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長崎県 対馬市

平成 20年 9月定例会(第3回) 09月17日−02号




平成 20年 9月定例会(第3回) − 09月17日−02号









平成 20年 9月定例会(第3回)


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平成20年 第3回 対 馬 市 議 会 定 例 会 会 議 録(第2日)
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議事日程(第2号)
                       平成20年9月17日 午前10時00分開議
    日程第1 市政一般質問
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本日の会議に付した事件
    日程第1 市政一般質問
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出席議員(25名)
1番 齋藤 久光君       2番 堀江 政武君
3番 小西 明範君       4番 小宮 教義君
5番 阿比留光雄君       6番 三山 幸男君
7番 小宮 政利君       8番 初村 久藏君
9番 吉見 優子君       10番 糸瀬 一彦君
11番 桐谷  徹君       12番 宮原 五男君
13番 大浦 孝司君       14番 小川 廣康君
15番 大部 初幸君       16番 兵頭  榮君
17番 上野洋次郎君       18番 作元 義文君
19番 黒岩 美俊君       20番 島居 邦嗣君
21番 武本 哲勇君       22番 中原 康博君
24番 畑島 孝吉君       25番 扇 作エ門君
26番 波田 政和君                
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欠席議員(なし)
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欠  員(1名)
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事務局出席職員職氏名
局長      永留 ?光君  次長     渋江 雄司君
参事兼課長補佐 阿比留 保君  副参事兼係長 國分 幸和君
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説明のため出席した者の職氏名
市長 ………………………………………………………………………… 財部 能成君
副市長 ……………………………………………………………………… 大浦 義光君
副市長 ……………………………………………………………………… 齋藤 勝行君
総務企画部長 ……………………………………………………………… 永尾 榮啓君
総務課長 …………………………………………………………………… 桐谷 雅宣君
市民生活部長 ……………………………………………………………… 橋本 政次君
福祉保健部長 ……………………………………………………………… 勝見 末利君
観光物産推進本部長 ……………………………………………………… 廣田 宗雄君
政策補佐官兼地域再生推進本部長 ……………………………………… 松原 敬行君
農林水産部長 ……………………………………………………………… 小島 憲治君
建設部長 …………………………………………………………………… 川上  司君
水道局長 …………………………………………………………………… 一宮 英久君
教育長 ……………………………………………………………………… 河合  徹君
教育部長 …………………………………………………………………… 永留 秀幸君
美津島地域活性化センター部長 ………………………………………… 阿比留正明君
豊玉地域活性化センター部長 …………………………………………… 松井 雅美君
峰地域活性化センター部長 ……………………………………………… 阿比留博幸君
上県地域活性化センター部長 …………………………………………… 原田 義則君
上対馬地域活性化センター部長 ………………………………………… 近藤 義則君
消防長 ……………………………………………………………………… 阿比留仁志君
会計管理者 ………………………………………………………………… 森田 健一君
監査委員事務局長 ………………………………………………………… 扇  照幸君
農業委員会事務局長 ……………………………………………………… 大石 邦一君


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午前10時00分開議



○議長(波田政和君) 皆様、おはようございます。報告します。小宮政利君及び上野洋次郎君より遅刻の届け出があっております。また、議会だよりに掲載のため、一般質問登壇者の写真撮影を許可しております。

 ただいまから本日の会議を開きます。

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△日程第1.市政一般質問



○議長(波田政和君) 日程第1、市政一般質問を行います。

 本日の登壇者は5名を予定しております。それでは、届け出順に発言を許します。6番、三山幸男君。



◆議員(三山幸男君) おはようございます。さきに通告しておりましたとおり、市政一般に対して一般質問をさせていただきます。

 県立2病院と離島医療圏組合病院を再編統合し、新たな運営主体となる企業団設立についてお尋ねをいたします。

 長崎県は、離島医療圏組合が開設されて40年となり、離島医療を取り巻く経営環境が市町村合併、道路整備、人口の減少、高齢化、医師、医療従業者の確保困難などを理由に見直しが必要として、対馬市ではいづはら病院を基幹病院とし、中対馬、上対馬病院を分院あるいは診療所としての規模の縮小など、見直しをするとしていましたが、現在は県立2病院、離島医療圏病院の組合の全病院を企業団として設立し、その後、地域住民の意見などを十分叶えながら、地域病院のあり方を検討していくとの方針に転換をいたしました。

 去る6月18日に上県町で、29日には美津島町で県議会・改革21の議員団13名による公聴会が開催をされ、上対馬会場では約100名、美津島会場では約250名が出席をし、意見交換が行われたとのことです。このことからして住民の関心の高さがわかると思います。離島医療を守るために病院は必要であると思いますが、市長はどのようにお考えなのか、お尋ねをいたします。

 次に、厳原港ターミナルについてお尋ねをいたします。

 私は以前、前市長に対して同じ質問をした経緯がございます。その後、いかなる改正といいますか、改築もなかったような気がいたします。ただ、2階待合室の固定されたいす、これが取り外されて、今ではいすを移動させるいすになっている。それはお願いをしたことは実現したのかなと思います。

 近年、韓国からの観光客の急増で、特にことしのお盆の帰省時にはフェリーやヴィーナス、韓国からの高速船の入港や出港船の重なるときは、旅客待合室や1階の切符売り場、通路まで人で身動きができない状況にあります。また、韓国から観光客の出入国時の入管、税関を通るための階段は非常に狭く、上るために不便で不満が多いとの話であります。ターミナルは県の建物というか、施設で、市が管理をしていると聞いていますが、今後も韓国からの観光客は増加傾向にあると言われています。今後、県に対して、新築もしくは増築を働きかけることはできないのか。また、現在3カ所ある駐車場は狭く、遠く、不便と思いますが、その辺のお考えをお尋ねをいたします。

 次に、主要地方道の整備状況についてお尋ねをいたします。

 国、県、市道等の改良や整備は進み、道路はよくなったとはいえ、まだ未改良区域がかなり多く残っています。例えば、厳原の佐須坂トンネルは期成会もでき、市を挙げて実現に向かって努力しているところでありますけれども、まだ決定されたものではないのではないかと思っています。また、美津島では、厳原豆酘美津島線の吹崎工区、箕形から加志浜までの3.14キロ、この区間が未改良となっております。また、豊玉町の卯麦佐保線など、今後の整備計画についてお尋ねをいたします。よろしくお願いをいたします。



○議長(波田政和君) 市長、財部能成君。



◎市長(財部能成君) おはようございます。今、三山議員さんの方から御質問ありました3点についてお答えしたいと思います。

 第1点目の県立病院と離島医療圏組合病院を再編統合し、新たに運営主体となる企業団設立に関する問題でございます。これと、現在の対馬における3病院の今後の考え方というふうなことだろうと思います。

 近年の自治体病院を取り巻く環境の変化につきましては、ひっ迫した医療保険財政を背景として、高齢者患者の医療費自己負担の増、それから療養病床の削減等医療保険制度及び医療提供体制の見直しが進められていること、自治体財政の危機的な状況にあること等、ますます厳しい状況であることは、もう既に議員の皆様の御承知のとおりでございます。

 加えて、医師の地域の偏在、偏りですね、それから診療科目の偏在、小児科、産科等の問題が、医師不足等が出てきておりますが、そのようなことが顕著となり、特に勤務医の不足が深刻化している現状にあることは、対馬のみならず日本中の大きな問題となってきているところであります。

 一方、県におきましては、平成19年7月「県立病院及び離島医療圏組合病院のあり方検討懇話会」から、このような状況に適切に対応し、断続的かつ安定的な医療の確保を行うためには「企業団」設立が必要であるとの報告を受け、関係市町長との協議を進めた結果、昨年10月のその会議において、離島医療圏組合を来年、平成21年3月31日をもって解散し、平成21年度からは地方公営企業法を全部適用した新たな「長崎県病院企業団」を設立する方針が確立されたところでございます。

 対馬市内の3病院につきましては、新たに設立された企業団の一病院としてそれぞれ運営されることとなっております。

 市といたしましては、平成18年11月に設立した「対馬市医療等対策検討委員会」において、一つ目は、対馬離島医療圏病院の運営に関すること、二つ目に、中地区医療機関の機能充実に関すること、三つ目に、市立病院のあり方に関すること、四つ目に、中地区の救急医療に関すること、五つ目に、住民の健康、健診に関すること、等が協議され、この10月には最終の報告をいただく段階にきております。

 その結果を踏まえ、行政といたしましては、対馬市民の健康を守るうえで医療機関の充実を検討し、より市民の立場に立った医療行政に努めてまいりたいというふうに考えております。

 次に、厳原港ターミナルの問題でございます。ターミナル並びに駐車場の問題でございますが、現在の国内ターミナルにつきましては、県が事業主体で平成2年に完成し、完成後に旧厳原町へ移管されており、また同様に国際ターミナルの分につきましても、県が事業主体で平成9年に完成し、完成後に、同じように旧厳原町へ移管されております。

 議員御指摘のとおり、厳原港ターミナル待合室は帰省客の多い盆、正月の時期になりますと、施設の外にも利用者があふれる状況となっており、混雑の解消対策として、この時期の国内航路、国際航路の重なる運行ダイヤを変更できないか航路運行事業者へ依頼するとともに、ことしのこの8月の帰省シーズンには、市職員もターミナルの方に出向いて混雑解消のための対応に当たりながら頑張ったところでございます。

 この現有施設を使用する間につきましては、盆、正月等の混雑期には同様の対応が必要であるというふうに私も職員も考えておるところであります。

 現在、厳原港賑わい創出検討委員会というものがありますが、その委員会において、これから先の5年から10年後の長期的な厳原港の将来像について検討をいただいておりますが、同時に早急な対応が必要であるターミナルについても検討をお願いし、委員会での結論を受け、市としても対応していきたいというふうに考えております。

 また、駐車場についてでありますが、現在、厳原港には平成18年3月に供用開始した第4駐車場を含め、合計194台分の駐車スペースを確保し、駐車場の満車解消に努力してきたところでありますが、最も駐車スペースが大きい第3駐車場は、ターミナルから特に離れ、利用者に不便を来たしている状況であります。

 しかしながら、ターミナル周辺には用地もなく、また野積み場は使用を希望する事業者が多く、譲り合いながら使用している状況であり、使用許可については通常使用を優先し、目的外の駐車場用地とすることは考えにくいとの長崎県対馬地方局の考えでもあります。

 旅客者の利便性を図るため、十分な駐車スペースを確保できるよう地方局並びに野積み場を使用している関係者と協議していくとともに、違法な放置車両についても駐車場の見回り強化などで早目に確認を行い、地方局と連携しながら撤去指導を行ってまいりたいというふうに考えております。御理解くださるようお願いいたします。

 次に、県道並びに主要地方道の整備状況でございますが、対馬市における道路整備状況を説明いたしますと、国道は延長約91キロメートルであり、うち改良済み延長は83.4です。改良率は91.6%であります。主要地方道、6つの路線の総延長は約170キロメートルで、うち改良済み延長は109.6キロ、改良率は64.5%であります。

 また、一般県道は、9路線の総延長は約70キロメートルで、うち改良済み延長45.5キロ、改良率は65.0%であります。また、対馬市が管理しております市道1,504路線の総延長は約799キロメートルで、うち改良済み延長252.0キロメートル、改良率は31.5%の整備状況となっております。

 現在、主要地方道は上対馬豊玉線、厳原豆酘美津島線の2路線の改良工事が実施されており、上対馬豊玉線におきましては、曽〜千尋藻工区の延長1,450メーターと、琴〜芦見工区の延長2,280メーター、及び大増〜舟志工区の延長1,063メートルの3カ所につきまして、それぞれ整備工区が設定され、改良工事が進められております。

 曽〜千尋藻間については平成21年度に、琴〜芦見間については本年度に、また大増〜舟志間については27年度の完了予定となっております。

 次に、厳原豆酘美津島線でございますが、美津島鶏知工区の延長1,020メーター、厳原今屋敷工区の延長260メーターの2工区が実施中でございます。両工区とも24年度に工事完了予定で、美津島鶏知工区につきましては、一部工事も実施しながら用地確保に努めております。なお、久田南工区の延長2,420メーターにつきましては、19年度に完了予定で工事請負契約も締結されておりましたが、請負業者の経営不振等により、やむを得ず20年度に繰り越され、本年度の完了予定となっております。

 なお、今路線の総延長は約79キロで、改良率は55.6%であります。

 この路線の未改良区間である美津島吹崎付近ですね、加志から箕形間の約3キロにつきましては、地元との意見調整を図りながら順次要望していく予定であります。昨日の答弁の中でも申し上げましたとおり、鶏知工区が平成24年度に完了予定でございますので、その後に、大変住民の不便を来たしておるこの工区については要望をしていきたいというふうに考えております。

 一方、主要地方道「桟原小茂田線」におきましては、平成8年度から着手しておりました桟原工区の延長1,300メートルが19年度に完了しましたので、本区間につきましては安全走行が確保され、時間短縮効果が発揮されたものと思っております。

 しかしながら、本区間を過ぎると上見坂峠までと佐須地区に至るまでは、まだまだ急カーブ、それから幅員狭小区間が続き、大型車両との離合に支障を来たしております。このような状況から安全走行の確保とさらなる時間短縮に向け、50年前からの佐須地区住民の悲願でありました「佐須坂トンネル」の早期着工を要望しており、現在、長崎県においては事業採択のため調査検討がなされているようでございます。

 次に、一般県道につきましては、大浦比田勝線、瀬浦厳原港線の2路線の改良工事が実施されており、大浦比田勝線につきましては、豊〜泉工区の延長2,060メートルが本年度に完了予定でございます。

 また、瀬浦厳原港線でございますが、内山安神工区の延長2,340メーター、佐須瀬工区の延長350メーターの2工区が実施中であり、内山安神工区につきましては、19年度に延長702メートルのトンネルが貫通し、21年度に完了予定であります。

 佐須瀬工区につきましては、切り取り後の法面が被災したため進捗に支障を来たしておりましたが、23年度完了を目指し実施しているところでございます。

 また、唐崎岬線でございますが、議員が御指摘の卯麦佐保間の未改良の区間が残っております。これにつきましては、地元住民の方と一緒に地方局の方に出向きまして、あのような形で今、工事が中断しているのはいかがなものかということで陳情活動をさせていただいてるところでございます。放置するわけにはいけないという思いで取り組んでいきたいと思います。

 どうか、以上でございますので御理解くださるようお願いいたします。



○議長(波田政和君) 6番、三山幸男君。



◆議員(三山幸男君) 市長、これからは一問一答でお願いしたいと思います。

 まず、離島圏組合病院の再編についてですけども、当初、県から発表されたときは、対馬地区の場合、いづはら病院を基幹病院として、中対馬、上対馬については分院あるいは診療所、その前には一定の期間は現状維持で、それを過ぎると分院あるいは診療所というような発表があったのかなと思うんです。県議団の説明会の中ではそういうようなお話でした。一定の期間、一定の期間が3年なのか5年なのか、その辺ははっきりしませんけれども、いずれ中対馬病院は診療所、あるいは上対馬病院については地域性を考慮して分院になる、そういうような見通しがあったのではないか。

 ただ、対馬地区だけではなく、離島医療圏を取り巻く市、町を持ってる住民は、そういう病院を抱えてる地域の住民というのは、これから高齢化社会がさらに進む中で今病院を、例えば分院とか、あるいは診療所ぐらいになりますと本当に健康面で不安を覚えると思うんですよ。市長の答弁の中でも病院は必要だ、市民に安心して医療を受けられる施設は必要だということですので、意思としては私と同じような気持ちを持っておられるということで力強く思うんですけども、対馬には民間病院が、入院機能のある民間病院が幾らでもあれば、離島医療圏病院が一つぐらい分院とか、あるいは診療所になってもいいんでしょうけども、そうでなくて、個人病院はもう普通の医院で診察をして、精密検査はいづはらなり中対馬なり上対馬病院に行けというような市ですので病院はぜひ必要だと思うんです。

 私も月に1回ぐらい病院に行ってるんですけども、そういう中でやはり病院に通院されている方々からいろいろお話を聞かれます。例えば、一番懸念されてるのは中対馬に現在通院されている方で、ここが診療所になるという話だが、いつごろからそうなって、どうなるかと言われても、私もはっきりわかりませんでしたので、調べさせていただいて、また後で検討させていただくというような返事しかできませんでした。ただ、住民が必要な病院を、幾ら県が財政事情がどうこうだと言っても、県の都合だけではそういうことを許すような対馬市なり、あるいは対馬市議会ではないと思いますというようなことは言いました。

 本来、私個人的な考え方としては、教育とか医療とか福祉とかいうのは、これは国の責任で全国一定のレベルを維持するべきだと思うんです。地方自治体にそういうものを負担をさせるというのは国が無責任過ぎるような気がするんですよ。幾ら国境の島あるいは過疎地域だと言ってみても、住民はどうでもいいのか、国民はどうでもいいのか、そういうもんじゃないと思うんですね。だから、病院を守るために市長始め、市の幹部の皆さん方も、あるいは議会も一緒になって、住民が安心して、これから先、対馬で暮らして、対馬で生まれて、対馬で生涯を全うしたいというのが、私ども年代から上の人はほとんどそう思ってると思います。子供たちが幾ら福岡に、あるいは東京に、大阪に行っても、年とって東京とか大阪に行こうとはだれも思ってないと思うんです。そういうことを叶えて、離島医療圏病院の持つ機能は今のままでぜひ維持していただくように、市長、頑張っていただきたいと思います。その辺の意気込みをお聞かせいただければと思いますが。



○議長(波田政和君) 市長、財部能成君。



◎市長(財部能成君) この離島医療圏病院の件でございますが、三山議員さんがおっしゃったように、当初、県の方は病院の区分けとして基幹病院、それから分院、診療所というふうな3つの区分けをされてたように聞いております。ところが、7月25日の離島医療圏病院の対馬3病院の経営委員会を、議長が会長でございますが、議員の代表の方も入っていただき話し合いをする中でこの問題が、病院の事務局の方から話がございました。結果、どうなったかといいますと、皆さんの、そういう区分けの問題っていうのおかしいんじゃないかという論議の中で、今回、企業団設立に関して、県は地元議会の同意をもらわないとその病院の区分けについてはしないというふうな基本的な姿勢を変更されたということで、今回、議会の方に企業団の設立の部分だけについて今回提案をさせていただいたわけですけども、私自身も十分な論議がされてないというふうな思いもございましたから、7月25日、それを基本的なところで発言もさせていただきました。1カ月ぐらいの間で県の方も方向がやっと変わったというふうで胸をなでおろしておるところでございます。

 この10月に対馬市医療等対策検討委員会の方が一つの、対馬における医療のあり方というものの方向性を出していただけると思っております。それを十分に検討していきたいというふうに思いますし、先ほど言いましたように市民の皆さんの声を大切にしていきたいという思いで頑張りたいと思います。

 しかし、この問題につきましては大きな問題がございます。離島医療圏組合に対して、県の方が年間3億5,000万の財源対策をされてると。それから、県が養成をしたお医者さん、そのお医者さんを離島医療圏組合の方に派遣をしていると。現在、年間約4名から5名のお医者さんを県の方が育て、自治医科大ですかね、の方には年間1億3,000万の負担金を支払ってると、そのためにっていう状況がございます。6年間の、またいろんな対応等の制度等をつくって、倍の12年間ですか、一定期間勤めていただくとかいう制度等で、お医者さん方もそのような制度を使って今、勤務をされてるという状況があります。ということは、県の方がお医者さん方をある意味コントロールしていくっていうこともあろうと思います。そういう事態になったとき、私ども対馬、この3病院は今40名のお医者さんを抱えてるわけですけども、そのうち25名がこの養成医でございます。当然養成医の方で、既に一定期間を終了された方も10名近くいらっしゃるようにはございますが、10名まではいらっしゃいません、申しわけありません。まだまだ期限が来てないお医者さん方がいらっしゃるということで、一つの方向を出す段階において、そのような今、県がしてきてた施策等も十分に勘案して、市民の方にそのあたりをきちんと伝えながら判断をしていかなければいけないというふうにも思っております。

 以上でございます。



○議長(波田政和君) 6番、三山幸男君。



◆議員(三山幸男君) 私、新聞を見ながら、西日本新聞の8月23日の新聞記事の中で、離島医療圏再編問題に対して民主、社民でつくる改革21が県に対して要望をした。そのとき、県民の関心も高い問題なので公開してほしいというような申し出があったそうです。ところが、県の方は聞かれたくないような話が出るかもしれないということで、マスコミ関係者をシャットアウトしたというような記事が載ってます。

 先ほどから市長、おっしゃるように、県の協力がなければ離島医療圏病院の経営は成り立たないだろうとは思いますけれども、やはりこういうことは住民にとって非常に大切なことなんですよ。どっかの隅で話が進んでもらってもおかしいと思うんですね。やはりみんなが、県民すべてとは言わなくても、離島医療圏組合病院があるとこの地域の人たちいうたら、やはり医療関係はもう非常に深刻な問題と受けとめているわけですから、こういうことを隠さずにオープンにしていただければ、何も大きな問題として今ごろ浮上することはなかったと思うんですが、やはりそういうとこも県に対して要望をお願いをしたいと思ってます。とにかく公表できるとこは公表していただいて、住民が、あるいは市民が納得していただくような説明を市長が一生懸命働いていただいて、返事をとってきてほしいと、そういうことをお願いをいたしたいと思います。



○議長(波田政和君) 市長、財部能成君。



◎市長(財部能成君) この問題につきましては、昨年の10月の5日ですかね、に一つの方向が出されたというふうに報告は受けております。その後も離島医療圏組合の方から離島医療圏組合議員の皆様の方にも出向いて説明をしてきたというふうな話も最近聞いております。私もそうですが、知り得たことっていいますか、そして、皆さんに本当すぐに伝えたいと思うこと、伝えなければいけないという分は伝えてどんどんいきたいと思っておりますし、また、議員の皆様におかれましても、いろんな場面でそういうふうな話も入ろうかと思いますので、その点についてどんどん議会の中に、そして市民の皆さんに向かって広報をしていただければというふうに思ってます。私は、専ら開けた形で物事を進めていきたいというのが私の姿勢でございますので、どうか御理解ください。



○議長(波田政和君) 6番、三山幸男君。



◆議員(三山幸男君) 私が、同僚議員の中で離島医療圏病院の議員が4名いらっしゃいますけども、そういう方々には総会内でそういう話はなかったというようなお話ですし、あるいは、例えば、私18日の市長部局の要請の全員協議会の中に、全員協議会に私用のためちょっと出席できませんでしたけれども、いただいた資料の中では、平成14年の懇談会員の名簿の中には、前副市長永尾さんの名前も載ってますし、あるいは企業団設立経過の中に、昨年の8月2日ですけども、対馬市議会の厚生委員会が県を訪ねたときに説明したような経過報告があるわけですね。例えば、現財部市長が御存じなくても、19年あるいは前市長、前部長連中は多分こういう経過で話は進んでいるということは、私は事前にわかってたと思うんですよ。やはりそういうことが、隠すというのはちょっと解せないような気がするんですね。先ほどから言ったように、隠すような話ではないのに県が隠すような行為をとったというような新聞記事の中にもあるように、やはりすべて公開はできないでしょうけども、ある程度基本的なことはオープンにしていただいた方が市民の理解は得られると思います。このくらいで離島医療圏については、とにかく現在の3病院の医療機能をこれ以上落とさないように、市長、一生懸命努力をお願いをいたします。

 次に、厳原港ターミナルですけども、韓国からの観光客というのは年々増加をしております。私も厳原には再々行かせていただいて仕事もさせていただいてるんですけども、やはり厳原の川端あるいは、ここを歩く人、交流センターで歩く人、県道、国道を観光バスが何台もならんで走っている、そういう姿を見ますと、やはり対馬は、これから観光客は韓国の人が主流になるのかなと思います。そのためにはやはり韓国からの観光客を歓迎するような気持ちがなければいけないと思うんですね。

 先ほど申し上げましたように、例えば今、入管、税関を上がる道、どなたか覚えてると思いますけども、私が質問したときに税関の上り口、あそこは階段です。あそこをできたらスロープにしていただいて、荷物なんかすっと、今のほとんど大きなバッグ、ボストンバッグといいますか、あれは車がついてますので、抱えなくてもすっと、何メーターかですけども行けるんじゃないか。そういうとこの改良もやはりちょっとしたことで私はできると思うんです、そのくらいなら。階段はどうしようもないでしょうけども、今の建物である限り。長く、混雑したときは入ってから出るまで1時間ぐらいかかるというような話も聞いてます。やはりこういうことからして、観光客はせっかく対馬に来た、さあ対馬を見たい、おりたいと思ってみても、なかなか1時間も狭いところで待たされる、外に出れないというのはやはり苦痛があると思います。

 それと、3つある駐車場ですけども、今ターミナルの前の駐車場はいつ行ってもほとんど満車状態です。あいていても、運よくあいていても1台か2台入れればもういっぱいです。そこから第2駐車場は近くていいんですけども、第3駐車場まではかなりの、車で行けばほんの一、二分ですけども、歩いていきますと五、六分かかります。そして、ターミナルの前からは土田水産付近までは道路の両側にはすべて車が、違法駐車になるのか、駐車禁止の場所でないのかわかりませんが、両方にいつも車がとまってます。やはりそれだけ駐車場が不足してる。ただ、現在の用地の中では何か駐車場の確保は難しいということですけども、やはり九州郵船も燃油の高騰などで減便をする、あるいはそういう不便性を感じるようになりますと、ますます利用するお客が私は減ってくるような気がするんです。だから、駐車場でも管理したり、あるいは福岡に行く人たち、対馬の人が福岡に行っても飛行機よりも船の方が安いわけですから、時間に余裕のある人はやはり少ない経費で行った方がいいわけですから、その辺の駐車場の整備もあわせて、もう一回その辺何とかならないかなと思いますが、どうでしょうか。



○議長(波田政和君) 市長、財部能成君。



◎市長(財部能成君) 厳原港につきましては、先ほど厳原港賑わい創出検討委員会というところで今協議してるという話しましたが、今、私どもは、通称で赤灯台と言っておりますけども、野良崎の方に向かって岸壁を伸ばしている状況でございます。それと、海上保安部の船着き場に向かって斜め、斜めっていうか、南側に向かってですかね、また船舶が係留できるような形で計画を今されております。その計画の中で、改めてターミナルビルっていうのは移設をしていかなければいけないというのが、すぐそこに来ております。先ほど言いました赤灯台の先を埋め立てをするということで、今第3駐車場ですかね、第3駐車場について通路として今度確保しなければいけないっていうことで、さらに駐車場は不足を来たすというふうな状況も、正直言うてもう出てきてます。これについては頭悩ましておりますけども、仮にほかの用地を求めると、求めてそこに駐車場をつくっても、先ほどの三山議員のお話じゃありませんけどもジェットフォイルがこのような形で減便されていく。厳原についても、今まで2便が1便になってしまうという状況の中で、駐車場がどこまで本当必要になるのか、駐車台数のある意味見直しも考えていかんばいかんのかと思うんですね。外に張り出していく岸壁の利用というのも当然出てきますから、そのあたりの絵がはっきり見えてきた段階で、全体の駐車場の台数っていうものを確保していきたいっていうふうには思っております。

 階段でございますね。もう一点の階段は、国際ターミナルの外階段のことだと思います。外階段の部分については、あそこは恐らく模様替え申請っていう形で、もう県とも協議が必要かと思いますが、今おっしゃられるようにキャリーバッグ等が簡単に上げられるような形での検討をしてみたいと思います。

 以上です。



○議長(波田政和君) 6番、三山幸男君。



◆議員(三山幸男君) 私は、減便になるから利用客が少なくなるという意味で言ったんじゃなくて、例えば駐車場が少ない現状で利便性が悪くなれば利用客は減るんじゃないですかと、こう申し上げたつもりで、その辺誤解のないようにまずお願いをして、その辺検討していただいて、ぜひ実現に向かって努力していただきたいと思います。

 3つ目に、主要地方道ですけども、先日の予算に関連して大浦議員とのやりとりの中で、市長と大浦議員とで私が言いたいことは言っていただいたのかなという気はします。佐須坂トンネルについては、もう期成会もでき、出県あるいは東京にも陳情に行ってるみたいで、これはある程度目鼻はついたのかなという気はするんですが、目鼻がついている状況があれば、その辺をぜひお願いしたい。

 次に、主要地方道ですけども、実は、私は所管委員会も産建の委員長をさせていただいて、吹崎工区は私の地元なんです。地元のことを議会で取り上げるのは何か心が引けるとこはあるわけですけども、やはり住民の道路改良に伴う要望というのは、もう人一倍強いとこです。佐須坂が悲願50年ということですが、吹崎工区だって悲願もう50年あるいはそれ以上たってるかもわかりません。もう3キロ140メーターぐらい。きょうの朝、私、旧吹崎分校がありましたところ、あのあたりが一番、あそこ、箕形から来て、箕形の鼻を回って、旧吹崎分校の跡地が見えるところまでは改良は済んでるんです。そこから先が一番工区内でも、一番の幅員の狭いとこです。私、きょう朝、あそこに車をとめて実際計ってきました。一番幅員の狭いところ、山から法面がおりてきて、側溝がちょっと深いところで20センチぐらい、昔の側溝です。浅いところで十四、五センチぐらいあります。側溝からガードレールの手前ぐらいまで、狭いとこは3メーターしかありません。そんなとこが2カ所あります。3メーターですと、今、軽の乗用車あるいは軽トラックあたりでも左右のバックミラーからバックミラーまでしますと大体170センチ、1メーター70あります。軽でも離合できないんです。それが、やはり大型車といいますか、10トン車あるいはバス、そして今あの地域は、保冷車といいますか、尾崎に対馬でも有数のマグロ基地があります。そういう関係で大型の保冷車というのは1日に何十台通ってます。そういうときに、もし大型車同士が離合をするとしたら、もう何十メーターも下がらなきゃいけないのが現状なんですね。

 その辺のことは、もう私が説明しなくても、市長初め、皆さん御存じだと思いますけれども、やはり道路状況の劣悪なところから優先してやはり道路工事をしていただく。そして、特に私が平成15年に美津島町の市議に初当選させていただいて、そのときの産建の委員長が大浦議員でした。そのとき、私ども産建委員会で県に陳情に行きました。県は、県の財政事情があって、1町1路線を基本にしてますと。市長が申し上げたように、現在、美津島では鶏知工区が工事が進んでいます。鶏知工区が終わらないと吹崎工区には入れませんということでした。しかし、当初の予想では、私たちが聞いてたのは、箕形に城山という山があります。あそこが城山工区というところです。城山工区が終われば吹崎工区に入りますというような話をずっと伺って、それを信じてました。ところが、美津島町で、議会じゃなくて、当時の町長がというような話でしたが、それが鶏知にいつの間にか変わったと。地元の住民は全く説明も何も聞いてませんでした。そういうこともあって、とにかく城山が終われば吹崎に入って、吹崎工区が完成すれば鶏知まで尾崎から15分で行けるような、そういう道路体系ができると思ってましたけども、それがいまだにできません。

 そして、先ほど市長が言いました卯麦佐保間、やはりどんな事情があるのか私はそこまでわかりませんけれども、やはり途中で工事が中断するのはおかしい。地域の住民の意志を尊重してないというか、事情は財政難か、あるいは用地かわかりませんが、その辺もあわせて今後強力にお願いをしてみたいと思います。

 まず、佐須坂からどういう経過なのか。この前、県に期成会で行かれたこともありますのでお願いします。



○議長(波田政和君) 市長、財部能成君。



◎市長(財部能成君) 佐須坂の経過でございますが、その経過につきましては、昨日と先ほど答弁したのがすべてでございます。出県をし、お願いをし、そしてその週のうちには県の方が調査に早速入ったというふうな情報まででございまして、国等への陳情等については全く、私は行っておりません。

 それと、今思い出しましたが、昨日、自民党さんとの兼ね合いがいろいろございましたが、出県等につきましては、いかなる党とも皆さんと一緒にいきたいというふうに思っております。私は、市民の皆さんの負託を受けてやっておるわけで、不偏不党で物事はきちんとやっていきたいというふうに思っております。今のちょっと質問とは全く逆でございましたが、申しわけございません。

 それと、先ほどの減便の問題につきましては、解釈違いをしてまして申しわけございません。この1カ月間、減便については大変ナーバスになっておるもんですから、間違った解釈をしてしまいました。

 吹崎工区の問題につきましては、もう私は一番西側に位置している尾崎は若い人たちがたくさん残って漁を一生懸命やってあると。そして、さらにマグロの養殖ということでも一生懸命取り組んであるという先進的な地区であるという思いをしております。その中で保冷車等がある意味すごいスピードで行き来をしております。大変危ないなという思いはしておりますので、そのあたり、あの道路がきちんと改良するということは、美津島の西部地区、それから厳原の阿連地区とか、そういう地区にとっても大変有意義な効果の上がる道路だというふうに理解をしておりますので、これから先、一生懸命取り組んでいきますので御支援のほどよろしくお願いいたします。

 唐崎岬線については、なぜあそこがああいう形で終わってるのかというのが私も不思議でございました。そして、地方局の方に陳情に行った際も、地方局長も何でここは残っとるんやろうかという思いにあるんですというふうに、正直に物事を住民の方にもお伝えをされておりましたし、同じ気持ちだなというところでございますので、きちんと物事は進んでいくというふうに思っております。ただし、県の財政も大変厳しい状況にある中で、どこが県にとって、そして市にとって効果の上がる路線かということで物事はきちんと決まっていくというふうに思っております。

 以上でございます。



○議長(波田政和君) 時間が来ましたので、よろしいですか。何かあれば、最後に許可しますけど。



◆議員(三山幸男君) そんなら最後に。済みません、時間延長していただきまして申しわけありません。以上、3点で私の一般質問は終わらせていただきますけれども、今後とも市長には最大限の努力をお願いをいたしまして一般質問を終わります。ありがとうございました。



○議長(波田政和君) これで三山幸男君の質問は終わりました。

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○議長(波田政和君) 暫時休憩します。開会は11時5分から。

午前10時54分休憩

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午前11時04分再開



○議長(波田政和君) 再開します。

 次に、18番、作元義文君。



◆議員(作元義文君) おはようございます。財部市長が就任をされまして、初めての一般質問をさせていただきます。対馬市も次から次へといろんな難題が降りかかっております。毎日が大変忙しいとは思いますけれども、若さで乗り切って頑張っていただきたいというふうに思います。

 さて、さきに通告をいたしておりました2点につきまして市長に質問をさせていただきます。

 まず、1点目でございますけれども、対馬の観光とこれからの取り組みということについてお伺いをいたします。

 財部市政になりまして対馬市の機構改革がなされました。観光物産推進本部というものが設置をされ、いよいよ対馬の観光と物産の改革に着手されると思います。また、いろいろな見直しもされてくる、当然なされていくと思われますが、観光客等の受け入れの体制あるいは施設の整備、補修、もろもろに対馬観光物産、こういったものの売り込みなど、どのように推進しようと思っておられるのかお伺いをいたしたいと思います。

 また、対馬を国境離島と位置づけたとき、一連の竹島問題があります。竹島は我が国の領土であると文部科学省が中学校の社会科の解説書に示したことから、韓国側が反発をして、日韓の交流行事や、あるいは子供たちの交流までもキャンセルになったり、我が対馬市でもデモ行進や抗議行動がなされ、驚くことにその抗議行動の一部の人のTシャツの胸には、対馬も韓国の領土だというふうな文字が書かれてありました。また、7月の30日の報道には、アメリカの大統領までが竹島は帰属先を韓国側に戻すようにという指示をしたと報道をされました。いよいよ事実と反するようなことに対して、波風を立てないように静かに見守っていていいのでしょうか。いよいよ韓国側の言うがままになっているような気がしてなりません。特に、対馬から韓国問題を含めて対馬のとるべき立場をもう少し明確にすべきと思いますが、いかがでしょうか。市長としてコメントは出しておられましたけれども、事あるごとにこの問題をやはり県や国の方に私は届けるべきだと思いますが、再度お尋ねをいたします。

 次に、水産に関する質問をいたします。今、マグロの養殖が盛んになってきております。対馬も非常に今、ブームと申しますか、マグロの養殖に、いろんな養殖が不振でございますので、マグロの養殖に転換がされております。一部の地域ですけれども、平成13年ごろから尾崎支所あるいは西海漁協、こういったところで手掛けられ、また徐々に普及も図られております。今では浅茅湾周辺を中心に順調に伸びてきているような状況であります。大手の企業も何社か進出をしてきているようにあります。

 そういった中でもこのマグロの養殖でいろんな問題点が生産者の中にはあるようであります。特に、解決に向けて急がなければならない点としては、えさの確保、そしてまた、このえさを蓄える冷蔵庫の整備、これが早急に行わなければなりません。尾崎支所の例で言いますと、現在、30トンの冷蔵庫が稼動しているようであり、昨年、産業常任委員会で視察をいたしましたけれども。1日分のえさしか保管できないというような状況で訴えられております。今、市の方にその要望はされていると思いますが、順調に進行しておりますでしょうか。この問題が、やはり急いで解決をしてやらなければならない、大きな問題ではないかなというふうに思っております。

 また、全国でも鹿児島県に次いで2番目の生産量を長崎県は今持っております。マグロの養殖に非常に県としても力を入れてきております。稚魚の天然採苗、立地条件は対馬はどこにも負けない、対馬市のマグロの養殖の現状は十分理解をされていると思います。「トロの華」のブランド化も進んでおりまして、県といろんな協議を重ねて水産の目玉事業になるよう働いていただきたいと思いますけれども、いかがでございますか。

 以上、2点、3点になりますけれども、市長にお伺いをいたしたいと思います。



○議長(波田政和君) 市長、財部能成君。



◎市長(財部能成君) 今、作元議員の方から御質問のありました約3点についてお答えをしたいと思います。

 まず、1点目の対馬の観光と今後の取り組みの部分でありますが、今回、8月1日に観光と物産開発、それから国際交流、各種国際交流イベント等を強力に推進し、市政浮揚の糸口とするため「機動性のある組織」として、既存の対馬観光物産協会と市と合体し、14名の体制で観光物産推進本部を新設いたしました。観光物産協会との連携を強化するために同じ部屋に配置し、観光案内所としての機能を持たせていきたいというふうに思っております。さらに、北部地区の観光・国際交流をさらに推進していくため、上対馬事務所を観光物産協会上対馬支部内、ターミナルのところでございますが、そこに設置をいたしました。

 観光は、既存の施設、景観、歴史、史跡、文化財などを含めた地域文化を利用する立場でありますが、従来、施設設置や維持管理部門についても観光担当部署で対応していたため、本来の観光の推進に十分な対応ができない状況でありました。その対策として、観光施設の設置や維持管理を総務企画部の地域振興課に移管をし、観光物産推進本部との連携による施設整備を進め、各地域の声も反映しながら観光地づくりの充実に取り組みたいというふうに考えております。

 現在、観光物産推進本部においては、観光客に優しいまちづくりの一環として道路標識、観光施設への案内標識、地域の観光施設の案内板について調査を進めており、一方で対馬地方局との連携のもと「対馬振興対策プロジェクトチーム会議」において協議検討を行っているところでもあります。

 今後、開設予定の福岡事務所は、対馬の観光振興、物産販売、企業誘致の拠点として計画しておりますが、このセクションも観光物産推進本部の業務として位置づけております。

 現在の観光は新たな産業として脚光を浴びる位置にあるため、市民の事業者とともに情報の発信・収集、イベントの開催、物産販売等々、対馬ブランドを売り込むため、対馬を応援していただく方々と一体となって推進していく所存でございます。現在、対馬市の観光推進計画は県の重点支援地域の指定を受けまして、大きな柱として「雄大な自然資源を活用したエコツーリズム推進」と「国境の特性を生かした韓国との交流促進」をうたっております。

 次に、竹島問題に端を発しました一連の問題でありますが、対馬が韓国の領土であるなど韓国国会議員連の時代錯誤も甚だしい発言により、国内外からの行動やマスコミ報道により市民も戸惑いの状況で御心配をおかけいたしております。

 明らかに、対馬は3世紀の中国の史書「魏志倭人伝」でも邪馬台国をなす31の国の一つの一国として紹介されております。さらに、さきの大戦の終戦直後の韓国政府の対馬割譲要求に対しても、当時のGHQは歴史的な裏づけがないとのことで相手にされておりません。

 当市では、ほかの地域にはない特徴的な離島としての振興策を図るため、既に市議会において特別委員会も設置され、去る8月18日には関東近郊の日本会議地方議員連盟と関係の民間団体有志約20名が来島され、意見交換も行いました。

 この中で、これからは国の理解と支援が得られる法整備を含め、島の振興策を国会議連や国にも働きかけていこうと合意いたしておりますので、議会の御支援をいただきつつ、早期の振興策確定に邁進したいというふうに考えております。

 また、対韓国との交流においては、影島区(ヨンドク)と友好姉妹縁組を締結し、蔚洲郡(ウルジュグン)とは文化交流協力に関する意向書及び友好協力了解書を交わしております。今回の一連の騒動で影響を受ける脆弱さも見えました。永続なる有効交流を図るためには、国際交流ではなく、民際外交を強力に推進すべきというふうに私は考えております。

 いずれにいたしましても、東アジアを構築する隣国同士がいつまでもいがみ合うのではなく、すべての領土問題が解決する将来を見据えたとき、対馬が生き残るには交流から交際、そして交易へと成長するしか道は開けないというふうに考えております。

 次に、3点目のマグロ養殖についてでございます。議員御承知のとおり、養殖マグロの生産量は長崎県が全国第2位で、1位の鹿児島県とはその生産量に大きな開きがございます。平成18年実績の数値でございますが、鹿児島2,000トン、長崎500トンであります。うち対馬は113トンで、県下生産量の23%を占めており、19年の実績については、いまだまとめられておりませんが、生産量は倍になりそうな状況でございます。現在、美津島、豊玉町の浅茅湾周辺に20の経営体の方たちが取り組んでございます。20の経営体は、個人が16、企業が4つでございます。

 世界的なマグロ需要の増大、資源の減少による国際的な漁業規制の強化等々を考えますと、これからのマグロ供給は、天然や輸入物に多くを望むことは困難であり、対馬で取り組んでおります養殖への依存度が高まることは当然と予想されます。

 幸い、私たちの島は周辺海域がマグロの幼魚でございますヨコワ漁場であり、ひき縄漁業者も多く、浅茅湾を始めとする養殖に適した内海域等、条件的には恵まれており、これからの成長産業として大変期待をいたしております。

 また、本年3月、「長崎県マグロ養殖振興プラン」が策定され、年間生産目標を2,000トンを設定され、全国有数の養殖マグロの生産地化を図るべく、「マグロ養殖協議会」の県組織及びブロック組織の設置を今年度中に行う予定で、対馬の組織も間もなく立ち上がるものと考えております。

 幼魚であるヨコワの安定的な確保、マグロの肉質の改善、市場の確保、生産性向上のための養殖場の規模拡大、地元産の飼料活用等が考えられますが、いずれの問題も生産者、地元漁協、一般漁業者、行政の協力関係が大変重要であります。

 現在、「トロの華」定着協議会でも県の補助を受け、さまざまな問題改善に取り組み、検討を重ねておられますが、さきに述べました県の協議会に加入し、県や大学の専門機関の意見やアドバイスをいただきながら、それぞれの問題解決に向け、場合によっては行政支援が出てくるのではと考えております。

 参考までに申しますと、これまでの市の取り組みといたしましては、平成16年度から昨年度まで「トロの華」定着協議会の活動に対し補助をしております。

 また、養殖規模拡大による飼料用の冷凍施設不足に対する現状を踏まえ、国の補助制度を利用した整備、支援を計画してまいりたいと考えておりますので御理解くださるようお願いいたします。



○議長(波田政和君) 18番、作元義文君。



◆議員(作元義文君) 1点目の方から再質問をさせていただきます。

 今、市長が言われました新しい部を設置されて、推進がうまくいくように施設と推進と分けたという説明がありましたけども、私は同じ部の中にあった方がいいような気がするんですけども、いろんな観光地を回ったときに設備の苦情とか、あるいは案内板の苦情とかこういったものが市の方にいくと思うわけですけども、これが施設の方であれば、またすぐ横に振っていかにゃいかんということになるんですが、その辺はうまく連携がとれるんですかね。



○議長(波田政和君) 市長、財部能成君。



◎市長(財部能成君) 今、作元議員の御心配の向きでございますが、それにつきましては、先ほどの答弁で述べましたが、観光部門の中で実際のソフトの観光という部分を推進していくということと、今の施設等の改修とか整備とかいうことに対して、同じところで物事を今までずっとやってきたわけですね。ところが、どうしても片方に偏ってしまうと、仕事が。では、そこにさらに多くの人数を配置すればいいんではないかというふうな論議もあろうかと思いますが、そうなった場合、余りにも観光推進の方の担当部局が逆に大きくなり過ぎるというちょっと問題も組織内でございます。そのソフトとハードが連携をしていくということは、これから先、今までそれぞれの課があって、縦割りで物事が進んでおりましたが、今、私が職員の皆さんに言っておることは、どのようにして横の連携を図っていくかということをしきりに口酸っぱく言っております。もっぱらソフトをしながらもハードに目を向け、ハードをしながらもソフトに目を向けていって、その連携をしないとうまく進まないというふうな思いで、今回はソフトを中心の部課とハードを担当するところを分けたというふうに、部署を分けたというふうに御理解をしていただければというふうに思います。しっかり横の連携はとっていきたいというふうに思います。



○議長(波田政和君) 18番、作元義文君。



◆議員(作元義文君) そういった説明であれば、ぜひ横の連携がうまくとれるように、これがややもすると市民に、観光客に、何と申しますかね、自分の責任逃れというか、こういったことになりつつありますので、ぜひそこはしっかりとやっていただきたいというふうに思っております。

 それから、今、いろんな案内板の設置とかいろんなことを考えてあるということでございますけれども、私もいろんなところを回ってみますと、私はエリアを分けて案内板をつくったらどうかと。例えば上対馬地区、上県地区、こういったところのどこか、佐護を一つ例にとってみますと、佐護に入ったときにヤマネコ公園と棹崎と、この案内板がありますよね。ここにもっとわかりやすくヤマネコ公園、それから棹崎、千俵蒔、韓国の見える灯台、それからバードウォッチングのあの施設、あじさいロード、こういったものがあります。あそこには公園もあります。これを一つのマップにして、その所要時間とそして距離と、これを入れて、そこに行けば、こちらに向かっていけばこういった施設がある、半日ここで過ごせるんじゃないかというような私はエリアマップ、これをつくったらどうかなというふうに、各旧町ごとにつくって観光客にわかりやすく、ここに行けば何時間ここで過ごせる、ここに行けばどういったものが見れるというような施設のつくり方を、案内板のつくり方をしたらどうかという提言をしたいと思います。何点か先に申し上げておきますけれども、非常に日本人の観光客が今少ないというか、停滞気味であります。

 こういった中で、観光資源、これは今まである既存のものじゃなくて、私が今、情報を得ているものにサンゴがあるんですね、サンゴ礁。これ、今ジェットフォイルとか、カーフェリーの中にパンフレットがありますけども、壱岐が北限という、示されておりますけれども、対馬が北限と。この基本はもうでき上がってるんですね。対馬のサンゴ礁は3000年前のサンゴ礁で、5メーターの堆積があるということで、3月にはその文献が出るという情報をいただいております。これは5メーターの堆積ですから、3メーターの部分を掘ると何千年前、そこの気温、水温、こういったものがデータがわかるというような状況のサンゴ礁が対馬の西側にあります。ぜひこれもこれからの観光資源というふうに活用していただきたい。これは干潮時になるとひざぐらいまでで、そのサンゴ礁の上を歩いて回れるサンゴ礁ですから、こういったものがあります。

 それと、これももちろん前からあるものですけども、私も一回、この観光の問題で豊砲台を例にとって挙げました。これ産業常任委員会でもこの前視察に行って、道路は確かにきれいに舗装ができて、そこまで行くようになりましたね。でも、その上の部分についてはまだ手つかずで草が生い茂ってると。これも、私も上に上って、その砲台を上から見て、それから海を眺めたらどうかという質問を一回したことがある。やっぱりこういった整備も必要であるし、対馬には31の砲台跡がありますね。これは明治から、大正、昭和にかけて31基の砲台を国がつくったわけですね。国境の島の守りが、どれだけ国が大事に思ったか。各箇所にきれいな砲台がまだ残ってるところがあります。こういったところももう一回見直して、やはりそういったものを見て回りたいという人もやっぱり中にはいるんじゃないかと。これもやっぱり対馬の観光資源の一つに加えていただいたらなというふうに思います。簡単に行けるところは何カ所かありますので、ぜひそういった部分も活用したらなというふうに思います。

 それから、千俵蒔山の野焼きの話を産業委員長がしましたけども、昨年は1.8ヘクタール、ことしは10ヘクタールを野焼きをするという今、計画で、佐護のボランティアの人たちが進めておられる。これもやはり市も絡んで、10ヘクタールということになるとすごい面積の野焼きになりますので、ぜひ市の観光部も一緒になって計画に取り組んだらどうかなというふうに思いますし、駐車場の件も話をされました。トイレも話をされました。やはりこの地区のエリアの中では非常にすばらしい観光資源じゃないかなというふうに私は思っております。

 この佐護周辺だけで話をしますと、ヤマネコにしても1匹しかおりませんね、あそこに。これはどんな理由があるかわかりませんが、観光で人を運んでいったときに、1匹が寝てて穴に入ってたらもう見れません。できれば、やっぱ対馬のヤマネコですから、あれだけ大きく報道もしてるし、やっぱり3匹か5匹か、あそこでヤマネコが遊ぶように、遊んでるところを見れるように、やっぱりこれももうすべきじゃないでしょうかね。1匹体制になってからもうかなり私は年月がたってると思うんですけども、できればぜひ四、五匹体制のヤマネコ公園にしてもらったらなというふうに思います。

 もう一点だけ観光の部分で話をさせていただきますと、今、ジェットフォイルの話、カーフェリーの話いろいろあります。厳原港のターミナルに着いて、玄関を出てきたときに、非常に駐車場が前にあって、自転車置き場があって、前に山があって、何かこう寂しい気がするんですが、もしあそこに電光掲示板の大きな観光マップ、流れる、「ようこそ対馬に」とか、こういったものの大きな、金はないけどもちょっと派手に私はやったらどうかなと。おう、これは対馬に来たぞというふうな思いが、来た人にぽっと伝わるような、もうちょっとないなりに、ないからやらにゃいけんとかなと思うんですけど、ぜひ対馬の印象を強く植えつけるためにそういったものができたらいいかなと、二、三点、今話をしましたけども、市長のお考えをちょっとこの辺で伺いたいなと思います。



○議長(波田政和君) 市長、財部能成君。



◎市長(財部能成君) 議員の方からたくさんのアイデアをいただきましたが、まず、エリアマップの話がございました。案内板、その地域ごとのマップを手づくりでっていう話がございましたが、今、市民の方々でそのような動きっていうのが実際ございます。最近では豆酘の方で市民の方々がそこの町歩きをしながら、そこの町の資源を地図に落とし込んでいって、そしてさらにそのマップに基づいて人を集めて案内をすると。それは当然自分らの観光案内の技術を伸ばすためもございますが、そういう活動をしながらマップをつくっているというふうな状況ございますから、これから先、地域マネージャー制度等を導入して、さまざまな働きかけをこちらも市民に対してしていくことになろうと思いますけども、その地域の資源マップ等を市民と一緒になってつくり出せればというふうに私は常日ごろ思っておるところでございます。実際、私自身も厳原地域で以前いろんな場所までの時間、徒歩の時間っていうものを幾つかのコースでつくった経験もございますので、そのあたり住民の方々が動き出すようになれば助言等もできるのかなというふうに思っております。

 サンゴの北限のことにつきましては、対馬の西の方にあるということは正直言いまして不勉強でわかりませんでした。北限は対馬だというふうな意識はありましたけども、それにつきましては、私は初めて聞いたわけですけども、さまざまなそのような対馬の資源というものを皆さんが観光物産推進本部の方に流し込んでいただく中で、本部の方もそこに足を運びながら、それを表に出していくという作業をしていくことになろうかというふうに思っております。情報の集約化をまたお願いいたします。

 砲台のことがございました。砲台については、この近代の建築遺産として十分な価値があると思ってます。私は、美津島の城山に登りましたとき、頂上のちょっと下ですかね、下にある目地のコンクリートの、何ていいますか、遺産っていいますか、があります。これが100年は過ぎとるわけですけども、しかし見事に残ってる。どういうふうな本当コンクリートのつくり方をしたんだろう。今ではもう、今の人たちがつくった場合、風化してるんじゃないかと思われるやつが、もう100年過ぎてもしっかりとしてるというふうなのを見たときに、先ほど言いましたような近代建築遺産というふうなものになるんじゃないかというような思いに至ったことがございます。

 そういう中で砲台につきましては、特に私、豊砲台は子供のころから何度か行っておりますので十分にわかっております。確かに上の方には行けない状況がございますが、実は、豊砲台は韓国が見える公園のトイレがございます、駐車場があったりして。あそこのところから尾根伝いに砲台の上に通ずるということも十分知っております。市民の方とも話す中で、そこの尾根伝いに道を、それこそ車が行く必要ありませんから、散策していける道を自分らでつくるということもできるんじゃなかろうか。そういう中で、砲台の上に来て転落してもらっては困りますけども、そういう安全策等をしながら、そこに人を呼び込んでいくということも考えたいというふうなことで、実は比田勝の方で、2年、3年前ですか、から始めました北の玄関口のまちづくり研究会等でもそのあたりのことが出ております。

 それと、砲台につきましては姫神砲台とかもう立派なものがあります。下の方だったらまだまだあるわけですけども、これから先の観光客というのがマニアックな世界にどんどん入っていくと思っております。1台のバス、50人を乗せてくる観光ではなくて、少人数で人は動き始める時代で、既にそのようになっております。趣味等で動くということになりますので、対馬が保有しておりますさまざまな観光資源で提供できるものは、派手な整備はできなくても、そのあたりをきちんと表に出すという作業で、人を呼び込めたらというふうに思っております。

 それとヤマネコの問題がございました。ヤマネコに関しましては、あれはあの施設はあくまで増殖していく施設で、本来。それを目的としている施設のはずです。あれは今現在皆さんにお見せといいますか、表に出しているヤマネコは、あくまでもヤマネコエイズにかかって、外に、野に放すことができないヤマネコを、今一時展示といいますか、ああいうふうに観光用に働いてもらっているという状況でございまして、そこに本来の増頭目的といいますか、その施設の中で、また3頭、4頭を観光の方に出演してもらうというのも、ちょっと環境省の方向とは若干変わってくるかなというふうに思いますし、元気な、病気をしてない猫は山に戻すというふうなのが基本となっとるもんですから、なかなか難しい問題かなと内心思っております。野生動物センターの方には、こういう提案がございましたということは、これはお伝えはしたいというふうに思っております。

 それと、最後におっしゃられましたターミナル前の殺風景な山の方に電光掲示板等で観光客の気持ちを和ませるというか、そういうふうな電光掲示板はできないかという話でしたが、恐らく、電光掲示板は、和ませるぐらいの電光掲示板になると、1,500万から2,000万かかると思います。その金を私はかけるよりも、あそこは個人有地ですが、いろんな人の力を借りながら、花をふやすとかいうことの方が、市民と玄関口をつくり上げるという作業をしていった方がいいのかなというふうな思いもしております。申しわけございません。

 千俵蒔山の野焼きの問題でしたけども、今実際この計画をやっていらっしゃる住民の方の中に、市職員も色濃く、関ってやっております。そういう報告も受けておりますし、一生懸命職員も汗を流しているというふうに私は聞いておりますし、私ども市役所の方も、当然市民と協働ということをうたっておりますので、精いっぱい支援はしていきたいというふうに思います。

 以上でございます。



○議長(波田政和君) 18番、作元義文君。



◆議員(作元義文君) いろいろ答弁を聞きまして、できるもの、できないものあると思います。あると思いますけれども、やはり観光で、第一次産業と観光、これで対馬を売っていくという一つの目標があります。こういったことからして、ぜひ今市長が言われるように、そんなに金をかけなくても、観光客に楽しんでいただけるようにする方法は幾らでもあると思いますから、ぜひそういった方面で動いていただきたいなというふうに思っております。

 対馬に来る人も、ほとんどいろんな高級なものを求めてきているわけじゃなくて、歴史とか、自然とか、そして食べ物とか、そしてこの対馬の暖かい人情を求めてやってきているんですから、帰るときに、もう一回対馬に、今度はだれかを連れて来て、楽しみに来たいなあというような感想を持って帰っていただくように、ソフト面でもいろんな、きのうも話がありましたけども、そういった公社の職員であるとか、こういったところに指導を十分していただきたいなというふうに思います。

 観光の件については以上で終わりたいと思いますが、ぜひ今福岡にも、大阪にもアンテナショップみたいなものを立て上げようとしておられますから、ぜひこの対馬の物産、こういったものも開発を含めてぜひ取り組んでいただきたいなというふうに思っております。

 次に、韓国の抗議行動、そして対馬の動きという問題で話をしましたけども、これはほとんど一部の人じゃないかなという私も気はしておりますけれども、やはり日本の国として、国がもっと対馬を見る目というか、こういったものが国境離島の今防人新法の制定に向けても今国にお願いをしようという矢先でございますから、いい材料にはなっているのかなと思いますけれども、ぜひそういったものも含めて、国の方にも強く、私は要望していったらいいというふうに思います。

 それから、時間が余りありませんので、韓国の問題についてはぜひそういった取り組みでお願いをしたいと思います。

 市長もいつか話をされました。対馬は韓国の領土ではないよというふうな文献の話がありましたですよね。あの話、私は対馬の人が余りわかってないんじゃないかなと、半信半疑で本当のことは、対馬は韓国じゃないという思いをしている人もいるのではないかなと思いますから、ぜひこういったところで、もしそういった文献がわかってあれば、打ち消していただきたいなというふうに思います。



○議長(波田政和君) 市長、財部能成君。



◎市長(財部能成君) この竹島問題につきましては、あのパフォーマンスがあって以来、さまざまな電話等で励ましの言葉をいただいております。その中で、韓国の大学の先生から私の状況をおもんばかって別の方に電話があって、私の方に伝えてくださいという話で、私が聞いた話ですけども、その方は、今回の抗議行動を起こされた韓国国内の方に対して、もしくは組織に対して抗議の電話をされたそうです。その内容というのは、きちんと歴史をとらえてこういう対馬で行動をしているのかというふうに叱責をされたと、どういう歴史なのかと相手が答えたから、きちんと教えて上げましたよという内容は、私ども対馬では、奴加岳の戦いとかいいます。

 応永の外寇ということで1419年の6月に、当時李氏朝鮮の方から軍艦、船227隻、それから、軍人さんといいますか、1万約7,000名の方がこちらに、方といいますか、倭寇を懲らしめるためにやってきたと、それは李朝実録にきちんと書いてあると、李朝実録の中では、1万7,000の人たちを、こちらで対馬で65日間戦わせるための兵糧を船に積んでこちらに渡ってきたと、ところが10日間で実は帰ってきたんだと、なぜ10日間で帰ってきたのかと、浅茅湾の方で反撃がすごくて、上陸さえもまともにできなかった。征服さえもできなかった。浅茅湾周辺ですね。それさえもできなかったということで10日間で帰って来たというふうなことが李朝実録の己亥東征、当時の干支で己亥といいますが、東を征服するという己亥東征という項目にきちんと記述されていると、そのことを今韓国の方では、対馬征服ということで、当時のことを誇大に、間違って歪曲化してきているわけですけども、そういうことは李朝実録の中には一切書いてないと、その事実というのをきちんと確認をして行動をしなくてはいけない。ということは、あなた方がしている行動は歴史にも基づいてない。間違った行動ですよというふうに、その韓国の大学の先生は戒められたというお話でございました。まさしく私はそれが事実であるし、先ほど答弁でも申しましたが、魏志倭人伝の中、さらに李朝実録の中でもそのことは明確になっております。

 竹島問題に関しまして、対馬がいつも引き合いに出されます。この竹島問題については、私の対馬、私がこの対馬の方から物申す部分は全くございませんが、さまざまな行き違いがあってるように私は自分なりには理解をしておりますし、もとは松島竹島でしたかね。ていう名前で呼ばれてたということが大きな間違いのもとになってしまったというふうなことも聞いております。ごめんなさい。鬱陵島(ウツリョウトウ)ですね。がそういうふうな表現をされてたということで、間違いがおこっているというふうにも聞いておりますし、フランス人測量士が間違って竹島の位置を間違えたというふうな話もございます。どこが定かか私はわかりません。

 しかし、少なくとも私どもが住むこの対馬が韓国領ではないということは明白でございますので、そのあたりの歴史的な史実というのをきちんと韓国の方にも伝えていきたいというふうに思っておりますし、7月にパフォーマンスがされましたが、そのパフォーマンスの際に、私ども市役所の方に、市役所のどこかでその行動をしたいみたいなことがありました。しかし、私としましてはそのような行動をするならば、一切市役所の敷地内には入ってもらっては困りますということで、明確にお断りをし、公道上での行動に至ったというふうに思っておりますので、私はそのときの判断は間違いはなかったと思っておりますし、先ほどおっしゃられました防人新法については、これをよい機会ととらえて、私どもこの島が私どもの島民がきちんと未来永劫生活をすることによって、ほかからの実行支配をなくすというふうなことで頑張っていきたいというふうに思っております。

 以上でございます。



○議長(波田政和君) 18番、作元義文君。



◆議員(作元義文君) かなり明白に韓国領ではないということを打ち消していただきまして、ぜひこれからもそういった機会があるごとに、この対馬は韓国領土ではないということを明白にしていきたいというふうに思っております。

 マグロの養殖の件で少し時間がなくなりましたけども、これから対馬のマグロの養殖というものは、長崎県の奨励ももちろんありますけれども、対馬の周辺がマグロの稚魚の生産できる唯一の海域であるということが、私は今から特権になってくるだろうというふうに思います。

 それで養殖もさることながら、稚魚を釣って、そして養殖業者に渡すこの仕事も対馬の漁民の中に、これからどんどんふえてくればいいかなというふうに思っております。そして対馬で稚魚を養いをして、そしてほかの養殖業者に回る。こういった業者も出てきてくれれば、もっともっと対馬のマグロに対するマグロ養殖に対するこういったものも進んでくるのかなと思います。20億、30億の産業に、私は成長できる要素は十分あるのではないかなというふうに思っております。

 今各漁協、生産者、こういったところから、この要望がどんどんきていると思いますので、ぜひ市も一緒になって、このブランド化、そしてマグロの養殖の2,000トン、長崎県が、対馬が何トンの割り当てかわかりませんけれども、恐らく500トン、600トンになってくるのかなと思いますが、ぜひそういった支援も、水産部を中心に業者との話を密にして、大きな産業に育てていけるように努力をしていただきたいと思います。

 これで私の一般質問は終わります。ありがとうございました。



○議長(波田政和君) これで、18番、作元義文君の質問は終わりました。

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○議長(波田政和君) 暫時休憩します。開会は1時10分から。

午前11時55分休憩

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午後1時10分再開



○議長(波田政和君) 再開します。

 次に、5番、阿比留光雄君。



◆議員(阿比留光雄君) 皆様、こんにちは。財部市政が誕生して早6カ月がたちました。内外ともに厳しい情勢の中での船出になろうことは、当然予測されましたが、短い間にも急騰し続ける燃油問題でますます市民生活が窮迫する中、ここにきて九州郵船のジェットホイルの減便、また医療権組合病院の経営体の改編など重大な問題も次から次に押し寄せてきました。不安ばかりの市民が少しでも安心して暮らせるまちづくりを目指して、市長の適切な判断と対応をお願いするところでございます。

 それでは、さきに通告しておりましたが、まずは、3点の質問をさせていただきます。

 1つ目が、さきの市長選の公約の中に、市民協働によって対馬を変えるとありましたが、具体的なその進捗状況をお伺いいたします。

 2つ目に、市民協働に関連することでありますが、非営利団体、NPOのボランティア活動に対する行政の捉え方について。

 3つ目が学校給食に関して、地産地消をもっと進める考えはないか、この3点についてお伺いをいたします。

 半年前の市長選を振り返ってみますときに、対馬市が誕生して4年の間、旧町時代からの引き継いだ負の部分の処理、さまざまな事件に伴う職員の逮捕、財政の窮迫に伴う公共事業の削減、対馬の基幹産業である水産業の低迷、それに追い打ちをかけるかのごとく襲った燃油の高騰など、次から次に大きな問題を抱えてきました。

 また、合併することによって、住民サービスの向上と新しい対馬づくりを求めていながら、現実には市民の期待を大きく裏切る行政運営となり、市民の不平不満は頂点に達していました。

 そのようなときに、救世主のごとく財部氏が現れたのでございます。疲弊しきったこの対馬を市民と一緒に変えていこうと、まずは地域を元気にしていこう。そのためには地域マネージャー制度を立ち上げ、地域との協働を進めていこうとの公約に、私も非常に感銘を受けたところでございます。

 市役所の機構改革も、一段落しております。しかしながら、市長の意図とするところ、また目的を、手足となって働く職員と連携が図られていないのではないか、などといろいろな問題があると聞いております。今後の地域マネージャー制に対する取り組み、あるいは進捗状況など詳しくお伺いをいたします。

 次に、市民協働に関することでありますが、非営利団体NPOのボランティア活動に対する行政のとらえ方についてでございます。

 現在の対馬の非営利団体は約19団体ぐらいが登録し、それぞれの団体が日々活動されているようです。その1つである「花の対馬ネットワーク」の活動について、お伺いをいたしたいと思います。

 美津島のあそうベイパークの5ヘクタールの山林に苗から育てた玄海つつじ2万本が植栽され、市民の憩いの場となっていることは市長も既に御存知のことと思います。

 この会は平成15年度に発足し、当初は30数名の会員で花の名所づくり、日本一の玄海つつじの森を目指してスタートし、今後は対馬に自生する植物の展示園づくりを目指すとのことで、殺伐とした市民にも夢とロマンを与え、そして心温まる活動を続けていらっしゃることにも私も心が和みました。

 しかし、問題はここからで、当初は旧美津島町に話を持ちかけ、両者の役割分担として美津島が植栽地の伐採、そして植えつけ後の草刈りを行うこと。また会の方では種の採取から、苗つくり、植えつけ、施肥、草きり、枝打ち等々、分担の取り決めがなされていましたが、合併後、対馬の方で草刈りがなされず、計画の実現が危ぶまれている状況になっております。

 会の方では、植えつけは鶏鳴小学校、また豊玉高校の卒業記念樹として、そして一般市民の参加もあり、平成19年度に目標達成したことで、ことしの5月21日に市の方に引き渡したと聞いております。

 草刈りなどは危険も伴い、一般市民の協力も得にくく、市に頼るしかないとの切羽詰まった声でありますが、市長の考えはいかなるものかとお伺いをいたします。

 3点目は、学校給食に関して、地産地消を進める考えについてですが、世界情勢を見ましても、食料危機の時代がやってきたこと、ひしひしと今肌に感じている状況になってきました。我が国の食料自給率は40%を切ったと言われ、先進国の中でも最も低い数字にあることは市長も御存知のことと思います。これを50、また55%になんとか引き上げようと、各政党も競い合って目標を掲げております。また地方においても 、地産地消、食生活など盛んに行われ、その甲斐あって、米の消費量が1割アップしたとか、報道されています。

 そういう中で、我が対馬の自給率は30%を満たない厳しい現状でありますが、海があっても、山があっても、野菜も魚もあるのに、それがなかなか活用されていないのが現実でしょう。遊休農地の活用、団塊世代の退職後の生きがい、子供の食に対する理解、地域の活性化に大いに結びつくものと考え、自給率を上げていく施策が、今必要でないかと考えます。

 既に旧町時代から学校給食に関しては取組みがなされているのは承知していますが、市になっても決してそのことが向上してないものと思います。学校給食の運営管理は行政にあるので、いろいろな問題を前向きに検討していただき、農協、漁協と協力しながら、ぜひ取り組んでほしいと思いますが、市長、また教育長の見解をお伺いをいたします。

 以上、3点でございます。よろしくお願いします。



○議長(波田政和君) 市長、財部能成君。



◎市長(財部能成君) ただいまの御質問にお答えしたいと思います。

 まず、第1点目の市民協働についてでございます。

 私は選挙公約として市民協働で市政を運営をしていきたいということを声高らかに市民皆さんに訴え、そして多くの票をいただき、当選をさせていただきました。

 当然、私の第一の公約でございますので、この市民協働というのどのような形で進めていくかということについては、公約の細かい項目の中に上げておりました地域マネージー制度を導入するんだということを訴えております。

 この制度については、もう何度も言っておりますけども、全国どこにもまだない制度でございます。そういう中でこの制度を導入するということで、この8月1日に地域再生推進本部ということで、部を設置し、市民協働を進めていくためのグループの方で、この地域マネージャー制度の問題は取り組んでいただいております。

 ところが、先ほど言いましたように、日本で初めてのことでございまして、職員の方も正直いいまして、どのように物事を進めてよいのかというふうに何回も何回も私の方に問い質しにくる状況であります。それはいたし方ないと思います。初めてのことですから。しかし、この8月1日から1カ月半ぐらいの間にそこを担当しておる職員については、物事の方向性というのはわかったように私は捉えております。

 実際、この10月に替わりましてから、地域マネージャー制度を本格始動をするように動いております。11月から5つの地域活性化センター、それと厳原地域のこの6カ所、6カ所においてモデル地区を選定をしようというふうな段取りでおります。

 そして21年度に全地区に入るんだと、といいますのは、モデル地区の方で、ほかの地区の担当マネージャーになった職員は、モデル地区を見ながら自分の担当地区をどのように運んでいくかということを見ながら勉強し、参加しながら勉強しようというふうな考えでおります。

 今言葉だけが、正直いって躍っとるわけですけども、大変この問題は難しい問題です。職員だけではございません。地域に住んである皆さんの、市民の皆さんも実は大変なんです。私は選挙の中でともに汗をかきましょうというふうに訴えてまいりました。

 市民の皆さんは、今までのように物事を行政だけに頼み込むというふうなことでは物事が進まないという実態を知っていただくと、いうためにも地域マネージャーが入らなければならないと、ものを頼むだけではなくて、ものをつくり上げていくことに対して市民の方が参画しなければならないと、ものをつくり上げていくのは、今まで行政であれば政策部なり、企画部なり、そのようなセクションが担当しておりましたけども、これから先の行政職員に求められるのは、もっぱら政策立案能力でありますし、今のこの地域を変えていくために、国、県にこうして物事を発していくためには、どうしても政策立案能力を上げなければならないと、そういう思いで地域マネージャーをやっていただくつもりでございます。

 全ての職員が、私は育ってほしいというふうに思います。次のステージに職員が上がることが、市民の幸せだというふうに私は常日頃思ってます。先ほど言いましたように、市民の皆さんにも大変迷惑をかけますが、市民の皆さんと物事をつくっていかないと、本当の地域ができ上がらないんだという私は思いでおります。

 私は以前、行政職員として働いておりましたときに、そのような地域の中に入って物事を進めていくという手法をずっととっておりました。正直、そこにはなんの教科書も参考書もございませんでしたけども、体を使ってぶつかっていくということで、そのあたりの技術というものをいつの間にか、自分自身わずかばかりですけども、会得させてもらったように気がします。

 市民がどのように考えているか、そして市民が物事をつくりこむことによって、どのように後々参画してもらえるかということを、今ここに座っておられる幹部職員のみならず、若い職員からすべての職員がそのスキルを持たなければならないというふうに思っております。

 この制度の浸透ぐあいはどうかという御質問の内容もございましたが、これにつきましては、幹部職員の方々と一緒になって、市民協働推進本部というのを今立ち上げ、まあ、組織を立ち上げたからそれは進んでいるとは私も思っておりません。

 実は、この会期中にも、それぞれの地域活性化センターの方に、私自ら足を運んで、この制度の説明をきちんと伝えたいというふうに思っております。決して今地域再生推進本部の担当にすべてを丸投げしようという気はありません。私自身の気持を職員にぶつけていこうと思っておるところでございます。

 今職員の中では、この地域マネージャー制度って本当でどうなっていくんだろうというふうに噂されてるそうです。みんな不安なんです。しかし、その不安を払拭させるのは私だろうと思いますし、私が先に動くと、そして本当の対馬をつくっていくんだというふうに思ってます。

 地域再生推進本部の担当は、恐らく、私は今予定をしております27の地域が動き始めたときは、まともに寝られんだろうと思います。大変な問題がいっぱい出てくると思います。そこのマネージャーさんもそうです。しかし、それが本来の行政の役割なんだという思いで、単に9時から5時までをデスクワークで終わらせるんではなくて、実際、肌で感じる市民の、地域の、方向性と苦悩を政策に転換していくということに恐らく芽生え、途中から快感になるんじゃないかというふうに思います。それは私の実体験からくるものであります。

 このマネージャー制度の概要については、既に職員組合の方にも説明を申し上げ、一定の理解をいただいていると、その中で物事は進めていくというふうにしておりますし、幹部職員から若い職員までの常に連携会議等をやっていきながら、起こった問題をすぐに全部を上げて処理をしていくと、決して地域再生推進本部だけがこの物事に取り組むんではないと、全部、全課がこの問題には取り組んでいくんだというふうな考え方で望んでいきたいというふうに思っております。

 市民と行政職員だけが物事をつくるんではありませんし、お集まりの議員の皆様におかれましても、この手法について深い理解をしていただき、温かく見守っていただきたいというふうに思っております。よろしくお願いいたします。

 次に、NPO活動の支援をどのようにとらえているのかという問題がありました。

 私はNPO活動はボランティアというものから物事は発生してきているというふうに思ってます。このボランティアについては、実は9月の7日でしたか、社会福祉協議会の方でボランティア入門講座というのがございまして、峰町の佐賀の方で100名ほどの人が聴講できていただいておりましたけども、そこでこのボランティアの問題について話をさせていただきました。

 ボランティアはいろんな考え方といいますか、性格があるんですけども、地域社会の足りないところという部分を補完していくという部分があります。それと当然、行政が足りない部分を補完するという部分もありますし、社会のシステムとしてどうしても抜け落ちているという部分を活動で埋めていく先駆的なボランティアというのもございます。

 そして、私ども行政と市民との間をつなぐと、さまざまな理解をしていただき、協力者として活動していただく橋渡し的な役割というのもボランティアの中にあろうかと思います。そして、先ほどの先駆的に似通ってはおりますけども、相互扶助の精神というものを、地域社会に普及していくという意味で、啓発的な役割というのもボランティアの中にあろうと思います。

 このNPOといいますか、ボランティア団体というのは、先ほどの19団体を含め、島内で120団体ほどがございます。先ほど言いましたいろんな意味の役割を担って活動をしていただいております。その中には、子育て支援もありますし、青少年育成、健全育成もございます。そして今ときめく食育の問題もございます。

 当然、高齢者の問題もある。それから、地域をつくっていく地域活動というのもございます。そして先ほど議員がお話されましたグループ等は自然との共生といいますか、そのあたりもボランティア活動でやっておられます。

 市としましては、今年の3月28日、私が就任した日でございますが、その日に対馬市市民協働推進指針というのを立ち上げました。市民団体と課題、情報の共有を図りながら相互連携を深めて共通の目的に向かって、活動の方向性を合わせることを推進していくと、その中ではうたっております。

 先ほどのあそうベイパークで玄海つつじを約2万本、5ヘクタールに植えて植栽をしていただいておるわけですけども、これについては議員が言われたように、5月の21日に対馬市の方にすべて移管替えをされております。その中で、専門性といいますか、単に下刈りをしてしまうというものではなくて、きちんと植栽されたものを保護しながら斜面の角度とか、水の問題とか、いろんなことを考慮しながら下刈りを進めていかないと、きちんと生育しないという問題がございますので、ある程度専門的な知識を持った方々、もしくはそういうグループに私はお願いをしないといけないと思います。

 行政の方が、職員で簡単にできるものでもないと思いますし、下刈りを仮にどこかの、どこかといいますか、森林組合とか、単に業務としてお願いをするということもなかなかできる問題でもありません。せっかく植えられた2万本が台無しになってはいけませんので、大切に育てていくためにも、そういうNPO的な活動の中に、私どもは支援をしていきながら、せっかくの財産を守っていかんばいかんというふうに私自身思っておりまして、現段階におきましては、補助金等は組んでおりませんけども、現計予算の中で物事はやっていける範囲はあると思っております。そういうところで対処をしていければと思っておりますので、御理解のほどよろしくお願いいたします。



○議長(波田政和君) 教育長、河合徹君。



◎教育長(河合徹君) 阿比留議員さんの御質問にお答えをさせていただきます。

 結論から申し上げますと、私どもも地産地消は大いに進めていきたいと、またいかなければいけないというふうに思っております。偏食や外食、そして個食など、子供たちを取り巻く食環境が大きく変わる中、食育の原点となります学校給食は、正しい食習慣を養ったり、また友達や先生と食べる楽しさとか、おいしい食事と出会う場であるとともに、食に関する指導、食育の場として大きな役割を果たしてきております。

 現在、多くの食材を長崎県学校給食会から調達しておりますが、学校給食における地産地消の推進については、生産者の顔が見える地元で取れた産物を用いることは、品質と安全性が確保されるだけでなく、児童、生徒がふるさとの味に親しむということとともに、食を通して郷土に対する関心が深められる効果も期待され、地産地消は重要な問題であるというふうに考えております。

 平成20年2月時点における調査では、対馬市の学校給食に占める地域作物の利用、地産地消の割合は、県内産物の利用が59.6%、そのうち地元対馬産物が11.4%となっております。主な利用品目は、農産物では、大根、タマネギ、ジャガイモ、カボチャ、アスパラガス、米、シイタケなど、海産物では、ヒジキ、アジの開きなどであり、市内すべての調理場でいずれかの対馬産物を利用しております。

 また、一部の学校給食調理場においては、農協と単価契約を締結し、地元産野菜の利用に努めているところであります。当面は、確実な実行を図るため、対馬での栽培が容易な品種等を選定し、地産地消の観点から、関係機関との協議も含め検討してまいりたいというふうに考えております。

 地産地消のネックは、供給量と規格と価格であります。生産者の方々にも努力をいただかなければならないところがありまして、現時点では、地産地消を広げるには難しい環境ではありますけれども、導入の方向で市長部局の担当課へも働きかけ、相互協力により導入に向けて努力していく所存であります。

 地産地消は、対馬活性化にとっても重要な案件であり、地域の食材を生かした郷土色豊かな学校給食を提供できるよう、今後関係機関と協議を重ねてまいりたいというふうに考えておりますので、御理解いただきたいというふうに思っております。

 以上でございます。



○議長(波田政和君) 市長、財部能成君。



◎市長(財部能成君) 学校給食の問題につきましては、まずもって概略的に教育長の方が答弁していただいた方が第一義的にはいいかなと思って、退席を一度させていただきました。申しわけありません。

 地産地消の問題でございますが、これはこの昨今のマスコミ報道で、事故米のことが出ております。事故米のテレビ画面から原産地、中国という形で映し出されておりました。

 実は、昨日も家で、私、家内と話したときに、またまた中国だ、こりゃ、いよいよ中国はいろんな国際的な基準に合わないことになっていて、輸出というのはできないような状況になっていくんじゃなかろうかと、そのときに今まで私ども消費者が安ければいいということで、考えていたそういう消費行動というのが変わっていくんじゃないかと、やはり食の安全、安心というものが、これから先のキーワードになるだろうと、日本の中で食料自給率が39、40というふうに言われておりますけども、今こそこの食の安全という風が吹いているときに、地産地消というものを本当は進めていかなければいけないというふうに思いますし、そういう消費者の方が、少々高くなっても、安全の方をとるというふうな時代は、すぐそこにきているんだろうと思っておりますので、そういう方向で物事をやっていきたいというふうに思ってます。

 地産地消に関しまして、私は特に、魚について考えております。といいますのは、現在、島内で食べられる魚というのは、ほとんど浜辺でもらう以外は、福岡市場価格で買ってる状況だと思います。そういう中で、この私の任期中に、漁協に対してさまざまな補助金等が行政側から流れるわけですけども、この補助金について、一定の補助金の交付条件を出そうと思ってます。

 それは地産地消を進めるためです。仮に、水揚げの1%、2%というものが、対馬価格で取り引きされる。それは確かに、漁業従事者にとっては、1%、2%のものが安くしか売れないと思われるかも知れませんけども、そこの価格というのは、あくまでも将来への投資だというふうに考えていただけるような制度を構築したいと思ってます。はっきり言いまして、補助金の交付条件の中に、1%、2%、それはパーセントについてはちょっと研究したいと思ってますが、島内消費に島内価格で向けるという条件を付して地産地消を進めていきたいというふうな考えでおります。

 以上でございます。



○議長(波田政和君) 5番、阿比留光雄君。



◆議員(阿比留光雄君) 市民協働に対して、ちょっと1点目の分野から再質問をやっていきたいと思います。

 さすがに今市長の得意分野で、自分が考え、立ち上げただけに、非常に熱が入っての答弁であったと思います。私もこのことについては当初から聞いておりますが、非常に同感するものがあります。

 しかし、これがこのようなことが4月の何日かに出されて、市民協働推進指針という形の本が出てますよね。私もちょっと読ませていただきましたが、非常によくできているんですよね。びっくりしたんですけど、今の時代にほんとにマッチした、これでなんとか対馬は元気づかんかなという気持でおるわけですけど、往々にして今までも5カ年計画のなんじゃかんじゃというのがいっぱい出たんですけど、いつどこでどうなったかわからんように消えてしまうのが現状なんですよ。ほとんどが。

 ところが、今国の方でも、地方分権とか、いろいろする中で、地域は地域でやっぱつくっていくというようなことが今からの流れ、もう既に流れていると、その中で今私が言う地産地消の問題とか、またボランティアの問題とか、そこら辺をどう生かしていくか、どう取り組むか、市の方もそこら辺にもあると思うわけですね。すべてが市民協働に関連する部分がいっぱいある。ほとんどなんです。これは福祉、医療に関してでもそうだろうと思う。

 そこで市長が本当にこのことを立ち上げて、私もそうだと思います。しかし、市長が、せっかく今からの施策として重要視してやろうとすることが、本当に手足となって動いてもらえる本当に一生懸命なってそのことを、真から理解してやってくれる職員がどれだけいるのか。やれと言われたからやりますじゃ、これは今市長が答弁するように、そんな生易しいものではない。はっきり言うて。

 これは本当に自分の身を削らんと、市民と同じ角度で物事は進みませんよと、前市長がよく言ってた言葉がある。人が変わらなきゃ対馬は変わらん。私は対馬が変わるために人が変わらにゃ間違いなく変わらないんですよ。ところが自分たちの部下は何も変わってない。自分たちも自分たちの部下も全く変わってない、対馬は変わりたくてもてん。この閉塞した対馬を、何とか変えてもらいたいというのが市民の願いなんですよね。間違いなくそうなんです。そのことをいろいろと噂も耳にします。幹部の人たちでもそうですよ。そのことを市民のニーズを今何を市民が行政に求めているかということを知ろうとしない。今までと同じような感覚で、今までと同じような気持ちで、行政運営を進めるようなもし幹部がここにいたら、私はこれは必要ないと思う。対馬市の職員としては去ってもらうしかないと思う。職員もしかりだと思う。

 対馬市民に奉仕する。そのことが一番の目的なんです。それを云々かんぬんというようなことじゃ話にならんと、私は。そのことを肝に銘じていただきたいと思うて、市民も幹部からすべて、これが対馬の今求めている市民が求めている対馬を何とかしてほしいと、何とかするために、1つになった。そして夢も希望もあった。なる前は。ところがいろいろと機構改革の中で、支所に行って市民が頼んでも、「いや、ちょっと本所にいかねばと」、これは今まで4年間幾つかこんな話がありましたよね。そのことも解決するために、逆に、出前の行政、これはもう目に見えて「あっ、対馬はこれで変わるなあ」と市民にまず実感が湧くわけです。それがまだ半年たっていろいろその準備ができつつあると、まだまだ機構改革をしてもこれはあくまでも一番下の手段なんですよ。手段。それを変わったと思ったら大きな間違いですから、これからなんですよね。どうそれを生かすかということ。一番大事なのは本当に1人1人の職員が、市長が言わんとする、その思いを理解できるのか、その手立てがあるのか、ちょっとお聞かせください。



○議長(波田政和君) 市長、財部能成君。



◎市長(財部能成君) 出前的行政を進めていくために、地域マネージャー制度を導入するわけですが、その確かにまだまだ職員隅々まで浸透しているとは私も思っておりません。思っていないゆえに、この会期中から始まります地域活性化センターごとの職員の研修会をしますが、そちらに私が出向いていくというふうな考えでございます。

 担当職員も十分に理解はしていると思いますけども、この市民協働の旗振り役は私でございます。私が出向いてやっていこうと思っておりますので、それについては職員のみんなも十分に認識してくれるものと思っております。後は私の伝え方の問題だけが残ろうかと思いますが、それについてはしっかりと取り組んでいきたいというふうに思っております。

 それと先ほどの、ちょっと若干違いますが、先ほどの私の答弁の中で、1点漏れでおりましたので、お伝えをしたいと思います。

 地産地消と市民協働というかかわりの部分が抜けておりました。今市民の方が自分の方で自分の方から自発的に地産地消を進めたいという動きが豆酘の方で起こっております。その場所には3回ほど立ち寄らしていただきましたけども、その地域の若者たちが自分たちで汗を流して産直の駅というのをつくっております。

 さらに、そこに立ち寄られる方が最近ふえてきたということで、別の事業展開も事業拡大をしたいという考えもあるようですが、そこに集まってくる産物というのは、まさしくその豆酘地域、さらには最近では、西の方の久根田舎地区の方の方々もそこに産物を持って来るようになりましたという報告を受けました。

 これは行政が支援したものではありません。本人たちが自発的にやったものです。先ほど言いましたように、事業の拡大をしたいと、そこに住んである市民のさまざまなニーズが出てきているから、それに対応したいんだという話がございました。私はこういう時こそ、行政が支援をしなければいけないというふうな考えを持っております。

 そのあたりの支援については、私ども単独市だけではなくて、県も、さらには別の企業とかいう全国の企業ですね。企業の方もそういう支援というのをしていこうという考えは十分にございますので、そういうもの、今度は支援制度を探してあげる。またはその支援のための事業申請等を手伝ってあげるというのが、私どもの行政の今度役割になるのかなというふうに思っておりますので、市民がじゃ私的に汗かいてやることに対して力いっぱい支援をしていって、NPOとかそういう活動が広がっていくことを願っております。



○議長(波田政和君) 5番、阿比留光雄君。



◆議員(阿比留光雄君) 間違いなく市長のすべてが責任なんです。指導力が問われるこの地域マネージャーに関しては。大事なことだろうと思うんです。これは幹部の人、職員に強く言いましたけど、本当は市長これがもしできなかった場合、1期4年は長過ぎるむだな時間になりますから、背水の陣でこのことをひとつのんでもらいたいと思う。

 これはほんとここは正念場です。これ以上もたもたしては対馬は立ち上がれなくなってしまう。ひとつ頑張ってこのことについては指導力を発揮して、ありとあらゆる手を使って、また話し合いを重ねて、皆さんと同じ気持になって、市民と、また市役所の職員と一緒になってやれるように、ひとつ頑張っていただきたいとお願いしときます。

 それから、次に2点目のボランティアをどうとらえているかということに対しては、全く市長の答弁どおりで、私も金をどうこうじゃなくて、その中でお互いが役割をしっかりと、このことをやると中長期的な計画の中で計画がなされたときには、多分いろいろお願いがあると思う。これは間違いなく。そうそうに市民の力だけではいろいろな問題が生じて先に進まない部分はあるかと思うんです。そこら辺をしっかりお互いが、これも協働の手本になると思うて、これは。今まではちょっと地域のことだけだったんですけど、全島的な、対馬をどう興していくか、そういう形から考えると、このボランティア、またNPOの存在ということを多くつくって、多く活動してもらう。

 そのためにはまたそれに対する行政の担当とか、またいろいろそこを通じていろいろな話し合いをもって、大いに先に進めてもらいたいと思います。それはもう結構ですから。

 地産地消、これ学校給食に対して地産地消をどうこうということは小さな問題で、少子高齢化の中で、学校の存続がもうずっとできないぐらい児童が減っていく中で、これを100%したところで、大した消費というのは生まれないことは知ってます。はっきり、小さな問題。ところがこれは次につなげる大きなステップになろうと私はこう考えて、今市長が言いましたよね。いろいろなステップがある。今対馬の基幹産業である漁業が何が問題か、これが燃油とか、また漁獲高が上がるとか、価格が上がるとかいうのはちょっと考えられない部分がある。

 今までにいくと、非常に厳しい状況が続くだろうと思うわけです。ところが対馬であるがゆえに、また本土と違うハンディーがものすごくそこにある。何かというと、流通だろうと思う。島内流通も市長がさっき言いました。島内の流通体制、ここら辺も十分に今から確立していく必要があろうと思う。

 対馬の魚が対馬の山の中では食べられないと、なかなかそういう話がいっぱい出るんですね。だから市が管理、経営、運営をしているまず学校給食をしっかりとやってもらいたいと、これは担当でもつくって、そしていろいろな生産者の問題いっぱいありますよ。

 生産者ということが一番の大きな問題、それをどういう形で指導していってやるかというたら、次につながってくると私はこう信じているわけです。そういう大きな観点からも、1人か2人ぐらいはしっかりそこら辺の専門的な職員も育てていって、次の農協、漁協に対する指導とか、協力とか、それから、流通関係を考える専門的な職員というのは、私は今必要じゃなかろうかなと、そういうコストをどう下げていくか、付加価値をどう高めていくか、そこら辺も含めて地産地消、学校給食等を十分に今後生活の中に、重点的な施策の中にひとつ組み入れる時代がきたんではないかと思ってますので。

 時間がありませんので、1分1秒たりとも、ちょっと私がいろいろと過ぎると、きのうからの時間がオーバーで私も相当突き上げていますので、後結構です。時間どおりに私やります。どうもありがとうございました。よろしくお願いします。



○議長(波田政和君) これで、5番、阿比留光雄君の質問は終わりました。

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○議長(波田政和君) 暫時休憩します。開会は14時10分からお願いします。

午後1時59分休憩

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午後2時10分再開



○議長(波田政和君) 再開いたします。

 次に、16番、兵頭榮君。



◆議員(兵頭榮君) 皆さん、こんにちは。今回4点ほど市長の方に一般質問の通告をいたしております。4問ということで時間がありませんので、早速本題の方に入らしていただきます。

 まず、「対馬やまねこ空港」についてお尋ねをいたします。昨年3月「対馬空港」が身近で親しみのある空港として、対馬空港愛称検討委員会が設置されました。これは同僚議員である小宮教義議員より過去2回ほど、この親しみのある空港として、また対馬をPRするための空港名をというようなことで、この検討委員会が立ち上げられたわけでございます。

 そういった中で、県内外からの応募をいただき、「対馬やまねこ空港」と名称が決定したわけです。これはだれもが知るところであります。ただ、今回名称が決定したばかりで、その後のどういうふうな検討がなされているのか、それが我々にもさっぱりわからないわけでございます。

 さきの3月の定例会におきまして、市長の職務代理だったと思います。今後の愛称活用方法については、対馬空港愛称検討委員会で協議中でありますが、長崎県や対馬空港を始め、関係団体に御協力をいただきながら、時刻表等のさまざまな媒体により広く普及させ、「対馬空港」及び対馬の知名度向上を図り、「対馬空港」の利用促進を掲げてまいりたいと考えております。そういうようなあいさつがあったわけです。それで今までの経過についてひとつお伺いしたいと思います。

 次に、ベビーリーフのミスト農法による試験栽培についてお伺いします。

 昨年前市長からベビーリーフの試験栽培を昨年7月ごろから上対馬町において始めると説明をされました。この話は対馬市商工婦人部の会合、または6月の上県町のあじさい祭りにおいて、またさまざまな会合の中で話され、幾人かの方々は興味深く熱心に話を聞いておられました。ところが、8月になってもその気配もなく、担当課によると、今年の7月ごろになるだろうと、早くても。とのことでございましたが、その間、上県町の方からベビーリーフの話はどのようになっておるのかとの問い合わせに、今までの経過及び静岡にあるミスト農法について政務調査に行ったこと説明したわけでございます。

 この6月定例会において、この会社、オーツーコーポレーションが昨年暮れか、ことしの初めに倒産し、その後、従業員ですか。引き継いでこの事業を始められたとの話をされました。市長としてこの事業計画をどのように考えておられるのかお伺いをしたいと思います。

 次に、CATV受信契約について、CATV事業の引き込み工事も順調に進捗する中、工事完了した家庭の声として非常に映りがよい。また市内での行事、イベント、議会放送など対馬のことがよくわかると喜びの声を耳にいたします。

 一方、NHK総合しか契約をしていなかった家庭からBS1、BS2等の衛星放送が映る。衛星放送代の請求がくるのではないかとの心配の声を耳にします。当初、峰町の我々の共聴組合の中において、この衛星放送の契約した家庭のみしか映らないようなシステムにしますとの話であったと思っております。いかがなものかお伺いをいたしたいと思います。

 次に、後期高齢者医療制度、長寿医療制度ですが、その保険料の納付方法についてお伺いします。

 政府はこの7月22日納付方法の選択などの政令改正を閣議決定し、25日から施行されたのでありますが、市民にどのような広報、相談口を設けているのかお伺いをいたします。

 後は一問一答でさせていただきますので、よろしくお願いいたします。



○議長(波田政和君) 市長、財部能成君。



◎市長(財部能成君) 兵頭議員の御質問にお答えしたいと思います。

 まず、1点目の「対馬やまねこ空港」の愛称の件でございます。その後の経過というふうなお尋ねでございます。

 兵頭議員の御質問の中にもありましたように、昨年の3月1日、空港愛称検討委員会が設置されて、1,606件の応募の中から10候補を絞りまして、最終的に「対馬やまねこ空港」に愛称が今年の2月19日に決定し、発表をされたところでございます。

 「対馬空港」につきましては、ツシマヤマネコを全面に出していただくようお願いしておりまして、既に長崎便到着口にはツシマヤマネコの壁画といいますか、写真といいますか、それとロゴマークなどを表示していただいておるところであります。

 現在、対馬空港ビルは、空港ビルの中の改修を行う予定でありまして、その改修にあわせて売店などを移動する予定です。その際、その売店の随所に、この名称と、それからロゴマーク等をふんだんに使っていきたいというふうなお考えを今空港ビルの方は示されておるとこです。

 また、全日空など、そのほかの関係機関に対しましても、空港名が記載されております時刻表やホームページなど、変更可能なものにつきましては、愛称を併記していただくよう要望しているところでございます。いずれにいたしましても、今後もこの市民がつくり出しました「対馬やまねこ空港」という名称とあわせ、対馬全体がツシマヤマネコの島と呼ばれるように、ツシマヤマネコの保護や環境保全活動等に島民の皆様や関係機関と連携、協働しながら、世界的にもこの貴重なツシマヤマネコの棲む島として広くアピールしていきたいというふうに考えておるところでございます。

 次に、ベビーリーフのミスト農法の件でございます。6月の議会の齋藤議員の御質問の際にも答えましたように、このお話のあった当初の18年度時点では、1棟600坪のミスト設備を備えたハウスで、大葉栽培を主に始まりましたが、いろいろな検討を重ねる中、19年度には対馬の地形も考慮し、初期投資が少なくて済むという観点から、100坪程度のミスト設備を持つ小規模ハウスで、議員御指摘のとおりベビーリーフ栽培となり、検討を重ねられてきたようでございます。しかし、採算性と技術改良が難点で、早期の事業着手には取りかかれない状況でございました。

 そのような中、オーツーコーポレーション様の方が19年度のロハス大賞を受賞したり、食品の安心、安全を求める風潮から大葉が売れ始め、栽培技術の確立してなかったベビーリーフより、まず栽培技術が確立した大葉栽培を地場の建設業者を核に21年度に事業化を計画していた矢先、昨年末になって株式会社オーツーコーポレーションが全量買取を確約していたことと等も原因となって、事実上の休眠状態となってしまいました。

 対馬市としては、疲弊したこの対馬の経済において、若干の設備投資は必要なものの、雇用と収益性の高いミスト農法は、ますます強まる食の安全安心に対する世界の需要に答える点からも有益であると判断しております。元オーツーコーポレーションの社主、並びに現在もミスト農法で栽培された大葉の栽培、販売に携わっておられる元オーツーコーポレーションの品質管理部長とは連絡を取り合っており、状況好転の折には、再度大葉並びにベビーリーフのミスト栽培に活路が見い出せないかと考えており、その糸は切ってない状態で今経過をしておるところでございます。

 次に、CATVの受信契約の件でございますが、この対馬市CATVのチャンネルプランは、現在自主放送も含めまして、アナログ放送14チャンネルと、FM放送を2波再送信している状況ですが、これまでテレビ放送の難視聴地域であった市民の方々からはチャンネル数もふえ、自主放送で市内の行事等も放送されるために、大変好評を得ているところでございます。

 御質問のNHK衛星カラー契約に関する件についてでございますが、これまでは対馬市内の31共同受信施設が約1万1,500世帯、おおむね72%に相当しますが、この1万1,500世帯に衛星放送を再送信していた状況でありました。

 チャンネルの要望に答えるのは、CATV事業者としての使命であり、現在も多くの市民が共同受信施設を通じて衛星放送受信している以上、衛星放送の再送信を中断したり、制御をかけることは住民サービスの低下につながり、衛星放送の受信を希望する世帯に大きな負担を強いることになると考えております。

 このアナログ放送での再送信は、平成23年7月24日で終了いたしますが、その後に移行となると、BSデジタル放送では、視聴するために、赤いB─CASカードの挿入が必要となり、添付のはがき等による登録によってNHKのBSデジタル放送が視聴可能となります。

 契約をした家庭のみで映るシステムとは、このB─CASカードのことでないかと考えられます。放送受信契約については、このたびの引き込み工事で衛星放送の視聴が可能となったわけでありますので、基本的には衛星カラー契約対象者となりますが、衛星放送の視聴を希望されない方は、自宅のテレビでチャンネル設定等により見れなくすることも可能でございます。

 このことは加入者とNHKとの間において決定されるものであるため、対馬市がこの2者の関係に積極的に関与するものではないと考えております。しかしながら、対馬市では、NHK受信料の団体一括支払い制度を利用することで、衛星カラー契約受信料を月額250円程度安くできるようにし、多くの市民の方に視聴していただきたいと考えているところでありまして、その際の受信契約種別につきましては、放送法上では、視聴者からの申し出により、契約種別を確定するので、受信実態に関わらず、自己申告が大きく左右するものと考えられます。そういう事情でございますので、御理解賜りますようお願いいたします。

 最後に後期高齢者医療制度の保険料の納付方法でございますが、今年度4月から老人保健法から高齢者の医療の確保に関する法律に改正され、後期高齢者医療制度がスタートいたしました。本制度は現役世代と高齢者世代との負担を明確にするため、被保険者にも保険料を負担していただくような財政のスキームとなっております。

 保険料の納付につきましては、年額18万円以上の年金受給者は年金から保険料を天引きする特別徴収と特別徴収に該当しない人は、納付書や口座振替で納付する普通徴収により保険料を納付していただくようになっています。

 7月25日の後期高齢者医療制度の見直しによる納付方法の変更については、1つには、本人の口座からの振替の場合、制度の導入前に入っていた国民健康保険税が2年間滞納がないこと。

 2つ目には、世帯主や配偶者の口座振替で肩がわり納付してもらう場合、本人の年金収入が年180万円未満で、後期高齢者医療保険料を肩がわりできる配偶者や世帯主である子供がいる人のどちらかに該当する場合でございます。いずれも口座振替を希望される場合は申請が必要となります。

 今回の見直しについての周知方法でございますが、広域連合が作成した「口座振替によるお支払いもできます」という見出しのパンフレットを、被保険者全員に7月14日付にて送付しました。平成20年者後期高齢者医療保険料額決定通知書兼納入通知書を同封しお知らせをさせていただいております。

 また、年金からの特別徴収に代えて、被保険者の世帯主、または配偶者が口座振替により保険料を支払うことができる肩がわり納付が可能となりますが、その場合の社会保険料控除は、口座振替により、その保険料を支払った世帯主、または配偶者に適用されます。

 周知方法としましては、「広報つしま」9月号に後期高齢者医療保険料の社会保険料控除はこうなりますQ&Aという見出しで掲載を予定をしているところでございます。御理解のほどよろしくお願いいたします。



○議長(波田政和君) 16番、兵頭榮君。



◆議員(兵頭榮君) 「対馬やまねこ空港」について、そのロゴマーク、また売店の方でメインとなるところは、「対馬空港」、今看板が出ておりますね。私も対馬市の方で「対馬やまねこ空港」に変わったんですよ。また「対馬やまねこ空港」、対馬には2つの空港があっとですかと、そんな笑い話もあったんですけど、玄関口であるところの「対馬空港」、あそこまでをしっかりと「対馬やまねこ空港」にするべきじゃないかと、私はそういうふうに考えるわけですが、そこのところはどういうふうに考えてありますか。



○議長(波田政和君) 市長、財部能成君。



◎市長(財部能成君) 対馬空港ビルについては、県の管轄がございまして、さまざまな規制が正直いってあります。今外から見えるところに大きく出すべきではなかろうかということでございます。当然そのことについても県の方とも協議はさせていただきましたが、今ある対馬空港という場所ではなくて、横の方にそういう形で物はつくれるだろうという話をいただいておりますので、そちらに設置する方向で検討は進めておるところでございます。



○議長(波田政和君) 16番、兵頭榮君。



◆議員(兵頭榮君) やはり我々議会もそういったことで「対馬空港」という呼称よりも「対馬やまねこ空港」という呼称で常に呼びながらやっていかねばならないじゃろうと、そういうふうに考えております。そういった中で、その一方では対馬空港、一方ではやまねこ空港、2つの呼称があるようなのはちょっとおかしいような感じがするわけですよ。そこのところを今後も協議しながらやっていただきたいと思います。

 それでは、ベビーリーフのミスト農法について、これはまだ切れてないわけですね。もうやらないというようなあれはないわけですね。



○議長(波田政和君) 市長、財部能成君。



◎市長(財部能成君) 先ほどの答弁で最後に申し上げましたように、その糸は切っておりません。連絡は取り合っております。確かに、オーツーコーポレーションの方は、会社の方が難しい状況に至っておりますけども、この社主さん並びに営業部長さんでしたか、品質管理部長さんですか。元。そこの方等については連絡は取り合っておる状況でございますので、糸は切っておりません。



○議長(波田政和君) 16番、兵頭榮君。



◆議員(兵頭榮君) それでは、今後のいろいろの交渉、流れ、いろいろ変化があったときには、議会の方にひとつ随時報告をしていただきたいと、それによって、これに興味のある方が私どものとこに2名ほど連絡があったんですよ、そういったことで、この間も6月定例ですか、そのときに倒産されている。初めて聞いたもんやから、ちょっと待てよ、それは今後どういうふうになるのか、市当局としてどこまでのあれをされておるのか、確認するまではちょっとできないからと、ただ今小規模で100坪程度のハウスというようなことでされておるから、静岡の方に、大葉の方に行ったときには、相当大きな施設で、相当な投資が要るというようなことで、どうかなというような気持ちがしておったわけですが、そういった中で、これを始める場合にどれだけの、民間が始める場合事業補助をしていただけるのか、そういったところまで煮詰めてひとつ検討していただきたいと、その点をよろしくお願いいたします。

 それから、次に移りますが、CATVの受信契約について、これがアナログからデジタルに変わるときにやるという話はなかったんですよ。当初、衛星放送を設置するときに、その衛星が見れなくなるようなシステム、カードによるシステムですか、それをするというような話やったんですよね。それで、一般的に衛星を申し込んでおられる方、またお年寄り、そういった方はやはり月に945円の受信料がかかるんですよね。やはり介護保険、後期高齢者医療保険、またテレビの受信料、それぞれお年寄りが見たくても受信料が高いからそこは切ってもらいたいっていう方もおられるわけですよ。やはり、衛星が映るからいうて、今、設置されて映るところ、「いやあ、映っても見よりません」ではNHKは済まないと思うんですよね。昔、室内アンテナをつけて、「いやあ、テレビは見とりません」「アンテナあるやないか」まあ、そういうような調査今、あっておるかどうかわからないけど、やはりその設置段階でそういった確認を先にすべきではなかったか。そのテレビで衛星が映らないようなチャンネルを設定すればできる。ところが、今度我々は、先ほど言いましたように、カードによる衛星が映らないようなシステムにしますというような当初の市当局の説明やったんです。23年度というような、私はそういうあれは聞いてなかったような気がするわけですが、それで今後は、この間も担当の方に行きまして、随時各家庭でそういうふうな、もし衛星を希望されない方、そういった方については、受信料の負担が変わってくるからそこのところを取らないようにしてあげるべきやないかと。映っとれば、もし、調査に来たときに衛星利用の受信料の請求が来たときにそれは拒否はできないでしょう。



○議長(波田政和君) 市長、財部能成君。



◎市長(財部能成君) 先ほど答弁させていただきましたが、B−CASというカードを挿入をすることによってNHKとの契約が始まるということでありまして、さらには添付のはがきですか、それで申し込みをするという作業があって初めて受信料が発生するというものでございます。

 現段階で自動的に入っておるBS1、2。それについては、受信料は発生はしない、いうふうなことでございます。そのように理解をしていただければと思います。



○議長(波田政和君) 16番、兵頭榮君。



◆議員(兵頭榮君) それでは23年度に契約ができるまでには、そのあれは、衛星料の支払はこないわけですね。

 ところが、今度NHKの方から受信料の振替口座をお願いのはがきがずっと家庭にきとるわけですよ。こういうふうにですね。それで、現在衛星を見ておられる家庭、その家庭は全部衛星の方の申し込み、これを出してあるんですよ。

 ところが、前もってその話をしてもらわんとですね、これが、地上契約では2,690円これは2カ月ですがところが、衛星契約では4,580円、2カ月で。その契約を、払っておる方と払ってない方、その差が出てくるからもう少しそこのところ、そういうふうな話があるなら、今度共聴組合からCATVの方の移行するときの説明の中にしかるべきあってよかったんやなかろうか。

 言いようが悪いですかね。



○議長(波田政和君) 市長、財部能成君。



◎市長(財部能成君) 私が聞いている範囲では、アナログを再送信している期間においては現時点では登録をしなければBS1、2については、お金は今まで見てない方ですよ。見てなくてCATVがつながれたことによって再送信されたところについてはNHKに対して申し込みをしなければ受信料は発生はしないというふうに聞いております。

 ただし、今、兵頭議員がおっしゃられたように、私もちょっとあまりテレビ見らんもんですから、正直言うてその当たりが届いてるっていうことも正直わかりませんでした。今、見てわかったですが、NHKが改めて集金制度から口座振替に変えたっていうことですかね。その際に、それが今、送ってきてるということですね。そこにチェックマークかなんかにチェック入れるということですかね、今、見てるものはということで。



◆議員(兵頭榮君) そうですね。



◎市長(財部能成君) それは、大変申しわけございません。勉強不足で。いつごろ送ってきたものなんでしょうか。もう最近ですか。



◆議員(兵頭榮君) そうですね。



◎市長(財部能成君) 最近ですか。済いません。まったく疎いもんですから。だから、少なくとも今答弁の中で申し上げましたように、そこのNHKがそういうことで、そういう申し込みはがきですか、今のそのはがきを送るということを私の方もわかりませんでしたし……。(「議長、暫時休憩。」と呼ぶ者あり)



○議長(波田政和君) 答弁中でありますけれど。



◎市長(財部能成君) 前もって行政の方がそこの指導をすればよかったじゃないかというお話ですよね。



◆議員(兵頭榮君) はい。



◎市長(財部能成君) 今、各家庭に送ってきている状況であるならば、早急にそのあたりの指導はあすからでもさせます。

 私の方がまったく不勉強で申しわけございませんでした。



○議長(波田政和君) 16番、兵頭榮君。



◆議員(兵頭榮君) ひとつよろしくお願いします。

 それと、先日、CATVの完了した家庭の方。この方がちょっとやりとりをしまして500円の、今、CATVの徴収をしとりますね、8月から。その8月から徴収しとる500円をNHKの受信料と勘違いしてある。「これはCATVの維持費でこれが対馬全島完了したときに一般家庭は1,000円、事業所は2,000円ですよ」と、そういうふうに言われた。これ、「NHK受信料を含んだ金ですよ」と、「いや、それは違いますよ」と。それで、「行政の方はこう言いました」と。そこのところを私は「これはCATVの維持費ですよ」と言っても納得がいかないようなふうですので、そこのところをはっきり行政の方から、多分言われた方はもうCATVの完了した地区の方やから、行政の方からはっきり言うていただきたいと。



○議長(波田政和君) 市長、財部能成君。



◎市長(財部能成君) 今の件については、明確に市民の方に伝えていかなければいけないと思います。

 先ほどの話を伺ったら、NHKの方は集金から口座振替に変わったっていうことですよね。NHKの受信料についてはBSについても総合関係についても口座振替に変わったっていうことですよね。



◆議員(兵頭榮君) はい。



◎市長(財部能成君) だから、それを含めてCATVがせっかく接続されてるんですから、その放送の中ででもきちんと物事は伝えていけると思います。そちらの媒体を使いながらでも皆さんにお知らせをしたいというふうに思います。



○議長(波田政和君) 16番、兵頭榮君。



◆議員(兵頭榮君) それでは、次に移らしていただきますが、後期高齢者医療制度、先ほど市長の方からこの口座振替可能の、それにはいろいろ条件、その条件について市長の方から国民健康保険が過去2年間さかのぼって未納のない方、また、年金収入が180万円未満で肩代わりのできる配偶者や所得者である子供がいると。その場合に口座振替ができる。

 なぜ私はこの口座振替をお伺いするかいうと、これは口座振替によるとそのために世帯構成や収入によって、これが社会保険控除になるですね。なることによって、所得税または住民税の軽減につながるケースも出てくるわけですよね。

 そういったことで、やっぱり文書、私は文書を見ておりません、ところが、申し込みをされた方は少ないやろうと思うんですよ、その内容をわからないから。地域の方に聞いてもよくわからないと。

 どれぐらいの方が口座振替。まあ、急にこう言われてもわかるかどうかわかりませんが、わかれば教えていただきたい。



○議長(波田政和君) 市長、財部能成君。



◎市長(財部能成君) 今、御質問の件数等について私の方ではおさえておりませんので、担当部長の方からお答えさせます。



○議長(波田政和君) 福祉保健部長、勝見末利君。



◎福祉保健部長(勝見末利君) ただいまの御質問にお答えをいたします。

 この制度は、先ほど言われましたように、7月の25日ということで、うちの方といたしましては、それぞれ個人あてにこのようなことで制度が改正されましたということで、納付書に同封いたしましてその説明を入れておったわけですが、それによりますと、いまのところ9件余りの変更申し出があっております。

 以上です。



○議長(波田政和君) 16番、兵頭榮君。



◆議員(兵頭榮君) ありがとうございます。

 それで、この口座振替。これが二、三カ月事務処理にかかるわけですよね。今9月っていうと、もうあと12月、1月、年末調整には間に合わないんですよ。そういう、もう2カ月、3カ月になれば12月でしょう。年末調整に間に合わない。

 やはり、みんな、私もお年寄りの方、後期高齢者に該当する方といろいろ話しても、その書類を見てない、意味がわからない。そういったことでお宅はこういうふうな子供さんがおって扶養家族やから天引きにすれば社会保険控除にはなりませんよと、口座振替によれば子供さんの扶養家族で社会保険控除になりますよと。ああ、そうですかと。夫婦2人の場合はどうですか。いや、この場合には夫婦2人の場合には、年金収入とか健康保険そういったことも説明しながら、ほかに家賃とかいろいろ収入があっても年金収入が180万円いう規定がある以上は、それは夫婦2人でも控除に当たりますと。よく活性化センターの方にいって相談してくださいと。

 そういうふうな説明をするわけですが、ただ、そういった中で、これは申請は本人に限ると、こういうふうになっとりますね。これは、夫婦世帯主で申請はできるもんか、そこのことの確認をしておきたいと思います。



○議長(波田政和君) 福祉保健部長、勝見末利君。



◎福祉保健部長(勝見末利君) これは、口座振替をするということであれば、その人が金融機関に一応申し込むわけですね。その申し込んだあとの控えを役所に持っていっていただければ、そういう手続きになります。

 それで、先ほどから周知の方法なんですけれども、うちとしては、一応国でつくったものを先ほどいいましたような形で、本人には通知をいたしております。

 そして、もう一つは区長さんを通して政府の広報というのがありますけど、特別にこのようなものが各家庭に全部回っておると思うんですね、それで、先ほどから社会保険の控除の話があってますけれども、これもすべて、ちょっと時間的にも多分7月25日に閣議決定されて、その後いろいろ手続きをしたら、この政府関係も出したのが9月ですよ。うちの方も「広報つしま」ですか。それで9月号に一応先ほども話がありましたけども、そこに一応掲載するというな形にしとります。

 これは、どのような形ですれば控除できるのかとういうのもQ&A方式でやっておりますので、それを見ていただいてもう少し詳しくとか、自分が疑問に思ってある点をまた担当の方にでも電話いただけばいいと思います。

 期間的には年末の調整段階で、非常に期間がないやなかというような話ですけれども、これもやっぱり国の制度そのものが非常に遅くなったということと、今回の税の制度そのものが軽減される人たちが7割5分でした、初めは。それを9割を軽減するという形になりますので、大体4月から9月までお支払をしていただいとる人たちについては、あと半年はもう納めなくてもいいというような金額的、あるいは率で考えればそのような形になっておりますので、御理解いただきたいと思います。



○議長(波田政和君) 16番、兵頭榮君。



◆議員(兵頭榮君) 先ほど部長が言われましたように、今回の場合は時限措置として6月から9月までは無料と。また、21年3月から6カ月間は被保険者の保険料の均等割が9割ですか、そういうふうな軽減措置がされておる。そういった中で今度の確定申告には金額的にはわずかやろうと思いますけど、そういったことを再度、広報に流していただくというようなことやったから、まあ、安心しておりますけど、もう少し、我々も勉強しますのでひとつ該当者また、世帯主を含めてPRをしていただきたいと。

 もう大変各家庭とも景気があまりよくない。漁にしても百姓にしても燃油は上がる、先ほども言いました、介護保険は上がる、後期高齢者医療保険はくる、やっぱりもう厳しいんですよ。確かにわずかな1,000円やけど、しかし、1,000円いうのは大変なもんです。そういったことで、ひとつよろしくお願いしたいと思います。

 時間がありますが、以上をもって一般質問を終わります。



○議長(波田政和君) これで兵頭榮君の質問は終わりました。

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○議長(波田政和君) 暫時休憩します。開会は15時5分から。よろしくお願いします。

午後2時55分休憩

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午後3時05分再開



○議長(波田政和君) 再開します。

 次に、4番、小宮教義君。



◆議員(小宮教義君) きょうは、私がラストバッターのようにございますので、皆さん大変お疲れさんでございます。中にはまぶたが若干閉じてある方もあるそうでございますが、あちらの方がですね、きょうは補佐官もおいででございますので、ひとつ最後まで。これは制限つきの一般質問でございますから、50分で終わりますので、そこをひとつよろしくお願いします。

 市長は今日もいろいろお話されました。支援センターの件もございましたが、実にすばらしい構想力と歴史感覚を絞りに絞って100年後の後世のために頑張るというスローガンを掲げてあります。到底私ごときものがそのようなことはできんわけでございますが、しかし、私も私なりにスローガンがございます。私のスローガンはこの名刺にございますが、見えますかね。(「カメラの方に」と呼ぶ者あり)カメラの方にひとつ。(「アップしたらだめよ」と呼ぶ者あり)ここに「市民の声を活かす」市民の声を議会で活かすというのが私のスローガンでございます。しかし、なかなかそれが難しい。先が見えないんですね、なかなか。5年、2年先は見えるが、来年の5月もなかなか先が見えない。非常に苦しいところでございます。これにございますように、「市民の声を活かす」ということで先に通告しておりました3点について、市政一般質問をさせていただきます。

 まず、第1点でございますが、補佐官の採用について。

 これは、私もたくさんの意見を聞きました。その中で名前を上げるわけいきませんが、A、B、Cという名前で先に、どういう市民の意見があるのかということを先に申し上げて、その後後段に移りたいと思います。

 まず、紹介します。A氏、「ことしの3月で役所をやめ、退職金を上乗せ300万円以上をもらい、わずか3カ月後に、また補佐官という公務になり、部長級の給料をもらう。これは、税金の無駄遣いである。補佐官は市職員OBの再就職先か」というふうな意見もいただきました。

 そして、B氏はこのように言っております。「退職金の上乗せの分を市に返せ。そして、ボランティアで補佐官をせよ」というふうな厳しい意見も聞いております。

 そして、C氏はこのようにも言っとりますよ。「市長、副市長、補佐官もすべて役所上がり。仲良しクラブじゃあるまい。部外者から入れたらどうか」というふうな厳しい意見も、私は拝聴しております。

 もともと、この任期付公務員、この制度はだれでもが入れるもんじゃございません。そりゃあ、酒を飲んで「まあ、よい男じゃないか、ひとつ明日から役所に来いよ」とこういう制度じゃないわけですよね。やはり、公務員というのは非常に厳しい選択を受ける。

 じゃあ、どういった選択を受けるのか。これが、その公務員の採用の条例がございます。これは採用に関する条例第2条でございますが、「任命権者は高度の専門的な知識経験、またはすぐれた識見を有するもの」と。「識見」というのは物事を正しく見るという。この識見でございます。

 そして、今回は一般職の公務員の上がりの方がこの条例に沿うのかという点が1点でございます。

 それと、2点目でございますが、来年度の市の職員の採用についてでございます。

 これは、きょうの新聞にも載ってましたが、国際的に今、大変です。きょうの新聞には、米国の大手証券会社リーマンブラザーズが破産をしております。

 これも大きい問題でございますが、それ以上にこの対馬、非常に問題抱えております。倒産、倒産です。去年は商工会の会員の方でも、去年は24業者、そして、この1月に入って7月までにもう既に21業者が倒産をしとるわけでございます。これは、商工会の組織率からいうと、実質的にはこの倍以上あるというのが一般的でございます。

 また、それでもすごいのは、この対馬市は厳しい厳しいという財政の中において来年は消防職を省く一般職と保健師関係を10名採用するということです。この不景気な世の中に人間はどんどん島外に出ているこの世の中に10名を採用する。10名ということは約4,000万円要るわけですよ。皆さんがよくまちに、私聞きますと、第2の夕張になるんじゃないかというふうな話をよく聞くわけでございます。まあ財部市長でございますから、来年の予算においても日本国政府から新しい交付金か何かの計算がされての採用だと思いますが、その辺の交付の決定があったのか、なかったのかということですね。それが2点。

 そして、3点目でございますが、これはジェットフォイル問題ですね。

 これは、今、大変な問題になっております。ことしの11月から減便と。そして、厳原から福岡までの片道切符だけです。厳原が今までどおり1時5分に出て、向こうに15時20分に着くわけですよね。この、片側方向だけの運行にこの11月からなるという予定でございます。どうか、この航路は大変厳しいかもしれないが、どうかして維持ができないかという点でございます。

 このジェットフォイルは、平成12年に今の2便体制になりました。そして、平成13年の11月から今の状態、比田勝まで延びたわけです。それから、はや、もう7年が過ぎようとしておるわけでございます。これは、もう既に上の方からの重要な生活航路となっているわけであります。

 確かに、乗客数は少のうございます。200から300程度とお聞きしておりますが、ほとんどの方が病院とかそういうところに行くために使用をしておられるわけであります。これを減便するということは、上の方の交通難民と、それと医療難民、リンクしておりますから、それを起こすということでございますから、大変な問題になるわけでございます。

 ただ、市長も厳原ですが、厳原・美津島の方はこの交通の不便とか、病院関係の不便はそう感じないと思いますが、上に住む人たちは、ジェットフォイルは大変ありがたいものでございます。

 今、対馬商工会では、このジェットフォイル維持のために署名活動をしております。なぜ今かと。もうほぼ決まったじゃないかという話でございますが、それでもやるんです。わかっててもやらなければいけない。なぜかというと、これをやらなければ、これからは上の方がどんどん、どんどん取り離されていくんだと。そのためには、難しいが、厳しいがこの署名運動をやって上の方の声を伝えようという意思で商工会でも取り組んでおります。それほどに大変な問題でございます。

 しからば、これをできるのは、やはり陽の当たらないところに光を当てる。政治事です。これに頼らなければならないわけでございますから、その辺の考えはいかがでありましょうか。

 以上、3点でございます。



○議長(波田政和君) 市長、財部能成君。



◎市長(財部能成君) 小宮議員の質問に答える前に、冒頭おっしゃられました、幹部席側に向かって、まぶたを閉じている職員がいるという発言をされましたが、それは事実でしょうか。寝てるという意味でしょうか。



◆議員(小宮教義君) まぶたを閉じた。



◎市長(財部能成君) まぶたを閉じたままですね。



◆議員(小宮教義君) まぶたを閉じた。一時的なものですね。



◎市長(財部能成君) 一時的なものは、こういうテレビの場では大変誤解を招く恐れがありますので、私はその分にまず言及しておきたいと思います。

 小宮議員が最初におっしゃられました、自分のスローガンは「市民の声を活かす」というお話でございました。まさしく、私の市政とある意味まったく一緒だというふうな、同感というふうに思っております。

 1点目の補佐官の採用についてということでございます。

 A、B、Cの代表的な声ということで、市民の声を聞かせていただきました。

 この一般職の任期付職員の採用についてでございますけど、任期付で採用をしようとする場合「対馬市一般職の任期付職員の採用等に関する条例」に基づき任用を行っております。

 同条例によりますと、第2条に「任期を定めた採用」が規定されており、第1項として「高度の専門的な知識経験またはすぐれた識見を有する者」、第2項として「前項の規定によるほか、専門的な知識経験を有する者」などを一定の期間任用して遂行することが特に必要とされる業務に従事させる場合には、任期を定めて職員を採用することができる」と定められ、第5条に「任期の更新」、第6条に「給与に関する特例」が定められております。

 任期につきましては、第2条による採用の場合は、5年を超えない範囲内と定められ、また給与につきましては、1号給から4号給まで、1号給35万7,200円、4号給においては51万7,700円というふうな4段階がございます。また、第7条第2項には期末手当の支給が定められております。勤勉手当等についての手当はございません。

 一方、現在、対馬市では職員の給与の5%カットを実施しており、任期付採用職員につきましても一般職の範囲でございますので、同条例に定めた給与の額より5%カットした額が支給額となっております。

 したがいまして、同条例により任期付採用職員に係る年間の人件費の額は共済組合負担金等を含め、おおむね609万9,000円から883万6,000円の範囲でございます。

 また、「対馬市一般職の任期付職員の採用等に関する条例施行規則」では、第9条に政策補佐官の職務を「市長の特命を受け、関係職員を指揮監督し、極めて重要な特定の業務を掌理する」と規定しております。

 現在、対馬市では、御存じのように「地域再生の推進」「まちづくり」「地域マネージャー制度」さらに「企業誘致」など緊急の課題を精力的に推進するために、政策補佐官を平成20年7月1日付にて一般職として採用しております。

 条例第2条第1項に「高度の専門的な知識経験またはすぐれた識見を有する者」と規定されており、その者の業務に対する取り組み方、指導力などの手腕知識において卓越したものがあると判断された場合、必要に応じて期限付きの採用が認められており、今回につきましては、前職において、種々の事業に携わり対馬市の礎の構築のために卓越した手腕を発揮し、また一方では、行政各分野における知識並びにマネジメントでもスペシャリスト志向が強く、特にほかと比較しても何ら遜色がなく、現在の市職員の中からは得がたい識見を有していると判断し、先ほど申しますような、対馬市が現在直面する緊急の課題に対応するため必要な人材と判断し、期限付きにて採用したところでございます。

 御理解くださるようお願いいたします。

 次に、来年度の職員採用の問題でございます。

 対馬市では合併後、これまで一般行政事務の採用者は皆無であり、市民の健康増進を図るうえで必要な保健師と市民の生命と財産を守るための消防士に限り必要数の採用を行っております。

 合併したことで多くの職員を有したこと、類似団体と比較しても職員数が比較的多いことなども採用を行ってこなかった要因であります。

 これまで、平成17年度に策定いたしました「行財政改革大綱」及び「定員適正化計画」にのっとり職員の削減を行ってまいりました。合併当初825人いた職員も団塊の世代と呼ばれる人たちの大量退職に加え、人員削減のため早期希望退職者を募り、職員数の削減に努めてまいりました結果、今年度末までに178人もの削減が可能となります。結果、「定員適正化計画」では平成22年4月の職員数を660人としておりますが、その目標も1年前倒しで達成できる見込みとなり、22年度当初には635人程度と、大幅な目標達成が可能となるところであります。

 現在、対馬市では、一般行政職で一番若い職員が来春には25歳になります。18歳採用を考えると、そこには7年という大きな年齢階層のゆがみが生じることとなります。職員採用は、平成17年度に策定された「定員適正化計画」に盛り込まれ、21年度に7人程度の一般行政職を採用することが計画されております。

 今、対馬市の有効求人倍数は0.22人と長崎県下でも最低であります。対馬に残りたい子供たちも対馬に仕事がないことから、後ろ髪を引かれる思いでふるさとを離れていきます。

 職員採用が過疎化の歯止めの一端となることなら、対馬に子供たちを残すことができるなら、これほど、私はうれしいことはなく、何よりも大切な市の責務だと考えております。

 御質問のような、国からの財政支援も特交措置もございませんが、事情御賢察の上、職員採用への御理解と御協力をお願い申し上げます。

 続きまして、ジェットフォイル航行の維持についてお答えいたします。

 このジェットフォイルは、地域住民の重要な公共交通機関であり、航路の廃止となれば地域住民の皆様に不便を与えるだけでなく、交流人口の拡大や対馬市振興を図っていくうえにおいても重大な悪影響を及ぼすものと深刻に受け止めております。

 航路を何としても維持存続していかねばならないという認識のもと、7月18日夕刻に九州郵船からの減便申し入れ以降、住民説明会でも御説明申し上げたとおり、最低でも比田勝起終点の1往復を残していただくよう、九州郵船に対する財政支援も視野に入れ、一貫して協議を続けてまいりました。

 しかしながら、皆様御存じのとおり、市単独での財政支援は難しいというのが現状であり、そのため議会や商工会の皆様に御協力をいただき8月末から9月初めにかけ国・県に対し離島航路維持のための財政支援要望や、対馬市単独でのジェットフォイル維持に係る支援要望を行ってまいりました。

 また、本件を御審議いただいております総務文教常任委員会の意見を拝聴し、九州郵船と財政支援についての協議を進めてまいりましたが、九州郵船が来年3月までジェットフォイルを存続するために提示した額とは1億3,000万円と相当な開きがあり、協議については妥協点を見出すことが不可能であるとの判断をいたしました。

 このことから11月から3月まではジェットフォイルが減便されることとなり、市民の皆様には大変御不便をおかけする結果となりましたが、4月以降の運行につきましては、関係団体の皆様に御相談申し上げながら、九州郵船との協議を続けてまいりたいと考えております。

 また、ジェットフォイルやフェリーの離島航路を始め、離島航空路や離島乗り合いバスが燃料油価格高騰の影響により、存続の危機に直面している現状をこれらの民間や一地方自治体だけで解決できない諸問題に対し早急に支援策を講じていただくよう、さらに国・県へ訴え続けていきたいというふうに考えております。



○議長(波田政和君) 4番、小宮教義君。



◆議員(小宮教義君) まず、第1点の方からいきたいと思いますが、補佐官の採用については条例に従って採用したということですね。この2条の1項による採用。高度の専門的な知識経験またはすぐれた識見を持っとるんだということですよね。そして、当然条例があれば施行規則もあるわけですが、その中でやはり人を雇うんだから、やっぱり公平にしなければいけないということで、2条にはこうあるんですよ。「採用の公正の確保」まず、選考によりなさいよと。そして……、いいですか、「資格、経歴、実務経験等に基づき経歴評価、その他客観的な判断により公正に検証しなければならない」、「客観的」ということは、私も辞書をひもといたらこうなっとるんですよ。「ものの見方、考え方で多くの人に正しいとされる立場をとるさま」ということなんですね。じゃあ、これにある経歴評価、その他客観的な判断方法というのはどのようにされたんですか。



○議長(波田政和君) 市長、財部能成君。



◎市長(財部能成君) 多くの方々の意見も聞かせていただく中で判断をさしていただいたつもりでございます。私一人の意見と判断というわけではなく、多くの人の意見を拝聴したつもりでございます。



○議長(波田政和君) 4番、小宮教義君。



◆議員(小宮教義君) 多くの人の意見を……ですね。よく市長言われるけども、「物事をするためには役所だけの情報じゃだめなんだと。もっと情報をくださいよ」ということをよく言われますよね。しからば、情報を提供したことがあるんですか。

 例えばこうして補佐官制度をやろうと思っとるんだが、対馬に帰ってきてくれよと。そして、あなたの能力を最大限に生かすチャンスじゃないかということをインターネットなんかで流したんですか、どうなんですか。



○議長(波田政和君) 市長、財部能成君。



◎市長(財部能成君) インターネット等には流しておりません。



◆議員(小宮教義君) ということは、自分で決めたっちゅうことですよね。自分の判断で決めたっちゅうことですよね。だから、その評価方法はどうしたんですか。

 例えば、点数をつけるとか、そういうのはどうしたんですか。



○議長(波田政和君) 市長、財部能成君。



◎市長(財部能成君) 外部の人の話も伺い、そして、最終的には私の判断で決定しましたが、今回の期限付き採用につきまして、対象者につきましては、私は自分の行政経験の中で最も能力の高い事務吏員であるというふうに、私自身、既に評価を以前からしておった人物でございまして、ほかの人の意見とも一致したところでございます。



○議長(波田政和君) 4番、小宮教義君。



◆議員(小宮教義君) それは主観的な考えになるんですよ。客観的、だれが見ても明らかなというのは、さっき私の前に阿比留議員が質問されたときに、地域マネージャー制度についてお話された。確か補佐官は地域マネージャー関係ですよね。そうですよね。その中で、市長はこのように答弁された。「皆さんわからんから私のところにくるんだ」と「だから、そのたび私はあちこち行って説明をするんだ」と。ならば補佐官の意味がないんじゃないですか。



○議長(波田政和君) 市長、財部能成君。



◎市長(財部能成君) 確かにそのように答弁させていただきました。

 補佐官も地域マネージャーの物事の市民協働の考え方というのは十分に熟知されておられます。ただし、今の、この時期の補佐官が担当を特に力を入れてされている問題が議員の質問の中にありましたジェットフォイルの問題でございます。7月、8月と9月。だから、私の方に職員は聞いてきたんどうというふうに思います。



○議長(波田政和君) 4番、小宮教義君。



◆議員(小宮教義君) さっき、地域マネージャー制度いいましたけど、要するに、初めてだから地域マネージャーも難しいんだと。話わかりますよ。しからば、さっき言うた高度の専門的な知識をもった人はほかにもおるんだから、そういうのを探した方が対馬市のためになるんじゃないか。

 それともう一つ言っときますけど、この条例の中に「すぐれた識見」とあるけれども、確かこれは6月25日の臨時議会の分ですね、これは8億円を漏らした公表と。前市長が指示をしたというふうな例のケーブルテレビの分ですよね。このときの担当者じゃなかったんですか。



○議長(波田政和君) 市長、財部能成君。



◎市長(財部能成君) 時期はそのとき担当者でございました。そういう時期でございます。



○議長(波田政和君) 4番、小宮教義君。



◆議員(小宮教義君) それに沿ったことをまずやってもらわんといかんと思いますね。幸いと、この条例にはこう書いてあるんですよ。任命権者は特別の事情に第1項の給料表にあげる号令とは別に市長が決めれるんだと。給与をですよ。先ほど給与の説明があったが、4号なんていうのは51万7,700円ですよ。号給でいうとね。そして、初めてのマネージャー制をひいとるんだから、給与をやっぱり先ほどの第3条第3項で給与の調整はできるんだから、そこで対応していただきたいと思いますけどね。どうですか。



○議長(波田政和君) 市長、財部能成君。



◎市長(財部能成君) 給与の問題につきましては、前補佐官の給与よりは明らかに落として採用をさせていただいておるところでございます。



○議長(波田政和君) 4番、小宮教義君。



◆議員(小宮教義君) でも、この号給によってしとるんだから、号給によって決定しとるんだから、これとは別に裁量の余地はあるんだから、その部分を生かして、さっき言ったように、補佐官の仕事ならないじゃないですか。それは相応の給料でやるというな考えをとっていただきたいと思いますけどね。

 それと、また議会の話になりますけど、私どもこれを審査するときに、これ機構改革の図ですけどね、これを私ども説明を受けました。6月10日ですかね、全協で。そのときにここに補佐官っていう名前が上がっとるんですが、補佐官が決定したのは総務文教委員会が行われている、この案を審議をしておる6月の27日に補佐官は決定されておるんですよ。議会は7月の3日が最終日なんですよ。この機構改革において。

 ならば、ここに補佐官という位置が決定してあるが、じゃあ、議会がこれ、だめだと。課長級にしろと。いや、副市長の上だということになった場合どうなるのか。事前に、その前に決めたんだから、その分の方はどうなんですか。議会を著しく軽視しとるんじゃないですか。



○議長(波田政和君) 市長、財部能成君。



◎市長(財部能成君) あくまでも組織案でございます、その段階においては。



○議長(波田政和君) 4番、小宮教義君。



◆議員(小宮教義君) いえ、6月の27日、はっきりと言っていますよ。文書もそうなっとるんだから。(発言する者あり)いやいや、そりゃあ、確認しました。6月27日にピシャッと出てます。6月27日の夕方には議会事務局の方、それがきとるんだから、書類が。そういうね……。(発言する者あり)内示はもう一緒じゃないですか。(発言する者あり)だから、組織表の中でここで決めたのは議会が承認する前だから、議会軽視も甚だしいんじゃないかという話しよるんですよ。



○議長(波田政和君) 市長、財部能成君。



◎市長(財部能成君) 確かに、その組織表の中に政策補佐官という形で補佐官というのが上がっておると思います。逆に、組織という形ではなくて、あくまで職員でございます。今回の採用は。そこに、組織表の中に補佐官というのを私どもが上げてることが、もしかしたら間違いかもしれません。過去にさかのぼって。



◆議員(小宮教義君) そうですよね。



○議長(波田政和君) 4番、小宮教義君。



◆議員(小宮教義君) それは確かにこれに入れることが間違ってる。関係ないことだからね。そりゃそうだ。

 そして、じゃあ次は、このジェットフォイル問題にいきたいと思いますけれども、これは、行政報告の中で市長が9月8日に九州郵船と交渉したんだと。そして、折り合わなかったという行政報告等、先ほどの報告がございましたが、どのような交渉をされたんですか。



○議長(波田政和君) 市長、財部能成君。



◎市長(財部能成君) 当初、私どもが九州郵船さんにお願いをずっと言ってきましたのは、比田勝起終点の1便、九州郵船さんの方も大変苦しいという状況をおっしゃられておられました。この1年間で15億円に上る損益がでるんだという中で、ジェットフォイルで5.5億円の赤字が出るというふうな説明を受けておりましたので、私どもは比田勝起終点で1便をお願いしたいということで、ずっと交渉を重ねてまいりました。

 ところが、この比田勝起終点で物事を組み立てた場合、これは九州郵船さんのお話でございますが、話はちょっと戻しますが九州郵船さんは1隻体制でやりたいんだと。今、2隻ジェットフォイルを持っておられますけども、2隻運行をすることは難しいんだ、いう話でしたから、比田勝起終点ということをお願いをいたしました。ところが九州郵船さんは、朝、比田勝を出て福岡の方まで厳原経由で行くといった場合、九州郵船さんにとってドル箱であります博多・壱岐間の運行ができないと。そのドル箱の部分を捨ててしまうことになる、いうお話で、比田勝起終点はどうしてものめない、いう話が何度も返ってまいりました。

 そういう中で、2隻体制ができるのかと、再度また方向を変えて交渉に当たりました。そのときに2隻体制がもしかしたらできるかもしれないみたいな状況がありましたので、ならば比田勝航路を週に2便でも3便でもつないでほしいと、前回の住民説明会の折、市民の皆さんの意見の中に週に2便でも3便でもという話がございました。切なる願いがありましたので、そのような形での提案を今度は逆に九郵側にしました。

 ところが九郵さんの方はそのときの、この11月から3月までの88日間の赤字額が2億7,100万だったと思います。週2便比田勝まで足を延ばしたときの話でございます。その後、向こうから同じ週2便するならば、すべて比田勝からやった方が2億8,800万で済むんだと。赤字は。というお話があったもんですから、私どもはじゃあ、2億8,800万から九州郵船さんが最初に考えてありました1隻体制で福岡起終点の航路の場合、赤字額が1億5,900万を見込んであると、88日間で、ならば1億5,900万と2億8,800万の差額の約1億3,000万を私どもが九郵さんとバンカーサーチャージ等やられますので3分の1、そして、こちらが3分の2持つということでいかがかという話で交渉に入りました。

 ところが9月8日の夜、交渉をずっと詰めていく段階で九州郵船としては2億8,800万そのものを補助してもらわないと運行はできないと。2億8,800万の3分の2、1億9,000万を補てんしてもらわないと運行ができないというふうなことに急遽、その夜転じられました。その時点で通年ベースで4億6,000万という金額になります。そこで私どもは九州郵船との交渉を断念した次第でございます。



○議長(波田政和君) 4番、小宮教義君。



◆議員(小宮教義君) じゃあ、9月8日の夕方に九州郵船の方と話をされたということですか。じゃあ、9月8日は文教委員長の方からもちょっと報告がございましたが、この報告では現在の2隻体制でいくとバンカーサーチャージを引いても1億だと、負担がね。そのときは総務文教委員会で九州郵船さんもきていただいて、そこで話しをした金額だと私、わかっとるんですよ。それは昼ですからね。で、夜行ったときに2億8,800万の請求をされたんですか。ですよね。されたわけですね、提示を。



◎市長(財部能成君) そうです。



◆議員(小宮教義君) 余りにも矛盾が多すぎると思いませんか。金額が。今、委員会では1億だと。そして、夕方に行くと2億8,800万だと。余りにも金額が広すぎてちょっと常識じゃ考えられませんけどね。その辺はどうなんですか。



○議長(波田政和君) 市長、財部能成君。



◎市長(財部能成君) 今、小宮議員がおっしゃられるように、常識で考えられないようなことが、私はその夜起こったもんですから……。



◆議員(小宮教義君) わかりました。



◎市長(財部能成君) 交渉ができないということに至った次第です。



○議長(波田政和君) 4番、小宮教義君。



◆議員(小宮教義君) まあ、しかしあれですね。会社がいったん決めながらですよ、そして次、夕方行くと2億8,800万。もともと九州郵船っちゅうのは、発祥はこの対馬なんですよ。大正9年にできている会社なんですけどね。大正9年の8月15日に産声上げてるんです、ここで。そして、一番肝心なそのときできたのは比田勝と小倉航路なんですよ。これを補助事業にして今の九州郵船があるんですよ。そういうところ、そしてさっき言われたその壱岐が黒字だからそこをすると。こういうような公共的な機関がそういうことをしたら非常におかしい。

 それで提案ですが、この上の方の復興のために、先ほど私言いましたが、来年から採用する分がございますよね。まあ、4,000万ぐらいかかる。10人採用すれば2年間で8,000万かかるじゃないですか。そして、幸いと対馬市も九州郵船株持ってますからね、金額にして302万6,000円か7,000円か。これを売って、そして8,000万と300万、8,300万で疲弊する上のために振興のための基金なんかをつくる考えはございませんか。疲弊しますよ。



○議長(波田政和君) 市長、財部能成君。



◎市長(財部能成君) 九州郵船さんが対馬で産声を上げて物事が始まったという話は十分きいておりますし、九州郵船さんの考え方、発言の中にも最初に対馬で産声を上げたし、頑張りたいんだという発言はたびたびされておられました。

 てっきり私はそういう方向で物事は流れていくだろうというふうなことで交渉をしてきた次第です。しかし、残念な夜の交渉の中で2億8,800万という法外な金額を突きつけられて交渉は決裂した次第ですが、このジェットフォイルの1便に11月から3月の間なるわけですけども、これについては九郵の方とこの1カ月半ぐらい残されておりますので、まずもって1便に対応できるようなシャトルバス等の対応を協議を当然のことながら詰めていきたい、いうふうに思っております。

 それと、北部振興の件でございますが、先ほどの阿比留議員の質問にもありました。地域マネージャーの、この11月から正式に6地区で入る予定ですが、その地区の中に当然比田勝というのは考えておりますし、佐須奈とかそちらも当然念頭に入れておりますので、そちらの中で十分な論議をしながら物事を組み立てていきたいと言うふうに思っております。



○議長(波田政和君) 4番、小宮教義君。



◆議員(小宮教義君) じゃあ、ジェットフォイル問題については、来年4月以降の運行については関係者といろいろ話をして九州郵船に話をもっていくっちゅうことですね、そういう形でいいんですね。

 しかし、相当本腰入れんと、さっきみたいに1億のやつが夕方行ってみたら2億8,800万になっとったという、そういう会社ですから、相当腹腰を決めてやっていただきたいと思います。

 それと、時間ございませんけども、来年の採用する公務員の問題。

 先ほどの話ですと、なぜ増やしたかというと、「定数適正計画」によってあれしたと。計画ですから幾らでも変えられるんですが、でも17年につくってることは間違いございません。

 じゃあ、ほかの計画はどうなんですか。

 例えば、財政健全化計画はどうなんですか。財政的にどうなんですかね。それもひとつお願いしたいと思うんですが。

 例えば、この財政が非常に厳しい。まず企業としてはまず人を減らすのが一番先なんですが、この市で一つとっても、去年と今年度の予算については減額の2億4,000万ですよ。市民税がですよ。市民税一つとっても。だから20%減という非常に厳しい数字なんですよ。で、人口の減りもすごくすごいですけどね。去年は955人、ことしもまた1,000人以上になるという、これから減るのが。

 そういうような状態の中で、じゃあ、現在の対馬市の借金はどうなってるのか。一般会計と特別会計。今、一般会計が597億円、特別会計が78億円ですよ。計678億円。一人当たり181万。そして、2年ぐらい前ですか夕張が破産したときがありましたよね。このときの新聞なんですが、対馬市が借金ナンバー1です。そんときが106万4,000円、1人。これ、一般会計ですけどね。で、すごく人間減るもんだから、じゃあ、今回どのくらいと計算してみたら一般会計で一人で割ると106万9,000円ですよ。ということは2年前よりも一人当たりの借金が5,000円増えてるんですよ。そういう厳しい状況なんですよ。

 先ほど、財政健全化の話しましたが、これでも今年度の、20年の実績を予想すると約576億円ぐらいの起債残になるんじゃなかろうかということ。しかし、健全化計画よりも9億円ぐらい多い。これは国に出してる書類なんですが。そういう厳しい中でなぜ人間を雇わんといかんのですか。

 その定数のやつは確かにあります。でも、その中にこう書いてありますよ。「定員適正化計画。17年から21年度」この中にこういう文面もありますよ。「今回の考え方は現在現行の中での計画であり、国の制度権限移譲等の変革があった場合には柔軟に対応します」と。柔軟に対応してもらわんとどうしますか。こんなに厳しい財政難ですよ。どうなんですか。



○議長(波田政和君) 市長、財部能成君。



◎市長(財部能成君) 財政難ということは重々わかった上で今やっておる次第でございまして、この市の職員の8名問題につきましては、30年後このままずっと推移していきますと、市の職員はおらんようになってしまいます。やめていく人数に対して仮に2分の1ずつ採用したとしても400名。合併時点からいきますと。それぐらいの状況になります。今、わずか私は8名でも400名は下回っていくと思います。

 そして、健全財政化の問題でございますが、それについては起債の公債費の残額については縮減を当然していくという方向で物事は進めておるつもりでございます。



○議長(波田政和君) 4番、小宮教義君。



◆議員(小宮教義君) 縮減やけども、実際の数字はそうなんだから、非常に厳しいわけですよ。実際の数字がそうなんだから。

 そして、確かに二、三十年すればだれも採らんかったら、やっぱり人間いなくなりますよ。100年後もしかりでしょう。でも、この一般職の歳の形式を見ると40歳以下の構成比率が今でも約40.5%あるんですよ。そして、市長が言われるように、この1年、2年、3年が非常に厳しいときだと。財政的にも行政的にも。ならば、それを過ぎてからでもいいじゃないですか。何を10人採用する必要がありますか。民間だったら絶対しませんよ、こういうことは。元民間におられたそうですけども、何十年おられたか、私、よくわからんが、そういう感触あるならば、もっと民間サイドに立って、じゃあ、この採用する人10人、一般職が8名ですか。採用してどこにどう配置するんですか。



○議長(波田政和君) 時間がきましたので、最後の答弁でよろしいですか。



◆議員(小宮教義君) いいですよ。



○議長(波田政和君) そしたら、市長、財部能成君、最後。



◎市長(財部能成君) どこに配置するかということよりも、優秀な職員を雇いたいというふうに思っております。

 どこに配置するかはその採用された職員の適正によって配置はしたいというふうには考えております。



◆議員(小宮教義君) 最後。



○議長(波田政和君) 4番、小宮教義君。



◆議員(小宮教義君) 人を雇うときには、どこにだれが必要かを考えて雇用するんですよ。(発言する者あり)だから、例えば、運転手がおらな運転手を雇えばいいんだし。

 入って、採用してみてから、どこに入れるかわからんようじゃだめですよ。大変なことですよ。そういうことだから、税の、税金を食い物にするっていわれるんです。

 以上。



○議長(波田政和君) これで、小宮教義君の質問は終わりました。

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○議長(波田政和君) 本日予定しておりました登壇者5名の市政一般質問はすべて終了しました。

 あすは定刻より市政一般質問を続行いたします。

 本日はこれにて散会します。お疲れさまでした。

午後3時56分散会

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