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長崎県 雲仙市

平成 22年 第3回定例会(9月) 09月07日−03号




平成 22年 第3回定例会(9月) − 09月07日−03号









平成 22年 第3回定例会(9月)


出席議員(26名)
1番  林 田  哲 幸  君       2番  坂 本  弘 樹  君
3番  酒 井  恭 二  君       4番  平 野  利 和  君
5番  浦 川  康 二  君       6番  大久保  信 一  君
7番  深 堀  善 彰  君       8番  前 田    哲  君
9番  上 田    篤  君      10番  町 田  康 則  君
11番  森 山  繁 一  君      12番  前 川    治  君
13番  大久保  正 美  君      14番  小 畑  吉 時  君
15番  元 村  康 一  君      16番  井 上  武 久  君
17番  柴 田  安 宣  君      18番  小 田  孝 明  君
19番  岩 下    勝  君      20番  福 田  大 東  君
21番  町 田    誠  君      22番  岩 永  基 和  君
23番  中 村    勲  君      24番  中 村  一 明  君
25番  松 尾  文 昭  君      26番  石 田  ? 春  君

欠席議員(なし)

地方自治法第121条の規定に基づく出席者
       市長             奥 村 愼 太 郎 君
       副市長            町 田 義 博 君
       副市長            境 川 秀 生 君
       教育長            塩 田 貞 祐 君
       観光物産まちづくり推進本部長 中 山 孝 君
       総務部長           畑 中 隆 久 君
       市民生活部長         東 信 一 郎 君
       市民福祉部長兼福祉事務所長  酒 井 忠 信 君
       農林水産商工部長       酒 井 利 和 君
       建設整備部長         緒 方 和 人 君
       教育次長           山 野 義 一 君
       農委事務局長         富 永 篤 君
       国見総合支所長        川 鍋 嘉 則 君
       瑞穂総合支所長        小 田 雅 男 君
       愛野総合支所長        吉 田 秀 信 君
       千々石総合支所長       永 木 徳 敏 君
       小浜総合支所長        宅 島 辰 明 君
       南串山総合支所長       井 上 洋 一 君
       監査事務局長         本 多 周 太 君
       政策企画課長         岸 川 孝 君
       会計管理者兼会計課長     溝 内 正 人 君
       選挙管理委員会委員長     山 本 圀 弘 君

議会事務局
       局長             力 野 和 久 君
       次長             林 田 英 明 君
       参事補            関 雄 介 君
       主査             和 田 香 恵 君
       主事             前 田 雅 廣 君


平成22年9月7日(火)議事日程


議事日程 第3号
┌────┬──────┬──────────────────────┬──────┐
│日程番号│議案番号  │件          名          │備  考  │
├────┼──────┼──────────────────────┼──────┤
│1   │      │市政一般質問                │      │
└────┴──────┴──────────────────────┴──────┘

第1 市政一般質問
   23番 中村  勲 議員
     1.納税の現況と今後の課題について(市長)
     2.千々石海水浴場の管理について(市長)
     3.姉妹都市関係について(市長)
   11番 森山 繁一 議員
     1.農業振興について(市長)
     2.長崎国体について(教育長)
   14番 小畑 吉時 議員
     1.高齢化対策について(市長)
   12番 前川  治 議員
     1.都市計画マスタープランについて(市長)
     2.観光誘客の取り組みについて(市長)
   19番 岩下  勝 議員
     1.選挙投票会場について(選挙管理委員会委員長)
     2.高潮対策について(市長)
     3.道路行政について(市長)


=午前10時00分 開議= 



○議長(石田?春君) 暑い方は上着を脱がれても結構かと思います。

 ただ今から本日の会議を開きます。

 議事日程第3号により会議を進めます。

───────────────



△日程第1.一般質問



○議長(石田?春君) 日程第1、一般質問を行います。

 通告の順序に従って進めます。

 まず初めに、23番、中村勲議員の質問を許します。中村勲議員。



◆23番(中村勲君) おはようございます。23番、中村勲でございます。議長のお許しをいただきましたので、通告しておりました項目について一般質問をいたします。

 通告1、納税の現状と今後の課題について。

 今回、私が質問する理由は、平成18年度から平成20年度までの決算書の歳入のうち市税のみを見ましたところ、市税の調定額はいくらか増えているものの、収入の未済額が著しく増加しております。平成18年度に対して平成20年度は市民税で64.9%の増、固定資産税で39.5%の増、軽自動車税で35.6%の増、そして、国民健康保険税では24.1%の増となっており、平成21年度の決算見込みでは、さらに収入未済額が増えているようであります。

 市御当局としても税金の徴収については、徴収嘱託員を雇用するなどいろいろと努力されているようでありますが、収入未済額が年々増加している状況の中で、平成21年度までは嘱託職員が4名であったものを平成22年度はさらに1名増員し、5名体制にするための予算措置が1,692万8千円計上されましたが、徴収嘱託員を雇い入れているのに、収入未済額が年々増加しているその理由と対策について質問するものであります。

 納税貯蓄組合法は昭和26年に施行され、各種団体で納税資金の貯蓄による各種税金の円滑な納付を目的として組織され、国税、地方税そして国民健康保険税等の納税が円滑に運営されるための組織であり、現在もそのままの組織で継続されているものと思いますので、その活動状況等について以下の点について御質問をいたします。

 1、市内納税組合の組織数と活動状況について、2、納税組合及び自治会加入の状況について、3、納税組合員のうち口座振替加入率とその納税率、納税組合未加入者の納税率について、4、滞納者に対する徴収方法と処理について、5、徴収嘱託員の実績とその効果について、雇い入れた年度から年度別にお願いします。6、納税組合員に対する奨励金の交付と今後の見通しについて、納税奨励金は自治会の運営にとって必要不可欠であります。

 以上、本席からの質問はこれくらいにして、通告2、通告3につきましては自席で行いますけれども、通告2につきましては、千々石海水浴場の問題、通告3につきましては、今年6月の定例議会で質問し御答弁をいただきましたが、時間不足のため私の再質問ができませんでしたので、簡単に最後に市長の考えを二、三お尋ねする予定でありますので、市長の適切な御答弁をお願いいたします。

 以上です。



○議長(石田?春君) 奥村市長。



◎市長(奥村愼太郎君) おはようございます。中村勲議員の御質問にお答えさせていただきます。

 納税組合の組織数と活動状況についてのお尋ねでございますが、組織数は524組合であり、活動状況につきましては、納税貯蓄組合法の目的であります納税資金の貯蓄のあっせんとその事務的な活動はありませんが、本市の納税組合の場合は納税のあっせん等の活動を行っておられます。

 また、納税組合への加入状況についてのお尋ねでございますが、加入状況については税ごとに異なりますので、標準的な固定資産税の場合を申し上げますけれども、平成22年8月1日現在、全納税義務者数は1万9,750名で、うち組合加入者数は1万5,099名、加入率は76%でございます。

 次に、自治会への加入状況でございますが、平成22年4月1日現在、市内1万6,565世帯のうち1万4,297世帯が自治会へ加入をされており、加入率は86%となっております。

 残余につきましては担当部局より答弁させていただきます。



○議長(石田?春君) 東市民生活部長。



◎市民生活部長(東信一郎君) おはようございます。中村勲議員の御質問にお答えをいたします。

 まず、納税組合員のうち口座振替加入率とその納税率、未加入者の納税率についてのお尋ねでございますが、平成21年度のそれぞれ税別に説明をいたします。

 初めに、口座振替加入率は市民税44%、固定資産税52%、軽自動車税39%、国民健康保険税52%でございます。

 次に、納税率でございますが、市民税97%、固定資産税98%、軽自動車税99%、国民健康保険税97%であります。また、未加入者の納税率ですが、市民税88%、固定資産税90%、軽自動車税96%、国民健康保険税85%と、多少納税組合員の口座振替の納税率がいいようでございます。

 また、平成18年度と21年度のそれぞれの税額に対する納税調定額と収入額、不納欠損額、収入未済額、未済率についてのお尋ねでございますが、同じようにそれぞれ税別に説明をいたします。

 初めに、平成18年度の納税調定額は、市民税11億1,932万円、固定資産税21億4,223万円、軽自動車税1億2,781万円、国民健康保険税23億116万円であり、収入額が市民税10億3,532万円、固定資産税18億8,622万円、軽自動車税1億1,869万円、国民健康保険税18億7,142万円でございます。

 不納欠損額は、市民税462万円、固定資産税824万円、軽自動車税45万円、国民健康保険税1,990万円でありました。

 収入未済額及び未済率につきましては、市民税7,937万円、7.1%、固定資産税2億4,776万円、11.6%、軽自動車税865万円、6.8%、国民健康保険税4億984万円、18%でございます。

 また、平成21年度の納税調定額は、市民税14億3,693万円、固定資産税22億8,357万円、軽自動車税1億4,170万円、国民健康保険税20億8,683万円であり、収入額が、市民税12億8,633万円、固定資産税18億7,033万円、軽自動車税1億2,821万円、国民健康保険税15億3,927万円でございます。

 不納欠損額は、市民税264万円、固定資産税726万円、軽自動車税52万円、国民健康保険税1,380万円でありました。

 収入未済額及び未済率につきましては、市民税1億4,795万円、10.3%、固定資産税4億598万円、17.8%、軽自動車税1,295万円、9.2%、国民健康保険税5億3,374万円、25.7%でございます。

 なお、平成18年度と平成21年度の実績につきましては、現年及び過年分を合計した値をそれぞれ回答をいたしました。

 次に、滞納者に対する徴収方法と処理についてのお尋ねでございますが、初めに、徴収方法といたしましては、文書による督促、催告、警告、調査予告、事前通告等により納税者の自主的な納付を促します。また、臨戸徴収による納付催告と分納誓約を行い、自主納付や臨戸徴収を行っております。

 次に、不履行の場合や無反応の場合の処理につきましては、実態調査、財産調査等を行い、執行停止や差し押さえなどによる滞納処分を行います。

 次に、徴収嘱託員の実績と効果についてのお尋ねでございますが、初めに実績ですが、平成19年度、これは1名でございましたので、1名で433万円、平成20年度、2名で1,886万円、1人平均943万円でございます。平成21年度、4名で6,893万円、1人平均1,723万円と実績も伸びております。

 次に、効果につきましては、文書催告を重ねるよりも臨戸による納税相談により状況の把握が確認できるなど、きめ細かな対応により収納拡大と滞納額の縮減に大きな成果を上げているところでございます。

 次に、納税貯蓄組合に対する奨励金の支給と今後の見通しについてのお尋ねでございますが、初めに、納税組合に対する奨励金は、平成18年度、5,383万円、平成19年度、5,565万円、平成20年度、4,819万円、平成21年度、4,618万円となっております。奨励金の支給は4月から10月までを12月に前期分として、11月から2月までを4月に後期分として交付しているところでございます。

 次に、今後の見通しでございますが、現在、納税貯蓄組合法に基づく見直しを行っているところでございます。

 以上でございます。



○議長(石田?春君) 中村勲議員。



◆23番(中村勲君) まず市長にお尋ねをいたしますけれども、いろいろ私も調べてみまして、未納額が、収入未済額が合計で11億円。平成21年度見込みで、3つの市税、それから国民健康保険税、3つの市税で5億6,689万8千円あるのです。それと、国民健康保険税で5億3,374万8千円あるのです。合計で11億円あるのです。

 この収入未済額について、市長は市民との懇話会、会議等よく接触されると思うのですけれども、そういった立場の中で、市長が市民に対してこのような未済額に対するお願いとか、徴収方法等について相談をされたことがありますか、ちょっとお尋ねいたします。



○議長(石田?春君) 奥村市長。



◎市長(奥村愼太郎君) このことについて、まだお願い等相談をしたことはございません。これでよろしいでしょうか。



○議長(石田?春君) 中村勲議員。



◆23番(中村勲君) 市税は市政運営上基本となる収入財源であることは申すまでもございませんが、こういった収入未済額が増えていることに対して、市長、副市長、あなた方がトップなのだから、職員任せでいいのかどうか、そういう点をお願いします。



○議長(石田?春君) 奥村市長。



◎市長(奥村愼太郎君) 中村議員の御指摘はもっともでございます。このことにつきましては、市税が5億6千万円でございますか、国民健康保険税も合わせまして大変な額でございます。まず内容について精査をしていただきました。どういった内容でこういった金額が積み重なってきたのかということであります。そのことにつきましては、今後どういった形で市民の皆様方にもお示しをし、そしてまた、御協力を依頼していくかということは、今、対策協議を練っているところでございます。確かにこの金額につきましては非常に厳しい金額でございます。ただ、これまでの累積した部分もございます。いろいろな内容については、やはり精査をし、そしてまた、抜本的な対策を図らなければならない部分もあるわけでございまして、それらについては真剣に考えているところでございます。



○議長(石田?春君) 中村勲議員。



◆23番(中村勲君) 一般企業ですと、売り上げはしたは、売掛金の収入はできないは、倒産しますよね。しかし、こういった行政の場合は、もちろん国、県の交付税もございますけども、何と申しましても市民から支払ってもらう税金が主なんです。こういったものをもっともっと市長、副市長、立派な方ばかり3人いらっしゃるのだから、そういう点についてももっともっと追究をしていただきたいと、このように思います。

 私は、決算書を見ていてぱっと思ったのです。だから、こういう質問をしたのですけど、これじゃ個人企業ならば倒産だなと見たのです。そうした時に、市長は社長なのです。それで、私もブログをしょっちゅう見ていますけども、のうのうとしてあっち会議だ、こっち会議だと忙しいのはわかります。わかりますけども、こういった指示をして、どっちの副市長が責任者か知らんけども、どちらかに責任を持たして、市長が采配すればいいと私は思うのです。どうですか。



○議長(石田?春君) 奥村市長。



◎市長(奥村愼太郎君) まあ、のうのうとしているわけではないのですけれども、正直に言いまして、先程も答弁させていただきましたように、大変厳しい現実ということは受けとめております。

 また、これははっきり言って単年度で生じたわけではございませんで、これまでのずっと累積した部分、長い時間がかかっていることも事実でございまして、これらをどういうふうに抜本的に解決していくかということは、もちろん両副市長ともども、関係機関ともいろいろと協議をしているところでございまして、決してこのことについて安易に考えているわけではございません。



○議長(石田?春君) 中村勲議員。



◆23番(中村勲君) 市長の気持ちはわかるのです。しかし、数字を見たからには、議場だからはっきり申し上げて、そして、そういったことに対して働いてもらわなきゃ困るわけです。そういうことでございますから、十分ひとつ検討をしてください。

 じゃ、今から部長に細部にわたって聞いていきます。

 1番はいいです。2番の納税貯蓄組合及び自治会加入状況について。納税組合の加入率が平成22年8月1日現在で76%。今説明がありました。そして、そのうち76が納税組合で、自治会が86でした。そして、その納税率が、口座振替率が88ポイント。私は、これ数字をくれと言っていたのですけど、ちょっと説明段階で書くのは大変なのです。だから、私が、この前担当の方がお見えになった時に、私は数字をくれと言ったけどくれなかったものだから、ちょっと書くのが簡単にいかないのです。

 そういったことで、まず、口座振替と未加入者、これに対する納税率、これは80%か、90%とおっしゃいました。振り替えと未加入者と、どっちが率がいいのですか。



○議長(石田?春君) 東市民生活部長。



◎市民生活部長(東信一郎君) ただ今の質問でございますけれども、口座振替の加入率をもう一回申し上げます。市民税44%、固定資産税52%、軽自動車税39%、国民健康保険税52%でございます。それでよろしいですか。



○議長(石田?春君) 中村勲議員。



◆23番(中村勲君) この税別に何で違うのですかね。我々はもう全部一本でしているものですから、100%なのですけども。これ税別に何で違うのですかね。どういう指導をされているのですか。



○議長(石田?春君) 東市民生活部長。



◎市民生活部長(東信一郎君) 税別に、それに申し込みをされる方がいろいろございます。で、一律にいきませんので。例えば軽自動車を持っていなかったとか、いろいろございます。そういうことでございます。



○議長(石田?春君) 中村勲議員。



◆23番(中村勲君) 納税率は、振替加入者のほうが率が高いのです。で、未加入者のほうが納税率が低いのです。

 それで、私がなぜこの質問をしたかと思ったのは、今回の補正予算で徴収嘱託職員を4名から5名に増やすということで、1,686万円の補正がなされました。

 そうしますと、最初、1人給料はいくらかなと思って、募集要綱では14万7千円ぐらいじゃなかったかなと思ってたのですけれども、これを計算してみますと、報酬が1,312万8千円、5で割りますと262万5,600円、これを12で割りますと21万8,800円になるのです。それと旅費。こういったものが、実際この1,312万8千円は、報酬は単純に5で割っていいのですか。そうすると月額21万8,800円になるのです。間違いありませんか。



○議長(石田?春君) 東市民生活部長。



◎市民生活部長(東信一郎君) まず月額の報酬と、徴収実績に応じてそういう加算がされますので、そういうことで、一概に割るというわけにはいかないところがございます。

 以上です。



○議長(石田?春君) 中村勲議員。



◆23番(中村勲君) そうしますと、この報酬の1,312万8千円の中には2%の成功報酬も入っているのですね。それはおおよそですか。すると、本俸、月額はいくらか聞いてください。



○議長(石田?春君) 東市民生活部長。



◎市民生活部長(東信一郎君) ちょっと今、本俸までここに持ってきておりませんで、後もってよろしいでしょうか。



◆23番(中村勲君) だめです。ここでちゃんと通告しとるのだから。



◎市民生活部長(東信一郎君) わかりました。ちょっとすぐ調べます。



○議長(石田?春君) しばらく休憩をいたします。

=午前10時26分 休憩= 

=午前10時29分 再開= 



○議長(石田?春君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。

 東市民生活部長。



◎市民生活部長(東信一郎君) 大変失礼をいたしました。まず徴収嘱託員の方は5名おられます。その中に区分をBということで資格専門性、これはBと分けておりますが、この方が市税の徴収の経験者ということで1人おられます。これが18万6,800円でございます。それから、資格のCという方がおられます。これは、そういうことで17万9,300円という方が3名おられます。それと、もう1名、1週間の日数は4日勤務の方がおられまして、この人が1名で14万9,440円ということになっております。

 以上でございます。



○議長(石田?春君) 中村勲議員。



◆23番(中村勲君) 私は記憶ですからはっきりしませんけど、募集要綱の段階では14万7千円じゃなかったかと思うんですけど。

 それと、市長、お尋ねしますけれども、嘱託職員の住所地、これは5人はどこどこですか。Aさん、Bさん、Cさんで結構です。



○議長(石田?春君) 東市民生活部長。



◎市民生活部長(東信一郎君) 5名おられますけれども、市内の方が4名でございます。で、市外の方が1名ということになっております。



○議長(石田?春君) 中村勲議員。



◆23番(中村勲君) 市長、私は、この補正予算の段階で嘱託職員の方は市内の方ですかと申し上げましたね。その時、あなたは全部市内と言いましたね。1人は市外て、どこですか。



○議長(石田?春君) 東市民生活部長。



◎市民生活部長(東信一郎君) 1人の方は諫早市でございます。



○議長(石田?春君) 中村勲議員。



◆23番(中村勲君) ということは、市長、私を前回だましたということですよね。いや、本当ですよ。私は、市の職員は10年で350名に減るけれども、嘱託職員は増えているけれども、どっから雇っているのかと聞いた。その時、市長は全部市内ですと言いました。ちゃんと覚えています。ということは、私に対して、この議場であなたはうそをついたことになるんですよ。どういうふうにするか。



○議長(石田?春君) 東市民生活部長。



◎市民生活部長(東信一郎君) 先程の質問でございますけれども、たしか私のほうで市内という答えをしたと思います。そういうことで、1名、諫早市の方はおられましたので、ここでお詫びをいたしまして訂正をさせていただきます。大変失礼いたしました。



○議長(石田?春君) 中村勲議員。



◆23番(中村勲君) じゃ、かわってあなたが謝ったわけですね。私がなぜ言うかというと、今、仕事がなくて困っている人が多いから、市の職員は減っても嘱託職員が1人でも増えるということは、市内の方を雇うことは大いに賛成だと、私はあの時言ったんです。それで聞いたら、全部市内ですと言ったから、じゃあ、いいですよと言ったんですよ。今、部長の説明では、市外が1人と。この方は専門家ですか。専門家で一番給料の高い方ですね。



○議長(石田?春君) 東市民生活部長。



◎市民生活部長(東信一郎君) 公務員のOBの方でございます。



○議長(石田?春君) 中村勲議員。



◆23番(中村勲君) 市内の4名の方は、前職はどういう仕事ですか。



○議長(石田?春君) 東市民生活部長。



◎市民生活部長(東信一郎君) まずサラリーマンの方が1名おられます。それから、団体のOBの方が2名おられます。今、分けますと、サラリーマン出身の方が2名、団体OBの方が2名でございます。



○議長(石田?春君) 中村勲議員。



◆23番(中村勲君) やはり私は、もともとこの合併というのは反対だったのです。ということは、地域では役場の職員が一番給料が高いのです。それと、所得の多い人が減るということは、その地域の経済がよくないのです。しかし、これはやむを得ないからしょうがないですけども。だから、できることならば、こういった嘱託職員でも市内の方を雇ってほしいと思うわけです。

 今、市の職員が何名になったか。400名を切ったと思うのですけども、切ってますか。切ってない。そういった中で、減った分を嘱託職員で穴埋めされてるから、まあいいのかなと思っていますけど。やっぱり働く場所がないところに人は住みませんからね。そうかといって産業もないわけですから、そういったことを含めまして、できる限り市内の方を雇ってほしいと、このように思っています。

 次にいきます。滞納者に対する徴収方法として、文書でとおっしゃいましたね。督促状とか何とかやっているということでございますけども、その文書の効果がありますか。



○議長(石田?春君) 東市民生活部長。



◎市民生活部長(東信一郎君) 効果はあっております。それを受けられまして納税相談に来られたり、いろいろ支所とか本庁に相談に来られます。あるいは、嘱託職員の方が徴収に参られた時に、いろいろ相談を受けるということで効果は上がっております。



○議長(石田?春君) 中村勲議員。



◆23番(中村勲君) その効果の率まで聞きたいけれども、そこまでは簡単にいかんでしょうから、それはやめましょう。

 次に、嘱託職員が平成19年度1名、平成20年度2名、平成21年度4名という説明がございました。そして、平成19年度1人で433万円集金されたと。あ、給与か。給与ですね。徴収額ですね。1人で433万円徴収された。平成20年度で、2名で1,886万円徴収されたと。平成21年度で4名で6,893万円ですか、徴収されたということでございますけれども、この平成21年度までの経費が1,692万8千円かかっておるのです。それで、6,800万円だから、まあ効率的にはどうかと思うんですけども、これをどうしても徴収できなかった場合は処置をどうされるのですか。徴収できなかった場合。滞納額が、平成21年度で、まだこれは決算見込みでございますけども。平成20年度でいきましょうか。平成20年度で市税は1億3,089万5千円あるんです。そして、固定資産税で、平成20年度3億4,567万8千円あるのです。軽自動車税、1,173万9千円あるのです。

 それと、国民健康保険税がかなりあるのです。この徴収された金額は4名でこれだけ。それで、今度は5名にされますけども、経費対効果というのは考えたことがありますか。



○議長(石田?春君) 東市民生活部長。



◎市民生活部長(東信一郎君) 先程、年度別に徴収金額を説明させていただきました。確かに平成19年度は1名で433万円ぐらいだったのですが、平成21年度につきましては、1人平均1,723万円という数字で4倍近くに上がっております。そういうことで、ずっと範囲を決めてありまして、何回も何回も滞納者の方と連絡をとらせていただきながら、例えば1万円でも2万円でもということで、地道に活動をされております。本当に夜おそく行かれたり、相手の時間に合わせまして、そういう徴収の形をとられております。暑い日、寒い日もございますけれども、一生懸命やっておられます。

 そういうことで、かなり徴収の額も上がってきておりますので、5名の方には非常に頑張っていただいておりますので、今後も職員と一緒になって頑張って徴収にということで考えております。

 以上でございます。



○議長(石田?春君) 中村勲議員。



◆23番(中村勲君) 徴収には職員も一緒にいらっしゃるわけですね。ああ、そうですか。それを聞いてわかりました。私は、徴収嘱託員に任せてあるのかなと思ってたのです。ちょっと厳しいかなと思ってね。それをちょっと。



○議長(石田?春君) 東市民生活部長。



◎市民生活部長(東信一郎君) 通常は嘱託職員の方が回られております。で、職員は協調月間とか、あるいは、ここへ一緒に行ったがいいというところには、職員も一緒になって行っております。常時一緒に行っているわけではございません。そういうことでございます。



○議長(石田?春君) 中村勲議員。



◆23番(中村勲君) 時間がだんだんなくなってきますので。自治会未加入者です。自治会未加入者が現在どこの地域にもあるようでございますけども、こういった方々のごみ処理の問題はどうされてるのですかね。



○議長(石田?春君) 東市民生活部長。



◎市民生活部長(東信一郎君) 未加入者につきましても、それは各自治会、地域にごみの収集場所の指定がございます。そこに出していただいております。



○議長(石田?春君) 中村勲議員。



◆23番(中村勲君) ということは、自治会に入らなくてもいいということですか。自治会の未加入者がそこにごみを持ってくるということはどうかなという気がするのです。ということは、ごみの収集場所は自治会の方が当番で掃除をするのです。そういったことで、自治会の未加入者が非常に多いと聞いておるんです。

 というのは、これは雲仙市じゃないのですけども、最近非常に市役所の職員で自治会に加入されていない方が多いと聞いておるのです。そういった方々がどういうふうな地域のつき合いとか、それからごみ処理とかされておるのか。本市はどうですか、ちょっとお尋ねします。



○議長(石田?春君) 東市民生活部長。



◎市民生活部長(東信一郎君) まず、自治会の未加入者に対する対策でございますけれども、まず、転入とか、こちらに転居をされてきた場合に、窓口のほうで自治会加入のお願いのチラシを配布しまして、で、口頭でもそういう加入をしていただくようにお願いをいたしております。

 それと、その際に、そこの自治会長の名前をこちらから申し上げて、こういうことで転入あるいは転居をいたしましたということで連絡をくださいということも、あわせてお伝えしております。それと、自治会におかれましても個別に自治会の加入を勧奨をされております。そういう状況でございます。そういうことで、現在の加入率は86%ということになっております。

 で、先程、職員の件でどういうふうにされておるのかということで、以前もこういう問題がございまして、自治会に加入ということで全員に話をしてきました。

 それと、いろんな地域でいろんな行事とかイベント等がございます。これには進んで参加していただくようにということで、全員協力してやろうということで、そういう体制をとらせていただいております。

 以上です。



○議長(石田?春君) 中村勲議員。



◆23番(中村勲君) 今、他市の件を言いましたけども、雲仙市でも職員の方で未加入者があるそうです。私は、この前、自分の地域でごみを持っていったのです。そうしたら、日本人じゃない西洋人の女性が、私が行ったものだから軽自動車でキョロキョロと逃げていきました。どこの人かわかりませんが、恐らく千々石町に在住かどうか知りませんけども、だから、地域に住んでないものだから、そのごみの収集に持ってきた。それを私の姿を見て、車へ急いで乗って逃げたことなのですけど。こらっと言って追いかけたかったけども、私も足が短いものだから追いつかないもので。そこまでしなくてもいいと思うのですけども、やはり地域に住んだ方はできる限り自治会に加入してもらうように指導できますか。



○議長(石田?春君) 東市民生活部長。



◎市民生活部長(東信一郎君) 先程申しましたように、そういうことで、窓口に来られた時からいろいろそういう御相談を申し上げております。で、なかなか強制という言葉なのでございますが、もうぜひ入っていただきたいということで、職員も窓口で指導をいたしております。

 それと、先程申しましたように、自治会とも連絡を取り合っております。そういうことで今後も進めてまいりたいと考えております。

 以上です。



○議長(石田?春君) 中村勲議員。



◆23番(中村勲君) じゃ、重ねてお尋ねいたしますけども、市役所の職員で100%自治会に入っていますか。どなたか答えてください。



○議長(石田?春君) 東市民生活部長。



◎市民生活部長(東信一郎君) 入っているものと考えておりますが、ちょっと調査をさせていただきたいと思います。



○議長(石田?春君) 中村勲議員。



◆23番(中村勲君) 私もここで長い間言いませんけど、聞いとるんですよ。市役所の職員で自治会にも入ってない人がおるということ。

 それと、市長です。担当課にちゃんと行って見てください。市役所の職員は地域の指導者ですから、すべて進んで市役所の職員が入ってもらって、地域のいろいろな行事に参加してもらうように指導をお願いしておきます。

 時間がないので次にいきますけども、通告2です。2、千々石海水浴場の管理について。

 千々石海水浴場は昭和33年に旧千々石町の6月定例議会で町の条例が定められて以来、千々石海水浴場施設組合が任意組合として設立されました。遠くは長崎、諫早方面からも浴客があって大変にぎわっておりましたが、昭和50年代には任意組合の仲間も高齢化し解散となりましたが、千々石町の観光の名所として残すべきだと町御当局の強い思いもあって、その後、個人の有志が運営することになり順調な運営をたどっておりましたが、時代の流れとともに砂浜に打ち上げるごみが年々増加するとともに、理由がわからないまま砂の減少問題、そして、近くの他市です。はっきり言って諫早市の飯盛沖でございますけども、ここに人工の海水浴場もオープンするなど、いろいろな問題を抱えて千々石海水浴場の浴客が年々減少したところであります。

 その後、個人経営も廃止となり、千々石町としては本町の唯一の観光名所として残すため、町の直轄事業として運営されていました。合併後も雲仙市がそのままの形で管理者として継続されていることにつきましては、千々石町民の一人として感謝しているところでありますが、現状のままではごみは多いし、砂の急激な減少で波打ち際が急にへこんだりして危険性も高いため、海水浴客も減少している状態でありますことは御承知のとおりでありますが、万が一事故が発生した場合の補償問題等については、どのような処置をされているのか、以下の点について市長の見解をお伺いするものであります。

 1つ、平成20年度、平成21年度、平成22年度の千々石海水浴場の利用状況と管理費及び今後の市の対応について、2番目、千々石海岸のごみ処理対策について、3番目、砂の減少問題について、以上、3点でございます。



○議長(石田?春君) 畑中総務部長。



◎総務部長(畑中隆久君) 今回の千々石海水浴場の利用状況と今後の対策についてのお尋ねでございますが、千々石海水浴場につきましては、毎年管理業務委託契約を締結し、海水浴場の監視、関連施設の管理、維持保全に関する業務を行っております。平成22年度につきましては、砂浜を含め7千m2の範囲を、7月17日から8月15日までの期間、海水浴場として開設をしております。

 千々石海水浴場の利用状況につきましては、平成20年度の利用状況でございますけども、3,038人、平成21年度は天候が悪く1,095人と減少しております。今回、平成22年度は2,513人と利用が昨年より2倍以上の伸びとなっております。

 それから、海水浴場の経費についてでございますけども、平成20年度は直営で運営をいたしております。監視員の賃金とか光熱水費を含めまして66万3,202円でございます。それから、平成21年度が176万4,813円。この中には桟敷の改修経費が含まれております。それから、平成22年度が87万4,338円でございます。

 それから、事故責任と申しますか、事故への対応でございますけども、この海水浴場の開設期間は3名の監視員を配置して万全な対策をとっております。そういう事故の責任の問題につきましては、基本的には受託者が負うものと考えておりますけども、市もその受託者とともに賠償責任を負う相当と認められる場合は、市の責任も考えられるというふうに思っております。



○議長(石田?春君) 中村勲議員。



◆23番(中村勲君) 今の説明でちょっと納得いかない点があるのですけどね。まず期間、平成20年度、平成21年度、平成22年度の期間。来客数、費用、これに従事した人数とかはどうなっているんですか。それから、万一の事故の時の補償が一番問題なんです。それと、今後、次年度から海水浴場を継続できるのかどうか、そういう点についてお願いします。



○議長(石田?春君) 畑中総務部長。



◎総務部長(畑中隆久君) 期間でございますけども、平成20年度が25日です。それから平成21年度が27日、それから平成22年度が30日間ということでございます。

 利用者の人数につきましては、平成20年度が3,038人、それから平成21年度が1,095人、それから平成22年度が2,513人でございます。

 監視員の人数については、3名が監視に当たっております。

 それから、事故責任についてでございますけども、市の管理業務を住民や地域団体、法人等に委託をした場合、その受託者の当該業務遂行上の過失による賠償責任は、第一義的には受託者が負うものと考えております。しかしながら、市も受託者とともに賠償責任を負うことが相当であると認められた場合は、その市も責任があるものと考えられます。



○議長(石田?春君) 中村勲議員。



◆23番(中村勲君) ちょっと今の説明じゃわかりにくかったのですけど、事故がないとは言えないわけです。ずっと以前から、千々石町の海岸は危ないから1年に1人は亡くなるとばいとかという話もありましたけど、ここ数年はないようでございますから使っておりますけども。こういったことで、万一の場合、海水浴場で泳いどって万一の事故があった場合、市の責任はどうするのか。そういった点が一番心配になるのです。そういう点はどうですか。



○議長(石田?春君) 畑中総務部長。



◎総務部長(畑中隆久君) 先程も申しましたように、監視員を3名配置をいたしまして瞬時に対応できるような体制をとっております。救命ボートとか、救命用具、それから救命具等をそろえてすぐ対応はできるような状態にしております。それと、その遊泳区域、今はブイを設置して禁止区域との区分けをして、きちんと管理はしている。

 それとあわせまして、事故の発生時には雲仙警察署、それから海難救助協会とすぐ連絡をとって対応するようにしております。ですから、海水浴の事故につきましては、事故がないように万全の態勢をとっておるつもりでございます。(「あった時どげんするのよ、あった時」と言う者あり)



○議長(石田?春君) 中村勲議員。



◆23番(中村勲君) 万全はわかるんです、気持ちは。今も私のかわりに言ってくれましたけど、あった時にどうするのかということです。補償。そういう点をお伺いしたいんです。



○議長(石田?春君) 畑中総務部長。



◎総務部長(畑中隆久君) もし万が一事故があった時の対応でございますけども、先程も申しましたように、一義的には受託者が負うものと考えておりますけども、後、その状況次第で市の責任も出てくる可能性もあります。それは、その時のその状況を見ないと、判断しないと、今の段階では何とも申されません。



○議長(石田?春君) 中村勲議員。



◆23番(中村勲君) 時間がないので急ぎますけど、次に、砂の減少問題。これは町田前千々石町長もおりますからよくわかってると思いますけども、この砂の減少問題はどうにもならないのです。そういう点について、市長はどういう考えですか。副市長でも結構です。



○議長(石田?春君) 町田副市長。



◎副市長(町田義博君) 確かに千々石町時分からこの砂の減少問題、大変議会でももめておりました。で、千々石町時代も調査をやっております。その結果、議会でも大分検討してもらいましたけども、潜水堤の離岸堤を作る以外はないだろうというそういう結論が出ております。ただ、これが膨大な経費がかかるというようなことで、着工出来ずに今まで来ております。

 ただ、今回また雲仙市になっても、この砂の減少問題で対策をやろうということで、今、基礎地盤コンサルタンツですか、ここに平成21年度からの繰り越しで調査をやっております。で、ここで深浅測量、藻場測量、底質調査、他の解析をやって、一応今の現況といいますか、今後の方策もこの結果を見て考えていくという、こういうところでございます。



○議長(石田?春君) 中村勲議員。



◆23番(中村勲君) せっかくの千々石町唯一の観光資源でございますから、市でもってもっと力を入れて多くの浴客が来るようにお願いをしたいと思います。

 時間がないので次にいきます。3番目の姉妹都市関係については、前回申し上げておりますので、要点だけいきます。時間がないから省略しましょうかね。そしたら、まず姉妹都市関係の中山本部長に聞きたいと思ったんですけど、時間がないから、市長だけ言いましょう。あ、これをひとついこう。岸川課長、交流事業の中で、雲仙こぶ高菜キムチまんじゅう、こういうのが商品化されて、韓国とのつながりがあると説明があったような気がするんですけども、これはどうなっていますか。簡単にお願いします。



○議長(石田?春君) 中山観光物産まちづくり推進本部長。



◎観光物産まちづくり推進本部長(中山孝君) その件につきましては、今、中村議員がおっしゃったとおりで、求礼郡のキムチの専門家との交流によってキムチ漬や辛みその作り方を研修し、今、実は守山女性部を中心にキムチ入りまんじゅうとか、それから雲仙こぶ高菜キムチなどとして商品化して、まだ量は少ないのですけれども販売に入っておるところでございます。



○議長(石田?春君) 中村勲議員。



◆23番(中村勲君) その販売というのはどこで販売しておるのですか。



○議長(石田?春君) 中山観光物産まちづくり推進本部長。



◎観光物産まちづくり推進本部長(中山孝君) 現在は、守山女性部加工組合で販売しております。



○議長(石田?春君) 中村勲議員。



◆23番(中村勲君) まあ大いに頑張ってください。時間がないので。次は市長に。今の言い方は失礼しました。時間がないのでね。あなたの才能で、一生懸命作ってもらってどんどん外貨を獲得するように力を入れて下さい。

 次に、市長にお願いします。雲仙市は国内では霧島市、海外では求礼郡と姉妹提携をしました。両市の、国の行事に参加するのみでなく、特産品の輸出入等についてもっと研究し、一般市民が多く参加できる事業を推進していけばと思いますけれども、それについて求礼郡や霧島市と市の職員の優秀な人材の両市、両国との交流等については考えませんか。



○議長(石田?春君) 奥村市長。



◎市長(奥村愼太郎君) 現在、職員数も減らしている現状でございますので、なかなか厳しいところがございます。ただ、やっぱり今後の国際交流、あるいはまた韓国や中国にまいっての雲仙市の産品の輸出入、あるいはまた販売促進等も考えれば、今後、そういうことも一つの考え方としてやっていくことがあるのかなというのもあります。

 それとまた、霧島市でございますけれども、今後やはり国が一つの政策として中国、東アジアからの観光客流入を非常に政策としてやっているようでございまして、今後、例えば九州内で2カ所、3カ所の交流、それから宿泊施設とのあれを進めているようでございますので、十分に霧島市と雲仙市とが提携してやっていける可能性も模索していこうと思っております。



○議長(石田?春君) 中村勲議員。



◆23番(中村勲君)私もせっかく霧島市と提携したんだから、両市が一緒になって海外からの観光客をどんどん流入すべきだと思いますので、特に中山部長、そういう点に力を入れて頑張っていただきたいと思います。

 これで時間が来ましたので終わります。どうもありがとうございました。



○議長(石田?春君) これで23番、中村勲議員の質問を終わります。

………………………………………



○議長(石田?春君) 15分まで休憩をいたします。

=午前11時04分 休憩= 

=午前11時16分 再開= 



○議長(石田?春君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。

 次に、11番、森山繁一議員の質問を許します。森山繁一議員。



◆11番(森山繁一君) 11番、森山でございます。議長の許しをいただきましたので、通告をしておりました農業振興についてと、長崎国体について質問をさせていただきます。

 昨日は台風9号の接近によるという気象庁の予報でもありましたが、今回被害を相当心配をしておりましたところ、思ったより影響が少なかったことにつきまして大変ホッとしているところでございます。私も実は、本日本会議が開かれるか心配をしておりましたが、おかげをもちまして影響がなかったことにつきまして喜んでおるところでございます。

 また、今年は残暑というか、猛暑という例年以上に本当に厳しい天候で、また、日本中気象庁の記録ずくめの年となっておりますが、6月の第2回定例会時期におきましては田植えのシーズンでもありました。しかし、今は暑さにも負けず稲の穂も出そろい、今年の統計によりますと平年並みの収穫が予想されるのではないかということで、皆さん実りの秋を楽しんでおられることと思っております。

 ということで、まず、第1番目の農業振興についてお尋ねをいたします。

 平成21年度緊急雇用対策として始まった事業、通称農援隊と話をしておりますが、雲仙市環境システム整備事業のこの目的については、農家人口の減少、後継者不足による規模拡大を断念している農家や期間労働不足に悩む農家を解消するため、他業種を含めた農作業ヘルパー利用グループを組織化し、労働力を総合的に補完するシステムづくりを目指すとともに、農作業ヘルパーで養われた栽培技術を生かし特定法人農業への参入を促すことを目的とうたわれているようでございます。

 この事業につきまして、通称農援隊ですけど、環境システム整備事業の現在の実態はどうなっているか、お尋ねをいたしたいと思っております。

 通告には今後についても書いておりましたけど、できれば今回事業の状況をまず答弁をしていただいて、後は自席のほうで再質問、または、第2の長崎国体についても自席で質問をさせていただきます。よろしくお願いいたします。



○議長(石田?春君) 奥村市長。



◎市長(奥村愼太郎君) 森山繁一議員の御質問にお答えさせていただきます。

 まず農援隊、営農環境システム整備事業につきましておほめの言葉をいただきまして、ありがとうございます。現状と今後についてのお尋ねでございますが、本事業は現下の厳しい雇用情勢の中にあって、地域の求職性の雇用機会の創出を目的とした国のふるさと雇用再生特別基金事業を活用した事業でございまして、平成21年9月に市と島原雲仙農業協同組合が委託契約を交わし、平成23年度まで実施する事業でございますが、あとわずかになってまいりました。

 営農環境システム整備事業に取り組む成果、目的といたしましては、議員御指摘のとおり労働力不足が原因で規模拡大を断念している農家や期間的な労働力不足に悩む農家に対して、農作業ヘルパーが労働力を補完することで、問題の解決が進んできているものと考えております。

 また、営農環境システム整備事業は雇用の確保はもちろん、この事業を契機に将来的には地域の中で農業における労働力を補完するシステムが整備・構築され、雲仙市の基幹産業であります農業の経営安定化を図ることを目的にしているところでございます。

 残余の答弁につきましては担当部長より答弁していただきます。



○議長(石田?春君) 酒井農林水産商工部長。



◎農林水産商工部長(酒井利和君) 営農環境システム整備事業の現状についてでございます。

 平成21年度の実績といたしましては、実働のあった平成21年10月から平成22年3月までの6カ月間の実績ではありますけども、委託費決算額で2,602万9,715円で、農作業ヘルパー20名、事務員1名が活動し、延べ1,500戸の農家に対し労働力の提供を行ったところでございます。

 平成22年度は、契約額で6,767万7,750円で、農作業ヘルパー24名、事務員1名が活動しているところでございます。



○議長(石田?春君) 森山繁一議員。



◆11番(森山繁一君) 先程御説明を受けましたが、島原雲仙農業協働組合と委託をして行われているようでございます。

 ここで、先程部長のほうから答弁がありましたように、雇用の面でも現在雲仙市の各地区に雲仙市農援隊24名プラス1人の事務員がおられるということで、今、説明がありましたが、また、県のほうにおいても、畜産を含めて県の農援隊16名の方が働いておられます。合わせて40名の皆様が今後23年度で終わるとなれば、即、失業者になりかねない、その点をどのように考えておられるか、見解をお尋ねいたします。よろしくお願いします。



○議長(石田?春君) 酒井農林水産商工部長。



◎農林水産商工部長(酒井利和君) 今後につきましてでございますが、先程市長が答弁いたしましたとおり、本事業は平成23年度までの事業でございまして、本事業の取り組みを通しましてシステムのノウハウを習得し、地域の中で農業における労働力を補完するシステム整備が構築されることをも目的といたしております。

 島原雲仙農協並びに農業者の皆様方におかれましても、本事業の完成年度であります平成23年度までにぜひとも事業のノウハウを習得していただき、市といたしましては、平成24年度以降は他業種団体も含めたところで、さらなる労働者の長期安定的な雇用と労働力不足の解消が図られるシステムが構築できるよう、事業の推進をしてまいりたいと考えているところでございます。



○議長(石田?春君) 森山繁一議員。



◆11番(森山繁一君) 今、部長のほうから詳しく平成24年度以降のことも話をされましたが、この農援隊の事業につきましては、その農作業で養われたその技術を生かして農業に参入することも目的とされておりますが、今現在、農業者の方が労働力不足に悩んでおられる中、高齢者の方も播種、いろんな面はできるけど、収穫時に本当に労働力が足りない時にこういう農援隊の方が継続していただければ、やはり耕作放棄地等についても荒れないように、そういう事業があるなら作りたいという方もおられます。

 それで、平成23年度以降も雲仙市においては自主運営、経営と組合につきましてはなっておりますが、その手助けとして、雲仙市も協力、御理解をしながらやっていただければと思っております。その点どうですか。



○議長(石田?春君) 酒井農林水産商工部長。



◎農林水産商工部長(酒井利和君) この農家の労働力の不足については、以前から農家からの要望もかなりあっておりまして、今回は国の緊急雇用対策によりまして、ちょうど同時期に県の農援隊と、それから私どもの雲仙市で営農環境システムというのが同じような事業を立ち上げた関係で、非常に農家にとってはわかりにくい事業になったのかなというふうにも思っておりますが、現在、農協のほうに私どもの事業も農援隊と一緒に事業をやっていただいておるわけですけれども、今は農家の方も賃金を負担をしなくてもいいわけですから、平成23年度までにその以降もやるとなれば、どうしても国の交付金がないわけですから、受益者が負担を伴うという大きな変換になります。

 そういったことに耐えるためには、やはり農家の意識もそういった意識になってもらわないといけませんし、働く方は農家の忙しい時期だけに働くということもできませんので、我々としては、やはり他業種も含めたところで労働力の需用調査といいますか、そういったものをさせていただいて、うまくそのシステムが構築できないかなというふうに考えておるところでございますので、以降は受益者負担も伴うんだということも認識をしていただくような体制を、今後私どもとしては農家のほうとも話し合いをしていかなければいけないなというふうに考えております。



○議長(石田?春君) 森山繁一議員。



◆11番(森山繁一君) 私が言う前に部長が答弁をされまして、今、農家の方々も、今ただでそういう労働力をいただくのは、もう気の毒い。ただ、こういう利用組合というこういう事業がなされたということにつきまして本当に喜んでいるところです。先程、部長がおっしゃいますように、負担はしてでも結構ということで、皆さんそう言っております。

 また、県、県の農協中央会でもこういう事業はやはり検討してみなければいけない、いいことじゃないかという話も聞いておりますので、再度、市としても、もう国からの援助はないと思っておりますが、その点、先程の答弁の考えを含みながら、平成24年度以降もこういう事業を手助けしていくような形でできるか、再度答弁をお願いします。



○議長(石田?春君) 奥村市長。



◎市長(奥村愼太郎君) 議員御指摘のとおり、平成24年度からも今、部長ともども対策については考えているところでございます。

 ただ、先程、部長が申しましたけれども、通年事業でございますとか、あるいはまた、受益者負担の問題でありますとか、そういったクリアしなければならない問題もいくつかございます。ただ、これまでやってこられたノウハウ、システムについては、少し熟知しておられるかもしれませんので、今後、市がございます、例えば提案事業でありますとか、そういったことも活用していただいて、ある程度自分たちで組織を作っていただいて、市のさまざまな事業を活用していただければ、多分それに対しての支援というのは市としてもできると思っておりますし、この事業というのは本当に農村社会においては大変喜ばれておる事業でもございます。ですから、これにつきましては、さらに我々もできるだけその意を酌み取りながら応援していければというふうに思っております。



○議長(石田?春君) 森山繁一議員。



◆11番(森山繁一君) よろしくお願いをいたします。

 以上で、農業振興について終わります。

 次に、長崎国体についてお尋ねをいたします。

 雲仙市の国体準備の状況はということで質問をしておりますが、第69回国民体育大会が2014年、平成26年、長崎国体が開催される中、我が雲仙市においてはボクシング競技、サッカー少年男子の2つの競技が、平成19年11月26日の選定の通知がなされております。

 また、私たちには、平成20年10月23日には国体について、雲仙市の国体準備概要の説明がなされております。県においては、着々と準備が進行中でありまして、大会名称、「長崎がんばらんば国体」、スローガンとして「君の夢 はばたけ今 ながさきから」ということでありまして、また、マスコットキャラクターデザインも決定がなされております。

 雲仙市としては、国体準備委員会を6月25日に立ち上げられたということで、市長報告の中でありましたが、雲仙市の国体準備の状況はどのようになっているか、まずお尋ねをいたします。



○議長(石田?春君) 塩田教育長。



◎教育長(塩田貞祐君) 失礼します。雲仙市の国体準備状況についてお答えさせていただきます。

 長崎国体に向けました準備組織につきましては、議員言われましたように、平成22年6月29日に、市民総参加のもと雲仙市の特性を生かすとともに、創意工夫を凝らし、雲仙市らしい魅力あふれる大会を目指して万全の体制を整えることを趣旨に、雲仙市準備委員会を設立いたしました。

 なお、平成23年度におきましては、この準備委員会から実行委員会へ組織を拡充させ、さらに準備組織体制を整えていこうというふうに計画しているところでございます。



○議長(石田?春君) 森山繁一議員。



◆11番(森山繁一君) 私は準備状況ということで質問をしておりますが、ボクシング競技またサッカー競技についての着々とした準備はどのような今推移がされているか、その点をお尋ねをいたします。



○議長(石田?春君) 塩田教育長。



◎教育長(塩田貞祐君) まず、ソフト事業の展開といたしましては、ボクシング競技につきまして、ボクシング競技団体等の要請を受けまして、吾妻体育館で開催に向けての選手発掘事業及び周知活動を目的といたしまして、平成21年度から平成22年度にかけまして小中学生を対象としたボクササイズの教室等を開催いたしております。

 なお、本年度においては、既に2つの教室を開催し、南串山町、小浜町で終了しているところでございます。

 後、サッカーのハード整備につきましては、従来から説明をさせてもらっておりますように、不足する整備について種々検討しておりましたが、昨日、浦川議員に答弁させてもらったとおりの現状の状況でございます。

 以上でよろしいでしょうか。



○議長(石田?春君) 森山繁一議員。



◆11番(森山繁一君) ボクシング競技については、会場、駐車場と問題ないのですね、ですね。

 それでは、サッカーについてお尋ねをいたします。昨日、同僚の議員よりサッカー会場について質問をされておりました中で、今回、雲仙市がサッカー競技の選定を受けた中には、第1会場、国見総合運動公園サッカー場、それと新設会場、百花台公園サッカー場と、こうなっております。この新設会場につきまして、昨日本当同僚議員のほうから質問がなされておりまして、愛野運動公園の上にはもう作らないというような話がありまして、きのうの答弁では陸上競技場を一緒に作るのはやめて、陸上競技場は構想として考えていくというような捉え方で聞いておりましたが、また、サッカー場についてだけは建設をしたいというような捉え方で答弁を聞きました。

 そこで、百花台公園について同僚議員のほうから説明があっておりましたが、市長、教育長ともに、百花台公園は県民全体の広場、利用ということで、なかなか厳しい。また、雲仙市においても今選定中であるが、なかなか厳しいというような話が昨日なされました。

 私も、スケジュールによりますと平成21年度に内定、また、そのようなスケジュールをいただいておりましたが、9月1日の今回の市長報告の中で、雲仙市においてはサッカー競技、ボクシング競技の開催が決定しておりますということで報告を受けましたが、この要綱を見てみますと、決定ということは、平成23年、会場を日本体育協会と文部科学省が視察をしてから決定をされるというような、これが計画と思っております。もう今の時点で、会場もまだできないうちに、決定をされてない時に、もうサッカーもボクシングも雲仙市に決定しましたというこの文書です。これはあまりにも早いんじゃないですか。



○議長(石田?春君) 山野教育次長。



◎教育次長(山野義一君) 失礼します。ここでお詫びと訂正をさせていただきます。

 9月1日の市長報告の中の16ページですけど、今お持ちでしたら16ページをお開きください。では、私のほうで説明させていただきます。

 で、この中で、16ページの第69回国民体育大会雲仙市準備設立委員会に関する市長報告の中で、「雲仙市においてはサッカー競技、ボクシング競技の開催が決定しておりますが、」ということで市長が申し述べましたが、正式には、「この雲仙市においてはサッカー競技、ボクシング競技の開催地に選定されています。」ということで訂正をさせていただきます。

 といいますのは、先程、森山議員が申されましたけど、まだ今5年前です。5年前ですので、これは正式には、この日本体育協会からは私たちは、この長崎国体は開催が内定です。で、それを受けまして、長崎県準備委員会から雲仙市においてこのサッカー競技とボクシング競技の会場地として選定されているということですので、ここを決定ではなくて選定されておりますということで訂正いたしてください。(発言する者あり)



○議長(石田?春君) 山野教育次長。



◎教育次長(山野義一君) 市長のほうにこの原稿を提出しておりましたので、一応事務局という立場で訂正をさせていただきました。



○議長(石田?春君) 森山繁一議員。



◆11番(森山繁一君) 市長報告の16ページ、開催が決定ということを変更、選定ということですね。以上、わかりました。

 それと、先程言いましたように、平成23年には会場を視察されることです。これ以上、これを決定するためには、国体実行委員会の設置となっておりますが、この雲仙市として、まず選定の場所、工事施工の最終期限として、恐らくプレ大会もある中で、いつまでこれは皆さんが選定、また、このくらいの事業になりますとか、場所等は、これは最終決断はいつまでされる予定ですか。いつすれば間に合うか、その点、まず期間を言ってください。



○議長(石田?春君) 塩田教育長。



◎教育長(塩田貞祐君) 大変御心配いただいておりますことに感謝を申し上げます。

 国体開催に当たりましては、議員御指摘のように平成26年開催に向けその前年に、平成25年になりますが、競技運営能力を高めることを目的といたしまして全国大会規模のリハーサル大会が開催されることでございます。このようなことを考えますと、平成24年度末に会場地を整備完了しておくことがベストだというふうに考えています。



○議長(石田?春君) 森山繁一議員。



◆11番(森山繁一君) 平成24年度に完成ということですね。それでは、逆算していつぐらいに決定をされるものか。昨日の質問の中で、3月から今まで精査しますとかいう話がありましたけど、全然情報が入って来ない。やはりもしもこういう選定またいろんな形でなれば、県とも相談を、百花台公園の話も出ておりましたが、いろんな情報また説明を都度都度やっていただければいいんですけど、また半年もそのままで、次がどうなるかということで心配をしておりますので、最終期限はいつですか。



○議長(石田?春君) 塩田教育長。



◎教育長(塩田貞祐君) 実は議会の皆様方に大変御心配をかけておりますことに、私どもも苦慮しておるところですが、自治会長等の説明におきましても説明をいたしましたが、さまざまな御意見があり、現状、市長にお願いをして、長崎県の百花台公園の整備についても折衝をしていただいております。私ども担当部局もそのようなことで折衝しておりますが、なかなか厳しいということを踏まえまして、関係部局では、市内への設置について現在候補地を絞りまして数件の候補地の内容選定を詳細に行っております。大変議員の皆様方に説明が遅れておりますことには、御迷惑をかけておることにはお詫びを申し上げますが、もう少しお待ちいただきたいというふうに思いますし、できれば、平成22年度中の中で方向性をしっかり立てていきたいというふうに思っています。



○議長(石田?春君) 森山繁一議員。



◆11番(森山繁一君) 今、教育長のほうから、平成22年度中にはなるだけ決定をしたいということでございます。

 そこで、昨日の話をちょっと。答弁の中でもやはり雲仙市内で競技場をつくりたいというような、どうもそういう答弁の中で私は受けとったわけでございます。県のほうも厳しい、市のほうも選定にも大変苦しんでいるということでございます。

 市長にお尋ねします。市長、本当に腹案か何かあるなら、ここで、もしもおっしゃっていただければ、いいと思っておりますが、腹案があるかないか。



○議長(石田?春君) 奥村市長。



◎市長(奥村愼太郎君) 今の現状で一生懸命頑張っているところでございますので、腹案等はございません。



○議長(石田?春君) 森山繁一議員。



◆11番(森山繁一君) これは議会とまたいろいろと相談をしながら選定をされることと思っております。もし最悪の場合、どうしても雲仙市のほうでサッカー競技会場が1つ足らなかったという場合、もしもこういう建設が不可能という場合には、教育長、次長、どっちでも結構です、最悪の場合どのような想定をされておりますか。その点、もうそろそろ考えておかんば、平成22年度中には大変と思っておりますが、その点、どのように考えておられるか、お尋ねをいたします。



○議長(石田?春君) 塩田教育長。



◎教育長(塩田貞祐君) 大変厳しい質問で、答弁も難しいのですが、雲仙市の発展を考えまして、今回の国体につきましては立候補させていただきました。そして、議会にもそのことは報告をさせていただいております。

 そのようなことを考えますと、関係団体等に御迷惑をかけることなく、雲仙市での開催を目指すべきだというふうに考えておるところでございます。



○議長(石田?春君) 森山繁一議員。



◆11番(森山繁一君) 雲仙市が立候補したということで、雲仙市のほうでなるだけやりたいという、今、教育長の答弁です。わかりました。

 そこで、この市長報告の中でこの国体に向けて雲仙市は市民総参加のもと、雲仙市の特性を生かすとともに、創意工夫を凝らし、雲仙市らしい魅力あふれる大会を目指すということで、万全の体制を整えてまいりたいということで書いてあります。

 こういう報告の中でありますので、どうか雲仙市の国体の準備委員会等もいろいろ話をしながら、万全な体制で早目に準備をやっていただければと思っております。

 以上で私の全質問を終わります。



○議長(石田?春君) これで、11番、森山繁一議員の質問を終わります。(発言する者あり)

………………………………………



○議長(石田?春君) それでは、1時まで休憩をいたします。

=午前11時48分 休憩= 

=午後1時00分 再開= 



○議長(石田?春君) 休憩前に引き続き会議を再開します。

 ここで市長より発言の申し出があっております。これを許します。奥村市長。



◎市長(奥村愼太郎君) 議会冒頭の市長報告の中で表現の誤りがございましたので、お詫びして訂正をさせていただきます。

 お手元に差しかえ文を配付させていただいておりますが、市長報告の16ページの中段、「雲仙市においては」の後に「第69回国民体育大会長崎県準備委員会から」を挿入し、「開催が決定しておりますが」を「開催地に選定をされておりますが」に訂正をしていただきたいと思いますので、よろしくお願い申し上げます。

 訂正いたしました詳細は教育次長より説明をさせていただきますので、よろしくお願いします。



○議長(石田?春君) 次に、教育次長より発言の申し出があっております。山野教育次長。



◎教育次長(山野義一君) 失礼します。私たち教育委員会の事務局として、長崎県準備委員会からこのサッカー競技とボクシング競技の会場地として雲仙市が選定されたということを私たちが決定したということで間違っておりました。そこで、先程市長のほうから訂正がありました。

 で、先程私が本会議の中で訂正いたしましたことを大変申しわけなく思っております。どうもすみませんでした。



○議長(石田?春君) ただ今市長申し出のとおり訂正することに御異議ありませんか。

 〔「異議なし」と言う者あり〕



○議長(石田?春君) 御異議なしと認めます。従って、市長申し出のとおり訂正することに決定しました。

 次に、14番、小畑吉時議員の質問を許します。小畑吉時議員。



◆14番(小畑吉時君) 小畑でございます。午前中、同僚議員が台風のこと、また、気温のことを申されましたので、私の言う分が何もございませんが、食事をして非常に満腹であります。腹の皮が張れば面の皮がゆるむというような中で、非常に眠たい時間帯でありますが、しばらくおつき合いを願いたいと思います。

 私の質問は、高齢者対策についてということでございますが、今、日本では高齢化が進み、全国各地で自治体は頭の痛い問題ではなかろうかと思うわけであります。しかし、今の高齢者の方々は戦中戦後今日の日本に大変貢献された人たちでありまして、現在豊かな暮らしができるのは、高齢者皆様のおかげだと思っております。しかしながら、今の国の政治は混とんとし、政治家が政治家を批判し、政党は政党の批判合戦のあり様。その中で国民不在の政治ではなかろうかと思うような気持ちであります。国民もふんまんやる方なしというような中でありますが、この雲仙市でも合併後、住民の不平不満をよく聞くようになりました。老人の集い、または、いろんな会合に出席してまいりますと、「どげんなっちょっとな、議員」と、「もっとしっかりせよ」というようなことで叱咤をされるわけであります。年をとってもまだまだ仕事もできるんだ。しかし、仕事もない。また、税金は上がった。タクシー券は減った。まちのイベントが減ったと、いろいろ不平不満を申されるわけでありますが、まだまだ世の高齢者と申しましても若うございます。仕事をさせればまだ立派にできる方たちがいっぱいおられるわけでございますが、こういう方たちのために何か施策を考えておられるのか、市長に御所見をお伺いしたいと思います。

 また、合併後もう5年でありますので、ぼちぼちこの地域性、いろんな面を見直す時期に来ておるんじゃなかろうかと私も思っておりますので、この1点をお聞きしたいと思います。

 2点目に、孤独死についてということでございます。

 この孤独死とやっておりましたけれども、酒井部長のほうから所見をちょっといただきましたけれども、これが非常に解釈が難しいということで、ここに書類をいただきましたが、孤独死と独居死ということでありますが、孤独死は近親者や周辺の人を初め誰ともおつき合いがなく、一人さみしく亡くなり、その後、長期間発見されていないというのが孤独死だそうでございます。

 次に、独居死の説明では、決して近親者が放っていたわけでもなく、直前まで周囲が見守りをしていて、亡くなった時に1人であった場合と、こういう解釈でありますが、今日、私の質問の中には、私の解釈では独居死でなかろうかという中で質問を問わせていただきますので、部長との見解が少し違うかもわかりませんけれども、よろしくお願いをしたいと思います。

 まず、この独居死についてということでございますが、過去、合併前に私たちもいろいろな角度から勉強をし、そして、この島原半島の高齢者の行く末がどうなるかということで調べておったわけでございますけども、2025年には島原市は16万の人口が10万になるだろうという推計が出ておったわけであります。

 そしてまた、当時、旧町、国見町では多比良町、そして土黒村、神代村というのが、昭和31年、昭和32年に続けて合併をしたわけでありますけれども、特に、この高齢者の状況がどのようになっておるかという中で、多比良町の町下、船津地区が非常に高齢化が進み、当時、もう30%近くになっておったんじゃなかろうかという状況の中でありました。

 合併後、一昨年暮れに、女性の方が誰にもみとられなく亡くなっておられまして、そして、去年8月、近くのアパートで女性の方が亡くなっておられたわけでございます。今年3月にも、ひとり暮らしの女性の方が亡くなられました。郵便受けに新聞がたまっておったということで、郵便受けからのぞいたら倒れて亡くなっておられたということがありました。そしてまた、今年のゴールデンウイークに、近くのおばあちゃんが亡くなっております。

 そういう状況でありまして、この雲仙市は高齢化が非常に進んでおるのではなかろうかと思うわけでありますけれども、この件、どのような対策をとっておられるのか。また、高齢者の状況が各町でわかったら御説明を願いたいと思います。

 後は自席で質問させていただきます。



○議長(石田?春君) 奥村市長。



◎市長(奥村愼太郎君) 小畑吉時議員の御質問にお答えさせていただきます。

 雲仙市の高齢化対策についてのお尋ねでございますが、市といたしましては、雲仙市総合計画の基本方針でございます「笑顔いっぱいの健康と福祉づくり」を理念として、昨年9月に雲仙市高齢者福祉計画を策定し、各種の事業に取り組んでおります。

 高齢者福祉計画におきましては、安心できる高齢化社会の実現を目指すために、在宅、施設サービスの充実と介護予防、生活支援の充実の2つの基本施策を掲げ、ひとり暮らしや高齢者のみの世帯で援助が必要な方々の不安の解消や、安全確保、安否確認を目的とした緊急通報装置貸与事業、配食サービスを行います食の自立支援事業、先程議員から御指摘がございましたけれども、タクシー代の一部を助成する高齢者交通費助成事業や敬老会助成事業等、各種の高齢者福祉事業を実施いたしております。

 また、さまざまな相談に対応するため、保健、医療、福祉、介護が一体となった高齢者・障害者窓口相談を設置し、高齢者の方々が安心して生活できるよう相談体制の充実を図っているところでございます。

 先程議員がおっしゃいましたように、県平均よりも高齢化率は雲仙市内では進んでおります。私の推計するところによりますと、今後この高齢化が増加します雲仙市内におきまして、やはり独居老人、あるいはまた、高齢者の自立ということが一つの大きな政策課題になってくると考えます。

 ですから、そのことにつきましては、今後年金あるいは老人の方々の副収入、そういったことに対しての配慮ということも今後必要になるかというふうに思うわけでございます。



○議長(石田?春君) 酒井市民福祉部長。



◎市民福祉部長(酒井忠信君) 小畑議員の御質問にお答えいたしたいと思います。

 本市における高齢化率についてでございますが、今年7月末現在におきましては、総人口4万8,944人のうち65歳以上の方が1万3,803人、高齢化率28.2%となっております。ちなみに全国平均が23.1%、長崎県が25.8%となっており、本市の高齢化はかなり進んでいる状況であります。

 なお、各町ごとの高齢化率につきましては、小浜町がもっとも高く31.9%を示し、次に、南串山町30.0%、吾妻町28.6%、千々石町28.5%、国見町28.2%、瑞穂町27.9%、愛野町19.7%の順となっております。

 次に、独居死と孤独死の解釈につきましては、小畑議員が申されたとおりでございまして、明確な定義はないところでございます。

 次に、独居死の対策について御質問をいただいたことですけども、独居死の対策につきましては、ひとり暮らしの高齢者の方に緊急通報装置の無料設置や、食事に関して不安があられる方へ配食サービスなども行っております。また、地域包括支援センターや介護保険制度の各種サービス事業や民生委員などによる見守り訪問など連携しながら、人的なつながりのある福祉サービスに努めているところでございます。



○議長(石田?春君) 小畑吉時議員。



◆14番(小畑吉時君) まずもって高齢化というこの位置づけ、いくつぐらいからが高齢化なのか、その定義をひとつちょっとお聞きしたい。



○議長(石田?春君) 酒井市民福祉部長。



◎市民福祉部長(酒井忠信君) 一応高齢化につきましては65歳以上の方の人口で、総人口で割るということになっております。65歳以上の割合でございます。



○議長(石田?春君) 小畑吉時議員。



◆14番(小畑吉時君) いろいろ野次馬が飛んでおりますが、私も今63歳になりまして、もう高齢化の手前でありますけども、先程、市長のほうからも出ましたが、いろんな働く場等も考えていくということであります。

 しかし、今この65歳と申しますと、昔では、もう50となりますと、ああ、じいさんと。我々も、ああ、もうじいさんがと言っておりました。しかし、ここにも、この議会の中で見渡しても、超えておられる方もおられますが、決して老人と見えない。まだまだ仕事をさしたらバリバリであり、あごも達者な方が非常に多いわけでありまして、こういう人たちの仕事をやっぱり雇用問題をまずもって考えていかなくてはならないのではなかろうかと。

 と申しますのは、今、年金制度ももう崩壊状態と申しますか、私たち今この議員でさえ来年平成23年度には、議員年金も崩壊であります。私は団塊の世代でありまして、これから若い人たちに大変お世話になる議員が、ここにがん首をそろえているわけでありますけれども、私たちも年金の不安、そしてまた、これからやっぱり死ぬまで仕事をしていかんと食べていかれないなというのが実感ではなかろうか。住民もほとんどそういうことを考えておられて、「小畑さん、議員さん、仕事がありませんか。なんもなかっですよ。何とか見つけてくださいよ。」というような形でいろんな相談を受けておるわけでありますが、いつぞやの議会でも申しました埋立地の質問でも雇用問題が何とかならないかということもお願いをしております。

 また、県にも先般市長とともに参りましたが、なかなかこの地場産業が来ないという中で、このままいきますと、先程市長の説明で、県下でも要するに高齢化が進んでおるという中で、いよいよ雲仙市は大変なことになるのじゃなかろうかと思うわけであります。再度、この雇用問題について何か市長、方策がないか、もう一度聞きたいと思いますが。



○議長(石田?春君) 奥村市長。



◎市長(奥村愼太郎君) 先程小畑議員がおっしゃいましたように、これまでの社会の仕組みというのが高齢化率を予想しての社会制度設計じゃなかったと思うのです。ですから、年金にしましても、まさここんなに長寿社会が誕生するとは、当時の制度設計の中では予想されていなかったということがございまして、今の社会の前提がすべて高齢者を基本とした社会設計じゃなくて、いわゆる生産年齢というのが15歳から60歳までになっておりますけれども、今は15歳で社会に出てという人数は非常に少ないわけでございますし、また、60歳から65歳までの働き盛りというのも、今は本当に議員御指摘のとおり当然の社会になってまいりました。

 ですから、まずは一つ全体で、国全体ででもやはりこの労働条件あるいはまた社会に参加する年齢をもう一度再考してみる必要があるかと思うわけでございます。

 雲仙市にとりましては、先程午前中の森山議員の御質問にありましたけれども、例えば、今から先、援農でございますとか、そういったシステムをよく熟知し、あるいはまた、地元のことに対して非常によく知った方々が少しでもそういった組織に入ることによって、余った時間あるいはまた自分たちの経験を生かした活用ができないか。そういう組織をつくっていくことが一つの社会雇用に結びつけていけるのではないかというふうに考えておりますし、あるいはまた、今後1つの法律を変えることによって、例えば今交通弱者と申しますか、ある程度採算性がとれないところの道路というのが、すべてルールでは一定の決められた路線を走らなければならないということになっておりますけども、必要に応じてタクシーと同じような形での需要ができないのかどうか、そういった今後は過疎地になる国の一つの方策というのを考えていかなければならない。そして、そこには当然高齢者でも働き得る場所というのが提供できるのではないか。こういったことを一つずつ検証していく時期に来ているのかなというふうに思っております。



○議長(石田?春君) 小畑吉時議員。



◆14番(小畑吉時君) 市長の前向きな答弁であります。実は、私、ここにおられる職員の方たちにもお願いがあるわけでありますが、今、行政は何か議会から物申す、また、住民から物が行くと、社交辞令的に近傍の町村はどうやっているか、それを見合せながらやっておるのが今の行政のやり方ではなかろうかと思うわけであります。

 実は、先般の何気なく見ていたテレビの放送の中で、どこの町か、何町か私忘れましたけれども、過疎化の進んだ小さい村でありました。ここの係長クラスの方が、行政とはけんかをし、また、住民に説明をしながら何とか町おこしをしたいというような中で、上司の方が1人加勢をしていただいたということでありますが、15年以上子どもが生まれない自治体だそうです。

 そこで、この職員が考えたことは、なんせこの村に大学の女性をホームステイと申しますか、そういう形で田の中の草取り、また、田植え等、稲刈り等をお願いし、最初は二、三人だったそうでありますが、今は20人以上この村に入り、じいちゃんとおばあちゃんと和気あいあいに、握り飯を食べながら作業をしている姿が映っておりました。

 また、この係長は、この地名か、川の名前か何かわかりませんが、神子という名称を利用して、ここはわき水の非常においしい、米のおいしいところでありましたそうで、この米を何とか売り出したいという策で、ローマ法王に謁見をされ、そして、献上米として、これは神の子の米であると、イエスキリストは神の子であるというようなことで献上されたそうですが、これがテレビ報道機関に渡り、そして一躍有名になり、今はこの米が日本での最高のブランド品じゃなかろうかと。60k当たり3万五、六千円ぐらいの値段で今売れておる。

 そしてまた、販売店もその村で作った作物等も売り、そこには日本各地から一度食べたらおいしかったということで、本当にお客が寄っておる。

 今、担当、中山観光物産まちづくり本部長はアンテナショップ等で、福岡でこれから精を出して頑張られるわけであります。私も過去苦労した時代は、オイルショック時代にアサリ貝等、ノリを持ってこの福岡に行商に行ったことがあります。しかし、なかなか自分が担いで持って行って、そして経費を差し引くとほとんど生活費にぎりぎりなぐらいしかかせげなかった。

 そういう中で、アンテナショップも確かに対外的に非常にいいことでありますが、きのうも一般質問の中でも出ましたが、私は、この雲仙市でやっぱり雇用問題が一番大事じゃなかろうかと思うわけでありまして、何かお互いに議会も、また職員も、市長も一緒になってこの地元でできるような需用、雇用問題ができないものか、その辺を考えております。通告にはしておりませんが、特に酒井部長あたり漁業面も高齢者が非常に多いわけであります。農業もそうでありますが、その辺のところは基幹産業の農漁業でありますので、何か知恵があったら、ひとつ答弁でお願いしたいと思いますが、何かありますか。



○議長(石田?春君) 酒井農林水産商工部長。



◎農林水産商工部長(酒井利和君) 私も午前中に森山議員から御質問がありました。援農を、先程市長が申されました農業では片や労働力が不足しておるという状況で、そういうシステムを雲仙市で何とかできないかということを、平成24年度以降も我々は考えておるわけですが、やっぱり農業は期間的に忙しい時期とそうじゃない時期とあるものですから、この市内でいろんな産業がありますから、どういった時期にどれだけの人材がいるのかというのをまず調査をしたいというふうに考えております。

 その中には水産ももちろん入りますし、工業も入りますし、そういったもので、まだ今からのことですから、どういうふうになるかわかりませんけれども、そういったことで雇用を確実に、安定的に雇用ができるような、そしてまた農家も水産業者もできるようなシステムができるように努力をしたいというふうに考えております。



○議長(石田?春君) 小畑吉時議員。



◆14番(小畑吉時君) 酒井部長には急に振りまして、大変苦しい答弁であったかと思いますが、ありがとうございます。

 この高齢者対策というのは、もちろん仕事だけではないわけです。いろんな地域の見直しと申しますか、合併して5年になります。いろんな問題が山積みしておるわけでありますけども、長生きをさせるというのも、やっぱりこの一つの行政がリーダーとなって、いろんな施策を考えていくのが一番いいんじゃなかろうかと私は思うわけでありますけれども、先般の多比良町の夜市等にも境川副市長がお見えになったと。そういう中で非常に本当に盛大に、中身は本当に手作りでありますが、他町、他市あたりから非常に多かった。千人、1,500人ぐらいの人が寄っておったんじゃなかろうか。一瞬、ああ、町の発展が戻ってきたなと錯覚を起こすような、そしてまた、老人たちがこれを1年に1遍楽しみに、近所、近辺さそいながら、あのビンゴゲームを楽しんでおられた姿を見ますと、昔の国見町は豊かであったなあと、私は今でも振り返るわけです。先程誰かが、私は合併は反対だったと、こういうようなことを申されました。私ももちろん合併は反対ではありませんが、枠組みの問題で住民運動もやった1人であります。

 そういう中で、先程も申しますように、会合になんかに行くと、「どげんなっちょっとな」と、「町の火が消えてしまうよ」というような、そういう中でありまして、市長に私からぜひお願いでありますが、市長は対外的観光面また先程の議員の質問にありましたように、武夷山市とか、求礼郡とかの姉妹調印もやっております。また、今度のアンテナショップも対外的に出ております。我がこの雲仙市で本当に心の立地と申しますか、貧乏はしていても何か住民が喜ぶような、そういう施策をぜひ考えていただきたいなと私は思うわけであります。何かお願いすると、御理解ください、予算がありません。予算がありませんと。まあ家庭でも一緒ですが、「金なかっど、われ辛抱しとけ」ばっかりでは、子どももやっぱりついてはいけない。それには金がなくても、やっぱり心だけの立地なのです。例えば、今、夜市の問題も出ましたが、以前は各町で町民体育祭とかいろんなことがありました。今は一括してああいうので2年に一遍ですか、ぱっとやられるわけでありますが、これにも老人たちは、ほとんど一部の老人しか見に行けない。私は、ぜひ旧町のもとに戻せとは申しませんけども、あの各町で小さな運動会、そして、老いも若きも和気あいあいとできるような運動会的なものを、わずかな補助でもやってさせていただく。そして、何年か一遍、一堂に会して競技をするとか、盛大に雲仙市で祭りをやるとかいうような形で、やっぱり地域には地域のよさを取り入れて何か考えていただきたいなと思うわけでありますが、この考えに、市長はどういう見解を持っておられるか、答弁を願いたいと思います。



○議長(石田?春君) 奥村市長。



◎市長(奥村愼太郎君) やっぱり今、小畑議員がおっしゃいましたように、高齢者の方々が今後一生懸命生きていただくためには、やはり生きがいというのも大切であろうと思うわけであります。それにプラスやはりいくらかの資金も必要でございます。

 ですから、そういった施策をやっていかなければならないし、そしてまた、議員がおっしゃいましたように、今後その町のにぎわいと申しますか、そういったことも必要でございますが、まだ、いわゆる合併して一本算定になっていくためには、やはりこれからまた非常に財源も厳しくなってくるわけであります。あるいはまた、これからは、先程も申しましたように高齢化率も高くなってまいります。当然必然的に医療費というのもかさんでくるわけでございまして、そういったいわゆる今後考えられることに対しての備えというのも必要であります。

 ですから、軽々に盛りだくさんのメニューを用意しまして、議員に対してこうということは、なかなか言えない部分がございますけれども、今後、やはり雲仙市内の主要な割合を占めてこられるこの高齢者の方々に対しまして、やっぱり意欲的に希望を持って元気で生きていただくためには、やはりいろんな施策が必要になると思います。

 そういう意味では、これからやはり一つ一つそうした皆さん方がどういったことをお望みであるのか、そして、その総意がどの辺にあるのかということも含めて、いろいろと調査をさせていただきながら、一番おもしろいこと、例えば、運動会がもし厳しいのであれば、カラオケとかいろんな要素を含めて市内が一体となれるような、高齢者の人たちの集まれる集いみたいなものを考えてみたいと思っております。

 それとまた、一つには、今回社会福祉協議会がシルバー人材センターを、4月1日を目途に法人化を目指しているということでございますけれども、また、これらが一つずつ具体化してまいりますと、そのつながりからいろいろなまた要素も考えていけるのではないかというふうに考えております。



○議長(石田?春君) 小畑吉時議員。



◆14番(小畑吉時君) 前向きな答弁ありがとうございました。この孤独死についてでございますが、関連でありますが、一例報告をしたいと思いますけれども、鳥取県の中山間集落見守り活動協定ということで、今、鳥取県は県を挙げて各自治体に声をかけ、この安心・安全見守り隊というのが今発足をして2年目だそうであります。この間テレビで見ておりましたが、非常にこれはいいなということで、私、心を打ったわけでありますけれども、県が協定活動をとりまとめて、そして、地域が日ごろの接触、自治体が安否の確認ということでありまして、これに事業者が32団体加わっております。郵便局、新聞店、牛乳店、配達員ですね。職員、小売業、食品製造販売、電気店、建設業、JA、生協、ガス、宅配、仕出し配達、移動理美容、その他もろもろ32団体でありますが、これの目的は所在者不明の高齢者を生まないための取り組みということであるそうでありますが、鳥取県は所在者の不明はゼロだそうでありまして、例として、鳥取県の江府町での事件でありますが、80歳のおばあちゃんが部屋の中で漬物石を抱えたところ、腰の骨が折れて動けなかったと。先程市長が申されますように、雲仙市でも救急の場合の電話をつけておるわけですが、ここもたしかついておったわけでしょうけども、その電話口まで行けなかったと。そして、何日目に助けられたのか知らんけど、たまたま移動スーパーのこの加盟されておる女性の方が、いつもマイクで言うと玄関先まで出てきて待っておられるおばあちゃんが出てこないということで、玄関を開けたところ、玄関が散らかっておると。それで、おばあちゃんと声をかけたところ、中に入ってきてくださいということで命が助かったということで、非常にお礼を言っておられた姿。

 そしてまた、他にも新聞配達の女性の方が、90歳の女性が自宅で倒れておったそうでありますが、これは新聞受けに3部か4部の新聞がたまっておったということで、気にかけて部屋をのぞいたらそういう状況であったと、これも一命をとりとめたというような状況であるということで、中には、この制度に加わっている方が、子どもさん夫婦とも一緒におられる中でも何か元気がないというような届け出、そしてまた、老夫婦で暮らしておられる方の老人の女性の方が顔にあざ等があって、そして、傷があったということで、やっぱり通報されて事情を聞いたところ、いろいろ家庭内の問題があったというようなことで解決をしておると。非常にこれ私見ておって、今、行政では確かに受け皿としてはこういうことをやっておりますよということでありますけども、こういう前向きな、本当に行政からこういう形で動いてやるということは、私は非常にいいことだと考えております。今、この鳥取県あたりに年間50件ぐらいの通報があるそうですが、1日に一、二回という中で、非常にスムーズにいっておるということであります。

 そしてまた、今、全国でも広がりつつありますということで、2007年に新潟県、2009年には高知県、それから2010年8月には埼玉県の鳩山町で始まっておりますが、こういう制度が取り入れられ、そして、やっぱりその地域の人たちが声かけ運動と申します。昔は、市長、どこでもこういうのは自然に、ボランティアでなくて、本当に隣のばあちゃん大丈夫じゃろうか。今日はサンマの焼けたとをサンマを持って行って見れというような、本当に皆さんが和気あいあいと暮らしていたのが、いつごろからかさもしいというか、そういう何か自分だけよかったらいいというような形。

 そしてまた、今、ボランティアが非常にいいような解釈をとられておりますが、ボランティアというのは、本来からこれは当たり前の問題ではなかろうかと。今、ボランティア活動をしておりますと言うと、何か非常にいいことを、まあ確かにいいことではありますけども、自然のボランティアですね。こういうのが本当の私はボランティアじゃなかろうかと思うわけですが、これに対して、これは県あたりに働きかけも必要かと思います。長崎県です。

 また、1自治体でやっているところもあるわけですが、こういう制度を取り入れられ、建設業でも、いろんな方でも、やっぱり地域に声をかけるというのが一番の一つのまちおこし、そして、福祉になるのじゃなかろうかと思いますが、この辺、市長はどのように考えられるか、ひとつお聞きしたい。



○議長(石田?春君) 奥村市長。



◎市長(奥村愼太郎君) やっぱり可能性としては、あらゆる可能性を探ってみたいと思っております。1つは、この前こういう提案事業がございまして、今、採択したところでございますけども、高齢者の方々で買い物ができないところに対しまして、買い物をシステムサービスできないか。そういったことがまた一つ熟達されてきますと、新たな雇用や新たなまた仕事の創設に結びつかないかということでございまして、今1つずつそういった議員御指摘のとおり、声かけ運動も含めて。それとまた、雇用施設、雇用機関が結びつけるようなことでやっていきたいと思っております。



○議長(石田?春君) 小畑吉時議員。



◆14番(小畑吉時君) 今、買い物の件も出ましたが、この中にもやっぱり買い物ができないということで、配達をしたり、いろんな面を踏まえたこの活動であります。ぜひ担当部長あたりは一度こういう事例がありますので、雲仙市に当てはまるかどうか検討をしていただき、できればこういう制度を皆さんで立ち上げれば、もっともっと高齢者とも親睦、いろんな触れ合いができるのじゃなかろうかと思いますが、ぜひ前向きに検討していただき、その辺どのように。



○議長(石田?春君) 酒井市民福祉部長。



◎市民福祉部長(酒井忠信君) 貴重な御意見、提案ありがとうございます。小畑議員も御存知かと思いますけども、国見町におきましても独居死、孤独死が多くなったということで、地元の国見町民生委員・児童委員協議会の中で、一応今年6月に見守りネットワーク活動事業ということで、郵便局、新聞、牛乳の販売店、水道・電気の検針などで定期的に高齢者宅を訪問される事業者の協力によって、見守り活動を一応やるということで立ち上げをいただいております。ただ、6月に発足したばかりで、まだ通報的なものはあっておりませんけども、そういうものが生まれてきております。

 それで、昨日、平野議員にも答弁をいたしましたけども、雲仙市の地域福祉計画というのを今年度策定するようにいたしております。その中では、やはり行政でするもの、あるいは、社会福祉協議会団体等でするもの、それと、地域にお願いするものということで、こんどは今年の3月までに十分その辺の議論をしながら、やはりそういった独居死等も含めて対策を練っていきたいと、こう考えております。



○議長(石田?春君) 小畑吉時議員。



◆14番(小畑吉時君) よくわかりました。もう2点ちょっとお聞きしたいのですが、この国見町の多比良地区だけがここ2年で4名近く亡くなっておりますが、他にもこの7町でそういう事例があったのか非常に気がかりでありますので、この1点と、それから、今、全国で所在者不明等が非常に新聞沙汰で取り上げられております。南島原市で所在不明353人です。そして、島原市でも306名が所在者不明という戸籍がそういう形で残っておる。日本全国、和歌山1,400人とか、函館1,005人とか、いろいろあります。壱岐市では170何歳ですか。200歳ですかね、そういう方がおられるということでありますけれども、これは決して行政の落ち度もないというような形で耳にしておりますけれども、雲仙市でどのような推計状況になっておるのか、この2点をちょっとまずお聞きしたいと思います。



○議長(石田?春君) 酒井市民福祉部長。



◎市民福祉部長(酒井忠信君) 独居死の雲仙市内での数についてでございますけども、平成18年1月以降これまで雲仙市内で15名程度の高齢者がお一人で亡くなられているケースが発生をいたしております。



○議長(石田?春君) 東市民生活部長。



◎市民生活部長(東信一郎君) 高齢者の方の不明の問題でございますが、本籍が雲仙市にあられる方の100歳以上の方の人数でございますが、まず、戸籍上の100歳以上の方は男性が90人おられます。それから女性が151名ということで、合計の241名。(「ちょっと、150人ですか」と言う者あり)男性が90人です。女性が151人です。合わせまして合計241人という数字が出ております。

 その中で、要するに不明者という方が167名という数字になっております。(「え、160人」と言う者あり)167名です。一応そういうことでございます。



○議長(石田?春君) 小畑吉時議員。



◆14番(小畑吉時君) これは大変な問題。167名不明ということでありますけども、これはやっぱり早急に調査をしてやるべきではなかろうかと。このまま放置するわけにはいかないわけでございまして、これには、例えば財産問題も絡んでくるのではなかろうか。

 というのは、例えば、この方が財産を持っておった。そういう中で手続上なかなか財産がなおらないという方も出てくる可能性もあるわけで、これは身内の方にも早急に知らせて対応をとるべきじゃなかろうかと思いますが、その辺どう考えて。



○議長(石田?春君) 東市民生活部長。



◎市民生活部長(東信一郎君) ちょっと今の中身について御説明をさせていただきます。

 雲仙市の本籍がある方の100歳以上の方の数字を先程言わせていただきました。この中には、戸籍上の高齢者の中で関係者がいなかったり、それからまた、関係者が不明のために本人の生死がわからないということ、そういうこともございまして、それと、例えば海外に移住をされて結婚をされたり、そういう報告がないとか、そういう等が含まれております。

 そういうことで、こちらに戸籍上届けがないとわからないものですから、一応そういうふうな方が先程の人数でございまして、単純に行方不明という形の方じゃなくて、そういう方が含まれております。

 以上でございます。



○議長(石田?春君) 小畑吉時議員。



◆14番(小畑吉時君) 何はともあれ、やっぱりこういう形で残すわけにはいかんだろうと思うわけです。法務局あたりともよく相談をされて、早急にやっぱりこれは解決するべきではなかろうかと思うわけです。市に落ち度はないといっても、これをこのままやっぱり放置するということは、聞いた以上はやっぱりできないことですので、ぜひ早急に対処をしていただきたい。

 もうこれ以上ありませんけど、もう一つ、先般の3月の議会で平野議員が命のバンドということでかけておられました。私も偶然有権者の方が我が家に尋ねてこられまして、こういう命のバンドというのがあるんですよということで、事務局に調べさせておったところ、平野議員のと一緒であるということでありましたが、その時の答弁等で前向きに検討するというような形もあったかと思いますが、何か方策を考えられておられるのか、もう却下なのか、その辺をちょっとお聞きして、私の質問を終わりたいと思います。

 以上です。



○議長(石田?春君) 酒井市民福祉部長。



◎市民福祉部長(酒井忠信君) 平野議員の時には、名称はいろいろあるわけですけれども、命のバンドとか、命のカプセルということがあるわけですけども、これにつきましては、現在災害時要援護者の避難支援計画というのを立てておるわけですけども、そういった災害要支援対象者の台帳との併用なり、あるいは、他に情報の更新がやっぱり高齢者であるものですから、小畑議員十分御存知のように、情報が更新しなければ、なかなか問題があろうかと考えております。既に、やはりこういった命のカプセルにつきましては、長崎の中では自治会活動の中でも地域で取り組まれているところもあります。

 それで、そういった面で今後十分関係機関と調査検討をやっていきたいと、こう考えておるところでございます。



○議長(石田?春君) 小畑吉時議員。



◆14番(小畑吉時君) もう最後でございますが、こういう孤独死、こういう問題が今15人と申されますが、簡単な問題ではありませんので、できればみんなにみとられ、近所の人にみとられていくのが本当の命のとうとさだと思いますので、ぜひ行政のほうも力をいっぱいかしていただいて、行政またこの地域と密着した政治をしていただきたいなと要望しながら、私の質問を終わります。

 以上です。



○議長(石田?春君) これで、14番、小畑吉時議員の質問を終わります。

………………………………………



○議長(石田?春君) 2時まで休憩をいたします。

=午後1時49分 休憩= 

=午後2時00分 再開= 



○議長(石田?春君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

 次に、12番、前川治議員の質問を許します。前川治議員。



◆12番(前川治君) 今回は2つの項目について通告をしておりましたので、まず、壇上より1項目目の都市計画マスタープランについての質問をいたします。

 都市計画マスタープランは、都市計画法第18条に基づき、まちづくりに関する基本的な方針を示すもので、2カ年間にわたり都市計画検討委員会また策定委員会において協議がなされ、本年8月に都市計画審議会に諮問をされまして承認を受けたものでございます。そのマスタープランを議会にも先般示されたところでございます。

 これは、5年前合併協議会において合併後策定をするように定められていたことではありますが、雲仙市になって、特に都市計画マスタープランを策定するに至った理由、要するに必要性を示していただきたいと思います。

 次に、今後、都市計画整備のために具体的制度計画あるいは実施計画を考えられていくのではないかと思うのでありますが、その進行予定の説明と既に策定済みであります、そして進行中でもあります市の総合計画、基本計画との整合性、これは両者沿うものになっていくものかどうかをお尋ねするものであります。

 マスタープランは市のまちづくりの方針を示すものでありまして、抽象的なプランであります。今後、具体的実施計画等を進めるということになりますと、計画期間がおおむね20年間という長期の計画期間ではあるものの、その期間の間に交付税の算定がえ等の期間も入ってくるわけでございます。

 このマスタープランをもとにした実施計画等を具現化をしていくためには、相当の財源を考えておかなければならないのではないかと思うのであります。都市計画マスタープラン、ひいては実施計画を策定をすることによって、これに充当ができる財源、制度資金、等はあるのかどうか。財源の裏づけは考えられているのかどうかを尋ねるものでございます。

 また、市の一体的なまちづくりを目指すものであり、策定の所管は今建設整備部でなされておりますけれども、実施に当たっては多くの部署に関係することから、予算査定の方法あるいは予算要求に対する見方、これが変わってくるのかなという想像をいたしております。それは、予算そのものがプランに基づいたものであるかどうかの判断をしていかなければならないからであります。予算上変化が生じてくるのかどうか、お示しをしていただきたいと思うものであります。

 次に、このプランをもとに各種土地利用規制の制定がどうなるのか。土地利用規制を制定されますと、例えば風致地区、あるいは、市街化調整区域等々計画区域の設定による土地利用規制、あるいは、建築基準法の適用等を受けることになるために、市民に不都合が生じることが予想されるのでありますが、今の段階でこの土地利用規制の制定を考えられているのかどうか。

 以上、都市計画マスタープランについては、この4点を尋ねるものでございます。後、再質問と次の項目の質問については自席でさせていただきます。



○議長(石田?春君) 奥村市長。



◎市長(奥村愼太郎君) 12番、前川治議員の御質問にお答えさせていただきます。

 都市計画マスタープランのお尋ねでございますが、本市といたしましては、合併に対応した一体的なまちづくりを進めるために、都市計画法第18条の2の規定に基づき雲仙市都市計画マスタープランを策定いたしたもので、この都市計画マスタープランの策定は、合併協定の協定項目の1つでもございました。

 この都市計画マスタープランでは、雲仙市の都市計画に関する基本的な方針として、市のまちづくりの目標や将来の土地利用、都市施設の整備など、まちづくりの方針を明らかにいたしますとともに、まちづくりの実現に向けた基本的な方針を定めることを目的といたしております。

 方針の目標年次は、質問にございましたようにおおむね20年後としておりますが、社会経済情勢の変化など必要に応じて適宜適切に見直しを行いたいと考えております。

 今後は、このマスタープランを市民及び関係者の皆様に公表いたしますとともに、マスタープランに沿った具体的なまちづくりを進めてまいりたいと考えております。

 残余につきましては担当部局より答弁させていただきます。



○議長(石田?春君) 緒方建設整備部長。



◎建設整備部長(緒方和人君) 私からは、2点目にお尋ねがありました都市整備の進め方と総合計画との整合性について御説明をいたします。

 都市整備の進め方については、まちづくりの実現化に向けたシナリオや重点的施策についてマスタープランに位置づけたところでございます。個別の具体的な性格を進めるには、各分野において都市計画マスタープランから踏み込んだ分野ごとの計画づくりが必要となります。例えば、現在、水道基本計画、景観計画等を順次策定しておりますが、今後は都市計画マスタープランに沿って土地利用に関する計画や道路に関する計画、緑の基本計画等の策定を検討し、それぞれ個別の計画に基づいた具体的な事業を推進することになります。

 また、総合計画との整合性については、マスタープランの策定において都市計画法第18条の2の規定に、「市町村は、議会の議決を経て定められた当該市町村の基本構想並びに都市計画区域の整備、開発及び保全の方針に即し定めるものとする」と規定されております。従いまして、策定においては総合計画の基本構想等に即した計画となることを念頭に整合性を図っております。

 その主な内容としましては、総合計画における主要施策の中の行政への市民参画の促進、住環境の充実、公園等の余暇空間の充実、防災対策の充実、生活道路網の整備促進、交通拠点の整備及び公共交通網の充実などで、その推進方針等を踏襲しているものでございます。

 次に、3点目にお尋ねでありました具現化と予算との整合性について御説明をいたします。

 具現化については、各事業の優先順位や年次計画、関係各課の事業バランス等の検討を行い、計画的に対応していきたいと考えております。

 都市計画区域の指定において充当される財源としては、交付税措置として都市計画区域における人口をもとに、都市計画事業に係る給与費及び需用費等に要する経費が充当されます。また、都市計画の計画決定を行い、都市施設や市街地開発事業を行う場合は、都市計画事業として国から補助金を受けて実施できることになります。

 次に、4点目にお尋ねでありました各種土地利用規制の制定について御説明いたします。

 まず、今回策定した都市計画マスタープランは雲仙市の都市計画の方向性を示すものであり、個別の開発や建築に対して直接的に規制を行うものではございません。

 次に、お尋ねの土地利用規制とは、無秩序な開発を抑制し、良好な農地や自然環境を保全し、住環境の改善を図り、住みよい安全・安心のまちづくりの実現に向けて取り組む施策として考えております。具体的には、都市計画区域の見直し、用途地域、特定用途制限区域の指定及び風致地区の見直し等の検討を進めてまいりたいと考えております。

 なお、都市計画区域は県が指定、決定するものでございますが、まちづくりそのものは市が行いますので、市が主体的に取り組むことになります。都市計画区域の決定については私権を制限することになりますので、さまざまな観点から検討して最良と思われる案を作成し、住民の皆様に提示して御意見を聞いた上で、必要ならば案を修正し、最終的には学識経験者や議会の代表などで組織する都市計画審議会に付議するなど多くの手続を経て区域決定をすることとなりますので、行政が一方的に行うものではありません。

 ちなみに、近隣の都市計画の状況を御説明しますと、諫早市、島原市、南島原市の一部において都市計画区域の指定がなされております。用途指定は諫早市と島原市になされております。なお、諫早市においては、より強い規制である市街化区域と市街化調整区域の線引きがなされ、総合的な整備開発と保全が図られております。

 以上でございます。



○議長(石田?春君) 前川治議員。



◆12番(前川治君) 今、部長から説明がありました中で、二、三お尋ねしたいのですが、まず分野ごとのその計画を今作りつつあり、また、今後も作っていくということでありますが、その中で土地利用計画というものをおっしゃいました。この土地利用計画といいますのは、その土地そのものに指定はないのかどうか。

 それから、財源についてのその給与あるいは需用費についての交付税措置はわかりますけれども、このハード面での補助金を受けての事業ができるという説明でありましたが、この補助金の内容、どういう補助金で、どれぐらいの補助率とか、そういうものがわかればお示しをいただきたいと思います。

 それから、このマスタープランをもとにこれから考えられていくのが、計画区域の設定あるいは用途指定等々かなと思うわけでありますが、諫早市においては市街化区域、調整区域まで設けているというお話でありましたが、雲仙市ではどこまでを考えていらっしゃるのか、以上、お尋ねをいたします。



○議長(石田?春君) 緒方建設整備部長。



◎建設整備部長(緒方和人君) 1点目の土地利用に関する計画でございますけども、都市計画ではこの土地利用の大枠を定める区域、区分制度から地域のきめ細やかなまちづくりのルールを定める地区計画制度まで数多くの制度が用意をされております。これらの制度をうまく組み合わせて活用することによって、それぞれの地域特性に合った土地利用を実現するための計画でありまして、都市計画区域の指定についても、その中の一つでございます。

 それから、補助金がどのようなものがあるかというお尋ねですけども、都市整備事業には街路事業ですとか、公園事業、下水道事業、それから土地区画整理事業等がございますけども、街路事業については、現在のところおおむね55%ということになっております。ただ、市町村によって財政指数等でまた若干補助率が変わることは想定されます。公園事業については、用地取得については3分の1、施設整備については2分の1という決まりになっております。

 後、下水道事業については、基本的には55%補助。現在実施しておりますのが、上乗せ分がありまして65%で実施しているところでございます。土地区画整理事業についても、基本的には55%補助ということになります。

 後、諫早市では市街化区域、市街化調整区域の指定がされておりますけども、雲仙市のほうではどこまで考えているかということでございますけども、その市街化調整区域、市街化区域については、かなり厳しい制限がなされますので、近隣市では諫早市のみで、大村市にしても、島原市、南島原市にしても指定がされておりませんけども、現時点では雲仙市においてもそこまでの指定は考えておりません。

 以上です。



○議長(石田?春君) 前川治議員。



◆12番(前川治君) このマスタープランをもとに今後策定される計画区域の設定とか、あるいは用途指定、ひいては市街化、これらの中で最も不安がありますのが、市民の生活に不便が、不都合が生じないかということです。

 今までの雲仙市の場合は、例えば個人の財産であります場合は、通常でありますと農振の除外と農地転用で済んでた。ところが、その規制がもっと厳しくなったら不都合を生じるわけです。そこが非常に心配になるわけでありますが、そこをどこら辺まで考えておけばよいのかということが、市民にとりましても関心が深いところではないかと思いますので、説明いただきたいと思います。



○議長(石田?春君) 緒方建設整備部長。



◎建設整備部長(緒方和人君) 都市計画区域の指定において指定をされますと、今まで家を建てる時には工事届けという届けだけで、建築確認申請というのがいらなかったわけです。現在、国見町と小浜町と千々石町は都市計画区域の指定をされておりますので、その中では必要になっておりますけども、それ以外の地域については工事届けだけで済んでいたものでありますけども、今後は区域を指定されればその申請が必要になってきます。

 その申請をすることで、例えば建ぺい率というのが指定をされます。今まで敷地100%でも建てられたわけですけども、その建ぺい率はおおむね7割ぐらいが標準と考えていいかと思いますけども、そのくらいの敷地しか建てられないということもありますし、後、原則として幅員4mの道路に2m以上接しなければならない。全く道のないところには建てられないというところであります。ただ、救済措置としてセットバックといいまして、道路の中心から2mない道路であっても、中心から2mバックして建てれば認められることになっております。

 それとか、後、高さ制限というのが出てきます。ある程度の高さになったら、今度は延々と上までまっすぐ建てることはできませんで、建物でいいますと30m行ったところから1対2.5の割合で斜めに、よくまちでも見かけられますけども、そういう建物しかできないという基準があります。主な規制としてはそういうことになるかと思います。



○議長(石田?春君) 前川治議員。



◆12番(前川治君) そうしますと、今これが実施をされるということになりますと、市民にとって今までと変わってくることは、建物を建てる場合にのみ今までと違う面が出てくるというふうに解釈してよろしいのですか。他にはないのですか。



○議長(石田?春君) 緒方建設整備部長。



◎建設整備部長(緒方和人君) 市民の皆さんにとって、家を建てる方にとって負担となるのは主にそのようなことでございます。また、建築確認申請については、設計事務所のほうに依頼をする必要がありますので、その辺の経費はかさんでくることになります。



○議長(石田?春君) 前川治議員。



◆12番(前川治君) できるだけ私は市民に不都合が生じないほうがいいなというふうに考えております。しかし、法によってこれは定めなければならないことであれば、やむを得ないことでありますけれども、今後また地域で説明をされ、また声を聞かれ、また議会にもお示しをしていただき協議を重ねられて、でき得る限り市民に不都合の生じないような制度であってほしいと願うものであります。

 また、今後これがずっと協議をされるということであろうと思いますので、ここら辺でやめたいと思います。

 次は、私が最も不得手としております観光の行政についてお尋ねをいたします。

 私は、観光行政については全くの素人でございまして、質問するのが大変おこがましいとは思っておりますけれども、この観光振興の成果というものが税収の影響、これが最も早くあらわれるのじゃないかという気がするわけでございます。そういうことを考えまして、この観光事業についてお尋ねしたいと思っているわけでございます。

 国におきましては観光立国を国家戦略と位置づけをされまして、その実現に向けてさまざまな施策を打ち出しておるようでございます。本市、雲仙市も観光振興に努力をされておりますけれども、どちらかといいますと、これまでは国内客誘致を主に、施策あるいはイベント等に重点を置かれているように、私には感じ取れるわけでございます。国の観光戦略というものは、恐らく外国人の誘客を目的としているのではないかと思うわけでございますが、この国の観光戦略、動きというものを市としてはどう捉えているのか、お尋ねをするものでございます。これをまず1点だけ聞かせていただけますか。



○議長(石田?春君) 中山観光物産まちづくり推進本部長。



◎観光物産まちづくり推進本部長(中山孝君) 前川議員御承知のとおり、国は今年6月18日の閣議で7つの新成長戦略というものを決定いたしました。その成長戦略の中の1つが観光立国、地域活性化戦略であります。

 で、政府はこの観光立国の推進として今明確に打ち出しておりますのは、訪日外国人を2020年初めまでに2,500万人に、将来的には3千万人にすると。それで、この2,500万人による経済波及効果が約10兆円、それから、それに伴う新規雇用が56万人という目標を現在定めております。で、その実現を図るべく具体的な政策を今年度から実施されているわけでございますが、その一つが、今年7月から中国個人観光ビザの発給要件の緩和であり、国内旅行では休暇取得の分散化など、いわゆるローカル・ホリデー制度というものの検討がなされておるところでございます。

 で、雲仙市といたしましても、この政策に沿った取り組みを行い、交流人口の拡大がやはり地域の再生につながるということを立証する必要があると思います。

 で、今、雲仙市の観光行政にとりまして、最も重要なことは、やはり地域力を強化させるということでございまして、観光業と農林水産業や加工業との積極的な交流というものがいかに経済波及効果を高めるものであるかと。それと、雇用拡大に貢献するのかということを雲仙市民に理解していただけるよう努力をしていかなければならないというふうに捉えておるところでございます。



○議長(石田?春君) 前川治議員。



◆12番(前川治君) 私が今回この観光事業でお尋ねしたいのは、これからお尋ねするわけでありますが、外国人の誘致誘客、これに力を入れてほしいなという思いがありますためにお尋ねをしてみようと思うわけでございます。外国人の観光客でも特に私は東アジア、韓国、台湾、あるいは中国からの誘客がこれから期待をされるのではないかというふうに思うわけでございます。この東アジアからの誘客にぜひ重点を置かれることを期待をして、そのお考えをまずお尋ねをいたします。

 韓国、台湾、中国、この東アジアからの観光客は近年増えている状況であろうというふうに思うところであります。これはこの三国からしますと、日本は近い外国でありますので、近い外国旅行ということで増えているのではないかというふうに思うところでございます。また今後とも、この韓国、台湾、中国からの観光客は期待ができることでありましょうし、伸びるのではないかというふうに思うわけでございます。

 先程お話がありましたように、中国においては、観光ビザの需給対象が1,600万世帯に拡大をされ、いまや中国からの観光客誘致のチャンスであると、日本の各自治体が中国人をターゲットにした誘客事業に取り組まれているようでございます。私は、雲仙市にとりましてもチャンスではないかと思うのでございます。雲仙市におきまして、この外国人観光客の誘致誘客の推進、あるいは取り組み、これについてはどのようなお考えを持って、どのような取り組みをされて、また今後どのように取り組まれようとしているのかをお尋ねをするものでございます。



○議長(石田?春君) 中山観光物産まちづくり推進本部長。

観光物産まちづくり推進本部長(中山 孝君) 外国人誘客というのは本当に重要なことで、決しておろそかにしているわけではございませんけれども、少し前段に今、全体的なお話をちょっとさせていただきます。

 2009年に日本を訪れた外国人旅行者数は、約680万人です。そのうち長崎県に宿泊をした実数でございますけども約21万3千人です。雲仙市には約6,200人でした。今年は実は6月までの累計で、対前年135.8%の420万という外国人旅行者が日本に来ております。観光庁はそれを受けまして、今後10年間の目標として、訪日外国人3千万人プロジェクトという政策を打ち出しております。今後、国の政策により、雲仙市にも間違いなく外国人旅行者が増えてまいります。しかし、他の市町村もこの外国人旅行者を自分の地域にいかに呼び込むかということで必死に取り組んでおりますので、我が雲仙市としても指をくわえているわけにはいかないというふうに思っています。

 特に議員御指摘ございました在日外国人の60%以上を占めております中国、韓国、台湾、これからの誘致には最もやっぱり力を注いでいかなければいけないと思っております。具体的には、やはり市長自ら中国、韓国、台湾へのトップセールスを行っていただきたいし、観光商談会への参加など現地に行ってやはり雲仙市を強力にアピールする必要がまずあると思います。

 また、ただ出て行ってPRするだけではなくて、受け入れ態勢というものもきちんとやはり整備しないといけない。そういう中では、外国語看板の充実とか、それから外国人接遇講座の開設だとか、それから通訳案内人の育成、それから今朝のNHKのテレビでもやっておりましたけれども、中国人のデビットカード、銀聯カードと今日は言っておりましたけれども、そういうものの導入など、やはり早期に取り組まないといけない問題が、課題があると思います。

 昨年日本に来た外国人の旅行目的の第1位は、実は日本の食事なのですね。それから第2位がショッピング、第3が温泉なのです。私ども雲仙市には幸いにもこの第1位の日本食の原料が豊富にございますし、第3位の温泉については、どこの地区にも負けないと自負をしております。しっかりと外国人誘客について努力をしてまいりたいというふうに思っております。



○議長(石田?春君) 前川治議員。



◆12番(前川治君) 質問するまでもなく、受け入れ態勢についてはかなりのことを考えていらっしゃることがよくわかりました。この韓国、台湾、中国、私も同様にこれから期待できると思っておるのですが、韓国、台湾、中国の方が日本に観光にお見えになって、1回切りではどうにもならない。やはりリピーターを期待しなければならないと私、思うわけですが、その前に、台湾と韓国においては、日本への観光客のリピーターが60%を越してるそうなのですが、中国からは20%そこそこだというふうに聞いております。

 これは、どこに原因があるのかと言いますと、中国は、社会主義国でありますので、中国の旅行者でないとこの旅行プログラムが組めないというふうに聞いております。日本政府の働きかけで、中国政府の話では、どうも今年度中には日本の旅行者も参入できるようにしたいというふうな話がなされておりましたけれども、今のところはまだそこまで行ってないようでございます。

 そういうところから、どうも中国の旅行者が日本をよく知らないで、あるいは旅行者がどこを希望するのかを、無視するわけじゃないのでしょうけれども行き届いたサービスができていないということでリピーターが少ないというようなことも報道をされておったようでございます。

 この雲仙市へ外国人の観光客を来ていただく、誘客をする、あるいはリピーターを増やしてもらうようにするためには、部長おっしゃるように、まず雲仙市を知っていただく必要があると私は思うのですね。ただしかし、韓国にしましても、台湾にしても、中国にいたしましても、雲仙市を目的に来る客は極めて少ないだろうと思います。やはりどこかと連携をして、この旅行プログラム、旅行ルートに乗せていただかないと、なかなか雲仙市だけを目的に来るということは少ないだろうと思うところでございます。

 そこで、長崎市と佐世保市、雲仙市3市でアンテナショップを開設の運びとなっておるようでございます。これは物産販売が主目的であろうと思うわけでありますが、このアンテナショップがこの旅行面から、観光の面から何とか活用できないかと思うわけでございます。長崎市では、教会群も世界遺産の暫定リストに載ったようでございますし、佐世保市ではハウステンボスがHISでしたか、経営譲渡されまして、再建に動き出されて何か黒字を出したように聞いております。またこの雲仙市に限らず、島原半島はジオパークの認定を受けました。

 そのようなことから、この3市、観光については共通の外国人誘客の目的を持てると思うわけでございます。幸いにしてアンテナショップを3市で運営するわけでございますので、このアンテナショップが何とか活用できないのかなと。そして、佐世保市、長崎市、雲仙市、あるいはひいては午前中にも話があっておりました霧島市とか、そういうところと連携をして観光客を誘客をするということも考えていかなければ、雲仙市のみではなかなか多くを望めないのではないかと思うところでございます。

 この中国に対して一つ懸念するところは、中国、まず韓国、台湾は自由主義の日本と同じような国でありますが、中国は少し事情が変わっておりますので、まず雲仙市というまちを、市を、中国政府に認知をさせる必要があると、私は個人的にはそう思っております。長崎市は福州市、佐世保は廈門市でしたか、と姉妹都市を締結されております。姉妹都市を締結したということは、中国政府が認知したということと思うわけでございます。

 雲仙市は武夷山市でしたっけ、武夷山市との姉妹締結への話があったように説明を聞いております。しかしその後どうなっているのか。私はこの武夷山市にこだわるわけでありませんが、中国の市と何らかの手を結び、中国政府にまず雲仙市を認知させなければなかなかこの観光面でのルートに乗せてくれないのかなという気がするものですから、今名前が上がっておりますのが武夷山市でありますので、この武夷山市の話はどうなったのか、それとこの日本側の佐世保市、長崎市との連携は観光面でとっていけるかどうかお尋ねをするものでございます。



○議長(石田?春君) 中山観光物産まちづくり推進本部長。



◎観光物産まちづくり推進本部長(中山孝君) たくさんの提案をいただきましてありがとうございました。

 まず中国人の動き、これも何かの御参考になると思いますけれど、昨年海外旅行をした中国人は約5千万人と言われています。その中で、日本に来た中国人はわずか2%の約100万人です。一応今年度どうなのかといいますと、今半年終わった段階での見込みから行きまして、日本政府観光局では今年度は大体1.8倍の180万人の中国人が日本に来るだろうという公式なものを出しております。

 しかし、今前川議員がおっしゃったように、そういう中ででも年収など一定の条件を満たした中国人のみが日本へのビザ申請が認められておりまして、さらに今おっしゃったように中国国家旅遊局に指定をされて、日本大使館や日本総領事館等から許可を受けた中国の旅行業者を経由しなければ、日本へのビザ申請ができないシステムになっております。つまり、まだ誰でも自由に海外旅行ができるという状況ではないということです。

 それで、お尋ねの武夷山市とのことなのですが、実はまだ市全体のコンセンサスが整ったというわけじゃございませんので、観光の立場という形でお答えさせていただいてよろしゅうございますでしょうか。お尋ねの武夷山市との友好都市締結ですが、武夷山市は年間530万人の観光客が来る世界遺産の都市でございます。このような世界的にも有名な都市と友好関係ができれば、中国人にも雲仙市をアピールするチャンスが非常に増えるというふうに思っております。

 また友好都市締結等ができますと、先程議員おっしゃったように、中国政府機関や総領事館などへも強くアピールをすることができまして、やはり今後人的な交流とか経済交流などの推進には好材料になってくると思います。まさにアンテナショップというふうなことで、長崎市、佐世保市と私どもと組んでいるのですが、既に長崎市は福建省の福州市、それから佐世保市は同じ福建省の廈門市と姉妹都市友好締結をしております。そういう意味から、観光の立場から、実はぜひともこの友好都市締結を推進していただければなというふうに思っております。

 それから3市でアンテナショップ等々で何か連携をして中国人や韓国人を呼び込めないかということでございますが、今回福岡のアンテナショップというのは、ものを売り込むという大きな一つの目的もありますが、それと同じぐらいに実は観光客を呼び込むという目的も持っております。そういう意味では、やはり福岡という大きなアジアの窓口、ここを活用しないわけにはいきませんので、今御提案があったことについては、今回このアンテナショップには他にはほとんどない、実は旅行代理店の職員が常駐いたしますので、それらとも話し合いをしながら、今おっしゃったようなルートの開発等々については検討していきたいというふうに思っております。



○議長(石田?春君) 前川治議員。



◆12番(前川治君) よくわかりました。何か中国のことばかり申すようでございますけれども、もちろん台湾とか韓国からの観光客も誘致しなければならないわけですけども、何か韓国あるいは台湾等々のつてといいますか、つながりといいますか、そういうものをやはり作っていかなければならないと思うのですが、いかがお考えでしょう。



○議長(石田?春君) 中山観光物産まちづくり推進本部長。



◎観光物産まちづくり推進本部長(中山孝君) 議員おっしゃるとおりでございまして、実は中国大陸のほうはまだまだ政府機関というのが強うございまして、こことのこねをとにかくしっかり結ばないと、民間がただ単に行って誰と会いたいと言っても、まず会えることはございません。そういう意味では、ぜひこの行政同士での力関係をきちっとしていければなというふうに思っております。



○議長(石田?春君) 前川治議員。



◆12番(前川治君) 先程部長が申されました中国の銀聯カードでしたか、今朝程、テレビに出てましたですね。奈良県がそれがなければなかなか買い物ができないということで、もうお寺もそれに加入をしているというようなことを申されました。それ非常に何か機械が高いそうですけども、そのことも考えていかなければならないというお話でございましたけども。

 それともう一つ、先般来のテレビで、中国にはあれ程広大な土地なり広大な海にも面しておるわけでございますが、海のリゾートが非常に少ないところだそうでございます。今沖縄県が国内から観光客が少なくなりましたので中国人を呼び込もうということで、海の体験、体験をする観光客を誘致に力を入れているそうでございます。テレビで放映されていましたけれども、さほど大したことをしてないのになというぐらいの海の体験でございました。それでもやはり中国には海のリゾートが少ないために海を体験することが非常に人気があって、リピーターがかなり増えるということが報道されておったようでございます。私は素人ながら、雲仙市にもきれいな海があるのにと怒っておりました。この雲仙市の海を体験するための中国からの観光ツアーというのは、できないものかと単純に思ったわけですけれども、聞くところによりますと、受け入れ態勢が大変なのだよという話も聞きますけれども、そういうことは考えられないでしょうか。



○議長(石田?春君) 中山観光物産まちづくり推進本部長。



◎観光物産まちづくり推進本部長(中山孝君) まず最初にお話が出た中国の銀聯カードカードの件についてです。まず少しお答えさせていただきます。

 これはいわゆるクレジットカードなのですが、実は昨年、雲仙温泉でこれを導入しようということで検討をしたことがあります。その時に、実は設置するのに設置料というのでしょうか、使用料というのでしょうか、それが約8万から10万円係ると。それから後はランニングコストということで、やっぱりその設置するお店そのものがやはり負担しないといけないものですから、そういう面ではちょっと抵抗があったというふうに伺っております。

 それから海のリゾートについては、何しろ13億おるところですので、中国人が海を好むかどうかというところまでは、私、よくわかりませんけれども、ただ先程申し上げた5千万人のうちの3千万人は香港とマカオに行ってるのですね。これはやっぱりそこがリゾート地であるということ、それからもう一つはやはり中国内での人気地は海南島なのです。これは東洋のハワイと言われている、それだけの設備がしてあって、非常に海に対するのは多分中国人も憧れているのじゃないかなと思います。

 それでおっしゃったように橘湾と有明海に挟まれたところで、海のレジャーは私も重要であると思います。ただ現在、日本の国内観光客にもいまいち定着していないのが現状でございまして、今後、がまだすネットあたりとの連携をとりながら、まず国内の観光客に定着をさせ、いずれ近い将来には取り組んでいかなければならないものだというふうに理解をしているところでございます。



○議長(石田?春君) 前川治議員。



◆12番(前川治君) その海の体験というのは、私も素人ながらに単純に思ったものですから取り組みがないかなってお尋ねをしたわけでございます。ただしかし、今申しますように、沖縄県では取り組んで非常に人気を博しているということでありますので、私がテレビで見た限りではただ泳ぐだけじゃないかというふうな体験でございましたけれども、それでも人気があるのだそうです。一度沖縄県等の取り組みに、問い合わせてみられてはいかがかなという点は申し上げておきます。

 市長、最後にお尋ねしたいのですが、この外国人観光客誘致について私は大事だと思っているのです。冒頭に申しましたように、この観光振興の成果が一番早く税収に上がるのではないかと私は思っております。ですから、ただしかし、予算の中で観光費というのはそれ程金額的に大きくはありませんけれども、しかしイベント等をしますと、すぐ目立つわけですね、観光業に力入れているなと。しかし、要は観光客の数がどれぐらい来るかだと思っておるのです。ですから、先程部長が申されましたように、市長をトップセールスマンとしてという話がありましたけれども、その韓国、台湾、中国、この3つの国からの観光誘致についてのお考えを最後にお尋ねをして終わりたいと思います。



○議長(石田?春君) 奥村市長。



◎市長(奥村愼太郎君) 合併後、県観光連盟当局ともいろいろと相談をさせていただきまして、布石は打ってきたつもりでございます。今後、国の方針が観光増進ということでやっていく以上、小浜、雲仙を含めまして島原半島全体の観光客、外国人誘致に関しまして、努力を重ねていきたいというふうに思っております。



○議長(石田?春君) 前川治議員。



◆12番(前川治君) 終わります。



○議長(石田?春君) これで12番、前川治議員の質問を終わります。

………………………………………



○議長(石田?春君) 3時10分まで休憩します。

=午後2時54分 休憩= 

=午後3時10分 再開= 



○議長(石田?春君) 休憩前に引き続き、会議を再開いたします。

 次に、19番、岩下勝議員の質問を許します。岩下勝議員。



◎19番(岩下勝君) 19番、岩下でございます。3つの点に通告をしておりましたが、質問の順序を、高潮対策についてを1番目とし、次に道路行政について、そして選挙投票会場についてという順番に変更したいと思いますが、議長の御了解をいただきたいと思います。



○議長(石田?春君) はい、結構です。



◆19番(岩下勝君) ありがとうございます。私は、今回は市民の声を市政にという理念から、地域に密着した3つの項目についてを質問させていただきます。

 まず1点目に、高潮対策についてでございます。有明海大正海岸についてをよろしくお願いします。

 この有明海に面した大正地区の海岸は、昔は小さな波止場が幾つもありました。そして沖のほうには潮の満ち引きを利用した、魚をとる石で積んだ大きな「スクイ」という先人たちが考え出したすばらしい作り物があちこちにあり、海岸には松林が点在するのどかな風景の模様でした。そして、昭和40年代に入り、日本の経済が高度成長時代を迎え、人々の日常生活も漁業の方法も、育てる漁業へと変わりつつあり、先人たちが築かれたこの遺産も跡形もなく整地され、障害物のない広い海岸を成しています。この大正地区の海岸は、地形的な関係もあり、曲がりくねった複雑な海岸であり、台風時には常に地元の消防団員は沿岸の民家の警戒に当たった時代もありました。

 そういった中で、昭和58年ごろより護岸の整備事業が始まり、現在一部を除いて大正地区海岸の全体の約9割ぐらいが完了しているようでございます。沿岸の住民の方も安心して毎日を送られておりますが、冬場の強い北風や台風襲来の時の打ち寄せる大波による高潮の被害が懸念されています。住民から、「不安である、何とか対策を」という切実な要望があり、早急な対策をお願いするものであります。

 あとの点につきましては自席のほうで質問させていただきます。よろしくお願いします。



○議長(石田?春君) 奥村市長。



◎市長(奥村愼太郎君) 岩下勝議員の御質問にお答えさせていただきます。

 有明海大正地区海岸の高潮対策についての御質問でございますが、この大正地区の海岸は、西郷、大正、道祖尾、道祖崎の4つの海岸に分かれており、国土交通省所管の長崎県が管理する海岸でございます。みずほすこやかランドから大正漁港までは、西郷海岸及び大正海岸でございますが、この区域は昭和52年度から平成8年度まで、高潮対策事業として長崎県により護岸の整備が行われております。この整備済み護岸の仙窟の影響と、消波ブロックの設置要望及び大正漁港より吾妻川の未整備護岸の整備についてのお尋ねだと思いますが、今回、議員お尋ねの整備済み海岸は西郷海岸となります。この護岸は基礎からパラペットテンバまでの高さ6mの擁壁で施行され、現在1.5mから2.5m程度の出入れが確認をされております。仙窟による影響は現在のところないというふうに伺っております。

 またこの地区への消波ブロックの設置についてでございますが、この地区での台風等によります越波被害は県市とも確認をされていない状況でございまして、設置の要望も把握されていない状況でございます。

 またしぶき等によります被害については、整備の対象とはならず、県からは、現段階では消波ブロックの設置計画はないとの報告を受けております。また大正漁港から吾妻町よりの大正、道祖尾、道祖崎の未整備の海岸につきましても、県では施設の損壊や越波による被害等は確認されていない状況でございます。しかしながら、今後越波によります被害や施設の異常等が確認された場合は、速やかに県へ報告いたしますとともに、改善要望などその対策をお願いしてまいりたいと考えております。



○議長(石田?春君) 岩下勝議員。



◆19番(岩下勝君) ただ市長の御答弁でございますが、大正地区の海岸は、西郷海岸と大正漁協から西のほうが大正地区の海岸ということで御説明がありましたが、堤防の護岸の高さが6mとおっしゃいましたけど、現在現地を見てみますと、かなりそれの砂利の堆積が潮流の流れによって変わっております。その中で高田自治会の海岸に民家が、みかんの瑞穂選果場から西郷方面に向けて10軒ぐらいありますが、かなりこの台風時、あるいは冬の季節風が強い時には、潮の打ち上げがあっております。今直接民家に対する被害は申告されておりませんが、この民家の方々の被害への懸念は相当なものがあります。

 今年の4月ですか、当地区の自治会長、あるいは民家の方と一緒に現地を見て回りましたけど、確かに市長がおっしゃいましたように、高い護岸で整備されております。そういった中で、排水門が小さいのがいくつかありますが、中には取付金具が外れた場所もございました。だから、被害があってからというのじゃなくて、今この有明海の西郷地区から見える三宅浜ノ田から見渡した時に、消波ブロックがないのが大正海岸だけでございます。

 今後こういった市民の不安を解消するためにも、ぜひとも年次的に、財政的には大変厳しいと思いますが、この市民の不安を解消するために消波ブロックの設置、例えば高田自治会の海岸と大正漁協から西のほう、島原鉄道の沿線でございますが、このそばにも民家が3軒ぐらいあります。ぜひこれを今後とも県あるいは国のほうに、主として強力にお願いをしていただきたいと思います。いかがですか。



○議長(石田?春君) 緒方建設整備部長。



◎建設整備部長(緒方和人君) この地区については、県にも問い合わせたところで、現在までその被害の事実もないし、また要望もされていないということをお伺いしたところでありますけども、今後については、そういうただ今申し入れがございましたので、台風あたりの時でも注意深く見て、要望するにしてもそういう事実を、写真を撮って要望する必要がございますので、今から注意深く見ておきたいと思っております。

 また先程言われました排水門の金具等の外れ、そういうものについては直ちに連絡して対応していただくようにお願いしたいと思います。



○議長(石田?春君) 岩下勝議員。



◆19番(岩下勝君) この件につきましては、県のほうにもそういった要望が上がってないということでございますが、今後、住民のパニックを心配されるこのことを念頭に置いて、ぜひ今後のことについても県のほうと十分打ち合わせをして市民の不安を解消していただきたいと思います。

 それと先程市長のほうも申されましたが、大正地区の吾妻町との境、道祖先地区ですか、この一部が未完成のまま、そのままの状態でございますが、ここにも住民の方が住んでおられます。この区域が約50mぐらいですかね、まだそのままの状態でありますが、今のところ被害があっておりませんが、今後どのような大きな台風が来るかわかりません。これも含めて、もう1回現地を見られて、県のほうとも十分検討していただきたいと思います。この件については、一応これで終わります。

 次に、2点目の道路行政についてということで3点ほど質問いたしたいと思います。

 まずこの自治会長名、昨年大正地区の自治会長が連盟で市道の改良について要望書を出されております。この件につきましては、今年度早々に一部の改良工事をしていただいて今立派に仕上がっております。大変地元関係者からも喜ばれておりますが、この道路は特に大正地区におきましては、先程申しましたように地形的な関係からこの生活道路もかなり長い距離がございます。まだまだこの道路、途中に大変危険なところもございます。今後この道路の改良すべき箇所、今後の取り組みについてを伺いたいと思います。



○議長(石田?春君) 緒方建設整備部長。



◎建設整備部長(緒方和人君) 自治会長名で要望された地域間を結ぶ市道の改良について、今後の予定についてのお尋ねでございます。昨年の5月23日付で瑞穂町の自治会長会の会長並びに関係5自治会長の連名により、市道瑞穂大川横田線他4路線の補修舗装整備についての要望書が提出をされております。要望書を受理した後、早速この5路線について現地調査を実施し、路肩の損傷状況やコンクリート舗装の老朽化に伴う全体的な亀裂等を確認いたしたところでございます。要望の5路線は、市としましても地域間を結ぶ重要な路線と認識をしております。

 このようなことから平成22年度当初予算において、5路線の中で最も緊急性が高いと判断した1路線について予算計上し、現在工事がほぼ完成しておりますけれども、着手、工事したところでございます。残りの4路線につきましても地域住民の皆様が安心して通行できるように、他の路線と合わせて総合的に判断してまいりたいと存じます。



○議長(石田?春君) 岩下勝議員。



◆19番(岩下勝君) ありがとうございます。この路線は非常に谷間から谷間、自治会というこの何と言いますか、こういったことをつなぐ路線でございます。そういった中で、かなりの距離もございますが、また部分的には早急に改良改修を要するところもございます。どうかこの点を十分念頭に入れられまして、今後とも財政的なことも考えながらこの道路の改良改修を続けていただければと思っております。

 そういったことで、この改修も重要路線として部長のほうもやっていきたいということでございますね。これいいですか。ありがとうございます。

 次に、市道西郷角江線について伺います。この路線は合併前より旧町時代から継続事業として来ておりましたが、新市になってからも年次的に拡幅整備がされて、今年度でほぼ工事は完了するのじゃないかと思っております。この道路のグリーンロードと立体交差する橋の手前より国見町方面へ、このグリーンロードへ向ける取付道路がありますが、地元の関係者からこの取付道路が狭いということで、これもこの角江線の工事の一環として改良工事ができないかということを受けております。いかがですか。



○議長(石田?春君) 酒井農林水産商工部長。



◎農林水産商工部長(酒井利和君) この市道瑞穂角江線からのグリーンロードまでの取り付けのことをお尋ねというふうに思いますけれども、この線につきましては、取付部分で私どもが所管をいたしておりますので説明をさせていただきますが、これはグリーンロードの工事を行う時に、合併前の関係町と警察との交差点協議が行われておりまして、その協議におきまして、本線からの出入りの支渠の確保を第一に考えるということで、安全な出入りができるように、広域農道本線に対して直角に交差するように指導を受けて、現在のような取り付けになっておる状況でございます。

 先程の質問では、その取付道路そのものの幅員をもっと広くということであれば、もう少し私どもとしても、その必要性でありますとか検討をしてみたいというふうには思っております。



○議長(石田?春君) 岩下勝議員。



◆19番(岩下勝君) この道路は、グリーンロードとカントリー方面に貫ける道路は橋梁でグリーンロードと立体化をさせております。そして、本線に出るのには橋を越えてから吾妻町方面に行けるには大きな広い道路があるのですけど、この道路を行きますと、国見町方面に行くには、対向車線を越えて国見町に行かなくてはならないということで、この角江線の途中には、運送会社の事務所もありまして、大きな大型トラックも頻繁に出入りをしております。

 こういったことから、この橋の手前、橋までが角江線の拡張工事だと行っております。この手前から現在でも道路あるのですけど、ちょっと狭いということで、せっかくのことだからこの改良工事の続きとして、こういった取付線の改良ができないかということが出ておりましたので、今回質問をさせていただいたわけですけど、もう1回いいですか。



○議長(石田?春君) 酒井農林水産商工部長。



◎農林水産商工部長(酒井利和君) 取付道路そのものの拡幅の要望だというふうに受け止めました。それにつきましては、私どももいろいろ計画的に農道も実施をしておるものですから、新たな要望として今回承りたいというふうに思います。よろしくお願い申し上げます。



○議長(石田?春君) 岩下勝議員。



◆19番(岩下勝君) ありがとうございました。ぜひ検討をしていただきたいと思います。

 次に、国道251号の道路の法面の改良ということでございます。これは県道高田線の220号ですかね、県道。この信号機から西のほうに行きまして、道祖先地区の雲仙の里の入り口付近までが国道が山の裾野が海岸に迫っておりまして、いくつもの小さな谷間がございます。こういった中を国道は切り通しの工事で吾妻町方面へと続いておりますが、すべてこの谷間の部分が盛り土となっていて、高いところでは7mから8mぐらいの高さでございます。この法面の管理は、国道であるから本来ならば長崎県が当然行うべきと思っておりますが、実際はこの国道に隣接する農地の所有者が雑草の刈り取りを行っているのが現状でございます。斜面の高いところでは足場の土が崩れたりして大変危険です。現在、歩道がありますが、この歩道の設置されているところは、すべてブロック積みで改良されております。今後、この歩道のない、法面の傾斜、こういったことも順次改修をされますように、強くこの関係者が願っておられます。このことについてよろしくお願いします。



○議長(石田?春君) 緒方建設整備部長。



◎建設整備部長(緒方和人君) 国道251号の熊野神社前から高田地区までの法面改修についてのお尋ねでございますけども、先般、現地を確認してまいりました。そこについては、議員おっしゃいますように、大変土波の高さも高く、反対側については歩道が設置されたのに伴ってブロックできれいについでありましたけども、国道で両方歩道を設置するということは、ちょっと不可能でございますので、現状の土波になっているところでございますけども。この土波は非常に高さも高いのですけども勾配も急で、隣接する土地所有者での管理は、おっしゃいますように大変厳しい状況ではないかと思いましたので、早速県のほうへ、今後の維持を含め、対応を依頼したところでございます。

 県では、法面の落石やすべりなどの兆候がある場合には、国道の維持工事として対策を行うことは可能であるけども、現在この区間での法面の改修の計画はないということでございました。また法面の対策は、現在のところ必要ないと判断しているとのことでありましたけれども、隣接地に迷惑がかかっている状況であれば、その都度、現状では除草等の対応を行っていかなければならないだろうとの回答を受けているところでございます。



○議長(石田?春君) 岩下勝議員。



◆19番(岩下勝君) 部長、答弁はわかりましたけど、今私が申したこの区域以外、現在西郷川、この西郷川から大正地区のほうに向けまして、国道の法面がブロックで改良されております。2カ所ぐらいされておりますが、これはどういったことでされたのかわかりますか。



○議長(石田?春君) 緒方建設整備部長。



◎建設整備部長(緒方和人君) ただ今言われたところは、その歩道のところではなくても、ただ土波をブロックにしてあるということですか。それははっきり場所もわかりませんけども、私が感じるところでは、恐らく何らかのすべりとか危険性があって、その工事をしたものではないのかなと考えておりますけれども。



○議長(石田?春君) 岩下勝議員。



◆19番(岩下勝君) 場所は、もう個人のあれですけど、大正地区の小峰水産ですかね、あそこの道路の、小峰水産のそばは歩道がありますけん、その反対側ですね。ここら辺と、そしてもういっちょ、その西郷川の橋の手前ですね、これもブロックできれいに整備されております。だから、そういったことで今後ともずっとされるものと私は思ってたのですけど、もう1回、じゃあ部長、そういったことで一応そこら辺を確認されてから県のほうにそういった事情を確かめられて、また教えてください。お願いします。

 このことは、これはもう県がすることでございますので、我々が市の当局に強くお願いしても、なかなか市のほうもお願いを「聞いてやります」と、そう言えないと思いますけど、とにかくもう今部長おっしゃいましたように、この法面の管理は大変なのですよ。それはもう十分理解していただきたいと思います。ぜひ県のほうにも、こういった対策をお願いしたいと思います。

 次に行きます。3項目目でございますが、通告しておりましたけど、選挙管理委員会の委員長に通告をお願いしております。この点をよろしくお願いします。



○議長(石田?春君) 岩下議員より、選挙管理委員会委員長に対し、質問通告があっております。出席要求をしております。山本選挙管理委員会委員長の入場を許します。

 〔山本選挙管理委員会委員長入場〕



○議長(石田?春君) 岩下勝議員。



◆19番(岩下勝君) では、3点目の質問をさせていただきます。

 選挙投票会場ということで通告しておりますが、市内の私立保育園での投票会場が変更になりましたけど、この変更になったということで市民の皆様も少し手間取っておられます。私の住んでいる瑞穂町の大正地区は、合併前は投票会場は学校体育館の1カ所でした。これは大正地区だけですよね。合併後は、地域にある私立保育園の2つの会場となり、これは高齢者に対しては会場への利便性を考慮されての住民サービスの一環かということで好評で、市民の皆さんも理解をしていただいたと思っておりました。今回実施されました国政の参議院議員選挙においては、この会場が変更となり、住民の方からなぜ変更になったのかということも聞かれます。この件について、選挙管理委員会の委員長にお尋ねいたします。



○議長(石田?春君) 岩下勝議員、もう一つ?も。



◆19番(岩下勝君) 失礼しました。これと関連します。

 この保育園での会場が変更されたことに伴い、一部の自治会公民館が会場として使用されました。この自治会の公民館は、会場の広さや駐車場、会場への利便性等を思う時に、会場としてどうなのか、私は従来どおり小学校体育館を利用していただければと強く思うところでございます。この点についても御答弁をお願いします。



○議長(石田?春君) 山本選挙管理委員会委員長。



◎選挙管理委員会委員長(山本圀弘君) 岩下勝議員の御質問についてお答え申し上げます。

 市内私立保育園での投票場所が変更になったのはなぜかというお尋ねでございますが。選挙における各投票所については、公職選挙法第39条の規定により、投票所は市町村の選挙管理委員会の指定した場所に設けることとされており、雲仙市でも選挙の都度、選挙管理委員会で指定をしているところでございます。

 さて、お尋ねの投票所の変更についてでございますが、7月に執行されました先の参議院議員通常選挙において、市内保育園で投票所として使用していた中から、瑞穂町2カ所、小浜町1カ所の計3カ所の投票所を別の施設に変更を行ったところでございます。

 これは昨年来より、御承知のとおり、新型インフルエンザ等の発生と流行が予想されるなどの状況となったため、極めて抵抗力が弱い、乳幼児が通園する保育園については、その施設内に複数の人が出入りすることで外部からのウイルス等の持ち込みが懸念されたため、その後数回の選挙を実施する際、その対応策を講じてきたところでございますが、今回もこうした状況が懸念されたため、洗心保育園を横田公民館、正覚寺保育園を大正小学校、北野保育園を県立小浜高等学校に変更したところでございます。

 次に、自治会公民館使用でなく、市の公共施設、各小学校の体育館等を使用すべきではないかというお尋ねでございますが、今回の変更に当たり、近隣に駐車場を設けた公共施設を中心に、地元総合支所とも相談の上、変更地を探したところでしたが、瑞穂町の1カ所については、これに適応する施設がなかったため自治会公民館をお借りしたところでございます。このことについては御理解をいただきますようよろしくお願いを申し上げます。

 なお、今後投票所の設置につきましては、現在選挙管理委員会におきまして、公共施設を中心とした統廃合を含めた見直しについて、鋭意検討を行っているところでございます。このことをつけ加えさせて終わりたいと思います。



○議長(石田?春君) 岩下勝議員。



◆19番(岩下勝君) ありがとうございました。大変選挙管理委員会の委員長には、御多忙の中を御出席いただきまして本当に恐縮に存じます。先程おっしゃられましたが、保育園においては確かに幼い子ども、もう乳児から6歳児までいっぱいいらっしゃいます。こういった中で一番病気に敏感な年齢でございますので、これは当然そういった策を講じるべきと私も理解をいたします。そしてまた今後ともそういった投票会場においては公共の施設を利用していただきたいと思います。

 特に学校というのは、その地域のほとんど真ん中にあるのじゃないかと思っています。瑞穂地区におかれましては、私はそう理解しております。住民の方のそれぞれの利便性を考えますと、自治会公民館を利用したほうがいいというところもあるかと思いますが、会場の広さ、あるいは駐車場、そういったことをかんがみます時に、前回の選挙で投票用紙の不手際という、こういった結果もございましたが、やはり会場が広いと、会場がちゃんと整備されていればこういったことも起きなかったのかなということも考えます。どうぞ今後この会場の選定については、十分市民の立場に立って、そういった施設に決定していただけますようにお願いして、これで質問を終わります。ありがとうございました。



○議長(石田?春君) 山本選挙管理委員会委員長の退席を許します。

 〔山本選挙管理委員会委員長退場〕



○議長(石田?春君) これで19番、岩下勝議員の質問を終わります。

 ここで、議長より執行部へ一言申し上げます。一般質問時における資料等の準備ができておらず、議会運営に支障を来すことが見受けられます。資料の準備につきましては、万全の体制で臨まれますようにお願いをいたします。

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○議長(石田?春君) 本日の日程はすべて終了しました。次の本会議は、明日8日定刻より開きます。

 本日はこれで散会といたします。

=午後3時49分 散会=