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長崎県 南島原市

平成21年  9月 定例会(第3回) 09月14日−04号




平成21年  9月 定例会(第3回) − 09月14日−04号







平成21年  9月 定例会(第3回)



第4日 9月14日(月曜日)

出席議員(29名)

        1番  吉田幸一郎君   16番  高木和惠君

        2番  隈部和久君    17番  松本政博君

        3番  白髭貞俊君    18番  隈部政博君

        4番  林田久富君    19番  吉岡 巖君

        5番           20番  浦田 正君

        6番  松永忠次君    21番  山本芳文君

        7番  小嶋光明君    22番  草柳寛衛君

        8番  黒岩英雄君    23番  梶原重利君

        9番  井上末喜君    24番  柴田恭成君

        10番  渡邉昇治君    25番  宮崎義彰君

        11番  中村一三君    26番  立石敏彦君

        12番  本田龍一君    27番  桑原幸治君

        13番  中村久幸君    28番  渡部清親君

        14番  平石和則君    29番  川田典秀君

        15番  下田利春君    30番  日向義忠君

欠席議員(0名)

説明のため出席した者の職氏名

 市長         松島世佳君    副市長        松尾義博君

 副市長        滝田泰博君    教育長        菅 弘賢君

 総務部長       水島文昌君    企画振興部長     山口重利君

 市民生活部長     井口健士君    福祉保健部長     酒井 久君

 農林水産部長     田口敏之君    建設部長       日向勇次君

 水道部長       神島道守君    教育次長       井口敬次君

 農業委員会事務局長  金崎和幹君    監査委員事務局長   川崎洋二君

 衛生局長       末吉利之君    会計管理者      白倉信吾君

 行革推進室長     宮崎 太君    財政課長       田口敏一君

 代表監査委員     中村良治君

議会事務局出席者

 局長         上田雅英君

 書記         宮崎昌明君

 書記         寺山英代君

第3回定例会議事日程 第4号

 平成21年9月14日(月)午前10時開議

 日程第1  市政一般質問



月日
質問者
質問要旨
ページ


9月14日
中村久幸議員

世界ジオパーク認定について
175



インフルエンザについて



ヒブワクチンの助成について



市内商工業者の優先活用について


吉田幸一郎議員

産業振興関係について
187



水産振興関係について



公共交通について


黒岩英雄議員

公営施設の民営化について
196


松本政博議員

加津佐町奥田川水道水源汚染問題解決について
207



南島原市の水源確保について



地場産業育成振興について



市民スポーツ振興について



新型インフルエンザ対応について


高木和惠議員

市長と自治会長、納税組合長との市政懇談会について
218



納税組合長会議について



職員の不祥事について



市長の政治姿勢について



学校教育について



     午前10時00分 開議



○議長(日向義忠君) 

 ただいまの出席議員数は27名であります。

 吉岡巖議員、草柳寛衛議員より少し遅れる旨の届けがあっております。

 定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。本日の議事日程はお手元に配布のとおりです。

 日程第1、これより一般質問を行います。まず、13番、中村久幸議員の質問を許します。13番、中村議員。



◆13番(中村久幸君) (登壇)

 皆さん、おはようございます。

 公明党の中村久幸です。本日最初の一般質問をさせていただきます。

 通告しておりました4項目について、順に質問をいたします。

 まず、世界ジオパーク認定について。

 この件は、これまで3人の同僚議員が質問をされておりますが、私も通告しておりましたので、質問をいたします。

 私もこのジオパークという言葉を初めて聞いてから、それほど時は経っておりません。長崎の牧野さんが寄贈された半島の立体地図で、深江断層や布津断層のあることも初めて知りました。でも、私たちの住むこの島原半島が日本初の世界ジオパークに選ばれたと、そのことをうれしく、また誇りに思いますとともに、この認定をどのように観光振興や地域活性化へつなげていくのかが重要だと思います。

 そこで、市長はどのような構想を持っておられるのか、お考えをお伺いいたします。

 次に、インフルエンザについて。これも同僚議員との重複もありますが、お伺いいたします。

 新しい情報を見てみますと、3市の中でもインフルエンザの感染者数が、本市が一番多くなっておるようでございます。21年度補正予算でマスクや消毒液の確保や、また医師会など新型インフルエンザ対策関係機関との会議の設置と、迅速な対応をされておりますが、その関係機関との緊密な連携のもと、市民に正確な情報と対処法等を周知することが重要と考えます。

 そこで、市民への情報提供はどのような方法でされているのか、また、今後、冬に向かって予想や予防、対処方法についての周知・啓発方法はどのように考えておられるのかをお伺いいたします。

 また、ワクチンについては数に限りがあり、優先順位が検討されておりましたが、より重症化リスクが高い医療従事者や妊婦、1歳から就学前までの幼児や1歳未満の乳児の保護者、また基礎疾患のある人を優先すべきとされております。

 本市においては、それぞれどれぐらいの人数と把握をされておるのか、お伺いをいたします。

 3点目、ヒブワクチンの助成について。

 このヒブワクチンは、日本では昨年12月から販売が開始をされたばかりですが、世界では100カ国以上で予防接種が行われ、90カ国以上で国の予防接種に位置づけられているそうであります。

 このヒブとはインフルエンザ菌B型のことで、特に抵抗力を持たない5歳未満の乳幼児が、この細菌によって髄膜炎などを発症し、そのうち約5%が亡くなり、約25%は知的障害や聴覚障害などその後遺症が残ると言われております。しかし、ワクチンは任意接種なので、合計4回で約3万円と高額な費用がかかります。

 今年の4月でしたか、南高医師会から嘆願書が出されておりましたが、本市ではどう対応されたのか。島原市においては、8月臨時議会でヒブワクチンの助成を決定しております。本市でもぜひかわいそうな子供を出さないために、助成を決断していただきますよう申し上げます。

 最後に、市内商工業者の優先活用について伺います。

 市長は21年度施政方針で、地域経済と地場産業の活性化を通じて、市民だれもが豊かで安定した生活ができるまちづくり、すべての市民が南島原市で暮らせてよかった、南島原市で働けてよかったと思えるようなまちづくりを目指すと言われております。現在、厳しい経済状況の中、地元商工業者も厳しい経営状況だと聞いております。

 このような中、公共工事発注及び物品調達に係る指名入札等は、近隣市においても、市内商工業者を優先されていると聞いております。

 本市においても、地域貢献や市民の雇用も含め、地域経済と活性化のためにも、地元業者の優先について考えていただきたいと思いますが、市長の考えを伺います。

 以上、壇上の質問とさせていただきます。(降壇)



○議長(日向義忠君) 

 これより答弁をお願いします。市長。



◎市長(松島世佳君) (登壇)

 中村久幸議員のご質問にお答えをいたします。

 最初に世界ジオパーク認定で、どのように観光振興や地域活性化につなげていくのかとのお尋ねですが、これまでの各議員のご質問にもお答えをいたしておりますが、今回の世界ジオパークネットワークへの加盟日本第1号が決定したことで、本市が取り組みを始めてきた長崎の教会群とキリスト教関連遺産の世界遺産登録に向けてはずみになると考えております。

 そのため、これまで以上に貴重な史跡の保護・保全に努め、世界ジオパーク、世界遺産暫定登録という日本で類を見ない二つの世界遺産を有効活用することで、半島内の他市にない観光を目指しております。

 さらに、南島原ひまわり観光協会との連携を取りながら、訪れる人が少しでも滞在時間が長くなるような観光地を目指し、交流人口の増加を図ってまいりたいと考えております。

 次に、新型インフルエンザ対策に関し、市民への情報提供の方法と、冬に向かっての予想や予防・対処方法の周知・啓発方法についてのお尋ねですが、市民への情報提供につきましては、啓発チラシを全世帯に配布したほか、防災無線や広報紙、ホームページを使い注意の喚起と情報提供を行なってまいりました。また、出前講座や各種の集会、会議等を通じて啓発を行なっているところでございます。

 今後、秋、冬に向かってますます新型インフルエンザの流行が懸念されております。市では、インフルエンザ感染防止の基本的な対処方法であるうがいや手洗い、人ごみでのマスクの着用などとともに、健康管理に努めることや早目の受診を呼びかけるなど、今後ともさまざまな方法により啓発を行なってまいりたいと考えております。

 次に、妊婦や乳幼児、医療従事者、基礎疾患のある人などの人数を把握しているかとのお尋ねですが、医療従事者や基礎疾患のある人をどのような基準で把握するのか、国から示されておりませんので、把握できる範囲で答えさせていただきます。

 妊婦の数は、9月以降の出産予定者で195人、1歳から6歳の幼児は2,362人、医療機関従事者としては、市内で従事されている医師や看護師等で707人、1歳未満の乳児の保護者は357人、基礎疾患のある人として、参考までに心臓や腎臓、呼吸器などの疾患による身体障害者手帳所持者を申しますと736名となっております。

 なお、ワクチンの優先順位が示された場合、対象分のワクチンが国から市への配分として来るのかとのお尋ねですが、現時点では国から何も示されておりませんが、報道によりますと、ワクチンの接種に関する国の方針は、原則として国が医療機関を指定し、予約制で行う、ワクチンは生産量に応じて国が都道府県ごとの配分量を決定する、都道府県は、接種対象者の人数を把握し、医療機関ごとの配分を決めるとのことでございます。

 次に、ヒブワクチンの助成に関し、今年4月に南高医師会から嘆願書が提出されているが、どのように対応したのかとのお尋ねですが、嘆願書によりますと、日本では細菌性髄膜炎の患者数は毎年約1,000人であり、その約50から60%はインフルエンザ菌によるもので、そのインフルエンザ菌の中の95%はインフルエンザ菌のB型、すなわちヒブによるとされております。

 4月に南高医師会から嘆願書が提出された時点では、公費補助を実施している自治体は、九州でも鹿児島市や大分市など少ない状況でございました。しかし、患者数は少ないものの、患者の約5%が死亡し、また約25%にてんかんや聴覚障害などの後遺症が生じること、ワクチンが高額なため、接種率が上がらないことなど危惧され、公費補助について要望がなされたところでございます。

 島原市では2分の1を助成するようになったが、本市でも2分の1の助成はできないかとのお尋ねですが、そのことも踏まえ、近隣市とも連携を取りながら検討してまいりたいと存じます。

 次に、市内商工業者の優先活用についてのお尋ねですが、このことにつきましては、これまでの各議員のご質問にお答えしているとおり、指名願が提出されている業者の中から地域の特性を最大限に考慮し、市内業者で対応できるものは市内からという方針のもと、市内を優先的に考え、選定をしているところでございます。

 なお、元請業者に対しても市内で調達できるものは極力市内で調達していただくよう、ご協力をお願いしているところでございます。以上でございます。(降壇)



○議長(日向義忠君) 

 13番、中村議員。



◆13番(中村久幸君) 

 前回までの同僚議員の質問と重複をしておりましたが、市長、また丁寧な答弁をしていただき、ありがとうございました。

 このジオパークについては、やはり私たちも今まで余り知りませんでしたので、私ももっとこのことについては知りたいと思いますし、勉強していこうと思っております。そういう人たちもたくさんおられることと思いますが、やはり地元の皆さんがこのことを認知し、また関心を持つことが大事だと思いますけれども、地元の皆さんに周知というか、このジオパークの件について知っていただくというような面で何か対策といいますか、そのようなことをされていることがありますでしょうか。



○議長(日向義忠君) 

 企画振興部長。



◎企画振興部長(山口重利君) 

 このジオパークの啓発といいますか、そういった部分については、昨年度から「もっと南島原ツアー」というようなことの中で、「もっと南島原ツアー」というのは、ジオパークの地質遺産、その関連サイトだけではございませんけれども、昨年4回、それから夏休みの親子ツアーということで2回、昨年は6回をしております。その中で、2回につきましてはジオパークについて特化したということでツアーを実施して、たくさんのお客さんがおいでになっております。もちろん地元の方ですね。今年も同じような計画をしております。

 それから、広報紙につきましては連載で、回数はちょっと忘れましたけれども、14〜15回ほどの連載で、ジオパークについてということで、ずっと広報紙には載せておると思っております。

 そういったことで、昨年から、とりあえず地元の方々に知っていただく、地元の方々が理解をして、観光客とちょっとめぐり会われた時でもさらっと教えていただくとか説明をしていただくとか、そういった共有財産としてしていただくためにということで、まず昨年度からそういったツアーを計画して実施をしております。



○議長(日向義忠君) 

 何か答弁ありますか。教育長。



◎教育長(菅弘賢君) 

 お答え申し上げます。

 確かに子供たちからこのことを理解していくことは大切なことだと思いますので、小学校、中学校に対しましてもその学習の時間を活用しながら、今後、理解を深めてまいりたいというふうに考えております。



○議長(日向義忠君) 

 13番、中村議員。



◆13番(中村久幸君) 

 教育長、ありがとうございます。ちょっと後で質問をしようかと思っていたんですけれども、先にお答えをいただきまして、ありがとうございます。

 本当に今言われたように、子供たちにもぜひ今回のことで地元のよさを知っていただくために、教育にもぜひ取り入れていただきたいと思っております。

 先ほど企画部長がおっしゃったように、やはりこの南島原市に来られた時にも、島原半島も含めてですけれども、ジオパークのことを説明ができるような、そういうことが必要と思いますし、この新聞記事の中にあったんですが、島原半島の中に、その地域の価値や成り立ちなどを説明できる人が求められるということで、島原半島ジオパーク推進連絡協議会が実施しているジオツアーガイド養成は、昨年と今年で島原半島3市の市民130人が受講したとありましたけれども、本市からも何人か受講されたんでしょうか。



○議長(日向義忠君) 

 企画振興部長。



◎企画振興部長(山口重利君) 

 先ほど答弁をしておけばよかったわけですけれども、ジオパークの推進連絡協議会で3市からそれぞれ15名程度ずつということで、昨年、今年もということで、月1回程度、半年ぐらいかけて講座をされて、参加をされております。詳細の何名という数字は、私はちょっと今把握をしておりません。



○議長(日向義忠君) 

 中村議員。



◆13番(中村久幸君) 

 どうもありがとうございます。私たちも勉強しながらですけれども、そういう人たちが育っていかれるように、ぜひ尽力をしていただきたいと思います。

 それでは次に、インフルエンザのほうにまいりたいと思います。

 私が通告を提出するころには、まだポスターなどもあまり目立っていなかったんですけれども、最近は市役所の入り口とかに予防方法やせきエチケットについてのポスターが張って、目立つようになりました。いいことだなと思います。

 なるべく多くの方に、この新型インフルエンザの特徴などを知っていただき、また自分を守るための予防が感染を広げないことになるということを、やはり周知徹底していくのが大事ではないかと思います。

 先ほど市長が、啓発方法についていろいろ言われておったんですが、今このポスターというのは市役所のほかに、どこかほかにもこういう張り出しなんかをされているんでしょうか。



○議長(日向義忠君) 

 市民生活部長。



◎市民生活部長(井口健士君) 

 ポスターにつきましては、市役所の庁舎はもちろんでございますけれども、公民館とかそういった公的な施設、それから保育所とかいろんな高齢者の施設でありますとか、そういう所に多く周知していただくようにお願いをいたしておるところでございます。



○議長(日向義忠君) 

 中村議員。



◆13番(中村久幸君) 

 もう一つ、先ほど言われたホームページですね、市のホームページからこのインフルエンザを引くと、本当に詳しくいろんな面が知ることができますけれども、ただ、果たしてどれぐらいの方がインターネットでホームページを見られておられるのかなと思いますし、このホームページから見られている方がどれぐらいおられるのか、想定はされておりますか。



○議長(日向義忠君) 

 市民生活部長。



◎市民生活部長(井口健士君) 

 ホームページをどれくらいの方が見ておられるか、そこまではちょっと把握はしておりませんけれども、議員おっしゃるようにホームページになると、やっぱりある程度年代層的にも限られてくるんじゃないかと思います。そういうことで、広報紙でありますとか、今度また各家庭にチラシをお配りをするように予定をしておりますけれども、そういった目に訴えてやる、基本的なことからやっていくということで、現在、対処しているところでございます。



○議長(日向義忠君) 

 中村議員。



◆13番(中村久幸君) 

 ありがとうございます。

 確かにホームページで詳しく書いてあるうちの中に、こういうのはチラシで回してもらうといいのになというものがありましたので、ぜひチラシのほうでも周知していただければと思います。

 あとワクチンの優先の件で、先ほど言われたように、やはり数がおられますけれども、子供たちも含めたところで、できればこういう優先される方々の分以上に来ればいいなと思いますけれども、数が限られているということでもありますしね。

 ただ、この優先順位の中に入っていなかったんですが、教育長、学校の先生方も多くの子供たちの前に立たれるということを考えると、子供たちから広がっていくというのを考えると、先生方が何で優先順位に入らなかったのかなと思いますけれども、この辺、どう思われますか。



○議長(日向義忠君) 

 教育長。



◎教育長(菅弘賢君) 

 お答えを申し上げます。

 優先順位には入っていないかも分かりませんけれども、ご意見のとおり、これはやはり子供たちがどれくらい理解をするかということは、先生方の理解と熱意に比例をすると思いますので、今後ともにその知識を深めていただきますように努力をいたしてまいりたいというふうに考えております。



○議長(日向義忠君) 

 中村議員。



◆13番(中村久幸君) 

 ちょっと観点は違うんですけれども、確かに先生方はやはり自分で予防のほう、気をつけていただく以外にないのかなと思われるところでしょうけれども、余分に来るようであれば、ぜひ先生方を優先してやってもらうというような方向でしてもらうということにするしかないでしょうかね。

 もう一つですけれども、この新型用のワクチンですね、これも今インフルエンザA型のワクチンを、就学前の子供たちとか高齢者の方は助成がされていますね。これは、今回の新型のワクチンも同じ取り扱いになるんでしょうか。



○議長(日向義忠君) 

 福祉保健部長。



◎福祉保健部長(酒井久君) 

 お答えいたします。

 今回の新型インフルエンザについては、従来行なっております季節型のインフルエンザの予防接種とは別のものでございますので、今の制度での助成対象にはなっておりません。



○議長(日向義忠君) 

 中村議員。



◆13番(中村久幸君) 

 そういうことであればですけれども、特に前々回からお願いしているような小学生までの季節型のインフルエンザのワクチンの助成もお願いしているようなわけですけれども、そういうことであれば今回の新型インフルエンザのワクチンなんか特に、そこら辺まで、どうしても国で見ないようであれば市のほうで何とかするような考えも持っていただきたいと思いますけれども、その辺は市長、どうでしょうか。



○議長(日向義忠君) 

 福祉保健部長。



◎福祉保健部長(酒井久君) 

 議員もご承知のことと思いますけれども、現在、厚生労働省のほうでワクチンの接種順位、それから方法については基本的な方針を定めて、今、国民の意見を聞くというような段階で、最終的には9月末までに正式決定をするという報道がなされております。我々担当部局のほうにもそういう情報しか、現在のところ、正式には入っておりません。

 今おっしゃったワクチンの助成についてでございますけれども、厚生労働省の現在の考え方と申しますのは、接種費用は実費相当額を徴収いたしますと、しかし低所得者については公費による負担軽減措置を検討するというふうな考え方もございます。ただ、具体的にはまだ示されていないという状況でございますので、国の方針が示されましたら、議員ご指摘の点についても近隣市とも協議をしながら対応を図ってまいりたいと考えております。



○議長(日向義忠君) 

 中村議員。



◆13番(中村久幸君) 

 分かりました。

 ワクチンの量でも違うんでしょうけれども、小中学生、高校生あたりも次の優先に入っていますし、ぜひ小中学生あたりのその助成のほうも市のほうでも考えていただきたいと思います。

 次に、もう一つヒブワクチンですね。このヒブワクチンについては先ほど、検討をしていくと、市長も前向きな答弁をいただきましたけれども、もう一つちょっと説明したいと思いますけれども、やはり外国のほう、欧米あたりでは10年以上も前からヒブワクチンが定期接種として実施をされて、もう感染者は激減して過去の病気だと言われるほどになっているということで、この4回の接種を受けた人のほぼ100%に免疫ができて、高い予防効果が認められておると。WHO(世界保健機構)が乳児への定期接種の実施を世界各国に勧告したということも載っておりましたので、ぜひ数的には限られていると思いますので、多分生後2カ月から7カ月の乳児について4回ということで、あとはもう1歳になると1回というぐらいに数も限られていると思います。

 ですけれども、一つ聞いておきたいと思いますのは、対象者がどれぐらいおられるのか、また、助成の額など試算をされておれば、ちょっとお聞かせ願いたいと思います。



○議長(日向義忠君) 

 福祉保健部長。



◎福祉保健部長(酒井久君) 

 お尋ねのヒブの対象者の数、それから所要額の試算につきましては、医師会からの嘆願書を受けまして、私たちのほうでちょっと試算をしましたけれども、まず2カ月から7カ月の方については4回接種をするということになります。対象者につきましては、約150人と見込んでおります。

 それから、7カ月から1歳未満の乳幼児の方は3回接種ということになります。この方々が180人、それから1歳以上5歳未満の方は、これは1回だけの接種と。この方々が1,569人ということになります。

 接種費用につきましては、医師会等の資料に基づきまして、約1回当たり7,000円を見込んでおります。それに、先ほどの人数、それから接種回数、そして接種率を半分、50%ということで試算をいたしておりますが、大体474万円の所要額になると見込んでおります。



○議長(日向義忠君) 

 中村議員。



◆13番(中村久幸君) 

 ありがとうございました。

 これだけの人数の方がおられると、474万、それほど多くもありませんし、ぜひ、検討と言われていましたけれども、早急な実施をお願いしたいと思います。

 それと、今言われたのは7カ月、また生後1年から5歳未満の方が対象だったと思うんですけれども、この方々は、もし今年1回されれば、来年からはなくなって、来年以降は早くいえばこの2カ月から7カ月の方、出生された方のみみたいな感じになるので、あとは逆に予算的には減るばっかりじゃないかと思うんですけれども、そういう面からいっても、それほどの予算ではないと思いますので、ぜひ即実施のほうでお願いしたいと思います。

 それと、ただこのヒブワクチンは、まだ、先ほども言ったように私たちも聞き慣れないところもあって、知らない乳児のお母さん方もまだおられるんではないかと思いますので、このヒブワクチンが今年からは任意接種ではあるものの、受けられるようになったという情報を配信していただくとか、この一つの命を守るための手段がここにあるぞということを啓発をしていくことが必要だと思いますので、ぜひお願いしたいと思います。

 次に、最後になりましたけれども、市内商工業者の優先ということで、前日、隈部議員のほうからも質問があっておりましたけれども、それに先ほども市長が優先しているということを言われましたので、とは思うんですけれども、ちょっと私疑問に思っておりますのがありますので、聞かせていただきたいと思います。

 この指名業者の指名願といいますか、その申請というのは、前ちらっと管財のほうで聞いたことあるんですけれども、もう一度ちょっと確かめたいと思いますけれども、この申請の締め切りというのはあるんでしょうか、決まっているんでしょうか。



○議長(日向義忠君) 

 総務部長。



◎総務部長(水島文昌君) 

 市のほうで設定しております入札の資格要領というのがございますけれども、その中で1月10日から2月28日ということで、提出する期間というのは定めているところでございます。



○議長(日向義忠君) 

 中村議員。



◆13番(中村久幸君) 

 分かりました。これは、1年に1回ということで決まっているということですね。

 あと、営業所の届け出というのも途中でされたりなんかすると思いますけれども、その営業所の届け出には締め切りというのはないんでしょうか。



○議長(日向義忠君) 

 総務部長。



◎総務部長(水島文昌君) 

 受け付け期間はそのようなことになっているというようなことでございます。その後については受け付けないということです。

 ただ、所在が変わるとか名称が変わるとか、例えば南島原市のほうに営業所が移ったとか、そういう変更部分については随時受け付けをしているということでございます。



○議長(日向義忠君) 

 中村議員。



◆13番(中村久幸君) 

 それでは、市外の業者が営業所の看板を上げれば、年間いつでもそういう営業所の看板は上げられると。看板を上げれば、即地元業者として認めるということなんでしょうか。



○議長(日向義忠君) 

 総務部長。



◎総務部長(水島文昌君) 

 当然資格、先ほど言いました1月10日から2月28日までの間に出された業者が、先ほど申しましたように、登録されていて変更があるということであれば、その変更に沿ったところで受け付けはしているというようなことです。



○議長(日向義忠君) 

 中村議員。



◆13番(中村久幸君) 

 その変更届を1枚持ってくれば即認めるということと、営業所の看板を上げたからということで来れば、どういう状況、どういう営業所なのかというのは関係なく、地元業者として即すぐに入札に入れるということなんですかね。実態調査なんかはされないんでしょうか。



○議長(日向義忠君) 

 総務部長。



◎総務部長(水島文昌君) 

 この件につきましては、先日の隈部議員さんのほうにもお答えしたと思うんですけれども、建設業、測量設計関係については実態調査をしているということでございます。というのは、看板、事務所はあってもそこに人が常駐化していないというような場合については、やはり考慮をいたしまして、市内の実質的な業者さんのほうから優先的にやっている、指名をしているというようなことでございます。

 あと、その折もお話ししましたけれども、物品関係については、まだそこまでの実態調査に至っていないという状況でございますが、今後、その点も含めまして調査等も行う必要があろうかという具合に考えているところでございます。



○議長(日向義忠君) 

 中村議員。



◆13番(中村久幸君) 

 そこは問題と思いますので、ぜひ、私も必要だと思います。

 南島原のほうが、特にそこら辺が、まだ合併して間もないということもありますので、ぜひそこのところはやっていただきたいと思いますし、雲仙市のほうも合併して、うちと半年ぐらい早いだけでしたので、やはりそういう問題があったんだと思いますが、雲仙市においても市内商工業者の優先活用や最低制限価格及び予定価格の設定などを求める請願が出されて、雲仙市議会は全会一致でこれを採択したと聞いております。

 入札は、やはり競争するのは当然だと思うんですけれども、先ほど言われた建築業とかそこら辺の入札というのは、予定価格とか最低制限価格が設定されておりますので、そういう予定、最低制限価格が設定されている入札などは正当な競争というのができると思うんですけれども、逆に最低制限価格の設定されていない入札ということになると、例えば、市外、近隣市あたりでもそうですけれども、ほとんどの所が市内優先でやられている、そういう所の他市の業者が、ここのところしばらく自分とこで取れなかったから、従業員を遊ばせないために、赤字覚悟で結局とりに来ると、そんな適正価格を大きく割り込んだような入札で来るようであれば、やはりそこら辺では地元業者はなかなか正当な競争はできないと思うんですけれどもね。

 そこは、南島原市は看板さえ上げれば、即指名入札ができるぞと、そういうのが評判になって、市外の業者がどんどん入ってくるんではないかという危惧もありますけれども、その辺、どうお考えになりますか。



○議長(日向義忠君) 

 総務部長。



◎総務部長(水島文昌君) 

 市長のほうからも申し上げましたとおり、やはり地元の業者をあくまでも優先をしていきたい、基本的に優先していくという考えはそのとおりでございまして、事務のほうといたしましてもそういう指示をいただきながら取り組みをすると。

 ただ、まだ、何度も申しますように、実態が把握できていない部分があるということはご理解いただきたいと。今後、その辺についても順次進めていくというようなことでご理解をいただきたいと思います。



○議長(日向義忠君) 

 中村議員。



◆13番(中村久幸君) 

 ぜひそこら辺を、私もそこが一番大事だと思って、今回質問をさせていただいているんですが、島原市なんかも何か条例とか要綱とかがあるのかなと思ったら、やはりそういう条例とか要綱はないんだと。やっぱり市長はじめ職員の皆さんが、とにかく市内優先の意識を持って取り組んでいるんだということを聞きまして、やはり先ほど市長も市内でできることは市内でと、市内を優先でいく方針だと言われておりました。

 ですから、この市長の方針をどこまで職員の皆さんが認識をして、市民を守るという意識を持ってやってくださるか、その意識革命にかかっていると思うんですけれども、その点も市長、ぜひ徹底をお願いできますでしょうか。



○議長(日向義忠君) 

 市長。



◎市長(松島世佳君) 

 はい、ぜひそのように努めたいと思います。以上です。



○議長(日向義忠君) 

 中村議員。



◆13番(中村久幸君) 

 ぜひよろしくお願いいたします。

 ただ、縦割り行政だからでしょうか、私も今回、管財課のほうに聞きに行った時と各部局に聞いた時と、どちらも責任の取りようがないようなやり方といいますか、そこら辺問題かなと思ったのは、管財課のほうでは、私たちは申請をされている市内業者の方を各部局に示すだけなんですと言われます。ただ指名をされるのは各部局のほうで判断をされればいいことですということを言われます。また各部局の方は、ただ管財課のほうからそうやって名簿が上がってきたのを、どれを外すとか何とかというのは私たちでは判断はできませんよというようなことになっているんですけれども、これはどちらに判断権限というか、そこら辺は決まってはいないんですか。



○議長(日向義忠君) 

 総務部長。



◎総務部長(水島文昌君) 

 業者さんの選定につきましては、業者の選定委員会というものがございまして、その中でいろいろな、例えば土木とか電気、建築とか当然いろんな業種があるわけですので、あとランクも、請け負うA、B、Cというようなランクがございまして、この金額であればAとBの業者とかいろいろ基準というものがございます。それに照らし合わせて、そういう会議で業者は選定してきているというようなことでございます。最終的には市長が決定をするというような取り扱いになっています。

 ただ少額と申しますか、随契でできる部分も当然ございます。工事であれば、例えば130万円までの部分とか、あと物品であれば80万とか、そういうのは随契でできるようになっております。随契につきましては、当然管財契約課が所管をするということではなくて、それぞれの担当所管課が選定をするというようなことになっております。その参考になるのは、当然、指名願が出ている指名願をもとにリストアップしていくというようなことになってこようかと思います。

 ただ、契約規則等にもございますが、競争入札をする場合は5社以上は選定しなさいということになっておりますし、随契の場合でも3社ということがございます。そういう中で、場合によっては市内で調達できない、指名数が足りないという場合がございますので、そういう場合については、市外等の業者も指名をするということがあるということでございます。以上です。



○議長(日向義忠君) 

 中村議員。



◆13番(中村久幸君) 

 やはりかからないような、少額ではあっても、やっぱり市内業者の本当にぎりぎりでやっておられるような商工業者の方々のものが逆に問題で、そこら辺はぜひ職員の皆さんが把握をしてもらうしかないということなんですね。

 ただもう一つ、やはりさっき言われたような選定委員会にかけられれば分かると思うんですけれども、この落札のほうの回数とか出来高ですね、そこら辺が年間通じてというか、あまりにも偏った場合は何かされているんでしょうかね。そういう場合に、あまり回数が1社が単独で何回も取っているとか出来高も多いというような場合は、やはり一時指名から外すとか、そういう対応もされておられるんでしょうか。



○議長(日向義忠君) 

 松尾副市長。



◎副市長(松尾義博君) 

 業者選定の委員会の委員長をさせていただいておるわけでございますので、そういう立場から答弁をさせていただきたいと思うわけでございます。

 これは、市長の指示も受けております。それはもう総体的に、先ほど総務部長が答弁をいたしておりますように、私どもの考えも全くいっしょでございます。市内の業者、南島原市の業者の方を最優先にしようと、そういうことで細かい、先ほど申し上げておりますようにA、B、Cというランクづけもございますので、そういう範囲内でさせていただいておるわけでございます。回数等につきましても多い方、少ない方、いらっしゃるわけでございますが、これにつきましても、やっぱり多い方は少ない方にというふうなことも加味しながら、そして市内を優先すると。特殊な場合を除いて、例えばこれはどうしても市内で調達をできないというふうな品物もございます。これにつきましても、そういう関係の市内の業者はいないか、これを調達できるような市内の業者の方はいないかという、そういう細心の注意も払いながらやらせていただいておるという実態でございます。

 また、先ほどお話しになっておりました随意契約130万以下というのがございますが、これにつきましても、担当部課長にそれぞれそういういろんなことがあるけれども市内を優先するというふうなことで、議会はもちろんでございますが、私ども理事者も、市長が全部市内で調達できるものは市内にと、こういう時代でございますので、そういう方針のもとに、部課長にも指示をし協力をいただいておると、こういう状況でございます。

 したがって、こういう皆さんが活性化をしていただくということが私どもも願いでございますので、そういう姿勢でやらせていただいておりますので、どうぞご理解をいただきますようにお願いを申し上げたいと思います。以上でございます。



○議長(日向義忠君) 

 中村議員。



◆13番(中村久幸君) 

 松尾副市長が委員長をされているということで、今おっしゃられたような体制でしていただければ、本当に地元業者も心強いだろうと思いますし、やっていただきたいと思います。

 先ほどの答弁で、市長が最終的には承認をされているということですので、市長もとにかく市民を守ると、市民が大事と、この前も言われましたので、私は市長の方針を職員の皆さんが意識を持ってしていただければ、やはり地元の皆さんも、その業者の皆さんも心強くやっていただけると思いますので、その辺をよろしくお願いいたします。

 いずれにしても、職員の皆さんの意識を市内業者優先と考えていただいて、しかし正当な競争といいますか、これはやはり大いにやっていただくということで、賢明な職員の皆さんの判断を信じて、私の一般質問を終わらせたいと思います。

 ありがとうございました。



○議長(日向義忠君) 

 これで、13番、中村久幸議員の質問を終わります。

 ここで11時5分まで休憩いたします。

     午前10時52分 休憩

     午前11時05分 再開



○議長(日向義忠君) 

 休憩を解き再開いたします。

 次に、1番、吉田幸一郎議員の質問を許します。1番、吉田議員。



◆1番(吉田幸一郎君) (登壇)

 1番、吉田幸一郎です。一般質問も3日目となり、類似した質問もありますが、私なりの視点で質問したいと考えていますのでご理解いただき、市長、理事者の皆様には明確な答弁をお願いいたします。

 それでは、通告書に従いまして質問いたします。

 産業関係で質問します。

 昨年の世界的な経済危機により緊急経済対策の国策に伴い補正予算が組まれ、本市でもさまざまな施策や事業を継続して執行されていますが、本市において現在どのくらいの経済効果が表れてきているのか、また、今後の経済効果をどのように考えられているのか、市長のご所見をお聞かせください。

 入札関係で質問します。

 本市では、平成19年度から行政改革大綱の集中改革プランにより入札改革を行われ、入札の競争性、透明性、公平性による適正化を図られていることと思います。

 公共工事発注及び物品調達に係る入札指名の市内優先の答弁にいたしましては、市内を優先しているという答弁をいただきましたので、割愛されていただいても結構です。

 続きまして、市内商工業者は地域住民を多く雇用しており、消防団活動やイベント参加、協力など地域のボランティア活動にも大きく寄与されています。地域貢献ができそうもない実体のない支店や営業所が入札に参加するのは好ましくないと考えますが、本市の指名業者の選定条件はどのようになっているのか、お聞かせください。

 また、物品調達や随意契約の指名業者選定などの発注条件などは庁内で統一され、各部署でも統一した基準を設けているのか、お聞かせください。

 原価割れの恐れのある落札は正常な企業経営を阻害し、正常な経営活動ができなくなる可能性があると考えます。本市では物品調達の最低制限価格の設定は考えていないのか、お聞かせください。

 大規模工事においては、専門分野ごとに分割入札を取り入れると、市内業者にも受注機会が増加し、市内への経済効果があると考えますが、本市において分離発注の考えがないのか、お聞かせください。

 水産振興関係で質問します。

 漁業振興につきましては、種苗放流などの漁場環境回復事業や新世紀水産業育成事業、漁港整備など重要施策として積極的に取り組んでいただき、ありがとうございます。しかしながら、現在漁業を取り巻く環境は、漁獲の低迷、魚価の低迷、それに伴う後継者不足など、大変厳しい状況にあります。今後の漁業振興についての課題と今後の対策をどのように考えておられるのか、市長のご所見をお聞かせください。

 7月中旬から赤潮が発生し、有明海の漁業者には多大なる損害を与えました。損害の中でも、養殖業は壊滅的な被害を受けました。本市での赤潮対策について質問します。

 南部漁協の関係者からは、赤潮発生直後から市水産課の方には大変お世話になりました。また、南島原市も早急に対策本部を立ち上げられ、へい死魚の最終処分などお世話になり、すごく助かったなど、市の対応には感謝されていました。しかし、養殖業者の現状は大変厳しいものです。

 そこで、南部漁協より、養殖業者が今後営業活動を再開していくための救済策として何点か市に要望されていると思いますが、本市としての対応はどのように検討されているのか、お聞かせください。

 えさの食い残しや排泄物が海底に蓄積し、低酸素や酸化物の発生が赤潮の原因とも言われています。その原因の解消策として国策で、水産基盤整備事業の新規事業で、海底ヘドロ等のしゅんせつによる養殖漁場の改善を図るための施策として、水域環境保全創造事業が創設されていますが、今後の赤潮対策としての活用の考えはないのか、お聞かせください。

 第4号補正で不法放置係留船舶調査のために人員を雇用され、調査されていますが、現状での放置係留船舶は何そうぐらいいるのか、そしてその後の不法放置などの船舶に対する対策はどのように考えられているのか、お聞かせください。

 公共交通について質問します。

 平成21年3月に南島原市地域公共交通総合連携計画が策定され、取り組まれています。公共交通空白地帯の皆さんやお年寄りや障害者などの交通弱者の皆さんは、今後の公共交通の構築に期待し、待っておられると思います。市議会でも、多数の議員から幾度となく福祉タクシーやタクシーチケット配布、デマンドタクシーなどのさまざまな提案や質問、要望が行われてきました。それは、それだけ市民の要望や意見をお聞きするからであります。

 現在での公共交通計画の進捗状況と今後の課題と取り組みをお聞かせください。

 以上、演壇での質問といたします。再質問は自席にて行います。(降壇)



○議長(日向義忠君) 

 これより答弁を求めます。市長。



◎市長(松島世佳君) (登壇)

 吉田幸一郎議員のご質問にお答えをいたします。

 最初に、補正予算で対応した経済対策について、本市ではどのような経済効果が現在表れているかとのお尋ねですが、下田議員のご質問にもお答えしたとおり、その多くは事業実施の途中または着手した段階であり、効果として表れるのはもうしばらく先になるものと考えております。

 また、今後の経済効果についてですが、今回の緊急経済対策により、各分野における事業を積極的に展開しているところでございますが、公共事業の増加による建設業等による雇用機会の確保、物資の流通等の増加により日常生活での消費の増加につながり、本市の実体経済においても大きな刺激になるものと考えております。

 次に、物品調達入札の最低制限価格の設定は考えていないかとのお尋ねですが、地方自治法施行令では、最低制限価格が設定できる場合として、工事または製造その他についての請負の契約とされております。物品調達は、民法による13種類の契約のうち売買契約に該当するもので、最低制限価格が設定できる請負契約以外のものと解釈をされます。そのようなことから、物品調達入札の売買契約には最低制限価格の設定は適切ではないと判断されるため、現在は考えておりません。

 次に、大きな工事での分割発注の考えはないかとのお尋ねですが、分割発注とは、工事の注文者自身がその工事の施工を適当に分離して、それぞれ専門的な請負者に請け負わせる方法とされており、地方自治法施行令により予定価格または落札金額を分離して計算することができるときに限るとされております。

 したがいまして、この法律に基づき工程管理、品質管理、安全管理などの施工管理全般において技術的に分業できると判断されれば、極力分割発注をしてまいりたいと考えております。

 次に、ブランド化を含めた漁業振興の課題と対策についてのお尋ねですが、水産業においては高齢化と後継者不足に加え、資源の枯渇による水揚げの減少など苦境が続いている状況であり、水産物のブランド化は再生の一つの手段であります。

 そのような中で、本市の水産物には、長崎県ブランド魚に認定されている早崎瀬戸アラカブのほかクルマエビ、タイ類、フグ、ワカメ等の高品質で信頼感のある主要な地場産品がございます。

 今後は、単に水産物のブランド化を推進するだけではなく、その後の流通販売戦略として知名度や信頼度の回復とともに、あらゆる媒体を活用したPR活動、多様な流通チャンネルによる販売網の拡大、流通コストの削減等に積極的に取り組み、生産者団体を支援し、生産者所得の向上や安定化を図ることで、水産業の再生に努めてまいりたいと考えております。

 次に、赤潮で被害を受けた養殖業者への支援についてのお尋ねですが、先月5日に島原半島南部漁業協同組合から、赤潮被害を受けた魚類養殖業者に関する要望を受けたところでございますが、今後、その内容を踏まえ、県と連携をして、へい死魚の処分経費や中間育成魚の購入費用に対する支援を早急に講じてまいります。

 次に、今後の対策として、水域環境保全創造事業を活用する考えはないのかとのお尋ねですが、赤潮の発生に必要な栄養分は陸に由来するものとして生活、工場排水などがあり、また海底の魚の死骸などもその供給源となり、赤潮発生の引き金になっていると指摘されておりますが、実際のところ、赤潮発生のメカニズムは解明されておりません。

 確かに、水域環境保全創造事業を活用して底質を改善するのも一つの手段ではありますが、有明海全域の環境を改善するには限界があり、逆にある限定された箇所だけでは効果がないと考えられます。

 そのため、市では水質環境の保全に努めるための下水道整備や地域住民の意識向上による生活排水対策など、さまざまな観点から具体的な被害防止・軽減策の検討を行なってまいりたいと考えております。

 次に、不法放置係留船舶調査についてのお尋ねですが、不法に放置された船舶等は台風の時などに漂流物となって漁港背後の集落家屋の倒壊やさらにはその後の復旧の妨げとなるなど二次災害を増大させる危険性があり、漁業地域に甚大な被害を与えることが懸念されております。

 そこで今回、緊急雇用対策事業を活用して、不法に放置された船舶などの調査を実施いたしますが、調査後は放置された船舶の所有者を探し、正規に整備された施設への係留や不要な船舶については適切な処理などを指導してまいります。

 また、廃船化して放置され、所有者がわからないものにつきましては、漁港背後地の集落に被害を与える可能性が高いことなどから、FRP船リサイクルシステムを活用し、廃船の減少に向け、随時処分してまいります。

 次に、地域公共交通総合連携計画の現状と今後の取り組みについてのお尋ねですが、このことにつきましては、今議会の冒頭申し上げましたとおり、地域公共交通総合連携計画に基づく大きな取り組みとして、現在、乗合タクシーの実証実験に向けた準備が進められております。実証実験は、布津町から加津佐町の7町で、来月1日から12月31日までの3カ月間実施されますが、既に各町ごとに自治会長さん方への説明や運行許可等の申請も終え、準備最終段階に差しかかっているようでございます。

 この実証実験は、運行期間中の運行実績や利用実績、またその後予定されております市民アンケート調査などの結果を踏まえ、以降、本格的な運行が可能かどうかの判断を行うための非常に重要な実験でございます。議員をはじめ、市民の皆さんもどうぞよろしくご協力くださいますようお願いを申し上げます。以上でございます。(降壇)



○議長(日向義忠君) 

 ほかに答弁はありませんか。1番、吉田議員。



◆1番(吉田幸一郎君) 

 経済対策につきましては、今後も積極的に取り組んでいただきたいと思います。

 次に、指名業者の選定のところで質問させていただきます。

 私は、深江地区出身の議員でございます。深江地区あたりからは島原市や近隣市に勤務している市民もたくさんおります。そこで、本社が市外であっても、南島原市の住民を多く雇用している会社であれば、市外の業者であっても優先的に選定していくような考えはないのか、お聞かせください。



○議長(日向義忠君) 

 総務部長。



◎総務部長(水島文昌君) 

 吉田議員さんおっしゃるそれも、確かに市外に多数勤務されているということもあろうかと思いますが、現実として、今そこまでの調査、把握には至っていないし、かなり難しい部分があろうかという具合に考えております。



○議長(日向義忠君) 

 吉田議員。



◆1番(吉田幸一郎君) 

 島原市に本社があっても、営業所なんかを深江に持っておられ、そこで多く雇用されている方が、自治会活動や消防団、PTA活動などを通して地域に貢献されております。そこで、さっき言われていた指名をする時の会社などが足りない場合は、なるべくそのような南島原市から多く勤められているような業者を入れていただいて選定していただきたいと考えます。

 次に、入札関係で質問いたします。

 本市では、ほとんど指名競争入札で行われていると思いますが、集中改革プランでは制限つき一般競争入札や総合評価方式の導入などの改革案が示されていますが、現在での入札改革の進捗状況はどのようになっているのか、また、現在の入札制度での課題はどのようなことがあると考えておられるのか、お聞かせください。



○議長(日向義忠君) 

 総務部長。



◎総務部長(水島文昌君) 

 現在の改革と申しますか、その辺につきましては、先ほど話がありましたように、総合評価という部分の取り組みを進めている部分がございます。しかし、これも多くということではなくて、将来的な部分を踏まえて、その工事価格、入札価格だけではなくて、その業者が持っているソフト的な分、また技術的な分とか、そういうトータル的な面を含めて判断をするという部分については、昨年1事業、本年もその辺を含めてやっていこうということで進めているところでございます。



○議長(日向義忠君) 

 吉田議員。



◆1番(吉田幸一郎君) 

 集中改革プランにも載せておられるので、なるべくであればきちんと取り組んでいっていただきたいと思います。

 そこで、入札結果の閲覧が、島原市、雲仙市ではホームページでも閲覧できますが、しかしながら本市ではまだ閲覧できないと思いますが、入札改革では透明性の確保が必要とされていると思います。本市でのすべての入札結果や随意契約を、結果等をホームページに公開し、まさに市民にとっての透明性のある入札制度にする必要があると考えますが、市長はどのようにお考えかお聞かせください。



○議長(日向義忠君) 

 総務部長。



◎総務部長(水島文昌君) 

 今後、入札に対する透明を高めていくということは進めていかなければなりません。インターネットで公開しているかという部分につきましては、まだできておりませんけれども、今後の検討課題かと思っております。現在は、入札等があった場合は、その場で直ちに予定価格、最低制限価格の公表を行なっているということでございます。

 また、すべての入札結果、随契は除きますけれども、すべての入札結果につきましては、庁舎の掲示板においてお知らせをしているということでございます。

 また、業者指名委員会で選定される、例えば建設業で工事関係であれば1,500万円、業務委託関係であれば1,000万円以上の部分につきましては、議会のほうにもお知らせをしているというような状況でございます。

 透明性につきましては、今後も検討してまいりたいということでございます。



○議長(日向義忠君) 

 吉田議員。



◆1番(吉田幸一郎君) 

 昨日、島原市や雲仙市の入札結果なんかを見させていただきましたが、やはりああいうふうに載っていると、何か透明性もすごく感じられて、皆さんも分かりやすくなると思いますので、よければそのようなところも取り入れていただきたいと思いますが、市長、どのようにお考えかお聞かせください。



○議長(日向義忠君) 

 市長。



◎市長(松島世佳君) 

 至急、検討させてみたいと思いますので、よろしくお願いします。



○議長(日向義忠君) 

 吉田議員。



◆1番(吉田幸一郎君) 

 検討して、前向きに進めていっていただきたいと思います。

 続きまして、水産関係で質問いたします。

 赤潮対策の件ですが、市長の要望などのご尽力もあり、県は養殖業者に対して経営再建の支援策として中間魚の購入費用に対する支援を県3分の1、市3分の1、生産者3分の1で支援すると発表しました。これを受け、雲仙市は支援策として3分の2負担する5,800万を補正予算を組み、9月議会に計上するということでしたが、私も本市の負担は倍額になりますが、養殖業者の今後の再建計画や不安を考えますと、対応策として雲仙市と同等の支援が必要であると考えますが、今後の対策と市長のご意見をお聞かせください。



○議長(日向義忠君) 

 農林水産部長。



◎農林水産部長(田口敏之君) 

 この赤潮被害につきましては、雲仙市と本市とで県の水産部に要望に行った経緯がございます。

 議員がおっしゃいました雲仙市は、3分の2を助成すると打ち出しております。現在、本市におきましても、そういう費用負担のことで検討し、今議会に追加ではございますけれども、調い次第、補正予算を計上いたしたいというところで、今、内容の検討を進めている状況でございます。

 よろしくお願いをいたします。



○議長(日向義忠君) 

 吉田議員。



◆1番(吉田幸一郎君) 

 よければ3分の2補助ということで理解してよろしいんでしょうか。



○議長(日向義忠君) 

 農林水産部長。



◎農林水産部長(田口敏之君) 

 内容といたしましては、現在検討中ということで、ご理解をいただきたいと思います。



○議長(日向義忠君) 

 吉田議員。



◆1番(吉田幸一郎君) 

 それでは、3分の2補助で要望しておきたいと思います。よろしくお願いいたします。

 今年も漁業は、タコ漁やクルマエビ漁も大変不振で、その原因がすべて赤潮が原因であるとは考えられませんが、不漁の原因というのが赤潮だけであるとは考えておりませんが、8月11日の長崎新聞の県議会の欄で載っていたんですが、県の水産部長の答弁で、種苗放流について国の新たな制度もでき、今回の補正予算でも県独自の上乗せをしているので活用してほしいと答弁されております。

 このような県の制度を活用して、組合と連携して種苗放流などの対策を行なっていただきたいと思いますが、どのようにお考えかお聞かせください。



○議長(日向義忠君) 

 農林水産部長。



◎農林水産部長(田口敏之君) 

 吉田議員さんからのお話がありまして、私ども調べたところでございます。

 この事業につきましては、昨年度から国の事業として実施がされていた事業でございまして、名称が変更して資源回復・漁場生産力強化支援対策事業ということでなっているようでございます。この事業につきましても、議員から紹介がありましたとおり、藻場の造成あるいは種苗放流等の事業は実施できるということでございます。

 この事業につきまして本市におきましても、20年度では有家町漁協がその事業を実施しております。本年度におきましては、有家町に加えまして、西有家町漁協もこの事業に取り組むということをお伺いしているところでございます。

 この事業につきましては、国、県がそれぞれ事業を行いまして、県で協議会を立ち上げまして、実施する市が負担金として負担をし、協議会から実施母体であります漁協に助成をするという事業でございます。先ほども述べましたとおり、有家町漁協、西有家町漁協、本年度実施するということでございます。以上でございます。



○議長(日向義忠君) 

 吉田議員。



◆1番(吉田幸一郎君) 

 そのような制度があるのであれば、ほかの漁協もあると思いますのでちょっと紹介して、必要であれば使ってくれというような情報を回していただければと思います。要望しておきたいと思います。

 そこで、今回の赤潮の原因がシャットネラ属プランクトンは、海中への毒性などはなく、生き残った養殖魚及び人体に悪影響を与える物質は残らないとのことですが、風評被害により出荷時の養殖魚の魚価に響いてくるのではないかと心配しますが、県や雲仙市と協力して、安全性を広く広報するような対策も必要ではないかと思いますが、市の対応はどのように考えられているのか、お聞かせください。



○議長(日向義忠君) 

 農林水産部長。



◎農林水産部長(田口敏之君) 

 今回の赤潮被害では、甚大な被害を雲仙市あるいは本市にもたらし、被害を受けたわけでございます。その中で、へい死後の処分ができなかった分、要するに腐敗がひどくて海底に沈下した分とかそういうことで、大変海底あたりの汚染が、というお話だろうと思います。確かに、そういう風評被害等もあって、今後の養殖ハマチについては懸念されることだろうと思います。

 そういう海底のしゅんせつと申しましょうか、そういう対策事業といたしましては、地域環境保全創造事業という事業もあります。ただし、この被害が発生しました有明海あるいは橘湾沿岸広範囲でございまして、その養殖業につきましては一部の地域ということでそういう被害が発生をしたわけでございます。

 なかなかこの地域環境、水域を守るこの保全事業でございまして、先ほど市長が答弁を申し上げたとおり、広範囲な中でそういう事業もありはしますけれども、実際いかなる効果があるのかなということを考えておるところでございます。



○議長(日向義忠君) 

 吉田議員。



◆1番(吉田幸一郎君) 

 すみません、ちょっと自分の説明が悪かったのか、養殖魚が死んだ、その生き残った魚が今度出荷する時に、要は赤潮で一緒に育っていた魚なので、これは食べられないんじゃないかとかいうような、大きな意味で言えばそのような風評被害が起こると、今、生きているハマチなんかも売るのに値段が安くなってしまう、たたかれるというようなことがあるんではないかと思いますので、よければ県や雲仙市と協力して、今、生き残っている魚は安全なんですよというような広報をしてみればどうかと思うんですが、どうでしょうか。



○議長(日向義忠君) 

 農林水産部長。



◎農林水産部長(田口敏之君) 

 その問題につきましても雲仙市、本市あるいは県を通じまして連携をして、その対策を講じていきたいというふうに考えております。



○議長(日向義忠君) 

 吉田議員。



◆1番(吉田幸一郎君) 

 よろしくお願いいたします。

 次に、船の廃船対策についてお聞きいたします。

 現在では使用しなくなったFRPの漁船が港や護岸に放置され、通行や係留場不足などを生じるなど、漁業活動に大きな支障を与えています。しかしながら、船の廃船処理には多額の費用がかかり、現在の漁業者の経営状況では、厳しい状態であります。

 島原市では、新世紀水産業育成事業で、FRP廃船リサイクル事業を島原漁協が主体となり、廃船の産廃処理をモデル的に行われています。リサイクルシステムと一部リサイクル処理を県が行い、県の補助が約50%、市が約30%、残りが自己負担で実証実験を行われています。

 このような事業を本市でも県に提案して行なって、漁業者の生活の安定、仕事の安全を考え、提案して行なってみればと思いますが、どのようにお考えか、答弁をお願いします。



○議長(日向義忠君) 

 農林水産部長。



◎農林水産部長(田口敏之君) 

 本市におきましても、緊急雇用経済対策の中でその調査をするということで、予算をいただいております。現在、ハローワークを通じまして、雇用者の募集をかけている状況でございまして、その整い次第、調査あるいは清掃作業等の一連の事業を実施したいと考えております。

 それと島原市で実施をしている新世紀水産業育成事業、FRPの廃船リサイクルシステムのお話でございます。この事業につきましては、21、22の2カ年でモデル的に自主事業を行なっているということで、議員もご承知のとおりでございます。

 この中で、本市もどうかというお話だろうと思いますけれども、この2カ年の実証事業の結果を踏まえまして、県の事業、これは県下でも1自治体ということで島原市が実施をしている状況でございます。そういう結果を踏まえまして、今後の対策に県と協議をしながら、おそらくお話もあろうかと思いますので、その辺、対処を考えていきたいと、現在のところはそういう状況でございます。



○議長(日向義忠君) 

 吉田議員。



◆1番(吉田幸一郎君) 

 その廃船処理がそのような感じでできますと、漁業者も大変助かり、海の環境も非常によくなると思いますので、できれば早目にというか、強引にでも進めていただきたいと思います。

 次に、公共交通の連携計画について質問いたします。

 今回、乗合タクシーを地域ごとに運行されると思いますが、この運行に対する広報の仕方は、どのようにして皆さんに分かってもらうようにするのか、お聞かせください。



○議長(日向義忠君) 

 企画振興部長。



◎企画振興部長(山口重利君) 

 まず基本的には、7月の終わりから8月の初めにかけまして自治会長さん方に寄っていただきまして、説明をさせていただきました。

 そして、その時に出ましたのが、それを見るのは高齢者の方が多いと、非常に見づらいというようなことがないように、見やすいようにといいますか、そういった部分を工夫しろというような声がありましたので、そのようなことに配慮をして、広報をしたいと思っております。



○議長(日向義忠君) 

 吉田議員。



◆1番(吉田幸一郎君) 

 なかなか私たちは分かっても高齢者の方が分からないと、実証実験といってもなかなか人が乗らないのであれば、それが実証実験なのかなというような感じになってしまいますので、よければ皆さんが分かりやすいような広報にしていただいて、老人であれば老人会とかに職員を派遣するなりして、このような感じですよとか、社協とかにも広報して、皆が分かるようにしていただきたいと思います。

 そのタクシーは、いえば子供たち、年齢の対象とかは設けられているのか、いろいろな年齢層で乗れるのか、お聞かせください。



○議長(日向義忠君) 

 企画振興部長。



◎企画振興部長(山口重利君) 

 年齢の制限というものは設けておりません。ただし、便数が限られておりますので、午前2便、午後2便というような体制で、そして当然通学といった部分については、なかなか利用されないんだろうと思っております。

 それから、極端に言いますけれども、制限といいますと、幼児の方が乗っていただくというのは、極端な小さい子供さんは、1人では遠慮していただくということでございます。



○議長(日向義忠君) 

 吉田議員。



◆1番(吉田幸一郎君) 

 やはり乗られる方は、高齢者の方や障害者の方になってくると思いますので、よければ、分かりやすく説明していっていただきたいと思います。

 そこで、料金等も考えますと、雲仙市や島原市では高齢者、障害者にはタクシーチケットなんかを配布されております。本市の料金では、そのようなタクシーチケットなんかも配布しておられないので、なるべくちょっと安い金額で乗せていただいて実証実験を行なっていただきたいと思いますが、どのようにお考えかお聞かせください。



○議長(日向義忠君) 

 企画振興部長。



◎企画振興部長(山口重利君) 

 基本的には、今回は実証実験ですけれども、本格運行になりますと、持続可能な−−これは経営的といいますか、収支の面も考えて、持続可能なということを基本にしなければならないと思っておりますので、安ければ安いほうがいいでしょうけれども、一定の料金はいただくというようなことで決めさせていただいております。



○議長(日向義忠君) 

 吉田議員。



◆1番(吉田幸一郎君) 

 今後、アンケート等もされると言っていましたので、よければそこら辺も皆さんに聞かれて、乗っていただかないと続かないというのもありますので、そこら辺も加味された上で今後進めていっていただきたいと思います。

 これをもちまして、私の一般質問を終わります。



○議長(日向義忠君) 

 これで、1番、吉田幸一郎議員の質問を終わります。

 ここで1時30分まで休憩いたします。

     午前11時44分 休憩

     午後1時30分 再開



○議長(日向義忠君) 

 休憩を解き再開いたします。

 次に、8番、黒岩英雄議員の質問を許します。8番、黒岩議員。



◆8番(黒岩英雄君) (登壇)

 黒岩英雄です。ただいまより一般質問を行わせていただきます。

 今回はただ1点、施設民営化についてであります。

 私は、施設の統廃合及び民間移譲問題については、4回目の一般質問となりますが、前議会までは養護老人ホーム以外の対応がはっきりしませんでしたので、個々の施設に対してはあまり触れておりません。今回、西有家地区、南有馬地区の方針が出されましたので、私の地元であります北有馬地区の幼稚園、保育所について質問させていただきます。

 施設民営化については、検討委員会が立ち上げられた当初より、民営化へ移行することは時代の流れだと、私もこの演壇で申し上げた次第であります。しかし、一度に8施設、1年弱で答申を受け、2年目で手続を終了するということは時間的に無理があると、一般質問でもただしました。市当局の計画性のなさや見通しの甘さが出たり、保護者や地域住民への配慮や説得力のなさを痛感しているところでございます。当初の計画どおりに進んだのは、反対が少ない養護老人ホームだけであります。

 今回、議会に上程されている加津佐、口之津、西有家の幼稚園を平成22年4月1日に廃止、保育所では、西有家保育所、南有馬の大江保育所、吉川保育所を平成22年3月31日で廃止との条例案が提出されております。一部の反対はあっても、保護者や地域住民の了解を得られたためと判断されたものと思っております。

 しかしながら、北有馬地区の幼稚園、保育所、特に幼稚園に至っては市教育委員会は保護者に対し、平成20年2月15日の最終方針が出された後でも変更され、北有馬幼稚園は平成23年4月1日をもって北有馬保育所と統合し、認定こども園の幼保連携型で幼稚園は残し民間移譲される見込みとなりましたと、保護者側に説明されております。その後、アンケート調査を行なっておられます。つい最近になって、認定こども園の幼保連携型を保育所型に変更したと、保護者側に説明されているようです。

 今までは教育委員会より説明や報告を聞かされて続けてきた保護者は、今度は、市当局の福祉課による保育型を説明したいとの考えのようでありますが、計画を延長したり、方針を二転三転したりであります。

 これまでの北有馬地区の保護者に対する説明は一体何だったのか。その時その場で、相手方の感情を無視し、不安をあおる、早急な成果を得るがために保護者側の気持ちや立場などはお構いなしの行政指導としか思えません。これでは、北有馬地区の保護者は、絶対納得するものではありません。怒り心頭だとお聞きしております。私も、保護者以上に怒りを感じる議員の一人であります。

 そこで、民営化移譲に関する問題点について、幾つかお尋ねします。

 一つに、教育委員会の方針がどのように反映できるか、幼稚園の存続について、保護者の要望等について、どのような対応をされてきたのか、また、今後の対応は。

 2に、経営あり方検討委員会の委員より幼児教育について、公立での存続を求める保護者に十分配慮してほしいと言われているが、保護者は、市は全く聞く耳を持っていないし、配慮のかけらもないと言われているがなぜなのか。

 3点目に、選択肢がない北有馬地区の実情を考え、基本的には今までのままで存続してほしいとの保護者と町民の声は大であります。保護者側は、もっと多くの町民が参加できるような説明会を実施してほしいと言われていますが、いかがお考えか。

 保護者側は、市当局からの説明会は、ただの報告会であり、保護者の意見に対し聞く耳を持たず、市長の考えを直接聞く機会がほとんどないと言われている。なぜなのか、お尋ねします。

 5番目に、保護者へのアンケート調査は、何を目的としたアンケートだったのか。

 6番目に、幼保連携型の認定こども園を保育型のこども園に方針変更したとのことでありますが、市当局の今までの計画と幼児教育の方針が全く分かりません。北有馬幼稚園の保護者及び北有馬地区住民への、時間をかけ、分かりやすい説明の方法をなぜ取らなかったのか、お尋ねします。

 7番目に、北有馬幼稚園の民営化は、北有馬地区から幼稚園の廃止につながると思われるが、いかがお考えか。

 最後になりますが、僻地保育所−−田平保育所でありますが−−の保護者等も関係してくると思いますが、その保護者及び田平地区への住民の説明はされているのかどうか。

 以上で壇上での質問を終わり、あとは自席にて再質問させていただきます。(降壇)



○議長(日向義忠君) 

 これより答弁を求めます。市長。



◎市長(松島世佳君) (登壇)

 黒岩英雄議員のご質問にお答えをいたします。

 最初に、市の教育委員会の方針が反映できる幼稚園の存続について、保護者への要望についてどのように対応してきたかとのお尋ねですが、現在取り組んでおります保育所、幼稚園の民営化につきましては、市が民営化に取り組まざるを得なくなった理由などについて、これまで保護者の皆さんにもご説明をしてまいりました。その際の保護者の皆さんのご要望は、終始一貫して、幼稚園を現状のまま公立で存続させてほしいということでございます。

 しかしながら、幼稚園は財政支援のある保育所と違って運営費に対する補助も少なく、公立である北有馬幼稚園と西有家幼稚園で見ますと、普通交付税という形で、現在、運営費の約3割から4割程度が交付されているのみという状況でございます。

 このようなことから、幼児教育の経営のあり方検討委員会の中でも、現に幼稚園を経営しておられる委員から、民間であっても、今後幼稚園のみでの経営を続けていくことは相当厳しいとのご意見があっており、これこそがまさに市が幼稚園を公立で維持できないと判断せざるを得なかった大きな理由の一つでございます。

 そのため、公立での幼稚園の存続という保護者のご要望に対しましては、現在の経営環境や合併の特例が切れた後の市の財政状況の見込みなどから、ご要望に沿うことはできませんとお答えしたところでございます。

 市といたしましては、民営化の時期を延期するなどの譲歩をし、ご説明や意見交換に時間をかけてご理解を得るよう努力してまいりましたが、どうしてもご理解が得られないということであれば、やむを得ず統合・民営化に向けて次の作業に進むことを決断しなければならない時期に来ているように考えております。

 次に、保護者の要望に対し、市は聞く耳を持たないと言われているが、なぜかとのお尋ねですが、確かに民営化の方針そのものにつきましては、保護者の皆さんのご要望に沿うことはできませんでしたが、最終方針を決定するに当たりましては、保護者の方に一定の配慮をしたつもりでございます。

 と申しますのは、現在の市立幼稚園の保育料は、旧町時代の姿勢を引き継ぎ月額4,000円としており、県内の公立幼稚園に比べても安い保育料でございます。

 このことについては、他の公立幼稚園並みに見直すべきではないかとのご意見もございましたが、今回の痛みを保護者の方にお願いするにあたり、保護者へも配慮しなければならないとの思いから、民営化の時期までは保育料を据え置くこととしたことでございます。

 本市の場合は、合併の特例措置が切れますと、年間120億円の地方交付税のうち三十数億円、実にその4分の1以上が削減されることが見込まれております。このことは、さらに大胆な歳出削減に取り組まなければ到底乗り越えられないという深刻な状況が控えているということでございます。

 保護者のご要望は、分かりやすく申しますと、毎年赤字補填をしてでも公立幼稚園を残してほしいということでございますが、民営化の基本的な方針そのものについては、このような厳しい状況では、聞く耳を持たないというより、要望を聞きたくても聞くことができないということでございます。どうぞご理解を賜りたいと存じます。

 次に、住民が参加できる説明会がなぜできないかとのお尋ねですが、市ではとにかく当事者である保護者の皆さんにご理解をいただくことが最優先であるということで、これまで努力をしてまいりましたし、現在も努力をいたしているところでございます。

 また、市民の皆さんへの説明会につきましては、民営化に取り組むこととしたおととし、平成19年8月、ありえコレジヨホールと原城オアシスセンターにおいて、保育所、幼稚園の保護者の方はもちろん、地域の住民の方も対象にした説明会を開催しております。

 なお、市民の皆さんには、総論として、市の行政改革に対する取り組みについては、厳しい財政事情などからやむを得ないとご理解をいただいているものと認識をしており、現時点においては、民営化の是非について議論する段階ではなく、市民への説明会を開催する考えはございません。

 次に、市長である私の考えを聞く機会がないと言われているがなぜかとのお尋ねですが、幼稚園の保護者の皆さんとは、民営化に取り組むこととしたおととし平成19年11月に市役所で、西有家幼稚園と北有馬幼稚園の当時の保護者の皆さんとお会いして、ご要望をお聞きいたしました。

 また、昨年6月には公立保育所、幼稚園を守る会との懇談会ということで、2回ほど私も出席をして、市内の公立保育所・幼稚園の保護者の皆さんのご意見を聞き、私の考えや市の財政状況なども説明をし、何とか理解をしていただきたいとお願いをいたしました。このような機会を通して、私の考えを直接申し上げてきたところでございます。

 次に、北有馬地域に予定している認定こども園について、当初幼保連携型としていた市の方針を保育所型に変更したことについて、保護者や地域住民への説明会を開催しないのかとのお尋ねですが、議員の皆様にも先日、全員協議会でご説明をしたとおり、今回市では、北有馬地域に予定している認定こども園の種類を幼保連携型から保育所型に変更することにいたしました。

 認定こども園の種類による違いについて、簡単にご説明をいたしますと、市が当初予定していた幼保連携型は認可保育所と認可幼稚園が一緒になったもので、保育所部分にも幼稚園部分にも国の補助が受けられる財政的に有利なものでございます。

 一方、保育所型は、従来の認可保育所に幼稚園児も預かることができるように認めたものと言えます。ただし、幼稚園児については無認可の取り扱いになりますので、あくまで保育所の部分しか国の補助が受けられないということになります。

 当初、市といたしましては、当然財政的に有利な幼保連携型を計画したわけでございますが、この幼保連携型とするためには、保育所については県知事、幼稚園につきましては県の機関である私学審議会の両方の認可が必要ということでございます。

 特に幼稚園につきましては、幼稚園児の将来の見込みはもちろん既存の民間幼稚園への影響、経営収支の見込みなどで判断されるわけでございますが、県にもご相談し、北有馬地域についてこれらの点を検討した結果、アンケートでも幼稚園児として入園を希望する数が8人と少なく、認可を受けられる可能性は非常に低いと判断をし、やむなく保育所型の認定こども園に方向を転換したということでございます。

 このようなことで、保護者の皆さん方には去る7月15日と27日に、北有馬町保健センターに副市長、教育長ほか担当職員が出向きまして、説明会を行なってきたところでございます。

 さらに、北有馬幼稚園につきましては、全部の保護者が参加できる日程で改めて開催していただきたいとのご要望がございましたので、日程を調整し、今月28日に幼稚園に出向いて説明を行うことにいたしております。

 なお、今回の方針の変更につきましては、皆さんのご要望を聞いて、方針に反映させるというようなものではございませんので、住民の皆さんへの説明会は予定をいたしておりません。

 次に、北有馬幼稚園の民営化は、北有馬地区から幼稚園の廃止につながるのではないかとのお尋ねですが、北有馬幼稚園の経営見直しについては、現在、加津佐町から北有馬町の地域に民間の幼稚園が1園しかございませんので、何とか幼稚園機能を維持したいとの思いから、あり方検討委員会でも認定こども園が提案され、市としても認定こども園として民営化するとしたものでございます。

 今回、保育所型の認定こども園としたことで認可幼稚園はなくなるということになりますが、幼稚園にしか行けないお子さんの受け皿は確保しなければならないという思いから、保育所型であっても認定こども園として民営化するとしたところでございます。どうぞご理解を賜りたいと存じます。

 次に、田平保育所の保護者及び地区住民へは説明をしているのかとのお尋ねですが、議員ご承知のとおり、市では公営施設の経営の見直しに係る最終答申の中で、田平保育所については、保護者の意見を十分にお聞きしながら、同じ北有馬地域に設置される認定こども園への統合を検討することといたしました。そこで、平成20年3月に田平保育所の保護者に対して最終方針に係る説明会を開催し、その旨をお伝えするとともに、民営化のスケジュール案などについてご説明をいたしました。

 しかしながら、種々検討した結果、田平保育所につきましては、当面そのままとすることといたしましたので、変更に係る説明会を早急に開催したいと考えております。

 私からの答弁は以上でございます。(降壇)



○議長(日向義忠君) 

 教育長。



◎教育長(菅弘賢君) (登壇)

 黒岩英雄議員のご質問にお答えを申し上げます。

 まず最初に、今回の幼稚園の統廃合、民営化につきましては、市長部局とも協議を行い、最終的に教育委員会をも含めた南島原市の方針として取り組んでいるものでございます。それぞれのご質問につきましては、ただいま市長が答弁されたとおりでございますので、ご理解を賜りたいと存じます。

 私からは、教育委員会が行いましたアンケートに関するご質問にお答えをさせていただきます。

 保護者へのアンケート調査は一面的なアンケートになっていないかとのお尋ねですが、このアンケートは、このことに関する南島原市の最終決定のスケジュールに沿って作業を進める中で、認定こども園に移行した際に、幼稚園に入園を希望される人数を把握するために行なったものであります。

 実施にあたりまして、アンケートの対象や内容など検討を重ねました結果、対象の範囲は北有馬町だけではなく、既存の認定こども園がない加津佐町から西有家町までとすること、対象者は、認定こども園が開園される時期に入園される年齢に達する子供さんを持たれている家庭575世帯といたしました。

 アンケート用紙を配布する際には、本市の保育料の資料、文部科学省のパンフレットを同封するとともに、質問内容につきましては、簡潔にまとめるなどの工夫をいたしております。その結果、235世帯、40.9%の回答をいただきましたが、認定こども園の幼稚園のほうに入園を希望すると答えにになられましたのは6世帯、8人でございました。アンケートに答えていただいた家庭では、認定こども園への入所につきましても、一応の検討をいただいているものと判断をいたしております。

 以上で答弁を終わらせていただきます。(降壇)



○議長(日向義忠君) 

 8番、黒岩議員。



◆8番(黒岩英雄君) 

 市長にちょっとお伺いしますけれども、最初この民営化の話が出た時に市長は、民でできることは民でというのが私の政治信条ですと、最初それを言われておりますね。

 それからいろいろ立ち上げていったような感じになりましたけれども、その時分に私は、結果的に北有馬からは、幼稚園がそういう感じではなくなるんじゃないんですかと言っておりましたが、実際今の経過を見てみると、こども園や何やかんやと言いながら、幼稚園そのものがもうなくなるんだと。それはこの議会でも言いました。なくなる時はあなたたちが来ないからなくなるんですよと、どうせ最後はそう言うんでしょうとそう言いましたが、結果的には、そういう感じになってきております。最初からそういう計画のもとで、腹づもりでやられたとは思いたくないんですけれども、結果的にはそういう感じになってきておりますけれども、もう一度、市長、そこら辺のところ、ご説明をお願いします。



○議長(日向義忠君) 

 市長。



◎市長(松島世佳君) 

 民営化の方向性ということで、そして終始一貫統一してずっと言ってきたつもりでございますし、また幼稚園機能自体をできるだけ、あるいは幼稚園にしか行けない、そういう人たちも最終的には受け入れられる認定こども園というそういう形、幼保連携型から保育所型に変わりはしましたけれども、いずれにしましてもそういうニーズは当然受け入れていけるようなスタイルの民営化とこういうことで、今現在もやっておりまして、終始一貫私自身変わっているとは思えませんけれども。以上です。



○議長(日向義忠君) 

 黒岩議員。



◆8番(黒岩英雄君) 

 市長が変わることはないというその意思表示を、検討委員会とかいろいろな協議会で協議してもらう段階で、私の決意は変わらんと言ったら、委員会とか検討委員会というのは何のためにあるのかというような気がしていたわけですよ。

 例えば検討委員会の人たちは、先進地や実情の視察、あるいはそういう研修に行っておられますよね。もともと最初からそういうのは決まっているんだから、何のために行ったのかというような感じがしますけれども、気遣って研修に行っておられるので、この内容ちょっとお聞きしたいけれども、だれかこの研修についてご説明できる人、おられますか。



○議長(日向義忠君) 

 福祉保健部長。



◎福祉保健部長(酒井久君) 

 この研修と申しますのは、認定こども園というのが当初の方針でございまして、認定こども園とはどういった保育・教育環境にあるのか、どういう保育のやり方をされているのかということについて、近くの「くにみこども園」あたりを視察に行っております。



○議長(日向義忠君) 

 黒岩議員。



◆8番(黒岩英雄君) 

 このあり方検討委員会のメンバーということですか、全員。



○議長(日向義忠君) 

 福祉保健部長。



◎福祉保健部長(酒井久君) 

 今、認定こども園について申しましたのは、事務担当のほうで視察に行ったということでございまして、あり方検討委員会のほうでは、ちょっと私、今、失念しておりますけれども、行革のほうで分かりませんでしょうか。



○議長(日向義忠君) 

 黒岩議員。



◆8番(黒岩英雄君) 

 こんなものなんですよ。

 これ市が出した公文書でしょう、資料として。これにはちゃんと立派に研修に行きましたって書いてあるとですよ。これ経費も使っていますよ。

 じゃ、教育委員会。教育委員会のほうにお尋ねしますけれども、教育長の意見は聞きましたね。聞きました。ある程度ね。

 でも、教育委員会としてはこういうふうに考えておりますと、いろいろ今まで言ってこられた。その教育委員会というのは、その委員の何名おられるか分かりませんけれども、そういう委員会の中で、この幼稚園問題をどのように、何回ぐらい、いろいろ検討されてこられたのかですね。その時の議事録はあるのかどうか。そこをお尋ねします。



○議長(日向義忠君) 

 教育次長。



◎教育次長(井口敬次君) 

 回数までちょっとここで書類を持っておりませんので、分かりません。後でお答えをさせていただきたいと思います。

 議事録については、当然ございます。あります。



○議長(日向義忠君) 

 黒岩議員。



◆8番(黒岩英雄君) 

 じゃ、議事録のほうは、後でちょっと見せてもらいます。

 同じ質問で、あり方検討委員会の中で議事録ですね、議事録はあるのか。この中にメンバーはたくさんおられると思いますので、だれでも結構です。議事録はありますか。



○議長(日向義忠君) 

 行革推進室長。



◎行革推進室長(宮崎太君) 

 あり方検討委員会の時の議事録があるかということでございますですね。

 それについては、ございます。



○議長(日向義忠君) 

 黒岩議員。



◆8番(黒岩英雄君) 

 そうですね、岩本副市長が検討委員会の設立に当たって、原則公開だと言っておられますのでね。その内容は後ででも確認させてもらいますので、よろしくお願いしたいと思います。

 そういった、福祉部長もなかなか答ができにくいというようなところでありますので。それはそうですよ、市長が最初から、民営化は私の政治信条だと言われれば、それは教育委員会だって検討あり方委員会の人だって行革室だって、だれも何も言えませんよ、最初からそんなことを言われたんじゃね。

 そうしたら、今までいろいろ説明やあるいは方針やと、忙しい中に保護者は集まっていろいろ話を聞かされ、少し期待を持ちながらも期待外れしながらと、そういってきたのが今の現状だと思うんですけれども。それに至って、あまりにもむなしいというか、かわいそうだなと、こう思うんですけれども、特に反対運動が1万人の署名が出ましたよね。あの軸となって、核となったのは北有馬の幼稚園なんですよ。と思います。

 今でも保護者が、今、傍聴にも来ておりますけれども、なぜこれだけ保護者はかたくなに要求しているかというのは、町民の支えがあるんですよ、町民の支えがね。頑張れよ、絶対頑張ってくれと、絶対残してくれと。ないんですよ、北有馬にはほかに選択肢が。西有家とか有家あたり、いろいろ周りにもありますよ、ほかの保育所あたりがね。北有馬にはないんですから、もうそこしか。だから、まだ最後の最後まで、多分保護者の人たちは闘っていくと思いますけれども、私もそれを応援していきたいと思いますけれども。

 例えば、お金がないと市長は言われます。しかし、1園でも公立で、いろいろ事情はあるから一つでも残して、北有馬だけではないですよ、近くからでも来られるように一つだけは何とか残してみようかと、何とかして残せる方法はないかと、そういうのは全く考えられなかったのか、また考えられないのか、もう一度、市長にお伺いします。



○議長(日向義忠君) 

 市長。



◎市長(松島世佳君) 

 そういうことも検討をいろいろあったようです。しかし、先ほど申し上げましたとおり、まず基本的には地方自治体の財政状況というのが、既にご承知でしょうけれども、地方交付税120億円のうち3分の1もしくは4分の1、そこまで総務省がはっきり申し上げております。それだけ地方の財政を交付税措置をカットすると。それに向けて特例措置が、その時から10年間、今あと7年ですけれども、それに向けて準備をせよと、こういうことでございます。おっしゃるように財政的な事情がまず一番。

 2番目について、8町が合併をいたしました。おっしゃるとおり、それぞれの町村において、ある意味で公平なそれぞれ行政需要を満たしていくようにしないといけないということがございます。そういう状況の中にあって、一つ北有馬だけ公立の幼稚園を残していくということが、果たして各8町のほかの町村における公平性を欠くことになりはせんかと、そういう観点もございます。

 どうぞ諸々ご理解をいただきたいと思います。



○議長(日向義忠君) 

 黒岩議員。



◆8番(黒岩英雄君) 

 ない所に、北有馬につくってくださいと言っているわけじゃないんですよね。それは確かに不平等というものと思います。しかし、現にあるんです。ほかの町村はそれなりに、旧町の時にそれなりの事情があってなくなったり民間にうまく移行したりしている状況なんですよ。

 それで北有馬は、町民みんなが民間ではせずに公営でやろうと、それをずっと維持していこうということで何十年も育ててきた地域の人の環境の場なんですよ。何でも一律に一律にと言うたら、いろいろここで上げれば切りがないでしょう、まだ。そんなのいっぱいあるじゃなかですか。今の合併した市の中には、旧町でばらばらのやつが。じゃ、ほんなら北有馬には図書館がないから、不平等だから北有馬に図書館を作りますからって言われるんですか。そういうところは言わずに、あるのだけ不平等だと。

 それじゃ、いろいろな事情を聞いて、いろんな話を聞けば、なるほどな、北有馬へそういうことで来たのかと、ある程度の話を聞いていけば議員の人も、なるほどな、少しは本当考えてやらんばいかんなというようなところもあると思うんですよ。だから、時間をかけて話し合いをせにゃいかんわけですよ。それを1年の答申で2年目はもう手続に入る。老人ホームも幼稚園も、同じレールに乗せて、同じ期間でやろうとする。

 だから、私は一番最初言いましたよ。2年間に八つの施設を一遍にひっくるめて済ませてしまうと。そういうのでもう地域の人は分かりますよ、どういうやり方をやるのかというのは。結局、でけんやったでしょうが。延び延び。中身はくるくる変える。

 1回よく作戦を練って計画を立てて、それから少しずつ地域や保護者に説明していくんだったら、少しずつ保護者も聞く心を持っていろいろ対応しやすいと思うけれども、最初からそうでしょう、市が。それは保護者だって、最初から身構えますよ、地域の住民だって身構えますよ。それが今の現状と、私は思いますよ。

 田平保育所なんかも、最初は田平も認定に入れるとかいうような話やったけれども、もう今度は当分はそのままと。これはあそこは僻地ですからね、補助金が多いんですから、それをわざわざ人間がおるとに撤廃する必要はない。それは最初から分かっとるのに、最初ごろはもう認定こども園のほうに一緒にするかもしれんと。

 前も申しましたけれども、地域で育てた保育所、幼稚園。だから、お金が不平等、不平等と言われましたけれども、合併する前に北有馬は小学校を統合して、できるだけお金も管理なんかに要らんように、一つに人数も少なくなったのもありますけれども、一つの所に寄せて統合して、しかし今現にある坂下小学校地、これはまだ建てて何年も経っていなかったんですよ。だから、評価分があるんですよね。

 今現在、幾らありますかね。



○議長(日向義忠君) 

 教育次長。



◎教育次長(井口敬次君) 

 申し訳ございません、坂下小学校の分につきましては、ちょっと今現在資料を持ってきておりませんので、後でご返事をさせていただきます。



○議長(日向義忠君) 

 黒岩議員。



◆8番(黒岩英雄君) 

 今の時点で分からないということは、幼稚園がなくなる23年、その時に幾らの返還金があるかということは、なおさら今、分からんということですね。



○議長(日向義忠君) 

 教育次長。



◎教育次長(井口敬次君) 

 ここに今資料を持っていないということでございます。分からないということではございません。



○議長(日向義忠君) 

 黒岩議員。



◆8番(黒岩英雄君) 

 できれば頭に入れておいてほしいなという気持ちがあるものだから、尋ねましたけれども、この間聞いた時、1億円を超えるという話でしたですね。その時も、結局1億円、だれも廃校にしたら何にも使わんやったら1億円返さにゃいかんわけでしょう。それを幼稚園の保護者に町が頼んで、こういう事情だから同じ学校法人でしてもらう分にはいいからということで、町の真ん中にあったんですよ、小学校の所に、幼稚園は。それをわざわざ一番北有馬の上のほうに持っていって、幼稚園の人にはちょっと保護者には不便をかけているけれども、そういったふうに保護者も学校運営に協力してきているんです。それが今も続いているんですけれどもね。

 だから、そういう事情をやっぱりいろいろ、まだいろいろあるんです。そういうのをやはり時間を追って、ある程度かけてせんば分かりませんよ。私も何人かの議員からよく聞かれます。おいおい、どがんなっとっとなって。おどみゃよう分からんばいと。議員さんでもなかなか分かりにくい、ころころ変わるからね。だから、23年になったということは、少し時間がとれたということで、まだ今からいろいろ訴えていく時間はあるかなと思っておりますけれどもね。

 じゃ、もう最後にしますけれども、できるだけ機会あるごとに平成23年の廃校の最後の最後まで私は質問したいと思いますけれども、ただ、今、市長は4,000円と、低いと言われましたけれども、4,000円が2万円じゃ済まんですよ、今度ね。バス代から何からいろいろしよったら2万円超えますよ、多分。それにはいろいろ、急に言われたけんちゃね。市長は2年間、言い続けとるけんというあれでしょうけれども、町民皆さんに伝わってしまうまでには四、五年はかかりますよ、やっぱりみんな理解してもらうには。それぐらい時間かけてやらんと。

 もう下手したら子供手当ですか、あれはもう全部ほとんどパアになるんじゃないですかね。そういった大きな問題なんですよ。北有馬地区の幼稚園の人に言わせればですね。

 だから、最初は幼稚園の保護者だけだった。最近、その親も言い出しました。あら、本当に困ると。そしたら今度は、つい最近になったら、おいげん孫がもうすぐ行くばい、ほら困るばいとね。

 もう今保護者が来とるその親に少しは伝わった。最近はそのじいちゃん、ばあちゃんのところまで少しずつ話が伝わりかけてきているというところなんですよ、まだ。だから、理解も何もないんです、まだね。

 だから、そこら辺をひとつ頭に入れて、みんなが納得してもらえばいいんです。私たちはもうそれでいいと思いますけれども、それにはやはり相当の努力が要ると、覚悟と、そこを市長にはとにかくお願いしておきます。

 市長が言わんと、おい、これはおれの政治信条だ、だれにも文句言わすんななんて言われたら、ほかの教育委員会にしろあり方委員会にしろ、福祉課にしろ、もう説明には全然気持ちが入りませんよ。そんなこと分かり切ったこと。

 最後にですけれども、北有馬幼稚園、保育所の民営化、移譲予定は23年とされています。その前に、来春、次期市長選が実施されます。その再選後、保護者や地域住民との声をよく聞く意味からしても、今回の北有馬幼稚園、保育所の民営化問題については、凍結か白紙撤回を考えてはいかがかと、一応それを要求して、私の質問を終わります。以上です。



○議長(日向義忠君) 

 これで、黒岩英雄議員の質問を終わります。

 ここで2時35分まで休憩します。

     午後2時23分 休憩

     午後2時35分 再開



○議長(日向義忠君) 

 休憩を解き会議を開きます。

 次に、17番、松本政博議員の質問を許します。17番、松本議員。



◆17番(松本政博君) (登壇)

 通告をいたしておりました5件について質問をいたします。前の黒岩議員の辛口の質問の後で、何か拍子抜けもされるかもしれませんが、どうぞよろしくお願いをいたします。

 まず、質問に入る前に、通告書の訂正をお願いをしたいと思います。通告書の中の奥田川というふうに記載をいたしておりましたが、これを小松川ということで訂正をさせていただきます。

 それではまず、加津佐町小松川上流の水道水源汚染問題の解決についてであります。

 この問題は、本年6月第2回定例会に請願され、厚生委員会において継続審議、採択となり、本会議において採択になったものの関係であります。

 養豚業者のふん尿垂れ流しが原因で、旧加津佐町からの懸案事項でありました。最近、特に汚染の度合いが強くなりまして、その根本解決に向け、地域住民、関係者が問題提起をし、要望書をもってこの4月、市長に陳情いたしました。これを受け、担当農林水産部、松島市長も現地視察をして、確認をされました。その後の経緯を経て、奥田ため池下流域の関係自治会、ため池管理組合、さらに全町的な形で奥田ため池と加津佐町の水源の自然を守る会が結成をされ、四千数百名の署名をもって6月の議会に請願をされました。川べりには、付近住民がそれぞれ飲用水として引き込んでいる水源があります。また、期間限定でありますが、市の上水道原水として取水がなされており、住民の高い関心の結果でありました。

 平成4年に養豚業者と旧加津佐町関係自治会、ため池管理組合の5者において公害防止協定を結んでいるにもかかわらず、今日までこのようにして引きずってきたことの検証、反省の上に立ち、もとの澄み切った小松川、そして奥田ため池を取り戻すため、どのように解決を図るか、このたび関係自治会、ため池管理組合、水源を守る会及び関係者、市農林課も一緒になって検討されてきました。

 さまざまな議論がありましたが、一応の結論として、地域住民、業者の共存も考えるべきと新たな公害防止協定を関係者で結び直し、現在の飼育規模でのふん尿処理施設設置という妥協点を見出すことになりました。公害防止協定を結び直しても、またもとのもくあみになってしまわないように、当事者が誠心誠意これを守ることは当然のことであり、また行政も常に指導、監督、チェックが必要だと思っております。

 そしてまた、住民の皆さん自身も常に問題意識を持つことも大事だと思っております。住民の皆さんが安全で安心して暮らせるよう、議会活動の中でしっかり取り組んでいかなければと改めてかみしめているところであります。

 とりあえず方向性は出たわけですが、今後、どのような形、流れになるのか、住民の皆さんが期待と不安を持っております。

 そこで、一つ、養豚業者の浄化設備改善について、今回の補正予算に組んであるようでありますが、現在の具体的な状況、今後の見通しについて説明をいただきたい。

 二つ目、奥田ため池の浄化に向けて、現在の対策状況、今後の取り組みをどのように考えているか。

 三つ目、小松川上流から上水道原水として稲の作付期間を除いて、季節的に取り込み取水していると思いますが、その実態はどのようになっておりますでしょうか。

 以上について説明を願います。

 次、2件目、南島原市の水源確保についてであります。

 まず、加津佐町津波見川上流にダム建設ができないかということであります。この津波見川最下流にせきを造り、旧加津佐町の時から上水道水源として取水していることはご承知ですが、生活雑排水、農薬等の混入が避けられない状態で、水道利用者からも水源の見直しや水質の改善などの声が高まっております。さらに、基盤整備事業などによる畑地かんがい用水の確保など、水源に乏しい加津佐地区では切実な問題もあります。

 次に、旧北有馬町で坂下小学校、今の北有馬幼稚園の上のほうにダム建設が計画され、断念された経緯があります。この計画を復活できないかということであります。数十万トンの貯水量規模であったと聞いております。

 私も、地域の人の案内で現場付近を見ました。地域住民の理解が得られるならば、立地条件としては大変よい所だと思いました。地質の問題があったとか、規模のわりに受益面積が少なかったとかいろいろ風評があり、断念されました事業か定かではありませんが、合併によって北有馬を含む8町が南島原市になりました。水源に乏しい地域をたくさん抱えている南島原市にとって、今度こそこの計画を再検討してみる価値がありそうな気がいたします。

 数日前、六反田簡易水道加入者の皆様へということで、9月9日付、市長名において節水のお願い文書が参りました。これがそうであります。

 平成21年9月9日、六反田簡易水道加入者の皆様へ。

 六反田簡易水道は、加津佐町地区六反田地区の簡易水道であります。南島原市長、松島世佳。

 六反田簡易水道の節水のお願いについて。

 日ごろより南島原市水道事業にご協力いただきありがとうございます。今年は8月、9月と雨が極端に少なく、六反田簡易水道の水源である中原ため池の貯水量が日ごとに下がり、水不足の恐れが出てまいりました。そのため、皆様には大変ご迷惑をおかけしますが、現在の貯水量でできるだけ長期にわたって給水するために、節水にご協力いただきますようお願いいたします。

 なお、この節水のお願いについては、六反田簡易水道の全利用者の皆様にご協力をお願いしております。

 というものであります。

 こういうことで、私も自治会の班長をいたしておりますので、班員の皆様方に家族が、この文書を持って触れて回ったのは数日前でございました。このような状況も生じております。市長としてはどのように考えられますか、お聞きをしたいと思います。

 今日ダム建設については、県内でも、また全国的にもその是非が論議されておりますが、南島原市にとって規模の大小は別にしまして、まだまだ必要ありと確信するものであります。ダムがだめなら代わりの水源確保が必要であります。市長は、いかにお考えか伺いたい。

 次に3件目、地場産業育成振興、市内商工業者の優先活用についてでありますが、これについては、同様の趣旨の質問が隈部和久議員、そして本日、中村久幸議員、吉田幸一郎議員からもありましたので省略をいたしますが、今日の大変厳しい経済状況の中、市内のあらゆる業種において厳しい経営を強いられております。家族を養い、従業員を抱え、それぞれにこの南島原市でこの南島原の発展に望みをかけて一生懸命であります。

 市発注の公共工事、また物品調達にしても競争原理を排除することはできませんが、市内商工業者がこの南島原市で望みを持って経営ができるように、配慮を願うものであります。

 次に4件目、市民スポーツ振興、市民スポーツ大会と陸上競技場の設置についてであります。

 南島原市民スポーツ大会が南島原市体育協会の主催で、7月から9月まで21競技にわたって行われました。スポーツの振興と競技人口の増大を図るとともに、健全な市民の育成に寄与するというこの大会の趣旨に沿った成果が出つつあると考えております。改めて、関係者のご苦労に敬意を申し上げるところであります。今後、この大会が市民に広く浸透していくよう願っております。

 主催は体育教会でありますが、市も共催しており、関係者の努力も相当あったろうと思います。競技場所の選定や日程の決定、また各競技会場の運営、また協議関係者以外のお手伝いをされるようなボランティアもいたんだろうか、経費はどのくらいかかったんだろうかなどと思いをめぐらしております。こうしたスポーツに親しみ、理解と関心を持つ南島原市民の中からすばらしいスポーツ選手も生まれることが夢でないような気もいたします。

 陸上競技については、島原市営陸上競技場を、唯一市外の競技場を借りて行われました。本格的競技をするには、陸上競技場のない南島原市にとって、今のところ当然な対応とは思っておりますが、市の中体連も同様でありました。

 ご承知のとおり、県下でも南島原は陸上競技の盛んな所であります。小学生、中学生など陸上競技に親しむ土壌があり、そして指導力のある人がおります。全国大会に出場する選手も、毎年のように出ておりますし、高校では市内にある口加高校の投てき部門が、県下は言うまでもなく全国に注目されていることはご存じのとおりであります。

 ここに学ぶ生徒たちも地元地域の子供たちが大半であり、市民として誇りに思うところであります。素質のある小学生、中学生を見出して指導し、高校生を全国レベルまで引き上げ活躍をさせ、注目されている熱心なレベルの高い指導者が、この南島原市市役所職員の中にも数名いることは、特筆すべきことと思っております。このような環境のもとに、この南島原の地が、ますます陸上王国になるのを願うものであります。

 市営陸上競技場の意義について今回は深く触れませんが、本市においてもぜひ設置を望むものです。大きな財政負担も考えられるわけでありますが、市としてどのような考えがあるか、お聞きをしたいと思います。

 次に5件目、新型インフルエンザ対応についてであります。

 これについては、先だって桑原議員、そして午前中、中村久幸議員からありましたので、大体のことは分かりましたが、新学期になってからの市内の学校の状況、また一般人の状況はどうなっておりますでしょうか。簡単で結構ですので、改めてお聞きをいたします。

 以上で終わります。どうぞご答弁のほど、お願いをいたします。(降壇)



○議長(日向義忠君) 

 答弁を求めます。市長。



◎市長(松島世佳君) (登壇)

 松本政博議員のご質問にお答えいたします。

 最初に、加津佐町の水道水源汚染問題に関し、養豚農家の浄化設備改善対策の状況についてのお尋ねですが、ご質問の養豚場は小松川の上流に位置しており、長年にわたって家畜ふん尿の流出により下流のため池や河川が汚染されている状況が見受けられておりました。そのため、その都度、関係機関により養豚農家に対して行政指導等が行われてきたところでございます。また、この問題につきましては、地元選出の市会議員の皆様にもご尽力いただいているところでございます。

 このような中、今回地元自治会や奥田ため池管理組合と新たに結成をされた奥田溜池と加津佐町の水源の自然を守る会が一体となって家畜ふん尿の流出防止対策の徹底と養豚場の新たなふん尿処理施設建設について話し合いがなされ、先月20日に養豚農家との間で、施設の整備や今後の取り組みについての合意がなされたとの報告を受けております。これを踏まえ、今議会に家畜ふん尿処理施設の整備に関連して補正予算を計上いたしているところでございます。

 また、現在、新たな公害防止協定書締結に向けて協議がなされており、今後は県と連携しながら協定書を遵守されるよう指導してまいりたいと考えております。

 次に、奥田ため池の浄化に向けての対策の状況と今後の取り組みについてのお尋ねですが、私が5月に現地視察を行なった際、ため池の水質検査を実施したところ、養豚農家からのし尿の垂れ込みが原因と考えられる水質汚染が確認をされました。

 この結果を受け、ため池の浄化対策を検討するには、より詳細な調査を実施する必要があると判断をし、7月から来年1月までに計4回、定期的にため池の水質と底質の環境調査を実施するよう関係部署に指示しているところでございます。

 ため池の今後の浄化対策については、この環境調査の結果を踏まえ、検討してまいりたいと存じます。

 次に、水道水源としての奥田川からの取水状況についてのお尋ねですが、小松川の越崎湧水からの取水状況についてお答えをいたします。

 まず、取水の経過についてですが、昭和51年、水道水源の地下水位が低下したため、それを補うための補助的な水源として、水利権者と河川水使用に関する契約を締結し、小松川下流域での取水が開始されております。また、取水期間につきましては、水利権者との協議により、水田の作付期間である6月から9月までを除く8カ月となっております。

 次に、水質の管理についてですが、汚水が奥田ため池から水源に流れ込み、水質が悪化するのを防ぐため、旧加津佐町において平成10年度にコルゲート管を約260メートルにわたり敷設されております。また、昨年度、管理の強化を図るため、汚水の流入などによって水質に異常が生じた場合には、自動で取水を停止する装置を設置したところでございます。

 次に、加津佐町津波見川上流域のダム建設についてのお尋ねですが、地元住民から2級河川津波見川管理者である長崎県へ水道水源用ダムの建設の要望があり、流域でのダムの立地について、本年5月ごろ県が独自で調査された経緯がございます。その結果、現在、河川水がかんがい用水に利用されており、地形的に河川の集水面積が小さいこと、また水道水源としては新規開発量がわずかであり、しかも地質的に見て割れ目が発生する玄武岩質であるため、水漏れ防止対策が必要であり、多額の建設費がかかることなどの理由により投資効果が低く、利水専用のダムとしては建設は困難であるという報告を受けております。

 次に、旧町時代の北有馬町坂下地区上流域のダム建設についてのお尋ねですが、この地区を含む島原南部地域では、昭和62年から平成4年にかけて地質調査と用水源調査が実施をされ、ダムを水源施設として活用できないか検討されたと伺っております。しかしながら、詳細な内容はその後把握しておりませんので、今後調査をしてみたいと考えております。松本議員の思いと私自身も同じような思いでおります。

 次に、市内商工業者の優先活用についてのお尋ねですが、先ほど中村議員、吉田議員のご質問にもお答えをしたとおり、地域の特性を最大限考慮し、市内業者で対応できるものは市内を優先的に選定してまいりたいと存じます。なお、元請業者に対しても市内で調達できるものは極力市内で調達していただくよう、ご協力をお願いしているところでございます。

 次に、陸上競技場建設についてのお尋ねですが、公認の陸上競技場の建設計画についてのご質問かと存じますが、現在、市民スポーツ大会はもとより市中体連の陸上競技につきましても、島原市や諫早市の競技場を借用しているのが現状でございます。私としましても陸上競技場建設の構想は持っておりますが、何分建設には膨大な費用がかかりますので、今後とも検討を続けてまいりたいと考えております。

 次に、新型インフルエンザ対応について、全員協議会以降、新学期になってからの状況はとのお尋ねですが、県南保健所の情報によりますと、本市における新型インフルエンザの患者数は、9月9日現在で、全員協議会での報告から196名増加し、256名となっております。

 次に、今後の対応についてのお尋ねですが、秋、冬に向かってますます新型インフルエンザの流行が懸念されます。そのため、インフルエンザ感染防止の基本的な対処法であるうがいや手洗い、症状がある時や人込みでのマスクの着用とともに、健康管理に努めることや早目の受診を呼びかけるなど、今後とも広報紙やホームページへの掲載をはじめチラシやポスター、各種集会などを通じて啓発を図ってまいりたいと存じます。

 私からの答弁は以上でございます。(降壇)



○議長(日向義忠君) 

 教育長。



◎教育長(菅弘賢君) (登壇)

 松本政博議員のご質問にお答えを申し上げます。

 まず、市民スポーツ大会の開催についてのお尋ねでございますけれども、市民スポーツ大会は、合併時に設立された南島原市体育協会の加盟団体によって企画運営される本市最大規模のスポーツイベントであります。7月中旬から9月上旬までの期間の中で、各競技団体が日程や会場を設定し、当日の運営まで責任を持って開催していただいております。

 大会の実施につきましては、競技や運営の都合上、大会会場等にばらつきが生じたり、あるいは特定の施設に集中したりする状況が見受けられますが、各競技団体が参加者や運営面を熟慮された上で最良と判断された決定でございますので、これを尊重し、ご一任申し上げている現状でございます。

 ご意見の趣旨はよく理解できますので、今後は市内でバランスよく開催されますように、理事会等において要望いたしてまいりたいと考えております。

 次に、新型インフルエンザについて、全員協議会以降、新学期になってからの状況はとのお尋ねでございますが、本年9月1日から9月14日午前中までの各学校の状況についてご報告を申し上げます。

 感染者数及び感染の疑いがある児童・生徒数は延べ137名です。内訳は、中学生が53名、小学生が84名です。

 また、学級閉鎖は、9月3日から南有馬中学校の2年2組の1学級、学年閉鎖は南有馬小学校の3年生と5年生でございました。南有馬小学校は、1学年1学級でございますので、学年閉鎖という形になっております。

 9月8日からは吉川小学校、慈恩寺小学校の2年生、深江小学校の3年生と6年生が学年閉鎖になりました。吉川小学校、慈恩寺小学校、深江小学校は1学年1クラスでございますから、学年閉鎖ということになります。

 9月10日からは深江中学校の1年2組が1日の学級閉鎖、9月11日から1年生は学年閉鎖となりました。深江中学校は2年1組も9月11日の1日間、学級閉鎖となっております。また、現在、学級閉鎖となっておりますのは、深江小学校馬場分校の1年生でございます。

 2学期は部活動や社会体育、学習塾等で交流の機会が増加いたしますので、感染拡大の予防に向けて最小限にとどめることができますように、各学校の校長へ指導をいたしております。

 次に、今後の対応はとのお尋ねですが、桑原幸治議員のご質問にもお答えをいたしましたとおり、学校における集団感染対策としては、国、県からの通知等を参考にして児童・生徒への指導事項として、次の6点について対応するように学校及び幼稚園に指導をいたしました。うがい、手洗いの徹底、児童・生徒に、自宅で朝の検温をさせる、学校における健康観察の徹底、換気の徹底、タオルや給食用白衣の貸し借りの禁止、学校で発症した児童・生徒は一時別室に待機をさせ、保護者へ連絡後、医療機関を受診させる、この6点でございます。

 なお、各学校へは手洗い石けんや緊急用マスクを配布するとともに、家庭との連携を初めとする教職員への指導事項を定めて対応をいたしております。

 また、感染者が出ました場合には、速やかに校医の先生と相談し、校医の先生の意見や地域の状況をもとに、以後の対応につきましては教育委員会と学校が協議し、臨時休業等の措置を取るなど、集団感染の未然防止や拡大防止に努めているところでございます。

 以上で答弁を終わらせていただきます。(降壇)



○議長(日向義忠君) 

 17番、松本議員。



◆17番(松本政博君) 

 ただいま市長と教育長のほうから答弁をいただきました。

 まず最初の小松川の水源汚染の問題についてでありますが、いろんな働きかけによりまして、農林部も養豚業者の浄化設備改善対策に向けて一歩踏み出したわけでありますが、今回補正予算にもかなりの額を、これは国からのトンネル予算だと思いますが、載っておりますが、大体の模様で結構ですので、農林水産部長のほうからもう少し説明をしていただければと思いますが。



○議長(日向義忠君) 

 農林水産部長。



◎農林水産部長(田口敏之君) 

 この事業につきましては、国の事業であります地域バイオマス利活用交付金事業という事業がございます。その中で取り組みをするわけでございまして、国の補助が2分の1でございます。この事業につきまして、今回の補正第5号で予算をお願いいたしております。3,527万計上をいたしておるところでございます。

 このふん尿施設の施設事業につきましては、国の事業で補助の対象となる部分の予算計上ということで理解をしていただければと思いますけれども、補助に乗らない部分も若干ございます。そういう中で、現在事業者といたしましては、その計画書あるいは補助残の融資等の資金工面とかそういう中で、市あるいは県に連携をして相談を申し上げているという状況でございます。以上でございます。



○議長(日向義忠君) 

 松本議員。



◆17番(松本政博君) 

 国からの2分の1の補助が3,500万強かかるという事業のようであります。地元の地域住民の関係者とされては、今回、今までのいきさつから見て廃業でも願いたいというふうな気持ちでありましたわけですが、先ほど申し上げましたように地域住民も業者もやはり共存共栄といいましょうか、そういう形でしていかなければと、そういう中で現状の規模で改善をしていただくということで妥協をされた経緯があるわけであります。

 そういうことで、早速一歩踏み出したわけでありますが、加津佐にあります自給肥料供給所、ここの閉鎖が来年の3月末をもって予定をされております。ここにこの当事者である業者は、現在持ち込んで処理といいましょうか、自給肥料として活用していくことで今まで利用されておりまして、この計画をされております設備の設置が、それまでにぜひとも間に合ってもらわなければ、地域としては困るわけでありまして、その辺のところは農林水産部としては、どのように指導といいましょうか、工事の進捗について考えておられますか。



○議長(日向義忠君) 

 農林水産部長。



◎農林水産部長(田口敏之君) 

 今回の要望から現在に至っているわけでございます。

 この事業者につきましては、この加津佐の自給肥料供給所を主に利用しておるわけでございまして、市の計画といたしましては、22年の3月をもって施設を閉鎖すると。22年度には施設の解体をし、所有者に戻すと、借地でございますので戻すという、今現在の計画でございます。当然に現在もそのような中で家畜ふん尿の垂れ流しをしないということで動いております。

 現在、その施設の整備の計画を進めている中でありますけれども、当然に工期に合わせまして事業者のほうも考えを持っているということで、現在、その調整をしているという状況でございます。



○議長(日向義忠君) 

 松本議員。



◆17番(松本政博君) 

 今の段階でそれに間に合うのかどうかという議論はするべきでなかろうというふうに思うわけでありまして、ぜひその時期までにその施設が完成をして、住民が安心をされるように願うものであります。そういうことで、農林課としても十分な指導・監督をして進めてほしいというふうに願っております。

 次に、奥田ため池の浄化に向けて、来年1月までに4回ほどのため池の詳細な検査をして、その結果を見て対応を図っていくというふうな市長の答弁でございました。これについても、やはり次の対策、対応をどういうふうにして図るか、調査をし、検討してみなければ分からないわけでありますので、この問題についても十分に検査をしていただいて、今後の取り組みを早急に図っていただきたいと思っております。

 これまで、私も含めて加津佐町時代は議員もさせていただいて、当然この問題もその間には課題になったりしてきたわけですが、ここまで引きずってきたことについての反省もいたしておりまして、なかなかここに至って皆さんを責めたりするような立場ではないわけでありますが、どうしてでもこの問題は片づいていかなければならない問題でありますので、お互いの共通課題として取り組ませていただきたいというふうに思っております。

 そういうことで、奥田ため池のきれいな水を取り戻すためにどういうふうな方法があるのか、今後勉強もさせていただきたいし、市のほうも十分検討を進めていただきたいというふうに思っております。

 それから、水道水源として、小松川上流から季節的に、今年は6月8日までか7日まで取水して、その後田植え時期ということで止まって、現在も取水は止まっていると思うんですが、町民の皆さんの間には、年間通して、その所から取水をしているんではないかというふうな思いを持っていらっしゃる方もおられるようでありますが、実情はそういうことでありますので、私どももそういう折には説明をしながら、皆さん方の理解もまた得たいというふうに思っております。

 次に、南島原市の水源確保についてでありますが、津波見川にダムをということで申し上げました。その答弁については、市長のほうから水量の問題、いろんな地質の問題等で不適当という発言がございました。

 地元としては、先ほども述べましたが、津波見川の下流にせきを設けて、それから水道水源としてくみ上げているわけでありますが、そういう状況の中で、地域には合併浄化槽も設置できない、やっぱりそういう制約があって旧町時代も地域から要望があったわけですが、いろんなそういう問題も含めて、ぜひ津波見川の水道水原水取水の問題については今後も考えていかなければならないというふうに考えております。津波見のほうの川がダムができないというならば、先ほども申し上げましたが、北有馬のかつて検討されたその場所のダムでももっと検討できないのかなというふうに考えてもおりますが、詳細がちょっと分からないから今後調査をしてみたいというふうな市長の答弁でございました。この件については、市長、どうですかね、北有馬の幼稚園の上の、坂下小学校上のダム計画の問題については。もう一度市長、お願いします。



○議長(日向義忠君) 

 市長。



◎市長(松島世佳君) 

 実は水源の問題については、奥田を含めて、私就任以来、水源を求めて全山間部を歩きました。そして、その中で出てきたのが、奥田も一つでございます。2年来から、この問題については実は取り組んできておりました。よく職員が頑張って、ここまで来たなと、今お話をお伺いしながら、実は感慨に浸っていたところでございます。

 水源の問題の一つとして今おっしゃる有馬川、この問題については、平成8年だったと思います。桜の咲くころ、花見の折、坂下名の皆さん方から私も、もう一回やってくれんかというふうなお話をお伺いして、動いて調査をした経過がございます。その時は、もちろん農林のほうで利水ダムということで計画をしてありました。

 そして、その案をもう一回−−当時はもちろん北有馬町でございました。当時できなかった原因、確か75億ぐらいの規模のダムだったと記憶をいたしております。もし間違いであればあれですけれども、そして自己負担、町負担が15億か17億ぐらいの町負担が要ると、利水ダムがゆえに町負担が要るということだということで、北有馬町にそのことをお話しするにはあまりにもなかなか厳しいということで、平成8年度は私自身もそれ以上突っ込んだことはしなかったのを記憶をいたしております。

 ただ、松本議員おっしゃるとおり、正直言いまして、もちろん北有馬若干いいんですが、北有馬から南有馬、口之津、加津佐というのが水が現実、非常に不足をいたしております。その水源をどうするかということで、諸々の検討を実はしている矢先、奥田も出てきたと、こういうことなんですけれども、有馬川については、先ほど答弁をいたしましたとおり、もう一回、合併をした後でございますので積極的にそのことを利水ダムで、実は当初私は有馬川で貯水をして、そして尾根にポンプアップして、そこから4町へ配水できないかなという構想を実は持っていたわけなんですが、ただその時点で自己負担というのがそんだけかかるということで、じゃ治水でやろうかと、利水でできなければ治水でと。治水というのは実は国が全額を見てくれますので、やろうかなという思いもございました。諸々そういうものを含めた上で、もう一回、検討をしてみたいと思います。ぜひ、むしろ逆に検討したいなという思いでおります。

 実は、毎熊部長って県の振興局の部長でしたけれども、今はちょっとかわっていますけれども、図面等もそこにあって、既に農林のほうに今図面等も私ども今持っておりますので、そのことを一緒になってこれから検討してみたいと思いますので、もうしばらくお時間をいただきたいと思います。よろしくお願いします。



○議長(日向義忠君) 

 松本議員。



◆17番(松本政博君) 

 市長のほうから前向きな話をいただきましたが、私も北有馬の先ほど申し上げましたそういう所にそういうダムができるならば、本当にすばらしいなというふうに思っております。

 市長は、尾根のほうに上げて、それから配水をというふうな考えがもうあったというふうなことでありますが、一つまた見方を変えれば、私は島原鉄道跡地をどういうふうにして利用するか、その検討委員会も設置をされて動き始めようとしているようでありますが、私は下におろして島原鉄道跡の地下にでもパイプラインを引いて、8町平坦ですから、どこにでもその水は配水できるんじゃないかなと。それからまた先はまたいろんな利用方法があるんじゃないかな、いろんなそういう思いもいたしております。

 そういうことで、その跡地利用がどういうふうな形でなされていくか、ちょっと見当もつきませんけれども、いろんなそういう形の利用法もあるんじゃないかなということを、これにあわせてちょっと発言もさせていただきたいと思っております。

 そういうことでありますので、水源確保はなかなかボーリングあるいは出水だけでは今後対応できないと思っております。ぜひ、表流水、ダムにためて利用する、そういうふうなことは、やはり至上命令ではないかなというふうな感じもいたしておりますので、どうぞ今後、十分な検討をいただきますように、重ねてお願いをいたすところであります。

 それから、公認の陸上競技場の建設について、これはもう大変な額の金も、当然要するわけでありまして、簡単に、はい、それというわけにはいかないということは十分承知の上でありますが、ぜひ南島原市としても今後はこの問題を十分考えていただきたい、そういう問題提起のつもりで、私は上げさせていただきました。どうぞ、今後も折々、またこの問題については、ともに考えていきたいと思っておりますので、どうぞよろしくお願いをいたします。

 それから、インフルエンザの件でありますが、新学期になってから、9月になってから各学校の様子、そして一般も含めたところの数だったと思うんですが、その数の発表もございましたが、私が他市のインフルエンザの対応の中で、他市の話を聞きました折に、学校の子供たちがインフルエンザにかかった場合には、親は−−これは市役所の職員さんの立場と思うんですが、一般企業ではなくてですね。子供がインフルエンザにかかって登校できないというふうになったら、親は出勤停止と、そういう措置を取られているというふうなことを聞いたわけでありますが、具体的に来るなという、来てはいけないというのか、なるだけ出勤するなというのか、その辺のところの確認が私自身十分取れていないわけでありますが、本市においてはそのような時の対応についてはどのように考え、あるいは対処をされているんでしょうか。どなたか担当の方で結構ですが、よろしく。



○議長(日向義忠君) 

 総務部長。



◎総務部長(水島文昌君) 

 子供さんなりがインフルエンザにかかった場合、その家族が職員の場合というような話でしょうけれども、職員の家族という場合になると濃厚接触者というような取り扱いで、国の考え方も、当初インフルエンザがまだ濃厚接触者に非常に神経を使っていたころにつきましては勤務を停止すると申しますか、特別休暇を与えるというような取り扱いをしておりました。その辺の経緯がございまして、現在も通勤しないというようなことに立ちまして、特別休暇を与えております。

 しかし、今後につきましては、やはり季節性のインフルエンザと新型インフルエンザの取り扱いの仕方が、現在でも明確に判断できないということもございますので、今後、このまま特別休暇で処理していくかどうかにつきましては、見直しも必要ではないかという具合に考えているところでございます。



○議長(日向義忠君) 

 松本議員。



◆17番(松本政博君) 

 本市でもそういう措置がされているということでありますが、そしたら、実数としては、数字はありませんが、子供さんがインフルエンザにかかられて通学停止というんですか、どういう表現がいいんですかね、そういうふうになった時に、対象の職員さんは全員そういう措置をなされているんですか。そういうことでもないわけですかね。もう一回。



○議長(日向義忠君) 

 総務部長。



◎総務部長(水島文昌君) 

 家族がなるといった場合、濃厚接触者ということで、当然A型かどうかという判断はされます。そうした場合に、今まではA型であれば新型であろうという解釈ができましたので、ここで家族がかかったということであれば特別休暇を与えているというような状況でございます。



○議長(日向義忠君) 

 松本議員。



◆17番(松本政博君) 

 新型インフルエンザというものがどういうものかはっきりつかめないような状況の中で、皆さん不安を持って生活をしているわけでありますが、今後、いろんなもっと流行、発生が激しくなったりした場合に、やはり市としても十分な対処をしていただきたいと思っております。

 それが、どういう対処が十分な対処なのか、私自身もよく分かりませんが、その辺のところは関係部署において十分検討されるはずだというふうに認識をいたしておりますので、どうぞよろしくお願いします。

 いずれにしても住民が安全で安心に暮らせるように、水問題、病気の問題、いろんな形で市のほうも今後、市長を先頭にして対処していただきますようにお願いをいたしまして、本日の質問を終わります。ありがとうございました。



○議長(日向義忠君) 

 これで、17番、松本政博議員の質問を終わります。

 ここで3時40分まで休憩をいたします。

     午後3時31分 休憩

     午後3時40分 再開



○議長(日向義忠君) 

 休憩を解き再開いたします。

 次に、16番、高木和惠議員の質問を許します。16番、高木議員。



◆16番(高木和惠君) (登壇)

 本日最後の質問者です。よろしくお願いいたします。

 16番、高木です。南島原市民の代表者として、平成21年第3回定例会での一般質問を行います。

 8月31日11時7分、議長あてに通告をいたしました。通告どおり、通告しておりますので、多分市長のところには所管の部長、担当者より答弁書が届いていると思います。そのようにお読みいたします。

 6月の一般質問でやり残しがあった分を再質問させていただきます。

 まず一つ、市長と自治会長、納税組合長の市政懇談会についてお尋ねします。8カ所で多く出た問題を報告してくださいと、簡単に3項目ですね、3番までということで通告しております。

 2番目に納税組合長会議について。南島原市の協働のまちづくり補助金のもとになる納税組合の成績の報告を求めております。よろしくお願いいたします。

 3番目、職員の不祥事について。代表監査委員さん、今日はどうもありがとうございます。前回、この質問に対して調査中とのことでしたので、その調査されたことの報告を求めます。

 市長の政治姿勢について。具体的に、水道料金の統一について、審査会のメンバーを報告をお願いいたします。

 2番目、島鉄線路跡地はどうするのか。買うのか買わないのか、買いたいのかということですね。西有家地区の県の埋立地は買うのですかと、こういう質問ですので、分かりやすい答弁を求めます。

 それから、西正寺小学校はどこの管理ですかという通告をいたしております。

 その次、深江漁港海岸工事問題については、事前に通告書を見ておりましたら、数名の方が質問をされておりましたので、その後に連絡いたしますということを言っておったんですけれども、なるべく早く答弁書を作るためにということだったので、多分ダブらないだろうということで落札率と遅延金の算定方法を通告いたしております。

 それと学校教育について、遠距離通学補助金の条例はあるのかどうか。これは、南島原市になってからということでよろしくお願いいたします。

 それと通学路線は安全かということについてお尋ねいたします。

 以上、演壇での質問はこれにして、あとは自席から再度質問をいたします。(降壇)



○議長(日向義忠君) 

 これより答弁を求めます。市長。



◎市長(松島世佳君) (登壇)

 高木議員のご質問にお答えをいたします。

 最初に、8月に8地区で開催した自治会長、納税組合長の市政懇談会の内容についてのお尋ねですが、懇談会で出されたご要望につきましては、一番多く出ましたのが国道、県道を含めた道路に関することで、道路の拡幅、補修やガードレール等の設置の要望でございました。

 次に、ごみ収集に関することで、ごみステーションの設置に関すること、独居老人宅のごみ収集方法などでございました。

 次に、自治会活動等における補助金についての質問が多く、自治会活動上の補助金の使途について、また自治公民館の補修等の補助金制度についての要望などがあっております。

 いずれも市民生活に密着した質問、要望であり、その場で回答したものや、後日、担当部署において現地の打ち合わせや対応策を協議し、各自治会長へ回答したものがございました。

 次に、市の協働のまちづくり補助金のもとになる納税組合の成績の報告についてのお尋ねですが、協働のまちづくり自治会活動補助金のもとになる納税組合の成績につきましては、申請される自治会長さんに対して補助金交付要綱に基づき成績割額として、納税組合の戸数に応じた基準額と納税率90%以上のそれぞれの階層に応じた割合ごとに算出した額をお示ししております。

 このほか、各納税組合に対しましては、例年5月初旬に納税組合ごとに前年度の納税率を報告しているところでございます。

 次に、水道料金審議会についてのお尋ねですが、水道料金審議会につきましては、本年7月に条例を制定し、先月第1回の審議会を開催したところでございますが、今後、水道料金の統一に向け審議をお願いすることといたしております。

 お尋ねの審議会委員の選任につきましては、自治会長さん方が5名、地区代表の方が1名、また各種団体より6名の代表者の推薦を受けて、計12名を選任し、審議会を構成いたしております。

 ご承知のように、水道は日常生活に必要不可欠でございます。そのため、このことに配慮して、各種団体の委員のうち、4名は女性委員を選任し、女性の意見を反映できる審議会といたしております。

 次の島原鉄道の跡地についてのお尋ねですが、このことにつきましては、今議会の冒頭でも申し上げましたとおり、先月31日に島原鉄道跡地等活用検討委員会を設置し、本格的な利活用の検討に着手をいたしました。

 委員の皆様には次回、現地を実際にご覧をいただいた上で、市民にとって有効な利活用ができるのか十分な検討を重ねていただき、本年度中には一定の方向性を見出していただくようお願いをしているところでございます。

 また、鉄道跡地を買いたいのかとのことですが、現時点では利活用についてまだ白紙の状態でございますので、検討しておりませんし、お答えできる状況にございません。

 次に、西有家地区の県の埋立地は買うのかとのお尋ねですが、須川港の埋立地は長崎県の所有地でございますが、現在、市で購入するよう手続を進めているところでございます。また、埋立地内にある個人の所有地も同時に購入する予定にしております。なお、関係の予算を今議会の補正予算に計上しておりますので、よろしくお願いをいたします。

 次に、深江漁港海岸保全工事の入札執行率についてのお尋ねですが、平成18年度施工深江漁港海岸保全工事の入札執行率は、78.8%でございます。

 次に、遅延損害金の計算方法についてのお尋ねですが、工事の未竣工部分の額について、遅延した日数に応じ、年3.4%の割合で計算した額でございます。

 私からの答弁は以上でございます。(降壇)



○議長(日向義忠君) 

 教育長。



◎教育長(菅弘賢君) (登壇)

 高木和惠議員のご質問にお答えを申し上げます。

 遠距離通学補助金の条例はあるのかとのお尋ねですが、南島原市の条例・規則には遠距離通学補助金条例はございません。しかし、南島原市例規集の第14編「その他」第1章に、暫定として有家町遠距離生徒通学補助金交付要綱が位置づけられており、それに基づいて、南島原市でも関係児童・生徒への補助金を支給いたしております。

 次に、通学路は安全かとのお尋ねですが、市内の各学校では、自宅から学校まで最も安全と思われる通路を通学路として定めており、定期的に安全点検を行うとともに、地域安全マップなどの作成に取り組んでいる学校もございます。

 教育委員会では、通学路の安全を確保するために、地域ぐるみの学校安全体制整備事業の一環として3名のスクールガードリーダーによる通学路の巡回指導、危険箇所の把握・改善等を行なっております。

 不審者情報等があれば各学校へ通知し、児童・生徒への安全指導を徹底するとともに、保護者へも注意喚起の文書を配布いたしております。そのほか、各学校のスクールガードの方や地域ボランティアの方による安全指導が行われております。

 南島原警察署にも協力をお願いし、児童・生徒の登下校の時間帯に合わせて巡回を行なっていただくなど、通学時の安全対策に努めているところでございます。

 以上で答弁を終わらせていただきます。(降壇)



○議長(日向義忠君) 

 代表監査委員。



◎代表監査委員(中村良治君) (登壇)

 監査委員の中村でございます。どうぞよろしくお願いいたします。

 高木議員お尋ねの職員の不祥事についての随時監査の結果報告についてですが、平成19年度において納税者から徴収した市民税等の現金が紛失していたことが新聞報道で明らかになり、そこで税金の徴収事務が適切に行われているか、再発防止策が確実に行われているかなど主眼に置き、平成21年4月30日から7月6日まで市民生活部の税務課を対象に随時監査を実施いたしました。

 その結果につきましては、7月24日付で市長、議長へ文書で報告済みでありまして、また西有家庁舎前の掲示板及び南島原市のホームページで公表しております。

 ただ、監査委員として危惧する点は、ごく一部の職員の不祥事が全職員の市民からの信用を低下させ、相互信頼に基づく円滑な行政運営に支障を来すのではないかということであります。

 そこで、本随時監査の報告書の最後ですけれども、公僕であるという使命感を強く再認識し、以後の職務を遂行されたいと思っております。以上です。(降壇)



○議長(日向義忠君) 

 企画振興部長。



◎企画振興部長(山口重利君) 

 西正寺小学校はどこの管理かというお尋ねでございますが、旧西正寺小学校は、企画振興部で管理をいたしております。



○議長(日向義忠君) 

 高木議員。



◆16番(高木和惠君) 

 まず最初に、市長に……(発言する者あり)何で答弁のあると。よか、後から。

 何で手を挙げられたか私は大体分かるんですけれども、今のように私、簡単な質問をしたんですね、通告を。これ通告しましたら、すぐ監査事務局からどういうふうに答えればいいですかと、私の質問に対して聞かれたので、ここでスムーズにいくように、私も答えております。

 私のこの通告で再度連絡があったのが、市長部局ですかね、3番まで答えてくださいというとに、どういうふうに答えればいいんですかと、どういうふうなことなんですかということだったので、そこら辺もキャッチボールができるように、私もちゃんと話をしてスムーズにいくようになっております。

 ただ、聞いてこなかったのが教育委員会。まあ教育委員会はさほど問題ないんですが、納税組合長会議において南島原市の協働のまちづくり補助金のもとになる納税組合の成績の報告、このことについて待っていたんですが、全然ありませんでした、連絡が。

 そして、私のほうから連絡したんですが、この通告に対して分かりますかと、どういうふうな答弁書を市長に書いて渡せばいいのか分かりますかということだったんですが、答弁は市長がされるんですよということで、答弁は市長がされることは知っておるんですけれども、その準備としてあなたたちが書いて渡すんでしょうと言ったんですね。

 そういうことで、いつの成績を発表すればいいのかということを、あなた聞こうとせんと、こういうことも言ったんですけれども、とりあえず何だかんだ言いながら、分かりましたと。私が求める答弁書が用意できないということが、私分かったんですけれども、だからこういうことを、議場でスムーズにいくために私は話をしようと思ったんですけれども、ということで、分かりました、こういういきさつがあったことを、本会議場で私は話をしていいですかと言ったら、どうぞということだったんですね。

 だから、納税組合の成績ということになれば、完納割とかいろんな四つの方法があるんですね。それによって公金が使われるんですね。納税組合の成績によって、それが自治会まちづくり補助金ということで、自治会長が申請をされるもとになる金額なんです。

 これが本当に完納の成績がどこどこなのか、そういうのは決算にも係わることなので、私は知りたいと。しかし、これどうしてでも発表できないということだそうです。

 これは、それで私は理解しませんけれども、順番をもって最初から再質問いたします。

 市長は就任当初、18年、1年を振り返って何が一番印象に残りましたかということについて、市民とのタウンミーティング、いろんな市民の声が聞かれたことが印象に残りましたというお話をされたことを、私は覚えているんですけれども、市長どうですか。18年を振り返ってインタビューされた時に、そういう答弁をされたことありませんか、そういうコメントをですね。



○議長(日向義忠君) 

 市長。



◎市長(松島世佳君) 

 だれに聞かれたか……(発言する者あり)そうですね、そういう答えたかもしれません。私ははっきり覚えていませんけれども。



○議長(日向義忠君) 

 高木議員。



◆16番(高木和惠君) 

 私は、こういう簡単なことから入らなければ、市長の考え理解できないんですね。

 18年就任当初、1年間振り返って、このことが一番私は印象に残ってうれしかったと。いろんな市民の屈託のない、いろんな話が聞こえてということですね。

 そしたら、20年、2年前になるんですけれども、20年度の市政懇談会はいつの間にか自治会長と納税組合長と市長との懇談会。このことについて、私のところには市長名で文書が届いたんですけれども、貴殿と市民の代表の自治会長さん、納税組合長さんとの市政懇談会に出席してくださいということだったんですが、なぜ市民じゃなくて、どういう理由で自治会長さん、納税組合長さんということに変わったのか、簡単で結構です。



○議長(日向義忠君) 

 市長。



◎市長(松島世佳君) 

 多分、より市民の意見あるいは要望等を、実は短時間のうちに聞くために、それぞれがそれぞれに思いのたけをおっしゃるものだから、整理整頓ができないのがまず一つですよね。そういう意味合いにおいて、これは20年度から、こういう形よりも自治会長さんあるいは納税組合長さん、一番地域に近い所においでになって、しかも日々、市民の皆さん方のご意見を聞いていらっしゃるということで、じゃその自治会長さんあるいは納税組合長さんとの懇談会にしたほうがより効率的に、そしてまたよりたくさんの意見を聞けるんじゃないかと。事前に自治会長さん、納税組合長さんに市民の皆さん方の意見を尋ねておいてください、要望をという形で聞きまして、そして当日、ミーティングに臨む、懇談会に臨むという形にしましたんで、非常に効率的で、また、ちょっと……(発言する者あり)はい、そういうことです。



○議長(日向義忠君) 

 高木議員。



◆16番(高木和惠君) 

 私も20年、21年、2回、それを見ておりますけれども、ほとんど自治会長さんの言われること、要望ですね、あそこをしてください、ここをしてください。そしてありがとうございましたと。苦言を言う、政策に対する指摘をする方は少なかったと思いますね。

 中にはそういう、本当に指摘、苦言、言われる方もいらっしゃいますが、そういう人に関しては何か迷惑そうな気配がありました。

 今、市長は、整理整頓をできないと、いろんな人の話を聞いている自治会長さんとおっしゃるんですが、これは4月10日ごろ、どのくらいの範囲でこれを出されたのか、ちょっとお尋ねします、関係者に。企画振興部長ですかね。

 いつの時期に、どのくらいの期間で、そういう通告を取られたと思うんですけれども、お尋ねします。



○議長(日向義忠君) 

 企画振興部長。



◎企画振興部長(山口重利君) 

 にわかに、いつの時点でどうだこうだと、ちょっと記憶にございませんけれども。



○議長(日向義忠君) 

 高木議員。



◆16番(高木和惠君) 

 これ、前回も聞きました。そしたら、その市政懇談会の前ですよって、当たり前のことですよ、通告ですから前に出すのが通告なんですね。

 しかし、もう一つお尋ねしますけれども、この自治会長さんと納税組合長さんは市民の代表者なのかということを、私は常々思うんですけれども、この人たちは納税組合の代表者であって、自治会の代表者であって、市民の代表者って我々と私思っているんですね。しかし、私たちはどういう立場なのか分かりませんけれども、貴殿と市民の代表の自治会長、納税組合長という扱いになっておりました。

 そこでお尋ねしますが、納税組合長さんも自治会長さんも同じ時間帯に要請をされたのか、お尋ねします。



○議長(日向義忠君) 

 企画振興部長。



◎企画振興部長(山口重利君) 

 同じ時間帯でお願いをされたと思います。



○議長(日向義忠君) 

 高木議員。



◆16番(高木和惠君) 

 されたと思いますって、だれがされたんですか。しましたという答弁が正確と思いますけれども。



○議長(日向義忠君) 

 企画振興部長。



◎企画振興部長(山口重利君) 

 秘書班でしていますので、私の部署では案内を出しておりませんので、ただ私はそれにずっと出席をしておりましたので、答弁をさせていただいたものでございます。



○議長(日向義忠君) 

 高木議員。



◆16番(高木和惠君) 

 これは加津佐から始まったんですね、今回21年度は。加津佐から始まって、昼からお見えになる方も何人かいらっしゃったんですが、それは本人さんの都合だろうと私は思っていました。これはどういうふうにされたのか、私も今の答弁で分からないんですけれどもね、された人がいないから。

 しかし、有家町の時に、最初の市長との懇談会があまり発言がなくて、次の会議に入れるようなことだったんですね。だから、納税組合会議に移ったらと言ったんですね。そしたらば、納税組合長さんの要請時間が1〜2時間ぐらいずれているんですかね、あれは。有家町の納税組合長さんはたくさんいらっしゃいますですね。よそはほとんど自治会長と兼務だからほぼ同数なんですけれども、有家町に限っては納税組合長さんと自治会長さんの数は大分開きがありますので、有家町に限ってお尋ねします。市民生活部長、そのことだけに。納税組合長さんの要請時間は何時だったんですか。



○議長(日向義忠君) 

 市民生活部長。



◎市民生活部長(井口健士君) 

 自治会長会議と納税組合長会議といっしょの文書でお願いしておったかと思います。したがいまして、何時だったかというと、今ちょっと私も手元に覚えておりません。



○議長(日向義忠君) 

 高木議員。



◆16番(高木和惠君) 

 自治会長さん兼務の方は1枚でいいと思うんですよ、自治会長と兼務の方は。納税組合長だけされている人に自治会長の案内文書も一緒にやるんですか。違うと思うんですけれどもね。

 あなたのこれは時間かせぎの答弁ですか。あなたはそういう考えの職員ですもんね。聞いたことには答えずに、再度聞き直しにならなければならないような答弁をするのがあなたの役目なんですか。

 どうなんですか、有家町の納税組合長さんは、まだこれだけ来られていないんですよって。何でですかって言ったら時間が違うんですよと。次の納税組合長の会議にあなたたち要請したんですよ。そこで、何でもいいですからどうぞって言うて、また再度、その時間帯まで引き延ばしたじゃないですか。あなたもそこに出席されたですよ。どうですか。



○議長(日向義忠君) 

 市民生活部長。



◎市民生活部長(井口健士君) 

 納税組合長会議の開催の時間について、今ここでちょっと私そういう手元に記録は持っておりませんので、聞かせていただきます。



○議長(日向義忠君) 

 高木議員。



◆16番(高木和惠君) 

 それにはもうまた結構ですので。

 実は、納税組合会議についてお尋ねします。

 すみません。これね、自治会のお話の中で道路の問題が一番多かったって、これは当たり前ですね。要望する立場の方なんです。

 次のごみステーションです。これは大変なことを忘れておりました。

 このごみステーションに対して、熱心な市民の方がいらっしゃいまして、自分で聞かれておるんですね。その中でごみステーションの設置、これが国道とか県道とか市道に設置されていると。これどうしてなのかということなんですけれども。その数も分かればお尋ねしたいと思います。



○議長(日向義忠君) 

 市民生活部長。



◎市民生活部長(井口健士君) 

 現在、手元のほうに、どこどこに幾つあるか、ちょっと資料を持ち合わせておりません。



○議長(日向義忠君) 

 高木議員。



◆16番(高木和惠君) 

 その方と私も同席して、数は聞いておりましたが、私も準備が今日はできておりませんので、さっと通り過ぎて、また主な点に対しては、後で説明をお尋ねしますけれども。

 あやふやな答弁をされているんですね。熱心に一つひとつ行政から聞いたことを裏づけを取りながらされている方に対して、無責任なことを言われているということが発覚しました。

 なぜかと言ったら、国道、県道、市道に設置する時にはどうされるんですかと言ったら、振興局に許可願をすると。しかし、その方は振興局に問い合わされたところ、振興局での答弁は、法定外公共物に対しては申請されて許可を出すか出さないかと決めるんですが、ごみステーションに対しては法定外公共物以外ということで、申請を出されるということではなくて、そういう申請書は出せないものだそうです。だから、置けないということになっているそうです。

 これは私も確認しました。市民の人から連絡がありましたかと。そしたらそういうふうに答えられて、そしてなぜその人が一生懸命されるかと言ったら、危ない所に設置しようとしているんですね。納得がいかない所に許可を出そうと行政がしていると。

 ここで一つ私上げますけれども、実は口加高校のバス停から口加高校に入る道路があります。住民の生活は道路に向かって左側なんですが、右側に設置しようとしていると。

 あそこは、ちょうど8時ごろ、ごみを出しに行けば車も通るしカーブであるし、道は狭いし、学生はぞろぞろ並んで行くと、危ないと。そういうことをやっぱり懸案して、一生懸命尋ねられているんですけれども、そういう無責任な答弁をされているということ。そういうことがあったことを、皆さんの前で報告をいたしております。

 それともう一つ、これは前回言いたかったんですが、一番最後の深江町で市長との懇談会の場で、今いらっしゃいませんけれども岩永議員さんと最後の、私のそこでの終わりだったんですが、そこで深江の桜パークの問題が出ました。

 枯れているということだったんですけれども、あのことについて、ちょっと私ここで聞きたいんですけれども、あの答弁というのは、どういう答弁されたんですか。桜パークに対して、もう一回何か木を植えてもらえないかという自治会長の質問に対して、答弁。



○議長(日向義忠君) 

 企画振興部長。



◎企画振興部長(山口重利君) 

 なかなか前のことですので、言われれば何ですけれども、私の記憶の範囲では、桜パークに木を植えてあるがということだった、自治会が記念樹として植えてあるということであったですよね。そして、何本か枯れているということで、私自身が答弁をしたのは、枯れていますけれども、桜パーク自体、植えられた趣旨とか経過とか、そういった部分についてが、ちょっと把握できない部分があると。そして、桜というものは大きくなる場合もあるしというようなことで、あそこに相当の数の桜がございます。記念植樹以外を加えるとですね。相当な数の桜があると思いますけれども、そこら辺でその桜をまた植え替えるべきかどうか、今後検討をいたしますと。

 それで再質問で、それは植える検討かということを言われましたけれども、植えるという、即植え替えますということは答弁はしておりません。そうだと思います。



○議長(日向義忠君) 

 高木議員。



◆16番(高木和惠君) 

 そのことについて、その答弁を聞いた岩永議員は、また6月にやかましゅう言わにゃんことになったよということだったんですが、結局残念な結果になりましたので、私岩永君に代わってこれ言いたかったんですが、その数自体は問題はない、桜パークとしては支障はないと。ただ、自治会の記念樹としては、やはりもう一回植え替えてもらいたいということが言いたかったということを、私が伝えたいと思いましたので発言いたしました。もう一度再度検討して、お願いしたいと思います。

 それと、ごみステーションの未設置の部分なんですけれども、これ理解が得られていないというのが、何十%ぐらいアンケートが取られていると聞いたんですけれども、どのぐらいのパーセントで出ているんでしょうか、未設置の理解ができないという人たちの。分からないなら分からないで結構です。



○議長(日向義忠君) 

 市民生活部長。



◎市民生活部長(井口健士君) 

 まず最初に、議員さんおっしゃった誠意がないとかそういうあれについて、ちょっとお答えをさせていただきたいと思います。

 住民の皆様からのごみステーションの設置に関してのお問い合わせ等については、担当のほうで誠意を持ってお答えをいたしております。

 それとステーションの場所でございますけれども、一義的には市有地のほうに何とか見つからんだろうかということで、自治会長さんともお話をしながらやっております。しかし、どうしてもそういった場所が見つからないということにつきましては、ここであれば問題なかろうということで、県道の脇とかそういうふうにも設置をさせていただいております。

 そういうことで、もしそれがどうしても支障があるというような県のご指導があれば、当然そのご指導は受けなければいけないものだろうというふうに考えております。

 それと、ただいまお話のございました設置率でございますけれども、加津佐とそれから有家町で、現在およそ85%の設置率というふうになっているところでございます。



○議長(日向義忠君) 

 高木議員。



◆16番(高木和惠君) 

 ただいま反論されましたが、私もその人に加わって、何度も関係者に電話しまして、私も加勢をしました。そこで答弁がなかなか納得できるというかあやふやだったんです。だから、市民生活部長が一番責任者だからとあなたに電話するんですよね。そしたらば、担当に変わります、担当に変わりますと。それが誠意があることですか。

 もういいです。

 そして、未設置のこのことなんですが、未設置のアンケート、理解できないというのは、有家から加津佐までの方にアンケートを取られている。布津、深江は除けてですね。

 あのアンケートを取られている部分で、3,390世帯の人が理解できないということで、未設置ということです。しかし、このパーセントが19.8%の方ということになっているんですが、加津佐から有家までのアンケートの世帯数で考えれば25%なんですね。しかし、この資料には全市の世帯数が1万7,160人、これでしたら19.8。全世帯にアンケート取っていないのに、全世帯と比べたパーセントの提示、これはひきょうなやり方と私は思います。

 なかなか先に重大問題も控えておりますので、さっと通り過ぎていきますけれども、納税組合長さんのこの成績。このことについては、ここでちょっと、この成績、完納割が何世帯か、完納割の組合数がどれだけ、そしてその次ですね。その以下、ゼロという納税組合も発生していると思うんですけれども、この数は発表ができないんですかね。

 一言、発表できるかできないかだけで結構です。



○議長(日向義忠君) 

 市民生活部長。



◎市民生活部長(井口健士君) 

 冒頭、議員さんのほうからなぜ質問どりをしなかったかということでお話がございました。

 それにつきましては、今回議員さんのほうから詳しく質問の内容がここに書いてございましたので、あえてそういった質問はいたしておりませんでした。

 数字的なものでございますので、私のほうからご報告をさせていただきたいと思います。

 平成21年度の協働のまちづくり自治会活動補助金の成績割の算定に用います平成20年度における納税組合の収納率の状況でございますけれども、南島原市全体で95.52%となっております。

 これを納付率の段階層別に見てみますと、466納税組合があるわけでございますけれども、そのうち100%完納組合は143組合、それから95%から100%未満の組合が172組合、90から95%未満の組合は88組合、90%未満でございますけれども、これをお尋ねだと思いますけれども、63組合というふうになっております。以上です。



○議長(日向義忠君) 

 高木議員。



◆16番(高木和惠君) 

 納税組合の成績は、自治会の活動補助金なんですよね。その金額、もしもそこが5万なら5万円以上の補助金申請を出さなければならないんですよね。そういうことだから、今のとは大まかで結構なんですが、本来なら一つひとつの組合の成績を発表してもらわなきゃならないんです。それ出せるか出せないか。



○議長(日向義忠君) 

 市民生活部長。



◎市民生活部長(井口健士君) 

 この各納税組合ごとの納税成績についてのご報告でございますけれども、これにつきましては、納税組合の運営に混乱を生じさせる恐れがあるということでございますので、そういうことで以前から控えさせていただいているということでございます。ご理解をお願いいたします。



○議長(日向義忠君) 

 高木議員。



◆16番(高木和惠君) 

 理解できません。

 これは公金なんですよ。支障を生じるのはあなたたちなんですよ、不正経理ですね。預け書き換えと全く同じですね。そういうことですから出せないんですよね。このことは決算委員会も控えておりますので、後に回します。

 代表監査にお尋ねしますけれども、この不祥事の問題なんですが、私は夜間徴収に対しては、その時の税務課長というのが今市民生活部長ということを知っておりますけれども、夜間徴収に行く時には、いろんな持って行かなければ、関係書類を黙って持ち出せるのかどうか、お尋ねしたいと思います。監査委員に。



○議長(日向義忠君) 

 代表監査委員。



◎代表監査委員(中村良治君) 

 今のお尋ねですけれども、関係資料とおっしゃるのはどういう意味か分かりませんですけれども、領収書は個人が持っていっております。以上です。



○議長(日向義忠君) 

 高木議員。



◆16番(高木和惠君) 

 今私びっくりしました。領収書は持ち出しますって勝手に持っていかれるわけですかね。

 私は、夜間徴収は1件だけだと思っていたんですが、この不祥事の問題には、会計課で六十数万円を払ったけれども納付書と現金がなかったということで、分からないのが何か紛失と市長は言われたんですが、紛失した場合には紛失届を出して、だれか探して持ってきてくれらすということもあると思うんですね。

 だから、紛失という形じゃなくて、会計課の窓口で本当に全納があったのかなかったのか。それで納付書がなくて現金があったという場合は、私は分かるんですが、現金と納付書がなかったということで、私はその辺のところ、やはりなぜなのかということをしっかり説明が欲しいんですね。そうでなければ本人に弁償させる。その本人というのは、その窓口で現金を市民から預かったと、支払いのその手続に携わったという職員ですか、弁償させられた人は。



○議長(日向義忠君) 

 総務部長。



◎総務部長(水島文昌君) 

 弁償につきましては、その紛失をした職員が全額弁済をしたということでございます。



○議長(日向義忠君) 

 高木議員。



◆16番(高木和惠君) 

 どこで紛失されたんですか。そしたら、どこで。紛失はどこでされたんですか。



○議長(日向義忠君) 

 総務部長。



◎総務部長(水島文昌君) 

 紛失につきましては、その収納してから納付できなかったということですから、その辺は定かでないという部分がございます。



○議長(日向義忠君) 

 高木議員。



◆16番(高木和惠君) 

 会計課の場合は、会計から持ち出さないと思うんですよね、納付書と現金を。まさか持ち出すということはないと思う。

 そこの中で紛失したというならですよ。その人以外の人が拾ったという可能性もあるじゃない、納付書とその現金を拾っておけば分かりませんよね。そして、その取り扱いをした人が弁償しなければならないと、私はそういうことには納得できないですね。処理の仕方として。責任の取らせ方に対して。

 それと夜間徴収なんですが、これは平石議員の時に、何か1件みたいな感じの質問と答弁だったんですが、結局は何件分ですか、夜間徴収の分で、払ったとか再度催促を出したとか、また来たとんって言うて、そういう市民とのことのあったこと、何件ですか。



○議長(日向義忠君) 

 市民生活部長。



◎市民生活部長(井口健士君) 

 夜間徴収に係ります部分は、3名分でございます。



○議長(日向義忠君) 

 高木議員。



◆16番(高木和惠君) 

 夜間徴収に行く場合に、私は領収書−−1冊ですね、領収書とそして納付書というか催促書ですか、金額の書いたのを持って回ると思うんですけれども、それを1年間、自分がそのまま持っておって、その3件の分でいろいろあったと思うんですね。催告を出して払うとるじゃなかですかという苦情と、再度徴収に行ったら払ったじゃなかですかと言われると。何で再度来るのかとか、いろいろあったと聞いているんですけれども、そのことに対して、あなたがその時の税務課長と思うんですけれどもね、間違いなければ。間違いがあれば反論してくださいね。

 だから、その時に上司に私はちゃんと報告して持ち出すものと思うんですよ。そしたら明くる日、本人がしなくても、あなたが昨日のはどうなったかと聞くべきであろうと思うんですが、そういうことをしなかったんですか。



○議長(日向義忠君) 

 市民生活部長。



◎市民生活部長(井口健士君) 

 税務課職員につきましては、それぞれ徴税吏員という資格のもとで、日々そういう夜間徴収に当たっております。したがいまして、それぞれの職責によって徴収事務に当たっているということでございます。

 その当時につきましては、私、当時の税務課長でございましたけれども、そこまでのチェックはいたしておりませんでした。以上です。



○議長(日向義忠君) 

 高木議員。



◆16番(高木和惠君) 

 今どうしていますか、そしたら今は。



○議長(日向義忠君) 

 市民生活部長。



◎市民生活部長(井口健士君) 

 今回の事柄につきまして、監査委員さんのほうから随時監査をお受けいたしました。その随時監査の中でご指摘もいただきました。ご指導いただきました。その中で、管理監督体制をしっかりしなさいというようなことも申し出をいただきましたので、早速徴収につきましては、班長、課長の決裁をその都度取るということで、改めたところでございます。以上です。



○議長(日向義忠君) 

 高木議員。



◆16番(高木和惠君) 

 先日、平石議員の答弁に、結局文書で報告するような私は答弁を聞いたんですね、徴収に行った人が文書で報告すると。何でも、自分たちが管理責任者でしょう。文書で報告する、またそれを忘れたらいっしょじゃないんですか。

 あなたたちは監督者だから、報告がなかったら、徴収に行ったなら、そういうことを知っておれば、昨日はどがんしたとね、報告なかとんとか、こちらのほうから問いかけてもいいと思うんですよ。

 そういうことで、これは発覚したのは2年前のことですね。まずこれはばれんだろうというような処置に、私は見受けられるんですが、迷惑行為をされた人、すぐテレビで報道がありました。この人の処分というのは2カ月か3カ月の停職と思ったんですが、どっちですかね、市長。

 停職。迷惑行為。分からん。もう忘れたんですか。

 分かる、分からん。



○議長(日向義忠君) 

 総務部長。



◎総務部長(水島文昌君) 

 3カ月の停職ということであったかということです。(2カ月に訂正発言あり)



○議長(日向義忠君) 

 高木議員。



◆16番(高木和惠君) 

 迷惑行為、このことはなぜなのか。3カ月の停職ですね。

 そして、自分の職務として領収書は1冊持っておってもいいというような今説明でしたけれども、そういう迷惑、今度は市税に対して、公金ですよ、公金の取り扱いで迷惑をかけていると思っていないんですか。迷惑をかけておれば、その人たちだってやはり停職、そのぐらいはしてほしいと私は思うんですけれども。市民生活部長。

 市民生活部長って言うたでしょう。



○議長(日向義忠君) 

 市民生活部長。



◎市民生活部長(井口健士君) 

 先ほどの件で、そういった決裁関係につきましては、様式を作成いたしまして、それに基づいて上司が決裁をいたしておるということでございます。

 責任の取り方等々につきましては、市長のご判断だというふうに考えております。以上です。



○議長(日向義忠君) 

 高木議員。



◆16番(高木和惠君) 

 責任の取り方、私は聞いていないですよ。あなたの責任ならともかく。

 あなたたちが分限・懲戒処分ということで処分されたと思うんですけれども、その迷惑行為の方は、みんなが一斉に知るような事件でしたね。3カ月の停職。

 今、公金に携わる不正行為、不祥事ですね。不祥事なんですね。この方はまじめだったからということで、まじめというのは、勤務態度がまじめということだったんですが、このごろよく耳にするんですが、もしか職員の中に、そういうサラ金に手を出して、そういうサラ金からの催促とかそういう立場の人はまじめじゃないということになるんですか。お尋ねします。どういう人がまじめでどういう人がまじめじゃないって、まじめな人のことは聞いたんですが、まじめでない職員ってどういうことなのか。



○議長(日向義忠君) 

 総務部長。



◎総務部長(水島文昌君) 

 公金の取り扱いに正確を怠ったということで公金を紛失した、これは本当に市民の皆様方に心からおわびすることだという具合に考えております。

 しかし、これは前提として、明らかに故意にその公金を取ったとか、そういうことの次元のお話ではないと。公金の紛失については明らかにおわびを申し上げますけれども、故意的にそういうことをしたということではないという具合に考えております。



○議長(日向義忠君) 

 高木議員。



◆16番(高木和惠君) 

 1年間そのままにして、入れていなかったというのは、それがわざとじゃなかったと。そしたら、どういうふうに私は解釈すればいいんですかね。

 このことばっかりには、かかられませんので、もう一つ。

 水道料金のことなんですけれども、この水道料金、私はメンバーを尋ねたんですが、まあ今の答弁で、一応今回は理解いたしますけれども、この審査会に私は住民と一緒に参加したいと、傍聴にね。どのような形でどのような方法で決まるのか、どのような発言があるのかということで事前に水道部長にお尋ねしておりました、始まったら教えてくださいということで。

 そしたら、この間、私的な所でちょっとお会いしたものですから、まだ始まらないんですかと言うたら、いやもう始まっていますと。なぜ連絡なかったんですかと言ったらば、今回会議で、秘密会でするということに決まりましたと。この秘密会ですると、非公開でするということだそうですが、これは市長の命令ですか、お尋ねします。



○議長(日向義忠君) 

 水道部長。



◎水道部長(神島道守君) 

 まず、審議会の件でございますけれども、これにつきましては公開、非公開につきましては、審議会の中でいろいろ協議をされました結果、非公開ということになっておりますので、それに従うということになると思います。(発言する者あり)

 これにつきましては、審議会の中で協議をされまして、決定をされております。



○議長(日向義忠君) 

 高木議員。



◆16番(高木和惠君) 

 審議会の委員さんたちは6,000円もらえるんですね、日当をね。8回ということで予算が計上されているんですが、住民の代表なんですよね。どういうふうに決めたかというのは、後で責任が問われますよ、そういう非公開ですればですね。

 私は加勢してやろうかと思って、だれが指揮をとられるのかと思って、もしかすれば行政が指揮をとって決めるんじゃなかろうかということで、私は傍聴に行きたい。それに関心がある市民の方も一緒に行こうということでした。

 次、進みます。

 島原鉄道の跡地は、これは冒頭で、市長が皆様のご意見をということだったので、ちょうどよかったなと思っているんですが、買ってもいない、もらってもいない、借りてもいない島鉄の跡地に対して検討委員会を設けられたんですか。お尋ねします。



○議長(日向義忠君) 

 市長。



◎市長(松島世佳君) 

 そのとおりです。



○議長(日向義忠君) 

 高木議員。



◆16番(高木和惠君) 

 島鉄を廃止された時には、3,000万しかないということで、1億の金がないということの流れで廃止に至ったと。

 この跡地に対しては、いろんな市民の方がサイクリングロードとかいろいろ言われておりましたが、私そのたびに言っていました。3,000万しかなかったから、今までの80年間を断念したんですよと。あそこは島鉄はそういう話の時には、売りもせんし、貸しもせんし、くれもせんということの一言でしたと。

 今回、あそこをもらっても、管理費がたくさんかかると思うということだったんですが、今の現状を見てみますと、県がどんどん工事をされております。県が使った残りを、私たちがただで使えるのかどうかですね。

 私はそういうふうに思っていたんですが、まだそういう決着がついていないということですので、あそこをひとつ、これは市民の方から言われたんですけれども、通学路にしていただきたいと、限定されていました。

 あそこの海彦というお店があるんですね、昔の入江石油の所から五反田に下る西有家の土地があるんですが、あそこが狭くて危ないと。車と行き会う時に。だから、とにかく真っ直ぐ、あそこを通学路にしていただきたいと。

 私が、ちょうどよかったねということで、これ市長に市民からのお願いです。検討してください。

 それと西有家地区の埋立地、あそこを買うか買わないかということですが、先ほど買う方向でされておりますということだったか。

 何で私がこれを聞いたかというと、広域圏の議会で、全協の中で、あれは私は必要なければ買いませんと。消防署はあそこに建てるということで必要と認められれば、買いたいというようなあやふやな答弁がありましたので、私ここで確認のために質問いたしました。

 とりあえず、深江漁港の話に入ります。

 これ短時間に答えてください。今度は滝田副市長にお尋ねいたします。

 いつ、工期割れが発生したのか、そこを答えてください。



○議長(日向義忠君) 

 滝田副市長。



◎副市長(滝田泰博君) 

 記録によりますと、3月31日をもって工期が終了するわけですから、その時点では未竣工ということが分かるということになろうかと思います。



○議長(日向義忠君) 

 高木議員。



◆16番(高木和惠君) 

 1回目の変更契約はいつ行なったとか、2回目の変更契約はいつだったのか、お尋ねします。



○議長(日向義忠君) 

 滝田副市長。



◎副市長(滝田泰博君) 

 1回目の変更契約は、3月7日付で行なっております。

 2回目とおっしゃるのは、多分減額に係わる変更だと思いますけれども、4月になりましてから3月にさかのぼって契約変更したということでございます。



○議長(日向義忠君) 

 高木議員。



◆16番(高木和惠君) 

 2回目の変更契約は3月28日と私は聞いておるんですけれども。多分、監査委員からこれは聞いたと思うんですが。

 多分、今、滝田副市長は、そういういろんな話の最後に整理した時の話だと思うんですけれども。

 これ反論があればどうぞ。

 国、県にばれたのか、それとも自ら報告をして協力を願ったのか、どっちですか。



○議長(日向義忠君) 

 滝田副市長。



◎副市長(滝田泰博君) 

 まず、ご質問のどこで分かったのかということでありますけれども、市のほうから県に、まずご相談に伺ったという経過でございます。

 もう1点、3月28日の話でありますけれども、これまで何度も議会でもご答弁申し上げていますように、未竣工ということがいわゆる出来高の段階でありますけれども、4月いっぱいに最終的にすべてのことがありますので、4月になりましてから3月にさかのぼって契約をしたということでございます。



○議長(日向義忠君) 

 高木議員。



◆16番(高木和惠君) 

 出来高払いで、補助金の返還1,917万円が決定したのはいつですか。



○議長(日向義忠君) 

 滝田副市長。



◎副市長(滝田泰博君) 

 決定した日というものを、私は正確にはつかんでおりません。

 ただ、すべてはいわゆる国庫補助に係わる補助金の申請に係りますので、確定申請を、実績報告書を出しますから、その段階で確定したものというふうに推測はします。



○議長(日向義忠君) 

 高木議員。



◆16番(高木和惠君) 

 818万は市の損失額と説明を受けているんですけれども、これはいつ、どこで、だれが決めたんですか。その工事に対する市の損失額。

 さっさと、早う。



○議長(日向義忠君) 

 農林水産部長。



◎農林水産部長(田口敏之君) 

 関係部署と協議をし、7月23日に請求書を送付したと。

 関係部署は農林水産部で水産課でございます。と上司と協議をし、決まったということでございます。



○議長(日向義忠君) 

 高木議員。



◆16番(高木和惠君) 

 そしたら、この問題で1月にしか補助金の申請はできなかったと。3月にできると知らなかったという職員の言葉をはっきり聞いたんですが、私は本当かなと思ったんですけれども、本当に職員は知らなかったのか、部長にお尋ねします。本当に知らなかったのか。



○議長(日向義忠君) 

 農林水産部長。



◎農林水産部長(田口敏之君) 

 職員が知ったか知らないか、それを私が答えろと言うとは無理なことでして、職員から聞いた話では、1月が繰り越しの手続という認識であったということを私は聞いております。



○議長(日向義忠君) 

 高木議員。



◆16番(高木和惠君) 

 私は、こういうことをだれかがたくらんで、そして職員は、私は知っていると思うんですね。今も職員1人は農林水産部におりますけれども、知らなかったというような責任を取らなければならない立場になったんじゃなかろうかということを、最近ふと思うんですね。

 あまりに公務員が、私、知らなかったというのを堂々と言えるのかなと。本当にそうであれば、そういう単純な処罰でいいのかなということですね、これだけ大きな問題に発展しているのですから。そう感じました。

 だから、本当なのかな、職員は何か被害者でなかろうかなという考えが出てきました。

 業者が、すなわちこの818万をスムーズに支払った場合は、どこに戻入をされるおつもりだったのか、滝田副市長にお願いいたします。



○議長(日向義忠君) 

 滝田副市長。



◎副市長(滝田泰博君) 

 818万が入った場合に、どこにというお話、当時の考え方までは私はお答えできませんけれども、私が議会の答弁等々で考えますと、要するに確定をした段階、業者との関係で確定をした段階で調定をして収納をするという形に、20年では議会答弁されていると思います。



○議長(日向義忠君) 

 高木議員。



◆16番(高木和惠君) 

 市長にお尋ねします。

 市長が、これは市長の名前で請求書出されておりますよね。これは市の損失として、工期割れした業者に対して支払いを請求されているんですが、どこに、これは本当に業者が素直にそれ応じた場合は、どこに入れるおつもりだったのか、お答え願います。



○議長(日向義忠君) 

 市長。



◎市長(松島世佳君) 

 その辺のことまでは全く考えておりません。



○議長(日向義忠君) 

 高木議員。



◆16番(高木和惠君) 

 818万が遅延金として請求ができるという権利ということを私聞きましたね、平石さんの……の中で答弁としてですよ。そういう権利があるならば、その権利というのは96条の10項に、勝手に議会の議決なしに放棄することはできないということになっていると思うんですけれども、そのことに答弁を。

 今回、法律に詳しいということが話されておりましたけれども、議会の議決事項を知らなかったというようなことをたびたびおっしゃいました。それに対しても私、あなた監査委員だったんでしょうって。法律に詳しくなくて監査委員は務まらないと。

 今回も権利は主張されますが、その権利を放棄する、8月27日の臨時議会はそういうことじゃなかったと思うんですけれども、そのことについて答弁願います。



○議長(日向義忠君) 

 もう時間です。(発言する者あり)答弁、簡潔にお願いします。

 滝田副市長。



◎副市長(滝田泰博君) 

 何遍も申し上げていますように、いわゆる818万が確定をしたということじゃなくて、実質的な損失額を認定したという趣旨でございます。で、そこを業者との関係で確定をする作業をやっておったということなんですね。(発言する者あり)いや、入れる点については、結局新たな調定行為を起こしまして、818万入るならば、その額を……(発言する者あり)要するに、市の財源の中に入れるということになると思います。(発言する者あり)雑入ということになりますか、その時の……(発言する者あり)



○議長(日向義忠君) 

 時間です。

 訂正があるそうですので、総務部長。



◎総務部長(水島文昌君) 

 先ほどの停職の件で3カ月と申しましたが、2カ月ということで訂正をさせていただきたいと思います。



○議長(日向義忠君) 

 これで、16番、高木和惠議員の質問を終わります。

 本日の日程はすべて終了しました。

 次の本会議は明日15日定刻より開きます。

 本日はこれで散会といたします。

     午後4時43分 散会