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長崎県 対馬市

平成 20年 12月定例会(第4回) 12月11日−04号




平成 20年 12月定例会(第4回) − 12月11日−04号









平成 20年 12月定例会(第4回)


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平成20年 第4回 対 馬 市 議 会 定 例 会 会 議 録(第4日)
                           平成20年12月11日(木曜日)
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議事日程(第4号)
                       平成20年12月11日 午前10時00分開議
    日程第1 市政一般質問
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本日の会議に付した事件
    日程第1 市政一般質問
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出席議員(25名)
1番 齋藤 久光君       2番 堀江 政武君
3番 小西 明範君       4番 小宮 教義君
5番 阿比留光雄君       6番 三山 幸男君
7番 小宮 政利君       8番 初村 久藏君
9番 吉見 優子君       10番 糸瀬 一彦君
11番 桐谷  徹君       12番 宮原 五男君
13番 大浦 孝司君       14番 小川 廣康君
15番 大部 初幸君       16番 兵頭  榮君
17番 上野洋次郎君       18番 作元 義文君
19番 黒岩 美俊君       20番 島居 邦嗣君
21番 武本 哲勇君       22番 中原 康博君
24番 畑島 孝吉君       25番 扇 作エ門君
26番 波田 政和君
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欠席議員(なし)
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欠  員(1名)
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事務局出席職員職氏名
局長      永留 ?光君  次長     渋江 雄司君
参事兼課長補佐 阿比留 保君  副参事兼係長 國分 幸和君
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説明のため出席した者の職氏名
市長 ………………………………………………………………………… 財部 能成君
副市長 ……………………………………………………………………… 大浦 義光君
副市長 ……………………………………………………………………… 齋藤 勝行君
総務企画部長 ……………………………………………………………… 永尾 榮啓君
総務課長 …………………………………………………………………… 桐谷 雅宣君
市民生活部長 ……………………………………………………………… 橋本 政次君
福祉保健部長 ……………………………………………………………… 勝見 末利君
観光物産推進本部長 ……………………………………………………… 廣田 宗雄君
政策補佐官兼地域再生推進本部長 ……………………………………… 松原 敬行君
農林水産部長 ……………………………………………………………… 小島 憲治君
建設部長 …………………………………………………………………… 川上  司君
水道局長 …………………………………………………………………… 一宮 英久君
教育長 ……………………………………………………………………… 河合  徹君
教育部長 …………………………………………………………………… 永留 秀幸君
美津島地域活性化センター部長 ………………………………………… 阿比留正明君
豊玉地域活性化センター部長 …………………………………………… 松井 雅美君
峰地域活性化センター部長 ……………………………………………… 阿比留博幸君
上県地域活性化センター部長 …………………………………………… 原田 義則君
上対馬地域活性化センター部長 ………………………………………… 近藤 義則君
消防長 ……………………………………………………………………… 阿比留 健君
会計管理者 ………………………………………………………………… 森田 健一君
監査委員事務局長 ………………………………………………………… 扇  照幸君
農業委員会事務局長 ……………………………………………………… 大石 邦一君


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午前10時00分開議



○議長(波田政和君) 皆様、おはようございます。

 報告いたします。小宮政利君、宮原五男君より遅刻の届け出があっております。

 ただいまから本日の会議を開きます。

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△日程第1.市政一般質問



○議長(波田政和君) 日程第1、昨日に引き続き、市政一般質問を行います。

 本日の登壇者は3名を予定しております。

 10番、糸瀬一彦君。



◆議員(糸瀬一彦君) どなたもおはようございます。きょうは1番バッターですので、きのうの1番バッターとちょっと変わった観点からお尋ねしていきたいと思っております。

 市長、けさは日本人として非常に喜ばしい出来事がありました。昨今の日本の状況を見ますと毎日暗いニュースばかりですけど、小林誠さん、益川敏英さん、南部陽一郎さん、物理学のノーベル賞、下村脩さんにおかれましては化学賞ということで、非常に日本人として喜ばしい結果でありました。そしてまた、ノーベル財団の心のこもった配慮、日本語による表彰、歴史に残るような1ページでございました。心からお祝いを申し上げたいと思います。

 市長のほうも就任以来8カ月が経過いたしましたが、もしよければどのような感じをお持ちでしょうか、お尋ねしたいと思います。

 多分、私にしてみれば予想以上の激務だろうと察しはつきます。私から言うのもどうかと思いますが、はっきり言って厳し過ぎる財政状況のなか、性急な市民は、市長に対して既に成果を期待しているような昨今のように感じております。よければ最後に心境でもお聞かせ願えればと思っております。

 それでは、通告に従いまして、順次質問をしてまいります。

 主要地方道上対馬豊玉線については昨年の12月定例会において、国道382号線90.6キロメートルの整備拡充についてと、主要地方道上対馬豊玉線47キロメートルの2路線について主に質問をいたしました。おかげさまで瀬田隧道、御嶽隧道については平成21年3月供用開始との答弁でありました。

 一方、主要地方道上対馬豊玉線における城岳隧道延長640メートルは貫通をして、供用開始は平成22年3月末日を目指しているとの答弁でありましたけど、多分これは平成21年3月の間違いではないかと思っております。

 先般、川上部長にお尋ねしたところ1月ぐらいには供用開始でなかろうかという話も聞かせていだたいております。そのときに舟志琴間についての改良計画は今の県道なのか、それとも市道堂坂線なのか、もしくは新しい路線なのか、このことについてお尋ねをいたしました。その答弁は、「今後地域の皆様と県や協議をしながら整備計画を推進したいとの考え」とこのような答弁でございました。これは前市長であります。

 ところで、平成18年9月25日、舟志区と琴区の連名による要望書が提出してあるわけであります。早急な協議が必要と考えますが市長の考え方をお伺いしたいと思います。

 なおまた、私が聞き及んでおる範囲ですけど、舟志の神社より舟志側、既に用地買収も済み改良予定だとのことであります。

 次に、国県道の交通規制、これは私が合併後間もない議会で質問をいたしておりました。いわゆるスピードの緩和についてお尋ねしたことがございます。過去にもそのように通告はしておりましたけど、国県道の改良整備も十分進み見直しを要望したことなんですけど、1カ所でも見直しがされたのかどうか。私が南北の警察署の交通課にお尋ねしたところ、市もしくは地元の要望さえあれば、県の公安委員会に意見具申をして見直しは可能ですとのことでありました。新しい財部市長におかれましては初耳かもしれませんけど、何とかその場その場の答弁でなく、見直しができるところがあれば、ぜひこの際指示をしていただければとこのように思います。

 次に、振り込め詐欺について質問をいたしたいと思います。

 昨今の新聞、テレビ、ニュースによりますと一日に1億円、1億円の被害だそうです。大変な社会問題であります。特に市長も御承知のとおり、対馬島は高齢者が多く、子供たちの島外流出が多く、詐欺実行犯にとっては好条件ではないかと示唆されます。そこで市民の安心・安全を守るための市長の考え方をお尋ねしたいと思います。

 最後に、小中学校のパソコン使用料についてのお尋ねをしたいと思います。

 市長の最大の公約は企業誘致に対する熱意だったように理解をしております。就任以来何十社か訪問されたような行政報告も聞いております。また、あらゆる人脈あらゆる手段で努力するとこのように常々報告をされてあります。

 私は、素朴な質問のように思われますが小中学校のパソコンの使用料、先般の決算委員会でも確認いたしましたけど5,448万円、コピー使用料、これも二、三千万あろうかと思います。決して今指摘した費目だけではなく、対馬市予算に占める工事費、委託料、使用料等を、積極的に地元優先と地元業界に発注するような見直しを各部局長に指示されたかどうか、このことについてもお尋ねをしたいと思っております。

 また、来年度予算こそ財部色を出すべきで、このようなことが私にとっては一番大切ではなかろうかと思います。基本的な考え方は市長のほうに答弁をお願いし、教育費に関する点は教育長にお尋ねしたいと思います。あとは一問一答でいかしていただきたいと思います。



○議長(波田政和君) 市長、財部能成君。



◎市長(財部能成君) おはようございます。糸瀬議員の御質問にお答えさせていただきます。

 けさ、朝起きてからニュースを見てましたら、先ほど糸瀬議員がおっしゃられるノーベル賞授賞式の模様がテレビに映し出されておりました。確かに、1年間で4人の方が受賞をするということは日本にとって大変な名誉なことでありますし、これから先のいろんな形で可能性、日本の可能性というものを示すいい機会だなあというふうに思いました。

 現下は大変な経済不況の中にあるわけですけど、日本の明るい将来を暗示してくれるものだというふうに思いますし、益川先生のあのキャラクターを見てますと、決してがちがちの勉強をせんでも、何かおおらかに物事をとらえていけばいいのかなあというふうな思いをしたところです。

 それと、冒頭におっしゃられました8カ月間、就任後8カ月間の感想なり心境なりっていうお話がございましたが、それにつきましては、大変、この仕事──仕事っていうたらおかしいですけども、やりがいがあるなあというふうに思っております。さまざまな方々から期待をされる部分の重責に、正直押しつぶされそうな部分もありますが、すべてのことを受け入れて物事はするっていうのは当然不可能だというふうにそのときは思いながら、馬謖を切る思いでそこに対処をしていくというふうなとこでこの8カ月間が過ぎたのかなあというふうに思っております。

 性急な市民がいるからっていう発言がありましたが、しかし、このような経済不況の中では、どうしても性急に市民もならざるを得ないというふうなことだろうというふうに自分自身は理解をしてるとこです。

 本来の質問にお答えをさせていだたきます。

 この上対馬豊玉線は比田勝の三叉路、国道との接点から、豊玉の浦底まで総延長48.9キロであり改良率は82.5%です。現在、曽・千尋藻工区の延長1,450メートルと、それから琴・芦見工区の延長2,280メートル、城岳トンネルがここにありますが、及び大増・舟志間で延長1,063メートルの3カ所につきまして、それぞれ整備工区が設定され改良工事が進められております。

 冒頭の曽・千尋藻工区については平成21年度に、琴・芦見工区については20年度に、また大増・舟志工区については27年度の改良予定となっております。

 ただいま説明いたしました3事業箇所のうち大増・舟志工区は、琴・芦見工区が20年度に完成することにより、次の整備工区としての観点から、舟志地区内の林道深山舟志線との接点を起点とし、市道堂坂線との接点──もみじ街道の始まりの部分ですけども──までの間1,063メートルを17年度から測量調査に着手し、現在用地取得が確かに進められております。既に19年度3件の契約が済んでいると報告を受けております。

 琴舟志間の路線変更についてでございますが、合併後、平成18年9月、19年12月と琴舟志地区、その他関係地区より改良工事の要望を受け、そのときは移管替えも含めての部分ですが、その旨を県へ要望してるところでありますが、その際、この区間におきまして御承知のとおり、舟志地区の財産でもありますもみじの群生地ということで、このもみじ街道と呼ばれる風光明媚であるためこの土地を重要視しなければなりません。このこともあわせて説明し要望を既にしております。

 これに対し、県においては、整備の必要性、地域の事情を十分御理解をいただいているものと思っております。この間の整備を進めるうえで、第一に地区の意向を尊重し県と協議していく所存でありますが、現時点では工区の設定もまだされておりませんので、県道と市道を振りかえて整備するという正式な合意には至っておりません。

 ただし、私私見としてはこのもみじの群生地をどうしても残したい。県道工事を施行することによって、あそこの資源を失うということはいたたまれませんので、できれば振りかえの方向で物事を積極的に進めていきたいなというふうに考えております。

 続きまして、交通規制の緩和っていいますかスピードの制限速度の問題でございますが、確かに平成16年9月議会において、糸瀬議員のほうから同じような趣旨の質問がございまして、その後の進捗はということでありましょうが、この交通規制の緩和につきましては、南北警察署におきまして、地元住民、公共交通機関の関係者、道路管理者などの意見をもとに検討され、県の公安委員会において決定されるものでございます。

 当時の市長は、議員の質問に対しまして、「提言は、よく今日の話を踏まえ公安委員会等にも反映させてみたいとこのよう思っております。」と答弁されております。

 交通規制を見直す場合、住民からの要望、道路整備による見直し、交通事故現場の検証などが挙げられますが、国道382号における今日までの交通規制の見直しにつきましては、平成19年3月に新濃部トンネルから豊玉町和板までの約700メートルを時速50キロへ変更され、また、平成21年3月までには根緒坂トンネル美津島側入り口手前70メートル付近から厳原町小浦、厳原町側入り口の手前100メートル付近までを交通事故多発地点として時速50キロに変更が予定されております。国道382号におけるこの間の速度規制の見直しは以上のようなとおりでございますが、このほかにつきましても駐車禁止区域の緩和なども見直しが実施され、安全な通行ができるよう常に検討されているところであります。

 また、市道につきましても、一部においては速度規制の見直しがされ、時間の短縮が図られております。

 いずれにおきましても交通安全の確保が大前提でありますが、区間の移動時間短縮に向け努力してまいりたいというふうに考えております。

 次に、毎日、テレビ等でも報道されております振り込め詐欺につきまして、この振り込め詐欺の被害防止についてはマスコミ等もキャンペーンを張っているような状況でございます。おれおれ詐欺とか架空請求詐欺などいろんな種類があるようでありますが、巧妙な手口で善良な方を陥れる悪質な知能犯と言わざるを得ません。ちなみに対馬でも6件認知されてるというふうに警察のほうから聞いております。本当にこの事件は許しがたい犯罪であります。

 議員御指摘のように、対馬からは多くの人が島外に転出している状況でありますので、市民だれもが強くこのことに関心をお持ちのことと思います。その関心事を一人で胸に納めておくのではなく、家族、近所、職場、地域の集会等で話題にしていただき、日ごろから被害の防止に役立てていただきたいと思います。また、島外に出ている御親族と連絡をとる際にも、一言被害防止の観点から話題にしたらどうかと思いますし、防ぐ手だてを相談しておかれたらと思います。

 例えばみんなが共通の話題にすることで、もしおかしいなというような電話があれば、恥ずかしがらずに振り込む前にだれかに話すことができ、それは振り込み詐欺ではないのか、警察に相談したらどうか、子供に連絡してみてはどうかと、冷静に防ぐ手だてができるのではと考えます。

 広報面におきましては、対馬市は本年5月に関連の記事を掲載したほか、警察署関係の「振り込め詐欺被害防止マニュアル」や「振り込め詐欺多発中」、「生活安全ニュース」などのチラシ配布や各地区の「交番・駐在所だより」、「高齢者への詐欺被害防止講話」なども行われているようでございます。これから年末を控え、確かに金銭の動く時期でもあり増加が予想されます。

 また、今話題の定額給付金を装った振り込め詐欺の情報もあるようです。手続が始まったわけでもなく、定額給付金で口座番号等電話でお尋ねすることはございません。今後、市といたしましても、広報誌はもとよりケーブルテレビ等による広報を実施するとともに、老人クラブ等各種会合の折を利用し広報できるよう、警察、金融機関等関係者とも連携を図り、対馬から振り込め詐欺の悪質な犯罪に遭われる方のないよう努めたいというふうに考えます。

 続きまして、小中学校のパソコンの使用料についてでございます。小中学校のパソコンのこれは導入、再導入っていいますか、そういうことになるんですけども、学校に設置している教育用パソコンにつきましては、リースや買い取りなど導入方法や導入時期は旧町ごとにまちまちでありました。合併後の更新はリースを基本とし、平成16年度に峰管内小中学校、17年度に上県管内の小中学校、19年度に豊玉管内の小中学校と、さらに美津島管内の鶏知中学校において、リースでの導入を実施いたしております。また、本年度は美津島管内の3中学校について入札を実施したところであります。

 コンピューター機器は、機能の向上等の進歩が早いため、常に最新のIT教育環境を確保するためには5年ごとの更新は必要不可欠であり、今後も計画的に更新していく必要がございます。

 入札につきましては、基本的に市内業者及び市内に事業所等を置く業者で、コンピューター機器リースの指名願いを提出し、「対馬市入札参加資格者名簿」に登録されている業者を指名し、最低落札額の業者と契約を締結しておりますが、今までのところ地元業者の落札はあっておりません。

 地域活性化の観点からも、地元業者の育成は重要であるというふうに私自身考えますが、厳しい財政事情からして経費削減も市の重要な取り組みであることから、できるだけ多くの業者を入札に参加させ、競争を図ることもまた重要であるというふうに考えております。契約内容がリースということもあり、平成20年度においては、「対馬市入札参加資格者名簿」登録の地元業者、3社のみであります。そのため、今後も市内に事業所を置いている業者も指名することが必要と思われますので御理解をいただきたいというふうに思います。

 以上でございます。



○議長(波田政和君) 10番、糸瀬一彦君。



◆議員(糸瀬一彦君) 主要地方道上対馬豊玉線、詳しく説明をいただきましてありがとうございます。

 そこで、先ほど市長も言われましたように、まだこの点は路線がいわゆる五根緒と分かれ道から、琴の三叉路までは確たる路線としては計画はできてないというような答弁でしたので、ここを私にしてみれば何とか線形づけを早急にするべきではなかろうかとこういう思いを常々持っておるわけであります。

 それから、初日に市長の行政報告の中で、私が県のほうの指導があって情報を共有しようと。これは私にとりましては何かホームランか何か打ったような気がして、非常にうれしい思いを持っております。再度市長も、私が読んでみますので確認をしていただければと思います。これは新しい地方局長の采配でしょうか、県からの采配でしょうか。「県においてはこのような課題に対応するため一つの手法として、県と市職員が垣根を越えて同じフロアで業務を遂行していきたい」と。それから、「そのようなことを踏まえ、対馬市、対馬地方局で同様の事業を管轄する部門が同じ執務室で互いに連携、協力し、同じ目的を持って業務遂行ができれば、市と県の連携が深まり」と。まさにこれは、私も市職員として働いたこともありますが、願ったりかなったりの施策ではなかろうかと思っております。何とか県の職員としての対馬の悩みと、同じ事務所を置いて対馬島民、市民の願いを考えるときには温度差があろうかと思っております。どうか市長、このすばらしい施策に乗って、同じ共通の悩みとして、市民の一日も早い願いをかなえるように、この路線だけじゃなくて、それは川上部長も私がこの前言ったときには、「議員、上対馬だけじゃないですよ。」ということでよくよくわかります。よくよく理解はしております。

 ところが、ところが私が特に市長にお願いしたいなというのは、昨今の上対馬の状況からしますとジェットフォイルの休止か、中止かわかりません。まあ事情はよくわかりますけど、何とか私も中央でも、中央陳情に行って市長が適切にやられたことも十分了解はしておりますけど、行政面積は決して小さくなったわけでもなんでもありません。上と下の距離を縮めてほしい、短くしてほしいとこういうことであります。そういう意味であえて2回もこう質問しておりますので、市長の考え方を、ぜひ前向きの考え方をお示し願えればと思います。



○議長(波田政和君) 市長、財部能成君。



◎市長(財部能成君) 行政報告の中で来年度から県と市の連携を強化していくためにワンフロア化をしていくということで報告をさせていただきました。今、糸瀬議員おっしゃるように、大変すばらしいことかなというふうには思う部分も十分あります。ただし、いろんな問題もこれには含んでおりまして、若干市民の方々に迷惑をかけることも出てきそうです。すべてがバラ色ではないというふうにも解釈をしとってほしいと。やはり対馬市の庁舎が、今本庁舎の部分でございますが、分散をしていくことによりまして、仮に建設部、仮に住宅の関係とか、住宅の申し込みをするためには税のほうの証明等が必要となります。そうなりますと今までは一つの庁舎に行けばそれで済む、済んでたものが、わざわざ市役所のほうに行き証明をもらい、それを添付して今度は今の地方局のほうに行かなくてはいけないというふうな不都合な皆さん、面もあるのかなというふうに考えております。で、これからの振興策を図っていくためには一つに、同じ関係の部署が一つになることは大変喜ばしいことかなというふうには思いますが、先ほど言いますような弊害も予想されるということも十分に認識をしていただければというふうに思います。

 それと、この709平方キロという広大な面積を一つにしていくために道路というものが果たす役割っていうものは確かに私は重要でありますし、今のような道路の状況でありましたら相当の時間を要するということも十分認識しております。

 ただし、またこの道路には一つの側面がありまして、道路がつながることによって道路の路線の、法線のどこに法線を持っていくかによって、その地区が死んでしまうケースもあります。スピードっていいますか距離を縮めることを考えただけでいけば。だから、そのあたりも十分に考えた、その地域が生き残っていけるような計画路線になるようなことを十分に考えていかなければいけないなあというふうに思って、私は日ごろ思っておるとこです。そのあたりを考えながらこれから先、道路の整備に関しては取り組んでいきたいというふうに思います。

 それと、冒頭の質問の中で私、質問項目に答えてないのが1カ所ございました。来年度の予算の編成のことを若干最後に触れられたわけですけども、これにつきましては……



◆議員(糸瀬一彦君) 最後でもいいです。最後でもいい。



◎市長(財部能成君) そうですか。では、そうさせていただきます。



○議長(波田政和君) 10番、糸瀬一彦君。



◆議員(糸瀬一彦君) それと、私も市長も、それから舟志区民の方もそうでしょうし、全島の方々もあのもみじ街道については残したいということですけえ、あえてその路線はもう不特定多数の方がそのような感じを持ってありますので、ぜひそれはよろしくお願いしたいと。

 道路関係先ほど答弁がありました。そこは開通すれば、私からしますと15分かぐらいの時間短縮ができるんではなかろうかと思っておりますので、なお一層の御努力をお願いしたいと思います。

 次に、道路の規制緩和については、私が少し認識不足もあったように思っております。一部見直しをされたように答弁がありましたけど、まだ見直しをしてほしいんですよ。実をいいますと。いやあ、あの上対馬から厳原まで本当に上手な人ですね、交通違反をしながら引っかからないように走って1時間半ぐらいですよ。それをできるだけ許せる範囲で走れるように見直しを。まして本当、私たちがですね、やっぱり職員だってそうなんですよ。朝急いだうえにあっという間に速度違反に引っかかるとか、こういうことはないとは言えんわけですから、できるだけ見直しができるようであれば真剣に、5キロでも10キロでもいいんですよ緩和していただければ。その点をあわせてお願いをしておきます。この件についてはそれぐらいにしておきます。

 次に、振り込め詐欺について、答弁がありましたので私も再度お尋ねしたいと思います。

 けさニュースは聞かれましたでしょうか。私はラジオでしたけどちょっと耳に挟みましたけど、きょう現在で263億だそうですよ。びっくりしました。先般、私やっぱり生活安全課に行って資料をいただきましたら、資料をいただきましたら9月末現在で1万6,997件。全国ですよ。235億6,000万ということでしたけど、けさNHKのニュースをちょっと聞いておりましたら263億だそうでまたびっくりしました。ただし、先月の特別取り締まり月間は少なかったそうであります。市長も触れられましたように対馬でも6件。私があえて通告をいたしましたのは、先ほども言いますように、非常に対馬には高齢者世帯が多い。実を言いますと私自身も若干過去にあったんですよ。絶対かかるまいと思うても、それは言葉巧みにやってくるわけですから──私やないですよ、私やないけど、そういう身近なケースがありましたのであえて今回は通告をしたわけであります。そしてその取り組みについても答弁がありましたけど、私はなお一層啓蒙啓発、それから職員皆さんも、職員皆さんもどうか機会があるたびに年寄りには、これから先は注意をしてくださいよと、このことを特令を出していただきたいと思いますけど、どうでしょうか。



○議長(波田政和君) 市長、財部能成君。



◎市長(財部能成君) 高齢者の方々、素直な方々ばかりですので、今おっしゃられるように、町で会う場合もありますが庁舎に来られる方々につきましても、そのようなことを、啓蒙を積極的にやるように、各活性化センターに向けても、この場で言えばもう伝わると思いますので、それぞれセンターに帰っていただき、部に帰っていただき、その旨をきちんと伝えてもらいたいと考えています。

 以上です。



○議長(波田政和君) 10番、糸瀬一彦君。



◆議員(糸瀬一彦君) 当然、消費生活被害者防止のネットワークについては、市長も御承知のとおり市役所にも活性化センターにも窓口があろうかと思っております。私もこのチャートを見ましてから、ああそこまで徹底ができておるのかなという、少し危惧しておりますけど、先ほど言われましたように、あなたが今ここで言えば大体通ずるということですけど、各部長にですね、部下職員にも必ずそのことを詳しくお話ししていただいて、何とか対馬から被害者の出ないようにお願いをしておきたいと思っております。

 それから、先ほど答弁の中でCATVとか広報とかいろんな機会、それから老人クラブの会合、福祉関係の会合、機会あるごとに啓蒙啓発をやっていきたいということでありましたので、特にその点もあわせてお願いをしておきます。

 それから、パソコンの使用料に関することで市長のほうから答弁をいただきましたけど、私にしてみればですね、私にしてみれば指名競争入札とか一般競争入札とか、そりゃあいろいろ規制があることはよくわかっております。だけど市長、私が簡単に素朴に考えることは、例えば上対馬の校区では500万ぐらいで上県では400万か。そういうふうな分散であってでも、確かに言われることもよくわかるんですけど、島内の電気業者が500万、1,000万の売り上げをしようっちゃ大変なんですよ今はですね。それからすると競争入札の原理もわかりますけど、市長の考え方でできるわけですけど、決して私議員26名いますけどね、そんなでたらめなことするなよと。それは私はないと思いますので、できるだけ地元優先、地元優先。これをきのう同僚の宮原議員も言っておりましたけど、何とか地元に金が落ちることを指示をしてくださいよ。(「そうだ、そうだ」と呼ぶ者あり)よろしくお願いします。「そうだ、そうだ」という言葉がありますけど、本当に悲痛な思いで上のほうは、特に市長はたびたび来られるでしょうけど、上対馬も疲弊しております。少し前向きな考え方をお願いしたいと思いますけど、どうでしょうか。



○議長(波田政和君) 市長、財部能成君。



◎市長(財部能成君) 今の御質問、それから「そうだ、そうだ」の言葉を聞きますと、競争性というものをなくしていっても一向に構わんというふうな、議会皆様が同意はいただけるんでしょうかね。(笑声)今一人だけがそうだそうだでしたけども。(「大丈夫です」と呼ぶ者あり)私はそのあたり確かに、大変皆さんが苦しんであるということは十分にわかります。これも指名競争入札のなかで、今回のこのケースですけども行いました。昨日も原則5件というのを、市長はごみの入札で最後は3件になるような入札をあえてやっとるんだから、これも5件じゃなくてええじゃないかというふうな趣旨だったと恐らく思います。皆さんが逆に一定の、今年度いっぱいとか、どっかそれをやってくれと、一向にそれでおれらは一切文句言わんよと、市民みんなも文句言わんいう状況があるならばいいですが、今こういう財政状況のなかで、競争性というのもきちんと私は考えていかなければいけないという思いで今、参加申し込み願いが上っている3社の方についてはすべて指名をし、あと長年この対馬に支店等をずっと構えて、職員さんもずっと抱えてある方を──業者さんですね──を2社指名しただけでございます。確かに、契約規則に基づく5社に持っていくためほか2社を当て込んだという形。市は、私は地元業者のすべてをしてるわけですからそういう考え方に立っておるんですが、今回の入札結果につきましては入札結果表でも皆様御存知かと思いますが、逆に地元業者の方が辞退をされてるというふうな状況がございます。そこの部分についても考慮していただければと思いますけど。



○議長(波田政和君) 10番、糸瀬一彦君。



◆議員(糸瀬一彦君) 私もこの電気業界のことに関しましてはあまり詳しいことはわかりませんよ。だけどその電気店に行っていろいろ聞きましたら、例えばNECの富士通のなんのかんの言うたときにはどうしても太刀打ちできないということです。それやから辞退をせざるを得ないということであれば、同じ舞台なのかなという気が私はしますから、同じ舞台の上で踊りができるのかどうなのか。地元は辞退をせざるを得ないというような話を聞いたもんですから、ああこれはどういうふうになっとるかなあと。市長はそれを承知してあるかどうかということもあわせもって私が質問しとるわけで、難しいことはあんまりわかりませんけど、できるだけ地元に、地元業者に商いのできるようなことを考えていただければという思いでやっとるわけです。その仕様書のなんか、富士通の何とかを使いなさいとかかんとか言うと、できないこともあるんでしょうから、それ以上は私は勉強しておりませんので、決して言いがかりつけるわけやないけど前向きでお願いをしたいと思っております。

 それから、あと時間がわずかになりましたので、もう最後に市長のほうに、きのう急遽ちょっとお話をしたいと思っておりましたが、市長も最大限の努力をされてあることは、先般私も一緒に上京させていただいて、霞が関を──あんまり大して私とそう変わらん足なのに足早で、(笑声)いや、本当に、足早で汗びっしょりで、多分そのときは風邪引いてあったんですからその後遺症かなと思う気もありますけどね、あの努力は私は敬服に値するなあと思ってあえてここで言わせてもらいますよ。本当に努力をしてあることは私も切々と感じることがありました。

 だけど、先ほど冒頭に言いましたように、非常に対馬市、市民の生活は厳しい状況にありますので、最後になりますが来年度の当初予算に財部色を、市民に公約をしたことについて、性急にはできないでしょうけど、こういう面で同じ視線で同じ市民の目線でという、あのことは私の耳にもちゃんと残っておりますので、最後にあなたの決意を聞かせていただいて私の一般質問を終わりたいと思います。どうぞよろしく。



○議長(波田政和君) 市長、財部能成君。



◎市長(財部能成君) 来年度の予算に向けて財部の色はどのように出すのかという御質問です。

 実は、私は来年度の予算、3月の定例、第1回の定例会に当然提出するわけですけども、そのときに上げます20年度の補正予算とあわせて論議をしていただきたいなあという思いをしております。20年と21年の当初対比だけではなく、3月補正も含めて対比をしていただきたいというふうに実は考えているところです。

 国のほうの第二次補正の時期がずれ込んでおる関係で、今明確な言葉を、何億をどうのこうのっていう話はできない状況はありますが、一昨日からの一般質問の中でも答えさせていただきましたように、第二次補正について積極的に手を挙げていきたいという思いがございます。

 それともう1点は、私は地域に色を出していただくということで活性化センターという名前で支所を変えました。実は予算は1回、要望は見させていただいたんですけども、私にとって大変不足な内容でございました。それは金額ではありません。持っていこうと考える部分が見えてこないということで、正直言いまして突き返しております。新たに各センター単位で今回の、次回の3月補正、それから当初予算も含めて組み立て直しをしてくださいという形で突き返しております。その結果が恐らく1月中には出るでしょうから、そのとき各センターの方向性、それから頑張り、職員の意欲等々が反映されるような予算を私は組み立てたいと思います。職員の意欲と言いましても、これはあくまで市民の考えに基づいたものを反映してくるというふうに思いますので、市民の皆さんが昨年よりも一昨年よりも、幾らかでも自分たちの生活に根差した施策が始まったというふうな気持ちを抱いていただけるような予算に組み立てたいというふうに思っております。



○議長(波田政和君) 10番、糸瀬一彦君。



◆議員(糸瀬一彦君) ありがとうございます。私も何か意を強くしたような気がします。それと期待をしておきたいと思っております。

 市長も御承知のとおり、私議場で質問するたびに、記憶に多分あると思いますけど、いわゆる活性化センターの部長の権限を強くしてほしいと。

 最後になりますけど、500万ぐらい、一部長に500万ぐらい、おれのために、市民のために使える金をやるぞと。そういうぐらいのどうでしょうか、思いは。



○議長(波田政和君) 市長、財部能成君。



◎市長(財部能成君) 決して部長のためにはやりませんが、各センター地域のために、最終的には当然金との関係が出てきますので、その金は流したいというふうに思います。再度言います。センター部長のためでありません。市民のためです。



◆議員(糸瀬一彦君) 了解しました。

 以上で一般質問を終わります。どうも。



○議長(波田政和君) これで、糸瀬一彦君の質問は終わりました。

………………………………………………………………………………



○議長(波田政和君) 暫時休憩します。開会は11時から。

午前10時51分休憩

………………………………………………………………………………

午前11時00分再開



○議長(波田政和君) 再開します。

 次に、13番、大浦孝司君。



◆議員(大浦孝司君) 通告に従いまして、市政一般質問をいたします。

 質問事項は、対馬市法定外公共物管理条例の運用について、2点目に、対馬市建設工事一般競争入札の執行についてをお尋ねいたします。

 平成18年3月より条例の制定がなされているところでありますが、俗に言う国有地、赤道、青道の管理に関する処理対応は、従来、県が窓口になっておりましたが市に権限が移譲されたところであります。特に国土調査の測量を終え、境が確定された後に、土地開発等の施行において、現地の地形や機能が従来どおり確保されず不十分な復旧処理が発生した場合、市の指導による復元の対応はどこまでできるのか。万一指導しても、原因を起こした業者等がこれに従わない場合の措置について、どのような方針で臨むのかお尋ねいたします。

 次に、平成16年合併当初の対馬市一般会計における公共事業の総額は、128億8,000万円であり、島内の土木業者は128社、建築は89社が存在しておりましたが、平成20年度においてはこの公共事業費は48億8,100万円を見込んでおり、土木業者の登録数は102社26社の減。建築においては63社、これも同じく26社の減となっております。公共事業費の減少は今後も続くものと思われます。

 そのようななかで、対馬市の一般競争入札の執行について、平成19年度と比較し入札条件等に新しい事項が取り入れられた場合、その事例についてお尋ねをいたします。

 また、島内、島外業者の選定は業種、格付、事業費等により入札参加資格が決定されるものと思われますが、20年度における島外業者を選定した事例について、その根拠についてお尋ねをいたします。

 最後に、通常入札参加要件の決定や入札の参加資格者の審査等については、指名委員会がこれを行う規定が制定されているところでありますが、財部市政においては市長が直接これらの要件等の決定に関し、直接指示をする場合があるのか、あるいは指名委員会にすべてを任せているのか。万一入札の執行に重大な問題が生じた場合、この責任についてどうあるのかお尋ねをいたします。



○議長(波田政和君) 市長、財部能成君。



◎市長(財部能成君) 大浦議員の御質問にお答えします。

 第1点目の対馬市法定外公共物管理条例に関することでございますが、地方分権推進計画による地方分権一括法が平成12年4月1日に施行されたことにより、公有財産であります里道──赤道ですね。それから水路、青道の、この法定外公共物のうち、現に機能を有するものが市町村へ無償譲与されることになり、諸手続を終えた里道、水路の法定外公共物は、一部を除いて平成17年6月までに国から譲与を受けたところであり、市が所有するものにつきましては対馬市法定外公共物管理条例に基づき管理を行っているところです。法定外公共物を無断で損傷、汚損する行為及び構造または機能に支障を及ぼす行為並びに、許可に付した条件に違反した者等には、許可の取り消し、もしくは原状に回復するよう命ずることができますので、そのような行為が生じた場合は、原因者に原状回復を行うよう強く指導していきたいと考えております。

 また、原状回復等の措置が行われないときは、市がかわってこれを行い、その費用を当該措置を行うべき者から徴収することができる行政代執行や刑事告発などが考えられます。行政代執行を行った場合、原因者から、その費用を徴収できるのか等の問題もあり、また原状回復が非常に困難な場合において、周辺の地権者などの同意が得られる場合は機能回復を行う方法も考えられるため、それらを視野に入れながら対応していきたいと考えております。

 次に、2点目の入札に関する指名委員会の件でございます。

 まず、建設工事制限付一般競争入札の参加条件については、指名委員会で決定するのか、または市長も意見を出してるのかという趣旨の御質問ですが、指名委員会は、市が発注する建設工事などの適正な執行を期するため設置されたものであり、指名委員会が決定した会議結果はそのつど文書にて私のほうに報告があっております。

 御質問の入札参加資格等の条件については、入札の公正性の確保と客観性及び透明性の向上を図り、さらに、地元企業の最優先を基本に指名委員会を中心として、私を含め市役所一丸となってその運用に努めているところであります。

 次に、平成19年度に設定した条件等に対比したとき、新しい事項が取り入れられた場合、その事例についてという御質問ですが、平成20年度に入札参加条件の営業所等に係る要件を追加をいたしております。平成19年度は、市内に住所を有している従業員を8人以上雇用していることを条件といたしておりましたが、今年度市内に10年以上支店等を有していれば地域要件を認めることといたしました。

 その理由でありますが、10年以上の長きにわたり対馬島内で業を営み、地元住民の雇用拡大に貢献していること等を考慮したためであります。

 次に、島内、島外業者選定基準の根拠についてでございますが、先ほども申しましたが、島外業者であっても、市内に住所を有している従業員を8人以上雇用していること、または市内に10年以上支店等を有していること等のいずれかを満たせば、地域に十分貢献していると判断し、市内業者とほぼ同等であると考えております。

 次に、入札の執行において重大な問題が発生した場合、最終責任は指名委員会のほうなのか私のほうなのかというふうな趣旨の御質問もございましたが、重大な問題がいかがなようなものか、現在の入札制度では起こる可能性は皆無と私は考えておりますが、万一の場合という御質問もございましたのでお答えいたします。

 市長である私が最終責任者であるという信念を持って、市民のための市政運営を行っているところでありますので、議員皆様の御理解と御協力をお願いいたしたいというふうに考えております。



○議長(波田政和君) 13番、大浦孝司君。



◆議員(大浦孝司君) 実は、きのう一般質問された小宮教義議員と私、ちょうど重複したことでございまして、そのようなことからそれ以外のことだけに絞って質問をいたしたいと思います。

 20年度において、島外業者のいわゆる島内業者を除いて島外業者で行った入札、この3件について、市長の方がその中身がもしあれやったら指名委員長のほうからでも結構なんですが、3点についてお伺いします。

 まず、CATVのいわゆる情報基盤の工事を執行しておりますが、これにつきましてはすべて島外業者がいわゆる指名に入り、地元の業者は通信ということでは実績がないというふうなことを契約担当の職員からお聞きしました。

 で、その中で、私は島内に何業者あるのかと。通信が。回答は4業者ぐらいあるんじゃなかろうかという説明がありましたが、とてもこの工事に着手するだけの能力はないという話を受けました。そしてその中で、これは1,200点の事業の実績を有することがその参加条件になっておると。で、平成18年、19年までは元請もしくは下請業者の実績がないとこれはかたれないというふうなことでございます。

 それでちょっとお伺いしますが、九州電工対馬営業所においてこの実績が1,100点というふうなことを私は耳にいたしました。で、今年度20年度、その島内の営業所である九電工が昨年どおり100点足らずで入れなかった。このことに市長は何も感じることはなかったのか。ひとつその点をまずお尋ねいたします。



○議長(波田政和君) 市長、財部能成君。



◎市長(財部能成君) そのことに九州電工さんが1,100点台ということで1,200点をクリアできないこと、それで入札に参加できないことをどう考えるかということですけども、入札ていうそのものに対してどのような業者が入るっていうことは、恣意的に物事を考えていくようなものではないというふうに私は思っております。入札っていうものは。まさしく昨日も、公平・公正に物事はされたのかという御質問もございましたが、公平・公正さを貫いていくならば、その点数が私はこの方が何点あるとかいう、だから入らないからどうのこうのというふうな、その人をどうのこうの入れるとか、そういうことも私はちょっと、そこまでの関与を私がしていくというふうのはいかがなもんでしょう。今までさまざまな問題が過去に対馬において起こってきた。議会のほうでもそれに対して疑義を申され、そして100条等が設置されてきた経過もあろうかと思います。そのあたりで淡々とシステマチックに物事をやっていく必要が私はあるんじゃないかなというふうな思いを持っておるところであります。



○議長(波田政和君) 13番、大浦孝司君。



◆議員(大浦孝司君) 契約の担当課にお聞きしました。平成20年度の公共工事の総額が48億。しかもそのうちの県外のCATV、テレビの工事が16億9,000万、34%ですよ全体の。今年度の公共事業費に占める割合が。残りは31億です。31億を建築、土木、水道、電気、これが執行されるわけですが、あまりにもその大きなシェアでありながら、島内にかかわるその仕事を持つ方々の手に一銭も落ちんということは、私は入札を執行するなかで、今の市長の答弁もそういうふうなことをわざわざ自分が引っ張るということはいろいろ問題があるということをおっしゃいましたが、私は指名委員会の中でこのことはもう少し、従来と違うんですから新しい体制の中で検討するべきであるというふうな島民の思いとして申し上げました。

 指名委員長が副市長でありましょうが、その辺は意見としてなかったのか。今の件については議長、参考ながらひとつ、指名委員長のお答えいただきたいと思うんですが、よろしいでしょうか。



○議長(波田政和君) 市長、財部能成君。どうですか。



◎市長(財部能成君) まずもって指名委員会のほうでどう論議が、その際されたのかっていうのは今私も逐一覚えてるわけでありませんが、このCATVの話っていうのは何年も前からずっと執行がされてきておるものでございますが、来年度が、21年度が最終年度という状況でございます。それについて、私のほうもちょっと以前のやり取りのことが──入札に関するですね、CATVの入札に関するやり取りのことがよくわからない部分がございますが、それについては議会として一般質問等で取り上げられてずっと話はあったんでしょうかね。その1,200点という問題について。私もちょっと知り得てないもんですから。もし。(「議長」と呼ぶ者あり)



○議長(波田政和君) ちょっと待ってください。

 市長。ちょっと副市長に振っていただけますか。市長、財部能成君。



◎市長(財部能成君) 指名委員会の、選定委員会のほうの委員長のほうに、今の質問については答えをさせます。



○議長(波田政和君) 副市長、大浦義光君。



◎副市長(大浦義光君) 指名委員会では資格設定を当初に審査をする。ですから、当然今のCATVの入札につきましては、1,200点というのは平成18年の指名審査委員会で決定をした事項でありましたから、当然ことしもその点数を使って1,200点以上の電気通信の工種で設定をしたということでございます。



○議長(波田政和君) 13番、大浦孝司君。



◆議員(大浦孝司君) 私たち一般素人から見れば、その100点の差が何であるかというのは全くその工事の基本たるその技術とか、あるいは実績というふうなことに線引きがされとるというふうなことは思わんわけです。極端に言えば1,100点を外して1,200にハードルを上げたというふうな見方しかせんわけです。冷やかに。わかりますか。で、その能力があるかといえば十分あるそうでございます。これ私は業者の肩を持つわけじゃないんです。つながっておりません。しかし、その作業あるいは工事をこなす能力がありながら、1,100点にわざわざ1,200という、わざと外したような感じにしか私は見えません。その辺で新しいなかで、体制のなかでひとつ、その検討がでけんかということは小宮教義議員がいつか言うたことがありますよ。私も全くそう思いますが、そのことがなぜ地元のなかで検討でけんかというのが逆におかしいわけで、そりゃあ19年度はそうですよ。そういうことでやってきとるわけですから。しかし、20年度はどうやったとかということで私は申し上げてるんですが、そのようなことで終わったんですから。ただそういう芽があるということで、この問題を今後、残りの1年を、また指名委員長を含めて、市長を含めて検討していただきたいということでこの件は終わります。

 次に、美津島町の尾崎地区におきまして、これは水道工事が行われております。日にちが西地区統合簡易水道整備工事4工区、予定価格が3,100万。この事業なんですが、これ調べてみれば結局長崎県下の5業者が入札に参加し、そしてその1社がとっております。これどうして地元の水道関係の業者が入らんのかというごく単純な疑問で聞いてみますと、実は施設の中の配電盤含めたその施設でありますと。

 しかし、これは実態として地元の業者でなぜできないのかという疑問を持ちまして、聞きましたら、「いや、壱岐はこれは電気業者がやっています。地元の電気業者が。」旧厳原町においては、これもまた地元の電気業者にやらせたというふうな経緯もあります。いうことを聞きました。で、終わったことはしょうがございませんが、今後に及んでこれをまた検討することが、私は地元の業者の一つのまともな選択として検討をしてもいいんじゃなかろうかと思いますが、市長、その辺について、このことについてお願いします。



○議長(波田政和君) 市長、財部能成君。



◎市長(財部能成君) 昨日の一般質問に対しての答弁のなかでも話したかと思いますが、私ども極力地元企業に発注をかけたいという思いでおります。庁内挙げて分割発注できるものは分割発注をしていこうじゃないかと。分割できないもの等は当然あるわけですけども、極力そういう体制で方針で臨んでいこうというふうに考えております。

 今おっしゃられましたこういう壱岐等についての事例もあるよというふうな御指摘ですが、先ほどの1,200点、1,100点の問題も含めて、今後の研究課題としてきちんと研究に入りたいというふうに思います。基本の方針は、極力島内の企業にお願いをしたいという気持ちは十二分に持ち合わせておりますので。



○議長(波田政和君) 13番、大浦孝司君。



◆議員(大浦孝司君) 言い忘れておりましたが、電気通信という項目で入札選定をしとるそうですね。だから通信ということが実績がない業者がほとんどですから、これがかなわんということですが、しかし、このことはよその地区で十分実施をされておるというふうなことでございますから、ひとつ検討の余地があろうかと思います。

 それと、20年度に島外から業者を選定したなかでやっておる、一部地元もございますが国土調査、この委託料。20年度の予算が2億8,100万相当、おおむね11カ所。1旧町当たり2カ所程度やっとるわけですが、この参加要件は、聞くところによりますと土地家屋調査士、それから地籍調査管理技術士、それと地籍主任調査士、この三つのいわゆる資格要件、また測量のその技術者の資格要件、これを持っておるということで線引きをされとるそうですが、これは一応今のことで間違いありませんかね。



○議長(波田政和君) 市長、財部能成君。



◎市長(財部能成君) 確かに、そのような専門的な資格を持った人が必要だというふうに聞き及んでおりますが、今おっしゃられた3件の名称等資格について、詳細について私が知り得ておりませんので、その点については建設部長のほうから説明をさせます。



○議長(波田政和君) 建設部長、川上司君。



◎建設部長(川上司君) お答えいたします。

 国家資格である土地家屋調査士、土地改良換地士、または土地区画整理士の国家資格を持ってある方は入札に参加できるということになっております。

 それとですね、あと第一点は国家試験ではございませんけれども、地籍調査主任という資格も、特別に講習を受けた後に一応試験等が実施されまして、その修了試験に合格した方につきましても資格要件がございます。



○議長(波田政和君) 13番、大浦孝司君。



◆議員(大浦孝司君) 五島市の場合をちょっと私、同僚議員から、五島の場合はかなりハードルが低いということで電話入れて聞いたんですが、土地家屋調査士、地籍調査管理士、さっき言います三つの資格のいずれかを持っておればよいと。いずれかを。そういうふうなことで五島市がこの事業を実施しておると。これ契約課のほうに電話入れまして。

 対馬の中でこの事業は30年も、場合によっては40年も継続する事業でございます。地元にそれだけのいわゆる業者を育成する、あるいはその何といいますか、厳し過ぎるというよりはある程度緩和するというふうなことも含めて検討をしていただきたいと思います。

 現在、きのう小宮議員が言ってましたが3業者おるそうですね。そういうふうなことでひとつ、島内での対応ができるような格好にひとつこのことについても、私は指導をしていきたいというふうなことを市役所側にお願いをいたします。

 それと地元業者の育成、このことがきのうから、ある議員、きょうもそういうふうなことを言っています。

 そのなかで私、業者の肩を持つわけじゃございませんがこういうふうな声が出ております。

 一つは、競争力の弱いA・B・C・DのうちのCとDのランクの業者の一般指名競争がきつ過ぎりゃせんかというふうなことで、例えば下地区、上地区を一つの範囲としたなかで、指名の選定をやむを得ずやることもその時期に来てるんじゃなかろうかというふうな御意見がございますが、市長その辺はどう思われますか。



○議長(波田政和君) 市長、財部能成君。



◎市長(財部能成君) そのブロック別の話の前に、今の入札に関するひとつの国の方向っていうのを皆さんに、皆さんも御承知かとは思いますけどもちょっと話させていただきます。

 今、国のほうからずっと市のほうに言われておりますのは、品質確保に関する法律でしたかね、品確法っていうのがありまして、その中で総合評価落札方式を導入をしてくださいというふうにやおら言ってきております。何度もこちらに説明に来てあります。県のほうは既に取り入れられておりますが、これは品質を、工事完成時の品質を保証できるような、ある意味主任技術者とかさまざまな資格を持った方々がいるようなところを、高くてもそこに出すべきではないかという今までの逆の発想です。

 しかし、よくよく考えますと、そのような技術者を抱え込む、抱え込んで企業をやってあるところっていうところはほとんどいないんじゃないかと。ある意味ですね。ハードルをどんどん高くしております。国のほうは。で、そうなると島外からの方しか、極端に言えば入れないような状況に陥るんではないかというふうに思っております。

 そういうなかで私ども、実はそういうふうなお話がずっと来るなかで、今の現行制度でいくんだというふうに逆に説明を申し上げてるような状況です。もしその方向っていうのを容認をしてしまいますと、今対馬の中にいらっしゃいます零細な事業所等がこれから先、生き残っていけないんじゃないかというふうな、私は危惧しながらそれを断ってる状況っていうのを、まずもって御理解をいただきたいなあというふうに思います。

 そういうなかで、ブロック別のお話でございますが、少なくとも災害等に関しまして、災害等が発生し、災害工事等が発生した場合は、ブロック別で物事を早急に対応をしていきたいというふうな、当然指名でですね、やっていきたいというふうな考えはもう既に、この20年度、方針としては決めておるとこです。たまたま今年度はそういう災害に関するものが発生しなかったというふうなことでございます。

 大浦議員さんのおっしゃられるように、災害にかかわるすべての案件について、そのようなことも研究してはどうかということでございますが、これから先の対馬の経済状況等も見ながら研究には値することだというふうには考えております。



○議長(波田政和君) 13番、大浦孝司君。



◆議員(大浦孝司君) そういうふうな声があることを私も耳にしたなかで検討をいただきたいと、今後。そういうふうな要望をいたします。

 もう1点。地元業者に対し準地元、いわゆる営業所を対馬にあるいは出張所を構え、長い間その実績のある方もおるでしょうがそうでないところもあるでしょう。いわゆるそういうふうな業者の実績として、19年度が約2億1,000万、8.6%前後の落札率。本年度段階で1億6,000万、5%弱というふうなことで、地元の業者の思いからすれば、隣の島からあるいは県内の島からやってきて、いろいろ不平をおっしゃられること耳にしますが、そういう方々の取り扱いについても、こういう不景気な時期に少し遠慮してもろうたらどうかというような厳しい御意見もございますが、市長はこの辺についてどう受けとめられますか。



○議長(波田政和君) 市長、財部能成君。



◎市長(財部能成君) 最近とみに経済不況の風が強くなるなかで、そのような声が島内の至るところで上ってきているということは重々感じております。おりますが、先ほど言いました国のほうの示しております大企業優先の落札方式等のことも、そういう風もある。そういうなかで、今の入札方式を変更していくとか、軽微な変更とはいえ変更をしていこうとした際に、そのような大きな波が一気にその隙間から入ってくる可能性もあるというふうな、そういう心配も片やしているところでありますので、なかなか今すぐにそれをどうのこうのということは決めかねるような問題だというふうに思っています。



○議長(波田政和君) 13番、大浦孝司君。



◆議員(大浦孝司君) そういう声があるというふうなことで業界のほうが、地元があっぷあっぷして倒産もそのわずか4年のうちに30社足らず、土木も建築も倒産という言葉は失礼ですが廃業されたと。登録されておらない、いう現実のなかで検討の課題ではないかということでひとつ御検討をお願いしたいということで、この件は済めます。

 きのうの小宮議員の質問と全く、きょう私ダブっております。その中で、4月18日の入札執行、ごみの収集の件につきまして二、三点お伺いしたいと思います。

 当初の財部市長の前の段階で、これは職務代理のなかで3月11日、中島部長のほうから出した執行通知。この要件の中にあったこととは別に、新市長の名前の中に、「入札においては一地区を落札した者は他の地区の入札には参加できないものとする」と、この要件を新しく上げとるわけです。これについてどういうふうなことでそうなったのか。ひとつその辺を、そのときの指名委員長は副市長ではございませんが、市長もしその辺を、対比してどういうふうな考えで行ったのか。まず1点。



○議長(波田政和君) 市長、財部能成君。



◎市長(財部能成君) 私、昨日、公平・公正に行われたかっていう質問がこの件についてありました。私、公平・公正に物事をやったつもりなんですけども、何回もこの問題について質問を受けるなかで、何か不思議だなあといつも思っております。皆さん、11ブロックに対して15の資格を持った方々がいらっしゃると。たまたま白ナンバー、青ナンバーですかね。これに分けたときに、5に対して7の事業所さん、それから6に対して8の事業所さんがいらっしゃるという状況のなかで、今までそれを業としてやってこられた方々が存在をしている。そして既にその方々に長年にわたり資格、許可を与えてきているわけですね。この方々は先ほど言いましたように生業とされてるなかで、極力皆さんがそういう形で住民のために一生懸命汗を流してされてきたことにも報いるためにも、そして住民生活が安心して市民が送られるような形をとるために、あえて1地区1事業者というふうなことをこのときは決めた次第でございまして、何も他意はないんですけども、何度もこのことについて質問を受けるのが、どうも私自身が釈然としないというふうな部分を感じてなりません。



○議長(波田政和君) 13番、大浦孝司君。



◆議員(大浦孝司君) きのうは質問、同じようなことがありましたかね。きのうの話の中で。小宮議員。なかったでしょう。ありましたかね。(発言する者あり)同じことがありましたか。今の質問。



○議長(波田政和君) 大浦さん。ちょっと進行してください。そちらはいいですから。はい。



◆議員(大浦孝司君) いや、同じことだというふうなことは(「同じふうなしたですよ」と呼ぶ者あり)いや、僕は……



○議長(波田政和君) はい。進行してください。



◆議員(大浦孝司君) 僕はまだ話は聞いた覚えはないんですがね。だからダブりやせん格好でこの問題についてはどうですかと言ってる。

 実は、このことを質問することにしとったんですよ。ごみの関係を。ところがこちらがやったもんだから、それ以外のことの部分だけをしますよということで断ってやりよるんです。で、ダブりやないと僕は思いますよ。

 それと、これも少しきのう言った話なんですが、もちろん契約の規定により指名においての業者の選定は5名を原則とすると。それで2名も3名もなったと。

 しかし、この中に1カ所も入札においては仕方ないかもしれんけども1業者でやって98%の金額で落札と。これには私は問題があるような気がしますが、そういう仕組みになっておるでしょうけども、その辺について1名の業者の入札を認めた、やむを得なかったのか。で、これは私は落札しておらない業者から見ればいろいろ意見もあろうと思うんですが、その辺は執行するうえにおいてこれでよかったのか、これをひとつ私は直接聞きたいと思うんですが。



○議長(波田政和君) 市長、財部能成君。



◎市長(財部能成君) 確かに、入札の結果報告書を見させていただいたときに、数日後に──出張中だったもんですから数日後に見させていただきましたが、そのときにある地区で1社だけ、ほかの人方がすべて辞退をされてたということで1社で入札が終了してるというのは事実でございます。

 そういうなかで、どういう判断のもとでまずそれが競争性があるのかということになろうかと思いますけども、これは私どもの行政側の手落ちだったとは思いますが、入札執行通知書の中に、辞退を想定する中で、1社になった場合は無効ですよというふうな一文を入れておったら、それは入札として成立はしてないというふうに後で報告は受けました。

 しかし、私どもの不勉強により、また、数社のうちすべての方々が辞退をされるっていう正直言って想定を、想定外のことだったもんですから、執行通知書にその一文を入れてないために今大浦議員がおっしゃられるような疑義が生じてしまってるということで、これについては深くおわびしなければいけないというふうに思っております。

 そういうことで、私どもが通知書の中に一文を入れてなかったために、逆に入札としては成立をするということが、一応実務提要等をひもといた中で出てきたわけでございます。



○議長(波田政和君) 13番、大浦孝司君。



◆議員(大浦孝司君) この問題は、普通であれば1回この時点で打ち切って再度執行するうえにおいて、残った工区といいますか地区といいますか、これは再度やり直す必要があったんじゃないかと私はそういう判断をしております。

 それと、そのことはいろいろ解釈が今、そういう入札要件の中に入れとらんやったからそれでやったんだということでしょうが、この問題について最後に一言。

 3年間の期間を設定した。そしてそれを選考したと。この欠点について、指名委員会の判断なのか市長の判断なのか、あるいは第三者を含めた判断なのか、このことをお伺いします。



○議長(波田政和君) 市長、財部能成君。



◎市長(財部能成君) どちらの判断なのかということですが、この案件については指名委員会のほうにはかけていない案件でございます。そういうなかで、私のほうの判断というふうに解釈をしていただいて結構でございます。

 この判断をするに当たりましては、何度も申し上げますが、平成17年3月の議会の請願を受けた報告に基づいて、それに近づけたいという思いで私はやったつもりでございます。そういうなかで、今のような一文を入れてないとか、さらに区分けがその3年間の間に、行政の不作為によりなされてないということが起こっているわけですけども、どうかしてよりよい方向に、皆さんの協議された内容をすべてを網羅できなかったわけですけども、そういう方向に持っていきたいという思いでこういう入札にあえて取り組んだというふうに御理解をいただければと思います。



○議長(波田政和君) 13番、大浦孝司君。



◆議員(大浦孝司君) 私もその風の便りをこういう場所で申し上げるのはいささかよくないというふうな気もするんですが、そういうことが社会の一つの話として上って、私も確認せん話をこの場所でするわけはいかんとですが、やはり外部からのそういう進めもあったというふうなことがあったんじゃあなかろうかというふうなことを聞いたなかで、非常に無理なことを急がしたなあという気持ちがしております。それを市長、それを聞いてどうのこうの言う──きょうはですよ──もう言うことをやめまして、もう少しやはり最初のスタートですから、そのころの実施は。もう少し慎重にやってよかったと思います。

 で、最後に……



○議長(波田政和君) 大浦さん。時間が来てますが。



◆議員(大浦孝司君) はい。(笑声)いいですか。



○議長(波田政和君) そしたら、簡単明瞭にお願いします。



◆議員(大浦孝司君) いいですか。



○議長(波田政和君) はい。



◆議員(大浦孝司君) 法定外公共物の条例の運用は、あの答弁どおりで私はいいと思います。まともなことでございまして、これを実施することは場合によっては難しいとこあるでしょうが、責任を持ってその担当部署のほうには今後そういうことが出てくると思いますので、ひとつその指導を、やはり三役なり担当部長に任せるなりだけじゃなくて、その現実の把握に努めながらこの解決を、いろんなことがあれば責任持ってやっていただくというふうなことでお願いいたしまして一般質問を終わりたいと思います。



○議長(波田政和君) これで大浦孝司君の質問を終わりました。

………………………………………………………………………………



○議長(波田政和君) 昼食休憩とします。開会は13時から。

午前11時51分休憩

………………………………………………………………………………

午後1時00分再開



○議長(波田政和君) 再開します。

 次に、7番、小宮政利君。



◆議員(小宮政利君) 議長の許しをいただきましたので、さきに通告をいたしておりました2項目について、市長に質問をいたします。

 市長、ラストでありますのでもうしばらく辛抱をお願いします。(笑声)いいこと言うでしょう。

 対馬市が誕生して4年9カ月が今過ぎようとしております。641億という莫大な借金を6町が持ち寄り、その莫大な借金を背負って水船、いわゆる沈没寸前で対馬丸は出航いたしました。初代船長も大変な苦労をされたことと思います。しかしながら、4年間で約40億強の借金の返済がなされたのもまた事実でございます。それには乗組員、つまり職員の皆様方の給料カットを始めとするさまざまな削減に削減を重ね、痛みを分かち合って何とか航海してこられ御苦労だったことと思います。そして、対馬の将来を任せてください、立派にやり遂げて見せますと志願をされた2代目の船長である財部市長が誕生し9カ月目に入りました。新市長が誕生しどれだけの借金の償還ができるかと期待をしておりましたところですが、この世界的な大恐慌、大不況の中で、償還どころかあしたの日もわからないような状態が今対馬市に続いております。私は、代がかわればつきも変わるのではないかとそのような思いでおりました。

 ところで、この借金の問題は市長がまいた種ではありませんが、借金を返そうにも対馬に雇用の場所がなく、働き盛りの方々が島外への流出を増大しているばかりであります。また、4年9カ月前からいろいろな企業誘致とかいう話を首長がされておりますが、市が誕生してからも全くそういう傾向がない。途中で終わってしまうというような状態が続いております。

 この現状を市長はどのように感じておられるのか、またどんな対策をとって歯止めをされる考えかお聞かせください。

 次に、2項目の漂着ごみの問題であります。またまたこの問題であります。

 対馬の海岸の漂着ごみを市民の皆様方に拾ってもらい、雇用につなげたいという気持ちはないのかの問題についてであります。

 6月議会での一般質問の中で、私と市長とのやり取りの中で、私は国に働きをかけ、市民の皆さんにこの漂着ごみを拾ってもらい、雇用の一端につなげてほしいと要望したことに対して、市長は、確約はできませんが頑張ると言われました。今頑張ってもらっておられるかそれをお聞きします。

 また、8月の11日、長崎での陳情の成果は上っているでしょうか。

 さらに、今回、議長や国境離島対策活性化特別委員会の委員長、副委員長と一緒に行かれた東京での陳情状況をお聞かせ願えれば幸いかと思います。答弁をよろしくお願いします。あとは一問一答でお願いします。



○議長(波田政和君) 市長、財部能成君。



◎市長(財部能成君) 小宮政利議員の御質問にお答えしたいと思います。

 確かに志願兵であります、私は。私が志願をしたときと世界的な状況ちゅうのはもう正直言いまして一変したと思っております。しかし、一変した状況であってもそれに向かって、当然立ち向かっていかなければならないという気持ちは重々持っております。

 借金返済を確かにしていきたいという思いも全く変わりませんし、それについては粛々と計画どおり減らしていってると考えて私自身はおります。このような不況のなかで市民の方が、御質問の中で、いつ出ていこうかというふうな相談をされているということは私の近いところの方も、上対馬の方ですが先だって福岡のほうに夫婦で出ていかれました。いつかは、七、八年後は帰ってきたいという思いで出ていかれまして、私見送りに行きました。そのとき通常の別れ、港の別れ以上に自分が今この立場にいて、その人をこういう形で見送らなければいけない思いが自分自身情けなく、涙がほおを伝った次第です。

 そのときも、早くにこの状況から脱するように頑張っていかなければならないと改めて心に念じたとこでございます。しっかりその点については取り組んでいきたいというふうに思っておりますが、いかんせん今のこの状態というなかで、まずもってこの年末をどのように越すかということに関しまして、先日からの御質問の中でもお答えさせていだたきましたが、10月に銀行さんを市役所のほうに来ていただきまして、支店長さんに向かって、今倒産等が起こっている。そういう一つの原因の中に金融機関が自分たちが生き残るために貸し渋り、もしくは貸しはがし等を行っている部分があるんではないかと。地域の経済を回すのはやはり金融機関の担うところが大きいところがあるんだから、それについてはしっかりと対馬経済を守っていってほしいと、いうふうにお願いをしたとこであります。

 私ども対馬市のほうで取り組める部分っていうのは大変財政的にも少のうございます。やれる範囲も限られております。そういうなかで9月議会に中原議員のほうから御提案がありました。小規模企業振興資金の融資の件について、現在運転資金300万、設備資金500万という一つの枠を持ちながら融資制度を行ってきてたわけでございますが、その枠を外してしまうという御提案がありましたから、早速、金融機関並びに保証協会等にその協議に入り、その枠を撤廃することを了承していただき、先月の18日ですかね、に商工会のほうにも通知をし、こういう制度でまずもってやりくりをしていただきたいというお願いをしたところでもあります。

 さらに、県のほうも今回の大不況を受けまして、中小企業経営緊急安定化対策資金という名のもとで、融資限度額2,000万円で、この20年度融資枠として50億円の予算を確保し、県もその対策を始めたところであります。

 この年末の対策についてはそういうところで、わずかではありますけども自分らの対馬市として今、現段階でできる範囲、一生懸命やったつもりでございます。

 小宮議員のお話は、この年末のみならずこれから先のことだというふうに思いますが、この雇用を創出するっていうのは、正直言いまして並大抵のことではないというふうに思ってます。既存の企業、事業というものが元気になっていただかなければならないということと、当然外から入ってきて新しい地で島を活性化してもらいたいというふうな二通りで考えておりますけども、今のこの経済不況のなか、外から入ってくるというのはなかなか難しい状況にさらになってきております。そういうなかで、地元の企業が元気になるようにという思いで、この1月から3月までの間に、その事業所にっていいますか、私どものまずもって第三セクターで試行的に物事をやっていきたいということで、豊玉の振興公社を舞台に水産物の加工品等の技術供与を、東京の事業を営んである方を呼んで試行的に始める予定です。そして、その品物は、向こうのある意味一定の合格が出ればの話ですけども、品物を全量を買い取りをしていただくという方向でその公社等に元気を出していただく。さらに、その技術供与については、ほかの島内の事業所においても使ってもらっていいんですよというふうなお話を東京の方からもいただいておるとこです。そういうなかで、皆さんが新たなことに取り組んでいきながら、ちっちゃい事業所ながらも一人でも二人でも雇用が新たに生まれるようにしたいという思いであります。

 さらに、昨日も質問がありましたが、福岡事務所を開設をするということでどんどん動いておりますけども、そのような加工品等を福岡の市場に向けてつないでいくと、福岡事務所がつないでいくということによって、私ども対馬は、今まで捕った物をそのまま流し込んでいくということをずっとやっておりましたが、そればかりではなく、5%でも10%でも、生産物を加工して変えていかなくはいけないと。そして、本来の産品が高い値で向こうで取り引きされるような状況をつくっていく。それを目指して福岡事務所も立ち上げたところでございます。

 島内の雇用というものに対して、すぐにつながるという施策ではございませんが、しかし、地道にそれは続けていかねばならないというふうな考えです。

 しかし、私はよくよく考えますと、この対馬っていうのは豊かだと思いますし、これちょっと若干余談になりますが、先だって太宰府にある九州国立博物館に勉強のために足を伸ばしました。そのときにさまざまな時代の遺物が展示されておりましたが、縄文時代の土器というのはすばらしいデザインで伸び伸びと、今の現在においても多くの芸術家がその時代生きてたんだなあというのがわかるぐらいの伸びやかなものでした。

 その後、弥生時代に入ったときに、一つの集落が形成されコミュニティができ上がっていくなかで、さまざまなシステムが、システムの中に物事が入れ込まれたときに、その土器の形っていうのは合理的ではあるもののデザイン性にはすごく劣ってきてるというふうに思います。そういうなか、この対馬っていうののよさは、私はもしかすると荒々しくも人間の素地をそのまま継続している、私はあの縄文時代の姿をまだまだ私どもは保っているんじゃないかと思ってます。私どもの対馬人のよさを、これから先外部の人たちにわかってもらう。対馬の地域資源のよさを外に見せていく、都会と違う際立たせ方をすることによって、外部からの交流人口等もふえていくというふうに私は思っております。ほかの地域と同じようなことではなく、新たな対馬らしい生き方をこれから先求めていくことが、私はひいては対馬の活性化になり、そして雇用の増進につながるものだというふうに確信をしておるとこであります。

 次に、漂着ごみの件ですが、市民の皆さんに拾ってもらい雇用につなげられないかということで、このことにつきまして確かに小宮政利議員のほうから以前質問をいただいたときに、頑張りますというふうにお伝えしました。

 この件につきましても、国境離島の特別委員会との陳情の際に、国境離島の項目の中にも当然この項目は上げられて取り組んで、特別委員会としても取り組んでいただいとるとこでございますので、項目としてきちんと各省庁に回り、特に環境省につきまして、そして水産庁についても物事を伝えてきたところであります。

 そういうなかで、漁業集落再生交付金等について水産庁を訪ねた際に、役職はちょっと私も今覚えてませんが、部長さんだったと思いますけども部長さんのほうにはっきり言いました。使い勝手が悪過ぎると。こういう漂着、うちが起こってる問題はわかってあると思うがというなかで、もっと使いやすい補助制度に変えてもらうとかいうことをきちんと取り組んでいただきたいということは水産庁のほうにも伝えましたし、環境省につきましてもその旨をお伝えをしてきたところであります。

 そういうなかで、すぐにそう言ったからといって成果が上っているかっていうと、確かにまだ上っておりませんけども、国境離島新法のひとつの中、枠の中に入れながら、私はきちんとこのことは取り組んでいかねばならないと思いますし、永遠にこの問題は、国際間の取り決めがきちんとできるまでの間はですね、永遠に漂着するものだと思っております。そういうなかで新法の枠組の中に項目として入れられるように、精いっぱい今後も頑張っていきたいというふうに思っております。

 以上であります。



○議長(波田政和君) 7番、小宮政利君。



◆議員(小宮政利君) その話の中身は大体理解はできるんですが、今、一昨日、昨日からずっと話を聞いておりますと、長いスパンでのその考え、また地道にじっくりと足を地に踏みしめながら歩いていくという姿は私にもよく理解ができます。

 しかし、先ほど市長も言われましたように、この正月をどうして迎えられるやろうかというような状態のなかで、私はもうちょっと何ていいますか起爆剤を考えてほしいなあと。て言いますのも、この数日の間雇用の問題で、この数日の報道を見ておりますと、最近の不況で企業がどんどん人員の削減をしておる。そこに今、今まで先ほど言われましたようにそういう方々が島外に出ておられる。またこれはこの人たちがUターンをしてくるというような可能性がなきにしもあらずなんです。そのときに帰ってこられても全く仕事がない。そういうなかで市長は、今ここでカンフル剤を打ち込んで、どういうふうなものを考えてあるのか。わかります。長いスパンでの考えはよくわかります。

 しかし、今そういう暇と時間がないというのが私は現状であろうとそのように思いますが、市長はそこのところをよく把握してあるのかなあと私、昨日、一昨日からずっと聞いとってですね、そりゃあわかってあると思いますが、何かじゃあ手だてを打とうやというようなことを、このすばらしいスタッフがおられますなかで相談をどんどんしていただいているのかなあと思いますが、そしてまた、一昨日の同僚議員の質問の中で、税金の問題が出まして25.6%という滞納率だということですが、これは市長の話を聞いておりますとそれよりずっと下だそうであります。

 しかし、またこういうことが、もうどうしようもないというところに、私は限界に来てると思います。

 市長は、この滞納の原因を何だと思っておられるか、また、この数字は上がると思っておられるのか下がると思っておられるのかひとつお聞かせください。



○議長(波田政和君) 市長、財部能成君。



◎市長(財部能成君) 正直言いまして、派遣社員の今、言葉はよろしくないかも知れませんが首切りが一気に行われ、正規職員までもそのような状況が日本全国に吹き荒れ始めております。今は私、正直言いまして始まりだろうと思ってます。1929年の大恐慌のよく映像でアメリカのウオール街とかいうところの映像がよく流れますが、あのような状況がこの日本に来るのではないかというふうな危惧を正直持っております。当然、この対馬にもその波は一番先に訪れるのかなあと。好景気は半年も後に、1年も後に対馬には来ますが、不景気については一番最初に来るのかなというふうな思いは持ってきちんと考えておるところであります。

 さらに、派遣された派遣社員であった方々、対馬出身の方々ですね。そういう方が帰省されてくるのも想像はできるところであります。

 で、じゃあその対策どうするのかという話がございますが、糸瀬議員の質問のときにも答えさせていただきましたが、私ども単独市で今の状況を一変させるような施策というのは今の預金を、貯金を使い果たしたとしても私は効果はないと、正直言って思っております。国のほうがなかなか先に進んでおりませんけども、第二次補正を考えておられるということで、恐らく1月の中旬ぐらいまでに取りまとめがあろうかと思うんですけども、そちらのほうには私、本市としてはありとあらゆる形で手を挙げて取り組んでいきたい。それが対馬圏経済のカンフル剤となり雇用対策となるのではなかろうかと思って、この補正予算にはしっかりと対応していきたいというふうな思いでおります。

 もう1点の滞納税に関する原因等についてはどのように考えているか、また今後のある意味収納率ですね、収納率の方向はどんなふうに考えているかということですが、滞納がやはり起こった原因というのは経済が落ち込んでいくなかで滞納がふえていると。当然これには景気と連動してるっていうふうに私自身は思っております。市政への不満というのもあろうかと、なかにはあろうかと思いますけども、ほとんどが経済との兼ね合いだろうというふうに思っております。

 しかし、今のこの経済の原動力、島内のみならず原動力となっておるのは国の施策、もしくは日銀の金融政策、そういうマクロ的な部分で景気は変わってきてると思いますし、そこに私どもはササ舟のごとく浮かんでおるという状態だと思います。

 この景気に国もやっと今までの小泉路線から新たな方向っていいますか、方向に踏み出そうとしておりますので、私どももその方向で同じように歩んでいきたいというふうに思ってます。単独市でそのあたりの対策については正直言いまして打てないのが現状であります。



○議長(波田政和君) 7番、小宮政利君。



◆議員(小宮政利君) 今、市長の答弁の中で、中を聞いておりますと、これは少なくなるという現状はでき上がらないと思うんですよね。で、そのときですね、私はこのカンフル剤というのはないに等しいと。国の施策、そういうものにのっとってやるしかないというのが市長のちょっと答弁のようにありましたが、それではですよ、身近なところで対馬市CATVですか、テレビ。この問題がこれがまたずっとでき上がりまして、そしてこの受信料、こういうものは滞納をするというようなことになった場合に、一昨日の話で保険証をもらえない、もらってないと、もらえないというような人たちのような話がこうずっとまだ出てくると思います。そのときにこのCATVのテレビの滞納があれば送信はストップするんですか。ちょっとそこを聞かせてください。



○議長(波田政和君) 市長、財部能成君。



◎市長(財部能成君) CATVの受信を滞納したときにとめるのかということですが、今現在水道の滞納ですね、滞納についてもストップをかけてる状態です。悪質っていいますか、長期になったケースにつきましてはですね。そのような状況が生まれましたらストップをせざるを得ないということになろうと思います。



○議長(波田政和君) 7番、小宮政利君。



◆議員(小宮政利君) じゃあ事業が今推進してあるわけですが、そうすることによって事業ができなくなるといいますか、負担が大きくなって、例えば今委託でもされるようなところがストップをする可能性もあるというふうに私は感じておりますが、当然委託する会社が、その徴収率がもらえなければやることができないですよと。じゃあ市と契約をしましたけどこれから先どうすればいいんですかということになりかねないんじゃないかなあと思います。この問題はちょっと通告以外ですから、この次の回にゆっくりと質問をしてみたいと思います。

 ところで、市長、以前、麻生総理大臣が総理になられたときに、報道関係の方が、テレビレポーターの方たちが、カップラーメンは幾らするんですかという話をされたときに、600円ぐらいだという話をされました。まあわずか100円か100数十円のカップラーメンを600円という話をされて、国民の失笑を受けたのでありますが、記憶しておりますが、財部市長は、今現在の対馬市での建設業作業員の日当が幾らかわかっておられますか。



○議長(波田政和君) 市長、財部能成君。



◎市長(財部能成君) 設計上は恐らく1万四、五千円から超えてるんじゃあないかと思いますが、実際支払われてる金額については男女それぞれ差があると。それで、以前であれば女性で六、七千円とか聞いたこともございますし、男性で1万円前後でというふうな話は聞いておりますが、正直言いまして現時点における金額というのは私自身は把握はしておりません。申しわけありません。



○議長(波田政和君) 7番、小宮政利君。



◆議員(小宮政利君) その1万円でもいいんですよ。で、20日ぐらい仕事に行きますよね。月に。それから、そのなかで子供2人3人育てながら、そしてその学費、給食費いろんなもろもろをした後で、捻出した後で、出費した後で生活をしておられます。で、それも6カ月なんですよねその人たちの仕事はですね。私の計算では。そうなれば当然、1万円という話はちょっと、今は現在はないと思います。そのなかで約100万前後の収入を得た人たちが生活をしておる。人夫さんたちがですよ。

 そうなったときに、市長が単純に考えられてですね、6カ月しかそういう仕事がない。で、それからいろんなもの出費した後で税金を、税金が早いかみんな出費したものが早いかそれはわかりませんが払えると思いますかね。だから、これが今から先、またさっきも私が言いましたようにUターンとかみんな帰ってくるとかすれば、これがものすごく増えてくるわけですよね。私はそういう問題をどこで解決されるのか。やっぱり首長であるその、この対馬を担おうと、頑張って私がリーダーシップをとりますよと言われたわけですから、何かのカンフル剤を皆さんと競合して、一緒になって話し合いをして入れていくのが私は市長の役目ではないかなあと。で、国の姿、いろんな制約をそのまま進行してきて、そのままやるということになれば、またずうっといつまでも水船で、いつまでたっても喫水に上ってこないような状態でいくしかないと思いますが、市長はもうそのままずっとそういう長いこの低迷した姿を描いてあるんですか。ちょっとお聞かせください。



○議長(波田政和君) 市長、財部能成君。



◎市長(財部能成君) 長い低迷を描いて施策をやっておるのかという御質問ですが、正直言いまして長い低迷は全く描かずに一時我慢をしてもらい次の施策、次に向かってそのときに物事をやれば浮上できるという思いで私は立候補しました。その後こういう形の大不況が来たわけですが、最初の思いのときとは状況が確かに変わっております。その分は御理解をいただければと思いますが、この低迷のままでよいのかということですが、決してそのような思いは全く持ってはおりません。どうかしなければいけないというのは当然であります。

 ところが、今の手持ちの金の中でどのようにやっていくかというふうな、このわずかな金でどうやっていけばいいのかと。外からの企業誘致等もままならない。描いておりましたゴルフ場もこの大不況のなかで事業を凍結をさせてくれと言ってこられると、いうまさしく私にとっては予想外のことが次から次にこれから先起こってくるんだろうというふうに思います。

 今、職員と一緒になって、どのようにこの状況を打破すればいいかということを内部でも考えておりますが、職員自身も地域に入って考えていこうとしております。実際小宮議員さんのお住まいの佐護地区においても、この11月の25日でしたか26だったか定かではありませんが、いずれかに私自身も入って、地域の人たちと今後の方向性、事業の進め方等について協議をしたところであります。今こそ私だけではなく、市民みんなと一緒になって浮上の方向を模索、汗をかきながら見つけ出さねばならないということだろうというふうに私は考えております。



○議長(波田政和君) 7番、小宮政利君。



◆議員(小宮政利君) 私は、今ずっと話を聞いて、さっきの佐護の地区での話は私も伺っております。

 で、ここはやっぱり即座に大きな大なたを振るっていただいて、大きな英断をしていただかなければいけないというふうに思います。市長ができることもあるんですよ。例えば島外業者は入れませんよと、島内の方たちだけでやらしてもらいますよと。そういうこともできるわけです。市長のやっぱり権限っていうのは私はそこにあると思うんですよね。そういうことにも手を触れてほしいと、力を知恵を削ってほしいと。そういうことでもなければ、もう今から先、今一遍とおりの行政の上から順番で下がってくる、そのものに頼っていて、そして地元では地域マネジャー制度かそういうものを今発足されておりますが、それはずっと長いスパンでの、今もうきょうあしたっていうことを考えるときに、市長も私は大きな英断をしていただきたいなあと。

 昨日、12番議員の話の中で、どげえかしょうやという話がある。また、そしたらどうげもならんばい。私は、帰ってからそういうことして、まあ市長もそうだと思いますが、眠られんじゃないですか。そして、しかしどげえかせんといかん。

 私はこのことに市長は一生懸命になってほしい。そして市長、今、対馬の経済の一端を大きなウエートを占めているのが経済的なもの、経済はだれが握っていると思いますか。



○議長(波田政和君) 市長、財部能成君。



◎市長(財部能成君) 経済は個々の市民が握っているというふうに私は思います。



○議長(波田政和君) 7番、小宮政利君。



◆議員(小宮政利君) 私はある程度大きなウエートを占めているのは、韓国の大亜興産じゃないかなあと思います。大亜高速ですか。

 これだけの観光客が来て、その人たちもそれだけの大きな利益をっていいますか、そういうものが上っておるのに、何でここに私は市長もそういう気持ちを持っておられないかなあ。と言いますのはね、でもわかりますよね。観光客がこれだけ来るっていうことは経済効果があるっていうことは。ですから、この人たちがその人を運んでくる。韓国の観光客を運んでくる。そのことによって各ホテル・旅館、そういうものが潤ってきた。そしてまた、いろんな経済効果も上ってきた。

 ところが今、円高ウォン安ですか、そういうものでぴたっととまってしまった。私はここに市長が目をつけていただきたいなあと。じゃあどうするか。対馬から船でも出して、高速船でも出してというような考えを持って前に進んでほしいなあと思いますが、いかがでしょうか。難しいですかね。



○議長(波田政和君) 市長、財部能成君。



◎市長(財部能成君) 韓国からの観光客、それから円高ウォン安の中で今激減しております。そういうなかで私どもとしましては、その状況をただ見てるだけではありませんで、向こうの大邱とか大田とか、そちらのエージェント等にも誘致活動し、一昨日も答えさせていただきましたが、修学旅行生等を引っ張り込んでくるというふうな活動もしておるとこであります。こちらが船をというお話がありましたが、少なくとも今の状態では大亜さんの約300名乗れる船が満杯になってないという状況ですので、その余った席というのを埋めることがまずもって当座必要かというふうに思っておりますので、そのようなエージェント等に働きかけをしていきたいというふうに思っています。

 そして、一昨日も実は大亜さんのほうがうちの観光協会のほうにお見えになりまして、向こうからのエージェントを連れてこられました。で、私ども観光協会のほうも観光物産協会のほうも、そちらへの対応についても一生懸命今取り組んでおるとこであります。



○議長(波田政和君) 7番、小宮政利君。



◆議員(小宮政利君) 私が言いたいことは、その韓国の人たちがいかにやっぱりこちらに入ることによって経済効果が生まれたじゃないですかと。ということは、我々も対馬市も、今燃油高騰とかの問題でジェットフォイルとかが余っておるっていいますか、九州郵船との話し合いができるんじゃないかなあと私は思います。そこで、そういうものをそういう船を何とか市長の英断で、向こうからエージェントもそりゃあみんな連れてくるのもわかりますが、そういう準備をして、即座にこの即効性を高めていってはどうかということを言ってるわけです。

 ですから、私の言い回しが悪いのかもしれませんが、船をつけると言ってるんじゃあないんですよ。今一番対馬にその即効性である韓国の人たちを呼び込むための、今さっきも言った円高ウォン安っていうのもありますが、これがまた何ていいますかね、高騰したり下がったりいろいろなこう可動をしてますよね、レートはですね。そういうことも含めて、もうすぐここにカンフル剤がある、特効薬がある、その特効薬としてそういうものにつなげていってほしいなあ。そういう考えはないのかっていうことを言ってるわけです。



○議長(波田政和君) 市長、財部能成君。



◎市長(財部能成君) 現在、そういう船っていうのは九州郵船さんにしましても、確かにJRさんにしても余裕っていいますか、あるのはあるとは思います。実際JRさんも今まで恐らく、記憶違いだったら申しわけないんですが、7杯ぐらい持ってあったんじゃないかと思いますが、それで実際運行してるは2杯しか運行してないという状況で、余裕はあるとは思いますが、このウォン安の中でウォンが急激に下がり、恐らく倍、2分の1まではいきませんけども2分の1近いぐらいの下落がしてる状況です。で、大亜さんのほうもツアー料金等の設定に苦しんであると。若干上げたらしいんですけども、それで人は今引いてしまったというふうな、それは原油との兼ね合いが当然ありますけども、どうしてもウォンがこういう形で安くなった場合、そういうふうな余波を隣接する私どもは受けてしまうと。今それは仮にJRさん、九州郵船さんに話を持ちかけたとして、乗ってこられるかどうか大変難しい問題かなというふうに私自身は思いますが、今小宮議員がおっしゃってあることはいろんなアイデアをみんなが持ち寄って、今の状況を早く打開しようじゃないかというお話だろうというふうに理解をしておきます。



○議長(波田政和君) 7番、小宮政利君。



◆議員(小宮政利君) 大なたを振るってくれということです。一生懸命この打開してほしいなということですよね。私の考えとしては、私の意見はそういうことを市長に強く要望したいわけです。

 次に、もう時間がありませんので漂着ごみの問題ですけど、いろんなハードルをクリアしなければいけないその規制を、これはやっぱり市長が足を運んで、何度も何度もそうすることによって、運ぶことによって少しずつクリアかけていく、メッキが──物がはげていくと私は思うんですよ。

 で、やっぱりこの漂着ごみは宝とは言いませんが、やっぱりこれは大きな雇用につかながると私は思います。ですから、予算をいかに取ってくるのが市長だというふうに私はそういうふうな考えを持っておりますので、市長は家の中でも働く人、で副市長さんたちが女房役として、この対馬をいろんな形で話し合いをしながらいろんなところに出席する人、というふうに私は思っておりますので、市長はぜひそのいろんなところに省庁に働きかけて、この漂着ごみを拾ってほしいなと思いますが、いろんなとこに今行っておられると思います。で、成果はどこら辺までその張れたんですか。例えば、もう多分予算がおりそうにあるよお金が来そうにあるよとか、いやどうもまだ途中だよとか、幾らいっても何%しかないですよとかいう、そういうところをちょっと聞かせてくれませんか。



○議長(波田政和君) 市長、財部能成君。



◎市長(財部能成君) この漂着ごみの問題に関しまして、今どこまでの成果が上っているのかという御質問ですが、正直言いまして私自身がどこまで今来てるというふうな判断はしかねるほどまだまだ先は見えてません。はっきり言いまして。その両環境省にしましても水産庁にしても理解はしてくださってますけども、それについてどのように具体的に来年度、もしくは第二次補正でこのような形でやろうという姿はまだ示していただいてないのが現状であります。これから先もしかしずっと頑張っていかなければいけない問題だというふうにはとらえております。



○議長(波田政和君) 7番、小宮政利君。



◆議員(小宮政利君) わかりました。そういうことはゼロに等しいとは言いませんが、せっかく国境離島、そういう対策特別委員会とかもありますので、議会も一緒になって、市長もそこの一生懸命尽くしていただきたいなあと。

 私は、これは大きな経済効果っていいますか、雇用につながる問題だと思います。再生支援交付金であの一日だけでも相当なやっぱり数字が出ております。私のスタイルとあの再生支援交付金はちょっと違いますが、ごみを拾うことができないからああいうものにすがっておるような状態だと各集落が思っておりますので、何とか本当のこのごみに対する、これは予算だけですよということで一生懸命働きかけていただいて、一日でも早く獲得ができますようにお願いをして、私の質問を終わります。



○議長(波田政和君) これで小宮政利君の質問は終わりました。

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○議長(波田政和君) 本日予定しておりました登壇者3名の市政一般質問はすべて終了しました。

 以上で、市政一般質問を終わります。お疲れさまでした。

 なお、議員におかれましては14時5分から全員協議会をこの場で行いますのでよろしくお願いします。

午後1時49分散会

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