに自信があるんであったら、ちゃんとそういうふうになった理由とか何とかをきちんと先生方もお話をされて、むしろ家庭におられる親御さんたちを逆に、教育ちゅうたら言葉が当てはまるかどうかわかりませんけど、たしなめるぐらいの気構えでもって子供たちの指導に当たっていただきたいと思います。


 私が年のせいか、非常に自分が育ったころのことを非常に思い返すことがたくさんあります。教育長も、同じようなというか、私よりも数年先輩に当たられる方ですから、いろんな御経験をなさっていると思いますので、そういったことを踏まえて、要するに心の健全な子供を育てるのが、やっぱり僕は一番大事じゃないのかて、そのように思います。せっかく与えられた教育長としての権限ですかね、そういったものをいかんなく発揮されて、強い指導力でもって、今後、時津町の学校教育に邁進されることを期待して、私の質問を終わらせていただきます。


 どうも。


○議長(川久保勝則君)


 以上で、10番、永尾建郎君の質問を終わります。


 暫時休憩します。


             (休憩 午前11時43分)


             (再開 午後 1時15分)


○議長(川久保勝則君)


 休憩前に引き続き会議を開きます。


 次は、12番、本山公利君。


○12番(本山公利君)


 こんにちは。最近、ちょっとのどの調子が悪く聞きづらい点があるかと思いますけど、御勘弁いただきたいと思います。


 きょうは、「特別支援教育」について、それから「学校2学期制について」、教育長に伺いたいと思います。


 来年度から、公立小・中学校では、特別支援教育が始まります。従来の盲・聾、知的障害などが対象の特殊教育に、学力に著しい隔たりがある学習障害などの軽度発達障害児らを加える改革であります。中央教育審議会が昨年12月にまとめた答申では、6歳から15歳の全児童・生徒1,092万人のうち、6.3%に当たる約68万人を特別な支援が必要な対象児に加えられました。従来の特殊教育の対象者約17万9,000人に比べると、約5倍になると。この比率からいくと、時津町でも大体100人前後の対象児が出るんじゃないかなと思っているわけなんですが、そういう観点から、次の点を伺います。


 まず、特別支援教育への変更について、現在、本町が検討、あるいは準備されていると思いますけれども、その辺の進捗状況はどうなっていますか。


 第2点、町内各学校の対象者数はどのくらいに予想されるか、これもいろんな症状がありまして、人の気持ちなど目に見えないことを想像するのが苦手なアスペルガー症候群、数の概念や言葉の習得が難しい学習障害(LD)、衝動的に動いてしまう注意欠陥多動性障害(ADHD)、会話でのコミュニケーションが苦手な自閉症、こういうものの対象者がどのくらい予想されておるか。


 3番目、軽度の児童を受け入れることで、今までの手厚い指導が必要な子供たちの居場所が奪われるんではないかという危機感があります。その対策をどのように考えておられますか。


 4点目、これらの児童の判断、これをどのような形で、方法というか、機関で決定するのか、その辺の手法についてお伺いしたいと思います。


 第2点目に、「学校2学期制について」であります。


 平成14年度からの新学習指導要領に対応し、ゆとりある学校生活を実現し、学力や生きる力を向上させるため、3学期制から2学期制へ移行する。それによって、始業式、期末試験などの学力試験を減らし、学校週五日制によって減少した授業日数を補うことができる。教諭は、その分、児童・生徒への指導に力が注げるとメリットが言われておるわけなんですが、次の点を伺いたいと思います。


 第1点目は、本町で2学期制を導入する考えはないのか。2点目に、3学期制から2学期制にした場合、授業日数は何日ぐらい増加するものか、あるいは授業日数ですね。3番目に、2学期制にした場合のデメリットをどのように考えておられるか。


 以上、お伺いしたいと思います。


○議長(川久保勝則君)


 教育長。


○教育長(河野知周君)


 本山議員の御質問にお答えをいたします。


 まず、特別支援教育についてであります。


 御承知のように、特別支援教育とは、従来の特殊学級の対象となる障害だけでなく、LD、ADHD、高機能自閉症を含め、障害のある児童・生徒の自立や社会参加に向けて、その一人一人の教育的ニーズを把握し、その持てる力を高め、生活や学習上の困難を改善・克服するために、適切な教育や指導を通じて支援を行うものであります。これまでの障害の程度に応じた教育から、障害のある児童・生徒一人一人の教育的ニーズに応じる教育への転換を図るところに、特別支援教育の最大の意義があります。


 この特別支援教育が、平成19年4月から制度化され、スタートすることになっております。そこで、1点目の特別支援教育への検討、準備の進捗状況でありますが、文部科学省では、平成15年度から総合的な支援体制の準備を図るため、モデル事業を実施するとともに、平成15年8月からガイドラインの作成に着手し、検討を重ね、平成16年1月にガイドライン試案を取りまとめております。


 これを受け、長崎県教育委員会では、平成15年度・16年度の2カ年間、文部科学省の委託を受け、LD、ADHD、高機能自閉症等を含めた障害のある児童・生徒への総合的な教育支援体制の整備を図るため、特別支援教育推進体制モデル事業を実施してきております。本町も、平成16年度に特別支援教育推進体制モデル事業実施要領に基づき、長崎県教育委員会から、平成16年度LD、ADHD等総合推進地域に指定を受け、支援体制の整備に向けた実践的な取り組みを進めてきたところであります。


 このモデル事業では、長崎県における特別支援教育推進体制整備のあり方、推進地域における具体的な事業運営等について協議する「調査研究運営会議」を設置し、平成16年度から、これまでに6回の会議を開催しております。また、小・中学校における総合的な教育支援体制の整備を行うLD、ADHD等総合推進地域を指定し、特別な教育的配慮の必要な児童等の実態把握を行い、校内における支援体制を検討するため、各学校の実情に応じて、校長、教頭、教務主任、養護教諭等で構成する校内委員会の設置、また校内委員会での推進役、関係機関や保護者との連絡調整を行う特別支援教育コーディネーターの指名並びに養成研修の実施、LD、ADHD等が否かの判断や望ましい教育的対応について助言を行う専門家チームの設置など、この特別支援教育推進体制モデル事業により、総合的な支援体制の整備充実を図っているところであります。


 現在、町内の小・中学校でも総合的推進地域の指定を受け、校内委員会の設置や特別支援教育コーディネーターの指名等、支援体制の整備に取り組んでおり、先月8月3日に「第1回時津町特別支援教育コーディネーター連絡会」を開催し、体制整備に向けて協議を行ったところであります。


 2点目の対象者数でありますが、教育が果たす役割は、LDやADHDの正確な判断、診断名をつけることではありません。子供たちに対し、その時々のニーズに合った教育的な支援を提供することであり、その子供の状態を丁寧に把握し、子供に対して支援の方向性を示すことにあります。


 学校では、さきにも述べましたとおり、その子供に合った教育の方向性を探ることに重きを置いており、判断はいたしておりません。判断に当たっては、医師の診断が必要でありますので、数の確定をすることは難しく、申し上げることができないところでございますが、平成14年度、文部科学省が実施した「通常の学級に在籍する特別な教育支援を必要とする児童生徒に関する全国実態調査」の結果は、その調査の方法が医師等の診断を経たものでないので、直ちにこれらの障害と判断することはできないものの、約6%程度の割合で通常の学級に在籍している可能性を示しております。


 3点目の特別支援教育の実施により、手厚い指導が必要な子供たちの居場所がなくなるのではとの質問でありますが、現在、小・中学校には障害のある子供の教育に関すること以外にも解決しなければならないことが多く存在しております。そのため、それらの課題に加えて、LDなどの子供にも対応しなければならないという重荷にも似た感覚があるかもしれません。しかし、よく考えてみますと、LDなどの子供以外にも、教科学習につまずいている子供がいて、それらの子供の課題とLDのある子供の課題と関連することも多くあります。また、行動上に難しい課題を抱えている子供もいます。それらの子供の課題は、もしかしたらADHDの子供の課題と共通するかもしれません。今日的には、そうした課題を避けて通れなくなっている現状であります。まさに、基礎・基本の習得や心豊かな子供の育成を目指すことは、LDなどの子供への対応は連続するものです。その子供たちへの対応は、学校全体で取り組む課題でもあります。今後、この課題解決のために、特別支援教育への転換を理解させるとともに、校内支援体制の充実と教職員の意識、指導力向上等を図ってまいりたいと思っております。


 4点目の判定はどのようにして決定するのかという質問でありますが、LDやADHD等の判断、診断は子供についての情報をさまざまな角度から集め、それらの情報を統合して結果がなされます。心理等の検査やそのときの行動観察はもちろんのこと、家庭や学校における子供の情報も判断、診断に際しては重要な役割を担います。このように、さまざまな情報を収集、整理し、どうした支援が必要なのか、どのように支援していけば効果が得られるかを探っています。


 LDは、教育的な定義であり、判断という言葉を用いられますが、主に学習面でつまずきを示すため、処方には学力向上を視野に入れ行われます。つまり、処方を用意できるものは主に教育であり、教育の中で判断されることで意味を持っておるわけでございます。ADHDや高機能自閉症等は、教育における判断のみでは十分ではありません。なぜなら、教育的な面の処方とあわせ医学的な処方も意味を持つからです。よって、ADHDや高機能自閉症等については、教育の中で判断するのではなく、医学的にも診断されます。


 次に、学校2学期制についてでありますが、まず1点目の導入する考えはないかとの御質問でありますが、2学期制導入の動きは、新教育課程の完全学校週五日制の実施に伴い、教育改革のうねりとともに全国的に広がってきたわけですが、文部科学省が調査した「平成15年度公立小中学校における教育課程の編成・実施状況調査」の結果では、3学期制以外の学期制をとっている公立の小学校が525校、公立の中学校が312校となっていて、そのほとんどが2学期制であります。これは、全国の公立小・中学校の約3%近くを占めています。また、長崎県では、現在、佐世保市の公立小学校46校、公立中学校24校、大村市の公立小学校15校、公立中学校6校で2学期制が導入されています。


 このように、2学期制の導入をしているところもございますが、2学期制と3学期制には、それぞれさまざまな課題があり、どちらがいいか一概に言えないところもあります。現在のところ、2学期制導入の考えはなく、3学期制を継続し、課題の解決に努力してまいりたいと思っております。


 2点目の2学期制を導入した場合の授業時数の増加であります。


 2学期制導入よる年間の授業日数や休業日は3学期制と変わりありませんが、授業時数の確保が可能となります。例えば、3学期制では、学期ごとの始業式・終業式があります。式典で6日間使っており、その式の後には、大抵、子供は学級活動や掃除程度で帰宅したり、場合によっては準備のために前日の授業も短くしたりしています。その始業式をやめると4時間、終業式をやめると6時間ぐらいの授業時数が確保できると言われています。2学期制を導入した場合は、前期と後期になるために、始業式1回分と終業式1回分は授業を回せるという計算になります。


 3点目の2学期制のデメリットでございますが、御承知のように、一般的に2学期制は1年間を4月から9月、10月から3月の二つの学期に分け、授業、行事を行います。また、長期の休みについては、現在ある春休み、夏休み、冬休みとは別に秋休みを新設することが一般的であります。この2学期制のデメリットとしては、一つは、各学期の途中に夏季・冬季の長期休業が入ることから、学校生活が途切れ、学習の継続性やリズムが失われたりすることと、そのため学校行事の見直しを図る必要があります。


 二つ目としては、試験や成績評価の回数が減ることから、子供の学習動機づけが低下し、また成績不振のケアがおくれたり、保護者にとっても学習成果の把握が困難になりかねないこと。つまり、1回のテスト範囲が広くなることや、夏休み前に学校生活の様子を知る通知表がないことなどが言われております。そういったことで、一応、2学期制についての説明を終わります。


 以上で、御質問二つについての答弁を終わりたいと思います。


○議長(川久保勝則君)


 12番、本山君、再質問をどうぞ。


○12番(本山公利君)


 まず、特別支援教育なんですが、今、本町の方もモデル事業ということで指定がされているということなんですが、校内の委員会とか何か、まだ協議会も発足したばかりということで、なかなか結論というか、中身についてまだ検討されていないような感じなんですが、この子供たちの判断も非常に難しいということの中でですね、今までの準備の中でどういう点が一番課題というかな、考えられておりますか。


○議長(川久保勝則君)


 学校教育課長。


○学校教育課長(島田静雄君)


 お答えいたします。


 現在、時津の小・中学校6校、校内委員会を立ち上げております。この校内委員会のメンバーとしましては、校長、教頭、それから養護の先生等が委員会のメンバーになっております。


 話によりますと、まず1番目にはLDとかADHDとか、それから、そのほかに特別に配慮を要する生徒の把握がなかなか難しいということなんですけれども。それと、もう一つ、おのおの指導計画書等を作成するようになります。特別に配慮を要する児童・生徒に対してはですね。その計画書の作成等についてもですね、いろいろ保護者との関係とかありましてですね、なかなか難しいということで聞いておりまして、現在、総括コーディネーターというのがおりまして、それは町内6校のうち東小学校の先生が総括特別支援コーディネーターとなっておりまして、その方が県の研修会等に参加して、それの説明会といいますか、協議を、先ほど教育長が答弁いたしましたように、8月3日に開催したところでございます。19年の4月からということでございますけれども、なお研修等を18年度にもありますのでですね、深めて整備に向けて取り組んでいかなければならないと思っております。


 以上です。


○議長(川久保勝則君)


 12番、本山君。


○12番(本山公利君)


 県においてもですね、平成13年から、これから障害のある子供の教育のあり方について幅広い角度から研究し、その改善方策として十分に協議を行う「教育推進会議」というのが設置されているそうです。その中で、障害のある子供の教育推進計画基本方針としてまとめられているそうなんですが、この中にですね、特別支援教育施策として実際に教育を実践する教員、教諭に向けてのですね、教職員の資質向上が挙げられていると。そういう中でですね、障害のある子供や特別な教育的配慮を要する子供の教育について、教職員の理解、啓発を深める。あるいは、障害に応じた指導方や情報機器の活用など、各種研修の充実を図り、教職員の専門性を高め指導力の向上を図ると、こう出されているそうなんですが、この辺の本町での対応はどのように、今、なっておりますか。


○議長(川久保勝則君)


 学校教育課長。


○学校教育課長(島田静雄君)


 やはり、この特別教育支援の事業はですね、教職員の理解が大変重要でございます。各学校におきましては、研修会等に教職員等をなるだけ派遣するようにいたしておりまして、それとあと専門家チームがございますので、県立盲学校の先生とかお招きしてですね、相談をしたりやっているということで伺っております。


○議長(川久保勝則君)


 12番、本山君。


○12番(本山公利君)


 今、課長が言われたように、その先生たちの理解、あるいは、そういう研修の充実ちゅうものも非常に大切と思う。もう9月ですね、ということは、もう後、来年度の4月というと、もうすぐです。だから、その辺のですね、研修をやはり早急に回数を上げてですね、やはりその子供たちに対応するということが大事じゃないかと思いますので、ぜひ研修の方をですね、進めていってもらいたいと思います。


 そういう中にですね、子供たちにそういう対応をしていく中で、まだこの辺まで検討されていないかとは思いますけれど、学習のおくれにも対応できるような体制をということでですね、LD、学習障害などの児童に限らずですね、教科学習につなぐ気のある児童・生徒を対象に、放課後、自由に参加できるようなオープン教室、そういうものをですね、やはり必要じゃないかと思いますけれど、その辺についての考え方はいかがですか。


○議長(川久保勝則君)


 教育長。


○教育長(河野知周君)


 お答えをいたします。


 議員がおっしゃるように、障害のある子供というのは、やはりLDでなくても、学級には、それぞれ今までの学級経営の中で手をとる子供たちがおりましたので、それにプラス、そういうふうな子供たちが入るということになりますが、指導方につきましては、今、長崎県教育センターの方で指導者でありますコーディネーター、特に各学校ではコーディネーターを指名しなければなりませんので、そのコーディネーターの先生方を代表して時津町ではお一人、教育センターの方で何回か研修を受けておりますけれども、その先生がこういう指導をすると、効率的に学級経営、あるいは通常学級の中で支援ができるんだというような指導方法等についての研修会の過去の伝達講習をしているわけでございます。


 ですから、十分、そのあたりについては、今までの学級指導の教科指導プラス、やはりわからない子供たちへの指導でございますので、いろいろと発問にしても一本調子の発問でなくて、やはり2回、3回、そして、あるときには行動で示す。そういうふうなことで、各学級の担任が一人で悩むだけでなくて、校内のそういう体制の中で、十分、先生方が指導力を身につけ、そして、十分子供たちに通じて理解をしてもらうような方法を進めようとして取り組んでおりますので、私は今の段階で時津町の場合は過去進めてきた中で、大変計画的に進んでいると思っております。


○議長(川久保勝則君)


 12番、本山君。


○12番(本山公利君)


 先ほどの人数は、そういう対処、指導、なかなか難しいということなんですが、そういう全国のあれからいくと、時津町で、私は100人ぐらい出るんじゃないかなという感じをしたわけなんですが、そういう中にですね、そういう対象者がおる中で、特に時津町の場合は小規模校が多いわけなんですが、東小のようにもう大きくなると、今度はそういう児童に対してのですね、きめ細かなケアができるかなと思うわけなんですね。その辺の体制づくりちゅうものをどのような対策を考えられておりますか。


○議長(川久保勝則君)


 教育長。


○教育長(河野知周君)


 これは、大規模校、中規模、あるいは小規模についても基本的な考えは一つだと思いますけれども、やはりこの特別支援教育を行うためには、それぞれの学級担任はもちろんのこと、それを支援していただきます加配の先生方等を十分に駆使して配置していただくと。そして、余分の教室というより特別教室がございますので、そういったところで、やはりマンツーマンの指導もしていただくというようなことでございますので、十分、このためには学校の教師に求められることということで、学校だけでなくて、保護者の方の十分信頼をいただくというためで、子育ての苦労の共感をした中で学校教育を進めていく。そういったことが私は非常に大事でございますので、先生方のそうした指導力、それにプラス、やはり学校の支援体制、こういうことが私は非常に大事になってくると思います。


○議長(川久保勝則君)


 12番、本山君。


○12番(本山公利君)


 それとですね、ちょっと、私、気にかかっているのは、軽度の発達障害ということで、せんだっての長崎市の男児誘拐事件にも精神判定を出されたら、経度の発育障害というふうな判断がされたわけなんですが、そういうことがですね、出た場合に子供たちの偏見ちゅうか、あるいは父兄でも一緒かと思いますが、そういう偏見が懸念されるわけなんですが、その辺はいかがですか。


○議長(川久保勝則君)


 教育長。


○教育長(河野知周君)


 お答えをいたします。


 軽度の発達障害のこの子供たちのいろいろな対象につきましては、これは学校で、あるいは家庭と十分話し合いをした中での調査研究、それにプラスやはり学識経験者であります医学的な者、あるいはまた、通常行っております福祉的な問題等も含めた中での問題が絡みますので、非常に慎重にしなければいけないと思います。そういった中で、その子供たちに適合するような指導ということにつきましては、全体の中でやること、あるいは個別的にやること、そしてまた家庭のお力を十分にお借りして、そしてまた、それを参考にして進めることなど考えなければなりませんので、一概にはちょっとこれが一番特効薬だというようなことは言えないと思いますので、非常にそのあたりを慎重に私たちも考えているところでございます。


○議長(川久保勝則君)


 12番、本山君。


○12番(本山公利君)


 長崎県では、そういう支援をしていくための発育障害支援センターか、そういうものが設置されとるわけなんですが、本町としても6校しかないから非常に難しいかなと思うわけなんですが、教育委員会の方にも、そういう支援センターというか、そういうものを設置する考えがあるかどうか、いかがですか。


○議長(川久保勝則君)


 教育長。


○教育長(河野知周君)


 お答えをいたします。


 幸い、本町の場合は就学指導委員会にそれぞれの権威の先生方、学識経験者、それから医師、それに私たち大変都合がいいのは県立の盲学校、そのほかございますのでですね、そういう一つの委員会を即そういうふうな形にも活用できますので、十分このあたりは教育委員会の方でも検討をしですね、そしてまた県の方のいろいろな指導もいただきながら、本当にそういうふうな形でいいかというようなことで進めてみたいと思っております。


○議長(川久保勝則君)


 12番、本山君。


○12番(本山公利君)


 最後にですね、この特別支援教育について、教育長のですね、今後の展開、あるいは考え方をですね、お聞かせいただけばと思いますけど。


○議長(川久保勝則君)


 教育長。


○教育長(河野知周君)


 お答えをいたします。


 私は、現役のころから一人一人の子供をどういうふうに指導をし、そして、その子供が自立できるためには、どのように教師としてなければならないかということが最大の教育観でございましたので、この特別支援教室が実際に施行されるということにつきましては、本当にこれまでやってきた学級での、結局は大変言葉では言えないような子供たち、十分指導ができなかった子供たちにも日が当たるということで、非常にうれしく思っております。


 それですから、それぞれの学校で、先ほどから申しておりましたように、6%ぐらいおるということで、一応、文科省の方でははじいておりますけれども、それは私はその地区地区によっていろいろと差異があると思いますので、その子供たちに十分教育的なニーズをですね、子供たちの教育的なニーズを引き出すためにも、保護者と十分信頼をお互いしていただきながら、子供たちの一人一人が将来自立できるような形に教育できるように私たちも頑張っていかなければならないと思っておりますし、そういうふうに先生方の指導技術も高めていかなければいけない。そして、一人で悩まないで、やはり校内委員会、あるいは専門家のコーディネーターの指導を受けながらですね、十分この支援教育が成功裏に導かれるように進めてみたいものだということで、私は考えております。


○議長(川久保勝則君)


 12番、本山君。


○12番(本山公利君)


 教育長の考え方、わかるような気がしますが、そういう中ですね、今でも地域と学校と、それから父兄と密接な関係をつくっていくということが言われておりますし、町内では、相当、私はいい方じゃないかなと思いますけど、こういう支援事業をやっていくとなるとですね、ますますそれが必要じゃないかなと思うわけなんです。


 そういうことでですね、町内の小・中学校あわせてなんですが、やはり地域活動に協力していただける先生ちゅうか、そういう、学校間の差があると言ったら失礼ですけれど、私なりに見ていると、その辺があるわけなんですね。ですから、そういうことを考えた場合、やはりもう少し地域に入っていただけるような先生たちというか、そういうところの教育委員会としての、学校に任せてるかと言われれば、またそれなんですが、指導というか、あるいは校長会でのその辺の話とか、そういうことについての考え方はいかがですか。


○議長(川久保勝則君)


 教育長。


○教育長(河野知周君)


 お答えをいたします。


 かねてから私がいつも言っておりますように、地域即学校でございますので、これは教師はやはり学校だけで教育ができるものでもございませんので、地域のことを知らなければ教育の範囲は私はつかめないと思います。ですから、校長を通じてももちろんでございますが、特に辞令交付をする4月の初めにも、そうした時津のいろいろな地図や時津の名所旧跡等があっております、そういったチラシ等も入っております。そして、早く時津の町内の、特に自分の学校のいろいろなことについては十分視察をし、そして自分で身につけとってくださいというようなことは言っておりますので、学校では校長を初め教頭には、地域行事には進んで出てください。そして、一人一人の地域の方々、あるいは保護者の方々と十分意見を交換し、よいところを学んでください。学ぶことが、やはり教育には生かせますというようなことで言っておりますので、先ほど議員さんおっしゃるように、随分今のところ出てきていただいておりますが、やはり学校差があるというのは否めない現実ではなかろうかと思っております。特に、地域のこのお祭り、あるいは清掃、子供たちを巻き込んだ行事等につきましては、一人でも多く出てもらうようにということについては、校長に指導をしております。


 以上です。


○議長(川久保勝則君)


 12番、本山君。


○12番(本山公利君)


 それでは、第2点目のですね、2学期制について若干お尋ねしたいと思いますけど、まず本町としては2学期制にする考えは今のところないと。今、答弁で全国で3%ぐらいということで、まだまだかなと思ってるわけなんですが。この中で、先ほどデメリットを聞いたら、やはりメリットよりデメリットが多いのかなというような感じを受けとるわけなんですが。


 そういう中にですね、今、週休五日制になってから非常に学力が低下してきたという言葉が聞かれるし、また、いろんなメディアでも出とるわけなんですが、実質本当に下がっとっとかなと、私はよくわからないわけなんですが。今年の1月に、多分、県下の学力テストが、小学5年生、中学2年生であったかと思います。その成績の結果とですね、それで、それをどのように本町は評価しているか。


 それで、聞くところによると、余り表立っては出されないようなちゅうことを聞いとるわけなんですが、本町の実態が県下でどのくらいで、そして教育長として評価をどのように考えておるのか、よかったらお願いします。


○議長(川久保勝則君)


 教育長。


○教育長(河野知周君)


 お待たせをいたしました。


 市町村別の結果が、県の方から公表されました。私は、その前に大体5年生、あるいは中学2年生等の学力等についても、以前から町内で行った学力テスト等についても分析を多少しておりましたので、どういうふうに出るかということと、それから大規模と小規模の場合ですね。大体、検査としては大規模の方が率がちょっと悪いんですね。これは、もうよく理由はありますけれども。


 そういったことでございましたので、本年度行われました結果を見まして、小学校の国語・算数につきましても、県下の13市10町の平均点を上回っております。中学校も一緒でございます。ただ、私はそれだけで満足はいたしません。


 というのは、小学校では、国語でありますと、聞く、言語事項、読むこと、話すこと、書くことという5領域でやったわけですが、これはどこの町でも関係することですけれども、その領域の中で何が劣っているかということは、点数の開きがあるかということですね。これは、非常に私は大事にしたいと思っております。例えば、聞くことはよいけれども、本町の場合でも言語事項についてはよいんですけれども、平均点をずっと上回っておるんですけども、満点が30点ですけれども、その30点に割とほかの領域からすると開きがあるということであれば、やはり話すこと、あるいは考えてまとめること、そういうふうな読み方の、読む指導の中にやはり押さえなければならないことなどが多少理解がされていないところがあるんじゃなかろうかというようなことを考えます。


 それから、小学校の算数でございますが、数と計算、計算力はよくあるあると言いながらも、やはり初歩的な間違いをしているというようなところもございますのでですね、十分そのあたりは、学校での指導の中にスキル学習などを通して、1対1での子供たちの個別指導を充実をさせるということです。そういったこと。


 それから、中学校では英語がございますが、やはり全体的に英語が悪いかというとそうではございません。やはり私はALTなどの導入によって、そうしたヒアリング関係、聞くこと、それから言語材料、読むこと、書くこと等ございますけれども、そのあたりでは、私は英語力というのはかなり平均点を上回っておりますのでですね、高いんじゃないかと思っております。


 そして、今後やはり気をつけなければならないことについては、やっぱり日本人は聞くことが割と落ちていると、よくALTの先生からも言われておりますが、そのとおりじゃないかと思いますので、今後、ヒアリングにしましても、十分、学級の中で英語の時間には大事にしてみたいと思います。


 それから、数学等の3領域についても、先ほど申しましたように、数量関係、これはやはり難しいんですね。いろいろ小学校からの問題もございますが、中学校でも1単位時間の中で非常に指導の目玉を大事にしながらしなければいけないなということです。それから、国語にしましては、やはり言語事項、このあたりについても、先ほど申しましたように開きがあるんじゃないかということです。


 ですから、小学校4校、中学校2校の学力テストにつきましては、私は今のところ、13市10町の中の平均点は上回っておりますから、先ほど御心配になるように、授業時数の問題ではないと私は思っております。というのは、1単位時間にいかに教師が綿密な指導をする、そしてスキル学習等で十分復習をさせる。それにプラス家庭での学習習慣を培っていけば、私はこの問題等についての学力低下というのはですね、防げるという自信を持っております。


 以上です。


○議長(川久保勝則君)


 12番、本山君。


○12番(本山公利君)


 ありがとうございました。


 今の答弁を聞きまして、安心していいんかなあという感じを受けました。


 次に、来年2007年の4月24日に、文科省がですね、全国一斉テストを、小学6年生、中学3年生で計画されているということなんですが、その辺の実情と、そして本町もそれを受験するのかどうか、その辺をお願いします。


○議長(川久保勝則君)


 教育長。


○教育長(河野知周君)


 お答えをいたします。


 まず、本町も全国学力テストは、一応、参加をして受けることにしております。


 これは、私は既成の、今まで私たちは小学校も中学校もいろいろ研究者あたりの問題等について学力テストは実施しておるわけでございますけれども、それプラス全国的な一つの傾向が見られるんじゃないかと。そうした非常に分析の仕方、それから全体的な、相対的な分析、それに絶対的な分析ができますのでですね、十分その一人一人の子供たちを見詰めることができる、そして教科指導に役立てることができるという非常に面がありますし、ある程度、そうした分析を文科省の方でやっていただくということでございますので、そしてまた、それを返していただくということでございますので、ぜひ私たちも進んで、それは参加をさせてもらうということにしております。一応、そういった準備を町内小学校4校、中学校ももう進めているところでございます。


 以上です。


○議長(川久保勝則君)


 12番、本山君。


○12番(本山公利君)


 先ほどの県下の学力テストにも関連してくるわけなんですが、この結果をですね、県下のとこも一緒なんですが、どの辺まで公表されているのか。例えば、子供には当然いくかと思いますけど、父兄にですね、学校がどのくらいやっとかというとこまで言っているのか、ただ単なる個人ちゅうか、子供の個人の成績だけが父兄にいっているのか、その辺の公表されているのはどの辺まで公表されているのか、その辺をお願いします。


○議長(川久保勝則君)


 教育長。


○教育長(河野知周君)


 お答えをいたします。


 学級では、やはり学校の4組ございますと、4組がどうだったというような、学級、小規模では2学級でございますので、2学級がどうだったということは多分話ししていると思います。そして、それよりもむしろ、その中の先ほど申しました領域の問題、それから領域の中でも全体的に領域がということは、もう個人にすぐかかわりますので、「こんなことを今度から頑張らんばいかんね」というようなことがですね、私は言っていると思います。そういうふうに指導はするんです。学力テストでもそうですし、自分たちでつくった学習評価のテストにしましても、今度は書くテスト、今度は読むテスト、聞くテスト、それから言語事項についてというようなことなどもしますけれども、やっぱりどこが悪かったよとかですね、それは言いますので、それぞれの学級では私は言っていると思います。個人には、やはり個人の力については子供たちも説明があってると思っておりますが、そのところはまだ私も押さえておりません。


○議長(川久保勝則君)


 12番、本山君。


○12番(本山公利君)


 なぜそれを聞くかというとですね、その辺の、結局、地域、あるいは学校、今言う学級、その辺にですね、序列化、あるいは過度な競争意識ちゅうか、そういうものが考えられるわけですよね。ですから、その辺は十分注意していかないと、子供たちにも与える影響ちゅうか、大きくなるんじゃないかと思いますけれど、その辺の対策というか、教育長、まだどの辺まで公表しとるかということわからないということなんですが、その辺は大事じゃないかなと思うんですけど、その辺の対策についてはいかがですか。


○議長(川久保勝則君)


 教育長。


○教育長(河野知周君)


 お答えをいたします。


 一人一人を大事にする教育の中で、やはり相対的なことはですね、言っても、個人個人に絶対的なところはやはり個人でございますね。ですから、相対的なところで、A君とB君はどうだとかですね、そのあたりは指導は今のところですね、してないと私は確信しています。これが評価の今の絶対評価という一つの立場で、そして傾向を見るのには相対的な見方をしますけれども、指導の中には絶対評価でやっておりますので、比較は私は子供たち同士はしないと思います。そしてまた、教師もそういうふうに、それで優劣を決めてですね、そして子供たちが優越感を持つとかですね、劣等感を持つとかって、それはもってのほかでございますので、十分そのあたりは配慮する教職員であるということを私は信頼をしております。


○議長(川久保勝則君)


 12番、本山君。


○12番(本山公利君)


 その辺のですね、配慮を十分やっていただかないと、またいろんなひずみというものが出てくるんじゃないかと思います。そういうことからですね、ぜひ受験をするのは構いませんけど、それに対するフォローですね、その辺を十分対処していただきたいと。


 最後に、今、特別支援教育についてもですね、非常に対処ちゅうか、子供たちの差別化にはなったらいけないし、しかし、そういう一人一人の個性を支援していかなければならんという、非常に難しい立場で教育をしなければならないと思いますけれど、先ほどから言いますように、教諭のですね、研修ちゅうか、そういう意識づけ、そういうものを十分に、この半年間のうちにやっていただいて、新しい年度でそういう支援教育ができることを希望して、私の一般質問を終わりたいと思います。


 どうもありがとうございました。


○議長(川久保勝則君)


 以上で、12番、本山公利君の質問を終わります。


 暫時休憩します。


              (休憩 午後2時07分)


              (再開 午後2時27分)


○議長(川久保勝則君)


 休憩前に引き続き会議を開きます。


 次は、19番、水口直喜君。


○19番(水口直喜君)


 19番、水口でございます。


 通告に従い、次の2項目を質問させていただきます。一つ目に、「中学校ペーロンについて」でございます。


 ことしも、去る7月16日、本町恒例の伝統行事の一つであるペーロン大会が行われました。中学校ペーロンには、町内二つの学校の2年生、3年生の各8クラスが参加し、かいさばきを競い合ったところであります。


 さて、中学校ペーロン大会もことしで21回目となります。生徒たちのかいさばきを見ておりますと、一生懸命な者、そうでない者、ばらばらで連携がなく、この大会が何か中途半端なものに見えてきます。このことは、私だけが感じることではないようであります。そこで、次のことについて伺うものであります。


 一つに、教育的見地から見た中学校ペーロン大会の目的と成果についての見解であります。二つ目に、健全育成など、教育的にこのペーロンをどのように生かそうと考えておられますか。考えがあられましたら伺いたいものであります。


 2項目に、「障害児支援について」でございます。


 この質問につきましては、該当者、そしてその保護者の方々と話をする機会がありましたので、本町の障害児支援活動対策について伺うものであります。


 まず、本町が取り組んでいる事業と状況であります。二つ目に、隣市町が実施している事業等の把握をしているか、また、このことについて対象者へのお知らせ等の現状はどうされているかであります。三つ目に、対象者等からの相談、要望などの現状と対応をどのようにされておられますか。四つ目に、特に中高生世代に対するサービス事業等が少ないようでありますが、現状はどうなのでしょうか。また、これについての当局の見解について伺うものであります。五つ目に、町内外施設及び事業利用に対する支援についての見解について伺います。


 以上、よろしくお願いします。


○議長(川久保勝則君)


 町長。


○町長(平瀬 研君)


 それでは、御質問に対してお答えを申し上げたいと思います。


 教育長の前に、私の方から障害児の支援につきましてお答えを申し上げます。あわせまして、助役は、きょう後期高齢者の広域連合の会議に出席のため欠席とさせていただいております。どうぞよろしくお願いをいたします。


 まず1点目、本町が取り組んでおります事業と状況はという御質問に対してでございます。


 本町の障害児の状況を申し上げますと、平成18年8月1日現在で、身体障害者手帳所持者が22名、療育手帳所持者が40名、合わせて62名いらっしゃいます。国・県が実施主体であるものを含め、全国一律に障害児が利用できるサービスといたしましては、居宅介護、短期入所、児童デイサービス、施設入所等の障害福祉サービス、福祉医療、自立支援医療等の医療費助成、それから舗装具給付、日常生活用具給付、点字図書給付、あるいは住宅改修費補助等がございます。


 単独の事業といたしましては、心身障害者福祉タクシーの助成、知的障害者通所交通費助成事業、在宅介護者見舞金等の制度がございます。また、本町が設置をいたしておりますひまわりの園では、知的障害児通園事業、児童デイサービス事業、地域療育等支援事業を実施をいたしております。今、申し上げましたサービスの平成17年度の利用者は、延べ257名となっております。


 なお、そのほかにも障害児福祉手当、それから特別児童扶養手当等の手当制度、それから保育所、それから学童保育所で実施をされております障害児保育もございます。また、鉄道、あるいはバス、あるいは有料道路の障害者割引制度等の民間が実施しているものもございます。


 次に、2点目の近隣市町の実施をしている事業でございますが、各市町とも国・県の補助事業がある事業につきましては、基本的に同じであります。本町にない独自の事業ということで申し上げますと、長与町では在宅重度障害者見舞金制度、それに障害児学童保育所に対する補助事業がございます。西海市では、旧琴海町の障害児学童保育所を利用をしておられます。その学童保育所に対する補助事業がございます。長崎市におきましては、バス・電車の券、ガソリン券等の交通費助成。市民プール等の公共施設利用料金の免除制度、構造改革特区を利用し小学生以下の障害児を対象に、夏休み等の長期休暇中に介護保険指定事業所等でデイサービスを行う障害児デイサービス特区事業及び障害のある中高生の放課後、それから長期休暇中の活動場所の確保を行う障害児タイムケア事業というのがあるようでございます。


 また、対象者へのお知らせの状況でありますが、各市町とも障害者手帳の新規交付及び等級変更等の際にガイドブックを配布をしておられる。本町と西海市につきましては、県の身体障害者福祉協会連合会が毎年作成をしております福祉ガイドを差し上げております。長崎市と、それから長与町につきましては、独自のガイドブックも作成をしてあるということでございます。制度改正等に伴いますお知らせにつきましては、各市町とも広報紙、それからホームページを利用してお知らせをしておられます。


 3点目であります。対象者からの相談、要望等の状況について申し上げますと、障害児に対する相談要望につきましては、福祉課、保健センター、ひまわりの園で受け付けております。相談内容につきましては、主に子供さんの発達に関すること、障害者手帳や療育手帳に関すること、障害児が利用できるサービスの内容や申請の方法、就学に関することが多いようであります。相談件数は、年間に福祉課が約300件、保健センターで約40件、ひまわりの園では約400件程度の相談があっておるようであります。各施設、各部署で情報交換をしながら連携をし、対応をしているということでございます。


 また、要望につきましては、以前から夏休み等の長期休暇の際に障害児を預ける場所が欲しいという御意見をいただいております。本町といたしましても、必要性を感じておりましたので、昨年度からデイサービス特区事業について、長崎市に事業内容の確認をいたしております。実施事業所に職員を派遣して実施状況を確認をする等、調査研究を行っていたところであります。


 そのような中で、平成17年度に障害のある中高生の放課後、それから長期休暇中の活動場所の確保、あるいは障害児を持つ親の就労支援と障害児を介護している家族の方の一時的な休息を目的とする障害児タイムケア事業が創設をされ、平成17年度に大村市がモデル事業として実施をいたしましたので、あわせて、そのような事業を準備をするよう検討をしているところでございます。


 4点目、中高生世代に対するサービスの現状と見解であります。


 先ほど御説明をいたしました全国一律のサービス、あるいは本町単独の事業につきましては、すべて18歳未満の障害を持った児童を対象としたサービスであります。しかし、唯一、児童デイサービスだけは厚生労働省の通知により、原則として幼児を対象といたしております。市町村が事業の目的等を勘案して適当と認めた場合は、小学生を対象とできるというふうになっております。


 これにつきましては、児童デイサービスが発達支援、それから遊び、運動などを通してさまざまなプログラムを提供することで、日常生活における基本的動作の指導、それから集団生活への適応訓練等を行うことを目的としているため、心身の発達が著しく、社会性、それから情緒の安定等をはぐくむ基礎的な時期である幼児期に療育を行うのが特に効果的であるということで、そのような措置となっているようであります。


 また、中高生につきましては、市町村が必要と認める場合は対象にできるわけでありますが、補助金の算定対象としないというふうになっておりますので、多くの市町村が中高生に対するデイサービス事業を実施していないというのが現状でございます。このようなことから、本町では中高生等に対しましては、先ほど申し上げました障害児タイムケア事業のような事業が必要と考え、調査を行っておりました。


 そのさなかでございますが、御承知のとおり、障害者自立支援法の概要が示されたわけであります。市町村が実施する地域生活支援事業のメニューに、障害児タイムケア事業にかわる事業として、日中一時支援事業が示されましたので、本町でも実施をするように考えております。今回、関係予算も計上いたしておりますので、議会の承認をいただき、10月1日からの実施に向けて、今、最後の準備をしているということでございます。


 5点目の町内外施設及び事業利用に関する支援についてでございますが、今回の障害者自立支援法の施行に伴い、本町が準備をいたします障害サービスにつきましては、そのサービスの提供する事業所が本町に登録されていれば、町内外を問わず利用をできることになります。従来から御利用をいただいている事業所につきましては、こちらから登録のお知らせをする予定であります。新たな事業所の利用を希望される場合には、担当課にお知らせをいただき、こちらからその事業所に登録のお知らせをして、希望されるサービスが利用いただけるように対応してまいりたい、そのように思っております。


 以上であります。


○議長(川久保勝則君)


 教育長。


○教育長(河野知周君)


 中学生のペーロンについて、お答えをいたします。


 第34回時津町ペーロン大会並びに第21回時津中学生ペーロン大会が、実行委員会の主催によりまして、去る7月16日に開催されました。合同開催は2回目となりましたが、関係各位の御協力によりまして、無事に終了することができました。この場を借りまして、関係各位に対しまして心から厚くお礼を申し上げます。


 御質問の中学生ペーロン大会の目的と成果についての見解でございますが、中学生ペーロン大会の目的は、主に次の4点でございます。一つ、本町の伝統行事であるペーロンを伝えること。二つ目、ペーロン体験により、生徒と教師、また生徒同士の触れ合いを深めること。三つ目、学校、家庭、地域の連携により青少年の健全育成を図ること。四つ目、中学校生活の思い出をつくること。


 次に、成果としては、主に次の3点で挙げられるかと思います。


 1、中学校卒業後に各地区の選手としてペーロン大会に出場しており、ペーロンの継承に役立っていること。2、ペーロンを通してお互いの健闘をするする姿を目前にして、たたえ合うことは、選手を初め運営に携わる人々や応援の人々との交流が深まっていること。三つ目、学校、家庭、地域の連携が深まることにより、青少年の健全育成に寄与していること。


 次に、健全育成と教育的に、このペーロンをどのように生かそうと考えているかでございます。


 教育的活用については、教師と生徒が同じ舟に乗って競漕することで、連帯感や協調性を育成することでございます。また、運営に関する地域の人々や保護者との連携が深まることによりまして、青少年の健全育成に寄与することでございます。


 課題としましては、一般の大会とは異なり、練習時間も少なく、体験の色合いが濃いことでございます。また、一般の大会は地区選出の選手であり、地区対抗意識が強いわけでございますが、中学生大会は全員が選手であるため、中には競争意識の薄い生徒もあると思われます。


 以上で、答弁を終わります。


○議長(川久保勝則君)


 19番、水口君、再質問をどうぞ。


○19番(水口直喜君)


 それでは、再質問をさせていただきます。


 きょうは何か申し合わせたみたいに、教育問題が続いておりますので、さきに教育問題、中学生ペーロンをしておりましたが、逆に2問目の障害の方からやらせていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。


 この障害児支援につきましては、今回、町長がさっき言われたとおり、今度の議案にも上がってますとおり、自立支援法にも伴ういろんな問題等、また移動があってるようでございます。そのときにして、こういう質問をしたわけじゃないんですが、本当に先ほど申したとおり、障害者の方たちに会う機会がありまして話を聞いたところであります。


 その中で、実は会話の中でですね、今、何が一番求められているんですかと、率直な意見交換をいたしました。その中で、本町には事業が余りないと、それに適応した施設もないという悩みの声でありましたし、それではそういう声というか、疑問、そしてまた相談等は行政の方にはどうされましたかとお聞きしてみましたところ、言ったんですよと、でも理解していただけなかったのか、これは言葉が悪いんでしょうけど、やりたくないのか、余り対応がよくなったというのがお声でございました。これは、何事も聞く方、見る方、見る線、角度が変われば変わるものですから、そうどちらがどうということは私も言えない状態であります。


 そういう中で、先ほど町長の答弁でもありましたとおり、利用者としてはいろんな形で、特に中高生を持たれる方は、年齢的にも体が大きくなり、保護者としても自分の子供が目いっぱいで、幼少のころには、ほかの方たちのお友達の子供さんも面倒を見て、デイケア等のいろんなレクリエーション、また、いろんな施設を利用されることもあったんでしょうが、どうしても子供が大きくなりますと、それにつきっきりでなければ、いろんなことができないという悩みもありまして、このような質問を私にされたのではないかと思っております。


 町長の答弁にもありましたとおり、近郊の長崎市がやっておられます特区事業とか、いろんなことを研さんしながらおったんですよと言われますけど。たまたま、ことし4月から自立支援法に基づいてさま変わりしたから、途中経過であったから、またこれの方にすり変えになるからというお話も理解はできるんですけど。その当時、担当部署の課長とも話ししましたけど、課長かわられて、以前の話はどうなのか、継承かれこれという問題あるんですけど。このような形で相談といいますか、確認してみればかなりの数が相談して対処されたという、本町としてまた今まで福祉センターですね、いうことがあるんですけど。このような問題が出たときに、どのような継承でですね、後へ残されているのか。町長の答弁でもありましたとおり、研さんしながら探しとったんですよ言うんだけど、当事者の方は、今にでもしたかった。特に、もう夏休みも終わりましたけど、夏休み中はですね、よき思い出、これはもう親心として、一緒にまたいろんなことを楽しみ、また思い出もつくってやりたいということがあった中でですね、これはもう御相談がありましたので、率直のみにしての質問なんですが、そういう継承的な相談事、それとその解決方法について伺いたいものですが。本当に何もなかったのか、これちょっと露骨な質問になりますけど。


 そういう中で、町長の答弁があったとおり、隣市のですね、長崎市のそういうのを利用しながら研さんしておったにもかかわらず、実を言えば隣町の、今、その方たちが少人数でございますが、利用されているのが葉山にあるそうでございます。ここは、6月から開設されておりますが、その措置についても本町はまだ何もてこ入れをしてない。そこら辺の状況、知らなかったなら知らなかったでいいですが、こういうお話を私の口から出されたときに、どういう考えか、また見解、今後の対応ですね、を聞きたいと思います。


○議長(川久保勝則君)


 福祉課長。


○福祉課長(森 達也君)


 お答えをいたします。


 以前からの御要望についてどのように引き継ぎをされていったかという御質問に対してでございますが、私が着任いたしましたのは昨年の4月でございますが、平成15年、支援費が始まったころから数回御要望をいただいているという報告は受けておりました。その中にも、特に長期休暇中のお父さん方、お母さん方の一時的な休息等々も踏まえて、長期休暇中が一番御要望があったんだというようなことは、口頭によって私の方に報告をされておりました。


 それから、あともう1点、現在、町内の方でお母さん方が御苦労をされて、クラブをつくられてお子さん方の面倒を見られているということも報告あっておりましたので、承知はいたしておりましたし、以前にそういう活動の場所として、どっか町の場所を提供してくれんかというような御要望があったけれども、うまくかみ合う施設がなくてお断りした経過があるというようなことも報告はいただいておりました。


 それから、あと平成17年になりまして、辻議員の方からも、こういう施設が何とか考えられんかというお話をいただきましたので、それもあわせて長崎市のデイ特区の情報が入ってきておりましたので、担当者を実際に派遣しながら調査をさせていただいたところでございます。


 一応、デイ特区の調査結果といたしましては、介護施設でやっている関係もあって、トイレ等々を見ると少し子供たちにとっては不便ではなかろうかとか、あるいは、療育というよりは、やっぱり保育的な感覚であるとか、あるいは高齢者の方にかわいがっていただいて、子供たちも高齢者の方も非常に和気あいあいのいい雰囲気であったとか、そういうような報告がなされまして、一応、デイ特区というのは、こういう御要望にこたえられる一つの方法論ではないかというようなことで、一応、私どもの方といたしましては、効果予測シートをつくりまして、一応、これから先に進めていこうという考え方で準備をしよったやさきでございます。そのときに、17年になりましてデイ特区事業が行われるということで、これもまた違う意味でいい事業じゃないかということで、大村市さんがモデル的におやりになるということでございましたので、早速、担当者に確認をさせましたが、始まったばっかりなので今は答えられないというお話でございましたので、一応、もう少し様子を見るということでございまして、そうこうしてるうちに障害者自立支援法の概要が示されましたので、その中に障害児タイムケア事業というのが組み込まれておりましたので、これでいこうと、これでいけるんじゃないかということで、検討をまた始め、それがまた国の方針が変わりまして、日中一時支援事業というものに変えますよということで、大変申しわけありませんが、障害者自立支援法にかかわるものについては二転、三転をしたということで、なかなか絞れなかったというのが、現状でございます。


 それから、先ほど施設の方の確認のお話がちょっと出ましたが、施設は私どもが、今、2カ所ほど想定をさせていただいておりまして、滑石にありますルーチェさんにつきましては担当者を派遣して、現場の担当の方とお話はさせていただきました。現状どういうことであるか、何人時津町からお通いになられているかとか、あるいは受け入れ枠があとどれくらいあるのかとか、そういう下的な調査はさせていただいております。そういうものを踏まえまして、今回、計画を組み立てて上げさせていただいたというような経過でございます。


○議長(川久保勝則君)


 19番、水口君。


○19番(水口直喜君)


 こういう質問をしてですね、今のようなお答えがあれば、また納得されたのかなという気はしております。前回も議場で設備について、きのうの質問でもまたかなりのことが出ておりましたけど、本当質問をされる方がですね、何を聞きたいのかというのを受け取る気がなければお答えはできないと思うんですよ。その中で、やっぱりはき違いといいますか、理解しなかったというのがあるのじゃないかなと。


 ただ、今のような質問をして、お答えはお答えで理解もできるんですけど、その時点で変化してたから、結果的にはたどり着けなかったというお答えについては、私もまたその該当者の方も理解しきれないと思うんですよね。その本町がいろんな、措置制度の中で、行政ですからやっていくというのがわかるんですが、それが多勢無勢のすごい規模でのあれならばまだしも、数名の方が今にでも利用したい。それとまた、これは行政の大きさが違うですから、当然、隣のことを言えば悪いんでしょうけど、そういう施設は多分にあります。


 それと含めてですね、逆に言うならば、さっきの特区事業の継承から来られた隣接の名指しで、名を挙げればルーチェさんなんか、長与としましては、極端に言えば7月に委託契約をされとるわけですね。それで利用されていると。これはもう利用される方から見れば、何でかという話なんですよね。今のような課長のお答えはお答えで、私はある程度精通してますからわかりやすいんですけど、そのようなことまでを具体的にですね、その窓口でお知らせできたのかなというのも少し疑問であるんですよ。


 それと、窓口の形でされるときに、申請かれこれならばマニュアルどおりのできるできないでいいんでしょうけど、ある意味、相談的なものが含まれていて、これはちょっと言葉が悪いんですけど、経験浅い方がですね、対処できるような問題がないときに部課長に相談してるのかという疑問があるわけですね。当然、窓口に来られた方は何でも対応してくれるだろうという気持ちがあるれると思うんですよ。この辺がですね、どうされているのかなあというのがちょっと疑問でありますし、先ほどから申しておりますとおり、私に聞かれた方は、率直なところ、そこら辺が苦虫をかんだような形だろうと。


 それと、またですね、含めまして、これはもう実際の話ですので表現したいと思うんですけど、前回もコミセンとのですね、接遇と利用の問題も前回言いましたけど、質問を出せばまたいろんな情報も正直に入ってきます。今回も、このようなことで話をしておりましたところ、実はコミセンの利用の問題でですね、この障害児を持たれる方、当事者、それとまた家族の方が今まで遠くの方のコミセンを利用されとったと。もう3年、4年前の話だそうであります。そのときに、ある程度の支援的な形で時津の子供さんが大半ですので、その使用の、支援といいますか、援助かれこれがなされとったような感じがしたんでしょうけど、途中でですね、どうも該当しないよということで有料になってお金を払い続けたそうであります。そこで、どうすればいいかという形でですね、しばらく利用をやめ、この間、私がそこにお邪魔したときには、北部コミセンを使っておられました。私も何げなく、そこで子供たちと会い、またちょっと時間が詰まっておりましたので、後で劇等のですね、あれをボランティアでしておられる方も見たかったんですけど、少し見れなくて帰ってきましたけど。それについては、今度、お金が要らなかったということでございました。この点をどう理解すればいいのかなあというのがあってですね、ストレートに言えば、過去のその経過を見ればお金を払ったと、今度は払わなかったと。過去のことを重要視すれば、今のお金は、この間のお金は払わんばとかなとなるわけですよね。ところが、この間のお金は払わなかったのでよければ、過去に払ったこれは何やったのかという素朴な質問ですよ。この点を聞かれたときに、今の担当部署、また、それが当時は該当しなかったにしてもですね、この辺がやっぱり直面した方はやっぱり頭をかしげるし、聞いた私としてもよう理解し切らんということあります。この点のどう説明してくれと言えばいいのかわからんとですけど、これについての意見を聞きたいものであります。


○議長(川久保勝則君)


 福祉課長。


○福祉課長(森 達也君)


 お答えをいたします。


 まず、窓口でそういうような御相談があったとき、私どもの職員がどのように対応をしているかという御質問でございますが、8月の11日にも、私どもの方に相談に見えられた経過がございます。担当者から正式な報告書が上がってまいっております。特に対応をいたしましたのは、理学療法士が対応をいたしましたので、特にひまわり関連等々で療育の専門家でございましたので、当然、お母さん方の御要望は十分熟知した職員が今回は応対をさせていただいております。


 ただ、私の方に報告が上がりましたときにつきましては、従来からあるこういう御要望がまた上がってきましたと。ただ、ちょうどそのときに8月ですので、今回の日中一時支援事業等々の最後の詰めをやらせていただいてた時期で、予算等も含めまして。ただ、まだ完全にその全体像を、障害者自立支援法に関する全体像をまだ部長にも町長にも報告をしてない段階でございましたので、細かいことを言い切らずに、一応、そういうふうな日中一時支援事業を協議中ということで御理解いただけませんかというふうにお話はさせていただいたと報告書の中には書いてあります。非常に自分としては心苦しかったということで、そのとき私の方で話をお聞きいたしましたのが、担当者であるがゆえに、なかなか最終決断がおりてないものの話がしにくかったらしいかったものですから、たまたま私いませんでしたけれども、そういう場合には呼んでいただいて、私をですね、そういう中で私の判断の中でこういう方向で進みたいというのは御説明できるんではなかろうかと思いますので、極力、そういう御要望等々がありましたら、担当で済むものは担当で構いませんが、そういう要望とか将来の方向性にかかわるもんであれば、私も同席させていただいて、できる限りのお話はさせていただきたいというふうに考えております。


 それから、東部コミセンの利用等々については、済みません、私はちょっと内容を掌握いたしておりませんが、基本的に福祉課の立場だけで申し上げれば、町内の方で結成された障害をお持ちの方の団体については無料で使わせていただければと思いますし、ただ実費となります空調の値段等々は、どの団体でもいただいていることでございますので、特別な会合等々がありましたら、事前に福祉課にお知らせいただいて、これは町全体の福祉事業の中で十分有効であると、全体のために必要であるというようなことであれば、私ども福祉課の方から福祉費をつけて、こういうふうに減免等々ができないかというような御相談は担当課にしたいと思いますが、基本的に場所代は無料であっても空調料はかかるというような意味ではないのかなという気はいたしますが、一応、考え方としてはそういうふうに考えさせていただきたいと思います。


○議長(川久保勝則君)


 19番、水口君。


○19番(水口直喜君)


 伺い、理解するところであります。当然、その、何というですか、無償のものと有償のもの、その区別があると思うんですよ。ただ、どうもこれも話の中ですからあれなんですけど、どうも使用の問題だったと、部屋のですね。それをここで経過の報告をし、話を続けるのも水あいのつかえるだけで、これをどうのこうのというのはもう過去の話ですから、あえて言っても水かけ論になりますのであれなんですけど。


 ただ、そういうお話の中でですね、今後、とにかく注意していただきたいという、連絡を密にしてですね、していただきたいと。どう見たってちゅうか、町内の方、極端に言えばですね、私は、今、東小のPTA会長をさせていただいております。ある意味、私がそこら辺で遊んどる子供を連れて、「東小ですよ」って行くか行かんでも、多分、子供たちが地元の見なれた子供たちと見なれた頭のはげたおっさんがおるから、該当者だろうということで措置をされると思うんです。ところが、たまたま余りお知り合いじゃない方がおられれば、そういう不都合が起きるんじゃないかな。その辺の判断を誤らないように今後していただきたいというのが要望であります。


 それと、先ほどのですね、本人さんたちが特に利用したいと言われたような例とか、タイムケアですね、これについても、もう先ほども申しますとり、長期の夏休みも終わり、子供たちが通常の学校生活かれこれ戻っております。一番求めたいのは、率先力というか、そのときに思ったときにぽっと行きたい。ただ、言われることはわかるんですが、17年くらいからちょっと、その前から研さんしとったと、まだ結論が出てないと。自立支援法の関係でと言われますけど、余りにもそれはちょっと酷かなと思っております。そう言いながらも、そしたら17年に利用したい方は、極端に言えば、17歳やった方は、もう該当枠から外れとるわけですね。やはりこの点を考えたらですね、ちょっとかわいそうだったのかなあという気がします。これも結論ですから、何とも言えない状態ですけど。そのところを、ある意味では私にこの場を借りて訴えていただきたいのかなという気持ちも切に受けとめて、こういうことをしゃべらせていただいております。


 今回、自立支援法に伴って協議会の設立も上がっておりますし、私もこのことを今回の議案の説明があること知らなかった。逆に言えば、この協議会でもつくっていただいて、生の声をどう吸い上げてもらうのかなというのを今回お願いしようと思って一般質問を上げとったわけなんですが、逆に、今、議案として上がっておりますので、ここで云々と議案の問題で言わなけりゃなんですけど、切にですね、この点はいろんな学識経験者、現場の方の御意見を聞きながらやっていかれるんでしょうけど。生の声としてですね、諸団体のそういう代表者とかですね、特に保護者、それに関連される方の実態をですね、よくお聞きになってですね、やっていただきたいと思っております。これはもう議案の中でも、本当は語らなければいけなかったが、たまたまこういう話で質問させていただいたもんですから、個人的には先にお願いするものであります。


 それとですね、何といいますか、今後、時間的にですよ、ある意味では自立支援法に基づいてということが、今、上がってきて、過去の経緯、研さんしながらだらだらっときた。ある意味、今でもそしたら利用している方がおられる。今、そしたらその方たちに対しての単独支援でもできないのかということを考えるわけですね。この点はいかがでしょうか。もし、これは財政もかかわりますので、ある意味では担当部署、もしくは町長の意見もお聞きしたいと思っておりますが。


○議長(川久保勝則君)


 福祉課長。


○福祉課長(森 達也君)


 ちょっと先ほどの説明の中で私が申しおくれたんですが、実は、こういう事業を今まで組み立ててまいりましたのは、支援費という制度の中で基本的に組み立ててやってまいりました。デイ特区につきましては、支援費と同等の制度を持っておりますが、長崎市の単独でございます。


 本町といたしましては、こういうための一つの措置として、短期入所、ショートステイという制度を持っております。ただ、これにつきましては、1カ月に7日以内というような事業でございます。これは、当然、支援費の対象になりますから。ただ、御要望がありました長期休暇中に子供たちを預けたいんだという御要望にはなかなかこたえ切れない制度でございます。


 ただ、一応、そういうことで、そういうような御要望がありましたときに、本町が一応今すぐ使える制度としては、ショートステイがあるというようなことはお知らせした経過がございます。ただ、そういうような制度が今もまだ生きておりますので、もしよろしければ、そちらをお使いいただきまして、10月1日以降は、できる限り早急にそういうような新しい日中一時支援事業等々の御利用をということでお願いができればというふうに考えております。


○議長(川久保勝則君)


 19番、水口君。


○19番(水口直喜君)


 そのシステム上のことわかるんですけど、これは担当部署の課長でお答えいただいていいのかなというのが先ほどので、財政問題ですから。それにね、予算執行に当たって多額のお金がかかるような、金額がかかるような問題で私はないから、単独でもできないのかという質問をしたわけでございます。本当に当事者は、長年ずうっとそういうことを悩みながら来られておりますし、ある意味、児童館の併設と一緒で、当時は欲しいんだけど、年々年をとられて枠から外れて、実際、だれが継承するのかという問題であるわけですね。今の私のお話された方の訴えは、自分たちもやったけど、次の方もそういう形でですね、苦労をさせたくないという気持ちの中で言われたというような話だと思っております。支援というのが、あくまでもやっぱり金銭的な、金銭的なものに変わってくることは言うまでもありません。そういう支援があればですね、1回しか行けないところを2回か3回行けるというのがあるもんですから、そのところの支援をお願いしたいというのが直面のお願いであるんじゃないかなと思っております。


 それで、今回のあれを待ちながら10月以降なのか、はたまた、それが来年まで引っ張ってかれるのか、現実の話しをし、6月の話で、7月には他町村のことを引き合いに出せば、これは都合悪いんでしょうけど。長与が実際やってるという中でですね、うちはそれができないのかという御質問ですよ。町長どうでしょうか。それが100人も200人もおるとなればですね、私もこういうことをお願いしません。これは数名ってなれば、ちょっとその辺も調査していただいてですね、早急に対応できないものかなあというのが今回の訴えでございます。


○議長(川久保勝則君)


 町長。


○町長(平瀬 研君)


 福祉の事業につきましては、特に、今、国の制度が日がわりメニュー的にきております。また、私がなりましてからでも福祉タクシーができて、翌年には廃止と、町単独。それから、たんぽぽにつきましても、措置費で始まった翌年に支援費に変わった。まさに、日がわりメニューの部分があります。福祉の中でも一番難しいと私も感じておりますのは、障害関係です。いろんな方の要望がありまして、それに少しずつですが、こたえてきたわけでございますけれども、一番大きなものは、先ほど申しました、たんぽぽの立ち上げということでございます。それから、アゲハ蝶にしても、いちごの家にしても、町の施設をできるだけあるところを使っていただく。数が限りあるもんですから、できるだけまとまっていただきたい。お互い協力をしていただきたい。それぞれケースが違うもんですから、非常にまとまりが難しい。それが、いわゆる事業の選別のその難しさに私はつながってきてるんではないかなと思います。私の身内にも、障害児も結構大きくなりましたが、二十四、五歳になります。一番近い身内なもんですから、よく皆様方の苦労はわかるつもりでいるんですが、本当にこれから先をどうしていくのかというのにつきましてですね、真剣に考えていきたいなと。


 先ほど言われました障害児につきましては、本当にケース・バイ・ケースで、これはどうなんだ、これはどうなんだ、非常に対応としては難しい部分がありますが、そういう御提言をいただきながら、できるだけできるものにつきましてはですね、早急な対応を図りたいと思っておりますし、福祉課の方にもですね、上がってきましたら、できるだけ多く集まって、財政部門も一緒に集まって協議をしようというのが時津町の方針でございますので、そういう部分についてもう一度確認をしてまいりたい。


 また、いろんなものにつきましては、さっきの料金等もありましたけれども、決してさじかげんではなくて、そのときのルールにのっとってですね、多分やっていると思うんですけれども、そういう部分につきましても御不明がありましたらお尋ねをいただきたいと思っております。


○議長(川久保勝則君)


 19番、水口君。


○19番(水口直喜君)


 言いづらい、聞きづらい事例を交えながらですね、訴えですから、現実が一番わかりやすいだろうと思ってやらせていただきました。本当、10月から協議会ができればですね、またいろんな実態の意見が取り入れられてくるものと期待しているものでございます。もう何回も申しますが、とにかく来る者の方のことを考え、また、あすを担う子供たちの育成にも係ってきますし、そういうお悩みの方の解消ができればということで今回の質問をさせていただきました。何とぞ今回の協議会立ち上げ後はですね、速やかに、そういう御意見の聴取、また収集を行われてですね、先ほどの17年度以前から研さんされておられるならば、なおかつその取りまとめ、そして条例等の中の事業というよりも、単独でできるものは単独でよろしくお願いしておきたいと思っております。


 次に、ペーロンの、中学校ペーロンのことでございます。


 この中学校ペーロンにつきましてもですね、実はかねがね、これは自分の意思も入っているんですけど、見てて何か本当、何ばやりよっとかなあというのがあります。ただ、これを21回ですから、当時からつくられてきた健全育成、PTA関係から立ち上げられたと聞いておりますけど。この当初の意向というのは、先ほど教育長が述べられたとおり、伝統の継承、触れ合い、PTCA等ですね、この趣旨はわかります。ただ、もう今は21回目です。当事者の2年・3年生というのは、2年間の実体験でございますでしょうけど。その教育的立場からどう見られておるのかなあというのが、やられる方とは別にですね。


 というのは、先ほど質問書を読んだときに書いておりますとおり、一生懸命やっとる者、ない者、それと、それがたまたまじゃないですけど、2回目になる、伝統ペーロンと一緒にされてる。その中でですね、余りにも伝統的なもの、地域が競争し合う伝統的なものと、中学生が、これは言葉の御幣でしょうけど、ちゃらんぽらんに見えるところが見えたときにですね、その家族の方、関係者は何も思わないでしょうけど、継承していく方たちから見れば、余りにも見にくいものじゃなかったのかなあというものに直面したところでございます。


 事例を申しますとですね、実は当日の前の日の土曜日でございます。中学校のペーロン舟をおろし、練習かたがた舟の出しおろしですね。これをされたときのところにたまたま遭遇しました。私も、実は娘が中学2年生でございますので、気にしながらも1回もこがしたことはないし、ペーロンの体験もさせてないのにやられるかなあと思いながら、親心としながら見ておりました。どこにおるのか正直なところわかりませんでしたが、その中で各学校のペーロン舟を見ておりまして、実は伝統工芸を引き継いでおられる、そのかいを握られる方ですね、櫓を握れる方が、実はそのとき来られる予定の方がいないということで舟が出せないという状況にありまして、そのときに担当のPTA会長が近くにおられた経験者の方に相談をされました。それで、頼むけん乗ってくれろと、しよんなかなあということで接しましたし、それは当然の光景でありますし、私もどうされるのかなあと思いながら見ておりましたし、子供たちも一生懸命こぐのかな、わあわあ騒いでるし、先生もわあわあ言ってる。ただ、あんまりすると危ないんだけどなあと思いながら、不安もありながら見ておりました。


 それで、1回こぎ出して帰ってこられてですね、実はそのかじをとられた方がおりられたんですよ。おれはもう乗らんと、それでまだ予定されとった方が来られなかったもんですから、また舟が出せないということで、もう1回そりゃ頼みに行ってこんばということで頼みに行かれたんですけど、なかなかその方がもう乗らんと言って、来られませんでしたが、とうとう皆さんがそういう傾向でもう舟は動いてるし、来られてですね、そのときに目の前で私もどういう会話をされるかなあと思って、興味津々、また中学校ペーロンのその本当に失礼ですけど、だらしなさをどうされるかなと思っておりましたところ、自分の意の思いと全く一緒のような行動をされましたので、こういう質問をさせていただいておりますが。


 その方が、まず生徒たちに言われたのは、おまえたちは先生が好きかと言いました。子供たちも年ごろですし、面食らったのか、何の一言もございませんでした。その次に、また、おまえたちは先生が好いとるならば一生懸命こがんかと。子供たちも唖然としておりましたし、私は、ううんという感じでおりました。その後、先生は女性やったんですけど、方であったんですけど、どうされるのかなあと、子供たちはどうするのかなと。その方がですね、一生懸命こぐとやったら乗ってやる、こがんとなら乗らんて。返事もないままに、舟は出されていったんですけど。ある反面、このペーロン舟1そうの中にですね、団体的行動を起こさなければ進まない、ペーロン舟にですね、私が見たものは、これが現状のですね、今、空洞化的な、土手っ腹に穴があいてる、これは本当、私が教育的立場からですね、もうトップリーダーの教育長に申し上げてのお話ではないかと思うんですけど。今の教育関係に足らない不足のものの現状を、まさにこれが象徴しているような気がしました。ですから、このペーロンをですね、どのように活用されているのかなあという質問をさせていただいたわけでございます。ある意味、二十数名が一緒になってこがなければ舟が進まないというのは、共存共栄の中での義務的行為だと私は理解しております。それと、触れ合いといいますが、チームワークこそが何よりも大事なこと。この言葉こそ変わりますが、置きかえれば、これがまさに現在の教育かな、足らないところじゃないかなという気がして、こういうことをさせていただきました。午前中に、永尾議員さんが教育問題について質問をされました。道徳的なところの教育の話でございましたが、私は逆に実体験のですね、行動的な、義務と権利、主張という問題での教育問題にたずさせて、こういうペーロン舟というのを土台として語らせていただいております。


 成果の中でですね、卒業後にペーロンに携わるからということもありましたけど、これも実体験の話をちょっと話をさせていただきますが、ある地域でですね、私も地域のペーロンには、こぎはしないもののペーロン大会でお話をさせていただいたときに、ある地域にですね、「ことしも若者のそろとんねえ、よかったねえ」と言ったら、その監督さんがですね、「やあ水口さん、そろうとっとはそろうとっとばってん、わからんとさね」と言われ、「何がね」て言われたんですよ。よかやかね、若かとばっかおってと、いやあ、実は募集したところ、ペーロンの体験があるけん、ことしは拾い物したばいって期待しとったと。そうねえと、よかったたい。ペーロン体験があればよかたい。中学校ペーロンやったそうですね。こがしてみたら、テケテケだったと。実際、これは本当にふさわしい言葉じゃないんでしょうけど、先ほど私が質問で述べた、余りまじめにしてなかった人じゃないかな。その人が自信を持って自分はペーロンをしとったということなんですよ。ですから、教育的見地から見たときに、このペーロンをどう利用していくのかという質問をさせていただきました。


 たかがペーロンと言われますけど、それが意味するもの、それでこれを期待して中学校ペーロンにどのように生かしたのかなあというのを、ただ伝統の承継だけだからというならば、これは失礼ですけど、ここに関係者がおらないで失礼ですけど、教育関係、学校が携わっておるもんですから、教育長にお尋ねしてるんですけど。目的、当初の目的、それと教育的目的、それと成果から見てですね、そういうことであればですね、またもとに戻してですね、伝統工芸的なペーロン大会じゃなくて、私は単独で、やっぱり中学校は中学校でやるべきじゃないかなと思っておりますが、いかがでしょうか。余りにも、これは私の一存かもしれないんですけど、余りにも見苦しいという、もしくは、そこら辺を先生も含めてですね、そのまじめにしてない子に何も注意しない。ですから、これが現在の教育の現場の象徴じゃないかなと。偉そうなことを言う私が、それを実際それしてるのかと言えばやってないかもしれない。でも、先ほどのペーロンの現実の中で、私も見かねて、こういう性格なもんですから、「ちったまじめにせろよ」と、「かじのおじさんは怒っとるばい」って、「乗らんぞ」と言ったら、ある子供がですね、「おっちゃんは何ね」と言われた。「おっちゃんはおっちゃんたい」ていう言い方をしましたけど。これは思春期の子供ですから私も気にはしてませんでしたけど。ある意味、本当にこれを21回もなってですね、ただ単に伝統とか、体験とか、触れ合いとか言っておってもですね、地域での今度はかかわりの中でのPTCAの確立には逆に少ない、ふさわしくない活動になってくるんじゃないかなと。地域では、伝統工芸を守りつつ、その継承をされる方がおる。その中のそのかじ取りさんというのは一人なんですよね。ところが、中学校にあきあきしたと。何ば考えとっとかって。私は、まだ小学校のPTA関係でしたけど、水口さん、ちいっとわかっとってねっていう質問もありました。私は何も言わないままに首だけを縦に振らせていただきました。


 私の小言、たわ言かもしれませんけど、こういう中でですね、どうでしょうか、教育長、ペーロンというのはすばらしく、今の私の考えであれば、今の学校教育に足らない、心と身体、もしくは共存共栄の中での義務的団体行動については、みんながやるものを自分もやらなければいけないということを教える最もいい材料じゃないかと思っておりました。この点を何とぞ生かして、どのような指導をされていくのか、そりゃ水口さんあんたのたわ言と言われればそうでありますが、ここで私のたわ言を聞かれて、教育長、どういう思いをされたのか、ひとつ思いを聞かせていただければ幸いかと思いますが。


○議長(川久保勝則君)


 教育長。


○教育長(河野知周君)


 お答えをいたします。


 大変、貴重な御意見をいただきました。私は2年生279名ですか、それから3年生入れまして553名のこの2年生、3年生でございまして、教員だけで32名と20名。その先生方が一堂に会して、そしてPTAの支援を受け、協力をいただき、そしてまた地区の公民館の方の御協力をいただいて実行委員会が結成され、ことしは鳴北中学でございましたが、この心の豊かさをはぐくむ伝統行事ということになりますとですね、やはり私は解説も要りますし、それから練習も要りますし、十分このあたりについては、それぞれ各学校、小学校から体験ペーロンをしたところと、それから体験ペーロンをしてないところ、それから中学校でも、これはわずか2日の練習でございますけれども、その2日ほど前に体育館に全校生徒を集めてペーロンのお話とかですね、それからかいのさばきでかいの握り方とか、かき方とかというようなことの陸上的な練習をやっておる。これは鳴北がやっておるわけですが、その教えに来ていただく方はペーロン愛好会の方がやってきております。


 やはり、そういうふうなことをやって、初めてペーロンに乗ったときに、ああ陸上でやった、あの一緒に力を合わせなければペーロンが進まないんだというようなことをですね、事実体験をしなければいけないと思います。ですから、段階的に、この伝統だ、何だ、継承だと、こうよく言いますけれども、それには解説が要り、そして体験が要り、そしてまた、みんなに称賛をしていただくこと、これが私は大事だと思います。それによって、このペーロンも、もちろん、私は、今、2回目でございますけれども、分けてやればとかというようなお話もありますけれども、また、それにつきましてはPTAの方のお話しになりますのでですね、十分私たちもいろいろと当座のお話を聞かなければわかりませんけれども、要はやはり伝統を継承していくためには十分教育的な理解を、これは子供も教師も、もちろん教師はそれ以上にですね、知らなければいけないと思いますし、そしてだれもかれも船長さんができるわけじゃございませんのでですね、そういったことにつきましては、やはり愛好会の方々に十分お加勢をしていただいて、支援をし、そして協力をしていただく中で、やはり育てていかなければいけないんじゃないかと思います。


 今の子供たちの、先ほど私も課題と申し上げましたけれども、2日ではやっと舟がどうにか滑り出したなあということと、それからもう一つは、やっぱりこれから先、私たちが伝統継承のためにですね、やっていかなければならない大きなやはり勉強をさせていただいたものと思っております。


 以上でございます。


○議長(川久保勝則君)


 19番、水口君。


○19番(水口直喜君)


 時間が来ましたので、これはまたある機会に語らせていただきたいと思います。


 これで質問を終わります。


 ありがとうございました。


○議長(川久保勝則君)


 以上で、19番、水口直喜君の質問を終わります。


 これで、本日の日程は全部終了しました。


 あしたも定刻から本会議を開き、一般質問を行います。


 本日は、これで散会します。





              (散会 午後3時28分)