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長崎県 雲仙市

平成 19年 第4回定例会(12月) 12月05日−04号




平成 19年 第4回定例会(12月) − 12月05日−04号









平成 19年 第4回定例会(12月)


出席議員(29名)
2番  大久保  信 一  君       3番  深 堀  善 彰  君
4番  進 藤  一 廣  君       5番  前 田    哲  君
6番  上 田    篤  君       7番  原 田  洋 文  君
8番  吉 田  美和子  君       9番  町 田  康 則  君
10番  松 尾  文 昭  君      11番  森 山  繁 一  君
12番  前 川    治  君      13番  町 田  義 博  君
14番  小 畑  吉 時  君      15番  佐 藤  靖 弘  君
16番  井 上  武 久  君      17番  柴 田  安 宣  君
18番  小 田  孝 明  君      19番  岩 下    勝  君
20番  福 田  大 東  君      21番  増 山  良 三  君
22番  町 田    誠  君      23番  岩 永  基 和  君
24番  荒 木  正 光  君      25番  中 村    勲  君
26番  中 村  一 明  君      27番  石 田  ? 春  君
28番  坂 本    弘  君      29番  元 村  康 一  君
30番  酒 井  八洲仁  君                     

欠席議員(なし)

地方自治法第121条の規定に基づく出席者
       市長             奥 村 愼 太 郎 君
       副市長            金 子 知 充 君
       副市長            吉 田 博 幸 君
       教育長            鈴 山 勝 利 君
       総務部長           塩 田 貞 祐 君
       市民生活部長         井 上 由 文 君
       市民福祉部長兼福祉事務所長  小 川 龍 二 君
       観光商工部長         東 信 一 郎 君
       農林水産環境部長       酒 井 利 和 君
       建設整備部長         島 田 英 俊 君
       上下水道局長         今 崎 正 敏 君
       教育次長           辻 政 実 君
       農委事務局長         本 田 正 好 君
       国見総合支所長        中 山 敏 君
       瑞穂総合支所長        北 平 正 美 君
       愛野総合支所長        朝 永 秀 人 君
       千々石総合支所長       福 島 悟 君
       小浜総合支所長        宮 田 修 一 君
       南串山総合支所長       富 永 篤 君
       監査事務局長         川 鍋 嘉 則 君
       会計課長           溝 内 正 人 君
       企画課長           宮 崎 浩 善 君

議会事務局
       局長             境 川 秀 生 君
       次長             力 野 和 久 君
       係長             本 田 理 恵 君
       主査             和 田 香 恵 君
       主事             松 尾 泰 浩 君
 
平成19年12月5日(水)議事日程

議事日程 第4号
┌────┬──────┬──────────────────────┬──────┐
│日程番号│議案番号  │件          名          │備  考  │ 
├────┼──────┼──────────────────────┼──────┤
│1   │      │市政一般質問                │      │ 
└────┴──────┴──────────────────────┴──────┘




第1 市政一般質問

   11番 森山 繁一 議員

     1.指定管理者制度について(市長)

     2.各総合支所の公金取り扱いについて(市長)

   13番 町田 義博 議員

     1.施設等の管理運営について(市長・教育長)

     2.防災行政について(市長)

   20番 福田 大東 議員

     1.まちづくりについて(市長)

     2.県有地の使用料について(市長)

     3.雲仙ゴルフ場の活用について(市長)

   23番 岩永 基和 議員

     1.三室浜の田海岸の防災対策について(市長)

     2.牛口地区公有水面埋立地について(市長)

     3.ブロッコリーの根コブ病対策について(市長)

    8番 吉田美和子 議員

     1.子どもを取り巻くネット状況について(教育長)

     2.高齢者タクシー券について(市長)

=午前10時00分 開議= 



○議長(酒井八洲仁君) おはようございます。ただ今から本日の会議を開きます。

 議事日程第4号により会議を進めてまいります。

───────────────



△日程第1.市政一般質問



○議長(酒井八洲仁君) 日程第1、一般質問を行います。

 通告の順序に従って進めます。

 まず、11番、森山繁一議員の質問を許します。森山繁一議員。



◆11番(森山繁一君) 改めておはようございます。11番、森山繁一です。通告しておりました指定管理者制度に◎ついてと、各総合支所の公金(使用料・手数料)についての2点を質問させていただきます。

 まず、指定管理者制度についてですが、指定管理者制度とは、平成15年9月に地方自治法が改正され、指定管理者制度の導入により、民間事業者やNPO法人等の幅広い団体の中から、市の指定を受けた指定管理者が公の施設の管理運営を行うことができる制度であり、我が雲仙市においては、公の施設の管理運営に民間の能力を活用し、市民サービスの向上や施設管理の効率化などを図るために、指定管理者制度を導入されております。

 平成19年度をもって終了する施設、小浜リサイクルセンター、リフレッシュセンターおばま、みずほすこやかランドの5施設、あわせて7施設の指定管理者制度の導入に対し、その結果、メリット、デメリットはどのようであったか。その中での指定管理者選定委員での選定の方法はいろいろあると思います。

 まず、?指定管理者選定委員の選任についてでございますが、現在、行政の職員で構成をされているようです。これは工事入札制度と似ているようでございますが、工事の入札制度と少し違う点もあるように思っております。行政職員だけの構成は、全国で4分の1と聞いております。今回の雲仙市でも行政職員で構成されておりますが、外部からの選定委員の選任は、どのように考えているかお尋ねをいたします。

 次に、?指定管理者の募集方法についてですが、質問通告時におきましては、募集期間で募集の方法と出しておりましたが、11月いっぱいで募集が終わっているようです。今回、新規施設、遊学の里くにみ、小浜歴史資料館でありますが、この2施設の募集はいくつの団体の申請があったかお尋ねをいたします。

 ?指定管理者の経営努力による市の対応についてですが、今回公募されている施設については、9月の第3回定例会で条例改正がなされ、平成19年度では施設の使用料等については、雲仙市の方が受け取っていたが、平成20年4月1日より管理者が使用等の収入を受け取るとなっているが、経営努力によって黒字、赤字の場合が出てくると思います。収益が上がった黒字の場合、管理者と市の関係はどのように考えておられるか。また、赤字の場合、市の対応はどのように考えているかお尋ねをいたします。

 ?今後の指定管理者制度への移行方針についてでございますが、管理者制度への移行は、今後、施設の内容を調べた上で、現在の委託でできるものは、無理しなくても現状の委託でもいいのではないかと考えている次第でございます。市の方の移行方針については、どのように考えているかお尋ねをいたします。

 以上、指定管理者制度についての4点を終わり、次に総合支所の公金(使用料・手数料)の取り扱いについてお尋ねをいたします。

 今年9月、教育委員会の分室において、公金、使用料、補助金について不正があった。そういう中で総合支所の窓口業務の公金の取り扱いは、どのような流れで入金されているか。ちなみに、窓口業務の公金の取り扱いは、本庁は入れないで6総合支所分で平成18年度2,495万4,681円、これに小浜の駐車料、温泉利用を合わせますと3,917万5,631円、約4千万円近くの金を窓口で職員が扱っていると思っております。

 また、各総合支所の使用料の支払いの流れについては、統一できてない部分もあり、説明に時間がかかると思いますので、前もって資料を配付させていただいております。この資料を見ますと、使用料、手数料等、改善できるところがあるのではなかろうかと思っております。そういうところの改善をお願いをしていただきたい。

 また、市の補助金、負担金については、先般、同僚議員も質問されておりましたが、11月6日に財政課から資料をいただき、総務については時間をかけて事務引き継ぎを行いながら、理解を得た上で、平成20年度末を目安に移管する、会計事務については、基本的には平成19年度末までに、すべての会計事務を団体へ移管すると発表をされました。市職員の公金の取り扱いには十分検討され、再発防止に努力されることを要望し、総合支所公金取り扱いについては、先程の資料で十分わかりましたので答弁は要りません。

 以上でこの席からの質問を終わり、あとは自席で再質問をさせていただきます。よろしくお願いします。



○議長(酒井八洲仁君) 答弁を願います。奥村市長。



◎市長(奥村愼太郎君) おはようございます。森山繁一議員の御質問にお答え申し上げます。

 指定管理者選定委員の選出方法についてのお尋ねでございますが、指定管理者の選定委員につきましては、雲仙市公の施設指定管理者選定委員会設置要綱第3条に基づき、11名で選定委員会を構成しているところでございます。選定委員会の委員は、指定管理者の審査・選定となりますと、申請者との利害関係が発生するおそれがありますため、外部からの委員の選定につきましては、慎重に対応することが必要であると考えており、市職員のみで構成をいたしておりますが、雲仙市公の施設指定管理者選定委員会設置要綱第3条第4項に、委員長は、必要に応じ、公の施設の管理もしくは事業に関し知識経験を有する者または公の施設の利用者を委員とすることができると規定し、外部の意見も聞く体制は整っているところでございます。

 今後の指定管理者制度への移行方針についてでございますが、現在制度を導入していない公の施設につきましても、制度の趣旨でもございます住民サービスの向上、管理運営経費の削減等の効果が期待できる施設につきましては、随時導入を目指していきたいと考えております。

 なお、残余の質問につきましては、教育長より答弁させていただきます。



○議長(酒井八洲仁君) 鈴山教育長。



◎教育長(鈴山勝利君) おはようございます。森山繁一議員の雲仙市国見総合運動公園の指定管理の取り組みについてお答えをいたします。

 まず、募集の方法についての御質問でございますが、指定管理者の募集については、広報うんぜん11月号に掲載をし、公募に付したところでございます。また、募集要領や仕様など募集内容の詳細につきましては、雲仙市ホームページにも掲載をしているところでございます。

 公募期間につきましては、11月5日から11月30日までのおおむね1カ月とし、応募資格及び要件等については、雲仙市内に本社を有する法人その他の団体であることといたしました。指定の期間につきましては、当施設が新規での指定管理者制度の導入施設であることから、平成20年4月1日から平成23年3月31日までの3年間といたしました。

 お尋ねの2施設についての募集の経過でございますけれども、遊学の里につきましては1件の応募申請があり、現在、この申請に基づく審査の準備を行っているところであります。小浜歴史資料館につきましては、申請の延期の願いが出ていますので、今その手続をしているところでございます。



○議長(酒井八洲仁君) 鈴山教育長。



◎教育長(鈴山勝利君) 申し訳ありません。一つお尋ねの件を落としておりましたので、そのことを追加してお答えしたいと思います。

 指定管理者の経営努力に対する御質問でしたので、そのことにつきまして市の対応についてのお答えをいたしたいと思います。黒字となった場合は、協定締結時の収支計画を超える収益の10%に相当する額を市に納付することといたしております。申し訳ありませんでした。



○議長(酒井八洲仁君) 辻教育次長。



◎教育次長(辻政実君) すみません。赤字の場合の対応はどうかということでございましたけど、赤字につきましては、指定管理料の金額を設定する時に、過去の2年間分の通常の経費等を計上いたしておりますので、通常であれば大体赤字にはならないような形での指定管理料には一応なっております。ただ赤字になるおそれがあるといいますのは、突発的に大きな修繕等が出た場合に赤字になる可能性がありますので、修繕につきまして一応100万円までは修繕費の中に見ておりますけど、それを超える場合につきましては、委員会の方と協議をしていくという募集要項にはしております。

 以上です。



○議長(酒井八洲仁君) 森山繁一議員。



◆11番(森山繁一君) 11番。先程質問をいたしました小浜リサイクルセンター、リフレッシュセンターおばまの指定管理者制度を導入されました結果、メリット、デメリットがあるのではなかろうかと思っております。その点を答弁をいただきます。



○議長(酒井八洲仁君) 酒井農林水産環境部長。



◎農林水産環境部長(酒井利和君) 小浜資源リサイクルセンターにつきましては、今回11月5日から11月いっぱい、公募をいたしました。その結果、応募者はございませんでした。2次募集をするか否かについてですけれども、ただ今内部で検討をいたしているところでございます。平成19年度までは指定管理者制度を活用してやってまいりましたけれども、メリットにつきましては、それまでの直営に比べまして、職員はそこまでかなり遠方になるものですから、毎日そこに行くようなことが少なくなったといったことが、メリットではなかったかというふうに思っております。



○議長(酒井八洲仁君) 金子副市長。



◎副市長(金子知充君) ただ今の森山繁一議員の御質問に補足をさせていただきます。

 今、農林水産環境部長の方からメリット、デメリットの件で、メリットの回答をさせていただきましたが、手元に私、数字を持っておりませんので、数字については担当部長の方から後ほど議会が終了した後、御報告をさせていただきたいと思いますが、本来直営でやった場合の金額よりも、相当数の金額が安く行えたということが最大のメリットというふうに考えております。

 以上でございます。



○議長(酒井八洲仁君) 森山繁一議員。



◆11番(森山繁一君) 先程酒井農林水産環境部長の方から、リサイクルセンターにおきましては応募がなかったという答弁でございました。なぜ応募がなかったか、部長の気持ちだけでも結構です。答弁いただければと思います。



○議長(酒井八洲仁君) 酒井農林水産環境部長。



◎農林水産環境部長(酒井利和君) 当初、指定管理者を活用したのは初めてでございましたけれども、これまでの経過から小浜町振興会の方で委託をされておったという状況から、今回引き続いて指定管理者として受けていただいた経緯がございますけれども、非常にこの施設につきましてはいろんな課題もございまして、管理者としてのメリットが薄かったのかなというふうにも思いますし、そういったいろんな課題面について躊躇されたといいますか、応募されなかったのではないかなというふうに考えております。



○議長(酒井八洲仁君) 森山繁一議員。



◆11番(森山繁一君) リサイクルセンターにつきましては、産業経済委員の方々と農林水産環境部長と、いろんな形として、今後よりよいリサイクルセンターになりますようにやってください。

 次に、募集の方法でございますが、先程遊学の里くにみ、小浜資料館については募集がなかったということでございます。先般の資料を見ますと、一つの団体に多数の施設が管理者としてなされているようでございます。この遊学の里くにみと小浜歴史資料館は一緒にされるのではなかろうかと私は思っておりましたが、これは別々の管理者にされるということですか、どうですか。



○議長(酒井八洲仁君) 辻教育次長。



◎教育次長(辻政実君) ただ今の御質問でございます。遊学の里につきましては、基本的にスポーツ施設という捉え方でございます。それから、小浜歴史資料館につきましては、一応文化的な施設ということでございますので。



○議長(酒井八洲仁君) 森山繁一議員。



◆11番(森山繁一君) 11番です。この指定管理者の募集、いろんな施設につきましては、この前の資料を見ますと、大変多くの施設を一つの団体で管理者にされているようでございます。ある意味では限られた団体しか管理者になられないような気がします。その点、施設の管理者については、ある程度絞って選定をしていただけないか。その辺はどうですか。



○議長(酒井八洲仁君) 御答弁願います。金子副市長。



◎副市長(金子知充君) ただ今のある程度絞った形での選定ができないかという御質問でございます。一応指定管理者制度につきましては、公に募集をかけるということが大前提となっておりますので、まず一義的には公に募集をして、いろんなところから応募をいただくというのが大前提かと思っております。先程議員御指摘になられました、多くの施設を一つにまとめて指定管理に出したというのは、多分社会福祉施設の分かと思います。それにつきましては施設が近場にあるとか、一体的にやった方がいいとか、そういう形での考え方で七つの施設を一括管理ということで募集をかけております。

 先程辻教育次長の方から御答弁を申し上げましたが、今回の場合は文化施設と体育施設ということで、別々に募集をかけさせていただきました。ただ当然応募者によっては、例えば同じ会社、あるいは同じ団体、同じ組合等々が応募をしてきて、結果、選定委員会の中で同じところが請け負うといいますか、指定管理者として私どもで指定をさせていただくということは起こり得るというふうに考えております。

 以上でございます。よろしくお願いいたします。



○議長(酒井八洲仁君) 森山繁一議員。



◆11番(森山繁一君) 11番。わかりました。3番の経営努力に対する対応についても終わります。

 今後の指定管理者制度の移行についてでございますが、今回、新規の遊学の里くにみ施設の内容についてでございますが、住民の中には、市が管理運営をやっていたが、平成20年度からは管理者が変わることで大変不安が募っております。そのため今回選定されると思われる団体でございますが、もう一つしかないということでございました。この団体は適当であるか適当でないか、選定委員会でされると思いますが、適当でないと思われた場合には、現在のままでいくものか、また再募集をされるものか、お答えをお願いします。



○議長(酒井八洲仁君) 金子副市長。



◎副市長(金子知充君) まず、指定管理者募集をいたしまして応募がございましたらば、その選定委員会の中で選定をかけていくわけでございますが、適当でないということになりましたらば直営ということで考えています。



○議長(酒井八洲仁君) 森山繁一議員。



◆11番(森山繁一君) 再募集の方法はないのですか。直営でずっといくのですか。



○議長(酒井八洲仁君) 金子副市長。



◎副市長(金子知充君) 当然再募集ということも考えられるわけでございますが、一たん応募期間というものを、1回指定期間を切っております。その中で上がってくるか上がってこないかというのは、応募者のある意味自由でございます。そういう中で上がってきたところは1社しかなかった。それに対して選定ができなかった。選定というか、対象としてよくないとなった場合には、再度募集するということは、なかなかできないのかなというふうに考えております。だから、例えば1回募集をかけて、だれも出てこなかったということであれば、当然再募集ということはあり得ると思いますけども、一たん選定してだめだといった時に、もう一回というのはなかなか難しいかなというふうに考えておりますので、御理解いただければと思います。



○議長(酒井八洲仁君) 森山繁一議員。



◆11番(森山繁一君) 次に、選定された管理者と契約の中で、今まで市が臨時またパートで働いた人をどういう形で契約されるものか。話を聞きますと、今年の夏ごろから、遊学の里くにみはだれかに管理を任せられると、私たち職員は全部解雇されてしまうのではないかという心配を聞いております。職員の身分の保障については、契約の中に入っているものかどうかお尋ねします。



○議長(酒井八洲仁君) 金子副市長。



◎副市長(金子知充君) 既に施設の中で働いていただいております職員の方々、この方々を市の都合で指定管理者に出したから例えば首だとか、賃金を下げるとか、いろんな御議論があるかと思いますが、そういうことは僕は市としてはできないと思っております。従いまして、今回、遊学の里だけではなくて、いろんなところに指定管理を出していきますけれども、その際に現在働いていただいている方々の雇用と賃金については、現行どおりということで、指定管理としての条件に記載をさせていただいておりますので、そういうことでございます。よろしくお願いいたします。



○議長(酒井八洲仁君) 森山繁一議員。



◆11番(森山繁一君) 11番。民間の能力を活用、または市民のサービスの向上の目的で、施設の管理の効率を図るための目的で指定管理者制度を設けております。十分検討をしていただいて、よりよい国見の遊学の館になりますようにお願いをしておきます。

 終わりになりますが、奥村市長、笑ったり心配したりしておられましたが、一つお伺いします。遊学の館のお湯に入ったことがありますか。



○議長(酒井八洲仁君) 奥村市長。



◎市長(奥村愼太郎君) 何回か行ったことはありますけれども、入ったことは一度もございません。笑っておったのは、決していろいろとあれしたわけではございませんで、今森山議員の御質問に対しまして、我々も十分懸案事項に対しては措置をしているなということを確認できたからでありまして、決して議会に対する笑いではございません。



○議長(酒井八洲仁君) 森山繁一議員。



◆11番(森山繁一君) 今日は笑顔がよかったということですよ。(笑声)昨日までは何か心配そうに座っておられたので、ちょっと思ったのですよ。遊学の館のお湯は小浜のお湯と違って、またすばらしいお湯でございます。特にサウナにつきましては、非常にすばらしいサウナでございます。健康にもよいし、一度入っていただければと思っております。

 以上で質問を終わります。



○議長(酒井八洲仁君) 奥村市長。



◎市長(奥村愼太郎君) 入ったことございます。(笑声)



○議長(酒井八洲仁君) 森山繁一議員。



◆11番(森山繁一君) 終わるけど、市長はまたああ言われたから、入ったことがあるということであれば、感想はどうだったですか、感想だけ言ってください。



○議長(酒井八洲仁君) 奥村市長。



◎市長(奥村愼太郎君) サウナも利用させていただきまして、本当にゆっくりさせていただきました。すばらしい管理がされておりまして、当時菊田さんがいらっしゃったと思いますけれども、一所懸命意欲的にいろんな経営努力をされておられましたし、周辺の景色も非常にすばらしいところでございました。ただ入っている人たちが、みん◎な立派な体格でありまして、私だけがみすぼらしいような感じでした。(笑声)



○議長(酒井八洲仁君) 森山繁一議員。



◆11番(森山繁一君) いろいろありましたが、以上で質問を終わります。どうもありがとうございました。



○議長(酒井八洲仁君) これで森山繁一議員の質問を終わります。

………………………………………



○議長(酒井八洲仁君) 次に、13番、町田義博議員の質問を許します。町田義博議員。



◆13番(町田義博君) 13番、町田義博でございます。私は、今回2点について市長の基本的所信をお尋ねいたします。よろしく御答弁をお願い申し上げます。

 今、11番、森山議員から指定管理者制度、それから使用料についても御質問があり、また執行部の方から使用料については資料が出て、指定管理者制度については、今論議をされたところでありますので、重複しないようにお尋ねをしたいと思います。

 まず、施設の管理運営であります。市内の集会施設等管理運営についての今後の基本的な方針を市長はどのように考えておられるか、その点を1点に絞ってお尋ねいたします。

 この件については、私たち議会の教育厚生常任委員会でも熱心に協議をされております。これは公民館施設という限定したところでございますけど、その協議の内容を私も会議録の方から見てみますと、6月22日開催の教育厚生常任委員会の中では、市内における公立公民館と自治公民館の現状確認をされ、また今後の対応として市の方針、その他の公民館との整合性について提言をしていく。また、市の財産として管理運営に関し問題提起をしていくというところがありまして、公民館のあるべき方向についての意見交換がされているところであります。

 次に、この委員会は7月19日に開催をされまして、市における公立公民館のあり方について協議をされております。協議の内容もいろいろありますけど、質疑、意見の後、教育委員会も各施設について所管を超え今後検討すべきとされ、また教育厚生常任委員会としても、各意見、要望などの総意として努力をお願いするということで委員会は結ばれております。

 私が知るところで調査したところ、雲仙市内には集会施設などとしては、公立公民館14館、それから公立公民館以外の市の集会施設、これが13館、これには国見の文化会館まほろば、吾妻のふるさと会館及び南串山のハマユリックスホールの大きなホール的なものが含まれております。主に集会施設としては、13館のうち10館であります。他に自治会が所有また使用する自治公民館、これ公立、市有も含めてでございますけど、192館、この他に千々石は民間のを借用し、自治公民館としてあります。これは公民館の中にカウントされていなかった点もありますので、大体この数字よりも大きくなるだろうというふうに判断しているところであります。それは各地区がそれぞれに活用をなされているところでございます。

 市の各施設、公民館も含めた施設でございますけど、ここを所管する部署が多岐にわたっておりまして、公民館、文化会館は教育委員会、それから農業、水産関係の施設は農林水産課、また支所の産業建設課がされております。それから、やまびこ会館は商工労政課、福祉センター関係は福祉課、それからこれは別ですけど、自治公民館は市民生活課が所管をされているということで、大変市の行政部局の多岐にわたっている所管でございます。

 これらについては条例、規則などによって設置の目的、利用の許可制限、それから使用料、使用料の減免、許可の取り消し、原状回復の措置、損害賠償、また利用時間、休館日、許可申請、減免申請、それから利用者の守るべき事項、管理の委任、それから罰則規定もあるようでございます。

 このようなことから、まず第1点として、使用料、冷暖房費並びにこれらの減免規定の内容が各施設で違っていて、その規定の仕方も何を基準としているか不明確と私は思います。

 次、第2点として、公立公民館とされているが、実際は自治公民館的に利用体系があるものがございます。その管理などが不自然だと私は思います。

 それから第3点として、施設の管理状況を見ると、市当局は直接管理し、また管理人を置いて運営している施設、それから管理運営委員会に委託しているところ、地区に管理費を支払い運営している施設、これを見ますと市の財政負担もかなりまちまちでございます。出すところと出さないところがあります。このようなことから、市民が一番感じる使用料、冷暖房料及び利用する状況、また市の財政負担の観点から、公平に欠くところが現状はあると存じます。

 合併から当分の間は、旧町の指定運営の方法であっても仕方がないと思っておりますけど、雲仙市が発足して2年を経過した今日、早く全体的に公平な基準をもって、どの施設だろうが公平確保をとってもらいたいという思いがございます。私たち市民は、公民館、農林漁業施設など区分して利用はしないと思っております。

 今まで申し上げましたけど、各施設を所管する部署が多いので、雲仙市の最高責任者である市長の管理運営についての基本的なお考えをお尋ねするところであります。

 なお、先程言いましたとおり、指定管理者関係についても、11番議員は施設を指定して申されましたけど、私はその他の施設について、どのようにお考えがあるかというところでございます。ただ最高責任者として、どこの施設をどうしますという、そこまでは答弁は要りません。基本的なものを市長がどう考えているか、そこの1点だけを絞って御答弁願いたいと思います。

 次、防災行政についてですけど、防災行政無線の今後の具体的な進め方ということでお尋ねをいたします。

 市長は、本年3月の施政方針の中で、「安心、安全のまちづくりについて」と題して、「災害や緊急時の情報を迅速かつ確実に市内全域に伝達するため、平成19年度以降、順次、防災行政無線の一元化に取り組むこととし、平成19年度は、現施設が最も古く、難聴地区も多い小浜地区の整備に取り組みます」、こう申されております。

 早期の整備を図るため、国の平成18年度補正予算に係る市町村合併推進体制整備費補助金を活用することとし、平成18年度補正予算にも関連の予算を計上しておりますということで、これが繰り越されたわけでございます。これからもわかるとおり、前年度より繰り越し事業として始まり、本年度は着手されております。すなわち平成18年度から平成24年度まで7年間で整備する計画でございます。

 この整備については、本年第2回の6月定例議会において補正をされ、債務負担行為とあわせて22億7,100万円の予算を組まれました。この予算のもと8月23日、市の制限付一般競争入札によって、パナソニックSSエンジニアリングとみずほ電設のJV、共同企業体が14億8,186万5千円で落札して、9月の定例議会において工事請負契約の締結を全会一致で議決をしておるところでございます。また、今回の定例議会で1,414万1,400円、これの工事請負契約の減額についての契約変更の締結が、また今議案として提出をされているところであります。

 このようなことから見まして、理事者が当初見込まれておりました22億7,100万円、これは現予算として今もあるわけですね。今回、変更契約を差し引きますと8億243万8千円が現予算として残っているところです。これが執行残といいますか、予算残ですね。

 冒頭述べましたとおり、安心、安全の観点から、市民に適切に防災情報を伝達する整備であり、さらに内容としては防災無線をデジタル方式に統一することにより、音声データなどの双方向通信が容易になり、情報の円滑な伝達のため、親局、中継局とあわせ、屋外子局の更新とあわせ、市内全世帯に戸別受信機を設置するという計画でございます。

 先程予算のことを言いましたけど、今回、市の整備方針並びに入札の経過におきまして、この間、いろいろな風評がございました。ですけど、8億円強の予算を残して整備完了ができることは、市の財政が苦しい中、大変喜ばしいことであり、また私はありがたく思うところでございます。

 しかし、本年度着手して平成24年度まで、今から6年間かかるわけでございますけど、今まで申し上げた経過から見ますと、財源の見通しは確保されているという判断を私はしております。本年度、南串山、小浜、来年度は愛野、平成21年度が瑞穂、平成22年度が吾妻、平成23年度国見、最終の平成24年度に国見の戸別受信機と千々石の子局、戸別受信機の整備計画、私たちはそう聞いております。

 このような中で、先程も言いましたとおり、安心、安全な地域として一刻も早く完備していただくことが、雲仙市民全部の願いだと思うところでございます。防災行政無線の統合整備事業につきまして、当初計画の7年間、今から6年ですけど、これを前倒しして事業を完成することはできないか、ここは基本的なものを市長からお聞かせを願いたいと思います。

 あとは答弁によりまして、自席でまたお尋ねしたいと思いますので、よろしくお願いを申し上げます。



○議長(酒井八洲仁君) 御答弁願います。奥村市長。



◎市長(奥村愼太郎君) 町田義博議員の施設等の管理運営についての御質問にお答え申し上げます。

 まず、雲仙市内の集会施設等の指定管理者制度及び管理運営の今後の市基本方針をどのように考えておるのかとの御質問でございますが、雲仙市は集会所を有する施設といたしまして、保健福祉施設が8棟、労働関係施設が1棟、農林水産施設が8棟及び社会教育施設が19棟ございます。

 使用料につきましては、合併後、それぞれ所管する部署において額の調整が行われたことから、施設ごとの料金に大きな差異はございません。

 ただし、御指摘のとおり、減免規定には大きな違いがございます。これは各集会所が建設財源確保のため、福祉や農林あるいは教育関係のさまざまな補助金や起債に応じた施設区分となっており、それぞれの目的に沿った使用料の免除や減額が適用されることによるものでございます。類似の集会施設でありながら、減額等の対象者が異なり、結果的に支払う金額に差が生じております。このことが議員が御指摘された市民にとっての不公平感につながっているものと私も考えております。

 今後、平成21年度実施を目標として、利用者負担の原則を基本に、不公平感が生じないよう、平成20年度に免除制度等の整備と周知を図ってまいりたいと存じます。

 次に、自治公民館的な利用体系となっております公立公民館につきましては、小浜地域にある九つの公民館のことかと存じますが、これらの公民館は旧町時代に、大字単位を基本に自治会を超えた地域の集会所として設置されており、管理運営につきましても引き続き市直営で行っております。

 これにつきましては、現在、市民の方が利用されている市内の集会施設の利用体系や設置状況等を調査し、小浜地域の公民館と比較を行っているところであり、今後は調査結果に基づき経営方法及び管理運営について、従来どおり直営とするか、あるいは譲渡を含め直営以外の方法を模索していくか等について、地域住民の方や公民館運営審議会の御意見などをお伺いし、市内の自治公民館との均衡を図ってまいりたいと考えております。

 最後に、管理方法の違いについては、御指摘のとおり、さまざまな管理方法がございます。基本的な考え方としまして、地域の中央公民館的施設は、利用される方の利便性を高めるため、教育委員会分室として職員を配置し、市直営で管理しております。また、福祉や健康を目的とした施設並びにスポーツ設備やホールを有する施設などの専門的知識等が必要な施設につきましては、管理団体や管理者を置いて委託管理を行っております。その他の施設につきましては、地域、団体、または個人に管理をお願いしているところでございます。

 このように現在は、施設の規模や利用体系及びコストの面から区分して管理しているところでございますが、今後、使用料や減免規定の見直しを予定しておりますので、指定管理制度への移行を含めて、最善の方法となりますよう、見直しを進めてまいりたいと存じます。

 また、もう一問でございます防災行政無線についてでございますが、これは極めて前向きに考えているということで理解いただきたいと思います。詳細につきましては、担当部長より答弁させていただきます。



○議長(酒井八洲仁君) 井上市民生活部長。



◎市民生活部長(井上由文君) 防災行政無線の整備と利用につきまして、私の方からお答えをさせていただきたいと存じます。

 議員御指摘のとおり、事業費が予定額を下回ったことによりまして、結果的に年度ごとの事業費も下がることになりました。当初計画では、平成24年度完成を予定しておりましたが、これにつきましても議員御指摘のとおり、市全体の防災体制を考えた時には、1日も早い一元化が望まれるところであり、本年度当初予定しておりました小浜地区の整備に加えまして、次年度予定しておりました愛野地区を前倒しで整備する予定にいたしております。来年度以降につきましても、早期の一元化のために防災行政無線機能を万全に発揮するよう努めてまいりたいと考えております。

 以上でございます。



○議長(酒井八洲仁君) 町田義博議員。



◆13番(町田義博君) まず、施設関係の管理関係、今、市長の方から平成21年度に実施するという、期限を切られて御答弁をいただきました。これは私は大変いいことだろうと思います。といいますのは市の中で今管理の部署が多岐にわたっておりますので、誰かがまとめて公平に判断してもらわなければなりません。ですから、市長がここをどうしてという号令をかけると、それの号令のもとに公平が確保されて、そして私たち市民が利用できるだろうという公平の原点から利用できるだろうと思っておるところであります。

 ですから、平成20年度、そういう免除申請については、まず市長が免除するという規定です。すべてそうですけど、そういう免除をする判断というのは市長なのですね。市長が職員に委任して判断をしてもらっているという私は解釈しているところでございますけど、その点、判断基準、これもよく調整をしていただきたいと思っているところであります。

 ですから、教育委員会、また他の部署、ここを一つにまとめたところで、先程も言いましたとおり、市民は一番有効に活用したいわけですね。これはただが一番いいわけですけど、昨今の中ではただというわけにはいきません。ですから、必要最小限度の負担はしていただくということで、私も理解しているところでございますけど、その必要最小限度の負担を出す場合、公平ではないよという疑念を持たれないように、よろしくお願いをいたしたいと思います。

 施設が近くにある人はいいのですけど、施設が遠く、また安いところに行けない人は、どうしても公平ではなくて、他のところよりも大きい負担をして利用しなければならないところがあるわけです。そこが不公平という見方になりますので、その点、市長の号令のもと、各部署も縦割りではなく横割りで検討していただきたいというものでございます。指定管理者、また委託などをなされて、効率的な運営をしていただきたい。これはこれで終わりたいと思います。

 それでは次、防災行政無線の統一についての関係でございます。今、冒頭、基本的に市長は前向きに検討するということでございました。また、井上市民生活部長の方から具体的に少しだけ答弁がございました。私は、この防災行政無線の旧7町の状況を見てみますと、幸か不幸かという言葉がございますけど、私は幸いの方でございます。

 今、パナソニック、これは松下電器です。松下電器産業のところが瑞穂町、吾妻町、それから千々石、南串山です。四つあるわけです。そこが統一化に向けて請負をされている。こういう中でまだまだ検討、節約できるといいますか、今の施設を活用できるものがあるだろうと思っております。

 特に千々石の場合は、平成10年と平成11年で1回更新をしているのですね。15年の大体のサイクルなのですね。そういう中では、千々石はすぐこれはそのまま周波数を合わせれば使われるだろうと、私はこう判断しております。ただ残念ながら千々石は戸別受信機がございません。屋外だけでございますので、聞こえなかったり、またあまり今度は近くで聞こえ過ぎる、音量が大きいという苦情があります。そういう中で戸別受信機でやって屋外を絞るといいますか、音量を絞る、そういうこともできるわけです。

 ですから、今の請負契約の中で、今言いましたとおり、瑞穂、吾妻、あと千々石、これらの施設が使われないか。南串山については、当初私たちに説明があった分では、今のところ整備方針の中では出しておりませんということで説明を受けております。これ全員協議会の資料にそう私は書いてあるのを持っております。南串山がそのまま今の請負者が受けて、そしてなされるわけですね。

 南串山はそのまま使われるということで、今回の1,400万円ばかりの減額になったという私は判断をしておりますけど、そういう中では今から6年間の整備、市長が前向きにということでありがたいわけでございますけど、まだまだ何年も前倒しをできるだろうという感がしておりますので、これが全町にわたっておりますので、ぜひ私たち議員全員にもう一回年度別の事業費、それから事業の内容というものを説明して、そして市民が納得をして、6年かかるところを3年でやりましたとかというところを、よろしく説明を願いたいと思いますけど、この点できますかどうか、どうでしょうか。



○議長(酒井八洲仁君) 井上市民生活部長。



◎市民生活部長(井上由文君) まず、議員さんおっしゃるとおり、既存の施設で現在発注をしております、受注をしております松下電器の機械を使っているところがございます。議員さんおっしゃるとおりなのですけれども、ただこれの有効活用ということでございますけれども、使えるものは使っていかなければいけないでしょうけれども、ただ基本的に以前説明したとおり、今ある施設はアナログ方式でございます。これを今回はデジタル方式でしか電波管理局といいますか、総合通信局はそういった周波数の割り当てしかしてないということで、デジタル方式になりますと、基本的には今の施設は統合という面からすれば使えないということになりますので、その点はどうぞ御理解をいただきたいなと思っております。

 それともう一つ、戸別受信機についてもお尋ねがございました。千々石町は今、整備をされてないということでございます。年度ごとに一応地区割をして、今の施設が古い順の地区から順次更新をしていこうと考えているわけですけども、それにとらわれずに、戸別受信機の場合は親局が今年度整備されれば、デジタルの電波は発信ができるわけです。ですから、本体の工事は既存のまま残しておきながらも、吾妻からの電波の送信によって、戸別受信機は受信できるようになります。ですから、そういうことも考えまして、できるだけ本体の更新の年度より前に戸別受信機がないところ、難聴地区はそういった整備も考えていかなければならないというふうに考えております。

 それと年度ごとの地区と事業費でございますけれども、大体当初の計画は、議員さんの質問の中にございましたとおりでございます。これを1年前倒しをしようということでございまして、平成19年度、本年度は小浜と愛野町ということで、当然南串山も基本的な整備はしなくていいわけでございますけども、親局をこちらに持ってくることによって、いろいろアンテナの向きとか、あるいは周波数も変わってきます。こういったことで改良、改修が出てきます。そういったことで整備が出てくるということで、大体の事業費が今年度は6億3千万円を予定をしておるところでございます。これは設計管理を含めたところでございます。

 それと来年度は瑞穂町をやろうと考えておりまして、これが今の予定では1億8,400万円ほどかかるのではないかなと見ております。それと平成21年度が吾妻町の子局の方ですとか戸別受信機になりますけども、これで2億2,900万円。平成22年度が国見町を予定しておりまして、2億7,900万円。平成23年度に千々石町を予定をしておりまして、1億5,900万円の予定でございます。

 平成24年度は最後になりますけども、最後の総合調整とか、あるいは土石流の警報装置あたりも、この無線機を通じて装置ができるようになります。先程も質問の中にありましたとおり、デジタルによって双方向のデータ通信ができるわけでございまして、こういったものを活用して土石流警報装置も予定をしております。そういうことで総額で大体設計を含めまして15億円の予定、そういった計画でおります。

 以上です。



○議長(酒井八洲仁君) 町田義博議員。



◆13番(町田義博君) 今、井上市民生活部長から説明がございましたけど、1年度だけが前倒しというようなことのようでございます。ですから、先程言いましたとおり、財源的に、これは6月8日の全員協議会で井上市民生活部長の方から説明があったものです。この中で言いますと、今の状況からいきますと、2年半ぐらい前倒しができるのではないかと、私は財源的にはそう見ておるところであります。ですから、今言いました戸別受信機を早くというのは、それはその計画でされることは大変ありがたいわけでございますけど、まだ前倒しはできるだろうと、私はそう思っております。

 この前倒しの考え方として、合併特例債あたり、起債関係を使うわけですね。そういうことで今の経済情勢の中では、年々金利が上がっていくことなのですね。ですから、当然財源的には目処がついておりますので、私は安全安心のためになるべく早くやって、そしてまた金利の安い部分の中でやっていただければという2点から、さらなる前倒しをお願いをするところでございます。

 そういう状況で、議長、いいですか。(「はい」と言う者あり)今、井上市民生活部長が口頭で言われましたけど、私はまた再度前倒しができるだろうと思いますので、執行部に計画を立ててもらい、全員協議会なり開いてもらって、◎その点を私たち議員は説明を受けたいと思いますけど、その点、要望していいでしょうか。(「はい」と言う者あり)よろしくお願いを申し上げます。そういう状況で、前倒しができる範囲で、なるべく早く完備できるようにしてもらいたいと思います。

 昨日、おとといだったですね、市長は8番議員の質問の中で御答弁がありました。一番最優先とするのは、(「9番」と言う者あり)9番ですか、町田康則議員の答弁の中で、市長は最優先は生活、そして安心、安全を優先的に進めていくという御答弁をなされました。ですから、この防災行政無線、安全、安心の方でございますので、ぜひその点、なるべく早く完成するように計画を立てていただきたい。こういうことでお願いして、私の一般質問を終わります。

 また、防災行政無線については、柴田議員も明日なされますので、内容等については議員の方からまたあるだろうと思いますけど、私はその整備についての1点だけをお願いをして、終わりたいと思います。ありがとうございました。



○議長(酒井八洲仁君) これで町田義博議員の質問を終わります。

………………………………………



○議長(酒井八洲仁君) ここで11時20分まで休憩いたします。

=午前11時07分 休憩= 

=午前11時20分 再開= 



○議長(酒井八洲仁君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

 20番、福田大東議員の質問を許します。福田大東議員。



◆20番(福田大東君) 私は時々、「市長の日記」というのをホームページで見させていただいております。昨日、今日の出来事、大東の日記をちょっと紹介したいと思います。

 先日、昨日のことですが、雲仙に国道57号が大分まで走っております。その国道57号、雲仙警察署からちょっと上ると左へ大きくカーブをしています。右側に行くと市道が宮崎旅館まで100数十m走っています。その途中のことなのですけども、新湯ホテルの前、それから田浦商店までに小さい湯川が流れております。それを覆っているグレーチングがお湯、硫黄のために腐食をして陥没をしていたという連絡が、昨日議会中に私に住民の方からありまして、早速道路河川課の野口課長に要望をしました。

 帰りに心配になりましたので、現地を見させていただくと、きちっと交通不便にならないように安全のためのポールを立て、またけさ登庁前に寄ってみましたら、朝8時40分ぐらいでしたか、小浜総合支所の産業建設課山下君と業者の方と、気温2度ぐらいでしたか、一生懸命作業をしてくれておりました。そして、本庁に着きますと、今度は野口課長が早速議会事務局まで来てくれて事後報告をしてくれました。実に素早さと報告、感心をいたしました。ありがとうございました。

 機構改革をなされて、うまい具合にいっているのではないだろうかというふうに推察をしております。機構が動くための、組織が動くための4カ条を今考えてみますと、企画立案をする、それから計画に沿った行動をする、途中でチェックをする、4番目に大事なのが報告をするということではなかろうかと思います。プラン、ドゥ、チェック、リポート、これがうまい具合にいっているかなあというふうに感じております。

 去る10月28日、雲仙メモリアルホールで開催されましたNHKのど自慢には、多数の出席者、また観衆で雲仙は大にぎわいを見せました。雲仙にある駐車場はほぼどこも満杯の状態でありました。全国テレビ放映と実質来仙者のことを勘案しますと、莫大な宣伝効果と経済効果をもたらしたというふうに考えております。雲仙市誕生2周年記念事業としては大ヒットであり、大いに評価をいたしているところであります。これを企画された立案者、また市当局の皆さん、並びに関係諸団体には心より御礼を申し上げます。

 それでは、質問に入ります。まず1番目に、まちづくりについてであります。本市では、街なみ環境整備事業が推進されておりますが、具体的な内容と進捗状況並びに今後の計画についてお尋ねをします。

 2番目に、県所有土地使用料についてであります。先程ののど自慢大会が開催された雲仙メモリアルホール、また隣接するやまびこ会館は、施設は本市所有でありますが、土地が県所有ということになっております。いわゆる賃借物件であります。借地面積は6,771.24m2、土地使用料は年間998万7,578円であります。m2単価に直しますと1,475円というふうになります。ただし、県と市ということの関係で2分の1が減額され、499万3,789円を市が県に支払っているということであります。この県有地使用料は、近辺民有地、また国有地と比較して格段に高い料金に設定されているのが現状であります。そこで、料金交渉と値上げ陳情をすべきと私は思いますが、市長の所信をお尋ねをいたします。

 3番目、雲仙ゴルフ場の活用についてでありますが、去る12月1日第10回島原雲仙学生駅伝が開催をされました。男子は第一工業大学が9年連続10度目の優勝、女子は立命館アジア・太平洋大学が4連覇を果たしました。本県勢では佐世保にあります長崎国際大学が3位に入賞しましたが、あと一歩足りず、来年の全日本学生駅伝選手権出場を逃がした結果でありました。

 今年の夏季休暇中に雲仙ゴルフ場を利用し、強化合宿を行った陸上競技部は、日本文理大学を初め8大学、高校陸上部は瓊浦高校、それから松浦高校と延べ500人あまりの学生たちが雲仙で宿泊合宿をしております。残念ながら雲仙には陸上競技施設がございません。つまり並走できるトラック設備がないわけです。わざわざ島原まで練習に下っているのが現状であります。

 先生、学生たちの希望は、澄んだ空気と涼しい雲仙での合宿は、大変快適ですばらしい。ぜひ400m3レーン程度のトラックを整備できないかという相談が雲仙陸上協会の会長関さん、それから雲仙ゴルフ場の社長である石動氏にあっておるようであります。関会長より私に相談があったわけでありますが、早速雲仙ゴルフ場を所有する雲仙ゴルフ場地主組合長に相談をしましたところ、雲仙のためなら、また学生たちのためならば喜んで敷地を提供したいとの返事でございました。以上の模様から施設整備のための協議を行う考えはないか、以上3点お尋ねをいたします。よろしくお願いをいたします。

 訂正をいたします。先程の土地使用料のところで値下げと言うべきところを値上げと発言したそうです。大変な間違いをいたしました。値下げでございます。よろしくお願いいたします。



○議長(酒井八洲仁君) 御答弁願います。奥村市長。



◎市長(奥村愼太郎君) 福田大東議員の御質問にお答えします前に、職員に対するうれしい評価をいただきまして、誠にありがとうございます。これからもその評価にこたえるべく努力するよう職員一同、私どももまた努力していくつもりでございます。ありがとうございました。

 まず、御質問にお答えさせていただきます。街なみ環境整備事業の具体的内容と進捗状況についてのお尋ねでございます。

 事業の概要を説明させていただきますと、街なみ環境整備事業は、生活道路等の地区施設が未整備であったり、住宅等が良好な美観を有していないなど、住環境の整備改善を必要とします区域において、住宅や地区施設等の整備改善を行うことにより、地区住民の発意と創意を尊重した、ゆとりと潤いのある住宅市街地の形成を図るものであり、事業採択には区域内の土地所有者等によるまちづくり協定が締結されていることが条件となっております。現在、この事業を実施しておりますのは神代小路地区でございます。

 事業の内容につきましては、土地開発基金で買収いたしました土地建物の買い戻し、建物の除却を6棟、地区施設整備として緑地及び広場を4カ所、地区防災施設整備として防災水槽を4基、生活環境施設整備として集会交流所を1カ所、道路、水路、橋梁の美装化の他、住宅等の修景整備助成等を平成18年度から平成27年度までの10カ年計画で整備を進めております。

 進捗状況につきましては、土地建物の買い戻し、建物の除却が済みまして、平成19年度末の見込みでは事業費ベースで約24%の進捗率でございます。

 次に、雲仙古湯地区につきましては、昭和57年に策定されております雲仙プラン50構想を初め、早くから整備の提案がなされ、平成17年度には雲仙観光協会で策定されました雲仙地区再整備構想や雲仙商店協同組合で策定されております雲仙商店街魅力アップ計画においても、整備に向けた提案がなされております。さらに、議員も御承知のとおり、平成18年度には雲仙商店協同組合が主催し、まちづくり委員会やワークショップを開くなど、雲仙古湯地区の整備に向けた具体的な取り組みについても協議がなされ、その調査報告がなされたところでございます。

 区域の設定につきましては、あくまで地元の皆様がこれまで協議されてきた土地所有者等で締結されました雲仙市雲仙古湯商店街周辺地区まちづくり協定に定められております区域において、市として支援するものでございまして、その整備を国の補助事業であります街なみ環境整備事業により実施しようと、平成20年度着手に向けて作業を進めているところでございます。

 事業の内容といたしましては、湯川排水路及び散策道の整備、道路の美装、住宅等の修景整備助成等を5カ年計画で進めることとしており、平成19年度は市単独の我が町再生事業により、事業計画策定に必要な湯川の測量設計等を行っているところであります。

 なお、残余の質問につきましては、担当部長及び教育次長より答弁させていただきます。



○議長(酒井八洲仁君) 東観光商工部長。



◎観光商工部長(東信一郎君) 福田大東議員の御質問にお答えいたします。

 県有地使用料の見直しに伴う県との協議についてのお尋ねでございますが、現在、長崎県有地を雲仙市小浜勤労者体育センターと雲仙やまびこ会館の敷地としてお借りしているところでございます。1m2当たりの土地使用料は、長崎県雲仙公園使用条例に基づき、平成18年度から平成20年度までの3年間は1,475円となっております。この単価は平成16年度の国有地の貸付料単価をもとに算定されているとのことでございます。また、本施設は広く県民の公益を目的として使用されておりますので、長崎県行政財産目的外使用許可事務取扱要領に基づき、2分の1を減免していただいております。

 国有地の貸付料は毎年見直され、最近の地価の下落に伴いまして、平成19年度には1m2当たり880円となっておりますが、県有地の使用許可条件は3年ごとに見直すこととなっており、次の更新時期は平成21年度でございます。市といたしましては、国有地貸付料が毎年改善されている状況を勘案していただき、市が借用している土地について、国と同様の取り扱いにより使用料の見直しができないか、県に対して要望してまいります。

 以上でございます。



○議長(酒井八洲仁君) 辻教育次長。



◎教育次長(辻政実君) 福田大東議員の御質問にお答えいたします。

 環境省自然環境局雲仙自然保護官事務所に問い合わせを行いましたところ、陸上競技用トラック、またはランニングコースとしての整備につきましては、国立公園内に整備する必要性、国立公園内の環境を変化させてでも整備することによる公益性、また工作物が道路より20m以上離れていることが必要等々の申請条件があり、国立公園内におけるスポーツ施設整備は非常に難しい状況にあります。

 また、現状で400m3レーンの競技用トラックを整備する場合、当然池の形状を変えることになりますが、議員も御承知のとおり、雲仙温泉の水脈がゴルフ場内の池の水と関連しているという説もあり、池の形状を変える護岸整備等を行った場合、雲仙温泉への影響も懸念されるところでございます。

 以上のことから、議員御提案の雲仙ゴルフ場内の陸上競技施設の設置につきましては、大変困難ではないかと考えているところでございます。



○議長(酒井八洲仁君) 福田大東議員。



◆20番(福田大東君) まず最初のまちづくりの件でございますが、神代小路について、先般、同僚の森山議員から指摘を受けた駐車場のトイレがございました。あれは確認はしてないのですけど、今見ても多分そのままではないだろうか。これはそのままの状態でいくのかどうか、その辺をお聞かせください。



○議長(酒井八洲仁君) 東観光商工部長。



◎観光商工部長(東信一郎君) ただ今の質問でございますけれども、おっしゃるとおり今トイレはそういうことでございます。今後早急に整備をしていきたいという考えで、いろいろ検討をさせていただいております。よろしくお願いいたします。



○議長(酒井八洲仁君) 福田大東議員。



◆20番(福田大東君) 次、雲仙地区でございますが、先程市長答弁どおりでございます。ただ地元の要望で区域の設定がなされております。雲仙の清七地獄ですか、あそこを中心として西南側に広がっている区域でございます。金子副市長とも相談をしたのですけども、この区域の拡大はできないかということで、金子副市長の答弁は、それは申請者の方で協定を作って広げることは可能だという話でありましたが、金子副市長、確認です、それはできますか。



○議長(酒井八洲仁君) 金子副市長。



◎副市長(金子知充君) ただ今の福田議員の御質問でございます。

 地域の拡大につきましては、あくまでも地元の発意でございますので、先程市長が答弁いたしましたとおり、協定ができましたら区域の拡大については可能でございます。



○議長(酒井八洲仁君) 福田大東議員。



◆20番(福田大東君) 実はプラン50から始まった雲仙のまちづくりは、ずっと湯の町通りを考える会というのが古湯地区にございました。そこの加藤一隆君が主体になってやっておりました。その周辺の人たちがずっとこれを守って進めてきた関係上、多分こういう区域設定になったのではなかろうかというふうに思います。今後、そういう形で加藤君とも話をしましたので、雲仙全体で雲仙の整備をしようではないかという話し合いができましたので、その節はよろしくお願いをいたします。

 次に、県有地使用料でございますが、先程県との協議も続けていくということでありますので、ありがたく思います。実は平成12年でしたか、雲仙の国有地の値段がピークに達した時があります。その時は地元の借地人組合等々を組織して、国に陳情したことがあります。また、小浜町議員も全員で環境省に行き、それから地元出身の久間さんにお願いをし、努力をした結果、そのころと比べますと約半額以上値下げになっております。ちょうど私も薬屋を国有地でしておりますが、約100坪で71万円ぐらい払っておりましたが、現在は30万円ちょっとです。それだけ交渉すると効果があるのかなというふうに思います。県が下げるか下げないかは別問題として、要望をしていっていただきたいというふうに思います。

 ちなみに、雲仙旅館組合がございます。そこに所属している11の団体がどれくらい県有地、市有地に支払いをしているかというのを調べてみました。実は年間使用で、国有地に3,066万380円、県有地に2,008万9,380円、合計で旅館だけで5,075万円ぐらい払っております。それに私ども他の民間を入れると、恐らく相当な数字になるのではなかろうか。そして、とりわけ国有地は、先程東観光商工部長が答えたm2単価880円、県有地が1,475円と約倍近くの値段なのですね。これは国有地に倣って県有地の値段を決めたということでありますから、早急に見直しをしていただきたいというふうに思います。

 次に、3番目の陸上競技施設ということでございますが、もちろん雲仙は国立公園でございますので、環境省管轄でございます。実は今計画をしている、構想を練っている雲仙ゴルフ場横の空池は、昔、私が小さいころは草競馬場でありました。秋になると必ず競馬を見られるというので、楽しみにして行ったのですけども、そんなに地形変更することなく、周辺を遊歩道というような形で整備をすれば可能ではなかろうかというふうに思います。私が造ってくれというのではなくして、協議を始める考えはないかという質問でございますので、ぜひこれでやめないで、協議を進めていただきたいというふうに思いますが、市長いかがでしょうか。



○議長(酒井八洲仁君) 奥村市長。



◎市長(奥村愼太郎君) 先程の御質問も含めて答えさせていただきますけれども、雲仙市になりました。これまで例えば雲仙という一つの特定地域の方々が、特定地域でありますがゆえに県にもいろいろと御相談に行かれたこともわかっておりますし、国にも御相談に行かれました。しかし、これから先は雲仙市という皆様方も議会を構成されておられるし、議会にも相談をしていただきたいし、あるいはまた我々の基礎自治体にも御相談していただきながら、皆様方の公共福祉に供するように、そしてまた皆様方のいろんな願いにかなえるような、実現化を図っていくような努力をみんなでしていくということを、機運を盛り上げていただけるように、ぜひ福田議員からもお願いしていただきたいということを、私もお願いしたいと思っております。

 それと、陸上競技場でございます。練習場でありますが、今のところ地形的にかなり難しいというのは、これ私もよく理解できないわけでありますけども、いろいろと水質の問題、それから温泉に関わるような問題でございますので、いたずらにそういった問題に手を加えていくと、今後に憂いを残すようなことになりますので、しばらくはきちっと調査、それから専門家の方々の御意見も聞いていく必要があるのかなというふうに思っております。



○議長(酒井八洲仁君) 福田大東議員。



◆20番(福田大東君) ちょっと下ると国見のグランドがありますね。そういうところでも構わないと思うのですけども、先生、生徒たちの希望は、夏休みの涼しい雲仙、早朝6時ぐらいから走るのですけど、雲仙にそういうのが欲しいなという希望がありましたので、取り上げて質問をしてみました。

 今3問をしましたが、それぞれ前向きな答弁でございましたので、ちょっと早うございますが、これで私の質問を終わります。



○議長(酒井八洲仁君) これにて福田大東議員の質問を終わります。

………………………………………



○議長(酒井八洲仁君) ここで1時まで休憩いたします。

=午前11時47分 休憩= 

=午後1時00分 再開= 



○議長(酒井八洲仁君) 午前中に引き続き会議を開きます。

 23番、岩永基和議員の質問を許します。岩永基和議員。



◆23番(岩永基和君) 23番、岩永です。お許しをいただきましたので、通告しておりました3点について質問をいたします。

 三室浜の田海岸の防災対策については、昨年の9月定例会で質問をしたわけでございます。この防災対策については、平成18年7月、雲仙市として三室浜の田海岸の高波対策として新規採択要望書が提出され、長崎県及び県選出国会議員や国土交通省に対し要望活動を実施され、平成19年3月に採択され、4月には当初予算として1億円の事業費が計上されたことを市長より報告を受け、その旨を関係自治会長並びに地域の人たちに報告したところであります。これも市長の献身的な努力のたまものだと思っております。地元議員として、この場をお借りしお礼を申し上げます。

 しかし、自治会長や地域の人たちに本件について話をしても、住民説明会もなく、早期の着工を待ちわびているように感じます。本年度の事業進捗状況についてお尋ねをいたします。

 第2点、今後の具体的な事業計画についてお尋ねをいたします。三室浜の田海岸については、谷川から諫早湾干拓堤防道路までは1km以上の距離であろうと思いますが、事業計画は、どのくらいの計画にされておるのかお尋ねをいたします。また、1km近くの距離の工事が施工された場合に、台風時期までに工事が完成するのか、地域住民の方々は大変心配されておりますので、早急に完成できますように措置されるようお願いをいたします。

 第2点目は、牛口地区公有水面埋め立てについてお尋ねをします。

 この件については、3月の定例会で質問したところでありますが、事業完成後、県及び県議会の竣工認可、許可を受けた後に、本市議会の6月定例会で採択された後、字の編入、表示登記、保存登記となっておるようでありますが、諸手続の進捗状況は、現在どのようになっておるのかお尋ねをいたします。

 第2点、埋立地の分譲時期と分譲面積についてお尋ねをいたします。

 先程質問したように、諸手続が終わり、秋ごろには分譲できるような市長の御答弁であり、その後、何の話もないため、山田川改修工事の移転先として数名の方がおられるようでありますが、分譲の時期はいつごろ計画されておるのかお尋ねをいたします。また、分譲面積については、当初の計画では20区画で、面積については100坪から150坪と聞いておりましたが、面積については何坪で計画されておるのか、お尋ねをいたします。

 第3点目、ブロッコリーの根コブ病についてお尋ねをいたします。市内の発生状況と市の対応についてお伺いいたします。

 平成10年度に山田原畑総が着手され、立派な農地が完成し、本年8月より2工区地区では畑地かんがい施設も供用開始され、完成した圃場を見ますと、集積された圃場、整った道路、排水路、さらに労力の省力化、生産コストの低減、担い手農家の農地の集積、農業経営の安定、今後の農家への活路を見出していくものと思っております。

 ところが、県下一のブロッコリー産地として期待していた矢先に、圃場整備の一部の畑と一般畑地において根コブ病が発生し、生産者は大変心配をしているのが現状です。発生状況と市の対応についてお尋ねをいたします。

 今後の具体的な対策としてお尋ねをいたします。現在、本町においては延べ面積120ha、作付されているところでありますが、しかし二、三年前より根コブ病が発生し、農協、ブロッコリー部会としては、根コブ病対策として、農協、普及所、部会が一体となり、根コブ病対策に取り組んでおりますが、行政として本件についてどのようなお考えかお尋ねをいたします。

 以上のお尋ねをしたわけでございますが、あとは自席において質問をいたします。



○議長(酒井八洲仁君) 御答弁願います。奥村市長。



◎市長(奥村愼太郎君) 岩永基和議員の浜の田海岸の防災対策事業についての御質問にお答えいたします前に、せっかくの御期待に経過説明が遅れたことをお許しいただきたいと思います。

 この事業は、県において本年度予算化されております。現在、調査測量が行われ、消波ブロックの製作場所や現地までの搬送ルートの検討などがおおむね終了いたしました。今後の施工時期等につきましても、地元漁協との協議が進み、間もなく工事が発注され、地元説明会を開催する予定であると伺っております。

 消波ブロックの設置される区域につきましては、2級河川田内川の河口より西側へ約80m、東側へ普通河川谷川までの約850mの区域に設置される予定であると伺っております。今後も地元や長崎県と連携を図りながら進めてまいりますので、御協力を賜りますようお願い申し上げます。

 残余につきましては、それぞれ担当部長より説明をさせていただきます。



○議長(酒井八洲仁君) 島田建設整備部長。



◎建設整備部長(島田英俊君) 岩永基和議員の牛口地区の公有水面埋立地についての御質問にお答えをいたしたいと思います。

 まず、諸手続の進捗状況についての御質問でございますが、本年5月23日、県より竣工認可の通知を受けまして、6月議会において新たに生じた土地の確認及び字の区域の変更について御承認をいただいたところでございます。この議決を受け、県に新たに生じた土地の確認及び字の区域の変更届出書を提出し、7月6日付で新たに生じた土地として告示され、その後、不動産表示登記や所有権保存登記が完了したところでございます。

 しかし、本埋立地はもともと漁港施設であったため、その施設の一部が白地として残っておることや、上下水道の布設等、現在、関係機関や部署と協議調整しているところでございます。

 次に、分譲の時期及び面積に関する御質問ですが、この埋立地の住宅用地は、県営山田川河川整備事業で、家屋の移転を余儀なくされた方々へ優先的に分譲することを目的に造成したことから、まずもって移転対象者のうち、まだ移転先が決まっていない方に対して購入の意向を確認する予定でございます。これらの事務手続が終了次第、総務部管財課へ引き継ぎ、これまで要した経費や近隣の固定資産評価額等を参考に価格決定され、分譲されることとなるので、早期分譲ができますよう、引き続き努力をしてまいりたいと思います。なお、分譲面積は1区画約85坪から約165坪の24区画でございます。

 以上でございます。



○議長(酒井八洲仁君) 酒井農林水産環境部長。



◎農林水産環境部長(酒井利和君) 私の方からは、ブロッコリーの根コブ病対策についての御質問にお答えいたします。

 議員御指摘のとおり、ブロッコリー根コブ病は、平成13年ころから吾妻町において発生が確認され、年々被害が拡大していると聞いております。本地域のブロッコリーにつきましては、バレイショ、タマネギなどの重量野菜にかわる新しい作物として導入され、現在では県内全出荷量の40%を占める県内トップの産地であります。

 根コブ病とは、キャベツ、白菜、ブロッコリーなどのアブラナ科野菜だけがかかる病気で、野菜の根がこぶ状に変形する病気ですが、この病気が今後さらに拡大するようなことになれば、生産量の減少はもとより、品質の低下による販売不振にもつながることが懸念されます。

 防除対策につきましては、島原雲仙農協及び農業改良普及センターによる現地指導を初めとして、土壌検査や試験圃場を設置するなどの対策が講じられております。今後、市といたしましても、雲仙市農業の基幹作物の一つであるブロッコリーが危機的状況に陥ることを防ぐため、関係機関と連携をとりながら、防除対策の周知徹底を図ることが必要であると考えております。



○議長(酒井八洲仁君) 岩永基和議員。



◆23番(岩永基和君) 23番。第1点の防災対策について少しお尋ねをいたします。

 この防災対策にいたしましては、市長の献身的な努力で、昨年3月に認可を受け、4月には1億円の予算も計上されております。その間、8カ月が経過する中で、地域の人にも一つも説明会もないということであったわけでございますが、市長より遅れたことに対しお詫びをされたことに、大変ありがたく思っております。そのようなことから、防災対策については、台風時期に間に合うのかどうか、その点についてお尋ねをいたします。



○議長(酒井八洲仁君) 島田建設整備部長。



◎建設整備部長(島田英俊君) まずもって先程市長の方からもお詫びの言葉がございましたけど、担当部署としての部長としても重ね重ねにお詫び申し上げたいと思います。

 この件につきまして御心配でありますので、極力我々も一度にということでお願いをしたところ、県の方も年次計画をされておりましたけど、一気にやっていただくという県の理解のもとでされるようになったわけでございます。

 今後の方向性といたしましては、年を明けまして入札を執行したいと。その後におきまして地元に説明を申し上げたいと、このように考えております。それから、大型ブロックでございますので、製造いたしまして、その後、貝掘り終了後ですか、影響がないことを確認した上で、地元への設置工事が始まるという段取りになっておるところでございます。そういうあくまでも消波ブロックということでございますので、防災には十分留意しながら進めていただくように再度確認をしたいと、このように考えております。



○議長(酒井八洲仁君) 岩永基和議員。



◆23番(岩永基和君) 930mで大変長いわけでございますが、堤防が2mぐらいしかないわけですね。そうした時に堤防以上に波よけブロックを積むのかどうか、その点についてお願いをいたします。



○議長(酒井八洲仁君) 島田建設整備部長。



◎建設整備部長(島田英俊君) 消波ブロックの高さにつきましては、3.5mと聞き及んでおります。



○議長(酒井八洲仁君) 岩永基和議員。



◆23番(岩永基和君) そういうことで台風時期を間もなく迎える時に来るわけでございますので、1日も早く施工して完成することを要望いたしまして、その点については終わりたいと思います。

 それと、第2点目の牛口地区公有水面埋立地について二、三お聞きをいたします。

 今、建設整備部長からの答弁の中で、購入者は購入するのか伺いを立てて検討したいというようなことでございますが、大体本当ならば数名の方と言いましたけれども、なかなか遅れたために、よその民家の土地を買うて移転をしておられるわけですね。そのようなことから、早く分譲をしてもらわないことには、焦らせて一つもおらないということになれば、地元としても大変皆さんに迷惑をかけますので、分譲の時期についても、1日も早くできるように要望いたしまして、終わりたいと思います。

 それと、ブロッコリーの問題でございます。今、酒井農林水産環境部長から説明があったとおり、二、三年前から、平成13年ごろからという説明でありましたけれども、今圃場を見てみますと、これが発生が広がれば大変農家に対しても打撃を受けるわけですね。これが大体その対策として一番ブロッコリーの根コブ病には連作障害とか、結局pHが7以上ないと発生するとか、いろいろな問題があるわけですね。農協、普及所、部会としても一体となりながら、いろいろな対策を練りながらしておるわけでございますが、農協の対策としては、アブラナ科の野菜の連作とか化学肥料の対応、トラクター等による蔓延、いろいろあるわけです。そのような中で二つ以上、それに重なると根コブ病が発生するというようなことを言われております。

 そのような中で、農協もサブソイラとか心土破砕機とか、いろいろな機具を使いながら、排水をよくしながら、一生懸命部会の人も頑張っておるわけでございますので、そのような機械の導入に対しては、どのように思っておられますか。その点についてお伺いをいたします。



○議長(酒井八洲仁君) 酒井農林水産環境部長。



◎農林水産環境部長(酒井利和君) 機械についてのお尋ねでございますが、この機械の導入につきましては、現在の制度で通常共同利用という形での導入でございますけれども、現在も申請に基づいて導入がなされております。現在取り組んでいる事業名を申しますと、雲仙市が単独で実施をしております雲仙市パワーアップ対策事業、それから県が単独で行っておりますながさき「食と農」支援事業、それから国の事業ですけれども、これは融資事業でございますが、担い手実験事業というのがございます。こういったもので対応ができるというふうに考えておりますので、御活用していただければというふうに考えております。



○議長(酒井八洲仁君) 岩永基和議員。



◆23番(岩永基和君) バレイショにいたしましても、パワーアップ事業の中でバレイショの対策、そしてイチゴの炭そ病に対しても事業があるわけですね。ぜひそういうようなことから、このブロッコリーに対しても、行政の雲仙市の事業で、認定農家以外の人も利用できるような機械の導入をしていただきたいと思うわけでございますが、その点はどういうふうに思われますか。認定農家外の人もされるような、トラクターで牽引するサブソイラなどは、結局その点も認定農業者外でも利用できるのか、その点についてお尋ねをいたします。



○議長(酒井八洲仁君) 酒井農林水産環境部長。



◎農林水産環境部長(酒井利和君) 認定農業者以外の農家での活用ができるのかという御質問でございますが、私が今3事業ほど申しましたけれども、県の単独事業でありますながさき「食と農」支援事業につきましては、3戸以上の認定農業者という規定がございます。それと、国の事業で担い手実験事業につきましても、認定農業者という規定があるようです。しかし、最初に申しました雲仙市単独のパワーアップ対策事業については、そのような認定農業者に限ってという規定はいたしておりません。ということでよろしいでしょうか。



○議長(酒井八洲仁君) 岩永基和議員。



◆23番(岩永基和君) よくわかりました。そういうようなことから、これが一帯に広がらないように早く対応をしないことには、今後も大変打撃を受けるのではなかろうかと思いますので、その対策としてぜひお願いをいたして、質問を終わりたいと思います。どうもありがとうございました。



○議長(酒井八洲仁君) これで岩永基和議員の質問を終わります。

………………………………………



○議長(酒井八洲仁君) 次に、8番、吉田美和子議員の質問を許します。吉田美和子議員。



◆8番(吉田美和子君) 本日、最後の質問者となりました8番、吉田でございます。皆様お疲れのこととは存じますが、もうしばらくお時間をいただきたいと存じます。議長のお許しをいただきましたので、2点について質問をさせていただきます。

 まず、第1点目ですが、子どもを取り巻くネット状況について、さまざまな憂慮すべき事件が起こっていることは、皆様も御承知のことと存じます。

 今年2月、奈良県で中学3年生男子2名が同級生女子に2日間で700回以上もの嫌がらせメールを送りつけるという事件が起き、男子生徒は県迷惑防止条例違反の容疑で逮捕されました。5月には、栃木県の女子中学生複数名が同級生の女子中学生の体操服の上半身をまくり上げて携帯で撮影、同級生全員に送信するという事件も起きました。

 同じく5月には、埼玉県の高校生が同級生に暴行まがいのいじめを行い、その一部始終を撮影した動画をプロフに掲載、プロフとはプロフィールサービスのことで、名前や学校名、趣味や誕生日など自分を紹介するページを作りネット上で公開することで、本来なら友達の輪を広げるためのツールとして人気があるものなのですが、本人確認がなされないまま登録できてしまったり、悪用をしようと思えばできてしまうという怖さも持っております。

 9月には、神戸市内の私立高校生3年生の男子生徒が飛びおり自殺をいたしました。その原因が現金要求のおどしのメールにより追い込まれた結果の出来事であったというショッキングな事件に、大変私は驚きました。いじめもここまで来たのかと思ってしまいました。

 そして、さらにその1カ月後の10月には、お隣の諫早市で小学6年生の女の子が、インターネットのブログを通じて知り合った大阪市の二十歳の男に家出をそそのかされ、男のマンションに連れ込まれるという衝撃的な事件が起きてしまいました。女児が開設した少女漫画に関するブログに、男が漫画の感想などを書き込んでいるうちに、少女は周りが自分をわかってくれない、寂しいなどと相談するようになっていったとのことです。幸い無事に保護はされたものの、その後の少女のことが大変気になって仕方がありません。携帯電話、パソコン、そのどちらもが日常生活においてとても役に立つものではありますが、子どもたちにとって、使い方によってはいじめを助長する手段になったり、または犯罪に巻き込まれたりと、非常に危険性が高いものにもなり得ることが図らずも判明してしまいました。

 文部科学省は、2006年度の全国調査で4,883件にも上る電子メールやインターネット掲示板を使ったいじめがあったと発表、また全国の警察に寄せられたメールやネットでの中傷に関する相談は8,037件で、3年前の3倍にもなっているとのことです。

 県教委は、諫早市女児誘拐事件発生後、インターネットの利用に関する指導の徹底を各市町教育委員会、または県立学校に通知されたとの報道がありましたが、雲仙市教育委員会におかれましては、どのような対応をなされたのかお尋ねいたします。

 また、このような事件が増えていくのではと予想されますが、本市においていわゆるネットいじめと言われる問題は、現在起こっていないのでしょうか。昨年の第4回定例会でも、私はいじめ問題を取り上げましたが、さらに目には見えないネットいじめという難しい事態に対する本市の今後の具体的な取り組みについてお聞かせ願いたいと存じます。

 2点目は、高齢者福祉タクシー券についてですが、これまでにも私は平成18年第3回定例会、第4回定例会の2回にわたりまして、一般質問でお尋ねをいたしました。他市との状況比較や今後の検討課題などを御答弁していただいております。しかしながら、高齢者福祉タクシー券利用者の方からは、今後どうなるのか、もらえるのかというさまざまな心配のお声が届けられております。今回は、これまでの成果と本年度の配布状況についてお尋ねをし、さらには平成20年度以降の具体的方針について、本市のお考えをお聞かせ願いたいと存じます。

 昨日、同僚議員の一般質問において、平成18年度の高齢者福祉タクシー券に2,027万円の助成がなされ、平成19年10月現在においての助成金が1,308万4千円との市民福祉部長の御答弁がありました。本年8月に市民福祉部福祉課より出されました雲仙市高齢者福祉計画を見ましても、高齢者の方々の増加により平成17年度の交付者数5,003人に対し、平成18年度は5,392人と約400人近く交付者数が増加していることがわかります。今後、高齢者の方々の社会活動範囲を制限せず、かつ高齢者の方々や市の財政的負担が増加しない事業及び制度内容を検討されている範囲でお知らせください。

 御答弁によりましては、自席で再質問をさせていただきますので、よろしくお願いいたします。



○議長(酒井八洲仁君) 御答弁願います。奥村市長。



◎市長(奥村愼太郎君) 吉田美和子議員の子どもを取り巻くインターネット等に関する状況及び高齢者福祉タクシー助成事業の御質問につきましては、一義的には詳細も含めまして担当であります教育長及び市民福祉部長から答弁させるのが適切と考えますので、そちらから答弁させていただきますので、よろしく御了解お願い申し上げます。



○議長(酒井八洲仁君) 鈴山教育長。



◎教育長(鈴山勝利君) 吉田美和子議員の御質問の2点についてお答えをいたします。

 御承知のように、本県諫早市におきまして、本年10月13日、女子児童がインターネットサイトで知り合った男性に誘拐されるという、県内では過去に例のない事件が発生をいたしました。先程お話のありましたように、今回は幸いにも無事保護されましたけれども、インターネットや携帯電話が目覚ましく普及する中で、児童生徒が巻き込まれる事件というのは、今後さらに増加することが懸念されます。このような社会的実態から、雲仙市教育委員会におきましては、最新の子どもたちの実態を調査し、各学校への指導を継続しているところであります。

 その調査の結果は、次のとおりでございます。自分用のパソコンを持っている子どもは小学生2%、中学生5%であります。また、自宅のパソコンでインターネットやメールを利用したことがある子どもというのは、小学5、6年生で61%、中学生で73%という結果が出ております。雲仙市の児童生徒4,672人のうち小学5、6年生約300人、中学生約700人が自宅用のパソコンでインターネットやメールを利用した経験があることになります。

 次に、携帯電話につきましては、自分用の携帯電話を持っている子どもは小学生5%、中学生13%であります。同じく、その携帯電話を使ってインターネットやメールを利用している子どもは、小学5、6年生で61%、中学生90%であり、雲仙市の小学5、6年生約30人、中学生約190人が自分用の携帯電話でインターネットやメールを利用していることになります。

 雲仙市内におけるインターネットやメールを利用した問題行動の発生状況についての御質問ですが、本市ではインターネット等によるいじめの事例の報告はあっておりませんが、携帯電話で成人向けサイトに接続をし、有害画像を見たために、高額の料金請求が発生したという事案が報告をされております。この事案につきましては、学校が即時に家庭と連携をとり、携帯電話の使用についての指導を行うとともに、全生徒に対してもその使用について情報モラル・マナー指導教材等を活用し、指導を行ったところであります。

 また、教育委員会におきましては、高度情報通信社会の影の部分への対応として、次の点について学校に指導の徹底を図っております。まず、児童生徒に対しては、ウェブページやブログ等には、多くの危険が潜んでおり、利用する際は十分留意すること、不審メールなどが送信されてきた場合は、速やかに保護者や学校に相談することなどの指導を行っております。

 次に、保護者に対しましては、児童生徒のインターネットや電子メールの利用状況を十分把握することや、各家庭においてその利用のルールを作ることを呼びかけております。また、保護者の啓発を継続的に行うことや、PTA等の協力のもと、学校と家庭が連携して事故の未然防止に取り組むよう働きかけも行っております。

 その一環といたしまして、12月13日に県教委主催のインターネット及び携帯電話の利用に関する研修会に、全小中学校の教職員代表と保護者代表の参加を予定しております。このような研修会を通じて、各学校にインターネットや携帯電話の利用に関して、専門的な指導ができる教職員を育成し、保護者あるいは児童生徒への啓発、指導が可能な体制を整えていきたいと考えています。

 また、ハード面での防犯機能としましては、携帯電話のフィルタリングサービス導入の啓発活動も推進してまいります。

 このように今後も児童生徒を有害情報等から守るために、学校はもとより子どもたちを取り巻く家庭、地域、関係機関が連携をし、情報モラル教育の一層の推進や保護者への啓発活動の充実に努めていく所存であります。

 以上です。



○議長(酒井八洲仁君) 小川市民福祉部長。



◎市民福祉部長(小川龍二君) 私の方からは、高齢者福祉タクシー助成事業に関する御質問につきましてお答えをいたします。

 まず、平成18年度の実績と本年度10月末日までの状況について御説明いたします。平成18年度の実績につきましては、70歳以上の交付対象者1万607名中、申請された5,392名に交付いたしており、率にして50.8%、決算額2,027万2,820円となっております。また、本年度10月末日の状況でございますが、交付対象者1万798名中、申請された5,249名に交付いたしており、率にして48.6%となっております。助成額は1,308万4,150円でございます。

 今後の高齢者福祉タクシー助成事業についてでございますが、この事業は介護予防や社会参加等外出支援事業として、その得られる効果は高いものがあると考えております。しかしながら、今後高齢化の進展により事業費増加が避けられないことは明らかであり、財政状況が厳しくなる中、現行制度をそのまま維持することが将来困難となった場合においては、高齢者福祉タクシー助成事業を含めて、高齢者福祉事業全体の見直しを行わなければならないものと考えております。財政負担は厳しいものがございますが、平成20年度につきましては、本年同様引き続き実施していきたいと考えております。



○議長(酒井八洲仁君) 吉田美和子議員。



◆8番(吉田美和子君) 8番。教育長の御答弁で、雲仙市内ではネットいじめというようなものは存在しないということを聞きまして、大変安心をいたしました。それに12月13日、県教委の研修会があり、それに先生方、それから保護者の方々も研修を受けられるということで、これもまた一安心をいたしました。

 ところで、私、いろいろ調べておりましたら、諫早市教育委員会におきましては、諫早市スクールネットというネットワークがあるのですけども、雲仙市ではこういうことは考えられておりませんか。これは目的が教育機関の連携強化、児童生徒と先生、学校間の交流促進、地域への積極的な情報提供や防犯の啓発の三つが上げられておりまして、一般市民にも例えばこういう不審者がいましたとか、いろいろな情報を配信するサービスがあります。何か学校内で起きた事件とか事故とか、そういうものもすぐ知れ渡るというか、注意を促すということでもされております。学校と地域を結んで子どもたちを守るというふうに考えればよいのかと思いますけども、雲仙市ではこういうことは考えられておりませんか、お尋ねします。



○議長(酒井八洲仁君) 鈴山教育長。



◎教育長(鈴山勝利君) 現在、そういうシステムはいたしておりませんし、計画もしておりませんけれども、諫早市の事例をお聞きしましたので、これから十分研究をさせていただきたいと思います。



○議長(酒井八洲仁君) 吉田美和子議員。



◆8番(吉田美和子君) できるだけ早くそういうことも立ち上げられればいかがかなと存じます。

 それから、高齢者福祉タクシー券についてですけれども、平成20年度は引き続き配布の様子でしたので、これもまた一応安心はいたしましたけども、財政的に維持は困難ということも伺いまして、先行きどうなるのかと心配もいたしております。

 昨日、中村一明議員さんの質問の中で、島鉄のシルバー券の話が出てまいりましたけども、60枚のタクシー券を使ってしまった人に関してだけでも、その補助とか、そういうことを考えられてはどうかと思うのですけど、そういう面はいかがでしょうか。



○議長(酒井八洲仁君) 小川市民福祉部長。



◎市民福祉部長(小川龍二君) すみません。タクシー券60枚を使い切った人にさらにという意味でございますか。



○議長(酒井八洲仁君) 吉田美和子議員。



◆8番(吉田美和子君) ほとんどの場合は、島鉄のシルバー券の利用者の方は、小浜の温泉を利用される方が多いのだそうです。それから病院ですね。ですから、小浜の観光を考える上でも、有効的な使い方になるのではないかなとちょっと思ったのですけれども、そういう予算面はもちろん厳しいというのはわかっておりますけれども、いかがでしょうか。



○議長(酒井八洲仁君) 小川市民福祉部長。



◎市民福祉部長(小川龍二君) 福祉部といたしましては、タクシー券助成事業以外にバス券といいますか、そういう事業については、現在のところ考えておりません。



○議長(酒井八洲仁君) 吉田美和子議員。



◆8番(吉田美和子君) では、タクシー券は60枚完全に使ってしまう方も、もちろんいらっしゃるのですけども、今年は3枚しか使わなかったとか1冊でよかったという方もいらっしゃるのですけども、その残りの予算というか、そういうのを回すということもできませんか。



○議長(酒井八洲仁君) 奥村市長。



◎市長(奥村愼太郎君) 基本的には公平にチャンスを与えていきたいと思っております。そういう意味では使っていただくのを原則として配布しておりますけども、使わないのもまた自由でございまして、その分で余剰予算をまたいろいろと福祉に考えさせていただきたいと思っております。



○議長(酒井八洲仁君) 吉田美和子議員。



◆8番(吉田美和子君) そうですね、公平にということで言われれば、確かにそうかもしれません。ですけども、町田康則議員の質問の中で市長さんが答弁されましたけども、福祉優先というか、そういう面で考えれば、今後、平成20年度はいいですけども、その後のことを考えられる上で、少し財政面も含めまして考えていってほしいものだと思います。

 それから、インターネットのいじめ対策で、雲仙市では確かにまだ小学生も中学生も、そこまでの利用はないようですけども、これはインターネットいじめということに関しましては、いじめる側の顔が見えない、それから大人から見えづらい、24時間開放されないということもありますので、十分家庭と学校の連携を図りながら、注意を促していってほしいと思います。

 それから、高齢者福祉タクシー券におきましては、希望者が本当に切実に待っていらっしゃるということを十分にお考えの上で、平成20年だけではなく、平成21年も平成22年もできるだけ予算をとっていただきたいということを願いまして、一般質問を終わります。



○議長(酒井八洲仁君) これで8番、吉田美和子議員の質問を終わります。

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○議長(酒井八洲仁君) 本日の日程はすべて終了しました。

 次の本会議は明日6日、定刻より開きます。

 本日はこれにて散会といたします。

=午後1時47分 散会=