議事ロックス -地方議会議事録検索-


長崎県 雲仙市

平成 19年 第3回定例会(9月) 09月12日−04号




平成 19年 第3回定例会(9月) − 09月12日−04号









平成 19年 第3回定例会(9月)


出席議員(29名)
2番  大久保  信 一  君       3番  深 堀  善 彰  君
4番  進 藤  一 廣  君       5番  前 田    哲  君
6番  上 田    篤  君       7番  原 田  洋 文  君
8番  吉 田  美和子  君       9番  町 田  康 則  君
10番  松 尾  文 昭  君      11番  森 山  繁 一  君
12番  前 川    治  君      13番  町 田  義 博  君
14番  小 畑  吉 時  君      15番  元 村  康 一  君
16番  佐 藤  靖 弘  君      17番  柴 田  安 宣  君
18番  小 田  孝 明  君      19番  岩 下    勝  君
20番  福 田  大 東  君      21番  増 山  良 三  君
22番  町 田    誠  君      23番  岩 永  基 和  君
24番  荒 木  正 光  君      25番  中 村    勲  君
26番  中 村  一 明  君      27番  石 田  ? 春  君
28番  坂 本    弘  君      29番  井 上  武 久  君
30番  酒 井  八洲仁  君

欠席議員(なし)

地方自治法第121条の規定に基づく出席者
       市長             奥 村 愼 太 郎 君
       副市長            金 子 知 充 君
       副市長            吉 田 博 幸 君
       教育長            鈴 山 勝 利 君
       総務部長           塩 田 貞 祐 君
       市民生活部長         井 上 由 文 君
       市民福祉部長兼福祉事務所長  小 川 龍 二 君
       観光商工部長         東 信 一 郎 君
       農林水産環境部長       酒 井 利 和 君
       建設整備部長         島 田 英 俊 君
       上下水道局長         今 崎 正 敏 君
       教育次長           辻 政 実 君
       農委事務局長         本 田 正 好 君
       国見総合支所長        中 山 敏 君
       瑞穂総合支所長        北 平 正 美 君
       愛野総合支所長        朝 永 秀 人 君
       千々石総合支所長       福 島 悟 君
       小浜総合支所長        宮 田 修 一 君
       南串山総合支所長       富 永 篤 君
       監査事務局長         川 鍋 嘉 則 君
       企画課長           宮 崎 浩 善 君
       会計課長           溝 内 正 人 君

議会事務局
       局長             境 川 秀 生 君
       次長             力 野 和 久 君
       係長             本 田 理 恵 君
       主査             和 田 香 恵 君
       主事             松 尾 泰 浩 君
平成19年9月12日(水)議事日程

議事日程 第4号
┌────┬──────┬──────────────────────┬──────┐
│日程番号│議案番号  │    件          名      │ 備  考 │
├────┼──────┼──────────────────────┼──────┤
│1   │      │市政一般質問                │      │
└────┴──────┴──────────────────────┴──────┘


第1 市政一般質問
    3番 深堀 善彰 議員
     1.笑顔いっぱいの健康と福祉づくりについて(市長)
     2.消防行政について(市長)
    8番 吉田美和子 議員
     1.図書行政の推進と図書館の充実について(市長・教育長)
   24番 荒木 正光 議員
     1.土木行政について(市長)
     2.後期高齢者医療制度と鍼灸助成金について(市長)
   19番 岩下  勝 議員
     1.アスベスト対策について(市長)
     2.市内小中学校の耐震診断について(市長)
     3.瑞穂給食センターの跡地利用について(市長)
   12番 前川  治 議員
     1.町人会と市の関わりについて(市長)
     2.生活保護受給対象者への対応について(福祉事務所長)
     3.全国和牛共進会に期待するものについて(市長)
     4.市内バス停(待合所)の現状について(市長)
   17番 柴田 安宣 議員
     1.商工行政について(市長)
     2.農業行政について(市長)
     3.新庁舎建設について(市長)

=午前10時00分 開議= 



○議長(酒井八洲仁君) おはようございます。ただ今から本日の会議を開きます。

 議事日程第4号により会議を進めてまいります。

───────────────



△日程第1.市政一般質問



○議長(酒井八洲仁君) 日程第1、一般質問を行います。

 通告の順序に従って進めてまいります。

 3番、深堀善彰議員の質問を許します。深堀善彰議員。



◆3番(深堀善彰君) おはようございます。3番、深堀善彰です。本定例会一般質問3日目の最終日トップバッターとなりました。どうぞよろしくお願いします。それでは通告の順序に従いまして一般質問を行いたいと思います。

 本年3月定例会時に、医療制度の改革に関する住民健診のあり方や、住民の健康づくりについて質問を行ったわけですが、今回の1つ目の質問は、私が雲仙市議会で籍を置く教育厚生常任委員会並びに国保運営協議会委員の任期も残り少ない期間となりましたので、まとめとして質問させていただきます。

 政府は昨年よりの医療制度改革を推進するに当たり、医療費の伸びの抑制を重点項目と挙げており、その抑制策は短期的対策と中期的対策とに大きく分けております。短期的対策は、高齢者の自己負担引き上げや療養病床に入院している高齢者の食費、居住費の負担引き上げであります。短期的対策は、一時的には効果があるが、長期的にはまた医療費は増加すると考えられ、そこで中期的な医療費抑制策としての、国と都道府県は医療費抑制計画5年計画を作成し、抑制のための削減目標を立てていると伺っております。昨年6月に公布され、来年4月から執行される後期高齢者医療制度もその一つだと理解しているところでございます。

 そこで、今年度の健康づくり事業や住民健診等の推進を振り返りながら、今後の本市の国民健康保険事業の安定的な運営を図るため、そして国民健康保険加入者に直接関係する保険税の抑制につながる医療費抑制の具体的な方策についてお尋ねいたします。

 次に、消防行政についてでございます。消防行政については、これまでに同僚議員により、広域圏消防組織の今後のあり方や消火栓ボックスの設置、それに伴う消防ホースの増量など、さまざまな御質問と御答弁がなされてきました。私自身も担当課への調査や現地調査を行い、感じたことですが、合併前旧町時の消防行政のあり方や推進の格差が地域の事情等とともに異なり、今現在当局も厳しい財政の中、内外さまざまな一元化について大変頭を痛めていることだと思っております。しかし、日夜もたがわず市民の生命財産の確保に御尽力をいただく雲仙市消防団団員約1,600名、そしてその御家族のことを思い、消防団員の安全確保について1点お尋ねいたします。

 消防団員は火災が発生した場合、日ごろの訓練のもと、消火活動を迅速に行うわけでございますが、筒先班員は、一端放水を始めるとその場を移動したり避難したりすることは困難であると御承知かと思います。消防団は広域圏常備消防の後方支援と言えど、場面では前方に構えたり、風向きの影響や対面からの放水により煙の中に包まれてしまう場面が多々発生します。その折、呼吸困難や嘔吐を起こし、翌日の仕事に支障を起こしたりと、消防団員からの声を聞いております。そこで筒先班員2名もしくは3名分の防炎マスク、防塵マスクと言いますか、マスクを各分団へ装備ができないものかお尋ねいたします。

 以上をもちまして、本壇からの質問を終わります。必要に応じて自席からの再質問をお願いしたいと思います。



○議長(酒井八洲仁君) 御答弁いただきます。奥村市長。



◎市長(奥村愼太郎君) おはようございます。深堀善彰議員の国保事業における医療費抑制の具体的な方策についてお答えを申し上げます。

 現在、市では医療費の抑制策として、基本健康診査の結果をもとに対象者を抽出し、被保険者の運動、食生活、健康管理面について個別健康プログラムを作成し、生活習慣病予防を支援する国保ヘルスアップ事業、医療費適正化を図るためのレセプト点検事業、医療機関を重複する受診者や多受診者を対象にして看護師が自宅を訪問し、健康相談を行う訪問指導事業及び医療費の実態と健康の意識向上のための医療費通知等を実施しております。今後平成20年度からは、生活習慣病予防を重点とした特定検診、特定保健指導が医療保険者に義務づけられます。これは健診の受診結果により、保健指導を行うことで生活習慣病の予防を徹底するもので、だれもが安心して医療を受けられる医療制度を維持するために医療費の多くを占める生活習慣病対策に重点を置いたものでございます。

 また国は、この推進を確実なものとするために医療保険者ごとに目標数値を設定しております。国民健康保険は平成24年度までに、1、40歳から74歳までの対象者の65%以上が特定検診を受診すること、2、特定保健指導が必要と判定された対象者の45%以上が特定保健指導を受けること、3、特定保健指導が必要とされた対象者が平成24年度と平成20年度を比べて10%以上減少することとなっております。またこの目標数値の達成状況により、後期高齢者制度に対する各医療保険者からの支援金が最大10%加算、または減算されることになっております。本年度におきまして、保険年金課と健康づくり課との連携により特定検診等実施計画を策定し、雲仙市としての目標を掲げることにしておりますが、今後はあらゆる機会、あらゆる場所を捉えて、啓発やあらゆる方法を駆使しての受診率の向上を図り、健診結果を生かした健康づくりに取り組んでもらうことで、医療費の抑制ひいては国民健康保険税の抑制を図りたいと考えております。

 次に、消防団員の安全確保についての御質問にお答えをいたします。火災現場での消防団員の生命、身体の安全対策につきましては最優先されるべきものであります。現場では、団長や支団長、また分団長の指揮のもと団員は活動に当たっており、災害時には団員の安全を最優先して活動していただいております。ただ現場におきましては危険は常に存在しており、安全対策につきましても、今後とも万全を期し消火活動に当たっていただくよう消防団の皆様にも要請をしてまいりたいと存じます。

 なお、消防団はあくまで非常備の組織であり、非常備の役割からして非常備の消防団員を危険性の高い現場に配置すること、または進入させることは極力避け、そうした現場は装備が充実した常備の消防署員が対応していくべきであると考えております。

 議員御指摘にございました防炎マスク等安全対策の装備品につきましては、そうした観点から団長以下消防団の方々の御意見を踏まえ、必要なものを配備してまいりたいと存じます。また消防設備の整備につきましても、各地域の配備状況に配慮をしながら、地域の安全確保のために緊急度の高いところから準備し、整備してまいり、今後もこの方針に従い、設備の整備を図ってまいりたいと考えております。



○議長(酒井八洲仁君) 深堀善彰議員。



◆3番(深堀善彰君) 御答弁ありがとうございました。

 まず国保事業における医療費抑制の具体的な対策について、再質問を行いたいと思います。

 御答弁の中で、今後あらゆる機会、あらゆる場所での啓発と、あらゆる方法で受診率の向上を図るとありました。それを聞いて、私もその市長の姿勢に同感であります。今年度の国民健康保険の加入者の住民健診等での受診率は、以前調査した時に16%弱だと聞いております。その後に追加の申し込みがあったと聞いておりますが、来年度よりの5年間で、先ほども答弁でありましたが、40歳から74歳まで、対象者約1万4千名であります。その65%ということは、約9,100名以上、受診させねばいけないということになります。それで来年の初年度、いかに推進するかがとても重要になると私は思っております。あらゆる機会、そして場所での啓発と方法について、お尋ねいたします。例えば管内全域の自治会等の総会や、市民の会合などへ出向いて、住民と密接になって協働で推進する考えはあるのか再度お尋ねいたします。



○議長(酒井八洲仁君) 井上市民生活部長。



◎市民生活部長(井上由文君) 医療費抑制のさらに具体的な内容につきましてのお尋ねでございますけれども、雲仙市の国保加入者の特定検診の対象となります健診の本年度の受診率は、過去の実績からすれば、およそ20%程度になろうかと推測されます。これを平成24年度までに国の目標値の65%まで引き上げるということは、相当の努力が必要であることは議員御指摘のとおりだと思っております。

 そこで、その目標を達成するために、先ほどの市長の答弁の中でもございましたとおり、あらゆる機会、あらゆる場所、つまり市民の皆様が集まる機会とか場所、例えば市の行事はもちろんのこと、各自治会や各種団体の集まりなどで健診についての啓発を行いまして市民の皆様に理解をしていただくことがまず第一であろうかというふうに考えます。

 その一方で、健診の方法、例えば住民の利便性を考えて、いつでもどこでも受診できることの検討や、健診を受けやすい受診料の件と、その他周知方法の工夫や未受診者対策などあらゆる分野で受診率の向上を図る努力をもう今からやっていかなければならないというふうに考えているところでございます。

 受診率を上げることは医療費を抑制し、引いては保険税を抑制することにつながるわけでございますので、議員皆様方にも何とぞ御理解していただきまして御協力を賜りますように、この場を借りましてよろしくお願いを申し上げたいと思います。



○議長(酒井八洲仁君) 深堀善彰議員。



◆3番(深堀善彰君) 御答弁ありがとうございました。受診料の検討や、あらゆる分野での受診率の向上を図ると聞いて、この医療費抑制に対する強い意気込みを部長からも聞きました。特に、先ほど言われました受診料の検討については、低所得者が多い、国保の加入者にとっては大変よろこばしいことだと私は思います。どうかよろしく御検討をお願いいたします。

 国の医療制度の改革に伴うこの制度は、市長自らが先頭に立ち、担当部課の国民健康保険課と健康づくり課はもちろんのことで、税務課におかれても昨年度の国保税の徴収率については、繰越滞納分は県下でも高く評価するところでございますが、現年の分の徴収率が93.8%、昨年度より、昨年というか2年前より1%落ち込んでおります。そこで所管の井上市民生活部長にお聞きしますが、今後の国保税の徴収率の向上について、その対策をお聞きしたいと思います。よろしくお願いします。



○議長(酒井八洲仁君) 井上市民生活部長。



◎市民生活部長(井上由文君) 今後の国保税の徴収対策についてのお尋ねでございますけれども、現在税務課の方では毎月の末の1週間を捉えまして、徴収強化週間として税務課と各総合支所が一体となって臨戸訪問等を行いまして一生懸命やっているわけでございます。これは今後も継続してやっていくわけでございますけれども、現年課税分が少し落ち込みがあるということ、それも御指摘のとおりでございます。国保税に限らず、税を徴収する場合、滞納の方から納税をしていただくと。それをどこに入れるか、滞納分として入れるか、あるいは現年課税分として入れるかによって現年分、滞納分の徴収率は変わってくるわけでございますけれども、今まではこれは一つの考え方でございますけれども、今までは滞納を主体にして、そういった場合は納入をしていたということで、考えてみますとそれを繰り返していったらいつまでも滞納分が減らない。要するに現年分が今度は滞納としてまた翌年度回ってくるということもあります。

 そういうことで、今後は数字のやりくりでございますけれども、現年をまず優先して入れていこうと。そして滞納は滞納で、今県税のOBの方も嘱託としてお願いをしているわけでございますけども、その他に今8月から滞納者に対して納税相談を呼びかけております。それをしながら、それに応じられない方、応じる方は納めやすい体制、分納計画枠をつくっていただいて、無理のない納税を進めておりますけれども、それに応じられない方はいろんな財産調査とか、あるいは再建調査、その他実態調査をしまして、財産があるとなれば差し押さえをするようにしております。ちなみに不動産の差し押さえも平成18年度は3件でございましたけれども、平成19年度はこれまでにもう10件を差し押さえております。それとか、債権差し押さえもやっております。所得税の還付があればそれをまずいただくとか、今年度は給与の差し押さえもいたしております。

 そういったことで滞納処分の方にも力を入れていきたいというふうに考えております。滞納処分はなかなかすぐに数字にあらわれないものでございますので、少し長い目で見ていただきたいなと思っております。

 以上です。



○議長(酒井八洲仁君) 深堀善彰議員。



◆3番(深堀善彰君) 御答弁ありがとうございました。参考までに、昨年度、平成18年度ですけど島原市が94.6%でございました。そして南島原市が94.7%でございます。どうかそれ以上になれるように、もちろん100%に近くなった方がいいんですけど、よろしくお願いいたします。まずは市民生活部の体制を整えて、そして全職員で共通の意識を持たせて、一丸となってこの事業に取り組んでいただきたいと私は強く考えております。

 先般、我々教育厚生常任委員会では、所管に関する行政調査をさせていただきました。その中で老人医療費が全国で一番低く、健康で長寿の町として全国から注目されている長野県の中の松本市と佐久市の取り組み事例を簡単に紹介したいと思います。

 松本市は、運動不足による生活習慣病の増加、医療費の増大を背景として、病気の早期発見、早期治療から病気にならないために公民館等の各地区施設を活用しての身近なコミュニティを単位とした自治活動、学習活動、スポーツ活動を早くから取り組まれ、住民主体の健康づくりが進んでおります。その施設は単なるサービスの提供型、収容型ではなく住民が主体となって運営していく自治型、創造型の地域健康づくりの拠点となっているとのことでございました。

 佐久市は、保健医療、福祉、介護を初め、生涯学習、就労などの各分野がそれぞれに連携を図りながら、市民が健康で長寿なまちづくりにこちらもいち早く取り組まれており、そのさまざまな事業の中で保健補導員の活動に触れたいと思います。

 現在約600名の主婦を中心とした女性による組織を構成され、これまでに延べ1万4千人の市民が携わり、自分の健康は自分で守るという意識が家庭の中から育成されているとともに、保健師と食生活改善推進委員との連携により市民の健康に対する意識の向上や健康診査の促進など大いに貢献されているとのことでございました。私はこの来年から始まる健診の義務化、保健指導の義務化、さらには先ほども答弁がありましたが、平成25年から始まる後期高齢者医療制度に対する支援金、加算減算の10%に対する危機感のもと、例えば今観光商工部で準備されておりますが、健康づくり大学との将来的な連携や、今年4月より市内関連の学校給食との連携など他の部局とも今後は連携を考えて、全市一体となり取り組んでいただきたいと思っております。

 次に行きます。消防行政についてでございます。先ほどの答弁で確かに予算面や常備消防との関連もわかります。しかし、今現在消防団員も団員不足で年々高齢化になっていると聞いております。地元に残る若手青年者にもなかなか消防活動の理解がとれず、本人がよくとも御家族や職場の事情で団員確保に大変苦労されていることも聞いております。このようなことからも何とぞ理解を賜り、御検討をよろしくお願いいたします。

 先ほどの1番目の答弁で大変前向きな御答弁でありましたので、私の一般質問をこれで終わりたいと思います。ありがとうございます。

………………………………………



○議長(酒井八洲仁君) それでは次に8番、吉田美和子議員の質問を許します。吉田美和子議員。



◆8番(吉田美和子君) おはようございます。8番、吉田でございます。議長のお許しをいただきましたので、通告しておりました図書行政の推進と図書館の充実についてお尋ねをいたします。

 平成17年第1回定例会におきましても、私は図書活動、読書活動についてお尋ねをいたしました。その折には長崎県がこころねっこ運動の一環として読書活動を推進していたこともあり、朝の10分間読書や図書ボランティアの方々の協力で子供たちに読み聞かせが行われているとの報告がありました。鈴山教育長さんからは、「読書は子供の豊かな感性や情操をはぐくむとともに表現力を高め、基礎学力の向上をもたらすなど大きな効果が期待できる」とお答えをいただきました。それらの取り組みによって、本をあまり読まなかった子供が本を読むようになったとか、子供たちの集中力が増し、落ち着いて授業に取り組むようになったという報告もお聞きしました。その後も続けて家庭と学校との連携を図ったり、読書司書補助を有効に活用した読書環境の整備充実を通して子供の読書活動推進を図り、さらに積極的に取り組むとのことでした。生涯学習の観点からも豊かな人間性の涵養やまちづくりの根幹となる人づくりに大いに寄与するとのお考えを示していただきました。また豊かで活力のあるまちづくり、次世代育成支援を推進していくためには、図書館等の施設及び読書活動推進事業の充実を図らなければならないとも述べられました。

 合併をいたしまして約2年がたとうとしているところですが、現在市内図書館・図書室の蔵書、利用者の状況はどうでしょうか。また各学校におきまして図書室運営の状況と読書活動はどうなっていますか。その他に新しい取り組みなどがあればお教えいただきたいと思います。

 次に、市内図書館・図書室の運営並びに学校図書、読書活動に対する市の基本的な考え方についてお聞かせください。また図書行政の推進と市立図書の整備については今後どういう方向性で取り組んでいかれるかお尋ねしたいと思います。御答弁によりましては再質問を自席からさせていただきたいと思いますのでよろしくお願いいたします。



○議長(酒井八洲仁君) 御答弁願います。奥村市長。



◎市長(奥村愼太郎君) 吉田美和子議員の図書行政の推進と市立図書館の整備の部分についてお答えさせていただきます。

 現在、雲仙市図書館は国見地区に設置しており、図書館だより等による周知や魅力ある図書館づくりに努めているところでございます。あわせて市内の図書館や図書室で借りた本につきましては、どの分室でも返却できるといったサービスを実施しております。またリクエストの本につきましても、できるだけ市民の皆様方のニーズにお応えできますよう図書館や各公民館、図書室、また県立図書館などとも連携を図りながら市民サービスの向上に努めているところでございます。

 またすべての赤ちゃんと保護者を対象にした活動として、雲仙市に産まれた赤ちゃんが集まる保健センター等での赤ちゃん相談時におきまして、教育委員会、健康づくり課、図書館、そしてボランティアの方々と連携を図りながらブックスタート事業を実施しております。これは絵本に関心の高い保護者だけでなく、絵本を一人一人に手渡すことによりまして親子のコミュニケーションやスキンシップの大切さを理解していただくとともに、読書への動機づけを図り、赤ちゃんと保護者が生涯にわたり、図書館や公民館、図書室を意識し、利用する生涯学習の素地を創出する機会として実施しているところでございます。新たな図書館の建設につきましては、多額の建設費を要します。市民の図書利用の利便性向上のためには、他の代替方法も含め、今後の財政状況や市民あるいは図書館協議会等の意見を伺いながら今後検討を進めてまいりたいと存じます。残余の答弁につきましては、教育長より答弁させていただきます。



○議長(酒井八洲仁君) 鈴山教育長。



◎教育長(鈴山勝利君) おはようございます。吉田美和子議員の御質問にお答えいたします。

 まず市内図書館の利用者の状況についてでありますが、平成17年度の図書館及び各図書室における貸し出し冊数の合計は、11万3,770冊であり、平成18年度は12万1,622冊でございます。前年度と比較してみますと7,852冊の増となっている状況であります。

 次にお尋ねの学校における図書館運営の状況と読書活動についてですが、御承知のとおり教育委員会では、平成18年度から雲仙市スクールサポーター事業を実施しており、子供たちの学習活動への支援を初め、読書活動の推進を積極的に図っております。平成18年度は2校につき1名という配置状況でしたが、本年度からは県内で初めて市内の全小学校に1名ずつのスクールサポーターを、また中学校には中学校図書事務を配置し、それぞれの学校における第1学期の成果が報告されているところであります。

 例えば1つに、図書室がいつもきちんと整理されていて気持ちがいい、また季節に応じた飾り物や掲示物があり、多くの子供が本に興味を持つとともに居心地のいい場所になり、図書室へ来室する子供が増えた。2つに、新しく購入した図書の処理がスムーズにできるようになり、子供たちにも早く紹介することができた。3つに、図書室の環境美化、図書便りの発行、貸し出し活動の支援により、児童生徒の読書や図書室利用に対する関心が向上した。その結果、児童生徒の図書室利用のバロメーターである図書の本の貸し出し冊数が昨年度を上回る結果となっている。4つに、毎週本の読み聞かせをしてもらうことで子供たちの読書に対する関心が高まりつつある。5つに、図書便りの発行により、家庭でも読書に対する関心が高まり、親子読書に取り組む家庭も増えてきているなど、読書環境面における充実、そして子供たちの読書意欲の向上、さらには読書週間の促進等、いろいろな面での成果が着実に上がってきているところであります。

 また今後もそれらの成果をさらに充実した確かなものにしていくために、スクールサポーターを対象とした雲仙市教育委員会主催による研修会を実施をしたり、県教育委員会が主催する関係研修会等への積極的な参加を呼びかけたりして学校図書館教育に対する専門性の向上も努めていきたいと思います。

 このように、各学校において確実に成果は上がってきております。本の倉庫的図書館から読書センターとしての図書館へ、さらには学習情報、教材センターとしての図書館へ、環境的な面での整理改善を図ることを初めとして、公共図書館との連携、学校教職員の研修、そして現在既に実施をされている朝の読書や担任、あるいは図書ボランティアによる読み聞かせ等の活動の一層の充実、さらには家庭との連携による読書活動の促進など学校図書館の利用や子供たちの読書活動がさらに充実していくよう努力をしていく所存であります。

 次に、市内図書館の運営並びに学校の図書・読書活動に対する市の基本的な考え方についてでありますが、現在学校の図書・読書活動を支援する一つの対策としまして、図書館や公民館図書室から遠い小学校等へ移動図書館車の運行を実施しており、その拡充について努めているところでございます。その他公民館図書室の本を定期的にまとめて貸し出しを行うなど学校と公民館図書室とが連携を図りながら子供の読書活動の推進に努めているところでもございます。

 また先ほども御説明しましたように、市内の全小学校に1名ずつのスクールサポーターが、そして中学校に中学校図書事務が配属されておりますので、学校とも十分連携を図りながら、教科等での調べ学習や総合的な学習の時間及び自主学習、平和学習等で活用できる本の相談や貸し出し、あるいはまた依頼があった時には図書館司書を学校へ派遣して本の分類や選書の方法などのアドバイスを行っているところでございます。



○議長(酒井八洲仁君) 吉田美和子議員。



◆8番(吉田美和子君) お二人の御答弁ありがとうございました。先を越されたと言いますか、図書館建設には費用がたくさんかかりますのでということを言われましたが、市内図書館、図書室におきましては、平成18年度よりハード面の充実を目指してバーコード添付作業を蔵書に実施されてこられたと思うんですけども、やはりそれを使うためにはシステム導入が必要となると思うんですけども、全くその導入時期というのは考えられてはおりませんか、お尋ねします。



○議長(酒井八洲仁君) 辻教育次長。



◎教育次長(辻政実君) ただ今の御質問の件でございますけど、確かに合併した当初は計画といたしましてはそういう計画を持っていたんですけど、今の財政状況が大変厳しい状況はもう皆様ご存じのとおりだとは思うのですけど、そういう状況を見た時に委員会の中でも他にも整備しなければならない項目が結構ございまして、その中でしばらく財政状況を見ながらということで今後の検討にさせていただきたいと考えております。



○議長(酒井八洲仁君) 吉田美和子議員。



◆8番(吉田美和子君) そういう事情ならしようがないのかなと私も思います。実際のところ、各公民館図書室とかあちこち回ってみたんですけども、中には大きな新しい図書館をつくっていただくよりはもっと現在の状況をクリアーした方がよいと言われた方もいらっしゃいます。ちなみにそこはどこかと言いますと、南串山の支所の2階にあります図書室の方からのお話なんですけども。まずそこの問題点としましては、午後6時に図書室が閉まるので、まず小さい子供だけで来るには距離的にも時間的にも無理、交通安全の観点からも無理がある。大人の場合は、入り口が支所の玄関となってることから何となく入りにくいという声がある。これはちょっと南串山の支所長さんにお尋ねしたいんですけども、私、1回だけしかそこ行ったことはないので、ちょっと記憶にないのですけど、入り口のところに「図書室が2階にあります」とかそういうの書いてありますか。ないですか。



○議長(酒井八洲仁君) 富永南串山総合支所長。



◎南串山総合支所長(富永篤君) ただ今の御質問ですけども、そういうような掲示はいたしておりません。



○議長(酒井八洲仁君) 吉田美和子議員。



◆8番(吉田美和子君) ついでにお尋ねしますが、あそこは横の方に何か建物がありますよね。それも中、行き来できるような感じの通路みたいなところがあったと思うんですけど、あそこから入るというわけにはいかないんでしょうか。それもお尋ねします。



○議長(酒井八洲仁君) 富永南串山総合支所長。



◎南串山総合支所長(富永篤君) 通路と言いますと、隣に建物が別館として旧町時代の事務室があったわけですけども、そこは通路として、入り口としては使用できません。



○議長(酒井八洲仁君) 吉田美和子議員。



◆8番(吉田美和子君) わかりました。もしそこが通路として出入りができるようであればいいのになという声をちょっと聞いたものですからお尋ねをしました。できなければしようがありませんけど、玄関にはやはり「2階に図書室があります」とか、そういうのを書いておいた方が親切ではないかと思います。



○議長(酒井八洲仁君) 富永南串山総合支所長。



◎南串山総合支所長(富永篤君) 現在、支所が業務中につきましては正面玄関なんですけども、午後5時15分以降につきましては、表玄関が閉まっておる場合には宿直室の脇から入ることができます。そこには先ほど言いましたように、入り口というふうな掲示はいたしておりません。以上です。



○議長(酒井八洲仁君) 吉田美和子議員。



◆8番(吉田美和子君) その南串山の公民館活動指導員の方がおっしゃったんですけども、南串山の場合は、やはり距離的、時間的、交通安全の面から考えて、大型の図書館よりは移動図書の活用を考えてくださった方がはるかに読書に取り組んでいただけると思いますという話だったんですけども、南串山の場合は移動図書のことはどう考えられてますか。



○議長(酒井八洲仁君) 御答弁願います。辻教育次長。



◎教育次長(辻政実君) すみません。ただ今の移動図書の件でございますけど、今現在国見の方からの移動図書ということで、今愛野の方までは一応来ておるんですけど。それと瑞穂分室の方の移動図書ということで、一応千々石の方まで来ていただいているわけですけど、あと今現在2カ所しかその車の手配というのはありませんので、あと南串山までの移動図書となりますと、それなりの人員配置とか車両の確保等も出てきますので、今現在は図書室と学校とは1カ月に1回程度の図書のやりとりは実際はしているわけなんですけど、その移動図書につきましても今後の委員会としての課題ということでございまして、何らかできないだろうか、今後検討はしていきたいとは考えております。それと場所的な問題も今後検討していかなければならないとは考えております。



○議長(酒井八洲仁君) 金子副市長。



◎副市長(金子知充君) ただ今の教育次長に補足をさせていただきます。吉田美和子議員が御指摘のとおり、当然その南串山だけというのはやはりちょっとおかしいところがあるかと。おかしいと申しますか、なかなか不均衡というようなことがございますので、前向きに検討させていただきたいと思っております。



○議長(酒井八洲仁君) 吉田美和子議員。



◆8番(吉田美和子君) その件につきましてはよろしくお願いいたします。

 私、南串山の方で感心をいたしましたのは、普通は図書館・図書室は5冊までしか借りられないところが多いんですけど、ここは10冊借りられるということですね。やはり返しに来る時間的なもの、日にち、そういうのを考えて遠い人でも何回も足を運ばなくてもいいように10冊までということをされておりました。

 それからどこも同じなんですけども、ボランティアグループの方がやはり活動をされて、活躍をされてるなというのを感じました。

 それから先ほど図書館建設はやはり資金の面とかそういうので難しいということを言われたんですけども、これは小浜に住んでいらっしゃる方からの御意見なんですけども、小浜の支所の3階が空いてるんじゃないかと。あそこを図書室として利用はできないのかという話をされたんですけど、その点についてはどうでしょうか。



○議長(酒井八洲仁君) 奥村市長。



◎市長(奥村愼太郎君) その件につきましては移動市長室の時にも図書館の現状の質問を受けたことがございまして、今もちろん支所の空き部分もそうでありますけれども、他にもまた妥当な場所がないかどうか今検索中でございまして、できるだけ早くその利便性を考えて決定をさせていただきたいと思います。それは当然小浜だけではなくて、いろんな地域でまた不便なようなお声があればそういったことに対応していきたいと思っております。



○議長(酒井八洲仁君) 吉田美和子議員。



◆8番(吉田美和子君) その点はよくわかりましたので、お願いをしておきたいと思います。

 それから、私は仕事柄、中学生と話をする機会が多いんですけれども、子供たちが言うんですね。「図書の本、新しいのはいいんだけども、あまりにも古いのは触っただけでぱらぱらとれてしまうというか、そういう本は読みたくないんだけども」ということを言ってるんですけども、この本の処分といいますか、処分できる本、できない本って確かにあると思うんですけども、処分をするような本、できるような本というのの考え方といいますか、そういうのは各図書館とか学校とかで決めてもよいものですか。処分するという時には教育委員会さんの方に何か連絡をするんでしょうか。



○議長(酒井八洲仁君) 辻教育次長。



◎教育次長(辻政実君) すみません。図書の廃棄処分につきましては、それぞれ今現在は廃棄処分の伺いが上がってきて、各分室なり学校なりからもその廃棄の申請が上がってきてます。



○議長(酒井八洲仁君) 吉田美和子議員。



◆8番(吉田美和子君) わかりました。そしたらその点につきましてもよろしくお願いします。

 図書館・図書室は、各施設ごとに公民館であったり、普通の図書室であったりすることから、利用時間といいますか、それがまちまちな面がありますよね。その点はどう考えられていますか。



○議長(酒井八洲仁君) 辻教育次長。



◎教育次長(辻政実君) ただ今の利用時間の件でございますけど、確かに今吉田議員さんが言われるように、図書室、雲仙市の図書館の場合は午前10時から午後6時ということでぴしゃっとなってるわけですけど、他の公民館にある図書室につきましては1階にある部分とか、例えば2階にある部分とかがございまして、午後5時以降職員が勤務時間以外の時間帯がどうしても管理の面で夜の当直の方がおられる公民館ですかね、そういうところとの違いが若干ございまして、今のところ今言われるようにまちまちな時間でございます。だから図書室の位置を管理できる部分に移動が可能であれば、そういう方に移動するなり、何らかある程度一定の統一したやり方ができればということで、今後特にまた検討していきたいと考えております。



○議長(酒井八洲仁君) 吉田美和子議員。



◆8番(吉田美和子君) 検討方、よろしくお願いいたします。

 今回図書館・図書室を見て回りました折に、たまたまだったんですけど、ある小学校へスクールサポーターとして行かれている方とお会いいたしました。で、御自分のお仕事のこと、いろいろ話をされたんですね。5.5時間という勤務時間の中で授業の方にたくさん行くことになると、やはり図書の仕事がおろそかになってしまう時がある。もうちょっと図書の仕事をしたいんですよねということを言われたんですけども、別々にということは考えられてませんか。図書の方だけを、図書の仕事をする日にちを決めるとか、図書の方の仕事をされる方をまた選ぶとか、そういうことはないですか。



○議長(酒井八洲仁君) 鈴山教育長。



◎教育長(鈴山勝利君) 基本的には今おっしゃるように授業だけのサポーターと、それから図書事務に携わる方とそれぞれの方が理想的だと思います。ただどうしても財政的なこともありますし、人員のこともありまして、今兼務という形で一人で授業に入ってもらったりとか図書事務をしていただいてるわけですけれども、勤務時間にしましても限られた時間ですから、非常にそういう限られた時間の中でそれぞれのスクールサポーターの方が創意工夫をしながら本当に頑張っていただいているという報告を今いただいております。そこら辺はまた今後可能であれば別々にできるところはまた学校とも相談をしながら、それぞれの配置が可能であればその方向で進められる時期は早目に欲しいなと個人的には思うんですけれども、なかなかこちらの一存で決めるわけにはいきませんので前向きに考えていきたいと思っております。



○議長(酒井八洲仁君) 吉田美和子議員。



◆8番(吉田美和子君) よろしくお願いします。

 愛野公民館図書館にお尋ねをした時のことですけども、先ほども言われましたブックスタートのお陰で若いお母さんの利用が図書室に多くなってきたと。これは本当にいいことだから多くの方に本を手にしてほしいというふうに言われました。そしてその愛野町はパソコンのエクセルを利用して、独自に利用者名のかわりに登録番号をつける、それから本の方にも5けたの番号を打ち込んでありまして、それで管理をされておりました。現在登録者数が972名ということでしたが、昨年10月私たち教育厚生常任委員会の研修時に兵庫県篠山市にあります篠山市立中央図書館を視察いたしました。その折に、約20億円をかけて建設されたというその施設は大変立派でしたが、私が驚いたのは、それよりも人口4万7千人に満たない市でしたが、登録者数が約2万人という、率にして42%という数字でした。雲仙市内ではどのくらいの人が登録しているのか率がわかりますか。わかればお教えください。



○議長(酒井八洲仁君) 辻教育次長。



◎教育次長(辻政実君) すみません。登録者数については把握をしておりません。わかり次第、後で報告したいと思います。



○議長(酒井八洲仁君) 吉田美和子議員。



◆8番(吉田美和子君) じゃあ、わかり次第お願いします。

 篠山市では、篠山市立図書館、それから配本書と呼ばれる5カ所の公民館とネットワークを利用して、市民の皆さんに誰でもいつでもどこに住んでいても利用できる図書サービスに努めているということでした。本市ではいろいろ遅れているということがあるのも事実ですが、今回お尋ねしたところでは、すべての皆さんが本当に利用しやすい図書館、どうしたらもっと子供たちが本に親しんでくれるのかということを考えられて一生懸命職務を遂行されておられました。この雲仙市には人が財産だというふうに本当に思いました。できるだけ早くネットワーク化も進めていただきたいとは思いますけども、先ほどスクールサポーターの方の研修があるというふうに言われたましたが、この図書の仕事に携わってる方々の研修はないんですか。



○議長(酒井八洲仁君) 御答弁願います。鈴山教育長。



◎教育長(鈴山勝利君) 現在は図書事務の方だけを集めての研修はしておりません。ただ図書館関係の研修会等がありますので、そこら辺の出張には出向いていただいております。



○議長(酒井八洲仁君) 吉田美和子議員。



◆8番(吉田美和子君) お話を伺うと、他の図書館、図書室はどうされているのかなというのをやはり皆さん言われたんですね。だから、そういう機会があったら本当に研修を設けてほしいなと思うんですけども。自分たちが出て行ったらここ空になるんですって。人手の問題をかなりやはり気にされていました。だからやはりその点を考えながら会議も行ってほしいと思います。

 問題点というのは1カ所1カ所違うんですね。7町ありますので、それはもう当然そうだと思うんですけども、やはりその教育委員会の方も直接そこにお尋ねされて当面の解決策は何かというのをお話をされたらどうかと思うんですけど、どうでしょうか。



○議長(酒井八洲仁君) 鈴山教育長。



◎教育長(鈴山勝利君) 御指摘のようにぜひ現場に出向いて声を聞いて、そして可能な限り努力をし、皆さんの意に沿うようにしていきたいと思います。



○議長(酒井八洲仁君) 吉田美和子議員。



◆8番(吉田美和子君) 吾妻のふるさと会館図書室のことでのお話なんですけども、ここはお年寄りの方に敬老会なんかの折に紙芝居をしたり、折り紙づくりをしたりということをしてますというふうに言われたんですけども、子供だけではなく、地域のお年寄りに対して図書館業務と言いますか、そういうことを何か考えられてますか。



○議長(酒井八洲仁君) 鈴山教育長。



◎教育長(鈴山勝利君) 今吾妻の例をお聞きしましたけれども、吾妻の話は以前より聞いておりました。ただ他のところでも高齢者の方々ということは現在取り組みをしておりませんし、そういう考えは今のところありません。



○議長(酒井八洲仁君) 吉田美和子議員。



◆8番(吉田美和子君) もしボランティアの方々が行きたいと言われたら、それはそれで行ってもいいということですか。



○議長(酒井八洲仁君) 鈴山教育長。



◎教育長(鈴山勝利君) それはもうそれぞれの図書室での担当の方との協議で結構かと思います。



○議長(酒井八洲仁君) 吉田美和子議員。



◆8番(吉田美和子君) じゃあ、そのように伝えたいと思います。

 私が今回この図書行政に関して質問をしようと思いましたのは、心の教育サポーター、心の相談員ですね、中学校に配置されている方からのことだったんですけども、ぜひ南串中学校の図書室を見に来てくださいって。とにかくきれいになってるんですよ。暗くて風通しが悪かったところが本当に中学図書事務の方の努力で生徒たちが喜んで訪れる場所になりましたということを聞いたからだったんですね。それまで本当に本が取りにくかったり、そこに行きたいと思わないような場所だったって。で、読むスペースをつくったり、テーブルを上手に配置されたり、すぐ手に取れるように本を並べたり、そういう工夫が本当にされておりました。

 それから中学校ももっと回れればよかったんですけども、今回は主に公民館図書室の方を回ったものですから、そこの中でもいいことをおっしゃった方がいらっしゃいます。よい本との巡り合いができれば一歩踏み出せる。スポーツで発散できる人はいいんですけども、本によって自分の心を浄化させる、そういうことができる場合もあると思いますので、ぜひ図書館をもっと利用ができるように行政の方も頑張って取り組んでほしいと思います。

 終わります。



○議長(酒井八洲仁君) これで吉田美和子議員の質問を終ります。

………………………………………



○議長(酒井八洲仁君) しばらく休憩します。

=午前11時05分 休憩= 

=午前11時16分 再開= 



○議長(酒井八洲仁君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。

 24番、荒木正光議員の質問を許します。荒木正光議員。



◆24番(荒木正光君) 通告順に従いまして一般質問をさせていただきます。2点ほど項目に対して5つに分けてお尋ねをいたします。よろしくお願いします。

 新しい市が誕生し、旧町に引き続き、市民のための事業推進がなされていることに対し、大変感謝いたしているところです。これからも市民の目線に立った事業推進を進めていただくようお願いするところです。またそうした中、旧町より、道路用地として快く買収または無償提供された方が現在も税金を払っているという話を聞かされますが、それは本当であるのかお尋ねをいたします。所有権移転はなぜできないのか、そんな箇所がまた何カ所ぐらいあって何筆ぐらいあるのかお尋ねをいたします。

 次に、入札違反行為についてお尋ねをいたします。最近、入札や談合の話をよく聞きます。ある日テレビを見ていたところ、学校の耐震強度を、工事の中でまだ完了もしていないのに完了手続をとって金を先取りしたという話を聞きましたので、その次の日の新聞を見たがなかなか見つからず、私のうちは長崎新聞でございますので、他の新聞をとった方々に尋ねたり電話したりしたが、ないということでございました。そういう中で前の新聞を広げていたところ、7月9日の新聞に、県は建設会社51社を指名停止したと書いてありました。期間は2カ月から4カ月で、競争入札妨害等の理由と書いてありました。メンバーは西松建設、三菱関連会社他そうそうたるメンバーでございました。そうした例から見ると、今回の雲仙市の指名停止は重いような気もするが、本人の反省があるなら情状酌量はできないものか。従業員、取引先、家族もあることなので。

 私がお伝えしたいことは、談合事件そのものは犯罪として許しがたいことであります。当然ながら処罰の対象であることは間違いないと思います。しかし先ほど申し上げましたように、7月31日のテレビ放送、7月9日の新聞内容と、結果的に略式判決で、実刑や執行猶予もつかず、罰金刑となった業者に対する今回の雲仙市がとった指名停止の期間が少々差があるという思いがし、また何とか短縮できるようなことはできないのかと思っているところでございます。企業には常に人が存在いたします。この業者にも雲仙市の方々が多く就労していたことは事実です。その数は家族も含めれば60人か70人程度とも聞いています。彼らは失業保険の支給を受けながら再就職口を見つけているが、なかなか思うに任せないということのようでございます。

 片や、業者の前社長は、地域自治会でも長年役員として奉仕し、また現社長もこれまた長年地域の交通安全協会員として交通安全週間中は朝夕信号の前に立って、学童の交通安全に努め、また市や旧町のイベントなどにも進んで駐車場の整理などにも奉仕していたと聞いています。これは聞いた話ですので市長さんに確認いたしますが、事件の後、市より賠償金を業者に請求されたとか、それは既に業者より支払われ、入金されておるのでしょうか。そうであれば、そういう態度を業者の反省の思いから来るものとして、にくむところはにくみ、また拾い上げてやるところは慈しみの思いも見識広い市長さんにはあられると思いますが、この業者への指名停止の短縮のお考えはないかお尋ねします。

 次に、市職員と工事概要についてお尋ねをいたします。

 市内各箇所においていろいろな工事が行われているが、地域の方々から工事概要についてお尋ねがあるが、「よくわからないので尋ねておくから」と言うと、「なぜ知らんのか」と言われることがあります。たまには聞き漏らしたり、忘れることもあるが、地域住民の要請により地区のこととして要望推進をしてきたことだから連絡があればめったに聞き漏らすこともないが、議員に連絡がなく地区住民の方に先に話が行き回り、状況内容について話しかけられることが多々あるので、「地元議員として連絡してほしい」と言ったら、「どの議員に言ったらよいのかわからないので市長さんに聞いてくれ」と言われました。議員には教えられないようになっているのか。千々石の海岸にはそうそうたる、メンバーで見に来たと聞いているが、そんな中、地区住民から「千々石の議員はいらんとばい」とジョークとも皮肉とも思われることも聞かされています。そうした地元の説明会、その地区の議員に対して発注、現地説明会など通達してはいけないように決まっているのか、お尋ねをいたします。

 次に、後期医療制度についてお尋ねをいたします。

 平成20年4月から、後期高齢者医療制度が始まると聞いているが、どのような制度か、多くの市民の方々、特に高齢者の方々が心配されているようです。国の制度であるので、雲仙市の議会で議論する問題ではないと思っていたが、地方自治体が広域連合の中で管理運営する等も聞いたので、どうなっているのか、多くの方々、特に高齢者の方が安心されて受け入れられるようお願いをいたすところでございます。これは手短かにわかりやすく御説明のほどお願いします。

 次に、はりきゅうマッサージの助成についてお尋ねをいたします。はりきゅうマッサージの治療効果は筋肉を和らげるとともに神経に刺激を与え、脳からの血流が増え、記憶力の低下防止、痛み、その他多くの疾患に効果があると言われています。そのためはりきゅうマッサージは昔から多くの方々が利用されてきました。そうした中、全国各自治体では国民健康保険、また一般会計予算の中の福祉事業として実施されているようでございます。雲仙市はどちらを活用しているのかまずお尋ねをいたします。

 また平成20年4月をもって国民健康保険から切り離されて、新たに後期高齢者医療制度が発足されると聞いていますが、はりきゅうマッサージ助成はどうなるのかと心配されて相談される方がおられます。そのような時、私は、「心配はかつがつしなんせ、雲仙市の奥村市長さんが高齢者のはりきゅう助成金を打ち切るようなことばさすもんですか」と安心するように言ってきましたので、打ち切らないようよろしくお願いいたします。

 この席からの質問は以上で終わり、あとは自席より再質問をさせていただきます。



○議長(酒井八洲仁君) 御答弁いただきます。奥村市長。



◎市長(奥村愼太郎君) 荒木正光議員の御質問にお答えさせていただきます。4点あったかと思うわけでございますが、3点は一義的には担当部、担当副市長より答えさせていただきまして、先ほどから私に代わって支持者の方に御答弁をいただきました後期高齢者医療制度、そして鍼灸助成金についてということで御答弁をさせていただきます。

 一昨日、上田篤議員の質問にもお答え申し上げましたが、国民の医療費が増大する中で、昨年6月、健康保険法の改正が行われ、75歳以上の高齢者を対象とする独立した医療制度として後期高齢者医療制度が創設されました。平成20年4月に施行されることになっておりますが、この後期高齢者医療制度の運営につきましては、県内全市町で構成いたします長崎県後期高齢者医療広域連合が当たりまして、保険料率の決定、保険料の付加決定、医療費の支給等の事務を行います。また医療機関等の窓口負担は医療費の1割、現役並み所得者は3割となり、運営費の財源は患者の窓口負担を除き、公費約5割、現役世代からの支援約4割、被保険者の保険料1割となります。保険料の徴収事務につきましては、広域連合の構成団体であります市や町が行うこととなっております。

 以上私の部分は終らせていただきます。



○議長(酒井八洲仁君) 吉田副市長。



◎副市長(吉田博幸君) 荒木正光議員の御質問にお答えをいたします。

 入札違反行為に対する処分についてのお尋ねでございますが、今回行いました株式会社浦野建設に対する指名停止処分は雲仙市工事請負契約等にかかる入札参加資格者指名停止の措置要領に基づくものでございます。さきの6月15日、全員協議会でも御説明を申し上げたところでございますが、処分の内容につきましては、平成19年6月13日から平成20年2月12日までの8カ月間指名停止処分を行ったものでございます。指名停止の決定に当たりましては、本談合事件が、まず第一に他の自治体が発注した工事ではなく雲仙市が発注した工事であること、それから2つ目に使用人、役員ではなく、代表者本人が事件にかかわっていたこと、そして3つ目として逮捕という重大な事件に発展したということでございます。このような理由により、雲仙市建設工事競争入札審査委員会で慎重に審議を行い、県の指名停止措置要領の運用を準用して期間の決定をし、8カ月間の指名停止処分といたしたところでございます。議員が紹介されました新聞の件でございますけれども、こういった条件等が異なっていたということで多分軽い処置になったというふうに考えております。今回のこの処分につきましては、工事の金額に関係なく行えるものでございます。

 また指名停止期間を短縮する考えはないかとのお尋ねでございますが、談合事件が全国的な広がりを見せている中で、全国知事会はペナルティーを強めて談合行為の撲滅を図る方針を掲げております。このような状況の中で、市としましては、特に法令に厳しく忠実でなければならないというふうに考えております。ということから、情状酌量による指名停止期間の短縮は考えておりません。

 それから損害賠償金についてのお尋ねで、納められたかということでございますが、工事請負契約書の約款に基づきまして、賠償金として請負代金の10分の1に相当する額を請求をしたものでございます。なお、賠償金の56万2,800円につきましては、8月13日に全額納入をされております。

 以上でございます。



○議長(酒井八洲仁君) 島田建設整備部長。



◎建設整備部長(島田英俊君) おはようございます。荒木正光議員の道路行政についての御質問にお答えを申し上げます。

 まず市が取得した土地についての御質問でございましたが、雲仙市の公用地用地取得の基本的な進め方といたしまして、売買契約後に分筆登記や所有権移転登記を完了し、その後において用地費の支払いをしてから工事に着手することを原則としております。このことにより、ほとんどの土地につきましては所有権移転を行うことにより非課税となっております。また相続問題が未解決の土地であったり、所有者が海外在住などの特殊事情により所有権移転の手続がとれない場合もごく一部ありますが、税につきましては、移転手続が終了するまでの間、非課税の措置を講じているところであります。

 未登記の数もお聞きであったようでございますので紹介させていただきます。現時点で把握をしております未登記物件は、雲仙市全体で8,945筆あります。議員御指摘のとおり旧町において事業の推進を優先するあまり、分筆所有権移転が滞っているものと思われますが、税に関しては非課税措置を講じておるところでございます。また先ほど言われましたような問題、事案等が発生いたしますれば、直ちにそちらの方から作業するように考えておるところでございます。

 次に、土木行政の件でございます。事業推進と市職員の対応についてということについてお答えを申し上げたいと思います。

 現在雲仙市の重要な施策と考える事業につきましては、全員協議会等において時間をいただき、議員の皆様方に事前に説明をさせておるところでございます。またその他の事業につきましては、担当課の職員が地元の皆様に御協力いただきながら説明会などを開催し、事業の推進に努めているところでございます。先ほどから議員のお話があっておりますが、地域、特に自治会の協力をいただいていることからして、自治会長さんを中心に進めていることを御理解をいただきたいと思います。また、議員の皆様方には、今後とも本市行政に御理解いただき、引き続き御協力を賜りますようよろしくお願いを申し上げたいと思います。

 以上です。



○議長(酒井八洲仁君) 小川市民福祉部長。



◎市民福祉部長(小川龍二君) 荒木正光議員の後期高齢者医療制度の実施に伴うはりきゅう助成金の継続についての御質問にお答えいたします。

 現在はりきゅうまたはあんまマッサージ施術を受ける場合において、その施術費の一部を健康の増進を図る保健事業の一貫として、一般会計により助成をしており、施術1回につき800円を助成し、年間一人につき36回までを助成の対象としております。後期高齢者医療制度におけるはりきゅう施術費につきましては、制度の運営に当たる後期高齢者医療広域連合が行う保健事業として実施する方向で検討がなされているようでございますが、まだはっきり決まっておりません、今後の動向により判断いたしたいと思います。



○議長(酒井八洲仁君) 荒木正光議員。



◆24番(荒木正光君) 土木行政の1番からお尋ねをいたします。

 この先ほど建設整備部長さんが言われた、全地区においてその用地を提供した人は非課税になっちょっとですか。私に申し出てこられた方、または自分の土地がそういうふうなところになった場合ですよ、この間、私がこれを通告したところ、用地課の方からすぐ連絡があって、今回吾妻町の念場原を名義変更をしようということで連絡がありました。ぜひやってくださいということでお願いしたわけでございますが。そこの場所は、昭和29年に私たちがまだ小さくはなかったけども青年団ごろにつくってそのまま放置しておりました。しかし、そこは自分も最近になって買うたものですからよくわかりませんが、税金がかかっていたかかかっていないか。その土地を購入した時点で、まだそのもとの地主さんのままで道路用地だけは残っております。もうその方たちは亡くなっておられません。それもしてくれらすことは大変ありがたかことですけんか、かつがつやっていただきたいと思います。

 それと今回合併する前に、千々石町の前田地区というところの道路の改修をいたしました。その間になかなか担当課長さんも気を使うてすぐ名義も直そうということで努力されてくれました。しかし、その中でその道路に面した方々はもう全面協力じゃったけども、その道路に面してない隣の地主さんの印鑑が要るということでお願いに行ったが、「何も私は関係なか」と言ってなかなか印鑑もくれません。そういうふうな場合は、やっぱしそれに面してつぶれた土地ならともかく、つぶれてもいない、ずっと離れたところでもやっぱし承諾をしてもらわなつまらんものでしょうか。2点、一応聞いてみます。



○議長(酒井八洲仁君) 御答弁願います。島田建設整備部長。



◎建設整備部長(島田英俊君) 荒木議員の質問にお答えをいたします。

 未登記の件につきましては、現在把握しているただ今紹介しました物件につきましては、それぞれ台帳からリストアップしているところでございます。その物件についてはもう非課税であるということが証明されているところでございます。またいろんなところでそういう物件が出てきますというと、できるだけそういうところから作業を着手したいと、このように考えています。

 それと協力用地の話でございますが、やはり一連の区間といいますか、それとする時は、やはり周囲の協力がなければどうしても進みませんもので、そういうお願いをしているところでございます。

 以上でございます。



○議長(酒井八洲仁君) 荒木正光議員。



◆24番(荒木正光君) そういうふうな箇所は、かなりこれから今までもあって、またこれからも出てくるものと思います。そういうふうな場合に、結局もう税金がかからなくて市がちゃんとしてやれば、時がくるまで待っても仕方がないのではないかと思っているところでございます。しかし1カ所、これもうちの土地でございますが、自分のもと住んでいたところが前回千々石町時代に道路用地として買収されました。それで息子にかつがつ相続をしてやろうと思ってかつがつしております。その今言った畑の農地の場合は2反、3反相続しても無税でございます。この今私が取り上げているところは60坪もなく、そのうちの半分以上は道路にとられているので、それには税金はかからんとじゃろうと思って、登記所に行ってみましたところが、これには相続税が30万円要りますよって言われたので、どうたんじゃなか、これはもう道路用地で残った分が知れちょっとで言うたところが、それはきちんとあれは道路を、道路用地なら道路用地ってきちんとしてからしなさいっていうことだったので、早速旧町当時役場に行ってそうお願いしたところ、「ああ、すぐやりましょう」と言っておりましたが、まだ現在そのままでございます。どうもしかし、税金はそのままかかってきよるごとある。気もしちょるばってん、よう調べちょらんけんわかりません。1カ所1カ所すれば、それは金もかかることなので、それは1カ所早うしろということは私も申しません。しかし、そういうふうなところは極力やっていただくようお願いするところでございます。

 それともう一つ、この合併した当初から私のところに要請に来ているわけでございますが、お願いしちょるばってん、なかなかできんって、これは旧愛野町の件で、それで私もそのよその町のことば走り回って、ここで言うともよろしくなかへんと思ってこらえておりました。ばってん、あんまり長くなるけん、どげんなったかって言うたところが、自分はもう3回も4回も市役所に行って話ばするばってん、なかなからちのあかんって。旧建設課長さんが私の任期中に、それはどうか片つけますって言うてうちまで来らしたったそのままたい。で、あるばまあだ在職ばないって言うて私は言うて、ジョークば言うて行っちぇたとばってん、これは愛野町の甲の1128番となっておりますが、10年も前にして本人が急いでしてくださいと言いよって、なしてこれはできんとですか。



○議長(酒井八洲仁君) 島田建設整備部長。



◎建設整備部長(島田英俊君) 荒木議員の方から個人さんのお名前も近々出されるばいと思って心配しておりましたけど、その物件につきましては、標準課税額を下がっておるというところから非課税扱いになっております。議員も御承知のとおり、今後においては、以前の話であろうと、聞いた、一般質問をされたこの時点からもう既に稼働しております。だから、所有権移転に向けて努力をしたいと、このようなところで今担当課と進めているところでございます。そういうことで御理解をいただきたいと思います。



○議長(酒井八洲仁君) 荒木正光議員。



◆24番(荒木正光君) ぜひ前向きに取り組んで、一日も早く完了することをお願いして、この件については終わります。

 次に、入札違反行為の件についてお尋ねをいたします。

 先ほど吉田副市長さんは、雲仙市のことだから厳しく対処するということでございますが、雲仙市のことだから従業員さんもおらす、自分だけ、その会社だけならまあともかくとして、その家族の生活もかかっているので何とかならないのかということでお願いをしているところでございますが、聞きようではよそはできても雲仙市はでけんとていうような受け取り方をしたわけですが、なぜ雲仙市はできんとですか、そういうふうなことは。先ほどからも話をしておりますが、この新聞テレビで見たとは工事額6千万円て、それが1カ月間て言うた分ですけんか、その明くる日の新聞を見たら新聞に載っていなかったので、あちいこっち尋ねたり、聞いたり、古新聞をめくったりする中で、この工事額、7月9日の県の件もついていたので、それからすれば大抵これは重かような感じもするわけですが。そうすれば、これもこれだけ重くすれば、また今からもうするもんもおらっさんじゃろうばってん、次から次へと脱落者が発生するとじゃなかろうかいって私は大変心配をしているところでございます。



○議長(酒井八洲仁君) 吉田副市長。



◎副市長(吉田博幸君) 今度の処分につきましては、入札参加資格者指名停止の措置要領という要領が既に雲仙市の中で決められてありまして、それに照らし合わせますとこういった処置しかできないということでございます。先ほど申しました新聞の件によりますということで申し上げましたけれども、まず自分のところで発注した分とよそのできごとの分というのはまたこれ考え方が違うわけですね。処分の仕方がですね。それから従業員の方がされた、あるいは役員の方、そういったもう完全に代表者の方、そういった段階でもまた違ってまいります。そういったことで、いろんな小さい決まりがありまして、それに照らし合わせをしましたところ今回の処分が出てきたということでございます。



○議長(酒井八洲仁君) 荒木正光議員。



◆24番(荒木正光君) そういうもろもろなことを踏まえて本人が反省をしているなら、先ほども言うように従業員さんもおられる、従業員さんたちの生活もあるので何とかならないのかということをお願いしているところでございます。その会社だけなら、なるほど吉田副市長さんの言わすような気持ちで対処してもよかと思いますが、その従業員さんたちも途方に暮れておらすっとじゃなかろうかということもあるので、そういうふうな場合、何か市から、本人は違反行為を起こしているので何も弁明の余地もないけども、そこに働いていた従業員さんたちは何も知らずに明日から仕事のなか、明日からどげんしていけばよかろうかいっていうような場合に、市としての対応、考え方はどげん考えとらすとか、それもあわせてお尋ねをいたします。



○議長(酒井八洲仁君) 吉田副市長。



◎副市長(吉田博幸君) そういったところも加味をいたしますと、本当に何といいますか気の毒でございますけれども、昔からありましたような大岡裁判みたいなものが今現在はなかなかできませんで、非常に私も寂しい思いをしておるところでございます。どうぞひとつ御理解を賜りたいと思います。



○議長(酒井八洲仁君) 荒木正光議員。



◆24番(荒木正光君) 先ほども言いますが、何回も言いますけれども、その違反した本人はともあれ、その従業員の方々が何とか生活に困らないような施策がないのかと私も心配をしているところでございます。福祉福祉って言うて、今最近は福祉の方にはどれだけでも金を突っ込んでいるのがどこの市町村も同じのようでございますが、そういう中で働こうと思うちょっても働かれん人に対する心配りもしていただくようお願いしてこの件については終わります。もう答弁は要りません。

 土木行政の中の3点目として、いろいろなその地区に事業がある場合には、ここに29名の議員さんがおられますが、どの議員さんにも相談されて、これは本当は進めるべきだと思ったことに対しては一生懸命努力されているものと思います。そういう中で、発注されてた時には一生懸命地元の方々と一緒になって頑張ってきた議員には、連絡もなくて知らんじゃったって。で、あれは何ばしよったんじゃろうかい、これは仕事はしよったんじゃろうかいって言うて批判されるのが往々にしてあるので、こういうような場合は地元の議員には連絡をするべきではないのかと私は思いますが、どのように考え、どのように今後対処されていくのかお尋ねをいたします。



○議長(酒井八洲仁君) 御答弁願います。島田建設整備部長。



◎建設整備部長(島田英俊君) なかなか難しい問題でございます。工事の概要につきましては、当初予算を作成する時に資料で一覧を差し上げておるところでございます。それに基づいて、執行部は地域の住民の方々の協力をいただきながら進めているところでございます。議員さんを外すというようなそういう気持ちは全くございませんで、すべてをその都度やるというのは周知するのはいかがかと考えております。なかなか答弁には当たりませんけど、今後十分検討させていただきたいと、このように思います。



○議長(酒井八洲仁君) 荒木正光議員。



◆24番(荒木正光君) この件についてはまだ私は納得しておりませんが、他の議員さんたちも同じような考え方と思います。それでまた委員会もあるので、そちらの方でも論議させてもらいたいと思います。

 次に、後期医療制度はなかなか国の施策もぐらぐらぐらぐら変わるものですけんか、大変一般市民の方も動揺されているところでございますが、なぜこの後期医療制度というのが発足したのか。今まで治療内容などを見れば今まで同様ですよってしてあっと。今まで同様なら今までんごとしちょってよかろうでと。なして変えるとじゃろうかいって、どうも不審でならんわけでございます。で、そのような点をわかりやすく御説明をお願いします。



○議長(酒井八洲仁君) 御答弁願います。井上市民生活部長。



◎市民生活部長(井上由文君) 後期高齢者医療制度をわかりやすくということでございますけれども、非常に難しい質問をいただいたなと思っております。後期高齢者、要するに75歳以上の方でございますけれども、この方々は一般的に考えてもわかることでございますけれども、若い人と比べまして、いろいろ心身の特性というのがあろうかと思います。やはりそういった高齢による特性を考慮しまして、医療も若い人と違う医療をすべきだとか、そういったことを基本に今まで若い人も一緒になっておりました保険から別に切り離して、この75歳以上の方だけを対象にした医療制度ができたわけでございます。

 それと加えまして、若干変わったことといいますのが、老人保健制度では、例えば国保に入っておられた方は、国民健康保険税としてその所帯に対して税がかかっておったわけでございますけれども、後期高齢者医療制度につきましては、別に1割の負担をいただくと、別にこの方々だけを対象に1割の負担をいただくということで、この方々からも応分の負担をいただいて、この医療制度を運営していこうという、これは国全体の制度でございまして、そういうことで非常にわかりにくい、4月から始まるということでわかりにくい点もあろうかと思いますけれども、この9月号の広報誌でも掲載しましたし、内容もまだ今広域連合の方で詰めて、十分でないところもございます。こういったことも追々わかり次第、市民の方にお知らせをしながら理解をしていただきたいなと思っております。



○議長(酒井八洲仁君) 荒木正光議員。



◆24番(荒木正光君) そうすると、これは今まで同様というようなことが、この雲仙市だよりに載っておりましたが、納付額は新たに発生せんとですか。



○議長(酒井八洲仁君) 井上市民生活部長。



◎市民生活部長(井上由文君) 今まで同様っていうのが、この後期高齢者75歳以上の方が病院にかかられた場合の窓口負担、これは現行制度と変わりません。1割を窓口でお支払いをいただくと。所得が高い方、年金が高い方はそれなりの負担額をいただくわけでございますけれども、3割でございますけども、それは今の老人保健制度と全く変わりません。今申し上げましたのは、別に保険料として全体の1割相当を納めていただくということになります。

 以上です。



○議長(酒井八洲仁君) 荒木正光議員。



◆24番(荒木正光君) 今回9月号の雲仙だよりに詳しく載っているようでございます。しかし、この地区ごとによって違うので私たちの地区は忙しかせいもあって、なかなか配布が遅れて、まだ実際は配ってきておりません。しかしこれはここでもらって見たので持っておりますが、このなんかその高額者の方は年金から天引きするというようなことをしてありますが、なぜどういうわけで天引きされるのか、介護保険も年金から天引きするということになっておりますが、もらう前になしになってしまうというんじゃなかとでしょうか。そういうふうな声もよく聞くわけでございます。高齢者の方の中にはもう年寄りは早う死ねっていうことだよねって言わす人がおって、初日じゃったか、「うば捨て山」という話が出たので、うばは女の年寄りの方のことを言う。男の年寄りは何と言うとじゃろうかいって大抵聞いてみたばってんが、調べてみたばってん、なくてここにきれいな文言が出ませんが。年寄りはこの年金を頼りに生きがいを感じておられるので、若い人たちが一定の所得がある。そうすると自分たちの年金はこういうふうな制度に引き落とされてしまうっていえば大変困ったことだって言っておられたことを記憶にありますので、なぜこげん天引きばしとうとじゃろうか、そのまましちょれば一緒に、家族と一緒に自分の家庭から払うけん、お小遣いは若いもんからもらわんでんよかってていう声も非常に高かとですよ。介護保険とこの制度の負担金を天引きされれば、年金はなしになってしまうということでございますが、なぜこういうふうな制度になったのか、わかれば教えてください。



○議長(酒井八洲仁君) 井上市民生活部長。



◎市民生活部長(井上由文君) これはもう国の制度でございまして、そういってしまえば終わりなんでございましょうけども、大体年金が18万円以上の方は給料天引きというふうになっております。しかしながら、保険料を納めなければならないといいましても、年金額が少ない方、所得が低い方には軽減措置が設けられております。7割軽減とか5割とか2割、所得に応じて軽減措置が設けられておるわけでございますけれども、これからしますと大概の人はこの軽減措置を受けられるということになります。年金だけの方はですね。

 ですから、例えば今この保険料は全国平均で大体6,200円程度というふうに試算をされておるわけですけども、これを半分を均等割、半分を所得割となります。所得割の方は年金が低いと当然かからないわけでございまして、あとは均等割が3千円程度かかってくることになろうかと思います。まだ長崎県の場合は、具体的な額は出ておりませんけども大体近い数字が出るんじゃないかなと思っておりますけども。その均等割につきまして、所得がさらに一定の基準以下だと7割を軽減されると。3割の保険料を納めていただければいいということになりますと、月に900円程度が天引きをされるということになるわけです。これは年金額によって違いますから一概に言えませんけども、まあそういったことであります。

 ですから、そういったことでそう大きな額にはならないというふうに考えておりますし、仮に所得がある方につきましても従前はその家庭の中で所帯主が保険税として払っておられた均等割部分、頭割の部分、これがこの間の国保税の条例改正で年額2万9千円として定められておりますけれども、この部分についてがなくなるわけでございます。これが別に今度後期高齢者医療の中で納めていただくということになりますから、差し引いたらそう大きな額の増加にはならないと。ですから、もうそこら辺は家庭の中でお話し合いをしていただきたいなと思っております。



○議長(酒井八洲仁君) 荒木正光議員。



◆24番(荒木正光君) 昔は、家庭の不和、若い人と年寄りのいさかいの多かったが、最近あまりありません、どこの家庭も。というのは、一番大きな原因は小遣いですよ、お金ですよ。この年金があるから、若い人からもらわんでんよかから、もういさかいもなくて面白か家庭のできよるとで。こうして若い人たちは所得は多かかもしれんばってん、年寄りは、年を取られた方は別に収入はないので年金だけは頼りにしております。そんな中で若い人の所得があるからといって合算してそういうふうなことを天引きされれば、昔のようにまた親子げんか、家庭の不和が噴き出してこんとも限りませんので、これは今から県で決めらすとでしょう。それで、そういうふうなことも踏まえて、本人に任せて、天引きしてくださいという人は天引き、今までどおり家族の中から引く人は家族の中から取るようにということを強く要請していただくようお願いして、この件について終わります。

 次は最後に。



○議長(酒井八洲仁君) 荒木議員、2分しかございませんので。



◆24番(荒木正光君) はい。次は、はりきゅうの件でございますが、先ほどもお願いしたとおり、大変年を取られた方、また自分で持病を持たれた方ははりきゅうさんにお世話になっているところでございます。その中で市が800円助成、36回ですかね、助成してくれておられることに大変感謝をしておられます。この制度が、雲仙市は聞くところによれば、一般会計の方から出してくれておられるようでございますが、この制度が高齢者の方から切り離れないようにお願いして、これにできんということであれば答弁もいただきます。しかし、よかということであればもう答弁要りません。終わります。



○議長(酒井八洲仁君) 答弁要りませんか。答弁お願いします。小川市民福祉部長。



◎市民福祉部長(小川龍二君) 現在先ほど申し上げましたけども、後期高齢者の方で保険事業ということでされるような協議がなされているということで申し上げましたけども、仮にそういうふうに75歳以上の方々が後期高齢者医療制度の方の助成を、保険事業の適用を受けるということになりますれば、現在の市で行っておりますはりきゅうの助成からは移行するという形になりますので御了解いただきたいと思います。



○議長(酒井八洲仁君) これで時間です。荒木議員の質問を終わります。

………………………………………



○議長(酒井八洲仁君) 1時20分まで休憩いたします。

=午後0時16分 休憩= 

=午後1時19分 再開= 



○議長(酒井八洲仁君) 午前中に引き続き、会議を開きます。

 一般質問を続けます。19番、岩下勝議員の質問を許します。岩下勝議員。



◆19番(岩下勝君) 19番、岩下勝です。通告しておりました3点について質問いたします。

 まず1点目に、アスベスト対策、いわゆる石綿、このアスベスト使用が、地方自治体が管理する学校や公民館などの全国で40万2千カ所のうち、この含有率が1%を超え、飛散のおそれがある箇所が全国で本市の瑞穂総合支所を含め15カ所が調査によって公表されております。そのうち14カ所は本年度中に除去工事の対策が決まっていると言われておりますが、瑞穂総合支所の場合は正面玄関の内側の窓口カウンターに通じる天井に使用されていると聞いています。除去工事は特殊な工事で非常に危険が伴うことと察しますが、一般住民や職員に対しての安全性や窓口業務への影響などをどのように捉えられているのか。

 2点目が、市内小中学校の耐震診断についてでございます。記憶に新しい新潟県の中越沖地震や、輪島能登半島地震など全国各地で大きな地震が起きております。特に中越沖地震では、学校施設における被害は新潟県、長野県両県において272校に達すると言われております。全国の公立小中学校の校舎12万9,500棟あまりのうち34.8%が耐震基準を満たしているということで、学校は子供たちが一日の大半を過ごす活動の場であるとともに、緊急災害時の住民の避難場所となる重要な公共施設であります。長崎県の小中学校の耐震化の遅れは非常に深刻であると言われております。6月に文部科学省が発表した都道府県別の耐震化率によると、我が長崎県は37.3%、全国平均は58.6%、最も高いのは神奈川県の89%であって、我が長崎県はワーストナンバーワンであると言われております。3月定例会においても同僚議員の質問に対して、市内234棟のうち70棟が耐震診断が必要と答弁されております。現在までの実施状況や今後の計画に対してお尋ねいたします。

 3点目、瑞穂給食センターの跡地利用についてでございます。平成20年3月末をもって廃止が予定されております瑞穂給食センターのこの跡地の建物施設の利用、これを今後どのように市としては計画をされておりますか、伺います。

 以上3点について答弁をお願いします。あとは自席において伺います。



○議長(酒井八洲仁君) 御答弁願います。奥村市長。



◎市長(奥村愼太郎君) 岩下勝議員の御質問にお答え申し上げます。3点目の答弁でございますが、1、2点は担当者より答弁させていただきます。

 瑞穂学校給食センターの跡地利用計画についてのお尋ねでございますが、御指摘のとおり、児童生徒数の減少に伴いまして、瑞穂学校給食センターは平成20年3月をもって閉鎖をし、瑞穂地区の学校給食につきましては、雲仙市の他の3センターで賄うように予定をいたしております。使命を終えます瑞穂学校給食センターにつきましては、他の施設へ転用するといたしましても、築後25年を経過し、老朽化も激しいことや耐震補強工事費及び改築費など多額の費用を必要としますことから、現在のところ取り壊す方向で検討しているところでございます。

 なお、残余の答弁につきましては、担当者より報告させていただきます。



○議長(酒井八洲仁君) 鈴山教育長。



◎教育長(鈴山勝利君) 岩下勝議員の最初の質問にお答えいたします。

 市内小中学校の耐震強度と今後の耐震補強計画についてのお尋ねでございますが、3月議会でも申し上げましたとおり、学校施設は児童生徒の学習生活の場として豊かな人間性をはぐくむための教育環境として重要な意義を持つとともに、災害時には地域の人々の応急避難場所としての役割をも果たすことから、耐震性能の向上を積極的に図って行くことが必要であると考えております。

 まず雲仙市公立学校施設の耐震状況でございますが、学校数29校233棟のうち、昭和56年5月末以前に建設をされた旧耐震基準棟数は24校161棟ございます。そのうち耐震診断が必要な棟数は、先ほど議員お話しのように70棟でございます。この70棟につきましては、平成18年度に実施した耐震化優先度調査の結果をもとにランクづけを行っており、今年度は8校23棟の耐震診断を実施いたします。

 また補強工事を行うにはかなりの事業費を要するため、雲仙市公立学校施設耐震化等事業計画書を作成し、順次耐震診断及び耐震補強工事を進めてまいります。

 なお平成18年度に耐震診断実施済み棟数ですけれども8棟ございます。大塚小学校2棟、愛野中学校5棟、千々石第2小学校1棟、それから平成18年度末現在で改築実施済みの棟数が1棟、川床小学校がございます。



○議長(酒井八洲仁君) 北平瑞穂総合支所長。



◎瑞穂総合支所長(北平正美君) 失礼します。岩下勝議員の御質問にお答えいたします。

 瑞穂総合支所庁舎のアスベスト対策についてでございます。瑞穂総合支所庁舎は昭和44年に建設され、築38年を経過しております。建設当時耐火等の吹きつけ材として、耐久性、耐熱性、耐薬品性、電気絶縁性などの特性に非常にすぐれ、安価であったため、アスベストを天井材料及び機械室に使用したものでございます。昨今のアスベスト問題を受け、平成18年度に公共施設の調査を実施しました結果、1階ロビーの天井部と機械室に使用されました吹きつけ材にアスベストが含まれておりました。このことによりまして本年度当初予算に計上いたしております。

 現在の施工進捗状況でございますけども、8月30日に入札、それで工期を9月5日から10月31日までとする契約を完了しております。現在もう着手しております。今後、施工に当たりましては、市民の皆様に対し、御不便をかけないように早期完成を目指して努力してまいります。

 施工方法及び窓口対応につきましてですけども、現在あります窓口のカウンターを含むアスベスト除去部分をシート等で覆いまして隔離して、庁舎の南側に仮設窓口カウンターを設置することにしております。アスベスト部分の撤去工事は、土曜・日曜日に行いまして、施工部分と仮設部分を完全に遮断しましてアスベストが飛散しないように施工することで、窓口に来られる市民の皆様並びに市職員の安全確保を徹底して施工してまいります。

 それと機械室の対応ですけども、これは出入り口を密封しまして人が出入りできない状態にするということで、これは飛散防止処理が可能ということでございますので、機械室の扉は溶接等によりまして完全に密封密閉しまして、アスベストの飛散を断絶し、安全安心な環境をつくりたいと思っております。



○議長(酒井八洲仁君) 岩下勝議員。



◆19番(岩下勝君) まずアスベストでございますが、大変危険な工事だと思いますが、工事期間が9月からということで工事の施工は土曜・日曜のみ。普通の日はもう一切工事はないということですね。



○議長(酒井八洲仁君) 御答弁願います。北平瑞穂総合支所長。



◎瑞穂総合支所長(北平正美君) 土日に行いますのは、一番の肝心のそのアスベストの部分を土日しまして、平日はかなり騒音がしますので、騒音のしない、公務に影響のない工事につきましては平日でもする予定にしております。



○議長(酒井八洲仁君) 岩下勝議員。



◆19番(岩下勝君) そのアスベストの部分の撤去の時はもう土曜・日曜、他は業務に差し支えない程度の工事は平日でもやるということですね。



○議長(酒井八洲仁君) 北平瑞穂総合支所長。



◎瑞穂総合支所長(北平正美君) ただ今のとおりでございます。



○議長(酒井八洲仁君) 岩下勝議員。



◆19番(岩下勝君) アスベストの件は万全の体制でよろしくお願いします。

 2つ目の市内小中学校の耐震、地震時でございますが、この3月に同僚議員も質問されております。どうして私がまたここでこの質問をしたかと言いますと、実は7月25日の長崎新聞、この論説の欄で、この小学・中学校の耐震化の補強工事を早めるべきという記事が載っておりました。そういった中で、私もこれを見て、補強工事は最低でも1億以上かかる。これに対しては費用の2分の1から3分の1は国が補助するということで。耐震の診断の費用は全額国が補助する仕組みになっているというこの記事がありましたので、それならばあと70棟の耐震を必要とする雲仙市の学校も早急にするべきではないかということで今回質問したわけですよ。この点について。



○議長(酒井八洲仁君) 鈴山教育長。



◎教育長(鈴山勝利君) ただ今の長崎新聞の7月25日付論説の件ですけれども、問い合わせをいたしましたら、長崎新聞社からこういう回答がございました。文中の耐震診断の費用は全額国が補助する仕組みについて、こちらから全額補助は誤りではないのかなという問い合わせをしたものですから、全額補助はなくて誤りでしたと。筆者が国土交通省、文部科学省の両者からそれぞれ補助を受ければ全額補助になると勘違いしたことによるミスでしたということで回答しております。



○議長(酒井八洲仁君) 岩下勝議員。



◆19番(岩下勝君) じゃあ、この記事は誤りということですね。わかりました。それにしてもびっくりしました、この新聞。ともあれ、先ほど申しましたが、この小中学校の校舎とか体育館、緊急災害時には大変一般市民の避難場所となるということでございます。大変経費もかかると思いますが、逐次この耐震ですね、進めていただきたいと思います。

 それとまたちょっとこれ関連しますが、市内の各自治会の公民館、こういったことも地域の皆さんの避難場所になると思いますので、この自治公民館もそういったことで耐震の調査を、建築あるいはそういった耐震の調査をしていただいて、より住民の安全な避難場所となるようにしていただきたいと思います。

 次の3番目ですね。給食センターの跡地の利用ということで。先ほど市長が築25年改築にも多額の予算がかかるということで解体の方向と言われましたが、実はこれは瑞穂町のある社会体育ではっきり申しまして柔道クラブの保護者の方、この方々よりいろいろ相談を受けておりましたが、実際このクラブの現状をちょっと紹介しますと、幼児が5名、小学生が20名、中学生が3名、毎日練習をされてるそうですけど、この道場が今瑞穂町民センターの隣の大きな体育館の控え室があるんですけど、そこに畳を敷いて柔道練習をされておりますが、この部員が多いということでちょっと合同練習は一緒にはできないということでいろいろ苦慮されまして、学校側とも話をされて、大きな体育館の方に週に2回だけ畳を敷いて、また後始末をしてという方向で練習をされていると聞いております。

 そうしたことから、この給食センターが3月をもって廃止になるということで、あの跡地に何とかこの道場を設置してもらえればとういことで相談がありまして、私もそこまでは、この給食センターのあれは思ってなかったんですけど、保護者の方に教育委員会のスポーツ振興課の方にまず出向いていただいて、いろいろお話をしてみてくださいということで保護者の方には言っとったんですけど、今市長がおっしゃいましたように取り壊すということで、これは決定でございますか。



○議長(酒井八洲仁君) 奥村市長。



◎市長(奥村愼太郎君) 先ほど申しましたように決定というわけではないんでありますが、一応先ほど申しましたように、かなり老朽化が著しく、また耐震構造用の規格もありませんものですから、これをまた補強していくというのにも非常に資金がかかるということでございまして、できれば駐車場が中学校に不足しておりますんで、イベント等の時にも道路に車を止めたりされていた経緯があるそうでございますので、そういう意味では四十数台駐車場が取れるということでありますんで、一義的にはそういう計画をまずさせていただいております。

 それと今議員がおっしゃいましたように、瑞穂町で社会体育で柔道をやっておられると。吉田副市長からも聞いておりますし、またスポーツ振興課の方々も現場をご覧になりに行かれたということであります。大変狭隘なところで、しかも非常に窮屈な思いでやっておられるしということでありました。ただ昨日もいろいろと議論をしたわけでございますが、例えば瑞穂中学校で柔道部として今休部中なのか、廃部になっておるのか、ちょっとそこが確かめられておりませんけれども、そういう形で瑞穂中学の柔道部として一緒にやれないのか、あるいはまたスポーツ振興課におります柔道体験者の話では、中学校の教室の中に非常に適切な、それに柔道畳を敷いても十分やっていけるような教室もあるのではないかというような話もあっておりまして、そちらの方で対応できるんではないかということがございました。

 ですから、そのことこも含めて、柔道に関しては教育長とも今後相談させていただいたり、あるいはまた担当スポーツ振興課とも相談させていただいたりしながら、その問題については解決が図られればなというふうに昨日のいろんな打ち合わせでは思った次第でございます。もし私が足りない部分がございましたら、次長、教育長がお話をしていただけると思います。



○議長(酒井八洲仁君) 鈴山教育長。



◎教育長(鈴山勝利君) 先ほど議員もおっしゃいましたように、柔道部の保護者会長さんから要望書が参っております。で、今市長が申しましたように、先ほどの市長の答弁は決定ではありませんで、可能であればまた学校等の代替案について検討したいと思っております。



○議長(酒井八洲仁君) 岩下勝議員。



◆19番(岩下勝君) もう1回確認しますけど、もう給食センターの跡地はそういった老朽化しているということで耐震構造もないということで駐車場にするということですね、基本的な考え方は。その中学校の教室がまだ空いてるということで、空室があり、そこあたりが柔道道場にもできるというようなことだと思います。そういった中でやはり今子供たちも一生懸命練習をしてるということで、ぜひ父兄の方も新しいそういった広い練習場を望んでおられます。ぜひこれはそういった願いがかなうように執行部の方で検討していただきたいと思います。そこら辺もう1回よかですか。



○議長(酒井八洲仁君) 鈴山教育長。



◎教育長(鈴山勝利君) 実は回答をということを要求されたという中でお答えしたのが、まず先ほど市長も少し触れましたけれども、部として中学校の方で振興会の方に、部としての成立というんですかね、そちらの方を先にしてくださる旨をお伝えしたと担当の方は申しておりました。そのことによって中学校の柔道部として正式に認められた中で練習場をどう確保していくかということで先ほど申しましたように前向きに検討してまいりたいと思います。



○議長(酒井八洲仁君) 岩下勝議員。



◆19番(岩下勝君) 大変簡単な質問でございましたけど、特にこのアスベストの工事は市民の皆さんも大変注目をしてると思いますので、ぜひ安全第一を考えて施工業者に工事の進行を厳しく監督していただきたいと思います。

 これで私の質問を終わります。



○議長(酒井八洲仁君) 岩下勝議員の質問を終わります。

………………………………………



○議長(酒井八洲仁君) 次に、12番、前川治議員の質問を許します。前川治議員。



◆12番(前川治君) 12番、前川治でございます。私は今回の一般質問は4つの項目について質問をさせていただきます。私の質問は、通告をしておりましたとおり、通告書に書いてありますとおりの質問でございますのでぜひ的確な御答弁を求めたいと思います。

 合併前旧町出身者による町人会が主に関東地区に設立をされており、その総会に旧町時代の町長が出席をされておりました。当時私は愛野町の議員でございましたが、この町長の出席には否定的な立場でございました。愛野町においても年に1度関東愛野人会に町長が出席されておりましたが、その目的が親睦を深めるためだけのものであったからであります。しかし今考えが変わりました。

 さて雲仙市になり、その旧町単位の町人会組織はたしか7町の中で6町が町人会があったと思うのでございますが、現在その町人会はどのようになっているのか、存続をしているのであれば、現在市はどのようにこの町人会にかかわっているのかまずお尋ねをいたします。

 各町人会が存続していることを前提に、次の2つの点について所見を伺いたいと思います。市では、雲仙ブランドの認定を行い、ロゴマークをつくり、雲仙ブランドのPRに力を入れられております。平成19年度も雲仙ブランド推進事業として約500万円程度、今回の補正を入れまして500万円程度の予算で物産フェアを企画され、実施をされておるところでございます。この物産フェアは主に県内九州管内において物産展に出品をされているようでございます。私は、各町人会の方々に雲仙ブランドのPRに御協力いただけないかなと考えるのでございます。どこの町でしたか忘れましたが、ある町の町長が、町民に対して都会に住んでいるあなた方の親戚の方々にぜひ手紙を書いていただきたい。その内容は、毎日の買い物に行く際に自分たちの町の出身地の町の品物はないかと必ず尋ねてほしいという提案をされ、手紙を書いていただいて、多くの都会に住んでいるその町の出身者に手紙を出された。その結果、店の人たちはよくその町の品物がないかと聞かれるために、それじゃぜひ市場から仕入れようということになって、その町の生産物が大いに売れたというものを聞いたことがございます。私は今ある町人会の方々にふるさとの味を再認識していただき、毎日の買い物の際、雲仙産のロゴマークのついた野菜あるいは海産物、それから吾妻のみそ等はありますかと行き付けの店で尋ねていただくようにしたらいかがかなと考えるのでございます。宮崎県の東国原知事ほどの効果は望めなくとも、雲仙ブランドのシェア拡大の一端になるのではないかと思うのでございます。

 次に、今話題になっておりますいわゆるふるさと納税についてであります。出生地以外で住んでいる多くの方は、学校を卒業するまでは出身地の地域及び自治体の行政の恩恵を受けて育つのが普通でございます。学校を卒業して働くようになると、働いているところ、住んでいる自治体に税金を納めることとなるわけでございます。納める住民税の一部を出身地の自治体に納税する仕組みをふるさと納税と言われております。ただ議論されておりますことは、ふるさと納税として納めることは税の理論上無理があり、ふるさとに税の一部を寄附という形で納める方式で議論が落ち着くのではないかと予想されるのでございます。ふるさと納税が開始をされましても、都会に住む納税者自身のふるさとを思う気持ちがなければこれは定着しないことであろうと思うものでございます。まずは町人会の方々との親交を深め、ふるさと納税あるいは税の一部寄附方式への理解を求めることはできないかと考えるのでございます。そのためには各町人会と市が親密なかかわりを持つ必要がございます。市長は公務で上京される機会がありますので、その際、日程を調整の上、町人会総会へ参加されてはいかがか。雲仙ブランドのシェア拡大のためのPRに御協力をいただき、ふるさと納税あるいは税の一部寄附への理解を深めていただくため、市長自身が町人会とかかわりを持っていかれてはいかがでしょうか。ふるさとの現況と土産話として報告されることも、また喜ばれることではないかと考えるのでございます。市長の御見解を賜りたいのでございます。

 次に、生活保護受給対象者への対応についてお尋ねをいたします。

 先般、北九州市で生活保護受給者の方が市の福祉事務所の職員に生活保護受給を辞退するよう強要をされ餓死するという誠に悲惨な事案が発生し、報道をされておりました。雲仙市ではあってはならないことでありますので、生活保護受給者対象者への対応についてお尋ねをいたします。

 北九州市では生活保護受給者の割合を低く抑えるため、目標数値を設定していたという報道でありました。雲仙市ではこのようなことはないとは思うのでございますが、生活保護受給申請者と受給認定者との割合、これはどうなっているのか。次に、受給辞退者はいないか。もしいればその辞退の理由、また福祉事務所の職員が受給辞退を勧めた事例はないかどうか。受給認定の決裁は福祉事務所所長にあると思うのでございますが、申請から決定までの過程、どのようなプロセスで行われるのか説明を求めるものでございます。北九州市での悲惨な事案は、その要因の一つには働けるのに働く気がなく、安易に申請をされる人がいたり、また逆に働けないのに働けるのではないかと判断をされる誤認があったりしたことがこのような事態を招く一因になったのではないかと思われるのでございます。北九州市での悲惨な事案にかんがみ、雲仙市においてはこのような誤認がなかったかどうか、地域の方々のことをよく知る自治会長、あるいは民生委員の方々と協議、協力を仰ぎ、生活保護受給申請者及び受給者の再検証をする考えはないかお尋ねをいたします。

 次に、全国和牛共進会に期待するものについてお尋ねをいたします。

 全国和牛能力共進会が平成24年長崎県で開催予定であり、平成20年に開催地の決定がなされるとのことでございます。候補地として6市が名乗りを上げている中で、雲仙市に誘致すべきという議論が前回、前々回の議会で議論されておりました。市長は言われるまでもなく誘致に努力をされております。全国的なイベントにメリットを期待されるからこそ誘致に努力をされているものと思うのでございます。市長は何を期待され誘致活動をされているのか、まずお示しをいただきたいと思います。

 開催地決定のための評価の一つに会場の確保、あるいは交通アクセス等立地条件の他に6市それぞれの畜産振興策がありますが、その振興策の内容も評価の対象となると考えられるのかどうか、御見解をお聞かせください。

 6市の振興策、言いかえればそれぞれの候補地の畜産振興の熱意でございます。これが評価の対象とならないという、もしそういうお答えであるならば、これから質問する2つの質問にはお答えの必要はございません。評価対象となり得るのであれば、6市の中で他の5市と雲仙市との畜産振興策に違いはあるのかどうか、比較をされてみたらどうか、共進会候補地としてアピールする施策、振興策、これは考えているのかどうか、お示しをいただきたいのでございます。ただこの2つについては評価の対象とならなければお答えの必要はございません。

 次に、市内のバス停、待合所の現状についてお尋ねをしたいのでございますが、この件につきましては担当課長より詳しく御説明をいただきました。実情はよく理解したつもりでおりますが、今市内のバス停の待合所の実情なりともお聞きをいただきたい、そう思いましてあえてお尋ねをさせていただきます。

 バス利用者の減が県営バス撤退を招いたものと思われるのでございますが、今唯一残っております島鉄バスも、今後利用者の減少がもし続けば運行減便になる可能性があると思うのでございます。昨日話題になっておりました交通計画を策定をしましても、利用者が減少すると運行減便になり、利用者はますます不便になります。

 今バスを主に利用されている方々は高齢者と学生の方々が主であります。高齢者に利用の実態を聞いてみましたところ、バス停の待合所に屋根がないところ、こういうところでは雨の日、それから夏の暑い日、待ち時間が苦痛である、バスを利用する気になれないというお話をお聞きいたしました。果たしてこのままでよいものかどうか。過去宝くじの助成事業等で整備をされておりましたけれども、担当課長のお話では今そういうものがない。当事者のバス会社が設置するのが建前であるという御説明をいただきました。しかしながら、今申し上げましたとおりの実情でございます。ぜひ島鉄との協議の上で、雨やあるいは夏の暑い日差しをしのげる程度のことができないものかどうか、あえてお尋ねをするものでございます。

 以上、本席からの質問を終わり、答弁によりましては自席からさせていただくかもしれません。



○議長(酒井八洲仁君) 御答弁いただきます。奥村市長。



◎市長(奥村愼太郎君) 前川治議員の御質問にお答え申し上げます。

 各町の町人会へ市はどのようにかかわっているかとのお尋ねでございました。旧町を単位とする町人会は、関東瑞穂会、東京吾妻会、関東愛野会、長崎千々石町人会、関西千々石町人会、関東千々石町人会、在京小浜会の7つの団体がございます。これらの団体は雲仙市が発足した後も活動を続けられております。また雲仙市が関係する団体としては在福長崎県人会、関西大阪長崎県人会、東海長崎県人会、関東島原半島会等がございます。一応代表者名を挙げますと、関東瑞穂会が下村弘様、東京吾妻会が笠波吉正様、関東愛野会が田島武彦様、長崎千々石町人会が富永等様、関西千々石町人会が田中庄八様、関東千々石町人会が山本昌浩様、在京小浜会が草野和雄様、在福長崎県人会が松藤浩様、広島長崎県人会代表が酒井等様、関西大阪長崎県人会が田中左八様、京都長崎県人会代表が田上定勝様、東海長崎県人会が山下三男様、関東島原半島会が島峰隆様であります。いずれの団体もふるさとを愛し、同郷の同胞との再会を楽しみにしている皆様の集まりでございまして、その運営は会員の皆様により、仕事等の合間に自主的に行われているものでございます。各団体からは総会開催の御案内をいただいており、できる限り出席するようにいたしておりますが、議会と重なりましたり、あるいはまた他の会合と重なりましたりして都合がつかない場合には代理のものを出席させたり、郷土物産の提供やお祝いのメッセージを送付させていただいております。

 何と言いましてもふるさと出身の皆様が雲仙市の最先端の宣伝マンとなり得ることは議員御指摘のとおりでございまして、今後とも雲仙市の状況報告にあわせ、観光や農業の、特に雲仙ブランド認定商品の説明やPRを行い、雲仙市を少しでも御理解いただくよう努めてまいりたいと考えております。

 なお、雲仙市の定住促進を図るため、去る9月8日には東京で行われました関東瑞穂会総会に職員を出席させるとともに、東京吾妻会、関東千々石町人会の代表者の方も訪問させ、市の定住推進の説明及びPRを行わせてまいったところでございます。

 次に、ふるさと納税制度につきましてでありますが、御案内のとおり、個人の住民税の一部を出身地の自治体などに納税できるようにするという制度でございまして、都市と地方の格差是正の論議の中で新たに創設が検討されているものでございます。現在制度の方法論について検討されている段階であり、都市部では制度創設に反対する意見もあります。また高知県知事もこの制度に対しては異を唱えているようでございまして賛否両論あるようでございます。成立にはまだ不確かな部分も数多くございまして、解決しなければならない問題もたくさんあるようでございます。いましばらくは推移を見守ってまいりたいと私は考えております。

 次に、全国和牛能力共進会についての御質問にお答えさせていただきます。

 議員御承知のとおり、第10回全国和牛能力共進会につきましては、平成24年に長崎県で開催されることが決定をいたし、我が雲仙市も開催候補地に名乗りを上げ、誘致活動に取り組んでいるところは御承知のとおりであります。この大会は出品牛の優劣を競う本来の目的のみならず、農畜産業の総合的な祭典として開催されることでありますから、一般消費者をも巻き込んだイベント等も多数企画され、出品関係者を初め、県内並びに全国から多くの参観、来場者を見込める大会であります。さきの第8回の岐阜県大会におきましては、入場者数約30万人、経済効果は約90億円と推定されており、長崎県大会におきましても多大な経済効果が期待されているところでございます。我が市といたしましては、この経済効果をできるだけ雲仙市内に取り込めるよう引き続き大会の誘致に取り組むとともに、共進会参観、観光、宿泊等を含めた雲仙市内への旅行プランの推進を実行委員会に働きかける所存でございます。

 またこの大会は雲仙市の優れた農畜産物を全国に発信する絶好の機会でございますので、畜産農家を初め市内農業者の意欲の高揚を図るとともに、国県等の補助事業も活用した支援策により、さらに優良な農畜産物の生産、収益性の増加等への取り組みを促進し、本市農畜産業の発展を図る所存でございます。

 なお、残余の質問につきましては、担当部長及び企画課長に答弁させていただきます。よろしくお願いします。



○議長(酒井八洲仁君) 金子副市長。



◎副市長(金子知充君) 雲仙ブランドのシェア拡大の件につきまして、御答弁をさせていただきます。

 雲仙ブランド認定商品及び地元特産品につきましては、認知度の向上を図る目的で、これまでに長崎市及び熊本県で物産フェア等を開催をいたしております。今後も福岡市を初めとする大都市圏におきまして物産展を開催し、雲仙ブランド認定商品等の販路拡大を図る計画でございます。議員御指摘のとおり、大都市圏の雲仙市各町の町人会の総会等の折には雲仙ブランド認定商品の説明及び商品のPRを行い、普及に努めているところでございます。またその地域で物産展等を開催する場合には、代表者の方とも相談の上、ダイレクトメール等を送付し、雲仙ブランド認定商品及び市内の特産品の販路拡大ができるよう大都市圏の町人会等の皆様方も御協力また御支援をいただきながら取り組んでいきたいと考えております。

 以上、よろしくお願いいたします。



○議長(酒井八洲仁君) 小川市民福祉部長兼福祉事務所長。



◎市民福祉部長兼福祉事務所長(小川龍二君) 前川治議員の生活保護受給対象者への対応についての御質問にお答えいたします。

 本年7月末現在の被保護世帯は291世帯、受給者は425名となっております。平成18年度中の生活保護申請件数は76件で、うち53件約7割が保護開始となっております。また平成19年度におきましては6月までの3カ月で申請件数は13件あり、うち7件が保護開始となっております。保護辞退件数につきましては、平成18年度は廃止件数24件のうち、就労収入の増、障害基礎年金の増額等により3件の辞退があっており、平成19年度は6月までで廃止件数7件のうち、扶養義務者の援助により生活維持可能となり、1件の辞退があっております。

 なお辞退届が提出されますと、本人及び関係先への年金払い込み通知書や給与明細書等の確認調査により生活維持可能と判断した場合に限り保護廃止の決定をしております。

 目標数値の設定等はいたしておりません。また強制的に辞退届を提出させるようなことも一切ございません。

 またその後の生活状況により、生活維持困難な状態になった場合は、生活保護の相談及び再申請ができる旨を本人に説明をしております。

 次に、受給決定はどのようにしているのかとのお尋ねでございますが、保護課及び総合支所で生活保護の相談を受けますと、担当職員が保護の制度について説明をした上で保護申請書を交付しております。保護申請書を受理いたしますと、保護課におきまして国が示しております保護の実施要領、これに基づき申請者世帯の資産、預金はないか、他の法律での支援はできないか、能力を活用して稼働できないか、また扶養義務者である親子兄弟等からの援助はできないかなど調査した上で申請者世帯の最低生活費と収入額との対比によって保護の要否を決定しております。審査の結果、保護決定になりますと、申請日に遡及しまして保護開始に当たります。

 次に、受給者及び申請者の検証をすべきではないかとの御質問でございますが、まず保護受給者につきましては、国が示しております保護の実施要領にのっとり、定期的に訪問調査を行い、生活状況や健康状態及び求職の活動状況等を聞き取り、収入については収入申告書の提出を求め、状況を把握するとともに、適宜保護費の計画的な支出や求職活動の助言などの指導を行っております。

 次に、審査の結果、保護開始に至らなかった方に対しましては、最低生活維持可能と判定した内容について説明を行うとともに、再び保護の相談及び申請はいつでも可能である旨を伝えて十分な理解を得るように努めております。

 また保護申請時には地区民生委員の意見書の添付が義務づけられておりますが、保護決定後においても担当民生委員と連携をとりながら保護の適正な実施に努めております。 

 なお、第三者を入れての保護受給者及び申請者の検証をすべきではないかとのお尋ねでございますが、個々の保護の要否決定に関しましては、第三者を入れての検証は個人情報保護、あるいはプライバシー保護の観点からなかなか難しいものと思われます。今後この件に関しましては、他市の状況等について調査をし、研究していきたいと考えております。



○議長(酒井八洲仁君) 酒井農林水産環境部長。



◎農林水産環境部長(酒井利和君) 前川治議員の御質問にお答えいたします。

 共進会会場の選定に各市の畜産振興対策も評価の対象となるかとの御質問にお答えいたします。共進会会場候補地につきましては、今年の8月までに第10回全国和牛能力共進会長崎県実行委員会基本策定部会より2度にわたる現地視察並びに調査が実施されておりますが、議員お尋ねの各市の畜産振興策については検討項目に入っておりません。ちなみに検討項目は8項目ございます。1番目に会場、これは面積要件、それから造成経費等でございます。2番目に交通アクセス、3番目に大会関係者用の宿舎の確保、4番目に大会参観者用の宿舎の確保、5番目に駅または駐車場からの輸送、6番目に地域の実施体制あるいは協力体制でございます。7番目にその他のメリット、8番目にその他のデメリット、以上の8項目でございます。なお、本市の畜産振興に当たりましては、他市の振興策等の調査比較も踏まえ、県の中央機関や関係農協等と協議検討し、畜産農家の所得向上に向けて努めてまいる所存でございます。



○議長(酒井八洲仁君) 宮崎企画課長。



◎企画課長(宮崎浩善君) 前川治議員の御質問にお答えいたします。

 バス利用者の増客を図るためにもバス停の上屋等の整備を行うべきではないかとのお尋ねでございますが、雲仙市内における島原鉄道のバス停は205カ所でございます。そのうち上屋が設置されているものが64カ所、設置されていないものが141カ所となっており、利用者の利便性を考慮した場合、設置されていない箇所の早急な解消を図ることが必要であると認識しております。しかしながら、上屋はあくまでもバスを利用される方のために設置されるものであり、その整備に関しましては一義的にはバス事業者においてなされるべきものと考えております。

 よって、市におきましては本年の3月からこれまでの間、機会あるごとにその整備について、島原鉄道に対しまして要望を行っているところでございます。しかしながら、島原鉄道におかれては、整備に要する財源や設置スペース、維持管理等の問題から、現時点では整備を行える状況にはないと、そのように聞き及んでおります。

 市といたしましては、利用客の利便性の向上が増客対策となり、市内唯一の公共交通機関である島原鉄道の経営の一助になることから、島原鉄道に対しまして、今後も引き続き整備に関する要望を行うとともに、整備の際、最もネックとなります維持管理につきまして、地元の自治会などによる管理を前提とした整備が可能であるか、また市の支援による設置が可能であるか協議してまいりたいと存じます。



○議長(酒井八洲仁君) 前川治議員。



◆12番(前川治君) 簡単に再質問させていただきます。

 1番目の町人会にかかわることでございますが、私がもう質問するまでもなく、市長は既にもう実施されてると今知りまして、喜ばしい限りだと思います。ただ市長がおっしゃいますように、ふるさと納税制度につきましては私もそのとおりだと思っております。今すぐできることではありません。しかし、どうなるかわかりませんが、将来恐らくは税の一部寄附の方式で落ち着くんではないかなという私自身予測を立てております。その場合に、その時になってお願いしますでは遅過ぎる。今からずっと町人会の方々とのかかわりを深くしていく必要があるのではないかと思うわけでございます。

 それから一つ提案でございますが、今市長が各町人会の代表者の方々のお名前を申されました。できますれば、その方々に雲仙市のふるさと大使としての委嘱を考えられたらどうかなと。私は、個人的なことですがNPOの理事をしておりますが、私どもの支部を置いております岩手県でそのようなことをやっております。そして、ふるさと大使としての委嘱を都会に住んでいる出身者の方々にしまして、それからいろんな交流をしながらふるさとのために協力をしていただくという形が理想的な形になっていくんではないかと思うわけでございますので御提案を申し上げます。

 それから生活保護受給者への対応でございますが、今福祉事務所長の説明で大方わかりました。今御説明いただいたとおりであれば何の問題もないと、安心するわけでございますが、ただ一つ気がかりなことがございます。今の説明の中で、申請から決定までのそのプロセスの中で、収入面、あるいはそれをサポートする方々、それらをよく調べた上で、資産等を調べた上で決定に至るという説明でございましたが、この北九州で起きたこの事案は、本当は働けないのに見かけで判断をされて、働けるんじゃないかという、そのような判断をされて辞退を強要されたということでございます。ただ人の病気といいますのは、体の具合といいますのは、はたから見た目ではなかなかわかりづらいと。そういう面で私はそういう近所に住んでいる人が一番状況を知っていらっしゃる。例えば自治会長さんとか、民生委員さんとか。個人情報保護条例とかいう問題もありますけども、民生委員さんなんか推薦書なんか書かれるわけですから十分承知をしていなければならないことだと思います。ですから、その方々とよく協議をしながら、本当にこの人は働けないのか、いや、逆の場合もございます。働けるのに働かないという方もあるかもしれません。そういうことがあるから、自然と審査は厳しくなっていくと思うんですね。ですから、働けるのか働けないのかという見極め、これに誤認があってはならないと思うわけでございます。その点についてのみお答えをいただきたいと思います。



○議長(酒井八洲仁君) 小川市民福祉部長兼福祉事務所長。



◎市民福祉部長兼福祉事務所長(小川龍二君) 働けるか働けないかということは非常に難しい問題だろうと思いますけども、最終的には医師の判断、医師の診断書等を求めて判定をしておるところでございます。



○議長(酒井八洲仁君) 前川治議員。



◆12番(前川治君) 最初にそういうのをお答えいただければよかったのですけども、くれぐれも誤認がない決定をしていただくことを希望するものでございます。

 全国和牛共進会に期待するものについて、私は、各種の振興策が評価の対象になるのかなと思いましたものですから、余計な質問をしましたけども、それはお答えならなくても結構だったのです。

 市長の期待するものについての答弁の中で、経済効果をまず上げられました。それから、もし雲仙市に来た場合、農畜産農家への発展に寄与するということでございました。発展に寄与するということは、要するに振興になるということだろうと、言いかえればそうだろうと思います。

 これ一般質問の折に私は資料を集めまして、手を上げていらっしゃる6市の中で、平戸、それから、壱岐の振興策を調べさせていただきましたけれども、大まかどこの市の振興策も似たり寄ったりだなという気はいたしました。

 特にこの雲仙市におきましては、繁殖の素牛になる導入につきましては手当てをされております。これどこも同じような手当てがされておるようでございますが、雲仙市にないものが、残念ながらよそにあったのがございます。

 それは、雲仙市の牛の雲仙ブランド、雲仙牛として、ブランド牛として売っていくためには、もちろんいい母牛が必要でございます。その母牛に育てるいい雌の子牛が必要でございます。そして、それにいい父親が必要でございます。これは県がすることです。

 それでは、このいい母親牛から生まれた子牛はどうなるのだと、この子牛が、オークションで雲仙市外にいい牛が流れてしまったら、雲仙牛のブランドはできないと私は思っております。

 これを実施されて、この対策をされておるのが、壱岐とか平戸は対策をされております。ぜひ参考にされて、せっかくいい母牛に手当てをして、いい母牛を雲仙牛として育成をして、そして、いい父牛を、「ちち」というのは、「乳牛」じゃなくて、「お父さん牛」の件で、いい男牛を、種牛を県で確保していただいて、その生まれた子供、これをいい肉牛に育てていく、これを雲仙市でやると、これが大事ではなかろうかと、そこが、私の目から見たら、少し足りないのかなという思いがいたしました。

 これをぜひせろとか、するなとかいうことは申しませんが、ぜひ参考にしていただきたいなという思いでございます。

 ただし、ばらまきみたいに、雲仙市で生まれた子牛でみんな補助をくれるなんて、そんなことを申すつもりはございません。一定以上の高いいい牛、これを残そうということを考えてみられてはいかがかなと、私はそのように思います。

 ただ、しかし、今、子牛の値段が高いそうですけど、これが、わかりませんが、安くなっても、じゃあその手当てを考えなきゃいけないのかと、そこまでは申しませんけども、この全国和牛能力共進会が長崎県、雲仙市で決定すれば、それがよろしいのですが、そうならなくとも、長崎県で開催されるきっかけとして、もう一度振興策に目を向けていただきたいということを申し上げて、参考にされていただきたいと思います。

 それから、バス停の件につきましてはよくわかっておりますが、よく実情を島鉄にも訴えていただきたい。そうしなければ、何とかしなければ、このままでは利用者は減っていく、そうすると、バスの利用が減っていく、ますます利用者が減っていく、その減った利用者はどうするか、高齢者タクシー券を使われるそうです。少し高くつくけども、そっちの方がいいと、そうすると、それは市が負担をするのです。

 ですから、できれば、せっかく島鉄だけが残ってくれましたので、そちらの方に利用していただける、利用しやすいようにやはり市も島鉄と一緒になって考えていく必要があるのではないかという思いで質問をさせていただきました。御答弁は要りません。一つだけ、畜産振興だけ、思いだけを聞かせていただいて、質問を終わりたいと思います。



○議長(酒井八洲仁君) 酒井農林水産環境部長。



◎農林水産環境部長(酒井利和君) 畜産振興についての議員さんからお話をいただいたわけですけども、この全国の共進会に向けて、県もいろいろと、前期対策平成21年度まで、それから、平成22年度から24年度まで、制度といいますか、大会の成功に向けて、長崎県内での出品牛についての施策を出しておるようですから、できるだけそういったものも雲仙市も取り組んで、その全共に受けての取り組みをやりたいというふうに思っております。どうぞよろしくお願いします。



○議長(酒井八洲仁君) これで、前川議員の質問を終わります。

………………………………………



○議長(酒井八洲仁君) ここで、2時45分まで休憩します。

=午後2時32分 休憩= 

=午後2時45分 再開= 



○議長(酒井八洲仁君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

 17番、柴田安宣議員の質問を許します。柴田安宣議員。



◆17番(柴田安宣君) 3日間のしんがりになりましたけれども、3日間大変御苦労さんでございました。私は、優しい言葉でいきたいと思いますから、ひとつよろしくお願いしたいと思います。

 通告をしている順からいきたいと思うのですけども、1項として、商工行政についてと、雲仙市のブランドの育成と創造についてというのを上げております。雲仙市には物をつくる人、それから、加工する人、それから、それを売る人という多岐にわたる仕事がなされている関係で、せっかく合併をしたわけですから、これを一つの形でそれぞれ市が音頭をとって、ユニークな発想で新しい食材、商品を開発すればどうかということで、こういうタイトルで上げております。

 平成17年度の、雲仙市を含めて島原半島に日帰りとして入ったお客さんが423万1,404人おられます。毎年10万人、15万人ずつぐらい下がっておりますけれども、宿泊人口から見ますと、相当の量の人が島原半島に入ってこられると。

 宿泊人口の増加も去ることながら、一つの土産品のおもしろいもの、また、好まれるものをつくり上げて、この客に売り込んだらどうかという発想で、この提案をするわけでございますけれども、今まで雲仙市は、温泉卵とか、それから、湯せんぺいとか、そういうもろもろの品物があったわけですけども、今の時代にもう一つ先取りしたような発想でブランド化をした、創造したようなものをつくったらどうかということで提案するわけでございます。

 雲仙市の売り上げは、宿泊人口を含めてなかなか伸びていないということでございますから、先ほど言う、1日当たり通行人口が1万1,593人という人が島原半島に入ってくるわけでございますから、この人に、雲仙市に来た土産として売れば、それぞれのつくった人間、お客さん、それから、温泉に来られた人たちも買い上げていかれるようなものをつくったらどうかと思います。

 まず、雲仙市の花でありますミヤマキリシマ、それから、ヤマボウシ、これも、きれいな白い可憐な花が咲くわけでございますけれども、そういったもろもろ、もしくは日本でも誇れるような雲仙市の風景、もしくは「雲仙」という文字、そういうものをデザインして、一つの例えばネクタイとか、ハンカチとか、そういうふうなものに該当するようなデザインを募集して、それでもって一つの商品をつくり上げ、繊維産業、もしくは販売する側という人たちに売れる商品を選別してもらい、そういうことで検証をするとかいう形で商品づくりをやったらどうなのかなということで、これを提案するわけでございますけれども。

 ひとつ、あそこに行ったらこういうものがあるよというふうなことであれば、今まで遠ざかっておったお客さんもまた来るのじゃないかということで提案するわけでございますし、また、棚田とか、四季折々の風景とか、海、山とかいうものがあるわけですから、これを何らかの形で商品化するようなことを研究して、それぞれの、この間、長崎の女子の短大の人が、カステラをデザインしてネクタイをつくられておったわけですけども、あれからヒントを得て、他の、雲仙市として、ああいう発想でいくなら、いろんなものがあるのじゃないかということで提案するわけでございますから、ひとつ市長の見解を伺いたいと思います。

 それと、2点として、市の海産物、農産物を利用した独自の商品の開発についてということで上げております。小浜は千々石の店に行って、見て買い物をする時があるのですけども、海産物の店は、どこの店に行っても乾物が多くて、あまり似たり寄ったりの商品で、なかなか手に取って、買ってよかったなというものが少ないと。

 考えたのが、みそがあったのですけども、このみその中に、例えば橘湾のチリメンジャコ、要するに、みそを買う人たちはお年寄りですから、骨粗しょう症とか、カルシウム不足の人が多いと、ああいうことで、チリメンジャコとか、もしくは有明海の方にありますアミ、あれを干しアミ等をうまい具合にミックスして、食品とか、もしくは食べる物、調味料だけじゃなくて、そういうみそに発展させたような商品を開発したらどうなのか。

 だから、漁民だけじゃそういうことはできないだろうし、農家だけでもできないだろうし、そういうことで、そういうことを市が音頭をとって商品づくりの方に向けたらどうなのかなということを考えましたものですから、そういうことについてどういうふうに見解があるか伺いたいと思います。

 それと、この間、市長の発想で、求礼郡との姉妹都市交流を生かして、私も答礼団の一人として参加させていただいたわけでございますけれども、どこに行っても非常に熱烈歓迎をいただきまして、非常に感激して帰ったわけでございますけれども、私も済州島を初め、ソウルとか例の38度線等に何回か研修を兼ねて旅行にも行ったことはあるわけですけども、今回ほど端々まで研修し、求礼郡を端々にまた見させてもらって、韓国のすばらしさというものを改めて見直してきたわけでございますけれども。

 特に農業の水準の高さ、それから、取り組む姿勢、そういうものが長崎より、まだ日本より進んだ面も相当あるというふうな気もしたわけでございますし、農業技術だけじゃなくて、風景にしても自然の豊富を残した風景がありますし、特に赤松林が、30年も40年も前になくなった長崎のイメージが物すごい勢いであそこに育っているということを目の当たりにして、これをうまい具合に、雲仙市が交流を結ぶことによって、韓国の知恵と特技を、この雲仙市の中で持ち込んで、新しい物づくりを考えてもらうわけいかんのかなと。

 例えば、今、私はちょっと肥満ぎみで、医者からも注意されているのですけども、メタボリックということで、成人病の元凶になっているというふうなことに言われているのですけども、例えば韓国のキムチ、あれを食べることによってやせるということで、韓国の人はほとんど肥えている人がいないのです。

 ですから、そういうことで、おいしい漬物を漬ける技術を交流の中に入れてみたり、もしくは肉でキムチをつくるということもあるわけですけども、それとかマツタケとか、あそこは、求礼郡の脇にはきれいな川があって、川ガニ料理ということで、言えば上海ガニみたいな川ガニ料理があったわけですけども、そういうことを長崎の中、雲仙市の中で、この交流を通じて生かすということも考えて、新しい商品づくりを考えるわけいかんかなということで、これも提案するわけでございます。

 それとあわせて農業行政についてでございますけれども、バレイショ塊茎異常症対策として、諫早湾干拓事業についてということを上げております。

 といいますのは、塊茎異常症というのは、TVYウイルスということで、非常に媒介力の強いウイルスなのですけども、これが正直、町の名前を言えば失礼ですけども、雲仙の原々種農場があるわけですけども、この原々種農場の近くで十六、七年前に発生をして、それが瞬く間に広がってきて、今、雲仙市を中心に愛野、吾妻、千々石、小浜のこのジャガイモの産地に広がっていると。

 困ったことに、これはジャガイモを掘る時にはわからんわけです。これがそうか病みたいに外から見えればいいのですけども、外から見えないと、掘る時は中に入っていると、外から見てもそうか病と見間違うぐらいですから、あまりに気にしない。けれども、今度は買った人が皮を向いたら中が黒かったとか、切ったら芯があったとかいう形が出るものですから、加工にも向かんと。

 それから、コロッケあたりは、真っ白なコロッケをつくるわけですから、こういう中に芯があるような黒ずんだやつがあるようなやつは加工にもいかん。だから、買って損する芋になっていると。

 ところが、農家が知っておればいいのですけども、これが残念ながら農家がほとんど御理解がないということで、相変わらずニシユタカを中心に売ってると。

 これが、ニシユタカが一番それが弱いものですから、しかも、この国立の、今は種苗管理センターといいますけども、この農場に長崎県の元種である原々種ができていると、その原々種をつくるために、種苗管理センターはえらい苦労をされている。何でかと言ったら、周囲に野芋とか野良ばえ、それからくず芋あたりが散乱をしてみたり、また、病気の芋を植えつけておられる人がおったら、媒介力で原々種にうつされるということで、それを保護するために、昔で言えば蚊帳みたいな、網を広い畑を全部覆って環境対策をやられているわけですけども、それで受けた農家が、なら長崎県に13採種組合があるわけですけども、これが環境的に塊茎ウイルスをクリアするような環境の圃場というのは、だんだん少なくなっている。

 だから、原々種農場の周囲の環境をよくする応援をしてもらうわけいかんのかなと、そして、それを、今、干拓事業が募集中ですから、そこに種場をつくって、それを雲仙市の方に回して、安い値段で提供するような形をとれるとなれば、雲仙市のジャガイモの将来というのは、また見違えるような形になるのではなかろうかという気がするものですから、物入りの状況でありますけれども、そういう考え方でひとつ取り組んでもらうわけいかんかなということで提案するわけでございます。

 もう一つ、2項として、特産品であります「愛の小町」の育成というふうに上げております。

 御存知のとおり、愛の小町は、旧愛野町で22年前からバレイショの特産品の銘柄づくりをやろうということで、7名から出発して、現在60名の生産者が頑張っておるわけでございますけれども、なかなか、関東3,500万の人たちに営業をかけてきたのですけども、なかなか評価を受けないできたわけですけども、つい15年ほどぐらい前から、日本一のスーパーであるイトーヨーカドーと直接取引ができるように相なって、広島から北海道までヨーカドーを通じて全国で売っておるわけでございますし、また、山口県から九州管内においては、広島を本社にありますイズミグループを中心に売っておるわけでございますけれども。

 今、市も客土事業ということで助成をされておりますけれども、ジャガイモというのは、同じ土でつくったら、同じ形をしているものですから、見分けがつかんと、例えば、さっき言うニシユタカと出島と、掘る時は違うのですけども、掘ってものの10日もしたら見分けつかんように変わってしまうと。

 だから、真面目に一生懸命苦労しながら、商品化率の悪い、おいしいものをつくりながらでも、向こうにいったら、ニセ小町が媒介をしているものですから、ニセ小町も本物の見分けつかんと、しかも品種も違うと、とれるようなやつを、他収穫の品種をつくり込んでそばで売られたら、なかなか厳しいものがあるということで、今後、助成に当たっては、そこら辺をひとつ考えて、客土事業の助成も考えてもらうわけいかんのかなということで。

 産地として頑張る人は、真面目に一生懸命計画出荷をやり、売り込んで頑張っておるようなところの応援もひとつよろしくお願いしたいものだなということで上げております。

 新庁舎建設についてということで、私で今回の議会でも3人目に該当をするわけで、ほとんどが聞きあいた話もあるし、同じじゃないかと言われるところもあると思うのですけども、私は、合併当初から本日までずっと合併に携わった人間の一人として、今までの経緯と、それから、今、合併した後の庁舎建設市民懇話会に皆さん方がいろんな角度で提案をされております。

 それが、どうも、例えば庁舎建設に対するメリットということになりますと、数値的に出せと言われた時に、市の方から、庁舎建設した時にメリットになるのは、240万円という数字を出されたと聞いております。これが会議をあちこちでするより、1カ所でした方がよろしいということで、例えば千々石の庁舎に行って移動して、時間をかけて会議をしたり何かするという経費をさして、その240万円という数字が上がったと。240万円しかないのだったら作らんがましじゃないかというふうな、240万円の数字が一人歩きをしているということが一つ気になると。

 それと、その説明会において、本当かどうかわかりません。ただ、厳しい財政ですから、皆さん方の今望まれている道をつくりますかと、庁舎をつくりますかというふうな、いえば次元の違った並べ方で説明をされているような気がするものですから、そういうことじゃなくて、これは、庁舎は、合併の当時に何でこういう条文をつくったといいますと、ここに御存知の、一番詳しい宮崎元参事がおられるわけですけども。

 これは、この新庁舎は、愛野町の公民館に置くと、そこに庁舎ができるまでの間、吾妻に設置するという条例をつくった。これは実にユニークな条例なのですけども、これは、静岡県の静岡市と清水市が合併する折に、つくることを条件につくったのが、この庁舎条例だったわけ。それを持ってきて、宮崎参事が、この方法でやったらどうかと。

 だって、これを実現しない時はどうするのか。財政的に雲仙市の合併は、7町が合併した後の財政から見ますと、長崎県では胸を張れる合併なのだと、財政的に大丈夫ですと、つくることを前提に考えても、余程のことがない限りできますということを、なら、もしそうならなかった時どうするのかということで、県知事が立会いしてくるわけだから、間違いなくそれは実行できますよと。

 なら、そういうことで合併しようじゃないかということで、庁舎の位置に関しては、そういうことで落ち着いて、反対もあったのですけども、説得をしながら今日まで来たということで、そこに携わった人たちは、できることを前提に考えておったということが一つあるものですから、そこら辺の食い違いがあって、どうも懇話会においての説明そのものがどうも食い違いがあるのじゃないかということで気になったものですから、ここ通告をして、今意見を出したわけでございます。

 以上でございますけれども、あとは、答弁次第では自席の方でやらせていただきたいと思います。どうぞよろしくお願いします。



○議長(酒井八洲仁君) 御答弁いただきます。奥村市長。



◎市長(奥村愼太郎君) いよいよ一般質問も最後となってまいりました。先ほど柴田議員が、優しく質問をするということがありましたから、できれば優しく再質問もよろしくお願い申し上げます。

 柴田安宣議員の御質問にお答え申し上げます。

 観光土産品として、市の花、木、風景、四季等をデザインした商品の開発についてのお尋ねでございますが、議員御指摘のとおり、我が雲仙市の観光資源を使った商品、特に市を代表するような独自の商品は、残念ながらつくられていない状況にございます。

 商工観光を含めました中小企業にとって、観光客のニーズに合った売れる商品が確立できれば、有効な振興策となり得ると考えますので、今後、商工会関係団体が行う商品開発や、販売、流通対策など、さまざまな角度で支援ができるよう可能性を探ってまいります。

 次に、雲仙市の海産物、農産物を利用した独自の商品の開発と育成についての御質問でございますが、県は、今年6月に施行されました中小企業地域資源活用促進法に基づき、地域産業資源活用事業の促進に関する基本的な構想を取りまとめ、去る8月31日に国の認定を受けたところでございます。

 雲仙市では、農産物で39品目、観光資源その他で22品目と県下で一番多い品目が構想の中に盛り込まれております。この地域資源プログラムを活用し、健康志向のみそなど、新商品開発に取り組む事業者に対しましては、国・県の支援制度が用意されておりますので、市といたしましても周知徹底を図り、産業間の連携を強化しながら、創意ある工夫と真摯の精神で事業化に挑戦する事業者を支援したいと考えております。

 次に、韓国求礼郡との姉妹都市交流を生かした商品の製造についてでございますが、押し花等の製品化の可能性については、今後、お互いの情報交換の中で機会を伺いたいと思います。

 キムチに関しましては、既に市内事業所におきまして製造技術の情報を入手して研究を進め、試作品を完成されたところでございます。今後は、お互いの市内直販所などに、求礼郡コーナーや雲仙スポットを設けて特産物を販売するなど、双方の交流や販路拡大につながるような取り組みを積極的に進めてまいりたいと考えております。

 先ほど柴田議員がおっしゃいましたように、求礼郡との交流が始まりましたものですから、求礼郡のいわゆるキムチレシピ等を使うことによって、こちらの野菜とか、あるいはまたバレイショでございますとか、そういったものをキムチとの製品製造にできないのかどうか、そういうことも含めてひとつ私も考えてみたいと思っておりますし。

 あるいはまた、先ほど申しましたけども、こちらに求礼郡コーナーというのを設けまして、長崎県で唯一、韓国との直結したいろんな購入物体、あるいは商品を準備したということで、観光客との交流が図れないのかということも考えてみたいと思っております。

 あるいはまた、先ほども申しましたけども、押し花等が、この製品として我が市と交流できないのか。今おっしゃいましたように、うちの市の花でございますとか、市の木でございますとか、そういったものを向こうの押し花の製法をいただきながら、そういったこともまた製品化できないのかという、せっかく交流結びをした仲でございますので、そういった交流ができないのかと思っております。

 残余の答弁につきましては、また担当部長より答弁させていただきます。



○議長(酒井八洲仁君) 酒井農林水産環境部長。



◎農林水産環境部長(酒井利和君) 柴田安宣議員の御質問の中で、農業行政がございました。これについてお答えをいたします。

 議員御案内のとおり、ジャガイモ塊茎壊疽病は、平成5年ごろに島原半島で発生が確認され、年々被害が拡大しているところでございます。本市には、バレイショの原々種を生産する独立行政法人種苗管理センター雲仙農場を初めとして、種芋を生産する採種組合があり、他県へも出荷されており、これらの芋が出荷先の圃場で発病するようなことがあれば、雲仙市のバレイショが信用を失墜することにもなりかねません。

 防除対策につきましては、パンフレットの配付による啓蒙や、島原雲仙農協による現地指導、さらには独立行政法人種苗管理センター雲仙農場においても、無病種芋を格安の値段で農場周辺の農家に配付し、病原ウイルスを保毒したアブラムシが農場内に飛来しないような対策を講じられております。

 今後、市といたしましても、雲仙市農業の基幹作物であるバレイショが危機的状況に陥ることを防ぐため、採種組合はもとより、一般青果農家及び関係機関と連携をとりながら、防除対策の周知徹底を図ることが必要であると考えております。

 なお、諫早湾干拓地における種バレイショ圃場確保につきましては、諫早湾干拓地への入植及び増反の募集については、既に終了をしている中ではありますが、採種圃場の確保につきましては、長崎県及び各関係機関等と連携し、協議を重ねてまいりたいと考えております。

 次に、特産品であります「愛の小町」の育成についてのお尋ねでございますが、「愛の小町」につきましては、20数年前より客土する赤土の選定や、栽培技術の確立に取り組まれ、さらには営業努力を重ねられながら、特産品として確立されたことは承知いたしております。

 市としては、本市農業の基幹作物であるバレイショの生産振興並びにバレイショ生産団地の育成を確保するため、バレイショ畑客土事業については、事業費の3分の1以内を助成しているところでございます。

 なお、バレイショ生産振興対策事業のバレイショ畑客土事業につきましては、本年度が事業実施期間の最終年度となりますので、今後、事業内容を含め方向性について検討をしてまいります。

 なお、「愛の小町」につきましては、第1回の雲仙ブランドとして認定しておりますので、農業パワーアップ対策事業のブランドを、農林水産物推進事業の対象となります。商品の販売、PR等、事業に御活用していただければと思います。



○議長(酒井八洲仁君) 宮崎企画課長。



◎企画課長(宮崎浩善君) 柴田安宣議員の御質問に答える前に、まず、庁舎建設にかかわります基本的な考え方というものを先に説明をさせていただきたいと思っております。

 実は、この庁舎建設に対します市の基本的な考え方でございますけれども、これまで一貫して申してまいったとおり、合併協議会の確認事項を尊重すると、そういうふうに考えております。つまり、合併協議会の確認事項といいますのが、新たな事務所を建設することを基本的な理念とすると、つまりは、庁舎建設というものを基本としているということでございます。

 ただし、この合併協議の確認事項の中には、もう一つ文言がございまして、「なお、新市の財政状況を勘案しつつ」というものがございます。この考え方といいますのが、実は先ほど柴田議員さんが申されましたけども、合併協議会の建設計画の小委員会でこの財政計画をつくったわけでございますけれども、その小委員会におきまして、庁舎を建設する体力はあると、そういうふうな結論に達しております。

 ただし、これも当然御説明しておりますけども、ただし、合併協議会でつくりました財政計画、これは、三位一体の改革、この分が反映されていませんというふうな説明も当時からしてまいったところでございます。

 ですから、新市におきまして、改めて中長期の財政計画をつくると、つまりは三位一体の影響を加味したところの財政計画をつくるということで御理解いただいていたものと私は考えております。

 それで、当然、合併協議会で住民説明会を行ったわけでございますけども、その時に、この庁舎建設についても触れております。ただし、その庁舎建設については、あくまでも合併協議会でつくりました財政計画での説明を行っていると。

 ですから、今の時点での財政計画と当然違いますので、その点について改めて市民の皆様に財政計画を知っていただきまして、そして庁舎建設についての御意見を賜りたいということで、今般、市民懇話会並びに地域審議会で協議をしていただいているところでございます。

 それでは、御質問のまず1点目でございますけども、庁舎建設市民懇話会及び各地域審議会において説明しました庁舎を建設することでの合理化の効果が、本庁が分散していることによる職員移動等のロス時間や移動に伴う燃料費のみで、新庁舎建設の効果としての説明が不十分であり、市民の意見が建設不要に偏るような説明となったのではないかとの御質問でございますけれども。

 この説明につきましては、7月12日に開催いたしました庁舎建設市民懇話会及び各地域審議会合同会議の際に出されました、庁舎を建設することでの合理化を数字として示せないかと、こういうふうな御質問がございました。それに対しまして、去る8月6日から8月9日にかけまして開催しております各地域審議会でお答えしたものでございます。

 庁舎を建設し、本庁機能を集約することで生じます合理化、これには決裁や命令系統の迅速化、それとか部局間、職員間の意思の疎通、他にもいろんなさまざまな効果が見込まれるものでございますけれども、説明の際には、「いろいろな効果が図られるものと思われますが」と前置きしながら現在直接数字としてあらわせるものとして、先ほど議員御指摘のございました職員移動等のロス時間等、移動に伴う燃料費について回答をしているものでございますので、御理解をいただきたいというふうに思っております。

 それと、2点目でございますけども、合併当時、雲仙市というのが財政が良好であると、ですから建設は実行できるというふうなお尋ねでございますけれども、それにつきましては冒頭申し上げましたように、確かに当時、建設計画をつくる際の財政計画、それにつきまして実際カウントしたところ、そのような数値が出ております。

 ただし、先ほども言いましたけども、三位一体改革が反映されていない財政計画でございまして、それの影響を加味したところの中長期の財政計画というのを昨年つくらせていただいたわけでございますけれども、それによって、やはり改めまして住民の皆様の御意見を賜りたいと、そのように考えているものでございます。



○議長(酒井八洲仁君) 柴田安宣議員。



◆17番(柴田安宣君) 農業行政のことですけども、加工品の中で原料として使われるみそとかしょうゆに関して調べてみますと、大豆、大麦、小麦がほとんどであるし、それへ加えることの麹とかしょうゆがあるわけなのですけども。

 農家じゃない人は御存知ないと思うのですけども、この島原半島の気候というのは実にユニークなところがあって、私もアメリカとかカナダ、それから、北海道から沖縄までるる回ってきてみた男ですけども、アメリカにおいても麦つくりがあるのですけども、実に多様な農薬をかけてあると、北海道もそのとおりでありますけれども、国産の麦であっても安心ならんと。

 ただ、この島原半島は、11月いっぱいで種をまくものですから、冬に間に育っていって、春先に一気に育つと、梅雨前に刈ってしまうというふうなことで、この地域は無農薬で麦ができると、大豆はそうはいかんところがあるわけですけども、大豆も昔あったのは在来種の夏大豆だったのです。お盆過ぎ前後に、春の3月ぐらいにまいて、盆過ぎに刈り取ると、これが実に、豆腐をつくってもおいしいものがあるのですけども。

 こういう、もう閉ざされつつあるような商品とか、農薬を使わない麦、大豆、大麦、小麦、そういうものを素材として加工業者に提案をし、それと一緒になったつくり方、例えば、さっきキムチもつくりますと、失礼ですけども、余った野菜と、これは失礼な話です。

 やっぱり負けないブランドの商品をつくろうなら、それに一番向いたものをつくり、それをアピールしていかないと物は売れないのです。買ってもらわないと味がわからん。味がわかって客が入ってくるということであれば、アピールするものをそこに携えて、そして商品開発しなきゃいかんということがあるものですから、市長、それは残りものとか、くずじゃ加工はだめだと思うのです。

 それに負けない、よその国に負けない一番おいしい品種、時期を選んでまいて、それを懇切丁寧に育てたものを、負けない技術のキムチをつくるということじゃないと、よその産地、つくっている産地に負けるだろうと思うし、しょうゆでもみそでも一緒なのです。ですから、今、国産であっても農薬は、減農薬でつくられたり、農薬の残留毒性のないものが回わっちゃいるのです。けども無農薬にこしたことはないのです。

 それが唯一できるこの産地ですから、しかも田んぼが減反で遊んでみたり、それから、米だけつくって冬作の麦の時期を遊ばせたり、あれを3年に1回か4年に1回つくったら、麦も満作するのです。小麦でも大麦でもそうなのです。毎年同じ畑で同じようにつくるから、いろんな農薬とか化学肥料が要るわけで、これを輪作の中で取り込んでいくとなれば、ユニークな商品ができると、それは加工業者じゃわからんわけです。

 ですから、うまい具合に音頭をとって、つくる側、知恵のある側、経験のある者、そういう人たちを寄り合わせて商品づくりをすればどうかということで提案をしたわけですけど、いかがですか。



○議長(酒井八洲仁君) 奥村市長。



◎市長(奥村愼太郎君) 私が、「余ったものを」というような誤解を招くような発言をしたことを、まず訂正させていただきたいと思っております。正直に申しまして、今、野菜の価格が安価が進んでおりまして、こういった野菜の安い価格に対して何か手は打てないのかなという考えがあったものですから、まずそういったことが先走ってしまいまして、誤解を与えるような発言をしましたことをお許しいただきたいと思います。

 ただ今御提言いただいたことに対しましては、私も聞いておりまして、それは可能なのかどうか、それから、どういったふうにやればいいのか、今から先、また、御提案いただいたわけでございますけれども、これをどういうふうにして一つのプロジェクトにしていくのか、あるいは、それがまた、今の我々の精鋭でできるのかどうか、そういったことも含めて各担当部、担当課と相談をしなければ、今私がここで即答して、そうします、こうしますということはまだ言えない段階でございます。

 ただ、そうやって御意見をいただいたということは、今後、持ち帰らせていただきまして十分に協議してみたいと思っております。



○議長(酒井八洲仁君) 柴田安宣議員。



◆17番(柴田安宣君) よろしくお願いいたします。

 他にありますけれども、宮崎課長の庁舎についての方で時間をとりたいと思いますから、よろしくお願いします。

 庁舎建設において出された数字があるのですけども、合併当時いろんな数字が飛び交ったのですけれども、最終的に合併後持ち込んだ起債、それから、地方債、企業会計等を調べてみたわけでございますけれども、一般会計で持ち込んだ起債が、当初の予定より20億円ぐらい増えておったのですけども、309億5千万円、それから特別会計で123億1千万円、合計で432億1千万円、予定より40億円ぐらい増えてはおったのですけども。

 これが、今調べてみますと、返ってくる、要するに交付税見返り措置がついているということを勘案してみますと、これが6割とすれば、172億8千万円が見返り措置が、65%相当になるのですけども、60%でいけば151億円ぐらいの数字になるわけでございます。

 それを、先ほど言います400億円から差っ引いてみますと、150億円あまり出てくるわけでございますけれども、加えて、持ち込んだ基金、それから、35%の標準財政指数の中から持ち込んだ基金というものがあるし、この際持ち寄るというものも合せて80億円あまりあるわけですけども、加えて補助事業、それから、交付税、交付金、そういうものを加えますと、合併で得る金というのが110億円ぐらい出てくるわけでございますから、差っ引きますと六十二、三億の金が純然たる起債として残るような気がするわけでございます。

 これがどうなのかということで調べてみたのですけども、基金総額が80億円と、110億円がそういう形であるという形でいけば、めちゃくちゃな数字じゃない気がするわけです。ですから、よその持ち込みもできなかった合併とすれば、そういう面で見ますと、純然たる借金そのものが五、六十億円ぐらいでおさまると。

 それと、ただ、いいことに、当初は振興基金が特例債から積んでいくということで、積んだ金が40億の予定が今38億を目標にされていると、当時は、これは最後までとっておけと、果実で振興をするということであったわけですけども、つい最近、この振興基金そのものが使っていいと、それを一応積むのは積めということで言えば、その70%交付税で返ってくるとすれば、40億円近くの金からそれぐらいは基金として見ていいのじゃないかというふうに思いますと、基金そのものが足りない分というのは、起債そのものの純然たる起債というものはめちゃくちゃな数字にはならんというふうに私は思うのです。

 だから、捉え方の問題もあろうと思うのですけども、そういうふうに解釈をするものですから、できるものはできるものじゃないかなというふうに考えて言っているわけです。

 もう一つ、今まで、平成17年度から21年度までに、合併の時から継続してきた、旧町から継続してきた事業そのものを足してみますと、平成21年までですけども、83億円の下水特別会計以外の金が83億円、継続事業で使われているような気がするわけで、これが平成22年以降は極端に減ってくるということを勘案していけば、それぐらいの数字というのは、庁舎建設に係る数字というのは出せないことはないのじゃないかなということが、そういう気がするわけです。

 もう一つ、今、ここの吾妻庁舎がお世話になって、本庁舎でやっておるわけでございますけれども、合併して5万人以下のこの庁舎の数字でいきますと、7,469m2の庁舎の建物の敷地が要ると、平米数が要ると、250人の職員をそこに入れた場合に、もちろん議場とか市長の部屋とか入れて、それぐらいのスペースが要るということで勘案してあるわけですけども。それを250人で割りますと、1人当たり30m2の事務所の面積が必要であるという数字になるわけでございます。

 そして、今使われておりますこの庁舎の状況を調べてみたのですけども、吾妻庁舎が、ふるさと会館とか別館とか入れて3,844m2しかないと、これを約200人で割りますと、1人当たり19m2ぐらいしかないわけでございますから、これは、それぞれの部署で、それぞれ苦労をしながら事務処理をやっていただいているというふうなことになるわけです。

 特に建設整備部においては、あそこの狭い窮屈なところで40名あまりの職員が働いてあると、この計画からいきますと、こういう建設整備部あたりで事業をやり、設計をするような部署においては、1人当たりの面積を1.7倍に持っていきなさいという数字があるわけです。それからいきますと、1人当たり51m2要るわけなのです。ですから、今やられている状況は、劣悪な職場環境であると私は思うわけです。

 ですから、こういう状況をどこまで続いていくのかなということが一つあって、やっぱり優秀な人材を、技術的に優秀な人たちもおられるわけですから、この人たちの能力を発揮するためには、それにふさわしい環境の整備をしてやらないと、市長としてもやっぱりどうかというところがあるわけですから、いろんな問題もクリアしながらやるべきじゃないかというふうに思うわけです。

 もう一つ調べてみたのですけども、平成18年度の一般会計の時間外手当、これを調べてみたら1億4,256万8,303円という金額が出ております。平成17年は合併当初ですから多かったのですけど、1億6,400万円と、今年は、先ほどの説明で25%の削減で減っておるというふうなことで報告を受けておりますけれども、これも事務所が狭いがゆえに、事務処理に該当するだけの面積がない、人が配置できない、結果的に残業手当を払わざるを得ないということの一つの数字ではないかと。

 これは、一般会計で本庁がほとんど使っている残業であるわけだし、税務とか財政の計画に偏った分もあると思うのですけども、その庁舎の問題も絡めてくるのではないかというふうに私は解釈するものですから、この数値も頭の中に入れていただきたいと。

 それともう一つは、昭和56年以降つくった建物においては、耐震強度をクリアしているわけです。雲仙市の中で、公共施設である総合庁舎で耐震強度をクリアしてあるのは、この吾妻庁舎と千々石庁舎だけです。あとは全部耐震強度が不備なんです。

 特に埋立地の上に建っている小浜庁舎あたりは、夏の台風シーズンになってくれば、海の上に浮かんでいるような庁舎になっているということを聞いておりますから、将来的には考えなきゃいかん庁舎ばっかり抱えてあると、だから安心して事務処理ができる庁舎を、500人あまりの職員をそういうことで強度を補強しながら、改築しながら、改造しながらやるにしても、相当な金もかかるわけですから、いろんな分野を見ながら、そういうことを数字的にカウントを打つべきじゃないかというふうなことは、思いがあったものですから、今質問をしているわけですけども、いかがですか。



○議長(酒井八洲仁君) 宮崎企画課長。



◎企画課長(宮崎浩善君) まず、第1点目の合併時点での持ち寄り基金、それと、合併時点での基金残高、それに対します交付税措置額を差し引いた残りについて、ほとんど持ち寄り基金等でカバーできるのではないかというふうな御質問でございましたけれども、それも含めたところで今回、中長期の財政計画をつくらせていただいております。

 柴田議員さん、当時、合併協議会の建設計画の小委員会の委員長さんでございましたけども、その財政計画をつくる際に、私たちが最も一番注意した点というのが、当時でございましたら、起債制限比率であったろうというふうに私は思っております。当時、財政計画をつくる上で、結局、将来の子供たちに健全財政をとにかく引き継がないとけないということで、建設計画の財政計画におきましては、起債制限比率をとにかく12%を超えないようにというふうな形でつくっていったというふうに考えております。

 その考え方というのは、今回の中長期の財政計画にも当然踏襲をされておりまして、今回言葉は変わりましたけども、実質公債費率というものをベースにいたしまして、これをにらんでいくことによって、それで健全財政を確保させようというふうなことにしております。

 ですから、柴田議員さんおっしゃられたそういうふうな基金残高とか、交付税の返りのある起債残高というふうな御質問がございましたけども、それらも含んだところで実質公債費率をにらみながら、中長期の財政計画をつくっているというふうに御理解いただきたいというふうに思っております。

 次に、振興基金の40億円の活用ができるのではないかというふうな御質問でございますけれども、振興基金、合併特例債を使って積むわけでございますけれども、これに関しましては、柴田議員おっしゃられるとおり、当時果実運用型でございました。

 これに関しましては、昨年度、総務省の方から、償還が済んだ分については活用をしていいよと、つまりは元金を取り崩していいよというふうな、そういうふうな指示がなされておりますけれども、実は、その使い道についてはまだ何ら指示があっておりません。ですから、フリーで使えるというふうなものではございませんので、これにつきましては、現時点で庁舎に充てるということは不可能であるというふうに考えております。

 それと、次が庁舎の面積の問題でございますけれども、これは7,469m2とおっしゃられたと思いますけども、これにつきましては、合併協議会の中で出された数字かと思います。250人に対して7,469m2必要であるというふうな多分資料から持ってこられたものと思いますけれども、それで1人当たり30m2というふうな数字を出されておりますけれども。

 実は、あくまでも職員1人当たりのベース、4.5m2というのがございます。新たな庁舎をつくる際の1人当たり一般職員の標準面積、これは総務省が示しておりますけども、やはりこれをベースに考えるべきではないかというふうに考えております。

 現在、私どもが本庁として使っております吾妻庁舎でございますけども、狭いところでも1人当たり6.33m2ございまして、最低でございます4.5m2はクリアしているというふうに考えております。

 あと、時間外のお話がございましたけれども、直接庁舎の面積とはリンクしないのではないかなというふうに思っております。逆に、分庁状態になっている今の状態が解消して、1カ所に集まったとした場合に、その分だけ事務の効率が上がる可能性はございます。ただし、それを今の時点で数値化するということは、それは当然無理なことだと私は思います。

 それと、支所といいますか、吾妻、千々石庁舎以外の支所において耐震補強がなされていないと、将来的にここに投資をする必要が出てくるのではないかというふうなお話でございますけれども、今現在、支所の取り扱いというのがどういうふうになるか全くわからない状況でございまして、この分についての、先々の投資額がどのくらいになるかということにつきましても、現時点でカウントすることはかなり困難であると、そのように考えております。



○議長(酒井八洲仁君) 柴田安宣議員。



◆17番(柴田安宣君) それぞれ意見の食い違いはあると思うのですけども、もう一つ聞きたいのですけども、平成15年の時分に出された庁舎建設にかかる金として26億1,400万円等があるわけですけども、これを平米当たり換算でいきますと、35万円で建てるという数字だったのですけども、どうも最近、あなたたちが出される数字が、同じ建物をつくるなら40億円という金額をはじき出されたと聞いております。

 とすれば、計算してみますと、平米53万5,546円になると、坪換算でいきますと176万円の金になるだろうというふうな金額をはじき出すわけですけども、そんなに、わずか二、三年でこんなに単価が上がったものかどうか、物すごい御殿のようなやつをつくれというわけじゃないわけですけども、当初ここに示されている数字からいきますと、相当の数字の違いがあるということが一つありますから、そこをまず説明いただきたい。

 もう一つは、この機会に、さっき言うように、2町の庁舎はいいのです。だけど、それぞれに手をかけなきゃいかんやつを加えていけば、どっかででかいものをつくらんで、こじんまりとしたもので吸収するような形でも考えないと、おり切らんだろうというふうに、仕事の、職場の環境ということ、また、もちろんそれぞれの立場ということを考えていきますと、250人とか300人の館をつくれというのじゃなくて、効率のいいものをつくればいいのじゃないかと。

 例えば愛野公民館でも耐震強度は落ちてしまってないわけですから、そういうやつがいっぱいあちこちあるわけで、それを補強して何もかも使っていくとなれば、取捨選択をしなきゃいかんこともあるわけで、今しわえないと、特例債で7割の補助でつくられないものは、一生つくられないわけです。

 ですから、そこも頭の中に入れてもらわないと、庁舎に関しては1円の補助金も起債も認められていないわけですから、自前で積んでいく特例債であればこそつくられるということを考えれば、でかいのじゃやなくて、できる範囲内ものをつくって、そこでおさまったような形を考えるべきじゃないかなということも頭にあるものですから、あわせて答弁願います。



○議長(酒井八洲仁君) 制限時間2分前。宮崎企画課長。



◎企画課長(宮崎浩善君) 平成15年に合併協議会に提出しました庁舎、250人規模で26億円と、平米単価が約35万円と、これは私もそのように記憶しております。

 今回、それに対しまして、市民懇話会なり地域審議会で約40億円というふうな数字を出しているというふうな御指摘でございますけれども、これにつきましては、先般、上田議員さんにもお答えしましたとおり、確かに26億円という数字を合併協議会で出しましたけれども、近年の他の自治体において建設された庁舎の規模等、それから、平米当たりの建築単価を見ましたら、人口が雲仙市と同程度の自治体がそれをつくっているわけでございますけれども、それを見た場合に、大体40億円程度でつくられていると。

 ですから、私どもとしては、市民懇話会に検討といいますか、考えていただく中で、できるだけ一般的な建設費ということでまずは議論をしていただきたいというふうに考えております。

 と申しますのが、低いところからの数字で議論していただいて、結果それでオーケーというふうになった場合に、その後に事実上の庁舎の規模なり内容を決めていくわけでございますけども、その際に、もともと26億円が、最終的につくる時に例えば50億円になったというふうになった時に、議論の前提が異なることになりますので、できるだけ今一般的に使われている数字、40億円ということをお示ししたところでございます。



○議長(酒井八洲仁君) 時間でございます。答弁は許します。宮崎企画課長。



◎企画課長(宮崎浩善君) もう1点、こじんまりとしたのでいいのじゃないかというふうなお話でございましたけども、あくまでも市民懇話会に私たちがお願いしているのは、先ほど言いましたように、庁舎を、建設を基本としていると、片一方では中長期の財政計画があると、その中長期の財政計画の中で、この庁舎というものに対する意見をお伺いしているものであって、この程度の規模のやつをつくってくださいとか、この程度の小さいやつを、そういうふうなやつを議論してくださいと、そういうふうなことをお願いしているものではございません。

 あくまでも中長期財政計画の中における庁舎というのをどう考えられますかというふうな投げかけをしているだけでございます。



○議長(酒井八洲仁君) これで、17番、柴田安宣議員の質問を終わります。

───────────────



○議長(酒井八洲仁君) 本日の日程はすべて終了しました。次の本会議は14日、定刻より開きます。本日は、これにて散会といたします。大変お疲れでございました。

=午後3時47分 散会=