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長崎県 南島原市

平成21年 12月 定例会(第4回) 12月04日−04号




平成21年 12月 定例会(第4回) − 12月04日−04号







平成21年 12月 定例会(第4回)



第4日 12月4日(金曜日)

出席議員(26名)

        1番  吉田幸一郎君   16番  高木和惠君

        2番  隈部和久君    17番  松本政博君

        3番  白髭貞俊君    19番  吉岡 巖君

        4番  林田久富君    20番  浦田 正君

        5番           21番  山本芳文君

        6番  松永忠次君    23番  梶原重利君

        7番  小嶋光明君    24番  柴田恭成君

        8番  黒岩英雄君    25番  宮崎義彰君

        9番  井上末喜君    26番  立石敏彦君

        10番  渡邉昇治君    27番  桑原幸治君

        12番  本田龍一君    28番  渡部清親君

        13番  中村久幸君    29番  川田典秀君

        14番  平石和則君    30番  日向義忠君

        15番  下田利春君

欠席議員(3名)

        11番  中村一三君    22番  草柳寛衛君

        18番  隈部政博君

説明のため出席した者の職氏名

 市長         松島世佳君    副市長        松尾義博君

 副市長        滝田泰博君    教育長        菅 弘賢君

 総務部長       水島文昌君    企画振興部長     山口重利君

 市民生活部長     井口健士君    福祉保健部長     酒井 久君

 農林水産部長     田口敏之君    建設部長       日向勇次君

 水道部長       神島道守君    教育次長       井口敬次君

 農業委員会事務局長  金崎和幹君    監査委員事務局長   川崎洋二君

 衛生局長       末吉利之君    会計管理者      白倉信吾君

 行革推進室長     宮崎 太君    財政課長       田口敏一君

議会事務局出席者

 局長         上田雅英君

 書記         宮崎昌明君

 書記         増田嘉文君

 書記         寺山英代君

第4回定例会議事日程 第4号

 平成21年12月4日(金)午前10時開議

 日程第1 市政一般質問



月日
質問者
質問要旨
ページ


12月4日
黒岩英雄議員

新型インフルエンザについて
175



防災・消防施設の対策について



北有馬幼稚園民営化問題について



乗合タクシーについて


中村久幸議員

乗合タクシー試験運行について
186



インフルエンザのワクチン接種費用助成について



ヒブワクチンの接種費用助成について



救急時の「安心カード」導入について


吉田幸一郎議員

行政関係について
199



産業振興関係について



教育・スポーツ振興関係について


山本芳文議員

ジオパークについて
214


立石敏彦議員

図書館の非常勤職員等、主に図書館関係について
224



法定外公共物の管理に関して



モラル低下に関して



     午前10時00分 開議



○議長(日向義忠君) 

 ただいまの出席議員数は23名であります。中村一三議員、隈部政博議員、草柳寛衛議員より欠席の届けがあっております。林田久富議員、井上末喜議員、渡邉昇治議員より少し遅れる届けがあっております。

 定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。本日の議事日程はお手元に配布のとおりです。

 日程第1、これより一般質問を行います。通告の順に従って進めてまいります。

 まず、8番、黒岩英雄議員の質問を許します。8番、黒岩議員。



◆8番(黒岩英雄君) (登壇)

 8番、黒岩英雄でございます。

 議長の許しを得ましたので、一般質問を行いたいと思います。今回、4点、質問をあげておりましたけれども、きょうが3日目ということで、非常にダブっております。重複しております。例えば、新型インフルエンザについては6名、防災・消防関係については6名、北有馬幼稚園の民営化について4人、乗合タクシーについては5名ということで、私のあとは皆ダブっておりますので、どういうふうに質問しようかと思っておりますけれども、一応ここに来た以上やりたいと思いますので、少し横道にそれながら、細く、早目に終わりたいと思いますので、どうかよろしくお願いいたします。

 まず、第1に新型インフルエンザについてでありますが、厚生省によりますと、大都市圏で高まり、今や地方の増加が目立つ新型インフルエンザ患者が小学生、中学生の若年層に偏っているものと指摘しているところでございます。

 南島原市では先月、11月2日、全員協議会で議員に対し、市の対応として福祉保健部長より説明がありました。その際、市としての助成は難しいということでありました。

 しかし、24日の臨時議会での市長の答弁では、他市に負けないようにと部下に指示していたとのことでありますが、急遽、新型インフルエンザワクチン接種費助成事業に要する経費の追加が上程され、可決されました。

 一歩前進ではありますが、市長の考えと部局の方針がよく話し合った方針だったのか、疑問に思うところが感じられました。

 市長の言う他市に負けないようにと言われるならば、お隣りの雲仙市では小学校、中学校までの市単独で助成し、全額無料と聞いております。雲仙市にできてなぜ我が南島原市にはできないのか、市民の声が大きくなるばかりでございます。

 一日も早い新型インフルエンザワクチン接種の小学生、中学生の全額助成の実施をしたらいかがかと思いますが、市長のお考えをお伺いしたいと思います。

 2点目に、防災・消防施設の対策について。

 防災無線についてでありますが、市の総合計画の一環として、防災行政無線整備事業として、無線の機能を拡充するため、既存の老朽化したアナログ方式の無線施設をデジタル方式に更新するとともに、各地で個別に稼働している施設を統合して、全市民に情報を正確に伝達するため、また、将来的な市総合情報伝達システムの統合を見込んだ整備計画をもとに、経済的かつ効果的な稼働システムの構築を進めるということでありますが、まだ実施されていない地区での防災無線の感度が悪く、聞こえにくくなったと市民からの苦情が多く寄せられております。なぜなのかお尋ねいたします。

 次に、消防水利についてでございます。市の総合計画によれば、災害に強いまちづくりの中で消防水利の充足率目標として、平成19年度は68.3%、平成24年度は68.9%、平成29年度は69.4%と目標を掲げておられますが、10年間で0.5%のアップにとどまっておりますが、市民の生命と財産を守るための安心の確保として、消防水利等の消防設備対策は十分に行われているのか、お伺いしたいと思います。

 3点目、北有馬幼稚園の民営化についてでございます。北有馬幼稚園では、歴代の小学校の校長先生が園長を兼務されてきたところでございます。

 教育の原点である幼児教育がどうあるべきか、常に考えながら、子供の自主性を伸ばす教育を熱心にしていただいてきております。

 子育て支援を強化している今日、行革ばかりを強調して、公立幼稚園、保育園を南島原市に1園も残せないのはなぜなのか。保護者会によりますと、初めから廃園ありきの方針を正当化しようとの考えで、一方的な方針ではなく、地域や保護者との一定の方向性を見出すような姿勢に立つべきであると、いたずらにあり方検討委員会の結果や、市当局の都合のよいアンケート結果を作り上げ、説明会をやったという実績づくりだけではなく、保護者会や地域住民はそれでは納得しないと言われております。

 先月の11月24日、公立北有馬幼稚園・保育所を守る会の保護者会が4,530人分の署名を松島市長へ提出しているところが新聞で報道されました。南島原市で最後の公立北有馬幼稚園・保育所をそれぞれ1園でも公立で残せないのか、保護者会は行政が子供や家庭の現状を直接的に把握するため、アンテナ機関で存在自体が子育て支援そのものとして、財政的には厳しいのは分かるが、存在の意義を理解してほしいと要望されております。

 北有馬町総人口4,000人に対して、今回の署名は4,500人の署名でありました。この署名の重さをどのように市長は理解されているのか、お聞きしたいと思います。

 人口5万人を有する南島原市において、財政難とはいえ、旧町時代4,000人の町民で守ってきた北有馬幼稚園・保育所を、合併後5万人となった南島原市になって、存続できる余地はないのか、いま一度地域の実情あるいは実態調査を行い、検討してもらいたいと思いますが、市長のお考えをお伺いしたい。

 最後に、4番目、乗合タクシーについて。

 現在実施されている乗合タクシーの実証実験の途中経過と、実験後の見通しをお聞きしたいと思います。

 以上、壇上にての質問は終わります。自席においては、少し横道で細くいきたいと思います。よろしくお願いします。(降壇)



○議長(日向義忠君) 

 これより答弁を求めます。市長。



◎市長(松島世佳君) (登壇)

 黒岩英雄議員のご質問にお答えをいたします。

 最初に、他市が実施しているワクチン接種の小・中学生の助成はなぜできないかとのお尋ねですが、今回、ワクチン接種ができる優先接種対象者等のうち、生活保護世帯の方及び市民税非課税世帯の方につきましては、無料で接種できることとなっております。

 また、県内他市においては、それぞれ独自の助成措置を講じられているところですが、桑原議員、吉岡議員にもお答えをしたとおり、本市では先の臨時議会において補正予算をお願いしたところですが、独自の上乗せ助成策として、対象者を課税世帯の1歳から小学校就学前までとし、1回に2,100円、2回目に1,050円の助成を行うことといたしました。

 これは、幼児は病原菌に対する抵抗力が弱く、発病すると容体が急変しやすいことが指摘されていることから、2回の接種の両方に助成して、接種を受けやすい環境整備を図り、幼児の発病の予防につなげたいとの考えによるものでございます。

 対象をどう考えるかということにつきましては、種々ご意見もあろうかと存じますが、市といたしましては、今回の新型インフルエンザの予防接種だけでなく、今後対応を考えていかなければならないさまざまな福祉施策をより効果的、効率的に推進していくために、どのような助成措置を図っていけばいいかを総合的に判断した結果として、今回の助成措置としたところでございます。

 どうぞご理解を賜りたいと存じます。

 次に、防災無線の感度が悪い、聞こえにくいといった苦情が多いがなぜなのかとのお尋ねですが、防災行政無線につきましては、現在デジタル化の工事中であるため、本庁から市内一斉放送を行う場合、時差式の放送をすることができず、市内の屋外スピーカーすべてが同時に鳴ってしまうため、大変聞き取りづらくなっております。

 この問題については業者ともさまざまな対応を検討してまいりましたが、有効な手段が見出せない状況にあります。

 そのため、今月から市のお知らせについては、本庁の市内一斉放送を一旦中止し、時差式放送ができる各支所において、それぞれ放送を行うことにいたしました。

 これによって、これまで聞き取りにくい状況は解消されるものと存じます。

 次に、消防水利などの消防設備対策は十分なのかとのお尋ねですが、今年度は現在までに4基の防火水槽を設置し、年度内にあと2基を設置する予定でございます。

 防火水槽の設置は火災に対する最も有効な水利となりますので、今後とも積極的に取り組んでまいりたいと存じます。

 また、土地不足のため、防火水槽用地の確保が大変難しい地域もあろうかと思いますので、消火栓の設置等も今後検討してまいりたいと存じます。

 次に、市民の生命と財産を守るための安心の確保は図られているのかとのお尋ねですが、市民の生命、財産を守ることは市の基本的な責務であり、市民の皆様が安心して暮らせるまちづくりに積極的に取り組んでいるところでございます。

 その要となる消防設備の整備につきましては、今年度において6基の防火水槽を設置するほか、消防ポンプ車6台、小型ポンプ積載車4台の計10台の消防車両を更新するなど、消防力の充実強化を図っているところでございます。

 また、10月に実施した防災訓練を今後も継続して実施し、関係機関との連携や協力体制の強化に取り組み、さらには自主防災会の育成、活動推進を図るなど、災害に強いまちづくりに取り組んでまいりたいと存じます。

 次に、北有馬地域の民営化に関し、今後のスケジュールの見通しについてのお尋ねですが、これまでの予定では民間移譲に係る選考委員会を11月には立ち上げる予定でありましたが、設置には至っておりません。

 今後の見通しでございますが、いま一度保護者との話し合いの機会を持ち、その後、検討してまいりたいと、こういうふうに考えております。

 次に、乗合タクシーの実証実験の途中経過と実験後の見通しについてのお尋ねですが、このことにつきましては、隈部和久議員にもお答えをいたしましたが、11月25日までの利用状況を地区ごとに申し上げますと、定時、定ルートで実施されております加津佐町、有家町においては、加津佐町が329人の利用で、また有家町では82人の利用といった状況でございます。

 予約制で実施されている他の5町については、西有家町で95人、北有馬町が78人の利用ですが、そのほかは、口之津町25人、南有馬町11人と少なく、布津町においてはいまだ利用があっておりません。

 利用の傾向として、町なかから距離が離れた地域の方の利用が多く、エリアが狭い布津町、南有馬町、口之津町では利用が少ないといった傾向にあるようでございます。

 また、実験後の見通しにつきましては、宮崎議員へのご質問にもお答えをしましたとおり、3カ月間の実証運行の運行実績と市民アンケート調査の結果を踏まえ、地域公共交通活性化再生協議会において本格運行が可能かどうか検討される予定でありますので、その結果を踏まえて、市の財政負担も考慮しながら判断してまいりたいと考えております。以上でございます。(降壇)



○議長(日向義忠君) 

 8番、黒岩議員。



◆8番(黒岩英雄君) 

 新型インフルエンザについてでありますけれども、国立感染症研究所の感染症情報センターによれば、先月ですけれども、現在国内の状況は流行の初期段階ということで、日本はこの秋から冬にかけて第1波になる可能性があると。また、厚生省は、同じく先月ですけれども、インフルエンザが原因で休校、学年閉鎖、学級閉鎖の処置を取った施設は過去10年間では最多であると、まだ更新中ということのようですけれども、昨日の質問でしたかね、大体の市内の状況はお聞きしましたけれども、もう一回、ちょっとおさらいの意味でお尋ねしたいと思いますけれども、市内の小・中学校の数は私が調べたあれでは39校というようなことのようですけれども、例えば学校で今までインフルで学級閉鎖あるいは学年閉鎖をした学校というのは何校だったですかね。



○議長(日向義忠君) 

 教育次長。



◎教育次長(井口敬次君) 

 休校をいたしました学校が1校でございまして、あと、学年閉鎖が38学年でございます。これは11月30日現在の数値でございます。学級閉鎖を行なった学級が20学級でございます。なお、臨時休業を行なった学校でございますけれども、22校でございます。以上でございます。



○議長(日向義忠君) 

 8番、黒岩議員。



◆8番(黒岩英雄君) 

 学校ではもう半分は超したということですね。ただ、学校別だけでいえば。

 じゃ、今度、生徒数。学校は半分いったから、峠は越したかなというような感じはしますけれども、学級でも学年でもとにかく閉鎖した学校はですね。ただ、生徒数で小学校の人数は4,400名ぐらいだろうと一応聞いておるんですけれども、それに対して、インフルエンザにかかった生徒数、これ分かりますか。



○議長(日向義忠君) 

 教育次長。



◎教育次長(井口敬次君) 

 1,016名でございます。



○議長(日向義忠君) 

 8番、黒岩議員。



◆8番(黒岩英雄君) 

 そうですね。1,000人ということは、4,000人ですので、4分の1。ということは、まだ峠は越しておらんわけですね。まだ今から、今からですよ、南島原の市の小・中学生が広まっていくのは。私は、そういうふうに思っております。数字的にも大体そういう感じになると思うんですね。

 そうした場合、いまだかかっていない人の、この非課税と生活保護の人は無料と、それ以外で中学生の、例えば今から先に補助しようかなというような対象の人は何人おって、どのぐらいの予算が必要か。これは福祉のほうですかね。



○議長(日向義忠君) 

 福祉保健部長。



◎福祉保健部長(酒井久君) 

 中学生の生徒の数ということでしょうか。中学生が、うちのほうで試算で計算をしております対象者数というのが、1,573でございます。このうち、うちのほうは非課税を全額免除ということでございますので、非課税を、これはもう1軒1軒当たるというわけにもまいりませんので、税務課のほうの資料といいますか、税務課のほうにお尋ねをしまして、非課税率が市全体で約4割ということでございますので、1,573の4割ということで、対象者数を629名ということで、これが免除される対象者数ということになります。

 そうしますと、差し引き課税の方というのは、中学生で944名が課税の世帯の対象者数ということで考えております。



○議長(日向義忠君) 

 8番、黒岩議員。



◆8番(黒岩英雄君) 

 要するに、小学生、中学生の全体の数から、非課税世帯とか生活保護、それ合わせたら大体4割と。だから、この人たちはもう考えんでいいわけですね。6割。6割というと、大体2,600人ぐらいになるんじゃないですかね。一応その金額からいくと950万円ぐらいですかね。大体そういった感じになるんですかね。

 もし、そのあれに補助すると、額を全部するとなると、大体そのぐらいの予算が要るということですかね。



○議長(日向義忠君) 

 福祉保健部長。



◎福祉保健部長(酒井久君) 

 本市の場合に補助の額というのが、3,150円というふうなことで、上乗せ世帯の分でございますけれども、それで計算をいたしますと人数が、小・中学生合わせてでございますけれども、2,642で、これに3,150円を掛け合わせますと832万円程度ということでございます。



○議長(日向義忠君) 

 8番、黒岩議員。



◆8番(黒岩英雄君) 

 それ、2回をそのまま全額した場合の金額ですね。2回ね。1回。



○議長(日向義忠君) 

 福祉保健部長。



◎福祉保健部長(酒井久君) 

 1回目の接種が3,600円、それから2回目の接種が2,550円でございます。本来、医療機関のほうに支払うべき額がですね。その全額を補助するというのは、これは生活保護世帯、それから非課税世帯ということですね。

 雲仙市の場合は、1回目の3,600円だけを免除するということでございまして、2回目の2,550円についてはそのまま丸々個人負担ということでございます。

 先ほど申しましたのは、私たち南島原市の方針として、1回目、2回目とも1,500円ずつは個人負担をいただこうということでございますので、その結局残りの分、市のほうで3,150円を助成すると。その額を先ほどの2,642人に掛け合わせますと、832万円がその該当する額になると。小・中学生に対して、課税世帯の小・中学生に対して、もし助成をするとした時には、832万円が新たに生じてくるということでございます。



○議長(日向義忠君) 

 8番、黒岩議員。



◆8番(黒岩英雄君) 

 私がちょっと尋ねたいのは、市長が他市に負けんようにと指示したと。いつ指示を受けられましたか。



○議長(日向義忠君) 

 市長。



◎市長(松島世佳君) 

 指示したのはいつかちょっと正確には覚えていません。ただ、雲仙市は1回なんです、全部の補助が。うちは、いわゆる重症化しやすい1歳から就学前の児童に関しては2回助成をしている。こういう違いがございます。

 他市だ、他市だとこうおっしゃる。そして、重症化しやすく、本当に危険度の高いところに2回助成をしていこうと、こういうふうな方針です。そして、島原市も私どもと全く同じようなことだとお伺いをいたしております。

 だから、雲仙市は全部1回と、こういうことでございますので、どうぞ、その辺のご理解をよろしくお願いしたいと思います。



○議長(日向義忠君) 

 8番、黒岩議員。



◆8番(黒岩英雄君) 

 私もインフルエンザのことは、新聞に載って、ずっと先月ぐらいからですかね、毎日切り取って、こうやっておりましたけれども、もう毎日ですね、インフルエンザに関しての新聞報道は。そして、いろいろ見てみますと、これも県下だけでも非常にそれぞれ市の独自の政策をやっておられます。例えば、佐世保では1回目自己負担、2回目は2,250円を1,550円、これを市が負担と、平戸では幼児1回を1,000円とすると、西海市では13歳未満の人を2回目だけを全額助成するというふうな感じで報道されておりますけれども、私たちはどうしても、市長じゃないけれども、他の市、他の市というた場合は島原半島の3市をどうしても比べるような感じになるわけですね。何でかというたら、やはり議員も市民から、あっちはこうなっとっとに、こっちより補助額が少なかところはなん言わっさんですよ。補助額は多いところは、隣りはこうなっとっとにと、絶対そういう意見が来るものですから、ちょっと何とかもう一踏ん張り頑張ってもらいたいなと思っておりますけれども。この前、これは臨時議会の質問に、今後のことはどうしますかと、梶原議員だったですかね、質問されました。

 それに対して市長は、最善の策を模索し、今できる範囲のことをやっていると、就学前のことはやったと、先々はその状況を見ながら判断していきたいと、最後にこう答弁されております。だから、私は、まだまだ来年、年越すかそこら辺のところに次の手を打たれているのかなという期待を一応持っているんですけれども、ただ、それまではもう議会がありませんので、そういった市長の発言と、他市には負けていないという思いも分かりましたし、来年、正月明けて、新学期がまた始まったあたりにどういう感じになるか分かりませんので、もう一回、そういうところを市長のお考えをお聞きしたいと思います。



○議長(日向義忠君) 

 市長。



◎市長(松島世佳君) 

 事態の推移を十分見きわめながら、検討していきたいと、こういうふうに思っております。大変憂慮すべき、私は体験をしたことのない新型インフルエンザということで、事態がどういうふうになっていくのか、非常に私自身も注意深く見守っていきたいと、こういうふうに思います。



○議長(日向義忠君) 

 8番、黒岩議員。



◆8番(黒岩英雄君) 

 絶対、他市に負けない政策をよろしくお願いいたします。

 次に移ります。

 防災のことで、特に私は今回は消防のほうで消防水利、水のことでちょっとお尋ねしたいんですけれども。以前、去年だったですかね、北有馬のほうで火災が発生しまして、水が足りなかった、消火する時ですね。もう上水の1本と、それで防火水槽は非常に遠い所にあったと、そういったとこで何とかできないかなと、方法はないかなとこう思っておりましたところに、農林部が事業を進めております、これは県ですね、県のほうが進めております俗に言う畑かんですね、圃場整備で畑にやる水を畑に引っ張っておりますけれども、その水を利用できないかと、何とか方法はないかというふうに思っておりますけれども、そういう箇所は結構あるんですね。例えば、原山地区、釘山地区、白木野地区、いろいろ圃場整備をやっている所にそういう所があるわけなんですけれども、普通の上水、例えば水道部がためてるタンクは大体平均どのぐらいのタンクが多いんですかね、何リッターぐらい。何トン。



○議長(日向義忠君) 

 水道部長。



◎水道部長(神島道守君) 

 水道部といたしましては、50トンから100トンのタンクでございます。



○議長(日向義忠君) 

 8番、黒岩議員。



◆8番(黒岩英雄君) 

 水道部が要するに上水、飲むやつのタンクは50から100トンの間のタンクに入れとるということですね。

 それが、消防署が使ってやるわけですからね。しかし、この畑かんのやつは一番小さいやつで270トンですね、加津佐のほうはうまく出たらしいですね。1,300トンというそれをためる容器を作ると。だから、これはもう非常の場合ですよ、一生のうち1回あるか、あるいは今日あって、また1週間後に火事があるかもしれん、それは分かりません。けれども、目の前にある水を何とかして利用する方法はないのか、総務部長、どうでしょうか。



○議長(日向義忠君) 

 総務部長。



◎総務部長(水島文昌君) 

 目の前にある水利ということでご質問ですけれども、先ほど畑かんのお話が出ましたけれども、そういう畑かんを利用して、当然住宅地が近くにあるということが前提になってくるかと思うんですけれども、水利については当然組合とか地元が管理されているということもございます。その辺の協議が調えば、そういうことも可能であろうと思います。

 実際、深江町につきましては、そのような利用していいよということで、利用できるようにスタンドパイプと申しますか、そのかんがいの水を取る所にジョイントをかませて、それから消防ホースのほうに引き込みができるというような地域もあるようでございます。以上です。



○議長(日向義忠君) 

 8番、黒岩議員。



◆8番(黒岩英雄君) 

 防火水槽の1基、大体平均で大体でいいですけれども、作る場合、40トンが平均と思いますけれども、大体どのぐらいの予算でできるんですかね。



○議長(日向義忠君) 

 総務部長。



◎総務部長(水島文昌君) 

 その地理的な条件とかいろいろあるわけですけれども、大体600万から650万程度でできるのではないかと、40トンの場合ですね、そのようなことです。



○議長(日向義忠君) 

 8番、黒岩議員。



◆8番(黒岩英雄君) 

 500万以上は今かかっているみたいですね。防火水槽を1基作るのには。

 例えば、畑かんが道路の下を民家の前を通って行っとるとしますよね。それをうまく利用してちょっと出口だけ作ればいいんですけれども、それじゃ10万ぐらいでできるんじゃないかと言われているんですけれども、10万かかるのと500万かかるとはえらい差だなと思うんですけれども、畑かんをそういうふうにして利用せん方法はないなと、だれが考えてもそう思うんですけれども、市長、どうでしょうか、そういう方法は。



○議長(日向義忠君) 

 市長。



◎市長(松島世佳君) 

 基本的には先ほど部長より答弁をしたとおりなんですが、実は私も縦割り行政ということで、非常にそういう意味では、よりおっしゃるような形でできないのかなというような思いは常々、ほかの件でもあるんですけれども、ただ、水利組合その他、ほかの兼ね合いがありますので、今現状においては現地において、その水利組合、あるいはそういう人たちの了解を得て、そのことが可能であれば、そういうふうにしていいんじゃないかと、こう思います。

 ただ、行政サイドでそのことを積極的に進めるには、制度的にそういうふうになっていないからできないと、こういうふうなことでございますので、どうぞご理解をいただきたいと思います。



○議長(日向義忠君) 

 8番、黒岩議員。



◆8番(黒岩英雄君) 

 行政上はそういうふうになっていないと、市長はこう言われましたけれども、行政上、できるような手続を、申請をしてやれば、使っていいですよと、国のほうはそういうふうに言っているんじゃないですかね。どうですか。



○議長(日向義忠君) 

 総務部長。



◎総務部長(水島文昌君) 

 その辺は事業主体が農林関係で圃場整備等をしていると。それに対して、当初からそのような計画協議等をしていけば、その辺の部分はないということではないんじゃないかなと、できる可能性もあるということで答弁させていただきたいと思います。



○議長(日向義忠君) 

 農林水産部長。



◎農林水産部長(田口敏之君) 

 畑かん施設の取水関係でございますので、私のほうから答弁をさせていただきたいと思います。当然、畑かん施設につきましては、利用目的によります使用という形で事業がされるわけでございます。

 その畑かん施設で当初から計画におきまして、水利として事業が国のほうから認められるということであれば、当然それはできようかということでございますけれども、完了後にそれを使用するということであれば、施設の維持管理の面から考えまして、目的外使用ということになりますので、なかなか難しい点があろうかということでございます。



○議長(日向義忠君) 

 8番、黒岩議員。



◆8番(黒岩英雄君) 

 だから、今から、市長も圃場整備は一生懸命進めていこうと、そういう発言をされておりますので、今後のためにもそれを計画した時に、民家がその近くにいっぱいある時は何とか利用できるようにと、最初からそういう計画を立ててやってもらえば、縦割りじゃ、横割りじゃと言わんでも許可ができると思いますので、そういった方向で考えてもらいたいと思います。

 肝心の民営化にちょっと移らんばいかんですけれども、これで一応。まだいろいろあるんですけれども、次は3番目の幼稚園の民営化についてでございますけれども、市長は今からまたいろいろ保護者の意見も聞くということだったので、例えば来年度の募集、保育所は今度の12月の広報に載っておりました、市内の全部の保育所の募集要項が、募集のあれが。しかし、幼稚園がもう北有馬だけしかないわけですから、幼稚園のほうはどうなるのか。いつもは11月中旬ぐらいには旧町の場合はやっていたという話を聞くんですけれども、この募集関係はどうなっているか、ちょっとお聞きしたいんですけれども。



○議長(日向義忠君) 

 教育長。



◎教育長(菅弘賢君) 

 お答えを申し上げます。

 広報が遅くなってしまいましたことをまずおわびを申し上げたいと思いますが、次年度も幼稚園のほうの募集は行います。以上でございます。



○議長(日向義忠君) 

 8番、黒岩議員。



◆8番(黒岩英雄君) 

 できるだけ早目にお願いしますね。

 去年も遅れたんですよね、こういう事情で。そうしたら、ちょっと事情がいろいろあてにならんけんと、ほかにところに約束したと。それで、本当は北有馬幼稚園に行きたいんだけれども、もう頼んだ以上はもうそっちに行かんばいかんと言いながら、口約束でしたいね、約束した以上はその保育所に行かんばいかんと、町外を出た保育所に行きよらした人もおられるわけですよ。もう、1回頼んだとに、またそっちに行きますとは、なかなかもう言いにくかもんやけんとか、そういう人がおられますので、できるだけ早目に募集要項を出してもらいたいと。

 それと、いろいろ今まで協議されてきた中で、財政が苦しいというのは分かります。それは保護者も分かっております。私たちも分かります。じゃ、どうすればいいかと。まず第1に考えるのが、保育料を少し上げたらどうかとそこら辺のところの話し合いからまず入っていって、いろいろなところに進んでいくべきじゃないかなと私は本当はそう思ったんですけれども、保護者とそういう保育料に対しての話し合い、そういうのを真剣にされたことがあるのかどうかお聞きしたいと思います。



○議長(日向義忠君) 

 行革推進室長。



◎行革推進室長(宮崎太君) 

 保護者とその保育料の点について話し合いをされたかというふうなご質問でございましたけれども、その点につきましては、そういった話はいたしておりません。



○議長(日向義忠君) 

 8番、黒岩議員。



◆8番(黒岩英雄君) 

 普通、しかし、財政が苦しいという場合は、経営者とそこの利用者がおるわけですから、もうちょこっと保育料を上げて何とかと、そういうところからやっぱり話に入っていくのが普通だと思うんですけれども、そういうのが全然なかったというのは、やっぱり最初から廃園ありきだというふうにやっぱり受け取るわけですね、保護者も。私もそういう話を聞いてそういう感じがします。

 そうした場合、保育料の全国平均は大体6,700円と言われているそうです。県下の場合は、平均は幾らに大体なりますかね。教育次長、分かりますか。



○議長(日向義忠君) 

 教育次長。



◎教育次長(井口敬次君) 

 今、本日資料を持ってきておりませんけれども、私の記憶をたどりますと、おおよそ7,000円程度であったと思っております。



○議長(日向義忠君) 

 8番、黒岩議員。



◆8番(黒岩英雄君) 

 大当たりと言いたいんですけれども、それは長崎大学の附属幼稚園ですね。長大附属園が多分7,000円だろうと思います。県下の公立の平均は6,200円ぐらいじゃないかと思っておりますけれども、私が間違っているかもしれませんけれども、一応そういうことであります。

 それと、これは2〜3日前の新聞、12月2日、西海市の議会の提案の記事が載っておりますけれども、病院は民間移行で調査を今から始めると。民間の病院があるんですね。そして、その中に大島幼稚園、値上げもと、幼稚園の保育料を値上げすると、西海市の大島町はですね。大島保育園。じゃ、どれぐらい値上げするかと。現在5,800円から7,000円、入園料は5,200円から6,200円に引き上げる。市教育委員会は、市内の市立幼稚園、年間保育料18万9,000円程度とのバランスを考慮した処置で、値上げしても他の自治体並みと、こういうことで議会に議案を上げております。これは新聞に報道されております。

 だから、最初からこういう感じでいって、ずっとあれもだめ、これもだめ、これはやっぱり、この方法はだめ、やっぱりこの方法はだめとか、こういう方法もあるけどとか、そういった感じで進んでいくのが本当の保護者と当局の話し合いじゃないのかと、私はそう思うんですけれども、1回こじれてかたくなになった保護者をなかなか、話し合いましょうということにはなるでしょうけれども、もう頭からだまされるというような感じになっておるところもあるみたいですね。やはり最初の原点に戻って、こういうところから話し合いでもやってもらえればと思うんですけれども、いかがでしょうか。



○議長(日向義忠君) 

 福祉保健部長。



◎福祉保健部長(酒井久君) 

 市長の答弁にもございましたように、そういう保護者のほうの、我々は説明を十分尽くしたつもりではありますけれども、保護者に納得をしていただけていない部分、そういうものを十分やはりお聞きする必要があると、もう一回その必要があると考えまして、市長のほうにそれでもう一回相談をさせていただきたいというご相談をいたしました。市長のほうからも、そういう、やりなさいという指示をいただきましたので、その方向に向けて、保護者のほうとも十分話し合いを持ちたいというふうに考えております。

 それから、先ほどの……(発言する者あり)



○議長(日向義忠君) 

 8番、黒岩議員。



◆8番(黒岩英雄君) 

 今まで、教育委員会と一生懸命、保護者はやってきたんですよ。

 それで、認定こども園の保育型にしましたからと、最近来られた副市長、それから最近かわられた福祉保健部長、あなた。あなた2人が主にやって、体育館で説明しているじゃないですか。決まりました、決まりましたって。もう私も終わるつもりやったけれども、あなたが手を挙げてやるから、やりますよ。あなた、決まりました、決まりましたって、何にも決まっていないですよ、まだ。あり方検討委員会の案が出ました、それによって執行部がそれでいこうかと決めただけであって、もう暗示にかけたように、本当、私は体育館に行っとってね、私は傍聴だから言えんから言いませんでしたけれども。インフルエンザでもそうでしょう。絶対でけん、でけんと言っとって、臨時議会でぽっとやる。ああ言っとったですけど、やっぱりやるようにしますからというような、もう一回全協でも開いて説明をするならいいけど。だから、食い違うとるって私は言うわけ。そうじゃないですか。

 あなたたちは、副市長と福祉部長はまず保護者と人間としての信頼関係を結ばんば、言われたことだけを言いに行ったって、保護者は納得しませんよ。

 市長はその現場におらないから分からない。

 保護者も18日ですか、何か選考委員会を前提とした委員会など、話し合いなど行けんけれども、懇談会ならいつでも出席しますと。だから、多分出席して、話し合いをされると思います。私は最初から聞いとった、この料金問題を。私たちは料金問題はもう値上げはある程度覚悟しているんですよと、でもそういう話は全然市からはありませんと。保護者は、絶対だめ、何もだめと一点張りじゃないんですよ。財政のことも考えているんですよ、保護者は。

 いいですか。議会として、議会ではもう多分、この問題も最後かも分かりませんけれども、できるだけ保護者と、地域の人の理解を得て、まず自分の人間を信用してもらわんば、もう人間自体を拒否し出してから話し合いと言ったって、うまくいきませんよ。何倍も苦労せんばいかん。

 だから、あなたたちはこの18日行く場合は、何倍も苦労の覚悟をして、話し合いをしてください。

 以上で終わります。



○議長(日向義忠君) 

 これで、黒岩英雄議員の質問を終わります。

 ここで11時10分まで休憩いたします。

     午前10時58分 休憩

     午前11時10分 再開



○議長(日向義忠君) 

 次に、13番、中村久幸議員の質問を許します。13番、中村久幸議員。



◆13番(中村久幸君) (登壇)

 13番、公明党の中村久幸です。議長の許可を得ましたので、通告の4項目について質問いたします。

 まず最初に、乗合タクシー試験運行について。

 先ほど黒岩議員も言われたように、私の質問もこの乗合タクシーとかインフルエンザ、同僚議員の質問と重複するところがありますので、同じ質問になると思いますが、通告をしておりましたので、答弁も用意されていると思いますので、質問をいたします。

 この南島原市地域公共交通総合連携計画、これが今年の1月に出されて、その後、全世帯へのアンケート調査も実施をされ、10月1日からは乗合タクシーの試験的運行が開始をされております。

 そこで、これまでの2カ月間における各エリアの利用状況がどうなっているのかということを伺います。

 また、いろんな形でこの喜びの声とか不満の声、また要望など、寄せられているのではないかと思いますけれども、そのような声が寄せられていればお伺いをしたいと思います。

 次に、インフルエンザの接種費用助成について、また今回も伺いたいと思います。

 数年前から少子化問題が大きく取り上げられておりますけれども、それ以前にこの生まれてきた子供たちを病気で無駄に命や健康を損ねずに、豊かな心を持った立派な社会人にすることが大切ではないでしょうか。

 私は、インフルエンザのワクチン接種をできるだけ多くの子供たちが受けられるよう、せめて小学生、できれば中学生まで費用の助成をと、これまでもお願いをしてまいりました。

 そこで今回、新型インフルエンザも含めて伺いますけれども、新型インフルエンザの現在までのワクチンの接種の状況は先ほども言われておりましたので、割愛されても結構ですけれども、先ほどの黒岩議員も聞かれたように、この接種費用の助成がどうしてもこの小・中学校の児童・生徒まではできないのかと、私も同様に、どうしても納得できませんので、お尋ねをいたします。

 また、季節型インフルエンザのワクチン接種の状況、これもちょっと伺いたいと思います。

 そして、お願いを毎回しておりますように、小・中学校の児童・生徒のワクチン接種費用の助成は、とにかくいつからか実施されるおつもり、これが何とかならないか、重ねてお伺いをしたいと思います。

 3点目、ヒブワクチンの接種費用助成について。

 これも前回から引き続いての質問でございますけれども、乳幼児のインフルエンザ菌b型による細菌性髄膜炎は、抗菌薬による治療を行なっても、予後不良、後遺症になる場合が多く、重篤な感染症であります。

 また、近年はこの抗菌薬への耐性化が急激に進んでいるということから、治療が難しくなっていると言われております。かかってからでは有効な治療法がないので、苦労してワクチンが開発をされてきたわけであります。

 しかし、どんないいワクチンを作っても、受けない限り効きません。情報不足以外で最大のバリアとなっているのが、任意接種を受けるためには接種費用がかかることでございます。

 そこで、このヒブワクチン、予防接種への公費による補助の実施につきましても、前回の定例会で要望しておりましたけれども、いつから実施をしていただけるのか、お伺いをいたします。

 また、前回、ヒブワクチン予防接種が今年から受けられるようになったことを早速周知をしていただくようにお願いをしておりましたけれども、どのような方法でいつごろお知らせをしていただけたのか、そして現在までにこのヒブワクチンの予防接種を受けられた乳幼児は何人おられるのか把握をされておられるのか、お伺いをいたします。

 最後に、救急時の「安心カード」導入についてとあげておりました。ちょっと忘れましたので取ってきますが、東京の港区や北海道の小樽市、そのほかにも高齢化の進む市町村でも取り組みが広がっておりますこの命のカプセルとか安心カードとか、呼び方はさまざまですけれども、どんなものかというと、ちょっと現物を借りてきましたので、これで説明したいと思います。

 この中に入っている安心カード、この安心カードの中に、これに自分の名前、それから電話番号、生年月日、血液型、それとかかりつけ病院、今かかっている病気、現在飲んでいる薬、アレルギーがあるかないか、また健康保険証の番号とか、家族がおられれば家族の名前とか緊急連絡先、このカードには自治会長さんの名前、民生委員さんの名前と連絡先とかが書いてありますけれども、このようなことを書き込んで、これを丸めてこのカプセルの中に入れて、冷蔵庫の中に入れておくというものでございまして、あとその決め手としてもう一つあるんですが、このハートのマークですけれども、シールですけれども、この1枚をこのケースの上部に張って、あと、冷蔵庫の扉にもう1枚を張って、あともう1枚を玄関の入った所の目につく所に張るということで、これによって、例えばお年寄りや障害者、また健康に不安のある方などが、病気等で自宅で倒れた、そういう時やまた災害の時などに駆けつけた救急隊などが、本人の意識があれば話もできますけれども、意識がない場合などには、冷蔵庫を開けて見ることによってこの医療情報をいち早く知ることができて、迅速な救命活動に役立つというものでございます。

 このように、必要な救急医療情報が特定の場所に保管されていること、しかも事前に情報を外部提供する必要がないので、安心して細かい情報を入れてご本人が冷蔵庫にしまっておくわけですので、個人情報の確保にも有効だと思われます。

 南島原市においても、高齢化が進む中で、いかにしたら高齢世帯やひとり暮らしの高齢者の安全を確保するか、また見守り活動の推進など検討されていることと思いますけれども、いろいろな角度から安心を担保するという意味で、この取り組みは大きな効果が期待できるのではないかと考えますけれども、市長の見解をお伺いいたします。

 以上、壇上での質問は終わります。あとは自席での質問といたします。よろしくお願いいたします。(降壇)



○議長(日向義忠君) 

 これより答弁を求めます。市長。



◎市長(松島世佳君) (登壇)

 中村久幸議員のご質問にお答えをいたします。

 最初に、乗合タクシーの試験運行について、各エリアの利用状況はどうかとのお尋ねですが、いずれも重複する部分があるかと思いますが、質問ですので、させていただきます。

 このことにつきましては、先ほども黒岩議員にお答えしましたが、11月25日までの利用状況を地区ごとに申し上げますと、定時、定ルートで実施されております加津佐町、有家町については、加津佐町が329人の利用で、また有家町では82人の利用といった状況でございます。

 予約制で実施されている他の5町については、西有家町で95人、北有馬町が78人の利用ですが、そのほかは口之津町25人、南有馬町11人と少なく、布津町においてはまだ利用があっておりません。

 利用の傾向として、町なかから距離が離れた地域の方の利用が多く、エリアが狭い布津町、南有馬町、口之津町では利用が少ないといった傾向にあるようでございます。

 次に、これまでにどのような声が寄せられたかとのお尋ねですが、利用された方につきましては、ありがたい、助かるなど一定の評価をいただいているようですが、そのほかにつきましては、運行エリアから外れている地域の方から、利用できないかとのお尋ねをいただいているところでございます。

 いずれにしましても、実証運行終了後には、市民アンケート調査が実施される予定ですので、利用された方、されなかった方、双方のさまざまなご意見が伺えるものと考えております。

 次に、新型インフルエンザの現在までのワクチン接種の状況はどれくらいかとのお尋ねですが、新型インフルエンザワクチンの接種につきましては、国と医療機関が直接契約することになっており、市として市民の接種状況の把握はできない状況でございます。

 次に、新型インフルエンザのワクチン接種費用の助成は本市においてはどうなっているのかとのお尋ねですが、これまで申し上げておりますとおり、優先接種対象者等のうち、生活保護世帯の方と市民税非課税世帯の方につきましては、無料で接種できることになっております。

 市単独の助成につきましては、1歳から小学校就学前までの幼児に1回目に2,100円、2回目に1,050円を助成することとしておりますので、1歳から小学校就学前の幼児は1回1,500円を負担すれば接種できることになります。

 次に、季節性インフルエンザのワクチン接種の状況はどれくらいかとのお尋ねでございますが、市で把握できる乳幼児、高齢者について申しますと、10月末の状況で乳幼児は197人、高齢者は1,869人となっております。

 次に、小・中学校の児童・生徒の季節性インフルエンザ接種費用の助成についてのお尋ねですが、6月議会でもお答えをしておりますとおり、近隣市においても実施されていないなど、本市の厳しい財政状況などを考慮しますと、困難と言わざるを得ないと存じます。

 何とぞ、どうぞご理解をいただきますようお願いを申し上げます。

 次に、ヒブワクチン予防接種への補助を要望していたが、いつから実施する予定かとのお尋ねですが、確かに9月の議会において、議員から島原市のように本市でも2分の1の助成はできないかとの要望がございました。本市においてはヒブによる髄膜炎の発病例は少ないものの、発病した場合は罹患児の約30%に後遺症が生じると言われておりますので、そのことを踏まえ、現在検討をいたしているところでございます。

 次に、ヒブワクチン予防接種の周知についてのお尋ねですが、任意接種のワクチンであることから、現在のところ行なっておりません。

 次に、予防接種を受けられた乳幼児を把握しているかとのお尋ねですが、ヒブワクチンの接種は任意となっており、市では接種者の把握はできない状況でございます。

 次に、高齢者世帯や独居老人の方などへの緊急時の安心カード導入についてのお尋ねですが、市ではひとり暮らしの高齢者や身体障害者の方が、急病や災害などの緊急事態に陥った時、電話や無線発信機等を用いて安全センターに通報されると、あらかじめ組織された協力体制により、速やかに対象者の救助を行うことができる緊急通報装置を設置をいたしております。

 また、その業務の中で主治医、病状の有無、服薬中の薬、緊急連絡先など、安全センターにおいて確認できる範囲で最新の情報を把握し、緊急時に迅速かつ適切に対応できるよう体制を整備いたしております。

 議員ご提案の安心カードは、家の中に情報を保管することにより、緊急通報装置を利用できない状況にあっても、迅速な救命活動ができる方法の一つとして有効なものと考えます。

 このことにつきましては、独居老人等の安心・安全対策の取り組みの一つとして、今後検討してみたいと考えております。以上でございます。(降壇)



○議長(日向義忠君) 

 13番、中村久幸議員。



◆13番(中村久幸君) 

 答弁ありがとうございました。

 最後のカプセルについては取り組みを考えるということですので、全国的にも広がっているということで、ぜひお願いしたいと思います。

 それでは再質問させていただきます。

 この乗合タクシーの試験運行については多くの方が質問をされておりまして、いろいろ答弁をされておりましたので、それほどないんですけれども、私も西有家の方々からは大分声を聞きまして、やはりバス停までが遠いという方も多かったんですが、やはり一番ネックになっているのは、前日までに予約をしておらないとだめということが、その日になってやっぱり行こうという気になるというのが普通あるんだと、お年寄りは特に、という方々も多かったし、それと、もう一つはやはり、買い物に行って、やはりバス停から家まで持って帰らないかんと思えば、そんなに荷物は持てないと。ですから、やはり戸口までというのがいいという意見がありましたし、大体上のほうの方は、タクシーで4人ぐらいで乗り合わして行けば、1人300円ぐらいで役場とかジャスコまでは行けるとか、できればタクシー券のほうがいいんだけれどもという声が大多数だったことをお知らせしておきたいと思います。

 あと、次、インフルエンザの予防接種、この費用助成についても、皆さん質問をされておりましたけれども、前回、福祉保健部長は、国の方針が示されたら議員ご指摘の点についても近隣市とも協議をしながら対応を図ってまいりたいと答弁をされておりましたけれども、その協議はされたんですかね。近隣市との協議はされたんですか。どことされたのか、ちょっとお尋ねをいたします。



○議長(日向義忠君) 

 福祉保健部長。



◎福祉保健部長(酒井久君) 

 お尋ねの点は季節型のインフルエンザの助成ということでしょうか。



◆13番(中村久幸君) 

 どちらも。



◎福祉保健部長(酒井久君) 

 季節型につきましては、近隣市との協議といいますか、まだ近隣市の状況も就学前までということで、それ以上には実施をされないという状況は、これはもう協議といいますか、情報として得ておりますので、その段階で近隣市の状況はそうであるというふうに認識をしております。

 新型についても、これは電話でのやりとり、どういうふうに助成をされるのかという情報についてお互いに交換をしながら調整を図っております。



○議長(日向義忠君) 

 13番、中村議員。



◆13番(中村久幸君) 

 では、雲仙市とも協議はされたということですね、電話では。雲仙市がどういう助成をされているかというのは、聞かれた上で、うちのほうはこれでいくということにされたということでしょうかね。

 費用の面で受けたくても受けられない、そういう子供たちがいないような手だてはとるべきだという考えもやはり持ってもらいたいと思いますけれども。雲仙市のところでは、1歳未満の幼児の保護者にも助成をされるということも、きょうの新聞にも出ていましたけれども、そこら辺も協議では聞かれておりますか。



○議長(日向義忠君) 

 福祉保健部長。



◎福祉保健部長(酒井久君) 

 聞いております。



○議長(日向義忠君) 

 13番、中村議員。



◆13番(中村久幸君) 

 そうですか。そういうことでもそうなったということであれば、うちはどれだけか。この後、もうちょっと言いますけれども。

 もう一つ、これ私がちょっと振っていたんで、市民生活部長のほうだったそうですけれども、この間、臨時議会の時に聞いて、部署が違うと言われたんですが、ワクチンでこの免疫を作ることがかからないこと、かかっても軽く済むことということを踏まえた上でですけれども、インフルエンザウイルスをブロックすることについて、消毒液とかマスク、そういうのが大切で、マスクや手洗い、消毒、それが大事ということを広く周知をしていただいておりますけれども、この消毒液やマスクにもいろんな種類が販売されておるわけですけれども、市の公共施設や学校、こういう所で使用されている消毒液とかなどについて、そのウイルスへの効力とか、その効力の持続時間とか、あとは肌なんかへの刺激とか影響、そこら辺の調査をされた上で置かれているのか、その辺ちょっとお尋ねしたいと思いますが。



○議長(日向義忠君) 

 市民生活部長。



◎市民生活部長(井口健士君) 

 具体的に数値的な効果等については、そこまでは専門的にはいたしておりませんけれども、今、マスク、それから消毒液、それから防護服等について、これからの事態に備えて備蓄をしております。

 この物品につきましては、国で定められましたガイドラインに従って、沿ったところの物品を今購入をいたしておるということでございます。



○議長(日向義忠君) 

 13番、中村議員。



◆13番(中村久幸君) 

 ウイルスに対してよく効くとか殺菌力があるとか、インフルエンザウイルスは特に粘膜から、粘膜感染と言われておりますので、特に目に入るというのを、その前にやっぱりブロックするということがかなり重要なところも言われておりますけれども、そこら辺で種類があって、そういう効くやつがあるとかないとかというところは調べて分かっておるんでしょうか。



○議長(日向義忠君) 

 市民生活部長。



◎市民生活部長(井口健士君) 

 今お話のいろいろ菌そのものに、ウイルスそのものに効果があるそういったいろんな抗菌の消毒剤、それについても現在いろんな研究機関で調査研究がいろいろ進められておるようでございます。これは議員さんもいろいろお調べのことだと思いますけれども。そういうことで、今現段階でいろんな研究が進められておるということも私どもは伺っております。

 したがって、こういった研究が今後商品化されて、そういったことで出回ってまいるということになりましたら、私どももそういう点に十分注意を払って、アンテナを高く張って、より有効な品物を求めていくということには当然のこととしてそれは考えてまいりたいと、考えていかないかんというふうに考えております。



○議長(日向義忠君) 

 13番、中村議員。



◆13番(中村久幸君) 

 よろしくお願いします。

 私もちょっとそういうところを聞いたんで、何かワクチンは、そのウイルス自体に入ってきたやつに効くけれども、型がちょっと変わって入ってきた場合にはワクチン自体は型が違うんのには効かないと。ただ、その前の段階でブロックする場合は、たんぱく凝固とか何とかという用語があったんですが、そういう感じでいろんな形のやつでも固めて殺菌することができるというような、逆に体の中に入る前に防御したほうが、違う型までやることができるということもありましたので、ぜひそこら辺研究して、いい薬が出たらば、ぜひそういう公共とか子供の所には使っていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。

 あと、ヒブワクチンのほうにまいりたいと思いますけれども、市長も前回でしたか、近隣市とも連携をとりながら、検討してまいりたいと答弁をされておりましたけれども、島原市ともそこら辺のお話は一応聞かれてみたんでしょうか。お尋ねします。



○議長(日向義忠君) 

 福祉保健部長。



◎福祉保健部長(酒井久君) 

 ヒブワクチンについては、前回も答えたかと思います。今、市長の答弁にもありましたけれども、島原市は助成を2分の1ということで、接種費用の2分の1を今年度の補正予算で計上されております。



○議長(日向義忠君) 

 13番、中村議員。



◆13番(中村久幸君) 

 そういうことで、島原市がしていると。うちはどうしてされないのかということになるんですけれども、正確には、ヒブワクチンの助成を島原は9月から行なっておりまして、9月には14名の方が受けられたと。10月はこの新型インフルエンザのワクチンの話題でばあっとなって、同じく15名ほど10月は受けられているということです。うちのほうはこのヒブワクチンを受けられたかどうかということに対しては、全然分からないという状況ですけれども、やはり助成をされたことによって、こういうヒブワクチンのワクチンを受けられた方も人数も把握ができてくるわけですね。

 ですから、金額的にもそれほど、この前ちょっと試算はヒブワクチンのほうはしてもらったですかね。ヒブワクチンの助成のほうも試算はこの前していただいたですかね。どうですか、試算しておられますか。



○議長(日向義忠君) 

 福祉保健部長。



◎福祉保健部長(酒井久君) 

 ヒブワクチンの試算というのは、前回ご質問をいただいた後で、島原市さんの助成の内容等も含めて、本市に置きかえた場合にというふうな内容での試算はしております。

 議員もご指摘があったかと思いますけれども、ヒブワクチンについては、1回おおよそ7,000円の接種費用がかかります。これは生後2カ月から1歳までの間に3回、それから1年を置きまして、1歳から5歳までの間に1回、合計4回の接種となります。

 そうしますと、7,000円の接種ということになりますと、約3万円近く、2万8,000円から3万円の接種費用ということになります。

 島原市のほうではこの接種額の2分の1を補助ということで、予算計上されております。

 本市においても、ほぼ人数的にも島原市さんと同様の人数になります、接種対象者の数がですね。試算しますと、島原市さんの試算内容で当てはめますと、約530万ほどの接種費用が必要になるという試算をしております。



○議長(日向義忠君) 

 13番、中村議員。



◆13番(中村久幸君) 

 今の試算、これが大きいと思われるのか、小さいと思われるのかですけれども、先ほど黒岩議員も言われておりましたけれども、市長がこの間11月24日の臨時議会で、他市に負けない補助をせよと言っていると、先ほど黒岩議員も言っておりましたけれども、言われておりました。

 この件について、福祉保健部長も市民生活部長もそうですけれども、お2人に、皆さんそうなんでしょうけれども、代表でちょっと聞いていいですかね。

 市長からそう言われているのに、なぜできないのか。私は、職員の皆さんの意識の中に、市民を守るといいますか、市民の幸福を第一にという意識、そういうのが薄いんじゃないかなという、そういうところを心配するんですけれども、その点どうですか。



○議長(日向義忠君) 

 福祉保健部長。



◎福祉保健部長(酒井久君) 

 この件に関しましては、新型インフルエンザ、なぜ上乗せ枠を拡大できないのかという部分でもご答弁したかと思いますけれども、市の施策、私の担当としては福祉、保健という部門でございますけれども、そういう全体的な必要が迫られている施策のやはり優先順位等も考えて、割り振りを考えていかなければならない、財源的なことを考えていかなければならないという部分で、確かに市長からそういうご指示をいただいておりますけれども、ほかにワクチン接種にしても、ヒブワクチン以外にも議員がずっとご指摘になっております季節型のインフルエンザ、それから頸がんワクチンとか子宮頸がんワクチン、そういったいろんな多種のワクチン接種というのがございます。

 そういうものの必要性がどうなのか、優先順位はどうなのかということを考え合わせて、計画をしていかなければならないというようなことでございます。



○議長(日向義忠君) 

 13番、中村議員。



◆13番(中村久幸君) 

 市民生活部長はどうですか。そういう市長から、全体的にそういうことで他市に負けないような体制をということですけれども、その点は心がけてやっていただいているんでしょうか。



○議長(日向義忠君) 

 市民生活部長。



◎市民生活部長(井口健士君) 

 なかなか難しいご質問だと思いますけれども、常に私どもの責務として、市民のほうに目を向けて行政に携わる一員として取り組んでいかなければならないということで、そういうことで日々努めておるということでございます。



○議長(日向義忠君) 

 13番、中村議員。



◆13番(中村久幸君) 

 ありがとうございます。

 私も最初議員になって、何ができるかというか、市民の皆さんの意見をやはり行政でどのように取り組んでもらえるのかという、そういうところをやはり言って、お願いして、そこをやっぱり実施していただくということに力を入れるべきだということがだんだん分かってきて、各部署の職員の皆さんもこれまでも大分お願いをして実施をしていただきまして、その点はやっていただいております。

 ですから、ただ、市長が他市に劣った助成ではないと思っておられると、この間おっしゃいましたけれども、市長はそのように思われておりますけれども、やっぱり市民の声を聞くと、だれもそう思っていないようなところがあります。

 市民の声をやはり本気で聞こうとされているのか疑うところですけれども。合併していっちょんいいことはないと言われて、やっぱり島原と雲仙市とどうしても皆さんが比べられて、どうしてもうちは負けておると。もう今言うごて、ヒブワクチンも島原はやっているじゃないか、雲仙市は中学生まで助成ばするじゃなかかと。雲仙市も島原市もタクシー券ばくれよらすげなとん、南島原だけなかげなと。本当に南島原市の議員は何ばしよらすとやろかいと、そういう声が聞こえてきます。

 市長にお尋ねしますけれども、市長はこの間言われたように、他市に劣った助成ではないと思っていると言われましたけれども、市民感情を実際聞かれているのか、市民の声を本気で聞こうとされているのか、そこをちょっとお尋ねいたします。



○議長(日向義忠君) 

 市長。



◎市長(松島世佳君) 

 もちろん、市民の意見も当然組み入れてまいります。

 そして、それぞれ、もちろん雲仙、島原、近隣2市ですけれども、そのことも十分考えながら、そしてそれぞれの自主的な南島原市には南島原市の、雲仙市には雲仙市の、島原には島原市の財政なり、それぞれの持っているいろんな事情ございます。

 そういうのを勘案しながら、その中でも、私たちできる範囲の施策をとにかく考えて、できるだけ住民の皆さん方の意向に沿うように、そしてまた、もちろんバランス等も考えながらやっていこうと、こういうことで、頑張っているつもりでございます。

 基本的には行財政の改革をとにかくやり上げないかんと、そういう中にあって、市民のいろんな要求あるいはお願いというものをできる範囲内で措置をしていこうというふうな考えで今やっております。

 何でも、あれもこれもという状況にはないのを十分ご理解をいただきたいと、よろしくお願いいたします。



○議長(日向義忠君) 

 13番、中村議員。



◆13番(中村久幸君) 

 実は、市長はやっぱり、見た目で損をされているじゃないかと思うんですけれども、やはり実際そういう今言われたような気持ちを持っておられるなら、私は、市長に、もう前にですけれども、南島原市にとって何が一番大切だと思われますかと聞いたことがあります。その時に、やっぱり市長は、大事なのは市民だと、またある時は、松島市政は市民の生命を守ることを第一とするということも言われました。

 私もこの前でしたか、前々回、このことをもう一度確認のために、信じてもいいですかと確認のお尋ねをいたしました。市長は、信じていただいて結構ですと言われましたですね。

 私も、もちろん市民もですけれども、市長はとにかく有言実行の人だと信じたいんですよ。信じていいんですね、市長。もう一度お尋ねしておきます。



○議長(日向義忠君) 

 市長。



◎市長(松島世佳君) 

 どうぞ、信じていただいて結構でございます。

 今先ほどからずっと、確かにあれは、いろんな要求、要望というのはあるのも存じ上げています。しかし、そういう中にあって、私としては全力をもってとにかく南島原市の土俵づくり、いわゆる滑走路づくりとも言ってもいいですが、そのことをやりながら、そしてそれにどんどん出てくる需要をどうやって市民の皆さん方のご意見を吸収して、反映させていくかということに苦慮をしているのが現状です。

 ただ、行財政改革をやりながら、あるいは機構改革等もやりながら、そういう中にあって、施策の種を少しずつ並行しながらまいてまいりました。その種が私は少しずつ見えてきたなというふうなことで実は昨日だったですかね、あることを申し上げましたけれども、見えてきているような気がいたします。年明けぐらいにはそういう種をまいていたものが、花開いてくるというふうな状況も公表できるんじゃないかなと、こういうふうに思っておりますので、どうぞ一生懸命にやっているところを信じていただいて、一緒に南島原市をつくり上げていきたいと、こんな思いでございます。よろしくお願いします。



○議長(日向義忠君) 

 13番、中村議員。



◆13番(中村久幸君) 

 分かりました。ありがとうございます。

 とにかく、市民の皆さんから見られているのが、やはりそういう面で損をされているじゃないかと思いますので、そのお気持ちが伝わらないというところが、損をされているんじゃないかと思いますので、やはりこの子供たちの助成にしても、確かに医療関係、特にこの福祉関係のほうでは高齢化が進んでいるわけですから、年々費用がかさんでいっているのは皆さんも大体認識をしてますし、増えていっている。そういう面で子供たちのほうは減っていっているわけですし、少子化ですから。ですから、子供たちにかかる費用はその分やっぱり減っていると思うんですよ。

 ですから、そういうバランスから考えても、やはりどうしても福祉関係全体を考えにゃいかんですけれども、全体で考えた時にも、やっぱり子供たちに対する助成といいますか、そこら辺にもう少し、やはり他市のことを比べるわけではなくても、うちの南島原の方針としても、やはり子供たちのためには、もう少し力を入れていくべきだという考えをやはり持っていってもいいんじゃないかと思うんですけれども、どうなんですかね、その辺の考えはないですか。

 やっぱり、同じように、お年寄りのほうにようけ要るようになるから、子供のほうを削ってやはり年寄りのほうにやらにゃいかんと。もちろん、お年寄りを削ってもらっても困るんですけれども、福祉としてはやっぱり子供が減った分、その分は減っているんだという意味もあって、その分はやっぱり子供たちに対する助成というのは増やしてもいいと思うんですけれども、どうでしょうかね。

 福祉保健部長にじゃお聞きしましょうか。



○議長(日向義忠君) 

 福祉保健部長。



◎福祉保健部長(酒井久君) 

 いろいろ国の施策、政策、例えば子ども手当が来年から始まるということもございます。

 そういう国の政策あたりも考え合わせながら、私たち窓口の担当としては十分議員御指摘のそういう子供たちのためにと、これは単に財政的な支援だけではなくて、例えば健診業務に当たって、保健師等が本当に子供たちの状況を見定める十分な時間をかけてそういう健診に当たるとか、そういう部分もぜひ必要でしょうし、要保護と言われる児童虐待あたりの問題についても、そういうスタッフをきちっとそろえて研修を積んで対応にあたっていくと、こういうもろもろの観点から、十分そういう認識を持ってあたっていきたいと思います。



○議長(日向義忠君) 

 13番、中村議員。



◆13番(中村久幸君) 

 分かりました。そういうところも、市民の皆さんに分かっていただいて、やはりそういうところには取り組んでいるんだという姿勢も聞いていただきたかったものですから、お尋ねしました。

 そういうことで、ただやっぱりこのヒブワクチンについては、やはり国の助成というのがまだ出ていませんでしたので、今回、意見書も提出をしながら、国からの助成と市の助成もしながら、何とか、大体、全体的なこの予防接種が定期的な予防接種に、また、なっていけばと私は思っておりますので、そういうところに力を入れていっていただきたいと思います。

 最後に、先ほどのカプセルですけれども、取り入れてもらっていると。若干、最後の説明として、これ、このカプセル、実は100円ショップで100均で売ってある、実際はかたくり粉の詰めかえ用容器と書いてあるんですけれども、これ100円のショップと、このシールもこれ3枚つづりのあれが5枚ぐらい入って100円という、これ一つ200円もかからないようなあれでもありますし、ただ、この費用面も考えた時にもですけれども、取り入れた場合に、この病気や薬など、この中の情報が新しい情報にやはり書きかえる必要があるというところがあるんですね。

 やはり、薬が変わったとかなった時には、そういうところのまた高齢者の方とか、ひとり暮らしの方なんかには、介護関係のほうからとか、包括支援センターのほうもそうでしょうけれども、自治会や地域などでやっぱり見守り活動、そこら辺の推進がやっぱり必要と思います。その点の取り組みとして何か考えておられますかね。だれか分かりますか。



○議長(日向義忠君) 

 福祉保健部長。



◎福祉保健部長(酒井久君) 

 安心カードのこの件につきましては、同趣旨の取り組みとして、本市では現在、行政としては実施していないんですけれども、社会福祉協議会のほうで、これはまだ一部地域にとどまっておりますけれども、お助け袋というのを配布されているということでございます。

 このお助け袋という中に、緊急で入院せにゃならんとか、そういう場合に、すぐ持っていけるようにというふうなことで、洗面用具に始まり、その中にそういうかかりつけ医であるとか現在の服薬中の薬が何なのかとか、そういう情報を書き入れたお助け袋カードというのを入れて備えておいてもらうと、そういうことを社会福祉協議会のほうで取り組んでおられます。

 これは一部地域で現在とどまっておりますが、社協としても今後全市的に広めていきたいということで考えられております。

 それから、そのほかに地区の民生委員・児童委員協議会の取り組みとして、同じようにそういう情報、緊急に必要になった時の情報をあらかじめ記入しておいて、電話機のそばとか目立つ所に緊急時に目につきやすい場所に緊急連絡表というのを置いておくと、そういうことを地域の地区民児協でございますが、地区民児協の取り組みとして実施をされている所が既にございます。

 担当課としては、そういう現在、議員が提案をいただきました安心カード、これも非常に安価で有効なものと考えておりますので、そういう社協の取り組み、あるいは民生委員さん方の取り組み、そういうものと合わせて、趣旨は同じものですので、どういった取り組みが一番望ましいのか、そういうことをやはり考え合わせて、前向きに検討していきたいというふうに考えております。



○議長(日向義忠君) 

 13番、中村議員。



◆13番(中村久幸君) 

 ぜひ早急にということで、取り組んでいただきたいと思います。

 もう一つは、先ほどちょっと言い忘れたんですけれども、何で冷蔵庫かというのを私も聞いたところ、この冷蔵庫というのはどこの家庭も今はあるということと、阪神・淡路大震災の時に、崩壊したりなんかした時に、やはり一番無傷というか、残っていたのが冷蔵庫だったというのもあって、冷蔵庫の中が一番残りやすいというか、安心だというところもあったんです。これはちょっとお知らせとして。

 いずれにしましても、先ほど市長が言われたように、市長の今の気持ちで、松島市政がこの市民の生命、市民の幸せを第一として取り組んでいかれる、この取り組みをぜひ続けていただいて、私たちも一緒になって、本当、市長が先ほど言われたように、一緒になってこの南島原市の皆さんが、やっぱり何か島原にも負けとる、雲仙にも負けとるというような気持ちじゃなくて、南島原市には、こういういい所があるんだとか、うち、南島原市、自分の市を誇りに思っていただけるような、そういう市にぜひつくっていきたい。

 この間からジオパークもいろいろ聞いて、いや、実際、南島原市もこういういい所があったんだ、世界に誇れるような所があるんだというような、そういうことも認識をしてきましたので、そういう所も、市民の皆さんもまたそういう意識を持って南島原はすごい所なんだというような誇れるような所をもっともっとアピールしながら、一緒になってつくり上げていきたいと思います。

 どうか、市長の今言われた、私もぜひ市長を信じて頑張っていこうと思っておりますので、どうかよろしくお願いいたします。

 これで一般質問を終わります。



○議長(日向義忠君) 

 これで、13番、中村久幸議員の質問を終わります。

 ここで1時30分まで休憩をいたします。

     午前11時58分 休憩

     午後1時30分 再開



○議長(日向義忠君) 

 休憩を解き再開いたします。

 次に、1番、吉田幸一郎議員の質問を許します。1番、吉田議員。



◆1番(吉田幸一郎君) (登壇)

 1番、吉田です。市政一般質問も本日で3日目となり、類似した質問もありますが、私なりの視点で質問したいと考えていますのでご理解いただき、市長、理事者の皆様には明快な答弁をお願いいたします。

 まず、行政関係で質問します。

 本市においても行財政改革は必要であると、私も考えております。私は、平成18年の6月定例会で行財政改革の進め方として、ニューパブリックマネジメントの導入を提案いたしました。

 行財政改革は、すべて市民の立場になって考え、市民が何を役所に求めているか、必要な事務は何か、協働の利益は何かの観点から行うものだと考えています。

 本市では18年度を行革元年と位置づけ、5年間を正念場とし、行政改革大綱で行革の具体的な取り組みとして七つの項目を立てられ、集中改革プランで79項目にわたる実施計画を策定され、行財政改革に取り組まれてまいりました。

 現在まで進めて来られた行財政改革の成果をお聞かせください。

 行財政改革を進めていく中で、課題点も出てきていると思いますが、どのようなことかお聞かせください。

 課題点が分かれば解消対策も考えておられると思いますので、解消対策もお聞かせください。

 そして、今後の行財政改革の取り組みはどのようなことを考えておられるのか、お聞かせください。

 本年の4月から本庁、支所の組織体制で支所が1課1班の総合窓口となり、住民からいろいろな意見をお聞きします。支所機能充実により住民サービス向上を図るため、現状で問題点も出てきていると思うが、どのようなことかお聞かせください。

 また、問題点の解決策も考えておられれば、問題解消対策をお聞かせください。

 産業振興関係で質問します。

 去る8月30日の第45回衆議院議員総選挙により政権交代がなされました。国、県、地方に至るまで、今後の行政のあり方が大変重要視されている現在、果たして南島原市は現在の変化に対応していけるのか、南島原市は生きることができるのか、地方行政も国内や世界の情報を収集して、現状の把握に努め、南島原市の特色を国内外に強く発信していく必要性を私は感じております。

 国では、税財政の骨格、経済運営の基本方針、そのほか内閣の重要政策に関する基本的な方針等のうち、内閣総理大臣から特に命じられたものに関する企画及び立案並びに総合調整を行う国家戦略室や、国民的な観点から国の予算、制度その他国の行政全般のあり方を刷新するとともに、国、地方公共団体及び民間の役割のあり方の見直しを行う行政刷新会議など新しい体制が作られ、現在では、事業仕分けなど、連日テレビ等で放映され、国民の関心も高く、国策も変革されつつあります。

 そのような国政の変革による本市への交付金や補助金等の影響をどのように想定されているのか、お聞かせください。

 教育・スポーツ振興関係で質問します。

 総合型地域スポーツクラブは、単にスポーツ振興や競技の向上、生涯を通してスポーツを楽しむ環境整備だけではなく、地域住民の交流の場として、健康の保持増進や体力の向上、そして何より地域の子供たちが大人と顔見知りになり、あいさつや会話などを通して、人間関係の再構築や家族の触れ合い、世代間交流による青少年健全育成など、地域の良好なコミュニティーの促進にも役立つと言われています。

 また、国のスポーツ振興法のスポーツ振興計画で、平成22年までに全国の各市町村において、少なくとも一つの地域総合型スポーツクラブの育成が掲げられています。

 現在、本市でも総合型スポーツクラブの設立準備委員会と運営委員会が民間の市民を中心に立ち上げられ、クラブ立ち上げに努力され、進められています。

 平成18年9月の定例会の総合型地域スポーツクラブでの質問で教育長は、住民説明会やアンケート調査など具体的な取り組みを行い、平成22年度までに一つ以上のクラブを立ち上げるという県の目標を達成したいと答弁されましたが、現在の進捗状況と問題点、課題点などあればお聞かせください。

 今後、総合型スポーツクラブの設立から運営に向けての問題点、課題点を踏まえたところで、解決策等も踏まえたところで行政や教育委員会の係わり方と、今後どのような支援を行えるのか、お聞かせください。

 以上、壇上での質問を終わります。再質問は自席にて行います。(降壇)



○議長(日向義忠君) 

 これより答弁を求めます。市長。



◎市長(松島世佳君) (登壇)

 吉田幸一郎議員のご質問にお答えをいたします。

 最初に、本市がこれまで取り組んで行財政改革における成果についてのお尋ねですが、主なものについて申し述べますと、まず職員数の適正化、いわゆる削減でございます。これは、10年間で職員数を160人削減するということで取り組んでおりますが、計画では今年の4月までに48人を削減することといたしておりましたが、実績といたしましては64人となっており、計画を前倒しした形で削減が進んでおります。

 次に、地方債の繰上償還でございますが、今年度末の実施見込みも含めまして、これまで47億2,400万円を返済し、将来の負担となる利子5億8,400万円を削減いたしました。

 次に、公営施設の民営化につきましては、今年4月に養護老人ホームを民営化し、また保育所、幼稚園につきましては、二つの保育園について移譲先を決定し、現在、来年4月の民営化に向けて、市と保護者、移譲先法人の3者で協議を進めているところでございます。

 このほか、現在集中改革プランにより、各分野で改革に取り組んでおりますが、着実にその成果は出てきているものと考えております。

 次に、これまでの取り組みにおける課題についてですが、保育所、幼稚園の民営化につきましては、保護者の理解を得るために、その時期を1年延期しましたし、また学校給食会の統合におきましても、調整作業に時間を要したため、統合時期が予定より遅れるなど、計画どおりに進捗していないものもございます。

 このように、改革で痛みを受ける側との調整などで課題が残っているものがありますが、行政改革の必要性については、言うまでもなくそれぞれの皆さん方の理解を求め、改革を進めていかなければならないと考えております。

 合併4年目も早くも半年以上が過ぎ、あと6年半で合併の特例措置が切れ、地方交付税の段階的な削減が始まります。今年度の普通地方交付税について、合併の特例がなかったとして試算をしますと、実に41億円少なくなるということでございます。

 この事実からも、今以上に踏み込んだ支出の削減、行財政の改革が不可避でございます。

 そのため、まずは現在の取り組みを着実に進めるとともに、さらなる改革案を検討しなければならないと考えております。

 市民の皆様には、引き続きご協力をよろしくお願いを申し上げます。

 次に、住民サービスの向上を図るための支所機能の充実など、現状での課題と今後の対策についてのお尋ねですが、ご承知のとおり、今年4月の組織改正により、職員の削減に対応するため、支所の経済建設課を廃止し、事業部門の担当部署を本庁に集約をいたしました。このことによって農家の方などから、不便になったとのご意見もお聞きします。

 確かに、市民の皆様が心情的にも安心し、これまでのような利便性を実現するためには、支所に一定の職員を配置するのが望ましいとは、私も重々承知をいたしております。

 しかしながら、先ほども申しましたように、人件費削減のため、今後も100人程度の職員を削減せねばならない本市の状況では困難であるということもまた現実であり、問題の根本であると考えております。

 支所の事業部門を廃止するにあたっては、廃止後の本庁と支所の連携強化を図るとともに、専任ではございませんが、4月の人事異動で事業部局の経験者を配置いたしました。

 そのほか、現在プロジェクトチームを設け、支所の窓口業務のあり方について、事務の流れや業務の環境などサービスの向上と改善策を検討しているところでございます。

 次に、特に農業、漁業、商業の分野で、国政の改革により本市への交付金や補助金等の影響を想定をしているかとのお尋ねですが、国においては事業仕分けの作業が終了したものの、継続事業の見直しや廃止、新規事業の見送りなどの最終的な判断については、なお検討されている状況でございます。

 本市への影響については、主に福祉関係、農林水産関係、教育関係の予算に影響が出てくるものと思われますが、現時点では詳細が判明しておりませんので、補助金等の影響を想定できる状況ではございません。

 今後も国の動向に注意し、情報の収集に努めてまいりたいと存じます。

 次に、総合型地域スポーツクラブの現状と問題点についてのお尋ねですが、総合型地域スポーツクラブにつきましては、来年度の設立に向けて準備委員会を立ち上げ、現在、スポーツ教室活動や周知活動、組織の構築などの準備作業を行なっております。

 今のところ、総合型地域スポーツクラブに対する市民の認知度や理解度が低いため、今後は体育協会などの各関係団体と連携をとりながら、設立に向けて万全の準備をしてまいりたいと存じます。

 次に、総合型地域スポーツクラブへの支援策などについてのお尋ねですが、現在、教育委員会の職員も準備委員会の中に入り、一緒に準備作業を行なっておりますが、クラブの設立後も引き続き教育委員会とクラブが連携をとりながら、協力し合う必要があると考えております。

 総合型地域スポーツクラブは、一般的には設立後独立をし、参加費等の収入によって運営を行うものと理解をしておりますが、本市が目指す総合型地域スポーツクラブは、行政、体育協会、クラブの3者がお互いに協力し合い、市民の生涯スポーツの普及や競技スポーツの振興、子供の体力向上などを一緒に担っていくものにしたいと考えております。

 したがいまして、今後はお互いに密接な関係を築きながら、他市や他県にない本市独自のクラブのあり方を検討していくことといたしております。以上でございます。(降壇)



○議長(日向義忠君) 

 1番、吉田議員。



◆1番(吉田幸一郎君) 

 それでは、再質問に入らせていただきたいと思います。

 現在、行財政改革は、成果としてはある程度出てきているということでございましたが、今後の行財政改革についての進め方で質問したいと思います。

 18年度、19年度から集中改革プランの実施報告と19年度教育委員会の事務事業評価が行われており、また20年度からは集中改革プランの中で、事務事業評価をしていくと書いてありますが、現在での評価の公表はどのようになっているのか、また、その後の行革での推進でPDSサイクルは確立されているのか、お聞かせください。



○議長(日向義忠君) 

 企画振興部長。



◎企画振興部長(山口重利君) 

 すみません。政策評価のことについては、ちょっと整理をしておりませんので、いま少し時間をいただいて、しばらく時間を置いた後、答弁をさせていただけますか。



○議長(日向義忠君) 

 1番、吉田議員。



◆1番(吉田幸一郎君) 

 政策評価というか、集中改革プランの実施計画の中に、事務事業評価をしていくという欄があるんですが、そこら辺は行革としては、どのように考えられているのか、お聞かせください。



○議長(日向義忠君) 

 行革推進室長。



◎行革推進室長(宮崎太君) 

 政策評価の導入につきまして、昨年からやっているわけでございます。これにつきましては、当然、全事務事業について今後やるような予定をされております。担当課のほうでですね。それをやりまして、それぞれの効果、効果があるのか、果たしてその事業は継続をすべきなのかどうか、そういったことをそれぞれが判断をするというふうなことでございます。

 取り組んだばかりでございますので、実際、それぞれの個々の事業についてやっておりますので、これについては、今後、着実に成果は出てくるものと考えております。



○議長(日向義忠君) 

 1番、吉田議員。



◆1番(吉田幸一郎君) 

 続きまして、行革の進め方についてそれらをお聞きいたします。

 行革大綱の中で、行政改革の進捗状況は市民に分かりやすく公表し、情報の共有化を図り、南島原市行政改革推進委員会をはじめ、市民の意見を伺い、まちづくりへの参加を図りながら、改革を進めていきますと書いてありますが、現在、南島原市行政改革推進委員会という組織はあるのか、また、どのような活動をされているのか、お聞かせください。



○議長(日向義忠君) 

 行革推進室長。



◎行革推進室長(宮崎太君) 

 行革推進委員会の件につきましてでございますけれども、組織は現在もございます。

 現在は主に、行革大綱に基づいた集中改革プラン、これの取り組みについてご報告を申し上げ、またそれについてご意見を伺うという形で開催をいたしております。



○議長(日向義忠君) 

 1番、吉田議員。



◆1番(吉田幸一郎君) 

 それが言えば、プラン、ドゥー、シーで進めていかれるということでよろしいんでしょうか。南島原市行政改革委員会で、PDSサイクルを確立され、今後の行革実施、集中改革プランの実施計画を進めていかれるということでよろしいんでしょうか。



○議長(日向義忠君) 

 行革推進室長。



◎行革推進室長(宮崎太君) 

 PDCAサイクルにつきましては、行革委員会での当然意見というものもございますし、それぞれの施策についても、細かいところまでのいろんなご質問もございます。そういったことで、効果があっているのか、どうなのかというお話もございます。

 それのご意見あたりを伺って、先ほど議員おっしゃった施策評価あたりでの職員のそういった検証、そういったところも合わせて取り組んでいく必要があると考えています。



○議長(日向義忠君) 

 1番、吉田議員。



◆1番(吉田幸一郎君) 

 行革の平成18年の自分の一般質問の時に、市長が行政改革を市民に分かってもらうのが一番課題であるという答弁をされたと思うんですが、そのような課題は市長としては大分課題克服まで来ているなという感触はあるのか、お聞かせください。



○議長(日向義忠君) 

 市長。



◎市長(松島世佳君) 

 それぞれに行革で、今、幼稚園もそうなんですが、いろんな形で理解を求めるためにやっております。

 市民全般にそのことを理解していただくという意味合いではなかったのかと思いますので、どうぞご理解を、関係者に確実に理解をしていただくと、こういうことで申し上げたのかなというような、今お伺いしながら……。そして、一つ、私ちょっと分からない。プラン、ドゥー、何ですか、PDC。(発言する者あり)Sかな。ちょっと私も……。もちろん、プラン、ドゥー……(発言する者あり)立ち上げたあれですね、はい。その辺のことも今、行革の担当室長からお話をしましたとおり、順次、集中改革プランに基づいて、まずプランは集中改革プランで作っております。

 ドゥー、いわゆる今行動を起こして、そのことをやっていると、こういうところじゃないかと思います。

 ちょっと、Sについては、それは何やったかな。(発言する者あり)ああ、検証。検証、まだそこまで行っていないのかなと、率直な私の感触でございますので、どうぞ。



○議長(日向義忠君) 

 1番、吉田議員。



◆1番(吉田幸一郎君) 

 しかしながら、行財政改革を進めていく中では、検証が一番必要になってくると思いますので、そこら辺は進めていっていただきたいと思います。

 現在の集中改革プランの実施要綱の中で、変更または計画を削除されるような項目はないのか、そこら辺はどのように考えられているのか、お聞かせください。



○議長(日向義忠君) 

 市長。



◎市長(松島世佳君) 

 今の削除ということはないんじゃないかと思います。

 ただ、先ほども言いましたとおり、若干遅れぎみのところもあると、こういう状況でございます。



○議長(日向義忠君) 

 行革推進室長。



◎行革推進室長(宮崎太君) 

 変更、また削除の件でございます。これにつきましては、やはり個々の計画をやっていく中で、微調整でございますとか、その時、計画を立てた段階とまた情勢が若干変わりまして、これはやらなくてもいいのではないかというふうな判断をされるようなものも実際ございます。

 幾つか今年も見直しを若干やって、新しい計画に一応変えている部分もあるという状況でございます。



○議長(日向義忠君) 

 1番、吉田議員。



◆1番(吉田幸一郎君) 

 今年も変えられたということですが、20年度の変更、削除は私たちにも資料としていただいております。もし、本年度少し変えた計画があるようであれば、議会にも報告していただき、資料等いただければよろしいなと思うんですが、その点はどうでしょうか。



○議長(日向義忠君) 

 行革推進室長。



◎行革推進室長(宮崎太君) 

 集中改革プランの実績、あるいはその変更・見直しにつきましては、昨年につきましても議会の皆様に全員協議会の場でご報告をさせていただきました。

 今年につきましても、既に行革推進委員会は終了をいたしております。もう会議を持っております。

 その後、行革本部、これは市役所内で作っておりますけれども、行革推進本部、これに一応諮りまして、その後、皆様方には報告をいたしたいというふうに予定をしております。



○議長(日向義忠君) 

 1番、吉田議員。



◆1番(吉田幸一郎君) 

 それでは、報告のほどよろしくお願いいたします。

 それでは、細部のほうでちょっと質問をさせていただきたいと思います。

 9月の一般質問の中で、入札改革は透明性の確保が必要だと訴え、本市のすべての入札業務委託をホームページに公開し、まさに市民にとって透明性のある入札制度にする必要があるという質問に市長は、ぜひ検討させたいと答弁をいただきました。

 集中改革プランの実施計画の5項目の公正の確保と透明性でも、ホームページの充実と積極的な情報発信と入札改革の項目もありますが、またその両方ともにつながってくると思いますので、現在での進捗状況はどのようになっているのか、お聞かせください。



○議長(日向義忠君) 

 総務部長。



◎総務部長(水島文昌君) 

 前回、入札結果については各庁舎のほうの掲示板にやっているというようなことを受けまして、インターネット等で公表すべきじゃないかというようなご意見もいただきましたので、そのように進めているところでございます。以上です。



○議長(日向義忠君) 

 1番、吉田議員。



◆1番(吉田幸一郎君) 

 早目に進めていただいて、透明性の確保等もしていただきたいと思います。

 次の質問に移ります。

 行政改革の一番の重要な点は、人材の育成であると私は考えています。私たちは、市長が職員の皆さんに日々改革、改善、意識向上とか言いましても、何より職員の皆さんがやる気を出さないとできないことだと思います。

 私の提案といたしましては、ニューパブリックマネジメントを明確にスローガンとして県政として行われたのは、元三重県の知事で北川正恭さんでございます。その北川さんとは市長との知人であるという話も聞いております。

 私の案といたしましては、まず仕事を変える人が得する仕組み、組織を作ることだと考えております。

 組織によるマネジメントの組み込みも必要で、予算管理の反映は時間がかかると思います。まずは報奨制度の導入、業務改善への恒常的な制度設計と運用から取り組むことがよいと私は考えております。

 それで、職員の仕事のやる気が出るような向上策は本市としては何か考えられているのか、市長、お聞かせください。



○議長(日向義忠君) 

 総務部長。



◎総務部長(水島文昌君) 

 職員の資質を向上させるということで、何をやっているかということですけれども、この辺につきましては、県のほうにも出向させ、スキルのアップといいますか、そういうものも着実に向上をさせたいということで考えておりますし、例えば民間あたりのシンクながさきあたりにも人材を出しております。

 あとは、特に今、職員が減りつつありますけれども、研修関係につきましても、内部研修、また県の振興協議会等にもお願いをしまして、研修等は県下でも市の中では非常に積極的に受けているという団体でございます。

 職員が減っていく中にありまして、一人ひとりの職員のやる気、また能力を向上させることは今後も十分努力をしていきたいという具合に考えております。



○議長(日向義忠君) 

 1番、吉田議員。



◆1番(吉田幸一郎君) 

 職員は行政事務の専門家であり、だれよりも精通されているはずです。最少の経費で最大の効果を上げることは行政担当者の最大の責任と思います。市長には、職員の皆さんが情熱を持って仕事ができるような体制の構築を実施していただきたいと思います。

 続きまして、支所機能向上策で質問したいと思います。今年の3月の一般質問で行革室長の答弁では、いろいろな問題、支所総合窓口の件につきましては、庁内のプロジェクトチームで検討していきたいというふうに答えられていますが、どのようなサービス向上策が出てきているのか、お聞かせください。



○議長(日向義忠君) 

 行革推進室長。



◎行革推進室長(宮崎太君) 

 3月の折に吉田議員より、今おっしゃられたようなご質問が、お話がございました。その中で、今後は庁内にプロジェクトチームを作って、いろいろ検討をしていきますというふうにお答えをいたしております。

 その点につきましては、今年の5月からお客様総合窓口検討委員会ということで、庁内PTを立ち上げまして、ほぼ月1回程度でございますが、支所のあり方、どういったやり方がいいのか、現状で、現状でといいますか、お客様にどのようなやり方をしたらお客様のためになるのか、あるいはその職場環境、あとは本庁と支所との連携、これあたりについて、諸々検討をいたしているわけでございます。

 お客様の立場で使いやすい窓口はどうあるべきか、また先ほど言いましたけれども、支所と本庁との連携方法、それとか、あと、職員の負担の軽減、こういったことについて柱を決めまして検討いたしまして、まず支所をワンストップ、お客様、市民の生活に密着した業務、これのワンストップが図られているかどうか、現状でということをまず最初に検討いたしました。

 これにつきましては、他団体でやられている部分、戸籍、住基を中心に税でありますとか福祉でありますとか、これについてはもう全部やっているというふうな結論が出ております。

 そのほか、環境につきましては、今回の補正で上程をいたしておりますけれども、やはりお年寄りでありますとか障害者につきましては、ローカウンターが必要ではないのかというご意見が出まして、それにつきまして、必要である部署につきましては、一部でございますけれども、カウンター全部ではございませんが、一部につきましてローカウンター化をするということで予算を今回上げさせていただいているものでございます。

 あと、つなぎの部分につきましては、どうしても、本庁の業務、支所の業務、そこら辺のすみ分けが必要でございますので、それに対して、支所でやる業務について、受け持つ業務について、マニュアルを整備して、例えば人事異動あたりでかわった職員についても、それを見れば大体のことは分かるというふうなことで、お客様に対して迷惑をかけないような、そういったマニュアル作りにも今取り組んでいるところでございます。以上です。



○議長(日向義忠君) 

 1番、吉田議員。



◆1番(吉田幸一郎君) 

 大変進んできたなということで、分かりました。これ以上質問をしてもなというような感じでございます。

 その件につきましては、同じような件ですが、林田議員も一般質問で言っていましたが、やはり農業の皆さんとかからは、専門分野の職員が必要だなというような話もお聞きします。また、支所間の業務の違いの人員配置等いろいろな問題もあると思いますが、今後は検討され、進めていっていただきたいと思います。

 その解消として、本庁、支所との連携強化に取り組んでいくということであると思いますが、また、あとは職員がマルチな仕事ができるような職員の育成も必要ではないのかなと思うんですが、そのようなところの育成対策等は考えておられるのか、お聞かせください。



○議長(日向義忠君) 

 総務部長。



◎総務部長(水島文昌君) 

 昨日の下田議員さんの答弁にもちょっと舌足らずな部分があったのかなという部分ですけれども、お答えしたんですけれども、市においてはジョブローテーションというものを作っております。その中で窓口、また事業系とか、あと管理部門とか、そういう部署を早目に、若いうちに経験をさせていくと。その中でやはり適性等も見出していって、今度はある程度、期間を長くというわけにいかないかもしれませんけれども、より専門性を高めるような仕事ができるような体制作り、そういう管理をやっていきたいという具合な考えはございます。以上です。



○議長(日向義忠君) 

 1番、吉田議員。



◆1番(吉田幸一郎君) 

 はい、分かりました。進めていっていただきたいと思います。

 これで支所機能向上策についての再質問は終わりたいと思います。

 また、行革により、深江町で起こった事案について少し触れさせていただきたいと思います。

 2009年3月の一般質問で人員削減により支所の空きスペースがたくさんできており、あまりの広さに余計に寂しいような雰囲気を受けますとの質問に、市長答弁で、深江庁舎につきましては、交通の利便性や敷地の収容力等を勘案し、現在、企業誘致候補施設として誘致活動を進めているところでございますとの答弁をいただいておりますが、その後の進捗状況が何かあればお聞かせください。



○議長(日向義忠君) 

 市長。



◎市長(松島世佳君) 

 今、吉田議員さんおっしゃったように、そのことに向けて、全力で今やっている最中でございます。

 近々、皆さん方にお話をできる−−相手があることですので、いましばらくご猶予をいただきたいと思います。



○議長(日向義忠君) 

 1番、吉田議員。



◆1番(吉田幸一郎君) 

 分かりました。なるべくよろしくお願いいたします。

 やはり、役所で人が減ったことにより、飲食店も悲鳴を上げたりとか、いわば公用車も本庁に集められ、現在では消防団の1台しか給油に来てくれなくなったというような深江町での話をお聞きいたします。

 それはやはり、深江町は南島原市で端であるという住民の危機意識というのですかね、そのようなのもありますので、なるべく早目に、相手もあることでしょうが、進めていっていただきたいと思います。

 また、深江の街路灯については、環境対策、経済削減等も勘案され、午後11時ごろに消灯されていますが、深江中心街では街路灯が防犯灯の役割もしておりました。そのため、防犯灯が整備されておりません。町なかが真っ暗であり、大変寂しい状況になっております。

 また、朝早くから学生が新聞配達などで暗い中、とても怖いという話もお聞きいたします。

 その点を考慮いたしまして、何か対策を講じるべきだと私は考えますが、どのようにお考えかお聞かせください。



○議長(日向義忠君) 

 総務部長。



◎総務部長(水島文昌君) 

 今、防犯灯という話が出ましたけれども、防犯灯につきましては、今、設置に対する補助金というものをそれぞれ自治会に交付して、防犯灯については、原則、地域で管理をしていただくというようなことがございます。

 深江地区につきましては、旧商店街の中でそういう時間的なもので確か夜の7時から12時までつけるというような形になっておりますが、その辺で早朝に消えて、安全上という問題がございます。

 基本的には、先ほど言ったような形で、防犯灯につきましては、地域の自治会等のほうにお願いしたいというような考えもございますが、実際、今、市でいろんな経緯で現在引き継いだ、市で管理する街路防犯灯と申しますか、そういうものも実際あるのも事実でございます。

 現在、市の中で、600万強出しているわけですけれども、それぞれ旧町時代からの経緯もございまして、地域を言えば失礼な話かもしれませんけれども、深江町だけでその半分近くの経費を、実際今、出しているということでございます。

 その辺も含めると、やはり電力の消費が軽減できるようなものに切りかえていくとか、本当にこれは必要なのかという部分のいろんな見直しも進めている部分もございますし、これからそういうものも検討していかなければいけないという具合には考えております。以上です。



○議長(日向義忠君) 

 1番、吉田議員。



◆1番(吉田幸一郎君) 

 私も必要もない街路灯を明々と一晩じゅうつけるべきだと言っているのではありません。将来の電気代の消費策であれば、50%電気代が削減できるLEDにかえていくとか、現在点灯している街路を2本、3本置きにつけていくようなこともありますが、それを早急に行なっていけというのも、これは言われるように財源のことがという話になってくると思います。

 それではなくて、緊急にでき得ることは朝5時ぐらいからでも点灯していただければ、新聞配達に出ていく子供たちとかがたくさんいますので、そこら辺をしていただければと思います。

 また、季節もありますので、夏、春の朝の明るい時から5時からつけろというのではなくて、5時ごろ、暗い時期からでもつけるようにしていただければ幸いじゃないかと思いますが、その辺はどのようにお考えかお聞かせください。



○議長(日向義忠君) 

 総務部長。



◎総務部長(水島文昌君) 

 点灯時間等につきましては、今後検討したいということでお願いしたいと思います。



○議長(日向義忠君) 

 1番、吉田議員。



◆1番(吉田幸一郎君) 

 交通事故等、側溝とかに落ちるようなことも考えてられますので、早急にできればこの冬からでもしていただきたいなと思います。

 次に、産業関係で質問したいと思います。産業の今後の改革、現在ではなかなか分かりにくいということでございますので、それはそれで、再質問はしないでおこうと思います。

 続きまして、産業関係の再質問のところで、農業用廃プラスチックの回収についてですが、旧町時代は回収されていた農業資材が現在では回収されなくなったと、どうすればよいのか、不法投棄するわけにもいかないし燃やすわけにもいかないなど、農業団体の方から相談を受けました。農業団体の方も、何も産業廃棄物なので、ただで引き取ってもらいたいというような話ではなかったのですが、どうか、廃プラスチックを収集する時にでも、それを一緒に収集していただいて、1年に1回でも農業資材を収集して、一緒に廃棄してもらうような方策はできないのか、お聞かせください。



○議長(日向義忠君) 

 農林水産部長。



◎農林水産部長(田口敏之君) 

 農業用廃プラスチック関係の質問でございます。

 合併に旧町の協議会を一本化いたしまして、市の協議会を設置して、今その対策にあたっている状況でございます。

 その現在の状況でございますけれども、農業用のビニール、あるいはマルチ等を取り扱って、産業廃棄物として処理をしている状況でございまして、吉田議員さんがご指摘の、その他イチゴのハウスで使います育苗ポット、あるいは塩ビパイプとかブルーシート類は、今処理を行なっていない状況でございます。

 農家からの要望を受けまして、来年2月に、そういうマルチ、ビニール等以外の農業用資材廃棄物につきましても処理をするということで、計画を進めているところでございます。

 どうぞ、2月を予定いたしておりまして、農家にはチラシ等で周知をして、処理を進めていきたいと、このように考えております。



○議長(日向義忠君) 

 1番、吉田議員。



◆1番(吉田幸一郎君) 

 よろしくお願いいたします。

 それでは、廃プラスチックのことは何も聞くことがなくなりました。

 それで次、今度は環境保全活動が本年度から各漁協単位で実施されますが、その中で海岸による堆積物、浮遊物などを陸の上に上げるんですが、その処理をどのようにすればいいのかというのが、そこの各漁協あたりで出てくると思うんですが、そこら辺の情報などを漁協のほうにも情報発信して一緒に協力して進めていっていただけないものかと思いますが、その点はどのように考えられているのか、お聞かせください。



○議長(日向義忠君) 

 農林水産部長。



◎農林水産部長(田口敏之君) 

 今年から5カ年の継続事業といたしまして、環境生態系保全活動支援事業ということが実施をされるわけでございます。本市におきましても、4漁協がその実施をするということで、現在も取り組みをなされておるところでございます。

 その中で、浮遊物あるいは海岸の堆積物等の処理でございます。この浮遊物あるいは堆積物等につきましては、一般廃棄物として処理をするということでなっておるようでございます。

 それと、アオサと申しましょうか、ハビロと言いましょうか、そういう海藻類の処理につきましては、水分を飛ばして、少し乾燥させて焼却をしていただくということになっております。

 この処理につきましても、この活動の支援事業の中で経費として補助を受けられるという事業でございまして、各漁協を中心にされているということでございます。以上でございます。



○議長(日向義忠君) 

 1番、吉田議員。



◆1番(吉田幸一郎君) 

 行政の中で分かっているなら、その処理方法等をそこの団体、いわば、ほとんどの漁協単位でされると思いますので、そこら辺のほうには情報発信をしていっていただきたいなと思います。よろしくお願いいたします。

 次に、総合型スポーツクラブの行政の支援のところで再質問させていただきます。

 6月の一般質問で教育長は、今後については、市体育協会と連携を密にしながら、設立に向けた準備に備え、来年度は設立総会を開催する予定だ、総合型地域スポーツクラブが市民のニーズに応え、スポーツ振興の拠点的な組織へと発展いたしますように努力してまいりますと答弁されております。

 そこで今、現状、設立準備委員会が立ち上がっておりまして、現時点での行政側の支援策といたしまして、私が考えるところによると、地域住民への広報・啓発活動や関係各所への啓発、また公共の媒体、いわば広報紙やホームページへの無料掲載、行政関連部局との調整などが現在のところで一番支援が必要になってくると思います。

 それはなぜかといいますと、総合型スポーツクラブは現在、行政からの財政支援は受けてはおりません。トトのサッカーくじのほうから120万いただいております。それで運営させていまして、その運営していく上で、この地域住民への広報活動や啓発活動は大変お金もかかり、難しいので、よければ、広報紙やホームページ等への無料掲載ができないものかと思いますが、総務部長のほうがよろしいんですかね、どうでしょうか。よろしくお願いいたします。



○議長(日向義忠君) 

 総務部長。



◎総務部長(水島文昌君) 

 市の広報紙、またホームページを通じて、活用できる分については利用していただいていいんではないかという具合に考えております。以上です。



○議長(日向義忠君) 

 1番、吉田議員。



◆1番(吉田幸一郎君) 

 よろしくお願いいたします。

 それでは次に、それを進めていきますと、どうしても、学校施設や公共施設利用と会場確保に対する支援も必要になってきます。また、事業内容を加味した上での優遇措置、それは体育館施設や、いわば学校施設などの免除も入ってくると思います。それに対し、そこでの学校とか体育社会施設でのスポーツ用具の備品の貸与、情報提供などが必要になってくると思いますが、その辺は教育委員会のほうとしてはどのように考えておられるのか、お聞かせください。



○議長(日向義忠君) 

 教育長。



◎教育長(菅弘賢君) 

 お答え申し上げます。

 全くそのとおり、大変大切な支援になろうかと思いますので、そのあたりは許す限りご協力を申し上げていきたいというふうに考えております。



○議長(日向義忠君) 

 1番、吉田議員。



◆1番(吉田幸一郎君) 

 分かりました。よろしくお願いいたします。

 次に、段階がありまして、そう進めていきますと、運営の体制作りとクラブ設立の課題に向けてということに進んでいきます。それはもう来年度になってくると思いますが、クラブハウスの獲得に向けた情報提供、調査、相談等も出てくると思います。また、クラブ設立への財政支援等も出てくると思いますが、その辺はどのように考えられておられるのか、お聞かせください。



○議長(日向義忠君) 

 教育次長。



◎教育次長(井口敬次君) 

 財政的な支援につきましては、先ほど議員おっしゃったとおりでございます。日体協のほうから、トトのものを使われて補助金が出ております。

 それから、市の体協からも補助金が出ておるわけ、現状として出ておるわけでございますけれども、来年のことにつきまして、ちょっと今後のことにつきましては検討が必要であろうと思っております。以上でございます。



○議長(日向義忠君) 

 1番、吉田議員。



◆1番(吉田幸一郎君) 

 どうしても、来年度あたりがいろいろ動きも多くなってきますし、いわば、この総合型スポーツクラブというのは、行政で今現在、行なっている健康事業とか教育委員会のスポーツ振興などの事務事業を活用できるよう進めていくのが、総合型スポーツクラブと思います。

 いわば、行革でしている人員削減等による事務事業の人が足らない分とかを、そのような総合型スポーツクラブに移行していき、そこで人員が足らないところを補っていくような総合型スポーツクラブに進めていかなければならないので、今後も行政側の財政支援等も含めたところで考えていっていただきたいと思います。

 その点につきまして、市長、どのようにお考えかお聞かせください。



○議長(日向義忠君) 

 市長。



◎市長(松島世佳君) 

 ご質問にお答えする前に、さまざまな形で市の政策、殊にスポーツ関係、あるいはそういう施設関係について、吉田議員にはご協力を賜っていることに、まずもってお礼申し上げたいと思います。

 先ほど来、総合型地域スポーツクラブの設立に向けてのさまざまなご質問ございました。順次、教育委員会のほうで進め、そしてまた、私どももできる範囲内でのバックアップをしていきたい、こういうふうに考えております。

 そして、最終的には総合型地域スポーツクラブというものが設立の運びになりました暁には、吉田さんおっしゃるとおり、私たちが今行革という形で進めております、いわゆる職員が減った中で、その一部の事務事業というものをスポーツクラブの皆さん方で担っていただける、そういうふうな期待を込めながら、今、一生懸命設立に向けての準備に入っていると、こういう状況でございますので、変わらずご支援とご協力をよろしくお願いをいたします。



○議長(日向義忠君) 

 1番、吉田議員。



◆1番(吉田幸一郎君) 

 今後も、答弁でいただいたように、行政と体育協会、また総合型スポーツクラブの密接な関係を持って、今後も進めていっていただければなと思います。

 次に、施設改修のことでお聞きいたします。

 学校施設や体育施設の改修などの優先度順位はどのようにして決められているのか、お聞かせください。



○議長(日向義忠君) 

 教育長。



◎教育長(菅弘賢君) 

 お答えを申し上げます。

 教育委員会では、学校あるいは各施設からの要望等により、現場等の確認を行なった上で、予算確保に努力をいたしているところでございますけれども、学校や各施設の改修につきましては、緊急性の高いものから順に改修を行なっております。

 また、新たに危険で非常に緊急性の高い事案が発生した場合には、限られた予算の中で早期改修ができるように努力をいたしているところでございます。

 非常に急を要する場合には、あらかじめ組んでおりました順番をやりくりして、急がなければならないものから先に修復等を行なっております。



○議長(日向義忠君) 

 1番、吉田議員。



◆1番(吉田幸一郎君) 

 緊急性が高いものから進めていくということでは私も同感でございます。どこの部署に行きましても、そのような話をしますと、財政と協議の上でという話を聞くんですが、財政課としての優先度順位はどのような感じで決められているのか、お聞かせください。



○議長(日向義忠君) 

 財政課長。



◎財政課長(田口敏一君) 

 基本的に施設の改修の財源につきましては、その特定財源、補助金とか起債とか、こういうものが基本的にはございません。そういうことから、税金とか交付税等の税収でその経費に充てるということになろうかと思います。

 そういうことでございますので、先ほど教育長から答弁がございましたように、計画性、それから緊急性、こういうものを非常に含めまして、総合的にやっていくというようなとらえ方をいたしております。以上です。



○議長(日向義忠君) 

 1番、吉田議員。



◆1番(吉田幸一郎君) 

 いろんな要望等も上がってくると思いますが、その辺を審査、選別され、進めていっていただきたいと思います。

 それで、一つだけお聞きいたします。今、本年度6月の補正で有家のサブグラウンドの工事が進められていますが、スプリンクラー設置の設計までいっているようなんですが、来年度予算に芝生化の予算が組み込まれていないような話を聞いたんですが、スプリンクラーをつけてまで、芝生を予算できないというのはどのようなことなのか、その辺はどのようになっているのか、お聞かせください。



○議長(日向義忠君) 

 教育長。



◎教育長(菅弘賢君) 

 お答えを申し上げます。

 サブグラウンドの芝生の芝張りにつきましては、次年度、平成22年度の事業として計画いたしております。



○議長(日向義忠君) 

 1番、吉田議員。



◆1番(吉田幸一郎君) 

 よろしくお願いいたします。

 最後に、まちづくりはいろいろな施策の事業の集合体で成り立っているものと私も考えています。

 今回の一般質問も、今後の南島原市の発展を考えた上で行いました。今後も、市長をはじめ、理事者、職員の皆様には、南島原市の発展を考え、ご尽力をお願いいたしまして、1番、吉田幸一郎の質問を終わります。



○議長(日向義忠君) 

 これで、1番、吉田幸一郎議員の質問を終わります。

 ここで2時40分まで休憩いたします。

     午後2時28分 休憩

     午後2時40分 再開



○議長(日向義忠君) 

 休憩を解き再開いたします。

 次に、21番、山本芳文議員の質問を許します。21番、山本議員。



◆21番(山本芳文君) (登壇)

 21番、山本芳文です。よろしくお願いします。

 私は、ジオパークについて質問をいたします。

 世界遺産、長崎の教会群とキリスト教関連遺産の早期実現を期待いたしましたところ、世界遺産の地質版と言われる世界ジオパークに日本では北海道の洞爺湖有珠山、新潟の糸魚川とともに、島原半島が火山と共生するまちづくりが本年8月、世界に認められ、日本では初めての3地域が世界ジオパークネットワークに認定されました。

 国連教育科学文化機関(ユネスコ)の支援のジオネットワークは、認定条件として次のような3点をあげているようです。一つ、地質遺産の保護、二つ、それを用いた教育・普及、三つ、地質遺産を用いた観光振興です。

 日本の第1号ジオパーク認定は、同時に注目をされています。世界から、国民から、日本ジオパーク加盟の地域からも期待をされております。

 モデルとなるところでございます。世界が認定をした島原半島、大地の恵みを市の起爆剤として、真剣に私は取り組むべきと考えております。

 先に申した3点につき質問いたします。

 初めに、地質遺産の保護について、南島原市では何カ所保護をして、案内説明板を設置しているのか。

 2番目に、それを用いた教育普及について。

 2番目の一つ目として、住民は、地球−−大地のことであり、日常生活している場所であります。魅力が当たり前と思っております。まず、児童には、教育現場ではどのようなジオパークの教育を行なっているのか。

 2番目の二つ目として、地域住民と一体となって目指すものと聞いていますが、浸透が薄いような感じを受けています。市民にはどのような方法を使って伝えているのでしょうか。ジオサイト周辺住民から、こんごりゃ、よう大型バスん来るとん、何ば見に来よらすとやろかいということを聞きました。周辺住民には、説明会を開き、説明をしたほうがいいのではないかと私は考えております。

 3番目に、地質遺産を用いた観光。

 3番目の最初といたしまして、島原半島ジオパーク推進連絡協議会の組織内では南島原市はどのような位置にあるのでしょうか。

 3番目の2として、観光業者との連携はどのような取り方をしているのか。

 3番目の3といたしまして、第1回ガイド養成講座も修了したようです。ガイドの資格者はいかほどでしょうか。また、それを活用しているのであれば、何件ほど活用したかお願いいたします。

 3番目の4といたしまして、龍石海岸不整合は、南島原ジオサイトでは一番の見せ場と私は思っております。ただ、ここには駐車場がない。このごろは20人乗り、40人乗りのバスで乗りつけられる方が多うございます。この龍石不整合地の駐車場の計画はないのか。また、このごろは見せる場所とともに、トイレがつきものであります。その考えを伺いたいと思います。

 3番目の5といたしまして、ジオを利用した特産品開発及び計画を具体的にあげてください。

 3番目の6といたしまして、南島原市独自でジオと文化遺産を組んだ観光ルートの情報発信が必要ではないかと私は考えておりますが、いかがでしょうか。

 3番目の7といたしまして、審査員から指摘された分かりやすい文言の説明、これの改善はなされたのでしょうか。

 以上が質問でございます。

 私も議員の身分は残すところあと5カ月少しであります。再度申し上げますが、世界に認められた大地の恵み、これを住民と協働で真剣に取り組むために、分かりやすい言葉で答弁はお願いいたします。

 あとの詳細については、自席にて行いたいと思います。(降壇)



○議長(日向義忠君) 

 これより答弁を求めます。市長。



◎市長(松島世佳君) (登壇)

 山本芳文議員のご質問にお答えをいたします。

 最初に、地質遺産の保護についてのお尋ねですが、ジオパークは主に保護を目的とするために、ユネスコが条約で定めた世界遺産と異なり、貴重な地質遺産を保護しながら、教育や科学の普及、観光振興などに活用することを目的としております。

 そのようなことから、世界ジオパークに認定されたことにより、すべてが保護されているというものではございません。島原半島内の189カ所のジオサイトのうち、57カ所は本市内にありますが、この中には自然公園法や文化財保護法等の法律の適用を受けるものもあり、既存の法律によって保護することになります。

 次に、案内説明板についてのお尋ねですが、現在までに長崎県と島原半島ジオパーク推進連絡協議会において、島原半島内に16基の多国語解説板が設置されておりますが、そのうち市内には加津佐町「津波見」をはじめ、加津佐町「女島」、口之津町「早崎」、南有馬町「原城」、西有家町「龍石」、深江町「仁田峠第二展望所」に合わせて6基設置されております。

 そのほか、深江町の「土石流被災家屋保存公園」や「旧土石流被災校舎」につきましては、ジオパークに取り組む以前から案内説明板を設置いたしております。

 次に、地質遺産を用いた教育、普及についてのお尋ねですが、市では多くの市民にジオパークへの理解を深めてもらうために、昨年度から市の広報紙にジオパーク関連の特集を毎月掲載して周知を図っており、また「もっと南島原市ジオツアー」を開催し、多くの市民の参加を得ております。

 本年度も既に2回開催しましたが、市内の主要なジオサイトを周遊するバスツアーに、毎回定員を超える申し込みがあり、好評を得ているところでございます。

 また、先月末には島原半島ジオパーク推進連絡協議会の主催で、世界ジオパーク加盟記念事業として「島原半島ジオさらく」のバスツアーや加盟記念講演会「ジオパークを語る」が開催され、ジオパークの普及活動に努めているところでございます。

 今後は、これまでの活動に加え、市政出前講座にジオパークのメニューを設け、市民からの要望があれば職員を派遣し、情報の伝達に努めたいと考えております。

 次に、島原半島ジオパーク推進連絡協議会の中で、本市はどのような位置にあるのかとのお尋ねですが、島原半島ジオパーク推進連絡協議会には、島原半島3市をはじめ、長崎県や半島内の観光協会等の団体などが会員として加入をいたしております。そのうち、島原市長が協議会会長、雲仙と南島原市長である私、2人が副会長を務めております。

 島原半島は一つであるという認識を持って取り組んでおり、今後も島原市や雲仙市、長崎県などの関係機関と連携を取りながらジオパーク推進活動を行なってまいりたいと存じます。

 次に、観光業者との連携についてのお尋ねですが、協議会の会員としては、島原半島観光連盟や南島原ひまわり観光協会なども加盟しており、観光の施策については綿密に連携を図って実施しているほか、長崎県や雲仙天草観光圏内の関係機関とも調整を図りながら、観光客誘致に向けた取り組みを行なってまいります。

 次に、ジオパークに関するガイド資格を持った人は何人いるのかとのお尋ねですが、ガイド資格につきましては、昨年度から開催されているジオパークガイド養成講座において5回以上参加された方に、ジオパークガイドとして登録できる資格が与えられることになっておりますが、正式に登録を希望された方は、11月末現在で47名でございます。

 また、ガイドとしての活用については、8月に実施された世界ジオパークネットワークの現地審査時のガイドや、先週の土曜日に開催された「島原半島ジオさらく」におけるガイドをお願いしたところでございます。

 また、今月と来年2月には、長崎県内の大学生の視察研修時にガイドをしていただくよう予定されております。

 次に、龍石海岸不整合の駐車場についてのお尋ねですが、龍石海岸については付近に駐車できるスペースがありませんので、現在造成中の須川港埋立地の有効活用を含め、検討したいと考えております。

 また、ジオサイトの近くにトイレが設置されていない所では、できるだけ公共施設のトイレを使用していただくよう案内をし、近隣住民の方にもご迷惑をかけないように努めたいと考えております。

 次に、ジオを利用した特産品開発についてのお尋ねですが、ジオすなわち地球・大地は、私たちの生活に大きな恵みを与えてくれます。特に市の特産品である素麺や農水産物は、まさしくジオの恵みによって育まれた産品であり、ジオの特産品であると考えております。

 また、ジオに関連して新たに開発された商品として代表的なものは、雲仙岳の溶岩を用いて低温焙煎された「平成新山 雲仙溶岩焙煎珈琲」があります。そのほか、お菓子や料理にもジオを利用した商品が開発中でございます。

 特産品は、それぞれの業者の方のアイデアと行動力が重要であり、市では新しい特産品について、独自の補助制度であります地域物産開発販売支援事業を活用して、支援してまいりたいと考えております。

 次に、市独自の情報発信についてのお尋ねですが、ご承知のとおり、本市にはジオパーク以外にも世界遺産暫定リストに登録をされた原城跡や日野江城跡、吉利支丹墓碑があります。議員ご指摘のとおり、今後の誘客活動や情報発信においてジオパークと世界遺産暫定登録資産を組み合わせることで、その相乗効果により交流人口の拡大や地域経済活性化が図られるものと考えております。

 特に、原城跡の高台は7万年前に起こった阿蘇火山の第4火砕流堆積物がつくった大地であるため、ジオサイトとしても貴重であり、多国語解説板を設置いたしております。

 次に、審査員から指摘された分かりやすい文言の説明板の改善についてのお尋ねですが、ご指摘のとおり、8月の世界ジオパークネットワークの現地審査のときに、審査員より多国語解説板について、専門用語を使わずにできるだけ分かりやすい表現に改めるようにご意見がございました。しかし、世界ジオパークからはまだ正式な通知が届いておりませんので、その内容を精査した上で、改善内容を検討したいと考えております。

 以上で私の答弁は終わります。(降壇)



○議長(日向義忠君) 

 教育長。



◎教育長(菅弘賢君) (登壇)

 山本芳文議員のご質問にお答えを申し上げます。

 児童には、教育現場でどのようなジオの教育を行なっているのかとのお尋ねでございますが、島原半島のジオパークには、島原半島の成り立ち、人々と火山の歴史、災害の予防、自然の恵み、歴史と民話という大きな五つのテーマがございます。これらのテーマに関する学習は、これまでも各教科や総合的な学習の時間などにおいて行われておりましたけれども、平成22年度からは、ジオパークを視点とした系統立てたカリキュラムの編成も考えることができるようになりました。

 南島原市教育委員会では、本年度、小学校の社会科の副読本「わたしたちの南島原市」を独自に作成いたしまして、市内25校の3年生から6年生までの児童・生徒分を配布いたしました。この副読本の中には、普賢岳の噴火という項目を設け、普賢岳災害やその中で復興に努めてきた人々のことも記されております。

 また、道徳の時間に学習する自然愛護や郷土愛についての項目では、地域の自然を教材として学習を行い、理解を深めております。

 このほか、学校によっては総合的な学習の時間及び理科の時間に、雲仙岳災害記念館や西有家町龍石の堆積物の地層などをめぐり、地質について調べたり、秋の鍛錬遠足で雲仙普賢岳登山を行うなどして、ジオパークについての理解を深めています。

 関連して、昨年度から9月15日を「普賢岳災害を語り継ぐ日」として定め、各学校の実態に即して効果的な取り組みを行なっております。内容的には、災害の様子とあわせ、島原半島の地質や自然について調べたことを発表しながら、今注目を浴びているジオパークに対する理解を深めているところです。

 また、教職員の研修に関しましては、南島原市教育研究会の理科部会で、自発的に龍石海岸等での現地研修を行うなど、島原半島の成り立ちについて理解を深めていただいており、感謝をしているところでございます。

 以上で答弁を終わります。(降壇)



○議長(日向義忠君) 

 21番、山本議員。



◆21番(山本芳文君) 

 もう一つの地域住民に説明会を開くべきじゃないかというふうなことを言ったんですけれども、それ答弁ありましたかね。



○議長(日向義忠君) 

 企画振興部長。



◎企画振興部長(山口重利君) 

 地域住民についての説明会を開催すべきだと考えるということでございましたけれども、市長の答弁といたしましては、今お話をしましたのは、ジオツアーとか開催をしております。それから、出前講座等も開催をしておるというようなことで、当面それで、そしてまた広報紙等でも昨年からはほとんど毎月、広報紙にはジオパークを載せておりますので、そういったことでとりあえず周知ができるんじゃないかというようなことでの趣旨で答弁をいたしております。



○議長(日向義忠君) 

 21番、山本議員。



◆21番(山本芳文君) 

 再質問の前段といたしまして、ちょっとお伺いいたします。

 これは、9月3日の都市圏、東京都のほうに出ている新聞についていたものですので、ここら辺、ジオパークに認定されたんだぞということですけれども、その中で、4年ごとに再審査があり、取り組みが不十分なら認定剥奪の可能性もあるというふうな文字がありますけれども、これについて剥奪されるのかどうか、お尋ねいたします。



○議長(日向義忠君) 

 企画振興部長。



◎企画振興部長(山口重利君) 

 それは、そういう可能性があるということじゃないんでしょうか。いろんな管理、そういった指摘に対する事項に対する対応というものが適切にできなかったという場合は、そういう可能性もあるというようにお聞きをしております。



○議長(日向義忠君) 

 21番、山本議員。



◆21番(山本芳文君) 

 じゃ、その認定された条件にそぐわなかったから剥奪されるというふうなことですよね。

 それじゃ世界遺産のほうは、例えば世界遺産とジオパークの違いは、世界遺産は認定をされたら、ずっとそのまま続くんでしょうか。そこら辺をお願いします。



○議長(日向義忠君) 

 教育次長。



◎教育次長(井口敬次君) 

 世界遺産の大体本来の目的というのは、文化的な価値を保護していくということにあるわけでございます。やはり危機的場合について、逆に現在の資産が危機的な状況にあると、これは何とか守っていかなければならないという場合に、逆に指定を受けるという場合もありますし、その辺、現在の状況が、例えば、現在長崎県で取り組んでおります世界遺産が認定されたとし、もし何かの理由によって取り消されるのかどうかということにつきましては、ちょっと勉強不足でございまして、ここではっきりそういう事態が生じるかどうかは、お答えできかねること、後でまたお答えをいたしたいと思います。



○議長(日向義忠君) 

 21番、山本議員。



◆21番(山本芳文君) 

 世界遺産よりもジオパークのほうが、とにかく活用をしなかったら取り消すよというふうな、これははっきりした文言があるわけですよね。やっぱり、せっかくこれを待ちに待っているほかの日本ジオパークの加入している地域は、ここを注目しているわけですね。また、自分たち日本から世界に上がろうとして、特にこの前は天草の市長も来てはりましたけれども、天草は日本ジオパークに認定されているわけですよね。そこら辺のモデルにもなる地域でありますので、やっぱり本当に真剣に取り組んで、これを大地の恵み、これを本当に利用して、南島原市の起爆剤として利用をしながらやって、真剣に取り組むべきだと私は思い、質問をしているわけでございます。

 それから、子供の、どのような教育をしているかというので、8月の15日、17日に審査員が来たときに、雲仙小学校の子供が雲仙地獄のガイドをしたということで、すごく審査員に好感を抱かれたわけでございます。

 そういうふうなこともあり、この恵みの大地を、やはり子供たちにも、こんな世界に認められた土地で自分たちは育ったんだということを誇りに思うような教育をお願いしていきたいと思っております。

 それから、その次ですけれども、説明会の件なんですけれども、ポイントポイントだけでもいいと思うんですよね。最初、バスが来て、例えばどこば見せればよかっじゃろかい、そういうふうなものなんですね。まず、何しぎゃ、こんごりゃ大型バス、ここんにきは来っとですかって、まず尋ねられましたよ。

 だから、分かっとりますよ、毎月広報紙にはついてるということはですね。それからジオツアー、それからもう一つ「もっと南島原ツアー」ですね、これをやってあるということは分かっているんですけれども、ジオサイトのある周辺地域だけでも、私はいいと思います。

 例えば加津佐だったら、その200年前に水中噴火が起こって女島ができたんですよ。早崎だったら、430年前に、まずあそこから島原半島第1番目の陸地になったんですよ。そういうふうなポイント、ポイントだけでもいいと思うんですね。

 それから、市長は、原城のことは7万年と言われましたけれども、あれ9万年前と思いますけれども、9万年前に阿蘇の火山が噴火して、火砕流としてあそこに堆積してきたわけですね。だから、あそこの原城のあのがけには、その証拠として軽石が含まれているわけですね。

 それから、龍石の不整合地は、口之津層の上に50万年前に雲仙岳が噴火して、それに乗って、だから不整合になっている。こういうようなポイントだけでも、このジオサイトの近くにいらっしゃる住民には説明をしていたら、お客さんが来たときには、こうですよと、誇りを持って地域の住民は言えるんですよ。

 まず第1番目に、人と人との、この前船山さんも言われましたよね、まずおりたときに、そこの人と人とのつながりが観光に一番役に立つんですよというふうなことですけれども、私はジオサイトのあるそこの自治会だけでも、そういうふうな説明会を開いていただきたいと思いますけれども、いかがですか。



○議長(日向義忠君) 

 企画振興部長。



◎企画振興部長(山口重利君) 

 今までもいろんなジオ講座というのも開いておりまして、ただしそれは興味のあられる方がこちらが用意した場所に参加をしていただくという形で、議員がおっしゃるのは地元の方、周辺の方だけでもということでございますので、基本的に連絡協議会というものが半島一帯というような形で推進をされております。そして半島を統一した形がいいだろうというようなこともありますので、できるだけ説明会はどういう方法ができるのか、ちょっと講師の方々の調整も要りましょうし、十分できるような方向で検討させていただきたいと思います。



○議長(日向義忠君) 

 21番、山本議員。



◆21番(山本芳文君) 

 市報の12月号ですね、これにも島原半島ジオパークを楽しむためにというふうなことが載っていますよね。

 出前講座は、どうしてジオが入らないんですか。ボランティアガイドで何人と言われましたかね、47名。これは文化遺産だけじゃないですか、出前講座は。今は、文化遺産じゃなくて世界ジオパークを大事にせないけんとじゃなかですか。せっかく4年に1度見直しが行われるんですよ。私はそのように思います。

 まだ、ここは文化遺産だけでしょう。もう47名も、出前講座をする人は観光ガイドの方がされるんですかね。そういうようなガイドの資格を持っとる人が出前講座もできると思いますけれども、ジオのガイド講座をですね。

 私は、せっかくこういうふうにして世界ジオパークに加盟をしているのに、何で今度の出前講座にはジオがついていないのかなと、不思議でたまりません。もう先ば追っかけるとじゃなくて、せっかく今現実に世界ジオパークというのに認定をされているんですから、もう少し真剣に私は取り組んでいただきたいと思いますけれども、市長はどんなお考えですか。



○議長(日向義忠君) 

 企画振興部長。



◎企画振興部長(山口重利君) 

 その件に、広報はなるほどそのような形ですけれども、先ほどの市長の答弁の中で、市政出前講座にジオパークのメニューを設けて、追加して実施をしたいと、今、市長が答弁をいたしたところでございます。(発言する者あり)出前講座にですね。



○議長(日向義忠君) 

 21番、山本議員。



◆21番(山本芳文君) 

 ちょっと今、部長の発言の中で、3市があるから説明会については、そっちともと言われましたけれども、この島原半島ジオパーク推進協議会のこれ予算といいますか、この出資はどのような、ジオパーク協議会の中には出資金といいますか、私は、8月に認定されたから10月議会の予算書を見てきたんですけれども、ジオパークちょっと見つけ切らんやったですけれども、アサヒビールから259万円はそこに寄附したということを聞いておったんですが、この運営はどのようにしてあるんですか。



○議長(日向義忠君) 

 企画振興部長。



◎企画振興部長(山口重利君) 

 基本的には出資といいますか、市がやらなければならないことということで負担金という形で、額については今ちょっと承知をしておりませんけれども、出しております。



○議長(日向義忠君) 

 21番、山本議員。



◆21番(山本芳文君) 

 負担金は3市と、それから職員さん、南島原から1人出しているんですかね。

 それで、3市の負担金で島原半島ジオパークネットワークの講演会とかパンフレット、そういうふうなものは補ってあるわけですか。



○議長(日向義忠君) 

 企画振興部長。



◎企画振興部長(山口重利君) 

 ジオパークの連絡協議会が運営する経費というものは、負担金ということになります。



○議長(日向義忠君) 

 21番、山本議員。



◆21番(山本芳文君) 

 ジオパークの南島原市の一番のメーンとなる龍石の不整合地。ここ、この前まで県が歩道の工事をやっていましたよね。あの先にでも、あれはまだ島鉄の土地と思いますけれども、あの歩道の横にでも駐車場をつくるようなことは考えられないんでしょうかね。埋立地じゃないとだめということは、その埋立地が市の土地だからということですか。利便性といたしましては、今の龍石の歩道をつくった所の3メーターから4メーターぐらい空いていると思いますけれども、そこにでも駐車場を設けたら、一番利便性があると思いますけれども、そこはどうですかね。



○議長(日向義忠君) 

 企画振興部長。



◎企画振興部長(山口重利君) 

 国道敷でありますし、島鉄用地でありますので、そこにということについては、今はちょっと答弁はいたしかねますけれども。



○議長(日向義忠君) 

 21番、山本議員。



◆21番(山本芳文君) 

 最初、あそこの歩道、国道に沿って工事をしてありましたから、ここに龍石の不整合地の駐車場ができるのかなと思っていたら歩道だったわけですね、国道に沿った歩道ですね。

 島鉄とも土地の交渉については、個人のとよりも優しいと思うんですけれども、一番あそこが適合地だと私は思っております。そこら辺もどうぞ検討をお願いいたします。

 それから、南島原市独自の文化遺産、歴史遺産ですね、原城、日野江、それから口之津の資料館、西望公園などを入れて、それから日帰りのお客さんには特産の素麺、それから食材としてアラカブとか車エビを食べさせていただくというふうな、これをジオツーリズムと南島原市の歴史・文化遺産を、これを組んだツアーを売り込めば、絶対1泊2日ぐらいの日にちもかかりますし、1泊2日ぐらい十分私は楽しめると思いますよ。

 市長、私、これはいつやったかな、19年6月のときに南島原市を外部から見てもらって、プロの目から見てもらって、南島原市の魅力を見出していただこうじゃないかということで、非常勤勤務でもいいから旅行社の社員さんを雇用してくれないかというふうなことを提案したんですけれども、商品を売り込むということは職員さんでは無理ですよ。分かっておられるでしょう。旅行社と交渉、そこにいろんなものがあるわけですね。

 もう一回、2年間ぐらいでもいいと思うんですよ。今度は幸いに、この前講演をしていただきました船山龍二さんというJTBの方が、このジオパークのほうに関連をしてありますよね。こういうふうな方たちを相談をされたならば、方向づけをしていただけばいいんですよ。それで、職員さんにも旅行社あたりと交渉の仕方、これは最初から旅行社と、職員さんに交渉をしろと言ったら、いろんなノウハウも持っていらっしゃらないし、幸いに、もう今は口之津にも1軒宿泊所がオープンしたし、もう今は南島原市には100人は宿泊できると、私は思っております。そこら辺の、僕はジオを真剣に取り組もうと思って質問をしているんですけれども、市長はそこら辺の考え方はお持ちでないか、お伺いします。



○議長(日向義忠君) 

 市長。



◎市長(松島世佳君) 

 おっしゃることは、全く同じ思いを常々持っております。おっしゃるとおり、世界遺産、そしてジオパーク、たまたまジオパークが世界認定をいただきました。そのことを利用しながらどうやっていくか、利用っていうのはおかしいですけれどもね。保護し、そして管理をした上で観光振興、南島原市振興に大きく役立てていこうという思いがあります。

 そして、その前に世界遺産をはじめ文化遺産、あるいは海、山、自然の恵み豊かなこの大地、島原半島をどうやって、殊に南島原市をどうやって売り出していこうか、全体をどういうふうにしたらいいだろうかということで考えております。

 近々、また全く山本さんのおっしゃったような形で、この南島原市をどうプロデュースしていくかということで、ぜひそのことの専門的な知識を持った方、そういう方たちに何とかお手伝いをしていただけないかというふうな思いを持っております。ぜひ、ジオに関し、あるいは南島原市全体に対して、そういうことでどうやって日本あるいは世界に売り出していくかと、こういうことでその専門家あるいは総合的な専門家にプロデュースをお願いをしたいなと、まさに思っていた矢先でございますので、どうぞよろしくお願いいたします。



○議長(日向義忠君) 

 21番、山本議員。



◆21番(山本芳文君) 

 ちょっと実施している町の名前を書いてきていないんですけれども、やっぱり町も生きるために一生懸命やっているわけですね。臨時職員を全国公募して、1年間だけ雇用するわけですね。この1年間、5人雇用していましたけれども、この1年間、5人だけ全国公募でした。どういうふうな仕事をさせるかというと、地におる者はよさが分からない、だからその人たちに商品開発をさせるんだそうです。月給15万だそうです、15万以外になし。それで、1年間で、あなたは、結果できなかったら更新をしません、こういうふうな厳しい条件を出して生き残ろうとしている町もあるわけですね。

 こういうふうなことで、やっぱりこの観光というのは業者と取り組まなくてはいけないわけですね。だから、本当に、前回のときにはどこやったかな、佐世保かあそこら辺に職員を1人、民泊で研修にやっているからというふうなことを言われていましたけれども、これはとても私は、職員の方で業者との取引はできないと思っております。それくらい人間の汚い相手方の要求するものも、そうですよ、入れたり、ここにはいわゆる向こうの旅行社も必死なんですからね。そういうふうなことで、私は方向づけをするために、とにかくプロの目で南島原市を見ていただいたほうがいいんじゃないかと、私は思っております。

 それから、このごろ旅行に来る方でも、特に女性の方が多いわけですね。今ちょっとした言葉のブームになっていますけれども歴女、歴史を好きな女性が静かなブームを呼んでいる。こういうふうなものを入れながら、原城、日野江、この歴史を入れたツアーでもつくられたら、絶対魅力ある南島原市のツアーができると思いますよ。魅力さえあれば、お客は来るとです。

 私もあるところでボランティアガイドやっていますけれども、今年度は昨年度よりも2,000人ほどオーバーするようなことを計画しながら、ガイドもやっております。そういうふうなことでございます。

 それから、南島原市のいいところは、時代小説書く人は歴史の舞台がある。中央のほうで、広告料は払わずに南島原市を宣伝しているんですよ。今度でも、この全国紙が東京版で、全国に、こうして南島原市はジオパークネットワークに加盟されましたよというふうな、本当にそこら辺、広告媒体料は、ほかものに比べたら要らないんじゃないですかね。

 それで、ジオなんかゆっくりしておったら、日本はどこでもジオパークになるんですよ。真剣に取り組んでいただきたいと思います。

 ありましたら、お願いします。



○議長(日向義忠君) 

 市長。



◎市長(松島世佳君) 

 そういうおっしゃるような思いで、必死になってやっております。ただ、その効果というのはやっと出てきたという、先だってからいろいろ申し上げていたと思うんですけれども、種をまいていたのが徐々に芽を出してきつつあるなという思いが正直しています。

 今、山本さんおっしゃるようなことも含めた上で頑張ってまいりたいなと、こう思います。期待をして、ぜひあれしていただいておきたいと、よろしくお願いをいたします。



○議長(日向義忠君) 

 21番、山本議員。



◆21番(山本芳文君) 

 演壇でも申しましたとおり、我々も、市長も同じことですけれども、あと5カ月ちょっとで、ここは1回、また市民から評価を受けるわけですので、何とか方向づけをしておかなければいけないということで、今回の質問に至りました。



○議長(日向義忠君) 

 教育次長。



◎教育次長(井口敬次君) 

 先ほど議員からお尋ねがございました世界遺産の問題でございますけれども、世界遺産につきましても、登録後6年して、ユネスコの調査があるということでございます。今現在までに、その調査によりまして登録を取り消された例はないけれども、実はアフリカで絶滅危惧種的な生物が生息しておいて、それが実際にいなくなってしまったということで、その登録を受けた国自らが取り消しを申し出たという事例が1件あるということでございます。以上でございます。



○議長(日向義忠君) 

 21番、山本議員。



◆21番(山本芳文君) 

 またこれも新聞なんですけれども、これを最後に読まさせていただきまして、私の質問としたいと思います。「日本の自然はどこでもジオパークの価値がある。見せ方、人の呼び込み方が腕の見せどころである。」というふうな最後の末の記事になっております。

 どうか世界に認められた我が南島原市の大地を生かした地域おこしを真剣に取り組んでいただきたいと思い、質問に至りました。

 以上で終わらせていただきます。



○議長(日向義忠君) 

 これで、21番、山本芳文議員の質問を終わります。

 ここで3時40分まで休憩いたします。

     午後3時31分 休憩

     午後3時40分 再開



○議長(日向義忠君) 

 休憩を解き会議を開きます。

 次に、26番、立石敏彦議員の質問を許します。26番、立石議員。



◆26番(立石敏彦君) (登壇)

 26番、立石です。通告の順に従いまして、市長と教育長に質問いたします。

 まず最初に、図書館の非常勤職員を中心にした雇用問題及び図書館の運営についてお尋ねいたします。

 文部科学省の調査によりますと、図書館を利用している小学生が、平成19年度に1人当たり35.9冊借りており、前回調査の16年度より2.9冊上回り、過去最多となったことが、11月12日に報道されておりました。大人も含めますと、貸し出し冊数は過去最多の1人当たり18.6冊だったそうであります。

 また、図書館の数も、前回調査時と比べて186館増え、3,165館と初めて3,000館を超えたそうであります。

 少子高齢化により、国として人口減の局面に入り、なおかつ活字離れが憂慮されてきた中で、ある種うれしい誤算であり、日本人の賢明さは失われていないと思った次第であります。

 良書に接することにより、人生を歩んでいく上で、いい方向への影響を受けた人は数多くいるはずであります。図書館の内容がさらに充実されますよう望みたいと存じます。

 今後、書籍の電子化が進み、図書館の様相もかなり変化してくるでしょうが、文化的供給の面で大都市に比べ大きなハンディーのある地方にとって、図書館の重要性はますます増大するでしょうし、住民にとっていやしの空間とも言えるのではないでしょうか。

 書籍の電子化に伴う知識が要求される図書館勤務員は、より専門化が進むと同時に、さらに重要性が増すのではないでしょうか。

 去る11月某日、自治会回覧板に教育委員会関係の非常勤職員募集の件が掲載されておりました。

 そこで、図書館の運営を含めて、何点かお尋ねいたします。

 まず、市長、教育長に、本市における図書館の位置づけ、あり方をどのように認識しておられるか、お尋ねいたします。

 次に、質問通告には非常勤嘱託職員としておりますが、教育委員会の募集には非常勤職員となっておりますので、非常勤職員の定義及び非常勤嘱託職員の定義をご説明いただきたいと存じます。

 3番目に、11月末日で募集締め切りでありましたが、教育委員会関係の応募状況をお知らせください。

 4番目、嘱託職員の設置に関する規則では、嘱託職員の任用期間は1年以内、ただし書きで、通算3年が限度とありますが、何に基づいて決定したのか、その根拠をご説明いただきたいと存じます。

 5番目、図書館長は西有家と原城に置くとありますが、複合施設ではなく独立した図書館である口之津、加津佐両図書館長をどのように考えているのか、ご説明いただきたい。

 6番目、図書館運営に関し、来年度の方針で今年度と大きく異なる点があればご説明いただきたい。十把一からげで嘱託職員をくくるのには異議もあり、無理もあると考えております。要は、任用期間を小刻みに切られると将来不安が常につきまとい、生活設計が成り立たないということが最も問題点であると考えております。

 次いで、法定外公共物の管理についてお尋ねいたします。

 この法定外公共物に関しましては、先の第3回定例会において23番議員が詳しく一般質問もされましたが、まだよく理解できません。23番議員と重複する箇所があるかと存じますが、よろしくご答弁方、お願いいたします。

 法定外公共物管理条例によれば、法定外公共物には、1、普通河川等に属するもの、2、認定外道路に属するものとありますが、かみ砕いて簡潔にお示しいただきたいと存じます。

 先の23番議員に対する答弁では、合併前の平成17年3月末日までに、その所有権が国から無償譲渡され、台帳管理等の事務的管理は市が行い、現地の維持管理は受益者、要するに利用者にお願いしているとのことでありました。物件の膨大さから、原則としてまさにそのとおりと存じますが、利用者への維持管理の徹底に関しては、具体的に周知徹底し、指導しているのか、お尋ねいたします。

 少子高齢化や人口減により、その管理が行き届かず、それに起因すると考えられる被害が頻発しているのではと憂慮しているところであります。

 集落の生活道路としての里道をはじめ道路はほぼ100%舗装されており、その道路に沿った側溝の形状、寸法は均一化されているように感じられます。降雨時には道路が川と化し、その現状を考えるとき、一考する必要があるのではないかと考えておりますが、現在どのように対処されているか、お尋ねいたします。

 側溝もなく、ただ舗装されているだけの里道も多く、大量の路面水が下方の畑地に流入し、表土を流出させて耕作できない環境下にあるケースも多いと聞いておりますが、対応策は計画に載っているでしょうか。

 また、市道に大きくはみ出した木や草は、その土地の管理者が処理するべきであり、放置することは許されません。自己完結を促すために、何らかの手だてを考えていかなければならないと思いますが、いかがでしょうか。

 最後に、モラルの低下について、市長の生の声をお聞かせしていただきたいと存じます。

 先般、雲仙・南島原保健組合議員の一員として、佐賀県下の某病院の視察研修に参りました。その病院の院長先生の話によりますと、最近、病院代を払わない人がふえている。払わない人の言い分が、治らなかったからとか、もとどおりにならなかったからとかの理由が多くなっているそうであります。完全に治るにこしたことはありませんが、病院の請求はあくまでも診療に対するものであり、ついに日本人もここまで来たかとの感じを受けました。

 院長先生いわく、モラルは幼児期から植えつけないとだめだと、幼児教育がいかに大事かと語られました。全く同感であります。

 独立行政法人日本学生支援機構、昔の日本育英会の発表によりますと、奨学金の滞納が約21万4,000件、約2,243億円だそうであります。やむにやまれぬ事情があるのかもしれませんが、恩恵を受けたことを忘れてはなりません。学校に理不尽な要求を突きつけるモンスターペアレンツの存在とか、常識では考えられないことが日常になっております。自分さえよければ人のことなど眼中にない恥知らずの日本人になってしまっております。

 財務省発表によれば、9月末時点で日本国の借金は約865兆円、国民1人当たり678万円、地方分も合わせますと優に1,000兆円を超える借金大国日本であります。国が危機に瀕しているとき、国民一人ひとりのモラルが試されているのではないかと思います。

 逆ピラミッド型人口構成を考えるとき、あれもこれもと箱物など欲するより、いかに辛抱し、後世に負担をかけぬよう取り組むのが、特に政治家の務めではないでしょうか。

 市長の率直なご感想と、モラル低下に関してのご見解をお尋ねいたします。

 以上で、壇上で終わります。(降壇)



○議長(日向義忠君) 

 これより答弁を求めます。市長。



◎市長(松島世佳君) (登壇)

 立石敏彦議員のご質問にお答えをいたします。

 最初に非常勤、嘱託職員の定義についてのお尋ねですが、法的には非常勤職員、嘱託職員の定義はなく、各自治体において個々に定義され、運用されているのが現状でございます。

 本市においての非常勤職員とは、任用期間が短期に限定されているものや、勤務時間が一般の職員に対して短いものを非常勤職員として区分をいたしております。この非常勤職員の中でも、1年を通して任用が必要なものを嘱託職員として区分しております。

 次に、嘱託職員の設置に関する規則で、任用期間は1年以内、通算しても3年限度とした根拠は何かとのお尋ねですが、本市におきましては、嘱託職員の職は恒常的な職ではなく、あくまでも臨時的なものと考えております。また、翌年度におけるその職の継続性が確定的ではないため、年度ごとの任用が適当であるとの考えから、任用期間は1年以内と規定しております。

 任用期間の限度につきましては、一定期間で任用を見直すことにより、よりよい人材を幅広く求めることができるということで、その期間は3年が適当であると考え、指定しているところでございます。

 次に、法定外公共物についてのお尋ねですが、法定外公共物とは、河川法及び道路法の適用のない公共物であり、具体的には普通河川、字図上に表示されている水路や認定外道路の里道のことでございます。

 次に、法定外公共物の保全管理の責任についてのお尋ねですが、法定外公共物につきましては、平成17年4月より国からの無償譲渡がなされ、市は移管された図面を保管し、市民から申請される法定外公共物の工事、占用、つけ替え、廃止などの許認可についての事務管理を行なっております。

 また、現地の維持管理につきましては、物件が膨大であり、すべての保全管理は困難なことから、受益者負担の考え方により、これまで従来どおり、以前から利用されている関係者の皆様にお願いをしているところでございます。

 次に、排水機能がない認定外道路の路面水が下部農地に流入し、表土を流出させているが、その防止策はとのお尋ねですが、先ほど申し上げたとおり、法定外公共物の物件の数が膨大であり、通常の維持管理については受益者負担の考え方により、地元の受益者で管理をしていただいております。

 従来から道路関係の受益者は、関係のある周りの施設については、日常的に維持管理をされ、排水機能が完全に備わっていない道路については路面水の対策として、道路内に素掘りの側溝や簡易な水どめを施し、それができない場合、隣接の農地関係者は道路脇の農地内に素掘りの水路をつくるなどの処理をされ、被害に遭わないよう、各々で対策をとられております。

 また、耕作地の保全については、土地所有者の管理において行うものと考えておりますが、水路の未整備地区で整備を行う場合は、一定要件を満たすものについて市単独の農業農村整備事業、農業用施設原材料支給等により助成を行なっているところでございます。

 次に、土地所有者の畑地のり面の草刈りや用排水路の管理・保全について、自己保全を促すための指導方針についてのお尋ねですが、畑地のり面の草刈りにつきましては、所有者あるいは借り手が行う自己保全の範囲であり、用排水路の管理につきましても、原則として受益者により管理をいただくものと考えております。

 次に、社会の各分野でモラルの低下が憂慮されているが、この事態を少しでも是正するために、市長はどのような考えを持っているかとのお尋ねですが、モラルとは道徳、倫理、あるいは良識というように理解しておりますが、ご指摘のとおり、いろんな面で、あるいはいろいろな場所でモラルが低下しているということを感じることがございます。例えば、社会生活の場面では、ごみや空き缶のポイ捨て、たばこの吸い殻の投げ捨て、交通ルールを守らない運転などがあり、会社においては食品偽装、建築偽装も社会問題になりました。

 また、このモラルの低下にはさまざまな要因があると思いますが、特にほかの人のことを考えない、自分さえよければそれでよいといった考えが増えてきたからではないかと思っております。このことは、現代社会の風潮が大きく影響しており、この影響を強く受けた日常生活のあり方に大きな問題があると考えております。

 そのため、モラルの向上を図るには、生活に身近な環境、家庭や学校、そして地域社会など社会全体で取り組む必要がありますが、まずもって地域社会や家庭生活をリードする大人がモラルの低下に対する危機感を強く持ち、それぞれがモラルの向上に努めることが重要であると考えております。

 また、親と子がともに地域の行事や活動へ参加することなどで、地域とのコミュニケーションを図ることも大事なことではないかと考えております。

 私からの答弁は以上でございます。(降壇)



○議長(日向義忠君) 

 教育長。



◎教育長(菅弘賢君) (登壇)

 立石敏彦議員のご質問にお答えを申し上げます。

 最初に、非常勤職員の応募状況についてのお尋ねでございますが、学校用務員につきましては、募集人員36名に対しまして67名の応募があっております。

 次に、図書館長2名の募集に対して4名、図書司書11名の募集に対して40名、図書司書補助8名の募集に対して39名の応募がございました。また、口之津歴史民俗資料館長につきましては、1名の募集に対し2名の応募があっております。

 次に、図書館長は西有家と原城とあるが、独立した例えば口之津、加津佐図書館の館長をどう考えているのかというお尋ねでございますが、現在、深江ふるさと伝承館図書室と有家図書館におきましては、それぞれの教育振興班の班長が兼務をいたしております。

 各教育振興班は、各地区の社会教育を総括して生涯学習を推進する立場にあり、教育振興班の班長が兼務することによりまして、より統一した図書館運営を図りたいという考え方に基づくものであります。

 次年度は、同様の考え方のもとに口之津図書館、加津佐図書館も館長を教育振興班の班長へ兼務させ、司書を1人ずつ増やしたいと考えております。

 次に、今後、来年度より図書館運営方針をどのように考えているかというお尋ねでございますが、まず市民の皆様がより利用しやすい図書館の運営を図るために、開館時間と休館日を統一いたします。休館日は、6カ所の施設を二つのグループに分け、第1グループを加津佐、原城、有家図書館とし、火曜日を定期休館日といたします。第2グループを口之津、西有家図書館と深江伝承図書室とし、月曜日を定期休館日といたします。

 次に、これまで原城図書館だけ実施いたしておりました夜間の開館日を全館で設けます。第1グループは木曜日を12時から20時まで開館いたします。第2グループは金曜日を12時から20時まで開館いたします。

 また、これまで国民の祝日にも開館をしてほしいという多くの要望がございましたので、その要望に応えて、次年度からは開館をいたしたいと考えております。

 以上で答弁を終わらせていただきます。(降壇)



○議長(日向義忠君) 

 建設部長。



◎建設部長(日向勇次君) 

 法定内外に問わず、用排水路の形状、寸法等の基本的な考え方ということでご質問をされております。

 答弁いたします。

 特段、水路、普通河川の定義はありませんが、一般的な考え方は、通常施設幅50センチメートル以下を溝、50センチメートル以上を水路、施設高1メーター以上を普通河川と呼んでおります。

 断面についてでございますけれども、道路改良事業でつくる道路側溝は、3年確率雨量や水路が水を受け入れる面積、側溝の勾配等から断面を決めております。しかし、旧来からあります比較的勾配が緩やかな町なかにある水路につきましては、断面が大きな水路にこしたことはありませんが、社会通念上、水路幅は24センチメートルから30センチメートルを設置しています。

 また、民間で設置されている水路は、25センチメートル前後の水路が設置され、機能が果たされているようであります。また、水の利用形態により道路側溝、生活排水路、農業用の用水路、農業用の排水路があります。

 それともう1点、民間からはみ出ている草木の取り扱いのご質問がございました。

 これは、通行に支障がある場合は、所有者にお願いして所有者で実施していただくというのが基本でございます。ただ、所有者が体力的あるいは金銭的に余裕がなくて、どうしてもできないということで市のほうにご相談があれば、市のほうで実施するのもやむを得ないと、そういうふうに考えております。以上でございます。



○議長(日向義忠君) 

 26番、立石議員。



◆26番(立石敏彦君) 

 それでは、まず図書館のほうからですね。

 臨時職員と非常勤職員というの、ちょっと説明があったと思うんですけれども、もう一度、臨時職員と非常勤職員の違いと、そして非常勤嘱託職員と単なる嘱託職員というのはどう違うんですか。



○議長(日向義忠君) 

 総務部長。



◎総務部長(水島文昌君) 

 非常勤職員と嘱託職員ということですけれども、非常勤職員という定義につきましては、常勤職員がいて、それに対するものとして非常勤職員がいるという具合に考えていただければいいと思います。

 常勤職員については、特別職であれば市長とか副市長とかそういう常勤的な特別職、また一般職については、私たち職員あたりが常勤の一般職という具合になってまいります。

 非常勤職員という具合になってますと、やはり非常勤職員の中にも特別職と一般職員がいるということになるわけですけれども、非常勤職員の特別職というのは議員さん方もそうですし、あと各委員さん方とか消防団員の方々とかそういう方が非常勤の特別職になると。あと対するもので一般職というものがございますけれども、非常勤の一般職の中に嘱託職員とかまたは日々雇い入れの職員とかそういう職員がいるということでございます。以上です。



○議長(日向義忠君) 

 26番、立石議員。



◆26番(立石敏彦君) 

 非常に理解がしにくいんですよね。これはまたよく勉強してから、また改めてそういう区別については質問したいと思うんですけれども、例えばこの嘱託職員の条例で、学芸員からその他の事務嘱託とありますけれども、これこう見ますと、さっき壇上で言いましたけれども、十把一からげで何かここに押し込んでしまっているような感じが受けるんですよ。

 例えば、先ほど応募の状況を教育長から説明していただきましたけれども、この歴史民俗資料館長とか、それとどれとかと比較はできないけれども、例えばこの歴史民俗資料館というのは、相当な識見と歴史的な知識、それから中央との人脈とか研究熱心とかそういうのがないと務まらない、そういう職業ですよ。

 おまけに口之津の図書館長、加津佐の図書館長、民俗資料館長も合併前から応募されたのではなくて、要請をしてついていただいている立場の人たちであります。だから、嘱託職員という十把一からげでどんどんと並べてありますけれども、こういうのはやっぱりちょっと見直す必要があるんじゃないかと思いますけれども、市長、いかがですか。



○議長(日向義忠君) 

 総務部長。



◎総務部長(水島文昌君) 

 嘱託職員につきましては、南島原市の嘱託職の設置に関する規則の中で、各必要に応じて嘱託職員を位置づけをして、報酬等も明記をしているということでございます。

 人材につきましては、そういう特殊性をということでございますが、やはり募集をするにあたっては、こういう嘱託の職であるということで、それなりに自分自身が、応募される方がそれに対してできるというような自信のもとに応募されてくると。当然、それに対しての部分は、面接等を通じて適性も行政側として見て決定をするということになってこようかと思います。以上です。



○議長(日向義忠君) 

 26番、立石議員。



◆26番(立石敏彦君) 

 この応募方式というのは、私は非常に評価しているんです。だから、何かのつてでだれかを知っているとか何とかで、今まではそういうふうなのが横行していたように言われております。私は考えていませんけれどもね、そういうふうに言われております。

 だから、これ公募するということは非常に透明性があって、非常にいいと思うんですけれども、この嘱託職員にはいっぱいありますので、例えば1つ、図書館の司書の例をとってみたいと思うんですけれども、結局司書は、図書館で貸し出したりする本、購入する蔵書、そういうのを選定したり、いろいろ、ある意味の専門職ですね。そして、大学を出てから所定の単位を履修して取得すると。そして、大体見てみますと、全部が全部見ていませんけれども、大体が若い女性が多いですね、本市の場合。

 そうしますと、この人たちは大学を出て、国家資格を取って、よし田舎に帰って親と同居して、毎日家から通って図書館に勤めようと、そういう思いで来たと思うんですよ。そうすると、この更新期間が1年1年だということですけれども、1年1年で最長3年というのは、労働基準法か何かで決まっていると思うんですけれども、そこらあたり3年以上、もう1回、要するに市長が認めればできるということになっていますね、条例上は。

 だから、先ほど教育長が募集人員を、今、数を発表されましたけれども、その中には、今現在、任用されている方も含まれている数字だと思うんです。だから、細切れに1年、1年、最長3年と、そういうふうな決まりは決まりだからそれなりに尊重しなければいけませんけれども、それじゃ全く生活も安定しないし、生活設計が成り立ちませんよ。ですから、これは市長の権限ですから、市長にぜひ要望したいんですけれども、よほどのふまじめな勤務態度とかそういうことがない場合には、やっぱり再応募したら、面接とか何とか当然やらにゃいかんけれども、できるだけ継続して勤務できるような手段をとっていただけないでしょうか。お尋ねします。



○議長(日向義忠君) 

 市長。



◎市長(松島世佳君) 

 貴重なご意見としてお伺いいたしておきます。



○議長(日向義忠君) 

 26番、立石議員。



◆26番(立石敏彦君) 

 貴重な意見をぜひ採用していただきたいと思うんです。

 それで、例えば、なぜ図書館あたりが嘱託員でなきゃいかんのかなと、非常勤嘱託員でなければならないのかなと、私思います。図書館というのは、先ほど壇上で言いましたように、非常に重要な、特に幼児教育とか小学生とか中学生とか、それと大人が非常に憩いといいますか、いろんな本に接していろんな影響を受けるような場でありますから、特に重要だと思うんです。

 だから、こういうときに非常勤嘱託職員ということは、やはりはっきり申し上げてコストセーブだと、人件費を安くするということだと思うんです。それは間違いなくそうだと思います。生活設計がなかなか継続的に成り立たないものだから、例えば市長は今でもあれですか、小泉元首相じゃないけれども、民間でできることは民間でというお考えですか。



○議長(日向義忠君) 

 市長。



◎市長(松島世佳君) 

 いわゆる集中改革プランにのっとって、その基本的な姿勢は、私は今も堅持をいたしております。そしてまた、できるだけスリム化していかなければ将来というのは、再三申し上げているとおり、なかなか危惧されると、こういう思いでおります。



○議長(日向義忠君) 

 26番、立石議員。



◆26番(立石敏彦君) 

 ですから、例えば図書館の民営化なんて考えておられないですか。



○議長(日向義忠君) 

 市長。



◎市長(松島世佳君) 

 今のところ、そういう考えはございません。



○議長(日向義忠君) 

 26番、立石議員。



◆26番(立石敏彦君) 

 今までの行革からいきますと、要するに外部機関、幼稚園とか保育園とか図書館とか、そういう所がどんどんそういうふうな嘱託職員とかそういう扱いをするわけですよね。私は、やっぱり民営化、民間でできることは民間でやるならば、市長、民間でできることは民間でやるならば、やっぱり本庁職員あたりも切り込んでいくぐらいの覚悟がなけりゃ、これはだめだと思うんです。職員の職務の中でも、民営化できるところあるでしょう。ありませんか。



○議長(日向義忠君) 

 市長。



◎市長(松島世佳君) 

 あると思います。具体的に言われるとあれですけれども、いろんな形で、例えばいわゆる指定管理者制度であるとかそういう制度はいっぱいあると思います。そして、私ども今、南有馬でセンター持っていますけれども、ああいうところもできれば民営化できないかなと、そういう思いはございます。



○議長(日向義忠君) 

 26番、立石議員。



◆26番(立石敏彦君) 

 だから、ある意味では図書館の民営化がいいのかどうか分かりませんけれども、やっぱりそこに勤める人たちが、半端な、ぶった切れたような生活をするんじゃ、おそらくやる気も起きないんですよ。毎年毎年首をびくびくしながら勤めなきゃいかんと、そういうことで、できれば要するに先ほど申しましたように、市長が認めればというただし書きがありますから、そこらあたりを十分に参考にするということなんで、期待しております。

 それから、教育長、この募集の中に、図書館の社会保険という欄に厚生年金ってありますよね、厚生年金。ここの条件の中に、社会保険等、もちろん健康保険、雇用保険、これは当たり前と思うんですけれども、この嘱託職員で市が事業者ですよね、その中の厚生年金というのはどういう意味なのか、そういう厚生年金というのを付与できるのか、そして厚生年金の意味がどのくらいあるのか、ちょっとお答えいただきたいと思います。



○議長(日向義忠君) 

 総務部長。



◎総務部長(水島文昌君) 

 2カ月程度で、ちょっとすみませんけれども、期間はあれですけれども、雇用で長期にわたる場合については社会保険等の加入をさせるというようなことになっております。

 そういうようなことで、当然、そういう嘱託職員は1年間ということで区切っておりますけれども、1年ということですね。すみません、その期間があれですけれども、2〜3カ月だったと思うんですけれども、以上にわたる場合は社会保険の加入が義務づけられておりますので、加入をしているということでございます。



○議長(日向義忠君) 

 26番、立石議員。



◆26番(立石敏彦君) 

 そうしますと、図書館の嘱託職員だけじゃなくて、嘱託職員は全部これと全く同じ条件なんですか。厚生年金も付与されるんですか。

 こっちの12月号の広報見ますと、教育委員会のほかの部署でいろいろな非常勤の職員を募集していますよね。その中には、そういうこと書いていないんですけれども、それとどう違うんですか。



○議長(日向義忠君) 

 総務部長。



◎総務部長(水島文昌君) 

 先ほどの1週間に30時間以上勤務する場合は、社会保険に加入をするということでございます。

 あと、立石議員さんがおっしゃる職員、嘱託関係云々ということで、ある分、ない分があるじゃないかというようなお話ですけれども、今度募集をしておりますのには、業務の委託という部分もございます。業務の委託というのは、例えば宿直とか清掃とか、そういう具合に特定の業務をお願いするということで、雇用関係には基本的にないと、対等の立場で契約に基づいてお願いをするというような形でございますので、そういう分については社会保険の加入は当然ないということで考えております。以上です。



○議長(日向義忠君) 

 26番、立石議員。



◆26番(立石敏彦君) 

 図書館のほうであんまり時間とっていけませんけれども、1つだけ教育長にお尋ねしますけれども、今、深江の図書室を含めて、あれ何ていうんですか、貸し出しのネットワークシステム、あれの運用状況はどうでしょうか。



○議長(日向義忠君) 

 教育次長。



◎教育次長(井口敬次君) 

 今現在、例えば原城の図書館に行って希望した本がないということで、他館にないかということを調べるシステムでございます。

 例えば、そのご本人が例えば有家にあると、有家にあるということでご本人が直接有家に行かれる場合もありますし、リクエストに応じて有家から原城に運んでくれるというリクエストもできます。

 そして、例えば原城で借りた本を深江で返せるということもできます。ですから、そういう本のやりとりを、今定期的に車を回しまして運用を行なっているという状況でございます。以上でございます。



○議長(日向義忠君) 

 26番、立石議員。



◆26番(立石敏彦君) 

 ある所でリクエストがあった場合に、本を融通し合うと、そのときに車で運搬していると。それちょっと具体的に教えてください。どういうふうな車で、1週間に何回やと。どんな車って車の種類じゃないですよ、委託か何かしているのか、そしてスピード感はどうなのか。



○議長(日向義忠君) 

 教育次長。



◎教育次長(井口敬次君) 

 毎週だったか月に何回だったかというところまで、ちょっと私に記憶がございませんけれども、加津佐からずっと流れていって、例えば加津佐からスタートして、次は口之津で本をおろすと、そしてまたずっとそれを深江まで流れていくと。今度は逆に深江から加津佐まで流していくというスタイルをとっています。

 そして、この業務につきましては、シルバー人材センターのほうに委託をいたしております。以上でございます。



○議長(日向義忠君) 

 26番、立石議員。



◆26番(立石敏彦君) 

 スピードの時代ですから、そういう融通も、スピード感を持ってやっていただきたいと思います。

 それで、ちょっと答弁漏れがあったというような気がするんですけれども、教育長、南有馬の原城の図書館には館長を置くと、西有家のカムスの図書館にも館長を置くと。その理由はまだ説明されていないんですけれども。



○議長(日向義忠君) 

 教育長。



◎教育長(菅弘賢君) 

 すみません。上手に説明ができなくて、大変申し訳ございませんでした。

 二つのグループに分けて、それぞれ休館日を今度変更いたします。それで、一つのグループが、加津佐図書館、原城図書館、有家図書館、これを第1グループといたします。そして……(発言する者あり)



○議長(日向義忠君) 

 26番、立石議員。



◆26番(立石敏彦君) 

 原城と西有家の図書館に館長を置いて、口之津とか加津佐の図書館長は、十分かどうか知りませんけれども、教育振興班長が兼ねるわけでしょう。そう決まっているわけでしょう。何で原城と西有家のカムスの図書館に館長を置くのか、その理由だけ言ってください。



○議長(日向義忠君) 

 教育長。



◎教育長(菅弘賢君) 

 第1グループに1人の館長さん、そして第2グループに1人の館長さん。ですから、第1グループの原城図書館と第2グループの西有家図書館に館長さんを置くということです。



○議長(日向義忠君) 

 26番、立石議員。



◆26番(立石敏彦君) 

 だから、第1グループ、第2グループに置くというのは分かりますけれども、加津佐とか口之津とかは兼務にさせて、原城になぜ館長を置くのかと。そら第1グループのどこかに置かにゃいかんという今の答弁は分かりますよ。原城に置いた理由、西有家に置いた理由を言ってください。



○議長(日向義忠君) 

 教育長。



◎教育長(菅弘賢君) 

 これは、関係各課と相談をした結果なんでございますけれども、原城も西有家もそれぞれ入館者数も大変多うございますし、それから活発な図書館活動も行なっていらっしゃいます。それでこのようなことに決定をいたしましたけれども、詳細につきましては、またご答弁を申し上げたいと思います。



○議長(日向義忠君) 

 26番、立石議員。



◆26番(立石敏彦君) 

 詳細について、後で結構ですから、やっぱり何でそういうふうになったのかというちゃんとした理由がないと、蔵書の問題だとか利用率の問題だとかいろいろあるんですけれども、関係者が協議した結果そうなったと、結果だけ言われてもちょっと困りますので、よろしく。

 それで、この法定外公共物、これが建設部長の説明でよく内容は分かりました。内容は。だから、事務的なものは特に市がやっているけれども、受益者、利用者が維持管理はしてくださいよと、それも分かりました。

 私が言いたいのは、維持管理は利用者とか何とかがやらにゃいかんと。やらにゃいかんじゃない、やってくださいと、これは一つの要請か何か知りませんけれども、決まりでもないわけでしょう。それは分かりますけれども、どんどん高齢化が進むと、人口も減ってくると、やっぱり非常に難しいところあります。あるけれども、そういうふうに決まっている以上は、やっぱり地域地域で、それこそ協働のまちづくりをやらにゃいかんと、そこらあたりをアピールというか、お知らせが不足しているんじゃないかと思うんですよ。

 例えば、集落の完全に生活道路になっている所の道がどうにかなったというたときは、結局、里道であれば、それは利用している人がやらにゃいかんわけでしょう。補修とか何とかやらにゃいかん。だから、そういうのをもうちょっとよく知らしめにゃいかんと思います。

 そして、農業用水路あたりに、耕作放棄地あたりから草がかぶさって、水路をせき止めてダムみたいになって、結局、その水が下のほうに落下して被害が生じると、そういうことも起きていますし、そして畑ののり面の草がわっと市道とかに覆いかぶさって、水路あたりに枯れた草がたまってしまっていると。木が非常に市道にのしかかってきて、何かあたりそうだと。ここの基本的なものを、やっぱりちゃんと市民の皆さんに周知しなきゃいかんと。それは当たり前かは、だからそれはモラルの問題もあるんですけれども、常識として、やっぱり自己管理をやらにゃいかんということを、それを私は今日は言いたいんです。

 ぜひ、そういう広報活動をもう少しやって、自分のことは自分で処理するという基本に返って処理するように、広報をやっていただきたいと思います。

 それから、先ほど側溝の話がありました、形状、寸法。そうすると、おそらくそういうふうな勾配だとか水量だとか幅員とかいろんな計算の上で決めているということで、それはそれでいいんですけれども、結局、今どこを見てもコンクリートですよ。庭もコンクリート。そうすると、庭から全部道路に入ってくる。そしたら、そこに側溝もない所ありますね、側溝もない所。そうすると、そこは川になって、上から下に流れていって、結局その先にある畑の中へどっと流れてしまう。

 だから、そういうことがありますので、やっぱり側溝もそういうふうに考えておられると思うんですけれども、例えばこういう例もあります。水路が、上のほうが幅が広くて下のほうが狭いと。これは物理的に見ても、本当にナンセンスだなと。そういうところを一度、まあ考えてはおられるんでしょうけれども、やっぱり点検してみる必要があるし、そして側溝のない所は、やっぱり川なら川に流れ込むような、そういう手だてをせにゃいかんと思います。

 そして、例えば口之津の早崎地区なんかは耕作者が少ない。耕作者というか農業に就労しているのが少ないものだから、ほとんど貸したりなんかしているわけですね。所有者が耕作者との契約で貸しているじゃないですか。貸している畑のそばに側溝が走っていると。そうすると、これは農業委員会を介してやるのかな、契約はね。

 そうすると、そこの側溝なんかを、例えばトラクターとかそういう農業機械が畑に入ってくるでしょう。つぶしてしまうんですよ、溝を。そういう箇所が幾つもあります。そうすると、そこは水が流れない。だから、それは当然、自己で解決しなきゃいかん問題じゃないですか、当然のことながら。あれもこれも市にやれということは間違いでしょうし。だから、契約の段階か何かで、そういう指導はできませんか。



○議長(日向義忠君) 

 農業委員会事務局長。



◎農業委員会事務局長(金崎和幹君) 

 基本的な話だと思うんですが、基本的には貸し借りを農業委員会を通じてなさっているところについては、一応近隣との整合性、近隣生活への関係というのは指導はさせていただいております。



○議長(日向義忠君) 

 建設部長。



◎建設部長(日向勇次君) 

 先ほど、側溝が整備されていない箇所が多々見受けられるというお話がございました。

 私どもも予算の範囲内で営々とやってきております。10年、20年、30年のスパンで見ますと、かなりの部分は整備してきたかなとは思っておりますが、確かに議員おっしゃるように、まだまだというところも随分見受けられますので、毎年毎年、予算の範囲内でまたやっていきたいと、そういうふうに考えます。



○議長(日向義忠君) 

 26番、立石議員。



◆26番(立石敏彦君) 

 担当部のご努力は評価します。だから、予算で計画的にやっていただきたいと思います。

 時間がありませんので、最後に、何か偉そうにモラルの問題言いました、モラル。

 やっぱり、例えば今、環境問題がいろいろ言われていますけれども、これもある意味ではモラルがしっかりしていれば、ある程度推進できるわけですね、モラルが。

 もう一つ、私は特に議員としても思うのは、国の借金というのを考えるような議員としてのモラルが欲しいと、私は思うんです、私は。

 後の代になったら大変ですよ、次の代は。1人が678万も借金しているんです。だから、そういうことについて、あれも欲しい、これも欲しい、それはありますよ。あるけれども、私は、やっぱり今は我慢はするところは我慢しなきゃいかんと、そういうふうな考えを持っていますけれども、市長は一政治家としてどういうふうにお考えですか、国の借金。



○議長(日向義忠君) 

 市長。



◎市長(松島世佳君) 

 日本の政府の持っている借金について、おっしゃるとおりだと思うし、私も大変危惧をいたしております。

 ただ、我が南島原市5万4,000のこの町村を将来が見通せない中にどうやって守っていくか、本当に必死で努力をしています。個々のそれぞれの案件において、個々の皆さん方の要求・要望というものが本当に痛いほど私自身分かります。そして、そのことを何でもやってやれないのが非常につらいというか、そういう思いでいっぱいです。

 しかし、ここはやっぱり将来、あるいは全体将来を見ながら、鬼になってやり上げなければいけない、将来はないなと、そんな思いでおります。

 今、立石さんの意見聞きながら、私も全く同感でありますし、1,000兆円を超える国そして地方の借金ということですね、これをどういう形で、しかも今、日本の国力事態が少子化へ向かっています。決して税収が上がるということは、これから将来考えられない。そうしてくれば、この国の借金がどうなっていくんだろうかなというふうな思いが、常に実はいたしております。そういう一つの流れというのが市町村合併になり、また道州制になろうと、こういうふうな形だろうと思うし、コストをいかにして抑えて、そして膨大な市民の要求に応えていくかと、相矛盾するそういうものをどうやって具現化して、バランスをとっていくかというのが、一番頭の痛いところでございます。

 ともあれ、南島原市においては、そういうものの中でも何とか頑張って、皆さん方と力を合わせて、市民の皆様方にそれぞれに痛み、あるいは犠牲を強いることも多々あると思います。

 私はそういうことについて、皆さん方に本当にご理解をいただきながら、おっしゃるとおりモラル、結局それぞれの皆さん方、我々もそうかもしれないけれども、わがままというものをちょっと抑えていただきたいなと、そんな必死な思いで今おります。どうぞ、よろしくご理解をお願いしたいと思います。



○議長(日向義忠君) 

 これで、26番、立石敏彦議員の質問を終わります。

 本日の日程はすべて終了しました。次の本会議は12月7日、定刻より開きます。

 本日はこれにて散会といたします。

     午後4時41分 散会