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長崎県 雲仙市

平成 20年 第1回定例会(3月) 03月04日−03号




平成 20年 第1回定例会(3月) − 03月04日−03号









平成 20年 第1回定例会(3月)


出席議員(29名)
2番  大久保  信 一  君       3番  深 堀  善 彰  君
4番  進 藤  一 廣  君       5番  前 田    哲  君
6番  上 田    篤  君       7番  原 田  洋 文  君
8番  吉 田  美和子  君       9番  町 田  康 則  君
10番  松 尾  文 昭  君      11番  森 山  繁 一  君
12番  前 川    治  君      13番  町 田  義 博  君
14番  小 畑  吉 時  君      15番  佐 藤  靖 弘  君
16番  井 上  武 久  君      17番  柴 田  安 宣  君
18番  小 田  孝 明  君      19番  岩 下    勝  君
20番  福 田  大 東  君      21番  増 山  良 三  君
22番  町 田    誠  君      23番  岩 永  基 和  君
24番  荒 木  正 光  君      25番  中 村    勲  君
26番  中 村  一 明  君      27番  石 田  ? 春  君
28番  坂 本    弘  君      29番  元 村  康 一  君
30番  酒 井  八洲仁  君                     

欠席議員(なし)

地方自治法第121条の規定に基づく出席者
       市長             奥 村 愼 太 郎 君
       副市長            金 子 知 充 君
       副市長            吉 田 博 幸 君
       教育長            鈴 山 勝 利 君
       総務部長           塩 田 貞 祐 君
       市民生活部長         井 上 由 文 君
       市民福祉部長兼福祉事務所長  小 川 龍 二 君
       観光商工部長         東 信 一 郎 君
       農林水産環境部長       酒 井 利 和 君
       建設整備部長         島 田 英 俊 君
       上下水道局長         今 崎 正 敏 君
       教育次長           辻 政 実 君
       農委事務局長         本 田 正 好 君
       国見総合支所長        中 山 敏 君
       瑞穂総合支所長        北 平 正 美 君
       愛野総合支所長        朝 永 秀 人 君
       千々石総合支所長       福 島 悟 君
       小浜総合支所長        宮 田 修 一 君
       南串山総合支所長       富 永 篤 君
       監査事務局長         川 鍋 嘉 則 君
       会計課長           溝 内 正 人 君
       企画課長           宮 崎 浩 善 君

議会事務局
       局長             境 川 秀 生 君
       次長             力 野 和 久 君
       係長             本 田 理 恵 君
       主査             和 田 香 恵 君
       主事             松 尾 泰 浩 君
平成20年3月4日(火)議事日程

議事日程 第3号
┌────┬──────┬──────────────────────┬──────┐
│日程番号│議案番号  │    件          名      │ 備  考 │
├────┼──────┼──────────────────────┼──────┤
│1   │      │市政一般質問                │      │
└────┴──────┴──────────────────────┴──────┘

第1 市政一般質問
   13番 町田 義博 議員
     1.地域活性化について(市長)
     2.行財政について(市長)
    施政方針
     1.電算介護保険事務の市単独処理について(市長)
     2.行政改革の推進について(市長)
     3.地場産業の育成について(市長)
     4.平成20年度当初予算について(市長)
   11番 森山 繁一 議員
     1.喫煙者に対する市の対応について(市長・教育長)
    施政方針
     1.滞納徴収の強化について(市長・教育長)
     2.総合窓口の開設について(市長)
     3.農林水産業の振興について(市長)
   12番 前川  治 議員
     1.農業振興について(市長)
    施政方針
     1.第10回全国和牛能力共進会の開催地決定について(市長)
   18番 小田 孝明 議員
     1.島原鉄道の島原外港駅から加津佐駅間の廃止について(市長)
     2.第10回全国和牛共進会について(市長)
    施政方針
     1.良好な景観づくりについて(市長)
    4番 進藤 一廣 議員
     1.農業と観光の振興について(市長)
    施政方針
     1.父子家庭への支援について(市長)
     2.郷土芸能の振興と観光への活用について(市長・教育長)
     3.国際交流の推進について(市長)
   15番 佐藤 靖弘 議員
    施政方針
     1.住民参加型公募地方債発行について(市長)
     2.やる気のある農林水産業者の提案型事業について(市長)
     3.雲仙ブランドの確立及び流通対策について(市長)




=午前10時00分 開議= 



○議長(酒井八洲仁君) おはようございます。ただ今から本日の会議を開きます。

 議事日程第3号により会議を進めてまいります。

───────────────



△日程第1.市政一般質問



○議長(酒井八洲仁君) 日程第1、一般質問を行います。

 通告の順序に従って進めてまいります。

 まず、13番、町田義博議員の質問を許します。町田義博議員。



◆13番(町田義博君) おはようございます。13番、町田義博でございます。

 まず、地域間格差についてであります。経済のグローバル化に伴う産業構造の変化や高齢社会への変容などが今の格差を広げてきたと言われております。データで1人当たりの所得を見てみますと、我が長崎県と全国平均と比べましても平成10年には57万7千円の差が、平成17年には65万6千円と長崎県が低く、その差は3.7%も格差が拡大しております。これは、東京と比べればこの差は3倍強ということになるようであります。また、これに伴う地方税収の格差はまた歴然としておることは当然であります。

 都市と地方、国土の均衡ある発展として、国が長年交付税などで手厚く堅持されていたものが構造改革の名のもとに、三位一体改革で地方が一番の頼みとする地方交付税の削減を初め、あらゆる面で地域の格差が拡大する方向になっていると思われます。

 雲仙市も国の構造改革のもと7町合併し、改革分権時代に対処しようとされました。その第1番目のかじ取り役として奥村市長は就任されておりますが、この難しい時、またこの格差はどう思われますか。率直に感想をお聞かせ願いたいと思います。

 次に、前に述べましたが、地域間格差は東京一極集中、さらには大都市や地方でも中核都市周辺への集中が進む現実がある中で、現在の雲仙市の地場産業、これは第1に農業で漁業、林業とありますけど、これはシイタケ生産、販売、こういうものがあるわけであります。それから商工業、そしてまた、今は主体的に小浜・雲仙に特化されている観光業、また、近年高齢化に対応した福祉業。これも産業というようなことに私は区分しておりますけど、このように市内には多岐にわたる産業、事業所がございます。

 今日、新聞など報道を見ますと、各分野で自らの知恵と努力で地域間格差に立ち向かう意識が芽生えてきていると報じられておるところであります。

 施政方針の中にも、力強い産業と仕事づくりの項目の中で農林水産振興や地場企業の育成について述べられていて、昨日の一般質問で7番、26番、25番議員さんの意見を聞きますと私も全く同感であります。今は地場産業の活性、また育成が重要な時期と思っておるところであります。グローバル化に対処するため、中央に集約する現実の中で、地場産業はここに土地や建物など不動産を持ち、そして地場の人たちが働いており、その人たちには家族がいるわけでございます。

 このようなことから飛躍的発展は多くは望めませんが、この地場産業の活性、育成を強化することが現実、確実的に今日ではよい方策だと考えておるところであります。

 事業主、また住民のやる気を後押しする具体的制度づくり、これらと思っておるところであります。この点、市長のお考え方をお聞かせ願いたいと思います。

 また、平成20年度新規事業として夢トライアル事業、農林水産ゆめみらい事業が打ち出されております。昨日から説明もあっておりますが、再度この事業を確実にするためにも、市の体制や推進方法などについて具体的に説明をお願い申し上げます。

 2点目の行財政について、その中の行政改革の進捗状況と推進についてでございますが、昨年3月に市の行政改革実施計画、集中改革プランが発表されました。これによりますと定員管理の適正化については合併時点に499名でありましたが、平成20年度当初予算資料、これは全会計分の人件費の表でございますけど、これから見ますと451名で計上されており、これより特別職4名を差し引き447名。これと他に派遣職員10名がおりますので457名だろうと思っております。この数字は当初から実に42名の減員となっておるところでございます。人件費予算も33億5,786万9千円であり、これは昨年度当初予算より9,590万5千円の減になっているわけでございます。定員適正化計画では10年間で149名減として350名目標となっておりますが、2年目で目標の約3分の1減っていて、急速に職員が少なくなっている現状のようでございます。この状況から、行政ニーズへの迅速かつ的確な対応を可能とする組織機構でありますか。住民サービスの向上にはどのような影響になっておりますか。現実的に今できていること、またできていける状況でありますか。市長の心中を率直にお聞かせ願いたいと思います。

 また、改革プランの中は5項目に区分され、さらにそれを60項目に細分化され取り組みを計画されております。今示されている施政方針や当初予算から見てみますと、目標としておられる年度内で、内容から達成できるものと達成できないものが見られます。市長は、全体的に平成19年度の実施状況をどのように判断されていて、あとの見通しについてのお考え方をお聞かせ願いたいと思っております。

 電算介護保険事務の市単独処理について。施政方針に出されておりますが、私もこの件については、昨年の第3回定例議会で取り上げた経過もありますので、事務改善、行政改革に密接な事項であります。

 そこで再度お聞きいたしたいと思います。

 市長も御存知のとおり、島原広域圏組合共同事務であります電算介護保険業務については、介護保険は別として、合併時は市独自政策の展開になる住民サービスの向上や改革集中プランにもある電子自治体構築には欠かせないとして、電算の市単独化を目指しております。雲仙市議会としても、本議会代表の島原広域圏組合議会議員を中心に、電算及び介護保険業務を早期にそれぞれ3市における単独業務とされるよう要望しておりますが、その結果内容をお聞きしますと何ら進展がないように思われます。組合理事者側として、また雲仙市長として、この問題を今後どのように対処され、またどうするつもりか具体的にお聞かせ願いたいと思っております。

 次に、財政の健全化の展望についてでありますが、昨日、7番議員が市の財政状況について質問され答弁をお聞きいたしました。これによりますと自治体財政健全化法の4指標に平成18年度決算を当てはめられ、塩田総務部長は、「雲仙市はおおむね健全化している。ただ、財源に交付税が40%を占めていて、これらの変化によっては急速に財政悪化となる恐れもある。」という、こういう説明がありました。

 昨年2月に発表されました雲仙市中期財政計画から見てみますと、平成20年度一般会計で264億5,100万円と見込んであり、これに対して当初予算255億8,100万円となっており8億7千万円の減でございます。

 この予算の中で、農林水産商工費及び土木費の事業予算では平成19年度56億円、平成20年度は46億9,300万円、その差9億700万円で16.2%の減でございます。

 民生費では、平成19年度67億7,700万円、平成20年度70億2千万円で2億4,300万円のこれは増となっております。これは一般会計予算額の27.4%を占めていて、福祉関連費は年々増大する傾向にあります。投資的経費は中期財政計画にも減少傾向になっており、本年度予算もそうなっておりますが、まだ長期的に見なければ不明確な点もございます。しかし、人件費、物件費については年々減少しており、これが合併効果のあらわれだと思っておるところでございます。

 施政方針の中で、平成20年度当初予算を統括的に触れられておりますが、今は老人保健から後期高齢者医療特別会計への移行や公債の繰り上げ償還、振興基金の造成、さらには合併当初、生活に密着した防災無線整備など、特殊な要素があり一概には判断がつきませんが、中身的には財政計画により予算が編成されているものと思っておるところでございます。

 財源については、国も地方の窮状を見て、地方への財源確保の政策は講じられようとされておりますが、やはり厳しい財政事情には依然として変わりがないと思っているところであります。

 雲仙市の財政健全化についてどのように展望され、また、今後の取り組みにどうしていかれるか、お考えをお尋ねしたいと思っておるところであります。

 以上、御答弁により再質問は自席でいたしますので、よろしくお願いを申し上げます。



○議長(酒井八洲仁君) 御答弁願います。奥村市長。



◎市長(奥村愼太郎君) おはようございます。町田義博議員の御質問にお答えいたします前に、答弁が少し錯綜しておりますんで、その旨整理して答弁をさせていただきます。

 まず、地域間格差が拡大する傾向にあるがどう思うかとのお尋ねでございますが、議員御指摘のとおり、所得格差や税収格差を初めとして、都市部と農村部との間には財政力格差、労働力格差、交通格差、情報格差等々さまざまな格差が存在しております。特に財政力格差につきましては、国庫補助金の削減、地方交付税の見直し、国から地方への税源移譲を同時に行いました三位一体の改革によりまして、税源が豊かな都市部と本市のような農村部の格差が一層拡大しているものと考えております。

 本市におきましても、歳入の約4割を占める地方交付税が大幅に削減をされておりまして、合併による経費削減効果をはるかに上回るため大変厳しい財政状況となっております。

 このような都市部と農村部の財政力格差の拡大にかんがみ、九州知事会におかれましては、昨年地方交付税の復元を国に対し要望され、国におかれましては、財政力格差の是正のため、平成20年度に地方再生対策費として総額4千億円の特別枠を設けられ配分されることが決定したところでございます。本市におきましても、その中の約3億7,600万円の配分となると伺っており、復元と呼ぶにはほど遠い金額でございますが、財政基盤が脆弱な本市にとりましては、これもまた貴重な一般財源でございまして、この地方再生対策費を活用しまして、本市が抱えておりますさまざまな課題に対処し、市の活性化、ひいては格差の是正を図ってまいりたいと考えております。

 私は市長就任以来、市民が主役のまちづくりを掲げ、やる気のある市民に対して行政として限りない支援を惜しまないというスタンスで、市民提案型事業やパワーアップ補助事業、雲仙ブランドの確立、わがまち再生事業等に取り組んでまいりましたが、今後も引き続き希望を持ち、やる気のある市民の皆様を積極的に支援いたしますとともに、本市の基幹産業でございます農林水産業や観光業を初めとした地場産業を活性化、育成するために、市の総合実施計画の着実な推進を図ってまいる所存でございます。

 各産業面におきます具体的な取り組みにつきましては、担当より答弁をさせていただきたいと存じます。

 次に、定員適正化計画よりも急速に職員が少なくなっている現状の中で、行政ニーズへの迅速な対応を可能とする組織機構であるか、また、住民サービスの向上にどのような影響になっているかとの御質問でございますが、平成20年4月1日の職員数の見込みは町田議員御指摘のとおり457名でございまして、定員適正化計画よりも削減数が6名上回る見込みでございます。

 組織機構につきましては、総合支所におきましては、本庁への業務集約等の整理を行い窓口業務を主体とした支所業務とし、また本庁におきましても、部課等の設置及び事務分掌の見直しを行い、効率的に行政サービスが提供できる組織の構築を図ることにより、行政ニーズへの迅速かつ的確な対応が可能な組織機構の運営を図ってまいります。

 なお、今回の組織改正につきましては、本議会で御審議を行っていただくよう議案を上程するよう準備を進めているところであります。

 また、行政サービス向上の対策として、民間委託等の推進、事務事業の見直し、電子自治体の推進など、行政改革の推進を最重要課題と考えており、職員一丸となりまして取り組んでいるところでございます。

 次に、行政改革の進捗状況の御質問でございますが、昨年3月に雲仙市行政改革大綱及びその具体的取り組み内容を定めました雲仙市行政改革実施計画、いわゆる集中改革プランを策定しまして、行政改革実施計画の60項目を取り組み、実施期間は平成19年度から平成22年度までの4年間としております。平成19年度は実施期間の初年度でございまして、上半期における各項目の進捗状況といたしましては、既に実施に向け具体的取り組みを行っている項目が35項目、実施に向けて準備、調査、研究を行っております検討段階の項目が25項目という状況でございます。

 このような状況のもとで、昨年12月20日には、市民10名からなります雲仙市行政改革推進委員会を開催しまして、行政改革実施計画の中から千々石幼稚園、国見総合運動公園の民間委託等の推進の状況、定員適正化計画に基づく職員定数の適正化、行政評価制度の導入による経費の削減合理化と予算の適正な執行、さらに、自主財源の確保のための市税の徴収体制の強化の5項目を抽出していただきまして、平成19年度上半期分の取り組み状況等について審議をしていただいたところでございます。本委員会におきまして、今後とも行革大綱に基づき行政改革をさらに推進するよう提言をいただいたところでございます。

 また、平成20年度につきましても、年2回程度行政改革推進委員会を開催し、行政改革実施計画の進捗状況等について審議をし、御提言をいただくとともに、行政改革の進捗状況につきましては市のホームページ、広報誌等により公表をいたしてまいりたいと考えております。

 検討段階の25項目につきましては、可能な限り早い時期での実施に向けた取り組みを進めてまいりたいと考えております。

 次に、財政健全化に関する御質問にお答え申し上げます。

 本市の財政運営につきましては、昨年2月に策定いたしました、議員御指摘の中期財政計画に基づき、国及び県の合併に対します特例措置終了後でございます平成33年度以降におきましても、市民生活に深刻な影響や不安を与えることがないように、また財政再建団体に転落しないように堅実に進めているところでございます。

 議員がお尋ねの将来的な予算規模縮減の具体的策について御説明しますと、先ほど述べました集中改革プランによります行政部門の改革によります予算の縮減に加えまして、事業の選択と集中を進めるため、総合計画にのっとりました事業の展開と各部局単位での予算要求基準、いわゆるシーリングを設けまして、前年度予算における一般財源額の一定割合を下回る設定により予算の縮減を図ります一方で、担当部局によります自主的、主体的な事業の創出、見直しを行っております。

 また、将来的な財政の硬直化を招く要因となります公債残高の抑制のため、借入額につきましては、当該年度に償還する元金を上回らないようにするため、既に借り入れましたものについては、利子負担の軽減と財政運営の弾力性を確保するため償還期日を繰り上げて償還を行うことにより、長期的な歳出削減に結びつけてまいりたいと考えております。

 さらに、平成20年度からは行政評価制度を導入しまして、事業を客観的に評価、検証をし、その結果を政策などの企画、立案や実施方法の改善などに活用することで、限られた財源の中からより質の高い行政サービスを効率的に提供できるよう努めてまいりたいと考えております。

 平成20年度当初予算におきましては、5%減を基本にシーリングを設定しながらも、総合計画の着実な実現に向けて、各部局が自主的、主体的に選択と集中、スクラップ・アンド・ビルドを基本方針といたしまして、予算担当課単位で最低1件の新規事業に取り組むよう、さらに職員の創意工夫によりまして、既存の人材や施設等をうまく活用しまして、特段の予算措置を必要としない、いわゆるゼロ予算事業に本格的に取り組むこととして予算編成を行いました。

 その結果、廃止または終了する事業を34件、見直し事業を15件とした上で、新規事業を69件、10億5千万円を計上したところでございます。また、ゼロ予算事業につきましては、平成20年度は26件に取り組むことといたしております。

 このように市経済の活性化や市民生活の向上に向け、より効果的、効率的な事業を重点的に計上しながらも、一般会計におきましては対前年度比で0.3%減、8,400万円の減額といたしましたところでございます。

 また、今後、大型事業の実施に当たりましては、継続事業や補助金等初めとしましたさまざまな歳出との調整を行わない限り、財政的に厳しい状況を招くものと予想をされますので、このため継続事業や補助金を含めてどの事業を実施するのか、選択と集中及び創意工夫を進めまして、常に長期的な視点で財政運営に当たってまいる所存でございます。

 なお、残余の御質問につきましては担当部より答弁させていただきます。



○議長(酒井八洲仁君) 酒井農林水産環境部長。



◎農林水産環境部長(酒井利和君) 町田義博議員の地場産業の活性化策についての御質問にお答えします。

 現在、本市におきましては、雲仙市総合計画の中に各種政策目標を設定し、それぞれの政策実現に向けて必要な施策を実施しております。

 農業分野につきましては、足腰の強い農林業の推進に対して、農林業基盤整備の推進を初めとして、諫早湾干拓における営農支援、農業担い手育成対策、安心・安全な産地づくり等の主要施策を、雲仙ブランドの確立につきましては、ブランド化流通対策を掲げて推進を図っております。

 市の施策実現に当たっては関係機関との連携が不可欠であるため、まず平成18年1月に、担い手の育成を目的とした雲仙市担い手育成総合支援協議会を、さらに平成18年8月には主要施策実現に当たっての課題解決を目的として、雲仙市農業振興協議会を発足させ、農業関係機関や農業者の皆様との連携のもとに活動を行っているところでございます。

 次に、漁業分野につきましては、近年の水産資源の減少や魚価の低迷、漁業就業者の高齢化と後継者不足など、漁業を取り巻く環境が依然として厳しい状況にありますので、水産資源の維持増大のため栽培漁業や養殖漁業の推進に取り組んでまいりたいと存じます。

 また、平成18年度から実施しております市単独事業の雲仙市提案型パワーアップ対策事業と雲仙市農業パワーアップ対策事業につきましても、平成20年度に大幅な要綱改正を行い、雲仙市ゆめみらい事業として実施することとしております。

 まず、提案型ゆめみらい事業では、やる気のある農林漁業者の創意と工夫に基づく提案型の計画を支援することにより、地域農林水産業に変革をもたらし、これからの地域農林水産業を牽引していくアグリビジネスを創出することを目的に、事業推進を行うこととしております。

 次に、ゆめみらい事業につきましては、ブランド化流通対策、安心・安全な産地づくり、農業担い手育成対策の3つの大きな推進項目を設けております。

 まず、第1のブランド化流通対策につきましては、ブランド農林水産物販売促進対策事業として、ブランド農林水産物流通対策を、さらにブランドに向けた生産振興対策事業として、新技術導入対策、野菜・イチゴ・バレイショ・果樹の生産振興対策を実施いたします。

 第2の安心・安全な産地づくりにつきましては、環境保全型農業推進事業として、環境保全型有機物供給施設整備対策を初めとして、有機栽培推進対策、耕種・畜産の連携による循環型農業対策、生分解性資材活用推進対策、施設園芸省エネルギー化推進対策、耕作放棄地対策、農産物安全出荷の確保対策、特別栽培等推進対策を実施いたします。

 また、第3の農業担い手育成対策につきましては、経営体育成支援事業として、担い手等視察研修、担い手育成確保事業として、園芸整備対策、共同利用機械の導入、農業後継者育成対策を、女性農業者支援対策事業として、女性農業者視察研修、農業・農村男女共同参画推進対策を、集落営農組織育成支援事業として、組織利用機械導入対策を実施し、農林水産業の底上げを図ることといたしております。



○議長(酒井八洲仁君) 東観光商工部長。



◎観光商工部長(東信一郎君) 町田義博議員の地場産業の活性化策についての御質問にお答えをいたします。

 商工業におきましては、まず、市内において新事業、新産業を創出し、産業の活性化を図るため新しく創業する、または経営改革を行う個人や中小企業者に対して支援を行う雲仙夢トライアル事業を創設いたします。

 次に、原油高騰対策としまして、長崎県地域産業対策資金を借り入れた中小企業者に対しまして、その利子助成を行う雲仙市原油高騰対策資金利子助成補助金を創設いたします。さらに、中小企業振興資金の上限額を引き上げて、市内商工業者の融資を受けやすくいたします。

 また、雇用の促進を図るために平成19年度より3カ年の継続事業として、人材育成を目的とした地域雇用創造推進事業を現在実施しているところでございます。

 ちなみに、あす3月5日には、ハローワーク諫早との共催によりまして、吾妻町ふるさと会館におきまして合同企業面談会を開催いたします。

 市といたしましては、このような主要施策を中心として商工業の活性化を図っていく所存であります。

 次に、雲仙夢トライアル事業の内容につきましては、高い技術と優れた事業計画を持ちながら事業化に結びつけることができない個人、または中小企業者を支援することにより、新事業、新産業の創出や事業の育成に努め、雲仙市に多様な産業構造を創出し、本市産業のさらなる可能性と活性化を図ることを目的としております。

 対象事業は、新規性及び成長性のある独創的な商品、ノウハウ、アイデアなどを活用し、新製品、新サービスの研究、開発及びその事業化を行う事業とし、補助金の額は対象経費の2分の1以内で1件当たり500万円を限度としております。

 対象者は、市内在住者の他、市内に創業することにより雲仙市の産業活性化につながることとなりますので、市外在住者も対象と考えております。

 採択方法は、公募により募集し、審査会において優秀と認められる事業計画を選出したいと考えております。

 なお、審査会につきましては、新規性、独創性、実現性、成長性について、公正で専門的な審査が必要となるため、企業診断士を初めとして、長崎県産業振興財団や審査対象となる業種の学識経験者など、その都度事業計画書の分野に対応できるような人事構成により審査してまいります。

 事業の特色としましては、本事業により創業及び経営改善のお手伝いをいたしますので、事業が軌道に乗って収益が得られるようになれば、市の産業育成のために収益の一部を助成額に達するまで市へ還元してもらうこととしております。

 次に、観光産業の活性化施策といたしましては、雲仙市全体の自然や産業を生かした、新たな魅力を持った観光地づくりを実現するべく努力しているところでございます。

 平成20年度におきましては、市内全域の異業種からなります雲仙市観光協議会の組織強化と事業の充実を図ります。

 次に、外国人観光客の誘致対策として、特に韓国及び中国からの誘客に積極的に取り組んでまいります。

 国内観光客の誘致対策としましては、本年10月に長崎市と共催で第14回全国棚田サミットを開催いたします。また、昨年、重要文化財の指定を受けました神代小路の鍋島邸や暫定開通した諫早湾干拓堤防道路を含めた雲仙市の新たな観光ルートの開発に取り組みます。さらに、本年1月から2月にかけて誘致しました県内初のモンテディオ山形の長期キャンプを継続し、山形県民との交流を進めるなど誘客を図るとともに、交流人口をふやすことで観光産業のみならず他の地場産業の活性化にもつなげていきたいと考えております。

 以上でございます。



○議長(酒井八洲仁君) 宮崎企画課長。



◎企画課長(宮崎浩善君) 町田義博議員の御質問にお答えいたします。

 電算介護保険業務の単独化に係る具体的な対応についてのお尋ねでございますが、議員御案内のとおり、関係3市におきまして単独化に向けた協議を行ってきたところではありますが、いまだ御理解をいただけない状況となっております。

 また、施政方針でも述べましたとおり、議会におかれましても、南島原市及び南島原市議会に対し単独化の要望を行っていただきましたが、状況に変化は見られないとお伺いしております。

 一方、来年度から実施予定の総合窓口に関しましては、電算システムの単独化が図られればさらに利便性の高いサービスを提供できるものの、今回は現在の電算システムで対応可能な業務内容での実施とするなど、住民サービスの向上を図るためには早急な単独化が求められるところでございます。

 市といたしましては、本市の実情等を御理解いただくよう、改めて南島原市に対し要望してまいる所存でありますので、議会におかれましても引き続き御理解と御協力を賜りますようよろしくお願いいたします。



○議長(酒井八洲仁君) 町田義博議員。



◆13番(町田義博君) 市長を初め懇切丁寧に説明いただきまして、御答弁ありがとうございました。あと20分でございますので絞っていきたいと思います。

 行政改革関係については、まだ市長は半分でございますので即効果は見えてこないと思っておりますけど、やはり今市長が申されますとおり、改革集中プランに沿って、また財政計画に沿って進んでおるという、こういう感想を私は持っております。大変厳しい中で、市長初め職員がよくやられておるなあというのが実感でございます。

 そういう中で、電算でございますけど、この施政方針の中にも、今宮崎理事の方からもございました。総合窓口、またこういうものを進めていく、また市単独の施策も市長は打ち出されておりますけど、これがさらに伸びるためにはやはり電算の市の単独、これは一番重要だろうと思っておるところであります。

 ですから、今年度予算、これを見てみますと大体8千万円以上の電算関係の島原広域圏の負担金がございます。これは3市でこれだけずつ負担して電算を動かしておりますけど、即この負担金をやめて市単独に回せという、こういう乱暴なことは申しません。といいますのは今はこの電算を使わなければならない。そしてまた、ここの雲仙市の電算を構築する期間が必要なんですね。そういう中でこの8千万円以上の負担金を持っております。これの幾らかでも雲仙市の単独の電算の構築のために回せないか。また、他から、合併特例交付金がまだあると思います。こういうものが市の単独電算化に向けての財源になると思いますので、ぜひこれは市の単独化に向けての構築を進めてもらいたい。

 今この施政方針の中を見てみますと、また当初予算書を見てみますと、選挙あたりもまた市の単独、そういう業務によっては電算化を待ってきておるところでございます。これは少しかもしれませんけど。

 ただ、そういうもので徐々にいくより、やはり市の単独の電算という大きな構築をやった中で、そういうものをもろもろやっていく方が経費も安い、こういう私は見方をしておりますけど、その点電算についての市の構築、今後の方針、また平成20年度からすぐこれに取りかかるかどうか、基本的なものを市長はどう思われますか。



○議長(酒井八洲仁君) 奥村市長。



◎市長(奥村愼太郎君) まさに議員が御指摘のとおりでございます。今、職員の削減も計画に沿ってやっておりますし、そういった今の事務量の多さ、こういったことも含めればやはり単独化に向けて努力をしなければならないというふうに思っております。

 ですから、他市に対しましても、一生懸命御理解をいただけるように努力はさせていただいておりますし、そしてまた、今後3市の中でどういうふうな動きを進めていけばいいのかということも具体的な形で話し合いをしております。そういう面ではその詳細につきましてはまた宮崎理事の方から御説明させていただきますが、今の現状が決してよいとは思っておりません。おっしゃるとおり今後私どもが計画を進めていく中ではどうしても電算単独化というのが必要な時期に来ているとそういうふうに思っております。



○議長(酒井八洲仁君) 町田義博議員。



◆13番(町田義博君) ぜひそれは、市長の施政方針にもありますとおり、なおさら住民サービス、また市単独の政策を推進するためにも、もう平成20年度からでも即かかっていただきたい、こういう要望をしておきたいと思います。

 それから今月の3月1日発行の雲仙の市報でございます。この中で私はバランスシート、貸借対照表ですね、これが公表されております。平成18年度雲仙市バランスシートという。これを見てみますと固定資産367億円、それから純資産が778億円、資産合計が1,146億998万円です。こういうバランスシートを作って、これは大変財政の職員の方、また市の職員のレベルが上がっているなあという感想を持っています。これで見てみますと、昨日の塩田総務部長の話にもありますとおり、まだまだ連結決算あたりから見ても半分ぐらいというようなことでいいわけでございます。こういう市のレベルが上がれば上がるほど、やはり電算化、電算を使う職員の能力、こういう向上がされて初めて住民のサービスが向上されるだろうというこういう思いがあります。

 あと今年度から、また連結決算あたりの公表がなされていくと思いますけど、こういう有形固定資産、これを見てどこまでわかるか、市民の方に大変難しいものだろうと思っておりますので、これはいい公表だと思いますので、ぜひ市民にわかりやすく説明をしてもらいたい。こういう思いがございます。

 地域活性化についても、今各部長の方からもいろいろ説明がございました。大変限られた予算の中で大変な活性化がなされておる、またユニークなものが独創的に進めておるという感想を持っております。

 そして、今市長も言われましたとおりゼロ予算事業という、こういうものがこの中にありました。市の職員の頑張りがここに見えてきておる、そういうものがございます。ですから、やはり今の時期でこそ市の職員も頑張って、そして地元のこの雲仙市を活気づけるように指導といいますか、指導的立場にある市長を初め市の職員、そういう方が頑張っていただければ雲仙市もまだ捨てたもんじゃない。きらりと光る雲仙市というようなことで政策が展開されるようでございます。これはぜひこれ以上にっていいますか、これをそのまま続けていってもらいたい、こういう気がございますので、新年度に当たりまして、市長を初め職員のますますの奮起を要望するところでございます。これについては私たち議会も活性化委員会などを作って頑張らなけりゃあなりませんし、また市民もやる気のある者を市長が推されるという、こういう事業内容でございますので、市民も頑張らなければならない。こういうところがこの予算なり施政方針の中にすべて網羅されているような気がいたします。

 そういう中で2年過ぎて3年目、いよいよ後半の奥村市長の市政の中でやられるだろうと思っておるところであります。

 もう自分の感想だけ言います。定例県議会の知事説明書、これも私読んでみました。この中でも、地域活性化のための競争力のあるたくましい産業の育成というこういうものも県でも打ち出されております。市長が示されました市の施政方針ですね、これと内容は県と雲仙市、市と県という、こういうことで内容は違っておるわけですが、形式的にはすべて同じようなものです。一番最後に、職員の不祥事も県もありますし市もありました。こういう悪いところまで似てしまったかなという思いもありますけど、すべて県並みに、雲仙市もやられる。こういうものが総括的に思っておるところであります。雲仙市は雲仙市、独自に施策を奥村市長は持っていかれまして、これでぜひ私たちも市政に努力をしていき、先ほど言いましたとおり自分たちが頑張るんだという意識を持ってやりたいと思っております。

 最後ですけど、経済学者のマルクスの言葉として、「自由と平等の社会が実は同時に不自由と不平等を内包している。」という、これが今の現実ではないかという実感がございます。そういう中で、今いろいろ感想みたいにして言いましたけど、ぜひ今の奥村市長の施策をこのままどんどん進めて、そして雲仙市の活性化につなげてもらえたらと思っております。

 以上、自分の感想を申し上げて、また意見も申し上げましたけど、これで一般質問を終わりたいと思います。内容的にはもう詳しく説明をしていただきましたので、それでもう結構だろうと思います。ありがとうございました。



○議長(酒井八洲仁君) これで、13番、町田義博議員の一般質問を終わります。

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○議長(酒井八洲仁君) ここで11時10分まで休憩いたします。

=午前10時53分 休憩= 

=午前11時09分 再開= 



○議長(酒井八洲仁君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

 11番、森山繁一議員の質問を許します。森山繁一議員。



◆11番(森山繁一君) 11番、森山でございます。通告しておりました喫煙者に対する市の対応についてと、施政方針の3点を質問させていただきます。

 昨日、吉田議員の方から喫煙者に対する厳しい質問、また答弁をいただいておりますが、私は別の角度から質問をさせていただきます。

 公共施設における喫煙場所の設置状況について、本庁、支所とも全施設禁煙となっているようですが、本庁におきましても庁舎の裏の方に1カ所小さい小屋がございます。昨年、あまりにも寒く人目にもつきやすいと思われたのか、誰かがコンパネで周囲を囲っております。

 ちなみに雲仙市、本庁・支所職員の喫煙状況においては、私の資料におきましては職員427名中155名、約36.3%◎の方が禁煙をされております。(「禁煙か」と言う者あり)──喫煙をされております。すみません。失礼します。

 家では家族からは、「室内で吸うな外で吸え」、仕事に来るとコンパネで周りを囲った小屋で、また灰皿を置いてあるところで吸わなくてはなりません。喫煙者はこういう状況の中でも負けずに吸っております。やめようと思ってもなかなかやめないのです。健康のためにも悪いと思い、何度も禁煙に挑戦してもだめ。やめればストレス。いらいら。そんなら少し吸おうと考えやめることができません。

 こういう思いでたばこを吸っている方に、吸うなら気持ちよく環境のよい場所で吸えるよう場所の設置をしていた◎だければと思っております。(「そうだ」と言う者あり)

そこで、公共施設における喫煙場所の設置状況と、喫煙は健康に悪い、また他人に煙を与えないよう、また迷惑をかけないよう思っている喫煙者への健康指導管理をし、市はどういう指導をしておられるか、以上2点質問して、あとは自席で再質問させていただきます。よろしくお願いします。



○議長(酒井八洲仁君) 御答弁願います。奥村市長。



◎市長(奥村愼太郎君) 森山繁一議員の御質問でございますこの喫煙者に対する市の対応についてのお尋ねでございますが、この点につきましては私は禁煙者でございますので、総務部長の方に答弁させていただきます。

 ただ、36.6%の庁内喫煙者ということで御質問なさいましたけれども、この数字がどういうふうな根拠でとられたのか、もしよろしければ教えていただきたいと思っております。



○議長(酒井八洲仁君) 塩田総務部長。



◎総務部長(塩田貞祐君) 森山繁一議員の御質問にお答えいたします。

 市職員の喫煙状況につきましては、人数につきましては先ほど議員が示された数字になっております。

 次に、市の施設が禁煙になったいきさつですが、昨日吉田議員にもお答えいたしましたが、平成15年5月に健康増進法が施行されたことにより、旧町時代においてそれぞれの町では、既に分煙あるいは建物外に喫煙場所を設け、受動喫煙による市民や職員への健康の防止対策を図ってきたところであり、雲仙市といたしましても、庁舎等建物内での喫煙につきましては、全施設につきまして禁止をいたしております。建物外で喫煙場所を設け対応をしてるところでございます。

 本庁の喫煙場所につきましては、議員御指摘の場所のように、裏玄関の駐輪場を応急的に板で覆った場所などを利用してもらっているところでございます。大変不自由をかけて申し訳ないというふうに思っております。

 次に、喫煙者の健康管理についてはどのようにしているのかとのお尋ねもありましたが、全職員を対象とした健康管理といたしまして、産業医における健康相談を毎月1回実施し、年1回、健康診断や人間ドックの受診を奨励しているところでございます。



○議長(酒井八洲仁君) 森山繁一議員。



◆11番(森山繁一君) まず、奥村市長の質問にお答えをいたします。

 先ほど36.3%の根拠はということでございますが、資料をいただきまして427名中155名の36.3%です。後で資料を市長に渡します。

 昨日、塩田総務部長の方から、喫煙場所においてはベランダでもいいんじゃないかなあというお言葉をいただきましたが、本市のたばこ税は約2億7千万円前後ありますが、人によってはたばこ税以上に喫煙者に対し医療費がかかるという人もおります。私は裏の入り口、または屋上に煙を吸う機械あたりを設置して、のみやすい環境でたばこをのめるように設置できないか、もう一度お願いします。



○議長(酒井八洲仁君) 塩田総務部長。



◎総務部長(塩田貞祐君) まず、喫煙場所の設置につきましては、昨日も答弁をさせていただきましたが、ベランダについては庁舎内という捉え方はいたしておりませんので、ベランダで吸うことは構いません。先ほど提案がありました屋上につきましてもそのような考えでおります。

 ただ、屋上で皆さんを集合かけた時には受動喫煙というふうになりますので、そこは御理解をいただきたいと思います。

 それから、余談ではございますが、どのようにしたら議員さんがやめられるのかという話もありましたので、私が持っております奈良女子大の高橋教授という方がいらっしゃるんですが、この方は未成年者の禁煙について所見がありまして、禁煙の仕事請負人というふうに言われております。この方の対策といたしましては、ニコチンパッチを使えば生理的欲求を抑えるのはそれほど難しくなく、子どもたちには非常に効果があったというのもありますので御参考に。



○議長(酒井八洲仁君) 森山繁一議員。



◆11番(森山繁一君) 環境のよい、また煙を吸う機械、これは愛野総合支所にも2基あったということで聞いております。愛野総合支所長、今その機械はどこにありますか。



○議長(酒井八洲仁君) 朝永愛野総合支所長。



◎愛野総合支所長(朝永秀人君) 愛野総合支所においては2台、書類倉庫に保管してあります。



○議長(酒井八洲仁君) 森山繁一議員。



◆11番(森山繁一君) そういう機械をどこかに据えていただいて、相手の煙がまた人に入らないように、同じのむ人でもですね。そういう場所を作っていただきたい。

 金子副市長。あなたもたばこは結構のまれるそうでございますが、設置場所についてどうですか。



○議長(酒井八洲仁君) 金子副市長。



◎副市長(金子知充君) 御質問にお答えする前に、喫煙者に対する愛情ある御質問を本当にありがたいと思っております。

 雲仙市役所の喫煙者155名、私も入っているのかどうかわかりませんけれども、代表させていただいて話をさせていただきたいと思います。

 御案内のとおり、三役の中では私だけ吸いますし、塩田総務部長も吸いませんので肩身が狭い思いをいたしております。先ほどの設置場所の件、確かに議員御指摘の設置場所等を別途設けるということについては、今現在庁舎外に設けております。で、庁舎内に作ることに関しましては、喫煙者としては作ってほしいなあというのがございますけれども、やっぱりその健康増進法という法律がございます。その中で、いわゆる公共施設内につきましては、禁煙だということでなっております以上は、やはり庁舎内に作ることはなかなか難しいというふうに考えております。それは本当に何遍も申し上げますが、今御自身禁煙中であられるんですね。私どもに温かいお言葉をいただいたのは本当にこの場をお借りして感謝を申し上げたいと思います。



○議長(酒井八洲仁君) 森山繁一議員。



◆11番(森山繁一君) わかりました。喫煙者の話、喫煙場所については、いろいろな話もでき、また本庁におきましては部署間以外の話ができてすばらしい雲仙市を作るためにもいろんな意見が出会う場所でもあります。

 また、昔から仕事の内容を決める時には、たばこは工面たばこといって工面するに一番手っ取り早い、決まるのも◎早いというメリットもあります。(発言する者あり)

しかし、たばこは健康によくない。吸い過ぎに注意しましょう。たばこの煙はあなたの周りの人、特に乳幼児、子ども、お年寄りなどの健康に悪影響を及ぼす。と書いてあります。喫煙の際には周りの人に迷惑がかからないように注意しましょうと書いてあります。喫煙者におきましてはマナーを守ってさわやかな一服を吸ってもらえる場所を喫煙者の立場からお願いをし、喫煙者に対する質問を終わります。

 次に、施政方針に移ります。滞納徴収の強化についてですが、市税の徴収については、市民の不公平感をなくすため、滞納整理班の増員、または平成19年度において徴収職員専門員の配置など、徴収体制の強化をされておりますが、平成20年度においては滞納徴収職員をさらに充実するために徴収専門員を増員するとありますが、徴収専門員は既に決定されているものか。また、決定されていなければどういう経歴の方を選考されるのかお尋ねをいたします。



○議長(酒井八洲仁君) 御答弁願います。奥村市長。



◎市長(奥村愼太郎君) 森山繁一議員の滞納徴収の強化についての御質問の概要についてお答えさせていただきます。

 御指摘のとおり税の滞納は市民に不公平感を与えますし、納税意欲の減退につながることが考えられますので、平成19年度におきまして徴収嘱託員を配置するなど、税収徴収体制の強化を図っているところでございます。

 平成20年度は、税務経験を有する徴収嘱託員をさらに1名増員し、2名体制で滞納税の徴収や滞納者に対します納税相談を行うことなどにより、滞納徴収の強化に努めてまいりたいと考えております。



○議長(酒井八洲仁君) 森山繁一議員。



◆11番(森山繁一君) 平成19年度徴収専門員を配置されてどのような効果があったのか。あったから増員されると思いますが、専門員の報酬以上の実績が上がったのかお尋ねをいたします。



○議長(酒井八洲仁君) 井上市民生活部長。



◎市民生活部長(井上由文君) ただ今の質問にお答えをいたしたいと思います。

 徴収嘱託員の置いた効果についてでございますけれども、現在徴収嘱託員は滞納者340件を担当していただいております。その効果でございますけれども、現在までその徴収額が350万円ほどあっております。額として目に見えるのはこういうことでございますけれども、その他先般からもお話しておりますけれども、いろいろ専門員でございますので、県税の徴収にたけた方を今お願いをしておるわけですけども、そういった方による税務課職員の指導あたりもやっていただいておりますし、そういった効果もございます。

 以上です。



○議長(酒井八洲仁君) 森山繁一議員。



◆11番(森山繁一君) 徴収専門員の結果報酬についてはどのようになっているか、私もちょっと聞いてみたかったですけど、徴収員は現金を持って来られた場合は結果になるような考えで捉えていいのか、また徴収専門員が家に出向いて後日振り込みをなされれば、それも結果報酬になるものか。そこら辺はどのような結果報酬がされているのかよろしくお願いします。



○議長(酒井八洲仁君) 井上市民生活部長。



◎市民生活部長(井上由文君) 成功報酬と呼んでおりますけれども、それにつきましては契約の中で、現金で徴収した分の3%を成功報酬として支払うという契約内容でございます。

 もう1点の口座振替等で納入された場合はその対象にはなりません。

 以上です。



○議長(酒井八洲仁君) 森山繁一議員。



◆11番(森山繁一君) 現金だけ徴収してこられたのが結果じゃなくても、振り込みをされてもやはりそういう捉え方でいいですね。結果だけは報酬はもらえないということですけど。

 それから、徴収専門職員の滞納徴収に行かれる場合、どういう服装で行かれるものか。

 また、平成19年度の徴収専門員の方は訪問販売員と間違われはしないかと思っております。これは証明書かまた身分証明書か持って滞納徴収に行かれるのじゃないかと思っておりますが、この辺はどのようになっているのですか。また、あまりにも前もって電話をしていったらおられないということもあると思いますが、急に行って徴収員は身分あたりは大丈夫でしょうかね。どのようになっておりますか。



○議長(酒井八洲仁君) 井上市民生活部長。



◎市民生活部長(井上由文君) 嘱託員の服装でございますけども、これはもう平常の私服でございます。ですから、場合によってはそういった訪問販売員と間違えられる場合もありますけども、御指摘のとおり身分証明書を持っておりますので、それを求められれば提示をいたしまして徴収に当たるということでございます。



○議長(酒井八洲仁君) 森山繁一議員。



◆11番(森山繁一君) この専門徴収員は顔の優しい人がいいのでしょうかね、顔のいかにも払わんげなと、威嚇されるような顔がいいか、私も考えるには優しく言った方が逆に取れるのじゃないかと思っておりますが、その辺どうですか。



○議長(酒井八洲仁君) 井上市民生活部長。



◎市民生活部長(井上由文君) 顔のことまで出るとは考えておりませんでしたけれども、やっぱり場合によって、相手次第ではいろんな使い分けをする必要があるのではないかなと私は思っております。そういうことで今非常に優しい方でございますけれども、その道にたけた方でございますので、そういった相手次第で対応していただいているものと思っております。



○議長(酒井八洲仁君) 森山繁一議員。



◆11番(森山繁一君) わかりました。次に、滞納管理システム導入についてでございますが、滞納事務の適正化と効率化を図り、市営住宅使用料、保育料等市税以外の徴収についての活用についてどういうことか、内容の説明だけお願いします。



○議長(酒井八洲仁君) 井上市民生活部長。



◎市民生活部長(井上由文君) 滞納管理システムの件でございますけれども、これは、要するに今税だけを考えておりますけれども、税の滞納者が、税の種類とかあるいは何年分か何期分か、そういったものをすべてこのシステムの中に入力します。そして御案内のとおり、税は常に変動していると。収納があれば滞納が減るわけでございますので、そういった収納の分を連動させまして、即時にその方が現在幾ら残っているのかというのが常に把握をしておかなければ、滞納徴収にしても滞納整理にしても非常に不都合な場合が出ています。そういったことをするためのシステムでございます。

 ですから、これは税だけではなく使い方によっては税以外のそういった収納金にも拡張できる、拡張性の高いシステムを導入したいというふうに考えております。

 以上です。



○議長(酒井八洲仁君) 森山繁一議員。



◆11番(森山繁一君) 滞納につきましては徴収専門員と滞納整理班とのいろんな話をしながら徴収をしていただければと思っております。納税は国民の三大義務の一つでもありますので、国民が意識を持って納めていただき、納めていただいた血税は大変大事な金です。無駄のないよう大事に使ってください。市長。よろしくお願いします。

 次に、総合窓口の開設についてでございます。平成20年4月から、勤務時間内に来庁できない市民の皆様を対象に、予約による証明書等の発行をゼロ予算事業として行うということであります。時間外の証明書を渡す方法はどのようになっているか。また、証明書等の手数料はどのように扱うのか2点お尋ねをいたします。



○議長(酒井八洲仁君) 奥村市長。



◎市長(奥村愼太郎君) お答えをさせていただきます。

 今年4月から職員の執務時間内に仕事の都合などでどうしても来庁できない方々、利便性の向上のために執務時間内に電話等で依頼を受けまして、必要とされる証明書等の交付を宿・日直嘱託員によって交付しようとするものでございます。

 夜間交付の対象といたします証明書等は、住民票及び所得証明、課税証明、納税証明等の税に関する証明でございまして、受取人が本人またはその家族の場合を想定しておりまして、具体的な手続を行うなどの詳細につきましては、今後地区回覧や広報誌などにより市民の皆様方に周知をしてまいりたいと思います。

 料金については、部長に答弁させます。



○議長(酒井八洲仁君) 井上市民生活部長。



◎市民生活部長(井上由文君) もう1点、手数料の件も御質問ございましたけれども、手数料については通常の昼間の窓口業務で交付手数料がかかります。条例で決まってるものがございます。これ以外は必要ございません。



○議長(酒井八洲仁君) 森山繁一議員。



◆11番(森山繁一君) じゃあ手数料は宿・日直の方が受け取るのですかね。そこら辺をお願いします。



○議長(酒井八洲仁君) 井上市民生活部長。



◎市民生活部長(井上由文君) 申し訳ございません。そういうことで、夜間職員がいない時に宿・日直員が交付するわけでございますので、その時に手数料もちょうだいするということを考えております。



○議長(酒井八洲仁君) 森山繁一議員。



◆11番(森山繁一君) 証明書発行につきましては夜間の受け取りとなると思っております。表玄関はとても無理と思っておりますが、そうなれば勝手口または裏玄関で受け取りをされるのじゃないかと思っております。大分危険も想定をされます。また、安全に渡す方法を考えておられると思いますが、特に防犯対策についてはどのように考えておられるか、お願いします。



○議長(酒井八洲仁君) 御答弁願います。井上市民生活部長。



◎市民生活部長(井上由文君) 私の方が答えるのが適当かどうかちょっとわかりません。ふさわしいかどうかありますけれども、この間各総合支所を回ってそういったことを確認をしたところでございますけれども、今回このゼロ予算事業は市民課・税務課が提案して、各総合支所も同じようにやるということで今話を進めております。そういった上で、各総合支所で行われますそういった事務について、本当に大丈夫なのだろうかという疑問が当然わいてきます。各総合支所それぞれ施設のそういった防犯上の問題に違いがございました。確かに、例えば国見総合支所あたりは少しそういった管理面が厳しいのかなということがあるわけでございますけれども、それは今回のゼロ予算事業、夜間交付事業をする上で特に必要になるわけでございます。それは各総合支所、総合支所施設の管理者、管財課あたりですね。そういったことで総体的に見直して必要な措置を講じるということで、今進めております。



○議長(酒井八洲仁君) 金子副市長。



◎副市長(金子知充君) 井上市民生活部長の答弁に補足をさせていただきます。

 今回のゼロ予算事業につきましては、まずはどうしても執務時間内にこちらの方に御来庁いただけない市民の皆様方がいらっしゃいます。そうなると当然年休とか1日休みを取るとかっていう形になってまいりますので、まずはそういう市民の方々の利便性を考えさせていただいてまずは始めさせていただく。その中で当然森山議員御質問のとおりいろんなそういう問題点がございます。そこにつきましては今後種々各総合支所長、また市職員の方々と協議をしながらクリアをしていきたいというふうに考えております。よろしくお願いいたします。



○議長(酒井八洲仁君) 森山繁一議員。



◆11番(森山繁一君) 各総合支所の状況についてはある程度把握をしてるということでございますのでもう聞きません。

 こういう事業は、住民サービスとしては非常によい事業と私も考えております。利用者も大変多くなるのじゃなかろうかと思っておりますので、安全に無理のないようにやっていただきたい。

 以上です。

 次に、農林水産業の振興についてでございます。現在、農林水産業は、長期にわたる価格の低迷に加え原油高騰が燃料、生産資材まで影響をし経営を圧迫している中で、今回臨時的施策として制度融資利用者への利子負担が実施されておりますが、その詳しい内容説明をお尋ねしたい。

 また、もう1点、農業パワーアップ対策及び提案型パワーアップ対策、両事業を平成19年度で廃止、新たに平成20年度からは雲仙市ゆめみらい事業として再構築を行うということでございます。担い手、ブランド化に向けた生産振興等の事業の支援内容、やる気のある農林水産業への提案型の事業の内容をお尋ねいたします。



○議長(酒井八洲仁君) 奥村市長。



◎市長(奥村愼太郎君) 融資制度利用者への利子負担の内容についてでございますけれども、原油価格高騰によります生産資材の上昇や燃料費の高騰によりまして、資金繰りに支障を来しております農林漁業者の資金の借り入れに対しまして、制度資金利用者の利子負担を無利子にすることによって経営の安定を支援するものでございます。

 この制度資金は、農林漁業金融公庫が取り扱い金融融資機関で、農林漁業セーフティーネット資金という長期運転資金であります。貸し付け対象者は認定農業者あるいは林業及び水産業の経営改善計画の認定を受けているものであること、所得や売り上げの条件がございますが、これにより借り入れ者の負担が軽減されるものと考えております。

 原油高騰対策としましては、今説明いたしました無利子の制度融資以外にも、昨日原田議員の御質問にもお答えしましたとおり、平成20年度から新しく創設いたします雲仙市農林水産ゆめみらい事業として、環境保全型農業推進事業の施設園芸省エネルギー化推進対策をメニュー化することによりまして、従来より保温性がすぐれた被覆資材及び省エネルギー施設装置の導入経費について支援をすることといたしております。

 さらに、長期的な視点に立って、農業改良普及センターや農協、生産者との連携のもとに、省エネルギー対応の栽培方法や品種の導入等についても対策を講じていく必要があると考えております。

 それから、農業パワーアップ対策事業から農林水産ゆめみらい事業に変更した内容についてでございますが、まず、農業パワーアップ対策事業の創設の経過といたしましては、旧町ごとの地域特性を生かしましたさまざまな補助事業を1つに集約いたしまして、雲仙市農業パワーアップ対策事業として平成18年度に制定をいたしました。よくある多様な担い手の育成と支援に努めて、地域の特性を生かした産地づくりと農業の維持的な発展と省力化をねらった効率的な農業基盤を図ることを目的に2年間実施してまいったわけでございます。

 今回平成20年度からは、雲仙市総合計画の基本方針を柱に、足腰の強い農林業の推進と雲仙ブランドの確立に基づきまして、農業の担い手対策はもとより、消費者ニーズに対応いたします高品質化、軽量化、品種の制定に加えまして、安心・安全なおいしい農林水産物の生産と環境に優しい農林水産業に取り組んでいただきますように事業の再構築を行いたいと考えています。

 その内容につきましては、ブランド化流通対策として、ブランド農林水産物販売促進対策事業、ブランドに向けた生産振興対策事業がございます。

 また、安心・安全な産地づくりといたしまして、環境保全型農業推進事業、それと農業担い手育成対策としまして経営体育成事業、担い手育成確保事業、女性農業者支援対策事業、集落営農組織育成支援事業がございます。この事業を活用していただくことによりまして、地域の特性及び地域資源を生かしました、夢と希望ある農林水産業が展開できるよう、新たに名称を雲仙市農林水産ゆめみらい事業として支援してまいりたいと考えております。

 以上でございます。



○議長(酒井八洲仁君) 森山繁一議員。



◆11番(森山繁一君) 説明をいただきました。ちょっと気になったところは原油高騰対策資金の利子補給でございますが、私は資料をいただきましたところ450万円程度、融資の借り入れ額300万円の利息を勘定しますと大体農林水産業者の100名分ぐらいに当たるのじゃなかろうかと思っております。こういう原油高騰で非常に経営も圧迫されております。幅広い支援策がなかったのか、もう簡単でも結構です。お尋ねいたします。



○議長(酒井八洲仁君) 酒井農林水産環境部長。



◎農林水産環境部長(酒井利和君) この原油高騰対策につきましては、先ほど市長が答弁をいたしましたとおり、緊急的に取り組むわけでございますけれども、農業の方で2億円、それから林業の方で1,500万円、水産の方で1億円というふうに想定をいたしております。なかなかこの想定が難しかったわけですけれども、当面これで対応していきたいというふうに考えております。

 他に対策は考えられなかったのかということですけれども、これも先ほど市長が答弁をされたとおりでございまして、あくまでもこれは緊急的な対策というふうに私どもは捉えております。やはり根本的には今の生産額の低迷する中で、将来的な展望をする中では、やはりいかに効率よく、経営経費を抑えた形でやっていくかというのが当面の課題っていうふうに考えておりますので、そういった面も考え合わせて、今度見直しをやりましたゆめみらい事業の中で対応をしていきたいというふうに考えております。

 もちろん国の施策、県の施策にあっても、そういった省エネ施設でありますとか省エネ機械でありますとか、そういったものに対する補助事業がございますので、そういったものも十分活用したいというふうに考えております。緊急的な分については市単独でそういったものに早急な対応をやっていきたいなというふうに考えておりますので御理解をお願いをしたいと思います。



○議長(酒井八洲仁君) 森山繁一議員。



◆11番(森山繁一君) 先ほど酒井農林水産環境部長の方から、農業2億円あまり、水産業1億円あまりって、これは違うじゃなかですか。2千万円と1千万円じゃなかですか。原油高騰の対策利子の方でお尋ねをしたのですけど。どうですか。



○議長(酒井八洲仁君) 酒井農林水産環境部長。



◎農林水産環境部長(酒井利和君) 予算上は利子補給金額を計上をいたしておりますので、多分そういった数字になろうかと思いますけれども、私が申し上げたのは資金、借り入れる方の資金の合計を今申し上げておりますので、よろしくお願いをしたいと思います。



○議長(酒井八洲仁君) 森山繁一議員。



◆11番(森山繁一君) わかりました。原油高騰の対策につきましては、今後幅広い分野で市民の農水産業、またいろんな方々のメリットになるような施策をしていただければと思っております。

 これで私の全質問を終わります。どうもありがとうございました。



○議長(酒井八洲仁君) これにて11番、森山繁一議員の一般質問を終わります。

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○議長(酒井八洲仁君) ここで1時まで休憩いたします。

=午前11時48分 休憩= 

=午後1時00分 再開= 



○議長(酒井八洲仁君) 午前中に引き続き会議を開きます。

 12番、前川治議員の質問を許します。前川治議員。



◆12番(前川治君) 今回、私は、一般質問の通告をしました。その後に市長の施政方針が出まして、読みましたところ、私の質問通告に沿ったような農業政策の施政方針が示されておりました。

 農業振興のことにつきまして4項目お尋ねをしたいと思っておりましたが、市長の施政方針でその多くが示されておりますので、今回私は市長の農業振興に対する考え方をお尋ねをしたいというふうに思います。

 そこで、今回は一切原稿を用意いたしませんでしたので、市長の率直な考えをお聞かせ願いたいと思います。

 また、午前中の一般質問の折に、お隣の議員に対しまして簡単な市長の反問がなされましたが、私も市長の考え方を問うわけでありますので、考え方はそれぞれお互いが違うわけでございますので、私の意見に対しまして、反問がございましたらどうぞ反問をしていただきたいと思います。できるだけ簡単にお願いをしたいと思っております。

 さらには、昨日の7番議員あるいは26番議員、本日の13番議員、11番議員におかれまして、農業政策に対する質問が出ておりますので、できるだけ私は市長の方針そのものを絞ってお尋ねをしてみたいと思います。

 昨日来より議論をされておりましたとおり、今の農業情勢を取り巻く環境、あるいは農業経営そのものが非常に厳しい状況にあるという議論がなされておりました。私も農業経営をしております一員でありますが、よく農業は厳しいという言葉を聞きます。私は、実感といたしまして、厳しいといいますよりも今や深刻な状況にあるというふうに認識をいたしております。

 市長におかれましては、総合計画で日本一の農業、高い目標を立てられてその推進に努力をされております。また、その日本一を目指していろんな施策を施行されておるところは十分に承知をいたしております。

 しかしながら、申しますように非常に厳しくあるいは深刻な状況にあるこの農業を、高い目標を持って進むのは大変結構なことと思いつつも、まずは今のこの深刻な状況から脱却する方が先ではないかという思いがいたしております。

 午前中の議論の中でもお話になっておられましたが、やる気のある方々に対して市は惜しみない支援をしていきたいというお話もございました。私は、当然のことと受けつつも、この深刻な状況にある農業をやる気を起こさせることからまず取り組むべきではないかと思うのでございます。

 そこで、市長、今のこの農業を取り巻く情勢、あるいは農業のこの実情というものを、どこまでこの深刻さを認識されているのかどうか。そうしてさらには、この深刻な状況にある農業に対して、その振興をどのようにすればこの深刻さから脱却できるのか。そうしてその先には高い目標に向かって進めると思われるのか、そのお考えをお尋ねしたいのでございます。

 今のこの深刻な状況にあるその農業といいますのは、その原因の中に考えられることが、よく話題になります原油の高騰によるコストの高騰、それから、輸入等によります農産物の価格の低迷、あるいはさらには、ここ数年来続いております気象状況の変化、こういうことも考えられると思うのでございます。施策の中で価格の低迷に対しましては、昨年、融資制度に対する利子補給の対策を講じられました。

 また、原油高騰によるコスト高に対しましても、新年度で融資に対する利子補給の対策を講じられようとされております。

 では、気象状況の変化によるものにはどう対応すればいいのか。

 私も農業をしております以上、農家の自助努力をしなければならない分野、行政でできる分野を十分に理解をいたしております。自助努力によってもできないこと、それから行政でもできないこともわかっております。気象の変化というものはどうにもならないことであります。また、原油高騰によるものも、これは雲仙市の行政ではどうにもならないことであります。価格の低迷につきましても雲仙市ではどうにもならないことであります。

 しかし、それに対して何らかの方法をとろうとしているのが、今行われている利子補給というふうに私は受け止めております。

 しかしながら、その気象状況等によります作物の収量の減収等、こういったものにはどういう方法があるのだろうと考えましてもなかなかその方策は見つかりにくい。将来高い目標を掲げ、日本一の農業を目指しという方針を掲げて、それに向かって邁進するのはすばらしいことであるけれども、その前にもう一度考えてみる必要もあるのではないか。いかにすれば農業のやる気を起こさせることができるのか。まずそこから考える必要があると思うのでございます。

 私の指摘に対しまして、市長の率直なお考えをお聞かせ願いたいと思うのでございます。壇上からそのことだけをお尋ねをいたしまして、あとは自席で質問をさせていただきます。



○議長(酒井八洲仁君) 御答弁いただきます。奥村市長。



◎市長(奥村愼太郎君) 前川治議員の御質問にお答えさせていただきます。

 まず、第1問でございますけれども、農業を取り巻く情勢についてその厳しさを認識しているかという御質問でございますけれども、私もまた農村社会に生きる者であります。私が日常暮らしておりますその生活の中で、私の友人、また私の周囲を取り巻く方々もほとんど農業に従事しておられる方々ばかりでございます。そういった方々も常に今の状況の厳しい状態っていうことは常々お聞きしておりますし、また、町全体に活気がないことも農業を基幹産業といたします我が市の全体に言えることだろうと思っております。

 ただ、この農業におきまして、じゃあどうすればいいのかということでございますけれども、まず昨日原田議員からも御質問もございました。上京する折には、例えば地元代議士、あるいは農林水産業の方々との議論を重ねます中での非常に厳しい問題としまして、国の農政自身が全く方向性を見失ってきている現状にあるのではないかというふうに私は思うわけでございます。

 確かに、輸入問題あるいはまた天候の問題、そういった農業でははかり知れない厳しい条件も緩和しながらこれまでの政策遂行があったわけでございますが、ただ今の国の農政にしましても、きちんとした農業に従事する人たちの生活を支えることができるような施策がなされているかということでありますと、どうしても私は受け身で今施策が進められているような気がしてならないわけでございます。そういう意味では国自身がやはり農業を出発としてやってきたこの国家でありましても、今の現状の中ではそのことについて自信を失っている。そして、方向性を見失っている現状にあるというふうに私は感じているわけであります。

 また、これは、県におきましても、今後長崎県の農政をどういうふうに導いていくのか、あるいはどう考えているのか、どう捉えているのか、そういった現状を私は、私自身もまだ厳しい状況下にあると思っております。そしてまた、基礎自治体でございます私ども雲仙市が、じゃあこの厳しい農業をどうやるのかっていうことを考えますと厳しい財源状態でもございます。本当に一つだけ言えますのは、南串山町から国見町まで、ほとんど恵まれた環境にはございません。しかしながら、その厳しい環境の中で営々としてこれまで歴史の中で農業を営み、そして天候に左右される産業であっても希望を持ち頑張ってきた。そして、後継者にバトンを渡してこられた。そういう先人がおられる以上、私たち自身もやはり歯を食いしばってでも頑張っていかなければならない。そして、これまで開墾され切り出してこられたこの農地をやはり守っていかなければならない、そういう気になるわけでございます。

 そういう意味ではやはり今本当に厳しい環境ではございますけれども、この農業に参入しようとする人、あるいはまた父の背中を見て頑張ろうとやられる人たち、そういった方々の希望と夢をやはり維持していただきたい。そういう意味で今回、例えばゆめみらい事業でございますとか、あるいはまたそういった、とにかく希望を持って頑張っていただける後押しだけはします。そして、一緒になってとにかくこの農業を踏みとどまっていこうじゃありませんかという希望の施策というものはさせていただいているつもりでございます。そういう意味ではやはり雲仙市にあり、そしてまた、本当の基幹産業でございますこの農業に対しまして、取り組み状況としては我が執行部一丸となってともに頑張っていく所存でございます。

 厳しい環境であるということは十分認識しておりますし、また、やる気を起こさせる施策としまして、今私たちがとりうる施策としましては、今申し述べたとおりのゆめみらい事業を初めとしまして、一つ一つの施策、そしてまた財政手当をしているところであります。



○議長(酒井八洲仁君) 前川治議員。



◆12番(前川治君) 今の厳しい深刻な状況を市長が率直に認識をされているということはよくわかりました。

 それでは、少し具体的に農業政策をどうすればいいかということを議論をしてみたいと思います。

 今市長が申されましたように、あるいは私は申しますように、かなり深刻な状況に今農業はあります。特に、昨年来よりバレイショ農家あるいはレタスの生産農家は特に厳しい状況にあります。地域で言えば南串山町から愛野町までがその産地でございます。午前中の一般質問を聞いておりまして、担当部長が事業を報告されておりましたけれども、聞いておりますと、その事業のほとんどが補助支援という姿勢だというのが私には受け取られました。見方を変えてその補助ということを考えますと、市の担当者にすれば厳しい状況にある者に対して、あるいはやる気のある者に対して助成をしてやるということは職員としては一番楽な方法ではないかと、私はそのように受け止めます。悪いとは言いません。いい施策であるけどもあるいは楽な方法ではないのかというふうに受け止めたわけであります。といいますのは、市長申されましたように、国もそうでありますが受け身である。行政が受け身であるということそのものであります。積極的にどうすればこの厳しい農業情勢を抜け出すことができるのか、あるいは光を見出すことができるのか、もう少し知恵を絞る必要はあるのではないか。これは行政のみならず私ども農家にとってもやらなければならないことだ。そうしなければ光は見えてこない、知恵を絞らなければ光は見えてこないというふうに思います。

 そこで、支援あるいは補助を批判するつもりはありません。いい施策でありますので批判はするつもりは毛頭ございませんが、もう少し知恵を絞ってみようじゃないかというふうに思います。

 では、市長今、その厳しい状況下にある農家の人は一体何を求めているのか。どうしたいのかということをまず知る必要があるのではないでしょうか。

 市長は今まで、合併後市長に就任されて、直後から移動市長室の開催をずっとされております。私はその姿を見て感心しております。市民の声も聞きたい、あるいは市のことも説明をしたい。そして市民と一緒になってこの雲仙市を作り上げたいという気持ちで移動市長室をされていることは評価をいたします。

 せっかくそのようないい移動市長室をされておるのでありますから、一緒になってこの農業をどうすればいいか、あなた方は何を求めているのかという話し合いをする場に変えてもいいのじゃないかと私は思っております。そこから知恵を出し合おう、そのようなことも考えてみる必要があるのではないか。やるやらないはまた御自由ですけども。そういうことから始めてみませんと、ただ単にやる気がある人には何とか支援、やる気がある人は助成をします。この支援補助だけで果たしてこの深刻な状況から脱却できるのかと不安がございます。それが何回も言うようでありますが、それを批判するつもりはありませんが不安がございます。そのようなことから、一緒になってどうすればこの雲仙市の農業を、基幹産業を盛り上げていけるのかということを一緒に考えてみる。そういうことで市長、動いてみてはどうかというふうに考えるのであります。どうでしょうか、そのような自分が動いて一緒に考える場を作っていこうというお考えはございませんか。



○議長(酒井八洲仁君) 奥村市長。



◎市長(奥村愼太郎君) 前川議員がおっしゃいましたように、特に愛野町から南串山町におけるこのバレイショ生産地帯でございますけれども、1つの産業が大体盛衰し、そしてまた栄え、それからまたひとつ最盛期を向かえて発展していく時期、サイクルっていうのが大体30年でございます。そういう意味ではこのバレイショも一つの大きな山場は過ぎている。そして、それとともに高齢者の方々が農村社会には非常に増えております。そういう意味でこれからやはりまた新たな試みも必要でございますし、そしてまた取り組みも必要であろうと思っております。そういう意味ではやはり新たな取り組みをする、新たな計画をし、新たなまた生産品目に取り組む人たち、そういった方々にはやはりこちらが言っております新トライアル事業、あるいはまたゆめみらい事業、これらは一助に私はなると感じております。

 ただ、やはり今おっしゃいますように、じゃあ今どういうふうに生産者の人たちと向き合うのか、また生産者の人たちの声をどう聞くのか、そしてどういうふうにこの基幹産業を育てていくのか。そういうことに関しましては私たち自身はやはりまず今の現状は支援、そして補助という形で協力していく。

 しかしながら、もしその中で新しい試みとしてこれから何とかまた新たな取り組みをしてみよう。そういった方々に対しては自分たちのやる気の提案をしていただく。そしてそれに私たちが協力していくということを考えさせて、今出発をさせていただいております。

 一番肝心になりますのはやはりやる気の問題だろうと思っておりますし、そしてまた、今ある現状に対しまして希望を失わないでいただきたいということでございます。

 もし、当初申されました議員のお考えがおありになるとすれば、私にもそのお考えをお示しいただければと思います。



○議長(酒井八洲仁君) 前川治議員。



◆12番(前川治君) 行政の立場としては、こういうこともしたいと思っていらっしゃってもそこまでしか言えないのかなっていう気がしながら今聞いておりました。

 少し具体的に申し上げます。例えば平成18年度、平成19年度で実施されました農業パワーアップ事業、今度はこの経過を変えてやると。それがもう一つは雲仙ブランド認定は、これはそのまま続けられる。雲仙ブランド認定後の取り組みということを通告しておりましたけども、これにいたしましてもいろんな作物を、あるいは生産物を、この品物は確かに品質のいい物です。雲仙市が保証します。いうことで雲仙ブランドというブランド品に認定をし、そしてログマークをつけて販売をさせる。いいことです。

 しかし、農家からいたしますと、雲仙ブランドとして認定をされましたらうれしいことですね。普通の生産物より1ランク上だっていうような認識がありますので、確かにうれしいことであります。しかしながら、雲仙ブランドとしての認定をして、それを市場なりあるいは販売店に出した場合に、じゃあこの雲仙ブランドのロゴマークがついた物は高く買いましょう。あるいはそっちの方をどんどん買いましょう。だれがするのですか。雲仙ブランドのロゴマークを知ってる人がこの雲仙市以外でどれぐらいいるのですか。その雲仙ブランドに認定したその後が農家にとっては大事だと思ってるのです。

 今市長が考えがあるならばと申されましたが、公務員にこういうこと言っていいかどうかわかりませんが、私は、雲仙ブランドの担当者は営業マンになってほしいと思っています。関東・関西大消費圏に営業マンとして動いてほしい。そして雲仙ブランドのよさというものを全国に知っていただく。そういうことも手がけてほしいと私は思っております。それが公務員でできるかどうかは私はわかりません。だから、それぐらいの意気込みがなければ、ただ認定をしてやりましたよというだけではそう販路が伸びることはなかろうというふうに思います。

 農家にとっていい品物を作るのは自分の責任です。売るのも責任かもしれませんが、その売ることの手伝いは市はしてもいいのじゃないか。販路拡大の協力はしてもらってもいいのじゃないかという思いがございます。せっかくブランド品として認定したならば、それを品質がいいものだからどんどん消費をしていただきたいということで販路拡大の方にも目を向けてもいいのじゃないかというふうに思います。

 それから、壇上で申しました気象状況の変化。例えばバレイショ生産を考えますと、秋バレイショがここ数年、かなり長いことになりますが作付をしてから雨が降らないことが非常に多うございます。そこで収量の低下を招いております。

 雨を降らせることは市ではできないことです。しかしながら、水を供給することはできると私は思っております。雨が降らない日が続きましてもその配水施設さえ整えればいつでも水は供給することができます。だから天候に左右されないためにはそういうこともやっぱり考えていく必要があるのではないかと。これは農家が自分たちがやりますから補助をください。そういう問題じゃないと思います。その事業そのものは市が取り組み、そして農家と一緒にやっていかなければならないことだと思っております。

 だから、そういうことを批判するつもりはありませんが、補助支援だけでなくて、積極的に考えていく必要があるのではないかということを申し上げたいのでございます。

 市長は、やる気のある人に支援をしていきたい、支援を惜しまないという考えはよくわかりましたが、そこまでの考えはなされないかどうかお尋ねをいたします。



○議長(酒井八洲仁君) 奥村市長。



◎市長(奥村愼太郎君) まず、前川議員から言われましたけれども、移動市長室というのがございます。移動市長室で回っておりまして一番言われたのが農業の現状の厳しさであります。成人式を向かえる若い青年が、もうこのままじゃあ夢も希望もなかですよっていう話もありました。

 ですから、とにかく一つだけ希望を持ってほしい、そして自分たちも一所懸命頑張っているのだよっていうことを理解していただきたいというつもりで、まずとにかくこの雲仙というのが、一つにはやはり全国的に名前が通っております。その雲仙のこの名前をとにかくもう少し強力にアピールできないのか。そして、その名前をアピールすることによってこれをブランド化していく。ブランド化していく過程の中でもやっぱり行政とそして生産者の方々と一緒になって考えるし、またその指定の時には農業者以外の方々も参加していただく。そしてまずいろいろと工夫を凝らしながら、とにかく一つのブランド品を作っていく、これが今までの過程でございました。

 確かに雲仙ブランド、「何のための効果があっとか」とか、あるいはまた今までの雲仙ブランドに対して、「その後どうなるとか」という批判もございます。ただ、これは一つ一つの過程でございまして、例えば佐賀県の武雄市には行政の中に営業部というのがございます。だからどういうことをしているのかなと私も非常に興味を持っておりまして、かの市にもいろいろと勉強をさせていただく機会を設けながら、また他市でもそういった産品を販売拡張する施策を持った先進的な市もございます。そういうところと連携をとりながら、とにかくまずブランドに指定したい。次は、おっしゃるように私はこの製品をどういうふうに販売していくか、そしてそのブランドにいかに付加価値をつけるか、それはやはり行政も一緒になって努力しなければならないし、精神的に私はまず行政がすべきだと思っております。そういう意味では今後またそういった部署を設け、あるいはまたそういった部署で生産地の方々と話し合いをしながら引っ張っていくことも必要だと思っております。

 それから、水の問題でございますけれども、確かにバレイショの中で愛野の地は本当に天候に左右されながら、自らいろいろと保水をしておられる光景を見ておりましても厳しい状況だなっていうことを思っております。

 ただ、例えば私の住んでおります山畑の県営ほ場、畑総をやったところ、あそこには水が配備されております。ですから、やはりああいう状態の中ではやはり水が必要になってくるというふうに思っております。ただ、取水口が金浜川という小さな川でございますし、果たして万全に来たしているのかという思いもございます。また、南串山という広大な農地もあるわけでございますが、あそこもまた水が非常に不足しております。

 そういう意味では雲仙市では水問題の解消というのは、非常に私は大きな問題だと考えております。そして、やはり自前で努力される部分と、それからまた、やはりおっしゃっていただいたように、行政がやっぱり頑張っていかなければならない。そういうお互いの分担、分担でやらなければならないと思っております。そういう意味では千々石が水が豊富でございますけども、千々石の方々ともお互いに意見交換し、そしてまたいろいろと御協力をいただきながら、じゃあ水不足のところにどうしていくか、あるいはまたそういう施設をどうやっていくか、そういうことも含めてやっていく。みんながある程度お互いに理解し合える総意のもとで、よりよい方向に持っていくのがやはり行政の私たちに課せられた責務だと思っております。そういう意味では農林水産環境部もその使命を帯びてやらなければならないと私は思っております。そしてまた、物産振興も今後努力を重ねていかなければならないと思っておりまして、やはり行政が皆様方の状況をきちっと把握し、そしてそれを配置していくのが私はひとつの行政の役割だと思っております。

 そういう意味で小林さんという大蔵省の事務次官をなさった方が、予算を数字にしていくことが財政であるとおっしゃっておられたそうでありますけど、私もまさにそのとおりだと思っております。そしてそれが自分たちの仕事だと思っております。



○議長(酒井八洲仁君) 前川治議員。



◆12番(前川治君) 市長の考えはよくわかりました。先ほど来より私は、支援、補助だけに頼った場合、不安があるということを申し上げました。その不安の中には、私はこのような体験をしたことがございます。若いころにミカンが非常にいい時期に、私どものところでも補助を出すからミカンを植えろ。補助もらってミカンを植えましたら、今度は補助を出すから撤去しろということがございました。その後に補助を出すから和牛の肥育をしろと。私は愛野町ですけども、愛野町で肥育農家が残ってるのほんのわずかになってしまいました。どこに原因があるのだろう。補助をもらった場合、それだけもうかったという感覚があるのかなって。そうすると融資でした場合、どうしてもそれは返さないといかん。しかし、補助の場合はもらいっぱなしですから少し緩みが出てくるのかなということを考えたものです。むしろ成功してる方を見てみますと、補助でなくて融資の方が成功してる人が多いように私の目には写ってきます。そういうことから少し不安があるということを申し上げました。

 また、行政側にしますと、補助を出すというのが一番楽な方法、金さえあれば、何とか工面できれば補助を出すというのが一番楽な方法。では、その先の何とかしようという知恵が浮かばないのではないかと、そういう2つの不安を持って申し上げたわけでございます。

 今、市長申されましたように、何とか一緒にやって考えてみようじゃないか。何とか知恵を絞ってみようじゃないか、そこから始めるべきだと私は農業者の一員としてそう思っております。農家にとりましても、すべておんぶに抱っこで補助をくださいという気はないと思います。自分たちの努力がまず第一でありますので。しかしながら、その知恵が浮かばないからこそそういう厳しい状況にあります。

 行政と農家が一緒になって何とかやってみようということから始め、そして今の深刻さから何とか抜け出す。そして将来には日本一を目指していくべきなのかなあというふうに思います。

 大分県におきましては、かつての知事が一村一品運動というのを始めました。あるいは、ある町では梅を植えてハワイに行こうというのもされました。そういう知恵が何とか浮かんでくるのではないかというふうに思います。ぜひその支援のみの考え、言い方がおかしいかもしれませんけども、支援中心の考え方から少し農家の考えも聞きながら、一緒に知恵を絞っていただきたいなあということを申し上げて、私の一般質問を終わります。



○議長(酒井八洲仁君) 前川治議員。



◆12番(前川治君) 施政方針につきまして、次の質問者が一般質問で通告されております。そこで私は取り下げをいたします。



○議長(酒井八洲仁君) 議会進行に御協力ありがとうございます。

 これで前川治議員の一般質問を終わります。

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○議長(酒井八洲仁君) 次に、18番、小田孝明議員の質問を許します。小田孝明議員。



◆18番(小田孝明君) 時間が早くなりましたけれども、通告をいたしております2点についてお尋ねをいたします。

 まず、第1に、島原鉄道の島原外港駅から加津佐駅間の廃止についてということでございます。いろいろ新聞等において伝えられております。平成20年4月1日よりこの35.3kmの南の鉄道が廃止をされるような予定ということでございます。このことには大変私は──はい。赤字だから廃止でございます。民間会社の赤字、どうにもなりませんから廃止であると──このことだけでいいものだろうかというような感じを持ってこの質問をいたすわけでございます。

 島原鉄道は明治42年、国見町多比良の植木元太郎氏が創業者として、今年100年を迎えようとしておるわけでございます。この間、島原半島の観光、農業あるいは商業、いろいろな面で一言では言い尽くせないような貢献をいたしてきたという具合に思います。この長い歴史の中では、戦時中のガソリンが不足ということで木炭バスが走る、あるいはガソリンが足らないということで列車が間引きをされる。しかし、その中でも大量に輸送をいたしてきたというようなことを聞いております。

 昭和32年、あの諫早大水害によって、至るところの線路が寸断され、周辺の市町村はもちろん会社も一丸となって復旧に取り組んで、開通した時には沿線からも万歳が上がったというようなことも聞いております。

 平成に入りますと雲仙普賢岳の影響でこれまた鉄道は被害を受け、何年間も寸断をされてバスで代替を行うというような状況でございました。

 こういうことを経ながら幾多の事故もありました。聞くところによると島原三会間で機銃掃射で列車が攻撃を受け8名の方が亡くなった。乗客が重軽傷を負ったというようなこと。こういう困難な時代を乗り越えてきてるわけです。

 しかし、平成20年4月1日にこの鉄道が廃止をされるということになりますと、私は島原半島の特に南の地域もますます過疎化、衰退の道を早めるのじゃないかという具合に危惧するわけでございます。そういう状況の中で島原市の、あるいは南島原市の有志の方で、「島原半島を未来につなぐ会」を結成をされて、昨年の12月、存続のための署名を1カ月間という短い間ながらも3万6千名の署名を添えて島原市、南島原市に提出をされたというようなことも伺っております。

 こういう状況の中で、この廃止に向けてのことをるる今まで検討されてきたのが、従来からありました島原鉄道自治体連絡協議会というようなことが開かれてきておるという具合に思います。その中で何度となく検討をされたと思うわけでございますけれども、どういう経過、内容等かをお聞かせいただければという具合に思います。

 そのことと併せて、市長のこのことに対する見解を求めるところであります。

 次に、2番目、地域公共交通の活性化及び再生に関する法律、これが昨年の10月施行されました。これは2000年に鉄道事業法が改正をされて、従来許可制であった鉄道事業が届け出制になったということから、どんどん赤字の鉄道路線が廃止になったというような経過があります。

 そこで、国もこれは困った、これでは地域再生は難しいというようなそういう観点から、昨年の10月に地域再生の願いを込めて、この地域公共交通の活性化及び再生に関する法律が制定をされたところでございます。この法律に基づいて、島原半島を未来につなぐ会は、地域公共交通総合連携計画を添付をして、島原市と南島原市に提案されたということでございます。これがどうもなかなか厳しい状況ということで、もう時期遅しというような感じがあったのかもわかりませんけれども、前に進んでいないというようなことを新聞等では拝見するわけでございます。

 今日の新聞によりますと、南島原市の議会、それから島原市の議会が開会中でございます。そこで、この島原半島を未来につなぐ会が両議会に、この連携計画を添えて請願書を提出をしたというようなことが載っております。このことについてお尋ねをいたしたいと思います。

 それから、3番目、島原外港と諫早駅間の北目線についての影響。それから、市の地域公共交通計画で北目線はどういう具合な形で利用していくか、あるいは活用していくか。その位置づけについてお尋ねをいたします。

 私は、この南線が廃止になれば、北目線にも影響してくるだろうと思うわけでございます。その影響はどのくらいかは予想がつきませんけれども、やはりいずれはそういう方向にならんとも限らない。これを心配するわけでございます。今からの環境問題がいろいろ言われております。大量輸送、排気ガス。そういう中でやはり一度に大量に運べる公共交通機関、これは大切なものであると思います。ぜひそういう観点からこのことについて見解を求めるものであります。

 次に、第10回全国和牛能力共進会についてお尋ねをいたします。

 これは、昨年、雲仙市もぜひ国見町土黒の海岸埋め立て、あそこを利用して開催をしたいということで立候補といいますか候補地としての名乗りを挙げられ、市長を始め農林関係、それから観光関係の皆さん、あるいは市議会も一緒になって要望もいたしたところでございます。途中、長崎県から6市の候補地があるということで、大局的に島原半島は、島原市の復興アリーナに統一をして、そこに開催をする方向で進もうじゃないかということできたわけでございます。

 3市の市長さん、それから議長、それから農林関係、あるいは島原半島の選出県議の先生、それから議会、そういうことで一緒になってそういう方向での要望をしてきたところでございます。これも残念ながら今年の2月8日の新聞ですか、佐世保市が主会場、島原市が補助といいますかサブ会場というような決定がなされたということで新聞で発表があっておりました。この第1の開催会場決定までの検討内容及び経過についてということは、何回となく県の実行委員会が開かれてこういう結果になったということでございますけれども、その内容をひとつお聞かせ願いたいと思います。何が劣っておったのか何が足らなかったのか、どういうところがそういう結果に結びついたのかということをお聞かせ願いたいと思います。

 次に、佐世保市でのメイン会場、あるいは島原市のサブ会場での実施の内容、私もちょっと見ましたけれども、昨年の鳥取県での第9回大会の状況によりますと、前後1週間ぐらい開催がされてるようでございますけれども、このメイン会場の佐世保市、それから島原市のサブ会場、どういうものを予定をされ、行われるのか、そのことについてお尋ねをいたします。

 次に、島原市のサブ会場ではどういうことがされるということはまだはっきりわかりませんけれども、距離が離れております。それで、サブ会場というのは主会場があって、隣あたりの近いところにサブ会場があるのが大体何事もそうなっとるわけですけれども、そういう距離の問題ということからいろいろ首をかしげるところがあるわけでございます。雲仙市として4年後の2012年に向けて、この島原会場で実施されるものについて、経済効果のある、皆さんがよかったと言えるようなそういう大会にしていただきたい。そのためにはひとついろいろな、3市の関係機関の組織を立ち上げられ、あるいは継続をされて検討してほしいという具合に思っております。このことについてお尋ねをいたします。

 それから、施政方針については自席からお尋ねをいたします。



○議長(酒井八洲仁君) 御答弁願います。奥村市長。



◎市長(奥村愼太郎君) 小田孝明議員の御質問にお答えをさせていただきます。

 まず、第1点でございますが、島原鉄道の問題についてでございます。まず経緯でございます。経緯につきましては担当より説明させていただきます。

 また、議員御指摘のとおり、議員の御出身地でございます多比良出身の植木元太郎が島鉄を開設されたということでございますし、その後また、30年代の諫早水害の時にはお召し列車を再開させるために宮崎康平先生も随分と御苦労なさったとか。島原鉄道にまつわる歴史、それからその苦労談というのが、私も郷土の一人として非常に感銘深く今までの歴史を聞き及んでおります。

 ですから、この長い歴史を持ちます島原鉄道がいつまでも存続していただくことを心から願っておりましたし、今回のこの状況に対しましては非常に残念な結果となっておりますけれども、ただ、この問題、一義的には南島原市でございますし、また島原市の一部でございます。当該地でございません。私がこの壇上でそのことについて触れることは少し控えさせていただきたいと思っております。

 ただ、この問題につきまして、御質問の点につきましては、担当者より詳しく述べさせていただきたいと思います。

 第2点でございますけれども、第10回の全国和牛能力共進会でございます。雲仙市といたしましては、当初雲仙市独自の開催を希望し立候補させていただきました。その後島原市、雲仙市で独自で行うより島原半島一体となって誘致する方がよいと判断をいたしましたし、また議会の御了承をいただきまして、島原市を支え、そして島原市とともに島原半島3市並びにJA、関係団体等と誘致活動を行っていたところでございます。

 長崎県実行委員会の事業計画の中では、昨年末の12月26日開催の第2回委員会で決定するとなっておりました。そのために我々も事情聴取に努めましたし、またその時の我々の雲仙市に対する評価というのもいろいろと調査させていただきました。厳しいものがあったわけでございまして、そういう意味ではやはり雲仙市独自でやるよりも、この島原半島3市一体となって協力し、そして誘致した方がいいということで判断させていただき、3市共同の島原半島での開催を最終的に私どもは決定させていただいたわけであります。

 選定評価等の再確認をすることで決定に至りませんでした。第3回委員会が1月18日に開催されました。第3回委員会の課題並びに経過説明の後、事務局案として選定評価点数第1位をメイン会場、第2位をサブ会場として決定したいとの提案がございました。そして、これを次回委員会で諮ることでその回も閉幕したわけであります。そして、議員御指摘のとおり2月7日に再度開催されました第4回委員会でございます。この第4回委員会で、冒頭よりメイン会場を佐世保市、サブ会場を島原市として第10回全国和牛能力共進会の長崎大会を開催することが正式に決定したわけであります。メインの佐世保会場は、全国からの集合審査会場としての機能を有しますが、サブの島原会場は共進会の模様をまず映像におきまして、同時間帯で放映するということ、農畜産物長崎物産品展の展示即売会を開催するということ。ステージイベントを開催する案が実行委員会から示されておりますが、具体的には今後の実行委員会の場での検討と協議により進められると思われます。

 今後は島原市のサブ会場について、サブ会場の内容の充実により、全国からの大会参加者と観光客をいかに呼び込むか。そのプランと検討とそのための大会事務局に対する要望、その実現に向けての展開を島原半島3市並びにJA関係団体等と強く押し進めるべく、サブの地元でございます島原市に要望していきたいと考えております。そして4年後に大変波及効果のございますこの大会が、島原半島サブ会場として大きく貢献してくれますよう一緒になって頑張っていきたいと考えております。

 また、詳細な答弁につきましては、関係部局より答弁させていただきたいと思います。



○議長(酒井八洲仁君) 宮崎企画課長。



◎企画課長(宮崎浩善君) 小田孝明議員の御質問にお答えをいたします。

 島原鉄道南線の廃止に至る検討及び経過についてのお尋ねでございますが、昨年島原鉄道より一部路線の廃止届け出が九州運輸局へ提出された後、4月には国土交通省や長崎県及び沿線自治体等で構成されます島原鉄道自治体連絡協議会路線廃止問題対策会議を設置し、南線廃止についての協議を行ってまいりました。

 昨年7月の会議では、島鉄より、平成19年度以降5年間の運行経費と設備投資に最低でも約13億5千万円の支援が必要であるとの提示があり、対策会議において協議いたしました結果、自治体による公的支援は困難であるとの結論に至り、バスによる代替運行を行うことを確認いたしております。

 その後、本年1月の対策会議におきまして、鉄道との円滑な乗り継ぎは可能となる代替バスの運行計画について了承を行ったところでございます。

 次に、地域公共交通の活性化及び再生に関する法律に基づきます鉄道存続についてのお尋ねでございますが、昨年10月に施行されました地域公共交通の活性化及び再生に関する法律では、鉄道再生実施計画を作成することで廃止の届け出がなされた鉄道路線であっても存続が可能となります。

 議員が申されました、今回島原半島を未来につなぐ会におきまして3万6千名の署名が集められ、存続を求められているところではございますが、先ほど市長も申されましたとおり、この件に関しましては、現在、南島原市と島原市が検討を行っておられる段階でございますのでその推移を見守りたいと思います。

 続きまして、南線廃止に係る北線への影響及び北線の廃止の可能性についてのお尋ねでございますが、南線が廃止となりましても利用者の方々への影響が出ないことを第一に代替バスの運行計画が策定されておりますので、バス・鉄道間を乗り継ぐ際に、多少のお手数はあろうかとは存じますけども、南線の廃止による北線への影響はないものと考えております。

 また、2月23日付の新聞報道によりますと、北線の廃止の可能性についてのインタビューに対しまして、島原鉄道の塩塚社長は、「それはさせない。そのために今後あらゆる努力をしないといけない。100年の歴史がある島鉄から鉄が消えたら終わりだ」とコメントされており、北線の廃止はあり得ないものと確信いたしております。

 次に、現在策定中の地域公共交通総合連携計画での北線の位置づけでございますが、市といたしましては北線のみならず既存のバス路線につきましても存続の必要性を十分認識いたしております。よって、現在策定中の雲仙市地域公共交通総合連携計画におきまして、公共交通空白地帯の集落と駅及びバス停を乗り合いタクシー等により結びつけることで既存のバスや鉄道への乗り継ぎを可能とし、市民の皆様の利便性の向上を図るとともに、島原鉄道北線及びバスの利用促進を図るよう掲載してまいりたいと考えております。



○議長(酒井八洲仁君) 小田孝明議員。



◆18番(小田孝明君) まず、島原鉄道のことですけれども、今島鉄の社長さんですね。北目線は鉄道は100年の歴史、廃止はさせないというような強い決意を伺って意を強くしたところでございます。南線が廃止になる時にこちらばっかり喜ぶわけにはあんまりいかんような感じしますけれども、とにかく影響を少なくするということに努力をしていただきたいと思います。

 それから、最後の北目線との関係で、地域交通総合連携計画ですか。これは何か計画を作って、これを事業計画か何か承認ができればバス・鉄道関わらずいろいろなこの事業ができるということにつながるわけですか。



○議長(酒井八洲仁君) 宮崎企画課長。



◎企画課長(宮崎浩善君) この連携計画を作った場合の国の支援策等についてのお尋ねかと思いますけども、現在策定中でございます地域公共交通総合連携計画、これにおきまして、例えば先ほど申しましたように、既存の駅またはバス停まで、例えば乗り合いタクシーをそこまで持っていきましてそこで乗りかえをしていただくと。そうした場合に事業主体として──どこがなるかわかりませんけども、そのような乗り合いタクシーを運行する場合の経費について、国の支援が受けられるということでございます。

 基本的な考え方といたしましては、昨日も町田康則議員にお答えいたしましたけれども、この雲仙市内におきまして公共交通機関というのが島原鉄道の鉄道とバスのみでございます。これをいかに今後、維持、存続させるかというのが大事な課題になってくるかと思います。それで、既存の鉄道、バスをいかに利用していただくか、住民の方に利用していただくかということで、その鉄道、バスを利用していただくために、そこまでの乗り合いタクシー等をこの連携計画の中で事業として取り組んでいきたいとそのように考えております。



○議長(酒井八洲仁君) 小田孝明議員。



◆18番(小田孝明君) はい。わかりました。この雲仙市は、今おっしゃったように、国見から瑞穂、吾妻、この地域についてはなだらかにずうっと山間部に集落が点在してるわけですね。そういう意味で国道、それからバス、駅、病院、統合支所、買い物、そういう面で距離が大分あります。そういうところの不便さというのがありますから、そういうのを十分念頭に置かれて、今そういう本地域、公共交通総合連携計画の中では考えていただいて進めていただきたいというように思います。この鉄道の廃止問題については終わります。

 次に、この共進会で、メイン会場、佐世保市、それからサブ会場に島原市ということで、ちょうど新聞を見ますと、佐世保市の場合は経済効果がちょっと薄れるのじゃあないかと。参加する方が、あるいは来場していただくお客さんと言っちゃあ失礼ですけど関係者がいらっしゃる。その方々が佐賀の方に泊まられて長崎県は経済効果がないのじゃないかというようなことがよく指摘されております。その点島原市の場合は、島原、雲仙、小浜、諫早があるわけで、経済効果を長崎県内に100%生かせる、そういう要素があると思うのですけれども、そこのところはどういう具合な形の評価っていいますか、考え方で整理をされたのか、そこのところちょっとお聞きをいたします。



○議長(酒井八洲仁君) 奥村市長。



◎市長(奥村愼太郎君) 確かに、当時は私どもがちょうど島原市に協力を申し出て、島原市、それから佐世保市とともに諫早市、それから平戸市、長崎市、手を挙げた会場が5会場でございました。その中で例えば、最初にどの会場にするかというのが未決定の段階でございましたものですから、私も参加しておりまして言わせていただきましたのは、今小田議員が御指摘のとおり、佐世保会場に流れた場合、経済波及効果については佐賀あるいは武雄、それから嬉野に観光客が流れていく可能性があるのではないか。あるいはまた佐世保市は今度の共進会にはかなりの水が必要だと思うけれども、今水不足だということが言われているけれども、その解消はできるのかということも言わせていただきました。

 しかしながら、そのことも踏まえた上での検討をされた結果の評価でございまして、そのことも十分私は加味されたと、評価に対しましては思っております。



○議長(酒井八洲仁君) 小田孝明議員。



◆18番(小田孝明君) 長崎県に来られる方が共進会にいらしゃる方は長崎県内に泊まられることを条件に参加を許しますっていうようなことはできないわけでしょうけれども、しかし、努めて──なかなか理解できないような気がいたしますけれども、ぜひ来られた方をこちらの方に誘っていただくというか誘客をしていただくということで、この島原市のサブ会場が今から考えなくてはならないことでなかろうかと思います。

 映像を立体的に見せていただくということで、どのくらいお客さんが集まるか私はちょっと疑問でなりません。

 そのことだけじゃあなくて、私が先ほど申し上げたように、やっぱり三者で、それからこの島原半島全体で、いろいろなことを企画をしていただいて、やはり県に提案せんといかんと思います。大きな画面で映画を見るとか、あるいは野球を見るという、牛を見るということでしょうけど、それじゃあ経済効果があまりにも少ないのじゃないかと思いますから、例えば私は考えるに、名誉賞とか優秀賞をとった牛がありますね。そういう全国で表彰された、そういう牛をとにかくサブ会場に来ていただいて、それで皆さんにまた多くの方に見ていただくというようなことも考えてもいいのじゃないかと思います。生で牛をどうにかして見ていただくようなことをやっぱり考えるべきじゃあなかろうか。

 その他にもいろいろなことが考えられると思いますけれども、ぜひサブ会場を、今回設けられたという意味、意義、やっぱり運動っていいますか、皆さん方の3市が一体となってやったことがサブ会場を引き出したのじゃないかと思いますから、そういう面で生かしていただくように思うわけですけども、宮崎企画課長、あるいは奥村市長、どうですか。



○議長(酒井八洲仁君) 金子副市長。



◎副市長(金子知充君) ただ今の議員の御質問でございます。いかに佐世保市のメイン会場、またサブの島原会場、特にサブの島原会場にいわゆる観光客と申しますか、そういう方々を呼び込むかということでございますが、議員御指摘の件に加えまして、やはりすべてが農業関係者の方でもございません。中にはいわゆる我々みたいな公務員もおります。そういう意味ではいわゆる農業関係者はもちろんのこと、いわゆる公務員関係者とし、例えば雲仙市内、島原市内にございますいろんな県の主要機関、それから市の地方機関、こういうものもこういうところにございますので、そういうのを見ていただけないかといういわゆるルート形成、それからもう一つ、私ども島原半島には後ろに天草というものを控えております。これはまさに雲仙・天草国立公園ということで、一体的なものとしてやっておりまして、今回はまた世界遺産等々ございます。また時期的にもしもタイミングが合えば、また一つの条件になるのではないか、利点になるのじゃないかと思いますので、そういうことも含めて、いろんなルート形成も含めて、できる限り雲仙市内に呼び込む格好で頑張っていきたいと思いますので、御支援のほどよろしくお願いしたいと思います。



○議長(酒井八洲仁君) 奥村市長。



◎市長(奥村愼太郎君) 雲仙市、特にこの島原半島は県北と並ぶ畜産振興地域でございます。そういう意味ではこの長崎地域開催をてこにして、さらにまた畜産振興を促進していくためにも、やはりそれらと並行した施策もまた同じように併せてできるように努力していきたいと思っております。



○議長(酒井八洲仁君) 小田孝明議員。



◆18番(小田孝明君) ありがとうございました。昨年の鳥取大会が27万2千人ですか。経済効果は67億円と言われております。その前の第8回が岐阜県、87億円の経済効果と言われるように、そういう大きな効果があるということでございます。ひとつ心して、我々市議会もそういう方向で一緒に進めたらという具合に思っております。一般質問についてはこれで終わります。

 次に、施政方針の中で、これは良好な景観づくりについてということで31ページになりますね。お尋ねをいたしたいと思います。雲仙古湯地区でのこの街なみ環境整備事業ということでこの事業は行われるということ。補助事業で実施されるということで結構なことだと。こういう事業はどんどんやっぱり各雲仙市内でもやっていただきたいという具合に思うわけでございます。

 そこで、下から4行目の建物の修景整備につきまして、「整備年度ごとに建物修景デザインコンテストを実施し、市内及び市出身建築士の設計力の向上や市内建設業者の事業量の確保並びに良好な景観形成の促進を図ってまいります。」

 まず、このことですけども、古湯地区は、東洋館からずっと温泉神社の方に行くあの通りと聞いておりますけれども、ここの目指そうとする景観が大体どういうような景観を想定をされておるのかということはちょっとお聞きをいたしたいと思います。

 例えば景観では、宿場町とか門前町とかそういう雰囲気がいろいろあるかと思うのですけれども、この地区ではどういうような景観を想定をされてこの計画を、事業を進められようとしているのかということ。

 それから、建物修景のデザインコンテストを行われる。これはまたいいことだと思います。こういうことでコンテストをやられて、多くの設計あるいはコンサルタント、そういう方々が参加をされる。そういうことから、日本全国に雲仙のその古湯地区というようなことを関心を持っていただくということは結構なことだと思います。これぜひやっていただきたい。いいことだと思います。

 次に、市内の建設業者の事業量の確保、これはもちろん大規模な事業というようなことじゃないかもわかりませんけれども、失礼ですけれども中小の業者というか、そういう方々の事業の確保だろうと思いますけれども、そういう方々が仕事できるということで本当にいいことだと思います。

 それから、この事業を実施するについて、この補助があるのだろうと思うのですけれども、この補助の事業主体はどういうところが事業主体になって、またどういう具合に補助をしていくのか、流れをひとつまたお聞きをいたしたい。そういうことをよろしくどうぞお願いいたします。



○議長(酒井八洲仁君) 御答弁願います。東観光商工部長。



◎観光商工部長(東信一郎君) ただ今の小田議員の御質問でございます。

 まず、どういう事業を予定しているかということでございます。それにつきましては平成20年度から国の事業であります街なみ環境整備事業ということで実施をいたします。

 中身につきましては通路の整備、それから道路の美装とか、建物の修景整備が主でございます。それと、議員がおっしゃいましたように東洋館から神社側のあの通りでございますが、一帯を含んでおります。そういうことで、その中で建物の修景につきましても計画を立てまして、何ていいますか和風あるいは洋風という両面がございます。今、受益者の方々で検討をしていただいておりますので、それをまとめて今の計画を平成20年度から進めるという状況になっております。

 それと、事業主体につきましては、その古湯地区の協議会がございますので、そこに出していただきまして国の事業として市からも補助、助成をいたすということでございます。概略以上でございます。



○議長(酒井八洲仁君) 小田孝明議員。



◆18番(小田孝明君) 修景が和風と洋風が、それはそこの住んでいらっしゃる方が希望をしてということになるのでしょうかね。私は全体をどういうような修景にするということは、例えば先ほど申し上げたように門前町の雰囲気でいく、宿場町の雰囲気でいく、町中の商店街の土蔵みたいなそういうところでいくとか、そうすると和風・洋風、いろいろこうあるという形になるのでしょうか。私は雲仙といえば、よく長崎から外国人がゴルフに来て、そしてゴルフをして泊まって避暑地みたいな感じ、そういうような形で発展をしてきたというような感覚があるわけなのですけども、そういう洋風的な、大正時代、雲仙観光ホテルですか、ああいう建物みたいな感じの修景なのかなあという感じを私は持っとったのですけど、ちょっと違うのですか。



○議長(酒井八洲仁君) 東観光商工部長。



◎観光商工部長(東信一郎君) 当然入り乱れてやりますとちょっと修景の意味がなくなりますので、地域全体で今検討をしていただいております。約50戸ぐらいございますので、その中で、例えばここの通りはこういう形でやっていこうということで、今皆さんで検討を進めているところでございます。



○議長(酒井八洲仁君) 小田孝明議員。



◆18番(小田孝明君) そういうことでデザインコンテストもあることでありますから、どういう立派なすばらしい修景ができるかを期待をいたしまして、私の施政方針に対する質問を終わります。

 以上です。



○議長(酒井八洲仁君) これで小田孝明議員の一般質問を終わります。

………………………………………



○議長(酒井八洲仁君) ここで2時35分まで休憩いたします。

=午後2時21分 休憩= 

=午後2時35分 再開= 



○議長(酒井八洲仁君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

 東観光商工部長より発言の申し出があっておりますのでこれを許したいと思います。東観光商工部長。



◎観光商工部長(東信一郎君) 失礼をいたします。先ほどの小田議員の雲仙古湯地区の質問に対しての答弁でございますが、追加といいますか説明をちょっとさせていただきます。

 事業主体の件でございますが、通路とか排水路など公共施設につきましては、大変失礼しました。私ちょっと説明を間違えまして、整備は市が事業主体でございます。

 それから、建物の修景整備事業につきましては雲仙商店協同組合が協定を結んでおりますので、その参加される方々の個人が事業主体となって一部助成をするということでございます。

 以上、訂正をさせていただきます。ありがとうございました。



○議長(酒井八洲仁君) それでは、一般質問を続けます。4番、進藤一廣議員の質問を許します。進藤一廣議員。



◆4番(進藤一廣君) 昨日から本日にかけて農業問題が取り上げられておりますし、先ほどはさながら党首討論のような高尚な農業問題も議論されまして、私は農業者ではありませんのでどうしようかなと思いましたけども、私は私なりに側面から見た感じで、農業と観光の振興について質問をいたします。

 一般質問を終えました後に、施政方針につきましては自席で質問をさせていただきます。

 まず、農業と観光の振興についてでありますが、雲仙市の生活基盤は農・水産業を主体として成り立っております。その基盤の整備が大きな課題であり、その安定及び発展が今後の雲仙市の繁栄を左右すると言っても過言ではないと私は思っております。

 雲仙市は、県内でもトップクラスの農業生産を誇っておりますが、旧町時代から水稲はもとよりバレイショの栽培や施設園芸、蔬菜、根菜、酪農、養豚など、さまざまな分野において、生産者自らが工夫と努力を重ねてその基盤を作ってこられた歴史があって、その上に現在の雲仙市の農業があると思います。

 行政におきましては、生産者の努力に応えるべく、国・県の施策と相まって各種の補助事業を導入し、生産者がより生産性が向上するような事業を取り入れ、営農指導や研修の実施、生産組合の結成や圃場整備事業の推進などを行ってきたと思いますが、合併によりまして行政の関わる範囲が広くなり、そのことでこれまで身近な行政によって手当を受けてきた農・水産業への手当が広く薄くなり、また、農産物の輸入自由化や価格の低迷、消費者ニーズの変化などによりなかなか思うような収益が上がらず生産者は御苦労されておられると思います。それでも農・水産業が基本の雲仙市の状況ですので、市としては各種の有利な補助事業の導入や継続事業ではありますが、県営圃場整備の実施などさまざまに取り組み、これらが市長の施策の基本の一つになっていると思います。

 一方、観光産業におきましては、雲仙小浜の温泉を中心として、それぞれの団体や関係者が旅行客の集客に努力され、小浜町以外の町は田舎は田舎なりの文化を大切にし、伝統文化や芸能、自然環境などに触れることを目的としている方々への働きかけや、スポーツや産業祭りなどのフェスティバル的な催しによって流入人口の増加に努めるなどの努力を重ねて、合併した今日、それぞれの長所を持ち寄って観光客を誘致し観光の振興を図ろうとしていることや、観光振興の部署を作り、職員の配置や専任の理事を雇用するなど施策を講じておられることは承知しております。

 一部農業と観光をリンクした事業も取り入れられるなどされておりますが、現在のところ私が見た感じでは、農業振興を求める方と観光振興を求める方と、それぞれの立場で頑張っておられて、雲仙市としての施策もそれぞれに施しているように見えるわけであります。

 そこで、市長といたしまして、農業と観光のどちらを施策の主軸とされるのかお伺いしたいと思います。恐らく両方大事だという答弁が予想されますのですが、そうであれば今後の農業と観光をリンクした事業の推進についてはどのような施策を講じていかれるのか、また講じられているのか伺います。

 次に、市内の圃場整備も旧町時代から取り組んだ事業が完工し、既に営農しているところ、また本年度予算の力強い産業と仕事づくりとして、県営事業負担金事業、農道整備事業により、現在事業や工事が進行中ではあるが今後完成する圃場があります。今議会で議案となっている字の区域の変更承認も、圃場整備完工後の事務処理であることからもわかるように、関係者が協議に協議を重ね、県営事業への申請、着工、換地作業など、長い時間と多くの労力を重ねて圃場の整備に取り組み完成した、または完成しようとしている大切な圃場であります。耕作者本人や営農組合が努力することはもちろんでありますが、圃場整備後の農業振興策について、市としてどのような施策を講じられるのかお伺いいたします。

 次に、?番目といたしまして、諫早湾干拓農地で生産される市内特産物と競合する作物に対する対応策につきましては、昨日中村一明議員の質問と全く重複いたしますので大方のことはわかりましたが、中村議員の質問の中で耕作地面積672haという質問に対し、酒井農林水産環境部長の答弁の作物別作付面積との合計が異なっておりましたので、そこの補足説明を求めます。

 以上、一般質問として以上のことをお伺いいたします。

 施政方針につきましては、後ほど自席で質問いたしますし、一般質問につきましても質問がありましたら自席で質問をしたいと思います。よろしくお願いいたします。



○議長(酒井八洲仁君) 御答弁願います。奥村市長。



◎市長(奥村愼太郎君) 進藤一廣議員の御質問にお答え申し上げます。

 雲仙市は県内有数の農業地帯であり、農産、園芸、畜産のバランスのとれた農業が展開されており、そこで生産されます多様な農産物とすぐれた景観を有します有明海、橘湾からとれます水産物の豊富さは本市の特徴の一つであり、また、リゾートとして有名な雲仙、豊富な湯量を誇ります小浜の温泉地、重要文化財であります鍋島邸や神代小路、岩戸神社、瑞穂の森、吾妻牧場の里、千々石の棚田、南串山の棚田、国崎海岸など、自然景観にも恵まれ観光地に適した地域でもございます。農業と商工観光、あるいは漁業と商工観光をリンクした展開が雲仙市の発展には有効であると考えております。

 したがいまして、農業と観光は雲仙市の二大施策であり、どの分野に主軸を置くといった手法ではなく、それぞれの柱を束ね大きな軸とするという考え方でございます。

 進藤議員が御指摘になりましたように、どちらも重要でございます。そしてまた、今、長期的に見なければならない農業と、あるいはまた短期間に効果の得られる観光もあります。そしてまた、例えば企業誘致が非常に厳しい現状にありましては、新しく雇用機関でありますとか、新しい「起こす業」、起業を生み出す可能性のあるのもまた、先生御指摘のとおり交流人口が増えることによるやはり観光の効果もあると思っております。

 ですから、こういうふうに先ほどの議論でもございましたけれども、農業が厳しい現状の中では、その農村社会を支える一つの手法として、やはり費用対効果、そしてまた、少額の投資である程度支えることのできる可能性のある観光も表裏一体となって私は努力を続ける、そういうことが必要であろうと思っておりまして、これは雲仙市にあります産業全体を守る方法として私は両輪であろうと思っております。

 ですから、一番必要なことは基幹産業云々ではなく、ここ雲仙市に住んでおられます5万人の方々の生活をいかに支えていくかということが行政に課せられた私は大きな課題であろうと思っております。後の答弁につきましては、担当部局より説明させていただきます。



○議長(酒井八洲仁君) 東観光商工部長。



◎観光商工部長(東信一郎君) 進藤一廣議員の今後の農業と観光の振興について、御質問にお答えいたします。

 現在、農業と観光との関わりとしまして、地域資源を生かした体験型観光などを中心として、交流人口の増大に努めており、市外からの参加者や、特に県外からの修学旅行など年々増加傾向にございます。観光客や宿泊客を増やすこと、すなわち交流人口を増やすことが観光振興と考えており、交流人口を増やすことは地場食材の消費拡大、農産物や特産品の販売促進、ひいては雇用の場の確保など、観光産業のみならず、農業、漁業など他産業への波及も大きいことから、今後も地域資源を生かした各種施策を積極的に推進してまいります。

 具体的には市内のさまざまな業種の集まりであります雲仙市観光協議会のネットワークを生かしまして、雲仙市へ観光客を呼び込む仕掛けづくりを推進してまいります。また、外国人観光客の誘致対策、全国棚田サミットの開催、神代小路の鍋島邸や暫定開通した諫早湾干拓堤防道路を含めた新たな観光ルートの開発などに取り組み、交流人口を増やすことで地場産業の活性化につなげていく所存でございます。

 以上でございます。



○議長(酒井八洲仁君) 酒井農林水産環境部長。



◎農林水産環境部長(酒井利和君) 私の方からは圃場整備後の農業振興策についての御質問にお答えいたします。

 圃場整備事業につきましては採択申請時において、それぞれの実施地区の実情に合った事業計画の中に営農に関する計画が策定されております。農地の高度利用や担い手の集積目標等の営農計画をもとに、土地改良区が中心となって営農活動を行うこととなります。

 市としましては、地域の要望により営農活動のメニューを具体化する支援を行ってまいりますが、土地改良区と市・農協・農業改良普及センターとの関係を深めながら、地域に合った足腰の強い農業基盤を作ることが重要であると考えております。

 また、水田地帯につきましては、生産コストの削減とあわせて、高齢化によって耕作ができない農家の受け皿として、農作業の受委託や機械の共同利用を行う集落営農組織の育成を推進しているところでございます。

 2点目の諫早湾干拓農地の件でございますが、昨日中村一明議員の答弁の中で私が申し上げました面積につきましては、作付面積で申し上げました。したがいまして、延べ面積というふうに理解していただきたいというふうに思いますけれども、延べ面積の合計が975haでございました。もう一方の672haの数字につきましては、これは振興公社からそれぞれの農家が配分を受けた面積の合計でございます。

 以上、よろしく御理解の上お願いをしたいと思います。



○議長(酒井八洲仁君) 進藤一廣議員。



◆4番(進藤一廣君) 市長の答弁をもらいまして心強く思っております。

 実は、外部から見てということでありましたけども、私の感じではやはりどっちもどっちもという形で、自分たちがやはり自分たちの繁栄を願ってのことでありますけれども、やはりそれがやっぱりリンクした形でないとそれこそ雇用も生まれませんし、あと私がちょっと以前聞いたことがありますけども、ちょっとした夜の飲み屋さんに行っても、「田植えが終わらないと私たちの店も繁盛しないのですよ」といったことを聞いたことがありますけども、やはりそういった形でそれぞれが絡まって一緒に繁栄するというのが一番いい方法だなということを思っております。

 そこで、私が、議長に一般質問を通告いたしましたのが、2月15日だったのですけども、2月13日に人事課の職員から組織再編の下話といいますか、素案をもらいました。

 その中の?に、観光行政の推進、物産振興、物流対策及びまちづくり対策に向けた施策の企画調整並びに推進を図るため、観光物産まちづくり推進本部を新設というふうにあったわけですね。まさに、これが、いわゆる企画の部分としての観光と、また、市全体の企画としての農業も含めた中での企画とリンクした形で、大変いいのではないかなと、自分は思ったわけでありますけども、それは、そのような形で組織を新設ということで理解をしてよろしいのでしょうか。



○議長(酒井八洲仁君) 奥村市長。



◎市長(奥村愼太郎君) 今年は、全国棚田サミットが開催されます。それからまた、来年は、育樹祭も開催されます。いろいろと雲仙市が、これからやらなければならない全国的な行事というのがございます。

 これらを利用しながら、雲仙市の農産物、海産物、あるいはまた、観光業、それらをすべてやはり融合させながら育てていく。そして、全国に発信していくということが必要だろうと思っております。そういう意味でも、今回組織をつくらせていただきました。



○議長(酒井八洲仁君) 進藤一廣議員。



◆4番(進藤一廣君) わかりました。そういったことで、その推進本部は、きちんと機能を発揮して、いわゆる本部たる仕事をしていかれることを期待したいと思います。

 また、先程、東観光商工部長が答弁されましたけども、観光協議会でありますとか、流入人口、あるいは、棚田サミット、神代小路、それから、諫早湾堤防道路を活用した交流人口の増加と、あるいは、修学旅行ということでありますけども、市長の施政方針の中にもありましたけども、NPO法人がまだすネットの協力を得て、農業体験ツアーとか、収穫体験ツアーとか行っていると書いてありましたけども、いわゆる「グリーン・ツーリズム」というのですかね、そういったことが行われておりますけども、その実情について、少し詳しくお知らせをいただきたいと思います。



○議長(酒井八洲仁君) 東観光商工部長。



◎観光商工部長(東信一郎君) ただ今の進藤議員の質問でございますNPO法人がまだすネットとのつながりで、その実績でよございますか。

 まず、平成19年度の実績でございますが、島原半島内に7,100名程度入っております。その中で、雲仙市に35%の人数で2,551人の方が、いろんな農業体験とかに入っておられます。それに、修学旅行が5校、島原半島に入っております。

 概略、以上でございます。



○議長(酒井八洲仁君) 進藤一廣議員。



◆4番(進藤一廣君) その収穫体験ツアーの部分で言いますと、これ市内全域にわたってあるのでしょうか、それとも一部、その作付の種類別で混在しているのでしょうか。



○議長(酒井八洲仁君) 東観光商工部長。



◎観光商工部長(東信一郎君) 市全体にまたがっております。品目で時期別もございますので、市全体で行っております。



○議長(酒井八洲仁君) 進藤一廣議員。



◆4番(進藤一廣君) 私の自宅の近くにも、大型バスか何台か来まして、何をしてるのだろうかと思って見てみますと、花を収穫したり、イチゴ、あるいは、岩戸の方に行きますと、バレイショの収穫といった形で、大型バスが何台も来ておるわけであります。ある人から聞いたのですが、それに付加価値をつけるという意味もありまして、お土産として、地元の加工品を販売できないかということで話をしたところが、好評だったということも得ております。

 ただ来て、その収穫物を持って帰るだけでなくて、やはり地元の特産物というものもそろえば、やはりそれにも付加価値がつくのではないかと思います。それこそ、ゼロ予算ということで言えば、加工業をしておられる方々のリストアップをして、そういった情報をファクスで流して、行ける人は行ってもらうということで取り組むのも、一つの方法ではないかと思いますが、そこら辺についてどのようなお考えをされますか。



○議長(酒井八洲仁君) 東観光商工部長。



◎観光商工部長(東信一郎君) ありがとうございます。旧瑞穂町ではそういうことで、体験に来られた場合には、そういう組み合わせをいたしておりました。

 今後もそういうことで、物産の方で協議会がございますので、それにつながって、ぜひそういうことを実施して、農林の方とも検討いたしまして進めていきたいと思っております。



○議長(酒井八洲仁君) 進藤一廣議員。



◆4番(進藤一廣君) ぜひ、そういった形で瑞穂町に限らず、市内全域にわたっているというのであれば、それぞれ、エタリの塩辛でありますとか、こぶ高菜でありますとか、いろんな雲仙ブランドもありますし、そういった形での、先程の質問の内容と重複いたしますが、雲仙ブランドとしての宣伝もできるのではないかと思います。そういった形の付加価値をつけられれば、また流入してこられるお客さん方も喜んでお帰りになって、また、リピーターも増えるのではないかなと、私自身、浅知恵ながら考えておりますので、どうかよろしくお願いします。

 次に、圃場整備の方に移りたいと思います。市長が、12月議会で5番の前田議員の質問に答弁という形で、市長就任2年間の実績は何かという、前田議員の質問に答弁されました。

 その答弁の中に、基盤整備という言葉を上げられたのですけども、それは、農業の基盤整備でしょうか、それとも、市役所内のインフラ整備ということでしょうか、ちょっとお答えいただきたいと思います。



○議長(酒井八洲仁君) 奥村市長。



◎市長(奥村愼太郎君) 正直に申しまして、それまで7カ町、それぞれに個々にやってまいりました。雲仙市として、7カ町が合併して出発するわけでございますから、そういう意味では、7カ町が集大成としての雲仙市になったその基盤整備ということで申し上げさせていただいたつもりでございます。

 ですから、やはり意識の統一でございますとか、あるいはまた、意識の改革でございますとか、あるいはまた、その取り組みの姿勢でございまして、そういったすべてのことに関しまして、少なくとも、基盤の整備だということで申し述べさせていただきました。



○議長(酒井八洲仁君) 進藤一廣議員。



◆4番(進藤一廣君) それが、先程、市長の答弁の中にありました農業も観光も、一つとして、総体的に浮揚させていかなければならないという気持ちのあらわれではないかというふうに捉えております。先程、私が合併によって広くなったかわりに、行政の手当てが薄く広くなったという言葉を使いましたけれども、そこら辺の市長の今の答弁で、そういった形をだんだん広く濃くしていって、農水産業を初めとして、観光、その他の産業にも広げていっていただきたいと思います。

 次に、圃場整備のことに移っていくわけですけども、先程、酒井農林水産環境部長の方から、営農計画でありますとか、集落営農、また、集団での機械導入ということがありましたけども、完成した圃場は、水田の圃場と、それから、畑総というんですか、それがあります。そこら辺で、少し内容的に異なるのではないかと思うところもあるのですけども、そこら辺の指導についてはどのようにされるのでしょうか、ちょっとお尋ねいたします。



○議長(酒井八洲仁君) 酒井農林水産環境部長。



◎農林水産環境部長(酒井利和君) 圃場整備、基盤整備の完成後の営農というふうに思いますけれども、先程、私が答弁の中で申し上げましたとおり、この畑地帯ですとか、水田の圃場整備とかを計画する場合には、その圃場整備をする前の現状での営農形態、それから、圃場整備、あるいは、区画整理をした後の営農形態というものを、事業を採択する前に、地元で営農計画を立てます。要するに、費用対効果がそれで出てくるわけですけれども、そういったもので事業が採択をされて事業に入っていくわけです。従いまして、それぞれの事業をしておられるところには、完成後の営農計画が立てられておるわけです。それに沿って進められていくものだろうというふうに思います。

 それにつましては、私どもも側面から、一生懸命支援をしていきたいというふうに思います。



○議長(酒井八洲仁君) 進藤一廣議員。



◆4番(進藤一廣君) 今のことに関連するのですけども、そういった営農指導とか、いわゆる計画に基づいて、さまざま取りかかっていく中に、先程の答弁の中に、農業改良普及所とか、農協、そういった営農指導機関に対しての指導、あるいは、関係をしながらやっていくということが答弁にありました。

 そこで、ちょっと、市長にお尋ねしますけども、先程、役所内のインフラ整備なのかと、私がお尋ねしましたけども、実は、こういったその、農業改良普及所とか農協、そういったところの、いわゆる営農指導機関と、いわゆる土地改良区と、その間に立つ市役所の農林水産関係の部署があったとしましても、なかなか直結してうまく、話が通りにくいといいますか、ワンランク置くものですから、指導を受けても、あるいは相談しても、なかなか意思の疎通ができにくいという部分があるということをちょっと聞いたものですから、そういった形で、それを解消するためには、先程、組織改編をされましたけども、役所の中の農林水産に関係する部署に、専門の職員の配置、係、あるいは、班でもいいですけども、そういった形で、直結した形の部署というものを設ければ、そこら辺のそご、あるいは、連携の浅さというものが解消されるのではないかと、私自身思うのですけども、そこら辺について、奥村市長のお考えはどのように思っておられますか。



○議長(酒井八洲仁君) 奥村市長。



◎市長(奥村愼太郎君) 改良普及所から改良普及センターというふうになっております。それで、もともと、どちらかと申しますと、県が非常に今まで農業政策、あるいはまた、いろんな生産について指導をしてきた立場でございました。

 しかしながら、もう現在になってまいりますと、果たして、指導普及員の方々とほとんど同じような意識と、それから、その能力を持った生産者の方々も、随分育ってこられたのではないかと思っております。

 ですから、そういう面では、新しく意欲的に取り組む方々と、そしてまた、経験に基づいておられるし、広く情報をお持ちの普及センターの方々、これらが一体となってやっておられる。

 それにまた、私どもも、今までは一つの町の一つの農業政策でございましたけれども、やっぱり一つの市になってからは、広範な、広域的な農業政策というものを学ばなければならないわけでありますし、やっぱり豊富な、いろんな作付についても知識を持たなければなりません。

 そういう面ではまだ、雲仙市というのは過渡期でございますので、議員御指摘のとおり、そういった今後指導員の方々の情報も、あるいはまた、育成方法も視野に入れながら、今後、そういった部署に力を入れていきたいというような考えは持っております。



○議長(酒井八洲仁君) 進藤一廣議員。



◆4番(進藤一廣君) ぜひ、そこら辺につきましては、深い配慮をお願いしたいと思います。それによりまして、これからでき上がる圃場等から、大切な県営の大きな補助金を得て立派な圃場ができ上がって、そこで仕事をし、お金を稼いでいく圃場でありますので、そういった形で手当ての方をよろしくお願いしたいと思います。

 施政方針の方があるのですけども、あと2つほど、市報の3月号の移動市長室、瑞穂町で行われたその中に、参加者の方の中から、実は、私の近くの水田が圃場整備になっておりまして、それが、だんだんでき上がるに従って、やはり圃場整備はいいなとお考えになっておられる方もいらっしゃったようでありまして、その記事が載っておりました。その中で、小規模の基盤整備はできないかという質問に対しまして、全体面積が10haのところは、それでもできるという記事が載っていました。

 先程、ちょっとお伺いしましたら、虫食い状態ではなかなかできないけれども、ある程度まとまった10haぐらいはできるのではないかというお話をお聞きしました。そこら辺について、ちょっと詳しく聞かせていただければと思います。



○議長(酒井八洲仁君) 島田建設整備部長。



◎建設整備部長(島田英俊君) それでは、進藤議員の質問にお答え申し上げます。

 県営圃場整備、これは補助事業でやります。先程も言われたように、50%ですか、この補助をいただいておるところでございます。

 先程の質問の中に、小さい面積はどうなのかというようなことでございますけど、団体営ということもございまして、これにも、やはり何もかもということはできません。どうしても、面的な要件、面積ですね、担い手、それから、作付体系ですか、それから、地権者からいただく負担金という、さまざまな要件もございます。そういうことがございますれば、本庁でありますならば建設整備部の農漁村整備課、総合支所であれば、産業建設課の方の担当にお尋ねをいただきたい。できるだけ我々も協力をとっていきたいと、このように考えております。



○議長(酒井八洲仁君) 進藤一廣議員。



◆4番(進藤一廣君) 圃場整備のことは、これで終わりますけれども、先程の農業、あるいは、観光、圃場整備、そういった形ででき上がれば、研修という形で、また、外部からそういった形で、先進地視察というんですか、そういった形で入ってこられる方もいらっしゃいます。これも一つの雲仙市の宣伝にもなりますし、あるいは、雲仙市内に泊まって観光していただくというような形もできるのではないかなと、私自身は考えております。

 そういった形で、農業と観光の2つが相まって、車の両輪として発展していくような施策を講じていかれますように希望いたします。

 最後に、諫早湾干拓のことについてでありますけれども、昨日の中村議員への答弁に対して、そういった販路を、作付した作物の収穫された作物は、大都市圏への販売や大型量販店、関連企業の加工品、外食産業用なので地域販売への影響はない。周辺への脅威ではなく地域の牽引力、雇用促進などへのプラス要因が大きいという答弁がありました。実は、この諫早湾干拓が完工して、入植が始まるということを聞かれたある農家の方が、どうせ干拓地にタマネギを広大に植えつけるのだろうから、今年は、自分はタマネギを植えなかったと、どうせあの人たちに負けてしまうのだからという形で、初めから作付を見合わせたという方が一部いらっしゃいました。

 そういった形で、昨日の答弁をそのとおり話を聞きますと、地元にはそう大して影響はなくて、反面、プラス要因だということで答弁がありましたけども、そういった風評などの情報もあって、真実が伝わらないといったようなこともあるのではないかと思います。そこら辺の情報の提供、あるいは、伝達方法、そこら辺につきましてはどのようにされているのか、あるいは、これから、どのようにしていかれるのか、そこをちょっとお尋ねします。



○議長(酒井八洲仁君) 酒井農林水産環境部長。



◎農林水産環境部長(酒井利和君) 具体的に、どういうふうにしてその辺をお知らせをしていくかということにつきましては、今、具体的には考えておりませんけれども、やはり、昨日も申し上げましたように、長崎県としての産地の拡大という面から捉えますと、それからまた、それぞれ入植・増反された方々が出荷先を確保しておられるという面からして、直接、既存の農家への影響はないというふうに考えているわけです。そういったことが、まだ今から営農が始まっていくわけでございまして、そういった風評被害と申されましたけれども、そういった認識での作付がなされますと、非常に困った事態になりますので、十分そういうことも考え合わせながら、私どもも当たっていきたいなというふうに思っております。



○議長(酒井八洲仁君) 進藤一廣議員。



◆4番(進藤一廣君) ぜひとも、そういった情報の提供というのは、広くしていただきまして、少しでも、その農家の方の収益性が上がるような形で指導をお願いしたいと思います。

 これで、一般質問を終わらせていただきます。

 次に、施政方針について質問いたします。

 施政方針につきましては、大きな3つを上げておりますが、まずは、父子家庭──父親と子ども家庭への支援についてということであります。

 施政方針の20ページの平等な社会の実現についての中で触れられている母子及び寡婦福祉事業については、母子寡婦世帯の生活安定と向上を目的に自立を支援するとともに、関係機関との連携を密にし雇用促進とあわせ、児童の健やかな成長に配慮した母子寡婦福祉の推進を図るとされています。

 母子寡婦福祉事業については、国・県の施策と相まって述べられているような福祉の推進を図られるべきであると思います。

 ただ、現在、母子並びに父子──父と子ですね、この家庭のことを「単親」、電池の単1、単2の「単」ですね、それから、「親」と書いて「単親」というんですが、そういった「単親家庭」という言葉を用いておるようでありますけども、この単親という意味を考えますと、この雲仙市では、父親と子ども、父子家庭についての支援はどのようにされているのか、また、これからどのようにしていこうとされているのか、お伺いをしたいと思います。

 次に、郷土芸能の振興と観光への活用についてでありますが、今後の振興と活用方策はどうなっているかの質問であります。施政方針の26ページ、5、新しい交流による活力づくりの中の地域資源を生かした観光の振興について、併せて、11ページの合併3周年記念スポーツイベント開催についてにも、少し関連することだと思いますが、合併1周年を記念して郷土芸能発表会が、国見町文化会館「まほろば」で開催されたことは記憶に新しいことですが、その際、郷土芸能発表会のような催しは、継続して行うのかと質問しましたが、継続ではなく単発であるとの答弁がありました。

 郷土芸能のような特殊な前もっての練習や衣装・道具の調達などの準備に比べて、スポーツイベントの方が比較的開催が容易にできるのだろうという思いはありますけれども、地域資源を生かした観光の振興ということについて言えば、市内各地に伝わる郷土芸能を観光振興に活用すべきではないかと考えます。

 また、発表や演舞などの実践的なものだけではなく、郷土芸能の内容や構成、あるいは、定期的に発表する時期が決まっているものがあれば、それらをデータ化して紹介したり、問い合わせがあれば、関係部署や担当者ですぐ対応できるような体制を整えたり、文化会館などのホールではなく、観光で雲仙市を訪れる方と時期的に合えば、それを観光コースに組み込んでもらって現地で参観できるような、あるいは、温泉に宿泊してその参観をするといったようなツアーを組むなど、観光業者への働きかけなどによる活用はできないかと考えますけれども、今後の振興と活用方策はどうされるのか、伺いたいと思います。

 次に、3番目、大きな3番目です。国際交流の推進についてでありますが、同じ大項目の中の地域間交流の推進についてということで、初日、町田誠議員から韓国・求礼郡との交流の質問がありましたけども、市長就任後早々に、国際交流ということで韓国「ハンナ会」とのゴルフ交流、国立公園第1号指定という共通点を持って、長崎県国際課の紹介で求礼郡との交流が始まり、姉妹結縁調印1周年を迎えようとしています。

 この国際交流の企画について、議会への報告があった時、小浜町が国立公園第1号指定という同じ趣旨で、カナダ・バンフとの交流を行っていたということも報告されたと思います。

 距離や、あるいは、予算のことで、韓国と比べれば相当な差があるものの、韓国はすぐに予算をつけて訪問団や受け入れをしたものの、カナダについては何の話もないようですので、伺うだけ伺いたいと思って質問いたします。カナダ・バンフとの交流はどう考えているのか、お伺いいたします。



○議長(酒井八洲仁君) 奥村市長。



◎市長(奥村愼太郎君) まず、父子家庭についての問題から答弁させていただきます。

 本市におきましては、現在父子家庭のみを対象とした支援制度はございません。子育て支援に対する支援策といたしましては、通常の保育に加えまして、緊急一時的に保育が必要となる児童への一時保育や時間延長保育、放課後児童クラブ、子育て支援センター、あるいは、子育てサポートセンター事業などを行い、また、経済的支援策として、児童手当、小学校4年生以下の第3子の保育料を無料化とします、すこやか子育て支援事業、一人親家庭への保育料の軽減措置などの事業を行っております。

 さらに、福祉事務所に設置しております家庭児童相談室では、父子家庭も含まれる一人親家庭の子育て相談も受けておりまして、早期の問題解決に努めているところでございます。

 一方、県の事業ではございますが、一人親家庭の一時的な生活援助や子育て支援を行います一人親家庭等日常生活支援事業が、雲仙市母子寡婦福祉会の御協力をいただきまして、本年4月からスタートをいたすことになっております。

 この事業は、講習を受けました家庭生活支援員が、一人親家庭からの要請をいただいて、家事などの生活支援や保育サービスを行うものでございます。市といたしましても、この事業の広報・周知等に積極的に協力してまいりたいと考えております。

 厳しい社会情勢の中ではございますが、母子家庭、父子家庭という捉え方ではなく、一人親家庭への支援という観点から、引き続き、国・県への支援制度の充実を働きかけてまいりたいと考えております。

 それから、郷土芸能振興と観光への活用についての御質問にお答えさせていただきます。

 雲仙市の各地区には、それぞれの地域の歴史と風土を基盤として、長年にわたり伝えられてきました郷土芸能がございます。平成18年11月に開催させていただきました郷土芸能交流会におきましては、今日まで受け継がれてきました郷土芸能を御披露いただき、好評をいただいたところでございました。このことは、議員御指摘のとおりでございます。

 こうした郷土芸能につきましては、地域文化の継承として末永く後世に伝えていかなければならないと考えております。そのため、後継者の確保など継承が困難になっております郷土芸能については、保存・継承について、教育委員会の各分室が窓口となり育成支援を、また、用具等の整備につきましては、コミニュティー助成事業を活用した支援策にて対応を進めていきたいと考えております。

 次に、郷土芸能の観光への活用についてでございますが、合併当初の調査では、郷土芸能団体数は、37団体の数を把握しております。観光への活用策、郷土芸能の保存策としても、これらの団体の情報をデータベース化しての活用は最善と考えますので、その方法及び内容について、保存団体、自治会等関係団体等の意見を聞きながら、関係各課と協議してまいりたいと思っております。

 この中でも、特に、橘神社の観桜火宴や、まさに、まちおこし団体の方々が、自ら立ち上げて、そして、育て上げていただいた伝統文化でございます。こういうふうに一つ一つが育っていき、そして、自らの活動によって大きく外に発信していけるような事業として成功していただければと願いを込めております。

 次に、カナダ・バンフとの交流につきましてでございますが、同じ国立公園を有する町として、旧小浜町時代の昭和51年5月19日に姉妹都市の調印を行われております。

 調印後、合併までの約30年間で4回、26名を派遣し、バンフから2回、3名の訪問実績があっておりますが、距離的、財政的な問題などもございまして、観光姉妹都市としての交流に難しい点もあったようにございます。

 雲仙市となりました現在は、韓国、中国を中心とした東アジアの観光客誘致を積極的に行っているところであって、今後のカナダ・バンフとの交流につきましては、状況を見ながら対応を協議してまいりたいと考えております。

 なお、一応、雲仙市が発足しましてから、バンフからの引き合いというのはありました。もちろん友好的な関係は続けていく所存でございますけれども、当面、この友好的な関係にとどめまして、まずは、交流が期待できます韓国、中国との関係強化に力を注いでいきたいというふうに考えさせていただいてます。



○議長(酒井八洲仁君) 進藤一廣議員。



◆4番(進藤一廣君) 父子家庭という言い方、私も、冒頭「単親」ですね、一人の親というんですかね、「単親家庭」という言葉を使いましたけれども、そのような差がないような形で、少しは多分差があると思います。母子の方々から、ちょっと「母子寡婦福祉法」というのを見れば、やはり女性の片親と男性の片親とでは、少し国の手当てが違うようであります。実は、離婚される方が多いわけですけども、離婚ではなくて死別をされた方、特に、奥さんが先に亡くなられた方などは協議する間もなく、やはり子どもさんを養育しなければならないと、そういった形で急にやってくるのが常であります。

 そこで、なかなかそういった方に対する支援というものも、今まであまり知られてなかったということであります。そういったことで質問をしたわけでありますが、この4月から一人親生活支援ですか、始まるということで、それをぜひ広報していただいて手だてを講じていただきたいと思います。

 それから、郷土芸能につきましては、そのような形でデータベース化をされるということであります。ぜひとも、団体を運営される方々は、なかなか大変なんですね。その方々は定期的にやっぱり発表する場というのは持っておられるわけですね。

 例えば、地域のお祭りでありますとか、あるいは、何かのお祝い事でありますとか、そういった形で発表されることもあります。それが毎年であったり、隔年だったりはいたしますけども、そういった情報を持っておれば、その方々にわざわざ市から出演依頼をしなくても、その地域で演舞されるものですから、そこに見ていただく方が行っていただければ、ただで見せていただけるということもありますので、そういったデータベース化をしておかれるというのは、観光の面についても優位なことではないかなと思ったものですから質問をしたわけであります。

 そういったことで、それはされるということでその点は結構です。近ごろ、夜暇ですのでインターネットをずうっと、もうぱっぱっぱっぱっ開いてみるわけですね。そしたら、よその市のホームページなども、手当たり次第に開いてみるわけです。

 この間、神奈川県のところを開いてみましたら、神奈川県にある唯一の町ということであったものですから、そこら辺を開きましたらば、いわゆるその町の歴史とか偉人、偉い人ですね、そういったことが、ホームページの中に載ってるわけですね。そこの中の青い部分に入り込みますと、ずうっとその人の生い立ちとか、このホームページ上で知ることができました。

 そういった形で、雲仙市のホームページもありますので、そこら辺での企画も考えられて取り組んでいかれれば、まだ、他が見られる方はためになるのではないかなと思ったものですから、質問をしたわけであります。どうか、そこら辺につきましても、よろしくお願いしておきたいと思います。

 カナダ・バンフのことは、もうこれで結構です。ただ、韓国・求礼郡みたいに議員がそこに行けば、長崎市のこの間の議員の研修みたいに高い旅費を出して何で行くのかといった批判もあるのではないかなと、こう思う気持ちも実はありました。そういったことで、友好的な関係で留めておかれるということでありますので、その推移を見守りたいと思います。

 今日は、施政方針の、いわゆる観光的なところもありましたけども、一応冒頭申し上げたように、農業と観光でそれが一体となって、それに附帯する多くの方々が、それによって繁栄していくことを進めていただく施策を講じられるようにお願いしまして、私の質問を終わりたいと思います。ありがとうございました。



○議長(酒井八洲仁君) これで、4番、進藤一廣議員の質問を終わります。

………………………………………



○議長(酒井八洲仁君) ここで15分間休憩いたします。3時45分から始めたいと思います。

=午後3時29分 休憩= 

=午後3時44分 再開= 



○議長(酒井八洲仁君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

 15番、佐藤靖弘議員の質問を許します。佐藤靖弘議員。



◆15番(佐藤靖弘君) 通告しておりました施政方針について質問をいたします。2日目最後の質問となりました。あと、しばらく御辛抱をお願いいたします。

 始める前に、議長にお願いいたします。質問の1番目の中で、?の公募地方債の充当事業につきましては、昨日の同僚議員の質問にございましたので、重複いたしますので取り下げたいと思います。よろしくお願いいたします。よ◎ろしいでしょうか。(「はい」と呼ぶ者あり)

それでは始めます。住民参加型公募地方債発行について。

 地方公共団体が起債を行う場合、従来、総務大臣、都道府県知事の許可が必要であったが、協議を行えば、総務大臣、県知事の同意がなくても、議会に報告した上で起債することができる制度である。地方債協議制度により、今回の住民参加型公募地方債、雲仙ゆめみらい債が発行されるものと理解しております。

 昨日の8番議員の質問と同様の質問ですので、昨日の答弁になかった公募債発行の具体的内容についてお尋ねいたします。

 1、購入対象者は、市内在住、または、勤務する個人、市内に営業拠点のある法人、団体とありますが、成人していない社会人でも購入できるのか、また、営業拠点とは、本社、本店等を指すものであるのか。

 2、申込金額は1億円までとなっております。申込者が多く1億円を超えた場合はどうするのか、抽せんかなんかの方法で行うのか。

 3、受取利息についての課税関係はどうなるのか。

 4、取り扱い金融機関はまだ決まってないそうですが、何月ごろまでに決まるのか。

 5、総務部長は、準備ができたら広報等で知らせると言われていますが、何月を目処としておられますか。

 6、昨日の同僚議員の質問の中で、途中換金はできるとの答弁でありましたが、クローズド期間、つまり換金できない期間はありますか。あれば、期間は何日ぐらいあるのか、お尋ねします。

 次に、今後の発行の方向性については、昨日の答弁の中で、市長は、平成21年度も発行して行うとの答弁がありましたけれども、どのように発行計画を立てていかれるのか、お尋ねします。

 大きい2番、やる気のある農林水産業者等の創意と工夫に基づく提案型の事業についてお尋ねします。

 昨日から先程まで、6名の議員の質問が農業政策についてありましたが、私は、目線の低い方で質問してみたいと思います。

 施政方針や議案参考資料の中で、やる気のある農業・林業・水産業者等の創意と工夫に基づく提案型の事業計画を支援、地域農林業者及び水産業に変革をもたらし、これからの地域農業及び水産業を牽引していくことを目的とし、大幅に採択基準を緩和して支援していくと示されている。採択基準の具体的緩和策はどうなっておりますか。

 次に、農業規模を大きくしようにもできない急傾斜地等で農業・林業を営む農林業者や家族で漁業を営む漁業者等、中小規模の業者への支援策は少ないと思いますが、支援策についてどうするのか、お尋ねをします。

 昨日の市長の7番議員への答弁の中で、雲仙市のように、零細農家が多い地域に光が当てられていないような気がすると、おっしゃっておられました。お考えをお尋ねいたします。

 次に、雲仙ブランドの確立及び流通対策について質問いたします。

 平成20年度から、新たに市内の農林水産物やその加工品を積極的に取り扱う市内の食料品店、飲食店、旅館等を雲仙市地産地消の店として認定し、広くPRすることにより地産地消を推進し、農林水産業並びに食品関連産業の活性化につなげると施政方針に述べてあります。

 私も、この制度には、雲仙ブランド商品、市内農林水産物や加工品の販路拡大、販売促進、農林水産業と商業の連携にもつながり、大いに賛成するところであります。そこで、雲仙市地産地消の店を認定される認定要件の具体的内容についてお尋ねいたします。

 あとは、自席において質問いたします。



○議長(酒井八洲仁君) 御答弁願います。奥村市長。



◎市長(奥村愼太郎君) 佐藤靖弘議員の御質問にお答えさせていただきます。

 まず、住民参加型公募地方債の発行につきまして、7点の御質問がございましたけれども、最初の6点は具体的な事例もございますので、総務部長より答弁させていただきます。

 7点目の今後の方向性については、昨日、同僚議員への答弁の中で、私が平成21年度も発行して行うと答弁されたが、どのように発行計画を立てていかれるのかということで御質問がありました。このことにつきましては、平成20年度の状況を考慮しながら検討してまいりたいというふうに考えております。

 それから、質問の2番でございますけれども、まず、やる気のある農林水産業者の創意と工夫に基づく提案型の事業の具体的緩和策についてのお尋ねでございました。

 「雲仙市提案型パワーアップ対策事業」といたしましては、農業部門の取り組みとして、平成18年度から平成19年度までの2年間実施し、林業水産部門につきましても、平成19年度より1年間取り組んでまいりました。

 その雲仙市提案型の農業、林業、水産業パワアップ対策事業の採択基準における緩和策につきましては、本年度要件として上げておりました。自己設定目標として、事業主体自ら基準目標を定め、その達成が見込まれること及び選択目標として、売上額の増加、雇用の拡大、高付加価値化、地域の波及効果等の項目のうち、1つ以上を取り組むという要件を廃止しますとともに、国・県補助事業の要件を満たす提案については、本事業で受け付けないこととしておりましたが、平成20年度からは、受け付けを行い、農業者の皆様の選択の幅を広げることといたしました。

 また、ハード事業やソフト事業の項目をなくし、補助金限度額につきましても、農業関係では2千万円、林業・水産業では1千万円までといたしました。

 次に、中小規模農林水産業者も取り組みやすいように、事業主体としては、農業者、林業者、水産業者、それぞれが、2戸以上で組織する団体であれば提案できるようにいたしました。

 事業を活用することにおいて、地域の活力と新たな効果を及ぼす事業となる企画書を提出していただき、その内容について第三者委員会で審議し、予算の範囲内で認定していくものと考えております。

 それと、佐藤靖弘議員から御質問がございました昨日の7番議員の御質問に対しまして、私が、雲仙市の小さな農業者ということで答弁したということでございますけれども、今の国、政府・与党の農政におきまして、認定農業者、あるいはまた、生産組合法人ということになっておりますけれども、その該当案件というのは極めて広い、あるいはまた、耕作面積の広さを求めるものであるような感じがするわけでございまして、そういう面では、その条件をなかなかクリアするための条件には、私どもの地域がまだ十分でないということでございまして、それを緩和するために、施策が今繰り広げておられますので、そういう意味では、国が考えております1戸の農業主体としての耕作面積においては、我々の地域は及ばないということで申し述べたものでございます。

 次に、雲仙市地産地消の店認定要件の具体的内容についての御質問でございますが、雲仙市地産地消推進事業につきましては、地産地消の趣旨に御賛同いただき、安心・安全な市内の農林水産物及びその加工品の利用に積極的に取り組まれる市内の食料品店、飲食店、旅館等を雲仙市地産地消の店として認定をいたし、地産地消を軸にした地場産品の生産、消費拡大等、農林水産業並びに食品関連産業の振興を図り、地域経済の循環を推進することを目的に、新年度から事業実施を計画しております。

 次に、認定の具体的要件につきましては、今後、細部につきまして検討し、認定審査会で確認をいただきたいと考えておりますが、昨年、話題になっております食品衛生法等関係法令を遵守していること、2点目が、地産地消に関する情報提供に協力いただくことということが条件でございまして、例えば、食料品店におきましては、雲仙市生産物販売コーナーの常設、あるいは、飲食店におきましては、地元産食材を周年利用し、メニュー等への表示を行っていただくなど、業種ごとの認定要件が必要と考えており、その要件を満たしていただければ、推進の店として認定をしたいと考えております。

 また、認定をされました店舗には、認定証ステッカー、看板などを配付し、店頭に掲示していただくことにより、地産地消推進の店として広告・宣伝をすることができ、その他市がやっておりますホームページ、広報などで積極的にPRすることが可能となり、もって地産地消推進並びに地域経済の活性化を図ってまいれると考えております。



○議長(酒井八洲仁君) 塩田総務部長。



◎総務部長(塩田貞祐君) 私の方からは、雲仙ゆめみらい債発行事業の具体的な内容の質問7点のうち6点について、現状での方向性として説明をさせていただきます。

 まず、購入対象者は、市内在住、それから、勤務する個人、市内に営業拠点のある法人、団体とあるが、成人していない人でもいいのかという御質問につきましては、現状、成人していない人でも、これについては、基本的には高校生以上は対象として考えております。

 次に、営業所、それから、本社、支店、本店等の示す方向性なんですが、法人団体の営業拠点については、本社、本店に限らず、営業所や支店など市内に営業活動用の事務所を有している法人を含める考えでございます。

 2点目の申込者が、1億円を超えた場合には、申込者の抽せんとなるのかという質問ですが、これにつきましては、販売につきましては金融機関と契約を締結し、金融機関の窓口販売を予定いたしておりますが、1億円に達した時点で完売というふうにいたします。

 次、3点目です。受取利子についての課税関係はとの御質問ですが、これにつきましては、受取利子につきましては、利子所得20%、これは、所得税が15%で、地方税が5%の源泉徴収がなされます。

 次に、4点目の取り扱い金融機関は決まっていないが、いつごろまでに決定するのかという御質問ですが、取り扱い金融機関につきましては、今後、金融機関との協議が必要になりますが、8月ごろを目処に決定する方向性で今予定をいたしております。

 5点目の広報紙で知らせるということであったが、いつごろかという御質問でございますが、先例の佐世保市では、4月の発行に当たりまして、募集を3月の広報紙で行っておりますが、雲仙市といたしましても、一、二カ月前には広報紙での周知を図りたいというふうに考えております。

 次に、6点目の最後になりますが、昨日の質問で途中換金ができるが、クローズド期間はありますかという御質問ですが、利息を払う日ですね、利払い日、あるいは、償還日の直前には換金ができないこともあると思いますが、基本的には、換金できない期間を設定する考えはございません。

 以上です。



○議長(酒井八洲仁君) 佐藤靖弘議員。



◆15番(佐藤靖弘君) 公募債については、これで終わります。

 2点目の質問で、例えば例として挙げますけれども、ハウス栽培で新しい品目の先進的な作物を栽培して出荷しておられる農家が2戸ありますが、今、市長の答弁で大体わかりましたけども、確認のために、2戸でも今回の事業で支援を受けられるのか、酒井農林水産環境部長、お願いします。



○議長(酒井八洲仁君) 酒井農林水産環境部長。



◎農林水産環境部長(酒井利和君) 提案型の採択要件の御質問だというふうに思いますけれども、この事業主体を、私どもが考えておりますのは、認定農業者ですと1戸以上ということで、それ以外の農家につきましては、2戸以上ということで考えておりますので、認定農業者以外の農家でも、2戸以上であれば提案ができるというふうに御理解していただきたいと思います。



○議長(酒井八洲仁君) 佐藤靖弘議員。



◆15番(佐藤靖弘君) それでは、地産地消の店の認定の件についてお尋ねします。

 細部にわたっては、今後検討するということでありますけれども、販売する店舗が、認定申請書等により申請して、例えば、雲仙ブランド品を何品目か取り扱っているような場合ももらえるものかどうか。

 それから、この前、ちょっとテレビであったのですけれども、地場食材を使用する飲食店に、緑のちょうちんを上げてあったのを見たのですけれども、看板、ステッカー等は、もちろんこれから考えられるのでしょうけれども、どのようなものを考えておられるのか、具体的にわかればお願いいたします。



○議長(酒井八洲仁君) 金子副市長。



◎副市長(金子知充君) では、1点目、雲仙ブランドを何品目か販売されてるものが、地産地消の店として対象になるのかということでございますが、まだ、認定審査会のところとか、いろいろ今後詰めてまいりますけれども、現段階では、それは対象にならないというふうに考えております。

 と申しますのが、あくまでも、地産地消の店ということでございますので、その雲仙ブランドを例えば、そういうものだけを使ったということではなくて、いわゆる、地元でできたものを地元で消費をするという地産地消でございますので、そこについては、今のところは、ちょっと対象には考えておりません。当然、その雲仙ブランドをどれだけ使ってらっしゃるかによって、また変わってくると思います。

 それと、いわゆる看板につきましては、非常に目立つ方法でやりたいというふうに考えております。

 それから、今後の方向性でございますが、地産地消の店が結構多くなってまいりましたならば、当然、その中で、地産地消の店のいろんなマップを作って、観光客にお渡しをするとか、あと、いろんなところに出すとか、そういう形で、いわゆる地産地消の店として認定されるお店の方々に対しての、いわゆる利益と申しますか、そういうものも考えていきたいと、このように考えております。



○議長(酒井八洲仁君) 佐藤靖弘議員。



◆15番(佐藤靖弘君) 以上で質問を終わります。



○議長(酒井八洲仁君) 塩田総務部長。



◎総務部長(塩田貞祐君) 佐藤議員さん、すみません、1件だけちょっと訂正をさせてください。(「はい、どうぞ」と呼ぶ者あり)

 私が、先程、答弁をいたした中で、成人していない人でもいいのかという議員のお尋ねに、高校生以上はオーケーという表現をしたそうでございまして、高校生以下は対象外というふうにいたしますので、議員の御質問は、有職の方で20歳以外の方は入るのかなという質問だったというふうに思うんですよね。そういうことに考えておりますので、高校生はだめということです。



○議長(酒井八洲仁君) 佐藤靖弘議員。



◆15番(佐藤靖弘君) 私が質問したのは、20歳以下の職についておられる社会人ですか、その方たちを聞きました。そしたら、高校生を含めだめということですね。



○議長(酒井八洲仁君) 奥村市長。



◎市長(奥村愼太郎君) 一応18歳以上の高校生じゃない有職者は、20歳以上じゃなくても結構だということであります。



○議長(酒井八洲仁君) 佐藤靖弘議員、よございますか。佐藤靖弘議員。



◆15番(佐藤靖弘君) 今の言い方では、18歳以下の社会人はだめ、中学卒業で働いておられる方はだめというような感じに聞こえましたけれども、いかがでしょうか。



○議長(酒井八洲仁君) そこをはっきりしてください。塩田総務部長。



◎総務部長(塩田貞祐君) 高校生以下は対象外としますので、(「対象外」と呼ぶ者あり)あっ、有職者はオーケーという考え方ですね。



○議長(酒井八洲仁君) 佐藤靖弘議員。



◆15番(佐藤靖弘君) それではもう、働いている方はオーケーとかいうような言い方が、はっきりしていいのではないですかね。



○議長(酒井八洲仁君) 塩田総務部長。



◎総務部長(塩田貞祐君) すみません、若干、いろいろ御質問あってますが、先程言いましたように、12月発行でございまして、現状での方向性を説明をさせていただきました。先程言いました佐世保市等の先例もありますので、しっかりそこを見きわめまして、最終決定としてお知らせをしていきたいというふうに思います。



○議長(酒井八洲仁君) 佐藤靖弘議員。



◆15番(佐藤靖弘君) よろしくお願いします。



○議長(酒井八洲仁君) これで、佐藤靖弘議員の質問を終わります。

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○議長(酒井八洲仁君) 本日の日程はすべて終了しました。

 次の本会議は明日5日定刻より開きます。

 本日はこれにて散会といしたます。

=午後4時20分 散会=