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長崎県 南島原市

平成21年  8月 臨時会(第5回) 08月27日−01号




平成21年  8月 臨時会(第5回) − 08月27日−01号







平成21年  8月 臨時会(第5回)



第1日 8月27日(木曜日)

出席議員(26名)

        1番  吉田幸一郎君   17番  松本政博君

        4番  林田久富君    19番  吉岡 巖君

        5番           20番  浦田 正君

        6番  松永忠次君    21番  山本芳文君

        7番  小嶋光明君    22番  草柳寛衛君

        8番  黒岩英雄君    23番  梶原重利君

        9番  井上末喜君    24番  柴田恭成君

        10番  渡邉昇治君    25番  宮崎義彰君

        11番  中村一三君    26番  立石敏彦君

        12番  本田龍一君    27番  桑原幸治君

        13番  中村久幸君    28番  渡部清親君

        14番  平石和則君    29番  川田典秀君

        15番  下田利春君    30番  日向義忠君

        16番  高木和惠君

欠席議員(3名)

        2番  隈部和久君    18番  隈部政博君

        3番  白髭貞俊君

説明のため出席した者の職氏名

 市長         松島世佳君    副市長        松尾義博君

 副市長        滝田泰博君    総務部長       水島文昌君

 農林水産部長     田口敏之君    水産課長       相川壽勝君

議会事務局出席者

 局長         上田雅英君

 書記         宮崎昌明君

 書記         寺山英代君

第5回臨時会議事日程 第1号

 平成21年8月27日(木)午前10時開会

日程第1       会議録署名議員の指名

日程第2       会期の決定

 (提案理由説明、議案質疑、委員会付託省略、討論、採決)

日程第3 議案第69号 南島原市長等の給与の特例に関する条例の一部を改正する条例について

     午前10時00分 開会



○議長(日向義忠君) 

 おはようございます。ただいまの出席議員数は26名であります。隈部和久議員、白髭貞俊議員、隈部政博議員より欠席の届けがあっております。地方自治法第113条の規定による定足数に達しておりますので、ただいまから、平成21年第5回南島原市臨時会を開会いたします。

 直ちに本日の会議を開きます。本日の議事日程は、お手元に配布のとおりであります。

 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。会議録署名議員は会議規則第80条の規定により、15番 下田利春議員、16番 高木和惠議員を指名します。

 日程第2、会期の決定についてを議題といたします。お諮りします。本日の会期は、本日1日間としたいと思いますが、ご異議ございませんか。

   〔「異議なし」という声あり〕



○議長(日向義忠君) 

 異議なしと認めます。よって、本臨時会の会期は本日1日間と決定しました。

 日程第3、議案第69号「南島原市長等の給与の特例に関する条例の一部を改正する条例について」を議題といたします。提案理由の説明を求めます。市長。



◎市長(松島世佳君) (登壇)

 おはようございます。本日ここに、平成21年第5回南島原市議会臨時会を招集しましたところ、議員の皆様にはご出席を賜り、厚く御礼を申し上げます。

 これより本臨時会に提案をいたしました議案第69号「南島原市長等の給与の特例に関する条例の一部を改正する条例について」の概要をご説明申し上げます。

 本案件は、深江漁港海岸保全工事におきまして、工期内に工事を完成できなかったことにより、国及び県の補助金の一部を受け取ることができなくなって、市といたしましては請負業者への未竣工に伴う本市の損失額を請求いたしました。その後、双方の弁護士を通じて協議を行いましたが、交渉が難航したことから、議会の議決をいただき、長崎県建設工事紛争審査会での解決を目指しました。

 しかしながら、本事案は審査会において解決を見出すことが極めて難しく、遅延損害金での解決を目指すとの弁護士の判断から、審査会に変更申請を提出いたしました。変更申請につきましては、議会の同意を得ることなく提出しており、議会におわびの上、変更申請書は取り下げたところでありますが、取り下げ後、7月27日付で審査会から調停をしない旨の通知があったところでございます。

 今回の事案は、請負業者と市との過失が重なって発生したと現在は考えているところであり、このたびの審査会の結果も重く受けとめ、請負業者への請求は取り下げたいと考えております。

 問題発生以来、長期間にわたり市議会はじめ市民の皆様に混乱を与えたことにより、その責任の所在を明確にするため、平成21年9月から11月までの3カ月、私自身の給料を既に減額をしておる10%を含め30%の減額、副市長は既に減額している5%を含め15%の減額、ただし農林水産部を担当する副市長は既に減額している5%を含め20%の減額をいたしたく、上程をさせていただきますので、ご理解を賜りますようよろしくお願いをいたします。

 内容につきましては、この後、総務部長から説明をさせますので、何とぞよろしくご審議を賜りますようお願いを申し上げます。(降壇)



○議長(日向義忠君) 

 続いて、総務部長より説明を求めます。総務部長。



◎総務部長(水島文昌君) 

 おはようございます。議案第69号を説明させていただきます。

 議案第69号「南島原市長等の給与の特例に関する条例の一部を改正する条例について」。

 南島原市長等の給与の特例に関する条例の一部を改正する条例を別紙のとおり定める。平成21年8月27日提出、南島原市長、松島世佳。

 ご説明を申し上げます。

 ただいま市長提案理由説明のとおり、市長及び副市長の給与を平成21年9月から11月までの3カ月間の減額をするものでございます。

 本条例は、厳しい財政状況を背景に策定されました南島原市財政健全化計画を進めるため、市長、副市長等の給与の削減を目的に、平成20年4月1日から平成24年3月31日までの間を特例として制定されたものでございます。今回、3カ月間のさらなる減額を行うため附則の改正をするものでございます。

 新旧対照表によって説明を申したいと思います。新旧対照表のほうをお願いいたしたいと思います。

 現在、附則におきましては施行期日のみが謳われているところでございます。今回の改正により、施行期日は附則の第1項といたします。新の所にございますけれども、附則の第1項として施行期日を謳います。

 さらに、第2項といたしまして、平成21年9月1日から平成21年11月30日までの間、市長においては10%の削減を30%に、副市長にあっては5%削減を15%に、なお農林水産部の担当副市長にあっては5%の削減を20%の削減を行うため、市長及び副市長の給料の額の特例を加えるものでございます。

 以上で議案第69号の説明を終わります。よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。



○議長(日向義忠君) 

 これより質疑を行います。高木議員。



◆16番(高木和惠君) 

 16番、高木です。全協での説明がありましたが、その時聞いていなかったので質問いたしますが、この特別職の懲戒処分に対する審議会、協議会とかあったと思うんですけれども、そういう協議会がいつどのような形で、メンバーも入れて詳しい説明を求めたいと思います。

 それと、先ほどの農林水産部の事務にあたる副市長はどの方なのか、もう少しその辺のところを求めたいと思います。



○議長(日向義忠君) 

 総務部長。



◎総務部長(水島文昌君) 

 この件については、全協の時にもご説明して重なる部分があろうかと思いますが、特別職の報酬審議会に諮っているかということにつきましては、諮っていないということでございます。本来、特別職の報酬審議会に諮る場合につきましては、例えば社会状況、経済状況等の変動によりまして、今の特別職、議員さん方も含めてですけれども、そういう給与等が適正であるかということを判断していただく場合に審議会にお諮りをするというような立場に立っております。

 したがいまして、今回は市長、副市長等が自ら律するという観点に立ちまして給与の削減を自主的に行いたいというものでございます。あくまでも臨時的、暫定的、時限的に実施をするということでございますので、審議会に諮る事項としてはなじまないという具合に考えております。

 第2点の農林水産部担当の副市長はだれかということでございますが、これは農林水産部担当は松尾副市長でございます。以上です。



○議長(日向義忠君) 

 高木議員。



◆16番(高木和惠君) 

 ここでの質疑が3回ということになっておるんですけれども、私はその報酬審議会でなぜ決めたのか、そういう質疑はしていないんです。

 これは旧西有家の時にこういう事件がありまして、町長の減額の部分があったんですね。懲戒処分。その時は、町内会長代表あたりで臨時的にそういうのを設けて事情を聞いて、そこで判断された結果に従われたといういきさつがあるんですね。

 だから、私は報酬審議会というのは昨日、聞いておりました。基本給を決める時に報酬審議会で決めるということは知っているんですが、こういう特別職に減額処分を懲戒の部分で与える時には、そういう委員会が旧町時代にあったと、そういうことがあったものですからここでお尋ねしたんであって、これを2回と数えてもらえば困るんですけれども、まだ質問したいので議長にお願いしておきます。これは……。



○議長(日向義忠君) 

 3回ですので、もう1回できます。



◆16番(高木和惠君) 

 いや、私が1回目に聞いたのに対する関連として認めてほしいということを言っているんですけれども。議長に対して。どっちの味方かよくわかりません、議長は。

 総務部長、私はそういう質問をしたんですよ。報酬審議会でという話は全然していません。

 おととい全協がありましたので、そこで聞いておりました。この処分というのはだれがそうしたら決めたのか、本人たちが決めたのか、そういうことになるんです。

 だから、どういうところでこれを決められたのか、3カ月ということですね。副市長あたりがなぜしなきゃならないのかという質問もありましたように、全協で。だから、今本会議ですから、テレビを見ていらっしゃる市民の方たちにも、そういうことで一番最初に今の発表されましたこの減額の分は、だれがどこでいつ決めたのかということを聞かなければならないということで、私は今第一番に聞いたんですよ。

 それに見合わないような答弁があったので、これは関連質問ということで2回目に数えてもらっては困るということで理解を求めたいと議長に言っているんですけれども、そういう形ですから、議長はやはり分かりやすい、市民の方たちに分かるように、議員はここで代表者として聞くんですから、その数にこだわらず、お願いしたいと思います。

 答弁願います。



○議長(日向義忠君) 

 市長。



◎市長(松島世佳君) 

 私の責任において、全協での皆さん方のご意見も拝聴した上で昨日決定をいたしました。



○議長(日向義忠君) 

 総務部長。



◎総務部長(水島文昌君) 

 これにつきましては、懲戒というような言葉が出ておりますけれども、これは懲戒ではございません。あくまでも市長、副市長が自らを律するということで検討し削減のパーセント、それと削減期間を決めたということでございますので、そのようなことでその審査会に該当するものではないということでございます。



○議長(日向義忠君) 

 高木議員、いいですか。

 24番、柴田議員。



◆24番(柴田恭成君) 

 今の件なんですが、副市長に関しましては、職員の場合はいわゆる地方公務員法で、処分が例えば戒告とかあるいは減給とかされているわけですね。しかしながら、この特別職に関しましては地方公務員法が該当しないので、その特別職に対しては地方自治法のほうで確か過怠金とかそういった三つの方法があると思うんですよ、処分の方法として。そこに減給というのはないんですよ。

 ですから、私はそういう今16番議員のおっしゃったいわゆる懲戒処分ということじゃなくして、自らをいわゆる戒めるという意味で、自らそういうふうにされたというふうに理解しているんですけれども、その点を総務部長、きちっと説明していただきたいと思います。

 これは、職員と違って特別職には地方公務員法が該当しませんから、もしも処分であるならば、懲戒処分であるならば減給はされないわけですね。ですから、特別職には確か過怠金とかそういった三つの方法しかないと思うんですが、その点をきちっとやはり説明されないとなかなか分かりにくいんじゃないかなというふうに感じますので。



○議長(日向義忠君) 

 滝田副市長。



◎副市長(滝田泰博君) 

 柴田議員ご指摘のとおり、特別職の場合のいわゆる懲戒、非行為等があった場合の処分につきましては、今過怠金のお話ございましたけれども、免職、そして譴責、今の過怠金を含めまして三つの形態でございます。

 今回は、先ほど市長あるいは総務部長が答弁いたしましたように、この間の一連の2年間に及ぶ、あるいは特に私ども副市長におきましては、いわゆる建設紛争審査会に係わる変更申請、これは議会の議を経るものではあったんでありますけれども、そういうことも結果的には議会を軽視した形、そういう責任、混乱、そういったものを自ら減給という形で責任を明らかにしたいということで提案をしているものでございます。



○議長(日向義忠君) 

 14番、平石議員。



◆14番(平石和則君) 

 お尋ねいたします。

 今回のこの議案が意味するところは何なのかという基本を示していただきたいと思います。

 一連のこの2年間の中で、こうした紛争審査会の結果を見てこの議案を出されたわけですけれども、この議案にどういうことを意味させようとするのか、今我々が一番このことで大事にしなければ無視できないのは、市民が818万、実質2,000万、1,900万以上の補助金の損失を受けておる。その補填をした残り、自主財源で818万という損失を市が受けたんだ、市民が受けたんだと、こういう認定を市長自身がしているわけですね。

 このことはどうなるのか。市長は、弁護士同士の協議の中で、市民を代表する市長としてこの損失を見逃すことはできないと、このように言われて相手に請求をされております。

 こうした今財政が厳しいという総務部長の話もありましたけれども、その中で818万ということを市民が損失を受けているんだと、そのことを一言も触れずに議案を出されておりますけれども、この問題の処理というのはどういうことなのか、途中経過なのかあるいはこれでもうおさめたいという意味を含んでいるのか、まずお聞きしたいと思います。

 それと、市長が公に言うからあえて私もここで改めて問い直します。

 今も再三再四、工期遅れ、工期遅延と、こういうことを言われましたけれども、本当にこのことをそのように認識するのであれば、しかるべき処置を行政執行者としてすべきであります。

 工期遅れがどこにあるのか、あったとしてないようにしたのはどこに原因があるのか、こういうことをはっきりせずに、当初の時から専決処分ということでこのことを行い、弁護士を雇うのも議会に黙って協議している、そんな隠し隠ししてきた結果がこの議案であるというならば、この問題が今どういう過程にあるのか、この818万という市長が公印まで押して請求したこの金額の意味するところはどうなのか、だれが補填するのか、これをしないで責任が明らかになったと我々は到底思えない。

 2年間も議会が何を議論してきたのか。私たちはこれを質問しながら、市長から、あんたみたいな人がおるからこんなことになったんだと、こうまで言われていますよ。

 質問二つ、一応答えてください。

 この議案は、問題の経過の中でどういう位置づけにあるのか、これで終わろうとするのか、またその補填はきちんと今後する予定にあるのかどうか、あれば明記してほしい。

 そして、私はこの工期遅れ、これは本当にあったのかどうか。市長は、業者との癒着ということを非常に恐れるということを言われましたけれども、工期遅れがあったのを何も許してしまう、これこそ癒着じゃないですか。工期遅れがあったのを契約書を変えて、ないようにしてしまう、これが癒着じゃないですか。

 このことについての返答をお願いします。



○議長(日向義忠君) 

 市長。



◎市長(松島世佳君) 

 誤解のないようにちゃんと、まず基本的には1番の質問、どういうふうに決着をさせたいのかということでございますが、いずれにしましても私どもの認識としましては、今回の問題は現段階では工事遅延を引き起こした業者の債務不履行の責任と、事務管理、特に繰り越し手続を取らなかった市の責任も決してなかったとは言えない。双方に責任があると考えているところでございます。

 よって、おっしゃるように今後どうするのかと。過失相殺等の責任度合いによる整理も検討いたしました。訴訟等を行なっても、これらもう長期間にわたるさらなる混乱が予想されます。改めてこれからの市政のあり方を熟慮した結果、きょうまでの混乱に終止符を打ち市民の皆様におわびをするとともに、管理監督者として私の責任として整理をさせていただいたということでございますので、ご理解をいただきたいと、こう思います。



○議長(日向義忠君) 

 もう1点答弁を。



◎市長(松島世佳君) 

 工事遅延の事実があったかなかったかと、こういうことでございますね。

 先ほど申しましたとおり、一連の事件について終止符を打ちたいと、こういうことでございますので、包含した答弁になると思いますが。



○議長(日向義忠君) 

 14番、平石議員。



◆14番(平石和則君) 

 遠回しでこういう重大なことをうやむやに済まそうと、これは非常にひきょうな態度です。

 818万、今の答弁で、答弁は答弁ですから受けます。改めては次の定例の機会で問い直しますけれども、一応818万というのは市が損失を受けたと。まさかうそを言って請求されたわけじゃないでしょうから、818万は本当は千九百何万なんですよ。それをあたかも温情を出したようにして818万ということをされていますけれども、本当は2,000万に近い金を市は損失を受けているわけですね。

 それは、損失は受けたけれども不問に付すと。これはどちらからも、業者からももらえない、市長自身も最高責任者としてこれを補填する気はないと、これで減給で済ませてくれと、こういう意味だということで、とりあえず市の言い分は理解しておきます。

 それと、工期遅れの件です。それも包含して云々と、そういう簡単なものじゃないんですよ。本当は副市長も一緒になって責任を取るという立場ですので、ひな壇での発言はすべて市長が責任を取らないかんわけですけれども、副市長あたりもできれば助言していただきたいと思います。

 工期遅れということを再三再四言われているけれども、現実に工期遅れはないんですよ。それをどうして市長は、工期遅れ、工期遅れということで根拠に言われるのか。もし本当に工期遅れがあれば書面で事実を明らかにし、そしてそれを改ざんしているのであれば元にもどして、工期遅れの分はきちんと業者に請求をしないと、今後南島原の行政、公共事業はどうなるんですか。そのことを言っているんです。

 市長はなかなか理解しないようですので、副市長でも結構ですよ。本当に工期遅れがあったと、そしてそれが起因でこのように争いがあったんだということを言う根拠はどこにあるのか、どの契約書をもって工期遅れとするのか、私はこのことを示さないと、松島市政というのは全く不透明でいかんですよ。

 工期遅れはいついつどの契約の分が遅れたのか、できればその原因も含めて示さないと、これは本当に癒着です。私はあなたが一番恐れている癒着そのものだと思います。工期遅れをあると言いながらその責任を問わない。そして今後そういうものが出たらどうするのか。工期遅れというのはだれも工期を守る業者がいないですよ。そんな重大なことをあなたずっと言っているんですから、我々議会もあなたのやり方を理解せないかん。

 だから、その工期遅れについて、あったとすればどの契約書の分が遅れたのか、そして遅れたのであればそういう事実を示して、さかのぼってでもこの業者に責めを問わないと、公共事業の行政というのは私は立ち行かないんじゃないかと、そういう非常に平凡な疑問を持ちますけれども、いかがでしょう。



○議長(日向義忠君) 

 市長。



◎市長(松島世佳君) 

 一連の問題というのは、工期遅れがあった、すなわちどこにあったかというと原始契約書において遅れたわけです。最初の契約で。その事実があるわけです。

 よって、その後、あなたがおっしゃるのは、新たに契約を作ったとか何とかそういうことを言いたいんでしょうけれども、そのことは県、国と協議をした上で、補助金を完了分、工期内に完了した分、しかもそこまで言わなきゃ分からないと思いますけれども、いわゆる適正工期を与えた上で契約をしています。原始契約、すなわち最初の契約でね。ところがその工期内に完成をしきらなかった。

 もちろん業者皆さん方のサイドからは繰り越しをしなかった、そういうものも出てくるでしょうが、しかしいずれにしましても原始契約書、最初の契約において工期前に完成をしきれなかったという、その問題についてどう対応して、すなわち深江漁港港湾の工事をどうやってできるだけ費用が少なく完了させるかということで県と国と協議をした結果、工期内に完了した分については52%は補助金、当初の(聞き取れず)金をやろうと。

 ただし、その条件として、4月いっぱい、すなわち本年度会計年度に工事を全体を仕上げるともとの補助金の、完了分については補助金をやろうと、こういうことだったものだから、一連の処理としてこういうふうにしたということですよ。

 だから、原始契約書として工期契約があると、こういうことでございます。



○議長(日向義忠君) 

 14番、平石議員。



◆14番(平石和則君) 

 私は、そうした法律に関係し県議を何期もしながら携わった市長の答弁とはとても思えない。

 原始契約で工期遅れがあったのならば、あなたが癒着ということを身を潔白にしたいならば、その時点でなぜ指摘をしないんですか。工期遅れがあって、補助金、補助金ってちょうど相手のためみたいに言いますけれども、今回はこれは業者側の説明の機会、反論の機会は一回もないですよ、2年間。全くあなた方の言う一辺倒を我々は聞かないかん。

 原始契約で工期遅れがあったならば、その時点できちんとするのが公平中立な執行者の立場じゃないですか。それを国、県に言われたと。私たちは県にも行きました。そしたら、南島原はどうしてその時に繰り越しをしなかったんだろうかと。明許繰り越し、事故繰り越しありますけれども、それをしなかったんだろうかという県の見解。あなたは今、国、県と相談してしたと。国、県がこのようなことをしなさいと指導したと、こういうことで理解していいんですか。私たちは水産庁に行きますよ。そんな契約書という本当に法律行為の大事なものを、本体じゃ遅れとったけれども作り直して遅れないようにした、しかしあったのは事実だから責めたけれども、審査会で却下されたから、これはあったけれども工期遅れももう問わんでいっておこうと、そんなそういうふしだらなことでこれは秩序が保てますか。

 本当に本契約であったといったなら、たとえ親しい業者であっても、あなたの姿勢を主張するならば、遅れた分はちゃんと補填してくれと、これは契約書にきちんと謳ってあるんです。3.7%の遅延金を利息をもってその分を補償させると。場合によっては契約解除もいいと、このように皆さんがあなた方が交わしている契約書にあるんですよ。どうしてそこをしなかったんですか。それが社会正義のためならば、仮に何億、何千万損しても仕方がないですから、その責任があれば業者に請求すればいいじゃないですか。

 自分が自分の都合のいいように解釈して、そして工期遅れ、工期遅れと。我々は工期遅れというのがどこにあるのか分からん。原始契約であったならその時点で議会にも報告すべきでしょう。違うんですか。市長、もう一回考えを教えてください。

 一番当初の契約書に遅れたと、その当初のままじゃないですよ。3月7日に三千数百万の工事で1,600万ですか、700万ですか、そういう工事を3月7日に追加工事させているでしょう。その時点で、市の、市長と言ってもいいですけれども行政は、工事の状況も把握していなかったのかと、こういうことになるんじゃないかと思うんですけれども、私は非常に市長は本当に恐ろしい言葉を言っていると思う。

 今工期遅れということで、これは補助金の、国が、私たちがそう言って契約書を作り替えて補助金を出しましたということを認めてくれたら、その国の職員は多分首になります。一応私たちも調べてみたいと思います。

 本当に市長は、この公の席で大変なことを言っていると、そうはあなたは思いませんか、本当に自分の言っていることが。その本契約のままで突き進んで来れば何もないんですよ。あなたの姿勢が本当に正しいということで言われるけれども、それを業者が契約を作り替えてくれと言う立場にないんですよ。印鑑をきちんと押すのは行政のサイドですから、だから行政がこのようにしてくれと言って契約書を作り替えたんでしょう。

 どうなんですか、全然あなたの発言には問題ありませんか、もう一回確認させてください。



○議長(日向義忠君) 

 市長。



◎市長(松島世佳君) 

 一連の問題の一番原点には、工期遅れ、原始契約にあったと。そのことを解決し工事をできるだけ速やかに完成させるために、いわゆる行政需要である工事を早く完了させるために行なった行為であると、こういうふうに考えております。

 うがった見方、業者サイドから、あるいはあなたサイドから見ればそういうふうに見えるかもしれませんけれども、私は最善を尽くして仕事がしっかりできるように、できるだけ早く完成できるように職員も頑張ったと、こういうふうに認識をいたしております。



○議長(日向義忠君) 

 16番、高木議員。3回目です。



◆16番(高木和惠君) 

 今、工期遅れということについて私もお尋ねしたいんですが、一番最初の工期というのはですよ、工期間、これは12月11日だったですかね、これから3月26日だったと私は記憶しております。

 そして、3月7日にまだその最初の工事を完了していないのに3月7日に追加工事を出したと。その追加工事はその最初の工事に関連した追加工事だったのかと聞いたんですけれども、違うんだ、これは最初の執行残、補助事業ですから補助事業の執行残があったから、その執行残を使って再度追加工事を出した。その時点で、業者の人は、これはもう到底終わることはできないということを伝えたと。これは私がここで聞いた話ですので確信というか、そういうことになっているんですね。そこで断ったと。しきらんということで。

 しかし、その辺のところは一番おかしいことなんですが、工期割れじゃありません、変更をしたと。これは監査委員の説明どおり私は聞いているんですけれども、結局追加工事を出したと。出しても終わりそうにないということなのか、1回目の変更契約、これが30日までに変更契約をされて、26日を30日までに変更されている、これが第1回目の変更契約ですね。

 2回目の変更契約、もう終わりそうにないと。そして工期割れというか工期を完了できないということで、30日までにできた出来高払いということを前提にして、30日で今度は契約の変更がなされていますよね。

 こういう事実がある以上、再三再四市長は、最初の契約に対しては工期割れになるんだとおっしゃっておりますけれども、業者の立場では、最初契約をします、そしてまた追加工事が出たら変更契約で金額の増額とか金額の減額とかいう変更契約を交わします。そういうことになれば、もう最初の契約は私は生きないと思う。変更契約が生きるんです。

 これは何でもいいんです。変更しましたということですから、もう前のは私は生きらんと思うんですよ。市長はどのように考えられるかわかりませんけれども、この最初の契約、その最初の契約がそういう変更契約に代わるいきさつ、これは繰り越しを見逃した職員の一番の責任と思います。

 この職員に聞きました。あなたたちは繰り越しの手続をなぜしなかったんですかと言ったら、知らなかったんですと。1月までしかだめだと思っていましたと。3月の時点で繰り越しをできると知らなかったと。私はこの時点でこの職員が、業者とのそういう話し合い以前に職員自体が知らなかったと、繰り越すことをね。繰り越しができることを。それを知っていれば、その業者とかいろんなことで繰り越しができたんですが、できることを知らなかったと。

 私は、そのことについてその当時の職員を何か懲戒処分をされているということは、こういう問題が発展してから聞いたんですが、ここでこのぐらいのところで市長が今のように3カ月分ということを自分で責任を取って自ら減額したいと言うんであれば、私も分かるんですけれども、そうじゃなくて、その後、あくまでも業者に対しては追加工事に対して減額で契約を結んで、その分補助金をもらえるように国に働きかけてそういうことになったと。その後は別の業者ではなく同じその業者に対して、最初の落札率で工事をさせるということをされているということを聞きました。

 ということは、業者はもうそこだけで痛みなんですね。新たな工事であって新たな落札率じゃなくて、前の落札率でその工事をしなけりゃならないと。これは私は不利だと思いますね。

 こういうのがすべて工事が完了して、何の問題もなく完成払いが100%行われていますね。これも監査委員の説明で私そのように認識しております。

 先ほど平石議員の質問の言い分の中にありましたが、本当に工期割れだったらそういう変更契約とか何とかなくて、最初の契約が1枚残っておれば工期割れという認識にもなると私は思います。

 しかし、今、国とか県とかという話がありました。まさしくこれが癒着と私も思いますし、そういうことになれば、今後工期割れの時はすべてそういうことで変更契約を行なって、工期割れがないような形にしなければならないということになると思うんですね。

 今までそういうことを県議会で、市長は県議会の県議だったんですけれども、そういうことが頻繁に県の工事ではなされておったのかと私は疑いたくなります。

 今公共事業が少ない中で、指名にも入れてもらえないという、それにも言い分はあると言いながらでも仕方がないというような業者の声も聞きます。指名にも入りたくても入れないとか。だから、今、私はその辺のところを話したんですが、これに言い分があれば市長に反論をしていただきたい。

 それと、この減額にあたっては、818万には到底届かないんですけれども、この818万、それ以上にあるとおっしゃっていますけれども、818万とか弁護士費用とか、そういう金額に対しては今後どうされるのか、市民に負担をかけたままなのか。全くこの問題に市長が関与していなければ、本当に監督責任というだけで市長、副市長、職員の不祥事に対してその関連でそういうことをしなければならなかったという立場であれば、私も納得がいくんですけれども、818万というのは市長が相手の業者に請求書を出した、それからいろいろなって、そして弁護士費用とか紛争審査会とか、それは職員も副市長も大変であり、目に見えない金も私は要っていると思います。油代も要るだろうし、それにかかる時間もあったと思う。

 私たちだってこの問題には一般質問でもやっぱり触れなければならなくなる。このことは市長が起こしたことだと思うんですね。こういうことになったのは。それで、こういう形でしたければ、もう少し工期割れして次の工事をして完了してしまった時点で、職員がそういう繰り越しをできなかったその部分に対して自分たちもおわびをしますということであれば、どうなったか分かりませんけれども、この818万、業者に請求したこの金額は、どのようにしてお返しされるのか、どのような形で市のほうに戻されるのか、私はそこを真っ先に聞きたい。

 それも入れて私は、本来ならば免責というのがあるとおっしゃっていましたけれども、私は免責にもあたるような大変な問題を市長は自分自ら行われたということで、私が責任を取りますということからの紛争審査会であったと思います。

 私は、紛争審査会にかける議案に対しては、絶対門前払いになるんだという確信で反対討論をしておりました。しかし、議会がこれに同意を得て紛争審査会に入りましたが、取り下げたという説明でしたが、私は、取り下げたじゃなくてこれは門前払いであって審査の対象にならないということでやむを得ない、だから次の裁判にも行けない。これ裁判と同格のものと思います、紛争審査会は。

 早く言えば、もう100%、市の市長の落ち度、行政担当の落ち度、これは100%と思います。

 したがって、私がここで一番求めたいのは、減額でなくて損失の部分をどうされるのか、それも重ねてここでお考えをお聞きしたいと思います。以上です。



○議長(日向義忠君) 

 滝田副市長。



◎副市長(滝田泰博君) 

 まず、工事遅延をどうして主張できるのかというまず基本的なご質問であると思います。途中で3月になって変更契約する際には、業者のほうからもちょっと厳しいよと、工期間が厳しいというような話もあったというようなお話でございます。

 基本的には、議員ご指摘のように原契約入れますと3回の契約、2回の契約変更と市単独工事が重なって全体の工事が完了したようにしているんですけれども、ちょっと話が前後しますが、まず3月7日に契約変更をやっております。確かにその契約の以前に、変更契約の工期についてはお話があったというふうに私も事務のほうから聞いておりますけれども、その後3月7日に至って契約変更をしたということで、その契約を3月30日が工期となっておりますけれども、そういう中でお互いに双方契約でありますので、工期を設定した上で工事が始まった、変更契約の工事が始まっておるわけでございます。

 実質的にそれが50%を若干超える程度の出来高の状況になりまして、まさに未竣工という状況でありますけれども、その事実を捉えて工期の遅延があったということです。

 何度も市長も答弁していますように、じゃその契約上は全部もどっているじゃないかということでございますけれども、そこはその未竣工状態を県にいわゆる結果が出た4月の当初にご報告をしまして、水産庁との協議等々を行う中で、完成しなければ一部であっても補助金は出さないというご指摘の中で、協議をしながら、4月中に市単独で完成をするという約束をしながら、この一部の補助金であれやはり損失を抑えたいということで、やむを得ずやったことでございます。そこはどうぞご理解をいただきたいと思っておるところでございます。

 それから、紛争審査会のご質問もございました。

 紛争審査会につきましては、皆様もご存じのように、いわゆる紛争すべてを調停、あっせん、仲介する機関ではございません。あくまでも契約上の中で起こったいわゆる契約条項に沿いながら紛争があっているかどうかというのを審査する機関でございます。

 今回、実質的にどこに責務があったのかというような内容に係わる内容については、例えば事実認定をやるとか過失の認定をやるとかそういう機関ではない。そういう意味で、調停をしないという形でいわゆる審査会としては対象にならないという趣旨で返ってきているわけですね。

 ですから、そういう意味では、るるご指摘もございましたように、契約書上は出来高分を完成払いという形で整理をしているのは事実でございますので、契約上はいわゆる工期内におさまっているような形を最終的に取っておりますので、そういう意味では紛争審査会としては審査の対象にならないと、こういう趣旨で調停しないというふうに返ってきたというふうに認識をいたしているところでございます。



○議長(日向義忠君) 

 もう一つ、損失の金額について。滝田副市長。



◎副市長(滝田泰博君) 

 最終的には818万のお話をどういうふうにするのかということであろうかと思います。

 これは、いわゆる補助金額としましては1,917万円ございました。ただ、既にもうお話は何度もしておろうかと思うんですけれども、これにはあくまでも合併特例債を使って、後年度に市へ交付税として入ってくる、そういう実質的な損失を整理をしたものが818万ということでございます。

 これにつきましては、冒頭市長も申し上げましたように、今回のこの818万をいわゆる損失額としました時に、業者の過失、それから繰り越し手続を含めた事務管理という職員の市側の過失、そういう双方の過失が重なって今回発生したという認識を持っておりまして、これを認定することということになりますと、やはり訴訟等を含めて一定の期間、解決には相当時間がかかるであろう。

 そうしますと、非常に今後も紛争の状態というものを醸し出す、そういうことで市長としましては、私どもも含めまして、この混乱というものをなるべく早く整理をしたいということで、そして何といいましても市民の皆様への、補助金が結局損失が出たということでございます。そのおわびも含めて、私どもが自ら処分を受けるという形で提示をさせていただいたところでございます。



○議長(日向義忠君) 

 19番、吉岡議員。



◆19番(吉岡巖君) 

 滝田副市長から、工期遅れについては問題ないように、自分たちが繰り越しをしなかったからという、それで自分たちが自ら処分をしたという答弁でございますけれども、先般の議会でも市長自体が、業者にこの紛争を負けた場合、責任は自分にあるというふうに公の場で公言をしているわけですし、それに沿って処分をされたと思いますけれども。

 しかし、紛争審査会の結果を市長に松尾副市長が報告せず、市長の答弁が私に対して間違った答弁をされて、それをさせたのは松尾副市長であって、松尾副市長自体がまだ自分がかばってそういう発言をされたと私は認識しておるし、また平石議員に対しても、明くる日の質問に対しても正確な答弁をせず、追及された結果、実はこういうことがあって市長には報告をしておりませんでしたという答弁じゃなかったかと私は記憶しております。

 処分の問題についても、雲仙市、島原市の例をとって私が説明をしていたところ、議長の判断ミスで私は退席処分という不名誉な処分を議長から受けたわけでございますけれども、あなたたちはこの紛争自体を双方に非があるからもうこれでやめたと、請求はしないと、自分から仕掛けてそれでもう勝ち目がないからやめたと、そういうふうな受け取り方の今説明でございますけれども、それだけじゃ、あなたたちは議会を軽視して処分を受けたと、滝田副市長は今先ほど答弁の中でもそうおっしゃっておりましたね。

 ナンバーツーが市長をかばって議会を軽視して、それで15%の、前に5%したから10%の減給をしますと、それはおかしいんじゃないかと私から全協の中で言われて、また5%増やして、それぐらいの議会は軽いものですかね。だました後ちょっと給料を減らせばそれで済むと。

 松尾副市長、あなたも首長、町長までされた人間ですから、議会を軽視したならどういうやはり身をもって対応しなければいかんということは十分承知のはずだと私は思っておりますけれども、あまりにも金、金と、少し給料減らせばそれでいいと済ませる問題じゃない。私は、再三こういう業者いじめのようなことはやめなさい、しないほうがいいんじゃないかと。

 しかし、市長自体もこっちの具申は耳に入れずここまで騒ぎを大きくしてしまって、最後には金銭で20%の減俸でと。市民の税金を818万もむだ遣いしたあげく、また裁判、弁護士費用。あまりに市民をばかにしておられるんじゃないか。その市民の代表の議会をまだ軽視して20%、10%の減俸、それでおさめようとする、そういう考えでおるからこういう紛争が起きてくるわけです。

 やはりナンバーツーはナンバーツーらしく、はっきりと自分のけじめというものを私は前回も言ったとおり示すとか、それが政治道の道筋じゃないかと思っておりますけれども。

 それと、2年間以上もこういう問題で指名も入れずにされた業者の被害というものも相当な額です。

 先ほども佐々町でも選挙で加担して負けたほうについたから指名を入れられなかった、その損害を裁判で請求して判決で認められている例等もあるわけですよ、市長。

 今度これをまた業者が請求してされた場合にはどういう対応をされるのか。

 それと、一応あなたたち三役は、自らの処分というものを決められたわけですけれども、相手業者に対しての対応はこのままで終われるのか、何らかの対応を謝礼を含めて市長されるのか、その辺についても詳しく教えていただきたいと思います。

 私が一番言わんとすることは、紛争審査会の結果報告をと言っても、市長は私は報告を受けていないと。松尾副市長は自分で止めておりましたと。これは市民の代表である議会を軽視して南島原市民全体を愚弄した答弁のやり方じゃないか。絶対にこれは許されるものじゃない。

 私があまりこういうことを言うから、松尾副市長、実はあなたも身に覚えがあるでしょう、布津漁協総会にした時も、どうもご苦労さまですというあの態度は、だれが見てもただの市長の代理の対応の仕方には思えんと人が見て言っていたようです。あなたもそれだけ、あなたは今、副市長で町長の考えを捨ててからちゃんと副市長は副市長の役割を果たさにゃ。私からこれだけ言われる以上、あなたも男なら男らしくきちっとけじめをつけて、何か金銭で処分がつく品物かどうか判断はつくはずでしょう。

 私も議会から議長判断ミスで退場処分を受けたとですよ。あれだけ首長まで何十年もされた方が、金銭で片がつくというのはちょっと議会を軽視しとりゃせんですか。

 市長、あなたも今後業者に対してもどのような対応をされるのか、松尾副市長、あなたも金銭で済ませるのかどうか、その点について詳しい説明をお願いいたします。



○議長(日向義忠君) 

 松尾副市長。



◎副市長(松尾義博君) 

 吉岡議員のご質問でございますが、これは市長に報告をしていなかったということにつきましては、市民の皆様方に誤解を与えたことにつきましては、重々この場を借りましておわびを申し上げたいと思います。この審査会が非公開というふうなことがございまして、そういうことでさせていただいたわけでございますけれども、この件につきましては深くおわびを申し上げたいと思う次第でございます。

 また、私の処分につきましては、この軽重につきましては市長に私の処分につきましてはお願いをしたところでございますが、この軽重に係わらず私はこのことにつきましては重く受け止めておるところでございます。以上でございます。



○議長(日向義忠君) 

 業者に対しての……。市長。



◎市長(松島世佳君) 

 先ほどからお話をしていますとおり、一定の終止符を打ちたいと、こういうような気持ちでおります。よろしくお願いします。



○議長(日向義忠君) 

 19番、吉岡議員。



◆19番(吉岡巖君) 

 もう市長は終止符をされるということでございますので、もうその点についてはもう何も申し上げるところはございませんけれども、もうこれで取り下げたと、一方的に取り下げて、相手業者に対しても何らかの謝罪をされるのか、それともこのまま放置しておかれるのか。

 それと松尾副市長、あなたは市長に一任して処分は受けたということでございますけれども、自分としては重く受け止めたと言われておりますけれども、どのように重く受け止めておるのか、両者に対して答弁を、しっかりとした返答をお願いいたします。



○議長(日向義忠君) 

 松尾副市長。



◎副市長(松尾義博君) 

 先ほど申し上げましたように、私はこれは市民の皆様方、議会の皆様方に対して、私はそういうことに反省の意味も込めまして、この処分につきましては存分にやられて結構でございますというふうなことを申し上げたわけでございます。

 しかしながら、市長のご判断でこのようになったわけでございますけれども、私はこの処分につきましての軽重につきましては、これを重く受け止め、自分自体も反省をしておるところでございます。(吉岡議員の発言あり)



○議長(日向義忠君) 

 はい。



◎市長(松島世佳君) 

 先ほど答弁をしましたとおり、一定の終止符を打ちたいと、こういうふうに考えております。以上です。



○議長(日向義忠君) 

 19番、吉岡議員。



◆19番(吉岡巖君) 

 もうこれで最後でございますけれども、市長、それじゃもう私が聞いているのは、謝罪をするのか、それとも和解をするのか、それとも放置していっておくのか、その点について聞いておるわけで。

 松尾副市長、あなたのは答弁になっとらん。重く受け止めて反省をしておりますと。首長の経験者なら首長経験らしくいさぎよくここではっきりとした答弁を、返事をさっさんですか。何が金銭的で、議会、5万4,000の住民を軽視したやり方をしておって、これでもまだ市民を軽視した答弁の仕方ですが、あなたそれでも首長経験者ですか。男ですか。

 5万4,000のそのナンバーツーならナンバーツーらしく、その代表を軽視した責任というのは口先だけで重たい重たいと、重く重くと何も思うとらん、あなたは。思うとるなら思うとるらしく、ここではっきりと進退をきちっとした答弁をされないですか。それができないんですか、あなたは。

 何が重く反省ですか。金銭で10%、20%、それで市民の税金をむだ遣いしたあげくの果ての答弁ですか。

 何のためにあなたもこれだけ南有馬町長として今まで立派にやってこられた人間が、こういうところでトップをかばってこういう失政をしなけりゃいけないんですか。自分の失敗は失敗として、重くとか反省とかそういうへ理屈は私は聞いとらん。金銭的で話はつかんと私は言うとるわけ。

 きちっとした身の振り方、進退をかけて重く思うとるなら、5万4,000の住民が立派な最期を飾られたというような答弁をせんですか。以上です。

 どうですか、松尾副市長。



○議長(日向義忠君) 

 松尾副市長。



◎副市長(松尾義博君) 

 もとより私は、この自分の身は別にどうこうというふうなことは考えておりませんが、市民の皆さん方の幸せのために自分の身はささげようというふうに考えております。

 しかしながら、これは私が自分を自分で律するということを申し上げた、自分を自分でということよりも、かえって市長のほうにお願いをし、こういう処分になったわけでございますが、先ほど申し上げましたように、この処分の内容が軽重に係わらずこれは重く受け止め、そして自分自体、市民の皆様方に混乱を招かせたということに対しまして、深く反省をしておる次第でございます。



○議長(日向義忠君) 

 26番、立石議員。



◆26番(立石敏彦君) 

 この議案の69号について、どう判断していいか非常に私は苦慮しているんですけれども、先ほどからご説明があったように、市長が現行と減額プラス20%を3カ月、副市長が15%を3カ月ということで、この責任というのはその取り方というのは、先ほどからの説明によりますと、結局自己を律するためとその混乱を来したことによってこれだけのことをやるんだというようなご説明だったと思います。

 そうしますと、先ほどから出ております818万プラスその他いろいろな経費、費やした経費については、市長の答弁で不問に付するということであって、やっぱり市民の皆さんはそこらあたり一番分からないと思うんですよ。議案69号を要するに賛成した場合には、もう818万も包含するわけですから、それを不問に付するということで認めたことになると思うんです。

 それは私もなかなか納得できないし、それで双方に非常に過失があったということで、先ほどからの16番とか14番議員がずっと工期の遅れ云々のことをやっております。双方に合致する点は見当たりません。我々はどう判断したらいいか、そこらあたりが一番肝要なところだと思いますけれども。

 行政側にも非があったのは事務的な手続上の非があったということではよく分かりません、はっきり言って。だから、そこをもう少し詳しく説明していただきたいと思います。

 そして、この69号に関しては、市長の答弁で不問に付するということだから、もう一切今までの請求、要するにこぶしを上げたのを引っ込めてしまって、もう一切、俗っぽい言い方ですがチャラにしてしまうということの理解でいいんですか。その2点をちょっとお尋ねします。



○議長(日向義忠君) 

 滝田副市長。



◎副市長(滝田泰博君) 

 市のほうの過失責任というのは何かというまず1点目でありますけれども、これは総括すると事務管理、業務管理の適切さを欠いたということなんですけれども、具体的には、何度も申し上げておりますが、いわゆる3月の末の繰り越し手続、これを怠っていたというものが一番大きな内容であろうというふうに考えています。

 同時に、工期、3月7日から変更契約をして3月31日までの間、職員としてはそういう未竣工、工期内に何とか完成するための業者とのいろんな取り組みをやっております。そういう中で、繰り越し手続をやっておればという今事実上の反省をしているということでございます。

 それから、請求書の取り扱いでございます。

 請求書につきましては、前の20年の議会でもご説明を、ご答弁をしておるようでございますが、基本的に818万という請求書ではございますけれども、当時は弁護士さんを交えて協議をするというような形で、まずは全体の総額を出して協議をし確定をさせるという趣旨であるというご答弁もしておるように、そういう趣旨で請求書という形で出させていただいております。

 ただ、これは逆に言いますと、受けた側というのは当然、その818万を請求されたというふうにしか取りませんので、そういう意味でも混乱のスタートであったというふうに思っております。そういう意味では、この818万の請求書というのは、まずは取り下げなければならないものだというふうに認識をいたしております。



○議長(日向義忠君) 

 立石議員いいですか。

 ここでしばらく休憩をしたいと思います。11時25分まで休憩いたします。

     午前11時14分 休憩

     午前11時25分 再開



○議長(日向義忠君) 

 休憩前に引き続き会議を開きます。

 6番、松永議員。



◆6番(松永忠次君) 

 6番、松永です。今回この南島原臨時議会の提案が、南島原市長さんの給料のカットということで招集されたんですが、これ一応総務部長にお聞きしたいんですが、この申し出はいつ執行部のほうからあったのか、それを1点。

 この平成21年9月1日から行うというお話ですが、来月9月8日から定例会があるんです。そういう緊急を要するような臨時議会の提案だったのか、まずそこを第1点お聞きしたいと思います。



○議長(日向義忠君) 

 滝田副市長。



◎副市長(滝田泰博君) 

 申し出というのは文書でやっているわけではございませんで、内部の中で市長、副市長、7月27日だったと思いますけれども、建設紛争審査会のほうから最終的な決定が出ました。それ以降、協議をしながら進めてまいりました。

 ですから、臨時議会を招集いたすという前の段階に、既に執行部のほうには私どもの緊急処分に関する話は伝えております。

 それから、なぜ9月定例議会まで待てなかったのかというお話でございます。

 これは、今申し上げたように、紛争審査会の結果が出ましたら、やはり一日も早くその結果を議会にご報告しなければならないということ、そういう認識でやってまいりました。実は8月に入りましてから、赤潮問題も出てまいりましてそこの対策とか等々、時間を要することもございまして、結果的にこの8月の本日ということに相なったわけでございます。

 私どもとしましては、9月を待ってご報告をするというよりも、もっと早く逆にしたかった、すべきであったというふうに思っております。本日に逆になってしまったということをご理解いただきたいというふうに思います。



○議長(日向義忠君) 

 6番、松永議員。



◆6番(松永忠次君) 

 今、だから副市長のほうから、赤潮対策、そういう諸々でこの産業の振興のための補助金等に対して、私たちは臨時招集があると私は当初思っていたんです。

 今回の7月27日のこの紛争審査会の結果をするのに、赤潮対策ってそういう大きな問題があるのに減給だけを今回の提案理由となっています。これは、9月1日からということになれば、これは総務部長お聞きしたいんですよ。9、10、11、3カ月を減給するんですね。そうなった場合、ボーナス等の賞与、これは何日を頭として、基準としてなされるのか。

 私の資料では、12月1日をボーナス基準、特別職給与の賞与基準と思いますが、答弁をお願いしたいと思います。



○議長(日向義忠君) 

 総務部長。



◎総務部長(水島文昌君) 

 松永議員さんがおっしゃったとおり、期末手当の基準日は12月1日ということでございます。



○議長(日向義忠君) 

 6番、松永議員、最後です。



◆6番(松永忠次君) 

 ということは、元にもどった賞与額ですね、そう理解していいんですね。特別手当、基準は12月1日の基準だから、この3カ月間の減給は該当しないと。

 口で言ってください。ちょっとお願いします。



○議長(日向義忠君) 

 総務部長。



◎総務部長(水島文昌君) 

 9、10、11ということに減額をいたします。ということは、12月1日が基準日ということでございますので、今回の削減分は影響しないということでございます。



○議長(日向義忠君) 

 すみません、もう3回ですので。



◆6番(松永忠次君) 

 今度3回目ですから長く言います。

 ということは、今回は財政難の中で副市長さんたちも交えて30%する、20%いろいろあると思いますが、そういう今答弁があったように、12月1日というのは市の財政は切迫している。9月7日の定例会、私は皆さん許すと思いますよ。10、11、12とすればボーナスまで影響する。そうじゃないですか。

 ということは、緊迫した財政難じゃないです、それは。自ら本当に反省をされるならば、私は今回の定例会は附則をつけていただいて、10月1日から執行する、そういう処理をしていただきたいと思います。

 あと一つ、赤潮対策の補助金等は、これに次の臨時会で補正予算を組まれるのか、その辺だけ聞いて終わりたいと思います。



○議長(日向義忠君) 

 総務部長。



◎総務部長(水島文昌君) 

 答えられますのは赤潮対策の部分かと思いますけれども、赤潮対策の部分については、次回の9月定例会のほうで計上をするということで予定をしているところでございます。以上です。



○議長(日向義忠君) 

 滝田副市長。



◎副市長(滝田泰博君) 

 そのいわゆる12月の期末手当の算定に入らないじゃないかというご指摘でございます。

 ご指摘を受けてなるほどと思ったんですけれども、本当に正直なところ、この私どもの処分に関して含めて紛争審査会の結果を踏まえた考え方をお披瀝をするということをまず念頭に置いて、この臨時議会のお願いを申し上げた次第でございます。

 私どもの意図するこの日にお願いをしたという趣旨だけはご理解をいただきたいと思っております。



○議長(日向義忠君) 

 27番、桑原議員。



◆27番(桑原幸治君) 

 27番、桑原ですが、質疑につきましては副市長のほうにちょっとメモを渡しておきましたが、その中から幾つか質疑をしたいと思います。

 昨日ちょっと説明がありましたが、確認をしておきたいと思うんですが、この条例改正による市長及び副市長の減給分の内訳及び合計、これは市長が20%、この事件に関して20%、副市長の一人が10%、担当副市長が15%、この事件に関しては減俸する、その合計が3カ月分で92万8,000円、こういうふうに説明があったと思うんですが、それでいいのかどうか。

 それから、補助金返還によって市が被った実質的損失は818万円だと。これは計算の根拠は我々は知らされぬままに818万というのがひとり歩きしておりますが、それを信じたとして818万円、それから業者との交渉その他を担当した弁護士費用、これが着手金として31万5,000円、それから審査会の費用として7万3,950円、報酬については協議中だというようなことだと聞いておりますが、それに間違いはないかどうか。

 それから、責任の取り方について、他の自治体の例等を参考にされたのかどうか。

 例えば江迎町では、同じような事件がその1年ぐらい前に確か起こったと思うんですが、町長が減給20%で6カ月、副町長が15%の6カ月、担当の建設課職員らが6人を最大7%減給、こういった処分にしたということが新聞に報道されております。

 ここでは3カ月ということですが、その辺はどういうふうに考えられるのか。また、担当職員のこの減給というものはどうなっておるのか、お尋ねをしたいと思います。

 それから、市財政に多額の損失を与えた今回の事件でありますが、この責任の取り方というのは、ただ特別職の給与の減額だけでいいのかどうか。残った金額について責任を取らないということになるようですが、その辺は他の自治体の例とか法的な考え方とか、そういう点がよく分からないんですが、説明を願いたいと思います。

 それから、長崎県建設工事紛争審査会から却下をされた、調停しないという連絡があったということですが、その理由は何なのか。分からなければ推察していただいてもいいです。

 それから、工期内の工事完成が不可能だと判断した場合は、繰り越し手続をすれば、翌年度に繰り越して工事を完成させても工期遅れにはならず補助金の返還はしなくてもいいわけですが、この手続をしなかった市側に私はこの問題の全面的な責任があると考えます。

 しかも重大なことは、業者は2月の末ごろということですが、3月の初めだと市は言っておりますが、もう工期内、3月31日までにできないという申し入れをしたんだが、さらにその時に追加工事を、3月7日に大きな追加工事をまた押しつけているんですね。

 こういった点を考えると、もう双方に責任とかいうようなことじゃないんじゃないかというふうに私は考えておりますが、その辺をどういうふうに、あくまでもやっぱり双方に責任ということを言われるのかどうか。もし相手側に責任があるとすればどこに相手側の責任があるのかということをお尋ねしたいと思います。

 裁判にかけて損害を取りもどす考えはもうないということですのでお聞きはしませんが、私は、これはもう裁判にかけても長期になるとか何とか言っておりますが、もう負けるということがはっきりしているんじゃないかと思うんですが、それでもやはり双方に責任があるということですので、もし双方に責任があれば、その責任の度合いに応じて裁判をやったらどうでしょうかね。そういうふうに私は考えております。

 大体そういうことでお尋ねをしたいと思うんですが、先ほどからいろいろ議論があっております。私も質問しておりますが、これは繰り返し繰り返し3月議会の紛争審査会にかける際にも、きちんとしたその説明をやりなさいと。市長は今弁護士で交渉してもらっているけれども、落ちついたら議会に報告もし相談もすると言いながら、突然紛争審査会に持ち出すとか、あるいはこうして急にもうこれで幕引きをするというようなことになってきておりますが、説明の責任を果たしたと考えているのかどうか、その辺もお聞きをしたいと思います。以上です。



○議長(日向義忠君) 

 総務部長。



◎総務部長(水島文昌君) 

 副市長、市長の処分の減給に係る内訳はどうかということでございますので、その分についてお答えをさせていただきたいと思います。

 説明がありましたように、今回の改正につきましては、3カ月間については市長が30%、副市長が20%と15%ということになってまいりますが、今回のこの条例に関する部分で見ますと、市長が20%、それと副市長が15%と10%の副市長が出てまいります。

 市長については、20%で計算いたしますと52万2,000円ということになってまいります。農林水産部担当の副市長にあっては、15%分が今回ということで30万5,100円ということでございます。もう一方の副市長につきましては10%ということで、20万3,400円ということになってまいりまして、この金額を合計しますと103万500円という金額が今回の分ということになってまいります。以上です。



○議長(日向義忠君) 

 農林水産部長。



◎農林水産部長(田口敏之君) 

 弁護士費用等につきまして説明をさせていただきます。

 一昨日の報告では、弁護士示談着手金が31万5,000円、それと紛争審査会の申請料等につきまして7万3,950円ということをお答えいたしたところでございますが、この紛争審査会の費用につきましては、申請料と郵便料がございます。この郵便料につきましては予納制度でございまして、最終的に精算が発生いたします。紛争審査会での費用につきましては、6万2,090円になるところでございます。訂正をお願いしたいと思います。

 それと、紛争審査会から却下された理由はというお尋ねでございます。

 このお聞きしているところによりますと、紛争審査会では契約書に基づくことで審査をするということでございまして、今回18年度工事と19年度の工事の契約書に基づくものについては審査の対象外ということで、この紛争審査会ではそういう取り扱いは協議をしないということでお伺いをいたしております。

 それと、工期遅れの件で市側にも落ち度があったのかということでございます。

 当時の担当の認識といたしましては、1月が繰り越し手続の締め切りという認識でございまして、後から認識を新たにしたところでございますけれども、3月に入りましてでもそういう手続ができるということを現在のところ承知をしているところでございまして、事務処理上のミスがあったということは担当としておわびを申し上げたいと存じます。以上でございます。



○議長(日向義忠君) 

 滝田副市長。



◎副市長(滝田泰博君) 

 この今回の責任の取り方に関しまして、基本を含んだ他の自治体等との比較をしたのかというご質問がございました。

 この全く同種の事例というものを見つけることはできませんでしたけれども、いわゆる補助金の返還に係わるものとしましては、議員もご指摘になりました江迎町、ここが一番近い話でございまして、そういった所、あるいは全国の例も調べてはみました。

 基本的には大きな違いがございまして、不正に補助金を受け取ったとして会計検査員から指摘がございまして返還をした、そういう事例がほとんどでございます。

 同種の事例がないということで、そういうものとの比較をしながら、今回の私どもの責任というものを市長にご報告し、市長にご判断をしていただいたという経過でございます。

 それから、ちょっと補足をさせていただきます。

 先ほど建設工事紛争審査会のいわゆる調停をしないという趣旨の件でありますけれども、建設業法では、性質上、調停をするのに適当でないと認めた時に調停をしないという判断をされます。中身に入って、市長が例えば認容できないとか等々でありましたら、別の条項の却下という手続になります。

 今回は、今部長が答弁しましたように、契約上から判断をしますので、そういう意味でもう調停をするものには当たらないという判断で、まさに門前払いといいますか、そういう結果になっておりまして、中身の審査まで全く入っていないという結果でございます。

 とりあえず以上でございます。(発言する者あり)



○議長(日向義忠君) 

 市長。



◎市長(松島世佳君) 

 先ほども答弁を繰り返していますとおり、さまざまな問題についての検討を行なった結果、改めてこれから市政のあり方を検討し、混乱に終止符を打ち、市民の皆様方におわびを申し上げ終止符を打ちたい、すなわち管理監督者としての私の責任として整理をさせていただきたいと、かように考えているところでございます。



○議長(日向義忠君) 

 27番、桑原議員。



◆27番(桑原幸治君) 

 市長は、業者と市のほうの双方にこの責任があるというふうに全員協議会の中でも言われましたが、相手側の責任というのはどこにあるのか。私は、相手側の責任はほとんどないような気がするんですが、その辺はどういうふうに考えておられますか。相手側の責任。



○議長(日向義忠君) 

 市長。



◎市長(松島世佳君) 

 先ほど来申し上げていますとおり、最初の契約において工期内に工事を完了できなかったと、こういうふうなことでございます。



○議長(日向義忠君) 

 27番、桑原議員。3回目です。



◆27番(桑原幸治君) 

 2〜3お尋ねしますが、この江迎町の例では6カ月、うちは3カ月ということでありますが、江迎町は6カ月取っております。それから担当職員についても減給処分をしております。この辺の違いをどういうふうに説明をなさるのかということです。

 それから、工期内にできないということを業者が、私が聞いた話では、できれば他の業者にやらせてくれんかということまで相談したけれども、逆にさらに追加工事をやっているんですね。無理やりまた何千万かの工事をやっていると。本当に、それで工期遅れだ、工期遅れだと言うのは、私はそれはもう成り立たないのじゃないかと。それを盛んにそのことを言って双方に責任があると、私はそこの解明、そこの説明が欲しいんですよ。

 私は、相手側がこの紛争審査会に出された16ページですか、その陳述書を見まして、まさに本当に感心しました。こちら側がぐうの音も出んようなやられ方をしております。だから、これは当然、紛争審査会にかけても無理じゃないかと。紛争審査会にかからんだろうということで、私はもうかけること自体に反対をしたんですけれども。

 その辺で、双方に責任があるということを言い続ける。そうなれば私は裁判ではっきりさせてほしいと思うんですよ。なぜこれでもうチャラにするのか、そこのところを二つですかね。

 江迎町は6カ月、こっちは3カ月、それから双方に責任があるということを言い続けそれを主張するなら、やはり市民に大きな損害を与えることになるわけですから、裁判で決着をつけようというふうにしていただきたいと思いますが、どのように考えておられるでしょうか。



○議長(日向義忠君) 

 市長。



◎市長(松島世佳君) 

 先ほど来答弁をしていますとおり、過失相殺等の責任割合と整理あるいは検討をいろいろしてまいりました。これで訴訟等を行なっても長期間の混乱が予想されます。そして、それが市政にどういう影響を与えてくるかということを考えた時に、熟慮した結果、きょうまでの混乱に終止符を打つほうが市として私はこれ以上の混乱、あるいは損害等もないんじゃないかと、むしろこの辺で終止符を打ったほうが市民のためになるというふうに最終的な決断を出したわけでございます。



○議長(日向義忠君) 

 滝田副市長。



◎副市長(滝田泰博君) 

 処分に係わる軽重のお話でございます。

 先ほども答弁申し上げましたけれども、江迎町の件は、要するに同じ未竣工なんですけれども、未竣工を竣工したかのようにして補助金をいただいた結果、会計検査院から指摘を受けて、不正の手続ということで指摘を受けて処理をしたというものでございます。

 翻りまして、本市の場合の内容は既にご存じのとおり、その未竣工自体について県と相談し、あるいは水産庁とも協議をする等々、その時に既に概算でいただいてはいたんですけれども、補助金返還手続はその1年で行う、そういう一連の手続を取っております。

 私どもがこの市長、副市長の処分を検討するにあたりましては、やはりその後のいろんな例えば請求書を確定的なもの、公文書としてお出しすることによって、業者の方にはそこがスタート地点になったということになろうかと思いますけれども、そういう一連の流れ、それから前回の議会での変更申請に係わる議決を経ないものが審査会に出て行く、そういう一連のものを含めて、そしてなおかつさかのぼってみますと、改めてこの議会でいいますと専決的なお取り扱いで繰り越しをやっておればという反省も込めまして、処分の軽重を考えたということでございます。以上です。



○議長(日向義忠君) 

 13番、中村議員。



◆13番(中村久幸君) 

 素朴な質問ですが、まず原点に返って見ますと、私たちがこの事件を知るに至ったのは平石議員の一般質問の時からですけれども、その前から知っておられた方もおられると思いますけれども、その時点から紛争とかそれの話ばかりで、内容的な面がなかなか私はまだいまだに実は私は把握できておりません。

 また、平石議員さんとか高木議員さんのような情報、恥ずかしい話ですけれども情報のすべも知りませんし、もう少し内容を知りたいという気持ちがあるんですが、今までは弁護士に任せているからとか、紛争審査会は非公開だからというような状況で、なかなか全体的な内容を、皆さん把握されているのかどうか分かりませんけれども、市民の皆さんから聞かれてもどういう内容というのはなかなか説明ができずにおります。

 そこら辺で、もう少しもう審査会もそういうことで取り下げられたことでもありますし、一連に決着をつけられるのであれば、この事件の一番最初の契約とか変更された内容とか、そこら辺ももう少し分かりやすい説明で、私たち議員にも分かるような何か説明ができないのか、文書的な何か出してもらえないのか、そこをお願いしたいと思いますが、いかがでしょうか。



○議長(日向義忠君) 

 農林水産部長。



◎農林水産部長(田口敏之君) 

 今回の深江漁港海岸保全工事につきまして経過をこの場でご報告をさせていただきたいと思います。

 時系列になっておりますけれども、よろしくお願いをいたしたいと思います。

 平成18年12月8日、当初契約を行なっております。請負額3,769万5,000円、工期が平成18年12月11日から平成19年3月26日でございます。

 それから、同年12月18日に請負業者と旧パラペット撤去工事について協議を行なっております。

 平成19年1月24日に、これは市の単独事業でございますけれども、パラペット撤去工事の契約について契約をいたしております。

 それから、平成19年3月7日でございます。第1回の変更契約をいたしております。1,606万5,000円を増額し5,376万円の契約でございます。工期につきましては、当初19年3月26日を3月30日までにするという契約の変更でございます。

 続きまして、第2回の契約変更でございますが、19年3月28日付で減額の変更をいたしております。この契約額が2,784万7,050円ということで、減額といたしましては2,591万2,950円になっております。

 それと、19年度に入りまして市の単独工事として4月2日付で請負額2,570万7,150円、工期を平成19年4月2日から同年4月30日までということで契約をいたしております。

 平成19年5月8日に市の単独工事、19年度でございますけれども、竣工検査をし、同月15日に県による確認検査を受けているところでございます。

 大体以上でございます。



○議長(日向義忠君) 

 23番、梶原議員。



◆23番(梶原重利君) 

 23番です。この条例の附則の分について一つお尋ねをいたしますけれども、現在市長が10%、それから副市長においては5%、それ以上に今回の処分を足してということになるわけですけれども、前の財政上の問題でこの減額はされておったと思うんですけれども、その再度の説明と、これが今度の処分は3カ月ですけれども、その前のこの減額というのはあと生きるのか、またここにもどるのか、もう3カ月で10%も5%も消えるのかどうか、その確認ですね。

 それから、私は今回のこの減額の条例ですけれども、18年度の事業で19年3月ごろこういう問題が発生して、4月に絡んでこうなってきたわけですけれども、当時市長についてはあの当時市長でした。ただ副市長については、その当時の当事者ではなかったわけですけれども、一連の処理に対する事務処理上の問題で自らを律するというようなことで、その責任を取って処分をされるということで15%、20%とこのような大きな処分で、本当にこれはよく決断をされたなと、私はそれについては評価をしたいと思います。

 損失問題もいろいろ出ておりますけれども、職員の一生懸命した結果、あるいはミスを起こした結果出たことについては、当然これはいろんな背任事件と違いますので、補填の問題はその事務上の中、一般会計のそういう中で処理されなければならないと。また、現にそれを市長が肩代わりして補填した例も現在まで私は聞いたことがありませんし、その補填についてはまた市が損失を市民に与えたということであれば、一般市民から、あるいはオンブズマン的な方々からそういう請求が出て、それがまた訴訟的になっていくのかと、別格の問題じゃないかなと考えておりますので、このことについては私はこの条例に対する市長はじめ副市長あたりのそういう決断に対して評価をしたいと思います。

 そういうことですけれども、二度とこういう事例が出てこないように、この事件、こういうミスがないように、この再発防止に今後どうして取り組んでいこうとしておるのか。二度とあってはならないわけですので、職員の指導、それから市長あたりのそういう気持ちの一端を聞かせていただきたいと思います。



○議長(日向義忠君) 

 市長。



◎市長(松島世佳君) 

 今回、私の処分、そして副市長の処分ということで、これからかかる問題が絶対発生しないように適切な事務管理を求め、特に補助金等に関しては本市の財政が国や県の補助金、交付金に担う要素が高いことなどを考えると、より一層適切な事務管理や、あるいは上司によるチェック機能の強化などに力を注ぐように指示していくつもりでございます。

 二度とこのようなことが起きないように全力で努めてまいる所存でございますので、どうぞよろしくお願いします。



○議長(日向義忠君) 

 総務部長。



◎総務部長(水島文昌君) 

 この今減額している目的ということになってこようかと思いますけれども、私の説明の冒頭にも申し上げましたが、厳しい財政状況を踏まえて、合併して将来的にも予想される厳しい財政状況を踏まえて、これをどうするかということで財政健全化計画を立てているということでございます。

 これは、長期的に見ますと当然今は交付税も各旧町単位で算定されたものを市はいただいているということでございますが、これが合併後10年経ってまいりますとその効果も薄れ、その後大体合併15年目になると一本算定になってくる、交付税の一本算定と、そうなってまいりますと、現在いただいている交付税が30億から40億削減をされるんだということがございます。

 そのようなことで、財政の健全化を進めているということで、これにつきましては当然職員の削減の問題、また民間委託の問題諸々進めているわけでございます。それを進めるにあたりまして、やはり自ら市長も給与を削減するという立場に立ちまして、平成20年4月1日から4年間削減をすると。これにつきましては市長10%、副市長5%、教育長の分もございますが、そのようなことでまず自らの分を減額して事業を進めていくというようなことで行なったということでございます。

 これにつきましては、先ほど言いましたように4年間の特例的な措置であるということで、4年間が過ぎるとこの条例自体は終わるということでございます。以上です。



○議長(日向義忠君) 

 ほかにございませんか。13番、中村議員。



◆13番(中村久幸君) 

 先ほど説明ありがとうございました。

 ただ、本当に平成18年度の工事を今まで分かってということで、やはり原点に返ってもう一回考えてみると、やはりこの工事をされてそういう遅れがあって、またこの遅れがあったことをしながら相手方に請求書を出すという、そこら辺の段階で議会のほうに全然報告がなく隠密に進められていたというのが、最初の発端のやっぱり一番原因じゃないかと思いますので、そこら辺のこれからまたこういうことがあった場合、ないように努められるでしょうけれども、そこら辺でやはり議会に、こういう大きい問題に発展する前に、やはり今度からは説明をされるというような市長の認識を変えていただくのが一番大事じゃないかと思いますけれども、その点市長はどうでしょうか。



○議長(日向義忠君) 

 市長。



◎市長(松島世佳君) 

 できるだけそういうふうに努めてまいりたいと思います。



○議長(日向義忠君) 

 柴田議員。



◆24番(柴田恭成君) 

 ちょっと1点だけいいですかね。

 今23番、梶原議員の質疑の中で、従来の今まであった減額の分、これは4年間ということで、今回の分は3カ月、それはまた元にもどる、前の分はもどるというふうに私は解釈したんですけれども、その時にまた条例として新たにまた提案をされるんですか、それともそのままその5%と10%は生きるわけですかね。その点をお尋ねいたします。



○議長(日向義忠君) 

 総務部長。



◎総務部長(水島文昌君) 

 その辺がございますので、本則ではなくて附則の改正を行なったということでございます。3カ月間の部分で附則の改正を行なったということでございますので、3カ月が終了すれば元の状態に、本則の状態にもどるということでございます。



○議長(日向義忠君) 

 ほかにございませんか。

   〔「なし」という声あり〕



○議長(日向義忠君) 

 これで質疑を終結します。

 お諮りします。議案第69号は、会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略したいと思います。これにご異議ございませんか。

   〔「異議なし」という声あり〕



○議長(日向義忠君) 

 異議なしと認めます。よって、議案第69号は委員会付託を省略することに決定しました。

 これより討論を行います。

 討論は、初めに原案に反対する議員の発言を許します。14番、平石議員。



◆14番(平石和則君) 

 私は、少し理由を述べて反対討論をいたします。

 今回の案件は、松島市長が市長という立場とその権力を私物化し、弱い立場の市民におどしをかけ、そしてそれが失敗してしまったということであります。本来、補助金の管理という専ら行政の責任に帰するものを、市民にも議会にも隠し、また監査委員をも無視して、しかもこっそりと弁護士まで使って、今日の土木業界の窮状につけ込み、市長の指名権を振りかざし請求する金額の根拠も示さず、818万もの金を払えという市長自ら公印を押した請求書を突きつける、私はその請求書のコピーを見ながら、あたかも市役所の中で振り込め詐欺を見るような信じがたい前代未聞の出来事だと感じました。

 政治経験、法的知識豊かな松島市長が、市民と議会と何より相手業者を愚弄した詐欺まがい行為が破綻したのが今日の状態であると指摘したい。

 当時の担当職員を監督不行き届きで懲戒処分しながら、その責任は一切ないとへ理屈にもならない論理で、まるで市長は個人的な恨みを晴らすかのように業者つぶしを仕掛け続けてきたこの松島市長の行為は、市政の最高責任者としての資質も品格のかけらも見受けられない。

 工期遅れということを壊れた目覚まし時計のようにがなりたてているが、その原因や経緯については、相手方の言い分はこの2年間一度の機会も一言の言葉も私たちに明らかにされておりません。

 そもそもこの工期は、予算残額をどうしても消化したい職員が、自分の立場を守らんがために工期末になって追加工事として押しつけ、つじつまを合わせるために契約書の作り替えまでしている事実があります。状況を判断し、通常どおり繰り越しの手続を取っていれば何も問題がなかったことであります。

 市長が論理の根底にしている工期遅れは、業者側の対応措置が問われるのであって、職員の要望に最大限協力の姿勢を示した業者が責めを負う背景が全くないということは明白であります。現実的に契約上、工期遅れは全くない、この契約こそが行政の秩序を守る金科玉条のものでございます。

 そうした市の契約を軽視してくれと言わんばかりの市長の言動は、大変指摘されるべきであります。

 また、この工期遅れを口にする市長は、のみ込むことのできない言葉の重大性を胸に手を当てて考えてみるべきであります。このような合併新市に大きな不信感と明るい未来を砕け散らすような今回の市長の不適切な行政行為の責任が、わずか3カ月の減給で済まされるはずがありません。少なくとも減給は当然として、市民が受けた損失額は818万円、本来であれば2,000万円近く、そして2回の弁護士費用その他、きっちり市長自身の責任で償うべきであります。

 この議案には、紛争審査会で自らの主張が門前払いになると、工期遅れを一方的に論拠にしてあたかも業者に寛大な姿勢を示し、そして自ら申し訳程度の減給をもってむしろ同情心を求めて決着をさせようとする二重、三重のずる賢いそういうものが感じられて仕方がない。

 私は、この件を指摘した一人として、このような幕引きがあってはならない。市民の利益代表である議会がこんなまやかしに誘い込まれて、行政の追認機関に成り下がってはよいはずがないと思っております。

 市長は、率直に振り返り、行政手続の不適性と議会軽視の反省、そして市民の損失額の速やかなる補填、何よりも2年余もさらし者にしてきた相手方に真摯なおわびをすることを第一とすべきであります。

 以上述べましたように、この問題の本当の意味での解決を見ずして南島原市の明るい明日は望むべきもありません。

 よって、私は問題の重要性を思い、その後始末をほったらかしにし、市長が自分の立場だけを考えてお茶を濁したような提案となっている本議案には、到底賛成できない。処理後の担保が何もなされていない、そういうものには絶対賛成できないということを声を大にして表明するものであります。



○議長(日向義忠君) 

 次に、賛成者の発言を許します。28番、渡部議員。



◆28番(渡部清親君) 

 28番、渡部でございます。この事件につきましては、提案理由の説明の中、あるいは議員との質疑応答の中で、理事者からもいろいろと説明がなされたとおりでございまして、私も一部重なるところがあろうかとは思いますけれども、意見を述べさせていただきたいと思います。

 この問題につきましては、やはり同僚議員から審査会にかけてはどうかというような知恵をいただいて、理事者側は審査会にかけた。それで審査会では門前払い、扱うべき問題ではないということで却下をされた。そこで、やはりこれ以上争っても経費がかさむだけだという判断を下されて、やはりそれでは7万円で差し替えてしまおう、それで終わりにしようということでされて、それがまた議会との不手際がございまして却下されたわけでございます。

 その一連のいろいろの責任を取って今回、市長、副市長の減給をもって解決をもってこの問題の終結を図りたいという考えでございます。

 私もこれで一応やっぱり、これから長々とこの問題を引くよりも、ここでやっぱり終結をもって終わるほうがよいのではないかと思って賛成討論といたします。



○議長(日向義忠君) 

 次に、反対者の発言。高木議員。



◆16番(高木和惠君) 

 16番、高木です。まず、「南島原市長等の給与の特例に関する条例の一部を改正する条例について」、反対討論をいたします。

 この中に述べてあるように、3カ月の減額、これに対しては先ほど質疑でもありましたように、江迎町とは違うんだという説明がありましたが、あまりにも私はこれは市長が決めたことであって少ない、これでは納得行かないということが第1点です。

 その理由として、質疑の中で解明しましたが、ボーナス、今回12月のボーナスに影響しないような短い期間であるということも指摘したいと思います。

 それから、終結をしたいということでありますが、終結するということは最初からこれはここまで来ないうちに終結ができたということを私は訴えたいと思います。というのは、事前にもう少しいろんなことを議会に説明していただきたかった。そして議会の中にも議員の中に知らないという声がありましたけれども、私はこれはまさに議会がここにじゃなくて百条委員会を設置して、それからやるべきだった問題ということを常に思っておりました。

 しかしながら、個々に議員の一般質問に答弁される監査委員の答弁等によって、私が得た知識でこういう発言をしております。相手の業者さんとも係わったことはありませんし、そういう行政からのこともありません。ただ、担当職員には直接お聞きしました。

 そこで、この終結の時期に対しては不満がありますが、このいきさつ、終結する一番の根本は、職員が繰り越すことを知らなかった。知っていたミスではなかった。知らなかったということが最大の原因であって、それから執行残による追加工事、これは繰り越しをしておけば、補助事業の場合は追加工事はできるんですよね。

 この辺の原因を全く市長はここを認識せず、業者の落ち度、業者の落ち度と言いながら、完璧に追加工事も終わり完成払いで100%工事金も支払った後818万の請求を出すということが、この長引いたことです。支払いをしていなければ、支払っていない時にそのことを市長が述べれば、相手の業者が裁判に持っていく、紛争審査会になるかどうか分かりませんけれども、支払ってしまってから監査委員の説明も完成払いで何の問題もないということをたびたび私はこの議場でお聞きしました。

 だから、市長は一番の責任で、自分がこの問題に係わっていなくても管理監督責任、職員がしたことに対する責任はあります。しかし、ここまで大きく物事を起こした一人が市長なんです。支払いをした後に払えと言ったって、業者はよほど自分が落ち度があることを認識しない限り、その説明を求めて理解できない限り、私はそういうことに応じる業者はどこを探してもいないと思います。だから、金を支払った後にこういうことを起こしたということの、これが長引いた原因ということに思います。

 そして、まだ今この場においてでも、全く業者と市側、双方に責任があるんだという主張を曲げられない。

 この条例に対して、その3カ月に不服ということで反対討論をいたしますけれども、合併特例債というのは非常に皆さんまだいろいろ使うところはあるんですね。それを特例債で使った。本当にその特例債を使っていなければ、まだまだ2,000万近い損害なんですが、特例債という言葉で純粋に818万を請求したと。これを今議員の中から、市長にはこれは市民がオンブズマン的な人の請求によってということだったんですが、私はそういうことじゃなくて、議会議員は住民の代表です。オンブズマンというのは、これは議会のチェック機関にも含まれると思いますが、私たち議会議員が行政のチェック機関です。市民に損害を与える背任行為と思います。

 私は、市長が免職をする、これの責任を取ってやめると言ってでもその被害額は支払ってほしい、市長に。そういう認識でおります。そういう考え方です。

 だから、今税金も納められないのに納めなければならないというような本当に苦しい生活をしている市民の声、税金を下げてほしいと。そういう中で職員が間違った、間違ったことを許せと、そしてチャラにして合併特例債でこの事業をし、純粋な818万、これもチャラにすると、そういうことをここで聞きました。

 これも含めて、この条例には反対ということで反対討論といたします。以上です。



○議長(日向義忠君) 

 次に、賛成者の発言を許します。(「反対」という声あり)



○議長(日向義忠君) 

 反対者、27番、桑原議員。



◆27番(桑原幸治君) 

 27番、桑原です。議案第69号「南島原市市長等の給与の特例に関する条例の一部を改正する条例について」、反対の討論をいたします。

 この条例改正は、平成18年度施工の深江漁港海岸保全工事に関して、工事が契約どおりの工期内に完了しなかったことにより、国、県の補助金1,917万円を受けることができなくなり、市は実質818万円の損失を被った。損失分818万円を工事請負業者に請求したが応じないため、長崎県建設工事紛争審査会の調停に付したところ却下されてしまった。裁判にかけて損害金を取りもどすことは断念し、市民に与えた損害の責任を取って市長、副市長の給与を減給するというものであります。

 私は、この条例改正に反対する第1の理由は、この事件の問題点や疑問点がうやむやにされたまま、減給処分で事を済まそうとしている点であります。

 市長は、弁護士を立てて協議中である、時期が来たら議会に報告し、ご相談申し上げる、そのように言い続けてきました。なぜこの事件が起こったのか、市当局はどのように対処したのか、機会と市民にまずきちんと説明をすべきです。説明責任を果たさないまま減給処分で事を済まそうとすることには反対であります。

 反対する理由の第2点目は、818万円、これは市の言い分でありますが、818万円と弁護士費用その他という大きな損失を市財政に与えております。減給処分で穴埋めするのはその10分の1程度にすぎません。同じ事例の江迎町の場合においては6カ月の減給処分をしております。我が南島原市はあまりにも軽過ぎると私は思います。これが第2点目であります。

 反対する第3の理由は、問題点の解明がきちんとされていないということであります。

 市に全面的な責任があるにもかかわらず、双方に責任があるかのように言い張って市長には反省の態度が見えません。これでは再び同じような事件が起こる可能性があります。何のために市民は多額の損失を被ったのか。全くむだになるではありませんか。

 以上で討論を終わりますが、議員の皆さんに呼びかけたいと思います。事件の解明をしないまま紛争の原因がよく分からない、真相が分からないままこの議案に賛成して一件落着では、市政を監視するという議会の任務を放棄することになります。議会の原点にもどってこの議案を否決しようではありませんか。

 以上で反対討論を終わります。



○議長(日向義忠君) 

 ほかにございませんか。

 12番、本田議員。



◆12番(本田龍一君) 

 退席させていただきます。

   (本田龍一議員、立石敏彦議員、川田典秀議員 退場)



○議長(日向義忠君) 

 ほかにございませんか。

   〔「なし」という声あり〕



○議長(日向義忠君) 

 これで討論を終結します。

 これより議案第69号を採決します。

 本案は起立によって採決します。

 原案のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。

   〔賛成者起立〕



○議長(日向義忠君) 

 起立多数です。よって、議案第69号は原案のとおり可決されました。

 これで本日の日程はすべて終了しました。会議を閉じます。

 平成21年第5回南島原市議会臨時会を閉会いたします。

     午後0時30分 閉会

上記、会議録を調製し署名する。

 南島原市議会議長

     日向義忠

 会議録署名議員

     下田利春

 会議録署名議員

     高木和惠