議事ロックス -地方議会議事録検索-


長崎県 南島原市

平成23年  3月 定例会(第1回) 02月25日−03号




平成23年  3月 定例会(第1回) − 02月25日−03号







平成23年  3月 定例会(第1回)



第3日 2月25日(金曜日)

出席議員(23名)

       1番  金子憲太郎君   13番  下田利春君

       2番  志賀冨美子君   14番  川田典秀君

       3番  小林知誠君    15番  高木和惠君

       4番  浦田 正君    16番  松本政博君

       5番  吉田幸一郎君   17番  隈部政博君

       6番  隈部和久君    18番  吉岡 巖君

       7番  林田久富君    19番  山本芳文君

       8番  松永忠次君    20番  草柳寛衛君

       9番  小嶋光明君    21番  宮崎義彰君

       10番  黒岩英雄君    22番  桑原幸治君

       11番  井上末喜君    23番  中村一三君

       12番  中村久幸君

欠席議員(1名)

       24番  梶原重利君

説明のため出席した者の職氏名

 市長         藤原米幸君    副市長        永門末彦君

 教育長        定方郁夫君    総務部長       水島文昌君

 企画振興部長     山口重利君    市民生活部長     井口健士君

 福祉保健部長     酒井 久君    農林水産部長     田口敏之君

 建設部長       日向勇次君    水道部長       神島道守君

 教育次長       井口敬次君    農業委員会事務局長  白倉信吾君

 監査委員事務局長   嶋田惣二郎君   衛生局長       末吉利之君

 会計管理者      大久保不二美君  行革推進室長     宮崎 太君

 財政課長       田口敏一君    教育委員長      古賀邦彦君

 代表監査委員     中村良治君    選挙管理委員会委員長 中村正彦君

 選挙管理委員会書記長 渡部 博君

議会事務局出席者

 局長         上田雅英君

 書記         宮崎昌明君

 書記         寺山英代君

第1回定例会議事日程 第3号

 平成23年2月25日(金)午前10時開議

(訂正理由説明、採決)

 日程第1 議案第5号、南島原市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例についての訂正について

 日程第2 市政一般質問



月日
質問者
質問要旨
ページ


2月25日
井上末喜議員

不燃物の出し方について
108



イノシシ対策について



原城マラソンについて


浦田 正議員

奥田溜池浚渫について
118



自然海岸の浸食状況について



バイオマスタウン構想について


下田利春議員

産業振興について
126



一般行政について


松本政博議員

南島原市消防署の完成に伴う各分署の取り扱いについて
142



南島原市ハーフマラソン(仮称)の開催について



TPP問題について


高木和惠議員

市長の政治姿勢について
151



     午前10時00分 開議



○副議長(中村一三君) 

 おはようございます。

 ただいまの出席議員数は21名であります。隈部政博議員(午後から出席)、梶原重利議員から欠席の届けが、隈部和久議員から遅れる旨の届けがあっております。定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。

 本日の議事日程はお手元に配布のとおりであります。

 ここで、議会運営委員長の報告を求めます。宮崎義彰委員長。



◆議会運営委員長(宮崎義彰君) (登壇)

 皆さん、おはようございます。

 昨日、議会運営委員会を開きましたので、その報告をいたします。

 まず、第1は本会議に上程をされました議案の訂正についてであります。

 議案第5号「南島原市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例について」であります。これにつきましては、語句を誤っていたということでありますので、この議案訂正を認めることにいたしました。

 次に、第2は追加議案についてであります。先日の議会運営委員会の報告で申し上げておりました追加議案についてでありますが、議案第24号「布津漁港地域基盤整備工事請負契約の締結について」は3月1日に上程の予定であります。所管の委員会に付託して審査をいたします。議案質疑につきましては通告なしでできることといたしますが、申し合わせにより、審査は所管の委員会で十分していただくことにしておりますので、概要のみにとどめていただきますようお願いをいたします。

 また、「南島原市発注印刷物に関する要望書」については配布のみといたします。

 以上が昨日の議会運営委員会の協議内容です。以上で報告を終わります。(降壇)



○副議長(中村一三君) 

 日程第1、「議案第5号、南島原市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例についての訂正について」を議題といたします。

 市長から訂正理由の説明を求めます。藤原市長。



◎市長(藤原米幸君) (登壇)

 皆さん、おはようございます。

 議案の訂正につきましてお願いをさせていただきます。ご説明を申し上げます。

 平成23年2月22日に提出いたしました議案のうち、議案第5号「南島原市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例について」につきまして、改正文の2ページ9行目から10行目中、「第65条第1項及び第2項」とありますけれども、これを「第65条第1項又は」ということで、「又は第2項」に訂正することが規定内容の趣旨から適当であると去る2月23日に国から県を通じて連絡があり、このように修正をいたしたく存じます。

 また、これに伴い、新旧対照表の2ページ、新の欄、下から4行目中を同様に修正いたしたく、南島原市議会会議規則第19条第1項の規定により、議案の訂正について議会の承認をお願いするものでございます。

 何とぞご理解賜りますよう、よろしくお願いを申し上げます。(降壇)



○副議長(中村一三君) 

 お諮りします。「議案第5号、南島原市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例についての訂正について」は、これを承認することにご異議ありませんか。

   〔「異議なし」という声あり〕



○副議長(中村一三君) 

 異議なしと認めます。よって、「議案第5号、南島原市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例についての訂正について」は、これを承認することに決定いたしました。

 日程第2、これより一般質問を行います。まず、11番、井上末喜議員の質問を許します。11番、井上議員。



◆11番(井上末喜君) (登壇)

 皆さん、おはようございます。一番バッターということで、よろしくお願いいたします。

 11番、井上末喜です。議長のお許しをいただきましたので、ただいまより3点ほど一般質問をいたします。明確な答弁をお願いいたします。

 1点目、不燃物の出し方について。

 本市の可燃ごみの収集については、効率的なごみ収集の推進や市域における環境美化の推進のため、有家町から加津佐町までの6カ町における戸別収集をステーション収集に切り替えるために、平成20年度からごみステーションの設置を開始し、本年度で新規の設置を完了するとされております。

 先般、担当部局に確認したところ、来年度以降もごみステーションが未設置の自治会などに対して引き続き新規の設置を依頼して、その充実を図っていくとのことでしたが、空き缶や空き瓶などの不燃物の収集については、現在、月に2日程度ストックヤードなどに直接持ち込みをしていただく拠点回収方式で実施されています。地元住民からは、せっかく可燃ごみをステーション収集に変更したのだから、不燃ごみもステーションの横にでも出させてもらえれば、ストックヤードまで持ち込む手間が省けて便利であるのになという多くの意見も聞き及んでいるところです。

 そこで、お尋ねいたしますが、特に高齢の方など、不燃物をストックヤードまで持ち込むことが困難である市民の方々もおられることを考慮して、今後、不燃物の回収場所をごみステーション横にしたほうがよいと考えますが、市の見解をお尋ねいたします。

 2点目、イノシシ対策について。

 この問題は、これまでに数多くの議員が質問し討論をしてきましたが、いまだに解決には至っておりません。

 そこで、12月議会の中、一般質問で、1〜2年の時限立法として思い切った施策を講じるべきだがどのようにお考えかお尋ねしていましたが、お考えをお聞かせください。

 最近では、口之津にもイノシシが増えて危険な地区があり、至急に安全策をと言われて現場を見に行ってびっくりしました。小学生の登下校時のバス待ち場所に、囲いを至急にすべきではないでしょうか。市の見解をお聞かせください。

 箱わなでは大きいイノシシは入らなくなっているため、個人で挟みわなを購入して捕獲している人もいるが、市民のために挟みわなは市で購入して貸し出すようにしてもらいたいが、いかがでしょうか。12月議会で3項目お尋ねをしていました答弁をお願いします。

 1項目め、南島原市の生存の実態を把握しているかお尋ねします。この前の一般質問とJAの農政懇談会の時との頭数が違っていたようだったので、確認のためにお願いいたします。

 2項目、現在、駆除代として1頭6,000円支払っているが、時限立法として幾らになったのか教えてください。

 農家の声、または被害が数多く出ていると思うが、実態を把握しているのかお尋ねいたします。

 3点目、原城マラソンについて。

 20年続いた伝統のある南有馬地区の住民が総参加で作り上げた原城マラソンも、今年は中止となり、非常に残念な結果であった。しかしながら、23年度当初予算で予算化をされ、来年度は実施されるものと信じております。

 原城マラソンは毎年2月に実施されていましたが、ハーフマラソン大会も来年2月に実施されると聞くが、どのような日程で実施されるのかをお聞きいたします。昨日の同僚議員も質問されたが、ハーフマラソン大会、口加駅伝大会、そして伝統ある原城マラソン大会、このように大会が重なれば参加者が少なくなると思われるが、費用対効果を考えれば集約すべきと思いますが、どのように考えておられるのか、お聞きいたします。

 以上3点をお尋ねいたします。あとは自席で再質問いたします。よろしくお願いします。(降壇)



○副議長(中村一三君) 

 これより答弁を求めます。藤原市長。



◎市長(藤原米幸君) (登壇)

 それでは、ただいまの井上末喜議員のご質問にお答をいたします。

 最初に、不燃物の出し方についてのお尋ねでありましたが、先ほど井上議員からもお話がありましたように、市では可燃ごみの効率的な収集体制と環境美化を推進するために、平成20年度からごみステーションの新規設置に順次取り組んできたところでありますが、来年度以降も、その適正配置を推進しながら、将来的に可燃ごみのステーション収集方式への完全移行を進めていくことといたしております。

 そのため、可燃ごみのステーション収集について、市民の皆様により一層の理解を深めてもらうことを目的に、今後、各地区ごとに地区説明会を実施することとしておりますので、その説明会の折に、不燃物のステーション収集についても広くご意見をお聞きしたいと考えております。

 議員ご指摘のとおり、高齢者の方など、不燃物をストックヤードに直接持ち込むことが困難である方もいらっしゃいます。そのようなことから、市といたしましては、可燃ごみのステーション収集がある程度定着した後、空き缶や空き瓶などの不燃物についても、可燃ごみと同じようにごみステーションに持ち込んでもらう方式に移行していきたいと考えております。

 しかし、ごみステーションに持ち込むことができる不燃物の種類や量、1カ月に持ち込む頻度などをどのようにするのか、また分別状況を監視する体制の整備などの問題がありますので、今後行います説明会などにおいて、市民の皆様や自治会長の皆様のご意見をお聞きし、それらを踏まえて不燃物のステーション収集体制について検討したいと考えておりますので、よろしくお願いをいたします。

 次に、イノシシ対策についてでありますが、イノシシ対策については、解決策とかいろいろ新しい取り組みはどのようになっておるのかというご質問もございましたけれども、まず私のほうからは、イノシシの捕獲の進捗状況、そしてまた被害状況等についてお答をいたしたいと思います。

 イノシシの捕獲につきましては、これまでもお話をしてきましたように、猟友会と委託契約を締結し、年間を通じて個体数の減少を図っているところでございますが、昨年度は704頭が捕獲されております。今年度につきましては、1月末現在で672頭が捕獲されており、昨年の同時期と比較しますと13%の増加となっております。

 次に、イノシシによる被害状況についてですが、12月議会でも申し上げましたが、昨年10月に農事実行組合長を通じて調査をいたしましたところ、被害面積は59ヘクタール、農作物の被害額は4,100万円となっており、被害の主なものは水稲で、被害面積27ヘクタール、被害額は3,100万円となっております。

 次に、原城マラソン大会に関する質問でございましたが、その後の状況等についての中でハーフマラソンとの関係等のお尋ねでありました。

 昨日、松永議員のご質問にもお答しましたとおり、当初、従来の原城マラソン大会をリニューアルし、これにハーフマラソンを導入する方法で進められておりました。しかし、地元の皆様の強い要望もあり、検討した結果、ハーフマラソン大会と従来から実施されてきた原城マラソン大会は別々に実施をしたいということで今考えておるところでございます。

 私からの本席での答弁は以上とさせていただきます。不足の点は自席または関係部局長から答弁をさせますので、よろしくお願いをいたします。(降壇)



○副議長(中村一三君) 

 教育長。



◎教育長(定方郁夫君) (登壇)

 井上議員のご質問にお答をいたします。

 小学生の通学状況についてということで、イノシシの出没により、子供たちの通学の安全面が心配される、その地区として口之津の山手のほう、中尾自治会という所がございますが、現在、臨時的にスクールバスの運行区間を延長して対応いたしております。具体的に申しますと、通常の乗降場所から約350メートル距離を延ばし、これまでの乗降場所まで歩いてきた子供たちの安全確保に努めているという状況でございます。

 また、ただいまお尋ねになりましたそのバス停に囲いをしてほしいというご意見もございましたけれども、とにかく私どもとしては、子供たちの安全面を最優先に考慮いたしまして、スクールバスが通っている所にはスクールバスを延長したり、あるいはご指摘のバス停における防護柵等についても、どこにどういうようにすればいいのか調査をしてみたいと考えているところでございます。

 私のほうからは以上でございます。(降壇)



○副議長(中村一三君) 

 11番、井上議員。



◆11番(井上末喜君) 

 イノシシ対策のほうですけれども、先般、JAの農政青年の懇談会の中でお聞きしました被害状況頭数等が昨年度12月の一般質問で聞いたのと数字が違っていたものですから、そんなにちょこちょこ数字が変わっていたんじゃおかしいんじゃないかと思ってここで質問しているわけなんですが、そこのところを詳しくお聞かせください。



○副議長(中村一三君) 

 農林水産部長。



◎農林水産部長(田口敏之君) 

 生息数の分でございましょうか、被害額等でございましょうか。(発言する者あり)

 これは、昨年の9月にもお答をいたしております。本市のイノシシの生息数、あくまでも推測でございます。19年度に諫早市の飯盛町で実際に調べた結果をもとに、本市の山林面積でありますとか耕作放棄地、要するにイノシシが生息する環境の面積で試算をした数字でございますけれども、管内に3,200頭ほどが生息しているだろうという推測でございます。以上でございます。



○副議長(中村一三君) 

 11番、井上議員。



◆11番(井上末喜君) 

 分かりました。この前は振興局の調べでとおっしゃっていましたので、そこのところでちょっと幾らかの誤差が生じたんだと思うわけなんですけれども、この前は振興局の調べでという市長さんの答弁だったんですけれども、それは違っていたんですか、そしたら。



○副議長(中村一三君) 

 農林水産部長。



◎農林水産部長(田口敏之君) 

 先ほども申し上げましたとおり、諫早市で県が調べたということで、島原振興局も同じ県が調べたという数値をもとに推測しているという状況でございます。



○副議長(中村一三君) 

 11番、井上議員。



◆11番(井上末喜君) 

 頭数が違っている分には別に大したあれじゃないかと思うんです。それより、イノシシを減らして、本当に農家の人が困っておられる、住民の人たちがイノシシ出没で困っておられます。実際、子供がイノシシと遭遇してびっくりして親に言って、親も車ですぐ行ってイノシシを追っ払ったという経緯も聞いております。そういうふうで、山手のほうでは学校からの帰りはもう真っ暗なんですね、冬場は。今はもういくらか日が長くなって明るくなっております。ところが、冬は学校帰りが真っ暗で、イノシシも出没してもおかしくないんですね。

 私も現状を見せてもらいました。これ、トラクターで耕したような荒れ方じゃないんですね。もうユンボでほじくり返したようなすごさなんです。このイノシシが人間の子供さんを襲ったりした場合は、とてもじゃないけれども子供さんは大変なことになると思うんです。そういった処置を、さっき教育長さんからもお聞きしまして、350メーター延長してもらったりとか、出没しそうな所のバスを延長してもらうとか、そういう処置を取ってもらって、子供に危害のないように、今から将来ある子供さんの危険を、目の当たりにして管理するような現状です、現場へ行って見てもらったら結構分かりやすいと思うんですけれども、そういったわけで、とにかくイノシシを減らさんことには、農作物の被害から人間への影響も減らないと思います。

 これ、昔は箱わなでも大きいイノシシも入っておりました。現在はもう慣れっこになったというか慣れてしまって、イノシシも頭がいいもんですから箱わなには子供しか入らない状況なんです。そうすると、若いイノシシは頭数が産むにしても少ないんですね。これが親になって大きくなっておっぱいがようけ出るようになったら、イノシシは子供も幾らか増えると思います。それは豚も同じことだと思うんですが、若いのより年寄りの大きい雌のほうからどんどん取っていかなければいけないと思います。

 そこで、箱わなには入らなくても、挟みわなには大きいのもかかっております。それで、足の皮をわなから削り取ってでも逃げるような、そんなイノシシもおります。このイノシシを捕獲しないと、危険にさらされている子供は救えないと思います。そこのところのわなの配布なんかはどんなに考えていらっしゃいますか。



○副議長(中村一三君) 

 農林水産部長。



◎農林水産部長(田口敏之君) 

 12月にもそういうくくりわなの件でお尋ねがありましたので、猟友会の方に相談をしたところでございます。12月でもお答えをいたしました。現在、猟期についてはくくりわなを使用しているということで、猟期以外は、過去にもけがをされたという実例がある関係で、現在はそういう申し合わせをして、くくりわなについては、猟期では使用しているけれども、それ以外については使用しないという申し合わせで猟友会は進んでいるという報告を12月もいたしたところでございます。

 議会から質問があった後にまた猟友会長さんあたりと協議をして、こういう意見もありましたということで相談を申し上げていましたけれども、どうしても危険が伴うということで、現状のとおり行いたいということでございました。以上でございます。



○副議長(中村一三君) 

 11番、井上議員。



◆11番(井上末喜君) 

 この前も申したとおり、わなもいろんなわながございます。危険を伴わないわなも−−くくりわなであります。そういったところをちょっと研究してもらって、危険のないようなわなをしてもらって、現在この辺でよくはやっているのがくくりわなで、穴を掘って20センチから15センチぐらいのパイプを埋めて、それにわなを仕掛けております。15センチぐらいだから大人の足は入らないんですけれども、そういったふうで、いくらか人間が入らないように危険箇所とかなんとかの看板を立てたりして、その防ぐ方法はいろいろあると思うんですけれども、イノシシは字が読めませんから、字を書く分には別にどれだけ書いておっても大丈夫と思います。

 ワイヤーにひもみたいなのがあってスプリングがついていて、人間が挟まってもけがしないようなのもございます。そういうのでしたら別に危険はないと思うんですけれども、そういうところを考えることはできませんか。



○副議長(中村一三君) 

 農林水産部長。



◎農林水産部長(田口敏之君) 

 先ほどもお話をしたとおり、猟友会の方に相談をして、現況でいくという報告でございます。



○副議長(中村一三君) 

 11番、井上議員。



◆11番(井上末喜君) 

 それでは全然先に進みませんので、そういう検討をしていただいて、減らす工面をしてください。

 あなたたちは給料をもらっているから、それで御飯を食べられます。農家の人は、作った作物が全滅したら何で収入を得るんですか。稲でも、イノシシが寝転んだらもうその稲は食べられないと放置されている所がかなりあります。せっかく作った稲も、イノシシのために収穫もできない所がたくさんあるんです。そういうところを考えれば、検討するどころか、全然頭ごなしにけっていらっしゃいます。そういうところを努力してもらいたいんですが、いかがでしょうか。



○副議長(中村一三君) 

 農林水産部長。



◎農林水産部長(田口敏之君) 

 イノシシの捕獲については、猟友会の方にお願いすることにして、その対策を講じているわけでございます。十分にそういう意見を交換しながら協力を願うという形で協議をした結果、先ほど申し上げたとおりになったということでございまして、私たちも行政として対策を全然講じていないという状況ではございませんので、その辺は十分理解をお願いしたいと思います。



○副議長(中村一三君) 

 11番、井上議員。



◆11番(井上末喜君) 

 1回だけで協議が終わってもらったら困るんですね。また2回3回と協議を積み重ねていってもらって、危険なわなを危険じゃないのに切り替えたりとか、そういう努力をしてくださいとお願いしているわけです。1回だけの協議で、それをずっと何年も引きずってもらったら進歩がないじゃないですか。なるべくイノシシを減らすような工面をしていただきたいと思います。時間が長くなりますので、次に行きたいと思います。

 すみません、被害金額だけ教えてください。



○副議長(中村一三君) 

 農林水産部長。



◎農林水産部長(田口敏之君) 

 先ほども市長が答弁をしたとおりでございますが、改めまして私のほうから報告をさせていただきます。

 被害金額で4,100万、水稲が主なもので、3,100万ほどが被害額でございます。イノシシの被害額については4,100万ぐらいということで、これは昨年、実行組合長さんを通じまして調べた結果ということで、余談ではございますけれども、今日の新聞等にも各県下の市町村でもその対策を講じているという状況も写っておりますし、県のイノシシの対策につきましても、5倍ほどの予算をつけてその対策にあたるということでございます。十分に市といたしましても対策を講じるつもりでございますので、どうぞご理解をいただきたいと思います。



○副議長(中村一三君) 

 11番、井上議員。



◆11番(井上末喜君) 

 すみません、もう一つ、捕獲の報償金、これはいつからどのぐらいになるかを教えてください。



○副議長(中村一三君) 

 農林水産部長。



◎農林水産部長(田口敏之君) 

 これは新年度の予算に計上しておるわけでございまして、詳細については予算審査特別委員会のほうで説明をしたいと思いますけれども、今現在6,000円を1万円という形で上げたいということで予算を計上いたしております。

 それと、新たに新規ではございますけれども、免許取得者の新規登録者の助成、あるいは免許の更新、登録の費用についても補助をするということで、その対策にあたっていただく免許の捕獲者を増やすということで対策を講じるということを計画いたしております。

 詳細については委員会のほうで説明をさせていただきます。以上でございます。



○副議長(中村一三君) 

 11番、井上議員。



◆11番(井上末喜君) 

 さっき言いましたように、箱のわなだけでは、猟友会員がどれだけ増えてもイノシシが入らんことには減らないと思います。さっき言ったわなのほうも検討してもらって、いろいろとあの手この手でやってもらいたいと思っておりますので、よろしくお願いします。

 次は、原城マラソンにいきたいと思いますが、原城マラソン、22年度の大会が休みということで、今年度はないわけですよね。これがなかったら、今まで20年間続けて原城マラソンに参加してこられて、今年度の子供さんだけが参加できずに、また24年度から始まったら参加されます。ということは今年度だけが参加できないということですね。この子供さんたちはかわいそうだと思いませんか。私はかわいそうだと思っているんですが、こういうのも全然、考えておられるのか知りませんけれども、それでハーフマラソンをするとか原城マラソンと切り離すとかとしておられます。

 私もその話の中に途中から参加させてもらって、原城マラソンも執行部のほうでしてくださいとお願いしていたわけですね、こういう切れないように。ところが、それも実行されていない。これは、原城マラソンを本当に続けてする気があるのかどうかをちょっとお尋ねしたいと思います。



○副議長(中村一三君) 

 教育次長。



◎教育次長(井口敬次君) 

 先ほど市長から答弁がございましたように、平成22年度におきましては諸般の事情で大会の実施ができませんでしたけれども、23年度の予算にも計上させていただいておりますように、原城マラソン大会の予算を確保していただいておりますので、実行委員会の皆様方のご協力を得ながら進めてまいりたいと思っております。以上でございます。



○副議長(中村一三君) 

 11番、井上議員。



◆11番(井上末喜君) 

 最初は原城マラソンとハーフマラソンと切り離してでも構わないということを私も言っていたんですが、南有馬町の人の意見を聞くと、切り離してもらっては困ると。前の市長さんが原城マラソンにハーフマラソンを加えて原城マラソンを大きくして市の活性化を図ろうじゃないかということで話があっておったということで、いつの間にかその話がだんだんハーフマラソンのほうに向いてしまって、話が全然ずれてしまっているような感じがします。

 そこで、やっぱり住民の人が願っていることは、原城マラソンにハーフマラソンも加えてしてくれということをしきりにおっしゃっております。そっちのほうは、原城マラソンに上乗せしてハーフマラソンをということはどうでしょうか。口加マラソンも先ほど申しましたようにあります。いろんなマラソンもあって、単独でするより両方でしたほうがいいんじゃないかと思うんですが、いかがでしょうか。



○副議長(中村一三君) 

 教育次長。



◎教育次長(井口敬次君) 

 一昨日の原城マラソン大会のご質問もございましたけれども、現在のところ、ハーフマラソン大会につきましては市民の皆様が何らかの形で係わっていく全市的な行事としていきたいという考えで今おるところでございますし、また、そのような意味で取り組んでいきたいと思っておるところでございますので、何とぞご理解のほどお願いをいたしたいと思います。

 あわせて、いつの間にかということを、当初、議員ご指摘のように、原城マラソン大会を大幅にリニューアルしてハーフマラソンを導入してということで進めておりましたけれども、本当に2年ぐらいの歳月をかけましてコースについて試行錯誤をしてまいりました。そしてその都度、当時の市長にも経過を説明し、了解を得た形で進めてまいったわけでございまして、結果として今現在、ハーフマラソンと原城マラソン大会を別々にしたいと考えておるところでございます。以上でございます。



○副議長(中村一三君) 

 11番、井上議員。



◆11番(井上末喜君) 

 この原城マラソン、名前のとおりにハーフマラソンばかりが先に走っているような感じがするわけです。マラソンだから先に走っても構わないでしょうけれども、ここんところをもう一度、南有馬の実行委員さんと執行部の方たちと話し合いをしていただいて、協議を何回か重ねてもらいたいわけです、私たち議員も何名か入れてですね。そうせねば、このままいったらずっとしこりの残ったままで、毎年毎年ハーフマラソンのあるたびに一般質問したり苦情が出たりするんじゃなかろうかと思っております。もう一度同じテーブルに着くということは考えられませんか。



○副議長(中村一三君) 

 教育次長。



◎教育次長(井口敬次君) 

 実は、昨年の11月末に原城マラソンの存続を求める会−−すみません、正式にちょっと書類が手元にございませんけれども、要望がございました。その皆様方に年が明けまして1月になりまして回答をさせていただいたわけでございます。その回答の中では、確かに要望の中にもハーフマラソン大会を否定するものではないと。私たちの希望とするところは、とにかく今までやってきた原城マラソン大会を続けてもらいたいという要望でございます。そういう主な趣旨であったと思っております。それを受けまして、1月になりまして別々に開催するという方向で回答をさせていただいたところでございます。それに基づきまして今回の議会の答弁もさせていただいているところでございます。

 それで、お渡しをいたしました時に先ほど議員がご指摘のようなご意見も確かにおっしゃっておりましたけれども、一旦また持ち帰って内部でも話をしてみるというご意見もあったようでございます。

 また、お聞きしますところによりますと、近日中にまた何らかの要望が出されるやに情報として聞いておりますが、そのようなこと等、どのような要望が出てまいりますか、よくよくそのご意見を聞いてみたいと思っております。以上でございます。



○副議長(中村一三君) 

 11番、井上議員。



◆11番(井上末喜君) 

 原城マラソンは子供から大人までの総参加のマラソン、町をあげてしていらっしゃいます。ハーフマラソンは大人だけで、よそからも来られるし、それは悪いことじゃないとは思うんですけれども、その総参加の原城まつりを今まで20年間続けてきて、これを今より縮小するとか取りやめになるということは考えられないと。それからハーフマラソンも、原城マラソンの実行委員会には話がなくて、勝手にひとり歩きしてハーフマラソンができたと。それから、今まで予算も400万もらっていたのが350万に原城マラソンが減って、ハーフマラソンには1,050万やったですか、大きい予算がついていると。これは今までより減っているじゃないかということで、物すごい反発です。そこのところは、予算化はどう考えておられますか、減ったということは。



○副議長(中村一三君) 

 教育次長。



◎教育次長(井口敬次君) 

 まず、原城マラソンの実行委員会に全然話がなかったというご指摘がございましたけれども、決してそういうことはございませんで、先ほど2年かけてコース等を協議する中で、節目節目にはその経過も報告をいたしているところでございます。

 そして、予算の件につきましてでございますが、ご指摘のとおり、毎年500万の予算をちょうだいをいたしておりました。そして実際、過去の実績をさかのぼってみますと、昨年の20回大会につきましては400万ほどの補助金を執行いたしておりますけれども、通常ベースであれば、500万は予算化はしておりましたけれども、350万以内で足りておるという現状がございます。そのような形で、一旦500万はあれでございますが、残りはゼロに精算して市に戻しているという状況でございまして、その実態を鑑みた上で350万という額に決めさせていただいたところでございます。以上でございます。



○副議長(中村一三君) 

 11番、井上議員。



◆11番(井上末喜君) 

 今ここで教育委員会の次長さんとやりとりしていても済むことじゃございませんね。できれば、実行委員会と執行部と、それからハーフマラソンの役員さんたちと、それで議員も何名か入れて、その話し合いの場を設けていただきたいんですが、どんなでしょうか。

 費用も500万のを150万返していたということは、なるべく切り詰めてした上でのことであって、それを全額使ってするというと、もっと大きないろんな大会も、まだ原城マラソンに追加してイベントができると思うんですが、それを言っておっても切りがないから、とにかくもう一回話し合いを何度か積み重ねてもらいたいと思います。その方向性をちょっと教えてください。



○副議長(中村一三君) 

 教育次長。



◎教育次長(井口敬次君) 

 先ほど申し上げましたように、私どもが1月に回答しましたことに対して再度要望というものが上がってくるというような情報も得ておりますので、当然そういう要望が上がってくれば話し合いが必要だと思っております。そういう考えでおります。以上でございます。



○副議長(中村一三君) 

 11番、井上議員。



◆11番(井上末喜君) 

 原城の実行委員会の方は、何度か寄って話をして、その結果で私たちにも何とかしてくれということでありますので、また要望なり上がってくると思いますので、その時にはさっき申しましたように議員とか数名入れてもらって、きちんとした話をしてもらいたいと思います。そうしなきゃ、もう双方が言うばかりで全然話の先が見えてきません。こっちはこっちの言い分、こっちはこっちの言い分で話にかなりのずれがあると思うんです。私たちも、聞くだけでは納得できんのです。その場に今度から入れてもらって話をしてもらうように努力してもらいたいと思いますけれども、いかがでしょうか。



○副議長(中村一三君) 

 教育次長。



◎教育次長(井口敬次君) 

 ご指摘の件については努力をしてまいりたいと思います。



○副議長(中村一三君) 

 11番、井上議員。



◆11番(井上末喜君) 

 よろしくお願いします。

 20年間続いた原城マラソンですので、住民の方も忘れきらんでおられると思いますので、これを長く続けて、いい方向に持っていきたいと思っておりますので、よろしくお願いしておきます。

 それから、ごみステーションのほうですけれども、後先になってまいりましたけれども、この間執行部のほうに行ったら、布津、深江のほうはもう既にごみステーションの横に出されておられると聞いたんですけれども、そっちのほうを参考にして、今度、井口部長、もう定年だそうでお疲れさまでした。そういうごみステーションの横に不燃物を置くようなシステムを作り上げて置き土産をしていっていただきたいと思うんですが、いかがでしょうか。



○副議長(中村一三君) 

 市民生活部長。



◎市民生活部長(井口健士君) 

 今現在、ご承知のように可燃ごみのステーション化を進めておるところでございます。また、布津、深江についてはもうそういったことで、可燃ごみ、不燃ごみについてもステーション化を実施なされております。ただいま議員のほうから、空き瓶、空き缶等についてもそういった活用をすべきじゃないかというようなご提案もいただきまして、先ほど市長の答弁があったところでございます。

 ただ、私ども実務としましては、ごみに関しては毎日毎日の市民の皆さんに関係することでございます。したがいまして、十分そこら辺については市民の皆様にご説明をして、そしてまた遺漏がないように十分検討してまいりたいというふうに考えております。ありがとうございました。



○副議長(中村一三君) 

 11番、井上議員。



◆11番(井上末喜君) 

 ひとつよろしくお願いします。

 それから、これは通告しておりませんでしたけれども、ごみステーション、折り畳み式があるんですけれども、あれを畳むのが高齢者には大変らしくて、ごみステーションのほうもできれば見直しを、地域で聞いてもらって、本当に迷惑されておられる方のところがあればそういうところの改善をお願いしたいんですけれども、いかがでしょうか。



○副議長(中村一三君) 

 市民生活部長。



◎市民生活部長(井口健士君) 

 ごみステーションにつきましてはそれぞれの自治会の皆さんに管理をしていただいておりますので、そこら辺がもしあるならば、十分またそういう管理をされている自治会とご相談をしてまいりたいというふうに思います。



○副議長(中村一三君) 

 11番、井上議員。



◆11番(井上末喜君) 

 よろしくお願いします。

 11番、これで終わります。よろしくお願いしておきます。



○副議長(中村一三君) 

 これで、11番、井上末喜議員の質問を終わります。

 ここで、11時ちょうどまで休憩をいたします。

     午前10時49分 休憩

     午前11時00分 再開



○副議長(中村一三君) 

 休憩を解き再開いたします。

 次に、4番、浦田正議員の質問を許します。4番、浦田議員。



◆4番(浦田正君) (登壇)

 皆さん、おはようございます。

 議長に通告しておりましたので、今回は3点につき質問をさせていただきます。

 まず、1点目、奥田溜池のしゅんせつについて。

 養豚業者の水源汚染問題で議会へ請願書が提出され、厚生委員会で審議し、現地視察を行い、業者への処理施設の建設を求めて、事業者も処理施設を建設され、現在事業がされており、今後の推移を見守る必要があります。一応浄水問題は解決したように見えますが、奥田溜池の浄水問題点は、しゅんせつ問題が解決するまでは継続の状態ではないかと思います。

 今後は、奥田溜池のしゅんせつ処理問題は議会でも請願として問題審議となり、しゅんせつについては十分な調査をして、後で廃棄物処理で問題が起きないように適正な処理方法が求められ、土壌処理の堆積物の数量等や処理に係る経費等は何を充てて処理されるのかを市長にお尋ねいたします。

 2点目、自然海岸の侵食状況について。

 自然海岸として、加津佐には3カ所と口之津に1カ所の風光明媚な海岸と砂浜があります。これは南島原市の財産でもあり、その中にジオパークが数多く存在しています。

 ところが、砂浜の浸食が激しく、何が原因か分からないまま、潮流の及ぼす影響等が考えられますが、ここ10年あまりの潮位の上昇等は激しく、海岸近くに住む住民の1人として、潮流の変化や潮位の上昇等で海岸線の砂が大量に侵食している状況を見るにつけ、今後、防災・災害面からも一日も早く現況調査をして海岸の保全を図ることが重要と思います。維持管理は県であっても市としても調査ぐらいはできると思いますので、市長の考えをお尋ねいたします。

 第3点目、バイオマスタウン構想について。

 バイオマス構想の中で、農産物投棄問題で山林の環境保全を守る意味において何回も一般質問で質問してきました。しかし、イノシシに関する有効対策が講じられているとは見えません。

 イノシシのえさ場をなくすことが、イノシシの繁殖を抑える一つの手段と考えます。耕作放棄地、里山が増加し、そして生産者の方々たちの高齢化等や価格の低迷、イノシシ被害が小規模農家に直接影響を及ぼしている現状です。県下では南島原市はイノシシ被害額が第2位と聞いていますが、市の対策の遅れがこの現状を生んだものと思えてなりません。

 そこで、バイオマス構想自体の進捗状況や、地域協議会のメンバーの構成や地域協議会はいつごろ開催される予定なのか。市として、イノシシ対策の一環としての環境保全対策の取り組みが現実的に求められる今日だと思います。市長はその辺どのように考えておられるのか、お尋ねをいたします。

 以上で壇上での質問を終わり、あとは議席で質問させていただきます。(降壇)



○副議長(中村一三君) 

 これより答弁を求めます。藤原市長。



◎市長(藤原米幸君) (登壇)

 それでは、ただいまの浦田正議員のご質問にお答をいたします。

 最初に、奥田溜池のしゅんせつについてでありますが、汚染した堆積物のしゅんせつについては十分な調査をして、問題が起きないような対策はできているのかとのお尋ねでございます。

 ため池のしゅんせつにつきましては、維持管理者である受益者からの要望により実施することになりますが、奥田溜池については、養豚ふん尿処理施設の完成後、水質や堆積物などの調査を行なっておりませんので、今後、受益者の意見を聞きながら対処していきたいと考えているところでございます。

 次に、堆積物の処理に係る経費は何を充てるのかとのお尋ねですが、ため池の整備に係る事業につきましては国・県の補助事業を活用して実施しているところでありますが、奥田溜池のしゅんせつ事業につきましては、補助対象となる事業が限られる上に事業費も多大となることが考えられますので、受益者の皆さんと十分な協議を行なっていきたいと考えているところでございます。

 次に、加津佐町の通称土瀬戸海岸の砂が侵食されているが、市では調査していないのかとのお尋ねですが、ご承知のとおり、この海岸は加津佐漁港区域内にある長崎県管理の海岸であり、旧加津佐町においても過去に調査した事例や資料がなく、市といたしましてはこれまでの侵食状況の比較ができない状況にございます。また、島原振興局にも確認いたしましたが、そのような調査は行なっていないということでございました。

 今後、砂の動きや海岸線の状況などを注視しながら、何らかの被害や影響が予測される場合、管理者である県への対応策を要望していきたいと考えております。

 次に、バイオマスタウン構想についてでありますけれども、その進捗状況についてのお尋ねですが、議員もご承知のように、本市のバイオマスタウン構想は、市内に多く存在するバイオマスについて、その利活用の方法や推進などの方向性を示したものであり、個々の事業について計画をしているものではありません。

 市といたしましては、現在、構想の中で取り組みを予定しているプロジェクトについて、関係各機関や団体の代表者、県・市の関係部署により構成されるバイオマス利活用推進協議会を立ち上げて、構想に基づく利活用の推進について協議を開始したところでございます。また、今後とも市民の皆様に対し、広報紙や講演会などを通じて、バイオマスタウン構想やバイオマスの利活用について周知を図ることといたしております。

 最後に、地域協議会のメンバーや開催時期についてのお尋ねですが、地域協議会につきましては、バイオマスの利活用を目的として組織された団体や企業、NPO法人などから該当する事業の提案がなされた場合において、事業の可能性の検討や事業実施にあたっての助言などをお願いすることとしており、現在のところ設置していない状況にございます。

 私の本席での答弁は以上でございますけれども、不足の点につきましては自席または関係部局長から答弁をさせますので、よろしくお願いをいたします。ありがとうございました。(降壇)



○副議長(中村一三君) 

 4番、浦田議員。



◆4番(浦田正君) 

 奥田溜池のしゅんせつについては、市として十分調査されて今後進められていくと思いますが、私が当初、写真等を撮ってみた状況を見ればこういう状況なんですよね。これがどういうものか、私も市と県のほうに行って農林部長とちょっとお会いをして、そしたらこの状況は私も確認をしているということで、今後、奥田溜池の件は十分承知しておりますが、この対策はいろんな方策を講じていく必要がありますということで、私もああそうですかということで帰ってきましたので、まだ奥田溜池は今からしゅんせつ等の問題ですから、今からの分で市としてもどういう対策をしていくのか、県との話し合いもその辺出てくると思いますけれども、その辺の対応策というのを私は部長にちょっとお尋ねをしたいと思います。市としての対応。



○副議長(中村一三君) 

 農林水産部長。



◎農林水産部長(田口敏之君) 

 奥田溜池の問題につきましては、旧加津佐町からの長年の問題でございました。新市におきまして、そういう状況を私たちもお話を聞き、また要望もございまして、その対策を講じている状況でございます。

 養豚業者の施設処理につきましては、昨年の夏前でしたか、完成をしていたわけでございまして、協定書に基づく地元の関係者と完成した後には検証するという約束事でおったわけでございます。議員もご承知のとおり、昨年来、口蹄疫等がございまして、発生によりましてなかなか豚舎の検証ができないという状況でございました。時期は遅くなったわけでございますけれども、昨年の12月に地元関係者あるいは奥田溜池の関係者と実際に処理施設を検証したという状況でございます。

 今後の対策につきまして、先ほども市長が答弁を申し上げましたとおり、このため池の問題につきましては所有者であります溜池管理組合がございます。十分に意見を聞きながら、また協議をしながら今後の対策を進めるという状況でございますので、どうぞよろしくお願いをいたしたいと思います。



○副議長(中村一三君) 

 4番、浦田議員。



◆4番(浦田正君) 

 奥田溜池のしゅんせつは今からですので、その辺は十分検討していきながらしていただきたいと思います。

 続いて、前浜の侵食状況についてなんですけれども、これも私も平成元年以降写真を撮っておる中で、砂浜の流出というのがもう目に見える状況なんですよね。そして、三つの海岸というのは、南島原市の砂浜というのは貴重な財産だと思います。これをそういう面で放置というんですか、県のほうにもお尋ねをしたらちょっとそれが手をつけられない状態のような感じがあったもんですから、それで、ああそれでは仕方ないのかなじゃなくて、やっぱり今後どうしていくのか、そういう砂浜云々ということは潮位の影響なのか、それは原因は私たちも分かりませんけれども、その辺の調査を十分にしてもらって、口之津、加津佐に三つある砂浜というのはどこにもない、長崎県でもここの三つの砂浜、これはもう大きな財産だと思います。そういう面では、市もやっぱり今後その辺を調査してもらって、その対策というのはどうなっていくか、それはいろいろ県の補助云々等も出てくると思いますけれども、十分な調査をしていただきたいと思います。その辺について農林部長にお尋ねします。



○副議長(中村一三君) 

 農林水産部長。



◎農林水産部長(田口敏之君) 

 前期でございますけれども、ある議員さんからも、加津佐町前浜の件で砂が減っているという状況の問題提起をいただきました。

 先ほども申し上げましたとおり、管理区分であります県の漁港区域でございます。前浜も同じ状況でございまして、その辺十分に県と協議をして進めていただくということでお願いをする状況でございます。

 今回、議員からのご提案でございます土瀬戸海岸につきましても同じような状況だろうと思います。この区域につきましても同じ漁港区域、県の管理区分でございますので、状況を見ながら県と相談をするということで進めていきたいと、このように考えております。



○副議長(中村一三君) 

 4番、浦田議員。



◆4番(浦田正君) 

 今回、加津佐出身者が20年ばかり加津佐を離れて、そして帰られて一番目についたのはということで私も聞いた中で、そしたら、あんたたちは何やってるんだと。この加津佐の海岸がこれだけ侵食してるのを黙っとるのかというようなことを言われたものですから、ああそうかなと、そうなれば私たちもそういう面で対応していかねばいかんのかなということで、その人たちともちょっと話はしましたけれども、私の手の及ぶところではないわけですから、そういう面で市にお願いし、それで県のほうにそういう調査をしてもらって、今後の侵食というのをどうしていくのかというのを考えていかねばならん問題かなと。私もそういうことがあったものですから、ここでそういう質問をさせていただいて、市の対応策、県の対応というのをちょっとお尋ねしたいなということで、私も今お尋ねしています。



○副議長(中村一三君) 

 農林水産部長。



◎農林水産部長(田口敏之君) 

 先ほども申し上げましたとおり、管理区分は県でございますけれども、地元の市といたしましても十分に現地を注視するということで考えております。



○副議長(中村一三君) 

 4番、浦田議員。



◆4番(浦田正君) 

 しゅんせつの件はこれで終わります。

 次に、農林部長にお尋ねは第3項目めのバイオマスのほうなんですけれども、その中で環境保全の意味合いからちょっとお尋ねをいたしたいと思います。

 昨年11月26日、佐世保で鳥獣対策被害協議会が開催され、そこで県のほうから県の課長名で私のほうに、イノシシ対策インストラクター浦田正で来ました。そこで私も県振興局の技術普及課のほうに行って、市にもこの書類は出したのかと話をしたら、出しましたと。その後、1週間ぐらい経ったですか、課長の所に来て、市からだれがそこに出席するのかと聞きましたけれども、課長はちょうどその時会議があるということで、その件は後でということで、そしてこの前、12月議会のほうで市長に一言ということでお聞きをしたわけです。

 その後、休憩時間に部長のほうから、私はそれは知りません、どこから来たかということで私のほうに来て、そういう書類を見られて、部長は調べますからねと、こう言われましたけれども、その後、私には何の調べた結果も報告はないと思うんですよ。そういうのはどうなっているのか、そこをちょっと部長にお尋ねいたします。



○副議長(中村一三君) 

 農林水産部長。



◎農林水産部長(田口敏之君) 

 研修会等のご案内の件で、前回でもご指摘をいただきました。

 返答がないということでございましたけれども、本席におきまして、今後そういう研修会あるいは担当者会議がある場合については極力担当者を出席させるということで回答したということでございます。



○副議長(中村一三君) 

 4番、浦田議員。



◆4番(浦田正君) 

 いや、その回答というのは私は受けていないですよね。私に部長は直接来てどこから来たかということですから、聞かれた以上は私に対してその判断をするべきじゃないんでしょうか。



○副議長(中村一三君) 

 農林水産部長。



◎農林水産部長(田口敏之君) 

 早速確認をしまして、大変申し訳ありませんけれども回答をさせていただくということで、ご了承いただきたいと思います。



○副議長(中村一三君) 

 4番、浦田議員。



◆4番(浦田正君) 

 私も何でそういうことを言うのかとなれば、今、南島原市のイノシシ対策というのはもう本当に皆さんが困っておられるわけです。私もそこで、第三者的なものですけれども、バイオでそういう捨てるものの処理、これをしていきながら、生産者の人たちもそれは自分で守るところもあるでしょうけれども、市もやっぱりその辺を一緒になって考えながら、バイオマスタウン構想でそういう捨てるものの処理、ここが大きな今、分かれ道で、環境保全対策というのがなっていないのが今の現状だと思います。

 イノシシの防護柵設置には一生懸命市も対策をされていますけれども、環境保全対策はまだゼロに等しいと私は思います。その辺について部長はどのように今後対応されていくのか。

 そして私が、12月議会だったですか、農産物は産業廃棄物だと、産業廃棄物は適正に処理をされているということですけれども、私が今、現状を見てみても、まだ適正に処理をされている現状じゃないと思います。その辺は、部長として調査されてそういう適正に処理をされたということですか、お尋ねをいたします。



○副議長(中村一三君) 

 農林水産部長。



◎農林水産部長(田口敏之君) 

 環境問題でのバイオマスタウン構想を作成し、その対策をするわけでございますけれども、現在、各五つのプロジェクトの中で実施可能な分につきまして、利活用推進協議会を立ち上げまして推進に努めているという状況でございまして、今月に会議を持ったという状況でございます。

 この五つのプロジェクトの中で今回利活用推進協議会を設置いたしました項目につきましては、農業系バイオマス利活用推進会議でございます。プロジェクトAとプロジェクトC、プロジェクトDでございます。

 内容につきましては、高品質堆肥の製造と流通ルートの拡大ということがAのプロジェクトでございます。プロジェクトCにつきましては、議員がおっしゃっております規格外野菜の飼料化による耕畜連携の構築ということでございます。もう1点、プロジェクトDにつきましては木質系バイオマスの利活用の推進ということで、五つのプロジェクトの中で三つのプロジェクトにつきまして今回、利活用推進協議会を立ち上げたということで、各関係機関あるいは島原振興局と委員さんを選任いたしまして会議を立ち上げたという状況でございます。

 それともう1点、農産物につきましては適正に処理をされているというお話で、調査をしたのかということでございますが、これは実際、調査を正確にはしておりませんけれども、一般論的に適正に処理をされていると。一部につきましては、議員もご指摘がありますとおり、バレイショの廃棄がされているという状況もあったわけでございますが、全般的なことを申し上げて適正に処理をされているということでございます。



○副議長(中村一三君) 

 4番、浦田議員。



◆4番(浦田正君) 

 部長のほうから答弁をいただきました。その結果、部長は適正に処理をされているということなんですけれども、その辺が今、イノシシの環境問題ということで一番大きな問題点になっていると思うんですよね。その辺の取り組みが今はちょっと後手というんですか、そういう面でいろいろあって、ここにも新聞の切り抜き等がありますけれども、イノシシの被害状況の中で県下で南島原市が第2位と、そういう面が新聞で報道されながら、そしていけば南島原市が12倍のそういうイノシシの増え方ということが明記されております。

 こういう中でどういう処理をしていくかというのは、今から先は、防護柵設置は十分されていっておられると思います。けれども、環境保全というのが今ちょっと後手のほうに回っているかなと。ここを急いでしながら、そしてイノシシの捕獲。やっぱりその重要点は、一番イノシシの原因というのは耕作放棄地を作らない、そういうものをそこから排除する、これが一番原点じゃないのかな。それをしていく中で防護柵設置云々というのが、こうしてそれに係る補助金というのが出てくるわけですから、その補助金をどうするのと。やっぱりその補助金は皆さんの血税であるので、その辺をいかに処理していくかというのは環境保全というのが一番問題点になってくるのかなと。そういう面で私は、捨てる物をバイオで処理をしたほうがいいんじゃないですかと。

 私がそこまで言う必要は本当はないんでしょうけれども、私も現状を見て、これが一番の原因じゃないのかなということを感じておるもんですから、部長にしつこく質問をしているわけです。



○副議長(中村一三君) 

 農林水産部長。



◎農林水産部長(田口敏之君) 

 循環型社会形成の一環でありますバイオマスの利活用について構想を作ったわけでございます。その中の取り組みとして、議員もおっしゃっております野菜の残渣、あるいは未処理分のことについてもちゃんと謳っておりますので、その辺推進していくための利活用推進協議会を立ち上げたという状況でございまして、各委員さん方から意見あるいは提言をいただいて、実施可能であれば進めていくという状況でございます。



○副議長(中村一三君) 

 4番、浦田議員。



◆4番(浦田正君) 

 そういう山の中に投棄されているものがあるわけですから、可能ならばじゃなくて、可能だということで取り組んでいってもらいたいと思います。どうでしょうか、部長。



○副議長(中村一三君) 

 農林水産部長。



◎農林水産部長(田口敏之君) 

 バイオマスの利活用につきましては、当然事業化をすることで収益性あるいは事業の展開をするわけでございますので、その辺も十分な計画がなされて事業を実施するということでございます。

 一般的に、廃棄をされているからその事業をせろということも当然だろうと思いますけれども、この事業につきましては当然に収益性もかなえた事業の展開に持っていかないと採算性が取れない、あるいは後世にも永続的な事業展開がなっていかないということでございますので、その辺を十分に推進協議会なり、あるいは実施に向けた地域協議会が今度その上にあるわけでございまして、その辺を見きわめながら事業展開するということだろうと思います。



○副議長(中村一三君) 

 4番、浦田議員。



◆4番(浦田正君) 

 部長のほうからそうしていくということですので、私たちも、これを処理することによって生産者の方々が生産向上につながり、それが税収となり返ってくるわけですから、その辺を今の状況はどうであるのか、その辺が一番原点ではないのかなと私は感じておるんですよね。それで、この取り組みを早くやって、生産者の人たちの負担減、その辺も生産者にお願いせえなんところもあるでしょうけれども、やっぱり行政として何をどうしていくのか、ソフト面はそういう面で市、そして事業系は企業というのがやるわけでしょうから、その辺の調整をして、採算性とかいろんな問題が出てくると思いますけれども、その取り組みがどうなのかということが今は問われている問題ではないかと思います。

 それで、今回私もちょっとあれしたんですけれども、協議会の中でイノシシの問題だけではなく、アライグマの問題がまた出てきました。これはイノシシよりまだ何かたちが悪いというようなことなんですよね。そういう面では、アライグマというのは家の脇あたりで子供を産んだりするから、そういう面では被害面がイノシシより大になるんじゃないかなということを県のほうでもちょっと話がありました。その対策も今後取っていく必要があると思いますので、部長はその辺どう考えておられますか。



○副議長(中村一三君) 

 農林水産部長。



◎農林水産部長(田口敏之君) 

 アライグマの対策につきましても、県北のほうで出没したと、被害があったということで私もお話を聞いたことがあります。実際にイノシシと同じような被害をもたらす有害鳥獣ですので、当然今後はイノシシ対策とあわせて取っていく必要があろうかというふうに考えておりますので、どうぞよろしくお願いをいたしたいと思います。



○副議長(中村一三君) 

 4番、浦田議員。



◆4番(浦田正君) 

 アライグマに関しては、もう津波見地区で取ったという方がおられます。けれども、私たちも確認はしておりません。そういう面で、県のほうにもそういう見たなら報告してくださいということですけれども、姿を見なければ私も報告はできないし、そういう面で死骸でもいいから残しておいてくださいという話もしました。

 今後のそういう対応策というのを考えておく必要があるのかなと思いますので、その辺で部長にお尋ねをしたわけです。

 これで私の一般質問を終わります。



○副議長(中村一三君) 

 これで、4番、浦田正議員の質問を終わります。

 ここで、1時ちょうどまで休憩いたします。

     午前11時30分 休憩

     午後1時00分 再開



○副議長(中村一三君) 

 休憩前に引き続き会議を開きます。

 次に、13番、下田利春議員の質問を許します。13番、下田議員。



◆13番(下田利春君) (登壇)

 議長より許しをいただきましたので、13番、下田利春、質問に入ります。

 今回、私は、産業振興で家畜防疫対策とグリーン・ツーリズムの2件、一般行政で医療対策、カイゼンピック、ごみ袋対策の3件の質問を通告いたしております。通告に従って質問してまいります。

 まず初めに、家畜防疫対策についてであります。

 昨年の宮崎県における口蹄疫は、生産農家にとって壊滅的な被害を受けられました。これまで育んでこられたブランド牛の継承の危機、その他、地域活性化にも多大な影響を受けたが、関係各位の努力でようやく終息し、再建に取り組まれる姿が報道されるようになりました。そんな矢先に今度は高病原性鳥インフルエンザが発生をいたしました。

 高病原性鳥インフルエンザウイルスは、野鳥の死骸から全国的に確認をされています。発生が宮崎県に集中しております。本県においても、先般、長崎市、その他1市において野鳥の死骸からウイルス感染が確認をされているところでありますが、本県においてはまだ発生していないのが何よりであり、今後も発生しないように願うものであります。

 鳥インフルエンザウイルスは野鳥や渡り鳥が運ぶと言われており、対策が大変難しいと言われていますが、最善の防疫対策が必要であります。南島原市の家畜伝染病対策の取り組みについてお尋ねをいたします。

 なお、先日、同僚議員の小嶋議員の答弁と重複するところがありましたら割愛されても結構です。

 次に、グリーン・ツーリズムの取り組みについてお尋ねをいたします。

 本市の基幹産業であります1次産業を活用した事業であり、推進をされているところでありますが、本市のグリーン・ツーリズム推進計画進捗状況についてお尋ねをいたします。

 次に、一般行政1件目、医療対策についてでありますが、生活習慣病、精神病など加齢とともに多く疾患すると言われており、高齢化が進むにつれ病院への受診者が増加すると考えられます。また、病気の疾患も多種多様にわたり、専門医が必要と言われており、総合的な住民福祉の観点から医療体制の充実は必要不可欠であります。

 長崎県病院企業団が設立されたが、病院企業団設立の目的は、不足する医師の確保が一番のメリットだという説明を受けたと思います。現在どのような効果があり、また今後どのような効果が期待されるのか、お尋ねするものであります。

 次に、カイゼンピックについて質問いたします。

 これは職員提案型として毎年実施されており、今後も継続され、なお一層のすばらしい提案を期待するものであります。そこで、22年度の結果と優秀事業の実施方法についてお尋ねをいたします。

 最後に、ごみ袋について通告をしていますが、この件については自席より再質問の中で行いますので、市長の答弁も割愛していただいて結構でございます。

 今回、演壇では概略について質問をいたしました。詳細な質問は自席より再質問いたしますので、明朗簡単な答弁をお願いいたします。(降壇)



○副議長(中村一三君) 

 これより答弁を求めます。藤原市長。



◎市長(藤原米幸君) (登壇)

 それでは、ただいまの下田利春議員のご質問にお答をいたします。

 最初に、市の家畜防疫対策の現状と今後の計画についてのお尋ねでありましたが、昨日、小嶋議員にもお答しましたとおり、昨年4月に宮崎において発生いたしました口蹄疫の本市への侵入防止対策としましては、防疫対策本部を設置し、伝染病の発生や蔓延を防止するため、畜産農家に対して畜舎消毒用資材を配布したほか、県及び3市で連携を図り、島原半島の出入り口である幹線道路やフェリー乗り場での車両消毒、各庁舎などの出入り口の消毒を実施してまいりました。また、経済対策としましては、家畜市場の競りの延期に伴うえさ代の一部助成を実施することとしております。

 今回、全国的に広がりを見せている高病原性鳥インフルエンザの防疫対策につきましては、養鶏農家への消毒資材の配布や愛玩鳥類調査の実施、フェリー乗り場での車両消毒や各庁舎の出入り口の消毒を行なっているところであります。また、発生した時の初動体制の確立を図るため、先般、高病原性鳥インフルエンザ警戒連絡会議を設置したところでございます。市内または隣接地域で発生した場合は、早急に防疫対策本部を設置し、対策を講じていきたいと考えております。

 今後とも、畜産農家に対しましては、定期的な巡回指導や会議等を通じて防疫対策の徹底を図っていきたいと考えております。

 次に、市のグリーン・ツーリズム推進の状況についてのお尋ねでありましたが、グリーン・ツーリズムとは、広い意味で申しますと、緑豊かな農山漁村地域において、その自然、文化、人々との交流を楽しむ滞在型の余暇活動、あるいは農山漁村で楽しむゆとりある休暇などと定義されています。つまり、その基本は、農山漁村に住む人々と都市に住む人々との触れ合いであり、交流であります。

 そして、その媒体となるのが、体験や産物、生活、文化など農林水産業を中心とした生活の営みであり、まさしく現在、市が取り組んでいる農林漁業体験民宿そのものと言えます。

 本市においては、観光振興策としてグリーン・ツーリズムを推進しておりますが、市内には宿泊施設が少ないことから、農林漁業体験民宿の推進を起爆剤として、交流人口がもたらす経済的波及効果に期待するものであります。南島原ひまわり観光協会とともに、南島原市スタイルのグリーン・ツーリズムの推進に努めているところであります。

 現在、22軒のご家庭が保健所の許可を得て観光客の受け入れを実践されており、今後も受け入れ軒数の確保に努力をしてまいります。

 また、今月の5日には、グリーン・ツーリズムをテーマとした「子ども農山漁村交流プロジェクト・リレーシンポジウムin九州」が本市で開催され、九州各地から多くの皆さんに参加していただき、大盛会のうちに終えることができました。この九州大会を契機に、さらにグリーン・ツーリズムへの取り組みを推進し、交流人口の拡大に努めてまいります。

 次に、長崎県病院企業団の設立に伴う島原病院への効果についてのお尋ねでありますが、ご承知のとおり、島原病院は平成21年4月から県と本市を含む5市1町で組織された長崎県病院企業団が運営しておりますが、島原半島地域における中核病院としての機能を有し、地域医療に積極的な取り組みをされている、島原半島にはなくてはならない病院であります。

 お尋ねの島原病院への効果につきましては、病院企業団設立からまだ2年も経過しておりませんので、企業団に移行してよかったか悪かったかというはっきりした成果、分析が出ていない状況でありますが、薬剤や機器の共同購入により、スケールメリットを活かし、少しでも安く購入できているということは伺っております。

 議員ご承知のとおり、島原病院においては医師確保対策が一番重要な問題となっておりますが、県の養成医師や派遣医師について、島原病院を含めた病院企業団の中で配置を行うことができるようになったことが大きなメリットであると考えており、今後、その成果を期待しているところでございます。

 そのような中、島原半島地域は特に高齢化が進んでおり、呼吸器疾患が増えているため、内科医師の充実が望まれておりましたが、今年の4月から現在の5名体制が7名体制となる予定ということで、大変喜ばしいことと思っております。

 市におきましても、議会と一体となり、県への独自要望として島原病院の医師確保に対する要望書を提出し、島原病院における地域医療の充実に努めているところでございます。

 最後に、今年度のカイゼンピックの結果と優秀事業の実施方法等についてのお尋ねでありましたが、議員ご承知のように、カイゼンピックは職員の意識改革と市政への積極的な参加意識を育てるという観点から平成19年度より実施されており、今年度で4回目となります。私も、就任前からこの制度のことは聞いておりましたし、以前から関心を持っていた取り組みの一つでもあります。

 そこで、今年度の募集につきましては、これまでのカイゼン提案や政策提案のほか、各部署で積極的に改善に取り組み、その効果が見られるものや、市民のサービスにつながっているような取り組みについてもカイゼン実践提案として募集を行なったところです。

 今回応募があった提案は、3部門の合計で78件でありました。これらの提案について1次と2次の審査を行なった結果、カイゼン提案では「選挙投票区・投票所の統合、見直し」という提案を最優秀賞に決定し、そのほか4点を優秀賞といたしました。

 また、政策提案につきましては、「“素麺の町”情報発信プロジェクト」という提案を採用し、市の施策に反映していかなければと考えております。

 この提案の内容を紹介しますと、市の特産品である素麺を、素麺業界だけでなく、市民の皆さんを巻き込んだ宣伝方法を考え、広く全国にアピールし、南島原素麺の知名度を上げるというものでした。素麺戦略は、今後本市が推進していかなければならない事業の一つであり、そのような観点から採用を決定したものであります。

 今年度、初めて募集したカイゼン実践提案につきましては六つの提案がありました。

 最優秀賞には「支所窓口業務の共有化」という提案で、支所において、分かりやすい電算機器の端末機の操作マニュアルを作成し、事務の改善を図っているという内容のものです。

 次に、優秀事業の実施方法についてですが、カイゼン提案、政策提案で賞を受賞した提案につきましては、実施に向けて各担当部署へ取り組みを行うよう指示しているところであります。また実践提案につきましては、提案があった内容を全職員に公表し、各部署で同様の取り組みが行えるものは実施するよう周知したところでございます。

 今後も、カイゼンピックを通じて職員の意識改革や政策立案能力の向上を図り、行政運営の効率化や経費の削減に努めていきたいと考えております。

 私からの答弁は以上でございますが、不足の分は自席または関係部局長に答弁をさせますので、よろしくお願いをいたします。ありがとうございました。(降壇)



○副議長(中村一三君) 

 申し遅れましたけれども、隈部政博議員は欠席の報告をいたしておりましたけれども、昼から出席でありますので、よろしくお願いいたします。

 13番、下田議員。



◆13番(下田利春君) 

 再質問に入らせていただきますけれども、ある程度答弁をいただきましたが、今回は少し趣向を変えて、詳細な点について少しお伺いをしてまいります。

 まず、詳細な点ですので部長答弁になると思いますけれども、部長、これ申し添えておきますけれども、詳細な点についてお聞きしますけれども、これは国会で追われるそういうあれではありませんので、できなかったことはできなかったと言ってください。そういうことを追及するものではありません。ちょっと小さなことについてお聞きをいたしますので、証人喚問ではありませんので。

 まず、防疫対策ですけれども、これは基本的なことからちょっと聞いてまいります。家畜防疫員とはどんなものであるか、どんな資格を持っているのか、簡単にお願いします。



○副議長(中村一三君) 

 農林水産部長。



◎農林水産部長(田口敏之君) 

 家畜防疫員のお尋ねでございます。家畜伝染病予防法に規定する事務に従事させるため、県知事が県の職員である獣医師の中から任命した家畜防疫の専門家で構成をされております。長崎県におきましては、すべて県職員が獣医師ということでございまして、伝染病の発生からその処理までをあたるというのが任務でございます。



○副議長(中村一三君) 

 13番、下田議員。



◆13番(下田利春君) 

 次に、そしたらその防疫員の配置場所について分かりますか。配置事業所。



○副議長(中村一三君) 

 農林水産部長。



◎農林水産部長(田口敏之君) 

 本市においては配置をされておりません。近傍の施設といたしましては、島原市におきまして家畜保健衛生所、それと県南保健所、雲仙市におきましては食肉衛生検査所がございまして、本市には設置をされていないという状況でございます。



○副議長(中村一三君) 

 13番、下田議員。



◆13番(下田利春君) 

 そうした中で、本当に今、部長が言われたように本市にそうした防疫員が常駐している施設がないというのも、一つはやはり防疫対策については遅れがちじゃないかということも考えられるわけですね。

 次に、先ほど市長からもちょっと答弁があったと思いますけれども、これは重複するかと思いますけれども、家畜保健所主催ですか、緊急警戒連携会議というような名称の会議があったと思っているんですけれども、その中ではどういうことを主に協議されたのか、簡単で結構です。



○副議長(中村一三君) 

 農林水産部長。



◎農林水産部長(田口敏之君) 

 家畜伝染病につきましては県がその対策にあたるという制度でございまして、島原半島3市の管内におきましても、県の組織であります半島で構成をされております連絡会議がございます。その中で、対策といたしましては、当然に発生を未然に防ぐ対策、発生した場合の初動態勢等につきまして先般も会議がありまして、市長と私が出席し会議に出たということでございまして、防疫体制で未然に防ぐ、あるいは発生した時に対策を講じるということで協議をなされたところでございます。



○副議長(中村一三君) 

 13番、下田議員。



◆13番(下田利春君) 

 そんな中で、先ほど3市で多比良港、島原外港、それから口之津港、これは当然マット消毒を今実施されておりますよね。そんな中で、確かに海の玄関口は完全にそうした対策を取っておりますけれども、島原半島というのは特にそうした侵入を防止する対策については割かし立てやすいんですよね。その他、例えば愛野、あと雲仙、小浜のほうに行く道路、それから農免道路、それと下の251、それとあと今、国営諫早湾の堤防、その4カ所を消毒すれば完全に防げると思うんですけれども、そういうところまでの話はあっておりませんか。



○副議長(中村一三君) 

 農林水産部長。



◎農林水産部長(田口敏之君) 

 昨年発生をいたしました口蹄疫の対策につきましては、そういう県境でありますとかあるいは港、島原半島には3港ございますけれども、それと3市で協力して諫干の堤防道路あるいは愛野の国道、これを3市で単独で消毒をしたという実績がございます。

 現在発生しております鳥インフルエンザに関係いたしましては、現在は道路で消毒という状況ではありません。鳥インフルエンザにつきましては、先ほど議員もおっしゃっておりましたとおり、野鳥が感染源であるという要因がございまして、空からのいろいろなそういう状況もございますので、現在、道路を消毒するとかそういう防疫体制にはなっておりません。現在のところ、養鶏農家に対して鶏舎の周りを消石灰で防疫するということで、県のほうからその配布をされて、対策を各養鶏農家が取っているという状況でございます。



○副議長(中村一三君) 

 13番、下田議員。



◆13番(下田利春君) 

 今、消石灰のほうは昨日の小嶋議員のほうで、そうした対策を取っていただいているということで、それをちょっと後で聞こうかなと思っていたんですけれども、じゃ、その件についてお伺いします。

 私がちょっと聞いたところでは、昨年末にそうした消石灰の対応を、どこにお願いしたかは分からないんですよ。県にお願いしたのか市にお願いしたのか、例えばあるほかのところにお願いしたのかは分からなかったけれども、対応がしてもらえなかったと。そうした中で、石灰がやっと対応できたら品切れだったというような情報をちょっと持っているんですけれども、そういうことは聞いていらっしゃいませんか。



○副議長(中村一三君) 

 農林水産部長。



◎農林水産部長(田口敏之君) 

 昨年の口蹄疫の発生時には確かにそういう状況も見受けられた状況でございまして、消石灰が品薄になったということもあります。そういう中で、九州内で調達できなかったという状況もございまして本州から緊急に調達したという状況でございます。

 鳥インフルエンザにつきましても、現在は品薄という状況は聞いておりませんし、そういう昨年の経験も踏まえて対応するという状況だろうと思います。



○副議長(中村一三君) 

 13番、下田議員。



◆13番(下田利春君) 

 今、部長言われたように、そうした面の予防の第一ですから、ぜひそうしたことは指導及び対応をしていただきたいと思います。

 そこで、これは平成16年ぐらいから県の家畜保健所あたりから通達が回っていると思うんですけれども、野鳥の死骸や野生の偶蹄類あたりの死骸を見つけた時の対応というのを市のほうには何らかの形で協力体制か何かは来ていますか。この通報についてはどんな方法を今、南島原のほうでは取ってありますか。



○副議長(中村一三君) 

 農林水産部長。



◎農林水産部長(田口敏之君) 

 野鳥が感染源が強いという鳥インフルエンザでございます。野鳥の死骸を発見とか見た場合については市の支所あるいは市役所のほうに連絡をということで体制を取っているわけでございまして、野鳥については市民生活部の環境課が対応するようにいたしております。当然、この分についても農林課と一緒になって対策を取るという状況でございます。



○副議長(中村一三君) 

 13番、下田議員。



◆13番(下田利春君) 

 あと何点か、ちょっとすみませんけれどもお伺いいたしますけれども、高病原性鳥インフルエンザに感染リスクが高い野鳥というのが日本に10科目で33種いると登録されていると思うんですけれども、南島原市にその野鳥がどれぐらいいるということまでは分からないでしょう。調査されていなければ、ないで結構です。



○副議長(中村一三君) 

 農林水産部長。



◎農林水産部長(田口敏之君) 

 調査をいたしておりません。県のほうにお尋ねをしたところ、県内で感染リスクの高い野鳥の生息をお聞きいたしましたけれども、27種ぐらいが県内でも野鳥が生息しているのではないかということで情報を得ております。以上でございます。



○副議長(中村一三君) 

 13番、下田議員。



◆13番(下田利春君) 

 今、市の対応についていろいろ詳細な点お聞きしてまいりましたけれども、過去のこうした家畜伝染病の被害というのは、もうこれは皆さんもご存じと思いますけれども、イギリスで大きな被害が出ているし、台湾のほうは多分豚だったと思うんですけれども、ほとんど全滅というようなことも聞いております。そして現在、韓国、これもまた正月ぐらいの、今の情報は私も聞いていなくて数字はちょっと違うかもしれませんけれども、今またかなり進んで、おそらく韓国飼育頭数の30%ぐらいいっているんじゃないかなと私は思っているんですよ。そして、口蹄疫については今ちょっと薄れていますけれども、まだ去年、宮崎が終息しただけなんですよね。そうした中で、韓国で実際そういうことがあっているわけなんですよ。

 だから本当に、今、鳥のほうばっかり出ていますけれども、口蹄疫も交えた対策を一緒に進めていただきたいと思っております。

 それで、これは鳥インフルエンザですけれども、先ほど言われたように初動態勢、これは取っていると、いつでもできるような体制は話し合っているということですけれども、県あたりは消毒ポイントといっても、そこの船着き場もいっしょですね。ああいうことしかやっていないんですけれども、今回、出水市が出たですよね。出水市がなぜ拡大を防げたかというのは、市独自で消毒ポイントじゃなくて消毒ゾーン、これはゾーンというぐらいやっているぐらい、もうそこの地域を通るやつは全部やるんだと、市独自でこれをやったらしいんですよ。そういう情報もあります。だから出水市はそうした感染の拡大を防げたということもありますので、そうした市独自も、本当になった時にはそういう体制を取っていただかねばいけないと思っております。

 そこで、例えば家畜防疫員というのは今、部長からお聞きしたとおりですけれども、民間の獣医師についても非常の場合はできるんですか。家畜防疫員としての活動をしていただけるんですか。



○副議長(中村一三君) 

 農林水産部長。



◎農林水産部長(田口敏之君) 

 家畜防疫員でございますけれども、ただし書き、規定がございまして、特に必要がある時は家畜の伝染予防に対して学識経験のある獣医師以外でも任命することができるという規定がございますので、発生して獣医師が不足すると、県で対応ができないという場合については、この規定が準用されるというふうに考えております。



○副議長(中村一三君) 

 13番、下田議員。



◆13番(下田利春君) 

 もう1点ですけれども、南島原市には、普通の時に家畜を見る獣医師は足りるというふうな状況でしょうか、足りない状況でしょうか。



○副議長(中村一三君) 

 農林水産部長。



◎農林水産部長(田口敏之君) 

 管内あるいは島原半島の獣医師の件のお尋ねでございます。

 状況でございますけれども、半島内では獣医師の方が数字で申し上げますと37名ほどいらっしゃいます。本市を取りまして考えた時に、現在11名の方が管内にいらっしゃいます。島原市、雲仙市と比べまして高齢化が進んでいるという状況でございます。



○副議長(中村一三君) 

 13番、下田議員。



◆13番(下田利春君) 

 そうした今の人数の中にはペットの獣医師も入っているんじゃないですか。これが問題なんですよね。ペットの獣医師は今、家畜の獣医師のほうにはなかなか行ってもらえないので、その点が一番問題になっていると思います。

 そこで1点、共済組合が業務委託しております森山診療所ですね、家畜。これが島原半島、特に南島原市まで対応するのには大変時間がかかるということで、出張所を設けたいというような会議があっていますよね、今。これ2月4日か5日ぐらいあっていますかね。その時は進むような方向だったんですか、これは簡単でいいです。



○副議長(中村一三君) 

 農林水産部長。



◎農林水産部長(田口敏之君) 

 現在、県南地域獣医療供給提供体制協議会ということで設置をして、本市もその構成員であるわけでございます。議員も先ほどもおっしゃいました会議が当然何回となくあっておるんで、そういう会議の内容はどうなのかというお尋ねだろうと思いますけれども、現在、諫早市の森山町に診療所が新しくできたわけでございまして、本市も管内、その診療の区域にという話をされております。

 県央地区を中心にという診療体制でございますので、なかなか本市までもという話で、出張所あたりを設置できないかという議論がなされておるところでございまして、そういう諸問題について協議がなされているという状況でございます。



○副議長(中村一三君) 

 13番、下田議員。



◆13番(下田利春君) 

 今、部長にいろいろ小さなことまでお聞きしましたけれども、今回、今後考えてしっかり対策を立てなければいけないと思うのは、今国会になるかどうか分かりませんけれども、家畜伝染病予防法が改正されるというようなことは聞いていらっしゃいますよね。これはどういうことか。一番主なことは、こうした家畜伝染病が起きた時に殺処分した時の補償、衛生的問題がいくらか生産者にあった時には減額されると、補償金が。これが主な内容なんです。そうなった時は大変ですよね、本当に起きた時は。そうした場合に、そうした過失があった時には農家が殺処分されて補償金は少なかったと、これは大変なところであります。そうした時に、やはり今こうした時に殺処分だけじゃなくていろんなイベント、旅行の中止、そういうのもすべていろんな経済効果にも多大な影響を及ぼすわけなんですね。

 そうしたことで、今こうした時期、去年の口蹄疫、今年の鳥インフルエンザ、こういうのがはやってきておりますので、生産者の方が大変神経をとがらせていらっしゃいます。今こそ生産者、行政、そして県のほうのそうした対策の専門家を交えて、防疫対策なんかも本当にいま一度しっかりした体制をしくべきと思いますが、市長、その点について部長あたりにもうちょっとしっかりやれというような号令をかけていただければどうかなと思っていますけれども、いかがでしょうか。



○副議長(中村一三君) 

 藤原市長。



◎市長(藤原米幸君) 

 確かにおっしゃるとおりでございます。この伝染病というのが、以前も鶏の入荷数とかなんとかありましたけれども、最近、鳥インフルエンザとか口蹄疫とか本当に強力な伝染病が世界的にも蔓延しておるということでありますので、これはもう本当にいつどこで起きるか分からないのがこの病気でありますので、その対応というのを未然に防ぐような体制を作っておかなければならないと思うわけです。

 なかなかこれも本当に万全の体制を取るというのは厳しいなという思いもありますが、当然、今度の口蹄疫、鳥インフルエンザでいい勉強というか経験をさせてもらっておりますので、いいというのはまた語弊があるかもしれませんけれども、こういった経験を機に、その体制を充実していかなければならないと思っておるところであります。



○副議長(中村一三君) 

 13番、下田議員。



◆13番(下田利春君) 

 今、市長が言われたように、私も最後のお願いの時にそれを言おうかなと思っていたんですけれども、今いい見本があるんですよね、近くに。宮崎県でもあっているし、そういうのがあっているわけですよ。だから立てやすいわけなんです。例えば布津地区、深江地区で起きた時にはどこでどういう体制を取るのか、せめてその計画でも今立てておいてもらいたい。

 そして、もう一つ分かったことは、今、宮崎の新燃岳が爆発しておりますけれども、これも一つこちらに当てはまるんですよ。こっちで口蹄疫が発生した時、家畜伝染病が発生して、普賢岳が爆発して火砕流が発生したら、これは石灰が中和されて、ためにならんと言われているんです。だから、石灰をまくけれども、火山灰が降ったら中和されるから、また倍振らねんばいかんと、これの繰り返しだそうです。

 だから、そういう今、市長言われたようにいろんな見本があります。今でこそ一番計画が立てやすいと思いますので、ぜひ、もうこれ答弁要りませんので、徹底した対策を、今言ったように布津、深江でもし起きた時、有家、西有家でもし起きたらと、そういう消毒ポイント、そういうところまでの計画はぜひ立てて、今後、生産者とやっていただきたいと思います。よろしくお願いしておきます。

 次に、グリーン・ツーリズムに移ります。

 ちょっと時間を食い過ぎましたので、今、市長からグリーン・ツーリズムに対してはいろいろ答弁いただきました。やはり南島原市の1次産業を活かすためには大変ためになる事業であり、やっと今軌道に乗りかかってきたんじゃないかと思っております。

 そこで、去年私もそうした体験を進める人の役の中に入れてもらっているんですけれども、藤原市長が就任されてから、市長も農業ばしよらすやろうと、市長にも何とか民泊ばしてくれるごと言うてもらえんじゃろうかというようなこともいろいろ言われていたんですよね。

 そこで、市長もこの前、先ほど触れられましたけれども、リレーのシンポジウムがありましたよね。先頭に立ってやると言われたし、今回の所信表明でもそういうことをおっしゃいましたけれども、これは民泊に登録していただけると受け取ってよろしいでしょうか。



○副議長(中村一三君) 

 藤原市長。



◎市長(藤原米幸君) 

 私の家でよければという思いでおります。どういう私の家で体験ができるか、そこが問題ですけれども、一応、物的には体験をしてもらえるというのはあるわけですけれども、人的に対応ができるかなというのがちょっと気になるところでありますが、当然、気持ちとしてはいっしょになってやろうという思いでおりますので。



○副議長(中村一三君) 

 13番、下田議員。



◆13番(下田利春君) 

 今の言葉を聞かれたら、皆さん、今取り組んでいらっしゃる方、大変喜ばれますよ。これは今、議員の中にも特に取り組んで登録していらっしゃる方もいらっしゃるんですよ、前に。

 それと市長、今、現職の市長で民泊も登録して自分が先頭に立っている市長というのはあまりないと思うんですよ。農山漁村をやってなきゃだめですよ。そうした面で、市長が先頭に立ってこれハッパをかけていただければ今までの2倍3倍と進むと思いますので、期待をしておりますので、奥様には大変負担をかけると思いますけれども、よろしくお願いしておきます。

 そこで、グリーン・ツーリズムに対してあと1点だけちょっとお伺いいたします。

 南島原市はどぶろく特区の認定を受けているわけですけれども、これは農家民泊の登録と稲作を作っているということが多分条件だと思うんですよね。それが条件ですけれども、どぶろくの推進をするとの説明をちょっと受けたと思うんです。それは新年度事業で体験型観光推進事業の中に含まれているのか、またどういう推進をされるのか、簡単で結構でございます。



○副議長(中村一三君) 

 企画振興部長。



◎企画振興部長(山口重利君) 

 どぶろく特区を昨年認定を受けたわけですけれども、基本的にはグリーン・ツーリズムを、議員がご承知のように、平成20年にひまわり観光協会が設立されて、そこで観光協会が推進母体になっていただき、強力な推進が始まって、20年、PRの説明会であるとかいろんな推進の予備的な事業をしてまいりました。そして21年、ぼつぼつそういった体験型民宿の登録をしていただくことができてきまして、現在は先ほど市長が申しましたように22件ですね。そしてそれを推進するにあたって、どぶろくですからお酒の好きな方ですか、好きでなくてもそういった製造方法、製造過程に興味のある方というのが、それを飲んだり、ちょっとその施設を見たりすると、体験をするということで、体験型民宿に付加価値をつけるといいますか、リピーターになっていただいてまた来ていただくとか、そういった部分での推進をするためでございますので、どぶろく特区がどうだ、グリーン・ツーリズムがどうかとか、別々にどうだということではございません。一体となってやっていただくということで推進をしたいと思っております。



○副議長(中村一三君) 

 13番、下田議員。



◆13番(下田利春君) 

 そうしたどぶろく特区というのもなかなか取れないということも聞いておりますので、特に市長はお酒も好きだということも聞いておりますので、そういう経験もされたらいかがかなということで、ぜひ登録のほうを市長、よろしくお願いいたしまして、グリーン・ツーリズムに対しては終わらせていただきます。

 次に、病院企業団ということで上げておりますけれども、今のところまだ2年経っておりませんので、いろんな効果というのはなくて物品購入ぐらいということだったんですけれども、私、本来は、今いろんなところの話を聞いて、本当に医者が今後足りるのかと。病院企業団だけ頼りにしていて島原半島の地域医療が本当に充実するのかという面で懸念を持っているわけですよ。

 おそらく、病院企業団だけを頼っていたんでは医者は揃わないんじゃないか。その証拠に、こうした企業団を見ても、いまだにまだいづはら病院あたりでもいっしょですけれども、物すごく医者が足りていないわけですよね。島原病院は特に足りていないようです。

 それと、これは医師制度の何か変わりで、どうしてもインターンですか、そうした医師が自分の好きな所に行っていいということで都会に移ってしまうと。そうした中で、長崎県とか離島にはなかなか行く人が少なくなったということで、特に足りないということなんです。

 それは原因ははっきりしているんですけれども、そうした中で、やっぱり今、病院関係は、大きな病院は何とか医師は足りているかもしれないけれども、今の問題点として私が知っている範囲で言いますと、個人病院に関しては1人でやっているわけですね、医院に対しては。しかし、医院も入院しているところもいらっしゃいます。そうした中で、やはり人間ですからいろんな用事もありますけれども、本当に自分が休んで当番を頼んでいこうと思っても、なかなか今見つからないというような話も聞いているんですよ。

 それと今、産婦人科が、こっちは何とかこうして今、先生たちが頑張ってもらっているけれども、場所によっては産婦人科が全然いなくてお産ができない、また里帰りお産もできなくて、里帰りどころか逆に都会に行ってお産もしなきゃいけないというようないろんな問題を抱えております。

 そうした中で、企業団の医師就学制度というのも多分あると思うんですけれども、企業団の医師就学制度に関しては市からは出資はしなくていいわけですかね。そうした事業にも市からの出資が必要ですか。



○副議長(中村一三君) 

 市民生活部長。



◎市民生活部長(井口健士君) 

 その制度につきましては、県のほうで制度を設けておりますので、市から直接それに対して支出をするというようなことはあってございません。



○副議長(中村一三君) 

 13番、下田議員。



◆13番(下田利春君) 

 分かりました。そうですね。

 今回私がこの問題を取り上げたのは、どうしても今から、島原病院というのは第2次医療病院ですから、個人病院で診られないのを診る病院。私も去年、こっちじゃなくてよそのある病院に入院したんですけれども、やっぱり充実しているんですよ。そうした中で一番私たちがびっくりしたのは、例えば入院すると何階の何フロアというのがありますよね、何病棟の何階フロアと。その中に、うちの町内だけでも4人5人入院していらっしゃるんです。というのは、近くに島原病院があるのによそまで行っているのが多いわけですよ。やはりそうした医師不足で診療内容が充実していないから向こうに流れているんじゃないかと思うし、一番の問題は、そうした遠くに入院した時は家族なんです。

 そうした時に、私これ市長の所見をお伺いしたいのは、これは当然、どういう方向が一番島原病院あたりを充実させることができるかということを医師会とも相談の上、島原半島医療についての医師を島原半島3市で育ててみようというような例えば奨学金制度です。そういうのを3市で今からでも話し合わなきゃ、これはとてもじゃないけれども間に合わないんじゃないかと、こういうふうに思っているんですよ。その点について市長のお考えはいかがでしょうか。



○副議長(中村一三君) 

 藤原市長。



◎市長(藤原米幸君) 

 今おっしゃったその内容について、たまたま昨日、おとといの新聞だったですか、壱岐市の来年度の予算の模様が載っておりましたけれども、それを読んでいたところ、壱岐市の就学資金貸付金の予算というのが2,040万ということで載っておりました。ですので、ああこういった制度というのもできるんだなということで、そして内容を見たら、細かくは載っておりませんでしたけれども、広く呼びかけて、そういった制度にのっとってというふうなことでありました。

 考え方は自治医大、県の制度みたいなものかなと思っておるわけですけれども、実際、近々にそういう新聞記事も載っておりましたし、同じ長崎県内で取り組んでおるということでありますので、今後、島原病院の関係機関の中でも医師会あたりとも話をしたいと思います。ありがとうございました。



○副議長(中村一三君) 

 13番、下田議員。



◆13番(下田利春君) 

 前向きな答弁、本当にこれはぜひそういう方向で進んで、医療の充実に努めていただきたいと思います。

 やはり私、ちょっとこれは病院企業団のあれなんですけれども、内容はいいんです。離島圏の医療に25億円が交付される、その対策を立てなきゃいけないとなっておるのに、それは当然、離島とついておるからそうかもしれませんけれども、企業団の中で島原病院だけ謳われていないんですよ。ということは、ためにならんということでしょう、企業団、はっきり言って。だからこういうことを市長に提案しているんです。

 ぜひ、医師会あたりと十分相談の上、これは当然、医師会が大事ですので、島原医師会、南高医師会、こういうところとよく相談されて、そうしたことも模索をしていただきたいと思いますので、よろしくお願いをいたしておきます。いかがでしょうか、市長もう一度。



○副議長(中村一三君) 

 藤原市長。



◎市長(藤原米幸君) 

 ありがとうございました。やっぱり医師の確保というのはそういったいろんな、特に先ほど言われますように研修制度あたりが何かフリーになったということで、中央のほうに大学を出ても研修に行くというふうな今の状況でありますので、なかなか地方、田舎のほうにはそういった新しい医師も足が遠のくというふうな状況でありますので、今の下田議員のおっしゃってもらった内容はぜひ検討をいたしたいと思います。ありがとうございました。



○副議長(中村一三君) 

 13番、下田議員。



◆13番(下田利春君) 

 ぜひよろしくお願いいたします。

 それでは次、カイゼンピックについて、よく説明も受けたわけですけれども、その中で私、1点だけ政策提案について、もう時間がありませんのでちょっとお伺いをいたします。

 素麺の町発想の何とかというのが、多分これ12月にも私ちょっと取り上げたんだったと思うんですけれども、これについての予算というのはついているわけですか。



○副議長(中村一三君) 

 行革推進室長。



◎行革推進室長(宮崎太君) 

 カイゼンピックについてのご質問でございますので、私のほうからただいまの質問についてはお答をさせていただきます。

 カイゼンピックは今年で4年目でございますが、政策提案については2年目から始めています。今回で3回目になります。当然、政策提案についてはお金が必要な部分が出てきます。そういうものについては当然積極的に予算をつけてやるというふうなことで、例えば23年、来年度の予算編成方針を見ましても、これは財政課で作るんですけれども、その中に、カイゼンピックにおいて優秀とされた職員提案については必要な予算措置を講ずることとするというふうなことで、はっきりと明記をいたしております。

 したがいまして、今回採用しました素麺のプロジェクトの分、これも担当課でいろんな政策を考えて、それに必要な予算をつけているというふうな状況でございます。以上です。



○副議長(中村一三君) 

 13番、下田議員。



◆13番(下田利春君) 

 これは、せっかくいい政策提案をしてもらっても、予算をつけて実行しなければ提案をどれだけしてもだめだと思うんですよ。やはり、せっ