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長崎県 対馬市

平成 21年 9月定例会(第3回) 09月14日−02号




平成 21年 9月定例会(第3回) − 09月14日−02号









平成 21年 9月定例会(第3回)


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平成21年 第3回 対 馬 市 議 会 定 例 会 会 議 録(第4日)
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議事日程(第2号)
                       平成21年9月14日 午前10時02分開議
    日程第1 市政一般質問
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本日の会議に付した事件
    日程第1 市政一般質問
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出席議員(22名)
1番 脇本 啓喜君       2番 黒田 昭雄君
3番 小田 昭人君       4番 長  信義君
5番 山本 輝昭君       6番 松本 臚幸君
7番 阿比留梅仁君       8番 齋藤 久光君
9番 堀江 政武君       10番 小宮 教義君
11番 阿比留光雄君       12番 三山 幸男君
13番 初村 久藏君       14番 糸瀬 一彦君
15番 桐谷  徹君       16番 大浦 孝司君
17番 小川 廣康君       18番 大部 初幸君
19番 兵頭  栄君       20番 中原 康博君
21番 島居 邦嗣君       22番 作元 義文君
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欠席議員(なし)
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欠  員(なし)
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事務局出席職員職氏名
局長      永留 ?光君  次長     渋江 雄司君
参事兼課長補佐 長野 元久君  副参事兼係長 國分 幸和君
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説明のため出席した者の職氏名
市長 ………………………………………………………………………… 財部 能成君
副市長 ……………………………………………………………………… 大浦 義光君
副市長 ……………………………………………………………………… 齋藤 勝行君
総務企画部長 ……………………………………………………………… 永尾 榮啓君
総務課長 …………………………………………………………………… 桐谷 雅宣君
市民生活部長 ……………………………………………………………… 近藤 義則君
福祉保健部長 ……………………………………………………………… 扇  照幸君
観光物産推進本部長 ……………………………………………………… 廣田 宗雄君
政策補佐官兼地域再生推進本部長 ……………………………………… 松原 敬行君
農林水産部長 ……………………………………………………………… 川本 治源君
建設部長 …………………………………………………………………… 斉藤 正敏君
水道局長 …………………………………………………………………… 一宮 英久君
教育長 ……………………………………………………………………… 河合  徹君
教育部長 …………………………………………………………………… 中村 敏明君
美津島地域活性化センター部長 ………………………………………… 阿比留正明君
豊玉地域活性化センター部長 …………………………………………… 橋本 政次君
峰地域活性化センター部長 ……………………………………………… 永留 秀幸君
上県地域活性化センター部長 …………………………………………… 武田 延幸君
上対馬地域活性化センター部長 ………………………………………… 糸瀬 良久君
消防長 ……………………………………………………………………… 阿比留 健君
会計管理者 ………………………………………………………………… 森田 健一君
監査委員事務局長 ………………………………………………………… 主藤 繁明君
農業委員会事務局長 ……………………………………………………… 大石 邦一君


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午前10時02分開議



○議長(作元義文君) ただいまから本日の会議を開きます。

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△日程第1.市政一般質問



○議長(作元義文君) 日程第1、施政一般質問を行います。

 本日の登壇者は5名を予定しております。

 それでは、届け出順に発言を許します。1番、脇本啓喜君。



◆議員(脇本啓喜君) おはようございます。1番議員の脇本啓喜でございます。5月の市議会議員選挙では1,196票という多くの得票を賜り、この場に立たせていただきますこと、まずもって市民の皆様に御礼申し上げます。

 さて、今回の一般質問に当たり、市議会議員選挙前に掲げた自己の政策、対馬近未来予想図の実現に向けてどのようにアプローチすべきかを再検討しました。2002年4月発行の新市総合計画、それから2006年3月発行の第1次対馬市総合計画、これらを検証した結果、予想図の記載の政策の多くが対馬市の政策の方向性と合致していることが確認できました。しかし、両計画が進捗しているとは、芳しくいっているとは思えない、そういう状況にあると思います。

 市長が交代したとはいえ、これらの基本計画に見直しが図られているとしたならば、行政の継続性、一貫性からして、市民あるいは県・国に対して納得いく理由を示されることが必要だと存じます。総合計画の個々の項目のプライオリティーを再検討を行いつつ、計画の早期実現に向けてプラン・ドゥ・シーを着実に根気強く繰り返していくことが重要と存じます。

 持ち時間の都合上、今回は通告に従い、以下の3項目に絞り質問いたします。

 まず、大きな1番目として比田勝港CIQの常駐、拡充、促進事業についてお尋ねいたします。

 新市建設計画20ページに、島外との交通利便性の維持向上するため、島の玄関口は上対馬を中心とする北の玄関口と美津島、厳原を中心とする南の玄関口の2カ所の機能を今後とも充実していくとうたってあり、総合計画43ページにも、この事業は主要事業として掲げられています。

 しかし、国内航路は高速カーフェリー就航の頓挫を皮切りに、高速船の実質廃航に近い休航、もう上がったかと思える船の後には、これで「げんかい」という配船が続くフェリーの老朽小型化と、機能充実はおろか縮小、崩壊の一途をたどっています。

 一方、国際線航路においてはCIQの常駐のめどは立たず、ターミナル整備も厳原港と比較すると整備予算は1けた違い、おろそかにされている感はぬぐえず、北の玄関口と呼ぶには脆弱な体制に甘んじていると存じます。

 今回、出入国の厳原港と比田勝港の対比表を作成しましたのでごらんください。まず、両港の出入国者実績の比較です。平成20年の出入国数は比田勝港は厳原港の86.5%で、出国者に限れば比田勝港は厳原港の1.4倍の実績があります。次に、出入港回数の比較を見てみると、週平均それぞれ4ないし5往復でほぼ変わらないことがわかります。このように、実績から両港の重要度は大差がないということが伺えると思います。

 次に整備状況ですが、CIQ整備の厳原港と比田勝港の対比を独自に作成しましたので、ごらんください。比田勝港の整備が、実に貧弱であるとお感じいただけるのではないでしょうか。特に、植物防疫の事務所に至っては、この写真のとおり数年前に国際ラインの事務所の一角を当時の担当者が日曜大工で仕切りをつけた、わずか畳1畳程度の試着室のようなものです。ここで女性職員も着がえていらっしゃいます。プライバシーも何もありません。この写真、私が太っているから撮りにくくて狭く見えるんじゃありません。だれが撮ってもこれは狭い。実際行って確かめてみてください。

 また、入管職員1人当たりの年間業務処理旅客数は全国でも最も多いという激務に加えて、厳原港から比田勝港、さらには最近は対馬空港へとCIQの職員の方々には、毎日移動だけでも大変な御苦労をいただいています。このままでは、実に礼を失した処遇だと存じます。CIQの常駐を国に求めるのであれば、このようなところから改善して、対馬市の国際観光にかける熱意と誠意を態度で示していく、そんな必要があると思いますがいかがでしょうか。

 1番目の質問項目として、比田勝港CIQの常駐、拡充促進事業の進捗状況を税関、入管、検疫について、それぞれ戸別に対比表の修正箇所があれば、またつけ加えるところがあれば、そこを中心に御指摘ください。また、いつまでに何をどこまで整備するかについての計画目標があれば、具体的にお尋ねします。

 予想図記載の「1、対馬の均衡ある発展の実現に努める」に資する具体策の一つとして、JR国際線の比田勝港寄港による国内線併用案を上げています。CIQの常駐は、この案実現に向けた最重要課題と言えます。この事業が実現すれば、このようなメリットが考えられるでしょう。北部住民の本土日帰り通院を可能としたり、南北双方向からの出入りの利便性を向上させることで、来島者の増加が期待できます。マスメディアの露出によるPR効果も大きく期待できるはずです。また、国際貨物船の寄港による輸出や国内貨物輸送も、自前の船舶を準備することなく可能となり、島内産品の低コストでの販路拡大の道も開かれるでしょう。さらには、大亜高速独占よりも旅費が安価となり、観光客増加に拍車がかかるというシナジー効果も期待できます。

 ところで、JRの国際線は大亜高速に比べて日本人利用客が多いという特徴があります。同じ旅費であれば、少しでも長く現地で過ごしたいという利用者心理から、釜山港から博多港へ向かう朝1便と博多港から釜山港への最終便は空席が多い傾向にあります。つまり、日帰りを望む対馬北部の住民にも、乗船率を上げたいJRにとっても、お互い好都合な文字どおり「渡りに船」の状況にあると言えます。

 以上、述べてきたとおり、この事業が果たす役割は国際線の充実にとどまらず、相次ぐ国内線機能の後退に初めて歯どめをかけることにもなります。特に、比田勝港博多港ノンストップ125分というスピード運行は北部住民の悲願であり、元気回復に向けて多くの希望をもたらすことは、小職が申し上げるまでもなく御理解いただけることと存じます。

 昨年8月16日の上対馬総合センターにおける住民説明会で、JR国際線の寄港事業にも取り組むとの発言を行政からいただいて、はや1年が経過します。実現に向けて努力いただいていることとは存じますが、JRの関係者からは、交渉の窓口は市に一本化してくださいとのことです。ここで、JR国際線の比田勝港寄港による国内線併用の実現に向けて解決すべき問題点を具体的にし、その進捗状況及び見通しをJR、税関、入管、検疫についてそれぞれお聞かせください。

 3番目に、現比田勝港ターミナルの対岸に新岸壁が整備され、平成24年度供用開始が迫っています。しかし、国内線と国際線のすみ分けの青写真も描けていない状況です。比田勝港湾整備計画促進協議会が昭和62年に設立されていますが、対馬市誕生からことし3月の開催を入れても2回しか開催されていません。本案件は、市長も以前まちづくり研究会員として御参加いただいていて御承知のとおり、比田勝に道の駅的なまちづくり拠点となる施設を設けたいとの要望もあり、新岸壁の活用指針いかんでは大きく左右され、早期の結論が待たれていることでもあります。当該協議会の位置づけを含めて、新岸壁活用についての基本方針をお尋ねいたします。

 次に、大きな2番目。本庁から地域活性化センターへの権限移譲と職員の出身母体帰庁促進の取り組みについてお尋ねします。

 本庁に権限が集約され、合併前の懸念が現実となっているようで遺憾に存じます。合併に伴って行政サービスが低下することがないように、2001年11月開催の合併協議会において、現在の6町の役場をすべて支所とし、合併前の機能をできるだけ維持し、所掌していた事務のほとんどを処理することとし、本庁の機能は国・県との対外事務及び支所との連絡調整など最小限の規模とする。支所長は特別職、助役等とし、相当の権限、旧町地域の振興策や生活基盤整備などを移譲すること。支所長に特別職を充てることについては、支所長に市長から相当の権限移譲を想定しており、一般職では権限移譲に限度があることを考慮したものであるとされていましたが、御存じのとおり、財政面からの問題を含めて一般職を充てることとした方針転換は適当であったと存じます。しかし、一般職でも相当の権限移譲は可能と思われます。

 さて、そこで現在の対馬市の歳入と歳出の地域バランスについても触れさせていただきたいと存じます。これはお金がある程度、そこにないと、権限移譲されても、その権限をうまく使えないという観点からです。

 現在、御承知のとおり合併特例で合併後10年間は旧6町の普通交付税の算定を行い、それを合算した金額が対馬市に交付されることとなっています。これは対馬市単独での一本算定の方式より金額が大きくなる上に、合併に反対する島民のコンセンサスを得やすくするという二つのメリットがあったと存じます。

 当時最も懸念されていた一極集中を回避するため、旧6町の中でも辺地、へき地を多く抱えている地域には、その振興対策として厚めの交付が必要との考えから採用された算定方式だと小職は理解しております。

 つまり、少なくとも10年間は辺地、へき地にきめ細かな施策を実施するための予算を策定することが、ある程度義務化されているのではないでしょうか。しかし、実際は中心市街地偏重の配分となっているのではないかという指摘が、多くの市民からあっているようです。

 さて、その普通交付税の交付基準の推移についてですが、ごらんください。先ほどの合併算定替の内訳は、最上段の交付税額という欄に示したとおりです。平成21年度の合併算定額は、一本算定額方式より金額ベースで約33億多く交付されています。また、一本算定方式額を100とすると、合併算定替方式は129と約3割増の交付であることがわかります。これを旧町別割合になおしたものが2段目の交付税額の割合で、旧6町の歳入貢献度と言えるようなものではないかと思います。

 旧厳原町と旧美津島町が20%を超え、歳入貢献度が高いことがわかります。さらに、交付税額を旧6町の人口で割ると、1人当たりの交付税貢献額らしき金額がはじき出せます。それが最終段、一番下の段の1人当たり交付税額となります。旧厳原町1人当たり住民貢献度額を100とし、旧6町の1人当たり住民貢献度額をあらわしたものが、右欄外の数値となります。

 もし、合併しなかったと仮定したとき、住民1人当たりに直した普通交付税の交付額が、その左隣の額となっていたかもしれない、そういう金額と思われます。上4町は、豊玉まで含めてですが、旧厳原町の2から2.5倍程度となりました。もちろん歳入は普通交付税ばかりでなく、多くの財源があることも承知しています。ましてや歳出のすべてを旧6町の歳入貢献度に基づいて算定すべき、そういうことを合併本来の趣旨に反するようなことを申し上げているのではありません。合併算定方式の趣旨を踏まえて、この貢献度割合にも考慮した予算配分もある程度必要かと思われますが、いかがでしょうか。

 先般、6月の定例会で対馬市職員の交通費の算定が、ほかの自治体算定方法よりも高く設定されており、削減すべきとの指摘もありました。財政面からはもっともな御意見だと存じます。一方、少しでも多くの職員に地元に在住してもらい、地域活動に積極的に参加、支援してもらうためとか、当該職員の家庭生活を支援するための政策の一環として、転居世帯削減、遠距離通勤者支援への必要経費だと考える、そういう方法もあるかと存じます。

 また、安定した収入が保障されている公務員が各地域で生活することは、地域経済の安定に貢献し、島の均衡ある発展には欠かせないこともあえて申し添えます。

 この小さい1番目の質問として、平成14年2月に作成された市民に回覧された「新市建設計画素案」3ページには、全島を六つのゾーンに分けたすばらしい整備方針が掲げられています。この計画実現に向けて取り組み強化を、その一環として地域マネージャー制度も創設されたのではないでしょうか。制度を円滑に運営するためにも、負担と充実感を分かち合う島の構築に向けて、本所から地域活性化センターへの権限移譲と職員の出身母体への帰庁早期実現に向けて、市長の基本的考え方をお尋ねします。

 次に、市長が新設された地域再生推進本部並びに観光物産推進本部の二つの推進本部のありようについてお尋ねいたします。

 まず、地域再生推進本部についてですが、地域マネージャー制度、新規ビジネス支援事業、北の玄関上対馬推進会など、多岐にわたる高度な事業を少数精鋭で本当によく頑張っていただいていると感謝しています。これは本当にそう思っています。

 しかし、まちづくりなどの特に地域密着性が高い事業を実施地域から遠く離れた本所が中心となって行うには限界があると感じています。ほんの短い時間でも、地域住民が役所に寄って担当職員と話をし、少しずつ前進させていく環境も、まちづくりには欠かせない大事な要素であると存じます。行政の担当者が地域に来たときにしか進捗しない状況では、まちづくり計画をつくるためだけの集まりとなり、人材を育てるどころか、やる気ある人材を喪失してしまいかねます。機動的に活動でき、権限あるまちづくりの担当者を地域活性化センターに配置し、地域の振興策や生活基盤の整備については大胆な権限移譲を実施いただけないでしょうか。

 もう一つ、観光物産推進本部については、各地域活性化センターのみならず、推進本部の出先機関、上対馬事務所、対馬市福岡事務所及び観光物産協会と事務、業務の分掌を明確にした上で、前記組織や各種業界団体、商工会、漁協、農協等との連携強化が組織の存在を左右させる重要課題と認識しています。

 本体だけでは機動性に欠け、関係者や顧客ニーズに対応した観光物産事業の展開を計画的に執行することは困難でしょう。出先機関には、そこに設置していなければ困難な業務を実施し、結果を出さなければ、その存在価値が著しく低下してしまうと言えます。

 例えば、かつて関西地方に企業誘致担当職員を配置して重点的に取り組ませていたように、対馬市福岡事務所には企業誘致を積極的に働きかける業務が求められるべきと存じます。しかし、企業誘致業務がなければ、本体や観光物産推進本部でも取り組み可能な観光と物産のPR事業に限られ、その存在価値が問われかねないかと存じます。

 しかし、観光物産推進本部本体の事務分掌に企業誘致の記載がないため、出先機関の福岡事務所の設立目的にも上げられていないんでしょう。もともと企業誘致を所管する地域再生推進本部内の一つの事業担当課として、観光物産推進課を設けるという方法もあったのではないでしょうか。

 存在価値の向上を図るという点から、観光物産推進本部配置の韓国からの2人の交流員の休日出勤についても検討の必要を感じます。韓国人観光客の案内業務対応やトラブル解消が求められていると存じます。しかし、厳原は土曜日に比田勝は日曜日、最も韓国人観光客が出入りするにもかかわらず、出勤体制が整備されていません。彼女たちのスキル発揮の機会をもっと与えてあげる取り組みを行う必要があると存じますが、いかがでしょうか。

 市長は、推進本部本体とその出先機関には新設した目的を明確に伝え、長期・短期の目標を策定させていらっしゃると存じます。改めて新設目的及び目標をお聞かせください。二つの推進本部について、各地域活性化センター地域支援課や出先機関そして対馬市、対馬観光物産協会との事務分掌及び連携について、市長の基本的考え方をお伺いいたします。

 最後に、高レベル放射性廃棄物最終処分場の島内誘致に関する基本的な考え方についてお尋ねいたします。

 市長は、御自身の選挙公示後の長崎新聞のインタビューで、この問題に関して「誘致するのは時期尚早、国策は間違っている」平成20年2月26日記事。この記事です。と答えられていますが、その基本的考え方に変わりがないかお尋ねいたします。

 次に二つ目、当該処分場選定に当たっては、自治体による公募制のみから国による申し入れもあり得るとの方針転換が図られました。対馬が高い優先順位での候補地であることは、これまでの経緯から容易に推測できると思います。国の方針転換について、市長の考えを伺います。

 また、当該処分場候補地に国による申し入れがなされた場合の市長の基本的対処方針を伺います。

 以上、何せ初めての質問なものですから、答弁をいただいて再質問するという、そういう高等技術を持ち合わせませんので、腹いっぱい、8分目ぐらいですけど言わせていただきました。どうかよろしくお願いします。



○議長(作元義文君) 市長、財部能成君。



◎市長(財部能成君) おはようございます。熱っぽい、たくさん項目がいっぱいあったもんですから、どれからどのようにしゃべっていいかよくわからん部分がありますが、少なくとも最初の1点目のCIQの常駐、拡充問題でございます。

 これにつきまして、基本的にCIQを設置するのはあくまで国であります。CIQの設置条件は、いろいろと当然ハードルがそれぞれあります。それを先にクリアすることが大事だというふうに思ってます。人流、物流、それぞれのハードルをクリアすること。CIQの整備を地方自治体がすることは不可能です。脇本議員がおっしゃった、そのブースの問題、狭いとか、そういう環境問題で入ってこないということはないと思います。あくまでも人流、物流のハードルをどのようにクリアしていくかということでありまして、ニワトリが先か卵が先かという問題だと思いますが、少なくとも国が言っているのは、人流、物流の数値をクリアしていくことだと。私どもはそのように考えて、CIQの常駐拡充促進事業という位置づけは考えておるところであります。何度もくどいようにありますが、CIQはうちが設置する問題ではございません。そのために流れをどんどんふやしていくことを、地方自治体としてはやっていくと。

 そういう中で今回、7月からですか、8月になりましたかね。飛行機の大邱と対馬間の問題も出ました。そうしますと、CIQの職員の方々はそれに対応して動かなければならない。動けば、当然人が足りんようになっていくでしょう。今、厳原そして比田勝そして空港という形で三つの窓口ができておるわけでありまして、この三つの窓口がどんどんふえていけば、おのずと比田勝のほうも常駐化されていくものというふうに思ってます。だから、人をたくさん入れ込まなくてはいけないというふうな考えが、私の中にはございます。

 答弁書を用意しておりましたが、答弁書は読みません。脇本議員の再質問の時間もとりますのでどうぞ。

 それとCIQと絡むところでJRのビートルのお話をされました。必ずしもCIQが整備がされたから、JRのビートルが寄港するという問題では、これはまた別問題だというふうに考えております。

 JRビートルとの取り組みにつきましては、昨年来からずっとJRのほうにも足を運んでおります。そして、ことしの5月でしたか6月でしたか、5月の8日ぐらいでしたか、九経フォーラムでJRの石原社長さんも対馬にお見えになりました。そのときも石原社長さんに対しても、直接このビートルの話も私のほうからさせていただいたところであります。その後もビートルの運行をやっております。港のほうの会社にも、私も何度か足を運びましたし、職員のほうも何度も足を運び、この問題については取り組んでおるところです。

 ただし、この問題は大変大きな問題であります。国が水際でどのように日本を守るかとかいうことが、CIQの大きな役目でもあります。そういう中でその問題を上手にクリアしながらやっていく運用ということが実際できるのかということを、実は担当のほうも内閣府の大臣官房のほうの規制構造改革の特区担当のほうとずっと詰めております。

 そういう中で、この10月に構造改革特区の申し込みをしようと思っておりますが、しかし法律の改正というよりも、この問題は各法務省、農林水産省それから財務省関連、これらのそれぞれの省庁の運用をどう変えてもらうかということに、すべてはかかってくるんではないかというふうにも、ずっと相談しながら感じておりますけれども、決してこの問題について全く動いてないとかいうことではなく、職員も一生懸命動いておりますし、特にこの問題につきましては副市長も担当しながらやっております。副市長そして地域再生推進本部長担当ということで、月1ペースぐらいで動きはずっととっておるということで、御理解をいただければというふうに思います。

 それと、次に比田勝港の整備の問題、特にターミナルの問題であろうかと思います。これにつきましては、確かにおっしゃられるように、昭和62年から比田勝港湾整備促進協議会なるものが設置されて、特に平成13、14年ごろの計画策定時に向けて頻繁に協議が行われ、平成15年から整備が始まるという流れだったというふうに聞いておりますけれども、その後、協議が全くなされてない状況にありましたが、ことしの3月から再開をさせていただいて、3月と8月に協議を持っております。

 そして、今のすみ分けの問題でございますが、すみ分けの問題につきましては、市民の方々が今の既存のターミナルビルを国際ターミナルの専用という形で、網代と比田勝を分けてもらえないかという話も当然聞き及んでおります。その話も踏まえて、この9月中にこの協議会を3回目を、最初から言ったら何十回になるかわかりませんが、今年3回目の会合を今月中に開く予定で物事を進めておるところです。そのあたりで一つの方向性が出ろうかというふうに思います。

 次に、活性化センターへの権限移譲の問題、それから職員の帰庁、そのもとのところにというふうなお話でございます。その中で地方交付税のお話をされました。脇本議員、地方交付税の考え方というのは、一本算定と合併算定替ですね、これというのは、合併をしてなかったら33億円、地方交付税は落ちてるわけです。一本算定と合併算定替との差額が33億あります。今33億円増額の状態で地方交付税をもらっているわけです。脇本議員の御質問の中に、合併前の、もしくはもとの地域といいますか町という単位で、そこを十分に10年間見ていくためにこういう制度がとられているんだというふうに、ある意味ちょっとニュアンスが違うかもしれませんが、そのようにおっしゃられました。それは私とちょっととらえ方が違います。

 というのは、国は自分らが金がなくなったから、どうしてでも3,300ある自治体と減らさんばいかんと。そのためには交付税を人質にとってでも減らさんばいかんという、それだけの話であって、そこの地域を生かしていこうなんていうのは、私にとっては国が言ってることはまやかしだと思っております。以前言ったことは。だから、そこは見解の相違があるなと。決して旧町単位に義務づけがされているという問題でもありません。

 そして、議員がお調べになりました1人当たりの交付税額というのがあります。これは地方交付税というのは、基本的にないほうがいいんですよ。ないほうがいい。入ってくるから、それをその割合にある程度近いところでできないかという意味合いでございますが、そうじゃなくて、それをプールして対馬市という単位で物事を考えていこうじゃないかというのが合併だと私は思います。決してそのままの地方交付税というものを、地方交付税の仕組みというのをうのみにしていただかんほうがいいかなと思いますし、これから先の議員生活を送っていかれる上において、地方交付税にあまり頼った論議はされないほうが私はよかろうかというふうに、個人的には思っております。

 それと、高レベル放射性廃棄物の最終処分場のことがありましたが、この件につきましては、昨年の6月の定例会で、同僚議員であります小宮教義議員と当時の上野議員の質問に答えております。

 結論から申しますと、その基本的な考え方に現在でも何ら変わりはありません。国策批判という部分につきましては、繰り返しになりますが、昭和38年ごろの茨城県の東海村に原発が設置されて原子力政策を推進した時点で、放射性廃棄物が出ることは判明していたことであり、本来、原子力利用計画推進もしくは原発設置の時点で、廃棄物の処理方法が確立されていなければならないにもかかわらず、廃棄処分があわせて議論されていない。もしくは国民に対する十分な説明が行われていないことにつきまして、私は国策として間違いがあったのではないかと、当時そのように表現をいたしたものでございます。

 ところで、最近の新聞報道によりますと、高レベル放射性廃棄物のガラス固化試験でトラブルが相次いでいるとありました。また、国際社会では使用済み核燃料から抽出されますプルトニウムは核兵器の材料となることから、軍事転用の危険も大きくなりかねないとか、核不拡散のために再処理を多国間管理のもとに置いたほうがいいなどとの考え方が出ているとのことであります。そのことを申し添えておきます。

 次に、公募方式に加えまして、国からの申し入れ方式が19年の9月でしたか、方針が出されたということについてどのように考えるか。また、国による申し出がなされた場合はどのように対処しますかという話でございますが、今回の総選挙で政権与党もかわり、御質問の件は国のエネルギー政策の根幹をなす問題であります。

 よって、新たな政権のほうから明確な方針が打ち出されるものと考えておりまして、改めて方針が示されてから、じっくりと考えていこうというふうに思います。

 組織の問題がございました。

 組織の問題に対する基本的な考え方をということでございました。それぞれ推進本部体制をとりまして、一つに物事を考えていこうと。組織をできれば縦ではなくて、横串状態に物事をやっていきたいということで、推進本部をつくったところであります。

 そして、方向性というのを明確にしていきたいという思いで、それぞれ本部をつくりました。地域再生推進本部につきましては、ある意味、どこにも所掌しないであろうとかいう部分、そして早取りしていく部分、政策として、そちらを担当をしてもらっております。だから、次から次に新たな問題を抱えて、小数制の中で議員がおっしゃられるように大変な状況に今陥っておりますが、みんなでそこをクリアしてくれているものというふうに思います。

 それと、観光物産推進本部の問題でございますが、今までの観光物産協会と市のほうの観光行政とのほうが一つになってない部分があったのではないかという思いで、あえて推進本部と一緒に観光物産協会を同じ部屋で働いてもらおうというふうな施策を展開しているところであります。

 それと、福岡事務所の話がございました。福岡事務所につきましては、対馬を正直いって今のままで内向きの物事の展開では、絶対対馬は変わらない。外部からの血もしくは情報というものをどんどん入れることと発信することが、対馬を変える一つの大きなこれは施策だという思いで、福岡事務所を用意しております。

 企業誘致の問題のお話がございましたが、これにつきましては、あす企業誘致に関する御質問もございますけれども、昨年の9月15日のリーマンショック以来、企業に行きましても企業誘致というのは図れない状況に今あります。そのことについては、十分に議員の皆様も御存じだと思います。

 今、特命事項という表現の中で、福岡事務所のほうにはこの企業誘致の問題についてはかかわって行ってもらっているところであります。福岡のみならず、広い範囲で行ってもらっておりますけれども、東京とかそちらは別ですけども、そこまで担当して動いてもらっておりますし、当然経済が好転したときに次なる展開がすぐできるように、福岡事務所の職員もそのつなぎをきちんとやっておる状況でございます。そういう意味で御理解いただければと思っております。

 以上です。



○議長(作元義文君) 1番、脇本啓喜君。



◆議員(脇本啓喜君) 時間を残していただいてありがとうございます。

 今の中で、まずもう一度確認していきます。こういう設備は市が担当していくことではないと。私は組織の設置の前に、まずこの設備の整備ということをお願いしたかと思ってましたが。

 それから、交付税はないほうがいいんだということを今おっしゃられましたけれども、確かにその地区その地区で税収がしっかりあって、それで賄っていけるという状況に現在あるのであればそうかと存じますが、残念ながら対馬市の自主財源がこんなに少ない中、地方交付税に頼らない考え方、それはもう理想と私も思います。

 ただ、今現在こういうふうな形で入ってきている以上、その交付税についての考え方、先ほど申し上げた考え方もあってもいいのじゃないかというふうには思います。御指導ありがとうございました。先ほどの意見は。

 次に、最後の企業誘致の件ですけど、リーマンショックで企業誘致をしてるような、今そういう環境ではない、なかなか難しい状況だという形でおっしゃられたかと思います。

 今現在、逆に対馬市の財政状況がそういう中で、福岡市にわざわざ景気が回復したときのためにその準備をしていると、そういう余裕があるのかどうかということも、兼ね合いで考えていかなきゃいけない問題だというふうに思います。

 高レベル放射性廃棄物の件につきましては、お考えが変わっていらっしゃらないということで、私にとっては大変ありがたく、そういうふうに受け取っております。

 高知県東洋町が、御存じのように当該処分場の公募を白紙撤回して以来、こういう考えになってきたんですけれども、前市長が住民投票の範疇と発言されたり、誘致活動を最も積極的に進めてきた議員の中にも、最近になって住民投票に問うべきだという方が出てこられているようです。

 小職が当選直後に対馬新聞に寄稿したとおり、次の理由から住民投票に問うような問題では決してないと、再度訴えさせて終わらせていただきます。

 一つ、公募を白紙撤回した東洋町では、出直し町長選挙によって住民の衝突が激しいものとなり、その傷跡はなかなかいえていない。対馬市にそのような二の舞を絶対させたくない。二つ、この問題解決を含めて現在の市長や議員は、市民の負託を受けて当選してきているはずです。住民投票に問うということは、その付託をみずから放棄するということにもなりかねないということを肝に銘じておかなかればならないと思います。3番目に、国を始めとする推進機関は認めようとはしませんけれども、安全性が確保されていないということ、それから風評被害が恐ろしいということ。

 市長は以前、もし住民投票となる事態になれば、そのときは私が辞職するときでしょうというようなことをおっしゃられたかと思います。市の財政状況を好転させれば、問題は沈静化するので心配しなくていいよという意味だったのか、誘致反対の意思を示していただいたのかは定かではありませんが、あの言葉を心強く感じたことは忘れていません。核廃棄物最終処分場の誘致よりも、島が取り組むべきことはまだまだいっぱいある、新聞のインタビューにこう答えていらっしゃる、この基本的考え方そのままに進めていっていただきたいと存じます。

 以上、1分残っておりますが。



○議長(作元義文君) 市長、財部能成君。



◎市長(財部能成君) まだまだいっぱいやらなければいけないことがあると。その中の一つが私は福岡事務所だと明確に思っております。この内側にいるだけでは、何も進みません、対馬は。今まで対馬が変わったのは、外からのさまざまの血が入り圧力があって、やっと変わりました。日本全体で言ってもそうです。今苦しいときこそ逆に打って出ないと対馬は埋没します。私はそういう思いで、福岡事務所を設置をしておるところです。御理解のほどよろしくお願いいたします。



◆議員(脇本啓喜君) 時間をとって、またたくさんそのお話を聞かせてください。ありがとうございました。



○議長(作元義文君) これで、脇本啓喜君の質問は終わりました。

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○議長(作元義文君) 暫時休憩します。再開は11時5分から。

午前10時54分休憩

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午前11時04分再開



○議長(作元義文君) 再開します。

 次に、18番、大部初幸君。



◆議員(大部初幸君) おはようございます。済いません、声が森進一みたいな声になってしまって、聞きにくいとは思いますけど、よろしくお願いいたします。

 では、通告書に従いまして四つの質問をさせていただきます。

 まず1問目、貝殻魚礁シェルナースについて。

 貝殻がシェル、看護師がナース、魚を貝殻魚礁で看護するという意味から、シェルナースというそうです。沿岸漁業の不振、真珠業界の不振、魚価安、本当に水産業を取り巻く環境は1年1年、年を追うごとに厳しさが増しております。平成6年から7年は、対馬島内の水産水揚げは330億もあったのですが、14年度以降は200億を割ってしまいました。全国で700近くの漁協組合がある中で、75%の漁協組合は大きな赤字で苦しんでおります。そのうちの対馬島内12の漁協組合、組合員数もわずか6年前までは4,888名おりましたが、現在では4,000名を下回ってしまいました。対馬は水産の島です。水産業の水揚げが対馬を左右するといっても過言ではないと思います。水産業なくては対馬の発展はありません。

 そういう中、高齢化社会に向かって組合員の高齢化が目立ちます。対馬と壱岐の中間に大型魚礁、海底山脈という構想もありますが、今、対馬の現実を見たとき、お年をとった漁師さんがそういう沖合にはほとんど行けません。乗っている船も年に応じた船です。船も小型船、それに設備も悪いし古い船が大半です。沿岸の近くに増殖場造成、魚礁、漁場造成、漁場環境保全、藻場造成の設置を数多くしていただきたいのです。

 魚礁もいろいろありますが、今のところコンクリート魚礁がほとんどでありますが、今新しく話題になっているのが、貝殻を有効利用した貝殻魚礁、シェルナースです。コンクリート魚礁と違い、重量が軽いので、年数がたっても埋没が少なく、貝殻に付着する餌料生物、エビ、カニ類はコンクリート魚礁の新設後12カ月で最大80倍、23カ月で最大294倍という実績も出てきております。

 貝殻を使うことで、今までごみとして廃棄されていた年間50万トンのカキ、ホタテ、アコヤなどの貝殻が豊かな海づくりの材料としてよみがえり、有効利用できる貝殻魚礁の設置はできないかをお尋ねいたします。

 これは、平成15年9月定例会でも一般質問をしておりますので、再質問となります。

 2番目、美津島大船越瀬戸の防風ネットの設置について。

 昭和62年の台風19号で大船越地区を守るために、東海岸に設置をされていた防風ネットが全壊をしてしまいました。その後、22年を過ぎ去ろうとしておりますが、新設の構想さえお聞きしません。それどころか劣化と風で後ろにひん曲がったままで、景観も損なうし、上から鉄くずが落ちて危険な状態になり、昨年やっと撤去をしていただきました。

 風速60メートルには耐えるという設計のもとでつくられた防風ネットが、無残にもひん曲がってしまうほど風が通り抜ける瀬戸です。

 その後、この防風ネットがひん曲がり防風ネットの役目を果たせないがために、地区の中央部付近の家までベランダが壊れたり、またサッシが破れけが人まで出たことがあります。そういう大船越地区を守る大事な役目の防風ネットです。何とか新しく防風ネットの設置はできないか、お尋ねをいたします。

 3番目、美津島町平瀬原地区に集会施設の建設について。

 この平瀬原地区は、6町のとき、我が美津島町のときに1区新しく設け、平瀬原地区が誕生したわけです。ここは久須保と大船越地区の境界にあり、両地区にまたがった特殊な地区です。その中でも土地区画は膨大にあり、毎年新しく住宅がふえ、7月現在で41世帯あり、住民も112名住んでおります。

 しかし、この地区には住んでいる住民は集会施設がなく、集会またいろんなイベントのときは大船越の施設を借りて行事をとり行っております。これから先も、まだまだ土地もたくさんありますし、景観のよいところでもあるし、近くには大船越小学校、中学校もあります。いろんな角度から見ても、住宅はふえていく地区です。この地区の住民が困っている集会施設を新設していただけないかをお尋ねいたします。

 4番目、鶏鳴小学校の運動場のそばにあるトイレの改修について及び豊玉中学校の外のトイレ、峰総合運動公園、小綱小学校、久和小学校等のトイレの改修について。

 鶏鳴小学校は、小体連もこの学校であり、いろんなイベントがとり行われている学校です。当然、それなりに人も集まり、生徒も父兄も集まります。しかし、今の運動場の横にあるトイレはあまりにも小さく、その上、汚過ぎます。簡易トイレか水洗トイレかに改修できないかお尋ねをいたします。

 また、平成20年第4回の対馬市議会定例会において、一般質問させていただいた豊玉中学校の外のトイレ、峰総合運動公園、小綱小学校、久和小学校等のトイレの改修については再質問となりますが、どのようなお考えかをお尋ねいたします。

 あとは一問一答でお願いします。



○議長(作元義文君) 市長、財部能成君。



◎市長(財部能成君) 大部議員の質問に答えさせていただきます。

 1点目のシェルナース貝類魚礁の件でございますが、これは先ほど議員のほうから説明がありましたように、ビニールパイプに貝殻を詰めて魚礁機能を持たせると。当然そのことによって藻場造成、増養殖、魚集効果等、目的、設置場所、水深でサイズとか型式がいろいろあるようでございます。

 平成6年に岡山県での設置を皮切りに、西日本で主に取り組んでいられるというふうに聞いております。県下では平成14年、佐世保市がこの魚礁を設置してから、他地区でも取り組まれているようにございます。

 島外では、離島漁業再生支援交付金事業で、比較的小規模なシェルナース魚礁を漁業集落が実施主体となって設置している地区もあるというふうに聞いています。

 また、県に実施していただいております大型魚礁につきましては、壱岐、五島地区等ではシェルナースを採用しているようでございますが、対馬地区では採用しておりません。これは、県が沈設予定箇所、採用魚礁の種類、型式等を事前に関係の漁協組合長さん方の意見を聞いて決定をしており、結果として現在まで対馬地区での設置はあっておりません。

 また、対馬市が事業主体で年一、二カ所設置しております並型魚礁につきましては、FP魚礁を採用しております。FPとはフィッシングパラダイスだそうでございます。FP魚礁というものを採用しておりますが、経済的な効果を重視し、漁場整備計画に基づいて実施しております。

 結論から申し上げまして、設置することはできます。しかし、限られた財源の中で既存事業に追加し、またはそれをやめてさらに変更してでも行おうということは容易じゃないと考えておりますが、まずは漁業者の方々で議論を深めていただければというふうに思います。

 市としましては、平成24年から始まります次期漁場整備計画に関係漁協、漁業者の方々の意見・要望を拝聴しまして、決めさせていただきたいというふうに考えております。

 次に、大船越漁港の防風ネットの設置でございます。

 議員がおっしゃられるように、その防風柵につきましては、昭和62年度に漁港改修事業の航路拡幅工事を実施する中で、背面の山が崩壊しその対策工事のため、その背後斜面の切り取り工事を実施いたしましたが、その工事を実施したことにより、集落への暴風対策として地区の要望があり、平成元年度に延長32メーター、高さ3.5メートルの防風ネットが海岸に面した法面上部に整備されておりました。その後、台風による被害等により老朽化し、平成15年の台風で完全に倒壊しておりましたが、平成19年度にその撤去工事を実施いたしております。

 この防風柵の新たな整備についてでございますが、設置事業には多額の費用を要しますが、現時点において国の補助による漁港整備事業での実施は困難であり、市単独事業の整備となります。

 また、現地の状況を見ますと、航路幅が約30メートルでございますが、この航路沿いに風が吹きこんでくるような地形であり、また防風柵が設置されていた場所から集落までは約150メーターほどの距離があり、防風柵の設置効果は低いのではないかというふうに考えております。

 従いまして、現時点におきましては、新たな整備については、申しわけございませんが考えておりませんので、御理解いただきたいというふうに思います。

 次に、平瀬原地区の集会施設の件でございます。

 私は、基本的に開発行為を行われて、あのような広大な宅地造成が行われるといった場合は、通常、開発業者の方がその集会施設等を用意するものだというふうに、自分自身は認識をしております。

 ただし、開発をされてからそのような施設が設置されずに、そして今に至っております。そういう中で、やむなくこういうお話になったんだろうというふうに思います。

 確かに、ほかの集落等を眺めますと集会施設等がございます。ほかの集落につきましては、大昔からある既存の地区というふうな考えがあろうかと思います。新設地区は、先ほど言いますように、開発業者の方がそのあたりのことをきちんと組み立てをする中で、宅地を売買していくのが私は筋だと思っております。

 ただし、今41世帯ですか、100名を超える方々があそこにお住いであります。そういう中で、今後あそこの地区に、平瀬原地区にも地域マネジャー等が入って、今いろいろ動きが始まっていると聞いております。この集会施設の話も出ているということも、以前から聞いております。用地の提供とか、そのあたりのことを皆さんでじっくり考えていただく中で、物事を考えていきたいというふうに思います。ほかの地域においては、基本的に集会施設等については、地区の土地であったり提供とかいうことが前提となって、今まで整備をなされておるものと、基本的にはそう思っておりますので、御理解いただければというふうに思います。

 次に、小学校の運動場に設置されておりますトイレ等の問題でございますが、鶏鳴小学校の運動場にあります屋外トイレは、現在は学校教育施設という設定であります。清掃管理は学校で行っております。この施設は、昭和59年に個人から社会体育施設として寄贈されたものであり、夜間照明施設の撤去に伴って、学校施設へ移管されたものであります。

 また、豊玉中学校の屋外トイレは2カ所ございますが、体育館横については社会体育施設であり、現在は大半の利用が学校生徒であり、清掃管理についても鶏鳴小学校同様、学校にお願いしているところでございます。

 学校施設の屋外トイレは総数で24カ所、そのうちくみ取り式は11カ所でございますが、今後改善の方向で検討してまいりたいと考えております。

 また、峰総合運動公園の施設は、昭和55年度から56年度に建設された施設で、対馬では唯一の公認陸上競技場であります。対馬中央部のスポーツ施設として、小中学生から一般の陸上競技にかかる全島大会等が実施されております。

 平成16年度に陸上競技の全天候型競技場への改修計画とあわせ、施設の規模からしてトイレが少なく、しかもくみ取り式であり、衛生面においても問題あるとの理由から、以前から要望があり、公園トイレ新築を検討した経緯もございます。今後も引き続き検討してまいりたいと考えております。

 社会体育施設の屋外トイレでくみ取り式は、現在7カ所でございます。今後、総合的にトイレを含めた公園内施設の見直し・検討を行いたいと考えております。その間は、現施設の清掃管理に努めてまいりますので、御理解いただきますようお願い申し上げます。

 また、学校屋内トイレの改修状況については、20年度末までに小学校で2校がくみ取り式でありましたが、小綱小学校については21年度に簡易水洗の改修工事を実施し、8月末で完成しております。

 今後、久和小学校につきましては、学校統廃合という問題もございますが、鶏鳴小学校の件も含め、改善の方向で検討してまいりたいと考えておるところであります。

 以上であります。



○議長(作元義文君) 18番、大部初幸君。



◆議員(大部初幸君) まず、1点目のこのシェルナースですけど、先ほど市長の答弁で、離島漁業再生資金が使われているのは、これは確かにあるんですね。大型魚礁じゃなくて、離島再生資金は小型魚礁を使ってるんです。これは土井ノ浦とか神部漁業というのですかね、こういうところが離島再生支援資金を使ってます。上五島、県北、壱岐の石田、崎戸、新魚目、新三重、大村湾、これを大型魚礁も水深60メーターぐらいのところに20年度入ってます。34メーター、県北では58メーターのところに8基入ってますね、これ6型というやつですけど。これは結構でかいんですよ。水深60メーターとなれば、私が先ほど要望するように、今の漁業に携わっている人の日常行ける水深というのが、割とそういう近場漁場になるわけです。

 この前の9月1日の長崎新聞の中でも載ってましたように、県漁業の実態調査ということで出てました。担い手不足、高齢化進行と。全国有数の水産県ながら、経営体数は就業者数、隻数ともに過去最低を更新し、担い手不足と就業者の高齢化が進行という中で、いろいろしている中で、経営体数は17.7%減の8,849、全国に占める割合は7.7%で北海道に次ぐということです。

 そういう中で一番気になるのが、30歳代が前回比5年前と比べて33.4%の減少。一方、70歳以上は、同比5年前に比べて4.5%ふえたということで、県は担い手不足化と高齢化が一層進んだとしているということで新聞に載っているわけです。

 私が言いたいのは、先ほどから言うように、ずっと前から大型魚礁、壱岐と中間に構想あるんですが、今の本当の対馬の現実を踏まえたときに、そういう沖合に行ってる漁師さんて、ほとんどいないですよ。もううちの地区でも大船越でもそうですけど、130名の組合員の中で私が今60ですけど、私より下が十数名しかいません。私が当初これを15年度に言ったときに、うちの美津島漁協管内の平均年齢が58.87歳、約59歳です。そういう年齢の人たちが、幾ら立派なことを言っても、そんなところに行けないし、やはり沿岸でその日の生活資金といったらまたあれでしょうけど、水揚げをしてもらえれば、かなり助かると思うわけです。

 いつも言うように、五、六年前までは水産の水揚げが250億ありましたよ、対馬250億ぐらい。50億を切れただけで今のこの厳しさが肌身に感じるようになっとるわけです。これ2割ですよ。20%から25%水揚げ向上させることによって、五、六年前、六、七年前の対馬の生態系というか、今のような苦しみは脱出できると思うわけです。ちょっと手を加えれば、やっぱり4,000名からおる組合員ですから、ある程度の水揚げ向上はできると思うわけです。

 そういうことをしてやらんと、やはりどんな政策をとっても私は厳しいと思います。いろんな角度から、うちの地区でももう本当で、これ話が余談になりますけど、もう生活保護というんですか、国の世話になりませんかと、80を超えた人が沖合に行くもんですから、そういう人が何人か見えますけど、いや、国の世話にならんと。自分でその日の生活だけはされるように頑張るということで、本当ぼろっちい船ですけど出ていかれるわけです。

 そういうことを考えたときに、幾ら沖に1,000億構想の海底山脈つくっても、行ける人はわずかしかおりませんよ。市長、そこなんですよ。私も常々、松村市政のときから言ってるのが、ブーメラン政策をとってくれんかと。何かそのブーメランはというけど、投資はするけれども、投げても手元に戻ってくるブーメラン政策、これをやってくださいと。私はこれ常々言っとるわけなんです。

 先ほどこの貝殻というのは、コンクリートと違って海に環境に優しいということで、今問題になっている環境配慮製品として認定されておるわけです。エコマーク、バイオマス商品として認定されて、これ全国漁業協同組合、JFが中心になって購買しているんですけど、先ほど市長が言われるように、離島再生で使うのは金額的にしれてますから、そんな金額的なものは言わんでも何百万の世界ですので、そういうのやなくて、実際にもうそういう上五島、佐世保、大村というのは大型魚礁で、形的によるのも基盤整備事業というやつですかね、これ。

 広域漁場整備資金というのを使ってるわけですよ。こういうのでやっぱり何億の金を投資してますから、対馬にないのは漁民がシェルナースに対して理解が得られてないような話ですけれども、そこのところは私たちも力を入れてやっていきたいと思います。何分に対馬に住んでいる人はよくわかると思うんですが、コンクリートよりも貝殻にゴカイとかエビがつくのは御存じと思います。コンクリートの何百倍というのが、こういうふうで出てるわけですから、同じ投資するなら跳ね返りのあるような魚礁をつくってほしいということを要望します。



○議長(作元義文君) 市長、財部能成君。



◎市長(財部能成君) シェルナースの件でございますが、当然貝殻ですから炭みたいな感じで、中に多孔性のものだと思いますし、微生物が当然そこには住みつくだろうとも思います。

 ただし、ここで大きな問題がありますのは、現在使っておりますFP魚礁との比較でございますが、シェルナースと比較した場合、魚のすみかであります空間といいますか、空立米比較をしますと、シェルナースが約1.7〜8倍の値段になろうかと思います。2倍まではいってなかったと思いますけれども、そういう経済的なことも踏まえて、先ほど言いますように、決して漁協のほうが勉強不足と私はそういうふうに思っておりませんけれども、これから先の対馬の漁業のあり方、大部議員がおっしゃられるように、就業者、担い手もどんどんいなくなっていく。そういう中で、本当この対馬の漁業をどうしていくのかということを、組合長会のほうでも、そのあたり漁民の皆様と一緒になってつくり込んでいただきたいと思いますし、よく議会でも話になります大中巻網の問題、それから以東底引きの問題、そのあたりも組合長会との関連が当然出てきます。このあたりもどんどん率直な意見を皆さんで出し合いながら、対馬の、昔描いておりました、描いてというか実際あっておりました300億という姿に戻るために、皆さんも一生懸命考えなければいけないというふうに思いますし、育てる、獲るだけではなくて、次に加工して売ることまで含めた全体のプランを12の漁協、皆さんで練り上げていただきたいというふうに私は思っております。



○議長(作元義文君) 18番、大部初幸君。



◆議員(大部初幸君) 市長言われるように、私も調べた中で普通の魚礁より高いんですよね。確かに高いのは高いんですが、やはり何回も言いますように、地元の生活向上するには、何らかの形をとっていただきたい。もうこれ以上、ああだこうだ市長とやりとりしても、やるかやらないかは市長の判断で決まるわけですから、私はそれ以上のことは追及しませんけど、できればやっぱりそういう形で80ぐらいのお年寄りが行くのと、今対馬の現況というのは、公共工事が減って大工さん、建築屋さんがぼとぼと倒産に入った中で、一番先に手に職にされるのは、小さい小船を買ってその日の生活資金に小船を買われるわけです。それがもう対馬一円どこでも買われてますよ、ふえてますよ。うちの地区でも、今まで建築やってた個人業者の人でも、皆小さい小船を3トンから4トンの船買って、女護島でも私の知ってる人でも、やっぱりそういう方。てっとり早く漁師さんに転向するわけです。そういう中で、やっぱり対馬では、先ほど言うように水産業なくてはいけないと思いますので、その分十分市長も理解の上の話でしょうから、よろしくお願いしておきます。

 それで、2番目の大船越の防風ネットですけども、屋外に部落の中に影響しないということなんですけど、この山が最初あったんです。一つの森がです。クラークが入って崩れかけて、上を削ってしまって防風ネットが設置されたんですよ。

 市長、さっき長さ32メーターて簡単に言われたけど、一応、私もこれを鶏知のほうに聞いたら、もう20何年なっとるから、ちょっと資料が見つからないということで、ちょっと一般質問で余談になるんですけど、私、じかにメジャー持って行ったんですよ、計りに、一般質問するのに長さぐらい知っとかないかんと思って。浜に行ったとき、あそこ2段になってるわけですよ。1段、2段に、一つは踊り場があって、また高さ。登られそうで登られんもんやから、また部落寄りに戻って歩いていったら、中間でもう何十年になっているからもう行かれる状態じゃないとです。その中を何とかくぐり抜けて、一般質問のために行ってきたわけですよ。

 1段目は何とか登って行って、計ったら確かに32メーターありましたよ。狭いところは26メーターぐらいですよね。ちょっと袋小路になっている。そのまんま戻ればよかっとですけど、また人間だから近場をということで、海岸沿いから降りたんです。1段目はカズラがいっぱいあったけれど、何とかぶら下がりぶら下がり、1段目踊り場まで出て、2段目に行ったときに、あそこでこぼこになっとるから、何とか行けそうにあるものだから、私も下がりかけたんです、その高いところから。1歩、2歩で、もう3歩目に滑ってしまったときは、もう山本リンダになってしまって、もうどうにもとまらないというやつで、いや本当ですよ。真下までだあっと真っ逆さまですよ。そこでいっときへたばって、議員て大変やなと思って、つくづく痛感しましたよ。

 そういう中で、これ長さを私も調べてきた中で、やっぱり今さっき言われるように、部落まであまり影響せんような話ですけど、この森があるととないとで全然違ったんです。それで防風ネットを設置してくれということで、要望して設置されてたんです。

 だから今、船越の瀬戸というのは、こういうふうになっとって、南の風は砂かけだけて全部とめるもんやから、中に入るわけですよ、瀬戸が出とるから左側に。あとの風はあそこ当たるとこやないんですよ、うちの地区は。

 そういう特殊に袋小路になっているから、南の風はすごく当たるもんですから、ぜひ防風ネットというのをお考え直してもらいたいわけですが。



○議長(作元義文君) 市長、財部能成君。



◎市長(財部能成君) 確かに、設置時点におきましては、山の崩落等の関係で設置をされたというふうに聞いております。

 その後、平成15年の台風の関係で倒壊してしまうと。15年以降、正直に言いまして、地域のほうからその倒壊したフェンスというものを撤去してほしいというお願いが、たびたびありまして、それについては先ほど答弁したとおり、19年度に撤去させていただいたところでありますけれども、担当のほうもそのあたり何度も当然わかってるわけですけれども、今おっしゃられるようなお話というのが、地域のほうからもまだまだそういう話が上がってきたことがないような状況もありまして、これから先、そのあたりの状況をじっくりと検証しながら物事を進めていきたいというふうに思います。



○議長(作元義文君) 18番、大部初幸君。



◆議員(大部初幸君) その撤去も確かに区のほうから出てなかったらしいです。前の川上建設部長のときに、再度私も撤去要望しまして、上から鉄くずが落ちてくるもんだから、子供が夏場に行ったりして、万一けがでもあったらできんということで、お願いをして現地に来てもらったりして、撤去したという経緯があるんですよ。

 普通、私が考えた中で防波堤とかいうのは、崩れたら災害で復旧してくれるやないですか。防風ネットもそれがためにあったのに、私の質問したいのが、なぜ防風ネットが壊れたままになっとったかというのも不可解、市長答弁で地元からも要望がなかったということですけど、かなりこれがあるととないとじゃ違うんですよ。これは今後よく調査してください。本当で船越のちょうど中央部のほうのベランダが吹っ飛んでしまったり、サッシが破れて、そこに寝ていた人のふとももにガラスが刺さって、本当で骨まで見えるような大けががあったんです。

 そういう特殊な先ほど言いますような袋小路になっとるような場所ですから、また再度その旨、私が言いよることが本当かうそか、再確認してもらって調査だけをして、間違いなくこれはすごいとこやなというのが実証できると思いますので、またその旨も一つお願いしときます。

 それから、平瀬原の集会施設ですけど、市長答弁の中でつくった業者がやるべきじゃないかということですけど、確かにそのとおりと思います。この前、7月の臨時議会で街灯の10カ所というのは予算を組んでいただきまして、本当にありがとうございました。地区の人は大変喜んでおります。

 そういう中で確かに道も悪いんですよ。めちゃくちゃであれですけど、集会施設がまずみんな要望してるわけですよ、そういう会合にですね。

 その中でいろんな、今、市長の中でお話があったように、土地提供は今現在小島芳一さんが区長をされてますけども、土地は約100坪は提供しますよというお話があってます。その中で、何だりのこの地区の集会施設を何とかつくってもらうように要望していただけないでしょうかという、強い地区の要望があってますので、先ほど市長の答弁の中で、土地提供があればという話ですけど、約100坪の土地は提供するそうです。



○議長(作元義文君) 市長、財部能成君。



◎市長(財部能成君) 用地の提供が大前提というふうな考えで、先ほど答弁をさせていただきました。そういう中で、今区長さんのほうから提供を100坪できるというお話でございますので、あとは今度は財源の問題になろうかと思います。

 市の財政との関連を十分に考えながら、検討に入りたいと。一度その100坪の場所ですか、というのを担当のほうから現地確認をしたいと思います。

 それと、先ほどの防風ネットの件でございますが、秒速60メーターというのはちょっと許していただきたいですが、ある程度の大風が吹いたときでも、私自身も現地にそういうとき行ければ行ってみたいなというふうに思っております。またそのときは、同行していただければと思います。



○議長(作元義文君) 18番、大部初幸君。



◆議員(大部初幸君) 市長、そういうふうにしてください。防風ネットに関しては私も同行しますし。平瀬原にしては、また区長のほうは、私は見てますけども、行政側でまずよく現地を見られて、今、市長の答弁でありましたように前向きの検討で進んでもらいたいと思います。

 最後に、鶏鳴小学校の運動場のトイレ、外のトイレのことですけども、やはり私も鶏鳴小学校のトイレは小体連なんかに議員として招待されたとき、ほとんど行ったことなかったんです、正直ですね。地区の人とか行かれた人が、「まっ、議員さん見てくださいよ」と、「もう行かれたもんやないと」いう話やったもんですから、私も行ってきました、正直。本当小さい男用の小用をするところが2つあって、大便するところというのですかね、そのトイレがあって、もう本当汚いというよりも普通の人はされんですよね。これ私が言いたいのは学校だから、教育の場所、スポーツの場所だからこれを仕方なくみんな集まる場所であって、例えば営利目的、利益目的の事業所やったらあんな汚いトイレやったら絶対人は集まりません。仕方がないからみんな集まってるだけのことですから。特別に汚いと思ったところは、市長は予算の都合もあるという前回の答弁ももらってますけども、鶏鳴小学校あたりは私が総務委員長したときに国でも先生とかいろんな生徒に対する指導方針は全国でも優秀ということが出てましたもんね、県のほうからですね。そういう学校でもあるし特別に何らかやっぱ打開策をとってもらいたいわけです。そんなに、水も来とるし、そりゃ水洗にしたりすればかなりお金はかかるでしょうが、簡易水洗やったら建てかえてもそんなにないのではないとですか。ないと言ったらまたいかんでしょうけど、はあ。そこのところを一つまたお願いします。



○議長(作元義文君) 市長、財部能成君。



◎市長(財部能成君) 大部議員のほうからそんなにないのではないかと言われましたが、そんなにあるとです。少なくとも小綱につきましても200何十万、300万近い金が要っておりますし、久和にしましても鶏鳴にしましても100万以上の金は当然かかるような状況でございます。そういう状況もありますが、先ほど答弁させていただきましたように、できれば改善の方向で物事を検討していきたいというふうに思っております。



○議長(作元義文君) 18番、大部初幸君。



◆議員(大部初幸君) そうなんですよ。今、市長が前向きの検討で改善ということですけど、もうよく公衆トイレは市のほうとしてもよく調査してもらいたいわけです。聞くところによると佐賀とか三根とかもすごく汚くて、何か三根あたりはもう2年前から閉鎖されとると。汚過ぎてドアがけ破られたりしとるということですよ。私もやっぱりトイレ係やないけそれを全部見て回られないからですね。正直言うて、もうこのまんまいってたらトイレの大部て言われるのではなかろうかと思うとりますから。まあ、冗談はさておいて市のほうもよくやっぱり、これからの対馬はやっぱり汚い所はきれいにしていかなくちゃいけないと思います。家庭でもそうですし。家の中でもトイレと炊事場見たら家のかみさんの性格がわかると言うやないですか、市長。このままやったら市長の性格疑われますから、まあ、前向きな検討で汚いところは一日も早い改善策を要望したいと思います。



○議長(作元義文君) 市長、財部能成君。



◎市長(財部能成君) 今トイレの話でございますが、実は直接先ほどおっしゃられた質問とは関係ないのかもしれませんが、先週、福岡の九州電力の会長さんと会う機会がありまして会ってまいりました。そのとき最後に会長さんから言われたことが大変恥ずかしかったんですが、正直に言いますが、対馬に夫婦で旅行に行ったときに至る所トイレをずっと使ったと。そしたらトイレがすごくきれいだと言われたとき私は恥ずかしゅうございました。本当ですかと言いましたけど本当だと。本当の話だと言われて、これから先、今言われるような感想をしていっていただけるような状況をどうしてつくっていこうかなというふうに思った次第でありまして、今言ってる施設は学校トイレの話ではございませんけども、台所とトイレの話がございました。施設だけの話だけではなくて管理の問題も含めてしっかり取り組んでいきたいと思いますし、家に帰って家内にそういうことだと、家はそこですべて決まるんだよということを教えたいと思います。



○議長(作元義文君) 18番、大部初幸君。



◆議員(大部初幸君) 市長が今言われるように、市長がそういう前向きな考えを持ってあることに、すごく期待しましてね、ぐどぐどぐどぐど言うてもやるかやらんかもそちらの腹にあるわけですから、私はもうくどくど言いませんので期待をして質問を終わります。



○議長(作元義文君) これで、大部初幸議員の質問は終わりました。

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○議長(作元義文君) 暫時、休憩します。

 午後は1時から再開いたします。

午前11時46分休憩

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午後0時59分再開



○議長(作元義文君) 再開します。

 次に、10番、小宮教義君。



◆議員(小宮教義君) 10番議員の小宮教義でございます。市長さん、どうですか、この30日に衆議院の選挙がありました。我が長崎は1区から4区ございますが、4区ともすべて民主が独占。そして残り比例というんですか、この比例区から2名、全部で今6名衆議院議員がおられます。

 特に私ども対馬を含むこの3区、これは自民前職と民主前職の戦いでございました。特に自民前職の大先生におかれては、私ども議会の自衛隊誘致増強特別委員会においては、本年の1月16日、陳情に行ったわけでございます。そのときこの大先生には大変なる涙ながらの屈辱を受けたわけでございます。しかし、よく民意とはできておるものでございます。このような議員をこの私ども第3区から出さなかったということはまことに恐悦至極。この長崎3区の県民の皆様に私は万感の拍手を送りたいと思います。

 そして、政権が変わるわけでございますが、対馬がどのように変わるのか、まず大きく期待できるのは、この漁業問題、対馬の西海岸のまき網問題、そして3マイル、5マイル問題、これは今回の政権交代で大きく前進するものと私も期待をしているところでございます。

 では、さきに通告しておりました5点について1番から順次5番まで質問いたします。

 まず、第1点の政権交代について、今後の方針はどうなのか。

 これについては市長は自民前職の立候補をかなり応援しておられました。そして、国政選挙の前には必ず国政報告会というのがございます。その報告会においても市長を始めとして副市長、3人勢ぞろいで壇上に上り、対馬には先生しかいないと大きい声を張り上げて頑張っていたように聞いております。また、その一方、民主前職には国政報告のときには、これも市長を含め副市長、関係者だれ1人も出席しないという徹底した態度でございました。

 しかし、今回の本会議の冒頭の市長のあいさつではこのようなくだりがございます。読ませていただきます。「本市においては、この好機を先取りし、国に対しいち早く政策提言を行いながら、みずから推し進めていく施策、市民の皆様にとって住みよくて誇れる郷土と実感できるように国へ施策提言を申し上げていこうと考えております」と、こういうふうな発言をされておられますが、だれに提言されるのか。反対方の応援をしている人にだれに提言をするのか。それとも従来どおり自民の大先生と連携を組みながらやっていくのか。

 そして、今後、市のことを考えるならば政権与党にどのようなパイプを築くお考えなのか。そういう点が第1点でございます。

 2点目が、高齢者の交通料金、これはバスでございます。

 市長はバスに乗ることはほとんどございませんよね。よくバスを見とると乗っても1人か2人なんですよ。そして、まあ、場所にもよるでしょうけども乗ってないのが非常に多い。どうせ乗ってないならばお年寄りを75歳以上の方をただにできないか。この路線バスは赤字を超えても市が補てんするわけですよ。ならば無料にできないかということです。

 私は、なぜ75歳かというと、今対馬の人口で約4,000名ほどおいででございます。ほとんどの方が国民年金などで生活しているわけです。月に3万円ちょびっとしかもらいません。本当ですよ。そしてその中から電気代、ガス代、電話代、テレビがありゃテレビ代、そしてほかの税金もあるでしょう、それを引かれると1万円ちょっとしか残らないんですよ。わずか。でもその中からお年寄りだから体が悪くなる、病院に行かねばいけない、その本当に切り詰めた中でまた病院代も払うわけですよね。だから75歳以上のお年寄りが病院に行くバス代と、かわいい孫に会いに行くバス代、こういうのを無料にできないかという点でございます。

 3点目が、ATMなんですが、これは十八銀行が表明したところによると、この9月30日で対馬における3つのATMを廃止をするということをお聞きをしております。

 これについては対馬市商工会からも陳情が上がっておろうかと思います。特にこの上の上県町、ここには以前十八の支店がございまして、その中にATMがございます。それをなくすということは上県町の人にとっては次の比田勝まで走らんといかんわけですよ。非常に不便を来たすわけです。

 そして、この十八銀行、対馬市の金融指定の銀行です。市とかなりの接触があるわけです。そういうところもあるので、この廃止することに打つ手はないのかということをお尋ねいたします。

 それと、4点目ですが、市職員の新規採用について。

 今、日本の失業率は過去最高なんですよ。5.7なんですよ。アメリカは今は10ぐらいあるそうですけどね。非常に厳しい経済状況です。特にこの対馬は非常に厳しい。企業がもう私も何度も何度も話してるのですが、本当につぶれてばっかりですよ。でも生き残ろうとする企業は従業員の削減をしておるんです。それで何とか持ちこたえようと一生懸命頑張っておるわけです。

 しかし、よくできているもんでございまして、この対馬はただ1社だけ去年もことしも人員をふやしているところがございます。これは株式会社対馬市でございます。前年は一般職を8名、ことしが5名です。どこにそれだけの余裕があるのか。

 きょう、私よりもさきの脇本議員から地方交付税の話がございましたが、これについてはあと5年すれば平成26年度から約40億減るわけですよ。まあ、急じゃございませんけども5年をかけて減るわけですよ。40億ですよ。それと今回の決算でもわかるように平成20年度の決算は、市民税は前年度比マイナス4,000万ですよ。いかに人が出ていって、どういう状態かよくわかると思います。これは北海道の夕張じゃございませんが、夕張の次に赤字団体になるであろうと言われているこの対馬市がこのような採用をするということは職権の乱用以外の何でもない。予算は市民のためにあるんですから。職権の乱用であるのかないのかをお尋ねをいたします。

 そして、5番目の国の臨時交付金、これについてお尋ねいたしますが、これは平成20年、平成21年、2年間にわたって臨時交付金が出ております。平成20年には生活対策の分、そして、平成21年には経済危機と、それと公共投資の臨時交付金が出ております。既に施工されている分もございます、かなりですね。その中でミュージカルもあるでしょう、そしてゲートボールの屋根もあるでしょう。そのような中でどのような基準でこの交付税の決定をされたのかという点でございます。

 以上、よろしくお願いいたします。



○議長(作元義文君) 市長、財部能成君。



◎市長(財部能成君) 小宮議員の質問にお答えします。

 1点目の政権交代、この8月30日の選挙で308議席という圧勝を民主党がされたわけですが、今後の市政と国とのかかわりをどうしていくのかというふうなお話だったと思います。

 私は、結論から申し上げまして今までの方針と何ら変わることはありません。従前より、私は「不偏不党」の立場を基本としており、国、県への要望行動にいたしましても先ほどおっしゃいました自民党並びに民主党すべての党、衆参すべての国会議員、代議士、そこに陳情要望を私は重ねてきたところであります。ある特定の首長さんにおいては片方には行かないとかいろんな話もございました。私はそういうことは思ってないです。長崎県の国会議員、そして並びに代議士ならば自分の対馬の状況というのはきちんと伝えなければいけないからすべてに行くんだということで私はそのように対応をしてきたつもりです。片方だけに行ったことは一度としてありません。そのことを小宮議員は認識されてないから今のような発言になったのかなというふうに思っております。

 私が政権交代が起こって窮地に立たされるんじゃないかみたいな誤解を抱かせるような質問内容ともとれますが、私の不偏不党の考えは微動だにすることはありません。その点心配は御無用と考えていただいて結構でございます。

 しかし、衆議院選挙の長崎3区では自民党候補が落選し、そして民主党候補が当選されました。しかし、比例代表並立制のこの制度によって自民党の代議士が復活当選をなさっておられます。この状況というのは、この3区に限って言えば全く変わらない、前回と、というふうな私はそういう理解をしております。陣容も変わりませんし、3区においてお二方の議員さんが生まれたのも変わらないというふうに思っております。

 それと、市政と国との関係でございますが、少なくとも民主党は今回のマニフェストで地域主権国家を標榜されておられますね。これは何を考えておられるのかといいますと、マニフェストから読み取る限りにおいては、大事なのは今後2年間のうちに、ただいま国が用意をしている五万とある補助事業を一括交付金化していく方向で物事を考えてある。そこと地域主権という考え方がつながっていると思います。ということは地域の独自性というものを明確にやっていける自由にできるひもつきでない財源がこれから先地方に流れ込んでくるというふうに私は考えております。そのために私どもは行政報告の中で申し上げました政策提言をしていきたいと。陳情要望ではありません、これから先は。民主党はそんなに言ってあります。

 9月8日の西日本新聞の中でも利益誘導を拒否すること。口利きを一掃していくんだというふうな九州各県連の考え方が打ち出されています。先ほどだれに頼むのかと言われました。だれではありません。国に話を申していく。そのつてはどうするのかという意味でしょうが、私には私のつてがございます、民主党の中にも。先ほど言いますように心配は御無用です。小宮議員のほうは小宮議員のほうで自分の範囲で一生懸命市民のために汗をかいていただければと思います。

 次に、高齢者のバスの無料化のお話でございますが、これは合併前、旧上対馬町、そして峰町で70歳以上を対象に無料事業が実施されておられました。平成16年度にも合併後の激変緩和措置として旧上対馬町におきましてはこの事業を実施いたしました。しかしながら、対馬市全体で一律に無料化を実施するこということは難しいという考えのもとで今は行ってないというのが実際でございます。

 小宮議員のおっしゃられるのは無料にして乗せる分だったらいいじゃないかと。もう既にバス事業者に相応の補助金流してて空気を運ぶようだったらお年寄りを乗せてやったほうがいいんじゃないというふうな考えだろうと思いますが、乗り合いバスにおいてどうしてもそれを無料というふうなことになればこちらのほうがその財源を出すということにおのずと事業者との間でなっていくと思うんです。そのあたり事業者のほうが理解をしていただけるならば今小宮議員がおっしゃられるようなことは可能かと思いますけども、なかなかそれについては、じゃあ、空気を運んでるから子供たち、通学者はただにしてくれ、そうは物事が進みません。その部分については御理解をいただきたいと思います。

 次に、ATMの件でございますが、おっしゃられるように十八銀行が市内に設置しておりますATMのうち3カ所を対象に9月に廃止するというような話があるが、市として何か打つ手はないのかというふうな話が、正直言いまして五、六月から私のほうに入ってまいりました。その後6月15日に佐須奈地区の方々が撤去反対の嘆願書をお持ちになられました。それから翌々日でございます17日に私は十八銀行の本店のほうに飛びまして、その話の真意、それから今後の方針というのを聞かせてくださいということで足を運び、その結果、十八銀行としましては当初の9月末の予定を、当面年度末の3月まで延ばしましょうというふうな回答をいただきましたが、私といたしましては将来的な存続が期待できない限り佐須奈地区住民の気持ちは晴れませんと、その思いで今も協議をさせていただいておるところであります。

 市としましては、民間企業の経営方針について言及できる立場ではございません。佐須奈地区のATMにつきましては数年前の十八銀行佐須奈支店の廃止以後も地域住民の利便性を考慮されてか現在まで廃止されずに存続し、地域住民が大変助かっていることも事実でございます。一方、近年の経済不況の影響を受け、十八銀行も経営の見直しを余儀なくされているとのことでございまして、残念ながら今現在地域の皆様に具体的にお示しできるような内容までには至っておりませんが、移設という手法も含めまして、地域の皆様に御理解いただけるような結果となりますように今力の限りを尽くして協議をしてまいっておりますので、いましばらくお待ち願えればと思います。

 次に、市職員の採用に関することでございますが、昨年9月のやはり同じこの時期の定例会においても同様の質問を受け、回答させていただいた経緯がございますが、再度の御質問ということで回答をさせていただきます。

 合併後において市民の生命と財産を守る消防士を平成18年度から、そして市民の健康管理や保健指導に欠かせない専門職の保健師を平成19年度から、欠員に応じ採用を行ってまいりました。一般行政職については合併の申し合わせ、平成17年度に策定された行財政改革大綱及び定員適正化計画にのっとり採用を控え、職員の削減に努めてまいりました。その結果、平成16年の合併から平成20年度末までに217人が退職されましたが、平成21年度当初までの採用は39人であります。このうち一般行政職は昨年初めて実施した採用試験により7人を今年度に採用しております。議員既に御承知かと存じますが、対馬市行財政改革推進委員会が平成17年度に策定した定員適正化計画でも平成21年度に7人、平成22年度にも7人を採用するよう答申をいただいており、計画に基づいた採用を行っておるところであります。

 平成22年4月の職員数を660人とした計画も1年前倒しで達成しております。今月には平成22年春に採用する職員の試験を実施する予定ですが、それでも定年により退職する一般行政職の半数から3分の1程度の補充しか行っておりません。結果、来春には今年度の職員数をさらに下回る630人程度となる予定であります。

 昨年度、一般行政職の募集に対し、合併後初めてということもあり、104人もの若者が申し込み、88人が受験、7人を採用いたしました。今年度の募集はもう既に締め切っておりますが92人の応募がありました。若者が対馬に残りたい、対馬に帰って働きたいという思いがひしひしと伝わってまいります。

 労働力調査では、7月の完全失業率が5.7%もあり、1953年以降の統計で過去最悪となりました。対馬市で仕事を求めている人の有効求人倍率は0.25人と4人に1人しか職に就けない状況が続いております。学校を卒業する子供たちに対馬が好きだ、できれば対馬に残りたいと思っているものの仕事がなく、島を後にしないといけない現状です。

 昨年も申し上げましたが、職員数を削減することは計画に基づき着実に達成しております。削減計画を上回った分については計画の範囲内で職員採用をすることができ、21世紀を担う子供たちが対馬に残ることがわずかでも過疎化の歯止めの一端になるならば私は積極的に職員採用をしていきたいと思っています。行政運営を任せられた身としてこれも私に課せられた使命だというふうに思っています。かといって財政再建をないがしろにするつもりは毛頭ございません。100年後の世代にしっかりと自信を持ってバトンを渡せるよう職員と心を一つにし、一生懸命取り組んでまいりますので、議員皆様各位におかれましても御理解と御協力を切にお願いしたいと思います。

 先ほどの質問の中で職権の乱用というふうな表現がございました。私に与えられた執行権の範囲で物事をやっているつもりでありまして、そうおっしゃるのはある意味執行権の侵害ではなかろうかなというふうに私は思っております。

 次に、国の臨時交付金についての質問でございます。

 国においては平成21年度補正予算において、地球温暖化対策、それと少子高齢化社会への対応、安全・安心の実現その他将来に向けた地域の実情に応じるきめ細かな事業の4本の柱を掲げ、地方公共団体が積極的に実施できるよう地域活性化・経済危機対策臨時交付金の制度が創設されました。

 本市においても、この地域活性化・経済危機対策臨時交付金を最大限に活用するため、国の示す4本の柱をもとに今回お願いしております補正予算を合わせ、事業費ベース16億5,000万円を計上し各種事業を決定しているところであります。

 特に、焼却場及び市営住宅や教員住宅等で、老朽化が激しく使用もしておらず、危険で環境の悪化を招いているような施設、借地料の支出を伴っている施設の解体に要する事業を主に採択しております。

 また、各地区から寄せられた要望等も勘案し、緊急に整備が必要な市道や農道などの産業関連基盤施設の改修、さらに、補助事業や起債事業での対応が難しく今後一般財源のみで事業実施をせざるを得ない事業、イノシシ被害対策事業等を最優先に採択しております。

 また、国の補正予算において、経済危機対策における公共事業及び施設費の追加に伴う地方負担額の軽減を図り、地方公共団体が歩調を合わせ、地域における公共投資を円滑にすることができるように創設された地域活性化・公共投資臨時交付金は、今回の補正で事業費ベースで約8億円を計上しておりますが、学校の耐震化事業、整備のおくれている市道、林道の整備等を優先的に採択しているところであります。

 以上のように地域の事情を十分勘案し事業を決定しているところでございますので、御理解賜りたいと思います。

 以上でございます。



○議長(作元義文君) 10番、小宮教義君。



◆議員(小宮教義君) 政権交代についての分なんですが、市長の答弁ですと自民も民主も平等だとですね。平等に陳情なりをしてるんだということですよね。ならば、議員というのは選挙がすべてです。ほかは何もない、選挙だけです。その中において今回は自民前職を、あなたは、あなたが対馬には必要なんだと、あなたしかいないということをみんなの前で声を大にして言っているんですが、先ほど言われた平等というのは値しないんじゃないですか。公平というのは、どうなんですか。一生懸命頑張ってやったんだから。



○議長(作元義文君) 市長、財部能成君。



◎市長(財部能成君) 陳情要望等について私は公平に物事をやってきているというふうに自分自身自負がございます。



○議長(作元義文君) 10番、小宮教義君。



◆議員(小宮教義君) 選挙については別ということでいいですね、それなら。そういう答弁ですよね。先ほど言ったように国会議員は選挙がすべてなんですよ。そして答弁の中では自分はほかにもあてがいっぱいあるんだと。そのつてを伝ってやるから心配は御無用だということですね。はい、立派なもんじゃないですか。やってもらいましょうやないの。ねっ。政権与党は民主党ですからね。そして、変わることがないということですから、また大先生と一緒に連携をとって国のほうに言っていただきたいと思いますよ。

 それと肝心なことは、この政権が変わるということは、既にもう世論調査で3カ月、4カ月前にわかっていることなんですよ。世論調査でわかるんですから。そのとおりの結果が出たじゃないですか。市長は本当に市民のことを思う立場であれば、なぜ中立が通せなかったんですか。政権交代は目に見えてるんですよ。なぜ中立が通せなかったんですか。



○議長(作元義文君) 市長、財部能成君。



◎市長(財部能成君) 世論調査の結果でこちらがどうのこうの判断していくというのもいかがなものかと思っております。

 そして、あくまでも公示後の話じゃなくて公示前の話であろうかと思っております。公示前における政権与党は自民党が当時は持ってあったわけであります。そのときの国政報告会を今挙げてあるようにありますけども、今までのお付き合いというのも当然ございます。そういう中で世論調査の動向を見てというのもどうかなというふうに私は思います。信義にもとるんではないかというふうにも思います。



○議長(作元義文君) 10番、小宮教義君。



◆議員(小宮教義君) 信義にもとるということですから、まあ大先生と連携をとってやっていただきたいと思います。

 それと順序が逆になりますけど、国の臨時交付金について、これは本議会の総務文教常任委員長の報告の中にこのようなくだりがあるんです。いいですか、4ページですけどね。「平成21年度には対馬市社会体育施設整備費補助金交付要綱を告示させ、補助金を交付させる佐須地区老人クラブ連合会の政治力に恐怖を感じております」という報告がされたわけです。これは了承されたわけですから、市としてはこの政治力に恐怖感を感じるということはどのように理解してありますか。



○議長(作元義文君) 市長、財部能成君。



◎市長(財部能成君) 今の恐怖の話の前に、民主党との関係でございますが、先ほど大先生がどうのこうのという話ではなく、私は先ほどの答弁で言いましたように民主党そのものが今から先の国政の進め方を変えようとされているんですよ。今までのような口利きで物事をやっていく、人に頼む、そういうのはやめようやないかというのが民主党が標榜されたからこれだけの私は308という議席を取られたはずなんです。にもかかわらず今、小宮議員はだれを相手、つてにとしきりに言われますが、民主党の考え方と乖離しているんではないかと私は思えて仕方がありません。

 それと2点目の総務文教委員長の議会初日の話でございますが、恐怖を覚えたというふうに感じられたことは大変私どもの行政の進め方としてまずかったかなと思いますが、私どもはそこまでのことは正直言って思ってなく行政執行を推し進めていたところでございます。しかし、皆様にそういう形で恐怖を覚えさせるようなことであるのならば今後自分自身を戒めていかなくてはいけないというふうに感じております。



○議長(作元義文君) 10番、小宮教義君。



◆議員(小宮教義君) じゃあ、やはりこういう臨時交付金の決定をするときには、先ほど政治力に恐怖を感じるようなこういう基準はそこにはないということでいいんですね。

 そして、お尋ねしますけども、その決定事項については地域の要請とか、それと緊急性を基準的にこの補助金の決定をされたということですが、緊急性というと私もこの前の一般質問で話したんですが、上県の消防署、佐須奈にあるですね。いつも洪水で救急車が濡れたりしますが、そういうものは緊急性はないんですか。そういうものを先に採択すべきじゃないんですか。それはどうなんですか。



○議長(作元義文君) 市長、財部能成君。



◎市長(財部能成君) 前回佐須奈の消防署については回答を申し上げたところでありますが、国庫補助の関係とか等々、それから用地の問題とか、そういうところが解決をしていく、物理的に可能であるならば取り組んでいきますと言ってることであります。今、正直言いまして用地の問題等も物色をしているところでありますし、どのような形でつくり込んでいけばいいかということで指示を出して動いているところではあります。



○議長(作元義文君) 10番、小宮教義君。



◆議員(小宮教義君) 当然臨時交付金の対象になるんでしょうけれども、もしなるとすればあれですね、経済危機の分はほとんど残っていないわけですし、あとは公共的投資の分しかないわけですよね。今回4億使ってますけども、あと何億つくかわからんわけですよ。まあ1億か2億はつくでしょう。ならばぜひ次の補正でこの公共投資の分で早く決着をつけていただきたいと思います。それに並ぶように土地の問題、土地は大体物色というよりもあらかたのところもあろうかと思いますが、その辺も並行的に作業をして、そして、もう公共的投資しかないわけですから、その分でぜひ緊急性があるわけですからお願いしたいと思います。

 それと、緊急性といえば美津島の昼ケ浦の桟橋、私はいつぞやここで、こういうさびとるところを見せたときに大浦副市長は笑われたけども、それは私が不謹慎じゃないかと言ってましたが、命にかかわるこのような大事な物、これは市の管轄ですから、事故が起これば市が責任とらんといかんとですよ。どうするかは調査費ぐらいつけて補強もできるでしょう、部分的にあつかうもできるわけですから、調査費ぐらいをつけてやるのが臨時交付金の目的じゃないんですか。命にかかわっとるんですよ。また笑ったらいけませんよ。



○議長(作元義文君) 副市長、大浦義光君。



◎副市長(大浦義光君) 誤解のないようにしてほしいんですけど、笑ったのはそのことで笑ったんじゃないです。その質問に対して笑ったんじゃないですから誤解のないようにひとつお願いします。



◆議員(小宮教義君) そのときに笑ってるのは事実なんですよ。私が質問しよるとき。



◎副市長(大浦義光君) それでですね。



◆議員(小宮教義君) はい。わかりました。どうぞ。



◎副市長(大浦義光君) 今の桟橋の問題ですけども、先ほど市長が答弁しましたように緊急性の高いものからやるんですから。だからこの場所も見せてもらいました。だから今残っている予算というのは先ほど小宮議員が言われますように公共投資の分しか残ってません。その中で緊急性の高いものからやるんですから、そのことがほかの所よりかまだ緊急性があるんよということで判断をすればそうなりますけども、あくまでも調査費じゃなくて交付金というのは事業をやるための交付金ですから、やるかやらないかについては残りの交付金の状況を見て、そして緊急性の高いものからやります。



○議長(作元義文君) 10番、小宮教義君。



◆議員(小宮教義君) そりゃそうでしょうね。緊急性の高いものからやらんといかんわけですが、もう何度もこの写真を見せますけど、腐れかかって落ちよるんですよ。これがほかのどの事業よりも非常に緊急性が高いというのはだれが見ても明らかですから、ぜひ公共投資の臨時交付金で対応をお願いしたいと思います。

 それと、路線バスの無料の話をしましたが、確かに市の持ち出しが出ろうかと思うんですが、ただ、これについては例えばこれは壱岐でも実際やっている事業なんですけど、平成17年から平成21年まで実際してるんですよ。私が首にかけてますよね、こういうふうな形で、これはBMカードというですよ。これは私がつくった品ですから、壱岐のではございませんけど。BMカード、非常に見にくいですけども、これを拡大したのがこれです。BMカード。BMカードバス無料、発行日は平成何年何月と、そして発行者は対馬市長、これ誤字でまことに申しわけありませんが、大浦孝司になってますけど、これは間違いです。住所が長崎県と。そして氏名。そして一番肝心なところはよく1年交替とか2年交替で新しくつくるわけですが、そうじゃなくて有効期限は死亡するまで。ここがポイントですね。

 ぜひこういうふうな形でしていただきたいと思うけども、先ほど言われるように市の負担が出るという話ですね。確かに市の負担は出るんですが、この路線バスの内容をちょっとチェックしていきましたら、これは平成20年度ですけどね、赤字が約1億3,200万円出とると。はい。路線バスの分だけですよ。そして、このうちにこれは市が負担するようになるんですが、このうちにこれは特交、特別交付金ですね、全体の6%残っている中から拠出しているわけですが、国が認めてくれればですよ。そして約80%は特交でできるわけですよ。そうすると市の持ち出し分というのはわずか2,600万なんですね。このくらいでの持ち出ししか今してない、市の負担というのは実質的な負担というのは。特交を省いた残りがですね。そしてこの路線は、このバスは収入が平成20年度で約9,600万円ぐらいなんですよ。で、75歳以上の方が仮に乗ったとしてもすべて乗るわけじゃございませんから、ある一定の比率の人が乗ったとしても約9,600万円の1割ぐらい、約1,000万ぐらいですかね、そのくらいで市が負担すればお年寄りが75歳以上の方が無料で乗れるわけですよ。いずれにしても赤字になった分は市が負担するんだから十分できると思いますよ。実際に先ほど申しました壱岐も平成17年から平成21年までやってるんです。壱岐の場合はもっと金額は大きいですよ、出す金額は。1,680万出してますよ。こういう時代ですからせめてお年寄りに気持ちよくバスに乗ってもらって、そういう福祉行政も大事じゃないんですか。予算的にとらえてどうですか。



○議長(作元義文君) 市長、財部能成君。



◎市長(財部能成君) 特別交付税が8割見られるからいいじゃないかという話でございます。あくまで特交は国の総枠は決まっております。それから、その年の災害等の状況によって災害のほうに先に回すというのが普通であります。その残ったうちから配分があるというふうに私は理解をしておりまして、私どもが特交の要望を9月に出しますが、この出した結果というのが丸々その割合どおり来てるか、もし来てれば11億なんていう金額ではないはずです。それが実態でありまして、特交の私は8割、何割というのをうのみに全く私はしておりません。それが特交の実態だというふうに理解をしていただければと思います。

 ただし、壱岐の1,680万、平成19年に1,680万という支出があってるというふうに聞いております。壱岐はあのようなちっちゃな島でございます。運行距離も短うございます。端から端まで行っても到底私どもの対馬のような3,000何百円という金額にはならんはずです。そういう中で物事も変わってくると思っておりますので、一概に壱岐の1,680万というのから算定するというのは無理があるんではなかろうかというふうに私は思います。



○議長(作元義文君) 10番、小宮教義君。



◆議員(小宮教義君) まあ面積が違いますからそういうこともあるでしょう。しかし、試験的に一回してみてどのような収入の増減があるのか、1年でもいいじゃないですか。そして、もしかしたらおばあちゃんが乗り、おじいちゃんが乗ればお孫さんも一緒に乗るかもしれない。相乗効果も一つ生まれるかもしれんじゃないですか。1年でもいいですから一回実施してみて、そのデータによってもしかしたら50万で済むかもしれん、ああ、そのくらいならいいじゃないかとなるかもしれない。一回試験的にやってみる価値があると思いますけどね。それはどうですか。



○議長(作元義文君) 市長、財部能成君。



◎市長(財部能成君) この公共交通の問題というのは大変大きな問題でございます。今おっしゃられるお年寄りの福祉の問題もそうでございますが、今、船、空、陸のバスの問題、この公共交通の問題が大変大きな対馬市にとっては難題になりつつあります。

 先ほどおっしゃられました1億3,000万程度のバス事業者への補助金ですね、それプラススクールバスの委託料等々合わせたときに2億円に近い金額というか2億円程度になると思っておりますけども支出をしているはずです。

 このバスにかかわるこの金額、お金というのをどのように活用していくかということで、今公共交通、交通政策担当をしております部署のほうで地域公共交通の総合連携計画というのを今策定中であります。その中には私が選挙の公約でも申し上げておりましたけども、地域が動かすバスというものを想定もしながらやっていこうということで今組み立てを実はしているところです。その形はまだまだこの二、三年のうちに実証実験等もしていくことになろうかと思いますけども、今年度ある程度の方向を出して、そして来年度以降社会実験をしていくという流れになろうかと思います。新たな仕組みの中で地域も元気になってもらうというやり方をつくり込んでいこうというふうに思っておりますので、いましばらくお待ちいただければと思います。



○議長(作元義文君) 10番、小宮教義君。



◆議員(小宮教義君) わかりました。時間ありませんけども、最後にATMの話をしたいと思いますが、市長のお話ですと本店に行ってきたと、十八銀行のですね。そして12月、来年の3月までには方針を、私も連絡してみたんですが方針を出すと言っておられました。その中で市長が言っておられた移転も含めてという話です。もし移転をするとすれば地域活性化センターもございますので、あそこは非常に駐車場も広うございます。あの一角にATMを設定をすると。場所も非常にいいわけですから。それと、もし十八が、いや、だめだと、何言っとるんだと言うかもしれない。しかし、十八は指定銀行ですから、そして十八には対馬市がどれだけの利息を払ってますか。私のデータでは平成20年でも3億2,291万8,504円払っているんですよ、利息を。これだけの利息を払っているんだから、堂々と市のほうもやれと言うことはできるんじゃないですか。できんならまだ銀行は十八だけじゃないんですよ、親和もありますよ。そういう強い行動で移転も含めて再度質問。



○議長(作元義文君) 市長、財部能成君。



◎市長(財部能成君) 今までの交渉の中で十八銀行本店の地域振興部長並びに常務、そして別の日に頭取とも会ってこの件については協議をしました。その中で私は小宮議員と違いますからそのような語気を強めて物事は言っておりませんが、似たようなことは伝えてはきておることをここで紹介しておきます。



○議長(作元義文君) 10番、小宮教義君。



◆議員(小宮教義君) 上県の人は非常に危惧しておりますので、ぜひ移転に向けて頑張っていただきたいと思います。

 以上。



○議長(作元義文君) これで10番、小宮教義君の質問は終わりました。

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○議長(作元義文君) 暫時休憩します。再開は2時からお願いします。

午後1時51分休憩

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午後2時14分再開



○議長(作元義文君) 再開します。

 次に、16番、大浦孝司君。



◆議員(大浦孝司君) 通告に従いまして、市政一般質問を行います。

 まず、1点目は、財団法人美津島町振興公社の管理運営について。

 当公社は、旧美津島町時代より平成20年度までの間、美津島総合公園(海水浴場監視、公衆トイレ清掃含む)、あそうベイパーク、真珠の湯温泉、ふるさと伝承館、パークゴルフ場の管理がなされてきたところであります。平成19年及び平成20年度からは市の方針が転換され、指定管理者を公募し、見積もり及びヒアリング方式により選定委員会がこれを決定するものとお聞きしているところであります。

 その結果、当公社は、平成21年度の指定管理は美津島総合公園及びふるさと伝承館のみの運営となりましたが、現在までの累積赤字が平成21年度当初予算段階で366万8,000円となっております。担当部署の話では今年11月末で資金対応が底をつくとのことであり、本庁協議を過去3回行っておりますが合意に達していない状況であります。

 調べによりますと赤字の原因としては平成13年度から平成20年度の間、グランドホテルへの加熱源泉を無償で提供し、累計総額1,384万7,000円にその額が及ぶものであります。平成20年度においては協議の結果、212万1,000円はグランドホテル側が負担をいたしましたが、それ以前の負担には応じておらないのが実態であります。未解決となっておるのであります。

 これらの問題について振興公社と市側の協議の結果は次のとおり回答しております。万一、市の財源で不足を充当するようなことがあれば当公社の廃止は前提であり、指定管理期間は残り4年あるものの、本年度限りの契約期間とする旨、大浦副市長の見解であります。

 次の点でお尋ねをいたします。1番、一つ、公社が全面的に責任としておりますが、市の責任はどのように考えているのかお尋ねします。

 2番目に、廃止をするという見解はどのような根拠で出てきたのか。

 3番目、過去にこのようなことが他の公社に財源の充当があった事例はないか。また、平成21年4月1日よりあそうベイパークの指定管理者はグリーンアイランド合同会社に移行しているが、周辺住民より管理不足の批評が高まっている。当公社に比べ格差があり過ぎると住民の声を聞くが、市はこれをどのように受けとめているのか。

 最後に、あそうベイパークの管理費は対前年度の委託額より高い価格で業務提携がなされている矛盾はどのような説明をするのかお尋ねします。

 次に、シルバー人材センターについて、平成13年度厳原町時代に設立された当団体は、現在103人が登録され、平成20年度実績では市の委託4件、民間204件の業務契約がなされているところでありますが、不況下の中、十分なる事業費の達成に至っていないようであります。

 今年度の大型補正予算、これに期待をしていたとのことでありますが、今のところ何もないとのことであります。今後何か期待できるような対応があるのか。また、海岸ごみの収集等に参加することが今後できないのか検討を願いたいと存じます。

 最後に、病院統合についてであります。さきに行われた臨時議会では、対馬いづはら病院と中対馬病院の新築移転について市長の取り組む表明がございましたが、今後の進める考え方についてお尋ねを申し上げます。



○議長(作元義文君) 市長、財部能成君。



◎市長(財部能成君) 大浦孝司議員の質問に答えさせていただきます。

 1点目の財団法人美津島町振興公社の管理運営に関することでございますが、公社の全面的責任としているが市の責任についてはどんなふうに考えているのかというふうな趣旨だったかと思います。

 その前にこれまでの経緯について説明をさせていただきます。今回の対馬グランドホテルへの温泉の無償使用許可につきましては、平成9年10月1日に株式会社バイオン代表取締役宗政伸一氏と、当時美津島町長でありました松村良幸氏との間で、「真珠の湯温泉の運営管理委託とあわせて無償使用は了解します」との回答書を株式会社バイオンと取り交わしており、それ以降、平成13年4月1日から平成16年3月31日までの3カ年間、財団法人美津島町振興公社が管理委託していましたが、すべて加熱費は当公社が負担しておりました。

 その後においての平成16年4月1日から平成21年3月31日までの5年間におきましても指定管理者として財団法人美津島振興公社が全面的に負担をしてまいりました。

 議員御指摘のとおり平成13年度から平成19年度までの7年間においての加熱費は1,359万4,000円となり、その結果、平成13年度から平成20年度までの当公社の累積赤字決算としまして366万8,000円が生じたのであります。

 以上までが財団法人美津島町振興公社が指定管理者指定として管理していた経緯であります。

 私がこの件で財団法人美津島町振興公社理事長から報告を受けましたのが、平成20年、昨年の8月30日であり、その後数回に及び関係課との協議、検討をしてまいりました結果、燃料代については明らかに使用量で按分してグランドホテルから出させるべきだ。過去の分も同様であろうとの協議結果でありましたが、その協議結果を踏まえ、対馬市の顧問弁護士にこれまでの経緯について協議をいたしまたところ、ホテルが真珠の湯の運営管理業務を負担することを条件としたもので、いわば負担つき贈与契約であること、2つ目に、当時契約撤回もしくは温泉水の有料提供について何らの協議ももたれていないこと、3つ目に平成13年度から平成19年度までの7年間にわたって温泉水の無償提供が行われていること、4つ目に温泉水の無償提供を行うことを内容とする単なる低額贈与としての黙示の合意があったものと認められる可能性が高いなど、以上のことから過年度分の請求は困難であると思われると、このような回答が顧問弁護士からあり、過去の加熱費であります先ほど言いました1,359万4,000円は対馬グランドホテルからいただくことを断念したところであります。

 次に、公社と行政側との協議の経過として、廃止をするとの見解の根拠でございますが、財団法人美津島町振興公社は、対馬市合併後の平成16年4月1日から平成21年3月31日までの5年間、非公募により対馬市からの指定管理者指定を受けてきましたが、今回の平成21年度におきましては昨年10月に公募があり、同年10月30日に美津島総合公園の指定に係る事業計画書を提出し、その後11月7日に指定管理選定委員会が開催され、3社からの申請のうちから、ヒアリングを含む3回の選定会議を行い、財団法人美津島町振興公社を指定管理者候補者に選定をいたしました。

 その後、議員承知のとおり平成20年12月8日招集の第4回市議会定例会において、議案第111号で対馬市美津島総合公園の指定管理者の指定について提案し、議会の議決を得たものであります。委託料としましては888万8,000円です。これにより平成21年度を運営管理していくわけですが、議員御存じのとおり平成13年度からの累積赤字のため年度当初の管理運営費に関する協定を結んだ時点において、前年度分の未払い分を支払えば、当年度管理運営が行き詰まり現時点においては通常の支払いの時期から前倒しをしている状況にあります。この件により過去3回ほど理事長ほかで指定管理者指定委託料の増額に対しての要望に来られましたが、いったん管理運営に関する協定書として888万8,000円で契約した以上、管理運営状況がどうあろうとも増額はできません。今年度のこれまでの運営現状としましては、委託料の前倒しを実施してきましたが、年度内までの管理運営ができない状態にあります。市といたしましても100%出資している以上、委託料の増額ではなく、何らかの予算を計上しなければならないというふうには思っています。

 もし、次回12月の第4回市議会定例会において補正予算計上し、精算に至る場合、市と財団法人美津島町振興公社との間で契約しました平成21年度から平成26年度までの5カ年間の基本協定書についてはわずか1年間の平成21年度までで廃止せざるを得ないものと思い、平成22年度以降につきましては直営もしくは新たに公募し、指定管理者指定を決定していきたいと思いますので、御理解をいただきたいと思います。

 次に、累積赤字に対し充当した事例といいますか、そういうことはなかったかという話でございますが、財団法人上対馬町振興公社において国民宿舎上対馬荘の指定管理者の指定で職員の退職金補てんとしまして、平成19年10月3日に81万9,365円、平成20年3月25日に油高騰のため22万3,000円、また、上対馬温泉渚の湯におきましては平成20年12月24日、油高騰のため、並びに平成21年3月25日にあわせて426万5,000円を補正予算として充当した経緯はございますが、その他指定管理者指定に対しましての通常の累積赤字補てんでの補正予算については計上した経緯は一切ございません。

 ちなみに、平成20年度では燃油の高騰により美津島町振興公社に対して324万8,000円の補正予算を計上をいたしております。

 最後に、あそうベイパークの指定管理者への市としての指導でありますが、また、前年の委託料より高い金額で業務が提供されているのではないかということでございますが、平成21年度からは「グリーンアイランド合同会社」が指定管理者指定を受けております。「議員御指摘の市としての指導」とはあそうベイパーク管内全体の施設管理についてと思いますが、早速、先日8日に美津島地域活性化センターの担当者を現地に行かせました。

 その結果、議員御指摘のとおり管内全体的に除草関係がこれまでの管理者よりも不十分であり、翌9日には指定管理者であります「グリーンアイランド合同会社」担当者2名、市からは大浦、齋藤の両副市長及び美津島地域活性化センター部長、そして課長に再度の現地調査をさせ、指定管理者に対しまして直接指導をいたしました。

 さらには、午後、代表社員であります三原氏に本庁まで来庁願い、直接、現地調査の結果を報告したところであります。

 報告後、三原氏の答弁としましては、「今年度4月から市からの指定管理者指定を受け、昨年度までの美津島町振興公社に決して劣らない管理体制によりスタートしたところですが、副市長御指摘のように上半期でこのような結果となり本当に申しわけございません。私の指導があまりにも甘く、今後は厳しく気を引き締めていきたい」との陳謝の言葉でした。

 しかしながら、市といたしましても過去の実績からいたしまして、担当部署の管理体制の指導が少々怠っていたことも事実であります。今後におきましては管理運営に関する基本協定書に基づき徹底した指導に心がけ、10月からの下半期におきまして、これまでの指導に対しての改善ができなかった場合においては、即解約という事態にも発展する可能性もあり得るものと考えられます。どうぞ御理解くださるようお願い申し上げます。

 次に、シルバー人材センターについてでございますが、このシルバー人材センターにつきましては、旧厳原町時代に定年退職者等の高齢者の健康と生きがいのある生活の実現を目的に厳原町ミニシルバー人材センターとして設立したものでございます。

 しかしながら、議員御指摘のとおり昨今の不況の中で十分な業務が見出せないのも現状でございます。

 また、国から示されました緊急雇用対策につきましては、失業者対策等でございますので、制度の趣旨、中身的にシルバー人材センターの事業とは相いれないものと考えております。

 今後何か期待できるものはとの御質問でございますが、経済危機緊急対策交付金を始めとして国からの交付金のメニューが幾つかございますが、それぞれの要綱に基づく中では大変難しいものがございます。

 なお、海岸ごみの収集業務ですが、国が創設しました地域グリーンニューディール基金により海岸漂着物地域対策推進事業の中ではそのような業務が生じてくるわけですが、漂着場所が対馬西海岸が多く地形的にも危険な岩場の多いところでございます。そのような場所での作業をお願いするのはいかがなものかと存じますし、次年度に回収に向けての調査事業が始まり、今後その回収処理についての計画が行われますので、可能なものがありましたら検討課題とさせていただきたいと思います。

 また、厳原町以外のほかの5町へのシルバー人材センターの必要性についてですが、その目的から考えますと必要であると考えております。しかしながら、建設業の縮小あるいは水産業の衰退が進む中での雇用の確保が厳しい中で、地域拡大を行うことについては地域の皆様の理解が得がたいものと推測されます。市といたしましては引き続き住民の皆様の御理解を求める努力を行ってまいりたいというふうに考えます。

 最後に、病院の統合問題についてでございますが、これにつきましては、御質問の大浦議員が厚生常任委員長として最もこのことについてはお詳しいのではないかと思います。病院企業団のほうでの議会議員でもございまして、五島のほうに行った報告も議会の初日になされました。私にはそこまでのまだ情報も入ってない状況であります。そういう中で喫緊の状況等を今後の動き等を十分に見据えていき、そして、この再編統合が市民の皆さんにとってよりよいものとなるような方向できちんと考えていきたいと思っておりますし、そこについては情報をきちんと開示して取り組んでいきたいというふうに思います。

 以上でございます。



○議長(作元義文君) 16番、大浦孝司君。



◆議員(大浦孝司君) 今回答がありましたとおり、過去3遍、6月19日、7月16日、そして8月25日に、副市長を理事長及び関係者が訪ねた。そのときに市長は不在であったか知りませんが、最終的なことはきょう初めて聞くわけです。副市長の考えイコール、部署の統一された見解として最後の確認を私はきょう問うようなことで一般質問させていただいたんですが、一住民としてこの問題を見た場合、美津島振興公社の累積の赤字が松村町長、そして松村市長時代にホテル側と文書による確認を平成13年度以降とらずに暗黙の了解の中でやってきたと。不始末なことだと私は思います。

 それで、私もそのかかわる人間として、このことをだれが知っとったかということで確認をとりましたら、歴代のいわゆる美津島支所長、今じゃ部長ですが、その方々が理事長になるわけですが、その理事長さん、そして、また監査である監査委員さんの方、全部の方々がまさかホテルにただでやっとったとは思わんやったということで、私も意外なことでございました。いや、これは私はここにおる関係者に何人かおります。私自身も知らなかった。

 で、このようなことが最大の赤字の原因ということで、公社側としては非常に迷惑千万でありまして、これが今私は途中で市長の回答が何らかの対応を考えないといかん。そこまでは何もなかったんですが、最後には年度の途中で契約期間がありながら3月には契約を破棄するということが私は納得をしておりません。

 過去に、今御報告がございましたが、他の振興公社等が事例がどうあったか、私の方で調べた範囲では、豊玉町の振興公社が過去に平成20年の3月、これは運営資金として370万ほど市から借り入れをしておりますね。こういう事実ありますね。やっていけんから。こういうふうな事例があったり、私もこの決算書を、過去の6町の合併後のことで合併当時の決算だったと思います。

 17年度の決算の中で上対馬町振興公社の渚の湯の決算においては収入は1,450万円でありまして、支出は3,869万、この2,419万円の赤字を市が2,300万円充当したというふうな記録がございまして、このことも含めて私は従来からの振興公社のあり方というのが、そのままのことで出ておると思います。

 ただ今回の判断は、過去の誤ったことが最終的にはバチかぶりを全部公社がしないとならんというふうなことが、私はおかしいと思ってるんですが、市長、2人の副市長についての見解は8月25日にお聞きしまして、きょうあなたのことを私は最後に確認してみようと思うてこの席に立ったわけですが、そのとおりでいいんですか。検討の余地もないんですか。

 これは私は大きな政治判断として腹をくくらないといかんと思ってるんです。そのために一般質問してるんですよ。自分もそのことにつきまして、大きな決意をしないとならんと思っているんです。再度、検討の余地がないか、補正予算はするが3月に潰すということをおっしゃいましたが、それでいいか、再度、私はお尋ねします。



○議長(作元義文君) 市長、財部能成君。



◎市長(財部能成君) なぜこういうふうなことになるのかといいますと、少なくとも美津島の、現在総合公園のほうを受託を公社がされておるわけですが、指定管理で手を公社が上げられて、そして三者で競争をされて、その結果、振興公社に委託をしたわけでございます。

 ほかの競争相手がおる中で、途中で経営が行き詰って、その行き詰った分を市が補てんして、あと4年間をやっていくというのは、ほかの方々に対して大変失礼なこれは話ではないかというふうに私は考えております。そういう意味において、どこかで決断をしなければいけないんではないかというふうに思います。

 ちなみに大浦議員さんにつきましても、平成17年度からこの公社の幹事ということで、会計等を見てこられたと思いますし、事業内容等も把握をされてたと思います。お互いがわからなかったと、この点については。いうことでお互いある意味、どこに責任を持っていっても方法はないわけですが、指定管理の問題について三者で競争をしていただいた結果ということもあるということも、十分にお含みいただければというふうに思います。



○議長(作元義文君) 16番、大浦孝司君。



◆議員(大浦孝司君) 今のおっしゃってる話は、指定管理の公募をする前の出来事をそのまま引っ張るということが、果たして正しいかどうかについては疑問がございます。それとあそうベイパークの選定方法にいろいろ選定委員会が判断されたんでしょうが、このことについてもよくよく調べて非常に疑問を持っております。

 これは私が今回の一般質問にそのことの一部を書いております。見積もりの件、それから、実施したことにおける選定業者として果たして前指定管理者よりも優秀であったかどうか、同等であったかどうか、これをまず問います。

 昨年の12月の定例会で、指定管理者の変更でグリーンアイランドのことが契約の締結の中で、指定管理の中で総務委員会が委員長報告をしております。大部委員長が。その中で宮原五男議員が今のことを問うております。いかがなことであろうかと。そうしまして、この会議録の一部、その中で副市長から、少なくとも美津島振興公社よりましであるというふうなことが発言されたと思います。僕は記憶はっきりしてるんです。

 その中で関連しますので、いろいろ困ったことになった場合は副市長のほうに答弁を求めたいんですが、この見積もりが契約金額を725万で組んでますね。725万。そして美津島振興公社が見積もった金額は883万1,000円、もちろん低いのがグリーンアイランド、これは一目瞭然でございます。ところがヒヤリングを皆さん全部やってるんです。積算を1回見て、この中に、いわゆる事務局費、事務局費の1人分の賃金等、あるいはその他の需用費の総計が277万相当が計上されてます。誤った計上をしてます。それを差し引きますと、600数十万しかならないのですよ。そのチェックを双方は見誤っております。これはっきりその数字が出ております。

 これについて副市長、そのときの選定委員長でしょ。そのチェックがなぜできなかったか、あるいは振興公社の職員が従来から事務局費は総合公園に職員が1人おりながら、あそうベイパークに1人分の人件費その他を計上しとったと、これをそのままやってきとる。通るつもりであったんでしょうけど、これが割れたもんだから、その見積もりの中身が狂ってきたと、このチェックがなぜ選定委員会はできなかったのか、ひとつそのことを問いたいと思います。



○議長(作元義文君) 副市長、大浦義光君。



◎副市長(大浦義光君) 選定委員会のことが今質問がありました。議決のときにもお答えをしましたけども、ヒヤリングをした段階で、少なくとも美津島の振興公社は今のままを守りたい。そしてNPOの法人がつつじを植えてありますけども、そこは管理はしきれませんよと、そこまではしきれません。今の形のままでそれ以上の管理はし得ないと、することはできないというヒヤリング状況でした。

 それに今の指定管理者は、非常に積極的な考え方が持ってありましたし、金額にしても安い額でありましたから、今のグリーンアイランドに選定をいたしました。今金額が725万です。昨年までは905万4,000円を美津島振興公社と契約いたしておりました。ですから先ほど市長が答弁しましたように、金額的にも全然矛盾はあっておりません。

 この指定管理者につきましては、それぞれ真剣にヒヤリングをやって、一番市民が使いやすくて経費が安く済んで、市民が使いやすい、その候補を真剣に選んだつもりであります。その結果、グリーンアイランドになったと、ただ、先ほど言いましたように、市民からそういう話はありました。ですから担当、私、斎藤副市長も行って現地を見た結果、そういう状況でしたから、改めて代表社員のほうには厳しく指導したつもりであります。今後またそういうことがないように、今後とも強い気持ちで指導したいなと思ってます。



○議長(作元義文君) 16番、大浦孝司君。



◆議員(大浦孝司君) 数字の細かなことを言えば、この場では避けたいと思います。私が知る限りにおいては、21年度の当初の見積もり総額をグリーンアイランドは850万円の市に対する委託費を計上してますね。してるんです。850万です。それがなぜさっき言いました725万という数字に金額を変更して、事を誘導と言いませんが、そこに何があったのか、そこはどうお答えになりますかね。そういうふうになってるんです。850万の市に対する委託料を見積もってるんです。ところが市は725万で抑えて、結局私が言うのは、21年度の美津島振興公社の見積もりはもっと下です。227万引いた格好でヒヤリングでチェックができたはずです。それをさておいて、その金額で取らしたというふうなことが私は疑問に残ってます。その説明をどうされますか。850万という金額は上がってるんですよ。それははっきりしてますから、なぜその額を押さえつけて、振興公社よりも高い金額でやらしたかというのがございますよ。後でわかります。ここではこう言ってますがね。



○議長(作元義文君) 副市長、大浦義光君。



◎副市長(大浦義光君) 今の800数十万の収支計画書だと思うんですけども、うちが最終的に契約をしたのは725万なんです。本人がグリーンアイランドが725万の計画書を出してきましたから、それに基づいて契約をしたんです。私はそう理解をいたしております。

 美津島振興公社につきましては、事務費は確かにありました。事務費というのは、そこの経費の一部ですから、その分を含めた金額で計画書が上がってきました。その分を差し引いて契約をしてくれということにはなりませんから、その分を含めた額でどちらが安いのかという判断ですから、当然美津島振興公社のほうが高い計画書を持って来たということであります。



○議長(作元義文君) 16番、大浦孝司君。



◆議員(大浦孝司君) この問題でやり取りしてたらもったいないから、後で数字は話をしたいと思います。もったいないですから、このことで。とりあえず事務費が計上して余分にあったということ差し引いた中で、さっきの850万を対した場合には、十分差が美津島振興公社にあっとるということは事実です。そこの部分に疑問があると言っているのですよ。ここではそういうことを皆さんの前で言うわけいかんですから、そういうふうな疑念を持っております。

 もう一つ、市長いきますよ。他の(発言する者あり)振興公社の見積もりのほうが実質的には安いと言ってるんです。(発言する者あり)850万というのは、当初の見積額が上がっとるということです。(発言する者あり)いや、いや、それは調べてみませんか。それは当初そういうふうなことになってませんか。なってませんか。(発言する者あり)だからここで私はするとならば徹底的にやりますが、違うて言いよっとでしょうが、850万ということは知らんと言いよっとでしょ。今そう言ったでしょ。だから話がここではかみ合わんから、(発言する者あり)いやいやそういうふうなことが。



○議長(作元義文君) 暫時休憩します。

午後2時51分休憩

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午後3時46分再開



○議長(作元義文君) 再開します。

 阿比留光雄議員から早退の届け出があっております。本日の会議は、議事進行の都合により、あらかじめ延長します。

 市長、財部能成君。



◎市長(財部能成君) 先ほどの大浦議員がおっしゃいました850万の件ついて判明いたしましたので、報告をいたします。

 昨年の10月31日に受け付けをしたときに850というものが出されたというふうに今報告がありました。ただし、その後、そのときに美津島振興公社が出された数字が883万1,000円でございます。先ほどのグリーンアイランドよりも高額であったというふうに聞いております。ところがこの850万の計画、なぜ725万に変わったのかという御質問でございますが、これにつきましては、歳入合計が966万の計画をなさってあるんですが、このうち私どものあそうベイパークの設置条例の使用料以外の歳入を見込んでありまして、歳出がその分ふくれておるということがございました。自分らが独自で考えてある別個のものについては、この事業計画の中に含めることはよろしくないということで、設置条例に基づいた使用料で物事を組み立ててほしいということで、指導をその後した結果、850万から725万にさらに落ちたというふうに今原課のほうから報告があったところであります。

 大浦議員がおっしゃられたような850から125万落ちた経緯につきましては、そのようなことで落ちたというふうに御理解をいただければと思っております。



○議長(作元義文君) 16番、大浦孝司君。



◆議員(大浦孝司君) 私は最初からその経緯についてどうかということで質問したわけですから、それを調べてこういうふうになったというふうなことで、皆さん初めてわかったと思いますが、それ以外に、一つ副市長のほうにお尋ねしたいんですが、この資料を見ますと、美津島総合公園の見積もりが、この先ほど申し上げました277万円の事務費の計上を審査チェックのときに、なぜこれをチェックできなかったか、これは引かないといけない金額です。

 美津島総合公園の見積もりの表に出ておるあそうベイパークの見積もり金額は、883万1,000円、これ引く事務費相当、事務費というのは、事務局費、そこには事務局はなくて総合公園側にあっとるわけです。事務処理がどうだったかということを私は昨年まで担当作業された方と話をしましたところ、ほとんど自分が現場の金銭のことやら、その年間の実績における書類の基礎資料はすべてつくって、事務局のほうに報告している。そんなに手はかかっとらんと、実際、歳入を見てみたら43万ぐらいの歳入です。年間。そうしましたら、そのときに気づかないといけないはずですがね。それは私は副市長、選定委員会が気づかずにしたのか、あるいは黙認してやったのかというふうなことがどうであったかということを問うてるんです。

 今の金額引いたら、グリーンアイランドより低うなりますよ。これは私はそういうふうなことを思ってますね。だからどうかということを言ってるんです。チェックができなかったのか、そういうことを言ってるんですが、どうでしょうか。



○議長(作元義文君) 副市長、大浦義光君。



◎副市長(大浦義光君) 事務局費の話が出ましたけども、事務局費は総合公園じゃなくて、あそうベイパークのほうで振興公社は申請をされたと、事務局費を除いて契約をするわけじゃありませんから、当然トータルの経費で契約しますので、そこは公社の職員の配分だろうと思ってます。ですから、事務局費を除いた額で契約しなさいということにはならないと思ってます。



○議長(作元義文君) 16番、大浦孝司君。



◆議員(大浦孝司君) そういう話を書いとらんです。資料を見ましたら、ほかの総合公園の管理指定の備考欄に全部チェックされとるんです。ここについては経費が含まれとらんとか、事務局費は、例えば有限会社何とかさんにおいては含まれずとか、全部チェックされておりますよ。そこのところ大きなミスがあっとるじゃないですか。それは見積もりをつくった振興公社が1年目の人で、従来からあそうベイパークのほうに、事務局費を計上させられとったからそうしたんだというふうなことで言ってました。だからチェックすりゃすぐわかることで、それを今の言い方で私はチェック機能がなかったんだなあと、それか、なぜそれを見逃したかなというふうに思っております。

 今のそういう言い方もありましょうが、それともう一つ、副市長が自信持って選定された業者のことを言いますが、決してこの4月1日以降、従来の公社の職員のとった行動よりはるかに、そういう運営はそうでなかったというふうなことが明らかになってます。よくよく聞きました。どういう仕事をしたんですかと、今まで。例えば、多目的広場、4月から10月の中旬まで草が生えますと、メインの会場であります。4月は月に2回、トラクターによる草刈りです。4月は、月に2回、5月は10日に1回、6月は10日に1回、7、8、9については月に2回、10月については月に1回と、こういうふうなだれが見てもそういう状態というのを守ってきとるわけです。一応管理ということだけを考えたら。

 オートキャンプ場も一緒、4月から10月、1カ月に2回、トラクター、刈り払い機で草を刈る。遊園地もそう。同じ期間、月に2回、希望の丘、月に3回、蓮園が年に3回とか、そういうふうなことを今まできちんとやってきたのが、がくんと落ちとるわけですよ。それはいろいろな理由があるでしょ。あるでしょうが、私は具体的にはいっぺんかにへんしか行ってませんから言いませんが、住民の方がなぜそんな質が落ちたとかと、草を管理するというふうなことの範囲でいきますがね。それは完全におかしいぞと、それは経費がかからん格好になるからそういうこともあろうと、しかしそれが今までのことが振興公社の職員が頑張ってきとったからやったわけで、それについて、あなたのおっしゃった答弁としては完全に違いますよということを、ひとつ今から先は別としまして、今までのことがそういうふうなことが受けとれます。だからどうかなというふうなことを思ってますね。副市長どうでしょうかね。率直に意見を聞かしてください。



○議長(作元義文君) 副市長、大浦義光君。



◎副市長(大浦義光君) 運動公園しか今指定管理が公社はないんです。きっとこのまま行くと、単年決算で私は赤字が出ると思います。なんでかというと、事務局費が、あそうベイパークに計上されてありますから、そのまま職員を事務局の職員を雇ってますから、当然単年で運動公園のほうが赤字が出ることは明らかです。

 それから、管理の問題が出ました。先ほど市長が答弁しましたように、私も実はショックでした。行きました。社長を呼びました。「あなたたちのこの仕事は心がこもっておりません。草を切ったら切ったまま。あなたが選定委員会のときに、話されたことと、現に今の姿を見ると相当の開きがあります。このままで行くと契約を解除せざるを得ない」というところまで言ってます。ですから、今後見て全然改善がされなければ解約ということも含めて検討したいと思います。



○議長(作元義文君) 16番、大浦孝司君。



◆議員(大浦孝司君) 時間がございません。私のほうからのお願いは1点です。先ほど述べられた市長の最終的な答弁もございますが、私はその今から先の展開が、もう話し合いの余地がないと、予算をつけたら最後廃止にするというふうなことに、再度私は市長と話ができないものかなという一つの思いはございますが、きょうはそのことでとどめましょう。この場所は。

 残りの病院関係を少し触れないといけないのですが、病院関係は私もそういうふうな報告をした中で全部申し上げました。ただ、認識してほしいことは、従来は、長崎県の公立病院のあり方懇話会の出した結論は、いづはら病院は基幹病院として残すために基本を置き、中対馬病院を入院機能を廃止して診療所にしますと、ですから厳原町のほうに病院の機能拡大をするというような方針、方向が説明であっております。

 それと同12月4日付の医療等検討委員会もほぼ同じようなことがございました。ところが今政府の大型補正予算の中で、地域医療再生事業という中で、財源が30億出た、この中で一つもう一回検討しなおしてくれんかというふうな企業団の考え、この説明を受けまして、従来と違うことが、中対馬病院といづはら病院が対等合併であると、吸収合併ではないという立場、そして建てる位置が振り出しに戻って、市が100%責任を持って財源確保と位置の決定まで含めてお任せしますというふうなことは、非常に今から大変なことになるわけで、私もなかなか難しいことが今からあるなと、ですから市長、地域住民の理解をさらに得るために、小学校単位の説明会なり、方針、方向なりのことを下ろすべきであろうというふうに私は思います。

 時間がございません。ちょっと歯切れの悪い格好で事が終わったんですが、一応これで時間が来ましたので、一般質問を終わります。また後にお話もしてみたいと思います。

 以上です。



○議長(作元義文君) 以上で、大浦孝司君の質問は終わります。

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○議長(作元義文君) 暫時休憩します。5分間だけ休憩して次の質問者に移りたいと思います。4時5分から開会します。

午後3時59分休憩

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午後4時04分再開



○議長(作元義文君) 再開します。

 次に、12番、三山幸男君。



◆議員(三山幸男君) 皆さんこんにちは。時間もオーバーしておりますので、できるだけスムーズな答弁をいただいて、私の質問に納得いくような回答を市長に求めるものであります。

 質問に入ります前に、通告書に間違いがありますので、訂正をお願いをいたします。イノシシの捕獲頭数が一昨年より1,100頭減少していると、私記載をいたしておりますけれども、実際は890頭減少しているのが正解でありますので、890に訂正をお願いをいたします。

 それでは通告に従いまして質問をいたします。

 1、有害鳥獣、イノシシ対策について、昨年度のイノシシの捕獲頭数は一昨年より890頭少なくなったこともあり、今まで農作物に被害はあっても、イノシシを見たり、出会ったりすることはほとんどの人がなかったと思います。

 昨年末からことしにかけて、夜間、早朝を中心にイノシシをよく見かけるようになりました。4月、5月ごろに植えつけをした農作物を踏み倒したり、掘り起こしたり、生育中であろうと収穫期であろうと、被害は市内全域に拡大しています。今後の市の取り組みなり、対策についてお尋ねをいたします。

 ?現時点のイノシシの推定生息数はどのくらいと推定されていますでしょうか。?今後の対策について市長の考え方をお示しください。?今年度から防護柵を設置する場合、防護柵導入後20日以内に必ず負担金を納入するとの負担金納付確約書を提出させていますが、その真意をお聞かせください。?上県町仁田地区でアライグマが発見というか、目撃されたということを聞きましたが、市は確認されていますでしょうか。お尋ねをいたします。

 2、衣料品店しまむらの対馬出店について、平成21年8月21日発行の対馬新聞によると、「しまむら対馬出店を断念か」、地権者との仮契約解除、市は申請に不備があったとありましたが、申請に不備があったことについてお尋ねをいたします。

 ?予定地は農地であるため、宅地への用途転用が必要であり、市は申請上の不備でそれ以上のことは何もないと言っていますが、その真意をお尋ねいたします。?市は申請箇所について、大雨時の調整池としての機能を有した土地に位置づけしていますが、民間の土地をそのような位置づけができるのでしょうか。?申請地以外であれば出店は問題なかったのかお尋ねいたします。?今回の申請に対する市の対応について問題がなかったのか、市を相手に損害賠償を含めた訴訟に移る方針とありましたが、見通しはどうなのでしょうか。

 以上、通告に従ってお尋ねをいたします。



○議長(作元義文君) 市長、財部能成君。



◎市長(財部能成君) 三山議員の御質問にお答えさせていただきます。

 イノシシの問題でございます。イノシシの現時点における推計生息頭数はどれぐらいなんだろうかという御質問ですが、現在まで生息数を把握するための実地調査等は行っておりませんが、捕獲駆除頭数が年々増加する傾向にあり、人里でも見られるようになったことなどから、生息数が増加していることは否めない事実であるというふうに思います。

 現実問題として実数を把握することは不可能でありますが、過去において陶山訥庵先生が退治したイノシシの数は、一説には8万頭にも上ったとの記録がございます。ただし、その当時と現在では、対馬の自然環境等の違いがあることや、今回イノシシが生息し始めてから10数年しか経過してないことなどから、推計生息数の把握はできておりません。しかし県農政課鳥獣対策班が実施した生息数推計実験によると、推計で1平方キロの範囲内に48.5頭が生息可能であるとのデータがあり、これをもとに計算しますと、対馬の山林面積は約630平方キロであり、最低でも3万頭余りが生息可能ではないのかというふうに考えられます。

 イノシシによる農作物被害対策として、平成19年度より導入を開始しましたワイヤーメッシュ柵による防護柵の設置を早急に市は実施をして、今後もしていきます。

 21年度当初予算に計上しておりました約39キロメートル分については、国及び県の補助金交付決定を受け、対馬地区有害鳥獣対策協議会を通じ、9月中に配布を開始する予定であります。また、経済危機対策臨時交付金を活用し、今年度8月までに33地区から約42キロメートルの配布要望があっておりますが、この分の早急な配布と合わせて、今後その他の地区から緊急に配布要望が上がってきた場合の即対応する分として約53キロ程度を確保した補正予算を上程しております。

 次に、捕獲駆除については猟友会にお願いして実施しておりますが、今年度は4月から7月までの4カ月間で捕獲頭数が1,686頭になりましたので、今議会に新たに2,000頭分追加補正を計上しております。当初分2,000頭分と合わせ4,000頭を見込んでおります。

 さらに、今年度は緊急雇用創出事業を活用し、離職者の雇用による重点捕獲支援隊5名と銃とわなの両方の狩猟免許保持者1名を、捕獲指導者として委託し、計6名によるイノシシ被害対策重点モデル事業を対馬地区有害鳥獣対策協議会で実施してまいります。

 内容につきましては、期間を10月1日から来年2月28日までの5カ月間とし、旧6町ごとに1重点捕獲支援隊を編成し配置します。業務として1つ目は防護柵周辺の草刈りにより緩衝地帯を整備し、農地からイノシシを遠ざけ、農作物の被害減少を図ること。2つ目は、捕獲指導者の指示による有害鳥獣捕獲補助業務を行い、有害鳥獣を捕獲駆除すること。この2点が主な活動内容となります。

 以上述べましたように、ワイヤーメッシュ柵の設置、捕獲駆除、それと重点捕獲支援隊を3本柱としてイノシシ被害対策を実施してまいります。

 次に、今年度から防護柵を設置する場合の負担金の納付の問題でございますが、防護柵配布の要望地区につきましては、原則配布前に負担金を納付していただいておりますが、地区の事情により配布前に納付ができない地区については、配布後の早急な負担金納付を確約していただいて、交付することといたしております。

 これは防護柵を設置して被害を防止するという受益を得ることについて、その9割については公金で賄われるという観点から、配布後の負担金納付地区と配布前の負担金納付済地区との均衡を保つことを目的に、今年度より実施するようにいたしました。御理解のほどよろしくお願いいたします。

 次に、アライグマの件でございますが、平成21年この4月26日の長崎新聞にアライグマの記事が掲載されていましたが、現在対馬野生生物保護センターに寄せられているアライグマらしき生き物の情報は5件、対馬振興局への情報が1件ございます。ただし、目撃者すべてアライグマだったかもという情報で、確定情報ではありません。

 また、対馬野生生物保護センターでは、情報が入った周辺集落にアライグマのパンフレットを配布し、情報提供を呼びかけるとともに、ふんや足跡の痕跡調査を行っておりますが、まだ確証は得ておりません。しかし、手先の器用なアライグマが繁殖してしまうと、農業被害はもちろん対馬の生態系に大きな影響を与えるものと思われます。

 市としましては、対馬野生生物保護センター及び県と協力し、情報の収集を行うとともに、捕獲のため、アライグマ専用のわな購入費を今回の補正予算に計上をいたしており、市及び対馬野生生物保護センター職員と捕獲作業についても計画いたしております。まだ確証は得ておりませんが、アライグマは特定外来種に指定されており、飼育や移動も規制されているものであり、慎重に対応していきたいというふうに考えております。

 次に、衣料品店しまむらの対馬出店についての御質問でございますが、まず、1点目が、予定地は農地の用地転用か必要であり、市は申請の不備であるというが、その真意はいかにという御質問でございました。株式会社しまむらが美津島町鶏知高浜にファッションセンターしまむら対馬店の出店を計画し、その代理人より平成21年3月10日に農地法第5条の規定による用途変更許可申請書が、美津島地域活性化センターの地域支援課に送付されてきました。

 そこには添え書きがありまして、不備に点が多々ありますので、指導をお願いしますというふうに書かれております。用途変更の許可申請書により書類審査を実施し、翌日には代理人宛に審査結果を送付いたしましたが、審査では書類の加筆修正と申請地内に法定外公共物の水路があり、水路の付け替えが必要なことから、改めて担当部署と協議することを指導したものであります。

 水路の付け替え許可申請には、付け替える水路の断面が大雨時の雨水を排水できる断面であること、隣接地権者等の利害関係人の承諾が必要であるが、当箇所は水路を挟んだ農地を埋め立て宅地化することから、農地に隣接する土地家屋の冠水など、造成に伴う環境変化によるさまざまな悪影響が予想されるため、利害関係者や周辺住民の承諾が必要との判断により申請者に指導したこと。この利害関係者の承諾が得られなかったことにより出店を断念されたものであります。

 次に、申請箇所は大雨時の調整池としての機能を有した土地に位置づけていると聞くが、その真意はというお話でございます。

 水路付け替えに伴う法定外公共物占用等許可申請に係る質問の中で、利害関係者や周辺住民全員の承諾が必要であるかに対する回答の文中で、申請時について、周囲の高さより1メートルほど低い休耕地で、梅雨前線、豪雨、台風の影響により大雨時の調整池としての機能を有した土地に位置していたからとの表現について、地権者より不服の申し出がありましたので、この表現に対する本意について、平成21年8月12日に美津島地域活性化センターに地権者の皆様にお集まりいただき、本来水田が持つ機能について、一般的には作物を生産するほかに、大雨による洪水を一時的に緩和し、国土を保全する重要な役割を果たしていると言われてますというような説明をさせていただきました。

 当該箇所も地域を保全するという観点から、重要な役割を果たしていることを表現したかったのでありますが、結果的に、地権者並びに関係者の皆様に御不快な思いと御迷惑をおかけしたことに対し、深くおわび申し上げる次第でございます。

 次に、申請地以外であればよかったのかという御質問でございますが、今回のファッションセンターしまむら対馬店の出店計画は、大規模小売店舗立地法に基づく県への届け出により、出店は可能であります。また県より地元市町村に出店に係る周辺地域の生活環境の保持についての意見を求められますが、出店を規制するものではございません。

 最後に、今回申請に対する市の対応についてという御質問がございました。今回の申請箇所には市が管理する法定外公共物の水路があり、これを付け替えることにより、周辺住民の生活環境の維持増進を図る観点から、周辺住民が土地、家屋に冠水などの被害や不利益を被る恐れが予想されるため、市の対応として慎重にならざるを得なかったのであります。

 最初の協議である昨年の12月11日に、地権者の代理人が美津島地域活性化センターを来庁、協議されてから、出店取りやめまでの期間、美津島地域活性化センターが窓口となり協議を重ねてまいりましたが、申請に不備があったものの、協議に長い時間を費やさなければならない結果となり、市への不信感を招いたことははなはだ残念なことであります。

 今後このように重要案件につきましては、担当部署だけではなく組織全体の問題として、問題を共有化し協議する。もしくは調整するようなシステムの確立を図るよう努めてまいる所存でございます。



○議長(作元義文君) 12番、三山幸男君。



◆議員(三山幸男君) 市長、これから一問一答でお願いをいたします。

 まず、イノシシ対策について、今市長の答弁を伺い、今年度から雇用対策事業でわなの免許を持ってる人、あるいは捕獲補助員を雇用して捕獲に努めるという、これは?の今後の対策について市長のお考えに入ろうかと思います。

 先ほど1点目の、推定生息数、これはだれが見たり、聞いたりしてもはっきりした数は言えませんが、大体捕獲頭数の10倍ぐらいはいるんじゃなかろうかというのが大方の見方だろうと思います。

 その中で私は私なりにちょっと考えてみました。イノシシが仮に全島で3万頭いたとしたとき、雄と雌が当然いるわけですが、雌が半分の1万5,000頭、仮にいたとして、そのうちの50%の雌が出産可能な、どう言えばいいんでしょうか。大人と言えばいいんでしょうか。親イノシシ、出産可能なイノシシだと仮にしたとき、1回の出産が4頭から6頭ぐらい1回の出産で生まれるというようなことも聞いております。

 仮に1万5,000頭の半分、7,500頭のイノシシが1回の出産で4匹生んだと仮に仮定して、4匹生みますと約3万頭が生まれる計算になるわけです。計算からいけば。5匹生まれたとしたら3万7,500、6匹生まれると、これはもう計り知れないというか、当然多くなります。

 仮に、今の対馬の現状からして、イノシシに対する外敵というのは、ほとんど見当たらないような気がするんですね。仮に、3万頭、3万5,000頭、イノシシのうりぼうが生まれたとして、これが天敵がいて生存競争が厳しいということであればですけども、仮にいなくて半分、50%が生き残ったとします。そしたら年に1万5,000頭から2万2,000頭ぐらいふえる可能性があるんじゃなかろうかと、もちろんその前、3万頭のうちの何百頭か何千頭かは1年のうちに老衰なり、何なりで死ぬイノシシも当然出るでしょうから、プラスマイナスしますと、私が言った頭数はふえることはないかもわかりませんが、現実的には1年に2万から3万ぐらいはふえていく可能性をひめているというのは現在の状況だろうと思うんです。

 さっき捕獲員なり、補助に携わる人を雇用して対策は十分じゃなくても対策はとってますというようなことでしたが、なかなかそれでイノシシの数を抑えることは難しいんじゃろうかと、個人的にはそう思ってます。

 私が一番言いたいのは、確かに初日の本会議で中原議員の質問に市長の答弁で、市長はとんでもないような金額を組んでますよということでした。私が見ても相当の金額をイノシシ対策には費やしていただいております。これは私も農業をしている関係で、農家は非常に市の対応には感謝しているとは思いますが、ただ現状では被害が減らないどころか拡大しているのは事実なんです。

 その辺、私が言いたいのは、たとえ年に1億5,000万、2億、あるいは3億使ってもらっても、被害が増加すれば市に対する対応を一般市民は求めるんです。もちろん行政の責任がすべてじゃありません。耕作する農家の人たちもそれなりに自衛策は考えてするのが当然だとは思いますが、まずはイノシシを減らすようなことを考える必要があると、そういうことで、市長その辺のお考えについてお尋ねをしたいと思いますが、よろしくお願いします。



○議長(作元義文君) 市長、財部能成君。



◎市長(財部能成君) イノシシをせん滅しないとこの問題は解決はしないわけですが、正直言いまして、陸自のほうなんかにもどういう形でお手伝いできますかということで御相談にも行ってるところです。そういう中で、当然、銃は使うことは不可能、そういうことになって動くにしても、対馬のような峻険な山でほんとでできるかどうかというのも定かでないと、この問題については、人命にかかわること以外であれば、本省のほうの許可がいると、許可を取るにも、恐らく3月ぐらいはかかるんじゃなかろうかというふうに話も聞いてはおります。陸自の方々は、当然何かあればお手伝いはやぶさかでないですよということで、お話はいただいておるんですけども、なかなかせん滅をする方法というのは見つからないのが現時点で、大変困っておるのが事実です。

 今三本柱でいきたいというのは、せん滅を正直言ってなかなか難しい、ならばどうするか、農地に近づけない方法として、この重点捕獲支援隊を36人ですかね。それで組み立てて回るわけですけども、その方たちに、今後イノシシとの付き合い方、ワイヤーメッシュからの距離等を緩衝地帯をどうつくっていくかということを含めて、地域の人たちに知ってもらうことが必要かなというふうに考えておりまして、この三本柱で当面はいきたいなというふうに思ってます。

 陶山訥庵先生の猪詰めの手法でいった場合、恐らく200億とか、300億とかいうふうな事業費がかかるんじゃないかという試算を担当のほうは今しているところであります。



○議長(作元義文君) 12番、三山幸男君。



◆議員(三山幸男君) 誰が考えてもいい考えはなかなか浮かばないと思いますけども、やはり対馬で、例えば、1次産業の低迷ということがあります。今まで公共事業に頼ってきた経緯があって、公共事業がこれだけ減少してきますと、公共事業に携わってきた方々が、どうしても1次産業に戻らざるを得ないわけです。漁業なり、農業に戻ったときに、農家で仮にあるとしたとき、じゃ米をつくろうか、畑に野菜でもつくって無人販売なり、あるいは直売所当たりに売って生活の足しにしようかとしても、せっかくつくった品を収穫間際、あるいは種をまいたり、植えつけをした途端にイノシシの被害に遭えば、1回や2回は仕方がないかな、やむを得ないかなという気にはなって、また再度耕作する意欲はあると思うんですが、毎年、毎年被害を受けますと、やはり耕作意欲はなくなるわけです。

 私のところでもそうですが、一昨年からワイヤーメッシュの導入をさせていただいて、ある部分では効果が発揮している部分はあるんです。設置の仕方にも問題があるのかもわかりませんが、ワイヤーメッシュが、例えば、道路と平坦なところであれば、イノシシはそこからはなかなか侵入はしにくい、ただし畑なり、田んぼが30センチ、50センチ、1メーターぐらい仮に道路よりは高かったとした場合、そのワイヤーメッシュの下、もちろん高いところが土手だとしたとき、そこを掘るんですよ。イノシシは。どうかしたら30センチのところですと、一晩のうちに掘って中の畑を荒らしているのがもう現状なんです。やはり耕作する人たちというのは、畑があって、畑の際に立てる人はいませんけども、20センチか30センチぐらい引いて立てるんですけども、そのくらいでもイノシシのほうが賢いというか、もうイノシシも自分の生きるためには、常識で考えられないようなことを今のところしてます。

 このままいってこのままふえますと、仮に市が毎年何億円か有害鳥獣対策に費用を費やしていただいても、被害はなかなか減るのは困難かなあと、個人的な見解ですけども、そのように私は思えてならないんです。

 そこで、市長もっと抜本的に、市長ができるとは多分言いにくいでしょうが、これだけ医学や科学が発達している世の中なんです。いろんな情報網ありますので、例えば生態系にいろんな影響がでないような方法はないものか、その辺、市長考えられたことはありませんか。



○議長(作元義文君) 市長、財部能成君。



◎市長(財部能成君) 生態系に影響がない天敵の話でございますか。天敵導入かなんかの話。



◆議員(三山幸男君) 天敵も含めて。



◎市長(財部能成君) 正直言いまして、どうしていいか方法が見つからんのが正直なところでありまして、生態系を崩さない中でどういう手法があるのか、最終的には陶山訥庵先生方式しかないのかなというふうに思っておりますが、三山議員の頭の中では、恐らく新たなバイオの技術とかそういうことも考えられる中で物事を組み立ててあるのかなと思いますが、そういうことについては正直言ってそこまで考えたことはございません。



○議長(作元義文君) 12番、三山幸男君。



◆議員(三山幸男君) 実は、私平成15年ぐらいに対馬の指導農業士会の会長をさせていただいたことかあります。そのときに、新規指導農業士の授与式で金子知事と各地区の指導農業士会の会長と新規農業士の懇談会がありました。金子知事のほうから各地区の農業振興に対して要望があれば、この場で要望を聞かせてほしいということがありましたので、私はそのとき、対馬の場合は農業振興云々言う前に、有害鳥獣を駆除していただかないと農業振興はあり得ませんと言いました。そのとき、対馬ではイノシシ、あるいはシカ、こういうものが農作物を荒らして被害が年々拡大してますと、この対策を知事の力でできたら力をお貸しいただけませんかとお願いした経緯があります。

 1つは、自衛隊の導入を言いました。難しいことだとは思いますけれども、自衛隊の導入、先ほど言いましたことを2番目に言いました。これだけ医学や科学が発達している中でイノシシの好物もわかってるんだと、それを例えばイノシシが食べさせるような方法は取り入れられないか、そういった経緯がありますけれども、金子知事からは二つ返事で断られました。私の立場でそういうことはできないと、でも農家を救済したいという気持ちはあると、私が何か市長いい考えはありませんかといったのは、これは私の頭の中で考えたことですけども、イノシシは豚科に属する動物だと認識をしてるんです。豚にはトンコレラというかかったから必ずもう亡くなるようなそういう病気らしいです。私見たことはありませんけども、対馬では今豚を飼ってる農家、あるいはそういうものは一切いないと私は聞き及んでおります。

 例えば、さきに言いましたイノシシの好物をやるといえば、ほかの動物が食べる可能性もありますので、それはあまりいいことじゃないかなと、ただそういうのを捕獲したイノシシに、そういうことをすれば近い将来絶滅に近いような結果は出てくるんじゃないでしょうか。

 その辺は、例えば私が言うのは、議会で言う言葉じゃないかわかりませんし、市長が答弁することもできるかどうかわかりませんが、市長、その辺はどうお考えですか。



○議長(作元義文君) 市長、財部能成君。



◎市長(財部能成君) ある意味、今国際紛争の中で禁止されている細菌兵器を使えと、ある意味ですね。そういうふうなことだろうと思いますが、実際そういうのを使って、駆除に使っていいものかどうか、それは道義的にもいいものかどうか、確かに私どもにとっては大変な害獣ではあるわけですけども、そういうものを使っていいかどうかというのはちょっと今私の即答はしかねます。

 しかし、そのような細菌兵器的なものであっても、ある意味、手を出してはいけないような手法であっても、それに手を染めざるを得ないような状況まで、今対馬の農業がイノシシによって追い込まれているということは、十分に理解は自分自身はしているつもりでございます。



○議長(作元義文君) 12番、三山幸男君。



◆議員(三山幸男君) そのくらいの気持ちで、例えば取り組まないと、私はなかなかイノシシの減少、イノシシを少なくさせる。あるいは絶滅に持っていくような現在ではそういうことは難しいのかなと思ってます。

 それをせろと言ってるんじゃないです。そういう方法は考えられませんかと、私はそういうふうなことにとどめておきます。

 その次、3番目の、今年度から防護柵、ワイヤーメッシュ導入に対して、私が聞いたのは今年度からということを聞きました。導入後20日以内に負担金を支払ってくださいというような確約書を取り交わしているわけですが、その真意といいましょうか、以前、市長の答弁では以前からそれはあったと、ただ、設置した後に納入するところもありますので、一緒にしたいというような答弁のようでしたが、その真意をお尋ねをいたします。



○議長(作元義文君) 市長、財部能成君。



◎市長(財部能成君) 少なくとも受益を受ける事業については、負担金を納入してもらうというのが、今までの行政のやり方だったと思います。設置前なのか、後なのかというのはまた別にしまして、明らかに自分らの農地とか、という部分を守っていく。そういう受益を受けるということで、受益者負担金を納入をしていただくという制度をずっとやってきている次第でございます。



○議長(作元義文君) 12番、三山幸男君。



◆議員(三山幸男君) それは当然なことであって、例えば、受益者負担が10%あるわけですから、受益者が負担するのは当然なことだと私も思ってます。

 導入後、あるいは設置後であろうと、それは当然です。ただ、こういう確約書を取ったということは、これは私1人がかんぐるわけですが、例えば、20年度、19年度、こういうところで負担金を納入してない地区があったんじゃないのかという気持ちが私の中にはあるわけですが、そういうことはありませんか。



○議長(作元義文君) 農林水産部長、川本治源君。



◎農林水産部長(川本治源君) 負担金納入が遅くなったことはございますが、滞納までなったことはございません。



○議長(作元義文君) 12番、三山幸男君。



◆議員(三山幸男君) それを聞いて安心しました。今後ともできる限り被害を最小限に抑えるように、そういうことは早め早めの対応をお願いをしたいと思います。

 次に、?の上県町の仁田地区でアライグマらしき、私アライグマとこう表現をしましたが、見たり目撃した情報が長崎新聞に載っておりました。この前、私お盆過ぎでちょっと日にちははっきりしないんですが、夜厳原からビールをコップ半分ぐらい飲んでましたので、(発言する者あり)ちょっとよう聞かんね。それでタクシーで帰りました。タクシーの運転手と話をしているときに、美津島町の中に吹崎というところがあります。ここはここから加志に行く途中で、私は3回にいっぺんぐらいイノシシを必ず見るんですよ、夜に。見るところはいつも決まった区間なんです。そのときもたまたまイノシシが出まして、イノシシの話を運転手として加志ぐらいまで行ったときに、上県町の仁田地区でアライグマらしき品が発見されたというか、見た人がいらっしゃるようですというような話を聞きました。

 私も長崎新聞のこれは4月26日の新聞にそれらしき品が載ってました。これを大事に新聞を切り取って保管もしてましたので、いつの機会かこのようなものを質してみたいという気持ちを持っておりましたので、今回お尋ねするわけですが、例えば、こういうものはもともと対馬にはいないわけで、仮にいたとしたら、誰かが愛玩用で持ち込んで、それを例えばつがいで持ち込んだなら、ふえて自分の家では対応できない。あるいは飼ってる人の事情でどっかに放置した。こういう可能性しか考えにくいわけですが、市として、例えば、市長の答弁では市あるいは県、調査はしたが確認できなかったということですが、例えば、条例などつくって、もうすべてこういう有害鳥獣化するようなものは、対馬には持ち込ませないというようなそういう条例をつくって制限するようなことは考えてありませんでしょうか。



○議長(作元義文君) 市長、財部能成君。



◎市長(財部能成君) このイノシシもそうですが、300年間いなかったのが突然出てくる。アライグマについても当然対馬にいないものがこういうふうにしているんじゃないかというふうな話になる。確かに、そういうものが導入されたとしか思えないわけでありまして、そこに人が介在をしているということで、そういう人の行為というものをきちんと取り締まる必要があるという話でございますが、少なくとも、このアライグマを含め、特定外来生物として外来生物法ですかね。これで飼うことも一切認められていない。法律的にというものでございます。その法律で十分に本来であれば取り締りを国なりがやっていくという中で、物事は対処できるものだというふうに本来的に思いますので、あえて条例をつくるという必要はないんではないかなというふうに思いますが。



○議長(作元義文君) 12番、三山幸男君。



◆議員(三山幸男君) ちょっと残り時間も少なくなってきましたが、先ほど、法律で禁止をされていると、飼うこと自体を禁止されている動物がやはり現実的には対馬にも発見されようか、目撃されようかという時代で、条例で制約してもそれを取り締まるような人がいなければ何もならないわけですが、ただ、外来鳥獣といいますか、こういうものはどこからかだれかが持ってこんと対馬にはもともといないわけですので、その辺は何らかの対応は、私は必要じゃなかろうかと思います。この件に関してはこれで。

 2点目のしまむらの件に入りたいと思いますが、私はしまむら、この地権者から頼まれたり相談を受けたことは一切ありません。この対馬新聞でこういうことを見て、しまむらができるのに賛成の人、あるいはしまむらができることによって不利益が予想されるので反対するような人、それぞれ話を聞いたことはあります。 

 ただ、今回のこの新聞の内容では、市が申請に不備があったというようなことが本当にわかりずらかったと、私個人的には、思いましたので、一般質問でさせていただいたということが私の実情です。

 私は以前、あれ3年ぐらい前だったと思いますけども、松村前市長時代、交流センターができて、レッドキャベツが対馬に参入をするというようなことで、対馬の条例で島外の大型店舗の進出を規制したらどうかと、それは対馬の今までの商店を守るということもあるでしょうし、対馬が、例えば大型店舗に集中してそこで雇用されている人たちまで仕事を失うことはあまり好ましいことじゃない。そのためには規制したらどうかと、でも当時の松村市長の答弁は、例に、スーパーサイキを上げました。その中でスーパーサイキの中には、肉を扱ってる店が2軒、魚をメインとして扱っている魚屋が2軒ありました。そこはお互い店内で競い合ってこそ店内の活性化があって、それだけスーパーサイキには人は行くんだと、そういうことを考えて規制をするよりは、お互いの相乗効果を引き出したほうがいいというような答弁を受けたことがあります。もちろんそれも一理ある。

 でも、今回私がお聞きしたかったのは、例えば、市長の答弁もありましたが、民間、個人の土地、今のところは、個人の土地を、例えば、大雨時に調整池として、市長は位置づけはしているとは言ってませんが、新聞とかなんかには調整池としての機能を有した土地とこう書いてあるときに、仮に私がその地権者の立場だったとしたとき、じゃ、俺の土地は、そこにもちろん米とか、作物をつくってれば別ですよ。別ですが、やはりそういう話を聞いたときに、じゃ、俺の土地はみんなのための土地なのかと、俺が自由にそこを例えば宅地にしたりなんたりすることはできないのか、当然怒りをあらわすのは当然かなと、個人的にはそう思ってます。その辺、位置づけできるものかどうか、ちょっと市長にお尋ねします。



○議長(作元義文君) 市長、財部能成君。



◎市長(財部能成君) 調整池という表現をしたことについて、地権者の方に対しましては、文書でもって謝罪をしたところであります。

 私どものほうの言葉足らずの部分で不快な思いを地権者の方にさせてしまったと、担当であれば畑、田んぼが持っている国土保全上の調整池としての機能といいますか、そういう意味で安易に使ってしまった部分がありまして、それは地権者の感情を逆なですることになったということであります。これについては全くもってこちらの行き届かない部分だったと思って、素直に地権者さんの前でも謝らせていただいたところでございます。



○議長(作元義文君) 12番、三山幸男君。



◆議員(三山幸男君) もう時間もありませんので、このしまむらの件に関して、例えばこの新聞を見たときに、周囲の同意が得られなかったというようなことも記載をされております。そこを埋め立てますと、当然そこに建物が建つわけですから、日照権とか、あるいは先ほどの大雨時の災害の恐れは含んでいるかもわかりませんが、ただ、こういう問題は事が起こったらすぐに対応して、できるできない、こういうことは、例えば今回がたまたま農地でしたので、これが農地以外であれば、もう極端に言えば農業委員会の申請も要らないわけでしょうから、県知事に届け出をすればできるのかもわかりませんが、やはりこういうような後味の悪いようなことは、これから先、二度とこういうことが起こらないように、市のほうも慎重に対応はしていただかなければいけませんけれども、これを薬に今後は前向きに取り組んでいただきたいと思います。

 以上で私の一般質問を終わります。どうもありがとうございました。



○議長(作元義文君) これで、三山幸男君の質問は終わりました。

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○議長(作元義文君) 本日予定しておりました登壇者5名の市政一般質問はすべて終了しました。

 あしたは定刻より市政一般質問を続行いたします。なお、各議員へ通知いたしておりますように、明日火曜日、市政一般質問終了後、議員全員協議会を開催いたします。

 本日はこれで散会します。お疲れさまでした。

午後4時55分散会

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