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長崎県 雲仙市

平成 22年 第1回定例会(3月) 03月02日−04号




平成 22年 第1回定例会(3月) − 03月02日−04号









平成 22年 第1回定例会(3月)


出席議員(26名)
1番  林 田  哲 幸  君       2番  坂 本  弘 樹  君
3番  酒 井  恭 二  君       4番  平 野  利 和  君
5番  浦 川  康 二  君       6番  大久保  信 一  君
7番  深 堀  善 彰  君       8番  前 田    哲  君
9番  上 田    篤  君      10番  町 田  康 則  君
11番  森 山  繁 一  君      12番  前 川    治  君
13番  大久保  正 美  君      14番  小 畑  吉 時  君
15番  元 村  康 一  君      16番  井 上  武 久  君
17番  柴 田  安 宣  君      18番  小 田  孝 明  君
19番  岩 下    勝  君      20番  福 田  大 東  君
21番  町 田    誠  君      22番  岩 永  基 和  君
23番  中 村    勲  君      24番  中 村  一 明  君
25番  松 尾  文 昭  君      26番  石 田  ? 春  君

欠席議員(なし)

地方自治法第121条の規定に基づく出席者
       市長             奥 村 愼 太 郎 君
       副市長            町 田 義 博 君
       副市長            境 川 秀 生 君
       教育長            塩 田 貞 祐 君
       観光物産まちづくり推進本部長 中 山 孝 君
       市民生活部長         東 信 一 郎 君
       市民福祉部長兼福祉事務所長  酒 井 忠 信 君
       農林水産商工部長       酒 井 利 和 君
       建設整備部長         緒 方 和 人 君
       教育次長           山 野 義 一 君
       農委事務局長         富 永 篤 君
       国見総合支所長        中 山 敏 君
       瑞穂総合支所長        永 木 徳 敏 君
       愛野総合支所長        朝 永 秀 人 君
       千々石総合支所長       福 島 悟 君
       小浜総合支所長        宅 島 辰 明 君
       南串山総合支所長       井 上 洋 一 君
       監査事務局長         本 多 周 太 君
       政策企画課長         畑 中 隆 久 君
       会計管理者兼会計課長     溝 内 正 人 君

議会事務局
       局長             力 野 和 久 君
       次長             林 田 英 明 君
       参事補            関 雄 介 君
       主査             和 田 香 恵 君
       主事             松 尾 泰 浩 君

平成22年3月2日(火)議事日程

議事日程 第4号
┌────┬──────┬──────────────────────┬──────┐
│日程番号│議案番号  │件          名          │備  考  │
├────┼──────┼──────────────────────┼──────┤
│1   │      │市政一般質問                │      │
└────┴──────┴──────────────────────┴──────┘
第1 市政一般質問
   20番 福田 大東 議員
     1.地域7町の課題について(市長)
     2.総合支所の有効利用について(市長)
     3.除雪対策について(市長)
   18番 小田 孝明 議員
     1.鍋島邸等の活用について(市長・教育長)
     2.消火体制について(市長)
     3.市陸上競技場について(市長・教育長)
     4.仁田峠道路について(市長)
   12番 前川  治 議員
     1.国の事業仕分けによる本市への影響について(市長)
    施政方針
     1.平等な社会の実現について(福祉事業)(市長)
   19番 岩下  勝 議員
     1.農林水産業の振興と諸問題について(市長)
     2.行財政改革について(市長)
   23番 中村  勲 議員
    施政方針
     1.滞納徴収の強化について(市長・教育長)

=午前10時00分 開議= 



○議長(石田?春君) ただ今から本日の会議を開きます。

 議事日程第4号により会議を進めます。

───────────────



△日程第1.市政一般質問



○議長(石田?春君) 日程第1、一般質問を行います。

 通告の順序に従って進めます。

 まず初めに、20番、福田大東議員の質問を許します。福田大東議員。



◆20番(福田大東君) 皆様、おはようございます。雲仙市議会会派創雲仙会の福田大東でございます。私どもの会派の目的は、市民にとりまして暮らしやすい、そしてすばらしい雲仙市の創造ということでございます。昨年11月13日結成以来、会員一同、日々研さん、努力を重ねているところでございます。

 去る2月24日、本議場におきまして、市長所信表明がなされました。全般にわたって、継続事業、それから新規事業等、きめ細やかな計画が織り込まれ、全般的に評価をいたしております。特に私が提言をいたしました家庭用太陽光発電施設設置に対する補助事業、大いに評価、満足をしているところであります。

 残念ながら、1つだけ、新しい観光交流による活力づくりの項で、やや具体性に欠けた表現であったように思います。昨年度、平成21年度の所信表明では、日帰り客数400万人、宿泊客数150万人と、大胆にも具体的な数値目標を掲げて、今日まで官民一体となり努力を重ねられているところでありますが、資本主義経済体制のひずみが顕著にあらわれ、我が国経済も世界経済不況のど真ん中に位置し、政治も財政も経済も波間に漂っている状況でございます。国民所得の減少がすべての産業に影を落としています。また、デフレ現象は本市観光産業にも大きく影響し、残念ながら目標達成には至りませんでした。しかし、結果は結果として謙虚に受け止め、まずは徹底的な原因分析をして、本年度の事業内容を再度精査し、具体的数値目標を立てていただきたい、そういうふうに思います。

 中山孝観光物産まちづくり推進本部長におかれましては、あなたの観光産業人生の集大成を本年度にかけていただき、結果を恐れず、具体的数値目標を掲げ、雲仙市観光協議会、雲仙温泉観光協会、小浜温泉観光協会と連携を密にし、目標に沿った事業内容を決定していただきたいと思います。

 以上、よろしくお願いをいたします。

 それでは、早速質問に入ります。

 まず、通告1番目、地域7町の課題についてであります。

 合併後、行政区域の拡大により、住民と行政の距離が遠くなり、地域住民の意見が市の施策に反映されにくくなる等々の理由により、合併後も住民の皆さんの声を施策に反映させ、きめ細やかな行政サービスを行っていくために、各地域の実情に応じた施策の展開に対する意見表明の方法として地域審議会が設けられております。平成17年10月11日より平成28年3月31日まで設置の予定でありますが、現在までの各地域審議会の活動状況、それから各地域の緊急課題、それから提言の具体的内容等々について御答弁をお願いします。

 あとは自席にて再質問をしたいと思います。よろしくお願いをいたします。



○議長(石田?春君) 奥村市長。



◎市長(奥村愼太郎君) おはようございます。20番、福田大東議員の御質問にお答えさせていただきます。

 まず、市内7地域の課題についてでございます。

 各地域の現状を踏まえ、市民により身近な地域における主体的なまちづくりの指針でございます、雲仙市総合計画に定めました地域別振興計画を具体化するために、旧7町ごとに設置された各地域審議会において、各地域の課題や解決策等について、平成20年度から平成21年度にかけてまとめられた提言書を昨年8月にお受けしたところでございます。

 その提言書に記されました主な課題といたしましては、産業の振興や育成、地域振興、環境の整備、地域資源を生かしたまちづくり、道路環境の整備などでございました。

 各地域審議会からの提言内容でございますが、具体的な課題や解決策について、合計81項目にわたっております。主な提言内容としましては、まず国見地域審議会からは、国見地域の人口減少対策として、働く場所等の確保を目的に、企業誘致や雇用、職場の確保を上げられております。また、観光振興対策として、国の重要伝統的建造物群保存地区に指定された神代小路地区、旧鍋島邸の他に、潮干狩り、イチゴ狩り等の観光資源を生かした体験型観光の推進、利用が減少しております有明フェリーの活性化などが、国見地域審議会から上げられております。

 次に、瑞穂地域審議会からでございます。農林水産業振興策として、各従事者の所得向上を目的に、生産物に付加価値をつけて、加工から販売までを行う第6次産業の推進を上げられております。また、観光振興策として、農林水産観光業の体験活動メニューやみずほの森公園施設を有効活用した体験活動メニューなどを開発し、体験型観光、滞在型観光の推進を上げておられます。

 次に、吾妻地域審議会からは、地域活性化策として、合併前からの懸案事項でもあり、また交流人口の拡大、農漁業体験施設の整備を目的として、市役所周辺地域や諫早湾干拓堤防道路の本市側接続付近農地における農振除外の推進を上げられております。また、人材育成を目的としたイベント開催について上げておられます。

 次に、愛野地域審議会からは、愛野地域が島原半島の玄関口でありますことから、国、県、市の連携によります高規格道路等の早期完成や早期着工の実現を上げられておられます。また、道路整備とあわせて、公共交通システムの構築について上げておられます。

 次に、千々石地域審議会からは、国道57号を生活道路として利用している地域住民のために、恒常化している交通渋滞の緩和策として、市道の整備や国道57号のバイパス化を上げておられます。また、漁場環境の変化や燃油価格の高騰等により圧迫される漁業経営の振興策を上げておられます。

 小浜地域審議会からは、道路整備対策として、観光と生活の両面をあわせ持った重要な道路であります国道57号において、がけ崩れ等が発生した場合、分断されてしまうおそれがあることから、市道の整備や国道57号バイパス化を上げておられます。また、観光振興策として、雲仙温泉や小浜温泉、無料化された雲仙仁田峠循環道路、市内各地域に点在する観光資源等を活用し、観光ルートの新設を上げておられます。

 南串山地域審議会からは、農業振興策として、農業における労働時間の短縮、意欲、活力ある担い手の育成を目指して、繁忙期における農作業人夫等の確保や農業資材購入への支援、イノシシ対策を上げておられます。また、漁業振興策として、赤潮被害等、自然環境の変化で漁業経営が圧迫されることから、養殖漁業、資源管理型漁業の振興を上げておられます。

 以上のことが地域審議会からの提言でございます。



○議長(石田?春君) 畑中政策企画課長。



◎政策企画課長(畑中隆久君) 地域審議会のこれまでの活動状況について御報告いたします。

 平成18年度につきましては、市総合計画や基本構想、それから各地域別の振興計画、これについて答申をしていただいております。

 それから、平成19年度につきましては、雲仙市の庁舎建設市民懇話会により依頼を受け、雲仙市にふさわしい庁舎の建設のあり方について協議し、回答をしていただいております。

 それから、平成20年度から平成21年度にかけましては、各地域審議会において、各地域の課題や解決策について十数回も協議を重ねていただきまして、提言書としてまとめていただきました。先程も市長が答弁をいたしましたように、8月の19日にこの提言書が市長に提出をされております。

 以上です。



○議長(石田?春君) 福田大東議員。



◆20番(福田大東君) 今の各地域審議会の提言内容等々、多分議員の皆さんは御存知ないのかなと、私も知りませんでした。これを81個も大変でございましょうけども、議員に配付することができますか。



○議長(石田?春君) 畑中政策企画課長。



◎政策企画課長(畑中隆久君) この提言内容につきましては、情報公開をするようにしておりますので、議員の皆様にもお配りしたいというふうに考えております。



○議長(石田?春君) 福田大東議員。



◆20番(福田大東君) 後、情報公開ということでございますので、広報紙に載せるとか、全部は無理でしょうけども、ピックアップして広報紙に載せる、そういうことも考えてらっしゃいますか。



○議長(石田?春君) 畑中政策企画課長。



◎政策企画課長(畑中隆久君) 今考えておりますのは、ホームページに掲載をしたいというふうに考えております。



○議長(石田?春君) 福田大東議員。



◆20番(福田大東君) 広報紙に載せてみようという準備がありますか。



○議長(石田?春君) 畑中政策企画課長。



◎政策企画課長(畑中隆久君) 広報紙につきましては、数が81個もございますので、ページ数も限られておりますし、その中で主なものについて載せることができれば載せていきたいというふうに思います。



○議長(石田?春君) 福田大東議員。



◆20番(福田大東君) 今、庁舎の問題も検討したということでございまして、報告があったということですが、その報告の内容をお知らせください。



○議長(石田?春君) 畑中政策企画課長。



◎政策企画課長(畑中隆久君) これにつきましては、庁舎建設市民懇話会から依頼を受けて、その協議会で検討されておりますので、まだ今の段階では庁舎建設市民懇話会のほうで答申が出ておりませんので、控えさせていただきたいというふうに思っております。



○議長(石田?春君) 福田大東議員。



◆20番(福田大東君) 控えるのは仕方ない。ただ、わかっていることを何で控えんといかんのかですね。その庁舎建設市民懇話会の答申を言えと言っているのじゃないです。地域審議会がしたこと、それはもうわかっとるわけだから、それをどうして発表できないのか、ちょっと疑問に思いますが、いかがですか。



○議長(石田?春君) 畑中政策企画課長。



◎政策企画課長(畑中隆久君) 平成19年度の庁舎建設市民懇話会から、この地域の皆様に意見を聞いて、その庁舎の問題について、庁舎建設市民懇話会のほうにその回答をされております。庁舎建設市民懇話会のほうについては、それを参考に協議をなされております。それの最終結果がまだ出ておりませんので、公表ができないということでございます。



○議長(石田?春君) 福田大東議員。



◆20番(福田大東君) いや、庁舎建設市民懇話会の答申を述べよと言っているのじゃないのですよ。地域審議会が庁舎建設市民懇話会に対して考え方を述べているわけでしょう。その内容を発表くださいと言っているのです。それができないとはおかしい。庁舎建設市民懇話会の最終答申を求めたわけじゃないのですよ。地域審議会で検討をした、その地域審議会はどう思っているのか、それはわかっているわけだから、どうして発表できないのですか。



○議長(石田?春君) 畑中政策企画課長。



◎政策企画課長(畑中隆久君) 何回も申し上げますけども、庁舎建設市民懇話会がその意見を参考に検討しております。ですから、地域審議会、市がそれを答申して、市がそれを求めたわけではございませんので、その資料として、その庁舎建設市民懇話会が検討する材料でございますので、今の段階ではやはり公表はできないということで御理解をいただきたいと思います。



○議長(石田?春君) 福田大東議員。



◆20番(福田大東君) 全く納得できない答弁です。町田副市長、いかがですか。



○議長(石田?春君) 町田副市長。



◎副市長(町田義博君) 今、畑中課長から申し上げましたとおり、庁舎関係の私が聞き及んでいるところは、今月中にでも庁舎建設市民懇話会の答申があるというようなことを聞いております。ですから、この会期中にでも答申が出られましたら、もう議員皆様にその答申の内容を全員協議会あたりでも説明をしたいと思っております。そういうことで、庁舎建設市民懇話会のほうから地域審議会に聞かれたということでございますので、その詳しい内容はまだ発表ができないという、こういう思いがあります。ただ、結論だけはもう庁舎建設市民懇話会のほうに各地域審議会は答申がされておるわけですね。それで、詳しいところは私もわかりませんけど、よかったら、今月中の庁舎建設市民懇話会の答申を受けて、皆さんのほうに説明したいと思いますので、その点で理解をください。



○議長(石田?春君) 福田大東議員。



◆20番(福田大東君) 町田副市長とは4年間のおつき合いでございましたが、どうも本日、歯切れの悪い答弁であったように思います。

 地域審議会のメンバー、私の姉も多分入っておると思うのですが、それが知っとって、私が知らんと、これはちょっと納得できないですよね。その辺、市長どう思いますか。地域審議会の考え方、答申、それを言えないというのは、ちょっと納得できないのですけども、やっぱり言えませんか。



○議長(石田?春君) 奥村市長。



◎市長(奥村愼太郎君) 先程、町田副市長が申しましたように、これは庁舎建設市民懇話会のほうからの答申だったわけでございまして、できれば、この3月中に多分その答申が私どものほうに返ってきますので、総合してお示しさせていただきたいと思いますので、もうしばらくの御猶予をいただけませんでしょうか。



○議長(石田?春君) 福田大東議員。



◆20番(福田大東君) 初めての奥村市長の私に対する穏やかな答弁でございました。あと数日待ちたいと思います。

 まず、今合併して、よかことないというようなことがよく聞かれます。この地域審議会の中で、最も多かった不平不満があったように思うのですけども、どういうことが不満だったのか、それがわかっておったら教えてください。



○議長(石田?春君) 畑中政策企画課長。



◎政策企画課長(畑中隆久君) 81項目の課題がございましたけども、その中には、産業の振興、育成、地域の振興、そういうものが結構多ございました。特に農業振興、それから商工業の振興、それに観光業の振興、それからまちづくりの活性化ですね。こういうものの中には、イベントの開催による地域の活性化、人材育成、それから環境美化活動、環境に優しい取り組み、そういうものの意見がございました。

 それと、合併後の市政について、全市に関わる課題ということでございますけども、市道とか、農道の改良、それから道路の環境整備、それから河川の整備、維持管理、公共施設の環境整備と、そういうものが主な内容でございます。



○議長(石田?春君) 福田大東議員。



◆20番(福田大東君) 私がお尋ねをしたのは、合併して不満になったということ。これからのことじゃなくて、合併で行政サービスが落ちたとか、あるいは町が廃れたとか、そういう不満の声はどういうものだったのかということをお尋ねしている。



○議長(石田?春君) 畑中政策企画課長。



◎政策企画課長(畑中隆久君) この平成20年に、この課題について皆様に協議をしていただき、一番多いところで11回協議をしていただきました。最初開いたころは、そういういろんなそういう不満も出てまいりました。そういうこともありましたけども、そういうものについても整理をいたしまして、最終的な答申のまとめの段階になった時に、皆様、15名の委員様が、不満というそういうものじゃなくて、地域の課題、そういうものについて答申をしたほうがいいだろうということで今回の答申になっております。



○議長(石田?春君) 福田大東議員。



◆20番(福田大東君) 当然のことですね。もう合併してしまって、いろいろ言ってもしょうがない。時間がたつにつれ、これからのことをどうしようというふうにして考えられたことだろうと思います。今日まで、その地域審議会が出した意見を施策に反映した事業がございますか。



○議長(石田?春君) 畑中政策企画課長。



◎政策企画課長(畑中隆久君) 基本的に、この81項目の中では、現在のその制度で対応が可能なもの、それから予算を要せずに取り組める項目、それから新規拡充をした、今回、平成22年度でも農商工連携事業とか、あるいは商店街の活性化事業、リサイクル推進事業、こういうものが予算として計上しておりますけども、そういうもの、それから事業の実施に向けて今後取り組まなくちゃいけないもの、そういうものもございます。そういうものについては、今後その実行可能性、そういうものを探りながら、政策として組み立てていきたいというふうに思っております。



○議長(石田?春君) 福田大東議員。



◆20番(福田大東君) 私は、意見を施策に反映した事業があるかと尋ねた。あるならある、ないならない。事業があるのですか。これからですか。



○議長(石田?春君) 畑中政策企画課長。



◎政策企画課長(畑中隆久君) 平成22年度に施策に反映させたものはございます。



○議長(石田?春君) 福田大東議員。



◆20番(福田大東君) 今までのは事業に反映してないと。今度、平成22年度、所信表明でもあったようですが、今後の具体的な取り組み内容についてお知らせをください。



○議長(石田?春君) 畑中政策企画課長。



◎政策企画課長(畑中隆久君) これにつきましては、平成28年の3月まで、この10年間、合併後10年間、この協議会を開催をいたしますけども、平成20年、平成21年、今度答申をしていただきましたけども、平成22年度につきましては、また改めてその地域審議会のメンバーが設定をされますので、その設定をされた中で、今後のその取り組みについて検討をされるというふうに考えております。



○議長(石田?春君) 福田大東議員。



◆20番(福田大東君) 地域審議会、それから我々地域から出ている議員、これ連携して、いろんなことを議論し、また提言していかなければならない。それは市も一緒になってですけどね。そういう意味で、地域審議会が考えていることが議会がわからないということでは、うまい市政運営はできないというふうに私は思います。その辺の改善を要望しておきます。

 次に、総合支所の有効利用についてでございます。

 まず、そこに、お隣にふるさと会館がございますですね。会館の占用状況を、市役所で使っているところを報告ください。



○議長(石田?春君) 境川副市長。



◎副市長(境川秀生君) それでは、私のほうから、ふるさと会館をこの市役所の行政の施設としてどのくらい使っているかということについてお答えをさせていただきます。

 現在、ふるさと会館内には、事務所として3室、その他倉庫等を含めまして、このふるさと会館は全体面積といたしまして1,843.96m2あるわけですけども、そのうちの約343.31m2、坪にして104坪、事務所として現在活用をさせていただいております。



○議長(石田?春君) 福田大東議員。



◆20番(福田大東君) この本会館、ふるさと会館の建設目的は、どういうことで建てられましたか。



○議長(石田?春君) 境川副市長。



◎副市長(境川秀生君) このふるさと会館の建設、設置目的につきましては、この市内の文化施設、文化会館の要綱として定めておりますけども、条例を読ませていただきます。「市民の触れ合いを深め、教養及び生活の向上を図るとともに、文化の薫り高いまちづくりを推進する総合的学習文化施設として文化会館を設置する」ということで、この中にふるさと会館が入っております。



○議長(石田?春君) 福田大東議員。



◆20番(福田大東君) その今おっしゃった目的と104坪使っている、市が占有している部分、これ目的違反じゃないですかね。



○議長(石田?春君) 境川副市長。



◎副市長(境川秀生君) 議員御指摘のとおりだと考えております。これは、ふるさと会館の本来の利用目的、先程の条例の設置目的ですけども、これにそぐわない利用であるということは認識をいたしております。特に市民の皆様には、そういったことで大変御迷惑をおかけしている状況でございます。そのような中ではありますけども、条例で定める、市民の皆様が利用される施設、そういった部屋につきましては、今回できるだけ使わないようにいたしております。事務所としては、これまで、事務所、それとか倉庫、それとか資料、文化財の施設を保管指定した場所、そういったところを現状では効率的な行政面、サービスの面から必要だということで、そういった場所を使わせていただいております。ただし、目的にはそぐわない利用目的ということは理解をいたしております。



○議長(石田?春君) 福田大東議員。



◆20番(福田大東君) この現状を改善しなければならないというふうにお考えかどうか。



○議長(石田?春君) 境川副市長。



◎副市長(境川秀生君) 私といたしましても、早い機会に、本来市民の皆様が活用できるようにすべきだというふうには思っております。



○議長(石田?春君) 福田大東議員。



◆20番(福田大東君) ちょっと議会の占有部分についてお話をさせていただきます。議場はこのとおりですね。議会の控室の状況でありますが、いす席が18席あります。議員数は26名です。あとの引くと8名、常に立って休憩している状態です。特に新人、若手議員の林田哲幸議員、彼がいすに座った姿を見たことない。常に控えて立っているのですね。食事場所は畳で、京間の20畳ぐらい、食卓テーブルが5つ、お茶の急須が2個、保温ポット2個、昼食時はポット、急須の奪い合いであります。委員会室もありません、会派室もありません。大変窮屈な状態で会議に臨んでおります。

 市長は県議会出身。町田副市長は首長も経験されましたが、市議会議員も経験されております。境川副市長は議会事務局長を経験されており、お三方共通して言えるのは、議員、議会のことを一番理解されている方だと思いますが、このような私どもの議会の内部状況を、これで十分だとお思いかどうか、それぞれ御答弁をいただきたいと思います。



○議長(石田?春君) 境川副市長。



◎副市長(境川秀生君) 私のほうから、この施設を所管しておりますので、先に私の考えを述べさせていただきます。

 今、福田議員おっしゃられましたとおり、昨年の3月までは議会事務局長として仕事をさせていただきました。その折にも、今御指摘がありましたように、30名の議員の方に対して、休憩する場所が狭い、それからいすが少ないということは実感をしておりますし、また会議する場所、議員の皆様がゆっくり休憩される場所、あるいは会派を結成されるというお話をお伺いした時に、会派室をどこにするかということでも大変協議をさせていただきましたけども、なかなか現状では難しいということで御迷惑をおかけしたという考えを持っておりますし、現在も26名ではありますけども、まだまだこの庁舎といいますのは、18名を想定してこの議場は旧吾妻町で作られておりますので、なかなか議員の皆様にまだ迷惑をおかけてしていると。それから会派室、それから今ありました、ゆっくり休める控室とか、そういうものがまだ足りませんので、早い機会にそういったものを解消すべきではないかというふうには考えております。



○議長(石田?春君) 町田副市長。



◎副市長(町田義博君) 私も4年間、議員としておりましたけど、市民の代表、市長と、それから議会という二元代表制のもとでは、こういうスペースが不足しているという、こういう感じを持っております。ですから、先程庁舎のことがちょっと出ましたけど、どういう答申が庁舎建設市民懇話会から出てくるか、その内容を見て、議会の皆様とそういうところで議論して、いい庁舎ができればなという、こういう気持ちでおりますので、よろしくお願いをいたします。



○議長(石田?春君) 奥村市長。



◎市長(奥村愼太郎君) 私も県議会議員14年させていただきました。その中で、議場というのは非常に広かったわけでございますけれども、年々議席数も減っておりまして、不必要に議場だけが広くて、あと会派が年々歳々選挙によって変わってまいりますし、また会派構成も変わっておりましたので、そのたびごとに仕切りがパネルによって変えられてたという記憶がございます。ただ、県庁舎移転問題も取り上げられておるように、議場以外はいろいろと手狭な部分もございましたし、また不足する施設もございました。同じように、今町田副市長も申し上げましたように、議員の方々のそれぞれの会派、それからまた研究活動をされるにおきましては、今の状況では不足する部分が私はあると思います。ですから、これはまた議会の問題でございますので、議会の方々からのいろんな思い、それからまた御提言というのも、また我々にとりまして必要になるのかなという気はいたします。



○議長(石田?春君) 福田大東議員。



◆20番(福田大東君) 私の2番目の質問が、総合支所の有効利用についてということでございます。支所長にお尋ねをします。自分の支所が一番スペースが空いている、そういう思いの支所長がおられましたら御答弁をいただきたいと思います。出しているのが、総合支所の有効利用ですよ。これは、これくらいの質問に支所長が答えられないというのがおかしいのじゃないですか。空いているのか、空いてないのか、自分のところはいっぱいだと、それだけ答えればいいこと。何で手を挙げんのかな。小浜総合支所長、それから千々石の支所長、十分空いているのじゃないですか。



○議長(石田?春君) 福島千々石総合支所長。



◎千々石総合支所長(福島悟君) 議員の御指名ですのでお答えいたします。

 今1階、2階部分は既にもう執務室で満杯の状況でございますけども、3階は昔、議会関係で使っておりましたけども、今現在は本庁の会議室関係で頻繁に使用されている状況でございまして、決して空きスペースというほどではないと思います。

 以上です。



○議長(石田?春君) 宅島小浜総合支所長。



◎小浜総合支所長(宅島辰明君) 小浜総合支所におきましては、3階の旧議会関係で使っておりました部屋につきましては現在空いている状況でございます。



○議長(石田?春君) 福田大東議員。



◆20番(福田大東君) これから私が議論したいのは、議会の中では全くお話をしたことがない、私の勝手な個人的私見で、同僚議員の皆様にも御了解をいただきたいと思います。もし仮にスペースがある支所に本議会を移した場合に、執行部としてのメリット、デメリットあると思うのですけども、まずメリットからお答えをいただきたいと思います。



○議長(石田?春君) 境川副市長。



◎副市長(境川秀生君) 今この議会棟を支所に移した場合のメリットとして考えられるのはどういうことがあるかということでございますけども、まず行政の側から考えますと、この3階が空きますので、ここに行政の機能を持ってこれるということが1つ大きな利益としてあると思います。

 それから、例えば議会を千々石総合支所に移した場合を想定いたしますと、千々石にはエレベーターがありますので、議会を傍聴される方、あるいは議会に来られる方がエレベーターを利用して、バリアフリーが十分可能になるのではないかというふうなことも思っております。主に2点は考えられるのじゃないかと、今そのように考えております。



○議長(石田?春君) 福田大東議員。



◆20番(福田大東君) 今2点上げられましたが、大事な1点が少し欠けておるように思います。大事な1点は後で私が述べます。

 次、デメリットは何ですか。



○議長(石田?春君) 境川副市長。



◎副市長(境川秀生君) 大きくデメリットとして考えられますのは、当然この議会棟を移設をいたしますので、この議会棟の修理、あるいは移転費、それから新しい場所に議会を運営できるようにする経費がかかるということで、そういったものがかかるのではないかというふうに想定をいたしております。



○議長(石田?春君) 福田大東議員。



◆20番(福田大東君) 私の予想の答弁とはちょっと違う。費用は、新庁舎を建てる思いをすれば、移す費用なんていうのはわずかなものですね。もしこれで本当に執行部が職務上、デメリットが大きくあるのだということであるならば、これは大問題だけど、費用の問題だったら、新庁舎と比較すればはるかに安くて済む。1億円もかからんでしょう。新庁舎は40億円とか言いよりますね。その辺のところを答弁してほしかったなというふうに思います。

 もう一つ、ついでにこの新庁舎の問題が出ましたので、時間もありませんので移りたいと思います。ふるさと会館の事務所スペースですね。あのホールをのけた部分、あそこには柱がたくさんあって、あの事務所部分が奥行きが16m、幅が51m、約816m2ございます。坪数にして248坪。この部分に3階だけ、ホールをのけた部分、こちら側ですよね、そこに増設が可能であれば、そんなにお金はかからないのじゃないか、これも一つ検討してみる必要があるというふうに思うのですが、どうでしょうか。



○議長(石田?春君) 境川副市長。



◎副市長(境川秀生君) ただ今の件に御答弁をさせていただく前に、先程私が経費のことを申しましたのは、そのままここで議会を続けた場合と移転した場合ということで答弁をさせていただきましたので、新しく作った場合と比較してじゃございませんので御理解をいただきたいと思います。

 それから、ただ今お尋ねがありました、ふるさと会館に増築をしたらどうかということでありましたけども、確認をしてはおりませんけども、今2階建てとして建築をされておりますし、すべてそのためのはりとかいった、そういった強度、耐震に対する強度等も考えて作られておりますので、また増築というのはなかなか厳しいのではないかというふうに考えております。



○議長(石田?春君) 福田大東議員。



◆20番(福田大東君) これはそうでしょうね。何度何度も市長は答弁をなされていますが、それから数日たっていますので、再度私が初めてお尋ねをします。市長の新庁舎建設に対する所見はいかがですか。



○議長(石田?春君) 奥村市長。



◎市長(奥村愼太郎君) 先程も申し上げましたけれども、間もなく答申を受ける予定でございます。いよいよこれに対しましても議会とも相談させていただきながら、どういうふうな結論を出していくかということに対して真剣に取り組んでいく時期に来ているのかなと思います。



○議長(石田?春君) 福田大東議員。



◆20番(福田大東君) 間もなく答申が出る。私が答申の内容を予測しているのですが、とても建設推進と答弁では思えません。現庁舎の3階部分が空けば、新庁舎建設も当分必要はないというふうに私は思いますが、私の今日申し上げた提言を議論、精査をお願いしたいというふうに思います。

 次に移ります。除雪対策でございますが、市道積雪に対する歩行、それから交通障害に対する対策の現状についてお知らせをください。



○議長(石田?春君) 緒方建設整備部長。



◎建設整備部長(緒方和人君) 地区内の市道の積雪対策につきましては、降雪状況に応じて除雪作業と融雪剤の散布を行っております。実施方法は、各総合支所からの要請により融雪剤を配付しておりますが、その後の作業につきましては、各総合支所の判断により作業が実施されております。除雪作業につきましては、作業可能な業者委託で対応することとしております。

 1例として、小浜町雲仙地区につきましては、昨年12月に小浜総合支所より融雪剤を各地区の自治会長宅他、主要箇所へ配置を行っておりましたが、不足が生じた場合は、自治会長より連絡を受け補充するようにしている他、小浜総合支所から現場に向かうことができない場合もありますので、その際は、常時保管しております下水道処理場に直接とりに行っていただくよう自治会にはお願いをしております。

 また、除雪作業については、雲仙地区には作業を依頼できる業者がなくなったこともありまして、本年からは雲仙市災害連絡協議会の御協力により除雪作業を依頼しているところでございます。

 なお、今年の1月13日から14日にかけて大雪でございましたが、小浜支所で積雪状況を確認し、対応可能な市道について、13日は作業機械で除雪を行い、14日は融雪剤の散布を行ったところでございます。

 このように、現在市でできる限りの対応をしておりますが、今後も、冬期間の通勤・通学等に支障がないよう、生活道路の確保と安全な冬道対策を講じてまいりたいと存じます。



○議長(石田?春君) 福田大東議員。



◆20番(福田大東君) 部長は小浜町出身であります。旧町、小浜町時代は、町道積雪に対する対策をどのようにしとったか御存知ですか。



○議長(石田?春君) 緒方建設整備部長。



◎建設整備部長(緒方和人君) 除雪については、雲仙地区に、すぐ近くに業者さんがおられましたので、そこに依頼してお願いをしておりましたけども、先程も申しましたように、その業者が廃業されましたので、ちょっと時間もかかっておりますし、御迷惑をかけているところでございます。



○議長(石田?春君) 福田大東議員。



◆20番(福田大東君) 雲仙のある業者がつぶれました。で、除雪ができない状態、おっしゃるとおりなのですけども、じゃ、他に業者に当たってみたことはあるのですか。



○議長(石田?春君) 緒方建設整備部長。



◎建設整備部長(緒方和人君) 市内の市道については、先程もちょっと申し上げましたけども、雲仙市内の業者さん28社で作っておられる災害協力連絡協議会というのがございまして、そちらに除雪は依頼をしたところでございます。

 それで、除雪の方法は、舗装工事に使うモーターグレーダーというのがありますけども、それで除雪を依頼したところでございます。



○議長(石田?春君) 福田大東議員。



◆20番(福田大東君) 現状、市道には雲仙地区の市道はたくさんあります。で、この久しぶりに降った雪で、今度の除雪作業は全くできなかったですね。で、この辺が、さっきも言う合併してから悪くなった。行政サービスが落ちたという一つの原因です。

 で、何で旧町時代にできていたことが、合併してできないのかと。こういうことを市民の皆さんはおっしゃいます。十分状況を見られ、雪の降った時は、課長でも上ってきて調査をしていただきたい、そういうふうに思います。なにも自治会長に除雪剤を配っても、自治会でもそんなにはできませんよ。周りの、周辺はできますけどね。例えば、有明ホテル前から小地獄線、結構長いですよね。あれを自治会長がとてもできるわけじゃない。で、小地獄の方はしょっちゅう車は出入りします。そういうことも困ってらっしゃる。その辺の現状をよく理解していただきたいと思います。

 中山本部長、冬の雲仙温泉の売りは何ですか。



○議長(石田?春君) 中山観光物産まちづくり推進本部長。



◎観光物産まちづくり推進本部長(中山孝君) 冬の雲仙温泉の売りというのは、一昨日終わりましたやはり雲仙灯りの花ぼうろというイベントというふうに理解しております。



○議長(石田?春君) 福田大東議員。



◆20番(福田大東君) 灯りの花ぼうろというのは、花ぼうろというのは霧氷のことですよ。霧氷が雲仙の売りなのですよ。で、近年、私が小さいころは下の地元、温泉街でも霧氷がついていましたが、今は温暖化で、仁田峠へ行かないと霧氷は見られません。その仁田峠に行くには、現在市道になっている仁田循環道路を通らなければいけないわけですけども、この霧氷の時期に、12月、1月、2月、何日間通行止めをしましたか。



○議長(石田?春君) 緒方建設整備部長。



◎建設整備部長(緒方和人君) 終日通行止めを含めての通行規制でございますけども、昨年の12月は終日の通行止めを11日間行っております。時間帯での通行止めを5日間で、延べ17時間10分行っております。内訳といたしましては、濃霧による通行止めが終日通行止め1日と、時間帯通行止めが4日間で12時間10分でございます。積雪及び凍結による終日の通行止めが10日間と、時間帯通行止めが1日で、5時間でございました。

 1月の終日通行止めは8日間と、時間帯通行止めが7日間で36時間、そのうち、積雪による終日通行止めが7日間、時間帯通行止めが4日で18時間5分でございました。

 これらのうち、12月16日から連続7日間、12月31日から4日間は、終日積雪による通行止めを行っております。

 以上です。



○議長(石田?春君) 福田大東議員。



◆20番(福田大東君) 中山本部長にお尋ねをします。

 仁田峠の道路の通行止めによる観光客への影響、経済的でもいいですけども、その辺の影響をお答えください。



○議長(石田?春君) 中山観光物産まちづくり推進本部長。



◎観光物産まちづくり推進本部長(中山孝君) 昨年4月から無料化により雪に関係ない時期は、ほぼ一昨年の2倍程度の車が上がっているという情報は得ております。

 で、今、議員お尋ねのその冬の通行止めに関してでございますが、あくまでも私見ということで発言させていただいてよろしゅうございますでしょうか。この問題は、やはり自然との闘いでございまして、安全第一というのは当然だというふうに理解しております。

 しかし、霧氷を楽しみに来られる観光客が年々増えられている中でのやはり通行止めというのは、観光行政を預かる者としては、非常にダメージが想像以上に大きいなというふうに思います。特に、今、緒方部長からお話がありました年末年始が連続してほぼ1週間程度でしょうか、通行止めになったということや、灯りの花ぼうろの期間の通行止めというのは、やはり観光客に申しわけないなという気持ちでいっぱいでございます。

 すべて昨年同様の、例えばチェーン規制等で対応ができるようになれば助かるというふうに理解しております。



○議長(石田?春君) 福田大東議員。



◆20番(福田大東君) 今、この通行止めを実施している。これは、誰がどのような判断で通行規制をしているのですか。



○議長(石田?春君) 緒方建設整備部長。



◎建設整備部長(緒方和人君) 通行止め、通行規制につきましては、事前に警察の公安委員会と協議をいたしまして、通行止めについては道路管理者でできるわけですけども、チェーンとか、スノータイヤ規制については管理者ではできなくて、公安委員会ですることになっておりますけども、通行止めにつきましては、協議したところによりますと、仁田峠まで行くには国道57号線、国道389号線がございますけども、いずれかの国道がスノータイヤ、チェーン規制など、そういう規制をしている状況においては通行させないよう、また、そういう規制じゃなくて、ノーマル車で通行できる状態での通行をするよう指示を受けていたところでございます。



○議長(石田?春君) 福田大東議員。



◆20番(福田大東君) 答弁者は質問をよく聞いて、誰が、どのような手段で決定するのか。私は、それを答えていただきたいと思います。

 今、現場の嘱託職員がおります。彼らが回って、これはいかんだろうというふうな推測で決定をしていますよね。私が2月17日、もうその時は晴れだったのですよ。そんなに気温も低くない。しかし、仁田峠は霧氷がついていると。こういう時に閉鎖をしてくれてというふうに私に電話があったものだから、早速観光協議会の職員を連れて、直接私が登ってみました。積雪は、まずゴルフ場から登って仁田峠まで全くありませんでした。で、下りのちょっと日陰になりますね。そこが1cm程度でしょうか、積雪がありました。一生懸命除雪剤をまいておりました。

 ただ、今までの私の雲仙におる感覚では、あれを交通止めするような状況ではない。当然ノーマルタイヤでは無理ですよね。で、何でそのスノーチェーンあるいはスノータイヤで、そういう規制で通行させることができないのか。その辺を私は非常に不思議に思うのです。どうですか。



○議長(石田?春君) 緒方建設整備部長。



◎建設整備部長(緒方和人君) これまでの県の公園道路だった関係で、少々のことは管理者判断でできましたけども、市道となった今は、これまでと違いまして、公道での通行規制は警察で判断されます。

 それと、今、現状が、仁田道路が改良に改良を重ねて若干防護さくが正規の高さより低くなっている面がございますし、そういう不安もありまして安全を徹底しているところでございます。



○議長(石田?春君) 福田大東議員。



◆20番(福田大東君) まあ警察が、これはスノーでも危険だというふうに判断をして通行を規制したなら、これはもう仕方ないですね。

 ところが、去年は全部スノーチェーン規制あるいはスタッドレスで通らせているのですよ。1回も雪で通行止めになったことはない。除雪をしてからもしている。これは少し警察と協議をして進めるべきだと思います。で、地元の警察さんが雲仙にもおりますが、私がその話をしたら、それは十分協議しようと。私が見に行ってもいいですよと彼は言っている。まあ職務権限があるかどうか知りませんよ。その辺のところをもう少し警察と密にお話をしていただいて、改善策をしていただきたいというふうに思います。

 それから、今、除雪車両がないですよね。県は持っておった。で、この除雪車両に対する考えを、導入する考えがあるのかどうか。いくらぐらいかかるのか調査をされたのかどうか。



○議長(石田?春君) 緒方建設整備部長。



◎建設整備部長(緒方和人君) 移管される前までは、県が除雪車を所有しておりましたので、平日は直接県により除雪が行われておりましたが、この道路の移管に伴い、県が所有しております除雪車についても譲与をお願いしたところでございますけども、結果的にできませんでした。

 新たに除雪車を導入するとなりますと、除雪車の他に格納庫も必要となることから、かなりの経費が必要となってまいります。また、作業につきましてもオペレーターも必要になることから、その都度業者委託することとなります。

 現在、市では雲仙地区に常駐させている国所有の除雪車を平成22年度から借り受け除雪を行うよう協議をしているところでございまして、この協議が整いますと速やかに、かつ、経済的に除雪が行えるものと考えておりますので、除雪車の導入につきましては現時点では考えておりません。

 なお、除雪の購入した場合の費用につきましては、見積もりをとってみましたけども、2tトラックとその前につける除雪板を入れて約500万円かかります。



○議長(石田?春君) 福田大東議員。



◆20番(福田大東君) ぜひ、いい方法を検討していただきたいというふうに思います。

 最後に、これは答弁はいりません。県央広域圏市町村組合というのがございます。そこが管理をしていますふるさと市町村基金が廃止になりましたですね。その財産の処分ということで、5億1,118万6千円、これが多分還元されることになる。秋にも還元されるだろうというふうに聞いておりますが、このお金の使い道です。奥村市長はどのように処分をされようとしているのか、非常に興味を持っております。陸上競技場も必要でありますし、庁舎整備も必要でありましょう。また、国民健康保険会計ですね。財政調整基金も平成22年度末には約1億円切るか切らんか。増税という話もありますが、この不況の中ではとても論外な話であります。毛利元就の三子の教訓というのがございますですね。奥村市長、それから町田副市長、境川副市長、お三方で一本の矢になって鋭意努力をお願いし、私の質問を終わります。



○議長(石田?春君) 答弁はいりませんか。



◆20番(福田大東君) いりません。



○議長(石田?春君) これで、20番、福田大東議員の一般質問を終わります。

………………………………………



○議長(石田?春君) 11時15分まで休憩をいたします。

=午前10時59分 休憩= 

=午前11時14分 再開= 



○議長(石田?春君) 休憩前に引き続き会議を再開します。

 次に、18番、小田孝明議員の質問を許します。小田孝明議員。



◆18番(小田孝明君) おはようございます。通告をいたしておりました4項目にわたって質問をさせていただきます。

 まず最初に、鍋島邸の活用についてということで御質問をいたします。

 去る2月の27日、28日、鍋島邸には緋寒桜がきれいに咲いておりまして、祭りが催されました。天候に恵まれまして、私も27日、28日、時間をとって参りましたけども、大変好評、お客さんも多くて盛大でありました。ボランティアで神代地区あるいは皆さん方が大変御苦労なされて、お世話をしていただいておりました。本当にありがいことだという具合に思っております。

 さて、私は最初に鍋島家と坂本龍馬という形で上げておりますけれども、NHKの大河ドラマ「龍馬伝」が今大変視聴率が上がって、皆さんも楽しみに見ていらっしゃるという具合に思います。私も大変毎日、日曜日はできるだけ時間の時には見るようにいたしております。私、この鍋島邸に坂本龍馬、勝海舟の一行が立ち寄って休憩をしたというようなことを知りました。1864年です。今から146年前、2月に熊本から島原の港に40数名、47名と書いてありますかね。とにかく47名ぐらいの人が島原の港に上陸をし、そして、百花台公園のあの道路、それから魚洗川というところがありますけど、そこを通って田代原、それから千々石の橘神社のちょっと先のほうのあの交差点、あそこに出て、愛野のほうに向かわれたということです。それが海舟日記、それから鍋島日記に記録されておるということであります。

 私も28日の時ちょっと見せていただきました。コピーです。鍋島日記のコピーですけども、張ってありました。見てみますと、よく古文書は読めません。ところどころちょっとわかったのは、かごが2つ。勝海舟は、かごにもう一人乗って、もう一人は何か違う人が乗って、それから、馬が10頭ぐらい。そういうことで一行が来て、ちゃんと鍋島邸で待ち受けをしておるわけです。それで、待ち受けをするのが誰と誰と誰がどこで待ってどうするというようなことも、やっぱりちゃんと対応をしておるようです。そういうことで記録が残っておる。その記録は、鍋島日記のそれは長崎の図書館か、歴史博物館か、そこに何かあるそうで、海舟日記もそういうことで記録をされておるということで、初めて知ったような次第でございます。

 そこで、私は、これを鍋島邸の一つのイメージアップ、あるいは全国にも、あるいは県内にもよく皆さんに知っていただくということで、龍馬伝のロケをぜひ誘致できないか、中山部長に頑張っていただければと思います。

 先日、大村湾でロケをやっているということです。勝海舟は武田鉄也さんですか、それから坂本龍馬は福山雅治さん、長崎県出身。有名ですね。私は、この主役になって初めて知ったんですけども、大変皆さん有名だということです。

 そういうことで、ぜひロケを誘致できないか。ちょっと見ましたら、あのロケをどこかやりたいということで、何か希望があればというような感じのことが記述されておりました。7月か、8月か知りませんけど、まだロケがやれるような形ですから、ひとつぜひ頑張っていただきたい。

 それができなければ、坂本龍馬の福山さんを呼んでいただいて、あの格好でサイン会でもしていただければというようなことも思いますから、どうぞひとつ検討をしていただきたいと思います。

 次の鍋島家を国見町の時代に購入したわけで、そして、その後、この中には、いろいろなよろいとか刀とかやりとか、いろいろあると思います。私は内容はわかりませんけども、そういうものが今どういう具合になっておるかです。保存とか、そういうのが展示されるような状況なのかどうなのか、そこのところをお尋ねをしたいと思います。

 それから、第3点。私たちもそういう古い古文書といいますか、記録といいますか、資料がどこどこに行っているか知りません。そういうことから、文化財、これはきのう松尾議員さんがお尋ねでございました。郷土資料の保存・管理、そういうのをおっしゃっておりました。最後に市長は、とにかくそういう郷土資料館の保存あたりのことを、保存していく、どっかでというようなことも検討してみたいということは発言されました。私も、それにはぜひそういう方向で努力していただきたいと、こう思います。

 というのは、やはり各7カ町どこにも歴史があります。城もあります。そこの歴史そういうものを大事に保存し、伝えていくということは大変大事なことだと思います。そして、そういう資料も時がたつにつれてなくなっていく。鍋島家には豊臣秀吉から朱印状というものをいただかれたこともあるそうです。豊臣秀吉が朝鮮征伐で佐賀の鎮西町に名護屋城を築いた。朝鮮の前線基地として名護屋城を築いて、そこに諸般の大名が陣地を構えてどんどん出ていった。そういうことで、佐賀の鍋島家もおそらく出ておるわけです。

 そういうことから、豊臣秀吉から直接朱印状というのをいただいているのがあると。それが、私、そこの名護屋城の佐賀県立の博物館ですか、あの市の中にありますね。そこの中で朱印状があるということを初めて知ったわけです。それは展示されておりません。やっぱり古文書で大事に、もう事前に予約をして行かないと見せないというような感じですけども。

 そういうことで、いろいろそういう資料がどこに行ったかわかりませんが、どんどん散逸してしまうというようなこともあるのじゃなかろうかなと。やっぱり、どういうものがどこにあるということだけでも把握する。それから、できれば寄贈していただければ、そういうものを展示し、保存をしていく。そういうことが市の文化行政、そういう面でも大事なことじゃないかという具合に思います。雲仙市の図書館、それから小路のどこかにそういう歴史資料館的なやつを作って、そこに展示をして保存管理をしていくこと。それは、昨日出ました南串山もそういうことでまた管理保存していく。一般の誰でも行けば、過去の歴史のことが、雲仙市内のことがわかる、調べられるというようなことを、ぜひしていただきたいという具合に思います。

 昨日、市長が松尾議員の答弁の中で、前向きなことを回答されました。ぜひ私にもそういう方向で努力していただくことを、私もお願いをするところでございます。そういうことで、鍋島邸の活用については、以上、終わります。

 次の3点、火災の件、それから陸上競技場の件、仁田峠の件は自席で質問をさせていただきます。よろしくお願いいたします。



○議長(石田?春君) 奥村市長。



◎市長(奥村愼太郎君) 小田孝明議員の質問にお答えさせていただきます。

 2月28日は、私も神代小路に参りまして、11時前後でございましたけれども、市役所関係の方々もたくさん立ち働いておられまして、また、関係者の方々もそれぞれ御案内をしていただいたり、各配置で頑張っていただいておりました。

 また、たくさんの方々も緋寒桜を観桜に見えられまして、にぎわっていたことが大変うれしゅうございました。それからまた、エスポワールのほうでは、かまぼこを初めとして地元の物産展も行われておりまして、そこもにぎわっていたようでございます。

 まず、鍋島家と坂本龍馬についてのお尋ねでございますが、勝海舟全集の勝海舟日記によりますと、文久4年、1864年、先程小田議員がおっしゃいましたように、ちょうど2月でございますけども、幕府の命により勝海舟たちと長崎へ向かい、長崎で約40日間過ごした内容等が記載されております。

 また、神代鍋島家日記には、その幕府の命を得た勝海舟たちが4月4日長崎を出立して、矢上で昼食、現在の雲仙市愛野町で宿泊、翌5日島原着、この日の昼食は神代であるなど、鍋島家が勝海舟一行を出迎えた当時の様子等が記されており、勝海舟一行の一員として坂本龍馬が訪れているというふうに推測されております。

 この坂本龍馬でございますけども、28日当日、小曽根様がいらっしゃいまして、小曽根様の御推測によりますと、当時神戸を出立して佐賀県の佐賀関についた勝海舟一行の乗船名簿の中に坂本龍馬の名前があると。そこから推測すると、この一行の中に龍馬がいたのではないかというふうに推測されて、自分はそういうふうに信じているということを説明されておられました。ですから、このことを1つの基本として龍馬がこの勝海舟日記に登場している人物として、行程の中にいたのではないかというふうに思われております。また、愛野町の深浦邸に宿泊し、そしてまた、鍋島邸で昼食をとったという記録もここから推測できると思っております。

 また、小田議員がおっしゃいましたように、勝海舟日記には魚洗川から田代原に向かう道の中には、当時の火山灰、火山岩がごろごろしている道を通ったという記述もなされていると、松尾卓次さんの著書にあるようでございます。

 こういう意味から、私どももこの龍馬伝に対しましては、いろんな意味でNHKの脚本家の方にも働きかけてまいりましたし、また、龍馬が初めて長崎へ入った旅程であるので、記念すべき表現としてドラマの中で、この神代小路でありますとか、あるいはまた雲仙でありますとか、島原半島の行程を何とかドラマに脚本として述べていただけないかということは、再三再四にわたっていろいろとお願いをしているところでございます。



○議長(石田?春君) 中山観光物産まちづくり推進本部長。



◎観光物産まちづくり推進本部長(中山孝君) 先程、小田議員の御説明の中にございましたように、2月の24日、25日の日に大村湾でこの龍馬伝のロケが行われました。当日は非公開であったために、後から新聞報道でわかったというふうな実態でございます。

 で、今回の撮影の分は4月の中旬から5月に、大村湾を江戸湾に見たててというふうな設定ということで、実質的に長崎がテレビ放映されるのは7月以降というふうに伺っております。

 その中で、チーフディレクターは、県内でのロケはまだ検討中であるということで、何とかそのロケ地を雲仙市に持ってこいというふうな御指示だと思いますけれども、平成20年12月にNHK大河ドラマが龍馬伝に実は決定した時から、何とかこの龍馬伝のロケ地に選んでいただけるように、市内でのいろいろ候補地調査を実施してまいりました。

 で、先程、市長からも答弁がございましたように、昨年7月には市長が新しくNHKの長崎放送局長になられました合田局長と面談をさせていただきました。また、その数日後に、今回のドラマのチーフディレクターでございます鈴木圭さんと、それから、脚本家の福田靖先生に直接、市長お会いいただきまして、ロケ地の候補地として鍋島邸、それから神代小路、それから愛野町の深浦邸、この資料を提出させていただき、お願いをしたところでございます。

 さらに、今、龍馬が通ったとされます島原市から雲仙市、諫早市、長崎市と、長崎龍馬の道という地図を現在この4市で作成をさせていただいております。しかしながら、今、小田議員お話しがあったように、県下のほとんどの市町村が何らかの形で理由をつけましてロケ地に立候補しておりまして、また、おまけに、最近はコンピューターグラフィックというのでしょうか、そういう技術の発展により、わざわざロケ地に行かなくてもひっつけることができると、そういうふうなことがございまして、私どもとしては非常に雲仙市にロケを誘致することは厳しい状況にございますが、機会があるごとに、まだ決まっておりませんので、誘致活動を続けてまいりたいと思います。

 それから、最後にお話がございました、それがだめな時は福山雅治を呼んで来いというふうなことでございますが、実は、全く検討しなかったわけじゃなくて、昨年少し検討させていただきました。そうしますと、最低で1ステージ、1,500万円かかります。ちょっと厳しいかなというのが現状でございます。よろしくお願いします。



○議長(石田?春君) 塩田教育長。



◎教育長(塩田貞祐君) 鍋島家の古文書についてのお尋ねに答弁をさせていただきます。

 鍋島家が所有をしております古文書等の資料につきましては、現在、鍋島家と雲仙市が寄託契約を交わしている鍋島家の家系図、それから礼服など約164点は、国見町の文化会館に現在保存をしております。

 その他に、これまで鍋島家の母屋、それから土蔵等にそのまま保管したままで整理されていなかった古文書等の資料につきましては、今年度調査・整理が終了いたしましたので、鍋島家の当主鍋島保孝氏と再度話し合いをいたしまして、寄贈、それから寄託契約をお願いする予定であります。

 今回整理・調査をいたしました貴重品や資料等の数につきましては、骨董品及び日用雑貨が907点、書籍が803点、古文書が997点の、合わせて2,707点ありました。今後は歴史的価値のある鍋島家の貴重な資料を、国見町神代小路にあります既存の公共施設等を利用し公開展示するなど保存活用を図り、雲仙市の観光振興等にも寄与させるとともに、議員指摘のありました次世代への継承を図っていきたいというふうに考えております。



○議長(石田?春君) 小田孝明議員。



◆18番(小田孝明君) ありがとうございました。ロケは大変でしょうけども、1,500万円は本当に大変ですね。ただ、できれば、長崎市の出身ですから、いつぞやは長崎の稲佐山で、サービスで何万人と集めてやられたそうですもんね。ああいうこともありますので、龍馬の衣装でちょっと来ていただいて、そこでサイン会などをやっていただければ、これはまたイメージアップかなと、どうぞよろしくお願いしたいと思います。

 それから、その古文書等については、鍋島家のそういうことは、そういうことで整理していただきたいと思います。しかし、他にも、例えば多比良、土黒、神代あるいは、先程言いました西郷、南串、どこにもやっぱり資料というのがあるわけです。そういうものを体系的にちょっと整理をしていく。どっかに、各地区なら地区で結構です。やっぱり整理をして保存・管理していく。自分のところの歴史というのはこうだったのだ。こういう具合に成り立って、こういう具合になってきたのだというようなことを、やはり残していくというようなことが大事と思います。

 それで、図書館なら図書館あるいは資料館なら資料館、そういう方向で何かの、なかなか管理というのが難しいのでしょうけど、保存というのが、いろいろ湿気とか温度とかいろいろあるのでしょうけども、そこのところを十分検討されて、きのう市長が答弁なさった何かの必要なら資料館でも建てていただいて、そこに保管して、誰でも、県外からでも市外からでも、市内でも、そういうことで雲仙市の歴史がよくわかっていく。そういうことをひとつ検討いただきたいという具合に思います。

 それから、誰でも古文書というのは簡単に読めません。いろいろ市内には古文書の研究会とか、郷土誌研究会とかいろいろあると思います。そういうところの方々の知恵をいただきながら、あるいは、そういう詳しい人がいれば、そういう方の協力をいただきながらぜひ進めていただきたいという具合に思います。

 これで私の第1項目は終わりたいと思います。

 次に、これは2月2日の国見町神代の火災の件でございます。昨日、森山議員が質問なさいました。そういうことで、大体の事情はよくわかりました。

 私、このことで、まずお尋ねしたいことは、この火事のことを市長は何時に、どこで連絡を受けましたか。ちょっと最初にお願いいたします。



○議長(石田?春君) 奥村市長。



◎市長(奥村愼太郎君) 2月2日、これは火事が発生した連絡をメールで受け取りました。小浜のちょうどあの足湯がオープンの日でございまして、ちょうどそちらに行っている朝だったと思います。8時前後だったと思います。



○議長(石田?春君) 小田孝明議員。



◆18番(小田孝明君) その時、市長は国見町のサイレンが鳴らなかった。瑞穂のサイレンが鳴ったということは連絡がありましたか、どうですか。



○議長(石田?春君) 奥村市長。



◎市長(奥村愼太郎君) 後でそういった詳細についてメールがございました。



○議長(石田?春君) 小田孝明議員。



◆18番(小田孝明君) そこで、市長は、これを聞かれてどういう具合な行動をなされましたか。誰かにどういうことを、指示とか何かございませんでしたか。そのままですか。



○議長(石田?春君) 奥村市長。



◎市長(奥村愼太郎君) 担当者と、それから境川副市長が現場にかけつけたということで報告をいただいております。



○議長(石田?春君) 小田孝明議員。



◆18番(小田孝明君) 境川副市長、何か行かれたのですかね、副市長が。行かれて、どういう具合に話をされたのですか、ちょっとお聞かせ願います。



○議長(石田?春君) 境川副市長。



◎副市長(境川秀生君) 当日の状況につきましては、瑞穂町の方から私のほうに火事があってるようだということで連絡がありましたので、直ちに現場にかけつけてまいりました。

 その中で、北分署の方のほうから、その火事の状況の報告を受けました折に、サイレンが鳴らなかったということもあわせてお聞きし、その時に、今鳴らなかったことについては、至急今から、消火の後調査をしますというふうな報告を受けております。

 そして、その時には私の行動といたしましては、消火に当たられた消防団員の方、それから地域の役員の方たちがいらっしゃいましたので、その方たちにお疲れさまですと、よろしくお願いしますというごあいさつをいたしました。

 そしてまた、その時に、火事になった方にもごあいさつをしようと思いましたけども、その時にはまだ警察の方の聴取といいますか、そういったものを長く受けられておりましたので、その時にはそのまま終わりそうにないということで、ごあいさつはいたしておりませんので、後日私としては職員と一緒にごあいさつに行ったところです。



○議長(石田?春君) 小田孝明議員。



◆18番(小田孝明君) その時、後日行かれた時にはどういう話をされたのですか。3日の日に行かれましたか。ちょっと。



○議長(石田?春君) 境川副市長。



◎副市長(境川秀生君) その時の概略の話ですけども、まず火災になられたことに対する言葉をかけさせていただきましたし、サイレンが鳴らなかったということも御存知でしたので、今、業者の方とあわせてその原因究明をいたしておりますということでの御報告をいたしております。



○議長(石田?春君) 小田孝明議員。



◆18番(小田孝明君) この方は、火事になった時にやっぱりもうこの火の手を見て、がたがたやっぱり人間は震うんですね。おっしゃっとるのは、自分の情けないと思うけども、この携帯電話も満足にかけられないほどがたがた震えて、そういう状況なのです。

 記録をきのう聞きましたけども、隣の青年の方が固定電話から連絡があった。そして、そういうことで鳴らなかった。私は、市長に、あるいは島原の消防団長、何というのですか、消防長というのかな。そこのことを、そこらあたりは、市長、このことをどんなに考えとらすかな。市長、何か話をされたことありますか。その鳴らなかったということを。



○議長(石田?春君) 奥村市長。



◎市長(奥村愼太郎君) 鳴らなかったことについて、消防長といろいろ協議したことはございません。ただ、一応鳴らなかったということを報告受けておりますし、このことについて操作、不具合が生じたということも存知上げております。

 ただ、最終的にまだ不具合の本当の原因というところまでは、まだ私も確証をつかんでおりませんので、その部分はまだよく把握しておらないつもりであります。



○議長(石田?春君) 小田孝明議員。



◆18番(小田孝明君) 私は、鳴らなかった、それが鳴っても、それは全焼だったかもわかりません。鳴っても、鳴らなかったから全焼したということは言えません。鳴っても、水が少ない時期、上に堤がありますね、水が少ない。もう大体水がたまってない時期ですから、消火栓も離れておる、神代雲仙線の道路が向こう側にある、まだ暗い。そういうことからすれば、鳴っても全焼だったかもわかりません。しかし、その火が出ている、消防車を待っている、1分が10分にも20分にも見える。何一つ出すこともできない。写真1枚出してない。先祖の写真もあるでしょう。ただ、がたがた震えて待つだけ。手の施すすべもない。

 機械が調子の悪かったですものねと。ちょっと鳴らんじゃったですものねと。火事だ、これはきのうはちゃんとチェックをしたけれども、その室内だけのチェックをしとったと。室外にも聞こえると思うとったとかという話だけども、思うとったことではだめなのですよ。責任を機械にかけてはいかんですよ。どうですか。これで飯を食っておるのでしょうが。365日、いつ火事があるかわからない。そのために待機して、準備万端整えて待っとる。出動しようと思うとったら、エンジンがかからんじゃったと一緒だ。バッテリーが上がってかからなかったですものねとか何とか、それと同じようなたぐいのことですよ。そうでしょう。その方は何もおっしゃらない。皆さんにやかましゅう言えとも一言もおっしゃらない。ただ、写真1枚なっとなと、そういうような気持ちですよ。

 そこを市長、私は、こういうことがあった時には、最高責任者、安心、安全、守る、こういう時こそ何らかの形で本当に、もう少し早く来れば、本当に来なくちゃいけないということでの何か一言があってしかるべきだと思いますよ。鳴らなかった、機械が調子悪かったですものねと、どこ向いてそういうこと言えるかな。これで飯を食べておるのだから、いざという時にためにならんで、何ですか、これは。それは鳴って、たとえ鳴っても全焼かもわからない。条件的には悪い。しかし、そういう問題じゃない。1分1秒に早く行くという気持ち。瑞穂の2つの分団が来てやる。それは鳴ったから、来るの当たり前。瑞穂の方の分団も上に上ったり、下に下ったり大変だったろう。

 私は、島原の消防の一番偉い人、消防長、そこのところは、市長、ちゃんと伝えて、機械のせいにしちゃいかん。機械をチェックするのは誰か。準備万端、それを確認して、常にいつでも出られるようにしとくのが、それで飯を食っている人の努めでしょう。火災に遭われた人の気持ちになってみなさい。痛みをそこのところは考えてほしい。その時どうすべきか。そこが消防行政にしろ、何の行政にしろ、大事なところじゃないのですか。たとえ結果は全焼かもわからん。水がない、少ない、ためてもなかなかたまらなかった。こちらでは黒毛和牛、牛が暴れる。牛を逃がすかどうか、もう頭の中は真っ白、そこの気持ちを受けて、私は消防行政というのもやっていただきたい。ぜひこのことは消防長にも話をして、ちゃんと1つの教訓として、二度とこういうことがないように、二度と機械とか、具合とか、そういうことに責任持たせちゃいけない。人が関わっているところは、そこにタッチしとるわけだから、そこのところは市長ちゃんとお願いしますよ。

 次にまいります。もう言いません。3番目、市陸上競技場についてですね。

 これは前に何人か質問されました。全員協議会あたりの雰囲気も教育委員会わかっていると思いますね。私は、教育委員会が進めている、このことについては、教育委員というのがいらっしゃいますね、そこの教育委員会に話をして、そしてそういう方向を決めてやっているのかな。それをやって、ちゃんと何月何日にどうのということをちょっと話して。



○議長(石田?春君) 塩田教育長。



◎教育長(塩田貞祐君) 陸上競技場の建設予定地につきましては、平成18年の9月で小田議員から、また、その後の議会の中でも他の議員から、国体開催に向けての質問、それから陸上競技場の質問もあっておりましたので、懸案事項として検討を重ねてきました。(「結論」と言う者あり)もう少し短く言います。平成20年10月29日の中央競技団体の事前会場視察が控えておりまして、その折、1会場が不足しておりました。その会場について、雲仙市の構想を説明することが予想されましたので、このことについて、かねてから、先程いろいろあったように、陸上競技場の開催について競技場設置の要望もあっていましたので、国体の開催に合わせれば、国体の開催のみに支援をされる県の補助金等を利用してサッカー会場(「日にちを言ってください」と言う者あり)日にちは、10月29日がその国体の事前視察ですから、この前に、国体事前視察の前に教育委員会事務局で場所の選定を行い、その後の定例委員会でこのことを報告いたしております。



○議長(石田?春君) 小田孝明議員。



◆18番(小田孝明君) 教育長あるいは市長の答弁を聞いて、ちょっと私こう思うのは、最終的な決定者、責任者はどこなのかなと思うのですよね。教育長は、そこを選ばさせていただきました。市長は、皆様の意見を聞きながら、また考えるようなことをおっしゃる。そこで、このことは何か国体準備室かなんか設けて、そこで責任持ってやっていくような形、そういうことを考えていらっしゃらなかったですかね。ちょっとあったのじゃなかですかね。市長、そこのところはどうですかね。



○議長(石田?春君) 奥村市長。



◎市長(奥村愼太郎君) 先程から、先程からというか、この前から申し上げておりますけども、この競技場に関しましては、確かに最初に打診したのは私でございます。一番雲仙市の真ん中でいいじゃないかということと、それから愛野の運動公園が購入費がかからないということでございまして、ですから、そういう意味では愛野ということで決めたわけでございますけど、ただ、ずっと順を追っていく中では、なかなか皆さん方の御理解もいろいろとおありなり、御意見も拝聴しなければならない。ですから、そういったことを総合的に判断して最終的には決定しようと思っております。



○議長(石田?春君) 小田孝明議員。



◆18番(小田孝明君) はい、わかりました。時間がありませんので、ちょっともうこうはしょりますけどね。まず、私たちも国体実施したところ、それから今からやるところちょっと見て、まず言えることは、洲本市は3面のそのサッカー場は山のところの人家が全くないようなところ、そういうところにあります。それから、山陽小野田市も見に行ったかもわかりませんけど、あそこは埋立地ですね。埋立地にちゃんとぴしゃっとある。

 これはちょっと全員協議会の時にアンケートをとれとか、住民投票をしろとか、いろいろ出ましたね。そういうことを受けて、自治会とか何とか、いろいろ説明会をされたと思いますけどね。この中に、寺ノ尾地区の大会時にうるさいというのが出ておりますね。私も見に行きました。あそこは住宅がいっぱいありますね。これは、それはどうしてやっぱりうるさいですよ。出てきますよ。

 今は、私はこれちょっと新聞記事に載っておりましたけどね、公園の水遊び場がありますね。ちいちゃいところ水が出て、ちゃぷちゃぷ子どもたちが遊ぶ。長崎の水辺の森の水がちょっとあって、子どもたちが水でちゃぷちゃぷ遊ぶ。そこの子どもたちが遊ぶのがうるさいからということで、それをちゃんと仮処分申請ができて裁判所認めて、使っちゃいかんということで止めてあるわけですよ。今はそういう時代ですよ。子どもたちが遊ぶ、水辺で遊ぶ。うるさいと。その水を止めなさいと。仮処分と。止めて遊べない。

 ソフトボールをする、サッカーをする、うるさいと苦情が来る。大きい声は出すなということを注意をしてソフトボールをし、サッカーをしよる。そういうのが現にある。大きい声は出すなと。子どもたちも住みにくい時代ですよ。伸び伸びと大きな声して、ワアワアやられん、こういう時代です。これ出てきますよ。大体住宅地にこういう陸上競技場はない。長崎だってかきどまりでしょう。島原だって市民球場と一緒に上でしょう、眉山の下のほうでしょう。

 それから、交通機関を勘案し決めました。今国体に汽車から来ませんよ。バスですよ。マイクロバス。全部選手はマイクロバスか、バスです。汽車とか、バスに乗ってくる人もいない。だから、交通機関の関係と、そういうのは、小浜だろうが、国見だろうが、吾妻だろうが関係ないのです。

 そういうことを私たち見ても、これは2日間の6試合、サッカー、24チーム。1つの会場で2日間、3試合ずつで6試合するわけです。後の活用をどうするかが大事。これをどう生かしていくかが。そこの1面のサッカー場がどういうところで、どういう具合に生かされるかということをまず考えなくてはいけない。国体、それはいいけども、大事だけど。

 島原は、復興アリーナに4面、一番上に1面、陸上競技場、それだからこそ全国大会も何でも開けるでしょう。現にやっとるでしょう。山陽小野田市は、そこは今度は3月の春休みにサッカーの高校フェスティバル、全国から来ていただいて、国見高校からも来ていただきますよと、ぜひ来ていただかんとですということを話していらっしゃる。そういうことをやるにつけても、後をどう生かすかが問題。

 国体は、おっしゃっとった、国体は高校生ぐらいは保護者が来らすとですよと。成年の競技なんて、誰も来らっさんとですよと。競技役員と選手で、本当そこにたくさん来ていただきたいが、なかなかいらっしゃらんとですものねという話。だから、高校競技はある程度こらす。高校総体よりも少ない。高校総体は多い。

 そういうことから考えれば、後の活用を第一に考えて、頭に入れて、そして陸上競技場を一緒に作らなくても、同じ経費でできるのですよ。スポーツ振興費が4,900万円かな、それから県の補助が5千万円、約1億円近くの金が来る。これはサッカー場だけを作っただけでも来るでしょうが。あとの陸上競技場を作るのは、ちゃんと95%の過疎債なり、合併特例債に借りて、条件は同じでしょうが。一緒に抱き合わせて、この際作ろうやということもしなくてもいいのですよ。1年遅れてもいいのです。この際一緒作ろうかいと。常識的に考えて、もう少し慎重に、きのうの話、21億円のかかった愛野のそのお金をチャラにして、これはもったいないでしょう。太っ腹だからいいけども、人の金だからと思っちゃいかんですよ。全部税金で、借金も税金で払っていくのだから、補助金も税金ですよ。そこのところをひとつ十分頭に入れて対処してほしい。

 それから、次にまいります。時間の関係で、仁田峠にまいります。

 平成21年4月から無料化になりました。私たちは説明をいただきました。長崎県が有料で1台700いくらもらっとって、雲仙市がする時にはただでやりなさいと。それはちょっとどうかということいろいろありましたね。それをただでやりなさいと。同じ金でやったらいいですけども、ただでしなさいというのは、それはあまりじゃないかということで、議会も特別委員会ができて検討したのです。

 その時に、経済効果は23億円、それから入湯税が860万円プラスになる、増えますよ、出ました。それだから、雲仙市にとってプラスになりますということでしたね。これは十分わかっておりますね。それで、お聞きしますけども、台数が何台増えて、何台から何台増えて、11カ月、まだ2月、3月ちょっと残っておりますけどね。もう3月か、1カ月か。何台増えて、入湯税がどのぐらい増えたかですね。それから、5億6千万円の整備をしなくちゃいけないということで、それを年次的にやっていくということだった。それをどのくらいの進行状況になっているのか。まず、その3点簡潔にお願いします。



○議長(石田?春君) 畑中政策企画課長。



◎政策企画課長(畑中隆久君) 現在の状況について御説明申し上げます。

 昨年4月の無料化以降、1月末現在の通過台数は、同年同期の1.53倍、約4万7千台の増加となっており、3月末までの年間見込みは約5万2千台の増加と見込んでおります。

 入湯税につきましては、今回のアンケート、無料化に伴うアンケートをとっておりますけども、その中で、無料化が来訪の決め手になったと回答された方が35%、そのうちの20%が雲仙、小浜に宿泊したと回答されております。それで、単純ではございますけども、それをもとに試算をいたしますと、年間約500万円程度ではなかったかというふうに思っております。



○議長(石田?春君) 緒方建設整備部長。



◎建設整備部長(緒方和人君) 仁田峠道路の再整備の進捗状況ですけども、本年度、調査ボーリングや工法検討も含め実施設計を委託しております。平成22年度より工事に着手し、平成25年度の完成を目指しております。概算事業費総額を5億6千万円と見込んでおります。財源内訳も言ったほうがよろしいですか、いいですか。



○議長(石田?春君) 小田孝明議員。



◆18番(小田孝明君) 4万7千台増えました。3月まで大体5万2千台。入湯税は要するに増えてないということかな。全く。500万円増えましたか。500万円増えたのですか。平成20年から平成21年、500万円増えたのか。



○議長(石田?春君) 畑中政策企画課長。



◎政策企画課長(畑中隆久君) 先程説明をいたしましたように、一応こちらの試算では500万円を推定をしているところでございます。500万円程度の増ということでですね。



○議長(石田?春君) 小田孝明議員。



◆18番(小田孝明君) 推定とは、どういう具合に推定したのですか。



○議長(石田?春君) 畑中政策企画課長。



◎政策企画課長(畑中隆久君) 先程説明をいたしましたけども、アンケート調査をやっておりますけども、そのアンケートの中に、無料化が来訪の決め手になったと回答された方が35%いらっしゃいます。そのうちに小浜と雲仙に宿泊された方が約20%いらっしゃいます。それから単純推計でありますけども試算した結果、年間約500万円程度は無料化の効果で伸びたというふうに考えております。



○議長(石田?春君) 小田孝明議員。



◆18番(小田孝明君) 私たちも話をしておったのですよ。その仁田峠の700円が無料になったから、泊まりがけで行こうかいという人はあまりおらんだろうと。それは誰だってそうだろうと思うのですよ。700円無料になったから、一応雲仙に行って泊まろうかいというような方じゃなくて、行った時に泊まって、そしてちょっと見て行こうと、幸い時間もあるし、無料ならなおさらということで行かれるだろうと、そういうことだろうと思うのです。恐らくこれは、私たちも話していた、入湯税とか何とか、今23億円の経済効果とかあっちょるけども、これは無理なのだと。ただ、引き受けるからには、それを生かしていくように、生かしていこうじゃないかと、それを考えなくちゃいけないと。私が思うのは、今からこれはずっと負担はあります。今度は市の公共施設になったわけです。市の道路、公共施設ですよ。未来永劫維持管理していかなくちゃいけない。金はずっと食います。

 それから、私が思うのは、今宿泊だけが150円の入湯税ですけども、一つは、日帰りの方が旅館に、ホテルに千円とか、あるいは800円とかということでお風呂に入られて、休憩をして帰っていらっしゃる。そういう方にも50円ほどの入湯税というものをできないものかどうか。私はできると思うのですよ。雲仙市の条例では150円、これは自治法で大体150円と標準で決まっておりますから、150円。12歳未満は免除します。いろいろ条件ありますね。日帰り50円程度、創設も私はできると思います。それをプラスを、5万台、6万台来れば、50円でも250万円とか、300万円となるでしょう。そこのところも考えてほしいと思います。市民生活部長、どうですか、そこのところは。



○議長(石田?春君) 東市民生活部長。



◎市民生活部長(東信一郎君) 日帰りの方の入湯税も取ったらどうかという御提案でございますが、この件につきましては、今、先程議員おっしゃいますように、現在、中学生以上の宿泊者1人につき150円ということになっております。このことにつきましては、合併協定でそういうことで一応決められておりまして、それから課税免除、県大会とかなんかスポーツ大会あった場合には免除されております。そういうのも合併協定で決まっておりますので、現在のところは、そういう合併協定を尊重いたしまして、今のところそういうことは考えておらないところであります。



○議長(石田?春君) 小田孝明議員。



◆18番(小田孝明君) 合併協議会、ある時は合併協議会、ある時は合併協議会は頭にないということいろいろありますけどね、これ目的税、雲仙市でこれ条例化でできるのですよ。これは地方税ですから、自治体でできるのです。そういうことを検討してほしいと思うのですよね。これを県からいただいたばっかりに、1千万円近くの運営管理費かれこれができます。入る。そこをどうにかしてくれということで、附帯決議がついておりましたね。委員会で、議会で。その附帯決議の状況で、ちょっと今から先のことですけど、どういう具合になっとるかをちょっと教えていただきたいと思います。



○議長(石田?春君) 緒方建設整備部長。



◎建設整備部長(緒方和人君) 平成21年の3月議会において附帯決議がついたことでございますけども、その時には、道路維持管理費930万円についての執行は認めるが、その他の経費については明確な根拠を示してから執行すること。それから2点目が、財源確保対策を次回の定例会までに示すことということでございました。本年度、平成21年度の執行予定額で申し上げますと、道路借地料が167万3千円、管理業務委託費が602万5千円、事務所経費67万6千円、道路維持費80万6千円、合計の918万円の管理維持経費を要すると見込んでおります。



○議長(石田?春君) 小田孝明議員。



◆18番(小田孝明君) 附帯決議を受けて、そして例えばいろいろ出たでしょう。環境協力費とか、あるいは何か名目で、駐車料金ということでいただけないということでしたからね、いろいろ出ました、そこのところをどういう具合に考えていらっしゃるか、そこのところですね。



○議長(石田?春君) 緒方建設整備部長。



◎建設整備部長(緒方和人君) そのことにつきましては、平成22年の4月1日より、通行車両に対しまして、環境保全協力金100円を目安に、管理事務所に募金箱を設置しまして、協力金箱を設置しまして、寄附のお願いをすることとしております。



○議長(石田?春君) 小田孝明議員。



◆18番(小田孝明君) 100円、1万台100万円、5万台500万円ですかね。これは、とにかく維持管理、皆さんたちがいろいろな作業に必要となりますよね。そういうところにはちゃんとなるような形のことでぜひあってほしいと。まず、あそこは市になったからには、先程通行止め等、チェーンとか何とかいろいろ出ておりましたけども、これは難しいのですよね。市道になれば、事故すれば、またいろいろ責任が出てくる。これこそまた賠償で訴えられれば何百万円ともなる。そこのところを安全第一で考えていただいて、観光も大事だけど、そういうことで対処して、補修をすべきところはする。しかし、そういうことで利益を上げるところはちゃんと負担していただくと、そういうことを念頭にやっていただきたいという具合に思います。

 以上、あと3分ですけれども、私4点ほどいろいろお話いたしました。もう回答は一つ一ついただきませんけれども、ひとつ十分酌み取っていただいて、いい方向に努めていただければという具合にお願いをいたしまして、私の質問を終わります。ありがとうございました。



○議長(石田?春君) これで、18番、小田孝明議員の質問を終わります。

………………………………………



○議長(石田?春君) 1時15分まで休憩をいたします。

=午後0時12分 休憩= 

=午後1時14分 再開= 



○議長(石田?春君) 休憩前に引き続き会議を再開します。

 次に、12番、前川治議員の質問を許します。前川治議員。



◆12番(前川治君) 前川治でございます。昨年の衆議院選挙の結果、政権交代が行われまして、これからの国の運営は新しい政権の方針に沿って運営をされていくであろうと思うのであります。

 新政権発足後、直後に行われましたのが事業仕分けでございます。この事業仕分けは、新政権のマニフェスト達成のための財源確保というのが大きな目標のようであったと思うのでございます。早速行われました、この事業仕分け、平成21年度の国の1次補正予算、地域活性化のための1次補正でありましたが、これに手をつけられて事業仕分けが行われたのでございます。さらに今後も新政権の方針に沿って事業仕分けが実施されるということのようでございます。

 さて、今日まで行われてきました、この国の事業仕分けによって、各市町村に与える影響もあったのではないかと思うところでございます。本市雲仙市に対して、特にこの予算面に対しまして影響があったのかどうか、あった事項があれば、それを示していただきたいと思います。

 また、これから先行われる事業仕分け、これによって本市にも影響するであろうと思われるものがあれば、今の時点ではなかなかわからない点も多かろうと思うのでございますが、予想されることがあれば、それも示していただきたいと思います。

 実は本日、国の予算が衆議院で採決されるようでございますので、その結果が出ないとなかなか答えづらいのかなとは思いながら、今新聞紙上で言われております仕分けの対象というのが大まかわかっておると思いますので、それに沿ってお答えいただければと思うのでございます。

 また、この影響を受けたものに対して、市では当然それに対しての対応をしなければなりません。影響を受けるものに対する市の対応についてお尋ねするものでございます。

 この事業仕分けは、そもそも財源を確保するための仕事であります。これまでの補助事業等を見直しをされて、そしてマニフェスト達成のための財源に充てるというのが大きな目標でありますので、補助事業は当然見直されていくであろうと思うのであります。

 また一方、地方主権ということが強く主張されております。見直しによって浮いた財源を、今度は地方においては一括交付金として与えようということも言われておるのでございます。そうなりますと、これまで産業の振興事業には市の独自の事業がありました。それから、国庫補助事業がありました。また、県費事業での事業がありました。また、県を通して国から、国の予算を使っての県を通してくる、市の事業に反映しているもの等々もございました。これらのものがどこまで見直されるかわかりませんが、大幅に見直しをされた場合に、一括交付金という形で来ますと、当然その裁量は市にゆだねられるわけでございますので、市は市として独自の振興策、産業の振興策というものを考えていかなければならないのかなと思うところでございます。

 私は、この雲仙市の基幹産業であります農業、あるいは水産業、あるいは観光にいたしましても、振興策、振興事業といいますのは、一定の継続性がなければ、単年度ではなかなか振興策は図れないと思っております。ある程度の継続性がなければ、振興というものは成り立たないと思っておりますが、この一括交付金として与えられた場合、それをいかに活用をして切りかえていくか、あるいは継続性を持っていくかという判断もまた当然していかなければならないと思うところでございます。場合によっては、振興の形態が変わらざるを得ない場合もあるのかな等々を考えるわけでございます。その場合の市の考え方、どのように対応していくのか、その考え方をお尋ねしたいのでございます。

 あとは自席で質問させていただきます。



○議長(石田?春君) 奥村市長。



◎市長(奥村愼太郎君) 前川治議員の御質問にお答えいたします。

 国の事業仕分けによります本市への影響についての御質問でございますが、議員御案内のとおり、昨年11月に行われました国の事業仕分けにつきましては、税金の使われ方、その効果などの執行の実態を踏まえながら、公開の場で行うことにより、論点や優先順位等を国民の目に明らかにする透明性を確保した上で、そもそも事業が必要か否かを判断するという考え方のもとに、国の予算に関して議論されたものでございます。加えて、行政刷新担当大臣の指示により、類似した事業の重複などを避けるため、各省庁におきまして横断的な見直しが行われたところでございます。

 事業仕分けの評価、結果等の国の平成22年度予算への反映状況でございますが、歳出にありましては、概算要求段階で、平成21年度当初予算に比べ約1兆3,100億円を削減し、さらに概算要求されたすべての歳出について徹底した見直しを行い、約9,600億円を削減されております。歳入につきましては、公益法人等の基金の国庫への返納などにより約1兆200億円を確保され、これらの結果、約3兆3千億円が新規実施を実現するための財源に充てられております。

 平成22年度の国の予算のうち、本市に関係します主なものといたしましては、下水道事業が大幅削減、地域活力基盤創造交付金が廃止され、新たに創設されました社会資本整備総合交付金事業へ統合、また漁港海岸高潮対策事業につきましても、同じく新規に申請された農山漁村地域整備交付金事業に統合されております。

 しかしながら、これらの交付金は、道路、下水などを初め、各種の事業が包含されており、その配分方法等についても現時点におきまして明確ではございませんので、本市の平成22年度当初予算では前年度と同様の形で計上しておりますが、交付金等への配分いかんによっては、事業計画等への影響が出ることを懸念しているところでございます。

 事業仕分けによるその他の影響としましては、かんがい排水事業の50%減、強い農業づくり交付金の減、水道事業の補助制度の見直しなど、幾多の事業にも影響が出てくるものと予測しておりますが、これらにつきましても詳細な内容が不明なため、当初予算につきましては前年度同様の措置でございます。

 さらに、すべて事業仕分けによるものではございませんが、農業農村事業にありましては約63%予算削減が行われており、また、補助事業における事務費が補助の対象外となるなどの影響も出てきております。

 いずれにいたしましても、国の予算については国会で審議中の段階であり、国の補助負担事業の多くについて現在調整作業を進められているものと思われますことから、市といたしましては、今後の国からの通知等によらなければ詳細を説明することは困難だと考えております。

 また、政権交代による本市への影響でございますが、現時点で把握している内容につきましては、先程申し上げたとおりでございます。

 平成22年度におきまして、民主党のマニフェストに掲げられたもののうち実施されるものは一部にすぎず、政府におきましては今後もその実現に向けて具体的な検討が行われ、地方にとりましてはさまざまな影響が出るものと考えております。

 本市に密接に関係するものとしましては、補助金の一括交付金化、障害者自立支援法の廃止、畜産、酪農を対象とする所得個別補償制度、後期高齢者医療制度の廃止等々がマニフェストに上げられておりまして、また、事業仕分けにより抜本的な見直しとされた地方交付税などの影響が発生することが見込まれるところであります。

 市の対応といたしましては、これらの内容がある程度詳細になった段階で考えなければ、その対処方法等を明確にお示しすることはできませんし、今後こういった変化に対する受け皿として、どういった形の体制を整えていくかということもまた考えなければならないというふうに思っております。

 さらに、今後予定されております国の事業仕分けの対象及び影響等でございますが、国におきましては、今後もさまざまな規制や制度のあり方を抜本的に見直し、独立行政法人や公益法人を初め特別会計の整理統合も含め、事業仕分けを実施すると言われておりますが、その詳細につきましては、今後検討されていかれるものであり、市といたしましても、現在ほとんど予測できていないというのが事実でございます。

 また、補助金が国の事業仕分けによる本市への影響についてでございますが、一括交付金に関する現在内閣府に配置されました地域主権戦略会議におきまして、地域主権戦略大綱の策定が進められております。大綱の柱として、ひもつき補助金を廃止し、一括交付金や法令による地方自治体への義務づけ等の見直しなどが掲げられておりまして、一括交付金については平成23年度から段階的に実施される予定となっております。この際、大綱の策定後は、国と地方のあり方がこれまでとは大きく変わることが予想されます。ですから、地方は自らの責任において地方を作り上げていかなければなりません。

 こういった趣旨にのっとれば、これまでの、いわゆる国と県と、そしてまた市町村という三層体制の中での市のあり方というのを、また当然見直さなければなりませんし、また、今まで国、県の指導方針のもとに進めてきた施策の中で、やはり市から意見を発していくこと。いわゆる発信型自治体としての役割もまた求められると思っておりますので、そういった形での今後あり方の問題が問われてくると思っております。



○議長(石田?春君) 前川治議員。



◆12番(前川治君) 御答弁いただきましたけども、今の段階ですべてが把握できないわけでありますので、個々についての金額等もまだわからない状況でありますので、何をどうするという答弁はなかなか難しかろうということは予想をしております。

 ただ、私がお尋ねしたいのは、当然国が変わると地方も変わらざるを得ない。一番変わらざるを得ない理由が予算面でございます。これが変わるわけでございますので、当然各市町村にもその影響が出てくるというふうに思っております。

 そこで、私がお尋ねしたいのは、市は市で今まで事業をやってきたわけです、振興策を。農林水産業にしても、あるいは観光、主幹産業に対しては特に力を入れてきたわけでございますが、これが変わらざるを得ないのかなと。場合によっては、あるいは項目によっては変わらざるを得ないのかなと。

 ただ、先程申しますように、振興策には一定の継続性もなければいけないことも、これは事実であろうと思っております。その仕分けを、地方の仕分けをやはり必要になってくるのかなというふうに思うわけです。新しくその一括交付金を充てて新しい振興策も考えることも必要でありましょうし、また、継続性を持たせて一定の効果を得るために、継続的に市の一般財源をつぎ込んでもやらなければならない場合も出てくるのかなと。その場合の市長の考え方はどういうふうに対応していくかということを聞きたいのです。



○議長(石田?春君) 奥村市長。



◎市長(奥村愼太郎君) 大変難しい問題でございます。ただ、これまでは地方分権ということが非常に大きな問題でございました。ただ、新世紀になりましてから、地域主権ということでございます。私は、この違いがよく理解できなかったわけでございますけれども、財源も、それからまた権限もすべて地方に移すというのが地方分権であって、地域からの主体的な発想を持っていくのが地域主権だそうでございまして、やはり地域で、この地域のためにどういったことをすればいいのかということの原点に立ち返って発想していくことの財源について、あるいはまた政策についても発していくのが地域主権だそうでございます。

 そういう意味から考えますと、例えば、これまでは下水道等にも下水道事業債、あるいはまた、過疎債等を手当てしていただきまして下水道事業を遂行してきましたけれども、これから先は一括交付金、社会資本整備総合交付金でございますか、そういう形で結局建設関係に関しましては一括して、あるいはまた、農山村漁村整備交付金という形で農山、漁村に対する、農林業に対する交付金が来る。これが果たして別々に来るのかどうかは、まだ理解はできないわけでございますけれども、こうした形になってまいりますと、市町村がどういった形で活用していくかという配分に対しましては、多くの私は権限が地方自治体に来ると思っております。

 そういう意味では、これから自分たちが国の補助金の中ですべて組み合わせていくのではなくて、自分たちである程度この整備をしていくということに対する自分たちの組み合わせをやっていけるということに関しましては、私は非常に新しい時代の到来かなというふうに思っておるわけでございまして、大変難しい、先例にない今度政策でございますけれども、それらを受け入れながら、やはり地域の住民に一番沿った形。ですから、今まで補助金を受けるために、ある面では国で統一した企画の中に閉じ込めなければならなかった政策が、これからは自分たちの雲仙市の一番住民の方々に適するような形での組み合わせができるような時代が来るのではないかというふうに、私は期待をしているところでございます。



○議長(石田?春君) 前川治議員。



◆12番(前川治君) 私もそのとおり思っております。今まで国の補助事業に県が上乗せをし、そして、市も上乗せをして、それを遂行していくというやり方が主でありました。しかし、今度は、各地方がその政策を作り、企画をし、そして、こういうものをやっていくのだという、要するに主権を持った政策を打ち出していかなければならないというふうに変わってくるだろうと思います。特にこの振興策においてはそうだと思います。

 その場合に、今までやってきたことを急激に変えるということが、果たしてできるのかという心配が1つあるわけです。心配になりますその第1は、果たして職員が今までやってきたその補助事業等を見直して、自分たちで新しい政策を作り上げて遂行していこうと。それに対しての交付金を要求するというような形になってきた場合、その政策立案、実現が、今のやり方で果たしてやっていけるのかなという不安が1つあるわけです。

 ですから、市の職員の意識改革といいますか、そういうものも必要になってくるのじゃないかと私は考えておるのです。だから、そのためには、今度も議案の中で機構改革等も考えられておりますけども、そういうこともやっぱりずっと常に考えていかなければならないというふうになっていくのかなと思うわけでございます。それは私の意見として捉えていただければと思います。

 それから、今度は細かいことを少し聞いてみたいと思うのですが、昨日も話題になっておりました農家に対する、今回は米に限ってですが、戸別補償等が行われようとしております。これは、今、市長が述べられましたが、その財源になるのは何かといいますと、農業・農村整備事業、これが63%減額と。私も6割ぐらいだったかなと思っておるのですが、その事業を削減して所得補償に充てようとされておりますですね。

 だから、必ずやどっかがしわ寄せが来るという、1つの政策については、どっかにしわ寄せが来ているのだと思います。そうすると、この農業・農村整備事業等の予算が少なく来るわけです。それに対応した政策というものを考えていかなければ、なってきますよということを思うわけです。

 私が細かいことで聞きたいのは、これは、実は行政区域が諫早になるのですが、諫早干拓というのがあります。これは正式には田尻地区特別排水という水路があるのです。これは対策事業が平成23年度から実施されるということで、前政権の時にそういうのが予定が組まれまして、それは県事業として行われるようになっていたそうです。で、もうその詳細についても、多分その組合に対しての説明があり、平成23年度から着工ということですべての準備作業が終わっていたように聞き及んでいるのでございます。行政区域は、これは森山町でありますが、この組合員がやっぱり350名いらっしゃいますが、そのうちの350の中の166人、もう50%近くが雲仙市内の農家であります。ですから、雲仙市内の農家が当然これは関係する事業になってくるわけですが、これらが仕分けされて見直しされたらどうなるのだろうという心配が一つあるのです。でも、組合員の皆さんには既に平成23年度から着工と、あるいは、前倒しで着工ということまで説明をされておるのです。

 だから、こういう事業が、もうすぐ目の前に迫ってきている事業が見直された場合、どう対応すればいいのかと。県も今はなかなか返事がしづらいということを言っておるようですけども、何か情報なり得ていらっしゃれば、お知らせいただければと思うのですが。



○議長(石田?春君) 酒井農林水産商工部長。



◎農林水産商工部長(酒井利和君) ただ今の御質問の中に諫早市の田尻排水対策特別事業でございますが、この情報が私どもの今の状況で県に確認した情報で申しますと、本事業につきましては、当初におきましては、平成22年度の新規採択として国へ申請をすることにいたしておりました。昨年度の冠水被害を受けまして、地元背後関係者あるいは漁業関係者の早期着工への要望が高まりまして、1年前倒しをして申請をなされておるところでございます。しかしながら、先程申されますとおり、今回の政権交代に伴いまして、前倒しの採択は困難な状況になってきたところでございます。

 今後の見通しでございますが、事業主体でございます長崎県へ確認をいたしましたところ、平成22年度の土地改良事業予算は大変厳しい状況ではありますけれども、その中でも本地区につきましては、新規採択に向けまして最優先地区と位置づけまして、九州農政局はもとより、長崎県も一丸となって調整を図っているということでございました。



○議長(石田?春君) 前川治議員。



◆12番(前川治君) なかなか今の時点ですべてはっきりするということは難しいかもしれませんけども、大体方角はわかりました。

 それで、市長、このことについて再度お尋ねしたいのは、もう今ずっと申してきたのが主でありますが、市独自でその基幹産業の振興策を考えて、立案をして、そして、それはもう余所にない、市独自のものを、今までやってきたことがないと言いますか、国あるいは県に関連をしておった事業、それ以外の市独自の振興策というものをやっぱりやっていかなければいけないというふうに思っていらっしゃるのかどうか、それだけお尋ねします。



○議長(石田?春君) 奥村市長。



◎市長(奥村愼太郎君) やっぱり今後はそういったことも含めて、私はやるべきだと考えております。



○議長(石田?春君) 前川治議員。



◆12番(前川治君) では、次の質問をさせていただきます。

 施政方針の中に、平等な社会の実現についてということで、福祉事業に対する政策説明があっておりました。その中で、私が関心がありますのは、障害福祉であります。障害福祉については、障害がある人の目線に立った支援策を遂行していくというふうに書かれておるわけでございます。

 そこで、お尋ねをしたいのは、この障害者の目線に立った支援策というのが、地域活動支援事業、これに予算上当たるのかなと思うわけでございます。で、予算上は地域活動支援事業となって、4,200万円ほどの予算の計上でございますが、この中にあります移動支援事業、これが予算上出てこないわけですが、そういったものが従来も行われておったし、これからもこれを進めていこうという事業説明でありますが、では、この移動支援事業とはいかなるものかということを少しお聞きしてみましたところ、手話通訳者あるいは要約筆記奉仕員の派遣事業、あるいは手話奉仕員の養成講座等が入るのだということでございました。

 で、この障害者に対する福祉の中で私が尋ねたいのは、この最初の移動支援事業の内容はわかりました。調べましたので、このことについては大体わかりましたのですが、手話通訳者の派遣事業を行われております。では、手話通訳者の派遣をするためのその通訳者はどれくらいいるのか。あるいは、その対象者が雲仙市内でどれぐらいいるのかということが知りたいのです。

 といいますのは、南島原市をつぶさに調べてみますと、少し雲仙市と差があるのです。だから、数字だけ見ますと雲仙市は遅れているなという印象があるのです。しかし、これは、この通訳者の数とか対象者の数とかによっても変わってきますので、一概に遅れている、進んでいるということも言えないのかなと思いながら、数を聞かせてほしいのです。



○議長(石田?春君) 酒井市民福祉部長。



◎市民福祉部長(酒井忠信君) 雲仙市内での手話通訳者は何人いるのかという御質問でございますけども、福祉事務所で把握しておりますのは、県ろうあ福祉協会に登録している方の数でございますけども、1人でございます。他にも手話通訳についてわかる人はおられるかと思いますけども、その辺については把握をいたしておらないところでございます。

 それと、障害者の人数でございますけども、身体障害者手帳の所持者につきましては、聴覚障害者としては223名おられます。これにつきましては、ただ障害者の中でも手話を理解されているということになりますと、もうだいぶん、1割程度になるかと考えております。

 それと、南島原市の問題もですかね。(「いや、それはわかっとる」と言う者あり)

 以上です。



○議長(石田?春君) 前川治議員。



◆12番(前川治君) この障害者の目線に立った支援ということで、その地域活動支援事業の中の移動支援事業、その中の手話通訳派遣。これは、通訳者は今登録されているのは1人とおっしゃったですね。対象者が200名以上の中の手話通訳ができる人が1割程度とおっしゃいましたけども、大体聞きますと、南島原市との差がわかりました。派遣事業は、できる人が少なければ、その派遣はできませんので、当然雲仙市は少ないのかなと思ったわけです。南島原市とこれ随分数が違いますものね。

 そこで、今、この市長の施政方針の中に、手話奉仕員の養成講座をやっていくのだということで予算化をされております。これは大変大事なことだと思うわけでございますが、今後、この手話通訳者あるいは、この視覚障害者には白杖訓練士というのがいるのだそうですが、そういった人たちの手助け、専門用語では支援とよく言われますけども、私は手助けという言葉を使わせてもらいますが、手助けできる人をどういうふうに育てていこうと思っていらっしゃるのか。あるいは、目標をどういうふうに持っていらっしゃるのかということをお尋ねしたいのです。



○議長(石田?春君) 酒井市民福祉部長。



◎市民福祉部長(酒井忠信君) 手話通訳者の養成につきましては、手話奉仕員の養成講座についてでございますけども、この講座につきましては入門と基礎を合わせて90時間のカリキュラムがあります。平成22年度につきましては、入門課程の50時間の講座を開催いたします。その前段といたしましては、コミュニケーション講座を今月3日から5回開催し、手話や聴覚障害についての理解を深めるきっかけ作りを行い、養成講座へとつなげていく予定であります。

 雲仙市におきましては、平成18年度から長崎県のろうあ福祉協会に委託いたしまして、手話通訳者の派遣事業を実施いたしているところでございます。これにより県内の広域的な派遣が可能な体制を整えておりますが、雲仙市内の登録手話通訳者が、先程答弁したとおり1人であるため、登録通訳者の都合が悪い場合は、雲仙市内の派遣場所であっても、他市の登録通訳者に対応していただいている現状でございます。

 今後は市内の方が一人でも多く手話通訳者派遣事業の派遣通訳者や奉仕員として登録できるよう、毎年講座を開催したいと思います。また、このような講座を通して聴覚障害者やろうあ者に対する理解が深まり、障害があっても社会参加がしやすいようなまちづくりを目指したいと考えておるところでございます。



○議長(石田?春君) 前川治議員。



◆12番(前川治君) 私は、この手話通訳者が必要と思うのですが、何のため必要かというと、要するに言葉のしゃべれない方のためにはどうしても必要でありますね。だから必要なのですが、じゃ、何のためにこの障害福祉があるのかということを考えたわけでございます。いわば福祉といいますと、一般的に考えられるのが、要するに支援という言葉が使われますし、そして、障害者とか、あるいは、老人でも幼児でも一緒ですが、福祉といいますと、すぐ与えるという印象があるわけですけども、私は、この障害者福祉の目的というのは、これは私の私見ですが、社会参加をしていただくと。今、部長が社会参加という言葉を使われましたが、社会参加をしていただくというのが福祉じゃないかと、私はそう考えるわけです。

 そのためには、どうしても障害がある方には健常者の手助けが必要だと、ちょっとした手助けが必要だと。それが白杖訓練士であり、あるいは、手話通訳者である、そのように思うわけです。あるいは、車いすなんかでもそうかもしれません。その障害者に対するほんの手助けが必要である。だから、福祉が必要である。

 また、この福祉を受ける立場の人は、社会参加をしたくてもなかなか出づらいというのが1つありますし、それと、もう一つは不安があると思うんです。社会に出た場合、外に出た場合の不安があると思うのですね。だから、そのために、やはり私どもの手助けが必要でありますが、その障害者同士のコミュニケーションといいますか、その不安解消のためのお互いの話し合い、それらも必要になってくるのじゃないかと思うのですね。今、個人情報保護条例というのがありまして、なかなかどこに、どういう方がいらっしゃるということが言えないものですから、障害者同士がこういう人がどこにいるのだろうかと、なかなかわからない。

 ですから、今、雲仙市には身体障害者協会か何かはあるかもしれませんが、その視覚障害者あるいは聴覚障害者とか、知的障害者とか、そういう個々の会はないのだそうですね。ですから、そこから始めなければ福祉が始まらないのじゃないかと私は思うわけです。

 しかし、市がこういう視覚障害者の会を作るとかと言うのも、誰がどこにいるということを教えることになりますから、なかなかしづらいということになりますので、それこそゼロ予算事業でできると思うのですが、市として、そういう呼びかけぐらいはできるのじゃないかと思うのですよ。市の広報もありますし、それで、視覚障害者であっても家族がいらっしゃるわけですから、それを見れるわけです。あるいは、市長がおっしゃっていた情報発信、そういう機会を捉えてこういう会を作って、どうですか、どこどこに連絡されればいいですよという、そこから始めてもいいのじゃないかと私は思うのですね。

 ですから、まず、そういう障害者の不安を払しょくの一つとして、仲間作りをしていただきたい。そのための手助けはできるのじゃないかと思うのですが、いかがでしょうか。



○議長(石田?春君) 酒井市民福祉部長。



◎市民福祉部長(酒井忠信君) 前川議員さん御指摘のように、やっぱり基本的には障害者福祉につきましては、社会参加のための環境作りというのですか、障害のある人もない人も、一般社会の中で普通の生活を送れるような条件を整えるべきということで、基本的にはノーマライゼーションということで使われておりますけど、そういった基本理念の中で必要だろうと考えております。

 それに、先程お話がありましたように、いろんな障害者を持っているサークルの支援についての質問でございますけども、市としてのできることにつきましては、先程お話がありましたように、あるサークルのやはり会員の募集などにつきましては、広報紙なりホームページ等あらゆるこういった市報等を使って、サークルの会員の募集等につきましては、今後支援をしていきたいと考えます。



○議長(石田?春君) 前川治議員。



◆12番(前川治君) わかりました。できるだけそういう方向で、ほんのちょっとの手助けをしていただきたいと思うわけです。

 それから、この手話通訳者の養成を今からされるということもお伺いしました。その講座も設けるということを伺いました。できるだけ進めていただきたいと思うのですが、例えば、用事で市役所あるいは支所なり障害者の方が行かれた場合に、視覚障害者に対してはかわりができますね。目の見えない方に対しては市の職員がかわりができます。声で言ってもらえば、それはかわりができるわけですが、聴覚障害者に対してはなかなかかわりができないのですね。だから、この手話通訳者というのは、ある程度育てていかなければならないのかなと思うのですが、その市役所の職員の中で、こういう資格をできる人が福祉の中でいらっしゃいますか。



○議長(石田?春君) 酒井市民福祉部長。



◎市民福祉部長(酒井忠信君) 現在、福祉事務所につきましては手話通訳者の資格を持っている者についてはおりません。ただ、支所につきましては、そういった資格は持たなくても、若干マスターされている方もおられるかなと考えておるところです。

 以上です。



○議長(石田?春君) 前川治議員。



◆12番(前川治君) そうだろうと思いました。そこで、これ提案なのですが、ちょうど今の時期ですか、嘱託職員を今たしか募集されていますね。これ嘱託職員はただ1年契約で最高で3年までできるのですかね。せっかく今募集をされていらっしゃいます。一般事務が主なのかなと思いますが、ちょっと人事課に聞きましたら、福祉のほうでは十五、六名ほど何か今度募集されていると。その中で、一般事務が10人ほどの募集のようであるということだけ、私は聞いたのです。

 そうすると、こういうことが、手話ができる人をその嘱託職員に採用しておけば、普通は一般の仕事をしていいわけですから、そういう聴覚障害者の対応をする時だけその人に行ってもらえばいいわけですから、両方の仕事ができると思うのです。だから、本来ならば正職員の中でもそういう資格を持った方がいらっしゃるのが理想ではありますけども、それもなかなか急には難しいかもしれません。しかし、嘱託職員としてはすぐできるのじゃないかというように、私は思うのですね。

 ただし、1年とか3年とかしかおりませんので、ずっとそれをまたそういう資格者を探していかなきゃいけませんけども、しかし、そういう人がいらっしゃれば、その人にまた教えてもらうこともできますし、だんだん広がっていくのじゃないかと思うのですが、これはただ私の提案ですけども、そういうお考え、もう既に募集をもう決まったかどうか知りませんけど、そういうことも考えてもいいのじゃないかと思うのですが、いかがでしょう。



○議長(石田?春君) 酒井市民福祉部長。



◎市民福祉部長(酒井忠信君) 議員御提案の手話通訳の資格を持っている方の嘱託職員としての雇用をしてはどうかの提案でございますけども、市といたしましては、現在実施しております手話通訳者派遣事業に加えまして、市役所へ来庁された聴覚に障害のある方への手話通訳や、その本人及び家族からの相談を受ける業務、また、地域に出ていき各種福祉サービスを知らずに不便な生活をされている聴覚に障害のある方への情報提供等の業務を担っていただける方が必要だと、現在考えておるところでございます。

 それで、今後、手話通訳者の資格者の雇用に向けて取り組んでまいりたいと思っておるところでございます。



○議長(石田?春君) 前川治議員。



◆12番(前川治君) わかりました。まだ時間がありますけども、確認だけして、私の質問を終わりたいと思います。

 まず、サークルなり、グループなり、会なり結成するためのほんの少しの手助けをしてくださるということで理解してよろしいですね。

 それから、通訳者の養成、これも事業を進めていくということでよろしいですね。

 それから、最後に、今言う資格者が一番理想でありますけども、そうでなくても手話通訳ができる方を今すぐか、その次かわかりませんが、そういう方向で前向きに取り組んでいきたいということでよろしいですね。

 じゃ、終わります。



○議長(石田?春君) これで12番、前川治議員の質問を終わります。

………………………………………



○議長(石田?春君) ここで2時15分まで休憩いたします。

=午後1時57分 休憩= 

=午後2時13分 再開= 



○議長(石田?春君) 休憩前に引き続き会議を再開します。

 19番、岩下勝議員の質問を許します。



◆19番(岩下勝君) 通告をしておりました点について質問をいたします。

 19番、岩下でございます。まず最初にですけど、農林水産業の振興といろいろな問題ということで、1つ目に、諫早干拓堤防の水門の開放調査に向けての、ある団体からそういった要望がなされておりますが、これについて、近年における有明海の農業不振は、干拓堤防の閉め切りによる潮の流れの変化や、調整池の排水に原因があるのではということで訴訟がなされ、佐賀地方裁判所においては、5年間の常時開放を命じた判決が下されました。これを受けて国が控訴して、今、係争中であります。来る4月の中旬ごろは福岡高裁より現地視察が実施されると報じられております。

 そんな状況の中で、堤防閉め切り以来開門に反対してきた瑞穂漁業協同組合員の漁民が、開門調査に方針転換されたことは、県や各種団体の関係者に大きな波紋を投げております。既に干拓地の広大な農地においては、大型機械を投入した大規模な営農生産がなされている。水門開放を訴える漁業者の多くは、私の友人もいらっしゃいます、瑞穂漁協が方針転換をされたことに対して、地元の代表として私も大変複雑な心境にあります。いつも漁業仲間と話し合う時もあるのですけど、大変複雑な心境でおります。

 先日、同僚議員の質問の中で、市長は地域住民の安全確保を第一に、干拓を含めた農業と有明海水産業の安定的な発展を実現するために、最大限の努力をすると述べられました。今後は国、県や地元関係者と十分な協議を重ねられて、農業と漁業が共存できるような施策を模索してもらいたいと思います。この点については、もう答弁はいりません。

 次に、農産物の販売価格の低迷により農家の経営が大変困難となっております。基幹産業である雲仙市の農林水産業に対して、市の支援について伺います。

 まず、食の国づくり支援事業、この中で、足腰の強い農林水産業の推進とうたってありますが、さらに、新年度から新たな支援事業についても伺いたいと思います。

 また、緊急雇用対策事業の中で、農家支援隊が昨年から雇用されておりますが、この対策事業につきましても、詳しく説明をお願いします。

 それとまた、もう一点、認定農業者、今、農家支援に対してはほとんどが認定農業者に限られております。この認定農業者以外の方に対する支援体制についても伺いたいと思います。

 以上で、後は自席でもって再質問いたします。よろしくお願いします。



○議長(石田?春君) 奥村市長。



◎市長(奥村愼太郎君) 岩下勝議員の御質問にお答えさせていただきます前に、先程の冒頭ごあいさつがございました諫早湾干拓の農業者、水産業者の共存共栄でございますが、地元の市長として私も頑張りますので、どうぞよろしく御協力のほどお願い申し上げます。

 農林水産業に対します市の基本的支援についてのお尋ねでございますが、農産物の販売促進や出荷調整を精力的に行われているにもかかわらず、生産コストの上昇や価格低迷等により、生産者の手取り価格が確保できない状況でありますことから、農家の経営は大変厳しいものであると存じております。

 このような中、主要な野菜につきましては、その価格が一定水準以下に下落した場合、生産者に対しまして価格差補給金を交付する事業でございます。野菜価格安定事業における農家負担分の30%を市が助成いたしまして、農家の経営安定と野菜生産出荷の安定を図っているところでございます。この事業の活用によりまして、農家の経営に及ぼす影響を緩和いたしますとともに、供給計画に即した安定的な生産・出荷により価格の安定が図られております。

 また、農林水産業の振興を目的に、市の単独事業として実施してまいりました雲仙市農林水産ゆめみらい事業につきまして、施政方針でも申し上げましたとおり、平成22年度から雲仙市食の国づくり支援事業として再構築を行っております。

 この事業につきましては、本市は県内有数の農業地帯でありますことに加え、有明海や橘湾からとれる豊富な水産物やカキ、工芸作物等多種多様な農水産物を有していることから、地域資源も最大限に活用した農業の持続的な発展と省力化や軽作業をねらった効率的な農業基盤の整備を推進することにより、農産物の高付加価値化、新規就農者の確保などを図ることを目的としています。

 この事業を活用していただきまして、地域の特性及び地域資源を生かしながら、産地競争に強い農林水産業が展開できるよう支援してまいりたいと考えております。

 残余につきましては関係当局より答弁させていただきます。



○議長(石田?春君) 酒井農林水産商工部長。



◎農林水産商工部長(酒井利和君) 雲仙市営農環境システム整備事業につきましては、厳しい雇用情勢を踏まえた緊急的な雇用対策を実施するため、ふるさと雇用再生特別補助金を活用した事業でございまして、本市といたしましては、労働力不足を解消するとともに、経営規模の拡大を図ることを目的として、この事業の受け皿となるJA島原雲仙と委託契約を締結し、本年度より実施しております。事業実施期間につきましては、補助事業の最長採択期間であります平成23年度までの実施を計画しております。

 また、本事業終了後の計画につきましては、現在事業を受託しておりますJA島原雲仙に対しまして、当事業により培ったノウハウを基に利用農家自らが利用料を支払うことでヘルパーを利用するシステムを構築し、事業展開を進めていけるよう働きかけを行ってまいりたいと考えております。

 耕作放棄地解消支援隊につきましては、本年度も実施をいたしておりますし、平成22年度も引き続き実施を行ってまいりたいと考えておるところでございます。

 それと、認定農業者以外の農家への支援でございますが、先程申しました新年度から始めます市単独事業におきまして、まだ農家の皆さんにはお配りまではしておりませんが、特に認定農業者という指定はいたしておりませんので、十分な活用ができるというふうに考えております。よろしくお願いします。



○議長(石田?春君) 岩下勝議員。



◆19番(岩下勝君) 今、部長の説明でありましたけど、この新規就農支援、新年度の支援事業の中で、認定農業者以外にもそういったことが該当できるような支援ということをおっしゃいましたけど、もう少しわかりやすくお願いしたいと思います。



○議長(石田?春君) 酒井農林水産商工部長。



◎農林水産商工部長(酒井利和君) 先程市長の答弁の中にもありましたとおり、市単独で行っております本年度ゆめみらい事業ということで実施をしてまいりましたが、平成22年度からは食の国づくり支援事業ということで実施の予定をしておるところでございます。

 特に変わった点といいますか、先程議員が申されました新規就農者に対する支援を厚くしようというふうに考えておりまして、これまでに市単独で1戸に対しての補助、助成はやってこなかったわけですけれども、やっぱりこういった農業者が減少する中では、どうしても新規就農者が1人でも2人でも欲しいわけでございまして、そこをやっぱり支援をしたいということもありまして、新規就農者に対しましては、機械の導入でありますとか施設の導入、そういったものに対して個人であっても助成をしたいというふうに考えておるところでございます。

 よろしくお願いします。



○議長(石田?春君) 岩下勝議員。



◆19番(岩下勝君) ありがとうございました。

 それともう一つ、緊急雇用対策事業として農家支援隊が昨年から実施されておりますが、これが平成23年までというような先程の部長の答弁でございましたけど、その後は農家の方がそういった組織にお願いして支援を受けるということはあれですけど、その点については費用的には農家の負担ということになりますかね。



○議長(石田?春君) 酒井農林水産商工部長。



◎農林水産商工部長(酒井利和君) 先程説明をいたしましたのは、営農環境システム事業というのと、それから耕作放棄地の解消のための支援隊というのが、2本緊急雇用対策でございまして、耕作放棄地の解消につきましては、農業委員会と一緒になりまして耕作放棄地を解消しようということで、今年度、ちょっと定かでありませんが25ha程度、耕作地になったのを払って、耕起まではしないのですけれども、そういったところまでを実施をいたしまして、それも平成22年度まで実施をするという予定でやっております。

 もう一つ、先程説明をいたしました営農環境システム整備事業というのが、これは平成21年度から平成23年度までの予定で、最長3年間がこの制度であるものですから、最長を活用しようというふうに考えておるわけですけれども、ここにつきましては、やっぱり考え方はヘルパーという考え方で結構だと思いますが、30人程度を雇用をいたしまして、非常に農家が忙しいわけですから、そこら辺を支援をしていこうというふうにしておるわけですけれども、そういうふうになりますと非常に対応がしきれないものですから、これはもう農協さんのほうとも協議をする中で、やっぱり耕作放棄地と絡めた形で、そういうところの活用をする方について支援をしようというふうに考えておりますし、このシステム事業の中では、今、農地法も改正をされまして、異業種から農業への参入が非常に参入しやすくなっておるわけですけれども、私どもといたしましては、市内の建設業者のほうに呼びかけをしまして、農業参入への意向はないかということで、今アンケートはして何社か手を挙げられておるわけですけれども、そこら辺でも人的に支援をしていこうというふうに考えております。

 3年いたしますと、当然国の助成は受けられないわけですから、そこでいきなりストップということになりますと、やはり農家としてもその支援が急に受けられなくなるという状況になるものですから、やっぱり早い段階から農協さん、あるいは農家と協議を続けながら、平成23年度までは農家のほうは無料で利用できるわけですけれども、それ以降、平成24年度以降は、もしそういったシステムを継続使用とすれば、当然補助はないわけですから、自分たちがいくらかの利用料を出してそれを活用するという形になるわけですけれども、そこら辺をどれだけの利用料だったらそのシステムが継続をしていくのか、農家が使えるのかということを一緒に検討をしていこうということを考えておるわけです。

 そういったことを今、考えております。



○議長(石田?春君) 岩下勝議員。



◆19番(岩下勝君) 平成23年まではこういった対策事業のあれとして、経費面でも農家の負担にはならないということでございますが、今この制度が適用されてからJAの営農センターのほうといろいろ相談しながら利用されている方々の話を聞きますと、大変ありがたい事業だということで、ぜひ今後ともできる限りこういった制度が存続するようにというような意見を聞いております。平成23年以降はどういった方向になるかわかりませんが、この制度がさらに活用されることを願うものでございますが、何といたしましても、現在の農業経営、一部の農業法人さんあたりは別として、個人経営におきましては大変厳しい状況であるということは、もう部長も御存知だと思いますが、ぜひ平成23年以降もこの事業の存在といいますか、これができることを市としても頑張ってと言うとおかしいですけど、努力していただきたいと思います。この制度は本当に皆さん助かっておられます。

 もう一つ、特に長崎県は中山間地での経営耕地面積が、離島が多いということも含めまして約4割以上あります。我が雲仙市においても、もちろんそういったかなり中山間地が存在しますが、ここで生産される農業生産物はかなりコストが高くなりまして、後継者の不足といいますか後継者離れ、残るのはじいちゃん、ばあちゃんのさんちゃん農業といいますか、こういったことで今後ますます荒廃地の増加に拍車がかかるのではないかと懸念されます。雲仙市の農業委員会で、国の方針として荒廃地対策で、今年は25haの対策をされると言われましたけど、荒廃地というものはどんどんどんどん増えていくような傾向にあります。

 といいますのも、農地に耕作してその生産物の販売、このメリットが最近はないのです。1作作ったらいくらあると、こういった勘定が全く成り立たないのが現状じゃないかと思っております。そういったことから若い人の農業離れ、これに始まってこういった高齢者農家ということで荒廃地が増えてくるわけですが、これを何とか最小限に食い止めるような努力をこれからもしていただきたいと思います。

 これに対してこれといった特効薬は、見つけるのが大変厳しいのではないかと思いますが、この雲仙市の基幹産業である農林水産業に対して他市に負けない、あるいは他市以上のこういった農家支援体制を今後も継続していただくことを願うものでございます。

 次に、大きな2点目の行政改革についてということで伺います。

 まず一つ目に、ちょっと難しい呼び名でございますが、統合型経営マネジメントシステムの導入についてということで質問しております。御承知のとおり、アメリカの金融機関リーマンブラザーズの経営破綻から始まった世界的な経済不況は、本当に現在においても回復の兆しは見えない今日です。国はもちろん、県や地方自治体においても、財政状況は著しく悪化をしております。我が雲仙市においても、これまでの行政運営を漫然と継続していくことは、極めて困難であろうかと思われます。限られた財源の中で、今後も多様化する行政サービスを安定して供給、維持していくためには、行政運営を管理型システムから経営型のシステムへ変えていくべきではないかという考えを持っております。成果を重視したコスト意識の高い行政運営を実現するためには、合併以来、今日まで取り組んでこられた事業等の品質管理の仕組みや事業進捗の管理、あるいは行政評価のシステムを取り入れた統合型経営マネジメントシステムの導入に向けて取り組んでみる必要があるのではと考えております。市長の考えを伺いたいと思います。



○議長(石田?春君) 境川副市長。



◎副市長(境川秀生君) ただ今岩下議員さんのほうから行財政改革について、統合型経営マネジメントについて、市においてでも取り組む考えはないかということでございました。このことについては、先程提案されました系統立てたものではございませんけれども、本市でも取り組んでおりますので、その内容について御説明をさせていただきます。

 まず、先程言われました行政改革への取り組みでございますが、これにつきましては社会経済情勢の変化、これは先程議員のほうからも申し述べられましたとおりですけれども、市民ニーズの多様化に対応し、簡素で効率的な市政を推進いたすために、市民の皆様で構成をしております雲仙市行政改革推進委員会、これを組織をいたしております。この中におきまして、市の行政改革の推進に関する調査、審議をこの委員会でお願いをしております。

 本年度におきましては、行政改革実施計画の取り組み状況に対する審議、それとあわせまして中間年の見直し準備や、後期の計画を踏まえた今後の計画など、実施計画の各項目の確実な達成と行革大綱に基づいた行政改革の推進のための御提言を、現在いただいているところでございます。

 これら行政改革の進捗につきましては、引き続き市のホームページ等で公開をしていきたいというふうに考えております。

 それから次に、事務事業の進捗管理でございますけれども、本市におきましてはまず雲仙市総合計画の策定の際、その実効性を確保する意味におきまして、それぞれ各施策ごとに100項目の数値目標を掲げております。毎年その進捗状況を把握、確認することで、この進捗管理を行っております。その結果につきましては、広報うんぜん、こういったものを通じて市民の皆様にお知らせを現在しているところでございます。

 また、数値目標を達成するために実施される各部局の主要な事務事業につきましても、同様にその取り組み状況や実績を把握し、計画に沿った執行ができるように、進捗の管理を行っております。

 次に、行政評価でございます。これにつきましても、平成20年度から行政評価に取り組んでおりますし、個別の事務事業に関する評価も現在行っております。この行政評価の主たる目的でございますけれども、各種の指標を用いまして客観的に事業の必要性や有効性などを評価、検証し、その結果を実施方法の見直しなどに活用して、これに事業の効果を高め成果を重視した質の高い行政サービスを効率的に提供していこうというものであります。

 まず、この評価の対象でございますけれども、これを除くものとして議会費、交際費、県営事業負担金、職員人件費、こういったものを除きまして、これは市の裁量の余地がない事業でございますけれども、これ以外の事業を対象として、現在行政評価を行っております。

 次に、評価方法でございますけれども、まず各事務事業の担当課において、すべての職員が同じ視点で評価できるように統一いたしました評価調書に基づいて、まず第1次の評価を各課において行います。さらに、1次評価された事業の中から抽出した事業に対して、市長を中心といたします行政評価会議において、担当課評価の際の考え方あるいは事業の実績などを聞きながら2次評価を行い、これを翌年度以降の予算への反映や事務事業の改善につなげております。

 本格導入いたしました平成21年度の2次評価の結果につきましては、これをホームページでまもなく公開をいたす予定でございます。

 次に、業務手順ということでございますけれども、この行政サービスの手順を直接市民の皆様に見ていただくことも必要であるというふうに考えております。雲仙市におきましては、個々の業務の特性に応じ、より細かな対応マニュアルを作成しており、特に留意すべき事項等につきましては、これらを取りまとめた事務処理要領などを策定し、適正な業務の実施、サービスの均一化の徹底を図っているところでございます。



○議長(石田?春君) 岩下勝議員。



◆19番(岩下勝君) ありがとうございます。この件につきまして、私ども会派を新たに作っております創雲仙会のメンバーでございますが、その同僚議員と先月、滋賀県の琵琶湖周辺の彦根市そして草津市、湖南市と守山市、この滋賀県の中核都市を研修させていただきました。中でもこの湖南市というところは、ちょっと紹介しますと人口が雲仙市にちょっと多い、約5万6千ぐらいの人口でありまして、大変ここは自主財源が全体の61%という、財源が豊かかどうかわかりませんが自主財源が高いところで、財政力指数なんかも0.99という、これは1に近いほどいいと言われておりますが、こういった状況の中でさらにそういった事業の再点検をし見直しして、そしてこの事業を取り入れて新たな市の経済活性化のために努力をされております。この導入の一番の原点は、平成20年の5月に導入をされております。端的に言えば一番効果としては市政がわかりやすい、また自治体経営の質の向上、そして職員の意識改革、先程同僚先輩の仕分け事業のもろもろの質問の中でもこういった話が出ておりましたが、こういった利点もございます。

 先程境川副市長が説明されましたが、雲仙市においてはこのシステムじゃなくても、それに似た、そういった業務の評価体制がとられているということはお聞きしまして、いいことをやっているなと思っております。でも、先程も申しましたように、今、雲仙市も合併特例債という合併による交付金が毎年国からいただいておりますが、これもだんだん年数がたちますとカットされます。そういった状況になる前に、本当に財政はきちっとして、そして後世にこの雲仙市が存続できますことを執行部とともに、我々も頑張っていかなければと思っております。

 財政のことにつきましては一応これで終わりますけど、これと競合するのじゃないかと思うのですけど、この財政の中で市が単独で補助している団体といいますか、こういった補助団体の現状とその活動内容について、市としてどう捉えておられるかということを聞きたいと思います。



○議長(石田?春君) 境川副市長。



◎副市長(境川秀生君) それでは、雲仙市の補助金の状況等につきまして御説明をさせていただきます。

 雲仙市が単独で支出をいたしております補助金、平成21年度当初予算における事業費補助及び団体の運営に対する補助を合わせまして、事業単位の件数が約150件、金額にいたしますと約8億6,500万円となっております。補助の相手方の活動状況等の把握につきましては、まずは補助金等交付規則などに基づきまして、申請から実績報告までの各段階において、すべて審査及び検査等によってその実施状況等を把握いたしますとともに、不備な点などにつきましては、その都度直接指導を行いながら、現在改善を行っているところでございます。

 また、事業費補助につきましては、事業評価の対象といたしております。先程事業評価のことを申し述べましたけれども、この補助金につきましても事業評価の対象としており、個別に事業の効果、有効性、必要性等について評価を行っております。さらに、団体等の育成強化や自立を促し、地域の活性化を図るための奨励的な補助、いわゆる団体運営補助にありましては、公平性を確保いたしますために、統一した基準に基づいた点数制による判定を行い、予算に反映させるとともに、必要に応じまして団体の統合等についても推進をしながら、団体の安定化と活動の活性化を促しているところでございます。



○議長(石田?春君) 岩下勝議員。



◆19番(岩下勝君) ありがとうございました。この中で、ある市の補助金、1団体、これは例えばですけど、雲仙市に体育協会とか観光協会とかいろいろありますけど、こういった一つの団体に対して、例えばこれだけ予算をということで、中にまたいろんな組織があると思うのですけど、そういった組織に対してのあれは、もうその団体にお任せなのか、執行部としてはそこまでは詳細にはタッチされてないのか、どうなのでしょう。



○議長(石田?春君) 境川副市長。



◎副市長(境川秀生君) 個々の団体に対します具体的な内容というのは把握をいたしておりませんけれども、当然、市が補助をいたしますので、それなりのお願いあるいは指導、そういったものは当然するべきではないかということで、各担当課に置かれては、その辺の調整、指導も行われているものというふうに理解をいたしております。



○議長(石田?春君) 岩下勝議員。



◆19番(岩下勝君) ありがとうございました。

 三つ目、次にいきます。また今回雲仙市の執行部の組織の改革が若干行われますが、総合支所における機能が今後どのように見直されていくのか。と申しますと、今それぞれ各支所、毎年1名か2名ずつ職員が減少しておりますが、そういった中で今後、地域住民へのサービスがどうなっていくのかというのが一つ心配をされます。今後のあり方について、簡単にでも結構ですからお願いしたいと思います。



○議長(石田?春君) 境川副市長。



◎副市長(境川秀生君) 総合支所の今後の方向性ということでお答えをさせていただきます。

 まず、この総合支所につきましては、基準になりますのは平成19年3月に策定をされました「雲仙市行政改革大綱」におきまして、この中で総合支所についての内容がございます。今後の適正な職員数に向け業務を見直し、本庁への業務集約等の整理をし、窓口業務主体の支所に向けて、庁舎間の電子システムを改善し、市民に身近な窓口業務の迅速な対応に努めるというふうにされておりますことから、これに基づき窓口業務主体の支所運営へと進めているところでございます。

 今後も引き続き定員適正化計画に基づき、現在も職員数350人を目標としてまいりますが、これにあわせた業務の改善をさらに進めてまいりたいというふうに考えております。



○議長(石田?春君) 岩下勝議員。



◆19番(岩下勝君) ありがとうございました。

 これは答弁はいりませんけど、最後に先日の新聞で、県下で初めて五島市が事業仕分けを導入して、来年度、2011年度の予算からこの結果を反映していきたいということが、ちょっと新聞に報道されておりましたが、確かにこういうことは今、国のほうでもされておりますが、今後はこういった地方の自治体にもぜひ必要じゃないかと思っております。今後はこういった事業を積極的に導入されまして、雲仙市の健全なる運営に努力していただきたいと思います。

 これで、私の質問を終わります。ありがとうございました。



○議長(石田?春君) これで、19番、岩下勝議員の質問を終わります。

………………………………………



○議長(石田?春君) ここで、15時15分まで休憩をいたします。

=午後2時55分 休憩= 

=午後3時14分 再開= 



○議長(石田?春君) 休憩前に引き続き会議を再開します。

 次に、23番、中村勲議員の質問を許します。中村勲議員。



◆23番(中村勲君) 本日最後の質問になりました。23番、中村勲でございます。私どもも2期目に入りまして、一応議員の仲間で会派を作ろうではないかということになりまして、私どもも昨年の11月13日結成いたしまして18日に届けをいたしました。名前は明世会といいます。世の中を明るくするために勉強する仲間ということで、明世会でございます。どうぞお見知りおきをお願いします。この明世会で今年の1月の25日から、今雲仙市でも問題になっておりますサッカー場の件につきまして、一昨年開催をされました兵庫県の洲本市が開催後どのように運営されているか、それから来年開催されます山口県の山陽小野田市の現状を視察してまいりました。その結果は、きのう一般質問されました同僚議員の浦川さん、そして今日されました小田さん、その他にもいらっしゃいますけれども、その二人の一般質問の中身で十分研修の成果はあったかと思います。今後、ますます我々も会派の中で勉強し、立派な雲仙市議会議員として頑張る所存でございますので、どうかよろしくお願いいたします。

 それでは、通告に従いまして一般質問をいたします。

 地方税等の滞納徴収税務の強化について。我が国の個人住民税など地方税の累積滞納額は、総務省のまとめによりますと、平成20年度決算ベースで平成19年度比で3.6%増の2兆473億円に上るとのことであります。滞納額の増加は2年連続であり、2兆円を超えるのは3年ぶりで、主な税目別では個人住民税13.6%の増、過去最高の9,374億円、前年より個人の所得が落ち込んで税の支払い能力が急激に低下した層が多かったとの理由とされているようでありますが、景気の影響を比較的に受けにくい固定資産税は3.2%減の6,972億円、個人住民税と固定資産税で滞納額全体の80%近くを占めているとのことであります。

 そこで、我が雲仙市の住民税などの滞納額はどのようになっているか、私も気にしていたところでありますけれども、今回の奥村市長の施政方針の中で、徴収嘱託員、平成21年度4名体制から平成22年度1名増員し5名体制へと充実を図り、収納税率の確保向上に努めると示されておりますので、その実績などを含めまして、今回特に他の質問も通告しておりましたけれども、取り下げまして、市民税関係と学校給食関係に絞って質問することにいたしました。

 一つ、市民税税目ごとの滞納額とその徴収方法について。平成20年度一般会計収入歳出決算によると、市税、市民税、固定資産税、軽自動車税、たばこ消費税、入湯税の五つの税の調定額は、合計41億7,062万円に対して収入済額87.95%、36億6,847万円、うち不納欠損額0.33%、1,384万円、収入未済額11.7%、4億8,831万円となっており、不納欠損額と収入未済額の合計は5億215万円となっております。また、国民健康保険税では調定額は20億5,316万円でありますので、その中で収入済額が74.68%、15億3,334万円、不納欠損額0.55%、1,121万円、収入未済額24.77%、5億860万円となっております。国保税の不納欠損額と収入未済額の合計額が5億1,981万円になりますが、平成21年3月現在の未納額残高、前年に対してそれぞれどのくらいになっているのかお伺いいたします。

 2番目、徴収嘱託員の徴収実績について、昨今、雇用の機会が非常に少ない時期だけに、雲仙市の厳しい財政の中で賄える限り、1人でも多くの雲仙市在住の市民を嘱託員や臨時職員として雇用されることにつきましては、働く場所がそれだけ増えることであり、私も大いに賛成するところであります。平成22年度当初予算の中に、市税徴収推進事業として1,686万円が徴収嘱託員の報酬として計上されておりますが、この徴収嘱託員5名に係る費用と思いますので、平成20年度と平成21年度の徴収税額の実績について、また平成21年度に発生しつつある未納額について、それぞれ税目ごとにどのようになっているかお伺いいたします。

 3番目、学校給食の滞納額及び徴収方法と給食センターの概要について。去る1月28日、私は千々石第一小学校の給食にお招きをいただきました。6年1組でありましたけれども、子どもたちは先生の教えをよく守り、礼儀正しく、そして明るく元気よく、与えられた給食をいただき、終わった後も誰からともなくみんなできちんと後片づけをした後、みんなと一緒に記念写真を撮り簡単なあいさつをして終わりましたけれども、この状況を見て市内の他の小中学校もそうであろうと思い、学校給食制度を市でやってもらったことに対して敬意を表するものでありますとともに、子どもたちの集団生活の一端としてよかったなと思い帰宅したわけでありますことをつけ加えておきます。

 さて、私は文教厚生常任委員会に所属しておりますので、給食関係は自分の所管でありますが、常任委員会で聞けばとも思いましたけれども、この本会議で聞くことによって、テレビを通じて多くの雲仙市民の皆様方も御理解いただけるものと思い、質問することにいたしました。

 合併後の平成19年4月に南部給食センターがオープンし、市内全小中学校で学校給食が始まりましたが、運営上いろいろな問題もあるやにお聞きしますので、雲仙市立給食センターの概要等についてお尋ねいたします。

 一つ、センターに従事する職員の数について。

 二つ目に、給食センターの費用について。給食費の個人負担が小学生、月額3,800円、1食220円、中学生、月額4,400円、1食260円と聞きますが、夏休みや春休みの期間はどのようになるのかお伺いします。

 3番目、1年間の給食費の総額について。

 4番目、一般会計から負担する給食費用について、平成22年度は2億242万4千円と記入されておりますが、中身はどうなっているのか。食材関係の仕入れについて。主食、副食、調味料等、市内と市外からの仕入れの比率についてお伺いします。

 6番目、給食費徴収残高と徴収方法について、合併前と合併後について、それぞれ給食センターごとにお願いいたします。

 以上、本席からの質問はこれくらいにして、詳細にわたっては自席で質問いたしますので、市長並びに教育長の明確な御答弁をお願いいたします。よろしくお願いいたします。



○議長(石田?春君) 奥村市長。



◎市長(奥村愼太郎君) 中村勲議員の滞納徴収の強化についてにお答えさせていただきます。

 徴収嘱託員につきましては、徴収推進対策として、平成19年度から1名を配置し、平成20年度から2名体制、現在は4名体制で徴収強化を図っているところでございます。

 徴収嘱託員の徴収実績についてのお尋ねでございますが、平成19年度が1名体制で約434万円、平成20年度が2名体制で約1,887万円、平成21年度につきましては4名体制で1月末現在、約5,250万円となっております。

 市税の納付状況につきましては、昨今の厳しい経済情勢でございますので、失業者も急増しております。さらに厳しい時代となっており、平成22年度は徴収嘱託員を1名増加して5名体制と拡充を図っております。さらなる徴収強化を図り、収納率の確保・向上に努めていきたいというふうに考えております。

 残余につきましては、各当局より答弁させていただきますことをお許し願いたいと思います。



○議長(石田?春君) 東市民生活部長。



◎市民生活部長(東信一郎君) 私のほうから市税の滞納額等について御説明申し上げます。

 市税の滞納額につきましては、平成22年1月末現在で、個人市民税が平成元年度分から約1億758万5千円、法人市民税が平成10年度分から約448万7千円、固定資産税が平成元年度分から約2億9,680万円、軽自動車税が平成6年度分から約970万円となっており、一般市税の滞納額は合計で約4億1,857万2千円でございます。また、国民健康保険税の滞納額は昭和60年度分から約4億3,231万4千円ありまして、これを合わせますと約8億5,088万6千円となります。

 次に、徴収嘱託員の徴収実績等について御説明申し上げます。

 現在4名の徴収嘱託員に係る経費等の支払い額につきましては、報酬額は897万6千円、成功報酬額が約192万円、社会保険料が124万8千円、通勤手当が57万6千円であり、総額1,272万円で1人当たり約318万円となっております。採算につきましては、徴収実績額が本年1月末で5,250万円でありまして、徴収嘱託職員に係る経費の割合は徴収実績額の約24%となっております。

 そういうことで1人当たりの経費は、先程申しましたので、以上、答弁いたします。



○議長(石田?春君) 山野教育次長。



◎教育次長(山野義一君) 中村議員さんにおかれましては、1月28日に千々石一小の招待給食に出席していただきまして、ありがとうございました。

 まず初めに、給食センターに従事している職員の数についてですが、三つの給食センターがあります。そこで嘱託職員及びパート職員の総数は73名となっております。それに県費負担職員として、栄養教諭及び学校栄養職員が4名おります。この嘱託職員及びパート職員の内訳ですが、業務部長3名、事務員4名、調理員35名、調理兼運転手4名、パート職員27名となっております。なお、給食センター別の人数ですけど、この嘱託職員及びパート職員の数ですけど、国見学校給食センターで18名、吾妻愛野学校給食センターで18名、南部学校給食センターで37名となっております。

 次に、給食費についてです。先程中村議員さんも申し上げられましたけど、小学生で1食当たり単価220円、中学生また大人もそうですけど260円となっております。1年間12カ月ありますけど、保護者からは11カ月分いただいております。ですから、小学生においては年間で4万1,800円、中学生では4万8,400円になるかと思っております。

 次に、1年間の給食費についてです。平成22年度で試算をしておりますのは、保護者がこの給食費をすべて納めていただいた場合、どれくらいになるかというと、合計で2億1,289万8,920円となります。もう一度申し上げます。2億1,289万8,920円、給食センター別でいきますと、国見学校給食センターで6,376万9,920円、それと吾妻愛野学校給食センターで6,831万1,300円、南部学校給食センターで8,081万7,700円となります。

 次に、給食事業に係る経費ですけど、先程中村議員さんのほうからは、平成22年度の予算として2億242万4千円予算書の中で上がっておりますけど、その中にはうちの事務職員の人件費も含まっておりますので、それを引いた額、純粋な給食費の事業費に係る経費としては、1億9,698万8千円と試算しております。1億9,698万8千円です。その内訳ですけど、国見学校給食センターで5,490万3千円、吾妻愛野学校給食センターで5,785万6千円、南部学校給食センターで8,422万9千円となっております。

 次に、食材の仕入れ等についてのお答えですけど、米については、まず指定価格、これくらいの価格で1年間お願いしますよということで価格を指定し、業者の方には納入してもらっております。また主食、1週間に1回、パンを子どもたちまた職員に提供しておりますけど、このパンについては県学校給食会から購入しております。次に、野菜は1カ月に1度の入札制度で仕入れております。なお、肉や練り物、調味料については、見積もりして最低価格ということで、その最低価格ということで肉や練り物、調味料については年間納入してもらっております。

 最後に、給食費の残高とその徴収方法についてのお答えです。合併当初、平成17年度末の給食費の滞納額は、国見学校給食センター分が590万2,125円、瑞穂学校給食センター分が4万280円、吾妻愛野学校給食センター分が676万1,997円、弁当給食を実施しておりました小浜町分が277万800円、それに南串山町分が31万1,590円で、合計が1,578万6,796円であります。平成22年1月末におきます過年度分の滞納額は、国見学校給食センター分が763万6,035円、吾妻愛野学校給食センター分が790万1,048円、南部学校給食センター分が53万5,052円、弁当給食の小浜町分が309万4,811円、南串山町分が41万8,300円で、総合計1,958万5,246円となっております。

 次に、給食の徴収方法についてですが、現在納入方法として口座振替を主として行っており、振りかえ日に振りかえることができなかった保護者に対しては、再度の口座振替をお願いしております。世帯数では給食費の約95%に当たる方が、この口座振替により納付があっている状況であります。なお、2度の口座振替で納入がなかった場合は、校長を通して給食袋を保護者へ渡し、現金にて納付していただいております。このような徴収方法により、現年度分につきましては、給食費の総額で99%の納付率となっております。また、過年度分の滞納者に対しては、電話での催促や督促状を送付しており、督促状発送後に何も連絡がなかった滞納者に対しては、8月と2月の年2回、夜間に個別訪問を実施し、徴収及び納付を促しております。



○議長(石田?春君) 中村勲議員。



◆23番(中村勲君) 懇切丁寧に説明してもらいましたので、質問のするところがなくなってきたような感じでございますけど、私、先程東部長の説明の数字を書き及ばなかったので、後で表にしていただければと思います。

 私が聞きたいのは、一つは平成22年度の市税徴収事業費ということで1,686万円予算計上されておりますけれども、この中で1人の給与、報酬月額が17万9千円なのですね。これを12カ月しますと1人が214万8千円になります。そして5人分で1,075万8千円となるわけでございますけれども、その差の分はここに書いてあります共済費、旅費、需用費、役務費等書いてありますから、いろいろ諸経費がかかろうかと思いますけれども、まず、これ以外にかかる費用はないのかと思うのです。例えば、通勤はここまできますけれども、その後、自分の車で行かないでしょうから、恐らく市の車を使って行くでしょうから、そういう点までどうなっているのか。



○議長(石田?春君) 東市民生活部長。



◎市民生活部長(東信一郎君) まず、嘱託員の報酬の明細でございます。現在は4名おられます。平成22年度からは5名体制ということで、嘱託員の方の区分をB、Cということで分けております。これはなぜかと言いますと、経験者の方がBという形にしております。それから一般の方をCという形にいたしております。Bの方は県の県税事務所関係の出身者の方です。来年度につきましては、Bの方が3名、それからCの方が2名ということで計算をいたしております。

 そういうことで、先程言われましたように、その月額と合わせまして通勤手当とか共済とかございましてそういう額でございます。

 それともう一点、車です。当然ここまでは自家用車で来られるわけなのですが、これは公用車を使っております。公用車が、今年で言いますと4人ですから4台ございます。このうち2台につきましては、県のほうの長崎県調整交付金、その中に国民健康保険関係で収納率向上特別対策事業というのがございます。これが100%の助成でございまして、これで2台お世話になっております。あとの2台は市の公用車ということで、4名の嘱託の方に徴収に回っていただいております。

 以上でございます。



○議長(石田?春君) 中村勲議員。



◆23番(中村勲君) 今、4名の方の説明がございました。5名ということは、あと1台車を買わなきゃいけないわけですね。それと、県のOB関係と言いますと、雲仙市に在住ですか、それとも他の場所ですか。

 それで、きのうかおとといの新聞に長崎県下でもOBが5年から8年までですか、4割とか書いてあったのを思い出しましたけれども、この県のOBという方はやっぱり県の関係ですか、それで雲仙市内の方ですか。



○議長(石田?春君) 東市民生活部長。



◎市民生活部長(東信一郎君) 県出身の県税事務所関係のOBの方でございます。



○議長(石田?春君) 中村勲議員。



◆23番(中村勲君) そうしますと、雲仙市の方じゃないわけですね。



○議長(石田?春君) 東市民生活部長。



◎市民生活部長(東信一郎君) 市内の方でございます。



○議長(石田?春君) 中村勲議員。



◆23番(中村勲君) 私、今日これわざわざ持ってきたのです。ここに徴収納税相談事務補助業務募集です。これは応募資格に市内に住所を有する18歳以上65歳未満と、ちゃんと明記してあるものですから聞いたわけですけど、じゃ雲仙市内の方ですね。ありがとうございます。

 そうしたら、この県税のOBの方と新規に雇われる方、2人が結局Cになるわけですけれども、この固定給というのは17万9,300円と決めてありますね。報酬は一緒ですか。



○議長(石田?春君) 東市民生活部長。



◎市民生活部長(東信一郎君) 先程申しましたように、B、Cに分けておりますが、Bの方で県税事務所出身の方、経験のある方が18万6,800円でございます。それから、一般の方が17万9,300円でございます。



○議長(石田?春君) 中村勲議員。



◆23番(中村勲君) それでは、今回1名の募集の方はCということで17万9,300円となるわけですね。わかりました。

 じゃ、この予算書からいきますと、私の計算では計算が合わないのです。結局、報酬1,312万8千円になっていますよね。これを17万9,300円が2人と18万6,800円が3人ですね。合いますかね。

 それと、固定給はこれだけもらいます。あとそれぞれの方々の集金をするための能力があろうと思うのです。そうした場合に、市長の説明の中で平成19年度434万円、平成20年度2人で1,875万円でしたか、これは1人平均93万5千円になるのです。平成21年度は4人で5,250万円、1人当たり131万2,500円となるようです。そうしますと、この集金された金額に対する手当というのが、報酬というのですか成功報酬というのですか、これで3%と聞いていますけど、0.3ですか3%ですか、ちょっと。



○議長(石田?春君) 東市民生活部長。



◎市民生活部長(東信一郎君) 議員おっしゃいますように、徴収額の3%でございます。



○議長(石田?春君) 中村勲議員。



◆23番(中村勲君) そうすると100万円集金した場合3万円ということですか。ありがとうございます。それで、一応今年度予算が1,690万8千円になっておるわけですね。

 そうしますと、私が一番心配するのは1,300万円程度ということは、ここで今集金をされた金額で、私はこれ平成20年度の決算書をコピーしてきたのですけど、私ちょっと勉強不足でわからない点がありますので、もう一度説明をお願いしたいのですけれども、欠損不納額というのと決算未済額というのをちょっと説明してください。不納欠損額。



○議長(石田?春君) 東市民生活部長。



◎市民生活部長(東信一郎君) まず、不納欠損額でございますが、徴収権は法定納期限の翌日から記載して5年間ということになっております。これを過ぎますと時効という形になります。これにつきましては、まず課税をいたしますけれども、いつまでに納めてくださいということで、納期限が指定してございます。そうしますと、何日までにしてくださいということで、それまで入らなくて納期限を20日過ぎますと督促状を出すようになっております。そういうことで、督促状を発送いたしまして10日以上になりましたら、今度はそういうことで滞納整理に入るようになっております。

 そういうことでずっと年限を延ばしていくのですが、そういうことで最後の5年間を過ぎますと消滅、時効ということで、まず不納欠損になります。

 それから、執行停止というのがございます。それと、直消滅という形で三つの項目がございます。一応そういうことになっております。



○議長(石田?春君) 中村勲議員。



◆23番(中村勲君) そうしますと、収入未済額というのは。



○議長(石田?春君) 東市民生活部長。



◎市民生活部長(東信一郎君) 一応、予算を立てる時に見込みを立てます。それに対して、調定額に対して足らなかった分ということでございます。



○議長(石田?春君) 中村勲議員。



◆23番(中村勲君) この平成20年度の歳入歳出決算書では、調定額が41億7千万円ですよね。それで、収入未済額が4億8,800万円、これでその調定額に対して、結局収入済額の残ということですか、違うでしょう。

 だから、私がよくわからないのが不納欠損額は今、部長の説明で大体わかりました。この収入未済額というのをどういうふうに立てるのか聞いておるのですよ。



○議長(石田?春君) 本多監査事務局長。



◎監査事務局長(本多周太君) 今、収入未済額についての御質問ですけれども、要するに課税されたものについては調定をされます。された分について収納された後の未済、収納されなかったものについてが、収入未済額ということになります。

 以上です。



○議長(石田?春君) 中村勲議員。



◆23番(中村勲君) そうすると、納入期日までに入らなかった分と考えていいのですね。それでいいのですか。



○議長(石田?春君) 本多監査事務局長。



◎監査事務局長(本多周太君) その過年度も現年度も、例えば過年度分につきましては3月31日をもって次年度について課税をされます。要するに調定をされます。そして、現年度分につきましては、例えば民税については6月とか、そういう形で課税をされていくわけですけれども、その分が最終的に、例えば過年度分については3月31日までに収納されなかった分については未済、そして現年度分につきましては出納閉鎖というのがございます。その期間中までに入らかった場合については未済ということになります。



○議長(石田?春君) 中村勲議員。



◆23番(中村勲君) 雲仙市の例規集がございます。この例規集の何条かよくわかりませんけど、延滞税が14.6%と7.3%ございますね。この適用はどうなっておりますか。



○議長(石田?春君) 東市民生活部長。



◎市民生活部長(東信一郎君) 誠にちょっと恐れ入りますが、そこまで私は承知しておりませんので、後もってお知らせしたいと思います。



○議長(石田?春君) 中村勲議員。



◆23番(中村勲君) 私は通告しているのですよ。通告をしてわからないということは、私は自分だけ知るのだったら聞きに行っていいのです。しかし、ここで聞くことによってみんなが知ると思って聞いているのですよ。そういうことですから、やっぱり通告したことは、一応そういう点は調べてほしいと、かように思いますので今後よろしくお願いします。

 それから町田副市長、ちょっとあなたにお尋ねしますけれども(笑声)、せっかく立派な席に座っていらっしゃるから、せめて答弁があまりないようでございますから寂しいだろうと思って、同僚として前期4年間、議員の代表として監査委員をされていましたね。監査委員として、今ちょっとありましたけど、こういった未収入に対する職員あるいは行政に対する指導はどうされていましたか。指摘ですかね。



○議長(石田?春君) 町田副市長。



◎副市長(町田義博君) 監査としては監査方針を立てるわけです。そういう中で、これは雲仙市は財政的に脆弱でありますので、やはりその財源の確保という意味で、徴収の強化といいますか、財源確保のためにはやはり徴収を強化していかなければならない。また、公平負担という原則から強化をしていってもらいたいという、こういうところで、決算監査の中でそういうことは指導をしております。

 ただ、これで指摘というようなところまではしておりません。その担当課、今収納推進課、前は税務課、そういうところについては、すべて出してもらってやっております。ただ、個人的にはプライバシーがありますので、そこまでは担当課の段階で、監査としては全体的な使用料も税もすべてを監査して、そういう徴収実績を上げるようにという指導はしております。



○議長(石田?春君) 中村勲議員。



◆23番(中村勲君) すみませんね、通告してないけれども監査委員の権限というのはどこまであるのですか。



○議長(石田?春君) 町田副市長。



◎副市長(町田義博君) 監査委員の権限、その徴収のことでしょうか。徴収のことについて言えば、監査委員は最終的には指摘までということになります。これは市長に対して指摘。それに基づいて市長がどう判断されて、それを実行していくかという、そこまででございます。



○議長(石田?春君) 中村勲議員。



◆23番(中村勲君) ありがとうございました。時間がだんだん減ってきますので、一応徴収関係はこれくらいにして、やっぱり東部長、大変でしょうけど一生懸命頑張って、1円でも多く徴収できますようにお願いいたします。

 終わりませんよ、これから学校給食です。

 学校給食関係で、まず学校給食運営協議会というのがございますね。この構成メンバーが、この例規集の中には「市内小中学校長7名、PTA7名、学識経験者若干名」とあって全体では20名となっとるのです。だから二七、十四、6名はどういう学識者なのか、それと協議の内容をお尋ねします。



○議長(石田?春君) 山野教育次長。



◎教育次長(山野義一君) 失礼します。運営協議会のメンバーですけど、平成20年度は私センター長を兼ねておりましたので、その記憶から言いますと、学校の校長代表7名でPTA代表7名、それと学識経験者ということで1名入れていました。その1名は、かつて給食に携わっておられた方を学識経験者ということで1名入ってもらっておりました。

 協議内容ですけど、やはりその運営の仕方、またその予算についてどうだろうか、また給食の未納等があるけど、もっとこういうところで事務局また給食センターは努力すべきじゃないか、いろいろ意見を伺っております。

 以上です。



○議長(石田?春君) 中村勲議員。



◆23番(中村勲君) この条例に、学校給食運営審議会という方々は全体で20名とどっかに書いてあったのですよね。今1名とおっしゃいましたね。どっかにあったのですけど20名と記憶しているのですが。あります。審議会、運営審議会委員、第7条「運営審議会は20名以内」か、以内だから1名でもいいのですね。(笑声)失礼しました。老眼鏡がいるものですから。

 さっき説明いただきましたけれども、1年間の給食費に市が繰り入れる金額が1億9,698万8千円、このうち国見が5,490万3千円、吾妻愛野が5,785万6千円、南部が8万4,229円となっているわけでございますけれども、8,400、失礼しました。たまには間違いますからね。8,422万9千円で給食の数を聞きましたところ、これが国見が1,423、吾妻愛野が1,547、南部が1,796になっているのです。大まかに4,800食ぐらいらしいけれども、この中で1センターごとに割ってみますと、市の繰入金がどのくらいかかるかと計算してみますと、国見は3万8,582円です。今計算してみましたけど、愛野吾妻が3万7,398円、南部が4万6,898円、それぞれ給食センターごとに市の繰入金の額が違うのはどういうことですかね。



○議長(石田?春君) 山野教育次長。



◎教育次長(山野義一君) それぞれ施設の内容も違います。そこに配置している車の数、また職員の数も違いますし、燃料もいろいろ。南部給食センターはガス等を利用しておりますので、またその関係上、このような額になっております。



○議長(石田?春君) 中村勲議員。



◆23番(中村勲君) 私どもが一番気になるのは、やはり給食センターができたならば、ずっと以前も説明しましたけど、地元の食材を使ってほしいということでお願いをした。前の教育長のころにあります。そういった中で私が出していたのが、主食、米、これはおかげで市内から全部とってもらってますね。それからパン類、これは雲仙市内にはないのですか。それと野菜関係も全部市内からとってもらっているのですか。どうですか。



○議長(石田?春君) 山野教育次長。



◎教育次長(山野義一君) 県の指導では、例えば米、ミカン、牛乳はできるだけ100%地産地消で、野菜等は全体で65%以上をキープしなさいという指導はあっております。それでいきますと、うちは米は100%です。地産地消と言いますと、私たちはやはり雲仙市内でなかなか賄えないのがありますので、県内で賄えるものは地産地消として捉えております。

 パンについては、県の学校給食会からあつみパンという会社からパンを購入しておりますけど、市内には確かにパン屋さんはあるかと思いますけど、いろいろ量的なもの、そういうことからして、今は県の学校給食会にお願いしている次第です。

 それと野菜については、現在約50%は地産地消、県内産を使用しているのが現状であります。私たちもやはり地元ありきですので、地元の業者または地元の農家の方と持ちつ持たれつの関係、やっぱりこれはものすごく大切なことだと思いますので、学校給食会を支えていただいておるという観点からも、今後もっと地産地消が高くなるように努力していかなければいけないと思っております。



○議長(石田?春君) 中村勲議員。



◆23番(中村勲君) 雲仙市は1億9千万円ですか、それだけ補助もし運営していくわけですから、できるだけ地元の業者を使っていただくようにお願いをしておきます。

 それからもう一つ、食費の滞納の件ですけれども、これは合併当初、国見、瑞穂それから愛野吾妻、それから小浜、南串山ということで1,597万8,600円、こうなっているのです。1件1件出してみますと、国見が平成22年の1月末現在で763万円、前が590万円だったのです。だから差が増えているのです。173万3千円増えています。それから、愛野吾妻が676万円だったのが790万円、113万9千円、それから南部学校給食、前はございませんけれども53万円、それと南串山、小浜。小浜、これはもう合併して南部給食センターができてからは、完全給食で弁当給食は終わっているのに、当時277万800円だったのが、今回309万4,811円、32万4千円増えとるのです。それと、南串山も同じく31万円だったのが41万円に増えて、10万6,700円増えとる。この理由はどういうことですか。

 この弁当給食分はもうないのだから、恐らくチャラになってしまっているのじゃないかと思うのですけど、そういう点どうですか。



○議長(石田?春君) 山野教育次長。



◎教育次長(山野義一君) この国見学校給食センターあたりで、まず増えている分ですけど、これはやっぱり私たち徴収に対しては、夜間に行ったり努力しております。しかしながら、現実問題として毎年約200万円ぐらいですか、未納があっているのが現実です。だから、合併してからもう4年過ぎました。それの徴収に回っているのですけど、それがずっと積み重なってこういう額になっているということ。

 それとすみません。この弁当分です。小浜と南串山の件ですけど、多分平成19年に南部給食センターができましたので、それまでの分がまた加算されていると思っております。



○議長(石田?春君) 中村勲議員。



◆23番(中村勲君) そうしますと、この合併前の1,578万円というのは、ほとんど入ってきてない、それともずっと入っているのですか。これはずっと前からと思うのです。恐らく、このころもう給食を食べた子どもたちは成人しているかもしれません。今年の4月から子ども手当が出るからそれを充てられんかなと思いますけれども、もうその子どもはいませんからね。そういう点どうするつもりですか。



○議長(石田?春君) 山野教育次長。



◎教育次長(山野義一君) 実際、例えば15年前、20年前の未納のところにも実際回っているのが現状です。しかしながら、現実問題としてその家庭からはなかなかいただけないというのが現実ですので、その金額が今でもずっと残っております。

 それと、私たちは本年度、8月、2月に回りましたけど、この全体の滞納額にしては、数的、金額的には少ないのですけど、例えば8月で27万円ちょっとです。それと2月で25万円、計53万円ぐらい納めていただいております。私たちは今粘り強くやっているのですけど、これからはもっとやっぱりPTAのほうにも呼びかけ、そのPTAのテーマとしてはあれですけど、ほんの世帯数では5%の方、金額では毎年1%なのですけど、しかしながらやっぱりこれは子どもの教育で学校給食をしているわけですけど、私は大人の問題ではなかろうかなと思っております。だから、もっと大人の規範意識といいますか、そういうのを高めていくためにどうしないといけないかということで、もう一度やっぱりこれをPTAにも掘り下げていきたいなと思っております。

 一生懸命努力しているのですけど、なかなか現実問題としてこれが解消されないというのが現実です。

 以上です。



○議長(石田?春君) 中村勲議員。



◆23番(中村勲君) これは一番しにくいと思うのです、わかりますよ。わかるけれども、やっぱりあなた方の役目だから、大変でしょうけど集金してくださいよ1円でも。そうしなければ、ずるか者が得するとですね。真面目に払った者は払っとるけど、払わん者は得する。これには延滞金とか時効とかないのですか。



○議長(石田?春君) 山野教育次長。



◎教育次長(山野義一君) 今ちょっと私ここに資料を持っているのですけど、例えば給食費の滞納に対する法的措置です。これを見ますと、例えばそういうなかなか払ってくださらない方には、簡易裁判所に支払い命令の申し立てをして、それと今度は仮執行の宣言の申し立てがされて、差し押さえ等強制執行等、そういうのが法的にはあるかもしれませんけど、やっぱり私たちは子どもに関わることですので、それは慎重に、それとやはり粘り強くやっていきたい。

 子どもたちには絶対そういうことを、例えば給食を食べている子どもでも、ああ、自分のところが払ってないということがわからないように、その徴収に対してもしておりますので、そのことに対しては慎重にやっていきたいと思っております。



○議長(石田?春君) 中村勲議員。



◆23番(中村勲君) 今わからんでしょうけど、この未納額1,578万円、何件ぐらいあるのか、一番多い人でどのぐらいあるのか、後で結構です、いいです。いろいろ大変でございましょうけど、あまりこの場所で聞きたくなかったのですけれども、他の同僚議員からも言われたものだから聞きますけど、給食センターの中で十数名職員さんがいらっしゃいますね。その中で働きやすい職場、明るい職場、職員相互の仲よくというのですか、そういった関係ができていますかどうですか。



○議長(石田?春君) 山野教育次長。



◎教育次長(山野義一君) 一番歴史が浅いのが南部給食センターです。そこで、特に調理員さんが中で働いておられるのは午前8時から仕事につかれて、午前10時半ぐらいには給食を届けないといけません。だから本当戦争です。そういう中で特に女性の方が多く働いておられます。歴史のある国見学校給食センターや吾妻愛野給食センターは、やはり先輩の方もおられて、かなり人間関係が良好じゃないかなと思っていますけれども、しかしながら、南部総合センターには、実際いろんな相談が給食センター所長にあっております。その数は、毎年毎年少なくなってきておりますし、また、私達はそういう相談があった時は業務部長もおりますし、学校教育課の課長がセンターの所長も兼ねておりますので、すぐ相談に乗って、できるだけ人間関係をよくするよう、いい気持ちで作らないといい給食はできません。(「そうです」と呼ぶ者あり)嫌々ながらやっててもだめと思います。だから、私はやっぱりそういういい環境を作るように努力してまいりたいと思っております。



○議長(石田?春君) 中村勲議員。



◆23番(中村勲君) 大変そういう点は、一緒に働いてない場合は、次長等もわかりにくいと思いますけれども、なるべく目を光らせて、よりよい職場作りにひとつ御協力願いたいと思います。

 それでは、いろいろ質問しましたけれども、税務担当の方それから給食センターの方、いろいろ御答弁くださいましてありがとうございました。今後大変でしょうけれども、ますます雲仙市民のために頑張っていただきますようお願いしまして、私の質問を終わります。どうもありがとうございました。



○議長(石田?春君) これで、23番、中村勲議員の質問を終わります。

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○議長(石田?春君) 本日の日程はすべて終了しました。次の本会議は、明日3日、定刻より開きます。本日はこれで散会とします。

=午後4時12分 散会=