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長崎県 雲仙市

平成 21年 第3回定例会(9月) 08月31日−02号




平成 21年 第3回定例会(9月) − 08月31日−02号









平成 21年 第3回定例会(9月)


出席議員(27名)
2番  大久保  信 一  君       3番  深 堀  善 彰  君
5番  前 田    哲  君       6番  上 田    篤  君
7番  原 田  洋 文  君       8番  吉 田  美和子  君
9番  町 田  康 則  君      10番  松 尾  文 昭  君
11番  森 山  繁 一  君      12番  前 川    治  君
13番  町 田  義 博  君      14番  小 畑  吉 時  君
15番  佐 藤  靖 弘  君      16番  井 上  武 久  君
17番  柴 田  安 宣  君      18番  小 田  孝 明  君
19番  岩 下    勝  君      20番  福 田  大 東  君
21番  増 山  良 三  君      22番  町 田    誠  君
23番  岩 永  基 和  君      24番  荒 木  正 光  君
25番  中 村    勲  君      26番  中 村  一 明  君
27番  石 田  ? 春  君      29番  元 村  康 一  君
30番  酒 井  八洲仁  君                     

欠席議員(なし)

地方自治法第121条の規定に基づく出席者
       市長             奥 村 愼 太 郎 君
       副市長            金 子 知 充 君
       副市長            吉 田 博 幸 君
       教育長            塩 田 貞 祐 君
       観光物産まちづくり推進本部長 中 山 孝 君
       総務部長           境 川 秀 生 君
       市民生活部長         東 信 一 郎 君
       市民福祉部長兼福祉事務所長  酒 井 忠 信 君
       農林水産商工部長       酒 井 利 和 君
       建設整備部長         緒 方 和 人 君
       教育次長           山 野 義 一 君
       農委事務局長         富 永 篤 君
       国見総合支所長        中 山 敏 君
       瑞穂総合支所長        永 木 徳 敏 君
       愛野総合支所長        朝 永 秀 人 君
       千々石総合支所長       福 島 悟 君
       小浜総合支所長        宅 島 辰 明 君
       南串山総合支所長       井 上 洋 一 君
       監査事務局長         本 多 周 太 君
       政策企画課長         畑 中 隆 久 君
       会計管理者兼会計課長     溝 内 正 人 君
                    

議会事務局
       局長             力 野 和 久 君
       次長             林 田 英 明 君
       参事補            関 雄 介 君
       主査             和 田 香 恵 君
       主事             松 尾 泰 浩 君

平成21年8月31日(月)議事日程

議事日程 第2号
┌────┬──────┬──────────────────────┬──────┐
│日程番号│議案番号  │件          名          │備  考  │
├────┼──────┼──────────────────────┼──────┤
│1   │      │市政一般質問                │      │
└────┴──────┴──────────────────────┴──────┘


第1 市政一般質問
    9番 町田 康則 議員
     1.市内小売業活性化策として、また市民サービスとしての「ゆめみらい商品券」
     の効果について(市長)
     2.市政運営について(市長)
     3.橘湾赤潮被害対策について(市長)
   22番 町田  誠 議員
     1.公道の管理状況について(市長)
     2.島原鉄道の踏切事故について(市長)
   29番 元村 康一 議員
     1.赤潮被害による漁業者支援について(市長)
   16番 井上 武久 議員
     1.雲仙市庁舎の位置及び整備の将来性について(市長)
   26番 中村 一明 議員
     1.漁業対策について(市長)
     2.農業対策について(市長)
     3.市有財産管理について(市長)
     4.各自治会公民館の車椅子設置について(市長)
     5.住宅リフォーム制度助成について(市長)
   27番 石田 ?春 議員
     1.7町からの継続事業について(市長)
     2.諫早湾干拓事業調整池の排水について(市長)



=午前10時00分 開議= 



○議長(酒井八洲仁君) おはようございます。ただ今から本日の会議を開きます。

 議事日程第2号により会議を進めてまいります。

───────────────



△日程第1.市政一般質問



○議長(酒井八洲仁君) 日程第1、一般質問を行います。

 通告の順序に従って進めてまいります。

 まず、9番、町田康則議員の質問を許します。町田康則議員。



◆9番(町田康則君) おはようございます。1番バッターということでございますが、数日前ですか、同僚でございました故進藤議員とは、私ども一緒に政務調査を何度かいたしまして、本当に個人的にもつき合わせていただいたわけでございますが、ほんとに惜しい方を亡くしたと思っております。御冥福をお祈りしたいと思います。進藤議員の分まで一生懸命頑張りたいと思います。よろしくお願いいたします。

 まず、第1番目でございます。市内小売業活性化策として、また市民サービスとしての「ゆめみらい商品券」の効果についてということでございます。現在までの実績と効果はということで、その他活性化として今後、続ける予定はないかということをお尋ねしたいと思います。

 定額給付金を地元で使ってもらおうと、3月末の南島原市を皮切りに県内22市町で発行されたプレミアムつき商品券、これは8月11日現在でございますが、長崎市の「あじさい商品券」では、券を換金した割合は発行総数の81%、日用品や食料品を扱う小売店の換金が目立ち、消費拡大より生活支援の色合いが強いものとなっておったそうでございます。

 佐世保市の「させぼ振興券」の換金率は86%、食料品や衣料などの卸小売業が9割弱を占め、それに続くサービス業、飲食業、宿泊業は合計しても1割未満で、長崎市と同様の傾向が出ておるということであります。消費は、市内資本や市外資本の割合は半々で、市外資本や大型店に消費が偏る心配があったが、バランスよく使われたと言えるというふうにお聞きしております。

 現在までの実績と効果、この間、6月ですか、松尾議員の答弁の中で、この商品券の継続について商工施策として考えさせていただきたいということでございましたが、今後につなげる資料等も収集できたと思いますので、そこら辺は続けてもらえるのかどうか、お願いしたいと思います。

 以上、あとの問題につきましては、自席からお伺いしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。



○議長(酒井八洲仁君) 御答弁願います。奥村市長。



◎市長(奥村愼太郎君) 町田康則議員の御質問にお答え申し上げます。

 今後の商品券発行事業の実施につきましては、前回の第2回定例会の一般質問でもお答えいたしましたとおり、市としては現在のところ考えをいたしておりませんが、今回の事業実績を分析した上で、今後の景気動向によりましては、必要に応じた施策を選択してまいりたいと存じます。

 残余の答弁につきましては、担当より答弁させていただきたいと思います。



○議長(酒井八洲仁君) 酒井農林水産商工部長。



◎農林水産商工部長(酒井利和君) 私のほうからは現在までの実績と効果についての御説明をさせていただきたいと思います。

 4月に発行いたしました商品券の使用期限につきましては、本日8月31日までとなっておりますが、各取扱店からの換金請求につきましては、10月末を期限としておりますので、途中経過ということで御理解ください。

 まず、各取扱店からの換金につきましては、8月18日現在で1億1,159万2千円、発行総額の93%となっておりまして、4月5%、5月39%、6月73%、7月86%と推移いたしております。

 商品券が使われた主な内訳といたしましては、製造卸小売業で96%、サービス業4%で、業種別におきましては、食料品67%、日用雑貨品16%、衣料品4%、ガソリンスタンド4%、理美容・クリーニングで2%、また店舗面積が1千m2以上の大型店での利用が4店舗で10%、大型店を除く商工会加盟店舗で51%となっております。

 これらにより、商品券の販売開始から3カ月間のうちに半数を超えて使用されるなど、緊急経済対策としての即効性があったものと判断しております。

 また、日常生活に対します利用が大半を占めましたことから、2割のプレミアム分によりまして、市民生活への支援と購買意欲の向上が図られたものと判断いたしております。

 また、大型店での利用が1割程度であったことから、1千m2未満の店舗の活性化にもつながったと判断をいたしております。



○議長(酒井八洲仁君) 町田康則議員。



◆9番(町田康則君) 私のほうは「ゆめみらい商品券」の商工会での取り扱いを、実際上は商工会も含めまして、市のほうが今言われた数字になっていると思いますが、商工会でもらいました実績では8月14日現在で1億2千万円分が出ておりますから5,887万円使われておると。それから、市外参入店、市外の大きな店が出ているところで1,393万円、23%ぐらいになっております。地元企業が4,493万円で76%というのが商工会のほうの取り扱いの実績でございました。

 これから見ますと、全体市では、市外参入店が10%、地元が今のところは51%と言われたのですが、やっぱり地元がかなり使われているということは、長崎市とか佐世保市と比べますと、本当に大型店に流れなくて、地元の小売業のほうによく使われた商品券だったなというのがわかってくるのではないかなというふうに思います。

 だから、雲仙市では地元企業の商品券利用が高いということは、そして市民からもこれは助かったという声を私のほうもお聞きしました。

 かつて小浜町で商品券を発行しておりました。これは今から10年ほど前でございます。平成10年7月1日に京都府園部町で、全国の自治体で初めて導入されました。5月5日の全国紙に「消費増へ商品券活用を」という記事を読みまして、園部町へ電話をいたしまして、女性の方なのですが、担当の大坪課長さんと話をして、資料を送ってもらいました。その時のが、ちょうど11年前ですか、まだここにあります。ここの町長さんは、野中一二三さんと言ったのですが、この方は皆さん御存知の自民党の重鎮だった野中広務さんの弟さんでございました。二、三回いろいろこっちの園部町へ電話した時に、一二三さんともお電話をしましたけど、話もしましたけど、町の事業の完工式などに配っていた記念品を商品券に変えたと。これまで配っていた記念品は器や時計や電卓などというものだった。これはもらうほうもすぐどこかにしまってしまい、それほどありがたいとは思わない。そこで、町内で使える商品券をということでやりましたということでした。もうその時20年間、町長をやっていて痛感することは、町長も役場の人間もその気になってやるかどうかがいい施策を実行できるかどうかの分かれ道にあるということだと言われたことを思い出しております。

 小浜町では、平成10年9月と12月に地元企業の活性化策で、私も一般質問をしまして、平成11年4月1日から施行をされました。小浜町での施行された商品券の条例を作り、どうだったか調べてくださいと言っておりましたので、小浜町での商品券発行はどうだったか、お聞きしたいと思います。



○議長(酒井八洲仁君) 酒井農林水産商工部長。



◎農林水産商工部長(酒井利和君) 旧小浜町での商品券事業についてでございますが、合併前の小浜町におきまして、平成11年度から平成16年度までの6年間、商品券の事業特別会計を設けられて実施をされておられたようでございます。

 また、合併協議会の協定項目、協議の中で廃止の方向で合併までに調整をされまして、平成17年3月末日までに売払業務を終了し、同年8月末で清算事務を完了されているようでございます。

 廃止の理由といたしましては、商品券の付加価値を高め、消費者等の利便性を図る必要があることから、行政による商品券事業は廃止をし、商工会を中心として新市一体となった商工業振興策を推進する方向で検討するというものでございます。

 当時の商品券は、今回のような2割増しのプレミアムつきでもなかったこともありまして、販売状況における個人購入が平均13.88%、行政関連購入が82.59%ということで、個人消費者に利用率が低かったものと推測をされております。

 確かに町内消費拡大の観点からは、効果があったものと考えられますけども、平均換金率も94.59%、利用期間が発行日から3カ月間と換金率及び消費者等の利便性の点からも行政が直接実施することの課題もあり、新市においては商工会等を中心に実施されることが望ましいと判断されたものと考えております。



○議長(酒井八洲仁君) 町田康則議員。



◆9番(町田康則君) その当時も何とかプレミアつきの商品券にできないかということはその当時、私が調べま◎した中で、長崎県からすぐ渡った佐賀県の小長井から行ったところのあそこ何町ですかね(発言する者あり)太良町ですね、あそこでもそういうふうなプレミアつきが出ておりました。それから、さらに調べました時に、かなりの町でそういうふうな商品券を出してあったと思います。それで言ったのですが、なかなかプレミアがつきませんでした。

 しかし、商品券を発行することによって、確かに商店街、いろんなものが活性化になったことは事実だと思います。

 これは小浜町の場合もそうでしたけど、今、雲仙市では敬老長寿祝い金事業というものもございます。これは平成20年度で1,296万円現金が出ております。平成21年度は1,356万円に上がっておりますが、これはどういうことかと言いますと、70歳以上の方には長寿祝い金として3千円渡しています。これが571人おられます。77歳では5千円、649人おられました。これから80歳以上が7千円で576人おられました。90歳も88歳もあるのですが、100歳以上になりますと10万円渡しています。14人いらっしゃいます。これだけで平成20年度1,296万円あるわけでございます。

 別に敬老会助成事業というのがございます。これは敬老会参加者の70歳以上に千円を上限に補助をするということで158の自治会で開催されたものに出しておりますが、平成20年度で841万円出ております。これを合わせますと、この2つだけで2,100万円の金額になるわけでございます。

 その他に調べましたら、市政功労者表彰の記念品代というのがございます。それから、消防団員退団記念品代というのもございます。職員表彰退職表彰というのもございます。これは建物修景コンテスト、雲仙ファサードコンテスト、これに対してもそういうふうなのが出ております。成人式記念品代もございますし、出産祝い金ではなくて、出産祝い品の支給事業というのもございます。民生委員の退職に対し記念品支給事業というのもございます。今年、金婚式事業が出ておりますが、これもありまして、こういうものに市内で使える商品券を発行することはできないかと。これが商品券になりますと、お金で現金で渡しますと、いろんなものでもいいのですけど、案外もらったものというのは、もうどっかしまわれているのが多いのですけど、商品券だったら確実に消費に回るわけです。

 ですから、他の市をちょっと調べましたら、葬儀なんかのお返しにのし袋ですとか、筆ペンとかあるのですが、それを商品券でやっているというところもございますし、結婚式の記念品もそういうふうなものを出しているところもございまして、その額は、そうなりますと相当な額になって、大いに市内商工業の活性化になっている市町村もあるということでございます。

 雲仙市内で本当に歯が抜けたように商店が店を畳んでいる現状を見る時、この園部町の商品券特別会計条例をぜひ、雲仙市でも実施してみる具体策ではないかなというふうに思うわけでございますが、市長はどう思われますか。



○議長(酒井八洲仁君) 奥村市長。



◎市長(奥村愼太郎君) それぞれ町田議員が御調査になりました事例をお伺いさせていただきまして、いろいろと各地域でまちおこし、あるいはまたまちの活性化のために頑張っておられるのだなということを感じました。

 ただ、これは相手もおられることでございますし、その当事者の方々が果たしてそれを必要とされるのかどうか、またそれに対してどうお考えになっておられるのか、そういったこともまた必要でございまして、ここで私が軽々にそのことについて発言することは控えさせていただきたいと思います。

 ただ、やはり本当に御指摘のとおり商工会が非常に厳しい状況にあるということは、十分認識しているつもりでございますし、今回のプレミアム商品券につきましても、私どもも1つの施策として発行させていただきました。できればまた、商工会もこれに付随して、そのプレミアムにまたプラスをさせていただいて頑張っていただければなと思ったわけでありますし、また今後は商工会もまたいろいろな策、案を出していただいて、我々もまた行政と一緒に頑張っていければなというふうに思うわけでございます。



○議長(酒井八洲仁君) 町田康則議員。



◆9番(町田康則君) 今回の雲仙市内についても商店にとっては、商品券を持って来られたら、ポイントを倍にしますとかというのをやっていたみたいでございます。

 商品券は、確実に消費に回される、不況に苦しむ地元商工業の振興になると思いますので、ぜひ考えていただいて、この商品券発行事業を開始することは、商工会の中にも業種別部会協議会というのがございますが、ぜひ要望をお願いしたいということでございますので、よろしくお願いします。

 次に、2問目で市政運営についてということでお聞きしております。市長が考えるに、これは6月にも同じような感じで聞いたわけでございますが、4年間やってきたこと、やり残したことはどういうことですかということでお聞きしたいと思います。

 お答えをお願いします。



○議長(酒井八洲仁君) 奥村市長。



◎市長(奥村愼太郎君) この4年間を振り返りまして、もっともこれはやれたということについては、やはり財政の健全化ではないかというふうに考えております。世界に誇れる雲仙市を目指して、きらりと光る3つの雲仙の実現性に向け、中期財政計画を作成をいたしました。多様化する行政需要に対応できる財政基盤づくりを緊緊かつ最優先の課題として取り組んでまいってきたつもりでございます。おかげをもちまして、公債費増大の抑制や職員数の削減による人件費の抑制など、一定の効果を上げますとともに、新しく行政評価制度を取り入れ、新市の基盤づくりにも取り組むことができました。

 もう一つは、徹底した情報公開、これはまた選挙の際にも出していただきましたけども、公平公正な行政運営の確立に取り組む中で信頼される市政の実現というものを着実に進めてまいったと考えております。市民が主役、市民総参加を第一として、積極的な情報公開の推進とあわせて市民の皆様の御意見を広く市政に取り入れるために移動市長室でございますとか、あるいはまた市長に言うてみゅう会、聞いてみゅう会ということなどとともに、皆様からの提案による事業等を支援し、市民の皆様の行政への参画を促進してまいりました。

 また、入札制度の見直しや重要な施策については、計画段階から広く市民の皆様の御意見を求めるためのパブリックコメント制度を導入してまいりました。

 また、農林水産業の振興につきましては、雲仙市農林水産ゆめみらい事業を創設し、やる気のある農林水産業者の取り組みを支援しますとともに、農地の基盤整備による足腰の強い農林水産業の確立を推進してまいりました。特に、雲仙ブランドの認定やPR活動に取り組み、全国和牛能力共進会を控え、雲仙牛のブランド化を推進し、地域肉用牛生産農家の活性化と地域一貫生産体制の確立を図っているところでございます。

 また、雲仙市地産地消の店につきましては、今、市内各地より54店舗が認定をされています。

 商工業の振興につきましては、若者定住促進、雇用の創出に向けた企業誘致に力を注いでまいりました。しかしながら、まだ十分ではございません。中小企業を支援する「雲仙夢トライアル事業」の創設や、緊急経済対策として中小企業経営緊急安定化対策資金利子助成事業、先程議員の御質問にあったとおりでございますが、プレミアムつきの商品券、雲仙ゆめみらい商品券を発行し、商工業の活性化を図ってまいってきたつもりでございます。

 豊かな自然と文化遺産を生かした人と人との交流を深める事業として、観光振興事業や健康づくり大学、大型イベントの誘致など、新しい観光交流による雲仙市の観光客の誘客を図ってまいりました。

 また、雲仙市の観光や物産品のアピールと販路拡大を目的に、九州最大の消費地でございます福岡市に雲仙、長崎、佐世保の3市によりますアンテナショップを計画中でございまして、その事業にも着手する予定でございます。

 また、本年4月には、滞在型観光の目玉となります観光庁の雲仙天草観光圏に今月23日には「島原半島ジオパーク」が国内第1号の「世界ジオパーク」に認定されたことは、まさに世界に誇れる雲仙を、これからまたアジアに向けてもセールスしていける可能性を見出してきたというふうに思っております。

 少子高齢化対策ではございますが、市民の皆様が元気で健やかに暮らせるように、医療、福祉、介護などのサービスの充実に努めてまいってきたつもりでございます。

 子育て支援につきましては、合併後の新規事業であります「すこやか子育て支援事業」をはじめ子育てサポートセンターを立ち上げ、今100名以上の会員登録をいただいているところでございます。本年度は、子ども支援課を新しく設置しまして、子育て支援にかかる窓口を一元化して、総合的な支援ができますよう、各種施策に取り組んでおります。

 また、高齢化社会に対応しまして、高齢者及び障害者の方への交通費助成や緊急通報装置の貸与事業を継続して実施しますとともに、市内公共交通空白地域における新しい生活交通システムの確立を目指して、昨年度の吾妻地域に続きまして、本年度は国見、瑞穂、南串山3地域におきまして、乗り合いタクシー運行実証実験に取り組んでまいっております。

 また、雲仙市情報ハイウエイ施設整備事業によりまして、市内の各施設間を光ファイバーで結び、地域の情報ネットワークを整備するとともに、災害での緊急時に市民の皆様へ適切に防災情報を伝達できるよう、防災行政無線の統合整備を進めさせていただいております。

 自助と共助と公助のまちづくりにつきましては、検診受診率10%アップを目標に健康診断の周知徹底や各種組織などの協力を得ながら、受診率の向上に努めてまいりました。

 また、地震、災害時に高齢者や障害者などの要支援者の支援と安全を守るため、災害時要援護者避難支援計画を作成しまして、計画に基づき、地域住民をはじめ各関係機関が参加した避難訓練も各地区で始まったところであり、避難所や主要施設等を示した「地域ささえ愛マップ」等につきましても、全世帯に配付し、「地域は地域で守る」をキャッチフレーズに掲げ、地域連携を強めていただくための支援を行っております。

 スポーツ面におきましては、本年4月に総合型地域スポーツクラブ、雲仙がまだすスポーツクラブが発足し、交流と健康、体力づくりを目的に市民運動も開催することができました。

 学校教育では、平成20年度から市内すべての小中学校にスクールサポーターを配置させていただきました。教育的配慮を要する子どもへのよりきめ細かい対応と読書活動推進のための支援を行いまして、すべての中学校に心の教育サポーターを配置し、いじめや不登校児等の悩みに対する相談活動の充実に努めております。

 また、児童生徒数が減少する中、子どもたちのためのよりよい教育環境づくりを目指した学校の統廃合対策として、木指小学校小田山分校を木指小学校に、雲仙中学校を小浜中学校にそれぞれ統合し、これに伴います生徒の遠距離通学補助を行っております。

 また、雲仙市公立学校施設耐震化等事業計画書に基づき、計画的に施設の整備を行い、児童生徒の安全・安心な学校生活の確保を図っており、平成24年度までに市内全学校の耐震補強などの整備を完了する予定でございます。

 次に、地域ごとに実施してきました事業についての御質問でございますが、このことはまだ。



○議長(酒井八洲仁君) 町田康則議員。



◆9番(町田康則君) 私も今、やられたことを聞いておりまして、今度、やり残したことです。私が思いますに、この間6月の時も聞いたのですが、人口が減っております。人口が平成17年合併の時、これは5万1,606人でございました。それで、平成18年度が332人減り、平成19年度が598人減っております。平成20年度が727人、平成21年度が450人で、この4年間でしたら2,100人、確実に1年に500人は減っているわけですね。500人といいますと、この間、私も観光圏のことで雲仙のあれを聞いておりまして、赤ちゃんまで含めて1人に対する消費額というのは、121万円だと言っておられました。

 でしたら、121万円だったら500人で6億円の消費がなくなっていることになるのですよと、市長も聞いていられたとおりだと思っております。

 ですから、やっぱり人口減対策というのは、もちろんいろんな子育て支援とかやっておられるのはわかっておりますが、きちっとした格好でやらないと、本当に何かそこら辺もやっていただかないと、ますます消費は落ちるのではないかなというふうに思いますし、今度はあまりにも人口が減ってきますと、消費だけではなくて、いろんな学校の統廃合とか何とかにもなってきますので、ぜひそこら辺を、私はそこら辺が今度の課題ではないかなというふうに思っておりますが、市長はどういうふうにお考えでしょうか。



○議長(酒井八洲仁君) 奥村市長。



◎市長(奥村愼太郎君) これまでと今後の問題として、非常に考え方を変えなければならないのは、これまではどうしても全体的には国の人口は増えておりました。しかしながら、ここ数年から人口が全体として減っているわけでございます。

 ですから、かつては地域の活力さえ取り戻せば、ある程度人口が増えてくるという可能性もございました。

 しかしながら、現在は国全体が人口が減っているような状況でございますので、過疎と過密というのがさらに促進していくように考えております。今、現状として雲仙市の人口形態を見ますと、例えば昨日、選挙がございましたけれども、有権者数の数は同程度でございます島原市と比べましても、うちが多いわけでございます。しかしながら、18歳までの人口形態を見てみますと、島原市のほうがずっと多いわけでございます。

 こういうことから考えますと、これから先、雲仙市というのはさらに高齢化に向かって進んでいくということがございますし、またこれからの新しい世代は、学校や進学、就職のために、また出ていくということも考えられます。例えばどういう形の人口定住策、あるいはまた人口を導入していくかということをそういう状況の中で考えることは大変必要でございますし、やはり私自身もこれから先は新たな人口増を考えなければならないと思っています。

 そのためには、やはり生活基盤としては今、吾妻町、愛野町では既に終えておりますけども、千々石町、瑞穂町でやっております、例えばインフラの整備でございます。下水道事業でございますとか、水道事業でございますと、こういったことで生活自身が伝えられる、あるいはまた今年の4月に着工いたしました愛野森山バイパスが今後、より推進していくことによりまして、諫早やあるいはまた県央地域、長崎市内とも短時間で連絡がとれるというような形の振興が進んでまいれば、これまた今後、定住化していただく、あるいはそこに住み続けていただくということも、これより一層可能であるというふうに考えます。

 ただ、やはりどうしても厳しい状況であるのは、これから先は人口が少しずつ減っていくということは、国全体の問題であります。



○議長(酒井八洲仁君) 町田康則議員。



◆9番(町田康則君) 人口減対策部分を6月の時にも次の選挙にマニフェストとして作られる予定ですかというのをお聞きしたと思いますが、その時はまだいろいろはっきりした答えは出なかったわけでございますが、やり残したことを次の選挙、市長としてまた立候補してやられる予定があるのかどうか、お聞きしたいと思います。



○議長(酒井八洲仁君) 奥村市長。



◎市長(奥村愼太郎君) まだ、やり残したことを今おっしゃっておられましたけども、やり残したことを今、整理中でございます。

 ですから、これをどう自分がこの任期中に決着をつけるかということが最大急務でございますし、このことにつきまして、私は今、最後のこの議会におきまして、またこの議会に提案させていただきましたことが、果たして皆様方にきちっと受け入れていただいて、承認いただけるかどうかということをひとつ目的に定めて今やっているところでございまして、それまでにはまだ私は今の4年前に掲げさせていただきましたことについて、まだきっちりと整理してお答えできる状況ではないというふうに考えております。



○議長(酒井八洲仁君) 町田康則議員。



◆9番(町田康則君) わかりました。ぜひ、せっかくこの4年間頑張ってこられたわけでございますので、しかし、いろんな市民の批判もあります。それもやっぱりきちんとした格好で引いていかないと、やっぱりそれは難しいと思いますので、そこら辺の姿勢だけは、やっぱりきちっとした市民の声を聞く、本当にそういうふうな姿勢でやっていただきたいというふうに思います。

 3番目でございますが、橘湾赤潮被害対策についてということで出しております。被害額はということと、生産者への支援体制はということで出しておりますが、平成21年8月1日、長崎新聞に赤潮被害、小浜沖に拡大、養殖ハマチなどほぼ全滅という記事で、私は今回の漁業被害を知りました。シャットネラアンティーカという植物性プランクトンが大量発生し、赤潮となった。赤潮は例年なら梅雨明け後、水温が上昇してから発生し2日ぐらいでおさまるという。今回は7月22日の発生確認から1週間以上も続いており、大雨で陸の栄養分が海へ流れ込んでいるのも原因の一つと見ているということでございました。

 8月2日も赤潮被害の大きな記事が載っておりました。8月3日、月曜日に市があいているだろうということで、雲仙市の農林水産商工部へ事情を聞きに参りました。ちょうど部長はちょっといらっしゃらなかったのですが、そこの時にもらったのが、橘湾東部漁協赤潮被害報告、平成21年7月30日のでいただいております。これを読みまして、この中に書いてありましたのが、ハマチの3年魚が1万5千匹全滅、2年魚が10万匹全滅ではないが、赤潮が終息しないと全滅が予想される。鯛・フグは、被害小でございますが、今後の赤潮の状況次第ということで、この報告では市の緊急課題としてへい死魚の処理を行うということが載っておりました。

 8月3日当日、対策本部の初会議がございまして、今度のその2日後に5日の日には第2回の対策本部会議となるということをお聞きいたしました。8月8日に、また新聞に大きく雲仙、南島原両市、被害業者15業者、合わせてハマチ被害300t、15万匹、マダイは数千匹と載っておりました。

 8月13日の新聞では、へい死魚24万匹と載っておりました。ハマチ20万3千匹、ヒラス1万匹、鯛2万4千匹、鯛も増えております。ここにございますがトラフグ約4千匹で、被害額は4億2,600万円ということで、本当に大きく新聞報道がございました。

 今、ずっとこう増えてきたわけでございますが、今現在、最終的には何匹で何億円の被害になっているのかどうか、お聞きしたいと思います。



○議長(酒井八洲仁君) 酒井農林水産商工部長。



◎農林水産商工部長(酒井利和君) まず被害状況、被害額についてでございますが、7月28日に市内、南串山町のハマチの養殖場で2年魚や3年魚のへい死が確認をされ、その後、小浜町や千々石町においても同様のへい死が確認をされました。また、へい死につきましては、ハマチの稚魚やマダイ、トラフグにまで及んでおります。

 被害状況でございますが、雲仙市で13経営体の漁業者が被害を受けておられまして、ハマチ15万尾で被害額2億5,400万円、マダイ2万7千尾で被害額1,500万円、トラフグ4千尾で100万円の合計18万1千尾で被害額2億7千万円に達している状況でございます。

 原因につきましては、長雨によります陸からの大量の栄養素が海に流れ込み、シャットネラアンティーカという植物性プランクトンが異常繁殖したものによると考えられております。

 市といたしましては、8月3日に市長を本部長とした雲仙市赤潮被害対策本部を設置し、被害状況の把握や対応につきまして協議してまいったところでございます。

 まず、へい死魚の早急な運搬、処理が必要でございましたが、各関係機関の協力を得まして終了したところでございまして、また赤潮につきましても、長崎県水産試験場では終息したと発表されておるところでございます。



○議長(酒井八洲仁君) 町田康則議員。



◆9番(町田康則君) 8月12日に奥村雲仙市長と松島南島原市長が県の水産部へ、新たな養殖用の魚を購入する費用への補助制度の創設の要望書を提出したということでございました。しかし、県側は、今回のケースでの補助制度は前例がなく、ハードルは高いとの認識を示した上で、どのような対策ができるか検討する方針というのが新聞に載っておりました。

 これは何かいい方法はないかなというふうに私も考えまして、今もう終わったわけでございますが、衆議院議員の先生方は今忙しいだろうからということで、熊本県のあさぎり町の出身で、私が商工会の青年部の全国の副会長をしておりました、その2代後に全国の青年部の会長になったのが参議院議員になっておりまして、参議院議員の松村祥史君というのがおりまして、それに電話をいたしまして、農林水産省や水産庁を紹介していただきました。農林水産省には、漁場資源課という中に赤潮対策係というのがあるのです。野村さんという方が係でございましたが、話をお聞きしました。それから、養殖業者の被害に遭われた支援体制ということで、水産庁の漁政部水産経営課の課長補佐さんから話を聞きまして、何とか養殖漁業者を助ける金融制度はないのですかということをお聞きしましたら、1時間ほど話しておりまして、まとめてもらったのが、養殖業に対応する金融制度というのはありますと。漁業近代化資金が一番多いのですが、これは県が金融機関に利子補給を行い、低金利での融資を行っている制度融資でございますと、制度資金ですと。これは8月19日現在で金利が1.7%。種苗購入とか育成資金などに活用できますと。償還期限が2年据え置きの5年以内で、限度額も1漁業者当たり9千万円で、これはかなり高いですから、これが一番いいのじゃないですかなと言われたのですが、あと農林漁業セーフティーネット資金、これは限度額が300万円ぐらいしかございませんので、あまり額が低いのですけど、その他に漁業緊急補償制度、これは漁業者が金融機関から融資を受ける際、長崎県漁業信用基金協会の保証を受けることで融資が受けやすくなるというものだそうでございますが、補償限度額が1業者当たり2億8千万円、そのうち8千万円は無担保でよろしいのです。また、そのうち1,250万円は無担保、無保証人でいいということをいろいろお聞きいたしました。

 それでは、雲仙市でそういうふうな支援方法としては何かないのですかと、全国の例をいろいろ御存知でしょうからということをお聞きしましたら、ちょっと調べますということで調べていただきました。それで、ファクスが届きまして、それによりますと、市が金融機関と利子補給契約を結び金利を下げるというのが1つの方法だそうでございます。2番目が、市が基金造成を行い、それを金融機関に預託し、金融機関はこれを原資に市が定める条件で漁業者に貸し出すと。これは、また、当該基金造成に当たり県の出資を求め、市の負担を減らすことも検討してくださいということでございました。3番目に、市が、漁業者が金融機関から融資を受ける際に、債務保証を行うという3つの方法がありますよと、調べた結果。

 以上が農林水産省、水産庁からの報告でございましたが、市長は、被害に遭われた漁業被害者に対して、もちろん県のほうにもいろいろ行かれたのでしょうが、市長の考えはどうなのかということをお聞きしたいと思います。



○議長(酒井八洲仁君) 奥村市長。



◎市長(奥村愼太郎君) 考えはどうなのかということでございますけども、当然私たちも養殖業者の方々の痛みというのは熟知しているわけでございますし、早速、緊急対策本部というのを設置させていただきました。そして、代表でございます組合長あるいは参事の方々もいろいろと意見のやりとりをしながら、また、御当地の議員を初めとして、養殖の現場にも行ってまいりました。そして、その悲惨な状況もまたつぶさに見ているつもりでございます。

 ですから、その結果として、8月12日に南島原市の市関係者の方々とともに長崎県水産部部長のところに行きまして、まずは県のとっていただいた緊急的な活動に対しましてお礼を述べたところでございますし、そしてまた、お互いに協力していただきながら、この厳しい惨状を御理解いただきたいと、そして、全くとにかく今養殖場には魚がない状況でございますので、今後、例えば秋口からの魚の販売というのをどうするか、あるいはまた、年末におきます魚の販売をどうするか、そのためには、今議員御指摘のとおりに中間魚の購入が必要になってくるということの現実をお話させていただきました。そしてまた、県についても、先程おっしゃったように、ハードルは少し高いけれども、しかしながら、やはり協力するというお言葉もまたいただいたところでございます。

 ただ、具体的には、まだそこからどういうふうな形でやっていくかということはいろいろと協議をしなければなりませんし、また、我々ができること、そしてまた、業者の方々がやらなければならないこと、そしてまた、県とはどういう形で協力できるのか、今おっしゃったように、国のほうには確かに制度があるかもしれません。しかしながら、やはり国の制度というのはどうしても局地的な制度ではなくて、やはり全国一律的な形での制度でございます。ですから、やはり雲仙市と南島原市で今回発生したシャットネラアンティーカの問題に関しましては、どういうふうな形でできるのか、それはやはりエリア的には長崎県とが一番話ができる状況ではないかというふうに思っておりますので、そういった形でやりたいというふうに思っております。まず、詳細、例えば制度については部長のほうから答弁させていただきたいと思います。



○議長(酒井八洲仁君) 酒井農林水産商工部長。



◎農林水産商工部長(酒井利和君) 先程、救済策の1つとして制度資金等の活用がどうかというお話がございましたけれども、私どもが県と協議をしている中では、資金として、この対策といたしまして、県が独自に緊急的に支援資金を出しておりまして、考え方といたしましては、中小企業の資金繰り対策の資金と同じようなシステムで、金融機関がいわゆるリスクを持たないといいますか、リスクがないというような制度を県のほうが作っておりまして、こういうものを活用して、先程からも限度額等の話が出ておりましたけれども、この制度でいきますと2千万円の限度額が設定をしてあるようでございますし、低利の利率を設定してあるようでございますので、こういったものを活用をしていければなというふうに考えております。



○議長(酒井八洲仁君) 町田康則議員。



◆9番(町田康則君) 実際に被害に遭われた井上さんのほうにもお電話をいたしまして話を聞きました。稚魚とか中間魚を買うお金がまず一番問題ですねということでした。それを少なくとも2年間は育てなければならない。その間、無収入になると。2年間の生活費、えさ代、運転資金をどうしようかということで、大変であるというお話もお聞きいたしました。保険等への共済の加入もお聞きしたわけでございますが、私も初めて知ったのですが、漁業共済保険というのは普通の保険とちょっと違うのです。どういうふうなものが違うかといいますと、対象物が最初と違いだんだん大きくなってくるというために、何カ月最初からかけたかというのが、それで支払い額が違ってくるそうでございます。それがちょうど6月が切りかえだったということで、わずか2カ月しか結果的にはかけてないわけです。ですから、実際の単価より低い額の、それはもちろん共済にかかってた分はちょこっとだそうですけど、少ない額だそうですけど、それでもまた低くなるということでございました。

 私も組合長からちょっとお聞きしたのは、別の、井上組合長からお聞きしたのは、何か県が3千万円、これは魚を買う時、今中間魚を買おうとしています、と売る時とで、売る時に価格が下がるのが考えられると。その差額を埋める資金として県は3千万円考えているということでございましたけど、そこら辺についてはどうでございますか。



○議長(酒井八洲仁君) 酒井農林水産商工部長。



◎農林水産商工部長(酒井利和君) 県のほうも、この中間魚の購入に際しての支援策というのを現在検討をしておられるようですけれども、まだ公表に至ってないということもございますので、ここで詳しく説明するということは避けたいというふうに思いますけれども、そういったことで検討をしていただいておるところです。そういった状況でございます。



○議長(酒井八洲仁君) 町田康則議員。



◆9番(町田康則君) 先程私もお聞きした、県の3千万円というのは何か御存知でございますか。



○議長(酒井八洲仁君) 酒井農林水産商工部長。



◎農林水産商工部長(酒井利和君) 先程申しましたように、県では制度の検討を早急にしていただいておりますけれども、そういった金額につきましても、ここでの説明は差し控えさせていただきたいと思います。



○議長(酒井八洲仁君) 町田康則議員。



◆9番(町田康則君) 赤潮というのは、これから起きる可能性、これは皆さん、被害に遭われた漁業者が、また起こるようだったら、もう漁業は辞めんといかんと、養殖はやめんといかんというふうにちょっと言ってられたのですが、これは私も被害の現状を考えますに、地球温暖化によってエルニーニョ現象というのが起こって、日本近くに高気圧が普通なら夏でしたら来るわけです。それが来ないために本年度みたいに前線とか低気圧が停滞して、雨が多くて、梅雨がなかなか明けない、そこで、地上の土が海のほうに流れていく。そして、また赤潮が起こるということでございますので、これは本当に共済の加入とか、きちっとそういうのを進めていかないと、また、それは来年どうかわかりませんが、起こってほしくないのですが、起こる可能性もあるわけでございますので、共済の加入を勧められる農林水産の部長としてそういう考えはあるのかどうか、考えをお聞きしたいと思います。



○議長(酒井八洲仁君) 酒井農林水産商工部長。



◎農林水産商工部長(酒井利和君) 共済の加入につきましては、赤潮の被害の対策につきましても、漁業者あるいは漁場の対策といたしましても、技術的にもまだ確立をされていない状況もありますし、やっぱり漁業者がリスクを何とか軽減をするためには、やっぱりこの共済制度の活用しかないのかなというふうにも思っておりますので、非常に単価が安い時期で漁業者も大変なところがあるのでしょうけれども、リスク軽減のための共済制度への加入というのは勧めていかなければならないというふうに考えております。



○議長(酒井八洲仁君) 町田康則議員。



◆9番(町田康則君) 雲仙市の基幹産業は、農業、漁業、水産業、観光業でございます。その中で、1つの業種が被害がすごい金額になってあらわれているという、こういう時こそやはり頭を使い、知恵を出し合って、その人たちの何とか再建ができるように考えていく、それが市の役割ではないかなというふうに思いますので、ぜひいろんなところから調べていただいて、県とも十分に話し合っていただけると思いますが、漁業者自身の切実な声に耳を傾けていただいて対応していただきたいというふうに思います。

 これで私の質問を終わります。



○議長(酒井八洲仁君) 9番、町田康則議員の一般質問を終わります。

………………………………………



○議長(酒井八洲仁君) ここで11時15分まで休憩いたします。

=午前11時00分 休憩= 

=午前11時15分 再開= 



○議長(酒井八洲仁君) 休憩を解き、再開いたします。

 22番、町田誠議員の一般質問を許します。町田誠議員。



◆22番(町田誠君) 今期最後の議会一般質問でございますので、その点を理解していただき、十二分に答弁ができますことをお祈りして、質問に入りたいと思います。

 公道管理状況について2点上げておりますので、まず、第1、公道管理状況についてをお尋ねしたいと思うわけでございますが、雲仙市が誕生して早くも4年が過ぎようとしている。4年間を振り返ると、いろんなことがあった。特に市道での事故があまりに多過ぎた。記憶に新しいので大型生コンクリートミキサー車転落事故が起き、幸いにして人的災害が発生しなかったことが不幸中の幸いであった。もう1件は、路面が不具合のためバイク転倒事故、次の1件は、ガードパイプが腐食していたため人が転落する事故、もう1件は、先月7月11日、朝4時30分ごろ、千々石町で56歳の男性が新聞配達中に道路を横断しているU字溝のグレーチングが開いていたため、それに乗り上げ転倒、本人のけがの程度は約1カ月くらいの通院であったが、事故後、本人は仕事にも行けず、スクーター式のバイクは壊れ、もちろん朝の早い時間ではあったが、直ちに雲仙警察署に電話し、事故処理を済ませ、私の家に朝6時前ごろ来て、事故の報告を受け、土曜日ではあったが、千々石支所の北川君の自宅に行き、事故の報告を話し、本人もわかりましたと、運転者の方のけがの状況はどうですかということであり、直ちに段取りを立て、現場に行くということでした。

 事故の原因でありますが、その晩は瞬間的に時間雨量50mm以上の大雨が降り、上流のごみが一気に流れ、U字溝に詰まり、グレーチングを持ち上げたのだろうということであったが、市が調査し、グレーチングが外れ事故に至った原因についてお尋ねをしたいと思います。

 事故後、直ちにU字溝の改善、グレーチングのボルト締めなどの対策がとられた。今後、市道管理、事故防止策について、市内全域を点検するのも経費が絡むし、現時点での市当局の考えをお聞かせ願いたいと思います。

 それから、8月13日木曜日10時より市役所で、本件とあと1件、合計2件の一般質問聞き取り調査が行われました。最終的には金子副市長も直ちに現場に行き、事故現場を確認し、対策を立てたものと思っておりますので、聞き取り調査した担当職員に、金子副市長に現場確認状況について尋ねるからと言って、他もう1件の案件の聞き取りに応じたわけであります。その後、家に帰り、しばらくしていたら、金子副市長本人より携帯に電話があり、先程職員から聞き取り調査の時点に事故状況、事故の現場確認について私に尋ねるということであったが、自分は担当していないので、吉田副市長の担当である内容の電話があった。

 私が言いたいのは、雲仙市内市道で何件かの事故が起きている。今まで発生した事故を重く受け止め、再発防止の観点に立ち、事故の大小に関わらず、金子副市長自ら現場をいち早く確認しなければという気が起きなかったのかどうか。仕事が多忙かどうか私は知りません。本件については、金子副市長の所信をお伺いしたいと思います。

 あとは自席からお尋ねをしたいと思います。



○議長(酒井八洲仁君) 御答弁願います。奥村市長。



◎市長(奥村愼太郎君) 市道の関連につきましては、事故の未然防止を図るため、担当所管課におきまして、日常におけるパトロールや住民の皆様からの通報などにより、異常箇所の把握に努めているところでございます。また、道路の管理瑕疵による事故が発生した場合につきましては、早急な原因究明とその再発防止の処置を行ってきているところでございます。

 残余の答弁につきましては、担当より答弁させていただきます。



○議長(酒井八洲仁君) 金子副市長。



◎副市長(金子知充君) ただ今の町田誠議員の御質問に答えさせていただきます。

 先程議員のほうから御指摘がございましたとおり、当然、事故の大小に関わらず、そういうことが雲仙市内で起こっておりますれば、当然現場を確認しに行く、それがすぐそのまま、すぐさまというのはできないかもしれませんけども、そういうこともございまして、議員御指摘のとおり、現場を確認をさせていただいたところでございます。その中で、やはり雲仙市内いろんなところにいろんなものがございます。いろんな事故の原因もございます。先程議員が御説明なさいましたとおり、すべてを見ていくということについてはなかなか難しい部分はございますけども、やはりそこについては何らかの安全・安心対策を講じていくべきだと、このように考えたところでございます。

 以上でございます。



○議長(酒井八洲仁君) 緒方建設整備部長。



◎建設整備部長(緒方和人君) 市道管理事故防止の現状や再発防止の取り組み等についてのお尋ねですが、市道の管理瑕疵に伴う事故としまして、平成17年の合併後、平成20年度末までに9件発生しております。年度ごとの内訳といたしましては、平成17年度に1件、平成18年度に2件、平成19年度4件、平成20年度2件となっております。

 主な事故といたしましては、先程議員からもお話がございましたけども、平成19年の9月13日に市道吾妻黒仁田幹線で、道路路肩の崩壊により、コンクリートミキサー車が転落大破した事故や、平成20年4月26日には市道吾妻大木場線で、水道仕切り弁のふたと舗装との段差によるバイクの転倒事故で、運転者の方が入院2カ月、全治230日間の負傷をされる人身事故等が発生しております。それから、先程の千々石の事故につきましては、7月の11日土曜日でございましたけれども、朝の4時半ごろでございました。千々石の中学校のすぐそばにあります市道千々石上ノ坊線の横断側溝に土砂が詰まっておりまして、その時は大変な大雨でございましたけれども、雨水が流れたところに土砂、葉っぱ等が詰まっていた関係で、その水圧でグレーチングぶたを持ち上げております。そのために数cmの段差が生じておりまして、そこを新聞配達に通りかかった方がバイクで乗り上げ、バランスを崩して転倒されたものでございます。けがについては、右肩の脱臼と頭部に打撲を負われたという内容でございました。

 このような事故が発生した場合には、速やかに現地調査を行うなど、再発事故防止のため早急な対応に努めているところでございます。また、事故後の損害賠償対応につきましては、市で加入しております全国町村会総合賠償補償保険事業の手続を直ちに行い、瑕疵割合をもとに示談交渉に臨むこととしております。

 なお、より一層安全対策を強化するため、現在、道路情報提供事業として、道路の異常箇所、危険箇所等の情報を受け、早期対応を行うことを目的として、郵便局と協定を結ぶよう準備を進めているところでございます。今後とも事故がないよう市道の管理を行ってまいりますので、議員の皆様におかれましても、道路の異常を確認された場合は早急に御連絡くださいますようよろしくお願いいたします。



○議長(酒井八洲仁君) 町田誠議員。



◆22番(町田誠君) ありがとうございました。

 まず、金子副市長、2人副市長のおっとに、何でおれだけと思われるかもしれませんけど、やはりあなたは長崎からおいででしょ。吉田副市長は地元の人であるから、やはり副市長さんはどなたやろうかということを多々聞きます。それで、やはりこんな機会を捉えて、地元の人とも触れ合って、そして温度差をなくすとか、いろんな今後の問題解決にもつながると思うわけなのです。

 それで、あなたが、私は担当じゃないと、吉田副市長の担当だと、それ私は関係ないのです。それで、同じ家庭ですれば、市長がお父さんで、金子副市長がお母さんということでしょ、理解すれば。そしたら、ここはここまで父ちゃんの、ここはここまで母ちゃんのとかいうて区分しませんよ。家で何かあった時、一体となって心配もし、喜びもともにするのが同じ家族じゃないですか。千々石では支所長を初め、部下がこれ動いているのです。あなたはいくら口だけで職員に指導してでも、自分の行動が伴わなければ、効果はゼロに等しいです。

 それで、やはり自分が動かれて、仕事が多忙かどうか、それは知りませんけど、多分忙しいと思います。それで、いち早く自分が行って、あの時、私は関係なかったから吉田副市長にその旨伝えましょうかと言うから、それは関係ないと私言うて切ったですけど、そういうことは関係ないのです。あなたの人物がこっちに浸透するように、やっぱり自分の自家用車でも来て、おれは長崎から来た金子副市長というふうなことをアピールするのも1つの、この事故のあった現場で大変でしょうけど、そういうふうなことも必要じゃないですか。それで、今後の再発防止策等も検討してやるということも1つの手と思います。

 それと、今部長が言われた、今後の、例えば危険箇所の把握、これに郵便局あたりの赤バイク、これは非常に私はいいことと思います。これにできるならタクシー会社あたりとも提携してやってもらうということも、またボランティア精神があられる会社ばかりなのですから私はいいと思いますけど、この点について答弁願います。



○議長(酒井八洲仁君) 緒方建設整備部長。



◎建設整備部長(緒方和人君) 先程、さらにタクシー会社とも協定してその辺を強化すればという御意見をいただきました。できることについては徹底してやりたいと思っております。

 市道関係の通常の維持管理方法につきましては、まずは、建設整備部の職員並びに総合支所産業建設課職員の巡視や市道の管理嘱託員の道路安全パトロールにより異常箇所の発見に努めておりますけども、自治会長さん初め、市民の方や、また警察の方からもたびたび通報をいただいておりますので、危険なものについては直ちに修繕することにしておりますし、また修繕の方法として、軽微なものについては、直ちに諸経費で補修することもございますけども、困難なものについては、専門業者に発注をするようにしております。さらに、先程ありましたような協定を結んで、お願いをしてみたいと思っております。



○議長(酒井八洲仁君) 町田誠議員。



◆22番(町田誠君) 部長、この時この1カ所だけやったのですか、これに似たような箇所が発生しておったら、ちょっと知らせて願いたいと思いますけど、この時かなりの大雨やったでしょ。こういうようなところが、類似した点がもしあったなら、残渣なんかが詰まってグレーチングを持ち上げたのだと、私には理解できませんけど、何か聞くところによると、大きな丸太が横に横たわっちょったと。このアールを切りきらんような、曲がりきらんような丸太が入って通ったと。その原因究明なんかはどうされるのか、お願いしたいと思います。



○議長(酒井八洲仁君) 緒方建設整備部長。



◎建設整備部長(緒方和人君) 私も現地に出向きましたし、その辺の状況を聞きました時に、今おっしゃられた丸太が中に入っておったということを聞きまして、恐らくごみが詰まっていたのをその棒で上げようと、どなたか、御近所の方が上げようとされとったのかなということもちょっと考えたわけなのですけども、その辺については明らかではございませんけども、その大雨については、今年度に入りまして、千々石のバイクの転倒事故ともう1件、愛野で山の枯れ木が市道上に倒れまして、それに通りかかった乗用車が接触するという事故がございましたけども、現在、大雨関係の事故としては2件が上がっております。過去の分はよろしいですか、今年度の分だけですか。



○議長(酒井八洲仁君) 町田誠議員。



◆22番(町田誠君) 千々石の旧道のピープルの近くで道路陥没事故がこのごろありました。旧道のところ、千々石の支所長は御存知と思いますけれど。それの原因は何であったか。そこで事故には至っておらないと思います。旧道の御旅所のほうに行くほうの道路だと思っておりますけれども、それの原因がもしわかったらお知らせ願いたいと思います。



○議長(酒井八洲仁君) 御答弁願います。緒方建設整備部長。



◎建設整備部長(緒方和人君) 海水浴場の前の県道になりましょうか。ちょっとその件については、内容は伺っておりません。



○議長(酒井八洲仁君) 福島千々石総合支所長。



◎千々石総合支所長(福島悟君) 私のほうで承っておりますのは、上塩浜地区の千々石川のそばの道路の陥没ということで担当課長から報告を受けております。その際、担当課長が現場に出向きまして、陥没している箇所にコーンを置いて、入らないような措置を講じているところでございます。



○議長(酒井八洲仁君) 町田誠議員。



◆22番(町田誠君) そしたら、それは、原因は、そこを波か何かで洗って陥没したものかどうか、陥没した箇所は修復してあると思うわけです。それで、そういうふうなところは、例えば上ば舗装だけで、事故につながらないための策を何とか講じてあるのかどうか、またそこがもう空洞になる可能性があります、そこは。それで、やはりそんなところは原因究明をしてするべきじゃないですか、どうですか。



○議長(酒井八洲仁君) 緒方建設整備部長。



◎建設整備部長(緒方和人君) 確かにそういう陥没等の事件が発生しました時には、現地に出向きまして、何が原因かというのをまず究明をすることとしております。よくありますのが、山水出水の湧水によってだんだん浸食されて陥没するという事例も多くありますし、あと、水道管が入っておったために漏水により浸食して陥没、そういう事例も結構ございまして、その辺はもう何が原因かというのは究明した上で補修することとしております。



○議長(酒井八洲仁君) 町田誠議員。



◆22番(町田誠君) そしたら、この1項目なのですけど、やはりバイクでけがをされたこの男性の方に1日も早く元気な姿で仕事に復帰できられますように、手厚い看護のほうもよろしく私からもお願いしておきたいと思います。

 次に行きます。島原鉄道踏切事故についてを議題とさせていただきます。

 雲仙市の一部を走る島原鉄道列車でありますが、吾妻古部駅間で平成20年7月18日、踏切事故が発生し、また今年8月8日、1年ちょっとで4回もの踏切事故が発生している。4回発生した中で3回は第78の2号踏切、つまり第4種で、平成19年4月1日から平成21年8月10日までの間に雲仙市内で8件の踏切事故が発生をしている。平成20年4月14日、西郷神代町間の事故は第125号踏切で、第1種の遮断機・警報機設置の踏切で、あとの7件については第4種、つまり遮断機・警報機設置のない踏切である。

 また、本件については、地元雲仙市吾妻町自治会長連絡協議会からも、8月10日受け付けで、安全対策及び市道改良についての要望書も出ているようです。雲仙市としても、多発している踏切事故防止についてさらなる対策を講ずるべきだと思うのであります。

 なお、吾妻町内78の2号踏切は、現在第4種であるが、本年12月中には第1種になる予定のようであるが、また78号踏切、吾妻古部駅間、現在第4種でありますが、平成22年12月中には第1種の遮断機・警報機が設置された踏切になる予定と聞いているが、現実かどうかお尋ねをいたします。

 また、今年8月8日、吾妻古部駅間第78の2号踏切で発生した事故は、4tトラックと衝突後、列車火災が発生、重大事故ということで、国土交通省運輸安全委員会が事故調査を行いましたが、その事故調査の内容がわかっていたら報告願いたいと思います。

 市のほうで、今までの件で、現時点までの経過が報告されていればお尋ねいたします。また、雲仙市としての今後の踏切事故防止について、地域住民が安心・安全な生活を送れるための方策をお尋ねします。重ねて、事故後、島原鉄道等踏切安全対策についての話し合いがなされていれば、重ねてお尋ねをいたします。

 以上です。



○議長(酒井八洲仁君) 御答弁願います。奥村市長。



◎市長(奥村愼太郎君) 現在の雲仙市には73カ所の踏切がございます。遮断機つきが49カ所、警報機のみが1カ所、未整備が23カ所となっております。議員御指摘のとおり、平成19年度以降、8件の踏切事故が発生している状況でございます。

 このようなことから、市といたしましては、交通事故の防止及び交通の円滑化に寄与することを目的に、鉄道事業者に対しまして、予算の定めるところにより補助金を交付するため、平成20年9月10日付で雲仙市踏切道改良事業補助金交付要綱の策定をいたしまして、遮断機や警報機の整備促進をお願いをしているところでございます。この補助事業によりまして、昨年度1カ所整備がなされ、本年度は、今回事故が発生いたしました第78の2号踏切につきまして整備がなされることとなっております。

 また、翌年度に整備予定でございました第80号踏切につきましても、本年度前倒しして整備を行いたいと追加要望もなされており、市といたしましても、雲仙市◎一般会計補正予算(第4号)案におきまして予算の補正をお願いいたしまして、遮断機等の整備を図ることで踏切における交通事故を防止していきたいと考えております。



○議長(酒井八洲仁君) 緒方建設整備部長。



◎建設整備部長(緒方和人君) 踏切道の整備につきまして、ただ今第78の2号踏切と第85号踏切につきましては、整備するという答弁がございましたけども、先程の第78号踏切につきましては、平成22年で踏切道の整備をすることになっております。

 また、今回の事故につきましては、重大事故ということで、国土交通省のほうから調査委員が参りまして、調査を◎出されておりますけども、その結果についてはまだこちらのほうにはまいっておりません。(「島鉄との話し合いどうなっと、島鉄との話し合いはその後の対策」と言う者あり)



○議長(酒井八洲仁君) 緒方建設整備部長。



◎建設整備部長(緒方和人君) 島鉄さんとは、今年度も12月までには踏切道を設置していただくお話いただいておりましたけども、こういう事故が頻繁に発生しておりますので、できるだけ早めていただくように、こちらから要望はいたしております。



○議長(酒井八洲仁君) 町田誠議員。



◆22番(町田誠君) あれは市長、事故が頻繁に発生しているあの8月8日の事故ですかね、これはやはり線路と対して角度は非常に悪いですね。それで、4t車、大型車になればなるほど運転しとって、こっち死角になりますね。それで、あれはやはり何とかやっぱり市として黙っておられないような感じがします。それで、助手が乗っていたら左オーライと言えば私も長距離に乗っとったからわかりますけども、あれが非常にやっぱりやりづらいですね。それで、やはりあの取りつけ道、位置、あれを早急に改善するということは、これは事故防止の第1点だろうと思うわけですね。

 それで、やはりその事故を重く受けとめるなら、もちろん地権者の方の同意ができんとできませんけれども、それを早急にシミュレーションか何か作っていただきたいと思うわけでございます。その点、どうでございますかね。



○議長(酒井八洲仁君) 緒方建設整備部長。



◎建設整備部長(緒方和人君) ただ今言われましたように、確かに8月8日に発生しました踏切道については、大変形が悪くて見にくい状況にあります。通常の場合は、踏切事故については、鉄道優先というのが前提にありますので、通行車両及び通行者の確認不足による過失ということになるのが普通でございますけども、今月8日の事故を含め、過去3回発生した踏切箇所は市道と線路が鋭角に交差しておりますので、確かに見づらいのは事実でございます。

 今後の事故防止としましては、市道を改良して線路と直角に交差させ、見やすくすることも1方法になりますけども、実現となりますと国土交通省及び鉄道事業者の許可が必要となりますし、それには現在ある踏切の統廃合が絶対条件となります。

 例えば、今ある踏切を2個減らすから新たに作らせてくれということで許可を申請をしないと、ただもうふやすのは恐らくもう無理だということです。国交省としましても、できるだけ踏切道をなくして立体交差なり、そういう形で今からも持っていこうという方針になっております。

 統廃合に伴う地元住民の同意も当然必要となってきますし、また新規路線の地権者の同意や踏切道の移設に伴う多額の事業費は原因者負担となりますので、全額市の負担になります。予算確保など多くの困難が予想されます。

 したがいまして、先程申し上げましたとおり、その箇所には年内に遮断機が設置されますことから、設置後には事故もなくなるものと確信しておりますので、一日も早い設置を鉄道事業者にお願いしてまいりたいと思います。



○議長(酒井八洲仁君) 町田誠議員。



◆22番(町田誠君) やっぱり地元の方が特に安心して安全な踏切横断を考えるなら、信号機とか最近、道路にカーブミラーがよく見られますね。昔は、カーブミラーはなかったのですけど、やはり品物が立つということは、それを頼ることになってくる、結局は人間は頼りますね。けど、やはり遮断機があったからって事故がないということは、またないのですよね。それで、その鋭角を改善したからって事故がないということもない。これはやっぱり本人のモラルの問題で、けどやっぱり最低限の対策は立ててあるべきだろうと、左が死角でもあれが、アメリカならハンドルが左についているからあれでよかったかもしれません。

 それで、日本の場合は、あんな鋭角は逆に日本向けの鋭角といって、昔はトラック乗っちょる時は、あれはアメリカ式の鋭角じゃもんねって、右の運転ではもう全く見えないわけですよ。それで、音を聞いて、ああ来よらんけってさって見切り発車するのが、多々多かったのですよね。それで、それを改善したからって事故が絶対ないということはこれは約束はできませんけども、やはりあの鋭角の改善は、ぜひしてほしいと思います。

 そして、やっぱり地元の方に安心・安全な雲仙市であるということを植えつけていただければなと思っておりますので、ぜひ市長、自らそれも考えていただいて対策を立てていただこうと思います。

 もう答弁いりませんので、これで私の質問を終わります。



○議長(酒井八洲仁君) これで、22番、町田誠議員の一般質問を終わります。

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○議長(酒井八洲仁君) ここで1時まで休憩いたします。

=午前11時48分 休憩= 

=午後1時00分 再開= 



○議長(酒井八洲仁君) 午前中に引き続き会議を開きます。

 一般質問を続けます。29番、元村康一議員の質問を許します。元村康一議員。



◆29番(元村康一君) 29番、元村でございます。赤潮被害よる漁業者支援について質問をいたします。午前中、このことにつきまして同僚議員の同じ内容での質問がございましたので、簡単にお伺いしたいと思いますけれども、重複する部分につきましては、お許しをいただきたいと思います。

 赤潮が発生して、ハマチなどの養殖魚が大量死するという漁業被害が出ております。雲仙市の南串山、小浜、千々石町の被害状況は、先程答弁がありましたけれども、ハマチ、鯛、トラフグなどで18万1千尾、被害額が約2億7千万円ということで、漁業者の方々にとって大変な状況になっております。

 8月2日の長崎新聞に、南串山町のマル井水産の井上社長の話が載っておりましたが、「ほぼ全滅。売る魚がなくなった。魚価が低迷するなど経営力が落ちている中、新たに育てる魚を仕入れる資金はない。支援がなければ、廃業せざるを得ない。仲間も同じ状況だ」という内容でございましたけれども、まさに今回の被害の大きさと今後の事業継続の厳しさを物語る言葉であります。

 すぐに、自宅へ伺って詳しく話を聞きましたが、私はこれはいわば自然災害でありますし、行政の支援がぜひ必要な事態であると思っております。市長もすぐに状況視察をされ「厳しい現状。まず大量の魚を回収し、焼却処分することが第一。処分経費の半分程度を補助する方向で検討している。厳しい不況の中、頑張ってきた漁業者が希望を捨てないよう、国や県と一体となって行政としてできる限り支援していきたい」という発言をしておられますので、期待をしておりますが、そこでまず、被害に対する支援策についてお伺いいたします。

 大量死した142tの魚を7日間にわたり大村、長崎、諫早や宮崎市などへ運搬し、処理をされておりますが、その処分経費に対する補助はどうなるのか、負担割合についてお尋ねをいたします。

 次に、今後の養殖事業継続者に対する支援対策についてお伺いいたします。資金繰りに困っている業者への長期運転資金などの貸付制度はどうなっているのか。

 また、事業を継続する場合は、へい死した養殖業にかわる魚を放流しなければならないが、県や市からやり切りの補助をする考え方はないのか。条件のないということでございます。

 また、赤潮被害は、熊本県や鹿児島県でも発生して、被害が26億円ということで上がっております。こういうことから、九州3県に影響が及んでおりますが、国からの支援はないのか、お尋ねをいたします。

 まず、これだけの質問をさせて、あとは自席で伺います。



○議長(酒井八洲仁君) 御答弁願います。奥村市長。



◎市長(奥村愼太郎君) 元村議員の御質問にお答え申し上げます。

 運搬及び処理に要しました経費につきましては、県市及び漁協で負担する予定でございまして、現在、負担割合につきまして協議しているところでございます。

 養殖漁業経営者に対する支援につきましては、中間育成魚購入に対する助成を県や漁協と連携しながら、できれば交渉がまとまり次第、本議会中に関係予算を追加上程させていただきたいと存じます。

 以下、答弁に関しまして、関係当局より答弁させていただきます。



○議長(酒井八洲仁君) 酒井農林水産商工部長。



◎農林水産商工部長(酒井利和君) 質問の中で、へい死魚の処理についての御質問がございましたので、その負担等についての御説明をさせていただきたいと思います。

 へい死魚につきましては、冒頭説明もいたしたように、関係機関に非常にお世話になりながら、処理をしたわけですけれども、この処理経費につきましては、当初、私ども500万円程度を見込んでおりまして、その半分程度を助成するということでの話をさせていただいておりました。

 先程市長が答弁をされましたように、このへい死魚の処理経費につきましては、今なおこの経費について調査中でございますので、はっきりした経費については申し上げられませんけれども、最大で600万円程度はかかるのではないかなというふうに予想をいたしておるところでございます。(発言する者あり)



○議長(酒井八洲仁君) 酒井農林水産商工部長。



◎農林水産商工部長(酒井利和君) 失礼いたしました。先程の質問の中で、やり切りの補助制度ということでの御質問がありましたけれども、午前中の町田康則議員からの御質問の時にも説明をさせていただきましたけれども、県で今、検討をされておりまして、その中身についても私どももその制度については聞いておって、雲仙市としてどういった形で支援をするかという検討をいたしておるわけですけれども、県の制度そのものがまだ公表をされていないという段階でございますので、この金額でありますとか、負担割合については、今はまだ御容赦をいただきたいなというふうに思います。

 ただ、私どもといたしましては、いかにこの養殖業者が再建といいますか、再開に向けての展開ができるかということを念頭に置きながら、雲仙市として財政等々のこともございますけれども、そういったことも考慮しながら、今できる最大限の内容で検討をさせていただいておるという状況でございます。



○議長(酒井八洲仁君) 元村康一議員。



◆29番(元村康一君) まず、へい死魚の処理費用については、県と市、漁協で負担をするということでございまして、ちょっと業者には直接の負担はないということでございますので、それはそれで結構かと思います。

 それから、中間育成魚の購入については、県と漁協と相談をしており、まとまったら報告をさせていただくということでございますので、とにかくこの点について業者の負担が軽くなるような形でのまとめをぜひお願いしておきたいと思います。何せ県の方針がまだまとまってないということでございますので、非常に質問するにつきましても、これ以上の質問がしにくい状況でございまして、立っておりながら、大変困っておりますけども。

 それから、問題は私が言いたいのは、そのやり切りの補助ですね。これについて何とかならないのかと。長期運転資金等の貸付等については、その制度をあるとして使うとするならば、利子補給というような形になると思いますけれども、それもそれで借る人の責任で、そういう制度があれば助かることとは存じますけれども、やはりもう一つ、それだけではやっていけないような、倒産をしなければならないような状況に追い込まれている現状がございますので、この場合、今回の場合においては、県等にも協議をされまして、やり切りの補助でも検討されていただくように、これはもうぜひお願いをしたいと思っております。

 それから、もう一つ答弁が抜けておるようでございますけども、被害が熊本、鹿児島、両県においても26億円の被害というふうな状況になっているということから、3県が九州内で被害を受けた状況でございますから、長崎県のみでの動きよりも3県共同した国への保護とか、運転資金制度の問題とか、共同して国へ働きかけるような考え方はないのかという質問の答弁が抜けておりますので、その点についてお答えをお願いします。



○議長(酒井八洲仁君) 酒井農林水産商工部長。



◎農林水産商工部長(酒井利和君) 先程申されましたように、長崎県以外に熊本あるいは鹿児島、非常に甚大な被害を受けておられます。私どもといたしましては、説明いたしましたように、そこまでの話はまだ事実上やっておりませんで、ただ今までの動きといたしましては、県内、島原半島の南島原市とともに対策本部として、県のほうに要望をしてまいりまして、現在、検討されておるわけですけれども、その他の動きとして、当然、先程御指摘をされますように、そういった他県等の連携もしながら、今後のその要望活動も行っていくべきだろうなというふうに考えているところでございます。



○議長(酒井八洲仁君) 元村康一議員。



◆29番(元村康一君) その国への働きかけについては、そういう形で県にもお願いをされて、どうしていくか努力をしていただきたいと思います。

 それから、今の答弁をまとめますと、へい死魚の処分費用についてのみは業者負担がないような形で行うと、この点だけははっきりしているようでございますけども、今後の事業継続についての運転資金等の貸付制度の内容がまだはっきりしていないと、それからやり切り補助についても含めて、今後これから詰めていくということでございますので、これ以上の質問は今の時点でできないわけでございますけれども、何せこの養殖業者の被害に対して、今後の生活等すべてのこともあるわけでございますので、できるだけ早急に結論を出されて、業者の方々への説明会等を開かれ、できるだけの市としての対応を望みまして、質問を終わります。



○議長(酒井八洲仁君) これで、元村康一議員の一般質問を終わります。

………………………………………



○議長(酒井八洲仁君) 次に、16番、井上武久議員の質問を許します。井上武久議員。



◆16番(井上武久君) どうも皆さん、こんにちは。16番の井上でございます。議長のお許しをいただきましたので、質問を始めたいと思います。

 今回、私は雲仙市庁舎の位置及び整備の将来性についてということで通告をいたしておりました。

 内容的には1項目めに、雲仙市庁舎の位置について、設置条例と現在の暫定庁舎との整合性を今後どのように整理をされようと考えておられるのか、ということ。

 2項目めに、現在の暫定庁舎における機能性について、現在どれくらいの現状把握と分析をしておられるのかということ。

 3項目めに、市長の1期目の市政を総括し、庁舎建設にかかる合併協定事項の実行のため、今後どれくらい現実的な計画があるのかということについてお尋ねをしてまいりたいと思います。

 我が雲仙市の庁舎整備の件につきましては、私は新市発足より2年が経過した平成19年12月の第4回の定例会一般質問において、市役所の現状と将来の展望について市長の基本姿勢と方針についてお尋ねをしたところでございます。

 本年10月には、雲仙市誕生より満4年という節目の時期を迎えるところでありますので、再度、現段階での市長の所見をお伺いしたいと存じますけれども、今回の私の質問が内容的に将来性にわたるところが多々ありますので、冒頭において来る11月の任期満了後における市長の市政2期目続投への意向があられるのかどうかをお尋ねしたいと思います。どうぞ市長、現在の心境についてお知らせをください。

 あとは自席のほうで答弁を続けてまいります。以上でございます。



○議長(酒井八洲仁君) 奥村市長。



◎市長(奥村愼太郎君) まず、井上武久議員の御質問にお答えさせていただきます。順を追って答弁をさせていただきますので、よろしくお願いいたします。

 まず、雲仙市の事務所の位置を定める条例と現在の暫定庁舎との整合性をどのように整理しようと考えているのか◎とのお尋ねでございました。(発言する者あり)まず、最初にそちらから先にされたものでございますので、1、2、3点お答えさせていただきたいと思っております。

 議員が申されるとおり、新市の事務所の位置に関しましては、雲仙市の事務所の位置を定める条例により現在の愛野町公民館の位置と定められておりまして、条例上、現在の本庁の所在地はあくまでも新たな事務所を建設するまでの暫定的な位置として定められているものでございます。

 これまで、私は一貫して合併協定を尊重するとの考えを申し上げておりますが、合併協定書及び本条例にうたわれております愛野町公民館の位置に新庁舎を建設することを基本的な考え方としております。このことから、合併後は庁内関係各部局からなるワーキンググループを編成し、庁舎建設にかかる諸データ等の収集を行うとともに、新市の中期財政計画の策定に着手をいたしました。

 平成19年3月には、雲仙市中期財政計画を策定し、議会の皆様にも御報告いたしたところでございますが、この計画では将来の財政運営は、大変厳しい状況になることが見込まれ、早速市民の皆様にお知らせすべく住民説明会を各地で開催させていただいたことも御承知のことと存じます。

 この中期財政計画の策定によりまして、合併協議がなされた当時、つまりは新市の庁舎建設の協議がなされました当時の財政見通しと大きな違いがあることが判明したことから、再度検証の必要性があると判断をし、市民の皆様の視点から庁舎建設に対する御意見をいただくため、雲仙市庁舎建設市民懇話会を設置しまして、庁舎を建設した場合の財政面の試算等も行いながら、さまざまな角度から御審議をいただいているところでございます。

 新たなまちづくりを進める雲仙市にとりまして、効率的な行政運営を可能にする庁舎の機能整備は大変重要な課題であると同時に、現在及び将来の財政状況等を勘案した場合、新庁舎建設という大型事業を行うことは、他の事業や住民サービス等に多大な影響を与えることが想定されます。

 私は、市長として市民の皆様からの負託をお受けしておりますが、まさに住民参加のまちづくりを目指す観点に立って、このような重要かつ大規模な事業の実施につきましては、市民の皆様方の御意見も十分にお聞きしながら、市の将来を見据えた雲仙市にふさわしい庁舎のあり方について検討、判断していかなければならないと考えております。

 それから、現在の暫定庁舎における機能性、現状把握と分析についての(「答弁長くなるのですか」と言う者あ◎り)いえ、そんなに長くなりません。(発言する者あり)先程(「聞いています、こういったことについて聞こうとしておるけれども、まず冒頭において、私が今から聞くことは、将来性にわたるので、市長が2期目続投の意欲があるのかどうかということだけを私は聞いているのです、時間が足らんことなるですよ」と言う者あり)最初にそうおっしゃいましたものですから。

 それでは(「聞いていくけども、冒頭において私の今から聞くことが将来的にわたることだから、市長が2期目続投の意欲があるのかどうかということを聞いておるだけなのです」と言う者あり)

 井上議員の御質問でございます2期目の続投について、先程町田康則議員からも御質問ございましたけれども、現在の状況の中では、私は今議会をまず一生懸命、皆様方に提案させていただきました議案について御承認をいただくこと、このことを終えまして、それからこれまでのこの任期中のことを振り返り、そしてまた先程町田議員からもございましたけれども、私がやっておりますこの4年間のさまざまな施策に対しまして、御批判も十分にあるということでございます。いろいろとこのことも含めて、私のこの4年間のやったこと、そしてまた不評であったこと、そうしたことも含めて結論を出していきたいというふうに考えております。



○議長(酒井八洲仁君) 井上武久議員。



◆16番(井上武久君) まだ現段階で2期目続投への意欲というか、気持ちというのをあらわしてないということですね。それはそれでいいのですよ。それはそれでいいけれども、いいです、それはわかりました。

 しかし、市長はずっと継続していかれるということは、本人の自由で結構なのですけれども、市長はずっと継続していっていただきたいなということを想定して、今まであったこと、今からのことについてお尋ねしていきたいというふうに思います。

 執行者の皆さん方には、市民にわかりやすい御答弁をよろしくお願いいたします。

 まず、1項目めの市庁舎の位置について、設置条例と現在の暫定庁舎との整合性を今後どのように整理しようと考えておられるのかということからお尋ねを始めたいと思います。

 新庁舎建設にかかる議論の経緯につきましては、御案内のとおり合併協定の中では、一番重要な避けて通れない、いわゆる必須項目として協議がなされ、新市発足時には合併協定書第4項の規定に基づき、雲仙市の事務所の位置を定める条例が定められたところでございます。それは先程市長が申されたとおりです。

 その後、現在までその附則の適用により、暫定事務所としての状況が続いていますけれども、これを今後どのように整理されるつもりなのか、その見通しについてまずお示しをいただきたいと思います。



○議長(酒井八洲仁君) 畑中政策企画課長。



◎政策企画課長(畑中隆久君) 今の御質問でございますけども、先程市長が申しましたように、平成10年の7月に、関係部局によります職員の打ち合わせをして、その後ワーキンググループを設けまして、その間10回協議を重ねてまいったわけですね。

 そういう状況の中で、財政状況の策定をし、それから庁舎建設市民懇話会を設置をいたしました。その市民懇話会につきましては、現在まで7回開催をしております。その中で1回から4回までは庁舎の現状と課題、それから中期財政計画、財政シミュレーション、他市の事例等の例示をしながら、意見交換をしてきたということでございます。その後、5回以降7回までにつきましては、新庁舎の必要性、あるいは課題、それから地域審議会、それから市民懇話会の具体的な意見等の調整を行ってきております。

 これ以降につきましては、市民が求める庁舎の機能性という面から、再度検討をすべきだという意見が出まして、これについて今後、検討を重ね、それを受けまして最終的には答申書の策定をするということになります。当然、その答申が出ましたからには、それを受けて市としてどういうふうに対応していくかという段取りになってくるというふうに考えております。



○議長(酒井八洲仁君) 井上武久議員。



◆16番(井上武久君) 平成10年の7月から10回会議がなされた、これは内部の会議やったのですね。職員間で協議がなされたということですか。

 そういった職員間で10回、平成10年から会議がなされたということは、私が聞き漏らしたんかどうか伺っておりませんけれども、いずれにいたしましても、この事務室や会議室として長期間専用しているふるさと会館は、市庁舎の公用財産ではなく、市民が広く使用する、私は公共財産であると思います。この施設はいつまでも市が事務室として使用できるものではなく、できるだけ早い時期に本来の目的である市民会館として、市民が自由に使用できるようにすべきではないかと、私は思うわけでありますけれども、これは財産管理のほうで総務部長にお尋ねをいたします。



○議長(酒井八洲仁君) 境川総務部長。



◎総務部長(境川秀生君) それでは、ふるさと会館の公用施設としての使用についてお答えをいたします。

 議員がただ今お話がありましたように、このふるさと会館は、公用財産ではなくして、公共用財産として位置づけられております。その中で、ふるさと会館の一部を公用財産である庁舎として利用することにつきましては、議員も御存知のように合併協議の中で確認されたもので、新市誕生と同時に制定された雲仙市文化会館の設置及び管理に関する条例において、公用財産となる視聴覚室等を除外して、今回制定をしているところでございます。

 今、議員から御指摘がありましたように、本来は公共用施設でありますけども、現在、市民の皆様に大変御迷惑をおかけして運営をされているところでございますけども、このことについてはできるだけ他の施設等を活用して活用できるように、今後も努めてまいりたいというふうに考えております。



○議長(酒井八洲仁君) 井上武久議員。



◆16番(井上武久君) 合併協議会の中で、ふるさと会館を使うということは、一応協議題に上がったのですね。私も合併協議会は一度も欠席することなく出席しましたので、境川総務部長より知っていると思います。

 しかし、その当時、その協議に携わっている人たちが誰もが4年間もこの庁舎建設あるいは整備問題を放置するということは、誰も想定してなかった。合併と同時に新しい市長が誕生して、まず最初に取り組まれるのが、庁舎整備問題であったろうというふうに想定をしておったのです。あなたはそう言うけれども。ではそのことは何か文書か、何かしてありますか。

 お尋ねいたします。



○議長(酒井八洲仁君) 境川総務部長。



◎総務部長(境川秀生君) 具体的に合併協議会の中で文書化されているということは把握をいたしておりません。



○議長(酒井八洲仁君) 井上武久議員。



◆16番(井上武久君) これは文書化されていません。7町が合併して、合併することにすれば、どうしてもその事務室というのは、事務所というのは、今の旧7町の元の役場ではどうしても足らないという結論に至っておったわけなのです。

 しかし、愛野町の公民館跡地というような、公民館も改造してという話もあったけれども、それよりも吾妻の庁舎はいかがですかということを吾妻の方から話が出たわけなのです。吾妻庁舎だけでも足らないとなったわけです。それなら、その間、当分の間だったらふるさと会館を使ってくださいというのが、吾妻町民から吾妻の委員の方から出た話なのです。それを今までこうしてお世話になっておるわけですね。

 ところが、総務部長、市には文化会館の設置及び管理に関する条例が制定をされておりますね。その第2条に、設置条項がございまして「市民のふれあいを深め、教養及び生活の向上を図るとともに、文化の香り高いまちづくりを推進する総合的学習文化施設として文化会館を設置する。」となっているわけですね。第9条には、目的外利用及び権利譲渡の禁止条項が定めてあります。

 ふるさと会館をこんなに長く、長期間事務室として利用することは、いかがなものかね、教育長、これはふるさと会館はおたくの管轄なのですよ。聞いておられましたか。ふるさと会館の文化施設をこんなに長く、たとえ一部であろうとも事務室として利用するということはいかがなものかどうか、教育長にお尋ねします。

 塩田教育長。



◎教育長(塩田貞祐君) 合併協議会も含めて、その何年間とかいう期間がなかったということは、私も把握しております。

 ただ、現状、いろんなイベントにも利用させて、教育委員会としても利用しておりまして、大きな支障にはなってないのかなという面もあります。



○議長(酒井八洲仁君) 井上武久議員。



◆16番(井上武久君) 私は、あなた方はこの役所の仕事をする上においては、条例とか要綱とか、そういったものに従って仕事せないかんわけですね。私は念のために、条例がこんなにしてしかれてあるのに、それを長く使うということに対して、あなたはどう思うかと、それでいいの。あなた方は、何でも私たちが言えば、条例の何条でこう決まっているから、それはできませんとか言うでしょ。それがいいのかどうかということを私はあなたに聞いているのですよ。支障があるとかないとか、そういうことは聞いとらん。



○議長(酒井八洲仁君) 御答弁願います。塩田教育長。



◎教育長(塩田貞祐君) 条例に基づいた使用をしていくのが原則だというふうに思います。(「そうでしょ」と言う者あり)



○議長(酒井八洲仁君) 井上武久議員。



◆16番(井上武久君) そうなのですよ、あなたがおっしゃるとおりなのですよ。だから、私はこうして心配してお尋ねをしておるわけなのです。地方公共団体の公の施設は、地方自治法第237条及び同法第238条の第3項に、「住民の一般的共同利用に供することを本来の所有の目的として、公有財産という」とされております。公有財産については、これを行政財産と普通財産とに分けられておるわけです。あなた方は専門ですからわかっておられると思います。「行政財産とは、公共団体において、公用または公共用に供し、または供することを決定した財産をいう」というふうに規定がなされておるわけです。あなた方はこれに基づいて仕事をしていかにゃいかんわけです。

 この吾妻町のふるさと会館は、先程も申し上げましたとおり、公用財産に分類されると思うわけなのです。事務所として使っちゃいかん、公用財産というのは市民が使う場所なのです。総務部長、私の見解が間違ってないかどうか、御見解をお伺いします。



○議長(酒井八洲仁君) 境川総務部長。



◎総務部長(境川秀生君) ただ今の井上議員が御指摘のとおり、ふるさと会館におきましては、市民の触れ合いを深めということで、市民のための施設というふうに理解をいたしております。

 しかし、先程も申しましたように、合併協議の中で確認をなされ、暫定的にふるさと会館を使いたいというふうなことで話し合いがなされたということで、合併当時にふるさと会館を使うという案が出されたのではないかと思います。このように長くなるということでございますけども、当然その時には何年になるかというのは想定されていなかったのではないかと思いますけども、やはり文化会館あるいはふるさと会館は、本来、その目的にあって、市民のために供用されるのが本当だというふうに理解をいたしております。



○議長(酒井八洲仁君) 井上武久議員。



◆16番(井上武久君) その当時は何年になるかというのは想定されなかったのじゃないかということでございますけれども、そのことは後で議論しましょう。私は、早急にこういった整備問題が議論されるというふうにあの時は理解をしておりました。

 次に進みます。ふるさと会館は、先程から言っておりますとおり、教育委員会が管理する公共用財産に属し、文化の香り高いまちづくりを推進する総合的学習文化施設として条例等が制定をしてあるのです、先程申したとおり。教育委員会が管理しているこの文化施設を公用財産として、事務または事業を執行するために、今、直接ふるさと会館を使用してあるのです。そういった現状を市長、あなたはそのままでいいとお考えですか、どうにかしなければいけないという考えがございますか。



○議長(酒井八洲仁君) 奥村市長。



◎市長(奥村愼太郎君) そのままでいいとは思っておりません。大義の面でいえば、庁舎建設というのは非常にこれから先、市民の方々にも大きな問題であります。この問題を広く皆さん方とまた議論していただくことが必要かなというふうに思っておりますし、ですから、それに遅れないように、合併特例債を使用しての庁舎建設というのが1つの大きな前提になっておりますので、その期間に遅れないようにはしなければなりませんけども、やはり後悔のないように、やはり皆さん方が一致して、これから作る、またはどうするということについて、やはり納得して進めていただければというふうに思っております。ですから、そのことにつきましては、私もまだ、おっしゃるように現状のままでいいというふうな気持ちではございませんけれども、しばらくはこの期間を与えていただければというふうに思っております。



○議長(酒井八洲仁君) 井上武久議員。



◆16番(井上武久君) わかりました。そうなのです。言わせてもらいますけれども、教育財産を一時的に、庁舎、いわゆる公用財産として使用するのであれば、行政財産としての目的外の使用という方法もあろうかと思いますけれども、こういうふうに4年も5年も長期的かつ独占的に、たとえ一部であろうとも独占的に使用するのであれば、教育財産としての用に供しないという解釈になると思うのです。ということは、法に触れるということになると私は思います。でしょ、そうでしょ。ということを、自治法に触れるということを申し上げまして、次へ進みたいというふうに思います。

 これまでの庁舎建設に係る一般質問等における答弁において、市長は一貫して、合併協定確認事項を基本的な考え方とするとしながらも、本年第1回定例会における同僚議員の庁舎建設における現段階での考え方に対する質問の答弁の中では、「多くの皆様方の御意見を聞き、社会情勢や財政状況の推移を見きわめながら慎重に判断していく」、または、「雲仙市にふさわしい庁舎整備のあり方について、市民の皆様の御意見を求めているところである」などの答弁をされております。その方策の一環として設置された庁舎建設市民懇話会における経過等は雲仙市のホームページなどで公表をされるということでございましたけれども、現在、平成19年11月13日の第4回の会議までしか記載がなされていないようでございます。その後、1年と9カ月あまりの間、市民懇話会の会議の状況はどのようになったのか、また、なぜホームページで公表されていないのかということをお尋ねをしたいと思います。



○議長(酒井八洲仁君) 畑中政策企画課長。



◎政策企画課長(畑中隆久君) 5回以降の協議の状況でございますけども、これにつきましては、先程も申し上げましたとおり、実際に具体的な協議に入ってきている段階でございます。その段階で公表をするということになりますと、やはりその委員さんの発言がゆがめられるという、そういう危険性もございますし、あるいは市民の方のそういう誤解を招くことにもなりかねませんので、5回以降の懇話会の内容については控えさせていただいているという状況でございます。



○議長(酒井八洲仁君) 井上武久議員。



◆16番(井上武久君) 大変結構な御答弁でございます。諮問機関という意味が畑中課長にはわかっておられないような気がしますが、後のほうで議論をさせていただきたいと思います。

 それで、第1回庁舎建設市民懇話会が開かれたのが平成19年の7月12日ですから、既に2年と1カ月がたちますが、市民懇話会の意見の取りまとめについては、それじゃあいつごろを予定してあるのか、具体的なスケジュールを示してもらいたいと思います。そしてまた、市当局としても、市民懇話会の意見書が出されるのを待って内部検討されるのかどうかということをお尋ねをいたします。



○議長(酒井八洲仁君) 畑中政策企画課長。



◎政策企画課長(畑中隆久君) 市民懇話会の最終的な答申でございますけども、これにつきましては、基本的には期限を切ることなく協議をお願いをしております。ですから、今の段階では何とも申しませんけども、早期にその意見の取りまとめをしていただくということでお願いをしているところでございます。あと、当然のこと、その答申が出ましたからには、それを踏まえて行政側の方針を決定することになってくるというふうに考えております。



○議長(酒井八洲仁君) 井上武久議員。



◆16番(井上武久君) それでは、私は、庁舎建設整備問題が非常に執行部におかれては先送りにしておられるような気がしてならないわけでございますけれども、職員間でも協議をされたと、内容については詳しく聞いておらないけれども、職員間でも協議をされたということでございますから、その点についてはある程度の理解を得ますけれども、この庁舎が必要か否かというのは、市民とかそういったものじゃないと思うのです。一番必要なのは、その使い勝手等を含めまして、やっぱし職員の意見というのが一番重要になってくるのじゃないかなと思うのです。職員がここで十分間に合ってますよと言われるのだったら必要ないであろうし、ですから、もっともっと職員の意見も加味しながら、そういった地域審議会あるいはそういったものとも協議をしていってもらいたいということを申し上げておきたいと思います。

 それでは、2項目めの現在の暫定庁舎における機能性について、現時点でどれくらいの現状把握と分析を行っているのかということについてお尋ねをしたいと思いますけれども、この件に関しましては、前回の平成19年12月、第4回定例会における質問の中で、事務室や会議室及び駐車場等の確保についても、必要なスペースの確保ができている旨の答弁があっております。その後2年が経過し、4年間の暫定事務所としての使用を経験した中で、その機能性や使い勝手等についての現状把握や利用状況の変化等の分析を行っておられるのかどうかということをお尋ねをいたします。



○議長(酒井八洲仁君) 御答弁願います。境川総務部長。



◎総務部長(境川秀生君) 先程の部分とも答弁が重複するかと思いますけども、暫定的な庁舎、これに対する機能性に関する現状把握と分析についてのお尋ねでございますけども、具体的に調査ということまではまだ至っておりませんけども、今の段階での総務部長としての内容を報告をさせていただきます。

 前回も御報告をさせていただいたところかと思いますけども、現在の庁舎につきましては、旧吾妻町を利用しておりますけども、事務職員のスペースにつきましては、庁舎建設対象事業費の算定基礎であります、一般職員1人当たりの占有面積4.5m2でありますけども、これは超えていると、確保できているというふうに考えております。

 また、議員からも御意見がありましたように、会議室などのスペースが不足している部分もありますけども、雲仙市内の他の施設などの活用をいたして、工夫をいたしているところでございます。

 また、現在、庁舎が雲仙市内の愛野、千々石、この3カ所に分散をしておりますし、これにおいても、複数の部署に用事がある市民の方に大変御迷惑をおかけをいたしますので、現在は対策として、総合窓口課の設置、あるいはワンストップサービスの実施、あるいは関連する、子ども政策関連部署の福祉事務所や教育委員会等への統合などを、できる限りの対応をとっているところでございます。

 また、御存知のようにこの庁舎にはエレベーターがありませんけども、これにつきましても、気づいた者が誘導や介護などを行うよう、できるだけ市民の皆様に御不便をかけないように対応しているところでございます。

 また、書類等も保管する場所がありませんので、こういったものについても、十分他の総合支所の施設等を利用して今運営をさせていただいているところでございます。



○議長(酒井八洲仁君) 井上武久議員。



◆16番(井上武久君) 事務所のスペースは足りてると言うけども、足らないから、そこの倉庫とかふるさと会館を利用しておるわけですから、スペースが足りてる足りてるということはあまり言ってもらいたくありません。足らないから借りてるわけでしょ。それはちょっと、あなたは答弁が間違ってます。私は、決して新庁舎の建設を積極的に推進しようという意見を持ってるわけじゃないのです。しかし、現状の暫定事務所の維持にせよ、雲仙市の円滑な行政執行推進のために、より効率的、そして機能的な事務所の整備が私は必要ではないのかなと、そんなに思うものですからこうしてお尋ねをしてるのですけど、その点について、じゃあ総務部長、どう考えますか。



○議長(酒井八洲仁君) 境川総務部長。



◎総務部長(境川秀生君) 今井上議員がおっしゃったように、やはり市民の皆様に対してより機能的な施設、あるいは職員が使用して快適な施設というのは十分大切だと思います。



○議長(酒井八洲仁君) 井上武久議員。



◆16番(井上武久君) そうなのです。今のこの現庁舎は、庁舎内の職員の配置を見ると、私に言わせれば、全体的に手狭なのです。職員間の席も非常に窮屈で、業務にも支障が出ていると思います。職場環境もよくないと思います。そこら辺、答弁いりません。

 それでは、次に進みたいと思いますけれども、私は、この庁舎を本当に使い続けるということが可能かとなりますと、いくつかの問題点があると思うのです。まず、最初に申し上げたいのが、バリアフリーが完全でないということ、2階、3階へのエレベーターがない、このことは、お年寄りや身障者の皆さん方に不便を来していると思います。また、事務スペース、会議スペースの不足、事務所内にロッカーなどが積み上げられ、地震等の場合に大変危険な状態であろうと思います。職員への影響が大変懸念されると思います。また、通路に事務機器が設置されており、大変窮屈な様子が伺えます。また、会議室は事務室との共用の会議室があるのみで、ほとんどの会議がふるさと会館で行われているようでありますし、さらに、市長との勉強会は千々石庁舎を利用されているため、職員の時間的なロスが発生し、通常の業務を残業で賄わなければいけないような状況が続いているのではないかなと、私はこのように懸念するわけでありますけれども、金子副市長、私の言ってることは間違ってますか、お答えいただきたい。



○議長(酒井八洲仁君) 金子副市長。



◎副市長(金子知充君) ただ今の井上議員のお話でございますが、私が、間違ってるとか間違ってないとかとい◎うようなことは言える立場ではございません。(「ああ、ごめんなさい、あなたのお考えを」と言う者あり)今議員御指摘のように、エレベーターがないとか、事務スペースが狭小だとか、窮屈だとかということは当然私もそのように感じております。



○議長(酒井八洲仁君) 井上武久議員。



◆16番(井上武久君) 考えておるだけでは職員にますます負担がかかってくるし、それで、あまり職員にそういった面でも負担がかかっていらいらいらいらすると、人間はぼやけてくるそうなのです。それで、いろんな不祥事も起こしやすくなる。ですから、仕事のしやすい環境を整えてやるということは、この雲仙市にとっては大変重要なことではないかなと私は思います。

 次へ進みます。3項目めの、市長1期目の市政を総括し、庁舎建設に係る合併協定項目の実行のため、今後どれくらい現実的な計画があるのかということについてお尋ねをしたいと思いますけれども、本年第1回定例会における総務常任委員会の質疑の中で、庁舎建設市民懇話会の市長への提言書や期限を設けての報告及び中間報告等についての質疑に対して、当局市側から、重要案件であることから、これは先程畑中課長が言ってたとおりだ、期限を切らずに協議がなされているとか、委員全員の納得の上での意見書として取りまとめるまでにはもう少し時間が必要であると考えるとか、また、中間報告などをすることで今後の委員の自由な発言、これも畑中課長がさっき言っていたとおりだけれども、協議に支障が出てくることも心配されるなどの答弁があったとの委員長報告がございました。私にとりましては誠に納得のいかない市当局の答弁であると思います。合併協定項目の最大の懸案事項である庁舎建設について、市民懇話会の中ではゴールの見えない協議がなされているのかなと思うわけなのです。このことをまずお尋ねします。

 それから、当局側においても、この解決に向けては非常に消極的な印象を受けますけれども、いかがか、お尋ねをいたします。



○議長(酒井八洲仁君) 御答弁願います。畑中政策企画課長。



◎政策企画課長(畑中隆久君) 先程の質問でございますけども、基本的には合併協定項目を尊重して、実際粛々と今事務を進めております。先程も申しましたように、当初、関係部署でも内部協議をし、その後、ワーキンググループを編成をいたしまして、協議を10回重ねてまいりました。その後、財政計画を策定をいたしまして、地域審議会の開催、それから市民懇話会を開催をして、要するに、合併協定の内容について実施をするための協議を進めてきております。作業を進めてきてるわけでございます。ですから、今の段階で、懇話会については協議の期間が長くかかっておりますけども、基本的にそういう財政状況を踏まえたところの調査のあり方、それを最初協議をされてきたわけです。その後、やはり市民から見た庁舎のあり方、これについては当然やっぱり協議をする必要があると。そういう状況の中で、今、約2年近くこの協議が続いているわけでございます。

 ただ、こういう協議についても、いつまでするのかという御質問でございますけども、合併協定項目では、あくまでも合併特例債を活用する期間という項目がございますけども、それを要するに基本として執行部としては調整をしていきたいというふうに考えております。



○議長(酒井八洲仁君) 井上武久議員。



◆16番(井上武久君) 畑中課長、全然あなたの言うことは私には通用しない。

 それじゃあ、市民懇話会ということについて市長にお尋ねをしたいと思いますけれども、あなたが諮問されるについて、期日を決めて諮問をされないということは、私は大変理解に苦しむわけなのです。あなたの任期は4年間なのですから、あなたがこの課題に対して、市民の代表者の意見を聞いて、それを自分の判断材料にしようと思っておられるわけですから、畑中課長の今答弁したことは全くでたらめなのです。自分の任期中に諮問機関へ諮問するというのが私は当たり前だろうと。でしょ、1期4年間ですから。繰り返しになりますけれども、あなたが庁舎建設あるいは整備問題について、幅広い市民の皆様方の意見を参考にしながら、自分の決断材料にしようとお考えでいらっしゃるから諮問されたわけなのですから、その諮問機関に期日を定めずにとか、それは諮問機関の意見はいろいろあってしかるべきでしょう。それは諮問機関が決定するわけじゃないのですから、あくまでも市長、あなたが決定されるわけなのですから、私は、その諮問機関に期日を定めずに諮問するということ自体、私はどうも納得いかんのですけど、私は間違ってますか、どうですか。



○議長(酒井八洲仁君) 奥村市長。



◎市長(奥村愼太郎君) この庁舎問題というのは、先程から井上議員が非常におっしゃるように大切な問題でございます。これは本当に先程申し上げましたように、やっぱり市民と議会とが一体感を醸成して、同じような目的に向かって頑張っていかなければならないということが根底にございます。ですから、先程畑中課長も申し上げましたように、これは合併特例債が使用可能な期間内に着工ということを考えなければならないということが前提としてございます。ですから、それが1つの大きな目的、それから期日でもスケジュールでございますので、それまでに私が諮問させていただきました懇話会、これに対しまして、今のところまだ時間を区切っていないというのは、あくまで時間を気にして雑駁な議論に終わってほしくないということからやってきたわけでございまして、そのことですから、御理解を賜ればと思っております。



○議長(酒井八洲仁君) 井上武久議員。



◆16番(井上武久君) それは市長の言いわけであって、先程言ったように、普通の、本来やったら、いろんな懸案事項をどっかに諮問する場合は、自分の任期内のうちに結論を出さにゃいかんから、やっぱし期日を定めて諮問をするのが私は本当だと思う。ただ、市長がこの問題を先送りにしようと考えてもしもいらっしゃるとするならば、それはそのような諮問の仕方が一番いいのです。しかし、そうなってきますというと、市長の市政不信任ということに、市民からの市長に対する不信任ということになる。これは私のあくまでも考えです。ここは議論の場ですから、私の言うことを市民の皆さん方が聞いて、どちらに判断されるかですから。私なら、市長の任期のうちに諮問機関の期日というのは決めるべきであろうというふうに思います。

 それから、畑中課長が先程からごじゃごじゃ言いよったことについて今から議論をしてみたいと思いますけれども、合併協定項目の4項に、もう皆さんすべての方が御存知と思いますけれども、「新たな事務所の建設財源として合併特例債の活用を図る観点から、新市において早期に具体的な検討スケジュールを策定する」という文言がございます。この合併特例債の活用を図る観点からということは、先程市長も申しておりましたけれども、合併特例債は10年の時限立法でございます。でありますから、10年以内を意味するものでありましょうし、新市において早期ということは、市長の任期は4年間、4年間において早い時期ということを意味するものでありましょうし、具体的な検討スケジュールを作成するということは、建設整備についてのしっかりとした工程表を作成するということであろうかと私は考えますが、総務部長、どうですか、私のこの文言に対する解釈の仕方は間違っておりますか。あなたはどのように解釈されますか。



○議長(酒井八洲仁君) 境川総務部長。



◎総務部長(境川秀生君) お答えをいたします。

 先程の事務所の位置についてのことでございますけども、やはり今議員がおっしゃったように私も考えております。



○議長(酒井八洲仁君) 畑中政策企画課長。



◎政策企画課長(畑中隆久君) 今議員が申される前段の部分でございますけども、「新市の財政状況を勘案しつつ、新たな事務所の建設に資する資金を積み立てとすることとし、合併特例債が活用できる期間内において新たな事務所を建設することを新市の基本的な理念とする」という文言がございますけども、これのところが、基本的に合併前に三位一体改革の制度の内容が明確でなかったという状況を踏まえて、合併後、財政状況を精査した上で、今後の合併特例債を有効に活用した新庁舎の建設について、新市に、雲仙市にその方向性をゆだねるという意味の調整がなされておるわけです、ここの文言で。そういうことで、今の段階では、ここまでの文言の中の調整、検討、協議をしているわけでございます。



○議長(酒井八洲仁君) 井上武久議員。



◆16番(井上武久君) そういったことは私も知っております。しかし、私が今回取り上げたのは、最初からこの4年間、市長の任期が終わろうとする時まで、市当局の説明が全く同じなのです。ということは、この庁舎建設問題を置き去りにしてあるのかなと。合併協定で決定した事項は、合併協定項目の4条に書いてありますとおり、新しい市になって早急に議論をし、いろんな市民の代表あるいは役所職員の方々の意見、議会の意見も踏まえながら、何回となく議論が重ねてきておるならば、畑中課長、今あなたの言ったようなことは認めるけれども、今のような状況の中で、我々には何の説明もない、会議が開かれているのか開かれていないのかわからん。そして、庁舎建設市民懇話会には無期限で諮問をしとる。期日が決まってないということは無期限でしょ。こういった状況下であるので、私も当時合併協議会の一員であったし、議員の任期ももうあと2カ月ぐらいですか、この次は落ちるか上がるかわからんわけですから、責任がありますので、ここで広く市民の皆さん方に聞いていただきたいと思いまして取り上げたわけなのです。

 ですから、前こういったことがあるから云々と、逃げ口上みたいな答弁じゃなくして、本当にこの問題は誰が取り組んででも難しい問題なのです。ですから、市長が先送りにしようと思っていらっしゃるわけですから。私は、もう長いつき合いですから市長の気持ちはよくわかるのです。私だって、市長だったらもう逃げますよ。しかし、それでは、職員の皆さん方、あるいはこの庁舎へ来られるいろんな方々も不便を来していらっしゃると私は思うのです。一番困っていらっしゃるのは職員だと思います。狭いでしょ、市長。ただ広いのが、市長室と金子副市長の前だけなのだ。財政課なんて窮屈で、後ろが通られんぐらいなのですから。そして、建設整備部はあそこですよ、倉庫、そして、酒井部長のところもふるさと会館で応接室もない。事業課に応接室もない。事務所を兼用して応接するということは、大事な役所の書類の漏えいにもつながるわけなのです。こういった事業課というのは、特に応接室なんて、事務所の別にちゃんと作ってやらないと、それはやっぱし雲仙市の役所のこの事務所というのは適していないと私は思うのです。

 こういったことを、もう外れていきましたけど、もうここら辺でやめたいと思いますけれども、いずれにいたしましても、今のこの庁舎で持続していくということは、私は困難だと思われますので、先程から畑中課長が言っておられますとおり、雲仙市のこの財政状況はもちろんですけれども、国の財政状況、あるいは全国知事会、市町村会で議論されております地方分権等を踏まえながら、新たな地に建てるのか、ここで整備をされるのか、合併合意ありきでなくして、本当に雲仙市に最もふさわしい庁舎整備ということを、しっかりとした工程表を早急に作るべきだと私は思いますし、そのことを要望いたしまして、私の一般質問を終わります。



○議長(酒井八洲仁君) 奥村市長。



◎市長(奥村愼太郎君) 井上議員の御指摘はもっともでございまして、当然、今後、やはり庁舎の懇話会の意見も取りまとめた上で、私は、これは議会にもまたこれをお示しし、議会でも広く議論をしていただかなければならないと思っております。もちろん市職員の方々の御意見も拝聴しなければならないし、それで、皆さん方は三位一体ではございませんけども、お互いに合意、納得の上で、やはり今の合併協議会で決まったふうに進めていく、あるいはまた、また別の案があるということも今後議論していく必要があると思っております。ただ、先程申し上げておりますけども、これは期限が限られております。ですから、この合併特例債というのが使える期間の中でやはり工程を作っていく必要はあるというふうに思っております。



○議長(酒井八洲仁君) 井上武久議員。



◆16番(井上武久君) それじゃあ、この庁舎建設市民懇話会あたりも、もう期限等を定められて、そして前向きな姿勢で取り組んでいただきたいということをお願いをいたしたいと思います。

 余談でございますけれども、時間がありますので、南串山町にハマユリックスホールというのがございます。議長、御存知ですね。



○議長(酒井八洲仁君) 僕ですか、はい、よく知ってますよ。井上武久議員。



◆16番(井上武久君) あれは平成7年、8年度事業で15億円かかっております。その当時の南串山町の一般財源が、当初で恐らく28億円から30億円ぐらいだったと思うのです。私、相当建設に反対をしました。なぜかといいますと、30億円ぐらいの規模で15億円もの文化施設を作るということはいかがなものかと。道路行政とか、あるいは農漁業行政に支障を来すのではないかということで大変反対しましたけれども、当時の町長さんが、奥村市長はよく御存知の、職員から教育長、それから町長となられた寺田町長さんでございまして、私に反対議員ぐらい言って、つくられたのです。ところが、今考えてみると、旧町時代はあまり稼働していなかったのですけれども、ほとんどのように稼働しているのです。やっぱし政治家というのは、先を見てやれと言っておられましたけれども、やっぱし寺田町長には先見の明があったのかなというふうに思っております。その寺田町長いわく、市長が市長に就任されたころは、「井上、奥村ば頼むけんな」と、よう言いよられました。それで、このごろは、「井上、奥村は、あれは度胸なかっだい」、そのことが何を意味するのかわかりませんけれども、やっぱしやらなければいけない事業はなるだけ早いうちにやったほうがいいのじゃないかなというふうに私は思いまして、これで私の質問を終わります。どうも議員の皆様方、御清聴ありがとうございました。

………………………………………



○議長(酒井八洲仁君) ここで14時25分まで休憩いたします。

=午後2時10分 休憩= 

=午後2時25分 再開= 



○議長(酒井八洲仁君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

 26番、中村一明議員の質問を許します。中村一明議員。



◆26番(中村一明君) 26番、中村一明です。質問に入ります前に、冒頭に、先般急死されました進藤議員のみたまに対し、私、教育厚生委員会委員長として、御冥福をお祈り申し上げる次第でございます。

 そしてまた、南串中学校前の農道に対しましては、昨年、今年春、無事完成を見、今年の5月のバレイショの収穫時期から十分活用をさせていただいておるところでございます。八幡保育園児の子どもたちにも散歩の道路として、非常に地域の皆様のまた散歩道路としても利用させていただいておるところでございます。この場をお借りいたしまして、私も関係者でありますし、市長を初め、関係部署、また課長、係の皆様に、地元の関係者にかわり厚くお礼を申し上げておきたいというふうに思います。

 それでは、本題に入らせていただきます。私は漁業対策についてということで質問を通告しておりましたけども、午前中、また午後と、お2人方の質問、また御答弁が詳しくありましたので、1つだけお聞きをしておきたいというふうに思います。今後の対策ということで、中間魚の仕入れについて、これに補助はできないのかということ、これ地元の業者の方の思いでありますし、そういうことで、私は関係部署、また市長にお尋ねをいたします。

 それで、あと自席にて質問をさせていただきます。よろしくお願いします。



○議長(酒井八洲仁君) 奥村市長。



◎市長(奥村愼太郎君) 中村一明議員の御質問にお答えいたします。

 今回のシャットネラアンティーカ赤潮被害によりますハマチ養殖被害でございますけれども、これに対しましては、中間魚購入については、先程お2人の議員の御質問にお答えさせていただきましたとおり、ただ今協議中でございます。しかるべくとにかく頑張っていらっしゃる養殖業の方々に決して失望を与えないように、我々もまた努力を重ねる覚悟でございますので、一緒になって県当局や、また漁協の関係者の方々ともこれからも協議を続けてまいりたいと思っております。



○議長(酒井八洲仁君) 中村一明議員。



◆26番(中村一明君) もう業者としましては、今後借り入れはもうできないということで、中間魚を仕入れるにしても、まず資金が第一ですけども、そしてまた、それにえさを与えないと出荷ができないわけですから、その辺も考えて、どうしてもこれは補助をしていただけないと私たちも成り立っていかないということを聞いております。そういうことで、もう一度、部長。



○議長(酒井八洲仁君) 酒井農林水産商工部長。



◎農林水産商工部長(酒井利和君) 先程からもこの件については御質問をいただいておるのですが、資金につきましては、県の知事特認という形で有利な資金を創設をしていただいておりますし、直接補助についても、元村議員からの御質問があったわけですけれども、この直接補助につきましては、現在県のほうでも検討をされておりますし、県の補助に雲仙市がどういった形で最大限の支援ができるかということを現在検討しておりますので、また詳細が、県の制度が公表され次第、詳しく説明を申し上げたいというふうに思っておりますので、御理解をいただきますようにお願い申し上げます。



○議長(酒井八洲仁君) 中村一明議員。



◆26番(中村一明君) 処理費用について、先程の答弁の中では、業者負担はないということをちょっと聞きましたけど、私の聞き違いかわかりません。この前の全員協議会の中では半額を負担するというふうなこと、どちらが、ちょっと私の聞き違いかどうかわかりませんけど、その辺について。



○議長(酒井八洲仁君) 酒井農林水産商工部長。



◎農林水産商工部長(酒井利和君) へい死魚の処理につきましても、先程説明をいたしましたとおり、いろんな機関からお世話になりまして、やっと処理ができた状況でございますけれども、処理費用につきましても、議会のほうにも御説明をしたとおり、雲仙市が半額を助成をしたいと。そして、その時点では漁協と市が50%ずつということでのことだったのですけれども、その後、県のほうも支援をするということが決定をいたしました。その県の負担については、まだこれも最終的な決定をいたしておりませんので、考え方といたしましては、市と県で済むのか、あるいは漁協まで入るのかということなのですが、生産者への負担は想定をしていないということで考えております。



○議長(酒井八洲仁君) 中村一明議員。



◆26番(中村一明君) わかりました。

 それでは、2項目めに、農業対策についてということで質問をさせていただきます。

 これは、去年の暮れからオイルショックによって農業資材の高騰により、肥料またマルチ等々が値上がりをし、今年の収穫の分については、昨年度の予約でもって肥料あるいはマルチ、そういうような資材は予約分は去年の安い値段で仕入れてありますし、よかったわけですけども、今年の秋からつくられるレタスあるいはバレイショ、こういったものに対しては、肥料1袋につき千円、マルチ1本につき千円の値上がりがしておるわけでございます。

 そのような形で、これが、今年はバレイショがよかったというふうな話も聞いておりますけども、来年が今年の価格だったら、千円ずつ上がった分については、私はあまりよくないのではないかというふうなことで、この資材に対して、市としても何とか助成をする必要があるのではないかというふうに思っております。関係部署に御答弁をお願いしたいというふうに思いますけども、昨年から貸しつけをして、利息を市で負担をしていただいたということもありますけども、今回の高騰に対してはどうなのか、ひとつその辺をお聞きしたいと思います。



○議長(酒井八洲仁君) 奥村市長。



◎市長(奥村愼太郎君) 原油価格の急激な高騰に伴う支援策としましては、市の緊急特別対策事業はもとより、国の事業でございます燃油肥料高騰緊急対策事業や県の事業でございます原油価格高騰対応施設園芸用省エネルギー化推進緊急対策事業等の活用を積極的に進めてきたところでございます。

 この国庫事業の対象者といたしましては、化学肥料の使用料を2割以上低減する、3戸以上で組織する農業団体のみの制限でございました。

 支援内容でございますか、肥料費の価格増加分の7割を助成する制度でございまして、雲仙市内の申請件数といたしましては、17組合で823名の方が申請し、事業の内需額として約1億400万円の収入をいただいたところでありまして、現在、本事業の実績、事務処理指導を行っております。

 このような状況の中で、資材や飼料価格は以前の価格に戻っておりませんが、原油価格に関しましては落ち着いておりますので、原油高騰対策につきましては、今後の推移を見守ってまいりたいと考えております。



○議長(酒井八洲仁君) 中村一明議員。



◆26番(中村一明君) そうしますと、原油については、今の御説明でございますけども、農家の資材、肥料とか、あるいは、そういった資材についての補助はできないのかということでお尋ねします。



○議長(酒井八洲仁君) 酒井農林水産商工部長。



◎農林水産商工部長(酒井利和君) 原油高騰でありますとか、資材の高騰につきましての対策につきましては、先程市長から答弁がありましたように、市独自の施策も出してきましたし、また、国の高騰対策もございまして、対応をしてまいってきておるわけですけれども、今回、今の状況で再びどうかということでの説明になれば、原油、燃油については若干その当時から比べましたら下がってまいりまして、また最近、少し上がり気味ではあるのですけれども、その当時ほどではないという状況。

 それから、資材につきましては、燃油は下がっても、なかなか資材が下がらない状況ではあるのですけれども、私どもが資料を入手した限りでは、平成20年度をピークに少し下がり気味の傾向にあるということもあって、昨年度の事業を、今年度もということは考えておりません。先程市長が答弁をされたように、もう少し今の推移を見てというふうに考えておるところでございます。



○議長(酒井八洲仁君) 中村一明議員。



◆26番(中村一明君) はい、わかりました。

 それでは、3番目に市有財産の管理についてということでお尋ねをいたします。

 南串庄屋元の跡地の整備及び管理についてということで、お伺いをいたします。

 そして、その管理についてはどうされるのか、そしてまた展示館とか、そういうものをどのようにされるのか、通告をしておりましたのでお伺いします。



○議長(酒井八洲仁君) 塩田教育長。



◎教育長(塩田貞祐君) まず、庄屋元の現状につきましては、平成13年に旧南串山町へ故馬場ソノ子氏から無償譲渡された土地が1万810.54m2につきましては、現在、一部ため池の整備や公園化等を行っております。

 議員御質問の整備の方針ですが、老朽化した庄屋元の旧居宅に古文書、それから、脇差、絵図などの江戸時代からの非常に貴重な資料等が残されていることが判明いたしました。

 今後、展示、保管する施設の新たな建築と庄屋元跡地の整備が必要となり、既に公園化等を整備している敷地を除いて、今回の補正予算に建築費、それから、整備にかかる予算を計上させていただいているところでございます。庄屋元の史料を保存、展示する施設の建築につきましては、年度内完成を予定いたしております。あわせて、御質問の敷地の整備、それから、車両等が駐車できるスペースを確保するような計画もいたしております。

 なお、今後の管理につきましては、関係機関とも慎重に協議を重ねてまいっていきたいというふうに考えております。



○議長(酒井八洲仁君) 中村一明議員。



◆26番(中村一明君) 管理の方法としては、どのように考えておられますか。



○議長(酒井八洲仁君) 塩田教育長。



◎教育長(塩田貞祐君) 基本的に市の施設になりますので、市が責任持って管理する形を原則考えております。



○議長(酒井八洲仁君) 中村一明議員。



◆26番(中村一明君) 管理者をそこに置くとか、常駐をさせるとか、そういうことも考えておられるのですか、お尋ねします。



○議長(酒井八洲仁君) 塩田教育長。



◎教育長(塩田貞祐君) 現段階での方向性は、まだ、そこまで具体的なものを煮詰めているものはございませんが、いろんな方法について今後検討していきたい、そして、予算化を当初予算に図る必要があるというふうに考えております。



○議長(酒井八洲仁君) 中村一明議員。



◆26番(中村一明君) もう1点、あそこの前の道路、これは県道というふうに思いますけれども、石垣がもうふくれて、今にも崩れそうな形なっておるわけですけども、ここは県道の拡幅によれば計画をされておるわけですけども、そこの土地がいくらか、何ぼか引けるというふうに私は思うわけですけども、その辺はもう決まっておりますか、お尋ねします。



○議長(酒井八洲仁君) 緒方建設整備部長。



◎建設整備部長(緒方和人君) 今おっしゃいました庄屋元の前の道路は県道でございます。県道荒牧尾登線と言いますけども、実は、その県道につきましては、現道の幅員が狭いものですから、拡幅改良の要望書が提出をされております。

 門山自治会長を初め、13名の連盟で提出していただいておりますけども、7月1日付に提出をされましたので、市から、早速7月7日付で島原振興局あてに申達をしております。

 その後、県と連絡を取りまして、現地立会いをいたしておりますけども、その時に、時期については、まだはっきりはしておりませんけれども、早期着工のお願いをしております。

 以上です。



○議長(酒井八洲仁君) 中村一明議員。



◆26番(中村一明君) 貴重な財産を、故馬場ソノ子さんのほうから、旧南串山町に寄附をされておるわけでございます。そして、せっかくですので、これはやっぱり公園として、きちっとやっぱりこれはよかったなあと、周囲の人が言えるように、やっぱり公園にしていただきたいなというふうに思っております。

 そして、もう1点ですけども、石垣の石です。これは、ぜひとも、あそこに今現況に積んであるあの石を、そのままやっぱり積んでいただきたいというふうなことを関係地区の人からですね、そういうふうな話を聞くわけですけども、その辺については、部長、どうですか。



○議長(酒井八洲仁君) 緒方建設整備部長。



◎建設整備部長(緒方和人君) 要望がありました時に、その辺の話もございましたので、その旨、県のほうにも伝えて、お願いをしておりますけども、ただ強度的に今ある石をそのまま使ってやればいろいろまた問題点もあるようでございまして、その辺はちょっと持ち帰って協議してみるということですけども、はっきりしたまだ回答はいただいておりません。



○議長(酒井八洲仁君) 中村一明議員。



◆26番(中村一明君) そして、現在、1人の方が、その土地をお借りして、住宅が建っております。それで、この人は、やっぱりよくその辺の掃除とか何とかして、管理を現在しておられるということを聞いております。

 そういうことで、なるべく早い時期にきちっとした形の公園にしていただきたいということで、この項については終わります。

 次に、各自治会の公民館に車いすの設置等について、車いすに対する、その助成はできないのかということを質問をいたします。

 これについては、さきに市長の報告の中にもございましたけれども、災害時の要援護者、避難・支援訓練等が南串山町の上太良の集落センターで、南串山地区の場合は行われました。

 その際に、車いすを使って、その要介護者を避難させるという訓練がありました。その時にこういう話があって、この車いすを地域の公民館に1台助成ができないのかと。そうしますと、やっぱりただ災害時だけではなくて、やっぱり何かの救急な患者とか、あるいは、そういった必要な場合に、すぐとっさにあそこには車いすがあるからあれを借ってこいというふうなことで、その地域の公民館に備えつけがあれば非常に助かりますというふうなことでございましたので、ちょっと質問をさせていただきますけど、よろしくお願いします。



○議長(酒井八洲仁君) 酒井市民福祉部長。



◎市民福祉部長(酒井忠信君) それでは各自治会公民館に車いすの設置及び設置に対する補償制度についてお答えいたします。

 現在、市で行っております災害時要援護者避難支援訓練につきましては、平成19年度に作成しました雲仙市災害時要援護者避難支援計画の実効性を確保すること、及び市民の積極的支援を促進し、もって、災害時要支援対象者の安心安全の向上を図ることを目的として、本年度より、7地区において実施自治会を選定し、モデル的に実施しておるものでございます。

 実施内容につきましては、災害発生前の事前の避難支援行動とし、また、本年度が実施初年度であることから、地元自治会がスムーズに実施できるよう地元自治会、公民館を一時的な避難所として設定し、取り組んでいただいております。

 これまで、4月10日に南串山地区、7月19日に千々石地区、8月23日に吾妻地区を実施させていただき、9月6日には国見地区での実施を予定させていただいておるところでございます。

 議員におかれましては、御当地南串山地区での実施の折、御参観いただいているところでございます。この訓練に関連し、各自治会公民館の車いすの設置について、自治会公民館に車いすの設置しておいた場合、自治会での訓練の他、急な病人やけが人が発生した場合や車いすを短期間で利用したい場合など、地元住民が幅広く利用することができるという御指摘でございます。

 市内公共施設における車いすの設置状況と利用状況は、市役所及び総合支所には1台ないし2台をまた、各地域の保健センターや福祉センターに社会福祉協議会分を含め、10台程度設置してあり、各種訓練や講習会などに利用されております。

 なお、社会福祉協議会におきましては、地元住民からの短期間での貸し出しについても、対応されているところでございます。

 市といたしましては、まず災害時の指定避難所となる福祉施設等や本庁舎、総合市所庁舎の設置台数を充実させ、あわせて、社会福祉協議会の制度を御活用いただき、自治会での車いす利用や一時的に車いすを必要な方々の要望にお答えしたいと考えております。

 議員お尋ねの自治会公民館への車いすの設置につきましては、各地域の自治会公民館の設置状況に違いもございます。また、設置されている公民館のバリアフリー化の問題など課題もございますので、まず設置に係る各自治会の需要調査や設置への問題点などの調査をさせていただきたいと考えております。



○議長(酒井八洲仁君) 中村一明議員。



◆26番(中村一明君) ありがとうございました。

 総合支所とか、保健センターとかというところには備えつけがあるということでございますけども、近い地域では、それで間に合うと思いますけども、やっぱり、その総合支所とか、あるいは、保健センター等から遠距離なところがあるわけです。そういうところ、やっぱり補助をするということは大変だと、何百かいるわけですから大変だというふうに思いますけども、希望する自治会については、半額ぐらいでも補助していいのじゃないかなあと、そして、自治会で、その自治会の公民館で備えつけておけばいいのじゃないかなあというふうに、そういうふうなことはどうですか、考えられませんか。



○議長(酒井八洲仁君) 酒井市民福祉部長。



◎市民福祉部長(酒井忠信君) 自治会公民会への車いすの設置につきましては、先程答弁をいたしましたけども、各自治会公民館の設置状況、自治会所有なり、あるいは市所有、または自治会単位の複数所有等の設置状況に違いがございます。また、設置されている公民館のバリアフリー化につきましては、まだ現況、進んでおりません。それで、先程、議員さん御指摘のように、設置に係る問題点などを課題がございますので、まず設置に係る自治会のニーズ調査というですか、需要調査や問題点などを一応は調査をさせていただきたいと考えておるところでございます。



○議長(酒井八洲仁君) 中村一明議員。



◆26番(中村一明君) わかりました。

 それでは、最後に住宅リフォーム制度の助成についてということについて、ちょっと質問をさせていただきます。

 この項については、もう再三私は質問を出しておりました。そして、これはなかなか厳しいということは私も承っております。また、県のほうでも、そういったことを言われておりますけども、今の、この不況による仕事不足への助成として、何らかの形で住宅リフォーム制度、例えばトイレとか、台所とか、浴室とか、そういったところの改装だけでも、耐震リフォームというのはありますけども、耐震、なかなか、そこら辺の利用が、この雲仙市だけではなくて、島原市でも一緒、南島原市でもそうですけども、やっぱりその辺の業者の方に尋ねてみますと、そういったことはあまりありませんというふうなことを聞いております。そこで、やっぱり、これは金額に応じていくらというふうなことで助成をしていくというふうな、そういう考えはできないのかということで、お尋ねをいたします。

 建設整備部長、お願いします。



○議長(酒井八洲仁君) 緒方建設整備部長。



◎建設整備部長(緒方和人君) 住宅リフォーム助成制度の創設、助成についてできないかとのお尋ねでございますけども、住宅のリフォームにつきましては、景気低迷により所得向上が望めない中、建てかえより、今ある建物をできるだけ効率的、効果的に生かしていくストック活用の観点から重要であると考えられます。

 また、良好な居住環境の確保や定住促進を図る上からも有効な住宅施策の一つとして認識をしているところでございます。

 現在、市が実施しております住宅リフォーム支援制度といたしましては、議員御承知のとおり、日常生活に支障がある高齢の方などが安全に生活できるよう、住宅の段差解消や手すりの設置などに対する住宅改造助成事業がございます。

 また、下水道の水洗化の普及促進を図るものとして排水設備を設置し、汲み取り便所を水洗便所に改修する方の経済的負担を軽減するための改造資金の融資斡旋及び、その融資に対する利子助成を行う無利子融資制度がございます。

 また、民間のリフォーム支援制度といたしまして、社会福祉法人、長崎県社会福祉協議会が行われている高齢の方などのための住宅リフォームに対する融資制度がございますし、一般の住宅リフォーム支援制度といたしましては、住宅金融支援機構や民間金融機関においても融資制度がございます。

 この他、耐震やバリアフリー、省エネの改修工事を実施された場合は、税制の優遇措置を受けることもできます。

 市といたしましては、まずは、こうした制度を御活用いただきたいと考えておりまして、住宅リフォーム助成制度の制定につきましては、国や県において助成制度が制定された折には、雲仙市としても考えてまいりたいと思いますので、御理解のほどよろしくお願いします。



○議長(酒井八洲仁君) 中村一明議員。



◆26番(中村一明君) わかりました。

 これで私の質問は終わります。



○議長(酒井八洲仁君) そうですか。それでは、26番、中村一明議員の一般質問をこれで終わります。

………………………………………



○議長(酒井八洲仁君) 次に、27番、石田?春議員の質問を許します。石田?春議員。



◆27番(石田?春君) 27番、石田でございます。

 7町が合併をして、最後の定例議会となりました。

 2問について一般質問を行います。

 まず、最初に、旧7町からの継続事業について質問を行います。

 合併して4年が経ちます、道路の拡幅工事、舗装工事等、道路整備に係る旧7町からの継続事業の進捗状況について説明を求めたいと思います。

 あとは自席にて再質問をいたします。



○議長(酒井八洲仁君) 御答弁願います。奥村市長。



◎市長(奥村愼太郎君) 石田?春議員の御質問にお答え申し上げます。

 旧町から雲仙市へ引き継がれた継続事業につきましては、道路河川関係では、道路整備事業が44路線、河川整備事業が1河川でございます。

 また、土地改良関係では、県営圃場整備事業が2地区、県営畑地帯総合整備事業が2地区、県営農道整備事業が2地区、団体営農道整備事業が4地区、村づくり交付金事業が22地区でございます。

 これらの継続事業につきましては、着実に実施し、合併後4年目を迎え、既に完了したものも多くございますが、その進捗状況につきましては、各担当より答弁させていただきますので、よろしくお願いします。



○議長(酒井八洲仁君) 緒方建設整備部長。



◎建設整備部長(緒方和人君) それでは、まず、建設整備部関係の進捗状況についてをお答えいたします。

 道路整備事業における合併前からの継続事業につきましては、7町合計で44路線ございまして、そのうち平成20年度末で24路線が完了しております。残る20路線が現在継続しているところでございます。

 この継続事業20路線を旧7町別に申し上げますと、国見町が2路線、瑞穂町が3路線、吾妻町が4路線、愛野町が5路線、千々石町2路線、南串山町が4路線でございます。進捗率は約72%となっております。

 次に、河川整備に係る事業の進捗状況でございますが、旧町からの継続事業は、千々石町1河川のみで、進捗率は約64%でございます。



○議長(酒井八洲仁君) 酒井農林水産商工部長。



◎農林水産商工部長(酒井利和君) 私のほうからは、土地改良事業につきまして御説明申し上げます。

 土地改良事業に関しましては、県営事業の圃場整備事業は2地区でございます。国見中部地区は85.1haで、平成19年度に完成いたしました。瑞穂地域の古江地区圃場整備事業は20.2haで、平成16年度から始まり、今年度に完成する予定でございます。

 また、県営畑地帯総合整備事業では、南串山鬼池地区畑地帯総合整備事業39.2haが平成20年度に完成し、吾妻山田原地区畑地帯総合整備事業97haが平成9年度から始まり、今年度完成予定でございます。

 農道事業につきましては、県営農道が2地区、愛野一本松地区農道と小浜浜口2期地区農免農道があり、浜口2期農免農道につきましては、工事長730mで、平成16年度に着手し、今年度事業完了の予定です。

 また、一本松地区農道につきましては工事長1,598mで、平成9年度から平成22年度までの予定となっております。

 団体営農道事業につきましては4地区を実施し、吾妻原山地区は平成20年度に完了しました。

 現在の継続事業は、小浜の木指地区農道整備事業、工事長500mで、平成16年度から実施し、今年度完了の予定となっております。

 また、吾妻の西光寺地区、工事長444mと田ノ平地区、工事長1,030mの2地区を現在実施しているところでございます。

 次に、南串山地域の村づくり交付金事業につきましては、平成17年度から平成22年度までの6年間の事業期間で7工種、22地区の事業で残りが2工種、5地区となっているところでございます。



○議長(酒井八洲仁君) 石田?春議員。



◆27番(石田?春君) 瑞穂町角江線の道路拡幅工事でございますが、これは全長約1,200mぐらいだと、私は思っております。

 この瑞穂町からの継続事業が、4年間たってもまだ完成をしておりません。1,200mぐらいですのでもう私はできているものだと思っておりましたが、まだ工事半ばでございます。その辺についていつごろ完成をするのか、お聞かせを願いたいと思います。



○議長(酒井八洲仁君) 緒方建設整備部長。



◎建設整備部長(緒方和人君) 市道瑞穂角江線の改良事業の進捗についてでございますけども、今、総延長1,200mということでおっしゃいましたけども、実は、道路改良の計画をしておりますのは総延長860mでございまして、事業費が1億900万円で計画をしております。平成17年度から実施をしまして、現在に至っておりますけども、今年度末の進捗率につきましては約78%となっておりまして、完成予定は、来年、平成22年度を予定をしております。



○議長(酒井八洲仁君) 石田?春議員。



◆27番(石田?春君) わかりました。ありがとうございました。

 吾妻町の田ノ平線についてでございますが、担当課の説明では、平成21年度で用地買収を終え、平成22年度から工事にかかりたいとの説明があったと私は記憶をいたしておりますが、現在はどのようになっておるのか、お聞かせ願いたいと思います。



○議長(酒井八洲仁君) 酒井農林水産商工部長。



◎農林水産商工部長(酒井利和君) 吾妻の田ノ平地区につきましては、先程説明をいたしましたけれども、工事長が1,030mで計画をいたしております。これにつきましては、先程議員からのお話がありましたように、現在、用地交渉を継続して進めておりまして、大体協力をいただいておる状況でございますが、あともう少し御協力をいただければいけないというところがございまして、着手には至っておりませんけれども、こういった用地交渉が成立し次第、早急に着手をしてまいりたいというふうに考えております。



○議長(酒井八洲仁君) 石田?春議員。



◆27番(石田?春君) 酒井部長は、この田ノ平の道路を通られたことはございますか。どうですか。



○議長(酒井八洲仁君) 酒井農林水産商工部長。



◎農林水産商工部長(酒井利和君) 合併してから、すぐ、私は農漁村整備課の担当をしておる時期が一時ありまして、その時から、こういう計画はあっておりました。

 その時に、現地を見させていただいたのは覚えておりますけれども、新たに、この4月から、また再び担当するようになったんですが、今の状況は、現地を見ておりませんけれども、合併当初は現地のほうも出向いて見ております。



○議長(酒井八洲仁君) 石田?春議員。



◆27番(石田?春君) 広域農道から国道251号まで通ってみますと、私は、雲仙市の中でも一番悪い道路ではないかと思います。舗装はしてありますけれども、はげたり、でこぼこがひどくて、これは、やはり早急に道路を作るべきだと私は思っております。来年から土地の買収をやるということでございますので、ぜひひとつ早急な対応をお願いしたいと思います。

 次に、2問目に、諫早干拓事業の調整池の排水についてでございますが、これは、もう再三、もう私は質問をしておりますけれども、調整池の排水は、雨が降りますと水位が上がる、当然でございますが、そうすると、排水されます。特に、雨期には排水量が特段に多く、排水門近くでは海水濃度が真水に近い状態になり、アサリ等に被害が毎年出ております。

 漁業者は、国の農業政策の犠牲になっていると私は思っておりますが、国、県は、諫早湾の漁業不振の解明を進めると同時に、有明海の漁場回復に真剣に取り組むべきであると、私は思っております。今後の対応について、関係市長としての考えを、市長にお伺いしたいと思います。



○議長(酒井八洲仁君) 奥村市長。



◎市長(奥村愼太郎君) 今の調整池の環境、それから、これまでの佐賀地裁の判決を受けての控訴手続等は、もう議員十分御承知でございますので、そういった北部調整池の状況を見ながら、北部及び南部排水門1日当たり今100万tから150万t排水されている状況というのも十分御承知だと思います。ですから、このことにつきましては、もう私も省略させていただきますけれども、今後は、有明海における水産業につきましては、漁獲高の低迷、漁業不振などが続いておりますので、振興策として、県の事業であります諫早湾水産振興特別対策事業、これが平成22年度まで事業が延長されました。

 市といたしましては、ここからが市でございますけども、アサリの稚貝、稚苗放流、アサリの成育環境改善のための漁場耕耘や覆砂、カキいかだ設置等に対する助成を継続して実施してまいりたいと考えております。

 また、今議会に上程させていただいております一般会計補正予算の予算案におきまして、大正漁港の荷揚げ場整備事業として荷揚げを容易にするとともに、作業の効率化を図るための車路の整備を上程させていただいており、さらに、地域水産業の安定経営を図ってまいりたいと考えております。

 もし、これが完成いたしますと、荷揚げの今後、秋以降予想されますカキの需要に対しましての運送形態が、また著しく進歩を遂げられるのではないかというふうに期待をさせていただいている状況であります。



○議長(酒井八洲仁君) 石田?春議員。



◆27番(石田?春君) 対象漁港の車路については、ほんと特段の御配慮賜り、お礼を申し上げたいと思います。

 しかし、今後も、調整池の水は毎年今までどおりに排水をされることが予想をされます。そこで、何とか国、県あたりに調整池の水質改善を呼びかけていただきたいと要望をいたしまして、私の質問を終わります。



○議長(酒井八洲仁君) これで、石田?春議員の質問を終わります。

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○議長(酒井八洲仁君) 本日の日程はすべて終了しました。次の本会議は、明日1日ですが、定刻より開きます。

 本日は、これにて散会といたします。お疲れさまでした。

=午後3時12分 散会=