議事ロックス -地方議会議事録検索-


長崎県 対馬市

平成 20年 3月定例会(第1回) 03月11日−01号




平成 20年 3月定例会(第1回) − 03月11日−01号









平成 20年 3月定例会(第1回)


   対馬市告示第3号
    平成20年第1回対馬市議会定例会を次のとおり招集する
       平成20年3月4日
                                 市長 松村 良幸
   1 期 日  平成20年3月11日
   2 場 所  対馬市議会議場
──────────────────────────────
   ○開会日に応招した議員
齋藤 久光君          堀江 政武君
小西 明範君          小宮 教義君
阿比留光雄君          三山 幸男君
初村 久藏君          吉見 優子君
糸瀬 一彦君          桐谷  徹君
宮原 五男君          大浦 孝司君
小川 廣康君          大部 初幸君
兵頭  榮君          上野洋次郎君
作元 義文君          黒岩 美俊君
島居 邦嗣君          武本 哲勇君
中原 康博君          桐谷 正義君
畑島 孝吉君          扇 作エ門君
波田 政和君                
──────────────────────────────
   ○3月12日に応招した議員

──────────────────────────────
   ○3月13日に応招した議員

──────────────────────────────
   ○3月24日に応招した議員

──────────────────────────────
   ○3月11日に応招しなかった議員
小宮 政利君                
──────────────────────────────
   ○3月12日に応招しなかった議員
小宮 政利君          扇 作エ門君
──────────────────────────────
   ○3月13日に応招しなかった議員
小宮 政利君          糸瀬 一彦君
──────────────────────────────
   ○3月24日に応招しなかった議員
小宮 政利君                
────────────────────────────── ──────────────────────────────────────
平成20年 第1回 対 馬 市 議 会 定 例 会 会 議 録(第1日)
                           平成20年3月11日(火曜日)
──────────────────────────────────────
議事日程(第1号)
                       平成20年3月11日 午前10時00分開会
    日程第1 議席の指定
    日程第2 会議録署名議員の指名
    日程第3 会期の決定
    日程第4 議長の諸般の報告
    日程第5 市長の行政報告
    日程第6 市長職務代理者の施政方針説明
    日程第7 常任委員の選任について
    日程第8 総務文教常任委員会の閉会中の所管事務調査報告
    日程第9 産業建設常任委員会の閉会中の所管事務調査報告
    日程第10 イノシシ等被害対策特別委員会の閉会中の調査報告
    日程第11 国境離島活性化対策特別委員会の閉会中の調査報告
    日程第12 自衛隊誘致増強調査特別委員会の閉会中の調査報告
    日程第13 陳情第10号 地方財政の強化・拡充、及び財政健全化法の施行にあたっては地方自治原則の堅持を求める陳情について(総務文教常任委員会付託の閉会中の継続審査)
    日程第14 承認第1号 専決処分の承認を求めることについて(平成19年度対馬市旅客定期航路事業特別会計補正予算(第2号))
    日程第15 議案第1号 平成19年度対馬市一般会計補正予算(第6号)
    日程第16 議案第2号 平成19年度対馬市診療所特別会計補正予算(第4号)
    日程第17 議案第3号 平成19年度対馬市介護保険特別会計補正予算(第2号)
    日程第18 議案第4号 平成19年度対馬市介護保険地域支援事業特別会計補正予算(第1号)
    日程第19 議案第5号 平成19年度対馬市特別養護老人ホーム特別会計補正予算(第2号)
    日程第20 議案第6号 平成19年度対馬市簡易水道事業特別会計補正予算(第2号)
    日程第21 議案第7号 平成19年度対馬市水道事業会計補正予算(第3号)
    日程第22 議案第8号 平成20年度対馬市一般会計予算
    日程第23 発議第1号 道路特定財源の確保を求める意見書の提出について
    日程第24 農業委員会委員の推薦について
    日程第25 議席の一部変更について
──────────────────────────────
本日の会議に付した事件
    日程第1 議席の指定
    日程第2 会議録署名議員の指名
    日程第3 会期の決定
    日程第4 議長の諸般の報告
    日程第5 市長の行政報告
    日程第6 市長職務代理者の施政方針説明
    日程第7 常任委員の選任について
    日程第8 総務文教常任委員会の閉会中の所管事務調査報告
    日程第9 産業建設常任委員会の閉会中の所管事務調査報告
    日程第10 イノシシ等被害対策特別委員会の閉会中の調査報告
    日程第11 国境離島活性化対策特別委員会の閉会中の調査報告
    日程第12 自衛隊誘致増強調査特別委員会の閉会中の調査報告
    日程第13 陳情第10号 地方財政の強化・拡充、及び財政健全化法の施行にあたっては地方自治原則の堅持を求める陳情について(総務文教常任委員会付託の閉会中の継続審査)
    日程第14 承認第1号 専決処分の承認を求めることについて(平成19年度対馬市旅客定期航路事業特別会計補正予算(第2号))
    日程第15 議案第1号 平成19年度対馬市一般会計補正予算(第6号)
    日程第16 議案第2号 平成19年度対馬市診療所特別会計補正予算(第4号)
    日程第17 議案第3号 平成19年度対馬市介護保険特別会計補正予算(第2号)
    日程第18 議案第4号 平成19年度対馬市介護保険地域支援事業特別会計補正予算(第1号)
    日程第19 議案第5号 平成19年度対馬市特別養護老人ホーム特別会計補正予算(第2号)
    日程第20 議案第6号 平成19年度対馬市簡易水道事業特別会計補正予算(第
               2号)
    日程第21 議案第7号 平成19年度対馬市水道事業会計補正予算(第3号)
    日程第22 議案第8号 平成20年度対馬市一般会計予算
    日程第23 発議第1号 道路特定財源の確保を求める意見書の提出について
    日程第24 農業委員会委員の推薦について
    日程第25 議席の一部変更について
──────────────────────────────
出席議員(25名)
1番 齋藤 久光君       2番 堀江 政武君
3番 小西 明範君       4番 小宮 教義君
5番 阿比留光雄君       6番 三山 幸男君
8番 初村 久藏君       9番 吉見 優子君
10番 糸瀬 一彦君       11番 桐谷  徹君
12番 宮原 五男君       13番 大浦 孝司君
14番 小川 廣康君       15番 大部 初幸君
16番 兵頭  榮君       17番 上野洋次郎君
18番 作元 義文君       19番 黒岩 美俊君
20番 島居 邦嗣君       21番 武本 哲勇君
22番 中原 康博君       23番 桐谷 正義君
24番 畑島 孝吉君       25番 扇 作エ門君
26番 波田 政和君                
──────────────────────────────
欠席議員(1名)
7番 小宮 政利君                
──────────────────────────────
欠  員(なし)
──────────────────────────────
事務局出席職員職氏名
局長      永留 ?光君  次長     橘  清治君
参事兼課長補佐 阿比留 保君  副参事兼係長 三原 立也君
──────────────────────────────
説明のため出席した者の職氏名
市長職務代理者 …………………………………………………………… 中島  均君
統括監 ……………………………………………………………………… 松原 敬行君
統括監 ……………………………………………………………………… 清水 達明君
統括監 ……………………………………………………………………… 大浦 義光君
総務課長 …………………………………………………………………… 平間 寿郎君
政策部長 …………………………………………………………………… 阿比留博文君
市民生活部長 ……………………………………………………………… 斉藤 勝行君
福祉部長 …………………………………………………………………… 勝見 末利君
保健部長 …………………………………………………………………… 山本 輝昭君
観光商工部長 ……………………………………………………………… 長  信義君
農林水産部長 ……………………………………………………………… 小島 憲治君
建設部長 …………………………………………………………………… 川上  司君
水道局長 …………………………………………………………………… 齋藤 清榮君
教育長 ……………………………………………………………………… 米田 幸人君
教育部長 …………………………………………………………………… 日高 一夫君
美津島支所長 ……………………………………………………………… 内田  洋君
豊玉支所長 ………………………………………………………………… 松井 雅美君
峰支所長 …………………………………………………………………… 阿比留博幸君
上県支所長 ………………………………………………………………… 武田 憲次君
上対馬支所長 ……………………………………………………………… 梅野 茂希君
消防長 ……………………………………………………………………… 阿比留仁志君
会計管理者 ………………………………………………………………… 森田 健一君
監査委員事務局長 ………………………………………………………… 阿比留義邦君
農業委員会事務局長 ……………………………………………………… 瀬崎万壽喜君
財政課長 …………………………………………………………………… 扇  照幸君


──────────────────────────────

午前10時00分開会



○議長(波田政和君) おはようございます。報告いたします。小宮政利君より遅刻の申し出があっております。

 今回、対馬市議会議員補欠選挙に当選されました齋藤久光君及び堀江政武君、まことにおめでとうございます。

 それでは、それぞれお二人にごあいさつをお願いしたいと思います。

 まず初めに、齋藤久光議員、お願いいたします。



◎議員(齋藤久光君) 皆さん、おはようございます。ただいま議長より御紹介いただきました齋藤久光でございます。このたびの補欠選挙におきまして、市民多くの皆様方の御支援をいただき、議席をちょうだいいたしましてまことにありがとうございます。市民の多くの負託を受けて、齋藤久光も、市民の福祉向上と対馬市発展のために一生懸命頑張る覚悟でございます。どうぞ関係各位の皆様、先輩各位の御指導をよろしくお願い申し上げまして、ごあいさつといたします。ありがとうございました。(拍手)



○議長(波田政和君) 続きまして、堀江政武君お願いいたします。



◎議員(堀江政武君) おはようございます。ただいま御紹介いただきました堀江政武です。住所は厳原町久和373番地、皆様方と一緒になって、対馬市の活性化と発展のために、全力を尽くしてまいりたいと思います。どうぞよろしくお願いを申し上げます。(拍手)



○議長(波田政和君) 次に、市長、松村良幸君が病気による緊急入院のため、欠席の申し出があっております。したがって、総務部長、中島均君が市長の職務を代理する旨の通知があっております。

 職務代理者、中島均君からあいさつの申し出があっております。職務代理者、中島均君。



◎市長職務代理者総務部長(中島均君) おはようございます。お許しをいただきましたので、職務代理者として、この場をお借りし、議員皆様と市民の皆様におわびとお願いを申し上げたいと思います。

 本日は、本来ならば議会を召集した市長がこの場に立つべきでございますが、3月2日に執行されました対馬市長選挙後に持病であります糖尿病と心臓疾患が悪化し、体調を崩されまして緊急入院を余儀なくされております。そのため、昨日より職務代理者を置かざるを得ない事態となり、市長より本日欠席する事態となりましたことにつきまして、議員皆様には多大な御迷惑をおかけしたことを衷心よりおわび申し上げたいとのことでございます。

 本日は、市長にかわり職務代理者として議案提案の機会を与えていただきますようおわびとお許しをあわせてお願い申し上げる次第でございます。

 また、今回の対馬市議会議員補欠選挙におきまして当選されました齋藤久光議員さん、堀江政武議員さんにおかれましては、めでたく当選の栄位を得られて、まことに喜びに耐えないところでございます。両議員におかれましては、市政発展のため、格別の御指導、御協力を賜りますよう、切にお願い申し上げる次第でございます。

 甚だ簡単ではございますが、職務代理者としてのあいさつとさせていただきます。どうぞよろしくお願い申し上げます。



○議長(波田政和君) ただいまから平成20年第1回対馬市議会定例会を開会いたします。

 これより本日の会議を開きます。

────────────・────・────────────



△日程第1.議席の指定



○議長(波田政和君) 日程第1、議席の指定を行います。

 今回の対馬市議会議員補欠選挙において当選されました齋藤久光君及び堀江政武君の議席は、会議規則第4条第2項の規定によって議長が指名いたします。今お座りの齋藤久光君を1番、堀江政武君を23番に指定いたします。

────────────・────・────────────



△日程第2.会議録署名議員の指名



○議長(波田政和君) 日程第2、会議録署名議員の指名を行います。

 会議録署名議員は、会議規則第81条の規定によって、中原康博君及び桐谷正義君を指名いたします。

────────────・────・────────────



△日程第3.会期の決定



○議長(波田政和君) 日程第3、会期の決定についてを議題とします。

 お諮りします。本定例会の会期は、お手元に配付しております会期日程表のとおり、本日から3月24日までの14日間とすることに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(波田政和君) 異議なしと認めます。したがって、本定例会の会期は、本日から3月24日までの14日間に決定しました。

────────────・────・────────────



△日程第4.議長の諸般の報告



○議長(波田政和君) 日程第4、議長の諸般の報告を行います。

 諸般の報告は、お手元に配付のとおりであります。

 以上で、諸般の報告を終わります。

────────────・────・────────────



△日程第5.市長の行政報告



○議長(波田政和君) 日程第5、市長の行政報告を行います。

 市長職務代理者から行政報告の申し出があっております。これを許します。市長職務代理者総務部長、中島均君。



◎市長職務代理者総務部長(中島均君) お許しをいただきまして、私の方から開会あいさつと行政報告をさせていただきます。

 本日、ここに平成20年第1回対馬市議会を召集いたしましたところ、議員の皆様には、御健勝にて御出席を賜り、厚くお礼を申し上げます。

 本定例会において御審議をお願いします案件は、承認案件1件、平成19年度一般会計補正予算等7件、平成20年度対馬市一般会計予算等13件、条例の制定及び一部改正14件、辺地に係る公共的施設の総合的な整備計画1件、規約の変更1件、市道の認定4件、新たに生じた土地の確認及び字の区域の変更2件など、あわせて43件の議案について御審議をお願いするものでございます。

 議案の内容につきましては、後ほど担当部長等に説明させたいと存じますので、何とぞよろしく御審議くださいまして、適正なる御決定を賜りますようお願い申し上げます。

 なお、12月定例会以降の主な事項について概略御報告申し上げます。

 対馬空港の愛称について。

 昨年3月対馬空港の利用促進による交流人口拡大を図り、空港が身近で親しみのあるものにすることを目的として、各種団体から選出いただいた委員15名からなる対馬空港愛称検討委員会を設置し、市民の皆様の意見を聞きながら、対馬空港の愛称について検討を行ってまいりました。

 委員会では、昨年9月から10月にかけて一般公募により愛称を募集し、県内外から1,616件の応募をいただき、その後市内小学生、中学生、高校生を対象とした愛称投票を行い、委員会での最終選考の結果、愛称は「対馬やまねこ空港」に決定いたしました。

 今後の愛称活用方策については、対馬空港愛称検討委員会で協議中でありますが、長崎県や航空会社を初め、関係団体に御協力をいただきながら、時刻表等のさまざまな媒体により広く普及させ、対馬空港及び対馬市の知名度向上を図り、対馬空港の利用促進につなげてまいりたいと考えております。

 次に、厳原博多間のフェリー減便の延長について。

 平成20年1月17日、九州郵船株式会社の竹永社長、龍造寺常務が来庁され、依然と続く原油価格の高騰による燃料費の増加、加えて旅客者数の減少や公共事業等の削減による物流の停滞に伴う商用車、貨物車等の減少による収入減により、平成19年11月1日より実施いたしております厳原博多間のフェリーの1便減を引き続き実施したいとの申し入れがあっております。

 減便は、年末年始等の繁忙期を除き、現在実施中であります20時35分の博多発厳原行き、その便の折り返し便となっております翌朝4時30分の厳原発博多行きが引き続き減便となります。

 市といたしましては、交流人口拡大による航路利用促進を図り、九州郵船株式会社に対しましても、市民の皆様へのサービス、利便性向上について申し入れる等、今後も引き続き協議を進めてまいりたいと考えております。

 以上でございます。



○議長(波田政和君) 以上で、行政報告を終わります。

────────────・────・────────────



△日程第6.市長職務代理者の施政方針説明



○議長(波田政和君) 日程第6、市長職務代理者の施政方針説明を議題とします。

 市長職務代理者の説明を求めます。市長職務代理者総務部長、中島均君。



◎市長職務代理者総務部長(中島均君) 平成20年度の一般会計予算及び特別会計予算案の御審議をお願いするに当たりまして、予算編成方針とその概要を御説明申し上げます。

 早いもので、平成16年3月に対馬市が誕生してから4年が経過いたしました。合併当初から予想以上の厳しい対馬市の財政事情に直面し、行財政改革を進めてまいりましたが、市民の皆様に御理解、御協力をいただいたおかげで、確実に財政健全化の道を歩みつつあることは確かであり、一定の成果を上げてきたと確信しているところであります。

 平成17年度に策定いたしました対馬市中期財政計画も平成20年度は5カ年計画の3年目に入ります。

 子供や孫の世代にツケを回さないためにも、中期財政計画に沿って引き続き歳出の見直し、抑制を行い、簡素で効率的な行財政運営に向けて取り組んでいく必要があります。

 新年度予算の編成におきましては、市長選挙の年でもあり、骨格予算としながらも、直面する諸課題に停滞することなく取り組む必要があることから、住民生活に直結した事業や継続事業等につきましては、可能な限り計上したところであります。

 以下、対馬市総合計画に定めるまちづくりの目標に沿って編成いたしました平成20年度予算の内容について、御説明申し上げます。

 まず、国の予算編成の基本的な考え方ですが、平成20年度予算は、歳出改革を軌道に乗せる上で極めて重要な予算であり、歳出全般にわたって、これまで行ってきた歳出改革の努力を決して緩めることなく、国、地方を通じ、引き続き最大限の削減を行うとともに、若者があすの希望を持ち、お年寄りが安心できる希望と安心の国の実現のため、予算の重点化、効率化を行うとしております。このため、歳出全般にわたる徹底した見直しを行い、一般歳出及び一般会計歳出について厳しく抑制を図ることにしております。

 そうした中で、平成20年度の地方財政においては、地方財政計画の規模の抑制に努めても、なお平成19年度に引き続き大幅な財源不足の状況にあります。社会保障関係経費の自然増が見込まれることに加えて、地方財政の借入金残高は、平成20年度末に197兆円と見込まれ、今後、その償還負担が高水準で続くことになり、将来の財政運営が圧迫されることが強く懸念されているところであります。

 現下の極めて厳しい地方財政の状況、国、地方を通じる歳出、歳入一体改革の必要性を踏まえると、引き続き、地方公共団体においては、地方分権の時代にふさわしい、簡素で効率的な行政システムを確立するため、徹底した行財政改革を推進し、歳出の徹底した見直しによる抑制と重点化を進め、また、歳入面でも自主財源について積極的な確保策を講じるなど、効率的で持続可能な財政への転換が急務であるとされております。

 平成20年度の予算編成に当たっては、このような現状を踏まえ、財政の健全性の確保に留意しつつ、喫緊の課題である地方の再生に向け、知恵と工夫を生かした産業振興、地域活性化や生活の安全安心の確保などの重点施策の展開等について積極的に取り組むよう求められております。

 次に、本市の平成20年度の予算編成に当たりましては、骨格予算としながらも、これまで述べました政府予算の基本的な考え方や地方財政収支見通しの概要等を十分に踏まえたものとしております。

 さらに、対馬市行財政改革大綱に基づく、新しい地方の時代に対応した事務事業の見直しや民間委託等を推進し、行政の効率化と歳出の見直しによる財政の健全化に努め、対馬市総合計画の「アジアに発信する歴史海道都市」の実現と住民福祉の向上を図ることを基本方針としております。

 その結果、平成20年度の予算規模は、一般会計で275億7,500万円、診療所特別会計で3億2,359万8,000円、国民健康保険特別会計で51億9,870万4,000円、老人保健特別会計で3億9,547万1,000円、後期高齢者医療特別会計で3億6,641万3,000円、介護保険特別会計で28億6,600万1,000円、介護保険地域支援事業特別会計で1億1,385万3,000円、特別養護老人ホーム特別会計で4億5,873万1,000円、簡易水道事業特別会計で12億2,145万円、集落排水処理施設特別会計で2,100万円、旅客定期航路事業特別会計で3,132万5,000円、風力発電事業特別会計で3,360万円を計上し、一般会計予算から風力事業特別会計までの予算総額は386億514万6,000円であります。

 地方公営企業法の適用を受けます水道事業会計は、収益的収入2億6,574万円、収益的支出2億5,197万9,000円、資本的収入2,583万9,000円、資本的支出2億4,480万4,000円といたしております。

 次に、予算の概要について御説明申し上げます。

 まず、一般会計予算でありますが、前年度予算額より4.2%減の275億7,500万円としております。

 歳入予算の主な内容といたしまして、市税につきましては、前年度に比べ7%の減を見込んでおります。

 2番目に、地方譲与税、地方消費税交付金、自動車取得税交付金、地方特例交付金等につきましては、平成19年度の交付見込み額の10%減といたしております。

 3、地方交付税につきましては、2.9%の減としております。

 平成20年度は、地方財政対策として、地方再生対策費が創設されたことにより、地方交付税の総額は1.3%程度伸びる見込みでありますが、本市におきましては、骨格予算でもあり、留保財源の確保及び減少要素も考慮して計上いたしております。

 4、繰入金につきましては、財源不足を補てんするため、財政調整基金、減債基金、振興基金を取り崩し6億円を計上いたしております。

 5、市債につきましては、辺地対策事業債、過疎対策事業債、合併特例債等の財源補てんのある市債、並びに一般財源不足に対応するため、地方財政法第5条の特例として発行する臨時財政対策債及び退職手当債等を計上いたしております。

 次に、歳出予算について申し上げます。

 本市を取り巻く財政状況は、依然として厳しいことを認識し、経費の抑制と事務事業の見直しを行うことにより、引き続き財政の健全化を推進することにしております。

 限られた財源を最大限有効に活用して、市政に対する市民の期待にこたえ、第1次対馬市総合計画の「まちづくりの基本理念」であります多彩な自然を生かした元気産業づくり、東アジアに輝く交流の島づくり、安心して快適に暮らせる生活環境づくりの3つの基本理念をもとに、本市の将来像であります「アジアに発信する歴史海道都市対馬」の実現に向けて予算を編成したところであります。

 まず、性質別に、その概要を御説明申し上げます。

 人件費につきましては、毎年定年退職者等が見込まれているところですが、定員の適正化計画に基づき、人件費の抑制に努めております。

 扶助費につきましては、長引く不況等の影響から高い水準を続けている生活保護費、制度改正による児童手当が増加する見込みでございます。

 公債費につきましては、依然として高い水準でありますが、地方債の抑制、繰り上げ償還等の実施により徐々に減少しております。

 普通建設事業費につきましては、骨格予算でもありますが、継続事業等につきましては、当初から計上いたしております。建設事業におきまして、公債費の増加を抑えるために、毎年建設事業を抑制しているところであります。

 物件費につきましては、燃油の高騰等による増の要因はあるものの、経費の一層の節減合理化を図ることにより、全体としては減となっております。

 特別会計の繰り出し金につきましては、後期高齢者医療制度の開始により、老人保健特別会計の繰り出し金が大幅に減少したため、全体でも大幅な減となっております。

 次に、対馬市総合計画の6つの施策の大綱ごとに歳出予算の内容を御説明いたします。

 まず、施策の大綱第1の「創造的な産業と次世代の担い手をはぐくむ人とまち」では、地場産業の振興と観光との連携、商業集積の高度化、魅力向上、UIターン等の定住化対策の促進を重点施策としております。

 産業基盤整備のための林道開設事業、漁港、漁場整備事業、港湾整備事業等各産業の基盤施設整備の充実を図る必要があります。水産資源の管理と継続的な利用を図るための磯焼け対策事業、種苗放流事業、また、有害鳥獣から農林産物の被害防止等を図る有害鳥獣被害防止対策事業、イノシシ、シカの捕獲補助金等を計上いたしております。

 定住化対策の促進では、漁業に就業する意欲のある者を育成する21世紀の漁業担い手確保推進事業、島外転出者の呼び戻しを含めた本市へのU・Iターンの事業を推進する必要があります。

 地域経済の活性化や若者島内定住、新たな雇用の創出等を促進するため、企業誘致の取り組みを行っているところですが、引き続き企業誘致を進めていく必要があります。

 平成19年度は、国土交通大臣杯第3回離島交流少年野球大会を対馬市において開催いたしました。遠くは、東京都の大島町や八丈町、新潟県の佐渡市などからも参加をいただき、親善野球大会、まさかりドリームスによる野球教室等が盛会に行われたところであります。野球を通して明るく健康的で元気なまちづくりを進めるために、また次世代を担う青少年に夢や希望を与えるための対馬市民球団「まさかりドリームス」の運営委託料を計上いたしております。

 施策の大綱第2に「豊かな自然との調和を図り、地球環境にやさしい人とまち」では、かけがえのない自然環境の保全、自然循環型社会の構築、自然を生かした生活環境の魅力化を重点施策としております。

 海山等の自然環境を保全する活動を推進するために、日韓大学生、地域のボランティア等の参加をいただいて実施している漂着ごみ海岸清掃等に係る事業費を今年度も計上いたしております。

 今日の環境問題は、地球温暖化といった地球規模での問題から、ごみ問題や大気汚染といった身近な問題にまで広がっております。資源循環型社会の構築を図るため、生ごみ堆肥化容器設置に対する助成及び循環型社会形成推進のための地域計画を策定いたします。

 本市には、全国にも類を見ない自然が豊富に残されております。国の天然記念物に指定されているツシマヤマネコやヒトツバタゴ等を初め、対馬でしか見ることのできない野生動植物の保護に向けて、市民、対馬野生生物保護センターと連携し、保護啓発活動を推進していく必要があります。

 施策の大綱第3の「固有の歴史文化を発信し、交流の活発な人とまち」では、韓国を初めとする東アジア都市との国際交流の促進、独自の地域資源を生かした交流人口の拡大、広域交流を支える交通アクセスの強化を重点施策としております。

 島内外の広域的な交流活動の促進や国境を越えた文化交流を充実するために、対馬アリラン祭り、国境マラソン、ちんぐ音楽祭の対馬三大イベントを初め、影島区との行政交流、ホームステイ等交流事業、日韓交流教育促進事業、離島留学生ホームステイ事業等を計上いたしております。

 また、街なみ環境整備、今屋敷公園整備等の観光客受け入れ体制の基盤整備を行い、シーカヤックマラソン開催などの自然体験型観光を推進していく必要があります。

 国の名勝指定を受け、整備を進めておりました旧金石城庭園「心字池」につきましては、5月の開園に向けて準備を進めているところであります。観光誘致にはずみがつき、市民や観光客に愛される史跡になってほしいと期待しているところでございます。

 施策の大綱第4の「地域が連携して支える教育文化の充実した人とまち」では、安心して学べる学校教育環境の構築、地域資源を生かした生涯学習の充実、芸術、文化活動の振興を重点施策としております。

 豊かな心や確かな学力をはぐくむ教育体制を構築するための総合学習事業、心の教室相談員事業等を計上しております。また、学校図書の充実、教育用パソコン更新等教育施設の充実、整備費等を計上いたしております。

 安心安全な子供の活動拠点を設け、地域の皆さんの参画を得て文化活動、交流活動を推進しております放課後子ども教室推進事業を今年度は1校から3校に拡大しております。

 芸術文化活動の振興を図るために、文化施設の充実と生涯学習や地域づくり活動を積極的に支援していく必要があります。つしま市図書館を、地域の情報発信基地として充実するための図書、視聴覚備品等の整備、また、一流の芸術・文化に触れる機会を提供する公演事業、青少年劇場開催事業等を計上いたしております。

 施策の大綱5の「思いやりと健やかさを育む健康、福祉の人とまち」では、医療・救急体制の充実、保健・福祉サービスの充実、スポーツ健康増進施設の充実、住民の社会参加支援システムの構築を重点施策としております。

 公立病院は、地域における基幹的な公的医療機関として、地域医療の確保に重要な役割を果たしております。必要な医療を安定的に提供していくため、離島医療圏病院、救急医療対策等の充実をしなければなりません。また、診療所の機能分担・強化、統廃合を含めた新たな高度医療体制の検討、夜間・休日の救急医療体制の充実など、地域に必要は公立病院の持続可能な運営のため、平成20年度中に公立病院改革プランを策定することにしております。

 急速な高度化の進展や疾病構造の変化に伴い、健康の増進の必要性が著しく増加しております。このため、市民の健康を守る環境づくりを推進するための計画書、「健康対馬21」を策定いたします。

 保健・福祉サービスの支援につきましては、妊婦母子健診に対する助成を2回から5回に拡大し、また、はしか、風疹混合接種の拡大を図り、予防重視型システムへの転換を図ることにしております。

 市民の健康増進のために、スポーツ、健康増進施設の充実とスポーツ振興事業を支援し、また、住民の社会参加支援システムの構築を図るため、地域福祉ネットワーク事業、福祉のまちづくり推進事業、シルバー人材センターの運営、放課後児童健全育成事業費等を計上しております。

 施策の大綱第6の「快適な暮らしを支える生活基盤の整った人とまち」では、身近な道路交通ネットワークの整備促進、安全で質の高い住環境の整備、地域情報通信ネットワークの構築を重点施策としております。

 道路交通ネットワークの構築につきましては、市民の要望も強いところでありまして、国、県道の整備を初め、島内をスムーズに移動できる道路交通の整備を促進する必要があります。また、島内交通の利便性を確保するため、公共交通機関のあり方を検討しておりますが、今年度からスクールバスの空き時間を活用して、路線バスにかえて市営バスを2路線運行することにしております。

 安全で質の高い住環境の整備を図るため、市営住宅の整備、維持補修、北部地区斎場建設事業、また、安全・安心のまちづくりのための急傾斜地崩壊対策事業、公共建築物耐震診断調査、安全・安心住まいづくり支援事業費等を計上いたしております。

 市内全域を網羅する地域情報ネットワークの構築を図り、市民が等しく情報を共有するためのCATV整備事業を進めております。

 暫定的でありますが、工事の完了した地区から逐次、市の有線テレビ放送だけは受信できるようにしております。市民のだれもが最先端の情報通信を手軽にいつでも利用できるよう、平成22年4月の全面開局に向けて事業を推進しているところであります。

 以上が、対馬市第1次総合計画の6つの施策大綱に基づく各種事業であります。

 次に、特別会計予算について御説明申し上げます。

 診療所特別会計予算につきましては、市民の健康保持に必要な医療を提供するために、仁田、伊奈、鹿見の3診療所を加え、13診療所を運営する費用を計上いたしております。

 国民健康保険特別会計予算につきましては、4月からの医療保険制度の改革によりまして、老人保健制度にかわる高齢者医療制度の創設、特定健康診査、保健指導の実施にかかる費用を計上いたしております。

 国民健康保険税につきましては、平成19年度までの医療給付費分と介護納付金分の2本立てから、医療給付費分、後期高齢者支援金分及び介護納付金分の3本立てとなっております。

 老人保健特別会計予算につきましては、平成20年4月から実施される後期高齢者医療制度により、老人保健特別会計は20年3月診療分及び月おくれ請求にかかる医療費及び事務費の予算となっております。

 後期高齢者医療特別会計、高齢者医療の確保に関する法律に基づき、新しい医療制度による特別会計を設けるものでございます。

 制度の運営は、長崎県後期高齢者医療広域連合が行い、市町は保険料の徴収や申請、届け出の受け付け等の窓口事務を行います。運営に係る財源は、公費5割、現役世代が支援する後期高齢者支援金4割、被保険者の保険料1割となっております。

 介護保険特別会計予算につきましては、平成18年4月から第3期介護保険事業計画によりまして、利用者、利用回数、グループホーム等のサービス提供事業所数及び法改正に伴う新予防給付の創設等による給付費等を算定して、予算を編成いたしております。

 介護保険地域支援事業特別会計予算につきましては、平成18年4月から施行された改正介護保険法で定められた地域支援事業を実施するために、地域包括支援センターとして必要な費用を計上しております。

 特別養護老人ホーム特別会計予算につきましては、特別養護老人ホーム「浅茅の丘」、「日吉の里」の入所者に係る費用を見込んで計上いたしております。

 簡易水道特別会計予算につきましては、市民に安全で良質な飲料水を安定して供給するための費用を計上しております。

 極めて厳しい財政状況を踏まえ、水道料金未収金の処理、適切な料金の設定を初め、施設の統廃合や広域管理システムによる集中管理の推進等、より一層経費の節減と業務の合理化を進め、財政運営の合理化に努めてまいります。

 集落排水処理施設特別会計予算につきましては、阿連地区の漁業集落排水処理施設の管理運営に必要な費用を計上いたしております。

 旅客定期航路事業特別会計予算につきましては、利用客が減少傾向にある上に、燃油の高騰等により経営が厳しくなっております。

 このため、旅行業者との連携を密にし、浅茅湾の観光周遊船としての利用客の増加を図ります。

 風力発電事業特別会計予算につきましては、平成15年4月の供用開始以来、一般会計からの繰り入れを行うこともなく、健全な財政運営を行っております。

 近年は、施設の修繕費等がかさみ、風力発電財政調整基金への積み立てが厳しくなってきておりますが、今後も管理経費の節減を図り、健全運営を目指します。

 水道事業会計予算につきましては、地方公営企業として一般会計からは独立して運営し、経営に関する費用は、経営に伴う収入で賄うことになります。

 収益的収支は黒字でありますが、資本的収支については2億1,896万5,000円の不足を見込んでおります。この不足分につきましては、当該年度分損益勘定留保資金等で補てんすることにしております。

 以上、平成20年度の市政の主要施策を申し述べました。限られた財源の中から緊急性及び必要性により厳しい選択を行い、事務事業の推進に努めることにしておりますが、政策課題はまだまだ山積みしております。

 本市を取り巻く社会経済環境や財政状況は依然として厳しいものがありますが、市民の皆様と一緒になって英知を結集して、創意工夫を重ねていくことが「元気な対馬づくり」を実現する唯一の方法だと考えております。

 市民の皆様お一人お一人が豊かでゆとりのある生活を実感できるよう、夢と希望が持てる対馬の振興発展に、強い信念と情熱を持って進めていく必要があります。

 何とぞ、議員各位並びに、市民の皆様の御理解と御協力を賜りますようお願い申し上げます。

 最後になりましたが、松村市長は、持病により急遽入院せざるを得ない状況になりまして、議会を召集したにもかかわらず出席できないことをまことに申しわけなく、残念に考えておられます。

 今後は、新市長と議会が一致協力して、魅力的で活力のある対馬づくりのために、なお一層の御尽力をお願いしますということをぜひ伝えてほしいということでありますので、どうかよろしくお願いいたします。

 平成20年3月11日、対馬市長職務代理者、対馬市総務部長、中島均、よろしくお願いします。



○議長(波田政和君) 以上で、施政方針説明を終わります。

────────────・────・────────────



△日程第7.常任委員の選任について



○議長(波田政和君) 日程第7、常任委員の選任についてを議題とします。

 今回の対馬市議会議員補欠選挙において当選されました齋藤久光君及び堀江政武君の常任委員の選任については、委員会条例第8条第1項の規定により、堀江政武君を総務文教委員に、齋藤久光君を産業建設常任委員に指名したいと思います。これに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(波田政和君) 異議なしと認めます。したがって、堀江政武君を総務文教委員に、齋藤久光君を産業建設常任委員に選任することに決定しました。

────────────・────・────────────



△日程第8.総務文教常任委員会の閉会中の所管事務調査報告



○議長(波田政和君) 日程第8、総務文教常任委員会の閉会中の所管事務調査報告を行います。

 総務文教常任委員長の報告を求めます。総務文教常任委員長、大部初幸君。



◎議員(大部初幸君) 皆さん、おはようございます。

 ただいまより総務文教常任委員会所管事務調査報告をいたします。

 平成19年第1回定例会において、会議規則第98条第1項の規定により、閉会中の事務調査の承認を得ておりました当委員会の調査の内容とその概要を、同規則第103条の規定により報告いたします。

 当委員会は、2月5日、対馬市交流センター3階、第6会議室において、中原康博委員は欠席でありましたが、説明員として市長部局より中島総務部長、平間総務課長の出席を得て、また、法令関係の有識者として対馬市の顧問弁護士、森総合法律事務所の森裕美子弁護士を参考人として御出席いただき、対馬市政治倫理条例及び施行規則の内容について調査研究を行いました。

 前回、平成19年第4回定例会での委員会報告に沿って、有識者の意見や他の自治体の条例等を参考として調査研究を進めました。対馬市政治倫理審査会からの改正要望6項目(政治倫理基準の一部、市の公共工事等に関する遵守事項2項目、市民の調査請求権の範囲、審査の期間及び施行規則中、審査会の定足数)に、新たに「審査会委員の再任について」を含めた7項目について調査しました。

 当日は、条例第5条第1項の規定にある「実質的に経営に携わっている企業の定義について」を除く6項目について結果を得ることができましたが、「実質的に経営に携わっている企業の定義について」の調査は、特に、慎重を要することもあり、この日は結論を見出すことができず、再度委員会を召集することとしました。

 2回目の事務調査を3月5日、対馬市交流センター3階、第6会議室において、全委員出席、説明員として市長部局より中島総務部長、平間総務課長の出席を得て、また前回に引き続き、森裕美子弁護士を参考人として御出席いただき、「実質的に経営に携わっている企業の定義について」調査を行い、結果を得ることができました。

 2日間にわたる事務調査の結果は次のとおりであります。

 要望1、条例第3条第1項第6号の条文の表現は抽象的表記であるため、具体的な表現に改正していただきたい。

 結果、規定をすべて具体的表現にするとその枠に該当しない行為が発生した場合の受け皿がなくなる。そのため、ある程度抽象的な規定が必要となる。よって、この条文は現行どおりがよいと判断される。

 要望2、条例第5条第1項の規定に、「実質的に経営に携わっている企業」とあるが、何をもって「実質的」に当たるのかが不明であり、審査をする上で判断に苦慮しております。ここは、判断する上で重要な部分でありますので、ぜひ所要の改正をお願いするものです。

 結果、「実質的に経営に携わっている企業」だけでは表現が漠然としており、調査において判断に苦慮されていること。また、他の自治体においても、ある程度の基準が設けられている例が多く見られることから、第5条に次の判断基準を追加することが望ましいことを確認しました。

 「実質的に経営に携わっている企業」とは、(1)議員、市長等の配偶者、1親等の親族及び2親等の親族、議員、市長等が資本金その他これに準ずるものの3分の1以上を出資している企業。(2)議員、市長等の配偶者及び議員、市長等が年額300万円以上の報酬(顧問料等、その名目を問わない)を受領している企業。(3)議員及び市長等が、その経営方針に関与している企業。

 要望3、条例第5条第2項については、次の改選時から公職選挙法第104条に規定する地方自治法第92条の2、または第142条の関係を有するものは、関係を有しなくなった旨の届け出を選挙管理委員会へ提出するとともに、あわせて政治倫理条例の条文として誓約書の提出及び辞退届の提出についても明確な規定を求めたい。

 結果、政治倫理条例を遵守し、みずからを律する意味において、誓約書を提出することは望ましいと思われる。また、同条文中に辞退届の提出期限を「任期開始の日から20日以内」と規定しているが、対馬の地理的条件等を考えると、「任期開始の日から30日以内」が適当であり、任期開始の日以後において、当該事実が発生した場合の辞退届の取り扱いについても明記すべきと判断される。

 要望4、条例第8条第1項に規定する「600分の1以上、または50人以上の連署」では、いとも簡単に署名が集まり、審査の乱用請求が見受けられる。それに押印、サイン等の規定が特にない。規則の様式には、印の欄が存在するため、審査請求に重みが感じられない。

 結果、現行の規定では、改正要望のとおり請求権の乱用につながるおそれがあり、請求権の重み等を考慮すると「100分の1以上、または300人以上の連署」程度が妥当であり、自書、捺印等の規定についても盛り込むべきである。

 また、請求書に不備等があった場合の却下規定も必要と思われる。

 要望5、条例第9条第4項においては、「審査を付託された日から30日以内に調査を完了し、調査書を議長及び市長に報告しなければならない」と規定されているが、30日の間に結論を出すことは非常に困難である。他の自治体の多くは、「60日以内」または「90日以内」としている団体が多いので、当市においても十分な審議が進められるよう改正をお願いしたい。

 結果、30日以内に審査会を3回開催すると仮定して、10日に1回の割合であり、資料の提出要請、開催文書の準備等を考えると、30日は非常に短期間である。しかし、余り長い審査期間を設定すると、早期の問題解決に支障を生じるおそれもある。したがって、倍の60日以内を基本として、やむを得ない理由があるときは90日を限度として期間を延長できる規定を設けるべきである。

 要望6、規則第4条第2項で定める「委員の定数の3分の2以上の出席」とあるが、諸般の事情により、いつの会議においても、かろうじて成立している状況が続いている。このことにより、「委員の定数の過半数以上の出席」に改正していただきたい。

 結果、他の自治体の例では、委員数が対馬市より少ない自治体でも、過半数以上の出席を適用しているところが見られる。また、3分の2以上の出席では、限られた期間内で審査を行うことに不便がある。よって、過半数以上の出席を定足数とすることで問題ないと判断される。

 要望7、条例第6条第4項の規定では、「審査会の委員の任期は4年とし、引き続いての再任はできない」と規定されているため、市の顧問弁護士を再任することができないので改正していただきたい。

 結果、審査会には、法規に精通された方の出席は必要不可欠であり、当然、対馬市の顧問弁護士が適任と考えられるので、審査会の委員は再任できる方向に改正すべきである。

 以上の改正要望は、政治倫理審査会委員の皆様が実際に審査を行った過程において、現行条例は不明確、または不適当な表記が見られ、審議、判断等の妨げになっているため、その解消を求めるものであります。当委員会としては、今回の調査結果が、条例改正等に結びつき、政治倫理審査会の円滑かつ適正な運営に反映されることを期待するところであります。

 最後になりましたが、御多忙中にもかかわりませず、当委員会の参考人として御出席いただき、貴重な御意見を賜りました森総合法律事務所弁護士、森裕美子氏に対し厚くお礼を申し上げ、総務文教常任委員会の調査報告といたします。

 よろしくお願いします。



○議長(波田政和君) これから委員長報告に対する質疑を行います。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(波田政和君) 質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。

 暫時休憩します。11時5分から再開します。

午前10時54分休憩

………………………………………………………………………………

午前11時05分再開



○議長(波田政和君) 再開します。

────────────・────・────────────



△日程第9.産業建設常任委員会の閉会中の所管事務調査報告



○議長(波田政和君) 日程第9、産業建設常任委員会の閉会中の所管事務調査報告を行います。

 産業建設常任委員長の報告を求めます。産業建設常任委員長、三山幸男君。



◎議員(三山幸男君) 産業建設常任委員会所管事務調査報告書。平成19年第1回定例会において、会議規則第98条の規定により、事務調査の承認を得ておりました当委員会の調査の内容とその概要を、会議規則第103条の規定により報告いたします。

 当委員会は、2月15日、対馬市役所別館2階会議室で委員会を開会、小西明範委員、桐谷正義委員は欠席でありましたが、長崎県石油商業組合対馬支部の本村支部長、小島副支部長の出席をいただき、市長部局より長観光商工部長、武田商工課長、担当職員の出席を求め、高騰が続く燃油問題を本委員会の所管に関する緊急を要する事件として調査いたしました。

 初めに、長崎県石油商業組合対馬支部の本村支部長から対馬における石油製品価格流通販売店等の状況について説明を受けました。

 まず、島内の状況ですが、現在対馬市には、38のガソリンスタンドがあります。その内訳は、厳原町10、美津島町5、豊玉町4、峰町6、上県町5、上対馬町8です。各スタンドの販売量は、平均すると月間27キロリットル程度ですが、地区によって格差があり、厳原、美津島の一部の多いところでは50キロリットルから60キロリットルの売り上げですが、全体の3分の2においては平均を下回っているとのことです。本土の元売製油所から運ばれてきた石油やガソリンを貯蔵する油槽所は、島内3カ所で、新出光4,700キロリットル、マツハヤ3,200キロリットル、鈴木石油4,800キロリットルで毎月2回500キロリットルのタンカーで輸送しているそうです。島内の販売量は、元売3社で、月々2,000キロリットル、その内訳はガソリン1,000キロリットル、軽油600キロリットル、灯油400キロリットルです。油槽所のコストは、1リッター当たり10円で、消防法では10年に1回の法定検査が義務づけられていますが、対馬の場合は、油槽所が海岸にあるため、塩害で腐食がひどく、設備費、解放検査、塗装などを5年に1回実施し、約8,000万円程度の費用がかかるそうです。  油槽所から各スタンドへ輸送するタンクローリー車においても、本土では20キロリットル車に対し、対馬では14キロリットル車で輸送しており、各スタンドの事情もあり満タンの状態でなく、必要量だけを運ぶこともあるとの説明でした。

 次に、長観光商工部長から、これまでの県、市の取り組みについて説明を受けました。県においては、これまで2度の緊急対策会議が開催され、五島、壱岐、対馬の3離島の現状、各市の対策が協議検討されています。対馬市においても、2度の「石油製品価格対策連絡会議」を開催し、各機関の現状を把握するとともに、今後のテーマを絞りながら対応策を検討していくとのことです。

 離島と本土の価格差をどのように是正するのか、末端の自治体ではどうしようもできない状況で、早期に、国、県の支援策を検討してほしいとお願いしているとのことです。

 質疑調査においては、本土から輸送するタンカーを500キロリットルタンカーでなく、1,000キロリットルタンカーで運ぶことにより、回数を減らし、チャーター料を安くできないかとの質問に対して、現在の油槽所のある場所が500キロリットルタンカーしか入港できないとのことです。

 島内に3カ所の油槽所は必要なのかという質問には、1つでも理論上では可能であるが、安定供給の問題、各社のいろいろな問題があり、3つの油槽所があるとのことです。

 また、対馬の人口に対し、スタンド数が余りにも多いのではないかとの意見には、現在では多いと思うが、建設当時には必要であったと思われます。しかし、今後後継者問題や各スタンドの老朽化などで数は減少するであろうと思われます。

 島内のガソリン価格については、話し合って価格を決めているのではないかということについては、どの会社も同じくらいのコストがかかっているので、同じような価格になっている。

 対馬では表示価格をしていないが、なぜしていないのかという質問には、本土に比べ、現金売りが少なく、各スタンド間の競争がないのが事実で、対馬では現金売りは2割で、残りの8割がカードで購入しているとのことです。漁業者が多く使用しているA重油については、本土地区との価格差は25円はないとの話しでした。

 このような状況でコストを下げる一番の方法は、油槽所の統廃合を行うことで、油槽所の合理化が配送の合理化になり、最終コストが一番安くなるとのことです。

 いずれにせよ、島内の経済に大きく影響する燃油価格の安定が重要であり、今後も原油の高騰が予想されているため、一層の企業努力と表示価格をお願いしたところです。

 県や市においても、離島における燃油対策についての取り組みが始まっており、今後とも本委員会の所管に関する緊急を要する課題に対しては、所管事務調査を行うこととし、今回の調査に御協力していただきました長崎県石油商業組合対馬支部、関係職員の方々には、心からお礼を申し上げます。

 以上で、産業建設常任委員会の委員長報告を終わります。よろしくお願いします。



○議長(波田政和君) これから委員長報告に対する質疑を行います。質疑はありませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(波田政和君) 質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。

────────────・────・────────────



△日程第10.イノシシ等被害対策特別委員会の閉会中の調査報告



○議長(波田政和君) 日程第10、イノシシ等被害対策特別委員会の閉会中の調査報告を行います。

 イノシシ等被害対策特別委員長の報告を求めます。イノシシ等被害対策特別委員長、小西明範君。



◎議員(小西明範君) イノシシ等被害対策特別委員会調査報告を行います。

 本特別委員会の調査状況を、会議規則第103条の規定により下記のとおり御報告いたします。

 当委員会は、2月21日、木曜日、午前10時より豊玉支所3階会議室において委員6人全員と事務局担当職員並びに担当課より職員2名の出席をいただき開催いたしました。本特別委員会終結に向けての最終報告書の作成、並びに今後の被害対策等について、担当課を交え意見交換を実施いたしました。

 以下、協議した内容及び調査結果を報告いたします。

 1、イノシシ等被害の現状。イノシシ等の被害は、平成7年度に豊玉町で初めて報告され7,000円程度の被害でありましたが、3年後の平成10年度には、島内全域に広がり、遂に500万円を突破いたしました。その後は、平成16年度の2,600万円をピークに、最近は減少傾向にありますが、反面、生産者が被害額の正確な報告をしない傾向にあることも指摘されております。このようなことから、担当課は正確な被害額の把握に努めるため、今後生産農家に対しても被害対策研修会やパンフレット等の配付による啓蒙普及が必要であると思われます。  2、被害対策の現状。前述の被害状況を受け、駆除と防護の両面から被害対策が講じられております。被害対策としては、平成18年度までに金網フェンス8万9,200メートル、防鹿ネット28万1,700メートル、電気牧柵3万300メートルが実施されておりましたが、平成19年度より安価で侵入防止効果が高い防護柵、ワイヤーメッシュに変更され、3万5,490メートルと電気牧柵2,760メートルが実施されております。侵入対策に、非常に効果的な報告がなされているとのことであります。

 3、有害鳥獣駆除の実態。有害鳥獣駆除につきましては、狩猟免許取得者で一定要件を満たすものをもって猟友会に委託し、実施しております。平成7年度に厳原町で初めて捕獲され、その後、平成13年度に257頭、平成16年度に1,217頭、平成18年度に2,834頭と、捕獲実績が急激に伸びております。これは捕獲技術の向上はもちろん、箱罠等の導入により、捕獲数全体の96%が罠での捕獲になったことが大きな要因と思われます。また、捕獲された個体は、ほとんどが埋設及び焼却処理され、食肉として有効利用されているものはごく一部であります。捕獲補助金につきましては、平成17年度まで1頭当たり2万円でありましたが、厳しい市の財政状況を考慮し、平成18年度より1頭当たり1万6,000円、さらに、平成19年度には1万2,000円となっております。今後も捕獲補助金の減額は必要であると思われます。

 4、今後の取り組みについて。防護対策については、19年度末の要整備量が島内全域で全長170キロメートルとなっている。ワイヤーメッシュで考えると、予算としては1億2,100万円となる。県は3年間、19年度から21年度で重点的に被害対策に取り組むこととし、補助金等の交付を実施しているので、対馬市としても歩調を合わせ、今後2年間で整備が終了するよう要望するものであります。また、防護対策予算の重点配備の面からして、捕獲補助金の削減等は避けられないものと思われるが、食肉化を実現することで捕獲補助金の削減、あるいは廃止について駆除従事者の理解は得られるものと思います。処理施設については、販路体制整備を確立させ、既存施設の活用と新設に向けた検討が必要であります。

 以上、最終報告書とすることで、本特別委員会の終了をお願いするものであります。よろしくお願いいたします。



○議長(波田政和君) これから委員長報告に対する質疑を行います。22番、桐谷正義君。



◆議員(桐谷正義君) 委員長の報告に1点だけお尋ねいたしますが、今報告されたところでは、捕獲補助金を1万2,000円は高いから減額するということが出されておりますが、現実、イノシシの捕獲に対しては、非常に、猟をする犬等の頭数等の確保とか、いろいろな問題があるわけですが、わなと両方あるわけですが、銃と、そういうことで、減額することが捕獲につながるのかどうか、その辺は捕獲しなければ網ばっかりしても道路等はふさがれないわけですよね、そういうことで、そういう補助金の減額、金がないので減額するということなのか、それとも、1頭当たりに金をやることは多過ぎると判断して減額すべきと言われたのか、その辺のことを詳しく説明をお願いいたします。



○議長(波田政和君) 小西委員長。



◎議員(小西明範君) 今、捕獲補助金の件で質問がありましたが、捕獲補助金は、県内他の地域と比較しても対馬は非常に高額の補助金となっております。このイノシシの補助金は、定額の2,500円だけが県の補助がありますが、この1万2,000円で計算すると9,500円が市の持ち出しということになります。そういうことからして、非常に防護対策の方がおろそかになっておるという委員会の意見として多数でありましたので、その捕獲補助金を削減してでも、防護対策の方に重点的に予算を回すことで話しをしております。



○議長(波田政和君) 22番、桐谷正義君。



◆議員(桐谷正義君) 話しを聞くところによりますと、捕獲補助金を減額する金を防護柵の方に回すことによって、より効果があるのではないかということで減額すべきという話しですが、私は、イノシシをその後に食品化するということが裏にあるようでありますが、イノシシを食品化するというのは、小西さんも猟友会のメンバーだったらよくわかっておられると思いますが、本当に食肉になるイノシシというのは、非常に頭数が少ないと僕は認識しておるわけですね。大きいのは肉になりますが小さい子供もいっぱいわなではとっているわけですが、それでは金にならないわけですね。そういうことからすると、食肉にして金にするというイノシシの数というのは、非常に全体の頭数から減額されて、わずかではないのかということからすると、私はそれを食肉化することによって減額の対応をするというのは、少し乱暴ではないのか、ここで非常にイノシシは繁殖、シカは子供が持つのは少ないから撃てば減っていくわけですが、イノシシは一気に4頭、5頭、6頭ともっていく、生まれるわけですから、非常にふえる率も高いわけですね。そういうことから、対馬市の財政が許すならば、これはやっぱりそういうのは余り減額すべきでないと、とる人の身にもなってやったらどうかと、私はそういうふうに認識を持っているわけです。かえって上げるべきではないかと思うほどとった人は大変、これはわなにかかると殺さにゃいかん、網に引っかかっても撃ってもらわんにゃいかん、鉄砲で撃つ人は犬をいっぱい飼っとかんにゃいかん、いろいろなもろもろ大変な条件で、委員長も猟友会のメンバーでありますが、遠慮されたのではないかと思いますが、もう少しその辺は当分の間は減額すべきでないと私は考えますが、あとは委員会で減額して、防護柵の方にかえるという意見でありますが、その辺は、もう少し市の財政から考えて、現状維持でもう少し頑張って捕獲してもらうほうがベターではないかと思いますが。委員長の御意見を伺いたいと思います。



○議長(波田政和君) 小西委員長。



◎議員(小西明範君) 被害がなければ、補助の効果もあると判断できるわけですが、非常に被害がなかなか少なくなりません、減りません。そういうことで、県の方の先ほどの説明の中にもありましたように、ワイヤーメッシュに対する補助金があと2年度で打ち切られるようになっております。そういうことで、その補助金があるうちに、市としても歩調を合わせて対策を講じる必要があるということで、そのための財源確保の面からしても、県内で突出している、この補助金を他地域並みに合わせる、あるいは、それ以上に減額する、そういう方向でやれば防護対策が早急に進むんじゃないかという委員会の意見であります。

 また、食肉につきましても、肉になるイノシシを食肉化することで補助金を削減した分の幾らかでも補えれば、その効果があるんじゃないかという委員会の考え方であります。

 以上です。



○議長(波田政和君) 22番、桐谷正義君。



◆議員(桐谷正義君) これで最後でありますが、今話しを聞くところによりますと、防護柵の補助金が、県があと2年で終わりだということでありますが、今イノシシは、対馬非常に多いわけですが、そういうことで、県は補助金の延長はないということがわかっておるんですか。これは何の事業か私はわかりませんが、県単事業と国の事業と2つあると僕は認識しておるわけですが、今の話しは、県単事業の話しですか。それとも、国の事業もそういうふうに2年で打ち切られるという認識なんですか、その辺をもう少し説明をお願いします。



○議長(波田政和君) 小西委員長。



◎議員(小西明範君) これはワイヤーメッシュに限った県の補助事業であります。ワイヤーメッシュ以外にも、いろいろ防護柵が考えられますが、ワイヤーメッシュについてのみ県の方が21年度までの補助金を出すということで伺っております、聞いております。



○議長(波田政和君) 12番、大浦孝司君。



◆議員(大浦孝司君) 桐谷議員さんとややダブった点がございますが、今後の取り組みについての条文の中に、捕獲補助金の削減等は避けられないものと思われる、ここまではいいと思います。食肉化を実現することで、捕獲補助金の削減あるいは廃止について、駆除従事者の理解は得られるものと思います。非常に現状を広範囲に把握された言葉としてはとても私は思えません。大体、下県地区のイノシシの罠を中心にする方々の現状は、30基ぐらいのわなを仕掛けて部落あるいは隣の部落の範囲まで、それで、毎日見回りで三、四万円のガソリンを軽トラックで使用しておる話しはよく聞きます。そういう状況の中でとったイノシシが、1年間実際申し上げまして3月以降から9月までの間は、一般的な肉として解した場合には、ほとんど使いものになりません。そういうことで、肉の価値というのは、特に、3月以降からの半年以上、3分の1以下の価格でございます。とても経費に充当するような内容じゃないということを私は十分把握していますから、少し乱暴な書き方じゃないかなと。皆無というふうなことがあれば、これは私は今駆除を従事している方々に対しても、少し乱暴な発言であるというふうに理解しております。その辺について、委員長は最終的に廃止についても最後には理解は得られるというふうなことを、私ここは書き過ぎじゃないかと、こう思うのですが、いかがでしょうか、それで終わります、私の質問は。



○議長(波田政和君) 小西委員長。



◎議員(小西明範君) 既得権を守りたいのは、だれもそうですが、実際、今やっている補助金、県内他地域と比べたら、ほかの地区は大体5,000円です。対馬だけが突出しております。ということは、2,500円の補助金と地元自治体の持ち出しが2,500円ということで、5,000円ということになっていると思うのですが、そういうふうに対馬市だけが突出しているということを力説したいと思います。

 そして、食肉の問題ですが、これは3月から9月にとる肉は、食肉にはらないという話しでありますが、島根県の美郷町は、これをきちんと食肉にしております。3月から9月にとれる肉もきちんと食肉にしております。そういう先進地の例もありますので、対馬市も、きちんと、そういう先進地の例を取り入れてやれば、十分に対応できると思います。



○議長(波田政和君) ほかに、1番。(発言する者あり)ちょっと1番さん、ちょっと済みません。どうぞ12番、大浦孝司君、済みません。



◆議員(大浦孝司君) 私は、あなたに対してやり取りをするというよりは、現状の中で状況を見て判断せないかんと思うのですが、それならば、昨年も予算化しながら流した施設の対応、そして、今年度以降、20年度の計画を上地区なり、あるいは中地区なり、どうやって進めたこと、そこら当たりの話しを聞かせてください。



○議長(波田政和君) 小西委員長。



◎議員(小西明範君) 食肉の方ですか。



◆議員(大浦孝司君) そうです、そうです、施設の対応です。



◎議員(小西明範君) 施設の対応は、市の方には、北部、中部、そして、下地区3地区に施設は必要であろうということは、委員会の方で話しをしております。市の方がどこにその施設を予定するか、それは、今の段階ではわかりませんけれども、委員会としては、そういう要望を、市の方にはしております。



○議長(波田政和君) 12番、大浦孝司君。



◆議員(大浦孝司君) 最後になります。要望とか方向はいいんですが、現実に、例えば、打ち切るとかいうふうなことになった場合、大変なことになりますし、それなら、その受ける施設のことをきちんとやはり委員会としても要望じゃなくて、せっかく昨年も予算をつけながら流した、ことしどうするのか、20年度どうするのか、具体的にあるのか、そのあたりの話をもう少し固めずに、そういうふうなことに持って行くことについては、やや現状としてどうかなというふうに私は思います。

 以上で終わります。



○議長(波田政和君) 小西委員長。



◎議員(小西明範君) 施設について、美津島町に依然シカの解体施設があります。こういった施設を既存の施設を修理あるいは補修をして活用したり、また必要であれば、新たに上地区とか、中地区には新設をするという委員会の意見であります。



○議長(波田政和君) 1番、齋藤久光君。



◆議員(齋藤久光君) 委員長に、1点、2点ぐらい質問させていただきますが、今3番の有害駆除の実態についての条文がございますが、先ほどから桐谷議員、大浦議員さんの方から重複する面もございますけれども、非常に、今私もその住人の有害駆除のメンバーの代表として対馬市と委託を受けて事業を実施しているものでございますが、その中で、委員会のこの報告に当たりまして、少し疑問の点もございますので質問させていただきますが、御承知のように、この捕獲料、補助金について、今お二人の中に質問がございましたように、これを減額という、補助金の減額は必要であるという条文がございますけれども、非常に、今の捕獲実態から、今見回り等、かなりの実績を上げていただいている中で、非常に会員の皆様方の油等の高騰によって、経費等が非常にかさみ、これ以上減額されるとやっていけないというような声が、ほとんどの会員の声でございます。

 よって、これ以上減額して、捕獲に対する意欲がとられれば、当然捕獲頭数も減ってくれば、農家被害、農地被害の声は、もう目に見えている現状があろうかと思います。それでも、とっても、とっても減っていっていない今の対馬の状況を考えたときに、この委員会の今後の捕獲補助金の減額は必要であると思われるということには少し乱暴じゃないかと思います。

 そして、先ほど委員長の方から、対馬は突出しているというような報告がなされましたが、実態は、1万円の長崎県内でも補助金の1万円のところもあり、7,000円、8,000円、5,000円と、だんだんの状況ではあるわけでございますけれども、もう対馬の、元来から島内については、島内じゃなく、県内においては、イノシシは従来からおったわけでございますが、対馬においては、突然にここに出没したわけでございまして、ニュースということになってはおるんですが、そういう観点からも、これだけ増大している状況に防護柵が必要であるということも考えられますけれども、それとは切り離したこの捕獲ということが、まず先じゃないかというようなことから、このことについて委員会がどこまで検討されたのか、また後でお答えいただきたいと思います。

 そして、また、食肉との関連についても、大浦議員さんからも指摘がありましたように、本当に食肉ができるっていうのは、捕獲頭数が毎月今300頭から、ここ数カ月は350頭、360頭の実績の捕獲がなされておりますが、今のこの冬場のイノシシについては、若干食肉化される部分もありますが、先ほども大浦議員が言われますように、もう夏場のものについては、ほとんど皆無であるに等しいぐらいに商品化できるものは、ほとんどできないような状況かと私の体験から考えますし、これが言うように、補助金等にこれを削減して、そちらの方に充てればというふうなことになっていますけれども、これはあくまでも切り離していくべきじゃないかということを私はそういうようなとらえ方で考えているものでございますので、そこらあたり、委員長、ここで理解は得られるものであるという、この条文については、非常に会員の方々も、今のこれ以上下げるということには非常に困っている状況でございますので、近く役所の方ともすり合わせをするような計画を猟友会も持っておりますので、そこらあたりをまたひとつ、委員長お願いします。



○議長(波田政和君) 質問がダブっておりますので、委員長の答弁しますか。



◎議員(小西明範君) かなり同じ質問が多いですね。はい。



○議長(波田政和君) よろしいですか。



◎議員(小西明範君) はい。



○議長(波田政和君) はい。それでは、1番議員さん、同じ答えだということで、よろしくお願いします。

 ほかにありませんでしょうか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(波田政和君) 質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。

 委員長の報告は、イノシシ等被害対策特別委員会を終結する報告であります。委員長の報告のとおり終結することに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(波田政和君) 異議なしと認めます。したがって、委員長の報告のとおりイノシシ等被害対策特別委員会を終結することに決定しました。

────────────・────・────────────



△日程第11.国境離島活性化対策特別委員会の閉会中の調査報告



○議長(波田政和君) 日程第11、国境離島活性化対策特別委員会の閉会中の調査報告を行います。

 国境離島活性化対策特別委員長の報告を求めます。国境離島活性化対策特別委員長、作元義文君。



◎議員(作元義文君) 国境離島活性化対策特別委員会調査報告書、本特別委員会の調査等の状況を会議規則第45条第2項の規定に基づき、下記のとおり報告をいたします。

 平成20年1月17日、本庁会議室において、全委員出席、議長の出席もいただいて第5回委員会を開催をいたしました。

 水産庁と対馬地区の水産業振興にかかる意見交換会に、全委員参加をして本委員会としての趣旨を説明、意見、要望等を行うことに決定をし、その内容等を検討した結果、委員長から重点施策と取り組みについて要望し、副委員長から燃油、大中型まき網についての質疑を行い、その他は参加組合長や漁民代表の質疑内容によって、臨機応変に意見に出すことで一致しました。

 また、漂着ごみ問題について、本委員会の重点項目に加えて調査検討を行うべきとの意見があり、全会一致で取り組むことに決定をいたしました。

 次に、同日午後3時30分から行われた意見交換会の概要を報告をいたします。

 水産庁の橋本漁港漁場整備部長ほか1名、長崎県の吉塚水産基盤計画課長ほか1名、地方局から江口局長ほか6名、対馬市より市長以下8名、漁協の組合長会より11名、漁民代表16名の出席があり、開催をされました。

 市長あいさつのあと、橋本部長による平成20年度水産予算概算決定の重点事項についての説明、2、日本海西部地区直轄特定漁港漁場整備事業の説明、これは前回報告のとおり、島根県ほか3県沖にまたがるズワイガニ、アカガレイの資源保護、増殖事業の説明であります。また、平成19年度補正予算の燃油高騰緊急対策について、3番目、磯焼け対策、4番、漁業の森整備事業、5番、流通拠点の整備事業等の説明がありました。

 続いて、私が委員会からの要望を4点いたしましたが、大型漁場整備事業については事業費が大きくやり直しがきかないので、対馬の特性を考え効果の上がるものにするには、漁業者間の同意、協調と事前調査等が重要であり、検討していきたいとのことであります。

 燃油対策については、今年度の補正予算で考えているが、メニューが実態に合わなければ見直しもあり得るとのことであります。助成や融資の対象が、グループ操業か母船式漁業とか新エネルギー化が主であり、対馬の漁業の実態にはマッチしないと意見が多数出ました。

 また、海洋温度差発電については、興味がある、水産庁の役割があれば検討したいということであります。

 その他、漁協組合長会からも、壱岐と対馬の間にある七里ケ曽根の話があり、天然の好漁場でそれに匹敵するような漁場造成の要望、また燃油問題については、対馬の漁業経営体からして漁業者のグループ化等は非常に困難である。グループに対する補助金は農林業の補助形態であり、補助対象は漁協を主体にしてほしい。まき網、底引きなど、国内外の規制を強化してほしい。高級魚や稚魚まで一網打尽にするので、対馬西海岸3マイル規制を5マイルにすることと、沿岸漁業者の経営悪化を防ぐために、漁獲魚種の見直しを早急にしていただきたい等々の意見、要望が多数ありました。

 まき網の大量捕獲については、魚価を下げることは理解をするが、資源維持のための各種規制はしている。国内人口は減少傾向にあり、マーケットも縮小している。漁業者も、とるばかりの時代ではなく販路の開拓、複数のマーケット確保等が競争に生き残る道であり、行政も努力するが漁業者も意識の変革が求められている。対馬をアピールするブランド化等も必要ではないかとの水産庁の説明であります。

 また、岩佐補佐官によりますと、韓国の「ナムチョン」に釜山市直轄のインターナショナルフイッシュマーケットがことし4月にできます。2万トンクラスの船舶が同時に2隻接岸できる規模で、通関体制も整備されており、ここから輸出入ができる、厳原港からの直接輸出を調査協議中であるとのことであります。

 漂着ごみの処理についても多数の意見が出され、6時の閉会時間で足りない状況でした。

 水産庁や県の係官に対し、各方面から対馬の実態が訴えられ、十分に受けとめていただいたものと思います。水産庁の橋本部長は、17日午前中と18日島内の漁業集落を視察され帰京されております。

 本委員会としての取り組みについても、ある程度理解を示していただいたものと思っておりますので、さらなる調査研究と要望が必要と考えております。

 以上、本委員会の閉会中の調査報告といたします。よろしくお願いします。



○議長(波田政和君) これから委員長報告に対する質疑を行います。11番、宮原五男君。



◆議員(宮原五男君) 最後に、さらなる調査研究と要望が必要と考えておりますということを書いてありますが、この委員会を継続していくという文面だろうと思っております。

 この特別委員会は、私が考えるところによりますと、範囲が広過ぎて特別委員会の範囲を逸脱しておるんじゃなかろうかと思うとこがあります。あとは、各常任委員会の調査に任せるべき範囲じゃなかろうかと思いますが、それに対して委員長はどのように考えてありますかお答え願いたいと思います。



○議長(波田政和君) 作元義文委員長。



◎議員(作元義文君) 対馬の現状からして、国境離島という、活性化ということでこの委員会が市長部局と一緒になって進めるということでつくられております。

 一応、今年度終了ということになりますので、新市長も誕生されましたし、各委員会をまた開いて、市長とかあるいは委員と相談をしながら今後また検討したいというふうに思っております。



○議長(波田政和君) 21番、中原康博君。



◆議員(中原康博君) 今、宮原議員も言いましたけれども、大変範囲が広い調査委員会であろうと思います。今ここに述べてあります水産庁との協議で今回やってあります。

 国道とかも今度は、今水産業は本当に低迷しておりますので大事なことでありますが、今度は陸に考えたときには旧町時代に浅茅パールライン構想とか聞き及んでおります。そういった方の委員会は調査をされないものか、今後のその状況的にどの方向で考えてあるのかお尋ねをしたいと思います。



○議長(波田政和君) 作元義文委員長。



◎議員(作元義文君) その辺も含めまして、当初この委員会がつくられた時に何項目か重点項目挙げておりました。国境離島の運賃の問題であるとかですね、海洋温度差発電、今回は水産庁を招聘してということの問題でございましたので、一応水産庁に聞くということにいたしております。

 本当は、要望書持って水産庁までという話が出たんですけれども、今予算の関係もありますし、できれば対馬の方に出向いていただいて、対馬の現状を把握してもらってそれからでもいいんじゃないかということになっております。

 そのほか、いろんな問題がありますので、4点ほど最初に申し上げておりましたように、水産庁あるいは国土交通省いろいろありますけれども、その順番とかこの取り組み方とかいう面については、また水産だけではなくて委員会で相談をしながら進めていきたいというふうに思っております。



○議長(波田政和君) 21番、中原康博君。



◆議員(中原康博君) それなら結構なことと思いますので、積極果敢にこの委員会を活用していただきたいと思います。

 終わります。



○議長(波田政和君) 20番、武本哲勇君。



◆議員(武本哲勇君) 対馬の主幹産業は、申すまでもなく水産業です。委員長が水産業中心に調査されているということについては、妥当なことだと思います。

 特に、今大中まき網、場合によっては小型も含めてでありますけれども、この問題が対馬の水産業の一番の重大な問題になっているというふうに私は日ごろから考えております。

 それに対して、若干不満があるのは、当事者であります漁業者、特に漁協長さんの皆さん方がこの問題についてもっと真剣になってほしいということを常日ごろ思っているわけですけれども、今度調査されまして漁協長さんたちの姿勢、この問題について取り組む姿勢ですね。そして、水産庁、県の皆さんの考え方、これは報告書には余り詳しく出てませんので、委員長の見解を伺いたいと思います。



○議長(波田政和君) 作元義文委員長。



◎議員(作元義文君) 水産庁の方からも、この20年度の概算要求の中で大中まきの説明もございました。その中に、ヨコワの稚魚ですね、これを捕獲をして養殖に回すという条文があったわけですが、その辺については組合長会の方からも、ここに黒岩委員がおられますが、組合長会の方からもそういったことをすると魚価の低迷にもちろんつながってくるし、養殖業の問題ですね今度は。それではまずいということで、一本釣りで釣って、釣って売って養殖をするという形態が今対馬で、この長崎県の対馬で成り立っていこうとしておりますので、ぜひその体制が崩れないようにしてほしいという要望はいたしております。

 そして、このまき網と大中型まき網と底引きについては、この対馬の海区非常に重要な漁場になっておりますので、できれば組合長会も一生懸命陳情されておりますが、漁民集会、漁民大会が何年前かありましたですね。

 こういったことをやっぱり組合長会、漁協、漁民が一緒になって、やはり対馬の海を守るために自分たちがやっぱり組織をして私は戦ってほしいな。そのために、議会も一生懸命努力はしたいと思いますけれども、やはり旗振る人、そしてそれに着いてくる人、これが一体にならなければこの大中まきというのは非常に難しいというふうに思っております。さらに要望は続けたい。組合長会と、だからこの漁場の問題、あるいは大中まきの問題について委員会とお話し合いをしたいというふうには思っております。

 そしてやはり、そういった方針をぴしゃっと決めて、やはり漁民、漁協、行政、これが一体となって対馬の海を守るために私は努力しなければいけないというふうに思っております。



○議長(波田政和君) 20番、武本哲勇君。



◆議員(武本哲勇君) 今、最後に言われたように、これはまず当事者であります漁協長を中心とした漁民の皆さんが先頭に立つと、そしてそれを、議会もそうですけれども理事者が一体となって取り組むと。

 そうしないと、国の許可の問題もありますし、国や県それを動かすわけですから、これは単なる、漁民だけでもない漁協だけでもない、行政と当事者が一緒になって取り組むべきであると、そういう立場から調査をしていただいて、そういう調査結果を報告していただくように期待をして終わりたいと思います。



○議長(波田政和君) ほかにございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(波田政和君) 質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。

 暫時休憩します。昼食休憩とします。13時10分から。

午前11時59分休憩

………………………………………………………………………………

午後1時08分再開



○議長(波田政和君) 再開します。

────────────・────・────────────



△日程第12.自衛隊誘致増強調査特別委員会の閉会中の調査報告



○議長(波田政和君) 日程第12、自衛隊誘致増強調査特別委員会の閉会中の調査報告を行います。

 自衛隊誘致増強調査特別委員長の報告を求めます。自衛隊誘致増強調査委員長、大浦孝司君。



◎議員(大浦孝司君) 自衛隊誘致増強調査特別委員会の調査内容について、会議規則第45条第2項の規定により報告いたします。

 12月定例会で報告いたしましたとおり、対馬島における陸・海・空の国防のあり方について取りまとめをしましたところでございますが、その中で陸上自衛隊については、対馬北部、西海岸方面に分屯地を新設する旨、また海上自衛隊においては、イージス艦を含む護衛艦の寄港地を新設するべきと、これらの課題を受け入れる候補地の現地調査等を中心として、2月19日午前10時30分より上対馬支所3階会議室において、参考人として有識者の出席を求め、第5回委員会を開催しました。

 当日は、全委員の出席、参考人の対馬防衛協会の白石会長は都合により欠席でありました。

 現地調査は、陸上自衛隊分屯地の候補地の予備調査を2月4日に行っており、これをもとに上対馬町豊方面、上県町志多留方面、同じく中山刈生方面の3カ所で行いました。

 立地の用件は、北部西海岸近辺に5万平方メートル程度の適した用地としているが、現段階では候補地としての絞り込みではなく、それらしき箇所が存在するとの確認を行ったところでございます。

 次に、海上自衛隊の増強に伴う寄港地の新設は専用岸壁の確保でありますが、その要件を満たすには護岸延長約200メートル、水深マイナス10メートルとなります。これは、あくまでも長崎県地元漁業との合意が前提となりますが、厳原港、三浦湾、比田勝港の計画図面を取り寄せ検討した結果、いずれの箇所も対象とされるとの見解を示したところであります。

 なお、当委員会の今後の活動方針について協議をした結果を次のとおり報告いたします。

 今回の増強案の根拠は、参考人として出席いただいた有識者の皆様が集約されました。全国レベルの有識者18名の方々の意見書を尊重し、計画を樹立したところでありますが、これを実現していくためには高いハードルが幾多に待ち受けているものと思われます。

 防衛省への要望の展開、計画の妥当性を含め、今回の提案者の1人でありました元陸海空統幕議長に来島を要請し、指導、アドバイスを受ける旨の提案が浮上したところでありますが、当年度予算の対応ができないことから、新年度において理事者側と協議し、実現に向け努力することで一致しております。また、最終的には、理事者側島内の推進団体、特別委員が一体となり、自衛隊誘致実現への運動展開を実施していくことを確認し、閉会いたしました。

 以上で委員会の報告といたします。



○議長(波田政和君) これから委員長報告に対する質疑を行います。質疑はありませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(波田政和君) 質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。

────────────・────・────────────



△日程第13.陳情第10号



○議長(波田政和君) 日程第13、陳情第10号、地方財政の強化・拡充及び財政健全化法の施行にあたっては地方自治原則の堅持を求める陳情についてを議題といたします。

 総務文教常任委員長の報告を求めます。総務文教常任委員長、大部初幸君。



◎議員(大部初幸君) 総務文教常任委員会審査報告書、平成19年第4回対馬市議会定例会において、会議規則第37条の規定により、本委員会に付託されました陳情第10号、地方財政の強化・拡充及び財政健全化法の施行にあたっては地方自治原則の堅持を求める陳情についての審査の結果を、同規則第103条の規定により報告いたします。

 当委員会は、2月5日、中原康博委員は欠席でありましたが、所管事務調査終了後、対馬市交流センター3階第6会議室において委員会を開き、審査を行いました。

 慎重に審査を進める上で、財政健全化法の具体的な内容、またこの法律によって地方自治体がどのような影響を受けるのか等を委員おのおのが熟知することや、実際に自治体を運営する市長部局からの意見聴取も必要との判断から、2月18日の週に再度委員会を招集することを決定し、この日は閉会しました。

 2回目は、2月21日、豊玉支所3階小会議室において、中原康博委員、桐谷徹委員は欠席でありましたが、市長部局より平間総務課長、扇財政課長の出席を得て委員会を開き、初めに市長部局より財政健全化法について説明を受け、その後に審査を行いました。

 これまでの地方財政再建促進特別措置法にかわり、昨年6月15日に地方公共団体の財政の健全化に関する法律、いわゆる財政健全化法が成立し、地方公共団体の新しい財政再建制度が整備されました。

 旧法では、実質収支の赤字比率20%以上で財政再建団体の対象となっていましたが、財政健全化法では財政再生団体の対象となる前段に財政健全化団体の枠が設けられ、自治体の財政破綻を未然に防ぐために、国が財政状況を把握し、早期に健全化を促すことになります。

 今回の陳情は、財政健全化法とそれに基づいて制定される政省令等によっては、国の関与統制が強まり、早期健全化団体、財政再生団体を独立させ、地方自治を破壊し、住民の暮らし、権利を守る自治体の責任を解体させる恐れがあり、また新たに自治体破綻法制が導入されると、財政力が脆弱な自治体を金融機関やファンドが管理する恐れも発生すると、地方自治体の健全な発達が妨げられることを危惧するものであり、その趣旨は十分理解できます。

 しかしながら、陳情には健全化判断比率の指標を定めるに当たっての要望事項が含まれておりますが、健全化判断比率の指標は昨年12月28日付で既に交付されていること、また自治体の財源確保の面において国の保障は当然必要でありますが、自治体もみずからの責任において確固たる財政基盤を築いていく努力も不可欠であります。

 当委員会としては、このようなことを総合的に考慮し、陳情第10号、地方財政の強化・拡充及び財政健全化法の施行にあたっては地方自治原則の堅持を求める陳情については不採択とすべきものと決定しました。

 以上で総務文教常任委員会の審査報告といたします。



○議長(波田政和君) これから委員長報告に対する質疑を行います。質疑はありませんか。

  22番、桐谷正義君。



◆議員(桐谷正義君) 1点だけ委員長にお尋ねいたしますが、この陳情第10号について、審査に当たって長崎県の他の地方公共団体は採択不採択をどのようにしておられるか、もし調べておられれば報告お願いいたします。



○議長(波田政和君) 大部初幸委員長。



◎議員(大部初幸君) そこまで詳細なことはわかっていませんけども、委員長報告に書いて発表したとおり、昨年12月28日付でもう既に交付されておりますので、もう不採択ということで私たち委員会は閉じました。



◆議員(桐谷正義君) はい、わかりました。



○議長(波田政和君) ほかにありませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(波田政和君) 質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。

 これから討論を行います。討論はありませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(波田政和君) 討論なしと認めます。これで討論終わります。

 これから陳情第10号、地方財政の強化・拡充及び財政健全化法の施行にあたっては地方自治原則の堅持を求める陳情についてを採決します。この採決は起立によって行います。この陳情に対する委員長の報告は不採択であります。陳情第10号を不採択にすることに賛成の方の起立を求めます。

〔賛成者起立〕



○議長(波田政和君) 起立多数であります。したがって、陳情第10号は不採択とすることに決定しました。

────────────・────・────────────



△日程第14.承認第1号



○議長(波田政和君) 日程第14、承認第1号、専決処分の承認を求めることについて(平成19年度対馬市旅客定期航路事業特別会計補正予算(第2号))を議題とします。

 本案について提案理由の説明を求めます。政策部長、阿比留博文君。



◎政策部長(阿比留博文君) ただいま議題となりました(平成19年度対馬市旅客定期航路事業特別会計補正予算(第2号))について提案理由の御説明を申し上げます。

 今回の補正は、「ニューとよたま」のエンジン故障に伴い早急な修繕が必要となったため、地方自治法第179条第1項の規定により専決処分させていただいたものでございます。

 なお、歳入歳出予算は次のとおり定めるものでございます。第1条で、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ151万4,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ3,496万7,000円とするものでございます。

 第2項で、歳入歳出の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」によるものでございます。

 8ページをお開きください。歳入につきましては、4款繰入金3項財政調整基金繰入金を、船舶の修理代として151万4,000円を取り崩すものでございます。

 歳出について御説明いたします。10ページをお開きください。1款総務費1項総務管理費は、人件費の減額と財政調整基金積立金の減額、合わせて273万2,000円の減額でございます。

 また、2款施設費1項施設費424万6,000円は、ニューとよたまのエンジン修繕料と、修繕に合わせて定期ドックを実施するため、それに伴う船の借り上げ料を増額計上するものでございます。

 以上、簡単ですが承認第1号の提案理由の説明を終わります。よろしく御審議の上、御承認いただきますようよろしくお願いいたします。



○議長(波田政和君) これから本案に対する質疑を行います。質疑はありませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(波田政和君) 質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。

 お諮りします。ただいま議題となっております承認第1号は、会議規則第37条第2項の規定によって委員会への付託を省略したいと思います。御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(波田政和君) 異議なしと認めます。したがって、承認第1号は委員会への付託を省略することに決定しました。

 これから討論を行います。討論はありませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(波田政和君) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。

 これから承認第1号、専決処分の承認を求めることについて(平成19年度対馬市旅客定期航路事業特別会計補正予算(第2号))を採決します。

 お諮りします。本案は原案のとおり承認することに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(波田政和君) 異議なしと認めます。したがって、承認第1号は原案のとおり承認されました。

────────────・────・────────────



△日程第15.議案第1号



○議長(波田政和君) 日程第15、議案第1号、平成19年度対馬市一般会計補正予算(第6号)を議題とします。

 本案について提案理由の説明を求めます。総務部長、中島均君。



◎総務部長(中島均君) ただいま議題となりました議案第1号、平成19年度対馬市一般会計補正予算(第6号)について、その提案理由と内容を御説明申し上げます。

 今回の補正の主なものは、歳入におきましては市税の減額、地方交付税及び市債の増額、歳出におきましては、地方債の繰上償還に係る公債費の増額、災害復旧費等の事業費の決定による減額等でございます。

 1ページをお願いいたします。平成19年度対馬市一般会計補正予算(第6号)は、次に定めるところによることを規定し、第1条第1項、歳入歳出予算の補正は歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ5億700万円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ304億4,300万とするものであります。

 第2項、歳入歳出の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、2ページから6ページにかけての「第1表 歳入歳出予算補正」によるものとするものであります。

 第2条、繰越明許費は、翌年度に繰り越して使用することができる経費を、8ページから9ページの「第2表 繰越明許費」によるものとするものでございます。

 第3条、債務負担行為の補正は、10ページから11ページにかけての「第3表 債務負担行為補正」のとおり追加するものでございます。

 第4条、地方債の補正は、同じく10ページから11ページにかけての「第4表 地方債補正」のとおり追加及び変更をするものでございます。

 8ページをお願いいたします。「第2表 繰越明許費」は、用地交渉及び重要変更等による国との協議により不測の日数を要したため、年度内の完成が困難となり繰り越すものでございます。総務費で2件、衛生費で1件、農林水産業費で8件、土木費で10件、災害復旧費で4件、合計25件、繰越明許費額16億604万円としております。

 10ページをお願いいたします。「第3表 債務負担行為補正」は、ごみ積みかえ輸送を20年度当初から実施のために、19年度中に事務処理を進める必要があることから決定するものでございます。

 「第4表 地方債の補正」は、繰上償還のために長崎県市町財政資金を追加し、また一般公共事業債から災害復旧事業債まで、事業費の変更により調整をし、限度額を36億3,060万円に変更いたしております。

 次に、歳入歳出補正予算の内容について主なものを御説明申し上げます。

 まず、歳入でありますが、16ページをお願いいたします。1款市税1項市民税は、6,618万円を減額、2項固定資産税は8,682万2,000円を減額、3項軽自動車税は245万8,000円の減額をしております。徴収率の低下が主な要因でございます。

 18ページをお願いいたします。4項1たばこ税は、5項鉱山税は3,000円を減額、7項入湯税は50万7,000円を増額いたしております。

 10款地方交付税1項地方交付税は、普通交付税を9,636万9,000円増額いたしております。

 12款分担金及び負担金1項分担金は、移動通信用鉄塔施設整備事業分担金など201万円を減額いたしております。

 20ページをお願いいたします。2項負担金は、172万7,000円を増額いたしております。養護老人ホーム入所負担金等の増額が主なものでございます。

 13款使用料及び手数料1項使用料は、809万5,000円を増額いたしております。残土処分場使用料の増額が主なものでございます。2項手数料は491万5,000円を減額いたしております。塵芥収集手数料の減額が主なものでございます。

 22ページをお願いいたします。14款国庫支出金1項国庫負担金は、2,603万5,000円を減額いたしております。1目民生費国庫負担金の自立支援費負担金1,391万5,000円の増額、4目災害復旧費国庫負担金の道路災害復旧事業費負担金1,367万3,000円の減額、河川災害復旧事業費負担金1,881万6,000円の減額が主なものでございます。2項国庫補助金は、1,946万円を減額いたしております。

 24ページをお願いいたします。3目衛生費国庫補助金の循環型社会形成推進交付金445万6,000円の減額、6目土木費国庫補助金のまちづくり交付金事業補助金1,200万円の増額、8目教育費国庫補助金の学校施設耐震推進計画等策定支援事業補助金2,051万1,000円の減額等が主なものでございます。

 15款県支出金1項県負担金は、306万9,000円を減額いたしております。1目総務費県負担金の権限委譲交付金269万2,000円の減額、2目民生費県負担金の自立支援費負担金695万7,000円の増額。

 26ページをお願いいたします。3目衛生費県負担金の老人保健事業負担金363万5,000円の減額等が主なものでございます。2項県補助金は、2,587万2,000円を減額いたしております。1目総務費県補助金の移動通信用鉄塔施設整備事業補助金1,120万円の減額、2目民生費県補助金のセーフティネット支援対策事業費補助金300万円の減額、4目農林水産業費県補助金の長崎食と農支援事業補助金365万円の減額。

 28ページをお願いいたします。9目災害復旧費県補助金の農地農用施設災害復旧事業費補助金293万円の減額等が主なものでございます。3項委託金は、1,373万1,000円を減額いたしております。1目総務費委託金の参議院議員選挙、長崎県議会議員の選挙費委託金1,135万3,000円の減額、5目土木費委託金の市道佐保田線道路改良事業委託金458万2,000円の減額が主なものでございます。

 16款財産収入1項財産運用収入は、187万6,000円を減額いたしております。教職員住宅貸付収入の減額が主なものでございます。

 30ページをお願いいたします。2項財産売り払い収入は、土地売り払い収入を2万4,000円増額いたしております。

 18款繰入金2項基金繰入金は、財政調整基金繰入金など9,580万5,000円を減額いたしております。

 20款諸収入5項雑入は、1,304万6,000円を増額いたしております。工事契約解除に伴う違約金549万円の増額、生活保護費返還金862万2,000円の増額等が主なものでございます。

 32ページをお願いいたします。21款市債1項市債につきましては、7億1,460万円を増額いたしております。事業費の決定による市債の減額と、地方債の繰上償還のために、県資金の公債費負担対策資金貸付債を7億5,000万円増額いたしております。

 続きまして、歳出について御説明いたします。34ページをお願いいたします。1款議会費1項議会費は、庁用器具の備品購入費など8万円を増額いたしております。

 2款総務費1項総務管理費は、3,798万2,000円を減額いたしております。1目一般管理費の職員人間ドック等補助金240万円の減額。

 36ページをお願いいたします。7目企画費の離島交流少年野球大会委託料526万9,000円の減額、移動通信用鉄塔施設整備工事1,300万円の減額等が主なものでございます。2項徴税費は、土地鑑定評価委託料84万7,000円を減額いたしております。3項戸籍住民基本台帳費は、期末勤勉手当等44万9,000円を減額いたしております。

 38ページをお願いいたします。4項選挙費は、選挙に係る事務費の決定により1,131万3,000円を減額いたしております。5項統計調査費は、295万5,000円を減額いたしております。統計調査委託金の確定による事務費の減及び地籍調査事業内容の変更により減額いたしております。

 40ページをお願いいたします。3款民生費1項社会福祉費は、924万6,000円を減額いたしております。1目社会福祉総務費の自立支援給付費2,783万1,000円の増額、地域生活支援事業給付費433万円の減額、精神障害者社会復帰施設等給付費518万7,000円の減額。

 42ページをお願いいたします。5目老人福祉費の高齢者生活支援給付410万円の減額、特別養護老人ホーム特別会計繰出金1,526万6,000円の減額、介護保険地域支援事業特別会計繰出金857万円の減額等が主なものでございます。2項児童福祉費は、1,459万2,000円を減額いたしております。仁田保育所屋根改修工事の執行残231万2,000円の減額、非被用者児童手当、特例給付費等の児童手当590万円の減額、乳幼児福祉医療費600万円の減額等が主なものとなっております。

 44ページをお願いいたします。3項生活保護費は、医療扶助費等の増額により1,250万7,000円を増額いたしております。

 4款衛生費1項保健衛生費は、2,833万7,000円を減額いたしております。

 46ページをお願いいたします。老人保健事業委託金1,670万円の減額、合併処理浄化槽設置事業補助金861万3,000円の減額が主なものでございます。2項清掃費は、194万円を減額いたしております。漂着物処理委託料171万4,000円の増額、し尿処理場の医薬材料費239万5,000円の減額が主なものでございます。

 6款農林水産業費1項農業費は、88万円を増額いたしております。

 48ページをお願いいたします。3目農業振興費のイノシシ捕獲補助金684万円の増額、長崎食と農支援事業補助金486万6,000円の減額が主なものでございます。2項林業費は、532万1,000円を増額いたしております。シイタケ生産推進補助金500万円の増額、森林整備地域活動支援交付金338万3,000円の増額。

 50ページをお願いいたします。品質向上基盤施設導入事業補助金137万2,000円の減額が主なものでございます。3項水産業費は、真珠養殖経営転換対策資金利子補給補助金の減額等が150万円を減額いたしております。

 7款商工費1項商工費は、観光マップ作成委託料の減額等により31万9,000円減額いたしております。

 8款土木費1項土木管理費は、職員の人件費の減額等により118万1,000円を減額いたしております。

 52ページをお願いいたします。2項道路橋梁費は、779万8,000円を減額いたしております。事業内容、事業費の決定等による工事費、事務費を調整いたしております。3項河川費は、急傾斜地崩壊対策事業負担金を427万5,000円減額いたしております。

 54ページをお願いいたします。4項港湾費は、1,012万2,000円を減額いたしております。県管理港湾使用料の徴収委託料154万円の減額、厳原港、日田勝港ターミナルビルの改修工事費858万2,000円の減額が主なものでございます。5項都市計画費は、975万1,000円を減額いたしております。都市計画区域補助金変更調査等委託料265万円の減額、都市計画街路県工事負担金360万円の減額。

 56ページをお願いいたします。まちづくり活動補助金184万6,000円の減額が主なものでございます。6項住宅費は、789万9,000円減額いたしております。市営住宅解体工事280万円の減額、床谷改良住宅整備工事302万8,000円の減額、街なみ環境整備工事193万4,000円の減額が主なものでございます。

 58ページをお願いいたします。9款消防費1項消防費は、職員の人件費235万1,000円を減額いたしております。

 10款教育費1項教育総務費は、2,112万8,000円を減額いたしております。耐震調査設計委託料2,051万1,000円の減額が主なものでございます。2項小学校費は、132万7,000円を減額いたしております。

 60ページをお願いいたします。瀬地区のスクールバス待合所建設工事費60万円の増額、瀬地区スクールバス購入費172万8,000円の減額が主なものでございます。3項中学校費は、589万1,000円を減額いたしております。校旗購入のための学校備品購入費、普通旅費、高度僻地修学旅行費補助金等の減額が主なものでございます。

 62ページをお願いいたします。4項幼稚園費は、職員の人件費の減額が主なものでございます。5項社会教育費は、543万8,000円を減額いたしております。施設の維持補修工事費102万7,000円の減額。

 64ページをお願いいたします。警備委託料113万4,000円の減額、駐車場の用地借上料201万3,000円の減額が主なものでございます。6項保健体育費は、580万4,000円を減額いたしております。町民体育祭委託料264万円の減額、体育施設費の修繕量169万4,000円の減額が主なものでございます。

 11款災害復旧費1項農林水産施設災害復旧費は、472万1,000円を減額いたしております。

 66ページをお願いいたします。2項公共土木施設災害復旧費は、4,121万3,000円を減額いたしております。災害復旧箇所の入札執行により、事業費が確定した分について、工事費、事務費を調整いたしております。

 68ページをお願いいたします。12款公債費1項公債費は、7億2,642万6,000円を増額いたしております。1目元金は、政府資金の利率4%以上5%未満の利率の高い資金のうち、6億9,340万8,000円の繰上償還に係る元金を増額いたしております。2目利子は、政府資金の繰上償還に係る保証金6,806万9,000円と、低利借入等により償還金利子を3,505万1,000円減額いたしております。

 70ページから73ページにかけましては、補正予算給与費明細書であります。

 以上、簡単ではございますが提案理由の説明を終わります。よろしく御審議くださいますようお願いいたします。



○議長(波田政和君) これから質疑を行います。質疑はありませんか。12番、大浦孝司君。



◆議員(大浦孝司君) 9ページの繰越明許費に関連してちょっとお聞きしたいと思います。

 CATV施設整備事業が、8億3,100万20年度に繰り越すというふうなことで明記されております。かなり大きな額であろうかと思います。そして、けさもらってた資料の専決処分の一部には、対馬市情報基盤整備の中の3工区が1億7,100万の端数が出ておりますが、増額で専決処分を平成20年1月15日にしたということが書かれております。

 私は、専決処分というふうなことは、議会が開かれずにその執行を検討して、急ぐ特別の理由があるからやるということで理解しておりますが、これを見ますと3月の補正予算で十分、会議をして繰越明許というふうなことでいいんではないかなというふうな考え持つんですが、皆さんちょっとありますが、専決処分書ていうのがありますよ。

 その中の変更の部分に、1億7,117万2,050円をどうしても議会前に予算化せなならんからそれをしたと、こう書かれております。その理由も下に書いておりますね、この関連といわゆる今回の繰越明許の金額がどう関連しとるかちょっとお話を聞きたいと思います。

 それともう1点は、なぜ1億7,100万の金が3月の補正予算を待たずに予算化せねばならなかったか、これは私はちょっと聞いてみにゃわからんなと思っております。

 以上2点、部長さんお願いいたします。



○議長(波田政和君) 政策部長、阿比留博文君。



◎政策部長(阿比留博文君) お答えしたいと思います。専決処分の分について、まず最初にお答えしたいと思います。

 この点に関しましては、12月の議会だったと思いますけれども、第4工区の追加の工事を出したと思います。その分で、センターの分が、これ3工区はセンターの機器類になるわけですけれども、4工区を実施するためには、センターの分も合わせて実施していかないと工事が先に進まないというようなことになりましたので、専決をさせていただいたわけでございます。

 言いますと、結局1工区2工区については、もう当然3工区で機器類の整備は一緒に契約いたしましたけれども、4工区につきましては、12月で契約した段階で当然一緒にセンターも整備していかにゃならんというようなことになりますので、専決をさせていただいたというわけでございます。



○議長(波田政和君) 12番、大浦孝司君。



◆議員(大浦孝司君) ちょっと確認いたしますが、その追加工事の分はすべて工事を終えて、8億3,100万というのはほかの工事が余った分だけでしょうか。それをちょっと、私はちょっとはっきりしてみたいと思うんですが。



○議長(波田政和君) 政策部長、阿比留博文君。



◎政策部長(阿比留博文君) 繰り越しの8億3,100万という分につきましては、これ今度の、引き込み工事現在やっています。1工区2工区3工区、これで当初は年度内に工事を終えるということを話しておりましたけれども、この引き込み工事に関してはどうしても各家庭に入っていくというような工事になります。

 したがいまして、家庭に連絡した段階で留守をされている方、あるいは連絡が取れなかった方等がございますので、その分おくれてくるのがもう現状でございます。



◆議員(大浦孝司君) 議長、最後です。



○議長(波田政和君) 12番、大浦孝司君。



◆議員(大浦孝司君) 自然に考えれば、その工事が平成20年度にかかるというふうなことであれば20年度に予算を組むという、私は一般的に無理をしてまで、この財源の厳しい中で無理に無理を重ねてやったなあという感じがいたしまして、そういう工事の分ちゅうのは私は年度できちんと考えりゃあいいわけであって、何も19年度に財源化してせっぱ詰まったことを積み上げる必要はなかったんじゃないかなという、一般的な議員としての予算の組み方としていかがなものかというふうなことを感じておりました。

 それでもう1つ、ぜひとも1月その、契約日が15日でございましたが、その3工区の関連という中で4工区の云々とこう書かれておりますが、どうしても1月の月にセットせんとその空間が施工上困ることであったのか、3月の補正予算に堂々と組んで、その後施工が何も差し支えなければ私は自然体として3月の補正予算として上げるのが筋じゃないかなという思いがしますが、部長その辺の最後の言葉お聞きします。



○議長(波田政和君) 政策部長、阿比留博文君。



◎政策部長(阿比留博文君) これ、先ほどから申しておりますように、1工区2工区、4工区の工事につきましては、センターと同時進行していくというようなことになっておりますので、どうしてもこういった形をとらせていただいたということになります。



◆議員(大浦孝司君) 終わります。



○議長(波田政和君) ほかにありませんか。21番、中原康博君。



◆議員(中原康博君) 補正予算ではありませんけれども、参考までに19年度の工事ですので尋ねたいと思います。

 昨日の長崎新聞に載っておりましたけれども、川上建設部長にちょっと尋ねたいと思います。この成り行きですね、新聞にもあらかた書いてありますけれども、成り行き等説明をしていただきたいと思います。

 そしてまた、一番に予定価格はだれが決められたものか、そしてまた、この地滑り工事で業者も絞られた形で8社いうことでございます。それだけに、なかなかの実績のある業者でないと入れなかったんじゃないかなと思います。それによって、その実績とは対馬の実績でいかれたものか、その2点とですね、お尋ねしたいと思います。