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長崎県 対馬市

平成 17年 3月定例会(第1回) 02月25日−01号




平成 17年 3月定例会(第1回) − 02月25日−01号









平成 17年 3月定例会(第1回)


   対馬市告示第12号
    平成17年第1回対馬市議会定例会を次のとおり招集する
       平成17年2月16日
                                 市長 松村 良幸
   1 期 日  平成17年2月25日
   2 場 所  対馬市議会議場(対馬市公会堂)
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   ○開会日に応招した議員
縫田 孟敦君          村瀬 哲美君
阿比留光雄君          橘  松幸君
江嶋 慶子君          三山 幸男君
小宮 政利君          初村 久藏君
一宮 明博君          阿比留一禮君
齋藤 久光君          佐々木 毅君
吉見 優子君          有地 眞汎君
岩佐  正君          柚原 ?和君
糸瀬 一彦君          神田 貞人君
串? 定努君          桐谷  徹君
山本  進君          永留 廣美君
島居 真吾君          宮原 五男君
橋本  健君          阿比留信則君
平江 善賢君          松井 旦壽君
原田 義治君          大浦 孝司君
小川 廣康君          大部 初幸君
辻   侃君          武末 伸夫君
兵頭  榮君          中嶋 静治君
米田 賢明君          上野洋次郎君
船越 洋一君          中村伊都男君
大石  豊君          白石 安秀君
今林 秀博君          小宮一人司君
作元 義文君          梅野 大志君
濱? 正美君          田中 清子君
山口 忠義君          豊村 幸也君
黒岩 美俊君          比田勝康彦君
立花 勝明君          能登  康君
八島  猛君          武本 哲勇君
堀江 政武君          永留 義範君
山口 時男君          阿比留大人君
村瀬 正明君          村瀬 正人君
中島 俊勇君          比田勝保男君
梅野 博征君          小島 五郎君
大串 嘉見君          田中  長君
桐谷 正義君          島居 眞之君
永留 兼男君          熊本 善吉君
小宮 義春君          齋藤 義人君
長町 忠一君          畑島 孝吉君
扇 作エ門君          山田  明君
小田 一八君          梅野 勝助君
阿比留輝夫君          佐護 勝弥君
安田 松寿君          阿比留藏生君
平間 利光君                
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   ○2月28日に応招した議員

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   ○3月1日に応招した議員

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   ○3月2日に応招した議員

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   ○3月3日に応招した議員

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   ○3月4日に応招した議員

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   ○3月7日に応招した議員

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   ○3月18日に応招した議員

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   ○2月25日に応招しなかった議員
二宮 昌彦君          春田 次政君
島居 邦嗣君          小島 三廣君
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   ○2月28日に応招しなかった議員
串? 定努君          宮原 五男君
辻   侃君          船越 洋一君
島居 邦嗣君          梅野 博征君
永留 兼男君          長町 忠一君
──────────────────────────────
   ○3月1日に応招しなかった議員
橘  松幸君          宮原 五男君
辻   侃君          中嶋 静治君
島居 邦嗣君          梅野 博征君
永留 兼男君          小宮 義春君
長町 忠一君                
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   ○3月2日に応招しなかった議員
小宮 政利君          兵頭  榮君
中村伊都男君          島居 邦嗣君
永留 義範君          比田勝保男君
梅野 博征君          小田 一八君
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   ○3月3日に応招しなかった議員
江嶋 慶子君          小宮 政利君
岩佐  正君          山口 忠義君
島居 邦嗣君          梅野 博征君
山田  明君          梅野 勝助君
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   ○3月4日に応招しなかった議員
岩佐  正君          桐谷  徹君
島居 邦嗣君          中島 俊勇君
梅野 博征君          小島 五郎君
桐谷 正義君          梅野 勝助君
阿比留藏生君                
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   ○3月7日に応招しなかった議員
村瀬 哲美君          阿比留光雄君
二宮 昌彦君          米田 賢明君
比田勝康彦君          村瀬 正人君
中島 俊勇君          小宮 義春君
長町 忠一君                
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   ○3月18日に応招しなかった議員
桐谷  徹君          八島  猛君
村瀬 正人君                
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平成17年 第1回 対 馬 市 議 会 定 例 会 会 議 録(第1日)
                           平成17年2月25日(金曜日)
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議事日程(第1号)
                       平成17年2月25日 午前10時00分開会
    日程第1 会議録署名議員の指名
    日程第2 会期の決定
    日程第3 議長の諸般の報告
    日程第4 市長の行政報告
    日程第5 市長の施政方針説明
    日程第6 総務常任委員会の閉会中の所管事務調査報告
    日程第7 文教常任委員会の閉会中の所管事務調査報告
    日程第8 厚生常任委員会の閉会中の所管事務調査報告
    日程第9 産業建設常任委員会の閉会中の所管事務調査報告
    日程第10 議会運営委員会の閉会中の調査報告
    日程第11 ツシマヤマネコ対策特別委員会の閉会中の調査報告
    日程第12 空路改善調査特別委員会の閉会中の調査報告
    日程第13 承認第1号 専決処分の承認を求めることについて(平成16年度対馬市一般会計補正予算(第3号))
    日程第14 議案第1号 平成16年度対馬市一般会計補正予算(第4号)
    日程第15 議案第2号 平成16年度対馬市診療所特別会計補正予算(第2号)
    日程第16 議案第3号 平成16年度対馬市老人保健特別会計補正予算(第2号)
    日程第17 議案第4号 平成16年度対馬市簡易水道事業特別会計補正予算(第3号)
    日程第18 議案第5号 平成16年度対馬市集落排水処理施設特別会計補正予算(第1号)
    日程第19 議案第6号 平成16年度対馬市風力発電事業特別会計補正予算(第1号)
    日程第20 議案第7号 平成16年度対馬市水道事業会計補正予算(第3号)
    日程第21 農業委員会委員の推薦について
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本日の会議に付した事件
    日程第1 会議録署名議員の指名
    日程第2 会期の決定
    日程第3 議長の諸般の報告
    日程第4 市長の行政報告
    日程第5 市長の施政方針説明
    日程第6 総務常任委員会の閉会中の所管事務調査報告
    日程第7 文教常任委員会の閉会中の所管事務調査報告
    日程第8 厚生常任委員会の閉会中の所管事務調査報告
    日程第9 産業建設常任委員会の閉会中の所管事務調査報告
    日程第10 議会運営委員会の閉会中の調査報告
    日程第11 ツシマヤマネコ対策特別委員会の閉会中の調査報告
    日程第12 空路改善調査特別委員会の閉会中の調査報告
    日程第13 承認第1号 専決処分の承認を求めることについて(平成16年度対馬市一般会計補正予算(第3号))
    日程第14 議案第1号 平成16年度対馬市一般会計補正予算(第4号)
    日程第15 議案第2号 平成16年度対馬市診療所特別会計補正予算(第2号)
    日程第16 議案第3号 平成16年度対馬市老人保健特別会計補正予算(第2号)
    日程第17 議案第4号 平成16年度対馬市簡易水道事業特別会計補正予算(第3号)
    日程第18 議案第5号 平成16年度対馬市集落排水処理施設特別会計補正予算(第1号)
    日程第19 議案第6号 平成16年度対馬市風力発電事業特別会計補正予算(第1号)
    日程第20 議案第7号 平成16年度対馬市水道事業会計補正予算(第3号)
    日程第21 農業委員会委員の推薦について
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出席議員(85名)
1番 縫田 孟敦君       2番 村瀬 哲美君
3番 阿比留光雄君       4番 橘  松幸君
5番 江嶋 慶子君       6番 三山 幸男君
7番 小宮 政利君       8番 初村 久藏君
9番 一宮 明博君       10番 阿比留一禮君
11番 齋藤 久光君       12番 佐々木 毅君
13番 吉見 優子君       14番 有地 眞汎君
15番 岩佐  正君       16番 柚原 ?和君
17番 糸瀬 一彦君       18番 神田 貞人君
20番 串? 定努君       21番 桐谷  徹君
22番 山本  進君       23番 永留 廣美君
24番 島居 真吾君       25番 宮原 五男君
26番 橋本  健君       28番 阿比留信則君
29番 平江 善賢君       30番 松井 旦壽君
31番 原田 義治君       32番 大浦 孝司君
33番 小川 廣康君       34番 大部 初幸君
35番 辻   侃君       36番 武末 伸夫君
37番 兵頭  榮君       38番 中嶋 静治君
39番 米田 賢明君       40番 上野洋次郎君
41番 船越 洋一君       42番 中村伊都男君
43番 大石  豊君       44番 白石 安秀君
45番 今林 秀博君       46番 小宮一人司君
47番 作元 義文君       48番 梅野 大志君
49番 濱? 正美君       50番 田中 清子君
51番 山口 忠義君       52番 豊村 幸也君
53番 黒岩 美俊君       55番 比田勝康彦君
56番 立花 勝明君       57番 能登  康君
58番 八島  猛君       59番 武本 哲勇君
61番 堀江 政武君       62番 永留 義範君
63番 山口 時男君       64番 阿比留大人君
65番 村瀬 正明君       66番 村瀬 正人君
67番 中島 俊勇君       68番 比田勝保男君
69番 梅野 博征君       70番 小島 五郎君
71番 大串 嘉見君       72番 田中  長君
73番 桐谷 正義君       74番 島居 眞之君
75番 永留 兼男君       76番 熊本 善吉君
77番 小宮 義春君       78番 齋藤 義人君
79番 長町 忠一君       80番 畑島 孝吉君
81番 扇 作エ門君       82番 山田  明君
83番 小田 一八君       85番 梅野 勝助君
86番 阿比留輝夫君       87番 佐護 勝弥君
88番 安田 松寿君       89番 阿比留藏生君
90番 平間 利光君                
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欠席議員(4名)
19番 二宮 昌彦君       27番 春田 次政君
54番 島居 邦嗣君       84番 小島 三廣君
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欠  員(なし)
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事務局出席職員職氏名
局長 齋藤 長生君     次長 永留 徳光君
参事 渋江 雄司君     係長 三原 立也君
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説明のため出席した者の職氏名
市長 ………………………………………………………………………… 松村 良幸君
助役 ………………………………………………………………………… 木谷 博昌君
助役 ………………………………………………………………………… 廣田 貞勝君
収入役 ……………………………………………………………………… 永尾一二三君
総務企画部長 ……………………………………………………………… 内田  洋君
総務企画部理事(企画担当) …………………………………………… 長  信義君
総務企画部理事(財務担当) …………………………………………… 勝見 末利君
総務企画部理事(財政再建担当) ……………………………………… 野嶋 克哉君
総務企画部次長(総務課長) …………………………………………… 大浦 義光君
総務企画部次長(秘書課長) …………………………………………… 齋藤 勝行君
市民生活部長 ……………………………………………………………… 梅野 慶一君
市民生活部理事(税務担当) …………………………………………… 山田 幸男君
市民生活部次長(市民課長) …………………………………………… 俵  次男君
保健福祉部長 ……………………………………………………………… 日高 一夫君
保健福祉部理事(保険担当) …………………………………………… 阿比留輝雄君
保健福祉部次長(保護課長) …………………………………………… 川本 豊信君
産業建設部長 ……………………………………………………………… 中島  均君
産業建設部次長(農林課長) …………………………………………… 神宮 忠彌君
水道局長 …………………………………………………………………… 黒瀬 勝弘君
教育長 ……………………………………………………………………… 米田 幸人君
教育次長 …………………………………………………………………… 菅野 倶吉君
厳原支所長 ………………………………………………………………… 松原 敬行君
美津島支所長 ……………………………………………………………… 清水 達明君
豊玉支所長 ………………………………………………………………… 佐伯  勲君
峰支所長 …………………………………………………………………… 阿比留博幸君
上県支所長 ………………………………………………………………… 山本 輝昭君
上対馬支所長 ……………………………………………………………… 梅野 茂希君
消防長 ……………………………………………………………………… 阿比留仁志君
消防次長 …………………………………………………………………… 阿比留 健君
監査委員事務局長 ………………………………………………………… 財部貴資男君
農業委員会事務局長 ……………………………………………………… 長谷川洋蔵君


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午前10時00分開会



○議長(平間利光君) おはようございます。報告をいたします。19番、二宮昌彦君、27番、春田次政君、54番、島居邦嗣君、84番、小島三廣君、以上の方より欠席の届け出があっております。

 ただいまから、平成17年第1回対馬市議会定例会を開会いたします。

 これより本日の会議を開きます。

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△日程第1.会議録署名議員の指名



○議長(平間利光君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。

 会議録署名議員は、会議規則第81条の規定によって、平江善賢君及び松井旦壽君を指名します。

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△日程第2.会期の決定



○議長(平間利光君) 日程第2、会期の決定についてを議題とします。

 お諮りします。本定例会の会期は、お手元に配付いたしております会期日程表のとおり、本日から3月18日までの22日間とすることに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(平間利光君) 異議なしと認めます。したがって、本定例会の会期は、本日から3月18日までの22日間に決定しました。

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△日程第3.議長の諸般の報告



○議長(平間利光君) 日程第3、議長の諸般の報告を行います。

 諸般の報告は、お手元に配付のとおりであります。

 以上で、諸般の報告を終わります。

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△日程第4.市長の行政報告



○議長(平間利光君) 日程第4、市長の行政報告を行います。

 市長から行政報告の申し出がありました。これを許します。市長、松村良幸君。



◎市長(松村良幸君) おはようございます。本日、ここに平成17年第1回対馬市議会定例会を招集いたしましたところ、議員諸兄におかれましては御健勝にて御参会をいただきまして、厚くお礼を申し上げます。

 本定例会におきまして御審議を願います案件は、専決処分の承認案件1件、平成16年度補正予算7件、平成17年度予算12件、条例の制定及び一部改正案等55件など、合わせて75件の議案について御審議をお願いするものであります。

 議案の内容につきましては、後ほど担当部長等に説明させたいと存じますので、何とぞよろしく御審議をくださいまして適正なる御決定御承認をいただきますようお願い申し上げます。

 なお、せっかくの機会でありますので12月定例会以降の主な事項について、概略御報告を申し上げたいと思います。

 まず、対馬市行財政改革推進委員会の中間答申についてであります。平成16年第2回定例会におきまして、議決いただきました対馬市行財政改革推進委員会は、これまでに4回の委員会を開催し、先般中間答申をいただきました。

 この中間答申では、行財政改革が市民の皆さんの理解と協力が不可欠であることから、対馬市の行財政の現況をわかりやすく市民の皆さんに開示しながら、計画的な財政運営や政策課題に対応した機構改革、コスト削減と予算の重点配分、事務事業の見直しと行政評価システムの導入、市民と皆さんとのパートナーシップの構築や職員の人材育成など、数多くの御提言をいただいたところであります。

 市といたしましては、本中間答申や今後の本委員会の議論を踏まえまして、安定した行財政システムの構築に全力で取り組んでまいります。

 2点目は、湯多里ランドつしまの休止についてであります。

 湯多里ランドつしまは、平成6年グリーンピア計画の一環として、平成10年に具体的に温泉保養施設を計画をいたしました。13年と14年にかけまして、対馬最大の温泉施設として住民の皆さんの健康増進、あるいは観光推進という大きな役割を担いオープンをし、今日に至っておるわけでございます。

 開設当初、このような施設の運営については、やはり行政が直接やるよりも民間が持つノウハウによる経営がよりベターではないかとの考えで、経営責任者を民間の出資企業から選出することにいたしました。当時の町が5,000万円、結局市が5,000万円ですね、民間2社がそれぞれ2,450万円の出資によりまして、資本金9,900万円の第三セクター方式による運営会社株式会社湯多里ランドつしまを設立いたしまして現在まで運営に当たってきたところであります。

 この間、必死の経営努力、また市としても旧美津島町時代に設備の改善を図るなどの策を講じてまいりましたが、残念ながらどうしても赤字経営を脱することができず、この3月末で1億9,700万円程度の赤字を計上せざるを得ない状況に陥っております。

 このようなことから、このまま経営を続けることは市民の皆様に多大な御迷惑をおかけすることになるとの判断から、去る2月7日の株式会社湯多里ランドつしまの株主総会におきまして、3月31日をもって会社を解散するとの決定がなされたところであります。このため、3月16日までで営業を休止しまして、3月末日までに、末までにですね、会社の清算をする手続を進めているところであります。

 このことに伴います赤字の補てんにつきましては、第三セクターという経営体の性質上地方公共団体の責任が大きゅうございますので、その他の株主については有限責任が問われるものであろうかと思います。出資金についての責任が発生するということが、法的にも弁護士の見解もいただいております。

 したがいまして、市において赤字分を補てんする以外にないとの結論から、補正予算第4号において会社清算のための経費を含めて1億2,534万8,000円を計上いたしております。

 このような結果になり、議会また市民の皆様には大変御迷惑をおかけすることになりましたことをまずもっておわびを申し上げなければならないと思っております。なお、湯多里ランドつしまにつきましては、温水プールだけでもどうか継続してほしいとの市民の皆様の声もお聞きいたしております。

 何とか、希望に沿うことができないものかと模索もいたしましたが、プールだけでも年間3,000数百万の赤字が必至であります。現時点では、非常に難しいとしか言いようがないのが現状であります。今後は、新たに指定管理者の募集を行いまして、新たな経営体の構築を進め、その応募があり次第再開したいと考えておりますが、当分の間湯多里ランドつしまを休止いたす所存であります。

 なお、事業の詳細につきましては資料を配付いたしておりますので、御参照いただきたいと思います。

 3点目は、今屋敷地区市街地再開発事業についてであります。

 12月議会におきまして、議会としても強力に推進するとの御同意を得た後、公共施設の一部見直しを行ったところであります。これは、4階部分の健康福祉センターの一部施設がいづはら病院内に併設されていることや、今後の行財政改革等で既存施設の見直しが予想されることから、新たに市の中核となり得る施設として図書館機能を持った図書館の充実、もちろん図書機能だけじゃございませんが、図書館の充実と会議機能の充実を図ることにいたしております。

 また、工事に関しては現在第1、第2工区の解体工事も予定どおり順調に進んでおりまして、2月14日に入札参加の募集広告も行い、3月末の入札執行に向けた事務作業が行われているところであります。

 4点目は、航空保険特別料金についてであります。

 対馬長崎間に就航しておりますオリエンタルエアーブリッジから、この5月1日から、仮称ではありますが航空保険特別料金を設定する旨の説明を去る2月10日に受けております。

 同社によりますと、平成13年9月11日に発生いたしましたあの痛ましい同時多発テロを契機に、既に国内のANAグループ、それからJALグループでは、平成13年10月からこの料金は設定されていたのでありますが、同社では、同社ていうのはオリエンタルエアーブリッジでございますね、企業努力により何とか今まで回避をしてきたところであります。

 しかしながら、高騰する不安保険コストによりましてそれも限界に達したとのことであります。したがって、他の航空会社同様に300円の航空保険特別料金を全路線に設定するということでございますので御報告いたします。

 詳細につきましては、お手元に同社の資料を配付しておりますのでごらんいただきたいと思います。

 以上でございます。どうぞよろしくお願いいたします。



○議長(平間利光君) 以上で行政報告を終わります。

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△日程第5.市長の施政方針説明



○議長(平間利光君) 日程第5、市長の施政方針説明を議題といたします。

 市長の説明を求めます。市長、松村良幸君。



◎市長(松村良幸君) 続きまして、施政方針の説明いたします。

 平成17年度の一般会計予算及び特別会計予算案の御審議をお願いするに当たりまして、予算編成方針とその概要を御説明申し上げます。そして、市政の運営につきまして所信を申し述べたいと思います。

 平成の大合併の名のもと、昨年3月1日長崎県下の合併の第1号として対馬市が誕生いたしました。私は、この1年足らずの期間に、市民の皆様からの新生対馬市に寄せられる熱き思いを感じながら、市の発展と市民の皆様の幸せを念じ、行政として取り組まなければならない事柄について、真剣に考え一生懸命努力をしてまいったつもりであります。

 この間、市民の皆様の御理解と御協力に支えられまして、穏やかでありますが対馬市としての歯車が少しずつ動き出した感がいたしております。対馬市が、むだのない合理的な行政を進める上で、旧6町の事務事業の進め方、公共施設の管理状況及び施設整備等にかなりの格差があり、これらの山積する多くの課題を計画的に解消し、新たな問題点等に積極的に取り組み、名実ともに対馬が一つとなるよう努めてまいりたいと思います。

 市民皆様の一人一人の幸せと、市の将来を十分見極めながら、確かな間違いのない舵取りをしていかなければならないと決意を新たにし、覚悟を新たにしているところであります。

 平成12年8月に、対馬6町合併協議会が設置をされ、対馬のあるべき方向性など十分協議を重ねた上で合併をいたしました。この合併により、市民の皆様は足腰の強い行財政の実現とより広がりのある枠組みの中で、より理想的なまちづくりに向けて大きな期待をされていたと思っております。

 しかしながら、地方公共団体においては国庫補助負担金等の一般財源化及び地方交付税の削減など、いわゆる三位一体の改革の国の改革の影響をまともに受けて、財政運営は極めて厳しいものとなってきております。本市の場合も例外ではなく、まさに今危機的な状況に追い込まれていると言っても過言ではありません。

 私は、第一次産業と観光の融合するまちづくりを基本に、市民の所得と福祉の向上を目指して各種施策の推進に努めてまいりたいと思っております。

 第一次産業を取り巻く社会情勢が、大きく変化して厳しい状況下で、個性ある産業の自立した発展と活性化を促進するための各種事業を実施し、楽しく安心して暮らせる社会の実現と、分権社会にふさわしい地方行政の再構築を図るため、行財政面における自己決定権と自己責任をより拡充するとともに、地域住民のニーズが迅速かつ的確に反映されることが強く期待をされることにより、それに伴って住民皆さんの受益と負担の関係を一層明確化することが重要であると、このように再認識をいたしております。

 最近の経済情勢等を踏まえ、行財政運営についてはみずからの財政状況を分析し、全般にわたる見直し、合理化・効率化に徹底的に取り組みまして、行財政改革をより積極的に推進をし、対馬市の財政規模に似合った行政運営をすることが急務であると考えております。

 政府は、平成17年度予算編成に当たっては、昨年度の我が国経済は一部に弱い動きが見られるが、年度全体を通して見ると企業収益が大幅に改善するなど企業部門が引き続き堅調な中、雇用環境が持ち直す動きが見られ、民間需要中心の回復を続けると見込んでおります。

 物価については、国内企業物価は原油など素材価格が高騰した影響による上昇が見られますが、消費者物価は前年比で小幅な下落基調が続くなど、穏やかなデフレ状況が継続すると見込んでおります。

 平成17年度の経済見通しと、経済財政運営の基本的態度によれば、政府は改革なくして成長なし、民間にできることは民間に、地方にできることは地方にとの方針のもと、経済財政と構造改革に関する基本方針2004に基づき、個人や企業の挑戦する意欲と地方に自主性を引き出すため、各分野にわたる構造改革を引き続きスピード感を持って一体的かつ整合的に推進をし、民間需要主導の持続的な経済成長を図ることとしております。

 また、デフレからの脱却を確実なものとするため、政府は日本銀行と一体となって政策努力をさらに強化するほか、今後とも経済情勢によっては大胆かつ柔軟な政策運営を行うこととし、平成17年度においては世界経済の回復が続く中で生産や設備投資が増加するなど、企業部門が引き続き改善するということを背景に、景気回復が雇用、そして所得環境の改善を通じて家計部門に波及する動きが強まり、消費は確実に増加すると見込まれております。

 これにより、我が国経済は引き続き民間需要中心の穏やかな回復を続けると見込まれ、物価については政府、日銀一体となった取り組みを進めることにより、デフレからの脱却に向けた進展が見込まれております。

 その結果、平成17年度の国内総生産の実質成長率が1.6%程度となると、このように見込まれております。平成17年度予算編成に当たっては、2010年代初頭におけ基礎的財政収支の黒字化を念頭に置きつつ、構造改革を一層推進するため行革断行予算という基本路線を継続し、持続的な財政構造の構築と予算の質の向上を図る必要があるとしています。

 このため、歳出改革を一層推進し、一般会計歳出及び一般歳出の水準について実質的に前年度水準以下に抑制をしてきた従来の歳出改革路線を堅持、強化することを基本に編成された平成17年度一般会計予算規模は、前年度に比べ0.1%増の82兆1,829億円で、一般歳出は、前年度に比べ0.7%減の47兆2,829億円となっております。

 そうした中で、地方財政の運営に当たっては、地方財政計画の規模の抑制に努めてもなお平成16年度に引き続き大幅な財源不足の状況にあります。地方財政の借入金残高は、平成17年度末には205兆円に達する見込みとなっております。今後、その償還負担の一層の増加や社会保障関係経費の自然増が見込まれるところであり、これにより将来の財政運営が圧迫されることが強く懸念をされております。

 現下の、極めて厳しい地方財政の状況、国、地方を通ずる財政構造改革の必要性を踏まえるとき、引き続き地方公共団体においては地方分権の時代にふさわしい簡素で効率的な行政システムを確立するため、徹底した行政改革を推進するとともに、歳出の徹底した見直しによる抑制と重点化を進めていき、また歳入面でも自主財源について積極的な確保策を講じるなど、効率的で持続可能な財政への転換を図ることが急務であると、このようにされております。

 平成17年度の予算編成に当たっては、このような現状を踏まえ財政の健全性の確保に留意しつつ、それぞれの地域経済の状況にかんがみ、個性と工夫に満ちた魅力ある都市と地方の形成、循環型社会の構築、地球環境問題への対応、少子高齢化対策等の地域の課題に重点的に取り組み、住民福祉の向上に努めるとともに地域経済の活性化と地域雇用の創造を地域の視点から積極的かつ総合的に推進し、地域再生に積極的に取り組むように求めております。なお、平成17年度の地方財政計画は、前年度に比べ1.1%減の約83兆7,700億円となっております。

 次に、本市の対馬市の平成17年度の予算編成当たりましては、これまで述べました政府予算や地方財政収支見通しの概要等を十分踏まえまして、さらに本市対馬市の財政状況を考慮した上で地方分権や住民ニーズ等に適切に対処するために、行財政改革の計画的な取り組みを行うとともに、独自の工夫を加えつつ事務事業及び組織機構の見直し、競争原理による民間委託等を推進し、行政の効率化と歳出の徹底した見直しによる財政再建に努め、新対馬市建設計画に基づき、アジアに発信する歴史海道都市の実現に向けて努めるとともに、住民福祉の向上を図ることを基本方針としております。

 その結果、平成17年度の予算規模は、一般会計で366億4,600万円、診療所特別会計で2億3,110万円、公共用地先行取得特別会計で411万3,000円、国民健康保険特別会計で46億8,310万8,000円、老人保健特別会計で42億1,037万6,000円、介護保険特別会計で26億3,632万4,000円、特別養護老人ホーム特別会計で4億8,340万円、簡易水道事業特別会計で12億9,805万5,000円、集落排水処理施設特別会計で1,730万円、旅客定期航路事業特別会計で4,236万3,000円、風力発電事業特別会計で3,650万2,000円、以上を計上し、一般会計予算から風力発電事業特別会計までの予算総額は502億8,864万1,000円であります。

 地方公営企業法の適用を受けます水道事業特別会計で、収益的収入2億7,424万7,000円、収益的支出2億6,920万8,000円、資本的収入1億1,840万円、資本的支出1億7,704万8,000円とこのようになっておりまして、資本的収入の不足分は当年度分損益勘定留保資金等で補てんをしていくものであります。

 次に、予算の大綱について御説明を申し上げます。

 まず、一般会計の歳入予算について御説明申し上げます。

 市税につきましては、平成16年度の地方税制改正において、個人住民税均等割等の見直しがなされ平成17年度から施行されたものの、市民税は前年度予算額に比べ4.3%の減となっております。

 固定資産税、軽自動車税及び市たばこ税については、若干の伸びを見込み計上しています。入湯税につきましては、峰町のほたるの湯の供用開始による増と、先ほど申し上げました株式会社湯多里ランドつしまの休止による減を見込んで減額計上しております。

 次に、地方譲与税につきましては、国庫補助負担金の改革内容等を踏まえまして、所得譲与税の伸びを見込み7,500万円増額計上いたしております。

 地方特例交付金につきましては、平成11年度の地方税制改正による恒久的な減税に伴います地方税の減収の一部を補てんするため、地方税の代替的性格を有する財源として交付されるものであります。前年度並の額を計上しております。

 次に、地方交付税につきましては、平成17年度地方財政収支見通しの概要等を参考にいたしまして、普通交付税については前年度交付決定額の96.3%程度を見込んで計上いたしております。また、特別交付税については、前年度と同額の約10億円を見込んで計上いたしております。

 次に、国、県支出金につきましては、老人保護措置費負担金等の一般財源化による廃止と、それから新たに地域イントラネット整備、これはCATV事業でございますが、イントラネット整備事業あるいは汚泥再処理センター施設整備事業及び市街地再開発事業等に係る補助金を計上しております。

 繰入金につきましては、財源不足を補てんするため財政調整基金、減債基金及び振興基金を取り崩し計上いたしております。

 次に、市債につきましては、過疎対策事業債、辺地対策事業債、一般公共事業債及び合併特例債等で、財源補てんのある起債並びに一般財源の不足に対応するため、地方財政法第5条の特例として発行されます臨時財政対策債10億300万円を計上しております。

 以上、歳入についての概要を申し上げました。

 次に、歳出予算について御説明を申し上げたいと思います。

 まず、第一番目に、安心して暮らせるまちづくりというテーマでございますが、次代を担う子供たちが健やかに生まれ育成される環境整備を進めるとともに、関係機関等と連携協力しながら、地域における子育て支援などの各種サービスや事業を計画的に努めてまいります。さらに、本年度は介護保険事業計画及び高齢者保健福祉計画の見直しを行うこととなっております。

 介護保険事業計画は、地域の実情に応じた介護サービスが提供されるよう介護保険事業運営の基本計画となるものであります。また、高齢者保健福祉計画は、高齢者保健福祉施策を総合的に推進するため、介護を必要とする人だけでなく、すべての高齢者を視野に入れて保健及び福祉、それぞれの分野で連携したサービスの提供を基本に作成するものであります。

 また、障害者みずからがサービスを選択し、事業所や施設との契約に基づきサービスを利用する支援費制度のほか、すべての市民の皆さんが安心して暮らせる社会づくりに努めるため、地域子育て支援センター運営委託、子供デイサービスセンター管理運営委託、福祉のまちづくり推進事業費補助、精神障害者地域活動支援事業補助、更生医療給付、障害者医療費、乳幼児福祉医療費、母子福祉医療費、補装具給付、身体障害者施設支援費、知的障害者施設支援費、身体障害者居宅介護事業、身体障害者デイサービス事業、知的障害者居宅介護事業、特別障害者手帳手当等給付、在宅介護支援センター運営委託、養護老人ホーム入所措置費、各種福祉団体への補助、生活保護費、食の自立支援事業委託、生きがい活動支援通所事業委託、放課後児童健全育成事業委託、高齢者生活福祉センター運営委託、敬老行事開催委託、保健師等養成小額資金貸付金、豊玉町保健センター建設、救急2次病院運営負担金、対馬医療サミット開催負担金、離島医療圏病院負担金及び介護保険特別会計等の繰出金を計上いたしております。

 次に、健康づくりに取り組む市民を支援するため、母子保健事業及び老人保健事業検診等を実施しています。各種疾病の予防策として、予防接種事業及び結核検診事業の実施等を計上しております。

 生活環境の改善や廃棄物の適正処理などの環境保全のため、火葬場管理委託、生ごみ堆肥化容器設置補助、合併処理浄化槽設置補助、久田不燃物捨場暫定対策工事、可燃ごみ運搬業務委託、対馬クリーンセンター運営費、北部汚泥再生処理センター整備、街並み環境整備事業、街路横町線改築事業、日吉団地公営住宅建設、床谷改良住宅整備、三根田志団地建設、今屋敷地区第一種市街地再開発事業、急傾斜地崩壊対策事業、最終処分場改修事業基本設計委託及び簡易水道事業特別会計繰出金等を計上いたしております。

 さらに、市で発生するすべての一般廃棄物の適正な処理を確保するための基本となる一般廃棄物処理計画を策定いたします。

 災害などから、市民の皆さんの生命、身体及び財産を守るため、市と消防団を初めとする関係機関との連携を密にし、人命救助や消火活動等に万全の体制で取り組んでまいります。

 また、消防防災無線施設や機器の整備、更新を計画的に行い、地域防災能力の向上を図るため小型動力ポンプ購入、消防ポンプ自動車購入、消防団拠点施設建設、耐震性貯水槽設置、水槽つき消防ポンプ自動車購入、非常備消防団運営費及び防災無線運営費等を計上しております。

 次に、豊かな生産のまちづくりというテーマでございますが、農林水産業等を取り巻く環境は、担い手の減少、そして高齢化の進行、輸入品等の増加等によりましてかつてない厳しい状況にあります。

 このような状況の中で、経済団体及び観光団体と一体となった取り組みを展開し、対馬の自然を生かした観光開発と市民の所得の向上と農道、林道、漁場、漁港の整備改善や栽培漁業の推進を図るため、農林業関係ではシイタケ生産推進補助、ながさき食と農支援事業補助、転作奨励補助、イノシシわな購入、イノシシ捕獲補助、イノシシ被害防除対策事業、有害鳥獣被害対策事業補助、有害鳥獣駆除事業補助、シカ被害共同防除施設設置事業補助、家畜診療所運営補助、農道整備事業、牛購入、林道整備事業、対馬林業公社貸付金、森林整備地域活動支援交付金、木材処理加工施設補助及び林業機械導入事業補助等を計上しております。

 水産業関係は、イカ柴等設置事業、稚貝、稚魚放流事業、コンブ種苗造成事業、漁業等近代化対策事業、漁協施設等整備事業補助、水産業経営改善資金利子補給、漁業近代化資金利子補給、漁業共済掛金助成、漁港整備事業及び県営漁港整備事業負担金等を計上しております。

 商工観光関係は、商店街再発見支援事業、対馬観光物産協会補助、観光協会運営費補助、対馬アリラン祭振興会運営補助、朝鮮通信使行列振興会運営補助、峰ふるさと祭補助、ひとつばたご祭補助、いきいき豊玉祭補助、あじさい・パラグライディング大会補助、国境マラソン開催補助、観光情報案内板整備、茂木浜整備、千俵蒔公園基本設計測量委託及び公園管理費等を計上いたしております。

 道路関係は、市民の皆さんの日常生活の利便性を図るため、各種の補助事業や起債事業を活用いたしまして、生活道路の機能を担う市道の整備を進めるため、尾浦線改良、赤島線改良、昼ケ浦線改良、和板糸瀬線改良、佐保田線改良、茂木線改良、殿崎線改良及び国県道整備事業負担金等を計上いたしております。

 3番目になりますが、感動する心の育成を目指してということであります。

 子供たちが、豊かな体験をすることによって豊かな心を育められるような生活体験や社会体験の機会を大いに与え、子供たちの夢が広がるような教育を展開し、社会に対応できる能力や創造性を育み、個性を生かした魅力ある教育を推進するために、施設設備の整備等を進めてまいります。

 学校教育では、離島留学生ホームステイ補助、小・中学校教育研究会補助、学校研究委託、教育用備品・学校図書購入、総合学習事業補助、合同音楽会補助、北部小学校大規模改造事業、中学校体育連盟補助、高度へき地修学旅行補助、心の教室相談員設置、通学バス運行委託、学校給食業務委託、給食運搬車運転委託、学校用務員委託、英語指導助手及び高校生遠距離通学費補助等を計上しております。

 さらに、国際化時代に対応した対馬ならではの教育や、特色ある学校づくりに努めるため、韓国の中学校と姉妹校関係にある3中学校との日韓交流教育促進事業を実施してまいります。

 生涯教育では、スポーツを楽しみ、市民みずから学習する意欲と能力を養う生涯学習活動を支援するために、スポーツ教室や公民館講座の開催を行うほか各種事業を進めるとともに、青少年劇場開催、対馬島郷土芸能保存会補助、ツシマヤマネコを守る会補助、対馬体育協会補助、スポーツ活動振興補助、スポーツ少年団育成補助、青少年健全育成協議会補助、社会教育振興費補助、PTA運営補助、清水山城址外保存整備事業、金田城址保存整備、公会堂行事開催委託及び県立対馬青年の家運営費負担等を計上しております。

 次に、国際交流の活発なまちづくりという視点でございますが、対馬から釜山間の定期国際航路が開設され、韓国との交流人口も年々の増加の傾向にあります。さらに韓国との交流を進めるため、国際交流員の設置を初め釜山日本歌謡大会負担金、対馬国際交流協会運営補助、影島区との行政、スポーツ交流事業、青少年国際交流体験事業補助、ホームステイ受け入れ事業、対馬ちんぐ音楽祭、外国人に親切な里づくり事業補助等を計上しております。

 さらに、本年度は韓国側と日本側が共同して個人観光客向けに航路と陸路一体となった移動手段を低廉な価格で提供する事業を実施することに対して支援するために、国際航路利用促進事業補助金交付することとしております。

 次に、夢を共有する元気な島づくり、対馬づくりということでございますが、新対馬市の基本的な指針となる新対馬市総合整備計画を策定いたします。策定にあたっては、対馬市総合計画審議委員会及び専門部会を設置いたしまして、市民の皆様の声を新対馬市総合整備計画に反映したいと思っております。

 野球を通して、明るく健康的で元気なまちづくりを進めるため、対馬市民球団を創設いたします。この球団は、日本プロ野球界で活躍し、国民に勇気と希望、そして夢を与えてくれた元プロ野球選手で結成をし、市民との交流試合、子供たちを対象にした野球教室や少年野球の指導者育成のための野球教室などを開催いたします。

 また、生涯スポーツとして広く親しまれているゲートボールを通して、国境の島・対馬をアピールするとともに、交流人口の拡大と活性化を図るため、第19回全国離島交流ゲートボール親善大会を実施いたします。

 対馬の美しい自然と歴史に触れ合っていただくため、全国でも有数のリアス式海岸である浅茅湾に全国のシーカヤッカーを招き、対馬シーカヤックマラソン大会を開催します。

 情報の共有化を推進するため、対馬有線テレビ放送局の実現に向けての施設整備にいよいよ着手をいたします。市の出来事、学校行事、生涯学習行事、各地区での伝承行事など、さまざまなニュースを独自のチャンネルを設け、一早くお茶の間に届けることができるように努めてまいります。この施設を利用して、情報の公開、より正確な情報の伝達ができると考えております。また、対馬からの情報発信の大きな役割を果たすものと確信をいたしております。

 なお、携帯電話の不通話地域であります厳原町の尾浦、安神、久和及び内院地区の解消を図るため、移動通信施設整備事業を進めてまいります。

 対馬に、新たなエネルギー源を求めて海洋温度差発電の可能性を探るため、海洋調査業務を委託することにいたしております。海洋温度差発電は、新たな産業を創設することができます。この調査で、一定の成果を得ることができ、その結果企業誘致ができれば雇用の拡大と限りなく対馬の発展につながり、自主財源の確保もできるものと考えております。

 次に、効率的な行政運営を目指してでございますが、簡素で効率的な行政運営を進めるため、市民の皆さんにわかりやすく透明性の高い行政運営を進めてまいります。

 入札事務関係では、透明性、公正性、競争性の確保に努めるため、対馬市入札監視委員会を設置いたします。

 事務処理の合理化を図るため、戸籍管理システムを電算化をし、住民サービスの向上に努めてまいります。また、人事管理システム及び契約管理システムについても電算化をいたします。

 財政再建と行政改革の推進を目指してということであります。

 懸案の財政再建でありますが、市の厳しい財政状況があるとはいえ、市民の皆様には多大の御負担と御辛抱を強いる結果となりまして、大変心苦しく思っております。本年度においては、特別職の給与の削減を初め職員手当等の見直し、補助嘱託員の削減及び各種補助団体補助金の削減をしています。

 また、市税の前納報奨金及び合併処理浄化槽設置補助金の単独継ぎ足しの廃止、公立保育所の入所負担金の引き上げ、敬老祝い金の受給対象者を従来の77歳以上から喜寿、米寿、白寿の節目節目の歳のみに支給することにいたしました。財源不足の中で、財政再建を進めるためには残念ながらやむを得ない措置であるとこのように考えております。なお、公立保育所の入所負担金については、第三子以降の幼児分は無料といたしております。

 対馬市の財政が危機的状況にあることから、昨年11月に対馬市行財政改革推進委員会を設置し、現在までに計4回の委員会を開催したところでありますが、このたび中間答申をいただいたところであります。

 この中間答申では、行財政改革を進めるためには市民の皆さんの御理解と御協力が不可欠であるとそういうことから、対馬市の行財政の現況をわかりやすく市民の皆さんに開示をしながら、計画的な財政運営や政策課題に対応した組織機構改革、それからコスト削減と予算の重点配分、事務事業のスクラップ・アンド・ビルドと行政評価システムの導入、市民の皆さんとのパートナーシップの構築や職員の人材育成など、数多くの御提案をいただいているところであります。

 市といたしましては、中間答申に基づき組織機構改革などを実施しますが、引き続き今回の中間答申や今後の行財政改革推進委員会の御意見、御助言を賜りながら、安定した行財政システムの構築に向けて全力で取り組んでまいります。

 また、国、県からの事務権限委譲に対して、市がみずからの判断と責任で地域の実情やニーズに合った施策を迅速に展開できるよう、職員の意識改革や政策形成能力の向上、市民の市政参加の促進などに一層努めてまいりたいと思っております。

 以上が一般会計予算の概要であります。

 次に、特別会計予算について御説明申し上げます。

 診療所特別会計予算につきましては、昨年度まで国民健康保険診療所特別会計で運営しておりました美津島支所管内の鴨居瀬、賀谷及び今里の3診療所に係る予算を、本年度予算から本診療所特別会計に統合しています。

 その結果、歳入につきましては、統合による3診療所分の診療報酬が約1,190万円程度増額となりますが、昨年度の豊玉診療所移転新築に伴う増収見込みが結果的には予測を下回り、本年度は前年度当初見込みを約1,230万円程度減額をして計上をしたことと、一重診療所の診療収入についても約100万円程度の減収を見込んでおりまして、全体として140万円程度の収入減としております。

 歳出につきましては、国民健康保険診療特別会計の統合による人件費を含む経費を約2,800万円増額計上しております。歳入不足見込み額は5,784万7,000円となりまして、この相当額を一般会計から繰り入れて予算を編成しております。

 公共用地先行取得特別会計予算については、平成14年度対馬交通バスセンター及びホテル用地購入のため、公共用地先行取得等の事業債を起こしておりまして、5億4,830万円を借り入れております。この利息相当額410万円程度を一般会計から繰り入れて予算を編成しております。

 それから、国民健康保険特別会計予算につきましては、国民健康保険医療給付費にかかる一般被保険者保険税については、被保険者一人当たり3.4%増の6万4,695円で計上をいたしております。

 被保険者1人当たりの医療給付費は、過去の給付実績をもとに算出し、一般被保険者1人当たり14万5,000円、退職被保険者が1人当たり25万円程度を見込み計上しております。

 また、国民健康保険の加入者のうち、40歳以上65歳未満の第2号被保険者に対する被保険者1人当たりの介護保険料は、前年度に比べまして22.46%増の2万3,726円となっております。なお、歳入不足見込み分は、国民健康保険財政調整基金から5,000万円を繰り入れて予算を編成しております。

 老人保健特別会計予算につきましては、平成16年度の医療費支給実績及び平成14年度10月から開始された医療制度改正に伴う老人保健受給者数の減少率を考慮しまして、平成17年度においては1.2%の減少を見込み、給付費及び支給費合わせて41億7,465万円を見込んでおります。歳入につきましては、社会保険、診療報酬、支払い基金を初め、国県支出金等についてはルールに基づき算定して予算を編成しております。

 介護保険特別会計予算につきましては、平成12年度介護保険法施行以来、保険給付については毎年増加傾向を示しておりまして、本年度においても利用者及び利用率の増加並びにグループホームの建設等が見込まれるため、その伸び率を考慮いたしまして25億3,933万7,000円を見込み計上し、予算を編成しております。

 特別養護老人ホーム特別会計予算につきましては、特別養護老人ホーム浅茅の丘、日吉の里への入所者おのおの50名に係る費用を見込み計上しております。歳入不足見込み額は1億1,500万円程度となり、この相当額を一般会計から繰り入れて予算を編成いたしております。

 簡易水道事業特別会計予算につきましては、市民の皆さんに安全で良質な飲料水を安定して供給するために、年次計画による浄水場整備及び老朽管布設整備等を実施し、有収率の向上に努めます。

 また、水は限られた資源であることを認識いたしまして、節水意識の高揚を図り、その有効利用と保全に努めるとともに、極めて厳しい財政状況を踏まえより一層経費の節減と業務の合理化を進め、財政運営の合理化に努めてまいりたいと思っております。

 集落排水処理施設特別会計予算につきましては、平成11年度から着工いたしましたこの集落排水処理の整備事業も平成16年度で完了しました。歳出については、施設の管理及び公債費を計上し、必要な財源としまして使用料のほかに繰越金、加入金等の諸収入を予定して予算を編成しております。

 旅客定期航路特別会計予算につきましては、事業収入となる旅客運賃は利用者の減により年々減少の傾向ありまして、反面浅茅湾観光による不定期便の収入が逆に増加傾向にあります。歳入の主なものとしては、国県の赤字航路事業補助金を予定しています。歳出につきましては、事業に伴う人件費及び施設の管理費等を計上しております。

 また、本年度は財団法人九州運輸振興センターから助成金を受け、旅客船の寄港地に浮き桟橋を設置することとしております。歳入不足見込み額は1,034万程度となり、この相当額を一般会計から繰り入れて予算を編成いたしております。

 風力発電事業特別会計予算につきましては、対馬の自然環境の特徴を生かした強風を利用した風力発電事業は平成15年4月から供用開始、事業もほぼ計画どおり進んでおります。本年度におきましても、本事業収入の売電事業収益を前年度並に見込んでおり、事業に必要な電気事業費公債費等を計上し、残額は風力発電財政調整基金に積み立てることで予算を編成しております。

 水道事業特別会計予算につきましては、地方公営企業として一般会計とは独立して運営し、経営に関する費用は経営に伴う収入で賄うことになります。収益的収支は黒字でありますが、資本的収支については5,864万8,000円不足であります。この不足分につきましては、当年度分損益勘定留保資金等で補てんをしまして予算を編成いたしております。

 以上、市政の主要施策を申し述べましたが、限られた財源の中から緊急性及び必要性により選択を行い、事務事業の推進に努めることとしておりますが、政策課題はまだまだ山積いたしております。

 また、本市の平成17年度予算においては前年度に引き続き大幅な財源不足の状況にあります。今後の財政健全化に向けて、行財政改革に積極的に取り組んでまいります。市の再生には欠かすことのできない重要な課題であります。

 特に、財政再建を目的とするさまざまな制度の改革は市民の皆様に大変な痛みを強いることもありましょうし、その判断に苦慮することも少なくありません。しかし、行財政改革を怠り、現状のままで推移していきますと、市財政は赤字に陥ることになりまして、いずれにいたしましても市民の皆様に負担増や、逆に我慢を大きく強いることになります。

 私は、健全な本市の行財政運営の確立に向けて、英断を持って改革を実行していく硬い決意であります。国や県の動向を十分に見きわめて、対馬市総合整備計画を早期に策定をし、この計画に掲げる政策の実現に向けて取り組むことにより、豊かな自然や歴史、文化を生かした元気のある対馬市の創造を目指したいとこのように思っております。

 今後、諸施策の実施に当たっては、市民の皆さんの声をよくお聞きいたしまして、楽しく安心して暮らせる社会の実現、構築に向けて最大限の努力をいたす所存でございます。何とぞ、議員諸兄並びに市民の皆様の御理解と御協力を賜りますようお願い申し上げます。どうぞよろしくお願いいたします。



○議長(平間利光君) 以上で施政方針説明を終わります。

 暫時休憩いたします。11時15分より再開いたします。

午前11時02分休憩

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午前11時15分再開



○議長(平間利光君) 再開いたします。

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△日程第6.総務常任委員会の閉会中の所管事務調査報告



○議長(平間利光君) 日程第6、総務常任委員会の閉会中の所管事務調査報告を議題とします。

 総務常任委員長の報告を求めます。78番、齋藤義人君。



◎議員(齋藤義人君) おはようございます。閉会中の所管事務調査について報告をいたします。

 総務常任委員会22名の活動機能を高めるために、対馬市議会会議規則第95条の規定に基づいて3小委員会を設置し調査検討をしましたので、その結果を下記のとおり御報告をいたします。

 議題、対馬市における消防業務の現状と課題について、会期期日及び会場、平成16年10月20日、豊玉支所会議室、出席者、委員、作元義文君、佐々木毅君、大部初幸君、上野洋次郎君、今林秀博君、比田勝康彦君、畑島孝吉君、消防本部の方から、阿比留仁志消防長、小田昭人総務課長、吉田有慶署長、本庁より大浦義光総務課長、議会事務局、永留徳光次長、以上12名であります。

 結果について申し上げます。

 常備消防の現状については、一般質問で何回も取り上げられているとおり、人員の割り振り等について厳しい業務が続いているとの報告を受けました。その内容について審議を行い、常備消防の職員増員については県内各地域の消防本部の現況と比較検討を行った結果、現在80名の定数を93名定数に改め、順次採用を実施しながら市民の不安解消につなげていくべきであるという結論に至りました。なお、合併と同時に、消防署では旧各町の消防団の事務を取り扱っていることを申し添えます。

 はしご車の購入に係ることについては、今後の対馬市振興計画に基づいて遂行していただきたい。

 以上2点、総務小委員会の会議結果報告をいたします。

 なお、本委員会の消防業務の調査研究につきましては終結をいたします。よろしく御同意賜りますようお願いを申し上げます。

 以上でございます。



○議長(平間利光君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。質疑ありませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(平間利光君) 質疑なしと認めます。これで総務常任委員会の閉会中の所管事務調査報告を終わります。

 なお、本常任委員会の所管事務調査は、先ほどの委員長報告のとおり調査の終結を宣告します。

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△日程第7.文教常任委員会の閉会中の所管事務調査報告



○議長(平間利光君) 日程第7、文教常任委員会閉会中の所管事務調査報告を議題とします。

 文教常任委員長の報告を求めます。41番、船越洋一君。



◎議員(船越洋一君) 文教常任委員長の審査報告をいたします。

 閉会中本委員会に審査付託されておりました案件は、ただいま議長朗読のとおり継続審査となっておりました所管事務調査、一つ、史跡文化財の調査研究について、一つ、廃校舎利活用の調査研究についての2件であります。

 委員会は、1月17日、2月3日、2月4日、2月16日と、現地調査を含め4回開催いたしましたので、その審査の経過と結果について順次御報告を申し上げます。

 1月17日午後1時30分より、豊玉支所3階大会議室において、担当職員出席のもと審査を行いました。

 まず、史跡文化財の調査研究についてでありますが、担当職員の説明を受けました。島内で、国指定文化財、史跡天然記念物を含め20カ所、記録作成等の処置を講ずべき無形民俗文化財6カ所、県指定文化財、有形史跡、天然記念物を含め40カ所、市指定文化財は現在対馬旧6町の指定文化財を中心に、市指定文化財として再選定、検討中とのことであります。

 委員会として、島内に数多くの文化財があるものの、日程的に調査に漏れがあるので重点を絞り視察することとし、金田城跡、清水城跡、対馬藩主宗家墓所、金石城跡、対馬藩お船江跡、矢立山古墳を視察研究することに決定をいたしました。

 次に、廃校舎利活用の調査研究については、鴨居瀬小学校、志多賀小学校、伊奈小・中学校と3校ありますが、前回視察の折、鴨居瀬小学校、志多賀小学校については視察済のため、伊奈小・中学校を視察調査することに決定をいたしました。

 2月3日午前10時、担当職員、委員出席のもと豊玉を出発し伊奈小・中学校に向かい、到着後職員の説明を受けました。伊奈小学校は、昭和42年木造平家造りで建築され経過年数は33年であります。伊奈中学校は、昭和43年鉄筋コンクリート造りで経過年数は32年であります。体育館は、昭和61年木造平家造りで経過年数は14年であります。

 平成10年度、統合時の児童数12名、生徒数13名で、仁田小・中学校に統合をされております。廃止については、地区懇談会も開催され、現在は体育館のみ生涯学習施設として地区住民に利用をされております。

 次に、金田城跡についてでありますが、長崎県で最初に昭和57年3月に特別史跡として指定された朝鮮式山城で築城され1338年、遺構はよく残り、現在でもその威容を保っております。

 地元では、城山という呼び名で定着しており、年間を通じて山登りや自然散策で訪れる人も多く、史跡愛好家も遠方から見学に訪れております。また、明治時代には頂上付近に砲台が築かれ、山頂までの道は軍道として築かれ、現在では登山道として活用されております。

 天険を利用しつつ、石垣で構築した石塁は、谷を抱くように回っているところから包谷式山城と呼ばれ、石塁の延長は2.86キロ、城壁は低いところで2メートルから3メートル、たかいところでは四、五メートルあり、谷部では六、七メートルに達するところもあります。

 湾口から順に、一ノ城戸、二ノ城戸、三ノ城戸が設けられており、一ノ城戸と三ノ城戸には水門跡も明瞭に確認できます。蔵ノ内拠点から山頂まで徒歩で1時間、委員各位の史跡文化財に対する熱意に頭が下がる思いがいたしました。

 整備状況は、工事費として平成4年から平成14年度までは年間1,000万円、平成15年、平成16年度で3,000万円の予算で整備されておりますが、現在の状況で整備が進められるとまだ30年から40年ぐらいかかるとのことであります。

 次に、2月4日、担当職員同行を求め午前10時厳原支所を出発、矢立山遺跡を視察いたしました。矢立山古墳群は、昭和51年12月に国指定史跡となっており、佐須川下流の平野部北側にある大隈山の中腹40メートルほどのところに立地し、対馬の下県の値クラスの有力者が埋葬されていたとされており、西から1号墳、2号墳、3号墳と並び、1号墳、2号墳は三段築成の方墳で、三段築成の方墳は九州でも数が少なく、長崎県では唯一の方墳であり、7世紀後半の築造であります。

 3号墳は、石を積んでつくった純粋な積石塚で、対馬では極めて珍しく、未盗掘で銅鋺や刀など非常に珍しく貴重な遺物が出土されております。調査保存、修理状況は、平成12年度より実施されており、古墳群周辺広域詳細地形測量も完了し、平成15年度には矢立山古墳群保存整備委員会も設置され、通算6回開催され、平成16年度には基本計画が策定されております。

 次に、清水山城跡でありますが、1591年豊臣秀吉の朝鮮出兵に当たり、本陣である肥前の名護屋城に対する出城として朝鮮釜山へ通じる戦闘攻防の拠点として築かれ、山頂部を一ノ丸、東南方向に伸びる尾根の中段に二ノ丸、東端部に三ノ丸が設けられており、史跡指定地は昭和59年に林野庁から厳原町に払い下げられております。

 整備状況は、平成5年度に対馬藩主宗家墓所山門修理事業が完了した後、平成6年度から清水山城跡ほか保存修理事業、これは清水山城跡、対馬藩主宗家墓所、金石城跡の3史跡を文化庁並びに長崎県の補助を受け開始され、平成8年3月に史跡対馬藩主宗家墓所保存整備基本計画を策定され、これを受け引き続き平成9年度から文化庁の史跡等保存整備事業の採択を受け、総事業費5億1,870万円、平成17年度までの予定で事業が進められております。

 次に、対馬藩主宗家墓所でありますが、対馬歴代藩主と正室及び一族の墓所で、通称万松院と呼ばれており、1615年初代藩主宗義智の墓所が造営され、菩提寺として建立されたのが創始とされております。

 現在の本堂は、明治年間に建造されたものでありますが、対馬最古と言われる桃山時代の山門が遺存し、また本堂裏には京都の西川嘉長が1685年につくった泉庭があり、朝鮮国から贈られた香花用の青銅の三具足が残っております。

 杉やもみじの木立の中に、往時の繁栄を忍ばせる堂々たる墓石が並んでいるが、石垣等のずれやはらみが見られ、境内裏の裏御霊はまだ未整備のままで、本堂も雨漏りがひどく早急なる整備が望まれます。

 次に、対馬藩お船江跡でありますが、久田浦につくられた対馬藩の公用船を係留した史跡跡地であり、現在の遺構は1660年の構築であると言われ、築堤の石垣は当時の原形を保ち往時の壮大な規模を伺うことができ、また陸上には正門、倉庫、修理場等があったとされております。遺存例の乏しい現在、日本近世史上貴重な遺構とされております。

 昭和44年4月に県指定史跡となっておりますが、現在国指定に向けて準備が進められており、石垣等の保存整備事業も進められておりますが、本年度は予算がついてないとのことでありますが、周辺の環境整備も含め早急なる処置がされるよう要望をいたします。

 次に、2月16日午後1時30分より豊玉支所3階大会議室において、担当職員、委員出席のもと、現地調査結果を含め審査を行いました。

 まず、史跡文化財についてでありますが、長崎県内でも長崎市に次いで史跡文化財の多い対馬でありながら、史跡文化財の整備が遅れています。観光による流入人口の拡大を図る上からも、早急な整備が望まれ、またそこに至るまでの道路の周辺整備と環境整備も必要不可欠であると考えられます。

 そこで、委員会意見、要望といたしまして、一つ、金田城跡については、林道城山線入り口から蔵ノ内の登り口までの道路の拡幅及び登り口付近に管理棟の設置が望まれます。一つ、対馬藩主宗家墓所については、本堂の屋根替えは急を要する必要があり、また裏御霊屋の整備についても、平成16年度事業終了後史跡整備委員会が見直しをするとのことであり、早期に着工できるよう最大限努力することを要望をいたします。宗家古文書については、現在県立歴史民俗資料館に保存中の宗家文庫資料約7万2,000点は長崎県と地元対馬で購入されたものであり、この膨大な資料をどう保存し活用するか今後の課題であり、保存活用施設を早期に実現するよう強く要望をいたします。

 次に、廃校舎利活用についてでありますが、鴨居瀬小学校、志多賀小学校、伊奈小・中学校3校とも、現在までに一般財産に転用済で市部局に移管をされております。地域再生プログラムによる財産処分の検討もなされており、今後民間からの希望も含め検討をされていくと思われます。

 この地域再生プログラムは、支援措置として補助金で整備された学校の校舎等の転用の弾力化がなされます。

 今回の現地視察は、我々出席委員、史跡文化財に対する認識を深く感じたものであります。また、委員会として要望いたしました案件が早期に実現できるよう、最大限努力していただくようお願いをいたします。

 なお、史跡文化財の調査研究並びに廃校舎利活用の調査研究につきましては、いずれも全会一致終結することに決定をいたしました。

 以上で、文教常任委員長の審査報告を終わります。どうぞ、御審査の上御同意賜りますようお願いを申し上げます。



○議長(平間利光君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。質疑ありませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(平間利光君) 質疑なしと認めます。これで、文教常任委員会の閉会中の所管事務調査報告を終わります。

 なお、本常任委員会の所管事務調査は、先ほどの委員長報告のとおり調査の終結を宣告します。

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△日程第8.厚生常任委員会の閉会中の所管事務調査報告



○議長(平間利光君) 日程第8、厚生常任委員会閉会中の所管事務調査報告を議題とします。

 厚生常任委員長の報告を求めます。29番、平江善賢君。



◎議員(平江善賢君) 厚生常任委員会の閉会中の所管事務調査報告をいたします。

 厚生常任委員会は、先の9月議会で継続審査といたしました少子化対策について、去る2月7日豊玉支所大会議室において、保健福祉部長ほか担当職員の出席のもと開催いたしました。委員から多くの質問と意見が出され、熱心に協議をいたしました。

 その審査の経過と結果について御報告いたします。

 なぜ、今少子化対策を取り上げられるのか、その必要性を御説明いたします。

 現在、我が国では少子化が急速に進行しており、一人の女性が生涯出産する子供の数を示す合計特殊出生率が、平成14年には1.32、現在では1.29、対馬市では2.03まで低下しております。人口を維持するために必要な水準は、2.08と言われています。

 参考までに、昨年1年間の対馬市の出生数は327人であります。2007年、平成19年には我が国の人口は減少に向かうと予測され、50年後には日本人口は約6,000万人と推測されています。こうした急速な少子化の進行は、社会経済に大きな影響を及ぼすことが懸念されています。

 経済面では、労働力人口が減少するとともに、労働力人口の高齢化が進行することにより労働力の供給が減少し、経済成長を制約する恐れがあります。また、少子化により年金、医療、福祉などの社会保障の分野で我々現役世代の負担が増大することになります。

 一方、社会面では、子供の数の減少により子供同士の交流機会が減少し子供の社会性が育まれにくくなるなど、過疎化、高齢化が広い範囲で進行し、福祉サービスや医療保障の制度運営など私たちに対する基礎的サービス提供が困難になる恐れがあります。

 出生率低下の主な要因は、個人の結婚観や価値観の変化による晩婚、非婚化に加えて、核家族や都市化により子育てと仕事の負担感、子育てそのものの負担感これが増加していくことなどがあります。こうしたことにより、少子化は社会全体で対応すべき課題となっています。

 この少子化の流れを変えるために、国では1999年に少子化対策推進基本方針を受け新エンゼルプランを策定いたしました。それに基づき、平成14年には少子化対策プラスワンを発表し、従来の子育てと仕事の両立支援などを加え、子育ての社会化の必要性を提起しています。

 これを、具体的に推進するため国と地方公共団体に少子化対策実施の責務を課す、少子化社会対策基本法の制度、この理念を具体化するための次世代育成支援対策推進法の制定、これは10年間の時限立法であります。これらの法整備がなされました。

 この法案によって、集中的、計画的な取り組みを促進することを目的とする地方公共団体に策定を義務づけられた計画が、次世代育成支援地域行動計画であります。

 これは、計画期間が5年間であり、また5年ごとの見直しが可能であります。この間に、達成すべき目標事業数量、施策目標など具体的な定量的目標の設定が必要とされているとともに、その達成状況の検証など、事後評価とその結果の公表が求められています。

 その主な内容は、次世代育成支援対策を総合的かつきめ細かく行われるよう、子供の視点など8つの視点と子供と子育て家庭への支援に関連する7つの施策と事業が盛り込まれることが必要とされています。

 国の以上の施策、方針に沿って、私たち対馬市でもその作業、計画が急ピッチで進んでいます。2月14日時点で第1次素案が提示され、3月いっぱいまでに最終案が決定されるスケジュールになっています。委員会といたしましては、その報告に大いに期待をしたいと思います。

 現在、対馬市でも延長保育、学童保育などは実施されており、今後はその地域拡大と上対馬病院へ非課税世帯の助産施設の増設、乳児医療の定期健診、普通保育所における第三子以降の保育料無料など取り組みがなされているようです。

 しかし、これらは国、政府の施策に沿った事業のみであって、今後は対馬市独自の対策も考慮する必要があると思います。全国の各自治体においても、例えば石川県では子供3人以上の世帯に子供服店などの買い物や飲食店での割引が受けられるパスポート制度、また福島のある町では第三子から出産奨励金100万円と、さまざまな取り組みが検討されているようです。

 私たち対馬でも、合併前には子宝祝い金の支給がありました。少子化と高齢化は、同時にセットされた問題であるのに対し、高齢化問題に対し少子化対策は行政、議会ともに取り組みが遅れ、後退したと言わざるを得ません。

 福祉の先進国スウェーデンでは、1.3まで落ち込んだ出生率が政策の転換で1.7まで回復した事例もあります。厳しい財政状況ではありますが、子育て育成支援手当、普通保育所とへき地保育所の保育料統一、子宝祝い金の復活、公立小・中学校の余裕教室を活用した保育所の分園の設置など、そのほかにも多くのことが考えられます。

 対馬市独自の、地域特有の創意工夫と知恵を結集した制度を築き、この困難な少子化問題に果敢に立ち向かっていくことを強く要望したいと思います。

 出生率をアップさせる特効薬などあるわけがありません。お金を出せば子供がふえると考えるのは短絡的で、子供を産む産まないはあくまでも個人の選択ではなかろうかと思われます。

 長期的展望に立って、子育て支援策を積極的に拡充し、現段階の住民のサービスの低下を招かないようにすることは行政の責務と考えます。島に、地域に、子供たちの笑い声が聞こえることを願って、少子化問題に対する調査研究を終結といたします。

 以上で厚生常任委員長報告といたします。



○議長(平間利光君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。質疑ありませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(平間利光君) 質疑なしと認めます。これで厚生常任委員会の閉会中の所管事務調査報告を終わります。

 なお、本常任委員会の所管事務調査は、先ほどの委員長報告のとおり調査の終結を宣告します。

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△日程第9.産業建設常任委員会の閉会中の所管事務調査報告



○議長(平間利光君) 日程第9、産業建設常任委員会閉会中の所管事務調査報告を議題とします。

 産業建設常任委員長の報告を求めます。86番、阿比留輝夫君。



◎議員(阿比留輝夫君) 産業建設常任委員会の所管事務調査報告をいたします。

 平成16年12月定例会において、会議規則第99条の規定により、議員派遣を要求し議決を受けておりました当委員会の水産部会、農林部会の陳情活動及び行政視察について、その内容と概要について報告いたします。

 水産部会では、対馬の水産振興に関する国、県への陳情を2月3日から5日までの2泊3日の日程で実施しました。行政側より、廣田助役、扇水産課長、議会側は串?委員1名の欠席で、議長、委員長を含め8名、議会事務局より三原書記、対馬島全漁協組合長会は大原会長を初め桟原、山元、阿比留、部原、寄兼各組合長と扇書記の7名で、行政・議会・漁業代表者が一体となった陳情活動を行ったところであります。

 まず、2月3日は長崎県庁において本田水産部長を初め志岐次長、広沢漁政課長ほか4名の担当職員に2時間に及ぶ陳情を行ったところであります。陳情の趣旨は、1つ、対馬西沿岸における大中型まき網漁業の操業禁止区域を3マイルから5マイルに拡大すること、2番目に、離島における海上輸送費に対する支援制度を創設すること、3番目に、韓国等からの漂流、漂着ごみの回収処理を国で実施すること、以上3点について対馬島民全体の苦しみや気持ちを理解してもらうため、廣田助役の趣旨説明の後、各委員、組合長さんらが苦境にあえぐ対馬沿岸漁民の実態、また今日までの経過を提言し、理解と協力を求めたところであります。

 県に対する三者が一体となった陳情はその効果は大で、県においても国には強力に働きかけることの約束をいただくとともに、陳情先、陳情方法等の指導を受け上京したのであります。

 翌2月4日、谷川衆議院議員の事務所において、田浦参議院議員を交え国土交通省離島振興課長にまき網漁業の許可内容、光力違反、魚種の問題等を含め、海上輸送費に対する支援、ごみ処理の件等の陳情を皮切りに、水産庁漁政部長、水産庁長官、水産庁増殖推進部長、環境省地球環境局長に谷川衆議院議員同行の上、陳情したところであります。

 水産庁長官は平戸出身だから、離島住民の気持ちは十分理解できるが、操業区域の問題は19年度の許可更新まで長官でいるかどうかわからないので無責任な発言はできないが、解決に向けて努力する。

 ごみ問題は、漁場環境整備事業があるが、県が半分負担しないといけないので県がどう対応するかが問題だということであります。

 海上輸送費に対する支援は、漁獲だけでなく物流海上予想として全国を視野に入れるために容易に解決がつかない問題があるが、要望にこたえられるよう研究を進めるとともに、前向きな回答を受けたのであります。

 最後に、操業区域の件は国と県の仲介でまき網漁業協同組合との調整ができたが、これが解決ではなく、19年度の許可更新のときには操業禁止区域を5マイルとにという制度改革が本当の解決であり、各担当省庁に問題解決に向けての協力を要請したところであります。

 また、ごみ問題については、日韓知事サミットや大臣等の会議を対馬で開催していただきたいなどの要望を強く行ったところであります。

 最後に、県選出の衆参両議員に陳情して、東京での日程をすべて終了したところであります。

 なお、申し添えておきますが、対馬選出の坂本県議には、県陳情を初め東京での陳情にも同行していただき、御指導御協力を賜るとともに、力強い助言、強力な陳情をしていただくなど大変お世話になったことを報告いたします。

 今回の陳情活動は、例のない行政、議会、漁協組合長会の合同の陳情で、その成果は高く評価されるものと確信をいたしております。

 次に、農林部会の対馬農業の振興を図るための行政調査とその概要について報告いたします。

 当農林部会は、2月9日、10日の一泊二日で、壱岐市役所、JA壱岐市、福岡大同青果株式会社を視察、出席は委員長を初め委員7名と、行政側より犬束農林係長、事務局より三原書記の計9名、欠席は梅野大志、扇作エ門の両委員であります。

 9日、当部会は黒毛和牛について、壱岐市産業経済部農林課白石課長、同課松嶋係長並びに壱岐市畜産部呼子部長により、壱岐市における畜産行政及び農協における畜産事業の実態と展望について、資料に基づき詳しく説明を受けたところであります。

 特筆すべきは、農業生産額の57億のうち、肉用牛生産額が38.6%にあたる22億円に及んでいることであります。また行政からの支援体制については、市単独で壱岐市優良系統牛育成対策事業補助金を初め12の補助金制度を設け、5億円の予算が計上されており、和牛育成を初め産地化事業に対する行政体制が確立されておりました。

 年6回のセリ市に、購買業者は1回に80ないし100人の業者が来島され、帰りには、例をとると12本入りの壱岐の焼酎が40箱は売れているそうで、その相乗効果は大なるものがあります。壱岐市では、さらに繁殖牛7,000頭、子牛出荷5,000頭、肥育牛出荷1,100頭に増頭計画が立てられ、実現に向けて努力がされておりました。地域差はあるものの、一次産業の主幹作物として行政とJA対馬の連携の取れた畜産振興への取り組みに期待するところであります。

 翌10日は、早朝の福岡市中央卸売市場のセリ状況と、青果物の入荷状況を調査見聞するため朝6時より市場に向かい、福岡大同青果株式会社営業企画部吉竹潤一取締役部長から施設の内容、説明を受けセリ状況を視察後、会議室において市場の状況説明を受けたところであります。毎日700トン前後の入荷があるが、当日は対馬からの産物は1点もなく、寂しい思いをしたところであります。

 対馬からは、時期的にアスパラ、ミニトマトが出荷されている程度で、福岡都心、副都心を含め200万人の巨大消費地を持つ福岡市場の役割からして、対馬農業の取り組みについても関係機関と十分検討すべき課題であり、島の産業育成に貢献できるよう議会、行政ともに努力すべきだと強く感じました。

 以上、2日間を予定どおり実りある視察にできたことは関係者の協力等の賜物であり、お世話になった関係者に謝意を表するものであります。

 当委員会の閉会中の所管事務調査はこれで終結いたしますが、報告した概要と問題点を把握し、行政執行の上で導入できる事項については早急に採択され、地域産業の育成にさらなる努力を行政に求めるものであります。

 最後に、議員任期は5月で終わりますが、特に対馬西沿岸における操業禁止区域を3マイルから5マイルにするという漁民の願いは、19年に許可更新が行われるときには5マイルと規定するよう、行政においてもさらなる努力を要望し、産業建設常任委員会の委員長報告といたします。



○議長(平間利光君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。質疑ありませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(平間利光君) 質疑なしと認めます。これで産業建設常任委員会の閉会中の所管事務調査報告を終わります。

 なお、本常任委員会の所管事務調査は、先ほどの委員長報告のとおり調査の終結を宣告します。

 昼食休憩いたします。午後は1時より再開いたします。

午後0時01分休憩

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午後1時00分再開



○議長(平間利光君) 再開いたします。

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△日程第10.議会運営委員会の閉会中の調査報告



○議長(平間利光君) 日程第10、議会運営委員会の閉会中の調査報告を議題とします。

 議会運営委員長の報告を求めます。63番、山口時男君。



◎議員(山口時男君) 議会運営委員会の行政調査報告をいたします。

 平成16年第4回定例会において、本委員会における閉会中の行政調査に係る議員派遣の議決を受け調査が終了しましたので、会議規則第103条の規定により報告をいたします。

 閉会中の本委員会の調査目的であります案件は、先進地市議会における政務調査費の交付に関する運用状況及び会派のあり方等の調査についてであります。

 本委員会は、去る1月21日から22日の2日間にわたり、大村市議会、島原市議会を訪問いたしました。この調査の出席者につきましては、村瀬正人委員、船越洋一委員、辻侃委員の3名が欠席をされましたが、そのほかの委員全員及び平間議長、齋藤議会事務局長の15名が出席したところであります。

 調査事項の主な内容といたしましては、1、議会運営全般について、2、会派について、3、政務調査費について、4、一般質問について、以上4項目が主な調査内容であり、そのときに収集された資料及び説明等を受けたことを踏まえて、また地域性等を考慮しながら作成されたのが今回の定例会に発議第1号として提出いたしております政務調査費の交付に関する条例の制定についてでありますが、この案件は総務常任委員会へ審査付託される予定になっております。

 どうか御審査の上、御同意賜りますようよろしくお願いを申し上げまして、議会運営委員会の行政調査報告を終わります。



○議長(平間利光君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。77番。



◆議員(小宮義春君) ただいまの内容で、ちょっと関連がございますので委員長にお尋ねをしてみたいと思います。(発言する者あり)お願いをしてみたいと思います。

 全般、平成17年の今回の運営委員会において、農業委員会の議会推薦についての委員長にお尋ねをしてみたいと思います。

 皆さん御承知のとおり、ここに議員の皆さんは文書が配付しておられると思うわけですが、ここに推薦の名前が出ておりますね。



○議長(平間利光君) 発言の途中ですが77番に申し上げます。関連とは申せ議題外にわたりますので、後ほど農業委員会の件については議題に上がりますので、そのときに御発言を願いたいと思います。



◆議員(小宮義春君) え、ちょっと、そうかなあ。



○議長(平間利光君) ほかに質疑ありませんか。──質疑なしと認めます。

 これで議会運営委員会の閉会中の調査報告を終わります。

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△日程第11.ツシマヤマネコ対策特別委員会の閉会中の調査報告



○議長(平間利光君) 日程第11、ツシマヤマネコ対策特別委員会の閉会中の調査報告を議題とします。

 ツシマヤマネコ対策特別委員長の報告を求めます。68番、比田勝保男君。



◎議員(比田勝保男君) 対馬市議会規則第103条の規定に基づき、ツシマヤマネコ対策特別委員会の調査報告をいたします。

 まず初めに、市長の御配慮により1月11日に環境省自然環境局長小野寺浩氏、公園計画専門官山本麻衣氏、自然環境局総務課小口薫氏、対馬自然保護官大林圭司氏、全離島総務部長大矢内生気氏が来島され、対馬グランドホテルにおいて懇談会を開催、対馬市から市長、両助役、各部長、議会より議長、各常任委員長、当委員会委員全員が出席、小野寺局長の講演を拝聴し、懇談、意見交換を行った次第であります。

 ツシマヤマネコ再導入の問題や、対馬に施設を整備してヤマネコの繁殖事業を島内で推進していただくよう要望いたしたところであります。

 御承知のように、ツシマヤマネコは対馬だけに生息する天然記念物であり、環境省指定の国内希少野生動植物種として絶滅危惧?A類に分類されております。1960年代は、全島に推定250頭から300頭が生息していましたが、1997年から現在に至っては70頭から90頭と推定され、40年で4分の1にまで激減し、生息域も主に万関より上島の方に生息している状況であります。

 16年第4回定例会においても御報告申し上げましたが、平成7年ツシマヤマネコ保護増殖事業計画が策定され、平成8年より福岡市動物園の熱心な取り組みにより成果を上げ、昨年までに20頭にふえたのであります。

 16年8月には、ツシマヤマネコ再導入基本構想が策定され、そのうちの5頭が対馬に里帰りしたのであります。今後も、年間数頭ずつの繁殖が見込まれており、受け入れ施設の整備が急務であります。

 環境省としては、福岡市動物園と対馬を中心とした体制では不十分であり、福岡市動物園以外に複数の協力動物園を確保することが必要であると考えているようでございますが、当委員会といたしましては、対馬独自の動物でもあり繁殖事業も対馬で取り組めるよう働きかけていく所存であります。

 以上の状況をかんがみ、去る2月18日に委員会を開催し、今後の活動について意見をまとめたところであります。

 まず、繁殖事業、再導入事業については多額の予算と労力を必要とすることから、国に頼るだけではなく県、市、島民及び地域住民の理解を得ながら、対馬島内で繁殖事業が実現できるよう環境省へ要望していきます。

 また、対馬にだけ生息するヤマネコを全国に分散させることなく、観光資源として活用できつつある今日、早急に計画を立て、全国に情報を発信するホームページの開設、リーフレットの作成等積極的な取り組みが望まれます。

 当委員会としても、保護増殖と関連産業の育成のため、引き続き研究活動を継続していきます。

 行政といたしましても、委員会の意をおくみ取りいただき、格段の御配慮を賜りますよう要望し、ツシマヤマネコ対策特別委員会の委員長報告といたします。



○議長(平間利光君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。質疑ありませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(平間利光君) 質疑なしと認めます。これでツシマヤマネコ対策特別委員会の閉会中の調査報告を終わります。

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△日程第12.空路改善調査特別委員会の閉会中の調査報告



○議長(平間利光君) 日程第12、空路改善調査特別委員会の閉会中の調査報告を議題とします。

 空路改善調査特別委員長の報告を求めます。32番、大浦孝司君。



◎議員(大浦孝司君) 平成16年第4回定例会において、発議第22号で承認いただきました空路改善調査特別委員会の設置に基づく調査等の結果について、次のとおり報告いたします。

 平成16年12月24日、対馬空港ターミナルビル応接室で委員会を開催しました。全日本空輸社の通知に基づく、福岡対馬間のダイヤ改正最終案について、ジェット機の減便とプロペラ機への移行に伴う課題及び問題点等について意見交換を行ったのであります。

 同空港ターミナルビル社の黒田部長より説明を受け、その中で対馬空港は特有の強い横風がしばしば発生するため、就航率が下がることが予測される。貨物の取り扱い量は、従来と比較すると圧倒的に少なくなることが心配される。搭乗橋の使用ができないなど、詳細な資料に基づく問題点が述べられたのであります。

 また、現時点では全日空はプロペラ機への料金はジェット機と同額とする内容であり、当然納得できるものではございません。引き続き、対馬支庁長と面談し、県営空港管理者としての立場からの意見交換を行いました。席上、支庁長は、プロペラ機への移行は観光面からイメージダウンになる、思いは対馬の皆さんと同じであるとの考えを示されました。

 いずれにせよ、今回のダイヤ改正は対馬島民にとりましては、マイナス面が多く発生することが予測され、特に産業面での後退は絶対に認めるわけにはいかないことを当委員会は確認したのであります。

 このような事態に対処するため、2月2日に開催した当委員会では、次のことを決定したのであります。まず、上京して全日空本社に直接交渉を行い、ダイヤ改正を撤回させること、さらに1マイル当たりでは国内一高い航空運賃を下げさせ、適正な価格にすることを強く要望する旨を決定し、さらに改善が見込めない場合、独占的企業への対抗策を考慮の上、国内航空会社2社との意見交換を設定したのであります。

 このことについては、平成12年2月1日より施行された改正国内航空法の規制緩和策により、従来の需給調整規制は撤廃され、航空運賃の自由化及び1路線当たりの新規参入は可能となっており、これを元に行動に転じたのであります。

 そして、2月8日に上京し、まず予備知識を含め、国内の航空事情を正しく把握するため航空総合研究所を訪問いたしました。全日空のダイヤ改正が、なぜ今行われようとしているのか、これをテーマに学習会の形で意見交換を行ったのであります。

 重要なポイントは次のとおりでございます。

 1、航空燃料の高騰や搭乗率の減少を理由に、貨物事業の切り離しによりローカル線は効率の上がるプロペラ機に移行しようとしているが、その背景には1兆数千億に及ぶ莫大な累積赤字がある。その原因は、9・11アメリカ同時テロ、イラク戦争及びスマトラ沖地震などの原因により海外事業が極めて悪化しており、会社全体の徹底した合理化を進めようとしているものと判断している。

 2、プロペラ化した場合、就航率がダウンすることは間違いない。

 3、貨物を切り離せば会社は有利になるが、地方は困ることになる。

 当社は、対馬空港の平成14年度の年間利用状況を次の通り分析しております。乗降客総数27万5,000人に対し、ビジネス客66.9%、観光客6.5%、私用12.4%、その他14.1%となっております。島内の利用者これは40.3%で、残りは島外利用客であります。

 以上の数値で注目されることは、観光客の実数はわずか8,900人程度しか乗っていないことを確認する必要があると思います。

 同日、午後3時より全日空本社で交渉を行いました。同社からは、ネットワーク戦略部長ほか2名が対応、あらかじめ作成した要望書により5便体制の維持と料金値下げを申し入れました。

 全日空からの回答は次のとおりであります。当路線は、ここ5年間で15%程度利用客が減少している。ダイヤは、本年2月から9月までジェット4便とし、10月から11月までジェット3便、プロペラ3便、12月から翌年3月まではジェット2便、プロペラ4便とし、それ以降は状況判断と見守り最終決定はしていない、平成18年度以降も、ジェット2便は残す考えだ。

 これに対し当委員会は、平成12年4月1日より当路線は20%近くの料金を値上げを実施した。それ以降、ジェットフォイルに客は移行したと理解している。これは自業自得ではないかと指摘をしております。

 次に、ジェット2便が最終案となっているが、年間700トンの貨物の取り扱い量に及んでおります。対馬から発送する鮮魚類のほとんどが市場向で、特にマグロは北海道、東北、北陸、関東まで接続により運搬されているもので、これは最終便には接続が対応できない。よって、朝の1便のみで対応となれば貨物の輸送は不可能となるがどう思うか。

 これに対し同社は、プロペラ機での対応は十分可能と反論してきました。しかし、荷姿の形状を全く把握しておらず、プロペラ機の積み込みスペースでは無理との取り扱い業者の確認を取っていたことに対し、まことにお粗末な全日空の回答対応であったことを申し添えておきます。

 次に、運賃値下げについて、大阪福岡間289マイルの特割料金と対馬福岡間81マイルの片道料金はほぼ同額であり、余りにも高過ぎてこれでは観光客は来ない、値下げはできないかとの問いに、全くの無回答でありました。

 最後に、プロペラ機の場合搭乗橋は使用できず、雨天、強風等病人やお年寄り、身体障害者の方々は乗降に困難を来してサービスの低下であり、運賃は当然ジェット機より下がるのが当たり前とこの意見に対し同額とすると、この回答でございました。

 交渉の結果は、18年4月1日より全便プロペラに対しジェット2便の維持がせめてもの改善事項で、優位な展開に至っておりません。

 最後の発言として、我々も対馬島民に不利益をこうむることをこのまま見過ごすことはできない。今後、いろいろと手段を講じることもあると伝え交渉を終えたのであります。

 翌9日日本航空本社を訪ね、事業企画室長との意見交換を行いました。同社も、全日空同様海外事業の不振で体力が低下しております。現在、離島路線の中にはプロペラからジェット化の要望が上がっているが対応できないところも多く、日航の現状を述べられました。対馬福岡間の利用実績を当社で調べてみたが、大したものである。参入は今のところ考えていないが、研究するとの回答にとどまりました。

 次に、スカイネットアジア航空とは営業本部長が対応。この中で、九州羽田間の運行を主流としている当社は宮崎が本社だが、余りにも高い航空運賃大手2社に対し、対抗措置を各地で新規参入を企てようとしている。東京宮崎間は片道1万円の値下げ、7月就航の東京長崎間は、大手より8,000円から9,000円の値下げができると。長崎の場合、経済界や行政の要請があり就航を決定した。九州管内、今のところ就航は考えていないとの方針を一応示した。

 このように、各航空会社を尋ね、需要調整規制撤廃で1路線当たりの新規参入は免許制から許可制で可能となっているものの、大手2社がこれを阻害しようとしているのも実情であります。しかし、各地域で新規参入をひそかにしようとする動きがあることを、今回の行動により確認できたことは事実であります。

 ただし、一連の交渉で島民に優位な形で回答を得ることができず、まことに申しわけなく責任を感じているところであります。将来に向けての第一歩、第一段階であると私は思っております。

 最後に、当委員会としての結論でありますが、当路線は昭和50年から平成14年の28年間平均搭乗率が71.5%で、国内ローカル路線で他に例を見ない黒字路線でありました。

 今回のダイヤ改正は、全日空の1兆数千億円と見られる累積赤字が原因で合理化を行うものであり、対馬がこれを強行される必要は全くないと思われます。これを強行するならば、東京長崎間にスカイネットアジア航空を参入させたように、同様な行動を起こし島民の利益を守り、さらに島外客の流入が容易にできるよう料金の是正が可能な航空会社の誘致について積極的に取り組む活動を求めることが、真の対馬の改革と位置づけるものと判断します。

 最後に、可能であれば本年6月以降、審議会の発足後空路問題について継続した特別委員会の設置と活発な活動を望むことを願い、当委員会の報告といたします。当委員会は、これらの活動をもって初期の目的を一応達成したものと判断し、調査を終結するものであります。



○議長(平間利光君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。質疑ありませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(平間利光君) 質疑なしと認めます。

 これで空路改善調査特別委員会の閉会中の調査報告を終わります。なお、本特別委員会は、先ほどの委員長報告のとおり調査の終結を宣告します。

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△日程第13.承認第1号



○議長(平間利光君) 日程第13、承認第1号、専決処分の承認を求めることについて(平成16年度対馬市一般会計補正予算(第3号))を議題とします。

 本案について提案理由の説明を求めます。総務企画部理事、勝見末利君。



◎総務企画部理事(財務担当君)(勝見 末利君) ただいま議題となりました承認第1号、専決第13号平成16年度対馬市一般会計補正予算(第3号)を、去る2月17日付をもちまして地方自治法第179条第1項の規定より専決したので、同条第3項の規定によりこれを報告し、御承認を求めるものであります。

 今回の補正予算は、減税補てん債の借り替え分の約定償還日が3月1日でありましたので、借り入れ条件の変更が必要となったためであります。

 第1条の歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額は、第1表、歳入歳出予算補正によるといたしております。

 第2条の地方債の追加は、第2表、地方債補正によるといたしております。

 4ページの第2表、地方債補正について、平成7年度、平成8年度の減債補てん債の借り替え分を計上いたしております。

 8ページの18款繰入金については、減債基金からの繰り入れを減額いたしまして、21款の市債については、減税補てん債の借り替え分を計上いたしたものであります。

 以上が専決処分いたしました平成16年度一般会計補正予算(第3号)の内容であります。何とぞよろしく御承認のほどお願い申し上げます。



○議長(平間利光君) これから質疑を行います。──質疑ありませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(平間利光君) 質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。

 これから討論を行います。討論ありませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(平間利光君) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。

 これから承認第1号、専決処分の承認を求めることについて(平成16年度対馬市一般会計補正予算(第3号))を採決します。

 お諮りします。本案は原案のとおり承認することに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(平間利光君) 異議なしと認めます。したがって、承認第1号は原案のとおり承認されました。

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△日程第14.議案第1号



○議長(平間利光君) 日程第14、議案第1号、平成16年度対馬市一般会計補正予算(第4号)を議題とします。

 本案について提案理由の説明を求めます。総務企画部理事、勝見末利君。



◎総務企画部理事(財務担当君)(勝見 末利君) ただいま議題となりました平成16年度対馬市の一般会計補正予算(第4号)の提案理由及びその概要を御説明申し上げます。

 今回の補正予算は、地方交付税、NTT無利子貸付金償還補助、減債補てん債、財政調整基金および減債基金を調整いたしまして、歳出では地方バス路線の維持費補助金、第三セクター株式会社湯多里ランドつしまの運営費等補てん金及びNTT無利子貸付金償還金等を計上いたしております。

 第1条の歳入歳出の予算の補正は、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ9,753万9,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ380億7,210万9,000円と定めています。

 第2項に、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、第1表、歳入歳出予算補正によるといたしております。

 第2条の継続費の変更は、第2表、継続費補正によるとしております。

 第3条の繰越明許費は、地方自治法第213条第1項の規定により、翌年度に繰り越して使用することができる経費は、第3表、繰越明許費によるといたしております。

 第4条の債務負担行為の追加は、第4表、債務負担行為補正によるといたしております。

 第5条の地方債の変更は、第5表、地方債補正によるといたしております。

 8ページの第2表、継続費補正については、豊玉町保健センター建設入札執行による減と、管理委託料を翌年度に支払うために継続費総額及び年割額をそれぞれ変更するものであります。

 第3表、繰越明許費につきましては、6款農林水産業費、林道狩尾青海線開設事業4,178万円、工事内容変更等で、用地取得及び立木補償の必要が生じ、不測の日数を要したことによるものであります。

 林道名方浦線開設事業1,608万円、工事現場から海に流出した汚濁水によりほこつき漁に支障を来すため、ほこつき漁が終了するまでの間汚濁に影響のある工事の着手ができなかったこと。

 林道木和田線開設事業2,473万4,000円、下流にある水道水源に流入する汚水流出防止の施工に不測の日数を要したこと。

 県海藻バンク設置事業負担金192万5,000円、県工事の繰り越しによるものであります。

 県営漁港工事負担金736万1,000円、県工事の繰り越しによるものであります。

 阿連漁港整備事業1億5,364万円、台風15号により被災し、災害復旧工事が必要となりました。この完成が3月上旬となったことにより、本工事着工が災害復旧工事完了後になったことであります。

 上槻漁港整備事業3,530万円、浮き桟橋の乾舷及び幅の決定について、地元調整に不測の日数を要したこと。

 小綱漁港整備事業4,090万円、地元の要望により断面の再検討を余儀なくされ、手続に日数を要したこと。

 女連漁港整備事業1億2,200万円、工事区域を水深が浅く海上作業は大潮の満潮時しか作業ができなかったことによるものであります。

 佐護港漁港整備事業5,740万円、測量業務に不測の日数を要し、水産庁との実施設計協議が遅れたこと。

 豊漁港整備事業660万円、施工区域の公有水面埋め立て事務に日数を要したこと。

 8款の土木費尾浦線道路改良事業6,244万5,000円、盛土区域に湧き水が見られ、工法検討に不測の日数を要したこと。

 竹敷昼ケ浦道路改良事業362万4,000円、地滑りが懸念される箇所があり地質調査を追加し、ルート決定等に不測の日数を要したこと。

 佐保田線道路改良事業9,710万円、用地交渉等に難航し不測の日数を要したこと。

 仁位曽線道路改良事業5,880万円、平成15年度施工の橋梁下部工において、主要電柱の移設に不測の日数を要したこと。

 女連津柳線道路改良事業9,240万円、用地交渉等に難航したこと。

 茂木線道路改良事業1億3,704万円、トンネル坑口付近ののり面に滑りが発生し、工法を検討等に不測の日数を要したこと。

 街路横町線改築事業7,382万6,000円、用地交渉及び台風等の影響により発掘調査が遅れたことにより、本工事の着工が遅れたこと。

 今屋敷地区第1種市街地再開発事業3億4,400万円、街路横町線改築事業の遅れ及び自治体管路方式で行うため、関係機関との調整と移転補償交渉の難航に伴い、権利返還計画に不測の日数を要したこと。

 日吉団地公営住宅建設事業4,300万円、A棟附帯工事の完成とB棟工事の着工時期の調整にB棟工事の着工が遅れたこと。

 9款の消防費、消防格納庫新築事業1,539万4,000円、1月の入札において不落となったこと、消防格納庫改修事業304万4,000円、2月の入札でありましてシャッターが受注生産で納入までに日数を要すること。

 10款の教育費、上県総合運動公園プール改修事業910万5,000円、12月予算化し、実施に当たって設計変更することになり着工が遅れたこと。

 11款災害復旧費、農地農業用施設災害復旧事業1,093万6,000円、災害査定が12月にあり着工が遅れたこと。

 道路災害復旧事業2,340万円、本工事箇所は学校施設沿いに位置し、主に通学路として利用されているところで、工事の実施に伴い学校の敷地を占用しているため工事を制限したことによるものでございます。

 以上、25件、14億8,273万7,000円であります。

 次に、10ページの第4表、債務負担行為補正につきましては、廃棄物処理収集委託料、限度額1億5,934万9,000円計上いたしております。平成17年度の収集業務の入札を3月中に執行するため、債務負担行為をするものであります。

 次の、第5表、地方債補正については、一般公共事業債から減税補てん債まで、事業費等の変更により調整し、補正後の限度額を66億3,070万円といたしております。

 次は歳入でございますが、16ページの10款地方交付税1項地方交付税の補正額で、2億2,287万1,000円計上しています。普通交付税未計上1億9,326万3,000円と、国税の増収見込み等に伴い追加交付分2,960万8,000円を計上いたしております。

 次に、18ページから20ページにかけまして、13款使用料及び手数料1項の使用料の補正額で708万1,000円計上しています。残土処理使用料744万円の増によるものであります。2項の手数料の補正額で1,064万8,000円減額計上しています。じん芥収集及び廃棄物処理手数料1,082万円の減によるものであります。

 次に、20ページから22ページにかけて、14款国庫支出金1項の国庫負担金の補正額で2,960万5,000円減額計上しています。知的障害者施設訓練等支援費等負担金566万円と、大調小学校屋内運動場新築事業負担金1,951万6,000円の減によるものでございます。

 次は、22ページから24ページにかけての2項国庫補助金の補正額で、2億3,799万8,000円計上しております。市町村合併推進体制整備費補助金1億6,831万8,000円の減と、漁港整備資金貸付金償還金補助金2億9,600万円及び社会体育施設整備資金貸付金償還補助1億1,743万6,000円の増によるものであります。

 この貸付金償還補助金とは、平成13年度にNTT株の売却収入の活用による公共施設整備に要した経費に充てるため、国が無利子で貸し付けた資金であります。償還期限の到来した金額に相当する金額を補助金として計上するものであります。

 26ページから28ページにかけて、2項補助金の補正額で4,629万7,000円減額計上しています。水産業費補助金で2,811万3,000円と、農地農用施設災害復旧事業補助金1,085万7,000円の減によるものであります。

 次に、30ページの18款繰入金2項の基金繰入金の補正額で、1億7,900万円減額計上いたしております。財政調整基金からの繰入金1億円と、減債基金からの繰入金7,900万円の減によるものであります。

 20款の諸収入5項の雑入の補正額で、9,844万7,000円計上いたしております。平成13年度旧美津島町において、沿岸漁業緊急対策運転資金融資条例を制定いたしまして、低迷する水産業の振興発展及び漁業者等が経営の安定を図るため、長崎県信用漁業協同組合連合会と預託契約を締結いたしまして、運転資金の貸し付けをしたものであり、その預託期間が満了いたしましたので、同連合会から預託金9,475万円が返納されるものであります。

 次に、歳出でありますが、34ページから40ページにかけて、2款総務費1項総務管理費の補正額で1億111万9,000円計上いたしております。地方バス路線維持費補助金1億3,659万2,000円の増によるものであります。

 次に、50ページから54ページにかけての、4款衛生費1項の保健衛生費の補正額で1億7,743万4,000円減額計上しております。水道事業負担金3,150万円、簡易水道事業特別会計への繰出金1億220万円、保健センター建設管理委託料500万円の減によるものでございます。

 54ページから58ページにかけての、2項清掃費の補正額で1億615万6,000円減額計上しています。対馬クリーンセンター運営費及び中部北部中継所整備工事の執行残であります。

 68ページの7款商工費1項の商工費の補正額で1億2,268万4,000円計上しております。第三セクター株式会社湯多里ランドつしま運営費等補てん金1億2,534万8,000円の増によるものであります。この3月をもって、第三セクター株式会社湯多里ランドつしまを解散することといたしました。これまでの運営赤字と会社解散のための必要な経費を補てんするものであります。

 94ページの12款公債費1項の公債費の補正額で、4億1,343万6,000円計上しております。これは、歳入の国庫補助金で御説明いたしました漁港整備資金貸付金償還補助金2億9,600万円と、社会体育施設整備資金貸付金償還補助金1億1,743万6,000円を充て、NTT無利子貸付金の償還をするものであります。

 96ページから99ページにかけて、補正予算給与費明細書を掲げております。

 以上が平成16年度一般会計補正予算(第4号)の提案理由及びその概要であります。何とぞよろしく御審議のほどお願い申し上げます。



○議長(平間利光君) これから質疑を行います。16番。



◆議員(柚原?和君) 本議案については、それぞれ所管委員会に付託をされることになっておりますので深くは聞きませんが、大事な点だけをお尋ねしてみたいと思います。

 まず、先ほども説明がありました、なお市長の行政報告の中にもいろいろ述べられておりましたが、美津島の湯多里ランドの休止あるいは解散、この件につきまして若干触れてみたいと思いますが、赤字の補てんについては行政報告の中で、赤字の補てんについては第三セクターという経営体の性質上地方公共団体の責任が大であるということで、大であるということは全責任を地方公共団体が負わなければできないというような解釈をしておりますがそのとおりでいいかどうか。

 その他の株主については、有限責任が問われるものであり、出資金についての責任が発生するだけとの弁護士の見解もいただいております、こういうような行政報告をなされました。

 その中で、ただいま予算の中で説明がありました第三セクターの湯多里ランドの運営費等のマイナス補てん金1億2,500数十万円が計上されておりますが、この件については生財源でございますので、大変大事なことじゃないかということで意見を求めるものでございますが、この責任は企業体とはいえ第三セクターという性格から地方公共団体がその責任の全部を負わなならないというようなことの解釈でいいのかどうか。

 あとは、細かくは所管委員会でいろいろ検討していきたいと思いますので、その点について1点だけお尋ねをいたします。



○議長(平間利光君) 市長。



◎市長(松村良幸君) 御指摘のとおりであります。株式会社でございますので、出資の限度内での責任ていうことになります。したがって、今先ほど話をしたとおりであります。

 これはもう、言わずもがなでございますが大変遺憾に思っておりますし、大体グリーンピア計画の一環として、これは平成6年ぐらい計画で平成10年にそういうことになったんですが、最終的に検討を、いろんな起債補助金等の関係等で、先ほど説明したとおりでありますが、この間雇用の場づくりには寄与したにもかかわらずそういったことですから、これいつまでもこれでだらだらするわけにいきませんので、この部分はこの部分としてはっきり精算すべきだということで、できるだけこの、さらにまた出資、民間出資の企業でありますニチボー、温泉を掘ってるですね、これが倒産をいたしまして債権管理の会社になっておりますので、これはもう早く解散をして出直しをした方がいいという決断をいたしまして、この負の部分を何とか一体的な形で、これはできるだけ早く再開ができるようにいろんな工夫をしてみたいと。

 そして、新たな委託先をいろんな関連の中でしないと、そのまま同じような形ではまただめでございますので、企業誘致等も含めた中で、あるいはまた今までの経過の中で何とか採算の取れるような形で出直しをしたいということでの決断であります。よろしく御理解を賜りたいと思います。



○議長(平間利光君) 16番。



◆議員(柚原?和君) 18億の資金投入ということから2年を経過しただけでここに閉鎖というようなことで、非常に我々としましては期待をしておったわけですが、さっきから説明のように状況はいい方向じゃなくて、むしろ負を積み上げていくというようなことで、私も9月の定例会の折にこの15年度の決算、それと16年度の予算が報告された折にいろいろ質問をしておりましたが、非常に私ながらに見ましてもかなり無理な計画じゃないかというような心配をしておりましたが、支所長の答弁では何とか企業努力をしてこのマイナス分をできるだけ少なくしていくというような、経営体質を変えていくというような発言でございましたのでそれに期待をしておりましたが、もうこの時期に来たのかなあと、せっかく大きな投資をして、そして対馬に初めて温泉が、湯多里ランドというようないろいろな施設をもって営業が開始されたとこういう中で、対馬のこの新聞記事を見まして大きな文字が出ております。これは、一つのイメージダウンにもなるんじゃないかなあというようなことで心配をしておった中でこういう予算が計上されておるもんですから、あとは所管委員会の中で細かくまたお伺いしたいと思います。

 以上でございます。



○議長(平間利光君) 市長。



◎市長(松村良幸君) いろんな御懸念御心配ごもっともだと思いますが、また詳しくということでございましたので後ほど委員会でお話されると思いますが、これは御承知のように、前議会立花議員さんから御指摘がありましたように考え方だろうと思うんです。町民の健康福利増進のために、町が、市が、行政が、どこまでが許容範囲なのか、こういうこととの対比をしたわけであります。

 しかし、今の段階ではやはりそれには少し無理があるかなということで決断をしたわけですが、御承知のとおり当時私どもの計画は、旧美津島のですね、甘かったことは事実であります。なぜ甘いかということは、温泉が対馬に一つだけということで計算をしたのが甘かっわけです。

 だから、大体12万という目標でいったんですが、その間9万何ぼまでいっても大丈夫てことだったんですけども、しかも料金も1,800円、1,900円てことで設定してて、当然それできるんですがそれでは高いじゃないかということで料金がどんどん下がりまして、大体あそこに新聞にも書いてるとおりでありまして、これがやっぱり8万しか入っておりません。

 上対馬の、新しくできた温泉で4万人入っております。そういったいろいろ事情を言うといっぱいありますが、やはり基本的には立花議員からのこの前御指摘があったように、福利厚生、島民の健康推進の上で許容範囲とはちょっとなりがたいなということで、これは出直したらという早く結論を出した方がいいということでしたわけですが、まず燃料的にも大体5,000万、4,500万、いろいろな形でやっても1,000万ぐらいしかこれからできないんですね、経費が。

 そうすると、それ以上に伸びるかというとやっぱりいろんな問題が出てきました。この点がやっぱり甘いんです、御指摘のように。こんな発言をしたらどうかと思いますけど、韓国の人の入湯客が多いときは、地元の人が敬遠をされるというこういった経過も出ております。これはどんな意味かわかりませんけどもね。

 いろいろな形で、それから家族風呂の問題、あるいは健康推進ていう点でのタラソテラピー、塩風呂ですね、こういったバブルがボーッと出るあの部分、あるいは砂風呂の問題いろんなものがありまして、所期の目的のようになりませんでしたですね。あるいはまた、マッサージにしてもいろんな地元との苦情等が出ますし、いろんな形でねこれはやっぱりしきり直しだなということです。ソーラーシステムをし、夜間電力をすればもう少しよかったと思います。

 さらにまた、沸かすのをガスで沸かしておりました。それは、旧町時代に自由に替えたんですが、当時にですね。これでもまだまだだめでした。基本的にこれをやっていくためには、いろんな形で改修もしなければいけないと思います。そういう点で、やっぱり新しい形で出直したらいいなということです。

 これに当たっては、特にスイミングクラブ等つくって会員が200何十人、300人足らずおられるわけですが、こういった中でどうしても残してほしいと請願も出ておりますけども、これもしばらく辛抱してもらって早く再開ができるように努力をしたいと思っております。

 いろんな負の部分が重なりまして、状況がこんなにかわることの、その当時判断ができなんだと、各地域に温泉が掘られるてことの予測ができなんだということの一つの問題。

 それから、あの施設をつくるに当たってもっと効率的な、湯を沸かさないかんてことに対して経費の増嵩ていうことが把握できなかったこと、ということは、ソーラーシステムを導入してないこと、お湯を沸かすのにガスで沸かしてたこと、全くもう負の部分が重なってきてたわけであります。

 こういうことで、十分反省いたしまして早く、雇用の場をつくってきたことは事実です。あそこに16人の雇用ができてたていうことも、これはプラスの部分ですが、合わせましてもやっぱりこれ以上だめだなということで決断をしたわけでございますので、これからもそういった負の部分のあるものは、各町ともどんどんそうやっていかないかんと思っております。

 そして、できるだけ早く表にどんどんさらけ出していって、そして負の部分をできるだけ少なくなるような形でせにゃいけませんので、これからも必要なことはそんなふうにやっていって、ぜひ皆さんの理解を得ながらあるべき姿を模索していきたいと思っておりますので、どうかよろしく御理解を賜りたいと思います。



○議長(平間利光君) ほかに質疑ありませんか。61番。



◆議員(堀江政武君) ただいまの件につきまして、ちょっとお尋ねをいたします。

 先ほど話がありましたように、この18億円もかけて本当立派な施設ができまして、わずか2年で倒産と言いますか解散に追い込まれるということは、非常に私たちも残念に思っております。

 それはそれといたしまして、先ほどの話で1億2,534万8,000円が運営の赤字と解散のための手続て言いますかね、解散のための補正であるというような話がありましたけれども、この1億2,500で大体終わってしまうものでしょうかね赤字が。昨年も1億余り赤字が出ておったんですが、この16年度と含めてこれで足るものかどうか。

 もう一つは、市長から話があっておりますように、これはすべてこの赤字は市で持たなきゃいかんだろうというような話なんですが、お話にありますように第三セクターでニチボーとグランドホテルと三者で第三セクターの株式会社ですよね。利益があれば、当然この会社も利益を取るわけですけど、赤字の場合はもうみんな市が見てしまうというようなことが果たしてできるものかどうか。

 やはり、その出資の案分に応じて負債の分は、会社ですからやはり見てもらうのが当然だと私はそういうふうに考えるわけですが、法的なことはよくわかりませんが、これはみんな市の方で赤字は持たないといけないものなんでしょうか。その辺をちょっとお尋ねします。



○議長(平間利光君) 市長。



◎市長(松村良幸君) 先ほど報告でもしたとおりでございますが、株式会社でございますので出資限度枠の責任ということになろうかと思います。だから、第三セクターでございますので行政の責任が重いということで、これは弁護士にも相談した結果の結論でございます。

 それから、1億2,000幾らていうのは、これはもちろん会社の解散をするんですから、解散手続その他の費用も含めてそれがすべてであります。

 以上です。



○議長(平間利光君) 61番。



◆議員(堀江政武君) これがすべてということですかね。



○議長(平間利光君) 市長。



◎市長(松村良幸君) はい。言ったとおりです。



○議長(平間利光君) 61番。



◆議員(堀江政武君) この湯多里ランドの事業内容を見てみますと、先ほど市長が話されましたように非常に多種多様でありまして、いろいろな施設がつくられているようであります。

 市民の方々も、かなり利用はされているんでしょうけど、その規模と言いますかね、この規模が余りにも太過ぎ、事業の内容も多過ぎて、それに足りるお客さんと言いますか入湯者がなかったということだろうと思うんです。

 ですから、せっかくつくった施設ですのでもう最小限にこの経費を抑えて、委託の話も出ておりますけど委託をすればもっとかかるんじゃないかという気もしますんで、もう少しこの研究をしていただいて、二人か三人かの雇用で割安の経費でもって、幾らかの市民のためには出資はやむを得んと私は、前から言っておりますように仕方がないことだ、そういうことは考えられますんで、ぜひ経費の削減、わずかな経費で済むような運営方法をとっていただいて、市民のために利用していただければと思います。

 以上です。



○議長(平間利光君) 市長。



◎市長(松村良幸君) おっしゃることはよくわかりますし、2人か3人でできるわけにいかないわけですね。例えば、スイミングクラブなんかのプールなんかにしましても、まあインストラクターなんかがおりますが、アスリートもでるようになったので、ひとつどうかして残してくださいと、大分、いろんなところからお願いにまいりましたけれども、それはよくわかりますが、もうしばらく辛抱してくださいと言っているんですが、このインストラクターにしても、一つの組織からの派遣ですから、これはもう大きくございますね。

 だから、そういったものが、もう要らない、指導者も要らないということであれば、またなりますし、そういったことで、ずっと計算してみても、やっぱりどうしても二、三千万のマイナスになるということでございますが、これはやっぱりすべてを洗い直して状況が変わったわけですから、温泉が幾つもあるわけですから、一つだけの温泉だろうということで形態をした、この甘さがあったと先ほど言いましたことと、それから、ということは、入場者はそれだけ少なくなる。そんなら、観光客のもう少しと言ったけど、観光客の場合でも、ひとつまた難しい問題が出てきておるということでございますので、そういったものをクリアいたしまして、これもう、別に委託料を出して、町が毎月1,000万ずつ委託料を出す思いであればされるんですけど、1,000万出しても1億2,000万かかります、年間。それが許容範囲かなとという、先ほどから立花議員の話をしておりますが、市民にとって健康増進その他、やっぱりこれは必要経費として市がこれだけ見ていいんじゃないかという限度額が幾らだということも考えんにゃいけませんし、まあ月に1,000万とすれば1億2,000万、これが、市民のために開放していい金額かなということになれば別ですが、それには少し無理があるようにありますので、もう一遍、再度、先ほど言いましたような、同じ株主であります1つのニチボーが倒産いたしまして、今、債権管理の状況になっておりますから、そういったこともありますんで、この際、会社は解散をする。そして、やっぱり新たな形でそれができるような形をとっていきたい。

 まあ、御承知のように、5,000万、出資を町が出して、あと9,900万の会社ですから、残りを4,900万を2社が、民間2社でやってもらったと。市の方、まあ旧町としましては、5,000万出しとけば、後は会社がやるんだからいいよということで、安易に考え過ぎた私どもの、きらいもありますけどね、もう少しよく検証すればいけなんだなという反省をいたしております。

 だから、ああいう施設は、使いようにより、もう少しいろんな、そういったソーラーシステムをつけたりとか、少し交渉をしていくんですが、そういったものができたりして言われるように、最小の投資で最大の効果が出るような、ぎりぎりの人員でいけるような、こういうことも考えていかないかんと思っておりますが、もう、堀江議員のおっしゃることもよくわかりますので、もう一度、出直して、皆さんの期待に沿うような経営ができるようにやってみようと思っておりますので、しばらく時間をいただきたいと思います。よろしくお願いいたします。



○議長(平間利光君) 59番。



◆議員(武本哲勇君) 関連で質問いたします。

 市長の答弁を聞いていまして、言いわけ、開き直り、そのような感じを受けてなりません。

 私は、この問題が、最近になって発覚しましたので、一般質問はだれも取り上げてませんけれども、これは、もう少し一般質問の提出期限前にわかっておれば、多くの議員が一般質問で取り上げたというふうに考えます。

 ただし、この問題は、条例案にも出ておりますね。そして、これは常任委員会に付託されますので、そこでまた、深められると思います。だから、この問題については、今議会でかなり大きなテーマになったというふうに考えます。

 したがって、質問をいたしますけれども、市長の行政報告で、第三セクターという経営単位の性質上、地方公共団体の責任が大事である。全くそのとおりです。

 その他の株主については、有限責任が問われると。出資金に応じて問われるのか、私は、やっぱりそれ以前に、ここにもうたってあるように、第三セクターの責任は、やっぱり行政の責任が非常に大きいと考えます。それは同感です。

 そこで、今、1億2,000万の予算が計上されましたけれども、その他の株主の責任は、いかほどなのか。わかられるはずですから、全然ゼロというわけじゃないでしょう、その金額を教えてください。



○議長(平間利光君) 市長。



◎市長(松村良幸君) 先ほどからお話をいたしておりますように、法的なものも御相談をいたしたわけですが、言い訳ではなく説明をしておりますので、言い訳とはとらんでください。

 その話も、私どもも、その出資割合に応じて責任の度合いがとれるんじゃないかという話もしたんですが、やっぱり法的には、出資の限度額に応じての法的な愛好手段ということで、争いになった場合は、そういうことだということを聞いております。

 そして、片っぽの方が倒産をいたしておりまして、ニチボーの方が、再建管理団体になっておることもございますし、今、申し上げたとおり、それ以上の法的な対抗手段が難しいようであります。

 したがって、もう一つの会社がありますので、そちらの方には、いろんな形で、今後も責任は十分感じて、ある民間としての出資団体としての、また、民間の経営という点でも責任を感じているようでございますので、こことも、またよく話をしながら、今後の再開の時点で、どういうことができるのか、可能な限りのやっぱり気持ちの上でも、いろんな視線の上でも、よく協力を要請せにゃいかんと、このように思っております。



○議長(平間利光君) 59番。



◆議員(武本哲勇君) まあ、倒産した企業については、いろいろ考え方があると思いますけど、現に今、残っておる会社は、この第三セクターの社長を務めてあるんですね。

 私は、これはかなり責任の度合いが重いと思うんです。で、今回、補正に出しておられます1億2,500万は、これですべて帳消しになったわけじゃないんでしょう。これで終わりなら、その会社に負担を求めるという意思がないということになりますね。ところが、これで終わりじゃないと。まだ負債はあるんだというときに、初めて、今、残っている会社に請求ができるんじゃないですか、その関係はどうなっていますか。



○議長(平間利光君) 市長。



◎市長(松村良幸君) 負債につきましては、それがすべてです。結局、解散しまして、解散手続費用まで含んだ金額でございます。

 あとは、これは社長っていうのは、民間2社が交互にっていうか、民間の2社の間で社長は決めてもらうということで、今、グランドホテルの方が社長でやっていたわけであります。

 そういうことで、あと、再開するに当たっての、また、いろんな協力要請はしていかんにゃいかんとこのように思っております。いろんな形で、どっかいいところがあれば別ですが、もし、ない場合は、その中の一つとしてでも、気持ちの上で非常に責任を感じてあるようでございますので、そういった点でも、今後についても、そういう意味からも、協力の、あるいはまた支援の状況を話し合っていきたいと、このように思っております。

 金額的には、1億2,000万、それ、すべてです。



○議長(平間利光君) 59番。



◆議員(武本哲勇君) この1億2,500万で負債が全部終わったということになると、あとは、会社に要求するのは根拠はないじゃないですか。あるとしたら、気持ちだけ何とか少し負担しなさいという程度でしかならないんじゃないんですか。それは甘いんじゃないですか。



○議長(平間利光君) 市長。



◎市長(松村良幸君) 冒頭から申してありますように、出資限度におけることっていうことでございますので、法的な対抗手段は難しようです。これは弁護士にも相談しておりますといっておりますように、甘いんじゃないんですかというのは、もう、それ以上の請求はできないわけですから、だから今度、再開もしくは、これからの湯多里ランドの進む時点において、いろんなまた協力要請はお願いをしていかないかんなと思っております、できることで。

 だから、今の部分に対しては、先ほどから申しておりますように、法的には、やっぱり出資限度の責任ということですから、それ以上の要求はできないと思っております。



○議長(平間利光君) ほかに質疑はありませんか。83番。



◆議員(小田一八君) 事業を起こす場合、市長、後ろを向いとったらだめですよ。これは、穏やかな議論じゃないですよ、これは。あなたの責任をどうのこうの言うんじゃない。しかし、ここにあなたが出しておられる行政報告と、それから、湯多里ランドのつしまの建設事業と、両方見てますが、地総債とか、もう新市については、町のときに出しておられるわけですから、それから、これは単債の単独債ですか、2億3,400万。

 休止をされても、赤字が日一日一日、休止されても、これが今の質問と答弁は、これはただ、その第三セクターでやる形のどっちの責任の分野だけを話をされておると思うんですね。こういう起債なんかは、どういうふうになるんですかね。これが、大変な今後、ただでさえ財源の乏しい、本当に大変な対馬市の中にあって、これをどういうふうに処理されるのか。法的なことを私たちは全く知りませんが、補助金にしても、補助金の適正化法とかを返さないけんようなことになれば、対馬じゃ、そういう、それこそ沈没ということになりゃせんかという懸念をするわけですが、市長、答弁を。



○議長(平間利光君) 市長。



◎市長(松村良幸君) 小田議員さんの質問にお答えいたします。

 それだから再開をしなければならないわけでございます。だから、何も、これでほおっておくわけじゃありません。ほおってたら、おっしゃるとおり、もう今までの起債だけを借金だけを返すちゅことでございますので、これは、所期の目的に沿うように、できるだけ早く再開をするために、何ていうんでしょうか、片肺飛行みたいに株主の一端が欠けたわけですから、これは解散をして出直すということでの、その準備期間を休止ということでございますので、御心配のことはよくわかりますが、当然、今までの投資したものが、所期の目的に沿うようにやるために、実は、早くこれはもう立ち直らにゃいかんところでございますので、実は休止をして、だらだらいっていくと、これが、また長くなっちゃ、どうにもなりませんので、それで、新しい形で出直して、やるべきことはやっていかにゃいけませんが、そういう中で、今、武本議員さんのお話のように、出資責任がどうかということの議論でございますので、よくお話はわかりますが、御理解を賜りたいと思います。



○議長(平間利光君) 83番。



◆議員(小田一八君) 市長、そこら辺が大事なんですよね。よかれと思うて、こういう結果が出ろうということではやってないんです。だから、私は責任の追求の云々よりも、こういう18億もかけて、まだ、そう何年もならんようなそんな施設を生かす方法を、ぜひとも市民に、あなたほら、施政方針演説の中で、市民に無理言うことがあるかもわからんと、これから財政が厳しいから。それよりも先に、こういうのが、ますます市民に迷惑をかけますので、このことは肝に銘じて、ぜひ、このことから手をつけて、市民に一切迷惑かけない。が、これをまた行ける、もう1回再考して、ぜひともこれを生かしてほしいとそういうふうに願います。



○議長(平間利光君) 暫時休憩いたします。

午後2時29分休憩

………………………………………………………………………………

午後2時35分再開



○議長(平間利光君) 再開いたします。市長。



◎市長(松村良幸君) こちら、大変、御心境を悩まして御迷惑をかけておりますが、まあ言い訳に過ぎんと言われるかもわかりませんが、実は、このことに中止・休止に至るまでは、2転、3転したわけです。せっかくのことだから、続けにゃいかん。まさにこれは夜を徹してやるわけですが、予算の査定も含めましてのことになりますからね、日曜日なんかは、30日は朝9時から、31日の夜明けの4時50分ぐらいまでかかって、やっと休止ということにも結論を出し、それだけの予算の措置もしたわけですが、先ほど、休憩中に話が出ておりましたように、1億2,500万という、これにまた9,000何々とか、2億何々とすることはなりません。1億2,500数十万で、これで終わりです。

 あとは、御指摘のように、起債等はもちろん、これは今からやっていかにゃいかんわけですから、この点は、できるだけ早く再開を、数カ月ということで、うちは実は限度を切っております。だから、そんなに半年以上もかけて中止はしないわけですが、その間に、新しい体制をつくろうということで、実はやっております。

 で、もっと詳しく言えば、グランドの責任者、バイロンの平城さんという社長なんですが、この人も、朝来たり、また夜、電話して、昼来たり、朝一になって、また帰ったりということで、可能な限りいろいろやったんですが、やっぱりやむを得んということで、こういう形に至っておりますんで、大変責任を感じております。

 できるだけ早い再開を目指しての体制を組むようにいたしておりますので、半年まではかからないけど、3カ月、4カ月以内に、何とかこれをもとに復したいと、このような計画を立てつつありますので、まだ、概要ははっきりいたしませんので、詳細を述べるわけにいきませんが、そういう前提のもとに休止でございますので、御理解を賜りたいと思います。



○議長(平間利光君) 83番。



◆議員(小田一八君) 市長にじゃなくて、これ、先ほどの委員会へ付託するの結構なんです。しかし、こんな重要な問題は、本会議で、その委員会で所属しないものは、その質疑はされないんですよね。ということで質疑しましたから、議長もよく中身の内容を理解して議事を進行していただくようにお願いします。



○議長(平間利光君) 暫時休憩いたします。

午後2時38分休憩

………………………………………………………………………………

午後2時38分再開



○議長(平間利光君) それでは再開いたします。

 17番。



◆議員(糸瀬一彦君) 温泉については、もう、同僚議員から質問がありましたので、遠慮したいと思います。

 8ページ、9ページについて、繰越明許の件で、25件ぐらい理事から説明があったわけですけど、その中で、用地交渉の問題とか、地元の調整とかいうようなことを説明がありました。

 私、それを考えますと、入札をされる前には、用地交渉も済み、設計をし、それから、標準工期をもって入札にかけ、それから落札したわけでしょう。そういう中で、この25件が翌年度に繰り越して、例えば入札をしたおかげで用地交渉がうまくいかなったとか、硬直化したとか、そういう危惧を私するんですけど、そういう案件はないのか。

 もう一つは、名方浦線の開設の汚濁水の件ですけど、地元におりながら全然知ってないんですけど、このことについても、もうちょい詳しく説明をお願いしたいと思います。



○議長(平間利光君) 産業建設部長。



◎産業建設部長(中島均君) お答えいたします。

 先ほどから、財務担当理事が繰越明許の繰り越し理由を具体的に説明いたしましたけれど、最初、私たちも、日数等については、合併年度ということで非常に最初から心配しておりました。通常、3月議会で上程し4月から認可等の申請、それから、仕事の委託関係の業務に入るわけですが、ことしは合併年度の当初ということで、6月議会に上程、それから3カ月(聴取不能)その関係で(聴取不能)の方から、やはり県、国の要望等に対し、非常に──国、県等の要望申請を抱いて、非常におくれがあっております。

 その中で、一応、相談を受けまして、県、それから認可等につきまして、承認等につきまして、県の方に相談いたしましたところ、やはり、その項目については、理由が合わんという非常におしかり受けましたけれども、やはり、設計等のおくれ、予算の議決後の設計等のおくれということで、非常に標準日数がないというような形で、3月、漁港等につきましては2月の7日、承認関係を財務等に相談した結果ということでございます。

 それと、今、林道名方浦線の開設につきましては、先ほど理事が汚水等で言いましたけれども、やはり周辺海域の漁場のそういうものに非常に悪影響を懸念されるということで、こちらの方にきたのが、やはり予想日数、それから工事関係の工種の変更を(聴取不能)いたしまして、その日数に不測の日数をかかったということで、この件につきましても(聴取不能)。



○議長(平間利光君) 17番。



◆議員(糸瀬一彦君) 私の質問と少し答弁が違うんですけど、事務の遅れとか、そういうことについては、万一やむを得ないこともよくわかります、わかりますけど、用地の未交渉とか、地元の調整がよくついてないというような先ほど説明がありましたやないですか。そういうことは、かえって入札して業者を決めて、なおかつ、それができてないいうような説明では、何か地権者もしたような格好で無理が生ずるんじゃないかということをこの中で、25本の中で、そういう危惧されることはないでしょうかと。

 台風とか何かでは十分わかります。工期が延期されたり繰り越しされても、私はいいかと思うんですけど、いろんな理由は重々あったでしょうけど、そのような心配は要りませんかということを尋ねたわけです。



○議長(平間利光君) 産業建設部長。



◎産業建設部長(中島均君) (聴取不能)。



○議長(平間利光君) では、ほかに質疑はありませんか。85番。



◆議員(梅野勝助君) ちょっと先ほどの関連ですけど、続いて質問の許可を得ようと思って手を挙げましたが、向こうの方に行きましたので。

 私が休憩中に、この湯多里ランドの市長の行政報告のをもとにして質問したことで、その1億9,700万というのは間違いだと市長の答弁のようでございましたが、今回の補正に出とるのは1億2,500万ですが、この報告の中に、いろいろ旧美津島町時代から設備の改善を図ったり、いろいろ努力をしてきましたけども、赤字の経営を脱却することができなくて、この3月末には、1億9,700万円程度の赤字を計上せざるを得なくなりましたと。赤字を計上せざるを得ない状況に陥っておりますと書いてあったもんですから、私は、この補正の1億2,500万だけでとどまらず、3月末には、また、この分が加算されるもんだという解釈で物を言いました。これ、間違いだったんですかね、私の解釈が。



○議長(平間利光君) 市長。



◎市長(松村良幸君) 1億2,534万8,000円というのは、解散費用も含めてですで、これがすべてでありますので、よろしく御理解賜りたいと思います。



○議長(平間利光君) ほかに質疑はありませんか。32番。



◆議員(大浦孝司君) 同じことを聞くわけじゃございませんが、私は、地元の経営人、経営者、かかわっている方、それやらホテルの社長の意見やら、最近聞いてまいりました。

 で、これを建て直すには、当初のすべての熱交換の設計がすべて問題だと。これを改善せんことには、だれがやっても恐らくだめだろうということをただ、レストラン部分はことし黒字と、プールは非常に人気があると。で、これ、何とかするのが課題であるが、残念ながらという悔しい思いをされておりました。

 それで、公共施設は、例えば、地方自治体がみずから修理改善をする場合においては負担となりますが、今回、やる気のある方が多分来ると思いますが、この施設の改善をする場合、これは負担を当然受けて立つということになろうかと思いますが、その辺の難しい点で、今の財政の中で、そこが大きなポイントになろうかと思います、その点が一つ。

 それと、当然、再度、立ち上げるわけですから、出資金を再度また、その中で出資するというふうなことが、また生まれますが、そのことが今年度内に発生することが考えられます。この2点について、見解をいただきたいと思いますが、よろしくお願いします。



○議長(平間利光君) 市長。



◎市長(松村良幸君) 今、大浦議員の御指摘のとおりでございまして、現場としては、どうしてもやりたいということでした。

 まあしかし、このままでは、やっても少し赤字は解消できても、ゼロにはならんよと、半分もならんじゃないかということで、どうしても7,000万、あるいは6,000万、そういったのが出るじゃないかということで、これは、もう万一やむを得ないということで、今、あなたが言ったようなことで、現場の熱意とは、確かにもう一遍やらしてくれということでしたけども、いやいや、これはもうちゃんとやっぱり、明らかにあからさまにして、もう一遍、皆さんの前に検討していただいて、その上で出直したがベターだよということですが、今、御指摘のように、次からは、今言われたようなことの検討課題が残ってきます。必ず、そういうことで、あるべき姿に戻さないかん。その間、二、三カ月かかるなと思っておりますので、そういうことで時間をいただいているわけでございますので、今の御指摘も含めまして、今、検討をいろいろしておりますので、御懸念のことが、懸念の少なくなるように、いろいろ頑張ってみたいと思って、今、ここでどうこうということは言えませんが、考え方としては一緒でございますので、できるだけ早く再開をして、皆さんの期待にこたえたいと、このように思っておりますので、御理解を賜りたいと思います。



○議長(平間利光君) 32番。



◆議員(大浦孝司君) すみません。やる気の方が出る可能性もあるような話をその中であったんですが、先ほど言いますように、施設の改善をせなならんちゅことが結論のことじゃったですね。だから、市がそれをするかせんかですね、この分配が再度きますが、私は、本当に経営が将来的にできるならば、やはり考えないかんという気はします。その辺を公募だけじゃなくて、市はかなり専門的な、こういうふうなことにたけた分野のプロジェクトチームを、まあチームといいますか、そこらも含めて入れないと、これまた、二転びというわけにはいきませんので。

 で、できれば、その対応、施設改善の対応、これは市は受けて立たないというようなことが出てくると思います。その辺の考え方の確認とりたいんですが。



○議長(平間利光君) 市長。



◎市長(松村良幸君) まあ確認をと言われると物が言えなくなるんですが、御指摘のとおり、仮に施設を扱う、例えばソーラーシステムを仮に、まあ、そのことも頭にあると思います、あなたとおっしゃっていることには。これはやっぱり補助金をとっていく、まあ通産省あたりの例えばNEDO、エネルギー開発のそういったとこでやると、やっぱり行政が関与していかないかんと思いますので、もちろん関与しているわけですから、だから、形は、そういうできるだけ民間の経営に委ねる中ですが、施設の整備等については、それにはやっぱり関与していかないかんと思っております。

 その方が有利だとすれば、あるいは、今度、引き受けてくれる仮に民間が何社か上がってくるでしょうが、そういう中で、独力でできれば独力でしてもらいたいんですが、独力では、今、大浦議員の指摘のように、物理的に湯を沸かさないかんということですから、やっぱりソーラーシステムであるとか、太陽熱を利用するとか、あるいは夜間電力を利用するとか、蓄電をしていくとか、そういったことが、今後、考えられていくと思いますけども、その点は御指摘のとおりですので、それぐらいまでで、もちろん関与していかないかんことがあれば、関与せないかんと思っておりますので、それも、できるだけ早く、私どもも本当の話ですと、3カ月ぐらいのめどで、何とかと思っているんです。

 まあ、そこまでいってしまうと、できらんな、またできんですが、まあ、相手のあることですけどもね。まあ、いろんな方面に、今、当たっておりますので、しばらく時間的な猶予をいただきたいと思います。

 以上です。



○議長(平間利光君) 10番。



◆議員(阿比留一禮君) 私は、まあ、あそこで1回、食事をさせていただきましたけど、やっぱり休止するのには、もったいない施設だと思いますので、ぜひ、存続していただきたいと思います。

 そして、一つお聞きしたいことがあるとですけど、第三セクターのニチボーが再建団体になっているという話を聞きましたけど、ニチボーの出資分の2,450万ですか、再建団体になったら再建委員会の出資の手のうちにある言いますが、そして、出資は結局、ニチボーの出資の分については再建団体が握ると思いますが、それは、また余分な出資をした金をニチボーに返さなできんわけなんじゃないですかね。それ、ニチボーの出資分については、そこんとこをちょっとお聞きしたいと思います。



○議長(平間利光君) 市長。



◎市長(松村良幸君) 4,900万を2社を出資していると申しましたですね。だから、その分は当然、返すことはないと思います。出資限度としての責任になりましょうし、再建管理団体の中で、それをとやかくということはないと思います。まあ、よくもう一遍、確認はしますけど、その心配はないと思いますけども、御懸念はされるのはよくわかりますけども、大丈夫と思います。



○議長(平間利光君) ほかに質疑ありませんか。12番。



◆議員(佐々木毅君) まあ株式会社湯多里ランドつしまについては、いろいろと協議があっておるようにありますので、もうそれ以上、突っ込んでは質問はしませんけど、1つだけ、ちょっとお願いとか、今後の参考になればという気持ちがあります。

 というのが、これ、起債を両方合わせたら11億4,940万も起債を起こして、18億の工事で始められたわけですね。それで、先ほどからも、市長が、やっぱ経営の甘さということを繰り返し言っておられますので、できたことは、もう、どうしようもありませんが、土台、やはり4,500万も、年間、年度をたつこと自体に、やはり甘さがあると思うわけですね。

 今、これだけのベースに産業廃棄物とか、いろいろと対馬には資材があるわけですから、安神に行ってもらえばわかりますが、あそこは廃棄物を利用してお湯沸かしております。そのお湯に入る人がおらんでもお湯が沸きよるわけですね。

 だから、それを適用せえというわけじゃないけど、対馬にも、これだけの自然があるわけですから、そういう自然をもうちょっと活用して、山の木を切り捨ててやってしもうて、もうどこでで廃棄物を捨ててしまうということじゃなくして、そういったことから、やっぱ案を練って、燃料をやはり油や何かでたかんで、ガスや何かたかんでやる方法、こういうことからやっぱり次に再開をするというお話もあっておりますので、そういう言葉を練っていただく。

 そして、次に、再建管理会社をそこの中に加えるということ自体が甘さがあると思うわけ。大体、この2年間もせんうち、休止せんにゃできんようになるのに、そういった再建団体を株主に加えるちゅことの大体のもとの甘さがあるのじゃないか。もう少し、やっぱりそういう会社を加えるには、そういった吟味した会社を加えて、今後はやっぱり前向きに取り組んでいただく。そして、先ほどから皆さんが言っておられるように、対馬唯一の楽しみなプール、300人弱がやっぱり会員もおる。7月、8月の統計を見てみますときに、1日に100名の一般の人のプールを利用をしておるデータも出ております。そして、このプールに対しては、上から下まで、皆さん、子供からお年寄りまで楽しみに、この湯多里ランドのプールは利用しておると思います。

 だから、再開はしようという意気込みを十分に考えられますので、今後、そこの指定管理会社を募集という市長も証明をしておられますので、そういったことを考慮に入れて、しっかりした、今後はこういうことない経営が、もうけんでもいい、とんとんでも、しっかり事業がやっていける、このことを考慮に入れて、1歩1歩、一つ一つをもう、やり損なわないように進めていただくことを要望いたします。

 終わります。



○議長(平間利光君) 市長。



◎市長(松村良幸君) もう佐々木議員のお話、よくわかりますし、もっともだと思っております。

 ただ、1つだけ、別にこれはもう弁解じゃないんですが、ニチボーっていうのは、当時、温泉なんか掘ってた会社でございます。これは、その当時、三セクでつくったときは元気そのものでして、まだ、倒産してなかったんです。再建団体なってなかったんです。

 で、それが最近ですから、去年のことですから、それは。でも、倒産と言いながら、売り上げが200億ぐらいあってるわけです。それを対馬の方が、その会社は引き受けられておりますけど、そういう再建管理の状況の会社になってしまったということでございます。

 最初からだったら、御指摘のように、そういった会社に話はしないわけですが、まさか、そうなるとは思いませんで、大変な勢いでしたし、倒産の時点でも売り上げが200億ぐらいあったようです。それでも倒産ですから、それが非常に、そういった予測ができなかったことも御指摘のとおりでございまして、ただ、倒産した後、出資をしてもらったってことじゃございませんので、それは御理解賜りたいと思います。

 そして、今のお話のように、1日も早く、できるだけ再開ができるように、雇用の場づくり、あるいは観光振興上も、また、皆さんの健康推進上も非常に必要な施設だと思っておりますので、何とか、許容範囲、再三のとれる範囲で再開ができるように、いろいろ仕掛けをしたり、皆さんと検討したりといたしておりますので、もうしばらく時間を貸していただきたいと思います。

 よくひとつの継承が何らされたと思っておりますので、この機に各地域の施設、これがまた、第2、第3のことを考えていかんにゃのがいっぱい迫っておりますので、これはやっぱり継承が何らされているということで、ひとつクリアすることによって、また次の段階も、展望が開けるんじゃないかと思っておりますので、極力、皆さんとよく相談しながら、万全を期していきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。



○議長(平間利光君) ほかに質疑はありませんか。53番。



◆議員(黒岩美俊君) 今の12番議員の質問に関連ですが、この3月16日から経営不振のために、2年足らずで廃業と、営業休止ということで、本当に残念に思います。あれだけ立派な施設をいたしておりながら、島民のために何かと部分的な営業はできないものかと、私は、そう思っているわけでございます。

 温泉プールは、単なるプールではなく、現在は、足腰の悪い方々がリハビリ等を受けながら治療をしているそうでございます。現在、高齢化が進む中、温泉プールの利用者が目的とすることにふえているとも聞き及んでおります。

 そこで、温泉プールの部分的な営業はできないものかと思っているところでございます。この温泉プール治療により、足腰の悪い方々が少しでもよくなれば、少々の赤字は覚悟の上、島民の願いにこたえるのが行政の責務ではないかと私は思います。どうか前向きな姿勢をお願いをしておきます。

 また、申し添えておきますが、温泉プール利用者の皆様により、温泉プールの存続の署名活動がなされておることも、これは事実でございます。恐らく、また議長さんあてに、この署名の書類がまいると思いますけれども、何とか前向きな姿勢で取り組んでいただきたいと思います。

 以上です。



○議長(平間利光君) 市長。



◎市長(松村良幸君) 申しわけないと思っております。

 実は、スイミングクラブの皆さん、特に厳原の女性の方からも、何人かからも、もう何とかしてそれは必要経費じゃないかということで、やめんようにしてくれんかと言われて、大分、実は活動所の祭りがあったんですが、そのとき、皆さんのおられる中で、もうフロアに足をついて言われたのには、もうちょっと顔を上げてくださいと言ったんですが、それぐらい、皆さんが今、状況になっていることは、黒岩議員の話でもよくわかっております。

 だから、まあ、しばらく辛抱してくださいと言ってました。よく考えて聞いておりますからということを話したんですが、いずれにしても、この温水プールと、それから、これだけでも切り離してされないかと思うんですが、売り上げがそこだけになりますと、余計、コストが多くなります。3,240万ぐらい、プールだけを出しても、そこだけ営業しても、それだけ出てきます。それ以外がそれだけになってきますから、全部負荷が、コストがすごく集中しますから高くなるんですね。

 そういうことで、どうしてもやっぱり、あの施設をフルに利用することによって、コストを落としていく以外にないと思いますし、先ほど、大浦議員の話のように、やっぱり施設の改善ってことも考え、最初から無理があったというのは、その落ち度があったということです。だから、とにかく、もうよく必要なことはわかりますので、できるだけ効果が出るように頑張ってみたいと思います。しばらく時間を貸していただきたいと思います。どうぞよろしくお願いします。



○議長(平間利光君) ほかに質疑はありませんか。44番。



◆議員(白石安秀君) 上県の白石です。先ほどから湯多里ランドの話が出ておりますけれども、私も、今、黒岩議員さんですかね、同じような相談を受けまして、大体、今の市長の答弁で、内容が把握できたんですけれども、仮に、再開がおくれるような場合、まして、これは湯多里の方で入会金等を募って、皆さん、月謝なり年会費なりなるのかな、熱心な会員の皆様、300名以上いらっしゃるということで、私からの提案ですけども、上県のプールは、再開をできるだけ急いでいただいて、もし、会員の皆様が、向こうでもいいから、その間、利用したいよという話が、もし持ち上がれば、湯多里の方がおくれて、向こうが先に再開したときに、あくまでも、これは市の責任が大ということで、皆さんが上まで行く時間とか経費等を考えたときに、まあ半額でも、無料はちょっと難しいのかな、ある程度の優遇措置と申しますか、やはり、本人たちの気持ちになって、まして、市は自分たちの責任というものを襟を正して、気持ちをあらわすという意味でも、そういうせめてもの、表現は悪いですけれども罪滅ぼしといいますか、私の気持ちとしては、これは委員会の委員長に答弁できないんですから、今の市長の率直な気持ちをここで確認したいと思います。



○議長(平間利光君) 市長。



◎市長(松村良幸君) 本当にもう申しわけないという一言に尽きるんですが、目的はちゃんとした目的でございますので、目的に向かって、皆さんの期待に向かって再開できるように、とにかく全力を尽くす以外ないと思っております。

 まず、プール、スイミングクラブの会員の皆さん、あるいは、スイミングクラブじゃなく、プールの全体の皆さんが会員をふやして、私どもで500名、あと200名ふやしたらいいんですかとか、掃除なんかも私どもがしますよと、そこまで言われました。もう本当に、いやいや何とかしますって言いたかったけど、それも、やっぱり言えませんし、まあ努力は努力で私どもはしています。しばらくの間ですから、一旦、休止をさせてくださいと。

 実は、大浦議員が言っておりましたけれども、現場の方としても、あと200名は会員をふやそうと、それで200名ふやすと幾らになるんだと、そして、あとはどうなんだということで、そしたら、レストランの部分も、これはもうテナントにして、マイナスが出るようであったら、これはもう極端、メニューも多過ぎました。だから、結局、現在では残っていくというそういった初歩的なものもあり、まあ、初歩的なミスがつくり上げるときから全部そうでございまして、これは、本当に私の不徳のいたすところだと思っております。

 だから、所信の一端を述べろってことでございますが、できるだけ早く再開ができるように努力してみたいと思います。まあ3カ月ぐらいの余裕を見ていただきたいと思っております。まあ、半年の間にはと思っているんですが、できれば、3カ月ぐらいで何とか再開できればと思っておりますので、今、そういういろんなアプローチをしたり、手当てをいたしているところでございますので、所信といって問われれば、とにかく、できるだけ早くやりたいと思っております。こういうことですから、ぜひ御理解を賜りたいと思います。



○議長(平間利光君) 44番。



◆議員(白石安秀君) 十分、市長の考え、気持ちは伝わってまいりました。

 もう一点、もし、長期になった場合のお話をしたいと思うんですけど、その場合、皆様が、上のプールでもいいから利用したいんだという申し出が出てきた場合、そういう優遇措置と申しますか、それぐらいのお考えはありますかというその確認で終わりたいと思います。



○議長(平間利光君) 市長。



◎市長(松村良幸君) ケース・バイ・ケースで考えていきたいと思いますのて、そのときにどうしたらいいのか、もちろん、せっかく上県にプールあるんですから、そういったところでいいってことになれば、それはまた、ケース・バイ・ケースで、よく検討していかんにゃいかんと思います。

 仮定のことですから、今、ここでいい加減な話もできないと思っておりますので、その時点が、もし、そういった点が来ないようにせないかんのんですが、来たときは、今、白石議員のお話も、よく検討してみないかんと思っておりますが、それだけ申し上げたいと思います。



○議長(平間利光君) ほかに質疑ありませんか。86番。



◆議員(阿比留輝夫君) 単純な質問をします。

 それ以前に、この今、定義されておる問題、これは委員会付託だなんという話もあっておりますけれども、当然、委員会で付託されることは了解しておりますが、株式会社湯多里ランドの経営内容だとか、今後の継続だとかいうものが、委員会に付託されて、果たして、委員会でそれ審議ができるかどうか疑問なんです。

 私は、この際、大いに集中審議で、皆さんにしていただくようにお願いをします。株式会社湯多里ランド、出資者がだれ、出資者を呼んでするわけでない。社長がくるわけじゃない。こういう形で、皆さんの今、聞きたいようなことが審議できるかどうか。予算は金額が違法性がなくて、合法的に、効率的に計上されておるかどうか審議するだけですから、内容については、さっきからくどいようですが、集中的な審議を求めます。

 で、ひとつ単純にお尋ねしますが、今、湯多里ランドにおる職員の身分は、今後、どうなるのか。三、四カ月で結論を出すというけれども、職員の身分がどうなっているのかについて質問いたします。



○議長(平間利光君) 総務企画部長。



◎総務企画部長(内田洋君) 株式会社湯多里ランドつしまにつきましては、3月31日をもって解散する予定でございますので、当然、職員は解雇ということになります。

 次、再開する会社につきましては、株式会社湯多里ランドということじゃございませんので、新たな指定管理者を指定しての運営ができれば、それを早目にやりたいということでございます。



○議長(平間利光君) 86番。



◆議員(阿比留輝夫君) かわいそうな話ですね。市長の施政方針にも書いてある言葉でもよく言われる、安心して楽しく暮らせる対馬づくりというけども、こういうことが起きて、職員は全部、首切ってしまうわけですね。

 そしてまた、再開するときに、営業内容が違えば、今の職員を優先して雇うとかなんとかという方法もとれないし、まあ、だから一応、解雇だということですから、できれば、やはり新しくオープンするときには優先するとか、あるいは条件をつけるとかの何らかの措置を講じてもいいんじゃないかと思いますが、その辺のことは、私に人事権がありませんので、人事権のある方が、また、その辺の配慮もしていただきますよう要望しておきます。



○議長(平間利光君) 市長。



◎市長(松村良幸君) 阿比留議員さん、それはもう当然のことであります。基本的に解散するんですから、解雇、今言われたとおりです。それは今まで苦労している話も聞いておりますし、当然、それは考えますし、それを考えますってことを言えないだけに、今また、そう言われれば言ってしまったんですが、それは当然のことです。それぐらいの皆さんの何といいますか、つながりなり、縛りなりありますから、それを、ただ、どういう形になっていくかっていうことでございますが、一旦、やっぱり解散ですから解雇、原則的には。

 それから後は、あうんの呼吸じゃないんでしょうか。まあ、そこの点は十分、留意はしていくようになってるはずでありますので、表向きを言われれば解雇ですという以外ありませんので、御理解賜りたいと思います。



○議長(平間利光君) ほかに質疑ありませんか。17番。



◆議員(糸瀬一彦君) 先ほどから聞いてて、市長、白石議員の44番議員の質問があったから、私、言うんですけど、上県のプールも、12月に予算化して、そのときに設計して予算計上して議決を受けて、そして、さっきの説明では、こういう状況であれば、なおさら手早く、あそこを修理をして使えるようにしていただければいいと思うんですけど、これまた、繰越明許しとるですので、こういうのが、姿勢が我々は、どうも感じられんわけですよ、誠意が。それ、どっちでしょうか、教育長の方ですか。どちらか答弁してください。



○議長(平間利光君) 教育長。



◎教育長(米田幸人君) お答えいたします。

 今回の予算で繰り越しになっております。当初、あれ腐食しまして、屋根が落ちたんですが、天井の方が。そのときの工法でいろいろ検討しまして、全部、工法をとってしまおうという工法が、もちろん専門家らに見ていただきますと、調査したら、全部腐食はされてないということで、ちょっと工法に時間がかかりまして、そのために、まだ設計がおくれたということでございます。

 そういう意味で、2月18日に入札をするようにいたしております。そういう意味で、ちょっと繰り越し事業ということになったんですが、御承知のとおり、なるだけ早く整備したいと、そのように思っております。



○議長(平間利光君) 17番。



◆議員(糸瀬一彦君) だから、3月には、多分12月ぐらいから閉鎖はまあやむを得ないだろうというような話も内部であったと思いますよ。で、12月に予算がついとるわけですから、大至急誠意を示して修繕でもされれば、私はよかったと思いますけど、ついこの前、1週間ぐらい、私、現場、見に行きまして、全然、手ついてないから、なお不思議に思ったんですよ。ちょうど湯多里が閉まる前後でしたよ。

 だから、そういうのが市民が納得がいかない。だから私、きょう、また質問したわけですけど、早急に対応してください。



○議長(平間利光君) ほかに質疑ありませんか。質疑ありませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(平間利光君) 質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。

 暫時休憩いたします。3時30分より再開いたします。

午後3時17分休憩

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午後3時30分再開



○議長(平間利光君) 再開いたします。

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△日程第15.議案第2号



△日程第16.議案第3号



△日程第17.議案第4号



△日程第18.議案第5号



△日程第19.議案第6号



△日程第20.議案第7号



○議長(平間利光君) 日程第15、議案第2号、平成16年度対馬市診療所特別会計補正予算(第2号)から、日程第20、議案第7号、平成16年度対馬市水道事業会計補正予算(第3号)までの6件を一括して議題とします。

 各案について提案理由の説明を求めます。保健福祉部長、日高一夫君。



◎保健福祉部長(日高一夫君) ただいま一括議題となりました、議案第2号、平成16年度対馬市診療所特別会計補正予算(第2号)について、御説明を申し上げます。

 第1条の歳入歳出予算の補正は、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ1,650万円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ1億9,630万円と定めるものでございます。第2項歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、第1表歳入歳出予算補正によります。

 歳入について御説明いたします。

 8ページをお開きください。1款の診療収入で1,350万円を減額計上しています。これは豊玉診療所関係分でありますが、開設初年度であること、また、薬代について、当初、院内でするように見積もっていましたが、院外でするようになったこと等、全体的精算により減額するものであります。

 2款の使用料及び手数料で40万円、3款の県支出金で78万6,000円を計上しております。4款の繰入金では、歳出予算の減額に伴い、一般会計繰入金を668万6,000円、減額計上し、6款の諸収入で250万円、計上しております。

 続きまして、歳出について御説明いたします。

 12ページをお開きください。1款の総務費を837万円、減額計上、2款の医業費を813万円、減額計上するものであります。

 以上、簡単ですが、議案第2号、平成16年度対馬市診療所特別会計補正予算(第2号)の説明とさせていただきます。何とぞよろしく御審議のほどお願いいたします。



○議長(平間利光君) 保健福祉部理事、阿比留輝雄君。



◎保健福祉部理事(保険担当君)(阿比留輝雄君) 日程第16、議案第3号、平成16年度対馬市老人保健特別会計補正予算(第2号)について、提案理由及びその概要を説明申し上げます。

 本案件は、老人医療費適正化推進事業、レセプト点検の業務、内容点検や資格点検の実施に対する補助事業ですけれども、平成16年度は13万8,000件ぐらいの処理をする見込みでございます。

 この補助事業の事前協議を行っていましたところ、去る平成16年12月2日、内示をいただきましたので、今回、補正計上をするものでございます。

 歳入について御説明を申し上げます。

 8ページをお開きください。2款の国庫支出金、医療費適正化事業補助金81万6,000円を計上し、4款の繰入金を一般会計から繰り入れ分81万6,000円を減額するものでございます。

 10ページをお開きください。歳出ですけれども、総務費、一般管理費は財源内訳の変更でございます。

 以上、簡単ですが、議案第3号、平成16年度対馬市老人保健特別会計補正予算(第2号)の概要でございます。よろしく御審議のほどお願い申し上げます。



○議長(平間利光君) 水道局長、黒瀬勝弘君。



◎水道局長(黒瀬勝弘君) 議案第4号、平成16年度対馬市簡易水道事業特別会計補正予算(第3号)につきまして、提案理由を御説明申し上げます。

 まず、第1表より御説明申し上げます。2ページ、3ページをお開き願いたいと存じます。本議案に御提案しております歳入歳出予算の補正でございますが、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ7,379万2,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ18億3,029万5,000円と定めるものであります。

 4ページをお開き願いたいと存じます。第2表繰越明許費補正であります。1款簡易水道費2項水道建設費は、市道改良工事に伴います水道管移設工事について、翌年度に繰り越すものであります。送導水管移設工事150万円は、豊玉支所管内の市道仁位曽線道路改良工事、南部地区簡易水道配水管施設工事206万9,000円は、上県支所管内の市道女連津柳線道路改良工事にかかります水道管移設補償工事であります。いずれも水道本管の橋梁添架工事が主なものであり、年度内完成が見込めず繰り越しといたすものでございます。

 次に、第3表地方債の補正でありますが、借り入れの限度額2億6,080万円を3億6,300万円と改めるものであります。この要因でございますが、過疎対策事業債確定により、その不足分を簡易水道事業債として借り受け、変更をいたすものでございます。

 それでは、補正の内容につきまして、事項別明細書により御説明申し上げます。

 10ページをお開き願いたいと存じます。歳入から御説明申し上げます。

 2款使用料及び手数料1項使用料でありますが、722万8,000円の減額であります。この要因でありますが、16年度当初の料金計上に一部見込み誤りがあったため、修正計上をいたすものであります。

 3款国庫支出金、特定資金公共投資事業補助金として8,000万円の増額であります。日本電信電話株式会社、現在のNTTでありますが、株式の売り払い収入の活用による整備の促進に関する特別措置法により、平成13年度鶏知地区簡易水道施設整備資金として借り受けを行ったものであります。今回の国の予算措置により、繰り上げ償還等の通達があり、償還額と同額の償還時補助金として、今回、交付を受けるものでございます。

 5款繰入金、一般会計からの繰入金1億220万円の減額を行うものであります。起債借り入れの変更により過疎債相当分を減額といたしております。

 6款繰越金、前年度からの繰越金として352万円の追加であります。

 8款諸収入は雑入で250万円の減でございます。水道管移設工事に伴います補償費の減額であります。

 12ページをお願いをいたします。9款市債1億220万円の増額計上でこざいます。第3表で御提案申し上げましたとおり、過疎対策事業債確定によります、その不足分を簡易水道事業債借り替えによる増額補正であります。

 14ページをお願いをいたします。歳出について御説明を申し上げます。

 1款簡易水道費1項水道管理費2目施設管理費は組み替えによる補正でございます。

 2款水道管理費690万8,000円の減、美津島支所管内で予定をいたしておりました水道本管移設補償工事が、国道並びに市道の施工断面が確保できませず、減額とするものでございます。事業着手が明確でないためによるもので、17年度の当初予算計上といたしております。

 2款公債費でありますが8,000万円の増額、水道施設整備資金として13年度借り受けを受けたものでございますが、水道法施行令附則第7項の規定に基づきまして、全額繰り上げ償還を行うものでございます。

 以上で、議案第4号の説明を終わります。よろしく御審議の上、御決定を賜りますようお願いをいたします。



○議長(平間利光君) 産業建設部長、中島均君。



◎産業建設部長(中島均君) ただいま議題となりました議案第5号、平成16年度対馬市集落排水処理施設特別会計補正予算(第1号)について、提案理由の御説明をいたします。

 平成16年度対馬市集落排水処理施設特別会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによる。

 第1条といたしまして、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ283万4,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ3,086万6,000円とするものでございます。第2項の歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額は、2ページ、3ページの第1表歳入歳出予算補正によります。

 歳入について御説明いたします。

 10ページをお開きください。1款の使用料及び手数料、下水道使用料を38万4,000円の減額は、加入世帯の減によるものでございます。

 4款の諸収入の下水道加入金の245万円の減額についても、加入世帯の減によるものでございます。

 次に、歳出について御説明いたします。

 12ページをお開きください。1款下水道事業費1項下水道管理費は、施設の管理等の精算により96万円の減額でございます。2項の下水道建設費は、集落排水処理施設の測量設計委託料の精算による予算の組み替えでございます。

 2款の公債費は、償還金利子の不足分13万9,000円の増でございます。

 3款予備費は201万3,000円の減額となっております。

 次に、第2条の繰越明許費について御説明いたします。

 4ページをお開きください。阿連漁業集落排水処理施設整備事業につきましては、県の河川改良契約の変更及び県の中山間の圃場整備等の関係で、下水管の位置、または布設高の決定が12月の中旬となり、委託業務が1月末完了のため、本工事の発注がおくれ、年度内完成ができなくなり、905万5,000円を繰り越すものでございます。

 以上、提案理由の御説明を終わります。よろしくお願いいたします。



○議長(平間利光君) ここでお諮りいたします。本日の会議は議事進行の都合によりあらかじめ延長したいと思います。御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(平間利光君) 異議なしと認めます。よって、会議時間を延長します。

 総務企画部理事、長信義君。



◎総務企画部理事(企画担当君)(長  信義君) ただいま議題となりました議案第6号、平成16年度対馬市風力発電事業特別会計補正予算(第1号)について、提案理由の御説明をいたします。

 平成16年度対馬市風力発電事業特別会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによります。

 歳入歳出予算の補正第1条は、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ136万3,000円を減額し、歳入歳出それぞれ3,513万9,000円とするものであります。2項歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、第1表歳入歳出予算補正によります。

 2ページをお開き願います。第1表の歳入歳出予算の補正でありますが、款、補正前の額、補正額、計の順に説明をさせていただきます。

 歳入、1款売電事業収益3,550万円から248万円を減額し3,302万円に、2款繰越金100万円に111万7,000円を追加し211万7,000円に、歳入合計を3,650万2,000円から136万3,000円減額し、3,513万9,000円とさせていただくものでございます。

 次に、3ページの歳出でございますが、これも款、補正前の額、補正額、計の順で説明をさせていただきます。

 1款電気事業費1,704万5,000円から145万6,000円を減額し、1,558万9,000円に、3款諸支出金1,720万円に9万3,000円を追加し、1,729万3,000円、歳出合計を3,650万2,000円から136万3,000円減額し、3,513万9,000円とさせていただくものでございます。

 今回の補正予算は、歳入につきましては、12月までの売電実績と3月までの発電量を予測し、売電収益を減額したことと、決算認定いただきました前年度繰越金を予算計上をさせていただくものでございます。

 歳出につきましては、一般管理費の財源調整と余剰金を基金積立金として計上させていただくものでございます。

 以上、簡単に御説明申し上げましたが、よろしく御審議賜りまして御決定いただきますようお願いいたします。



○議長(平間利光君) 水道局長、黒瀬勝弘君。



◎水道局長(黒瀬勝弘君) 議案第7号、平成16年度対馬市水道事業会計補正予算(第3号)について、提案理由を御説明申し上げます。

 今回の補正の主なものは、資本的収入を予算組み替えとして次のとおり改めさせていただくものでございます。

 資本的収入のうち第1項企業債7,170万円に3,150万円を追加し1億320万円に、第4項負担金3,100万円を減額し、5,665万4,000円とするものであります。

 組み替えの理由でございますが、当初、過疎対策事業債相当分を一般会計からの負担金として予定をいたしておりましたけれども、起債の借り入れを全額、簡易水道事業債で行うことによるものでございます。

 一方、資本的支出でありますが、第1項建設改良費50万円を追加し、3億8,320万2,000円とするものでございます。消火栓設置費の追加によるものでございます。したがって、財源内容が変わりましたので、補てん財源の変更を第2条のとおり行うものでございます。

 次に、第3条、予算第5条で定めておりました企業債の借入限度額を大調統合簡易水道事業にあっては6,280万円に、安神統合簡易水道事業にあっては4,040万円に、それぞれ改めるものでございます。

 以上で、議案第7号の説明を終わります。よろしく御審議賜りまして御決定賜りますようお願いをいたします。



○議長(平間利光君) これから各案に対する一括質疑を行います。質疑ありませんか。12番。



◆議員(佐々木毅君) 1点だけお尋ねします。

 産業建設部長にお尋ねしますが、下水道工事のことに関連して、これは、たしか阿連の方やと思いますが、加入世帯がどれくらいあって、現在、どれくらい加入してあるのか。で、未加入が今のとこ、どれだけあるか、もし、おわかりであれば報告をお願いします。



○議長(平間利光君) 産業建設部長。



◎産業建設部長(中島均君) お答えいたします。

 対象世帯が89世帯で計画いたしております。そのうち、今年度の補正まで入れまして、現在の加入数が36世帯ということになっております。平成15年度で25世帯の加入でございましたので、今16年度は10世帯の加入というふうになっております。

 以上です。



○議長(平間利光君) 12番。



◆議員(佐々木毅君) よくわかりました。

 その後、これ、加入はどういうふうに進めておられるわけですかね。何かやっぱ、理由があるわけですかね、こんなに入られんていうことは。わかってあれば、答弁をお願いします。



○議長(平間利光君) 産業建設部長。



◎産業建設部長(中島均君) 各世帯の加入につきましては、16年度(聴取不能)の結果は、10戸加入のうち生活改善資金等の御利用がございます。それと、22戸につきましては、借り入れ困難というような形で理由がしております。それと、残りの45戸のうち13戸につきましては、工事時期等の関係で17年度加入ということで、こちらの方では調査いたしております。

 以上です。



○議長(平間利光君) 12番。



◆議員(佐々木毅君) せっかく、これだけの説明をしてあるのですから、何とか加入のしやすい方法も、ひとつ模索をして、やはり入ってもらうように、続けて努力をしていただくように。これがやはり、対馬市の財産、財政に多少なりとも影響が出てくると、今後、思いますので、そこの辺は、よろしく前向きに進めていただくようにお願いいたします。



○議長(平間利光君) ほかに質疑ありませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(平間利光君) 質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。

 議案第1号から議案第7号までの7件を会議規則第37条第1項の規定により、お手元に配付の議案付託表のとおり各常任委員会に付託いたします。

 委員長の審査報告は3月18日に行います。

 暫時、休憩いたします。なお、議事の都合により議会運営委員会を招集させていただきますので、議員各位には、再度、しばらく時間の御猶予を願いたいと思います。なお、議運の終わり次第、再開いたしますので、待機をお願いいたします。

午後3時59分休憩

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午後4時20分再開



○議長(平間利光君) 再開いたします。

 お諮りいたします。議事の都合により休憩といたしたいと思います。休憩中に皆様に御協議をいただきたいと思います。協議会といたします。

午後4時20分協議会

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〔全員協議会〕

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午後4時43分再開



○議長(平間利光君) 再開いたします。

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△日程第21.農業委員会委員の推薦について



○議長(平間利光君) 日程第21、農業委員会委員の推薦についてを議題とします。

 お諮りします。議会推薦の農業委員会委員は4人とし、長崎県対馬市美津島町鶏知甲1234番地、小川廣康君、長崎県対馬市豊玉町廻119番地、阿比留光雄君、長崎県対馬市峰町吉田960番地、中村伊都男君、長崎県対馬市上対馬町一重187番地、春田彰之君、以上4人を推薦したいと思います。御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(平間利光君) 異議なしと認めます。したがって、議会推薦の農業委員会委員は4人とし、先ほど申し上げました小川廣康君、阿比留光雄君、中村伊都男君、春田彰之君、以上4名の方を推薦することに決定しました。

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○議長(平間利光君) 以上で、本日の議事日程は全部終了いたしました。明日と明後日は休会とし、2月28日は午前10時より本会議を開きます。

 本日はこれにて散会いたします。御苦労様でございました。ありがとうございました。

午後4時46分散会

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