議事ロックス -地方議会議事録検索-


長崎県 雲仙市

平成 21年 第3回定例会(9月) 09月02日−04号




平成 21年 第3回定例会(9月) − 09月02日−04号









平成 21年 第3回定例会(9月)


出席議員(27名)
2番  大久保  信 一  君       3番  深 堀  善 彰  君
5番  前 田    哲  君       6番  上 田    篤  君
7番  原 田  洋 文  君       8番  吉 田  美和子  君
9番  町 田  康 則  君      10番  松 尾  文 昭  君
11番  森 山  繁 一  君      12番  前 川    治  君
13番  町 田  義 博  君      14番  小 畑  吉 時  君
15番  佐 藤  靖 弘  君      16番  井 上  武 久  君
17番  柴 田  安 宣  君      18番  小 田  孝 明  君
19番  岩 下    勝  君      20番  福 田  大 東  君
21番  増 山  良 三  君      22番  町 田    誠  君
23番  岩 永  基 和  君      24番  荒 木  正 光  君
25番  中 村    勲  君      26番  中 村  一 明  君
27番  石 田  ? 春  君      29番  元 村  康 一  君
30番  酒 井  八洲仁  君                     

欠席議員(なし)

地方自治法第121条の規定に基づく出席者
       市長             奥 村 愼 太 郎 君
       副市長            金 子 知 充 君
       副市長            吉 田 博 幸 君
       教育長            塩 田 貞 祐 君
       観光物産まちづくり推進本部長 中 山 孝 君
       総務部長           境 川 秀 生 君
       市民生活部長         東 信 一 郎 君
       市民福祉部長兼福祉事務所長  酒 井 忠 信 君
       農林水産商工部長       酒 井 利 和 君
       建設整備部長         緒 方 和 人 君
       教育次長           山 野 義 一 君
       農委事務局長         富 永 篤 君
       国見総合支所長        中 山 敏 君
       瑞穂総合支所長        永 木 徳 敏 君
       愛野総合支所長        朝 永 秀 人 君
       千々石総合支所長       福 島 悟 君
       小浜総合支所長        宅 島 辰 明 君
       南串山総合支所長       井 上 洋 一 君
       監査事務局長         本 多 周 太 君
       政策企画課長         畑 中 隆 久 君
       会計管理者兼会計課長     溝 内 正 人 君


議会事務局
       局長             力 野 和 久 君
       次長             林 田 英 明 君
       参事補            関 雄 介 君
       主査             和 田 香 恵 君
       主事             松 尾 泰 浩 君

平成21年9月2日(水)議事日程

議事日程 第4号
┌────┬──────┬──────────────────────┬──────┐
│日程番号│議案番号  │件          名          │備  考  │
├────┼──────┼──────────────────────┼──────┤
│1   │      │市政一般質問                │      │
└────┴──────┴──────────────────────┴──────┘


第1 市政一般質問
   17番 柴田 安宣 議員
     1.食遊快のくにづくりについて(市長)
     2.雲仙市庁舎の設置条例の整合性について(市長)
     3.雲仙ブランドの育成について(市長)
     4.財政について(市長)
   11番 森山 繁一 議員
     1.農業行政について(市長)
     2.市道の管理体制について(市長)
    8番 吉田 美和子 議員
     1.市役所職員の接遇について(市長)
     2.防災対策について(市長)
     3.健診の取り組み及び乳がんの早期発見、早期治療への取り組みについて(市長)
     4.タクシー券の今後の展望について(市長)
     5.学校教育について(教育長)
   24番 荒木 正光 議員
     1.公用車について(市長)
     2.水道料金について(市長)
     3.道路行政について(市長)
     4.庁舎建設について(市長)
   19番 岩下  勝 議員
     1.道路行政について(市長)
     2.地域の活性化について(市長)
     3.健康診断について(市長)




=午前10時00分 開議= 



○議長(酒井八洲仁君) おはようございます。ただ今から本日の会議を開きます。

 議事日程第4号により、会議を進めてまいります。

───────────────



△日程第1.市政一般質問



○議長(酒井八洲仁君) 日程第1、一般質問を行います。

 通告の順序に従って進めてまいります。

 17番、柴田安宣議員の質問を許します。



◆17番(柴田安宣君) おはようございます。今日で3日目になり、お疲れとは思いますが、よろしくお願い申し上げます。

 平成17年10月に7町が合併いたしまして、今日の議会で4年になろうとしております。議会の中で市長から話があったように、国見町から南串山町での7町、北から南までそれぞれの強い個性を持った町の合併であり、観光、農林水産業、小売り業など多種にあり、製造業も含まれて多岐にわたる事業が展開されておる町でございます。しかも、両隣との交流はあったものの7町全体の交流はほとんどない町の合併でございまして、しかも初めての執行経験ということで市長のかじ取りは大変な御苦労だったとこういうふうに思います。本当に御苦労さまでございました。これに懲りずに今後も頑張っていただきたいと思います。

 議長の許可をもらいましたので、通告の順に従いまして質問をさせていただきます。

 1項目に上げております「食」「遊」「快」のくにづくりについてでございます。

 7町の合併をいたしまして4年になる今日、合併の目標であった「食」「遊」「快」のくにづくりがどういう形で進まれ、どういうことになったかについて伺います。

 旧町の基幹産業であります農林水産業、観光やサービス産業と、こういう産業の融合で相乗効果を上げて交流人口の増加を図り、快適な住環境の整備を図り、豊かなくにづくりを実現する。こういう大きな目標でございますから、簡単に実現はできないと思いますが、合併して4年になろうという今日、どういうふうになったのかについて伺いをいたします。

 あとは自席において再質問させていただきます。



○議長(酒井八洲仁君) 答弁願います。奥村市長。



◎市長(奥村愼太郎君) おはようございます。柴田議員から身に余るいたわりの言葉をいただきまして心から感謝申し上げます。

 合併前の雲仙市合併協議会におきまして策定されました新市建設計画の基本理念の中で豊かな大地、輝く海とふれあう人々で築くたくましい郷土という新市の将来像を実現するためのテーマとして掲げられたもので、地域の特性を最大限に発揮して、地域間競争に勝ち抜くため、都市が重点的に取り組むべき各種の施策を三つの体系にまとめた「食」「遊」「快」のくにづくりは、戦略プロジェクトとして位置づけられたものであると認識をいたしております。

 この新市建設計画は、旧7町が合併し、新たなまちづくりを進めるための基本方針として定められたものであり、合併後の雲仙市ではこの基本方針を踏襲し、市の行政計画の最上位に位置する雲仙市基本構想におきましても雲仙市の将来像として定めてあるとともに、その実現のためのテーマについて雲仙・山麓「食」「遊」「快」のくにづくりを掲げているところでございます。

 この三つのテーマのうち、「食」のくにづくりは雲仙市の特徴でございます豊富な農水産物を最大限に活用し、観光産業との連携やブランド化、地域の食文化の推進などとあわせ、雲仙市を安全でおいしい食のくにとしてアピールすることを目指すもので、その対策として上げられている特色ある産地づくりやブランド化、流通対策の施策等についても市総合計画の基本計画の中に組み込んでいるところでございます。

 また、「遊」のくにづくりでは、温泉や豊かな自然、史跡や景観、伝統の技や味など雲仙市が有しますさまざまな地域資源を有効に活用、連携させながら観光の振興、交流の促進を目指しており、その対策として観光の特色づくりや誘客体制の確立、スポーツによる交流促進などを上げております。

 さらに「快」のくにづくりでは、市民の皆様お一人お一人が愉快に快適に心地よく生活し、訪れる人も住みやすさ、豊かさを実感できる郷土づくりを目指すとして、福祉の充実や住環境の整備、情報化施策の推進のための施策が掲げられておりますが、これら諸施策につきましても市総合計画の基本計画の中に組み込んでいるところでございます。

 従いまして、議員お尋ねの「食」「遊」「快」のくにづくりの理念は、雲仙市総合計画にも引き継がれておりまして、総合計画に沿って各種事業を展開している市政運営において、一歩ずつ着実に実現に向けて進めているところでございます。

 今後もこれらの基本理念及び基本方針に基づき、地域の資源を有効に活用した戦略的な事業展開を図りながら、市民の皆様とともに「食」「遊」「快」のバランスのとれたたくましい郷土づくりを目指すものでございます。

 もし、答弁漏れがございましたら、担当より答えさせていただきたいと思います。



○議長(酒井八洲仁君) 酒井農林水産商工部長。



◎農林水産商工部長(酒井利和君) 私のほうからは食のもとである農林水産業について御説明申し上げます。

 雲仙市は有明海、橘湾のすぐれた景観と水産資源に加え、恵まれた気候、土壌を有する県内有数の農業地帯であります。市といたしましては、こうした優位性を生かした基幹産業である農業を力強い競争力を備える産業として、足腰の強い農林業の推進、農林業基盤整備の推進、諫早湾干拓における営農支援、農業担い手育成対策、安心・安全な産地づくりを目標に掲げ取り組んでおります。まず、農業の基盤である農地整備の進捗状況といたしましては、水田57.9%、畑20.1%の整備が行われ、担い手等への農地集積につきましては、39%の集積を行い、認定農業者におきましては983人、集落営農組織は6組織、環境にやさしい農業生産を行う農業者エコファーマー認定者が747人となりました。

 ハード的な事業といたしましては、園芸ハウス等の建設、農業用機械等を導入することにおいても広域的な取り扱いができ、あわせて事業を一元化することにより、雲仙市の均一的な整備が図られたものと思います。また、特色ある農業の振興を図るために、市独自の事業といたしまして、平成18年度から雲仙市農業パワーアップ事業を創設し、昨年度から雲仙市農林水産ゆめみらい事業として農林水産業の振興に努めております。

 次に、ソフト的な活動を推進するために、平成18年に雲仙市担い手育成総合支援協議会を、平成19年には雲仙市農業振興協議会をそれぞれ発足させ、関係機関の協力を得ながら本市の農業を支える担い手の育成、確保等を積極的に行い、地域の実態に即した望ましい農業構造の確立に取り組んでおります。

 また、雲仙市は地形や海域の異なる有明海及び橘湾からとれる水産物がございます。水産業を取り巻く環境は厳しいものがございますが、有明海のアサリやカキは県費補助事業を活用して水産資源の安定確保に努めております。

 さらに橘湾の雲仙ブリやエタリの塩辛、岩ガキは雲仙市ゆめみらい事業の提案型を活用してPRに努めてきたところでございます。これらは雲仙市のブランドにも認定をされ、市内外においても確立しておりますが、新たな水産資源の開発や漁場環境の改善も含めながら今後もさらなる振興を継続していく必要があると考えております。

 露地野菜、施設野菜、畜産、水産とそれぞれに特色ある取り組みが地域ごとに行われ、長崎県の農業産出額の15.1%を占め、トップレベルに位置する基幹産業であり、雲仙市においては重要な産業と考えております。



○議長(酒井八洲仁君) 中山観光物産まちづくり推進本部長。



◎観光物産まちづくり推進本部長(中山孝君) 私のほうからは、農林水産業と観光産業の融合ということについてお答えをさせていただきます。

 雲仙市の基幹産業でございます農林水産業と観光産業との融合としまして、雲仙ブランドの積極的利用による地産地消の推進というものがございます。市内各宿泊施設で雲仙ブランド品を中心に市内物産を利用してもらうことで、物産品の販路拡大に努めておりまして、雲仙ブリを使ったブリシャブ、それから八斗木白葱や瑞穂のカキを使いました鍋物などを雑誌の特集やマスコミによりPRを行い誘客を図るなど、食による宿泊客の増加、市内物産品の拡大に努めてまいったところでございます。

 また、雲仙旅館ホテル組合と瑞穂の花農家との花つみ体験ツアーも引き続き好評を博しておりまして、NPO法人がまだすネットを利用されるお客様も増加傾向にございます。その他本年3月に開催いたしました郷土食フェアや、7月の御当地グルメコンテストなど食をテーマとしたイベントによる誘客等情報発信を行ってまいっております。

 また、交流人口の拡大につきましては、福岡の小学生150名が南串山町でのジャガイモ掘りを体験したり、県外からの中高生が農業体験、酪農体験、漁業体験を行っており、修学旅行の大きな目的の一つとなっております。

 これらを踏まえ、観光産業と農業、漁業、そして加工品や雲仙スイーツ等の商工業など、市内の他産業と提携することで、新しい観光素材として活用し、地産地消による消費拡大を図り、地域の活力になるよう努めてまいりたいというふうに思っております。



○議長(酒井八洲仁君) 柴田安宣議員。



◆17番(柴田安宣君) 詳しい答弁をありがとうございました。次はもうちょっと簡略にお願いしたいと思います。

 なぜ、私がこういうことを取り上げたのかと言いますのは、私は合併して4年になるから、もう言う必要はないということも考えておりましたけれども、それぞれの立場でそれぞれの意見があったものですから、そういう形でひとつ気になることがあったものですから説明いたしたものです。

 私は3町の合併から5町、そして5町を解散し、千々石と愛野の2町の合併を立ち上げたり、ようやく7町までなった合併の中でこの中枢におった1人の人間として気になることが一つだけあります。

 市長は当時、合併の当事者ではございませんでしたので、参考のために聞いてほしいことがあります。

 5町からなかなか7町までいかなかった最大の原因の一つに観光というものがあった気がいたします。吾妻町や瑞穂町、国見町の方々からは小浜町を入れるのなら、観光の町だから観光、観光ということで、観光に金を食われて農林水産業に金が回ってこなくなって、1次産業がさびれるから7町は反対なのだということを強く言われた経緯があります。そして、大勢の有明海に面した人たちからも愛野から国見までの合併でいいんじゃないか、という声もありました。

 そんなことはないですよ。それぞれの地域から選出された方々で町は運営されるし、公平、平等な運営をされると思いますから、どうぞ一緒になって7町で合併しようじゃありませんかというふうなことでやってきたわけでございますが、最後は吾妻町、瑞穂町、国見町の特段の配慮で7町の合併が成立した経緯があるわけでございます。

 こういうことがあったものですから、合併の目標の中に「食」「遊」「快」のくにづくりを据えて協定書を締結してきた経緯があるわけでございます。観光も農業も水産業も平成9年、10年だったらそれぞれが独立して自立の道を進むことができたのですが、この不況の時代は観光だけ頑張ったところで市役所だけが旗を振ったところで交流人口はなかなか増えないと思います。もっと幅を広げて農林水産業や製造業、加工業者等を結びつきを密にして、地域力を高めて、そして手を携え、融合して行動をすること行えないと効果は上がってこないというふうな考えを持っておりますものですから、こういう「食」「遊」「快」ということで、昔は温泉さえあればお客さんは来よった。

 ところが竹下総理がふるさと創生資金ということで1億円提供されて、その1億円の金で各地がボーリングを掘って、1億円あったらどこでも温泉が掘れるということが実証になり、長崎県でも五島を含めて佐世保から大村、諫早、それから島原半島でも幾つも温泉が掘りあてられたものですから、温泉だけで客を呼べないというふうな時代であるわけですから、せっかく特色のある雲仙市が成立をしているわけですから、総合計画で市長が言われたとおり、今後はこの特色ある農業と水産業、それと観光客をすべて網羅して引き込んでくる。そして、滞在型であり、また、経験型であり、また、加工を体験させてみたりということを融合するような形をしないと、雲仙市にまさる観光地は何ぼでもあるわけですから。そういうことじゃなくて、地域力を高めて、そして一緒になって交流人口を増やしていくということでしないと、せっかく努力されることがどうも観光、観光ということが前面に出されすぎて、それを批判するような気持ちになるようなところがあるものですから、今後はこういうことを前提でやっていただきたいものだなあということで、この質問をしたわけでございます。

 そして、ちなみに数字的に申し上げますと、7町の平成15年のデータを取っておりました。普通建設事業が7町の当時トータルでいきますと66億7千万円あったわけです。ところが平成20年の決算で行きますと雲仙市で33億7千万円しかない。農林水産業に関しては平成15年で34億円あったものが、平成20年では20億5千万円しかない。農業費においても25億7千万円あったものが平成20年では18億8千万円しかなくなっているというふうなことで、水産業においても33億7,300万円あったものが、現在は1億3,588万2千円しかない。商工費のうちに観光費は平成15年で8,300万円あったものが現在8,900万円というふうなことで、落ち込みから見ますと建設業が一番厳しい状況であります。そして、農林水産業と続きまして比較的観光産業においては目減りはしておりますけれども、財政的にはいくらか加味されておるような気がするわけで、やはり今後は公平な町ということを目指していくなら、こういうことで事業ということでいきますと、年によって事業があったりなかったりですから一概に行きませんけれども、考慮していただけないものかなあという気がしたものですから質問しているわけでございます。

 こういうことに対して、市長、どういうふうにお考えですか。



○議長(酒井八洲仁君) 奥村市長。



◎市長(奥村愼太郎君) 御指摘は重々承知しております。議員がおっしゃいますように、平成17年合併当時、七つの町がございましたものですから、七つの町の中で確かに合併する以前に観光立地をというのが1町だけあって、あとは6町がやっぱり農業、水産業という1次産業を基幹にした町であったということの中では合併に対して躊躇があったということも伺っております。

 ただ、合併して一つの市になったわけでございますし、その市の中で私も市長として出発したわけでございます。

 あの時に、例えばこれから町をどう進めていくかという、「食」「遊」「快」という先生方が頑張って作っていただいたこの基本理念をもとにしながらも、新たなやはり町として生きていくためにはどういうことに力を入れていかなければならないかということで、いろいろと考えたわけでございます。

 やはり企業誘致、あるいはまた、住民が定住するためのいろんな施策の中では、今あるものをとにかく底上げしていくことが一番大事なことであろうというふうに思いました。ですから、結果として観光が少し高い感じでおられるかもしれません。しかし、今後はやはり1次産業あるいは建設に対しましても力を入れていかなければなりませんし、また、この地域内の方々に対しましても底力を発揮していただけるような、みんなで協力してやれるような状況をつくっていかなければならないということを感じております。



○議長(酒井八洲仁君) 柴田安宣議員。



◆17番(柴田安宣君) 前向きな答弁で、2項に移りたいと思います。

 雲仙市庁舎の設置条例の整合性についてであります。

 合併前、2年あまりの議論の結果、旧町の町長、議会が愛野町小無田下の庁舎の場所を議決をし、合併して新庁舎建設の実現に向けてはどのように考えておられるか。今まで相当の人に答弁されておりますから、大体の見当はついておりますけれども。何でこんなことを言うかと言いますと、やはり市長も大変苦労されているだろうと思っています。というのは、建設する場所に反対する人もおるし、現在地でいいんじゃないかということもある。これも現在の吾妻庁舎をどうだということもあるだろうと思うんですけれども。これは、どこにつくっても難問題な庁舎建設であります。

 と言いますのは、これ重要議決の変更に値することであって、日本でいえば憲法の改正に匹敵する雲仙市にとっては重大な条例であります。

 仮に吾妻町で増築をして、ここで本庁舎をつくろうと、ここに持ってこようとするようなことになりますと、これも明らかに条例を改正をして3分の2の議決を取らないとここの増築も相ならんということであります。また、愛野の公民館でつくろうとしたら、7反5畝しかない。吾妻の庁舎の場所より5畝は広いわけですけれども、残念ながらあそこで理想的にいえば2町近くいるでしょうけれども、あそこで作るなら問題はないわけでしょうけれども、あそこを解体してつくろうとしたら、もしくは面積が足りないということであれば、どこかに場所をなおさないといけない。これもあそこから場所をなおすことになれば、例えば愛野の展望台に持っていこうとすれば、これも3分の2の議決がいるというふうなことに相なるものですから、悩ましい問題を抱えながらの4年間だったと私も市長の考え方は理解をするわけでございますけれども。いずれにしも合併特例債があと6年で期限が切れるわけです。現在、調べてみますと292億円の合併特例債の上限が現在38億2,600万円使われて、今250億円あまりの合併特例債が残ってはおりますけれども。これを合併特例債のある間に、何とかしなきゃいかんのじゃないかなあということがひとつあります。

 もう一つは、愛野の旧庁舎、総合支所にしても、また、瑞穂、国見、そして南串山、あまり変わらない年代の、もう耐用年数の切れつつある老朽化した庁舎を抱えながらの合併であり、そしてそれについてのまた議論もして、総体的なことで配置を考えて、合併特例債を利用しながらやっていかんと、一つだけつくって事が済むものじゃないだろうと思うんです。

 だから、懇話会に提案するならいろんな角度の意見を出して、そして意見を求めながらやらないといかんだろうし、例えば愛野の総合支所があるけれども、これも40年あまりたっている、もう何回も手直しをしている老朽化したところでありますし、一番簡単な方法は小無田下に当時、吾妻の庁舎に来た原因は愛野の小無田下の公民館で本庁舎をつくろうとした場合に改装をするのに4千万円かかった。あれは公民館ですから、畳の間が多かったわけです。それから、厨房施設を取っ払った部分がむきさらしになっているということがあったものですから、あれを改築して本庁舎にするなら4千万円の経費がかかる。ところが吾妻の庁舎は1,700万円でいいです。机だけ持ってくればここで納まりますということの、その2,300万円の差で吾妻庁舎になったという経緯があるわけです。

 ですから、あそこも捨てがたいところはあることはありました。だから、あと4千万円かければ、本庁舎をあそこの場所に改造をすれば、可能性としては作ることもできるわけです。だから、合併前に1億4千万円かけて雨漏りも、外装も、それから内部のエアコンとか、そういうものは一切交換して、いつでもいけるような形に改装すればいいような形になってはおります。けれども、面積的にどうなのかということで、そうなればいろんな角度で果たして職員の駐車場まで役所がつくって、提供してやらなきゃいかんのかなあというところもある。民間の活力で借地の駐車場等も考えたり、そして先程言いますように国見とか、瑞穂、それから愛野の総合支所とか、南串山とか、それを全体的に網羅して僕は愛野なら愛野の本庁舎のところに、ひとつの案とすれば市長の管理部局と議会だけを入れて、あとはそれぞれの総合庁舎あたりを利用しながら運営していって、そして改造する6年間の中で瑞穂であろうと国見であろうと、南串山であろうと、効率のいい庁舎に小さくこじんまりと、そしていろんな角度の人たちがそこに寄ってきて、それこそ総合的な地域のかなめになるような庁舎を考えてつくり上げて合併の後に悔いのないような形をとればどうかなあという気がするものですから。

 いずれにしても重要議決の変更という問題があるものですから、そういう折衷案も考えてもらう時期じゃないかなあということがあって、この質問をしているわけですけど、いかがですか。



○議長(酒井八洲仁君) 奥村市長。



◎市長(奥村愼太郎君) 確かに重要議決案につきましては、重要なことだとして認識させていただいております。ですから、この問題というのは、また議会にもお諮りしなければなりませんし、非常に重要な案件として非常に慎重に、また、皆様方の御意見も広く聞かねばならないということで認識している次第でございます。

 ただ、今、議員がおっしゃいました案につきましては、これまでも議員がこの議場におきまして何度か提案されたこともございます。そのことも含めまして、これからは具体的にどういうふうな形での決着がよろしいのかということも考えていかなければならないなというふうに考えております。

 ただ、その時にはやはりこの議場を含む議会ということも当然考えなければなりませんし、また新たな議会構成の中で会派もなされるということで、この前委員長からの発表もいただいたところでございます。そういったことも含めれば、やはり執行部側で出す案だけではなくて、議会でもまた、いろいろとどうする形が一番いいのか、議会の形態、また議会議場のあり方ということも含めてやはり議会のほうでもいろいろと御意見を出していただく。そして、それをまた、総合的に判断していく、ということになると思うわけであります。

 特に、例えば今回、議員がおっしゃいましたように、場所に対しましてはこれまでの合併協議会の中で決められておるわけでございますし、その場所に対しましての縛りがあるわけでございますから、それについてどう動かすか、どう意見が動いていくかということの中では、当然議会の中での重要案件としての議決も必要になってくるわけでございます。

 ですから、それらを総合してやっていくためには、やはり今しばらくの時間が私は必要ではないかというふうに思っているわけであります。



○議長(酒井八洲仁君) 柴田安宣議員。



◆17番(柴田安宣君) ありがとうございます。

 それぞれの地域に、それぞれ自分たちの総合支所に思い入れはどこの町もあると思うんです。幸いどこの町にも中心に総合支所があるんですよね。あれもどこかで二つを足して、真ん中にどうだというわけにもいかないだろうし、今後、吾妻庁舎にしても、もともと吾妻の職員の条例からいきますと70名ぐらいの収容の庁舎ですよね。議員も16名の議場で、それぞれ不便をかこいながら、それぞれ苦労しながらここもやっておるわけで。現在、職員が271名、パートさん入れたら300名近くの人たちがこのぎゅうぎゅう詰めの状況で業務をされているということで、大至急この環境を改善しながら、効率のいい役所をつくっていくべきじゃないか。それも70%の補助がある間にしないと、この機会を逃したら、この財源は100%自分の持っている金を使わないと補助はないわけですから、庁舎建設に対しては一銭の補助もないわけですから、補助が70%あるうちに作らないと将来に禍根を残すという気持ちがあって、その瑞穂とか国見、それから言わなかったんですけど、小浜の庁舎にしても埋立地の上に高潮がかぶって、なかなか厳しい状況ではあるということを聞いておりますから、そういうことも含めてあと禍根を残さないような、補助がある間にそれを使わない手はないだろうということがひとつあります。

 もう一つは愛野の庁舎は7反5畝しかないわけで、見た目は公民館がど真ん中に建っているものですから、あれを吾妻みたいに端のほうに片づければ、そして、前のほうは銀行があるものですから、銀行の駐車場等も貸してあるものですから手狭に見えるわけですけれども。そういうことを総合的に考えれば、あと裏のほうの民間の駐車場あたりをお願いをすれば、駐車場経営をできるだろうと思うんです。そうしたら、そういうことでやっていくなら、使い勝手のいいことはできるだろうと思うんですけれども。やはり何と言っても総合的に全体の意見を集約をした上で、その合併特例債の期限ある間にそういうことで全体的に見ながらやっていくということでいくなら、解決はするんではなかろうかと思うものですから。

 また、くどいようですけど、質問するわけでございます。ぜひ、考慮して、その方向で進んでいただきたいと思います。

 もう一ついきます。

 3項の雲仙ブランドの育成についてでございます。

 現在、29品目の雲仙ブランドを全国ブランドまで育てないと効果は少ないと思います。全国ブランドまで育てる考えがあるのか、新規のブランドについてはどう取り組まれるのか。中山本部長、申しわけないけど時間がないですから、短くひとつ答弁を願いたいと思います。



○議長(酒井八洲仁君) 中山観光物産まちづくり推進本部長。



◎観光物産まちづくり推進本部長(中山孝君) それじゃ、ちょっと原稿を短めまして。

 もちろん議員御指摘のとおり、最終的には全国ブランドまで引き上げないことにはその価値と効果はないというふうに承知いたしております。特に、全国展開を目指す商品にとりましては、いわゆる流通ルートの開発ということよりも、何といっても需要に見合う十分な数量がタイムリーに確保できるかということが大変な条件だと思います。私どもは2種類のタイプがあると思っております。一つは今申し上げた全国展開すべき商品と、もう一つは雲仙市に来なければ入手できないタイプの商品。これにつきましてはやはり地元で優先的に使っていただく地産地消を推進して販売を伸ばしていく必要があると思っております。

 特に、議員が取り組んでこられました愛の小町にいたしましても、二十数年の年月をかけて現在があるというふうに伺っております。全国で認知されるには相当の年月と努力が必要であるということは理解しているつもりでございます。

 私どもは今までどちらかというと認定するということに重点を置いてまいりましたけど、特に今年度からは販売ルートの確立や宣伝活動ということを強化してまいりたいということで取り組んでおります。

 今、議員から御指摘がございましたように雲仙ブランドを市が認定した以上は市が育てていく責任があるというふうに思っているところでございます。



○議長(酒井八洲仁君) 柴田安宣議員。



◆17番(柴田安宣君) ありがとうございます。今月の最終水曜日ですか、多分東京のバイヤーのほうから電話かかってきたんですけれども。島原・雲仙フェアということで、多分核は1店舗ですけれども、サブ店舗を入れたら30店舗で5日間、現在上がっているのは7品目ですか、物産展をやるということで、多分トップセールスもされるだろうと思うんですけれども。

 僕らも東京で20年あまり営業した中で思うのは、やっぱり東京、名古屋、大阪、京都ということで食べ歩いてみて、食品の価値、嗜好ということをまず考えないと、自分たちが長崎で、愛野でうまいから、ここでもうまいんだという先入観をゼロにしてかからんと、その地域の食味にあったものを提供する。そして、その地域でこれをこういう形で提案したら、こういう個性がありますよという、要するに個性のあるものを提案して、それからそのレベルに見本に一番に近いものを届けないと、ブランド化していかない。だから、ヨーカドーのバイヤーさんも一過性じゃ困る。売ってくれるのはありがたいけど、それを継続してやらないとその商品として取り上げて売ろうという意欲がわかないということでございますから、どうせブランドとして育てていこうとされるのなら全国ブランドに育てないとなかなか厳しいだろう。

 ただ、29品目を全国ブランドと、それこそもっと厳しいだろうと思いますから、これは今中山本部長が言われたとおり、1村1品でも結構と思うんです。だから、例えば塩辛にしてもここに来たらありますよとか、四国でクサヤですか、もう普段は食いたくないけどそこに行ったら実においしいものがあるというふうなこともあるように、その1村1品で取り上げてやるのか。全国ブランドにもっていくのか。それを選択をしながら、そしてその向きのいいところ、例えば関西で一番いいんじゃないかというものは関西で売っていけばいい。やっぱり東京で売ろうとするなら、そのレベルの高いものを届けないと運送費が倍かかるんです。大阪で100円で済むものは東京まで届けたら200円かかるんです。

 ですから、いいものをもって届けるようなことをしないと、せっかくいいものがあっても地域にそぐわないものじゃ、また意味がないわけですから。そこを含めてぜひブランド化していただきたいと思うんですけど、そういうことに対してはどうですか。



○議長(酒井八洲仁君) 中山観光物産まちづくり推進本部長。



◎観光物産まちづくり推進本部長(中山孝君) 本当に適切なアドバイスをちょうだいいたしまして、本当にありがとうございました。

 そういう気持ちで取り組んでまいります。



○議長(酒井八洲仁君) 柴田安宣議員。



◆17番(柴田安宣君) 今度、今月の末のトップセールスにはお声がかかっておるんですか。農協が主体ですか。どうですか。



○議長(酒井八洲仁君) 中山観光物産まちづくり推進本部長。



◎観光物産まちづくり推進本部長(中山孝君) イトーヨーカドーさんとのですか。伺っております。

 そして、私どもも行くようにいたしております。



○議長(酒井八洲仁君) 柴田安宣議員。



◆17番(柴田安宣君) 僕らも今年の6月の6日、7日で2日間30店舗で売り上げて、ジャガイモだけで400万円売り上げたことがあるわけですけれども、僕らはもう20年近く届けておるからある程度がまだせばいいんですけれども、やはり知らないところに知らないものを届けてもなかなか売りづらい。特に、ジャガイモみたいにタマネギとか、ジャガイモはその場で食えないでしょ。ミカンとかむいて食べて試食させるなら売れるんです。ところがタマネギとか花とか、ジャガイモはそこで加工して食べさせないと客は食いついてくれない。食わない客は買わないのです。

 ですから、そこから見ますとやっぱりそこら辺を加味して、売るなら個性のある試食を兼ねて手を携えて、皆さんと一緒になって呼び込んで食わせてやらんと売れないだろうと思うんですけど、そこら辺まで含めてひとつ努力していただきたいと思います。

 4項の財政について伺いたいんですけど。現在、財政状況は市長、どういうふうに捉えておられますか。今の状況についての御意見をいただきたいと思うんですけど。



○議長(酒井八洲仁君) 奥村市長。



◎市長(奥村愼太郎君) 今、柴田議員の御質問でございます。私はかなり厳しい状況ではあるけれども、何とか雲仙市として合併後、やっていけるのかなという思いでおります。

 内容につきましては、総務部長のほうから答弁させます。



○議長(酒井八洲仁君) 境川総務部長。



◎総務部長(境川秀生君) それでは、内容について御報告をさせていただきます。

 現在の財政状況をどのように捉えているかということでございますけれども。財政状況を示す指標といたしまして、まず、今議会において報告をいたしました地方公共団体の財政健全化に関する法律に基づく健全化判断比率で見ますと、平成20年度は実施赤字比率及び連結実質赤字比率ともに赤字なしとなっており、実質公債費比率が昨年度と同率の15%、将来負担比率が昨年度より7.6ポイント増加し61.7%となっております。

 地方公共団体が自主的に改善努力により、財政健全化を図るべき指標とされております早期健全化基準は、実質公債費比率が25%、それから将来負担比率が350%であり、地方公共団体が自主的な改善努力による財政健全化が困難で、国や県による関与による確実な再生を図るべき指標とされております財政再生基準は、実質公債比率が35%と規定をされておりますので、雲仙市の平成20年度の健全化判断比率の面では財政状況については問題ないものと考えております。ちなみに、平成19年度の県内13市中のランクとしては、実質公債費比率が8番目、将来負担比率が2番目となっております。

 次に、雲仙市の状況を、平成19年度の決算統計において、主要な財政指標を申し上げますと、経常収支比率が89.8%、これが県内で2番目、地方債現在高の標準財政基盤に対する割合が210.2%、これは県内で5番目となっております。

 次に、積立金、現在高の標準財政規模に対する割合、これが69.5%で、県内で1番目となっております。県内他市と比較しても、財政状況ではよいほうではないかと、このように考えております。しかしながら、財政力指数、これが0.3%と県内でも8番目に低く、財政基盤が脆弱であるということが否定できない状況であります。

 このような中、また平成20年度の地方交付税は、歳入総額の44.3%を占め、昨年度より依存度が高まっております。このことを裏返せば、国の政策等の影響を受けやすい財政構造であるというように言えますので、国の状況や動向次第では、急速な悪化を招きかねない状況にあると、このように判断をいたしております。



○議長(酒井八洲仁君) 柴田安宣議員。



◆17番(柴田安宣君) ありがとうございます。この間、前回の同僚議員の質問の中で、奥村市長が合併のメリット・デメリットという答弁の中で、旧7町の町は、合併しないでサービスをそのまま存続していくならばという前提でありましたけれども、平成23年において、7町全町が赤字再建団体になったでありましょうという答弁をされたのを覚えておりますけれども、私もそこまで愛野町、もしくはその旧7町が厳しかったのかなということで、今回るる調べさせてもらったのですけども、やっぱり厳しいのは厳しいと。合併をしなければ確かに今まで合併したお陰で合併支援金ということで、当時の平成17年の時点で38億円だったですかね。県の補助、国の補助、財政措置等を含めて丸々もらった金が合併特例債と別に合併支援金が38億円入ったということで財政がよくなったのは間違いないわけでしょうけども、だけどその前の状況も調べてみたのですけども、平成15年で旧7町のトータルで行きますと、経常収支比率で81.3%と、平成16年度は85.8%ということで、全国平均で90.8%の経常収支比率であったわけです。それから見れば、雲仙市になる旧7町も財政的にはある程度、財政力はなくても辛抱しながらやってこられたものだなということで、この数字が伺えるわけです。

 もう一つ起債制限比率にしても、平成15年度は7.5%、平成16年度は8.7%、全国平均で12.3%ですから、それから見ましても旧7町は起債もそうたくさんは借らなくて、頑張ってこられたものだというふうに思っております。

 それから財政力においては、力のある町は0.33、0.31とかありますけども、少ないところは0.18と。しかし、今その平均でいきますと、平成15年が0.24で平成16年が0.25ということでいきますと、財政の要するに税収は上がらないけれども、やっぱり辛抱してやりくりしながら、平衡交付金等も含めてやりくりしてもらった結果が、合併前においてもそれぞれの健全財政の中で合併してきたということを自負しておる次第でございますから、合併しなかったら赤字債権団体ということがどうも気になって、旧町旧議員として、そこら辺がどういうふうな解釈すればいいのかなということで調べてみたのですけども、僕にとってはいい結果であったと思うし、それから長崎県の中では、レベルは低かったのですけども、標準財政指数の中で、基金を35%持ち込んだ合併の町はどこもないのです。ですから、財政力があって基金もたくわえて合併して、しかも当時の決め方でいけば、合併の財政調整基金が基準でいけば68億8,715万5千円あればよかった。ところがみんな辛抱して基金を使わないで、使ったところもあるのですけども、使わないで財政調整基金で積んできた金が最終的に88億7,800万円の金を残して合併していただいたと。しかも皆さん方の運営のやり方がよくて、平成20年の決算では、この基金が145億円まで達してきたということでいきますと、財政的には極めて健全財政でやってきたし、旧町においてもその過程の中ではそれぞれ無駄もあったし苦労もされたと思うのですけども、辛抱しながらでもやりくりをして、この合併に向かって健全財政で来たという意識があるし、自負しておるつもりでございますから、やはり誤解を招くような「赤字再建団体になったでしょう」という言葉はどうも気になってしょうがなかものですから、それから見ますと、やはり市長の考え方は、もちろん野放図に流していった場合のことを前提で言われたと思うのです。そこら辺がどうも気になったものですから、財政的に調べてみたのですけども。そういうふうなことで市長はそういう考え方でおられますか。

 もう一つは、長崎県の中で一番厳しいと言われております小値賀町、これが平成15年で財政力指数が0.10なのです。これは、夕張に匹敵する財政力なのです。ほとんど税収が上がってない町で、だから起債制限にしても経済収支にしても数字は低いのですけども財政力がないものですから返す金がないということで、これだけ厳しい状況の中である。しかも小値賀町は、合併はしなくても厳しくやりながら、いまだに赤字再建団体になってないわけですから、平成23年度になればなるかもしれませんけれども。それからいきますと、雲仙市は旧町の努力でいい形で合併をし、市長に託してきたということで解釈すれば、合併しなかったら、私は赤字再建団体ということはどうも私は解釈に苦しいのですけども、それについてはどうお考えですかね。



○議長(酒井八洲仁君) 奥村市長。



◎市長(奥村愼太郎君) 各合併前の議会、あるいはまた合併に関わった方々に対しまして誤解を招くことがあったとすれば、心からお詫び申し上げたいと思います。

 ただ合併後、合併当時からそうでございましたけども、三位一体の改革とか、さまざまな要因もございました。そうしたことも加味させていただきながら、あの当時の多分基礎になりました数字というものをひとつ基礎にしましてはじき出した数字でございまして、これは決して架空の数字でもなく、一応こちらにも根拠があって出した数字だということをいろいろと議論をする中で出したわけでございまして、決してすべてを否定するわけではございません。ただこういったことも考えられるということでお示しさせていただいた数字であります。ですから、それらについてはもし必要であれば担当者から答弁させていただきますけれども、よろしゅうございますか。



○議長(酒井八洲仁君) 柴田安宣議員。



◆17番(柴田安宣君) ありがとうございます。市長の今の発言で、私も腹の中のもやもやが解けましてどうも御苦労さまでした。すいませんでした。

 もう一つ聞きたいのは、財政の中できのうもそれぞれの同僚議員の質問されとったのですけども、やはり合併して今日までで雲仙市となってから、それぞれ一部事務組合等の出資する金、経費等がトータルでいきますと27億1,895万2千円かかっていると。特に島原地域広域市町村圏組合とか、それから消防ですね、それから電算、介護、社会福祉費、衛生費というものがその組合の中でトータルで10億円あまりと。で、県央広域圏の消防ですけども、これが4億5千万円と。県央県南広域環境組合、要するにごみ処理場ですけれども、これが4億9千万円というふうなことで、トータルで27億1千万円と、これがそれぞれ市長も御存知のとおり、いまだにまた先があって、独立してやれてないと。やはり私も県央県南広域環境の組合の中に入ってみて、責任不在の組合なのですね。市長申しわけないのですけども、私が見た範囲ですから。もう勝手に解釈しとってください。というのは、あそこの事務局は業者に丸投げなのですね。交渉したり、比較対比をしたり、入札したり、責任者がいないで事務局が責任者みたいな感じでやっているということでいけば、例えば消防であろうと電算であろうと何であろうと、市長は自分たちの目の届く範囲内でまた先を解決をして、執行権のある形で執行に臨んでいかれたほうが健全な運営ができるのじゃなかろうか。27億円がうまい具合にやったら、県央県南広域環境組合まで含めていけば、27億円の中で3億円や3億5千万円ぐらいは軽減ができるのじゃなかろうかという気がするものですから、大至急それぞれの中で一緒になって、それぞれまた先の問題を解決しながら、一部事務組合も運営していくという前提でやっていただきたいというふうに思うのですけれども。

 それにもう一つは、税の収納というものがあります。平成15年から平成20年まで市民税、もしくは旧町の町民税を含めて、税の収納を見ましたのですけれども、平成15年で87%と。平成20年で83.9%と。過年度分、現年度分含めた数字でございますから、なかなか過年度に関してはとれてないと。現年度はある程度96%とか94%とかほとんどとれて回収ができておるわけですけども、総体的にやはり国保を含めた収納率が下がってきているということでありますから、一部事務組合もしくは税の収納ということも含めて、今から先に関してはそういうことで節約をしないと、やはりたれ流しじゃありませんけれども、無駄なことを省くという前提でいけば、そこまで踏み込んだ解決をし、一部事務組合も統合したり、整理したり、もしくは目の行き届くような管理をさせるというふうなことをしたほうが、より健全な財政になるのではなかろうかと思うものですから、市長のお考えを伺いたいのですけれども。



○議長(酒井八洲仁君) 奥村市長。



◎市長(奥村愼太郎君) あの一部事務組合につきましては、本当に頭が痛い問題でございます。もともとは島原市と諫早市という、大村市も加えれば3市でございますけれども、それに付随する町村が数多くあったわけでございまして、そこからの構成でございましたものですから、やはりそれらの問題がまた新しくなった市として形態を変えなければいけないということも主張してまいりました。

 それからまた当然再編統合というのも考えなければなりませんし、それにはやはりこれまで関わってきた当時市町村でございます地域の方々の御理解も必要でございますので、それらを含めれば、今少し時間がかかっておりますけれども、やはり皆さん方の御承知、合意というのをいただかなければなりません。ですから、もう少しこれは、決して地域を否定するものではありませんので、地域の方々のやはり理解と、それからまた納得いただかなければなりませんので、それは十分御相談させていただきながら進めていくつもりでございます。

 それと納税の問題でございますけれども、一つ目はやっぱり国保税を見ておりましても後期高齢者というのが入ってまいりましたものですから、あそこから順調に納めていただきまして、国保税なんかがどうしてもやはりそちらに行ってしまったお陰でかなり厳しくなってきた部分もございます。またかかる経済不況でございまして、なかなか収納に対しましても落ち込んでおるということは昨日の深堀議員の御質問にも答えたとおりでございます。

 やはり本当に地域は疲弊しておりますし、雇用の問題も非常に厳しい状況でございます。こういう状況でございますから、やはり納税に対しましても我々も積極的にお願いをして御協力いただかなければなりませんけれども、極めて厳しい現状ということは認識しなければならないというふうに思っております。



○議長(酒井八洲仁君) これで17番、柴田安宣議員の一般質問を終わります。

………………………………………



○議長(酒井八洲仁君) ここで11時15分まで休憩いたします。

=午前11時00分 休憩= 

=午前11時15分 再開= 



○議長(酒井八洲仁君) それでは休憩を解き、再開いたします。

 11番、森山繁一議員の質問を許します。森山繁一議員。



◆11番(森山繁一君) 改めておはようございます。11番、森山でございます。議長の許しをいただきましたので、農業行政についてと、市道の管理体制についての2点を質問をさせていただきます。

 まず基盤整備事業についてお尋ねをいたします。現在、県営畑地帯総合整備事業担い手育成型でございますが、この計画が推進をされているようです。市内2地区、国見町の八斗木地区と吾妻町の山田2区地区が計画になっていると聞いておりますが、現在、受益者の役員、担当の職員らで推進を図っておられる中、賛同者は今伸び悩んでいるとの話があります。なぜか。その理由は幾つかあると思いますが、その一つの中に、まず後継者がいないので整備をしても工事費、金を出すだけ、金がかかり過ぎて同意できないという声があるそうです。

 そこで、平成20年の第3回定例会において、同僚議員も質問をいたしましたが、現在の県営畑地帯総合整備事業の負担割合については、国が50%、県が30%、市が10%と、また受益者10%となっております。ちなみに近隣市においては、市が15%、受益者5%となっている市もあります。負担割合については、合併協議会では新市において調整するとなっておりますが、合併後4年もたとうとしている中、新たに負担割合を見直す考えはないか、お尋ねをいたします。

 次に、耕作放棄地の解消事業についてお尋ねをいたします。

 昨日の同僚議員の質問の答弁で、耕作放棄地解消事業として、耕作放棄地の中の解消地、要活用農地につきましては、約184ha、6割に当たる110haを3年間でやるというその準備を今やっているということでございます。また農地有効利用支援整備事業を計画している放棄地解消に向けてやっているとの答弁がありました。私も耕作放棄地対策事業については、大変喜んでいるところであります。

 我が雲仙市においても、平成21年5月現在、耕作放棄地については、5,005筆、347haとなっております。耕作放棄地を見ると、草木に覆われ、農業者として胸が痛む思いでもあります。農地は食糧生産を担う資源であり、先人たちが苦労して作った遺産でもあると思っております。今農家の主力選手である高齢者は、これから堰を切ったように引退される。誰にバトンを渡すか、このバトンタッチが順調に行かない場合、また経営難で耕作放棄地が拡大するのは避けられない中、昨日の耕作放棄地解消事業として、答弁がありました。私も大変喜んでいるところでございますが、果たして再生農地を耕す担い手が、新規就農者であれ、また法人規模拡大であれ、農業で所得が見込め、経営が維持できなければ農地を維持できるかなと思ってもおります。耕作放棄地対策事業後、農地を復元したとしても維持しなければ意味がないと思っておりますが、事業後どのような考えであるか御見解をいただければと思っております。

 以上で壇上での質問を終わり、2項目目以降は自席で質問をさせていただきます。よろしく御答弁お願いします。



○議長(酒井八洲仁君) 御答弁願います。奥村市長。



◎市長(奥村愼太郎君) 森山繁一議員の御質問にお答えを申し上げます。

 議員御指摘のとおり、合併前は畑総の担い手育成型につきましては、地元負担が5%でございましたが、合併協議会におきまして、受益者負担割合につきましては新市において調整するとされたことは議員御指摘のとおりでございます。そのことから、新市での調整を行いました結果、雲仙市におきましては10%の調整となっております。

 その理由といたしましては、担い手育成型に限らず、その他の団体営事業等にて整備する圃場整備と及び他事業とのバランスや農業者負担の均衡を考慮し、決定したところであります。また畦畔石積みに係る補助につきましては、国の整備水準枠もありますことから対象外とし、改良区におきまして、公庫借り入れにより対応していただきたいと考えております。

 今後の事業推進におきましては、農業者の高齢化や後継者不足も事業推進が遅れる要因となっておるのは議員御指摘のとおりでございますが、負担率につきましても事業同意取得における障害の一因になっているということは考えられるわけであります。

 雲仙市といたしましては、農業振興の根幹となります生産基盤整備を総合計画の主要施策にも掲げており、今後、事業推進を進めていく上で同意取得が加速するものであれば、受益者負担の軽減が図られるような措置を講ずる方法も検討しなければならないと考え、力強い産業と仕事づくりの実現に向けて積極的に取り組んでまいりたいと存じます。

 残余の答弁につきましては、担当より答弁させていただきます。



○議長(酒井八洲仁君) 酒井農林水産商工部長。



◎農林水産商工部長(酒井利和君) 耕作放棄地対策についてのお尋ねがございました。御説明申し上げます。

 松尾文昭議員の御質問にお答えをしたとおり、現在、耕作放棄地の解消候補地を選定中でございまして、これをもとに規模拡大志向農家を把握するためのアンケート調査の実施や、調査結果をもとにした耕作放棄地での営農希望者及び地権者等の説明会、農業委員による推進活動など解消推進活動を10月までに完了し、雲仙市耕作放棄地復旧活動支援隊との委託契約やハローワークへの求人を経て、1月中旬から30日間で集中的に草払い、伐採等の解消作業を実施する計画でございます。

 御指摘をいただきました解消後の農地の有効活用については、非常に難しい問題もあるわけでございますけれども、私どももこういった研究を重ねながら有効な施策を展開していかなければならないというふうに考えておるところでございます。



○議長(酒井八洲仁君) 森山繁一議員。



◆11番(森山繁一君) まずお尋ねをいたします。この基盤整備事業につきましては、今2地区とも現在の同意率は何%ぐらい達成しているものか、またこの工事の着工に至るまでは何%同意があれば着工できるか、まず答弁をお願いします。



○議長(酒井八洲仁君) 酒井農林水産商工部長。



◎農林水産商工部長(酒井利和君) 現在の同意率については、詳しい数字を持ってきておりませんが、この八斗木地区については、恐らく80%以上同意をいただいているんじゃないかなというふうに思います。着手については、法的にはちょっと間違っているかもしれませんけれども、90%以上の同意率があれば着手ができるのじゃないかなというふうに考えておるところでございます。



○議長(酒井八洲仁君) 森山繁一議員。



◆11番(森山繁一君) 今大体説明によりますと、80%ぐらいで、あと10%ぐらい同意があれば工事もなされるような話でございますが。

 まず雲仙市の基幹産業については、農水産業または観光業と話をいつもされておりますが、この事業につきましては、先程も答弁がありましたように農業活性化につながる整備と思いつつも、建設業の公共事業も大分減っている中で、この事業が同意率90%となり、また工事の着工ができれば、建設業あたりも潤いができる一石二鳥の事業と思っております。

 ここで、この負担率が下がれば、同意もあと少し90%は増える見通しと思っておりますが、先程の答弁によりますと、なるだけ同意率が上がれば、見込があれば検討をしてみたいという市長の答弁でありましたが、間違いなくやりたい人が80%あっても、あと残りの、やはり後継者のいない、いろんな地権者が遠くにおるという問題も抱えており、耕作放棄地解消等にもつながるのじゃないかと思っておりますが、その辺どのように捉えておられるか、まずお答えをお願いします。



○議長(酒井八洲仁君) 酒井農林水産商工部長。



◎農林水産商工部長(酒井利和君) 先程私が同意率について、あいまいな説明をいたしておりましたけれども、同意率につきましては、八斗木地区については85%の同意率をいただいておるようでございます。山田原2期地区については、55%という同意率でございます。

 先程の御指摘の件につきましてでございますが、冒頭市長が答弁をいたしましたように、負担率は、合併後の調整ということで、現在の負担率を決定をさせていただいておるわけですけれども、御指摘もありますように、その負担が多いから先に進まないというようなことも一因であれば、もう少し私どもといたしましても財政的な問題もあるわけですけれども、もう少し負担が軽くなるような検討を今年度中にまとめて御提案をできればなという考えで今検討をしておるところでございます。



○議長(酒井八洲仁君) 森山繁一議員。



◆11番(森山繁一君) 今酒井部長の答弁で、早目に検討をしてみたいと、推進率が上がるなら、同意率ですね、検討もしてみたいという話でありますが、資料を見ますと、どこの市も受益者は5%ですよね。県あたりは雲仙市は基盤整備事業にちょっと力の入れようがないのじゃないかという捉え方で見るのじゃないかと思っております。

 その辺、雲仙市は先程も申しましたとおり、基幹産業として農業も挙げておられる中で、他市と比べて受益者負担が高いということは何とも納得をしません。そういうことで、今回答弁されましたように、事業も90%以上の同意がなければされないということでございますので、早急に補助率の見直しをしていただくように再度お願いをして、この基盤整備事業については終わります。

 次に、耕作放棄地対策についてでございますが、昨日同僚議員のほうから、事業については質問、または部長のほうから答弁をいただきまして、わかっておるところでございます。しかし、先程もお話をされましたように、営農を再開するためにはたくさんのハードルを越えなければ大変だと思っております。担当者の皆様の努力に期待をして頑張ってもらえればと思っております。

 しかし、最後になりますが、農業者の合言葉に、「農業は生かさず殺さず」という言葉があります。農水産業、観光商業とも生かして殺さないような施策を考えていただければと思っております。その点、この1点目の農業行政についてもそういう生かして殺さないような方策をとっていただければと要望していただき、農業行政についての質問を終わります。

 次に、市道の管理体制について通告をしておりましたが、これも初日の一般質問において、同僚議員の答弁で大分わかりまして、管理体制については担当職員のパトロール、また総合支所の中の産業建設課、自治会長、今郵便局との構想中であるという、連携を予定しているとの答弁がありましたので結構でございますが、道路の白線について少しお尋ねをしたいと思います。

 今道路の端、または中央線、一時停止、「止まれ」ですね、そういうものが大分薄くなっているところが大分見受けられます。特に学校周辺、通学道路、施設等の近くは特に点検し、消えかけている場所を早急にできないか御答弁をお願いします。



○議長(酒井八洲仁君) 緒方建設整備部長。



◎建設整備部長(緒方和人君) 現在、雲仙市管内の市道の本数は1,951路線、実路線は実延長は1,078kmございます。それで維持管理方法については、初日に答弁した内容で結構だということでありますので省かせていただきますけども、白線についてお答えいたしますけども、昨日、深堀議員の御質問に答弁しましたように、そういう白線、ガードレールの安全施設等を含む、あと陥没箇所の修繕とか、そういう経費のために各総合支所に870万円の配当替えをしております。それで、職員がパトロールでそういう薄れた白線についても気付くこともございますし、あるいは住民の方からの御指摘で対応することもございますけども、即座にその予算をいただいておりますので対応することとしております。



○議長(酒井八洲仁君) 森山繁一議員。



◆11番(森山繁一君) なぜ白線かということでございますが、私たちは道路を運転する時には道路端の白線、または中央線を見て運転をするわけでございます。ということは、私も失礼な話ですが、あいさつ回りをする中で白線が大分切れているところが見受けられます。あるところはですね、水道管を配管するために1mぐらい掘ってあるところはそこだけは真っ白くしてあって、隣はもう消えている状況というところがあります。また場所的には言いませんが、中央線も全然切れて、学校周辺ですけど、そういうところも見受けられそうなので、やはり道路の端あたりは、白線を見てここまでは大丈夫という運転をするわけでございますので、特にそういうところを点検整備を早急にお願いをして次に移ります。

 次に、道路の補修状況についてでございますが、同僚議員も初日、道路舗装段差のために事故が起きたという話もされております。この点検整備の体制を整えて、段差のある部分については早急に補給をしていただきたい。そのために緊急の場合、袋詰めのアスファルトあたりを準備してあるものか、もしもそういうものが準備してあれば、どういう手続申請でこのアスファルトの袋あたりの入ったものを手に入れるものができるか、まずお尋ねします。



○議長(酒井八洲仁君) 緒方建設整備部長。



◎建設整備部長(緒方和人君) 私ども市道を管理している中で、穴ぼこが一番人命を、けがを及ぼすこともございますので、一番注意を払っているところでありますけれども、先程言われました袋詰めの舗装材ですけども、「レミファルト」と申しますけども、それにつきましては保管をしております。建設整備部でも保管をしておりますし、御連絡いただければ即座に対応させていただきたいと思います。



○議長(酒井八洲仁君) 森山議員、ちょっと待ってください。その前に農林水産商工部長から何か発言の申し出があっています。酒井農林水産商工部長。



◎農林水産商工部長(酒井利和君) 先程、今後予定をしております基盤整備の同意率と、何%あれば事業が着手できるのかというお尋ねの中で、もう一つ着手ができる同意率でございますが、私が先程90%以上程度というふうに申し上げておりましたが、土地改良法では3分の2以上の同意ということの規定でございます。それで、基盤整備につきましては、運用上95%以上の同意が必要であるということでございましたので、訂正をしてお詫びを申し上げます。



○議長(酒井八洲仁君) 森山繁一議員。



◆11番(森山繁一君) 先程部長が、袋詰めにしてあるアスファルト等は担当課のほうに来ればやりますということでございましたが、やはり個人的に行ってもなかなかやってもらえないような気がしておりますので、やはり自治会長さんあたりを通じていけばとれるのか、個人的に行っても本当にやられるのですかね。まずお尋ねします。



○議長(酒井八洲仁君) 緒方建設整備部長。



◎建設整備部長(緒方和人君) その穴ぼこの施工につきましては、まずもって総合支所なり本庁の監理課、道路河川課あたりに御連絡をいただければ、職員が直ちに現地のほうに行って、まず調査をしまして、そのために職員のほうで対応はできるかと思います。



○議長(酒井八洲仁君) 森山繁一議員。



◆11番(森山繁一君) やはり市民の安心安全のためにも道路全般にわたり総点検をしていただければいいのじゃないかと思っておりますので、解決できるように検討またはよければやっていただければと思っております。

 先程酒井部長のほうから、再度の答弁の見直しがありましたが、私もちょっと一言言い忘れておりましたので、基盤整備のことについて一言、いいでしょうか。さかのぼってすいません。

 やはり先程言いました補助率の問題ですけど、後継者あるいは耕作するものがいないところは、5%にもしも補助率を下げれば、基盤整備工事費は5%になれば、担い手の方に貸して借地料としていただければ、それで補えるような金額になるというような試算も出しておられますので、そういう捉え方をして5%にしていただければ、同意も増えるんじゃないかと思って、追加で要望をして終わります。

 私でこれで全質問を終わります。以上です。



○議長(酒井八洲仁君) これで11番、森山繁一議員の一般質問を終わります。

………………………………………



○議長(酒井八洲仁君) これで1時まで休憩いたします。

=午前11時42分 休憩= 

=午後1時00分 再開= 



○議長(酒井八洲仁君) 午前中に引き続き会議を開きます。

 8番、吉田美和子議員の一般質問を許します。吉田美和子議員。



◆8番(吉田美和子君) 皆様、こんにちは。8番、吉田美和子でございます。議長のお許しをいただきましたので、早速質問に入らせていただきたいと存じます。

 その前に御礼を一言申し上げたいと存じます。広報うんぜん9月号に早速住基カードの推進を図るための紹介文が大きく掲載されておりました。6月議会で私申しましたけれども、すぐに取り上げていただきましてありがとうございます。

 では、質問に入らせていただきます。今回は5項目についてお尋ねをいたしたいと思います。登壇しましての質問は1項目めの市役所職員の接遇についてでございます。

 市役所には本庁、総合支所に関わらず毎日たくさんの方が訪れ、窓口での相談やお尋ねがあったり、またお見えになれない方は電話でのお尋ねがあったりと、職員の皆様方はその対応にお忙しいことだろうと思っております。

 平成20年2月13日付で職員の接遇意識の向上を図るため、雲仙市役所接遇ハンドブックが作成され、全職員に配布されたことが報道関係者に向けてお知らせがあり、私も今回それを改めて読ませていただきました。目を通しながらこれを全部できれば、どこの部署であれ、対応時にトラブルは起こらないだろうなと思ったことでした。

 市役所職員お一人お一人の意識の持ちようも大切だと考えますが、市長は接遇に関してどのように指導をなされておられるか、お尋ねいたします。御答弁によりましては自席にて再質問をさせていただきます。

 また、残り4項目の質問に対しましても御答弁よろしくお願いいたします。



○議長(酒井八洲仁君) 御答弁願います。奥村市長。



◎市長(奥村愼太郎君) 吉田美和子議員の御質問にお答えさせていただきます。

 職員の接遇、窓口対応につきましての問題でございますが、議員御紹介の接遇ハンドブックで指導を行います他、一昨年度から毎年講師を招いて全職員を対象に接遇研修会を実施をさせていただいております。

 その結果、あいさつ、言葉使い、窓口対応及び電話対応につきましては、以前と比べ着実に改善されているものと考えておりますが、職員の対応が悪かった等の御指摘を市民の皆様からちょうだいすることもございます。そのような場合は直接、その職員や職場に指導を行いますとともに、全職員に対しましても事例を紹介し、注意を喚起しているところでございます。

 今後におきましても、市民の皆様方に御満足いただけるよう対応を心がけるよう指導してまいりたいと存じております。

 残余の答弁につきましては、担当より述べさせていただきます。



○議長(酒井八洲仁君) 境川総務部長。



◎総務部長(境川秀生君) ただ今の吉田議員の御質問でございますけれども、職員の窓口対応あるいは電話対応につきましては、議員御指摘のように随時雲仙市接遇ハンドブックにより、指導を行っているところであります。特に、電話対応時にはまず、所属あるいは名前を述べることは当然のことであり、取り次ぎ時においても守るべきルールだと思っております。このことにつきましては再度徹底を図ってまいりたいと思います。そして、市民の皆様に御迷惑をかけないような職員の対応を推進していきたいと、このように考えております。



○議長(酒井八洲仁君) 吉田美和子議員。



◆8番(吉田美和子君) 実は私自身も電話でのやりとりというのは大変苦手でありまして、緊張して言葉が思うように出なかったり、相手の方の言葉を十分聞き取れない時でも、すみません、もう一度言ってくださいというのを言いそびれたりして、電話にまつわる失敗というのも数限りなくあるわけですが、今回接遇問題を取り上げましたのは、ある市民の方から「こんなことがあったんですが、聞いてもらえますか」。相談というわけでなく、誰かに聞いていただいてすっきりしたいという思いからだったと思われます。ある要件で市役所に電話をかけられたその人は、これこれの要件で、と伝えたにも関わらず、少々お待ちくださいと言われて、しばらく待って、かわった職員さんが、また、どんな御要件ですかと聞かれる。こちらはどこそこの某でと言ったのに、また、次にかわった職員さんが少々お待ちください。同じようにどんな御要件ですかと言われた。私は自分の名前も住所も言ったのに、3回同じ説明をしました。その電話を取り次がれた方というか、その方々は名前も言われなかった。担当部署も言われなかったということだったんですね。もしかしたら聞き取れなかったということもあるかもしれないのですけれども。担当の人がいないということは仕事がお忙しいことだからわかるんですけれども、それはいいとして、その御要件でしたら、じゃあ、これとこれを持参してくださいというふうに言われ、言われたものを探して用意して暑い中を歩いて持って行きました。だけど、実際に行ったら、また、別の職員さんが対応されて、結局持っていったものは要らなかった、必要ではなかった、ということでした。職員さんが忙しいのは十分わかりますけれども、多分、担当の方でない職員さんが対応されてくださってのことだったと思われます。

 また、別の方からは、あることで相談に直接行きました。だけど、その返事がいつまで待っても返ってこない。できるできないということは別にしてどうなっているかという、その連絡がほしかったということです。この件に関しましては、一度、市職員さんのほうから電話連絡はされてはおりました。しかし、相談者が留守であったということで、その後の対応がなされていなかったということでした。

 接遇ハンドブックの中に、苦情トラブル処理のページがありましたが、電話での対応にしても、窓口での対応にしても、お客様の気持ちに立って応対することが一番大切なことだと思われます。担当の職員さんが席を外していることはそのことを伝え、後ほどこちらからお電話いたしましょうか、などの言葉があれば、最初にお話ししたようなことは起こらなかったのではないかと思いますが、どうでしょうか。市民の皆様の立場に立ってということを常々職員の皆さん方には話されておられるのでしょうか。



○議長(酒井八洲仁君) 金子副市長。



◎副市長(金子知充君) ただ今の吉田美和子議員の御質問でございます。

 まず、冒頭お詫びを申し上げさせていただきます。本当にその方を初め市民の皆様方には不愉快な思いをさせまして本当に申しわけございませんでした。

 先程の吉田議員からの御指摘の件、確かに以前、吉田議員とお会いさせていただきました時に御指摘をいただきました。すぐ、翌日の部長支所長会議のほうで指導をしたところでございます。

 やはり先程議員御指摘のとおり、それぞれ常に相手の立場に立って物事に対処をしていくということについて、今後とも職員一丸となって指導、その他頑張っていきたいと思っておりますので、よろしくお願いをいたします。



○議長(酒井八洲仁君) 吉田美和子議員。



◆8番(吉田美和子君) ありがとうございます。今後は職員さんの人数というのが次第に少なくなっていくわけですから、接遇を十分に意識した上で臨機応変の対応も必要になってくると思われます。市民の皆さんの側に立って考え、対応されますよう、今後も職員さん方の御指導方お願いをいたして、この項を終わりたいと思います。

 2項目めは防災対策についてでございます。

 平成20年には雲仙市の7町地区ごとの防災マップが作成され、市民に配布がなされましたこと、また、平成19年度に策定された自助共助を基本とする雲仙市災害時要援護者避難支援計画のもと、福祉の観点から地域ささえ愛マップが作成されましたこと、さらに本年7月10日には南串山地区、7月19日には千々石地区、8月23日には吾妻地区において自治会と協力し、台風、集中豪雨などを想定した訓練がとり行われたことなど、災害に向けての安全対策に力を入れておられますことは高く評価するところでございます。

 しかしながら、梅雨の末期のひどい雨が降る日でしたけれども、私のうちにお見えになった御婦人が災害時、私の住む地区はどこに避難すればいいんですか、そう言われました。一応ここですということでお答えはしたんですけれども、さらに安心していただくために総合支所にも確認をいたしました。そして、避難場所をお伝えいたしました。この方は御自分が思っていた避難場所とお知り合いから教えていただいた避難場所が違っていたということで、不安になられて私のところに来られたわけです。

 災害時など緊急避難が必要になる場合もあると思われますが、各世帯の避難場所がどこであるかをどのように周知されておられますか。

 また、一般の御家庭の防災についてどのように考えられ、取り組まれておられるかをお尋ねいたします。



○議長(酒井八洲仁君) 東市民生活部長。



◎市民生活部長(東信一郎君) ただ今の吉田美和子議員の御質問でございます。

 避難場所を掲載している防災マップにつきましては、平成20年3月に市内全世帯へ配布をしているところでございます。議員御承知のとおり、このマップには各地区の避難所はもとより危険斜面、それから地すべり危険区域等もあわせて掲載をいたしております。避難所につきましては、本マップに各地区の大字を表示をいたしまして、広域的な避難場所を掲載しているところでございます。

 なお、各世帯への避難場所につきましては、防災マップに設けております我が家の防災メモ欄に事前に記入していただくようお願いをしていましたが、周知不足により記入されていない状況ではないかと思われますので、避難場所の再度の確認の意味を含めまして早急に記入をしていただくよう周知をいたしたいと考えております。

 先程、要援護者の話がございました。支援関係ですね。議員おっしゃいましたように、各地区で訓練を実施をいたしております。南串山、それから千々石、吾妻地区において訓練が行われております。また、9月6日には国見地区で訓練が予定されております。今後、瑞穂、それから愛野、小浜地区においても随時実施されるという予定でございます。



○議長(酒井八洲仁君) 吉田美和子議員。



◆8番(吉田美和子君) ありがとうございます。保存版の雲仙市防災マップ、これですね。

〔地図を示す〕

 これは瑞穂地区の分ですけれども、確かによくできているんですね。広げたら地図になりますし、後ろにもいろいろ役に立つことが書いてあります。折りたたみ式ですし、風水害対策についての注意事項、洪水の時の避難場所、避難方法、地震から身を守る心得10カ条、非常持出品のチェック欄など、実に細かく準備や確認事項などが記載してあります。

 ありがたいんですが、例えばおひとりで暮らしておられる方などは、電話などの近くに例えば子どもさんの連絡先がメモしてあったりすると思うんですけれども、そこに一緒に災害時など、避難先、緊急避難場所とか、必需品メモなど書いておけるものなどを何か市のほうで考えられないかなと思うんですけれども、小さいものであっても張ったりできれば、なおいいと思います。それに加えて振り込め詐欺注意とかいう文言も入っていればなおいいかなと思うんですけれども、どうでしょうか。



○議長(酒井八洲仁君) 東市民生活部長。



◎市民生活部長(東信一郎君) ただ今の質問でございますが、目につきやすい方法といたしましては、議員おっしゃいますようにそういう防災情報を記載したシールなどを冷蔵庫等に張る方法があると思いますので、そういうシールなどについて作成をいたしたいと考えております。

 先程言われましたように、振り込め詐欺等も一緒にできれば入れて、あまりごちゃごちゃなったらいけませんので、整理をいたしまして、そういう掲載内容については部内で検証をいたしまして詰めてみたいと思っております。



○議長(酒井八洲仁君) 吉田美和子議員。



◆8番(吉田美和子君) シールなどを作成したいということでありがとうございます。ぜひ、早くお願いをしたいと思います。

 また、新しく雲仙市内に転入されてこられた方に対してはどういうふうな対応をされ、周知をされておられるのかをお尋ねいたします。



○議長(酒井八洲仁君) 東市民生活部長。



◎市民生活部長(東信一郎君) 転入された方への周知ということでございますけれど、これにつきましてはまず転入届受付時において配布をするとともに、避難場所がわかるチラシについてもあわせて配布をしたいと考えております。

 また、毎年時期を見まして、広報等による周知も行ってまいりたいと考えております。



○議長(酒井八洲仁君) 吉田美和子議員。



◆8番(吉田美和子君) ありがとうございます。よろしくお願いをいたします。

 次に、3項目めの質問に入らせていただきます。

 検診の取り組み及び乳がんの早期発見、早期治療への取り組みについてお尋ねです。

 検診につきましては、昨日同僚議員への御答弁でもわかりましたように、若年者検診や特定検診など、市民の健康を守るために意欲的に取り組んでおられます。東市民生活部長の御答弁の中で、検診は自分にとって意義のあるものと思ってもらえるようにしたいとおっしゃいましたように、市民の方の健康意識を高めることが受診率を上げる第一歩かもしれません。

 今回、私は長崎県では乳がんの罹患率が非常に高く、女性のがんのトップで、この15年間で2倍になっていること、しかも毎年150人の方が乳がんで亡くなっていることに大変驚きました。乳がんは30歳代からかかる人が一挙に増えます。35歳から55歳までの若い方の乳がんが多いことがわかっております。最近では皆様御存知のように、歌手の川村カオリさんが乳がんのために38歳でその生涯を閉じられました。まだ、8歳の娘さんがいらっしゃったんですけれども、恐らくもう死ぬに死にきれないなあという思いで亡くなっていったんじゃないかと思います。

 平成19年に放送されましたテレビ番組ですけど、「余命1カ月の花嫁」という24歳の若くてかわいらしいお嬢さんでした。長島千恵さんという方が乳がんのために亡くなるまでを取材したテレビ番組を私は見ておりましたが、若いゆえにがんの進行が早く、彼女は他の女性が自分のようになってほしくないという、その思いからテレビの取材も受けたのでした。そのことが乳がんの早期発見、早期治療へ向けて全国的な乳がん撲滅への活動につながっていったのだと思われます。

 少し話がそれましたけれども、本市での実態や受診率などはどうなのか、お尋ねいたします。



○議長(酒井八洲仁君) 東市民生活部長。



◎市民生活部長(東信一郎君) 本市での実態とか取り組みの御質問でございます。

 まず、議員御承知のとおりがんによる死亡は生活習慣の変化に伴い、年々増加傾向にございまして、昭和56年から日本人の死亡原因の第1位となっておりまして、年間30万人以上の方が亡くなっておられます。また、男性の2人に1人、女性の3人に1人ががんに罹患する可能性があると言われております。

 雲仙市においても平成19年の死亡者数551名のうち、159名の方ががんが原因で亡くなられておられます。部位別に見ますと、肺がんが一番多く、次いで胃がん、肝臓がんと続き、近年増加傾向にあります乳がんは第9位となっております。

 乳がんにつきましては、先程議員がおっしゃいましたように働き盛りの40代女性に一番多く、また、20代から30代の若い女性にも急増しているということでございます。ただし、早期発見により90%以上は治ると言われておりますので、早期発見のために定期的に検診を受診することが最も重要であると考えているところでございます。

 雲仙市における乳がんの検診の受診率は平成18年度が16.4%、平成19年度が19.7%、昨年度は17.5%となっておりまして、平成19年度における全国の平均受診率14.2%と比較しますと高くなっておりますけれども、国が目標とする受診率にはちょっと届いていないのが現状でございます。

 以上です。



○議長(酒井八洲仁君) 吉田美和子議員。



◆8番(吉田美和子君) ありがとうございます。16.4%、19.7%、17.5%というどれも20%に満たないということですね。5人の1人の方しか受けてないということですね。本市ではその乳がんの罹患率を抑えるためにどのような取り組みをされておられるのか、お尋ねをいたします。



○議長(酒井八洲仁君) 東市民生活部長。



◎市民生活部長(東信一郎君) 取り組みについての御質問でございます。

 雲仙市における乳がん検診の受診方法につきましては各地区の検診会場で受診する集団検診と医療機関で受診する個別検診の方法がありまして、料金については検診料金の1割を負担いただいております。

 今年度は国の女性特有のがん検診推進事業において、40歳から60歳までの5歳ごとの節目の方を対象に乳がん検診が無料で実施されることとなっておりまして、現在、検診手帳と無料クーポン券の配布準備を行っているところでございます。

 なお、乳がん検診の周知につきましては、防災行政無線や広報紙の他、6月に全世帯に年間の検診日程表を配布してもらっているところでございます。

 また、若い女性の受診率を上げるために若年者健診と同様、成人式や母子保健事業においてPRを行いまして、特に20歳と35歳の方に対しましては個人通知を行っているところでございます。

 市といたしましては、今後も乳がん検診を初め、各種検診の受診率向上に取り組んでまいりたいというふうに考えております。



○議長(酒井八洲仁君) 吉田美和子議員。



◆8番(吉田美和子君) ありがとうございます。節目の無料検診、それから個人に通知をするということなど、大変ありがたいことをなさると思います。

 実は私は塾をしておりまして、女子中学生に対しての啓蒙運動というのも効果があるのではないかと思うんですけれども、そういう観点からはどうでしょうか。



○議長(酒井八洲仁君) 東市民生活部長。



◎市民生活部長(東信一郎君) 年々増加傾向にございます乳がんの対策として、今後特におっしゃいますように若い方、受診率を上げるさまざまな取り組みが必要かと考えております。

 議員より提案がございましたけれども、そういう中学生とか子どもへの健康教育、これも大切なことだと思っております。現在、市内の小中学校では発達段階に応じまして健康の成り立ち、それから疾病の発生要因、それから喫煙とか飲酒、薬物乱用と健康とか、そういう生活習慣病や感染症の予防等の健康教育が行われているようでございます。

 今後、さらに乳がん検診を初め、検診の重要性について、市の教育委員会や関係機関も含めまして、健康教育の実施に向けて具体的な方策等の協議を行ってまいりたいと考えておるところでございます。貴重な御意見をありがとうございます。



○議長(酒井八洲仁君) 吉田美和子議員。



◆8番(吉田美和子君) ぜひ、若年のといいますか、これは女子中学生だけではなく、本当は男の子にでもしてほしいところなのですけれども、いろいろな健康への取り組みといいますか、自分の健康は自分で守るというのがやはり基本ですので、そういうことも含められて教えていただければと思います。

 私が住む瑞穂町では、今年度乳がん、子宮がんという、いわゆる女性がんの検診日というのはお盆の前日の8月12日でした。どうしようかなあとやっぱり思いました。ああ、これもせんといかん、あれもせんといかんという時の受診日だったので。しかし、1年に1度の検診でもあることだしと思い、昼からの検診に行きました。会場に着いて、ああ、少ないと思いました。他の方にもお話をお聞きしましたけれども、去年は多かったとよと言われました。お盆を控えてやっぱり来れない人もいるんではないかなあということでした。そして、先程放送ということも言われましたが、その周知のための放送を聞いて、ああ、今日やったって言って走ってきた人もおられました。

 他町や他市との調整ももちろんあるとは思うんですけれども、この検診の日程というのはどのように決められておられるのか、お尋ねをいたします。



○議長(酒井八洲仁君) 東市民生活部長。



◎市民生活部長(東信一郎君) 検診日程の決め方についてのお尋ねでございます。

 雲仙市では市民の皆様の健康増進並びに健康管理のために特定検診を初めとする各種健康審査及び各種がん検診を行っているところでございます。

 検診の日程につきましては、平成20年度より改正されました特定検診と特定保健指導の日程をまず優先をいたしております。その後、胃がん検診や婦人がん検診等の日程を決めているところでございます。

 日程を決める際には、農繁期やあるいは各地区の行事等をできるだけ考慮しておりますけれども、瑞穂地区につきましては、今年の婦人がん検診の日程がちょうどお盆の直前となりまして御迷惑をおかけいたしたところでございます。

 また、御承知のとおり集団検診は市内のどこの会場でも受診できるようになっておりますので、このことにつきましても再度周知を図ってスムーズにいくようにしたいと考えております。



○議長(酒井八洲仁君) 吉田美和子議員。



◆8番(吉田美和子君) ぜひ、他の町でもできますということを、もう一度周知をされてほしいと思います。

 今回の検診で、実は私初めてマンモグラフィの撮影をいたしました。なぜ、初めてかと言いますとマンモグラフィというものは痛いとか、いろいろなこと聞いておりまして、これまでその検診は受けないでおりました。しかし、自分が受診しないものを人様には勧められないし、また、これで早期発見、早期治療と言っていることでもありますし、自分の体のチェックをしなければいけないという思いで受けてみました。

 技師さんが10秒ほど我慢してください、と言われました。その言葉どおり短い時間で済みましたし、人から聞いていたほどの痛みもありませんでした。もし、異常が見つかったとしても早期に発見できて早期治療できれば、命をなくすことはないという思いでおります。ぜひ、女性の皆様には受けていただきたいなと思います。

 また、自分の健康は自分で守ると先程から私も言っておりますけれども、夫の立場からもパートナーの健康には気を配っていただきたいと思います。私、8月30日に瑞穂町の西郷の八幡神社での子ども会による風除け相撲に行ってまいりました。出る子どもはもちろん一生懸命なのですけれども、それを応援するお父さん、お母さん、おじいちゃん、おばあちゃんも一生懸命の応援でした。私の隣には60代か、70代かと思われる女性が座っておられました。その前にはその人の多分連れ合いさんかなあと思う男性がおられました。しょっちゅう振り返って「大丈夫か、きつくないか」と言われるわけです。私たち周りの女性たちは「よかねえ、そがんふうに旦那さんから言われる奥さんってよかよねえ」という声が上がるぐらいにしょっちゅう振り返って気掛けておられました。

 ここに誰も女性はいないのです。私一人しかいないのですけれども、それぞれ奥様の健康には皆さん気を配っておられるでしょうか。検診の時には検診に行けよって言われていますか。市長、どうですか。奥様に言われますか。検診。



○議長(酒井八洲仁君) 奥村市長。



◎市長(奥村愼太郎君) すみません。言ったことございません。



○議長(酒井八洲仁君) 吉田美和子議員。



◆8番(吉田美和子君) やはり自分の連れ合いから「おい、大丈夫か」とか「行ってこいよ」とか言われれば、あら、私大事にされとっとよねと思います。絶対奥さんそうだと思います。ああ、本当にじゃあ、行ってこようかなと思う女性が増えるかもしれません。独身の女性だったらお友達同士でもそういう健康についての会話が増えれば検診への関心も高まるんではないかと思います。

 市長だけに聞きましたけれども、自分は言っている人、ちょっと手をあげていただけませんか。はい、わかりました。議員さん方多いです。執行部の方、頑張ってください。

 では、4項目めに入ります。

 私はこれまでにも平成18年第3回定例会、平成19年第4回定例会で高齢者タクシー券についてお尋ねをしております。先の議会でもお話をいたしましたが、吾妻町にはにこにこ体操教室という自主的な活動をされておられる教室があります。そこに参加することで御自分の心と体の健康を維持されておられる年配の方々にこのタクシー券の利用をされている方がどれぐらいおられるのか、お尋ねをいたしました。その結果、ほぼ全員の方が病院に行ったり、お買い物であったり、健康教室に来たりする時に使っていますということでした。

 タクシー券受給対象者が平成17年度からこれまで年々増加していることは明らかです。ここに数字があるんですけれども、平成17年度1万348人、それに259人プラスしたのが平成18年度です。それからさらに191人プラスしたのが平成19年度、147人プラスしたのが平成20年度、33名プラスして本年、平成21年度は1万978人です。同じように考えてまいりますと年々増加の傾向にあるということは、もう間違いはありません。

 そのことと、市の財政状況をあわせて考えた時に、この事業が厳しくなっていくんではないかということは推察できるんですけれども、これからも市のほうからタクシー券をいただけるかどうかということを皆さん心配をされておられましたので、今後、どういうふうに考えていかれるのかをお尋ねいたします。



○議長(酒井八洲仁君) 酒井市民福祉部長。



◎市民福祉部長(酒井忠信君) それでは、高齢者福祉タクシー券の今後の展望についてお答えします。

 まず、平成18年度から平成20年度までの実績について御説明いたします。平成18年度につきましては先程お話がありましたように、交付対象者1万607名中5,392名に交付いたしており、率にして50.8%、決算額につきまして2,027万2,820円となっております。平成19年度につきましては、交付対象者1万798名中5,368名に交付いたしており、率にして49.7%、決算額2,111万7,220円となっております。平成20年度につきましては交付対象者1万945名中5,362名に交付いたしており、率にして49.0%、決算額2,154万9,610円となっております。

 この高齢者福祉タクシー助成事業についてでございますが、病院の通院に使用されている方が多く、交通機関の縮小化及び核家族化が進む中、交通手段が厳しい高齢者の方々の生活には欠かすことのできない事業だと考えております。

 また、高齢者の方々の介護予防や社会参加等外出支援事業として得られる効果は高いものと考えており、今後も引き続き事業を実施していきたいと考えております。

 しかしながら、年々高齢者の数の増加に伴い、事業費も増加傾向にあり、今後財政負担は厳しいものがあります。平成19年第4回定例会でお答えしましたように、現行制度をそのまま維持することが困難となった場合においては高齢者福祉タクシー助成事業も含めて、高齢者福祉事業全体の見直しを行わなければならないものと考えております。



○議長(酒井八洲仁君) 吉田美和子議員。



◆8番(吉田美和子君) 大変厳しい情勢だということはわかりましたけれども、よろしくお願いをしたいと存じます。

 では、最後の質問に入らせていただきます。学校教育についてですが、その中で2点についてお尋ねをいたします。

 学校教育のアレルギー児童生徒への対応についてですが、以前、恐らく教育厚生常任委員会でだったと記憶しておりますが、アレルギーの児童生徒はいませんかとお聞きした時に、その当時はいませんというお答えでした。対象児童がいないなら、それはもうそのほうがいいことですし、そう思っておりましたが、本年7月16日付の長崎新聞に諫早市西部学校給食センターにおいて食物アレルギー対応専用調理室があり、アレルギーを持った児童への給食作りをされているということを知り、担当の方にお話を伺いにまいりました。諫早市内の小学校、15校ありますが、そこに約6,400食をつくって配送。平成19年の開設当時はアレルギー登録児童は15名とのお話でありましたが、現在は33名と倍以上に増えているとのことです。2名の調理員さんが除去食材、代替食材などを確認しながらアレルギー児童への給食をつくられているということで、保護者の方も大変感謝をされているということです。

 まず、新入生に対しまして食べ物のアレルギーの状況調査書というのを渡されるそうです。記入をしていただくことから取り組みが始まるそうです。食べ物アレルギーを持った子どもはじんま疹、それからかゆみ、下痢、目の充血、舌や唇がはれぼったくなる。また、のどの違和感とか、いがいが感、くしゃみ、鼻水などが出るという状況の他に、呼吸困難に陥るなど、命に関わることもあり得るということで、本当に真剣な対応が必要になるということでした。

 アレルギーとわかった児童のうちに代替食を希望する保護者からは医師の診断書の提出を受け、専門医らの市アレルギー対応委員会、事務局は市教育委員会だそうですけれども、そこで対応を協議されるとのことでした。

 私はこの質問をしましたのは、数年前ですけど、雲仙市内にかなりひどいアレルギーを持った子どもさんがいることを知っておりまして、その子どもさんが多分小学校に入ったか、またはこれから入ってくるかという年頃になられているかと思ったものですから、この質問をいたしましたけど。当時、そのお母さんから聞いた話によりますと、アレルゲンとなっているもの、米、牛乳、卵、大豆などだったと記憶しておりますが、もしかしたらそれに小麦もだったかもしれません。そういう子どもさんには何を食べさせればいいんだろうかと驚いたことを今でも覚えているんですけれども、御家族はいろいろと調べて、その子どもさんに合った食材を取り寄せ、例えばみそなんかは大豆もだめ、米もだめということで粟みそって言われました。そういうのを食べさせて、そして家の周りの人たちにも、いろいろなものをちょっとお菓子を、というふうにやらないようにというお願いをしましたということだったです。

 御家族の本当に御苦労といいますか、その食材を取り寄せ、調理する。しかも、その調理器具なども共有はできないということで、大変本当に苦労されておりましたが、最近その方と偶然お会いする機会がありまして、聞いてみますともう小学校の2年生になっておられました。少しずつ負荷検査というものを受けながら除去食材を少しずつ調べ、そして食べられるようになってきました。今、半熟卵を検査中です。あとは生卵、来年あたりしようかという話だそうです。

 そういう子どもさんは大きくなるにつれて少しずつ体力もつきますし、体質も改善はされていくんですけれども、やはり他にも雲仙市内にこのような子どもさんがおられるんではないかと気になるんですけれども。現在の状況というのはどうでしょうか。



○議長(酒井八洲仁君) 塩田教育長。



◎教育長(塩田貞祐君) 雲仙市におきます食物アレルギーの現状とその対応についてお答えをさせていただきます。

 食物アレルギー等の実態把握につきましては、就学前の健康診断、それから就学指導、また年度当初の保健調査、それから家庭訪問等を通して調査を行い、特に給食での対応が必要と思われる児童生徒については、保護者から医師の診断書を提出していただいております。それらの資料をもとに、保護者、校長、担任、養護教諭、栄養教諭、給食センター業務部長等で協議をし、給食停止や弁当持参などの措置を講じております。

 なお現在、雲仙市内の全小中学校における食物アレルギーによる給食停止は12名であります。その内訳といたしましては、全部停止が1名、それから主食・副食のみの停止が1名、牛乳のみの停止が9名、それから献立による停止が1名という現状でございます。



○議長(酒井八洲仁君) 吉田美和子議員。



◆8番(吉田美和子君) 先程言いました御家族の話ですけども、やっぱりこの方も学校に上がる前にものすごく心配をしましたということで、当時はスポーツ振興課が給食の担当だったと思いますけども、そこの方とお話をされたり、栄養士さんと話し合いをしたりしましたということだったですね。で、何でもアレルギーと聞くと、難しいとかいうふうに思われるかもしれませんけど、そのお母さんの話では、例えば卵スープが学校給食なんかで出るという時には、卵を入れる前に別に1人分だけとってもらって、その子の名前を書いてもらえれば、うちの子もスープは食べられるのですという話だったですね。そういうふうなことで、諫早みたいに別に作るということが難しくても、そういう心遣いをしていただければどうかなと思いますけど、現在はそういう対応はできているのでしょうか。



○議長(酒井八洲仁君) 山野教育次長。



◎教育次長(山野義一君) 毎月の給食便りと毎月の献立表を定期的に各家庭に配布しておりますので、この献立に原因食物が入っている場合は、保護者と担任、または養護教諭、栄養教諭とで連絡をとり合いながら、またそれと連携をとりながら、事前に対応をとっております。

 それとやはり私たちは給食は学校教育の一環でありますので、子どもたちにはそういう万全を期して対応いたしております。



○議長(酒井八洲仁君) 吉田美和子議員。



◆8番(吉田美和子君) ありがとうございます。やはり命に関わるということで、そのことを頭に入れられて保護者の方と対応を今後も重ねていかれますことを要望いたします。

 次は、雲仙市ホームページの中にあります雲仙フレンドネットについてのお尋ねです。

 私は教育厚生常任委員会での研修先を選んだり、調査したりする時は、インターネットで行き先をチェックをいたします。あちこちの県や市の学校や教育委員会のホームページは大変面白く、役に立ちます。7月のある日、雲仙市の雲仙フレンドネットを見ておりましたら、市内のある学校の名前が消えているところがありました。しばらくしたら名前が戻っている学校もありましたけども、長いこと、もう1カ月近くですかね、載らないところもあって、どうなっているのかということを議会事務局のほうに調べていただきました。これはメンテナンスのためということであったようですが、その後戻すのを忘れられていたようですね。もし他の県とか市から雲仙市へ引っ越そうかな、でも「あら、ここには学校がない」と見た時にどうなるのかなって、そういう心配をちょっといたしました。各学校でホームページの担当者という方は決まっておられるのでしょうか。



○議長(酒井八洲仁君) 塩田教育長。



◎教育長(塩田貞祐君) 各学校のホームページの更新等につきましては、学校の中で校長先生が自らされている学校もありますし、校長先生が教諭を指示をして、情報担当の教諭が行うということで、学校それぞれの対応をしているところでございます。



○議長(酒井八洲仁君) 吉田美和子議員。



◆8番(吉田美和子君) そしたら、どのくらいの割合で更新をされているかとか、その状況というのは教育委員会のほうでは把握はされておられませんか。



○議長(酒井八洲仁君) 山野教育次長。



◎教育次長(山野義一君) 大体多いのが、学期に1回、それとやはり年内に1回という、今のところそういう状況下です。



○議長(酒井八洲仁君) 吉田美和子議員。



◆8番(吉田美和子君) 学校によってかなり内容に差があるということは私も見てわかりましたが、その活用というのはどういうふうにされておられるのでしょうか。保護者に対してとか、どんな方が見るのかわからないわけですよね。その活用とか対応とか、そういうことはどうでしょうか。



○議長(酒井八洲仁君) 山野教育次長。



◎教育次長(山野義一君) 開かれた学校教育の観点からも、このホームページの充実を図っていく必要があるかなと思っております。

 現実今、やはり他市に比べましたら、ちょっと充実が図られてないかなという気がいたしますので、時間をかけまして、半年後、1年後には充実するよう、それとまた学校便り、学年便り等を通して、こういうところでもホームページ上でも学校の様子をお知らせしておりますのでどうかご覧くださいということも必要かなとは思っております。



○議長(酒井八洲仁君) 吉田美和子議員。



◆8番(吉田美和子君) わかりました。学校の紹介とか行事とかお知らせ、これすべて最終チェックは校長先生がなされるのですか。これをお尋ねしたのは、きのう私は実はこの原稿をまだしてなくて、昨日帰って、それからずっとパソコンの前にいました。で、ふと気付いたら2時過ぎだったので、頭がぼっとしたまま気分転換で雲仙のフレンドネットを見てみようと思って全部の学校をチェックしました。クリックしました。そしたら、2つの学校で同じ校長先生の名前がありました。これは帰られて調べてください。どことは言いません。私は自分がぼっとしてるから同じに見えたのかなと思って朝見ましたけど、やっぱり同じでした。これはやっぱり大変なことだと思います。最終チェックは校長先生がなされるということですけども、違う名前の校長先生というのがありました。大変です、これは。更新ができなくてもそこのところだけはやっぱり確認をしないとと思います。どうですか。



○議長(酒井八洲仁君) 山野教育次長。



◎教育次長(山野義一君) 私たちも今朝最終確認をいたしましたら、そういう学校が1校ありました。大変申しわけなく思っております。ですから、先程申しましたように、今後はせっかくこういう予算をかけましてセットしていただきましたので、この充実を図っていきたいと思っております。それと1年後にやっぱり、「昨年よりはやっぱりいいね」と、それと「ああ、この学校、こういう様子がよくわかる」というようなホームページにしていきたいと思っております。



○議長(酒井八洲仁君) 吉田美和子議員。



◆8番(吉田美和子君) 私が一番感心したのが西郷小学校でした。これはついプリントをしてしまいました。こういうもう9月1日のものが出されてるのですね。すごいなと思いました。パソコンが苦手な人ももちろんいらっしゃるでしょうし、何もかも同じようにしなさいという気はありませんけども、やはり意欲の問題ではないのかなというふうに思いました。

 最後になりましたが、先月8月26日にお亡くなりになりました進藤一廣議員が、私ずっと瑞穂町議会でも御一緒させていただきましたし、教育厚生常任委員会、それから議会広報特別委員会、そして南高北部環境衛生組合議会の議員としていろいろ御指導をいただきながらやってまいりました。大変お世話になったまま、お礼も十分に言えないままお別れをすることになってしまったことに本当に悔しい思いとかいろいろございます。この場ではありますが、心から御冥福をお祈りしまして私の一般質問を終わりたいと思います。



○議長(酒井八洲仁君) これで8番、吉田美和子議員の一般質問を終わります。

………………………………………



○議長(酒井八洲仁君) ここで2時5分まで休憩いたします。

=午後1時51分 休憩= 

=午後2時05分 再開= 



○議長(酒井八洲仁君) 休憩を解き、再開いたします。

 24番、荒木正光議員の一般質問を許します。荒木正光議員。



◆24番(荒木正光君) 24番、荒木でございます。本題に入る前に同僚議員でありました進藤議員さんの突然の他界に、ただ驚いているところでございます。進藤議員といいますと、大変物静かでいろいろと私にも助言してくださいましたことを今思い出しているところでございます。というのを紹介いたしますと、「荒木議員さん、この雲仙市の議員さんは全部真面目な方ばかりで、そのあまりの真剣さに緊張したり話が長くなったりするので、荒木議員さんの持ち分でそこをほぐしてください」と言われたことをいまだ思い出しているところでございます。  それともう一つ、広報委員であった関係上、広報紙を提出する時に、ある広報委員さんが「あん広報紙にはもうどうもしやえんばい」と言われたと、「そう言わした広報委員さんのもえっと変わらんごたって、荒木議員は秘書がおって秘書がきちんとしちょるけん、ようまとまっちょる」って言ってお褒めの言葉をいただ◎きました。(笑声)

それでは、本題に入りたいと思います。まず最初に公用車の利用についてお尋ねをいたします。

 私は今年の4月上旬ごろ、長引く不況、農林水産物の価格低迷、また異常気象による春馬鈴薯の減収などが気になり、市内の農林水産物の作況指数などを見て回りました。そんな中、道端会議の話を聞きながら、最初は千々石の水田の早出し馬鈴薯を見て、海岸通りを通り、愛津に行き、愛野展望台に上り、広域農道と開拓道路、海岸通りを上下しながら愛野・吾妻・瑞穂・国見を見て、田代原を通って雲仙へ行き、例のパークホテルや高原ホテルなどを眺めながら、諏訪池に下り、早崎の早出し馬鈴薯を見て、帰りは国道を通って、山畑の圃場整備地帯を見ようと思い、飛子から市道に入りました。すると園児たちが保母さんや父兄に見守られながら帰宅中だったので、車を左側に寄せて通り過ぎるのを待っていたら、園児の後を大きな黒塗りの車が来たので通り過ぎてから近くの方に「あの車は誰の車ですか」と尋ねたら、「あれは市の公用車たない、市長さんを送って帰りよらすとたない」と言われました。その時一瞬思いました。公用車は必要だと思うが、この不況の厳しい時期に市長が市役所と自宅の送迎に公用車を使っていると聞いて、これは改めるべきではないかと思いました。市役所への通勤、帰宅は自分の車を使い、市役所からの用事は公用車でよいと思う。送迎も職員がしていると聞いたが、その市長さんと職員との時間帯はどのようにされているのか、また年間の稼働時間及び年間経費などはどうなっているのかお尋ねします。

 まず本席からの質問はこれくらいにして、あとは壇上でまた質問いたします。(発言する者あり)失礼しました。自席から質問いたします。



○議長(酒井八洲仁君) 御答弁願います。奥村市長。



◎市長(奥村愼太郎君) 荒木正光議員の御質問にお答えさせていただきます。

 議員御指摘のとおり、私の移動手段につきましては、基本的に公用車を利用しているのが事実でございます。できるだけ公用車は使わない、こういった状況の中ではやはり市役所までの移動手段は自分の車で来るべきではないかということを御意見をいただきましたので、これもまた今後一つの意見として考えさせていただきたいと思います。



○議長(酒井八洲仁君) 畑中政策企画課長。



◎政策企画課長(畑中隆久君) 荒木正光議員の御質問にお答えいたします。

 公用車の利用内容についてのお尋ねだと思いますけども、市長の通勤・帰宅につきましては、基本的に公用車を利用して送迎をいたしておりますが、これは警備上の問題及び安全性の配慮の必要性から実施をしているものでございます。あわせて出勤途中の移動時間におきましても、日々の日程調整や執務の打ち合わせ、さらには車内での決裁事務もお願いしているところでございます。激務となる市長職では移動時間も大変重要な執務時間となっております。

 なお、公用車の稼動状況につきましては、6月定例会で上田篤議員に答弁をいたしましたけども、平成20年度では1,163.5時間、日数では242日の実績となっております。また公用車の年間維持費につきましては、車検費用及び自動車損害保険料の総額で、平成19年度において26万4,608円、平成20年度においては、3万4,860円でございます。



○議長(酒井八洲仁君) 荒木正光議員。



◆24番(荒木正光君) その平成19年度と平成20年度の差額があまりにもひどいようでございますが、それはどういうわけかお尋ねします。



○議長(酒井八洲仁君) 畑中政策企画課長。



◎政策企画課長(畑中隆久君) 平成19年度が総額で24万6,608円と申し上げましたけれども、その中には車検代が22万9,748円ございます。平成20年度につきましては、車検がございませんので3万4,860円ということでございます。



○議長(酒井八洲仁君) 荒木正光議員。



◆24番(荒木正光君) その年間維持費が、例えばガソリン代が3万円で足りるとですか。



○議長(酒井八洲仁君) 畑中政策企画課長。



◎政策企画課長(畑中隆久君) 公用車の維持経費として今申し上げましたけれども、ガソリン代につきましては別途ございます。ガソリン代につきましては、平成20年度は51万1,771円でございます。



○議長(酒井八洲仁君) 荒木正光議員。



◆24番(荒木正光君) それは市長さんの1台の油代ですか。



○議長(酒井八洲仁君) 畑中政策企画課長。



◎政策企画課長(畑中隆久君) そうでございます。



○議長(酒井八洲仁君) 荒木正光議員。



◆24番(荒木正光君) そうすると、副市長さんのもう一つの公用車はいくらぐらいガソリン代はかかりよっとですか。



○議長(酒井八洲仁君) 畑中政策企画課長。



◎政策企画課長(畑中隆久君) 副市長車につきましては、ガソリン代が20万7,171円でございます。



○議長(酒井八洲仁君) 荒木正光議員。



◆24番(荒木正光君) 副市長さんも自宅の送迎にも公用車を使いよらすとですか。



○議長(酒井八洲仁君) 畑中政策企画課長。



◎政策企画課長(畑中隆久君) 副市長につきましては、緊急に用務に出る時には公用車を使いますけども、基本的には本庁市役所のほうからの要するに運行ということになります。



○議長(酒井八洲仁君) 荒木正光議員。



◆24番(荒木正光君) まだいろいろとお尋ねしてみたかったけれども、市長さんの話によりますと、なるだけその方向で努力しますということでございますので、もうこの件については一応終わります。

 次に水道代の改正についてお尋ねいたします。

 水道料金は、合併協議会で3年以内に調整するとなっていたそうですが、調整する時には、高いところの水道代を安いところの水道代に上乗せして高いところの水道代を下げるとなっていたのか、まずお尋ねをいたします。



○議長(酒井八洲仁君) 緒方建設整備部長。



◎建設整備部長(緒方和人君) 水道料金は合併協議会で安いところにあわせるという協定になっとったのかという御質問ですか。



○議長(酒井八洲仁君) 荒木正光議員。



◆24番(荒木正光君) 高いところの水道代は、安いところの水道代を上げて、その分高いところを下げて安いところに上乗せして精算するような方式でやられるのか。



○議長(酒井八洲仁君) 緒方建設整備部長。



◎建設整備部長(緒方和人君) 水道料金の新料金については、水道料金の審議会を設置いたしまして、そこで揉んでいただきましたけども、いわゆる水道の経営体として成り立つ料金がいくらかということで算定をして出していただいたものでございます。



○議長(酒井八洲仁君) 荒木正光議員。



◆24番(荒木正光君) 私は成り立つところで算定するということはちょっとおかしいような気がいたします。今まで一番安いのは瑞穂町でございます。その次が国見町で、その次が千々石町でございます。その中でダントツ高いのが吾妻町です。

 それで私が言いたいのは、なぜこのような高い水道代を旧吾妻町の町長、議員は設定したのか、合併する前になぜこれを改正して合併に臨まなかったのか、それを吾妻の支所長さんに尋ねようとしたところが、よう考えて◎みれば支所長さんはおらっさんけんか。(笑声)その点、吾妻町は高く払うて、総合支所もなくて、大変不便◎だなと思っております。(笑声)雲仙市の職員さんは、本所の方も総合支所の方も大変いい方ばかりで何の不便もございませんが、総合支所に帰ると里に帰ったような気がして大変楽になります。そしてまた総合支所の方も大変親切でございます。そういう点、これはばってん、通告外ですけんか、これに対しては答弁はいりませんが、なぜそうした設定を吾妻町はされたのかお尋ねをいたします。そのために千々石町も国見町も瑞穂町も迷惑しているのですけん。そしてその中で、国見町の方も千々石町の方も瑞穂町の方も、情け深かちゅうか、わからっさんとか知らんばってん賛同しとらすとです。それで、なぜこのような設定を吾妻町の人はされたのかお尋ねをいたします。本当なら旧吾妻町の議会代表者・町長を証人喚問に呼びたかったところじゃったばってん、そこまではしませんけんか。



○議長(酒井八洲仁君) 緒方建設整備部長。



◎建設整備部長(緒方和人君) 今吾妻町と瑞穂町の例が出ましたけども、吾妻町は新料金と比較しますと500円下がります。それから瑞穂町については、逆に新料金が590円上がることになります。

 何で吾妻町が合併前にそういう高い料金を設定をしていたのかということにつきましては、吾妻町の水道施設が合併前にすべて整備が終わった関係で、その事業費の起債を借りて施設整備をやってますので、その償還のために水道料金を上げざるを得なかったということでございます。

 千々石町については、実は今から統合の認可変更をとって、これからの整備するものがたくさんあります。それが今停水やいろんな水道のトラブルの場合には、担当者の携帯電話に即座に通報があることになっております。例えば漏水で流量が極端に多かったり、配水池の水位が極端に下がったりした場合には、即座に携帯に連絡があるようになりますので、その手当がすぐできるシステムになっておりますけども、千々石町については、残念ながら今までまだそういう整備ができておりませんでしたので、これから水道管の老朽管の入れかえ、配水池、水源も今年度予定しておりますけども、そういう整備をすることにしておりますので、その辺の整備が済んだあげくには、また他の6町と近い料金に設定せざるを得ない状況になったのじゃないかと推測しております。



○議長(酒井八洲仁君) 荒木正光議員。



◆24番(荒木正光君) 先程も言いましたが、これまで各町ごとで水道料金はばらばらでございました。しかし、そのばらばらな中で各町はそれで運営ができていたと思います。それを急にこのように、この方式で換算すると、市民は何のためにこれだけの水道代をプラスしていかなならんとかという意見を聞くものですけんか、今回お尋ねをいたします。

 このようなパンフレットが千々石町には回っておりました。平成22年の4月の1日から水道代がこのようになりますというパンフレットが回っていたので、私のところに持ってきたので、それは違いますよって。平成22年の10月1日からですよということを説明したところ、あたんな知っちょらすとかないて、一応形だけは知っちょっとて言うたところを、座りこんでいろいろと私にも話してくれましたが、その方が言われるには、水は一日なりともなくてはならないって。ゆめみらい商品券を選挙目当てじゃいろなんじゃいろ知らんばってんか配って、あげんとよりも水道代ば上げでな行っちょけばよかとばというようなことを言われたので、ぜひこれは取り上げてくださいということじゃったものですけんか、今回取り上げた次第でございます。

 この制度は私もおかしいと思います。例えば、吾妻町がそげんダントツ高かったならどこかに合わせて、要するに年次計画でそういうふうな調整をしていけばよかような気がいたしますが、部長はどげん思うのですか。



○議長(酒井八洲仁君) 緒方建設整備部長。



◎建設整備部長(緒方和人君) 先の議会におきまして、水道料金の改定については今年の10月から施行する御承認をいただいておりますけれども、水道水は日々の生活に欠かすことのできない大きな役割を占め、水道料金の改正により負担増が市民生活に影響を与えることは十分に理解しているところでございます。しかし、今回の水道料金改正は、合併以来地域ごとに格差があった水道料金を見直し、市内どこでも安心安全な水道水を公平な負担で利用できることを目的とした改正であるということを、まず御理解をいただきたいと思います。

 それから先程段階的にというお話もございましたけれども、今年10月から施行いたしますけども、これまで説明してまいりましたとおり、市民の皆様の急激な負担増を少しでも軽減するために、統一の時期となりますと平成24年の4月からすべて統一ということになりますので、段階的に値上げするようにしておりますので、御理解をお願いしたいと思います。



○議長(酒井八洲仁君) 荒木正光議員。



◆24番(荒木正光君) 10月を4月に変更したのですか。ようわからんじゃった。



○議長(酒井八洲仁君) 緒方建設整備部長。



◎建設整備部長(緒方和人君) 今年の10月、来月から新水道料金の制度がスタートしますけども、10月からは今まで新水道料金より高かった地域の吾妻町と愛野町については、新料金に合わせて下げます。

 それから他の上がるところについては、10月からじゃなくて2年6カ月の猶予期間を設けまして1年1年ずっと料金を変えていきますけども、段階的に上げて、最終的には平成24年の4月に全部7町が料金がそろうことになります。



○議長(酒井八洲仁君) 荒木正光議員。



◆24番(荒木正光君) 水道料金の改正案が突如あらわれた時に、吾妻町の議員さんたちはおかしかじゃなかか、3年以内に調整するってなってるじゃなかかということで、吾妻町のことだけ考えて自分のことだけ言うからこのような形になったのじゃなかろうかと私は思います。3年以内に調整すると言えば、平成17、18、19年、平成19年に調整せなんとですものね。それが平成24年までいうのは、6年間、7年間かかっとですよ。それまで吾妻町の人は、よそより高い水道代ば払わないかんとですものね。それで例えば議員同士なら議員同士でも、こういうふうなことは一緒になって相談し合えれば、もっとよか案の知恵の出たのじゃなかろうかいって私は思います。

 ここでまた違った提案でございますが、その吾妻町の水道代を、例えばよそは動かさずに一番安かところに合わせるか、それとも真ん中に合わせて段階的に合わせていくかするようなことはできなかったのか、お尋ねをいたします。



○議長(酒井八洲仁君) 緒方建設整備部長。



◎建設整備部長(緒方和人君) 可能であれば、安い料金設定ができればそれに越したことはありませんけども、議員も御存知のとおり、水道事業は独立採算を基本としておりますので経営的に成り立つ料金体系でなければなりません。経営を無視して安い料金で設定した場合には、当然のことながら大幅な赤字経営になりますので、その赤字になった場合には一般会計からの繰入金に頼らざるを得ないわけです。いわゆる赤字の補填には市民の皆さん方の税金を投入することになりますので、そういう面では水道料金は水道の利用者が使用料に応じて負担をしていただくことが費用負担の原則からは公平性を保つことになると思います。水道事業者は適正な料金体系を維持してライフラインとして安全な水を市民に供給していく責務がありますので、御理解をいただきたいと思います。



○議長(酒井八洲仁君) 荒木正光議員。



◆24番(荒木正光君) 28日の予算説明の中では、剰余金が10億円あまりもあるということでございますので、今まで一般会計から補填していたので、なぜ補填できんのですか。補填して、水道は先程も申したように一日たりともなくてはならない大事な用水でございます。その中には裕福で、もう水道代ぐらいどわんなて言わす方もおらすとばってん、水道代も払い切らずにおらす方もおらす。そういう人たちのことを考慮して、このように一遍で調整してしまわずに、例えば安かところには安かところ、また中間なら中間に高かところを合わせて、徐々に調整するようなことはできなかったのか。



○議長(酒井八洲仁君) 緒方建設整備部長。



◎建設整備部長(緒方和人君) 先程説明しましたように、そういうことがございまして、徐々に値上げして、平成24年の4月スタートとしたところでございます。



○議長(酒井八洲仁君) 荒木正光議員。



◆24番(荒木正光君) 先程も各家庭の単価を申しましたが、千々石の水をもとにして商売か何かされており、水がなくてはならない方が、私に、「荒木さん、おるげな、今度は水道代の5万円が上がるごたっとばない」って言われたので、市長は地場産業の育成ということもよく言われますが、その地域に合った実情で地場産業も育成していかならんので、一遍でそういうふうな上げ方をすれば、端的困らす人もおらすとじゃなかかと思うので今回質問させていただいております。どげん思われますか。



○議長(酒井八洲仁君) 緒方建設整備部長。



◎建設整備部長(緒方和人君) その今言われた5万円も上がるというのがどういう計算なのかちょっとよくわかりませんけども、メーターの水道口径が13mm、普通、家庭が13mmが多いですね。それで月25tを使用した場合の新料金が3,220円になります。これは平均家庭ですね。大人が2人、子ども3人、そういう家庭で大体25tぐらい使っておられるようですけども。それで、例えば千々石町で料金の算定をしてみますと、旧料金が25tで2,780円ですので、新料金との差は440円になります。それで平成22年の来年の3月までは半年間は旧料金据え置きですので、2,780円そのままあるとですけども、今度は平成22年の4月からは2,920円になります。そして平成23年度からは3,070円になって、平成24年度からは3,220円になるわけです。25t使った場合に、今まで2,780円だったのが3,220円に、差額はいくらですかね。440円上がる計算になります。その5万円ちゅうのがちょっとわかりませんけども。



○議長(酒井八洲仁君) 荒木正光議員。



◆24番(荒木正光君) それは一般家庭ではなく、水を大量に使う商売をしておられる方でございます。

 それと先程から申し上げましたが、なぜ吾妻町はこのように高い設定をしたのかと。それに対して、待ったというか、ちょっと手の上がったようでございますが。私の考えでは、吾妻町と瑞穂町と国見町は、雲仙嶽を霊峰にして有明海になだらかな原野が連なっております。そうした関係もあって、水量水質も同じじゃなかろうかいと思います。

 そして、また、千々石町と愛野町と吾妻町は、議員の3町協議会をずっとしておりました。その中で、千々石町の議員の報酬は、吾妻町に1年遅れで合わせていくということにしておったので、隣接町のことを勘案しながら、どこの町村も一緒と設定していたので、このように高い設定をするのは、私から見ればおかしいと思います。そこで、このような高い設定をなぜしたのかということを先程言ったところでございます。今後この水道代は、どこら辺まで上がっていく予定ですか。



○議長(酒井八洲仁君) 緒方建設整備部長。



◎建設整備部長(緒方和人君) 今度決まった新料金でいつごろまでいくのかという御質問ですかね。



○議長(酒井八洲仁君) 荒木正光議員。



◆24番(荒木正光君) はい、はい。いや、7町が合併して、この全部を合わせてしまって企業会計になって、その採算のとれる単価です。



○議長(酒井八洲仁君) 緒方建設整備部長。



◎建設整備部長(緒方和人君) それが採算がとれるだろうという単価が、この新単価で、平成24年の4月からスタートということでございます。



○議長(酒井八洲仁君) 荒木正光議員。



◆24番(荒木正光君) 時間もだんだん過ぎているので、水道代はこのくらいにして、次にまた言う機会があれば、また一般質問で取り上げてみたいと思います。

 次に、道路行政についてお尋ねをいたします。

 市内における道路網の整備ということで、雲仙市は行政圏は島原にあるが、多くの市民の方の生活圏は諫早にある。その関係上諫早に行く機会が多く、道路が大変混雑していたが、幸町から小野の尾崎交差点までが改良され、さらに尾崎交差点から赤崎、森山、愛野の、あそこは小無田と言うとですか、小無田まで延び、一部工事も着工されているということは大変喜ばしいことと思っております。しかし、その先の路線はどのようになって、いつ着工で、いつ完成される予定ですか。お尋ねをいたします。



○議長(酒井八洲仁君) 緒方建設整備部長。



◎建設整備部長(緒方和人君) ただ今の御質問は、高規格道路島原道路の件だと思いますけども、今愛野森山バイパスということで、森山町から愛野町の消防署の近くになりますけども、その工事に着手されているところでございます。今、橋の橋脚等の工事にかかっているところでございます。その先から島原につきましても、まだ今正式な調査区間とはなっておりませんけども、延長にして50kmございますけども、その路線については、まだ現段階ではどの辺を通るというのは全く白紙でございまして、これから計画をされるところだと思います。



○議長(酒井八洲仁君) 荒木正光議員。



◆24番(荒木正光君) 今の愛野のあの起点から先は決まっちょらんということですか。(「はい」と言う者あり)決まれば早急に教えていただくようお願いして、この件は終わります。

 それと、北野千々石線は、私は再三、一番最初この壇上に立った時から何回となくお尋ね、またお願いもしてきたところでございます。その中で一部改良もできたという話も聞きますが、私が通ってみると、ほんな、何ていいますか、わかりやすい言葉で言えば、すずめの涙ぐらいな程度しかできちょらんごたると。もっとあの道路の早急な改良はできないのですか。



○議長(酒井八洲仁君) 緒方建設整備部長。



◎建設整備部長(緒方和人君) 今お尋ねになられのは、国道57号の改良の件ですか。北野千々石線の件ですね。あれについては、ああいう地形ですので、2車線を確保するような計画はできませんけども、場所場所で待避車線としてとれるような今検討はされております。今年度も着手する予定になっておりますけど、海側の小さい丘でカットできるようなところはカットして、その車道幅員を確保するという予定を振興局のほうから聞いております。



○議長(酒井八洲仁君) 荒木正光議員。



◆24番(荒木正光君) それはいつごろどのぐらいなメーターでされるようになっていくのですか。



○議長(酒井八洲仁君) 緒方建設整備部長。



◎建設整備部長(緒方和人君) 申しわけありません。その具体的な数字については今把握しておりません。後もって報告させていただきます。



○議長(酒井八洲仁君) 荒木正光議員。



◆24番(荒木正光君) それじゃ次に行きます。曲りの登板車線といいますと、展望台から千々石の海岸通りまででございますが、ここの登坂車線を私が千々石の議員になった時から訴えてきたところでございます。その中でいつも答弁にあるのは、ここまで来ることになっちょったって、雲仙普賢岳が噴火して、あっちに予算が取られたせんか。今停止しちょっとってということで、普賢岳が終わったので今度うちをお願いしますと、地元の人が頑張らないと国土交通省からしなさいて言うちゃこんとどということを町長に何回も言ったら、今海岸を整備しているので、それが先だから優先してそっちをしますって言うたので、正直にはいはいって言っちょったところが、その後いまだにまだできちょらんというような状態でございます。この登坂車線と千々石の国道の右折車線を通ると、千々石の道路はそう混雑せんのじゃなかろうかいと。今愛野小浜バイパスが計画もされているようでございますが、何十億円、50億円か60億円かかるということで私も千々石の議員の時分から図面ももらって持っておりますが、夢の夢みたいな話のような気がいたします。それよりも曲りの登坂車線と千々石の国道の登坂車線の1日も早い改良ができないものか、お尋ねをいたします。



○議長(酒井八洲仁君) 緒方建設整備部長。



◎建設整備部長(緒方和人君) 国道57号の千々石町の塩屋地区から愛野展望台までの登坂車線の整備計画のことでございますけども、登坂車線は御存知のように今2車線ですけども、もう1車線車道を作りまして、渋滞の時には遅い車はその登坂車線を走りながらずっと横を追い抜いていくというシステムになっておりますけども、その計画につきましては、国土交通省の長崎河川国土事務所小浜維持出張所によりますと、現在千々石町展望台より愛野方面のS字カーブ、一番カーブがひどいところがありますけども、その間約650mの区間につきましては、地権者への事業説明も終わっております。用地交渉の今準備がなされておりまして、用地交渉が整いましたらすぐさま着工すると伺っております。その工事進捗を踏まえまして、今度は塩屋地区から千々石展望所までの約750mにつきましても、追って整備がされるものと考えております。



○議長(酒井八洲仁君) 荒木正光議員。



◆24番(荒木正光君) 早急な整備ができることをお願いして次に行きたいと思います。

 今雲仙市は7町が一つになって、国道を通れば何も問題はございませんが、昔私たちは面場坂って言っておりましたが、そこを通ってこの吾妻に来ると、10分ぐらいあれば来るとです。それでその道路を整備していただいて、なるだけ市内の道路網の交通便を図っていただきたいと思います。また後でも出ると思いますが、これは庁舎の時に言おうか。その道路を通ると日向平線を通って、今田代原に行くところに橋の工事がされておりますが、そこを通り抜けて木場の下のほうの国道を通ると、北目と南目を結ぶ最短距離の道路になると思いますので、ぜひその工事も進めていただきたいと思います。道路のことももっとお願いしたいけども、時間の都合もあるので次に行きたいと思います。

 庁舎の件についてお尋ねをいたします。

 庁舎については、いろいろと詳しく私も文をつくっておりましたが、前任者が2人いて詳しい質問をされ答弁もあったので、ところどころつまみつらかしながら質問をしてみたいと思います。庁舎は合併協議会によって愛野の公民館の位置とするということをよく聞かされてきました。そしてまた、市長さんにも再三尋ねると、合併協議会は尊重するということでございます。尊重するという意味はどういう意味であるのか、まずお尋ねをいたしたいと思います。



○議長(酒井八洲仁君) 奥村市長。



◎市長(奥村愼太郎君) 尊重するということでございますので、そのことをまず第一に考えるということで◎あります。(「あっ聞こえんじゃった、すみません」と言う者あり)



○議長(酒井八洲仁君) 荒木正光議員。



◆24番(荒木正光君) 決まったところで作るとなら、市民懇話会も何もいらないのじゃなかろうかいって、その市民懇話会でどのような話をしているのか、私たちは定かじゃないので、こういう質問をいたします。その決まったところで決まったごとすれば10回ぐらい懇話会を開いちょるというけども、忙しかところに寄ってもろうて会議をするよりも、寝ちょったがましじゃなかろうかいと思います。しかし、その中身について懇話会の方が話し合いばしよっとなら、ぜひお願いしたいところでございます。

 それと、前任者が、今回ではございませんが、前にも質問されたようでございますが、合併協議会においては、26億円で市庁舎はできると。そして、その公民館の位置に作ると。しかし、市民懇話会の話によりますと40億円という話を聞いております。どっちがよかか、それは私は定かじゃございませんが、例えばあの位置には公民館とトレーニングセンターと相撲場と武道館とございます。その建物は増やしてもそのまま愛野町にはいらっさんとですか。もう後の公民館とか武道館とかトレーニングセンターは。それをもしまた新たな場所に新たに土地を求めて作りなさいって言うとなら、その場所に作るということはいささか抵抗があっとじゃなかろうかって思いますが、市長、どう思いますか。



○議長(酒井八洲仁君) 畑中政策企画課長。



◎政策企画課長(畑中隆久君) 先程の質問でございますけども、市民懇話会につきましては、合併協議の中で合併協定というのが定められておりますけども、その中にうたわれておることについて、新市になって改めてこの懇話会で協議をお願いをしておると、市民懇話会のほうに諮問をいたしまして、その市民懇話会のほうで答申をしていただくということになっておりますけども、これにつきましては、今の財政状況とか、これまでの経緯とか、そういうのを含めながら検討をしながら、市民の御意見を集約をして答申をしていただくと、そういうことで今作業をしているわけでございます。

 で、あと合併協議会のこの協定の中に、愛野町の公民館の位置にするということで定めてありますけども、今おっしゃるように、仮に現在のこの愛野町の公民館の位置に新庁舎を建設し、公民館との代替施設を別途建設するということになった場合、当然その経費については必要になってくるというふうに考えております。



○議長(酒井八洲仁君) 荒木正光議員。



◆24番(荒木正光君) 新たにその公民館トレーニングセンター、また、武道館、土地を新たに求めて作ると、それだけでも26億円ぐらいかかりゃせんとですか。



○議長(酒井八洲仁君) 畑中政策企画課長。



◎政策企画課長(畑中隆久君) 公民館の代替施設にかかる整備費について、これはあくまでも近隣施設の建設時代からの想定でございますけれども、同等規模の施設を整備する場合は、約7億円の整備費が必要じゃないかと試算をしているところでございますけども、これはこの庁舎建設の協議の検討材料として試算をしたものでございます。そういうことで御理解をいただきたいと思いますけども。その中で、実質的には7億円の負担と。要するに交付税算入がございますので、それを差し引きますと7億円の負担になろうかということで現在、仮に試算をした数値でございます。



○議長(酒井八洲仁君) 荒木正光議員。



◆24番(荒木正光君) 7億円というと解体費ですか。それとも解体して土地を求めて新たなところに土地を求めて建設するまでの費用ですか。



○議長(酒井八洲仁君) 畑中政策企画課長。



◎政策企画課長(畑中隆久君) あくまでも用地は入っておりませんので、建設費だけでございます。



○議長(酒井八洲仁君) 荒木正光議員。



◆24番(荒木正光君) いい建物ができて、いい建物の中で仕事をするということは大変いいことでございますが、今冒頭私が申しました雲仙市を回って、道端会議で話す中では、大半の方が、そげんよか庁舎のいるもんになって、こりゃ議員と市長とよかばっかりたいって言われるので、すみませんって言うて私がことわけ言うと、ありゃあんたも議員かないってよく言われました。それで今市民はそうこれだけの経費を使ってつくってほしいという気持ちはなかっちゃじゃなかとですか。それとまた合併協議会の案もあるが、井上議員さんの質疑の中で市長さんが言われたが、今当時と財政状況も随分変わってきたのでということをにおわさせたようでございますが、そういうところも検討して今後慎重に取り組んでいかねばならんのじゃないかと思いますが、その点どう思いますか。



○議長(酒井八洲仁君) 畑中政策企画課長。



◎政策企画課長(畑中隆久君) 先程答弁にちょっと誤りがございましたので、訂正をさせていただきたいと思いますけども、先程の公民館を建て替えをした場合、約7億円については用地は含んでおります。ただ解体費が含んでおりませんので、一応7億円でございますけど、その実質負担は2億3千万円ということで訂正をさせていただきたいと思います。



○議長(酒井八洲仁君) 荒木正光議員。



◆24番(荒木正光君) 愛野の土地は場所次第で非常に単価が違いますので、どこら辺になるかは言われにゃよかです、言われれば大概あそこら辺ですよということを教えていただければ結構なことで。



○議長(酒井八洲仁君) 畑中政策企画課長。



◎政策企画課長(畑中隆久君) 今のこの代替施設にしても、40億円にしても、とりあえず仮試算をして、協議の資料として使っておりますので、まだそこまで場所とか、そういうの全然決めてない状況、決めてないというか、そこまで想定はしておりませんので御理解いただきたいと思います。



○議長(酒井八洲仁君) 荒木正光議員。



◆24番(荒木正光君) 場所が決まらずには算定はできんとじゃなかとですか。土地の価格は先程も言うたように、畑は反の100万円か200万円ぐらいであるけども、愛野の町の真ん中は知らんばってん、坪30万円もとはしよったばってん、今も20万円ぐらいするという話もありますけども、ある程度の面積を確保するなら、町の真ん中なら土地代ぐらいにしかならんとじゃなかですか。



○議長(酒井八洲仁君) 畑中政策企画課長。



◎政策企画課長(畑中隆久君) この庁舎の問題につきましては、先程も説明をいたしましたように、今その建設をすることを前提に協議をしておるんですけども、それについてのまだ決定をしておりません。で、決定をした段階でもしそうなれば、その場所の特定というか、そういうところには変わっていく必要があろうと思いますけども、今の段階ではまだそこまでいってない段階でございますので、御理解いただきたいと思います。



○議長(酒井八洲仁君) 荒木正光議員。



◆24番(荒木正光君) それはもう何かこの場所がどこどこでどうあるところだということは言われないということは重々私もわかっております。それと先程同僚議員がこの庁舎の件について質問をされましたが、一定の大きさにして各市庁舎を生かした仕方でよかじゃなかかということを言われたようでございますが、この中で南串山から小浜、国見、瑞穂も出たが、一番よか庁舎のある千々石のことは出なかったけども、千々石の庁舎は、あれは立派なものですよ。まだ今千々石の庁舎は4階建てですものね。それで4階建てでエレベーターもあって、結局前から来れば地下になるけども、裏から来れば一段下がっちょるけんか地下にはならんとで。あの庁舎を生かして井上議員さんがそこのふるさと会館にいるのはあれは違反だということを強く申されましたが、そういうところの方は千々石の庁舎に移して、千々石と吾妻のこの庁舎を2分解というか、いうような形で使えば十分に間に合うとじゃなかろうかいって思うが、その点についてどのように思っておられるか、お尋ねをいたします。



○議長(酒井八洲仁君) 畑中政策企画課長。



◎政策企画課長(畑中隆久君) 先程からも説明をいたしまして、先般の一般質問でも答弁をいたしましたけども、基本的には庁舎の位置は愛野町公民館の跡ということで、位置ということですね。それから、暫定庁舎については吾妻庁舎ということで、今新市になってその合併協定に基づいて対応をしてるわけでございます。よろしいですか。



○議長(酒井八洲仁君) 荒木正光議員。



◆24番(荒木正光君) その公民館の位置とするということでございますが、それをもし見直すとした場合には、あれは議員の過半数をもってじゃったんですかね。過半数でよかか、過半数か3分の2か1か知らないけども、それだけあれば、そりゃ変えられるでしょう。で、例えば、いや愛野に作るなとは言いよらんとですよ、あの位置はちょっと無理じゃなかとかって思うちょるけんか、お尋ねをするところで。もう答弁はいりません。もうちょうどです。



○議長(酒井八洲仁君) これで24番、荒木正光議員の一般質問を終わります。

………………………………………



○議長(酒井八洲仁君) ここで3時20分まで休憩します。

=午後3時05分 休憩= 

=午後3時19分 再開= 



○議長(酒井八洲仁君) 休憩前に引き続き再開いたします。

 緒方建設整備部長。



◎建設整備部長(緒方和人君) 先程荒木正光議員の御質問の中で、各町の料金の違いをただされた時に、私の答弁で誤解を与えるような不適切な発言をしましたことにつきまして、千々石町の皆様方に大変御迷惑をおかけしましたことをお詫びをさせていただきます。誠に申しわけございませんでした。



○議長(酒井八洲仁君) 奥村市長。



◎市長(奥村愼太郎君) 先程の建設整備部長が申し上げましたけれども、御理解と御推進をいただいておられます千々石町の方々に対しまして、一部誤解を招くような発言があったことを心からお詫び申し上げます。



○議長(酒井八洲仁君) 19番、岩下勝議員の一般質問を許します。岩下勝議員。



◆19番(岩下勝君) 19番、岩下勝でございます。今回は議員の皆さん、任期の4年間の最後の定例議会ということで、それぞれ一般質問も中身の濃い、しかもレベルの高い内容の質問をされておりますが、私は私なりに地域に密着した問題で、3点について質問をいたします。

 第1点目の道路行政についてでございますが、この件につきましては、多くの議員の方々がそれぞれの質問をされておりますが、私は島原鉄道と車の事故が多発している吾妻町の市道浜津線の踏み切りについて質問を出しておりましたが、先日の同僚議員の質問によりまして、市の対応、あるいは島鉄側の対応が詳細にわたって示されましたので理解をできました。なお、今後早い段階において、この安全対策がなされ、事故防止につながることを望みます。この件につきましては、もう答弁もいりません。終わります。

 次に、2点目の瑞穂町の自治会長連名で要望されておりました瑞穂町内の地域間を結ぶ市道の改良、補修についてでございますが、この五つの路線は、集落と集落を結ぶ生活道路として35年から40年ぐらい前に新設された地方の主要路線であります。当時に比べて現在は車の通行量も増加し、また、大型化により、幅員が狭いところは石積みなども路肩の破損がひどくコンクリート舗装が老朽化し、全体的にひびが割れてコンクリート舗装が破れてるところもございます。この道路の整備について自治会でこういった連名で要望されておりますが、市の計画はどうなっているのかお尋ねいたします。

 あとの2点につきましては、自席から質問させていただきます。



○議長(酒井八洲仁君) 奥村市長。



◎市長(奥村愼太郎君) 岩下勝議員の御質問にお答えさせていただきます。

 議員が申されましたとおり、平成21年5月23日付けで、瑞穂町自治会長会会長他5自治会長より、市道瑞穂宮ノ本線他4路線に対します舗装、補修整備についての要望書が提出をされておりますが、この件の詳細につきましては、担当より答弁をさせていただきますことをお許し願いたいと思います。



○議長(酒井八洲仁君) 緒方建設整備部長。



◎建設整備部長(緒方和人君) 岩下勝議員の市道の改良、補修に関する御質問にお答えいたします。

 平成21年5月23日付けで、瑞穂町自治会長会会長他5自治会長より、市道瑞穂宮ノ本線他4路線に対する舗装、補修整備についての要望書が提出をされました。この5路線は旧瑞穂町時代に施工され、工事完成後35年から40年が経過しております。その間にコンクリートの老朽化が進み、コンクリートの骨材の露出、亀裂、段差、路肩の破損等が見受けられます。現在瑞穂地域では事業継続中の市道改良工事を行っており、まずは当該路線の整備完了を最優先しておりますので、新規事業の採択は現在困難な状況にありますが、地域住民が安心して生活できますように、要望の5路線については、公共土木事業交付金で対応するのか、市道整備計画において他路線とあわせて優先すべき計画路線で行うべきか、総合的に判断してまいります。



○議長(酒井八洲仁君) 岩下勝議員。



◆19番(岩下勝君) 19番。ただ今部長の答弁にございましたが、他の道路の継続事業ということでございますが、現在瑞穂町では先般同僚議員が質問いたしました角江線の拡幅工事がされておりますが、この道路も平成22年度までですかね、完成ということでございますが、他に旧他町に比べまして、瑞穂町は道路の改良工事には合併前から取り組んでおりまして、かなり整備をされておりますが、自治会長から提出されましたこの路線については、本当に傷みがひどいんです。そういったことでもし事故があった時どうするのかという、こういった相談も受けましたけど、できれば今国が出してる特別交付金の地域活性化経済危機対策臨時交付金などの、こういった制度を活用してでも、特にひどいところの改良ができないものか伺いたいと思います。



○議長(酒井八洲仁君) 緒方建設整備部長。



◎建設整備部長(緒方和人君) まず、現在瑞穂町内で継続してる路線が合併前からの継続路線が3路線ございます。そして、合併後にスタートしまして、今継続中の路線が3路線、合わせて6路線ございますけども、まずはその路線の早期完了を目指しているということを先程申し上げさせていただきました。それと現地調査を要望書が来た時に私もしてまいりましたけども、現道はコンクリート舗装で舗装の完了後長期に及んでいるために、確かにひび割れ等の劣化がかなり進行しておりました。その辺は現地調査をして確認しておりますけども、工法としては現在の舗装版の上にアスファルトを敷いてもすぐまたひび割れがしますので、今のコンクリート版をはぎとって、新たにまたアスファルトを舗装でしなおすという工法になりますけども、そうなりますとかなり事業費的にも高額になりますので、5路線を同時に施工するというのは困難ですけども、これは総合支所とも協議しながら優先順位をつけて今後進めてまいりたいと思っております。



○議長(酒井八洲仁君) 岩下勝議員。



◆19番(岩下勝君) この5路線、特にひどいのが2路線ぐらいあるんですけど、これが確かに傷みが激しく、何ていいますか、非常に改良のお願いを要するところでございまして、地元の議員も強く要望しているということでございますが、財政的には非常に今厳しい状況にありますので、なかなか住民の希望にこたえるべき、かなり執行部としても立場上苦慮されていると思うのですけど、計画的にこの路線の改良は、ぜひこの雲仙市の中でも重点的な路線として位置づけていただきたいと思っております。できるだけ早くこういった改良工事をしていただければと思っております。一応道路行政につきましては、終わります。

 2番目の地域の活性化についてという点でお尋ねいたします。

 私この件につきましては、これまでにも何回となく地域の活性化について質問をしてきましたが、今回は次の二つの点について質問をいたします。

 まず、1点目が、去る6月に瑞穂町において開催されました第2回雲仙市産業まつり、これは大変な盛況で多くの人々の交流があり好評でありました。この産業まつりは、もともとは瑞穂町の特産まつりとして、メロンやスイートコーンをメインに新鮮な野菜や農産物の加工品、こういったものを消費者に販売しながら、また消費者との交流を図り、地域の活性化につなげようという観点から開催がされていたのですが、今回より雲仙市産業まつりとして実施され、今回は橘湾漁協の協力により、岩ガキや新鮮な魚介、こういったものも販売されて、これまでにない盛況のうちに終了したようです。また、こういったことが今後の開催のあり方について市の考えを伺いたいと思います。



○議長(酒井八洲仁君) 中山観光物産まちづくり推進本部長。



◎観光物産まちづくり推進本部長(中山孝君) 雲仙市産業まつりにつきましては、今岩下議員のほうからお話があったとおり、従来各旧町であった産業まつりを統合して、年に2回開催することで運営をされております。産業まつり実行委員会で、今お話があったとおり、昨年の12月に収穫祭及び今年の6月に旬祭ということで実行したわけでございますが、その終了後出店をしていただいた皆様とか、それから、専門部会というのを組織しておりますが、その専門部会の会員にアンケート調査をいたしましたところ、開催時期については旬な食材がある時期、それから、また開催場所については、各町一通り実施した後固定してみてはどうかという意見もあっているようでございます。市といたしましては、開催場所については旧町全部で実施してもらいたいという基本的な考え方でございますが、今後につきましては、北部ブロックとか南部ブロック開催というふうなやり方も視野に入れながら、また一番大きなのが駐車場等の問題でございます。この駐車場等の件も考慮しながら、最終的には産業まつり実行委員会で決定されていくものと考えておりまして、市といたしましても、この雲仙市産業まつりを今後とも継続して支援をしていきたいと考えております。



○議長(酒井八洲仁君) 岩下勝議員。



◆19番(岩下勝君) 19番です。今中山観光物産まちづくり推進本部長の答弁で開催は年に2回を予定ということでございますが、確かに雲仙市においては農産物あるいはその他の品物、それぞれの地域によって特産品がございます。例えば南串山あたりはレタスの有名な産地でございまして、またバレイショも一緒ですけど、そういったことで合併してきました7町それぞれ独自の特産物がありますので、できれば年2回の開催も国見町から南串山町までそれぞれの地域で開催をされまして、その地域の特色を出して大いに消費者にアピールをしていただければと思っております。

 また、駐車場問題、これは来場者にとっては一番大きな問題かと思いますが、交通アクセス、こういったことも考えて特段の配慮をいただきながら、この地域の特産品まつりを今後もぜひ継続していただきたいと思います。

 また、この瑞穂町の特産品まつりのメインは、スイートコーンとかメロンでございます。今後こういった品物、また来年も実行委員会を通じて地域で行われるかどうか私も今のところは定かでございませんが、こういった従来やっていたものをまたその地域で開催されるということについては、市としてはどう対応されますか。



○議長(酒井八洲仁君) 中山観光物産まちづくり推進本部長。



◎観光物産まちづくり推進本部長(中山孝君) 従来からやられておりました、今お話があった瑞穂の特産品まつり等々につきましては、本年度以降も継続できるように検討していきたいというふうに思っております。



○議長(酒井八洲仁君) 岩下勝議員。



◆19番(岩下勝君) ありがとうございます。ぜひ今後ともこういったことで市としても御支援をいただければ、またこの瑞穂の特産品まつりも大いに盛り上がるものと期待をしております。ありがとうございました。

 2点目です。みずほ夏祭りが今年4年ぶりに開催をされましたが、祭りごとやイベントに対する市の支援について伺います。

 合併前までは開催されておりました夏まつり、雲仙市となってからはいろんな事情によりまして中止を余儀なくされておりましたが、住民の方々からは大変残念がられており、何とか夏まつりの復活をと願う声を多くの方から聞きましたが、今回青年農業者の若者たちが中心となって、地域の活性化のために立ち上がり、4年ぶりに夏まつりが開催をされ、多くの市民が復活を喜んでいるところであります。こういった催し物は地域の活性化には絶対に欠くことのできないものです。しかし、こういった催し物も実行委員会を中心に開催されますが、行政サイドからの支援をなくしては大変厳しいものがあります。今後このいろんなイベントについての市の支援について伺います。



○議長(酒井八洲仁君) 畑中政策企画課長。



◎政策企画課長(畑中隆久君) みずほ夏祭りについてのお尋ねでございますけども、市といたしましては、地域の活性化を図るため直接各地域に出向きまして、既に各地域で行われている事業や、これから進められようとしている事業に対しまして、地域づくり補助金や地域自立活動創出補助金などの財政的支援に関することを初め、さまざまな情報提供などを行わせていただき、地域づくりを積極的に推進をしているところでございます。議員御指摘のみずほ夏の夜市2009に対しましても、昨年から瑞穂青年農業者連絡協議会の代表者により、事業開催についての御相談をお受けし、地域づくり補助金や事業開催に至るまでのさまざまな情報提供を行うなど、積極的に支援をさせていただいた次第でございます。

 先般、8月15日に事業開催が実現されましたことは、地域住民の皆様はもとより多くの市民の皆様、そして、何よりお盆の帰省客の皆様にとりましても大変喜ばしいことであったと思っております。また、本事業が市補助金のみに頼ることなく、地域住民皆様の出資と行動により開催できましたことは、市内各地域における地域活性化事業のよい手本になるものと大変期待をしているものでございます。

 今後の行政サイドの支援についての御質問もございましたけれども、市といたしましては、このような地域づくり事業に対しましては、今後とも地域に根づき継続した活動になるよう地域づくり補助金を交付し、また、日ごろから積極的に情報交換等フォローアップをしながら支援をしてまいりたいと考えております。



○議長(酒井八洲仁君) 岩下勝議員。



◆19番(岩下勝君) 今政策企画課長が答弁で地域づくり補助金、これを活用してこういったイベントの支援をしたいとおっしゃいましたが、この地域づくり補助金、これは例えば、開催から3カ年とか5カ年とか、こういった区切りがあるんでしょうか。



○議長(酒井八洲仁君) 畑中政策企画課長。



◎政策企画課長(畑中隆久君) この地域づくり補助金につきましては、この地域づくり団体の育成、それから自立を目的として、限られた財源の中で意欲ある団体に対しまして幅広く支援をする事業でございます。そういうことで、この事業につきましては、交付回数を3回ということで限定をしているものでございます。



○議長(酒井八洲仁君) 岩下勝議員。



◆19番(岩下勝君) 交付回数は3回、この3回のうちに自分たちでできるような自立する体制をつくっていくということでございますかね。そうなりますと、なかなか時代が変われば、こういった実行委員会もそれぞれ変わってくると思いますが、何といいますかね、3年してまた次の新たなこのイベントに対する支援の方法というのはもうないのですかね。実際これもう3年で例えば今回の夏の夜市、これが3年以降は市としても一切助成はないというようにとっていいですかね。



○議長(酒井八洲仁君) 畑中政策企画課長。



◎政策企画課長(畑中隆久君) この3回以降の事業の展開でございますけども、この事業の方向性につきましては、団体の皆様と協議をしながら、市としても積極的にいろいろな情報交換をしながらフォローはしていきたいというようには考えております。基本的にこの制度については、地域づくりということで雲仙市の皆さんの、そういう活動を助長するというんですか、誘い水という形での事業展開、活性化を図るための事業でございますので、そこら辺は御理解をしていただきたいと思います。確かにこのみずほ夏の夜市2009につきましても、自分たち自ら収入の財源を確保して運用をされたということでございますので、それを私たちとしては一緒に支援をしていきたいというふうに考えております。御理解ください。



○議長(酒井八洲仁君) 岩下勝議員。



◆19番(岩下勝君) ありがとうございます。ぜひこの地域の活性化、特にこういった祭りごとは、多くの人が出会えて、先程もおっしゃいましたが、お盆に帰省された方々も参加されて多くの人との交流があり、よかったなあというふうな話を聞きました。ぜひこういった実行委員会が自立できるように、そして、また今後ともいろんな面で行政のほうから御支援をいただければさらに地域の活性化につながるんじゃないかと思っております。もちろん私ども側面から応援をさせてもらいましたけど、本当に青年農業者連絡協議会の皆さん、毎晩のようにいろんな会合を催されて御苦労をされたということは、私ども地元の議員として大変市民の皆さんにありがたいなというような感じを受けておりました。今後とも彼らが活動をしやすいような体制を市のほうでとっていただければ、今後ますます地域の活性化につながるものと思っております。どうぞひとつよろしくお願いをしておきます。

 そして、次の3番目の健康診断についてですけど、この件につきましては、去る6月の定例会におきましても同僚議員から質問がありました。また、今回も同僚議員何名か質問されております。もう内容は私の聞かんとすることはすべて答弁されましたけど、私が一番最近思うのは、50歳から60歳代の比較的若い方の御不幸が、私の知り得る範囲においても幾人かもいらっしゃいます。尋ねてみますと、これまで健康そのものであまり健診なんかも受けていなかったというような方もいらっしゃいます。非常に今、先程も同僚議員からも罹患率の増加ということもありましたけど、今この50歳から60歳代の方は、子育てが終わりやっと今から自分たちの暮らしができるという、そういった年齢でございますが、若いからそういった病気にかかられた時の進行といいますか、こういったのも早いようでございますが、本当に健康第一ですので、市民の健康診断の受診、この向上を何とかしてアップさせていただいて、みんなが健康でいつまでも明るく生活できるように市としても特段の努力をしていただきたいと思います。本当に私も最近になって内視鏡の検査に行きましたけど、とても検査に行く時は怖かったです。何て言われるかわからずに。でも結果として異常なしと言われましたので、大変足取りも軽く帰ってきましたけど、本当早期発見ということでまず健診を受けることが大事だと思います。市としても市民の100%の健診ができるように努力をしていただきたいと思います。もうこれは答弁いりませんので、まだいっぱいこの健康について質問したいと思ってたんですけど、もうすべて同僚議員たちからいろいろ尋ねられましたので、もうこれで私の質問を終わります。ありがとうございました。



○議長(酒井八洲仁君) これで19番、岩下勝議員の一般質問を終わります。

 ここで緒方建設整備部長より荒木正光議員への答弁漏れがあるそうでございます。緒方建設整備部長。



◎建設整備部長(緒方和人君) すみません、先程荒木正光議員から県道の北野千々石線についての御質問がございましたけども、十分な答弁ができませんでしたので、改めてお答えさせていただきたいと思います。

 島原振興局のほうに確認をいたしておりますけども、今年度の事業につきましては、落石防止のロックネット200mを工事として行うようになっております。それとあわせて過度な離合場所の確保のための測量設計が今年度行われまして、その測量設計の結果を見て、来年度以降離合場所の工事にかかるということで確認をしております。よろしくお願いします。

───────────────



○議長(酒井八洲仁君) これで本日の日程はすべて終了しました。次の本会議はあす3日、定刻より開きます。

 本日はこれで散会といたします。お疲れさまでした。

=午後3時51分 散会=