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長崎県 雲仙市

平成 21年 第3回定例会(9月) 09月03日−05号




平成 21年 第3回定例会(9月) − 09月03日−05号









平成 21年 第3回定例会(9月)


出席議員(26名)
2番  大久保  信 一  君       3番  深 堀  善 彰  君
5番  前 田    哲  君       6番  上 田    篤  君
7番  原 田  洋 文  君       8番  吉 田  美和子  君
9番  町 田  康 則  君      10番  松 尾  文 昭  君
11番  森 山  繁 一  君      12番  前 川    治  君
13番  町 田  義 博  君      14番  小 畑  吉 時  君
15番  佐 藤  靖 弘  君      16番  井 上  武 久  君
18番  小 田  孝 明  君      19番  岩 下    勝  君
20番  福 田  大 東  君      21番  増 山  良 三  君
22番  町 田    誠  君      23番  岩 永  基 和  君
24番  荒 木  正 光  君      25番  中 村    勲  君
26番  中 村  一 明  君      27番  石 田  ? 春  君
29番  元 村  康 一  君      30番  酒 井  八洲仁  君

欠席議員(1名)
17番  柴 田  安 宣  君                     

地方自治法第121条の規定に基づく出席者
       市長             奥 村 愼 太 郎 君
       副市長            金 子 知 充 君
       副市長            吉 田 博 幸 君
       教育長            塩 田 貞 祐 君
       観光物産まちづくり推進本部長 中 山 孝 君
       総務部長           境 川 秀 生 君
       市民生活部長         東 信 一 郎 君
       市民福祉部長兼福祉事務所長  酒 井 忠 信 君
       農林水産商工部長       酒 井 利 和 君
       建設整備部長         緒 方 和 人 君
       教育次長           山 野 義 一 君
       農委事務局長         富 永 篤 君
       国見総合支所長        中 山 敏 君
       瑞穂総合支所長        永 木 徳 敏 君
       愛野総合支所長        朝 永 秀 人 君
       千々石総合支所長       福 島 悟 君
       小浜総合支所長        宅 島 辰 明 君
       南串山総合支所長       井 上 洋 一 君
       監査事務局長         本 多 周 太 君
       政策企画課長         畑 中 隆 久 君
       会計管理者兼会計課長     溝 内 正 人 君

議会事務局
       局長             力 野 和 久 君
       次長             林 田 英 明 君
       参事補            関 雄 介 君
       主査             和 田 香 恵 君
       主事             松 尾 泰 浩 君

平成21年9月3日(木)議事日程

議事日程 第5号
┌────┬──────┬──────────────────────┬──────┐
│日程番号│議案番号  │件          名          │備  考  │
├────┼──────┼──────────────────────┼──────┤
│1   │      │市政一般質問                │      │
└────┴──────┴──────────────────────┴──────┘


第1 市政一般質問
    2番 大久保信一 議員
     1.農地有効利用支援整備事業について(市長)
     2.島原鉄道踏切事故について(市長)
   12番 前川  治 議員
     1.雲仙市農業経営計画認定事業について(市長)
     2.障害者福祉行政の取り組みについて(市長)
    6番 上田  篤 議員
     1.乳幼児医療費助成制度について(市長)
     2.2014長崎国体に向けた施設整備について(市長)
     3.税務行政について(市長)
     4.水道料金について(市長)
   20番 福田 大東 議員
     1.観光振興対策について(市長)
     2.県立小浜高等学校教育制度について(市長)
     3.雲仙浄化センター外壁について(市長)
     4.小浜町金浜の一般廃棄物最終処分場について(市長)
   18番 小田 孝明 議員
     1.「たくましい郷土づくり」について(市長)
     2.総合支所の事業執行等について(市長)




=午前10時00分 開議= 



○議長(酒井八洲仁君) おはようございます。ただ今から本日の会議を開きます。

 議事日程第5号により会議を進めます。

───────────────



△日程第1.市政一般質問



○議長(酒井八洲仁君) 日程第1、一般質問を行います。

 通告の順序に従って進めてまいります。

 まず初めに、2番、大久保信一議員の質問を許します。大久保信一議員。



◆2番(大久保信一君) おはようございます。2番、大久保信一でございます。議長のお許しをいただきましたので、一般質問をいたします。

 執行者におかれましては一般質問も最終日ということで、大変お疲れのことと思いますが、私もなるたけ短い時間で終わりたいと思っておりますので、最後までの御協力をお願いいたします。また、私の質問事項の2点につきましては、22番議員、10番議員、11番議員、19番議員と重複をいたしておりますので、質問についてもなるべく重複をしないように注意をしながら質問をいたしたいと思います。

 まず、1点目の農地有効利用支援整備事業については、全国的に耕作放棄地が増加し、長崎県でも全農地の27%、1万3千haが耕作放棄地となっておるとお聞きをしております。長崎県耕作放棄地解消5カ年計画で、目標を1,250ha立てられ、年間目標を250haの面積を立てられ、またその他に緊急雇用対策で15ha、耕作放棄地解消緊急整備事業で5ha、さらに5、6月補正で32haを拡大し、本年度の目標を302haと計画を立てられておられます。

 雲仙市では、全耕作放棄地が347.3ha、その中で、同僚議員への答弁の中で平成19年度で担い手集積等を合わせて1.27haの解消、平成20年度で3.22haという答弁があっております。

 それから、今回の一般会計補正予算(第5号)の中で、農地有効利用支援整備事業の中の緊急整備事業で平成21年度に1.4haという予算案が計上されておられました。取り組み状況等については、同僚議員への答弁で理解をいたしておりますので、答弁は結構でございますけども、平成23年度までの今後の耕作放棄地解消計画についての計画をお尋ねいたします。

 ?番目の肉用牛の放牧事業について質問をいたします。

 雲仙市耕作放棄地全面積、先程申し上げました347.3haの中で、平成19年度、平成20年度で、先程これも申し上げましたように合わせて3.5haの解消でございます。今年度の計画を加えて約5haの解消面積であり、まだ多くの耕作放棄地があり、その耕作放棄地の解消のために肉用牛、繁殖牛の放牧事業の考えはないか、お尋ねをいたします。

 あとの項目については自席で質問をさせていただきますので、よろしくお願いをいたします。



○議長(酒井八洲仁君) 御答弁いただきます。奥村市長。



◎市長(奥村愼太郎君) おはようございます。大久保信一議員の御質問にお答え申し上げます。

 まず、この事業は農林水産省が平成21年度から取り組んでおります事業であり、食糧供給力の強化に向けた取り組みとして、畑作物の作付面積の増加や施設管理の省力化、耕作放棄地の未然防止を目的として、これに必要となる簡易な基盤整備などについての支援を行うものでございまして、県におきましても、平成21年度に限り耕作放棄地解消緊急整備事業での助成をあわせて行うことで、耕作放棄地の解消や防止に資するものとなっております。

 この内容につきましては、担当より答弁をさせていただきたいと存じます。



○議長(酒井八洲仁君) 酒井農林水産商工部長。



◎農林水産商工部長(酒井利和君) まず、農地有効利用支援整備事業について、事業の概要と取り組みについて御説明申し上げます。

 具体的には要活用農地となった耕作放棄地において、本事業により狭地直しなどの簡易な区画整理を行い、3年間は無償で5年間以上、認定農業者などに貸し出す場合は耕作放棄地解消型となり、国55%、県30%、市15%の補助により農家負担が不要になります。

 また、条件不利地においての簡易な区画整理や老朽化した畑かん施設の改修など耕地利用率の増加や耕作放棄地の未然防止を図るために必要な簡易な基盤整備を実施する場合は耕作放棄地防止型となり、国55%、県21%、市12%の補助により農家負担が12%となります。

 本市では、平成19年度に策定した耕作放棄地解消5カ年計画を加速させるため、平成21年度の新規事業であります農地有効利用支援整備事業についてJA広報紙や認定農業者説明会などにより周知を行い、現在、10月の事業採択に向け、要望があった地区の現地調査や申請準備を行っている状況でございます。

 次に、中山間地域の急傾斜地を利用した肉用牛、繁殖牛の放牧事業の取り組みについてでございます。

 松尾文昭議員の御質問にお答えしたとおり、雲仙市農林水産ゆめみらい事業で、耕作放棄地解消を目的とした放牧用資材への助成をメニュー化しております。放牧による解消を加速的に推進するため、現在、畜産農家の了承のもとモデル地区として2地区の選定を終え、地権者への同意を得る準備を進めているところでございます。これを広報等による周知活動を行うことで、雲仙市全域に広げていく計画でございます。



○議長(酒井八洲仁君) 大久保信一議員。



◆2番(大久保信一君) 概要、取り組み状況につきましては、先程申し上げましたとおり、理解をしているということで申し上げましたけども、農地有効利用支援整備事業については平成23年度までということで、これは、平成21年度については緊急的なものということで、県が解消、また防止型についても助成をしているわけですけども、あと平成23年度までの計画あたりを、先程申し上げましたとおり教えていただければと思います。



○議長(酒井八洲仁君) 酒井農林水産商工部長。



◎農林水産商工部長(酒井利和君) このことにつきましては事業の説明会等でも説明をさせていただいておるかと思いますけれども、この事業につきましてはもともと国の事業がございまして、それについては、先程説明いたしましたように国が50%の助成をして行う、私どものほうは半島でございますので、55%ということになるわけですが、これは、国の事業といたしましては平成21年度から平成23年度までの事業期間を設けております。

 長崎県といたしましては、国の事業を活用いたしまして本年度、平成21年度限りということで耕作放棄地解消型と耕作放棄地の発生防止型というのを制度を上乗せをした形で、先程説明したような事業の内容になるわけでございますが、県のほうといたしましては、私どもが今知り得ているのは平成21年度のみの事業でございまして、平成22年度以降、国が取り組まないということであれば、国の助成だけで行うのかどうかということでございますけれども、その部分はまだ不透明でございますので、はっきりしたことは言えません。そういうことで、とりあえず今年度、平成21年度分についての取り組みを私どもはやっているという状況でございます。



○議長(酒井八洲仁君) 大久保信一議員。



◆2番(大久保信一君) とりあえず平成21年度事業を取り組むという答弁があったわけですけども、前、県のほうで土地改良連合会の会議がある中で、県のほうにも私自身も要望したことがあります。そういう中で、県としては、平成21年度後については今財政課と調整をし、なるたけ担当課については前向きな検討をしているという話があったわけですけども、雲仙市においても、まだ多くの耕作放棄地が残ってるわけですね。これまで、先程も申し上げましたように平成19年度から約今年度にかけて、解消型については約5haぐらいしか解消がなっていないわけでございます。そういうことでございますので、耕作放棄地をなるたけこうするために、先程申し上げました解消するために繁殖放牧牛のそういう計画もないわけですか。



○議長(酒井八洲仁君) 酒井農林水産商工部長。



◎農林水産商工部長(酒井利和君) 農地有効利用支援整備事業につきましては、先程申しましたように県のほうといたしましては、長崎県も御承知のとおり耕作放棄地が多い県でございますから、こういった解消事については農家負担がゼロという形で、緊急的に解消を図ろうというふうに考えての政策だろうというふうに思うわけですけれども、できればこういった形で、次年度以降もこういった事業がなされれば、加速的に解消が図られるのではないかというふうにも考えておりますが、先程申されます放牧事業については内容がないようでございますが、市単独では、先程も説明をいたしましたように、今年から実験的に吾妻で2地区を選定して放牧をやって、耕作放棄地解消につなげていこうという試みをやっていくわけですが、そういった事例がうまくいけば、全市的にこれを広げて、少しでも耕作放棄地の解消につなげればなというふうに考えているところでございます。



○議長(酒井八洲仁君) 大久保信一議員。



◆2番(大久保信一君) 農地有効利用支援整備事業についてはある程度理解を、この前、同僚議員の答弁の中でも理解をしているところでございます。?の放牧事業、先程吾妻町でも2地区で計画をしているという答弁があったわけですけれども、現に国見のほうでも20aぐらいだったと思いますけども、既に実証されておられるということを聞いております。20aで約2反ですけども、それで果たしてできるのかなという感じはするわけですけども、私どもも前、同僚議員とともに、平成21年の2月に山口県の柳井市に移動放牧による農地保全についての研修をいたしております。

 その事業は、放牧地の外周に電気牧さくを設置し、その中にJAを窓口として牛のレンタカウを利用して、肉用、妊娠牛を放牧することで、荒れた農地、耕作放棄地の雑草等を食べさせ、この草刈り等については相当な重労働であるわけでございますけれども、そういうものの解消をするために牛の舌による草刈り、そういうことを利用して、1カ月程度で耕作放棄地をきれいな農地に戻すという実例があるということでございます。

 また、放牧によって鳥獣被害、これ雲仙市も相当猪等で出ているわけですけれども、鳥獣被害対策にも大変有効であるという説明を聞いております。また、耕作放棄地の障害である急斜面地域等、また営農の困難な場所で担い手不足とか、また不在地主、未相続農地がこれは耕作放棄地の一つの原因だということで話があってるわけですけども、放牧によりますと、そういう狭地直しをしないでいいわけですので、そういうところにも可能だということで、一つの耕作放棄地を解消するためには放牧というのは大変大事なものだということをお聞きをしておりますし、さらに長崎県近隣では諫早市でも取り組まれて成果を上げられております。ぜひ雲仙市でも吾妻地域で2カ所ということでございますけども、雲仙市全域で、雲仙市では肉用牛、繁殖牛、約3千頭ぐらいいるということでございますので、そういうものを利用して、ぜひ放牧あたりを取り組んでいただければと思っております。

 それから、農地有効利用支援整備事業の中に解消型、防止型があるわけですけども、これは平成21年度、単◎年度で雲仙市も取り組まれております。先程申し上げましたように今年度の一般会計補正予算(第5号)の中でもありますけども、暗渠排水等も防止型あたりもされるわけですけども、そういう暗渠排水等が取り入れてないわけですけれども、その辺の理由をお尋ねいたします。



○議長(酒井八洲仁君) 奥村市長。



◎市長(奥村愼太郎君) 先程大久保議員がおっしゃいました柳井市のレンタカウの問題でございますけども、今回お辞めになりました河内山市長さんが取り組んでおられまして、先進的な事業だなということで興味を持っておりました。特に、鳥獣被害対策になるということもございますし、あるいはまた荒れ果てた田畑に対しましての一つの活用策であるということでございまして、これは御指摘もありますので、ぜひ1回うちの事業、またうちの形態となじむのかどうかということも含めまして、当局とも御相談をさせていただいて、現地の事情、視察とか、あるいはまたこちらとどういうふうな状況にあるのかどうか、調査を一度させてみて、またそのことにつきましては考えさせていただきたいというふうに思います。



○議長(酒井八洲仁君) 酒井農林水産商工部長。



◎農林水産商工部長(酒井利和君) 暗渠排水でございますが、事業そのもののメニューの中には暗渠排水というのがあるわけでございますが、雲仙市といたしましては耕作放棄地の全体的な状況が御承知のように、まず車が行けないようなところであるとか山際であるとか、そういったところが圧倒的に多いわけでございまして、要望によりましても、簡易な区画整理がほとんどの要望でございまして、あるいは用水路、軽でも行けるような道路、そういったものの要望が多いという関係で、暗渠排水を入れますと、かなり広い面積のところでそういった事業を活用されるというふうになりますと、本来の小規模な、本当に耕作放棄地で困っておられるような、小畝町の耕作放棄地の解消が優先的にできないという、そういった観点もございましたものですから、今回は雲仙市としては暗渠排水は取り組まないという方針で当たらせていただいております。



○議長(酒井八洲仁君) 大久保信一議員。