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長崎県 雲仙市

平成 19年 第3回定例会(9月) 09月10日−02号




平成 19年 第3回定例会(9月) − 09月10日−02号









平成 19年 第3回定例会(9月)


出席議員(29名)
2番  大久保  信 一  君       3番  深 堀  善 彰  君
4番  進 藤  一 廣  君       5番  前 田    哲  君
6番  上 田    篤  君       7番  原 田  洋 文  君
8番  吉 田  美和子  君       9番  町 田  康 則  君
10番  松 尾  文 昭  君      11番  森 山  繁 一  君
12番  前 川    治  君      13番  町 田  義 博  君
14番  小 畑  吉 時  君      15番  元 村  康 一  君
16番  佐 藤  靖 弘  君      17番  柴 田  安 宣  君
18番  小 田  孝 明  君      19番  岩 下    勝  君
20番  福 田  大 東  君      21番  増 山  良 三  君
22番  町 田    誠  君      23番  岩 永  基 和  君
24番  荒 木  正 光  君      25番  中 村    勲  君
26番  中 村  一 明  君      27番  石 田  ? 春  君
28番  坂 本    弘  君      29番  井 上  武 久  君
30番  酒 井  八洲仁  君

欠席議員(なし)

地方自治法第121条の規定に基づく出席者
       市長             奥 村 愼 太 郎 君
       副市長            金 子 知 充 君
       副市長            吉 田 博 幸 君
       教育長            鈴 山 勝 利 君
       総務部長           塩 田 貞 祐 君
       市民生活部長         井 上 由 文 君
       市民福祉部長兼福祉事務所長  小 川 龍 二 君
       観光商工部長         東 信 一 郎 君
       農林水産環境部長       酒 井 利 和 君
       建設整備部長         島 田 英 俊 君
       上下水道局長         今 崎 正 敏 君
       教育次長           辻 政 実 君
       農委事務局長         本 田 正 好 君
       国見総合支所長        中 山 敏 君
       瑞穂総合支所長        北 平 正 美 君
       愛野総合支所長        朝 永 秀 人 君
       千々石総合支所長       福 島 悟 君
       小浜総合支所長        宮 田 修 一 君
       南串山総合支所長       富 永 篤 君
       監査事務局長         川 鍋 嘉 則 君
       企画課長           宮 崎 浩 善 君
       会計課長           溝 内 正 人 君

議会事務局
       局長             境 川 秀 生 君
       次長             力 野 和 久 君
       係長             本 田 理 恵 君
       主査             和 田 香 恵 君
       主事             松 尾 泰 浩 君
平成19年9月10日(月)議事日程

議事日程 第2号
┌────┬──────┬──────────────────────┬──────┐
│日程番号│議案番号  │    件          名      │ 備  考 │
├────┼──────┼──────────────────────┼──────┤
│1   │      │市政一般質問                │      │
└────┴──────┴──────────────────────┴──────┘
第1 市政一般質問
   22番 町田  誠 議員
     1.市民の健康管理と健診のあり方について(市長)
     2.障害者、高齢者に優しいまちづくりについて(市長)
    9番 町田 康則 議員
     1.広域ごみ処理施設「県央県南クリーンセンター」について(市長・部長)
   26番 中村 一明 議員
     1.農業政策について(市長)
     2.企業誘致について(市長)
     3.交通安全対策について(市長)
   15番 元村 康一 議員
     1.職員の不祥事について(市長・教育長)
    6番 上田  篤 議員
     1.教育行政について(市長・教育長)
     2.県央県南クリーンセンターについて(市長)
     3.後期高齢者医療制度について(市長)
     4.下水道工事について(市長)
     5.雲仙市庁舎建設について(市長)
   21番 増山 良三 議員
     1.農業振興地域内農用地の不都合な状態に対する対応について(市長・農業委員会)
     2.山領地区の「巨木の森」への対応について(市長)
     3.職員の時間外勤務について(市長)

=午前10時00分 開議= 



○議長(酒井八洲仁君) おはようございます。ただ今から本日の会議を開きます。

 議事日程第2号により会議を進めてまいります。

───────────────



△日程第1.市政一般質問



○議長(酒井八洲仁君) 日程第1、一般質問を行います。

 通告の順序に従って進めてまいりたいと思います。

 まず、22番、町田誠議員の質問を許します。町田誠議員。



◆22番(町田誠君) おはようございます。通告に従いまして、議長のお許しを得ましたので質問をさせていただくわけでございますけれども。執行部の方、大変でしょうけど、しばらくの間、時間をくださるようお願いしたいと思います。

 それでは本題に入りますけれども、市民の健康管理と健診のあり方についてを質問させていただくわけでございますけれども。

 市民の健康管理体制については格段の御高配を賜わり、お礼を述べさせていただきます。そこで、本年6月17日実施がなされた市の胸部レントゲン検診において、受診された方のレントゲンフィルムを持ち帰った事業団は、翌日6月18日、月曜日に、レントゲン室において自動現像機を使用し現像、その後、機械の不具合により、レントゲン撮影をされた116名中96名の受診者に迷惑をかけた事案が発生をしている。驚愕でなりません。健診地区は6月17日、日曜日、千々石町保健センターで実施がされ、総合健診、つまり健診で128名が受診をされ、レントゲン撮影をされた116名中、96名分の受診者のフィルム現像に失敗したということである。

 事業団は6月20日、水曜日、雲仙市に対し事故の内容を報告、並びに今後の対応について当事者を交え協議がなされ、現像に失敗した96名の方に対する今後の受診日程などが調整されたようであるが、それ以前に検診を受託した事業団並びに雲仙市の対応に疑問を持つ。雲仙市としては厳重に事業団に抗議するとのことであったが、抗議の内容はどういうものであったか。また、今回のミスを起こした事業団として、受診者に多大な迷惑をかけていながら、受診者に対して心からのお詫びと今後の改善策など指針は示してあるのか、尋ねるわけでございます。

 また、6月22日、金曜日、午後より、5班体制で再診の対象者宅を訪問、お詫び、再診のお願いをしたということであるが、事業団より何名がこれに加わったのか、そしてそれに市の職員は何名であったか、使用した車両の状況についても尋ねたいわけであります。

 重ねて、再診対象者宅を訪問時の状況について、大半に趣旨理解をしてもらったのか。また、94名全員が再受診をされたのかどうか、お尋ねをいたします。

 6月18日に機器の不具合によりトラブルが発生しているにもかかわらず、どういう理由で6月20日、水曜日、中1日置いて、雲仙市に対し事故の報告がなされたのか。事故が発生した時点で速やかに市に報告するのが普通じゃないかと思うが、その遅れた理由ですね。そして、まとめて申しますけれども、市長は発生原因をどう捉えているか、検診者に対する対応はどうであったか、今後の再発防止策について重ねてお尋ねをいたします。

 次に、障害者、高齢者に優しいまちづくりということでありますけれども。

 本年3月、障害者計画並びに障害福祉計画の件で、メーンタイトルとして目次が第1章から第5章に構成され、合併後における本市の福祉行政のあり方、または方針に定めた障害者福祉の分野において、各町ごとに、それぞれの方針に基づいて展開されております。障害者福祉、障害者政策の一体的な事業推進を促進に変えて取り組みを図る必要もあろうかと思います。

 一方、障害者の生活を取り巻く制度や環境は、近年、大きく変容しつつある。平成15年から始まった支援費制度でも、障害者の自己選択、自己決定を基本に据え、契約による福祉サービスの利用へ、また施設から地域へと、障害者の地域での生活を重視する安定した、より一層のサービスを永続的に提供できるよう願いたい。市長に言いたいことは、立派な障害者計画及び障害福祉計画が作成され、さらなる中身の肉づけについてお願いをしたい。

 また、現在の状況で、言葉の不自由な方などが窓口に訪れた時の職員の対応、例えば手話なりで対応ができる状態になっているかどうか。重ねて、目に障害を持っておられる方が窓口に来られた時の対応は、その人に不便を来さないように体制が整っているのか。いないなら、今後の計画を聞かせてほしいということであります。

 次に、公共施設におけるバリアフリー化の推進についてでございます。

 平成17年10月11日に合併して2年になるが、現在に至っても、体に何らかの障害を持っている人には、公共施設は決して優しいつくりではない。バリアフリーに乏しいような気がする。順次改善はなされているようだが、当事者にとってみれば見方は異なるものであって、全市民が合併後に大きな期待をしているわけでございます。一度に改善は無理なことで、健常者とともに等しく施設の利用ができるよう願いたい。このような計画は、障害者基本法第9条第3項に定めてある当該市町村における障害者のための施策に関する基本的な計画で、市町村障害者計画と障害者自立支援法第88条に定めてあるものである。市長の所信をお伺いします。

 次でございますけれども、河川公園整備事業で設置がなされたカプセルトイレについてです。これは千々石の件です。

 千々石町を流れる2級河川沿いに温泉神社というのがあります。温泉神社の後ろにカプセル型のくみ取り式トイレが、平成元年のまちづくり特別対策事業の一環で河川公園整備事業として設置されたが、現在の状況判断で見て、どうしても利用する気にはなりません。日中でも木が茂って薄暗く、他に人通りが全くない、汚いトイレであります。トイレを悪用した事件でも発生したら大変なことと心配しているわけであります。事業内容から判断して、厳しい面があることは私も理解します。犯罪の温床にならないうちに解体するか、あるいは他に何か方法はないのか、市長のお考えがあれば教えてほしいと思うわけです。

 今年5月の用水路清掃の時に、全員でそのトイレを見たわけですね。そしたら、これは汚かよと、これは利用する気にはならないよと、みんながそういうような意見でありまして。私はちょっと気になったから、お盆前にまた見に行ったけども、その時の状態と全然変わりがなかったわけですね。薄暗くて、蚊がいっぱいおって、ほっつらかして、全然利用したような状況ではなかったわけです。雲仙市内に、これに類したトイレが他にないかどうかも重ねてお尋ねするわけでございますけれども。

 ちなみに、約五、六十m離れたメーン道路のところに、温泉神社が作ったんだと思いますけれども大・小のトイレがあるわけです。ここは明るくて清潔で、見通しもよくて人通りも多いわけです。

 それで、私の判断では予算的な面では大変厳しいだろうが、防犯の面から見て解体その他ができるなら、そういうふうなことをする必要があるんじゃなかろうかと。とにかく、じめじめしている時には到底行く気にはなりません。職員の方も見られておると思いますけれども、そういう状態です。市長の見解をお願いします。

 次に、小浜丸尾斎苑の障害者用トイレ設置について質問いたします。

 小浜の丸尾斎苑には大・小幾つかのトイレがありますが、障害者用のトイレがない。ちなみに、既に瑞穂斎苑には障害者用トイレが完備されていると聞いているが、このような施設には不特定多数の人たちが集まり、また人生で最後の別れの厳粛な場所でもあります。今年の3月5日でしたか、同僚議員の質問に瑞穂斎苑のお尋ねがありましたが、私が質問していることも原点は施設の充実である。市長に聞くが、どういう理由で今まで設置しなかったのか。今後、直ちに設置する考えはないか、お尋ねをするわけでございます。

 大体、主な項目はこれだけですけども、あとは市長の答弁により、また自席から再質問させていただきます。以上です。



○議長(酒井八洲仁君) 御答弁願います。奥村市長。



◎市長(奥村愼太郎君) おはようございます。町田誠議員の、障害者、高齢者に優しいまちづくりについての、障害者計画、障害者福祉計画の具体的な推進について御質問にお答えさせていただきます。

 この計画は、障害者団体や障害福祉サービス事業所並びに庁内の関係部署へのヒアリングを通して、障害のある方にかかわる保健、医療、教育、就労等の面におきまして、障害のある方々にとりまして今後必要なことは何なのか、私どもに何ができるのかを洗い出し、目指すべき目標及びその実現に向けての今後の取り組みについて策定したものであります。

 具体的な取り組み内容についてでございますが、代表的な事例といたしまして3つの事業について御説明をいたします。

 まず、障害者相談支援事業でございます。平成18年10月から開始しましたこの事業は、障害者や、その家族が抱える困り事を雲仙市の指定相談支援事業者に相談していただき、解決に導き、自立と社会参加の促進を図る事業でございます。障害のある方が抱えておられる問題はさまざまでございまして、例えば福祉サービスの利用に関する相談や自宅に閉じこもりがちな生活を改善するための相談、さらには就職している場合でも、不規則な生活習慣による昼夜逆転生活に関する相談等がございます。相談の中で、相談支援事業者だけで解決困難な事例の場合は、関係機関の職員や民生委員、保健師、福祉職員によるケア会議を行い問題解決に当たっております。

 次に、手話通訳者派遣事業でございます。平成18年10月から開始しましたこの事業は、聴覚や言語に障害のある方のコミュニケーションの支援として、手話通訳者の派遣を行う事業でございます。聴覚や言語に障害のある方の病院受診や学校行事への参加、公的機関の手続などの場合に、事前の申請によりまして、無料で手話通訳者を派遣する事業でございます。本年4月から現在まで、病院受診が13件、社会参加が3件、学校行事への参加が2件、合計18件の派遣を行っております。

 最後に、地域支援活動センター事業でございます。この事業につきましては本年4月から開始しておりますが、現在、市内には国見町、千々石町及び小浜町に3カ所の作業所がございます。これらの作業所では、一般企業への就職が困難な障害のある方、福祉施設に行くのも困難な閉じこもりがちな方、入所施設を退所したばかりの方及び病院を退院したばかりの方等に対し、創作的活動、または生産活動の機会の提供及び社会との交流促進等の支援を行います。

 また、障害のある方同士の交流の場でもあり、障害のある方の日中活動の場としても活用されております。

 このように、計画しております事業につきましては、おおむね順調に実施しているところでございます。今後も計画に掲載しております事業を実施し、障害のある方や高齢者に優しい住みよいまちづくりに努めてまいります。

 次に、公共施設のバリアフリー化の推進についての御質問にお答えいたします。

 議員御指摘のとおり、市内の公共施設におきましては、合併前からバリアフリー化されていない施設も多く、身体に障害のある方や高齢者の方を初め、すべての市民にとりまして利用しやすい環境になっているとは言えません。

 このため、合併後におきましてはバリアフリー化を順次推進しており、平成17年度は西郷小学校の玄関段差解消や車いすが利用できる多目的トイレ設置など3施設の改修を行い、さらに平成18年度は愛野公民館の玄関やホール段差解消など4施設を改修しております。本年度は雲仙市勤労者体育センターの玄関段差解消など3施設の改修を予定させていただいております。

 今後も、市といたしましては障害者福祉計画でもお示ししておりますとおり、身体に障害のある方や高齢者の方が安心して快適に生活できる環境づくりを目指し、財政状況を勘案しながらバリアフリー化の推進に努めてまいりたいと存じております。

 それから、町田議員御指摘でございましたカプセルホテル、斎場等につきましては、私も現地を見させていただいております。このことにつきましては、まず関係部長より答弁させていただきまして、後ほど感想を申し述べたいと思います。



○議長(酒井八洲仁君) 奥村市長。



◎市長(奥村愼太郎君) すみません、訂正させていただきます。不穏当な発言でございました。カプセルトイレでございます。訂正させていただきます。



○議長(酒井八洲仁君) 井上市民生活部長。



◎市民生活部長(井上由文君) 私の方からは、市民の健康管理と健診のあり方についての御質問にお答えいたします。今回、千々石町で発生いたしました胸部レントゲン検診における再検診のてんまつについて、まず御説明を申し上げます。

 議員御質問の中にもありましたとおり、本年6月17日に千々石町保健センターで総合健診等の住民健診が行われ、この時胸部のレントゲン検診を116名の方が受診されました。撮影したレントゲンフィルムは、検診を行った長崎県健康事業団において翌日18日に自動現像機を使用して現像されましたが、その際、機械のトラブルから94名の受診者のフィルムが現像できなかったものでございます。

 市におきましては、健康事業団から事故についての報告とともに再検診の申し入れがあった段階で厳重に抗議するとともに対策を協議し、健康事業団と本市の職員それぞれ1名が1組となり5班体制で対象者宅を訪問し、かかる事態を丁重にお詫び申し上げ、再検診のお願いをしたところでございます。

 再検診は7月1日と2日に千々石町保健センターで実施するとしながらも、検診日及び場所については、今回の受診対象となられた方の都合に合わせることとして再検診を実施しました結果、現在までに93名の方の再受診を終了しております。残りの1名の方につきましては、本人の御都合により今月中に再検診を行うことにしております。再検診におきましては、特にトラブルもなく順調に済んでおりますが、これもひとえに再検診者の皆様方の御理解によるものと深く感謝をいたしているところでございます。

 今回のトラブルの発生の原因につきましては、事業団の危機管理意識の欠如によるものと判断いたしております。事業団は、制度管理を重視し各種医学会等からの制度管理調査を定期的に受け、検診技術において適切であるとの評価を受けているようでございますが、今回の事故を踏まえ、今後の検診において、今回のような事故が発生しないようデジタル式検診車での検診を要求していきたいと考えております。

 また、事業団におきましても、今後、デジタル式検診車をふやすことにより、今回のような事故の再発防止を図っていくとの報告を受けております。

 以上が通告にあった分でございますけれども、通告になかった分で、わかっている範囲でお答えをいたしておきたいと思います。

 まず、抗議の内容でございますけれども、これにつきましては機械に頼る気の緩みであったことによって起こったものというふうに判断しております。そういうことのないように厳重に抗議をいたしましたけれども、これは口頭でいたしております。

 対象となられた市民の方々につきましては、その改善策まではお話をせずに、事故の概要と再検診のお願いをいたしたところでございます。私も一緒にまいりましたけれども、趣旨を理解していただいて、現在93名の方が受診をされているというふうに判断をしております。

 使用した車両につきましては、これは基本的には事業団の車を使いました。私も事業団の車で行ったわけでございますけれども、すべてがそうだったかというのは、ちょっと記憶にございません。

 1日置いて報告された理由というのが、今回、自動撮影機ですか、自動でやって、それにすべて撮ったフィルムをかませて、それが読み取りできるもの、できないものに整理をしていたと、そのために少し時間がかかったというような報告を受けております。以上でございます。

 もう一つでございますけれども、次に小浜丸尾斎苑の障害者トイレの設置についての御質問にお答えいたします。

 昭和48年に設置されました丸尾斎苑は、旧南串山町、小浜町と、平成6年2月に加入した旧千々石町の3町による一部事務組合により管理されていた経緯があり、運転開始から今年で34年が経過、斎苑施設そのものの老朽化が進んでいるところでございます。

 お尋ねの身障者用トイレにつきましては、合併前に、当時の管理所管でありました小浜地区環境保健組合が男女兼用となっておりましたトイレを改修した折、検討がなされたようでございますが、スペースの関係で設置を断念したとのことでございます。合併後、丸尾斎苑の管理が雲仙市の事務となり、斎苑に車いすを配置するなど、福祉のまちづくりに配慮した対応を行っておりますが、斎苑施設も老朽化が進んでいることから、今後は全体的な改修計画の中で身障者用トイレを整備することとして、当面は現在あるトイレに手すりを設置するなど早急に対応できることから、障害者、高齢者に優しいまちづくりに努めてまいりたいと考えております。

 以上でございます。



○議長(酒井八洲仁君) 東観光商工部長。



◎観光商工部長(東信一郎君) おはようございます。それでは、町田誠議員の、千々石河川公園に設置しているカプセルトイレについての御質問にお答えいたします。

 この河川公園は、昭和63年度から平成5年度にかけて県が実施しました2級河川千々石川の河川環境整備事業と同時期に、旧千々石町において河川公園整備事業として整備したものでございます。カプセルトイレはこの事業の一つとして、温泉神社横の河川護岸に隣接する遊歩道沿いに設置したものであります。千々石地区では、昨年まちづくり協働プランを策定し、目標の一つに「水を生かしたまちづくり」を掲げ、多くの湧水群や河川を生かした、水に親しみ、せせらぎにいやされる散策コースづくりなどに取り組んでいるところございます。

 その中でも、この河川公園は現地採取の自然石を利用して親水化を図った公園であり、地域の人々を初め市外から訪れた方々にも、水に親しめる散策や憩いの場として利用されており、遊歩道沿いに設置したトイレは散策コースの重要な役割を果たす施設でございます。公園の管理につきましては定期的に除草作業を行うとともに、トイレの点検、清掃を行っておりますが、議員が指摘されたようにトイレの近くには巨木がございまして、一部、枝が垂れ下がっているところもありますので、樹木の所有者等と相談し、トイレ周辺の環境を良好に保ち、今後も安心して利用できるように管理してまいりたいということでございます。

 以上でございます。



○議長(酒井八洲仁君) 町田誠議員。



◆22番(町田誠君) これからいきましょうか、検診です。ちょっと井上部長にお尋ねしますけれども。事業団に口頭で抗議をしたということでありますけれども、これは大事なことですね。相手はプロなのですよ。そして、これだけ多大な迷惑を市民にかけておりながら、市民の窓口であるところが口頭で抗議したと。これはあまりにも軽率じゃないのですかね。もうちょっと厳重に抗議をして、非を認めて、相手はプロですから、機械の不具合とは、あまりにも機械に頼り過ぎじゃないですか。そういうことであれば初歩的なミスで、やはり機械は動いていても、そこに代わりの者が見ているか、それをモニターでキャッチするような装置は、多分今はしていると思います。前の晩に飲んでいたかどうか知らないけども、こういうことでは私は納得いきませんよ。

 それで、厳重な抗議をして、来年もこういうふうな事業団にするかどうか。時間をかけて検診に行くわけですから、それなりの答えが出るのをみんな望んでいるわけですね。その時に市の職員も事業団の人も、また後で再診の方にお詫びに回った、そういうふうな時間ロス、職員のロスですね。そういうふうなことも加味して、私は、もうちょっとこれは慎重にやるべきと思いますけどね。

 6月18日に不具合が発生して中1日置くというそれも、私は、井上部長が言った意見じゃ納得しませんよ、これは。こういうふうな大事なことだったら、その時に電話1本入れて、実はフィルムがこうやったと言うべきでしょう。そういうことで雲仙市は、ああそうですかということですか。市民の代表であれば、それは許せないと、これには市長自ら抗議するべきと思いますけどね。その点、答弁願いますよ。

 恐らく、中1日置いて何らかのことができないかなと思って、こっちに言わせれば何か逃げ口を模索したのではないかということにとられても仕方ないでしょう。役所があいてないなら、あく時間を待ち構えてでも、玄関に座ってでも、いち早く、実は市長、悪かったと、こういうふうなレントゲンのミスでというのが人間じゃないですか、そういうふうな行動をするのが。私なら、しますよ。あまりに機械に頼り過ぎです。この機械が上等か、悪いか知りませんけども。今後はデジタル式というけども、またこれでもわかりませんよ。デジタル式の検診車を使用するということでありますけど、それでも全くないとは言えません。

 とにかく、その点が私は残念でならないわけです。受診者から話があった時に、もうちょっと厳しく、しっかりしたところに検診をお願いできないかという話も実際にあっているのですから。そこら辺を、井上部長、どう答弁があるか。それで、もちろん事業団の車を使わないでどげんするですか。それで、時間内に済みましたか、それは。その点も聞かせてください。

 よその失敗に雲仙市の職員を使うということ自体もおかしいですもん。しかし、市がしていることだから、職員が同行しないというのも、これもまたおかしい話ですよね。そして、やはり他の議員さんにも、やはりこれは周知すべきだろうと思います。千々石でこういうトラブルがあったと。一部の人間じゃなくて、どこにどういうふうな関係があるか、私は周知徹底する必要があると思います。その点、どう思いますか。

 それとバリアフリーは、市長が答弁されたですかね。これはそういうふうな所信のもとに、一遍にはいきませんから、順次やっていただきたい。合併後に、市長、あなたに大きな期待をかけているのですよ。だから、一遍にはいかないから、一つ一つやっていってもらいたいと思います。

 それと河川公園のカプセルトイレ。これは、私もそういうふうな内容的なことはわかります。けれども、あそこの横に私の田んぼがありますけど、犬の散歩などに来て、ほとんど100%、あそこを利用する人は、まずおりません。それで、あそこは温泉神社の木ですから、下がっているシイの木を切ったりして景観を明るくするかどうかしないことには、市長行ってみんですか、今の状態では昼でも1人で行って入りとうなかです。そして、まず蚊とり線香ば持っていってせな、蚊のぶんぶんしとっとですけん、そういう状態ですよ。

 それで、果たしてこれをあのままで、カプセル型になっているからカプセルトイレというわけでしょ。逃げ口がないから、中に入ればもうそのままですよね。それで犯罪の温床につながらないかなと思って言っているわけですけれども。そういう内容であれば仕方がないだろうけど、しかし掃除は頻繁にしないと、そういうふうなロスが出てきますね。それで、あと五、六十m離れれば、きれいなトイレがあるわけですよ。ここは車の往来もあって、一見、見た時は安全な場所と思います。夜も電気がついております。それがあるから、果たしてこれが必要かなと思う向きもあります。

 けど、そういうことで固まっておるなら、それで仕方ないけども、もし何かの事件事故とかがあった時には、設置者責任というのが必ず来ると思います。その点で、私の言ったことで答弁があったら言ってください。そういうふうな汚いトイレを利用する人は、まず今はいないと思います。

 それと丸尾斎苑、これは近年中に改装をするという計画があるのにもかかわらず、今これにトイレを設置するというのは公金のむだ遣いにもなるから、そういうふうな年次計画を持って、まず手すりぐらいからしていくという計画であるなら、私はそれで結構と思いますけれども。

 ここも障害者の方が来られないという確証はないのですから、そういうふうなことを一刻も早くするべきですよ。瑞穂でも、同僚議員が言われて火葬場のロストルか何かをしたけども、言わないと市長はしないのだろうかと思って私は言ってみたのですね。そういうふうなとも、瑞穂をする時に、小浜にも障害者トイレがないぞと、手すりぐらいでもはめることをしておられればよかったと思いますけどね。いつごろの改装予定にしておられるか、以上、答弁願います。



○議長(酒井八洲仁君) 御答弁願います。井上市民生活部長。



◎市民生活部長(井上由文君) まず、レントゲン検診のトラブルの件につきましてでございますけれども、議員御指摘のとおり、そのミス自体は、今の議員の発言の中にもありましたとおり全く初歩的なミスであろうかと思います。やはり94名の方が再受診をする結果に至ったということは、非常に重要なことでございます。口頭で抗議をするということ自体、おっしゃられればそうだと思います。これはちゃんとした文書でやるべきだと私も思いますし、あってはいけないでしょうけども、次回もこういったことがあったら参考にさせていただきたいなと思っております。

 それと、実は中1日置いてということもございました。これ自体も抗議の中に入っていたわけでございますけれども、この中で先ほど説明した、判別に少し時間がかかったからということで話があったわけでございます。

 ですから、私はその状況からして、逃げ口実をつくるためにとかということはなかったと思いますけれども、これも御指摘のとおり、電話でも報告はできるわけでございますので、これも改めて申し伝えたいというふうに思っております。

 今後についてのお話もございました。やはり、こういったことがあったという事実は、これは消えないわけでございます。2回あったら、とてもお願いできることではないなと、私自身はそういうふうに今回のことを捉えております。

 それと職員5名も一緒に同行したわけでございますけれども、これは管理職が当たることとして臨んで、大体、時間内に済んだようでございますけれども、時間外等は発生をいたしておりません。

 もう一点、これも御指摘のとおりだというふうに思います。千々石で起きた関係で、千々石の議員さん全員にお話をしたところでございますけれども、その他の議員さんにも、当然伝えるべきであったと反省をしております。申しわけございません。

 それと別件でございますけども、もう一件の丸尾斎苑の建設でございますけれども、実は御承知のとおり、合併する時に7町で協議して定めた新市建設計画というのがございます。この中の「快適で住みよい暮らしづくり」の中の住環境の充実という中に、主要施策として「火葬場の整備に取り組む」という文言が入っております。これは、合併後10年を目処にして新市の建設計画ができているわけでございますので、その年度内に建設をしなければいけないというふうに私どもは考えております。まだ、具体的な計画は作っておりませんけれども、今後取り組んでいきたいというふうに考えております。

 以上です。



○議長(酒井八洲仁君) 東観光商工部長。



◎観光商工部長(東信一郎君) 先ほどの町田誠議員の再質問でございますが、今現在トイレの清掃につきましては、千々石のシルバー人材センターの方にお願いをいたしております。清掃につきましては、月曜日から土曜日まで毎日ということでお願いをいたしております。日曜日だけ除いております。

 それと、除草等につきましては年4回、周辺をきれいにしていただくということでお願いをしているところでございます。

 御指摘の、少し暗いということでございますが、木が温泉神社の所有ということになっております。そういうことで温泉神社の方とも協議をさせていただきまして、現地の環境面についてもきれいにしていきたいという考えでございます。よろしくお願いいたします。



○議長(酒井八洲仁君) 町田誠議員。



◆22番(町田誠君) 東部長、今のトイレの件ですね。月曜から金曜日まで清掃をしているということ。(「月曜◎日から土曜日まで」と言う者あり)土曜日までね。(「はい、日曜日だけ除いています)」と言う者あり)今年の5月に見た時とお盆前に見た時は、全く状況が一緒だったんですよ。それを清掃したとみなしていいわけですかね。それは休会してでも確認をとってくださいよ。休憩してでも。そういうことはありませんか。私一人では見ていないのですから。蜘蛛がはってそのままだったです。議長、どうしますか。それをしたということであれば、どういうふうなことでしたのか。私は、あれは人の手の入ったトイレじゃないと思います。私一人で見ておりませんから、5人ぐらいで行って、これはまたよそわしかという格好だったですから。毎日しているのかどうか。その日報かれこれもありますから、その日報の差し押さえから何から、議長いいですか、お願いして。



○議長(酒井八洲仁君) 休憩中に。



◆22番(町田誠君) でも、よかですけど、後でもいいです。それを公表してください。いいですかね、東部長。



○議長(酒井八洲仁君) 東観光商工部長。



◎観光商工部長(東信一郎君) 作業日誌等があると思いますので確認させていただきたいと思います。後でもって報告させていただきます。



○議長(酒井八洲仁君) 町田誠議員。



◆22番(町田誠君) そろそろ、もう時間もないから、検診の件。これは再診のお願いをされた時に手ぶらで行かれたのかどうか。事業団の方から何か持って行ったのかどうか。すみませんでしたという意味で行ったのかどうか、その点もお尋ねをしたいと思います。

 それと、これは確認です。今後、こういうふうなミスに対するトラブル、口頭じゃなくて公文書でぴしっと抗議をするということでいいのかどうか、確認の意味でお尋ねします。



○議長(酒井八洲仁君) 井上市民生活部長。



◎市民生活部長(井上由文君) 1点目の件でございますけれども、どうなるのかなと。私も一緒についていったわけでございますけれども、簡単な粗品が事業団の方から差し出されておったようでございます。その程度で御勘弁をいただきたいなと思いますけれども。決して、そんなに高価なものではないと思いますし、中にはそんなものは要らないですよと辞退されたような方もいらっしゃいました。

 2点目は、これはやはり事の重大さを考えて、今後は文書によって抗議をしてまいりたいと思っております。

 以上です。



○議長(酒井八洲仁君) 町田誠議員。



◆22番(町田誠君) これで質問はやめますけど。今言った点を、時間がもうないから大まかな点を質問したわけですから、とにかくこういうふうなこともちまたに発生しているということを念頭に置いていただいて、一つ一つ年次計画なりで計画を立てていただきたいなと思いますけど。そういうことで質問を終わります。答弁は要りません。

 以上です。

………………………………………



○議長(酒井八洲仁君) 11時まで休憩いたします。

=午前10時47分 休憩= 

=午前11時00分 再開= 



○議長(酒井八洲仁君) 休憩前に引き続き再開をいたします。

 9番、町田康則議員の質問を許します。町田康則議員。



◆9番(町田康則君) 通告に従いまして質問をしたいと思います。

 広域ごみ処理施設「県央県南クリーンセンター」についてでございます。

 今年の第1回定例会、3月5日でございましたが、私の質問の中で、昨年11月10日から20日まで、これはボイラーの法定点検のため停止をしたというふうにお伺いいたしました。そうしたら今度は2月にも、2月2日から19日までの18日間、炉の停止をしております。3月にも、3月7日から20日までの14日間、停止をいたしております。法定点検を行うということを言っていらっしゃいました。私は、これは法定点検ではなくて修理を行っているのではないですか、と言いましたら、酒井農林水産環境部長が、自分も少し長いと思いますのでもう少し調査をしてみたいと答弁されました。それで、その調査結果について、まずお聞きしたいと思っております。

 第2番目でございますが、ついこの間、7月12日の長崎新聞に県央県南クリーンセンターでトラブルが相次ぎ、ごみの一部、約6,900tを長崎市と熊本県菊池市に委託処理し焼却炉を改善修理する。焼却能力に疑問の声も、という記事が載っておりました。これはどういうことか、次にお尋ねしたいと思います。

 第3番目に、県央県南環境組合の今後の対応と、雲仙市の組合に対する対応についてお聞きしたいと思います。

 どうか、発展的で素直なお答えをよろしくお願いいたしまして、後は自席から質問いたしますので、よろしくお願いいたします。



○議長(酒井八洲仁君) 御答弁願います。奥村市長。



◎市長(奥村愼太郎君) 町田康則議員の御質問にお答え申し上げます。

 広域ごみ処理施設「県央県南クリーンセンター」につきまして、まず最初の炉の点検調査及びごみの外部委託の御質問につきましては、経過及び実績と内容が詳細になりますので、関係部長より御答弁をさせていただきます。

 私からは、雲仙市の組合に対する対応についての御質問にお答えさせていただきます。

 現在、ごみの量が、当初計画されたものより多く搬入されているようでございますが、構成市の責務として施設の運営等に問題が出てきた場合におきましては、組合事務局に対し言うべきことは言い、搬入量に耐えられるような施設として早く自立できるよう強く発言してまいりたいと思っております。

 残余の答弁につきましては、担当部長より答弁させていただきます。



○議長(酒井八洲仁君) 酒井農林水産環境部長。



◎農林水産環境部長(酒井利和君) 町田康則議員の御質問にお答えいたします。

 まず、平成18年11月、平成19年2月、3月に炉を停止して行った点検調査の結果についての御質問でございます。平成18年11月はボイラー等の法定点検のため、7日から16日までの10日間、平成19年2月には2号炉を1日から20日までの20日間、3月には1号炉を7日から21日までの15日間、点検整備のために停止したと聞いております。

 次に、ごみの一部を長崎市、熊本県菊池市に委託処理する件についての御質問でございます。組合事務局に確認いたしましたところ、昨年、台風13号の影響で停電した際、非常用発電機による運転措置中、非常用発電機が故障し炉内溶融物が固まり、停電復旧後、速やかなごみ処理開始ができない状態が発生しております。この状況は数日間で復旧しておりますが、ピット残量の関係から最低限必要な点検補修のみを実施し十分な炉修を延期したことから、その後の処理能力が十分とは言えず、水漏れ等も発生しておりました。このため、メーカー側から改善改良工事の提案があり、3基の焼却炉を本年6月、10月、来年3月に順次1炉ずつ、約1カ月間停止し改善改良工事を実施することとなったようですが、この停止に伴い処理できないごみ約6,900tを長崎市と菊池市に委託するとのことでございます。

 次に、県央県南広域環境組合の今後の対応についての御質問でございます。

 県央県南広域環境組合の今後の対応としましては、今回の改善改良工事により施設の稼働率を上げ、設備の耐久性向上による安定操業とコスト削減に向けての取り組みを強化されるものと考えております。

 また、雲仙市としましては、ごみの減量化に向けての取り組みも構成市一体となって努力してまいらなければならないと考えるところでございます。



○議長(酒井八洲仁君) 町田康則議員。



◆9番(町田康則君) 同僚議員さんからも頑張れということでございましたので、頑張りたいと思います。

 炉の停止でございますが、昨年から今年の炉の停止は法定点検ではなかったのでしょうということを聞いたのです。私も、業者の方から聞いて修理だったと、部品の交換修理をしていたと、そういうふうに言われたのですが、そこについて調査をしましょうと言われたのですけど、そこについてはどうでございますか。



○議長(酒井八洲仁君) 酒井農林水産環境部長。



◎農林水産環境部長(酒井利和君) 議員が先ほどの質問で述べられました、3月の議会で御質問をされた時に、2月、3月にも停止する予定だということで御説明申し上げました。その時にも私の説明といたしましては、点検と整備を行うというふうに御説明したと考えております。



○議長(酒井八洲仁君) 町田康則議員。



◆9番(町田康則君) 点検と整備ということで、法定点検みたいな感じで言われたものですからね。法定点検というのは性能保証に関する覚書がございます。そちらによると、1日221tを処理し、365日を掛けてあるのですよ。それで8万665tとなっています。ですから、炉は連続運転を基本とするというふうに覚書に書いてあるのですよ。法定点検というのは、もともと3日から、多くても7日以内だったはずなのです。だから、こんなに長いのは、これは修理をやっているのでしょうかということをお聞きしたのですよ。

 それに対して、まだ修理じゃなくて、修理なのか何かわけのわからない言い方じゃなくて、そこにきちっとしたのを認めてもらいたい。それから本当に市民の人たちにわかってもらえるようにするためにも、そういう言い方の違いじゃなくて、停止して実際に修理をしているのだということを、私は認めるべきじゃないかなと思いますけど、それについては。



○議長(酒井八洲仁君) 酒井農林水産環境部長。



◎農林水産環境部長(酒井利和君) 先の3月議会の時にも、確かに私も期間が長いのではないかというふうに言いまして、その後、組合の方にもお尋ねをしているわけですけれども。組合の説明といたしましては、点検をするにしても整備をするにいたしましても、炉を停止するためには最初に温度を下げなければいけない。それからまた、終わったら温度を上げなければいけないという作業が入ってくるわけですけれども、そこでどうしても前後2日から3日かかるということでございます。

 それと法定点検と、そうではない、法では定められていない設備についての点検も定期的にやられているようですけれども、これは点検をするにしても、そうではない点検をするにいたしましても、炉の温度を下げて分解をしてみるわけですから、そこら何らかの整備が必要であれば整備をしなければいけませんし、洗浄するものがあれば洗浄もしなければいけない。そういったことで日にちがわかったと。ただ見て、それをまた組み立ててということだけではないということでございました。



○議長(酒井八洲仁君) 金子副市長。



◎副市長(金子知充君) ただ今の町田康則議員の御質問につきまして、担当外ではございますが、点検調査の結果ということで農林水産環境部長が組合の方から確認をしておりますんで、その件についてちょっと御説明をさせていただきたいと思います。

 まず、平成18年の11月7日から16日、10日間の法定点検の内容でございますが、排熱ボイラー、復水器、ガス焚ボイラー、ごみクレーン、温水昇温熱交換器、電気設備の点検整備ということで組合の方から回答をいただいております。

 続きまして、平成19年2月1日から20日の分の定期点検でございますが、これは2号炉ということで、内容といたしましてはプレスシリンダー交換、急冷酸洗浄塔上部補修、高温反応炉・炉下部冷却強化、耐火物補修という内容でございます。

 平成19年3月7日から21日の定期点検につきましては1号炉の定期点検という形になっておりまして、内容といたしまして急冷酸洗浄塔上部補修、高温反応炉耐火物補修、鉄皮補修、それから脱硫洗浄塔補修という形で定期点検補修をやったということで報告が上がっております。

 先ほど議員の方から御指摘がございました補修であることについて認めなさいという御質問でございますが、そこにつきましては、私ども、この議会が雲仙市議会でございまして構成組合の議会ではございませんので、そこにつきまして雲仙市の市職員といたしまして、そうだというふうになかなか言えませんし、言えないというか、事務局の方からそういう回答が来ていますと、それをお伝えするような形になって非常に恐縮でございますが御勘弁いただきたいと思います。よろしくお願いいたします。



○議長(酒井八洲仁君) 町田康則議員。



◆9番(町田康則君) わかりました。そしたら、次に行きます。

 燃料費問題でございますね。液化天然ガスです。これは、燃料代が平成17年度当初予算では1億2千万円でございました。最終で、平成17年度で3億3,500万円になっております。2.7倍になっております。電気代は平成17年当初予算では1億5千万円でございました。補正で2億4千万円になりました。平成18年3月6日の定例議会での私の質問に対して、金子副市長は、その理由として稼働運転当初の無料ごみの量が多かったというのを第1に挙げられました。2番目に、運転技術が未熟であったことということで第2番目。第3番目に、悪臭対策としてEM菌散布をしたために、ごみの水分が多くカロリーが予想より低くなり、液化天然ガスを予想以上に使用することになったと言っておられました。

 JFEが負担している液化酸素は、もともとごみを溶融し熱分解ガスを発生させ、急速冷却したガスを回収し、このガスを燃料として発電を行うことになっており、もともと施設内で作られるとなっております。これも、以上の3つの理由で炉内の融点温度が予想以上に上がり、炉内のごみを、それに見合う温度まで上昇させなくてはならないため、施設内で製造する酸素だけでは不足する状態に至ったと。これも運転の精錬を待つ必要があるのではないかと考えておりますと金子副市長は答えられておるわけでございますが。これは平成17年でございましたね。

 しかし、平成18年度の当初予算では1の無料のごみの受け入れは、当然ないわけですね。2の運転技術が未熟というのも言えませんね。それなのに燃料代が平成17年度当初の1億2千万円から3.29倍の3億9,800万円になっております。電気代に至りましては1億5千万円から2億3,500万円、この2つを合わせますと平成17年度当初予算の2億7千万円から2.3倍の6億3,400万円になっておりますね。

 そこで金子副市長は、その理由を詳細に調査して回答しますと言われて、私も待ったのですが、1年、回答がなかったと、この間の3月の議会で聞いたわけでございますけど。

 その後、酒井部長の方から、8,665t以内のごみであれば2炉の焼却炉で稼働できたと。もともと2炉しか運転しない予定だったのが、ごみの量が多く3炉運転していたため燃料代が増えたのだと組合事務局が言っていると。少し見積もり間違いであるというふうな感じで言っておられました。

 これは、本当におかしいですよ。3炉で1日の処理量が300tの施設であると、いろいろなパンフレットに書いてあるのです。そして、2炉であると1日200t掛ける365日、フル回転させたとしても7,300tにしかならないんですね。ただし、覚書には1日処理量221t掛ける365日で、1年間に8万665tを処理できないことになってしまうのです。ですから、もともと3炉を運転するということが予定にあったということは、これからもわかるじゃないですか。この間の説明では、2炉しか運転しなかった、それで3炉にしたから上がったのだという、理由にならないですね、どう考えても。

 そして、ごみの量が多いと言われるのですが、ここにごみの受入量と処理量の実績一覧表がございます。平成17年の4月からは新聞に載っておりましたので私も見ておりましたけど、平成18年について、それから平成19年度、今年度についてもいただきましたら、受入量は平成17年の4月から12月、一番最初の9カ月間で6万3,705tなのです。これは1日平均232tになります。そして、18年度、1月から12月まで12カ月間で8万4,312tなのですよ。これは1日平均231tでございます。これは予定の覚書の中の8万665tより3,647t多い。このパーセンテージは4.5%ですよ。そんなに多くなったわけじゃないのですよ。多い多いと言われるけど。

 そして、県央県南の組合議会の議事録を見ましたら、組合議会の方でも、対策をしたので年間9万tの処理能力があると答弁されているのですね。9万tなんて、去年だって来てないのですよ。ですから、多くないのです。それは、一番最初の時に無料で受け入れたのはわかっています。しかし、去年なんて全く無料で受け入れてない。それなのに多いと言われる。多いって、本当にどうかと調べてみたら4.5%しかない。そして、最終的に組合議会の議事録の方には、組合で対策をしたので年間9万tまで処理能力があるという答えをされているのですよ。それなのに8万4千t。実際、去年がそうだったのです。今年も、1月から8月までで平均の受入量なんていうのは232tしかないのです、1日で。ですから、絶対これは多くないのですね。

 言うたびに理由がいろいろ変わられるけど、それで変わってきて調べていくと、結果的に違う答えが出てくる。そこについてはあまりにも組合に対して、私は、これは機械自体に欠陥があるというしかないのですね。そう思いませんか、部長。



○議長(酒井八洲仁君) 酒井農林水産環境部長。



◎農林水産環境部長(酒井利和君) まず、3月議会の折に私の説明で、3炉あるのですけれども、通常は2炉運転で1炉は予備的にという説明をいたしました。

 再度、これはまた組合の方にも聞くわけですけれども、やはりこの計画の処理量221t、平成14年に旧町で、当初は2市15町で構成をされていたわけですね。それぞれの2市15町で過去5年間のごみ量を出して、それから推計をして221tというのが出されたわけです。ですから、その14年時点よりも少し多い計画量が221tだというふうに聞いております。そうしたら、実際稼働をしてみますと、先ほど議員も言われますように実際は230tとか、年間のごみ量もパーセンテージにしてみますと大した量ではないようですけれども、2炉運転だけでは処理ができない状態が続いておるということでございます。そういうことで、常時3炉を稼働する施設ではないのだということを聞かされておるところでございます。

 この施設そのものが欠陥ではないかという御指摘でございましたけれども、これは組合議会でも同じような議論といいますか質問、質疑が出されてもおります。そこでは執行部の方からも説明をされておるところでございますけれども、そこについては私どもが、その欠陥云々という説明にはならないというふうに思いますけれども。私どもができることといたしましては、やはりごみの減量化を4市で一体となって計画処理量まで落とさなければいけないのかなと、そういったことで我々構成市としては考えておりますし、やはり3炉を稼働させざるを得なくなったということもありますけれども、燃料費が多く要っているのは事実でございます。ですから、こういったものの性能保証、それから3年ごとの経費については見直しということもございますけれども、そういったところでは十分、構成市の一員として組合の方にも申し入れをしていかなければいけないなというふうに考えているところでございます。



○議長(酒井八洲仁君) 町田康則議員。



◆9番(町田康則君) 組合議会の中でも調べてみてください。先ほど言いましたように、年間9万tの処理能力はあるというふうに答弁もされております。9万tだったら十分足りるのですよ。これは、本当は300t掛ける300にすれば10万tを超えるのですけど、議会において、9万tまでは処理能力はありますということまで言ってある。

 それから、今のコスト云々で、これは金子副市長が言われた答えなのですが、ランニングコストについては金子副市長が前に機種選定委員会で、入札前に各社に対して組合提示額以下の運転でできるかどうかを確認して入札を行ったと、これは平成18年3月6日の定例会で言っていらっしゃるのですよ。そこまできちっと入札前に、ランニングコストもそうなのですよと言ってあるのに、こんなふうな結果が出てきた。そこなのですよ。僕は県央県南クリーンセンターに対して怒っていますが、それ以上にこの機械メーカー、JFEエンジニアリングに怒っているのですよ。どうして皆さん方は向こうに怒らないのかなと。組合もガス溶融化方式の他の施設を調べて、僕は市民の立場に立ってメーカーに対して怒るべきじゃないかなと、それが本当じゃないかなと思うのですよ。

 僕らもそうですけど、会社をやっていましていろんな機械を受け入れます。機械を受け入れて、始めた当時からごみを別のところに持っていかなくちゃいけないような状態になって、それから1年、2年後には全面改修をするみたいな感じになれば、これはもう機械がおかしいと、きちんとしてくれよというのが当たり前でしょう。そこら辺を市民の気持ちになって、メーカーに言ってもらいたいのですよ。当然、組合はありますけど、組合はメーカーの要望ばかりしか見えません。そこら辺、市長どうですか。



○議長(酒井八洲仁君) 奥村市長。



◎市長(奥村愼太郎君) 御指摘のとおり、議員からもこの議会におきまして何度か質問が上がっております。そのことも踏まえまして、管理者の一人としてメーカーにも、こうした苦情があっている、あるいはまた指摘があっているということも伝えておりますし、また組合内部におきましても、こういった議論が再三再四にわたって指摘を受けておるということは言っております。

 ただ、私たちも、どうしても明快な回答を出せない部分がございます。それは本当に隔靴掻痒でございまして、非常につらい部分がございます。しかしながら、御指摘があったことについては逐一、一つ一つ、メーカーあるいはまた組合に対して、こういった議論があり、こういった指摘があった。我々としては、なかなか答えにくい部分もあった。やはり一義的には組合の問題でございますのでということは伝えておりますし、また逐一、そのことについては指摘させていただいております。



○議長(酒井八洲仁君) 町田康則議員。



◆9番(町田康則君) これは部長に言いまして、ガス化溶融方式、これは私も独自に調べようとして資料をもらっていたのですけど。部長の方に、次世代のガス化溶融方式の焼却施設は全国で幾つあるのですか、ちょっと調べてみてくださいと言いましたら、一覧表が来まして92施設ございますと書いてあります。このうち1施設は、まだ未稼働ですので。全国に、もう91あるのですよ。91施設。ですから、JFEのこの施設と同じような感じでガス化の溶融施設は、90幾つあるのですね。もちろん全く一緒では、違いますけど。もちろん、この中にシャフト式ですとかキルン式ですとか流動床式ですとか、ガス化改質式ですか、種類はありますけど、これはみんなガス溶融方式なのです。だから、そこで部長の方に、これを調べてもらいたいと。

 私も前に他のところで、ストーカー方式で実際上、人口に対して水道光熱費、燃料費等が幾らかかったのだというのを前に言ったことがあります。大阪の吹田市なんかは33万人の人口に対して、水道代も含めて燃料費というのが1億1千万円ぐらいしかかかっていない。これとすれば雲泥の差なのです。これはストーカー方式だからそうじゃないですかと言われたから、それならガス化溶融方式をこちらの方でも組合としてきちっとして、よその施設はどれぐらい燃料費がかかっているのだと。そして、この諫早にある県央県南の施設が基準より多かったら、それはおかしいということをやっぱり市民の立場に立って追求すべきじゃないかなというふうに思います。そういう下調べはしてもらいたいのですよ、91施設もあるわけですから。そこについて、どうでございますか、部長。



○議長(酒井八洲仁君) 酒井農林水産環境部長。



◎農林水産環境部長(酒井利和君) 議員が言われましたように、事前に調査をということでございましたので、組合にその旨申しまして、92施設のうち、今回は6社でしたか、ランニングコストを調査していただきました。

 なお、これは私どもでも調査ができたのでしょうけれども、やはり私どもが調査をしたのでは、調査の方法、いろんな経費をどこまで入れるかということがございますので、やはりこういったものについては組合を通じて調査をしていただきたいということで申し入れて調査をした結果、すべてのランニングコストの調査ができなかったようですけれども、報告をしておるところでございます。

 ただ、これをストーカー方式ではなくて、なぜこの溶融炉方式かということにつきましては、この機種を選定する際に旧町での選定委員を選出されて、そこでいろいろ検討された結果、環境的なもの、将来的なものを考慮した上で今の施設に決定したというふうに考えるわけですけれども。

 先ほども申しましたけれども、御指摘のとおり、どうしても3炉を稼働せざるを得ない状況であることから燃料費がかさんでおるところでございますので、この辺も含めて組合議会でも御指摘をいただいているようでございますけれども、我々としても改善に向けて努力をしなければいけないというふうに思っております。

 こういった状況を踏まえて、先ほど申しましたように改善改良工事を行うということでございまして、このごみを長崎市、それから菊池市の方に一部運搬をして、この体制をつくったようでございますけれども。まずは、私どもとしてはこういった改善改良工事を見て、その後いろいろと組合等にも申し入れ、あるいは協議をしていかなければいけないというふうに考えているところでございます。



○議長(酒井八洲仁君) 町田康則議員。



◆9番(町田康則君) ですから、組合があってメーカーがありますけど、組合はあくまでも市民の立場の方に立って言ってもらいたい。だから、この溶融炉方式でやっているところを調べて、本当にこうなんだというところは調べていただきたいというふうに思いますが、それについてはどうですか。



○議長(酒井八洲仁君) 酒井農林水産環境部長。



◎農林水産環境部長(酒井利和君) すみません、先ほど申しそびれましたけれども、今回は五、六社しかランニングコストを調査することができませんでしたけれども、今後は全部できるかどうかわかりませんけれども、そういった他施設、特に類似の施設についてのランニングコストについては、組合を通じて調査の申し入れをしたいというふうに考えております。



○議長(酒井八洲仁君) 町田康則議員。



◆9番(町田康則君) ランニングコストだけじゃなくて、この中で問題になっているのは水道光熱費、燃料費ですね。ですから、全部しなさいということじゃなくて、私も5社ぐらい出しましたけど、それについてはきちっとした、燃料代がどれぐらいかかっているのだと。人口がどれぐらいで、ごみの受入量がどれぐらいってわかっていますから、それで同じぐらいの程度のところを挙げたつもりなのですよ、300tから400tの間ですね。ですから、そこら辺できちっとしたものを調べていただきたいというふうに思います。

 次に悪臭対策問題で、これは一番最初に出てきましたのが平成18年2月1日の新聞で「県央県南クリーンセンターの悪臭で付近の住民から苦情が出ている。悪臭対策の徹底を」という記事が載っておりました。改善対策をとったということでした。今年3月5日の定例会の私の質問に酒井部長は、「3点で調査測定をして、現在は基準値よりも下回っている。付近からの苦情もないと組合から聞いている」ということでしたが、実際、私は行ってみたのですね。その時も言ったと思いますよ。外から見える形の調整池にごみの山がありますけど、悪臭はないのですかねと言ったのですけど。そこで、私は他の質問があったものですから言いましたら、この議会が終わるころ、3月21日の長崎新聞に、ここにとっておりますけども、「調整池にごみの仮置き。市民グループから、一般廃棄物が大量に露天の調整池に置いてある。その数量推定400tで、昨年の秋ごろから置いている。この撤去を要求した」と出ておりました。全然、何もないですよと言われたのに、これが後から新聞で報道されたのですね。これについてはどうでございますか。



○議長(酒井八洲仁君) 酒井農林水産環境部長。



◎農林水産環境部長(酒井利和君) 悪臭問題ですけれども、3月議会の折にも、これは事前に組合の方から情報をいただいておりましたので、その旨、御説明を申し上げたところでございますけれども。組合は定期的に環境調査をやっておりまして、なお、今回もその後の測定結果表もいただきました。そこでは基準値をオーバーしたところはないわけですね。その付近の住民からの苦情はないのかということもお尋ねをするわけですけれども、そういった苦情は今のところないというようなことでございまして。先ほど新聞で報じられたということでございましたけれども、ちなみにその調整池のごみですけれども、現在はそこにはないという状況になっておりますので、その点は改善されておるというふうに思います。

 ちなみに、この測定の基準値ですけれども、法令の基準値は30というのが一つの目安として定められておるわけですけれども、これが協定値です。地元で悪臭の対象となる地区が3自治会あるそうですけれども、この3自治会で協定を結んでおられる。その基準値が10という基準値を定められて、それを定期的に測定されておる、そういった状況でございます。



○議長(酒井八洲仁君) 町田康則議員。



◆9番(町田康則君) ですから、組合の方に問い合わせをするだけじゃなくて、実際上、あそこの調整池を見たらあって、大量に400tぐらい、去年の秋からあったというのだから、そういうのを見られるべきじゃないかなというふうに思います。

 液化酸素についてでございます。これはJFEが負担している助燃剤ですね。これは私のこの間の質問で、液化酸素はごみを溶融して熱分解ガスを発生させ、急速冷却したガスを回収し、このガスを燃料として発電を行うことになっており、もともと施設内で作ることになっていると。なのに、外部から10t車で2回ぐらいですか、1台当たり10万円相当と聞いておりますが、実際にかかっている費用はどれぐらいですかということをこの間の3月議会でお聞きしましたら、部長のお答えで「組合の方からは、業者が自主的に搬入をしている関係上わからない」というお答えでしたね。

 それではなぜ、液化酸素の保管貯蔵タンクの建設費、これは4千万円ですけど、組合が支払うことになっているのですか。それはわからない状況が言われているのに、何で液化酸素の貯蔵タンクの建設費を4千万出さなくちゃいけないのか。理由が、「酸素発生装置のトラブルによるごみ処理能力低下を回避するため、液化酸素設備の常設を行うということでした」というお答えでしたけど、これはおかしいですよ。もともと液化酸素は、炉内での燃焼を促進する高濃度の酸素をつくり出す酸素発生装置のバックアップのための装置であります。この施設にも2台設置してあるのですよ。そこで作るから要りませんということだったわけなのですけど、それを急に、今度は足らなくなったからと。やっぱり、装置に問題があるとは思いませんか、これについては。



○議長(酒井八洲仁君) 酒井農林水産環境部長。



◎農林水産環境部長(酒井利和君) 液化酸素ですけれども、これは議員が言われますとおり、施設内でガス、それから酸素も作って、それを循環させて稼働させていくとそういったシステムでございます。

 これが、どうして外部からの持ち込みが必要なのかということにつきましては、先ほどから申しましたとおり、通常であれば2炉運転、たまには3炉運転ということもあるでしょうけれども、そういったことで必要以上にガスの使用量が増えてくるということもございましたし、そのガスを入れて高温にするということになれば、もちろん酸素も必要になってきますから、そういったことにもなるわけでございます。

 どうして組合で液体酸素の貯留タンクを設置しなければいけないのかということでございますけれども、やはり私も同様の質問を組合の方にいたしました。そうしたら、何回も言いますけれども当初221tという計画があって、常時それ以上の稼働を余儀なくされておるとか、あるいは災害時には急にごみが搬入されるというようなこともあって、予備的にといいますか、そういったものは組合として所有しておかなければならないという観点から組合で設置をしたというふうに伺っておるところでございます。



○議長(酒井八洲仁君) 町田康則議員。



◆9番(町田康則君) その貯蔵施設タンクの4千万円の建設費ですけど、あの時は量と多いとかの理由じゃなくて、酸素発生装置のトラブルによるごみ処理能力の低下を回避するために液化酸素の常設を行ったというふうに言われたのですよ。覚えていらっしゃいませんか。部長は、その後にこんなことも言っていらっしゃいますよ。液化酸素をストックするタンクの必要が出てきたと。これは組合の所有施設だから、組合で建設費を出したいという理由だったそうですと言われています。そして3年ごとの精算がありますから、その辺の費用については、今後、組合と話し合いがなされると思いますと言われましたけど、その旨、組合の方にも話されましたか。



○議長(酒井八洲仁君) 酒井農林水産環境部長。



◎農林水産環境部長(酒井利和君) 3月議会での私の説明と、若干説明の内容が違うというふうに言われましたけれども、基本的には私もそういった意味での説明をしたつもりでございますし。この3年ごとの燃料費等々の精算については、平成19年度で丸3年ですから、今まさに組合とメーカー側が協議をしている段階でございまして、実際に金のやりとりといいますか、組合に入ってくるのは20年度になってからというふうに聞いておりますけれども。それは損をしないということではないですけれども、やはり正当に精算がされるように私どもは言っていかなければいけませんし、内容については、まだ組合とメーカーで協議中ということで中身については聞いていないところですけれども、そういうふうに申し入れはしております。



○議長(酒井八洲仁君) 町田康則議員。



◆9番(町田康則君) この酸素発生装置のトラブルは、この施設自体が問題であるというふうに、そういうふうに思うからこそ液化酸素はJFEが支払っているのではないですか。ですから、その保管施設をつくるというのは、やっぱり考え方がおかしいんですよ。トラブルで、それが多量に要るようになったということなんですから、トラブルがなければ、もちろん要りません。そういう施設をつくる必要もないわけですから。そこで費用についての話し合いを、やっぱりきちっと市長も言っていただきたいなというふうに思うわけでございます。

 それでは、別のことをもっと聞きましょうか。部長の方にも聞きましたのですけど、この施設は川崎製鉄の独自の機械なのですか。プラント契約を結び、西ドイツのサーモセレクト社のものではないのですかと聞いたのですが、それについてはどうでございますか。



○議長(酒井八洲仁君) 酒井農林水産環境部長。



◎農林水産環境部長(酒井利和君) その件については、3月議会であったか、その前の議会であったかどうかわかりませんけれども、同じような質問をされたかと思いますけれども。これは川崎製鉄自体が開発した技術ではないというふうに説明をしておりますし、そうであるということで、ドイツのサーモセレクト社から技術を買収して開発をされた施設だというふうに聞いております。



○議長(酒井八洲仁君) 町田康則議員。



◆9番(町田康則君) この西ドイツのサーモセレクト社は倒産をしております。本当に、この施設をきちっと改善してもらいたいわけでございますが。前高田所長さんは、今は参与でまだおられるということでございますね。そうでございますかね。



○議長(酒井八洲仁君) 奥村市長。



◎市長(奥村愼太郎君) はい、いらっしゃいます。



○議長(酒井八洲仁君) 町田康則議員。



◆9番(町田康則君) これは3月も言ったのですが、高田所長さんがある方に、もう一度焼却施設をつくらないと処分できないというふうなことを言ってらっしゃると聞いたのですがと。それについて、部長、高田さんに聞いてみてくださいと言ったのですが、そこはどうでございましたか。



○議長(酒井八洲仁君) 酒井農林水産環境部長。



◎農林水産環境部長(酒井利和君) まず、サーモセレクト社ですけれども、先ほど倒産をしているというふうに言われましたけれども、調査したら、ごみの処理技術からの撤退はしているけれども倒産はしていないということでございます。

 それともう一つの、前高田所長ですか、そのことについては本人には聞いておりません。職員にさりげなく聞いたわけでございますけれども、そういうことはないだろうという返事をいただいておるところです。



○議長(酒井八洲仁君) 町田康則議員。



◆9番(町田康則君) ここに3人の議員さんが、組合の方に出ていらっしゃいます。その中で、多分こういうふうな話を聞いたということがあったのではないかなと、私は推測で言っているわけじゃないのですよ、そういうふうに聞いております。ですから、責任者がそういうことを言うこと自体、甚だ不見識だなというふうに思いますし、その方がもうここをやめたのだなというふうに思っていましたら、まだ参与でおられると。なおさら、きちっとした対応をすべきじゃないかなと思います。

 この施設の機械等がどういうふうにして選定委員会で決まったかというのは、前に聞きましたけど。決めた管理者、吉次諫早市長の責任は、私は重大だと思いますね。今年2月28日、県央県南広域組合の総会に私は行きました。議事録を調べたらわかると思いますが、その中で吉次市長は、JFEへ何とかしろとしょっちゅう言っているのだがと言っておられましたが、しょっちゅう言われなければならない機械を決めた市長が、JFEへきちんとした処理ができるのだろうかと思ったわけでございますが。

 私は、今回ちょうど3年目に、いろんな覚書の交代時期に来ています、この時こそ新たな契約を結ぶべきだと。ということは、違約金にしても全面改修なども、もっと今までのあれと違った、今まで補修をしてきているけど、全然きちっとなっていないものですからね、そこら辺のこの施設に対する考え、契約を結ぶべきじゃないかなというふうに思いますが、市長はどう思われますか。



○議長(酒井八洲仁君) 奥村市長。



◎市長(奥村愼太郎君) こういった議論がこの議会であったということを踏まえて、私も副管理者として臨んでみたいと思っております。



○議長(酒井八洲仁君) 町田康則議員。



◆9番(町田康則君) もっといっぱいあるのですよね。施設から排出される物質を埋めたりとか、スラグについてもそうでございますけど。

 もう一つ聞いておりましたね。バキュームダンプカーを購入したというふうにお聞きしたのですが、それは本当でございますか。



○議長(酒井八洲仁君) 酒井農林水産環境部長。



◎農林水産環境部長(酒井利和君) このバキューム車については、途中での購入はあっておりません。当初から東部リレーセンターに設置してあったものでございます。



○議長(酒井八洲仁君) 町田康則議員。



◆9番(町田康則君) これは、もちろん汚水処理ですね。これは、汚水処理には幾らかかっておりますか。



○議長(酒井八洲仁君) 酒井農林水産環境部長。



◎農林水産環境部長(酒井利和君) この汚水処理量につきましては組合の方にお尋ねをしたのですけれども、この汚水処理だけの費用について委託をされておりまして、その部分がどれだけかというのは詳しくわからなかったのが結論でございます。



○議長(酒井八洲仁君) 町田康則議員。



◆9番(町田康則君) わからないでは困るのですけどね。

 今年度、平成19年度の組合の当初予算は、需用費は6億5,800万円になっております。そのうち燃料費、これは液化天然ガスですけど3億9,847万円、光熱水費が2億5,708万円になっております。合わせますと6億5,555万円が、この需用費に上がっているわけでございます。全然落ちてない、下がってきてないわけですね。

 ですから、市長は特に副管理者であられますので、きちっと市民の立場に立って、組合はあくまでも市民の立場に立って、もっといろんな情報にしても、この新聞に書いてございましたトラブルが相次いでいるということにしても、もっと公表すべきじゃないかなと。そして、本当に理解を深めてもらわないと。そしてメーカーに対して、これをどうするのだというふうに言っていただきたいと思いますが。

 市長、最後に、そこら辺の市民の立場に立ったメーカーに対する意見なりをどうされるか、お聞きしたいと思います。



○議長(酒井八洲仁君) 奥村市長。



◎市長(奥村愼太郎君) 市民の立場に立っていないような言い方をされますけれども、はっきり申し上げまして、私は構成市の一員としての立場もございます。それからまた、おっしゃるように市民の代表としての立場もございます。ですから、当然究明はしなければならないし、またこのことについて常にこういった議論があり、あるいはまた意見のやりとりがあったことは申し上げておりますし。ですから、それを公表することについては構成市との兼ね合いもございます。ですから、これから先は、できるだけそういうことにも努めてまいりたいと思います。



○議長(酒井八洲仁君) 町田康則議員。



◆9番(町田康則君) 私が市民の立場に立ってと言ったのは、私が何で長く言ったかといいますと、言っている答えがずっと変わってくるのですよ。だから、そこでおかしいじゃないか、組合よと。それで、これは機械が悪いのだから、メーカーに対してどうかしろというのを言ってもらいたい。そういう意味合いからでございますので、どうかよろしくお願いいたします。終わります。

………………………………………



○議長(酒井八洲仁君) これで1時まで休憩いたします。

=午後0時00分 休憩= 

=午後1時00分 再開= 



○議長(酒井八洲仁君) 午前中に引き続き一般質問を続けてまいります。

 26番、中村一明議員の質問を許します。中村一明議員。



◆26番(中村一明君) 議長のお許しをいただきましたので、一般質問通告書により3点ほど質問をさせていただきます。

 第1点に、農業政策について質問をさせていただきます。

 露地野菜の低価格並びに早出しバレイショの価格暴落に対する新たな救済策の考えはないのか。この項については、昨年12月にもお話をさせていただきました。本年の春作バレイショの価格の暴落は、今までにない大変な暴落により、雲仙市のバレイショ農家は大打撃を受けております。種子代、また肥料代さえ払えない状況にありますが、その救済策はどう考えておられるのか。

 また、農家救済資金の貸し付けにも利息の補給を2%され、貸付額も公表されておりますことは大変喜ばしいことでありますが、貸付額に対しては、あと100万円の上積みができないものか、お尋ねをいたします。

 また、野菜の価格の安定対策事業も打ち出しておられますが、その内容等についてお尋ねをいたします。

 2点目、企業誘致についてでございますけども、この件も市長の施政方針の中で取り上げられ質問をさせていただいております。

 中央では、景気は上向き上昇中ということでございますが、我が長崎県を覆っている深刻な不況は、全国で44番目という不況のどん底に陥っております。好景気を謳歌している首都圏や関西・近畿地方に比べて、すべてにおいて地域格差が大きく開いているといっても決して過言ではないと思います。こういうことを踏まえて、少しでも仕事のできる企業誘致促進をしていただきたいと考えますが、市長のお考えをお聞きいたします。

 第3点目、交通安全対策についてでございます。

 この件は交通安全施設、とりわけ乗り合いバス停車施設の設置ということでございます。現在、南串山町、椎木川バス停より南串中学校付近にかけて歩道の設置工事が進められております。今回お願いしたいのは、これは口之津方面行きですけれども、中学校前バス停に停車施設をお願いしたいのです。小浜方面については、工事が既に進められております。ここは旧国道の分岐点でもありますし、特に朝夕のラッシュ時には、中学生の登下校により信号機が頻繁に作動し車が渋滞をするところです。この停車帯をつくることにより渋滞を解消できるのではないかという考えを持っておるものでございます。ぜひともこれを取り上げていただいて、よろしくお願いいたします。

 以上3点について、あとは自席より質問させていただきます。



○議長(酒井八洲仁君) 御答弁いただきます。奥村市長。



◎市長(奥村愼太郎君) 中村一明議員の御質問の2点目について、まず私からお答えさせていただきます。

 企業誘致につきまして、積極的な企業誘致活動に取り組む考えはないかとのお尋ねでございますが、本市にとりまして企業誘致は雇用創出に即効性がある大変有効な施策であることから、市といたしましても既に昨年7月に専任の部署を設け、また県の企業振興立地推進本部に職員を派遣するなど、積極的に企業誘致に取り組んでいるところでございます。

 また、本年の3月議会におきまして、雲仙市工場等設置奨励に関する条例の一部を改正し、雲仙市独自の奨励金制度について議決をいただいたところでございます。この制度をアピールするために市のホームページや新聞への掲載を行うとともに、市内外の企業訪問により企業誘致及び規模拡大の推進を図っております。

 このような状況の中で吾妻工業団地にございます三貴工業株式会社が、現在、増設工事を進めており、これにより約40名の新規雇用が図られることになっております。

 また、瑞穂の農村地域工業等導入促進地域では、すぐに立地したい企業に対応できるように地権者の皆様にアンケート調査を行い、企業誘致について協力依頼をしてきたところでございます。

 今後とも、県企業振興立地推進本部と連絡を密にとりながら、さらなる企業訪問と積極的アピールを行い、地元企業の育成はもとより市外企業への誘致活動を強力に推進し、雇用の拡大につなげていきたいと考えております。

 残余の質問につきましては、担当部長より答弁させていただきます。



○議長(酒井八洲仁君) 酒井農林水産環境部長。



◎農林水産環境部長(酒井利和君) 中村一明議員の御質問の中で、農業政策についての部分につきましてお答えいたしたいと思います。

 まず、露地野菜の価格暴落の主な原因でございますが、レタス、タマネギ、バレイショ等につきましては、昨年の秋から温かい日が続いたため、各地で平年作の1割から2割の豊作となり生産過剰になったこと、加えてバレイショにおいては鹿児島産バレイショとの競合、さらには温暖化による芋の大玉化に伴い消費が少なくなったことが影響し暴落したものと考えられます。

 次に、農家経営安定対策特別融資の貸付限度額引き上げについての御質問でございますが、本融資は平成18年度及び平成19年度の農産物価格の暴落等が市経済に大きな影響を及ぼしていることに伴い、基幹産業である農業の経営安定化を図るために創設した制度でございます。融資の限度額につきましては、厳しい経営状況の中で返済することになるため、本融資が経営安定化の足かせとならないように融資機関の意見等も参考にしながら、償還期限5年以内で返済可能な営農再建資金の額として200万円を設定したものでございますので、御理解をいただきますようお願いいたします。

 次に、野菜価格安定対策事業の内容と交付金額の御質問についてお答えします。

 野菜価格安定対策事業とは、野菜価格が一定基準を超えて下落した時に、あらかじめ国、県、生産者等により造成された資金から価格差補給金を支給し野菜農家の経営を安定させるとともに、野菜の需給均衡を図ることを目的とした制度でございます。

 産地における担い手の作付面積シェア及び計画的な生産出荷への取り組み状況によって、補てん率が3つにランクづけをされております。まず第1は、担い手の作付面積シェアが6割以上で、過去3カ年継続して計画出荷を行っており、かつ産地強化計画を策定済みの産地でございまして、補てん率は9割でございます。第2は、9割の要件に該当しない産地のうち、担い手の作付面積シェアが4割以上、かつ産地強化計画を策定済みの産地でございまして、補てん率は8割でございます。第3は、これまでに述べた要件に該当しない産地で、補てん率は7割でございます。

 なお、価格差補給金の交付につきましては、事業の加入申込書を農協に提出して負担金を納入された方が、農協を通じて対象市場に共同出荷した野菜の平均販売価格が補償基準額を下回った場合に、その差額について一定の割合で交付されます。

 島原雲仙農協によりますと、雲仙市管内の価格差補給金は、平成18年におきましては冬レタス、春レタスで約7,200万円、平成19年4月出荷のタマネギで2,900万円が交付されております。

 なお、平成19年4月から6月出荷のバレイショにつきましては、合計約3億1,500万円が9月末日までに交付予定であると聞いております。



○議長(酒井八洲仁君) 島田建設整備部長。



◎建設整備部長(島田英俊君) 中村一明議員の交通安全対策についての御質問にお答えを申し上げたいと思います。

 先ほど議員から御紹介のありましたように、御指摘の国道251号の南串中学校前のバス停車帯付近は南串山町の中心地への入り口に当たり、周辺には南串山総合支所、中学校等の教育施設、郵便局や病院などの公共施設があり、多くの方がバスを利用されておるところでございます。

 また、本地域の国道は片側1車線の上り勾配箇所で、カーブに接近する場所であること、バスの停車帯がないことにより、朝夕の通勤通学の時間帯の渋滞を引き起こす原因となっておるところでございます。現在、当地区においては、県による国道整備事業により山側に歩道を整備中であり、その事業の一環で小浜方面へのバス停車帯が計画をされているところでございます。

 しかし、御指摘の口之津方面へはバス停車帯がございません。今後、バス停車帯を整備することについては、用地の問題はありますが、県への要望活動に力を入れてまいりたいとこのように考えております。



○議長(酒井八洲仁君) 中村一明議員。



◆26番(中村一明君) ありがとうございました。

 このバレイショの暴落の最大原因は何だったのかということで、先般7日に南串山町のバレイショ部会の反省会がございました。その中で、関東・関西方面から10社の市場の方が見えられて説明をしておられましたけども、みんなが言われることは天気がよかったということでございます。今、酒井部長さんもそういうふうなことを言われましたけど。そうしたら来年も天気がよければ、また同じことになるのかなということで、私も少しお尋ねをしたところでございましたけども。

 私の考えでは、これは国の政策によってバレイショとかレタスとかの野菜の輸出をもう少し拡大をしてもらわなければ、今までのようなことがずっと続いていくのではないかというふうに思うところでございます。棚田保全をしなさい、荒廃地をなくしなさいということで政府は言っておられますけども、野菜あるいは農産物ができた場合に、今年のようなこういう不況が続いていては、本当に農家はどうなるのかというところを私は思いましてこういうふうな質問をさせていただいておるわけでございます。

 先般の長崎新聞に、総合的な輸出の戦略が策定をされました。我が国の農林水産物・食品の輸出額を、平成25年までに1兆円規模にするという目標の実現に向け、我が国、農林水産物・食品の総合的な輸出戦略ということで長崎新聞にも記載をされております。そういうことで、これは市長さんの方から、ぜひ中央の方に向けて、そういうふうな御要望をされるようお願いしておきたいというふうに思っております。

 次に、企業の誘致でございますけども、この件は先ほどからもいろいろお話がございました。これも、先ほど申しましたけども農業の担い手が、不況によって離農をする方がおる、そういうことが今年は往々にして出ております。先ほど申しましたけども来年もこのようなことが続くとすれば、即企業の誘致、そして今市長さんも申されましたけども早めに対策をしていただき、前向きに考えていただかねばならない問題だというふうに思っております。

 とは申しましても、これは土地、道路の確保はできたとしても水の問題、あるいは排水路の問題、さまざまな問題があると思いますが。水については、ずっと以前に私は、諫早湾に淡水湖をつくって雲仙に鉢巻き水路をつくるというふうな県知事の構想が出たことも聞いております。そういうふうなことで、まず水の解消が第一に不可欠ではないかというふうにも思っております。

 それと、次に3番目のバスの駐車施設でございますけども、ここは先ほどから申しますように、この小浜線もそうですけども、現地を見てもらえればわかると思いますが、旧国道の分岐点でありまして、ここから浦岡地区、特に田ノ平、水ノ浦、あるいは中ノ場地区の子供さん方が頻繁に通学をして、一番混雑をするところでございます。そして、上り線であるために信号待ちしたバスには、もう後ろにずっと車がつながっております。そして養護学校もありますし、八幡会の施設もございまして、ここの職員さんたちは全員自家用車でおいでになっているところでございます。そういうことで、私はぜひともこの上り線についても。

 多分、土地は今の中学校のクラブハウスの下の小さな物置というか、以前は給食の運搬口になっていましたけど、今は給食の運搬口は別途設けてありますので、あそこはもうなくてもいいのじゃないかなという自分なりの考えを持つわけでございます。そういうことで今回要望するわけですけれども、ひとつよろしくお願いします。



○議長(酒井八洲仁君) 御答弁が必要でしょうか。



◆26番(中村一明君) はい、お願いします。



○議長(酒井八洲仁君) 酒井農林水産環境部長。



◎農林水産環境部長(酒井利和君) 農業の単価、特にバレイショ等の低価格が続いておるわけですけれども、今後についても、私ども非常に心配をするところであります。今回はこういった状況を踏まえて、雲仙市としましては財政との協議もできましたので、こういった資金で対応するということになったわけですけれども。これまで一貫して説明してまいりましたとおり、今後こういった事態がないとも言えないわけでございますから、こういった場合には、やはりこの価格安定対策事業というのがどうしても欠かせない、この制度の活用というのが欠かせないというふうに私どもは考えております。

 しかしながら、実際この制度を活用するためには、制度上、出荷団体が農協だけという制度にはなっておりませんけれども、実態は農協でないと、この制度は活用が難しいという状況がございます。

 こういった状況も踏まえまして、今回、資金につきましては、今後、農家がこういう制度に移行するというような条件のもとに、制度を活用してもらおうということも一時は考えたわけですけれども、ほとんどが農協出荷ではないという面から、私どもの方から農協にということも言えませんでした。

 しかし、これからは農家自体がこういった制度も活用しながらでないと対応しきれない部分もあるのではないかということで、もう少し農協と一緒になって農家の方にも伝えてまいりたいというふうに考えておるところでございます。



○議長(酒井八洲仁君) 奥村市長。



◎市長(奥村愼太郎君) 農業外収益の補完産業として、例えば公共事業がございました。あるいはまた繊維産業がございました。これらが昭和30年、40年以降の我々の農外収益を補完してきたと私は認識しております。

 ただ、現在の流れとしては、やはり公共事業が縮小されておりますし、あるいはまた繊維産業が外国に流れていったというような状況もございます。ですから、これから先、新しい企業誘致というのもなかなか難しいわけでございますが、ただ恵まれた条件としまして、近い将来、愛野まで地域高規格道路が完成をされてまいります。それからまた、いろいろと調査をさせていただいておりますけれども、千々石町の水量というのは豊富でございます。そういう面からも、あまり用地を必要としない、あるいはまたコールセンターでございますとか、あるいは今後のIT産業等の、いろいろと我が地域を活用させていただけるような就業形態というものを模索させていただきながら、上京するたびにそういった関係の方々にも我が市の状況、それから我が市を取り巻く環境ということについてもアピールをさせていただいております。時には、やはり食いついてこられるところもございますし、興味を示される部分もございます。ですから、できるだけ気長に、そしてこつこつとでございますけれども農外収益を雲仙市で活用できるように努力を続けてまいりたいと思っております。



○議長(酒井八洲仁君) 金子副市長。



◎副市長(金子知充君) 企業誘致の件でございます。先ほど市長の方からも答弁がございましたが、昨年7月以来、私ども観光商工部の方できっちりと一生懸命になって頑張っております。これまでの訪問企業数31社、延べ訪問回数102回と、日々、職員は頑張っております。

 その中で今市長が申し上げましたとおり、雲仙市特有のと申しますか、雲仙市として有利になる部分で、いろんな企業にお願いをしてまいっているところでございますし、先ほど申し上げましたとおり、結構興味を示していただける企業も出ております。その中で一生懸命、職員が頑張りまして雇用の確保をし、かつその中で投資を落としていただくということで、雲仙市の財政にも好影響を与えるような企業を誘致したいということで職員が頑張っております。

 その中で、今後こういうことであれば出たい、こういうことを整備してもらえれば出るよみたいな企業もあるかと思いますので、その場合には、また議員の皆様に御相談申し上げまして御了解を得て、そういう形での誘致もやっていきたいと思いますので、ぜひ御協力のほど、よろしくお願いしたいと思います。



○議長(酒井八洲仁君) 次に島田建設整備部長。



◎建設整備部長(島田英俊君) 現地の状況についてでございますが、当地に伺いまして、しばらく時間を費やしまして交通量の調査をしたところでございます。先ほど議員の方からクラブハウスの運搬口とか何とか申されましたが、道路構造令の中では、長さが60m、幅員を3.5mとされておるところです。こういう状況からして、非常に当地は厳しい状況ではないだろうかと、このように考えておるところでございます。



○議長(酒井八洲仁君) 中村一明議員。



◆26番(中村一明君) ありがとうございました。

 私が先ほど申しましたけども、農業の基本的な見直しということで、先般8月25日の長崎新聞に、所有と耕作を分離するということ、そしてこれを農水省が見直し案をつくって提出するということが新聞に載っているわけです。これ、どういうことかと申しますと、農地の貸借を20年以上にするということ、そして大型化農業にしていくということでございます。そうしますと私たち田舎の農家は、ますます厳しい状況に置かれるのではないかなというふうにも思うわけでございます。

 そういうことで、今申しました農家を救済するためには、そういう農産物の輸出をぜひとも進めていただきたい。そして中央に働きかけていただきたいというのが私のお願いでございます。

 日本の総理大臣は「美しい国、日本」というのをいつも口にしておられますけれども、少なくとも私は、国民が豊かに安心して生活ができる、そういう国が美しい国であるということを思っておるところでございます。その辺について、もう一回、市長さん、お願いします。



○議長(酒井八洲仁君) 奥村市長。



◎市長(奥村愼太郎君) 中村議員御指摘のとおり、やっぱりこのふるさとというものはきちっと守っていかなければなりませんし、一度崩壊しますと、もう手がつけられない状況になってしまいます。そういう意味では、農村を守るためのさまざまな手立てというのはしなければならないというふうに思っております。ただ、なかなか難しいのでございますけども、国に申し上げに行きましても、なかなか実情がわかってもらえない部分もございます。ですから、これはきめ細かく何度もやっていかなければならないのかなという気持ちもございます。

 また、我々の状況というのも理解していただかなければなりませんし、これから先の国の政策というのは、もっと大きく高い視点から捉えていただいて、そうした農村の現実の生活、そしてまた現状の農業の実態というのも十分に理解していただく政策をとってもらうことが必要かと思っております。そういう意味では、私たちは何度もこの実情、そしてまた今の現状というのを国に対して訴えていく気持ちでおります。そして、できるだけこの農村が崩壊しないように、そして農村できちっと生活が維持できるように訴えてまいりたいと思っております。



◆26番(中村一明君) ありがとうございました。終わります。

………………………………………



○議長(酒井八洲仁君) 次に、15番、元村康一議員の質問を許します。元村康一議員。



◆15番(元村康一君) 元村でございます。職員の不祥事について一般質問をさせていただきます。このことにつきましては、私の一般質問書提出後の9月6日の議員全員協議会の折に、市長、教育長から、お詫びと内容等の報告がありましたので簡略にお伺いいたします。

 平成17年10月11日に雲仙市が誕生し、奥村市長が就任以来、未調整のまま新市に持ち越された重要な調整項目の調整を初めとして、組織機構の見直し、雲仙市の将来の発展に向けての総合計画の策定や中長期の財政計画の策定、また移動市長室など、職員とともに種々努力されていることは承知しているところでございます。

 こういう状況の中で、またしても8月22日付の長崎新聞に「雲仙市教育委員会の2人の職員を公金着服で懲戒免職」という記事が載りました。市長、職員、議会が一丸となって雲仙市の基礎づくりのために努力している中、誠に残念でありますし、市民の信頼を失墜させ、市民の皆様に対して、誠に申しわけのない出来事であります。市長が就任された以降において、今回の不祥事を含め停職以上の処分をされた件数は5件でありますが、この中の2件については合併前の事件であります。そこで市長と教育長に質問をいたします。

 まず、教育長にお尋ねします。詳細については担当で結構でございます。

 教育委員会は地方公共団体から独立した行政委員会として置かれ、教育委員会と長はそれぞれに属する権限の範囲内において、相互に対等かつ独立にその事務を執行するということになっており、教育委員会が職員の任免や管理監督を行い、処分も行うことになっております。こういうことから今回の事件は教育委員会の所管であり、責任があると思っております。今回の事件の内容と、どういうことから発覚したのかを伺います。2人の職員が懲戒免職となりましたが、処分の決定の経緯と、上司についても管理監督責任として戒告3名、文書訓告2名が処分されておりますが、これについても経緯を説明してください。

 また、今後の再発防止対策についてもお伺いします。

 次に、市長にお尋ねします。

 市長は先の6月定例議会に、雲仙市職員の法令遵守の推進等に関する条例を制定する議案を提出され、賛成多数で可決されました。長崎県内初の条例化となっております。この条例の目的は、職員の職務に関する法令の順守や倫理の保持のための体制を整備するとともに、公正な職務の遂行を確保するために必要な事項を定めることにより、市民の負託にこたえ、市民に信頼される公平公正、透明な市政を確立し、もって市民の利益を増進することということでありました。

 しかし、この条例の制定後においても、なお今回のような公金横領事件は続いておりました。親の心、子知らずというのでしょうか。市長にとっては誠に残念な結果となりましたが、今回のことも踏まえ、今後の再発防止についてどのように考えておられるのかお伺いします。

 また、今回の不祥事を起こした2名の職員を8月27日に雲仙警察署へ刑事告訴、告発を前提に届け出をされておりますが、今後どのような展開になっていくのでしょうか、お尋ねいたします。

 それから、今回横領した2名の職員については刑事告訴、告発を前提に届けをされていますが、さきに国見町で発生した裏金預けの私的流用問題では、免職にはなっておりますものの告訴されておりません。この違いについてもお伺いをいたします。

 あとは自席で再質問をさせていただきます。



○議長(酒井八洲仁君) 奥村市長。



◎市長(奥村愼太郎君) 元村康一議員の御質問にお答えさせていただきます。一義的には、まず教育長の方が先に答弁すべきでございますが、私に当てられた質問に対しまして答弁させていただきます。

 今回、教育委員会事務局職員が不祥事を起こしまして懲戒免職処分という事態が発生したことは、市行政に対します市民の皆様方の御信頼を著しく傷つけるものであり、市民の皆様、議員の皆様に対しまして、改めて深くお詫び申し上げる次第でございます。

 さて、職員の不祥事につきましては、今後の再発防止策をどのように考えているのかとの御質問でございますが、今回の不祥事は議員御指摘のとおり、職員の法令遵守の推進等に関する条例を制定し職員に周知していたにもかかわらず、非違行為が行われていたことは非常に残念であります。

 この不祥事は、市が補助金を交付している団体の事務局を職員が担当し、通帳や印鑑を預かり会計処理を行っていたことが一因と考えられます。今後は教育委員会だけではなく、各種団体の事務局及び会計を担当している部署におきましては適正な補助金の執行を管理監督する立場から、各種団体が自主運営できるように育成するとともに、事務局業務を団体へ移管する方向で、団体側と十分協議してまいりたいと考えております。

 また、通帳と印鑑の所持を別々にする他、公金などを扱う職員の事務処理につきましては2名以上で確認するなどのチェック体制の強化を図りますとともに、全職員に対して、さらなる綱紀粛正と公務員倫理の徹底を図ってまいりたいと存じます。

 なお、残余の質問につきましては教育長に答弁していただきます。



○議長(酒井八洲仁君) 鈴山教育長。



◎教育長(鈴山勝利君) 元村康一議員の御質問にお答えする前に、教育委員会分室職員による横領事件につきまして、市民の皆様並びに議員の皆様方に、改めて心から深くお詫び申し上げます。私ども教育委員会といたしましても、組織全体として重く受け止めております。誠に申しわけございませんでした。

 それでは、御質問にお答えいたします。まず、事件の内容について御説明をいたします。

 瑞穂分室、木村元主査については、自治公民館連絡協議会瑞穂支部運営費14万5千円、青少年健全育成協議会瑞穂町地区懇談会費1万5千円の合計16万円を横領したものであります。

 愛野分室、松尾元課長補佐につきましては、愛野町子供会育成連絡協議会事業費60万2,309円、雲仙市自治公民館連絡協議会愛野支部運営費25万2千円、愛野文化フェスティバル開催費71万3,296円、愛野町浮立保存会活動費8万円、愛野公民館使用料31万5,250円、愛野公民館コピー機使用料1万1,600円の合計197万4,555円を横領したものであります。

 なお、横領した金額については、全額返済を受けております。

 次に、どのようにして事件が発覚したかについて御説明をいたします。

 瑞穂分室につきましては、関係団体から平成19年度の補助金はどうなっているのかとの問い合わせがあったことから、教育委員会事務局が調査に入り、本人から事情を聞くなどして不正が判明をいたしました。

 愛野分室につきましては、本来なら5月中に納めるべき子供会の保険料がなかなか納入されず、本人の説明もあいまいでしたので、教育委員会事務局が調査に入り、帳簿のチェック、本人からの聞き取り等により不正が判明をいたしました。

 次に、処分決定の経緯についてお答えいたします。

 人事院及び長崎県教育委員会が制定しております懲戒処分の指針及び他市の事例等を参考にするとともに、弁護士の指導、助言をもとに、任命権者である教育委員会が8月20日の臨時教育委員会で決定をし、8月21日付で辞令を交付したものであります。

 なお、人事院及び県教育委員会の指針によりますと、公金の横領は免職、その他の横領は免職または停職となっております。松尾元課長補佐の場合は公金及びその他の横領でありますので、指針によると免職以外にないことになります。木村元主査の場合は公金以外の横領でありますが、平成18年1月20日にも同様の横領行為によって停職処分を受けていることから情状酌量の余地はないと判断し、免職処分としたものであります。

 また、監督責任者としての上司の処分でありますが、県教育委員会の指針及び他市の事例等を勘案し、8月20日の臨時教育委員会で決定されたものであります。その内容は、直接の上司に当たる担当課長3名が戒告、教育長及び教育次長が訓告処分というものであります。私どもは、処分を真摯に受け止めるのは当然でありますが、処分内容以上に責任を痛感いたしております。再発防止及び市民の皆様の信頼回復に誠心誠意取り組むことにより、その責任を果たしていく所存であります。

 次に、今後の対策についてでありますが、今回の事件が、いずれも教育委員会分室職員による教育関係団体の現金及び公民館使用料の横領であることから、分室の組織及び事務処理のあり方に問題があったと認識をしております。ついては、分室体制、関係団体とのかかわり方、事務処理のあり方等につきまして早急に見直しをしたいと考えております。

 あわせて、職員の倫理観を高め、職員としての資質向上を図り、市民の皆様方の信頼回復に組織全体として全力で取り組む所存であります。



○議長(酒井八洲仁君) 金子副市長。



◎副市長(金子知充君) 元村康一議員の御質問のうち、今回の告訴告発等についての御質問に対してお答えをさせていただきたいと思います。

 その前に、この場をお借りいたしまして、今回のことにつきましては職員の不祥事により市民初め議員の皆様にも御迷惑をおかけいたしましたこと、この場でお詫びを申し上げたいと思います。本当に申しわけございませんでした。

 それでは、御回答をさせていただきたいと思います。今回の事件におきましては、過去の領収書等を改ざんするという極めて悪質であることなどを理由に刑事告訴、告発等を前提に警察に届け出をさせていただいたということでございます。よろしくお願いをいたします。



○議長(酒井八洲仁君) 少し答弁漏れがあるよ。塩田総務部長。



◎総務部長(塩田貞祐君) 8月27日に2名の元教育委員会事務局職員を雲仙市警察署に刑事告訴いたしております。今後は警察当局が関係書類等を十分調査され、事実関係を確認し措置をとることになるというふうに思います。



○議長(酒井八洲仁君) 元村康一議員。



◆15番(元村康一君) 御答弁ありがとうございました。

 教育長にお尋ねをいたします。各種団体の公金を横領、着服されたわけでございますけれども、教育委員会において、また分室において、こういうことをやろうとすれば簡単にできるような管理の仕方であったのか。また、上司としては、だれしも部下を信頼して仕事を任せておりますので全く気づかないと思いますけれども、どういう状況であったのか、まずお尋ねをいたします。



○議長(酒井八洲仁君) 御答弁願います。鈴山教育長。



◎教育長(鈴山勝利君) 先ほども議員御指摘のように、私ども組織としましては、どこもそうだと思いますが職員を信頼して日々仕事をしているつもりでございます。まさかこういう事態が、この時期に起こるとは思っておりませんでした。しかし、現実として起こったわけでありまして、指導監督の責任者として非常に申しわけなく思っております。責任を十分感じておるわけですが。

 チェック体制の甘さにつきましては、分室に補助費を流した時点で、その後、どのような流れにいくかということにつきましては、各種関係団体分につきましては、それぞれの監査体制があったものと認識をしておりました。事後の調査によりますと、そこら辺が十分機能していなかったということもありますし、私どもの組織としてのチェック体制も十分でなかったと、御指摘のとおりであります。



○議長(酒井八洲仁君) 元村康一議員。



◆15番(元村康一君) わかりました。

 今まで職員が各種団体の事務局をしているものもあります。先ほどの市長の答弁の中で、このことも自主的に運営をしていただくようなことも考えているということでございました。私も全くそのような考え方でございまして、このような事件も起きたことでもございますので、各種団体の自主運営という面からも、教育委員会としては、ぜひそのような方向で進めていただきたいと思っております。

 それから、先ほど組織についての話もありましたけども、今の組織、現在の組織について、こういうことが発生した原因があると思われますか、どうされますか。



○議長(酒井八洲仁君) 御答弁願います。辻教育次長。



◎教育次長(辻政実君) ただ今の御質問でございますけど、組織について問題はなかったのかという御質問でございますけど。2名体制の分室では、それぞれに事務分担をしておりますが、お互いの事務の連携、チェック機能が十分でなかったこと、それから市教育委員会事務局と分室の連絡体制が十分機能しなかったことなどが事件発生の一因と考えられることから、当然、組織のあり方の見直し、検討が必要と考えておるところでございます。



○議長(酒井八洲仁君) 元村康一議員。



◆15番(元村康一君) 今後、チェックを2名で行うような体制をつくるということで、市長のお話も先ほどありましたけども。私が考えますには、今は各支所に分室を置いてありますけれども、この分室自体が必要であるのかということを思っております。私の考えは、そういうことから各支所の市民生活課なり管理課なりの職員と兼務をさせて、各公民館の貸し借り等のものもありましょうから、そういうことから兼務をさせ、分室はもう廃止すべきではないかと、そうした方がいいのではないかという考え方を持っておりますけども、いかがですか。



○議長(酒井八洲仁君) 辻教育次長。



◎教育次長(辻政実君) ただ今の各支所に分室は必要かというお尋ねでございますが、教育委員会は本庁がある千々石町を除き、各町の総合支所、または公民館内に分室があるのが現状でありまして、それぞれの各分室では各種申請の受付業務や公民館活動、社会教育活動、スポーツ振興、各種団体の支援指導など地域と密着した業務を行っており、教育委員会にとっては重要な存在であると考えておりまして、本当にどういう形がいいのかなということにつきましては、今後、本庁あたりとも、総合支所も含めて検討していかなければと考えております。



○議長(酒井八洲仁君) 元村康一議員。



◆15番(元村康一君) この分室については検討されるということでございますけれども、私は、ぜひそういうことにしていった方がいいのではないかということで思っておりますし、ここで言うものではないかもしれませんが、総合支所についても、あわせて市長には検討していただきたいというようなことで考えております。

 それから、処分についてお伺いいたします。教育委員会で処分の決定をされたということでございますけれども、処分について、直属の上司である課長3人は懲戒処分に当たる戒告になっております。ということは、勤勉手当のカットや昇給延伸にも影響するということでございますが、そうでしょうか。まず一点です。お願いします。



○議長(酒井八洲仁君) 辻教育次長。



◎教育次長(辻政実君) ただ今の御質問は、元村議員さんの御指摘のとおりでございます。影響がございます。



○議長(酒井八洲仁君) 元村康一議員。



◆15番(元村康一君) 私からすれば、戒告という処分は勤勉手当のカット、昇給延伸にも影響するような重い処分だと思っております。

 そこで、教育長にお尋ねをいたします。部下の課長は厳しい処分を受けておりますのに、その上司である教育長、教育次長は文書訓告であります。処分の決定については、教育委員会として弁護士や県教委、人事院の指針、他の市の経緯などを考慮されて決定されたものでありますので、私もそれは認めますけれども、教育長御自身の処分についてはどのように思っておられるのか、よかったら御意見をお願いいたします。



○議長(酒井八洲仁君) 鈴山教育長。



◎教育長(鈴山勝利君) ただ今の件ですが、全員協議会の折にも申し上げましたように、私は当初、教育委員会の冒頭に、私どもの処分につきましては応分の処分をよろしくお願いしますということで、もっと厳しい処分を覚悟しておりました。御指摘のように、課長が戒告、私ども2人が文書訓告ということで、この委員会の決定は甘んじて受けたいと思いますけれども、その処分以上に、気持ちとしては深く重い処分を自分自身に受け止めております。そのことにつきましては、今後、教育委員会の信頼回復に向けて努力していく中で、その道しかないのかなと思っております。



○議長(酒井八洲仁君) 元村康一議員。



◆15番(元村康一君) ありがとうございました。

 それから、先ほど金子副市長より、先の預けの横領をした職員の警察への刑事告訴、告発の届けをされておりますが、その違いにつきましては、今回は改ざんをするというような悪質だからということでございました。改ざんをして、自分のやったことを隠そうとしたということにつきましては、私は知りませんでしたのでお尋ねをしたわけでございまして、そこの違いにつきましてはわかりました。

 それから、先ほどからの問題は、起きたことの処分はきちっとされましたし、今後、組織とそれから市全体としてこういうことが再発しないような形で、どういう方法をとっていかれるのかということにつきましてもお伺いをいたしましたので、一番の問題はその再発防止でございますから、その点につきましては職員の綱紀粛正、指導監督のあり方等、再びこういうことが起きないよう十分検討していただきたいと思います。

 また、それによりまして職員が萎縮し職場が暗くならないよう配慮をされまして、市民の皆様の信頼回復に努力されますよう要望いたしまして終わります。ありがとうございました。



○議長(酒井八洲仁君) 元村康一議員の一般質問を終わります。

………………………………………



○議長(酒井八洲仁君) ここで2時15分まで休憩いたします。

=午後1時56分 休憩= 

=午後2時14分 再開= 



○議長(酒井八洲仁君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

 先の答弁の中で、鈴山教育長から修正の申し出があっておりますので、それを許したいと思います。鈴山教育長。



◎教育長(鈴山勝利君) 時間をとりまして申しわけありません。

 先ほどの私の答弁の中で、愛野分室、元課長補佐の横領金額の合計で197万4,455円と申し上げなければいけないところを、100円違って197万4,555円と申し上げたそうです。正しくは197万4,455円であります。お詫びして訂正申し上げたいと思います。申しわけありませんでした。



○議長(酒井八洲仁君) 次に、6番、上田篤議員の質問を許します。上田篤議員。



◆6番(上田篤君) 6番、日本共産党の上田篤です。私は、党と多くの市民を代表して、5つの問題について質問を行います。

 まず最初は、教育問題です。この教育問題では、4点について伺います。

 1番目は、4月に実施されました全国一斉学力テストについてです。

 4月24日に、このテストは実施されました。全国では私立学校の一部、そして愛知県の犬山市を除く全自治体が参加しました。雲仙市も参加しています。私は、7月に議会の教育厚生常任委員会の視察で犬山市を訪問し、教育委員会の職員の方から学力テストについて話を聞く機会がありました。そして非常に驚きました。犬山市は「犬山の子供は犬山で育てる」という合い言葉で営々と築き上げてきた犬山の教育方針、その実践と相入れないものだったから参加をしなかったのだということでした。

 また、いろいろと新聞、雑誌にも書かれておりましたが、次のような話が載っておりました。これは犬山市の教育委員会課長の話です。「国が実施した学力テストは、子供、学校、市町村を競わせ学力を上げよというもの。しかし、私たちは、子供に自から学ぶ力を育てたい。そのためには、競争ではなく学び合いで人格と学力を育てようと9年間改革をしてきました。だから、このような学力テストは不要であり、有害と判断したのです」。市の教育委員会は約1年間討議し、昨年末に不参加を決めたということです。もちろん、各市町村で対応はいろいろあってしかるべきだと考えますが、雲仙市ではどのような議論、検討がされたのでしょうか、答弁を求めます。

 また、このテストについては、いろいろな問題点も報道されています。昨年ですけれども東京都の足立区教育委員会が、区が実施した学力テストで1位になった小学校で不正があったことを認めました。校長と5人の教員がテスト中に子供の答案を見て回り、誤答をしている児童に指でとんとんとたたいて示唆を与えたり、学習に遅れのある児童の答案を全体集計から除外するなどしていました。これは平均点を上げるための工作だそうです。本市ではこのような、あるいは何らかの不正などはなかったのでしょうか、答弁を求めます。

 また、この9月にはテスト結果が出されるそうですが、市教育委員会としては、これをどのように使うつもりなのでしょうか。あるいは、どのように使うか、国とか県からの指導があっているのでしょうか、答弁を求めます。

 2番目は、島原青年会議所が主催した中学生の台湾研修旅行を教育委員会が後援したことについてです。

 誤解のないように言っておきますが、私は、島原青年会議所がこの旅行を企画したことを問題にするのではありません。任意の団体や個人がどういう考えを持とうと、それは憲法第19条で「思想及び良心の自由は、これを侵してはならない。」と保証されたもので、だれであっても否定できないものです。また、そういう企画にだれが参加しようと、それは自由です。

 私が大きな問題だと思うのは、雲仙市教育委員会という公的機関が、太平洋戦争、あるいは15年戦争は日本が仕掛けた侵略戦争ではなく、自衛のための戦争、アジア解放のための正義の戦争だったとする内容の台湾研修旅行を後援し、市内の全中学生に学校を通じて、この案内チラシを配らせたことです。市も後援していますが、後援するということは、市と教育委員会がこの企画にお墨つきを与える、あるいは太鼓判を押すということで、これはいいものだから大いに奨励するという意味を持つのではないでしょうか。

 私個人の考えと違うから問題があるとしているのではなく、このような歴史観、戦争観は、日本政府としての公式見解である戦後50周年に当たる1995年の村山談話にも反するものであり、日本政府が持っている過去の日本とアジアの問題について学校教育でどう取り組むかの基準とされている1982年の官房長官談話にも反するからです。こういう特異な偏った企画を教育委員会が後援し中学生に宣伝することは許せないことではないでしょうか。明確な答弁を求めます。

 3番目は、文部科学省がつくった学校図書館図書整備費についてです。

 今年度から、年間200億円、5年間で1千億円が予算措置されているということです。これは地方交付税によって措置されておりますが、本市では幾らになるのか、きちんと目的どおりに使われているのか、お尋ねします。

 4番目は、先ほど同僚議員も質問されました教育委員会の職員2名が懲戒免職処分となった問題です。

 繰り返しませんが、私は、この問題を聞いて非常に憤りといいますか、腹が立ちました。といいますのは、いろいろ聞けば、2人ともこういうことをやってもおかしくないような、こういうことをやりそうな可能性があった人間に◎もかかわらず、それを教育委員会に配置したと、これは非常に問題だと思うのですね。(発言する者あり)何ですか。



○議長(酒井八洲仁君) 質問を続けてください。



◆6番(上田篤君) 私の発言中ですよ。

 例えば瑞穂町に配置されました職員は、先ほど教育長の答弁にもありましたが、平成18年1月20日に労働組合の金を使い込んで5カ月間の停職処分になったと聞いております。そして、雲仙市の支所に来てからも、欠席はするわ何はするわで非常に大きな問題があったというふうに聞いているのですね。そして愛野町の職員についても、非常にお金を使う遊びが好きだったという話も聞いております。そういう職員を、たった2人しかいない、人から離れた場所にある事務所に配置をして、先ほどの話だと通帳、印鑑を預けて会計処理をさせていたということですよね。私は、まずこのこと自体が大きな問題ではないかと考えます。教育長、そして市長がどのようにお考えか、答弁を求めます。

 第2の質問は、県央県南クリーンセンターについてです。

 先ほど町田康則議員が詳しい質問をされましたので、私は繰り返しません。私が問題だと思いますのは、この施設が本稼働から、まだ2年5カ月しかたっていないのに本格改修をしなければならないということですが、これはどう考えてもおかしいと思います。これは農林水産環境部長になると思いますけれども、数字の確認だけしておきますけれども、先ほどの答弁では繰り返し、ごみの量が多かったという原因が説明されました。それについて、それは違うのではないかということで確認したいと思います。

 まず、当初のごみ処理量の予定、これは先ほども言われましたが1日に221t、年間8万665t、これを超えるごみが搬入されたためだと言われました。しかし、これはメーカーとの委託契約で1日の処理量を、これは2炉運転を前提に決めているのではないかと。もう一回、これをはっきり答弁お願いします。

 それと18年度の実績では、1年間のごみ量は、これは若干、先ほどの町田議員とは数字が違うのですが、どっちが正しいのか言ってください。1年間のごみ処理量は8万2,258t。契約量を超えているのは1,593tなのかどうか。そして、これはあくまでも2炉運転ですからね、当初の契約は。300tの処理能力があるわけで、そうであれば余った1,593tというのは6日間運転すれば解決できると。私も10日ばかり前に行きましたが、確かに調整池にはごみはありませんでした。しかし、駐車場に二、三カ所置いてありました。かなりの量ですね。私の言った数字、そして契約の内容がどういうことなのか、もう一回確認をお願いします。

 それと助燃剤ですね。当初の予定、これは平成11年12月のごみ処理施設基本計画、これによると燃料費はt当たり208円、18年度のごみ量に掛けると約1,700万円ということです。しかし、18年度の決算では、天然ガスですけれども燃料費が3億6,260万2,452円となっていると。ですから、当初の予定、さっき言った基本計画からすると21倍にもなっていると。これが事実かどうか、お願いしたいと思います。

 それと、先ほど市長も答弁で言われましたし町田議員も繰り返し言われましたけれども、私も市長には、この間、市民の血税が多額に使われている施設であるということをしっかり背負って発言、行動してもらいたいということなのですよ。ちなみに、平成11年度から平成18年度までの総額は106億7千万円あまりです。これは全構成市の総額ですけれども。

 念のために、これまで旧各町では幾ら負担したのか、これもここで確認したいと思います。国見町は平成11年度から平成17年度の9月まで、合併前までは3億6,728万8千円、瑞穂町が2億3,139万円、吾妻町が2億7,366万9千円、愛野町は2億492万7千円、千々石町は2億2,924万7千円、小浜町は3億6,213万円、南串山町が2億316万2千円。そして雲仙市になってから6億3,614万9千円、合計で25億796万2千円、この貴重な市民のお金が、この施設につぎ込まれているわけです。

 先ほど町田議員の質問でも明らかになったように、私は、この問題はすべてメーカー側に責任があると思っております。そうであれば、その改善のための費用をすべてメーカーが負担するのは、これは当然です。議事録を読んだり、私も一度、組合議会へ傍聴に行ったことがありますけれども、管理者は何かしらメーカー側に立っているように感じられるのですよ。市民の側に立っていないと、これは吉次諫早市長ですけども。私は、こういう姿勢では、到底、市民は納得できないと思います。

 ちょっと前後しますが、市長は最後に、先ほどの同僚議員に対する答弁で、市民の立場に立っていないように言われるけれども、そうじゃないということを力強く発言されましたが、次の問題、その言葉と比較してどうなのかと思うのですけれども。来年3月までに3炉を、それぞれ30日間停止して改修工事を行うということが、組合議会には何の説明もないままに、管理者の専決処分で処理されたということですよね。本来ならば、これまでもいろんな問題があったし、これだけ大きな改修工事ですから、事前に議会にきちんと説明した上で、どう対応するかを議会と協議すべきだったのではないかと思うのですよ。こういう管理者の方針について、奥村市長はどのような立場で発言、あるいは行動をされたのでしょうか、答弁を求めます。

 市長は、やはり副管理者である前に雲仙市の市長です。メーカーには何の遠慮もする必要なく、市民の立場から強く要求をしてもらいたいと思います。

 第3の質問は、後期高齢者医療制度についてです。

 来年4月から実施される後期高齢者医療制度ですが、この制度は中身を知れば知るほど、ひどい内容です。これは75歳以上ですが、後期高齢者という医療費のかかる年齢層を他の医療保険から切り離し、保険料値上げか医療の粗悪化か、どちらかをとっても痛みしかない選択に追い込んでいく制度であるという指摘もあります。元厚生労働省局長で大阪大学教授の堤修三氏は、これをうば捨て山だと批判しています。この制度が施行された場合、どのような問題が起きると予想されているのか、何らかの対策を立てておられるのか、答弁を求めます。

 第4の質問は、下水道工事についてです。

 これは瑞穂町の工事の件ですけれども、下水道工事の入札が6月と7月に4件行われておりますが、うち3件の予定価格が3千万円以上です。市の指名基準によれば、3千万円以上の発注金額の場合、Aランクの業者しか指名されません。しかし、瑞穂町内の多くの業者はBランクであり、これでは指名にさえ入れません。多くの業者が苦しい経営状態にあると聞いておりますが、こういう入札をしていてはBランク以下の業者はますます苦しく、展望がなくなってしまうのではないでしょうか。発注金額を小さくする工夫、例えば4千万であれば、それを2千万円の工事2つに分けるとか工夫して、指名に入れるような措置を考える必要があるのではないでしょうか。

 吾妻とか千々石の入札結果表を見てみると1,500万円とか2千万円以内とかがかなり多いのですね。なぜ瑞穂だけが、こういう高い予定価格になっているのかも含めて答弁をお願いしたいと思います。

 第5は庁舎建設の問題です。

 この間、地域審議会や庁舎建設市民懇話会が数回ずつ開かれ、庁舎建設についても説明、議論がされていると聞いています。一方で、市の財政状況についても非常に厳しいという説明もされ、この厳しい財政の中で庁舎建設は一体どうなるのかと市民の関心も高まっています。私の知り合いが地域審議会に参加したそうですが、感想を聞きますと、もう新庁舎を建設するという前提で話が進んでいるように聞こえたとその人は言っておりました。私はそこにおりませんでしたのでわかりませんが、実際にそういう話がされているのかどうか。また、参加者からはどういう意見が出されているのか答弁を求めたいと思います。

 再質問は自席で行いたいと思います。



○議長(酒井八洲仁君) 御答弁いただきます。奥村市長。



◎市長(奥村愼太郎君) 上田篤議員の御質問にお答えいたします前に、先ほど不適切な発言をしましたことを心からお詫び申し上げます。

 まず、議員から御質問がありました質問が多岐にわたっておりますけれども、私から一義的に答えてよい部分から、先に答えさせていただきます。

 まず広域ごみ処理施設県央県南クリーンセンターについての御質問におきまして答えさせていただきます。

 先ほど町田康則議員へ御答弁を申し上げましたが、ごみ処理施設の改善改良工事の内容につきましては、昨年の台風13号の影響などにより、非常用発電機が故障した際、最低限必要な点検保守のみを実施し、十分なる保守を延期したことからどんどん損傷が進み、その後のごみ処理能力が十分と言えず、また水漏れなども発生したため、メーカーでありますJFE環境ソリューションズ株式会社から、改善改良工事の提案があり、3基の焼却炉を来年3月までに、1炉ずつ、順次、改善改良工事を実施するというものでございました。

 議員御指摘のとおりこの施設の整備に対し、雲仙市は旧町時の平成11年度から平成18年度まで合計金額約25億円を負担しております。

 組合に対しましては、構成時の責務として、事務局に対し、問題が生じた場合、またメーカーに対しても強くものを言い、円滑に運営するように、言うべきことをはっきりと強く発言したいと思っております。

 また副管理者としましても、このように厳しい議論が、我が本会議でもあったことを御報告申し上げ、今後もこの状況が長く続くようであれば、大変厳しい状態であるということも申し沿えておきたいと思いますし、また議会の代表の議員の方々とも話し合いながら、ともにこの雲仙市を市民の一人の代表として、これからもいろいろと発言があったことをもの申してまいりたいと考えております。

 次に、庁舎建設についてございますが、調査建設市民懇話会や地域審議会の中で、どのような意見が出されたかというお尋ねでございますが、まず庁舎建設市民懇話会につきましては、今議会冒頭に御報告をいたしましたとおり、去る7月12日に第1回目の懇話会を開催し、各地域審議会の代表としての7名の委員を含む10名の皆様に、委員の委嘱をさせていただきました。

 当日は、全地域審議会との合同会議として、庁舎建設に係る合併協議時の議論のいきさつ、現庁舎の現状や課題並びに雲仙市の財政状況について御説明を申し上げ、その後、8月6日から9日までの期間、各地域審議会を開催させていただきました。

 主な賛否の意見でございますが、まず賛成する意見としては、合併協定により愛野町に庁舎の位置が決定していること、庁舎が分散していることによる行政非効率等の問題点の解消が図れること、市民の交通利便性が向上することなどが上げられております。

 一方、賛成しない意見としては、財政状況を勘案すると、さらなる市民サービスの提供に危惧があること、既存の庁舎の有効活用を図り、増築等で対応すべきことなどの意見が上げられております。

 各地域審議会での意見のとりまとめを受けまして、8月29日、第2回目の市民懇話会を開催し、協議を行っていただいたところでありますが、懇話会委員の皆様から新たな資料の提出も求められており、それらの資料をもとに、今後さらに地域審議会と平行して、検討協議を進めていく予定となっております。

 市といたしましては、この庁舎建設については、他の事業計画にも多大な影響を及ぼす問題でもありますことから、できるだけ早い時期に、市民懇話会としての意見のとりまとめをお願いしているところでございますが、大変重要な案件でございますので、期限を切ることなく、十分な検討協議をお願いしているところでございます。

 残余の答弁につきましては、副市長、教育長及び担当部長に答弁にさせていただきます。



○議長(酒井八洲仁君) 金子副市長。



◎副市長(金子知充君) 上田篤議員の御質問のうち、今回の職員の処分の件について御説明をさせていただきたいと思います。

 合併当時から職員の綱紀粛正につきましては、随時徹底を促してきたところであり、今回の職員の不祥事は大変残念でなりません。

 ただ、彼らも2人、懲戒免職ということになりましたので、もう彼らがここで、皆様方にお話をするわけにはいかないのでございますが、先ほど上田篤議員からの御質問の中で、こういうことをしそうな人間を配置してよいのかとか、お金を使う遊びが好きだったとかという御質問がございましたけれども、そういうことをしそうな人間だとは思っておりませんでしたし、お金を使う遊びが好きだというだけでは、こういうことを皆さんするわけではないと思いますので、そこは御了解いただきたいと思います。

 なお、6月には職員の法令遵守の精神に関する条例を制定し、職員は市民の奉仕者としての立場を自覚し、公明公正な職務の遂行に努めるよう、全職員に対して周知徹底を図ってきたところであり、このような不祥事が起こったことは、先ほど申し上げましたとおり、誠に残念で申しわけなく思っております。本当に申しわけございませんでした。

 今後の再発防止策でございますが、今まで処分した不祥事は、いずれも横領事件でございました。特に今回は、業務上横領ということで、誠に許しがたい行為でございます。

 今後の再発防止策といたしましては、各所属の管理職はもちろんのこと、全職員にさらなる法令遵守、公務員倫理の徹底を図るように指導してまいりたいと思っております。

 また、各種団体の事務局及び会計を担当している部署におきましては、適正な補助金の執行を管理監督する立場から、各種団体が自主運営できるように、育成、または協力するとともに、事務局業務を団体へ移管する方向で、団体側と十分協議をしてまいります。

 また、通帳と印鑑の所持を別々にする他、公金などを扱う職員の事務処理につきましては、2名以上で確認するなど、チェック体制の強化を図り、今後このような不祥事が発生しないように努めてまいりたいと思います。よろしくお願いいたします。



○議長(酒井八洲仁君) 吉田副市長。



◎副市長(吉田博幸君) 上田篤議員の御質問にお答えをいたします。

 下水道工事の選定基準は、どのようになっているかというお尋ねでございますが、雲仙市では市全体の建設業者育成を念頭に、雲仙市建設工事請負業者選定基準を設けております。

 この選定基準に基づき、等級別格付規準により、5つの工種ごとに、それぞれ業者の格付を行っております。

 また発注に当たっては、工事の種類及び発注計画に応じたランクに基づき、業者選定を行っております。

 御質問の下水道工事につきましては、土木一式工事で取り扱っております。土木一式工事にランク付された業者の中から、発注金額に応じ選定を行っているところでございます。

 なお、小規模業者の育成につきましては、工種ごとに格付をし、工事別発注規準により、大企業とのすみ分けを行うことで考慮しているところでございます。

 以上でございます。



○議長(酒井八洲仁君) 鈴山教育長。



◎教育長(鈴山勝利君) 上田篤議員の御質問にお答えをいたします。

 まず学力テストの件でございますけれども、文部科学省が43年ぶりに実施をいたしました全国学力学習状況調査の目的は、2つあります。

 1つは、全国的な義務教育の機会均等とその水準の維持向上の観点から、各地域における児童・生徒の学力、学習状況を把握分析することにより、教育及び教育施策の成果と課題を検証しその改善を図ること。

 もう1つは教育委員会・学校等が全国的な状況との関係において、自からの教育及び教育施策の成果と課題を把握し、その改善を図ることであります。

 あくまでも実施主体は国であり、都道府県及び市町村等は参加主体であります。

 本市教育委員会といたしましては、市内の児童・生徒の学力の実態把握を通して、学力定着に対する教育委員会や学校の責務の明確化が重要なことであるとの考えから、本調査を実施することにいたしました。

 学力調査は調査して得た結果をもとに、日々の教育活動や授業をいかに改善するかという結果の活用こそが重要だと考えております。

 次に、上田議員が御心配されております不正問題につきましては、本市では一切起きておりません。

 本県では、県教育委員会が平成14年から児童・生徒基礎学力調査を実施しておりましたが、教育課程の編成、実施及び学習指導の改善に生かすという目的のもと、児童・生徒一人一人へのきめ細かな指導を行うため、各学校がそれぞれの結果をもとに、日々の授業改善に工夫ある取り組みを行っているところであります。

 特に、本市におきましては、文部科学省委嘱による学力拠点形成授業を、大正小学校と愛野中学校を拠点校として、また他に3つの小学校と1つの中学校を市の指定研究校として、児童・生徒の学力充実に努めているところでもあります。

 学力調査結果の活用につきましては、学校の序列化を意識させたり、いたずらに競争心をあおったりしないことを第一に考えております。

 結果の原因について、教師の指導、児童・生徒の学習態度、保護者のかかわりなどの視点から、総合的に検討し、それぞれが結果を真摯に受け止めることが大切であると考えます。

 特に学校おきましては、全教職員が、全校で、あるいは学年や教科ごとに、結果の原因について分析検討した上で、日々の問題点を明らかにし、これからの授業改善、指導力向上の方策について協議することが大切であると考えております。

 また、保護者や児童・生徒には、調査結果に対する学校の受け止め方とともに、これからの対応策について説明することが求められます。

 その際、今回、明らかになる調査結果は、学力の特定の一部であること、学校の役割は、学力をつけるだけでなく、豊かな心やたくましい体力をつけるための取り組みも行っていることをあわせて説明することが必要であろうと考えております。

 このような考えから、教育委員会といたしましては、序列化や過度の競争につながらないよう個々の学校名を明らかにした公表は行いません。

 また児童・生徒、保護者に対しましては、各学校が自校の調査結果の分析を踏まえた今後の改善策を示すとともに、学習改善や学習意欲の向上につなげていく観点から、当該児童・生徒に係る調査結果を知らせることといたしております。

 この時、子供たちには、学習や生活に対するこれからの目標や目あてを具体的に示し、やる気を持たせるようにすることが大切であろうと思っております。

 児童・生徒の学力向上は、学校や教職員の努力と、教育委員会の支援の充実によって実現されるものでありますので、このような調査結果の活用の視点を、校長研修会の折に十分指導するとともに、通知として、市内全教職員へ周知指導を図ってまいります。

 次に、島原青年会議所主催、中学生台湾研修事業の後援についての御質問の件でありますが、島原青年会議所の事業につきましては、これまで農業体験活動事業など、青少年活動に積極的な推進をいただいており、また本年度事業も後援の指針の一つとして、市民の教育、文化の向上、福祉に寄与する等の公益性があることに該当するものとして、後援事業としていたところでございます。

 後援事業としては、学校を通じて配布することも事案によっては行うこととしておりますし、今後とも同様の対応を行う予定であります。

 なお、議員からの申し出の件については、主催者へ、その旨をお伝えをし、御了承いただいておりますし、またそのことにつきましては、議員にもお知らせをしたとおりでございます。

 次に、文部科学省の学校図書館図書整備費は、本市ではどのように具体化しているかとの御質問にお答えをいたします。

 御質問にありましたように、学校図書館の図書の購入に要する経費につきましては、標準的な水準を維持するのに必要な額が地方交付税に措置してあります。

 市といたしましては、各小・中学校の蔵書冊数が、学校図書館図書標準で定められている冊数と比較をして、どういう状況になっているのかということなどを調査の上、小学校、あるいは中学校全体が、できるだけ同じ水準になるよう配慮しながら、計画的に蔵書を充実させるべく努めているところでございます。

 最後に、教育委員会の職員2名が懲戒処分となった事件の概要につきましては、先ほど元村議員の御質問にお答えしたとおりでございます。

 事件が起きた原因でありますが、個人的な問題を別にしますと、社会教育関係団体の事務及び会計を団体から任さ◎れ(「聞いてますのでいいです」と言う者あり)いいですか。それではそのことについて、教育長どう思っているかということですけれども、管理監督責任者として、指導監督の分とそれから人を育てるという人材育成の分も職務の一つにあろうかと思っています。

 先ほど副市長も申し上げましたけれども、過去の事件については、相当の処分を受けておるようですし、本人たちは十分反省もしてただろうと思います。

 結果として、苦しくも同じ時期に2名の事案が発生したわけですけれども、そのことにつきましては、先ほど申しましたように責任を十分感じておりますが、配置そのものについての責任ということは特段感じておりません。当初はそういうふうに人を育てるということで、鋭意信頼をし、努力をしてもらおうと思っていたところでございます。

 以上です。



○議長(酒井八洲仁君) 井上市民生活部長。



◎市民生活部長(井上由文君) 私の方からは、後期高齢者医療制度についてお答えいたします。

 老人医療費を中心に、国民の医療費が増大する中、現役世代と高齢者世代の負担を明確化し、公平でわかりやすい制度とするため、昨年6月、健康保険法の改正が行われ、75歳以上の高齢者を対象とする独立した医療制度として、後期高齢者医療制度が創設され、平成20年4月に施行されることになっております。

 この後期高齢者医療制度の運営につきましては、県内全市町で構成する長崎県後期高齢者医療広域連合が当たり、保険料率の決定、保険料の賦課決定、医療費の支給等の事務を行います。

 制度の具体的な詳しい内容は、現在、国の段階においても、また広域連合の中でも検討されていることでございます。

 今の段階で、特に問題があるとは想定もしておりませんし、もし問題が発生した場合は広域連合組合の中で、その対策を考えていくことになるかと考えます。

 以上でございます。



○議長(酒井八洲仁君) 今崎上下水道局長。



◎上下水道局長(今崎正敏君) 私の方から、下水道の工事に関係した分についてお答えさせていただきます。

 上田篤議員の御質問にお答えします。

 小規模業者の育成のためにも、分割発注はできないものかとのお尋ねでございますが、現在、下水道工事発注につきましては、工事地区住民との通行止め等の問題を協議、調整を図りながら、工事の区間等を設定し、設計を行っておりますので、工事費が多額となっているのが現状でございます。

 工事費用を縮小し、分割発注を行いますと、工事中通行止め等をする回数、箇所数が多くなり、工事地区住民に御迷惑をおかけすることが多くなるものと予想されます。

 また、分割発注は、1つ、瑞穂地区につきましては、本年から供用開始を行っているため、分割困難箇所が多いこと。2つ、Aという工期が終わらないとBの事業ができないため、事業の進捗に支障を及ぼすこと。3つ、諸経費率が上がることで、結果的に工事費が割高となること等の影響が出てまいりますので、今後も工事地区住民との調整を図りながら、経済的な発注を行ってまいりたいと考えております。



○議長(酒井八洲仁君) 上田篤議員。



◆6番(上田篤君) 教育長について再質問を行います。

 一斉学力テストについては、序列化とか過度の競争が起こらないように、配慮して活用するということですので、ぜひそれはやってもらいたいと思います。答弁は結構です。

 次に、青年会議所主催の中学生の台湾研修旅行の問題です。

 先ほど青年会議所とも話し合って了承してもらったということですが、私が受け取った文書では、靖国神社を扱ったDVDを上映しないということだけです。それはしないと。だからこれは後援を取り消すことなくそのまましたということでした。

 しかし、その後に、教育委員会のチラシを見てみると、やはり当初の説明でもあったように、台湾で、旧日本が戦争前につくった施設を見て回るとか、あるいはダムをつくった八田與与一さんでしたか、この人の業績を見て回るとかそういうことが中心なのです。

 ですから、これは、戦争というのはいろいろあったけれども、こんなにいいことをした日本人がいたんだと、日本はこんないいことをしたんだということが、やっぱり研修の中身になってるのです。

 やっぱりこれは、全く教育長の考えは、私は間違っていると思います。

 教育長、読まれたかどうかわかりませんけれども、先ほど私が紹介した村山談話です。あるいは官房長官の談話です。読まれたことありますか。日本のあの戦争についての基本的な認識を示した文書です。

 私は教育長として、この問題は決して軽い問題じゃないと思うのです。そこをやっぱりぜひ私は認識してもらいたいと思うのです。

 これはチラシを見ただけでも、何かちょっとやっぱりあるなと思わない方が、私は不思議だと思うのです。おかしいと思うのです。どう見ても、自虐士官とかそういう言葉使ってありますし、これはもう偏った一方の見方です。

 村山談話の中心部だけちょっと紹介しますと、これは1995年です。戦後50周年の談話です。

  今、戦後50周年の節目に当たり、我々が銘記すべきことは、来たし方を尋ねて、歴史の記憶に学び、未来を望んで、人類社会の平和と繁栄への道を誤らないことであります。

  我が国は、遠くない過去の一時期、国策を誤り、戦争の道を歩んで、国民を存亡の危機に陥れ、殖民地支配と侵略によって、多くの国々、とりわけアジア諸国の人々に対して、多大な損害と苦痛を与えました。

  私は未来に過ちなからしめんとするがゆえに、疑うべくもないこの歴史の事実を謙虚に受け止め、ここに改めて痛切な反省の意をあらわし、心からのお詫びの気持ちを表明いたします。

  また、この歴史がもたらした内外すべての犠牲者に、深い哀悼の念を捧げます。

これがまさに核心部だと思うのです。

 それなのに、今度の研修旅行というのは、50年間台湾を殖民地支配したわけです、日本がです。それの負の部分とかじゃなくて、その道をつくった、学校をつくった、そしてダムをつくったということを中心にやっていくわけです。

 これをあまりよくまだ勉強も進んでいない中学生に教育するわけです。

 これは私はやっぱり大きな問題だと思うのですけれども、教育長、どうですか。



○議長(酒井八洲仁君) 鈴山教育長。



◎教育長(鈴山勝利君) ただ今の件ですが、まず、島原青年会議所に、議員からの申し入れをお伝えした時に、いただいた回答が3つありました。

 1つには、史実に基づき偏よらない研修に努め、DVDは使用いたしません。これは先ほどおっしゃったとおりです。

 2つ目に、研修の内容については、十分配慮いたします。

 3つ目に、台湾の子供たちとの交流を深めるとともに、現地にて、日本の子供たちに実際の姿を研修してもらうことを目的として実施をいたしますと。この3つの回答を得ましたので、後援の取り下げはいたしませんでした。

 追っつけ後援の実施報告書がまいると思いますので、現段階ではまだいただいておりませんので、実際、現地でついていっておりませんので、どういう研修がなされたかは把握しておりません。

 この報告を見て、また後日、機会があれば御報告したいと思います。



○議長(酒井八洲仁君) 上田篤議員。



◆6番(上田篤君) しかし、報告を受けるっていったら、もう実施をした後の報告でしょう。それじゃやっぱりだめですよ。

 あのチラシを見て、私もお教えしましたよ、何度も。それで私は、これやっぱり後援したらまずいっていうことは判断できると思うのです。

 今後も、ああいう中身、あるいは、今言ったような当時者から説明があれば、後援をするつもりですか。これ絶対したらならないと思います。

 次に移ります。

 学校図書費の整備の問題ですが、私が聞いたことに答えてませんよね。雲仙市には幾ら来るのかと。それをちゃんと目的で使っているのかどうかということです。

 お願いします。手短にお願いします。



○議長(酒井八洲仁君) 辻教育次長。



◎教育次長(辻政実君) ただ今の御質問の分でございます。

 普通交付税の措置額につきましては、平成19年度におきましては1,084万7千円の見込みです。

 それから予算計上額につきましては、これは小・中学校合計でございます。予算につきましては1,106万9千円ということで、措置額よりも多めに予算措置の方は実施をいたしております。



○議長(酒井八洲仁君) 上田篤議員。



◆6番(上田篤君) 私はこの措置というのは、通常のそういう図書費にプラスしてくるものと理解してるのですが違うんですか。



○議長(酒井八洲仁君) 御答弁願います。辻教育次長。



◎教育次長(辻政実君) 学校図書組織につきましては、小学校につきましては標準的な規準でございます。



○議長(酒井八洲仁君) 上田篤議員。



◆6番(上田篤君) 私の理解では、これは通常の予算では図書費が少ないからプラスして、文部科学省が出したものだと思うのですけど。

 もしそうであれば、これは子どものお年玉です。これを使ってるのであれば、親が使うようなものですよ。

 私はそこのあたりもう1回、私も勉強しますけども、もう1回確認をしてください。

 答弁要りません。

 次です。教育委員会の職員の問題ですが、先ほど教育長は、人を育てると言われました。これは職員を育てるという意味だったのでしょうか。だから信頼をして配置するということだったのでしょうか。

 私は、それは確かに必要なことだと思いますけれども、少なくとも瑞穂町に配置された職員については、直前にそういうことをして、2人しかいない教育委員会でしょう。これはあまりにも私は何というか、やっぱり考えが足らないのじゃないかと思いますけど。

 先ほどの島原青年会議所の報告についても、向こうがそう言っているからということで、そのまま何も調べないで、後で報告もらいます。これと似たような立場じゃないのですか。どうですか。



○議長(酒井八洲仁君) 鈴山教育長。



◎教育長(鈴山勝利君) 先ほどの島原青年会議所の件につきましても、今、引き合いに出されましたが、私どもが話をする中で、こういう最初のチラシと違ってこういう形で研修をします、配慮をしますという回答を得ましたから、後援をそのまま継続したわけです。

 職員の人を育てるという言葉を使いましたけれども、当初からこの人が何か悪いことをするだろうという前提に立って、指導監督をしようとは思っておりません。そういうことです。



○議長(酒井八洲仁君) 上田篤議員。



◆6番(上田篤君) やっぱり人を、もちろん信頼一番大事だと思うのですけども、それとこういう具体的な人の配置とか、あるいはたった2人しかいないところに、さっき印鑑とか通帳とか言われました。それを扱わせてたわけでしょう。

 私はこれは、やっぱり信頼、信用というのとちょっと違うのじゃないかと思います。

 答弁要りません。

 次です。クリーンセンターの問題で、私の出した数字が正しいのかどうか答えてません。お願いします。



○議長(酒井八洲仁君) 酒井農林水産環境部長。



◎農林水産環境部長(酒井利和君) まず処理実績ですけれども、平成18年度の処理実績が8万6,330tでございます。

 それからガス代の平成18年度の決算額が3億6,254万6,132円ということでございます。

 それから敷地内に、まだごみが残ってるということでございましたけれども、これは調整地内に残っていたごみをバックの方に入れて、現在、菊地の方に搬送している途中だということでございます。

 以上です。



○議長(酒井八洲仁君) 上田篤議員。



◆6番(上田篤君) 数字は若干処理料が違ったみたいですけども、大きく違ってませんので、やっぱりこれは、ごみの量が多かったということではなくて、その炉に欠陥があったと、だから残ったのだというふうに私は理解します。

 そして、天然ガスについても、これは全く1円まで数字があっておりましたので、当初の予定、天然ガス、助燃剤、平成18年度は当初の予定の21倍が使われたと。これは大きな問題ですよね。

 こういうのをメーカーに強く言わないで、そのまま許すことは、絶対許されないと思います。

 ぜひ市長には、先ほど言われましたように、市民の血税がむだ使いにならないように、しっかり対処してもらいたいと思います。

 それと先ほどこの問題で吉次管理者が専決処分したことです。これについて市長はどういうお考えでしょうか。さっき答弁なかったものですから。



○議長(酒井八洲仁君) 奥村市長。



◎市長(奥村愼太郎君) そのことも含めて副管理者の一人として、きちっと我々に対しても、専決以前に相談があればよかったなと思っています。



○議長(酒井八洲仁君) 上田篤議員。



◆6番(上田篤君) 同じ立場で安心しました。

 次です。下水道工事ですが、今、今崎部長の方から説明されたことは、私はちょっとまだよく理解できません。

 通行止めの問題とか、供用開始されているから、分割発注は困難だとか言われました。

 しかし吾妻の方は既に供用開始されてます。吾妻は非常に小さいのです。1,500万円とか、2千万円以内とか。瑞穂だけが連続して3千万円が2件、4千万円が1件、2千万円以内が1件ですか。

 ですからこういうことをやってたら、本当に指名さえ入れないということで、本当に地元に限らないのですが、業者は非常に困ると思いますけども、ぜひ再度検討をお願いします。

 時間がありませんが、庁舎の問題ですが、私がいろいろもらった資料で、例えば庁舎建設の費用、最初の説明では26億円だったと。これが特例債分が幾ら、そして自己財源が幾らという説明をされたということだったのです。

 その後、第2回目か3回目か知りませんけども、今度は40億円あまりでその予算が出てきたと。

 何でこんなふうに変わるのか。もしおかしいのじゃないかと言われなかったら、そのまま26億円で通していってたのかどうか。その辺はどうですか。



○議長(酒井八洲仁君) 宮崎企画課長。



◎企画課長(宮崎浩善君) 合併協議時におきます新庁舎建設の試算では、約26億円とされておりましたけれども、この試算の条件といたしましては、平米当たりの建設単価を35万円、また建設面積につきましては、新庁舎に入る常勤職員数を250名として、合併特例債の対象事業費を算出するために、国が示した標準面積等により算出されたものでございます。

 しかしながら、近年、他の自治体において建設された庁舎の規模等を見ますと、平米当たりの建築単価、職員の1人当たりの建築面積ともに、合併協議時の試算を上回っており、協議を進める上で、より現実的な想定となるように、他の自治体の例の中から、人口規模が同程度の自治体の例を参考に、庁舎建設費を40億円と設定したものであります。

 これはあくまでも、協議を進める上での仮定として設定したものであり、詳細な積み上げのもとに積算したものでないことも、委員の皆様には理解していただいているものと考えております。



○議長(酒井八洲仁君) 上田篤議員。



◆6番(上田篤君) それでは現時点では、庁舎は40億円かかるというふうに、仮の計算でなってるということで◎すね。それでいいのですね。(発言する者あり)

ちょっと待ってください。そして、さっき言いましたけれども、市長答弁から判断しますと、もちろん現時点では、どこそこにいつ幾らで建てるというのは決まってないということですよね。それを含めてちょっとお願いします。



○議長(酒井八洲仁君) 宮崎企画課長。



◎企画課長(宮崎浩善君) まずいつどこに幾らで建てるかというのは、当然、決まっておりません。

 仮の計算をした上でというふうな御質問でございますけれども、私の方としては仮の計算もしておりません。

 あくまでも人口が同程度の自治体で、最近造られた事例を参考に、40億円程度で造られた団体が2団体ございましたので、それを参考に協議をしていただいているものでございます。

 ですから、現実40億円で作る、造らないというそういうふうな問題ではございません。



○議長(酒井八洲仁君) 上田篤議員。



◆6番(上田篤君) ということは、論議するために、そのほとんど正確でない数字を出してるということですか。やっぱり聞いた人は、もうその数字がかかるんだというふうに理解してるような意見、聞くのですけどどうですか。



○議長(酒井八洲仁君) 宮崎企画課長。



◎企画課長(宮崎浩善君) あくまでも先行する団体の数字を参考にさせていただいてるものでございます。

 ですから、それを大体人口が同程度であれば、やはり近年の建設を見た場合に、その程度はかかるのではないかというだけの話でございまして、結局それを前提にして、建設についての御意見を賜ると。そのようにしております。



◆6番(上田篤君) 終わります。

………………………………………



○議長(酒井八洲仁君) 時間でございます。30分まで休憩いたします。3時30分。

=午後3時15分 休憩= 

=午後3時28分 再開= 



○議長(酒井八洲仁君) 休憩前に引き続き会議を開きます。21番、増山良三議員の質問を許します。増山良三議員。



◆21番(増山良三君) 大変お疲れでありますが、私が最後であります今日は。

 昨年の3月議会で取り上げた問題と、今年の3月議会に取り上げた問題でありますが、この農業振興地域内農用地の不都合な状態に対する対応について。

 その後、酒井部長を初め、職員の皆様方には、丁寧に応対をしていただいたわけでありますけども、結果的にいま一つ、詰めの甘さ、認識がどうかなと。そういう問題がありますので、再質問というふうなことにいたしました。

 なお繰り返しになる場合もあるかもしれませんが、理解をいただくために、その辺を御了承いただきたいと思います。

 法律が求めるとおり、農業振興地域を設定し農用地を決めて、そして集中的に農業振興を図るということは大事であります。現にそのようになされている地域が多いと思います。

 しかし農振地内農用地にはそうでない地域があるということを、やはりしっかり認識してもらわなければいけないと。

 雲仙市には、指定した農用地が4,960幾らかあると。しかしその中に295haの耕作放棄地があると。

 そういうことで、法律の求めている状態ではない地域があるわけであります。

 私が昨年の3月に、ここに図面を図示して説明いたしました富津、木津、北野地区の大幅な見直し要望を、県は20ha以上ある農地はだめであると。そういうことでずっと平成10年ごろから続いてきているわけであります。

 極端に言えば、これは後で確認をさせていただきますが、耕作放棄地があっても農用地として指定から解除しないと。しかしこのことは法律的に矛盾しているのであります。と申しますのは、知事が農振地内農用地を決定したならば、市町村は農業振興計画書を策定しなければならないとなってるのであります。これは農業振興地域の整備に関する法律の中で、明記してあるわけです。

 それなのに、たとえ耕作放棄地あるいは農用地として利用しないであっても、指定するというのは法律違反ととられる。従って、そういうふうな状態で、県との関係が、現在は、地目変更等においては、今年の4月から雲仙市に移管されておりますが、この農振地内農用地の問題はいまだに県の所管であります。

 そこで、昨年の10月12日であったろうと思いますが、本市の農林水産課の職員の酒井部長を初め、小浜支所で協議を持たさせていただいたと。その時に、県がそういう対応でかたくなにするのであれば、いわゆる白地に接した面の要望が上がった時点で、柔軟な対応がとれるようなことを、昨年の12月の県との協議の場でしてほしいと、私は要望を出していたのでありますが、平成20年の2月まではだめだと。そして今度の市の広報誌に掲載されておりますが、9月1日からそういった除外申請の受付をすると。ただし、七、八カ月は無理ということも心に止めておいてほしい旨の市の広報誌であったろうと思うのでありますが、その辺のところの県との協議の状況、その辺のところを今一度、御説明をいただきたいと思うのであります。

 それから2番目の山領地区の「巨木の森」への対応ということでございますが、これも昨年の3月議会で取り上げました。市長におかれましては、すぐ現場を見たりされたようであります。

 とかく何ごとかやると思えば予算がかかりますが、この問題は、多額の予算を使うというふうな要望事項でありません。

 地域の方々が、自分たちの大事な場所として、自分たちで何とか人々がなじめるような、あるいは親しめるような場所にしたいと。ちょっとしたやぶ切りなり、あるいは道の整備なりと、我々がするんだと。そういうふうな自主的な姿勢で、これはお願いしているのでありますが、営林署国有林でありまして、この地域3haほどが丸々国有地でありまして、その周りは名有地であります。名有というのは地域の森林組合が管理している土地であります。

 真ん中に泉が湧き出ておりまして、これをもっと地域の人々がなじめるような場所にしたいと、そういう要望があるのですが、今の状態では、草1本切ってもだめだと。国有地であるから、あるいは保安林であるからということであるので、何とか市で借り上げてもらえんかと。

 この市で借り上げるというのは、一時、営林署が管理していた折、営林署の職員の口から出た言葉でありまして、もしそういうふうなことが可能であれば、そういう方向で解決をしていくのじゃないかと。

 多額の予算を入れて、どうこう言うのではありません。そういうふうに、地域の人々が自分たちで何とかしたいと。そういうふうな趣旨の要望であります。

 それから3番目の時間外勤務についてでございますが、これは昨年の12月議会であったろうと思いますが、特定の職員の方の時間外勤務が長く続いていると。そして体重は減ってると。

 最初、昨年の10月とか9月とか11月ごろは、そういった職員に「どうですか」と伺うと、疲れはどうかと聞くと、「いいえ」ってこういうふうに言ってたのです。今年に入って同じ質問をしたら「はい」って。

 やはり時間が経つと、そういうのが出てくるのじゃないかと。最近、日本全国的にうつ病というのが増加しているそうであります。

 うつ病は、内に向けるうつ病と、外に向ける、いわゆるキレるという言葉がありますが、他人に対して当たるうつ病と、自分に対して当たるうつ病があると。いわゆる自分に持ってくる人は自殺をしたりそういったことが起こるそうであります。そういうふうなことで、これは専門家の意見であります。

 非常に昨年から職員の家族等から心配の声が上がっているのでありますが、その後、改善をされたのであるのかどうか。状況はどうであるのか。その辺を御報告いただきたいと思います。

 あとは自席でさせていただきます。よろしくお願いいたします。



○議長(酒井八洲仁君) 御答弁いただきます。奥村市長。



◎市長(奥村愼太郎君) 増山良三議員の御質問にお答えを申し上げます。

 第1点目につきましては、担当部より答弁させていただきます。

 山領地区の「巨木の森」への対応についての御質問でございますが、この問題を御答弁させていただきながら、増山議員は既にご存じかもしれませんけども、ここに御列席の皆様方にも御理解いただくために、再度、詳細についての言葉もあるかもしれませんので、御了解いただきたいと思います。

 小浜町山領地区は、九州でも珍しいクスノキ人工林がありまして、古くから貴重な水源地として保存されてきました。

 平成元年には小浜学術参考林として、平成5年には小浜植物群落保護林として指定を受けております。

 この人工林は山領地区がかつて干ばつで、水稲が枯れ、飲み水の確保にも困り、植林されたと言われております。

 またこの「巨木の森」は、国有林でございまして、水源涵養保安林に指定されている他、雲仙・天草国立公園区域、鳥獣保護区域、史跡名勝天然記念物などの法指定がされていることから、伐採や形状を変えることは禁止されているところでございます。

 森林管理者との協議におきましては、基本的には、手を入れずに、御指摘のとおり、そのまま次世代に残し、多くの方に親しんでもらいたいというのが、管理者の見解でございます。

 届出により、風倒木や下草を除去することは可能でありますが、この「巨木の森」を市や自治会が借りることは困難とのことでございます。

 この地域は、樹齢約240年の大クスノキ、地元住民の貴重な水源となる湧水や、天狗の天主像、水神が祀られております。

 今のまま、森林浴にも適している、癒せる大木群として、幅広い年代に親しんでいただきたいと考えております。

 上下2点の質問につきましては、担当部より答弁させていただきます。



○議長(酒井八洲仁君) 酒井農林水産環境部長。



◎農林水産環境部長(酒井利和君) 私から農業振興地域内農用地の不都合な状態に対する対応についての御質問にお答えいたします。

 平成18年の3月議会におきまして、質問されました農業振興地域の農用地、いわゆる農振農用地区域である小浜地域の富津地区、木津地区の全面除外及び北野地区の一部除外につきましては、荒廃化を原因として、即農用地から除外できないために、県及び雲仙市農業振興地域整備促進協議会と十分に協議をしていきたいという旨の答弁をさせていただきました。

 1ha以上の除外を行うには、農業振興地域整備計画の変更が必要となりますが、農業振興地域の整備に関する法律において、5年ごとに基礎調査を行うとともに、必要に応じて計画の変更を行わなければならないとされております。

 現在の計画は、旧7カ町における基礎調査結果をもとに、平成18年8月25日の雲仙市農業振興地域整備促進協議会において、諮問を行い、平成19年1月19日付で、県の同意を得たものでございます。

 したがいまして、次の見直しは5年後の平成23年度となり、小浜地域の富津地区、木津地区の全面除外及び北野地区の一部除外についても、5年後の見直しにかけることになります。

 なお現状、国の方針に基づいて判断した場合、富津地区、木津地区の全面除外は厳しいと考えられますけれども、北野地区の一部については、国道から新たに市道が建設されるなど、地区を取り巻く状況が変わってきておりますので、次回の基礎調査の折、除外に向けて、県と協議を行いたいと考えております。

 次に、白地に接した農用地の除外につきましては、農用地区区域外に代替地がないこと、変更後の農用地区域の集団性が保たれること、変更目的に対して、適正な規模であること等の要件を満たせば除外することができるとされております。

 ただし農振農用地区域の除外申請、受付につきましては、合併に伴う雲仙市農業振興地域整備計画の策定のため、平成18年2月より申請の受付を凍結しているところであり、凍結期間中に問い合わせがあった分については、除外が可能か、その都度、県へ問い合わせを行っているところであります。

 なお、除外申請受付の凍結については、計画の策定作業が終了いたしましたので、平成20年1月に解除となりますが、1月以降に市へ受付を行っていたのでは、認可時期が遅れるため、1月の解除と同時に、県へ申請書の提出ができるよう、市への受付を凍結解除前にできないか、県へ要望をした結果、今年10月末を期限とし、第1回の受付を開始することになりました。

 市民の方々への周知につきましては、9月号の市広報誌に第1回目の受付を開始する旨の広報を行ったところでございます。



○議長(酒井八洲仁君) 塩田総務部長。



◎総務部長(塩田貞祐君) 私からは、職員の時間外勤務状況につきまして、お答えをさせていただきます。

 職員の時間外勤務の状況とその後の対応についてでございますが、現状、時間外勤務の時間数につきましては、昨年度の同じ時期と比較いたしまして、減少いたしております。

 その具体的内容を若干申し上げてみます。

 前年度に比べまして、4月で8.6%、5月で25.8%、6月で26.7%、7月で42.3%の減少をいたしております。

 7月までの合計では25.6%、6,196時間の減少をいたしております。

 この主な要因といたしましては、旧町から引き継がれました事務や、合併後に調整することとされていた事務など、合併に伴い発生いたしました事務が落ち着いてきていること、さらに雲仙市としての事務の統一が進んだことに加え、時間外縮減の対策として、引き続き行っております原則22時以降の勤務命令をしない。さらに毎週水曜日のノー残業デーの周知徹底、それから簡易な事務処理のための臨時職員の雇用などの効果があらわれたものと認識しているところでございます。

 しかしながら、議員御指摘のように、部署によりましては、時期的に事業が集中する関係上、依然として時間外勤務の多い部署もございます。

 この健康面の対策といたしましては、職員を対象といたしましたメンタルヘルス講習会を8月6日に開催し、54名が受講いたしております。

 なお、時間外勤務が多い職員につきましては、今後も産業医による職員健康相談を実施するとともに、職員の健康確保の面から、時間外勤務命令が長期にわたらないよう管理職を指導していくことといたしております。



○議長(酒井八洲仁君) 本田農業委員会事務局長。



◎農業委員会事務局長(本田正好君) 増山良三議員の御質問にお答えいたします。

 農業振興地域内農用地の不都合な状態に対する対応について、農業委員会の対応はどうかとの御質問でございます。

 農業委員会は、農地等として、利用すべき土地の農業上の利用の確保及び農地を守るため、農地の利用権設定など、効率的な利用の促進等が業務であります。

 議員御質問の農地につきましては、遊休農地の解消に係る指導は行いますが、農業振興地域内の農用地区域の除外に対する権限は、農業委員会にはございませんので御理解いただきますよろしくお願いいたします。



○議長(酒井八洲仁君) 増山良三議員。



◆21番(増山良三君) まずこの農業振興地域内農用地についてお尋ねいたします。

 本来ならば、平成23年まで見直しはないと。ただし、雲仙市の見直し期間である、そういう関係で凍結が一時解除と。本決まりは平成20年2月ということであるのかないのかその辺を。平成23年までであるのか、平成20年の2月に決まるのかその辺を。



○議長(酒井八洲仁君) 酒井農林水産環境部長。



◎農林水産環境部長(酒井利和君) 見直しにつきましては、先ほども御説明をいたしましたとおり平成23年に見直しをされることになります。



○議長(酒井八洲仁君) 増山良三議員。



◆21番(増山良三君) とすると、今、市の広報誌で出しておる解除、除外申請は特例として認めているということですか。



○議長(酒井八洲仁君) 酒井農林水産環境部長。



◎農林水産環境部長(酒井利和君) 全体的な見直しといいますか、もうこの部分については除外しましょうとか、新しく計画をつくる場合には、平成23年に見直しがありますから、そういった大きい変更につきましては、そこまで待たないといけないわけですけれども、白地ですね、どうしても宅地をつくるのに、ここしかないというような場合がありますから、そういった場合には、凍結期間というのが、先ほども説明をいたしましたとおり雲仙市になってから、見直しをかけたものですから、その見直しをかけて1年間はこの変更ができないと。凍結期間というのが約1年、設定をされるわけです。

 考え方としては、その計画をいろんな協議の中で作って、直後にまた農地を宅地化するというようなことはどうかという考えのもとに、そういったことになったのだろうというふうに思いますけれども、見直しをした後はその凍結期間があるということでございます。

 それがなかったら、今でも部分的に、削除、変更して除外をしようとする場合には、規模が小さくて白地に面しているところについては、徐々に今までも外してきましたし、その凍結期間が1月ということになりましたので、先ほど申しましたとおり、1月から解除ということになって1月から申請をしますと、かなりまたそこで事務的な時間のロスが出てきますから、受付だけはもう10月までにしようというふうに考えておられる方もおられるわけですから、受付はやってできるだけ短縮して、早くそういった希望に応えたいというふうに考えておるところでございます。



○議長(酒井八洲仁君) 増山良三議員。



◆21番(増山良三君) 経緯は一応、わかりました。としますと、富津、木津の全面的な排除、北野地区の大幅な見直しというのはだめであると、そういうふうに県の態度は変わらないわけですか、その辺を答弁願います。



○議長(酒井八洲仁君) 酒井農林水産環境部長。



◎農林水産環境部長(酒井利和君) 議員が申されておられますこの富津地区、それから木津、北野地区につきましては、やはり途中でそういった大きい面積を解除ということはできないということでございます。

 ただし、平成23年にはまた見直しの時期がまいります。恐らくこれは合併の前に小浜町でもいろんな議論があって、県の方に相談をされたのだろうというふうに思います。

 しかし、国には国の農業地の面積をやはり確保したいという思いがありますし、県には県でまた将来的に農地を確保したいということがあるものですから、現実的には私も現地を見たわけですけれども、部分的にはまだ今であれば、農地にできるような土地もございましたし、一部はちょっと荒廃してるなというところもございます。

 今の雲仙市の整備計画の中で、利用計画といいますか、国見から南串山までの利用計画更新というのがあるわけですけれども、これを見てみますと、富津、木津地区については、山間部が海沿いでせまっているため、急峻な地形をなしており、農地についてはほとんどが畑地及び樹園地であると。

 本地区の畑地及び樹園地については、山間部を開拓してつくられたものであるため、急勾配で、狭小の圃場が多く、現在は荒廃となっている圃場が多いと。

 このため、農用地から除外要望が強い地区であるため、今後は、山林化した農用地については、除外を含めて利用計画を検討する必要があるということで、そういったものも含めて、今後のこの地区についてはうたってありますので、まず平成23年度が見直しの時期でありますので、その地区の状態等も検討をみながら、県の方には相談をしたいというふうに思っております。



○議長(酒井八洲仁君) 増山良三議員。



◆21番(増山良三君) 今、酒井部長がおっしゃったように、富津、木津では、山間地で、段々畑、しかもミカン等を植えていたわけでありますが、現況はこれが容易に山になっているわけです。

 これは、何も富津、木津ばかりでなくて、瑞穂町にも100haほど耕作放棄地があると伺っておりますが、いわゆる本市の農用地内農地のうち、295haが耕作放棄地であると。

 パーセントにすれば、4,900haの中の6%程度じゃないかと思うのでありますが、問題はそういう状態の中で、農用地として維持することは無理ではないかと。振興計画書の中で触れられているように、何らの振興計画も存在していないと一緒なのです。現況を説明してるわけです。

 だから、私が知る限りにおいては、昭和61年からこの北野地区、富津、木津地区には、農業振興計画書はないのであります。ない状態で20年以上が過ぎてるわけであります。

 それは、やはり何ら指定している意味がないわけです。そればかりでなくて、農地として保存しなければならないと。その土地は他の利用ができないということでもあるのです。

 今、日本で非常に工業が盛んなところは、景気であります。汽車で行ってみますと、きれいな水田地帯が町になってしまってる。

 そういう中で、本当の耕作放棄地はそのままにさせて、利用をさせずに、そして使えるところは利用している。これらは農業振興法が昭和46年にできてからの課題でありますけれども、そういうふうな矛盾を抱えているわけです。

 雲仙市にもグリーンロードができました。農道であります。ところが時代の推移とともに、あれは一般道になんとかならないのかという要望が上がっております。しかし農道として守るのだと。農林省は言ってると思います。

 今、本議会においても、一般質問等で何とか雇用促進のための企業誘致とか上がってるのでありますが、今、地域が求めているものとつながって、土地利用を抑制しているのであります。

 そういう意味で、平成23年度に見直すということでありますけれども、まだ平成23年度まで4年もあるのかなとちょっとそのころまで、私生きてるかどうかわかりませんけれども非常に無念であります。

 だからそういった地域の方々の要望が出てきた時には、何とか柔軟に対応していくように。それだけは県との協議の中で進めてほしい。

 23年前であっても、やっぱりその辺を何とか進めてほしい。そういうふうに思うわけであります。

 次の件に移させていただきます。

 2番山領地区の「巨木の森」、市長の説明で一応、市が借り受けることは困難であるというふうな状況はわかったわけでありますが。とすれば、今の状態で、ボランティア団体が適宜管理するようなお願いは可能であるのかどうか。その辺についてお答えをいただきたいと思いますが。



○議長(酒井八洲仁君) 奥村市長。



◎市長(奥村愼太郎君) 法的に可能かどうというのは私がまだ十分に答えられるあれはございません。

 ただ、前回、増山議員の御質問をいただきまして、私も現地を見させていただきました。

 いろいろと現地の方とも一緒に歩いたりしまして、いろいろと御指摘の意見、それから場所等、いろいろと歩いてみたわけであります。

 これは、あくまで私の個人的な意見かもしれませんが、この森というのは、後世の人たちにもう少し残しておきたいということがございました。

 それと開発を、あまり手を入れていくと、せっかくの歴史的なこの「巨木の森」というのが、私はいわゆる風化してしまう可能性があるなと思ってまいりました。

 ですからこれは、もちろん地元のボランティアの方々に対しまして、お願いするのは大変恐縮なのでありましょうけれども、もし今しばらくやはりこれは地元の方々が、自分たちの共有財産として、管理していただける時間が必要なのかなというふうに思っております。

 時間をかけながらでも、これからどうしたら一番地元にもいいか、また市にとってもいいか、また後世の方々に対しましても、財産として貴重なプレゼントができる方法があるのかということは、模索させていただいております。

 ですから、今、答えとしてはならないかもしれませんけども、時間をかけてさせていただきまして、今後の課題をさせていただければと思っております。



○議長(酒井八洲仁君) 増山良三議員。



◆21番(増山良三君) 何か答えはわかったようですが、今の状態でもいいわけです。いわゆる人々がなじめる、あるいは訪問しやすい。大きな木を切ったりそういうことはしない。その下草を払うとか、そういったものは何とか可能な状態になるのかならないのかと。市民の答弁ではその辺がちょっとわかりにくかったのですけど。



○議長(酒井八洲仁君) 酒井農林水産環境部長。



◎農林水産環境部長(酒井利和君) この点につきましては、最初、市長の答弁にありましたように、森林管理者との間に届出等によって、下草等については除去することが可能であるということを、担当の方はお尋ねをしておりますので、もしそういうことで、地元で取り組みをされるようなことであれば、ぜひそれは御相談をさせていただきたいというふうに思いますので、よろしくお願いをしたいと思います。



○議長(酒井八洲仁君) 増山良三議員。



◆21番(増山良三君) 2番につきましてはわかりましたので、今後そのように進めさせていただきます。

 さて3番の職員の時間外勤務の件でありますが、昨年の11月、1月、昨年から大分改善をしたと、25%は減ったと、こういうふうな御説明があったわけでありますが。とすると、まだ75%の状態で続いているのじゃないかなと思うわけでありますが、私が気にしているのは、特定の人が何カ月にもわたって、月に50時間、60時間とやっているのであるのかどうか。総数的な時間の25%減であるのか。

 その辺がちょっとわかりにくかったので、もう一度お願いします。



○議長(酒井八洲仁君) 塩田総務部長。



◎総務部長(塩田貞祐君) まず一つの目安として50時間以上の職員数がどれぐらいいるのかということをまず御報告をさせていただきたいと思います。

 4月の比較を見ますと、平成18年度は54名でありましたが、平成19年度は32名になっています。

 その分の5月につきますと、平成18年度は43名、それから平成19年度は18名、6月につきましては平成18年度27名、平成19年度は13名、7月につきましては、平成18年度は44名、それから平成19年度につきましては16名と、職員の数も減少しているようにあります。



○議長(酒井八洲仁君) 増山良三議員。



◆21番(増山良三君) 今年の3月に伺ったその後、私も気になりながら、塩田部長にも何回か質問しましたが、部長は、職員の体重が3.5kg減っとるとか、そういうのは結構ご存じでございまして、詳しく把握はされてると思いますけれども、今の時点で数字的に減ってると。勤務状態は問題なく推移していると。時間外勤務はもう少し改善する必要があると思うのかどうか。その辺のところをもう一度お願いします。



○議長(酒井八洲仁君) 塩田総務部長。



◎総務部長(塩田貞祐君) 先ほども申し上げましたように、時間外はなるだけない方が、職員のためにはいいというふうに私も思っています。

 ただどうしても、例えば財政課に関係しますと、予算の編成時期であるとか、決算統計とか、どうしても避けれない事務事情があります。

 そういう折はどうしても、時間外が重なってしまうというのも現実ですので、御理解をお願いしたいというふうに思います。



○議長(酒井八洲仁君) 増山良三議員。



◆21番(増山良三君) 私は外から職員の勤務の状態を見ているわけでありますが、一般質問を出しますと、聞き取り調査においでになります。

 18人出せば、18カ所に行くんじゃないかなと。数の多い人は、各課にまたがっている。

 意見を理解するために、十分把握すると、それは非常に結構なことでありながらも、これもやはり職員の勤務時間に関係してくるのじゃないかなと思うのでありますが、そういう面において、やはり改善する必要があるということで、この庁舎において説明会をするとか、そういう話も上がっていたのでありますが、勤務の状態をやはり改善していくと。いろんなことをです。

 例えば、答弁書の作成。全部、部長、課長、職員がするのであるのか。ある程度は自分がしていいのじゃないかというふうなところもあると思いますが、その辺のところは、市長どう思いますか。そういう声が出ておりますから。



○議長(酒井八洲仁君) 奥村市長。



◎市長(奥村愼太郎君) 増山議員の御質問にお答えさせていただきます。

 私は一般質問というのは、議会の方々とそして私たち執行部との意見交換の場だと思っております。

 その方は議会を代表されて、また市民の方々を代表されて、いろいろと政策的な意見もなさいますし、あるいはまた執行部の進捗状況、いろんな政策的な進め方についての御意見もおありでありましょう。

 そういったことをこの議会の場でやはり遺漏なく、しかもまたきちっとかみ合うようにやらなければならないということでございまして、これはまた、私たちが質問を受けた時の、部課に対して、こういった議会からの提言がある、質問があるということを、十分にみんなが熟知し、そしてそれを理解し合う場でもあると思っております。

 ですから、これを私は別に、答弁について、作成するのを一つ一つやってるわけじゃなくて、少なくとも私たちが一緒になって、政策を練り上げている、そしてまた皆様方に御説明するいい機会だと思っておりますと私は理解しております。



○議長(酒井八洲仁君) 増山良三議員。



◆21番(増山良三君) 市長が言うのは、一理あると思いますけれども、やはり事務費というのをどういうふうにするかと。これに限らずですけれども、やはり課題であると思います。

 正確にきちんと何ごともするということは大事でありますけれども、その辺が具体的にちょっと上げようと思っておったわけですが、事務の中に、要らない事務というのがあるのかないのか。そういうふうないわゆる取捨選択と申すか、そういう面をやはり留意していかなければいけないのじゃないかと。

 我々がこうやって社会を組んで進めていくためには、理解というのは非常に大事であります。そういう意味で、事務量というのは、事務の仕方というのが、どのように改善していけばいいかというのは、やはり課題として、検討しなければならないのじゃないかと思います。

 以上で、私の質問は終わらせていただきます。



○議長(酒井八洲仁君) 答弁要りませんね。増山良三君。



◆21番(増山良三君) 要りません。

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○議長(酒井八洲仁君) 本日の日程はすべて終了しました。

 次の本会議は明日11日、定刻より開きます。

 本日はこれにて散会といたします。大変お疲れでございました。

=午後4時16分 散会=