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長崎県 五島市

平成20年  6月 定例会 06月13日−04号




平成20年  6月 定例会 − 06月13日−04号







平成20年  6月 定例会



◯出席議員(24名)

     1番 清川久義君

     2番 熊川長吉君

     3番 草野久幸君

     4番 菊谷岩雄君

     5番 中村康弘君

     6番 柿森弘幸君

     7番 江川精一郎君

     8番 椿山恵三君

     9番 柿森 誠君

     10番 神之浦伊佐男君

     11番 宗 藤人君

     12番 古川雄一君

     14番 橋本憲治君

     15番 江川美津子君

     16番 向原安男君

     17番 荒尾正登君

     18番 谷川 等君

     19番 田橋良康君

     20番 谷川福美君

     21番 山田権治君

     22番 仁田一成君

     24番 林 忠男君

     25番 志内勝利君

     26番 中尾剛一君

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◯欠席議員(1名)

     13番 永峯 満君

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◯地方自治法第121条の規定に基づく出席者

     市長             中尾郁子君

     副市長            岩村 進君

     副市長            諸谷英敏君

     会計管理者          手島仁助君

     富江支所長          阿野謙吾君

     玉之浦支所長         中村健一君

     三井楽支所長         川尻廣之君

     岐宿支所長          洗川正則君

     奈留支所長          北川 悟君

     総務課長           中野基樹君

     豊かな島づくり市長公室長   赤尾邦幸君

     企画課長           井野光憲君

     財政課長           林  強君

     文化推進室長         宮脇泰文君

     水道局長           八尾久利君

     建設課長           富山博彌君

     管理課長           野口 博君

     農林課長           長岡 仁君

     水産課長           村中清志君

     商工観光課長         東條一行君

     生活環境課長         福田良一君

     税務課長           松本康英君

     市民課長           橋口明敏君

     社会福祉課長         里本長幸君

     長寿介護課長         谷川與喜男君

     健康政策課長         吉谷清光君

     教育長            末永文隆君

     教育委員会総務課長      赤瀬 博君

     学校教育課長         藤田清人君

     生涯学習課長         中里和彦君

     監査委員事務局長       橋本平馬君

     農業委員会事務局長      道下俊夫君

     選挙管理委員会事務局長    岩谷 進君

     消防長            江口秀美君

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◯議会事務局

     局長             松野音幸君

     次長             山田 栄君

     議事係長           中里亀之君

     書記             横枕孝規君

          平成20年6月13日(金)議事日程表

議事日程 第4号



日程番号
議案番号
件名
備考



 
市政一般質問について
 







番号
質問者
質問要旨



向原安男議員
中尾市政の4年間の総括
1 「住民の福祉の増進を図る」自治体本来の役割を発揮したか
2 e−むらづくり事業の到達点と評価、今後の課題
  イ 福江ケーブルテレビとの交渉破綻の政治責任
  ロ これからの財政負担
  ハ e−むらづくり地区計画との関連
3 五島市歌製作費と不透明な工事入札
  イ 17年度、18年度一般会計決算から
4 合併と支所地域の過疎化
  イ 五島市合併の是非について
  ロ 過疎化の具体的状況
  ハ 地域計画づくりと自治基本(まちづくり)条例
  ニ 三井楽町公民館建設問題


10
橋本憲治議員
1 農林行政について
 ? 専門職員の育成について
 ? たい肥センターやキャトルステーションなどの畜産施設の運営について
 ? 日本共産党の「農業再生プラン」への見解について
2 富江高校閉校にともなう通学対策について
 ? 通学費補助期間
 ? バスの運行ルート
 ? 五島南高校への通学費補助


11
熊川長吉議員
1 市制5周年記念事業について
 ? NHKのど自慢を実施できないか
2 椿510万本植栽推進委員会の活動について
 ? その目的と活動状況はどうなっているか
 ? 現在の本数と今後の実現へ向けてのビジョンは確立されているか
3 大学入試センター試験を4離島地区での開催について
 ? その進捗状況はどうなっているか
 ? 最終決定はいつごろになり、また、市の協力体制を確認したい
4 小・中学校への高校生助手派遣事業(ボランティア事業)について
 ? その内容・目的はどのようなものか
 ? 小・中学校の協力は可能ですか
5 石田城のお濠・石垣の五島邸からの寄贈をうけて
 ? 安全性・観光の面から、蹴出門(表門)の改修計画はないか
 ? お濠の清掃実績はどうなっていますか
6 公共工事の品質確保に関する当面の対策について
 ? 総合評価方式の導入計画は
 ? ダンピング受注の防止対策を徹底すべき
 ? 最低制限価格を設けた入札回数の増加、及び%を国県並みにすべきだ
7 へトマトの案内板を設置できないか



                         =午前10時00分 開議=



○議長(中尾剛一君) おはようございます。

 出席議員は定足数に達しました。

 議事日程第4号により、直ちに本日の会議を開きます。

 議事に入る前に、議員並びに理事者の皆様方にお願いを申し上げます。

 本会議場は、議員と理事者が市政の振興や住民福祉の向上のために議論を交わす神聖な場でありますので、私語など議事運営上ふさわしくない行為はしないように御留意をお願いいたします。

 それでは、



△日程第1 市政一般質問について

 前日に引き続き、一般質問を行います。

 まず16番 向原安男議員。



◆16番(向原安男君) (登壇)おはようございます。

 質問いたします。

 中尾市長、任期最後の議会となりました。

 中尾市政の4年間は、住民の目から見てどのような市政であったのか、幾つかポイントに絞って質問いたします。

 この間、年金暮らしの高齢者を初め、すべての国民に負担増や福祉の切り捨てなど、際限ない痛みが押しつけられてきています。このようなときだからこそ住民の暮らしと命を守ることを最優先にするのが自治体本来のあり方であります。中尾市政は、この役割を果たしてきましたか。

 e−むらづくりは、中尾市政の最大の事業でしたし、今後も大きな課題を抱えています。

 福江ケーブルテレビとのIRU契約交渉の破綻については、少なくとも事業の責任者として、市長の政治的責任は明確にすべきであります。これからの財政負担も心配です。維持管理経費は、20年度で6,250万円、五島テレビが525円の低料金で今後運営していけるのか、懸念されます。基盤整備事業は、19年度で完了いたしました。

 市長は、この島を国のモデル地区になるようにすると語っていましたが、所期の目的は達したと考えていますか。

 私は、平成17年度一般会計決算の認定に反対の討論をいたしました。その一つは、さだまさし氏が作曲した五島市歌製作費1,000万円は、新上五島町300万円と比べても高過ぎる。2点目は、最低制限価格を設定した事業のうち4事業は、落札額に対して最低制限価格と比率が99.91%から99.9993%と突出して異常だと指摘いたしました。改めて市長の見解を求めます。

 最後に、五島市への合併と支所地区の過疎化問題です。

 合併で役場が消え、職員も激減し、地域の過疎化を憂える声を多く聞きます。市長は、福江市会議員時代に合併に賛成しましたが、合併の功罪をどのように総括していますか。

 五島市の人口減少、特に支所地区の過疎化をどのように分析されていますか。

 共産党市議団は、この間、一般質問で、合併以前には旧町単位で町の将来計画がつくられていたが、合併でなくなった。地域が元気になって初めて五島市が元気になる。早急に支所単位の地域計画をつくるべきと、支所地区の活性化策を繰り返し取り上げてまいりました。市長からは、一時前向きな答弁もありましたが、残念ながら実現できませんでした。なぜ支所単位の地域づくり計画が進まなかったのですか。

 今、三井楽町公民館建てかえ計画が進んでいますが、町民の合意が得られているのか、答弁願います。以上です。(降壇)



◎市長(中尾郁子君) (登壇)おはようございます。

 16番 向原安男議員の質問にお答えをいたします。

 議員御指摘の制度は、すべて国の施策でありまして、一自治体の対策ではいかんともしがたいものでございます。特に、本市のように自主財源が乏しく、厳しい財政運営を強いられている自治体では、対策について非常に苦慮するところでございます。

 しかしながら、厳しい財政状況のもとでありましても、住民の命と健康を守りますことが自治体の責務であるということは議員御指摘のとおりでございまして、本市におきましては、例えば後期高齢者の保険料については、広域連合の他の多くの市町と異なり、保険料が低額になったという6年間の緩和措置がとられており、これは五島市がこれまで行ってきた住民の命と健康を守る施策である住民健診、健康指導などの保健事業の成果でありまして、高齢者が医療保険に頼ることが少ない、つまり他市町に比べまして、一人当たりの老人医療給付額が低いことからの結果でございます。

 こうした市民の健康と福祉に関しまして、市独自の単独の財源で対処している施策として、まず、ことしから始まった特定健診、いわゆるメタボ健診の無料化がございます。これは市単独でございます。

 そのほかにも、国庫補助基準を上回る保育料の助成、3番目に介護保険料の緩和措置、4番目に要援護老人へのデイサービス事業の展開、5番目にカネミ油症患者への支援措置、6番目に訪問入浴サービス事業、7番目に日中一時支援助成事業、8番目に手話奉仕員育成事業、9番目に障害児を対象としたデイサービス事業、10番目に就学前の特別支援児童対策として保育士雇用助成事業、11番目に60歳未満の心身障害者への配食サービスの実施、12番目に20歳未満の重度心身障害者への福祉手当の支給、13番目に60歳以上の身体障害者、知的障害者への定期旅客船運賃の助成、14番目に身体障害者、知的障害者へのタクシー料金の助成などがあり、また、住民の命と健康を守ることは、直接行政が行うばかりでなく、市民一体となって取り組み、本市の地域力としての活力につながるものでございますので、そうした生活弱者を支援する市民ボランティアへの助成事業等も行っております。以上は福祉関係のことでございまして、福祉関係に市が単独で行っている事業をお知らせ申し上げました。

 これらはすべて厳しい財政状況の中にあっても、市として支援すべきところは支援すべきと判断をしまして、限られた財源の中で、独自に措置している住民の命と健康を守る施策でございます。

 合併後、4年を経過したわけでございますが、この4年間にも国レベルの制度や経済状況は大きく変化しておりますが、こうした激動する時代にあっても、住民福祉の増進に可能な限りを尽くすことができたものと思っております。

 次に、e−むらづくり事業に関するお尋ねがありました。

 合併後の最初の施策でございますが、新市建設計画で示されておりました重点施策として取り組んでまいりましたe−むらづくり事業ですが、本年3月で予定しておりました情報通信基盤の整備事業を完了いたしました。

 ケーブルテレビ放送につきまして、当初、光情報通信網の貸し出し先に予定をいたしておりました福江ケーブルテレビとのIRU契約交渉が破綻したことにより、改めて再提案募集を行いました結果、新たな貸し出し先を富江ケーブル、現在の五島テレビに決定をし、現在、順調にサービスが提供されております。途中、サービス提供事業者が変更となりましたが、合併後の厳しい財政状況の中での今後の市の財政負担や市民の負担を考えますと、最善の選択であったと考えております。

 次に、福江ケーブルテレビとのIRU契約交渉が破綻したことの政治責任につきましては、住民監査請求が行われ、監査委員から「福江ケーブルテレビとのIRU契約締結の交渉が破綻した原因は、福江ケーブルテレビの信義則上の義務違反による」との判断が示されました。また、福江ケーブルテレビに設置していました情報センター設備を市民体育館に移設せざるを得なくなったことで市に損害が生じたとして、「市長は、情報センター設備の移設費について損害額を確定し、平成20年6月30日までに福江ケーブルテレビに対して損害賠償請求権を行使されたい。」との勧告を受けたところでございます。

 市は、監査委員の公正・中立な勧告を踏まえまして、反訴を行う方針を決定し、本議会に反訴の提起についてを議案として提案をいたしております。

 次に、財政負担についての御指摘でございますが、最大の課題は維持管理経費でございます。今年度から1年を通した維持管理がスタートいたしましたが、今後、保守業務のあり方等に検討を加えながら、経費の節減に取り組んでまいりたいと考えております。

 なお、五島テレビの利用料金についてでございますが、現在の525円コースはアナログ放送の場合の料金でございます。今後、デジタル放送への切りかえが予定されております。視聴料金も若干変更になると伺っております。住民説明会での説明によりますと、デジタル化後の料金は735円とのことでございました。料金の改定につきましては、提案募集の際の条件といたしまして、市と協議することとなっておりますが、まだ正式な協議は行っておりません。

 次に、e−むらづくり事業につきましては、国の補助事業として予定していた基盤整備事業及び農林・水産関係のアプリケーションの導入も完了し、当初の目的の基盤整備は達成したと考えております。

 その効果といたしまして、まず、IT関連企業を誘致することができました。今後の企業誘致や医療関係におけるレセプトの電子化や診療報酬請求手続の面においても十分に対応できる基盤が整備されました。

 また、水産事業による漁港監視カメラが稼働したことに伴いまして、一つに富江町倭寇漁港沖での外国船舶の座礁事故の発見、通報及び乗組員の救出ができました。2番目に、同じく同漁港での漁船の漁獲物盗難後の監視ができました。3番目に、奥浦町戸岐漁港での釣りいかだの釣り客の安全監視ができております。4番目に、三井楽町貝津漁港での浮き桟橋係留中の漁船への当て逃げ事故の接触船舶の特定ができました。次に、崎山漁港、富江港、富江町山下漁港での燃油の盗難事件後の監視ができておりますなど、有効に活用され、事故の解決に向けて効果があらわれております。

 農業面におきましては、農業アプリケーションの導入により、各地の農産物、水産物、畜産物の市場価格が容易に入手できるようになりました。地産地消においては、地元の農水産物取扱店が一覧でき、取扱店のPRの場が広がるとともに、消費者にとっても情報が得やすく便利になっております。また、より詳細な気象情報が提供され、農業者、漁業者の生産対策に有効に活用されております。

 しかしながら、残された課題もございます。今後もネットワークの新たな利活用策の検討を進めながら、全国の先進事例となれるよう取り組むとともに、すべての市民の皆様に平等なサービスを提供できるよう取り組んでまいりたいと思います。

 次に、五島市歌製作費に関するお尋ねでございましたが、作成の予算上程のときから申し上げていることでございますが、こうした芸術活動への予算の決め方は非常に困難なものがございます。こうした場合、他市の場合を予算づけの参考とするのが通常でございまして、五島市歌について、さだまさしさんにお願いするに際して参考といたしましたのは、私どもよりも先行しておりました壱岐市の予算でございました。

 壱岐市は、小椋桂さんにお願いをしており、当時、本人の歌唱などはなしでその契約を800万円としたということでございます。

 五島市の場合は、ただ作曲をお願いするのみでなく、作詞にも加わっていただき、また、きちんと作曲されたものを編曲され、伴奏をバックに本人の歌唱が入ったCDを制作すること。また、そのさだまさしさん本人の歌唱をターミナルビルなど市のさまざまな施設で自由に流すことや、市が行う放送等で自由に使うことができること、現実的には、著作権の関係からこの点が一番難しいことでございますが、そうしたことを含んでの1,000万円でございました。そのような観点から見たときに、市歌の額は妥当な額であると考えております。

 確かに同じ作曲者に頼んだ新上五島町との金額の差はございます。これは17年度の決算特別委員会のときにも申し上げましたが、新上五島町には、さだまさしさんがデビューしたころから、物心いろいろな面で支えてきたという個人的に深いおつき合いの方がおられまして、その方との関係の中で生まれてきた金額とのことを伺っております。こうした独自の事情から生まれた金額と一般的な金額を一概に比較することは困難であると思います。なお、さだまさしさんのほうからは、五島市歌完成後に契約外の歌入りCD2,500枚の寄贈も受けております。

 次に、最低制限価格を設定した事業の落札率に関するお尋ねがございました。

 これまでは事業によって、主に補助事業に最低制限価格を設定しており、その設定につきましては、地方自治法施行令第167条の10第2項の規定に基づきまして、五島市財務規則第80条第1項により設定をいたしております。

 お尋ねの4事業についてでございますが、それぞれの入札の最低制限価格を下回って失格となった業者もおられまして、結果的に最低制限価格に近い額で落札となっております。なお、予定価格に対する比率では、78.84%から85%となっております。

 次に、合併の功罪、合併してよかったかどうかということについてのお尋ねがございましたが、平成13年7月に合併協議会を立ち上げ、その後、足かけ4年の歳月をかけて、事細かく1市5町の事務調整を行い、新市五島市が誕生したわけでございます。ここでまず、忘れてならないのは、もし、合併していなかったらどうなっていたであろうかということでございます。

 先ほど申し上げましたが、合併前の各市町の財政状況は危機的なものでございました。合併を行わずに、従前の行財政運営を行っておれば、確実に複数の自治体は赤字再建団体に陥ったと確信できます。そのためには、合併することが必要でありまして、合併することで自治体業務として共通する部分を統合し、合理的な行政運営を行うことができるようになり、財政基盤が脆弱な自治体同士の合併でありましたが、行財政改革が可能となったわけでございます。もちろん、そのためには議員の皆様を初め、職員、市民の方々の絶大な御協力が必要でありましたわけで、心から感謝を申し上げる次第でございます。

 その際、特に、合併新市の市長として実感しましたのは、合併後、日を追うごとに地域間の交流が盛んになり、市民の中に旧来の市町を越えた五島市民としての意識が生まれ、一体感が芽生えたと感じております。この五島市民としての一体感がなければ、危機的な財政状況を乗り切ることは困難でありましたでしょうし、また、合併前の各市町が独自に抱えていたさまざまな問題を五島市全体の問題として認識することが必要でありました。

 具体的なことを二、三申し上げますと、給食を実施していなかった町の子供たちのために、合併してすぐに給食サービスが提供できましたこと。また、格差がありました消防施設の整備が進んだこと。また、老朽化がひどい水道施設の整備が進んでいること。さらに、カネミ問題解決への進展など、合併があったからこそ、五島市が再生の道を歩き始めることができたものと確信をいたしております。

 次に、支所地区の過疎化の状況をどのように把握、分析されているかとの質問でございました。

 合併後から昨年7月までの人口減少率を見てみますと、福江がマイナス4.1%、富江がマイナス6.2%、玉之浦がマイナス10.4%、三井楽がマイナス7.2%、岐宿がマイナス6.1%、奈留がマイナス12.3%で、市全体がマイナス5.8%となっております。こうした人口が減少している過疎化の状況は、支所だけの問題ではなく、市全体のゆゆしき問題として認識しております。

 人口減少の大きな要因は、少子高齢化と若者の就労の場が少ないこと、また、五島独自の問題として、高等学校卒業後の進学ということが大きな要因として考えられます。それに対応する施策といたしまして、なお一層子育て環境の整備や若年層の就労の場の確保のための企業誘致、さらには第1次産業の振興による後継者育成の制度充実を市政の中心に据えるべきであると考えております。

 特に、支所地区においては、市保有施設が数多くございます。そうした施設を生かした企業誘致ができないか検討を重ね、視察もいただいております。

 次に、なぜ支所単位の地域づくり計画が進まなかったのかとの御質問がありました。

 合併の効果で申し上げましたとおり、合併後、まず優先したのは、新市としての一体感でございました。新市五島市民として一つになるのだとの意識のもとで五島市総合計画を策定し、それに基づく基本計画を実施中でございます。基本計画の実施に当たりましては、各地域ごとに地域審議会を設け、基本計画の進捗状況について、地域ごとの観点から御審議をいただき、基本計画の目的を達成するための地域に必要な施策や特色づけることができる施策等の御意見をいただきながら地域振興を進めているところでございます。

 また、農業、漁業の第1次産業においては、特に、農業での葉たばこ、肉用牛、レタス、ブロッコリーなどに代表されますように、各生産部会が地域を貫く縦糸として存在しておりまして、地域を越えた連携で展開がされております。

 さらに、以前から申し上げますように、五島市の場合、コミュニティー活動や住みやすい環境づくりにおいては、支所と公民館活動に重点を置きたいと考えており、実際に支所と公民館は、地域におけるさまざまな活動の中心となっていただいております。そのため、公民館組織を全市的に同じものとするため、昨年度はその公民館組織の整理も行っております。

 つまり、本市においては、支所単位の地域づくり計画書という印刷物は作成しておりませんが、産業においては種別につながっています。また、各地区が特色を持つ各地区の特徴を生かした地域振興を行えていると思っております。

 今後も、地域審議会や公民館活動、市政懇談会などを通して地域の意見を伺いながら、その地域に見合った振興策を講じてまいりたいと考えております。

 三井楽町の公民館建設につきましては、教育長より答弁をいたします。(降壇)



◎教育長(末永文隆君) 公民館についてお答えをいたします。

 私ども五島市、19年度末に、今、市長の答弁の中に一部ございましたけども、19年度末に公立公民館を整理・統合させていただきまして、現在、13館と4つの分館を持っております。

 公民館については、生涯学習及び社会教育の充実・発展を図り、地域を活性化するための拠点となる重要な教育施設であるというふうに認識し、その意味で公民館の施設設備を整備し、多くの市民の利用を促進することは、教育委員会としての責務であると認識しておるところでございます。

 御質問の三井楽町公民館は、昭和44年3月に完成しており、45年度から供用開始後、既に38年を経過しており、雨漏りとか吹き込みなどの老朽化が進んでいる施設でございます。さらに加えて、構造上2階大ホールは、高齢者や車いすの方にとって大変不便をおかけしております。さらには、建てかえについては、合併前の旧三井楽町からの引き継ぎ事項でもあり、私どもとしては優先順位が高いものとして振興計画でも要望してまいりました経緯がございます。

 19年度に市長の決裁をいただいたので、地元に公民館建設準備委員会を立ち上げ、建設場所や施設の内容など協議をお願いをしてまいりました。

 6月6日に委員会から、会の意向としての協議結果をいただいております。主な内容は、4点ございます。いろいろな協議をした結果、1つ目が住民の利便性、町の中心部の活性化を図ることから、現在地に、同規模の程度で、あるいは同規模より少々小さくなってもいいというふうな意向でございます。2点目がバリアフリーに十分配慮してほしい。3点目が図書室の整備をしてほしい。4点目がトイレの男女区別に十分配慮してほしい。この4点の主な内容をいただいておりますので、この意向や協議記録を受けとめながら、建設に向けて教育委員会としての手続を今後進めてまいりたいというふうに考えております。

 以上でございます。



◆16番(向原安男君) 自席から質問いたします。

 市長から丁寧な答弁をいただきましたが、再度、最初の項目から入りたいと思います。

 五島市は大変な財政的危機だということで、このままでいくと平成20年度には赤字再建団体に転落するということで、18年度から財政健全化を進めました。初年度ですね、18年度から。この中で、高齢者や障害者への福祉削減も一律に行われたわけであります。私は、この点について、18年度の予算案の討論で反対をしたわけでありますけれども、どのような事業が削減されたかということを御紹介いたします。

 まず、敬老祝金77歳、1万円が5,000円になりました。88歳、3万円を1万円に。99歳10万円を5万円に引き下げました。それから、紙おむつ給付事業、8,300円だったのを5,000円に。家族介護慰労金10万円であったのが5万円。高齢者・重度身体障害者住宅改造助成事業では、高齢者対象22万円であったのが11万円に、身障者20万円を9万円に同じく引き下げました。老人ヘルパー派遣事業では、1時間につき170円を200円に引き上げ、老人生きがい対応型ディサービス事業の利用料1日当たり300円は変わりませんけれども、食事サービス300円を500円としました。配食サービスは、これまで1日2食以内だったのを1日1食以内の週5食以内に減らし、利用料は300円を500円に引き上げました。老人クラブ活動費では、1クラブ月額4,800円であったのを4,000円に。また、腎臓病患者ボランティアで運ぶ補助金73万円を58万2,000円に引き下げ、母子・父子家庭児童入学祝い金、小学校・中学校入学時に5,000円支給しておりましたけれども、これを廃止いたしました。長寿介護課と社会福祉関係で約28事業あるわけであります。

 市長は、私が今、申しましたけれども、この事業は20年度にも引き継がれているわけでありますけれども、高齢者や身障者、一番政治の手助けが要る人たち、この人たちへの予算削減は正しい判断であったというふうに現在でも考えておられますか答弁ください。



◎市長(中尾郁子君) お答えいたします。

 合併後の調整などを経てそういう形になっております。一つ一つお答えができませんけど、今、議員が挙げられた中で、腎臓病患者のボランティア費ですが、これは透析をしておられる民間の病院が車を提供くだすって、その事業が手助けされております。そういうことで、多い方がいいですけれども、その金額で今はやれているんだと思います。数字を並べますと、そういうふうになりますけれども、民間の病院の方が、院長がですね、そういう事業を援助してくれました。これはもう前の額よりもうんと大きな額になって実効を上げております。

 その他は、いろんな事情で、財政的な面もあってそのような結果に、各課が調整をして挙がったものと思います。しかし、財政が少し安定をしてきましたから、これからまた、いろいろな来年度予算にかけては精査ができるのかなと存じます。19年度、20年度が、一番財政の破綻ということで、ここまで頑張ってきましたし、繰り上げ償還もいたしております。財政の問題が一番大きくあったということを御理解いただきたいと思います。



◆16番(向原安男君) 昨年のアンケートに寄せられた5人の高齢者の方の御意見を紹介したいと思います。

 70代の方であります。「毎年、税金が増税され、それとともに高齢者のいろいろな負担が多く、高齢者は早く死ねと言わんばかりの扱いであり、まさに高齢者いじめと思う。将来が思いやられる」。

 60代の方であります。「市県民税が倍になり、また、介護保険料など税は二重取り、5万、6万の年金でどうやって生活しろというのか。老人は早く死ねということか」。

 年齢不詳でありますが、「入ってくる金もなく、デイサービスもやめました。持つ物がなければ精神までも悪くなってきます」。

 80代の方でありますが、「現在、月額1万8,000円ぐらいの年金で、介護保険料を引かれ、来年4月から保険料を差し引かれると、もう死ぬほかないです」。

 70代の方であります。「歯科、眼科、整形、病院に行くのも我慢している。介護とか、とても受けることはできません」。

 市長には、このアンケートも届けているんですけれども、これらの人たちの声とか、実態とか、市長には届きますか、届かないですか。



◎市長(中尾郁子君) もっと違う形の手紙がきたり、それから直接訪問を受けたりいたします。そういう事情の方、そういう考えの方もいらっしゃると思っております。



◆16番(向原安男君) 市長ですね、いろいろこの4年間の中尾市政がどういう状況であったか、若干、少し調べさせていただいたんですが、具体的な事実だけ申しますが、財政再建初年度というのが18年度であります。先ほど削りましたね。

 その年度は、もう職員の給与はもちろんその年度から削ったんでありますが、e−むらづくり事業は、16年度から19年度の4ヵ年事業でやって、47億円のお金を出しているわけでありますけれども、財政再建初年度の18年度には、このe−むらづくり事業で一番お金の多い21億円が支出されているんですね。これは具体的な事実ですから。こういう財政の支出状況というのを市長は認識しておられましたか。いかがですか。



◎市長(中尾郁子君) 福祉とe−むら事業の国のモデル事業を比較をするということは困難だと思います。

 例えば新幹線の工事があっていて、また別のものと比較をするというようなものと同じであって、このe−むらづくり事業は、何度も申し上げますけれども、新市建設計画の中の事業でございまして、16年度に国のモデル事業で構築されたものでございます。それを実行しているわけでございます。そこを誤解のないようにお願いをしたいと思います。新しく立ち上げたものではなくって、そこまで国のモデル事業になるまでの経緯もあっているわけでございます。そして実行に移して、この事業が始まっているわけでありますから、農林、水産というふうに動いていって、年度でそのような支出になっていると思います。また、これは合併の新市をつくるための計画の中に挙がっておりますので、合併の特例債の一番初めの事業として認定もされております。

 何度も申し上げますけど、国のモデル事業でございます。これは、総務省の地デジに変わったための、そういう先を見た、民間が張らないところに張るという事業でございます。

 私は、それで、そのようなものとまた違う福祉のジャンルとを比較できるものではないと思っております。



◆16番(向原安男君) 議長ですね、私の言ったことに的確に答える答弁をさせてくださいね、申しわけないんですが。私は事実関係だけ言ったんですよ。そういうことを知っておったか、知らなかったかということを言ったんですからね。そういうふうにお願いいたします。

 次にいきますけれども、次に、e−むらづくり事業のことについてお伺いいたしますけれども、これから一番経費がかかるのは維持管理費だというふうにおっしゃられましたですね。今、このe−むらづくり事業の借金は31億円で、今年20年度から返済が始まりまして、30年度まで10年間払いで23年度が支払いのピークとなるということであります。

 私が気になるのは、市長、その五島テレビの経営なんですよ、申しわけないんですが。本当に525円の料金で果たして大丈夫かなというのがあるんです。これが次に、若干料金改定があるということであります。何でかと申しますと、18年の3月の議会で永峯議員の質問に対して理事者の皆さんが、ほかの市のケーブルテレビ料金の紹介をしているんですね、あなたたちの資料で。

 どういうふうに言っていますかというと、まず、自治体が直営で経営しているところの料金ということで、諫早市小長井町が1,500円、自治体直営ですよ。対馬美津島町が500円、大分県杵築市が840円、広島県三原市が1,000円ということなんですね。それから、民間事業者の経営では、長崎ケーブルメディアが1,995円、諫早ケーブルテレビ2,100円、佐賀3,900円というのは、あなた方の持っている資料での答弁なんです。私たちが言ったんじゃないんですね。

 私が市長に聞きたいのは、この五島市が要請したと聞く525円の料金は、いいですね、自治体直営のケーブルテレビ料金よりも安いわけですけれども、このような全国の資料を持ちながら、525円の料金で民間事業者がやっていけると市長が判断したことが、どうしても私は理解できないんです。そのことについて答弁ください。



◎副市長(諸谷英敏君) 私の方からお答えをさせていただきます。

 525円問題について、経済性を無視した価格で、これが市が福江ケーブルに押しつけたと、それが交渉破綻の原因だと、こういう御意見だと思います。それにこの問題につきましては、私どもは少なくとも5つの点から、もう既に決着済みのことではないかというように理解をいたしております。

 まず第1に、富江ケーブルテレビ、現在の五島テレビが、実際にこの五島市内におきまして525円でサービス提供を行っているということがございます。

 それから、第2番目でございますが、福江ケーブルテレビ御自身が、富江、三井楽、岐宿におきまして525円でサービス提供をされているということでございます。しかも、市に最初提案されたときよりも、かなりサービスを拡大・充実させた上で525円とされております。

 それから、第3に、公正・中立な監査委員の調査結果として、福江ケーブルテレビに信義則違反があり、これが交渉破綻の原因だとされているところでございます。

 それから、第4に、525円は、デジタル放送に係る先方の提案料金から導かれるアナログ料金でございまして、合理的根拠がある数字だというように考えております。

 それから、第5に、押しつけだという事実はございませんで、先方も異議なく了解された金額でございまして、この金額に設定した後に、福江ケーブルテレビがみずから作成し、総務省に提出された書類におきましても、採算性がとれる数字として出されているわけでございます。

 特に重要なことは、第2の福江ケーブルテレビ自身が525円でサービス提供をしているということでございます。これは会社独自でケーブルを張って、つまり、かなりの設備投資をされた、さらに加入料金や受信テレビの台数などサービスを充実して拡充した上での525円という金額でございます。それならあの当時、もう少し努力をしていただければ、市にIRU契約の契約料を払ってでもやれたんではないかと、こういうことをみずから示されているんではないかと思います。

 このほかにも、私どもは、補強材料が幾つかございますが、現在、裁判が係争中でございますので、ここでは控えさせていただきます。私どもの一応認識を申し上げました。以上です。



◆16番(向原安男君) 私も、その経営が順調にいっていただくのを望む立場であります。

 ただ、万が一なったときに、五島市のほうにいろんな財政の要請とかくるのではないかというそういう心配もあるものですから聞いたわけであります。そうでなければ結構なことであります。

 次です。市長、1市5町の懸案事項でありましたけれども、これが中尾市長がつくられた「光でつなぐ元気な五島」、一番のマニュアルですけれども、これを若干、今回改めて読ませていただきました。それから、今度の施政方針の中でもこう言っているんですね。「生産者、消費者、販売者を光でつなぎ、地産地消の販売促進の展開、地元農産物のインターネットでの商品宣伝、市況状況や農作業受委託状況の提供に取り組む」と述べていて、「光で地域産業の活性化を図る」というふうに書いておられます。

 私が一番の問題だと思うのは、旧福江市内では、各戸へ光ケーブルが引かれていないことであります。音声告知がないのは我慢できますけれども、この言われている「地域産業活性化の恩恵」、市長が言っておられる夢を運ぶ光の直接的な恩恵が受けられない状況が現在生まれているんですけれども、この点について、市長はどのように考えておられますか。その産業のところから除外されることになるのが、僕は我慢できないんですよ。答弁ください。



◎市長(中尾郁子君) 産業のところということでありますけれども、このe−むらづくり事業が5町を対象としたもので、それから旧福江市の離島、それから僻地という表現は悪いですけれども、そういうところが対象になっておりましたので、この事業がひとまずその地域であるということ。

 それから、旧福江市内でそういう産業の活性化の情報が得られないということですが、これはインターネットラインでありますので、光ではありませんけれども、情報は届きます。今後、光化の方向が出されておりますので、それはどういう表現をしたらいいでしょうか。民間がまたさらにグレードアップされた光の開発がされているという情報を得ております。それで、そういうものが導入できればと思っております。



◆16番(向原安男君) 次に、音声告知について聞きます。

 e−むら全体の計画は、1市5町の首長の皆さんが立ち上げたというふうに聞いておりますけれども、この音声告知については市長自身が、中尾市長自身が上乗せ、あるいは追加した事業ですね。音声告知だけ答弁ください。



◎市長(中尾郁子君) 音声告知は、奈留町やら各町が持っていたオフトークやら、いろいろなものが更新の時期になりまして、そういうメーカーから、設置をした会社からのいろいろな報告、話し合いがずっと一緒にあっておりまして、それが膨大な金額になるということで、当時、議会でも説明を申し上げましたように、この2芯ある光の1本の端末につければ、もうその配線をする工事費が要らないということでそのようにいたしました。判断をいたしました。



◆16番(向原安男君) 私もその音声告知のことを、ここの地区計画書で改めて読んでみたんですが、ちょっと本当に怒ったんですがね。効果で「防災情報化」という項目があるんですが、行政無線が否定的に評価されて、音声告知が推奨されるような内容になっているんですね、これ。本当に僕は怒りましたよ。

 そのNECが納入した音声告知の2つの端末、ここのNEC自身はここの推進員になっているんですよ。そのNECが納入したe−むらづくりについている音声告知の2つの端末、装置はこれは電源を入れないとその役目を果たせないんですけれども、電源を入れていない家庭もあるように聞いているんですけれども、現状はどうなっているんですか。答弁ください。



◎消防長(江口秀美君) 音声告知の利用状況についてお答えをいたします。

 本年4月に運用を開始した当初は、8,066世帯中、わずか56%の4,542世帯が電源を入れておりました。その1ヵ月後の5月10日には、73%と17ポイントの上昇にありました。最新の今月2日の集計データでは、5,913世帯の利用と、27%の2,153世帯が電源を切って利活用されていないのが実情でございます。

 未電源の主な理由は、工事後に入院された方、亡くなられた方、施設に入られた方、さらに転居された方など、実際に住んでいない世帯も想定されております。

 また、電気代がもったいないなどの理由から電源を切っていることも伺っております。特に、高齢者の世帯が多いようで、なかなか理解が難しいのが現状でございます。以上でございます。



◆16番(向原安男君) この件でもう一度、端的に担当に聞きますけれども、この音声告知の2つの装置の購入代金は、ワンセット幾らですか。2つありますが。その代金に今言った電源の入っていない端末、これを掛けると幾らの金額になりますか。計算して答弁ください。



◎消防長(江口秀美君) お答えをいたします。

 音声告知には、宅内にD−ONUと告知端末機の2つの装置がございまして、定価ベースで1世帯約10万円と聞いておりましたけれども、入札の結果、低い落札額になりまして、6万円から7万円程度と伺っております。

 つきましては、利用にない27%の2,153世帯に中間の6万5,000円を掛けますと、約1億4,000万円の試算となります。以上でございます。



◆16番(向原安男君) 市長ですね、今、消防長のほうからちょっと説明があったんですが、このような現実、音声告知の利用度、現在の、それについて承知しておりましたか。知りませんでしたか。



◎市長(中尾郁子君) 私は、非常に便利がいいと、いろんな情報がくるという話をたくさんいただきます。それで100%、何でもやるときに、全部100人とも使うということはないのかなと、今お話を聞きながら思いました。

 しかし、私のところには、例えば消防団員の携帯にいくよりも、早く音声告知で通知がくるとか、そういう実例を示して感謝の言葉をたくさんいただいております。そういう両面があるのかなと思います。

 これは動きがあることでありましょうから、今後、そういう不要になったものを新しく加入する方に持っていくとか、いろんな研究が必要かなと思います。以上です。



◆16番(向原安男君) 僕は事実だけ言いますからね。

 財政難、財政難と言っているわけですけれども、現時点でこの音声告知だけで1億4,000万円の遊休装置、遊んだ装置を現在五島市は抱えているということになるわけであります。

 次、最後ですけどね、今、五島市に2つのケーブルテレビ、民間業者があるわけですけれども、私はあそこの競合は要らないし、やっぱり力を合わせるべきだというふうに考えています。

 この議場でも今、2台の五島市のカメラと福江ケーブルの2台のカメラが回っているわけでありますけれども、何とか福江ケーブルと関係修復を図って市民の利益を守る立場に立つのかどうか。3月議会でも申しましたけれども、再度市長の見解を願います。



◎市長(中尾郁子君) 私もそう願っております。



◆16番(向原安男君) それでは、五島市歌の問題にいきますが、さだまさしさんが1,000万円だというのを、あちこちで僕は市民の方から大変怒られまして、それで当時、私も総務委員会におりましたから、事の経過を丁寧に答弁するんですが、「議員のあんたたちも責任よ」といってあっちこっちで怒られるんですね、市長ね。

 だから、確かにこの間、僕も言いましたが、さだまさしさんの物の考え方は僕は好きなんですけれども、やっぱり今の市民の何でこうなるかといいますと、市民の皆さんの暮らしがそういう段じゃないよという実態からきているのではないかと私は思うんですね。その点について、市長の考え方と市民の皆さんの意識の乖離といいますか、それがどこからくると考えますか。そういう声をたくさん私は聞くんですが。



◎市長(中尾郁子君) さだまさしさんの市歌がどのように生かされているかということをやはり御理解いただければいいのかと思います。

 観光船「ぱしふぃっくびいなす」、「飛鳥?」などでは、離島回りのときにあの曲をかけてくださっておりますし、全国市長会のいろんな提案のときも、私はそれを、いろんな講釈を言うよりも、あの一番を聞けば五島がどういうところかということもわかるし、まずはメロディーを聞いた、ワンフレーズ聞いただけで、「ああ、さだまさしさんが市歌をつくったのか」と、よその市長が言われます。そのようにいろいろなところで、この市歌は五島のPRに生きていると思います。

 また、合唱、それから高校、いろんなところで、吹奏楽部、合唱部、その方たちがこのメロディーをとてもすばらしいということで演奏していただいておりますので、こういうものとほかのものとの比較というのは難しいと思いますが、五島市が続く限り先頭に立って、このメロディーが五島市を象徴しているわけでありますので、私は本当に2,500枚のCDもいただいて、今、ふるさと市民もみんなとてもこのCDを喜んでくださっております。そういうことで、私は非常に適当といいますか、本当によかったと判断をしているのであります。

 それで、市民の皆様が、もし、今苦しいから、市歌もつくらんでいいじゃないかという声もあるかもしれませんけれども、新しく生まれた五島市が晴れやかに日本全国に向けて、五島市ここにありと、こういう島ですよ、やさしい島ですよ、さんさんと朝日が光っていますよというこういうメロディーで、歌詞で人様に訴えるということは、五島を本当に晴れやかな美しい島、そして人の心がやさしい島、たくましい子供たちが育つ島として、この歌を通して評価をしてくださっていると思うんです。

 それで、市民の皆様に申し上げますが、やっぱりいろいろ五島をPRする方法としては、本当によかったと御理解していただきたいと思います。そういう場面においでにならないので、多分そういう理解が深まらないと思いますけれども、五島に来るお客さんはみんな褒めてくださいます。もっと市内で普及をさせたいと、今後、思います。普及が足りないのでそうい意見があるのではないかと思いますが、生まれた五島市の将来に向けて、これは本当に祝福の五島市歌でございます。



◆16番(向原安男君) あとは市民の皆さんが判断をいたします。

 工事入札について質問いたしますが、これは通告しておりましたけれども、17年度と18年度の決算委員会に提出された資料でありまして、要するにこの中身については、市民の皆さんの税金がどのように使われたかということを明らかにしている書類でありまして、私は4万4,000市民の皆さんの前に明らかにされたオープンな資料であるというふうに考えています。そういう立場で質問いたします。

 今、全国で談合問題が、あるいは議会の政務調査費の問題などに取り組んでいる全国市民オンブズマン連絡会議というのがあるんですが、これは名古屋に本部がありますが、インターネットで引きましたが、ここでは、基準では全工事中90%以上の落札された件数の割合を出して、各工事の落札率が95%以上談合の疑いが極めて強い。落札率90から95%は談合の疑いがあるというふうな基準を持っています。

 この基準を私がこれで拾い上げてみたんですけれども、17年度は64件ありまして97.4%、18年度は69件ありまして97.1%との結果であります。仮に談合が行われているとすると、税金の不正支出になります。

 18年3月議会で江川精一郎議員から、建設工事入札においては、客観性、透明性及び競争性を高めることの質問がされていますけれども、この指摘の観点から入札結果状況について、市長はどのような見解を持たれるか答弁願います。



◎市長(中尾郁子君) 入札というのは、最低制限価格があるもの、ないものあります。そして、設計額というのが設計したところにありまして、後はどういう状況で予定価格を予定するかということでありまして、最低制限価格は工事の品質が落ちないようにということや、補助事業に対して最低制限があります。最近は、もっと最低制限をみんな入れるようになりましたけれども。

 そういうことで最低制限をオーバーランして失格する、既に失格した業者も何社もいるわけですから、上から下までずっと業者が入れられて、最低制限の一番近いところの人が落札になります。それより超えた人は失格でございますので、その結果がそういうことであると思います。

 また、そのように、どう言うんでしょうか、高い方で入れると落ちないし、その会社は。ずっと低く入れ過ぎるとラインからオーバーしてしまいますから失格します。だから、この最低制限に一番近い業者が落札ということになるので、これが正常な姿だと思います。



◆16番(向原安男君) 私が言ったのは、聞いたのは、その最低制限価格を今聞いているんじゃないんですよ。それは後で聞くんですね。

 要するに、17年度の入札、予定価格に対しての落札額が97%になっているけれども、この見解についてどうかということを私は聞いたんでね。最低制限価格のことは僕はまだ聞いていません。答弁ください。



◎市長(中尾郁子君) 結果はわかりませんが、入札というものは、全部業者が入札するわけで、そういう結果になったということが結果だと思います。



◆16番(向原安男君) それでは、県におられた諸谷副市長、この結果についての見解を聞かせてください。



◎副市長(諸谷英敏君) 何といいますか、物によると思うんですよね、物によると。例えば小さな業者さんの事業なんかは、実際問題としてかなり高い率で落ちると、高い率の金額のほうで落ちる可能性が高いわけでございます。

 私も1年間見ておりますけども、物によりましては非常に安い価格で入札されたために落ちているという傾向もございまして、どの程度が妥当な水準かということでございますけども、先ほど市長も答弁いたしましたけども、御指摘の4事業につきましては、予定価格に対して78%から85%でございますので、私は妥当な、自然な数字ではないかなというように理解をいたしております。



◆16番(向原安男君) お二人とも私が質問したこと、まだ先の質問ですよ、それ。同じくこの決算資料から、これから入るんですよ。

 3,000万円以上の事業で、かつ最低制限価格を設定した工事を精査してまとめてみました。最低制限価格は市長が決めますから、市長しか知り得ない金額であります。不思議なことに、17年度、18年度とも落札額と最低制限価格との比率が96から99%を超える入札部類と86%から77%の部類に2分されておりまして、この中間の95から87%の中間比率の入札が1件もありません。

 私は、落札額と最低制限比率の高いグループの工事入札を紹介いたしますけれども、17年度から、決算委員会でも言いましたが、4件あります。これからですよ。工事名です。林道南部寺脇線工事、塩津漁港整備工事、嵯峨島漁港整備工事、野路河住宅建設工事B1棟、これが17年度。決算でやったやつ。18年分では5件ありまして、野路河住宅建設工事C2棟、以下これからの4件は、本土業者落札分であります。三尾野浄水施設膜ろ過装置設置工事、嵯峨島漁港浮き桟橋と連絡橋、貝津漁港浮き桟橋と連絡橋、五島地区漁村コミュニティ基盤事業1工区、大づかみに言いますと、落札額は、最低が塩津漁港整備工事の4,362万7,500円から、最高e−むらづくり事業光ケーブル伝送路監視カメラなど、これはNTTが落札しましたけれども、4億2,493万5,000円で、五島市にとっては大型事業であります。

 落札額と最低制限価格、一番比率の高い工事は、17年度野路河住宅建設工事、1億4,411万7,750円、その差額わずかに1,050円であります。比率は99.999%。この中で比率が低いのは、96.112%のNTTのe−むらづくり事業で、その差額は1,650万円ぐらいであります。

 市長ですね、以上は17年度、18年度の決算資料に基づいて私が作った資料でありますので、あなたたちは検討してくれれば間違いないと思いますけれども。

 諸谷副市長にこの件についてお伺いしたいんですけれども、いいですか。長寿介護課長の一件から自治体コンプライアンス(法令遵守)の推進に取り組むというふうに市長が言っておられるわけでありますが、コンプライアンス条例の制定を検討されているのかどうか、副市長答弁ください。



◎副市長(諸谷英敏君) 根拠の形でございますが、私どもが参考にいたしましたのは、県での取り組みでございます。県の方では、まだ条例の制定まではいっておりません。当面は、他の自治体の研究もしながら、必要ならばそういったことももちろん検討の視野に入れたいというように考えております。以上でございます。



◆16番(向原安男君) 私は、あなたたちからいただいた長寿介護課の中から、長岡京市と近江八幡市の条例が載っておりましたね。僕はそれを見てみたんですよ。そうすると、公益通報制度、内部告発という制度がありまして、あるんですね。いいですか。

 今後、予定価格と落札額や、あるいは落札額と最低制限価格の比率が、例えば100%では当然だけれども、99.999と5つ並ぶようなそういう事業があったときに、仮にこのコンプライアンス条例ができて調査委員会ができるとしたら、こういう調査対象になると考えますか、ならないと考えますか答弁ください。市長は、取り組むと言っているんだよ。



◎副市長(諸谷英敏君) 99.99%というのは、念のため申し上げますが、高い方で99%になっているわけじゃないんですね。低い方で99%なんですよ。ですから、一般的に申し上げますと、もし仮に談合等の事実がある場合には、高い方での九十何%で決められているという傾向が一般的にあるというように私は理解しております。

 それとコンプライアンス委員会でございますが、顧問弁護士の方にもお入りいただいて、公平・公正にやってまいりますが、その具体的なテーマにつきましては、先ほど議員から入札等も視野に入れるのかということでございますが、その点につきましては、必要があれば検討してまいりたいと思っております。以上でございます。



◆16番(向原安男君) 余り歯切れのいい答弁じゃないなというふうに思っています。

 支所地域の問題に入りたいと思いますが、一つは支所地区の過疎化問題を三井楽町公民館建設問題から掘り下げて、支所地区に共通するものがあるというふうに考えますから、これを軸にしてお伺いするようにいたします。

 4月の半ばに三井楽町民の方から、公民館建設について、「財政難と言いながら公民館建設に納得できない。三井楽にはどれだけの箱物があるか」と、厳しい叱責と意見を聞かされました。公民館建設委員会の皆さんには申しわけなかったのですけれども、独自に245通ほどの往復はがきを出して、45通の回答を寄せていただきました。回答を寄せていただいた皆さんにお礼を申し上げたいと思います。

 その結果は、賛成が21、そのうち濱ノ畔の方17、先郷3、不明1、反対20、濱ノ畔9、崎郷10、不明1であります。どちらとも言えないのが4、濱ノ畔が3、崎郷1。公民館の建設場所、現在地23、ふるさと館横6。回答された方は、濱ノ畔が29名、崎郷14名、地域不明2名でありまして、18%の回収率であります。

 私は、この回答に大変驚いたんです。何で賛成と反対がこんな拮抗しているのかと。通常だったら100%の人が賛成のはずなのに、何でだろうと考えたんです。市長ですね、市長には賛成、反対の意見も事前に届けましたけれども、何で賛成、反対が拮抗してるいのかなと、あの意見の中でですね、読み取られたことがありましたらお伺いいたします。



◎市長(中尾郁子君) 三井楽の公民館は、あそこで会合があるたびにその陳情も受けておりまして、多分反対の方は、公民館に出ておいでにならない方で、頭の中で金がないからやらないがいいよと、三井楽の方が、多くの方が、私には公民館を合併前からの悲願であると、何とかしてほしいということをずっと訴えられておりました。決して一人や二人ではありませんので。

 ただいまの質問を聞きますと、要らないじゃないかということでありましょうか。私は、何人かは反対がいても、やはりいつかは建てかえなきゃいけない。じゃあ、今みんなで考えましょうという提案をしているわけですから、前向きに考えていただきたいと思います。やはり活動しない方は要らんよという方もいるかもしれませんけれども、三井楽町には公民館が必要だと考えておりますし、あれではやはり日常の潤沢なる活動ができにくいと判断をいたしております。

 それで反対と言われた方には、もう一度よく考えていただきたいと思います。そういう方のためにこの計画が頓挫してはなりませんので。



◆16番(向原安男君) 市長、私は、もうちょっと深いところで皆さんの意見を、私は感じたんですが、合併が住民の意識に影を落としているのではないかというふうに考えています。

 丁寧な賛成の意見の中に次のような意見がありました。一部だけですが、紹介します。一人の方は、「市町合併に伴い、地域衰退の中、今ある必要なものをなくすのは合併の悲哀だ」。また、別の方は、「公民館建設は、合併後、三井楽に光が当たらなくなり、すさむ住民の心にとって一つの光かもしれません」。本当に重く心に刺さる意見であります。

 2006年市民アンケートでは、合併について次のような意見も寄せられています。これは三井楽の方でありますが、「合併してから、支所地区は火が消えた町の姿になったように見える。支所の機能を今より小さくしないでください」。富江の方からは、「秋ごろには、富江支所からごっそり職員が本所へ異動になると聞きます。寂しい限りです。連れていかないでください」、こういう意見もありました。

 地域にとって、役場は、最大の事業所であり、最も人材を抱えた職場であり、地域の核だったわけであります。その役場がなくなる。同時に地域の人たちの心の支え、精神的な支えもなくなると。地域の今後の展望が見えにくい。

 市長は、合併によるこの皆さんの心の変化が、公民館建設に対する住民の意識の変化となったとは考えられませんか。答弁ください。



◎市長(中尾郁子君) 心がけて市民のいろいろな集い、それから行事なども参加をしてメッセージを送り続けております。それでも、まだまだそういうメッセージが届かない方がいるかなと思います。

 一緒につくろうということで、本当に市民の皆様の意見を伺い、こういう要望があったよと言っては担当課を見にやり、そういうことに心がけております。でも、まだ足りないんだなということを、ただいまの意見を聞いて思いました。しかし、行政というものは、本当に市民の状態をよく認識をして、より努めていかなければならないと思っております。

 合併は、行革もありますので、職員も少なくなるということも目的でありますので、役所が使うお金を少しでも少なくして、市民のためにいろいろな施策ができるようにしようということでありますので、こういうことも膝を交えてお話をすれば、きっと御理解いただけるものだと思います。これからも、また、そういうことに努めていきたいと思います。



◆16番(向原安男君) 壇上でも言いましたけれども、私を初め共産党市議団は、この間、支所地区の過疎化対策、特に、住民主体の地域計画づくり問題を繰り返し取り上げてきました。

 けさの長崎新聞を見てみましたら、対馬の新しい市長さんが、その支所を名前をかえて「地域活性化センター」にするというふうなことが出ておりました。市長も読まれたと思うけれども。僕は、ここの対馬の市長選挙のときから、このことについてずっと気になっていたんですよ。この質問を準備するとき、何かこの資料ないかなと思って新聞で探したんですが見つからなくて、私はこれをイメージしてずっと言っているんですね。幸い、けさ載りましたので、そういうイメージで私はずっとこれまで言ってきたということを理解してくださいね。

 だから、市長は、平成18年3月、6月の議会で、積極的にこういう答弁をされたんですよ。聞いてくださいね。「住民の中では、福江に一極集中になるのではないか」、これは市長が言ったんです。「地域の特色が失われるのではないかといった不安の声がある。これを解決するためには、地域にもう少し密着した振興計画をつくりたい。総合計画ができたので、地域単位の支所長を中心に地域の特性、合併の旧町の産業・文化、そういうものをもう一度拾い上げたい。このような計画が内部にはある。その話し合いを何度かしている」。こういう大変いい答弁したんですが、これがトーンダウンしてしまったんです。何でですか。



◎市長(中尾郁子君) トーンダウンではありませんで、総合計画の結果の2ヵ年の精査を今いたしております。

 今、地域審議会が終わったばかりでありますけれども、本当に地域審議委員会の中が変わりました。もうこれが大きな進歩だと思います。そして、私どもの準備がまずいというぐらいの声が出るようになりまして、いろいろ、1年に1回しか開かれませんけれども、データについても注文が出ております。

 そういうことを少し精査をしながら、先ほど壇上で言いました縦糸、たばこの関係、牛の関係という縦糸がこうありますので、そこらを都会地とは違いますので、産業の、あるいは漁業のつながりというのも町を越えているわけです。支所を越えているわけです。そういうところと、もう少し練り合わせる必要があると思います。早急に、今、つくったものを活字にするのは、もう少し時期をみたいなという思いが私にはあります。

 今、例えば三井楽で言うと、公民館をみんなで考えてくださいというのも、やはり地域審議会、市政懇談会などで出た、公民館建設についての三井楽市民の思いを、じゃ実現するために、また三井楽の方にお返しをして、みんなで考えてくださいというふうにして、三井楽の公民館長が主になっているんだと思います、このことは。そして、いろんなことをやって、皆さんの意見を吸い上げていくと、そういうことをやっておりますので、全く手をつけてないというのではなくって、もう少し、文字にするためにはもう少し精査をしたい。そのように思っております。

 きょう、三井楽町だけ申し上げましたけど、奈留町に関してもやはりそのように、このことはどうするかということを、また町の特徴があります。そのことを御理解いただきたいと思います。決してそのことをないがしろにしているわけではありませんで、振興計画がもう少し動いて、町の形もきちんとしてという思いがあります。奈留町は、もう一つ別に役所の職員が少なくなるであろうから、奈留の行事は民間でやろうということで、もう本当にそこに参加します。そういう町々の特徴をもう少し見守って、それからと思っておりますので、もう少しお時間をいただきたいと思います。



◆16番(向原安男君) 市長、私は、こういうふうにイメージするんですよね。三井楽なら三井楽で、三井楽の町をどうしょうかという論議がわんわんあって、こうしようああしよう、その中に公民館をこうしようではないかという位置づけようではないかという話があれば、もっと別の結果が出るのではないかと私は思うんですね、私は。だから、地域計画づくりの中に公民館まで位置づけるというそういうのがないから、こういう結果になったと思うんで、僕は本当に三井楽を皆さんがどうしようか、そういうことと合わせて、この公民館の計画づくりを位置づけるというふうにすべきだというふうに思います。若干、市長とは見解が違うようであります。時間がないんで。

 誤解のないように、私は、公民館の役割を決して否定しているものではありません。誤解のないように。合併で心がすさむ状況にあるからこそ、その拠点に公民館活動を位置づけるべきだというふうに考えています。

 公民館活動の盛んな長野県、特に飯田市などでは、地域公民館を文化活動だけでなくて、「地域活性化センター」と位置づけて重視しています。若手の職員30代を張りつけています。そういうのを私はイメージしているんです。

 しかし、支所地区の公民館活動は、今、市長がおっしゃられたように、三井楽も含めて、ようやく専任の公民館主事を置いて活動を本格化したという段階に聞いているわけであります。そうしますと、町内全地域の人たちに、まだまだ公民館と活動が自分たちの身近なものとして位置づけられていないのではないかというふうに考えます。この状況下での公民館建てかえ問題だというふうに私は理解するんですが、私は、こういう中に賛成と反対が拮抗するのは当然ではないかと思うんですが、この点について市長の見解を願います。



◎市長(中尾郁子君) 公民館建設については、先ほども申し上げましたように、三井楽市民の、町民のたっての願いだと私はとらえております。だけど、願っていない人がいるということは、思い当たりません。

 それで、もしそういうことであれば、公民館をみんなが、多くの方が望む場所に、多くの方が望む形で建設できて、そういう優しげな、明るい、あんなに地図のような天井の下じゃなくって、本当に皆がそこで集えるような、そして、来ない方も来ていただく努力もして、そういうコミュニティー、町民のそういうものをつくり上げたいと思います。

 また、今、お話を聞きながら思いました。自主放送もありますので、もっともっとこの私の思い、行政の思いを伝えていこうと思っております。なかなか受け取っていただいていないかなあと、あるいは要らないよと言っている人がそんなに声高にいたのかなと。でも一度もそういう方とは聞いたことがありません。早くつくってくれと。ここには三井楽出身の議員さんもいらっしゃいますけど、たっての願いだというふうに私は思っておりました。きょうはこういうふうなことで、本当に私は意外な思いをしております。

 でも、議員が言われるように、「公民館が中心だよ、核だよ」というのは、私も同感でございますし、私も公民館出身でございますから、そのようにやりたいと思っております。これから、文化活動も、運動会も、全部公民館長主催でございまして、でも、ケアの主事さんの勤務とか、そういうものはまだまだ厳しい状況にございます。今後は、いろいろ現場から意見も聞いておりますので、そういうこともまたしっかり検証して、本当に公民館が核になれるようにやりたいと思います。



◆16番(向原安男君) 市長ですね、これは市長が答弁していただきたいんですが、三井楽支所が住民アンケートをとりましたが、建設については、賛成、反対を問うていないんですね。建設ありきで問うていますから。

 ですからこれまでに寄せられた意見の公開も含めて、改めて再度アンケートを取り直す必要があると考えますが、市長の答弁を願います。



◎市長(中尾郁子君) 賛否はとっていないということであります。というのは、もう必要なんだと、町民から事のたびに陳情があっておりますし、先ほど教育長から説明がありましたように、三井楽町の町長から、課にそういうものを受けているということでありますので、懸案事項として、合併のときにいただいているわけでありますから、当然前に進むべき問題だし、合併した後も、私にもたくさんの意見が寄せられているので、もう賛否はとらなかったというのも、私もまた了解いたしました。

 それで、ただいまの質問は、もう一度アンケートをとるかどうかということでありましたが、ちょっと検討をしたいと思います。



◆16番(向原安男君) この公民館問題、最後になりますが、私も三井楽にはいろいろお世話になった立場でありまして、非常に気を使って質問しているんですが、誤解のないように正確に言っておきます。

 要するに、もっとまちづくりを含めた論議を深めて、三井楽町民が展望を持てるような地域計画づくりを急ぐこと。その計画の中に公民館活動をしっかり位置づけること。その後、建設するか、建物を複合的に活用するかの論議に入るべきだと思います。

 住民の十分な合意が得られていない状況下で、公民館建設を強行するべきではないというふうに私は考えますが、市長の答弁を願います。



◎市長(中尾郁子君) 三井楽に暮らしていらっしゃる方から切なる要望でございますので、「そんなに必要ないよ」という意見があるということが、私は意外だということが今の実感でございます。

 三井楽は、例えばゲートボール場をみんなできちんと整備するとか、また、浜辺の海浜公園もでき上がりまして、そういうふうに。それから、万葉公園もきちんとして、この前もグリーン・デーもありましたけれども、本当にいろんな方が、出てこられる方は楽しんでおられます。で、ペーパーの計画書というのを、全体像をつくってからということでは、もうちょっと時間がかかるんではないかと思います。産業面がありますので、中途半端なものでは、やっぱりなかなかつくりづろうございます。今、産業が少し動いておりますので、農業、漁業がですね、そういうことかと思います。

 三井楽町の方は、公民館が必要だと、こいねがっていると私は判断をいたします。ここに議員さんがお二人いらっしゃいますので、お二人が要らないと思っていらっしゃるのか、要ると思っていらっしゃるのかわかりませんけれども、やっぱり三井楽町に暮らしていらっしゃる方の意見が一番大きいかと思いますし、公民館長が主になっていろいろな意見も進めておりますので、もうしばらく検討の時間をいただきたいと思います。必要だと私は思っているんです。



◆16番(向原安男君) 私も必要だとは思っているんですね。もう時間がありますから、賛成の方の丁寧な意見だけ、時間の範囲内で紹介いたします。

 「確かに三井楽町には箱物は」、これは賛成の方です、「多いと思われるが、しかし、公民館が地域に果たしている役割は大変大きく、有益な歴史がある。市町村合併に伴い、地域衰退の中、人が集まりやすく、活用しやすい施設は、他の公共施設の効用と相まって必要な施設だ。ほかの箱物が多い?から不要だとする理由にはできない。」、ここです。「今ある必要なものをなくするのは、合併の悲哀だ。」、こういうふうに結んでいます。ここのところをとってほしいんです。これで終わります。



○議長(中尾剛一君) 以上で向原安男議員の質問を終わります。

 次に、14番 橋本憲治議員。



◆14番(橋本憲治君) (登壇)壇上より質問いたします。

 1項目めは農林行政についてです。

 中尾市政4年間の大型プロジェクトでは、e−むらづくり事業における光ファイバー網の整備と7億3,731万円かけて建設したたい肥センターがあります。

 e−むらづくり事業については、先ほど向原議員により質問がされましたので、私は、たい肥センターの問題について質問いたします。

 1点目は、たい肥センターやキャトルセンターなどの畜産施設の運営についてです。

 まず、たい肥センターの原料の確保についてです。4トントラックの運搬車は、現在の運搬車では大き過ぎて、牛舎の敷地や狭い農家やホイルローダを所有してない農家からの収集は困難な状況です。そのため、事業計画の見直しと2トントラックの購入が必要ではないでしょうか。

 2、生産される3,700トンの堆肥の販売見込みはあるのでしょうか。

 3、おがこの確保についてです。たい肥センターには、毎日38トンの原料が搬入されて、44トンの堆肥がつくられますが、そのうち30トンを水分調整して使われるので、14トンが生産される計画になっています。よって、年間3,700トンの生産計画です。

 議会には、水分調整をするおがこの確保が難しいので、戻し堆肥によって水分調整を図るという説明がされてきましたが、水分調整をするおがこをどう確保していけばいいのかという相談が、事業を推進していく過程で農協や森林組合に相談されていないことが調べでわかりました。改めておがこを確保するための検討をすべきではないでしょうか。

 4、土壌分析についてです。土壌分析をどのような職員配置で行おうと計画しているのか伺います。

 2点目は、専門職員の育成についてです。

 農林課における、畜産、林務、園芸作物の専門職員を育成する考えはあるのかどうか伺います。

 3点目は、日本共産党の農業再生プランへの見解についてです。

 ことし3月7日、日本共産党は、「農業再生プラン」を発表しました。この最大の要は、歴代自民党の農政によって、食糧自給率が39%、穀物自給率が27%という世界でも異常な水準まで下がってしまった日本の農業を、どう建て直し、特に食糧自給率をどうやって引き上げていくかにあります。

 農業再生プランでは、自給率を50%台に引き上げることを農政の当面の課題に位置づけ、その達成に向けてあらゆる手だてをとることを農政の基本に据えるということを提案しています。この農業再生プランについて市長の総体的な見解を伺います。

 2項目めは、富江高校の閉校に伴う通学対策についてです。

 富江高校の閉校が決まる中で、保護者の方々は子供たちを高校に通学させることができるだろうかという不安の声が数多く聞かれます。そのため、次の3点について、県に要望していただきたく理事者の見解を伺います。

 1点目は、県は通学費補助期間を5年間に限定していますが、5年後には、生徒が富江地区からいなくなるわけではありません。継続的な補助事業にしていくべきではないでしょうか。

 2点目は、2台のスクールバスが運行されるようになっていますが、富江地区の生徒は広域から登校して行きます。そのために1台は、大田、琴石、丸子、黒瀬、富江、そしてもう一台は、黒瀬、山下、岳、富江、福江というルートで運行すべきことがベストではないでしょうか。

 3点目は、五島南高校までの通学費補助についてです。

 県は、富江から五島南高校へ通学する生徒は補助対象外としていますが、富江高校が閉校になれば、富江から五島南高校へ通学する生徒が出てくることは十分考えられます。五島南高校へ通学する生徒へも補助をしていくことが当たり前ではないでしょうか。

 以上の見解を求めまして、壇上からの質問を終わります。(降壇)



◎市長(中尾郁子君) (登壇)14番 橋本憲治議員の質問にお答えをいたします。通告の文書と順番が逆になりましたので、議員の順番でお答えをいたします。

 たい肥センターやキャトルセンターなどの畜産施設の運営についてのお尋ねがありました。

 たい肥センターにつきましては、本市の農業振興に欠くことのできない土づくりの推進と地域の有機資源の再利用による資源リサイクルシステムの構築を図るものでありまして、平成20年3月に完成し、4月よりごとう農業協同組合を指定管理者として運営を開始しております。

 キャトルセンターにつきましては、平成19年8月から子牛の受け入れが開始され、平成20年1月に開催された五島家畜市場から出荷が始まり、家畜市場の平均価格より高い価格で取引されておりまして、市場性の高い子牛の生産と肉用牛飼養農家の労力軽減などで貢献をいたしております。

 たい肥等の原料搬入につきましては、たい肥センターの4トントラック3台で搬入と、農家の方などがみずから搬入する場合がございます。議員御指摘のとおり、4トントラックでは、現場まで行けないことがあることを聞いておりますが、この4トントラックは原料の搬入と製品の搬出に使用するもので、2トントラックでは、効率が落ちることから4トントラックで対応することとしたものでございます。今のところ、4トントラックのみで対応するように考えておりますが、今後2トントラックでなければ搬入できない現場からの要望が多くなるようであれば、指定管理者と協議をしながら検討していきたいと考えております。

 次に、堆肥の販売見込みにつきましては、平成19年2月にアンケート調査を行った結果、お茶などの工芸作物、レタス、アスパラガスなどの園芸作物の栽培農家を中心として、年間販売計画量3,672トンを上回る要望があっております。市及び指定管理者には、早い段階から販売についての問い合わせもあっております。

 市といたしましては、販売先を確保できるものと考えております。

 次に、おがこの確保につきましては、おがこが不足しますと家畜の敷き料の交換ができず、たい肥センターの原料確保にも影響がございますので、たい肥センターの原料確保のためにもおがこの確保は必要と考えております。

 その件について、ごとう農協とおがこを生産しております五島森林組合が何度か協議を重ねておりますが、解決するまでには至っておりません。市としては、市有林の管理をしていく中で、列条間伐を行っておりますが、この列条間伐において発生する間伐材をおがこの原料として利用することが可能でございますので、計画的に市有林の列条間伐を行っていくことで、おがこの確保にも貢献できるものと考えております。

 なお、土壌分析につきましては、指定管理者の管理業務に含まれておりまして、指定管理者であるごとう農協の職員配置の中で対応することといたしております。

 次に、専門職員の育成についてのお尋ねがありました。

 現在、市におきましては、定員適正化計画に基づき、職員定数の適正化に取り組んでおり、その中でも市民への行政サービスの維持・向上が図られるよう適正な職員配置に努めております。

 職員の人事につきましては、個々の希望や課長等の意向をできる限り尊重するとともに、個人の特性を考慮しながら、適材適所に留意し、実施してきたところでございます。また、これまで研修などを通して、職員の能力向上に努めるとともに、仕事に対する意欲や士気の高揚を図っているほか、異動につきましては、幅広い知識の習得により、適切な判断力を合わせ持つ人材の育成を目的として、基本的には3年から5年を目安に行ってきております。

 市の農林業の振興を図る上で、専門的な知識を持った農林行政の専門職を育成するという考え方もございますが、同じ業務に長く従事しておりますと、その分野に精通するというメリットがある反面、改革的な新たな発想や企画が生まれにくくなるなど、さまざまな支障もまた、出てくることがあります。しかし、議員御指摘のとおり、農林業の振興には、専門的な知識を持った職員の存在も大変重要であると認識をいたしておりますので、原則にとらわれることなく、比較的長い期間の配置を行うことにより、専門的な知識を習得し、業務に当たれるよう異動周期について考慮をしてまいりたいと考えております。

 次に、日本共産党の「農業再生プラン」への見解についてのお尋ねでございましたが、日本共産党より「農業再生プラン」が発表されたとは聞いておりますが、詳しいことは承知をいたしておりません。

 次に、富江高校が2009年度からの生徒募集を停止し、2011年3月に閉校するという県教育委員会の決定は、地域の方々の関心があれだけ高まった中での決定であり、市といたしましても、その実施について再考を強く要望しておりましたので非常に残念でございます。

 それらを踏まえ、県教育委員会高校改革推進室は、先月の初め、地元で説明会を行っておりますが、通学対策として、保護者負担を年次的に引き上げていくスクールバスを、朝、夕2台、5年間を限度として運行するという提案を示しておりまして、高校改革推進室の話では、その運行ルートについては、今後、利用者や関係者と話し合いをしながら決めていくということで、いまだ決定はしていないということでございます。

 5年目以降の通学対策、さらには、富江から五島南高校への通学支援についての県への要望につきましては、福江島内3つの高校へ、それぞれの地区から通う高校生の個別の事情も勘案する必要がございますので、保護者の御意見も伺いながら、ルートについて、また南高について議員御指摘のことは、県にお伝えし、相談をしていきたいと思います。以上です。(降壇)



◆14番(橋本憲治君) まず、富江高校の閉校に伴う通学費対策について、再度質問を行います。

 例えば川棚町から佐世保までJR運賃を調べてみますと、1ヵ月の運賃が2万4,000円です。それが学割だと9,000円になるんです。本土では、そういったように、公的機関外でも、公的機関が補助しなくても通学しやすい環境が整っているというように思います。しかし、離島は違います、この福江島は。現在、富江から五島高校までのバス利用における1ヵ月の定期料金は2万4,960円です。これに対して県の補助が3,400円。そのため、保護者負担は2万1,500円に現在なっています。

 富江高校の閉校に伴う通学費の補助は、5年間は県の補助があって1万2,000円から1万4,000円の負担で済みますけども、補助が打ち切られると、現在の2万1,500円、この金額になります。到底この金額では高校に進学させることができない。そして、また、子供が2人いると、バス代だけでも4万3,000円になってしまう。そういった不安にかられている方々が、今、富江でたくさんいます。そうした気持ちは、市長、理解できますでしょうか。答弁をお願いします。



◎市長(中尾郁子君) 本当に通学費、バス代は、本当に定期も高いと思っております。今、こういう案が県から出されておりますので、これからどのようにこれが説明されていくのか、そして、ずっと維持ができないものかどうかと思います。本当に通学代の高さは私もよくわかります。



◆14番(橋本憲治君) 通学費についてですけども、富江のある方は、現在の富江高校を存続させるためには数億円、年間かかるかもしれませんし、その経費と比較したら、子供たちへの交通費の補助はもう微々たるものではないかと、そのことを強く私は訴えられました。全くそのとおりだと思います。

 市長がつくりました五島市総合計画、この中で市長は、「訪れたい町から住みたい町へ向かうこと、それがひいては豊かな島づくりへの歩みとなる」ということを確信を持ってこの計画書がつくられましたというようにあいさつで述べられています。

 また、きのうの一般質問の答弁では、Iターン者は、県内で五島市は比較的多いほうであるということを市長は述べられました。五島に魅力を感じて移住してくる方もいます。しかし、反面、私は、この今月の8日のことでしたけれども、ある子供の保護者の人から話しかけられました。「五島市は、仕事がなくて暮らしにくい。そのために五島を出ようと考えている。しかし、子供がいるので、上の子供が中学校を卒業して出るか、下の子が小学校を卒業して出るか、そのタイミングを、今、見定めている」という本当に胸の痛い内容のお話を聞きました。その方は福江地区の人ですけども、同じように富江地区に住んでいる方も同様の方がいるんではないかというように思うんです。

 通学費を負担できなくて、そういった経済的な事情によって五島を去っていく方々が、今後、続出してくるんじゃないかと、そのことが本当に私は不安です。通学費の補助の継続は、まさしく五島にとって島の浮き沈みを左右する重大問題だというように私は認識しています。その点についての市長の認識をお聞かせください。



◎市長(中尾郁子君) 全く議員と同感でございます。



◆14番(橋本憲治君) では、その立場で、県に対して臨んでいただきたいというように思います。

 次に、バスのルートですけども、先ほど壇上でも述べましたけども、現在、富江町内の小中学生は395人います。1学年平均43人、地域別にいうと、太田に2人、琴石に1人、丸子に2人、黒瀬に33人、山下地域に54人、岳地区に18人、富江地区が275人、田尾地区が9人、繁敷に1人というように広域にいるわけです。こういった子供たちが、将来、高校に進学するようになるわけですけども、富江地区のこの子供たちが通学しやすいように、やはりバスの運行も市長が、市長の立場でやっぱり要望していただきたいと思うんです。その点について再度答弁を求めます。



◎市長(中尾郁子君) 運行ルートについても、富江の田尾、丸子、琴石など、とても遠隔地の富江町の集落もありますので、当然そのことは配慮していただかなければいけないと思います。

 この富江町のどこもですけれども、特に五島市内の町は分散した集落が多うございます。そのことをどのようにつないでいけるのかですね、今後、ルートについては、しっかり県にも伝え、また運行業者にも伝えていきたいと思います。



◆14番(橋本憲治君) 次に、五島南高校への通学補助ですけども、県の高校改革推進室は、これまで富江から五島南高校に通学している人はいなかったと。だから、補助対象にはしないということを言っているそうです。でも、よく考えてみますと、富江地区の人は、富江高校があったから南高校には行っていないんです。

 富江高校が閉鎖になった場合、やはり十分に、五島南高校に進学する人は、可能性は非常に高いというように思うんです。その点については、県の理屈は、私は通らないというふうに理解しています。市長の見解をお伺いします。



◎市長(中尾郁子君) 南高校を選択する生徒が出てくる可能性もあると思います。やはり校風をどのようにとらえて、自分に合っているかということでとらえるわけでありますので、今、伺いながら思いまして、繁敷などは距離的には、そちらが近いのではないかとか、いろんなケースバイケースが出てくると思います。それで、このことも考慮に入れてもらうように相談をするべきだろうなと思っております。



◆14番(橋本憲治君) 今、述べたように、富江の方々は、大きく言えばその3点について要望していますので、ぜひその立場で県に対して、市長も今後、要望していただきたいというように思います。

 次に、たい肥センターの運営についてです。

 旧岐宿町時代のたい肥センターがありましたけども、これは年間の製造能力が450トンありましたが、実際には50%台の220トン程度の実績で、大きな赤字が発生し閉鎖したということを伺っています。この一番の大きな要因は、堆肥となる原料を集めきれなかったという報告を受けています。こうした点で直接農家と深いかかわり合いがある農協が、今回、たい肥センターの指定管理を受けたということは、原料を確保するという条件が整ったというふうに私は喜んでいます。

 今回、私は、農林課がつくったたい肥センターの収支計画書に基づいて調査を進めながら一般質問の事前通告をしたわけですけども、そのために壇上で質問したことと答弁内容で、こうつじつまが合わない部分もあるようです。

 そして、昨日、指定管理を受けた農協の収支計画書の内容を説明していただきました。農林課がつくった収支計画書と非常に大きな違いがあって驚きました。農協がつくった収支計画書は、なるほど現実味がありました。農林課では、「県や国と協議しながらつくったものです」と自信を持って言われましたけども、明らかに問題点が、私でもわかる内容です。

 さて、農協が指定管理を受けた中で、1年目は1,229万円の赤字が生じ、市が指定管理料として1,000万、農協が200万の赤字補てんをすることになっています。赤字の理由は、初年度で戻し堆肥をつくらなければならないという説明です。2年目は、956万円の赤字が見込まれている状況です。

 私は、平成18年の12月に農協を訪問して、たい肥センターのことで農協組合長とお話をしました。組合長では、たい肥センターが必要かどうかという段階では、市と一緒になって協議に参加しましたけども、建設する方向が決まってからは市からの呼びかけはないということでした。そして、私は、昨年の12月議会前に農協を訪問して、「議会として応援したいのでたい肥センターの運営面で問題はありませんか」と尋ねに行きました。そうすると、「農協としては、まだどの部署が担当するのか決まっていません。農産園芸部、畜産部、経済部のどこかが担当するでしょう」と、そういう状態だったので、もう話がそれ以上進みませんでした。まだ受け入れの準備が整っていなかったという状況です。

 そこで質問しますが、私は、農協と早くから協議を重ねておけば、農協としても受け入れの準備が整って、この2ヵ年にわたる毎年、毎年約1000万円の赤字を軽減できたのではないかというように思います。その点についての見解を市長に求めます。



◎市長(中尾郁子君) このたい肥センターの準備の段階から、農協は主体的にかかわってくださっております。むしろ、あちらが専門家でありまして、県の陳情も一緒に参りました。農協の組織はいろいろかわりますので、うちも異動があってかわりますけれども、そういうことで、一緒に役員の方とも県庁に出向きました。そういうところから、説明はうちの係長と農協の役員の方がともになさったということでございます。

 そして、その後、いろいろと経過がありまして、建設に至り、そして、いろいろ現場の話も聞きながら、それは準備をしてきたと思っておりますので、どう言うんでしょうか、その準備段階で話し合いがよくできてないので、こういうふうに赤字になるんだという今の予想でありますけれども、今、このたい肥センターを建設しようといった時点からしますと、本当に堆肥が今求められる、とても必要がられる時代になりました。もう建設を計画したときよりも、もっともっと声が大きゅうございますので、私はこの事業はうまくいくと思っております。

 その話し合いがどうだということは、よくわかりませんけれども、農協は全面的に力を入れて、まずは理事会を通してそこで賛同を得て、それから表に出して行動する段取りを踏んでいると伺っておりましたので、そういうふうな組合長さんのお話があったのかと思います。しかし、決して農協とそういう何でしょうか、意思が通じないような間ではございませんで、各部会ともいろんな、例えば牛農家の会合でも、いつも会っておりますし、部長さん、部会長さん、そういう方に。で、この話はそういう意味では進んでいたわけでございます。完成しまして、いよいよ具体的になってそういうことを協議する段取りになったと御理解いただきたいと思います。



◆14番(橋本憲治君) たい肥センターをつくるかどうか検討していた段階では、農林課や農協職員などで構成する協議会で視察に行ったりとか、県に行ったりとかしています。大分県杵築市のたい肥センターも視察しています。

 私たち経済土木委員会も、その1年後に視察に行きました。そこで、杵築市の市の担当者の説明で学んだことは、九州管内のたい肥センターのほとんどは赤字経営ですが、杵築市の経営は何とか黒字経営にあるということでした。そのためには、1つには建物や職員の配置を効率的に計画することが大切だと、2つ目には関係職員との協議を十分にしながら推進することということを教わり、非常に勉強になりました。しかし、視察が行政側に、私は五島市にこの視察が生かされなかったというように思います。そういうことは、私もこれまで4年間の議会の中で指摘してきました。

 というのは、さっき言ったように建設するかどうかのときには農協と協議をされてきた。でも、決まった後は、市が県とか国とかと協議しながら、農協とはほとんど協議がされていないというのが1つの状況です。

 それと堆肥舎で効率的に作業するのは、一つの屋根の下ですることが一番効率がいいという状況を学んできました。ところが、五島市では屋根が3つあります。3棟です。原料や製品を出したりしなければいけません。非常に効率が悪い施設になっています。そして、また、この梅雨時期、雨の日は作業ができません。

 市長に再度伺いますけども、このたい肥センターの建設において、私は農協との協議を継続して、どういった運営でやっていくか、そういったことがされてこなかったというように私は見受けています。その点についての見解を伺います。



◎市長(中尾郁子君) 建設に向けて協議がなされていないということでありますけれども、先進地視察は、県の職員も農協も行っていると思います、一緒に。

 それから、設計でございますけれども、これはもう組合長が本当によくお話をなさいました、当時。そして、農協のそういう関係機関の設計でございます。そういうプロといいますか、たい肥センターについて、運搬の堆肥をどのようにするか、戻し堆肥をどうするかということも、私は専門家でないんですけれども、組合長からいろいろと聞いた記憶があります。組合長は、もうより専門家でありますから、そして、そういうことを考慮に入れてということで、農協の関係の機関が設計をいたしておりますので、十分に研究されていると思います。決して、県ではございませんし、国でもございません。



◆14番(橋本憲治君) 市長と私の見解が違うんですけども、非常に農家の方々、農協に行ってお話を聞いても、そういった建設をしていこうという段階までは一緒にやったけども、その後がほとんど話がされてなかったというふうな状況です。

 たい肥センターの建設に係る予算審査のときに、私は委員会で、なぜたい肥センターの建設を分離に発注するのか。作業が非効率的ではないのかということで質問しました。その中での答弁は、「公共工事が少なくなってきて、できるだけ多くの建設業者に仕事を与える機会をつくりたい」という答弁が返ってきました。

 そこで質問しますけども、たい肥センターの建設について、私は農協と十分な協議をしていっとけば、もっと効率的な建物ができたというように思うんです。その点について市長の見解を伺います。



◎市長(中尾郁子君) このたい肥センターの設計の段階も農協でございます。農協の上部でございます。そこが専門家なんでございます。それで、当時は、そういう話を常にしておりました。で、やはり組織というものはかわりますので、途中から、どう言うんでしょうかね、組織の職員の異動などがあってそういうふうな認識が変わったのかなと思いますけれども、もともと一緒に陳情にも行き、そして、設計図も農協の上部でございます。そのことも御理解いただきたいと思います。

 そして、設計のとおりに、それは当時の組合長がこのようにしたがいい、ああしたがいいということが反映されていると思います。私はもうわかりませんが、それでそのように設計ができ上がって、分離発注のことも私はよく記憶にないんですが、私が直接かかわっておりませんから。でもやはり、いろいろな業者にたくさん仕事が渡るように配慮をしたということを委員会で職員が答弁をしたということであれば、それはそうだと思います。

 それで、いいたい肥センターができたと私は思っておりますので、どうぞこれを有効に活用して五島の農業が活性化するようにというお知恵をいただきたいと思います。



◆14番(橋本憲治君) たい肥センターは、農家の方々が待ち望んだ施設であります。その点については一致しますけども、この非効率的な建物というのが、今後、運営上大きく影響してくるんじゃないかというふうに私は心配しているところです。その点について、ただ指摘しておきます。

 次に、堆肥の原料の確保についてですけども、たい肥センターは5月より供用が開始されまして、原料は、主に今、キャトルセンターや農協の肥育牛舎から運んできています。5月末には、3軒の畜産農家からも搬入の取り組みがされました。

 いずれも牛を70頭以上飼育している大規模農家ですけども、そこでの作業は、一つの農家では問題なく収集がされました。もう一軒では、牛舎の敷地内がコンクリートがされていないために、トラックのタイヤが地面にのめり込んで、引き出す作業に時間がかかったということです。4トントラックの重量が4トンであり、コンテナが1トン、原料が3トン、総重量は約8トンになります。ですから、周りがコンクリートされていないと、なかなか作業がうまくいかないといった状況です。3軒目の農家は、4トントラックが大き過ぎて牛舎の敷地内に入れずに作業ができなかったということです。

 このトラックの幅が219センチ、長さが586センチ、コンテナの長さが366センチ、合計すると10メートル22センチぐらいになります。したがって、コンテナに原料を積む作業をするには、幅が5メートル、長さが13メートルの広さがどうしても必要ですし、地面が固い敷地が必要だというように思います。これだけの条件が整った農家は少ないのではないでしょうか。その点についての見解を農林課長に求めます。



○議長(中尾剛一君) しばらく休憩いたします。

 午後は1時10分から再開いたします。

                         =午後零時04分 休憩=

                         =午後1時39分 再開=



○議長(中尾剛一君) 再開いたします。

 橋本憲治議員の一般質問の途中ではありますが、去る6月11日の一般質問における発言について、古川雄一議員から発言の取り消しの申し出があっておりますので、これを許します。



◆12番(古川雄一君) 去る6月11日の私の一般質問における発言中、一部不適切な発言がありましたので取り消しくださるようお願いいたします。



○議長(中尾剛一君) お諮りいたします。

 古川雄一議員から、去る6月11日の一般質問における発言中、一部不適切な発言があったので、会議規則第64条の規定により発言を取り消したい旨の申し出がありました。この申し出を許可することに御異議ございませんか。

 〔「異議なし」と言う者あり〕



○議長(中尾剛一君) 御異議なしと認めます。よって、古川雄一議員からの発言の取り消し申し出を許可することに決しました。議長において、後日、会議録調整の際、措置することにいたします。

 それでは、午前に引き続き橋本憲治議員の一般質問を続行いたします。

 理事者の答弁を求めます。



◎農林課長(長岡仁君) 2トントラックが必要ではないかというお尋ねでございますが、現在、4月、5月と順調に牛ふん等原料が集まってきているところと農協より聞いております。しかし、議員御指摘のとおり、農協が原料回収に回ったとき、4トントラックでは入りきれなかったところもあったと聞いております。

 今後、原料供給ぐあいを考慮しながら、農家の方の御意見を伺うとともに、農協と協議しながら検討していきたいと考えております。



◆14番(橋本憲治君) その点については、検討をお願いします。

 次に、おがこの確保についてですけども、私は6月5日にキャトルセンターを調査に行ってきました。

 キャトルセンターの牛舎は、3つのラインに分かれています。えさを食べるところ、休むところ、水を飲むところ。えさを食べるところでは、おがこを約10日に一度入れかえるということです。しかし、この梅雨時期には、1週間に一度はしたいということでした。休むところにはおがこを約3週間に一度入れかえていると。そして、水を飲むところには、おがこを敷いていません。このように、子牛の発育をよくするためには、キャトルセンターで年間1,600立米のおがこが必要だということを聞きました。現在は、おがこを全く確保できていないんです。そのために肥育牛舎の分をキャトルセンターに回しているということでした。

 この状態が続くと、肥育牛舎の牛の発育に悪い影響を与えますし、今回、5月の競り市では、キャトルセンターから出た牛は増体量がよかったという報告がありましたけれども、7月、9月、これからのキャトルセンターの子牛の発育にも大きく影響してきます。

 そしてまた、私は二本楠にある森林組合の木材集積場を調査してきました。森林組合は、優良木材を生産していくことが第1の目的ですが、例えば10ヘクタールの木材を伐採した場合、10%の木材製品が出ると。そして、20%が杭などの加工製品、そして70%がおがこになると。このおがこが年間4,800立米から5,000立米が生産されるということでした。この5,000立米でも現在では需要にこたえきれない状態です。

 先ほどの答弁では、おがこの確保については、JAと森林組合が協議しているということですが、非常によそ事に聞こえるんです。やはり農協、森林組合、市も一緒に加わって含めて、市が計画したキャトルセンターのおがこが不足しているわけですから、この三者が一緒になって協議をすべきだというふうに私は思います。その点についての答弁を求めます。



◎農林課長(長岡仁君) おがこの確保についてのお尋ねでございますけども、たい肥センターだけでなく、おがこの確保につきましては敷き料として五島市の畜産振興にとって必要かつ重要と考えております。議員御指摘のとおり、確保問題につきまして、農協、森林組合等に積極的に働きかけていきたいというふうに考えております。

 市としましては、列条間伐等の計画を予定どおり実施いたして、おがこの確保に努めてまいりたいというふうに考えております。



◆14番(橋本憲治君) 再度、おがこの確保について質問します。

 先ほど、課長の答弁があった特定間伐についてですけども、私は平成18年の9月議会の質問の中で、市の答弁では「五島市の市有林においては、植林して31年から45年の山林が全体の56%あり、富江地区においては、特定間伐を実施していますが、福江地区と玉之浦地区ではまだ実施していません」という説明がされました。五島市の森林整備振興計画では、今年度、富江地区で40ヘクタール、来年度46ヘクタール、22年度は43ヘクタールの特定間伐の計画がされています。

 近年の林野庁の関係予算の特徴は、京都議定書、森林による二酸化炭素の吸収目標を図るために、平成19年度から平成24年度の6年間において、毎年20ヘクタールの追加森林整備が予算化されています。これはすなわち間伐事業です。今年度も360億円が予算化されています。私は、この時期に、この特定間伐の事業を拡大していくべきではないかというふうに思いますけども、その点についての見解を求めます。



◎農林課長(長岡仁君) 議員御指摘のとおり、列条間伐につきましては、富江で35年生から45年生の木に対しまして年間約40ヘクタールぐらい特定間伐を予定いたしております。市としましては、この計画を予定どおり実施していきたいというふうに考えておりまして、現在のところ、計画をふやす予定はございません。

 ただし、適正な森林育成とあわせまして、財産区等へは積極的に列条間伐等を働きかけてまいりたいというふうに考えております。



◆14番(橋本憲治君) 再度、特定間伐、列条間伐についての質問ですけども、この特定間伐の効果というのは非常に多いんです。

 まず、1つは地球温暖化の防止につながります。2つ目は、山の価値を高めて優良材を生産できる。3つ目には、特定間伐によって間伐材をおがことして活用して和牛の発育向上を図っていくことができる。4つ目には、それを利用してのたい肥センターが効率的に運営ができると。5つ目には、その堆肥を使って野菜などの生産が高まる。非常に一石六鳥の取り組みがされる効果的な事業だというふうに思います。

 先ほどの課長の答弁では、これ以上特定間伐の事業を面積を広げる考えはないということでしたが、これからの五島市が計画したキャトルセンターのおがこは、どうやって確保していくんでしょうか。預かった子牛はコンクリートの上に寝なさいという形で、市としては指導されるんですか。その点について答弁を求めます。



◎農林課長(長岡仁君) 先ほど申しましたように、富江を中心としまして、列条間伐については年間約40ヘクタールぐらい間伐を実施してまいります。そのことにつきまして、まず、計画どおり実施したいというふうに考えております。

 また、富江以外の福江、玉之浦、岐宿等につきまして、保育間伐という形で年間約50ヘクタールぐらい実施してまいります。そういったものも活用してまいりたいというふうに考えておりますし、先ほど申しましたように財産区等へは積極的に列条間伐等を働きかけて、おがこ確保に努めてまいりたいというふうに考えております。また、答弁の繰り返しのようになりますけども、農協、森林組合との協議も進めてまいりたいというふうに考えております。以上でございます。



◆14番(橋本憲治君) ぜひ、特定間伐の推進に当たっていただきたいというように思います。

 次に、農林課の専門職員の育成について質問します。

 私は、この4年間で、一般質問できょうで7回目です。答弁はいつも同じ内容です。平成17年3月では、県内の自治体の農林課、水産課、専門職員がどういうふうに充実して配置されているかという紹介をいたしました。平成18年12月議会では、市長は、「職員は頑張っているんだ、長い目で見てくれ」という市長の答弁でした。それから、4ヵ月たったら、その職員はどこかに異動していませんでした。そして、去年の6月議会でも、専門職員の育成には長期間在職させる視点で見ていただきたいという、私は強い要望をしました。

 例えば7億3,000万円もかけたこの大事業のたい肥センター、これにかかわった係長は、この4年間で3人目なんです。ころころころころかわっているんですよ。この大事業のプロジェクトに対してですよ。

 そして、和牛の飼育農家は、現在4,119頭ですけども、これを平成22年度末までに、この3年間で5,000頭にしていこうというのが五島全体の目標です。今、意気込んでいる中で、市が本当に農協とか、農家の方々と一緒になって牛をふやしていこう、キャトルセンターを充実させていこう、たい肥センターを充実させていこう、その中でリードをとれる状況じゃないというように私は受けとめています。ですから、本気になって専門職員の育成を図っていただきたいんです。再度、答弁を求めます。



◎市長(中尾郁子君) まず、一番初めの職員のことは、実は病気でございました。それで、そういう少ない時間でございました。いろいろな要素がございます。私も専門職でと思っております。

 それから、係長の件でございますが、この用地買収にかかわっていた係長は、家族の事情で地元に帰りたいというたってのことがありまして、本当に残念でしたけれども、そういうことにこたえました。そして、やはり実家が牛を飼っている方を係長にいたしましたが、ある問題が発生をいたしまして、議員も御存じだと存じます。それで、今、かつて農林課に長く勤務したことがある係長を今いただいております。

 それから、畜産に関しましては、今、なかなか畜産の専門、畜産大学を出た職員は見当たりませんでしたが、支所におりまして、今、その職員を中心にといいますか、少なくとも畜産大学を出ているわけですから、一般の学問をした方よりもそういうものに詳しい、そういう場所にいるということで、その職員を配置をいたしておりまして、また、その上には、さらに長い時間いる職員がおります。

 仰せのように、いろんな見方があると思いますけれども、農林課でいいますと、本当に専門家が少のうございます、役所の中に。しかし、例えば耕地係も技術者を置いておりまして、そういう面の目線がきく方でございます。また、農務係も農業関係の学校を卒業した技術者でございまして、そういう方にいろいろと農務の勉強もしてもらい、後輩のリードもしていただいております。

 いつも専門家をそこに置きたいんでありますけれども、農林課に関して言えば、県の普及センターの職員が全部農業の専門家でございますので、常にいろいろな相談をしながらやっております。役所の中になかなか専門職という、農業の専門職は少のうございますので、そのような結果に至っておりますけれども、私どもがこいねがっても、やはり個人の家庭の事情、健康の問題などもありますので、結果としてはそういう形になった次第でございますが、今の配置された職員も、そういう意思を持って一生懸命頑張っておりますので、どうぞ議員も専門家でございますから、御支援をいただきますようにお願いいたします。



◆14番(橋本憲治君) 最後は、日本共産党の「農業再生プラン」についてですけれども、私は通告書と一緒にパンフレットをお渡ししておきましたけども、多分そのパンフレットがどこかに落ちたんだろうと思います。機会があれば、討論していきたいと思います。

 以上で私の一般質問を終わります。



○議長(中尾剛一君) 以上で橋本憲治議員の質問を終わります。

 次に、2番 熊川長吉議員。



◆2番(熊川長吉君) (登壇)中尾市政が誕生して以来1期4年間、縁あって私が最後の一般質問者になりました。再度、質問できることを願って、きょうの質問を行います。

 我が五島市が、1市5町の合併から丸4年を目の前に迎えようとしているところであります。したがいまして、来年が五島市制5周年に当たることから、市制5周年記念事業の一環として、市内に多数あるカラオケ愛好会の活性化、あるいは歌を通して一人でも多く健康な高齢者を育てる一つのきっかけとして、NHKのど自慢をこの五島市で開催できるよう運動を展開できないかお尋ねをいたします。

 次に、椿510万本植栽推進委員会の活動について、目標に向かって確実に前進なされているのかという観点から、その会の目的と今日までの活動状況並びに現在島内に何本の本数があると認識し、今後510万本植栽の実現に向け、しっかりとしたビジョンが確立されているのかお伺いいたします。

 次に、通算3回目の質問になりますが、大学入試センター試験会場を、県内4離島地区に設置する件について、昨日、本格的な決定がなされたようでありますが、過去において、このことの実現に向けて、行政の力も必要であるということから、中尾市長にその働きかけを依頼した経緯もありますので、ここで改めて、市長からその結果について御報告をしてもらいたいと存じます。

 また、確認でございますが、実行に当たっての市の協力体制はいかがでしょうか。

 次に、五島高校3年生を対象に、今年度初めて試行されようとしている小学校への高校生助手派遣事業、いわゆるボランティア事業でございますが、このことについて、その内容、目的はどのようなもので、小学校及び教育委員会の協力について、どこまで進捗しているのかお伺いいたします。

 次に、石田城のお城、石垣の一部を五島家より寄贈を受けたということでありますが、しからば市として、安全性、観光の面から石田城の蹴出門、いわゆる表門の改修を早急に着工すべきだと考えるところでありますが、いかがでしょうか。また、お濠の清掃作業の実態についてもお知らせください。

 次に、ことし3月28日付で国から調達があっている公共工事の品質確保に関する当面の対策についてお尋ねいたします。

 御承知のとおり、昨今の公共工事を取り巻く環境は、公共投資の減少等に伴い、建設業の競争が激化するなど大きく変化しているところであり、この結果、我が五島市においても過度な低価格入札、いわゆるダンピング受注が近年増加しているところであり、加えて昨今の原油高騰と相まって、公共工事の品質確保等に大きな懸念が生じていると考えております。また、そのことにより、下請け業者や建設労働者へのしわ寄せの存在も明らかになっているのが現実であります。

 そこで、地場産業の育成の面から、国からの調達事項のうち、公共工事の発注において、原則総合評価方式を実施することとなっているが、当市としての導入状況はどうなっていますか。

 また、ダンピング受注の防止対策として、最低制限価格設定の入札回数の増加を図ること、さらには、その価格決定を下請け業者や建設労働者へのしわ寄せを防ぐために、その率をせめて国県並みにすべきであると考えますが、いかがでしょうか。

 最後に、下崎山町の長い歴史と伝統を誇る国の重要無形民俗文化財指定を受けているヘトマト祭りについて、観光ガイドの方から、ぜひ、祭りが実行されている場所にヘトマトの案内板を設置してほしいという強い要望があるところでありますが、このことについて、市当局の考えをお伺いいたします。

 以上壇上からの質問といたします。(降壇)



◎市長(中尾郁子君) (登壇)2番 熊川長吉議員の質問にお答えをいたします。

 市制5周年記念事業として、NHKのど自慢を実施してはどうかというお尋ねでございました。

 五島市も、合併後、来年で5周年を迎えます。5周年を迎えるに当たりまして、市民の皆様へ楽しんでいただけるような記念事業を計画したいと考えております。

 議員お尋ねのNHKのど自慢の開催につきましては、NHKへ照会をいたしましたところ、7月上旬から公募を正式に行い、9月で締め切られ、選考の上決定されるとのことでございます。

 五島市といたしましても、公募が始まりましたら申請したいと考えております。既に、これまでに事務的な折衝はいたしております。ただいま、そういう段階でございます。

 次に、椿510万本植栽推進委員会についてのお尋ねがありました。

 昨年10月にツバキ植栽による景観整備と、ツバキの実を使った地域産業の振興を図り、市民とともに市の活性化につなげていくことを目的として「椿510万本植栽推進委員会」を設立いたしております。過去4回の委員会においては、寄贈ツバキの植栽計画や苗木の育成、確保について検討がなされ、昨年は、椿まつりオープニングセレモニーの記念植樹をスタートにして、玉之浦の県道沿いや学校、公園等に寄贈ツバキの植栽を実施をしてきました。今年度も寄贈ツバキ等を有効に活用して、馬責馬場から玉之浦に向かう県道沿いを中心に植栽を進めることとして、そのほか公園等への植栽及び遊休農地、山林、原野に植栽を推進していく計画でございます。

 なお、並行してツバキの本数調査も計画的に行うとともに、本年度中には、ツバキ振興計画の策定を行い、今後は長期ビジョンに基づいたツバキの花による景観づくり、観光・交流の拡大とツバキの実による地域産業の活性化を図ってまいりたいと思っております。また、さきに答弁いたしましたように、花の活用も製品ができておりますので、これからまた、大きな分野になるかと存じます。

 次に、大学入試センター試験の県内離島4地区での開催の決定は、けさの長崎新聞報道のとおりでございまして、本当に大変喜ばしいことでございます。

 このセンター試験の離島開催につきましては、市長会で知事あてに要望いたしましたが、県としても国への提案・要望事項に組み入れていただくなど、積極的に行政を挙げて取り組んでいきました。何と申しましても、島の子供たちが、島で生まれ育ったゆえにこうむる不公平感を払拭するため、実際の関係者であります五島高校を初めとする高校関係者と、当時の育英会役員の方々が一体となって活動してきた成果でございます。

 具体的にというお話でございましたが、五島高校の田川校長先生が高校に赴任してこられて、1月、2月に行われておりますセンター試験に出発する子供たちを見送った折に、横断幕を張って波止場で頑張っておいでという見送りの様子を、本当に印象深く眺めたというお話を聞いたことがありましたが、そういうことを経験をされて、センター試験を離島の子供も同じ条件で受けさせたい、冬場の一番海がしける時期にセンター試験がありますために、海を渡ることに大変注目といいますか、着目をされて、この行動が始まりましたと聞いております。それを保護者、育英会が一緒に行動されて、市への陳情が出されました。当時の会長さんは熊川議員でございましたが、そのように行動していただきました。

 私は、その後、対馬市長、壱岐市長、新上五島町長へ直接電話をいたしまして、こういうことであるので一緒に陳情いたしましょうということを訴えました。それで賛同いただきまして、知事、教育長へ連名で陳情書を提出いたしました。本日、新聞報道でありますように、来年1月のセンター試験から実施されるということが、昨日、午後発表されております。4離島の高校の先生方、保護者の方、そして行政がともに熱く行動したことが、今回の実現につながったと思っております。本当にありがとうございました。

 センター試験の実施に当たって、市はどのように応援するのかということでございますが、きのう決定の発表があっておりまして、調査は受けまして、どういうものが必要だというお話は聞いております。例えば、答案を前もって、試験用紙を前もって運ばなければいけないので、厳重なかぎがかかる金庫が要るとか、そういうお話も伺っておりますが、まだ、市として何をどのようにするようにという要望は、まだ今のところございません。以上です。

 次の教育委員会関係につきましては、教育長より答弁をいたします。

 6項目めの公共工事の品質確保に関する対策についてのお尋ねでありました。

 第1点目の総合評価方式の導入計画につきましては、まず、総合評価落札方式とは、従来の価格だけで評価しておりました落札方式と異なりまして、品質を高めるための新しい技術やノウハウ、また価格に加えまして、価格以外の要素を含めて総合的に評価をする新しい落札方式でございます。

 五島市といたしましては、本年度は試行的に4件の工事を選定し、企業の施工能力、配置予定技術者の能力、地元への貢献度を評価項目として、特別簡易型方式で実施するよう計画をいたしております。

 次に、ダンピング受注の防止策と最低制限価格を設けた入札回数の増加及びパーセントを国県並みにということにつきましては、あわせてお答えをいたします。

 まず、ダンピング受注は、工事の品質低下や下請け業者へのしわ寄せなどを招くおそれがあり、その予防対策は必要であると認識をいたしております。その予防対策といたしまして、本年4月より、入札に係るすべての工事につきまして最低制限価格を設定することといたしております。

 次に、最低制限価格の設定基準を国県並みにというお尋ねがありましたが、本市の算定基準は、国の低入札価格調査基準に基づきまして設定をいたしておりますが、先般、5月20日付で、県土木部長名で「国土交通省における低入札価格調査の基準の一部改正」の通知がございました。この基準によりますと、現在の設定率より高くなることとなります。これにつきましては、現在、五島市指名審査委員会で協議を行っているところでございます。

 あとの教育関係の質問には、教育長よりお答えをいたします。(降壇)



◎教育長(末永文隆君) 教育関係について3点お答えをいたします。

 まず、第1点目の高校生の助手派遣事業についてでございますけども、議員御質問の事業は、今、全国的に広まりつつある小中学校に大学生を派遣する学校支援ボランティアに類するものであると受けとめ、それで本年度、私ども五島市教委も県教委の推薦を受け、特別支援教育のための学生支援員として、県立大学シーボルト校の学生4名をこの支援員として登録していただいております。

 今回、五島高校から要請を受けている内容については、この学生支援ボランティアのことを、高校生を派遣するところまで拡大しているものだと、そういうふうに考えております。

 事業の概要については、五島高校の3年生で、1月までに既に進路が決定した生徒を、小学校の出身校、あるいは希望する小学校に指導の助手として派遣するボランティア事業でございまして、授業とか給食活動、清掃指導、昼休みの遊びなどを支援したいというふうに計画をしているようでございます。ボランティア精神や勤労感、社会性等を養おうというもので、地域に感謝する心を育て、社会の厳しさに触れながらも、仕事の楽しさも体感できること、さらには、地元を離れる前に、自分の母校で子供たちと接することにより、地域への恩返し、母校愛、郷土愛などをはぐくみ、地元のよさも体験できる機会にできればというふうな願いを持っておりますので、この事業につきましては、2月ごろに約3週間ほど計画しているようでございます。

 五島高校の校長先生が2度ほど私どものところにおいでいただいて、説明と要請を受けております。私どもといたしましても、奨励すべき取り組みと考えますので、校長会を通じて受け入れについて積極的な取り組みを指導してまいりたいというふうに考えております。

 2点目は、福江城の蹴出門の件でございますけども、議員の御指摘のように平成18年4月に五島家から寄贈を受けました福江城蹴出門の改修計画、そして、お濠の清掃についてでございますが、まず蹴出門の改修につきましては、本年度、私どもは文化庁の担当調査官を招いて、心字ヶ池にございます隠殿屋敷の修復調査を計画しております。この調査の折に、蹴出門の調査を依頼したいと考えておりますので、この調査後に具体的な改修計画を策定する予定で、平成21年度に改修工事に着手できればというふうに想定をしているところでございます。

 また、濠の清掃でございますが、濠にははびこっておりました外来種であると言われる藻でございますけれども、今回、5月の連休前に濠の水抜きをしてほとんど根本から除去したというふうに考えております。ただ、一部にまだ残っておりますし、繁殖力が強い種類というふうに聞いておりますので、近い時期の再生を心配しておるところでございます。

 また、ごみにつきましては、週2回、網での除去作業を行っておりますし、その他、毎年私どもには、九州電力、九電工、青年会議所の方々の御協力をいただきまして、城壁の草刈りと濠の清掃をやっておりますし、さらには、現在周辺住民の方々のボランティアでの随時の清掃活動もしていただいております。改めてこの場をおかりして感謝を申し上げたいと思っております。

 この福江城の蹴出門とお濠は、私どもは五島市のシンボル的景観であるというふうに受けとめておりますので、管理を担当する教育委員会としては、この2つのものについては、門扉の修理をして濠に水の流れを取り戻し、鯉の泳ぎを楽しめる場所にしたいというふうに願っております。これまでもさまざまな対策を講じていただいておりましたけども、構造的に見ますと、水が一定量以上ふえないという欠陥などがございます。このことに対しまして、専門家の力を借りて根本的な対策を検討する時期ではないだろうか、こういうふうにも考えております。

 現在、福江城址を中心とした五島らしいまちづくりの計画も進められておりますので、連携をとりながら、あの濠の景観と蹴出門については守ってまいりたいというふうに考えております。

 3点目のへトマトの説明板についてでございますけれども、現在、五島市の指定文化財は、国県指定を含めまして82件に上っております。現在まで私どもは、文化財の説明板については、指定文化財を保護・顕彰するという意味合いで、建造物、史跡、あるいは天然記念物など有形文化財を中心に設置してまいりました。

 御提案いただきましたヘトマトについては、国の重要無形民俗文化財として昭和62年度に指定されており、下崎山地区の白浜海岸や山城神社などを中心に町内一帯で行われておりまして、私ども五島市の無形文化財の中の代表的なものであるというふうに考えております。これまで、私ども無形文化財については、有形文化財と違って設置場所を特定しづらいことなどからも設置をしておりませんでしたが、そういう経緯がございますが、へトマトを初め17の無形文化財を顕彰することについて、そして、そのことで五島の歴史と伝統を再認識していただくことは大変重要なことだと提案を受けとめております。

 現在、設置されている説明板の老朽化に対する立てかえも計画をいたしておりますが、それにあわせながら、説明板の設置場所確保など地元の協力を受けながらも、無形文化財の顕彰方策として、今後、進めてまいりたいというふうに考えております。以上でございます。



◆2番(熊川長吉君) ただいま、前向きな答弁を数々いただきまして、再度、確認も含めて質問させていただきたいと思います。

 市制5周年のことについては、今後、計画を進めていくということで、5周年記念事業を実施していくという方向であるということをお聞きしまして、この5周年のときに、この五島市を全国にアピールするためにもNHKのど自慢、そしてまた、何よりも、先ほど壇上で言いましたカラオケ愛好会等々が、またこういった大会を開くことによって、なお一層活性化していくんじゃないかということも含めてお願いをしたわけでございますが、このことについては諸谷副市長にちょっと動いていただいとるという情報も聞きましたので、まず、NHKの方に問い合わせたその感触と、7月から公募を行って9月で締め切りということで、選考委員の方がおるんでしょうが、そこだけの状況、もしあったら教えていただきたいと思います。



◎副市長(諸谷英敏君) お答えいたします。

 市長から御指示がございまして、4月の25日でございますが、NHKの長崎放送局の方に参りまして、今後の事務スケジュール等お伺いいたしました。NHKの方からディレクター以下3人の方から御説明いただきました。こちらの五島でやる場合は、文化会館が1,100名程度入れるところということでございますので、文化会館になるでしょうと、もしされる場合はですね、ということで、文化会館のデータについては、既にNHKも持っているのでオーケーだというようなお話はいただきました。

 ただ、競争が非常に激しいわけでございます。御承知のとおり、日曜日1回でございまして、1年は52週でございます。そのうちにNHKののど自慢が放映されるのは、放映されない日曜日もございますので、多分50回を下回るわけでございます。47都道府県ございますので、1県に1回あるかないかという狭き門だということでございます。

 それで、やはり地元の熱意を相手のほうに御理解いただくということが、一番必要だというぐあいに理解しておりまして、タイミングを見て、市長がNHKの放送局長さんに陳情という格好で展開をしたほうがいいんではないかなというように思っておりまして、そのタイミングを見計らっているところでございます。

 つけ加えて申しますと、私が県におりましたとき、4年前でございますが、知事と一緒にNHKの会長のところにお会いに行きまして、大河ドラマをぜひ長崎を舞台にしてほしいとお願いした経過がございます。今回、たまたまNHKの会長さんが、長崎ゆかりの福地さん、長崎大の経済学部出身でございます。私事でございますが、私のいとこの子供が結婚するとき、福地さんに仲人をしていただいたというような個人的なつながりもございますし、福地さんが昨年五島高校に講演に来られた際には、市長もお会いいただいたという経過がございます。福地さんも五島のことはよく覚えておられると思います。

 ですから、まずは地元のNHK放送局に一生懸命訴える。場合によりましては、東京のほうにも行って、出向いてお願いする、そういった強い熱意を持って行動すれば、私は可能性はあるんではないかなと、ちょっと楽観的かもしれませんけど、ともかく1年間に50回程度の放送でございますのであれですが、いろんなつてを使いながら取り組んでいきたいと私自身は思っているところでございます。以上でございます。



◆2番(熊川長吉君) その狭き門を突破するのは、今、福地さんの話も出ましたが、諸谷副市長の手腕にかかっていると、私は今、話を聞きながらそう思いましたので、ぜひ、実現に向けて強いアタックをしていただいて、これは私がカラオケ愛好会の皆さん方からちょっとこういったことはどうかという話を聞きましたので、ぜひ、実現に向けて頑張っていただきたいというふうに思います。

 次に、椿510万本の植栽推進委員会のことですが、農林課長ですね、委員の名簿をちょっとここにいただいて規約があるんですが、僕は目的の中に、これ当然510万本と書いているからそうなのかなと思ったんです。五島市に510万本のツバキを植えるということが目的なのか、目的にそれが載っていないんですけど、この510万本植栽ということに向けて、我々はそのように理解していいのか、農林課長、答弁をお願いします。



◎農林課長(長岡仁君) 510万本を目標にしているのかという御質問だと思いますけども、五島の市の名前にちなみまして510万本というところもあるというふうに思いますけども、現状、市長の答弁の中にありましたように、この推進委員会の中で調査方法等もお諮りをしながら、現在、平行的に本数調査というのもやりたいというふうに考えておりますし、特に、このメンバーの中の久賀島のメンバーの方の本数の確認方法等を取り入れましてやろうというふうにいたしております。ここのほうにも、五島市椿510万本植栽推進委員会というふうにございますので、当然510万本というのを目標にして推進していきたいというふうに考えております。



◆2番(熊川長吉君) わかりました。そういうことであろうと思ったんですが、目的に載っていないもんでお尋ねをいたしました。

 そこで、この委員会の目的の中に、事業計画に関する事項を決定するということで、今年度中に計画を立てるということでございますが、この委員の中にものすごく510万本、あるいは五島市をツバキで日本一にしようと熱き思いの方がおられまして、今のこの推進委員会、過去4回開催されたということですが、手ぬるいのではないか、正直に言ってまだ計画も策定されていない、積極的に510万本に向かって、そして、その結果が産業の育成、ツバキの実をとって農業の所得もふえるだろうし、そしてまた観光客もふえるということで、積極的に活動していっていただきたいと思うんですが、現在の状況を農林課長、どう判断しておりますか。



◎農林課長(長岡仁君) この委員会自体も昨年の10月に立ち上げておりまして、現在、ツバキの振興計画については、今年度中に作成するということを目標に作成を進めております。その中で、長期ビジョンに基づいたツバキのことに関しまする景観づくりとか、観光交流に向けた取り組みというのを進めたいというふうに考えております。

 推進委員会のメンバーの方々、ものすごくツバキに関しまして熱心な方ばかりでございます。そういったさまざまな意見を伺いながら、積極的に推進を図りたいというふうに考えております。



◎副市長(岩村進君) 実は、私が五島市椿510万本植栽推進委員会の委員長を仰せつかっております。そういうことでございますので、若干ただいまの課長の回答に加えさせていただきたいと思います。

 先ほど目的について申し述べましたが、目的は、とにかく五島のツバキを510万本にしようという目的でやっていくわけでございますが、このまたしようという目的は、一つはツバキの花により美しい環境の造成、観光交流の拡大を図るということと、もう一つは、ツバキの実によって地域産業の活性化を図るという目的を持っております。

 それで、現在、植栽地域ですね、これは景観づくりのための植栽、それからツバキの実を活用した産業振興のための植栽、それから植栽方法、それから植栽用の苗の供給体制、この供給体制の中で毎年、ある団体と関係ある人、島原におられる人でございますが、その人が2,000本ツバキの苗を寄贈するということになっております。このツバキの苗につきましては、先ほど市長から申し上げました馬責馬場から玉之浦に向かって、この街道に植えていくと。そのほかの植栽地においては、植栽地の供給は主に市のほうで苗を育てて供給しようという方針でやっております。

 決しておくれているわけではございません。ただ、基本的な計画がちょっとおくれておりますけど、着々と準備は進めておりますので、大体計画どおりやっていくと思います。

 それから、今、五島市に何本あるかということにつきましては、御存じのように五島の椿と自然を守る会の比留木先生ですね、この人が一つの案を持っております。今、カナダに行きまして、それから世界大会が英国でありまして、そちらのほうに行った関係で、ちょっとこれがおくれておりますけど、早急にこれも並行してまとめていきたいというふうに思っております。以上でございます。



◆2番(熊川長吉君) わかりました。本数については、今後調査をしたいということです。

 市長に、ちょっとお尋ねしたいんですけど、ただいま、岩村副市長のほうから寄贈の話がありました、2,000本という話ですが、毎年続いていくのかなという予感がしたんですが、僕がお尋ねしたいのは、2,000本寄贈しました。そしたら、また来年も寄贈したいと思う気持ちになるには、ここに何といいますか、感謝状か何か、要するに何かがあれば、また何かを来年も寄贈したいという気持ちになるんじゃないかと思いますが、そこら辺の市長として考え方をお尋ねしたいと思います。



◎市長(中尾郁子君) お答えいたします。

 本当に奇特な方がいらっしゃってありがたいことでございます。毎年の感謝状ということじゃなくて、先ほど質問がありました市制5周年とか、そういう節目に、いろいろな表彰をいたしておりませんのでということがまずありました。その方だけではなくって、いろいろな表彰は節目節目でしようということを、前に下話ですけれどもしたことがありますので、そこに入るのかなとも思いましたけれども、毎年差し上げたほうが、やはり後をまたいただくためにはいいのかなと、質問のお話を聞いて思いましたので、ぜひともそのようにしたいと思います。

 実は、いろいろな表彰を今、余りしておりません。それは、節目節目にしようということを、もう2年ぐらい前ですけれども、前の総務課長がおられるころに、そういう段取りで毎回しても余りあれじゃないからというふうな話をしたことがございますので、そういう意思もあったのかなと思いますが、そういうお話、何も本人から直接じゃなくて、会からいただくものですから、会に対しては、この前の緑化推進の大会の中でお礼を申し上げましたけれども、ごあいさつの中で。会にその方が寄附をされて、寄贈されて、それを会から市がいただくということになっていましたので、直接御本人にということを市は余り思っておりませんでしたけど、そういう配慮も市としては必要であったかなと思っております。



◆2番(熊川長吉君) 全く市長がおっしゃるとおりで、本人に、僕は感謝状という限定じゃなくして、市長の気持ちがですね、最高責任者は市長ですので、本人にも届くような心配りをしていただければ、会としても、また次がお願いしやすいという面があると思いますので、ぜひ、そういった御配慮をお願いしておきます。

 会の中では、「玉之浦椿街道」ということで、1万本植えようじゃないかというような話、気持ちもあるというような話も聞いております。

 そして、先ほど、ぜひ、市長の気持ちを個人の方に伝えてもらいたいということは、私はふるさと納税制度にも、行く行くつながっていくものというふうに思いますので、御配慮をお願いしておきます。

 次に、大学入試センター試験ですけど、このことについては、昨日、正式に決定されたということで、保護者の経済的負担、そしてまた受験される生徒の精神的な負担が軽くなるということで、私は1回目の質問のときに、市長にぜひ行動をお願いしたいということで、先ほど紹介がありましたが、そういうあらゆる、一番頑張ったのは恐らく田川校長ですけど、しかし、いろいろな力をかりてこのことが実現できたということで、改めてお礼を申し上げたいと思います。

 実は、市長、これが実現されたということで、市のほうにぜひお願いをしとってくれんですかという点があるんですが、実は、五島高校が試験会場になるということで、前日、1月16日金曜日ですが、16日と17日に、当然試験会場ですので、1年生、2年生を入れることができない。

 しかしながら、学校として、その1年生、2年生を休み扱いにしたくないと、どこか施設を借りて授業、あるいは自学ということで望みたいと。しかしながら、今、申し上げましたように五島高校には入れないということで、実は、海陽高校にも相談しているそうですが、近づいてきたら何か相談があるかと思いますが、公共施設を、もしそういった形で提供できるところがあったら、ぜひ御協力のほどお願いしておきたいと思いますが、このことについて市長の考えをお願いします。



◎市長(中尾郁子君) 本当にありがたいことです、今回のことは。それで、でき得る限りの協力をいたします。

 大きな部屋でありますから、少し早目に、例えばどういうことがどのようにほしいとかということがわかれば、いろんな会議室の手配とか、例えば文化会館の中のまた教室とか部屋とか、そこに適当な場所があるかと思いますので、お知らせをいただきたいと思います。もちろん一生懸命、積極的に協力をいたします。



◆2番(熊川長吉君) よろしくお願いを申し上げます。

 続きまして、小・中学校と書いておりますが、実は小学校だけだということで、高校生助手派遣授業について、まず1点、このことに入ります前に、先ほど教育長から答弁のあった中で、こういうのはどういう行動をするのですかという質問させていただきますが、五島市教育委員会も県教委の紹介を受けて、県立大学シーボルト校の学生4名を登録しているところですという回答に対して、今、登録しているだけの形なんでしょうか。もし実現したら、どういうことをなさるということなのか教えていただけますか。



◎教育長(末永文隆君) 先ほど申し上げました正式の名称が、「特別支援教育推進のための学生支援員の活用実施要綱」というようになるんですけども、この4名、今、私どもは登録をしておりますけども、学校が向こうのほうの旅費で、すべて向こうが旅費を出して、そして、今度は、県教委のほうがボランティアの対応的な措置はするという形で、向こうの計画が出てきまして、私どもが受け入れる状態であったらば、こちらのほうに来ていただいて、そして、特別教育推進のためにお手伝いをしていただく、そういう形でございます。

 現在、その4名登録をしておりまして、すべて長崎とか、西彼長与町に住んでいる方ですけども、そういう意味で、私どもは向こうの派遣が来たら受け入れるというふうな体制を、今、整えております。以上でございます。



◆2番(熊川長吉君) わかりました。

 この高校生の件についても、教育長が積極的に取り組んでいく、協力をしていくということでございますので、何せ初めての試みでございますので、子供たちにいい経験、思い出が残るように、教育委員会としても協力をしていただきたいというふうにお願いをしておきます。

 石田城の件ですが、その前に寄贈されたということでございますが、その寄贈された部分、範囲ですかね、それをまずお聞きしたいのと、寄贈されたということで、よくわからないんですが、名義変更等々もなされているのかどうか、まず、これを確認させてください。



◎教育長(末永文隆君) 基本的には石垣、ずっと城を取り巻く石垣でございまして、そこを私どもにいただいたということに受けとめていただければと思っております。

 それから、その名義変更については、私の今知っている、記憶している範囲では、そのことについては、現在進めているというふうに理解しております。



◆2番(熊川長吉君) 石垣については全部という、それを知りたかっですよ。全部の石垣を五島市が寄贈されているのかどうかということ。



◎教育長(末永文隆君) 石垣については、外をずっと取り巻く石垣すべてだと私は今理解しておりますけども。もし、一部違いがあるかと思います。私の理解では、すべての石垣をというふうに理解をしておりますし、それに付随する蹴出門の前の濠も私どものほうに寄贈いただいていると。以上でございます。



◆2番(熊川長吉君) よくわかりました。寄贈を受けて、また後の管理も大変ですが、しかし、現在の形よりは五島市が寄贈されたということで、いろいろな市民の要望が実現しやすいのかなということで、五島家の方に私のほうからもお礼を申し上げたいと思いますが、私どもがどこの視察に行っても、お城のあるところに必ず行きますもんね。先ほどお願いしましたように、蹴出門が、教育長御存じのとおり、非常に危険な状態にもあるし、そしてまた、五島のシンボル的場所でございますので、これについて、しかし、ことし調査をして、平成21年度には改修工事に着手できればということの考えを伺って、着々とその大切さも理解し、進行しているな、計画が進んでいるなということで安心したわけでございますが、どうかこれは、また五島高校の話ばかりしますけど、五島高校があと2年か3年で110周年を迎えます。その前には立派な門ができるように、ぜひ努力をしていただきたいというふうに思います。

 それともう一点、今、教育長のほうから石垣が全部寄贈されているという話で、実は僕もよくわからんのです位置が、あの杉マンションの前のほうですね、何か石垣が崩れておりまして、近くの方に聞きますと、子供たちが遊んで非常に危険であると、このことは御存じですかね、崩れている場所。



◎教育長(末永文隆君) 今、御指摘いただきましたけども、図書館のほうのところと文化会館のところ、隙間ができたので、その部分は私どものほうで修理いたしましたけども、今、崩れているところというのは、私は認識しておりません。どこらか教えていただければ、申しわけございませんけれども、私が認識しておりません。



◆2番(熊川長吉君) 僕もよく地元じゃなかけんか説明できんとじゃばってん、杉マンションのあるほうでございますので、確認をしていただいて、後ほど、杉マンション、(発言する者あり)そちらのほうでございますので、一遍現場を見ていただいて、何かできることがあったら、子供たちの安全のためにも早急にやっていただきたいと思います。



◎教育長(末永文隆君) 御指摘の場所、ちょうど心字ヶ池の石垣の上に白い塀があります、城壁の上に。あそこも含めて一部崩壊の要素があることは理解しております。わかりました。早速手を打ちたいと思います。



◆2番(熊川長吉君) それでは、次に移りたいと思います。

 今回、公共工事の品質確保ということで総合評価方式、ダンピング受注の防止ということで質問をさせていただきました。

 私、先ほど答弁をいただいて、正直言ってびっくりしたんですけど、本年の4月から最低制限価格をすべての工事において設定をするということで、画期的なことに変化といいますか、やっていただいたなということでびっくりしたんですが、財政課長、最低制限価格をすべての工事に設定することによって、恐らく今後はダンピング受注がなくなるのかなというふうに思うわけですが、そのように理解してよろしいでしょうか。



◎財政課長(林強君) 最低制限価格を設けるということが、一番の有効策というふうに理解しております。以上です。



◆2番(熊川長吉君) 壇上でも申し上げましたように、ダンピング受注によって、下請けの業者、労働者、非常にしわ寄せがきているのが現状でございまして、それを防ぐために、こういう制度を今年の4月からやったということで、もうこれ以上何も申し上げませんが、ただ、最低制限価格を設けるまでの予定価格から最低制限価格を設定するまでの率を、五島市は、まだ国県よりも低いということで、答弁では高くしていくということでございますので、せめて国県並みに高くしていただきたいということで、これはご要望にとどめたいと思います。

 続きまして、最後のヘトマトの案内板ですが、これをちょっとお尋ねする前に、実はプロの観光ガイドさんからの要請であったので、これをお尋ねしたわけですが、しま自慢観光ビレッジということで、プロの観光ガイドが誕生しているということでございますが、観光課長、プロの観光ガイドさんが島内に何名ぐらいおられて、そして、どういう仕事をされているのか、内容を教えていただきたいと思います。



◎商工観光課長(東條一行君) 熊川議員がおっしゃるプロの観光ガイドというのは、恐らく五島市ふるさとガイドの会員のことではなかろうかというふうに考えております。五島市ふるさとガイドの会におきましては、修学旅行生や観光客などへの現地ガイドを行っていただいたり、五島の歴史、それから文化についての語り部活動を行っていただいております。

 昨年度のガイドの実績で申しますと、50件ございまして、その中の活動で、昨年度「ぱしひぃっくびいなす」2回来たわけでございますが、ぱしふぃっくびいなすの寄港の折に、福江城址や武家屋敷通り、商店街をガイドするまち歩きガイドを開催していただきました。ぱしふぃっくびいなすのお客様が、このまち歩きガイドに86名参加されまして、非常に好評を得ておりました。

 この五島市ふるさとガイドの会の会員は、本年4月現在で26名おられまして、プロのガイドでございますので、有料制というふうになっておりまして、1時間当たり2,000円の料金設定をされているようでございます。以上です。



◆2番(熊川長吉君) そのプロの26名のうちの1人だと思いますが、ずっと島内を一周しとって、例えば崎山に来たときに、ヘトマトのお話をしたいんだけど、場所もわからないし、そういった案内板がないということで、ぜひという話を聞いて、なるほどと思ったんですが、教育長が無形文化財についても、そういった対応をしていきたいということを答弁いただいたわけですが、それに甘えて、教育長、来年1月の第3日曜日、ヘトマトがあるわけですが、それ前に、ぜひ実行していただきたいと思いますが、教育長のお答えをお願いします。



◎教育長(末永文隆君) この質問をいただきまして、教育委員会の生涯学習課の担当と話を進めておりました。その中で、毎年、若干枚立てかえをしているので、その計画の中に乗り入れることについては、そう困難な問題ではないだろうという話をしております。

 そういうふうなことも含めまして、私どもも、できれば今、ヘトマトが大変一番この中では代表的だろうと思いますし、それから大津のチャンココとか、それから神楽とか、それからオネオンデというふうな、それから嵯峨島のオーモンデ、それぞれありますけれども、いろんな意味合いを含めまして、総合的に検討させていただければと思っております。



◆2番(熊川長吉君) そういったことで、教育長も地元の方と相談をしながらということでございますが、地元の役員さん方、あるいはこの祭りを仕切っていただいている山内さん等々とも、もし実行に移るときは相談をしながら、ぜひ、すばらしい、わかりやすい案内板をつくっていただければというふうに思います。

 最後に、私なりの総括ということで、これは答弁は要りませんが、中尾市政が1期4年間、私なりに思うことに、昭和天皇いわく、忘れました。(笑声)

 合併して財政難ということで船出したわけですが、人員削減、給料のカット、みずからの給与もカットし、そしてまた職員の給料もカットということで、何としてもこの五島市を赤字再建団体にしてはならないということで、その当時の財政課長といろいろな話をし、将来の五島市のために、たとえ人に何と言われても五島市のためにということで、つらい思いをしながら、私は頑張ってこられたんではないかなということで評価をしております。しかしながら、この時期にどなたが市長になっても、五島市を右肩上がりにすることはできないと、そういうときの市長であったのかなというふうに思っております。

 どうか、この五島に対する熱き思いは、今なお、以前にも増して持っているようでございますので、今後、御健闘をお祈りいたしまして私の一般質問を終わります。



○議長(中尾剛一君) 熊川長吉議員の質問を終わります。

 以上で、通告による一般質問を終わります。

 お諮りいたします。

 委員会審査のため、明14日から6月25日まで12日間、本会議を休会いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。

 〔「異議なし」と言う者あり〕



○議長(中尾剛一君) 御異議なしと認めます。よって、6月25日まで休会いたします。

 去る6月9日の本会議において、各委員会へ審査を付託した案件については、休会中に審査されるよう望みます。

 以上で、本日の日程は全部終了いたしました。

 次の本会議は、6月26日、午前10時から開きます。

 本日は、これをもって散会いたします。

                         =午後2時52分 散会=