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長崎県 雲仙市

平成 22年 第1回定例会(3月) 02月26日−02号




平成 22年 第1回定例会(3月) − 02月26日−02号









平成 22年 第1回定例会(3月)


出席議員(26名)
1番  林 田  哲 幸  君       2番  坂 本  弘 樹  君
3番  酒 井  恭 二  君       4番  平 野  利 和  君
5番  浦 川  康 二  君       6番  大久保  信 一  君
7番  深 堀  善 彰  君       8番  前 田    哲  君
9番  上 田    篤  君      10番  町 田  康 則  君
11番  森 山  繁 一  君      12番  前 川    治  君
13番  大久保  正 美  君      14番  小 畑  吉 時  君
15番  元 村  康 一  君      16番  井 上  武 久  君
17番  柴 田  安 宣  君      18番  小 田  孝 明  君
19番  岩 下    勝  君      20番  福 田  大 東  君
21番  町 田    誠  君      22番  岩 永  基 和  君
23番  中 村    勲  君      24番  中 村  一 明  君
25番  松 尾  文 昭  君      26番  石 田  ? 春  君

欠席議員(なし)

地方自治法第121条の規定に基づく出席者
       市長             奥 村 愼 太 郎 君
       副市長            町 田 義 博 君
       副市長            境 川 秀 生 君
       教育長            塩 田 貞 祐 君
       観光物産まちづくり推進本部長 中 山 孝 君
       市民生活部長         東 信 一 郎 君
       市民福祉部長兼福祉事務所長  酒 井 忠 信 君
       農林水産商工部長       酒 井 利 和 君
       建設整備部長         緒 方 和 人 君
       教育次長           山 野 義 一 君
       農委事務局長         富 永 篤 君
       国見総合支所長        中 山 敏 君
       瑞穂総合支所長        永 木 徳 敏 君
       愛野総合支所長        朝 永 秀 人 君
       千々石総合支所長       福 島 悟 君
       小浜総合支所長        宅 島 辰 明 君
       南串山総合支所長       井 上 洋 一 君
       監査事務局長         本 多 周 太 君
       政策企画課長         畑 中 隆 久 君
       会計管理者兼会計課長     溝 内 正 人 君

議会事務局
       局長             力 野 和 久 君
       次長             林 田 英 明 君
       参事補            関 雄 介 君
       主査             和 田 香 恵 君
       主事             松 尾 泰 浩 君

平成22年2月26日(金)議事日程

議事日程 第2号
┌────┬──────┬──────────────────────┬──────┐
│日程番号│議案番号  │件          名          │備  考  │
├────┼──────┼──────────────────────┼──────┤
│1   │      │市政一般質問                │      │
└────┴──────┴──────────────────────┴──────┘

第1 市政一般質問
   10番 町田 康則 議員
     1.市民の生命を守る公立小浜病院の存続について(市長)
     2.小浜温泉の観光振興策としての電線地中化について(市長)
   13番 大久保正美 議員
     1.市長の2期目就任における姿勢について(市長)
     2.新設体育運動施設の必要性について(市長・教育長)
     3.建設工事の設計の仕方について(市長)
    4番 平野 利和 議員
     1.介護認定について(市長)
     2.ヒブワクチン・小児用肺炎球菌ワクチン公費助成について(市長)
     3.島原半島ジオパークについて(市長・教育長)
     4.市道小浜仁田峠循環線について(市長)
   21番 町田  誠 議員
     1 職員の意識改革について(市長)
    施政方針
     1.地上デジタル放送に伴う難視聴地区の解消について(市長)
   14番 小畑 吉時 議員
     1.諫早湾干拓調整池の水門開放について(市長)
     2.多比良港埋立地について(市長)
     3.国道389号の路線変更について(市長)
    8番 前田  哲 議員
     1.家庭排水処理について(市長)
     2.成人式のあり方について(教育長)


=午前10時00分 開議= 



○議長(石田?春君) おはようございます。ただ今から本日の会議を開きます。

 議事日程第2号により会議を進めます。

───────────────

日程第1.市政一般質問 



○議長(石田?春君) 日程第1、一般質問を行います。

 通告の順序に従って進めます。

 まず初めに、10番、町田康則議員の質問を許します。町田康則議員。



◆10番(町田康則君) おはようございます。質問を始める前に、平成21年の第4回定例会の私の一般質問の中におきましてイノシシ対策について質問をしましたが、その中で国見猟友会会長を前田秋信さんと発言しておりましたが、前田さんは国見支部の支部長さんであり、本来は今林洋市さんでございましたので、訂正をさせていただきます。

 それでは、市民の命を守る公立新小浜病院の存続についてということで、三佼会との話し合いについて。2つ目には、小浜温泉の観光振興策としての電線地中化についてということで、国土交通省との話し合いは、九州電力、NTTとの話し合いはということで質問を出しております。

 1番目の、市民の命を守る公立新小浜病院の存続についてということで質問をいたします。

 平成10年、当時、国から、国立病院を再編合理化の基本指針として国立小浜病院が対象施設に入るとなった時、島原半島西部地域保健医療体制整備検討委員会を発足し、この1年間で8回の検討委員会が開催され、年度末に調査報告書が出されました。報告書によれば、人件費率が高い、そこを改善し、国立から移譲の際の事前改修費3億円、補助金・起債を起こした場合の交付金などで、医療機器、医師・看護師宿舎整備、病院改修を行えば、十分に黒字体質で運営ができますというものでございました。

 平成11年8月30日、管理委託条件を提示し、7カ町の町長によるヒアリングが行われ、4者、西諫早病院、愛野記念病院、宮崎病院、南高医師会が参加しました。途中、南高医師会は参加の取り下げを行い、10月25日、7カ町の町長によって、無記名投票により三佼会宮崎病院が運営委託先として決定したのでございました。

 平成12年6月22日、三佼会は、そのままの医療法人では、この国立小浜病院を引き受けることができないということで、6月22日、特定医療法人化を行い、平成13年1月29日、公立新小浜病院管理運営委託業務仮契約が調印され、後に本契約となったのであります。

 公立新小浜病院の整備には、平成15年末までに事前改修費、病院改修費、医療機器・備品購入費、医師・看護師宿舎整備などで約20億円の投入がされ、その後の駐車場整備等も入れますと、現在、約30億円近い設備投資がなされております。最近3年間の患者数を見ますと、平成18年が4万9,518人、1日平均患者数135人、平成19年が4万9,902人、1日平均患者数136人、平成20年は5万87人、1日平均患者数137人と、少しずつではありますが微増の状況であります。

 また、収支損益状況にしても、起債などで長期借入金の返済などは入ってないでしょうが、経常損益は黒字であります。

 こうした中、昨年の平成21年10月28日、三佼会、宮崎理事長より、平成23年3月31日で指定管理者契約が終了しますが、次期の指定管理者の公募には応募しないことを記した問題点という文書が出されました。そして今年、平成22年2月10日、正式に、指定管理者を来年の平成23年3月31日で辞退する文書が出されております。

 市長は、10年前も行われましたように検討委員会を立ち上げ、公募という形で病院の管理運営者を決められる予定なのか、まずその点からお聞きし、あとは自席で質問をしたいと思います。どうかよろしくお願いいたします。



○議長(石田?春君) 奥村市長。



◎市長(奥村愼太郎君) おはようございます。町田康則議員の御質問にお答えさせていただきます。

 公立新小浜病院の存続についてのお尋ねでございますが、公立新小浜病院は雲仙市と南島原市の2市で構成いたします雲仙・南島原保健組合の施設でございます。本議会は雲仙・南島原保健組合の議会ではございませんので、私は管理者でございますけども、構成市の市長としてお答えさせていただきたいと存じます。そのことをお許しいただきたいと思います。

 この公立新小浜病院は、国から旧国立小浜病院の経営移譲を受けて、平成14年3月に開院いたしております。民間の経営感覚や手法を取り入れまして、また病院の運営につきましては民間の医療法人に委託を行い公設民営病院としてスタートいたしました。平成17年4月1日からは、同年に開設いたしました公立介護老人保健施設老健おばまとあわせて、引き続き医療法人三佼会を指定管理者に指定して今日に至っているわけであります。

 公立新小浜病院は開院して、間もなく8年が経過しようとしておりますが、その間、救急病院としての役割を初め、かかりつけ病院として、また健康診断等の実施機関として、地域住民が安心で快適な暮らしを実現するために、なくてはならない病院となっているところでございます。

 まず、病院の存続についてのお尋ねでございますが、指定管理者であります三佼会との契約期間は平成23年3月31日までとなっております。先程申し上げましたとおり、公立新小浜病院は地域の中核病院としてなくてはならない病院であり、また医療の停滞は許されないと私は考えております。平成23年4月以降におきましても、市民の皆様に安全かつ良質な医療を提供することができるよう、構成市の南島原市とも十分連携をとっていきたいというふうに考えているわけでございまして、まず基本に置かなければならないのは病院の存続であり、そしてまた、ここに入院されておられる入院患者の存続、それからまた通院者の方々の利便性を確保することであるというふうに考えております。



○議長(石田?春君) 町田康則議員。



◆10番(町田康則君) それでは、この三佼会が辞退したいという理由は何でございましたのでしょうか。それについて、わかっておりますか。



○議長(石田?春君) 奥村市長。



◎市長(奥村愼太郎君) 辞退の理由につきましては、まだ明解ではございません。このことは、今後、理事長とお会いさせていただきまして、どういったことがあったのかということを協議させていただくということで話をさせていただいております。



○議長(石田?春君) 町田康則議員。



◆10番(町田康則君) 先程、私も言いましたが。そうしたら、今後、理事長とも相談されるでしょうが。最終的には、こういうふうな検討委員会、10年前もございましたが。今ありますのは運営形態検討委員会というのがあるかと思いますが、そこの中ではどういうふうな話を、これからされる予定なのでしょうか。



○議長(石田?春君) 奥村市長。



◎市長(奥村愼太郎君) 町田議員の御質問に対しまして、冒頭お断りさせていただきましたけれども、これは組合議会で諮らなければならない問題だと思っております。幸い、町田議員も組合議会の所属でございますので、このことにつきましては構成市が南島原市と雲仙市でございますので、両市の議員、それからまた副管理者の方々も入っていただいた上で、公平に諮っていかなければならない問題ではないかというふうに考えておりますので、ここで詳細につきまして答弁をさせていただくのは、少し控えさせていただければというふうに思っております。



○議長(石田?春君) 町田康則議員。



◆10番(町田康則君) ここの起債の返済も含めて、特別会計である病院事業、企業会計の決算状況等はどうなっているのでしょうか。そこについてはどうでございますか。



○議長(石田?春君) 奥村市長。



◎市長(奥村愼太郎君) 私は、そのことにつきまして、ここで答弁できるほど詳細について詳しいわけではございません。これもまた、組合議会におきまして担当者より答弁させていただくのが妥当であろうというふうに考えております。



○議長(石田?春君) 町田康則議員。



◆10番(町田康則君) 雲仙・南島原保健組合選出の監査員であられる方にお会いしまして、公立新小浜病院の監査状況の内容をお聞きいたしました。外部監査員である公認会計士の方からは、監査を通じて病院の改善要求があっているとお聞きしましたが、その内容についてはどうでございますか。



○議長(石田?春君) 奥村市長。



◎市長(奥村愼太郎君) そのこともつきましても、先程お断り申し上げましたように、この議会で答えるよりも、できれば構成議会のほうで答えるのが妥当であろうというふうに思いますので。このことは、町田議員も所属されておりますので、その時に御質問いただければというふうに思っております。



○議長(石田?春君) 町田康則議員。



◆10番(町田康則君) 私は、病院を運営する三佼会の病院の事務局長が、外部監査員が入ることも不満に言っておられたというふうに監査員の方からお聞きしたのですが。これは地方自治法第244条の規定を見ても当然だと思いますが、市長は、その点についてはどうお考えでございますか。



○議長(石田?春君) 奥村市長。



◎市長(奥村愼太郎君) 私は、外部監査員の方からそういう報告は受けておりませんので、そのことにつきましては答える立場にはないというふうに思っております。



○議長(石田?春君) 町田康則議員。



◆10番(町田康則君) 外部監査員が入って、現在やっておりますよね。そのことについても不満だと事務局長が言っておられたということなのですが、これは地方自治法第244条の監査規定を見ても当然だと思いますが、それについては市長も当然だと思っていらっしゃるのでしょう。



○議長(石田?春君) 奥村市長。



◎市長(奥村愼太郎君) 私は、事務局の方がどういうふうな感想を漏らされたかということを承知しておりません。ですから、私は、監査の方々は粛々と職務の責任において進められたというふうに理解をさせていただいております。



○議長(石田?春君) 町田康則議員。



◆10番(町田康則君) 平成22年2月9日、私ども市議の仲間と大分県中津市の市民病院へ行きまして、市民病院の経営状況及び取り組みについてというテーマで行政調査を行いました。ここは雲仙市の公立新小浜病院と同じように、平成12年7月1日、国立中津病院より経営移譲を受けてやっている病院でしたので調査した次第でございます。診療科15科、病床数250床、看護基準7対1、1日平均入院患者数176人、1日平均外来患者数290人、職員は正規・嘱託・臨時も含めて309人。市内の患者の約3割が市外や県外に流出しており、市内で最後まで面倒を見られる医療体制づくりが必要と感じ、地域完結型医療を目指すということでございました。

 ここの経営健全化の取り組みといたしまして、1、職員の意識改革がございます。2、外来看護師のパート化がございました。3、中津医師会との交流を深め、診療連携室を開設し、個人病院からの紹介率の向上というのが3番目でございました。4に医師確保対策の強化などが行われておりました。平成20年度決算で当年度純利益が2億1,372万円で、一般会計繰入金を除く当期純利益でも9,805万円とすばらしい決算状況を見させていただきました。中津病院では、各診療科の部長は地元医師会へ加入しているとのことでございましたが、公立新小浜病院では、そこら辺はどうなっているのでしょうか。御存知ですか。



○議長(石田?春君) 東市民生活部長。



◎市民生活部長(東信一郎君) 南高医師会に、公立新小浜病院の代表として宮崎理事長が加入されているということでお聞きいたしております。



○議長(石田?春君) 町田康則議員。



◆10番(町田康則君) ここが経営健全化の取り組みとして診療連携室を開設し、そして個人病院からの紹介率向上を図っているということは、私どもお聞きしまして、そのとおりだなというふうに思ったわけでございます。大体、医師会というのは、そこの代表者が一人で入っているのが多いのでしょうけど、その点、ここの中津病院では診療科の部長以上が地元医師会へ加入し、意思疎通をいろいろな形で図るようにしていると。そうでないと、実際に個人病院からの紹介率を向上させるということは、なかなか難しいということを言われていたわけでございますが。

 その点について、公立新小浜病院ですけど、もちろん運営自体は三佼会に任せておりますが、そういう体制をとられたほうが、より一層いいのではないかと思うわけでございますが、その点についてはどうでございますか。



○議長(石田?春君) 奥村市長。



◎市長(奥村愼太郎君) いろいろな考え方があるかと思うわけでありますけども、このことにつきましては、運営検討委員会にもどうした形が一番いいのかということも協議させていただいておりますし、また三佼会さんに対しましても、どういったことが、今まで我々が至らなかった点があるのかということも協議をすることにいたしております。

 ただ、私たちが根本的に考えておりますのは、病院をどう存続させていくかということでありますし、また、この病院が中核病院でなくなることがどれほど地域住民の方々に影響を与えるかということを考えますと、いろいろな問題がありますけれども、その問題を整理することによって患者の方々の不安をなくしていくこと、それからまた、この病院を存続させていくことに、まず力を注いでいかなければならないというふうに思っております。



○議長(石田?春君) 町田康則議員。



◆10番(町田康則君) 病院というのは、旅館みたいに、よそから来て入院されたりするというのは少ないと思います。やはり地元の方が、ここの医療圏ですと雲仙市内、それから南島原市内の方々がほとんどだと思いますので、やはり地元に密着した形で、こういう拠点病院を作るのなら、そういうふうにしていかなければならないと思うわけでございますので。こういうふうな診療連携室まではいきませんが、個人病院からの紹介率向上のために、いろいろな形の中津病院のようなことを参考にされたら、よりよい病院ができるのではないかというふうに思っております。

 今、日本中で問題になっております医師確保対策として、ここの中津病院では11項目の対策が示されておりました。これには、1、広域医療圏での協力体制の構築ですとか、2が魅力ある病院建設ですとか、3が医師処遇改善ですとか、4が就労環境整備ですとか、5が大学・医局などへ医師派遣依頼ですとか。それから、下って9のところにサマースクールで医学生に臨床研修体制を紹介する。医学生に中津市民病院を紹介してもらい、市民病院での初期臨床研修を期待する。当院の研修医はサマースクールを経験した者がほとんどであるというふうなことも載っております。そして、医学部の学生に奨学金貸付制度等、いろいろございます。

 この中で、私どもが、医師確保の中で、どれが一番効果がありましたでしょうかとお聞きしましたら、担当の病院の総務課の課長さんから、医師処遇改善策というのが一番効果があったと。この病院の場合には産婦人科もございますので、分娩手当の新設、住居手当・時間外手当の見直し、医療秘書導入などの処遇改善を行い、医師業務の軽減を図る対策であるということでございました。その次に効果があったのが、市長、院長による大学医局や医療機関を訪問し、医師の派遣依頼などが重要だということでございました。

 最後でございますが、住民が安心して生活が送れるような地域医療体制を確立し、現職の医師、看護師に、長く働きたいと思うような病院づくりをしていくことが重要だと思いますが、管理者である市長の、そこら辺についての考えはどうでございますか。もう一度お聞きしたいと思います。



○議長(石田?春君) 奥村市長。



◎市長(奥村愼太郎君) 町田議員の御質問に対しまして、何度も答えておりますけども。この病院を存続させていくということが、まず第一義でございますし、そしてまた患者の方々に病院がなくなるかもしれないという風評被害、そういった不安を与えてはいけないと思っております。ですから、この病院をとにかく存続させていくためには、御指摘のとおり医師の確保も必要でございます。当然、医師の確保も図りながら、これからの地域中核病院としての役割を果たしていただきたいというふうに思っております。

 ただ、この医師の確保というのも、大変全国的に厳しい問題に直面しているわけでございまして、そういったことも含めて、今から存続させるためにはどんな困難があるのか、またどんな方法があるのかということも含めて、いろいろと各般にわたって、これは研究を重ねていかなければならないというふうに考えているところでございます。



○議長(石田?春君) 町田康則議員。



◆10番(町田康則君) 私も、雲仙・南島原保健組合の議員でございますので、あとの細かい点につきましては、そこの議会で尋ねていきたいと思います。ぜひ、よりよき医療体制ができるように市長にも頑張っていただければと思います。これで1番の質問を終わります。

 2番、小浜温泉の観光振興対策としての電線地中化についてということで質問を出しております。私自身、小浜温泉観光協会、旅館組合の副会長をやっておりまして、大変今は厳しい、全国的に観光地はいろいろと厳しい状況でございますが、いろんな形で、厳しい中にも存続をかけて、いろいろ対策をとらなければならないと思ってやっております。その中での質問と思っていただければと思います。

 かつて新聞のアンケート調査で、こういうのがありました。全国1,700市町村を対象に「地域振興策の中で、観光はどのような位置づけにあるか」と聞いたところ、49.7%の市町村が「柱として取り組んでいる」と答えております。「今後、強化したい」が44.4%を次に占めており、合わせると、実に94.1%という大多数の市町村が、観光事業に力を入れようとしていることがわかったというものでございました。

 小浜温泉は国民健康保養温泉地に指定を受けており、小浜温泉の泉質が、神経痛、リウマチ、腰痛などに特に効果があることから、温泉の効能を最大限に生かし、農漁業とも連携しながら、健康・保養につながる商品、サービスを開発し機能の充実を図っていくことが、オンリーワンの観光地づくりに必要だというふうに思っております。

 その点から言いますと、今月でございます、平成22年2月2日にオープンしました日本一長い流れる足湯「ほっとふっと105」は、連日、大勢の方に来ていただいて大変にぎわっております。長崎県や雲仙市長、雲仙市の方々に、この場を借りましてお礼を述べたいと思います。ありがとうございました。

 小浜温泉のキャッチフレーズに「日本一の熱量を誇る湯煙と夕日の温泉郷 小浜温泉」というのがございます。旅行して疲れた体が、温泉に入って夕日を眺めると疲れがとれ、至福の時となられるのだと思っております。海に沈む夕日が見られる温泉地は、九州でも大変少ないのです。九州の地図を考えてみてください。九州の地図を見る時、別府などは皆、朝日でございます。海に沈む夕日が見られる温泉地は小浜と熊本県の湯の児ぐらいだと、テレビ関係者の方から聞いたのを覚えております。

 その夕日をお風呂や部屋から見る時、大変邪魔になるものがあります。それが電線です。もう10年ぐらい前ですか、九州電力やNTTの電線の地中化ができないものかと、国土交通省小浜出張所や九州電力の島原支所へ訪ねていったことがありますが、多額な費用がかかるため断念したことがあります。国土交通省の方からは、今、都市部からやっていますので少し時間をくださいというのが、かすかな望みでございました。

 今、九州内の国道で電線類の地中化は26カ所で実施をされ、完了しております。別に、国道ではなく町並み環境整備事業では8カ所ございます。ぜひ、この小浜温泉地区でも、電線の地中化を観光振興対策としてできないものかとお聞きしたいと思います。どういうふうなつもりでしょうか、お聞きしたいと思います。よろしくお願いします。



○議長(石田?春君) 中山観光物産まちづくり推進本部長。



◎観光物産まちづくり推進本部長(中山孝君) 町田議員から、観光に対する意気込み、思い入れというのは、私も十分肌に感じております。そういう中で、小浜温泉の観光振興策として電線の地中化ができないかというふうな御質問ということで、今現在、市として動いております状況を報告させていただきます。

 実は昨年6月に国の事業として実施していただくために、長崎河川国道事務所へ要望いたしております。翌7月には一般国道57号の、小浜地区ですと平松交差点から雲仙西登山口交差点の間の約700m、それと雲仙温泉地区では有明ホテル前の交差点からホテル東洋館前の交差点までの約800m、この区間におきまして国土交通省と九州電力及び雲仙市による現地調査を行い、検討会を行っております。

 また、昨年の9月には国土交通省が、先程申し上げました区間につきまして電線共同溝予備設計業務を発注しているというふうなことの報告を受けておるところでございます。現在、国との交渉段階は、そういう状況でございます。



○議長(石田?春君) 町田康則議員。



◆10番(町田康則君) ここに新聞の切り抜きがございます。平成22年、今年ですね。先月1月21日の長崎新聞に、長崎市桜町地区の電線類を地中化する無電柱化事業が完了したと載っておりました。この下のほうでございます。桜町交差点から馬町交差点までの約600mが実施され、電柱の撤去で景観が向上し視界がすっきりする他、歩行空間の確保や地震時などの電線事故防止が期待できると書いてございました。

 この後ろのほうに、「国土交通省長崎河川国道事務所によると、雲仙市小浜町で無電柱化を求める声があるという。工事の実施については検討中としている」という記事が最後に載っております。これについて雲仙市としては、今言われましたのですが、実施されるように、国土交通省との話し合いの中身はどうなっておりますでしょうか、ちょっとお聞きしたいと思います。



○議長(石田?春君) 中山観光物産まちづくり推進本部長。



◎観光物産まちづくり推進本部長(中山孝君) つい最近でございますけれども、国土交通省の長崎河川国道事務所小浜維持出張所のほうから、3月の早い時期に、9月に調査をしました分についての結果報告をしたいということで、具体的な内容までは、まだ報告をいただいておりません。

 以上でございます。



○議長(石田?春君) 町田康則議員。



◆10番(町田康則君) 国土交通省の九州地方整備局小浜維持出張所の林田雄二所長さんは大変バイタリティーがあって、この小浜温泉の無電柱化事業には積極的に考えておられます。ぜひ、この所長さんがおられる時に、少しでも前に進めるように頑張っていただきたいと思っているのですが。

 この後に、今月2月5日の新聞にございましたね。これは大村市玖島地区の国道34号線の約1kmで電線類を地中化する無電柱化事業が完了し、市民からは「町並みがすっきりしてきれいになった」との声が上がっているというのが載っておりました。

 私たち市議の仲間で、平成22年2月8日、大分県日田市役所へ行き、日田市の観光施策の取り組みについてということで行政調査を行った時、ここの場合もそうでございますが、平成20年度の宿泊客数は18万7千人で、対前年比でもマイナス14.7%と大変厳しいものになっておりました。

 しかし、伝統的建造物がある市内豆田地区を観光客誘致の拠点としたいという考えから、この豆田地区の国道212号線、県道、市道区間の電線類を地中化することにより、すっきりした町並みになり、ここを中心として日田市の観光客増強を図っていこうという考えをお聞きしたわけでございます。工事内容としましては、国道212号線は800m、県道は50m、市道が335m等、実際もう完了しております。この町並みにも観光課の方に連れていっていただいて、よく説明を受けたわけでございますが、電線があるのとないのでは景観がこんなにも違うのかというぐらい変わってくるわけですね。

 その点、この小浜温泉、先程、雲仙でもそういうふうな話し合いがされているということでございますが。雲仙温泉も、地中化になりますと景観がすばらしくよくなるものだと思っておりますので、もう一度、市長として、この電線の地中化に対してどういうふうなお考えなのか、決意をお聞きしたいと思いますが。



○議長(石田?春君) 奥村市長。



◎市長(奥村愼太郎君) 先程から町田議員がおっしゃっておられますように、観光地におきましての景観として電柱地中化というのは必要であろうというふうに思っております。

 また、このことにつきましては関係当局にも御相談してお願いをしているところでございまして、一定の理解をいただいていると思いますし、またその進捗も図られているという報告を、私はいただいているところでございます。



○議長(石田?春君) 町田康則議員。



◆10番(町田康則君) これは景観上、すごく変わって、また喜ばれることだと思いますので。

 国土交通省の林田局長に聞きますと、ほとんどが国土交通省並びに九州電力、NTT等で対応していただけるということをお聞きしましたので、あとはいろんな形で県につないだり国につないだり、そういうところをやっていただければと思っておりますので、ぜひ、この実現のために市長に頑張っていただきたいと思います。

 これで、私の質問を終わります。

………………………………………



○議長(石田?春君) ここで10時50分まで休憩いたします。

=午前10時40分 休憩= 

=午前10時52分 再開= 



○議長(石田?春君) 休憩前に引き続き会議を再開します。

 次に、13番、大久保正美議員の質問を許します。大久保正美議員。



◆13番(大久保正美君) 通告順に従いまして、お尋ねいたします。

 市長の2期目就任における姿勢について、2つ目、新設体育運動施設の必要性について、建設工事の設計の仕方について、この3点をお尋ねいたします。

 まず、何十年かぶりの政権交代がありましたが、今後の陳情のあり方についてお尋ねをいたします。

 8月の衆議院選挙の結果によりまして政権交代がなされ、民主党政権下の陳情のあり方も大きく変わっております。市長も痛切にお感じのことと思いますが、自治体や各種団体の陳情は、東京、つまり霞が関への陳情がなくなり、従来と大きく変わっております。民主党県連が窓口となり、雲仙市の陳情は民主党2区支部で集められ、民主党県連から民主党本部、幹事長室で一元的に取りまとめられると政府へ上げることになっていると聞き及んでおります。民主党2区の支部長は福田衣里子衆議院議員であります。

 2月初めの新聞、テレビの報道に載っておりましたけども、2010年の国土交通省関係の公共事業の箇所づけ、民主党議員や県連を通じて関係自治体に伝えられたと取り上げられておりました。このように、今や政権与党であります民主党議員が自治体の予算配分に大きな力を持っております現実を、市長は、雲仙市民の市民生活を守る立場からどのようにお考えか。

 市長の施政方針にもたびたび出てまいりますが、市の財政逼迫の中、市の予算のわずか20%が自主財源でありまして、残り80%は依存財源であり、国・県の補助金や交付金に頼る部分がほとんどであります。昨年度に続き、不足分に基金を取り崩し、また今年度も基金の取り崩しをされるようでありまして、近い将来このままでいきますと夕張市のように破たんするのではないかと危惧をいたしております。

 このような市の財政状況の中、昨年の衆議院総選挙では、市長としての公的立場を顧みず特定の候補を正面切って応援されておりましたが、勝ち負けは別として偏った行動は雲仙市民を窮地に追い込むことになるのではないかと思っております。平成21年3月31日現在で、雲仙市の基金残高は131億円でありまして、家庭で例えると積立金が1人当たり26万円、また借金が1人当たり63万円、参考まででございますけれども、県の借金1人当たり78万円と聞いております。国においては、1人当たり673万円で、基金である貯金や積立金を取り崩しながらの緊迫財政運営であります。補助金、特別交付金などに依存しております市の事業も数多くございます。国であっても緊迫財政であります。補助金や交付金の縮小やカットも出てくるやもしれません。このような時、その市長の態度いかんで市の補助金も大きく影響してくることを不安に感じております。個人の感情ではなく、市長としての市民のことを第一に考え、中立を保つべきであったと思いますが、その点はいかがでございますか。

 このような市長の軽はずみな行動で雲仙市としての陳情もなかなか通りにくくなっているのではないかと大変心配をいたしております。8月の衆議院選直後に速やかに、市民のために雲仙市長の立場からどのような対処、また市長としての、中立の立場でなく偏った行動をとった穴埋めに市民のためにどのような努力をされたのかお尋ねをいたします。

 再質問は自席でさせていただきます。



○議長(石田?春君) 奥村市長。



◎市長(奥村愼太郎君) 大久保正美議員の御質問にお答えさせていただきます。

 政権交代による御質問でございますが、本市ではこれまで多くの自治体と同様に、本市のおかれている状況や重要な選挙等につきまして要望という手法を持ってまいりました。今、議員が御指摘のとおり、これまでも93年に一度政権交代があっておりまして、その時は政府与党は少数だったわけでございますけども、連立与党という形で内閣が組まれまして、その時、かつての政府でありました自由民主党が一度野党に転落したわけでございまして、それ以来、細川政権後、また復帰いたしまして、結党以来50年近く政府与党としてやってきました。今回の、昨年の総選挙におきます政権交代というのは初めての出来事であろうというふうに思っております。

 その中で、確かに議員御指摘のとおり、これまでは一つのスタイルがございまして、我々も九州あるいは県あるいは国という形での三層体制の陳情要望体制を敷いてまいりました。そしてまた、それらの中で一つのルールができておったわけでございまして、今、議員御指摘のとおり霞ヶ関におきまして、例えば我々が抱えております問題等につきましてもいろいろと要望活動あるいはまた、御説明をさせていただく機会があったことは事実でございます。ただ、それが8月以後の選挙によりまして大きく転換を遂げたのは事実でございます。議員御指摘のとおり今は長崎第2選挙区支部というのがございまして、その選挙区支部長が福田衣里子代議士でございます。ですから、今、陳情要望活動をする時には、必ず政府が、まず長崎県第2選挙区支部に対しまして要望の内容をお示しし、その内容を精査していただきながら国に上げていくという形をとらせていただいております。確かに、私が総選挙におきましてかつての、御指摘のとおりの行為をとったことは事実でございます。

 ただ、これは言いわけではございませんけれども、当時、私のことは政府与党に対しましていろいろと陳情要望を重ねてまいってきたわけでございまして、それらのことに対しましてはいろんな御指導をいただいてまいりました。そういう意味では、これから政権交代可能な二大政党制というのが行われるわけでございますけれども、これから先もやはりそういう可能性があるわけでございまして、そういったことを含めましても、私は、今度の初めての経験におきましては非常に厳しい結果がまいったと思っております。ですから、やはり今、議員御指摘のとおり、これからは市民の方々に対しましても一番よい方法をとるためには、選挙というものにつきましてもきちっと整理をしながらやっていかなければならないという、私自身、本当にこのことにつきましては行動を戒めているところでございます。要望につきましては、これから新しいスタイルに対しまして順応していくような体制を持っていきたいと思っておりますし、また、今回、県下市長会もどのような形でやっていくかということをそれぞれに協議しながら結束を図っていくようなスタイルで頑張っていこうというふうに協議をしているところであります。



○議長(石田?春君) 大久保正美議員。



◆13番(大久保正美君) 私が言ったことにはちょっと答えておられませんけれども、佐世保市長も奥村市長みたいに偏った行動をやっとる。そのかわり、やはりその明くる朝、私はこれ新聞で読みましたけども、私も民主党の国会議員の当選されたほうにも、自分の個人の気持ちはどうか聞いておりませんけども、やはり市長としての立場で明くる朝本人はお会いしとらんというようなことをテレビで、新聞にも載っておりましたけども、それはやはり佐世保市長としては、雲仙市長とちょっと違うなと。先程、選挙終わった後、その後をどうされたのかという部分については一つも答えておられん。佐世保市長は会いにいってます。それはやっぱり政権が変わったからやはり首長として雲仙市と佐世保市と一緒だと思っておりますけども、我々議員は一緒みたいにやったのですよ。そしてまた、今回は知事選については新聞にも載っておりましたけども、あなたから聞いておりませんけども、島原半島の3の市長は、中立を保っとるというようなことは新聞に載っておりましたけども、あなたも県会議員の経験ありますけども、その辺は我々議員と首長の違いはよく認識をしていただきたい。そして、やはりよその市長あたりもよく考えてやっぱ行動をとってます。西海市の市長などは、やはり両候補に応援をびしっとやったと。これ新聞に載っておりますけどね。そして、終わった後、中立を保ったから市民が一番得をしたのではないかというコメントが載ってました。それぐらいの議員と首長の違いを認識をしていただきたい。やはり我々議員は自由民主党へ、私も自由民主党の党員でございますけども、私、その辺は市長としてどのような終わった後の対応をなされたか質問して聞いておりますけども、お答えをいただいておりませんのでお答えくださいよ。何か努力されたのか。



○議長(石田?春君) 奥村市長。



◎市長(奥村愼太郎君) まず、私も選挙終わってから、このことは両副市長に当選お祝いは行っていただきました。それから、私も今回の選挙では、いわゆる与党に対しましては申しわけありませんでしたということを民主党議員の方にも申し上げさせていただきました。それから、議員御指摘のとおり、やっぱり知事選におきましては、今おっしゃっていただきましたように、さまざまな思惑という気持ちはあっても、それはそれで市民の方々が背後におられるわけでございますので、私はこのことにつきましては市民の方々の御判断に任せていただくために今回の行動を控えさせていただきました。ただ、主力の両候補がおられましたんで、そちらからは案内がございましたので、それはそれぞれに失礼のないように副市長等に御参加をいただいております。



○議長(石田?春君) 大久保正美議員。



◆13番(大久保正美君) 当選のお祝いに副市長をやられたということで、その辺がやはり選挙が終わった後、あなたの気持ちの整理がつかずにそうされたのだろうと。私も一緒ですよ、人間。そういうことはわかりますけれども、やはり先程も私が言ったように、市長であるならば我々議員と違うというところをやはり首長本人がそういう努力をしていただきたかったなと。これが思う時あるごとに、やはりそういったことで首長としての立場、我々議員と違うのだということを、これを十分に認識していただきたい。その辺はお願いをして雲仙市民のために、特に、先程も申しましたように自主財源は20%、やはり国、県に頼る部分が雲仙市は多いのです。そういうことのために、やはり市長個人の気持ちは別として市長としてのしっかりとした雲仙市民を守るのだという意識の中で行動をとっていただきたい。その辺は重ねて強く要望しておきます。

 それでは、次に移ります。第2点で、現在、計画中の愛野運動公園の多額の費用を投入したサッカー場建設についてお尋ねいたします。

 平成26年、開かれる国民体育大会に向けての構想でありますが、愛野運動公園は、合併前、平成8年に約20億円あまりの予算をかけられて作られております。私も先日、運動場を見にいきましたけども、野球の試合があっておりまして、また芝生のところではバドミントンやキャッチボールなど若い家族連れや子どもたちが遊具で遊び、大変にぎわっておりました。本当に地域に親しまれた運動公園だなと、こう思って帰りましたけども、それをぶっつぶして、さらに9億円の事業費をかけサッカー場を含む陸上競技場を作ろうとされている。これにはやはり建設した場合、建設費の他に維持管理費も相当いるわけです。執行者の試算によりますと、今現在の維持費が500万円、350万円上乗せして850万円ということを言われておりますけども、こういう場合に必ず執行者は安く言う。だから、作ってしまって使用を開始するなら、最終的には1千万円ぐらいかかるのじゃなかろうかと思っております。そういうことで、やはり人工芝の修理費も作ってしまった後、やはり年間に約100万円ぐらいかかるのじゃなかろう。そして、10年から15年した時は、10年から15年で張りかえるなら、あの面積で大体計算しますと約1億円かかるということで、相当に経費もかかります。概算でありますが、建設事業費の9億円の中に、市の実質負担額が約2億4千万円、こういう市民の血税であります税金を2億4千万円と多額の税金を使う。執行部はその自覚を、血税であると自覚を持っておられますかね。この不景気で仕事はなく、生活費や教育費をどう工面していこうかという方もいらっしゃいます。また、先祖代々の土地を売らなければ生活もできないというような人の相談も私達みんな本当に一人や二人じゃないのですよ。何が何でも絶対サッカー場を国民体育大会用に一つ作らなけりゃならないと言われるならば、やはり全国的に国見町はサッカーでは有名。この国見の百花台の芝生スペースに作っていただきたい。山口県の山陽小野田市、これも国民体育大会用にサッカー場を作っておる。これ同僚議員が視察に行って私も聞いております。これも県有地に県の予算で作ってもらっとる。ですから、やはり市長、こういうことは政治力を発揮して、国見のサッカーは全国的に有名ですから、そして雲仙市も百花台の負担金には毎年約300万円以上払いよる。でしょう。ですから、なぜそういう国見の芝生公園のあそこの駐車場のトイレ、立派に完備されとる。20億円以上かかった愛野の施設をぶっつぶして作るという考えよりも、県の敷地に作って県の予算で作っていただければ、先程申した維持管理費、10年か15年、これでもやはり1億円以上かかります。約2億円ぐらいかかるじゃなかですか。そういうことをしなくてもいいように、どうしても国見の芝生公園、県の敷地の中に作っていただきたい。と申しますのは、やはり国見のサッカーをこれ以上、まだ盛り立てて有名にしなくてはならない。雲仙、小浜、これは観光に力入れてる。そして、雲仙市のこっちの端、国見町、これもやはり考えてもらわんといかん。市長は小浜出身じゃからあっちばかりじゃなくて、あっちもいいのですよ。悪いとは言わん。あっちもいいのです。雲仙を発展させにゃいかん。雲仙市ですから。そのためにこっちの端の国見町のサッカーは有名ですので、それ取っかかりにして、やはりそれも国見町に集中をさせて、そして、まして予算もいらない。その辺はやはり政治的にがんがんやらないかん。まして私がその前に聞きましたら、経費がかからない競技、ボクシングとサッカー、雲仙市は来るようになっておりますけども、ボクシングは体育館でできる。バレーボール、卓球、空手、柔道、いろんなバレーとか、室内、体育館でできるような競技は、やはり他町、他市きのきいとる、雲仙市よりもきのきいとる。もう今現在、そういう経費のかからない競技は他の市でとっとる。今残っとるのは馬術とか飛び込みとかクレーン射撃場、ああいうのはやっぱりまた新たな施設が必要。そういうのが現在残っとるのですよ。これ市長も知っとると思う。それは資金がかかるのですよ。先程申しましたように、資金のかからないような手軽な、今の吾妻町の体育館やら小浜の体育館でできるような競技は、もう2年か3年前に、既に県下の市に割り振って決まっとる。その時点でやはり誘致をかけて、こういう多額の費用をかけない競技を引っ張って、そして泊まりは雲仙・小浜に泊めて、そういうことをやはり雲仙市はかけておる、そういう面に。ですから、私は愛野町に今の、多額の金を投入して作ることはやはり絶対これはだめと思っております。その辺は絶対、教育長、あなたは国見でしょう。少しは国見のことも考えて、こっちは小浜のことを考ゆっとやからあなたは国見のこと考えんば。ただ、本当に国見のサッカーは日本全国有名ですから、その辺をやはり手厚く伸ばしていくようなことも考えて、そして新たな予算を県に建設をさせて、そして作った後、維持費もかからない。そして、県民であれば雲仙市もあそこの施設で300万円ぐらいは毎年負担金を出しとる。そういうことであれば、作った後、雲仙市であっても長崎県民ですから利用せにゃいかん。利用してあげるようにせにゃいかん。その辺を教育長、市長、これは市長の肝いりの、どうしても作るというような意識のようでありますので、その辺を腹くくって答えてくださいよ。



○議長(石田?春君) 奥村市長。



◎市長(奥村愼太郎君) まず、詳細につきましては教育長から答えていただきますけども、今、大久保議員から御質問があったことにつきまして答えさせていただきます。

 1点目に、まず経費のかからない施設における誘致という話でございましたけども、そのスポーツに対しましてはアプローチはしております。ただ、中には、議員がおっしゃいましたように、例えば吾妻体育館にバレーをという話もありました。ところが、バレーに対しましても設備投資が非常にかかるわけでございます。あそこの改装をしたりとかいろいろとあったわけでございまして、なかなかうちの体育館のあれと、いわゆる国民体育大会会場とはそぐわなかったというのもあります。これはひとつの例でございますけども。

 愛野町の運動公園でございますけれども、これもサッカー場というよりも陸上競技場として、あるいはまた生涯スポーツの場として愛野町というのは一番ふさわしいのではないかというのを常々思っておりました。今回、国民体育大会がありますんで、そういう意味では愛野町に国民体育大会競技もできる陸上競技場の開設というのはどうだろうかということで皆様方に広く打診しているわけでございまして、これはまだ決定して、これをこうしなければならないというわけじゃありません。ただ、一応、今広く皆様方に御意見を伺ってるわけでございまして、大久保議員は絶対反対ということでございますけれども、他にもいろいろと御意見を聞きながら、それでその中でやろうと思っております。ですから、先程議員がおっしゃいましたように、そこ意見がまた出なければ国見の百花台でという話もまた進まないわけでございまして、広く意見を聞いた上で今後どういうふうにしていくかということを考えたいと思っております。

 ただ、もう一つだけ言わせていただくと、小浜出身でありますから小浜のことだけというわけじゃなくて、先程議員からも指摘いただきましたように、当然私は市の市長でございますので、あまねくやっぱり広くそれぞれの地域の発展を考えなければならないと思っておりますし、当然国見町のサッカーとしての今後の振興というのは必ず考えていかなければならないと思いますし、それは国見出身でございます教育長ともいろいろと協力しながらやっていきたいというふうに思っております。



○議長(石田?春君) 塩田教育長。



◎教育長(塩田貞祐君) おはようございます。大久保議員さんの多額の費用を投じて愛野に陸上競技場の質問に答弁をさせていただきます。

 この計画につきましては、既存の施設の駐車場あるいはトイレ等を活用して国民体育大会や陸上競技のためだけの施設ではなく、広く、そして長く市民皆様の健康増進を図るために、(発言する者あり)一般市民が利用できる市民の生涯スポーツの拠点施設として考え、雲仙市の中央であるという立地条件、さらに交通アクセス、集客、用地買収、施設建設費等々を考慮して愛野運動公園に選定をさせていただきました。

 御質問がありました国民体育大会時の県立百花台公園の活用につきましては、既存のサッカーコート1面を会場として、そして、言われました芝生広場につきましては、試合前のウォーミングアップ会場として試合会場と一体化して利用する計画で、中央競技団体と現在協議を終了をしてるところでございます。

 なお、議員言われました山陽小野田市での建設につきましては、山陽小野田市では、ここは県立運動広場という位置づけがされておりまして、長崎県の県立百花台公園という名称とは若干意味が異なるものというふうに聞いております。

 それから、競技の希望につきましては、平成18年2月に開催希望が寄せられました。これには市の体育協会との協議を経まして、サッカー競技、剣道競技、バレーボール成年女子、バドミントンの開催を要望いたしましたし、県の団体からはボクシングや自転車のロードレースの開催が雲仙市に寄せられましたが、ヒヤリングの結果、平成19年11月26日に国民体育大会準備委員会からサッカー少年男子とボクシング競技の開催が現在選定を受けているところでございます。維持経費の内容につきましては、次長のほうから詳細を説明させていただきます。



○議長(石田?春君) 大久保正美議員。



◆13番(大久保正美君) 今、山口県の山陽小野田市、これは名前がちょっと、若干違うと。名前はどうでもいいのですよ。県有地で県の資金で、それで雲仙市も年間300万円ぐらい維持費を負担しとるでしょ。そういうところに持ってきて、やはり今のこういう経済事情で、緊迫した財政状況の中でどうやられるかと。その辺を私、心配して言いよるのですよ。

 そして、やはり私が、もう想像してきて、こういう答弁だろうと思って書いてきてますので。子どもからお年寄りまでの生涯スポーツ振興と健康増進をうたった。そうするならば、中学校そばの、ここは町営やったけん、町営プールを、ほとんど利用しない駐車場に一千五、六百万円かけてぶっ壊してやっとる。こういうものと、今の言われた交通のアクセスとか、いろんなこと、それは愛野が一番よかろう、ばってんな今、車がほとんどですよ。今、試しにバスを試験運転させよるけども。そういう言い方、格好よか言い方ばかりしないで、この閉鎖されたプールは夏には親子連れや子どもたち、お年寄り、市民で大変にぎわっとったですよ。中学校の体育の授業にも使われ、夏の市民の健康増進、これこそ健康増進ですよ。これを壊して、先程申しましたように1,500万円かけて立派な駐車場はほとんど使われておりません。私が今まで見たばってん、鎖を張って、真っ黒く、白線がぴしゃっと引いて一回も入っとらん。完成して何回入ったか、教育長、答えてみて。次長でもいい。ほとんど利用をしておらない。小さなプールを壊して、ほとんど使わない、立派な駐車場にすることなどは、これは市民の血税で無駄遣いであります。特に、吾妻町民は憤慨をいたしております。この件について、市長、教育長、答弁してくださいよ。



○議長(石田?春君) 塩田教育長。



◎教育長(塩田貞祐君) 大久保議員の質問は、吾妻中学校のそばの町営プールの話ですね。(「はい、はい」と言う者あり)この件につきましては、確かに閉鎖をいたしております。これは、昭和47年8月に完成をし、建設後、30年が経過いたしていました。大久保議員が言われたとおり、当時各学校にはプールがなく、町民の体育、スポーツの振興、それから心身ともに健全な人間づくりに資することを目的に、小学生及び中学生が利用できる総合的なプールとして建設されたものであります。その後、平成9年度にプール水槽の被覆材の張りかえ、それから管理棟のトイレの改修、排水管の一部改修などを行いながら市民の皆様に利用していただいておりました。しかし、小プールと大プールの水位のための送水管等の漏水が認められ、一昼夜で70tから100tの漏水があってました。そして、この張りかえた被覆材も劣化が厳しく、改修を行った場合、新設工事に近い大規模な改修工事が必要ということもあり、閉鎖をさせていただきました。

 なお、その後に作りました駐車場の活用につきましては、まだ平成21年10月21日に竣工検査が終了したばかりでございまして、現在、あまり使われておりませんが、(「開催、開催って」と言うものあり)開催については、現在、平成22年2月2日に使ったという報告をもらってます。ただ、大久保議員御存知のように、ここの付近には吾妻体育館、それから吾妻の武道場が隣接をいたしております。特に、この武道場については駐車場がほとんどない状況で、利用者に非常に御不便をかけております。そして、この両施設での開場が、吾妻の体育館は今、駐車場として使っているのですが、ここで武道場と体育館での同時開催が今できない状態で、旧吾妻町の時代からそのような大会開催については遠慮してもらってたのですね。今後はそのようなことがまずないし、それから吾妻中学校が隣接しておりますので、入学式、それから卒業式、運動会等々の行事等にも利活用できるというふうに考えております。



○議長(石田?春君) 大久保正美議員。



◆13番(大久保正美君) 今の答弁はおかしい。プールをぶっ壊して駐車場作った。体育館には中学校と隣接しとる。逆に体育館で行事が多くて、大概土日が多いのですね、そういう行事が。その場合、逆に中学校を利用できる。ですから、今のプールをぶっ壊して作った駐車場は体育館のサブ駐車場みたいなこと言うけども、今、2月2日に使ったと。10月か、それぐらいに完成してただ1回。それぐらいの利用度であれだけの立派な駐車場を、それだったら、そのまま砂利を敷いて固めて、あれだけの金、1,500万円もいくらも金かけんでよかったでしょう。長年、吾妻町で親しんでこられてきた、中学生も授業に使いよったプールを壊して、あの駐車場を作るということはそげん利点はない。言われることは、やはり子どもたちからお年寄りまで生涯スポーツ、健康増進と言われますけども、このプールも健康増進の一環です。もう少し町有地を有効活用するようなことをしていただかないと、合併してよかったよかったという話は出てこない。そのうえ、長年あった親しまれてきたプールはぶっ壊して、誰も使うとらん駐車場を作っとる。地元の議員はなんばしょっとかって言われてもしょんなか。その辺は市長、先程小浜やから小浜ばっかって私がさっき言うたでしょうが。小浜ばっかししよって言わんて。小浜もしてよかって言ったろ。それは誤解のないようにしていただきたい。

 ですから、スポーツの振興を訴えるなら、やはり小中学校のクラブ活動などの指導者の不足、この辺もやっぱり考えていただきたい。格差の是正が子ども達に相当出ております。サッカーを例にとりますよ。サッカーにすれば、やはりサッカー人口は国見町が一番多い。ですね。それで、大塚、吾妻あたりもサッカーする子どもたちいるのですよ。そういう時に指導者がいない。その辺もやっぱクラブ活動の父兄さんたちもかなり苦労なさっとる。そういうところにもな、力を入れていただきたい。私はそう思っております。その辺はどうですか。



○議長(石田?春君) 塩田教育長。



◎教育長(塩田貞祐君) 指導者不足につきまして、それから指導者の必要性については、私も大久保議員と同じように考えておりますし、教育委員会といたしましても社会体育の振興を含めて、指導者の要請についても頑張っていきたいと考えてます。



○議長(石田?春君) 奥村市長。



◎市長(奥村愼太郎君) プールにつきましては、プールの改修費用というのがございました。かなり老朽化しているということがございまして、全体的にやりかえなければならないということと、今後の維持補修に随分と経費がかかるということでございましたので、この際そういった形で議会にもお諮りさせていただいて、そういうふうに決定したわけでございます。

 確かに議員御指摘のとおりに、合併してからいいことはなかったという声は私もよく聞くわけでございまして、とにかく今、一つの町がそれぞれに発展してきたのは一つになるための、いろんな意味で細やかなことに対しましては目配りがきかない部分もございます。ただ、これからそういうことも含めていろいろと議会とも御相談し、また議会とも議論をさせていただきながら、やっぱり地域の発展ということも考えていかなければならないと思ってます。

 ただ、プールにつきましてはそういった事情がございました。それからまた、指導者につきましても、今後やっぱり、議員御指摘のとおりにサッカー大会に行きますと、今は国見だけではなくて各学校の生徒たちも一生懸命サッカーに親しんでおりますし、そういった意味でのやっぱり均等な指導者の育成というのも考えていかなければならないというふうに私も思っております。



○議長(石田?春君) 大久保正美議員。



◆13番(大久保正美君) プールは新しく補修をして維持すれば多額の金がかかるということでございますけども、先程の愛野運動場の、サッカー場を含めた運動場の施設に9億円以上かかる。そして、自主負担金が、自主財源が2億4千万円ぐらいかかる。その部分の、そういうことを考えるならば、プールも2億円はかからなかったと思っておりますよ。そういう金があるなら、このサッカー場はやはり県の敷地の国見の百花台公園に作っていただいて、その浮いた2億4千万円でも吾妻町のプールでもできたのじゃないかと思ってるのですよ。こういうところにはそういう金を使って、こっちには多額の費用がかかったからもうぶっ壊して、誰も使うとらん駐車場を作ったって、のうのうとしとる。そういうことではいかんですよ。その辺については、やはり多額の費用がかかっても維持するところは維持して、かけんでいいことはかけないでいただきたい。

 そして、これもまた市長にはお願いでございますけれども、百花台に作っての県の申し出、これはやはり担当課ぐらいでは話にならん。副市長を2人ぐらい連れて、市長が先頭になって県の敷地の国見の百花台にどうだろうか。今度、新しく知事も変わりますので、これは担当課ぐらいでは話つきませんから、その辺をやっぱり強く、政治力を持って、2人の立派な副市長がおられますので、今度は3人で一緒に行ってやっぱ頑張ってもらわんと本当にいけんですよ。そのためにも、先程も申しましたように、雲仙市としても国見の百花台については維持費も県に負担しよる、300万円以上。それを考えますと、これは市長にやっぱり頑張っていただかないかん。その辺は市長、それに取り組む、その考えはどうですか。県の百花台でどうしても作っていただきたい。そして、あとの維持管理も県が負担する。そして、利用は長崎県民である雲仙市民も活発に利用すると。これが一番ベターじゃないかと思っておりますけど、どうですか、市長。



○議長(石田?春君) 奥村市長。



◎市長(奥村愼太郎君) 先程も申し上げましたように、今、広く皆さん方の意見を伺っております。ですから、それがどういうふうな結果が出るのか、それからそういうことも、議員の御指摘の意見も考慮させていただきたいと思っております。



○議長(石田?春君) 大久保正美議員。



◆13番(大久保正美君) いろいろありますけど、時間がありませんので次に移ります。

 次に、設計における建設資材の特許品や特殊品の使用についてでございますが、特許品や特殊品は通常のものよりも値段も高く、優れた機能を発揮する、優れたものという印象がございますが、その数ある中の一つ、道路側溝の特許品であります排水ドレンつき側溝を例にとりましてお尋ねいたします。

 私もこの製品の使用箇所を見ておりますが、同じ道路で左側が雲仙市の高い特許品の側溝を使用、右側は南島原の普通の、どこにでもある側溝を使用、大変不思議でありました。また、完成をして二、三カ月しかたたない工事箇所のその特許品の金具の部分には雑草が生え、穴が詰まっておりました。特許品が示す機能は全く生かされておりません。雑草の生えた、詰まった状況を知っておられるのか。知らなかったとしたら市民の血税でなされている事業は大変無責任であります。今後、この使用予定についてでありますが、どのようにお考えなのかお尋ねいたします。

 また、設計の時にこの製品と同等のものと書かれていても、その製品に特定の名前、柄などが入っていたら、その製品と同等の製品を見つけることは不可能であります。このような場合、特定業者の優遇のように思われますが、いかがですか。また、この頃ガードレールの基礎も特許品が使用されているように聞き及んでおりますけども、その強度など従来のものと相当な差があるか、実験済みなのか、その数字を示していただきたい。

 以上、お尋ねします。市長、まずは市長から。俺が言うたのば聞いちょらんやったとかな。



○議長(石田?春君) 奥村市長。



◎市長(奥村愼太郎君) 今、議員御指摘のあったとおり、私もこのことにつきましては、今まではこういったことがあったのかどうか確認しなければならないなというふうに思っております。

 それから、今、御指摘の資材の問題でございますけども、このことにつきましても、私は、議員が御指摘のとおりの誤解があったかどうか、その辺は少し詳しく調べてみたいと思ってます。



○議長(石田?春君) 大久保正美議員。



◆13番(大久保正美君) 市長、何のために通告をしとるか。通告をしたから、それ調べて答弁できるようにしとかんといかん。なら、最初から通告せんほうがましですたい。調べるなら、それ調べるために、答弁ができるように通告出してるのですから、それは調べとらな答えようがなかろうけん。通告出しとるのですから、これからよく調べて答弁してくださいよ。



○議長(石田?春君) 境川副市長。



◎副市長(境川秀生君) まず、1点目の建設工事の設計の仕方についての中で、設計における建設資材の特許製品あるいは特殊資材の指定について、まずお答えさせていただきます。

 まず、市が発注いたします工事におきまして、この特段の地理的条件あるいは特殊施工、こういったものの条件が整わない限り、特殊製品や特許製品を指定するということは現在いたしておりません。

 また、市の職員で構成をいたします雲仙市工事入札手続等検討委員会を初め、公共工事のよりよい入札、契約手続等を行うための組織や職員説明会の中におきましては、理由のない製品等の指定、こういうものは原則禁止として職員の皆様には周知をいたしております。仮に特許製品、あるいは特殊製品を指定する、こういった必要がある場合、担当課において十分検討を踏まえて指定をするように指示をいたしております。

 それからなお、製品の性能等をわかりやすくするために、これは一定の製品等の名称、あるいは企画を図面で図示する場合がございます。これは、あくまでも同等品以上であれば使用してもいいということで図面等に載せさせていただいております。

 それから次に、2点目の2次製品を優遇、そういったものはないのかということでありますけども、建設工事を発注する際に製品等の図化につきまして図示をするわけですね。そうした場合、公共工事の品質確保と適正な完成を達成することを目的とした積算基礎として、入札に参加した企業が統一した認識のもとで適正な積算が行われるために、参考製品として、基本設計にそういった特殊製品の図示をする場合がございます。

 それから、基本設計図であらわす製品につきましては複数ある場合がありますけども、その設計書の中に、それぞれすべてを図化することが困難でありますので、例えば一つの図示をして、現場状況や公共工事を完成させる上での標準的な製品を抽出して図化をしておりますので、必ずしもそれを使えということではございません。工事請負者が図化した製品以外を求める場合もございますので、その場合も基準を満たす同等品以上の製品であれば使用できるということで、業者の方にも周知をいたしております。



○議長(石田?春君) 大久保正美議員。



◆13番(大久保正美君) この特殊製品の特許品、金具ドレーンつき、これは使用していないということですね。特許品は使用していないと。それで、柄とかそういうことを、特殊品を指定する時もあると、その時のことを言いよるんですよ、ずっとじゃないのですよ。「その時もある」、そういうあいまいな答弁では、私が今日せっかく質問したことは何にもならん。私が先程も言ったように、柄とか、ちょっとした名前が入っている、そして図面には同等品と書いておかないと違反になる。柄とか何とかは、ちょっと字が違えば同等品じゃないじゃないかと担当課から言われたら、それを見つけるのに困難だから、1カ所しかないところに買いにいかないかん。そういうことを言っとる。その2点、答えてみてください。



○議長(石田?春君) 境川副市長。



◎副市長(境川秀生君) まず1点目の使用していないといいますのは、設計図面上では1つの製品を図示する場合がありますけども、必ずしもそれを決定するものではないということで、参考図示する場合がありますということで答弁をさせていただきました。

 そして先程、特殊製品を使う場合は、必ずそれを図示して指定したものでなければならないと、そういったものは必ずその理由を載せて使用してくださいというふうなことで、周知徹底を図っているということで御理解をいただきたいというふうに思います。(発言する者あり)

具体的に私のほうで、今それを使っているか使ってないかというのは、現場では確認をいたしておりません。大変申しわけありません。



○議長(石田?春君) 大久保正美議員。



◆13番(大久保正美君) 先程申したように通告をしとっとだから。通告をしてるのですよ。市長もしとる。何のための通告か。調べとかんば、いかん。私が現に見てきとる。金具ドレーンつきの現場を。

 そして、これをちょっと読みます。「請負者が使用する建設資材は市内から調達することを努力義務とする」、これは工事仕様書に載っとる、書いてある。これは、やはり建設屋にすれば、かなり負担になる。そして下の段は7条ですけども、「請負者は市外の下請人及び建設資材を使用する。市外の建設資材を使用する場合は、その理由を添付した書面を監督職員に提出しなければならない」、こういう文言が書いてあります。これも、やはり指名競争入札とかいろんなことを、こういう文書があるということは、かなり建設業、仕事をいただく業者のほうには負担になる。そして、いずれかは、こういったことが点数にも加担されるのか、検査の時に。わざわざ、よそから市外業者から資材をとった場合の理由書を添付せないかんということまで、この工事仕様書に載っとる。これは載っとる載っとらんは答えてくださいよ。



○議長(石田?春君) 境川副市長。



◎副市長(境川秀生君) まず、建設資材の地元購入についてですけども、これは先程御指摘がありましたように、市が発注をいたします工事につきましては、入札に付するこの仕様書の中に、下請企業は市内本社の企業であること、これを1つ。それから、先程言われました市内本社の企業から建設資材を調達することとする、この2つを努力義務として載せております。

 このことにつきましては、公共工事がもたらす影響、あるいは請負者や受注者のみならず、市内の雇用、あるいは経済の活性化などに公共工事が幅広く影響いたしますことから、努力義務として示しているものでございます。それから、議員御指摘のとおり、建設資材においては少数の事業所がないという場合も想定をされております。

 しかしながら、一応私どもといたしましては、基本的には、この努力義務と申しますのは市内業者の方を活用していただきたいということを基本としておりますけども、例えば価格、あるいは納期など、請負業者と協議が整わない場合、こういった場合は市外の事業所からも調達するということはやむを得ないということでいたしております。このことにつきましては、今議員御指摘のとおり、業者の方がそういった思いがあるということでありますので、今後さらにそういったことも含めて、業者の方にも周知をしてお願いをしてまいりたいと。

 それから、現在のところ、このことによって報告を求めておりますけども、これはあくまでも業者にペナルティーを与えるとかそういったことではなくして、どういった割合で市内・市外の利用がされているのかと、そういったことでの報告を求めているという段階でございますので御理解をいただきたいというふうに思います。



○議長(石田?春君) 大久保正美議員。



◆13番(大久保正美君) 先程、特許品を使とらんということは返事をもろうとらんけど、後で最後に返事をしてくれ。特許品は使っていませんと言われたけん。

 2次製品の、さっき副市長が地元工事については、私はこういう意見を持っとるのですよ。この2次製品屋も少ない。県では県産品ということをうたっております。ですから、やはり地元製品屋から優先的に見積もりをとる。請負業者が入札でとった業者、2次製品ブロックなんかを買うのに地元の製品屋から、2社しかないけども、そこから優先的にとる、地元優遇で。そして、長崎県産品の2次製品屋、建設資材屋ですね。長崎県産品のところからも見積もりをとると。そして適正価格かどうかを比較できるような体制をしていただきたい。市外から2次製品を買った時、理由を添付しなさいじゃなくて、そういうやり方に変えていただきたい。

 やはり建設業者は、役所に仕事を90%から80%依存しとれば、役所の、こういう添付しなさい、よそから買うた理由をつけなさいとか書いてあるのは、相当、圧になる。我々一般の人が買い物は地元でとか、昔、たばこは町内でとか、そういう言葉とは全然違うのですよ。役所の人が建設業者さんに、よそから買った、市外から建設の資材を買った理由を添付しなさいとかいうようなことは、言葉はいいですけども、相当圧力になる。

 ですから、私が言ったように優先的に地元から見積もりをとって、そして市外、県産品の業者から2次製品の見積もりをとって、それが公平な価格であれば市外からもとっていいじゃないかと。見積もりを添付させるとか、それぐらいのことでいいじゃないかと思うのですけども。あまり強制的に、言葉は優しいけども、役人の言うことは重荷になる。その辺をよく考えて、やっていただきたい。どうですか。



○議長(石田?春君) 境川副市長。



◎副市長(境川秀生君) 先程もお答えいたしましたように、例えば市内業者、それから市外業者から、今御指摘がありましたように見積書をとった場合、その価格に差がある場合、あるいは市内業者からの努力義務としておりますけども納期の問題、あるいは製品の数の問題とか価格の問題で折り合いがつかなければ、それにつきましては市外業者でもよろしいですよというような指導をしておりますけども、今御指摘がありましたように努力義務と行政側がしているということで、業者の方も大変威圧的な感じがあるのではないかというふうなことでありますので、その辺につきましては、例年、業者の方に集まっていただいて説明をいたしておりますので、さらにその辺の、強制ではないということと、あくまでも見積もりをいただいて、そして折り合ったところと契約をしていただく。これは当然、私どもとしてはそのように捉えております。

 それから先程、最後に市内に使っていないというふうにお答えしたということですけども。大変申しわけありません、そのことは私はまだ把握しておりませんので、撤回をさせていただきます。認識不足でしたので、お詫びいたします。



◆13番(大久保正美君) 一言。通告を、先程も何回も申しましたのですけども、一般質問について通告をしているのですから、やはり市長も含めて執行部は、通告した分をよく把握して調べていただきたい。そして、建設部長。



○議長(石田?春君) 時間ですけど。



◆13番(大久保正美君) 話中じゃろうが。延ばしてくださいよ、少し。



◎建設整備部長(緒方和人君) 先程御質問の排水ドレーンつきの側溝を使っているかどうかということですけども、ただ今、道路河川課のほうに確認しましたら、市道第2南串山線で、その製品を使用したということで報告を受けております。今のところ、1カ所だけ聞いております。(「終わります」と発言する者あり)



○議長(石田?春君) これで、13番、大久保正美議員の質問を終わります。

………………………………………



○議長(石田?春君) ここで13時まで休憩をいたします。

=午前11時54分 休憩= 

=午後1時00分 再開= 



○議長(石田?春君) 休憩前に引き続き会議を再開します。

 次に、4番、平野利和議員の質問を許します。平野利和議員。



◆4番(平野利和君) 皆さん、こんにちは。公明党の平野です。12月議会にて、全国の公明党議員において介護総点検運動を行っていると報告をいたしましたが、そのアンケート結果に基づいて少し質問をさせていただきます。

 日本は今、人類が経験したことのない超少子高齢化社会へ突き進んでおります。人口に占める65歳以上の割合は22%を超え、2025年には高齢化率が30%に達すると予測されています。しかも、要介護者は、現在の約2倍の784万人に上ると推測されております。

 そのような中、アンケートにて、まず第1に全国市町村要介護認定のあり方について利用者や事業者から寄せられた意見で多かったものは、「認定審査に時間がかかる」が6割を超え、「認定結果が低い」「認定審査員や訪問調査員の負担が大きい」が続きました。そこで、介護保険申請から認定までの期間が長いため、早急にサービスを利用したい方が困っている現状であります。雲仙市においては、調査、認定まで、どれぐらいの時間がかかっているのか、お尋ねをいたします。

 第2に、「介護保険適用までの事務が煩雑で時間がかかり過ぎている。事務を簡素化してスピーディーにし、すぐに使える制度に改善すべきである」と続きます。実態と、改善に向けた取り組みをお尋ねいたします。

 次に、小規模多機能施設の設置促進についてお尋ねをいたします。今後、充実していきたいサービスでは、小規模多機能居宅介護、認知症対応型グループホームがともに4割を超え、介護老人福祉施設(特別養護老人ホーム)も4割近くになっております。この他、短期入所生活介護、訪問介護に力を入れていきたいと答えた自治体が多くありました。小規模多機能施設とは、住み慣れた家で安心して生活できるように、必要に応じて「通い」を中心に「泊まり」「訪問」を組み合わせて利用できる在宅介護サービスです。介護が必要になって、安心して自分の家で生活することができる理想的なケアを実現したホームです。なぜ、我が地域に少ないのか、お尋ねいたします。

 そして、地域で暮らせる環境を拡大するため、雲仙市において、小規模多機能施設の設置促進への取り組みをどうお考えでしょうか。また、今後必要なサービスについてはどのようにお考えでしょうか、お聞かせください。

 あとの再質問においては、自席にて質問をさせていただきます。どうかよろしくお願いいたします。



○議長(石田?春君) 奥村市長。



◎市長(奥村愼太郎君) 平野利和議員の御質問にお答えさせていただきます。

 介護保険制度につきましては高齢化の進行とともに要介護者が増加し、従来の老人福祉や老人保健では介護問題への適切な対応が難しくなってきたことを受け、平成12年4月に創設をされました。平成21年4月から第4期介護保険事業計画が始まりまして、保険料等の見直しも行われたところでございます。

 市といたしましては、要介護者の尊厳を保持し、能力に応じ、自立した日常生活を営むことができるよう支援するという基本理念のもとに、高齢者の介護予防や社会参加の促進を図るため、今後とも、健康づくり、介護サービスの充実に努めてまいる所存でございます。

 また、小規模多機能施設の設置促進についての御質問でございますが、この点につきましては経営的に難しい部分もございます。詳細につきましては担当部長より答弁をさせていただきますので、よろしくお願い申し上げます。



○議長(石田?春君) 酒井市民福祉部長。



◎市民福祉部長(酒井忠信君) 平野利和議員の御質問にお答えいたします。

 介護認定についてのお尋ねですが、まず介護認定の流れについて御説明いたします。介護保険の被保険者が介護保険の給付を受けるためには、島原地域広域市町村圏組合介護保険課において、要介護者または要支援者の認定を受ける必要があります。認定の手順は、介護保険課において支援や介護が必要になった方からの申請を受け、認定調査員による心身の状態調査及び主治医の意見書により1次判定が行われます。さらに、その結果に基づき認定審査会に諮られ、日常生活における自立の程度や必要とされる介護の程度について、調査時に記載された特記事項や主治医の意見書の内容を踏まえた総合的な判断の上、2次判定として自立及び要支援から要介護度5までの認定結果が出されております。

 なお、調査、審査及び判定に当たっては、公平性と客観性の観点から全国一律の基準が設けられております。

 議員御質問の申請から認定までに要する時間についてでございますが、介護保険法により、当該申請のあった日から30日以内にしなければならないとあり、保険者であります介護保険課においても、これらにのっとり30日以内に結果が出せるよう努力されているところでございます。

 しかしながら、先程も申したとおり、認定審査会には調査員の調査結果と主治医の意見書などの資料が必要となり、調査においては、申請の受理後、早急に調査員に調査依頼書が発送され、調査員は調査対象となる方、またはその家族との連絡調整を行い認定調査を実施いたしておりますが、連絡等がスムーズにいかず、一定の都合等により調査が遅れる場合があると聞いております。

 また、主治医の意見書の作成につきましても、同様に申請の受理後、主治医に依頼書が発送され、受診歴のカルテ等に基づき意見書の作成が行われますが、最新の状態を記載する必要があるため、依頼書を受けた後、再度対象者に受診を促す主治医が多いのが現状であります。

 しかしながら、再度の受診に来られなかったり、また本人の状態が安定しない等の理由により主治医意見書の作成ができず、提出が遅れる場合があると聞いております。このような調査の遅れや主治医意見書の遅れなどにより、30日以内で認定結果が出せない場合があると聞いております。

 次に、出された認定結果が低いとのことですが、その理由として考えられますものは、平成21年度要介護認定の方法の見直しが行われたことによるものと考えられます。しかし、昨年の10月、それらを踏まえ認定調査員テキストが修正され、調査員等に対する研修が行われた上で、新たな方法による要介護認定が開始されました。その結果、昨年4月から9月までに新規申請を行い被該当となった方などに対し再申請を勧奨した結果、より適切な要介護認定となったとの報告がなされております。現在では、これも解消されたと聞いております。

 次に、小規模多機能型居宅介護施設設置の推進についてでございますが、この介護サービスは通いを中心に、随時、訪問や泊まりを組み合わせたサービスを提供するものであり、要介護認定者、認知症高齢者の在宅支援という観点からも必要なサービスと考えております。

 しかしながら、1日の利用定員が15名、宿泊は9名が限度となっており、さらに報酬自体も歩合制でなく月額定時制であり状況に応じた支給ができないため、その経営は非常に厳しく全国的にも整備が進まない状況にあって、島原地域広域圏内においても、当該サービス提供事業者は未設置となっております。

 ただし、介護保険課では、平成21年度から平成23年度までの第4期介護保険事業計画期間内において、当該サービスの実施に向けた指定等を検討するとされておりますので、市といたしましては、今後、介護保険課と当該サービスについての協議を重ね、設置を希望する事業所の相談等に対しましても連携をとり対応してまいりたいと思っております。

 それと、先程、申請事務手続の簡素化の問題につきましての御質問がありましたけども、この問題につきましては、厚生労働省におきましては2月3日に介護保険に関する書類、事務手続の簡素化を図るため、サービス利用者、事業者、従事者、自治体関係者などからの意見募集を始めたとのことであり、国において、十分この辺については今後検討されるのではないかと考えております。



○議長(石田?春君) 平野利和議員。



◆4番(平野利和君) わかりました。

 では、今の答弁において、遅れる場合があるということで御返事がありましたけども。昨年度といいますか、何人の方が申請して、何人の方が30日以内に結果が出なかったのか、お尋ねいたします。



○議長(石田?春君) 酒井市民福祉部長。



◎市民福祉部長(酒井忠信君) 平成20年度におきましては全体の申請件数が1万1,297人でありましたけども、30日以内に認定ができましたものは5,359件ということで、パーセントでは47%でございます。

 ただ、新規の場合はあれですけども、更新の場合は60日以前に介護の認定者へ更新の手続の依頼をしますものですから、その辺につきましては60日以内になりますと約96%ほどいたしております。



○議長(石田?春君) 平野利和議員。



◆4番(平野利和君) わかりました。

 とにかく小規模多機能施設は難しいということで御答弁がありましたけども、自分の住み慣れたところで暮らしたいという要望が大半だと思いますので、ぜひ実現できるように取り組んでいただきたいと思います。

 今日の新聞ですけども、この小規模多機能施設介護の充実ということで、3日の参議院本会議でも、首相が「活用、普及を図りたい」という答弁をされておりますので、ぜひ雲仙市としても考えていただきたいと思います。

 次に、ヒブ(インフルエンザ菌b型)というヒブワクチンと小児用肺炎球菌ワクチン接種助成についてお尋ねいたします。

 小児用細菌性髄膜炎とは、脳を包む髄膜に菌が取りつきますので、極めて重大な病気です。早期診断が大変難しい上に、抗生物質が効かない細菌が増加していくそうです。中には電撃的経過として、わずか1日で死亡することもあるそうです。年間発生数は約千例もあり、子どもの2大原因菌はヒブ菌と肺炎球菌ということです。今日は議長にお許しを得て、図で説明させていただきます。

〔図面を示す〕

 ちょっと見にくいので、皆様に資料をお配りしておりますが。まず、細菌性髄膜炎の原因菌としてヒブ菌、これは55%、肺炎球菌が20%、大腸菌、その他不明ということでずっといきますけども。このヒブ菌と肺炎球菌で75%の原因菌がここにあるということを、この図は示しております。死亡する確率が約5%、脳の後遺症が約25%、発生年齢は生後3カ月から5歳ぐらいまでが多いということです。

 今年2月11日の朝日新聞に掲載された記事を、ちょっと読ませていただきます。

 山口県周南市で、昨年12月、ヒブが原因で細菌性髄膜炎にかかった男の子(1歳9カ月)が亡くなった。事前に予防ワクチンを接種できなかった。男の子が発熱したのは11月23日、夜。38℃あった。両親が疑ったのは新型インフルエンザ。座薬での解熱を試みたが、翌日も症状は改善せず、かかりつけの医師のもとに連れていった。しかし、体内の酸素濃度が異常に低く、総合病院へ搬送。入院が決まって病院へ移動する最中、男の子は父親の腕の中でぎゃっと泣いた。父親は「大丈夫だよ」と声をかけた。これが親子の最後の会話となった。その夜、男の子は意識がなくなった。髄膜炎と診断され、脳死状態のまま、12月1日、母親の腕の中で息を引き取った。男の子はやんちゃ盛りで、家の壁によく落書きをした。今もその跡が残り、父親は見るのがつらいという。両親はヒブの名前を聞いたことはあったが、どんな病気かは知らなかった。ワクチンが定期接種だったらと行政を責めても、接種させていなかった自分たちを責めても、息子は返らない。多くの親は、まさか、うちの子に限ってと思うでしょう。だからこそ定期接種化が必要だというメッセージを息子が残した気がします。

という記事です。

 この新聞にも、子どもの細菌性髄膜炎のほとんどや、ヒブや肺炎球菌などの細菌によって引き起こされる初期症状は風邪に似ていて早期診断が難しいと書いてあります。ヒブワクチンは100カ国以上、肺炎球菌ワクチンは30カ国以上で定期接種となっております。世界から20年遅れて、昨年12月に発売されたヒブワクチンと、欧米より約10年遅れて、今でも未認可の肺炎球菌ワクチンを、ぜひ何割かでも公費助成をお願いするものであります。

 このデータから小児の感染率が極めて高いことがわかります。これらのワクチンで防げる細菌性髄膜炎の被害を大幅に減少できるだけでなく、費用対効果が大変よいので、市全体として医療費の削減につながると思います。

 しかし、これを達成するには一日も早く接種率を向上させる必要があり、その切り札は定期接種化です。子どもは日本の未来です。手をこまねいておらず、ワクチン先進国と同じレベルに引き上げていただきたい。以上の理由にて、ワクチン接種の助成をお願いいたします。市長の御見解をお尋ねいたします。



○議長(石田?春君) 奥村市長。



◎市長(奥村愼太郎君) ヒブワクチンについてお答えいたします。

 ヒブワクチンとはインフルエンザ菌b型ワクチンとも言われて、脳や脊髄を通ります髄膜に細菌が感染して起こる細菌性髄膜炎を予防するワクチンでございます。普段、インフルエンザ菌b型は鼻の奥に潜んでおりますが、胃腸炎や風邪にかかり体調不良になった時に、血液を介しまして髄膜へ侵入し、重篤な全身感染症を引き起し、発育障害、聴力障害、てんかん等の後遺症を残すおそれがございます。日本では、毎年、約600人の子どもたちがインフルエンザ菌b型に感染し、そのうち約5%は死亡に至っております。約20%が、先程述べられたような後遺症を残されています。

 我が国では、その予防策として平成2年12月よりヒブワクチンが使用可能となったことにより、本市におきましては、子どもたちの命を守るとともに子育てにかかる経済負担を軽減するために、施政方針でも述べましたとおり、平成22年度から任意の予防接種としてヒブワクチンの予防接種を実施いたします。

 ヒブワクチンの接種は、生後2カ月から7カ月未満までの乳児では3回、そして1年後に追加を1回接種し、合わせて4回が標準的接種回数となり、7カ月以上1歳未満児では2回、追加1回、1歳以上5歳未満児では1回のみの接種となります。ワクチンの接種費用は1回当たり7千円かかりますが、本市では、その接種費用の半額となる3,500円を接種される際に助成する予定にしております。

 平野議員の御指摘のとおり、子どもたちは市の宝でございますので、このことによって後遺症が残ったり、あるいはとうとい命をなくさないように、我々もこのヒブワクチン接種の機会、また普及活動に全力を挙げて努めていきたいというふうに思っております。



○議長(石田?春君) 平野利和議員。



◆4番(平野利和君) 接種助成のことを明言していただきました。ありがとうございます。

 今申したとおり、私たちも同じなのですが、ヒブとはどういう菌なのか、ヒブワクチンとはどういうことなのかということを知らない親御さんたちが多いと思います。その啓発活動といいますか、そういうことはどうお考えでしょうか、お尋ねいたします。



○議長(石田?春君) 酒井市民福祉部長。



◎市民福祉部長(酒井忠信君) ワクチンに関する広報、周知についての御質問でございますけども。ヒブワクチン、小児用肺炎球菌ワクチンについての市民への周知はどのように考えているかというお尋ねでございますけども。

 現在、生後2カ月前後の赤ちゃんを育てられている保護者へ、「予防接種と子どもの健康」という冊子を送付しております。また、3カ月時赤ちゃん健康相談時には、雲仙市の母子保健サービスの案内も含めて予防接種の受け方などを説明しております。両ワクチンについての情報につきましても、今後、冊子や赤ちゃん健康相談、各種健康診査等の機会を活用したり、広報うんぜん、ポスターの掲示等で市民への周知に努めていきたいと考えているところでございます。



○議長(石田?春君) 平野利和議員。



◆4番(平野利和君) ありがとうございます。ぜひ、雲仙市として、未来の宝の子どもを守るという決意で周知徹底と助成の援助をお願いしたいと思います。よろしくお願いいたします。

 次に、島原半島ジオパーク事業の、今後の雲仙市としての取り組みについてお尋ねいたします。

 島原半島、糸魚川、有珠山の3地域が世界ジオパーク加盟となっております。確認のためにジオパークとはどういうことなのか、教えていただきたいと思います。



○議長(石田?春君) 中山観光物産まちづくり推進本部長。



◎観光物産まちづくり推進本部長(中山孝君) ジオパークとは大地の成り立ちや地形、地質をテーマにした自然公園であり、一言で言えば地球の歴史を学ぶことができる野外博物館と言えます。

 お話にありました島原半島ジオパークは島原半島全域を指しておりまして、人と火山が共生しているジオパークということが、他のジオパークには見られない大きな特徴でございます。

 ジオパークの中で、特に地形や地質、湧水、それから温泉などの見どころをジオサイトと言っているわけでございますが、島原半島内には実は23のジオサイトがございまして、そのうちの7つが雲仙市にございます。雲仙温泉、小浜温泉とか千々石断層とか国崎安山岩とか、こういうところが入っているという形になります。



○議長(石田?春君) 平野利和議員。



◆4番(平野利和君) 私が勉強したことは、世界遺産ということが保全や保護を重視するのに対して、ジオパークは教育や観光を通じた地域の振興にも目を向けるということであると考えております。こういった目的に向かって、雲仙市として展開をどう計画されておるのか、それをお聞かせください。



○議長(石田?春君) 中山観光物産まちづくり推進本部長。



◎観光物産まちづくり推進本部長(中山孝君) 世界遺産とジオパークの違いは、今、平野議員おっしゃったとおりでございます。

 それを中心に、雲仙市として、今後どんな取り組みをするのかということでございますが。ジオパーク事業というものは3市がばらばらに取り組んで行うものではなくて、やはり3市が同一歩調で取り組まなければならない事業だというふうに思っております。

 現在、市は、島原半島ジオパーク推進連絡協議会のメンバーとしまして、市長が副会長を努めております。また、平成21年度4月からは、雲仙岳災害記念館の中にあります島原半島ジオパーク連絡協議会事務局に、観光物産まちづくり推進課より職員1名を派遣いたしておりまして、この協議会で決められた事業計画に沿って、現在、市も含めて活動をしているというところでございます。

 具体的には、協議会において、ジオパークの他国語の説明板やガイドブック、それから外国語のパンフレットとかガイド必携等を作成しております。また、ジオガイドの養成講座の開催を行う他、首都圏でのPR活動や、全国から視察がかなり多く来ておりますので、そういうものに対しての受け入れなどもやっております。

 一方、雲仙市では、それ以外に市民の皆様にジオパークを知っていただくことが重要と考えておりまして、広報紙やホームページによる広報宣伝活動はもとより、昨年8月、雲仙で行いました「はだしであそぼう雲仙」におきまして、ジオパーク事務局と共同で雲仙温泉のミニジオツアーをやったり、また平成21年度には合計5回の、雲仙市民のためのジオツアーを市単独で実施したところでございます。

 今後も、まず市民に知っていただき理解していただくということが一番重要な課題と考えておりますので、この取り組みを継続させてまいりたいというふうに思っております。



○議長(石田?春君) 平野利和議員。



◆4番(平野利和君) ありがとうございます。この問題については、とにかく3市が足並みをそろえていかないといけないと、展開が難しいと考えますので、そのことをよろしくお願いいたします。

 それに、このジオパークを観光に結びつけていこうという考え方があると思うのですが、雲仙市はそこら辺をとにかく力を入れないと観光客も増えないだろうし、そこら辺をどうお考えでしょうか。活動としてどうされているのか、お尋ねいたします。



○議長(石田?春君) 中山観光物産まちづくり推進本部長。



◎観光物産まちづくり推進本部長(中山孝君) 先程申し上げましたとおり、島原半島ジオパークの中には雲仙市だけでも7つの重要なジオサイトがございまして、これは今、平野議員おっしゃったとおり、まさに雲仙市全体を巻き込む新しい観光資源でございます。これまで世界ジオパークネットワーク加盟認定という所期の目標を達成したこの島原半島ジオパークに最も足りなかったのがやはり広報宣伝活動だろうというふうに思います。現実、日本国内を初め、外国諸国にはほとんど知られていないというのが実情でございます。そういうことを踏まえまして、本年1月末に前原国土交通大臣が雲仙市を訪れた際に、市長より島原半島ジオパークの国内外への政府レベルでの広報活動を強化していただくよう要望書を提出させていただきました。

 また、宣伝活動は雲仙市単独ではなかなか困難な面もございますが、市としてできること、例えば平成22年度、1年間を、例えば島原半島ジオパーク強化年とかそういうふうなことを決めて、観光に関するあらゆるイベント等に冠をつけて取り組むとか、修学旅行の素材としては本当に一級品のこの島原半島ジオパークをセールス材料として修学旅行誘致活動に取り組んでいかなければならないと思っております。

 とにかくこの雲仙市並びに島原半島全体に観光客を呼び戻すということが重要でございまして、そのためには、まず雲仙市民にこの島原半島ジオパークを理解していただき、そして観光の新しい地域資源として売り込んでいくための広報活動に積極的に取り組んでまいりたいと思っております。

 以上でございます。



○議長(石田?春君) 平野利和議員。



◆4番(平野利和君) 先程の答弁の中でジオガイドということがありましたけども、私もボランティア団体の方とちょっと話す機会がありまして、この方たちは雲仙普賢岳の噴火災害の時、全国からの物心両面から支援に対しての御恩返しと思っているということを話しておられました。この方たちは、ジオパークを案内することによって何らかのお役に立てばというお考えでおられると思います。雲仙市としてこの方たちをどうお考えになっておられますか。それとも位置づけということをお尋ねいたします。



○議長(石田?春君) 中山観光物産まちづくり推進本部長。



◎観光物産まちづくり推進本部長(中山孝君) ジオガイドにつきましては、現在、島原半島ジオパーク連絡協議会の中で取り組んでおります。今、平野議員がおっしゃった、本当に素直な気持ちでおっしゃってるボランティアガイドというふうな意見があるということも存じておりますし、全く逆に、やはりある程度職業として、雇用創出の意味からもある程度お金をいただいてちゃんとするべきじゃないかという意見があることも実は聞いております。しかし、これは雲仙市だけが勝手に走るわけにはいきませんので、やはり3市との話し合いの中で十分この辺はこれからの取り組みをしていきたいと思います。

 ちなみに、こちらで調べた数字でございますが、初級講座と中級講座って2つがございまして、大体中級講座を受けた方はもうすぐ即戦で出れる、一部もちろん初級講座の方もいらっしゃるのですけど、現在まで初級講座を終了された方が39名、そのうち14名が雲仙市在住の方でございます。そして、中級講座を終了された方は52名で、そのうち6名が雲仙市に在住ということで、ちょっと中級講座で雲仙市の方が少ないので、この辺はもう少し掘り起こしをしていくのも市の仕事だというふうに理解しております。



○議長(石田?春君) 平野利和議員。



◆4番(平野利和君) じゃその取り組み、よろしくお願いいたします。

 それに関連して、ジオパークは、先程申した教育っていう形も考えられると思います。ジオパークの学校教育の取り組み方についてちょっとお尋ねいたします。私が隣の市に出向き話を聞いておいたところ、市内小学校3年生が災害記念館を見学し、学んでいると。市職員の方も、教職員も研修、勉強会を重ねられているということをききました。やっぱり島原半島を知ることで郷土愛が生まれて、そういう観光にもつながるという形で私は理解してるのですけども、雲仙市としてのそういう取り組みはどうなっておりますでしょうか。お尋ねいたします。



○議長(石田?春君) 山野教育次長。



◎教育次長(山野義一君) 失礼します。

 ジオパークの目的の一つに地質遺産を用いた教育の普及があります。先程中山本部長が申しましたジオサイト以外にも、例えば千々石に代表されます石積みされた棚田、それと野菜づくりに適した土など、地形だけではなくてその恵みを受けて生活する人々の暮らしや歴史もジオパークの一つであると思っております。そのような意味から、ジオパークは小中学校における地域教材としての一つとして大変教育的価値があるものと考えております。

 よって、教育委員会といたしましては、これまでの各小中学校の教育活動に工夫を加えた島原半島ジオパーク教育への取り組みを推進してまいります。具体的に申しますと、一つ目には、各教科や総合的な学習の時間等のカリキュラム等への明確な位置づけであります。二つ目に、児童生徒の体験活動の積極的な推進であります。三つ目に、啓発資料等を活用してジオサイトの教材化の推進を図ることだと考えております。平野議員も申されましたけど、これらの取り組みを通してやはり地域を学び、そして地域を知り、地域を大切にしながら生きる子どもたちを育てていきたいと思います。このことが、ひいては日本全国、さらには世界全体へ目を向けることのできる広い視野と郷土を愛する心の育成につながると考えております。

 以上。



○議長(石田?春君) 平野利和議員。



◆4番(平野利和君) 次長が今、言われたことは、もう平成21年度でされてるんですか、それとも平成22年の計画ですか。



○議長(石田?春君) 山野教育次長。



◎教育次長(山野義一君) 一部もう実際に島原の災害記念館ですかね、そういうところ行ってる学校も2校ありますし、例えば雲仙の地獄地帯でガイドをしている雲仙小学校の例もあります。そういう具体的な実践をしている学校も既にありますので、さらにそれを強化し、きちっと全学校実践できるように、特にまた、そのためには教職員の研修も必要だと考えておりますので、教務主任研修会等で講師を招いたり、あるいは夏季休業中をいい機会と捉えて職員の、特に現地での視察ですかね、それ等も考えていく必要があると考えています。職員の研修については、これは平成22年度、今考えているところです。



○議長(石田?春君) 平野利和議員。



◆4番(平野利和君) じゃ教職員の方、また市の職員の方は、まだ今からだということで理解しとってよろしいですか。わかりました。

 次に、若干観光に関連してちょっとお尋ねをいたします。雲仙仁田峠循環道路についてちょっとお尋ねをいたします。

 地元雲仙の方から御意見を伺いました。親戚の方が、冬の雲仙を見学に来たのだが凍結のために通行止めで見学できなかったと、帰っていかれたそうです。私は、すばらしい冬の雲仙は観光の目玉ではないのかと思います。せっかく遠くから観光に来ていただいた方が仁田峠の冬の景色をご覧になれず、がっかりして帰っていかれたというのを聞きましたけども、実態をちょっとお尋ねいたします。



○議長(石田?春君) 緒方建設整備部長。



◎建設整備部長(緒方和人君) まず、市道小浜仁田峠循環線の移管の経緯についてお答えしたいと思いますけども、本件は平成15年度長崎県政策検討委員会により仁田峠循環道路の無料化を検討するよう指摘を受け、平成18年9月15日、観光振興の観点から無料開放を前提とした移管の申し入れが県よりなされております。また、平成19年2月21日、社団法人雲仙観光協会他10団体からも仁田循環自動車道の早期無料開放の要望書が市に対し提出をされております。このようなことから移管に伴う問題点や誘客効果指導として、供用開始するための再整備費や維持管理費及びその財源と県と協議を行うとともに、雲仙市議会全員協議会や平成19年第4回、平成20年第1回と第2回議会定例会等における総務常任委員会及び建設常任委員会、市道路線審査特別委員会で御審議を賜り、平成20年第2回6月本会議において市道として承認、議決を受けまして、平成21年4月より市道小浜仁田峠の循環線として供用開始している状況でございます。

 また、4月から無料化になったのでございますけども、市はなぜ道路を無料化とするのかっていうことで答弁させていただきたいと思いますけども、(発言する者あり)よろしいですか。(発言する者あり)

 積雪、凍結による交通規制の状況ですけども、昨年12月から1月につきましては、例年になく積雪が多く、5回の積雪がありましたけども、12月が11日間、1月が11日間、計22日間の通行止めを行っております。12月16日から連続7日間と、年末の31日から正月にかけ連続4日間からは積雪による終日の通行止めを行っております。除雪等を行う場合は、その後の天候を考慮し行うことが必要でありまして、除雪を4回、融雪剤散布を9回実施し、通行止めの解除に努めたところでございます。



○議長(石田?春君) 平野利和議員。



◆4番(平野利和君) 先程申したとおり、観光客の方が来て上られなかったということでいろんな不満等があったように聞いておりますが、無料化にして観光客を呼ぼうという形で考えられてのことだと思いますが、これは県の管理のままだと無料化にはできなかったのですか。市が委託をしないといけなかったのですか。そこら辺ちょっとお尋ねします。県のままじゃだめだったのですか。



○議長(石田?春君) 緒方建設整備部長。



◎建設整備部長(緒方和人君) 先程申し上げましたように、県のほうからも無料開放を前提として移管の申し入れがありましたし、また、地元の観光協会からも要望がありまして移管が実現したわけなのですけども、無料化については、以前は県は公道、県道とか市道とかそういう種類の道路ではなかったのですけども、公園道路っていう位置づけでした。そういうことで料金は取ることができたのですけども、4月からはどこでも雲仙市内にある市道と同格の道になりましたものですから、その道路については基本的に料金は取られないということになっておりますので無料とさせていただいてるところでございます。



○議長(石田?春君) 平野利和議員。



◆4番(平野利和君) だから、県の管理のままだと無料化にできなかったか、ちょっとお尋ねなのですよ。



○議長(石田?春君) 緒方建設整備部長。



◎建設整備部長(緒方和人君) それは、県が、以前は雲仙に公園事務所を構えておりまして、その仁田峠も公園と一緒に管理をされておりましたけども、それなりの維持経費もかかっておりましたでしょうし、財政的なことでできなかったと思っております。



○議長(石田?春君) 畑中政策企画課長。



◎政策企画課長(畑中隆久君) この無料化につきましては、先程も答弁をいたしましたけども、基本的には雲仙市における観光客の独自政策を展開できると、観光についての独自政策を展開できると。それと、無料化による増客、観光客の増ということで、こちら地元のほうの観光協会のほうもその要望をされております。そういう状況の中で、この道路につきましては再整備をしなければいけないという問題もございました。その再整備をする段階で県の園道として再整備をする場合は、三位一体改革によります補助金の削減、国庫補助金の削減があったわけですけども、それに伴いまして県が独自にその整備をしなければいけないということです。それに対しましては、市のほうも4分の1の負担をしなければいけないという事情もございました。それを市のほうで受けまして、市が再整備をすると。そうした場合に交付金の手だても行いますし、交付税としての措置もございますので市として整備をし、観光客の増を図るということで市として移管を受けたわけですね。市として移管を受けますと、当然市道としての認定をしなければいけません。ですから、市道となりますと道路法の適用を受けますので、どうしても使用料の徴収をすることができないということでございます。



○議長(石田?春君) 平野利和議員。



◆4番(平野利和君) よく、はっきりわかりませんけども、とにかく私は県のままではだめだったのかということをお尋ねしたと思ってるのですよ。だから、いろんないきさつはあったと思うのですが、県のままで無料にできなかったのか。時間がありませんから言いますけども、とにかく私は観光客を呼ぼうとして無料化にされたと思っておるのですが、その無料化になっていることは県のままでそういう無料化にはできなかったのか。私は、市が何でそういうことまで引き受けて無料にしないといけないのかということをお尋ねしたかったのですけども、それをひとつお願いいたします。



○議長(石田?春君) 畑中政策企画課長。



◎政策企画課長(畑中隆久君) 市としてこの市道について移管を受けましたけども、これにつきましては、やはり市の観光客増という形で、(発言する者あり)県が無料化できないということでございましたので、市として。



○議長(石田?春君) 平野利和議員。



◆4番(平野利和君) これは県ではできなかったということですね。ですね。じゃ私もちょっと調べさせていただきます。

 観光客増につながるということでお考えでしょうけども、今年度予算で入湯税、前年度より569万円減になっております。これは観光に来て風呂に入る方が減少するとしての、見越しての考え方ではないのでしょうか。私は、無料化にして観光客を呼ぼうということに逆行しているのではないのかなとちょっと考えたものですから、その辺の御返答をお願いいたします。



○議長(石田?春君) 畑中政策企画課長。



◎政策企画課長(畑中隆久君) 今年の予算についてでございますけども、失礼しました。今年の平成21年度の実績でございます。今の段階で仁田道路を利用した方の見込みが1.53倍になっております。それを換算をいたしますと約16万6千人ぐらいの観光客の増になっております。それを試算をいたしますと、全体的な観光客数は落ちておりますけども、仁田を無料化したことによります観光客の増ですね、これを見込みますとその減少の中でも、要するに入湯税については増加になってるものというふうに思っております。



○議長(石田?春君) 中山観光物産まちづくり推進本部長。



◎観光物産まちづくり推進本部長(中山孝君) 仁田峠と入湯税の問題でございますけど、今、1カ月間アンケートを仁田峠でとっていただいたのを見ますと、断然的にやっぱり日帰りで仁田峠に行かれる方の数がすごく多いのですね。従って、仁田峠が無料化になって、仁田峠、確かに車はもう去年の2倍近い数字に伸びてますけれども、果たしてそれが、いわゆる宿泊してお風呂に入ってとかっていうところまで結びついていないというところがやっぱり一つの減になるんじゃないかな。それにつきましては、もういろいろの、もう御承知のとおり世界的な不況とかたくさんの理由がございますけども、ただこのままではいけないと。とにかく宿泊客を増やしていくことに頑張っていきたいというふうに思っております。

 すみません、回答になってません。



○議長(石田?春君) 平野利和議員。



◆4番(平野利和君) もう最後ですね。私は、雲仙市はとにかく観光に来ていただいて、雲仙、島原その他のまちに泊まってもらうことが大前提だと考えております。もっと工夫をして観光客を呼ぼうという形で考えていただきたいとお願いをして、これで終わります。

 以上です。



○議長(石田?春君) これで、4番、平野利和議員の質問を終わります。

………………………………………



○議長(石田?春君) ここで、2時5分まで休憩をいたします。

=午後1時51分 休憩= 

=午後2時05分 再開= 



○議長(石田?春君) 休憩前に引き続き会議を再開します。

 次に、21番、町田誠議員の質問を許します。町田誠議員。



◆21番(町田誠君) 通告順に従いまして、主なタイトル2点ほど質問させていただきます。

 まずは、職員の意識改革についてをお尋ねします。

 市長、これは、福祉医療費の支給に対する認識が全くなく、再発防止に向けての指導徹底をどうしているかということを尋ねますけどね。これは一昨年お尋ねした案件ですから、そういうことも頭の中に描いてちょっと聞いとってください。

 平成20年12月、第4回定例会市議会一般質問で、身体障害による福祉医療給付についてお尋ねを行った。内容とすれば、合併前までは福祉医療費は毎月15日までに支払いすれば、月末には指定された口座へ振り込まれていたと思われます。通常は3カ月後に振り込まれているということであるが、雲仙市になってから3カ月以上待っても入金が行われていない。不審に思い、以前、愛野の福祉事務所ある時ですね、愛野の福祉事務所に出向いて問い合わせたところ、担当の職員が、仕事が多いので今後は気をつけて見ておきますということながら4カ月後にやっと振り込まれた。今のような問題も車を持っている人でなければ、なかなか確認のために銀行、郵便局等にも行くことは困難である。高齢者の方にとっては大変な仕事である。以上の状態が続くため福祉事務所に何度となく足を運び、電話し、話す中で、3カ月の猶予があるのになぜ福祉医療の手続が遅れるのかと尋ねると、担当の男性職員は手続する人がたくさんいるのでやりくりができないと言ってるんですよ。福祉医療の受給者にとっては、こういう発言は関係ないことなのです。言いわけにしか過ぎないわけですね。前回、発生した事案を重く受け止め、職員の意識改革、再発防止について市長に尋ねたら、また当時の上司も今後、このようなことがないよう十分注意を行うよう努力すると答弁があった。

 今回また同様の事案が発生している。平成21年12月中旬ごろ、ある方から市内福祉課の担当の男性職員より電話があり、前回問題になった当時の男性職員で、内容は平成20年度9月分と10月分の福祉医療費の払い戻しが遅れたことの電話であった。1年2カ月前以上の話ですよね。これ払っておりませんよと。はっきり言って私も驚愕してしまいました。住民は市職員、つまり公務員を信頼しています。今回の職員のミスは職務上の怠慢であることはもちろん、ずさんな管理体制下で勤務している当時の職員、また上司に対する厳重な注意、警告、処分、処罰、市民に不信感を与えた信用性を取り戻すことが大事と思う。前回の教訓が全く生かされていない。残念でならん。納得のいく答弁を市長、期待してます。いいですか。

 前回から払い戻しが遅いということを言い続けてきた結果が今回の事態に発展し、発覚したわけで、もちろん今回のお金絡みのずさんな事案で受給者が過剰に拡大解釈されても弁解のしようはないと思いますよ。今回、未処理の福祉医療費支給件数と金額はいくらやったのか。もちろん職員が出向き、説明、お詫び、趣旨御理解していただいたことだろうと思いますが、時間外でも先方に合わせて説明謝りに行ったことだろうと思います。管理職は別として、職員の時間外手当の件についても尋ねたいと思います。

 また、福祉医療費支給申請書は、本人、病院には控えはなく、役所の担当の管理が悪く、紛失などすればそれでおしまい、管理体制が悪かったらそれでおしまいです。本人も病院も控えがないわけですね、これは。管理体制に疑問を持つ、今回なぜこのような事態になったか。なる前にチェック機能が十分に果たされなかったのが残念でならん。直属の上司が事前に指摘できなかったのは、管理できなかった管理実態も尋ねたいと思っております。

 一昨年、福祉医療費給付について、窓口対応の事務上の処理改善について指導、再発防止を厳しく求めたが、前回も同じ職員がミスを起こし、これは、市長よく聞いてくださいよ。これは、この一人の職員のおかげで真面目に仕事している職員に迷惑ですよ。市長はその時改善するって言ったんだから、そういうことであれば改善しますからということであったから、私は余計腹立つわけですよ。それで、真面目にしている職員が仕事を減退するようなことをこれで作っとるわけですね。真面目に職務を遂行している他の職員にとっては本当迷惑、遺憾である。自分の所属している課の役割、認識、職務の理解、努力を改めてほしい。

 当時の部長は、前回の質問で答弁として、高額医療費等の額が確定するまでの期間は加入されている保険制度によって異なる。国民健康保険の場合は診療月から約2カ月、後期高齢者医療制度の場合は診療月から約3カ月、社会保険や保健組合の場合は高額医療支給決定通知書の提出や保険税の紹介が必要なため、4カ月程度が要するということであったのですよ。ただ、前回、1年2カ月もここで遅れるという答弁はあっておりません。その点を納得のいく答弁をお願いして、あとは自席から再質問をさせていただきます。



○議長(石田?春君) 奥村市長。



◎市長(奥村愼太郎君) 町田誠議員の御質問にお答えさせていただきます。

 職員の業務遂行につきましては、常に市民の側に立って、市民の目線での対応と事務処理に努めることを指導いたしてまいりました。しかしながら、福祉医療支給業務につきまして遅延が発生したことは市民の皆様方に対し、心から深くお詫び申し上げます。前回、申し上げましたけども、このこと御指摘に、また従えなかったこと大変残念に思っております。本当に心から申しわけなく思っております。今後はこのことを重く受け止めましてやっていきたいというふうに思っております。

 まず、議員御指摘の平成20年12月定例議会におきまして、福祉医療費の支給が遅れていたとの御質問につきましては、市が行っている支給業務に関して基本的には申請があった月の翌月末に支給することとしておりますが、高額療養費等に該当する場合にはその額を医療費等の御本人負担額から控除し、福祉医療費支給額を決定することとなり、各医療制度による高額療養費等について確認をさせていただく必要があるために、約2カ月から3カ月間、期間を要する場合がある旨を答弁したものでございました。

 前回、以前から御指摘のあった支給申請につきましては、この高額医療費に該当したものでございます。また、合併前の、これは小浜町でございますが、申請があった月の月末に支給していたとのことでありますが、高額療養費の世帯合算を必要とする場合などは、現在と同様の期間を要していたようでございます。

 前回の御質問以降におきましても、事務処理に当たりましては迅速な対応を心がけ、可能な限り早期に支給するよう指導いたしてまいりましたが、今回御指摘のとおり支給業務の遅延が発生をいたしております。今回の遅延につきましては、高額療養費に該当されるために社会保険事務所に請求していただくことや、その額をお知らせする通知を市へ届けていただくことについての連絡を担当者がしていなかったことが、結果として遅延が発生した原因であり、職員として説明責任を果たしておりませんでした。

 遅延した内容につきましては、社会保険に係る高額療養費の支給決定額の確認が必要なものが5件、未申告による税額未確認のため、国民健康保険に係る高額療養費の支給決定ができなかったことにより留保していたものが1件の計6件ございました。社会保険に係る保険のうちの2件と国民健康保険の1件につきましては、所要の手続に時間がかかった遅延でございましたが、社会保険に係る残り3件分につきましては、担当が失念により連絡を怠ったことが原因で遅延が発生したものと聞いております。御迷惑をおかけした市民の皆様に改めて御迷惑をかけ、お詫び申し上げる次第でございます。

 再発防止でございます。福祉医療費支給事業につきましては、市民から申請があった月の翌月に支払いをするべく業務を行っております。しかしながら、健康保険の加入種別や高額療養費等医療費の内容により、やむなく申請書受け付けから支払事務までに2カ月から3カ月を要する場合もございますが、可能な限り早期に支給できるよう事務改善に努めているところでございます。また、申請者の処理に係る遅延の再発防止のため、現在、留保しております書類がないかを確認できるよう留保理由を詳細に記入する申請書類未処理簿を作成し、処理状況について複数体制でチェックする仕組みとするなど、チェック機能を強化するように部内でまとめているということであります。このようなことが発生することがないよう、さらなる職員への指導と事務改善に向け、取り組んでまいりたいと考えております。誠に申しわけございませんでした。

 残余の答弁につきましては、担当部長より答弁させていただきます。



○議長(石田?春君) 酒井市民福祉部長。



◎市民福祉部長(酒井忠信君) 町田誠議員の御質問にお答えいたしたいと思います。

 今回、福祉医療費の支払い遅延がおきましたことにつきましては、誠に遺憾であり、関係者の皆様に対しましてこの場をお借りし、心からお詫び申し上げます。大変申しわけございませんでした。

 先程市長のほうから答弁がありましたけども、金額、件数につきましてちょっと漏れておりましたから答弁させていただきます。件数につきましては、6件でございますけども、3名の分でございます。そのうち担当者の失念によりましての金額でございますけども、1人3件分でございまして15万9,758円、他のものにつきましては、税の問題とか高額医療の関係の中で所定の手続をしておりまして、送れてない金額もその時長期ありましたから、その分が11万6,867円、計の27万6,625円になっております。



○議長(石田?春君) 町田誠議員。



◆21番(町田誠君) 今、市長、説明いただいた。これはやはりこういう今、市長の言葉は、この前も大体聞いた言葉なのですよね。それで、そういうことであるなら反省をして、今後こういうことがないようにするということは議事録に録られて私も期待をしておったのですよ。けど、最初、酒井部長がその本人も連れて私の家に来ました。それで、私は前回も福祉課のほうでこういうことがあったじゃないかと言ったのですよ。その本人はそこにおってですよ。それで、酒井部長もいや、この人がその当事者ですよって、私も本人は知らないから、前回もこういうことして、また同じこと、こういうこともあっとるじゃっかって私の事務所で話しました。当の本人がそこにおって、実は私ですよって言わんとですから、それで後で、この前来たあの3人来て、あの1人が、1人は野口君だったですけど、あの1人は当事者ですよって聞くけん、まあ1回連れてきてくれろって言うて、それで来たのですよ。私、おまえなんかって、子どもおっとかって言うたですよ。そしたら、子どもおりますって。何で罪を、私はおまえの罪の意識はわかっとかと言いました。子どもおっとかって言ったら、はい、おりますって。私は、もうちょっと仕事に熱中せんかってこう言ったのですよ。あなたのおかげで他の職員にも本当マイナス要因を与えよると。そして市民にも不信感を与えてるって。すると、この男が全く自分の罪の意識がないのですよ。それで、これ前回、おまえこういうふうに窓口で、おまえは対面で言っただろうというて。それがよく記憶にないとですよ、と言うとですね。こういうことは、この人はどこの課に行ってでも同じと思います。それで、人間だから間違いはあるとはあるとけども、どうもそこが先方に伝わっていないわけですよ。

 それと、話が前後します。酒井部長あたりは何回となく、あるお方のところにやっぱり事分けに行っとるわけですね。そうしたところ3人ぐらいスーツ着て行ってるものだから、そこは、子どもが2人おってですね。なんか周囲から金融の取り立てみたいな感じを受けられて非常に迷惑こうむっておりますよ。それで、私のところへも電話がかかってきて、あんまり過剰に反応せんごとしちょってくれんかと、子どもは怖さにかぎばつけたりなんかしたそうですよ。酒井部長がそれ知っとるでしょうけど。一刻も、こちらとすればお詫びをせんといかんと。やっぱり非を認めてせんといかんって。1年2カ月たってからこういうことが発生をするって、公金ですよね。それで、どうしてでもやっぱり公務員というたら、やっぱり地域の奉仕者で、やはり信頼感のある方ばっかりですよね。それで、私もこういうことはどこまで信用してよかか本当わからんという感じが今度は複雑にあって、本当困っております。それで、前回の出来事が反省課題に上がっていないわけです。それと、酒井部長、時間外の処置ですね。これも私はまだ答弁があっておりません。それで、一つ一つごまかさないように、言ったことはぴしっと答弁をしてくださいよ。それで、市長もこの問題をやはり固く受け止めてですね。雲仙市はこういう職員はいないということに胸を張っていけるような更生の徹底をしてくださいよ。これは、どうしても納得がいきません。答弁。その給料関係。



○議長(石田?春君) 酒井市民福祉部長。



◎市民福祉部長(酒井忠信君) すみません。答弁が漏れておりまして申しわけありません。時間外についてでございますけども、訪問した時の時間外についてはつけておりません。それと、先程訪問した問題で御迷惑かけたということでございますけども、こちらといたしましては、発覚した時にできるだけ早く直接お会いしてお詫びをし、また早期に解決したいという考え方で訪問をさせていただいたわけでございますけども、先程御迷惑をかけたことにつきましては重ねて、改めてお詫びを申し上げたいと思います。どうもすみませんでした。



○議長(石田?春君) 町田誠議員。



◆21番(町田誠君) 市長、あなたはこの前、そういうことであるなら、やはり襟を正させんといかんという旨のことをおっしゃったですね。この案件について何かされましたか。例えばその担当、その他それなりのことを綱紀粛正されましたか。答弁願います。



○議長(石田?春君) 奥村市長。



◎市長(奥村愼太郎君) まず、職員の処分の問題はいたしました。それから、議員御指摘のことにつきましても、事実関係の確認もさせていただきました。それで、とにかくこういったことがないようにということは、あの時にたしかやったと思っております。ただ、またこういったことが起きましたんで申しわけないと思っております。



○議長(石田?春君) 町田誠議員。



◆21番(町田誠君) それがまた同じ人間が同じ場所に行ってるわけですよ。だから、そしてまたそういうふうなことです、自分は仕事量が多いからと。それで酒井部長、どうしてチェック機能がこの時果たされなかったのかです。そこに書類がたまってしもうとる、順調に流れていない、事務処理ができてない、それのチェック機能は果たせないものですかね。それで、それともう一つ不信感があるのは、こういうふうな余罪は他にもありはしないかという市民からの不信感もありますよ。そういう点についてどうですか全然そういうことはないですか、ないと言うじゃろうけど。



○議長(石田?春君) 酒井市民福祉部長。



◎市民福祉部長(酒井忠信君) こういった事案について現在ないかという御質問でございますけども、現在はありません。それと、チェック機能につきましては今後十分やっていきたいと考えております。

 特に福祉医療費の支給の事務開示についてでございますけども、毎月約3,700件を超える福祉医療費の申請があります。そういった形の中で今後十分その中で、特に保留する分につきましてが高額療養費に該当等あるわけでございますけども、これが約10%ほどあります。このうち約98%が国保なり後期高齢者医療の加入者の方、残りの約2%が社会保険等に加入されている方でございます。高額療養費に該当される場合は福祉医療費支給額決定の際、御本人の医療費との一部負担金から高額療養費支給額を控除することになっております。そのため、このことから現在申請から高額療養費の額を確認し支給するまでの期間としては国民健康保険加入者の場合は受付後です、受付から1カ月後、後期高齢者医療制度加入者及び社会保険等の加入者の場合は2カ月を要しております。今後社会保険等の加入者につきましては改善策といたしましては申請の翌月にできるようにできるだけ改善をいたしたいと思います。

 ただし、社会保険等の加入者の高額療養費に該当される中で世帯合算などに該当されている方もおられます。このような方々の場合は全国健康保険協会等から通知されます支給決定通知書を提出していただかなければなりません。世帯合算などに該当される方につきましては、これまで同様、支給までに2カ月の期間を要することになりますので御理解を賜りたいと思います。

 それで、福祉事務所といたしましては、ただ今申し上げました、どうしても翌月支払いできない場合がありますので、まず、こういった、もし保留した場合には本人へ通知、さらに、留保理由を明記した申請書類未処理簿を今後、現在も作っておるわけですけど、申請書類未処理簿を作成し処理状況を複数体制でチェックして今回のような支払い遅延の防止を図ってまいりたいと思います。

 今後は同じようなことが起こらないよう再発防止対策に万全を期するとともに、さらなる職員への指導と事務改善を行い、職員それぞれが市民の目線に立ち、よりよいサービスの提供に努めていきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。申しわけありませんでした。



○議長(石田?春君) 町田誠議員。



◆21番(町田誠君) 今回、今問題が発生してますですね。これがさっきも言うたけども今後他の部署に行ってでもまたこういうことがあり得るわけです。あり得ると考えますよ。だったら課長、上司がずっとおるわけですよ、その人たちがその机の中、その書類の流れ、滞ったとか何とか、それは確認できないわけですかね。雲仙市はそういう組織機構図になってるのですかね。それで、そういうことが1年2カ月前のが滞って机の中にどっかにある自体がおかしいでしょう。そしたら、その金を流用しとると疑われても仕方ないでしょう。それで、その点をもっとぴちっと改善しないといけませんよ、これは。

 これはこの前も口がすっぱくなるほど言っただけです。そして仕事が多いからとか私に仕事が全部来るからって、そういう人が公務員としてふさわしいですかね。だったらもっと応援を、部長、こっちに応援をくださいよとか何とか判断がつくでしょう。これでは誰ば信用すればいいのですか。やっぱり役所の方、公務員の方が言われることは住民はみんな服従しますよ。それ、あら、来んやったろうかいて、来ちょらんとねって。それと他の何件かとの対応のやりとりはどうやったですかね、そこをもうちょっと聞かせてもらいたいと思います。あと3名の方ですね。すいません、遅れておりましたと行かれた時のその対応の状況を詳しく説明願います。



○議長(石田?春君) 酒井市民福祉部長。



◎市民福祉部長(酒井忠信君) 訪問した経過でございますけども、平成21年12月9日に、まず最初に本人宅に訪問をいたしまして、事実関係のお詫びに行きまして早急に改善するということでお話をしてきました。それから、その時につきましてはいろいろな面で、福祉事務所でございますけども、雲仙市全体について御指導をいただいたところでございます。

 それと、次に、12月16日、訪問したわけでございますけども、この時は不在でございました。そして、平成21年12月21日、3回目になるわけですけども、本人さんとは2回目になるわけでございますけども、21日につきましては今後の振込の日程について1月6日に振込をさせていただきたいということとお詫びをしてまいりました。それと、平成22年1月6日に3回目にお会いすることができたわけでございますけども、本日支払いをしましたということとお詫びに行ってまいりました。

 以上でございます。



○議長(石田?春君) 町田誠議員。



◆21番(町田誠君) この申請書です、医療費支給申請書、これは本人、病院には控えはないわけです。それで役所の担当が保管するような状態の流れになっていると思いますけれども、こういう信用性のない職員がこの書類を保管して紛失した場合どのような対応をしようと思っておられますか。これは病院にもないのですよ、この控えが。本人も持たないわけです、申請書です、医療費支給申請書。それをこういうずさんな職員に預けてそれがなかったという場合の対応を想定されておりますか。



○議長(石田?春君) 酒井市民福祉部長。



◎市民福祉部長(酒井忠信君) 紛失についての御質問でございますけども、現在、今まで紛失したという報告をいたしておりませんので、そういうことがないように指導をしておるつもりでございます。



○議長(石田?春君) 町田誠議員。



◆21番(町田誠君) 私が言うのはあった時を想定してのセキュリティーをどうしてるかと聞きたいのです。想定しないことが発生してるから、あった時はそれでこうするのだと、控えがこういうふうにあるのだというそこのセキュリティーを知りたいのです。信用ならないから聞いてるわけですよ。



○議長(石田?春君) 酒井市民福祉部長。



◎市民福祉部長(酒井忠信君) そういうことがないように十分指導しておるつもりでございますけども、もしそういうことが市民の皆さんからもし話がありましたら関係機関を調査しまして、市民の皆さんに御迷惑をかけないように努力していきたいと、こう考えております。



○議長(石田?春君) 町田誠議員。



◆21番(町田誠君) この案件は酒井市民福祉部長の前の出来事なのですよね。それで前任者の上司ですけれども、あなたが後を引かれているからそのお方も連れて来いと、市長も連れて来いということの話もあったのでしょうが、その時。そこまで向こうは怒ってるわけですよ。それで、しかし、やっぱりあなたがそれも引き継いでるから、あなたがやっぱりお話する相手に持っていくわけですけれども、やはりこれは絶対あってはならないことなのです。それで、例えば事が発生した場合、こういうふうに話をするのだと、解決するのだという、それもぴしっと描いてほしいわけです。このままでは裏付も全然ないのですよ、本人も病院も控えを持たないし。役所が保管して紛失してればもうしまいですよ。

 それと、おたくだけがまだ解決してないのですよ、もう他は解決しましたとかいう言葉が職員からあったとか何とかでそこから聞きますけども、そういうことはあったにすればいらないことですよね。先方に出向いて行った時に。すいません、とにかく悪うございましたと、とにかく印鑑くださいというようなことであればいいけども、やっぱり一つのことを大きく拡大されるから、それでよその解決はいいじゃないですか、とにかくお願いします、印鑑ください、解決しないといけないからこっちの落ち度でということで事を進めればいいけども、ずうっとそれが悪いほうに悪いほうに進んでいって今日になったわけです。本当私もあまりこれ言いとうなかったです、前回も話してるから。

 それで今後絶対ないということを市長、最後にもう一度、こういうことはもう絶対させない、しないという意識を市の代表としてもう一度聞かせてくださいよ。



○議長(石田?春君) 奥村市長。



◎市長(奥村愼太郎君) このたびの不祥事は本当に申しわけありませんでした。関わることにつきましては職員一堂再度気を引き締めてチェック体制の強化進めていただきながら一生懸命善処していきたいと思いますので、よろしくお願い申し上げます。



○議長(石田?春君) 町田誠議員。



◆21番(町田誠君) 次にいきます。地上デジタル放送に伴う難視地域の解消についてが今度146万6千円補正が上がっているわけです。平成23年7月24日、アナログ放送が終了、デジタル放送に移行するため難視聴解消の事業として共同受信施設が上がっておるわけでございます。市内に組合は何カ所あるのか、それとこのメディアを利用している軒数、戸数です、何軒あるのか。

 今回の事業に並行してと思いますが、市独自で難視地域の調査を行ったと思うが、結果をお尋ねしたいと思うわけでございます。情報化時代に共同受信施設の、つまり組合の改善費、施設の改善費の一部が国の補助事業のようでありますが、共同受信施設を利用した場合、現在のチャンネルはアイテムが増えるのかどうか、そのままなのか。それと全体の改修費がいくらぐらいかかるのか、管理費の他利用者の諸費用は月々いくらぐらい算定してあるのかです。今回の国の補助制度を活用した地デジ対策であるが、もともとは国の一方的な方針により現在のアナログからデジタル放送に移行するための事業であって、100%までは言わないけども費用の一部についてと市長の施政方針にあります。平成22年度の当初予算書にもさっき言いました146万6千円上がっておりますけども、その内容を知りたいのです。どのくらい施設の改修費にかかるのか。

 それと、例えばBS、CS放送をもし例えば見るとした場合です、それにまたオプション受信料が恐らくかかると思うわけです。それで今年、去年の選挙の時にちょっといろいろな方とお会いしたのですけれど、やはりみんな言われることが議会放送を見たいという人が多いのです。それで例えば私の考えではこれをその施設に補助を出すなら市のほうで回線をぽんと1本そこの近くまで、どのくらいかかるのか距離数、延長がどのくらいあるかわかりませんけども、回線の交換をばんとして、ケーブルを、市の資産にしてそれで聴取料を取るようなことをですね、STBアンテナなりをつけて作ればいいじゃないですか、そういうようなことを考えられたのかどうか。恐らくそうしたらこの該当にはなりはしないかと私は思うわけですけれども、答弁を一応願ってまた後質問させていただきます。



○議長(石田?春君) 境川副市長。



◎副市長(境川秀生君) それでは、まず初めに、既存の組合への助成についてお答えをいたします。

 まず、市内には一般的に共聴組合と呼ぶテレビ放送の共同受信を行う組合が瑞穂町に2カ所組合がございます。昨年、地上デジタル化改修について助成など、この2地区から要望がございました。これを受けて国の支援機関である九州総合通信局、県内の支援団体である長崎県テレビ受信者支援センター、この支援機関の協力により共聴組合に説明会を開催し、現在周知や申請手続等の支援をこの組合に行っているところでございます。

 御質問のこの助成につきましてですけども、国の助成及びNHKの助成により共聴組合の皆様の御負担の軽減を図りながら地上デジタル放送の難視聴解消を図るようにしておりますけども、既存の組合への補助金の内容でございますけども、既存の共聴施設改修、この整備事業がかかりますけども、これに対して国の補助は補助対象経費の2分の1となっております。これが国の補助となります。それに新たにNHKの助成につきましても、これはNHKの受信料を納めていることが条件になりますけども、これが国の補助残について1世帯当たり最高10万円助成があります。これを今回計画をしているものでございます。

 それから、次に、これは既存の組合ですけども、新たにこの難視聴地域があった場合の状況でございますけども、これにつきましては地上デジタル放送を受信するための新設する共聴組合が国の補助を受けるためには新たに国の難視聴地区という認定が必要となります。これは国に対しての認定が必要となります。この新たな難視区域を指定する方法といたしまして、これは国が実施しておりますけども、九州総合通信局が調査を行い特定する方法、それから地域の皆さんが地上デジタル対応テレビを設置をして映らなくなったと、そういった場合に長崎県テレビ受信支援センターへの調査依頼を行うと、こういった方法の2つの場合がございます。

 この調査の結果、新たに雲仙市内に発見された所が2カ所ございます。その1カ所でございますけども、昨年7月に九州総合通信局の現地調査により判明いたしました小浜町小田山地区、これが1カ所です。それから、もう1カ所は同じく12月に住民からの調査依頼により判明いたしました愛野町東地区の野平、この2カ所でございます。この2カ所につきましては、今新たに判明をいたしましたので両地区とも昨年の12月から住民説明会を実施をいたしまして、現在共聴組合の設立に向けて協議を行っているところでございます。

 それから、ただ今のこの地区でございますけども、戸数についてはまだ今のところ私把握をしておりませんので後程お答えさせていただきます。

 それから、調査結果、そうした難視聴地域を調査しているのかということでございますけども、これは皆様御承知のように昨年の8月、市内の全地区を対象といたしまして、この地上デジタル放送に伴う説明会を市内各地区で実施をさせていただいております。その中でただ今説明をいたしましたように、デジタル放送のテレビを設置した場合、見えなくなった場合はこのような方法で市役所の担当課に連絡をお願いしますということで、先程申しました九州総合通信局、それから長崎県テレビ受信者支援センター、これと市が一緒になって説明会を開催し、その中で住民の皆さんに周知しているところでございます。市が具体的に独自で実施したという事例は現在行っておりません。あくまでも市民の皆様のほうでこの説明会をもとに相談があった場合にその対応について現在協議をさせていただいているところでございます。(発言する者あり)今組合があるところが2カ所。(発言する者あり)説明会、数字が若干異なるかもしれません、11地区22カ所程度ということで御理解していただいてよろしいでしょうか。同じ会場で昼と夜開催したという事例がありますので、十一、二カ所のうち20何カ所の会場で開催をさせていただいているところです。

 それから、先程何世帯かということでございますけども、瑞穂の2カ所ですけども、1カ所、河内・木場地区で80世帯、それから河内共同テレビアンテナ組合で25世帯、それから新たな地区については今組合の組織をされておりますので、その地区の全員の方が入られるか、そういったところまで含めて現在協議を行っておりますので、まだ具体的に把握をいたしておりませんけども、愛野地区については私の聞いたところによると8戸、それから小田山地区で80戸程度ではないかというふうに推測ですが、大変正確でない答弁ですけどもお許しをいただきたいというふうに思います。

 それから、チャンネルでございますけども、これについては私のほうでまだ確認をいたしておりません。

 それから、費用についてですけども、これにつきましては現在国の機関のほうで組合との協議をしながら積算をされるということで聞いておりますので今後判明するのではないかというふうに考えております。

 それから、具体的に視聴アンテナをどのようにするかということも含めて現在組合のほうと協議をさせていただいておりますので、その結果を待ってそういったチャンネルとか工事の具体的内容についても判明するのではないかというふうに考えております。

 それから、最後に、市のほうでそういった方法も考えるべきじゃなかったかということでございますけども、今回進めておりますのは新たな国の政策ということで取り組んでおりますので、今国の機関と一緒になって実施しておりますので、そのような方法で現在やらせていただいております。しかし、その際、市民の方の負担がある場合、高額になる場合がありますので、そのことについては今後市としての助成ができないかということも含めて現在研究をいたしているところでございます。

 以上です。



○議長(石田?春君) 町田誠議員。



◆21番(町田誠君) 市長、この事業についてですね、これは私はいいことだと思うわけです。けど、22カ所ぐらい今副市長の説明では回られたということでありますけれども、ここに比較対象のできるような表で説明されたのかどうかです。例えばこの施設を利用した場合これだけ電気代その他かかります、10年ぐらいしたらアンテナその他は故障も起きます。そうした場合、例えばどこかのケーブルか何か引いた場合こういうふうになりますと。電気代もこれはかかりますから、この施設の。それと管理費その他。例えば市長、市で回線を市の資産として引っ張ったなら共架料なんかいりませんでしょ、電線をぱんって引っ張っていただいたら電線の共架料いらないはずですよ、市の資産にすればです。そうやってお互いにやっぱり雲仙市になってよかったって奥村市長ば市長にならしてよかったばいと。小浜だけでなくこっちもしてくれよるもんと、瑞穂もしてくれよるもんというようなやはり方策はないですか、テレビ。小田山地区の人も1人相談があっております。はっきり言うて、どちらがよかろうかね、名前わかっております。したいのだけどということで、それでそれと今後の費用対効果ですね。それで、できるものならやはり子どもが学校で話についていかれないと、やっぱりひまわりテレビ見てこげんことあった、どこでは太鼓のあったとか何とかって。それは小田山の人じゃないのですけど、やはりお互いに学校で言葉の共有のできるようなことを教育の現場にもプラスになるからという話も私は聞いております。それで、そう費用が高くでなかったらそういうことを考えられることはないかなと思って、市長、どうですか。市で線を持つ。



○議長(石田?春君) 境川副市長。



◎副市長(境川秀生君) すいません。市長ということでございましたけども、先に私のほうから御説明をさせていただきます。

 まず、先程、小田山地区で80世帯ではないかというふうに言いましたけども、大変申しわけありません、32世帯の予定ということで訂正をさせていただきます。大変申しわけありません。

 それから、先程、市長に対してのお尋ねでしたけども、私のほうで所管しておりますので一義的には私のほうで御答弁をさせていただきます。

 今、町田議員さんのほうからお話がありましたように、どの方法がいいかということでありますけども、これにつきましてもその難視聴地区の方と先程申しました長崎県テレビ受信支援センターというのが中心になってやっておりますけども、そちらのほうと協議の中で説明をいただいて、例えばこういった共同組合を作ってどういった方法がいいのかと、あるいはどういった方法をしたら経費がかかるのかということも具体的に現在そこのこのセンターのほうが中心になって、そして私どものほうが協力をしながら現在進めているという状況でございます。

 これにつきましては組織された地区の方がどの方法を選ばれるのかということもありますので、その辺をまたさらに進めていきながら、できるだけ市民の難視聴地区の方も経費がかからない方法ということで考えられると思いますので、その辺についての市としての協力体制をとっていきたいというふうに考えております。(発言する者あり)



○議長(石田?春君) 奥村市長。



◎市長(奥村愼太郎君) ただ今、副市長のほうから答弁していただきましたけれども、そういった形で進められればというふうに思っております。



○議長(石田?春君) 町田誠議員。



◆21番(町田誠君) 市長、とにかく人口は増えればいいのですけど、減ることも想定しておかないといけないです。例えばどこ地区でも高齢化が進んでいるわけですから。そしたらその組合で受信してる組合の人口が減っていった場合、結局はどっちみち負担はその組合に全体にかかってくるわけです。それで恐らくここ10年、20年という間には恐らく増えることはちょっと望めないとやなかろうかなと思うわけです。そういうことも想定されて今のうちに、まあ小田山のある方はケーブルをちょっと引いていただければ平等に見るとがねっていうことをおっしゃっとったです。それで人間は増えないとですもんねって。減ってきた場合1人になれば全部私が払わないといけないですたいね、それは。そういうことも境川副市長は考えておられますか。補助金の来たけん使うばっかりじゃつまらないど。



○議長(石田?春君) 境川副市長。



◎副市長(境川秀生君) ただ今のいろいろな方法があるということで、ケーブルテレビの移行等も考えられるというふうなことでしたけども、これにつきましても今現在国のほうでは予算は補助する方向で確保はされております。しかし、具体的にどういった内容で各市町村あるいは直接いくのかというそういった具体的な内容がまだ示されていない状況でございます。ですから、そういったものが具体的に国の政策の中で申請の方法であるとか内容がわかりましたらまたこれが活用できないか、そういったところまで含めて今後研究をしてまいりたいと、このように考えております。



○議長(石田?春君) 町田誠議員。



◆21番(町田誠君) 小田山地区でした場合、今、小田山地区と何回か話をもったわけでしょ。その結果をちょっと先に教えてください。



○議長(石田?春君) 境川副市長。



◎副市長(境川秀生君) 各地区での話し合いの内容につきまして私はまだ把握をしておりませんので大変申しわけありません。



○議長(石田?春君) 町田誠議員。



◆21番(町田誠君) 市長、これは私も素人、議員で私にはわかりませんけれども、例えば既存の施設に応分の負担をするということで補助をやると。そしたらそれに引くケーブルにこれをもっていくということはちょっとやっぱ問題が、交渉の時間がかかるわけですか、これは。例えばインターネットをしたり、そのケーブルを使ってインターネットをやりたいとか何とかっていう人もまあいろいろメーカーがヤフーやその他ありますけど、それはもう電話回線でできますけれども、そういう方もいらっしゃるわけです。それで、ついでにできたらねと。

 それとやはり境川副市長、テレビを一緒に平等に見て学校で一緒に話題になしたかというて、教育長、そういうふうな話もあってるのですよ、そげんとは聞かれませんか。そういうようなとは。

 それとついでにインターネットの話が出たから聞きますけれども、雲仙市のブロードバンドの環境整備が今行われておりますけれども、雲仙市、南島原市、島原市の容量がわかったら、メガ数がわかったら教えてください。



○議長(石田?春君) 境川副市長。



◎副市長(境川秀生君) ブロードバンドのメガについては大変私はうといところで確認はいたしておりません。大変申しわけありません。

 ただ今のブロードバンド化についての考え方でござますけども、これにつきましては先程町田議員もおっしゃられましたとおり、雲仙市、島原市、それから南島原市、この3市の中で連絡協議会を作ってどのようにやったらいいのかというのを協議をいたしております。この中には島原半島内のケーブルテレビの方も一緒に入っていただいて、この島原半島一帯をどのようなブロードバンドにしたほうがいいかということで協議をさせていただいておりますので、そういったものの中で方向性が見えてくるのではないかと、このように考えております。



○議長(石田?春君) 町田誠議員。



◆21番(町田誠君) 衛星放送、それからBS、CSは別料金になりますから、この施設で今度見るとがですね。それと電気代、月の負担をどのくらい見ておりますか。手出しを算定されたことはありますか、算定されたことが。どうぞ。



○議長(石田?春君) 境川副市長。



◎副市長(境川秀生君) 大変申しわけありません。算定してあるかどうかわかりませんけど、私のところで今把握をいたしておりませんので。



○議長(石田?春君) 町田誠議員。



◆21番(町田誠君) これにはかなりやっぱりお金がかかりますよ。1台でも電気代もかかりますから。それと何年かに一回修復もしなけりゃならない。その時のまた補助が出るかどうかもわかりません。そこの地域の自治会の戸数が減るか増えるか。そういうようなとも長期展望として、これもなかなかいいことです。それで私も推進には協力しますけど、それよりも一層小さな資本で大きな成果のあるようなことを考えられないかなと。手をつけない前にですね。だから言ってるのです。

 それと、雲仙市のブロードバンドの容量は400メガあるのです、雲仙市は。これを全然使ってないのです。何で使ってないのにこんな大容量で雲仙市はこれを持ってるのか。恐らくこれに1千万円ぐらいの負担がかかっていると思いますよ、年間維持費が。南島原市あたりで10メガですよ。島原市だってある島原のケーブルテレビはレンタルしていますけど40メガですよ。雲仙市だけが400ですよ。それでこれをどのように料理しようと思ってるのか、いまだにこれは全然結果が出てないのです。稼いでないのですよ、これは。こげなともゆくゆくは小田山地区にもばんとテレビを引いてそういうふうなところにもケーブルを送るのだとか、市独自のケーブルを送るのだとか何とか、高速インターネットで結ぶのだとか計画があるならちょっと教えてください。



○議長(石田?春君) 境川副市長。



◎副市長(境川秀生君) 先程のブロードバンドにつきましては、先程もお答えいたしましたように具体的にまだ雲仙市としての方向性を決定しているわけではございません。3市一緒になってどのようにやったほうがいいかということで調査・研究を現在進めさせていただいておりますので、あわせて雲仙市のほうの考え方につきましてもその研究をさせていただきたいというふうに考えております。今具体的にこのような計画を持っているということではございません。大変申しわけありません。



○議長(石田?春君) 町田誠議員。



◆21番(町田誠君) 現在400メガとっているからこれを何に当てるのかと私は尋ねているわけです。南島原は10メガですよ、それで島原市のローカルテレビがレンタルして40ですよ。それを400メガとってるのは何か予定があるとなら教えてください、私もセールスマンになるからと言うとですよ。(発言する者あり)



○議長(石田?春君) 境川副市長。



◎副市長(境川秀生君) この雲仙市の400メガというのを私先程お答えできませんで、今知りましたので、具体的に私のほうでもまだ活用について把握しておりません。大変申しわけありません。



○議長(石田?春君) 町田誠議員。



◆21番(町田誠君) やはりこれはおたくの電算のほうから出てることですから、やっぱり縦横のつながりがないと思います。やっぱり市長、副市長あたりに話が来ないということはですね。それと、やはりこれにやっぱり年間相当な金もかかりますよ。これを活用しているなら見返りがあります。恐らくこれは活用してないと思います。そういうようなこともやはり緻密に考えて小さなお金で大きな成果があるようなことを考えていただきたいと思って私の一般質問をこれで終わります。

 以上です。



○議長(石田?春君) これで21番、町田誠議員の一般質問を終わります。

………………………………………



○議長(石田?春君) ここで、3時15分まで休憩をいたします。

=午後3時02分 休憩= 

=午後3時15分 再開= 



○議長(石田?春君) 休憩前に引き続き会議を再開します。

 次に、14番、小畑吉時議員の質問を許します。小畑吉時議員。



◆14番(小畑吉時君) 14番、小畑でございます。私の質問は3点でございますが、諫早湾干拓調整池の水門開放についてと、それから再質問でありますが多比良港埋立地について、国道・国見の389号の路線変更についてということで、この2点は再質問の2006年です、平成18年にかけておりますので回答を聞きたいなということでございますが。

 まず、初めに、諫早湾のほうから質問させていただきます。

 今、有明海下の漁業者は不況であえいでいるという状況であるが、市長の考えはということでございます。

 今この問題を私が今度かけるということは非常に微妙でございますけれども、私、この漁業海区のことをほとんど議員さんたちも知らないのじゃなかろうかということでありまして、今この諫早湾内の漁業者と私たちは通称泉水会と、こう申すわけでございますけども、これに入れない多比良漁協から下の布津漁協まで11漁協あったわけであります。そういう中での今もう合併をして4漁協ぐらいになっておりますか。その中での当時の苦しい立場を今日は説明をしながら質問をさせていただきます。

 この干拓事業は、昭和61年の12月事業計画決定でありまして、その後この事業が推進をしたわけでございますけども、定かではありませんが昭和63年ごろかと思います、当時、今は有明漁協になっておりますけども多比良漁協組合に当時の組合長、もう亡くなられましたが松田荒男氏より説明会があり、この我々は泉水会の水門解放反対・賛成はできなかったわけですが、迷惑料として見舞金として一律60万円の見舞金が与えられたわけであります。布津漁協もあったかと思いますが。その中で各漁協、この見舞金もまちまちでありました。多比良漁協は当時アンコ船、バッシャ船と申しますが、大きな船を持っている方は100万円ぐらい、そして小さい船は30万円ぐらい、または船を持たない方は20万円というようなまちまちの分け方であった。隣の湯江漁協、当時は湯江漁協だったかと思いますが、一律60万円を。準組合員も合わせて60万円にし、そしてこの金をいただかずに当時西ノ迫の波よけ堤防が低いということで県からの補助と町の補助とで自分たちのもらった金を押し上げての港を作られたという記憶がございます。それから、下の漁協は、菅漁協あたりは貯金をしておったというようなことで、その後有明漁協との合併でこの問題が大変もめたということも聞いておりますがまちまちであります。

 今、そういう中でこの干拓を水門の開放、また、反対ということを叫んでおられますが、私は平成5年に議員に立候補した折、その後この水門が閉まったわけでありますけれども、一貫して議員1人でありましたけれども水門を開放してほしいということを強く要請をしてまいりました。

 そういう中で今市長がこの下の漁協のことをどう考えられておられるのか。金子知事は、水門は絶対開けてはならないと、こう言っておられました。私は一度、金子知事と沖合いに、せめて1月でも魚をとりに行ってもらいたいな、そういう気持ちでおりましたが、今回のまた知事も中村法道氏が知事になられましたけれども、この方もはっきり水門の開放をしないというようなことを明言をされておられます。この方は有家の方だと聞いておりますが、先般の昨年の橘湾の赤潮問題もしかりでございますけれども、私はこの諫早干拓の水門の影響が多々あるんではなかろうかというのを危惧しております。

 また、今、きのうのテレビの報道あたりでもヒゼンクラゲです。この有明海に発生しているクラゲはヒゼンクラゲであります。大きくなって80cmぐらいになりますが、今年のこの異常発生と申しますと、いつぞや議員研修の折にフェリーで帰る時に後ろの議員さんたちも見ておられるかと思います。フェリーの上から見てももう何千、何万というようなクラゲが浮いておるわけであります。悲しいことに、我が漁協あたりは、漁師がおとなしいのかどうかわかりませんが、網が破れて被害が出ておるとぶつぶつ言いながら、結果的には何も言わない。しかし、今、島原漁協は、この件に、島原市に陳情をいたしました。550万円ぐらいの予算を取り、今、一生懸命、クラゲを上げている姿を見ておりますが、この状況の中で、実は量がとれない、魚がとれないということで、今、漁師さんが、下の漁師さんはダイコン引き、そしてまたニンジン引き、タマネギ掘りとか、漁師が海を上がって丘で生計を立てておられる。また、屠場の屠夫として働いておられる方もおります。

 今は、そういう状況の中で、私は、この漁師の船が公害をもたらすのではなかろうかと申しますのは、この漁師を上がって、船を港につけっぱなしという方も大変多いわけでありまして、船の1そうを処分するのに四、五十万円かかるんであろうというようなことも聞いておりますが、そういう中で市長、この私たち下の漁協のことをどのように捉えておられるのか、この1点をお聞きしたいと思います。他の質問は、自席で再質問させていただきます。

 以上でございます。



○議長(石田?春君) 奥村市長。



◎市長(奥村愼太郎君) 小畑吉時議員の御質問にお答えさせていただきます。

 諫早湾干拓調整池の水門開放についてのお尋ねでございます。

 国営諫早湾干拓事業による干拓営農地には、雲仙市から13経営体、個人計3経営体が増反、122.33haの配分を受け、平成20年4月より営農を開始され、夢と希望を持って諫早湾干拓農地の先駆者として強い決意を持って励まれているところでございます。

 一方、現在、国では佐賀地裁判決を受けまして、開門調査の環境アセスメントに向けての準備が進められているところでございます。

 市といたしましては、諫早湾干拓における営農支援を掲げ、国・県と連携をしながら、情報提供や営農相談等を増反者の早期安定経営の支援を行うとともに、有明海水産業の発展的振興を目指して、各市事業を展開しているところであり、今後につきましても、国・県の動向に応じながら地域住民の安全確保を第1に、干拓地を含めた地域農業と有明海水産業の決定的・安定的発展を実現するために、最大限の努力をしたいと思っております。

 今、小畑議員がおっしゃいましたように、堤防外の水産業の方々の厳しい情勢もわかっているつもりでございます。これまでにも、堤防内の新しい干拓地の営農者の方々の御発展と、そしてまた、堤防外におけます水産業の振興ということで、これまで一生懸命各種、県とも話をさせていただきまして、これまで振興を図ってまいりました。

 ですから、堤防外水産業の方々の厳しい情勢というのもおろそかにするつもりもございませんし、これは私は一体となってできているのは一番理想だと思っておりますし、また、現時点では、この諫早湾干拓の完成後の新たな増反者の方々、そしてまた、安全性を確保していくためにも、この開門に対しましては、私は賛成というのはなかなか厳しいだろうというふうに考えておるところでございます。



○議長(石田?春君) 小畑吉時議員。



◆14番(小畑吉時君) 市長は、この開門についてはなかなか厳しいということであります。それは十二分にわかっておりますが、そうなりますと、この今まで金子知事は、まずもって長崎県は水門の開放は反対であるというふうに、国にも要請をされておられたんではなかろうかと思うわけですね。

 下の漁協のことを当時、先程も申しましたが、見舞金として迷惑料として各60万円をということでいただきましたけれども、その中の文言の中に漁業被害、この水門において漁業被害があったなら、国は必ず補償をするのだというようなことを我々に漁業組合長は当時、はっきりと明言をされたというふうに記憶にございます。

 そういう中で、私は、これが原因であろうということで、旧町時代も私一人でありました。甚だ開門してほしいということを要望いたしました。そういう中で、後輩の議員が1人、私についていただき、2名で16人の中の14対2で水門開放を叫んだわけでありますが、平成14年、私は非常に喜んだわけでございますけども、開門をいたしました。平成14年の4月の24日から5月の20日まで、27日間ぐらいの開門でありました。その時に、私は同僚議員に勝ったねと、私たちの意見が通ったなということで非常に喜んだわけでありますが、たったの20何日間。

 そして、その中で、ある漁師は、水が変わってきたよと言いながら喜んでおったそのさなか、たったそれだけで閉め切ったわけであります。

 私の知っております長崎大学の東幹夫先生、この方とプライベートで私、おつき合いをしておりますが、この当時、選挙の当選の後、熊本の講演に行くという中で、私のところにお祝いに来られました。その先生に、私は問うたわけであります。この人は、農林水産省の諮問機関のお一人であります。「先生と、この水門を開けたがいいのか閉めたがいいのか、先生どうですか」と問いましたところ、東先生が申されるのに、「水門を開けたら被害が出ます」ということでありました。

 「そしたら先生、被害が出たら、水門を閉めたらどうなるのですか」ということを申しましたところ、「水門を閉めたら、もっと被害が出ます」と。「そうすると先生、どうしたら解決方法があるのですか」と申しましたところ、「撤廃なのです。この水門を撤廃したほうが一番いいのではなかろうか」ということを申されました。

 「ただし、200年ぐらいかかりますよ、もとの有明海に戻すのには」ということでありました。その折に先生が申されるのに、「諮問機関に入っている16人の方が、有明海を知らない人も入っておるのですよ。私たちは、有明海を何十年も底生動物を調べ、海の底の1mの中にゴカイ、甲殻類、いろんな生物、7千から1万2千というような形で調べておるのだと。それが今になって、もうほとんどいなくなっておるんだと。そして、水の塊と申しますか、低酸素、いろんな問題で今、有明海はもう死んでおりますよ」ということであります。

 ここのちょっと中に東教授の言葉が入っておりますが、東教授長崎大学教授は、海水導入の前後と調査期間中に調整池の内外で調査しました。それによると、海水導入を打ち切った2日後の調査では、調整池内でエツやコノシロの汽水魚に交じってフナがとれました。8日後、調整池内の底生動物の調査では、海産の二枚貝やゴカイ類の生息を確認できませんでした。東教授は、「いずれの結果も、あまりにも短い開門調査で海水が十分に入らなかったことを反映している。今回の調査を干拓再生の観点から見れば、ほとんど意味がない」と指摘しておられます。

 そういう状況の中で、今回、私は赤松農林水産大臣と直接談判をいたしました。食事をしながら、直接私手を挙げて物を申したわけでありますが、私たち下の漁民は、補償ももらわずに、本当にあえいで今、漁師が苦しんでおるのだと。何とか、この海の調査をしてほしい。海が臭いのです。においがするのですということを申し上げました。

 その中で、大臣が言われるのに、「この島原半島に来て、これだけの人たちが水門開放を望んでおると全く知らなかった。ただ、金子知事は、長崎県は水門開放は反対であると、ただそれだけをいつも申されておったが、こんなに多いとは知らなかった」ということを述べられました。

 私は、大臣と直接お話しをし握手をしながら、本当の私たちのことをわかってほしいということを強く要請をして、今回のテレビ報道、新聞報道を見て、今、大変喜んでおるわけであります。

 確かに、今、農業で入植をされた方、高い金を払いながら入っておられる、生活権もあるかと思います。しかし、我々はその以前の問題でありまして、補償金ももらわずに、本当にこの13年間、あえいでおる私たち漁民の下の漁民のことを思いやってほしいなということを望んでおるわけであります。

 昨年のあの赤潮の串山、小浜方面まで被害が出たわけでありますけれども、海は1つであります。つながっております。いずれは人間が流れ、そして千々石沖、また野母崎沖に島原半島から上がったという例もあります。

 私は全くないとは言えないのじゃなかろうかと、そしてまた、今までこのヒゼンクラゲが、あの数十万もできるような状況が、過去かつてあったのか。

 私の親父は一本釣りでありました。魚を釣りにいく時に、櫓をこぎながら親父と行ってまいりますと、このヒゼンクラゲが流れてきます。大変おいしいわけです。親父が櫓で船を回して網ですくって、そして帰ってきて一緒に食べたことがあります。1年に何個しかとれなかったそのヒゼンクラゲが、今、船で走っておったらスクリューに当たる。そして漁師の網を破るというような、こんな異常発生は過去かつてあったのか。

 そして市長、私は今、あなたがそういうことを述べられた。ならば一度私と、一本釣りでゆっくり1日、2日、あの周辺で魚を釣っていただきたいなと。まずもって天気が続きますと、海の水がネズミ色に変わります。そして、それから3日後ぐらいすると、今度は赤茶けた赤潮になるのですね。それが一年中あるということは、私は絶対これは何かのこの水門の加減があるのじゃなかろうかと強く要請をしておるわけです。再度、市長、考えをお聞きしたいと思います。



○議長(石田?春君) 奥村市長。



◎市長(奥村愼太郎君) 小畑議員のおっしゃる下の漁業者の方々の実情っていうのも、また非常に厳しい現状であるということは理解をしているつもりでございます。

 ですから、ただ、今、この現状の中で、少なくとも環境影響評価も続けられておりまして、これがどういうふうな形で答えが出るのか、そういったものも待ちながら、今の現状の中では、これを開けるこということに対しましては、私はまだ納得できないということでございます。

 ただ、議会が終わりましたら、小畑議員と一緒に一本釣りに行きまして、調査を一緒にさせていただくことはやぶさかではございません。



○議長(石田?春君) 小畑吉時議員。



◆14番(小畑吉時君) まあ調査が終わってから私と行く。今、現実に見てもらいたいなと思うのですね。

 ここに例がございます。韓国の干拓ですね。韓国のシファ湖という海岸線の仕切りをしたところでございますが、長さが12.6km、そして諫早湾の約5倍、1万7千haを閉め切ったのですね。これが1994年に完成をしたわけでありますが、その後、しょうゆかコーラのような色をした、腐った湖になったということでありまして、13年前にこの開門をしております。

 その閉め切った後の諫早湾と同じように、死魚の山、貝の死骸が累々と広がる、死んだシファ湖のよみがえったのは、1997年に水門を開放してから汚水処理場を建設したのと相まって、2年もたたないで水質が回復をした。

 漁民は、漁業権を放棄させられたため漁は禁止されているとのこと、堤防の外にノリがとれる場所もできたが、ノリは作れない状況といいます。渡り鳥が帰る、ほとんどいなくなっていた渡り鳥も今年は57種類、17万5千羽が帰ってきました。鳥たちが帰ってきたのを見て、シファ湖は生き返ったと実感したというようなことで、これはもう大分たちますね、この文書は。

 そういうふうにして、開けた段階で、2年で再生をしたというような実例が、今、あるわけです。ここは7km近くの堤防でありますが、これは12.6kmなのです。だから、そういう状況の中で、ただ、その帳面上とか、議会の中で閉め切ったがいいとか、開けたがいいとかの問題じゃなくて、現実の状況を眺めてほしい。

 そしてまた、議長も一緒でありますけれども、もちろん農業者もこれは大変であります。死活問題であります。しかし、私たちこの島原半島だけの問題ではなく、これは4県にまたがった、4県、熊本県、佐賀県、福岡県、長崎県4県にまたがった問題でありまして、今から十何年前にこの閉め切った段階の中で、私の同僚、もう亡くなりましたが、長洲の漁師が小畑君って、もう今、長崎だけの問題じゃないのだと、福岡県だけの問題じゃないのだと、我々漁師で4県サミットをやろうじゃないかということを持ちかけられたいきさつもあります。

 そういう中で、長洲町は早速、浄化槽等も踏まえて、ほとんど100%近くやったというのも、そういう流れから来たいきさつであります。もちろん、その後に破綻状況になり、こういう合併浄化槽やいろんなものをやって破綻状況で長洲は大変苦しまれたわけですけども、私は、しかし将来のためには、やっぱり立ち上がって、ああいう形で捉えたのが、非常にえらい行動ではなかったろうかと思うわけです。

 今、後で質問をいたしますけれども、埋立地の問題の中でも、また、この問題に触れますが、ぜひ市長、これは市長の立場として非常に苦しい立場でありますが、まずもって、私は、もう少し考え方を変えてほしいなと申しますのは、今、ここであえて言いたくありませんけども、2年前のことをちょっと踏まえて市長にお聞きしたいと思います。

 ここに文書がありますが、平成20年7月3日、雲仙市議会議長、酒井八洲仁ですね、国営諫早湾干拓事業に関する要望書について通知ということでございます。本件について奥村市長、農林水産商工部経由から別紙要望書のとおり、市長、議長連絡により、農林水産省の関係機関に要望したい趣旨の協議がありましたのでお知らせします。

 本件の処理については、市長の要望日程、7月4日、並びに総務常任委員会行政調査7月2日から4日等により全員協議会を招集し、協議確認する日程がとれませんでしたので、議長において所管の産業経済常任委員長と協議の上、市長、議長の連名の要望書を提出することとしました。

 なお、明細の経緯については、次の全員協議会で報告をいたしますというようなこういう書類でありますが、これは皆さんも、多分、全員協議会の時に、もらわれたんではなかろうかと思います。

 しかし、この日、私、7月2日、島原の沖に7時半ごろ、漁をしておりました。電話を委員長からいただきまして、とにかく水門に賛成か反対かということを言われましたので、私は、水門は開放に賛成でありますということを述べました。

 そしたら、やっぱりということでありましたので、我が家の議長は当事者でありますし、多分、開門は反対であろうと、しかし、瑞穂に石田議員がおる。だから、その石田議員が、どういう産業経済の中で判断をされるか、賛成なのか反対なのかわかりませんけれども、もし、石田議員が水門開放に反対であっても、小畑吉時は水門開放を賛成であるということで意見書等も添えて、これはしてほしいと。また、全員協議会がだめならば、産業経済でやっぱり諮るべきじゃないのかということで私は物を申しておりました。

 その後、明くる日、心配になりまして、石田議員のところに電話をかけましたところ、いや、「おいは賛成と言うた」ということでありまして、隣におります、当時副議長でありましたので、副議長にも私、強く電話をかけて要請をいたしました。

 そしたら、「僕も文書でもろうたけど、いっちょん、こういうこと、話がなかった」ということでありました。産業経済の副委員長にも電話しましたところ、「今、来たって、ファクスが来とる」ということでありました。

 その後、原田議員も連絡をとりました。この方は、当時、入院をされておられまして、長崎に電話をしたところ、私のところには連絡がない。荒木議員にも連絡をしましたが、ファクスがないので私のところは来ておりませんということでありまして、非常に憤慨をしたわけです。

 今、そこに座っておられる当時の事務局長、それから委員長にも強く私は要請したわけですが、委員会趣旨ですね、我々の委員会が大体これを決めるわけでありまして、委員会に産業経済に諮らずして、これをやられたというのは非常に憤慨であります。

 4日にテレビを見ておりますと、市長がテレビに映っておられましたが、その時の私の嘆きを聞いていただきたかったなと、私は思うわけでありますが、このことに対して市長はどのように考えておられるか。

 以上です。



○議長(石田?春君) 奥村市長。



◎市長(奥村愼太郎君) 今、議員御指摘のことでございますけど、多分、7月4日、国に対しまして、県、関係市からの要請もあり、私たちもその要望書を持っていったと思います。

 ただ、その時にどういった経緯だったかということについて、私も詳細には今、把握してない部分がございます。



○議長(石田?春君) 小畑吉時議員。



◆14番(小畑吉時君) これは、もう2年前のことであります。ぜひ、これから先も議会を尊重していただきたいなとですね、そして、こういうばかな1人がおるんだということも聞いていただきたい。何でも議会が賛成ではなくて、私も、やっぱり住民の漁民の代表として、ここに上がっておるわけでありますので、ぜひ委員会尊重をしていただきたいなと思うわけであります。これはもう、それ以上申しません。

 まだまだいっぱい、この件に関して質問したいわけでありますが、最後に、ある一部の漁民のほうから、アオコの発生が見受けられたというようなことで、この有明海周辺ということでありますが、これが事実かどうか。これが事実であれば大変な問題であります。

 アオコと申しますのは、青酸カリの数十倍というような猛毒であります。これが発生をしておるというようなことを小耳に挟みましたが、その辺のところを市担当あたりはどのように承知しておるのか、お聞きしたいと思います。



○議長(石田?春君) 酒井農林水産商工部長。



◎農林水産商工部長(酒井利和君) アオコについてでございますが、私どもは、公式の情報ではなくて、非公式にそういったアオコから発生する有毒性物質ということでお聞きをしたものですから、すぐ県のほうにお尋ねをいたしております。

 で、県のほうでは、その時点では、今、調査中だということでございまして、現在、最新の情報でございますが、3月の上旬には、関係漁協、それから関係市には説明をしに向かうと、説明するということを伺っておるところでございます。



○議長(石田?春君) 小畑吉時議員。



◆14番(小畑吉時君) 県のほうには問い合わせをしておるということですね。わかれば、これは早急にやっぱり知らせるべきであって、これは大問題になりかねない問題ではなかろうかと思いますので、その辺は十二分に注意をされて検討していただきたい。

 一応、この件は、市長との見解が違います。しかし、今、私が下の漁協のことを申しました。これは私はその項にあります、もう漁業組合の名前を申し上げますけど、これは当時、漁業補償に関した漁協でありまして、12漁協あります。高来町の湯江漁協、小江漁協、これは深海ですか、漁協、諫早市長田漁協、諫早漁協、小野漁協、森山漁協、吾妻町漁協、小長井町漁協、瑞穂漁協、国見町神代、国見町土黒ですね、私は国見町多比良でありますが、この多比良から外れておるわけですね。

 そして、海区も全く79号として、多比良漁協から下の漁協、布津漁協までは海区が違います。そういう状況の中で、私が下の漁協はあえいでおるということで申し上げておりますので、今の農業の方と、また、この中の漁業の方たちも、我々下の漁協のことも十二分に把握をされて、反対なのか賛成なのか。そして、下のほうで漁民があえいでおるということも、ぜひ知らしめてほしいなと思っております。

 市長、そういうことでございます。この件は終わります。

 続きまして、平成20年にかけました多比良港の埋め立て地でございますけども、当時、市長はまだまだ今からだということで、平成18年度、1工区は完成の予定であったが、なかなか当時できなかったと。今、やっと1工区が14haぐらい埋まってきたかなということでありますけども、平成18年3月の議会で、当時の部長の弁は、当面、2工区においては目処が立たない状況であり、改めて事業の推進とその利用について県と協議をしていく。

 市長の答弁、議員指摘の釣り堀等も勘案をし、また、国見町はスポーツ振興の町であり、多岐な面から利用できないか模索をしているところだと。

 9月の議会では、埋立地の利用計画について市長は、平成18年度に1工区が完成する予定だと。完成後は、国見地区公共下水道の処理場の計画、埋め立て問題は、旧国見町の歴史があり、成熟を迎えた段階で議員と相談をしながら検討し、適当な時期が来た時には発表をしたいと、こう市長、述べられておられます。

 その後、サッカー場が県のほうから打診を非公式か何かでやりましたということでありましたが、私は、まずもって地場産業の誘致、雇用の問題が大事じゃなかろうかということも強く申しました。

 そして、今度は和牛の全国大会があるということで、候補地に上がったわけでありますが、これは佐世保がメーン会場、そして、島原市がサブ開場ということで、これも立ち消えになったわけであります。その後、何か検討をされたのか、県あたりと何か交渉されたのか、その辺をちょっとお聞きしたいと思います。



○議長(石田?春君) 奥村市長。



◎市長(奥村愼太郎君) 多比良漁港につきましては、大方議員がおっしゃいましたように、下水道処理場としては私は言ってないと思います。(「もう一遍」と言う者あり)下水道処理場としての活用は、私は多分述べてないと思います。(「そうやったかのう」と言う者あり)

それは、多分まだ、計画がございません。旧国見町でこれは下水道処理場として、またスポーツレクリエーション施設としての計画があった。また、文化会館などの建設などの検討がなされてきたという答弁はさせていただいたと思うわけでありますが、このことにつきまして、私は、そういった趣旨で能動的に発言した、これはございません。

 それから、これは平成20年9月に、前田哲議員から御質問があったわけでございますが、その時にも答弁させていただきました。旧国見町においては、県営地まで施工された護岸工事の地元負担金がございます。これ、10億円が負担されておりますので、この埋立地完成後の土地の所有権は、事業主体で長崎県が持つこととなり、県におかれてはこの土地を地元が利用する場合でも売却即応する方針であったということはこれ伝えています。

 やはり今後、雲仙市の方針としましては、企業誘致ができないのかということでございまして、今みたいに、今までみたいな形での施設整備はそぐわないであろうということで、いろいろ諸事情を勘案すれば、多比良埋立地については、長崎県による工業用地として何とかできないのかということで、今、要望をしているところでございますが、なかなか県としては新たに建設工業用地としての認定は難しいというような、今、状況でございます。



○議長(石田?春君) 小畑吉時議員。



◆14番(小畑吉時君) しかしながら、先程も市長が述べられたように私も述べようかと思いましたが、当時の平成4年度にこの問題が上がり、そして平成5年に工事にかかり、当時、雲仙岳の1日の噴火量が20万m3あたりを含んだということで、ものの1年で埋まるというのは、県のほうからのそういう説明があり、我々は議会で泣く泣くあの立派な魚の育つところ、漁場が一番いいところを私の気持ちも反対でありながら、泣く泣く賛成をしたわけであります。

 その後、雲仙岳がやまり、そして結局、なかなか出来ないという中で、平成17年だったかなと思いますが、私、当時、文教委員長か総務委員長かだったかと思いますが、建設常任委員長とともに、議長、町長とともに県のほうにも出向をし、そして、何とかここを早く埋めてほしいということも要請しましたし、また、その土地の行く末はどうするのかということでありましたが、その時の部長が、この土地は切り売りして、途中でもう埋まったところから売ってよろしいということを述べられたものだから、私は当時、10億円の金を突っ込んでおると。それを今さら、その長崎県の言いなりで変えるわけにいかないと、いくらで売るのかといったことを申しましたところ、県には県の値段がありますということでありまして、そういう中で、私は10億円の金を返してほしい、強く要請したわけであります。

 国見町の住民は、本当に辛抱をしながら箱物を作らずに、当時は、何を作ってくれって、何を作ってくれといろんな要望がありましたら、当時、この夢を持ってこの埋立地に入ったわけでありまして、今までも、この埋立地をどうするのかということであります。

 できれば、先程も申しますように企業誘致なのか、もしくは住民の活用をする、先般も大久保正美議員のほうからも出ました。県の百花台公園の芝生のところで作れという話もありますが、そういうことであるなら、ここの埋立地でもサッカー場はできんわけはないわけですね。

 何か作らんと、あのまま草ぼうぼうで、そして今、県が何か埋まったところは自由に漁業のテトラポットとかいろんなものを作っておりますが、埋まった段階では、もうあえて整理をして県と交渉をして、やっぱり何かをせんと、住民が納得いかないのじゃないか。

 先程も、大久保議員も述べました、合併をして何にもいいことはない。しかし、住民は、夢と希望を持ってこの合併に向かっております。そういう中での福祉のカットだ、いろんな面で、今、住民がうっぷんやり方なしというような状況の中でありますので、ぜひやっぱりここには何か作ってもらいたい。

 最近、特に多いんですが、Uターン組、子どもたちがふるさとに帰ってきたいと。しかし働くところがないのだと。議員さん、何とか働くところを見つめてくれんかというようなことで、強く要請をされます。

 私たちも、何とか企業誘致を市長あたりにもお願いをし、また、我々議員も努力をしながら頑張りますからということを申しますが、ぜひ何かをもう4年もたった時、市長のここの答弁の中でもありますが、議員と相談をしながらやるということであれば、県のほうにも、今は民主党政権でありますが、民主党のところでも頭を下げて、ぜひ何かを作っていただくように要請に行かれたらどうかと。

 私も同行をいたします。ぜひそういう働きかけをしていただきたいなと思いますが、その辺、どう考えておられるか。



○議長(石田?春君) 奥村市長。



◎市長(奥村愼太郎君) 財政的な面もございますので、購入するということはなかなか厳しいかと思います。ですから、なるべくそれを市として使わせていただくようなことは、今も要望していただいておりますし、今後もまた、こういった議論があったということを踏まえまして、さらにまた要望をさせていただきたいというふうに思っております。



○議長(石田?春君) 小畑吉時議員。



◆14番(小畑吉時君) もう合併して4年、5年目でありますので、ぜひ、何らかの色をつけてほしいな。今まで、市長の頭の中には、色づけがない部分がいっぱいあったかと思います。しかし、もう5年もなると、自分の市長の頭の中には、いっぱいの色がついておるのじゃなかろうかと、私、こう思っております。ぜひ空白のその白のところに色づけをしていただきまして、ぜひこういうのが完成をするように強く要望をいたします。

 これでこの質問を終わります。

 続きまして、道路変更についてでございますが、奥村市長の裁量により、浜田橋が2月28日に完成をいたします。渡り初めができるようになりました。住民は大変喜んでおるわけでございます。

 しかしながら、この浜田橋でありますが、今回は名前を変えていただき、「はまんたばし」、老人・子どもたちが呼びやすい、今まで呼んでおったような呼び方で「はまだばし」が「はまんたばし」と改名をしていただき、大変喜んでおるわけでございますけれども、この橋が9m20cmでできます。

 そういう中で、せっかくこの橋ができ、その先、また土黒地区、多比良地区の道幅が狭いということでありますが、ここの住民から2例の要望書が上がってまいりました。国道389号の駅から国見高校の区間を拡幅、また、この浜田橋からその多比良駅から上った交差点までを何とか拡幅をということでありまして、そういう中で、今度、県のほうからの説明がありまして、国道389号をフェリーからそのまままっすぐ国見高校の下まで、国道の変更をする案が上がってまいりました。

 担当部署あたりにも聞くと、今、選挙期間中でありますので、はっきり物を申しませんが、上がった段階では、この方向性でいくのではなかろうかということが出ましたが、せっかく作っていただいた橋が宝の山になってしまうわけであります。

 まだ、はっきりしておりませんけども、私の推測では、ほぼ国見高校下にこの道路ができるのじゃなかろうかと思うわけですが、その代案として、今の浜田橋の東・西、土黒、多比良のほうを何か拡幅等で、市のほうか、何か国の助成等他でできる方法がないものか、その辺を市長にお聞きしたいと思います。

 以上です。



○議長(石田?春君) 奥村市長。



◎市長(奥村愼太郎君) 国道389号のバイパスにつきましては、県からの案も出てきまして、周辺関係の議員の方々にも御相談をさせていただきました。

 それで、バイパスとしての一応、進め方を御相談させていただいたところでございますが、8月の政権交代によりまして、少なくとも国の方針が変わってまいりました。

 今回、1月30日に、前原国土交通大臣も見えられまして、それで、今までの従来、我々が要望しておりましたいろんな国の特に国土交通省関係の施策に関しまして要望をさせていただいたわけでございます。

 その時に、例えば、愛野バイパスの1.8kmでございますとか、森山拡幅の5kmでございますとか、こういった道路につきましては現在進行中であるから、これを大きく変更することはないということで、早期の完成を私たちも努力したいという御答弁をいただきました。

 ただ、県当局とも話をしたわけでございますが、新規の道路については、これは今、見直す時期に来ておって、着工というのはなかなか難しいだろうというお話でございました。ですから、まずは計画の変更が最初に出てくるのかなという思いがございます。

 ですから、こういったことを考えますと、今後、今、御要望していただいております道路につきましても、どういった形で自分たちができるのか、これは、まだまだ今、お答えできるような状況ではないというふうに思っております。大変厳しい状況であろうかと思いますが、できるだけ努力はしてみたいと思っております。



○議長(石田?春君) 小畑吉時議員。



◆14番(小畑吉時君) 今、なかなか難しいということを申されましたが、きのうは実は、多比良地区の都市計画の見直しということで、県のほうからと市の担当のほうから、各多比良の区長さんたちの要望をして説明会があったわけであります。

 その中で、この国見町多比良の都市計画が51年前に都市計画に入っておるということで、その都市計画を外したがいいのか、そのまま残したがいいのかということで審議をしてまいりました。

 都市計画に入ると、結局、建物の規制が非常に厳しいということでありまして、旧町、私たち国見町も、大変家を建てるのに引っ込めて建てなくてはならないというような状況で、住民もぶうぶう言いながらしてきたわけですが、何でこの多比良の都市計画は51年もなってできなかったというのは、地主制度ではございませんけども、ほとんど多比良の町は地主さんが土地を持っておられる。

 そしてまた、この都市計画に関しましては規約がありまして、土地の幅、道路の幅が非常に広いということで、きのうもいろいろ聞きましたが、いろいろ状況的にはあるのだそうですが、普通は道路は12mを要すると。12mの両端の歩道がいるというような中で、あの狭い、多比良町の道路の中で建っている家を12m広げると、ほとんど立ち退きなのです。そうなると、道は広くなったわ、家は建たんわということであれば、何のための都市計画なのかということであります。それで、当時商売も盛んでありました借家住まいの店舗の方たちが、ここをやったらもう私たちはこの多比良町から出て行かなくてはならないということで、今までこれにかかってなかなか拡幅ができなかったということであります。

 しかし、今この都市計画に入っている場所とは別に今この浜田橋のほうから、ぜひ、もう私たちも老人であると、後継者もいないし、また若い者は少しぐらい引っ込んどっても道が広くなれば客が返ってくるだろうということで、以前政策企画課長にもいろいろ町並み、町のおこしとして夜市の補助を出せということも強く要請しましたが、非常にやっぱり自分の町に執着を持ち、そしてこの橋を機に何とか町おこしをしたいという若者がおるわけです。そういう人たちが残って町をおこすということであれば何らかの形で、まあ市の財政状況も非常に厳しいのは十二分にわかります。そういう中でこの都市計画にのせなくても何か国のひもつき事業がないものか。そして、また、都市計画で工事をするとどのくらいの市の負担が出るのか、その辺のところを担当でも結構ですからちょっと説明をしていただきたいと思います。



○議長(石田?春君) 奥村市長。



◎市長(奥村愼太郎君) その前にでございますが、今の新政権になりましてからひもつき補助金というのを見直すということになってきておりまして、一括交付金という社会資本整備交付金ですか、今は仮称でございますけども、そういった形になりつつございます。

 これが今後いわゆる基盤整備というか建設関係だけの交付金になるのか、それともまた別の意味での交付金になるのかその辺がまだ非常に未定でございまして、その辺の研究を重ねていき、また、情報もとりながらやっていかなければいけないのかなと思っております。

 もし例えばこれが一括交付金という形になってまいりますと、今おっしゃっていただくような地域の整備活用にも少し活用できるのかなという部分もございます。ですから、非常に今まだ情報も不足しておりますし、国自体がまだきちっとした方針を発表されておりません。ですから、こういうものをもしできれば活用して地元の方々の御意見、御意向に沿えるような努力もまた重ねてみたいというふうに思っております。詳細につきましてもし何かあれば。



○議長(石田?春君) 緒方建設整備部長。



◎建設整備部長(緒方和人君) 先程、議員がおっしゃられましたように確かに国見の駅前から都市計画道路の指定がされておりまして、それを国見だけじゃなくて雲仙地区においてもまだ全然触らないでそのままになっている道路があるのですけども、それを今回見直そうということで進めております。

 都市計画道路を進めるに当たっては、先程言われました幅員の制限がございますし、都市計画道路の整備は最近も合併してからも行っておりませんので補助がどうなるのかその辺は研究をしておりませんけども、今の補助でいけば65%が標準になっておりますので、補助でできることは間違いないと思っております。



○議長(石田?春君) 小畑吉時議員。



◆14番(小畑吉時君) 65%と言うたらパーセントのどれが65%なのかちょっと詳しく説明して、わからんけん、頭悪かけん。



○議長(石田?春君) 緒方建設整備部長。



◎建設整備部長(緒方和人君) 通常の国の補助事業の場合に国の交付金が今愛野とか仁田峠、それから小浜の山領木場線、それから吾妻、(発言する者あり)はい。ですから、都市計画道路事業をやっておりませんので正確な率はわかりませんけども、(発言する者あり)はい。恐らく同じぐらいの補助を受けられるのじゃないかと思っております。(発言する者あり)65%ぐらいです。(発言する者あり)

 それから、参考までにバイパスのお話が出ましたけども、バイパスの事業につきましては県が事業主体で国の補助を受けて行われますけども、これについては雲仙市の負担はなしでやれます。



○議長(石田?春君) 小畑吉時議員。



◆14番(小畑吉時君) 名前は申しませんがきのうの県の方の説明では、都市計画の中ではもう少し利率がいいようなことも申されておりましたけども、その辺は再度別の機会でも結構ですから、ぜひ調べてもらいたいなと思うわけです。

 というのは、今の国道389号の駅前からの拡幅です。これが非常に12mとなると困難であろうということもありました。そして、各区長さんたちともこれはまた見直すべきではなかろうかということでありましたが、そこを外すと今度は次のはまんた橋にかけての都市計画は非常に難しくなると。だからその分は残して、それにつなぐような計画であるならば補助対象都市計画等道路ができますというような説明でありましたので、それで今とりあえずはその方向性を担うまではその見直し、取り消しというのはちょっと待とうというようなことで我々もあまり急がないでということで結論が出たわけでありますけれど。できれば財政難の折、金がかかる道路はなかなかできないと思いますが、そういうことで住民が納得をし、そしてそれでも構わないということであれば住民の望みをかなえてやるのが行政の立場、我々議員の立場じゃなかろうかと思いますので、ぜひその辺も担当部長、勉強しとっていただきたいなと私はこう思うわけです。

 もうこれ以上申しませんので、とにかく努力をされて、ぜひ市長、このはまんた橋のいきさつも十二分に胸に入れていただいて、一日も早くあの広い道路が私の夢であります。私の議員をしてる間に構想だけでもできれば幸いかと思いますので、ぜひ強く要請をいたしまして私の質問を終わります。

 以上でございます。



○議長(石田?春君) これで14番、小畑吉時議員の質問を終わります。

………………………………………



○議長(石田?春君) ここで4時30分まで休憩をいたします。

=午後4時12分 休憩= 

=午後4時31分 再開= 



○議長(石田?春君) 休憩前に引き続き会議を再開します。

 次に、8番、前田哲議員の質問を許します。前田哲議員。



◆8番(前田哲君) 8番、前田でございます。通告をしておりました家庭排水処理についての一般質問を行います。

 雲仙市1万6千あまりの各世帯、各家庭の給水水道料金につきましては、市内全域統一料金となるよう一定の方針が決まり、平成24年度からは雲仙市民のすべての住民が同一料金の水道水を使用することとなっております。上水道に関しましては同じ雲仙市民として不公平感が解消されることとなり何よりだと思っております。

 一方、家庭排水処理に関しましては、旧町時代より公共下水道を推進した地区、個人設置型合併浄化槽を推進した地区など旧7町各地区の方向性に違いがあり、排水水質環境保全という同じ目的でありながら、その方向性により同じ雲仙市民でありながら各家庭の個人負担額に差額が生じているのではないかと感じております。

 現在、雲仙市内の家庭排水処理方法はいくつの方式があるのか。その方式と雲仙市1万6千あまりの世帯数に対するそれぞれの比率をお尋ねいたします。あわせてそれぞれの排水処理に係る平均家庭、標準家庭の自己負担額をお尋ねします。

 答弁の後は自席にて質問を続けてまいりますので、よろしくお願いをいたします。



○議長(石田?春君) 奥村市長。



◎市長(奥村愼太郎君) 前田哲議員の御質問にお答えさせていただきます。

 家庭排水処理についてのお尋ねでございます。

 議員御指摘のとおり雲仙市では現在下水道の処理を行っている区域は、小浜町の雲仙、千々石町、愛野町、吾妻町及び瑞穂町の5地区でございます。が、吾妻、瑞穂地区の下水道区域外につきましては市が浄化槽の整備と維持管理を行うCE型浄化槽による処理となっており、それ以外の下水道区域外につきましては個人型の合併浄化槽により対応をただいているところでございます。今後早い時期に下水道施設等の整備費や維持管理費及びその財源を考えた財政シミュレーションを行った上で下水道事業の全体計画を見直していかなければならないと考えているところでございます。

 また、排水処理費用の不公平な状態の解消についての御質問がございました。現在、下水道やCE型浄化槽によります処理に係る維持管理費につきましては市で行っておりまして、利用者の方からは使用料をいただいております。一方、個人型浄化槽につきましては、設置する場合は要綱に基づき設置補助金を交付しておりますが、維持管理費については合併前に処理区域が決定し補助制度がございました愛野、千々石地区のみ維持管理費補助の制度を引き継いでおります。今後は財源計画を立てながら下水道区域の決定等事業の全体計画を確定してまいりたいと考えておりますが、事業の財源につきましては事業仕分け等による国の補助制度の見直しの影響が明確ではごさいませんので、引き続き国の動向等を注視してまいりたいと考えております。

 なお、残余の答弁につきましては、関係部より答弁させていただきます。



○議長(石田?春君) 緒方建設整備部長。



◎建設整備部長(緒方和人君) 現在、下水道やCE型浄化槽による処理に係る維持管理につきましては市で行っておりまして、利用者の方からは使用料をいただいております。一方、個人型浄化槽につきましては、設置する場合は要綱に基づきまして設置補助金を交付しておりますが、維持管理費については合併前に処理区域が決定し補助制度がありました。

 先程お尋ねがありましたいくつの方式があるのかというお尋ねでございますけども、現在下水道区域が雲仙と千々石、吾妻、瑞穂町でございます。それから農業集落排水が愛野の西部、東部地区でございます。それから小規模集落排水が愛野の野平、重尾地区でございます。CE型浄化槽が吾妻と瑞穂の下水道区域外でございます。それから個人型浄化槽については上記の地区以外の地域でございます。

 それから、浄化槽の個人負担についてどのようになっているかということでございますけども、合併浄化槽が平均で算定しておりますけども、法定検査と保守点検を年3回行います。それから清掃を年1回、あと電気代含めまして約1世帯当たり5万5,700円と算定をしております。

 それから、下水道の使用料につきましては、これは雲仙市の人口世帯数で割りましたら、平均が1世帯当たり3人ということになりますけども、その場合に使用料が平均では21t使用することになりまして、その料金を算定しますと約3万7千円となっております。従いまして差額で1万8,700円程度でございます。これはあくまでも1世帯当たり3人で算定した時の金額でございます。

 比率については、いましばらくお待ちいただきたいと思います。



○議長(石田?春君) 前田哲議員。



◆8番(前田哲君) 公共下水道地域と個人設置型合併浄化槽の地域、大きく分ければこの2つなのだろうというふうに思っております。

 公共下水道地域の平均家庭の使用料負担額は今部長がおっしゃられたとおり、私どもの資料でも3万7千円前後、平均3人家庭ということのようでありますし、個人型合併浄化槽の平均家庭の維持管理費は5万5,700円ということになっておるようであります。その年間差額は2万円弱程になろうというふうに思われます。家庭排水の処理方法の違いと住んでいる地域によって今現段階では同じ市民でありながら格差が生じているという状況になりますが、そのような解釈でよろしいでしょうか、お尋ねをいたします。



○議長(石田?春君) 緒方建設整備部長。



◎建設整備部長(緒方和人君) 世帯の人数にもよりますけども、今あくまでも標準で算定したらそのようになります。



○議長(石田?春君) 前田哲議員。



◆8番(前田哲君) 公共下水道事業特別会計に対して一般会計の繰出金、当然繰り出さないとこれはやっていけないという会計になっておるはずですので、一般会計からの繰出金はどれぐらいの金額になりますでしょうか。それと現在も公共下水管の工事も行われている状況にありますので、それ以外で下水道の管理運営費が一般会計からの繰出金の中に含まれているというふうに思われますが、水道管理運営費はどれぐらいの金額になっておるかお尋ねをいたします。



○議長(石田?春君) 緒方建設整備部長。



◎建設整備部長(緒方和人君) 一般会計の繰入金についてのお尋ねでございますが、下水道特別会計の歳出の主なものとしましては、公債費、下水道建設費及び維持管理費等がございますが、その財源として収入の主なものは使用料、市債、国庫支出金がありまして、下水道事業特別会計における歳入歳出の不足分について一般会計繰入金で補っているところでございます。

 実績につきましては、平成19年度決算で6億1,748万8千円でございます。それから、平成20年度決算では6億485万8千円となっております。

 それから、先程雲仙市内の比率のことをお尋ねになりましたけども、普及率ということでよろしいでしょうか。(「はい」と言う者あり)では、下水道の普及率ですけども、小浜が8.9%でございます。それから千々石が93.6%でございます。それから吾妻が61%、瑞穂が58.1%、愛野が96%、雲仙市全体平均で55.8%になります。



○議長(石田?春君) 前田哲議員。



◆8番(前田哲君) 管理運営費のところもお尋ねをいたしましたが、資料はありますか。



○議長(石田?春君) 緒方建設整備部長。



◎建設整備部長(緒方和人君) 申しわけありません。後もってお示しします。



○議長(石田?春君) 前田哲議員。



◆8番(前田哲君) 公共下水道が整備をされている地域は、本来全市民で等しく使うべき一般会計から数億円単位の予算の恩恵を受けているというふうな考え方もできるのではないかというふうに思っております。ただ、その恩恵を感じられずに供用開始しているにも関わらず加入率はなかなか上がってこないというジレンマもあっているのではないかというふうに推測をしております。

 一方、公共下水道接続の住民と同じく排水水質の環境保全のために努力、協力をしておられる個人管理、個人型の合併浄化槽を設置しておられる住民さんは同じ住民でありながら個人負担が先程来も申し上げましたとおり2万円弱の差額が現実として発生している現実が今ここにあるという、不公平で不条理な状況にあるのではないかというふうに思われます。この不公平な状態は早期に解消しないといけないというふうに考えますが、いかがお考えでしょうかお尋ねをいたします。



○議長(石田?春君) 緒方建設整備部長。



◎建設整備部長(緒方和人君) 現在、旧町において下水道計画を策定し、下水道等処理区域が決定しております千々石及び愛野地区につきましては、個人型合併浄化槽に対する維持管理の補助金を行っておりますけども、市全体で整合性を図るためには下水道区域を決定した上で区域外の個人型浄化槽に対する維持管理費補助金のあり方についても調整を図っていかなければならないと考えております。



○議長(石田?春君) 前田哲議員。



◆8番(前田哲君) 市長にお尋ねをいたします。市長は、施政方針の下水処理施設整備の推進についてというところの項目でありますが、浄化槽市町村整備事業につきましては先程来も部長がおっしゃったとおり吾妻と瑞穂町にあります。この中山間地区におきましては整備を進める一方、それ以外の地区につきましては個人設置型浄化槽整備を進めてまいりますというふうにされておられます。これはつまり今のやりとりの中で考え方を整理すると、個人設置型地域に住んでいる国見町、小浜町、南串山町の人たちは公共下水のきている地域の人たちより約2万円弱ですが年間経費が高くつく、維持管理の高くつく方式で家庭排水してくださいというふうな解釈になるのじゃないかなというふうに思うのですが。ということになれば市長として同じ雲仙市民に対して不公平で不条理な状況を推進しようとしておられるか、これは致し方なしというふうな黙認をしておられるのかというふうに思いますが、市長はいかがお考えになられましょうか。



○議長(石田?春君) 奥村市長。



◎市長(奥村愼太郎君) この問題につきまして、前回の深掘議員も、それからまた前田議員も御質問されております。私もこうした形で下水道の整備を発表させていただきました。御指摘のとおりでございます。今後例えば下水道整備ということでいわゆる公共型でやっていくのかあるいはまた個人型でやっていくのかということは一つは大きな問題としてございます。ただ、やはり未整備の地区におきましてどうしてもやっぱり生活の利便性を考えますと合併浄化槽というものの整備もまた進んでいくわけでございまして、これはもう長く放置していくわけにもいかないだろうということは一つ考えがございます。

 ですから、これは一つ近いうちにまずは内部でたたき台的なものを出していく、そして、そこからまた広く皆さん方に検討委員会等も含めてやっていく考えも今ございます。ですから、どういうふうな形で周知を図り、そしてまた皆様方の御協力をいただいていくか、また、不公平の解消をしていくかということを考えなければならない時期にもう来ているというふうに思っております。



○議長(石田?春君) 緒方建設整備部長。



◎建設整備部長(緒方和人君) 先程の管理運営費について報告をさせていただきます。

 千々石が2,199万1千円でございます。それから、瑞穂につきましては959万2千円です。吾妻が1,414万4千円、雲仙が6,764万3千円でございます。それから愛野が2,946万6千円でございます。計の1億4,283万6千円でございます。



○議長(石田?春君) お諮りします。まだ一般質問が終了していませんので、会議規則第9条第2項の規定により会議時間を延長したいと思いますが、御異議ありませんか。

 〔「異議なし」と言う者あり〕



○議長(石田?春君) 御異議なしと認めます。従って、会議時間を延長することに決定しました。

 前田哲議員。



◆8番(前田哲君) 市長もこの不公平な状況を認識しておられて早期に解決しないといけないというふうにお考えのようであります。

 これは1年前の平成21年3月末の資料でありますが、国見地区の人口1万1,145人に対して処理人口は4,080名になっております。36.6%。小浜地区は1万159人に対して処理人口が1,456人で、率にして14.3%。南串山地区は4,439人に対して815人、率にすると18.3%という数字になっておるようです。雲仙市の全人口に対しての率を計算し直すとその率は、個人型合併浄化槽で処理ができている人口は約13%、人口におきますと6,300人あまり、世帯数に直すと2,100世帯ぐらいになるのではないかと思っております。

 この不公平感をどうやって解消するのかという具体的なことはこれから論議を呼ぶところだというふうに思っておりますが、参考までに申し上げれば、個人型合併浄化槽を設置している家庭に対して仮に1世帯当たり2万円助成しましょうということで平均はとれますよねというふうな方向に向かおうとするのであれば、2,100世帯掛ける2万円ですので4,200万円という数字になるのかなというふうに計算をしたところであります。

 市長は常々、雲仙市全域の均衡ある発展を推進していくのだというふうにおっしゃっておられます。そのとおりやるべきだというふうに私も思っておりますが、この雲仙市民の不公平感は早期に急いでやると市長がおっしゃっておられますが、いま一度いつごろまでにどういう方向でやろうとかというところはまだ御返答いただける段階にはないのか再度お尋ねをいたします。



○議長(石田?春君) 奥村市長。



◎市長(奥村愼太郎君) 今、前田議員がおっしゃいました例えば1戸当たり2万円という金額がございますけども、この金額に関しましてもどういう金額が妥当であるかということはまだ決まっておりません。

 それから、また、今の現状、例えば個人型合併浄化槽を設置しているところ、しかし、これの他新たに補助が加わりますとまた新設でやっていかれるところもまた増えてくると思いますし、また、そうあるべきだと私も思っております。そうしますと大体金額がどのくらいになってくるのかということも含めて検討していかなければならないだろうと思っております。

 ただ、議会でやっぱりこうした形で前向きに話をさせていただく以上はやはりそれらについて協議をし、ある程度のたたき台というか協議していただくための資料が必要であろうと思います。ですから、それを含めますとまだ今日ここで、議会でいつまでとなかなか難しいわけでありますが、できるだけ早期にそういったお示しができるように努力はしていきたいと思っております。



○議長(石田?春君) 前田哲議員。



◆8番(前田哲君) 一方、そもそも個人型の合併浄化槽の維持管理費は法定で決まっておりますのでこれはいじれることは不可能です。個人で管理をして法定検査、掃除、電気代というのは当然個人負担でやるべきというルールのもとでその制度があるわけですからこれは理解をしております。

 ただ、個人型の合併浄化槽の管理費が高いのではなくって、一方では下水道の使用料金、こちらのほうが逆に安過ぎるのではないかということも考えられるのではないかというふうに思っております。

 新年度の平成22年度の下水道特別会計予算における使用料・手数料収入、総額に対してわずか1割程度しかありません。全会計の本来経費に充てるべき使用料・手数料は11%前後だというふうに予算計上されておるようであります。本来はその恩恵を受ける方々が受益者負担という考え方もあるのではないかというふうに考えてもおります。

 近隣他市の状況をちょっとお尋ねしてみたいのですが、お隣の南島原市、それから諫早市、大村市、長崎市、近郊4市の標準家庭の使用料金の資料がありましたらお示しをいただきたいのですが、お願いいたします。



○議長(石田?春君) 緒方建設整備部長。



◎建設整備部長(緒方和人君) 1カ月の使用料を20tとした場合の下水道料金を算定しておりますけども、雲仙市が2,940円でございます。それに対しまして南島原市が2,620円、それから長崎市は3,150円でございます。そして諫早市が3,020円、大村市が2,971円でございます。

 以上です。



○議長(石田?春君) 前田哲議員。



◆8番(前田哲君) いずれにしましても下水道事業の特別会計には一般会計予算から年間8億円前後の繰入金を必要とする特別会計であるという現実がここにあります。8億円という額ですが、それは毎年若干変更しますし、管渠埋設工事が完了すれば当然それは減ってくるというふうな数字ではありますが、まだこれから瑞穂町の完成を見るまでは平成26年まで待たなければならないというのが今の現実ではなかろうかというふうに思っております。

 一般会計の予算を圧迫することが現実としてあるというこの下水道事業をどのように維持していくのか、これから少子高齢化社会に向かっており、雲仙市も過疎化していくのじゃないかというふうなことを推測しております。そのような状況を考えれば下水道事業自体の全体も早急な検討・対応が必要なことではないかというふうに思っております。飲み水である水道事業は先の将来像が雲仙市水道ビジョンという形で平成21年3月には既に策定を見ております。これと同じように今度は雲仙市下水道ビジョン、下水道をどういう形で維持していくのか、管理していくのか、下水道事業の将来像を雲仙市市民全体の問題としてその検討を急ぐべきではないかというふうに考えております。市長の御見解をお尋ねします。



○議長(石田?春君) 奥村市長。



◎市長(奥村愼太郎君) まず、前田議員は8億円とおっしゃいましたけど、一般財源からの持ち出しは6億円であります。

 シミュレーションにつきましては、先程申し上げましたように極力、(発言する者あり)シミュレーションにつきましては私もできるだけ早くこの計画を策定していく必要を感じております。



○議長(石田?春君) 前田哲議員。



◆8番(前田哲君) 私が8億円と申し上げましたのは、平成21年度の繰り入れ金額を見ますと8億8,300万円、平成22年度の繰入金の予算として8億5,600万円、この関連の数字を申し上げたところでありますので、その辺を市長も誤解のないようにお願いいたします。

 いずれにしましても市長も今おっしゃられましたように大変複雑で難しい問題でありますが、早急な検討もお願いをしておきたいというふうに思います。

 以上でこの問題は終わります。

 次に、質問事項2項目めに通告をしておりました雲仙市の成人式のあり方について質問をいたします。

 毎年新年1月4日は、雲仙市の新成人の門出を祝う行事としてハマユリックスホールにおいて成人式が開催をされております。市内全域から新成人、来賓等を招いて一堂に会しての式典となっております。この成人式のあり方についてお尋ねをいたします。

 平成17年、新市合併した翌年は旧町分散型の成人式でありましたが、次の年より現在の様式となっております。全国各地、各県内各地で同様の成人式が行われておりますが、新成人が騒ぎ出して式典を妨害するというような事件が頻発をしておるようであります。今年、佐世保市においては新成人8人が壇上に上がり大騒ぎをするという事件が発生をしております。彼らは結果的に威力業務妨害罪という罪に問われております。結果、罰金20万円から30万円の略式命令を受けております。幸いに雲仙市ではこのような騒ぎは過去において起きておりませんが、市内全域の新成人者を1カ所に集めて行う成人式の様式も考え直すことも必要ではないかというふうに思っております。

 まずはこの新成人者を一堂に会して行う、この成人式の様式の意義をお尋ねをいたします。



○議長(石田?春君) 塩田教育長。



◎教育長(塩田貞祐君) 前田議員からの質問の雲仙市成人式を一堂に会して行う意義についてお答えをさせていただきます。

 議員御指摘のとおり、平成17年10月に合併した雲仙市は、平成18年1月の成人式につきましては旧町ごとに7会場において開催をいたしました。ただ、平成19年1月の成人式からは南串山町のハマユリックスホールにおいて市内の新成人者一堂を会して開催を行っています。このことにつきましては従前の雲仙市議会の質問においても答弁いたしておりますとおり、雲仙市成人式は市として一体感の醸成を目的とし、行政執行の推進を図ることが重要と考えており、今後も引き続き1会場においての開催をするように考えております。

 また、市内の新成人者が一堂に会することで中学校単位での枠にとらわれず他町の友人、これはスポーツ活動あるいは文化活動を含めての友人になりますが、それと高校時代の同級生とも会うことができ、雲仙市民としての連帯感や自覚を促し、雲仙市というふるさとへの思いを改めて強くすることができるまたとない機会であるというふうにも考えております。このようなことが大きな意義があるというふうに考えているところです。



○議長(石田?春君) 前田哲議員。



◆8番(前田哲君) 成人式の主役は教育長も御理解のとおり二十歳になった新成人が主役であります。雲仙市にとりましては毎年の年中行事の一つに数えられているものではありますが、当事者である新成人、毎年、違っております。

 一生に一度の記念すべき式典、新成人にとってどのような式典が最良の式典になるのか、検討、判断、実施するべきではないかというふうな考えも持っております。

 新年1月4日の実施に向け、担当部署である教育委員会の生涯学習課において、3カ月前の10月にはその準備に入っておられるようですが、その折に、主役である新成人に一堂に会しての今の様式がいいのか、もしくは旧町単位での分散様式がいいのかというようなことも、当事者、新成人に尋ねてみるのも1つの方法ではないかというふうに思っております。

 新成人者に向けてであったり、保護者等にアンケートをとって問い合わせてみるというふうなお考えはないのかお尋ねをいたします。



○議長(石田?春君) 塩田教育長。



◎教育長(塩田貞祐君) 前田議員がおっしゃいましたとおり、10月から新成人者等の打ち合わせについては行っております。

 その折に、式典の内容につきましては、従前に打ち合わせをさせていただいておりますし、今年につきましては、旧各町から男女合わせて11名の新成人者の皆様に集まっていただき、雲仙市成人式が1カ所開催になった経過、それからこれまでの式典の内容についても説明をさせていただいております。

 そして、自分たちの成人式をどうしたらいいのか、どのようにしたいか等の意見も出してもらって協議を行っているところでございます。

 その中では、市長からの新成人者に向けたメッセージをじかに聞きたい、そのような意見や、高校時代の同級生等も会いたい等の意見もあっております。

 式典の内容につきましては、その折々に変更をさせていただいておりますが、今後も、県下の状況を調査・把握検討し、そして、新成人者の意見等が十分反映できるような式典の内容にしていきたいというふうに考えておりますが、新成人者や保護者等へのアンケートにつきましては、現時点では考えていないところです。



○議長(石田?春君) 前田哲議員。



◆8番(前田哲君) 保護者であるが、保護者、お父さん・お母さん、おじいちゃん・おばあちゃんの中には、我が子、我が孫の成人式の晴れ姿を式典会場で見たいというふうに希望されている方も、少なからずいらっしゃるのじゃないかなというふうに思っております。距離的な問題もあり、行きたくても行けないと考えておられる保護者の方もいらっしゃるのじゃないかなというふうに思っております。

 長崎県内西海市の成人式では、その配慮がどうかは定かではありませんが、大島文化ホールと西彼農村環境改善センターの2カ所で同日に開催されているというふうに聞いております。

 雲仙市としても、新成人者にとってどの様式が最良の成人式になるのか、ぜひ検討していただきたい。もう、1カ所ありきということではなく、いま一度、検討していただきながら、最良の成人式であってほしいものというふうに考えております。

 以上、要望として申し上げまして私の一般質問を終わります。ありがとうございました。



○議長(石田?春君) これで、8番、前田哲議員の質問を終わります。

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○議長(石田?春君) 本日の日程はすべて終了しました。次の本会議は3月1日定刻より開きます。

 本日はこれで散会とします。

=午後5時12分 散会=