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長崎県 対馬市

平成 21年 3月定例会(第1回) 03月13日−05号




平成 21年 3月定例会(第1回) − 03月13日−05号









平成 21年 3月定例会(第1回)


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平成21年 第1回 対 馬 市 議 会 定 例 会 会 議 録(第5日)
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議事日程(第5号)
                       平成21年3月13日 午前10時00分開議
    日程第1 市政一般質問
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本日の会議に付した事件
    日程第1 市政一般質問
    追加日程第1 動議
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出席議員(24名)
1番 齋藤 久光君       2番 堀江 政武君
3番 小西 明範君       4番 小宮 教義君
5番 阿比留光雄君       6番 三山 幸男君
7番 小宮 政利君       8番 初村 久藏君
9番 吉見 優子君       10番 糸瀬 一彦君
11番 桐谷  徹君       13番 大浦 孝司君
14番 小川 廣康君       15番 大部 初幸君
16番 兵頭  榮君       17番 上野洋次郎君
18番 作元 義文君       19番 黒岩 美俊君
20番 島居 邦嗣君       21番 武本 哲勇君
22番 中原 康博君       24番 畑島 孝吉君
25番 扇 作エ門君       26番 波田 政和君
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欠席議員(1名)
12番 宮原 五男君                
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欠  員(1名)
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事務局出席職員職氏名
局長      永留 ?光君  次長     渋江 雄司君
参事兼課長補佐 阿比留 保君  副参事兼係長 國分 幸和君
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説明のため出席した者の職氏名
市長 ………………………………………………………………………… 財部 能成君
副市長 ……………………………………………………………………… 大浦 義光君
副市長 ……………………………………………………………………… 齋藤 勝行君
総務企画部長 ……………………………………………………………… 永尾 榮啓君
総務課長 …………………………………………………………………… 桐谷 雅宣君
市民生活部長 ……………………………………………………………… 近藤 義則君
福祉保健部長 ……………………………………………………………… 扇  照幸君
観光物産推進本部長 ……………………………………………………… 廣田 宗雄君
政策補佐官兼地域再生推進本部長 ……………………………………… 松原 敬行君
農林水産部長 ……………………………………………………………… 川本 治源君
建設部長 …………………………………………………………………… 川上  司君
水道局水道課長 …………………………………………………………… 阿比留 誠君
教育長 ……………………………………………………………………… 河合  徹君
教育部長 …………………………………………………………………… 中村 敏明君
美津島地域活性化センター部長 ………………………………………… 阿比留正明君
豊玉地域活性化センター部長 …………………………………………… 橋本 政次君
峰地域活性化センター部長 ……………………………………………… 永留 秀幸君
上県地域活性化センター部長 …………………………………………… 武田 延幸君
上対馬地域活性化センター部長 ………………………………………… 糸瀬 良久君
消防長 ……………………………………………………………………… 阿比留 健君
会計管理者 ………………………………………………………………… 森田 健一君
監査委員事務局長 ………………………………………………………… 主藤 繁明君
農業委員会事務局長 ……………………………………………………… 大石 邦一君


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午前10時00分開議



○議長(波田政和君) おはようございます。報告いたします。宮原五男君より欠席の届け出があっております。また桐谷徹君より遅刻の届け出があっております。

 ただいまから本日の会議を開きます。

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△日程第1.市政一般質問



○議長(波田政和君) 日程第1、昨日に引き続き、市政一般質問を行います。本日の登壇者は5名を予定しております。1番、齋藤久光君。



◆議員(齋藤久光君) おはようございます。それでは本日のトップバッターとしてただいまから一般質問に入りたいと思いますが、質問の機会をいただきましてありがとうございます。今や世界が百年に一度と言われる経済不況の中で世界中がのたうち回っている昨今、経済大国と言われる我が日本国においても、不況の波は大企業、中小企業問わず、我が対馬にも直撃し、経済不況の嵐はとどまることなく、先の見えない生活不安に打つ手もなく、市政に対する期待は非常に大きく、毎日のように市民からの声は「対馬の未来はどうなるのか」、「島の人口はどこまで減少していくのだろうか」と、「本当に元気な対馬が取り戻せるものだろうか」という市民の気持ちは疲弊しきっている状況であろうかと思います。そこにこのたびの政府の緊急経済対策交付金は大変ありがたいことと思っております。これを機に、市政は緊急かつ速やかに市民の生活支援に取り組むことが急務であろうと思います。

 そこでただいまから市政一般に対する質問に入りたいと思います。先に通告いたしておりました大きく3点について質問をいたします。

 1点目は、低迷する対馬農業の中で、対馬畜産業の振興について質問いたします。対馬あか牛の現状は、価格低迷と飼養者の高齢化により衰退の一途をたどっているわけでありますが、このままでは対馬のあか牛、すなわち対馬の畜産業は消えていくのではないかと大変危惧しているところであります。抜本的な対策が求められている今日、対馬あか牛から有能な黒毛和種に全面的に移行していくことが対馬の畜産業の振興につながる道筋であると考えますが、その対策等について、今後の基本的な対馬市、すなわち市長のお考えを、一生懸命頑張っておられる農家の皆様にはっきりとお示しを願いたいと思います。

 2点目に水産業の振興について質問をいたします。長崎県のマグロ養殖については、日本国内外においても脚光を浴びているところであります。対馬のマグロ養殖は、尾崎地区を中心に地域を挙げて研究に研究を重ね、「トロの華」で県内外において、いろいろイベント等においても宣伝、発信をし、続けられているところであります。大変注目を浴びているところでありますが、近年の対馬近海の水産資源は、環境変化により水産物の漁獲量は年々減少の一途をたどっている現状であります。対馬の基幹産業である第一の水産業の衰退は、対馬の経済に大きく影響しているところであります。今捕る漁業から育てる漁業へと注目されている中に、対馬のマグロの養殖事業は対馬の水産業の未来に明るい展望を開けてくれる産業として、これからも推進拡大をしていかなければならないと確信するものであります。

 そこでマグロ養殖団地の拡大は考えられないのか、また他の養殖事業についても現在市がどのように取り組んでおられるのか、施策、計画等がありましたらお示し願いたいと思います。

 次に、対馬の基幹産業でもある真珠養殖について質問をいたしますが、この真珠養殖につきましては、近年の世界的な経済不況により危機的状況下にあろうかと思います。大変危惧されているところでありますが、最盛期においては豊玉町、美津島町を中心とした地域ではございますが、500人以上の雇用がなされていたと、大変地域にとって貢献されていたわけでありますが、この現状を見たときには非常に残念なことと思いますが、このような状況下のもとで大変難しいこととは思いますが、対馬市として何か支援できる対策はないものか、市長のお考えをお伺いするところであります。

 次に、対馬市の水産資源による加工業の育成について、計画についての質問をしてみたいと思いますが、このことにつきましては、財部市長の政策公約の中にあります一次産業を中心とした加工業の誘致を掲えている事業計画の進展を伺うところであります。今経済不況の中に解雇された市民がいっぱいおられる中で、一日も早い雇用を待ち望んでいる方々が多くおられる中で、明るい希望を示すためにも、市長が手がけてある計画があれば市民にお示しをいただき、希望につなげてもらいたいものだと思っております。

 3点目に、対馬の経済不況対策についてを質問します。世界的な経済不況の嵐の中で、観光産業の低迷は対馬においても直撃をしている状況であります。そこに携わる関連企業、特に韓国人観光客の激減は大変関連企業も混迷をしているところであります。この観光客の動向、誘致対策、また国内の観光客誘致対策について市民は市の方に大変期待を大きく待ち望んでおられるところであります。市の対応と市長のお考えをお伺いいたします。

 次に、対馬市においての近年の企業倒産の動向についてを質問いたしますが、国の行財政改革により、地方は大幅な財政の削減により公共事業の減少は地域のまちづくりに大変貢献されていた企業がどんどん倒産されていく、倒産を余儀なくされていく企業の方々が、このような現実を見ているときに、政治の一翼を担う私としても非常に残念としか言えません。現在このような厳しい状況の中で歯を食いしばりながら頑張っておられる企業の方々、商店街の皆さん、このときこそ最大の支援対策を市として打ち出すときではないだろうかと考えておるわけです。市長のお考えを市民の方々にお示しをお願いしたいと思います。

 また緊急経済対策での第2次補正予算については、先ほども申しましたように大変ありがたい施策と受け止めております。不況の嵐の中から一時でも早く脱却できるような予算の配分になっているのかお示しをいただき、今対馬市民が生活の不安と経済的に大変疲弊しきっている状況であり、対馬の一人一人が自信を取り戻すために、市長は市民に対し、しっかりと夢と希望を持てる予算配分をお示しくださいますようお願いをいたしまして、以上で質問を終わりたいと思いますが、市長の御答弁をよろしくお願いいたします。あとは一問一答でお願いをいたします。よろしくお願いします。



○議長(波田政和君) 市長、財部能成君。



◎市長(財部能成君) 大変産業全般にわたるお話でしたので、答弁の方も若干長くなろうかと思います。お許しいただきたいと思っております。

 まず第1点目の畜産振興についてでございますが、対馬における第一次産業は、議員が御指摘のように、世界同時不況のあおりを受け、一段と厳しい状況下にあります。消費者の財布のひもはさらに固くなりまして、一次産業従事者の御苦労は島内外を問わず、日々厳しさを増すところでございます。

 このような状況の中で、本市の肉用牛生産者への影響も色濃く出ておりますことは、齋藤議員御指摘のとおりでございます。議員御質問の対馬あか牛から黒毛和種へ全面的に移行していくことが対馬振興の畜産業の振興につながる道筋であるというふうなお考えのようでありますが、既に一部の生産農家で既に黒毛和種を飼育され、壱岐の市場で販売をされていることも承知いたしております。繁殖牛経営における子牛の生産は、市場価格相場に大きく左右され、その結果、経営ができにくい構造であることは御承知のとおりでございます。17年度以降高値で取り引きされておりました市場価格も燃油、それから農耕飼料等の高騰をまともに受け、肥育農家の経営を大きく圧迫しており、この世界同時不況によります買い控えで先行きが見えない状況でありますので、対馬市場での子牛取引価格も低調な水準で推移しているところであります。今後もさらに厳しい状況が続くのではと心配をしているところであります。

 黒毛和種への全面移行につきましては、確かに黒毛和種は全国的に飼育されていることや、それぞれの産地で銘柄牛で確立されている状況の中、黒毛和種で立ちおくれているこの対馬が黒毛和種の産地確立に取り組んだ場合の仕様のノウハウ、銘柄の確立に相当の年月を要する等の懸念が若干ございます。

 いずれにいたしましても、飼育農家の意向が大変重要であります。市場の状況、それから導入意向等をきちんと把握し、和牛部会、関係機関、対馬家畜市場の運営、産地間競争等を勘案し、平成18年度から平成21年度をめどに「地域連携活動による肉用牛の振興策」の中でも協議を重ねておりますので、これらの協議を見極めて慎重に対処してまいりたいというふうに考えておるところであります。

 次に、マグロ養殖に関する問題でございます。マグロ養殖団地の拡大は考えてないかという御質問でございますが、議員御承知のとおり、この養殖は漁業者の個人、共同経営体、法人等がそれぞれに取り組んでいます。投資から販売までリスクも伴うわけでありますので、当面は生産者の自主性にお任せしたいというふうに考えています。県はこの長崎県下の年間生産目標を2,000トンに定めておりますが、平成19年の実績は1,126トンで、うち対馬が586トンを占めております。県としては天然物の漁獲量、外国産養殖マグロの輸入量の減、他県には養殖に適する海域が少ないのではないか等を勘案すると、現状の国内養殖量ではカバーできないとの判断で、今後も新規参入者に対しましては許可する方針のようでございます。

 また昨年からの不況で、島内養殖マグロの販路の確保が厳しい状況にもあるようにございます。これらについてはメキシコ産沖の養殖マグロが大量に入ってくるということで大変な影響を受けているようなお話も聞いております。このマグロに関しましては、昨年10月に「対馬マグロ養殖協議会」が設立され、学習会、意見交換会等も行われました。会員各層の御意見を伺いながら行政で何ができるのかというところをきちんと検討していきたいというふうに考えています。

 次に、真珠養殖に関する問題でございますが、対馬真珠養殖漁業協同組合長さんのお話によりますと、平成20年度の共販実績はまだ出てないものの、対前年度比、総じて厳しいと。生産量、品質的には前年度並みを確保したが、単価が暴落、真珠は装飾品であることから、アメリカの経済不況の波をもろに受けている。19年度販売額13億7,000万円に対し、最終的には55%程度、7億5,000万円程度を見込んでいるが、各産地が8ミリ玉の生産に集中したため単価が下がった等の戦略的なミスもあったと聞いております。また島外産地では組合の倒産もあっており、島内は大手の3社が撤退、もしくは規模縮小を決めたようであります。

 しかし、まだいい方だというふうに組合長さんは考えているというお話でした。依然として、全国シェアは30%程度を占めており、悲観ばかりしているわけではないと。しかし、現実的な問題として、生産者や組合ともに資金繰りに窮していると。今年度分の資金繰りは国民金融公庫からの融資もあって何とか手当てはできましたが、あくまでも返済の繰り延べ資金であり、次年度事業の資金繰りはこれからでありますと。今後県に対して、生産者に対する緊急融資、組合に対する金融支援、それから信用保証基金協会による円滑な保証適用と保証枠拡大の3項目を要望をする予定というふうに聞いております。県への要望書の提出がありましたら、市といたしましても取り組めることの具体的な検討を行っていきたいと考えておるところであります。

 次に、水産加工の問題でございますが、水産加工の工業団地計画というものは別段市の方は作成はしておりませんが、加工への取り組み状況についてのお尋ねかと考え、お答えをさせていただきます。

 上対馬町で漁業者等の共同経営により、最新の冷凍技術を導入した大型加工場の設置計画が推進中でございます。市はこの国の農山漁村活性化プロジェクト支援交付金というものを受けるため、計画書策定事務等のお手伝いを積極的にさせていただいたところでございましたが、今回内示をいただいたという報告を受けております。

 また豊玉町振興公社では、現況の施設を活用したアナゴ加工へ取り組むことが決まりまして、諸準備を進めております。今月末には取引予定の講師を東京から招いての技術指導の実習等を行う予定で、技術習得後は5名ほどの新規採用を見込んでいるというふうに聞いております。本格的な稼動に入りますと、当初立ち上げや運転資金等が必要となります。公社はゆえに市からの財政支援を行いたいと考えております。今後は水産物の加工に本格的に取り組み、食材提供の島というものを目指していきたいと考えておるところでございます。

 次に、観光の面がございましたが、対馬の観光客の動向と誘致策というものの御質問でございました。昨年9月頃から確かに減少傾向に転じております。韓国人観光客数としては昨年1年間において7万2,000人で、前年19年の6万5,000人を通年では7,000人を上回っておりますが、当初は10万人前後の見込みでございましたので、その影響額は確実にあっているものと考えます。ただ平成11年の国際航路就航以来、右肩上がりの状況でございましたが、ことし1月の実績を平成16年から18年の間と比較いたしますと遜色ない実績でございます。確かに前年比で対比しますと、1月は49.5%、2月が56.4%と、前年対比では半減はしております。

 韓国向けの観光客誘致の対策としてまして、これまで釜山、ソウルの旅行代理店を主としておりましたが、昨年末からテジョン、テグ、カンジュ、インチョンなどへの大きな都市で展開する旅行代理店にも売り込みを図っておるところでございます。これは韓国にとって、安い、近い、短いという「安・近・短」と対馬の地の利を活かした策であり、日本国内にも多数の送客実績を持つ代理店にも興味を持たれておられます。また現状下では、体験観光が乏しいとの要望もあっておりますので、今後、対馬ブルー・グリーンツーリズム協会等とも協議をいたしまして、そのあたりの構築を図っていきたいというふうに考えます。

 次に、国内観光客の誘致対策でございますが、旅行代理店が商品として取り扱う対馬への観光客は、主に海路となっております。昨年11月に対馬・博多間の高速艇が1便体制となり、旅行シーズン追い込み時期において多大な影響もあっておりますが、現状の国内観光客で旅行代理店における送客実績を考慮し、昨年11月から担当部と観光物産協会で関西・山陽方面と福岡市の旅行代理店約40社に積極的な売り込みを推進しておりますし、ことしになっても長崎、佐世保方面へも出向いております。特に送客の実績と興味を示していただいたエリアは山陽地方の山口、広島、岡山となっているようです。そのほか県観光連盟とタイアップした旅行代理店の対馬へのモニターツアーも関西圏の大手代理店10社あまりを主体に行い、対馬の観光資源をアピールいたしております。4月から高速艇も2便体制になる予定でございますので、これまで送客していただいた実績ある代理店には細やかな情報提供を行い、継続した送客をお願いしていきたいというふうに考えておるところであります。

 最後に、経済不況対策として、実際市としての支援対策、または雇用対策、国の第2次補正予算を受けての予算の配分というものはどのようになってるのかというふうな御質問のようにありました。前段としまして、企業倒産についての認識の部分もありましたので、まずもって現状把握の部分を話をさせていただきたいと思います。

 この企業倒産については、なかなか把握しにくい状況にありますが、民間の調査会社によると平成19年が3件、20年が8件、また商工会とも連携をとっており、商工会においては、会員の倒産件数で、平成19年度が3件、20年は12月末で4件の倒産件数となっているような状況です。また有効求人倍率については、既に一昨日からの一般質問の中でお答えをさせていただいておるところですが、ちなみに全国におきましても平成21年1月が0.67ということでございますので、もう完全に日本中が1を割ってしまったという状況です。もともと有効求人倍率の低い対馬においても経済不況のあおりを受け、ますます厳しい状況になっているというふうに理解をしております。

 今の状況から取引や売り上げの減少している事業者につきましては、国の緊急融資補償や県の中小企業経営緊急安定化対策資金補償制度など、経営資金の円滑な調達、また事業発展のために厚い手立てがなされております。ちなみに市の認定を受けた件数は188件ありますが、その後、保証協会の認定を受けた件数は128件でありまして、68%認定をされて融資を受けられているというふうな状況もございます。

 また対馬市におきましては、小規模企業振興資金融資貸付枠を800万円に拡大し、対応をさせていただいております。また2次補正前の1次補正というのがございましたが、国の1次補正で「地域活性化・緊急安心実現総合対策交付金」というものがございます。これにおきましては対馬市では3,000万円の交付決定が当時ありまして、予算を組ませていただいております。さらに2次補正では、定額給付金も計上されておりますし、緊急雇用創出事業臨時特例交付金やふるさと雇用再生特別基金といった失業者の雇用対策も盛り込まれておりまして、3カ年分の計画でありますが、緊急雇用創出については、約4,700万円、ふるさと雇用については約6,500万円の対象事業費の要望を県に行っているところです。

 また当初予算には約1,400万円の雇用対策予算を計上をさせていただいております。また地域活性化に資するきめ細かなインフラ整備などを進めるために、この臨時交付金6,000億が予算計上され、対馬市には8億2,900万が交付決定されておりますので、事業費ベースで平成20年度補正予算第6号及び平成21年度当初予算を合わせて、約12億円となります。これは当然のことながら臨時的な措置の意味合いが強いものとなっておりますが、対馬でも雇用、経済効果には相当の効果が見込まれるものと考えております。また国においては、平成21年度予算案の衆議院通過を受けて、政府与党は公共事業中心の追加経済対策に着手する構えであるとの報道もあっております。市といたしましては、国の21年度第1次補正にも積極的に取り組む考えであります。

 以上でよろしいでしょうか。



○議長(波田政和君) 1番、齋藤久光君。



◆議員(齋藤久光君) 答弁についてはありがとうございました。全体的に私の質問も、この経済不況の中で支援対策についてが主な質問であって、それに対して大変今先ほども申しましたように対馬の市民は経済的にも自信をなくしております。そういう中で、ただいますべてにおいて御答弁いただいた内容について、市民の方々がこの報道を聞かれたときには、前向きに非常に自信を持たれる、先にまた明るい展望も開けるのかなという自信も生まれてくるんじゃなかろうかなと、そういう気がいたしました。

 それでは1点目からちょっと入りたいと思いますが、対馬あか牛を黒牛に移行していけないかという質問の中で御答弁をいただきましたが、私も昨日も3月の家畜市を久々に勉強に行って見たわけでございますが、ここ二、三年前までは対馬のあか牛も市長の答弁の中にあったように、いい価格を維持しておったわけでございますが、世界経済の変動により、いろいろ燃油からまた穀物相場の高騰によって非常に肥育農家が経営が厳しくなっている状況で素牛価格が本当に暴落に近い、この6日の家畜市を見たときに、七十数頭が上場されておりましたけれども本当に悲惨なものでした。私が経営をしていた数十年前と比べて大変驚いたような状況であります。安いものはキロ当たり500円、1年間手塩を込めて育てた子牛が280キロから三百二、三十キロぐらい、10カ月から1年ぐらい。そういう中で、安いのは10万、十四、五万、500円、1日に1万円の本当に農家の取る金もないというような非常に悲惨な現場を見て、何人かの方々に話を聞いても、もうこれはやっていけないよと、もう年もいったし、もうこれでやめないけないと、本当に悲痛を感じました。

 そういう中で私も関係機関の方に行って、今の対馬の状況を勉強してきてみましたけれども、この21年の2月1日現在で対馬市で子牛取りを生産されているのは80戸、厳原町で13、美津島町で22戸、豊玉町で21戸、峰町が14、上県町が9戸、上対馬町が1戸と、飼育頭数が357頭の母牛が飼養されているこの現状で、本当にこれが産業といえるのか。この広大な対馬市の中に以前は何千頭もいたあか牛も今ではこういう状況になっている。357頭のうちの59頭が今現在黒牛、壱岐から導入されている黒毛和種を、これもやり、本当に畜産に好きな方、本当にやる気のある方々が、今五、六人の方で59頭を飼ってあるわけでございますが、この方々はほとんどが制度的にこのような何もあか牛と同じようなあれがあるわけじゃないということで、助成制度のない中に個人の資金で母牛を購入し、自分の母牛として飼育をされている現状であります。このような中でここまで壱岐の黒牛が発展を続けている現状の中で、我々対馬のあか牛が衰退の一途をたどっているその要因は何だろうかと自分なりに分析しておりますが、行政の方でそのような分析とかされたことはございませんか。



○議長(波田政和君) 市長、財部能成君。



◎市長(財部能成君) 行政側が計数での分析というのではなくて、私が感じている、なぜゆえにこういう形に畜産が今なったのかという問題については、個人的な見解で申し述べさせていただきます。

 せんだっても家畜商さんが市場に見えてくださらないということでJAの方が高知だいろんなところに全国回っておられるときに遭遇しました。いよいよまたそういう状況になったかと思ったときに、この原因は何かなと振り返りますと、以前の話ですけどもウルグアイラウンド以降だと思っております。ウルグアイラウンド以降の農業交渉において、日本は農業をある意味捨てたというふうに私は思ってます。で、一昨日からの私の答弁の中でプラザ合意の話をしました。それから86年の前川リポートの話をしましたが、その後国際分業化という名のもとに、すべての産業がその影響を受けているというのが今の大きな問題だろうと思います。

 そしてこの畜産業というのは農業の基本であるにもかかわらず、私は地元のJAさんの農業に対する基本的な考え方というのが、私は一貫性がないというふうにも思っております。そういうふうにも見てきました。で、農業という第一次産業というものがこれから先の基本となるんだというふうな考え方に立ち替わって、これから先農業、土づくりのためには当然畜産は必要だというふうなことに戻らなければいけないんじゃないかと私は思っています。で、黒毛の問題とあか毛の問題につきましては、黒毛につきましては、飼養コストが掛かるという問題も当然あろうと思います。飼養コストが掛からないということで以前あか毛を導入することに対馬はなったはずでございまして、そういう中で飼養コストが掛かる、そして売価は確かに高い状態で推移はされてると思いますけども、今対馬における金額、せりの金額が落ちたというのは、今斎藤議員がおっしゃられるように全島で何千頭もいた牛が減ることによって家畜商も少なくなる、そして出頭、出す牛の数も減る、そうすると買い叩かれるというふうな悪循環に今陥っていると思います。そういう中で全体のものを全体的に価格を引き上げるためには、やはり増頭する以外に方法がないんだというふうなのが私の個人的な見解であります。



○議長(波田政和君) 1番、齋藤久光君。



◆議員(齋藤久光君) 今市長のおっしゃるとおりだと思います。本当にこの畜産業に対して、農業との関わり、本当に今関連されている組合関係にしても、私は今市長がおっしゃるとおり、これを畜産業を対馬の農業の基幹産業ととらえたときに、本当にどこまでこれを振興していくかというその取り組みについての基本的な考え方が私はずれているような気がしてなりません。本当にこの農業を振興していくうえには、どうしても土づくり、有機肥料なくして、この対馬の安心安全の食品の農産物の生産はできないと、これは農業にとって私は畜産業は絶対不可欠な産業であろうと。そのようなことから考えても、今の飼養頭数でいけば本当に消えていくんじゃないかと危惧しているわけであって、これを何とか壱岐に見習い、黒毛和種に切り替えていくことが、これは私は政治政策としてもとらえていく重大な問題だろうと私は思っております。

 今この間から産建の方でもいろいろ部会と話、やりとりをしました、農協とも。全くらちが明かないと思います。このような中で私が考えるには、どうしてもこれは行政が県と一緒になって切り替えていく、やる気のある人にそれを中心とした対馬の畜産業を再構築していく一つの手がかりとして、これは英断を振るっていただき、もう少し突っ込んだ組合、生産者との話し合いをぜひぜひつなげてもらいたいものだと。そうすることによって、いろいろな制度がそこで創出されていけば、優良牛の導入もできるように、黒毛和種についてもできるんじゃないかと。それを生産者は待ち望んでいるわけでございます。本当にやる気のあるところに、市長も先日からも、先般からも一般質問の中でも、やる気のあるところにこれからはしっかりと光を当てていくんだという御答弁をされておりますので、ぜひぜひそのことについても力を入れていただきたいと。時間はかかるかと思いますけれどもお願いをしておきたいと思います。

 2点目の水産業の振興でマグロ養殖については、いろいろとマグロ養殖からその真珠の問題、また加工業の育成の問題についてもるる御答弁していただいたこの内容について、市民はしっかりとテレビを通して見ていただいたと思います。この内容を聞かれたときには、自信喪失をされている市民の方々もかなりの方々がまた未来に向けて希望が持てるんじゃないかというような御答弁であったかと思います。

 しかしながらこの厳しさはなかなか緩和できるものではなかろうと、すぐこの経済が、景気が回復するとは思えません。どうしても市民は行政の方に本当に頼るわけでございますので、ぜひこれからもしっかりと取り組んでいただきたいと思いますが。その中で、先ほど頼もしい答弁があった上対馬でのCASによる冷凍施設が実現化されようということをお聞きして、近代的な高速冷凍のCASがここ対馬にできると、非常に私としても喜んでおりますが、さらにお願いを申し上げるならば、この大きな広い対馬に下の方にももう1基このような施設が今後において御検討していただけるものであれば、ぜひ御検討していただきたいというお願いをしておきたいと思います。

 3点目につきましては、すべて景気対策でございます。先ほど細やかに数字も上げていただきました。これを見て、聞いていただけるならば、何とか市民の方も自信を持っていただけるんじゃないかと、そう感じた次第でございますが、もうあえて一つ一つ取り上げては質問もいたしませんけれども、市長の施政方針の中の一環の中で私も読ませていただきまして、雇用対策の問題を掲げておられますが、雇用対策の一環として施政方針の中にあるように、定住化対策の促進では、漁業に就業する意欲あるものを育成する、漁業の担い手確保推進事業、島外転出者の呼び戻しを含め、本市へのU・Iターンを促進するため島内視察や体験ツアー等の田舎暮らし促進事業等を支援してまいりますと、私はこのことに尽きるんじゃないかと思っております。ぜひ政策実現に向けて、市長の力強いもう一度決意を市民にお示しいただきたいと。

 最後になりますけれども、この1日も早く市民の生活支援に届けられますように、市民も大変混乱をしておりますが、職員の方々も大変かと思いますが、総力を挙げてこの予算が市民に届きますよう取り組んでいただきますことをお願いをいたしまして、一般質問を終わりたいと思います。



○議長(波田政和君) 市長、財部能成君。



◎市長(財部能成君) 今後も対馬経済の活性化や、U・Iターンを含め、若者の島内定住、それから働く場の確保というものは大変重要でございます。事業の新規立ち上げの助成も含めまして、積極的に職員とともに取り組んでまいりたいと存じますので、今後とも御理解のほどよろしくお願いいたします。



○議長(波田政和君) これで齋藤久光君の質問は終わりました。



◆議員(齋藤久光君) ありがとうございました。(拍手)

………………………………………………………………………………



○議長(波田政和君) 暫時休憩します。再開は11時から。

午前10時52分休憩

………………………………………………………………………………

午前10時59分再開



○議長(波田政和君) 再開します。

 次に、13番、大浦孝司君。



◆議員(大浦孝司君) 通告に従いまして、市政一般質問を行います。今回は、公立病院の統合問題1点に絞りたいと存じます。

 昨年12月5日の長崎新聞によりますと、対馬市医療等対策検討委員会の立花一憲委員長、上対馬病院長は、4日、財部市長に答申書を提出した。市内の県離島医療圏組合3病院について、医師や医療技術職員の確保が困難で、効率的な医療体制の再構築が必要などとし、対馬いづはら病院と中対馬病院の入院機能の集約化を近い将来実施する必要があると提案、上対馬病院は現状維持とした。立花委員長は、中対馬病院は病床を廃止して外来に特化することになろうと説明した。そのほか3項目の理由を掲げているようであるが、市長は現段階でこれをどのように受けとめ、将来の方針をどのように出そうと計画しているのかお尋ねします。

 先ほど述べた3項目については、一つ、中対馬病院の老朽化、二つ、勤務医の過重労働、三つ、赤字の上対馬病院への国の補助を継続するために市内の有床病院を2カ所に減らす必要があるとしているが、このことに対する市長の意見について伺いたいと存じます。



○議長(波田政和君) 市長、財部能成君。



◎市長(財部能成君) 公立病院の統合に関する問題について、現段階での市の考え方についてということでございます。

 現在の状況は、対馬市医療等検討委員会の報告書に基づいた方向での検討は、必ずしも進めてはいないといった状況でございます。大浦議員は御存じかと思いますが、報告書の方に、今後の状況というものは常に変化するものであり、現実にそぐわない事態も予測され、現実対応が必要というふうな形で立花先生の方はこの報告書をまとめてあります。この委員会の設置は離島、へき地において、医師や看護師等、さらに継続的、安定的な医療の確保に努め、人口の減少や医療環境の変化に迅速に対応し、より効率的な病院運営を行うため、関係諸機関及び有識者から広く意見を聴取し、検討協議することを目的としたものであります。従いまして、病院の統合ありきで協議を進めたものではございませんが、当時国が示した特別交付税の省令において、1市において3つの有床病院を持つことは、現在上対馬病院が交付されている不採算地区病院補助金5,700万円が平成20年度をもって廃止されること等から、対馬いづはら病院と中対馬病院との統合が協議され、入院機能の集約化としては報告されたものであります。しかしながら、今回の適応要件の緩和等により、状況も変化し、平成21年度からも引き続き不採算地区病院補助金が支給されることから、結論を急がずに新たに十分に時間をかけ、対馬市の医療環境の将来像を検証していきたいというふうに考えているところでございます。

 以上でございます。



○議長(波田政和君) 13番、大浦孝司君。



◆議員(大浦孝司君) この問題はですね、まず長崎県の離島医療圏組合病院と県立病院の9つの離島医療圏、それと県立2病院、これのいわゆる合理化について、ことの取り組みが平成11年の11月に県あり方懇話会、長崎県の病院のあり方懇話会、これが県病院事業管理者及び離島医療圏組合長より依頼を受けて、18名の人員で構成の中で平成19年の7月の11日に報告書、答申を出しております。

 この中で基幹病院を中心とする地方地域病院は、この入院機能をいわゆる一つにまとめて、対馬の場合は当然いづはらに入院機能を増設して、そして中対馬はそのことを廃止するというふうな案が出ております。それにおきまして、その前後かなりの動きがございました。まず第一に、6月の28日、29日、これは県議団が10名ほど対馬入りしまして、このことについての住民説明会、いわゆるタウンミーティングを行っております。それでこの状況が島民に初めて知らされるというふうに驚きのことが初めてわかったわけです。そのほかは職員組合のいわゆる自治労が当局とかなりの間の交渉を行ったと。この中で最終的には県はごり押しをしないと、県がこのことを提案をすることは控えようというふうな最終的な話し合いの決着はついております。で、そのかわり平成21年4月1日からこの離島圏組合病院じゃなくて、企業団によるその運営に切り替えるぞと、こういうようなことを12月定例会でこれは承認されたわけです。

 その後に答申の何といいますか、いわゆる市に対する答えが出てくるものと私は思っておりましたが、おっとどっこいその前にあり方、対馬市の委員会からその答えが全く当初の県のあり方のいわゆる委員会と同等の内容で報告があっておると、これに非常に私は疑問を持っております。で、今の市長が答弁された中につきまして、少し安心しました。それで私はいいと思うんですが、ただきょうはこの書かれておる答申書の内容について、それなりの見解を市長なり私なりにこれを話してみるという程度で意見交換をしたいと思いますが、よろしいですかね。まず1点、この中対馬病院の老朽化、これをひとつどういうふうにとらえておりますか。ちょっとその認識があれば、お答えを先に聞きたいと思いますが、お願いします。



○議長(波田政和君) 市長、財部能成君。



◎市長(財部能成君) 何度か中対馬病院の方に通ったりもしますが、老朽化というふうに確かに書いてあるんですけど、表向きはそんなふうに私自身あまり感じておりませんが、いかんせんあそこの地盤というものが埋立地というふうに聞いております。そういう中で建物屋体自体が何て言いますか、ゆがんでるというか、そういう状況に陥っているという報告は聞いております。



◆議員(大浦孝司君) 私の調べた範囲では、これは昭和56年度に供用開始、建設後27年の経過、こういうふうに受け止めております。で、一応50年間のコンクリートの耐用年数を考えれば、私は老朽化という言葉が建物本体にあろうはずがないが、なぜそういう書き方をしたかなという中で、今言いますように埋立地の中で施設の一部がその沈下の中で幾らかの影響があったということでありますが、本体の病院、コンクリートのひとつの構造物は、十分あと半年以上、失礼、25年前後の使用が可能である、その言葉については適切じゃないと私はとらえております。

 そしてもう一つ、いづはら病院のいわゆる建設が昭和63年です。ですから、これはおおむね20年ぐらいの経過ですが、市長、中対馬病院といづはら病院のいわゆるこの建物に対するとらえ方、これをひとつ老朽化という中でそれがそうでなかった場合、いづはら病院の建物について、これに対する思い、そして例えば中対馬を廃止して、いづはらにそれを持っていった場合のあの敷地においてのそれを増設することが考えられるかどうか、今の段階の見解をちょっとお聞きしたいと思います。



○議長(波田政和君) 市長、財部能成君。



◎市長(財部能成君) 少なくとも先ほどの答弁で、この報告書に基づいた方向で検討は行っていないというふうに私は答弁させていただきました。今大浦議員さんの方の仮説の中での答弁は、なかなか私自身難しいかなというふうに思っております。



○議長(波田政和君) 13番、大浦孝司君。



◆議員(大浦孝司君) タウンミーティングの中で、あるいづはら病院の関係者が、機能を100床増設したいと、10億の建設経費をもってこれに対応したいというお話でございました、今の現在の位置に。そうした中で、恐らく200台を超える駐車場の増設、そしてその建物の敷地が要るわけですが、現施設のいづはら病院の中ではこれは不可能だろうというふうな認識を私は持っておりましたが、今のお話では、自分にはそういうふうな考えがないということでよろしいですか。再度確認しますが、この計画について諮問委員会からの答えに対する今の問題については、今のところ踏み込まないという考えでよろしいですか。



○議長(波田政和君) 市長、財部能成君。



◎市長(財部能成君) この答申内容からは、状況が変わって環境の変化が見られるということでありまして、立花上対馬院長さんが委員長としても取りまとめてありますけども、この最後の文言の中にも、先ほどとまた繰り返しになりますが、「今後の状況は常に変化するものであり」と、まずもってそう述べられております。よって、この報告書が現実にそぐわない事態も予測されるというように、今後においては現実対応が必要となりますよというふうな文言で締めてあるという部分を私は大切なことだろうと思っておりますし、先ほどから言いますように、財政状況と国の支援等の方向が一変したという中で、必ずしもこの答申どおり物事は進んでいかないというふうな見通しです。



○議長(波田政和君) 13番、大浦孝司君。



◆議員(大浦孝司君) 今の言葉の中で、皆さんにもよくおわかり願わないといけないのですが、従来の不採算地区の取り扱いが68万円の病床のいわゆる数で掛けたことが交付金に上乗せすると、その金額の20年度までの予定がその後どうなったのか、少し、できれば担当部長でもいいんですが、その辺をはっきり答えをお聞かせください。



○議長(波田政和君) 福祉保健部長、扇照幸君。



◎福祉保健部長(扇照幸君) お答えします。

 これまでの要件は、100病床未満で、なおかつ市町村の区域に唯一の病院というのが条件になっておりました。これが合併特例で5年間は旧町単位で考えるということで上対馬病院は対象となっておりました。これが改正によりまして、この市町村区域内の唯一の病院という条件がなくなっております。そして、第1種としまして、直近の一般病院まで15キロメートル以上であること、それから第2種としまして、非人口集中地区所在というふうになっております。また病床につきましても150床未満ということになっておりまして、中対馬病院も対象になってくるんじゃないかなというふうに思っております。ですから、状況はそんなふうに一変しています。この通知が平成20年の12月26日に総務省の方から来たばっかりでありますので、まだ詳しくそこのところは、もうちょっと詳細に勉強していきたいというふうに思っております。



○議長(波田政和君) 13番、大浦孝司君。



◆議員(大浦孝司君) この答申書が12月に出まして、この構成されておる対馬地区の場合、3病院長、それから市内の病院の代表、そして6町の代表、それから保健所とか18名ございますが、私は今の言葉の中でですね、もちろん12月4日にその日にちを添えて、そういうふうな答申書を出されたんでしょうが、国のそういうふうな医療に対する変化があっているにもかかわらず、またその文言が上対馬病院については廃止に、いわゆる税の措置がなくなるから2病院にするぞと、そういうふうな、例えば中対馬を廃止しましてね、入院のその機能、わずか2週間かそこらの間に私は国の動きがそういうふうにあるというふうなことを病院のトップの皆様が、先生方が、それを知らずにこんな乱暴な答申書を出すということ自体は、あまりどうであろうかというふうな慎重性がない委員会じゃないかなと私は思いますよ。

 で、どうなんでしょうか、そこらのあたりの連携というのは医療機関のことと行政の国の連絡というのは常識的にはないんでしょうか。これは聞いてみないとわからないと言えばそれで終わりますが。あまりにも、今の言葉が正しければ、そうなっておるそうですね。ですから、68万どころか百何十万の増額になったと、これは国の政策が逆転してから、全く地域医療の崩壊を見る中で、これじゃいかんというふうな方向変換をしたわけでしょう、そういうことじゃないですか。で、なぜ対馬の検討委員会がそういうふうな軽率な、私には軽率と思いますよ、そのようなことが市の保健部の方と連携はなかったのか、この答申のときにおいて。その辺についてちょっと市長はその辺がわかりにくいかと思いますが、いかがなもんでしょうか。私は常識として常識を欠いた答申書と思っておりますが、今おっしゃる国が方向変換をしたと、不採算地区を従来どおり増額してやりましょうというふうなことを12月の26日にやったと。この20日の間にそういうふうな常識が私は欠いておると思いますが、その辺につきまして市長、あるいは保健部長、見解があればお願いします。



○議長(波田政和君) 市長、財部能成君。



◎市長(財部能成君) 少なくともこの委員会は、18年の11月末から昨年の10月末まで8回にわたって会議をされているということで、この18年末から昨年の10月末までの間において、国の方の方向性というのが全く出されてない中で、この委員会も話し合いを私は進められたというふうに思います。

 まして自治体病院の破綻という問題については、マスコミ等がずっと取り上げてまいりましたが、特に千葉県ですか、銚子の病院等の問題等がクローズアップされていく、そして医師の産科・小児科の医師不足等が顕在化し、各地域病院の医療が成り立たないということがどんどんどんどん表に出てくる中で、私は12月26日と言いましたかね、この12月26日というのは、ある意味、政治決着なんではなかろうかというふうに、時期的にはですね、思います。その中で私どもの方にも、この委員会の方にも、そのあたりの状況というのは知らされてないというふうに私は理解をしますけども。



○議長(波田政和君) 13番、大浦孝司君。



◆議員(大浦孝司君) 私ね、先ほど言いましたように県が平成18年の確か11月からスタートをしたと思います、このあり方委員会は。ところが対馬地区の対馬市医療対策検討会も同時発車してますよ、同時発車。ですから、私はやみくもにも企業団の設立後に答申が出るものであろうと。なぜならば、長崎県もそれをあり方委員会の答えを出して押さえにかかった一つの機関がですね、いや、県がごり押ししないと、地域は地域の中で検討してくださいと、その中で、また選択は議会の中でその分院化とかあるいはそこらの機能の変更については議会の議決を受けなさいというふうな方向が出されたから、せいぜい4月1日以降の企業団の設立後にこの問題は浮上するものと思とったわけですよ。ですから、中身を見ますと、県がつくった内容どおりにほとんど答申を出してきたと、こういうふうに私は理解しておるわけです。ですから、これはおかしいなと。もう少し慎重性がこの委員会には足らないぞというふうなことを指摘を個人的には思っております。

 それとちょっと今の方向が随分変わったから、別の角度で市長に質問をしたいんですが、離島医療圏の9病院のことは、特に対馬地区においてはトータルであんまり黒字の、赤字のという中で、トータルでは黒字の路線を何とか踏ん張っておると。五島については、上五島は優秀であるが、その中央部の何と言いますか、五島市の関係する病院はやや赤字路線と。ところが全体の中で県の2病院については大きな問題を私は含でいると思っております。市長は今までの会議でこれらの出席があったかどうか知りませんが、この公立病院、県内の県立病院2病院と離島医療圏の9病院の全体の問題をどうとらえているか、これをひとつお伺いします。



○議長(波田政和君) 市長、財部能成君。



◎市長(財部能成君) 何度か長崎の方で会議もございました。そういう中で正直言いまして、企業団に移る、その条件として対馬地域のみでしか考えないと。そこの黒字が出ている分をほかの地域に回さないというふうな基本原則が取り交わされましたので、私はほかの地域の9病院のことまでは、正直言いましてあえて考えはしないようにしております。



○議長(波田政和君) 13番、大浦孝司君。



◆議員(大浦孝司君) あのですね、そういう言い方じゃなくて、問題は県が金を、県費負担を多額になる中でこの県立2病院と離島圏組合の9病院の合理化を図ろうとしているわけですから。そしてその中のいわゆる医師の確保においても今の11の施設の中でものを回していこうというふうなことですから、今の解釈で私はどうかなと思うんです。

 一つ聞いてください。島原病院がですね、これ300床の規模でございますが、非常に医師の確保が難しいと。島原病院に行く先生が行きたがらないと。そういうふうな私は中身は突っ込んでは知りませんが、非常にそういうふうなことで医師の確保ができない場所であると。行きたがらないというふうなことを聞いております。いろいろな補助等がありながら2億3,700万の赤字を19年度抱えております。それから大村の精神医療センター、これも非常に経営が悪いです。62%のいわゆる利用率の中で4億6,000万の赤字です。これ言いますとね、この2病院がものすごく全体を引っ張っているんですよ、かなり引っ張ってますよ。ここに大きな今回の落とし穴があるわけですが、しかし先ほど言いますように、対馬と下五島についてはよく踏ん張って、失礼、いいですね、下五島が7,600万の黒です、トータルで。それにもかかわらず全体がその枠の中でうまく行かないようになる地区が出てくると。それは私は病院の先生のことがまず大きな医師不足の中で現在やっていると思います。ですから市長、その辺の認識がどうでしょうかということでお尋ねしておるんですが、その2病院のことは存じておりましたかね、その内容について。



○議長(波田政和君) 市長、財部能成君。



◎市長(財部能成君) 県立病院の2病院のことでしょうか。



◆議員(大浦孝司君) そうです。



◎市長(財部能成君) 当然精神医療センター等については、受け持ってある分野っていうのがその科目だけですから、大きな赤字を抱えていると。ただし、これは一つの法律的な役割を担っていかなければいけないということで、県はしっかり支えていきますという話もされておられました。

 それとすべてをほかの離島医療圏、今までの離島医療圏の方とごちゃごちゃにするとか、そういうつもりはありませんというふうなお話も聞いておりますし、先ほど言いましたように、県は、現在受け持っている部分については、そこの赤字等については県がきちんと対応していきます、五島、上五島、それから五島市の方についてはその地域でよろしくお願いしますと。だから私は対馬地域の3病院がずっと存続していけるような形で物事をやっていければいいのかなというふうに自分自身はずっと考えております。

 そういう中で医師の確保の問題につきましては、逆に精神科の医師等の派遣について、今回企業団ということで精神医療センター等も一緒の組織の中に入るということで、精神科の先生方についてはまた派遣等がたやすくなるなというふうに解釈をしているところです。



○議長(波田政和君) 13番、大浦孝司君。



◆議員(大浦孝司君) 私はこの中の問題が、国の方針が変わったからいいようなものの、変わらなければ大きな問題がこの4月1日以降あったかと思います。そのことが言いますように、不採算地区の対応がごろりと変わったと、増額までしてきたということが今回の胸をなでおろす結果になったことを最終的には思っております。

 それでですね、一つ悪くなった場合のことを私は想定しとったもんですから、この場でただの意見だけとして言いますが、市長がもしあればお答え願います。やはり近い将来というか、この10年においてはそうないでしょうが、もっと先にこの病院の建て替えをお互いにやっていかないかん時期が来るとします。そうしますといづはら病院と中対馬病院が今の経営で別々のあり方ができれば私はこれが一番いいと思っております。しかし、県が考えたことは、中対馬の機能をつぶして、いづはらに一本にまとめるということが構想でございました。しかし、対馬全体から考えれば、峰から厳原の間を我々島民はやはり厳原市内の中に病院があるということが果たしていいものかどうか。私はもし数十年先にこの統合計画があった場合には、これは、いづはら病院というふうな今の敷地の範囲じゃなくて、4町の間で適当な土地を探して建設するのが方向じゃないかと、私はそう思っております。これは先のことですから、ございませんが、しかし、今回の国の措置がなかったらそういうことも私はきょうは市長、論じてみたかったんですよ。その辺について事が、方向が変わったからこのことは迫ったことではございませんが、もしあればお聞きをしたいと思いますが、いかがですか、今のことについて。病院が統合した場合の建てる位置の問題。



○議長(波田政和君) 市長、財部能成君。



◎市長(財部能成君) 12月の4日、それからこの1月に変わってから、すべてのことが真っ白に一回されてしまいました。そういう中で大浦議員さんも胸をなでおろしたとおっしゃいましたが、私も胸をなでおろしました。で、今後の建設計画とかそういうことについては、今のところは全く私の頭の中では考えておりません。仮に10年後、20年後そういうことが起こるならば、その時代の方にすべてゆだねたいというふうに思います。



○議長(波田政和君) 13番、大浦孝司君。



◆議員(大浦孝司君) 私が言いたかったのはですね、そういうふうなことが、なったからいいようなものの、そうではないようなことの中で論じることを考えておったもんですから意見を聞きたいということであったんです。そういう言い方であればそれでいいです。で、いづはら病院の現状と中対馬病院の現状と上対馬病院の現状を市長なりにどうとらえておるか、この意見をちょっとお伺いします。総合的なことと医師のことを含めて。お願いします。



○議長(波田政和君) 市長、財部能成君。



◎市長(財部能成君) 上対馬病院については、今5,700万話が出ましたが、その不採算病院補助金をどうしても受けなければいけない、それでもなおかつ若干の赤字が出る状態がずっと続いておりますし、今後もそういう状況がなかなか脱却できないのではないかというふうに思っております。

 そして中対馬病院につきましては、一昨年と比べて今年度は黒字幅が減っていってるという情報も聞いておりますし、逆にいづはら病院につきましては以前赤字が出てたと聞いておりますが、逆に黒字幅が大きくなってきているということで、3病院のあわせてわずかばかりの黒字ということで、私は今経営努力を皆さんが、職員皆さん一体となってやってある成果だろうというふうに思っております。一つ懸念するところは、診療科目ごとの先生方が充実してないという問題、そういう部分が市民の不安をさらに起こしてるんだろうなというふうに思ってます。それについても病院長、それから事務局の方も一生懸命にさまざまな医大等に足を運びながら、そして対馬出身者なんかにも声をかけながらやってあるという報告は聞いておるところであります。



○議長(波田政和君) 13番、大浦孝司君。



◆議員(大浦孝司君) もう御存じでありましょうが、医師の、ドクターのいわゆるどこから来られたかというふうなことが非常にこの病院経営で大きなことが生じてくると思うんですが、いづはら病院についてはその離島医療圏組合の派遣といいますか、要請というのが20名のうちに16人、それから長崎大学2名、いや4名ですか、こういうふうなことですかね。それと中対馬が福大2名、九大が2名と。そしてあとは要請、そこらが自由な格好になったということで11名のドクターと。上対馬が6人が100%医療圏の先生であるという中で、もしこれが先ほど言いますように、島原病院に先生が少ないから対馬の先生うすうす回してくれんかというふうなことで、やはりそういうことが私は出ろうかと思うんですが、医療圏の先生が少なくなった場合の措置は当然ほかの大学病院等の要請やら応募というのがせなならんというのが私は努めと思いますが、その辺を市長、具体的にどういう取り組みをなされておるのかあればですね、どういうふうに思っておるのか、その辺を再度確認させてください。



○議長(波田政和君) 市長、財部能成君。



◎市長(財部能成君) 今回正直言いまして、初日ありました吉見議員さんの一般質問で、医師の確保状況というのを調べて、減というふうな報告を受けたときは憤りを覚えました。当然これに対しては企業団設立に皆さんが同意をしていただいたのもすべて何も医師を減らすために同意したわけではないというふうな思いを十分にわかっておりますので、私は県の方にもきちんとお伝えしたいと思っておりますが、実は3月26日に離島医療圏の恐らく最後の総会だろうと思いますが、あります。そちらに4名の市議の皆様が出席していただきます。その場でもきちんと市議の皆様のお力も借りながらきちんと伝えて、対馬市の考え方、市民の考え方というのを伝えていきたいというふうに思っております。また御協力方よろしくお願いします。



○議長(波田政和君) 13番、大浦孝司君。



◆議員(大浦孝司君) 担当部長さんでも結構なんですが、20年度における3病院の県の負担総額と、それから市の総額、それとその市の負担は、交付税等で幾ら補てんになって、単独が持ち出しが幾らなのか、これは部長わかればこれはいい勉強ですから皆さんに教えていただけんでしょうか、私含めて。もしわかれば。20年度予算です。



○議長(波田政和君) 13番、大浦孝司君、あのですね、市長から経由させますよ。よろしいですか。



◆議員(大浦孝司君) はい。



○議長(波田政和君) 市長。



◎市長(財部能成君) 私にそのあたりの計数的な持ち合わせありませんので、担当部長の方から答弁をさせます。



○議長(波田政和君) 福祉保健部長、扇照幸君。



◎福祉保健部長(扇照幸君) きょう説明できる資料を持ってきておりませんので、できましたら一般会計予算の特別委員会のときにでも説明をしたいというふうに思っておりますが、よろしいでしょうか。



○議長(波田政和君) 13番、大浦孝司君。



◆議員(大浦孝司君) 私はその確認をとってないから、ちょっと計算も今の中でやれんのですが、5億3,000万円相当が市の負担があるという中で交付税の返りがあるというふうなことはおおむね聞いとったんですけども、持ち出しがどのくらいかなというふうなことで、そういうことであったんです。県が約2億2,000万相当が負担と、現実に、20年度、そういうふうに今たまわっているわけですが。ですから、国の交付税措置で市の負担はあんまりあってませんね、この公立病院に対する負担、そういうふうに認識しとるんですが。1億もあるかないかでしょう。市が持ち出す負担は。そういうふうなことで私は聞いておるんですがね、きちっとした数字は別としまして。

 ですから、私はもう少しやっぱり市の負担が軽い分だけ医者の確保とか、あるいはいろんな問題については高度的な努力をしてほしい、しなければならない、こういうふうに要望いたしておきます。

 それと最後ですが、私はこのたびの一般質問の争点は、答申案がそのまま実行されれば大きなことになろうと。その中で最後に書かれていることが、住民の説得を理解を得られない限りはこのことについては不可欠であると、非常に大事なことが書いてあります。ですから、そういうことをまとめないかんなと、あるいはこれは大きなことになるなと思って一般質問にかかったわけですが、先ほど言いますように、国の方針が大きく変わって、先ほど言いますように昨年12月26日の日付でそのことが解消されたと。1床当たり68万円がさらに増額されて122万4,000円の対応をすると。それを継続して21年度以降も国は進めていきますよと。だから上対馬はおろか、中対馬もこの対象になるというふうなことで非常に国の対応が180度変わったというふうに理解して、この病院が継続して従来どおりに進んでいくということを私、きょう確認いたしまして、これでよかったなという思いで一般質問を終わりたいと思います。どうもありがとうございました。



○議長(波田政和君) これで大浦孝司君の一般質問は終わりました。

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○議長(波田政和君) 暫時休憩します。開会は13時から。

午前11時43分休憩

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午後1時00分再開



○議長(波田政和君) 再開します。

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△追加日程第1.動議



○議長(波田政和君) 17番、上野洋次郎君。



◎議員(上野洋次郎君)議長、動議を提出したいと思いますけれども、よろしくお願いいたします。



○議長(波田政和君) 17番、今、きょうは一般質問の時間とわかっておるんですね。



◎議員(上野洋次郎君) はい。緊急を要するつもりですので。



○議長(波田政和君) そしたら受けますけども、内容はしっかりしたものと、しっかりした説明をしてくださいね。17番、上野洋次郎君。



◎議員(上野洋次郎君) 本定例会初日に、中原康博議員に対し、議会運営委員長の阿比留光雄議員が提出者として3度目の議員辞職勧告決議を議決したところでありますが、この議決に対し、中原議員は何ら本会議で弁明をされておりません。そのことを踏まえまして、私は中原康博議員に対し、一般質問をされる前に議員辞職勧告決議案に対し、本会議で弁明を求める動議を求めるものであります。

 以上です。



○議長(波田政和君) ただいま上野洋次郎君から、この後の中原議員の一般質問をされる前に、3月9日の本会議において、中原議員に対する議員辞職勧告決議案が可決されたことに対し、中原議員からの弁明を求める動議が提出されました。この動議は3人以上の賛成者が必要であります。ただいまの動議に賛成の方の起立を求めます。

〔賛成者起立〕



○議長(波田政和君) 動議は成立しました。

 議会運営上、必要、重要と思いますので、議会運営委員会を諮問したいと思いますので暫時休憩します。委員長、よろしくお願いします。

午後1時02分休憩

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午後1時28分再開



○議長(波田政和君) 再開します。

 先ほど動議が成立したことに対して、今後の議会運営について議会運営委員会に諮問をしました。委員皆様に御意見をお伺いしましたので、その内容を報告します。

 議会運営委員会では、この後の中原議員が一般質問をされることに対して、その前に先の本会議において議決されました議員辞職勧告決議に対し、どのように受け止められているのか、中原議員からの意見をぜひ求めるべきであると申し合わせされましたので、それを受けて、議長としてもこの件を進行していきたいと思います。

 資料配布のために暫時休憩をします。

午後1時29分休憩

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午後1時32分再開



○議長(波田政和君) ただいま配布しました資料の訂正をよろしくお願いします。追加日程第1の最後の行に弁明を意見と書き換えてください。意見。それと小西議員は消防の会議で早退しております。

 再開します。ただいま上野洋次郎君から、この後の中原議員の一般質問をされる前に、3月9日の本会議において中原議員に対する議員辞職勧告決議案が可決されたことに対し、中原議員から意見を求める動議を日程に追加し、追加日程第1として日程の順序を変更し、直ちに議題とすることについてを採決とします。この採決は起立によって行います。この動議を日程に追加し、追加日程第1として日程の順序を変更し、直ちに議題とすることについて賛成の方の起立を求めます。

〔賛成者起立〕



○議長(波田政和君) 起立多数であります。したがって、この動議を日程に追加し、追加日程第1として日程の順序を変更し、直ちに議題とすることについては可決されました。

 追加日程第1、この後の中原議員の一般質問をされる前に、3月9日の本会議において中原議員に対する議員辞職勧告決議案が可決されたことに対し、中原議員からの意見を求める動議を議題とします。

 地方自治法第117条の規定により、中原康博君の退場を求めます。

〔22番 中原康博君 退場〕



○議長(波田政和君) お諮りします。中原議員の一般質問をされる前に、3月9日の本会議において中原議員に対する議員辞職勧告決議案が可決されたことに対し、中原議員からの意見を求めることについてを採決します。この採決は起立によって行います。

 この動議のとおり、中原議員に意見を求めることに賛成の方の起立を求めます。

〔賛成者起立〕



○議長(波田政和君) 起立多数であります。したがって、この後の中原議員の一般質問をされる前に、3月9日の本会議において中原議員に対する議員辞職勧告決議案が可決されたことに対し、中原議員からの意見を求めることに決定しました。

〔22番 中原康博君 入場〕



○議長(波田政和君) 中原康博君に申し上げます。先ほど動議として提出されました、この後の中原議員の一般質問をされる前に、3月9日の本会議において中原議員に対する議員辞職勧告決議案が可決されたことに対し、中原議員からの意見を求めることは、起立多数により可決されましたので、報告しておきます。

 それでは、中原康博君から意見を求めますが、強制ではありませんので御本人で判断してください。何かあればよろしくお願いします。22番、中原康博君。



◎議員(中原康博君) 意見を出せと言われれば、ちょっと皆様からは辞職勧告を出されておるわけですから、意見の出しようはないと私は判断しておりますけれども、皆さんのそういった意向ならばあえて申させてもらいます。

 私に対しましての時間を与えていただきまして、議員諸兄に対しましては感謝を申し上げます。私はこの3年間毎日毎日心での償いをいたしております。これまで償うため議員としての市民皆様の声を市政に届けるべく一生懸命頑張ってまいりました。市民の皆様、そして多くの私への支持者の皆様の期待に沿うべく、対馬市発展のためこれからも努力してまいります。そして、2カ月後の市議会議員選挙において、市民皆様の御判断を仰ぎたいと思っております。ありがとうございました。



○議長(波田政和君) これで中原議員からの意見は終わります。中原康博君、退場をよろしくお願いします。

〔22番 中原康博君 退場〕



○議長(波田政和君) それでは暫時休憩します。

午後1時38分休憩

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午後1時39分再開



○議長(波田政和君) 再開します。

 次に、22番、中原康博君。

 過半数に達しませんので、休憩します。

午後1時40分休憩

………………………………………………………………………………

午後2時18分再開



○議長(波田政和君) 再開いたします。

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○議長(波田政和君) 出席議員は、午前中は23名でありましたが、午後から再開時には出席議員が過半数を欠けましたので再開ができない状態になりました。先ほど出席されていない議員に対して、口頭で出席要請をしましたが、出席しない内容は、この後の中原議員の一般質問に対しては、3度にわたる議会議員辞職勧告をされた議員の一般質問には出席をしないという理由から出席をされていない状況であります。

 したがって、地方自治法の規定によって、正式な手続として文書をもって出席されない議員に対して、午後2時15分までに議場へ出席されるよう出席催告をしましたが、いまだに議場への出席がなされておりません。

 地方自治法の規定によって、正式な出席催告を行っても出席しない場合は、過半数に達しなくても会議を開議できると規定されておりますので、ただいまから本会議を再開します。

 次に、22番、中原康博君。



◆議員(中原康博君) 冒頭、市民の皆様、また市長を始め職員の皆様、時間をとっていただきまして、誠に申しわけありません。ありがとうございます。

 財部市政が誕生されまして、早一年がたとうといたしております。今日まで一生懸命対馬のトップリーダーとして走ってこられた感想は今までの質問の中でお聞きしましたが、今冷え切った対馬の経済を活力を取り戻すためには何をすればよいのか、何か特効薬はないのか、市長、毎日毎日お考えではないでしょうか。自主財源の少ない本市においては、このままでは市民の皆様の暮らしは楽になりません。今こそ英知を結集して行政と議会は一体となって力を合わせ、町おこし、地域おこしをして市民の皆様の負託に応えるためにも頑張っていかなければなりません。

 そこで通告に従いまして質問をさせていただきます。対馬中部クリーンセンター建設計画状況についてであります。豊玉町志多浦地区にあります中部クリーンセンターが老朽化のため新たな建設計画があり、先にも同質問が出ましたので別の角度で御質問をいたします。

 まず市長の答弁によりますと、処理能力が25トンぐらいのを計画されております。その建設予算はどのくらいかかるのでしょうか。峰、豊玉、美津島の一部を取り込んでということであります。関連がありますので、厳美清華苑の今の運転状況をどの程度把握しておられますか。またどのような報告を受けておられるのか、質問をいたします。

 また北部処理センターの今の稼働率は何十%の稼動状況でしょうか。こういったことに対しまして、答弁をお願いをいたします。

 次に、2点目の企業誘致についてであります。市民の皆様の雇用対策に対する企業誘致活動の状況について質問をいたしたく思います。先にも同質問が出ておりましたので別の角度より質問いたします。

 暦の上では春が来て、山桜も咲き、きょうのテレビによりますと、桜も福岡県は咲いておるそうです。しかしながら対馬市民の皆様には春が来ません。なぜならば、大中巻き網による水産業の不良、真珠の安値、公共事業の減少など、数多くの問題で失業者の皆さんがふえてきておる実態であります。市長、今各集落を回ってみてください。働き盛りの方がたくさん家で遊んでおられます。夫婦で仕事がない方もおられます。市長、支持者の方から「仕事はないですか」という話はありませんか。今はとにかく家におるよりも何とかして働かないといけないと言われる方ばかりです。そんなときに、4,700万円の内諾を受けている雇用対策費は、どのような使い方をされるのか、またふるさと雇用資金はこれまたどのような使い方をされるのか、お尋ねをいたします。そして、失業者対策の面から、対馬に来ます定額給付金に対して、いつごろの市民の皆様に渡されるようになるのか、これもお尋ねをしたいと思います。市長の答弁の後、再質問をさせていただきます。よろしくお願いいたします。



○議長(波田政和君) 市長、財部能成君。



◎市長(財部能成君) 中原議員の御質問にお答えさせていただきます。

 第1点目の中部地区汚泥処理センター建設計画について御質問でございました。大まかなことにつきましては、一昨日吉見議員さんの質問の際にお答えをさせていただきました。それ以外の部分でということで御質問でした。その点がどれぐらいの事業費かというふうなお話がございました。総事業費で約17億円を予定をしております。

 あと処理能力の話がございましたが、一応現在、中部の汚泥処理センターでは処理能力が12キロリットルであるんですけども、日量ですね、これに対して、30%ほどオーバーして稼動をしている状況がございます。そこで、中部につきましては、今度の新たに建てる部分は25キロリットルの処理能力を持った施設を予定をしております。先ほど12キロリットルに対して30%を超える稼動をしているということで、19年実績で約16キロリットル、中部についてはある意味負荷をかけて無理をしてる部分がございます。16を超えて25キロリットルで設定をしましたのは、先ほど南部の厳美清華苑のお話も出ましたが、あちらが南部の方がですね、日量60キロリットルの処理能力に対して、過去3年間の平均処理量が67キロリットルでございます。そういう中で南部と中部の全体を処理をしていくという考えに立ったとき、南部のオーバー分を今度建設をします中部の汚泥処理センターで賄っていきたいということで、25キロリットルの設定をしているところでございます。

 ちなみにスケジュールについては再度お話させていただくとすれば、21年度に国県に対して地域計画書を提出し、平成22年度に測量、それから地質調査、環境アセスメント調査、設計業務委託などを行い、23、24の2カ年かけまして本体建設工事を行い、25年度に稼動をできるように今作業を進めておるところでございます。

 次に、通告にありました企業誘致ということでお話がございましたが、主にお話の方が雇用対策の面をおっしゃってあったようにあります。雇用対策については、3カ年で緊急雇用という部分で4,700万の今県の方から内示をもらっております。それと当初予算の方に約1,400万円の雇用対策費として農地費、それから林業振興費、道路維持費のそれぞれ委託料の節に組ませていただいております。その3つをあわせて約1,400万、一千三百九十数万円だったと思いますけども、そういう金額を予算化させていただいておるところであります。

 ふるさと雇用の分につきましては、まだ一件審査ということで、先ほど申しました緊急雇用というのは枠配分という考え方で市の方に4,700万が3カ年間流れてくるというふうな話になっております。ふるさと雇用というのは、一件審査といいまして、さまざまな事業をこちらが出す中で、それぞれ県なりが認定をしていって認められていくものでありますが、まだこれについては事業予定は幾つか候補を挙げておりますけども、まだ申請段階までは県の方の事務作業が整っておりませんので至っておりません。そちらにつきましても現段階では約6,000万ほどの要求をしていきたいというふうなことで考えております。詳細な事務、どのようなものに充てるのかという御質問がございましたが、それについては後で担当部長の方から答えさせたいと思います。

 定額給付金のお話がございました。定額給付金につきましては、16日、今月の16日からそれぞれ通知を出しまして、23日から申請を受け付ける予定をしております。そしてこの月末から支給開始ができるようにという今事務を取り急ぎ担当部署の方がやっているところでございます。

 また質問の方で漏れてる部分がありましたら自席の方から回答させていただきます。



○議長(波田政和君) 22番、中原康博君。



◆議員(中原康博君) ええとですね、市長、厳美清華苑の今の運転状況ですね、どの程度の把握をしておられるか、どのようなまた報告を受けておられるのか、厳美清華苑。稼動状況、運転状況ですね、どの程度市長が把握しておられるか、また職員の方からどのような報告を受けておられるか、同じようなことかわかりませんが、お願いします。



○議長(波田政和君) 市長、財部能成君。



◎市長(財部能成君) 厳美清華苑の稼動状況ということでございますが、先ほど申し上げましたように日量60キロリットルに対して67キロということで7キロオーバーの状態でこの3年間稼動しております。落雷とかいろんなことがありまして、24時間体制で稼動できるようにきちんと職員は対応はしております。以前ありましたような島外への搬出をしなければいけないというようなことが起こらないように、職員も一生懸命頑張っておりますけども、いかんせん先ほどから言いますように100%を超えての稼動をしているもんですから、早い時期に中部クリーンセンターができる、汚泥処理センターができるように逆に中部の方に作業としては頑張っておるところです。



○議長(波田政和君) 22番、中原康博君。



◆議員(中原康博君) 市長には申し上げにくいですが、いずれわかってくるかなと思いますけれども。私、ちょっと聞いたんですけど2月に3週間ぐらい機械がストップしてないですか。



○議長(波田政和君) 市長、財部能成君。



◎市長(財部能成君) 私の方にはそのような報告は受けてない記憶がありますので、担当部長の方からそのあたりの詳細については説明をさせます。もしあればですね。



○議長(波田政和君) 市民生活部長、近藤義則君。



◎市民生活部長(近藤義則君) 私、拝命受けてから2月に議会前に各センター回ったんですけど、異動後2月に各センター、処理場、ごみ処理場も含めて回ったんですけど、そのときには今年度21年度に予定しております、ごみをきれいにしていくものの修理が必要であるということで、先ほど言われるように3週間も止まったことという連絡は何も受けていません。

 それから先ほどありました北部のクリーンセンターの稼動状況ということも御質問があったみたいですが、これは27キロリットル毎日できますけど、実績では19年度実績ですけど、約24.9キロリットル、約92.2%が処理状態であります。

 それから厳美清華苑の方は、し尿の方は大体し尿と浄化槽の汚泥の合計は、先ほどから言っておりますように、19年度では約68.3キロリットルで一部オーバーである。ただ浄化槽の汚泥だけに比べましたら、7キロリットルの処理能力に対して18キロリットルという状態であります。それでやはり計画当初の段階で汚泥とし尿の比率が少し今の状態の合併処理浄化槽がここまで進むという状態じゃなかったんじゃなかろうかと思っておりますので、今合併処理浄化槽が多くなりましたので、その浄化槽の汚泥の量がふえてるというのが現実であります。



○議長(波田政和君) 22番、中原康博君。



◆議員(中原康博君) 市長、市民生活部長が言われたですね、3週間止まっておるんですよね。(発言する者あり)聞いてない。そうですか。そしたらよう聞いてみてください。恐らくですね、3週間止まってですよ、真空ポンプが故障して職員の皆さんはあたふたして、対馬ビルサービスが脱水処理の装置の機械を持ってきて、その汚泥はもうかすですよね、最終処分場に運搬をしてですよ、合計、極端な話、私は予算を見ませんけども、真空ポンプまで入れますと、七、八百万ぐらいかかっているような話を聞きよるんですよ。今市長も市民部長も全くわかってないような状況みたいですが。それが今の実態なんですよ。



○議長(波田政和君) 市長、財部能成君。



◎市長(財部能成君) 今初めて聞いて、七、八百万の金がかかってるということが今私も初めて聞きましたが、そういうことであるならば、ちょっと私、大変驚いております。今確かめますので、休憩をください。



○議長(波田政和君) 暫時休憩します。

午後2時39分休憩

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午後2時49分再開



○議長(波田政和君) 再開します。

 市長、財部能成君。



◎市長(財部能成君) 今厳美清華苑の方に確認をとりました。今先ほど中原議員の方から3週間停止したというお話があって驚いて確認しましたが、1日たりも停止はしておりません、全くもって。そして、確かに真空ポンプは取り替えはしましたけども、真空ポンプ取り替え時期に取り替えたものであって、それに対して3週間の施設が休むと、動かないというふうになったことはないというふうに今現場の方から確認をとりました。



○議長(波田政和君) 22番、中原康博君。



◆議員(中原康博君) そしたらその真空ポンプだけが故障をして真空ポンプの入れ替えに3週間かかったということですかね。



○議長(波田政和君) 市長、財部能成君。



◎市長(財部能成君) 真空ポンプにつきましては、時系列的な部分は先ほど聞いて私もちょっと忘れておりますので、記録をとっておる担当部長の方から説明させます。



○議長(波田政和君) 市民生活部長、近藤義則君。



◎市民生活部長(近藤義則君) 後期の保守点検委託契約というのを12月に結んでいるんですね。そのときに中身に真空ポンプも入っております。真空ポンプは特別なものでありまして、これ発注から約2カ月間ぐらいかかるらしいんですね、特殊なやつで。それで12月の契約後にその業者の方が発注して、2月の20日に取り替えておるということでございます。ちなみに真空ポンプの方だけの値段であれば180万円程度ということですけど、これあくまで通常の委託保守業務の中の一環でやっております。その3週間という停止の状態の話なんですけど、よろしいですか。



○議長(波田政和君) 22番、中原康博君。



◆議員(中原康博君) 汚泥の脱水処理にしたその対馬ビルサービスに約20トンというのはどんな話やったんですか、そしたら。



○議長(波田政和君) 市長、財部能成君。



◎市長(財部能成君) その部分につきましても担当部長の方に説明させます。



○議長(波田政和君) 市民生活部長、近藤義則君。



◎市民生活部長(近藤義則君) 汚泥を搬出していただいたのは機能が最後の堆肥化される状態のところ、肥料で使っておることは議員さんも御承知のことだと思うんですけど、その前の、直前の前の段階がたくさんたまってですね、もうあとは堆肥にするだけの段階だったんですけど、そこにたくさんたまりましたもんですから、その分は搬出していただいたということになっております。

 以上です。



○議長(波田政和君) 22番、中原康博君。



◆議員(中原康博君) それを週に3回ぐらいやってあるはずですが、そしたら3週間やったら9回になりますが、その経費はかからないんですか。



○議長(波田政和君) 市民生活部長、近藤義則君。



◎市民生活部長(近藤義則君) その分の経費については、私今のところ把握しておりません。



○議長(波田政和君) 暫時休憩します。

午後2時53分休憩

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午後2時54分再開



○議長(波田政和君) 再開します。

 市長、財部能成君。



◎市長(財部能成君) 今回、通告をいただいておりました中部地区汚泥処理センター建設計画の範疇から厳美清華苑の確かに処理能力との兼ね合いはありますが、今おっしゃってある部分というのは私ども確認はしておりませんので、それについては後日資料を出したいと思います。よろしいでしょうか。



○議長(波田政和君) 22番、中原康博君。



◆議員(中原康博君) 当初から話をしておりますようにですね、中部クリーンセンターの建設計画に基づいての地域計画書を作成する段階でありますので、今厳美清華苑の機械が非常に毎年毎年維持費がかかっております。それは市長も御存じであろうと思っております、思いますが、なぜ厳美清華苑の機械ばかりよく故障するのかなと不思議でたまりません。その面におきまして、今後の中部クリーンセンターの建設計画には大きく関わってくるものがあると私は判断しまして、この厳美清華苑の問題を質問いたしております。

 先ほど私が七、八百万ですかね、話しましたけれども、真空ポンプが約200万ぐらいかかって、そのビルサービスさんがかなりの額がかかっておるはずなんです。まだ市長が後で出されるというなら先に進みます。

 先ほど市長も言われましたように、島外搬出にかけて、あの時分に5,000万近く厳美清華苑から熊本まで運んだんですかね。まだ市長が在職される前ですね。そういったふうで本当に厳原の厳美清華苑は金食う処分場ですね。職員の皆さんは一生懸命機械の手入れ等をしてありますけれども、機械自体のやはり構造、仕組みなんかはおかしいところがあると職員からも聞いております。それでそのコンサルに任されてあれは建設されてありますから、市長はもうわからんと言えばそれまでですけどね、今後のその中部クリーンセンターの建設をするかしないかにかかってくると思うんですよ。総合的に見まして、いつ壊れていくかわからない厳美清華苑の機械をですね、厳美清華苑の機械を、やはりよく精査して今クリタスという会社が委託を受けて、やっておられますよね。そうしてまたそこで働いておる職員の意見も聞きながら、中部クリーンセンターを新しく建設をしなくて厳美清華苑の機械を今後壊れそうなところを判断しながらやり変えたりとか増設を考えたりとかする、そういった検討をしなければならないんじゃないかなと私は思うんですが、どうですか。



○議長(波田政和君) 市長、財部能成君。



◎市長(財部能成君) 先ほど言いましたように、厳原の方にあります厳美清華苑の方が60キロリットルに対して67キロリットルの負荷をかけております。その7キロリットルを逆に中部の汚泥処理センターの方にお願いをしたいと。そして今後伸びていくであろう浄化槽の汚泥等の量を考えたときに25キロリットルで中部を組み立てていきたいというふうに考えておるわけでございまして、今の厳美清華苑の方を増設を25キロリットルさらに増設をした場合のこともちょっと考えていただきたいと思うんですが。また搬入の時間、距離というのがすごくかかることになろうかと思います。これだけ南北に長い対馬であります。やはり今ある中部地区のところに新たに建設をした方が私は安く上がるんではないかというふうな気がしてなりません。新設と増設では、恐らく補助制度の仕組みも違ってこようと思います。私どもの財政力を考えたときと今の地理的なことを考えると、今の場所が中部がいいんではないかというふうに私は考えています。そのために中部を大きくしたいというふうな考えです。



○議長(波田政和君) 22番、中原康博君。



◆議員(中原康博君) 市長も私もそういったところの専門分野ではありませんけれども、あえて申すなら、ことしの12月末まで計画書を作成しなければならないということでありますので、その自衛隊の増強運動が今議会でも持ち上がっております。それができますならば人口は増加します。しかしながら、それができない場合は、ますます対馬の人口は減少しつつあります。島内3カ所でいいのか、厳美清華苑と北部クリーンセンターの2カ所でいいものか、将来の経費の問題からたって検討するときであろうかと私は思うんですが、再度市長、いかがですか。



○議長(波田政和君) 市長、財部能成君。



◎市長(財部能成君) 人口の減少というのは見通す中で、あえて増設をしなければ、処理能力の増設をしなければならないというふうな状況です。先ほどから言いますように、一般し尿処理とは違いまして、浄化槽の汚泥の部分というのが急激にふえておる、そのことが機械といいますか、処理施設への負荷をかけてるという状況がありますので、ある意味ふえていく浄化槽汚泥に対応していくため増設が必要だというふうな結論に至ったというものです。



○議長(波田政和君) 22番、中原康博君。



◆議員(中原康博君) 十分検討していただきたいと思っております。

 2点目の企業誘致についてであります。今定額給付金ですね、16日から始めて23日に申請を受け付けしだして、月末には支給ということで、日にち的には日程ははっきり何日から渡しますとかいう日程は言えないんですか。



○議長(波田政和君) 市長、財部能成君。



◎市長(財部能成君) 30日から第1回目の支給が始まります。30日の支給については振り込みのみを考えておるところです。あとは順次行っていくというふうな予定です。



○議長(波田政和君) 22番、中原康博君。



◆議員(中原康博君) 皆さんテレビで見たら非常に待ち望んであるようにありますので、早急にやっていただきたいと思います。

 市長、今対馬は先ほども言いましたが、かなりの失業者がふえております。きのうもいろいろと市長も話してありました。恐らく1,000人を超えて失業者が今おられると思います。このことに関して今の市長の考えは、今後のその雇用対策について答弁をお願いしたいと思います。



○議長(波田政和君) 市長、財部能成君。



◎市長(財部能成君) 確かに有効求人倍率は0.14という数字になっております。全国値が今、すいません、長崎県で0.67と、全国でも0.9というふうな数字まで落ち込んでいる状況の中でございます。もう中原議員は既に御存じのように、こういうふうな世界同時不況という中に今全世界の人方が巻き込まれているという状況で、今年もしくは来年の初めに底を打つであろうと評論家の方は言っておりますが、それからもとに戻るまでは四、五年、さらにかかるかもしれないというこの時期を、私ども一自治体で解消をしていくというのは到底不可能だというふうに思っております。しかし、この時期をいかに過ごしていくかということが大切だというふうに思ってます。

 好景気が、好景気までとまでは言わなくても、ある一定の景気まで回復したときに、対馬の次の新たな展開が見つけられるように今仕込みをする時期だろうというふうに私は思っております。私も耐えていきますし、市民の皆さんも今の時期耐えていただかなければならないのかなというふうにお願いするばかりであります。



○議長(波田政和君) 22番、中原康博君。



◆議員(中原康博君) 市長はそれなりの、高くはないかもわかりませんけれども給料があります。しかし、市民の失業者の皆さんにはわずかばかりの失業保険しかありません。なかなか耐えろと言われても今耐え難い時期なんです。このことを踏まえて市長は雇用対策にどの程度突っ込んでいかれるか、考えを示してもらいたいんです。いい考えはありませんか。



○議長(波田政和君) 市長、財部能成君。



◎市長(財部能成君) 冒頭の答弁で述べさせていただきましたように、当初予算で約1,400万円の雇用対策費をまず組んでおります。それと緊急雇用で4,700万の内示もいただき、今ふるさと雇用という別の一件審査のやつで6,000万円相当の今要望を出してる状況であります。職員の方も今の状況、対馬の状況を考えて、いろんなあらゆる手段を使ってそのあたりを取り組むようにしてくれてもおります。こちらも指示も出しております。どうかそれを待っていただければというふうに思います。



○議長(波田政和君) 22番、中原康博君。



◆議員(中原康博君) 市長、6月の所信表明で、足が棒になるぐらい夜遅くまで職員の方と企業訪問をしていると言ってありました。しかしながら、この不景気でそれも無理であったかと思います。今回の施政方針によりますと、引き続き誘致を進めていく必要があるとだけ、ちょっとトーンダウンした形が見受けられます。今まで島外から企業が来ていても、運送コストがかかり過ぎるために何年かたったらすぐ撤退をしていく現実であります。やはり海上を国道として見てもらうその方向にまず力を入れていかないといけないと思います。その点はどこまで進んでおりますか。



○議長(波田政和君) 市長、財部能成君。



◎市長(財部能成君) 海上運賃の件でございます。当然島内で産する産物を島外へ出すに当たっては運賃がかかります。そのあたりについては全く今現在、国県ともに制度という制度はございません。そういう中で来年度で失効します過疎法がございますが、この過疎法の新たなポスト過疎法の制定に向けて、メニュー等の積み上げを要望等があっておりますが、その中で海上運賃の半額助成等のことを今県と市の方で協議をして、国の方に提言をしていくということで働きかけをしておるところでございます。



○議長(波田政和君) 22番、中原康博君。



◆議員(中原康博君) 一生懸命それを早くやっていただければ運賃等が安くなるので効果があらわれてくると思います。

 地産地消の観点から質問いたしますが、農業のその見直しが叫ばれている今日でありますが、今たくさんの遊休農地がふえてきております。高齢者が多くなりまして農業者が減ってきておるのが現実であります。そこで、失業者がふえている今日、農業の法人化に向けて市が先頭に立って各集落にそれぞれ積極的に呼びかけてもらいたいと思いますが、その点についてどうでしょうか。



○議長(波田政和君) 市長、財部能成君。



◎市長(財部能成君) 遊休農地がどんどんふえておるという実態は事実でございます。そういう中で今おっしゃられた農業生産法人だと思いますが、そういうものの働きかけについては、過去においてからずっと農林部局の方はやってきたはずでございます。経済状況がこういうふうになる中で、すぐに農業生産法人が立ち上がるかどうかは別とし、今までどおり継続しながら農業生産法人の育成に向けては当然やっていきたいというふうに思ってます。

 それと遊休農地解消と雇用対策ということで絡めまして、現在県の方に要望は出しております。美津島の方を舞台に出しておるところでございます。



○議長(波田政和君) 22番、中原康博君。



◆議員(中原康博君) やはり対馬の農業は地産地消の観点からいきまして大事なものがあります。そうすることによって、遊休農地がきれいな田畑とよみがえると思っております。ただ呼びかけだけで全く地域に根差してないんじゃないかなと思うんですね。今市長が推進している地域マネージャーですね、それを活用して、もう少し地域の掘り起こしをしていただきたいと思いますが、その点どうですか。



○議長(波田政和君) 市長、財部能成君。



◎市長(財部能成君) 今おっしゃられたように、当然地域にこれから先一番密着するのが地域マネージャーになった担当職員になりますので、その地域マネージャーの、農業分野のみならず全分野に関わるさまざまな情報や働きかけ、当然市民の皆様からのアイディアも取り入れながら、その地域の振興を図っていきたいというふうに思います。



○議長(波田政和君) 22番、中原康博君。



◆議員(中原康博君) 林業に関しましても同じことが言えるわけですけれども、今森林組合では島内で作業班が13班おられまして、全体的に五十五、六人働いておられるそうです。対馬にはそろそろ伐期を迎える木材が多くなってまいります。枝打ち、間伐、保育事業にしましても、若者の人材不足だと思っております。森林組合でも昨年3人の研修生を入れられまして、目下そういったことに勉強されておるそうでございます。雇用の観点から見まして、作業班はまだあっていいそうでありますが、森林組合と協議をして、雇用の場の確保につながると思いますが、いかがでしょうか。



○議長(波田政和君) 市長、財部能成君。



◎市長(財部能成君) なかなか企業誘致の通告内容から多岐にわたっていくもんですから、私の頭はもう整理がつきません。

 せんだっての議会の中でも話をさせていただきましたが、特定間伐促進法等がこの平成20年から施行されております。そちらの法律補助に手を挙げて21年度実は予算化をしております。そういうことで、今森林組合の作業班云々とは別としまして、間伐を促進していく中で、当然事業として動いていくわけですから、それで雇用対策にもなろうかというふうに思っております。



○議長(波田政和君) 22番、中原康博君。



◆議員(中原康博君) 市長に出してるのはですね、企業誘致については頭ですが、市民の雇用対策に対する企業誘致活動の状況について説明願いたいと、雇用対策をしっかり入れております。その観点から、多岐にわたるかわかりませんけれども質問をさせていただいておりますので。

 また同じく水産業に関しましても言えると思います。私は水産の方に関してはよくわかりませんけれども、やはり何かする場合にはお金は必要となってきます。そういった法人か団体組織でやはり今水産業の方もやったらいいんじゃないかと思いますが、水産業に関しては何かそういった団体組織の分がありますか。補助金等出る分が。



○議長(波田政和君) 市長、財部能成君。



◎市長(財部能成君) すみません、水産業の団体組織を……



◆議員(中原康博君) 補助金ですね、やる場合の。



◎市長(財部能成君) それ新規のでございますか。



◆議員(中原康博君) 新規だろうがあれだろうが……



◎市長(財部能成君) 既存の漁協ですか。



◆議員(中原康博君) いやいや。もう1回言いましょうか。



◎市長(財部能成君) 申しわけございません。



○議長(波田政和君) 22番、中原康博君。



◆議員(中原康博君) 農業と一緒で、法人化、四、五人で水産業を、四、五人でも寄ってやる場合にも、そういった水産業の法人化をした場合には補助金が出るものかどうか。



○議長(波田政和君) 市長、財部能成君。



◎市長(財部能成君) 農業、林業分野については、確かに3人とか5人とかいうくくりの中で協業体組織に対する補助等がよく見かけますが、今おっしゃられたような数人での恐らく協業体ということになろうかと思いますが、そのあたりに対する補助があったかどうかは、正直言いまして今私が即答できるほどの資料は持ち合わせておりません。



○議長(波田政和君) 22番、中原康博君。



◆議員(中原康博君) やはり若者がそういったふうでやる気のある若者が四、五人でも寄って法人化でもしてやる気があれば、融資が受けられるということがあれば、いろいろなそういうマグロ養殖にしてもですよ、できるんじゃないかなと私は思いますので、検討をしていただきたいなと思います。

 今議会の締めくくりといたしまして、市民の皆様に対して4年間のお礼を申し上げます。ありがとうございました。そして市長を始め管理職の皆様方、ありがとうございました。対馬市再生を願いまして、私の一般質問を終わります。



○議長(波田政和君) これにて中原康博君の質問は終わりました。

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○議長(波田政和君) 暫時休憩します。開会は15時25分から。

午後3時17分休憩

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午後3時24分再開



○議長(波田政和君) 再開します。

 本日の会議は議事進行の具合により、あらかじめ延長します。

 次に、8番、初村久藏君。



◆議員(初村久藏君) どうもお疲れのところ市長大変でございましょうけど、市長の明快な答弁があれば、私の質問も早く終わりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

 通告に従いまして一般質問をさせていただきます。質問は2点に絞って、1点目、農林水産業の振興について、2点目のふるさと納税制度の現状と今後の取り組みについて、市長のお考えをお伺いいたします。

 1点目の農林水産業の振興について、対馬市の基幹産業である農林水産業は、近年の日本経済情勢の悪化により不安定な状況で推移しています。特に水産業は、一昨年からの燃油高騰により、平常時の3倍の燃油高に加え、魚価安で多少の水揚げでは出漁を見合わせ、休漁やむなしの時期が続いていましたが、現時点では燃油も安定はしていますが、魚種によっては水揚げの減少に加え、漁価安の傾向が続いています。特に近年の磯焼けにより、根付け漁業の海藻類全滅が、対馬下地域の西沿岸から南部東沿岸にまで対馬の半分ぐらいに及んでいます。現状のまま推移すれば、ここ数年で対馬市から海藻類が消滅するんじゃないかと危惧されます。海藻がなくなれば、おのずと1種漁業のアワビ、サザエ、ウニ類もえさがなくなり、全滅しかねない状況であります。海の再生については、国県の機関でも磯焼けの原因等調査研究されているようでありますが、海の再生復活までには時間がかかります。対馬市としても最重要課題として磯焼けの問題には取り組んでいただきたいと思います。

 近年、魚介類の安値の一つには、流通の問題、消費者の魚離れ等いろいろあると思われますが、対馬市の第一の産業は水産業であります。流通販路の問題等、市が中心になり漁協に指導をされたいと。また対馬市には鮮魚市場がありません。隣の壱岐市、五島市には開設運営をされています。対馬市にもぜひ対馬漁協長会と一緒になって魚市場開設を考えたらどうかと思われますが、市長のお考えをお伺いします。

 農業問題について、対馬市の耕地面積は昭和60年代は1,754ヘクタール、作付面積で1,742ヘクタールで耕地利用率は99.3%でありましたが、平成17年耕地面積978平方メートル、作付面積で871ヘクタール、利用率89%と、約100ヘクタールが耕作放棄地になっております。有効利用の考え方、指導のお考えをお伺いいたします。

 林業について、対馬市の総面積の89%が森林であり、民有林のうち人工林1万9,690ヘクタール、杉、ヒノキが植林をされていますが、伐期に入った造林地も多くあります。木材の安値で伐採しても林業者の手取りが少なく、生産ペースに合わない状況であります。林業に対しては、国の補助制度も充実され、今後21年度から国の間伐等の予算も増大いたします。対馬市としても雇用の場にもなりますので、市営林1,201ヘクタールもあり、今後の整備計画はないかお伺いをいたします。

 対馬シイタケの生産量は最大470トン収穫のあったときもありましたが、現在では75トンまで減少していましたが、対馬シイタケとことん復活プラン事業が導入され、新規参入業者が大型生産団地数カ所つくられ、生産量もふえて、復活の兆しもありますが、今まで細々と頑張ってきた小規模生産者も多くいます。シイタケ復活プラン5カ年計画が来年度で終わると思いますが、今後の取り組みについてのお考え、またシイタケ原木伐採跡地の管理育成についてのお考えをお伺いいたします。

 2点目のふるさと納税制度の現状と今後の取り組みについてお伺いいたします。財政難に苦しむ地方自治体の新たな収入源として、平成20年5月に施行された地方自治体に手厚い制度であります。現在までの進め方、今後の対馬市の取り組みについてお伺いをいたします。

 以上で私の質問は終わりますが、再度答弁によっては一問一答でお願いをいたします。



○議長(波田政和君) 市長、財部能成君。



◎市長(財部能成君) 初村議員の質問にお答えさせていただきます。

 1点目の水産業の振興についてでありますが、今水産業で一番問題となっております磯焼けの問題、当然それに伴って減少していく根付け資源の問題、そして一向に上がらない魚価の問題、とりわけこの磯焼けをどのように考えているのかというふうな部分が強かったかと思います。議員御承知のとおり、カジメ類、ワカメ、ヒジキ等の大型海藻類は海藻自体にも換金価値がありますが、サザエやアワビ、ウニ等の貴重な当然えさでもあります。対馬の磯焼けは南から始まってどんどん北上を続けておりますが、西海岸はその速度が速く、特に伊奈付近まで達しております。平成15年ごろから磯焼けが特に始まったように感じておりますが、15年と18年の島内水揚げの比較を行いますと、アワビとウニについては半減し、サザエはほぼ横ばい状態ですが、今後激減することが予想されます。またことしに入ってからアワビの販売価格も暴落、1キロ当たり5,000円にも達しないとの話を聞いております。これまでの磯焼け対策の具体的な取り組みとしましては、県事業による海藻バンク事業、そして大規模藻場礁の設置、各地先の取り組みとして、試験的な藻場礁の設置やウニ等食害動物の駆除を行っていますが、海藻類が既に全壊状態にある海域、また貧海藻海域、まだ良好な藻場が保たれている海域に分けての対策が必要になってきますが、磯焼けの最も大きな要因は、やはり温暖化による海水温の上昇にあると言われています。対馬のようなこれだけの海域に拡大しますと、漁業者の取り組みや市の財政力だけでは限界があるというふうに実際考えております。

 ちなみに、平成21年度からは民間事業者も入ってこられるわけですけども、そういう方々の支援も受けながら、この磯焼け対策には取り組んでいきたいというふうに思っております。

 水産に関して、魚類等の市場の開設のお話がございました。この件につきましては、一昨日の上野議員の答弁でも触れましたとおりでございますので、今回は省略をさせていただきます。御理解のほどよろしくお願いいたします。

 次に、農業振興についてお話がございました。確かに100ヘクタール以上の未利用地があると、もう既に当然あろうかと思います。私自身以前調査をしたときに、厳原町、旧厳原町だけで20年間のうちに125ヘクタール遊休化してると。もしくは山地化してるというふうなことを実際実務としてこなしたことがありますので、その後また耕作放棄地が増加しているということは理解しているところでございます。このまま放棄地が放棄された状態で行きますと、当然国土保全の立場、農地もさることながら国土保全の立場、そして海に対する影響、いろいろ問題が出てきます。このあたりを考えて、耕作放棄地の解消に向けて努力はしていく予定でございます。

 ちなみに、今峰の活性化センター等では、職員が耕作放棄地に話をつけまして、自分らでちょっと牛の放牧をやってみようと。そのことによってどういう効果があらわれるかを自分らで実証実験しようということで、職員自らも取り組んでいるような状況がございます。そうは言いましても、耕作放棄地は基本的に個人所有の土地でございます。所有者の承諾が必要不可欠であります。この承諾を得ることにも苦慮している状況もあります。いろんな困難は確かにあるんですけども、耕作放棄地の解消に向けて今後も努力していきたいというふうに思います。

 ちなみに、緊急雇用ふるさと雇用のメニューの中で、職員が一生懸命考えて耕作放棄地解消と雇用を兼ね合わせた形で、今事業の申請等もしてくれております。いろんなアイディアを職員も一生懸命出そうとしておりますので御理解ください。

 森林に関することでございますが、これにつきましては京都議定書にうたわれました二酸化炭素の固定目標の達成に向けて、国の補助事業が拡充をされました。さまざまな対策がうたわれておりますので、市としましても拡充された施策を活用して単独補助事業を提案をしているところであります。

 また、県の森林環境税事業の後押しもありますので、作業路の開設含め、しっかり取り組んでいきたいというふうに思っております。

 シイタケの問題が出ましたが、これについては生産量については、もうピーク時からいいますと相当落ち込んでおるわけですけども、この二、三年、微増に若干ですがふえ始めておりますし、昨年末も相当生シイタケが関西方面に出回るというふうな状況が見えてきました。生産林家の方たちにとっても明るい材料かなと思っております。これからしっかり市の方も立派なシイタケが、自慢できるシイタケが島外の方に出せるように、しっかり取り組んでいきたいというふうに思っております。

 次に2点目のふるさと納税の問題でございます。これは昨年の9月、定例議会において条例を制定し、半年が経過していますが、今までの取り組み状況について説明申し上げます。

 対馬市において「がんばれ国境の島対馬ふるさと応援寄付金」の名称で取り組んでおり、寄付金の使い道として豊かな自然環境の保全や、歴史的景観の維持、再生に関する事業や観光振興に関する事業、教育、福祉の分野、地場産品の研究開発や販路拡大、新規起業者への支援に関する事業などを掲げ、対馬市民や島外の対馬出身者へのPR活動を行ってきました。

 この応援寄付金制度の概要や手続内容等を市報、ホームページへ掲載、対馬市有線テレビでの文字放送によるPRなども実施しております。また、年末を控えた12月には、対馬市民へふるさと応援寄付金に関心のある人を紹介していただこうと全戸向けに文書を配布し、職員へ紹介できる方の情報提供をお願いしているところであります。

 その結果、現在までの寄付金の受領額は、12件の63万5,000円となっております。寄付金に対しましては、私からのお礼状を送付しているところであります。

 今後の取り組みについては、今まではさまざまな広報媒体を中心としていましたが、対馬市有線テレビへの映像による啓発活動や、この4月から地域で始まります地域マネージャー制度により、職員が各地域に出向きますので地域の方々と顔を合わせながら寄付金のPRや、市民の方や職員が出席するさまざまな同窓会などの開催時にパンフ等を持参してPRしてもらうなど、顔の見えるPR活動を推進することとしております。

 また、ふるさとを思う方や、対馬の元気づくりに寄与したいと思う方々は、大勢いらっしゃると思います。対馬の魅力発信に向けた取り組みを課内の壁を越えて、庁舎内の職員による協同体制で具体的な勉強会をすることとしております。

 なお、県内の各自治体においても、このふるさと納税制度についてはいろんな啓発活動等を行っておられます。県内離島における市では、本市が今現在寄付件数、寄付額とも下位に位置しております。下位脱出に向けて、みんなでPR推進を頑張っていきたいと思っておりますので御理解を賜りたいと存じます。

 以上でございます。



○議長(波田政和君) 8番、初村久藏君。



◆議員(初村久藏君) どうもありがとうございました。

 1点目からちょっと入りたいと思いますけど、先々日ですかね、総合市場ということで、上野議員の方からも質問がありまして、市長は今後検討したいということでございますので、ぜひ、やはり流通の点、また対馬の魚をやっぱり対馬の人に食べていただくためにも市場は必要だろうと思いますので、ぜひこれは実現に向けて頑張ってもらいたいと思います。

 それとやっぱり対馬市のキャッチフレーズでありますので、総合市場的な世界に向けてのアジアへ発信する海道都市対馬でございますので、アジアも視野に入れて開設を検討してもらいたいと思います。よろしくお願いしときます。

 その件については明快な答弁もありますので、ありません。

 それと、昨日ですかね、作元議員もちょっとふれましたけど、輸送の問題ですね、フェリー。ほんとこれは深刻な問題と思いますよ。1便といったら、1便で出したら関西までは間に合うわけですよ。きょう出したら明け日の市に間に合う、朝の1便出したら。福岡市場では2便でも間に合うわけです。それがもう積み残しが結構あったら、明け日の2日後になるわけです、売るのがですね。そしたら鮮度がばっと落ちるわけですけんが。

 これはやっぱり九州郵船さんが今主にやってるわけですが、そこがちょっと考えてもらって、やっぱり協議をしてもらって、まあ比田勝の方の便を朝早くしてもらうか、そういうところよく検討してもらいたいと思います。航路対策委員会等もありますので、ぜひこれについては検討してもらいたいと思いますが、市長の答弁があればお願いします。



○議長(波田政和君) 市長、財部能成君。



◎市長(財部能成君) 作元議員の質問の際にもお答えさせていただいておりましたが、確かにこの壱岐において積み込んでても降ろされる、それが唐津回りから福岡等に流れていっても3時間10分のロスになるというふうな状況です。これについては先日も答弁させていただきましたように、九郵さんとそれから当然話し合いいたしますし、「げんかい」の問題ということも念頭において取り組み、協議に入りたいと思います。

 実は、せんだって私、福岡に行った際に、お父さん、お母さんが対馬出身で、本人も対馬に小学生までいたというフレンチのシェフの店にあえて行ってきました。その方と話す時間をつくっていただきまして話しましたら、その方がどうしても、対馬から自分も海産物等を使いたいという気持ちはあると。しかし、当日の10時半までに入らないと仕込みができないというふうな、その方の場合はですね。恐らく夜のというか、ディナーを仕込むために朝の10時半に届かないとだめだということで、壱岐のものを使っているというお話がありました。その方は、水産物はそういう形にどうしても対馬のやつは使えないけども、せめて立派なハチミツがあるから、自分は高いけども対馬のハチミツを料理に使わせていただいてますというお話をいただきました。

 いろんな方がそういう形でもっと早い時間帯に着けば、新鮮なものを利用していただける状況というのはあるみたいでございますので、それを踏まえてきちんと取り組んでいきたいと思います。



○議長(波田政和君) 8番、初村久藏君。



◆議員(初村久藏君) その件については、今後やはり対馬の魚を1円でも値が上がるような方向で売れますように、やっぱり早く着くような方法をとってもらいたいと思います。

 市長、それは「唐津」ではなくて「呼子」回りです、それは。(発言する者あり)壱岐からの乗り換えた場合はですね。そこはお願い……

 それから耕作放棄地についてでございますけど、自給率は対馬市は、米で約49%、野菜で46%ぐらいしかありません。それで今、国の施策で、減反問題がいろいろと起こってきております。減反で少ない田んぼで減反をしたら、割り当てがあるもんですから、これもしょうがないと思います実際、やっぱり市の方で対馬の場合は特別の地域でございますので、やっぱり減反はもう、そういうような働きかけもちょっとしてもらいたいと思うわけです。

 せっかく機械を買って、減反をしたら機械の効能もしませんしですね、それと、そのある例ですけど、転作でソバとかいろいろ奨励をしていますね。その関係でちょっと申し述べたいと思いますけど。ソバを昨年のある例ですけど、昨年の場合、物凄く雨も降らんでソバの収穫がよかったそうです。しかし、採る時期が結局これはある機械利用組合の問題ですけど、採る時期がおそいものですから、落ちてしまって、採ったときには収量が3分の1ぐらいしかなくて、例えば5万円、それに1反当たり5万円突っこんでも金になるのは1万5,000円ぐらいしかなかったいうような話もありますね。そういうところはそういうところで、やっぱり奨励をするならば、やっぱり機械とか何とかのそういうふうな補助制度を利用して補助金あたりをですね、国あたりに働きかけてですね、活用してもらいたいと思いますが。どうですか。



○議長(波田政和君) 市長、財部能成君。



◎市長(財部能成君) 今話を聞いておりましたら、ソバが収穫できないのは、私は農業者、もしくは機械利用組合の作業が悪いのであって、決して私、行政の責任じゃないよなあと思ってましたら、ソバコンバインの話に突然なりまして、ああそうかと思って納得したとこですが、一応ソバコンバイン等についても一応備えつけ、あそこは持ってあるはずです。各農業公社ですね、等についてもそれぞれ持っている中で、作業受託等もこちらもさせてもらいながら頑張っておるところです。

 農業改良普及センターの方で、もっともっとそのあたりの収穫時期の的確なお勉強会をしてもらわないといかんのかなと思っておりますが、今あるコンバイン、ソバコンバインの中で、収穫のローテーションというのをきちんと考えながらの作付をしていけば、私は事足りるんじゃないかなというふうな思いでおります。

 一応ソバコンバイン等を導入されるとき、それから作付される面積とのローテーション等との兼ね合い等については、導入時期において慎重に計画を担当者の方も立ててるはずだと思っております。



○議長(波田政和君) 8番、初村久藏君。



◆議員(初村久藏君) わかりました。そういうような状況であります。1台で足らんですよ、大体。時期が一斉になるもんですからね、作付したら。大体時期をずらすというようなわけにはいきませんからですね。そこは手で採るか、いろいろな方法があるでしょうけど、そういうような利用方法をひとつ考えて指導はしてもらいたいと思います。よろしくお願いします。

 それと、後一つの耕作、対馬市の田んぼの、やっぱり国にはそれで働きかけられんかね、その問題は。



○議長(波田政和君) 市長、財部能成君。



◎市長(財部能成君) 申しわけありませんでした。今おっしゃってあることは減反政策に対して、自給率が低いこの地域において、減反政策の見直しをお願いできないかというふうな御質問でしたが、要望は幾らでもしますが、この農業政策の基本に置いてる日本の減反政策というものの見直しに関わってくることですから、大変ハードルの高い話だろうというふうには思いますけども、私どもはこの島で、極端に言えば自給率100%でいきたいんだというふうな気概で、お話は国も県の方にもさせていただきたいと思います。



○議長(波田政和君) 8番、初村久藏君。



◆議員(初村久藏君) よろしくお願いいたします。

 それと、林業の件ですけど、対馬市市有林ですかね、先ほど結構な面積があるわけですけど、市有林、市が民間から借りて、あれしとるんですかね、あるところ。それのやっぱり時期も来てます、間伐。せっかく来年度から国が間伐、枝打ち等に30数%の来年度から予算が上積みされるわけですが。それに対してもっと、やっぱりそれ、うまいぐあい利用したら、雇用にもつながると思いますので、ぜひそういうような方向はとれないか研究してもらいたいと思いますけど、お考えを伺います。



○議長(波田政和君) 市長、財部能成君。



◎市長(財部能成君) よろしいですか。確かに新たな特定間伐促進法に基づく補助制度等が20年度から整備されておるところです。それらについても手を挙げるということで言っておりますが、今おっしゃられた市有林にそれが該当したかどうか私が今ちょっと頭の中で記憶がないもんですから、市有林で雇用対策をと言われても、ちょっと今明解なる回答しきらん状況ですので、担当部長からさせたいと思います。



○議長(波田政和君) 農林水産部長、川本治源君。



◎農林水産部長(川本治源君) 市有林も該当いたします。



○議長(波田政和君) 8番、初村久藏君。



◆議員(初村久藏君) わかりました。ぜひ、やっぱりそういう補助制度を利用して、雇用にも大きくつながると思います。冷え込んだ時代ですので、仕事がない人たちがいっぱいあふれておりますので、ぜひそういうような雇用にもつながるようなことでございますので、前向きに進めてもらいたいと思います。

 それと、シイタケ復活プランの問題ですけど、大型団地が、18年から、このとことん復活プランは始まっているわけですけど、来年度22年度で切れるわけですけど、今後の問題として、これからどのように考えてあるものか。やっぱり今の施策は一つは私はいいと思います。いいと思いますけれど、やっぱり細々と今までやってきた人たちも島のシイタケには貢献をしてきているわけですからですね、大型の人たちばっかりのああいう優遇といいますか、補助制度といえばしようがありませんけど、やっぱりそういうような細々としてきている人たちにも幾らかのですね、これが済んだ後で結構でございますので、そのような考え方もお持ちかどうか、今後どのように考えてあるか伺いたいと思います。



○議長(波田政和君) 市長、財部能成君。



◎市長(財部能成君) シイタケのとことん復活プランにつきましては、行政がしたプランとしては珍しくヒットしたプランだというふうに思っております。なぜヒットしたかということは、ある意味系統に頼らなかったからです。そして売り先を自分らが開拓したからです。系統にある意味頼らない流通先を一生懸命探した結果、それに消費者のニーズというものをきちんと生産者がわかりつくっていくということで、私は成功していると思います。

 そういうのをきちんと検証しながら、次期ポスト復活プランですね、とことん復活プラン等の組み立てをしていきたいというふうに思います。



○議長(波田政和君) 8番、初村久藏君。



◆議員(初村久藏君) どうか外野席が、声が低い、低いと言ってますんで、ちょっと、大体私は声が低うございますけど、マイクを近づけて大きな声でやりたいと思いますんで、よろしくお願いします。

 ぜひ対馬のシイタケは、これは生涯続くと思いますんで、後のやっぱり伐採はしても原木の育成の方法も今から考えていってもらいたいと思います。それで今森林で公社造林あたりはですね、今契約がもう切れて減伐のところが数カ所ありますよ。しかし、その後の植え付けが全然していないもんですから荒れ放題になって大変なことになると思いますので、ぜひそういうところは、杉、ヒノキができないと、やっぱり島はシイタケの島だからシイタケの原木でも植えるような奨励の仕方も一つの方法だと思いますけど、どうですかね。



○議長(波田政和君) 市長、財部能成君。



◎市長(財部能成君) 十分に研究に値することだろうと思っております。森も当然よみがえってくることにもなろうと思いますし、海にも影響することだと思っております。研究させていただければと思います。



○議長(波田政和君) 8番、初村久藏君。



◆議員(初村久藏君) ありがとうございます。そういうふうでやっぱり、山と海は調和したものでございますので、ぜひ森林の育成にも力を入れたら、海も自然と復活するんじゃなかろうかと私もそう考えておりますので、よろしくお願いします。

 それと、2点目のふるさと納税制度ですね。先ほど市長からも答弁がありましたけど、確かに6カ月ぐらいで、パンフレットもできております対馬市の、私も見てみましたけど、特にほかの市と比較したらおかしいわけですけど、壱岐市の場合は結構金額が大きくて1,124万5,000円か。これは納税者の件数は少ないんですけど、やっぱり金持ちが多いわけでしょう。余計寄付をしてあるとかどうか知りませんけどですね、せっかくの制度でございますので、市長も、東京対馬会とか、大阪対馬会とか、いろいろ対馬会もありますので、そういうところでまたお願いをしながらも、市長も頑張っておられるとは思います。けど、先ほど来から地域マネージャー制度で働きかけていくと、私もそういうような考えは賛成でございますので、ぜひそういうような、昨日から吉見議員が言われるように、対馬の市民が対馬のセールスマンとなって、ぜひこれを輪を広げてできたら、大きい寄付金を皆さんがしていただけるような方策をお願いをしたいと、どうかと思いますが。

 そして、あと1点ですが。ほかの市町村については、納税してもらった人たちには5%ですかね、10%かの範囲内で、ふるさとの品物をば送るとか、そういうような取り組みをしてありますですが、対馬市はどういう考え方持っておられますか。ちょっとお伺いいたします。



○議長(波田政和君) 市長、財部能成君。



◎市長(財部能成君) 寄付をしていただける方の、ある意味、仮に5%そういう形で品物をということになった場合、寄付をされる方の気持ちを考えたときに自分に置きかえますと、別に寄付は寄付でそういうものを考えてないというふうに、恐らくそれは一般財源、寄付の基金の中には入ったとしましても、別の意味で一般財源が5%出ていくということになれば、それはタコの手食いだろうというふうに思いますし、今おっしゃられている意味は、産物がそこから次へまた、その方から派生していけば次の展開があるんじゃないかというふうなことだろうと思うんですけども、私が当初考えましたのは、自分の浄財としての寄付ですね、その部分で完結させた方がよろしいかなというふうな思いで、職員からもそういう話はありました、事実、ありましたけどもそれは導入はあえてしませんでした。

 また、これから先も続く制度でありますので、実際どういう方法がいいのかいうことは改めて考えていく必要もあろうかと思います。できれば、私は今年度取り組みました住民の皆さん全戸に知り合いの方を紹介してもらえないかということで文書通知をしましたが、文書通知がどうのこうの別としまして、皆さんからのさまざまなデータをもらいながら、こういう寄付を市民の方が知り合いに促していただくというのがもっとも効果が私は上がるんだろうというふうな思いは今も持っております。

 また、先ほどの件については協議はいたします。



○議長(波田政和君) 8番、初村久藏君。



◆議員(初村久藏君) やはりそういうふうで寄付をしてくださる方にはやっぱり礼状ばっかりじゃちょっというような問題もありますからですね、やっぱり対馬の品を、そこに届ければまたそれが輪になって対馬の産物が、私は広がっていくんじゃなかろうかと、シイタケにしろですね、そりゃささいなものでいいと思いますけど、やっぱりそれが広がれば、対馬の宣伝にもなるんじゃなかろうかというような考えを持ってましたので、一応そういうような質問をいたしましたけれど、市長は今後考えるということでございますので結構だと思います。

 時間もありますけども、皆さんがどうか早く終わらんかなというような感じでございますので、この辺で終わりたいと思います。

 対馬市の市長として就任して1年になろうとしておりますけど、今後は対馬市の船長として健康には十分注意されて対馬市のために頑張ってもらいたいと思います。

 これで私の質問は終わります。(拍手)



○議長(波田政和君) これで、初村久藏君の質問は終わりましたが、続行したいと思います。

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○議長(波田政和君) 次に、11番、桐谷徹君。(発言する者あり)そう言わず、どうぞ。(発言する者あり)登壇者お宅ですからどうぞ。



◆議員(桐谷徹君) 10分間の休憩がないもんですから、休憩の間に心の準備を整えようという気持ちやったんですけど、いきなりきましたから、きょうの最後の質問者になりますが、大変お疲れでしょうけど50分間だけ眠らないでしっかりよろしくお願いいたします。

 先に通告しておりました3点について質問をいたします。ただし、同僚議員の質問と重複するところの答弁は省略してもらって結構です。

 まず、厳原幼稚園移転計画について伺います。2月23日の臨時会、一般会計補正予算で、旧上対馬庁舎解体工事が予算に組み込まれておりますが、解体後は保育所か幼稚園用地として再使用されると聞いておりますが大変よいことだと思います。そこで、幼稚園といえば厳原幼稚園が昨年の平成20年に創立90周年記念が行われました。この幼稚園は大正7年10月12日に厳友会という16人の有志が当時4,000円の賛助金を集めて現在地に設置開園されたものであります。

 厳原幼稚園は長崎県では5番目に古い歴史ある幼稚園であり、平成20年5月1日現在でも園児75名が通園している対馬市最大の幼稚園でありますが、敷地が狭く、園舎も古く、運動会のときなどは厳原体育館やグラウンドを借りて開催されております。合併前の旧厳原町時代に厳原幼稚園と久田幼稚園を統合し移転計画がありましたが、対馬市になってその後の計画はいかがお考えが伺います。

 また、移転計画があるなら、長崎県対馬地方局前のNTT官舎跡地を購入し、隣接地の対馬市所有の引き揚げ者住宅地とあわせて園舎移転先用地として検討されてみてはいかがでしょうか。市長の考えを伺います。

 次に、公共工事の入札制度の見直しについて伺いいたします。現在の入札制度は一般競争入札が導入されておりますが、長崎県は県が発注する公共工事の入札制度を見直して、対馬など一部地域では島内業者などを優先したり、最低制限価格を90%前後まで引き上げて、指名競争入札に見直しております。

 対馬市の場合は、国や県の指導で一般競争入札を導入していたのですが、今では長崎県でさえ指名競争入札などに見直しているのでありますので、対馬市もぜひ見直しをしてもよいのではないでしょうかと思います。

 この入札問題は業者に対して、金融機関の融資にも支障を来していることを市長は御存じでしょうか。金融機関の関係者は業者に融資をするときは事業計画書を提出させますが、業者は宝くじみたいな確率の低い一般競争入札で仕事をとるため事業計画書は作成がされません。そのために長期間の融資を受けることができないのです。短期融資については工事を落札すると、その工事期間だけのつなぎ融資はしてくれますが、次の工事がないと短期融資も難しい状態であります。

 また、せっかく工事を落札しても、最低制限価格ぎりぎりで利益も出ない価格で落札したならば、金融機関は非常に厳しい審査を行います。せめて対馬市を旧下県郡と上県郡の2つに分けたり、ランク別に3つに分けたりして、比田勝の業者が豆酘まで、また厳原の業者が上対馬まで行かなくても仕事ができるようにし、せっかく落札したなら適正に利益が出るように最低制限価格を引き上げて、せめて2年から3年ぐらいの世の中の景気が持ち直すまで、業者の経営悪化を防ぐ意味でも見直していただきたいのですが、市長の考えを伺います。

 最後に、農林水産物の海上運賃の助成について伺います。対馬市の農林水産物は離島がゆえにハンディがあり、特に運賃コストは作物の単価高騰の原因になり販売に支障を来しております。特に海上運賃は離島のハンディそのものです。海上航路が陸上国道や陸続きならトラック輸送だけで市場や販売先に納品できますが、対馬の場合、船の積み込み、海上運送、荷揚げなどコストがかかり、せめて海上運賃の一部を助成し本土の作物と同じテーブルに乗せて競争できる対策も必要ではないのでしょうか。

 一例を挙げますと、ミニトマトが平成20年4月から21年1月までに1パック200グラム入りで販売単価120円が8万3,133パック出荷されております。そして931万1,000円の売り上げを上げております。しかし、運賃が62万3,497円かかっております。これは販売単価の6.696%に当たり、販売単価の中で5%高く売るか安く売るかは非常に重要な問題であります。

 また、農作物については6%前後の運賃ですが、林産物はどうでしょうか。私の調査では、対馬の杉、ヒノキが佐賀県の伊万里に出荷されておりますが、杉材が販売単価1立米当たり8,000円、ヒノキ材で1万5,000円で販売されております。その中で海上運賃が1立米当たり3,470円かかっております。詳細に説明しますと、船の積み込みが840円、海上運送が1,980円、荷揚げが650円です。8,000円の杉材を出荷するために3,470円かけて差し引き4,530円が販売価格になります。この海上運賃は売価の43.3%になりますが、幸いにして長崎県から1立米当たり海上運賃として2,000円補助がありますから、実質1,470円でございます。しかし、それでも18.8%が海上運賃であります。

 また、この杉材を出荷するには、伐採、搬出、運搬、人件費などいろいろな費用がかかって、生産者に流木代として幾ら収入があるのでしょうか。

 市長は平成20年4月22日の所信表明の中で、第一次産業を積極的に支援し、就業しやすい環境をつくり出すのが行政の役割と考えていますと書いてありますが、対馬の1次産業の生産者が今どう思っているのか考えたことはありますか。農林水産物をどれをとっても単価低迷で生産意欲に欠けます。私は仕事柄対馬産の杉材を買うことがありますが、約50年育てた杉の木、が立木のまま1本5,000円で買います。これでも本土に出荷する杉材から見ると高い方でありますが、あえてその単価で購入しているところでございます。50年育てて1本5,000円なら、1年間で幾らになっているのですか。100円です。しかも台風や災害にあうと商品価値はなくなります。私が2年前に鹿児島県の桜島大根を購入したときに、大根が1本5,000円しました。1年に1回生産したら、50年間生産し続けますと25万円になります。対馬杉材の50倍です。しかも陸続きで運賃コストも安いため、生産意欲がわき、1次産業の所得向上につながっているようでございます。1次産業の生産者はいかに手取りを多く受け取ることができるのか、ここが1番重要なところでございます。

 国会では高速道路料金を一律1,000円にするために、予算まで組み込まれておりますが、対馬の海上運賃はどうでしょうか。あまりにも差があり過ぎるのではないでしょうか。せめて素材で出荷する場合は海上運賃の2分の1、加工して出荷する場合は100%助成し、対馬の農林水産物の生産意欲が向上するような施策も必要だと思いますが、市長の考えを伺います。

 答弁が取り組みますということであるなら再質問はいたしませんが、そうでない場合は再質問をさせていただきます。よろしくお願いします。



○議長(波田政和君) 市長、財部能成君。



◎市長(財部能成君) 3点御質問がありました。1点目から答えていきたいというふうに思います。

 厳原幼稚園移転計画について、幼稚園の設立経緯からるる説明があったところでございますが、この旧厳原町内の幼稚園3園、厳原、久田、北の3園統合の経緯から説明した方がわかりやすいと思いますので、年次ごとに順を追って説明させていただきます。

 まず、平成11年7月でございますが、久田幼稚園園舎の早期建設に関する請願について、当時の厳原町議会では単独の建設はすべきでないの理由で不採択しております。

 平成14年、厳原町幼稚園統合検討委員会により協議の結果、少子化による園児の全体的減少傾向や園舎の老朽化、園庭が狭い、園自体が狭い、駐車場が狭いなど各園が抱えている問題点、さらには議会の意向を尊重し、将来的展望に立って統合に踏み切らざるを得ないとの結論が出ております。

 さらに、平成15年9月5日開催の教育委員会で、厳原幼稚園3園、先ほど申しました厳原・北・久田、3園でございますが、統合計画を決定をしております。

 そして、平成17年度を初年度とする統合園舎の建設計画の要望の意見が付されております。

 次に、平成16年11月25日から26日にかけて、これは16年11月ですから合併後でございます。この11月25日から26日にかけて3園でそれぞれ、厳原町内幼稚園3園統合に関わる保護者説明会が行われました。当時の教育長から「6町合併により本件について引き継ぎは受けているが、地域や保護者の意向が不明なため、今回の説明会で確認し今後の対応を考えたい」との説明があり、これまでの経緯も伝えられております。

 保護者の意向が要約された記録を見ますと、いろいろあるんですけども、久田幼稚園の園舎建設を先に進め、厳原と北幼稚園の2園統合ならよいという意見もあります。

 厳原幼稚園は移転の話が差し迫る日まで、あるいは老朽化するまで使用し、その間場所を探してほしい。

 3つ目が、3園統合なら駐車場、通園バス、預かり保育を配慮してほしい。

 4つ目が、単独・統合にかかわらず、新しい園舎がほしい。

 5つ目が、久田地区以外の統合園舎になったとしても、整備された園舎や通園バスなどの保障があれば通わせたいとの意見も出たと。

 その後、平成16年12月13日、定例市議会文教委員会で、教育長行政報告で「3園統合問題についての対応と経過」が報告されています。

 次に、平成16年同月の12月17日、定例対馬市教育委員会において、保護者説明会の状況及び今後の対応について協議がなされ、1点目が、3園統合し、久田に統合園舎を建設するのは現実的に問題が多すぎる。

 2つ目のプレハブの久田幼稚園は単独とし、厳原と北幼稚園の2園統合は中期的に用地を探し、その間は現在のままとする方向で見直した方がよいという協議がなされています。

 さらに、平成17年1月17日、文教委員会で教育長は「3園統合については、厳原・北の2園と久田幼稚園単独で進めたい」と報告なさってあります。

 さらに、平成17年翌月の2月の7日に定例教育委員会で、「久田単独での先行、厳原・北2園を中期的に統合する」で全員了承。

 平成17年3月1日、平成17年度第1回市議会文教委員会で、教育委員会案の「久田幼稚園単独先行改築、厳原・北幼稚園の2園を中期的に統合」が提案され、文教委員会同意で決議されています。

 今後の予定として、久田幼稚園の改築時期については、対馬市の財政状況をはじめとする諸事情を踏まえていくとされています。

 現在、厳原・北幼稚園の、この幼稚園2園は統合されました。議会・総務文教委員会の当時の決議は重く受け止めておりますが、対馬市の財政状況等の諸事情から久田幼稚園の改築はいまだになされておりません。

 久田幼稚園を始め施設の老朽化など、どの幼稚園も施設及び環境面で問題を抱えている状況です。幼稚園の改築・統合等の問題につきましては、平成17年に総務文教委員会で決議されておりますが、幼稚園を取り巻く現状が激しく変化してきており、このまま新しく2つの園舎をつくることは大変難しく思われます。

 したがいまして、園児数の推移や、久田・厳原間の臨港道路の完成をも考え、また市の財政状況等の諸事情を勘案し、さらに見極め、また、厳原幼稚園が国指定史跡内に建っていることによりまして、文化庁から早く現況に戻すように指導されている事情なども含め、今後、保護者との協議を行い、議員御提案の用地も含めてよりよい方向に向け検討を重ね、推進してまいりたいと考えております。

 次に、2点目の公共工事の入札制度の見直しについての御質問でございますが、最低制限価格につきましては先日来の一般質問において関連の質問があり、対馬経済の浮揚対策の一環として既に本年3月1日以降に入札公告、または入札執行通知する建設工事から当分の間、長崎県に準じて設計金額の約90%に設定する取扱いで施行済みでありますので、御理解くださるようお願いいたします。

 次に、入札制度の見直しについてでありますが、入札の公正性の確保と客観性及び透明性の向上を図るためには、現行の低入札価格調査制度による一般競争入札が最適な方法であり、大きな見直しは考えておりません。

 また、島内業者と島外業者の判断基準につきましても、以前から申し上げていることですが、本市に住所を有する従業員を8人以上雇用しているか、または市内に10年以上支店等を有していれば市内業者とほぼ同等であると考えております。

 つきましては、建設工事は平成21年度も引き続き、特殊なもの、特別の事業があるもの以外は、現行の一般競争入札での実施を考えております。

 今後も建設工事、建設コンサル及び物品・役務等の業務全般について、地元業者でできることは地元業者に発注するという方針で鋭意努力していく所存でありますので、御理解、御協力くださるようお願いを申し上げます。

 3点目が農林水産物の海上運賃の助成という部分でございました。確かに、るる説明をしていただき今の現状というのを勉強させていただいた思いでございますが、生産者のコスト削減のためには消費者の理解も得て、地産地消についてもこれまで以上に進めることも検討していかなければならないと思いますが、離島である対馬は、市場から遠隔地にあることに加え、農林水産物の本土地域までの輸送コストの負担が第一次産業の経営を圧迫しており、農林・漁家の経営安定と農林水産業振興を図るためには、輸送コストに対する助成制度が不可欠となっていることについては同様の考えでございます。

 本土から遠く離れた隔絶性から生じるさまざまなマイナス条件の中でも大きな問題であると言えます。この問題は財政の厳しい対馬市が単独で行うには大変難しいと考えております。

 過去の、これまでの行政のあり方は、国の施策の中から地域にあった事業を選んで実施していくことの方が多く強かったと思いますが、これからは地域の実情、特殊性を訴え、施策に反映していただけなければならないと考え要望も行っております。

 対馬の生命線であります対馬・福岡間の航路及び航空路の高額な運賃は利用者の負担だけでなく物流コストにも跳ね返り、物価高と島民生活に大きく影響していることを訴え、国境離島の役割を認識していただき、特に航路については海の国道としての観点から、本土の公共交通並みの運賃に改善していただきたく、財政支援の働きかけを行っておりますが、さらに今後も経済競争の条件の同一化、本土との交流人口拡大を目指して、強く国・県へ要望してまいりたいと思います。

 なお、平成22年3月末失効の過疎地域自立促進特別措置法の新過疎法制定に向け、県内過疎地域の実情を踏まえた集落対策を含む過疎対策のあり方を具体的に調査・検討するため、長崎県過疎地域活性化研究会が設置されております。この研究会の中で、個性豊かな地域実現のために各種対策を調査・研究される中で、国に対する制度改正に係る提案の一つとして、離島地域を対象として、農畜産物・水産物の本土までの輸送に必要なコストを補助する制度を新たに創設することと取りまとめられております。

 市といたしましても、この制度の実現に向け、議員各位の御協力、御指導を得ながら、県、国に対して力強く要望を重ねてまいりたいと考えております。

 以上でございます。



○議長(波田政和君) 11番、桐谷徹君。



◆議員(桐谷徹君) 1番目についてはマル。2番目はバツ。3番目はマルですね。

 まず、幼稚園問題については、いろいろな考えがあるみたいですが、たぶん統合せざるを得ないのではなかろうかと、私は私なりに考えております。財政が許すならば、なるべく早く立派な園舎を建設されて、いい環境で勉強をさせていただきたいと思います。

 工事入札の問題については、この間、きのう、おとといでしたか、小宮教義議員が質問をされまして、2回ほど市長から大きくかみつかれておりますから、私はあんまりかみつかれて、かみつかれて困りますから、その辺はもう市長のお考え次第ですから、できれば私も小宮議員だとか、ほかの議員と同じように少しずつランク別でも地区割をしてもらって、最低限の必要な経費で現場に行かれるような状況をつくってもらいたいという、そういう考えでございます。

 3番目の農林水産の海上運賃の問題につきましては、去年の暮れやったですかね、3区の国会議員の先生が麻生総理と五島に行かれたときに、この海上運賃がフェリー代が非常に高いと、何とかこれを見直してほしいということをお願いしたら「わかりました」と、そこでメモをとられて、そして「半分ぐらいの単価に何とか頑張ってみましょう」という約束をされたという報告を聞いております。

 それは旅客だけの問題では私はなかろうと思うんですよね。50%にフェリー代をするということは、これは当然そのときの話の対象は旅客運賃なんですが、運ぶものは農林水産物も同じものをやっぱり海の上を運ばないといけないわけですから、少なくともそういう単価が半分になるときには、一緒に農産物のそういう作物まで半分ぐらいにしてもらえないのか、その辺をやっぱり国や県あたりに一緒にお願いをしてもらいたいと思いますが、市長はどう考えてありますか。



○議長(波田政和君) 市長、財部能成君。



◎市長(財部能成君) 先週でしたか、私どもの市役所の方を九州運輸局長がお見えになりました。それは別件で、観光の関係だったと思いますけども、その表敬訪問をしていただいた際に、旅客運賃を含めてこういうふうな動きが新年度組み立てられているのかと、東京の方ではということで、できればうちとしては福岡との条件を同一条件のもとで闘いたいんだからという話はさせていただいたところですが、運輸局長のお話によりますと、そのあたりは自分らにはまだ見えてきてないということでありました。

 しかし、うちとしては先ほど言いましたようなことでしか生き延びていけないと。だから、お力添えをお願いしたいという話をまさしく先週だったと思いますけども、させていただいたところですので、これから先も、今県の方で取りまとめをしていただいているその部分が、新過疎法の中できちんと条文化されるように頑張っていきたいというふうに思います。



○議長(波田政和君) 11番、桐谷徹君。



◆議員(桐谷徹君) 一生懸命努力されているのは、私も十分わかっております。ただ、今市長の言われるように、対馬の農林水産物、作物をいくらいいものをつくっても、工業製品でもそうですけど、5%利益を出すためにどのような努力をしているのか、それが運賃にかえると対馬でいうならば、ちょうど今その一番利益になる5%なんですよね。だから、今から先どういう形で国や県が助成をしてくれるかわかりませんけど、後はもう市長ほか理事者側が、県とか国の方に再々お願いをして、何とか対馬の農林水産物が日の当たるように施策を考えてほしいことを要望いたしまして、私の質問は終わります。

 以上。(拍手)



○議長(波田政和君) これで、桐谷徹君の質問は終わりました。

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○議長(波田政和君) 本日予定しておりました登壇者5名の市政一般質問はすべて終了しました。

 16日月曜日は定刻より市政一般質問を続行します。

 なお、各議員に通知しておりますように、16日月曜日は市政一般質問終了後、議員全員協議会を開催します。

 本日は、これにて散会します。お疲れさまでした。

午後4時41分散会

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