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長崎県 対馬市

平成 20年 6月定例会(第2回) 06月25日−03号




平成 20年 6月定例会(第2回) − 06月25日−03号









平成 20年 6月定例会(第2回)


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平成20年 第2回 対 馬 市 議 会 定 例 会 会 議 録(第3日)
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議事日程(第3号)
                       平成20年6月25日 午前10時00分開議
    日程第1 市政一般質問
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本日の会議に付した事件
    日程第1 市政一般質問
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出席議員(22名)
1番 齋藤 久光君       2番 堀江 政武君
3番 小西 明範君       4番 小宮 教義君
5番 阿比留光雄君       6番 三山 幸男君
7番 小宮 政利君       8番 初村 久藏君
9番 吉見 優子君       10番 糸瀬 一彦君
12番 宮原 五男君       13番 大浦 孝司君
14番 小川 廣康君       16番 兵頭  榮君
17番 上野洋次郎君       18番 作元 義文君
19番 黒岩 美俊君       20番 島居 邦嗣君
21番 武本 哲勇君       22番 中原 康博君
24番 畑島 孝吉君       25番 扇 作エ門君
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欠席議員(4名)
11番 桐谷  徹君       15番 大部 初幸君
23番 桐谷 正義君       26番 波田 政和君
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欠  員(なし)
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事務局出席職員職氏名
局長      永留 ?光君  次長     橘  清治君
参事兼課長補佐 阿比留 保君  副参事兼係長 三原 立也君
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説明のため出席した者の職氏名
市長 ………………………………………………………………………… 財部 能成君
副市長 ……………………………………………………………………… 大浦 義光君
副市長 ……………………………………………………………………… 齋藤 勝行君
総務部長 …………………………………………………………………… 永尾 榮啓君
総務課長 …………………………………………………………………… 桐谷 雅宣君
政策部長 …………………………………………………………………… 阿比留博文君
市民生活部長 ……………………………………………………………… 橋本 政次君
福祉部長 …………………………………………………………………… 勝見 末利君
保健部長 …………………………………………………………………… 山本 輝昭君
観光商工部長 ……………………………………………………………… 長  信義君
農林水産部長 ……………………………………………………………… 小島 憲治君
建設部長 …………………………………………………………………… 川上  司君
水道局長 …………………………………………………………………… 一宮 英久君
教育長 ……………………………………………………………………… 河合  徹君
教育部長 …………………………………………………………………… 永留 秀幸君
美津島支所長 ……………………………………………………………… 阿比留正明君
豊玉支所長 ………………………………………………………………… 松井 雅美君
峰支所長 …………………………………………………………………… 阿比留博幸君
上県支所長 ………………………………………………………………… 原田 義則君
上対馬支所長 ……………………………………………………………… 近藤 義則君
消防長 ……………………………………………………………………… 阿比留仁志君
会計管理者 ………………………………………………………………… 森田 健一君
監査委員事務局長 ………………………………………………………… 阿比留義邦君
農業委員会事務局長 ……………………………………………………… 瀬崎万壽喜君


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午前10時00分開議



○副議長(扇作エ門君) おはようございます。報告いたします。波田政和君、桐谷正義君、大部初幸君、桐谷徹君より欠席の届け出があっております。

 したがって、波田議長が欠席でありますので、本日の会議は副議長の私が議長を務めます。

 ただいまから本日の会議を開きます。

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△日程第1.市政一般質問



○副議長(扇作エ門君) 日程第1、昨日に引き続き市政一般質問を行います。

 本日の登壇者は5名を予定しております。

 22番、中原康博君。



◆議員(中原康博君) 改めまして、皆様、おはようございます。

 きょうは久々に質問させていただきますので、財部市長初めてありますが、どうぞよろしくお願いいたします。

 財部市長におかれましては、先の選挙におきまして市民の皆様方の多くの支持を得られ、大差により当選の栄誉を浴されました。とりわけ、それだけに市民皆様方の期待度が大きいものがあります。どうか英知を出して、対馬丸の船出を輝かしく航海できますことを期待するものであります。

 それでは、通告に従いまして質問をいたします。

 1番目の市長の所信表明についてであります。

 4月29日の臨時議会において、所信表明では公共事業費の縮減のあおりを受け、就労の場が一気に減り、5人に1人しか働く場がないために、最重点項目として企業誘致に取り組みますとあります。そして、第一次産業の活性化につながる関連企業を重点的に誘致したいと言っておられます。

 今、対馬はかなり冷え切った経済状況であります。第1次産業の低迷、燃油の高騰、若者又は世帯主の方の島内に職がないために、都会に出稼ぎに出ておられる現状であります。今まで対馬に企業は何社も来てくれました。しかし、輸送コストの問題とかで長く定着することができず撤退しておりました。

 そんなときにどのような企業誘致に取り組んでいかれるのか、幾らか同僚議員が聞いて質問の答弁をされておりますけれども、再度お尋ねをしたいと思います。また、アプローチしてあることも聞いております。同質問になりますが、お聞かせ願いたいと思います。

 2番目に燃油対策についてであります。

 今燃油対策に対しましてもいろいろとあります。今回は、廃食用油のBDF化事業に対しましての今後の取り組みについてであります。

 今、日本全国燃油高騰により、非常事態に陥っております。対馬においては、漁業者の皆様方が一番打撃をこうむっております。一晩で10万近くかかる油代は、それに見合うだけの漁ができないことで、さきの18日、19日、全国的に休漁になるという、今までにかつてない現状であります。

 また、地球温暖化が叫ばれておる今日において、BDF化事業、つまりバイオディーゼル燃料であります。今島内において1カ所の事業所で精製をされております。また、このことではスーパーサイキさんのチラシにも、廃食用油の回収をしますと入っておりました。市長は、このチラシを見られたことがありますか。とても個人の事業主が、そこまで考えてされることはすばらしいことだと思っております。

 今島内において、対馬市の調べによりますと、保存量約28万リットル、利用可能量約15万リットル、今業者が収集している量は3万5,000リットルで、まだ4.4倍の11万5,000リットルが、燃える生ごみとか、川に流されているとかであります。11万5,000リットルは、ドラム缶にしますと約575本分と相当します。これを精製することによって、ディーゼルエンジンに使いますと、約、乗用車を190台走らせることができるとあります。またそのほかにも漁船、公用車、スクールバスなどには十分使用可能であろうと思います。

 市として各地域に収集場を設けてやるときに来ているのではないかと考えます。市長の見解を伺います。

 次に、木質バイオマス熱利用事業に対しての今後の取り組みについてであります。

 同様な質問でありますけれども、燃油が高くなってきている今日、それらの代替利用をすることにより、経済効果は高いと期待できます。今クリーンセンターの1年間の燃料代は、おおよそ1億5,000万円かかっております。また、運転管理委託料1億9,000万、これもかかっております。ほかにも公共施設での燃料代はすごくかかっておるところであります。財政の緊迫する状況においては、これらを何とかしなければならないと思います。

 対馬には山林が多くありますので、100年後の島づくりを考える市長であれば、バイオマスを考えていかなければと思いますが、いかがでありますか。所見を伺いたいと思います。

 3番目の生ごみリサイクルについてであります。

 堆肥づくり等、廃棄物系バイオマスの利用事業に対しての今後の取り組みについてであります。

 1年間に出る生ごみの量1,260トンを各家庭が地域で堆肥づくりをやれば、先ほど言いました対馬クリーンセンターの経費もかなり減るものと思われます。生ごみを燃やす、乾燥させて燃やすまでにはかなりの熱源が必要だと思います。それらを堆肥にして、畑に利用し、肥料にすれば何かとリサイクルできるのではないかなと考えます。生ごみ処理設置補助金で、今までの数は18年度186台、19年度74台であります。対馬の世帯数1万5,000世帯によりますと、まだまだ普及される感じがあると思います。

 このようなとき、19年4月1日に施行の条例改正によりまして、金額が、補助金の額が低くなっております。購入される方がますます減っていくのではないかと危惧されます。このようなとき、補助金の見直しをしてでも普及させなければならないときに来ておると思います。市長の所見を伺いたいと思います。

 以上でありますが、市長の答弁により再質問をさせていただきます。よろしくお願いします。



○副議長(扇作エ門君) 市長、財部能成君。



◎市長(財部能成君) おはようございます。

 今、中原議員からの御質問、3点ほどございました。

 第1点目の企業誘致に関する件でございます。

 現在、お願いをしております企業数社に関しましては、私は進出していただくという強い信念で交渉することはもちろんですが、その他の企業につきましては、正直、行政が持っている情報には限りがございます。

 所信表明でも申しましたように、市民の皆さんや対馬のファンの方も含めて、持っておられる日本中、世界中の人的ネットワークからの情報をもフル活用させていただき、東奔西走したいと考えております。議員皆様におかれましても、ぜひ対馬市の将来のため、情報を提供くださいますようお願いをしたいと思っております。

 誘致対象企業に関しましては、先日の、昨日の小宮教義議員の一般質問の折り等にもお答えしたとおりでございますが、島の将来を展望し、できれば対馬の特性を生かした第一次産業の活性化につながる関連企業を重点的に誘致したいと考えております。

 第一次産業、特に魚を原料とする加工業を島内の生業を起こす方の起業でございますが、島内起業も含めて誘致できないかというふうに考えてます。

 原料である対馬で産する産品に、加工を加えるということは、それだけで付加価値を生み出すものと考えております。

 次に、燃油対策についてでございます。

 廃食用油のBDF化事業に対しての今後の取り組みという分と、木質バイオマスの熱利用事業に対しての今後の取り組みについてでございますが、対馬の自然や環境を守りながら、地域の資源を有効に活用した産業の創出を図っていくためにも、廃食用油や製材端材などの廃棄物系バイオマスの活用と間伐等における林地残材など未利用系バイオマスの活用を図っていくことが必要であります。

 また、四方を海に囲まれ、必要なエネルギーの大半を島外からの供給で賄っているこの離島対馬にとって、資源・エネルギー問題の解決は、地域の社会経済の存続にかかわる重要な課題となっております。

 そのような観点から、平成19年度に独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構の補助を受け、木質バイオマスの熱利用と廃食用油のバイオディーゼル燃料化につきまして調査をいたしております。

 木質バイオマスの熱利用につきましては、公共温浴施設等におけるチップボイラー用燃料としての活用を中心とした事業化に向けた原料調達、供給システムの検討やエネルギー変換システムの仕様、事業費等の把握を行い、事業可能性について検討を加えた結果、バイオマスチップボイラーの導入は投資効果が高い事業と判断されております。

 また、廃食用油のバイオディーゼル燃料化につきましても、原料調達規模に見合った精製装置の仕様や事業費、軽油等代替燃料についての可能性、経済性等継続的な事業の展開に向けた具体的な調査を行い、一般家庭からの廃食用油の回収が進めば投資効果の高い事業と評価されております。

 このような調査結果を踏まえ、木質バイオマスの熱利用につきましては、公共温浴施設等におけるバイオマスチップボイラーの導入に向けて検討してまいります。

 また、廃食用油のバイオディーゼ燃料化施設につきましては、既に対馬市内で民間事業者により事業化されておりますが、十分な廃食用油の量が確保されておらず、施設の稼働率も50%しかない状況でございますので、BDF化施設の増設・新設に関しましては、一般家庭からの廃食用油の回収が順調に伸び、既存施設の処理能力を回収量が上回る可能性が出てきた時点で検討を行うこととし、今後対馬市といたしましては、一般家庭からの回収方法など、回収システムの構築を行うため、試験的な廃食用油の回収を地区や民間団体の協力を得ながら行い、その回収結果を踏まえて、地域の実情にあわせた回収方法の確立を図り、廃食用油回収量の拡大に向けて事業を進め、軽油等化石燃料にかわるバイオディーゼル燃料の普及やスクールバス等公用車での積極的な活用を図ってまいりたいと考えております。

 次に、生ごみリサイクルに関する件でございますが、ごみの発生抑制は、市民一人一人が自覚して取り組む必要があり、不用な物は買わない、物を大切に長く使っていくよう、ライフスタイルを見直していくことが必要となります。

 ごみの量については、人口の減少とともに排出抑制、資源化を進めていることもあり、徐々にではありますが減少する傾向を示しています。

 可燃ごみの排出量は、年間9,663トンで、ごみ全体の84%を占めており、可燃ごみの約半数は紙・布類が占めております。生ごみの排出量は約12%であります。そこで対馬市としましては、生ごみ削減の取り組みとして、生ごみ処理器の普及を促進し、家庭での堆肥づくりを推進しております。生ごみは家庭で堆肥化するなど、努力すれば大幅に減らすことができますので、生ごみ削減のための取り組みを、まず家庭の台所から始めてもらうため、エコクッキングや食べ残しを極力減らすことなどにより、生ごみそのものを減らすとともに、生ごみの約7割程度が水分であることから、家庭での水切り、乾燥などの積極的な取り組みを対馬市の広報誌、ホームページ、チラシの配布などにより、啓発活動を推進しているところであります。

 家庭での生ごみの水切り、乾燥並びに生ごみ処理器による堆肥化など、市民の皆様に御協力いただくことにより、対馬クリーンセンターのごみの焼却にかかる燃料費等の削減につながるものと考えております。

 また、生ごみ処理器設置補助金交付制度の活用を促進するとともに、生ごみを堆肥化するための実践講習会並びに生ごみ堆肥で栽培した野菜コンテスト等を開催し、生ごみリサイクルについて認識を深めていただいております。

 ちなみに、平成17年度から19年度までの生ごみ処理器の設置台数は361台であります。

 また、本市には汚泥再生処理施設を2施設有しておりますが、北部衛生センターにおいては、循環型社会を目指して、施設から排出される汚泥と学校給食センターから排出されます生ごみを発酵させ堆肥化しております。

 また厳美清華苑については、平成17年6月までホテル・病院等から排出される生ごみで堆肥化しておりましたが、生ごみに不純物が混入したり、分別が徹底されなかった経緯もあり、現在は施設から排出される汚泥のみで堆肥化しております。

 なお、2施設で生産された堆肥は無料で市民の皆様に提供しておるところでございます。

 今後においても、生ごみ処理器設置補助金交付制度の活用とあわせて、生ごみ堆肥化を促進するとともに、市民・事業者。市が一体となってごみの減量化、資源化を取り組んでいかなければならないと考えます。

 また、廃棄物系バイオマス利用事業につきましては、廃棄物をバイオマスエネルギーとして利活用するには、設備投資に多額の経費を要するとともに、生ごみ処理器による堆肥化とあわせて、既に一部の生ごみがし尿処理施設から排出される汚泥と混合で堆肥化されているため、現状ではバイオマスエネルギーとして利用するには、生ごみの量が不足しております。

 したがいまして、今回の対馬市新エネルギー詳細ビジョンは、具体的に実施可能なエネルギーについて策定しておりますので、廃棄物系バイオマスにつきましては想定をしておりませんので、御理解くださいますようお願いをいたします。



○副議長(扇作エ門君) 22番、中原康博君。



◆議員(中原康博君) ちょっと1つ足りないんじゃないかなと思いますけれども、補助金です。生ごみの設置補助金の条例改正でもという分は。



○副議長(扇作エ門君) 市長、財部能成。



◎市長(財部能成君) 補助金交付制度を、今中原議員の方から改正して取り組む意思はないかという御質問が欠落しておりました。申しわけございません。

 現段階においては、今の補助金、コンポスト並びに電気式のこの補助金の額を増額はする予定はございません。今のままで市民の皆様に、まずもって循環型社会の構築に向けた協力を仰ぐという方向で、物事を組み立てていきたいというふうに考えております。



○副議長(扇作エ門君) 22番、中原康博君。



◆議員(中原康博君) わかりました。

 それでは、最初の方から再質問をしたいと思います。

 まず、市長の所信表明によりまして、市長の言われます100年後の世代に引き渡すためにと言われております。そういった島づくりを考えておるという所信表明でありました。しかしながら、対馬の人口3万7,161人は、亡くなる方は500人以上年間に亡くなってあると思います。また、生まれてくる子供は年間約330人ほどだと思います。そういったときに、それを計算ざっとしましても七十四、五年すれば、対馬は無人島になってしまいます。

 そういったときに、市長が言われておる対馬の将来を考えたときに、どのような100年後の構想をお持ちなのか、お尋ねをします。



○副議長(扇作エ門君) 市長、財部能成君。



◎市長(財部能成君) 100年後に向けたという話、昨日の小宮教義議員の質問とも似通った部分がございます。

 現段階において、私にその姿を見せてくれと言われても、私自身物理的にそれは難しい話じゃないかということで、昨日はお答えをさしていただいております。



○副議長(扇作エ門君) 22番、中原康博君。



◆議員(中原康博君) 難しいのであれば、せめて50年ぐらいに、マニフェストでよかったんじゃないかなと、私は思います。余りにも100年後とかというのは、これ前市長が100年後とかいったら、何とぼけとるとかというて、後ろにおる仲間たちは言うとるはずですけど、財部市長にはみんなおとなしいんです。なぜかしら。今本当前市長やったらやなことですよ、100年ごとか言うとったら。そうですか。

 まず、やっぱり現実に当てはまる50年後ぐらい、市長は今50年したら100歳でしょうけど、それぐらいが妥当やったんじゃないかなと、私は思います。

 次に、企業誘致に尋ねますが、前市長はホテルも言ってあったんです。シティーホテルに似合う、ちょっと対馬においてはいいクラスのシティーホテル並みの分が誘致できるようになっておるという議会に報告してありました。それと上対馬の舟志の畑にベビーリーフですか、そういったものを植えて、対馬島内に広げるという、こういったことも話してありましたが、その引き継ぎがなかったということでありますが、副市長あたりから聞かれたかどうか、そういった点もお願いします。



○副議長(扇作エ門君) 市長、財部能成君。



◎市長(財部能成君) まずもって100年後の世代にといいましたのは、私は100年度の姿をお見せするとは言っておりません。100年後の世代にこの対馬を引き継ぐために一生懸命になって島づくりに取り組まなければいけないという表現をしておるものであります。そこについては、申し訳ございませんが、お互いの解釈の違いだというふうなことで御理解ください。

 それとホテルの、シティーホテルの件とベビーリーフの件でございます。

 ホテルにつきましては、3月の私が就任前に担当の者が、選挙後でございますが、担当の者が向こうのホテルの社長さんとお会いをしております。その中で、1回白紙に戻したいという話を、発言をされたことを受けまして、今私も正直白紙に戻されて、どういう方向からお話を再構築していくかということで、考えておるところでございます。

 ただし、このホテルにつきましては、先方様が要望されました用地については、若干の市としては問題のある用地だというふうな市有地の中でございますが、認識をしておりまして、そこでの若干の意見の相違もあるのかなというふうに思っております。

 今後、そのシティーホテルの方とも接触をする機会を持ちまして、どのようにしていくかを協議していきたいと、お話を持っていきたいと思います。

 それとベビーリーフの件でございますが、これにつきましては、ちょっと日付が私もはっきりしておりませんが、昨年だったと思うんですけども、このベビーリーフの話を持ってこられたオーナーの方の会社が倒産をされたというふうに聞いております。それでその話が1回頓挫するのかなと思っておりましたが、しかしその会社にいらっしゃった方が、今度は別の会社を立ち上げられまして、今その会社でまたベビーリーフの仕事をされてるようにあります。

 ですから、今度は会社を変えて、交渉先を変えてお話を再構築するという予定をしておるところでございます。



○副議長(扇作エ門君) 22番、中原康博君。



◆議員(中原康博君) そうですか、ホテルはそうしたら前市長のときには進んでおりながらも旅館組合等から反発が出ておるというところの話でしたので、そのホテルにつきまして市長の見解はやっぱり対馬には必要であるというふうな認識で、今後進めていくという方向でありますか。



○副議長(扇作エ門君) 市長、財部能成君。



◎市長(財部能成君) 旅館組合等からの申し出が、確かにあっております。しかし、この対馬の状況を考えますと、今のホテル、旅館等の宿泊数で足りろうはずがありません。当然、そのホテルというものを考えていかなければいけないというふうに私は考えてます。

 ただし、先ほど申しましたシティーホテルにつきましては、旅館組合の反対だけではなくて、向こうが希望されておられます市有地については、それまでのいろんな施設をつくった補助金の問題とか、そこの土地の形状の問題とかいうことで、そういう問題もあるということで再認識をしていただければと思います。



○副議長(扇作エ門君) 22番、中原康博君。



◆議員(中原康博君) 認識はしましたけれども、やはりぜひこれは進めるべきで私はあると思います。今市長が言われますように、旅館組合に対しましても十分な説明をしていきながら、それを誘致するのが妥当ではないかなと思います。ぜひ頑張っていただきたいと思います。

 それと、そのベビーリーフですね、そちらの方もよければ進めていただきたいなと思います。

 それと、前市長ばっかり出す必要はないですけれども、まだわずかな日にちですので出させていただきますけれども、よく議会では前市長は出張が多い、ほとんど役所におらないという批判をいつも議会でありました。今財部市長は逆に内部が多いんですか、出張は少ないんですか。



○副議長(扇作エ門君) 市長、財部能成君。



◎市長(財部能成君) 前任の方はともかくとしまして、私の出張の件数というのは全く正直いって数は当たっておりませんけども、自分の感覚としては、私、あくまでも自分の尺度でございますが、自分の尺度で考えたとき、私は、自分は出張が今多いと思ってます、私にとっては。

 どうか初年度ですから、ある程度私は足を運ぼうとは思ってます。で、大体の様子をわかった時点では、2年目からは正直いいまして副市長の方に少しずつ回していこうかなという思いを持っております。私にとって今、出張よりも大切なことは、対馬のこの内政の方が私にとっては大切だと思ってます。

 ただし企業誘致等については、私はどんどん走っていきたいと思っておりますし、できればさまざまな出席要請を求められるのがあります。いろんな総会とかいろいろございますが、その総会にかこつけて、私は企業誘致の方に、総会にも出席し、企業誘致の方にも走っていきたいなと。同じ5万なり経費を使うならば、一度5万の金で20万の効果を上げれるようにしたいという思いで考えております。



○副議長(扇作エ門君) 22番、中原康博君。



◆議員(中原康博君) その場合、私が何が言いたいかと申しますと、やはり今言われますように、今対馬にとっては非常事態なんです。市長は対馬の一国一城の主で、みんなそれぞれに世帯主で市長があって、その下に子供たちがおるという一般家庭を想定するならば、一般家庭に想像するならば、その子供たちを賄わなければいけないのが、その市長の立場なんです。

 今、皆さん本当に苦しい状況にあります。そのときにおいて、役所におられるのも結構ですが、今しっかりとした副市長が2人おられるのですから、どんどん出ていって、やはりそういった企業誘致に一生懸命取り組むべきじゃないかと、私は個人的に思います。そうしないと対馬の本当100年後どころか10年後も危ないんですよ。市長、その辺今市長になられてから、知事とか、代議士とか何回ぐらい会われましたか。



○副議長(扇作エ門君) 市長、財部能成君。



◎市長(財部能成君) 知事、代議士に会った回数とおっしゃられましたが、知事につきましては、たしか4回会ったと思っております。

 代議士については、谷川代議士に2度ですか、山田代議士に1度ですか、確かそうです。あと自民党の離島振興委員会の先生方と会う機会が、私は直接会う機会、話す機会というのが2度ほどありました。そういうふうな形です。

 ただし、先ほどおっしゃられましたどんどん出ていってでもという話がありました。実際、この就任させていただいてから、今までの間に、恐らく私は30社近くの、もしくは30人ともいえると思いますが、それぐらいの人とは既に接触をしております。決して企業誘致に取り組んでないというわけではなく、だれよりも私は取り組んでおります。ひどいときには朝6時から夜の11時までずっとそれを取り組んだと、日のうちに4社も5社も回るということはしております。私について回る職員が疲れ切るほど振り回しております。それほど走っておりますので、その分は十分に認識を改めていただきたいと思っております。



○副議長(扇作エ門君) 22番、中原康博君。



◆議員(中原康博君) 初めて市長からそういったことを聞いてわかるわけですから、急に認識をしろといわれても無理な話なわけですから、そういったことを議会があるたびに、やっぱりお話もしていただいたりして、皆さんに広げていただきたいなと。

 やっぱり本当に給料もらわれる方はいいですけど、本当に市長が選挙前に対馬津々浦々まで回ってありましょうけども、今さんざんです本当、皆さん大変です。それを十分わかって動いてもらいたいなと、再度お願いします。

 次に、ゴルフ場の話があっておりましたけれども、ユニマットとかという会社が来てくれるといういい話ではありますが、やはり前から話しておりましたけれども、漁業組合等が一番のネックになろうと思います。前々から申しておりましたけれども、やはり漁業組合等がなかなか難しいかなと思われますので、やはりその会社ばっかり任しとっては進みません。行政も一体となって、このゴルフ場の企業誘致に取り組まないと、まず実現が可能にならないと思いますので、そういったところはどのような考えかお願いします。



○副議長(扇作エ門君) 市長、財部能成君。



◎市長(財部能成君) このゴルフ場の件でございますが、当然会社任せという考えはございません。漁協、さらに地区住民の方への説明等につきましては、行政側としても積極的に勧誘し、承諾をいただけるように努めたいというふうに考えております。

 で、相手方のユニマットリバティー社とも、そこの部分については行政の力を借りたいという当然思いもございますので、一緒に走りましょうということに回答しておるところでございます。

 なお、私は、実は、市のホームページの中で、私の市長室というところがございます。その中でできる限り、今自分が行動してる内容について、報告をさしていただいております。それは外に出ていく、特に外に出ていったときに、何をしてるかわからないと市民から思われるよりも、今どこで何をして、どんな人と会ってると、どういう話を進めてるということを、私は逐一報告をその場でもホームページの中で、私のブログという形で市民の皆さんに見てもらっておるつもりをしております。

 なお、このブログを立ち上げたことによりまして、ホームページのアクセスが百何十件か、1日平均が、増えたということもいただいております。なお、東京、関西、福岡の対馬人会の方々とお会いする機会がありましたが、この方々につきましても、私のブログを見てますと、で、走って回ってありますねということを、認識をしていただいているところであります。極力私はこの議会の場のみならず、ほかの方を使ってでも市民にすべてを伝えたいという思いで、今取り組んでおります。また、見ていただければと思います。



○副議長(扇作エ門君) 22番、中原康博君。



◆議員(中原康博君) 時間がなかなか足りませんけども、市長がホームページに載せてあるといいますけど、田舎の方はまだまだそこまで至っておりません。それはいろいろな役所がらみの方は、インターネット等で御存じでしょうけれども、やはりそこまでは普及しておりませんので、またケーブルテレビが出ますと、普及エリアになりますと、そういった中におきまして載せていただければいいんじゃないかなと思います。

 先ほどのゴルフ場の件は、約、申請書類を出して、2年間の環境アセスを受けながら進めていかなければならない問題でありまして、先ほどの市長の答弁で、平成25年ぐらいをという話ですけども、なかなかそこまでは難しいんじゃないかなと思いますので、やはり行政が一緒になって取り組んでもらえればと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。

 次に、今市長も一番頭が痛いでしょうけれども、燃油高騰に対しまして、きのうも同僚議員が質問しておりましたけれども、離島振興協議会とか、市長会でも話をしてあるということではありますけれども、それだけでは手ぬるいんじゃないかなと思うんです。ほかの打開策をもう少しやらなければならないんじゃないかなと思いますけれども、その辺どうですか。



○副議長(扇作エ門君) 市長、財部能成君。



◎市長(財部能成君) 燃油対策につきまして、今私どもそうですが、国政の方も国のこの油の問題というのは、大変な問題だととらえて、お互いが今動いている状況でありまして、この対馬の状況が十分に国政に私は届いてるというふうに思っております。

 さらに、単独、市として声を上げるまでもなく、既に国政がもう動いてくださってるというふうな認識をしておりますので、御理解お願いします。



○副議長(扇作エ門君) 22番、中原康博君。



◆議員(中原康博君) 国政もきのうの長崎新聞によりますと、あすそういった政策を発表するようなことが書いてありましたから、いい方向に漁民にとりましても、そういったいい補助金等が出るなら幸いであろうかと思いますけれども、引き続きやっていかなければならない問題であろうと思いますので、やはり今対馬に対しましては車も生活必需品ですので、車がないと生活が全くできません。そういったことにおきまして、この燃油問題は、対馬の油屋さんに問題じゃなくて、減免措置の国の問題であろうと思いますので、しっかりとお願いしたいと思います。

 次に、先ほど言いましたが、BDF化事業につきましては、このスーパーサイキさんのチラシを見られたことがありますか、市長。



○副議長(扇作エ門君) 市長、財部能成君。



◎市長(財部能成君) 申し訳ございません。正直いいまして、見たことは正直ありません。チラシは家内が見るもんだとずっと思っていたもんですから、私は全く今までチラシを目を通したことがないもんで申し訳ありません。



○副議長(扇作エ門君) 22番、中原康博君。



◆議員(中原康博君) やっぱり新聞の中には結構スーパーの安売りも載っておりますけれども、いいことも書いてありますので、たまには見ていただきたいなと思います。

 それによりますと、こう大きく載っておるんです。7月6日より廃食用油の回収を始めますと大きく載っておりますので、これをまた目を通していただいて、ぜひ対馬に利用できると思いますので、先ほどいい答弁をしていただきましたので、そうでないと本当に対馬クリーンセンターの油代1億5,000万円、年間です、かかっておるわけです。先ほども言いましたように、生ごみに対しましては相当な経費がかかりますので、どしどし進めていってもらいたいなと思います。

 そして、話は別になりますけれども、業者の方に1社鶏知でやっておられましたけれども、仕入れとして1リットル1円払って、そしてお客さんにそれを精製して、125円で今バイオディーゼル燃料として売ってあるそうなんです。だから、コスト的には買う方側も大変安い燃費であります。決して速力も何も落ちないそうです。黒煙がかえって出なくて、環境には優しい油だということでございますので、ぜひいろいろな各省庁の、6つの省庁の補助金等がありますよね、約1兆円の補助金が、国の補助金がありますので、これを有効利用していただければと思います。

 それと市長、話が飛びますが、開発公社とか振興公社とか対馬にあります。各旧町に、これをそろそろ一本化して、農業振興に対してやれば、そうすることによりまして遊休農地等に、菜の花あたりを植えていただいて、これは構想ですけれども、菜の花を植えていただいて、その菜の花を菜種油に精製すれば、学校給食や一般家庭で利用され、またその廃油を同等に回収して、同じまた精製すれば農機具とか、漁船にしても利用できるわけです。同じ条件ですけれども、そういった循環リサイクルの形成をしていただきまして、またそれが普及されれば雇用の場の確保にもつながるものと思われます。そういったところどうでしょうか。



○副議長(扇作エ門君) 市長、財部能成君。



◎市長(財部能成君) 今の燃油高騰という問題が、当然日本中、世界中を席巻しておるわけですが、この油という問題をこれから先対馬の生き残りのためには、どのようにしていくかということは、もういろんな角度から取り組んでいかなければいけないというふうに、わたしは認識しております。今の中原議員のおっしゃってあります、その菜種から物事を、油をとろうという話、それから、またそれをリサイクルしていこうというふうな、まさしく循環型の社会ということだと思います。菜種油をつくろうという話、今民間の方から上がってるというふうにも聞いております。

 これから先、時代はそういう時代になろうと思いますので、私ども市としても、一緒になって、新しいエネルギーを島の中で100%、できれば100%がいいですが、100という数字はどうも、先ほどから言いますと鬼門のようにありますので、できれば100%に近いところで物事を構築できるように頑張っていきたいというふうに思います。



○副議長(扇作エ門君) 22番、中原康博君。



◆議員(中原康博君) その開発公社一本化はどうですか。



○副議長(扇作エ門君) 市長、財部能成君。



◎市長(財部能成君) 開発公社、振興公社等の一本化でございますが、これにつきましては、行政改革大綱の中でも今上がっている問題であります。で、当然幾つかの公社があります。峰、上対馬、上県、豊玉、美津島という形で公社等がございますので、それと公益法人に関する法律の改正があり、今後5カ年の間に公益法人の一本化といいますか、改正をしていかなければいけない状況が見えておりますので、そちらもあわせて一本化に向けて頑張っていきたいと思います。



○副議長(扇作エ門君) 22番、中原康博君。



◆議員(中原康博君) 次に、対馬におきましては、木質のバイオマスに対しましては、まだまだ考えは薄いんですけれども、そういったときに、今チップ工場が樽ケ浜に1カ所あります。こういったときに、現在鹿ノ浦の漁港が完成をしておりますが、埋め立て地がかなりあいております。

 そこにチップ工場をつくっていただければと思う次第であります。そうすることによりまして、上県、上対馬、峰です、山林をされております方々には、大変な収入源にはなるんじゃないかなと思う次第であります。ひいては、バイオマス熱利用に対しましても、それがかなえられるんじゃないかなと、そうすることにおきまして、まだデータ的にはつくった場合には、そういった山林的にはチップが足りないという現実があろうかと思うんですけれども、最初はそうかわかりませんけれども、つくったあとは皆さんがある程度考えて山林の事業に打ち込まれていくんじゃないかなと思いますが、どうですか。



○副議長(扇作エ門君) 市長、財部能成君。



◎市長(財部能成君) 佐賀の新しい港の利用というお話をいただきました。

 チップの工場をつくってくださいというお話ですか。市として、それをつくるんではなくて、仮に木質バイオマスの事業として取り組むというふうな形は、検討はできるかと思いますけども、そのチップの搬出等のための工場等をつくるということにはならないかと思います。

 ただし、昨日若干触れましたが、木質バイオマス事業をやるに当たって、現在の材積等を考えまして、ハゲ山に対馬をしない中で物事をやろうとした場合は、全体の今のエネルギー燃油に換算しますと、8.9%が精いっぱいのところだというふうに報告を受けておるところでありまして、先ほど答弁で言いましたが、いろんなバイオマスというのは考えられますので、そういうのを複合させながら、新しい対馬のそういう油対策をやっていかなければという考えであります。



○副議長(扇作エ門君) 22番、中原康博君。



◆議員(中原康博君) そうですね、ぜひ木質バイオマスを利用することになれば、チップ工場を市がつくる、また別の角度で森林組合等とかありますので、そういったところを利用していただければ思います。ぜひ考えていただきたいなと思います。

 最後に、財部市長におかれましては、財政の厳しいときに就任をされておりますけれども、健康に留意され、対馬の発展のため、全力で尽力されますことを願いまして、私の一般質問とさせていただきます。



○副議長(扇作エ門君) これで中原康博君の質問は終わりました。

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○副議長(扇作エ門君) 暫時休憩します。11時5分より再開します。

午前10時53分休憩

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午前11時05分再開



○副議長(扇作エ門君) 再開します。

 次に、7番、小宮政利君。



◆議員(小宮政利君) 副議長の許しをいただきましたので、市政一般に対して、通告をいたしておりました次の2項目について市長に質問をいたします。

 質問に入る前に、財部新市長、市財政の大変厳しい中、対馬市のかじ取り役である2代目の市長に就任をなされ、これからの4年間の間、大変な激務の連続だと思いますが、市民の皆様方の幸せを願い、日夜惜しまない努力に邁進されることをお願いをし、私の質問に入ります。

 まず、1項目目は、対馬全域に漂着している漂着ごみに対し、これらの回収方法や、その取り組みについてどのような考えを持ってあるのかの質問であります。

 私はこの漂着ごみの問題を、過去2度にわたって質問をいたしましたが、新市長に改めて質問をいたします。国内での海岸に流れるつく漂着ごみの量が環境省管轄の日本海環境協力センターの試算で、平成12年度から毎年平成17年度までの調査の中で、年間約15万トンという試算がされましたが、私はこの数字には毎年同じような15万トンというのが不思議でなりません。

 しかし、現在では推定50万トンから70万トンという、そういうふうな膨大な量が漂着をしていることに対しまして、関係する国の機関がようやくこの漂着ごみの問題に重大さがわかり始めた今日であります。我が対馬市の職員のすばらしい発案で、環境省が漂着物処理推進モデル事業として、日本で7つの県、11カ所の指定地域を設定した中に、長崎県では対馬が選ばれ、上県町志多留、越高地区の海岸が入って、2年目の調査が行われておるところであります。

 また、さらに関係省庁は、この今の財政の厳しい中、予算削減が叫ばれている中にあって、漂着ごみに対する補助金、交付金等の問題に対しては、予算を少しではありますが、アップして計上しているようなところもあります。これは市長も御存じのとおりだと思います。

 今、現在対馬市の漂着ごみは各団体がボランティア活動などで回収をしてありますが、私に言わせれば島の海岸全体から見れば、一部分に過ぎず、まだまだ手つかずの場所が、またボランティア活動では回収に限界があるところが、困難なところがたくさんあります。困難で回収できない場所の漂着ごみをどんな形で回収するという対馬市の行政も検討はなされているとは思いますが、その検討のどういうふうなことで考えてあるのか、お教えいただきたいと思います。

 私は、ここで市長に提案をしてみたいと思います。御案内のとおり離島漁業再生交付金での漂着ごみの回収は、漁民の皆様方に直接払いであります。このような制度を対馬市行政もつくってみてはいかがでしょうか。市長にとっては大きな英断だと思いますが、そうすることによって、漂着ごみの回収に参加をしていただく市民の皆様に交付金の還元ができると思いますし、また、さらに雇用の場づくりになると思いますがいかがですか。そのような対策でもとらなければ、この問題はいつまでたっても解決ができないと思います。答弁をよろしくお願いいたします。

 次に、2項目目の質問は、韓国との貿易ラインの拡充を図る考えはないのかについてであります。

 昨日の2番議員、堀江議員さんと重複するところが少しはあるかと思いますが、私なりに違う角度から質問をいたします。

 韓国からの観光客が年間6万人を超えてる今日、今年は7万人も超えるという数字が出ておりますが、人的交流は私は定着してきたと思われます。ならば、次は物的交流、いわゆる貿易だと思います。

 昨日の質問の中で堀江議員が言っておられましたが、対馬は過去の歴史の中で、韓国との貿易があったからこそ、現在があるといっても過言ではないと思いますという話でした。また、対馬市大綱に掲げてあるアジアに発信する歴史街道対馬の位置づけを図るためにも、市長はまた、市長は4月の臨時議会での所信表明にも、これからの対馬市の生き残りの布石として、大陸との人的交流はもちろんのこと、新たに第一次産品の活路を大陸に見出すため、経済交流に積極的に取り組むという所信を述べられました。ならば、私は、市長に、何人も貿易できるような、そういうラインをつくっていただきたいと、そうお願いをする次第であります。

 そこで、過去今まで対馬市が、これまでの韓国との交流の中で姉妹縁組の締結をしてある釜山市の影島区との定期航路を拡充していただきたいと思いますが、市長にそのような考えはないのでしょうか。

 私はこのラインをつくることによって、対馬の方々に限らず、物的交流人口、つまりビジネス人口の増大が見込まれると思います。対馬市にとって、大きなメリットを見出すものと思いますが、私は何もこの対馬市に船を建造しろと言ってるわけではありません。定期航路ラインの拡充ができれば、その後は、経営は民間の方々が行ってくれると思っております。せっかく影島区との姉妹縁組を行ったのですから、使わない手はないと思いますが、いかがでしょうか。

 以上、2項目に対して答弁を求めます。あとは1問1答でお願いします。



○副議長(扇作エ門君) 市長、財部能成君。



◎市長(財部能成君) まず、対馬島全域に漂着しているごみの回収方法、そしてその取り組みについてでございます。

 この漂着ごみは、もう議員御案内のとおり法律上、一般廃棄物と見なされ、市町村が処理責任を負うこととなっておりますが、大量の漂着ごみの中には、大型の流木、漁業用のロープ、漁網、硬質のポリ容器など、一般廃棄物処理施設の能力では手に負えないものが多数あります。また、漂着・回収量の多さや、塩分なども処理を妨げる一因となっています。

 このような市町村の声を受け、国が関係省庁による対策会議を発足させ、対馬市においては、平成19年度から環境省の漂流・漂着ごみにかかる国内削減方策モデル調査が上県町越高、志多留において実施され、効果的な回収方法、処理方法、関係機関の連携方策について検討がなされておる段階であります。

 また、最近島内のNPOが、ボランティアによる海岸清掃活動を行うなど、海の環境を守ろうとする意識が市民の間にも芽生え、漂着ごみを回収していただき、大変うれしく思っているところでございます。

 また、回収した漂着ごみの処理は、量が膨大なこと、塩分が付着していること、分別が困難なことと等により、市の一般廃棄物処理施設で処理しきれないため、島外での処理を余儀なくされており、結果、処理費用が大きな負担となっているのも事実でございます。

 国が講じた対策の中に、災害等廃棄物処理事業費補助制度がございますが、災害に起因しない漂着ごみの回収、処理についても2分の1の補助金が手当されます。今年度はこの制度を利用し、数カ所の海岸の漂着ごみを取り除こうと補正予算に計上しております。

 具体的な回収方法としては、財政的に考えても、行政だけではとても対応できず、市民共働で進めていくべきだと考えます。市民が気軽に参加できる海岸清掃の機会を提供する体制づくりが必要だと考えますので、市内の各種ボランティア団体並びに漁協等に積極的な参加を呼びかけ、効率的な回収を行うとともに、地域に根ざした継続的な海岸清掃活動を展開していきたいと考えてます。

 また、国のモデル調査において、地域検討会が対馬モデルとなるべき回収・処理体制の検討を行っています。また、航空機による海岸の撮影もなされておりますが、車両が入れず、清掃できないままの海がまだ多くあります。景観や海洋環境の悪化、観光への影響、水産業の被害など漂着ごみが与えるダメージは多岐にわたります。対馬では市民が一丸となって、漂着ごみに取り組む姿勢が必要ではないかと考えておるところでございます。

 次に、韓国との貿易ラインの拡充の件でございますが、このことに関しましては、昨日堀江議員の一般質問の折、お答えいたしたところでございますが、今後におきましても対馬産物などの生産量及び流通価格など把握をきちんと行い、大陸に目を向け、韓国への進出を考えている民間団体、ジェトロ、コトラなどの貿易振興団体とも十分連携し、積極的に推進してまいりたいと考えておりますので、御理解賜りたいと思います。

 影島区とのラインの件でございますが、これにつきましては、現在釜山市の方からの航路については、認められているのは1路線だけだというふうに聞いております。あくまでも釜山の方から、釜山発の航路については1路線と、あと残されている方法としては、対馬の方からの対馬発の航路開設しか残ってないというふうに聞いております。もし、民間会社の方で、そのあたりをどうしてもやりたいという強い意向を持っておられる方がいらっしゃれば、当然それが今後の対馬における韓国とのラインの拡充につながることでありますので、市としては十分にそれには応えていきたいというふうには思います。

 ただし、先ほどおっしゃられましたように、船をうちが持つわけにはいきません。航路の開設に向けた側面的協力は惜しまないつもりでございます。



○副議長(扇作エ門君) 7番、小宮政利君。



◆議員(小宮政利君) それでは、1項目ずつ質問をさせていただきます。

 今市長の言われたように、ごみの問題では調査機関が今一生懸命いろんなスタイルでやってくれておりますが、私はそういうことの中に、これからの課題だと思うんですけど、対馬の海岸線が長くて、対象範囲が広いために、漂着ごみの回収が極めて困難であるということをうたってあります。しかし、それでは何のための美化か、何のために調査をしてるのか、そしてまた市長としても今まで西日本新聞におられたころからの体質、姿を見てあると思います。

 そういうことからしたときに、きれいな海岸のところ、きれいじゃありません、拾い、いい例えば海水浴場とか、そういうところばかりが目立って対馬はきれいになったと、でも手つかずの部分はものすごくあるわけです。そこら辺の形を私はどうして取ることを考えてますかということを、お尋ねをしたわけであります。



○副議長(扇作エ門君) 市長、財部能成君。



◎市長(財部能成君) 申し訳ございません。

 今、対馬の海岸延長が915キロございます。その中で手つかずの状態というのは、私はほとんどだと、ほぼ100%に近いところが手つかずの状態だと、今やっている、いろんなところで活動はしていただいておりますけれども、これは当然1%にも満たない長さだというふうに解釈はしております。

 で、今回の災害廃棄物等処理事業補助金というのが今年度からできて、こちらの補正を今回組ませていただいておりますが、この補助金が対象としておるところは、海岸保全区域を除いた区域ということになっております。先ほど言いました915キロメートルのうち、海岸保全区域は151キロあると聞いております。あと残りの760キロぐらいですか、760キロぐらいの海岸延長を対象としているところで、実は今まで取りやすいところ、ある意味です、すべての海岸がほとんど汚れておりますので、取りやすいところから、運びやすいところから取っていたということがあるんですが、今度の補助金を受けまして、市としてはこの補助金の目的にかなったようにやることと、151キロ外の区域をしなければいけないということで、正直言いましてこれは道もありませんし、ほとんど人力で物事をやらなければいけないということで、この事業に部下とも相談をしました、私直接。どのように物事を本当に組み立てていこうかねという話はさせていただいております。実は、この一般質問の通告を受けるずっと前でございます。

 既に、その方法について十分にやり方を考えていきましょうということで、協議を今進めておるところでございまして、できるだけ残された760キロの海岸の一部ででも、今回の補助等で取り組めるように一生懸命知恵を出したいというふうに思っております。



○副議長(扇作エ門君) 7番、小宮政利君。



◆議員(小宮政利君) わかりました。よく理解ができます。

 対馬のこの全体的な海岸です、ここはどこの管理下にあるのか1つお尋ねをしたいと思いますし、それから、またあとで答えてください。

 それから、今日本の国の機関が、地球規模で地球環境を守ろうというスローガンを掲げて、ダイオキシンを出してはいけないという法律までできている今日であります。また、対馬市行政も、もう大分前だったと思いますが、このような各家庭に家庭のごみを焼却してはダイオキシンが出るため、法律で禁止されていますのでという、こういう文書を流して、その中に、この法を犯したものは懲役5年以下、もしくは1,000万円以上の罰金、または両方の罰を受けることになりますよという、これだけ大きなスローガンでこれは対馬市の廃棄物課がこれを出してるわけです。

 その中で、そしたら私が何をいいたいかといいますと、再生支援交付金とかで今海岸に各集落の方々が行っておられます。ところが、さっきも言いましたように、市長も言われましたように、とる方法がないんだと、だから燃やしてしまうんだと、現実これはまだ燃やしてあるわけですから、この分も十分に肝に銘じてほしいなと、それをどうして丘のごみはこれだけのペナルティーをぴしゃっとつくって、海岸のごみにはそれが放置されて、そういうことが私はおかしいことだなと、そのように思っておりますが、最初の1点と今の1点、2つ答弁をお願いします。



○副議長(扇作エ門君) 市長、財部能成君。



◎市長(財部能成君) 大変難しい問題でございまして、この焼却を、この問題については、法律でそのように規制をされておりますし、ところが正直いいまして、すべての人とは申しませんが、多くの方々が実際面と向かって、もう処分されてもいい覚悟で、自分は焼却をしてると、はっきりおっしゃられた方もいらっしゃいました。私は当時この立場にはおりませんでしたから、取材する立場でしたので、ああ、そうですかということで、何もいいませんでしたが、今この立場に立ちますと法令を守らなければいけませんよとしかいいようがございません。

 しかし、その実情というのは、その漁業集落で聞いた話というのは、持ってこれんじゃないかと、しかしあそこにこれだけのものがたまってる。それが自分たちの漁業資源に影響を及ぼしてるんだと、だからやむなく自分は、先ほど言いましたように、逮捕されようが、何をされようが構わんという覚悟でやらざるを得んという実情は十分に私もわかります。

 だから、今回のこの災害等の補助金ですね、これを使って、本当にどのように物事をやっていけばいいのかということを、これから先考えていかなければいけない。現在進めておりますそのモデル調査の分もあわせて、これは取り組んでいかないと実態にあわないことになろうというふうに考えております。

 先ほど、どこがすべての海岸を管理をしておるのかということにつきましては、正直いいまして、今私の方で少々お待ちいただければと思っております。この時間内にでもお答えをしたいと思ってます。



○副議長(扇作エ門君) 7番、小宮政利君。



◆議員(小宮政利君) 今海岸保全管理者は、当然市の方だと思いますが、それ以外のところは、これはだれも管轄がないというふうに私も聞いております。そのときに、じゃあ、どこかといえば、やっぱりこれは国です。その国に対して、地方公共団体が管理する、その管理者としての管理地域じゃないですよと、それ以外のものも結局含まれているのを、私も少し勉強させてもらいまして、したわけですけど、じゃあ、それを国に強く訴えていかなければいけない。

 ですから、さっき言われました、ここにも関連の補助金の対象もあるんですけど、これはしかし、今市長が言われました災害のための、災害が起きたときの漂着物の回収のパーセンテージがここに出ておるんですけど、これでたくさんの数字はもぎ取れませんよね。

 ですから、こういうことは、その前の時点で、あなたたちの管轄のところを何で我々が、これはだれのごみですかと、漁民のものでもありません、市のものでもありません、それはどっか外国から来てますから、それを訴えても話のできる問題でもありません。そうするならば、やっぱりこれは国の機関に市長がみずから、我々議員と一緒にやっても、働きかけていただいて、そしてその予算を獲得することが、私はまず大事だと思います。

 そして、これがだれも焼かんのですよ、直接払いと私がさっき言いましたように、そういう形をとれば、船からでも何でもとってくれるんです。それは莫大な量になると思います。でも、その実態をやっぱり見せてやらんと、霞ヶ関は環境はわからんじゃないですか、そこら辺もやっぱり含めて強くこれから、強い腰で抗議をしていただきたいなと思いますが、いかがでしょうか。



○副議長(扇作エ門君) 市長、財部能成君。



◎市長(財部能成君) 国への働きかけというお話ですが、これにつきましては、既に環境省の方に私の方も1人で出向きまして、このごみの問題について審議官の方にお話をさせていただきました。

 関係省庁並びに外国との交渉というのを、国際的な取り決めというのをきちんと早くしてもらわないと、これは根本的なことは何も解決しません。早く国として諸外国に話を持っていってくださいという話は、実際審議官の方にはさせていただきました。そのときに返ってきました答えが、やはりいろんな発展途上国とか、いろんなそれこそいろんな国があると、そういう中で正直いって話を持ちかける、もしくはこの東南アジアだけの話もしてはみましたと、外務省を通じて。ところがなかなかそのあたりの合意には至らないと、相当の時間がこれはかかる問題ですということで、お答えを聞いたところでありまして、正直いって若干落胆して帰ってきた次第であります。

 また、東京の方にいった際には、当然私の方も働きかけを再度していきたいというふうに思っておりますし、実態を今回の事業等でやっていく中で、写真とか、いろんなものを持って乗り込んでいきたいというふうには考えております。



○副議長(扇作エ門君) 7番、小宮政利君。



◆議員(小宮政利君) 今市長が言われる一々もっともなことは、これまでもずっと皆さんそれぞれ同僚議員たち含めてやってきてるわけです。そして、その審議官とも話をされたといいますけど、水産庁あたりには政務官の谷川弥一先生とかに、やっぱり私たちもずっと一生懸命アタックをしてるわけです。

 でも、この外国の問題というのは、これはなかなか言われるように外務省とかの問題がありまして、これは何回いっても堂々めぐりで、それをやってきてるわけですが、私はだったら国の省庁に、市長が、我々国境の島におる、対馬の島におる島だよと。だからこれを利用した、この漂着ごみはあなたちどっから流れてくるのかは、もうわかるわけです。ハングル文字があるのがアメリカから流れてくるわけじゃありません。韓国か北朝鮮しかないわけです。このごみが私たち海岸に行くと、今調査の中に、こういう調査の中に、そういう外国の名前を上げたごみはあんまり入ってきませんとかという話になるわけです、このモデル事業の中に。これはいい海岸のところばっかり拾うから、そうなんです。本当に手つかずのところには、そういうポリ容器とか、私さっきハングルを言いましたけど、そういう字が書いてある、ネームが入ってる、そういうものばかりなんです。

 ですから、これも私は実態として、今これをいっちゃいけんかなと思いますけど、志多留と越高地区の海岸はきれいになっております。そして、漂着していません。これは長崎県にとって、ほかの離島にとって、この試みは大変な私は事態が起こると思います。長崎県にはごみはないじゃないかと、市長もその漂着ごみの、市民生活部長も、何ですか、越高の調べてるところをずっと写真でとってあると思いますからわかると思いますけど、1回だけ漂着ごみの回収はしました。それから、ずっときれいなもんです。これは内海とか、その立地条件です。そういう条件も考えずに、それをモデル地区として、これは市だけの問題じゃないですけど、この調査委員会が、私はこれに大きな後で負が残るんじゃないかなと思います。市長は、それ見られたことがありますか。



○副議長(扇作エ門君) 市長、財部能成君。



◎市長(財部能成君) 越高、志多留のこのモデル調査の対象地の1カ所の越高の方については、当時私もそこに足を入れまして、堆積してる状況といいますか、その海岸を実際、取材も兼ねて歩きました。そのとき、言葉は適切かどうかわかりませんけど、ふかふかした状態で、相当この下には堆積してるなというのは、もうわかるほどでした。

 で、先ほどおっしゃられたモデル調査による地区選定の部分が、結果として負のものになるんではないかというお話がありました。このモデル調査としては、もしかすると今議員がおっしゃられるような調査の本来の考え方からしたときに、選定をそれが必ずしも100%正しかったと言い切れない部分もあろうかと思います。ただし、あのふかふかした堆積した状況というものを、放置はできないという現実もあったはずです。そこで、モデル調査事業ということで、当時越高、志多留を選び、その事業に手を出したというふうに思います。その結果、今ごみが漂着してない。確かに言われるように、何十年かけて漂着はしたのかも知れません。しかし、それもまたこの地域における、その地域に、該当地区における漂着のあり方を示す、それはサンプルだというふうにも解釈もできると思います。

 で、きれいじゃないかということで、逆にこれから先の漂着ごみの施策というのが、トーンダウンをしていくんじゃないかというふうに心配されてると思いますが、今後私どもは決してモデル調査の地区だけではなくて、先ほど言いました760キロの全く手つかずのところについて、これから先は、きちんと国に対して説明を申し上げていきたいというふうに思います。



○副議長(扇作エ門君) 7番、小宮政利君。



◆議員(小宮政利君) よくわかりました。

 私は、今の、何といいますか、行政の考え方というのはそれでいいでしょうけど、データでしか、東京でこのデータを見るわけです。もちろん航空写真を1回は提示がされると思います。しかし、その2年間の調査の中で、私は市長にお願いしたいことは、もう今からあと何カ月かあるかもしれません。でも、その1カ月、2カ月の単位でずっとこうごみを拾ったり、枠をつくって、あと2回ぐらいはどっかの荒海といいますか、たくさん漂流してくるところに、拾っても拾ってもあるところがあります。それはどこですよという指定もできます。そういうところをやっぱり実態の調査をしてもらわないと、私も会議にはオブザーバーとして3回出席をさせてもらいました。市の職員の計らいでしていただいたんですけど、それを見ていて甚だしいといいますか、腹が立つといいますか、適当じゃないと思いますが、そういう実感を覚え、今市長が言われたことは最もよくわかるわけですが、しかし本当に東京で、霞ヶ関でそれが分析されたときに、そんな形で起こってくるかなと、幾ら100万べん私たちが唱えても、これがデータですよということを出されれば、何も口が開かないというのが、私は現実だろうと思います。

 ですから、その選定したところをいいとか悪いとか言ってるわけじゃないわけで、速やかにそういうときには変えるというのも、対馬市から発案すればよかったんじゃないかなと、今私もその中で聞いていて反省をしますし、そこに組合長さんが1人入っておられるわけです。この人はもうここはいいから、ほかのところに回してくれよと、このごみがなかったら、このごみの実態がわかったときには、私は長崎県のほかの漁協組合さんからも、ほかの離島の組合さんからもこれは怒られるばいと、そういうことも起こっておることも頭の中に入れておってほしいなと。

 ですから、結局東京あたりに話しにいくときに、最後にはできあがると思います。あと2回ぐらいで調査報告が終わると言ってましたから、そこで1回でも発言をさせてもらえば、私もそれを言いたいんですけど、私たちは発言権がありませんので、何も言えんわけです。ですから、そういうことを市長が先頭になって、一生懸命話をしてほしいなと思います。

 それとまだまだ不法投棄がいっぱいあるみたいなんです。もうそれは、これはごみ回収をされてるごみの収集場を持ってある人たちからの意見なんです。私たちのところには持っていきませんよと、持ってこられませんよと、だからずっと対馬中回ってみたらまだまだいっぱいありますよと、こういうことに対して市の方はペナルティーをこれ以上にかけるとかなんかいうのは考えてはありせんか。もし、今放置されてるものをどうすればいいかということに対して、そしてさっき言ったようにごみを集積するところがあるじゃないですか、民間の、そういうところに話をされたことがありますか。市民生活部長でもいいですけど。



○副議長(扇作エ門君) 市長、財部能成君。



◎市長(財部能成君) 不法投棄が、少なくとも島内の方々がされてるというお話ですが、これにつきましては、対馬保健所の方がパトロールをやってるはずです。

 で、そういう中で厳正なる処分も、きちんと所有者が判明すれば、厳正なる処分もされてると思います。それに対して市はどう考えてるかということですが、これについては、県の保健所の方ですね、保健部の方とも一緒になって、このことについて、どのように市も取り組めばよいのかという勉強をちょっとさしていただければというふうに思います。

 あとの部分については、市民部長の方から説明をさせます。



○副議長(扇作エ門君) 市民生活部長、橋本政次君。



◎市民生活部長(橋本政次君) 小宮議員さんの質問にお答えをいたしたいと思いますが、この御指摘のように不法投棄につきましては、現状後を絶たないという状況が生じております。

 不法投棄の中の分類としましても、これ産業廃棄物でございますが、これは県の方の取り扱いになっておりまして、対馬では保健所が取り扱っておりますが、事業系のごみ等が産業廃棄物として対象となっておりますが、一般廃棄物の中でしか取り扱いません一般廃棄物、テレビとかエアコン、冷蔵庫等、こういったものが現状谷間とか、山林に投棄をされてるという状況が生じておりますが、これにつきましては、先ほど市長が御説明を申し上げましたように、保健所とも連携をとりながら町内を巡回をしたり、または市の広報誌等を通じて、市民の方にこの不法投棄に対する認識をしていただくというようなことで対応をいたしております。



○副議長(扇作エ門君) 7番、小宮政利君。



◆議員(小宮政利君) 今説明がよくわかりましたけど、結局そういうことは、不法投棄をしてもいいやという人間の心理の状態ですよ、市長。「海岸にあれだけあるとよっと、燃やせばいいとに、何か一々そこまで持っていくことがいるか」、これが人間の心理だと私は思うんです。

 ですから、こういうことが一番根底にはどこにあるかという、やっぱり対馬全般のごみというのが一つの皆さんの心の中が病んでいるといいますか、「もういいやって、どうでもいいや、どちみち海はいっぱい汚れとっちゃから」というようなことにつながるのが、私は一つの大きな引き金だと思っております。

 ですから、市長も先ほど言われましたように、今回からは予算をつけます。そして、なるべく対馬のごみ対策に一生懸命従事しますという話をされました。ならば、私が最初から言うように、これを拾ってきてもらう、直接払いとして拾ってきてもらうということに対して、本当の市長の考えといいますか、「これだけの膨大な量だから、それはどうしようもないですよ」じゃなくて、一つ一つでもやっていく。

 そのためには市長が頑張っていただいて、予算を獲得してくる、これの一点に尽きると思うんです。ですから、このことも含めて、どうかしてこのごみを回収できる方法を見出してほしいと思うんですが、いかがでしょうか。



○副議長(扇作エ門君) 市長、財部能成君。



◎市長(財部能成君) 漂着ごみを回収する部分に対する直接支払いという部分的なものを、動いて取ってこれないかというお話だと思います。このごみの問題で直接支払い的なものを求めていくというのは、なかなか並大抵のことじゃないだろうなというふうに、正直言って感覚的には思っています。

 ならば、どのようにしてやっていくかということになれば、仮に油化装置、発砲スチロール等が軽油、それから灯油等に変わっていく、油化装置等を仮に各集落に設置をしていく。そうすれば、自分が拾ってきたごみ、それから、その中の発砲等をそこに、装置に入れることによって、自分が拾ってきた分が灯油になったり軽油になったりしていって、それを持って帰ってもらうという手法はあろうかと思います。

 決してお金というものではなくて、自分の労務に対する対価を油でもらうみたいな形になろうかと思いますけども、そういう手法も考えられるんではなかろうかと思います。

 それともう一つは、私のこの4年の任期中にやりたいことではあるんですけども、地域通貨というものを発行したいなというふうにも思っています。その地域通貨等を地域内でめぐらすことによって、その地域コミュニティーというものを形づくっていく、そのときに、漂着ごみを回収したものを、地域通貨でどれだけに換算して支払うかということもまた検討課題ですけども、そういう手法もあるのかなというふうに私の中では考えております。



○副議長(扇作エ門君) 7番、小宮政利君。



◆議員(小宮政利君) よく理解はできますけど、一番最初にこの話をしますように、どうしても離島漁業再生支援交付金、これがまた一つの大きなポイントにあるんです。集落の人たち、市民の方々が。あそこに、「あれはお金がもらえるとよ」と、でも、市の方やったら、おれたちボランティアで、だから、結局市の負担金というのもあります。これの見直しも私はまだまだ削減するところが幾らもあると思うわけです。

 例えば、一つの例を言いますと、今、韓国の学生がボランティアでやってきてくれています。まず最初に、これに対するお金は、彼らがこちらに来てくれている部分に対して、これはどれぐらいの、この何年間かのデータを教えてほしいんですけど。



○副議長(扇作エ門君) 市長、財部能成君。



◎市長(財部能成君) そのあたりのデータを私が持ち合わせておりませんので、市民部長に答えさせます。



○副議長(扇作エ門君) 市民生活部長、橋本政次君。



◎市民生活部長(橋本政次君) お答えをいたします。

 20年度の今回実施をいたしました経費でございますが、釜山外大に要する経費は、交通費、バスの借り上げ料、食事代等を含めまして70万3,000円ほどかかっておりますが、なお、外大の負担としましても、学生が参加費としまして1人3,000円の負担をしていただいております。

 以上でございます。



○副議長(扇作エ門君) 7番、小宮政利君。



◆議員(小宮政利君) 今年は100名ぐらいだったですね、来られたのが。結局そういうふうにして縮小しなければいけないような状態なんです。今までは400名とか、800名とか、多いときには来ていたと思います。800名じゃなかったですか、400名だったか。ちょっとここに今データを今年も、ここにあります。

 平成16年度に学生が260名、それから平成17年度に240名、それから、18年度には451名という数字がございますが、一般参加はだんだん少なくなってきているわけです。

 それは何を物語るかといいますと、市長も当時をよく御存じだと思いますが、幾ら来ても遊びに来ているようなもんやと、おれたちばっかりが働こっとよと、ボランティアだけが。ということが一つの原因にあって、もう行くことも要らないと、お金にもならない。まして再生支援交付金、この制度が入ってきましたので、市民の皆さんが幾ら立派なデータを皆さん出しても、それが現実なんです。

 ですから、私はやっぱり、拾ってこられる人たちには、やっぱりそれだけの還元がなければいけんじゃないかなというのが現実であります。ですから、そのためには、市長にどうしても省庁からお金を引き出してきてほしいということが私のお願いであります。



○副議長(扇作エ門君) 市長、財部能成君。



◎市長(財部能成君) どうしてもと言われましても、正直言いまして確約はできませんが、状況というのは十分にわかっております。そのあたり取り組みたいと思います。

 先ほど向こうの方の学生ボランティアの件で発言をされましたが、必ずしも、私も取材で行ったとき、みんながみんな遊んでおるというわけではございませんでした。一生懸命汗を流して働いている子供たち、学生たちも十分に見かけましたので、その点につきましては過激な発言をされないようよろしくお願いしておきます。



○副議長(扇作エ門君) 7番、小宮政利君。



◆議員(小宮政利君) さっきの過激な発言は取り消します。

 この学生さんたちが来てくれて、それはありがたく、ずっと今までやってきたことなんですけど、幾らコマーシャルをしてくれても、もちろん向こうからもテレビも入ってきますし、そういうことで、たくさんのアピールはしてくれたんでしょうけど、なかなかこの漂着ごみはなくならないというのが現実であります。

 それと、何でこの平成16年度か15年度かというころに多いかったかといいますと、やっぱり上県町の役所が機能していたわけです。人数も200名近くの人がおられたわけです。今はたった、たったと言っては失礼ですけど、20何人しかいない中で、やっぱりこの人たちを見とかねばいかん部分があるわけです。この職員の中からも、この職員の人たちの話も市長、十分に聞いていただきたいなと。これは大変ですよという部分が我々には伝わってきます。聞きはしませんけど、伝わってきます。

 ですから、ここら辺もよく話を聞かれて、これから先の形はどうすればいいかなというのも考えてほしいなと、さっきの予算も含めて、そういうものも代替に持っていくような、地元負担金に持っていけるような、国からのお金をもらってくるとき、そういうとの足しにもなれるような、そういう形も私は、なるべく新しい予算を入れ込むじゃなくて、やっぱり削減するといいますか、組み替える部分は一生懸命組み替えていただきたいなと、そのように思いますが。

 この貿易の問題は、きのうも2番議員さんも話をされましたし、また、この次にでもしてみようかなと思っておりますので、その十分な話を聞けるか聞けないか、そして、市長がもう一度本当に省庁と渡り合っていっていただきたいと思いますけど、もう一つそこで念を押しておきますが、この直接払いにかなうような予算をとってきていただくことをお願いできますか。



○副議長(扇作エ門君) 市長、財部能成君。



◎市長(財部能成君) お願いをされましたので、受けます。ただし、確約はできません、はっきり申しまして。しかし、先ほどおっしゃられました今の上県支所における職員の皆様の大変さというのもわかります。今の状況というのを、今、小宮議員さんのお話を聞いて大体再認識さしていただきましたが、支所の職員の知恵をまた借りたいというふうにも考えております。

 確約はできませんけど、頑張ります。

 以上でございます。



○副議長(扇作エ門君) 7番、小宮政利君。



◆議員(小宮政利君) その市長の発言を期待して、私の一般質問を終わりたいと思います。どうもありがとうございました。



○副議長(扇作エ門君) これで、小宮政利君の質問は終わりました。

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○副議長(扇作エ門君) 暫時休憩します。午後は1時から再開いたします。

午前11時53分休憩

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午後1時00分再開



○副議長(扇作エ門君) 再開します。

 次に、13番、大浦孝司君。



◆議員(大浦孝司君) 通告に従い、市政一般について質問をいたします。

 まず、1点目は、韓国との交流の成果と、その弊害についてと題してお尋ねをいたします。

 今年4月24日付発刊の週刊新潮による「対馬が危ない」の記事に触れ、交流人口の拡大は毎年加速し、昨年は6万5,000人が対馬を訪れ、さらに今年は9万人を超えるだろうというふうに言われております。

 そのような中で、対馬経済に与える影響をどのようにとらえているのか。できれば現段階で、市としてこの経済効果の示唆についてはじき出しておれば、その数値についてお伺いしたいと存じます。

 次に、最近の報道として、韓国資本によるリゾート的立地の対馬での買い占めが急浮上しているとのことでありますが、対馬市はこれをどの程度把握しているのか、また、このことをどのように受けとめておられるのか、お伺いします。

 本紙に記載されている美津島町竹敷の旧大洋真珠竹敷事業所跡地、旧海軍用地の買収問題でありますが、海上自衛隊としても将来的にこの土地は大切な土地であったことは言うまでもありません。

 また、同地の岸壁部を含む石造施設分は、日本近代土木遺産のAランクに指定されていた状況にありましたが、この今回の買収について、何一つこれを防ぐことができないまま、事実上韓国資本に牛耳られた結果となっております。

 私は、島民の一人として、これでよいとは思いません。市長は、就任後間もない中で、このことをどのように受けとめておられるのか。また、このような類似した極めて重要な土地が今後、事前に情報を得、これを把握した場合、何らかの策を講じる考えがあるのか否かお尋ねします。

 2点目は、学校給食会の運営についてお尋ねします。

 昨日、同様な質問に対し、最終的に、やむを得ず今年も引き続き美津島町は島外業者に委託するとのことでございますが、もう少しその辺の経緯について、担当部署の方の説明をお聞きしたいと存じます。

 最後は、肉用牛の振興でございますが、対馬は以前から褐毛和種の増頭を図ってまいりましたが、この種の肉質は、外国産の牛肉と競合する方向にあり、ウルグアイ・ラウンドにおける我が国の牛肉の自由化を受けた直後、国内の子牛価格は下落の方向に転じ、島内生産は極めて落ち込み、現在、約300頭ぐらいの飼育素牛の規模と思われますが、これは従来から比べ、恐らく10分の1の程度と思われます。

 さらに、穀物のバイオマス燃料の仕向けにより、肥育事業はコスト高になることから、当然子牛価格はますます低迷すると思われ、深刻な時期を迎えていると思われます。

 このような中で、一部の農家は生き残りをかけて、壱岐島の黒牛を飼い、そして、壱岐郡農協でこの販売を試み、成功している者がいるようでございます。このことを進めることが、高い牛をつくることの手段としてやむを得ないところもございますが、半面、対馬市場の家畜市の運営に対馬農協として支障を来すことから、島外出荷に前向きな姿をとっていないのが実情と思われます。

 しかし、農家が所得を上げる積極的行為を止めることは間違いであり、これを容認していき、畜産農家が力をつけていくことが本当の姿と思いますが、市の見解について伺いたいと存じます。



○副議長(扇作エ門君) 市長、財部能成君。



◎市長(財部能成君) 第1点目の、韓国交流の成果と弊害についてでございます。

 地域振興を歴史に学ぶという視点から、旧6町においてはおのおのが各自の手法で対韓交流を盛んに展開し、結果として、平成11年には、待望しました対馬─釜山間の国際航路が実現し、韓国との交流はますます盛んになってきております。人的交流が進めば、経済交流へと進むのは至極当然でございますが、国情の違いにより、経済活動の手法手段はおのずと違ってくるのではと考えます。

 対馬における観光客受入施設の能力は約2,000人程度が限度で、時期によっては絶対数にはほど遠い状態であり、ブームにより資本家が動き出しているようでもあります。その手段は、正規の手続等により、現地法人を設ける人、煩わしい手続や時間を要するため、手っ取り早く、市民の名義や休止法人の名義を借りるなどして、確実に韓国資本が入ってきていることは事実だと思います。

 しかし、法に触れない限り、行政としては規制ができないことも現実であります。

 本来、景気のよい時代であれば、対馬の資本家が勇気を振るい投資し、島の経済を韓国観光客の増加で好転させ、その受益を島民等しく受けることが理想でございますが、不況の真っ只中、かなわないことが現実のようであります。

 島内にどれだけの韓国資本が参入しているかは、法にのっとった経営参画以外は風評、風聞にしか頼れません。よって、その確実なる数字や実態の把握は困難でございます。

 さて、竹敷地区の韓国資本におけるリゾート買い占めについては、週刊誌も読ませていただきました。この竹敷は、対馬防衛史によりますと、旧海軍の要衝として、明治初期までは国防の最前線であり、その後、日露戦争までが艦隊の前線基地となり、日露戦争以後の大正、昭和期は、大陸との通行を援護する要所としての機能を持っていたとのことで、戦略的な意義から、防備兵力も、その機能も変化していったとあります。

 このため、対馬全域が要塞化し、戦争遺構が多数散在しております。特にこの竹敷地区は、歴史的にも古代から現代に至るまで、その果たした役割は需要であり、貴重な遺構がたくさん残されております。

 韓国資本の買収の有無にかかわらず、もっと早期に文化財として指定すべきではなかったのかと私は率直に感じております。対馬防備隊本部が果たす国防上の役割については重要であることは十分認識いたしております。

 上対馬、下対馬両警備所の司令本部として、国境防衛の中枢を担っており、このことから、以前においては、御指摘の一帯を国において買収する計画もあったようですが、何らかの理由で頓挫した模様でございます。この理由については、正直存じ上げておりませんが、今の状況が心配であることは同感であります。

 また、隣国・韓国は開かれた先進の民主国家であり、国民の権利も確実に守られております。投資したと言われる畜産加工会社は、釜山市のお隣の鎮海市に本社を置き、会社の概要は健全な企業のようでございます。

 週刊誌の「対馬が危ない」などの見出しをもって一部のマスメディアが取り上げられたことが、これまで地道に韓国との交流に携わり、島の経済の振興、活性化のために尽力されてきた関係者にとっては何ともやり切れない気持ちがあることも考えなければなりません。

 いずれにしても、グローバル化のこの現代では、食糧問題を始めとする物の動き、人の動きは当然の時代であり、だれにもとめることは不可能です。交流を図る上では、土地問題を初め、今後も法律、条令では対応不可能なもろもろの複雑な問題が発生することも予想されますが、これらの問題についての対応や問題予測を含め、迅速に対応が図れるような組織の立ち上げも必要ではないかと考えております。

 よって、市議会はもとより、国、県及び各機関、団体等とも連携を密に持ち、韓国とは継続した友好交流の推進を図り、共存共栄を理想に善隣友好の関係が構築できればと考えております。

 なお、経済効果の試算でございますが、正式な数字というのは、正直拾い上げはなかなか難しゅうございますが、推測としまして、昨年、6万5,000人ほどお見えになっておられます。釜山港の国際ターミナルから出国され、再入国されるという方がほぼ100%でございますが、この6万5,000人の方たちのすべてとは言いませんが、ほとんどの方が日本円で10万円、国際ターミナルで換金をされるそうです。

 そして、対馬でおおむね2泊3日滞在され、釜山の方に戻られる、そして、ターミナルでその円をウォンに換金される、そのときに約8万円をウォンにかえてあると、ということは、差し引き2万円をこの対馬に落としてあるということです。2万円となりますと、6万5,000人の入り込み数でございますので、13億円になろうかと思います。

 正式な数字ではございませんが、推定そういう数字を聞いております。

 私は、この問題については、10万円を持って出国される方がせめて1万、2万というのがウォンに戻るぐらいの、それぐらいの出費をこちらでさせるような努力を市民がしなければならないというふうに考えているところでございます。

 続きまして、肉用牛の振興で、黒牛の飼育のことでございますが、現在、本市における畜産の品目別農業生産額は、水稲に次ぐ農家経営の中で重要な作目として位置づけられている欠くことのできない産業でありますので、和牛部会及び農協等の関係機関と協議を重ねながら、耕作放棄地等を活用した放牧による低コスト、省力飼養管理方式牛舎等の施設整備に対する補助及び繁殖素牛導入の際の各種補助制度等の活用において、対馬あか牛の生産頭数の拡大を図り、銘柄牛の確立により、農家経営の安定に向けた取り組みを推進しているところであります。

 近年、本市におきましても飼養農家の高齢化や後継者不足の状況下の中、年々飼養農家が減少しておりますが、飼養頭数は若干増加傾向であり、幸いにも10頭から30頭規模の飼育農家が増え、1戸当たりの多頭化が、徐々にではありますが進んでおり、私どもが目指す方向に近づきつつある状況であります。

 議員御質問の褐毛和種から黒毛和種への経営転換を進めることが必要なのではないかということでありますが、既に一部の生産農家で黒毛和種を飼育しておられることも承知をいたしております。

 繁殖経営における子牛の生産は、市場価格が相場により左右され、その結果経営ができにくい構造となっております。平成17年以来、高値で取引されておりました価格も、昨年からの全国的な燃油、濃厚飼料等の高騰により、肥育農家の経営を大きく圧迫しており、買え控え等により、対馬市場の子牛取引価格も低調な水準で推移しているところであります。

 市有牛の導入につきましては、褐毛和種・黒毛和種の限定はしておりませんが、農林業の振興方策につきましては、関係機関と構成された対馬地域農業振興協議会において、長崎農政ビジョン対馬地域振興計画の方策を定め、目標達成に向け、推進いたしております。畜産の振興方策といたしましては、対馬あか牛のブランド化の確立を基本に、耕作放棄地等の活用による放牧による低コスト・省力飼養管理技術の普及定着及び5頭以上の飼育農家の育成等、種々の施策により飼育農家の所得の向上を目指しております。

 黒毛和種は、全国的に飼育され、それぞれの産地で銘柄牛の確立がされており、今から対馬が黒毛和種に取り組んだ場合、銘柄牛の確立に相当の年月を要するものと考えられます。

 いずれにいたしましても、畜産振興につきましては、飼育農家の意向が重要でありますので、今後は、市場状況、導入意向等を把握しながら和牛部会、関係機関等と協産地間競争の課題、対馬家畜市場の運営等、慎重に協議検討をしてまいりたいと思っているところでございます。

 次の学校給食の案件については、教育長の方からお願いします。



○副議長(扇作エ門君) 教育長、河合徹君。



◎教育長(河合徹君) 失礼します。学校給食の運営について答弁をさせていただきます。

 大浦議員も御存じのように、対馬市発足時の学校給食の形態というのは、厳原・上県の市直営方式、豊玉・峰・上対馬の学校給食会委託方式、そして、美津島の民間委託方式という3つの経営形態がありました。

 その後、対馬市の方針として、運営形態を学校給食会への一本化にするために、第1段階として、平成18年度から厳原地区と上県地区の運営を市直営方式から学校給食会委託方式へと変更いたしております。

 第2段階として、対馬市の厳しい財政状況の健全化を図るため、公共施設のあり方等の検討を踏まえ、美津島地区の民間委託方式を見直し、検討いたしてまいりました。

 民間委託をしています「たけや」さんから提出された平成19年度の美津島学校給食共同調理場の業務委託についての企画提案書によりますと、見積金額は、前年度契約額と比べまして865万5,000円減の3,754万8,000円とする内容でございました。

 この企画提案書の内容及び提示された見積金額等を総合的に判断し、平成19年度と平成20年度も引き続き「たけや」さんと業務提携をしてきたところであります。

 その後、平成20年3月17日開催の平成20年度一般会計予算審議特別委員会において、20年度の契約、委託料については、改善の御指摘を受け、1学期末までに見直し、検討したいとの答弁をいたしておりました。

 検討の結果、委託契約期間を1学期末までとすることは、多くの問題点が発生する可能性が想定されるため、「たけや」さんとの契約期間を1年間とするとともに、契約の変更を含めた条項を契約書の中に加えました。

 その問題点として、まず初めに、学校給食は、心身の健全な発達を目指し、正しい給食のあり方や、望ましい食習慣を身につけさせたり、豊かな心の育成を図るため、食育として位置づけられており、安定した給食の供給体制が確保されることが強く求められており、年度途中での契約の変更には問題を生じること。

 2番目に、平成19年10月に新年度予算の見積もりを徴取し、「たけや」さんとしては、従来どおり契約できるものとして準備をしてきており、一方的な契約破棄は賠償問題が発生するかもしれないこと。

 3番目に、新たに美津島地区の学校給食会を立ち上げることとしたときに、委託職員の就業規則や雇用条件などについて、他の地区の学校給食会との調整を図り、それらの準備のための期間や協議が必要であることなどがあります。

 このような理由により、小中学生にとって、安全で安価で栄養バランスのとれたおいしい給食を提供することができるかなどについて調査・研究してまいります。

 今後につきましては、現在進めております小中学校の適正配置、統廃合計画及び老朽化した調理場を解消するための統合共同調理場の建設等により、給食の充実と安心・安全で効率的な学校給食事業を推進していきます。

 そして、学校給食会委託方式へ移行し、将来においては、対馬市内一本化した対馬市学校給食会を設立し、対馬市における学校給食の運営形態の一本化を図りたいというふうに考えております。この方針は従来どおりであります。

 以上でございます。



○副議長(扇作エ門君) 13番、大浦孝司君。



◆議員(大浦孝司君) 初めての答弁ですから、丁寧に行われるのはわかるんですが、きのうもありましたように、私はきょうは、契約の締結の経緯、だから、教育長さんがおられなかった期間がその期間だと思います。ですから、その期間をどなたかが、その意見を直接聞きたいという思いがございまして、時間的にちょっとその時間がなくなったもんですから、余りその時間がないもんですから、学校給食のことを先に聞きたいと思います。

 きのうも市長の答弁で同じようなことを言われたわけですが、3月の予算委員会に、この問題を指摘する前に、2年前からこのことは随分、私含めて詰めてきたわけです。そして、教育委員会の方向も、19年度には学校給食会一本でスタートしますよというふうな公言を、平成18年度から総務委員会の中でもやってまいりました。非常に期待しておったわけです。

 米田教育長も前向きな姿勢で、20年4月からは、これに踏み切ることで一生懸命やりましょうということで答弁をなされて、私は、これが実現するものと期待しておりました。もちろん暫定期間の契約後にそれをかえるだろうというふうな思いではありましたが。

 今、教育長の答弁では、一つ引っかかりがあるんですが、4月1日から7月の末まで、1学期までを従来どおり「たけや」さんと契約して、その後は変えていくんだというふうなことを当初考えられたと聞きましたが、それは、教育部長含めて、そういう方針を出したわけですね。いかがでしょうか。教育長がわからねば、部長さん、議長、参考までに意見を聞きたいと思いますが。そのことをちょっと確認しましょう。



○副議長(扇作エ門君) 教育長、河合徹君。



◎教育長(河合徹君) その件につきましては、教育部長の方から話をさせていただきます。



○副議長(扇作エ門君) 教育部長、永留秀幸君。



◎教育部長(永留秀幸君) 給食会方式への委託につきましては、私、4月にこちらの方に来たわけなんですけれども、3月の時点においては、今話がありましたように、民間方式から給食会の方に検討しますということで話をしておりました。

 ただし、いろいろと途中でかえるということにつきましては、弁護士の方との話も、相談をしながらしてきたわけなんですけれども、そしてまた、追加条項等を入れながら協議をしていくというようなことで考えておりました。

 しかしながら、途中で民間から給食会へ変えるということは、先ほども話はしましたように、いろいろ問題がございます。それで、1年間今の条項でいくべきではなかろうかというふうなことで考えており、きのうも市長の方からも答弁がありましたように、来年度から給食会の方でいきたいということでございました。



○副議長(扇作エ門君) 13番、大浦孝司君。



◆議員(大浦孝司君) 市長でも結構ですが、契約者は市長でございますので、きのうの発言の続きを私は質問をしたいと思います。

 違約金を業者から取られる恐れがあるから契約を続行したというふうな発言を、きょうの教育長を含めて聞きましたが、違約金を取られる理由というのはどういう意味でしょうか。契約をするような約束をしたんですか、「たけや」さんと。私、そこは疑問に思っていますが。

 違約金を取るというふうなことがなぜ市役所側から発生したのか。その理由を聞かせてください。そういうことをおっしゃいました。教育長もおっしゃいました、両方。



○副議長(扇作エ門君) 教育長、河合徹君。



◎教育長(河合徹君) 実は、先ほどその問題点という中で3点ほど上げさせてもらいましたけども、実は、この問題につきましては、顧問弁護士さんとの話を、協議を重ねて、そして、その中で、弁護士さんの方から御指導をいただいたということを聞いております。

 以上です。



○副議長(扇作エ門君) 13番、大浦孝司君。



◆議員(大浦孝司君) 市長、ちょっと話中ですが、よろしいですか。河合教育長はやむを得んと思うんです、その期間おっとらんから。ただし、市長は28日以降業務についているというふうなことで、このことが一応教育委員会の中でいろいろごたごたあったのは私も承知しているんです。

 最終的にあなたの名前で契約を締結しているんですから、違約金のことは弁護士の指導であったということですが、これが「たけや」さんと契約行為を市がしようといった話ならともかく、そうではない中でそういう問題が発生しますか。私は疑問に思うております。

 きのうのお話もそうでありましたが、そこのところを自信持って発言はされたことは聞きましたけども、再度念を押します。そういう解釈ですか。弁護士の指導でそういうふうになったんですか。



○副議長(扇作エ門君) 市長、財部能成君。



◎市長(財部能成君) 弁護士の指導というのは、当然、指導といいますか、こちら側が仰いだ結果として、話を、案件について仰いだ結果として、そのようなお話が顧問弁護士の方からあったということで決裁は受けております。



○副議長(扇作エ門君) 13番、大浦孝司君。



◆議員(大浦孝司君) ほかの方は別としまして、このことを私はずっと見ていたんです。どうなるかなと。いう中で、聞き取りしましたら、4月30日付で教育長がやめられる前に、ごたごた「たけや」さんの方からある前に、当時の日高部長が3月20日付によって、今までのことを切りかえるよと、3カ月間の間契約した後は、一応学校給食会に変更するよというふうなことの口頭でやっています。

 ところが、夏休みまで事がやった方がいいから、現場の方は1学期いっぱいが適当であろうということで話し合いは確認がされておったという中で、仮契約といいますか、暫定契約のことが、ごたごたなる中で「たけや」さんの方が承服をしなかったというふうなことで、最終的には米田教育長の責任を問うという中で事をおさめたというふうな話なんですが。

 こういう状況の中で違約金が出るとか、業者に全部押し切られるということが、私はあってはならないと思うんですが、そういうふうなことがなぜあるのかなと。まだ契約をするとは言っていませんから、市の方向も伝えたわけですから、それを押し切られる必要は私はないと思うんですが、その辺につきまして、やったことを、しょうがない点はありますが、その判断としては非常に弱い市側の対応ではなかったかと思っております。市長、いかがですか。



○副議長(扇作エ門君) 市長、財部能成君。



◎市長(財部能成君) 私は、今、「たけや」さんと教育委員会との間でいろんなごたごたがあったという今、大浦議員の方が発言がありましたけども、そのようなことは一切私の方には報告はあっておりません。ただし、契約を中途で解除する場合、違約金等の発生があるということで、この1年間は今の状態で進んでいくんだというふうに私は報告を受けております。



○副議長(扇作エ門君) 13番、大浦孝司君。



◆議員(大浦孝司君) 契約を続行するということを言うてしもうてやめた場合には、それはそうです。しかし、そうじゃない旨を3月の段階で伝えておるわけですから、業者側には。だから、3カ月間のいわゆる一定の期間で本年度の対応は終わりますよというふうな意向が伝えたことになろうかと思います。そうしない限りは、現場の方にそういうふうなことを言うはずがございません。

 だから、市長はその間、内容を把握されておられなかったということで、私はやむを得んと思うんです。ただ、教育委員会として、そこの部分で、来年度も1年間契約をいたしますよというふうなことが約束をしたわけじゃないんだから、違約金で押さえ込まれるとか、言われる必要ないんです。その辺が、教育長はおられんやったけ責める気ないんですが。

 当時の方々にはその責任がある。かかわった方には。もっときちんとした中でぴちっと物事をおさめないかんのに、押し切られた形になっている。私そう思います。これは、スタートの中で余りやかましゅう言うこと、いろいろ思われるかもしれませんが、発注側の一つの考え方に、業者にそこまで突っ込まれること私はないと思います。

 と思いまして、あのころの教育長もおりませんので、係の方も退職されましたから、部長も。持っていく先がございませんから、一応そういうふうなことは周りとして思います。きちんとその辺をしっかり私はしてほしいと思います。

 それともう一つ、教育長、最後に、なぜこういうことを言いよるかというのは、労働条件に差が非常にあるわけです、現場の方が。方や、先ほど言いました、800数十万の見積もりが減になったと、それは19年度から「たけや」さんやめてもらいますからということを18年度にも言っているんです。危ないと思うてその逆に持ってきたんです。

 逆に言えば、それだけの金が利潤として業者に入っていたということになるんです。もっとその辺の解釈を、教育部長、現場の従業員の声をよくよく把握してください。

 そして、できれば最後に、6町の給与体系がばらばらです。もし学校給食会で統一されたら、この給与体系は時間をかけながら1本にする必要がございます。前米田教育長にもそのことを指摘しましたが、できませんでした。その点を河合教育長、ひとつ時間をかけながら対応してほしいと思います。

 今の学校給食会は終わりますが、市長の方に、肉用牛の振興について、市長に余り内容的なことは突っ込んで言う気ないんですが、あか牛で進めよる農協の姿勢と、その集団の飼育者の(  )での形成、これは当然で、そこを破られて壱岐に持っていかれればたまらんわけです。

 だって、市長、国際競争です。今、オーストラリアの方から肉が60%自給率が40数%ですから、ちょっと資料を見せますけど、その中で、アメリカが4年前に狂牛病の問題で輸入停止です。それで逆転してオーストラリアの方からこの4年間入ったわけですが、ことしからもう入っています。アメリカが。これは随分また上がってくるでしょ。

 その比率が、数字を言うてもしょうがないんですが、オーストラリアが83にアメリカが7です。本当はもっと逆転しておったんですけども、これが上がってきますから、アメリカは数が上がってきます。そうすれば、必ず輸入の増というのが出てくると思います。現在50万トンぐらいの肉が入ってきております。2000年には70万トン入っております。その中の国産が42で、輸入が57、これが実態です。

 ですから、あか牛に近い牛の肉がどんどん入ってきたときに、必ず相場は崩れるんです。全体が。だから、私は、この20数年間、生産者の泣きはいっぱい見ています。ですから、今おっしゃった話は、一応それでも安定した状況でのお話で結構です。

 しかし、もう壱岐も下向きになりました。今度、対馬の7月も下向きになるでしょう。極端に言えば20万そこらになるでしょう。そういう時代が来ます。そのときに必ず強い牛がおらんというふうな思いがするわけです。そうなるわけです。

 ですから、五、六人の方々が今、黒牛を飼うて壱岐に持っていっています。私も行きました。対馬が25万の3月の市場のときに、4月の頭に、一人の方は2度出して、1頭56万、もう1頭は51万、百六、七万の金をたった2度で入れまして、それで、積み込んだトラックの輸送料は5,000円です。1泊2日で1万円です。そういうことを考えたら今のような話は崩れるんです。

 しかし、今からはそういうふうに残るがためには、いろんなことを認めないかんし、検証しないかんということを、さっきの答弁はもちろん部長がつくったでしょうが、市長、そういうふうなこともまた頭の中に入れて、この問題を見つめてほしいと思います。それで、肉用牛は止めます。

 それから、時間がございませんが、韓国の交流につきましては、言葉は、悪い言葉に弊害という言葉がございましたが、これはあくまでも土地の買収が対馬に点在しておることをすべて弊害とは言っていません。特に、竹敷の問題に非常に問題があろうかと思います。

 これは市長にぶつける話じゃなくて、我々対馬島民がもっと考えないかん、そしてまた、市役所としても、民間のことだから知らんということじゃなくて、少し考えといいますか、認識を持ってほしいという意味で弊害という言葉を使うております。

 実を申し上げますと、昨年、議会の方で自衛隊の増強問題で、各3部隊の対馬の隊に表敬訪問で行きました。そのときのお話が、大洋真珠跡地を自衛隊の方としては確保して、将来、どういう内容か話は、軍艦のことはあれとしまして、船を繋留するという意思を持っておられまして、これを福岡の上級機関の方に承諾を得て、本省協議で待ったがかかったと、予算がつかんというそのわずか1カ月以内に売却があったわけです。

 私は、これは海上自衛隊さんもショックであったであろうし、ただ、私が人のことだけでは済まんと思うたのは、この地域のこの場所の岸壁部分が、近代遺跡の指定を受けてAランクにあったということを、私も恥ずかしながら後でわかったわけです。

 この重さを私は軽く受け止めるわけにはいかんと、大変かかわった人間として恥なことであると、もう少しよくよく勉強して、土地の流が何とか話としてできなかったか、深く思っております。

 市長、先ほどのあなたの答弁の中で、私の質問に対して「日本人の名前で登記がされておった場所、そういうふうなことのチェックはできないから、そういう数字はつかむことはできない」という言い方をされたんですが、私もちょっとその辺には問題があろうかと思いますが、厳原町において約5件ぐらいのそういうふうなことがおきております。

 美津島町においては8件ほど発生しております。豊玉が1カ所、峰が1カ所、上対馬の方も打診があっておると、それを経済の原則で止めることはできん。これもよくわかります。

 しかし、竹敷みたいなああいう場所については、私は今後慎重に、市も、あるいは民間も、あるいはその他の機関も含めて、対馬のために、あるいは将来を考えたときに、何らかの考えを、形をつくるべきと思いますが、先ほどの答弁の中で、もう少し踏み込んだお話をいただきたいんですが。



○副議長(扇作エ門君) 市長、財部能成君。



◎市長(財部能成君) 大変この外国人の、日本の国土を売買するという問題について、法律上の規制というものがないために、大変今回このような問題が起こっているわけですが、少なくとも今、行政の方に入ってくるその所有権が移転するのを確認する方法としましては、税務課の方に法務局の方から、当然土地台帳、家屋台帳等の整理のために所有権移転が起これば、それは届けがありますので、それでわかります。しかし、これはあくまで事後であります。

 それ以外にも土地取引等についての事前の届け出制というのが以前はございましたが、国の、県の土地取引の交付要綱でしたか、それで約10年前かと思いますけども、これも事後報告でいいような形にどんどんなっていっております。

 そういう中で、事前に行政側がその情報をキャッチするというのが大変難しい状況で今あります。あくまで皆様方がお話される、市民の皆さんがお話される中での風聞等を聞いて対処していくということになろうかと思いますけども、先ほど言います法律上の規制がない中で、どう取り組んでいけばよいのかということを、これから先、市としては考えなければいけないと思っておりますが。

 いかんせん頼るところの法律等がないということで、徒手空拳の戦いになっていくんじゃないかなというふうに危惧しておりますし、今の状況を決して野放しで喜んでいるわけではなく、憂慮しているという状況でございます。



○副議長(扇作エ門君) 13番、大浦孝司君。



◆議員(大浦孝司君) 少し歯車がかみ合わんところがあるんですが、これ以上対馬として韓国の方に買い取りをされては困るような場所が、例えば竹敷みたいな軍事的な用途として今後使用が見込まれるようなこと、あるいは、その他非常に公に大切な場所、これが異様な形で私はわかった段階で、私は、市としてもこのことの対応を前向きに考える必要は私はあろうかと思います。

 ひとつ今のことを振り返りますと、もし自衛隊の問題で特別委員会を立ち上げて、その話を7月にしました。もっと早い段階で事があれば、防衛省の予算がつかなくても、長期的にはその土地が買い上げの対象となるならば、市と連携してその確保を、必ずその買戻しがあるということになれば、連携私は組めると思うんです。

 例えば、基金の問題、いろんな基金がある中で、土地開発基金が8億1,300万ほど18年度決算に残高があります。こういうふうな、国も、あるいはその市も確保がせなならんというふうな場合には、一時的にもそういうふうなことが話し合いの中で検討するという、一時的な対応として私はできてもいいんじゃなかろうかと思うんですが、市長、その辺につきまして、それはそういう目的でないということはございますが、必ずそれが買い戻しがあるとなれば、検討してもいいんではなかろうかと思うんですが、そういうことはどうお考えになりますか。



○副議長(扇作エ門君) 市長、財部能成君。



◎市長(財部能成君) 今、土地開発基金が8億1,300万あるがというお話、その基金を使って市が一時的に購入し、それを仮に国等とか、そういうところで買い戻しをしていただいたらどうなのかという話でございますが、まず、この土地開発基金につきましては、現在、基金総額ということで8億1,300万がありますが、実際の現金というのは2億4,400万しかございません。

 あと残りの5億数千万につきましては、一般会計の方がまだ買い戻しをしていない状況でありまして、塩漬けの状態になっていて、これも一般会計とのやりとりの中で大変苦慮している問題でもございます。

 先ほどの国等によって買い戻しをしてもらったらどうかという話ですが、たまたま竹敷のそういう場所、そういう場所というもののまず選定作業をしないと、じゃ、どの土地を買われるやら、正直言うてわからない状況ありますので、必ずこの地点については、ほかのところに買われてはいけないと、民間に買われてはある意味いけないような土地だという位置づけで、そういうものを先につくらなければいけないというお話です。

 それで、それを基金で買ったらどうか、それで買い戻すと。そうなりますと、今度はだんだん国とか県とか、公共的な団体の土地が虫食い状態に対馬にでき上がっていくというお話でしょうか。ちょっと申し訳ございませんが、結果としては。



◆議員(大浦孝司君) 議長、時間が来てますので、これで終わりますが。



○副議長(扇作エ門君) もう1回だけ。



◆議員(大浦孝司君) 内容的には後で話せばいいと思います。

 時間が来ましたから、終わります。



○副議長(扇作エ門君) これで、大浦孝司君の質問は終わりました。

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○副議長(扇作エ門君) 暫時休憩いたします。2時5分に再開いたします。

午後1時53分休憩

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午後2時04分再開



○副議長(扇作エ門君) 再開します。

 次に、17番、上野洋次郎君。



◆議員(上野洋次郎君) 会派対馬21の上野でございます。市政一般、特に今回は、さきの臨時議会で表明されました所信表明について何点か質問をいたします。

 まず、水産業の振興についてでありますけども、所信表明の中で市長がおっしゃったことがこうあります。「漁業従事者が就業しやすい環境をつくり出すのが行政の役割だ」と、「その点で支援を積極的に行いたい」ということであります。

 また、「燃油問題にとどまらず、新たなことに挑戦し、取り組もうとする分野にも支援を行いたい」ということでございますけども、具体的なその支援策がはっきりわかりません。そこのところの説明を求めます。

 次に、企業誘致であります。この企業誘致にも、特にこの企業誘致には市長は積極的に取り組もうという考えを持っておられますが、その取り組み方、それとまた、前市長は「ほぼ間違いない」と言っておられたゴルフ場及びホテルの誘致は、現在どのようになっておられるのか、説明を求めます。

 次に、地域マネージャー制度についてであります。

 地域が力を取り戻す施策展開を図るためには、市役所職員全員を地域マネージャーに任命し、担当地域と密な関係を持ちながら、地区や校区単位でのビジョンを市民とともに描き、それを具体化していきたいということでございますけども、その中身がはっきりわからないところがありますので、具体的に説明を求めます。

 それともう1点、高レベル放射性廃棄物の処分事業についてであります。

 これは、市長が就任前のことです。2月26日のある新聞でこのように申しておられます。高レベル放射性廃棄物の最終処分場誘致問題についてどう思うかということで、「国は実証実験中で、技術が確立されていない。結果が出るまでは20年かかる。誘致するのは時期尚早であり、国策は間違っている」ということでありますが、これだけでははっきり市長の真意がわかりませんので、この国の原子力政策、また、この最終処分事業に対して、国策として間違っているのか、そこのところの真意をとりたいと思います。

 なお、私の質問は、同僚議員のほとんどの質問と重複しているところがありますけども、再度御答弁をよろしくお願いいたします。



○副議長(扇作エ門君) 市長、財部能成君。



◎市長(財部能成君) まず、水産振興についてでございます。

 現在、水産振興として対馬市が行っている支援は、離島漁業再生支援交付金を初めとし、各種協議会への補助と、それから、近代化資金の利子補給、漁業共済掛金などを補助し、漁港などのインフラ整備はもとより、後継者対策事業、磯焼け対策事業等行っているところです。

 しかしながら、財政再建と新たな対馬を創造していくためには、水産資源の回復、雇用の場、働く場の確保が緊急の課題であります。対馬において、第1次産業、特に水産業が発展しなければ、新たな対馬を創造していくことは大変難しく、財政がひっ迫している状況ではありますが、まず、水産資源を回復する事業を積極的に進め、後継者対策、未利用資源の活用、漁業施設への支援及び、新技術等を活用しての水産物加工事業や、CATV、インターネット等を活用しての漁獲物の流通事業等を始めようとする起業家、なりわいを起こす方の起業家でございますが、この起業家や、誘致企業等へ支援することにより、漁業従事者が従事しやすい環境づくりや、雇用の場を確保していきたいと考えております。

 次に、企業誘致に関することでございますが、このことにつきましては、小西議員の一般質問の折、お答えいたしましたとおりでございますが、今後におきましても引き続き関係機関へ精力的に働きかけ、議員お尋ねの件について努力していきたいと思っております。

 また、ゴルフ場、ホテル等の誘致については、ゴルフ場につきましては、先ほど中原議員の質問の際にお答えさせていただいた状況でございます。峰東部地区へのゴルフ場の参入が正式に決まったと、これについては市が関係機関、周辺地区の方へ説明に行きたいと思っております。そこで合意をいただいた暁には、先ほど申し述べましたユニマットリバティー社が正式に詳細な調査に入る。そして環境アセス等をして、平成25年1月にオープンをしたいという意向が文書で届いておるところでございます。

 次に、地域マネージャーについてでございますが、──申し訳ございません。ホテルの件もございました。ホテルにつきましても、以前の質問の際にお答えをしたとおりでございます。シティホテルにつきましては、厳原町の野良地区等を指定をされ、入ってこようかということで検討をなされておりましたけども、この3月、私が就任する前に、一度白紙に戻したいというお話を担当の方に連絡が入っております。

 これから先、その関係業者の方に改めてあいさつに伺い、こちらの意向もきちんと伝えていきたいというふうに思っております。

 地域マネージャーのことについてでございますが、このことにつきましても、三山議員の一般質問の折、答えさせていただいたところでございますが、私は、「市民とともに地域の将来を考える地域別まちづくり構想を策定をします」と訴えてまいりました。

 行政と市民が一体となった協働による行政運営の対応が求められているところでありまして、私は、地域マネージャー制度の所管につきましては、本定例会に提案をしております部設置条例の改正案による地域再生推進本部の所管として、これを積極的に取り組むこととしております。時期については、9月までに地域マネージャー制度を導入する方向で考えております。

 職員から、希望する小学校区への登録申請もお願いをし、登録された小学校区の自治会、市民団体等を担当し、地域と市役所を結ぶかけ橋的存在としての役割の中で、まずもって市の政策や事業についての十分な説明を行うということ、それから、生活に密着した地域の課題について、地域の皆さんとともに解決するための話し合いの場への参画をする。

 さらに、地域の皆さんが自慢できる地域づくりをするための相談や、情報提供を行う。もしくはコーディネートをしていくという考えを持っております。

 そして、その地域のまちづくりビジョンを策定し、その実現に向けて、協働による施策を積極的に推進していきたいと考えております。国の補助等にそのまちづくり構想をのせて、その地域の今後のありようをきちんとつくり込んでいくというふうな考え方をしております。

 最後に、高レベル放射性廃棄物最終処分場についてでございます。

 間違いなく、私は国策が間違っているというふうな話をマスコミの方に当時もしておりますし、今も思っているところでございます。その国策が間違っているという部分については、小宮教義議員の一般質問の際にお答えさせていただいたとおりでございます。

 昭和38年ごろの茨城県東海村で原発が設置されて、原子力政策を推進した時点で、既に放射性廃棄物というものが出ることははっきりしていたことであり、その処理方法が既に確立されていなければならないにもかかわらず、原子力利用計画の推進、もしくは原発設置の時点で廃棄処分があわせて論議されていない、もしくは国民に知らされなかったことについて、私は政策として間違いがあったというふうに表現をしているものでございます。

 以上でございます。



○副議長(扇作エ門君) 17番、上野洋次郎君。



◆議員(上野洋次郎君) 私の一般質問がかなりの部分で重複しておりますので、今回、水産の振興に関して少し時間を割いていただきたいと思いますけども、今市長は、重油が110円なんです。その漁業者が、この重油が110円になったときの今の状況を市長はどのようにとらえておられますか。率直な気持ちを教えてくれません。



○副議長(扇作エ門君) 市長、財部能成君。



◎市長(財部能成君) 重油110円というものに対しての、私正直言いまして、水産業というものについたことないもんですから、そのあたりの感覚というのは、正直言うてわかりません。

 しかし、私がずっと島内を歩く中で、そして、最近もそうですが、福岡空港でたまたま待合所で待っておりましたら、漁民の方が私に「市長、今私たちは大変困っている」という話をきちんと率直にされました。こういう状況の中で、実際出漁もできない。その出漁をされていないという状況は、十分にそれは認識しております。

 3年前から言いますと、もう3倍ぐらいになっているんじゃないかと、3倍超えているんじゃないかと思いますが、そういう状況の中で魚価が上がらないと、今苦しんでいると、私たちは大変な状況だということは重々承知はしております。

 そして、この18、19日でしたか、一斉に休漁をされると、出漁しないというふうな措置をしなければいけないという状況にまで追い込まれているということは認識をしておるとこでございます。



○副議長(扇作エ門君) 17番、上野洋次郎君。



◆議員(上野洋次郎君) 今、市長がお話でもありましたように、この重油の価格が、平成11年、31円やったんです。それが、平成17年になって60円です。そして今、平成20年、これは約110円なんです。特にイカ釣り漁業者の限界の重油の値段が多分50円か60円なんです。各漁協が(  )45円だという人もおります。私も約60円ぐらいかなと思っておりますけども。

 この急激な値段の上昇の中で、いろんなマスコミやら何とか、省エネ対策をしなさいとか、いろんなことを言われます。しかし、特にイカ釣り漁業は、この何年間苦しい中で頑張って、一生懸命努力してやってきた。その中で、この金額ではもう生きていけないんです。はっきり言って、「廃業する漁師が増える」と、よく新聞で載っております。廃業じゃないんです。自己破産です。廃業できる漁師はほんの数%です。

 私の峰地区の東部地区、峰東部漁協があります。私の漁協は、対馬でも経営内容はすぐれた漁協です。しかし、イカ釣り漁業が約90%を占めています。今本当にもう漁業に出られないんです。そして、廃業じゃないんです。皆さん借金をして、皆さんお互いが保証人になって、大きな負債を抱えているわけなんです。

 私が心配しているのは、この漁業者がもしつぶれたときには、私はこれは漁協の破綻につながり、それイコール市にも大きな問題が出てくると思うわけです。本当にそこまで漁業者の気持ちをわかっていただきたい。

 そして、これは、私は、市でどうこうせとか、県でどうこう言うレベルじゃないと思います。これは国策しかありません。この国策をどうしていくのかいう中で、私は、一つは、いつも言っていることなんですけども、国境離島制度しかないと思うわけなんです。

 私たちこの対馬島民は、何百年間にわたって厳しい生活の環境の中で国境の島を守ってきたわけなんです。ですから、この国の国土の領域の経済水域を守り、国境地域の平和的な安全保障にも危惧していくことは間違いありません。特に平成8年ですか、領海12海里、排他的経済水域、この200海里を設定したことによって、我が国の国土の37平方キロに対して、447平方キロ、約12倍の広さの海域を保有したわけです。

 こうした我が国の広大な領域を堅持することができたのも、我が国本土の外線に立地する対馬のような幾多の離島であります。私たちこの対馬島民は、このような中、堂々と国に対して、この状況を思い切りぶつけていいんじゃないかと私は思っております。どうでしょうか。



○副議長(扇作エ門君) 市長、財部能成君。



◎市長(財部能成君) 今の前段の部分で、漁業者の方が、廃業ではなく、自己破産というものが実態として浮かび上がってくるという話を聞き、私も認識を新たにしたところでございます。また、そういうことをじっくり考えて、水産業のことにさらに取り組んでいきたいと思います。

 そういう中、国境離島という考え方で、そういう漁業というものも政策の中に取り込んでいけないかという話でございますが、今、議会で設置をされております特別委員会の歩みというものを、私はどんどん拍車をかけていただければと思っております。

 それこそ、防人の時代から国境を離島として、しっかり日本のために尽くしてきた対馬でございます。当然そのあたりというのは考えていかなければいけないと思います。

 それと、447平方キロですか、排他的経済水域を含めたときの国土というのは、世界で第6位の面積に値するというふうに聞いておりますが、私ども、その海という資源を抱えておりますので、私は、その海の資源をこれから先、本土に向かって、役目もさることながら、その資源というものも本土の方に向かって積極的に売り込んでいかなければいけないという思いであります。

 そこで、私は、加工施設等、そういうものに対する企業誘致関係を、この条例の中でも、今回提案しております条例の中でも掲げさしていただいているとこでございます。

 以上でございます。



○副議長(扇作エ門君) 17番、上野洋次郎君。



◆議員(上野洋次郎君) 今、市長が本土に向けてということをお話をされましたけども、私個人は、重油の高いのもあります。しかし今、漁価の低迷がものすごいんですよね。特にイカ釣りの場合、スルメイカが、スルメイカわかりますね。1箱漁があるときには1,000円なんです。安いときには800円です。1箱ですよ。そのスルメイカが1,000円の場合、市場部金とか、運賃、漁協部金、いろいろな手数料合わせて、箱、氷合わせて約500円、引かれて500円なんですよね。手取りがですよ。1箱500円やったら、今の重油の値段でですよ、12トン──12トンクラスで約8万円ぐらいたきます。8万円から10万円たきます、今の値段でいうと。10万円かかって100箱釣って5万円なんですよ。200箱釣って10万、その油代だけなんです。ここに大きな問題があるわけですね。

 確かに、今市長がおっしゃるように加工して本土という考えもありますよね、本土に送るということ。私は、これからはこの対馬は本当に市場を考えながら、アジアに向けた、韓国、中国ですね、そのやっぱり輸出の拠点としての市場をやっぱり先々考えるべきではないかと私は考えております。

 きのう市長も何か、何ですか、国際市場ですか。だれかの質問の中で、大まかに何かそういう気持ちもあるという話を伺いましたけども、私は、これは近い将来、市場、本当に海外に向けた市場、特に、国も、今国の政策としても日本が生きる道は、今後水産資源、水産業の水産物を海外に輸出することが大きな目標であるということも聞いております。

 一つには、今年度の予算でも、国際化に対応した流通拠点の整備として、生産物流通機能高度化対策事業として、新規事業として1,000億組んでおります。これは何でかと言うたら、大きなまた水産物の輸出に取り組む漁港を中心に、生産流通の効率や品質、衛生管理の高度化に資する施設の整備を促進すると、国はもう今から漁業生産物輸出をしていこうという考えを持っております。これ、なかなかまだ市がやるのか、民間でやるのか、いろんな問題はありますが、この市場構想を私は提案するわけですけども、どっかの部局で、このことを勉強するチームをつくっていただけないでしょうか。



○副議長(扇作エ門君) 市長、財部能成君。



◎市長(財部能成君) まず、私の先ほどの答弁で本土と申しましたのは、国境離島としての意味合いを十分にわかっていただくために本土というふうな表現をしたものです。日本国土の中の離島と本土という考えの離島をきちんと表に出すための、理解してもらうための本土というふうな考えをしました。

 次の第2点でございます。国際市場の設置というのは、確かに私は昨日の答弁の中で申し上げました。実は、選挙の中でも、このことについては二、三度触れて言っております。ただし、この4年間の間には設置はできませんと。しかし、この4年間の間に、この設置に向けた構想を練り上げたいというふうなことを選挙期間中も言ってまいりました。

 まさしく、これから先は、韓国のみならず中国、特に中国というものが2007年、2006年ですかね、食料の輸出国から輸入国に転じました。これから先、どんどん中国の方では輸入をすると──していくというふうな状況は当然生まれております。さらに、13億人の1%である1,300万人が富裕層だというふうな情報も聞いておりますが、そういう方たちをターゲットとして、これから先は本土のみならず、そちらの方面に向かっても品物が流れていくように考えなければいけないという、そういう意味合いにおいても、私は国際市場なるものを対馬の中に設置する必要があるというふうに認識しておりますので、この4年間の間にその設置構想について、来年度に取り組みますとか、はっきりしたことはまだ言えませんが、きちんと公約ですので4年間の間にそれは取り組みます。



○副議長(扇作エ門君) 17番、上野洋次郎君。



◆議員(上野洋次郎君) 最後に、この水産問題ですけども、今先ほど中原議員もおっしゃったように、私の一般通告した後、やっぱり大きなやっぱり漁業者の行動がありますよね。休漁とか、やっておりますけども。今後まだまだ漁業者、漁協、あるいは漁連関係、国に大きなやっぱり今から要望等やると思うわけですけども、そのときに、やっぱり市長、どうですか、一緒に行って、一緒に行ってですよ、漁業者代表と一緒に行って、本当のこの対馬の実情で、水産業がなければ私たちは対馬もないと。そして、対馬本当に国境離島として頑張ってきたじゃないかと。ほかの離島じゃないとですよ、この対馬は。

 今の、確かに離島振興法で、確かに大きな恩恵も受けました。これは確かです。道路もよくなりました。港もよくなりました。しかし、市長もよくわかっておられるように、離島振興法を内海離島も外海離島も私たち国境離島も一緒なんですよね。今のこの振興法の中では。この対馬は、ほかの離島とは違います。はっきり言って。そこのところを、そこのところを一生懸命訴えていきましょうや。いろんな各議員さんからいろんな要請がありましたけども、なかなか市でできることじゃないですよね、はっきり言って。もう大きなくくりで、この国境離島という一つは大きな今度は国境離島振興法です。この法律を一緒になってつくりましょう。このことを訴えていきながらしなければ、対馬の生きる道は私はないと思います。(「そうだ」と呼ぶ者あり)これは急にはできませんよ、市長。私もわかっております。しかし、これから4年間、まず一番にそれを考えてやっていこうではありませんか。



○副議長(扇作エ門君) 市長、財部能成君。



◎市長(財部能成君) 国境離島という考え方につきましては、私は、個人的に十数年前に国からのアンケート調査が来た際に、私が以前勤めていた部署がたまたまそういう仕事をしてたもんですから、私はそのアンケートに答えたときに、離島振興ではだめですと。今国境新法が求められてると思いますというふうなアンケートに答えた記憶が私は明確に覚えております。私の中には、全く今上野洋次郎さんがおっしゃられたことと同じ思いでおりますので、当然、同一歩調で歩んでいきたいと思っております。決して、漁民の人とともに動かないとか、そういうつもりは全くありません。

 私は、選挙中ずっと標榜してまいりましたのは、市民とともに歩むということを標榜しております。それは間違いなく、叶えたいと思っております。



○副議長(扇作エ門君) 17番、上野洋次郎君。



◆議員(上野洋次郎君) 次に、企業誘致についてでありますけども、もう大まかな説明は話説明でわかっておりますけれども、ゴルフ場の問題ですけども、このゴルフ場の問題は、私地元の佐賀の半島の問題でありまして、私にとっても大きな問題であります。この、きょうはっきり市長もゴルフ場誘致を一生懸命やると。会社も25年の1月をめどに開きたいということを初めて聞きました。

 しかしながら、また市長はこうおっしゃっておりますね。対馬市において関係機関との協議が整った折には、正式に調査測量に着手したいと。関係機関というのは、多分どうしても漁協だと思うわけなんですけども、これはやっぱり漁協からすれば、また漁民からすれば、大きな問題で、ゴルフ場誘致というのはやっぱり大きな問題だと思うわけなんですよ。

 私個人は、この事業は何とかやりたいという気持ちを持っております。しかしながら、どのように漁業に影響するのかもはっきりわかりません。その中で、市長、この流れの中で漁協との協議はいつから入るのか。25年1月といったら、もうすぐ1月ですから、もう5年もないわけですよね、1月からいったら、もう24年にはほとんど完成しとかなできない状況なんですけども。環境アセスもありますけども。市長がわかっている中で、もし漁協の話ができた場合には、環境アセスが何年ぐらいかかって、工事は何年ぐらいかかるとか、そこの話をもし聞いておられれば報告お願いいたします。



○副議長(扇作エ門君) 市長、財部能成君。



◎市長(財部能成君) 協議開始の時期ですが、協議開始の時期は、この定例会を終了後に話を持っていこうということで、ユニマットリバティー社とも協議をしております。ユニマットリバティー社は、今まで全国で19カ所でしたか、20カ所でしたか、既にゴルフ場を持ってあります。そして、当然開発をしてこられておられます。

 そういうことで、今までの開発を行ってきた経験から、きちんと地元の同意を踏まえて物事を進めていきたいと。当然、大きな資産を持ってある会社ですので、社会的信用等もかかわってきますので、強引なことはしようとは考えておりませんと。粛々と物事を進めていきたいというふうに思っておられます。そして、ゴルフ場から出る水等についても、処理をして流したいというふうな話もされておられました。

 また、詳細については、漁協なり、周辺地区の皆様に話を持っていくということで、話は整っておりますので、それについてはお待ちいただければと思っております。

 まず、今後の進捗の話がございましたが、一応この議会へ報告することが始まりでございまして、それから、できればこのすぐにでも地元住民、それから漁業関係者の皆さんに話を持っていき、環境アセス等、それからいろいろございます。開発許可、それから保安林がございますので、保安林の解除の問題もございます。当然隣地開発等もございますが、今年の末からすべてに取りかかっていくという予定をされておられます。

 環境アセスについては、2カ年間を予定をされておりまして、その終了後に、23年度に工事を着手をし、1年半で工事を完了をさせますというお話を聞いております。それで、25年1月オープンという流れになっております。



○副議長(扇作エ門君) 17番、上野洋次郎君。



◆議員(上野洋次郎君) 大体の日程がわかりました。やっぱり市長、この事業はどうしても私はやっていただきたいと思いますので、ボタンのかけ違いがないように、やっぱり特に漁業者の話をうまく進めながら、何とか開設できるように努力をよろしくお願いいたします。私も地元議員として、一緒にやっていきたいと思いますのでよろしくお願いいたします。

 次に、地域マネジャー制度についてありますけども、これも一緒ですけど、私が出したときには、機構改革とか、そういうあれが出てきませんかったのではっきりわかりませんでしたけども、ある程度、この前の説明でわかりました。

 ただ一つ具体的にちょっとお話を伺いたいとですけども、例えば各全職員地域マネジャーなんですよね。例えば、地区の人が、だれにでも会ったときに、私はこうします、どうかしてくださいちゅう話をするものなのか、していいものなのか、わかりますかね。例えば、職員さんと話したとき、こういうもう急に話していいのか。あるいは、何かの会合のときに、その職員さんが来たときに話を聞いてもらうのか、ちょっとよくわかりませんので。



○副議長(扇作エ門君) 市長、財部能成君。



◎市長(財部能成君) 先ほど、地域別のまちづくりビジョンというのを最終的にはつくりたいという話をさせていただきました。それ以外に、この地域マネジャーというのはどういう、ある意味、見えない部分でどういう役割を担っていくかということは、どうしても今対馬は以前に比べますと、広域人事をやっていかなければいけない状況が当然ございます。そういう中で、それぞれのこれから先、地域活性化センターには、今までの以前の旧町時代のように、その地域の人たちが勤めるというだけではないと思います。

 しかし、そのマネジャーが常にその地域に入っていってることによって、今の支所ですね、支所なんかに顔を出されたときも、うちの地域マネジャーだということがすぐわかれば、すべての相談はしやすくなると思うんですね。部署を問わずです。今、住民と職員との接点というのが、私は大変少ないというふうに感じております。そういう部分も私は、副次的には解消できるんじゃないかという思いもあります。

 これから先は一緒になってやると。だから、うちのあの人は地域マネジャーよと。何も峰の出身じゃなくても、佐賀担当に仮になったとします。そしたら、何人もなるわけですら。そしたら、ぱっと見かけたときに、あっ、あんた、うちのマネジャーさんやったねえという感じで物事が進んでいける。そして、その地域の実情というのを今まで以上に職員が把握を、その地域に関してはしていくことになりますので、どこの部署に居ろうと佐賀のことをわかってるというふうなことを私は目指していきたいというふうにも思っております。



○副議長(扇作エ門君) 17番、上野洋次郎君。



◆議員(上野洋次郎君) 市長の言うことは、ちょっとまだ私も、まだ初めてのことで、まだ見えてませんので、これはあと1年後、楽しみに見たいと思っております。

 それと、最後になりますけども、きのう同僚の小宮教義議員の質問もあったわけですけども、この国策が間違ってるか、間違っていないかは、私は間違ってないと思うわけですけども、それはまあ、もうお互いの感覚の違いですからいいですけども、きのうの同僚議員の話のあれでは、今確かに、この最終処分場の問題は、確かに反対、賛成、いろいろ対馬の中にもあるわけですよね、確かに。その中で、もう少しこの事業の勉強会もしたいという方々も、市長を応援してくださった若い人の中にもたくさんいると思うわけですよね。その中で、今後、そういう勉強会等、市長がやってはできないという話じゃありませんけども、やっぱり今後続けたいという人がいっぱいおられます。

 そこで、きのう市長がおっしゃいました市民の意見には、市民の意見に耳も傾けない市政はおかしいと。そういう考え持っておられますので、私が前の市長にこう質問したわけですよね、この問題に、前市長に。いろんな賛成、反対あるが、いろんな勉強会をするのはどうなんですかという質問をしたときに、それはいい悪いの意見を封鎖することは私にはありませんという松村前市長はそう答弁されました。市長はどういう考えでしょうか。



○副議長(扇作エ門君) 市長、財部能成君。



◎市長(財部能成君) 民主主義でございます、日本の国家は。言論の封殺をするようなことは全く考えておりませんし、それは、私はそれぞれ自由だと思います。

 昨日の答弁の中でも言いましたが、私ども自治体側から動く問題ではないであろうと。今、国の方が動き始めてる状況があるから、私は、その国の状況を待って、自治体はまた考えていけばいいんではなかろうかという考えでございます。



○副議長(扇作エ門君) 17番、上野洋次郎君。



◆議員(上野洋次郎君) 最後になりましたけども、先ほどから私が言っておりますけども、今のこの対馬の状況の中で、もう自助努力ではもう限界が私は来てると思うわけですよね。漁師も頑張っとる、市民も頑張っとる。行政も一生懸命やってると思います。しかし、もうどうしてももう頑張ってもできない。できていかれない。ガソリンが200円ちょっと、重油が110円。幾ら頑張っても、私はもう限界があると思いますよ。本気、漁師も、市民の皆様も本当、いつか国に対して一揆を起こさないともう限界です。私はここに一生懸命訴えます。

 それと、この問題を解決するには、先ほどから言います国境離島振興法しかありません。この問題を一緒にやろうと思っております。

 最後になりましたけども、いつも市長がおっしゃっておりますね。これは政治姿勢なんでしょうけども、住民の声を十分に市政に反映させると。住民参加型の行政を一生懸命推し進めると。このことは一生懸命やってもらいたいと思います。しかし、あるときには、大きなリーダーシップで1人でやっていくことも考えてもらいたいと思います。

 以上です。



○副議長(扇作エ門君) 市長、財部能成君。



◎市長(財部能成君) 寂しがり屋なもんですから、1人にさせんでください。市民と私は一緒になって、私が当然先頭に走らんばいかんとは思いますが、皆さんと一緒になって歩みたいというふうに思っております。



○副議長(扇作エ門君) 17番、上野洋次郎君。



◆議員(上野洋次郎君) これで一般質問を終わります。ありがとうございました。



○副議長(扇作エ門君) これで上野洋次郎君の質問は終わりました。

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○副議長(扇作エ門君) 暫時休憩いたします。3時5分より再開します。

午後2時53分休憩

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午後3時05分再開



○副議長(扇作エ門君) 再開します。

 次に、1番、齋藤久光君。



◆議員(齋藤久光君) 大変お疲れのこととは思いますが、私きょうで5人目でございますが、先日から10人目の一般質問になろうかと思いまして、同僚議員から私の質問内容と重複する点が多いかと思いますが、私の私なりの視点で質問をさせていただきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたしたいと思います。

 まず、ここに私も当選して初めて登壇させていただくわけでございますが、この一般質問の機会をいただきましたことに対しお礼申し上げます。

 質問に入ります前に、一言、新市長の財部市長にお祝いの言葉を申し上げたいと思います。対馬市誕生から4年が過ぎ、二代目の対馬市新市長として市民の多くの支持を受け見事に御当選されました。就任されましたことに対し、改めてここにお喜びを申し上げますとともに敬意を表したいと思います。

 厳しい対馬の現況の中、新市長への市民の期待も大きく、この対馬市の財政再建に向けて市民協働で立ち向かっていかなければならないと思っておりますが、市長の手腕も問われるところであります。どうぞ、若い市長ではございますが、健康には留意され、対馬の頂点に立って市政に取り組んでいただきますよう祈念を申し上げまして質問に入りたいと思います。

 さきに通告しておりました一次産業の振興について、厳しい対馬の経済不況の中で市長の市政への改革と創造への強い決意の中、対馬の特性を生かした一次産業への活性化につながる関連企業を重点的に誘致したいというお考えを表明されました。大変頼もしく思うわけでございますが、そこで、対馬においても過去に各町時代においてもいろいろな企業誘致がなされてまいりましたが、長期の継続にはつながらず、すべてにおいて撤退をされたという事実がございます。

 それも時代の流れと申せばそれまででありましょうが、大変対馬にとって非常に残念なことであったと思います。対馬の現在では、国の行財政改革のあおりを受け、地方交付税の減額、減少により、今までしっかりと地域で貢献されていた公共事業への関連企業や商店の皆さん、ここ近年、次々と企業倒産や縮小せざるを得ない状況の中で、また先ほどからもいろいろお話があっておりますように、ガソリンの値上げや燃油等の高騰により、これがいつまで続くものでありましょうか。

 今や家族の生活を支え、子供の教育とマイホームのローンを抱えながら対馬で頑張っていた若い後継者たちも、今や対馬を後に本土に出稼ぎに働きを求めて次々と出ている。これが今の対馬の現状であります。新たな企業誘致もぜひ必要かと思いますが、今現在、対馬でこの厳しい中で、歯を食いしばり耐え忍んでおられる企業や商店の皆さん、そこで働く方々、仕事を待っておられる方々、仕事がない、仕事が欲しい、仕事さえあれば対馬を出らずに頑張りたいと、何とかしてくださいよと、このような切実な声が日々伝わってきている今日に救済の施策はないのでしょうか。このような現実をどのように市長受けとめておられるのか。その政策について、市長のお考えをお伺いしたいと思います。

 次に、水産業への総合的な支援策についてを質問をいたしますが、先ほど同僚の上野議員が熱烈たる支援策について質問をされたわけでございますが、甚だ重複はしますが、私なりに申し述べたいと思いますが、対馬の基幹産業である水産業の落ち込みは重大な危機を迎えていると思います。対馬の水産業において、一時期においては、島内でも300億以上上げていったものが、今や半減というところまで落ち込んできている今日でありますが、対馬の全島を見回したときに、各集落ごとに漁港、港湾が立派に整備され、これも離島振興法のおかげだと思っておりますが、また岸壁においては、浮き桟橋等も完備をされ、機能的にもすばらしい漁港が目につくようになりました。そのような漁港の中に肝心な船がいない。船が年々減少している。危機的な状況にあろうかと考えます。

 しかし、対馬の近海については、私が申し上げるまでもなく、世界的にも数少ない豊かな漁場であり、国境を挟んでの漁場だけに隣国とのトラブルも間が立たないような状況であり、漁民の不安は募るばかりであります。1日も早く安全操業への国境対策を求めるところであります。

 我が対馬は日本の最西北端に位置し、国境離島であり、対馬近海の国際的な問題から、まき網の問題、漁価の低迷、さらに密漁、外国人のまきえ釣り問題と、あわせて今日燃油の高騰と、漁業を取り巻く問題は山積しております。このような環境の中での対馬漁民は、今や危機的な状況であることは申すまでもありません。この対馬は、日本国の国境の島として国土を守る島としての存在は非常に大きいものがあると思います。したがって、島を守ってきた対馬の漁民の存在が日本の国においていかに大きいものであるか、私が申すまでもありません。

 このような点から、今、いろいろな諸問題の解決から漁民の救済、育成支援等については、国境政策なくして考えられません。国からの直轄事業としての漁業支援を対馬市と漁民が一丸となって国へ直訴することが絶対必要不可欠であると考えます。市長の見解もお伺いしたいと思います。

 2点目に、交流人口の拡大を図り、島内経済の活性化と雇用対策として観光関連の施設の誘致についてお伺いをいたします。今や対馬の観光人口は、交流人口の大半が韓国からの観光客であり、年間にして6万数千と聞いておりますが、大変ありがたいことだとは思っております。反面、国内からの観光客やビジネス等の交流人口が伸び悩んでいるところに大変気になるところではあります。

 雇用対策として、交流人口の拡大こそ重要不可欠であり、定住人口の定着につながると確信するところであります。積極的に取り組んでいただきたいと思っております。対馬市においても、観光関連の施設である峰町のゴルフ場の誘致計画、ホテル誘致計画等が進められたと聞いておりますけれども、先ほどから同僚議員から、このことについては質問と答弁もございましたけれども、どのようになっているのかお伺いするところでありますが、また市長のお考えももう一度お聞きしたいと思います。

 対馬の観光産業について私なりに自分の視点に立って考えてみましたが、今や見る観光から体験と癒やしを求め、地域の歴史と文化に触れ合う観光へとニーズは変わりつつあると思います。今日まで観光関連の機関においても、行政においても、あらゆる施策と事業対策に取り組んでこられたことは承知しておるわけでございますが、なかなか伸びない状況に、その背景に離島であり、交通アクセス、海上空輸の運賃の問題、島内の受け皿の整備等、それと宣伝のあり方にも問題があったのではないでしょうか。その内容の研究がこれからも求められるところであります。

 先ほど一次産業の振興について触れましたけれども、観光産業と一次産業の組み合わせこそ、これからさきの対馬の経済再生のかぎになると思います。一例ではございますが、グリーン・ツーリズムによる農家民泊もある地区においては始まっておりますが、この自然豊かな対馬で季節季節への農林産物の収穫体験、作業体験等、地域の季節食文化と対馬の歴史への散策等、都会にない体験こそ、これからの観光客の求めるところではないでしょうか。

 漁業においても、観光漁業の整備、対馬特産品の開発支援等、お土産品等の加工業、製造業への起業家の育成支援が、これから対馬に求められている政治政策と考えます。一日も早くスピーディーに取り組まれることが雇用対策への道筋と考えますが、市長のお考えをお伺いするところであります。

 次に、3点目に、峰町の佐賀鹿ノ浦に新しい港湾が建設されました。その新港湾の今後の運用計画等についてお伺いをいたします。対馬の特性を生かした第一次産業につながる関連企業の誘致に積極的に取り組んでいかれる強い決意を示されました市長の表明を受けてお伺いするものであります。現在までに対馬の農林家の経営は、公共工事に依存しながら大半の収入を求めるという複合経営でありましたが、それが現在では、公共事業は減少するばかりで働く職場もなくなり、若者は仕事を求めて島を離れ、本土に流れているという過疎化に拍車がかかっている今日であり、対馬の農林業は戦後以来、最悪の事態であると。経済不況のどん底であると言っても過言ではないと思われます。

 そのような中、林業家も高齢化しておりますが、何とか、この島で生き残るためにも、本業である森林・林業へ目を向けるようになりつつあるところでありますが、対馬の島の9割は山林でありますが、戦後、日本の急成長とともに生活文化も変わり、日常生活の中で、燃料はまきから油にかわり、山林に入る人は少なくなり、山は荒廃し荒れ放題となり、今ではツシマジカと、近年イノシシの増大による農林家は被害対策に大変苦慮されているところであります。対馬の森林に環境変化が起こりつつあり、生態系が変わりつつある状況であると思われます。

 そこで、対馬の林業活性化策といたしまして、対馬シイタケ栽培とパルプ生産を組み合わせることにより、シイタケ経営の安定化につながるとともに山林がよみがえることとなるわけであります。また、対馬の人工林も伐採期に入っている時期に、対馬の中央に位置する峰町に新しい港湾が立派に建設されました。私は、タイミング的にも大変よかったと考えます。

 そこで、新港での林業による生産拠点として対馬森林組合を中心として、各種関係機関、企業等との連携した製材業からパルプによるチップ工場と総合的な生産団地として企業誘致することにより、中部、北部の森林・林業の活性化につながると考えられます。この港湾について対馬市で計画等があれば、その内容についてお聞きしたいと思います。

 以上で、3点質問をさせていただきます。後は、また質問後に質問をさせていただきたいと思います。どうぞ、よろしくお願いをいたします。



○副議長(扇作エ門君) 市長、財部能成君。



◎市長(財部能成君) 質問に答えさせていただきたいと思っております。若干、想定していた内容と食い違ったもんですから、ペーパーなしでしゃべらせていただきたいと思います。

 第一次産業の振興という部分、それから企業が撤退した、今までの企業が──誘致企業が撤退した事実、さらに現実として職がないという事実、このあたりについて総合的な考え方をというお話だったと、まず第1点は思います。基本的に、一生懸命企業誘致については取り組んでおるとこでございます。先ほどから申し上げますように、第一次産業が元気になれるような、私は企業を誘致をしたいと、それが対馬の生き残りの方策だというふうに思っております。

 以前、撤退された企業というのは、ややもすれば、安い労働賃金を目当てに入ってこられたという一面があろうかと思います。そして、結果、撤退されたら職がなくなる。これは私が実際、以前調査をしてわかったことですけども、旧厳原町において企業誘致を行ったときから、約20年間の間に120ヘクタールの遊休農地が生まれたという事実がございます。必ずしもすべてがその企業誘致によって120ヘクタールが遊休化したとは申しませんが、当時300名ぐらいですかね、300名ぐらいの人が雇用され、特に奥様方が雇用されたことによりまして、厳原の仮に佐須地区とか、豆酘地区とかいう農村部、漁村部、そちらから就労をされました。月曜日から当時であれば土曜日までみっちりとお仕事をされ、そしてサラリーをもらってあったわけですが、日曜日に畑を扱う元気はそがれてしまって、どんどん自分の所有地である農地が荒れていってると。放置されていくという結果、私は遊休化が拍車がかかったというふうに理解しております。

 そこで、私は、企業誘致については、最終的に私ども対馬人にノウハウが残される、そういう企業を誘致しないと、対馬は仮に企業が撤退した後、何も残らないと。また職がないということの繰り返しになるのではないかということで、私は企業誘致の最大のものは第一次産業に関連した会社というふうな位置づけをしてるところであります。

 実を申しますと、職がないと、サラリーを求めるというのは、確かに、私も含めてある意味サラリーマンかもしれません。しかし、私はこれから先の対馬人の生き方は、サラリーを求めるのではなくて、自らが所得を求めていくという姿に変わっていかなければいけないんではないかというふうに思っております。当面、そう言いましても、すぐに所得を自分自身でつくり出すということは大変難しゅうございますので、企業誘致には当然取り組みますが、私はだんだんそちらの方に移行して対馬は行かなければいけないというふうに思っておるところでございます。

 次に、水産業に関する部分として、国境政策の一環として直訴が必要なんではないかという趣旨のことをおっしゃられました。私は、この水産業については、確かに、当然のことながら国境政策の一環として取り組むこともできろうかと思います。

 また、この対馬の漁業を取り巻く状況は、大中まき網の問題が最近よく耳にします。この問題は、日本を8つの海区に分けてるわけですが、その8つのうち3つの海区が対馬をふくそうしております。ほかの地域については、厳然とふくそうしてるような地域はございません。この対馬だけでございます。この状況というのは、私は、できれば3地区がふくそうするようなことなく、一つの海区で多くのところからこの好漁場が私は、言葉は悪いですが、狙われてるというふうに思っております。どうか、漁民の人と一緒になって、この問題は時間がかかってもすっきりとした海区を一本化してもらわないといけないんではないかと、それが水産業の生き残りには最もいいことだというふうに思っております。当然、3マイル、8マイル、東西のいろんな問題もございますが、それ以上に、私は海区の問題というのは大きい問題だということで取り組んでいきたいというふうに思っておりますし、漁業関係者の方と十分に協議し、協働して取り組んでいく予定でございます。

 次に、観光対策としての観光の位置づけといいますか、そのあたりについてお話がありました。国内客の誘客という問題について、特に特化して話をしたいと思いますが、出張の際に、私は大阪と東京で旅行エージェントを、実は2社回ってまいりました。そこで提案を私はさせていただいたんですが、その提案というのは、旅行商品に、こういうのはいかがですかという提案です。その提案は、今までややもすれば、国内の商品は、仮に福岡から対馬に来て福岡に戻る。もしくは東京からいろんな経路を使って対馬に来て、また東京に戻るという、ある意味往復する形の商品でございましたが、それに私の提案としては、せっかく国境まで来たんだから釜山まで足を延ばしてくださいと。そして、釜山から戻ろうと、また対馬に帰ってくるということも可能だと。そういう商品を新たに開発されてはいかがですかと。国内誘客の、私は一つの商品だと思ってそれを提案させてもらいましたら、1社につきましては、おもしろいかもしれないから、ちょっと調査しましょうかというお返事をいただいているとこでございます。いろんな場面で、そのあたり、国内誘客というのも考えて話を進めているところでございます。

 それから、PR不足ではないかという御指摘がございました。これは、エージェントに行って、私その会社の旅行商品が書いてありますずうっとめくりました。確かに片隅にあります。高いです。いやあ、やっぱり来んやろうなと内心思います。しかし、片や大阪で、私にどうしても会いたいという泉佐野市の青年がいました。1回対馬に来た人です。家族中6人で。その方がいみじくも言った。一生懸命回った。いろんなエージェントを。回った結果ほとんどない。何で対馬はないんだと。こんないいところなのにということを言ってくれました。これから先、PR不足というのはもう歴然としておりますので、新たに観光物産推進本部というのを今提案させていただいておりますが、観光物産協会等と一緒になって外部に出て、そしてそのあたりの部分について積極的に取り組んでいかなければと思っております。

 それから、ゴルフ、ホテルの件についてでございますが、先ほど来から何度か説明をしておりますが、ユニマットリバティー社の方が25年、平成25年1月オープンに向けて動き出して、正式に動き出すということですので、行政としてはしっかりとそのあたりの環境づくりをしていかなければと思っております。この定例会終了後に、地区、それから漁協、関係漁協の方には話に入っていきたいと思います。

 申し訳ありません。それと、時間、ちょっと飛ばしていいでしょうか。峰港湾の計画のことについてでございますが、対馬島内89%を占めるこの山林の再生と、それと峰港湾の活用というお話をいただいたところですが、現在、この峰港湾については、埋め立て申請の変更手続及び安全かつ効率的な利用を図るため、港湾施設管理条例を制定しようとしているところでございます。この港湾計画は、対馬の基幹産業でございます林産物の定期的、定量的な出荷体制の整備と粉じん、騒音による苦情が多発している砂、砂利、石材などの建設資材の需要に対応するための対馬中部の物流拠点施設として整備を目的としたものであります。

 対馬森林林業活性化センターでは、平成20年に製材加工施設の導入を目途として、また遅くとも平成22年度までには導入を検討するとして、平成16年に計画しておりましたが、林業公社の主伐から間伐への施業方針の変更等により、素材生産の見込み量が大きく下回っております。現時点での施設導入は大変難しい状況にあろうかと思います。しかしながら、対馬市において、効率、低コストを図る木材加工流通施設は必要不可欠な施設であるということは今さら申すまでもありません。また、韓国等へ木材を輸出をしたいという意向も民間の方にもございますし、私もそういう意向も当然あります。

 対馬市における一般貨物及び建設資材等の取り扱いは、厳原港及び比田勝港での取り扱いが主でございまして、南北82キロの細長い対馬の中央部に位置する峰港湾の整備により、生活物資の流通改善はもちろんでございますが、基幹産業の一つである林業分野の木材流通が大幅に改善され、地場産業の育成強化と地域経済の活性化及び対馬市の均衡ある発展につながるものと考えておりますので、今後とも引き続き関係機関と協議してまいりたいと考えておるところであります。

 以上でございます。



○副議長(扇作エ門君) 1番、齋藤久光君。



◆議員(齋藤久光君) 市長の答弁ありがとうございました。一次産業の振興と交流人口の拡大について、一応御回答いただいたわけでございますが、私なりに考えてみますに、市長は今新しく市長になられて、観光物産まちづくりを基本とする政策を掲げて市政に取り組んでいくという強い決意が伺われる中で、私もこの冷え切った対馬をどう興していくかということが、非常にこれからの市政の課題だと思っておりますが、そこで、ここまで落ち込んできた対馬の産業についても、しっかりと振り返り検証してくることも非常に大切なことであろうかと思います。今まで、林業・漁業についても、一次産業については、行政もしっかりと基盤整備については取り組んでこられたわけでございますが、いかんずく、基幹産業である水産業については今までもろもろ先生方は申されたように、非常に今危機的状況であると。

 また、林業についても、我々が携わっている林業、シイタケにしても、いいときには450トンも対馬で生産があったのが、今100トン前後というとこまで落ち込み、今またここにきて、中国等の安心・安全の問題から、非常に今シイタケも脚光を浴びて、今までにない高値の水準をしているところで、市の方においてもここ二、三年力を入れて、復活プランということで150トンを目標に今いろいろな施策施業をやっていただいていることに対しては非常に感謝をしているところでありますが、このような状況の中であっても、非常に市民の生活はよくならないというようなことを感じながら、しっかりとこのことについても検証していただいて、さらなる施策を講じていただきたいと思いますが、この21世紀に入り地球環境は変わりつつある中で、世界的にも自然界での食料資源、燃料資源等が減少し、危ぶまれている状況であるということは毎日の報道の中で聞いている昨今であります。ここにきて、食料の自給率の増大こそ、今日本国も重大な施策と考えますが、対馬においても全く同様のことだろうと私は受け止めております。

 獲る漁業から育てる漁業に変わりつつある状況の中で、さらに、その産品に加工という段階を加えることによって、製品、食品、すなわち即食品としてのより付加価値をつけることで収益性を増大すると。もちろん、そこに加工業という企業が生まれる。そうすることによって、そこに大きな雇用が生まれてくるんではないでしょうか。そう考えますと、この一次産品を中心とした加工業、製造業の、私は島として振興を考えていただきたいと、日本の各地をこう見てみましても、加工業とか、製造業の多い町ほど非常に発展をしてるし元気な町が多い。

 そこで、この対馬の自然、どこにも負けない自然豊かな環境の中ではぐくまれた自然食品、安全・安心をモットーにした製品づくり、それをアジア、また国内に発信する食料の基地として、対馬の各地区において特色ある加工業や製造業のそういう企業誘致、そして起業家の育成にこれから努めることが対馬のこの経済の建て直しに絶対不可欠じゃないかと私は考えるわけでございますが、そのような大きな構想を私は市長どうとらえておられるのかお伺いをいたしたいと思います。



○副議長(扇作エ門君) 市長、財部能成君。



◎市長(財部能成君) 食の安全・安心ということで、相手のエラーによりまして、今日本は、対馬は追い風が吹いているというふうに私は思っております。先ほど申し上げた部分もございますが、2006年、2007年の中国の食料輸出国から輸入国へ転じていったという部分、さらに残留農薬の問題ということで、今食が最も関心事でございます。やっと本来の、私は──の姿に戻っているんじゃないかなあというふうに思っております。これから、対馬はまさしく食というものを売り出しながらやっていかなければいけません。そのために、今齋藤議員がおっしゃられたように、加工の島というふうにある意味変わっていかなければいけませんし、私どもはそちらに支援をしていかなければいけないというふうに思ってます。

 ちなみに、東京の方で、誘致企業の一つと、東京でも対馬でも会いましたが、その方が対馬に来られたときに、やはり対馬の品物を見られて、こちらで自分のお店もあるんですけども、自分のお店でもさばくが、それ以外の消費者向けに加工をしたいなという意向もいただいております。これから先、詰めた話をしていきたいと思っておりますし、そういう加工というものをやはり考えてあります。そういうところでの雇用を私はつくっていきたいし、先ほど言いますように、ノウハウの蓄積というものを島民に持ってもらうということの機会を与えていきたいというふうに思っておるところでございます。

 そういうところでよろしいでございましょうか。



○副議長(扇作エ門君) 1番、齋藤久光君。



◆議員(齋藤久光君) ありがとうございます。積極的に、同一見解のようにございますので、ぜひこのことについては真剣に取り組んでいただきたいと思います。

 次に、雇用対策、人口交流の拡大ということで、私なりに今まで非常に納得がいかないところが施策の中でありますもんですから一つお聞きしてみたいと思いますが、今の対馬の経済を立て直す唯一の施策と考えるのが、対馬の環境を目指すとすれば、今までの対馬のあり方、問題点をしっかり検証をすると、していただきたいと。抜本的な改革が求められると思いますが、離島ハンディーということが今まで、この離島のハンディーをどう克服していくかによって、今後の対馬の再生が大きく変わっていくんじゃないか。と申しますのは、対馬と本土との海上、国道で結ばれているにもかかわらず、今まで何ら手つかずで今まできている。

 離島振興法によっては、島内での振興開発については大変な恩恵を受けてきていたわけでございますけれども、この海上国道に対する本土と離島との格差是正策については、全くもって手つかずの状態であったろうと私は思っております。ここに非常に今まで憤りを感じた一人でございます。この対馬にすべての産業が発展できなかったのも、私は大きな要因であったろうと私は思っておりますが、このことについては市長どうお考えでしょうか。



○副議長(扇作エ門君) 市長、財部能成君。



◎市長(財部能成君) 福岡と対馬の距離というものは、最大の今までネックでございました。これからもこの位置関係は変わらないわけでありますが、ちなみに企業誘致で訪問しました企業からこういうお話をいただきました。まだ海上を使って物を運ぶという場合、時間がかかる。そして、船で運べば精密機械の場合、塩害がある。船では到底運べません。さて、じゃ何で運ぼう。飛行機で運びたいんだと。ほかの工場についても飛行機で運んでいる。それは、すぐに3時間後ぐらいに、極端に言えばすぐに持ってきてくださいと言える距離がほしい。それは飛行機で解消できるだろう。

 ただし、今のB3では、1回の飛行で運べる量というのが少のうございまして、ボーイング767ですかね、それぐらいの通常言うエアカーゴといいますか、それで運ばないといけないぐらいの量なんだと。だから、そのあたりについても、これから先、物流のために、今の空港を広げる。横に広げるとか、B6対応にしていかなければいけないということもございます。今話は、あくまで企業誘致に訪問した先の社長さんのお話でございます。

 確かに、国道382号線というのは、実線から海上については、破線でつながっております。その波線については、道路特定財源での手厚い措置をお願いをしていかねばならないというふうに考えております。離島振興法も価値ある地域差ということを前文に高らかとうたい上げておりますので、先ほどの話ではございませんが、本土の方にきちんと理解をしてもらい、私どもの日本の国土、世界第6位の国土というものの対馬の役割というものを認識していただけるように働きかけをしていきたいと思います。



○副議長(扇作エ門君) 1番、齋藤久光君。



◆議員(齋藤久光君) ありがとうございます。

 この航路については、日本一高い海上国道の輸送コストがかかっているわけでございまして、この抜本的な改革なくして対馬の夜明けは考えられないと。これから先においてもですね。ぜひ島を挙げて、これからの改革に国の方にしっかりとお願いをしていただきたいと思います。

 燃油の件につきましては、先ほど上野議員から燃油高騰の問題については、しっかりと熱烈に市長にもお願いされましたんですど、本当に島民を挙げて、この問題には取り組んでいかなきゃいけないと、行動していかなきゃいけない時が来たんではないかと、その方法としても、署名運動とか、いろいろな方法もあろうかと思いますが、一つ緊急対策として、もう時は待ちません。先ほど言葉にあったように、言うように、破産状態であるというような状況をしっかりと受け止めて、我々行政、議会も一緒になって、この問題には国に直訴していく時が来たんではないかということをお願いしておきたいと思います。

 また、峰町の新港につきまして、運用計画等につきましては、先ほど市長の方からるる説明がありましたので、何とか、このことについては、ぜひ前向きに、対馬の林業の活性化のためにどうしてもあの位置のポジションが非常に大切な、私は振興拠点になろうかと私も考えております。ぜひ、この循環型、自然の循環型社会を構築していくためにも、あそこにパルプ工場なり、林業の生産拠点としての開発をぜひお願いをしたいわけでございます。

 今非常に山の方が荒れております。もう戦後から手つかずの状態で荒廃している山が多くあります。そのために、見るからには緑の山でありますけれども、一たん中に入れば砂漠化してるんですよ。その要因に、イノシシとか、シカ等の繁殖がかなり影響をしているわけですけれども、あの山を順次伐採していって緑化していくことによって、自然のサイクル、生態系がもとに戻っていく。そういう大きな環境問題にも非常にこれから精通していく私は拠点づくりだろうというその観点からでも、ぜひぜひ新港を活用していってもらう振興策計画等を組み立てていたただきたいということを切にお願いをいたしまして、時間が来ましたので。

 最後に、対馬のあすに大きく子供たちの明るい笑顔が、笑い声が聞こえる地域づくりを目指し、さらなる行政の発展を祈念し、市長の御活躍を祈念申し上げ、私の質問に終わりたいと思います。どうもありがとうございました。



○副議長(扇作エ門君) これで齋藤久光君の質問は終わりました。

 本日予定しておりました登壇者5名の市政一般質問はすべて終了しました。

 明日は、定刻より市政一般質問を続行いたします。なお、各議員に通知しておりますように、明日は市政一般質問終了後、全員協議会を開催いたします。

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○副議長(扇作エ門君) 本日は、これで散会いたします。お疲れさまでした。

午後3時57分散会

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